私の職場に新入社員が入ってきたときの話です。私の職場では業務の性質上、派手なメイクやネイルは禁止されているのですが、新入社員はバッチリメイクにキラキラしたストーンのついた爪をしています。人事担当と揉めているのを横目に「大変そうだな〜」と思っていた矢先、教育係に任命されてしまいました。新人が入社してから3カ月。何度言ってもメイクをやめず、そのたびに教育係の私まで怒られる日々が続いていました。厄介な新人そんなとき、社員の持ち物がなくなる事件が起きていました。最初は化粧品や雑貨だったのですが、近ごろはお金がなくなったという話もチラホラ……。 平和な私の職場では初めてのこと。私たちは自衛として机に鍵をかけたり、どこへ行くにもカバンを持ち歩いたりするようになりました。それと同時に、疑われ始めたのが例の新人です。彼女が入社してから盗難が起き始めたので、仕方がないのかもしれませんが……。 しかし「なんでみんな急に鍵をかけ始めたんですか?」と新人は訝しげ。今までが不用心だっただけだと答えましたが、新人は納得がいかないようです。「みんなで私を疑っているみたい!」と大騒ぎ。騒ぎを聞きつけた課長に、全員が怒られる事態になりました。 犯人を見つけ出せ!もし新人が犯人でなければ、疑われるのはあまりに気の毒です。職場に泥棒がいると思いながら過ごすのも嫌なので、私はある計画を実行することにしました。 私の考えた作戦とは、手持ちの札のスミに鉛筆で小さなマークをつけておくこと。財布には最低限のお金しか入れず、紙幣の番号はすべて写真を撮って控えておきました。机に鍵をかけるのもやめ、トイレにもカバンを持っていかないことにしたので、犯人はきっと私の財布を狙うでしょう。 お金がなくなったタイミングで、次の飲み会の集金を呼びかけるつもりです。集金額は4000円。1枚くらい私の財布から抜いた紙幣を使うはずです。罠にかかった犯人作戦を決行した数日後、思ったとおり中身が減っていました。今がチャンス! 私はその日の昼休みに集金を呼びかけました。 しかし新人が出してきた4000円には、私がつけたマークがありません。作戦は失敗だと思ったそのとき、別の同僚から渡された千円札に、私がつけたマークがありました。まさかこの人が……とショックを受けましたが間違いありません。私は、証拠として残しておいた写真を見せて、同僚を問い詰めました。 同僚はすぐに罪を認め、破天荒な新人が入った今なら雲隠れできると考えたと自白。ほんの出来心だったと言いますが、許されることではありません。新人のその後その後、被害にあった全員が被害届を提出。同僚は解雇されました。そして見た目だけで新人を疑ったことを、私たちは深く反省しました。 もちろん見た目で決めつけたことは間違っていますが、新人も職場の決まりを守らなかったことで疑われてしまったと反省したようです。これからは会社の一員としてルールを守ると約束してくれました。 その新人は今ではわが社のルーキーに。教育係としても嬉しい限りです。 人を見た目で判断してはならないと、身にしみてわかった出来事でしたね。しかしルールを守れないことでそのような目で見られて損をするというのも事実。決まりを守ることも大切ですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月17日当時、私は26歳。実家を離れ、交際している彼との関係も良好……なはずでした。高校時代の同級生に久しぶりに会うまでは……。 会いたくなかった!ある日のデート中。私は高校時代の同級生に遭遇しました。実は彼女とはいろいろあって卒業後は音信不通状態に。数年ぶりに偶然再会することとなったのです。 彼女は私と彼の全身から足元まで見ると、「そちら、ご主人?」と聞いてきました。「(ロックオンしないで……)」と心の中で叫んだ私。そう、「いろいろあった」というのは主に男関係のこと……。彼女はかつて、ことごとく私の彼を奪った「人のモノ大好き女」なのです! 「まだ主人じゃないですけど、そのうちは……」などと照れている彼を横目に、私は警戒心MAX。すると同級生は「じゃあまだ誰のものでもないですよね~?」としたり顔を見せ……。その場は「じゃあ、これで……」と別れることになったのですが、なんとこの日以降、彼の様子が変わってしまったのです。 それまでは毎日連絡しあっていたのに、3日以上間があくようになり、返事もそっけないものばかり。デートをドタキャンされることも多くなりました。「どうして?」「何かがあったの?」とモヤモヤしていると、突然彼から「話がしたい」という連絡があって……。 言われたのは?待ち合わせ場所のカフェに着いた私は、先に入店。10分ほどして彼がやってきたのですが、私は向かい合わせに座った彼を見て、あんぐり口を開けてしまいました。なぜなら、あのとき再会した同級生も一緒だったからです。すると、彼は信じられないことを口にしました。 「俺、彼女と付き合うことにしたんだ。だから別れてくれ」と――。 「彼女は俺がいないとダメだけど、君はしっかりしているから、ひとりで生きていけるだろ?」。 そりゃあ、浮気男なんていなくても生きてはいけます。ただ、彼だけはこんなことしないと信じていました。だからこそショックが大きく……。しかし、何を言っても自分が惨めになるだけだと思った私は、諦め「帰るわ……」と席を立とうとしました。そのときです。 予期せぬ展開に近くの席に座ってきた男性がスッと私のほうに近づいてきて……「話はもう終わった? 遠くから君のことを見ていたんだ。彼と別れたということは今はフリーだよね? 俺と結婚しない?」と言ったのです! もちろん、彼は赤の他人。「は……?」と突然のことの続きで、私は自分が置かれた状況にまったくついていくことができません。「(公衆の面前で彼氏から別れを告げられた、かわいそうな女をからかいにきたのだろうか)」そんな思いになり、いろいろな感情が渦巻いて……「もう……やけくそだ!」と、彼の言葉に乗ってみることにしたのです。 「あいつ(彼氏)よりあなたのほうが300倍イケメンだし、結婚を考えちゃってもいいかもな~。2人でゆっくりお話ししましょ♪」と。 そして、2人でそのままカフェをあとにしたのです。店を出てから、彼と歩きながら少し立ち話をしました。話し上手な人で、私自身、彼氏に裏切られたことを忘れられるほど笑ってしまいました。 別れを告げられてから3カ月後…それから3カ月後、新しい彼氏ができた私は、幸せな毎日を過ごしていました。しかし、そういうときに限って会いたくない人に会うもの……。そう、あの同級生とまた会うことになってしまったのです。彼女は私を見つけるやいなや、鬼の形相で私に掴みかかってきました。 「あんたのせいで大変なのよ! 私、借金まみれになっちゃったんだから!」と彼女は言います。「え?何のこと?」と私は目が点。すると彼女は怒りで顔を真っ赤にして「あんたの今の彼氏よ!」と言い捨てたのです。 そこで、隣にいた今お付き合いしている男性を紹介した私。すると彼女は「は!? 誰よ、その男!」「3カ月前にカフェで言い寄られていた男と付き合っているんじゃないの!?」と慌て出し……。 そこでようやく私は思い出しました。元彼から別れを告げられた際、カフェでチャラそうな男性から突然「結婚しない?」と言われたことを。実は、あの彼はカフェで私たちのやりとりを見て、元彼と同級生の行動に怒りを覚えたそう。そして、わざと軽々しく私に話しかけてお店の外に連れ出してくれたのです。カフェを出たあと、「嫌な思いをしていたらごめん」と言われましたが、彼のおかげで心が軽くなったのはたしか。彼はホストをしており話もじょうずで彼のおかげで元彼のことなど忘れられることができたのです。 でも、私たちが交際に至ることはありませんでした。彼女は、その男性が私の今の彼氏だと思い込んで、また私から奪おうとしたようなのです。 人のモノ大好き女に鉄槌私がそのホストと付き合っていると思い込んでいた同級生。男性が働いているホストクラブを探しだし、手に入れるために、彼が拒否しても強引にお金を相当貢いだのだとか……。お金を失ったことはかわいそうだなとは思いますが、完全に彼女の勘違いが原因で起こったことです……。 私を掴んで「どうしてくれんのよ!」と泣き叫ぶ彼女。すると、隣にいた彼が私から彼女を引きはがしピシャリとひと言。「人の幸せを邪魔する人間は自分も幸せになれないんだよ。今まで浮気性のくだらない男を奪ってくれてありがとう。おかげで俺は、ずっと片思いしていた彼女とやっと付き合えたよ」と。 彼のひと言に何も言えなくなった同級生。ブルブルと体を震わせ悔しそうな表情を見せながら、その場を去っていきました。 その後、彼女と出会うことはなく、彼女がどのように過ごしているかはわかりません。元カレとも、あのときのホストとも会うこともなく、私は今、同級生にピシャリと言い放ってくれた彼氏と結婚し、幸せに過ごしています。正直、このままもう彼女とは会うことのない日常を送れることを……願うばかりです。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月16日私と娘のたまの楽しみは、お気に入りのカフェにランチに行くことです。日常とは違うひとときが、大切なリフレッシュの時間になっていました。ある日、行きつけのカフェに行こうと家を出たときのこと。娘の友だち・エリちゃんとママのサオリさんにばったり会ってしまいました。子ども同士は仲が良いものの、ママ同士はあまり面識がありません。 しかし娘が友だちをランチに誘ってしまい、エリちゃんとサオリさんは大盛り上がり! 一緒にランチに行くことになってしまいました。気を使わず食事がしたかったので憂うつです。 何しにきたの!?カフェに入っても、サオリさんはメニューを開きません。私たちがオーダーを決めている様子をニコニコと見ているだけ。 「何にする?」と私が聞くと「おなか空いてないから水だけでいいわ」と言うのです。 「え!? 何しにきたの!?」と言いたい気持ちをグッと抑え、私と娘はスペシャルランチとお子様ランチをオーダーしました。4人で来たのに、オーダーは2人前……。なんだか気まずい気持ちです。 ひと口ちょうだいしばらくして、私と娘のごはんが運ばれてきました。サオリさんたちに見られながら食べるのは気が引けますが、いらないと言ったのは彼女です。冷めないうちに食べ始めることにしました。 するとエリちゃんは「いいな〜エビフライおいしそう! ひと口ちょうだい」と言って、大きく口を開けるのです。しかし1本しかないエビフライ……大人気ないかもしれませんが、他人の子どもにわけてあげられるほど私は寛大ではありません。 「この子、海老フライが大好きなの~」と、さも分け与えて当たり前のようなサオリさんの態度に、私は追加オーダーをすすめました。でも、サオリさんはひと口だけでいいと言い張ります。 私が断ると「ケチじゃん」と言い出す始末。30分前、一緒にランチに出かけた自分を殴りたい気分です。図々しいママ友を成敗したのは…すると、お店の奥から店長と思われる男性が出てきて、サオリさんに声をかけました。 「いつもご来店いただきありがとうございます。うちのお店、見ての通り小さいので、せめて大人の方は1オーダーいただかないと困ってしまいます。それに毎回人が頼んだ食事をもらおうとしているのは目に余ります。今後、ご注文いただけないのであれば入店をお断りいたします」 この言い方、きっとサオリさんは常習犯なのでしょう。お店側から注意されると思っていなかったサオリさんは恥ずかしさで真っ赤に……。店長の言うことはもっともなので、かける言葉もありません。粋なはからいに感動!サオリさんが怒りをあらわにしながら席を立とうとすると、再び店長がやってきて「二度と子どもにこんな思いはさせないでくださいね」とひと言。娘とエリちゃんに小さなフルーツ盛り合わせをサービスしてくれました。 きっと、おなかを空かせたエリちゃんを気遣ってのことでしょう。店長のキッパリとした対応と粋なはからいに、ますますこのお店のファンになりました。サオリさんもこれに懲りて、非常識な振る舞いはしないでほしいと願います。 子どもにとって、一番身近な大人である親の存在は絶対です。そう考えると、今回の一番の被害者はエリちゃんなのかもしれませんね。無邪気な顔で物乞いする姿を想像すると、胸が痛みます……。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月16日私は両親との3人暮らしで、父が清掃員・母がパート勤務をしています。決して裕福ではないけれど、友だちにも恵まれて幸せな日々を過ごしているのですが、世の中には職業で人の生活レベルを勝手に決めつける人もいて……。金持ちマウントにうんざりそれは高校時代の夏休みのこと。大学受験に向けて補講に出ていた私に、「わざわざ補講に来たの? あんた、お金に困っている貧乏人なんだからバイトでもしたら?」と、同じクラスのAが絡んできました。親が会社の経営者のため、昔からお嬢様育ちでわがまま放題、金にものを言わせて何でも奪い取ってきたタイプです。私のことが気に入らないなら構わないでくれればいいものの、なぜか突っかかってくる厄介者。私はしばらく無視していたのですが……。「勉強して大学に受かっても、あんたの家じゃ入学金も出せないんじゃ? 父親が清掃員でしょ。大学受験なんてやめて就職しなさいよ。そのほうが親のためになるんじゃ?」あきれてものも言えない私を置き去りにし、Aは取り巻きたちと高笑いしながらその場を去って行ったのです。それから20年が経過それから20年がたち、その日は高校の同窓会がありました。国内一と言われる高級ホテルが会場のため、学生時代とは打って変わって皆、華やかでスマートな装いです。友人たちとの久しぶりの再会に盛り上がり、楽しくおしゃべりしていると……。あのAがやって来ました。相変わらず取り巻きを引き連れて、マウンティングをしてきたのです。「誰かと思えば! 今はお父様の跡を継いで清掃員でもしているの? 参加費、貸そうか?」言い返すのも無駄、と私が返事をしないでいると、彼女は調子に乗り出しました。「このホテルは私みたいなセレブが使うところ。いくら同窓会だからって平気で来るなんて、貧乏人は図太いわね」思わずため息が出てしまった私。「何も変わっていないようね……」「貧乏人のくせに何? 私はね、お父様のコネでハイスペックな夫と結婚したの。変わっていないどころかアップグレードよ」と鼻息を荒くするAでしたが、私はうらやましくもなんともありません。こちらが冷ややかな目をしていることにも気付かず、彼女は金持ち自慢を連発し、昔のように私の父の清掃員という仕事を見下し続けたのです。反撃スタート親のことをあまりにもバカにされたので、ついに私は反撃に出ることにしました。「そういえば、この間あなた、ずいぶん若い男性と腕を組んでこのホテルに入ってきたわよね? ご主人は年下?」それを聞いて、Aの取り巻きたちが不審そうな顔に。「Aのご主人って10歳年上じゃ……?」「あら、じゃああの方はどなた……? 宿泊フロアで見たんだけど」Aはそう白になって私につっかかってきました。「あんたみたいな貧乏人がこの高級ホテルにいるわけないじゃない。ましてや宿泊フロアだなんて、作り話でしょ! 詳しく言えるものなら言ってみなさいよ」しかしそれは私のでまかせなどではありません。「まあ、たしかに宿泊はしていないけれど……。話していいなら話すわよ? いつもお連れ様が変わることも言ってもいいのかしら?」正体を明かすとき目が点のAに私は告げました。「私はこのホテルのオーナーよ」「20年前、進学か就職かで悩んだけれど。勉強よりも社会に出て、両親や誰かの役に立ちたいと思って。それで受験をやめてホテルに勤めたの。あなたに就職をすすめられたのも多少は影響しているかもね」驚くAに、さらにたたみかけます。「偶然、日本国内の宿泊施設を偵察に来ていた米国系ホテルのオーナーからスカウトされて、みっちりアメリカ現地でホテル業を学んできたのよ。実は先月こっちに戻ってきたばかり。日本のオーナーとして腕を振るうよう言われてね。人生何が起こるかわからないわよね」Aはブルブル震えています。「週3回も当ホテルのスイートをご利用いただきありがとうございます。ちなみに今回の同窓会でも、会場提供のお力になれて光栄です」立場が逆転!?Aの取り巻きがつぶやきました。「今ご主人は出張中だよね? 一体誰と泊まっているの……?」そう、Aが一緒に泊まっている若い男性たちは不倫相手。このホテルには、前からAの不貞を疑っていた夫が依頼した探偵も来たため、事情を説明された私はすべてを知っていたのです。その後、私たちは楽しく同窓会を過ごしましたが、取り巻きたちから白い目で見られたAはとぼとぼと会場を出て帰ってしまいました。間もなく、Aは夫kら離婚を言い渡されたと風のウワサで聞きました。一方の私は、今もホテルのオーナーとして頑張っています(もちろん、お客様の個人情報は、ご本人に命令でもされない限り簡単に話すことはありません)。--------------金持ちマウンティング同級生は、高飛車なだけでなく、若い男性と不倫を楽しむトンデモ女性でした。結果、彼女が離婚となったのも自業自得です。ともあれ、20年越しに逆襲できたようでよかったですね。著者/ウーマンカレンダー編集室/スカッと読者からの体験談をお届けします。
2024年03月15日私は29歳の専業主婦。同じ年齢の夫と2人暮らしをしています。人当たりの良い夫は友だちも多く、会社の同僚や先輩を家に連れてきて、私が手料理を振る舞うことも。結婚当初は夫も「妻と結婚できて幸せ」と周囲に話すほど仲良しだったのですが……。 横柄な態度にうんざり結婚後1年過ぎるころには、夫の態度が徐々に横柄に。「俺が食べたいものくらい察しろよ!」と、夕食を外で済ませることが増えてきました。 私が体調を崩しても心配することなく、「専業主婦だろ!? 家事サボるなよ」と言う始末。あるとき、40度もの高熱が出たので、「早く帰ってきてほしい」と電話をかけるも、「飲み会中だから無理」と一蹴されました。 もう、我慢できません……! 我慢の限界!離婚を突きつけ夫が飲み会の席で「嫁が熱あるって飯作るのサボるんだわ。あんな嫁、使えないし、要らないわ~」と笑うのを見て、一緒に飲んでいた同僚や先輩が「は? 身勝手すぎるでしょ!」と怒ってくれたそう。 帰ってきた夫は、「会社でのイメージが下がった」と不満気。そんな夫を見て私は離婚を切り出し、焦って謝る夫を置いて家を出ていきました。 夫は両親にも見放され、会社でも陰口を言われるようになり、居づらくなって退社に追い込まれたとのこと。 一緒に過ごす時間が長い家族だからこそ、一番大切にしないといけないもの。みなさんも大切な人にこそ、日ごろの感謝を言葉にして伝えてみませんか? 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月15日娘を出産し、育休をとっていたときの話です。当時住んでいたのは、夫が結婚前から一人暮らしをしていた1DK。マイホームを買うために、頑張って節約していました。夫はやさしい人ですが、まだ学生気分が抜けきっていないのが困りどころ。最も厄介だったのがーー。宅飲み大好き夫夫は家に人を招くのが大好き! 学生時代は夫の家で頻繁に宅飲みをしていたようで、今でもその場のノリで同僚や後輩を連れて帰ってきます。でもいきなり連れてこられても食べ物はなく、部屋も散らかっています。 夫はビールや簡単なおつまみを自分たちで調達してくるからか、私に迷惑をかけているという自覚がありません。しかし、コップを洗うのもゴミを片付けるのも私。彼らが帰った後のトイレ掃除なんて、憂うつでしかありません。 でも、毎回翌朝には「突然でごめんな。ありがとう」と感謝を伝えてくれるので、私も強く言えませんでした。 もてなすのは当たり前!?子どもが生まれれば変わるという希望を持っていたものの、産後もまったく変わりません。慣れない育児にフラフラになっていても、お構いなし。 ただでさえ狭いわが家……、ダイニングとそこにつながる寝室、両方使って宴会を始めるので、おむつ替えや授乳をする場所がなくなってしまいます。授乳は仕方なくお風呂場で……。娘を寝かせる場所もないので、脱衣所に布団を敷くしかありません。 学生時代の仲間をいきなり10人も連れてきたときにはさすがに我慢ならず、近くの居酒屋に行ってほしいと伝えました。それでも夫は「大黒柱の大切な友人をもてなすのは、嫁として当たり前じゃない?」と、まったく理解がありません。 夫にわかってもらうには、これしかない!しかし私がイラついているのを察した後輩の1人が、夫にそっと苦言を呈してくれました。それでも夫は「気にするな!」と言い宴会を続けます。後輩は「いい加減にしないと離婚されますよ」と言い、それを皮切りにみんな帰っていきました。 そこまでされて、初めてヤバいと気付いた夫は平謝り。しかし、あまりに配慮が足りない夫に怒った私は、夫が休みの日、予告なしに後輩を10人呼ぶことにしました。わが家では生活費を完全に折半しているので、私も「大黒柱」であるはずです。大切な人をおもてなししてもらう権利があります。 いつも夫がするように宴会をスタート。氷ちょうだい、つまみが足りない、こぼしたから布巾とって……いつも夫に言われている「おもてなし」をしてもらいました。もちろん娘のお世話も夫にお任せです。 心を入れ替えた夫夫は1時間でヘロヘロに。自分がやってきたことがどれだけ罪深いことなのか、やっと理解してくれました。これで予告なしに人を連れて帰ってくることもなくなるでしょう。 その上夫は、遠慮する同僚や後輩を無理やり宅飲みに誘っていたようで「子どもが生まれて間もないのに、家で宴会をしようとするヤバい奴」と噂されていたそう。今では一緒に飲んでくれる相手もほぼいないようです。 それ以来、家事や育児に積極的に関わってくれるようになった夫。これなら安心して仕事に復帰できそうです。マイホームの夢を叶えた暁には、夫の大好きな宅飲みも事前に相談してくれたときのみ、解禁しようと思います。 結婚して家族を持った以上、家は自分だけのものではありません。勝手な振る舞いはせず、家族のことも考えて行動してほしいですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月15日最近、妊娠していることが判明した私は、子どもができたことを心からうれしく思っていました。ところが、夫は私に意見を合わせていたようで、本音では子どもはいらないと思っていた様子。それどころか、つわりがひどいせいで家事ができない私に「サボり嫁」と言ってきたのです。こういった夫の言動に、私はついに限界がきてしまって……。 夫の本心は「子どもはいらない」だった29歳で専業主婦の私は、去年に病院で「妊娠しづらい体質かもしれません」と言われてから、子どもを諦めていました。ところが最近になって、おなかの中に赤ちゃんがいることが判明! うれしくなった私はさっそく夫に報告しました。 すると、夫は「マジかよ……俺、子どもなんていらないんだけど」と言い出したのです。夫はこれまで私に合わせて「子どもが欲しい」と言っていたものの、本当は「お金がかかるし面倒を見るのも大変だから子どもはいらない」と思っていたとのこと。 夫の本心が分かったこの日から、私たちの仲はどんどん険悪になっていきました。 私はあなたの家政婦じゃない!その後、私はつわりがひどくて体調が優れず、家事ができないときが出てきました。それに夫は不満を抱いたらしく、「家事をサボる女が嫁なんてハズレ引いたなぁ~!」「うちの母さんは父さんの言うことを黙って全部聞くのになぁ~!」などと嫌味を言ってきます。義母はやさしくて気が弱い性格のため、義父に逆らう勇気がないのかもしれません。しかし、私ははっきりと思っていることを言うタイプです。夫の言葉に耐えられず、私は離婚届を突きつけました。 すると、夫は「離婚して困るのは俺じゃなくてお前だろ? 働いていないし」と言うのです。結局、話し合いはうまくいかず、私は肩を落としてしまったのでした。 そして、夫との関係が険悪になって数カ月が経ったころ。台所で夫のお弁当を作っていたときに「手抜きじゃんか! 作り直せ!」と文句を言われたため、私は「そんなこと言うなら明日から自分でお弁当を作ってよ」と反論。すると今度は「家事はお前の仕事だろ! 作り直さなかったら、俺、この家から出て行くからな!」と脅されました。 どうやら夫は、現在住んでいるマンションを解約したら、私が住む家がなくなって困り、言うことを聞くようになると思っているようです。昔から「女を手懐けるのなんて簡単だ」「住む場所がなくなって困るから離婚なんてできないだろ?って離婚届をチラつかせながら脅せばいいんだよ」と言っている義父の入れ知恵でしょう。 ただ、私ももう我慢の限界です! すでに離婚を考えていた私は、夫が仕事に出かけたあとに母に電話をかけ、里帰り出産をする意思を伝えたのでした。 母と義母が味方になり良い方向へ!母から「いつでも帰っておいで!」と言われていた私はすぐに荷造りを開始! 夫にも一応「里帰り出産する」とメールで伝えたところ、数秒後に電話がかかってきました。しかしそのときも「その間、誰が俺の面倒をみるんだ!?」と、夫は自分勝手な発言ばかり。これ以上ストレスを抱えたくなかったので、途中で電話を切りました。 そのとき、マンションのインターホンの音が鳴りました。玄関のドアを開けると、そこにいたのはなんと義母でした。私のことを心配してくれていた義母は、義父に内緒で5日分のごはんを作って持ってきてくれたのです。彼女のやさしさのおかげで少し気持ちがラクになりました。 そして私は数時間後には実家へ。夕食のとき、家族みんなで義母の作ったオカズを食べながら、今後について話し合います。 そんななか、実家に帰省して2日後に夫から「これ以上家を空けたら本当に離婚するぞ!」という脅しの電話が。そして、夫の欄だけ書かれた離婚届が実家に届きました。夫は離婚したら住む場所がなくて困るだろうから、私が離婚に踏み切れないと思い込んでいるようです。 しかし……出産後に本格的な離婚話をしようと思っていた私は、手間が省けて大喜び! 意気揚々と離婚届を追記し、役所へ持って行ったのでした。 ついに離婚の準備が整って…それから2日後、私は夫に電話をかけることに。夫の側には義父もいるらしく、夫は「母さんは冠婚葬祭で留守にしている」と言います。 「俺に離婚されたらお前、困るよな!? わかったら、俺の命令通りにとっとと帰ってこい!」と怒鳴る夫。そこで、私は離婚届を提出したことをはっきりと伝えました。かなり動揺している様子の夫に、実家が最近リフォームして民宿を始めたことと、部屋数が多いため、住む場所に困らないことを教えてあげました。 その勢いのまま、夫にもう1つの報告も伝えることに。「そういえば……お義母さんも離婚届を出したみたいよ」。実は、義母も以前に義父から離婚届を突きつけられて「なんだかんだ言ってもお前は離婚なんてできないだろ?」と言われたことがあるそう。義母はそのときの離婚届をずっと保管していて、先日、義母も離婚届を提出したのです。そして、義母は今、私の隣にいます。 義母の身の安全を考えて、夫や義父には今後も知らせないでおこうと思っているのですが、義母は、私の両親の民宿で住み込みで調理の仕事をすることになりました。そういった経緯があり、ついに義父から逃れることができたというわけです。 自分勝手な夫との縁切りに成功!翌日、夫と義父が私の実家へやってきました。 義父が「母さんの居場所を教えてくれぇぇえ!!」、夫が「許してくれぇぇぇえええ!!!!」と大号泣。しかし私の心は動かず、「これ以上騒ぐのなら近隣の方にも迷惑だから警察を呼ぶよ」と告げ、彼らには帰ってもらいました。 現在、私は元気な女の子を出産し、育児の合間に実家の民宿を手伝いながら生活しています。元義母もすごく楽しそうに働いていて、あのときに2人とも離婚に踏み切ってよかったと思っています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月14日来月結婚することになった兄のお話です。お相手は、とても美人でよく気が利いて、兄にはもったいないくらい素敵な女性です。実はこの2人、ちょっとおもしろいことがきっかけで結婚することになったのです。兄は昔からあまり器用ではなく、人とのコミュニケーションもうまくありません。そのため得意分野の研究を活かした仕事に就くはずが、配属されたのはまさかの営業部。なかなか仕事で結果が出せない中でも、真面目な兄は試行錯誤しなんとかやっていこうとしていました。兄が仕事を頑張れるワケそんな兄の趣味は推し活。とあるアイドルに熱を上げています。あるときは、プレゼン成功のお守りと言って、自分の名前を入れた婚姻届をファイルに入れていました。成約したらファンレターに入れて推しに送るというのでそれはさすがに止めたものの、推しの存在が兄の心の支えになっているのはたしかです。 大きな商談を控えている兄は「上司に認められたいから、頑張らないと」と言い、今週も部屋に閉じこもって準備をしています。 兄曰く、上司はかなりやり手の美人だそう。とても厳しい人だと聞くので、うまくやれているのか、妹ながら心配していました。そんなこともあり、私も商談の練習相手になったり質疑応答の練習に付き合ったりと、できる限りの協力をしていたのです。 兄の失敗しかし、あれだけ準備していたのに商談は不成立。かつてないほどに落ち込む兄に、何と声をかけていいのかわかりません。しばらくして部屋から出てきた兄は、退職願と書かれた封筒を持っていて「上司に迷惑をかけるのでもう続けられない」と静かにつぶやきました。せっかく頑張って入った会社ですが、兄が決めたのなら私は背中を押すのみ。翌日、兄は退職願を出したようです。 退職願を出した兄は、吹っ切れた様子で部屋の片付けを始めました。ところがしばらくして、兄の部屋から叫び声が聞こえてきたのです。 何ごとかと思って駆け付けると、兄の手には退職願が握られていました。でも、退職願は出したはず。なんと兄は、記入済みの婚姻届を封筒に入れていたのでした。 上司が持ってきたものは…翌日、兄が残務のために出勤すると、上司は封筒を持って近づいてきました。兄が謝ろうとすると、上司は「これ……了解です」と言って、封筒を差し出します。中身を確認した兄は思わず二度見。そこには上司のサインが入れられ、すぐに提出できる状態の婚姻届が入っていたのでした。上司は新人研修のときから兄に好意を抱いてくれていたよう。配属を決める会議でも、こそり私情を挟み、兄を自分の部署に入れたと言います。アイドルしか見えていないと思った兄も、実は上司のことが好きだったそうで、仕事を頑張っていたのは上司に認められるためだったのでした。 この退職届と婚姻届を間違えたことをきっかけに、2人は付き合い始め、ついに結婚が決まりました。ちなみに兄は退職届を取り下げ、開発部に異動。今では自分の知識を活かして、大活躍中! 人生は何が起きるかわかりませんね。 今回はいい方向に話が進んでくれたので、結果オーライでしたが、本来であれば、重要な書類は提出する前にしっかりと確認しなければなりません。兄にとっても教訓になったことでしょう。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月14日私は30歳の専業主婦。少し離れた幼稚園までバス通園をしている4歳の娘は、最近仲良しの友だちができたそうです。私が「今度お友だちのママも誘って、一緒に公園に行こうか!」と提案すると、娘は大喜び!娘の友だちのママとも仲良くなるチャンスだと思い、私は幼稚園のお迎えに行ったのですが……。 子どもを勝手に預けていなくなるママ友娘が仲良くなった友だちは、とても礼儀正しくかわいらしい女の子です。園庭で待つこと1時間。スウェット姿で金髪の女性が慌てて園庭を駆け抜けて来ました。その女性が娘の友だちのママだったのです。 連絡先を交換したのですが、このママは公園で会うたびに子どもを置いたまま「買い物してくる」「美容室に行ってくる」とすぐにいなくなり、不信感が募ります。 休日の朝に突然……とある休日。急に朝からこの友だち親子が家にやって来たのです! 約束もしていなかったので断るものの、「私これから用事あるんだよ? 娘をよろしく~♪」と置いて行ってしまいました……! しかも迎えに来たのは夜9時過ぎ。私は「もう来ないで」と強めに伝えました。 「うちの子、迎えに来たよ~」え、預かってないけど!?翌週、私たちは家族で終日お出かけし、家を留守にしていました。 すると夜遅く、昨日も家に押し掛けてきたママ友が「うちの子、迎えに来たよ~」とやって来たのです! え……? 預かってないけど!? 話を聞いてみると、どうやら留守中に勝手に娘を連れてきて、私たちが帰るのを玄関前で待つように言い、娘を置いて出かけたとのこと。 ママ友は娘の心配ではなく、「夫にバレちゃう……!」と大慌て。 結局友だちは、自分で交番へ行き、父親が迎えてに来てくれて無事でした。 その後、ママ友がどうなったかというと……? すべてバレたママ友。離婚を突き付けられるじつは、ママ友が出かけていたのは、不倫相手のところ。 今回の一件で、夫にも義実家・実家にもこのことがバレて、離婚へ。慰謝料と養育費も借金して払うことになったそうですよ。もちろん娘の親権は父親になったようです。 娘たちは今まで通り幼稚園でとても仲良く過ごしています。子ども同士が仲良くても、非常識なママ友は困りますね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月13日私と夫は、病院のリハビリ室で出会いました。交通事故に遭って足がわずかに不自由になってしまったのですが、リハビリを頑張れたのは夫のおかげ。今では家の中では杖などもなくても、生活できるようになりました。しかし、夫の実家ではそうはいきません。古い日本家屋で段差も多く、遊びに行くたびにヒヤヒヤしてしまいます。そんな事情もあって、来月に予定されている義祖父の法事に出席するか迷っていました。 夫の地元では法事は各家庭でおこなうため、女性は食事の支度や給仕で忙しいそう。私の足では満足にお手伝いはできないかもしれません……。義実家の法事へ夫は、手伝いなんてしなくていいと言ってくれますが、そういうわけにはいきません。私だけ座っているのも肩身が狭い思いをするに決まっています。親戚の方々に挨拶をしたかったのも山々ですが、とても迷っていました。 そんなとき、義母から1本の電話が入りました。「手伝いはしなくてもいいからぜひきてほしい」と声をかけられ、法事に出席することを決めたのです。 実家に到着すると、男性陣は買い出し・女性陣は食事の支度と、忙しそうに動いていました。しかし私は、義母から「神経質な親族から嫌味を言われるかもしれないから、足が不自由なことは隠して座っていて」と念を押されました。 これって方言?しかし、自分だけ座っているのはさすがに気が引けます。義母にもう一度お手伝いを申し出ました。すると義母は「いいのよ〜でくのぼうのままで!」と笑顔で言ったのです。 実は私は海外育ちで日本語があまり得意ではありません。「でくのぼう」という言葉の意味を知らず、てっきり方言かと思って意味を尋ねると、義母はニヤニヤして黙ったまま。検索しようにも義実家のある地域は電波が弱く、スマホが役に立ちません。 そうこうしているうちに親族が集まり、法事が始まりました。食事の席では、義父が私の隣に座り、上機嫌でお酒を飲んでいます。 そんな中親戚のおじさんが「田舎の法事は独特だから、わからないことがあれば何でも聞いてくれ」と言うので、私は気になっていた「でくのぼう」の意味を聞いてみたのです。 言葉の意味を知ってびっくりすると義父はビックリした表情を見せ、誰に言われたのかと逆に聞き返されてしまいました。私が義母に言われたと伝えると、その場の空気が一瞬で凍りついたのです。 何かまずいことを言ってしまったのかと思い義母を見ると、真っ青な顔で座っていました。状況がさっぱり理解できなかった私に、夫が「でくのぼう」は気が利かない人をののしる言葉だと教えてくれました。いつもやさしい夫ですが、とても怒っているのがわかります。ニコニコ笑ってお酒を飲んでいた義父も一瞬で鬼のような形相に……。義母と離れに移動し、何やら話をしていました。キツく説教されたに違いありません。 後から義父母に謝られたときに、「座っていて」と言ったのも親戚からの印象を悪くしてやろうと思ってのことだったと知りました。結果オーライ!?義母のおこないは最低ですが、結果的には義母の意地悪を察した親族が私にやさしくしてくれました。「ずっと座ったままで図々しい嫁だ」と思われていたのでは……とビクビクしていたのですが、“意地悪な義母を笑ってかわせる器の大きな嫁”と私のイメージも良い方向へ……。 今回はそのイメージを保とうと、義母の謝罪を受け入れることにしました。もちろん、この恨みは忘れませんが……。 アウェイな環境で大人しくしている嫁には何をしても大丈夫だと思ったのでしょうか。意地悪な発言をしたことが明るみに出なければ、義母の意地悪はエスカレートしたかもしれません。早めに制することができたのがせめてもの救いですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月13日当時30歳の私は女運が悪く、今まで付き合ってきた女性にはことごとく金ヅルにされてきたのですが、当時付き合っていた彼女のSは、おねだりなどしないすてきな女性だと思っていました。前から結婚願望の強かった彼女を喜ばせようと、プロポーズをする予定でレストランに呼び出したときのお話です。婚約指輪を見た彼女は?私は、ポケットから指輪を取り出して言いました。「俺と結婚してください!」するとSは指輪を受け取り、まじまじと見てから「何これ?」とつぶやいたのです。私が、自分で作った指輪だと伝えると、彼女は「は? 手作り?」と驚いた様子です。そこで私は昔話を始めました。「その指輪に付いている宝石は、恩人がくれたんだよ……。俺には昔、両親や弟妹ともどもお世話になった恩人がいて、婚約指輪にはめ込んだのはその人がくれた石なんだ。俺に大事な人ができたらこの石を使ってほしいと渡された、思い入れのある宝石だよ」と。そのとき、Sは心底嫌そうな顔で指輪を突き返し、信じられない言葉を私に投げたのです。「何それ気持ち悪! 人からもらった石で手作り? 婚約指輪なのに!? こんな汚い石が付いている指輪なんていらないわよ。ダイヤとかが付いたブランド物じゃないと、何の意味もない……」本性があらわにさらに、Sの本性があらわになりました。「私があんたと付き合ってやっていたのは、金持ちだと思っていたからよ! 初対面のときに高そうなブランド物を着ていたし、高級レストランもたくさん知っているし……。実は借金して無理していたとか?」そして、私が口を開く間もなくブチ切れしたのです。「よく考えれば、仕事について何回聞いてもサラリーマンって言うだけでごまかしていたわね。どこの弱小企業?」私はたしかに、彼女に仕事のことは詳しく話していませんでした。婚約したらちゃんと説明するつもりでいましたが、これまでの経験上、初めは黙っておきたかったのです……。「これまでぜいたくを我慢してわがままを言わずおとなしくしていたのに! 本当にただの貧乏人だったのね……さようなら」。そう言うとSは、あろうことが指輪を窓の外へ投げ捨てたのです。これには私もビックリ。私は慌てて指輪を探しにレストランの外へ。その間に彼女は帰ってしまい、私たちはそれきりになりました。数年後に再会心ないSの言動に傷付いた私は、その後長らく落ち込んだままでした。しかし、とあるご縁で知り合った女性のHが、傷付いた私に寄り添い、癒やし続けてくれました。そうして数年後、ようやく立ち直った私は彼女と婚約。私がプロポーズをしたら、彼女は大泣きして喜んでくれました。婚約記念に旅行に出かけた私たち。予約した高級ホテルに着き、彼女がお手洗いに行っている間に私がチェックイン手続きをしていると……。なんと、あのSとバッタリ遭遇してしまったのです。彼氏らしき男連れのS。あえてそっぽを向いていた私に気付くと、向こうから絡んできました。「うわ、久しぶり~。ここ、高級ホテルなんだけど……。また女にいい顔して、借金でもしてきたわけ? それに比べて私の今彼は 大企業〇△社のエリート社員よ? どこかの誰かさんと違って、婚約指輪には大きなダイヤも付いているわ」実は私は…すると、Sの横にいた男が私を見て、血相を変えたのです。「あなたは……! 彼は、わが〇△社の次期社長じゃないか!」訳がわからない様子のSは、ポカンと口を開けています。「次期社長!? でも数年前、あんたはただの貧乏サラリーマンで……」私は静かに言いました。「あのとき君は、人の話も聞かず、私に借金があるだの貧乏だのと決めつけていたっけ。実は私、女運がなくて……。就職してからの元カノは皆、金目的で私と交際していたから、君には黙っていたんだ。金じゃなくて、私自身を愛してほしかったから」と、そこでHが登場。私たちの会話が聞こえていたらしいのです。彼女は、「あなたがSさんですか? お話は聞いています、初めまして。私は〇△社の会長の孫娘、Hと申します。この人の婚約者です」と言いながら、Sに左手の薬指の指輪を見せました。SSはビックリ仰天。「それって昔、私に渡そうとしていた手作りの婚約指輪に付いていた貧乏くさい石……!」思い出の石はプライスレス!Hは満面の笑みで答えました。「貧乏くさい? この石は、世界に数個しかない貴重な石ですよ? 価値にしたら、億は超えるのは間違いないみたい」固まるSに構わず、Hは続けました。「ちなみに、これは祖父が昔この人に渡した大事な石。私たち2人を引き合わせてくれたプライスレスの宝石です」そう、Hは恩人の孫娘。恩人が〇△社の会長と知ったのは後からでしたが、私のことを見込んで雇用してくれただけでなく、努力を認めて重要な役を任せてくれるようになったのです。さらに、偶然か必然か、Hと恋仲になったことで、私は次期社長を任命するまでに。「誰かさんがバカにした手作りの指輪を、この人は私のために作り直してくれたの。世界に1つのハンドメイドの逸品に、お祖父ちゃんとの大事な思い出の石をはめてね」これを聞いたSは、「それは私のよ! 返して!」と、なりふり構わず叫び出しました。慌てたのは隣にいた婚約者。「次期社長の前でなんて態度だよ? 俺の面目は丸つぶれだ! ダイヤをねだられて少し引いたけど、ここまで金にがめついとは思わなかった……」その後、2人がどうなったかは知りませんが、私は心から愛してくれるHと結婚し、幸せな新婚生活を送っています。--------------手作りの婚約指輪を見下した元カノ。話も聞かず投げ捨てるとは非常識ですよね。数年後に再会してもその本性は変わっていなかった様子。彼女ではなく、本当に自分のことを思ってくれる女性と結婚できて、結果オーライですね。著者/ウーマンカレンダー編集室/スカッと読者からの体験談をお届けします。
2024年03月12日私の会社にはちょっと厄介な同僚がいます。経理部に所属する彼女は「贅沢するな!」「節約しなさい!」が口癖。経費の精算をしようとしても、彼女が内容を隅々までチェックして、納得がいかないと差し戻されることも多く、本当に困っています……。彼女はどんな理由があっても締め切り後には経費を受け付けてくれません。子どもの体調不良で数日休んでいたときも、経費の処理があったので、体調の悪い子どもを母にお願いしてわざわざ出社したこともありました。厳しすぎる経費チェックその日も、出張帰りに会社に立ち寄った私。子どもが待っているので家に直帰したいところでしたが、経費の差し戻しがあったため仕方がありません。 疲れた顔で社内を歩いていると「お疲れ様!」と声をかけられました。声の主はわが社の社長です。社長は社内の様子を見るために頻繁に各部署をまわり、困ったことや悩んでいることがないか、聞いてくれる気さくな人です。社長としばし会話を交わしたのち、経理部へ足を運んだのですが「宿泊費が高い! もっと節約して!」と怒られてしまいました。安いビジネスホテルを選んだはずなのですが……。 取り締まり強化!同僚はいつも私の経費が不透明だとグチグチ言い続け、ついには「社長に報告する!」と私の手を引き社長室に向かいました。しかし、話を聞いた社長は、私の領収書を必要経費だと言い、同僚には「過度な経費削減は社員のモチベーション低下につながる」と苦言を呈してくれました。社長の思いがけない返答によって、同僚の経費チェックが少し緩くなったものの、1週間もするとまた元通り……。むしろ、さらにエスカレートしてしまいます。そのきっかけは、ある日の朝礼で営業部長が「最近業績が低下しているからみんなで協力しよう」と言ったことでした。同僚は「使っていないのに無駄!」と鼻息荒く、オフィスのエアコンを切ってまわります。 社長が激怒したワケエアコンが切られたオフィスはたちまち震えるような寒さになり、私は他の社員と協力しながら急いでプラグを差し直し、電源をつけてまわりました。 しかし、同僚は数時間起きに「節約!」と乗り込んできてはプラグを抜き、電源を消してまわります。それ以外に仕事がないのかと思うほどに目を光らせているので、イタチごっこに付き合っていると仕事になりません。 しかし翌日、意気揚々とフロアのパトロールをする彼女に向かって、社長は「君、一体何をした?!」と強い口調で言いました。普段温厚な社長の怒った顔を見たのはこれが初めてです。どうやら、亡き奥様から贈られて大切に育てていた鉢植えの木が、社長の出張中に空調を勝手に切られたことで枯れてしまったそう。大切に水をやったり剪定したりしている姿を見ていたので、私も悲しくなってしまいます。同僚は過度な節約の強要は絶対にしないようキツく言われ、厳しい取り締まりは終わりを迎えました。残念すぎる結末幸い枯れたと思っていた大切な木は、植物のプロに相談しながらお世話を続けた結果、少しずつ元気を取り戻しているようです。社長に寄り添うように、今日も社長室に置かれています。 そして、せっせと電源を切ってまわっていた同僚でしたが、わが社の設備の場合、こまめにオンオフすると余計に電気代がかかったようで、ちっとも節約になっていなかったようです。あまりに残念な結末に、苦笑いしかありませんでした。 何事も、やりすぎには注意が必要です。自分ではよかれと思ってやっていることでも、まわりに迷惑をかけていないか、冷静になって判断しなくてはなりませんね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月12日私は35歳の専業主婦。夫と小学2年生の娘と3人家族です。近所にはたくさんのママ友もいて、楽しい毎日を過ごしています。 最近、近所に夫婦と男の子の3人家族が引っ越してきました。夫はとてもいい人だったのですが、その妻と子どもがとんでもない人だったのです……。 この親子、まったく話が通じない……!ある日、その男の子や、他のお友だちを呼んで娘の誕生日会を開催しました。私たち親からは娘に、ゲーム機をプレゼント。夫からのおさがりのゲーム機が壊れたところだったので、娘も大喜び! すると男の子が「その壊れたゲーム機、俺にちょうだい!」と言い出しました。壊れていると説明しても、「お父さんに直してもらうから」の一点張り。あまりにも騒ぐので、しぶしぶ了承してしまいました。 予想外!ママ友の怒り男の子の母であるママ友には説明した上で壊れたゲーム機を渡したのですが、後日「はぁ? 使えないの!?」とまさかの大激怒で家にやってきました。 「こっちはソフトも買ったの!お金出して!」「お金が払えないなら、新しいスイッチをよこしなさい!」と言いだしました。 その日はなんとか帰ってもらったのですが、後日悲劇が……。公園で遊んでいた娘のゲーム機を男の子が奪い、そのまま転んで画面が破損。娘が大泣きで帰ってきたのです。 ママ友の家に集まった人だかり私はこの一件を他のママに相談すると、実は同じような目にあった人がたくさんいることが発覚! 私たちは被害に遭った人を集め、「謝罪しなさい!」とみんなで家に押しかけました。さすがのママ友も動揺を隠せません。 男の子は、「お母さんに『欲しいものがあったら全部自分のものにした方が人生得する』って言われたから……」と泣きながら謝罪。 子どもに何ということを教えていたのでしょう……。 傲慢なママ友の末路そこに、ちょうどママ友の夫が会社から帰ってきました。 結局ママ友は迷惑料を支払うことになり、夫からは離婚を言い渡されたそう。男の子は父親の実家で厳しく育てられているそうです。 子どもには、きちんと善悪を教えられるような親でいたいものですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月11日結婚してからも、付き合いたてのカップルのように仲が良かった私たち夫婦。しかしあることをきっかけに、離婚という道を歩むことになりました。夫の様子がおかしくなったのは、義母が亡くなったころでした。義母は若くして夫を産んで、未婚の母になる道を選びました。もともと責任感がなく、金遣いが荒かった義母は夫を育てるのには相当苦労したとのこと。夫も幼少期にいい思い出はなかったものの、女手ひとつで育ててもらったことには恩を感じているようで、義母には逆らえずにいました。義母が急逝「お前のせいで私は不幸になった! だからお前は私の倍不幸になれ!」が口癖の義母。子どもの不幸を願う母親がいるなんて、いたって普通の家庭で育った私には衝撃的でした。しかしそんな義母は、ある日突然交通事故で亡くなったのです。びっくりしたけれど、これで夫に酷いことを言う人がいなくなったと思うと、私は心の底でホッとしました。それでも夫はショックだったようで、毎日顔色が悪く、食もどんどん細くなってしまったのです。 夫は義母を亡くした悲しさを打ち消すかのように仕事に打ち込み始め、あまり家に帰ってこなくなりました。週末も行き先を告げずに出かけることが増え、たまに帰ってきても私と顔を合わせないようにしています。 不倫を疑い始めた私は、週末に出かける夫をこっそり尾行することにしました。 奇妙なディナー夫の後をつけると、早々に知らない女性の肩を抱いて歩いているところにバッタリ。このままモヤモヤし続けるのは嫌だったので、写真を撮って夫に突きつけました。 私は「何か事情があるなら話してほしい。離婚は考えていない」と言ったのですが、夫は「離婚しようか」とポツリ。「離婚は嫌だ」と夫の手を握ろうとしましたが、その手は振り払われてしまいました。もう私に気持ちはないのかもしれません。私は離婚を受け入れることにしました。しかし、意外にも夫は夫婦最後の日は一緒に食事をしたいと言い、離婚届を提出する前日、思い出のレストランでディナーをすることになりました。 その帰り道、夫は義母が亡くなってから一緒に過ごす時間が作れなくて悪かったと言い「久しぶりに手、つなぐ?」と、手を差し出してきたのです。離婚を控えているのに何を言っているんだろう? と状況が飲み込めず……。私はもてあそばれているような気がして、夫の手を振り払いました。そして、私たちは予定どおり離婚。私は実家に戻り、新たな生活を始めました。 しかしその数カ月後、なんと妊娠が発覚したのです。 連絡がつかない夫私は妊娠の報告をするために元夫に電話をかけましたが、電話は繋がりません。メールもSNSも音沙汰なし。両親の支えもあり、私はかわいい女の子を出産しました。元夫のことなど考えなくなったある日、元夫と共通の友人から電話があり、元夫が亡くなったと知らされました。なんと、末期のガンを患っていたのだそう。義母が亡くなったころに顔色が悪かったのは、ガンで体調が悪かったに違いありません。私は友人に葬儀の日程を聞き、娘と一緒に参列しました。 焼香を終えて親族に席に目をやると、見覚えのある女性を見つけました。尾行したときに夫が肩を抱いていた女性です。私と離婚後に再婚したのだと思ったのですが、よく見るとご主人と思われる男性と一緒に座っています。私の視線に気付いた女性は、突然立ち上がり、私に声をかけてきました。夫の手紙話を聞くと、その女性は不倫相手ではなく元夫の従兄弟でした。肩を抱いているように見えたのは、体調が悪く歩くのもままならない夫を支えていたとのこと。夫は義母が親族から借りていた借金を放棄できずに背負っていたようで、それを自分の亡き後私に負わせないように離婚を決めたと、涙ながらに話してくれました。 私はその話を聞き、最後の夜、元夫の手を振り払ったことを深く深く後悔しました。涙が止まらない私に、女性は夫が最後に力を振り絞って書いたものだと言い、一通の手紙を差し出してきたのです。 そこには感謝の言葉と「本当に幸せな結婚生活で、自分の倍不幸になれと言い続けた母親に最高の復讐ができた!」と書いてありました。彼が遺してくれた娘を、2人分愛して生きていくと決めました。 夫が離婚を言い渡したのは、気持ちが離れていたからではなく、深い愛があったからだったのですね。彼のためにも、これからもっと幸せになってほしいと願います。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月11日私は30歳の兼業主婦。夫と娘の3人家族で暮らしています。娘は幼稚園に通っているのですが、その幼稚園のママに1人苦手な人がいるのです……。そのママ友・B子は、仕事している私を「夫の収入が少ないって大変ね~」「共働きって大変なんでしょ? 専業主婦の私には分からなくてぇ」と見下してきます。 私が仕事をしている理由は、単純に仕事が好きだから。私とは価値観が違うので、そのママ友とはなるべく距離をおくようにしていました。 金持ち自慢する苦手なママ友ある日、幼稚園のお迎えに行くと、「今回の夫のボーナス、すごく良かったのよぉ♪」とB子が自慢話をしている声が聞こえてきました。そして夫の勤める企業名を大声で話していたのです。 それから数日後のお迎えのとき、B子が「実は相談があるのよ〜」と私のところへ走ってきました。その相談というのは…… ママ友にお金をせびられて「今月うっかり使いすぎちゃったの。悪いんだけどとりあえず10万円貸してくれる?」と言い出したのです! うちが共働きだから、自由に使えるお金をたくさん持っていると思った様子。 自分の洋服や化粧品にお金を使いすぎた人にお金を貸すほど、私はお人好しではありません。 「さすがに10万は無理です。ごめんなさい」とはっきりと断りました。するとB子は「もういいわ!」と逆切れして帰って行ったのです。 幼稚園で嘘の噂を広められた翌日、幼稚園に行くとなぜか他のママたちからの冷たい視線を感じました。すると、口々に「お金返しなさいよ!」「恩知らずね」と言ってきました。 どうやら昨日お金を借りられなかった仕返しに、B子が「お金を返してくれない」と嘘の噂を流した様子。私を追い詰めることで、私が仕方なくお金を払うとでも思ったのでしょう。 私はあることを思いつき、「ちょっと家族に相談してからにしますね」と返答しました。B子は喜び、「あら本当? じゃあ約束よ~」とご機嫌に帰っていきました。 そして夜、私は夫に幼稚園で起こった出来事を相談しました。 実は、私の夫は……数日後、B子が真っ青な顔をして私の元へ駆け寄ってきました。「あなたの旦那さん、私の夫の上司だったのね!? どうして言ってくれなかったのよ! 夫からものすごく怒られたじゃない!」と怒っていました。 夫がB子の夫に「奥さんお金に困って、うちの奥さんに『お金貸して』って言ってきたらしいらしいけど、大丈夫?」と会社で聞いたのです。そして、妻の散財を知ったB子の夫に怒られ、真実を打ち明けたとのことでした。 他のママたちにも、「お金貸してくれなかったから、私が嘘をついてお金を借りようとしただけなの……!」と白状。みんな呆れかえっています。 嘘つきママ友の末路このB子は以前にも生活費を使い込んで服や化粧品を大量に購入してしまったことがあったそうで、夫にカードを取り上げられ、お金を厳しく管理されるようになったそう。 また、お金を稼ぐことや仕事の大変さを身をもって知りなさいと夫に言われ、パートを始めたよう。すっかり反省したのか、幼稚園でお金の話をすることもなくなりました。 幸せの基準はお金だけではありません。お金を稼ぐことがどれだけ大変かを知らず、自分の欲望を優先する生活を続けていたB子。彼女が良い方向に変われるきっかけができた出来事でした。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月10日夫と結婚したことに後悔はありませんが、2つ、悩んでいることがありました。1つ目は義母のこと。義母はテレビの影響で自然派の暮らしに大ハマり。私たち夫婦の生活にも口を出してきます。義母は夫の祖母にあたる自分の母親と2人で暮らしています。代々受け継いでいる大きな家があり、不自由のない暮らしをしていました。もう1つの悩みは不妊のこと。義母の「孫はまだか?」というプレッシャーもあり、数年前から不妊治療をしています。しかし自然派を掲げる義母には理解されないと思い、何を言われても「子どもは授かりものなので」と秘密にしていました。言い出せない秘密ひとつ、心に引っかかっているのが義祖母のこと。とても元気で、いつも新しい知識を貧欲に吸収するパワフルな義祖母を、私は尊敬しています。 義母のようにあれこれ言ってはこないものの、義祖母もひ孫の誕生を心待ちにしているはず。義祖母にまで不妊治療のことを隠しておくのは、心苦しい思いがありました。それでも、もし義母に話が伝わってしまったらと思うとなかなか言い出せずにいたのです。 ある日、義祖母から一緒に食事をしようと誘われ、私たち夫婦は仕事帰りにそのまま義祖母と義母が暮らす家に向かいました。食事中は義母からの自然派生活の押し付けと、孫はまだかというプレッシャーのオンパレード! スルーするのも慣れたものです。 秘密が義母にバレた…しかし、そろそろ疲れてきたころに事件は起こります。「今度の週末、お墓参りに行きたいから車を出してくれない?」と言う義母に、夫は「週末は夫婦で産婦人科に行くから無理かな」とポロリ。義母は「産婦人科」という言葉を聞き逃さず、ここぞとばかりに追及してきました。もう取り繕うこともできず、夫は不妊治療のため病院に通っていることを話してしまったのです。 義母は予想していた通り「試験管ベビーなんて冗談じゃない!」と、不妊治療に大反対。治療を否定する酷い言葉を投げかけられ、私は思わず泣いてしまいました。 そんな私を見て夫が義母を制するも、義母の勢いは止まりません。しかし、義祖母の「お前、何も知らないんだね」という一言で事態は一変しました。 義祖母の告白そこで聞かされたのは、不妊で悩んだことがあると言う義祖母の昔話。子どもができずに姑から責められ、やっとの思いで妊娠したのが娘である義母だったのです。 義祖母は「あのとき不妊治療という選択肢があれば、自分も必ず選択していた」「素晴らしい技術なのだからぜひ使うと良い」と私の背中を押しました。さらに、義祖母は治療がどこまで進んでいるのかを確認し、ここから先、さらに高額な費用がかかると知ると、今住んでいる家を売って金銭的な援助をすると申し出てくれたのです。 しかしそれでは義母たちが住む家がなくなってしまいます。困惑している私たち夫婦に、義祖母はすこし前からそろそろ施設に入ろうと考えていて、家はいずれ処分するもりだったからいい機会だと笑って話してくれました。悔し涙から嬉し涙へ…それならと、ありがたく申し出を受けることにして、私たちはさらなる治療にチャレンジ! 念願の赤ちゃんを授かることができました。義祖母にひ孫を抱かせてあげられた瞬間は、嬉しくて涙が出ました。ちなみに、義祖母からの相続を期待していた義母にとって、私たちへの援助と施設入所は想定外! きっと今は慎ましやかに暮らしていることでしょう。酷い言葉をかけられた恨みは一生忘れないので、孫を抱かせるつもりはありません。 新しいものを全否定せず、孫夫婦をしっかり尊重できる義祖母は素敵な人ですね。対する義母は、自分の考えを押し付けて、結果的に自分の嫌も子どもも否定することになってしまいました。歳をとったら、義祖母のような人になりたいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月10日65歳の私は、最近大型スーパーのパートを始めたばかり。すてきな一軒家をプレゼントしてくれた親思いの娘に恵まれ、さらに初孫も誕生。金銭的な必要に迫られたわけではないものの、将来の孫のためにも自分で貯金しておきたいと考えたのです。ところが、パート先にとんでもなく性格の悪い人がいて……。初出勤で…思い返せば初出勤日。若いバイトくんから「もしや3丁目の赤い屋根の家にお住まいじゃ?」と聞かれて素直に答えてしまったのが間違いのもとでした。「やっぱり。名字でわかりました。すごい豪邸ですよね!」私は謙遜しつつもうれしくなって、思わず言ってしまいました。「豪邸だなんて……。でも、娘が建ててくれた大好きな家なんです」「へぇ~! 娘さん富豪!すごいですね!」と次の瞬間、隣で雑誌を読んでいた先輩パートの女性が、ムスッとして立ち上がったのです。「ならパートなんかする必要ないでしょ!? お金が欲しいなら娘からもらえば? 年金ももらっているくせに、貧乏人を冷やかすためにパートを始めたの? そういうつもりで仕事をされると困るわ!」そして、雑誌をテーブルにたたきつけ、スタッフルームを出て行ってしまいました。バイトくんいわく、彼女はパチンコ狂いで多額の借金を抱え、毎日金欠でピリピリしているのだとか……。「きっと、娘さんが富豪って聞いてうらやましくなって、勝手にイラついているんですよ」新人の私に責任転嫁「ああいう人には関わらないでおこう……」。そう思っていた私ですが、仕事上そうもいきません。閉店間際は、私と彼女の2人で働くことが多く、作業のことをいろいろ教わらなければいけないのです。ところがこの先輩パート、なんと私のことを常に無視。必要事項を何も伝えてくれません。さらに、特価ののぼりが原因でお客様からクレームが入り、大騒ぎになったときのこと。彼女がしまい忘れていたのが原因だったのですが、言い訳をでっち上げ、私のせいにして責任を丸投げしたのです。私が問い詰めると、「あんたは金持ちの道楽でパートをしているだけでしょ? さっさと辞めたら? こっちは必要に迫られて働いている。いつクビになってもいいあんたとは違うの。私は失業したら大変なのよ!」と開き直りました。やって来たのは!?と、そのとき。スタッフルームにスーツ姿の男性が登場。「皆さん、私はこのスーパーの本部社員です」それを聞いた先輩パートは手のひらを返したように態度を変え、作り笑いで彼にあいさつ。しかしその本部社員は私を見て頭を下げ、こう言いました。「お母様、ご無沙汰しております。今、社長は店長と話しているところでして……」「お、お母様?」と目を白黒させる先輩パート。本部社員は、私に口を開く間も与えずに「おや、ご存じない? こちらの女性は社長のお母様ですよ」と答えました。そうなのです。私は店長に、自分が社長の母親であることは隠しておくようお願いしていました。皆さんとは、社長の母としてじゃなく、普通の新人パートとして仲良くなりたかったからです。「私が自分で稼ぎたいって言ったら、娘がここで働かないか? とすすめてくれまして。でももう、言われた通り辞めますよ」悪事が露呈そこに娘が店長を連れて入ってきて、先輩パートの前に立ちはだかったのです。「私はこのスーパーチェーンの社長です。あなた、自分の言動に自覚はおありですか?」「私は何も……」と、真っ青になった先輩パートはしどろもどろで後ずさりをしていましたが、娘は容赦なく、彼女に解雇宣言をしました。先輩パートは、「解雇!? ちょっとお待ちを! 私はお母様と仲良くやっていましたよ! 無視や罪のなすりつけなんてしていない!」と、自爆気味の言い訳をスタート。しかし娘は冷静に続けたのです。「解雇理由は、そのことだけはありません。母から目撃証言を聞き、本日は調査のためこちらの店舗に来たのです。先程、防犯カメラの映像をチェックしてはっきりしました。バッチリ映っていましたよ、あなたが内引きをしている姿がね。昨日だけではなく、連日している常習犯のようですね」その後の結末はそう、私はこの先輩パートが廃棄商品を無断で持ち帰る姿を何度も見かけていたのです。これは「内引き」といって、従業員による万引きに値するれっきとした違法行為。注意しようにも私を無視し続け、終始聞く耳持たずだったため、私は娘に報告したのです。その後、手癖が悪く反省の色も見せなかった彼女は、いや応なしに解雇されました。一方の私はというと……。あれから娘に言って、別の店舗でパートをさせてもらえることに。なぜか私を慕ってくれるあの若いバイトくんも一緒に異動(笑)。人間関係も良好で、楽しく仕事をしています。--------------とんでもない先輩パートでしたが、自業自得で解雇となりました。相手が社長の母親でなくても、いずれこういう結果になったことでしょう。廃棄商品の無断持ち帰りは窃盗にあたり、懲戒処分になることも。もったいなくても違法行為なのです。著者/ウーマンカレンダー編集室/スカッと読者からの体験談をお届けします。
2024年03月09日私は30歳の会社員。同じ年齢の夫と、3歳の娘と3人で暮らしています。しかし……夫は「男は黙って構えている。これが理想の家族」と、家事も育児もまったくやってくれません。 家事も育児も妻任せな夫子どもに合わせた薄味の料理を出すと「味うすっ! 普通、大人用と子ども用別々に作るだろうが!」と激怒。その上、「母さんは働きながら家事も育児もしていた」と義母と比較してきます。 悩んだ私は「どうすれば効率良く家事ができるんだろう……」と義母に相談しました。 すると、「それは不満が出るのも無理はないわね!」と言われてしまい、言わなきゃ良かった……と、大後悔。 義母が怒った相手は……翌日家に帰ると、なんと義母が家で料理を作って待っていました。 「夕飯も掃除も適当だし。俺のことを何も考えていないんだぜ」と調子に乗る夫。 「主婦失格」「母さんの爪の垢でも煎じて飲ませてやりたい」と言いたい放題です。 すると、義母が「私からも言わせて」と言い出し…… 「この人は完璧よ!手伝わずに料理に文句つけるなんて、あんた何様!」と夫に怒り始めたのです! か、かっこいい~!! 実は、義母は義父や両親、近所の人に助けられながら子育てをしていたとのこと。「あなたは本当に一人でよくやっているわよ、立派!」と言ってくれました……(涙)! なんと夫は「返品不可!」娘のお手伝いもあり、今までなんとか頑張ってきた私でしたが、もう我慢の限界です。「お義母さん、私離婚するので、夫のことをお返しします!」と宣言! すると、「離婚は大賛成! でも息子は私に返されても困る!」とまさかの返品不可。 その後、夫には泣きながら謝罪されましたが、離婚して家を出て行ってもらいました。離婚してからも、義母は時々会いに来ては助けてくれるので大助かり♡ 大変なとき、周囲に助けを求めることも大切ですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月09日私は夫と5歳の娘と3人暮らしの兼業主婦です。娘は保育園に通っているのですが、どうやら保育園の先生が夫を気に入った様子。娘のことを異様にかわいがり、私には露骨に塩対応。そして夫が送り迎えに行くと、執拗に絡んでくるのです。そんなある日、私のスマホに非通知の電話がかかってきました。電話に出てみると、「夫と別れろ……」と言うばかり。気味が悪くなった私が非通知からの着信を拒否すると、公衆電話や他の電話番号からも電話がかかってくるようになりました。 穏やかな生活が一変我慢の限界に達した私が、「警察に通報します!」と電話口で言うと、電話は切れてそれ以降かかってくることはなくなりました。娘が保育園を卒園し、あの厄介な保育園士と関わらずに済むようになりました。 穏やかな生活が続いていたのですが、数年後のある日、夫の不倫が発覚。社内不倫だったため、夫は気まずくなって自主退職。私は夫と離婚し、慰謝料と養育費を支払ってもらい、娘と実家で暮らすことにしました。 ある日、高校生の娘と一緒に食事をしていると、知らない番号から電話がかかってきました。 娘は高校生なのに、保育園から電話……?電話に出てみると、「ちょっと! いつまで子どもを放置する気!? とっくに閉園ですよ!」と急に怒鳴られたのです。相手はなんと娘が通っていた保育園のあの先生! 保育園児の子どもがいない私は「うちに保育園に通う娘はいません」と伝えても、聞き入れてくれません。 どうやらその女の子の父親は元夫で、私と離婚したあとにできた子どものよう。この先生は、私たちが離婚したことを知らず、女の子の母親が私だと思い込んで電話をかけてきたのです。 いたずら電話の犯人は!?保護者の電話番号は、卒園すると同時に削除されているはず。この先生が私の電話番号を知っていたのは、昔私に電話をかけてきていたからでしょう。私は電話口で、「昔、私にいたずら電話をかけていたのは、あなたですね!?」と問い詰めました。 うろたえる相手に私は、夫の不倫が原因で別れたこと、保育園にいる女の子は私の娘ではないことを伝えました。すると電話口の保育園の先生は、夫が再婚したことを知らなかったらしく、大騒ぎしはじめました。 不倫していた元夫の修羅場話を聞いてみると、なんとこの保育園の先生と夫は、娘が保育園に通っていたころからずっと不倫関係にあったとのこと。離婚すると夫に言われ待ち続け、10年ほどずるずると付き合っていたそうです。しかも何かにつけてお金を要求され、多額のお金を貢いできたそう。 ちょうどそのとき、電話口の向こうで夫が保育園にお迎えにきた声が聞こえてきました。ずっと嘘をつかれていたことが分かった保育園の先生が、夫に激怒する声が聞こえてきます。私はそっと電話を切りました。 その後、保育園の先生との不倫がバレた夫は、再婚した妻からまた慰謝料と養育費を請求され離婚されたとのこと。自業自得ですね。これからは、両親とともに娘の成長を見守ろうと思います。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月09日髪のうねりに悩んでいる私。うねりを伸ばすためにヘアアイロンを使っています。ですが、時間がたつとうねってしまう、そんな私の体験談です。ヘアアイロンを通すたびにうねる髪毎朝、ヘアアイロンなどを使って一生懸命にセットするのですが、時間がたつと必ずうねってしまいます。ヘアアイロンで髪をストレートに伸ばしているはずなのに、私が不器用なせいもあるのか、なぜかアイロンを通すたびに髪がうねっていくのです。特に後頭部の髪が扱いにくく、うまくいきません。美容師のアドバイスどおりに実践できず美容院に行くたびに髪のうねり対策についてスタイリストさんに相談しています。そのときは美容師さんのアドバイスに「なるほど」と納得。でも、いざ自分でおこなおうとすると、なかなか美容師さんの言うとおりにはできずにいます。いろいろトリートメントを試してみるも…そもそも髪に潤いが足りないのかな?といろいろなトリートメントを試してみるものの、どうやっても髪がまとまりません。ずっと、きれいにまとまる髪に憧れを抱いています。まとめストレートアイロンなら簡単に髪をストレートにできるはず!と思って購入しましたが、くるくるドライヤーのように使えるタイプのアイロンのほうが扱いやすかったかなと思っています。それでもうねりのない髪を目指して、ストレートアイロンをうまく使えるように練習していきたいと思います。(30代女性)※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。著者/ウーマンカレンダー編集室40歳を過ぎて心と体の変化に戸惑い、悩むオトナ女子を応援するメディア「ウーマンカレンダー」の編集室です。オトナ女子がおこなっているコスパ良し!時短!ズボラでもできる!リアルなアンチエイジング情報をお届け。医師解説の記事も満載!
2024年03月09日夫はいわゆるエリートサラリーマンですが、その分とても忙しい毎日を過ごしています。すこしでも仕事に集中できる環境を整えてあげたいと思い、私は専業主婦になって休みなく夫をサポートすることを決めました。夫はなんでも勝手に決めてしまうところがありました。結婚当初は、そんな性格も「決断力がある大人の男!」と魅力に感じていたのですが、そんな気持ちは続きません。ある日とんでもないことをひとりで決めてしまったのです。突然同居がスタート「来週から母さんがここに住むから」当たり前のように事後報告の夫。義母は以前病気で倒れて以来、腕や足が思うように動かせなくなってしまったため、今は私が実家に通って手助けをしています。同居すれば通う必要がなくなり、私も楽できるだろうと言いますが、四六時中一緒にいると、せっかくの良好な関係も崩れてしまいそうで不安です。しかし夫はすでに実家の売却を進めており、今更白紙にはできませんでした。 大げさ…?!やむをえず始めた同居生活。なんとかうまく立ち回っていた矢先、義母は突然認知症になってしまいました。 認知症の義母は、自分の探し物が見つからないと私が盗んだと決めつけて暴言や暴力を繰り返します。もちろん夫にも相談しましたが「家のことは自分でなんとかしろ」と突き放すだけ。 施設に入れるのは、周りから親を見放していると思われるから絶対ダメだと言って譲りません。それなら、2人で協力しあって家で介護をしようと約束したのですが、残念ながらその約束が守られることはありませんでした。「仕事が忙しい」と言って帰りは遅く、帰ってきても自分の部屋にこもりっきり。義母の認知症はどんどん進み、いよいよ私は心身ともに限界を迎えてしまいました。 たった3日で…涙ながらに「もう少し手伝ってほしい」と訴えても、夫から返ってきたのは「介護なんて余裕だろ! 大げさだな!」という無責任な言葉のみ。私は完全にキレてしまいました。 私は自分の荷物をまとめ、夫の帰りを待ちました。そして、帰ってきた夫に出て行くと宣言し、そのまま実家へ直行。SNSもブロックして、着信拒否の設定も完了! これでしばらく夫からの連絡はこないはずです。実家でゆっくり離婚について考えるつもりでいました。しかし、たった3日で夫が泣きながら実家にやってきました。義母の相手をするのが大変だったのはもちろん、痴呆症になった自分の母親に直面し、心がポッキリ折れてしまったようです。 誰しも老いた親の姿を見るのはつらいもの……。私はそんな夫の姿を見て、義母を施設に入れることを条件に家に帰ることにしました。変わった夫義母の施設入所を機に、私たちの関係性は良いものになったと感じています。「施設は無責任な奴が入れるところ」という夫の偏見もなくなり、丁寧にお世話をしてくれる施設の職員さんへも、しっかりを感謝の気持ちを持っているようでした。 いつかは私たち夫婦も介護が必要な立場になります。これまでの夫と老後を迎えるのは不安しかありませんでしたが、今の夫とならやっていけそうです。 老いた親に接し、介護の大変さを身をもって知ったことが夫を変えるきっかけになりましたね。大変さがわからない人には、これくらいの荒療治が必要なのでしょう。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月09日私は29歳の兼業主婦です。夫とは出会ったときから意気投合して、「結婚するならこの人しかいない!」と思っていたのですが……。一緒に暮らしはじめると、夫は家事全般がまったくできないことが発覚。自分のことも自分でできません。 家事スキルゼロの夫夫は食べたものは食べっぱなし、靴下や服は脱ぎっぱなし、どこに何が入っているのかさえも分からないほど、何もできません。結婚初期は夫に家事を教えようと試みましたが、夫には学ぶ意欲がなく、努力は無駄に終わりました。 結局私が仕事終わりに家事をすべてしているのですが、「ありがとう」と言ってもらったこともありません。 そんなある平日の夜、夫が突然同僚2人を家に連れてきました。 同僚に羨ましがられるも……同僚と飲んでいて、家で二次会をしようという話になったとのこと。連絡もなく急に連れてこられたので、食材もほとんどありません。私は内心焦りながらも、冷凍庫のストックをフル活用しておつまみを数種類用意しました。 同僚たちは「やっぱり結婚っていいよな~。奥さんは料理もうまいし、お前ほんと羨ましいよ!」と言い、褒めてくれました。 私が喜んだ矢先、夫は信じられない発言をしたのです。 「結婚は最悪!」夫の発言にあ然「お前ら、結婚を甘く見るんじゃねーぞ! 結婚なんて最悪だ! うちの嫁、本当何もしなくてさ。ごはんも作らないからいつも冷凍食品ばっかりなんだぜ」と私の悪口を言い始めたのです。 その後も月に1度くらいのペースで、連絡もなく突然同僚を家に連れて来ては、根拠のない非難をしてきます。 毎日仕事のあと家事も必死にやっているのに毎回「何もしない」と悪口ばかり言われ、私も我慢の限界! 翌朝、「これからあなたの事は何もしません。自分の事はすべて自分でやってね」と言い放ち、夫の食事の準備はもちろん、夫の分の洗濯も掃除もしないことにしました。 夫は実家へ修行に夫は慌てて謝ってきましたが、そう簡単には許しません。私が夫の身の回りの世話をしなくなった途端、家の中は荒れ放題。そして私は義母を家に招待することにしました。 荒れ果てた家を見て、義母は驚きを隠せない様子。そして私は夫のこれまでの態度をすべて義母に打ち明けました。義母は激怒し「あなた、一体何様のつもり!?」と夫を叱りってくれました。 そして「息子がこんな風になったのは私の責任よね。2カ月預っていい? 家事のイロハを叩きこむから!」と言ってきました。 2カ月の間、夫に家事をすべて叩き込んでくれるとのこと。それでも変わらないようであれば、すぐに離婚していいとまで言ってくれました 2カ月後、夫の変化はそれから2カ月、夫は義両親に掃除・炊事・洗濯などすべての家事を教えこまれた様子。2カ月後に、義実家で夫の手料理を振る舞ってもらうことになりました。 久しぶりに夫と再会すると、「俺、今まで甘えてた。家事って本当に大変なんだな……これまでのこと、申し訳ない」と謝罪してくれたのです。義実家での生活を通じて、これまでの自分を反省したようでした。 その後、夫の謝罪を受け入れ、私たちはまた一緒に住み始めました。夫は2カ月前とは別人のように家のことを率先してやってくれるようになりました。これからは2人で支え合いながら生活していければと思っています。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月08日結婚を機に義実家で同居を始めました。同居して知ったのは、熱しやすく冷めやすい義母の性格。何かにハマるたびに材料一式を揃えるものの、あっという間に飽きてしまいます。そのため、家の中には義母のものだらけ。義父に咎められている姿を何度も見ています。そんな義母が次にハマったのは断捨離でした。「断捨離って知ってる?!」と、興奮気味に話しかけてきたときには、義母の荷物の山が片付くと期待したのですがーー。暴走止まらぬ義母「もので溢れた生活はナンセンス!」断捨離の本を片手にウンチクを語る義母。毎日義母の部屋の前にはたくさんのゴミ袋が置かれるようになりました。 ものが捨てられなかった義母が片付けをするなんて! と感動せずにいられません。しかし、一週間もすると不要なものはすべて捨ててしまったよう。いつもの義母ならここで熱が冷めてしまうのですが、今回はまだブームが続いていたようで、家族の持ち物まで勝手に捨て始めたのです。 最初にターゲットになってしまったのは、義父。クローゼットが見事にほぼ空っぽになってしまいました。 義母の暴走は止まらず、私たちが仕事に行っている間にも、どんどんゴミ袋に入れてしまいます。私たちはそれを開けて必要なものをこっそり取り出す日々……。 注意しても聞く耳を持ちません。ついに義母は、私たち夫婦や子どもの荷物にまで手をつけ始めたのです。 義母が捨ててしまったのは…「こんな古臭い皿はいらないわね」そう言って義母は、私が寝室にしまっておいたお皿を捨てようとしました。たしかにその箱は古くてボロボロです。でもこれは私が大切にしていたものなのです。 義母がお皿をゴミ袋に投げ入れると、 明らかに割れた音がしました。私は「そのお皿、1枚50万円ですけど……」と言うのが精一杯。夫が代わりに、私の実家に代々受け継がれているヴィンテージ食器であることを説明してくれました。それを聞いた義母は、謝るどころか、そんなに価値があるものを隠しておくなんてひどい嫁だと騒ぎ始めます。最後の断捨離騒ぎを聞きつけた義父は激怒。ついに「俺はお前を断捨離する!」と義母に離婚を言い渡しました。いつまでも暴走を続ける義母に、いい加減付き合いきれなくなったようです。義母は泣いて謝りましたが、義父は断固拒否。結局、そのまま義両親は離婚となりました。義母も、まさか自分が断捨離されるとは思わなかったでしょうね。 断捨離は一度やり始めると勢いに乗ってどんどん捨ててしまいがちです。しかし必要なものを厳選するのではなく、捨てるという行為が目的になってしまってはいけません。何事も、やりすぎには注意が必要ですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月08日私は28歳の会社員。27歳の夫は、大学の後輩です。平穏で幸せな毎日を過ごしていますが、じつは私たちは夫に原因がある不妊なのです。孫の顔が見たい義母には、男性不妊であることは内緒にしておくよう夫からお願いされました。 義母に責められるも、夫は!?私に原因があると思い込んでいる義母は、いつも私に嫌味を言ってきます。連日義母に責められ、つい「必ずしも女性側が原因とは限りません」と言うと、義母は大激怒! 「無能のくせに! 跡取りが産めないなら息子と別れて!」と言われてしまいました。その間も、夫は黙って下を向いているだけ……! 夫は私を守ってくれないばかりか、「俺を追い込んで不妊にするお前なんて、妻失格だ!」と責めてきました。 しかも、残業や休日出勤が続いていると言っていたのに、ストレス発散のためギャンブルにお金をつぎ込んでいたことが発覚。とうとう私も我慢の限界に……! 義母に真実を打ち明けると夫との会話や義母からの嫌味を録音し、私は荷物をまとめて実家へ戻ることに。夫には「もう限界。弁護士にも連絡してあるし、慰謝料もらうから」と伝えました。 翌日、義母と夫が実家に突然やってきて「離婚は大賛成! 慰謝料だってこっちがもらいたいくらいよ!」と叫んできたのです。 私は「不妊の原因は夫ですから」と事実を義母に打ち明けました。その途端、義母は大泣きし、夫も一緒になって泣き始める始末……。 結局、私は夫から慰謝料を払ってもらい離婚成立! 夫婦のデリケートな問題に関わってくる義母にも、守ってくれない夫にもうんざり!家族だからといって、何を言ってもいいわけじゃないですよね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月07日私は28歳の兼業主婦です。2歳年上の夫とは結婚し、仲睦まじく暮らしています。夫は早くに父親を亡くし、母子家庭で育ちました。そのこともあり、とても母親思いのやさしい人です。しかし、そのやさしさが最近少しエスカレートしてきています。 毎週義実家へ行く夫最近、体調不良が続いているという義母を心配し、夫は毎週末、家事を手伝うために実家へ行くようになりました。私も手伝うと申し出るものの、「きっと母さんが気をつかってしまうから……」と夫に留守番を言いわたされてしまうのです。 義母の手術に100万円!?ある週末、義実家から帰ってきた夫は深刻な顔で「母さんの手術代で100万必要になった」と言ってきました。しかも、そのお金を夫は用意できないとのこと。まさかそこまで義母の体調が悪かったと思っていなかった私は、どうにかして貯金を集めて100万円を支払おうと決心しました。 ただ、義母の病状を聞いても、夫は何も教えてくれません。不安になった私は、夫に内緒で義母に電話してみました。 病気の義母がジムで元気に運動中!?電話口の義母の声はとても元気そうで病人とは思えません。私が「病院の送り迎えや家のこと、なんでもお手伝いさせてください!」と言うと、「病院? 私、今ジムでランニングしてたから、ちょっと息があがってるだけよ?」と義母。 義母の話によると体調はとても良好で、夫とはここ1年会っていないというのです。話をしていくうちに、夫の嘘が明らかになりました。 不倫夫を実家に連れていき真実を探るため、私は夫の身辺調査を依頼。すると不倫の証拠がたくさん出てきたのです……。我慢の限界がきた私は、夫が最も嫌がる方法で真実を伝えようと考えました。 ある日、義母の手術代が集まりそうだと嘘をつき、2人で外出。到着した先は私の実家です。「さ、さすがにそれは……」と慌てる夫をスルーして、実家のリビングに入ると、そこには義母が。すべては私の計画通りです。 夫の秘密を親の前で暴露!元気いっぱいな義母の姿を前に、夫は顔面蒼白に。そこで私は探偵が集めた不倫の証拠写真を皆に見せながら、夫が不倫相手の夫から訴えられ、慰謝料を請求されていることを伝えました。 私の両親はまさかの裏切りに大激怒! 夫は大切な母親の前で自らの不貞行為をばらされ、がっくりと肩を落としていました。義母はやさしい息子の裏切りを知り、涙を流して私に謝罪してくれました。 夫は「本当にすまない……! 離婚はしたくない」と泣きついてきましたが、私は夫に離婚を宣言して、夫と浮気相手に慰謝料を請求。後日離婚が成立しました。 母親思いのやさしい人だと思っていた夫が、じつは私をだまして不倫していたなんて……。相手の言葉だけを鵜呑みにするのは危ないですね。これからは自分の人生を前向きに歩いていこうと思います。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月07日義実家と目と鼻の先に住んでいた私。義実家には、義母が一人で暮らしています。義母は夫を溺愛していて、私に息子を取られたと思っているよう……。いつも敵対視されていました。義母は顔を合わせるたびに私の服装を派手だと言ったり、買い物袋の中身を覗き込んで意識が低いと文句をつけたりと、何もかもが気に入らないよう。夫に助けを求めても親を突き放せないようで、私の味方になってくれることはありませんでした。迷惑な義母そんなある日。仕事から帰ると家の中で何やら物音がしています。警戒しながら家の中に入ると、そこには義母がいました。きっと、夫が断りきれずに合鍵を渡してしまったのでしょう。「息子には変なものを食べさせないで! 息子専用の調味料と食材を買っておいたから、あなたは使わないでね!」義母はそう言うと、ドヤ顔で冷蔵庫を開けました。そこには、夫の名前が書かれた調味料や食材がビッシリ。 付き合いきれないと思った私は、適当な理由をつけて家を出ました。 洗濯物の中に…夫が帰る時間に合わせて帰宅すると、義母はすでに帰った後のようでした。合鍵を渡したことを責めると、夫は「嫁姑問題に巻き込むなよ」と面倒くさそう……。そのままどこかに出かけてしまいました。こういうときはお互い離れて頭を冷やすのもいいと思い、行き先は聞かずそのまま就寝。夫は明け方には帰宅したようですが、ソファで寝てそのまま仕事に向かったようでした。 その日も義母は自分の家かのようにわが家にやってきて、私の帰りを待ち構えています。しかも、なんと洗濯中。息子とはいえ、他人の家の洗濯物を勝手に洗うなんて信じられません。さらに義母は「あなた、不倫してるわね!」と私を見るなり鬼の形相。私がキョトンとしていると、ド派手なTバックを差し出してきました。「こんな破廉恥な下着で他の男を誘惑しているなんて、汚らわしい!」とまくしたてます。 しかしその下着に見覚えはありません。私は「それ、私のじゃないですよ」と答えました。 セクシーランジェリーの持ち主これには義母もびっくり。私たちが顔を見合わせて不思議な顔をしていると、背後に気まずそうに立つ夫の姿がありました。 すこし前から夫の行動が怪しいと思っていた私は「これ、大好きな息子さんの不倫相手のものみたいですよ」と、カマをかけてみました。すると、みるみるうちに夫の顔色が変わっていったのです。 今日の洗濯当番は夫です。だから、私にバレないと思って洗濯カゴに入れたのでしょう。義母が勝手に洗濯したのが運の尽き。洗濯物に目をやると、私のものではない下着が何枚か混ざっていました。夫の不貞夫はダブル不倫をしていたよう。相手の旦那さんにバレないように、セクシーなランジェリーをわが家に持ち帰り、洗濯していたのでした。 義母は大きらいな私と夫が離婚することになって嬉しそうでしたが、セクシーランジェリーの彼女が新しい奥さんになることも受け入れられない様子。微妙な雰囲気が漂う夫・義母親子を見て、早めに見切りをつけられてよかったと思わずにいられませんでした。 おせっかいすぎる義母は悩みのタネでしたが、幸か不幸か、夫の不貞を暴くことができました。この義母、息子がどんな奥さんと結婚しても、同じような態度をとるのでしょうね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月07日小学生のころからの夢がかない、念願のケーキ屋を開業した私。毎日お客様に喜んでもらおうと、ケーキ作りとお店の経営に尽力しています。ところが、ある日たちの悪い昔の同級生が突然乗り込んできたのです。マウンティング同級生「おい!ここの店長はどいつだ?」。ある日、大声でお店に乗り込んできた男性は、どこか見覚えのある顔。「あんたは……○○小学校の?」そう、それは昔の同級生Kでした。彼は母親が有名な役者で、いつも自慢ばかり。親の七光りマウンティングばかりだっため、誰にも相手にされていませんでした。一方で友だちが多かった私は、目の敵にされる始末。当時から仲は良くありませんでした。そのkが、とんでもないことを言ってきたのです。「お前、今すぐこの店を閉めて立ち退け! ここは俺のケーキ屋の縄張りだ!」「は? そんなことをするわけないでしょ」と冷静に言い返すと、「それなら俺がこの手でつぶしてやる! 覚悟しておけ」と叫んで乱暴にドアを閉め、店から出ていきました……。お客さまを横取り!翌日からKは、わざわざうちの店の前でチラシを配り始めました。しかも、母親の写真をでかでかと掲載した広告です。「実はこの役者、俺の母親なんですよ! それにうちのケーキは、あっちの店よりずっと安くてうまい! 母のコネで、高級食材を安く仕入れていますから」とアピールしています。お客さまも、K母の知名度と商品の安さにつられて、Kのお店に流れ始めました。「見ろ、役者の息子の俺にはかなわないだろ。わかったら早く立ち退け!」としたり顔です。しかし私はKのように、お客さまを横取りするような卑劣なことはしたくありません。実際に彼のお店のケーキがおいしいらしいことは、SNSで見ていればわかります。私はライバル店の研究をするため、あちらの店舗に行ってみることにしたのですが……。入店拒否されたおじいさん私がKのお店に行くと、彼が軒先で怒鳴っていました。相手は、ヒゲで顔の半分が隠れたボロボロの身なりのおじいさん。一輪車を手にして入口前の地面にうずくまっていました。「私は一輪車で日本一周を目指していて……。昔の知り合いからこのケーキ屋の話を聞いたのだが……」。しかしKは、「こんな汚いジジイを出入りさせたら評判が落ちる」と、おじいさんを追い払いました。私が慌てて駆け寄ると、彼のおなかがぐぅ~と鳴りました。「あの、売れ残りでよかったら、うちのケーキを召し上がりません?」。こうしておじいさんにケーキを食べてもらうことに。すると、ひと口食べて驚いたような表情になりました。それは、私がケーキ屋に憧れたきっかけの味を再現した一品。「実は昔、祖父の知り合いの有名な役者さんからいただいたケーキがとてもおいしくて。夢をくれたその人に今でも感謝しています」するとおじいさん、「ごちそうさまでした。とてもおいしかった。私はもう行くよ」と頭を下げたのです。「ケーキをごちそうになった上、いい話を聞かせてもらった。ありがとう」数日後、銀行に行くと…その数日後。資金繰りのため銀行に行くと、お店の口座に100万円の振込があったことが判明。驚いて振込人名を見ると、なんとつい先日話題に出たばかりの、祖父の知り合いの役者さんでした。慌てて祖父経由で役者さんに連絡を取った私。振込のことを尋ねると、「先日のお礼だよ」と言うのです。「やっぱり気付いていなかったか。ヒゲだらけでボロボロだったからなぁ」そう。彼はあのおじいさんだったのです。聞けば、日本一周一輪車の旅は無事に終えたのだとか。「恥ずかしながら旅の途中で財布を落としてね。おまけに山で遭難し、命からがら下山したところだったんだ。ちょうどその辺に、後輩の役者から息子のケーキ屋があると聞いたのを思い出して頼ってみたが、入店を拒否されてね。君のことは昔の面影があったからすぐわかったよ。ケーキも絶品だった」私は、先日のケーキを喜んでもらえただけで光栄でした。それにこんな大金は受け取れません。すると、月末に役者仲間を集めて祝賀会をするから、そのためにケーキを注文してくれたのです。もちろん私は、心を込めて作ったケーキをお届けしたのでした。さらなるサプライズその翌朝。私が出勤すると、店先には長蛇の列が……。さらにKが「どういうことだ!」と飛んできました。そして、混乱している私にスマホをつきつけたのです。「何このSNS。有名人がいっぱい、うちのケーキのことを……」「こんなに大勢が褒めちぎるなんて、どんな卑劣な手を使った?」と鼻息の荒いKは、お客さまの前で私につかみかかってきました。するとそこに、あの役者さんがやって来たのです。「彼女は卑劣な手など使っていない。私の祝賀会の参加者たちにこちらのケーキをお出ししただけだ。恩人のお店の品だと話したら、皆SNSに載せてくれてね。もちろん、味もおいしかったからな」「な、なんで大物役者がこの店に……」と真っ青になったK。「君が私を追い払ってくれたから、昔の友人のお孫さんと再会できたよ」とほほ笑んだ役者さん。すべてを悟ったカツミは謝る余裕すらなく、しどろもどろで自分の店に逃げ帰ったのでした。その後、おかげで私のお店には著名人からのオーダーが定期的に入るように。Kによる営業妨害もなくなりました。私はそれでも初心を忘れず、どなたにも喜んでもらえるケーキ作りに邁進しています。--------------見知らぬおじいさんを助けたのは、本人としては当然のことをしたまでかもしれません。親切なおこないがいつかは自分に戻ってくるもの。「情けは人の為ならず」の気持ちを見習いたいですね。著者/ウーマンカレンダー編集室/スカッと読者からの体験談をお届けします。
2024年03月06日夫が事業を始めようと猛勉強していたときのこと。資金を集めるために休日には副業もしていて、家にいるときも仕事部屋からほとんど出てきません。寂しいけれど、人生の大きな転機になるだろうと思って、できる限り支えようと思っていました。娘もパパと接する時間が少なく寂しそうにしていましたが、その分一緒にいられるときは思い切り甘えています。ここ最近はもっぱらごっこ遊びがブーム。夫もその日によっていろいろな役を与えられていました。娘のごっこ遊び今日の娘は、これから旅に出る設定のようで、娘は数日分の衣類や大事なオモチャをパッキングしている最中。私の荷物までしっかり詰め込んでいます。ちょうど部屋から出てきた夫を巻き込もうとしていましたが、夫は軽くあしらい、何かを探していました。 その姿を見て、娘は夫のスマホを差し出しました。「こちら、お風呂場にお忘れでしたので預かっておきました」添乗員さんにでもなったつもりなのか、娘はおすまし顔です。夫の探し物はまさにスマホだったようで、娘にお礼を言ってまた部屋に戻ってしまいました。 「すぐ出て行くよ!」その夜、娘に「ママ!」と起こされました。カーテンの外は真っ暗で、時計を見るとまだ午前3時。何が起きたのか理解できずにいると「ママ、すぐ出て行くよ!」と娘はヒソヒソ声で喋ります。 もしかして、これもごっこ遊びの延長なのかと思っていたら「じいじが待ってるから! パパが起きる前に行かないと!」と私を急かすのです。何が起きているのかさっぱりわかりませんでしたが、いつの間にか部屋には実母の姿もありました。これはただ事ではないと感じ、娘の言うとおりにそっと家を出て、父がスタンバイしている車に乗り込みました。娘と実母の手には、さっきパッキングしていた荷物がしっかりと握られていて、今日のごっこ遊びはこのためだったのかと理解しました。しかし、一体何が起こったのでしょう。車の中で、父が静かに説明してくれました。 夫の秘密の計画実は夫は、起業の準備などしておらず、毎日部屋で浮気相手と通話をしているらしいのです。娘が夫のスマホを確保したとき、見知らぬ女とツーショットを見てしまったよう。なぜパパがママ以外の女の人とくっついているのか? と私の父に聞いたようです。父はすぐさま娘の勉強用のタブレットを夫の部屋に置いて、会話を録音するように指示したと言います。 録音したデータを聞くと、夫は私の不倫話をでっちあげて、慰謝料をもらって離婚すると浮気相手に約束していました。そう言われてみると、数日前夫の知人から相談があると言われて近くのカフェでお茶をしたのですが、なんだか相談内容が矛盾だらけで変だなと思ったことがあります。もしかして、あれは異性と2人で会っている証拠を作るため?! 私は早速夫の知人に連絡を入れました。 友人は後ろめたさがあったのか、あっさりと白状。私と外で会っている写真を撮らせてくれれば5万円払うと言われ、お金に目がくらんでしまったと話してくれました。でっちあげ不倫朝になり、私たちがいなくなっていることに気付いた夫が実家を訪ねてきました。夫は私が浮気していると両親に告げ、でっちあげの証拠写真を見せながら「慰謝料を払え! 離婚だ!」と喚き散らします。 ずいぶん演技派で笑ってしまうところでしたが「離婚は了承するけど、これを聞いてから……」と、私がタブレットの音声データを再生すると、夫は顔面蒼白。もちろん、私が慰謝料を請求する形で離婚が成立したのでした。 今回は賢い娘に救われましたが、父の不倫を知ってしまうなんてショックだったはず。夫はどれだけ罪深いことをしたか、思い知ってほしいですね。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月06日私は30歳の会社員、新進IT起業の専務として働いています。夫はウェブデザイナーとして活躍中。2人で幸せな毎日を過ごしていたのですが……。先日、夫が在宅勤務になったと話がありました。そのこと自体はまったく問題がなかったのですが、あるときインターホンが鳴って……。 突然義母が同居!?一人暮らしだった義母が「今日から一緒に住む」と言いながら家に入ってきたのです!「あなたも仕事が忙しいでしょ? 私が息子の面倒を見てあげなきゃ〜」と居座ることに。 同居がスタートすると、「これが味噌汁? こんなの味噌汁じゃないわ!」など、私の料理すべてに口を出し始めた義母。 見かねた夫は「仕事で忙しいのに、妻が毎日料理を作ってくれているんだぞ。俺は妻の作った料理も大好きなんだ!」と守ってくれました。義母はとても悔しそう……! 手作りのごはんが捨てられて……そんなある日、信じられない出来事が起こりました。その日は夫が出勤する日で、私の帰りも遅くなる日。私は朝早く起きて夕飯を作りおきしてから出社しました。 けれども、夜家に帰ると、夕飯がない……?! 義母に聞くと、「作り置きは手抜き。妻は温かい手料理を作ってあげるもの」と、私が作っておいた夕飯はごみ箱の中に捨ててあるではないですか! 私はついに我慢の限界に……! 妻、義母の本性を暴く!じつは、義母が金目の物を持っていないことに気づいた私は、義母の周辺を調べていたのです。すると、義父の遺産をすべてホストに貢ぎ、総額400万円も借金していることが発覚! 「稼ぎのいい嫁と、やさしいだけが取り柄の鈍感な息子と同居始めたから、これからはたくさん貢げる」と話していたことも突き止めました。 私がこの事実を夫の前ですべて暴露すると、顔面蒼白になり謝りはじめた義母。しかし、問答無用! 義母を追い出し、2人での幸せな暮らしが戻りました。 息子や嫁は自分の思い通りになると思うと大間違い! 家族だからといって甘えすぎるのも要注意ですね。 著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月05日私が結婚した相手は、7歳の男の子を育てるシングルファーザー。私は母になるために仕事を辞めました。正直、周りから反対や心配もたくさんされましたが、それでもうまくやっていけると信じていたのです。一緒に暮らすようになってから、積極的に息子とコミュニケーションを取ろうとしましたが「この人はママじゃない!」と、なかなか心を開いてくれませんでした。レストランに誘っても「行きたくない」と拒否。いつかはきっと……という希望と、もう無理かもしれないという諦めが行き来していたのですがーー。精いっぱいの愛情を…こんなに頑なに私を認めてくれないとなると、前妻である本当のママはさぞかし素敵な人だったのだろうと思っていたのですが、その逆。息子のことを放っておいて遊びまわるような人で、結局浮気相手と逃げてしまい、後からサイン済みの離婚届が送られてきたのだとか。 それを聞いたら諦めるわけにはいきません。私は息子に精いっぱいの愛情を注ごうと心に決めました。 ちょうどそのころ、息子が学校から1枚の手紙を持って帰ってきました。そこには「お弁当の日について」と書いてあります。設備点検の都合で、来週から3日間お弁当が必要になるようです。 息子にお弁当のリクエストを聞いてみても「何でもいい」と相変わらず。俄然燃えてきた私は、夫に息子の好みを聞き、腕によりをかけてお弁当を作ることにしました。 お弁当完食!お弁当1日目。帰宅した息子に感想を聞くと「別に……」とそっけない様子。口に合わなかったかな? と思い、シンクに出されたお弁当箱を開けてみると、なんと空っぽ! もしかしたら喜んでくれたのかなと期待してしまいます。 ゴミ箱に捨てたり誰かにあげたりしていないといいなと思いながらも、2日目のお弁当も完食。残すところあと1日となりました。 最終日は息子の大好物のミートボールを作ろうとスーパーに出掛けると、息子の同級生の親子にバッタリ。そこで私は意外な話を聞いたのです。 どうやら息子はお弁当を食べているときに「ママのお弁当はおいしい!」と言ってくれていたよう。しかも、ママが作る料理はどれもおいしくて、外で食べるよりも家で食べたいとも話していたと聞かされました。 私が泣きそうな顔をしていると、同級生のママは満面の笑みを見せて言いました。「これからもっといいことがあるかもね!」どういうことでしょう……。 最高のプレゼントそして迎えたお弁当最終日。私は心を込めてお弁当を作りました。放課後、お弁当箱を開けると息子からの手紙が……。そこには「ママになってくれてありがとう」と書かれたメッセージカードが入っていました。 ちょうどそのとき、スーパーで会った同級生のママから連絡が入りました。どうやら息子は学校で「恥ずかしくてママと呼べない」と相談していたよう。クラスメイトが一丸となって手紙を入れる作戦を考えてくれたと教えてくれました。 この手紙は、私にとって最高のプレゼントになりました。それから3年が経ち、今ではわがままや反抗もチラホラ。それも私を信頼し、甘えてくれている証拠です。どんな息子も、変わらず愛情を注ぎ続けています。 何があっても諦めずに愛情を注ぎ続けたことで、良い関係性を築けて本当によかったですね! 血の繋がりを超えた関係性もあるのだと思わされました。著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班
2024年03月05日