【徹底解説】上手な寝かしつけ方はあるの?入眠の儀式って?SNSで大人気のぱぱしょー先生(加納友環先生)に、「子どもの睡眠」についてお話を伺いしました。睡眠時間が足りないとどうなる…?心と身体の成長に影響が出ることがあります。子どもにスムーズに寝てもらうには…?入眠儀式があると寝に入りやすいかもしれませんね。寝る前の環境づくりで大人ができることは…?刺激を与えない、ブルーライトをみせないようにする。ほかにも、3歳と5歳のパパである先生が実際に行っている寝かしつけ方などについてもインタビューしています。詳しくは動画をチェックしてみてくださいね。動画目次0:49 子どもの睡眠はどうして必要なの?1:55 子どもの年齢で寝るべき時間は変わる?3:07 ぱぱしょー先生が実際に行う「寝かしつける工夫」4:19 子どもの睡眠のためにママができること5:18 睡眠環境についてのアドバイス字幕付きのため、音声なしでもお楽しみいただけます♪次回のぱぱしょー先生の動画は「トイレトレーニング編」を公開予定です。(毎週月曜日更新)お楽しみに…!子育てに役立つ動画が盛りだくさん!子育てに役立つ情報が盛りだくさん!ままのてのYouTubeチャンネルでは、ママ・プレママの素朴な疑問やリアルな悩みを解決します。運動が知能の育成に効果あり?!子どもの叱り方のコツは?家計簿をつけている人は何%?!話題のキャッシュレス決済ってどうなの?FPおすすめのクレカは?貯金ができる人ってどんな人?頭の良い子どもの育て方動画は絶賛更新中!ぜひチャンネル登録してみてくださいね。著者:加納友環(ぱぱしょー)二児(3歳、5歳)の父で小児科専門医。TwitterやInstagramを中心に子育て当事者の立場から、また医療者の立場から子育てに役立つ情報を発信しています。ぱぱしょー先生のコラム子どもの睡眠に関する記事
2019年08月26日子どもが生まれると、保育園に始まり、学校や習い事など、数々の局面で親としての選択を迫られることがありますよね。そんなときに、「子どもの生き方」について思いを寄せることもあるかもしれません。子どもたちが歩む人生にはさまざまな選択肢が待ち受けていますが、そんなときに親としてはどのように関わればいいのでしょうか。子どもの生き方についてのアンケートをもとに、考えてみたいと思います。■「自分のような生き方をしてほしい」親はたった3割!?アンケートでは、子どもに自分のような生き方をしてもらいたいか聞きました。その結果、「すごくそう思う」、「そう思う」、「少しそう思う」と答えた人があわせて32.3%となり、その度合いに大小はあるものの「子どもに自分のような生き方をしてほしい」と思っている親は約3割にとどまることがわかりました。一方で、「思わない」という回答は65.5%となり、6割以上の親たちが「自分のような生き方をしてほしくない」とは考えているようです。Q.子どもには自分のような生き方をしてほしい?すごくそう思う 8.3%そう思う 6.1%少しそう思う 17.9%思わない 65.5%その他 2.2%■親の思い1、「諦めた夢、子どもにはかなえさせたい」それでは、まずは「自分のような生き方はしてほしくない」と考えている親たちの思いについて、掘り下げていきたいと思います。「私は学生時代、友だちとは自由に遊べない、夢を持つこと、何かをやり遂げることができない家庭環境だったので、娘には自分をしっかり持って生きていってほしいです」(鳥取県 40代女性)「幼少期に否定されて育ったため、かなりマイナス思考な自分のようにはなってほしくないです。わが子には『いーじゃん! やってみよー!』と言うように心掛けております」(愛知県 40代男性)「バブルに踊らされ、人生しくじりどん底見ているので、子どもたちには後悔しない人生を歩んでほしい」(三重県 50代女性)「私は、経済的に夢を諦めたので子どもたちには、自分の夢をかなえてほしいです。夢をかなえてあげられるように、自分もがんばろうと思います」(静岡県 40代女性)どのコメントからも、自らのつらい経験を思い返して、子どもにはできれば同じ思いはさせたくないと考える親の気持ちが伝わってきます。ほかにも、「自分のようにモラハラな男性とは結婚しないで」とか、「生活のためにいやいやしている仕事なので、子どもにはそんな仕事はさせたくない」などという切実な声も届いていました。家庭環境や経済状況、また結婚や仕事など、人生のさまざまな局面で、親自身も苦労してきた場合、どうしても子どもには同じつらさを経験させたくないと思ってしまいますよね。大事な存在だからこそ、守ってあげたいという親の思いが伝わってきます。■親の思い2、「子どもは自分のコピーじゃない!」また、子どもと親は別の人間だから同じ人生は歩めないという意見も多く寄せられていました。「子どもには自分とは違う可能性があるので、その可能性を少しでもサポートしていけたらと思う」(愛媛県 40代男性)「子どもは自分のコピーではない。性格や特性が違うから、自分に合った生き方をしてほしい」(千葉県 50代女性)「小3の長女に対して、義母も夫も『将来は○○になるのが一番!』など勝手に将来を決めてうるさく言うけど、娘の将来は娘のもの。親なんて二の次で良いと思う」(茨城県 30代女性)筆者は男子2人の母なのですが、長男は自分と性格がまったく違うため、何をするときも少し離れたところから応援してきました。しかし、次男とは性格がとても似ていて、失敗の予測がつきやすく、つい口出しをしてしまうことが多くなってしまいがちです。子どもが歩む人生を見据えつつ、どの程度のサポートをしてあげればいいのか、悩みは深まるばかりです。■親の思い3、「私以上の幸せに」なかには「自分よりもいい人生を送ってほしい」という願いを抱く親たちもいるようです。「生き方とか人生観とか難しい話はともかく、子どもには自分以上に幸せになってほしいと思うのが親心」(千葉県 40代女性)「『何となく』、その言葉がぴったりの私の人生でした。先を深く考えず決める事ばかりで、後悔しまくりです。同じ人生を歩んでほしくないので、いろんな知識や常識を子どもには教えています」(神奈川県 30代女性)「自分の今までを全部否定する訳ではありませんが、私の様にはなってほしくない。嫌なことも良いこともいろいろな経験をして、後悔のないような生き方をしてほしいと思います」(岩手県 40代女性)そのほかにも「しっかり勉強して、知識、社会性、専門性を身に付けて親を越えて行ってほしい」という声もありました。たしかに、親としては子どもにはいい人生を送ってほしいと思うものですよね。そして比較できるものではありませんが、自分が歩んだものよりもいい人生を送ってほしいと考えてしまうのは、あたり前なのかもしれません。■親の思い4、「自分を見て同じ道を歩いて」一方、「自分のような生き方をしてもらいたい」と考えている人たちは、どのような考えを持っているのでしょうか。「『後悔のないように前進あるのみ!』というのが私のポリシー。そんな姿を見て、同じ道を歩いてくれている娘です」(宮崎県 40代女性)「信頼できる最愛のパートナーと結ばれ、かわいい子宝に恵まれてほしい。温かい家庭と信頼関係、そこだけは、自分と同じような生き方になってほしいな」(宮城県 30代女性)「子どもの頃からなりたかった職業につき、やりがいをもって仕事ができていて、嫁ぎ先でたくさんの良い友人ができて毎日楽しく過ごせている。娘にも息子にも自分がやりたいことを見つけ、楽しく充実した生活を送ってほしいなと思います」(神奈川県 40代女性)そのほかには、「学校を出て、普通に就職して家庭をもった。子どもにも同じような人生を送ってほしい」、「子どもには自分と同じように早く結婚して出産してもらいたい」などという、それぞれの人生を経た経験から来るアドバイスが寄せられていました。100%同じ人生を送ることはできなくても、自分が人生で「よかった」と思えたことは、子どもにもできれば同じように経験させてあげたいと思う人も多いでしょう。人生の先輩だからこその親の助言ができるポイントにもなりそうですね。■子どもに身につけてほしい力とは子どもに「親と同じような生き方」または「まったく異なる生き方」を望むとしても、親はどのような力を子どもに身につけてほしいと願っているのでしょうか?「自分の思うように生きてほしい。自分の選んだ道なら、失敗も受け入れざるを得ないし、その失敗の痛みと、はい上がる力、成功の快感を感じながら、なりたい自分になってほしい」(神奈川県 40代女性)「今は、私の時代とは全く違います。どんなに生きづらい世の中でも、強く楽しくまっすぐに歩んでいってほしいと願っています」(茨城県 40代女性)「元気で人の気持ちがわかる人間になってほしい。うそ付かずに、真っすぐな人間になってほしいです」(埼玉県 40代女性)「『あなたに会えてほんとうによかった』、そう言われる生き方をしてほしい。ただそれだけです」(東京都 40代女性)「人の迷惑にならない、犯罪を犯さない、できれば社会の役に立つ人間になってほしいです」(東京都 40代女性)「とにかく、事故や病気で親より早く逝く事がないように、大人になってほしいです」(埼玉県 40代女性)「一人一人、顔や性格が、違うように、生き方も違うと、思います。誰かのまねではなく、自分の人生を思い切り生きてほしい。願うなら、人に囲まれ、笑顔の多い人生を」(愛媛県 40代女性)■子どもの人生に親はどうかかわるべき?それでは親としては、子どもの生き方にどのように関わっていけばいいのでしょうか。いくつか、コメントからヒントが見つけられそうです。「子どもは親と同じような生き方をしなくてもいい。自分のありようを考えながら、つまずきながらでも。つまずいた時は、立ち止まってまた歩けばいいのです。歩き出すサポートはいくらでもします」(山梨県 50代女性)「子の可能性や将来の選択肢の幅を広げる手伝いまでが親の仕事」(宮崎県 40代女性)「子どもの人生は親が決めるものでもないし、親が決めていいものでもない。しかし、親を見てその後をついていきたいと思われるように、自分を磨いていきたい」(茨城県 30代男性)「適当に生きてきた事を後悔してるので子どもには私の失敗談をたくさん話して反面教師にしてほしい。適当に過ごすのではなく、自分できちんと考えて進んでいってほしい」(奈良県 30代女性)ここまで、子どもの生き方について、親の人生との関わりも含めて考えてきました。さまざまな理由から、子どもに親のような生き方をしてもらいたい人としてもらいたくない人がいること、その背景には親自身が生きてきた人生が大きく関わっていることが理解できます。寄せられたコメントのなかでもっとも多く出てきた言葉は、「子どもの人生は子どもの人生」というもの。子どもを心配する気持ちから、つい口出ししてしまったり、先回りして失敗を遠ざけたりしてしまう親のふるまいは、時に重要な役割を果たすこともあります。ただ、その度合いによっては、子どもの道を邪魔してしまいかねない場合もあるかもしれません。親と子の人生は別物だということを、強く認識しておく必要があるのだと痛感させられます。子どもの人生を考えるとき、忘れがちとなってしまう「自分の人生」。親と子の人生が同一のものではないということは、親の人生も親だけのものでもあります。もちろん親としてふるまわなければいけない側面もあるでしょうし、子育て中に我慢しなければいけないこともあるでしょう。でもパパママである前に、一人の人間として「したいことをする」「夢を持ってみる」「毎日を楽しく過ごしてみる」ことも、とっても大事なことだと思います。子どもの人生を応援しつつも、自分の人生を楽しむ親の姿は、子どもにも希望と勇気を与えられそうな気がします。Q.子どもには自分のような生き方をしてほしい?アンケート回答数:4974件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年08月25日ふだんは、子どものお世話に家事に大忙しのママ。お休みの日くらいはパパに子どもを見てもらって、ママはひとり時間を堪能したいですよね。でも、「パパ、いや〜! ママがいいのー!」と子どもに泣かれたら、どうしようもありません。「そっか、ママの方がいいか…(しょんぼり)」とパパはどんどん育児に消極的になってしまうし、ママはいつまでたってもラクはできないでしょう。そこで、子どもが「パパ、いや〜!」になってしまった原因と、好かれパパに変身させる対処法についてご紹介しましょう。■どうして子どもは「パパ、いや〜!」になったのか? 3つの原因子どもに好かれずに悩んでいる相談者や、周囲の男性を観察してみると、ある共通点がありました。1つは、「子どもの安心欲求を満たす場にパパが不在だった」という点です。人間の欲求にはいろいろな種類がありますが、赤ちゃんや子どもなら「食事」「睡眠」「排泄」の3つが主な基本的欲求となるでしょう(O.クラインバーグの欲求分類より)。これらがスムーズに行われると子どもは安心し、逆に満たされないと不安を感じるのです。そのため、三大欲求を満たしてくれる相手を子どもは一番信頼し、安心を感じ、「好き」という感情を抱きます。しかし、子どもが人を認識し始める0歳から、それが誰かはっきりと理解し人見知りを始める2歳くらいまでの間に、「子どもにごはんを食べさせた」「寝かしつけをした」「おむつを替えた」といった育児参加が極端に少ないパパは、子どもに好かれるのはなかなか難しいようです。2つ目は、「自分中心にマイペースな育児参加」をしてきたタイプ。特に、2〜3歳のイヤイヤ期くらいまでに、子どもが遊んで欲しいときには一緒に遊ばず、眠そうにしているときにかまって起こしたりといった、自分ペースで育児に関わってきたパパに、子どもはなつきません。そして3つ目は、「パパと子どもを2人きりにして大丈夫かな」「抱っこをさせたら落とすんじゃないかな」と口には出さないもののママが不安に思っている場合。子どもは、ママのそんな些細な不安も敏感にキャッチします。ほかにも、赤ちゃんがママの実母に抱っこされても泣かないのに、義母だと途端にぐずったりすることがありますよね。これもママの不安な気持ちなどを感じているからという場合もあります。以上の3つが、子どもに嫌われるパパの共通点ではないかと感じています。■「子どもをパパ好きにしたい!」ママはどうすれば?子どもが「パパっ子」になってくれたら、育児も手伝ってもらえ、ママもワンオペ育児から解放されますよね。では、どうすれば、子どもがパパ好きに育つのでしょうか? 答えは、簡単! 前述の「子どもに『いや〜!』と言われるパパの共通点」の逆をすればいいのです。まずは、子どもが小さいうちは、食事、睡眠、排泄の三大欲求を満たす育児をなるべくパパに手伝ってもらいましょう。育児は苦手でも、子どもに嫌われたいパパはいません。嘘も方便で「将来一緒に子どもと飲みに行きたいなら、赤ちゃんのうちから仲良くなっていないと無理みたいだよ」と夫に吹き込んではいかがでしょうか。ただし、パパが自分勝手な育児をしないよう、あくまで子どもの求める三大欲求に沿う育児を手伝ってもらうのが肝心です。そして、一番難しいけれど大切なのが、ママがパパを信頼していると言葉や態度で子どもに示すこと。パパが子どものお世話をしているとき、そばにいるママは子どもが不安になるような声がけや態度はせず、「この人は怖くないよ、大丈夫だよ」と信頼している雰囲気をつくることが肝心です。もし、パパの子育てが自分と違っていたからといっても、注意したり文句を言ったりしてはいけません。家事を手伝って欲しいのに、夫のやり方が気に入らなくて、結局はママひとりが背負いこむことって多いですよね。子育ても同じ。夫婦であっても、子育ての仕方が違うのは当たり前で、違いを認めることから始めましょう。そこで話し合ってすり合わせをしていけばいいのです。家事も育児も、結果オーライなのです。これらを実行するのは、子どもが小さければ小さい時期ほどおすすめです。子どもは、言葉自体は理解できなくても、肌で感じる、本能で感じるもの。それがのちのち、子どもの「パパ、大好き!」につながるのではないでしょうか。■「子どもが苦手」「育児に無関心」というパパは?中には「子どもが苦手」「育児に無関心」というパパも少なくありません。そういったパパに、育児を担当してもらい、子どもをパパっ子に育て上げるのは至難の技ですよね。子どもや育児に消極的なパパの場合、いっそのこと「子どもと同じように扱う」というのはどうでしょうか?よく、手のかかる夫のことを「うちには大きな子どもがもう一人いるから」と表現する妻がいますが、それも良しとするのです。すると、無理に子どもの世話をしたり、父親ぶらなくてすむので、パパは子どもと自然体で接したり遊んだりできるようになるでしょう。パパと子どもでも、遊び相手として関わりを持つことで、きょうだいのような絆で結ばれます。三大欲求の食事、睡眠、排泄も、父としてお世話するというより、きょうだいとして一緒に体験するというのでも良いのです。一緒に食べる、一緒に寝る、一緒に排泄…はさすがに難しいですが(笑)、同じ目線で体験していくことでも、パパへの安心感、好きだという気持ちは子どもに生まれるでしょう。大なり小なり、ママは子どもにとって自分が一番でありたいと願いますよね。そのため、ついつい育児をすべて自分ひとりで背負いこんでしまいがちです。でも、その独占欲や執着を手放し、子どもが小さいうちから夫とうまく育児を分担することで、パパ好きの子どもに育つとしたら?ママの育児がずっとラクになる「パパっ子」に我が子が成長するよう、ママも全面的に協力しましょう。
2019年08月23日わが家では、育児はパパが「お手伝いする」のではなく、パパとママ2人で「協力してやる」という考え方です。しかし2人目が生まれたときはまだまだ私(パパ)の育児スキルはママには及ばないことが多く、ママの負担は大きい状況でした。 今回はそんなときにママに少しでも休息を取ってもらうために、私が寝かしつけできるようになった体験をご紹介します。 パパが寝かしつけて、ママに休息を私が前職に就いているとき、わが家のママは1日のほとんどの時間を子どもと過ごしていました。特に子どもがまだ0〜1歳のときは、夜もゆっくり休めません。そこで、少しでもママが休息を取れるように私が寝かしつけをできるようにしました。 授乳中はどうしてもママがおっぱいをあげる必要が出てきますが、断乳後は寝かしつけから朝まで私が子どもを見ることも可能です。子どもに寄り添い「パパがいるから安心して寝ていいんだよ」という気持ちを伝えながら、根気強く寝かしつけをマスターしたことでママの睡眠時間も格段に多くなりました。 秘訣は普段からのスキンシップ何と言っても子どもには「安心感」の必要性を感じました。そのためわが家では私が寝かしつけに挑戦する以前から、子どもと過ごす時間を少し工夫しました。 お昼寝前から私と2人で楽しく遊び、疲れてきたらそのまま抱っこして子どもの好きな歌を歌い続けゆらゆらしました。そしてその流れでお昼寝も一緒にします。布団に下ろすと泣いてしまうようであればずっと抱っこで寝かせます。これを何日か続けると、驚くほど寝かしつけがラクになりました。 一朝一夕で安心感を与えることはできませんでしたが、普段からたくさん触れ合うことが、結果として1番の近道になったようです。 とにかく根気が必要なパパの寝かしつけわが家のママが100%の確率で寝かしつけができるのは、「子どもが眠るまで1時間でも2時間でも諦めないから」だと感じていました。子どもとしても、生まれてから1番長く一緒にいるママだと安心感も大きいのか、結果として、はじめのうちは私が寝かしつけをすると時間がかかるという状況でした。私が寝かしつけると決めた日は、「何時間かかっても眠るまでパパに任せる」という夫婦共通の覚悟と根気が必要でした。 これを何度か繰り返すうちに、わが家では徐々に私の寝かしつけも時間短縮できるようになりました。そして日に日に子どもとの信頼関係が積み上がってきたと実感できるようになり、以前よりも楽しく育児ができるようになりました。 パパが育児の戦力となれるところはたくさんありますが、やはり子どもが小さいうちはまだまだママに負担がかかりがちです。そんな状況でのパパの育児スキルUPは、ママの負担を減らすだけでなく、楽しく夫婦で育児をする雰囲気も与えてくれました。 著者:浦野崇朗2人の子を持つ父。前職の公務員退職をきっかけに、家庭では家事・育児をしながら、在宅で育児関連のライターとして執筆中。その他フリーランスとしてWEB制作などを行う。
2019年08月13日子どもたちから何気なくかけられた言葉に、思わず胸がキュンとした経験はありませんか。忙しい日々の中で、そうした言葉はパパやママたちの大きな励みになりますよね。今回は、アンケートに寄せられた子どもたちの胸キュンな言葉とエピソードをご紹介したいと思います。■子どもの発言に胸キュンする親が8割超えアンケートで、胸キュンした子どもの名言があるかどうか聞いたところ、8割以上が「ある」と答え、多くの人たちが子どもたちの発言に心を動かされたことがあることがわかりました。Q. 胸キュンした子どもの名言ある?ある 83.5%ない 13.9%その他 2.6%■胸キュン1、「大好きなママの笑顔が見たいから」子どもたちから親に向けて、気持ちを率直に伝えてくれることに胸がキュンとしたというコメントから見ていきましょう。「息子から小学校の謝恩会で渡された手紙に 『どんなことがあっても、お母さんは俺のこと理解して受けとめてくれて、いつでも味方でいてくれたね』って。感激しすぎて涙が止まらなくなりました」(岩手県 40代女性)「家族の俳句を作る宿題で、小3の息子が『大好きなママの笑顔がみたいから』と書いていた。ホロリと涙が出ました」(茨城県 40代女性)「1年生のわが子。『給食おいしかった!』と笑顔で帰宅。その後、『でもね、ママのご飯が1番だった!』ですって。その日は張り切ってハンバーグを作ってあげました」(愛知県 30代女性)「大好き」の言葉にキュンとしているというコメントが多数! 忙しい日々のなか、心が少しすさんでしまったときに「大好き」と言われたら、じーんとしてしまう気持ちには共感しかないですよね。筆者の1年生の息子も、ママ宛てに「だいすき」というお手紙を書くのにハマっていた時期があり、すべて大事にとってあります。少し気は早いですが、将来反抗期が来たらその手紙を見て癒やされる予定です。■胸キュン2、「愛してくれてありがとう」さらに、パパやママたちの大きな力になっているのは子どもたちからの感謝の言葉。さまざまな種類の「ありがとう」に胸キュンしたエピソードが寄せられていました。「5歳の息子がふと、『ママ、産んでくれてありがとう』と言ってくれた時に、キュンとしました」(広島県 40代女性)「『いただきます、ママありがとう』。2歳の息子が、ご飯を食べる前に必ず言ってくれます。この言葉で幸せになれます」(広島県 20代女性)「小学校卒業時にもらった娘の手紙のなかの一言。『愛してくれてありがとう』。1人の人間として人を愛する大切さと喜びを、愛されるよりも愛することの偉大さを、娘から教えてもらいました」(新潟県 40代女性)ほかにも、パパから「『僕たちのために仕事がんばってくれてありがとう』って言われて泣きそうになった」というコメントも寄せられていました。どのエピソードを読んでも、それぞれの家庭で記憶に残るステキな思い出になっていることがわかりますね。親としては、子どもから「ありがとう」と言われると、「いやいや、こちらこそありがとうだよ!」と思ってしまうことも。つくづく「ありがとう」の持つ力は強大だなと実感させられます。■胸キュン3、「パパに心がチュウになった」なかには、「もしかして詩人なの?」と思ってしまうような想像力豊かな発言も寄せられていました。「朝目覚めた時に、私の方にコロコロ転がってきて『お届け物で~す!』」(神奈川県 40代女性)「4才の娘に『パパに心がチュウになった』と言われ、チュウされた」(茨城県 30代男性)「娘が保育園児の頃、強風の日に洗濯物を見て『ケンカしちゃダメよー!』と言っていた。取り込む時に『仲直りしたんだ、良かったね』とニコニコ」(滋賀県 40代女性)「夜高速道路を走っていたときに、年中さんだった息子が星空を見て一言『ほら、星さんたちのささやきが聞こえるよ』」(神奈川県 50代男性)どのコメントを読んでも、子どもたちの想像力の豊かさには驚かされますよね。大人では到底思いつかないようなこうした言葉は、もしかするとその時だけしか聞くことのできない貴重なものなのかもしれません。■胸キュン4、「お母さんはがんばっている」また、子どもからの褒め言葉にグッと来たというコメントも寄せられていました。「『ママかわいい~』。 もういい歳なので夫さえも言ってくれなくなりましたが、年少さんの息子だけは言ってくれます」(千葉県 30代女性)「仕事と家事と育児が忙しくて、つい娘に八つ当たりしてしまった日。娘に『お母さんがあんなに怒っても、お母さんのこと嫌いにならない?』と聞くと、『うん、だってお母さんがんばってるから』と。ちゃんと見てくれてるんだなぁとうれしくて、ボロボロ泣きながら娘を抱きしめました」(兵庫県 40代女性)「娘が高校生の時に、『一番尊敬するのはお母さん。お母さんのような看護師になりたい』と言ってくれました。今では看護大学生、私よりうんとステキな看護師になってほしいなぁ」(宮崎県 40代女性)疲れて、つい子どもにイライラをぶつけてしまったとき、そんなときでも子どもが優しく受け止めてくれることがあります。よく親の子どもへの愛は無償の愛と言われますが、子どもが寄せてくれる親への愛こそが本当に純粋で泣けてきますよね。子どもたちからもらえる褒め言葉は、親を認めてくれる言葉でもあるから、うれしいだけではなく、喜びにもつながりそうです。■胸キュン5、「俺が稼ぐから無理しないで」さらに、子どもの成長の印とも言えるでしょうか、頼りがいのある言葉や励ましの言葉にキュンとしたというコメントもありました。胸に迫るエピソードがたくさん寄せられていましたよ。「子どもたちが寝静まった頃、仕事から帰宅してラップした夜ご飯の上にメモ用紙。『お疲れさま。ゆっくり食べてね』。娘からのラブレターに泣きそうになりました」(宮崎県 30代男性)「高校生になった息子。毎日くたくたで帰宅する私を見て『お袋、自分の体壊してまで仕事しなくてもよくない? 仕事を変えてもいいんだよ』と。大人になったなぁと思いました」(東京都 40代女性)「私の年齢は57歳、息子は7歳です。高血圧や不整脈になり、毎日薬の力を借りてがんばっています。息子が『大きくなったら、立派な医者になってパパの病気を治してあげるからね! だからたくさん勉強がんばるよ!』と言っていて、感激して涙が出てきました」(北海道 50代男性)そのほかにも「パパがお仕事でいない時は僕が家族を守るからね」とか、「大きくなったら、たくさん稼いでラクさせてあげるから長生きしてね」など、子どもたちの優しさが伝わってくるコメントも。さらに、親自身がつらいときに力になったという子どもたちの言葉もたくさん寄せられていました。「三人目を流産してふさぎ込んでいた時に、娘が『私は遠くには絶対に行かないから大丈夫だよ』と言って抱きついて来てくれたことに、このままじゃダメだ、前向きにならなきゃと思い起こさせてくれました」(鳥取県 30代女性)「私の母が亡くなったとき、泣けずにいた私に向かって『ママ、泣きたいときには泣いていいんだよ』と言ってくれた」(神奈川県 50代女性)「持病があり体調が悪くて仕事を休んで 寝ていたとき、次男が『俺が働けるようになったらお母さんは仕事しないでいいよ、俺が稼ぐから』って言われた時はすごくうれしくて泣いてしまいました」(千葉県 40代女性)子どもには、「いつの間にそんなに大きくなったんだろう」と思わせられることがたびたびありますよね。親自身が体調を崩したり、つらい出来事に直面したとき、そんな姿を見て子どもたちはきっと「しっかりしなくちゃ」と思うのかもしれません。そうしたときにかけてくれた言葉は、きっと親にとっても忘れられない大切な宝物になるのでしょう。■子どもたちの胸キュンな言葉を活力にでは、子どもたちからのたくさんの言葉に対して、親は何を返せるのでしょうか。「娘が幼稚園の頃、何回言っても聞かずイライラして、怒った後に『お母さんの絵を描いた』と持ってきてくれて、怒った顔だろうと思っていたら、にっこり笑ってイヤリングをつけた顔が描いてあり、こんなに怒る私でも好きでいてくれてありがとうとキュンとしました。いまでもその絵は大事な宝物です」(宮崎県 40代女性)「『お母さん、私を産んでくれてありがとう』と言ってくれたとき。私も『産まれてきてくれてありがとう』と言って返しています」(宮崎県 40代女性)「幼稚園でのお弁当最後の日、息子と手をつないでの帰り道。『ママ、いままでお弁当を作ってくれてありがとう』、『こちらこそ、いつも残さず食べてくれて、ありがとう』。二人で顔を見合わせて笑いました。とても幸せな思い出です」(神奈川県 50代女性)子どもたちからの温かい言葉の数々。親としては、そんな言葉に耳を傾け、胸にとめて、応えてあげることが大切なのかもしれませんね。筆者も子どもの発言を振り返ろうとしましたが、意外に忘れてしまっている言葉も…。コメントでは、「その時々で胸キュン発言を日記やメモに残しておく」という意見もあり、参考にしたいなと思いました。もしかしたら子どもたちの言葉を心にしたためていくことで、親子関係がつらいときや悩んだときに、自分を奮い立たせてくれるかもしれませんね。子どもたちからの言葉は、親にとって大切な宝物になります。純粋な子どもたちだからこそ、ふとした瞬間に親の胸をキュンとする、心にグッとくるような言葉をかけてくれるのでしょう。子どもからの胸キュンの言葉は、親にとってのエネルギー。毎日たくさんくれる子どもからの胸キュンセリフを活力に変えつつ、子どもたちにも返していきたいですね。Q. 胸キュンした子どもの名言ある?アンケート回答数:4593件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年08月11日わが家には3人の子どもがいますが、1人目を出産したとき、夫は22歳でした。夫の友人もまだまだ家庭を持つ人が少なく、自由に遊んでいた時期だったこともあり、妊娠をしていた私は本当に夫がパパとしてやっていけるのか不安に思っていたころの話です。 喧嘩になったきっかけは車選び夫と私は、いわゆる“できちゃった婚”でした。私の妊娠がわかったときに同居を始めましたが、夫も若く、ちょうど車を購入しようとしていた時期だったのですが、そのときに喧嘩になった原因が、車種選びでした。 夫はまだ収入も少ないのにワンボックスカーを購入したがっていましたが、独り身で購入するならまだしも、これから赤ちゃんが生まれるのに車のローンにそんなに費やせない、と私が主張したことが喧嘩の始まりでした。 妊娠中は喧嘩が多かった車選びが原因の喧嘩で、一度夫は家を飛び出しました。しかし、周りの親族にも自分の収入を考えて今は我慢したほうがいい、と説得をされて戻ってきました。 それからも私が妊娠中、不安なことを夫にぶつけるたびに喧嘩や言い合いが多くなりました。そのたび夫は家を出ることもありましたが、なんとか戻ってきてくれて、お互いに自分の意見を喧嘩腰ではなく、ちゃんと話し合うようになっていきました。 夫がパパになったのは22歳6月生まれの夫が22歳になった翌月に、赤ちゃんが生まれました。夫は結婚前から、夜に友人と会ったり、仕事から帰宅した後の自由時間に趣味のネットゲームをしていたのですが、赤ちゃんが生まれたあとも同じような生活を続けていました。 休日の前夜は朝までネットゲームをし、翌日は夕方近くまで起きないことが多く、赤ちゃんの面倒をなかなか見てくれませんでした。 幸い私の実家が隣の市にあり、車で30分程で行ける距離だったので、何かあると私は赤ちゃんを連れて実家に帰っていました。しかし私のこの行動を見て、夫はようやく赤ちゃんとも私ともあまり触れあう時間がないことに気付いたようで、それ以来少しずつ変わり始めたのです。 「俺がやるよ」と言うようになった最初はあまりしなかった育児も、子どもが生後10カ月になったころには、率先してやるようになり、夜泣きがひどかった赤ちゃんを交代で見てくれるようになったり、お風呂にも入れてくれるようになりました。泣いたらすぐに抱っこしてくれ、気付いたときには、夫の抱っこで赤ちゃんがスヤスヤと眠るまでに成長しました。 家事の面では、肌が弱い私を労わってくれるようになり、お皿洗いやお風呂掃除、洗濯物をたたむのを夫が自らしてくれます。そして、休日前夜のネットゲームも時間を決めて短めに楽しみ、休みの日は家族で出かけられるように朝8時に起きるようになりました。 最初は独身だったころと同じ感覚だった夫。若くして結婚をしたので仕方がないのかな、と思っていましたが、お互いの気持ちを冷静になって、落ち着きながら話し合ったり、私の行動を見てパパらしくなってくれました。今ではこの人と結婚してよかったと思いますし、家族5人でとても幸せに暮らしています。 夫婦としてちゃんと話し合ったりお互いに頼って力を合わせることで、乗り越えられることがたくさんあるんだなと感じました。 著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年08月11日「○○は俺がいなくても大丈夫」と言われて振られた経験のある人はいませんか?ドラマなどでも、「○○には俺がいなくても大丈夫だけど、あの子には俺が必要なんだ!」とヒロインが別れを告げられてしまうシーンがたくさんありますよね。そんな、別れの言葉で「俺がいなくても大丈夫」という男性にはどのような本音が隠されているのでしょうか。独占欲や執着が薄れている「俺がいなくても大丈夫」という言葉は、裏を返せば「あなたは一人でも強く生きていける」と言われているようなものです。リア充で自立した女性に対してコンプレックスを持ってこのような言葉で別れを告げる男性もいるかもしれませんが、実際にはこの言葉通りの気持ちが本音でない男性もたくさんいます。逆の言葉にあたる「俺がいないとだめだ」と思っている男性は、自分自身が彼女にとって特別な存在であることを自負しているともいえるのです。すなわち、彼女が自分の大切な人であるという独占欲や、独り占めしたいという執着が薄れたときに「俺がいなくても大丈夫」という言葉が出てきがちなのです。自分自身で幸せにしたいと思えないこの言葉を彼女に伝えるということは、恋人の自分がいなくても彼女はやっていけると思っていることになります。恋人という特別な関係は、人間として相手を大切に思えることはもちろんのこと、特別な異性として他の人と区別してお互いに特別な幸せを与え合える関係性でもあるのです。その関係性を解消したい時に「俺がいなくても大丈夫」と言う男性の本音は、もはや男性が自分の手で彼女を幸せにしてあげたいと思えなくなっている場合もあるのです。他に興味が移ってしまったさらに深読みをすれば、この言葉を言う彼は他の人に気持ちがうつってしまっているのかも。恋人関係のときには女性のことを特別な存在と感じ、幸せにしてあげたいと思っています。それなのにその気持ちが「俺がいなくても…」の言葉に変わってしまう本音は、自分が気持ちを向ける相手はもはやあなたでは無いと思ってしまっているケースもあるのです。端的に他の女性に気持ちや興味が移ってしまった事実を、自分に都合の良い言葉を使って逃げているというパターンですね。どろどろした別れ方をしたくない一度はお互いを特別な存在として認め合い恋人として付き合ったのであれば、時間が経って別れることになってもできるだけ嫌な別れ方をしたくない人は少なくありません。特に男性は自分自身を格好良く見せたり、自分に都合の良い解釈で物事を考えてしまう傾向があります。別の女性に興味が移ってしまったり、気持ちが単純に冷めてしまったとしても、別れの理由をそのまま伝えにくいと考える男性もいるのです。相手に酷い男性と思われないために、曖昧に女性を納得させようとして「俺がいなくても大丈夫」と誤魔化してしまう場合もあります。
2019年08月08日子どもが1歳になる少し前、さて寝ようかというタイミングで、突然原因不明の大泣き……。体をよく見ると、指先が赤く腫れあがっていて背中やおなかも赤くなっていました。とりあえず救急相談センターに問い合わせて、パパの車で夜間救急へ行くことに。子どもの緊急事態には、私だけでなくパパにもスムーズに対応できるように心がけておくことが大切だと思ったお話をお伝えします。 子どもが急病のときパパは対応できる?パパから「子どもに何かあったとき、俺は何をしていいかわからない」とよく言われていました。子どもの急な体調不良で救急相談センターへ問い合わせたことは3回ほどありましたが、思えばすべて私が電話をしていました。夜間救急へかかるべきか、自宅で様子を見て大丈夫なのかなど、私が指示をもらって対応していたのです。夜間救急へ向かう際は、パパが車を出してくれていたのでそれだけでありがたいと思っていましたが、もしも仕事でパパがいなくても恐らく私はひとりで相談センターへ電話し、子どもを抱えてタクシーで病院へ行くことは可能です。では、逆の場合は? パパひとりだとしたら、まずどこへ問い合わせたらいいのかわからないのでは? と気づいたのです。 ママ友も共感! 意外と知らないパパが多いママ友数人にその話をしたら、「うちは今のところ夜間救急にかかったことはないけれど、もしかしたらパパは知らないかも」「うちも私が病院に電話して、パパには車を出してもらっただけだよ」などの声があり、緊急時にどこに問い合わせるかを知っているパパは少ないことが判明しました。わが家は育児に対して比較的協力的なパパなのですが、そういった緊急時に関しては、わが家も含めてどこのご家庭でも、パパは運転手という認識が圧倒的に多かったのです。 もしもに備えて出産前に夫婦で知る大切さ私が住んでいる地域では、自治体で配られる「子育てガイドブック」というものがあり、小児科や児童館、子育てひろばや教育施設など、子育てのことがすべて掲載されていました。私は必要な情報に色付けしたり、折り目を付けたりして愛読書のように出産前からずっと読んでいたのです。もちろんパパにも「暇なときに読んでおいてね」と声がけはしていましたが、きっと読んでいなかったのだと思います。時間のある出産前にせめて産婦人科だけではなく救急相談センターの電話番号も共有しておくべきだったなと反省しました。 以前は「ママが指示することで動きやすい」とパパから言われましたが、実際は子どもに何かあるたびに心の中では不安でいっぱいでした。この話をきっかけにその不安をパパに話したら理解してくれたのでよかったです。その後、パパは救急相談センターだけでなく、かかりつけの小児科の番号を登録し、いざというときにも頼れるパパへと成長してくれました。 著者:高杉 沙雪現在2歳の娘を育てている、東京都在住のパート事務兼フリーライター。芸能メディアや生活家電・美容家電の記事を執筆中。ジュエリーコーディネーター、秘書検定の資格有。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
2019年08月05日最近は「イクメン」という言葉が浸透しているように、育児に積極的なパパは私の周りにも多くいます。しかし、育児で特に大変な0~2歳児の間、ママが仕事を休み、パパが仕事を続けているご家庭がほとんどです。 私の家も同じで、パパである自分が1日中育児をする機会はあまりありませんでした。今回はママが不在の日に、私と子どもだけで過ごして気づいた育児の大変さについて話したいと思います。 子どもってこんなに泣くの?私が育児の中で1番大変だと感じていたのは、泣いている子どもをあやすことでした。子どもはおなかが空いた、おむつが気持ち悪い、何となく機嫌が悪いなど、さまざまなことを泣いて訴えてくるとわかっていましたが、昼夜問わず泣かれるとつらいなと感じていました。 なかでも私が特に困ったのは、眠いときに泣かれることです。おなが空いているときならば、ごはんをあげるなどして何とか対処できます。でも眠い子どもを寝かしつける方法やあやす方法がいまいちわからず、普段ママが抱っこするとすぐ寝るのに、パパの抱っこは慣れていないのか、なかなか眠ってくれず苦労しました。 子どもってこんなにおむつ替えるの?おむつを替えることも最初は戸惑いましたが、慣れてくるとそこまで大変さを感じることはありませんでした。でも、それが1日中となるとものすごい回数になるのだ、と気づきました。朝起きてから、ごはん中、昼寝してから、遊んでいるときなど、1日に10回以上は替えました。 それでも家にいるときはまだましです。子どもと2人では時間を持て余すので途中で外出したのですが、外出中が特に大変でした。突然子どもがおむつ替えを訴え泣き始め、おむつを替える場所を探すことから始めなくてはならず、しっかり準備したつもりでもおしり拭きを車の中に忘れたり、場所の使い勝手がいまいちわからず戸惑ったり、外出中のおむつ替えには本当に苦労しました。 子どもってどんなごはん食べているの?子どもがまだ授乳中で育児用ミルクを用意すればいい時期はまだよかったのですが、離乳食が始まるとその準備にとても苦労しました。どんな食事形態なのか、栄養は足りているのか、アレルギーはないのか、自分で食べられるのか、何を準備しないといけないかなど、「食事」と一言で言ってもママに聞かないとわからないことばかり。適当にするわけにはいかないので、ママに何回も連絡をしました。 それで準備万端でいざ食事となると、食べこぼしはするし、近くにコップを置くとお茶をこぼすし、もちろん落ち着いてじっと座っていることもないので、自分の食事をする余裕なんてないので、かなり大変でした。 私自身、育児に積極的だと思っていても、実はママにしてもらっていることが多いことに気づきました。ママが外出し、1日子どもと2人で過ごしただけなのに、わからないことがたくさんありました。今回の体験を通してあらためて育児の大変さに気づくことができたので、もっと頑張っていきたいと思います。 著者:西川しょた普段は看護師として勤務する3歳と1歳、2男の父。育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年08月04日「目に入れても痛くない」と表現されることもあるわが子。ただ、悲しいことに子どもの成長にともなって時に親に対してきつい言葉を投げかけてくることもありますよね。今回は、そうした言葉に傷ついたパパやママたちの思いに迫ってみたいと思います。■7割以上が子どもの言葉に傷ついた経験あり!?アンケートでは、子どもに言われてショックだった言葉があるかどうか聞きました。その結果、「ある」と答えた人が7割を超え、多くのパパやママたちが子どもたちの言葉に傷ついた経験があることがわかりました。Q.子どもに言われてショックだった言葉、ある?ある 75.4%ない 17.2%わからない 7.4%■ショックな言葉1、「お母さん、トドの生まれ変わり?」7割の親たちは、果たしてどのような言葉にショックを受けているのでしょうか。いくつかの種類に分けながら、アンケート結果をみていきましょう。まずは、体形について子どもから指摘されたという声です。「参観日に『ママが一番太ってる!』ですね。それからは参観日近くなると、こっそりダイエットしています」(愛媛県 40代女性)「『お母さん、トドの生まれ変わり? 違います!あなたと同じ人間ですけどー!」(千葉県 50代女性)ほかにも「『おなかに子供がいるの?』と言われた」などというコメントも。自分があまり触れてほしくない部分にも、無邪気で素直な子どもならではでのキツイ一言があるようです。さらに、容姿や年齢についての言葉にショックを受けた人も多くいるようです。「高齢出産ということもあり、周りのお母様たちとは、かなり歳の差があるのはわかっていましたが。娘がある日『お母さんがもうちょっと若かったらな~』と…。ガーン!」(鹿児島県 40代女性)「娘は『お母さんはスッピンだとブサイク! 眉毛がない!』と言います」(神奈川県 40代女性)母になり、なかなか自分の容姿に構うひまもないという人も多いでしょうが、子どもたちの声から、ハッとさせられそうですね。■ショックな言葉2、「ママが死んじゃっても忘れない」また、親への思いを伝える言葉にショックを受けたという声も寄せられています。「1年生の娘が『ママのこと大好きだから、ママが死んじゃってもずっと忘れないよ』と。まだ死にたくない」(千葉県 40代女性)「息子が体の不調で救急外来が続いた時期、私のうつ病が再発し泣いてばかりいたとき『ママは悪くない。ボクがこんな体だからいけないんだ』と抱きしめられた。強くならなくちゃと反省しました」(神奈川県 30代女性)■ショックな言葉3、「ママの子じゃなかったら良かった」また、反抗期の子どもたちからは、パパとママに大きなショックを与えうるような攻撃的な言葉がかけられることもあるようです。「反抗期の娘に『ママの子じゃなかったら良かった、死んで』って言われて久々に泣けてしまった。後日LINEで『本当は思ってないし、感謝してる』と連絡がきて、またまた泣けた」(北海道 40代女性)「反抗期まっただなかの娘は、『なんで産んだの?』、『うざい、ババア』など、かなりきつい言葉をたくさん言います。自分の子どもだから、落ち着くまで待つしかないのもわかっているけど、さすがに頭にくることも多々」(神奈川県 40代女性)何を言っても素直に受け止めてはくれない時期、親の注意や呼びかけに対して、想像をはるかに超えるようなきつい言葉を返してくることがあるようですね。さらに、親自身の対応や人間性、能力などを批判されてつらかったという体験談も集まりました。「『ママには私の気持ちわからないよ!』 と言われた。小3になり、友達といろいろある年ごろ。だんだん親から離れ、自分の世界を持つようになったからこその発言だと思いますが、やはり寂しい…。複雑な親心です」(神奈川県 30代女性)「家族が私の不器用な話で盛り上がっているのを聞いて、『ママは何ならできるの?』って。下手なりに家事もお裁縫もがんばっていたので、かなりショックでした」(静岡県 40代女性)親と子どもも人と人、一般的な人間関係でも起こるようなトラブルが起きていることがわかります。さらに、子どもから親への言葉はオブラートに包むことが少ないため、遠慮のない否定の言葉に傷ついている親がたくさんいるようです。筆者自身も、息子から「ママはパパより頭よくないもんね」と言われ、ショックを受けたことがあります。ただ思い返すと、息子の質問を「ママ算数できないからパパに聞いて~」と夫に投げていたことがよくありました。そうした自分自身の言葉をもとに、息子なりにそうした結論に至ったのだなと、納得しましたが、心は少し傷つきました…。■ショックな言葉4、「俺なんて死んだ方がいいんだ…」コメントを読んでいて、親にとっておそらく最大級のショックを与えうるだろうと感じたのが、自らが生まれてきたこと自体を否定するような子どもたちの言葉です。読むだけでつらいと感じられるような体験談が寄せられていました。「自己肯定感の低い息子が、『俺なんて死んだ方がいいんだ』とか『死にたい』とか言っているのを聞くと、深いため息が出ます」(神奈川県 30代女性)「片付けをしない子どもを怒ったとき、『死にたい』と言われたことがとてつもなくショックでした。一瞬にして頭が真っ白になり、がく然としました。時間がたつと共に情けなくなり、無気力になりました」(鳥取県 40代女性)「『私のこと産まなきゃ良かったじゃん』って…。小学2年生の長女に言われた。いままでで1番つらかった」(福島県 40代女性)みずからの「生」を否定する言葉や「死」をほのめかすような言葉に対してショックを受けている親は一定数以上いるようで、コメントも複数寄せられていました。■ショックな言葉5、「ロボットになってほしいの」子どもの言葉に隠された親自身の問題もありそうです。「さ細な内容で叱ることが続いたときに、娘に『せっかくやさしいママだと思って生まれてきたのに』と言われてしまい。5才の子どもにこんなことを言わせてしまい落ち込みました。もう少し余裕を持って向き合わなきゃと反省」(神奈川県 40代女性)「長男に、『お母さんのロボットになってほしいの?』と言われたことがありました。最初の子育てに必死の余りに、いつの間にか長男を苦しめていたのかと反省。ショックでしたが、目を冷まさせてもらいました」(埼玉県 50代女性)「子どもが2歳の頃、『僕はまだ小さいから良いことと悪いことがわからないから、何が悪いか教えてから怒って』と号泣しながら言われました。一番愛してるはずの息子なのに、そういう思いをさせていたのかとショックで、泣きながら抱きしめてとにかく反省しました」(佐賀県 40代女性)ショックな言葉は、ときにはパパやママ自身の学びにもつながることがあるようです。親だって人間ですから、いつもいつも正しいとは限らず、間違ってしまうこともあるでしょう。もし子どもの発言が的を射ていて正しければ、時には自分自身をあらためる必要もあるかもしれません。言われたときはつらくても、そうした気付きを与えてくれる大事なチャンスにもなりえそうですさらに親の懐の大きさを問われるコメントも。「現在、反抗期真っ盛りですから、ショックな言葉は山ほどあるし、それに対して怒ったことも山ほどある。それも自立のための大切なプロセスと思えば、ほどほどに付き合わないとですね~」(三重県 30代女性)子どもがきつい言葉を言ってくるのは、精神的に親から自立し、親を客観的に見はじめたということの表れとも考えられます。それまでは自分の親という絶対的な存在だったものが、自らの成長に伴い、同じ人同士という視点を得たと言えるかもしれません。なかには「子どもは正直だから思った事をストレートに言ってしまうだけ」とか、「かわいい子どもの発言だから、ショックを受けてもすぐに忘れちゃう」という声も寄せられました。最後に、こんなコメントも紹介したいと思います。「救われたことならあります。私が難病で寝たきりになってしまい…大黒柱だった私はどん底。そんなとき 真っすぐ前を向いて『そう…育ててくれたでしょ!』と長男からの言葉。感謝しきれないくらい私の胸に今でも勇気をくれています」(千葉県 40代女性)つくづく、子どもの言葉の持つ力の強さを実感します。自分自身の発言を振り返ってみると、子どものことを傷つけてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。親子関係では、時に傷つけ傷つけられ、そうしたやり取りをとおして、より強い関係性を築いていけるという側面もあるかもしれません。また、たとえば子どもに「ママなんていつも家にいて楽だよね」なんて言われたら、夫に「ママはいつもおいしいご飯を作ってくれてすごいね」と返してもらえれば、心の傷も少しは癒えそうです。そんな夫婦での会話もときには子どもの言葉遣いにも影響を与えることもあるのではないでしょうか。家族でも、最低限の思いやりや遠慮はきちんと持っておきたいもの。あらためて話すことさえ気恥ずかしく感じがちな親子関係ですが、やはりお互いに思いを伝えあい、愛情を持つことが大切だと言えるかもしれません。世のお父さん、お母さんたち、子どもに言われてショックな言葉をパワーに変えて、明日もがんばりましょう!Q.子どもに言われてショックだった言葉、ある?アンケート回答数:6641件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年08月04日はくだけでコーディネートが今っぽくなるボトムスといえば、ガウチョパンツ。男性は、このガウチョパンツをどう思っているのでしょうか。男性にとって重要なのは、体のライン女性から人気を博しているガウチョパンツですが、意外にも男性からのウケはよくないんです。それは男性というは、体のラインが出やすい女性ファッションを好む傾向があるからです。ハイウエストタイプのデザインにすれば、脚長効果もありますが、男性は女性の脚の長さよりも太さに注目します。男性ウケを狙うなら、できるだけミニ丈のボトムスにしましょう。ただしパンツスタイルでも、「脚のラインがわかりやすいスキニーパンツなら色気を感じる」という男性の意見もあります。大事なのは清潔感またガウチョパンツは、トイレでおろした際に床についてしまうという問題がありますよね。この問題は、情報番組などでも取り上げられているため、多くの男性に周知されてきています。女性に限らず男性も、恋愛対象となる相手には清潔感を求めるものです。男性は、コーディネート以前に女性の清潔感をまずチェックしていますよ。膝丈のガウチョパンツもある長い丈が主流となっているガウチョパンツですが、最近は膝丈のフレアタイプが登場しています。このデザインなら、「脚をキレイに見せてくれるので色気を感じる」という男性もいます。身長が低いことに悩んでいる女性は、膝丈のガウチョパンツなら全身がバランス良く見えますよ。脚を出すことに抵抗感があるなら、タイツや薄手のストッキングで露出を抑えましょう。さらに、とろみ素材を選べば、長時間座っていてるドライブデートでも、シワを気にしなくていいので、女性からの人気が高いですよ。男性にウケるためにガウチョパンツのように周りの女性と差をつけようとして、無理にトレンドを取り入れたコーディネートにすると、それが男性からは不評ということがあります。男性からモテたいなら、個性は捨てるつもりで、スカートやワンピースなどウケのいいファッションが無難だといえます。特に初対面の相手には、万人ウケするコーディネートを心がけましょう。
2019年08月03日実家や義実家への帰省でいただくお土産や、子どもをとおしたお付き合いなどで手土産を渡したり、いただいたりする機会は多くあります。今回は、パパやママたちに行ったアンケートから、手土産にまつわるさまざまな思いに触れ、手土産のルールについて考えてみたいと思います。■もらって迷惑な手土産を経験している割合は?アンケートでは、もらって迷惑な手土産の経験があるか聞きました。その結果、6割を超える人が迷惑な手土産をもらったことがあることがわかりました。一方で約3割の方は、手土産に満足している、または迷惑だと思ったことがないと答えています。それぞれの思いは、一体どのような体験によるものなのでしょうか。Q.もらって迷惑な手土産の経験ある?ある 63.5%ない 34.3%その他 2.2%■迷惑な手土産1、好みの合わない食品アンケートに寄せられたコメントによると、迷惑な手土産に「食品」をあげた人が多くいました。どのような食品の手土産に迷惑と感じているのでしょうか?「『妊娠中に酸っぱいのが欲しくなるでしょ?』と梅干しをいただきましたが、私は自家製の酸っぱいものが好きだけど、いただいのは蜂蜜漬けの甘くて防腐剤が入っているもの。私のことを考えていただいたのでお気持ちはすごくうれしかったのですが…」(神奈川県 30代女性)「お酒を飲めない主人が、仕事関係の方々からお酒をもらって帰ってくると本当に困る。私自身もあまり飲めないから、何とかしてほしい」(神奈川県 40代女性)「好みが合わない」というと、ただ好き嫌いをしていると取られる場合もありますが、コメントの内容は切実です。ほかにも、「果物は食べないからもらっても困る」、「野菜ジュースは飲まないので余らせてしまう」という好みの違いに悩む声が寄せられました。■迷惑な手土産2、生鮮食品食べ物については、好み以外にも生ものを中心に迷惑な経験を訴えるコメントが寄せられました。「義実家にいただいた調理前のハモ。私にどうしろと…?」(神奈川県 50代女性)「義父が作る野菜。味が悪くてアクが強い、小さな虫が多くて、じゃがいももゴルフボールのように小さくて使いにくい。『ありがたく受け取れ!』とくれるけど、お金払ってでもおいしい野菜を買う方がストレスなくていいです」(徳島県 40代女性)「義母から大量の干物。小さい子どもには塩がきつくて食べさせられないし、冷凍庫がいっぱいになってしまい離乳食を冷凍する場所がなくなる。時期を考えてほしかった」(茨城県 40代女性)趣味で作っている野菜や魚などは、農薬の問題が少なかったり、新鮮だったりで、喜ぶ人も多いでしょう。ただ普段使い慣れていない食材や食べなれていないものは、調理以前に気持ちがなえてしまうことも理解できます。ほかにも、「正月前にカニをもらったが、食べた後のゴミ捨てができず困った」、「くさやをもらったが、しばらく家の中が臭くなり大変だった」、「釣り好きの父が、食べられないほど魚を持ってきて困る」など、生もの特有のにおい、調理の面倒さといったものがあるようです。■迷惑な手土産3、手作り、賞味期限切れの食品食べ物の場合、好みなどもありますが、衛生面も気になるところ。またその価値観は、人それぞれの部分もあり、だれもが同じように喜ぶとは限らない面もあります。「手作りの食べ物は、どんな環境で作っているのか、衛生面が不安。昔ポテトサラダをいただいて、髪の毛が入っていたことがありました。入れている容器のパッキンのところには黒カビが…」(山口県 30代女性)「ママ友からいただいたパウンドケーキ。『味が染みるから何日か置いてから食べてね』と言われた、すぐ次の日にその家族全員がノロに。食べなくて本当に良かったけど、その容器はうちにあったので除菌スプレーかけまくりながら袋に入れて破棄しました」(千葉県 40代女性)「主人の実家からしょっちゅう賞味期限がとっくに切れた冷凍された物をもらう。『冷凍してあるから大丈夫よ~!』と言って残飯処理させるのは本当にやめてほしい。冷凍していれば半永久的に食べられると思っているんだろうなあ」(神奈川県 40代女性)手作りの惣菜やお菓子というものを、そもそも苦手とする人もいます。また衛生観念もとても気になる人と、ほとんど気にならない人もいて、どうしても気になってしまう人の場合には手土産はとても困る代物になってしまうことは想像にかたくありません。「賞味期限が半年以上切れてるおせんべいやクッキーをママ友が手土産で持ってきた」という声も寄せられて、期限切れの食品に関する認識も各家庭で異なるようです。■迷惑な手土産4、サイズの合わない衣類次に、衣服や身に付けるものに対して困った経験をした人たちの声を聞いてみましょう。「革靴をいただいたのですが、サイズが少し小さく細身の靴だったため、履かずに保管していました。ある日その革靴をくれた方から『うちに遊びにこないか?』と誘いがあり、その靴を履いて行ったのですが、足が痛くて大変な思いをしました」(千葉県 50代男性)「まだ子どもが生まれる前、義母に『大阪のおばちゃんか!』っていうぐらいど派手なヒョウ柄の服をもらいました。本当にこんなの売っているんだって驚かされました」(千葉県 30代女性)「裁縫、手芸が趣味だった義母が作った服。『私、こんなに痩せていないんですが!』ってくらい小さいサイズな仕上がり。苦笑しかできなかった」(東京都 40代女性)「ベビー服! 定員さんに聞いて買ってきてくれたみたいなんですが、うちの子は普通の子より大きめで着れなかった。服は好みもあるし、その子によってサイズも違う」(茨城県 30代女性)そのほかにも、「義母のお下がりをもらうが、世代も趣味も違うのでタンスの肥やしになって困る」という意見はいくつも寄せられていました。衣服は、年齢、体形、趣味などあらゆる観点から選んで購入している人が多く、いただいても身に着けられない場合が多いのかもしれませんね。■迷惑な手土産5、趣味が合わない置物さらに、家に飾る置物などの装飾品について、迷惑な体験をしたという人もいるようです。「お隣のおばあちゃんから木箱に入った花瓶をいただきましたが、箱をあけるとヒビが入ってました。お年寄りなので見えなかったのかもしれません」(沖縄県 30代女性)「ペットボトルで作ったオブジェ。私にその芸術はわかりませんでした。結構高かったらしく、何年もうちの玄関に飾っておきましたが、最後は捨てました」(広島県 30代女性)「木彫りの熊! 送り主が旦那の親戚だったので処分するにも躊躇(ちゅうちょ)して、結局、旦那の両親やその他親戚が来る時だけ玄関に置いています。急に来る時もあるからしまう場所はシューズクローゼット。正直ちょっと邪魔」(神奈川県 30代女性)そのほかにも、観光地名が入った置物やコケシ、大きな天使の置物など…。食品や身に付けるものとは違い、消耗できないし、捨てるのは失礼な気がするものは、その後がつらいところですよね。■「もらえるものは何でもありがたい」派も…一方で、「もらえるものなら何でもありがたい」という手土産に不満を感じたことがないという声もご紹介します。「とくに困ったものはありません。手土産を用意するためにお手間をかけていただいてるのですからありがたくいただきます」(兵庫県 50代女性)「どんなものでも、気持ちよくいただきます。 相手の気持ち考えて迷惑などと思わないようにしています。迷惑などと感じたことはないに等しい!」(栃木県 40代男性)たしかに、手土産を持ってくる手間や、何を持っていくか考えてくれたということだけでも、うれしいものです。ただ、自分の場合に振り返って考えると、持って行った手土産を「迷惑だな」と思われていたらどうしようと心配になってしまう時もあります。せっかくあげるなら、できるだけ喜んでもらいたいですよね。気持ちよい手土産のやりとりに必要なことは?それでは、あげる方ともらう方、それぞれがどのようなことに気をつければ気持ちよい手土産のやりとりができるのでしょうか。コメントからそれぞれの心得について、まとめてみます。▼手土産をあげる側●事前に確認しておく「あらかじめ相手に好きなものを聞いて和菓子、洋菓子など持って行きます。自分がもらって困るものは持って行かないように気を付けています」(奈良県 30代女性)●もらう側の気持ちを考える「受け取る側の気持ちになって選ぶのがマナーだと思います。自分もそうでありたいと思います」(千葉県 40代女性)●詳しくないものは贈らない「『お酒が好きだから』とよくいただくのですが、飲まないようなものだと困ります。高そうでも好みじゃなかったり。だからウチから持っていくときは、相手の好きなジャンルにし、自分が詳しくないものは贈らないよう気を付けるようになりました」(千葉県 50代女性)●あえてあげない選択肢も持つ「働いていたときに 私からしてみれば土産物くばりの数合わせみたいな品物をもらいました。相手への気持ちのないものは、買わない、渡さないのが一番!!」(大阪府 60代男性)もし相手の趣味や家族構成などを知っている場合には、そこまで考えられるといいのかもしれません。ただ受け取る側の気持ちを考えているつもりでも、ついつい自分本位で選んでしまうこともありますよね。土産物は、買うのが好きな人がいる一方で、いただくのが苦手な人もいます。どちらの立場だとしても、相手を傷つけずに伝えられる、相手の行動を尊重できると、うまくお付き合いができるのかも…。▼手土産をもらう側●いらないものははっきりと断る「主人の実家は農家で、たくさん野菜やお歳暮を分けてくださるのですが、多すぎて冷蔵庫にそもそも入らない。一生懸命消費しようと思っても無理で、捨てることになるので、結婚3年目くらいからは、もらっても食べないものはハッキリと断るようにしました。もらっても捨てるのは心苦しいので」(福岡県 30代女性)●欲しい物をリクエストする「『なにか欲しいものある?』と 聞かれるので、リクエストしています」(埼玉県 20代女性)●いらないものはあげたり売ったりする「冠婚葬祭の引き出物が消えものや選べるタイプではなく見るからに趣味ではないものだったら、人に譲ったりバザーに出したりリサイクルショップに売ったりしてしまいます。物であふれた生活は嫌なのでそういう手段で片付けています」(神奈川県 40代女性)●こだわりなく受け入れる姿勢をもつ「自分では買わないものだったら、『こういうものもありかな』とポジティブに考えます」(千葉県 40代女性)手土産をもらう側にも、モヤモヤする気持ちを抱かないようにするための対処法がたくさんあるようです。それぞれの相手との関係性、お付き合いの深さ、いただく手土産の心理的重さなどによって、対応は異なると思います。迷惑だと思いつつも、お礼を伝え、無難に対処するという方も多いことでしょう。それでも頻度や心理的圧迫の度合い、親しさによっては、自分の思いを伝えることで、手土産の「こんなはずじゃなかった」は少なくなるかもしれません。もちろん「こだわりなく受け入れる姿勢をもつ」ができ、「自分が普段買わないものを手にできた」といった柔軟な姿勢も自分の幅を広げる良い機会となる場合もあります。またストレートに好みを言ったり、ときには「いらない」ということも、今後の付き合いをする上で、プラスに働く場合もあるでしょう。筆者自身は、「手土産は何がいい?」と聞いてもらったときは、「その場でみんなで食べられるものがありがたい!」と伝えています。そうすることで会話のネタにもなりますし、感想をその場で直接伝えることができます。反対に手土産持っていく際には、好き嫌いやアレルギーを聞いて、その場で食べられそうな食品を選ぶようにしています。手土産は、人との付き合いにおいて潤滑油となってくれる大事なアイテム。でもそれが原因で相手がつらい思いをしたり、嫌な気持ちを持ったりするのは避けたいもの。「手土産どうしようかな?」と思ったとき、「手土産どうぞ」と言われたとき、少しだけ相手へ思いを馳せることができれば、今後のお付き合いにおいては、うまく作用するのではないでしょうか。きっとそれぞれに、どんな手土産のやり取りをしたいか、希望は違うと思います。また、どちらか一方の思いだけでは成り立たないのが手土産の難しいところでもあり、面白いところ。心得を少し頭の片隅に置きつつ、手土産のやり取りを楽しめるといいですね。Q.もらって迷惑な手土産の経験ある?アンケート回答数:4473件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年08月01日私には子どもが3人います。1人目は初めての子どもで、しかも女の子だったこともあり、パパは毎日帰宅するとずっと抱っこしてとてもかわいがっていました。その後、長女は少しずつ知恵がつき、やさしいパパにならずっと甘えられると思ったようです。パパにべったりな姉を見て、下の子は私に甘えるようになっていったお話をお伝えします。 パパなら抱っこしてくれる徐々に成長してくると、ママにずっと抱っこしてもらっていると疲れておろされてしまうことに気付いた長女。しかしパパならずっと抱っこしてくれるので「パパ、抱っこして」というのが口癖に……。長女が2歳になったとき、私は2人目を妊娠し出産しました。特に妊婦中は抱っこができなかったこともあり、パパのほうが甘えやすくなったのかなと今では思います。 子どもの観察力のすごさ長女はもともとパパにべったりだったので、2人目の息子はずっと私と一緒にいました。息子は、長女がパパといるのを見ると、私のところへ来る印象でした。小さいながらも息子は、パパのところにいっても、長女が先にいるので自分はダメだと感じていたようです。案の定、息子の口癖は「ママ、抱っこして」になり、あまりパパには近付かない子になりました。 パパは娘を叱りづらい夫に直接聞いてみると、娘には嫌われるのが怖くてなかなか叱りづらいとのことでした。息子には最終的には男同士だからわかり合えると思っていたのか、悪いことをしたら普通に叱ることができていました。それも息子がママっ子になった理由の1つのようで、私にべったり甘える男の子になりました。子どもたちはパパとママのことをしっかり観察しているんだなと感じたと同時に、賢いなぁとも思いました。 赤ちゃんでもしっかりと人を見ている?生まれて数カ月でもしっかりパパとママを判断していた息子。パパっ子の長女を見て、ママを選ぶ姿は赤ちゃんとは思えませんでした。 長女がいないときにはパパにも甘えるようになりましたが、2歳になった今でもやはりママっ子です。何かあると「ママがいい」という姿を見てパパもがっかりしていることがあります。 パパからすれば2人ともかわいいので、今では子どもたちをできるだけ均等に甘えさせたり、悪いことをしたら叱ってくれるようになりました。子育てを通して夫もいろいろと学び、成長したのだと感じます。 著者:永田真結4歳の長女、2歳の長男、0歳の次女を持つ母。自身の妊娠、出産、育児に関する体験談を中心に記事を執筆している。
2019年07月31日育児中のママたちを悩ませる一つに「人見知り」があります。生後6カ月を過ぎたころから急に始まるもので、ママ以外の人に抱かれたら大泣きしたり、ママの姿が見えないだけで大泣きすることもあります。毎日の生活の中でママから離れられず、この時期は誰かに少しの間もお世話を頼むことができず困り果ててしまうママも少なくありません。 ここでは人見知りがおきる理由と、乗り越えるコツをお話しします。 人見知りが起こるのはママ以外の人の顔を認識できるようになった成長の証!赤ちゃんの脳は生まれた時は未熟で成長とともに少しずつ発達していきます。赤ちゃんは生後6カ月ぐらいまでの間はママなど身近にお世話をしてくれる人にしか興味を持ちません。成長していくにつれて、ママ以外の人の顔も認識できるようになり関心を抱くようになります。 その頃に始まるのが「人見知り」です。 人見知りは社会性の第一歩赤ちゃんは人見知りの時期には他人の顔をよく見ています。これは、ママを中心にして他人とつながっていきたいという社会性の第一歩といえます。ママ以外の人を見て泣くのは、他の人にも関心を持ち、その人を認識しているからなのですね。赤ちゃんの脳が成長してきている証拠です。 なんで泣くの?急にパパに人見知りするようになるのはどうして?では、どうして人見知りをするようになったら泣いてしまうのでしょうか。これは、人と目が合うとまず脳内で恐怖や不安をつかさどる偏桃体という部分が働くからです。しかし、脳が未熟な赤ちゃんは前頭前野が発達しておらず、恐怖心を押さえることができないのです。ある日急にパパに泣きだしても心配しないでくださいね。パパを嫌いになったわけではなくて、パパへの関心が深まったからこそ、パパを見て泣いてしまうのです。 人見知りが始まったらどうしたらいいの?では、赤ちゃんが人見知りをする時期は、ママはどうしたらいいのでしょうか。 ①ママの他の人との接し方を見せてあげるこの時期の赤ちゃんはママの表情をとてもよく見ています。なので、ママが他の人とどのように接しているかを見せてあげるようにしましょう。ママの接する様子を見て、「この人は大丈夫だ」ということを認識できると赤ちゃんは安心し、その人と新たな関係を築いていこうとします。そうやって社会性やコミュニケーション能力を身につけていくのです。 ②遊び方を工夫する人の顔に興味をもってきたといえるこの時期だからこそ、赤ちゃんが楽しめる遊び方もあります。色々な表情でいないいないばあをしてみたり、おもちゃを見せて、取ろうとしたときに隠したりして遊ぶと赤ちゃんも喜びます。こういった遊びは相手の表情を見てその気持ちを読もうとする行動の発達にもつながります。 まとめ人見知りの時期は他の人にお世話を頼めず大変だと感じるママも多いと思いますが、思い切って、「少しくらい泣いても大丈夫!」と割り切ってもよいと思います。脳が発達している時期なので仕方がないとも言えますよね。 ほかにも、育児の中で困ったなと感じるときはお子さんが成長しているときであり、発達の節目であることが多いのではないかと思います。そんなときは「また成長している」と思って温かくお子さんの成長を見守っていけるといいなと思います。このような成長の変化も家族で楽しんでいけるといいですね。 監修者・著者:助産師 高杉絵理大分県の大学にて看護師・助産師・保健師の資格を取得後、総合周産期母子医療センターにて産科やNICUに勤務。結婚を機に上京してからは、もっと育児が楽しくなるようにママや赤ちゃんにいつも身近に寄りそっていたいとの思いより、地域での助産師活動を開始する。 現在は、世田谷区の行政や病院で働きながら、開業助産師として地域での講座やイベントを開催し子育て支援活動を幅広く行っている。また、ベビーカレンダーにおいても、妊娠・出産・育児を楽しめるように、ママたちが読みやすく分かりやすい記事を心がけ執筆中。
2019年07月28日夫婦は、「何でも言い合える間柄が理想」と考えられることも多いですよね。ただ反面、遠慮もなくなり、思ったことをそのまま口に出して相手を傷つけてしまうことも珍しくありません。今回は、アンケート結果をもとに、夫婦間の言葉のやり取りについて考えてみます。■「衝撃の一言」経験は8割!アンケートでは、パートナーに言われた衝撃の一言について聞きました。その結果、「ある」と答えた人が8割近く! 多くのパパやママたちはパートナーからの言葉にショックを受けたことがあることがわかりました。Q.パートナーに言われた衝撃の一言ある?ある 79.3%ない 18.0%その他 2.8%■衝撃度1、「外で働いていないのに」モラハラ発言まずは、言葉や態度での嫌がらせなどの精神的な暴力、つまり「モラルハラスメント」ともとれるような発言の数々をご紹介します。「小さな子どもを連れの外食で、子どもに食べさせて自分のご飯が冷めてしまったら、『俺にこんな冷めたメシを食わせるのか』と言われた」(神奈川県 40代女性)「結婚当初、『たまには家の事を手伝ってよ。パンにバターを塗るくらいできるでしょ』と言ったら、夫が『何で俺がバター塗らんといけんだ。家事は女の仕事だろ』と言った」(鳥取県 30代女性)「週4~5で働き、土日は子どものスポーツに付き合う毎日なのに、『お気楽パートのくせに』と言われました」(神奈川県 40代女性)「夫に育児のことを愚痴ったら、『オレと同額稼ぐなら代わってあげるよ』と言われた! いま思い出しても、頭の中が煮え立つほど頭にきます」(神奈川県 40代女性)「長男の授乳と夜泣きが続いてつらかったときに、主人から『三食昼寝付きでうらやましいよ。1日中家にいるのに、掃除機もかけられないの?』と言われて、何を言ってもわかりあえないと思った」多かったのは、パートナーから浴びせられるモラハラワードの数々。仕事や家事、育児など、それぞれの家庭で決めただろうことにも、一方的に相手を攻めるような発言が目立ちます。■衝撃度2、「まるでビッグゴリラ」容姿や体形を指摘また、見た目の良し悪しに関して、衝撃的な言葉をかけられたというコメントもありました。「1人目妊娠中に、『信楽のたぬきみたい』と主人に言われた…。『は? せめて、ドナル●ダックやろ!』と言い返し、このやりとりはマタニティーダイアリーに書き留めました(笑)」(三重県 30代女性)「私が昼寝している姿を見て『まるでビッグゴリラだな』と言い放った! 腹が立って仕方がないけど、太った私が悪いのね…」(千葉県 40代女性)「結婚、出産を経て体重増加した私に『詐欺師』って。自分だって髪は薄くなっておっさんになったくせに!」(北海道 40代女性)「初めての産後、授乳中の私の背中越しに、『背中でかくなったね』と言ってきました。その後、『先輩の奥さんは子どもを産んでも体重は何キロしかない』という話をずっと聞かされました」(神奈川県 40代女性)そのやりとりに思わず笑みがこぼれてしまうようなものもありましたが、本人が気にしている度合いによってもその言葉の攻撃力は変わってきそうです。本人がコンプレックスだと感じていたら、その言葉は大きなストレスの原因になってしまいそう。■衝撃度3、「母乳出なくなったら用なし」異性への無理解出産や育児を通して、異性への理解を示さないような発言にショックを受けたという人たちもいるようです。「主人に『母乳が出なくなったらお前は用なしだな』と言われました。いまだに許せない気持ちでいます」(神奈川県 40代女性)「2人目出産後、子どもたちを両脇に抱えて毎日寝かしつけ。そんななか、乳腺炎になり、40度を越える熱でどうしようもないときに『2人どうすんの? 体調管理もできないの? 俺も仕事あるのに迷惑なんだけど』と言われ離婚が頭をかすめた」(神奈川県 30代女性)「妊娠後期に重たいソファーを運ばされて、途中でちょっと降ろそうとしたら、『えー、こんなのも持てないの?』と。泣きそうになりながら運んで、1ヶ月以内に切迫早産で入院しました」(千葉県 40代女性)「妊娠中に『絶対男! 女だったらいらない』と言われたこと。絶対に男の子を産まなければと、必要以上に神経質になってしまい、検診のたびに性別を確かめ、祈る毎日でした」(岩手県 40代女性)つわりでなかなか起き上がれないときに、「『そんなにつらい?』と言われて悲しくなった」というコメントも。妊娠や出産を経て、女性は体調も体も大きく変化していきます。女性自身でもその変化や育児の大変さがのしかかるときに、それを理解してもらえないことは、大きくショックを受けるという人は多いようですね。■衝撃度4、「仕事辞めてきた」突然の告白に衝撃また、パートナーからの突然の告白に衝撃を受けたという声も集まっていましたよ。「小遣い足りないから結婚指輪売ったよ」(愛媛県 40代女性)「単身赴任から帰ってきた主人がいきなり『あ、俺洗礼受けたから』。いきなり過ぎて何も言えませんでした」(神奈川県 40代女性)「『◯◯日付けで会社退職することが決まったから』と言われビックリ」(神奈川県 40代女性)「話がある…。大変なことになった…。浮気しててその女と警察沙汰になった…」(神奈川県 30代女性)ほかにも、「『仕事やめて農業やる!』と夫が言い、両家を巻き込んだ」というコメントも。もちろんその内容にも驚きますが、なによりもショックなのは、何の相談もなく判断をして、事後報告されることなのかもしれません。夫婦間でも「報告、連絡、相談」は重要な要となり得そうです。■衝撃度5、「俺が一生守るから!」ラブラブな衝撃発言一方で、感動的な愛のこもった言葉に衝撃を受けたという人たちからのラブラブエピソードも寄せられていましたよ。「私は夫より少し年上。プロポーズされたときに、『私がおばさんになったら、若い女の子の方に行っちゃうでしょう?』と言ったら、『家族になるのに、年をとってるから嫌いっていう人いる?』と言われました。なんて心の広い人なんだと衝撃をうけました」(千葉県 50代女性)「バス停に腰の曲がったおばあちゃんがバスを待っていました。私が『あんなお年で1人でバスを利用してお出掛けするなんてスゴイ!』と言うと、夫が『君が白髪のおばあさんになっても、俺がいつも隣にいるから大丈夫だよ』と。プロポーズをされたような錯覚をしてしまいました」(千葉県 40代女性)愛のあふれるエピソードには、「こっちの衝撃もあるのか」と目からうろこです。こうした衝撃の一言だったらきっとお互いに大歓迎かもしれませんね。■パートナーから衝撃の一言…どう対応する?それでは、パートナーから何かショックな言葉をかけられたときに、パパやママたちはどのように対応しているのでしょうか? 乗り越えるためのヒントを、コメントからいくつか見つけてみましょう。●話し合う、溝を埋める「お互いけんかをして、そんな一言を言うこと自体フェアでないと思います。どんなけんかにもルールは存在します。溝を深くする事より、溝を埋める事を考えるべきではないですか?」(北海道 50代男性)●忘れる「数々ありましたが、覚えていないものですね。結婚生活が続いている一つの要因、『忘れる』を証明した感じです。私自身が放った言葉ももう忘れてます。蒸し返されたら時効だと伝えます(笑)」(三重県 40代女性)●距離をとる「心ない一言なんてお互いあるんでしょうが、年齢と共に少しずつですがお互いイライラしないように距離を取るようになりました」(宮城県 40代男性)●自分が強くなる「『母は強し!』です。夫の言葉に傷ついても、それ以上に私が強くなりました」(神奈川県 40代女性)どのコメントも、心の葛藤を乗り越えてきた重みがあるものですね。パートナーから浴びせられた衝撃の発言の中には、どうしても許せないというものもあるかもしれません。もしかしたら夫婦の信頼関係を揺るがすような事態にも陥りかねないこともあるでしょう。ただ、それでもコメントにもあったように「話し合う」「忘れる」「距離をとる」などして夫婦関係を取り戻す努力をしてみると、お互いに理解し合い、許すことができる場合もあるかもしれません。そして、攻撃的な言葉の裏には、言った側も社会での立場や働き方、家族との関わり方などに悩んでいるという複雑な事情が隠れていることもあるかもしれません。また妊娠出産については、どうしても女性側の知識が大きくなり、男性が追い付けない面もあるため、誤解を与えかねない失言をしてしまっている可能性もあります。さらに女性側も自分が気が付かないだけで、産後のガルガル期といったように、相手へのイライラが強くなってしまい、夫側を傷つけている可能性も。一番身近な他人である夫婦だからこそ、気持ちをぶつけることができて理解できることもあるかもしれません。ただし、どんな理由があるにせよ、言葉の暴力は許されるものではありませんよね。その言葉が限度を超えて暴力的だった場合には、自分だけでは抱え込まず、家庭の外に相談することも時には必要かもしれません。さらに、衝撃の一言は、自分からパートナーに対して発してしまう場合もあるでしょう。夫婦だからこそ気兼ねなく言える、そんな関係は大切ですが、夫婦とは言え、相手を思いやれば、そこまで無遠慮な発言は生まれないのではとも思えます。その言葉がパートナーにとって、「どうしても許せない一言」とならないよう、思いやりを持って接していきたいですね!Q.パートナーに言われた衝撃の一言ある?アンケート回答数:4963件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年07月28日あるママがお出かけの準備について、パパに感じたことや伝えていたことを紹介しています。最近ではほとんどなくなったそうですが、産後はとてもイライラしていたそうです。 天気がよく仕事のない日には、家族で外に出かけることの多いわが家。今でこそお出かけ前に私がイライラすることはほとんどなくなりましたが、娘が生まれてからしばらくはお出かけ前のたびにイライラしたものです。今回は、私がお出かけ準備のときにパパに感じたことや伝えていたことを紹介します。 「まだ準備できないの?」は禁句私がお出かけ前によくイライラしていた原因の1つが、夫の「俺はもう行けるよ! まだ準備できないの?」という発言です。自分の準備だけをすっかり整えた夫に対し、「子どもの準備もしなければ出かけられないでしょ!」と強い口調で言い放ったことが何度あったことか……。父親になりたてのときは「まだ? と言う前に他に何か準備ある?と聞いて!」とパパに伝えていました。 持って行く荷物はたくさん!子どもの年齢にもよりますが、子どもとお出かけするときに必要な荷物はたくさん。育児用ミルクを飲む場合は粉ミルクや哺乳瓶、作るための水分が必要になりますし、離乳食を食べる時期であれば離乳食や食器、おやつも必要です。おむつやゴミ袋、汚れたときの着替え数着分、抱っこひもなど、細かいけれど忘れると出先で困る物も欠かせません。季節によっては帽子などの日除け対策や虫除け対策なども必要です。 車での移動が主でしたが、場所によってはベビーカーやお気に入りのおもちゃなどが必要になることもありました。パパにはこれだけ必要な物があること、そして外出時にはその準備が必要なことをわかってほしかったので、慣れないうちは用意してほしい物をその都度伝えて一緒に準備してもらいました。 ママにも準備をさせてパパと子どもの準備が終わったら、今度はママの準備! 子どもとママだけの外出では、なかなか準備に時間をかけることができません。着ていく洋服に悩んだりお化粧したりと時間がかかっても、急かすのではなく大目に見てもらえるとうれしいです。さらに欲を言えば、出かける前に子どもがうんちやおしっこをしていないかおむつの確認をしてもらえると助かるので、私はお出かけ前のおむつチェックをパパにお願いしていました。 わが家では娘が小さいころからパパに言い続けたところ、今では娘が外で遊ぶおもちゃやお出かけ前のトイレ確認など率先してしてくれるようになりました。おかげで家族でのお出かけは、楽しい気持ちで出発することができています。 イラストレーター/Michika 著者:ライター 吉川麻和一児の母。娘の出産を機に仕事を退職し、現在は子どもの成長に合わせた働き方を模索中。不妊治療の経験や子育て経験に基づき執筆中。
2019年07月26日子どもが生まれると、パパもママも育児1年生。でも、ママとパパではどうしても認識にギャップがあることも多いですよね。頑張っているからこその「惜しい!」わが家のパパのエピソードをもとに、新米パパ必読な子育ての注意すべきポイントをご紹介します。 ベビーマッサージが全然ベビー向けじゃない…日ごろから夫の前でもベビーマッサージをしていた私。寝る前もベビーマッサージをするといいよと周りの人に聞いて実践していました。 ある日、ねんねの前にグズってしまった赤ちゃんに「ベビーマッサージでスキンシップしてあげてみようかな?」と言ったところ、「自分がやる!」と言い出した夫。夫は、凝ったところをもみほぐすように、赤ちゃんをギュッギュモミモミとマッサージします。 赤ちゃんは筋肉も少ないうえに、大人と違って皮膚を押すようなマッサージは必要ありません。「なでるだけ!」「さするだけ!」と私が慌てて修正したのでした。 ねんね前のスキンシップがダイナミックすぎ!赤ちゃんがねんねする際には、スキンシップをして寝かしつけよう! と夫婦で決めていました。その日その日で、できるほうが寝かしつけをしていたのですが、パパの寝かしつけでは赤ちゃんは寝てくれなくて、結局添い乳で寝かせる日も。 どんなスキンシップをしているのかと真相を確かめてみると、夫は赤ちゃんと体をダイナミックに使った遊びをしていたため、興奮して逆に眠れなくなっていたのでした……。 たしかに、パパはねんねの前くらいしか触れ合える機会がなくて、遊びたかったのかもしれません。でも、ねんねの前は前述したベビーマッサージや絵本を読むなど、のんびりした過ごし方にすると寝てくれることを夫に伝えました。 完母だけどミルクで授乳を頑張ってくれて…わが家は赤ちゃんを完全母乳で育てていて、私が病気でダウンしてしまったことがありました。その際に、夜中も育児用ミルクで授乳をするなど、パパがとても頑張ってくれました。 育児用ミルクをパパが授乳してくれたため、飲まれなくなったおっぱい。ところが完全母乳ゆえに、ママの母乳は病気だろうが体の中でどんどん作られてしまい、乳腺炎に……! 病気が治ったと思った直後に、39度近い高熱が出て再びダウンしてしまいました。パパに子どもを連れてきてもらって母乳を与えていたら……と後から思いましたが、お互いにそこまで考えが及びませんでした。 母乳に関しては私もダウンしていたため、頭が回らなかった部分もありますが、頑張ってくれているからこそ、「惜しい!」パパ。育児一年生の夫婦として、赤ちゃん共々一緒に成長できればいいなと思っています。 イラスト:sawawa著者:半田あきら一児の母で専業主婦。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2019年07月21日赤ちゃんを産んだ後、しばらくは授乳や夜泣きでなかなか眠れず、大変な毎日が続くママもいると思います。私も産後は授乳や夜泣きで眠れない夜が続き、夫にも起きて助けてほしいと思いましたが理想通りにはいかず……。 産後も一緒にいたけれど…赤ちゃんを産んで病院を退院した後は、2カ月くらい私の実家に里帰りをしていました。そのとき通勤先が近くなるということもあり、夫も私の里帰りについて来たのです。 退院後から赤ちゃんと私、夫の3人で寝ていましたが、パパが夜泣きで起きたことは一度もありません。1月生まれだったため、夜寒いなかで起きて授乳したりおむつを替えたりバタバタしていても、パパだけは熟睡しているようでした。それでも、里帰り中は私の家族の協力もあり、初めての子育てでもなんとか乗り越えていた気がします。 産後3カ月で知らない土地へ引越し里帰りから自宅に戻ってすぐに転勤で他県へ引っ越すことが決まり、産後3カ月には知らない土地での子育てが始まりました。夫も慣れない職場で大変だったり疲れていたりしたとは思いますが、夜泣きで起きないのは相変わらず。 私の場合は娘の1カ月健診のころから完全母乳だったため、まだ夜泣きの対応はラクな方だったかもしれません。ミルクを作ったり哺乳瓶を消毒したりが続いた場合は、無理矢理に起こして協力してもらわないと大変だっただろうなと思います。 電話の音では目が覚めるのに…夫に対して不思議で仕方がないのは、娘の泣き声ではまったく起きないのに、電話の音では目が覚めるということでした。たまに「本当は起きているのに寝たふりをしているのではないか?」と思うこともありましたが、枕元で娘が大泣きしていてもいびきをかいて寝ているので、本当に聞こえないのだと思います。私の友人のなかには「夜泣きの対応はパパがする」という人もいますが、人それぞれなんだなと思うばかりです。 産後、私は赤ちゃんの声に敏感になってわが子の小さな声でも気づくようになりましたが、夫は寝てしまうと気づきませんでした。夜泣き対応の協力をしてもらうことはできなかったけれど、その代わりに起きているときはたくさん娘のお世話をしてもらい、助けてもらっています。 著者:ライター 吉川麻和一児の母。娘の出産を機に仕事を退職し、現在は子どもの成長に合わせた働き方を模索中。不妊治療の経験や子育て経験に基づき執筆中。
2019年07月20日結婚生活は山あり谷ありとも言われるように、楽しいことだけではなく、つらいこともともに乗り越えていかなければならないときがありますよね。パートナーに対して「もう少しこうだったら…」と思ったり、「もっとあんな人と結婚したかったな」と思ってしまうこともあるかもしれません。結婚経験がある人たちは、もし生まれ変わったら結婚相手に何を求めるのでしょうか。今回はアンケートから、子をもつパパやママたちの本音をひもといていきたいと思います。■生まれ変わって結婚するなら、何が重要?アンケートでは、生まれ変わって結婚するなら、何を一番重視するか聞きました。その結果、「経済力」と答えた人がもっとも多い43.7%となりました。続いて「考え方や価値観が合うか」という回答が2番目に多く、3割を超えました。Q.生まれ変わって結婚するなら何を重要視する?経済力 43.7%考え方や価値観が合うか 32.9%家事・育児能力 8.9%その他 5.5%もう結婚はしたくない 5.4%趣味、食事などの相性 3.6%■パートナーの条件1位、「経済力」もっともパパやママたちが重視したのが「経済力」。アンケートに添えられたコメントから、その裏に潜んだ思いを読み解いていきたいと思います。「絶対に経済力です。旦那はもちろん、自分も資格を身に付けて子育てしながらでも正社員で働けたら、今よりも子どもたちにやりたい事をやらせられると思うので」(岩手県 40代女性)「現在は夫婦が共働きで、私は毎日夕方6時に帰ってきてから、家事や育児に明け暮れる毎日です。家のローンや養育費、習い事など、出費が多く心に余裕もなくなってしまいます。経済力があれば、旦那にももっと優しくなれるんだけどなぁ」(福島県 30代女性)「経済的に余裕がある方がいい。お金がないから家事や育児を全部自分でする、そうなると旦那が手伝ってくれないと愚痴が出る、気晴らしに買い物したくてもお金がないから買えない。結婚相手によって、豊かになるかキツキツで暮らすか差が出る。愛は全てを変える、けど愛じゃ飯は食えない(笑)」(神奈川県 40代女性)そのほか、「ある程度の経済力があり、普通の生活ができれば充分」とか、「お金があればケンカも減るし、人間穏やかになれる」などという、パートナーの経済力を重視する意見が寄せられていました。集まっていたのは、ただ単に「お金持ちと結婚したい」「楽な人生を送りたい」という夢見心地な声ではありませんでした。その裏に込められていたのは、「パートナーと仲良く暮らせるのに」「子どもに笑顔が向けられるのに」といった、「お金があれば心に余裕が持てる」という現実的な実感に基づいた意見のようです。■パートナーの条件2位、「考え方や価値観」次に、考え方や価値観が合うことを最も重視するという人たちの意見を聞いてみたいと思います。「考え方や価値観が合っていると一緒にいて居心地がいいし、楽ちんです」(岩手県 40代女性)「経済力で結婚したけど、考え方や価値観が違いすぎてつらい。ありがたく生活させてもらってるけど、生まれ変われるなら、考え方や価値観があっている人、もしくは違う意見も聞ける耳を持っている穏やかな人と出会いたい」(三重県 50代女性)「『どうしても許せない事』。これが一緒じゃないと、本当にキツイ。人生では先の読めないイベントがたくさん起こります。家族ならチームとして助け合いたいけれど、価値観が違ったらその度に衝突しなきゃいけない。身内との戦いは本当に疲れる。家は元気を蓄える場所にしないと、長い人生やってけませんよね」(神奈川県 30代女性)アンケートに寄せられた声からは、価値観や考え方が合わないパートナーとのつらい生活も垣間見えました「もちろん経済力も大切だけど…」という前置きをする人も多く、悩みつつも価値観や考え方が近いことを最重視しているということがわかります。筆者自身、夫とは性格は正反対なのですが、子育てに関する考え方や、人生における価値観の軸はとても似ています。そのおかげなのか、小さなもめごとがあっても、大きなケンカには発展しにくいと感じています。毎日の生活において、大きなケンカがたくさんあるとお互いに疲れ果ててしまいますよね。価値観や考え方が合うことを重視する人たちは、そうしたいさかいを避けられることにも、メリットを見いだしているのかもしれません。■パートナーの条件3位以下、「家事や育児力」などそのほかにも、結婚で重視することについては、さまざまな意見が寄せられていました。「家庭的で家事や育児に協力してくれる人だと、相手の気持ちもわかると思う。誰に対しても平等で思いやりのある人と結婚したかった」(神奈川県 40代女性)「お金は普通でいい。それより、共通の趣味がある事はとても大事。うちは夫婦でゲームが大好きなので、子どもができた今もみんなで楽しんでやっています!」(東京都 30代女性)「旦那と親との関係性が私は1番大事だと思います。何でも義親の言いなりで自分の考えはなし。何か言われた時に親に対して自分の考えを言えるか、嫁を守る事ができるのか、唯一の味方になれるかどうかは育ってきた環境によると思う。結婚は当人同士が好きでもお互いの親も必然的についてきますから」(鹿児島県 30代女性)家事や育児への協力姿勢や共通の趣味、親との関係など、それぞれの背景に基づき、重視するものは違っていて、人によって、結婚生活に求めるものは異なるのだと、あらためて実感します。さらに少数派ではあるものの、「結婚しない」という意見も寄せられていました。「生まれ変われるなら結婚をしない人生も歩んでみたい。バリバリ働いて趣味も充実させつつ人生を謳歌してみたい」というコメントもあり、自分が歩まなかった人生への憧れに似た思いもあるようですね。■「来世も一緒に爆笑したい!」いまの相手が一番という人も…生まれ変わって結婚相手に求めることをいろいろと見てきましたが、「やっぱり今のパートナーと結婚したい」というほっこりするコメントも寄せられていました。「ケンカもするし、『大っ嫌い!』と思うこともたびたびありますが、どんな私でもまるごと受け入れ、許して、気味が悪いくらい愛し続けてくれる夫は多分ほかにいないので、生まれ変わっても夫と結婚したいです。だから重視するのは『相手が夫であること』ですかね」(神奈川県 40代女性)「じつはいま、結婚して本当に良かったと思うのは旦那のおかげなので、このラッキーな相手をもう一度見つけたい、誰かに取られないようにしたい」(東京都 40代女性)「いまのダンナと結婚したい。 価値観も趣味も経済観念も似ているし 子どもや人間以外の生物にもやさしい。笑いのツボも近いから来世も一緒に爆笑したい」(神奈川県 50代女性)そのほかにも、「大病をして死にかけて主人にすごく助けられた。来世も主人のような思いやりのある人とのご縁を切に願いたい」という胸を打つコメントも寄せられていました。これまで歩んできた生活や、してきた経験にもよりますが、今のパートナーに満足しているという人も一定数いるようで、ほほえましい関係性には心が温まります。■結婚生活において相手に何を求める?結婚生活において求めるものは人それぞれで、「もし生まれ変わったら…」と、いろいろと思い描いてしまう気持ちはよく理解できます。ただ、やはり目の前あるのは現在の結婚生活、どうすればより快適に過ごしていくことができるのでしょうか。「結局はすべてが必要なんじゃないかな。お金がなくても愛があればなんて最初だけだし、お金があっても精神的に安定していなければいけないし。考え方や価値観も全く一緒って訳にはいかないけど、許容範囲で譲り合えるなら問題はないし。どれが欠けても強すぎてもいけない、ほどほどがよろしいのではないでしょうか?」(愛媛県 40代女性)「経済力、価値観など、すべて必要だけど、自分の理想ばかりを相手に求め過ぎてもうまくいかないと思います。理想と現実は違うだろうし、お互いに譲りあいながら、相手に対して『いつもありがとう』と感謝する気持ちも必要だと思います」(山梨県 50代女性)「どんな人と結婚しようと苦しみや不幸はあるかもしれません。何もなかった人生がよい人生なのではなく、苦しみや不幸にも意味を見つけ出せた人生こそがよい人生なのではないかと思います。来世のことを期待するのではなく、いままでよりももう少し優しく相手を思いやりながら、この旅を続けていこうと思います」(東京都 40代女性)「いま幸せです。でも、いろいろと頑張って今の幸せがあると思っています。生まれ変わりたいとは思わない。別の人生を生きたいと思わない。ただただ今を一生懸命に生きてます」(東京都 40代女性)結婚生活においてがすべてがバランスよく大切、そして相手への感謝の気持ちも忘れてはいけないというコメントを読むと、気がひきしまる思いがします。育児に家事に仕事に毎日忙しい日々が続くと、パートナーに対していろいろと求めすぎてしまうこともあるかもしれません。「お互いに思いやりを持つ」というのは、あたり前のことのようでつい忘れがちなことですよね。長い時間いっしょにいるパートナーだからこそ、あらためてその大切さを見直してみてもいいかもしれません。そしてパートナーに望むことは、現実の世界で自分たちが不安に感じているものの正体なのかも。その不安をパートナーに打ち明けたり、話したりできれば、もしかしたらいま感じていることを変化させられるかもしれません。「もし生まれ変わって結婚するなら…」というあくまで空想上の話ではありましたが、そう考えることで、現実の生活で少し思いやりを持てたり、視野が広がったりする手助けとなるかもしれません。あなたはもし生まれ変わって結婚するなら、何を重視しますか?Q.生まれ変わって結婚するなら何を重要視する?アンケート回答数:5720件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年07月14日結婚して子どもができると、毎日慌ただしい日々が訪れます。結婚前はときめいていたパートナーへの想いは、どのように変化していくものでしょうか? 今回は、パートナーに対するときめきについて、アンケートからひもときたいと思います。■「パートナーにドキドキする」3割は意外に多い!?アンケートでは、パートナーにドキドキすることがあるか聞きました。その結果、「全くない」、「ほとんどない」、「以前はあった」という回答をあわせると7割にものぼることがわかりました。もっとも多かったのが、「全くない」で3割近く。しかし一方で、「たまにある」、「よくある」という回答は約26%と、「ない」との間に大きく差が開く結果になりました。しかし見方を変えると、結婚して子どもがいる家庭の3割は、パートナーにドキドキしていることになります。これは意外に多いという気もしますが、実態はどうなのでしょうか?Q.パートナーにドキドキすることある?全くない 29.2%以前はあった 21.4%ほとんどない 19.8%たまにある 19.2%よくある 7.2%その他 3.2%"■ラブラブな夫婦の意見「毎日大好きが止まらない!」まずは「ドキドキする」と答えた人が、どんなタイミングでときめきを感じているのか、アンケート結果から読みとりたいと思います。読むだけで、「ごちそうさまです!」と言いたくなるほどのラブラブっぷりが伝わってくるコメントからご紹介します。「主人が単身赴任なので、会うたびに毎回毎回ドキドキします。会える日程が決まっただけで、ドキドキワクワクがとまりません。日に日に愛情が増しています」(宮崎県 30代女性)「普段は穏やかで優しくて、友だち感覚の人だけど、私が困ったときやつらいとき、主人の男気を感じた時は、すごくドキドキして、さらに好きになります。25年間、私の大好き指数は更新し続けています」(大阪府 40代女性)「付き合って10年、結婚して9年。毎日大好きが止まらないです。毎日ハグもキスも必ずしますし、基本的には家の中ではずっと一緒。家事も一緒だし、一緒にテレビやゲーム、休みは一緒に出かけます。子ども2人いても、いつまでも恋人気分です」(東京都 30代女性)ほかにも、「買い物中、遠目にカッコイイ人いたなぁと思ってよくよく見たら旦那だったことが何回かある」といううらやましくなってしまうような声も寄せられていました。「25年間ずっと大好き」というコメントもあるように、どうやらドキドキを感じ続けるかどうかは、いっしょにいる「時間の長さ」が必ずしも影響を与えるわけでもなさそうです。■ギャップ萌え夫婦の意見「たまに見せるしぐさにドキッ!」さらに、パートナーのどんなところにときめくのか、意見をみていきましょう。「ふいに優しくされたり、予想外のタイミングで家事をさっと先にやってくれたとき、ときめきます」(千葉県 30代女性)「旦那の忘れ物を届けに会社へ行ったとき、旦那が仕事モードでキリッとしていてちょっとドキっとした」(宮城県 30代女性)「たまにドキッとするしぐさや行動をされると、新鮮さを感じて、気持ちも若返ります」(神奈川県 40代女性)「常に頑張ってる妻には感謝。子どもが生まれてパンツスタイルが多くなったけど、たまのスカートにはぐっときます」(神奈川県 30代男性)家での姿と仕事中の姿とのギャップや、そのしぐさや行動にドキドキを感じている人が多いようですね。さらに、「子育て真っ最中は旦那のことはスルーしていたが、子どもたちが成長して私の心の負担が減り、ドキドキの瞬間を最近たびたび感じている」というコメントも。ドキドキする要素の一つには、「心の余裕」度合いもあるのだと、納得です。■幻滅サイン発信する夫婦の意見「ドキドキよりイライラ」一方、「ドキドキしない」と答えた人からは、元はドキドキしていたものの、結婚生活を送るうちにパートナーに幻滅したという声が多く寄せられました。「付き合い初めの頃は大好きすぎて夫に引かれるくらいでしたが、いまではドキドキ感はまったくなく、亭主関白な夫にイラっときています」(神奈川県 50代女性)「まったくない。モラハラな旦那なんで。いつリビングに来るか、いつ帰ってくるかという嫌なドキドキは常にある」(東京都 30代女性)「瞬間湯沸かし器のようにいきなり怒るから、会話もできない。結婚10年目だけど、なんで一緒になったんだろうって思うこともある。人に厳しく自分に甘いからムカつく。ドキドキより、イライラ」(神奈川県 30代女性)そのほかにも、「何を話しても上の空で、聞いてくれない」というコメントもありました。結婚して、長い時間いっしょにいるうちに、お互いの生活態度や性格などに相いれない部分を感じてしまう人は少なくないようです。■夫婦は運命共同体の意見「ドキドキはしないけど家族」さらに、ドキドキしなくなった理由として、“空気のような家族”という存在に変わったという声も多く寄せられました。「空気みたいな感じでドキドキはなくなった」(徳島県 40代男性)「付き合っているときはドキドキすることはありましたが、いまはまったくなし。父親としては文句はなく感謝の気持ちはありますが、ドキドキする男としては見られないなぁ」(千葉県 40代女性)「ずっと『凪(なぎ)』でいられるからこそ結婚生活が続けられるのかな、と。 つまりドキドキはしない」(千葉県 30代女性)「ないない! 子どもを育てあげる運命協同体です」(神奈川県 40代女性)また、「20年一緒にいて、他人ではなくなり家族になったので、ドキドキは一切ない」とか、「育児が忙しすぎて、旦那をそんな目で見る余裕がない」といった、家族であるこそのドキドキが感じられない理由をあげる人も。たしかに、子どもが増えると育児に家事に、または仕事と、忙しい日々が訪れて、以前よりもゆとりのある時間は格段に減る傾向にあります。そうした際に、「ドキドキなんか感じている余裕もない!」と思うのは無理もなさそうです。■ドキドキって必要? みんなが出した答えやいかに?ここまで夫婦間でのドキドキについて考えてきましたが、なかには、そもそも「ドキドキは必要はないのでは?」という意見も寄せられていました。一方で、「ドキドキはやっぱり大切」だと感じている人もいて、ドキドキにまつわる考えは大きく二分されているとも言えそうです。▼あなたはどっち? 「ドキドキは大切派」まずは、ドキドキすることが夫婦にとっては大切だと考えている人たちの声を紹介します。「付き合って9年、結婚して8年。子どもにも恵まれましたが、いまだに恋人のように仲良しで、ドキドキもあります。コツは、お互い感謝の気持ちを忘れず、言葉にも態度にも出すのと、家族のときでも、二人のときでも楽しむことでしょうか」(埼玉県 30代女性)「最近では夫の帰りが遅く私が寝てから布団に入ることがほとんど。たまに夫が早くベッドに入ったときはドキドキしています。夫の声を聞くと落ち着きます。なんだかんだありましたが、夫が私の一番の理解者だと思っています」(鳥取県 30代女性)「相手への思いやりとコミュニケーション努力」、これがドキドキする理由のひとつなのかもしれません。ドキドキする気持ちは相手の性格や考え方、ひいては生き方にも共感し、尊敬できるなどの土台の上に立っているとも考えられそうですね。▼あなたはどっち? 「ドキドキ不必要派」では、ドキドキはしなくても円満な家庭を作っているという人たちは、どういった思いからそのように考えているのでしょうか。「ドキドキはないです。でも家族みんなが笑っている楽しい家庭です。それだけで十分!」(北海道 30代女性)「たまに手を握ってみたり、そばでゴロゴロしてみたりします。ドキドキはしませんが、落ち着きます。好きで一緒になって家族になったのだから死ぬまでそばで落ち着ける存在であってほしいです」(大阪府 30代女性)「20年たち、正真正銘の家族であり、同志になっている感じ。ドキドキなんかまったくしないけど、絶対に必要な存在となっている」(東京都 40代女性)「ドキドキする時期は終わりました。結婚して16年、付き合ってから30年近くたつので、もうお互いに知り尽くした感があります。何年たっても相手を大切に思う心は変わりませんが、相手に対する気持ちって付き合いを重ねるごとに変わっていくものなんですね」(北海道 40代女性)ほかにも、「結婚して子どもが生まれるまではあったドキドキ感、いまは家族として何があっても味方してくれるという安心感に変わった」という声も寄せられていました。ここまで、パートナーへのドキドキする気持ちについて見てきました。ドキドキしているという人たちの声には、「すてきな関係だな」と感じさせられるものも多くあり、一方でドキドキ不必要派の方の意見を読んでいると、「ドキドキしていない夫婦で大丈夫?」といった心配が薄れていくように思えます。夫婦になっても恋人同士のようにドキドキするカップルや一緒に子育てをする戦友のようなカップル、または師弟みたいな関係ながらも釣り合っているカップルなど、多様な夫婦のカタチがあります。長くいっしょにいるうちにその関係性がどんどん変わっていく場合や、出会ったころから関係性が変わらない夫婦もいるでしょう。そのどんなカタチだとしても、夫婦がお互いに認め合っていれば、それがその家庭でもっとも落ち着く理想的なカップルなんだろうと思います。自身やパートナーの変化や子どもの成長などの日々を積み重ねながらお互い年を重ねていけたらステキですね。Q.パートナーにドキドキすることある?アンケート回答数:4976件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年07月07日里帰り出産でママがしばらく実家に帰って離れていたり、パパが単身赴任などで毎日家に帰ってこられなかったり、子どもと離れて暮らすパパは少なくないと思います。ママの実家が近い場合、パパは安心かもしれませんが、実の両親ではフォローしきれない“ママの不安”というものもあるのです。 里帰り出産のありがたさわたしは長子の出産時、出産予定日1カ月前~出産後1カ月まで実家で暮らしました。いわゆる“里帰り出産”です。実家は自宅から自動車で2時間程度の場所だったので、さほど遠くはないのですが、パパの職場とは逆方向だったのでその2カ月間は離れて暮らしていました。実母が元気でいてくれることは本当にありがたく、料理や洗濯など家事は頼りきりの2カ月でした。 ママはもう大人家事は実母に任せきりでしたが、出産後、夜間に赤ちゃんが原因不明で泣きやまなくてこっちが泣きたくなってしまうときなどは、実母であっても頼ることはできませんでした。 夜中に人を起こすのはためらわれましたし、何より自分はもう大人。実の両親といえども自分の問題で甘えて、休息を邪魔してはいけないと思いました。性格にもよるのかもしれませんが、実の両親に手助けはしてもらっても、赤ちゃんに対してママである自分の代わりのようなことはさせてはいけないと考えていました。 ママが甘えられるのはパパだけ生後3週間くらいのときだったと思いますが、赤ちゃんがずっと機嫌が悪い日がありました。なぜかはわかりませんが昼間からぐずぐずで、夜になっても度々泣いてなかなかぐっすり寝てくれません。自分も疲れていてこれ以上どうしたらいいかわからず、たまりかねて夜中にパパに電話して「来てほしい」と訴えました。 パパはすぐに車で2時間かけて駆けつけてくれ、翌早朝に帰っていきました。あのときは側にいてくれただけで心の底から安心しましたし、自分の家族はパパと赤ちゃんの2人なんだと強く感じました。 実家の両親は娘の私を気にかけ、助けてくれますが、本心から頼って甘えられるのはパパだけです。実の両親でも決してパパの代わりにはならないということは、パパたちに知っておいてほしいなと思います。 著者:ライター 銀鏡あゆみ二児の母。生まれ育った町で、自身の父母・祖母・夫・子ども2人との大家族で暮らす。地元を中心に取材・撮影・執筆を行うライター。
2019年07月05日元号が平成から令和に変わりましたが、生活や気持ちに変化はありましたか? 昭和や平成の時代を生きてきたパパママにとって、令和は子どもたちが生きていく新たな時代だという印象もあるかもしれません。そんな令和時代を生きる子どもたちに対して、親たちはどのようなことを望むのか、今回は少し未来に目を向けてみたいと思います。■令和時代に親が子どもに望むこととは?アンケートでは、令和時代を生きる子どもに親が望むことについて聞きました。その結果、1番多かったのは「失敗しても立ち直れて成長できること」、2位は「自分の力で道を切り開けること」でした。パパやママたちの8割以上が、子どもたちに「失敗しても立ち直る力」と「切り開く力」をつけてほしいと期待しているようです。Q.令和時代を生きる子どもに親が望むことは? ・失敗しても立ち直れて成長できること 46.0%・自分の力で道を切り開けること 38.9%・世界の人とつながり協同できること 5.6%・AIに負けない考える力を持つこと 3.3%・その他 3.0%・特にない 3.1%■令和キッズに望むこと1、「失敗しても立ち直る力」4割を超える親たちは、「失敗しても立ち直れて成長できること」と答えました。パパやママたちがもっとも重視している「失敗しても立ち直る力」とは、一体どのようなものなのでしょうか。「新しい時代こそ、失敗してもいいのでいろいろなことに挑戦してほしい。そして、失敗してもリカバリーしやすい時代になってほしい」(三重県 40代男性)「今後、失敗だけでなく壁にぶち当たったり、試練もあると思います。それを乗り越える力をつけてもらいたいです」(神奈川県 40代女性)「自分で道を切り開いていってほしいけど、その途中で失敗もあるでしょう。そのまま沈むのではなくて、立ち直る過程で成長してくれたらきっと宝物になるはず」(和歌山県 40代女性)「失敗や挫折をしても、それを糧にできるような大人になってくれたらいいなと思います。『人生楽なことばかりじゃない』って自分なりに学んでほしい」(岩手県 40代女性)小学生ぐらいになると、失敗を恐れる子どもが多くなるように感じます。さらに、親たちもできるだけ子どもが傷つかないようにと行動しがち。どんなに親が先々の不安を取りのぞいたとしても、子どもが成長していけば、そうもいかなくなるでしょう。筆者自身も、小学校に入学した長男が徐々に親と離れて過ごす時間が増え、それと同時に失敗して落ち込み乗り越える様子を、できる限り見守らなければと考えているところです。「『レジリエンス』という困ったことが起こっても負けない折れない心を持つことが大事」と最近よく耳にします。同じように、子どもが失敗して、そこからどう乗り越えて自分の学びとしていくかを重視している親は多いようです。「自分で考える。失敗をこわがらずにチャレンジをする。そうして、自分でやったことに責任を持ってほしい」という声も寄せられました。子どもがいつか自立するときのために、「失敗することの大事さ」そして「失敗から立ち直る力」を願う親たちの思いが伝わってきます。■令和キッズに望むこと2、「自分で道を切り開く力」2番目に多かったのは、「自分の力で道を切り開けること」でした。「子どもたちには、何でもいいので『これ!』と見つけたら、遠回りでもいいから貫いてほしい」(愛媛県 30代女性)「なんでもチャレンジしてほしい。親としては、心配になるところをぐっと我慢し、子どもを信じて見守っていきたい。でも、困ったことがあったら相談してほしい」(富山県 40代女性)「考えて実行して、評価してまた実行してと、自分の力で前に進む勇気と決断力を持ってほしい」(神奈川県 40代女性)そのほか、「周りに流されることなく、自分の思いを貫けるような強い人になってほしい」という意見もありました。親からみて「こんな人になって欲しい」という願いはもちろんあるでしょう。でもその願いと同じ、もしくはそれ以上に、「自分はどうしたいのか」をしっかり考え、そして行動する人になってほしいという思いがあるようです。また、「勉強ができる頭がいい子ではなく、生き抜いていける頭のいい子になってほしい」という声も。自分の進むべき道を見つけ、その道を切り開いていく、そうした強さを子どもたちに身に付けてほしいと思っているパパやママが多いようですね。■令和キッズに望むこと3、「他人と協調して生きる力」「人は1人では生きていけないから、必ず人との関わりは出てきます『見極める目』を持ってほしい。いい仲間を作ってほしいですね」(神奈川県 50代男性)「仲間と協力すること、人を思いやる心を持てる優しい人間であってほしい。自分だけでじゃなく、誰かが失敗したら助けてあげれる人になってほしいです」(北海道 30代女性)これまで見てきた回答とは異なり、自分だけでなく、周りの人とのかかわりを重視している親からのコメントが多くありました。■令和キッズに望むこと4、「多様性のある社会で活躍できる力」「これからの子どもは世界と対等に戦っていく必要があるので、いい意味でズルく立ち回れるスキルを身に付けてほしいと思います」(神奈川県 50代男性)「日本国内に留まらず、いろいろな世界を見てほしい。価値観や文化の違いなどがあるなかでも自分を見失わず信じる未来に向かってくれたらと思っています」(神奈川県 40代女性)またほかには、「これから進むAI化をうまく使い、日本だけでなく世界の一員として大きく羽ばたいてほしい」という声もありました。「グローバル社会」という言葉を聞くようになり、もう何年もたちます。これからの子どもたちは、さらに海外でも活躍できる力を身に付けてもらいたいという思いを抱く親もいるようです。■令和キッズに望むこと5、「あたり前の幸せな社会」寄せられたコメントには、「平成が終わったから」、「令和になったから」ではなく、子どもたちにはいつの時代でも元気いっぱいでいてほしいという内容も多く見られました。「幸せになってほしい、幸せでいてほしい。時代は変わっても親が子どもの幸せを願う思いだけはずっと変わらない」(神奈川県 40代女性)「健康で平和に暮らしていってくれれば、それでいいです。これだけで充分です」(福島県 40代女性)「いまを精一杯生きてもらいたいです。今ある平和を大事にしてもらいたい。当たり前に感じていることがあたり前ではなくなることもあるのだから」(奈良県 40代女性)「子どもたちが健康であること。世の中が平和であること」、いまさらながらあたり前で、そしてとても大切な願いに気付かされるとともに、あまりに多くを子どもに求めすぎてないかという戒めにもなりそうな声です。あらためて身が引き締まる思いになります。■令和ママ、パパはどう子どもと向き合うべきかそれでは、親自身はどのようにあるべきなのでしょうか?「子どもにどうのこうのではなく、まずは親、大人が変わらない限り子どもも変わらない。親の背を見て子どもは育つと言うように、自分も含めて大人がもっとちゃんと生きたい」(三重県 40代女性)親が生きてきたなかで大切に培ってきた価値観、そして変わりゆく時代に対応するために親自身も変化していく必要があると感じる価値観。AIの登場によって、今後はますます時代の変革が激しくなり、親が子ども時代に常識だったことも、変わっていく可能性があります。そんなときにはガチガチの頭で子どもを押さえつけるのではなく、多様性を受け入れながら、従来の考え方にしばられずに、柔らかい頭で対応していきたいとも思います。ワンオペ育児だったり、三歳児神話といった昔ながらの価値観がまだ残っている育児、そして男性の育児休暇取得が進まない会社といった価値観については、いまの親世代が子どもに残さないようにしたいことのひとつではないでしょうか。最後に、こちらのコメントも紹介したいと思います。「健やかに、豊かに、人生を生きてほしい。そのために、自分を磨く努力をし、結果を残し、人生の終わりに『良かった』と言える人生であれば、それでいいと思う」(愛媛県 40代女性)はたして、自分は子どもにどんな人生を送っていってほしいのか…。時代が変わっても変化しない思い、そして新しい時代だからこそ親も見つめ直したいこれからの子どものこと。「令和キッズが大人になったとき、どんな社会になって欲しいのか」未来に思いを馳せてみること。それは、もしかしたら親も今一度、自分の生き方も考えてみるチャンスになるのかもしれませんね。Q.令和時代を生きる子どもに親が望むことは?アンケート回答数:4908件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年06月30日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、こんにちは!PUKUTY(プクティ)です!最近少しずつ話す言葉が増えてきた息子くんしかし言ってほしいあの言葉! そう「パパ」「ママ」がなかなか出てきません…今日はそんなお話です。■少しずつ言葉を覚えてきた!喃語(「あう」「あむ」や「ばぶ」など、2つ以上の音のある赤ちゃんの声遊び)をよく話していたうちの息子ですが、1歳を過ぎたあたりから単語らしき言葉が出てくるように!簡単な言葉であれば真似してどんどん言うようになり、コミュニケーションをとるのが楽しくなってきました。■言って欲しいあの言葉…根気よく教えてるのですがなかなか「パパ」「ママ」はなかなか言ってくれません…ママはごくまれに(だいたいグズった時)に言ってくれる事はあるのですがパパという意味と思われる「パパ」はいまだに聞いたことがありません(笑)。■え…その言葉は言えるんだ…最近は私達じゃなくてもテレビだったり、甥姪などの他の子を見て真似してみたりと、教えていなくてもいつの間にか言うようになった単語もあったりと、日々成長を感じる毎日です。いつかきっと「パパ」「ママ」とたくさん呼んでくれる日が来ると思うので、その日を楽しみにしたいと思います!(笑)。
2019年06月30日意中の男性の本音が知りたい、恋する女性なら誰でも一度はそう思ったことがあるでしょう。この記事では男性の本音がわかる恋愛心理を5つ紹介します。やっぱりかわいい子が好き!女性は見た目じゃない、中身が大事なんだよ、なんて言っておきながらも実は自分の彼女にはかわいくしていて欲しいというのが男性の本音です。素朴なありのままの君でいいよ、と言われていても、常にかわいくなるための努力は怠らないようにしましょう。男性は常に女性のかわいさに惹かれてしまうものです。自分の方を向いていてもらえるように努力することが大事です。下ネタが出たら恋愛対象ではないかも?もしも、意中の男性が自分に下ネタをふってきたら、恋愛対象外とみなされているかもしれません。私に心を開いているのでは?と勘違いしてしまう人もいますが、男性は気になる女性には下ネタをふったりはしません。異性というよりは、仲の良い友達と見られている可能性があります。少しは異性として意識して欲しいなら、下ネタをふられたら話に乗るのではなく、ちょっと恥ずかしがるような態度をとってみましょう。仕事が忙しい、は避けているサイン勇気を出して自分から意中の男性を食事に誘ったけれど、仕事が忙しいから行けないとの返事が返ってくる、このようなことが続く場合は、あなたには興味がないという可能性が高いです。もしも気になる女性から食事に誘われたら、どんなに忙しくたって時間を作ってくれるはずです。今週忙しいならまた来週誘ってみよう、などというのは間違いです。脈がない相手のことはさっさと諦めて、次の相手を探しましょう。メールやLINEのやりとりが長引くと面倒意中の男性とは、メールもLINEもたくさんやり取りしたいものですが、あまりにも長引くと、こいつ面倒だなと思われてしまうかもしれません。特に仕事中であったり、友達と出かけている時などにしつこくメールを送ってくると一気に冷めてしまう男性が多いです。相手からの返信が遅れがちになってきたら、少しやり取りを控え目にした方がよいでしょう。褒めてもらうと嬉しい男性の気持ちを理解するのは難しいと思いがちですが、実はいたって単純な面もあります。男性はとにかく褒められたい生き物です。服装や髪型を褒められるだけでも嬉しくなります。些細なことでもいいので、さりげなく褒めてみて下さい。特に2人きりの時や、メールなどで褒めるのが効果的です。
2019年06月27日可愛いという表現は、女性にとって非常に嬉しいもの。それをきっかけに男性を意識してしまう場合も……。彼が「可愛い」と言ってくるのはなぜ?本当に可愛いと思っている本当に心の底から可愛いと思っていて、その気持ちを正直に伝えています。この場合は全くネガティブな要素がありませんし、女性にとっても非常に喜ばしいことです。男性にはそれぞれ女性の好みがあるので、当然ストライクゾーンの顔であれば可愛いなどポジティブな表現が生まれます。男性は意中の女性に対して自分の気持ちを伝えたいと思うので、一回だけでなく何回も可愛いと言われるのであれば、正式な告白も近いかもしれません。とりあえず可愛いと言ういかなる場合でも女性を褒めるのは、男性にとって大切な心構えです。好みではない女性に対して、いきなり侮辱するような発言があれば人間性が疑われます。ただ、どのように褒めるべきか悩むケースもあります。そんな時は、とりあえず可愛いという表現を使うと女性を傷付けません。あえて個性的な部分を褒めようとすると、嫌な気持ちにさせてしまうこともあります。例えば高身長を褒めた時に、実はコンプレックスだった場合は変な空気が流れてしまいます。しかし可愛いという表現は相手を傷付ける要素がないので、便利なのです。この場合、彼はただの社交辞令として言っている場合が多いので注意が必要です。本当は特に何も思っていない何も思っていなくても、平気で可愛いと言える男性もいます。男性の性格が冷酷とも言えますが、女性が喜ぶツボを知っているとも言えます。この場合は真剣に恋愛をしたいというよりも、ワンナイトラブなど下心が秘められている可能性が高いです。適当に外見を褒めて、手の上で転がそうという悪い考えの男性も存在します。表面上の言葉に踊らされず、男性が何を考えているか見透かさなければいけません。反応を見ている可愛いという言葉をかけられると、女性としては良いリアクションになります。男性は、そんなリアクションを確認する為に言っている可能性もあります。可愛いという発言に喜んでくれたら恋人関係に発展しやすいですが、距離を置きたがっているようなリアクションだと交際は難しいです。女性の反応を見て、自分の立ち振る舞いを決めるのです。
2019年06月26日彼の本音が知りたいと思っても、付き合い始めは相手の考えていることがわからないもの。相手の本音はそう簡単にはわからないので、ストレスがたまったり、しんどいと思ったりすることもあるかもしれません。しかし、彼の本音は案外「しぐさ」に表れることがあるんです。■ 腕組みをするのは緊張しているサイン腕組みするのは、無意識に自分を守ろうとするしぐさと言われています。もし、彼が腕組みをしていたら、不安がある、緊張があるというサイン。彼はリラックスしていないのかも。あなたとの距離の取り方を考えあぐねているのかもしれませんし、デートのお店や場所など、知らない場所や行き方などに不安を感じているのかもしれません。■ ズボンをこすっているしぐさは自分の気持ちを話したい座っているときに彼がズボンをこすっていたら、彼の中に話したい気持ちがあるとき。自分の中に話したいものがあるけれど、ためらってなかなか話せないというときに、そのもどかしさからズボンをこするということがあります。なかなか話せない理由として、うまく言葉にできないこともありますが、これを言ってもいいのかな……と不安に思っていることも。彼がズボンをこすっていたら、あなたの方から話を引きだしてあげるといいでしょう。彼の話はたどたどしくても、適当に切り上げたり、勝手に決めつけて結論付けたりせず、じっくり聞いてあげると彼も話しやすいでしょう。■ 髪の毛を触ったりあごをなでたりするのは退屈のサインあなたが話をしているのに、彼が髪の毛を触ったりあごをなでたりするときは、退屈しているサイン。一応、聞いているふりをしていても、早く切りあげないかなと思っているかも。そんなしぐさが見えたら、早々に話をまとめて、別の話をしたほうがよさそうです。彼の方からお話をするよう促してみるのもいいでしょうね。■ まとめ付き合って間もないカップルはお互いのことが分からないので、気をつかうことが多くあります。ちょっとしたストレスやしんどい思いから、次のデートは気が重いと思うようになったり、距離を置きたいと思ったりするきっかけになるかもしれません。そんな状況を避けるためにも、彼のしぐさから彼の気持ちをいち早く察せられるといいですね。(如月柊/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2019年06月23日子どもが親の意見に対して口答えしたり、反抗的な態度を取ったりするようになると、「もしかしたらうちの子、反抗期?」と思うパパママは多いことでしょう。今回、「子どもの反抗期」についてアンケートを取ったところ、「反抗期の時期」や「反抗期がある、ない」については、必ずしも一律ではなく、子どもによって異なってくることがわかりました。まだ子ども自身が小さくて反抗期はまだ先と思うパパママも、なんとなく気になるこの話題。すでに突入している人たちからお子さんの反抗期の態度、親が取った対応などを聞きながら、乗り越えるコツについて考えてみたいと思います。■「子どもの反抗期」7割以上があると回答アンケートでは、子どもに反抗期があったかどうか聞きました。その結果、「小学校低学年から高校生までの間に反抗期があった」と答えた人はあわせて74.4%となり、7割以上の親が子どもの反抗期を経験していることがわかりました。また、「まだ反抗期になっていない」と答えた人は23.3%で、その回答の裏には「これから反抗期を迎えるだろう」という予測も含まれていると考えられそうです。一方、「反抗期はなかった」と答えたのはわずか6.2%で、多くのパパやママたちが子どもの反抗期を経験しているか、もしくはこれから迎えるだろうと考えているといえそうです。Q.子どもに反抗期あった?小学校低学年であった 15.1%小学校高学年であった 18.4%中学生であった 20.5%高校生であった 20.4%まだ反抗期になっていない 23.3%反抗期はなかった 6.2%わからない 8.2%その他 5.1%■反抗期の特徴1、暴言、暴力「反抗期」と一口に言っても、実際に子どもとの具体的なやり取りは、家庭によって異なります。今回いただいたエピソードから多かった反抗期で起こる子どもの態度を3つにまとめました。まずは、親にとってもっとも過酷と思える暴言、暴力に関するエピソードです。「中学のとき喜怒哀楽が激しくなって、私に対していつも怒っていましたね。『お母さんにしかあたれないんやな』と理解していました」(三重県 50代女性)「高校受験前は反抗期が一番ひどかった。朝、『おはよう、今日はゆっくりだね』と言っただけで『死ね』と言われていました。最高に険悪でしたが、高校になったら落ち着きました」(東京都 40代女性)「高校生の息子とバトル。ああ言えばこう言う、みたいな言葉戦がエンドレス。口だけは達者!」(神奈川県 40代女性)「小学校5年生くらいから中学3年生までありました。一番ひどかったのは中学生のときで、『食器棚のガラスは割る』、『ドアに穴を開ける』、『壁に足跡のへこみをつける』など大変でした」(千葉県 40代女性)理由もないのに「死ね」と言われたり、家の中を壊されたりという、驚きの体験談が寄せられていました。ほかにも、「高校生になった娘とは毎日口ゲンカが絶えなかった」というコメントもあり、反抗期の子どもたちはなかなか手ごわそうです。■反抗期の特徴2、会話が成立しない暴言、暴力はなくても、話してくれない、会話にならないといった、「子どもとのコミュニケーション」がスムーズにできなくなったという声も多く寄せられました。「次男が中学3年のときに突然反抗期が始まり、いつもニコニコして明るかったのに一切しゃべらなくなり、その変貌ぶりにとても悲しい思いをしました」(大阪府 50代女性)「娘が小5から中2までひどかった。何もかもにつっかかり、文句をつけて人のせいにする、そして無視される日々。『人が真面目に話してるんだから聞けー』って叫びながら戦ったこともあります」(青森県 30代女性)「中3の反抗期は最悪。受験の大事な時期なのに、志望校を決める話し合いすらできませんでした」(千葉県 50代女性)こうした子どもの変化は、親としてもなかなか認めたくないと感じてしまうもの。また受験、進路を決める時期といった子ども自身の将来を考える上で大切なときに、話さえできなくなると、親も焦ったり、追い詰められたりと言った気持ちになるのかもしれません。■反抗期の特徴3、親の言うことを聞かない「こうしなさい、ああしなさい」など、親が子どもに対して指示したことは、かえってやりたくないというのは、子どもの反抗期の特徴的な態度と言えるかもしれません。「男の子ですが小5で反抗期に。怒られるとわかっていることをして、怒られるとふてくされる」(千葉県 30代女性)「上の子は小2ですが小1から反抗期。毎日の宿題や家庭学習、日々の最低限の片付けや生活習慣などについてケンカばかりで、情けないですが母親をやめたいと思ってしまうほどです」(北海道 40代女性)「うちの子は『うん、わかった』と返事はいいのですが、言ったことはやらず、行動は反抗的です。いろんな反抗期があるんだな~と勉強になりました」(茨城県 40代女性)自分が子どもだった頃を思い返してみれば、その気持ちも理解はできそうですが、親となってみると自分の話をまったく聞いてもらえないと、悲しく感じたり、イライラしてしまったりするものですよね。■反抗期はいつから? いつまで?また、「反抗期の時期」については、「小学生」と答えた人があわせて3割余り、「中高生」と答えた人が約4割という結果になりました。アンケートの選択肢にはありませんでしたが、期間をまたいで反抗期が長期に渡って続いたという声も多くありました。「長女は、年長で2人目ができてからずっと反抗期だった気がします。高校生になって少し落ち着いたかな」(広島県 50代女性)「小学校高学年から高校3年のいまに至るまで、ずっと反抗期が続いています。家庭に平和はいつ訪れるのでしょう…」(静岡県 50代男性)「14歳の息子、もともとあまのじゃくで言うことを聞かないし、ああ言えばこう言うので、いつが反抗期なのかわかりません」(千葉県 40代女性)そもそも、反抗期とそうではない時期というのは、子どもの性格の違いや親自身の感じ方の違いなどもあるため、明確に線引きできるものではありません。ただ、そのなかでも長期間にわたって反抗期が続いていると感じている親たちは多かれ少なかれ、「いつ終わるかわからない」というストレスを抱えていることは想像がつきます。さらに、「兄弟間でも反抗期の有無や反抗期の時期が異なっているため、回答はしぼれない」というコメントも複数ありました。子どもの反抗期を一括りにして説明することの難しさをあらためて感じるとともに、兄弟間でもまったく異なる成長をしていくのだと気づかされます。■反抗期は必要!? 「反抗期はない」も不安一方で、反抗期がないがゆえの悩みを持つ親もいるようです。「長男が高校生、次男が中学生、長女が小学生のとき、私にガンが見つかった。みんなで落ち込み、見つかった当初は私は泣いてばかり。主人は自分の仕事が一番で、手術日以外は病院に来てくれませんでした。それを見ていた子どもたちだから、もしかしたら反抗する機会がなかったんじゃないかとも思います」(神奈川県 40代女性)「4年生、2年生、年長の三兄弟がいますが、まだ反抗はなく、それどころか言い返すことさえしないので心配。私は愛情を注いでいるつもりですが、『怖いのかな』とか、仕事で帰りが遅かったりするので『甘えたいのかな』とか。逆に悩みどころです」(島根県 40代女性)「反抗期は子どもが親にきちんと気持ちをさらけ出せているということ」、「愛されていることがわかっている証拠」などと言われることもあります。こうした考えを聞いてしまうと、「反抗期がないことが心配」と、悩みを抱えてしまう場合もあるのかもしれませんね。あればあるで大変な反抗期、されどなければないで心配な反抗期、つくづく子どもの反抗期とは、親の悩みのタネだと言えそうです。■反抗期を経験した親たちから学ぶことそれでは、子どもの反抗期をどのように乗り越えればいいのか、コメントをもとに考えてみましょう。▼子どもとあえて距離をとる「何を話しても無視でしたが、中学に入ったらピタッと反抗期が終わった。反抗期の子どもにはかまわないのが1番だと思います。その方が早くその時期を抜け出せる気がしています」(新潟県 40代女性)子どもたちがコミュニケーションを拒否する場合、親は干渉せずに、あえて距離をとる。子どもが中学、高校生といった場合には、この対処を選択する人は多いかもしれませんね。子どもが自立を考えるような気もちでの反抗期の態度であれば、この対処もある一定の効果が期待できそうな気はします。ただもし、子どもが学校などで悩んでいる場合に起こっている感情の不安定さだったことを考えてしまうと、親としても決断するのは難しそう。また「子どもには子どもの人生がある」と十分わかっていても、親がはたして距離を取ってしまうことが本当にいま現在良いことなのか、悩む親が多い気がします。▼根気強く子どもと向き合う「息子がちょっとづつ反抗し始め、いつか笑って話せるようにと思いつつ、子どもの間違ったところには命懸けでぶつかり合う覚悟で向かっています」(千葉県 50代女性)「長女とは中学生のときに取っ組み合いのケンカをしました。社会人のいまはお互い1番信頼できる関係です。ストレス解消として、『家に帰ってあたれるところがある』というのはいいのではと思います。取っ組み合いでも大ゲンカしてでも子どもがそれで発散できたらいいと思います」(埼玉県 50代女性)「根気強く子どもと向き合って話し、体ごと真剣に受け止めてあげることが大切。親になるための試練でもあるので、親子としての絆を深めるためには必要な過程だと思う」(北海道 50代男性)子どもがいくら反抗的な態度だったとしても、「間違っていることは間違っている」とはっきり言葉で伝える。ときには体でぶつかって、子どもと向き合うと心がけている。という真正面から子どもと向き合う親からのコメントもありました。子どもとぶつかり合うのは、親の時間、体力、精神力が必要となってきます。場合によっては、真正面からぶつかり合うことで、お互い消耗してしまうこともあるかもしれません。それでも、「子どもとは向き合う」を重視している声が聞かれました。▼「命令」ではなく「提案」をする「『~しなさい』という指示ではなく、『~しよう』と提案するよう意識しました。提案だと、受け入れるかどうかを子どもに委ねることになり、子どもは『やるかやらないかを自分で選んだ』という気持ちを持てるし、結果の責任も自分になります。そして、うまくいかなかったときに、『だから言ったじゃない』と言わないようにしています。そうすると、子どもなりに次から気を付けるようになります」(埼玉県 30代女性)子どものためだからと、ついつい「あれしなさい、これしなさい」と、命令口調になってしまう。これは日々自覚しながらも、あらためようと思っている親も多いのではないでしょうか?自分が子どもの立場になってみると、命令ばかりされては、なかなか行動に移せないとわかります。さらに「子どものため」と言いつつ、それは「親の都合」「親の責任転嫁」だったりすることも…。コメントのように、「提案」とすることで、「決めるのは子ども」と実感させることは、とても大切なことだと思えます。ただ、どこまで任せられるのか、結局何もしなかった場合にどこまでなら「子どもの決めたこと」を通せるのか。親としての度量の深さも問われていると言えそうです。▼子どもに寄り添う「自己主張できるのはすばらしいこと。本人の言い分をまずは聞いてあげたいです」(東京都 40代女性)「まずは言い分を聞いてあげたい」、「子どもにとっていい距離を模索している」など、子どもに寄り添いたいと考えているパパやママからの声が集まりました。反抗期とは言っても、これまで親子で築いてきた時間がなくなってしまうわけではありません。たしかにその関係性が変わることもあるかもしれませんが、それも子どもの成長の証と認められると、あらたな親子関係を模索していくことができるのかもしれません。ここまで、子どもの反抗期について考えてきました。子どもによって反抗期の有無、その大小や種類は異なっていて、大変な思いを抱えているパパママがたくさんいることがわかりました。そして同じだけ、いえもっと多くの子どもが自分の感情のゆれや大人になっていく体と精神のギャップに悩んでいるのかもしれません。記事中では反抗期について種類を分類して、対処法についても考察しましたが、目の前にいる子どもにはここで挙げたような方法がうまくいかない場合も多いことでしょう。そして日々の摩擦で、悩んでいるパパやママもいるかもしれません。最後に、こちらのコメントもご紹介します。「反抗期の娘、なかなか毎日がハードです。お母さんだって人間だもの、参考書どおりの対応がいつもできるわけじゃない。その代わり自分に余裕があるときは思いきり甘やかすし全力で一緒に遊ぶ! 子どもの心の成長に寄り添えていたらいいな」(岩手県 20代女性)日々、トゲトゲした感情に触れていて、疲弊してしまっているパパママもいるでしょう。「反抗期の親のNG行動」「反抗期のやってはいけない接し方」といった情報をみながら、日々格闘している人も。そんなときには、一度パパママも子どもと真正面から向き合うことを横に置いてしまってもいいかもしれません。家のなか全体がギスギスして、金切り声だけが響いている環境というのは、やっぱり親も子も苦痛でしょう。それならまずは自分の元気を取り戻すことに注力して、日々をリセットしてみるのも悪くはないのではと思います。反抗期は、親子関係をあらためて考えなおす「試練の時」という気もします。寄せられたエピソードのなかには、「子どもが巣立つときが必ず来るから、いま一緒にいる時間を大切にしたい」といったコメントもありました。もう一度、親子関係を構築することで、子どもはより自立した大人へ、親も手を繋いで守ってきた子どもとの子離れへと進んでいかれるのかもしれませんね。Q.子どもに反抗期あった?アンケート回答数: 5324件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2019年06月23日わが家のパパは音楽が大好き。私が妊娠中に好んで聞いていた音楽やパパの好きな音楽のMIX CDを、長女と長男それぞれのときに「誕生記念MIX」として作ってくれました。そのときのエピソードをお伝えします。 音楽は子どもに一番最初に教えたいことわが家のパパは、コアなレコードコレクターで音楽マニア。そして「わが子が最初に耳にする音楽は、パパが選ぶ! 世界にはこんなすてきな音楽があると教えたい」というポリシーがあります。 長女、長男の誕生時には2人に「誕生記念MIX」CDを作り、退院して帰宅するときに車中で流してくれました。CDはわが子への贈り物でしたが、産後に情緒不安定だった私の心にも音楽がすみずみまで染み渡り、涙があふれました。そして、前向きなパワーをもらいました。 MIX CDは子育て中にもパワーを発揮パパが作ったMIX CDは、私が妊娠中に好んで聴いていた音楽と、パパが大好きで子どもに聴かせたい音楽が合わさっています。 もしかするとわが子に胎内記憶があるのか、私の好きな音楽が流れるとピタリと泣き止むことが多く、とても助けられました。また、パパの好きな音楽は、口下手で言葉の少ないパパから子どもへのメッセージに思えて、聴くだけでとてもやさしい気持ちになります。この2枚のMIX CDを聴くと音楽の力って偉大だなと感じます。 子どもが思春期を迎えたら贈りたいパパが作ったMIXは、子どもたちが大人への階段をのぼり始める思春期に渡すつもりです。今はママに抱きついて泣いている子どもたちも、いつか流れる涙を自分で拭わなければならない日が来ます。そんなときに「あなたはひとりじゃないよ。愛しているよ」というメッセージになればいいなと思っています。 子育てでは、パパにいろいろと不満もありますが、このMIX CDに関しては「パパ、いい仕事したね!」と思っています。 子育てをするうえで、何か「形」として残せるものがあると素敵ですよね。音楽や写真、絵、一緒にスポーツに取り組むなど、時間を超えて親子を結びつけてくれるものを大切にしていきたいなと思います。著者:伊川 遥女の子と男の子の二児の母。家事や子育てのかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味は読書、音楽、料理、ボルダリング、絵を描くこと。
2019年06月23日あなたのご家庭でのパパの存在ってどういうものですか? わが家の子どもたちは典型的なパパ大好きっ子です。私はそんなふうに育ってくれてよかったと思っています。今回はそんなわが家でのパパと子どもたちの様子をお伝えします。 「パパおかえりー!」の癒し効果がすごい3人の子どもたちがいるわが家は、日中によくママ争奪戦が勃発します。ママにとってこれほどうれしいことはありませんが、そこにパパが帰ってくるとパパ大好きっ子たちは「おかえりー!」と言って一斉にパパのほうに走っていってしまいます。 「あれ? ママは~?」と少しさみしい気持ちにもなりますが、パパの顔を見るとうれしそうにニコニコしています。そんな姿を見て、私も癒されています。パパにとっても、仕事で疲れたときの子どもたちの熱烈なお迎えは癒し効果バツグンのようです。 意外な効果!? トイレトレーニングが進んだ!「パパ大好きっ子でよかった!」と私が強く思ったのは、息子のトイレトレーニングでした。失敗続きでトイレに行くのも億劫になっていたころ、「じょうずにできるようになったら、パパと○○くんでお出かけするってパパが言ってたよ」と息子に言うと、進んでトイレに行くようになったのです。 パパからの特別扱いは、子どもにとって本当に特別なことのようです。パパの存在の大きさを実感しました。 パパ大好きっ子の秘訣「パパを悪者にしないこと」子どもたちがパパのことをもっと好きになるには、子どもたちの前でママがパパの悪口を言わないことが大切だと思います。 ママ友との会話などでついついパパのグチを言ってしまいがちですよね。しかし、ちょっとしたグチでも子どもにとったら悪口に聞こえてしまい、ママがパパのことをあまり好きではないと捉えてしまうかもしれません。私は、パパへの感謝を子どもたちにも言葉で伝えるようにしています。 子どもたちがパパのことも大好きだと、パパもうれしいうえに、ママも楽しくなると思います。パパ大好きっ子になってもらうために、まずは子どもたちの前でママからパパへ感謝を伝えることから始めてみるのもいいかもしれませんね。 イラスト:sawawa著者:山野美由紀二男一女の母。出産を機に、プログラマーを退職。現在は妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2019年06月22日夫婦2人3脚で日々奮闘する育児。頼りになるパパの存在は非常にありがたいですよね。ただ、やはりママだって人間。イライラすることもあります。今回は、わが家のパパに日々感じているけれど言えない、ママの内に秘めた思いをつづります。 1. 帰宅後も協力してほしい本来なら、仕事から帰宅したパパには家では「ゆっくり休んでね」と言いたいところですが、ママにとっては子どもが寝るまでが仕事のようなもの。子どもを寝かせるまでのお風呂や歯磨きなど、特に2歳くらいまでは自分でできないことも多いわりに自己主張も始まるのでバタバタ……。 そんなとき、ビール片手にテレビを見ているパパの姿が……。ママは子どもを寝かせるために時間を逆算して動いているのに! 声に出さないにしろ、任務遂行するまでは協力してほしいのが本音です。ただ、仕事で疲れたパパにはなかなか言いにくいこともあります。 2. おむつ替えをしてほしいわが家のパパはかなりおむつ替えが苦手です。特にうんちだとわかるや否や拒絶反応を見せることも。ママの視点から言えば、自分の子どものうんちくらい……と思ってしまいます。 以前テレビで、「大は無理」と話すパパもいたので、男性は苦手なのかもしれませんが、忙しいときは「そんなこと言ってないでおむつくらい替えてよ!」と思ってしまうことがわが家ではよくあります。 3. 視野を広く持ってほしい何か頼みごとをしたときでも、子どもの様子は常に変化しますよね。途中で子どもが泣き出すなどのイレギュラーが発生した場合は優先順位が変わってくるので、今さっきお願いしたことよりも先に手伝ってほしいことが登場します。 わが家のパパは、どうもそのことを察知するのは難しいらしく、イライラしてしまうと、「コレをやれって言ったじゃないか」と反感を買ってしまう……。そんなときは、「状況によって何が重要かわかるでしょ!」と言いたくなってしまいます。 「ママの心の声」、わが家のパターンをご紹介しました。もちろん、すべて完璧にできるというパパもたくさんいると思います。お互いさまなのも承知のうえ。しかし、時には言いたいときもありますよね! 「わが家もそう!」と共感できる部分、ありますか? イラスト:imasaku著者:小林夏希4歳と1歳の二児の母。フリーライターとして育児・インテリア・住宅関係の媒体を中心に記事執筆をおこなう。
2019年06月18日