2018年のサンダンス映画祭、サウス・バイ・サウスウエストで話題となった元バンドマンの父と、LAの医大を目指す娘の物語『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』の予告編と日本版ビジュアルが解禁となった。本作の主演はメジャー大作『フラッシュポイント』(原題:Flashpoint)の出演が決まっているカーシー・クレモンズ、父親役には『SING/シング』で声の出演もしているニック・オファーマン。また、トニ・コレットやブライス・ダナーといった豪華俳優陣が脇を固めている。今回解禁となった予告映像では、元バンドマンの父・フランクとLAの医大を目指す娘・サムの押し問答の様子が映し出されている。「大学へは行かずパパとバンドをやれってこと?」と問うサムに「大学行くのを一年延ばせないかな?」と返すフランクだが、ハッキリと「私は医者になるの」と言い返されてしまう。夏は終わりに近づき、決断を迫られた2人が出した答えは…?映像の後半では、軽快なリズムに乗ったクレモンズの伸びやかな歌声を聴くことができる。予告映像と同時にキービジュアルと場面写真も解禁。キービジュアルでは、フランクとサムが父娘仲睦まじくセッションする様子を映し出すビジュアルに、「大切なものを手放して前へ進もう」というキャッチコピーが配置されている。身体を動かしたくなるようなリズムが耳に残る極上のサウンドトラックと、ブルックリンの街並みを背景に夢に向かって走り出す娘と、その背中を押す父との心温まるハートフルな物語。観る人を“幸せな気分”にさせる本作を是非劇場でチェックしてみて。『ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた』は6月7日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかにて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハーツ・ビート・ラウドたびだちのうた 2019年6月7日よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほかにて公開© 2018 Hearts Beat Loud LLC
2019年04月10日世界中から注目を集める大ヒットシリーズ最新作『アベンジャーズ/エンドゲーム』と、日本で絶大な人気を誇るアニメの劇場版最新作『名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)』の夢のコラボが実現!「平成」というひとつの時代が終わり、「令和」という新たな時代が始まる今年の特別なGWの映画界を盛り上げるべく、“アイアンマン”の日本語吹き替えを務める藤原啓治、“江戸川コナン”の声優を務める高山みなみによる豪華スペシャル映像も公開された。かつて共に劇場を盛り上げてきた“良きライバル”でありながらも、決して交わることのなかった2つの“最強”が、海を越え、夢の初共演が実現!今回解禁となったのは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のポスタービジュアルとリンクした『名探偵コナン 紺青の拳』の特別ビジュアルと、“江戸川コナン”の声優としてお馴染みの高山みなみ、そしてアベンジャーズの中心人物アイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)の日本語吹き替えを務めてきた藤原啓治による豪華スペシャル映像。映画シリーズ世界No.1「アベンジャーズ」の紹介を高山さん、日本アニメNo.1「名探偵コナン」の紹介を藤原さんが担当しており、日本の声優界を牽引する2人がリレーナレーションを務める、双方のファンにとっても垂涎の映像となっている。高山みなみ「色々飛び越えちゃったコラボができるなんて!」今回の“掟破り”のタッグについて、高山さんは「光栄です! まさかアベンジャーズと、色々飛び越えちゃったコラボができるなんて! まさに掟破りのタッグですね!」と興奮のコメント。「不思議なストーリーの共鳴に、ドキドキがドキドキを呼び爆発しそうです。アベンジャーズもコナンもヒーロー揃い。それも、絶体絶命の危機を乗り越えていける、映画を盛り上げていけるヒーローたちです。新しい時代のGWは、映画館でこのヒーローたちのパワーをチャージしてくださいね!」と語る。藤原啓治「アベンジャーズもガンガン盛り上がってほしい」また、藤原さんは「同時期に公開される作品は本来ならライバル関係ともいうべき存在のはずなんですが、海を越えタッグを組んでGWの映画界を盛り上げていくという事で大いに期待しています。名探偵コナンに敬意を表しつつ、アベンジャーズもガンガン盛り上がってほしいですね!」と海を越えたタッグに期待感溢れるコメントを寄せている。日本を席巻してきた2作品による、まさに“奇跡”としか呼べないコラボレーション。今年のGWは、史上最大の戦いを迎える“最強たち”の活躍を目撃するしかない!なお、“掟破り”の豪華共演によるスペシャル映像は、4月12日(金)より全国のTOHOシネマズ、松竹マルチプレックスシアターズ、ユナイテッド・シネマ、イオンシネマ、コロナシネマワールド系列の一部劇場でも期間限定で上映予定。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は4月26日(金)より全国にて公開。『名探偵コナン 紺青の拳』は4月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:名探偵コナン 紺青の拳 2019年4月12日より全国東宝系にて公開Ⓒ2019 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会アベンジャーズ/エンドゲーム 2019年4月26日より全国にて公開©2018 MARVEL
2019年04月08日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。【シネマの時間】第62回は、『おとなの事情』のパオロ・ジェノベーゼ監督が、イタリア映画界を代表する豪華アンサンブルキャストで贈る映画『ザ・プレイス 運命の交差点』をご紹介します!ローマにあるカフェを舞台に、9人の登場人物の運命が次第に交差する、綿密に練られたストーリーによるワンシチュエーションドラマ。カフェ「ザ・プレイス」の奥のテーブルには昼も夜も居続ける謎の男。男のもとには人生に迷いがある人たちが絶えず訪れます。彼らは願いや願望を男に訴え、男はそれを叶える条件として、さまざまな課題を与えるのですが、がんの息子を救いたい父親は見ず知らずの少女の殺害、アルツハイマーの夫を救いたい老婦人は爆弾を仕掛けることを男から命じられるなど、欲望の代償は他人の運命を大きく左右するものでした。誰しも悩みや叶えたい願いがあると思うのですが、どんな願望も叶うとしたら、人はどこまでできるでしょうか?観る者は、それぞれ誰かの悩みに共感しつつ、自分だったらどうするだろうかと自分を見つめ、思いを馳せるでしょう。イタリア・ローマのお洒落な空気感も魅力的で、さまざまな人生を垣間見ることができる面白さ、舞台のような会話劇に一気に引き込まれます。謎の男役を演じる『甘き人生』のヴァレリオ・マスタンドレをはじめ、サブリーナ・フェリッリ、アルバ・ロルヴァケル、マルコ・ジャリーニなど、実力派俳優達が共演。2018年には、ヴィット・ディ・ドナテッロ賞7部門ノミネートや第12回ローマ国際映画祭クロージング作品に選出されています。ぜひあなたも運命の交差点に立ち会ってみませんか。■映画『ザ・プレイス 運命の交差点』あらすじー欲望の代償は、他人の運命ローマのあるカフェ「ザ・プレイス」の奥まったテーブルに1日中座っている謎の男。男の名前は、誰も知らない。彼の元には、入れ替わり立ち代わり、相談者がやってきます。相談者たちは、自らの欲望や願いをその男に打ち明けます。男は話を聞きながらノートに記録した後に、相談者に対して途方もない課題を突きつけます。それを実行すれば、願いは叶うと言うのでした。放蕩息子を立ち直らせたい刑事エレットには、女性からの被害届を揉み消せ。アルツハイマーの夫を治したい老婦人マルチェッラには、人が多く集まる場所に爆弾を作って仕掛けろ。癌を患う息子を救いたいと願うルイージには、幼い少女を殺せ。神の存在を感じたい修道女キアラには、妊娠せよ。幸せになるために美人になりたいマルティーナには、強盗せよ。ピンナップガールと一晩関係を持ちたいオドアクレには、見知らぬ少女を救え。視力を取り戻したい盲目の男フルヴィオには、女を犯せ。夫の関心を引きたいアッズラには、別のカップルを破局させろ。わずらわしい父親から自由になりたいマルティーナの恋人アレックスには、彼女の強盗を手伝え。それぞれに課題を与えます。そんな様子を側からいつも見ているカフェの店員アンジェラは、男に興味を持って話しかけますが、男は自分のことを語ろうとはしません。望みを叶えるために、男から与えられた課題をひたすら果たそうとする9人の相談者たちの運命は、次第に交差していくのですが……。■映画『ザ・プレイス 運命の交差点』作品紹介映画『ザ・プレイス 運命の交差点』2019年4月5日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー。公式サイト:heplace-movie.com原作:クリストファー・クバシク『The Booth 〜欲望を喰う男』監督/脚本/原案:パオロ・ジェノベーゼ脚本:イザベッラ・アギラル撮影:ファブリツィオ・ルッチ製作:マルコ・ベラルディ製作総指揮:ノエル・ブライト、スティーブン・A・コーエン編集:コンスエロ・カトゥッチ美術:キアラ・バルドゥッチ音楽:マウリツィオ・フィラルド衣装:グラツィア・マテリア、カミッラ・ジュリアーニ製作年:2017年製作国:イタリア映倫区分:G上映時間:101分字幕:椎名敦子後援:イタリア大使館特別協力:イタリア文化会館配給:ミモザフィルムズ©︎2017 Medusa Film SpA.映画『ザ・プレイス運命の交差点』キャストバレリオ・マスタンドレア=謎の男マルコ・ジャリーニ=エットレアルバ・ロルバケル=修道女キアラビットリア・プッチーニ=アッズッラロッコ・パパレオ=オドアクレシルビオ・ムッチーノ=アレックスシルビア・ダミーコ=マルティーナビニーチョ・マルキオーニ=ルイージアレッサンドロ・ボルギ=フルヴィオサブリナ・フェリッリ=アンジェラジュリア・ラッツァリーニ=マルチェラ婦人【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2019年04月08日みなとみらいの横浜赤レンガ倉庫とマリン アンド ウォーク ヨコハマ(MARINE&WALK YOKOHAMA)では、美しい夜景を背景に無料で映画鑑賞が楽しめる野外シアター「シーサイド シネマ 2019(SEASIDE CINEMA 2019)」が、2019年5月1日(水・祝)から5月5日(日・祝)までのゴールデンウィーク限定で開催される。2018年、横浜赤レンガ倉庫が会場の「シアター赤レンガ(THEATER RED BRICK)」とMARINE & WALK YOKOHAMA が会場の「シアター マリン&ウォーク(THEATER MARINE & WAL)」の同時上映で初めて開催し、2会場で33万人が来場した「シーサイド シネマ」。今回も2つの会場を設け、各場所で、心地よい海辺の夜風に揺られながら映画に触れ合うことができる。「シアター赤レンガ」では、細田守の歴代5作品を野外上映。2006年公開の 『時をかける少女』から、『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』、『バケモノの子』、そして2018年に公開した『未来のミライ』まで5日間でたっぷり細田ワールドを感じられる。また、「シアター マリン&ウォーク」では、近年公開されたミニシアター映画を公開する。初日、第90回アカデミー賞で脚色賞を受賞した、青年2人の淡い恋を描く『君の名前で僕を呼んで』からスタートし、『ムーンライズ・キングダム』、『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』、『シング・ストリート 未来へのうた』を各日ずつ上映。最後は、カーアクションと軽快なロックミュージックがシンクロする、新感覚ミュージカル映画『ベイビー・ドライバー』で幕を閉じる。【詳細】SEASIDE CINEMA ~THEATER RED BRICK~日時:2019年5月1日(水・祝)~5月5日(日・祝) 計5日間各日 19:00~ ※雨天・強風時は中止の場合あり会場:赤レンガパーク(Yokohama Frühlings Fest 2019 KIDS PARK 内)住所:神奈川県横浜市中区新港1-1)入場料︓無料 ※事前予約不要、飲食物の持込可■上映スケジュール・シアター赤レンガ1日(水・祝):『時をかける少女』2日(木・祝):『サマーウォーズ』3日(金・祝):『おおかみこどもの雨と雪』4日(土):『バケモノの子』5日(日):『未来のミライ』・シアター マリン&ウォーク1日(水・祝):『君の名前で僕を呼んで』2日(木・祝):『ムーンライズ・キングダム』3日(金・祝):『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』4日(土):『シング・ストリート 未来へのうた』5日(日):『ベイビー・ドライバー』
2019年04月07日映画『フリーソロ』が、2019年9月6日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開。第91回アカデミー賞 長編ドキュメンタリー賞受賞作品ロープや安全装置を使わず、素手で岩壁を登る“フリーソロ”。本作は、その第一人者として知られるアレックス・オノルドが、カリフォルニア・ヨセミテ国立公園にある970メートルの高さを誇る北米最大の岩壁「エル・キャピタン」に挑む様子を描いたドキュメンタリー作品だ。第91回アカデミー賞において、長編ドキュメンタリー賞を受賞したほか、2019年英国アカデミー賞(ドキュメンタリー部門)を受賞するなど、全世界で45賞ノミネート、19賞受賞の快挙を成し遂げている。監督は、トップクライマーのジミー・チン監督を務めるのは、映画『MERU/メルー』で抜群のコンビネーションを見せた山岳カメラマンでありトップ・クライマーのジミー・チンと、エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ。臨場感あふれるカメラワークで、極限状態にある人間の姿を垣間見ることができる。ストーリーアメリカ・カリフォルニア州にあるヨセミテ国立公園。アレックス・オノルドはそこにある970メートルの高さを誇るエル・キャピタンの岩肌を登るという生涯の夢を実現するため準備を始める。しかも、ロープなし・道具なしのフリーソロだ。他に類を見ない世界で最も偉大な功績と称されるこの挑戦は、究極の選択を突きつけてくる。成功か死か―。幾度の失敗と練習を重ね、2017年6月3日、人類史上最大の挑戦に挑む―。映画『フリーソロ』公開日:9月6日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国ロードショー場所:新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開監督:エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ、ジミー・チン製作:エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ、ジミー・チン出演:アレックス・オノルド配給:アルバトロス・フィルム
2019年04月06日市川拓司のベストセラー小説であり、竹内結子と中村獅童主演によって映画化された「いま、会いにゆきます」の韓国版『Be With You ~いま、会いにゆきます』の本編映像と場面写真がシネマカフェに到着した。今回到着した映像は、ウジン(ソ・ジソブ)が覚えているスア(ソン・イェジン)とのデートシーンの一部。高校時代同級生だったふたりは、大学生になって洋食屋で再会する。華やかなピンク色のジャケットを身にまとって気合満々のウジンと、清楚で初々しい姿のスアはたわいもない話を交わすが、どこかぎこちない。そこで、ウジンはわざとらしくノルウェーの観光ガイドブックをテーブルの上に出す。「ノルウェーに興味が?」と反応するスアに「前から好きだった。君も好き?」と答えるウジン。「別に」と首を横に振るスアに戸惑うウジンは「(高校時代に)『ノルウェイの森』を読んでたよね?」と尋ねるが、スアは「ただの小説よ。ノルウェーとは関係ないわ」と笑って答える。恥ずかしげにガイドブックを片付けるウジンに「私も“ノルウェーの森の猫”が出てくる話だと思ってた」と猫の話をしながらさりげなくフォローし、村上春樹の名作「ノルウェイの森」の話題から硬い空気がほぐれ、ふたりの恋の始まりを予感させる映像となっている。併せて、この初デートの帰り、予期せぬ雨の中でバスを待つふたりの場面写真も到着。イ・ジャンフン監督は、本作では欠かせない“雨”など、原作がもつファンタジー的な設定を演出していくなか、「ファンタジージャンルの映画ですが、登場人物に共感しながら見て欲しい。原作小説や日本版映画では、主役のふたりの過去が<情報伝達>といった形で描かれてたのですが、今作では、観客も一緒に共感できるようなエピソードを取り入れながらも、現実と同じようには見せないようにした」と、ファンタジー的な設定と現実を上手く取り入れた時代設定を心がけたという。また、スアとウジンの初デートシーンは、ふたりにとって“過去の出来事”として見せるシーンではあるが、特定の時代が見分けられないような映像・音楽による演出を手掛けていたという。この映像と場面写真からは、そんな韓国版ならではのエピソードを新たに取り入れていく演出の意図も読み取れる。『Be with you ~いま、会いにゆきます』はシネマート新宿ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Be With You ~いま、会いにゆきます 2019年4月5日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2018 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.
2019年04月06日ビル・エヴァンスの生涯に迫る音楽ドキュメンタリー映画『ビル・エヴァンス タイム・リメンバード』が、2019年4月27日(土)よりアップリンク渋谷・吉祥寺ほかにて順次公開される。ビル・エヴァンスの生涯に迫るドキュメンタリー映画苦悩に満ちた51年の人生の中で数々の名盤を残し、後世のジャズにも大きく影響を与えた伝説のジャズピアニスト、ビル・エヴァンス。本作は、ジャズピアノの“詩人”とも称されるエヴァンスの出自からキャリアのスタート、彼を巡る人間模様、そして死の間際までを、貴重な証言・映像・写真の記録で構成したドキュメンタリー映画だ。名盤の制作経緯や素顔、貴重な演奏シーンなどを収録58年にマイルス・デイヴィスのバンドに加入し『カインド・オブ・ブルー』を制作した当時の様子や、ドラマーのポール・モチアンとベーシストのスコット・ラファロをメンバーに迎えた名盤『ワルツ・フォー・デビイ』の制作経緯、現在まで公にされていなかったエヴァンス自身の音楽への想い、エヴァンスと関係の深いジャズマンや恋人、肉親から見た素顔の姿、そして一生涯を通じて苦しめられてきた薬物依存など、エヴァンスの人生を垣間見ることが出来るようなシーンが、1時間25分の中に収められている。名曲16曲を収録したコンピレーションアルバムもまた、本作の公開を記念したコンピレーションアルバム「ソングス・オン『タイム・リメンバード』」が、5月1日(水)に発売。映画内に登場する名曲の決定的ヴァージョン全16曲(約80分)が、レーベル(リヴァーサイド、ヴァーヴ、マイルストーン、ファンタジー)をまたいで収録された、映画のサウンドトラックとしても、ビル・エヴァンス入門編としても楽しめる1枚となっている。作品情報『ビル・エヴァンス タイム・リメンバード』公開日:2019年4月27日(土) アップリンク渋谷・吉祥寺、角川シネマ有楽町、横浜シネマリンほかにて全国順次公開出演:ポール・モチアン、ジャック・ディジョネット、ジョー・ラバーベラ、チャック・イスラエルズ、ゲイリー・ピーコック、マーク・ジョンソン、トニー・ベネット、ジム・ホール、ジョン・ヘンドリックスほか監督:ブルース・スピーゲル原題:Time Remembered: Life & Music of Bill Evans©2015 Bruce Spiegel
2019年04月06日クリスチャン・ベイル主演×アダム・マッケイ監督×ブラッド・ピット製作の『マネー・ショート華麗なる大逆転』チームが再集結した『バイス』。この度、“副大統領”ディック・チェイニーの妻リン・チェイニーについてフィーチャーした特別映像がシネマカフェに到着した。父ジョージ・H・W・ブッシュ政権下では国防長官として、息子ジョージ・W・ブッシュ政権下では2001年~2009年まで副大統領を務めたディック・チェイニーをクリスチャン・ベイルが驚異の大変身で演じた本作。「次はブッシュだけど、その次は誰かしらね」とチェイニーに耳打ちする妻のリンは、「夫の影に隠れた野心家だった。チェイニーはリンにほれ込み、実際のかじ取り役は彼女が担っていたそうだ」と届いた映像で語るのは、監督のアダム・マッケイ。アメリカ同時多発テロ事件から38年さかのぼった1963年。若きチェイニー(ベイル)はろくに授業にも出ない酔っぱらいの大学生だった。イェール大学を退学となり、自らが育ったワイオミング州で電気工として働き始めたが、酒ぐせの悪さは相変わらず。警察の世話になった彼を引き取ったのは、成績オールAの才女である恋人リン(エイミー・アダムス)だった。「もう愛想が尽きたわ!」と罵声を浴びせるリンに赦しを請うたチェイニーは、ぼそっと「二度と君を失望させないよ」と誓うのだ。「リンには生き抜く本能があった。厳しい環境で育ったからね。愛想を尽かしかけても信じてた。リンは自分の欲望を追求したの。そして目標を全て実現したわ」とリン・チェイニーを演じ、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされたエイミーは語る。下院議員選挙に出馬することになったチェイニーがタイミング悪く心筋梗塞で倒れた際、彼を救ったのは切れ者の妻リンだった。もともと話し下手なうえに、病院で静養を余儀なくされたチェイニーに代わり、選挙キャンペーンでマイクを握ったリンは、心に響くスピーチでワイオミングの市民を魅了、夫の勝利の女神となった。「リンが誰を選んでも、その男は大統領か副大統領になっただろうと言われる」とマッケイ監督が証言するように、女性が政界に進出することが難しかった時代に、夫を支えながらも自らの欲望を追求したリン。一介の電気工から副大統領まで夫を押し上げた妻のしたたかさと強さが、本作では存分に描かれている。『バイス』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:バイス 2019年4月5日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 ANNAPURNA PICTURES, LLC. All rights reserved.
2019年04月06日大ヒットシリーズ『ターミネーター』の最新作『TERMINATOR: Dark Fate』(原題)が、『ターミネーター:ニュー・フェイト』の邦題で11月、日本公開されることが決定した。ジェームズ・キャメロン監督・脚本で1985年に第1作が製作。シリーズ累計の全世界興行収入は1998億円以上を記録する大ヒットシリーズだ。本作では、シリーズ最大のヒット作『ターミネーター2』以降、シリーズへの直接的な関与がなかったジェームズ・キャメロンが製作に復帰。彼自身が製作・監督・脚本を務めた『ターミネーター2』の“その後の世界”を描く正当な続編となる。また、監督は『デッドプール』のティム・ミラー。キャストには、シリーズの看板キャラクター、ターミネーターT-800役のアーノルド・シュワルツネッガーに加え、人類抵抗軍を率いるジョン・コナーの母サラ・コナー役のリンダ・ハミルトンが出演。また『オデッセイ』『ブレードランナー 2049』で注目を集めたマッケンジー・デイヴィス、ナタリー・レヴェス、ガブリエル・ルナ、ディエゴ・ボネータらが出演する。現在、ラスベガスで行われているシネマコンで、現地時間4月4日午前10時より行われたパラマウント・ピクチャーズのラインアップ発表会に、本作の出演者であるリンダ、マッケンジー、ナタリー、ガブリエル、そして監督が登壇。製作中の本編クリップが披露され、会場からは今回のシネマコン最大の喝采が沸き起こったという。シネマコンでミラー監督は「この作品はジム(・キャメロン)の代表的なヒット作の正当な続編となる。…ほどばしる情熱をスクリーンから感じるだろう」と説明し、アーノルドは「もちろん、アイル・ビー・バック、アスタ・ラ・ビスタ・ベイビーって言っているよ。他に何があるんだ?」とコメント。さらに、『ターミネーター』『ターミネーター2』で演じ、以降「脚本が魅力的ではない」という理由でシリーズへの出演を断ってきたリンダは、「この脚本、ストーリー、キャスト、監督だったから、私はこのシリーズに戻ってきた」と今回の出演について語っている。なお、『TERMINATOR: Dark Fate』(暗い運命)と名付けられた本作だが、『ターミネーター2』に続く人類の“新たなる運命(ニュー・フェイト)”を思わせるということで今回の邦題が決定した。『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年04月05日大ヒットシリーズ『ターミネーター』最新作の邦題が『ターミネーター:ニュー・フェイト』に決定。11月に日本で劇場公開されることとなった。それにあわせ、登場人物のビジュアルが披露された場面写真や、ラインナップ発表会でのキャストたちの模様も公開された。原題は“TERMINATOR: Dark Fate(暗い運命)”だが、『ターミネーター2』に続く人類の「新たなる運命」(ニュー・フェイト)を思わせることから、日本では“ニュー・フェイト”が邦題として選ばれた。本作では、『ターミネーター』の生みの親でありながら、シリーズ最大のヒット作『ターミネーター2』以降、シリーズへの直接的な関与がなかったジェームズ・キャメロンが製作に復帰。彼自身が製作・監督・脚本を務めた『タ ーミネーター2』のその後の世界を描く正当な続編となる。監督を務めるのは、『デッドプール』を手がけたティム・ミラーだ。シリーズの看板キャラクター、ターミネーターを演じるアーノルド・シュワルツネッガーに加え、人類抵抗軍を率いるジョン・コナーの母を、『ターミネーター』『ターミネーター2』で演じて以降、「脚本が魅力的ではない」という理由でシリーズへの出演を断ってきたリンダ・ハミルトンが出演する。また、『ブレードランナー2049』で強い印象を残した若手女優マッケンジー・デイヴィスの出演も明らかになっている。今回発表された画像は、アーノルド・シュワルツネッガー演じる“T-800”、リンダ・ハミルトン演じるサラ・コナー、マッケンジー・デイヴィス演じる新キャラクターらの映画の場面写真。さらに、アメリカのネバダ州ラスベガスで開催中のコンベンション、“シネマコン”で、現地時間4月4日午前10時より行われたパラマウント・ピクチャーズのラインナップ発表会のもようも公開された。シネマコンで登壇した監督・キャストの主要なコメントは以下のとおり。■ティム・ミラー監督この作品はジェームズ・キャメロンの代表的なヒット作の正当な続編となる。……ほとばしる情熱をスクリーンから感じるだろう。■アーノルド・シュワルツネッガー:もちろん、“アイル・ビー・バック”、“アスタ・ラ・ビスタ・ベイビー”って言っているよ。他に何があるんだ?■リンダ・ハミルトン:この脚本、ストーリー、キャスト、監督だったから、私はこのシリーズに戻ってきた。『ターミネーター:ニュー・フェイト』11月公開
2019年04月05日命の終わりが近いことを悟り、組織に反旗を翻した殺し屋と、頼る者もなく傷ついた美しい女が紡ぎ出す“ハード・クライム・ムービー”『ガルヴェストン』が、5月17日(金)より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショーとなる。この度、本作の場面写真が一挙初公開され、主演のひとりであるエル・ファニングが出演を決断した理由が明かされた。主演を務めるのは日本でも圧倒的な知名度と人気を誇る女優ファニングと、『インフェルノ』『疑惑のチャンピオン』などで知られる実力派曲者俳優ベン・フォスター。また本作のメガホンを取ったのは『イングロリアス・バスターズ』『複製された男』等に出演するフランスを代表する国際派女優で、監督としても高い評価を受ける才人メラニー・ロランだ。原作は、傑作ドラマシリーズ『TRUE DETECTIVE』『マグニフィセント・セブン』などの脚本家としても知られるニック・ピゾラットのデビュー作『逃亡のガルヴェストン』(早川書房刊)で、アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞候補にもなった傑作犯罪小説だ。『レオン』『ドライヴ』といった名作を彷彿とさせる、繊細なストーリーテリングと映像美だけでなく、時に目を背けたくなるほどに荒々しいバイオレンスまでも見事に描ききり、さまざまな映画祭に出品され高い評価を獲得している。今回公開された場面写真では、ボスの裏切りにあい、裏社会から追われる身となったロイ(フォスター)と、組織に囚われていた家出娘で、娼婦として金を稼いでいたロッキー(ファニング)との、危険な逃避行が映し出されている。ふたりが逃亡先として向かうのは、ロイの思い出の地であるガルヴェストン。場面写真では、地平線がどこまでも続く長い道路や、ガルヴェストンの美しい海岸、砂浜といったアメリカの原風景、心に闇を抱えたふたりの繊細な表情や、狭い車内の中でロッキーと、妹のティファニーが仲睦まじく触れ合うシーンなどが切り取られている。歳が離れたふたりが、旅を通じて徐々に信頼し合う様子が場面写真から感じ取れる。子役時代からデヴィッド・フィンチャーら多くの名監督に愛されてきたファニングは、本作で悲惨な境遇から抜け出すために身体を売って生きるしかなかった若い娼婦・ロッキーを熱演。今回、ファニングが出演を決意した経緯について明かした。「『逃亡のガルヴェストン』の映画化に向けて、メラニーが動いているという話は耳に入ってきてたの。最初に脚本が送られてきて、その内容が素晴らしかったから直ぐに“凄く出たい”と思ったの。それからメラニーと初めてスカイプで話をして“一緒にやろう!”となったのよ」と、即決断したという。なおロラン監督は、初めて脚本を呼んだ直後「ロッキー役にエルが浮かんだの。第2候補はいないと思ったの」と感じたそうで、監督が描くベストなキャスティングが成立できたと語っている。豪華役者陣が紡ぐ濃密なストーリーとともに、ファニングの新境地とも言うべき、本作への期待値が高まる。『ガルヴェストン』5月17日(金)新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
2019年04月05日2018年度の韓国映画界の賞を総なめにした実話に基づく衝撃作『工作黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』から、本予告映像と場面写真が到着した。今回到着したのは、緊迫した様子が伝わってくる予告編。パク・ソギョン(ファン・ジョンミン)がコードネーム黒金星(ブラック・ヴィーナス)として工作活動に入り、やがて北朝鮮の重要人物リ・ミョンウン(イ・ソンミン)や、北朝鮮の国家安全保衛部の要員チョン・ムテク(チュ・ジフン)と対面し、お互いを探り合いながら関係性を築いていく緊張のやり取りが映し出される。また、金正日と思しき人物の後ろ姿や、銃を突きつけたり、打たれたり、物々しい雰囲気のシーンも登場している。さらに、予告編と併せて到着した場面写真では、個性的主要キャラクターを演じるファン・ジョンミン、イ・ソンミン、チョ・ジヌン、チュ・ジフンの4人の姿が収められている。『工作黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男』は7月19日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:工作黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男 2019年7月19日よりシネマート新宿ほか全国にて公開(C)2018 CJ ENM CORPORATION ALL RIGHTS RESERVED
2019年04月04日キノフィルムズの関連会社・キノシネマが手掛ける映画館「キノシネマ(kino cinéma)」が登場。4月12日(金)に横浜みなとみらい、6月に立川髙島屋 S.C.館にオープンする。「キノシネマ」は、ミニシアター系作品を中心に、世界各国の作品やファミリー向け作品を上映。みなとみらいミッドスクエア内の「キノシネマ 横浜みなとみらい」と立川髙島屋 S.C.館内の「キノシネマ 立川髙島屋 S.C.館」の両劇場では、それぞれスクリーン3室を保有する。またいずれのシアターも、最寄り駅から徒歩3分圏内という好立地に位置しているのもポイント。学校終わりや勤務後に気軽に立ち寄って、映画を鑑賞してみてはいかがだろう。【詳細】「キノシネマ(kino cinéma)」オープン■キノシネマ 横浜みなとみらいオープン日:2019年4月12日(金)場所:みなとみらいミッドスクエア内(タワーマンション)住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい4丁目7−1■キノシネマ 立川髙島屋 S.C.館オープン時期:2019年6月場所:立川髙島屋 S.C.館内住所:東京都立川市曙町2丁目39−3
2019年04月04日香取慎吾が主演、白石和彌監督と初タッグを組んだ映画『凪待ち』。この度、新たに追加キャストとして西田尚美、吉澤健、音尾琢真、そしてリリー・フランキーの出演が明らかになった。先日放送終了した「メゾン・ド・ポリス」にも出演、映画やドラマ、CMで活躍し、ライフスタイルも注目され同世代の女性から支持を得ている西田さんが演じるのは、香取さん扮する郁男の恋人・亜弓。『凶悪』が大好きだという西田さんは、今回の白石監督作品への出演を喜び、「香取さんは、なんというか…そこにいるだけで何か凄いんですよね。エネルギーとかパワーみたいなものをたくさん頂いた気がします」と主演の香取さんと共演した感想を明かす。さらに、『龍三と七人の子分たち』の吉澤さんが亜弓の父・勝美。「TEAM NACS」の音尾さんが亜弓の元亭主・村上。そして、リリーさんが郁男を気に掛ける製氷工場の社員・小野寺に決定した。吉澤さんは「稀有。この私の役の事です。表現する者として、その人生の質量が問われる様な役でした。私は役者である事を三度辞めて、三度復活した者ですが、この様な役に出会えるとは思ってもみませんでした」としみじみ語り、音尾さんは「派手ではありませんが、1カットごとに丁寧に精魂込めて、スタッフ・キャストが作り上げた映画を楽しんでいただければ幸いです。誰かの生きる希望になれますように」と願う。そして「白石さんの撮影、相変わらず好きでした。慎吾ちゃんと共演できてよかった。すごく彼が色っぽかった。やりやすかったです」と語ったのは、白石監督作品『サニー/32』『凶悪』に出演したリリーさん。今回演じた役については「小野寺という役は面白い役でした。難しかった点はいい人に見えなきゃいけない。いい人に見えすぎてもいけないというところでした」と明かし、「慎吾ちゃんの体から出てきてる熱量、雰囲気がすごい!監督と飲みながら話してすごくいい映画になりそうだ、というお話をしていました。今の慎吾ちゃんじゃなきゃできない、白石さんの中で傑作ができた」とコメントしている。『凪待ち』は6月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:凪待ち 2019年6月、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定©2018「凪待ち」FILM PARTNERS
2019年04月03日『パージ』シリーズのはじまりを描く映画『パージ:エクスペリメント』の公開日が6月14日(金)に決定し、併せて予告編とビジュアルが公開された。1年に一晩(12時間)だけ殺人を含む全ての犯罪が合法になる法律“パージ法”が施行されたアメリカで、市民たちが犯罪者たちから逃げ惑う様子を描いた『パージ』。シリーズ全ての物語の始まりを描く本作では、島という閉鎖空間で突如行われる恐るべき実験の中で明かされる、パージ法制定の秘密が描かれる。到着した予告編では、「被験者:島の住民」「ルール:12時間島から出ないこと」「報酬:5000ドル」と、まさに人類史上初の“パージ”が始まろうとしている映像が流れる。そして、パージ法生みの親、メイ・アップデール博士(マリサ・トメイ)の「国家のために怒りを解放しましょう」という言葉の通り、怒りを他人へ向け暴徒と化す市民たちの姿が映し出される。パーティかのような格好と物騒な武器で暴れまくるパージ賛成派の暴徒たちに、逃げ惑う住人たち…。さらに、映像最後には参加を促すシーンも確認することができる。また予告編と併せて、銃を手に不気味なマスクを着けた暴徒の女性、背後には炎上しているバスが写るビジュアルも到着した。人類史上最悪の“実験”が行われる中、人々は生き残ることができるのか…その恐ろしさが伝わる仕上がりとなっている。『パージ:エクスペリメント』は6月14日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:パージ:エクスペリメント 2019年6月14日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開Ⓒ2018 UNIVERSAL STUDIOS
2019年04月02日山田孝之を5年に渡り追いかけた初の長編ドキュメンタリー作品『No Pain, No Gain』が4月27日(土)より東京・新宿シネマカリテにて公開されることが決まった。本作は、山田さんが30歳を迎えた2013年から直近の2019年まで約5年間=2045日という長期に渡って、所属事務所スターダストのグループ会社SDPが主導となり完全密着。これまで山田さんの主演作「闇金ウシジマくん」シリーズを手掛けるなど、深い信頼関係があったからこそ実現したオフィシャルドキュメンタリー作品。製作には、多くのドキュメンタリー作品を手掛けるテレビマンユニオンが参加した。これまで山田さんといえば、バラエティなどのお芝居以外のメディア露出の際には、まるで“山田孝之”を演じているかのようで、本心の読めないミステリアスさを醸し出し、それが逆に視聴者の興味を唆ってきた。しかし、本作では30歳という人生の節目を迎えた1人の男が、信念のもとに絶えず挑戦を続け、懸命に生き、苦悩を繰り返しながら「人生を楽しもう」と必死にもがく、実直な山田孝之の姿が収められている。彼は一体、何を考え、感じ、どんな未来をみていたのか。本作によって唯一無二の実力派俳優・山田さんの5年間の全記録と本心が垣間見えてくる。山田さんは本作に対して、「業界関係者は見ないでください。特に若手俳優は鑑賞してはいけません。担当マネージャーは厳しく言い聞かせてください」と意味深にコメント。なお、タイトルは山田さんが撮影期間中に何度も呟いた「楽しむために、楽をしない」を元に意訳すると同様の意味を持つ英語の慣用句「No pain,No Gain」=「痛みがなければ、得るものなし」を採用した。TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY『No Pain, No Gain」は4月27日(土)より新宿シネマカリテのみ単館公開。(text:cinemacafe.net)
2019年04月02日“ファッション界の反逆児”アレキサンダー・マックイーンの劇的な人生に迫るドキュメンタリー『マックイーン:モードの反逆児』から、美しい本編映像がシネマカフェに到着した。マックイーンが、ライブでドレスを作り上げいく様子を捉えた今回の映像。一目見ただけでその人のサイズを的確に判断し、1時間ほどでジャストサイズのシャツやジャケットを作り上げ、モデルがランウェイに出る寸前までデザインや作品を作り変えていた、という逸話を持つマックイーン。映像では、自身のスタジオで実際のモデルにフィッティングしながら、布を手で切り裂き、縫い合わせ、迷いなく大胆にハサミを入れていき、美しい1着のドレスを作り上げていく。さらに、ショーのフィナーレにケイト・モスが幻想的なドレスを纏ってホログラムで登場する、未だ伝説と語り継がれる2006年A/Wコレクション“カロデンの未亡人”のワンシーンも登場。当時、スキャンダルのために業界から非難されていたケイトだが、この美しい姿をショーの中で映し出すことで彼女を擁護した。マックイーンの「この世と天国が一つになった」という言葉通り、まるでこの世のものではないような、幻想的で美しいシーンを確認することができる。23歳で失業保険を資金にファッションデザイナーとしてデビューし、「ジバンシィ (GIVENCHY)」のデザイナーに抜擢されるなど輝かしい人生を送ったマックイーン。しかし、富と名声の絶頂期にいた40歳で突然、自ら命を断ってしまう。彼はどんな人物で、いかにして成功を果たしたのか?そして、なぜ燃え尽きてしまったのか…。映画ではその理由に迫る。『マックイーン:モードの反逆児』は4月5日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:マックイーン:モードの反逆児 2019年4月5日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© Salon Galahad Ltd 2018
2019年04月01日スターダストグループ企画・製作の山田孝之初の長編ドキュメンタリー映画『No Pain, No Gain』が2019年4月27日(土)より新宿シネマカリテのみ単館上映される。山田孝之の約5年間、2045日に完全密着『No Pain, No Gain』では、山田が30歳を迎えた2013年から直近の2019年までの約5年間、2045日にわたる映像が収められている。その間に山田が関わってきた作品といえば、「闇金ウシジマくん」シリーズ、『信長協奏曲』、『デイアンドナイト』『何者』、『銀魂』、『ハード・コア』など様々。これら現場に、所属事務所スターダストのグループ会社SDPが主導となり完全密着。これは、これまで山田の主演作「闇金ウシジマくん」シリーズを手掛けるなど、SDPと山田の間に深い信頼関係があったゆえに実現したという。制作には、「世界・ふしぎ発見!」(TBS)や「情熱大陸」(毎日放送、制作協力)などに関わり、多くのドキュメンタリー作品を手掛けてきたテレビマンユニオンが参加している。バラエティなどの芝居以外のメディア露出の際には、本心の読めないミステリアスさを醸し出してきた山田孝之。しかし、『No Pain, No Gain』では、人生の節目を迎えた1人の男が、信念をもとに絶えず、挑戦し続け、懸命に生き、苦悩を繰り返しながら「人生を楽しもう」と必死にもがく、実直な姿が収められている。タイトルには、山田が撮影期間中に何度もつぶやいていた「楽しむために、楽をしない」を元に意訳すると同様の意味をもつ英語の慣用句“No Pain, No Gain=痛みがなければ得るものなし”を採用。山田は本作に対して「業界関係者は見ないでください。特に若手俳優は鑑賞してはいけません。担当マネージャーは厳しく言い聞かせてください。」とコメントしている。また、山田孝之のこの5年間の全記録を監督・牧有太が新たに再編集しまとめ上げた、240分にも渡るBlu-ray完全版が7月1日(月)に発売決定。発売に先駆け6月21日(金)・22日(土)・23日(日)には、先行発売イベント&トークショーが東京・福岡にて開催される。【詳細】TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY「No Pain, No Gain」公開日:2019年4月27日(土)新宿シネマカリテのみ単館上映出演:山田孝之監督・撮影・編集:牧有太制作:テレビマンユニオン企画・製作・配給:S・D・P©2019・SDP/NPNG■Blu-ray発売日:2019年7月1日(月)<タイプY> TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY 「No Pain, No Gain」Blu-ray完全版【特典ディスク付き】10,000円+税封入:本編ブルーレイディスク1枚/特典ディスク【DVD】バースデイ・インタビュー集(2013~2018)、BOX付き豪華パッケージ仕様/マネージャーʼsスケジュール手帳(2013~2018)、本編240分+特典ディスク(尺未定)<タイプM>数量限定 TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY 「No Pain, No Gain」Blu-ray完全版【特典ディスク・TANGTANG オリジナルTシャツ付き】13,000円+税封入:本編ブルーレイディスク1枚/特典ディスク【DVD】バースデイ・インタビュー集(2013~2018)、BOX付き豪華パッケージ仕様/マネージャーʼsスケジュール手帳(2013-2018)、TANG TANG オリジナルTシャツ付き、本編240分+特典ディスク(尺未定)<タイプD>amazon限定版 TAKAYUKI YAMADA DOCUMENTARY 「No Pain, No Gain」Blu-ray完全版 9,000円+税※特典ディスク【DVD】はなし封入:本編ブルーレイディスク1枚、BOX付き豪華パッケージ仕様/マネージャーʼsスケジュール手帳(2013-2018)、本編:240分のみ
2019年04月01日アガサ・クリスティーが自身の「最高傑作」と誇ったミステリー小説を、本年度アカデミー賞ノミネートの名女優グレン・クローズら豪華キャストで描く『アガサ・クリスティー ねじれた家』。この度、監督やキャストたちがメイキング映像と共にクリスティーの魅力について語った特別映像が、シネマカフェに到着した。1920年のデビューから100年で20億部もの売り上げを記録する、世紀のベストセラー作家アガサ・クリスティー。本作は、1949年に発表されたミステリー小説を70年の時を経て初めて映画化した。まず、毒殺された大富豪レオニデスの若き後妻ブレンダを演じるクリスティーナ・ヘンドリックスが「みんなアガサ・クリスティーが大好きよ。いつの時代もね」と語ることから始まる本映像。「何度でも読み返したくなるし、クラシックなひねりのきいたミステリー、風変わりな登場人物、エキゾチックな舞台設定。本格的な傑作よ」と、その魅力を語る。一方、レオニデスの孫娘ソフィア役のステファニー・マティーニは、「アガサ・クリスティーは子供の頃から親しんでいる国民的文学。特にイギリス人はアイデンティティに刷り込まれているわ」とまで。さらに監督のジル・パケ=ブレネールは、「優れたミステリー作家の多くがそうであるように、プロットが非常によく書かれている。物語のテーマもとっても興味深い」と言い、だからこそ「『バットマン』の映画みたいで、世代によって解釈が異なるという現象が起きるんだ」と語っている。「色んな解釈が可能」という本作が、ますます気になるばかりだ。『アガサ・クリスティー ねじれた家』は4月19日(金)より角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アガサ・クリスティー ねじれた家 2019年4月19日より角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開Ⓒ2017 Crooked House Productions Ltd.
2019年03月31日「DA PUMP」ISSAが新しい仲間・エースの吹き替えを担当する『映画 きかんしゃトーマス Go!Go!地球まるごとアドベンチャー』。この度、トーマスと女の子きかんしゃニアによる劇中のミュージカルシーンが公開された。自由気ままに走るレーシングカーのエースと出会い、世界を見てみたくなったトーマスが、ソドー島を飛び出してケニア出身の女の子きかんしゃ・ニアなど新しい仲間たちと出会いながら大冒険を繰り広げる本作。今回到着した映像では、そんな旅の途中で偶然出会い友だちになったニアと共に、ブラジル・リオデジャネイロのカーニバルをくぐり抜け、アマゾンの熱帯雨林を走りながら歌う劇中シーンが切り取られている。そして披露されているのは、一度聞けば思わず一緒に口ずさみたくなってしまうような、明るくポップな曲調が印象的な楽曲「ともだち」。「何してたって助けてあげる二人でいれば強くなれる二人でいれば最高だ」と“友だちの大切さ”がストレートに伝わる楽曲に仕上がっている。映像では、友だちの大切さを歌に乗せるニアの一方で、ちょっと不機嫌そうに歌うトーマスの姿も。まだまだ出会ったばかりの2人が、物語の中でどのように距離を縮めていくのか注目だ。そんな女の子きかんしゃのニアを演じた青山吉能は、「ぱあっと世界が広がって、不思議と元気がでました」と楽曲の印象を明かし、歌唱シーンについては「リズムが複雑でくじけそうな時、ニアに背中を押してもらったおかげで歌い切ることができたと思っています。まさに、ふたりでいればすごくつよくなれる!♪」とアフレコをふり返った。なお、本作ではエースが披露するハイテンションでノリノリな曲調が印象的な「じゆうきままに」など、親子で楽しめるミュージカルシーンが登場。音楽も物語も、「きかんしゃトーマス」史上最も親子で楽しめるクオリティに仕上がっているようだ。『映画 きかんしゃトーマス Go!Go!地球まるごとアドベンチャー』は4月5日(金)よりシネ・リーブル池袋、全国のイオンシネマほかにて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:映画きかんしゃトーマスGo!Go!地球まるごとアドベンチャー 2019年4月5日よりシネ・リーブル池袋、全国のイオンシネマほかにて公開©2018 Gullane(Thomas)Limited.
2019年03月31日ゴールドラッシュに沸く19世紀のアメリカを舞台にジョン・C・ライリー、ホアキン・フェニックス、ジェイク・ギレンホール、リズ・アーメッドが豪華競演を果たすジャック・オーディアール監督最新作『ゴールデン・リバー』(原題:THE SISTERS BROTHERS)。この度、“夢”に目がくらんだ4人の男たちの思惑が交錯する本予告映像が到着した。第75回ヴェネチア国際映画祭にて銀獅子賞(監督賞)受賞、第44回セザール賞にて監督賞など4冠に輝いた本作は、黄金が4人の男たちを狂わせていく一攫千金ウェスタンサスペンス。到着した予告映像では、いつも冷酷に殺しの仕事をこなす兄・イーライ(ジョン・C・ライリー)が、女性には奥手であることを弟・チャーリー(ホアキン・フェニックス)にからかわれ、ムキになって言い返す兄弟喧嘩のシーンから始まる。ある日、政府からの内密な依頼で、連絡係(ジェイク・ギレンホール)とともに追うことになったのは、黄金を探す化学式を知る化学者(リズ・アーメッド)。居場所を突き止めた連絡係は兄弟に知らせようとするが「黄金によって暴力に支配されない社会を作りたい」という化学者の言葉に心酔、逃亡に協力することに。その後、連絡係の裏切りに感づいた兄弟が彼らを追いかけるが、「黄金の半分は君たちにやる」という化学者の言葉に惑わされ、結果、4人はそれぞれの思惑を抱きながら手を組む。化学者が発明した“預言者の薬”と呼ぶ液体を川に流し込むと、沈んでいた黄金が光り輝く。簡単に黄金を探すことができ、歓喜する3人。しかし、この時すでに“黄金”は彼らの運命を狂わせ始めていた…。「弟は親父を殺している」と告白する兄、「一緒に逃げよう」と化学者に提案する連絡係、「俺は殺されるのか?」と思い悩む化学者。トラウマ、憧憬、疑心、そしてかすかな友情。欲望が生みだす様々な感情が人の心を翻弄していく、一瞬たりとも目を離せない予告編となっている。『ゴールデン・リバー』は7月5日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴールデン・リバー 2019年7月、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開予定Ⓒ 2018 Annapurna Productions, LLC. and Why Not Productions. AllRights Reserved.
2019年03月29日レディー・ガガ初主演、ブラッドリー・クーパー監督・主演を務めた映画『アリー/ スター誕生』が、計12分間が追加された「アンコール・バージョン」で2019年4月5日(土)から1週間限定で特別上映。東京・新宿ピカデリー、大阪・テアトル梅田、愛知・ミッドランドスクエアシネマ、福岡・Tジョイ博多、北海道・札幌シネマフロンティアにて公開される。第91回アカデミー賞8部門ノミネート&歌曲賞受賞、感動の歌声を劇場で再び『アリー/ スター誕生』は、第91回アカデミー賞で8部門にノミネートされ、ブラッドリー・クーパーとレディー・ガガがデュエットを披露したメイン曲で歌曲賞を受賞。ゴールデングローブ賞では5部門ノミネートされ、主題歌賞を受賞、第61回グラミー賞では、メイン曲「シャロウ 〜『アリー/スター誕生』 愛のうた」が「最優秀ポップ・パフォーマンス賞」を受賞し、今年度のショーレースを大いに賑わせた。これら数々の受賞を記念し、北米で公開され話題を呼んだ「アンコール・バージョン」が、今回来日することとなった。計12分が追加されているその特別編では、「ブラック・アイズ」「アリバイ」の歌唱シーン、レディー・ガガが演じるアリーが「シャロウ 〜『アリー/スター誕生』 愛のうた」の即興アカペラ・パフォーマンスを行うシーンが拡大されている。また、アリーが、ブラッドリー・クーパー演じるジャクソンのために「イズ・ザット・オールライト?」を捧げる結婚式のシーンや、ジャクソンがスタジオで「トゥー・ファー・ゴーン」を歌唱するシーンも追加。さらには、本編未収録且つサウンドトラックにも収録されていない、レディー・ガガとブラッドリー・クーパーの共同制作曲「Clover」のシーンも加えらている。【ストーリー】歌手を夢見るアリーはある日、世界的シンガーのジャクソンと出会う。ジャクソンに導かれるように、瞬く間にスターダムを駆け上がっていくのだが…夢はきっと叶う。全編名曲で彩る感動のミュージカル・ドラマ、開幕。【詳細】映画『アリー/ スター誕生』アンコール・バージョン期間:2019年4月5日(金)~11日(木) ※1週間限定公開公開劇場:東京・新宿ピカデリー、大阪・テアトル梅田、愛知・ミッドランドスクエアシネマ、福岡・Tジョイ博多、北海道・札幌シネマフロンティア監督:ブラッドリー・クーパー出演:レディー・ガガ、ブラッドリー・クーパー配給:ワーナー・ブラザース映画■『アリー/ スター誕生』大ヒット上映中配給表記:ワーナー・ブラザース映画© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2019年03月29日『翔んで埼玉』が大ヒット中の魔夜峰央・原作の超人気作品を、加藤諒主演で映画化する『劇場版パタリロ!』。この度、楽しさてんこ盛りのポスタービジュアルをはじめ予告編映像が公開された。シリーズ累計発行部数2,500万部を超える大人気コミックを2016年の2.5次元ミュージカル化に続いて映画化、原作の魔夜氏からは「感無量!」とのコメントも届いている本作。この度到着した予告編はキラーショット満載で、早くも“お腹いっぱい”の内容。映像となって登場した“生きたパタリロ”=加藤諒のインパクトはさらに際立ち、あらためて原作からの再現力に驚かされる。これは演技というよりも、憑依という言葉がふさわしいレベル!?圧倒的な存在感で、歌って、踊って、スベって、ドタバタと躍動していく!しかも今回の予告編で嬉しいのは、舞台でも披露されたクセになりそうな数々の名曲(?)の一部が聞けること。「まさかお前たち、埼玉県民だな!?」というセリフも飛び出し、独特の耽美な世界にも誘われる。さらには巨大化するパタリロなど、大迫力の最新VFXシーンが解禁されるとともに、青木玄徳、佐奈宏紀、須賀健太、西岡徳馬、哀川翔ら話題の豪華俳優陣たちもチラ見せ。まさに、おいしいところの詰め合わせ、いいとこ取りの全部盛りなハイテンションの予告編。『翔んで埼玉』で魔夜峰央ブームが再来している中、今度は「パタリロ!」が新たなセンセーションを巻き起こすはずだ。■ストーリー常春の国マリネラ王国の皇太子パタリロ・ド・マリネール8世が、側近のタマネギ部隊を引き連れて大英帝国にやってくる。パタリロの前に現れたのは、ボディガードを任命されたMI6のバンコランと、謎の美少年記者マライヒ。権力争いで命を狙われているパタリロを中心に、美少年たちの耽美な世界が繰り広げられる。やがて舞台はマリネラ王国、銀河系宇宙、埼玉県春日部、バンコランの過去にタイムスリップなど、時空を超えて縦横無尽に駆けめぐるのだが…。『劇場版パタリロ!』6月28日(金)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版パタリロ! 2019年6月28日よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて順次公開©魔夜峰央・白泉社/劇場版「パタリロ!」製作委員会 2019
2019年03月29日『君の名前で僕を呼んで』で観る者の胸を熱くさせたアーミー・ハマーが、米最高裁判事にして“スーパーウーマン”と呼ばれるルース・ギンズバーグの夫役を演じる『ビリーブ未来への大逆転』。この度、彼のインタビュー映像が到着、撮影現場で手料理を披露するなど驚きの撮影秘話を明かした。いま最も旬な人気俳優のひとり、アーミー・ハマーが本作で演じるのは、若き日のルース・ギンズバーグの夫・マーティン。自身も世界屈指の税法の専門家として活躍しながら、子育てや家事を担当。世紀の男女平等裁判に挑むルースを支え続けた、全女性が憧れる理想のパートナーをチャーミングに好演している。映像では、自身が演じた人物に対し「マーティンが面白いのは、当時一般的だった性別による役割を覆した点だ」と語るアーミー。「主夫ではないが、料理や子供の世話を担当した。当時の男性には珍しい“これがやりたい事だ”と胸を張って言えた面白い人物だ。しかも世界屈指の税法の専門家だよ。“スーパーパパ”だ」と、50年前に時代を先取りしていた存在であることを指摘。プライベートでも娘を持つ父であるアーミーは、劇中、マーティンの娘として登場する若手女優ケイリー・スピーニーとの共演について「僕も19歳の娘を持つ歳になった。それはいいとしよう」としみじみ語りながらも、「ケイリーは有能な若手だし、共演は楽しいよ」とコメント。また、育児も料理もこなすマーティンを演じるにあたり、ルースから思わぬプレゼントも届いたそうで、「判事が旦那様のレシピ本をサイン付きで贈ってくれた。僕は共演者や監督を集めてマーティンの得意料理をふるまったよ」と撮影秘話を明かしている。さらにルース本人との面会し、食事会にも参加したアーミーは、「ルース・ギンズバーグはアメリカに男女平等を導入した。女性だけじゃない。男性の権利を守るためにも闘ったんだ。今も闘いを続ける姿は偉大だ」と語りながら、本作で描かれる彼女の人生を通して「ルース・ギンズバーグは子供の未来を奪う法律を変えようとした。世界を変えたいなら自ら動けばいいんだ」と、ルース同様、勇気を持って声を上げることの大切さを訴えている。『ビリーブ未来への大逆転』はTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビリーブ未来への大逆転 2019年3月22日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.
2019年03月27日1970年代のアメリカ、世紀の“男女平等”裁判で史上初の歴史的勝利を得た女性弁護士をフェリシティ・ジョーンズが演じる『ビリーブ未来への大逆転』。この度、ケシャが力強く歌い上げる、本編映像も交えた主題歌のオリジナルミュージックビデオが公開された。本作で主題歌を担当するケシャ(KESHA)は、2009年、デビュー・シングル「TiK ToK」が全米9週連続1位を獲得するも、2014年に訴訟にまで発展したドクター・ルークの性的暴行などの問題により音楽活動の休止を余儀なくされた時期を経て、2017年にリリースした最新アルバム「レインボー」で再び全米アルバム・チャート初登場1位を獲得。第60回グラミー賞で感動的なパフォーマンスも話題を呼んだ。そんな彼女が本作のために書き下ろしたのが、主題歌「Here Comes The Change」。映画の内容ともリンクする「さあ 変わる時が来る私たちの時代が来る」と力強く歌いあげる歌詞と、ノーメイクの彼女自身の姿が印象的。劇中の映像とともに歌い上げられる歌詞のひとつひとつが、エモーショナルに胸を打つ仕上がりとなっている。■ケシャ、最初は「おじけづいてしまった」ケシャは、オファーをもらった時の心境を「自分はふさわしくないと思ったわ。作曲はとても個人的なプロセスで、大体は自分自身が体験したことからインスピレーションが来る。だから、誰か他の人の人生についての曲で、それもルース・ベイダー・ギンズバーグ判事っていうことで、ちょっとおじけづいてしまったの」と語る。しかし、映画を観て多くのインスピレーションを受けた彼女は、「誰でも一つの小さい行動を起こすことによって、長く続く変化をもたらすことができるっていう私自身の信念を思い起こした。だから、生涯をかけてたゆむことなく、また速度を緩めることもなく平等のために闘ってきたギンズバーグ判事に敬意を表するために私ができることをやりたいと思ったし、私も声を上げたいと思ったの」と、この主題歌にかける意気込みを明かしている。■「自分の信念を声に出すだけでいい」曲作りには、音楽界のアイコン的存在であるボブ・ディランが公民権運動の時代やベトナム戦争の時代に書いた曲を参考にしたのだそう。「私もディランのように、人が私の歌を聞いたら刺激を受けて、憎しみや対立に対して立ち上がって抗議するような曲を書きたいと思ったの」と曲に込めた想いを語るケシャ。「私の曲とビデオで思い出して欲しい。自分の信念を声に出すだけでいいの。そうすることで、私たち共通の将来に良い影響を与えることができるのよ」と明かす彼女の言葉通り、「100%負ける」と断言された裁判で、信念を持って声を上げたルース・ギンズバーグは歴史を変える爽快な大逆転劇を引き起こす。観る者の心を揺さぶる彼女の若き日の物語を、劇場で確かめてみて。『ビリーブ未来への大逆転』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビリーブ未来への大逆転 2019年3月22日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2018 STORYTELLER DISTRIBUTION CO., LLC.
2019年03月26日英国王室や歴代大統領、数々の映画スターが愛するニューヨークの5つ星ホテルを描いたドキュメンタリー『カーライル ニューヨークが恋したホテル』が8月9日(金)より公開決定。併せてポスタービジュアルと場面写真が到着した。いまは亡きダイアナ元妃とマイケル・ジャクソン、スティーブ・ジョブズが同じエレベーターに乗り合わせた。3人は沈黙していた、ダイアナ妃が「ビート・イット」を歌うまで――。本作は、世界中のセレブたちが愛し、名だたるスターたちが幾多の逸話を残していることから、ニューヨーク・タイムズが「秘密の宮殿」と呼んだ伝説のクラシックホテル「ザ・カーライル ア ローズウッド ホテル」を描いた、世界初の5つ星ホテルドキュメンタリー。ジョージ・クルーニーやソフィア・コッポラ監督、ウェス・アンダーソン監督、ハリソン・フォードをはじめとする総勢38名のスターたちが、カーライルに眠る歴史的な秘話やその魅力を教え、セレブたちにこよなく愛されるホテルスタッフたちからは究極のおもてなしが明らかにされる。1930年創業のニューヨーク・マンハッタンに佇む「ザ・カーライル ア ローズウッド ホテル」は、1泊200万円もするスイートルームがある超高級ホテル。その顧客には、英国王室や歴米大統領、映画スター、アスリートにミュージシャンと極上のセレブたちが名を連ねる。『ハンナとその姉妹』(87)や『セックス・アンド・ザ・シティ』(08)のロケ地としても知られ、2年間カーライルに滞在していたこともあるウディ・アレン監督は、ホテル内のカフェ・カーライルで週に1度クラリネットを演奏している。上等なホテルは数あれど、セレブが皆カーライルを選ぶその理由は…?「お客様の秘密は必ず守ります」そう答えるのは個性的でユーモラスなホテルのスッフたち。先達からの伝統を受け継ぐスタッフたちは、溢れんばかりの笑顔でゲストを出迎える。まるで我が家のよう、とセレブたちは口をそろえるほど。なかでも名物コンシェルジュのドワイトは、吃音症を抱えながら36年間カーライルを支えてきた。彼の上品で温かい接客は宿泊客からもスタッフからも愛されている。彼らのおもてなしの心意気は、時代の中で失われつつある人間の豊かさを教えてくれるのかもしれない。また、今回解禁されたポスターは、アメリカで活躍するファッションイラストレーターのケラ・ティルが本作のために描き下ろした、繊細で愛らしいタッチの超高級ホテル・カーライルがお目見え。場面写真では、ジョージ・クルーニーやナオミ・キャンベル、ジョン・ハムらがカーライルについて語る姿や、美しく悠然と佇むカーライルの外観がうかがえる。監督は、『ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート』(13)、『ティファニー ニューヨーク五番街の秘密』(16)といったニューヨークの老舗高級ショップのドキュメンタリーを続けて製作しているマシュー・ミーレ―。過去作でもみせた超一流セレブたちの素顔を引き出す手腕は健在で、今回は4年間、自らもカーライルに通い詰め、その情熱が数々のビッグネームを本作出演へと導いたという。『カーライル ニューヨークが恋したホテル』は8月9日(金)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カーライル ニューヨークが恋したホテル 2019年8月9日よりBunkamura ル・シネマ ほか全国順次公開© 2018 DOCFILM4THECARLYLE LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2019年03月25日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。もうすぐ新入学、新学期の季節ですね。移民問題で揺れるフランスで今、大きな社会問題になっているのは、移民の子どもたちが直面する学力低下と教育の不平等ですが、日本でも教育問題は他人事ではないのではないでしょうか。【シネマの時間】第60回は、フランスの美しい四季を背景に描いたある教室の1年の物語、映画『12か月の未来図』をお送りします。もし、フランス最難関のエリート高校の教師が、パリ郊外の教育困難校に赴任したら?主人公の国語教師フランソワと劣等感の塊だった生徒たちが、教育の力で自信を取り戻し、新しい未来を自分の力でつかみ取ろうと模索するリアルな成長物語です。教育格差に直面し真の教育に目覚めるフランソワを演じるのは、フランスが誇る劇団「コメディ・フランセーズ」のベテラン俳優で演出家のドゥニ・ポダリデス。本作でプロの俳優が起用されているのは、なんと大人の役だけ。子どもたちは、オリビエ・アヤシュ=ビダル監督自身がほぼ2年に渡り、取材のために教育現場で関わった実在の子どもたちを起用。監督の真摯な仕事ぶりに感銘を受けます。教育問題という難しいテーマを扱いながらも、子どもたちと堅物なフランソワの交流と成長がユーモアたっぷりに描かれ、”誰と出会うか” 良い出会いの大切さを感じずにはいられません。また、この映画で本の力や美しいものを観ることの素晴らしさを再確認!私も中学校のときに、授業前に朝の15分読書の時間があったことを思い出し、そのおかげで本から多くを学ぶことができました。劇中、フランソワが授業で紹介していた「レ・ミゼラブル」の本も早速読んでみようと思います。インド独立の父・宗教家のマハトマ・ガンディーの言葉に「明日死ぬかのように生きなさい。永遠に生きるかのように学びなさい」という名言がありますが、観たい映画、読みたい本、実現したい夢がいっぱいですね。まずは、映画館で『12か月の未来図』をお楽しみいただければ幸いです!■映画『12か月の未来図』あらすじーパリ郊外、移民・貧困・学力低下。フランスが直面する社会問題を背景に描く学ぶことの大切さ。フランスが誇る名門アンリ4世高校で国語を教えるベテラン教師、フランソワ・フーコー(ドゥニ・ポダリデス)は、父は国民的作家、妹は彫金作家として活躍する知的なブルジョア一家に育ち、家庭も職場もブルジョアばかりという環境で生きてきました。ある夜、フランソワは父の新刊サイン会でゲストに教育改革論を語ります。「パリとパリ郊外の学校における教育格差を解決するには、問題校へベテラン教師を派遣して新米教師を支援すればよい」と。偶然、その場で彼のアイデアを耳にした美女がいたことから、フランソワの未来が大きく変わっていきます。アンヌと名乗る美女は国民教育省で教育困難校に取り組む専門家でした。フランソワの話を気に入った彼女は早速、彼に教育優先地域にあるバルバラ中学校への1年間の派遣を依頼します。移民、貧困により荒廃した街並み、真っ昼間から団地の空き地にたむろする若者たち。荒れた光景に怯えながら、フランソワは郊外の赴任先へ。新しく赴任した中等学校では、教師への敬意などなく大声でしゃべり続ける生徒たち、問題児はさっさと退学させればいいと冷ややかな若手教師たちに驚かされます。初めて担当した授業で行った挨拶代わりの書き取りテストは惨憺たる結果で、初日から想像以上の問題ばかりです。なによりエリート校でいわゆる“生粋のフランス人”を相手にしてきたフランソワにとって、さまざまなルーツを持つ生徒たちの名前を正確に読み上げるのも一苦労。カルチャーショックに打ちのめされながら、フランソワはベテラン教師の意地で、まずは生徒たちの名前と顔を一晩で記憶しようと努力します。クラスの問題児は、反抗的でお調子者のセドゥ(アブドゥライエ・ディアロ)という男の子。好きな女子を追いかけ回す幼い一面もありますが、トラブルを繰り返すセドゥは教師の間では退学候補者のひとりとして目をつけられていました。実はセドゥは大好きな母親が病気のため心が不安定だったのです。もし、セドゥが中学を中退させられたら、一生社会から落ちこぼれ、這い上がることは不可能でしょう。フランソワは今までに感じたことのない使命感と父性に駆られ、彼の行動を見守るようになります。移民、貧困、保護者の無関心、不幸な環境の中で過ごしてきた彼らに、前任校と同じ指導は通用しないと悟ったフランソワは、生徒自身が自らの能力と未来を信じられるようにと意識改革を開始します。「勉強しても意味がない」と無力感の塊だった生徒たちでしたが、フランソワの熱意ある指導で知的好奇心と自信を取り戻し、『レ・ミゼラブル』の本を読み込む授業に取り組めるほど授業態度が向上します。他の教科でもクラス全体の成績が上がるなど、フランソワの指導は効果を上げ、生徒の心を掴めず悩んでいた社会教師のクロエ(ポリーヌ・ユリュゲン)は、フランソワに尊敬以上の感情を抱くようになります。すべてが順調だったある日、遠足で訪れたベルサイユ宮殿でセドゥがトラブルを起こしてしまいます。指導評議会で猶予なしの退学を宣告されてしまうセドゥ。担任であるフランソワは、ベテラン教師のプライドを懸けて、また良識ある大人として、大切な教え子の未来を守るために必死に奔走するのですが……!■映画『12か月の未来図』作品紹介映画『12か月の未来図』2019年3月30日(土)より新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国ロードショー公式サイト:原題:Les grands esprits原案:リュドビク・デュ・クラリー脚本/監督:オリビエ・アヤシュ=ビダル製作:アラン・ベンギーギ、マチュー・ベルアーゲ、トマ・ベルアエジュ編集:アレクシス・マラールキャスティング:ジュスティーヌ・レオカディ音楽:フロリアン・コルネ、ガドゥ・ノダン製作年:2017年製作国:フランス配給:アルバトロス・フィルム上映時間:107分映倫区分:G日本語字幕:岩辺いずみ© ATELIER DE PRODUCTION – SOMBRERO FILMS -FRANCE 3 CINEMA – 2017■映画『12か月の未来図』キャストドゥニ・ポダリデス=フランソワ・フーコーアブドゥライエ・ディアロ=セドゥポリーヌ・ユリュゲン=クロエアレクシス・モンコルジェ=ギャスパールタボノ・タンディア=マヤエマニュエル・バルイエ=校長レア・ドリュッケール=キャロリーヌジネブ・トリキ=アガトフランソワ・プティ=ペランレミマリー・レモン=カミーユシャルル・タンプロン=セバスチャンジャンヌ・ロザ=生活指導専門員マグディ・ファヒーム=ランシェイク・シラ=マルヴァン【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2019年03月25日映画にドラマに舞台にと、出演作はゆうに300本を超える。日本を代表するバイプレーヤーとして、超多忙を極める俳優の六平直政(64)。「Vシネマだけで300本ぐらいやったから、もっと出てるんじゃない。マネージャーにも『分刻みで仕事取ってこいよ。家で休んでるのは大嫌いなんだから』って言ってて(笑)」(六平・以下同)最新作は日露合作映画『ソローキンの見た桜』(愛媛県にて先行公開中。3月22日より角川シネマ有楽町ほかにてロードショー)。日露戦争の最中、愛媛県松山市に実在したロシア兵捕虜収容所を舞台に、日本人看護師とロシア兵との許されぬ恋を描いた一大ロマン。六平が演じるのは家業存続のため、娘を資産家に嫁がせようとするヒロインの父だ。「日露関係があんまりうまくいってない今だからこそ、こういう作品を作るのはお互いの国にとってもいいと思うね。芸術というのはボーダーレスで国境がないということを一般の人にも感じてもらいたい。それに、旧態依然とした日本社会の娘が敵国の兵と恋に落ちるというストーリーもいいじゃない」これが2作目となる井上雅貴監督とは、’05年に六平が出演したロシア映画『太陽』のメイキング班監督として出会ったという。「雅貴とはロシアで一緒にご飯も食べたし、その現場で彼はロシア人通訳の女性と恋に落ちて結婚したのよ。そのころに『おまえが映画監督になったら俺が出てやるから』と約束したんだって。言ったのかな?……確かに言った(笑)」そんな言葉に、共に現場を過ごしたスタッフへの愛情を感じる。「役者は誰が出たって一緒。やっぱり、いい演出家、いい監督、いい本書きと出会うしかないよね」作品の大小を問わず、仕事を重ねてきた六平だが、俳優を続けていく自信を得たのは40代になってからだという。無名時代を共に歩んだ盟友に大杉漣がいた。「当時は、お互い役者とも知らず、バイト先で出会った20代の働く若人。夜中の横浜『そごう』で一緒に売場の吊り案内をかける仕事をやってた。類は友を呼ぶのかな」役がかぶって取り合うこともあったが、その大杉も昨年急逝した。「いまは俺とかぶる役者もいなくなって。かぶるのはお笑いの小峠。俺を縮こませたみたいな男だなと。役者じゃないから、俺の足元にも及ばないけどね(笑)」バイプレーヤーの楽しみは「メインプレーヤー(主役)の演技を間近で見られること」だと言う。大胆にして繊細、豪快にして謙虚。こわもての下の素顔が垣間見えた。
2019年03月25日映画『誰もがそれを知っている』が、2019年6月1日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国順次公開。イランの名匠アスガー・ファルハディ監督最新作『別離』『セールスマン』で2度のアカデミー賞外国語映画賞に輝いた、イランの名匠アスガー・ファルハディ監督の最新作。アカデミー賞授賞式をボイコットしたことでも話題を呼んだ前作から2年、ついに待望の最新作が公開となる。“一枚の行方不明者写真”から着想した極上サスペンス最新作『誰もがそれを知っている』は、1枚の行方不明者の写真から着想。15年前のスペイン旅行中に目にした一枚の写真をインスピレーションに、アスガー・ファルハディ監督がずっと温めてきた物語だ。物語は、スペインの故郷で家族、幼なじみと久しぶりに再会するところからスタート。結婚式で起きた娘の失踪きっかけに、隠していたはずの真実をめぐり家族の秘密と嘘がほころび始める…。綿密な脚本と緊迫感溢れる語り口で、人間社会の裏に潜む普遍的なテーマを鋭く描き出す監督は、最新作で家族の秘密と嘘をめぐる新たなる極上サスペンスを作り上げる。ペネロペ・クルス&ハビエル・バルデム夫婦共演出演は、スペインを代表する女優ペネロペ・クルスと夫のハビエル・バルデム。本作では、企画段階からペネロペとハビエルが携わり、彼らに当て書きする形でキャラクターは描かれているという。脇を固めるのは、アカデミー賞外国語映画賞受賞『瞳の奥の秘密』で知られるアルゼンチンの俳優リカルド・ダリン、『マジカル・ガール』でゴヤ賞主演女優賞を受賞したバルバラ・レニーなどの実力派キャストたち。第71回カンヌ国際映画祭では華々しくオープニングを飾り、「ここ数年の中で最も力強く、価値のあるオープニング作品の1つ」と称されたほど。カンヌと同日に劇場公開を迎えたフランスでもヒットを記録している。【作品情報】映画『誰もがそれを知っている』公開日:2019年6月1日(土)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開監督:アスガー・ファルハディ脚本:アスガー・ファルハディ出演:ハビエル・バルデム、ペネロペ・クルス、リカルド・ダリン英題:EVERYBODY KNOWS配給:ロングライド
2019年03月24日ヴェネチア、トロントなど数々の映画賞を獲得した巨匠フォン・シャオガン監督が自身の実体験をベースに描いた青春ラブストーリー『芳華-Youth-』。 この度、少女たちの美しいダンスシーンをとらえたエンディング曲をテーマにした本編イメージ映像と監督のインタビュー映像が公開された。激動の70年代、時代の波に翻弄されながらも真っ直ぐに逞しく生きていく軍歌劇団・文工団の若者たちの美しく切ない青春の日々を描き出した本作。本国中国では、公開から1か月で約230億円突破の大ヒットを記録した。その本作でエンディング曲「絨花」を伸びやかな高音ボイスで歌い上げるのは、2008年の北京パラリンピックでアンディ・ラウとともにデュエット曲を披露した、中国を代表する歌手・韓紅。バレエのレッスンに励む少女たち、放課後に男の子たちと一緒に戯れる姿など、どこの国でも譜見られるような“青春時代の一瞬のきらめき”が詰まった映像となっている。特に監督が特にこだわったのが、500人の中から半年以上かけて選び抜いたというキャスティング。歌や踊りの技術は当然のことながら「整形をしていないこと」が絶対条件だったそう。そんな監督の意思通り、初々しい若手キャストたちから溢れ出る“自然の美しさ”は青春の刹那をさらに色濃くし、「すべてが美しい」と監督が語る通りの映像となっている。『芳華-Youth-』は4月12日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:芳華-Youth- 2019年4月12日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、 YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。© 2017 Zhejiang Dongyang Mayla Media Co., Ltd Huayi Brothers Pictures Limited IQiyi Motion Pictures(Beijing) Co., Ltd Beijing Sparkle Roll Media Corporation Beijing Jingxi Culture&Tourism Co., Ltd
2019年03月23日