4月7日より公開され、興収ランキング初登場2位を獲得した『ゴースト・イン・ザ・シェル』。とりわけIMAXやMX4D、4DXなどで、近未来を舞台にした独特な世界で繰り広げられるアクションを“体感”する観客が多い中、主演のスカーレット・ヨハンソンも感銘を受けたという、ハリウッドが誇る一線級のスタッフたちが実写化にあたりそれぞれのこだわりを明かす特別映像が到着した。攻殻機動隊シリーズといえば、士郎正宗の漫画をはじめ、22年前公開された押井守監督のアニメ映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』を筆頭に数々の作品が作られ、そのどれもが、ほかを寄せ付けぬ圧巻のクオリティで近未来を表現してきたことで知られる。そんなSF作品の金字塔をハリウッドが実写化した本作は、「攻殻機動隊」のさらなる進化を見せつけている。もともと「攻殻機動隊」の大ファンであることを公言するルパート・サンダース監督は、出来上がった作品について「アニメの世界観を実写化できたのは素晴らしいことだ」と自信をのぞかせるが、独特の世界観のアニメーションをいっそう洗練した実写作品として描くためには、ハリウッドが誇る一線級のスタッフの技術力が不可欠。本映像の冒頭に登場する製作総指揮のジェフリー・シルバーは、この実写化プロジェクトについて、強いこだわりをもって情熱を注いだと言う。「原作コミックやアニメの表現をすべてそのまま実写の映像に置き換えるのではなく、作品の精神に忠実ではありつつも、新たな領域へと推し進められるよう努めたよ。世界中にファンがいる作品に取り組むときは、ファンたちに心から敬意を払い、相手が期待するすべてを与えなければならないし、そのうえで新たなものを加えていくんだ」。その言葉を裏づけるように、撮影監督のジェス・ホールは「繊細なアニメの色使いを再現しようと証明をいろいろ工夫したよ」と語り、プロデューサーのマイケル・コスティガンもまた「アニメを実写に落とし込むために、ルパートとデザインチームが多くの時間を費やしていたね」とふり返っていることからも、それぞれが強いこだわりをもって本作に臨んでいた様子が伺える。自身も偉大な原作の実写化に並々ならぬ想いで臨んだことを明かしているスカーレットは、こうして表現された映像美に深く感銘をうけたようで、「ルパート監督が創り上げた世界は原作漫画とアニメへのオマージュよ。クールな映像がアニメに躍動感をもたらしているわ。私が本作に傾けた情熱を観客と共有して、一緒に映画を楽しみたいわね」と、スタッフとともに本作に込めた情熱が世界中の観客に伝わっていくことに期待を寄せている。『ゴースト・イン・ザ・シェル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴースト・イン・ザ・シェル 2017年4月7日より全国にて公開(C) 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年04月16日先週末4月7日より、全国362館、611スクリーンにて封切られた『ゴースト・イン・ザ・シェル』。公開3日間で動員233,329人、興行収入は3億6716万4600円を記録し週末ランキング第2位を獲得した本作から、押井守監督の「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の名シーンの実写化に、ハリウッドが本気度MAXで挑戦したことが伝わる本編映像が解禁された。公開初日から劇場に足を運んだ人たちからは、「正直期待していなかった。でもめっちゃよかったw」「攻殻は押井監督の『ゴースト~(’95)』が一番好きだから不安もあったけど、作品への愛をバシバシ感じた素晴らしかった……ありがとう……」といった原作ファンをも唸らせるコメントがSNS上で相次ぎ、また、吹き替え版にも「これは良い実写化 吹替が最高過ぎる」「吹替最高かよ!!!」と特に絶賛の声が上がっている。そんな本作から解禁となったのは、「攻殻機動隊」シリーズが描く近未来の世界観を象徴する名シーンとして名高く、オリジナルでも人気の高いアクションシーンの本編映像。レインコートを着た男が駆け抜けてきた先は、サイバーパンクを象徴するようなネオン煌めく近未来都市が奥に広がる用水地。不穏な気配を感じ取った男が銃を乱射するも、手ごたえはなく、次の瞬間、光学迷彩で景色と完全に同化した少佐(スカーレット・ヨハンソン)が男を一蹴。姿を現してもなお、無類の強さを発揮し、ついにはノックアウトさせている。スカーレットの体当たり演技はもちろんのこと、あまりにも見事な映像技術で再現された少佐の光学迷彩シーンをデザインしたのは、ニュージーランドに拠点を置きVFXの最先端を行く「WETAワークショップ」。『ホビット』シリーズ、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなど手がけたことでも知られている。この世界的に有名なデザイン・特殊メイク工房でクリエイティブ・ディレクターを務めるサー・リチャード・テイラーは、本作の話を聞いたときのことをふり返り、「アーティストとして、ファンとして、私たちはこのプロジェクトに参加せずにはいられなかったよ。原作は私たちWETAのみんなにとって大きなインスピレーションをもたらしてきた作品だし、そのキャラクターたちをアニメから取り出して、実写映画用の生きて動くキャラクターに作り上げるなんて機会は、想像もつかないほどのチャンスだったんだ!」と、いまも興奮冷めやらぬ様子でコメント。その映像表現に定評があり、もともと「攻殻機動隊」シリーズの大ファンだと公言しているルパート・サンダース監督も、オリジナルへの愛があふれるこの場面を満足いくまで描けたのは、テイラーのおかげであると賛辞を贈る。「サー・リチャード・テイラーはテクノロジー、科学、そしてアートを横断できる数少ない映画製作者のひとりだよ。私は軽々しくこの言葉は使わないが、やはり彼は天才だ。志を同じくし、アーティスティックで、科学的で、才能にあふれた彼とそのチームに本当に参加して欲しかったんだ」。このシーンを筆頭に、ハリウッドが誇る超一線級のスタッフ陣による原作への大いなる愛とリスペクトが込められ、スカーレットをはじめとする俳優陣の熱演によって進化を見せつけた本作を、劇場でも確かめてみて。『ゴースト・イン・ザ・シェル』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴースト・イン・ザ・シェル 2017年4月7日より全国にて公開(C) 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年04月11日スカーレット・ヨハンソンが、先月離婚を申請した夫のロマン・ドーリアックと一緒にニューヨークのギャラリーに姿を見せた。スカーレットとロマンは5日(現地時間)、ニューヨーク市内のギャラリー「53W53」で開催されている「Singular Object Art」展のオープニング・カクテルレセプションにやって来た。ちょうど1か月前の先月7日(現地時間)に離婚を申請したスカーレットは、2歳になる娘・ローズの親権をロマンと争うことになると見られている。昨年からすでに破局していた2人は、1週間おきにそれぞれが娘と過ごす形をとっている。最新主演作『ゴースト・イン・ザ・シェル』のプロモーションで、ロマンの故郷であるフランスを訪れた際も、2人が顔を合わせた形跡はなかったが、この日はツーショットで撮影にも応じ、険悪な様子は見せなかった。(text:Yuki Tominaga)
2017年04月07日日本発のSF作品の金字塔をハリウッドで実写化した『ゴースト・イン・ザ・シェル』。このほど、スカーレット・ヨハンソン演じる“少佐”が、サイバーテロリストの手がかりを求めて記憶の海にダイブする驚異の本編シーンが解禁となった。脳以外が全身義体の少佐が、上司の荒巻やバトーらエリート捜査組織・公安9課の面々とともに、脳をハックする脅威のサイバーテロリストとの戦いに身を投じていく本作。捜査を進めるうちに、自身の記憶は操作されており、自分の命は救われたのではなく、奪われたのだと気づく少佐。本当の自分は誰なのか?隠された驚愕の過去とはいったい?果たして、少佐は犯人を突き止め、世界を守ることはできるのか…?このたび、本作からスカ-レット演じる世界最強の捜査官・少佐が、サイバーテロリストの手がかりを求めて芸者ロボットの記憶に潜り込むも、絶対絶命の危機に陥る緊迫の本編映像が到着。相棒のバトー(ピルー・アスベック)が見守る中、芸者ロボットの深い記憶の海に潜っていく少佐。そこで目撃したのは、芸者ロボットが何者かに襲われていた現場。さらに記憶の奥へ進むと、なんと犯人らしき人物と遭遇。突如、少佐は記憶の外に吹き飛ばされ、無数の人影に引きずり込まれてしまう。その異常事態に呼応するように、現実世界の少佐の体にも異常が!バトーは「どうなっている?接続を切れ」とハンカ・ロボティクス社の博士に指示するも「できない」と拒否される。その間に、みるみる人影に飲み込まれていく少佐。事態の深刻さを感じ取ったバトーは再び「切断するんだ!」と声を荒げると、博士の合図で接続ケーブルを切断!間一髪のところで少佐は生還を果たすが…。サイバーテロリストの目的とはいったいなんなのか?ハリウッドが描く「攻殻機動隊」の壮大なスケール感が伝わると共に、オリジナルストーリーの謎も深まる本映像。26年前、士郎正宗の漫画により描かれていた「攻殻機動隊」の世界は、インターネットを通してあらゆるつながりが持てるようになり、サイバーテロの脅威も高まる現代において、いまこそ描かれる物語といえる。スカーレットも「私もタイムリーな作品だと思うわ」と賛同し、「特に(押井守監督の)アニメ版を見ると、20年以上も前の作品なのに、すごく前衛的よね。何よりも、デジタル時代の副産物である、孤独感を予見していたわ。サイバーテロも脅威だけど、それよりも“つながり過ぎ”の時代にある、つながり合うことへの切望ね。いま私たちは、どの時代よりも簡単につながることができるのに、空虚感や満たされない思いを抱いているから」と語っている。製作の初期段階より押井監督から「僕たちの作品にとらわれすぎずに、君がやりたいことをやりなさい。君の作品を作りなさい」とアドバイスされ、原作に敬意を払いつつもオリジナル要素を組み込んでいったというルパート・サンダース監督。押井版「攻殻機動隊」の大ファンを公言する監督が描く、新たな世界観を劇場で確かめてみて。『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴースト・イン・ザ・シェル 2017年4月7日より全国にて公開(C) 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年04月06日日本が生んだSF金字塔「攻殻機動隊」をハリウッドが実写化した『ゴースト・イン・ザ・シェル』に出演する仏女優、ジュリエット・ビノシュが来日し、単独インタビューに応じた。「まるで暗号解読だったわ」とふり返る舞台裏、そして“輝き続ける50代”の本音とは?“攻殻”といえば、世界的にも知られるSFアイコンだが、ジュリエット自身は「正直、あまりよく知らなかった」のだとか。メガホンをとるルパート・サンダース監督から熱烈オファーを受け、脚本に目を通したが「内容はさっぱり理解できず、まるで暗号解読だったわ。だから、一度はお断りした」そうだ。それでも、出演を決めたのは「ならば脚本をリライトする」とまで言ってくれたサンダース監督の熱意、そして息子の後押しがあったから。「私の息子が映像関係の仕事をしていて、押井守監督が手がけた長編アニメ(=1995年公開の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』)の大ファンなの。今回の脚本も気に入ったみたいで、絶対参加したほうがいいって助言してくれたわ。現場では、サンダース監督とディスカッションを重ねながら、役柄や世界観への理解を深めていった。要はシェイクスピアと同じ。最初はチンプンカンプンでも、語彙や関連性をつかめば、物語に入り込める」。そう語るジュリエットが演じるのは、映画オリジナルのキャラクターであるオウレイ博士。巨大企業ハンカ・ロボティックスを率いる科学者であり、スカーレット・ヨハンソン演じる主人公“少佐”の実質的な生みの親でもある。「登場シーンは決して多くないけど、その分、多面的で複雑な人物像をしっかり表現したかった。彼女は科学者としての理想と、組織の歯車だという現実の間で葛藤している。結果的には、悪魔と契約してしまうの…」。グリーンバックに覆われたスタジオには、さまざまな専門分野のプロたちが1つのシーンを完成させるために集結した。「とても楽しかったわ。『あの人は、何の担当なの?』って聞いて回ったりして(笑)。映画作りの新たな側面に触れることができて、現場では子どものようにワクワクしていた。想像力も試され、とても演じがいがあったし、キャラクターにリアルな感情を吹き込むという点では、これまでの出演作と何ら変わりはないのよ」。1996年に公開された『イングリッシュ・ペイシェント』でアカデミー助演女優賞、ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞。『トリコロール/青の愛』でヴェネツィア国際映画祭女優賞、『トスカーナの贋作』でカンヌ国際映画祭女優賞に輝き、世界三大映画祭を制覇した。まさに名実ともに世界を代表するトップ女優だ。実際、本人を目の前にすると、その貫録に圧倒されるが、同時に言葉やしぐさからは飾らない人柄と、自然体な素顔がにじみ出ている。「人は夢や理想を追いながら生きているでしょ。でも、常に物事がうまく運ぶとは限らない。現実に直面し、挫折や失望、喪失感を味わい、ときにどん底に落ちることもあるのよ。でもそうした体験があるからこそ、『本当の自分とは何か?』と考えずにはいられなくなるの。誰しも歳はとるけど、その分、知恵も身につくし、開放される。その積み重ねで、人間は身も心も少しずつラクになっていくんだと思うわ」と何ともありがたいお言葉!だからこそ、出演作を決める基準の1つが「冒険心を満たしてくれるもの」だと聞くと、思わず納得してしまう。「確かに今回みたいなSF作品は珍しい機会だったけど、ストーリーを通して、人間性にまつわる問いかけがあり、役柄にも何らかの内面的な変化があるという意味では、女優として挑戦すべき作品だった。さっき『本当の自分とは何か?』と言ったけど、まさに『ゴースト・イン・ザ・シェル』が提示するテーマに一致しているわ」。そう語る彼女が、女優として喜びを覚える瞬間は?「カメラは常に回っているの。つまり、すべては現在進行形で流動的。そんな状況の中で一瞬一瞬、真実を探求することがたまらなく楽しく、胸が踊ってしまうのよ。優れた共演者やスタッフ、特に今回はとても国際色豊かな現場だったから、より一層刺激を受けた。権力の暴走や腐敗、産業化の闇を描くと同。時に、人間本来の“生き抜く力”を描いた希望に満ちあふれた作品だと思うわ」(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:ゴースト・イン・ザ・シェル 2017年4月7日より全国にて公開(C) 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年04月05日声優の田中敦子が4月4日(火)、都内で行われた実写版『ゴースト・イン・ザ・シェル』の日本語吹き替え版完成披露試写会に出席。「すばらしい攻殻」「よくぞここまで、すごいことをしてくれた」とハリウッドが総力をあげて実写化した本作に太鼓判を押した。田中さんといえば、1995年に世界を席巻した押井守版『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』を皮切りに、その続編にあたる『イノセンス』や神山健治のTVアニメシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」などで、主人公・草薙素子の声優を努めたレジェンド。今回、日本語吹き替え版でも、6年ぶりに主人公(ハリウッド版では“少佐”役)に命を吹き込んでおり、「私にとって、素子は1番近くて、1番遠い存在。演じているのは私ですが、タフな性格は真逆だし、ずっと憧れの存在」だと深い思い入れを語った。日本語吹き替え版には田中さんをはじめ、大塚明夫(バトー役)、山寺宏一(トグサ役)らおなじみのメンバーが再集結。なんと、アフレコ当日には、豪華な3人が揃ってスタジオ入りしたといい「プレッシャーもありましたが、大塚さんや山ちゃんに委ねれば、(素子を)引き出してもらえると思い、ワクワク感が大きかった」のだとか。「アフレコ中、山ちゃんが『目を閉じると、アニメが浮かぶね』と話していた」とファン垂涎のエピソードも披露し、「私たちなりのゴースト(=魂)を吹き込むことができた」と自信を示した。ルパート・サンダース監督がメガホンをとり、ついに日本公開が近づく『ゴースト・イン・ザ・シェル』については、「随所にルパート監督の、原作や押井監督への愛が止まらない印象。光学迷彩や義体、ダイブのシーンなどどう表現するのかとても興味がありましたし、強いこだわりとリスペクトを感じた」と絶賛。主演を務めたスカーレット・ヨハンソンに対しては「すばらしいですね。ご本人は小柄な方ですが、存在感の大きさがあり、彼女自身が義体なんじゃないかと思うほど細部まで美しい」と圧倒されていた。『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴースト・イン・ザ・シェル 2017年4月7日より全国にて公開(C) 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年04月04日米BOX OFFICE MOJOは3月31日~4月2日の全米週末興業成績を発表した。2週連続1位の『美女と野獣 (2017)』を2位に下し、ドリームワークスの新作3Dアニメ『The Boss Baby(原題)』が初登場首位。『マダガスカル』の3部作や『メガマインド」』を指揮したトム・マクグラスが監督を務め、ビジネスマンスタイルの不思議な赤ちゃんと7歳の兄弟がある企業のCEOが企てる世界秩序を乱す陰謀を阻止する物語を描く。声優陣には、アレック・ボールドウィン、トビー・マグワイヤ、スティーブ・ブシェミらの豪華キャストが名を連ねる。3位は『ゴースト・イン・ザ・シェル』が初登場。士郎正宗のコミックを押井守監督が映画化したSFアニメの金字塔『GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊』をハリウッドで実写映画化。『スノーホワイト』のルパート・サンダースが監督、オリジナル作品の草薙素子に相当する主人公の少佐役はスカーレット・ヨハンソンが演じている。その他、『LUCY/ルーシー』でヨハンソンと共演したピルー・アスベックが主人公の片腕バトー役、公安9課のボス荒巻大輔にビートたけし。その他ジュリエット・ビノシュ、マイケル・ピットらが出演している。トップの座を奪われた『美女と野獣 (2017)』は累計興行収入3億9,545万9,842ドルに到達。次週にも4億ドルの大台突破は必至だ。以下は『パワーレンジャー』が2位から4位へ、『キングコング: 髑髏島の巨神』が3位から5位へと転落するなど、9位までは前週と変わらぬラインナップとなった。その他10位『The Zookeeper’s Wife(原題)』が初登場。詩人のダイアン・アッカーマンによる2007年のノンフィクション小説『ユダヤ人を救った動物園 ヤンとアントニーナの物語』が原作で、第二次大戦中にナチスに追われたユダヤ人を動物園の檻に匿い、動物の命とともに救った飼育員夫婦を描いた作品だ。
2017年04月03日「攻殻機動隊」の大ファンと公言するルパート・サンダース監督が、スカーレット・ヨハンソン、ビートたけし、ピルー・アスベック、ジュリエット・ビノシュら、豪華キャストで実写映画化する『ゴースト・イン・ザ・シェル』。全米では公開がスタートし、世界から注目を集める本作から、監督が「攻殻機動隊」への敬意を込めた衣装へのこだわりが明らかになる映像が到着した。もともとCM界で活躍し、『スノーホワイト』で映画監督デビューしたサンダース監督が、シリーズへの敬意を払いつつ独自のビジョンを形成し、圧倒的スケールと世界観でSF映画の新たな歴史を刻んだ本作。このたび、「俳優は衣装に袖を通して初めてキャラクターになりきれる」と熱弁するほど監督がこだわリ抜いた、衣装の製作現場の裏側を映し出す特別映像が到着した。衣装デザインを担当した『イノセント・ガーデン』『ハンガー・ゲーム FINAL』のバート・ミューラーは、「衣装は監督の視覚センスが根底にある」と説明するように、サンダース監督はデザインのあらゆる面に携わったという。また、衣装デザインでバートとタッグを組むカート・スワンソンが、「アニメ版『攻殻機動隊』に敬意を表しつつ、同時に特徴的で記憶に残るものを目指した」と語っていることからも、監督のビジョンを形にしようとチーム一丸となって本作に取り組んだ様子もうかがえる。特にスタッフ陣が注力したのが、福島リラが演じた芸者ロボットの衣装だ。「伝統的、そして非伝統的な要素を混在させた。特に“帯”はとても伝統的だ。帯は従来の手法で作ったが、デザインは独自のものだ。電気回路のような模様で顔にも同じものがある」と、カートとバートは日本文化を基礎に新たなアイデアを加えたことを明かす。続けて「芸者(ロボット)のマスクはシリコンも考えたが、髪の毛も含めて硬質のものになった。美しい仕上がりだ」とも語っており、より妖艶さと不気味さが見事にマッチした芸者ロボットとなった。これには監督も「恐ろしいキャラクターだ」とその出来に自信たっぷり。加えて「芸者が着ける固いマスクの髪の部分には、ファンがあって、風がおくられる」と演者のための工夫も凝らしたことも明かし、映像内では、芸者ロボットを演じた福島さんがマスクと衣装を身に纏い、実際に演じている場面も確認できる。さらに、少佐の代名詞ともいえる、姿を消すことができるスーツ“光学迷彩”は、5度のアカデミー賞受賞経験を持つ特殊効果担当のサー・リチャード・テイラーのチームの協力のもと製作。機能的かつスタイリッシュな仕上りとなった光学迷彩を見た衣装チームのカートは、「まさに衣装にとっての新たなテクノロジーだろう。これを着たヨハンソンは魅力的だ」と絶賛!初めて全身シリコン製のスーツを作ったリチャードもまた「アーティストとして、私たちはこのプロジェクトに参加せずにいられなかった。観客は魅力的なキャラクターにあふれた独自でダイナミックな世界を目にする。ほかに類を見ないだろう」と、その圧巻の本作に手応えを覗かせている。『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴースト・イン・ザ・シェル 2017年4月7日より全国にて公開(C) 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年04月02日スカーレット・ヨハンソンを主演に迎え、ビートたけし、ピルー・アスベック、ジュリエット・ビノシュら豪華キャストで実写映画化される『ゴースト・イン・ザ・シェル』。このほど、原作・アニメ版「攻殻機動隊」シリーズへのリスペクトと、圧巻の世界観、スカーレットの屋上ダイブや鮮やかな銃撃アクションが際立つ、約5分間もの本編映像が解禁となった。SF作品の金字塔を、豪華キャストによりルパート・サンダース監督が実写映画化する本作。撮影現場に招かれた『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の押井守監督も「間違いなくいままで作られた『攻殻』のなかで、一番ゴージャスな作品になると思う」と語る本作から届いた映像は、同作を彷彿とさせる屋上からのダイブシーンや、少佐の人間離れした圧巻のアクションに、正体不明の敵からのメッセージもあり、先の展開が気になる仕上がりとなっている。映像では、サイバー犯罪が行われている可能性がある高層ホテルの屋上に、1人佇む世界最強の捜査官“少佐”(スカーレット・ヨハンソン)の姿が。そのホテルの43階の一室では、人間の“義体化”を推進するハンカ・ロボティックス社のオズモンド博士と、ある国の大統領との会合が行われていた。少佐はホテルのシステムにアクセスし、何者かが大統領を監視していることを発見。会合は、オズモンド博士が大統領に人間の義体化推進に協力を求めるも、話し合いは難航していた。すると突然、ホテル内に黒服集団が侵入し、制止しようとする護衛のロボットを銃撃。少佐はすぐさまその侵入者に気づき、応援に向かっている捜査官バトー(ピルー・アスベック)に状況を問うも、「2分後だ」という応答に、「待ってられない」と業を煮やし、屋上からダイブ!光学迷彩を身にまとい徐々に周囲の風景に溶け込んでいく。一方、会合は黒服集団により制圧され、オズモンド博士は芸者ロボットにハッキングされていた。そこで、窓の外から放たれた銃弾に黒服集団や芸者ロボットが次々と倒れ、光学迷彩により姿を消していた少佐が、窓を突き破り登場!そのまま華麗な銃さばきと人間離れした激しいアクションで敵をなぎ倒していく。そして、オズモンド博士を捕らえていた芸者ロボットも打ち落とすが、まるで感情が備わっているかのごとく「助けて。お願い。殺さないで」と命乞いをする芸者ロボット。しかし、少佐は耳を貸さず「誰の手下?答えろ」と尋問。すると、芸者ロボットは声色が変わり「ハンカ社と組んだら破滅だ」と謎のメッセージを残す…。この芸者ロボットを演じるのは、『ウルヴァリン:SAMURAI』などにも出演してきた日本人女優・福島リラだ。屋上からのダイブシーンはもちろん、芸者ロボットの登場など、本作は原作やアニメ版に対するリスペクトがたっぷり。それについてスカーレットは、「アニメ版そっくりのシーンもあるわ。そういうシーンを再現するのはワクワクしたし、観客も実写化されているのを見て興奮できるはずよ」と説明しつつも、「とはいえ、再現ばかりしていたわけではない。オリジナル版へきちんと敬意を払いながらも、それ以外は独自の作品になっているわ」と、実写版だからこその映像表現に自信を覗かせている。『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴースト・イン・ザ・シェル 2017年4月7日より全国にて公開(C) 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年03月31日一児をもうけた夫との離婚申請したばかりのスカーレット・ヨハンソンが、ラジオ番組で恋愛観と憧れの男性セレブについて語った。スカーレットは27日(現地時間)、ニューヨークでハワード・スターンのラジオ番組に出演し、恋愛について聞かれると「いまは用心しているの。幼い娘がいるから。そっちの方がずっと気にかかるの」と、2歳になる愛娘・ローズを最優先していることを明かした。スカーレットはローズの父親で、フランス人ジャーナリストのロマン・ドーリアックと2014年に結婚したが、昨年に破局し、今月7日(現地時間)にスカーレットが離婚を申請した。ハワードはオーランド・ブルームなど、現在シングルだと思われる俳優やコメディアンの名前を挙げて、興味はあるか尋ねたが、スカーレットは「私が知っているコメディアンたちの多くがダークサイドを抱えている。私、そういう暗さは必要じゃないの」と一蹴。そんな彼女が憧れているセレブは誰かというと、カリスマ・シェフのゴードン・ラムゼイだそう。ハワードに「いま世界で一番ホットな男性は?ブラッド・ピット?誰?」と問いつめられ、「ゴードン・ラムゼイみたいな人かな」と答えたスカーレットがもう1人挙げたのも、やはりTVで活躍するシェフのアンソニー・ボーデイン。「共通のテーマがあるわね」と自身も料理好きなスカーレットは語った。(text:Yuki Tominaga)
2017年03月29日劇場アニメ映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の押井守監督が撮影現場を目の当たりにし、絶賛を贈る実写映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』。いよいよ日本公開を間近に控える中、押井監督も感銘を受けたというスカーレット・ヨハンソン演じる“少佐”役の核心に迫る特別映像が解禁。義体に脳が組み込まれ、“少佐”が誕生する瞬間にスカーレットが見せる迫真の演技が収められている。SF作品の金字塔のハリウッド実写映画化として、日本はもとより海外からも注目を集める本作。今回の映像では、驚愕の本編映像とともに、本作の監督ルパート・サンダース、共演シーンも多いオスカー女優ジュリエット・ビノシュらが、“少佐”役として激しいアクションもさることながら、内面の葛藤を見事に演じきったスカーレットへの称賛のコメントを寄せる。スカーレットが本作で演じる主人公“少佐”は、人間とテクノロジーの境界がますます曖昧となった近未来の社会を舞台に、捜査組織・公安9課の先頭に立つ、脳以外が全身義体である最強の捜査官。本映像の冒頭では、ジュリエット演じるオウレイ博士に見下ろされながら、義体に脳が組み込まれ、まさに“少佐”が誕生する瞬間も収められている。米経済誌「Forbes」が発表した「2016年最も稼いだ俳優ランキング」で堂々首位となり、名実ともに世界トップのハリウッドスターであるスカーレットをもってしても、脳が組み込まれた全身義体という人間とかけ離れた存在を演じることは簡単ではなかったようで、「少佐の自己発見の物語でもあるの。いままで経験したことのないものね」と、そのキャラクターを説明。「彼女のアイデンティティの探求や、自分の出自をめぐる真実を知りたいという欲求について、ルパートと私は会話を重ねたわ。このキャラクターは、自分に与えられた人生と、自分で選び取る人生の両方があると考えるようになるの。それがこの映画に参加したいと思った本当の理由ね。この映画には新しい感覚があるの」と語り、新たな挑戦を監督とともに乗り越えたことを明かしている。一方のサンダース監督も、「スカーレットは少佐の秘めたる怒りと、隠された人間性を表現してくれた」とふり返り、近未来の世界観に見事に溶け込み、複雑な役どころながらも観客を感情移入させる瞬間を作り出すスカーレットの表現力を、「私にとっては、スカーレットこそがサイバーパンクの女王だ!」と絶賛。さらに、緊迫感に満ちたシーンで共演したフランスを代表する名女優ジュリエットも「スカーレットが演じる少佐は、どんな状況にも対応できるわ」と、“少佐”役としても、また1人の女優としてもその芯の強さを称えている。また、オリジナルである『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の押井監督も撮影現場を訪れ、心と体が統一されていないキャラクターを演じきっているスカーレットを実際に目撃。「少佐には、共謀で好戦的な側面もあるが、不安に苛まれてもいる。彼女は全くの人間でもなければ、まったくのロボットでもない。スカーレットはそれを目で表現することが出来る。彼女は僕が描いたキャラクターとかなり近い。この役は彼女のための役で、ほかの誰も演じることができなかっただろう」と、最上級の賛辞を贈っている。本当の自分は誰なのか?果たして、自分を全身義体へ変貌させた原因にたどり着けるのか?「スカーレット以外にはいない!」と大絶賛を集める“少佐”の活躍に期待が高まる。『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴースト・イン・ザ・シェル 2017年4月7日より全国にて公開(C) 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年03月27日現在製作中のウェス・アンダーソン監督の最新作『Isle of Dogs』(原題)。日本を舞台にしたストップモーション・アニメーションとなる本作のアイデアには、黒澤明監督の名作と伝説のストップモーション・アニメーションが影響を与えているという。このたび、日本のファンに向け、アンダーソン監督本人からその件にまつわるコメントがシネマカフェに到着した。全世界で大ヒットし、アカデミー賞最多9部門ノミネート、最多4部門受賞の『グランド・ブダペスト・ホテル』(’14)の製作陣が再結集する本作は、2018年に全世界公開予定。全編にわたり日本を舞台とし、失踪した愛犬を探す少年と犬たちの壮大な旅と冒険を、『ファンタスティック Mr. Fox』(’09)と同じくストップモーション・アニメーションで描き出す。声優陣には、ビル・マーレイ、ジェフ・ゴールドブラム、エドワード・ノートン、ハーヴェイ・カイテル、ティルダ・スィントンほかアンダーソン監督作品常連の豪華俳優たちに加え、新たにスカーレット・ヨハンソン、グレタ・ガーウィグ、ブライアン・クランストン、リーヴ・シュレイバー、コーユー・ランキン、オノ・ヨーコら多彩な才能が集結する本作は、ただいま絶賛製作中だ。先日、海外ニュースサイト「IndieWire」でのインタビューにおいて、最新作『Isle of Dogs』のアイデアの源泉について語ったアンダーソン監督。アンダーソン監督がまず挙げているのが、60~70年代にTVアニメ(ストップモーション・アニメーション)として一世を風靡した「ランキン・バス クリスマス スペシャル」。日本では「ルドルフ赤鼻のトナカイ」でもお馴染みだ。アーサー・ランキン・Jr.とジュールズ・バスによる「ランキン・バス・プロダクション」のもと、日本の人形アニメの第一人者・持永只仁(MOMプロダクション)が人形製作を手がけた。アンダーソン監督は、この作品を子どものころに夢中で見ていたそうで、「いつか自分でもあんな作品(人形アニメーション)を作って見たかったんだよ」と語っている。そして、もう1つアイデアの源泉として挙げているのが、黒澤明監督。本作を制作にするにあたり、黒澤監督への熱烈なる敬愛を余すことなく表明しているアンダーソン監督は、「新作『Isle of Dogs』は黒澤作品からの影響のほうが(ストップモーション・アニメーションより)大きいかもしれないね」と断言。そこで、今回特別に日本のファンに向け、アンダーソン監督本人にお気に入りの黒澤作品を聞いてみると、「もちろんお答えするよ!挙げるとすれば、『天国と地獄』『悪い奴ほどよく眠る』『酔いどれ天使』かな」と、意外にも混沌とした社会を見つめた人間ドラマやサスペンスが並ぶ。また、1つめに挙げた「ランキン・バス・プロダクション」は、日米合作作品も多く残しており、のちに関連会社が宮崎駿監督作品『風の谷のナウシカ』の制作母体となったことでも知られている。黒澤監督同様、宮崎監督作品にも深い敬意を持っていると常々明かしているアンダーソン監督の日本文化への愛が伝わってくるコメントだ。日本を舞台というだけでなく、日本のエンターテインメントの源流にまで視野に入れた最新作で、どのような世界が展開されるのか期待が膨らむ。『Isle of Dogs』(原題)は2018年、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2017年03月23日先日、東京で行われた世界最速のワールドプレミアでは、スカーレット・ヨハンソン、ピルー・アスベック、ジュリエット・ビノシュ、ルパート・サンダース監督が来日し、ビートたけしら日本人キャストも見守る中、初披露された『ゴースト・イン・ザ・シェル』。このたび、本作の撮影現場を訪問した劇場アニメ『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の監督・押井守が語る特別映像が到着した。吹替え声優に、押井監督による『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』での集結から22年、その続編『イノセンス』や、神山健治のTVアニメシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」などで声優を努めた、田中敦子(草薙素子役/※ハリウッド版では“少佐“役)、大塚明夫(バトー役)、山寺宏一(トグサ役)が6年ぶりに同役を務めることも大きな話題を呼んでいる本作。「攻殻機動隊」シリーズの大ファンと公言するルパート・サンダース監督は、製作に関わるスタッフ陣は、脚本、製作、そして撮影を通して、インスピレーションを得るべく、何度もコミックとアニメに立ち返ったと明かす。満を持してのハリウッドでの実写化に当たり、「『攻殻機動隊』の歴史に名を連ねることを誇りに思っている。彼らにも私たちのプロジェクトの一部になってもらうことを願っていた」と語り、香港での撮影現場に押井監督やTVシリーズの神山監督を招待。本映像では、その際の様子の一部が映し出されている。映像内では、押井監督にリスペクトを込め「彼が想像した世界は本当に壮観だ」と語るサンダース監督。そんな監督の作品づくりにおける、真摯で情熱的な姿勢には、主演のスカーレット・ヨハンソンも感銘を受けた様子で、「ルパートにはビジョンがある。いままでにない体験だったわ」とふり返っている。そして、押井監督も、実際に撮影現場を訪れたことで心に響くものがあったようで、「ルパートは彼のバージョンの物語を作っている」と語る。続けて押井監督は、「スカーレット・ヨハンソンの素子(※本作では“少佐”)を、1本通して最後まで観てみたい。僕が想像した以上に、(少佐の)役になっていると思います。間違いなくいままで作られた『攻殻』の中で、一番ゴージャスな作品になると思います」と断言。さらに、心と体が統一されていないキャラクターを表現するスカーレットの能力に、「少佐には凶暴で、好戦的な側面もあるが、不安に苛まれてもいる。彼女はまったくの人間でもなければ、まったくのロボットでもない。スカーレットはそれを目で表現することができる。彼女は僕が描いたキャラクターとかなり近い。この役は彼女のための役で、ほかの誰も演じることができなかっただろう」と、惜しみない賛辞を送っている。「攻殻機動隊」シリーズにおいて、大きな説得力を持つ人物の1人である押井氏が太鼓判を押す本作。サンダース監督が最後に「誰も見たことのない世界だ」と豪語する、史上最もゴージャスな“攻殻”がますます楽しみになってきた。『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴースト・イン・ザ・シェル 2017年4月7日より全国にて公開(C) 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年03月23日2017年洋画の主役は、やっぱり大人気のミュージカル?大ヒット中のアニメ?いえいえ、今年は“宇宙版『タイタニック』”と呼ばれる作品や、人気俳優と注目監督が組んだアカデミー賞受賞作、カルト的人気を誇る名作の実写化、そして大ヒットシリーズの最新作まで、実は見逃せないSF映画が目白押し。女子も見逃せないチェックポイントとともに、オススメ作品を紹介する。■『パッセンジャー』3月25日公開:『タイタニック』的極限ラブストーリー!主演を務めるのは、ジェニファー・ローレンスとクリス・プラットという日本でも高い人気を誇る2人。20××年、新たな移住地を目指し、地球を後にした超豪華宇宙船。冬眠装置で120年間眠りながら到着を待つ乗客のうち、エコノミークラスの乗客でエンジニアのジムと、ファーストクラスの乗客で2世作家のオーロラという2人だけが、なぜか90年も早く目覚めてしまう。宇宙船は自動モードで、乗組員たちも眠りについている。果てしない宇宙にたった2人きりの男女が、恋に落ちることは必然!宇宙服を脱ぐことすらもどかしいキスシーンをはじめ、“お互いしかいない”という状況下での恋愛は激しく燃え上がるも、やはりひと筋縄ではいかない。極限状況だからこそ葛藤を抱える、2人の愛の行方には要注目。また、クリス・プラットが、素顔の“気のいい兄ちゃん”とはまるで違う(?)シャイで素朴な二枚目役に徹しているのは、見逃せない。■『ゴースト・イン・ザ・シェル』4月7日公開:名作実写化に豪華キャストが手応え!“SFの金字塔”といわれ、押井守監督による劇場アニメをはじめ多くの派生作品を生み出してきた士郎正宗の「攻殻機動隊」が、満を持してハリウッド実写化。しかも、主人公・草薙素子に当たる少佐役をスカーレット・ヨハンソン、上司の荒巻大輔をビートたけしが演じるなど、キャストも豪華。吹き替え版の声優陣にも、田中敦子や大塚明夫、山寺宏一らが再集結しており、ファンの期待値は上がる一方。先日のスカヨハら来日キャスト陣によるワールドプレミアも、盛り上がりを見せていた本作。原作・アニメファンの人も、「実はよく知らない」という人も、ネオン輝く近未来のアジアを思わせながら、どこか違う空気感を放つ異世界の中で、美しき肢体のスカヨハから繰り出される圧倒的アクションは、見逃せない。■『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』5月12日公開:マーベルの“宇宙”担当!地球で“仲違い”してしまったアイアンマンやキャプテン・アメリカたち「アベンジャーズ」を尻目に、銀河を救う超個性的なヤツらが再集結。とはいえ、永遠の思春期リーダー、スターロードことピーター・クイル、セクシーなツンデレ暗殺者のガモーラ、荒くれ者だがド天然のドラックス、凶暴な毒舌アライグマのロケット、そして身長25cm最終兵“木”ベビー・グルートたちは、「正義なんてくそ食らえ!」とノリ重視であるため、トラブル(と笑い)がいつも絶えない。今回は、アライグマのロケットとベビー・グルートの凸凹コンビが萌えキャラとして注目を集める一方、チーム内で恋愛も!?ガモーラ(ゾーイ・ソルダナ)に秘かに思いを寄せるピーター(クリス・プラット)が、その恋を叶えることができるのかも見逃せない。■『メッセージ』5月19日公開:アカデミー賞8部門ノミネート、音響編集賞受賞!巨大な“ばかうけ”似(?)の宇宙船が、地球に降り立つビジュアルでもおなじみの本作。宇宙からやってきた謎の知的生命体との意志の疎通を任されるのは、娘を亡くした言語学者のルイーズ。彼女は、“彼ら”が触手から水墨のような液体を吐き出して円形を描き、コミュニケーションを図っていることを突き止める。演じるのは、賞レース常連の実力派エイミー・アダムスだ。『プリズナーズ』『ボーダーライン』などを手がけ、リドリー・スコットが再び放つ『ブレードランナー 2049』、さらにデヴィッド・リンチ監督による1984年の名作『砂の惑星』のリブート版も任されたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がメガホンをとり、映像化不可能といわれた傑作短編を見事に映像化。こうしたSF作品が感動ドラマとして認められ、賞レースで高い評価を得るのは珍しいこと。謎の知的生命体が人類に向けて送るメッセージとは何なのかは、見逃せない。■『エイリアン:コヴェナント』9月公開:巨匠リドリー・スコットが原点回帰“SFの金字塔”と冠される作品の1つ『エイリアン』(’79)で、その名を世界に知らしめたリドリー・スコットが、自ら監督を務める本作も公開が待ち遠しい。シガニー・ウィーバーが演じた闘うヒロインの代名詞、リプリーを彷彿とさせる主人公ダニエルズを、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のティナ役で世界的に知名度をあげたキャサリン・ウォーターストンが演じる。また、前作となる『プロメテウス』に引き続き、“アンドロイド”役としてマイケル・ファスベンダーが続投していることも見逃せない。■『ブレードランナー 2049』10月27日公開:ハリソン・フォード×ライアン・ゴズリングリドリー・スコットが製作総指揮、『メッセージ』のドゥニ・ヴィルヌーブが監督という最強タッグで、いまも絶大な支持を集める名作の続編を描く。舞台となるのは、オリジナルで描かれた2019年から30年後の2049年。人間とは見分けのつかない人造人間“レプリカント”の暴挙を阻止する捜査官、“ブレードランナー”のリック・デッカードをハリソン・フォードが再演!そして、30年間行方不明となっていたデッカードを探す新人捜査官“K”として、現在『ラ・ラ・ランド』が大ヒット中、いま最もノッている俳優の1人ライアン・ゴズリングが登場。この2人が新旧“ブレードランナー”として師匠と弟子のような関係を見せてくれるのか、見逃せない。■『猿の惑星:大戦記(グレート・ウォー)』秋公開:猿vs人類の大戦争が始まる!?パフォーマンス・キャプチャーなど最新のVFX技術を駆使して、リブートを見事に実現させた『猿の惑星』の最終章も、今秋に公開が控えている。“本物”の猿は1頭も登場していないという驚異の映像とエモーショナルな展開が人々を魅了した『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』、コミュニティを築き始めた猿と、それらを失われた人類たちとの対立が激化する『猿の惑星:新世紀(ライジング)』をへて、今回はついに猿vs人間の大戦が勃発か!? 引き続き主人公シーザーを演じるのは、パフォーマンス・キャプチャーの第一人者アンディ・サーキス。オリジナル作品で描かれた、“砂に埋もれる自由の女神像”の世界がやはり訪れてしまうのか、見逃せない。さらに、2015年に公開され特大ヒットとなった『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の続編で、レイやカイロ・レン、ルーク・スカイウォーカーやレイア姫たちが再び登場する『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』も、12月15日に待ち受けている。宇宙や近未来を舞台に、現在の常識を超えた極限的な事態や、謎に満ちた生命体、アンドロイドとの対峙を通じて描かれるのは、いずれも、とても身近な人生の試練だったり、友愛や相互理解の大切さだったりする。想像あふれる世界にいったん身を委ねることで、改めて“いま”を見つめ直すことができるのが、SFの醍醐味なのだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:パッセンジャー 2017年3月24日より全国にて公開メッセージ 2017年5月19日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開ゴースト・イン・ザ・シェル 2017年4月7日より全国にて公開(C) 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年03月20日お笑いタレントのビートたけしが16日、都内で行われた映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』(4月7日公開)の来日記者会見とレッドカーペットイベントに登場。女優の清水富美加が宗教団体「幸福の科学」に出家した話題をネタにしたブラックジョークを連発した。士郎正宗氏のSFコミック『攻殻機動隊』をハリウッドで実写映画化した本作は、脳以外は全身義体という世界最強の捜査官・少佐(スカーレット・ヨハンソン)率いるエリート捜査組織・公安9課が、サイバーテロ組織と対峙する姿を描いたSFアクション大作。たけしは、少佐の上司・荒巻役を演じた。この日は、主演のスカーレット・ヨハンソンらと共にイベントに出席。昼の会見では、冒頭のあいさつで「やっと幸福の科学から出られて、今度は統一教会に入ろうかと思っているんですけど、この映画のためには創価学会が一番いいんじゃないかという気がしないでもない」とまさかの宗教ネタでざわつかせた。悪ふざけは会見だけで終わらなかった。レッドカーペットイベントでも、「今回はかなりのレベル。実写版の方がすごいんじゃないか」と本作をアピールした後、「本当に感謝感激。この喜びをきっかけに幸福の科学に戻りたい」と宗教ネタを炸裂。「『明かしちゃおう』っていう本が出ますので買ってください」と、清水の告白本『全部、言っちゃうね。』を意識したジョークで笑いを誘った。会見にはたけしのほか、主人公・少佐役のスカーレット・ヨハンソン、バトー役のピルー・アスベック、映画オリジナルキャラクターであるオウレイ博士役のジュリエット・ビノシュ、ルパート・サンダース監督が登壇。レッドカーペットでは来日ゲストに加え、日本人キャストの桃井かおり、山本花織、泉原豊、福島リラも参加した。
2017年03月17日来日中の女優スカーレット・ヨハンソンが16日、東京・新宿の歌舞伎町シネシティ広場で行われた映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』(4月7日公開)のレッドカーペットイベントに登場。寒空の中、美背中あらわなセクシードレス姿でファンサービスを行い、日本のファンを喜ばせた。スカーレットは、肌を大胆に露出したドレスで登場。写真撮影では、くるりと後ろを向いて美背中もしっかりと披露した。そして、駆けつけた観客500人から「スカーレット!」と名前を呼ぶ声が相次ぐ中、カーペットをゆっくり歩きながらサインや記念撮影に快く対応。コートを着ても寒い状況にも関わらず、上着を羽織らず美しいドレス姿でファンを魅了した。ファンサービスを終え、ステージに登壇したスカーレットは「とても興奮しています」と心境を告白。「寒くて少し震えていてすいません」と伝えてから、「私たちにとってこの作品は愛の結晶。一生懸命作った作品です」と力強くアピールした。そして、「みなさんに愛されている作品。日本はワールドプレミアの地としてふさわしい場所ですし、私たちもここに来ることができて感動しています」と原作が誕生した日本で初お披露目できることに喜びを示したスカーレット。さらに、「温かく歓迎してくださってうれしい。今夜はとても素晴らしい祝いの場になりました。ありがとうございます」とファンに感謝した。本作は、士郎正宗氏のSFコミック『攻殻機動隊』をハリウッドで実写映画化したSFアクション大作。近未来を舞台に、脳以外は全身義体という世界最強の捜査官・少佐(スカーレット・ヨハンソン)率いるエリート捜査組織・公安9課が、サイバーテロ組織と対峙する姿を描く。イベントには、スカーレットのほか、バトー役のピルー・アスベック、映画オリジナルキャラクターであるオウレイ博士役のジュリエット・ビノシュ、ルパート・サンダース監督、そして、日本から少佐の上司・荒巻役のビートたけしをはじめ、桃井かおり、山本花織、泉原豊、福島リラも参加した。
2017年03月16日士郎正宗原作の「攻殻機動隊」を実写化した米映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』のワールドプレミアが3月16日(木)、東京・歌舞伎町シネマシティ広場で開催され、寒空の下、ファン500人が駆けつけた。プレミアには主演のスカーレット・ヨハンソン(少佐役)をはじめ、ビートたけし(荒巻役)、ピルー・アスベック(バトー役)、ジュリエット・ビノシュ(オウレイ博士役)、ルパート・サンダース監督、さらに日本人キャストの桃井かおり、山本花織、泉原豊、福島リラが出席した。エメラルドブルーが目にも鮮やかなワンショルダーのドレスに身を包んだスカーレットは、「この作品は私たちの愛の結晶。ワールドプレミアを開くのに、最もふさわしいここ東京で、皆さんと時間を共有できて光栄だわ。寒くて、震えていますが(笑)、すばらしい祝いの夜になりました」と日本のファンに熱いメッセージを送った。たけしさんは「実写版のほうが、すごいんじゃないかと思うほど、かなりのレベル」と強い自信。以前、英会話スクールのCMに出演していたが「そのせいで、英語がベラベラだと勘違いされたみたいで(笑)。何とか日本語の演技にしてもらい、物忘れが激しいときには、ここにいるスカーレット・ヨハンソンさんにカンペを持ってもらった」と舞台裏を明かした。また、少佐と深く関わる日本人女性を演じた桃井さんは、「一緒にお芝居をしていると、本当にいろんなものを与えてくれる、最高の女優さんなんです。それだけじゃなくて、人間的にも女性としても、超カッコ良くて、最高!とにかく、いるだけで幸せな現場でした」と共演したスカーレットを大絶賛。これを聞いたスカーレットが、感激のあまり、桃井さんに駆け寄り、熱い抱擁を交わす場面もあった。『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴースト・イン・ザ・シェル 2017年4月7日より全国にて公開(C) 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年03月16日お笑いタレントのビートたけし、来日中の女優スカーレット・ヨハンソンらが16日、都内で行われた映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』(4月7日公開)のレッドカーペットイベントに登場。たけしが、本作の撮影でスカーレットにカンペを持ってもらったという驚きのエピソードを明かした。スカーレット演じる主人公・少佐の上司、荒巻役を務めたたけしは、「アニメや漫画の実写版はあまり成功したことがないような気がしますが、今回はかなりのレベル。実写版の方がすごいんじゃないかという気がします」と自信。また、自身の役について「漫画で見た荒巻は汚いジジイでどうしようかと思ったんですが、監督とメイクさんと相談してやや恥ずかしくない頭にしていただいて、どうにか笑われずに済むようになった」と冗談交じりに話した。続けて、「英語のCMをやったことがあって英語ペラペラだと思われたらしんですけど、実は英語が下手。『日本語でないと嫌』と言ったら、もともと原作が日本語なので監督にOKしていただいた」と明かし、さらに、「物忘れがひどいときには、カンペを持っていただいたんですが、その相手がスカーレットだった」と衝撃告白。「歴史に残る快挙と思っております」と得意げに話し、隣のスカーレットも笑っていた。イベントには、たけし、スカーレットのほか、バトー役のピルー・アスベック、映画オリジナルキャラクターであるオウレイ博士役のジュリエット・ビノシュ、ルパート・サンダース監督、そして、日本人キャストの桃井かおり、山本花織、泉原豊、福島リラも参加。レッドカーペット沿いには約500人の観客が駆けつけ、キャスト・監督はサインや記念撮影に応じた。本作は、士郎正宗氏のSFコミック『攻殻機動隊』をハリウッドで実写映画化したSFアクション大作。近未来を舞台に、脳以外は全身義体という世界最強の捜査官・少佐(スカーレット・ヨハンソン)率いるエリート捜査組織・公安9課が、サイバーテロ組織と対峙する姿を描く。
2017年03月16日女優のスカーレット・ヨハンソンが16日、都内で行われた主演映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』(4月7日公開)の来日記者会見に出席した。本作は、士郎正宗氏のSFコミック『攻殻機動隊』をハリウッドで実写映画化したSFアクション大作。近未来を舞台に、脳以外は全身義体という世界最強の捜査官・少佐(スカーレット・ヨハンソン)率いるエリート捜査組織・公安9課が、サイバーテロ組織と対峙する姿を描く。会見でスカーレットは「東京に来ることができてうれしい」と笑顔であいさつ。原作が誕生した日本で、世界最速で記者会見&ワールドプレミアが開催されることについて、「本作をお披露目する初めての都市が東京であるのはとてもふさわしいと思うし、とても興奮しています」と喜びを語った。また、初めてアニメを観たときは「どう実写化していくのか自分の中で見えず、怖気づいた」と打ち明け、「監督と話し合いを重ねていく中で、作品が頭の中から離れられないものになっていった」と説明。「これだけ愛されている作品。光栄に思いますし、責任も感じています」と話し、「感情的にも肉体的にも大変な経験になりましたが、人としても役者としても学ぶことが多かった。演じた役で自分の成長を感じられることができて感謝しています。それだけ大きな体験ができた作品」と振り返った。また、『攻撃機動隊』のファンだというバトー役のピルー・アスベックは「バトーは愛されているキャラクター。ファンの期待を裏切れないと思った」と話し、映画オリジナルキャラであるオウレイ博士役のジュリエット・ビノシュも「最初脚本を読んだとき暗号書を読んでいるようで全然理解できなかった」とそれぞれに難しさを感じた様子。ルパート・サンダース監督もプレッシャーや実写化の苦労などを明かした上で、「題材が本当にすばらしい。見た後にいろいろ考えたり話したりという作品にしたかった」と思いを語った。日本から本作に出演した少佐の上司・荒巻役のビートたけしも登場。本作について「『実写版で最初に成功した例ではないか』という意見もある」「見事な作品」と自信をのぞかせ、「役者の仕事をするときにどう振る舞うべきか、スカーレットさんに教えていただいた。さすがにこの人はプロだと思った」とスカーレットへの称賛も口にした。
2017年03月16日士郎正宗原作の「攻殻機動隊」を実写化した米映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』の来日記者会見が3月16日(木)、都内で行われ、主演のスカーレット・ヨハンソン(少佐役)が出席。「キャラクター同様、自分自身が成長できた」と意欲作に強い手応えを示した。エリート捜査組織公安9課に配属された、世界でただ1人の“脳以外は全身義体の世界最強”の少佐(スカーレット)が、巨大企業を狙うサイバーテロ事件の捜査を通じて、自らの存在を揺るがす衝撃的な真実に導かれる。会見にはビートたけし(荒巻役)、ピルー・アスベック(バトー役)、ジュリエット・ビノシュ(オウレイ博士役)、ルパート・サンダース監督が同席した。「私にとっては長い旅路だった。日本が生んだ原作を映画化したこの作品を、最初に東京でお披露目できて、とても興奮しています」とスカーレット。オファーを受けた際には「どう実写化するのか、自分の中でイメージできず、怖気づいた」というが、サンダース監督との綿密なディスカッションを通して、「自分自身の存在に疑問を抱くというヒロイン像に徐々に魅せられていき、ついには作品のテーマが脳から離れなくなった」と心境も変化。「未知の世界に一歩を踏み出す決意はできた。心身ともに大変な作品でしたが、人として、女優として学ぶことも多かった」とふり返った。日本人キャストとして重要な役どころに挑んだたけしさんは、「これほど本格的で予算も大きなハリウッド作品は初めてで、自分にとってはいい経験」。共演シーンも多いスカーレットに対し「役者としてどう振る舞うべきか、ここにいるスカーレット・ヨハンソンさんに教えていただいた。さすがプロ!」と太鼓判を押した。また、原作ものの映画について「ファンに文句を言われる宿命」としながらも、「見事な作品。原作に忠実であり、新しい要素も入っている。唯一の失敗は、荒巻かな(笑)」とジョークを交え、本作を絶賛した。「僕自身が大ファンだったから、バトーを演じる不安はあったけど、すばらしいチームに巡り合えて、不安は吹き飛んだよ」(アスベック)、「すばらしい世界観の一部になれて、本当に光栄。初めて脚本を読んだときは、まるで“暗号解読”のようで、すべてを理解はできなかったけど、難しくもあり挑戦しがいがあるキャラクターだった」(ジュリエット)と共演陣も、日本が生んだ「攻殻機動隊」=『ゴースト・イン・ザ・シェル』のとりこ。全世界注目のプロジェクトに大抜擢されたサンダース監督は、「原作は描くのはテクノロジーの進歩を通して、何をもって人間なのかという偉大なテーマで、現代社会ではより身近なものになっている。大きな挑戦だったが、その分『受けて立つ』という気持ちだった。(黒澤明監督の)『醉いどれ天使』と『ブレードランナー』が出会ったようなスタイルを目指した」と話していた。『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴースト・イン・ザ・シェル 2017年4月7日より全国にて公開(C) 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年03月16日タレントのビートたけしが16日、都内で行われた映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』(4月7日公開)の来日記者会見に出席し、本作について「『実写版で最初に成功した例ではないか』という意見もある」「見事な作品」と自信をのぞかせた。本作は、士郎正宗氏のSFコミック『攻殻機動隊』をハリウッドで実写映画化したSFアクション大作。近未来を舞台に、脳以外は全身義体という世界最強の捜査官・少佐(スカーレット・ヨハンソン)率いるエリート捜査組織・公安9課が、サイバーテロ組織と対峙する姿を描く。少佐の上司・荒巻役を演じたたけしは「本格的なハリウッドのコンピュータを駆使した大きなバジェットの映画に初めて出られて、すごいいい経験」と話し、「役者という仕事をするときにはどう振る舞うべきか、スカーレットさんによく教えていただいた。さすがにこの人はプロだと思った」とスカーレットを称賛した。そして、「実写版というのは必ず、コミックやアニメに負けてファンから『こうじゃない』と文句を言われるのが定説ですが、今回は自分の周りに原作を見ていた世代がいっぱいいて、『すごい。忠実であり、なおかつ新しいものが入っていて、もしかすると、アニメ・コミックの実写版で最初に成功した例ではないか』という意見がある」と原作ファンからの絶賛の声を明かした。続けて、「唯一の失敗は荒巻じゃないかっていう噂もあるんですが、それは言わないようにと言っている」と笑いを誘ったたけし。「それくらい見事な作品だと思っているし、いかに監督がこの作品にかけているかもわかった」と続け、「大きなスクリーンで観ていただければ、いかに迫力があってディテールまでこだわっているかよくわかります」と話した。また、日本とハリウッドの違いを聞かれると、「自分が監督をやるときはワンテイクが多いが、ハリウッド映画はカメラの台数が多い」と返答。「自分は最高で3カメくらいしか使わないけど、5カメも6カメもあって、ただ歩くシーンでも、監督が『good!』と言っても『one more』とまたやり、『nice』でもまたやり、『very good』でもまたやる…歩くだけでも5回か6回やる」と説明し、「これはお金がかかるなとつくづく思いました」と笑った。会見には、たけし、スカーレットのほか、バトー役のピルー・アスベック、映画オリジナルキャラクターであるオウレイ博士役のジュリエット・ビノシュ、そして、ルパート・サンダース監督も登壇した。
2017年03月16日「ウッチャンナンチャン」の内村光良がコアラ役を務めるほか、長澤まさみ、「トレンディエンジェル」斎藤司、MISIA、山寺宏一、宮野真守ら豪華キャスト陣が出演することで話題の『SING/シング』。この度、先日の谷山紀章の映像に続き、声優・坂本真綾の歌唱シーン&インタビュー映像が到着した。動物だけが暮らす、どこか人間世界と似た世界――。取り壊し寸前の劇場支配人バスター(コアラ)は、かつての栄光を取り戻すため世界最高の歌のオーディションを開催することに。主要候補は6名。極度のアガリ症のシャイなティーンエイジャーのミーナ(ゾウ)、ギャングファミリーを抜け出し歌手を夢見るジョニー(ゴリラ)、我が道を貫くパンクロックなティーンエイジャーのアッシュ(ヤマアラシ)、25匹の子ブタたちの育児に追われる主婦のロジータ(ブタ)、貪欲で高慢な自己チューのマイク(ハツカネズミ)、常にパーティー気分の陽気なグンター(ブタ)。人生を変えるチャンスを掴むため、彼らはオーディションに参加する――!『ミニオンズ』『ペット』と立て続けに大ヒット作を生み出すユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・エンターテインメントが贈るアニメーション映画最新作『SING/シング』が、ついに今月17日(金)より日本公開となる。第74回ゴールデングローブ賞2部門にノミネートした本作は、マシュー・マコノヒー、 リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソン、トリー・ケリーといった豪華スターが夢の共演を果たし、歌声を披露することで世界中から注目を集めており、さらに本編で流れる楽曲には、フランク・シナトラ、ビヨンセ、テイラー・スウィフト、レディー・ガガ、スティーヴィー・ワンダーなど、そうそうたるアーティストたちのヒットソングや名曲がたくさん使用されているのも見どころの一つだ。すでに、全世界で続々と公開されている本作は、世界各国で初登場1位を獲得するなど大ヒット。中でもここ日本は、特別に全編吹き替え版の制作が許された唯一の国。先日行われたジャパンプレミアには、そんな豪華吹き替えキャストたちが登場し、会場は大盛り上がりになっていた。そして今回は、その豪華吹き替えキャストの中から、女優や歌手としても大活躍している実力派声優、坂本さんの特別映像が到着!本作で坂本さんが演じているのは、25匹の子を持つ母親であるロジータ(ブタ)役。専業主婦ロジータは、母親でも妻でもない”自分”を取り戻すためにバスターが開催する歌のコンテストに挑むことを決意、のちに「トレンディエンジェル」斎藤さんが演じるグンター(ブタ)のパートナーにもなる役柄。映像では、審査員であるバスターとミス・クローリーを目の前に、緊張した面持ちでケイティ・ペリーの「ファイヤーワーク」を熱唱したシーンが収録。その伸び伸びとした歌声は、バスターも好印象の様子。英語歌詞であるにも関わらず、見事な発音と高い歌唱力で歌い上げる坂本さん。ぜひスクリーンでも確認したい、要注目なシーン。8歳で子役デビューし、声優として25年以上も第一線で活躍。近年では、女優としての活動も本格化し、ミュージカル「レ・ミゼラブル」ではエポニーヌ役を演じるなど、マルチな才能を発揮し続けている坂本さん。映像のインタビュー内では、出演オファーを受けたときのことについて「テイラー・スウィフトの『シェイク・イット・オフ』と聞いて、元々すごく好きで普段から聴いている曲だったので嬉しいなと思ったのが第一印象でした。あと、デュエットする役の方が斎藤さんだと伺って、すごい楽しみだなぁと思って、ぜひ!と思いました(笑)」と明かす。また本作の物語にちなんで、坂本さんの“人生が変わったステージ”について問われると、自身が菊田一夫演劇賞を受賞したミュージカル・ロマンス「ダディ・ロング・レッグズ -足ながおじさんより-」のオーディションを受けたときのことに触れ、「外国の演出家の前で日本語のお芝居をするところを観てもらうオーディションだったんですが、日本語で分かってもらえるのかなと思いつつ一生懸命演じたら、演出家の方がボロボロ泣いてくださって、それで合格の運びになって…言葉じゃなくて気持ちって繋がるんだなって嬉しくなったし、自分のお芝居を信じて頑張ろうと思えました」と貴重なエピソードも告白。そして最後には「懐かしい曲も出てくるし、最新の楽曲も出てくるので、きっとどこかには必ずみんなお気に入りの曲が出てくると思います。楽しくなっちゃったら劇場でも歌っちゃっていいんじゃないかなと思います!ぜひ観てください!」とコメントした。『SING/シング』は3月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:SING/シング 2017年3月17日より全国にて公開。(C) Universal Studios.
2017年03月14日世界で日本だけの吹き替え版も注目を集めている新作アニメーション映画『SING/シング』。 “本家”英語版でもマシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソンら豪華俳優陣が声を務める中、今回は『テッド』で声の出演・監督を務めたセス・マクファーレンが見事な歌声を披露するシーンが到着した。本作は、『ミニオンズ』『ペット』と立て続けに大ヒット作を生み出すユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・エンターテインメントが贈る最新作。倒産寸前の劇場を立て直すため、コアラの支配人バスター・ムーンが思いついたのは、たくさんの動物たちに向けた歌のオーディション。夢を持ち、人生を変えたい動物たちが、それぞれ“自分らしい”歌を披露していく。今回到着したのは、欲張りで“自己チュー”、お金、権力、派手なモノが大好物なネズミのマイクが、ビング・クロスビーの名曲「ペニーズ・フロム・ヘブン」を歌い上げる本編映像。オーディション会場で自分の身の丈と同じサイズのマイクを、まるでレディを扱うかのように優しく包み込み、素晴らしい歌声を披露しているのは、あのテッドの吹き替えを務め、世界を爆笑の渦に包んだセス・マクファーレン。派手好きで自己チューな動物ならお手のものと言わんばかりに、本作でもハマリ役となっている。実はセスは、監督や俳優業、声優での確かな実績はもちろんのこと、音楽の才能もトップクラスであり、自身がリリースしたアルバムがたびたびグラミー賞にノミネートされる実力の持ち主!フランク・シナトラのように歌うことを得意とするネズミのマイク役は、ジャズチャートで首位も獲得するセスから放たれる甘い歌声にピッタリ。本作のプロデューサーであるジャネット・ヒーリーも、「中身が豊かな人とはセスのこと。本当に才能に溢れた人ね。素敵なメロディーを朗々に歌い上げるセスの歌声を聞いていると心がとろけてしまうほどよ」と感嘆しきり。劇中では、フランク・シナトラの「マイ・ウェイ」を見事に歌い上げ、フレッド・アステアの「レッツ・ダンス・ザ・ミュージック・アンド・フェイス」も披露するセス。日本語吹き替えキャストを務めた“レジェンド声優”・山寺宏一でさえも、セスの歌声を聞いたときにプレッシャーを感じたと明かす、その歌声をここからチェックしてみて。『SING/シング』は3月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:SING/シング 2017年3月17日より全国にて公開。(C) Universal Studios.
2017年03月11日日本公開間近となった『ミニオンズ』『ペット』のユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・エンターテインメントが贈るアニメーション映画最新作『SING/シング』。本作は、豪華キャストたちが日本語吹き替え版で声優を務めることでも話題だが、今回その中から、演技力と共に高い歌唱力を持つ声優・谷山紀章の歌唱シーンとインタビューが収められた特別映像が到着した。動物だけが暮らす、どこか人間世界と似た世界――。取り壊し寸前の劇場支配人バスター(コアラ)は、かつての栄光を取り戻すため世界最高の歌のオーディションを開催することに。主要候補は6名。極度のアガリ症のシャイなティーンエイジャーのミーナ(ゾウ)、ギャングファミリーを抜け出し歌手を夢見るジョニー(ゴリラ)、我が道を貫くパンクロックなティーンエイジャーのアッシュ(ヤマアラシ)、25匹の子ブタたちの育児に追われる主婦のロジータ(ブタ)、貪欲で高慢な自己チューのマイク(ハツカネズミ)、常にパーティー気分の陽気なグンター(ブタ)。人生を変えるチャンスを掴むため、彼らはオーディションに参加する――!第74回ゴールデングローブ賞2部門にノミネートされた本作は、マシュー・マコノヒー、 リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソン、トリー・ケリーといった豪華スターが夢の共演を果たし、歌声を披露することで世界中から注目を集めている超話題作。本編で流れる楽曲には、フランク・シナトラ、ビヨンセ、テイラー・スウィフト、レディー・ガガ、スティーヴィー・ワンダーなどそうそうたるアーティストたちの、誰もがどこかで耳にしたことのあるヒットソングや名曲が使用され、その数なんと60曲以上!子どもから大人まで楽しめるミュージック・エンターテインメントだ。また本作は、特別に全編吹き替え版の製作が許可されたのはここ日本のみということで、吹き替えを担当するキャストたちも超豪華揃い。コアラのバスター演じる内村光良ほか、長澤まさみ(ヤマアラシのアッシュ役)、「スキマスイッチ」大橋卓弥(ゴリラのジョニー役)、「トレンディエンジェル」斎藤司(ブタのグンター役)、MISIA(ゾウのミーナ役)、坂本真綾(ブタのロジータ役)、宮野真守(ヒツジのエディ役)、大地真央(ヒツジのナナ・ヌードルマン役)らが個性的なキャラクターに扮している。そして、このほど到着した映像に登場する谷山さんが演じているのは、長澤さん演じるヤマアラシのアッシュの相方である、ハリネズのミランス。映像では、アッシュの恋人でありバンドではコンビを組むランスだが、バスターが開催した歌のコンテストに一緒に出場するも、アッシュだけが合格してしまったことをきっかけにふてくされてしまう。ギターを弾きながらアッシュへの不平不満を歌にして漏らすランス。果たして、2人の仲は修復するのか…?「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE1000%」「黒子のバスケ」「進撃の巨人」など数々の人気作で声優として活躍する谷山さんだが、一方自身がボーカルとして所属する音楽ユニット「GRANRODEO」では、男性声優ながらに歌手として武道館で初めての単独ライブ開催させた実績も持つ。そんな演技力に加えて高い歌唱力を兼ね備える谷山さんは自身が演じるランスについて「ランスは浮気性ですね。頑張っているアッシュの足を引っ張るような感じになるけれど、結果的にそれがアッシュの飛躍にも繋がるのでいいサポートをしたなと」と説明。また「だらしないところは似ているかもしれませんね。ただ、良いヤツだと思います!」と自身との共通点も述べた。そして本作の重要ポイント、歌唱シーンについては「キャラクターで歌うことは本職の方で慣れているので、違和感なくできたと思います。ランスが歌うのはパンクな曲なんですけど、普段歌わないタイプの曲なので楽しんで歌うことが出来ました」と自身を覗かせる。最後には「我々も日本語吹き替え版で魂を吹き込みましたので、ぜひ吹き替え版も楽しんで頂きたいと思います。歌は最高です!」とメッセージを寄せている。『SING/シング』は3月17日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:SING/シング 2017年3月17日より全国にて公開。(C) Universal Studios.
2017年03月10日女優のスカーレット・ヨハンソンが、離婚について声明を発表した。7日にロマン・ドリアックとの離婚を申請したスカーレットは、3歳の娘ローズちゃんのことを考え、今後一切離婚の詳細について語ることはないという。『エンターテイメント・トゥナイト』が入手したその声明文には、「献身的な母親であり私生活を守りたい人間として、娘がいつか自分のことが取り上げられたニュースを読める日がくると分かっていますので、今後一切私の離婚についてコメントをするつもりはないとだけお伝えしておきたいと思います」「私の親としての願いと、全ての仕事を持つ母親への尊重し、メディアをはじめ関係者の方々にもご配慮を願います」と書かれている。一方でロマンとその弁護士は、今回のスカーレットの離婚申請に驚いているという。両者は離婚について法廷外で話し合いを行っている最中だったそうで、ロマンの弁護士は「私たちはあちら側が法廷に申請したことに驚いています。私たちは2人の娘ローズちゃんに関する情報と、経済的な面での問題点について交渉をしていたところでした。私たちは向こう側がこの状況をどんなことをしても避けたいと聞いていましたからね」と話した。先日の報道によれば、スカーレットが第1親権を求める一方で、ロマンはアメリカを離れて母国フランスでローズちゃんと暮らすことを求めていると伝えられていた。(C)BANG Media International
2017年03月10日スカーレット・ヨハンソンが主演を務め、日本からもビートたけしが参加する『ゴースト・イン・ザ・シェル』。この度、押井守監督版『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の声優陣が、ハリウッド実写版である本作の日本語吹き替え版も担当することが決定した。脳以外が全身義体である世界最強の捜査官・少佐(スカーレット・ヨハンソン)が、上司の荒巻(ビートたけし)やバトー(ピルー・アスベック)らエリート捜査組織・公安9課の面々とともに、脳をハックする脅威のサイバーテロリストとの戦いに身を投じていく本作。捜査を進めるうちに、自分の記憶は操作されており、自分の命は救われたのではなく、奪われたのだと気づく少佐。本当の自分は誰なのか?隠された驚愕の過去とはいったい?果たして、少佐は犯人を突き止め、世界を守ることはできるのか…?日本発のSFの金字塔「攻殻機動隊」を、ハリウッドで実写映画化する本作。昨年11月に行われた東京発の全世界へ向けた特大規模のローンチイベントでは、主演のスカーレットが、ルパート・サンダース監督と共に緊急来日、そしてたけしさんも登壇し、公の場で初めて作品について語られる様子は全世界で注目を集めた。さらに、イベントにあわせて全世界同時解禁された予告映像は、現在全世界で2億回以上の再生回数を記録するなど大きな盛り上がりを見せ、さらに期待がさらに高まっている。そんな中、4月の日本公開に先駆け、押井監督映画『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』の集結から22年、その続編にあたる『イノセンス』や神山健治のTVアニメシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」などで声優を努めた、田中敦子(草薙素子役/※ハリウッド版においては“少佐“役)、大塚明夫(バトー役)、山寺宏一(トグサ役)が『攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D』から6年ぶりに同役で吹き替えを務めることが決定。すでに公開されている日本版の予告映像では、タイトルコールを田中さんと山寺さんが担当しており、正式発表はないものの、ファンの間では密かに話題に。なお、日本で生まれた漫画やライトノベル、小説などを原作とし、ハリウッドで実写映画化されてきた作品の中で、アニメーション作品で声優を務めたキャストがハリウッド作品の実写映画においても同じ役で吹き替えを務めるということは、史上初の試みとなっている。今回同メンバーが再集結したことについてキャスト陣は、「目を閉じて大塚さんや山寺さんの声だけを追いかけるとアニメのシーンが浮かんでくるようで、とても不思議な体験でした」(田中さん)、「久しぶりにメンバーと集まって、こんなに楽しいことはない、もっとやりたいと思いました」(大塚さん)、「ほかのメンバーがアフレコしているところを見て、ずっと一緒にやっていた感覚が戻ってきて懐かしい気持ちになりました」(山寺さん)とそれぞれアフレコの様子をふり返る。また大塚さんは、「アニメがそのまま実写になったようなシーンもずいぶんあって、制作の方々の原作やアニメ版に対してのリスペクトが伝わってきて、嬉しかった」と作品について明かし、田中さんも「公安9課のメンバー(キャスト)は私の人生の宝物だと感じています」と思いを述べた。そして、押井監督も期待は高まっているようで、「皆さんプロですから、不安はありませんし、楽しみとしか言いようがないですね。実写版の吹き替えがどうなるのか、お手並み拝見です」とコメントを寄せている。『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ゴースト・イン・ザ・シェル 2017年4月7日より全国にて公開(C) 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年03月10日スカーレット・ヨハンソンが7日(現地時間)、フランス人の夫、ロマン・ドリアックとの離婚をニューヨークで申請した。2人は2012年から交際を始め、2014年9月に娘のローズちゃんが誕生した1か月後に結婚。だが、今年になって昨夏に破局していたことが発覚した。「New York Post」紙によると、スカーレットはローズちゃんの親権を求めているが、ロマンは娘を連れてフランスの故郷に戻ることを望んでいるという。ロマンの弁護士は「彼は娘を連れてフランスに移住したいと考えています。ヨハンソンさんは移動が多いですから」とスカーレットが仕事上、旅行が多いことを指摘。「興味深いプロセスになるでしょう」とコメントしている。昨夏の破局後、2人は週替わりでローズちゃんと過ごすことに決めていたが、スカーレットが『ゴースト・イン・ザ・シェル』の撮影でニュージーランドに滞在した際にローズちゃんを連れて行くこともあった。関係者は、ローズちゃんが「行ったり来たりさせられていました。あんなに旅してばかりではうまくいきません」と話している。破局後も比較的、関係友好に見えた2人だが、今後は親権をめぐる争いが激しくなるかもしれない。(text:Yuki Tominaga)
2017年03月09日女優のスカーレット・ヨハンソン(32)が裁判所に離婚を申請したようだ。ロマン・ドリアックとの2年間の結婚生活の末、スカーレットは「修復不可能な関係に陥った」として、7日にニューヨークの裁判所に離婚届を提出したと報じられている。ニューヨーク・ポスト紙ページ・シックス欄によると、スカーレットはロマンとの娘ローズちゃん(3)の第1親権を求めている一方で、ロマンはローズちゃんと共にアメリカを去って母国フランスへと戻る事を望んでいるという。ロマンの弁護士ハロルド・マヤーソン氏は「ロマンは娘と一緒にフランスへと戻りたいと考えています。ヨハンソン氏は一カ所に落ち着かず移動していることが多いですからね」「これは興味深い進展になりそうです」とコメントしている。2014年に極秘結婚したスカーレットとロマンだが、昨年夏に破局していた事を今年の1月に発表していた。スカーレットとロマンは破局した際に娘の共同親権を持ち、隔週でローズちゃんと過ごすことに合意していたというが、それを実行するのは難しくなっているという。以前ある関係者は「スカーレットはニュージーランドで撮影があるときなんかには子供を連れて行きます」「娘は2人の間を行き交っていました。ですが、スカーレットは飛び回っていることが多いので、ずっとそういう状況なわけにはいきませんよ」とコメントしていた。(C)BANG Media International
2017年03月08日スカーレット・ヨハンソンを主演に迎え、日本発のSFの金字塔「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」をハリウッドで実写映画化する『ゴースト・イン・ザ・シェル』。このほど、ヨハンソン演じる少佐の激闘ぶりやビートたけし演じる荒巻、マイケル・ピット演じるクゼの姿など、本作のストーリーが垣間見える日本オリジナルの本予告映像が解禁となった。脳以外が全身義体である世界最強の捜査官・少佐(スカーレット・ヨハンソン)が、上司の荒巻(ビートたけし)やバトー(ピルー・アスベック)らエリート捜査組織・公安9課の面々とともに、脳をハックする脅威のサイバーテロリストとの戦いに身を投じていく本作。捜査を進めるうちに、自分の記憶は操作されており、自分の命は救われたのではなく、奪われたのだと気づく少佐。本当の自分は誰なのか?隠された驚愕の過去とはいったい?果たして、少佐は犯人を突き止め、世界を守ることはできるのか…?今回解禁となった90秒の日本オリジナル本予告映像には、注目シーンが満載。ネオン輝く街に飛び込んだ少佐の身体が、光学迷彩により景色と融合していく様や、公安9課のメンバーの1人トグサの姿、義眼が取り外されたバトー、少佐の上司である荒巻の凄みのある表情などが、次々に展開していく。これまでベールに包まれていた本作のストーリーがより解明されており、オリジナル版へのリスペクトは感じつつも、本作独自の新たな世界観やストーリー展開を予想させる期待高まる映像となっている。監督を務めたルパート・サンダースは、本作のストーリーについて「この作品を観るときっと感情的になるよ。もちろんアクションもたくさんあるし、クレイジーで極端な近未来を描いているけど、人間の脳が組み込まれたアンドロイドである主人公が、自分が誰であるのかを探そうとする旅なんだ。サイバーパンクの世界観はキープしつつ、主人公の内面を描いたよ」と説明。また、「実写化にあたって、色彩もこだわったんだ。マンガ、アニメを実写化するのはトリッキーで難しい部分があるものなんだけど、非常に原作に強さがあるし、キャスティング、ロケーション、デザインを一から作り上げて、違和感のない世界観に仕上げたつもりだよ」と、実写化へのこだわりとともに自信のほどを語っている。北米ではいよいよ3月31日に公開を迎える本作。公開に先駆け、ヨハンソン、ピルー・アスベック、ジュリエット・ビノシュ、サンダース監督も来日するだけに、いっそう大きな注目を集めることになりそうだ。『ゴースト・イン・ザ・シェル』は4月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴースト・イン・ザ・シェル 2017年4月7日より全国にて公開(C) 2016 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年03月07日字幕版ではマシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソン、日本語吹き替え版では内村光良、山寺宏一、坂本真綾、宮野真守らが個性豊かな動物たちに扮する『SING/シング』。このほど、ヤマアラシのパンクロック少女・アッシュの吹き替えを務める長澤まさみが、本作唯一のオリジナルソング「セット・イット・オール・フリー」を熱唱する本編映像が到着した。動物だけが暮らす、どこか人間世界と似た世界――取り壊し寸前の劇場支配人バスター・ムーン(コアラ)は、かつての栄光を取り戻すため歌のオーディションを開催することに。人生を変えるチャンスを掴むため、個性豊かな動物たちがオーディションに参加する!すでに世界各国で大ヒット中の本作は、ここ日本でのみ特別に全編吹き替え版の制作が実現。長澤さんが演じるのは、コアラの劇場支配人バスター(内村さん)が開催した歌のオーディションにパンクロッカーの彼氏と一緒に応募したものの、1人だけ合格してしまったことをきっかけに、浮気をされてしまう…というアッシュ。傷心しながらも迎えた本番のステージで披露するのが、この「セット・イット・オール・フリー」!失恋を乗り越えようとするアッシュの想いが綴られた、力強い歌詞と爽快サウンドが合わさったロックナンバーで、新旧さまざまな名曲・ヒット曲が使用されている本作の中で、唯一のオリジナル曲。字幕オリジナル版では、自身でもバンド活動を行うスカーレット・ヨハンソンが見事な歌声を披露しているが、長澤さんも、日本語歌詞監修のいしわたり淳治が手掛けた歌詞に乗せ、堂々たる歌声を披露!長澤さんは、このシーンをふり返り「あまりシャウトするような歌を普段歌わないので、挑戦だったのですが、思いっきり演じてなんとか形になったかなと思います。彼女自身が自分の殻を破って曲を作り上げるというストーリーになっているので、それに自分も気持ちが乗れたかなと思いました」と語り、劇中のアッシュの変化にも影響を受けた様子。また、注目してほしいポイントについて、「アッシュのそのときの気持ちを歌っている歌なので、ただ1つの“歌”という感じではなくて、“セリフ”として見ている人の心に届いたらいいなと思いました」と語っている。本作では、それぞれ人生を変えるチャンスを掴むため、オーディションを受ける動物たちの姿が描かれているが、長澤さん自身も事務所のオーディションのときに、自己アピールとして歌を歌ったという。「別に得意ではなかったんですが…そこでまんまと音程を外してしまって歌うことの難しさを知りました。そのときの恥ずかしかったなという想いがあったので、歌を上手くなりたいと思い、なんとなく歌ったりしていたら、こういうお仕事をいただけるようになって。苦手なことは克服できるんだなと自分も身をもって感じましたね」と明かす。『君の名は。』など声優としても活躍し評価も高く、ドラマ「若者たち2014」でリサ・ローブの「Stay」をギター弾き語りで歌い、話題になった長澤さん。本作のアッシュを演じる上で歌唱力と演技力を兼ね備えた人材が必要とされた中、日本語吹き替え版の音楽プロデューサーを務めている蔦谷好位置もキャラクター、歌声共に長澤さんを第一候補で挙げ、制作チームの意見も合致した形で実現した、このキャスティング。その堂々たる歌声を、ここからも確かめてみて。『SING/シング』は3月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:SING/シング 2017年3月17日より全国にて公開。(C) Universal Studios.
2017年03月04日