『アバター』の続編が再び公開延期になり、2018年に公開されないことがわかった。ジェームズ・キャメロン監督がメガホンを取った2009年公開の大ヒット作の続編は、以前も公開の延期が発表され2018年12月21日に公開予定となっていたが、再び公開日が変更になった。キャメロン監督はザ・トロント・スター紙のインタビューの中で「2018年には何も起きないよ」とコメントしたものの「僕たちは全力で制作を行っているところさ」とも話している。そんなキャメロン監督は以前、新作『アバター』4作品を同時に制作していく予定だと語っていた。「一つ一つの作品がバラバラではなくて、一つの大きな作品なんだよ。一つのミニシリーズを撮影するようなそんな感じかな。だから僕たちはすべての作品を同時に撮影していくつもりなんだ。例えば月曜日には第4弾のあるシーンを撮影して、火曜日にはほかのものから別のシーンを撮影するみたいな感じさ」「8時間にわたるストーリーを制作しているわけだよ。頭の中で正確に今どのストーリーの部分に取り掛かっているのか整理しながら進めていくのはとても大きな挑戦になるだろうね。僕が経験した中でも一番難しい挑戦かもしれないね」さらに監督は、「出演陣にとっても挑戦であることは間違いないだろうね。『違う、違う。この登場人物はまだ死んでないよ。君はまだ人生のこの段階にいるんだよ』みたいな感じだよ」とキャストにとっても大変なことだと言い、「これは一つの大きな物語なんだ。なんだか『ゴッドファーザー』の3作品を同時に作っているような気分だよ」と話していた。(C)BANG Media International
2017年03月14日『アバター』のディズニー・ワールドのテーマパークは今年5月にオープンするが、映画の方の続編製作はスムーズにいっていないようだ。世界の歴代興行収入ナンバー1の『アバター』の公開から7年3か月の時が過ぎた。続編の製作に関する進捗について、カナダのメディア「The Star」がジェームズ・キャメロン監督に直接取材した。「続編は2018年公開予定と聞いていたのですが?」と「The Star」が尋ねると、キャメロン監督は「2018年はないな。というか、僕らはちゃんとした公開予定日を発表したことはないよ。みんなにわかってほしいのは、この作品は律動的だということ。僕らは『アバター2』を作っているわけじゃない。2、3、4、5を(いっぺんに)作っているんだ」と語り、続編製作は「大規模な事業」で「三峡ダムを建設するに匹敵する」と例えた。三峡ダムは完成までに16年ほどかけて建設された中国の巨大ダム。「なんていったって、1本目を撮るのに4年半かかったのだから。それを、あと4本作ろうとしているんだからね」とキャメロン監督は笑う。キャメロン監督によれば、これから休みなく延々と『アバター』の撮影に時間を費やすとのことで、セットやパンドラの生き物たちのデザインはすでに完了。これが素晴らしい出来なようで、「みんなにいますぐ見て欲しいのはやまやまだけど、“見てのお楽しみ”にしないとね!」と期待させた。(Hiromi Kaku)
2017年03月13日5月27日(現地時間)、フロリダのディズニー・ワールドに映画『アバター』の世界をベースとしたアトラクション「Pandra: The World of Avatar」がオープンする。その『アバター』の世界を、テレビ番組「The View」の司会を務めるウーピー・ゴールドバーグが一足先に体験。『アバター』のジェームズ・キャメロン監督に解説と案内をしてもらった。「Pandra: The World of Avatar」に一歩足を踏み入れた瞬間に「オーマイゴッド!」と歓喜の声を上げるウーピー。キャメロン監督も「何かを考えて、スケッチして、それから何年後かに(実物となった)その上に立っているなんてね」といたく感動している様子。キャメロン監督は、ツアー中に「アバター」の惑星パンドラのビジュアルは自分が17歳のときに見た夢からスケッチを起こしたことを明かし、ウーピーを驚かせた。「Pandra: The World of Avatar」には2つの乗り物があり、1つは背中に乗って空を飛ぶような体験ができる、パンドラの生き物「マウンテン・バンシー」。もう1つはナヴィの川を探検できる船の乗り物だ。キャメロン監督は、特にパンドラの森の植物が光を帯びる夜に遊びにくることをオススメしている。(Hiromi Kaku)■関連作品:アバター 2009年12月23日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開(C) 2009 Twentieth Century Fox. All rights reserved
2017年03月10日毎日代わり映えのない毎日でつまらない?そんなことを思っている方に勧める作品になるとはつゆぞ思いもしなかった、というのが正直なところ。きっかけは映画人と "好きな映画" の話をしていたとき久しぶりに耳にしたことだった。日本で公開された当時年端もいかぬ少女であったわたしは、母と姉とで映画館に観て以来この映画を観ていない。理由があるとすれば、有名すぎて敢えて観る対象に挙がらなかったのだ。加えて3時間という鑑賞時間を確保する難しさもさることながら、ひとたび観た日にはとてもじゃないが現実世界に戻れそうにない。ということで満を持して意を決して20年近い年を経た先日、人生2回目の〈 タイタニック 〉の航海に出た。1912年、当時浮沈船と言われた超大型客船・タイタニック号が処女航海にして沈没したわずか5日間の物語。一連の沈没事件そのものは、一世紀を経てなお謎に包まれるが、そこは歴史研究家にお任せしたい。今回なぜ誰もが知っている超大作を取り上げたかったのか、それは主人公ローズの覚悟に感銘を受けたからに尽きる。てっきり沈没船に翻弄された悲恋の物語かとレッテルを貼っていたことを軽く悔いたほどだ。とても象徴的なシーンがある。ローズがジャックのスケッチブックを見る場面だ。描かれていたのはジャックがそれぞれの旅地で出会った女性たち。下半身不随だが手がものすごく美しい女性、帰らぬ恋人を待つためにありったけの宝石を身にまとう老婆、そのなかでローズが目に留めたものがフランス人女性をモデルに描いたヌードデッサン。「パリの女はすぐ服をぬいでくれるから助かる」とジャックがいう通り、ここでフランス人女性は〈 自分で選択する意思をもち生きる Liberté のアイコン 〉として、描かれていた。その時は顰めっ面をしジャックを蔑んだローズだが、翌日、ジャックに一つのお願いをする。フランス女のように一糸纏わぬ姿を描いてほしい、と。物語ではジャックの "遺作" となったローズの絵画が現代につながるストーリーの鍵になるわけだが、さて、ジャックとの悲恋を乗り越え "惰性の世界" から抜け出すために必要だったもの、それがこの "遺作" に象徴されてはいないだろうか。一見華やかに見える社交界、だがそこは、親の政略結婚のコマにされ婚約者からは愛ではなくお飾り扱いをされ、同じ面々により同じ会話が繰り返されるーーー、誰一人として助けてくれない "惰性の世界" であった。その状況に辟易し、自殺を図ったローズにとって、助けに来たジャックはまるで青天の霹靂だったに違いない。当時のジャックは世界中を旅しながら絵描きで日銭を稼ぐその日暮らしをしていた。タイタニック号の乗船券もポーカーで勝ち取ったというほど。"奴隷船" にいた彼女にとって、服を脱ぎありのままを描いてもらうという選択は、自身を取り巻く世界のすべてを拭い去り自由になりたいという意思を暗に示していたかのようだった。ご存知の通り、その夜氷山に衝突した "浮沈船" は、1500人以上の命を伴い海の底へと沈んでいく。凍死したジャックとの別離は、同時に親の強制や婚約者の脅威といったこれまでローズを縛り付けていたものからの別離でもあった。深い悲しみは同時に、お家や婚約といった重い錨を振り解きようやく自由に人生の航海を漕ぎだしたローズの門出でもあったのだ。仮に、ジャックと出会うことなくタイタニック号が沈没していたとしても、上流階級女性であったローズは救命ボートに乗り、翌朝カルパチア号に救助されただろう。だが異なるのは、きっと彼女の横にホックリー卿と母ルース・デウィット・ブケイターが寄り添っているであろうこと。乗船前と全く変わらないこの状況こそ彼女にとっての死を意味しており、その意味でジャックは死の淵にいた(実際に出会いの場所は自殺を図った船の淵だったことも暗示しているように思う)ローズと入れ替わるように死を受け入れたことになるだろう。現に、登場する老婆となった現代のローズは孫娘が看病していた。それが誰の子かは明かされていないが、諦めず自分の人生を生きる、それはジャックとの最後の約束であり彼女は自分の選択で、きちんとそれを全うしようとしていた。待っているだけで誰かが "惰性の世界" から救い出してくれるなんて思ったら本末転倒だけれども、もし毎日やってくる選択を自分の意思で行うことができるのであれば、それは全うすべき "自由" に値する、なんてことを彼女の Liberté から学ばせてもらった気がしてならない。 『TITANIC / タイタニック』監督:ジェームズ・キャメロンキャスト:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、バーナード・ヒルほかこんな時に観たい:一日中感情を引きずれるとき、日々を新鮮に感じたいとき 〈 おこぼれ話 〉そういえば、第88回アカデミー賞のディカプリオ氏の受賞コメントが話題になりましたね。 "Let us not take this planet for granted. I do not take tonight for granted. Thank you." 今宵の時間も今日には過ぎ去っていってしまうもの。毎日やってくる1日という未知の時間を "gift" と捉えシンプルに今を生きるジャックと重ね合わせてしまい、胸が熱くなりました。そして!お気付きかと思いますが今回からコラムの挿絵をイラストレーターの hitomiさん が描いてくださることになりました。絵描きであるジャックを書いたタイミングに、不思議とご縁を感じてます。ちなみにジャックが描いていた劇中のスケッチはすべてJ.キャメロン監督によるスケッチ。ローズを書いていたシーンは利き手が異なるからといって画面を反転させたという拘りっぷりは頭が下がります。ということで、これからぜひ挿絵にご注目くださいね。 過去のコラムを覗いてみよう【 洒脱なレディ論 】とは、映画・音楽・本・舞台といった作品を通じて、様々なレディ像を紐解いていく連載です。混沌とした時代に軽妙洒脱なレディとして生きる指南書を、目指します。Text. Midori Tokiokaillustration. Hitomi Ito
2017年02月27日壮大なスケール、世界観と想像を超えるストーリーで世界をも魅了する傑作コミックの実写映画化『鋼の錬金術師』。本作の公開初日が、「映画の日」12月1日(金)に決定!さらに山田涼介演じる主人公エドワード・エルリックの鎧姿の弟、アルフォンスをとらえた場面写真が初解禁となった。幼いころ、亡くなった母にもう一度会いたいという想いから兄エドと弟アルは、錬金術において絶対に犯してはならない禁忌、“人体錬成”を試みる。だが、錬成は失敗し、エドは左脚を、アルは身体全部を対価として“持っていかれて”しまう。瀕死のエドは自身の右腕と引き替えにアルの魂だけをなんとか錬成し、近くにあった鎧に定着させることに成功した。時が経ち、右腕と左脚に“機械鎧(オートメイル)”の義肢を装着した身で国家錬金術師となり、鎧姿の弟アルとともに、失った身体を取り戻す手がかりを探す旅を続けるエドを、人は“鋼の錬金術師”と呼んだ――。原作は、月刊「少年ガンガン」にて2001年から2010年に渡り連載された荒川弘による伝説的コミック。全世界シリーズ累計7,000万部超の大ベストセラーとなっており、2003年と2009年にはTVアニメ、2005年と2011年には劇場アニメ化。連載中に妊娠・出産を経験した原作者が「いつかわが子に読ませたい」との思いを込め描き続けたエルリック兄弟の感動的な冒険譚は、いまもなお女性からも熱狂的に支持されている。また、今秋には“ハガレン”史上初の大規模原画展「鋼の錬金術師展」も開催される。“鋼の錬金術師”ことエドワード・エルリック役には、俳優としても活躍著しい山田さん。幼馴染みのウィンリィ役に本田翼、“焔の錬金術師”マスタング大佐役にディーン・フジオカ、“人造人間(ホムンクルス)”ラスト役に松雪泰子、同じくエンヴィー役に本郷奏多など、オールスターキャストが集結していることでも話題。監督は、ジェームズ・キャメロン監督のもと『タイタニック』のCGを手掛け、『ピンポン』で日本映画の新たな扉を開いた曽利文彦。撮影はイタリアからクランクイン、すでにクランクアップを迎えている。昨年公開された特報映像では、原作の世界観を再現した映像とともに、リアリティあふれるアルフォンスの姿が一瞬描き出され、曽利監督による最先端技術を見せつけた。今回解禁となった場面写真では、改めてアルフォンスの姿を確認できる。ハリウッド大作でも用いられ、本作のために開発されたという邦画史上初となるCG技術により、鎧の中に魂だけを有したアルフォンスはその存在をリアルに感じさせるキャラクターに。力強い意思を感じさせ、何かを見据えるようなアルフォンスの視線の先に待ち受けるものとは…?山田さんは、「俺がエドなんだという強い気持ちを持って撮影に臨み、CGのアルフォンスを見て、これは大丈夫、実写化できるぞ」と感じたことを明かしている。また、現在ポストプロダクション作業に入っている曽利監督は、「スタッフ、キャスト一同、この作品を本当に実写化できると信じて疑わない人々が集まった現場で大いに士気が上がりました。皆さんの期待を裏切らないよう、原作の本質を大切にこの作品を仕上げていきたいと思います」と意気込みのコメント。エド役の山田さん、曽利監督も、確かな手応えを感じている様子の本作。細部までこだわり抜かれた圧倒的なクオリティで、本編がより楽しみになるアルの姿となっている。『鋼の錬金術師』は12月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月23日2016年末ではこのとおりフサフサに〔左〕(写真:REX FEATURES/アフロ) 北アイルランド出身の俳優ジェームズ・ネスビット(52)に黄金時代が訪れている。近年は映画『ホビット』シリーズのボフール役やドラマ『脳外科医モンロー』の主役も務めた。テレビシリーズのレギュラーとして引っぱりだこの彼は、今の自分があるのは「植毛のおかげ」であるとRadio Timesのインタビューで語っている。 20代の頃から頭髪の後退が始まり、薄毛がコンプレックスだったというネスビットは、2007年に最初の植毛を行った。「増えた髪の毛で公の場に出たんだけど、オープンにできるのが本当に嬉しかった。『さあ来い、僕が言う前に誰かツッコめ!』って思っていたよ」と当時の心境を語る。「植毛するということは一種の闘いで、僕のうぬぼれもあったかもしれない。でも、キャリアという点においては、インパクトがあった。その後、主役の座を複数射止められたことを考えると、植毛がその一助になったんだと思う」。 2004年のジェームズ・ネスビット(写真:Album/アフロ) ネスビットは英国で1997年から放映され、シーズン5まで重ねた人気コメディドラマ『Cold Feet』で主役のアダムを演じていた。この代表作がリブートされ、2016年にシーズン6がオンエアされた。劇中では「あれ、髪の毛増えた?」と尋ねられるシーンもあったとか。評判は上々で現在はシーズン7を製作中だ。 植毛手術はダブリンにあるブラックロック・クリニックで受け、費用はおよそ2万ポンド(約285万円)かかったという。ネスビットは担当したモーリス・コリンズ医師を「天才」と評し、「彼のチームは僕の人生を変えてくれた、と断言するよ」と語っている。
2017年02月15日『ヴィジット』で“鬼才健在”を改めてアピールしたM・ナイト・シャマランと、『X-MEN』シリーズでも知られるジェームズ・マカヴォイがタッグを組み、全米ランキングで初登場No.1を獲得した話題のスリラー『スプリット』(原題:SPLIT)が、5月12日(金)より日本公開されることが決まった。女子高生ケイシー(アニヤ・テイラー=ジョイ)は、級友クレア(ヘイリー・ルー・リチャードソン)のバースデー・パーティーに招かれ、その帰り、クレアの親友マルシア(ジェシカ・スーラ)と共に家まで車で送ってもらうことに。それが悲劇の始まりだった。見知らぬ男が車に乗り込んできて、3人は眠らされ、拉致される…。目覚めると、そこは殺風景な密室。ドアを開けて入ってきた男は神経質な雰囲気を漂わせていた。このままでは命が危ない!どうすれば逃げられるのか?3人が頭をひねっていた矢先、扉の向こうからその男と女性の声が聞こえる。「助けて!」と叫ぶ少女たち。姿を現したのは…女性の洋服を着て、女性のような口調で話す男だった。「大丈夫、彼はあなたたちに手を出したりしないわ」。絶句する少女たちに、今度は屈託なく「僕、9歳だよ」と男は話かけてきた。実は、彼は23もの人格を持つDID(解離性同一性障害)で精神医学を専門とする女医フレッチャーのセラピーを受けていたのだ。密室で3人の女子高生vs23人の人格の熾烈な攻防が繰り広げられる中、“24人目”の人格の存在が生まれようとしていた――。恐怖と緊張と興奮のスパイラルが五感を刺激する、シャマラン監督の真骨頂ともいえる密室スリラー。圧倒的な演技力で解離性同一性障害(DID:Dissociative Identity Disorder)の青年を演じ分けるのは、『X-MEN』シリーズのような大作から『つぐない』などの文芸作まで幅広いジャンルをこなせるジェームズ・マカヴォイ。シャマラン作品初出演となる彼は、万華鏡のようにキャラクターを変え、時にカリスマ性をも漂わせる。その圧巻の演技は映画史に名を刻むことにもなりそうだ。『セッション』も手がけたプロデューサーのジェイソン・ブラムをはじめ『ヴィジット』のスタッフが、シャマラン監督のもと再結集した本作は、『シックス・センス』『アンブレイカブル』『サイン』を放ったころの“キレ”が完全復活したといわれている。シャマラン史上、最も衝撃的なラストが待ち受けるという本作の続報を心待ちにしていて。『スプリット』は5月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月24日映画『007』歴代ジェームズ・ボンドの等身大フィギュアが、バーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEWYORK)六本木店・銀座本店に登場。六本木店は、2017年1月21日(土)から25日(水)まで、その後銀座本店に移動し、1月27日(金)から30日(月)までディスプレイされる。今回登場するのは、映画『007』を飾った歴代のジェームズ・ボンド6人。ショーン・コネリー、ジョージ・レーゼンビー、ロジャー・ムーア、ティモシー・ダルトン、ピアース・ブロスナン、ダニエル・クレイグの6名は、アカデミー衣裳デザイン賞を受賞した衣裳デザイナーのリンディ・ヘミングがデザインしたディナースーツを纏う。彼らは、様々なポージングを披露。腕を組むもの、ピストルを上に向けた古典的なポーズをとるもの、ピストルは持たずゆったりと構えるもの。背景は、映画『007』のオープンニングシーンでおなじみのインパクト溢れる銃口になっている。等身大フィギュアは見て触れて、一緒に写真を撮って楽しむことができる。なお、歴代ジェームズ・ボンドの等身大フィギュアは、全て体験型アトラクション施設「マダム・タッソー東京」が手掛けたもの。バーニーズ ニューヨークの先行展示後は、2017年2月1日(水)から5月14日(日)までの期間限定で、「マダム・タッソー東京」にて展示される。【イベント詳細】映画『007』歴代ジェームズ・ボンドの等身大フィギュア■バーニーズ ニューヨーク六本木店期間:2017年1月21日(土)~25日(水)住所:東京都港区六本木7-7-7営業時間:11:00~20:00■バーニーズ ニューヨーク銀座本店期間:2017年1月27日(金)~30日(月)住所:東京都中央区銀座6-8-7 交詢ビル営業時間:11:00~20:00※1月27日(金)18:00~20:30まで入場無料のオープニングパーティー開催。■マダム・タッソー東京期間:2017年2月1日(水)~5月14日(日)住所:東京都港区台場1−6−1 デックス東京ビーチ
2017年01月15日「Hey! Say! JUMP」の山田涼介主演で実写映画化される『鋼の錬金術師』。このほど、公式サイトでのカウントダウンも話題となっていた本作から、待望の初映像が解禁!山田さん演じる主人公エドワード・エルリックに加え、原作ファン待望の弟アルフォンスの姿が明らかになった。幼き日に最愛の母親を亡くしたエドワードとアルフォンスの兄弟。幼い2人は母親を生き返らせるために“錬金術”の最大のタブー、“人体錬成”を行うが、失敗する。その代償としてエドワードは肉体の一部を、アルフォンスは肉体すべてを失い、魂を鎧に定着させた姿になってしまう。やがて、エドワードは国家錬金術師となり“鋼”の二つ名を授かる。兄弟は、失ったすべてを取り戻すため、絶大な力を秘める“賢者の石”を探す旅に出るが…。本作は、日本を代表する伝説的人気コミックを、山田さんをはじめ、本田翼、ディーン・フジオカ、松雪泰子、本郷奏多、大泉洋といった日本を代表する俳優陣で映画化。錬金術が存在する壮大でファンタジーな世界観は、日本での映像化は不可能といわれ、ハリウッドでの映画化もうわさされていたが、ジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』でCGを手掛けた映像のスペシャリスト、曽利文彦監督の手により、錬金術を駆使したアクションシーンの完全映像化が実現することになった。8月下旬にクランクアップを迎えた本作は、現在、精密なCG映像を制作中。2000年以降、日本のVFX技術の進歩は目覚ましいものがあり、2002年公開の曽利監督の『ピンポン』が日本映画の新たな可能性を拓き、今年は『シン・ゴジラ』に登場するゴジラ、『デスノート Light up the NEW world』の死神リュークなど、フルCGで制作されたリアルなキャラクターたちが、日本映画界においても、映像化困難といわれた世界観の可能性を広げている。まさに「時は、来た」――そんないまだからこそ、実現したともいえる本作。今回、公式サイトで初解禁された30秒の超特報では、イタリアロケで撮影された、エルリック兄弟の生まれ故郷を思わせる牧歌的な美しい風景や、山田さんが熱演する主人公の“鋼の錬金術師”エドワードに加え、鎧姿のアルフォンスの姿が!本作に登場するアルフォンスは、日本映画では不可能とされていた最先端の技術で、全編フルCGの“リアリティあふれる”姿が表現されるという。さらに、錬金術によって生み出された何かがエドに襲い掛かる映像も収められており、山田さん演じる、熱血で一本気な兄・エドと、優しく穏やかな弟・アルの波乱に満ちた旅の始まりに期待が高まる映像となっている。『鋼の錬金術師』は2017年冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月16日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介主演の映画『鋼の錬金術師』(2017年冬公開)特報が16日、公式サイトにて公開された。原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されたシリーズ累計7,000万部突破の人気漫画。主役のエドワード・エルリックを山田が演じる。母親を蘇らせるため、エドとともに”人体練成”に挑戦するも失敗、体全部を失い魂を鎧に定着させた弟・アルフォンス(アル)はフルCGで制作。その姿も、映像の中で確認することができる。メガホンをとった曽利文彦監督はジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』でCGを手掛けており、8月下旬のクランクアップ後も精密なCG映像を制作中だという。また、特報内では山田が扮したエドの姿やイタリアロケによる風景、そして錬金術によって生み出されたものがエドに襲いかかるシーンも収められている。キャストは他、本田翼(ウィンリィ・ロックベル役)、ディーン・フジオカ(ロイ・マスタング大佐役)、松雪泰子(ラスト役)、佐藤隆太(マース・ヒューズ中佐役)、蓮佛美沙子(ホークアイ中尉役)、夏菜(ロス少尉役)、原田夏希(グレイシア・ヒューズ)、大泉洋(国家錬金術師タッカー役)、國村隼(ドクター・マルコー役)、小日向文世(ハクロ将軍役)、石丸謙二郎(コーネロ教主役)、本郷奏多(エンヴィー役)、内山信二(グラトニー役)の出演が発表されている。(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会
2016年11月16日『007』シリーズの次回作向けては、過去4作でジェームズ・ボンド役を務めてきたダニエル・クレイグがいまだに最有力視されているようだ。次期ボンド役を巡ってさまざまな説が飛び交っているものの、2006年作『カジノ・ロワイヤル』以来主役を演じたダニエルの5作目への続投をバーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンらプロデューサー陣が熱望していることを、シリーズの重役であるカラム・マクドゥーガルがBBCに明かした。次期ボンドに向けてはここ数カ月の間、エイダン・ターナーやイドリス・エルバ、トム・ヒドルストンらの名前が挙がっている。昨年にはダニエル本人が次回作続投について後ろ向きな発言をしていたことで、ボンド交代のうわさに拍車がかかっていた。そしてM役を演じた共演者のジュディ・デンチも「ダニエルは疲れ切っているんじゃないかしら」と発言し、ボンド役からの休みが必要であるという考えを明らかにしていた。また、前2作品を手がけたサム・メンデス監督もすでに新作には参加しない意向を表している。(C)BANG Media International
2016年10月04日ジェイソン・ステイサムが精密機械のように完璧に仕事こなす暗殺者を演じ、ファンたちを魅了する『メカニック:ワールドミッション』。このほど、本作でステイサムに近づく妖しいヒロインを演じたジェシカ・アルバの、魅惑のボディを収めた水着シーンがシネマカフェに到着した。本作で、ある狙いのためにステイサム演じる元・暗殺者ビショップに近づく女性ジーナ役を演じているジェシカ。先日解禁されたバトル中の“筋肉ショット”も話題を呼んだ彼女は、今回、魅惑のビキニ姿を披露!ビショップとジーナのタイでのビーチシーンが収められている。エメラルドグリーンの透き通るビーチに照りつける太陽。ジェシカの水色ビキニが、その小麦色の肌によく映える。そして、ビショップの隣から颯爽と立ち上がり、海へと向かうジェシカ。その後ろ姿では、プライベートでは2児のママとは思えぬほどの美しすぎるヒップラインも露わに!現在35歳のジェシカといえば、2007年FHM誌で「世界一セクシーな女性」第1位に選ばれた美ボディの持ち主。ジェームズ・キャメロン製作総指揮の「ダーク・エンジェル」で一躍ブレイクし、『シン・シティ』シリーズや『ファンタスティック・フォー』シリーズ(’05/’07)などで、男女問わず幅広い層からの人気を獲得。2012年にはベビーケア製品の会社を立ち上げ、起業家としても活動。「フォーチュン」誌の最も影響力のある女性起業家10人にも選ばれており、いまや年商はなんと185億円といわれるほど!最近はそうした起業家としての活躍が目立つジェシカだが、本作ではステイサムに負けじと大暴れ!?まずは、海中をマーメイドのごとく優雅に泳ぐ、その姿に注目してみて。『メカニック:ワールドミッション』は9月24日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月01日名作恋愛小説の世界が、謎のウイルスに“感染”してしまう映画『高慢と偏見とゾンビ』。このほど、主演のリリー・ジェームズをはじめとする、ゾンビたちを華麗に成敗する美しき5人姉妹の、セクシー&デンジャラスな“お支度”写真がシネマカフェに到着した。18世紀イギリス。謎のウィルスが蔓延し、感染したものはゾンビとなって人々を襲っていた。片田舎で暮らすベネット家の5人姉妹は、裕福な人との結婚を夢見ながら、得意のカンフーでゾンビと戦う日々を送っている。そんなある日、屋敷の隣に大富豪の騎士ダーシー(サム・ライリー)が引っ越してくる。姉妹は狂喜乱舞するが、次女エリザベス(リリー・ジェームズ)だけは、初対面でみせた彼の高慢な態度に嫌悪感を抱いていた。やがて、人類とゾンビの最終戦争が勃発!共に戦うことになった2人は、互いの偏見に徐々に気づきはじめ…。ジェイン・オースティンによる恋愛小説の金字塔「高慢と偏見」の舞台を、謎のウィルスに感染した終末世界に置き換えるという大胆な試みで、200万部越えの大ベストセラーとなった原作を映画化した本作。主人公のベネット家の次女エリザベスを演じるのは、ディズニー映画『シンデレラ』で世界中の老若男女を魅了、英国貴族と使用人たちの人生模様を描いた人気TVドラマ「ダウントン・アビー」のローズ役でも知られるリリー・ジェームズ。華奢で可憐な姿とは裏腹に、『キル・ビル』さながら得意のカンフーを駆使し、ゾンビたちを華麗に倒していく。今回到着したのは、そんなエリザベスをはじめとする美しい5人姉妹の、ちょっぴりセクシー&デンジャラスな“お支度”場面写真。玉の輿を強く願う母の猛プッシュもあり、紳士で裕福なお相手との出会いを求め、当時の適齢期の男女にとっての一大イベント、舞踏会へ向かう身支度に励む姉妹たち。ランジェリー姿で一列に並び、互いのコルセットをしめ合い、せっせとお支度をするその様子は実にキュート。「高慢と偏見」の映画化『プライドと偏見』(’06)でもお馴染となっているシーンだ。しかし、本作でのお支度シーンは様子がちょっと違う。美しいドレスの下、そしてブーツの中に忍ばせているのは、“恥じらい”ではなく、闘うための武器の数々。だって、舞踏会で待っているのは運命の人だけでなく、紳士淑女を狙うゾンビたちもいるに違いないから!本家「高慢と偏見」ファンも納得のオマージュシーン満載ながら、マッシュアップ作品らしいデンジャラスなスパイスがピリリと効いているところも見どころの1つとなっている本作。舞踏会に足を踏み入れた5人姉妹に、いったいどんな展開が待っているのか?想像すればするほど、いまからドキドキが止まらない新写真となっている。『高慢と偏見とゾンビ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月16日フィルムセンターの上映企画「自選シリーズ 現代日本の映画監督」から「押井守監督特集」が開催決定。東京国立近代美術館フィルムセンターにて2017年1月10日(火)から1月22日(日)までの期間で上映される。「自選シリーズ 現代日本の映画監督」とは、1980年代以降の日本映画を牽引してきた映画監督の中から毎回1人にスポットを当て、監督自ら選定した作品を上映する企画。作品を通して、デビューから現在までの足跡をたどり、現代日本映画の原点を探る試みを行っている。第5回目となる今イベントでは、押井守監督を迎える。舞台監督や小説家、ゲームシナリオ作家としても活躍する押井の作品は、アニメーションと実写を往還・融合し、独自の映像世界を圧倒的な映像美で描く。彼の95年の作品「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」では、その世界観と緻密な映像構成でジェームズ・キャメロンらに大きな影響を与えた。2015年の作品である、女子校を舞台にしたサスペンススリラー『東京無国籍少女』では、役者の身体表現や躍動性を追求し、迫真迫るクライマックスを演出。また、2016年の『ガルム・ウォーズ』では、15年をかけた構想を実写とアニメーションで表現するなど、彼の作品は常にそれまでの映画の枠組みを拡大し続けてきた。【開催概要】自選シリーズ 現代日本の映画監督5 押井守監督特集会期:2017年1月10日(火)~1月22日(日)会場:東京国立近代美術館フィルムセンター 大ホール住所:東京都中央区京橋 3-7-6上映:押井守監督作品 12プログラム (各プロ2回ずつの上映)※上映作品は順次発表される予定。
2016年08月06日世界的ヒットを続けてきたシリーズの最新作として、X-MEN結成の秘話も明かされる『X-MEN:アポカリプス』。その公開を目前に控え、ジェームズ・マカヴォイが本作で“真のプロフェッサーX”になる一部始終を収めた特別映像が解禁となった。1983年、文明の誕生以前から“神”として君臨していたアポカリプス(オスカー・アイザック)が、数千年の眠りから目を覚ます。現在の人間の文明が間違った方向に発展したと考えるアポカリプスは、新たな秩序をもたらそうと、マグニートー(マイケル・ファスベンダー)をはじめ4人のミュータント=“黙示録の四騎士”を率いることに。プロフェッサーXは不穏な動きを察知するが、彼の能力を狙ったアポカリプスに捕らわれてしまう。最古最強の神アポカリプスを止めるため、ミスティーク(ジェニファー・ローレンス)を中心にした若きミュータントたちは、かつてない戦いへと挑む――。今回到着したのは、“ジェームズがチャールズになる日”と題されたメイキング映像だ。ジェームズ・マカヴォイはシリーズ第4作『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』からチャールズ・エグゼビアことプロフェッサーXを演じ、続く『X-MEN:フューチャー&パスト』では“元祖”のパトリック・スチュワートと共演して同じ役を分かち合った。“元祖”プロフェッサーXといえば、あのスキンヘッド!これまで“若きプロフェッサーX”ということで、長髪をなびかせながらの熱演だったマカヴォイは、今回ついに、身も心もプロフェッサーXを継承する。この映像が収められたのは、本作の撮影10日目。マカヴォイの記念すべき日を見届けたのは、監督ブライアン・シンガーとテレビ電話越しのパトリック・スチュワートだ。鏡の前に座ったマカヴォイは、バリカンを片手にハイテンション。マカヴォイ、監督、スタッフら、現場にいる全員が世紀の一瞬を見届けようとワクワクしている様子に、スチュワートの口からもなんと衝撃的な一言が!?彼はその後も茶目っ気いっぱいのエールを贈り続けながら、マカヴォイが自分に近づいていく様を見守った。映像の最後は、スキンヘッドになったマカヴォイが真のプロフェッサーXになったことを実感しつつ、カメラに向かって披露したドヤ顔で締めくくられている。『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』から連なる3部作の完結編にして、ついに自ら頭を丸めたマカヴォイの身も心も継承した“プロフェッサーX”の雄姿は必見といえそうだ。『X-MEN:アポカリプス』は8月11日(木・祝)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて3D/2D同時公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月29日恋愛小説の金字塔にして、不朽の名作「高慢と偏見」が“感染”して現代に蘇る『高慢と偏見とゾンビ』。このほど、『シンデレラ』のリリー・ジェームズが演じるエリザベスをはじめ5人の姉妹たちが、華麗にゾンビの大群を成敗しながら恋に落ちる、予告編映像とポスタービジュアルが解禁となった。18世紀イギリスの片田舎。ベネット家の5人姉妹は、裕福な人との結婚を夢見て毎日を送っていた。そんなある日、屋敷の隣に、大富豪の騎士ダーシーが引っ越してくる。狂喜乱舞する姉妹だったが、次女エリザベスは、初対面でみせた彼の高慢な態度に嫌悪感を抱いていた。だが、やがて人類とゾンビの最終戦争が勃発、共に戦うことになった2人は、互いの偏見に徐々に気づきはじめ――。本作は、誤解と偏見から起こる恋のすれ違いを綴ったジェイン・オースティンの名作の舞台を、謎のウィルスに感染した終末世界に置き換えるという大胆な試みで話題を呼び、200万部越えのベストセラーとなったマッシュアップ小説を完全映画化。主人公のベネット家の次女、エリザベスを演じるのは、ディズニー『シンデレラ』に抜擢され、英国貴族社会を描いた人気TVドラマ「ダウントン・アビー」でもよく知られるリリー・ジェームズ。華奢で可憐な姿とは裏腹に、『キル・ビル』さながらのカンフーを駆使し、ゾンビを倒していくスタイリッシュなアクションシーンは必見だ。また、エリザベスとすれ違いながらも惹かれあう大富豪の騎士ダーシー役には、『マレフィセント』のサム・ライリー。少女マンガの原点ともいえるツンデレ男子ぶりは、ゾンビだらけの世界でもエリザベスの乙女心を翻弄する。さらに、『ベン・ハー』リブート作に抜擢され、“ジェームズ・ボンド”候補としても注目度上昇中のジャック・ヒューストン、『ダーク・シャドウ』のベラ・ヒースコート、『ノア約束の舟』『ライオット・クラブ』のダグラス・ブース、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のマット・スミスら、豪華で多彩な英国俳優たちが集結する。解禁となった予告編映像では、絢爛豪華な衣装に身を包んだ中世・イギリスの紳士淑女たちが、真実の愛を求めてラブロマンスを繰り広げる不朽の名作の新たな映画化…かと思いきや、ヒロイン・エリザベスの背後に忍び寄る存在が!そこで『高慢と偏見』のタイトルがスライドし、まさかの“ゾンビ”が出現!“名作が感染”というユーモアあふれる斬新な予告編がスタートする。清々しいほどにゾンビを切って切って切り倒す、淑やか(?)で可憐な最強5人姉妹の本格アクションと、元祖ラブコメともいわれる胸キュンロマンスとのコラボレーションには要注目!本編への期待がますます高まる映像となっている。『高慢と偏見とゾンビ』は9月30日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月29日日本でも大ヒットした『シンデレラ』で一躍若手トップスターの仲間入りを果たしたリリー・ジェームズ。彼女が華麗な現代の“シンデレラ”から、まさかのゾンビハンターとなるベストセラー小説の映画化『高慢と偏見とゾンビ』が、9月に日本公開されることが決定した。舞台は、18世紀イギリス。謎のウィルスが蔓延、感染したものはゾンビとなって人々を襲っていた。片田舎で暮らすベネット家の5人姉妹は、裕福な人との結婚を夢見ながら得意の“カンフー”でゾンビと戦う日々を送っている。そんなある日、屋敷の隣に、大富豪の騎士ダーシーが引っ越してきた。狂喜乱舞する姉妹だったが、次女エリザベスは、初対面でみせた彼の高慢な態度に嫌悪感を抱く。だが、人類とゾンビの最終戦争が勃発し、共に戦うことになった2人は、互いの偏見に徐々に気づき始め――。2005年にはキーラ・ナイトレイ主演で映画化もされた、恋愛小説の金字塔「高慢と偏見」。その舞台を謎のウィルスに感染した終末世界に置き換えるという大胆な試みで、200万部を越える大ベストセラーとなったマッシュアップ小説「高慢と偏見とゾンビ」(ジェイン・オースティン&セス・グレアム=スミス/二見書房刊)を、まさかの完全映画化。原作小説は、発売当初からセンセーションを巻き起こし「ニューヨークタイムズ紙」のベストセラーリスト入り。世間で話題となるそのちょっと前、プロデューサーとしても活躍する女優ナタリー・ポートマンから製作アリソン・シェアマーへかけられた1本の電話が、今回の映画化プロジェクトを始動させることとなった。監督・脚本には『セブンティーン・アゲイン』の気鋭バー・スティアーズ。キャストには、原作の世界観を体現するべく、若手から重鎮まで多彩な英国俳優が集結した。主人公のベネット家の次女、エリザベスを演じるのは、ディズニー映画『シンデレラ』に主演して世界中の老若男女を魅了、英国貴族社会を描いた人気TVドラマ「ダウントン・アビー」ローズ役でも知られるリリー・ジェームズ。本作では、華奢で可憐な姿とは裏腹に、『キル・ビル』さながら得意のカンフーを駆使し、ゾンビを次々と倒していく!また、エリザベスとすれ違いながらも惹かれ合う大富豪の騎士ダーシー役には、『マレフィセント』のカラス“ディアヴァル”役のサム・ライリー。少女マンガにも通じる、ぶっきらぼうだけどどこか放っておけないツンデレ男子ぶりには、エリザベスの乙女心も翻弄されっぱなし。そのほか、リメイク版『ベン・ハー』に抜擢されたジャック・ヒューストン、『ダーク・シャドウ』のベラ・ヒースコート、『ノア 約束の舟』『ライオット・クラブ』のダグラス・ブース、『ターミネーター:新起動/ジェネシス』「ドクター・フー」のマット・スミスら、注目のキャストが揃う。エリザベスとダーシー、すれ違いながらも恋に落ちていく2人に待ちうけるのは、人類とゾンビの最終戦争!?ロマンス×ゾンビ×アクションの化学反応を、この秋、楽しみにしていて。『高慢と偏見とゾンビ』は9月よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月11日7月2日から9月19日まで、東京・丸の内の三菱一号館美術館で「From Life―写真に生命を吹き込んだ女性 ジュリア・マーガレット・キャメロン展」が開催される。1815年にインドのカルカッタに生まれたジュリア・マーガレット・キャメロンは、48歳の時に独学で写真術を身につけ、記録媒体にすぎなかった写真を、芸術の次元にまで引き上げようと試みた写真家。1863年末に初めてカメラを手にして制作活動に取り組んだキャメロンは、僅か1年半後にヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の前身であるサウス・ケンジントン博物館に63点の作品が買い上げられ、 公的な評価を確立するという快挙を成し遂げた。本展は、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館が企画した世界6ヶ国を回る国際巡回展であり、日本初の回顧展。会場では、極めて貴重な限定オリジナルプリント(ヴィンテージプリント)をはじめ、約150点の写真作品や書簡などの関連資料を通じて、キャメロンの制作意図を鮮やかに際立たせつつ、 彼女が切り拓いた美しくも型破りな芸術表現を展覧する。【イベント情報】「From Life―写真に生命を吹き込んだ女性 ジュリア・マーガレット・キャメロン展」会場:三菱一号館美術館住所:東京都千代田区丸の内2-6-2会期:7月2日~9月19日時間:10:00~18:00(金曜、第2水曜、会期最終平日は20:00まで、入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,600円、高校生・大学生1,000円、小・中学生500円休館日:月曜日(但し、祝日の場合と9月12日は開館)
2016年06月10日木城ゆきとのSF漫画『銃夢』のハリウッド映画版『Alita: Battle Angel』の主演女優が、ロサ・サラザールに決まった。サラザールは、アメリカ、メリーランド州出身の30歳。これまでに『メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮』『ダイバージェントNEO』などに出演してきている。その他の情報プロデュースはジェームズ・キャメロンとジョン・ランドー。監督はロバート・ロドリゲス。20世紀フォックスが製作配給する。製作予算は1億7500万ドルあたりになるそうで、超大作レベルだ。物語の舞台は26世紀。スクラップを再利用して生きる町で、サイボーグの専門医が、半分壊れた状態のサイボーグ少女を発見する。そのサイボーグは、再構築される前の記憶をもたないが、優れた戦いのスキルだけは忘れていなかった。主人公アリタ以外のキャスティングは、これから決まる。北米公開予定は2018年7月。文:猿渡由紀
2016年05月30日漫画家・荒川弘の代表コミック「鋼の錬金術師」を実写化。主役のエドワード役に山田涼介を起用し、映画『鋼の錬金術師』が2017年12月1日(金)に日本で公開される。それに先駆け、アジア最大級の映画の祭典、第30回 東京国際映画祭にて、日本のコミック原作は史上初となるオープニング上映されたほか、全米、ヨーロッパを含めた190ヶ国以上の国々での公開される。鋼の錬金術師とは?「鋼の錬金術師」は、2001年から2010年にかけて月刊「少年ガンガン」で連載された人気コミック。全世界累計7,000万部、少年誌での連載にもかかわらず、オリジナリティ溢れる設定とビジュアルが男性ファンのみならず熱狂的な女性ファンも獲得、深いメッセージ性は大人層の支持を得ていた。連載開始から16年で2度アニメ化された。原作者の荒川弘は、次のように映画と出演キャストへの期待と絶大な信頼を寄せている。「色々なメディア展開をしてきた鋼の錬金術師ですが、なんと実写化!曽利監督はマンガ表現とリアル部分をつなぐCGを上手に使われる方なので、アニメやゲームとはまた違った表現を見せていただけそうで楽しみです!」錬金術とは…錬金術とは物質の構成や形状を変化させ新たなものに作り替える技術。魔法のようでもあるが、無から有を生む万能の術ではなく、「等価交換」を原則とする厳正科学である。“人間”自体を作ることは禁止。エドワード&アルフォンスの兄弟は、幼いころ亡き母親にどうしても会いたく、蘇らせる人体錬成を行ったが、失敗。その代償として身体の一部を失った。亡き母を想い、幼きエルリック兄弟が“人体錬成”を試みる全ての始まりのシーンやアルの石獣と戦う姿、そしてエドが武器を錬成するシーンなど、ファン待望の映像が既に予告として披露されている。錬金術を駆使した壮大で圧巻のアクションを予感させる。主演のエドワード役に山田涼介を起用主役のエドワードを演じるのは「暗殺教室」シリーズの山田涼介(Hey! Say! JUMP)。ヒロインで、エドたちの幼馴染・機械鎧(オートメイル)技師のウィンリィ・ロックベル役は本田翼が演じる。さらに、兄弟の良き理解者で、若き士官“焔の錬金術師”の名を持つロイ・マスタング役はディーン・フジオカ。ほかにも、佐藤隆太、蓮佛美沙子、夏菜、大泉洋、松雪泰子たちの出演も決定。アルの声は新人俳優・水石亜飛夢が担当エドの弟であるアルの声に抜擢されたのは新人・水石亜飛夢。「星の王子様」(15)など、舞台やドラマで活動する期待の俳優だ。声はもちろん、アルに動きを与えるため、撮影現場でモーションキャプチャーも演じた。もともとは”動き”を吹き込むだけだったが、芽生え始めた不信感を兄にぶつける激しい喧嘩のシーンは、もはや吹き替えなど不要なほどの出来栄えで、そのまま水石がアルの声を担当することが決まったそうだ。配役エドワード役:山田涼介ウィンリィ・ロックベル役:本田翼ロイ・マスタング役:ディーン・フジオカ親友ヒューズ中佐役:佐藤隆太ホークアイ中尉役:蓮佛美沙子ロス少尉役:夏菜タッカ―役:大泉洋ドクター・マルコ―役:國村隼ハクロ将軍役:小日向文世ラスト役:松雪泰子エンヴィー役:本郷奏多グラトニー役:内山信二コーネロ教役:石丸謙二郎MISIA新曲「君のそばにいるよ」が主題歌主題歌にはMISIA書き下ろしの楽曲「君のそばにいるよ」。デビュー20周年を控えた40枚目となるシングルを、2017年11月29日(水)にリリース。初回仕様限定盤には、映画「鋼の錬金術師」とコラボしたオリジナルステッカーが封入される。エドとアルの二人の兄弟の絆の物語から着想を得たそうで、MISIAは次のように話している。「鋼の錬金術師は、もともと好きな作品なので嬉しかった。山田涼介さん演じるエドワードとアルフォンスの兄弟から感じとった歌詞に、果てしない希望を感じるメロディーとアレンジ楽曲、そして私の歌、それらを錬金して完成したものが『君のそばにいるよ』です。」監督・曽利文彦による映像技術監督は、「ピンポン」などを手掛けてきた曽利文彦。曽利はジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』でCGも手掛けた映像のスペシャリストでもあり、まさに“ハガレン”の錬金術を駆使したアクションシーンを映像化するために必要不可欠な技量を持つ監督だ。『鋼の錬金術師』では、弟、アルフォス・エリックが日本映画では不可能とされていた最先端の技術を駆使した全編フルCGのリアリティあふれる姿で登場し圧倒する。また本作は、高品質なデジタル映像とクリアなサウンドが特長のIMAXでの上映が決定しており、IMAXの予告映像も公開された。床から天井、左右の 壁いっぱいに広がる大型スクリーンの IMAX上映で鑑賞すればより一層、大迫力の映像美を楽しむことができる。“ハガレン”史上初の大規模原画展映画公開を記念して、2017年秋に“ハガレン”史上初の大規模原画展「鋼の錬金術師展」の開催が決定。2017年9月16日(土)から10月29日(日)まで、東京ドームシティ・ギャラリー アーモで開催される。さらに、2017年11月3日(金・祝)から30日(木)まで大阪・大阪南港ATCミュージアムでも行われることが決定した。”ハガレン”あらすじ「返せよ、足だろうが、両腕だろうが、心臓だろうが、くれてやる。だから返せよ!たった1人の弟なんだよ!」錬金術の天才的な才能を見せる兄 エドワード・エルリックと、その弟 アルフォンス・エルリック。「この理論なら完璧だ!母を生き返らせることができる!」と人体錬成"の理論を考える。「母さんの笑顔がもう1度見たくて…」と幼い頃、亡くなった母にもう一度会いたいという想いから “錬金術”において最大のタブーとされる人体錬成を行う兄弟。しかし、錬成は失敗。エドワードは左足を、アルフォンスは体全てを失ってしまう。エドワードは自身の右腕を代償にアルフォンスの魂を錬成して、鎧に定着させることに成功し、アルフォンスは一命を取り留める。時が経ち、エドワードは自ら失った右腕と左脚に機械鎧(オートメール)を装着し、失った身体を取り戻す手掛かりを得るために国家錬金術師となり、“鋼”の錬金術師と呼ばれていた。そしてその手掛かりが“賢者の石”と呼ばれる伝説の石であることを確信する。弟の体を取り戻すために命をかける兄と、彼を支える鎧姿の心優しい弟。亡き母の「人体錬成」の代償として失った全てを取り戻すため、不可能を可能にするほどの絶大な力を秘めると言われる“賢者の石”を探す二人の壮大な冒険の旅が今、始まる――やがて“賢者の石”を探す旅は国家をも揺るがす巨大な陰謀をめぐる熾烈な戦いへ変貌していく―。作品概要映画『鋼の錬金術師』公開時期:2017年12月1日(金)、全国ロードショー監督:曽利文彦原作:「鋼の錬金術師」荒川弘(「ガンガンコミックス」スクウェア・エニックス刊)エグゼクティブ・プロデューサー:濱名一哉配給:ワーナー・ブラザース映画※荒川の描き下ろし特別編コミックスが映画『鋼の錬金術師』の入場者特典にとして配布される。7年ぶりに荒川が新作エピソードを描き下ろす。©2017 荒川弘/SQUARE ENIX ©2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会
2016年05月27日目の肥えた日本のコミックファンだけでなく、世界をも魅了する今世紀最大級の大人気傑作コミック「鋼の錬金術師」が実写映画化され、2017年冬に全国公開されることが決定。主人公の“鋼”の錬金術師エドワード・エルリックを、「Hey! Say! JUMP」の山田涼介が演じることが明らかとなった。原作は、2001年にスクウェア・エニックス月刊「少年ガンガン」で連載スタート、2010年に連載を終了した漫画家・荒川弘の代表作。連載中から10~20代を中心に注目を集め、TVアニメ化~アニメ劇場版を契機に爆発的な人気を獲得、全世界シリーズ累計部数7,000万部超という空前の記録を打ち立てた。少年誌での連載にもかかわらず、オリジナリティあふれる設定とストーリー、そして鮮烈なビジュアルが熱狂的な女性ファンをも虜にさせ、深いメッセージ性が幅広い層からの支持を得ている、まさに日本漫画界を代表する伝説的コミックだ。錬金術とは、物質の構成や形状を変化させ、新たなものに作り替える技術で、無から有を生む万能の術ではなく、「等価交換」を原則とする厳正科学。この錬金術が存在するファンタジーな世界観は日本での映像化は不可能と言われ、ハリウッドでの映画化もウワサされていたが、「ハリー・ポッター」「るろうに剣心」「デスノート」といった、人気シリーズの実写化を実現させてきたワーナー・ブラザース映画が、世界も視野に入れ映画化に挑む。撮影は6月、世界観の表現を追求してイタリアロケから開始、日本での撮影を経て、8月下旬にクランクアップを予定しているという。主人公となるのは、幼き日に最愛の母親を亡くした兄・エドワードと弟・アルフォンス。幼い2人は母親を生き返らせるため、“錬金術”の最大の禁忌(タブー)である“人体錬成”を行い、失敗。その代償としてエドワードは右腕と左脚を、アルフォンスは身体全てを失い、魂を鎧に定着させた体になってしまう。やがて、右腕と左脚に機械鎧(オートメール)を装着したエドワードは国家錬金術師となり、“鋼”の錬金術師と呼ばれるように。人体錬成の対価として失ったものを取り戻すため、兄弟は絶大な力を秘める“賢者の石”を探す冒険の旅へと向かう――。“鋼”の錬金術師、エドワード役を演じることになったのは、『暗殺教室』シリーズの大ヒットも記憶に新しい山田さん。今回の出演にあたり、「僕自身も小さなころから読んでいたのですが、現実離れした世界観でありながらも、ヒューマンドラマがちゃんと描かれている、そこに多くの人が心を惹きつけられているのだと思います。今回主演という立場をいただいたときは、原作が好きだからこそ、どんな作品になるのか疑問と想像が膨らみ、自分がこのプレッシャーに勝てるのか?という気持ちもありました」と真摯にコメント。イタリアロケから始まる大規模な撮影とアクションシーンが見所になる本作に挑むことに関して、「(アクションについて)できる限りスタントは入れず、自分を追い込んでやってみたいと思っています。CGなどの技術の発達がある、いまこの時代だからこそ、実現できる。原作ファンの方にはもちろん、原作を知らない方にも、この作品の凄さをスタッフ・キャスト一同で作り上げていけたらと、身体を鍛え役への理解を深めることで、いまは決意が固まりました」と、新たな進化した山田さんを予感させるコメントを寄せている。また、エドたちの幼馴染で機械鎧(オートメイル)技師のウィンリィ・ロックベル役には、『アオハライド』『起終点駅 ターミナル』などでヒロインを見事に演じた本田翼。山田さんとは、本作が初共演となる。「連載当初から読んでいて、単行本も完全版も大切に持っている本当に大好きな作品」と原作の大ファンを公表している本田さんは、本作の出演について「プレッシャーが凄いです。原作ファン、そして私たちの世代にこそ観て欲しいし、観たいと思わせる作品にできたらと思っています」と、意気込みを語っている。さらに、兄弟の良き理解者となる若き士官、“焔(ほのお)の錬金術師”の名を持つロイ・マスタング大佐役には、俳優だけでなく映画監督、アーティストと多彩な才能を発揮するブレイク俳優、ディーン・フジオカ。原作でも人気の高い役とあって「人気のマスタング大佐を演じさせていただくプレッシャーはありますが、原作ファンの皆様の大きなご期待を背負えるように、まずは身体をひとまわり大きく増量して、役作りに望みたいと思います。学生時代にはボクシング、俳優のキャリアを始めてからは中華武術やテコンドーを含め日常的に練習し、過去の仕事でもアクションを撮影してきたので、その経験が今回の新しいチャレンジに活かせるよう頑張ります」と、その心境を明かしている。ほかにも、マスタング大佐の親友ヒューズ中佐役に佐藤隆太、マスタングの側近ホークアイ中尉役に蓮佛美沙子、ロス少尉役に夏菜。本作で重要な役割を担う国家錬金術師のタッカ―役に大泉洋、ドクター・マルコ―役に國村隼、そしてハクロ将軍役に小日向文世が名を連ねる。一方、エドとアルの冒険に立ちはだかるホムンクルス(人造人間)側では、謀略に長けた“色欲”のラスト役に松雪泰子が参戦。出演に際し、「世界中にファンがいる今作。演じさせていただくキャラクターは原作ファンの方々の思い入れも強いキャラクターだとお聞きし、身の引き締まる思いです。曽利(文彦)監督とも実写の映画では初めてですので、どんな作品作りになるか、楽しみにしております」とコメント。さらに、“嫉妬”のエンヴィー役に本郷奏多、“暴食”のグラトニー役に内山信二、ホムンクルスと共謀するコーネロ教主役に石丸謙二郎と日本を代表する俳優たちが結集。まさに超豪華キャストが勢ぞろいした本作で監督を務めるのは、2002年『ピンポン』を大ヒットに導いた曽利文彦。「今作はそれ以来となる、自らが立ち上げた作品であり、特別な思い入れがあります」と語っており、「『鋼の錬金術師』の世界観やテーマ性、そして“生きていくことの真実”を描いた、この素晴らしいストーリーを幅広い世代にご覧いただけるよう、チーム一丸となって全力で取り組んでいきたいです」と映画化への情熱を明かしている。曽利監督といえば、ジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』でCGも手掛けた映像のスペシャリストでもあるだけに、錬金術を駆使したアクションシーンの映像化は腕の見せどころとなりそうだ。映画化が決定した報を受けた原作者の荒川弘は、「色々なメディア展開をしてきた『鋼の錬金術師』ですが、なんと実写化!マンガでは豆粒ドチビのすぐキレる主人公なので、山田さんに演じていただくのは、なんだか申し訳ない気分です…!!(あ、ヒロインもすぐキレますね。すみません…)曽利監督はマンガ表現とリアル部分をつなぐCGを上手に使われる方なので、アニメやゲームとはまた違った表現を見せていただけそうで楽しみです!」と、映画と出演キャストへの期待と絶大な信頼を寄せている。おそらく、日本映画の常識をぶち破る究極のエンターテインメントの1つとなるだろう本作。今後の動向も目が離せない。『鋼の錬金術師』は2017年冬、全国公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月24日実写版のシンデレラ役などで知られる英女優のリリー・ジェームズがバーバリーのフレグランス「マイ・バーバリー」の広告塔に起用された。今夏のキャンペーンに登場することになったリリーは、このコラボについて「バーバリーのチームに正式に参加することになって興奮しています。英国人であることをとても誇りに思っていますから、これは大きな意味を持っています」と話す。リリーはソーシャルメディアでも、「マイ・バーバリーの新しい顔になったことを喜んで発表するわ。2016年8月にお披露目になるキャンペーンを楽しみにしていてね!」とこのニュースを発表した。リリーのキャンペーンは、ファッション写真家のマリオ・テスティーノが手掛ける広告ヴィジュアルのほかに、映像も公開されることになるという。ケイト・モスとカーラ・デルヴィーニュがモデルを務めてきた「マイ・バーバリー」の新キャンペーンの内容についてはあまり明かす気がない様子のリリーだが、「キャンペーンの一番最初の撮影はとても特別だったわ。あまり詳細を言いたくないけど、自分のまた違う面を見せられたのはとても楽しかったわ」と撮影の感想を語った。(C)BANG Media International
2016年04月21日ジェームズ・キャメロン監督は、新作『アバター』4作品を同時に製作していく予定だという。2009年作『アバター』でメガホンを取ったキャメロン監督が『ゴッドファーザー』3部作を同時に製作するようなものと表現する新作4部作は、第2弾が2018年クリスマスまでに公開予定となっており、その後3作は2020年、2022年、2023年に順次公開予定だ。そんな期待高まる新作4本を同時に撮影していくというキャメロン監督は、「一つ一つの作品がバラバラではなくて、一つの大きな作品なんだよ。一つのミニシリーズを撮影するようなそんな感じかな。だから僕たちはすべての作品を同時に撮影していくつもりなんだ。例えば月曜日には第4弾のあるシーンを撮影して、火曜日にはほかのものから別のシーンを撮影するみたいな感じさ」と語る。『タイタニック』、『エイリアン』シリーズ、『ターミネーター』シリーズなどを手掛けてきたキャメロン監督だが、同時に4本の作品を撮影するのはこれまでのキャリアの中でも最大の挑戦であるとフェイマス・モンスターズ・オブ・フィルムランド誌のインタビューに続けた。「8時間にわたるストーリーを制作しているわけだよ。頭の中で正確に今どのストーリーの部分に取り掛かっているのか整理しながら進めていくのはとても大きな挑戦になるだろうね。僕が経験した中でも一番難しい挑戦かもしれないね」と話す。さらに、「出演陣にとっても挑戦であることは間違いないだろうね。『違う、違う。この登場人物はまだ死んでないよ。君はまだ人生のこの段階にいるんだよ』みたいな感じだよ。これは一つの大きな物語なんだ。なんだか『ゴッドファーザー』の3作品を同時に作っているような気分だよ」と語った。(C)BANG Media International
2016年04月20日『アバター』の新たな4作品が、2023年までに公開されることが決定した。ジェームズ・キャメロン監督は2009年作の第1弾の成功を受け、3本の新作を製作することを当初予定していたものの、3作にストーリーを全て収めることは難しいと判断し、4作品にすることを決めたようだ。14日にラスベガスで行われたシネマコンの会場で、キャメロン監督は「それぞれ独立作でありながらも、1つの大きな物語となる4作品を製作しています。映画館で鑑賞するようにデザインされた映画でしたが、私たちは芸術の形の限界を超えていくことにしました」と明かした。現在、第2弾は2018年クリスマスまでに公開予定となっており、その後3作は2020年、2022年、2023年に順次公開予定だという。キャメロン監督はさらに、「世界で4本の指に入る素晴らしい脚本家、そしてデザイナーたちと『アバター』制作に向けて動いています」と話し、「現在計画中のデザインを見る限り、純粋にイメージは第1弾の作品を超えています。言葉を失ってしまう素晴らしさです」と手ごたえ。「映画監督としての仕事は映画を作り続けることです。そして映画業界を地球上で最高のショーへと盛り上げ続けなくてはならないのです。プロデューサーのジョン・ランドーと私は映画に命をささげていますからね」と続けた。(C)BANG Media International
2016年04月16日キャメロン・ディアスが最新著書の紹介を兼ねて、インスタグラムでノーメイクの素顔を公開した。キャメロンは30日(現地時間)、4月に発売される著書「THE LONGEVITY BOOK」を手にしたすっぴんのセルフィーをインスタグラムにアップ、「これまでしてきた会話を続けられることがすごくうれしい。うまく歳を重ねていくことができると学ぶのは、より良く歳を重ねていくための助けになるから。自分の身体がどう機能するかを理解すれば、最高の状態をキープするために行動することができる。そうすれば、ずっと美しい人生を歩んでいけるわ」とコメントした。昨年はインスタグラムの更新回数が減っていたキャメロンだが、3か月前に新著の表紙写真を投稿し、「この本をとても誇りに思っています。力強く優雅に、健康に、そして賢く歳を重ねていくことについて、みなさんと語り合えるのを楽しみにしています」とコメントしていた。43歳のキャメロンは、髪を下ろし、白のTシャツ姿というラフなスタイル。笑顔の目元には笑いじわ、鼻や額にはそばかすも見えるが、自然な表情はとてもチャーミングだ。キャメロンは2014年に1冊目の著書「ザ・ボディ・ブック食べること、運動すること、生きることを楽しむ最高のレッスン」を発売した際も同様にすっぴんで自著を抱えたセルフィーをインスタグラムに投稿している。(text:Yuki Tominaga)
2016年04月01日キャメロン・ディアスが、結婚したことで多くを学んだと語った。昨年1月、ロック・ミュージシャンで6歳下のベンジー・マッデンと結婚したキャメロンは夫婦として1年を過ごしていくなかで「お互いについて多くを知ることができたし、自分に欠けていたものがあったことも分かった」と話している。現在43歳のキャメロンは、雑誌「You」で子どもを持つ可能性について尋ねられると、「私が言い続けてきたのは“絶対にないとは言わない”ということ」と答え、20代のときよりも年齢を重ねてからの方がいい母親になれるという持論を披露。「年をとれば、より多くを知ることができる。だから、25歳の私よりもいまの私の方が子どもに多くを与えることができると思うの」と語った。先のことは分からないが、それこそが人生の美しさだというキャメロンは「結婚はその良い例よ」と語っている。「自分で未来のために選択することはできるけど、どうなるかは分からない。コントロールはできない。流れに乗るだけよ」。(text:Yuki Tominaga)
2016年03月22日映画界最大の祭典、米アカデミー賞の発表が近づく中、誰が、そしてどの作品が栄冠に輝くか予想合戦も熱を帯びてきた。今年、作品賞候補に挙がるのは計8本だが、困ったことに…例年にない秀作揃いで、どの作品にもチャンスがある大混戦!正直、的中は難しい状況だ。■前哨戦で存在感を見せる有力候補すでに作品賞候補となった8本すべてを鑑賞したが、オスカー前哨戦の結果も踏まえた上で「アカデミー好み」と言えるのは、『レヴェナント:蘇えりし者』(アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督)、『スポットライト 世紀のスクープ』(トム・マッカーシー監督)、『マネー・ショート華麗なる大逆転』(アダム・マッケイ監督)の3本。どれも力強いテーマ性やキャスト陣の熱演、そして実話がベースになっているという共通点があり、見応えは十分だ。“勢い”という点では、ゴールデングローブ賞(ドラマ部門)作品賞、英国アカデミー賞作品賞に輝いている『レヴェナント:蘇えりし者』が優勢で、昨年の『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』に続き、イニャリトゥ作品が頂点に立つ可能性は否定できない。一方、監督賞でも接戦が繰り広げられるはずで、イニャリトゥが2年連続監督賞を受賞する代わり、作品賞は他作品に流れる可能性も…。オリジナル脚本賞は『スポットライト 世紀のスクープ』、脚色賞は『マネー・ショート華麗なる大逆転』で決まりかもしれない。実話ベースの作品としては、スティーブン・スピルバーグがさらなる飛躍を遂げた秀作『ブリッジ・オブ・スパイ』も忘れてはいけない。■単なる“視聴率対策”に収まらない極上エンタメ作品近年、ノミネート本数が増え、よりバラエティ豊かなラインナップになった作品賞だが、一方でエンタメ色の強いヒット作(例えばジェームズ・キャメロン監督の『アバター』)も候補入りさせ“視聴率対策”と揶揄されることも。確かにアカデミー賞受賞式には「世界中が注目するテレビ番組」という側面もあり、認知度の高い作品があるとないとでは、視聴率に影響が出るのは想像に難くない。今年の作品賞候補で言えば『オデッセイ』(リドリー・スコット監督)、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(ジョージ・ミラー監督)がそれにあたるが、どちらも“視聴率対策”の枠に収まらない、作品賞レベルの極上作だから非常に悩ましい!例えば、リドリー・スコットを監督賞候補にさえしなかった罪滅ぼしとして、『オデッセイ』が作品賞を受賞する可能性は捨てきれないし、逆に監督賞の候補になったジョージ・ミラーが作品賞を逸する代わりに、監督賞を手にしたら、それもまたドラマチックである。■女性映画に作品賞を!『ルーム』はすさまじい大傑作ここまで紹介した作品がどこか男くさいラインナップだとすれば、残る2本『ルーム』(レニー・アブラハムソン監督)と『ブルックリン』(ジョン・クローリー監督)は美しくも切実な女性映画。特に“部屋”に監禁された母子の逃避行を描いた『ルーム』は最も作品賞に推したい、すさまじい大傑作だ。1度見ただけでは、これ以上の言葉が見つからないほどの衝撃と感動は、映画ファンなら必ず体験をしてほしい。昨年の『セッション』同様、授賞式当日は“台風の目”として旋風を巻き起こすはずで、ブリー・ラーソンの主演女優賞は確実と予想する。ちなみに女性が主人公の映画が、作品賞に輝いたのは第77回の『ミリオンダラー・ベイビー』(クリント・イーストウッド監督)が最後で、もう10年以上前のこと。近年、白人優位に批判が集まるアカデミー賞だが、女性映画に対する冷遇も課題のひとつで、『キャロル』が作品賞候補から漏れているのは非常に残念。それだけに、『ルーム』や『ブルックリン』といった秀作に作品賞を捧げる価値は非常に大きい。(text:cinemacafe.net)
2016年02月27日俳優のダニエル・クレイグが、米新ドラマ『ピュリティ』出演のために、『007』シリーズのジェームズ・ボンド役を降板したと伝えられている。10年近くに渡ってイギリスのスパイ・007を演じてきているダニエルだが、同ドラマへの出演に向けて契約を終了する方向だと見られているという。人気作家ジョナサン・フランゼンの小説のドラマ化となる同作は複数シーズンの放送が見込まれており、ダニエルがボンド役を演じる時間はなくなる模様だとザ・サン紙は報じている。しかしダニエルは、前作『007 スペクター』が昨年公開された際には、もうボンド役を演じるのはこりごりだと発言していたため、今回の話の流れは当然と言えば当然のこととも言えそうだ。当時ダニエルは、また『007』の主役を演じたいかという質問に対して「そんなのやるくらいならこのコップを割って手首を切ったほうがマシだね。今は全くやりたくないよ。今はこりごりなんだ。もう終わったから、今はとにかく前に進みたいんだよ」と答えていた。その一方で、2012年作『007 スカイフォール』で得たとされる1,070万ドル(約12億円)のギャラでボンド史上最高額の俳優となったとされているダニエルは、シリーズ出演の契約があと1本残っていると先日明かしていたところでもある。(C)BANG Media International
2016年02月16日『攻殻機動隊』シリーズをはじめ、独特の世界観と映像美で世界を魅了し続ける鬼才・押井守監督が、構想15年、製作費20億円をかけて世に送り出す最新作『ガルム・ウォーズ』。この度、オール北米ロケで撮影された本作の日本版公開が、5月20日(金)に決定した。遙かなる古代、戦いの星・アンヌン。ここには創造主・ダナンがつくったクローン戦士・ガルムと彼らから神聖視される犬・グラと、鳥が生息している。ガルムはたとえ命を落としても、その個体の記憶をクローンの脳に転写することで、幾世代も生き延びてきた。ダナンが星を去った後、覇権をめぐり3部族の抗争が続いていた。ある日、空の部族・コルンバの女性飛行士カラは、陸の部族・ブリガの兵士スケリグとの戦闘の最中、情報操作に長けた部族・クムタクの老人ウィドと出会う。「我々は何処から来て何処へ行くのか?」。ウィドが投げかける不可思議な問いによって、敵同士である彼らの間に奇妙な連帯が生じ、3人は「ガルムの真実」を探る旅に出る。しかし、それは神の怒りに触れる行為だった――。『アバター』のジェームズ・キャメロンや『マトリックス』のウォシャウスキー姉弟など、世界中のクリエイターに刺激を与えてきた『攻殻機動隊』シリーズをはじめ、アニメ作品で初めてカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された『イノセンス』を手掛けるなど、世界へ通用するジャパンアニメーションの土台を築き上げてきた人物・押井監督。彼が、監督デビューしてから30年あまり、構想15年をかけて臨んだ本作は、異国の地・カナダにてオールロケを敢行。言葉も通じぬ地で、日本人は監督含めスタッフ7人、そして外国人俳優を起用しての撮影という環境下のなか、アニメーションと実写の境界線を越えた新しい映像に挑んだという。制作には、これまで『イノセンス』『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』など数々の作品を共にしてきた世界的アニメーション製作会社「Production I.G」。さらに、日本語版プロデューサーとしてスタジオジブリ・鈴木敏夫が参加し、『イノセンス』以来12年ぶりに最強タッグを実現させる。鈴木さんは、「押井守との出会いは、30年以上前に遡ります。当時から彼は、日本の映画を変えたいという夢に燃えていました。たがいに別な道を歩んできたけれど、こうしてたまに、交錯することがあります」と、押井監督との仲をふり返る。「押井守が日本で果たすことが叶わず、海外で撮った、15年越しの『夢』。その日本語版をどうやって作るのか?英語版を2度3度と見ながら、台詞の内容を一切変えずに、作品の印象を一変させてみたいと考えました。それがこの仕事を引き受けた大きな理由です」と明かし、「そのために必要なのは、日本的情緒を表現できる声優さんと、それを演出出来るディレクターさんでした。幸いなことに、朴ロ美さんという名優と、演出の打越領一さんとの出会いがあり、その目論見が実現出来ました」と、本作について新情報を公開。さらに、「押井さんの大ファンである名脚本家・虚淵玄さんの協力も得て、いま作品と向き合っています。この日本語版を押井守が見てどう思うのか。押井さんが悔しがるのが楽しみです(笑)」と、大きな期待を感じさるコメントを寄せた。公開日決定とともに主人公・カラが顔を上げ、空を見上げるメインビジュアルが初解禁。さらに、鈴木プロデューサーが自ら手掛けたタイトルロゴも初披露された。新しい映像革新に全世界が期待する本作を、まずはこのビジュアルから感じてみて。『ガルム・ウォーズ』日本版は5月20日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月28日ギレルモ・デル・トロが、リメイク版『ミクロの決死圏』を監督することになりそうだ。その他の情報プロデューサーは、ジェームズ・キャメロン、ジョン・ランドーら。『マン・オブ・スティール』のデイヴィッド・S・ゴイヤーが、現在脚本を執筆中ということだ。オリジナルは1966年に公開。脳内出血を起こし、意識不明となった科学者を救うため、医療チームを乗せた潜航艇をミクロ化して体内に注入し、内部から治療しようと試みるSFアドベンチャー映画だ。リチャード・フライシャーが監督し、スティーブン・ボイド、ラクエル・ウェルチ、エドモンド・オブライエン、ドナルド・プレザンスらが出演した。デル・トロの最新作は、現在日本公開中の『クリムゾン・ピーク』。文:猿渡由紀
2016年01月08日