ホテル45階の絶景レストラン【アジュール フォーティーファイブ】東京タワーを見下ろす天空レストラン【Museum Restaurant THE MOON】料理とシャンパーニュの、至福のマリアージュ【フィリップミル 東京】東京ミッドタウンの庭が広がる贅沢空間【Union Square Tokyo】東京タワーの夜景を眺めるイタリアン【ILBrio】01_【アジュール フォーティーファイブ】ホテル45階の絶景レストラン東京タワーの特別展望室と同じ目線で楽しめる抜群の眺望「ザ・リッツ・カールトン 東京」の45階というロケーション。地上約200mにあり、これは東京タワーの特別展望台とほぼ同じ高さ。窓から望む見事な景観が、モダンフレンチの美味しさに華を添えます。眺望抜群のプライベートルーム部位ごとに異なる火入れを施した『本日の鮮魚 コキヤージュのエキスとセロリのピュレ 根セロリ』、繊細な火入れで旨みを引き出した『フランス産バザス牛のロースト その背脂を纏って ヘーゼルナッツの香り』など、素材の熱の入れ方にこだわった最先端のフレンチが味わえます。『本日の鮮魚 コキヤージュのエキスとセロリのピュレ 根セロリ』アジュール フォーティーファイブ【エリア】六本木【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】6000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】六本木駅02_【Museum Restaurant THE MOON】東京タワーを見下ろす天空レストランまさに天空レストラン。東京の夜景を見下ろしながら現代フレンチ光る東京の街を眼下に、美と融合したフレンチが味わえるお店。シートの配置がゆったりとしてるので、リラックスしたひとときが過ごせます。夜景を見ながらのフレンチは2人の思い出に残るはず。店内には森美術館キュレーションのアートが展示。現代アートで出迎えてくれます。東京タワーを見下ろしながらの食事は、きっと思い出になります毎月変わる旬の食材を使用したコース料理を用意。『鮑 肝のフラン 塩水雲丹 蛤ジュレ』など、季節の変化を食を通して体感できるメニューが揃います。一品ごとにワインをグラスで出す、ワインペアリングのコースも楽しめますよ。毎月変わる旬の食材を使用したフルコースRestaurantTHEMOON【エリア】六本木【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】10000円【アクセス】六本木駅 徒歩5分03_【フィリップミル 東京】料理とシャンパーニュの、至福のマリアージュ夜景に囲まれたエレガントなシャンパーニュサロン東京ミッドタウン・ガレリアガーデンテラスにある【フィリップミル 東京】は、フランス・シャンパーニュ地方の老舗「レ・クレイエール」の総料理長に就任後、わずか2年でミシュランの二つ星を獲得したフィリップ・ミル氏のお店です。ミッドタウン随一の眺望が堪能できる都会のオアシスフランス料理の伝統料理にモダンを取り入れた、フィリップ・ミルの料理。それは絵画のように美しく、食材の組み合わせ、ソースとのバランス、シャンパーニュとの相性まですべてが計算し尽くされています。シャンパーニュは、常時100銘柄以上を取り揃えています。絵画のように美しいフィリップ・ミルの料理フィリップミル 東京【エリア】六本木【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】18000円【アクセス】六本木駅 徒歩1分04_【Union Square Tokyo】東京ミッドタウンの庭が広がる贅沢空間東京ミッドタウンの美しいイルミネーションを望むひととき壁面にはNYアーティストのスタイリッシュな絵画、窓の外には東京ミッドタウンの美しいお庭の緑が広がるスタイリッシュなニューヨークスタイルのレストラン。贅沢な空間でフォーマルなデートにもおすすめです。窓の外に広がる緑豊かなガーデンを見ながら、優雅に食事料理のコンセプトは、「旬の食材を使う」、「食材の良さを活かす」、「シンプルな組合せ」。新鮮野菜をたっぷり使った『シェフズサラダ』やしっとりとした柔らかさの『ブラックアンガス チョイス サーロイン ステーキ』など、既成概念にとらわれない斬新なアメリカ料理が魅力。Early Christmas Dinner Course5品Union Square Tokyo【エリア】六本木【ジャンル】創作料理【ランチ平均予算】3000円【ディナー平均予算】7000円【アクセス】六本木駅 徒歩3分05_【ILBrio(イルブリオ)】東京タワーの夜景を眺めるイタリアン東京タワーの夜景を眺めながら、ロマンチックなディナータイム気取らずに利用できる、アットホームなイタリアンレストラン。六本木ヒルズの5Fに位置し、ダイニングルームからは東京タワーの夜景を眺めながら食事が楽しめます。大小の個室もありデートに最適です。デートや記念日にぴったりの雰囲気前菜やドルチェ、フルーツなど、ワゴンに並んだ中から自由に選べ、パスタとメイン料理は素材から選べるシステム。席までワゴンの上にのせて運ばれる新鮮な食材の中から、好きな食材を好みの調理法で調理してもらえます。ワインはイタリアワインを中心に常時400種類と圧巻の品揃えなので、お好きなワインがきっと見つかるはずです。薄くスライスした牛フィレ肉をサラダ風にさっぱりと仕上げた『和牛フィレ肉有機野菜のタリアータ』イルブリオ(IL Brio)【エリア】六本木【ジャンル】洋食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】15000円【アクセス】六本木駅 徒歩3分大切な方と一緒にイルミネーションを見た後に訪れたい、六本木の素敵なレストランをヒトサラ編集部が厳選。フレンチやイタリアンの名店で、ロマンチックな一夜をお過ごしください。
2020年10月01日ヴィンテージ・コスチュームジュエリーやムラーノガラスなどのライフスタイル アイテムを紹介するショップ・ブランド〈 chisa(チサ) 〉は、カルティエやヴァンクリ―フ・アーペールにて活躍したアルフレッド・.フィリップが戦時下に手掛けた【トリファリ社】のコスチュームジュエリー約100点を展示販売するイベント「トリファリ展 - アルフレッド・フィリップに想いを馳せて -」を、7月29日から北参道 chisa 路面店にて開催いたします。カルティエ、ヴァンクリ出身のデザイナーが宝石から解放されたとき・・・トリファリは1918年、イタリアのナポリから渡米したギュスターフ・トリファリによって設立されました。写真:ムガル帝国をイメージして作られたシリーズ。クラウンのブローチ18万5,000円(+tax)など今イベントは特に、1930年にトリファリ社のチーフデザイナーに就任したアルフレッド・フィリップが戦時下にデザインした稀少な作品に中心にご紹介します。ハイジュエリーブランドの縛りから解放され、様々な素材をもちいて自由に伸びやかにデザインされたジュエリーの魅力、そして当時の職人たちの卓越した手仕事をご堪能いただける展示販売会です。(作品はすべて購入可能)※新型コロナウイルス感染拡大防止対策とし、スタッフ以外の在店人数を最大4名様までとさせていただきますので、混雑時は入場をお待ちいただく場合がございます。(その際、カフェのお客さまは数に入れないものとします)※期間内はchisaウェブサイトにてオンラインでも販売いたします。※イベント開催以降、混雑が続く場合はchisaHP並びに各種SNSにて告知の上、予約システムを導入いたします。開催概要タイトル:トリファリ展 -アルフレッド・フィリップに想いを馳せて -英文タイトル:TRIFARI - A.Philippe Design -開催期間:2020年7月29日(水) - 8月16日(日)開催場所:chisa 151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-21-2営業時間:11:00 - 19:00(月・火は定休日、チサカフェL.O.16:30)お問い合わせ:03-6455-4546(chisa)写真:花かごのブローチ 50万円(+tax)見どころ ― 戦時下に限られた素材で作られた美しいジュエリーたち ―トリファリのコスチュームジュエリーの特徴は「リアル・ルック・ジュエリー」と称されるほどの精巧な作りとユニークかつ高級感漂うデザインです。それを実現させたのは、1930年にトリファリ社にチーフデザイナーとして就任したアルフレッド・フィリップに他なりません。彼はカルティエ、ヴァンクリ―フ・アーペールでデザイナーとして活躍し、その実力はアイゼンハワー大統領夫人が夫の就任式の為に2度に渡ってジュエリーデザインを任せたほど。またその裏には、現在では実現不可能な確かな職人の技術があったことも確かです。今回は特に、第二次世界大戦中に制作された特別な作品を中心にご紹介いたします。多くの金属が使用制限されていた当時、A・フィリップは、供出を逃れたスターリングシルバー(SUV925)をもちいた格調高いものや、クリアーガラスと見紛うジェリーベリーと呼ばれる自ら開発した樹脂を使用した作品など意欲的に制作を続けました。その稀少な作品たちは、戦争のさなかに作られたとは到底思えない程ユニークで、堂々とし、美しく輝いています。A・フィリップの情熱を感じつつ、今もなお美しく輝くコスチュームジュエリーは、トリファリ社が掲げていたキャッチコピー[ Jewels by Trifari ]というフレーズがまさにぴったりの、ファインジュエリーに劣らぬ、持つ人の一生ものの宝物になりうるのではないしょうか?関連企画◎ギャラリートークをライブ配信日本有数のコスチュームジュエリーコレクターであり研究家の小瀧千佐子によるギャラリートークを7月29日14時よりインスタライブにて配信します。配信後でも、公式インスタグラムアカウントやユーチューブにて視聴可能です。◎Nino Piacere!! ( ニーノ ピアチェーレ!! )写真:サッソ(小石)と名付けたヴェネチアンビーズ。プラチナ箔の上からガラスをかぶせて形成されている天然石より美しいガラスジュエリーを目指してヴェネチアのビーズ・マエストロたちと共にスタートしたchisaの新しいジュエリーライン[ Nino ]の2020年S/Sコレクションをはじめ、今回初公開となるA/Wコレクションを一堂にご紹介いたします。ビーズは、現在はビーズ制作をほとんどしていないアーティスト ダビデ・ペンソ氏を初め、老舗のエルコレ・モレッティなど、ヴェネチアンビーズ研究家でありコレクターの小瀧千佐子がクリエイティブディレクターだからこそ可能となる上質なヴェネチアンビーズの美しさを堪能できるデザインとなっています。◎スペシャル サマースイーツを期間、数量限定で販売A・フィリップがカルティエ時代にデザインし、トリファリでも制作した[ トゥーティ・フルーティ(全部フルーツ) ]シリーズにちなんで、イベント期間中、会場に併設するチサカフェにて、今回の為に開発された、さわのめぐみシェフによる「シャインマスカットと桃のトリファリパフェ」(¥1,800(税込))をchisaの新作ムラーノガラスのグラスにて一日4食限定で販売します。フレッシュなシャインマスカットと桃をアールグレイのゼリーと、レモン果汁をふんだんに使ったレモンカードでサンドし、パンナコッタの上にのせました。ライムと摘みたてのミントがさらに爽やかさを引き立てます。本展監修者:小瀧 千佐子 ( Kotaki Chisako)1947年東京都出身。20世紀のムラーノガラス、ヴェネチアンビーズ、コスチュームジュエリーそれら三つの研究家でありコレクター。元 北鎌倉小瀧美術館 館長。前勤務先であるエールフランス国営航空在籍時よりコレクションを開始し、コレクター歴は40年ほど。特にヨーロピアン・コスチュームジュエリーにおいては日本随一のコレクション数と知識量を誇る。2014年には自身がクリエイティブディレクターをつとめるショップ・ブランドchisa(チサ)をスタート。美しい文化とともに暮らすモダンライフスタイルを提案している。著書には「別冊太陽 ヴェネツィアン・ビーズ」(2001年 平凡社)TV出演 NHK「美の壺」などスイーツ開発:さわの めぐみ ( Sawano Megumi)1984年 神奈川県出身。フードディレクター。家族全員が料理人という家庭で育ち、物心が着く頃には同じ料理の世界に。2年間イタリアへ修行、帰国後、イタリア料理という枠から飛び出し様々な料理を楽しんでもらえるようお店を持たず、ケータリングという形で料理を提供している。「フルコースは物語に似ている」という発想から2014年[ものがたり食堂]をスタート。誰もが知るストーリーを料理で表現するそのイベントは大人気でいつも予約が取れない。近年ではトヨタ自動車など大企業からのイベントオファーも多く、今注目のフードディレクターである。レシピ監修には、『持たない暮らしの簡単つくりおきレシピ』、『こまったさんのレシピブック』などがあり、『わかったさんのこんがりレシピ』にて「料理レシピ本大賞 in Japan 2018」 絵本賞を受賞。chisa(チサ)ゆっくりと、じっくりと美しいものに触れながら過ごす毎日を提案するジュエリー&ライフスタイルアイテムのショップブランド。小瀧千佐子が総合プロデュースをつとめ2014年より東京 北参道にてスタート。ヨーロッパ各地から集められたヴィンテージ・コスチュームジュエリーをはじめ、ヴェネチア ムラーノ島からやってきたテーブルウエアやインテリアアイテムなどを扱う。Web:::企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年07月21日新型コロナウィルスの影響で困難な時代を迎えている映画業界。これを乗り越えようと様々なプロジェクトが始動している中、新たに独立系配給会社が発起人となった「Help! The 映画配給会社プロジェクト」が立ち上がった。映画館の休館、映画の公開延期が次々発表される中、小規模映画館“ミニシアター”を守るための「ミニシアター・エイド基金」が立ち上がり、先月、国内最速3日で目標1億円を達成したことも話題に。ほかにも数々のアクションが始まっている。そんな中、独立系配給会社は「Help! The 映画配給会社プロジェクト」を立ち上げ、現在の非常事態を乗り切る「配給会社別 見放題配信パック」を緊急アクションとして実施。プロジェクトには、彩プロ、シンカ、マジックアワー、ムヴィオラなど20社が参加(5/11現在)。将来的には、独立系配給会社団体として諸課題の改善や情報共有に取り組むことを考えているという。この「配給会社別 見放題配信パック」は、アップリンク・クラウドを配信サービスとして、各配給会社が自社の過去作品をパックにして配信するというもの。配給会社により作品数、配信期間や料金も異なる。第1弾配信は5社が参加、全90作品第1弾配信として5社が参加、全90作がスタート。『未来よ こんにちは』(ミア・ハンセン=ラブ監督)、『あの頃エッフェル塔の下で』(アルノー・デプレシャン監督)、『大いなる沈黙へ ―グランド・シャルトルーズ修道院』(フィリップ・グレーニング監督)など、クラシックの名作やヌーヴェルヴァーグの傑作群、アジアやヨーロッパの作家たち、近年大ヒットした作品、国際映画祭受賞作、これまで未配信だった貴重な作品ほか見逃せないラインアップとなっている。続く第2弾は、5月22日(金)15時より配信開始、8社が参加予定だ。なお、今回の配信は過去作に限る。「あくまで新作は映画館で公開してミニシアター映画館の収益を確保しながら、過去作の配信によって少しでも経営を安定させ、映画館や仕事仲間達と築いてきたこの事業の継続を目指したいと考えています」と説明している。(cinemacafe.net)
2020年05月15日「ゲーム・オブ・スローンズ」のHBO(R)と「SHERLOCK/シャーロック」のBBCがタッグを組み、世界的ベストセラーを実写ドラマ化した「ダーク・マテリアルズl/ライラと黄金の羅針盤」が7月17日(金)よりDVDレンタル、配信されることが決定した。英国TVシリーズ史上最高額の製作費をかけた本作。英BBCでは第1話の放送を720万人が視聴し、5年ぶりに英国の視聴記録を達成。米HBOでも世界から高評価を受けた「チェルノブイリ -CHERNOBYL-」以来の視聴者数を記録した。実力派キャストとクリエイターが大集結!製作総指揮にはトム・フーパー『レ・ミゼラブル』『英国王のスピーチ』で監督を務めたトム・フーパーが製作総指揮として参加し、第1話、第2話では監督も務めた。また、「ハリー・ポッターと呪いの子」をJ・K・ローリングと手掛け、『ワンダー 君は太陽』でも知られるジャック・ソーンが全話に渡って脚本を担当。主人公ライラには『LOGAN/ローガン』で注目を集めた若手女優ダフネ・キーンが大抜擢。学者で探検家の叔父アスリエル卿を演じるのは、原作の大ファンだというジェームズ・マカヴォイ。謎めいたコールター夫人には「アフェア 情事の行方」シリーズでゴールデン・グローブ賞を獲得した実力派女優ルース・ウィルソン、『メリー・ポピンズ リターンズ』『ハミルトン』のリン=マニュエル・ミランダらが共演する。原作は40言語以上に出版されている世界的ベストセラー小説原作「ライラの冒険」は、イギリス人作家フィリップ・プルマンによって書かれた全3部作の冒険ファンタジー巨編。1995年には、第1部「黄金の羅針盤」がイギリスの児童文学賞であるカーネギー賞を受賞し、2007年には同賞の70周年を記念した一般投票企画で、過去受賞作品の中の最高傑作として1位に輝くなど、絶大な人気を誇る。さらに、米「タイム」誌が選ぶヤングアダルト小説ベスト100にも選出されている。原作第2部のライラの年齢設定に合わせて撮影したいという製作陣のこだわりもあり、異例となる放送前からシーズン2への更新が決定している。(text:cinemacafe.net)
2020年05月15日平日午後に映画をお届けするテレビ東京「午後のロードショー」枠の5月15日(金)放送回は、アーノルド・シュワルツェネッガー主演でフィリップ・K・ディックのSF小説を映画化した『トータル・リコール』をオンエアする。その映像が映画界のみならず多くのクリエイターに影響を与えた『ブレードランナー』。トム・クルーズ主演、スティーヴン・スピルバーグ監督のコンビで映画化された『マイノリティ・リポート』。ベン・アフレック主演、ジョン・ウー監督による『ペイチェック 消された記憶』。マット・デイモンを主役に迎えて映像化された『アジャストメント』など、発表した作品の多くが映画化されているフィリップ・K・ディックによる短編小説をベースに映画化した本作。その原作に『ターミネーター』では殺戮サイボーグを、『コマンドー』では超人的兵士を演じ、『プレデター』では異星人の戦士と戦ったかと思えば『レッドブル』ではソ連の刑事となってアメリカで大暴れ。当時アクションスターとして最盛期を迎えていたアーノルド・シュワルツェネッガーを主演に迎え、アクション要素を大胆に追加。『ロボコップ』『スターシップ・トゥルーパーズ』といったSFアクションから『氷の微笑』『エル ELLE』といったサスペンス、スリラーまで幅広く手掛けるポール・バーホーベンがメガホンを取った。西暦2084年。建設会社で働くクエイド(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、見知らぬ黒髪の美女と火星の大地に立つという不可解な内容の夢に毎晩悩まされていた。夢が気になり仕方ないクエイドは、会社の同僚に反対されながらも、記憶を売るという触れ込みの疑似旅行体験会社「リコール社」を訪れる。そこでクエイドは火星旅行を希望するが、疑似体験は失敗。さらにその帰り道、謎の男たちに襲われる。なんとか自宅に辿り着くが、今度は妻のローリー(シャロン・ストーン)までもが襲ってくる。間一髪逃れたクエイドは謎の男から渡されたビデオレターで衝撃の真実を知る…。いまの自分の記憶は植えつけられた偽りの記憶であり、本当の姿は火星を牛耳る男・コーヘイゲン(ロニー・コックス)と戦うレジスタンスの一員だというのだ…というストーリー。午後のロードショー『トータル・リコール』は5月15日(金)13時35分~テレビ東京でオンエア。(笠緒)
2020年05月15日パラマウント・ピクチャーズで、『セイント』のリブート企画が進められているようだ。クリス・パインが主演の交渉をしているようである。監督は『ロケットマン』のデクスター・フレッチャー。脚本はセス・グレアム=スミスが手がけた。原作小説が出版されたのは20年代。60年代にはロジャー・ムーア主演でテレビ化され、97年にはヴァル・キルマー主演、フィリップ・ノリス監督で映画化された。パインの次回作は、『ワンダーウーマン1984』。コロナの影響で、北米公開は8月に延期されている。文=猿渡由紀
2020年04月22日ドニー・イェン&アンディ・ラウという、アジアの人気2大スターが贈る実録クライムドラマ『追龍(ついりゅう)』が6月26日(金)より日本公開が決定した。1960年代のイギリス領香港を舞台にした本作は、汚職が蔓延し黒社会と繋がっている警察が市民を恐怖に陥れていた時代に実在した香港マフィアのボス、ン・シックホーと、警察署長ルイ・ロックをモデルに描いた実録ドラマというべき究極の香港ノワール。中国では約5.8億元(日本円で約87億円)をあげる大ヒットを記録。地元・香港でも2017年度香港映画興行収入第4位となり、第38回香港電影金像獎で撮影と編集の2部門で最優秀賞を受賞するなど、高い評価を受けた。さらに1960年代の香港の町並みや、悪の巣窟と言われた九龍城砦を再現するなど、時代を超えた壮大なドラマが描かれている。中国・潮州から仕事を求めて香港にやってきたホーを演じるのが、『イップ・マン』シリーズ、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のドニー・イェン。警察署長のロックを『グレートウォール』や『インファナル・アフェア』シリーズのアンディ・ラウ。両人とも、本作のプロデューサーとしても名を連ねている。共演には、『SHOCK WAVE ショック ウェイブ 爆弾処理班』のフィリップ・キョン、『イップ・マン 継承』のケント・チェン、『スーパーティーチャー 熱血格闘』のユー・カン、『奪命金』のフェリックス・ウォン、『全力スマッシュ』のウィルフレッド・ラウといった香港映画を代表するバイプレイヤーの面々が勢揃い。監督は、『ゴッド・ギャンブラー』シリーズなど、香港映画のヒットメイカーとして長年活躍しているバリー・ウォンと本作に撮影監督としても名を連ねるジェイソン・クワンが手掛けている。『追龍』は6月26日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2020年03月10日渋谷スクランブルスクエアの地下2階および1階の東急フードショーエッジにてバレンタインデーイベント「シブヤ チョコレート コレクション 2020(SHIBUYA CHOCOLATE COLLECTION)」が開催。期間は1月30日(木)から2月14日(金)まで。東急フードショーエッジ初のバレンタイン、個性豊かなショップの限定スイーツ「シブヤ チョコレート コレクション 2020」は、東急フードショーエッジの初となるバレンタインデーイベント。個性溢れるショップの数々が、東急フードショーエッジでしか体験できないチョコレートの楽しさ、奥深さを提案していく。チョコガカリオンラインチョコレートセレクトショップの「チョコガカリ(c7h8n4o2)」初のリアル店舗では、世界中から厳選した約70種類の希少なチョコレートを常時販売。バレンタインデーには、神戸のチョコレート専門店「ヤスヒロセノ」の「ピンクのわれましゅ」や、フランスのスイーツブランド「クレール・マリ」の「いちごのギモーヴ」などを用意する。ル・ショコラ・アラン・デュカスフランス料理界の巨匠、アラン・デュカスが手掛けるショコラ専門店「ル・ショコラ・アランデュカス」。カカオ豆産地それぞれの個性を活かし、カカオ豆本来の味わいに仕上げたハイクオリティなチョコレートが特徴だ。バレンタインデーには、多彩なテクスチャーや風味のボンボンショコラを詰め合わせた「デクヴェルト詰め合わせ」がおすすめだ。ペシェ・ミニヨン ―レダ―厳選素材でフランス菓子を作る函館「ペシェ・ミニヨン」の新業態ショップ「ペシェ・ミニヨン ―レダ―」では、遊び心を混ぜん込んだ見た目も味も楽しめる焼き菓子を取り揃える。バレンタインデー限定商品として、たっぷりのクーベルチュールチョコでコーティングしたダックワーズが登場する。メロウウィッチナッやフルーツをふんだんに使った華やかさと、まるで生ケーキのようなくちどけが特徴のキューブ型焼き菓子専門店「メロウウィッチ(MELLOWHICH)」。バレンタインデー限定商品として、ギフトにぴったりな4種のデザインのパッケージに、チョコレートとパウンドケーキを入れて詰め合わせたボックスを販売する。期間限定ショップもオープンまた、期間中1階および地下2階では常設店による限定商品の販売だけでなく、普段フードショーエッジに店舗を持たない人気スイーツブランドの限定ショップもオープン。「ジャニス・ウォン(JANICE WONG)」「カカオ サンパカ(CACAO SAMPAKA)」「ピエール マルコリーニ(Pierre Marcolini)」「コンパーテス(COMPARTES)」といった有名店が出店する。【詳細】シブヤ チョコレート コレクション 2020開催期間:2020年1月30日(木)~2月14日(金)開催場所:渋谷スクランブルスクエア ショップ&レストラン1階・地下2階 東急フードショーエッジ住所:東京都渋谷区渋谷2-24-12<商品価格例>・アップル&ローゼス「タタン・ポップショコラ」1箱5本入 2,160円・ル・ショコラ・アラン・デュカス 「デクヴェルト詰め合わせ」1箱9個入 3,996円・ペシェ・ミニヨン ―レダ―「ショコラダックワーズ(フランボワーズ/ピスターシュ)」1箱各2個入 1,458円・メロウウィッチ「パウンドケーキ(限定パッケージ)」1箱4個入1,296円・フィリップ・コンティチーニ「ブラウニーマニフィック(限定パッケージ)」1箱5個入 3,240円・ジャニス・ウォン「ハートボックス オブ 5」1箱5個入 2,500円・カカオ サンパカ「スモールベア」1箱1個 2,916円・ピエール マルコリーニ「グラデーション クール」1箱8個入 3,132円・コンパーテス「ラブフルーツミックス M」1箱14個入 1,296円
2020年02月01日「ゲーム・オブ・スローンズ」のHBOと「SHARLOCK/シャーロック」のBBCが強力タッグを組み、「ライラの冒険」三部作をドラマ化した「ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤」。その第1話が、本日1月29日(水)より2月17日(月)までの期間限定でAmazon Prime Videoチャンネル「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」にて先行無料配信スタート。合わせて、本作のダフネ・キーン、ジェームズ・マカヴォイらが壮大なファンタジー・アドベンチャーとともに語られる“少女の成長物語”について語るコメントが到着した。「ひとりの子供がひとりの女性へと成長していくストーリー」本作の世界観について、『LOGAN/ローガン』で注目を集めたダフネ・キーンは「これは成長の物語。ファンタジーやいろんな要素で彩られているとはいえ、これはひとりの子供がひとりの女性へと成長していくストーリーなの。原作の第1巻ではある組織が私たちの魂であり、個性でもあるダイモンを奪い取ろうとする。物語自体は必ずしもその組織への批判ではなくて、疑問を投げかけているのよ」と語る。また、コールター夫人を演じるルース・ウィルソンも「このドラマはひとりの子供の視点を通じてより成熟したテーマが描かれているの」と、主人公の少女ライラの成長物語であり、あらゆる世代に向けられた普遍的なテーマだという。さらに、原作小説が長い間、大きな人気を博している理由についてダフネは「とても共感しやすいからだと思うわ。私が読んだ時もまるで自分がライラになって冒険の旅に出たような気持ちですっかりハートを掴まれたもの。それに知的好奇心も刺激されるの」と語り、「一度読み始めたら、もっと読みたくなる本」と評している。「『ロード・オブ・ザ・リング』のような重厚さではなく、もっとスピリチュアル」ライラの叔父アスリエル卿を演じるジェームズ・マカヴォイは、原作の大ファンだという。「『ロード・オブ・ザ・リング』のような重厚さではなく、もっとスピリチュアルなドラマ。かといって『ハリー・ポッター』の世界観もとてもはっきりしていたけど、このドラマのほうが『ハリポタ』ほどの気まぐれさはないんだよ」と言う。また、原作者のフィリップ・プルマンについては、「気骨があって恐れ知らずのストーリーテラー。真相を探る冒険をするライラやロジャー、そしてウィルに読者や視聴者がついて行きたいと思わせるものを描き上げることのできる素晴らしい作家」と賞賛を寄せる。「彼の描いたものを演じる僕らもとても怖かったし、ドキドキしたし、無事に生きていることの幸せを感じたくらい。ダストの正体、マジステリアムの正体、オーソリティの謎に挑むライラの旅路、そして自分の人生を自分の手で掴んでいく姿……どれを取ってもとても魅力的で原作ファンも視聴者も前のめりになるはずさ」と本作の仕上がりに自信を見せた。「みんな思春期に何かを発見していくもの」そして、製作総指揮も務めている原作者のプルマンは自身の作品の魅力について「ストーリー全体が誰もが人生の中で向き合う物事だからじゃないかと思うよ。ウィリアム・ブレイクの言葉を借りれば、子供から大人へと変わる事、無垢から経験を積むことだね。思春期というのは目に見える身体的な変化だけじゃなく、物事の捉え方や考え方、そして世界観も変わっていくという意味もある。このストーリーのテーマはまさにそれだし、これは誰もが経験することだ。みんな思春期に何かを発見していくものだと私は考えているからね」と、壮大なファンタジー・アドベンチャーの中に描かれる成長物語という、もう一つのテーマについても解説している。(text:cinemacafe.net)
2020年01月29日1975年に天児牛大によって創設され、世界各国で公演を行っている舞踏カンパニー、山海塾。特にフランスでの評価は高く、1982年以降の作品はすべて、コンテンポラリーダンスの殿堂と言われるパリ市立劇場との共同制作となっている。1999年よりその共同制作に加わり、数々の作品を日本初演してきたびわ湖ホールが、1月25日(土)に『ARC 薄明・薄暮』を上演する。前作から4年を経て昨年3月に北九州芸術劇場で初演されたばかりの最新作で、関西では初上演となる。過去にたびたび山海塾の舞台美術を手がけ、2016年に逝去した画家、中西夏之へのオマージュでもあるという本作。演出・振付・デザインの天児が中西の「着陸と着氷」シリーズから着想を得て、「二重の舞台、ふたつの鏡、ふたつの弧から成る“3つのダブル”の世界」を構築する。福岡での初演後、既にパリとサンパウロで上演され、「荘厳で静謐なこの舞踊は、初めて山海塾を見る人々をもとりこにするに違いない」(フィリップ・ノワゼット/仏レゼコー紙)と評された『ARC 薄明・薄暮』。舞踏ファンならずとも要注目と言えそうだ。山海塾『ARC 薄明・薄暮』は、1月25日(土)に滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール 中ホールにて上演。文:町田麻子
2020年01月23日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿・外苑前のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。■『CHANEL The Making of a Collection』フランスを拠点とする人気イラストレーター、ジャン=フィリップ・デローム(Jean-Philippe Delhomme)と、『madameFIGARO』のジャーナリスト、レティシア・セナック(Laetitia Senac)がシャネルのメゾンに1年間入り込んで作成したルポルタージュ風のヴィジュアルブック。コレクション発表の裏で働くスタッフ、ショーの舞台に立つマヌカン、コレクション発表のショーに至るまで一部始終をジャン=フィリップ・デロームの色彩豊かなイラストで再現している。【書籍情報】『CHANEL The Making of a Collection』出版社:Abrams言語:英語ソフトカバー/240ページ(総ページ数)/280×220mm発刊:2019年価格:5,170円■Shelfオフィシャルサイトで『CHANEL The Making of a Collection』を購入する
2020年01月11日「シュルレアリスム」とは、20世紀美術を語る上で、欠かすことのできない美術運動のひとつ。フランスの詩人アンドレ・ブルトンが、第1次世界大戦の戦禍をくぐり抜けたあと、理性を中心とする近代的な考え方を批判し、精神分析学の影響を受けて「無意識」の世界に「超現実」を求めた芸術運動のことだ。1919年にブルトンは友人の詩人フィリップ・スーポーとともに、理性によるコントロールを受けない「思考の書き取り(自動記述、オートマティスム)」という手法を核とした詩の運動として活動をスタート。1924年の『シュルレアリスム宣言』を発表し、運動を本格的にスタート、詩だけでなく、絵画をはじめ写真や映画など視覚芸術の分野へと拡大していった。シュルレアリスムが誕生してから今年で100年。箱根・ポーラ美術館にて開催されている『シュルレアリスムと絵画―ダリ、エルンストと日本の「シュール」』は、西洋で起こったシュルレアリスム運動から、どのようにシュルレアリスム絵画が生まれたのか、さらに日本で「シュール」と呼ばれる独自の表現が生まれることになったのか、その展開を紐解いていくのが狙いだ。この100年の間に、シュルレアリスムは日本にも大きな影響を及ぼし、1930年代には「超現実主義」という訳語のもと、最新の前衛芸術として一大ブームを巻き起こした。しかし日本では、本家シュルレアリスムが求めた「無意識」という本来の目的を離れ、現実離れした奇抜で幻想的な芸術として受け入れられ、独自の表現方法として「シュール」という感覚が生まれ、今に至る。ポーラ美術館( )
2019年12月20日フランスで大ヒットし、日本でも話題を呼んだ『最高の花婿』の続編『最高の花婿 アンコール』が、2020年3月27日(金)より全国順次公開されることが決定した。世界145か国で公開され大ヒットした『最高の花婿』の続編となる本作は、人種や文化の違いから巻き起こる騒動を笑いと涙を織り交ぜて描く多国籍ファミリーの最新作。カトリックで保守的なヴェルヌイユ夫妻の4人の娘たちがそれぞれ、アラブ系、ユダヤ系、中国系、そしてコートジボワール系と結婚したことから巻き起こる異文化・異宗教の家族問題を、たっぷりの笑いとユーモアで描いた、愛のパワーがぎっしり詰まった物語。本作では、移民であることでパリでの生活や仕事に悩みを抱える婿たちが全員、海外へ移住を計画!家族が世界中に離れ離れになることに耐えられないヴェルヌイユ夫妻は、婿たちを引き留める作戦に出るのだが…。来年2020年にオリンピック開催を控える日本では、2019年度の訪日外国人数は9月時点で2000万人以上を記録し、在留外国人数も昨年度は約273万人と過去最高を記録(※法務局調べ)。先日のラグビーワールドカップでも多様なルーツを持つ選手たちが「ONE TEAM」となって活躍する姿は記憶に新しく、私たちがいま大切にすべき、人生が豊かになるヒントがたくさん詰まっているといえそうだ。前作に続き、フランスで大ヒットした本作には、「続編は2014年の前作よりもさらに良い出来。展開も面白い」(フィガロ)「フィリップ・ドゥ・ショーヴロン監督がさらに上質な続編を撮った」(ル・モンド)と海外での評判も好調。フランスを代表する名優クリスチャン・クラヴィエやシャンタル・ロビーが演じるヴェルヌイユ夫妻の軽快なかけあいは本作でも健在で、かわいい孫たちと離れ離れになるのに耐えられず、子どもたちをフランスに引き留める作戦を立てる姿は笑いを誘う。そして『最高の花婿』の大ヒット以後、出演者の活躍も華々しく、『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』でヒロインを務める注目株のエロディー・フォンタン(4女ロール役)、『9人の翻訳家 囚われたベストセラー』にも出演するフレデリック・チョウ(3女の夫、シャオ役)など話題作にひっぱりだこ。前作から続投するフルキャストによる再競演も楽しめる。『最高の花婿 アンコール』は2020年3月27日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月11日「ぴあ」調査による2019年11月29日公開のぴあ映画初日満足度ランキングは、北条司の人気コミック『シティーハンター』をフランスで実写映画化した『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』が第1位になった。『シティーハンター』はアニメ版が1987年に放送開始。その後シリーズ化され劇場版が作られるなど何度も映像化されており、今年の2月には20年ぶりの新作長編アニメーションが公開になった。アニメ版はフランスでも放送されており、小学生の頃に観て熱狂的なファンになったという『世界の果てまでヒャッハー!』のフィリップ・ラショーが本作の監督と主演を務めた。なお、本作はフランスで動員168万人を突破する大ヒットを記録している。劇場には原作漫画やアニメシリーズのファンの姿も多く、出口調査では「漫画よりもキャラがしっかりしていてわかりやすい。かなり笑った」(50代)、「漫画やアニメへのオマージュがあって、製作陣の原作への愛がしっかり伝わってきた」(30代)、「アニメの再現度が高く、マンガチックな画もあって、その手があったか!と思った」(20代)、「アニメより過激! もちろんアニメにしかできないこともあるけれど、うまく実写化していて期待以上!」(50代)など大好評。アニメ世代ではないがネット配信で観て好きになったと話す人もおり、20代から60代までの観客から高い満足度を集めた。中には「最初は日本の漫画をフランスで実写化するのはどうなのかな? って思ってたが、違和感なく気軽に観られたし、漫画を知らない人でも楽しめると思う。もし続編があったら絶対に観たい!」(50代)、「正直、実写はどうなのかな・・・って思っていたけど、原作好きにはたまらない内容だった」(30代)と話す人も。なお本作は、山寺宏一、沢城みゆきら実力派声優陣が声を務めるデラックス吹替版で上映されており「ベテランの声優さんがどのように演じるのか興味があったので観にきた。決してがっかりさせない実写化なので、アニメファンの人たちも楽しめると思う」などの感想もあった。1位『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』92.8点2位『ファイティング・ファミリー』92.1点3位『幸福路のチー』87.7点4位『マリッジ・ストーリー』85.5点5位『ドクター・スリープ』82.8点6位『ドルフィン・マン~ジャック・マイヨール、蒼く深い海へ』82.7点7位『KIN/キン』82.2点8位『HUMAN LOST 人間失格』81.8点9位『読まれなかった小説』81.3点10位『THE INFORMER/三秒間の死角』79.8点(本ランキングは、11/29(金)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2019年12月02日アニメ作品『劇場版シティーハンター 』が、ファンを中心に好評だったことが記憶に新しい2019年は、年が終わる前に、フランスで作られた実写版の『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』も公開されるという、まさに“シティーハンターイヤー”。となった。このフランス版、監督・主演は、コメディ映画『世界の果てまでヒャッハー!』のフィリップ・ラショーが務めている。驚かされるのは、TVアニメ版『シティーハンター』(フランスでは『ニッキー・ラルソン』というタイトルで知られる)を見て育ったというラショーのこだわりだ。ラショー自身が成りきる主人公・冴羽リョウ(ラーソン)をはじめ、相棒の香、牧村、海坊主、冴子などなど、原作漫画やアニメ版を知っていれば、登場しただけですぐに分かるキャスティングと演技は圧巻。さらに日本語の吹き替え版で上映される本作は、アニメ版で使われた劇中曲などがふんだんに使用されるため、まるでアニメ作品を見ているような錯覚を覚えてしまう。だが最大のこだわりは、ほぼ全編で展開されるギャグの嵐だ。身体に振りかけると、その香りを嗅いだ人物に恋愛感情を芽生えさせてしまうという、奇想天外な香水をめぐって、あちこちで恋に落ちる人が続出。大混乱が起きる様子が、まるで漫画のように荒唐無稽なユーモアをもって描かれていく。原作者の北条司は、『シティーハンター』の映画化を打診されることが何度もあったというが、シリアスな企画が多く、原作と隔たりがあると感じていたらしい。ラショーの企画は、提示された内容がコメディに寄っているところが気に入ったということ。原作者も認めるように、フランス実写版は、原作への理解が深い娯楽作となっている。『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』公開中
2019年12月01日1985年に連載をスタートした北条司による不朽の名作『シティーハンター』がフランスで実写映画化され、『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』(11月29日公開)となっていよいよ日本のスクリーンにお目見えする。「フランスで実写化」という驚きのプロジェクトだが、完成してみるとその再現度の高さから、原作者の北条も「これぞシティーハンター!」と喜びの声を上げるほど。監督、そして冴羽リョウ役として主演も務めたフィリップ・ラショーはどのような想いを込めて、実写化に挑んだのか。北条と来日したフィリップを直撃し、『シティーハンター』をつくり上げる上で欠かせない“魂”とはなんなのか。そして時代も国境も越える冴羽リョウの魅力とは、一体どんなものなのか。大いに語り合ってもらった。――『シティーハンター』のフランスでの実写化が叶いました。まず、フランスからオファーが来た時の感想を教えてください。北条:やっと来たかと。僕としても、『シティーハンター』は、ヨーロッパの中でもフランスが一番人気があるような感覚があったんです。「実写化したいという話があるらしい」という噂を聞いては、「なんだガセか…」ということもあったので(笑)、今回のお話をいただいて少し驚きつつも、やっと来たかと大変うれしかったですね。フィリップ:フランスでは『シティーハンター』『ドラゴンボール』『キャプテン翼』の3つは大人気なんですよ。子供の頃にテレビで『シティーハンター』のアニメシリーズが放送されていたので、特に僕らの世代には熱烈な『シティーハンター』ファンがたくさんいます。僕も毎日のようにテレビで観ていましたし、フランス語に翻訳されている漫画雑誌も持っていました。子供の頃からのヒーローを実写映画化することが、いわば僕の夢になっていたんです。なんとか実写映画化したいと思い、北条先生の事務所に直筆の手紙を添えてプロットを送ったんです。――直筆の手紙…! そこにはどんな思いをしたためていたのでしょうか。フィリップ:『シティーハンター』を実写化するということは、「ビジネスで儲かるから」という思いでやっているのかと感じるかもしれませんが、そうではないということを伝えたいと思いました。「私は真摯に“シティーハンター愛”を持っています」、「“シティーハンター愛”こそが、実写化したい理由です」と手紙に書きました。北条:フランスからラブレターが来たのは初めてですからね。どうしようと思って(笑)。「ビジネスではない」という言葉は本当にうれしかったし、感激しました。その後、脚本を読ませていただいたんですが、それも「これはシティーハンターだ」と思うものだった。僕がやりたかったアイデアだな! と思うほどでしたよ。――「これぞ、シティーハンター」と思われたとのことですが、北条先生にとって『シティーハンター』をつくり上げる上で欠かせない“魂”とは、どのようなものだと感じていますか?北条:これまで「実写化したい」というアイデアをいただくと、アクション80、コメディ10、シリアス10のような割合になっていることが多くて。アクションをこれだけやるなら、もっと人間関係を描いてほしいなと思うこともありました。でも本作には、『シティーハンター』らしい人間関係が見事に描かれていた。リョウと香の関係性もきちんと描かれていたし、リョウはカッコ良くて、香はかわいい。見ているうちに、こちらも笑顔になってきてしまいました。本作を観て「これはシティーハンターじゃない」という人は、相当なへそ曲がりじゃないかな。フィリップ:すごくうれしいです。僕自身、脚本を書く上では「シティーハンターの魂をなくしたくない」と思っていました。漫画もアニメもすべて見返して感じたのは、リョウと香、そしてファルコンの3人の過去というものがとても大事だということ。彼らが急にそこに現れたキャラクターではなく、どのような人生を生きてきたのかを感じさせる脚本にしたいなと思っていたんです。北条:やっぱり、実に細かくキャラクター設定が出来上がっているんですよね。これだけの愛を込めて実写化してくれたということは、本当に作家冥利に尽きます。――監督は、主演としてリョウ役も演じられています。体づくりにも励んだそうですね。北条:ラショーさんの腕の筋肉なんて、すごいですよね! リョウの体のシルエットとしても完璧。本作のポスターが貼ってあるところを通りかかったときに「この絵、いつ描いたっけ?」と思ったことがあって(笑)。キャラクターのシルエットもそうだし、衣装の色使い、構図もまさに『シティーハンター』です。フィリップ:8カ月間の食事ダイエットとトレーニングをして、筋肉を8キロつけたんです。それが快感になってしまって、今でも運動を続けているんですよ。やはりリョウを演じる上で一番苦労したのは、香、そしてファルコンとの関係性をきちんと演じることなんです。リョウと香は思い合っているけれど、叶わぬ恋のような関係。リョウとファルコンは、最大にして最高の敵という雰囲気を出したいと思っていました。――本当に監督の深い“シティーハンター愛”を感じます。時代も国境も越えてリョウが愛され続けている理由を、どのように感じていますか?北条:女性からも人気のある作品ですが、連載を始めた頃は、こんな男に女性から人気が出るなんて思ってもみなかったですからね。男の本音をさらけ出した作品で、『キャッツ・アイ』で女性から人気が出たけれど、これで離れていくんだろうな…と思っていました(笑)。蓋を開けてみて、驚きましたよ。僕としては、同じことをやっていても仕方がないという思いで臨んだ作品です。リョウは男なら憧れるような存在かもしれないけれど、本当にこんなヤツがいたら女性にとっては許せないでしょうね(笑)。物語で、架空の世界だからこそ、輝いているんだと思います。フィリップ:僕にとってリョウは、本当に憧れの存在です。フランス人だけでなく、どこに行っても憧れられるような存在だと思いますよ。まず強くて、かっこいい。アクションシーンなんて惚れ惚れしますよね。それでいて愉快。まるでコメディ版のジェームズ・ボンドのようです。真面目な顔をしていたかと思えば、エッチな冗談を言ったりと、リョウの表情は2.5秒くらいの間にパッと切り替わるんです(笑)。そんなところが最高だし、演じる役者としてもワクワクしました。北条:リョウは、真面目な顔をしている時はたいていエッチなことを考えているんです。そしてボーッとしているように見えるときは、真面目なことを考えている(笑)。――実写となって登場した『シティーハンター』を観て、刺激となったことはありますか?北条:フランスの方が演じているからこそ、『シティーハンター』のファンの方々も受け入れやすい世界観のものになっているのかなと思いました。もし日本人の俳優さんが新宿で撮影をしたら、ちょっと違和感のあるものになっていたかもしれません。僕自身が受けた刺激としては、やっぱり『シティーハンター』は若いからこそ描けた作品なんだなと思いました。若い頃に、ああいったヤンチャ坊主を生み出すことができてよかったなと思っています。フィリップ:全身全霊で挑み、僕たちができる最高のものを目指しましたが、原作をしのぐことは到底できません。やっぱり原作が最高なんです。僕はこれまでにも長編映画を撮っていますが、子供の頃からの夢が叶ったという意味でも、本作はもっとも思い入れのある作品です。そして『シティーハンター』を発見した世代へのオマージュでもあります。僕自身、こうして日本に来て、北条先生と一緒に『シティーハンター』について話をしているなんて、今でもとても信じられない思いです。■北条司1959年3月5日生まれ、福岡県出身。1980年に『週刊少年ジャンプ』に掲載された『おれは男だ!』でデビュー。1981年より『キャッツ・アイ』を連載デビューし、1985年より『シティーハンター』を連載。両作ともにテレビアニメ化もされるなど大ヒットする。2019年には総監督を務める『エンジェルサイン』で、映画監督デビューを果たした。■フィリップ・ラショー1980年6月25日生まれ。2010年『ハートブレイカー』に俳優として出演し、2013年にコメディ映画『真夜中のパリでヒャッハー!』で俳優だけでなく、脚本・監督を担当。続編となる『世界の果てまでヒャッハー!』はフランスで大人気となった。2019年2月に本作がフランスで公開となり、観客動員168万人を超える大ヒットを果たすなど、フランス映画界期待の新世代クリエイター。(C) Axel Films Production
2019年11月29日原作者の北条司も「これぞシティーハンター!」と太鼓判を押す、フランス実写版『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』が、デラックス吹替版にて本日11月29日(金)より公開。この度、リョウとカオリの爽快アクションシーンを切り取った冒頭映像が到着した。到着した映像は、敵に囲まれたリョウとカオリが銃をぶっ放すアクションシーン。「ジェット」の「アー・ユー・ゴナ・ビー・マイ・ガール」に乗せて、次々に敵をなぎ倒していく2人の完璧なコンビネーションは爽快!そしてここから、キレキレのアクションが展開する。また、本作は巨額の予算だったことで、これまでにないプレッシャーを感じたそうで、フィリップ・ラショー監督は「このジャンルの映画に初めて取り組むのは、恐ろしいことだった」とふり返る。そんな本作製作にあたり「『シティーハンター』を実写化するなら、どうしてもレベルは高くなる。なので、リュック・ベッソン監督の作品に参加した技術者をはじめ、このジャンルの精鋭を集めることにした」と明かしており、撮影にはヴァンサン・リシャール、スタントマンにはフローリアン・バーモントら、様々なアクション映画を手掛ける精鋭メンバーが本作を支えていたという。そして、彼らについてラショー監督は「彼らはとても良い仕事をしてくれて、爆発シーンやカーチェイス、アクションシーンにすごく現実味が出せた」と自信をみせている。『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』は11月29日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション 2019年11月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Ⓒ AXEL FILMS PRODUCTION - BAF PROD - M6 FILMS
2019年11月29日北条司の人気コミックをフランスで実写映画化した『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』が29日(金)から公開になる。共同脚本・監督・主演を務めたのは『世界の果てまでヒャッハー!』が大ヒットを記録したフィリップ・ラショー。彼は8か月におよぶトレーニングを経て主人公の冴羽りょう(獣へんに寮。本稿では平仮名で表記する)になるべく準備を進めたが、彼が重視したのは原作への愛情と“ユーモア”だったという。来日時に話を聞いた。日本では知らぬ者がいない人気コミック『シティーハンター』は今年2月に新作アニメーション映画も公開されたが、フランスでも『ニッキー・ラーソン』のタイトルでアニメ版が放送され人気を集めている。子どもの頃から本作や『ドラゴンボール』が大好きで、日本のアニメに多大な影響を受けて育ったラショー監督は自ら実写映画化を希望し、企画書とプロットを原作者に送付。1年半かけて書いた脚本を手に来日して映画化権を得た。「僕は日本のコミックやアニメーション、そしてフランスのコメディに多大な影響を受けて育ちました。だから意識をしたわけではないけど、知らず知らずのうちに自分が好きなもの、吸収してきたものがこの映画に集結しているのかもしれないですね」映画はボディガードや探偵を行うスゴ腕の男・冴羽りょうと相棒の槇村香のコンビが、匂わせると一瞬で相手をトリコにしてしまう“キューピッドの香水”をめぐる陰謀に巻き込まれて、熾烈な戦いを繰り広げる様をギャグ満載で描いている。本作は日本のコミックやアニメにルーツがあるが、そもそもある時期の日本の漫画は欧州のアクション映画、スパイ映画などから多くの影響を受けている。フランスでの実写化は、異国の地での映画化でありながら、ルーツのルーツに戻った趣きもある。「なるほど。でも確かにそういう影響はあるかもしれませんね。たとえばですが『コブラ』(寺沢武一の名作コミック)の主人公は、仏俳優のジャン=ポール・ベルモンドがモデルになっていると聞いたことがあります。他の日本のコミックにもそのような影響があるのかもしれません。その一方で日本のコミックやアニメーションは、アメリカよりもフランスで愛されています。僕は子どもの頃から日本のアニメーションを吸収して育ってきました。僕はフレンチコメディを愛していますが、日本のコミックからもユーモアを学んだと思っています」ラショー監督はこれまで多くのコメディ映画を手がけてヒットを飛ばしてきたが、アクションやサスペンス的な場面が次々に登場する『シティハンター』を映画化する上でも“ユーモア”を最重視したという。「僕が子どもの頃、周囲の女の子たちはみんな、冴羽りょうのことが大好きでした。彼はカッコいいけど、“女好き”という点ではまるで4歳児みたいなところがあるし(笑)、いつも相手をからかっているようなところがあって『あんなにも女好きで、誰にでもアタックするような男のどこがいいんだろう?』と思っていた時期もありました(笑)。でもよく考えると、彼は相手をからかうにしても悪意がなくて無邪気だし、カッコいいだけではなくて笑わせてくれる。だから僕のまわりの女の子たちは彼に恋したんでしょうね」だからこそラショー監督は、アクションもたっぷりあって、原作のキャラクターや世界観を守りつつ、冴羽りょうが愛すべき男になるようにユーモアとギャグを可能な限り盛り込んだ。「脚本を執筆する段階で可能なかぎり熱を込めています。書いている時はプレッシャーはありましたけど、完成した映像をイメージしながら“これならみんなに笑って楽しんでもらえる”と思えるものができるまで、時間をかけて脚本を練っていったわけです。それにギャグといっても、単純に笑いにとりにいくギャグもあれば、ストーリーを進行させたり、キャラクター造形に寄与するギャグもあります。それぞれのシーンが最大限の力を発揮するように全シーンを考えていきました」その上でラショー監督は『シティハンター』を“映画として語る”ことにこだわった。コミックに愛情をもって接するが、コミックを“そのまま”実写化して効果を生まないなら省く。キャラクターの基本設定を変更はしないが魅力がより伝わるなら大胆な状況を物語に盛り込む。コミックをそのまま演じても実写化にはならない。本作を観ると、映画監督ラショーのこだわりと強い意志を感じられるはずだ。「ありがとうございます。私はこの映画では自分の本当に好きなものを、いかにして魅力的に活かすことができるのかだけを考えて、映画をつくっていきました」ちなみに完成した作品はフランスで観客動員168万人の大ヒット。日本の『シティハンター』ファンも、ラショー監督の原作への愛と真摯な想いを感じられる、そして何よりも楽しめる作品になっている。『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』11月29日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開
2019年11月25日フランス公開時は観客動員168万人を突破する大ヒットを記録となった『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』が、デラックス吹替版にていよいよ11月29日(金)より公開。原作・北条司も認める完成度の高さで話題の本作で、人気のキャラクターである主人公・冴羽りょうの相棒であり、香の義兄・槇村秀幸を演じるのは、「アラン・ドロンの再来」と本国で人気沸騰、日本でも大きな注目を集めるラファエル・ペルソナだ。世界中の老若男女を虜にする作品「シティーハンター」。フランス実写版のビジュアルが公開されるや否や、「海坊主が海坊主すぎる…!」など話題になり、最新の予告編映像では俳優陣の再現度の高さとバックに流れる往年の名曲「Get Wild」が、原作ファンのハートにますます火をつけることになった。りょうや香、海坊主もさることながら、本作に欠かせない人物がもう一人、りょうの相棒であり香の義兄・槇村の存在だ。一見冴えない風貌だが、かなりの腕利きで、メガネを取ると実は端正な顔立ちの持ち主。そんな漫画の中だけのようなキャラクターを見事に実写版で再現するのは、その甘すぎるルックスから「アラン・ドロンの再来」と称され、主演作『黒いスーツを着た男』を引っさげ「フランス映画祭2013」に来日した際にも注目を集めたラファエル・ペルソナ。フランス・パリで育ち、舞台俳優として活動を始め、1998年にテレビドラマでデビューを果たすと、2010年以降は映画を中心に活躍しキャリアを積む。そして、フランス版のアカデミー賞とされる第36回セザール賞の有望男優賞にノミネートされるなど、その演技力は折り紙つき。本作での銀縁のメガネに、ベージュのトレンチコートを羽織ったラファエル扮する槇村のビジュアルは、SNS上でも瞬く間に話題となり「槇村兄がすごい」「意外と日本人だと再現難しい類にはいるのかも…」と海を飛び越え、原作ファンを唸らせている。主演・監督を務めたフィリップ・ラショーも「僕たちと同じ熱意を持って、ついてきてくれた。みんなの演技のおかげで、各シーンが脚本を上回るものになったよ!」と語るように、ラファエルも“全身全霊”で作り上げたキャラクターと、原作でも人気の高いりょうと槇村の“あの名シーン”の再現にも期待が高まる。『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』は11月29日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション 2019年11月29日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Ⓒ AXEL FILMS PRODUCTION - BAF PROD - M6 FILMS
2019年11月23日光や音、映像などを用いた没入型の作品で注目を集めるフィリップ・パレーノの個展『フィリップ・パレーノ展オブジェが語り始めること』が、ワタリウム美術館にて2020年3月22日(日)まで開催されている。フィリップ・パレーノは、1964年にアルジェリアで生まれ、パリを拠点に活動するアーティスト。他のアーティストや一般の人々と多様なコラボレーションを行いながら、映画や広告、ファッションなどのサブカルチャーから、映像などを用いたインスタレーションまで幅広い作品を世界各地の展覧会で発表し、話題を集めている。同展は、そんなフィリップ・パレーノによる日本初の大掛かりな展覧会。パレーノが1994年から2006年にかけて制作したオブジェを再制作、再構成することで、それぞれのオブジェをひとつの作品として関係させていくことを試みる。スピーカーを内蔵した人工石からパレーノ執筆のテキストを読み上げる声が聞こえる1994年の《しゃべる石》から、氷で作られた雪だるまが徐々に溶けて変容していく1995年の《リアリティー・パークの雪だるま》、そしてパレーノの代表作である白熱光が点滅する2007年の《マーキー》まで、過去に制作してきたオブジェがその姿を新しくして登場する。「ここに筋書きはない。そして始まりも終わりもない。ここでオブジェたちは互いに会話しはじめる」と言うパレーノ。一連の出来事が展開する空間として構築された会場で、最先端でありながらどこか懐かしい、不思議なパレーノの世界を感じてみてほしい。【開催情報】『オブジェが語り始めること』2020年3月22日(日)までワタリウム美術館にて開催【関連リンク】 ワタリウム美術館()《ハッピーエンディング, 2014-15》ほか 撮影:今井紀彰《マーキー, 2016》 撮影:今井紀彰《吹き出し(白), 1997》 撮影:今井紀彰
2019年11月17日城田優が演出を手がけ、自ら主演するミュージカル『ファントム』が、11月9日に東京・TBS赤坂ACTシアターにて開幕した。【チケット情報はこちら】ガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」を原作に、アーサー・コピットが脚本、モーリー・イェストンが作詞・作曲を担当した本作は、1991年に米で初演されたミュージカル。日本では2004年から宝塚歌劇団が公演を実施しているほか、2008・2010年には大沢たかお、2014年には城田の主演で上演された。今回は加藤和樹もタイトルロールを務める。初日を控えた囲み取材にはW主演ふたりのほか、クリスティーヌ・ダーエ役の愛希れいかと木下晴香、フィリップ・シャンドン伯爵役の廣瀬友祐と木村達成(ともにWキャスト)が参加。それぞれ城田の演出家ぶりを「大変なポジションにもかかわらず、エネルギッシュにカンパニーを引っ張ってくれた」「作品に対する愛情を、誰に対しても平等に伝えていた」などと紹介し、感謝の気持ちを述べた。城田はその言葉に恐縮しつつ、「演出と主演の両立は初めての経験で、人生でいちばん大変でした」と稽古期間を振り返る。演出に多くの時間を費やした結果、「僕自身の稽古が足りていない」と不安を吐露するも「作品としては完璧です!」とコメント。「希望と絶望が入り混じった最高のエンターテインメントが完成しました」と続き、ファントムの仮面越しに自信を覗かせた。作品の舞台となるパリの街並みを想像させるオルゴールや街灯など、劇場ロビーのいたるところに『ファントム』の世界観が現れているのも本作の特徴といってよいだろう。このほか、開演前の客席でアンサンブルキャストが“2,000円フラン”の写真集を販売する趣向も。観客は本編スタートを前に、自然と劇空間へいざなわれていく。取材日のゲネプロは、加藤・愛希・廣瀬の組み合わせで上演された。城田は客席後方に設けられた演出席から舞台の様子を見守る。加藤は、悲しい過去を背負って地下に幽閉されたファントム(エリック)の純粋さを少年のようなあどけなさで造形。その彼を“先生”と慕い、音楽を通じて次第に心を通わせていくクリスティーヌを、愛希は可憐に演じた。劇中でリプライズされ、時に楽しく・時に切なく歌い上げられるふたりのデュエット『You are Music』は作品を象徴する必聴ナンバーだ。上演時間は約180分(休憩含む2幕)。東京公演は12月1日(日)まで。その後、12月7日(土)~16日(月)に大阪・梅田芸術劇場メインホールへ巡演する。東京公演の「当日整理番号券」を公演希望日の前日10:00~23:59まで予約受付中。取材・文:岡山朋代
2019年11月11日伝統を守りながらも、華やかで繊細な料理を生み出すルノー・オージエ氏1981年生 38歳 。 フランス、グルノーブル出身。『オテル ドゥフランス』、『ミッシェルトラマ』『ルイ・キャーンズ』『レクイエール』などで研鑽を積んだ後、 2013年春に【トゥールダルジャン東京】のエグゼクティブシェフに就任。2回目の挑戦で1%の難関突破の快挙――M.O.F.受章おめでとうございます。受章されたお気持ちは?2日にわたる第四次試験の最終日、試験後の発表でした。受章者はアルファベット順に名前を呼ばれるので、最初に呼ばれなかったらダメだということが明白。名前を呼ばれたときには喜びが爆発しました。――M.O.F.は料理人にとってどのように感じられる章なのですか?M.O.F.は182種類の職業から選ばれます。ホテル・レストラン部門では料理人、サービス、ソムリエ、レセプショニストなどが対象で、国籍は問われず、23歳以上が条件。私はM.O.F.を持つシェフとの仕事を通じ、心の奥底にいつかそこに到達しなければならないという意識がありました。今、栄誉ある章をいただいて、ここがゴールではなく、さらにこのタイトルに見合う仕事をし、価値を与えることが仕事だと思っています。――受章はとても難しいと思います。今回は2回目の挑戦でした。753人のなかで今回受章ができたのは7人。つまり1%の狭き門だといえます。試験は20人のM .O .F.を持つシェフたちがじっと見ているなかで行われます。2週間前にテーマを与えられ、各自そのテーマに沿ったレシピを考案し、試験でつくるのですが時間調整がとても難しい。私は1週間をレシピづくりにあて、1週間は実践して時間調整に集中しました。試験は魚料理に4時間30分、肉料理に5時間、デザートに5時間30分与えられ、同時進行で合計5時間30分と時間が決められているのですが、ぴったりと終わらせなければならないのです。1分早くても遅くてもダメ。しかも、1台のオーブンを3人で共有、アシスタントは調理師学校から選ばれた素人同然の2名。料理は温かいもの、冷たいものがあり、それぞれ適温で食べてもらわなければならない……。だから、1回目の挑戦はどんなものか体験し、2回目で受章を目指すくらいの余裕がないと難しいと思います。厨房でのチーム力を大切にするシェフ、ルノー・オージエ氏――聞くだけで気が遠くなります。お題も当然難しいわけですよね。はい。例えば〝魚料理のソースはオマールで0と指示があるのですが、使っていいオマールは1尾。そのみそを使って8人分250gのソースをつくらなければならない。デザートのテーマの一つ『パイナップルを含む生のトロピカルフルーツをつかったゼリー』も難題。パイナップルの酵素でゼラチンが固まらないので、どうするかという知識が必要です。――知識、技術、柔軟性すべてにおいて最高のレベルが要求される。受章者が賞賛される理由ですね。今回の挑戦は東京店の総支配人、クリスチャン・ボラー氏が背中を押してくれて実現したものです。テーマ食材が野ウサギや仔牛の脳みそなど日本で手に入りにくいものもあり、パリ本店に協力をしてもらってパリで準備しました。途中、日本在住シェフとして初めてM.O.F.を受章されたジャック・ボリー氏も試食してくれました。自分のいない間は日本チームが厨房を守ってくれたことも感謝しています。――当日、材料を運ぶトラックも2台用意して準備されたとか。オーナーのアンドレ・テライユ氏が、万が一の渋滞や、車が故障したりした場合にと用意してくれました。準備中、朝早くから夜遅くまでスタッフもついてくれました。まさにチーム・トゥールダルジャンで取ったM.O.F.なのです。――【トゥールダルジャン 東京】で働いたのは何がきっかけでしたか?日本にバカンスに来ているときに総支配人のボラーさんと出会ったのがきっかけです。2013年春にシェフになりました。過去から未来へ。約400年続く歴史の1ページを綴れる幸せ『トゥールダルジャン オリジナルブイヤベース』――その前はモナコ【ルイ・キャーンズ】でも働いていらっしゃいました。影響を受けたシェフはいますか?それぞれ違うことを教えてもらいました。最初の【オテル ドゥフランス】で基礎を築きました。ミッシェル・トラマ氏からは家族的な温かさを、デュカス氏からはビジネスセンスを、フィリップ・ミル氏からは社会的な視点を学びました。いろんな教えが自分のなかで熟成しています。――【トゥールダルジャン】400年の歴史。それを守りながら、今の時代性をどう融合させていますか?【トゥールダルジャン】は私にとって大きな本のような存在です。ここにかかわった人がそれぞれのページを書き足していく。皆で書き足していくことで美しい本ができあがっていくのだと思います。私のページには、日本だからこその四季や、現代の人の好みを反映させていく。5年前の東京店30周年のときは、スペシャリテ、『幼鴨のロースト マルコポーロ』のソースを少し変えました。【トゥールダルジャン】という大きな幹から延びていく枝が変化のイメージです。時代にあわせたライトさ、華やかさは意識的に考えます。――これからの目標は?私が今後やらなければいけないのは、フランス料理のアンバサダーになること。フランス国旗を背負い、日本という地で伝えるのもそうですし、若い人が、私を超えて未来に向かって進んでいけるように伝えることもそう。同じ日はないですから、毎日が挑戦なのは変わりません。【トゥールダルジャン 東京】住所:東京都千代田区紀尾井町4-1 ホテルニューオータニ 東京 ロビィ階電話:03-3239-3111営業:17:30~(最終入店 .20:30)定休日:月曜日トゥールダルジャン 東京【エリア】永田町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】35000円【アクセス】赤坂見附駅 徒歩3分食のトレンドが一冊にヒトサラ。会報誌をご希望の方は先着100名様にプレゼント!
2019年11月08日今年2月の来日公演でクラシック界を席巻した、クルレンツィス指揮ムジカエテルナの再来日公演が決定した。今回は2020年のベートーヴェン生誕250周年を祝い、初来日となる「ムジカエテルナ合唱団」を率いて、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」を披露する他、盟友パトリツィア・コパチンスカヤとの「ヴァイオリン協奏曲」などのベートーヴェン・プログラムを披露する。いやはやこれは絶対に聴き逃がせない。ベートーヴェンイヤー最大の衝撃公演になりそうだ。●公演予定2020年4月13日(月)19時日本・東京 / サントリーホールベートーヴェン : 交響曲第9番ニ短調 op.125「合唱付」主催:KAJIMOTO2020年4月14日(火)19時日本・東京 / サントリーホールベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 op.61(Vn:パトリツィア・コパチンスカヤ)ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 op.92主催:KAJIMOTOand More……!※ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 op.125「合唱付き」のソリスト及び、各公演チケット料金、発売日等は決定次第発表予定。●テオドール・クルレンツィスTeodor Currentzis/ムジカエテルナmusicAeternaテオドール・クルレンツィスTeodor Currentzis/ムジカエテルナmusicAeternaムジカエテルナ・オーケストラとムジカエテルナ合唱団の創設者および芸術監督。ムジカエテルナ・オーケストラは、2011年から2019年までペルミ国立歌劇場のレジデント・オーケストラとして活動していたが、2019年7月に同劇場から独立。クルレンツィスは同劇場の芸術監督を退任し、現在は独立した民間オーケストラとなったムジカエテルナと共に、さらなる高みを目指し精力的に活動を展開している。ムジカエテルナを率いてヨーロッパ中でツアーを行っており、ベルリンのフィルハーモニー、フィルハーモニー・ド・パリ、バーデン・バーデン祝祭劇場、ミラノ・スカラ座、マドリード・オーディトリアムなどで演奏している。ザルツブルク音楽祭への出演は恒例になっており、2017年にピーター・セラーズの新演出で指揮した《皇帝ティートの慈悲》は、翌年オランダ国立歌劇場でも上演され、これがクルレンツィスのオランダ・デビューとなった。また、同音楽祭で行われた2018年のベートーヴェンの交響曲全曲チクルスは、5回のコンサートがすべて完売となり、さらに2019年にピーター・セラーズが演出を手がけ、フライブルク・バロック・オーケストラとムジカエテルナ合唱団と共演した《イドメネオ》は大好評を博した。クルレンツィス指揮ムジカエテルナは、2018年にBBCプロムスにデビュー、2019年2月に東京と大阪で公演を行い日本デビューを果たした。今シーズンには、ニューヨークのザ・シェッドにて映像作家ジョナス・メカスの晩年の作品を用いたヴェルディの《レクイエム》が予定されており、これが彼らのニューヨーク・デビューとなる。2018/19年シーズンよりシュトゥットガルト放送交響楽団の首席指揮者に就任。初年度には本拠地シュトゥットガルトでマーラーの交響曲第3番、第4番、チャイコフスキーの交響曲第5番、ショスタコーヴィチの交響曲第7番を指揮したほか、ツアーではウィーンのコンツェルトハウス、ハンブルクのエルプフィルハーモニー、ケルンのフィルハーモニーなどで演奏した。同シーズンの最後は、ザルツブルク音楽祭でショスタコーヴィチの交響曲第7番を披露して初年度を締めくくった。2019/20年シーズンには、シュトゥットガルト放送交響楽団とのスペイン、イタリア、フランス・ツアーを行う。2019年11月には、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団へのデビューが決まっており、ムジカエテルナ合唱団を率いてヴェルディの《レクイエム》を指揮する予定である。クルレンツィスのこれまでの活動のハイライトとして、2016/17年シーズンにウィーン楽友協会のレジデント・アーティストに就任して共演したウィーン交響楽団、カメラータ・ザルツブルク、ムジカエテルナとの公演、ディアギレフ・フェスティバルとペルミ国立歌劇場、さらにヨーロッパ各地で演奏したブラームス「ドイツ・レクイエム」(マーラー・チェンバー・オーケストラ、ムジカエテルナ合唱団と共演)、ベリオのバレエ音楽《コロ》(マーラー・チェンバー・オーケストラとのツアー)、ザルツブルク音楽祭での《皇帝ティートの慈悲》とモーツァルト《レクイエム》、バリー・コスキー演出のヴェルディ《マクベス》(チューリヒ歌劇場/2016)、ボーフムのルール・トリエンナーレでのワーグナー《ラインの黄金》(ムジカエテルナと共演/2015)、チャイコフスキー《イオランタ》とストラヴィンスキー《ペルセフォーヌ》のマドリード初演(2012)および両作品のエクサンプロヴァンス音楽祭での再演(2015)、マドリードでのパーセル《インドの女王》(2012)、チューリヒでのショスタコーヴィチ《ムツェンスク郡のマクベス夫人》(2012)、ブレゲンツ音楽祭でのヴァインベルク《パサジェルカ》(ウィーン交響楽団と共演、2010)などが挙げられる。ペルミ国立歌劇場の芸術監督在任中には、フィリップ・エルサン《トリスティア》(2016)、ドミトリー・クルリャンツキーのオペラ《ノスフェラトゥ》(2014)、アレクセイ・シュマクのオペラ《カントス》(2016)、セルゲイ・ネフスキーのヴァイオリン協奏曲(2015)など数々の重要な委嘱作品を発表した。クルレンツィスはムジカエテルナと共にソニー・クラシカルと専属録音契約を結んでおり、これまでに『モーツァルト:フィガロの結婚』『同:コジ・ファン・トゥッテ』『同:ドン・ジョヴァンニ』『ストラヴィンスキー:結婚』『チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲』(共演:パトリツィア・コパチンスカヤ)、『チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」』『マーラー:交響曲第6番「悲劇的」』などをリリースしている。それ以前には、アルファ・レーベルより『ショスタコーヴィチ:交響曲第14番』『モーツァルト:レクイエム』『パーセル:ディドとエネアス』、ハルモニア・ムンディより『ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲』(マーラー・チェンバー・オーケストラ/アレクサンドル・メルニコフ)を発表している。2016年の『ストラヴィンスキー:春の祭典』(ソニー・クラシカル)は、エコー・クラシック・アワードの年間最優秀交響楽録音賞(20・21世紀音楽部門)、2017年の『パーセル:インドの女王』(DVD/ブルーレイ、ソニー・クラシカル、共演:ムジカエテルナ、演出:ピーター・セラーズ)は、エコー・クラシック・アワードを受賞している。2015年には兄弟であるファンヘリーノ・クルレンツィスと共にバクで開催されたヨーロッパ競技大会オープニング・セレモニーのサウンドトラックを作曲し、この録音がエミー賞(音楽演出・作曲部門)にノミネートされた。2008年には、ロシア連邦友好勲章を受章。2016年には、ドイツのアルフレート・テプファー財団からカイロス賞を贈られている。同年、オペルンヴェルト誌は、チューリヒ歌劇場で指揮した《マクベス》に対し、クルレンツィスを“ベスト・コンダクター・オブ・ザ・イヤー”に選出した。クルレンツィスは、ロシアの権威ある“黄金のマスク演劇賞”を7度受賞しており、最近では、2017年のペルミ国立歌劇場でのロバート・ウィルソン演出《椿姫》でベスト・オペラ・コンダクター賞に輝いた。この他にも、《インドの女王》(2015)、《コジ・ファン・トゥッテ》(ペルミ国立歌劇場、2013)、《ヴォツェック》(ボリショイ劇場/2011)がベスト・オペラ・コンダクター賞を受賞しているほか、《シンデレラ》(2007)は“プロコフィエフ音楽の見事な演奏”、《フィガロの結婚》(2008)は“真の演奏における抜群の成果”と称された。2006年、クルレンツィスは古楽の知識と情熱に現代音楽作曲家たちとニュー・ミュージックを組み合わせ、モスクワでテリトリア現代芸術フェスティバルを立ち上げた。この音楽祭はたちまち話題となり、今やモスクワでもっとも漸進的で権威あるフェスティバルへと発展した。また、2012年より国際ディアギレフ・フェスティバルの芸術監督に就任。ディアギレフの出生地であるペルミで開催している。ギリシャ生まれ。ロシアへ移住した1990年代はじめ以来、クルレンツィスにとってロシアは第二の故郷となっている。リムスキー=コルサコフ記念サンクトペテルブルク国立音楽院では、オデュッセウス・ディミトリアディス、ワレリー・ゲルギエフ、セミヨン・ビシュコフらを育てたイリヤ・ムーシンのもとで指揮を学んだ。●パトリツィア・コパチンスカヤPATRICIA KOPATCHINSKAJA(ヴァイオリン)パトリツィア・コパチンスカヤPATRICIA KOPATCHINSKAJA(ヴァイオリン)東欧のモルドヴァ出身。“ヴァイオリン界でもっとも独特な声をもつ者のひとり”と称される。パトリツィア・コパチンスカヤの他に類をみないアプローチは、多様なレパートリーで活かされており、バロックおよび古典派作品のガット弦による演奏から、新作の初演や現代曲の再演に至るまで、その活動は実に幅広い。屈指の指揮者・オーケストラと共演を重ねてきたコパチンスカヤにとって、引き続き2018/19年はエキサイティングなシーズンとなる。シーズン冒頭には、ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団と初共演する。このほか、バイエルン州立管弦楽団、キリル・ペトレンコ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との演奏会や、ハインツ・ホリガー指揮バーゼル室内管弦楽団とのヨーロッパ・ツアーも予定されている。さらにアメリカではクリーヴランド管弦楽団にデビューし、ペーテル・エトヴェシュ作曲《ヴァイオリンと管弦楽のための「セヴン」》を演奏する。テオドール・クルレンツィス指揮ムジカエテルナの日本ツアーでは、チャイコフスキーの《ヴァイオリン協奏曲》の独奏を任される。デュオのパートナーであるピアノ奏者ポリーナ・レシェンコとは、アルバム『Deux~ヴァイオリンとピアノのための作品集』(Alpha)をリリース。レシェンコとのデュオ演奏を、今シーズンにアメリカと日本で初披露する。2014年から米ミネソタ州のセントポール室内管弦楽団のアーティスティック・パートナーを務めてきたコパチンスカヤは、2018年に同団との録音『シューベルトの「死と乙女」』(Alpha)でグラミー賞に輝いた。2017年には、スイス政府文化局が傑出した才能やイノヴェーションを称えるスイス・グランド・アワードの音楽部門を受賞する栄誉に浴した。2017/18年シーズンには、“アルティスト・エトワール”(スター・アーティスト)として招待されたルツェルン・フェスティバルで、自身の新プロジェクト“ディエス・イレ”(怒りの日)を世界初演。このプロジェクトは、コパチンスカヤが音楽監督を務めるカリフォルニアのオーハイ音楽祭で、今夏に北米初演された。さらに、マルクス・ヒンターホイザーとカメラータ・ザルツブルクとの共演でザルツブルク音楽祭に出演し、ウストヴォーリスカヤならびにハルトマンの作品を演奏した。●ムジカエテルナ合唱団musicAeterna chorus (Russia)ムジカエテルナ合唱団musicAeterna chorus (Russia)芸術監督:テオドール・クルレンツィス 首席合唱指揮者:ヴィタリー・ポロンスキー・テオドール・クルレンツィスによって2004年にノヴォシビルスクで創設され、2011年から2019年までペルミ国立歌劇場のレジデント・コーラスとして活動した。2019年9月に同歌劇場から独立し、民間の合唱団として新たな一歩を踏み出した。さまざまな様式、時代の楽曲を擁する幅広いレパートリーを誇るムジカエテルナ合唱団は、ヨーロッパおよびロシアのバロック作品にはじまり、18世紀から20世紀のロシア合唱曲、さらにオペラ・レパートリーや現代の委嘱作品に至るまで、多彩なプログラムを演奏している。ペルミ国立歌劇場のレジデント・コーラスとして演奏した作品には、新演出のモーツァルト《コジ・ファン・トゥッテ》(2011)、《フィガロの結婚》(2012)、《ドン・ジョヴァンニ》(2014)、パーセル《インドの女王》(2013)、オッフェンバック《ホフマン物語》(2015)、ボロディン《イーゴリ公》(2015)、ヴェルディ《椿姫》(2016)、プッチーニ《ボエーム》(2017)などがある。ムジカエテルナ合唱団のために書かれた委嘱作品も多く、これまでにドミトリー・クルリャンツキーのオペラ《ノスフェラトゥ》(2014)、フィリップ・エルサン《トリスティア》(2015)、アレクセイ・シュマクのオペラ《カントス》(2016)などの世界初演を行っている。ソニー・クラシカル・レーベルと専属録音契約を結んでおり、2012年以来、『モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」』(2014年2月リリース、ドイツ・レコード批評家賞、エコー・クラシック・アワードの年間最優秀録音賞)、『モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」』(2014年リリース、2015年のオペルンヴェルト誌の年間最優秀CD賞)、『ストラヴィンスキー:春の祭典』(2016)、『ラモー:輝きの音』(2014)を発表している。2013年にクルレンツィスが指揮し、ピーター・セラーズが演出を手がけたパーセルの《インドの女王》は、ソニー・ミュージックが撮影し、2016年にDVDとしてリリースされた。ムジカエテルナ合唱団は、ヴァンサン・デュメストル、アンドレス・ムストネン、ポール・ヒリアー、ラファエル・ピション、アンドレア・マルコン、ジェレミー・ローレルらを客演指揮者に迎え、定期的に共演している。世界各地でツアーを行っており、モスクワ、サンクトペテルブルク、ベルリン、アテネ、パリ、リスボン、ハンブルク、フェラーラ、ミュンヘン、ケルン、クラクフなどで演奏している。また、著名な国際音楽祭への出演も多く、ブリュッセルのクララ・フェスティバル、エクサンプロヴァンス音楽祭、ルツェルン・フェスティバル、モスクワの黄金のマスク演劇祭などから定期的に招かれている。ザルツブルク音楽祭には、ピーター・セラーズ演出のモーツァルト《皇帝ティートの慈悲》(2017)と《イドメネオ》(2019)で参加した。2019年には、ニューヨークのザ・シェッドでヴェルディ《レクイエム》を演奏してのアメリカ・デビューが決まっている。
2019年11月02日渋谷駅直結の新商業施設・渋谷スクランブルスクエアが、2019年11月1日に開業する。オープンに先駆けてメディア向けに行われた内覧会から、渋谷スクランブルスクエアの注目ショップを紹介。今回は、地下2階から1階までのFoodsフロアから、日本初上陸のスイーツやオススメのベーカリー、デリまでをピックアップする。 手みやげにも活躍する、おすすめスイーツは? 1階はスイーツのフロア。東急百貨店による「東急フードショーエッジ」と、エキナカ施設エキュートの新業態「エキュートエディション」にわかれ、30の店舗が並ぶ。パリから初上陸のパティスリーをはじめ、エシレやアラン・デュカスのショコラ専門店など、人気のスイーツショップもオープン。さっそく注目店舗をご紹介。日本初上陸・パリの人気パティスリー・モリヨシダ吉田守秀がオーナーパティシエを務め、パリ7区に店を構えるパティスリー・モリヨシダ(MORI YOSHIDA)。その日本初の店舗が渋谷スクランブルスクエアに登場。シンプルでおいしいと評判のスイーツのなかでも、螺旋状にドレープを描いた美しい「モンブラン」は注目。中心にはシャンティ―にマロンを忍ばせ、ベースのパイ生地・パータフィロが食感のアクセントに。渋谷スクランブルスクエア限定なので、世界でここだけでしか味わえないケーキとなっている。エシレの焼き菓子が渋谷に初登場、カヌレが限定発売フランス産発酵バター・エシレを使った焼菓子が楽しめる、エシレ・パティスリー オ ブール(ÉCHIRÉ PÂTISSERIE AU BEURRE)は、伊勢丹新宿店に続く2号店をオープン。店内にはキッチンスペースがあり、焼きたての菓子が提供される。なかでも、渋谷スクランブルスクエア限定で、バターの風味豊かなカヌレはぜひ味わいたい一品。やさしい味わいの生地をじっくり焼き上げている。アラン・デュカスのショコラ専門店でも限定デザートが登場東京・日本橋にショコラ工房をオープンしたことで話題となった、ル・ショコラ・アラン・デュカス(LE CHOCOLAT ALAIN DUCASSE)。渋谷限定のショコラケーキ「フォレ・ノワール」東京工房を踏襲したデザインの渋谷スクランブルスクエアの店舗には、12席のサロンも併設。アルザス地方のショコラケーキ「フォレ・ノワール」が限定商品として提供される。また、ショコラをたっぷり使用したソフトクリームも東京ではここだけで味わえる。もちろん、人気のタブレットやボンボンショコラのラインアップも充実。味覚の魔術師、フィリップ・コンティチーニの新店舗フランスで“味覚の魔術師”と称されるパティシエ、フィリップ・コンティチーニ(PHILIPPE CONTICINI)が、日本2号店をオープン。ケーキから焼き菓子まで幅広いラインアップのうち、渋谷で新作として登場するのが「ブラウニー マニフィック」と「クッキーズ」。ブラウニーは、口に入れた時のチョコレート生地の贅沢さと独特な食感に、アクセントの塩が効いた一品。クッキーはアメリカンタイプながら、バニラやショコラの華やかな香りや深い味わいが特徴。手みやげにもぴったり。三軒茶屋の人気パティスリーによる新店舗・フラクタス三軒茶屋の超人気パティスリーであるプレジールの新業態、フラクタス(FRUCTUS)。ケーキ専門店として、こだわりの農家や産地から集めた季節の素材の味を最大限に活かしたスイーツを展開する。なかでも「フレッシュモンブラン」は是非味わいたい一品。オリジナルの国産栗ペーストをたっぷり使用し、フレッシュな口当たりでありながらも濃厚なモンブラン。また、渋谷スクランブルスクエア限定の、卵に見立てたケーキ「エッグ」や、十勝しんむら牧場の生クリームを使った数量限定の特製カスタードパイなどのオリジナルメニューがラインアップする。ベーカリーやデリも充実、日本初上陸の店舗も 地下1階は、高級スーパー・紀ノ国屋の新業態である、グルマン マーケット キノクニヤ(Gourmand Market KINOKUNIYA)がオープン。ベーカリーを併設し、初のカフェバーもオープンする。地下2階は、東急フードショーエッジとして、デリやベーカリーが並ぶ。なかでも注目の日本初上陸の店舗を紹介。パリで人気のブーランジェリーが日本初上陸店舗のオープンにあわせ来日したティエリー・マルクス氏マンダリン オリエンタル パリの2つ星レストランで総料理長を務めるティエリー・マルクスのベーカリー、ティエリー マルクス ラ ブーランジェリーが日本初進出。“伝統と革新”をコンセプトに掲げ、親日家でもあるシェフがフランスの伝統と日本ならではの味を融合させたメニューが楽しめる。巻き寿司からヒントを得たというロールサンド「ブレッド マキ」は、食べ応えがありパリの店舗でも人気。高さ17cmと特大サイズの「ブリオッシュ フィユテ」は、国産素材を厳選し焼き上げたブリオッシュで、空気を多く含んだエアリーな仕上がり。店内に厨房があり、焼きたての味を楽しめるのも嬉しい。地元で人気の台湾レストランがデリ専門店として登場台湾の人気創作レストラン・参和院(サンワイン)が、テイクアウト専門店として渋谷スクランブルスクエアに日本初上陸。チャーシューがたっぷり入った「パオはりねずみ」、風味ゆたかな胡麻ペーストあんを包んだ「パオパンダ」、紫いものあんの「パオきのこピンク」など、キュートな見た目ながら本格的な味わいのオリジナル包子は、手みやげにもよろこばれそう。ハワイで大人気のヴィーガン・カフェもデリ専門店として上陸ハワイのカフェランキングで1位を獲得するなど、人気のウィーガン・カフェレストランであるピース カフェ(Peace Cafe)が日本初上陸、デリ専門店・ピース カフェ ハワイとして渋谷スクランブルスクエアに登場する。メニューは、ハワイと和食の感性と技術を活かした“ハワイアン精進料理”。ハワイの定番メニューであるロコモコやポケを、豆腐やキヌアを使いヴィーガンスタイルで提供するなど、ここでしか味わえないヘルシーな創作料理を展開。スムージーやキナコラテなども楽しめ、健康にいいメニューがそろう。渋谷スクランブルスクエアでは、他にも日本初上陸店舗や新業態の店舗が多数オープン。この秋注目のスポットに、ぜひ足を運んでみては。【施設情報】渋谷スクランブルスクエア/SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE 第I期(東棟)オープン日:11月1日住所:東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号
2019年10月30日表参道ヒルズの飲食店10店舗では、「CHRISTMAS SWEETS with CHOCOLATE」を11月13日から12月25日まで開催。チョコレートを使用したパフェなどのクリスマス限定スイーツを展開する。ユーゴ アンド ヴィクトール「パフェ ド ノエル」(税込1,870円)本館1階のユーゴ アンド ヴィクトールの「パフェ ド ノエル」(税込1,870円)は、フレッシュストロベリーを贅沢にあしらったクリスマスらしいパフェ。ほんのりビターなショコラアイスやショコラ味のマカロンを添えて、大人も楽しめる仕上がりに。スパイスの利いたサクサクのクランブルやキャラメルソース、まろやかなシャンティクリームがスプーンを進める度に味の変化をもたらす。ワインショップ・エノテカ & バー「貴腐ワインのパフェ」(税込1,980円)本館3階のワインショップ・エノテカ & バーは、「貴腐ワインのパフェ」(税込1,980円)を1日10食限定で販売。蜜のように濃厚な甘さが特徴の貴腐ワイン。世界的に有名なボルドーのワイナリー、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社の手掛ける貴腐ワインから作ったジュレに、チョコレートアイスとオレンジをトッピング。仕上げに貴腐ワインをかけて楽しむ、贅沢なオトナパフェ。37 ローストビーフ「アマレット香るチョコレートのムースケーキ」(税込1,320円)本館3階の37 ローストビーフには、「アマレット香るチョコレートのムースケーキ」(税込1,320円)が1日15食限定で登場。なめらかな口溶けのチョコレートムースケーキを、アーモンド風味のリキュール「アマレット」を使って大人テイストに仕上げた。ベリーのコンフィチュールと、パリッとした食感が楽しいアーモンドチュイールを添えた華やかなケーキ。やさい家めい「北海道山西農園『ゆり根』のモンブラン」(税込1,100円)本館3階のやさい家めいには、おせち料理にも用いられるゆり根を上品な甘さのクリームに仕上げ、モンブランケーキにした「北海道山西農園『ゆり根』のモンブラン」(税込1,100円)が登場。中には大粒の苺を丸ごと入れ、意外性も十分の一品。サーブの際には真っ白なツリーのようなケーキの上からフランス産のホワイトチョコレートを粉雪のようにふりかける、クリスマスらしい演出で季節感たっぷり。ゴールデンブラウン「チョコレートスフレ パンケーキバーガー」(税込1,980円)本館3階のハンバーガー専門店・ゴールデンブラウンが提案するのは、1日5食限定のパンケーキのスイーツバーガー「チョコレートスフレ パンケーキバーガー」(税込1,980円)。ふわふわのスフレパンケーキに、チョコアイスやココアホイップ、フレッシュフルーツをサンド。とろりと溶けたアイスと温かいパンケーキのマリアージュを味わえる贅沢な一品。この他、コスメキッチン アダプテーションの豆腐やナッツなどでマスカルポーネの風味を再現した「ヴィーガンティラミス ショコラパフェ」(税込1,518円)、バール ア ヴァン パルタージェの大人な味の濃厚な生チョコにフルーティーなグラスワインを合わせた「生チョコとワインのマリアージュ」(税込1,100円)、フラテリパラディソの濃厚なチョコレートプリンに、チョコレートを練りこんだパスタとマスカルポーネクリームを飾り付けた「ボネ アル カカオ」(税込1,100円)、シュペッツレ カフェ&ワインの「ザッハトルテ 2種の温かいソース添え」(税込1,738円)が登場。また、インパーフェクトの「チョコレートバーク ストロベリー&ヘーゼルナッツ」(税込842円)は、ギフトにもおすすめ。インパーフェクト「チョコレートバーク ストロベリー&ヘーゼルナッツ」(税込842円)全10店舗が提供する10種類のチョコレートを使ったメニューは、どれも表参道ヒルズでしか食べられない逸品。イルミネーションにつつまれるクリスマスの表参道ヒルズで、ぜひ味わってみて。また同期間中、本館 吹抜け大階段には、約40個の特殊な水槽に囲まれた高さ約7mのクリスマスツリーが登場する他、物販約20店舗では、クリスマスカラーのバッグや財布、コスメやフレグランスまで、幅広いラインアップの表参道ヒルズ限定アイテムを販売。11月23日と12月7日には本館地下2階のキッズの森にて、クリエイター・RYONAによる子供向けのワークショップ「好きなお花とリボンを使ってクリスマスリースを作ろう」を開催する。
2019年10月28日銀座の人気スイーツショップ「フィリップ・コンティチーニ」が、渋谷エリア初の店舗を新商業施設「渋谷スクランブルスクエア」ショップ&レストランの「東急フードエッジ」内にオープンする。オープン日は、2019年11月1日(金)。“味覚の魔術師”フィリップ・コンティチーニ日本2号店フィリップ・コンティチーニは、グラスデザート「ヴェリーヌ」の発案者でもあり、「パティスリーの世界大会」のフランスチームの代表を務め、同チームを優勝に導いた経験もある、デザート界とガストロノミー界の巨匠。“味覚の魔術師”とも呼ばれる彼の手掛けるスイーツは、まるで宝石のように美しく、独創性のある味わいが魅力だ。日本では、ギンザ シックスに初のブティック&カフェをオープンしており、今回が日本2店舗目となる。東急百貨店の新業態として出店する「東急フードエッジ」に誕生する新店舗では、パリでも人気のミルフィーユやブラウニーなどを展開。さらに渋谷出店にあわせてブラウニーとクッキーを日本で初めて販売する。「ブラウニー マニフィック」は、チョコレートの名店・ミッシェルクリュイゼル社のヴァヌアリ63%をあわせた濃厚な味わい。ローストしたペカンナッツの食感が楽しい一品だ。塩を効かせる味のアクセントはフィリップらしい味のミックス。クッキーは「クッキーズ アマンド ヴァニューユ」と「クッキーズショコラ クルスティアン サレ」の2種類を用意する。「クッキーズ アマンド ヴァニューユ」は、オレンジゼストとマダガスカル産ヴァニラ、“塩の華”とも呼ばれるフルーフドセルをあわせた生地に、ブラウニーと同じくヴァヌリ63%のチョコレートを粒のまま混ぜ込んで焼き上げた。一方、「クッキーズショコラ クルスティアン サレ」は、ライスクリスピーとヴァヌアリ63%を混ぜ合わせたショコラクッキーだ。ブラウニーとも違う独特の食感を楽しめる。【詳細】フィリップ・コンティチーニ発売日:2019年11月1日(金)住所:東京都渋谷区渋谷2-24-1「渋谷スクランブルスクエア」ショップ&レストラン 東急東急フードショーエッジ内■新作スイーツ価格ブラウニー マニフィック 3,000円+税クッキーズ アマンド ヴァニューユ 1,500円+税クッキーズショコラ クルスティアン サレ 1,500円+税
2019年10月27日1985年に連載をスタートした北条司による不朽の名作「シティーハンター」をフランスで実写化した映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』(11月29日公開)のデラックス吹替版完成披露イベントが20日、東京・TOHOシネマズ日本橋で開催され、主演&監督のフィリップ・ラショー、声優の山寺宏一、沢城みゆき、神谷明、伊倉一恵が登壇。日仏の冴羽リョウが顔をそろえ、山寺が「感無量です!」と胸いっぱいの様子で感激を語った。ボディーガードや探偵を請け負う凄腕のスイーパー、“シティーハンター”こと冴羽リョウと相棒の槇村香に危険なミッションが舞い込み、2人が史上最大の危機に立ち向かう姿を描く本作。これまでのアニメシリーズではリョウ役を神谷、香役を伊倉が演じてきたが、今回の吹替版では山寺がリョウ、沢城が香を演じた。ラショーは「小さな頃、90年代くらいでしょうか。『シティーハンター』をアニメで知った」とアニメシリーズの大ファンだったそうで、「その作品をフランスで実写化できて、こうしてお披露目できた。子供の頃からの夢が叶った」としみじみと語った。山寺は、声優デビュー当時にはアニメシリーズ「シティーハンター」でレギュラーを務めていた経験があり「神谷明さんが演じていた冴羽リョウをずっと見てきた。新人の頃から間近で見てきたんです。そして愛あふれる実写映画をつくったラショーさん演じる冴羽リョウを演じさせていただいた。感無量です!」と感激しきり。リョウ役を引き継いだことに「プレッシャーしかない!」と正直な思いを吐露しつつ、「神谷さんが『山ちゃんやりな』と言ってくださらなかったらやらなかった。頑張らせていただきました」と並々ならぬ覚悟を明かしていた。一方の神谷は「この作品はラショーさんの演じる冴羽リョウ。年齢的なことも考えて、無理はしたくないと思った」と告白。「いい作品をつくってもらいたいと思うと、山ちゃんしかいなかった。『劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>』の打ち上げで『山ちゃん、頼むよ』とお願いした」という。「結果はご覧の通り。僕の目に狂いはなかった。すばらしいリョウと香だった」と最大の賛辞を送っていた。さらに神谷は「ラショーさんの“シティーハンター愛”がビンビン伝わってきて、うれしくてうれしくて」と完成作を絶賛。「映画を観たらすごく面白くて、どうしても参加したくなった」と伊倉とともにスペシャルゲストとして参戦できた喜びを語っていた。
2019年10月20日吉田鋼太郎が演出を手掛ける彩の国シェイクスピア・シリーズ第36弾 『ジョン王』が2020年6月8日(月)より、彩の国さいたま芸術劇場 大ホールで上演。その後、7月には名古屋・御園座と大阪・梅田芸術劇場シアターでも公演を予定していたが、全公演中止となった。彩の国シェイクスピア・シリーズ完結までラスト2作彩の国さいたま芸術劇場を舞台に、シェイクスピア全37作を上演する企画として1998年にスタートした彩の国シェイクスピア・シリーズ。スタート以来、芸術監督・蜷川幸雄のもとで、大沢たかお、菅田将暉、藤原竜也、松坂桃李ら豪華俳優を主演に迎えて国内外に次々と話題作を発表してきた。2017年12月からは、シリーズ2代目芸術監督に俳優・吉田鋼太郎が就任。「アテネのタイモン」でシリーズが再開され、2019年2月に吉田の初演出作品「ヘンリー五世」が上演された。2020年2月には阿部寛主演『ヘンリー八世』の公開を控えており、完結まで残すところ2作品となっている。小栗旬主演、初の歴史劇挑戦へ2020年6月に上演となる第36弾は、英国史上最も悪評の高い王であろうジョンの治世の時代を描いた歴史劇『ジョン王』。今回は、女性の登場人物含めすべての役を男性キャストが演じる“オールメール”公演となり、吉田鋼太郎が、演出を引き続き務める。主演は、本シリーズ4作品目にして初の歴史劇への挑戦となる小栗旬。生命力とユーモアにあふれ世の中をシニカルに見つめる若者“私生児”フィリップ・ザ・バスタードを演じる。そして、タイトルロールのジョン王役は本シリーズ常連の横田栄司、ジョン王が敵対する“フランス王”役は演出も兼ねる吉田鋼太郎が務める。小栗旬は、今作への出演に際し、次のようにコメントした。「僕にとって演劇の師である鋼太郎さんから、 ついに演出を受けられるのが非常に嬉しいです。 シェイクスピアの膨大で美しいセリフを、 きちんとお客様に届けて物語を伝えられるように自分を見つめ直したいと思っています。今回僕が演じる"私生児"は、 このビジュアルのように王族達を見下すような皮肉屋ですが、 稽古場では鋼太郎さん、 横田さんたちと向き合ってシェイクスピア作品を演じるのに必要な演劇筋肉を、 鍛えていきたいと思っています。 」ストーリーイングランド王ジョン(横田栄司) の下へ、 先王リチャード1世の私生児だと名乗る男が現れる。 ジョンの母エリナー皇太后はその 私生児フィリップ(小栗旬) を親族と認め従えることを決める。そこへ フランス王フィリップ2世(吉田鋼太郎) からの使者がやってくる。 領地の引渡しと、 イングランド王位を正当な王位継承者であるアーサーに譲り、 領地を引き渡すよう、 要求しにきたのだ。 それを拒んだジョン王は、 私生児を従えてフランスと戦うために挙兵する。戦闘を開始した英仏両軍の互角の勝負の中、 私生児が両軍に戦闘地の市民への攻撃を提案、 一転して両軍は協力体制となるが、 今度は市民がイングランド王女とフランス皇太子の結婚を提案、 両国の和睦を促す。 賛同した両王のもと、 すぐに結婚式が行われるが、 今度はそこにローマ法王の大使パンダルフが現れ、 フランス王に対し、 キリスト教会と対立するジョン王との関係を絶つか、 ローマ法王の呪いを受けるかの選択を迫る。 悩んだ末にフランス王はジョン王と手を切ることを決意するが、 結果としてフランス軍は敗れてしまう。 両王の思惑が入り乱れる中、 事態は展開し――。【作品詳細】彩の国シェイクスピア・シリーズ第36弾 『ジョン王』■<中止>埼玉公演期間:2020年6月8日(月)~28日(日)会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホールTEL:0570-064-939(休館日を除く10:00~19:00)■<中止>名古屋公演日時:2020年7月3日(金)18:30、4日(土)12:30/17:30、5日(日)13:30、6日(月)12:30会場:御園座TEL:052-222-8222(10:00~18:00)■<中止>大阪公演日時:2020年7月10日(金)18:30、11日(土)12:30/17:30、12日(日)13:30、13日(月)13:30、14日(火)13:30/18:30、15日(水)休演、16日(木)18:30、17日(金)13:30、18日(土)12:30/17:30、19日(日)13:30、20日(月)12:30会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティTEL:06-6377-3888(10:00~18:00)【チケット払い戻しについて】5月16日(土)に予定していたチケットの一般発売はなし。 各種先行販売で購入したチケット代金は払戻し対応となる。各公演の払い戻しの詳細については公式HPより確認。払い戻しの返金に時間がかかる場合あり。キャスト:小栗旬、横田栄司、中村京蔵、玉置玲央、白石隼也、植本純米、間宮啓行、廣田高志、塚本幸男、飯田邦博、二反田雅澄、菊田大輔、水口てつ、鈴木彰紀(※)、竪山隼太(※)、堀源起(※)、阿部丈二、山本直寛、續木淳平(※)、大西達之介、坂口舜、佐田 照/心瑛(Wキャスト)、吉田鋼太郎(※)はさいたまネクスト・シアター出演者スタッフ:作 :W.シェイクスピア翻訳:松岡和子演出:吉田鋼太郎(彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督)【問い合わせ先】彩の国さいたま芸術劇場TEL:0570-064-939(休館日を除く10:00~19:00)
2019年10月10日フランス実写版『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』より、日本で製作されたアニメファンも必聴の<デラックス吹替版>の本予告映像が到着した。お馴染みの主題歌「Get Wild」がバックに流れる今回の吹き替え予告編では、山寺宏一版“冴羽りょう”と沢城みゆき版“槇村香”が初お披露目!“XYZ”と書き込まれた掲示板と「あの男が帰ってくる」という文字から始まる映像では、スイーパーらしくかっこよく銃をかまえたかと思えば、そこは「シティーハンター」。「なにいっとんじゃい!」と香の100tハンマーをお見舞いする、お馴染みのシーンが映し出される。さらに、現在は製造されていない新車のクラシック・ミニクーパーや、ポスターが解禁時、“海坊主すぎる”と話題になった海坊主とりょうのアクションシーン、香の兄・秀幸がりょうの胸で沈む名シーンが登場。そして、原作者の北条司やアニメ版りょう役の神谷明のコメントも挿入されている。ほかにも、<デラックス吹替版>には海坊主ことファルコン役の玄田哲章、槇村秀幸役の田中秀幸をはじめ、一龍斎春水、浪川大輔、多田野曜平、土師孝也、恒松あゆみ、三上哲らも参加している。また、主演・監督のフィリップ・ラショーの来日も今回決定した。『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』は11月29日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年10月08日おとな向け映画ガイドオススメはこの4作品。ぴあ編集部 坂口英明19/10/07(月)イラストレーション:高松啓二今週末に公開の作品は19本。全国100スクリーン以上で拡大上映されるのは『最高の人生の見つけ方』『空の青さを知る人よ』『真実』『クロールー凶暴領域ー』の4本。ミニシアターや一部シネコンなどで上映される作品が15本です。今週は粒ぞろいです。この中から厳選して、おとなの映画ファンにオススメしたい4作をご紹介します。『真実』なにしろ、カトリーヌ・ドヌーヴが主演、その娘夫婦役にジュリエット・ビノシュとイーサン・ホーク。で、監督は是枝裕和。すごいことであります。ドヌーヴ演じるファビエンヌは、フランスの国民的大女優。『真実』というタイトルの自伝を書き終えたところ。ちょうどその本が刷り上がり、出版を祝うため、アメリカから、疎遠だった娘一家がやってきます。新作の映画も撮影中です。大女優ですから、もうすべてわたしがルールブック、言いたい放題、やりたい放題ですが、にくめない存在。役者としてはさすが、の演技をみせます。まさにドヌーヴそのものといえます。娘は、家族のことがどう書かれているか心配です。事前に原稿を読ませてもらう約束をしたのに、母は「あら、送ったわよ。いきちがいね」ととぼける。印刷部数をきくと「10万部」。でも実は5万部。できたばかりの本を一晩かかって娘がチェックをしてみると、ふせんが付く付く、ともかく嘘ばかり。「このどこに真実が?」と母をなじると「事実なんて退屈だわ」と一蹴される。長年にわたって尽くしてくれた秘書について1行も書かれていない。彼女の人生に重要な役割を果たした親友のサラについても。そんなことが、波紋をよんで…。家族のこと、親しいひとたち、女優であることも、実は、書かれなかったことの中に「真実」が隠れているのです。是枝監督作品でおなじみの樹木希林さんが演じても、すてきな映画になったと思います。希林さんに似合いそうなセリフもあります。けれど、ドヌーヴが演じるからこそ、こんなにノーブルで華やぐ作品になったのでしょう。女優を描いた映画ですが、テーマは家族について。「是枝映画」、です。『ボーダー 二つの世界』注意深く紹介をします。その結末にきっと、驚かれると思いますが、そこにふれないように。ひとことでいうと、いままで観たことのない映画です。ショッカーでもホラーでもありません。どちらかというとファンタジーです。主人公はスウェーデンで税関の仕事をしているティーナ。正直、かなり醜悪な顔をしています。違法なものだけでなく、何かを隠しているという罪悪感まで匂いで嗅ぎ取れる、という能力を持っています。税関を通るとき、彼女が怪しいと判断した旅行客はたいていアウトです。ところがある日、彼女以上に醜悪で、怪しげな男が入国してきます。別室に連れていき、仔細に調べるのですが、証拠がでません。彼に、なぜか、どこか惹かれる彼女。後日再会したふたりは…。永遠に歳をとらないバンパイアの少女を主人公にした『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作者、ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストが原作と脚本を担当しています。異世界的という着想はこの映画も同じです。タイトルはそれを暗示しています。いったい彼女は何者か、なぜそういう顔をしているのか、なぜ超能力をもっているのか、そしてあのシーンとか、あれとか、あー、これ以上はとても言えない。『イエスタデイ』これはアイデアの勝利です。とても面白かったので、感想を何人にも吹聴したのですが、10人中ふたりくらいは、そんなのありえないといいます。12秒間だけ世界規模で謎の大停電がおき、そこから何かが狂う。例えば、ビートルズという存在が世界から消えてしまう。それがなぜか主人公の記憶だけに残っている、というお話です。パラレルワールドものといっていいでしょう。世の中の誰もがビートルズを知らない。自分が持っていたレコードコレクションも消えてしまった。売れないシンガーソングライターのジャックが、彼らの曲を思い出しながら、ためしに歌ってみると、もちろん誰も知らない。そして、聴いた人はみんな、なんていい曲なんだと感動してくれる。それはそうだ、ビートルズなんだから。記憶を掘り起こし、次々とレノン&マッカートニーの曲を発表するジャックはまたたく間に大スターになっていくのです。見方を変えますと、この映画、ビートルズが今デビューしたら、という仮説への答えなのかもしれません。SNS時代、音楽はレコードやCDが全盛ではありません。ジャックはビートルズが考え出したアイデアをそのままやろうとするのですが、うまくはまらないものもあります。そのあたり、逆にビートルズ好きにはたまりません。ホワイト・アルバム?、サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド?、バック・イン・ザ・U.S.S.R.? なるほどと思います。ジャック役のヒメーシュ・パテルが歌う楽曲は30曲近く。観終わって一週間は曲が頭に残ります。ビートルズは偉大だ、と痛感します。『天才たちの頭の中~世界を面白くする107のヒント~』こちらもワン・コンセプトの映画です。現代を代表するクリエイターなどに「Why are you creative?あなたはなぜクリエイティブなのか」を訊いたドキュメンタリー。デヴィッド・ボウイ、タランティーノ、ヘルツォーク、ジャームッシュ、ビョーク……。日本人では、北野武、オノ・ヨーコ、山本耀司、荒木経惟。ともかく、著名人なら遠慮会釈なくマイクとカメラを突きつける。これを30年にわたって続けてきたドイツ人ハーマン・ヴァスケ監督の映像記録です。これまでにアタックした人の数は1000人以上。うち107人がこの映画に登場します。アーティストだけでなく、ホーキング博士や法王ダライ・ラマ14世、ネルソン・マンデラ元大統領などのVIP、スイスのダボス会議に現れ、経済人や政治家にも同じ質問をあびせます。突然の問いかけに、とまどいながらも、自分の発想の原点や、発想の仕方などをていねいに話してくれる人が多数。とんちんかんな返答をする政治家もいます。中国の現代美術の巨人、アイ・ウェイウェイの受け答えなんて、さすが、と思いました。アラーキーのインタビューをとるために、カラオケで朝5時まで飲み「あんなに深酒をしたこととはない」とぼやく、ヴァスケ監督の突撃ぶりもユーモラスです。アサヒビールの金のオブジェを作ったデザイナー、フィリップ・スタルクとか、デヴィッド・リンチ、ペドロ・アルモドバル、デヴィッド・ホクニー…、へーっ、こういう風に話す人なんだ、という驚きの連続でもあります。東京は10/12から新宿武蔵野館ほか、名古屋は10/19から名演小劇場、大阪は11/1からシネ・リーブル梅田ほかで上映。
2019年10月07日