フランスを感じるベビーギフト株式会社バケーションは、オンラインストアおよび実店舗にて、出産祝いのプレゼントにぴったりの「フランスブーケ」の販売を開始しました。中にはフランス発の肌に優しい”おくるみ”と、天然ゴムと食用塗料でできた、”きりんのソフィー歯固め”がセットに。フランスカラーに包まれたおむつも添えられ、まるでブーケのようなラッピングが可愛いギフトです。赤ちゃんにとことん優しいアイテムフランス生まれのおくるみは、イラストレーター・マティアス・アドルフソン氏による様々なデザインが注目を集めるブランド「AtelierChoux(アトリエシュウ)」のもの。GOTS(Global Organic Textile Standard)認証を受けたオーガニックコットン100%で、赤ちゃんを優しくくるんでくれます。またフランスで長年愛される歯固め「きりんのソフィー」も、天然ゴムと食用塗料のみから作られる、安心安全なベビーアイテムです。赤ちゃんにも環境にも配慮したベビーギフトはいかがでしょうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社バケーションのプレスリリース※商品詳細
2019年12月30日トリュフ、松茸、雲丹など高級食材をふんだんに使用しているのにコースはなんと6000円。このコスパの良さにお店をリピートする人続出。そのコースの一部をご紹介します。フレンチの技法を取り入れた創作料理には日本酒がオススメ契約漁港より届けられる『海の幸』。シェフ特製のジュレがより雲丹のおいしさを引き立てます一品目から贅沢と呼ぶのに相応しい料理がでてくる『おまかせのコース』全12品 6,000円。コースはこの1つのみで、月ごとに内容を一新するスタイル。その時期ならではの和の素材が、ゲストの五感を魅了します。和牛やジビエ、選び抜かれたメインの肉料理も絶品前菜、お刺身、お肉…と、リズムよくどんどん出てくる料理たちは、どれも「もう一口食べたい…!」と思ってしまうほどよいポーションとおいしさ。また食べたいと思う料理ばかり出てきますが、月ごとにコースの内容が変わるため、食べられるのはどの料理も一期一会。訪れる度に新鮮な感動を届けてくれるのも魅力です。〆は『雲丹の炊き込みご飯』素材にもこだわっており、和牛や猪など厳選したお肉を使用して丁寧に下処理を施し、肉の持つ魅力をシンプルに表現してくれます。海の幸は、契約漁港から仕入れ『雲丹のコンソメゼリー』をはじめ、さまざまな調理方法で堪能できます。その時期の味わうべき旬の素材を味わうことで、料理で季節が感じられます。居心地のいいカウンター。デート使いにもぴったりな落ち着いた空間落ち着いた雰囲気の店内で飲むお酒もまた格別。日本酒にボトルワイン、シャンパーニュまで豊富に取り揃えいます。席は、テーブル・カウンター席に加え個室も完備。デートや接待などさまざまな場面に活躍してくれます。シックな空間のなか味わう大人のひととき。大切な人と過ごす夜に足を運んでいただきたい一軒です。最後の一品には『モンブラン』。最後まで美味しくて至福のひとときCuisine SHINGO 日本橋【エリア】三越前【ジャンル】和食【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】7500円【アクセス】三越前駅 徒歩3分
2019年11月18日伝統を守りながらも、華やかで繊細な料理を生み出すルノー・オージエ氏1981年生 38歳 。 フランス、グルノーブル出身。『オテル ドゥフランス』、『ミッシェルトラマ』『ルイ・キャーンズ』『レクイエール』などで研鑽を積んだ後、 2013年春に【トゥールダルジャン東京】のエグゼクティブシェフに就任。2回目の挑戦で1%の難関突破の快挙――M.O.F.受章おめでとうございます。受章されたお気持ちは?2日にわたる第四次試験の最終日、試験後の発表でした。受章者はアルファベット順に名前を呼ばれるので、最初に呼ばれなかったらダメだということが明白。名前を呼ばれたときには喜びが爆発しました。――M.O.F.は料理人にとってどのように感じられる章なのですか?M.O.F.は182種類の職業から選ばれます。ホテル・レストラン部門では料理人、サービス、ソムリエ、レセプショニストなどが対象で、国籍は問われず、23歳以上が条件。私はM.O.F.を持つシェフとの仕事を通じ、心の奥底にいつかそこに到達しなければならないという意識がありました。今、栄誉ある章をいただいて、ここがゴールではなく、さらにこのタイトルに見合う仕事をし、価値を与えることが仕事だと思っています。――受章はとても難しいと思います。今回は2回目の挑戦でした。753人のなかで今回受章ができたのは7人。つまり1%の狭き門だといえます。試験は20人のM .O .F.を持つシェフたちがじっと見ているなかで行われます。2週間前にテーマを与えられ、各自そのテーマに沿ったレシピを考案し、試験でつくるのですが時間調整がとても難しい。私は1週間をレシピづくりにあて、1週間は実践して時間調整に集中しました。試験は魚料理に4時間30分、肉料理に5時間、デザートに5時間30分与えられ、同時進行で合計5時間30分と時間が決められているのですが、ぴったりと終わらせなければならないのです。1分早くても遅くてもダメ。しかも、1台のオーブンを3人で共有、アシスタントは調理師学校から選ばれた素人同然の2名。料理は温かいもの、冷たいものがあり、それぞれ適温で食べてもらわなければならない……。だから、1回目の挑戦はどんなものか体験し、2回目で受章を目指すくらいの余裕がないと難しいと思います。厨房でのチーム力を大切にするシェフ、ルノー・オージエ氏――聞くだけで気が遠くなります。お題も当然難しいわけですよね。はい。例えば〝魚料理のソースはオマールで0と指示があるのですが、使っていいオマールは1尾。そのみそを使って8人分250gのソースをつくらなければならない。デザートのテーマの一つ『パイナップルを含む生のトロピカルフルーツをつかったゼリー』も難題。パイナップルの酵素でゼラチンが固まらないので、どうするかという知識が必要です。――知識、技術、柔軟性すべてにおいて最高のレベルが要求される。受章者が賞賛される理由ですね。今回の挑戦は東京店の総支配人、クリスチャン・ボラー氏が背中を押してくれて実現したものです。テーマ食材が野ウサギや仔牛の脳みそなど日本で手に入りにくいものもあり、パリ本店に協力をしてもらってパリで準備しました。途中、日本在住シェフとして初めてM.O.F.を受章されたジャック・ボリー氏も試食してくれました。自分のいない間は日本チームが厨房を守ってくれたことも感謝しています。――当日、材料を運ぶトラックも2台用意して準備されたとか。オーナーのアンドレ・テライユ氏が、万が一の渋滞や、車が故障したりした場合にと用意してくれました。準備中、朝早くから夜遅くまでスタッフもついてくれました。まさにチーム・トゥールダルジャンで取ったM.O.F.なのです。――【トゥールダルジャン 東京】で働いたのは何がきっかけでしたか?日本にバカンスに来ているときに総支配人のボラーさんと出会ったのがきっかけです。2013年春にシェフになりました。過去から未来へ。約400年続く歴史の1ページを綴れる幸せ『トゥールダルジャン オリジナルブイヤベース』――その前はモナコ【ルイ・キャーンズ】でも働いていらっしゃいました。影響を受けたシェフはいますか?それぞれ違うことを教えてもらいました。最初の【オテル ドゥフランス】で基礎を築きました。ミッシェル・トラマ氏からは家族的な温かさを、デュカス氏からはビジネスセンスを、フィリップ・ミル氏からは社会的な視点を学びました。いろんな教えが自分のなかで熟成しています。――【トゥールダルジャン】400年の歴史。それを守りながら、今の時代性をどう融合させていますか?【トゥールダルジャン】は私にとって大きな本のような存在です。ここにかかわった人がそれぞれのページを書き足していく。皆で書き足していくことで美しい本ができあがっていくのだと思います。私のページには、日本だからこその四季や、現代の人の好みを反映させていく。5年前の東京店30周年のときは、スペシャリテ、『幼鴨のロースト マルコポーロ』のソースを少し変えました。【トゥールダルジャン】という大きな幹から延びていく枝が変化のイメージです。時代にあわせたライトさ、華やかさは意識的に考えます。――これからの目標は?私が今後やらなければいけないのは、フランス料理のアンバサダーになること。フランス国旗を背負い、日本という地で伝えるのもそうですし、若い人が、私を超えて未来に向かって進んでいけるように伝えることもそう。同じ日はないですから、毎日が挑戦なのは変わりません。【トゥールダルジャン 東京】住所:東京都千代田区紀尾井町4-1 ホテルニューオータニ 東京 ロビィ階電話:03-3239-3111営業:17:30~(最終入店 .20:30)定休日:月曜日トゥールダルジャン 東京【エリア】永田町【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】35000円【アクセス】赤坂見附駅 徒歩3分食のトレンドが一冊にヒトサラ。会報誌をご希望の方は先着100名様にプレゼント!
2019年11月08日日本橋三越本店では、フランスの“美味しい”“可愛い”が集まる「三越フランス展」を10月9日から14日まで、本館7階 催物会場にて開催する。リベルテ・パティスリー・ブーランジェリー 右上:「パン リベルテ」(1/4 税込994円)、右:「バゲット」(税込335円)、中央:「ミュスリ」(1/4 税込778円)、中央下:「クロワッサン」(税込357円)、左下:「クロワッサン リンツァー」(税込443円)香ばしい香りがたまらないバゲットやバターの風味豊かなクロワッサン、マロンクリームの濃厚なおいしさが際立つスイーツなど、この季節だからこそのおいしさが楽しめる「フランス展」。ケーキ作りの繊細さをパン作りに生かした、素朴な見た目と飽きのこない優しい味わいが特徴のリベルテ・パティスリー・ブーランジェリーからは、「パン リベルテ」(1/4 税込994円)や「クロワッサン」(税込357円)などが登場。ミシュラン二ツ星・レフェルヴェソンスの生江シェフと、 大阪の人気パン屋ル・シュクレクールの岩永との絆によって生まれたブリコラージュ ブレッド アンド カンパニーは、「パン オ レザン」(税込381円)や「すき焼きサンド」(税込1,501円)などを販売する。ティルプス「富士山カヌレ」(5個入 税込1,944円)パティスリー サンニコラのオリジナル商品として地元で親しまれている「クレムレ」からは、「カヌレ クレムレ モンブランカシス」(1個 税込389円)と「カヌレ クレムレ ヴァニラキャラメル」(1個 税込389円)が各日200点限り登場。ボルドー伝統菓子カヌレをくりぬいてクリームを詰め、色鮮やかにトッピングをしている。また、入手困難スイーツとして話題の、ティルプスの「富士山カヌレ」(5個入 税込1,944円)が限定復活し、フランス展に初登場。松本酒造の酒粕と黒木本店の焼酎を練りこんだジャパニーズカヌレは見逃せない。メツゲライクスダ「パテ・パンタン カナール・エピナール」(100gあたり 税込1,728円)近年のシャルキュトリブームの流れから、今注目が集まっているパテ・クルートも登場。メツゲライクスダの5kg限りで販売する「パテ・パンタン カナール・エピナール」(100gあたり 税込1,728円)は、鴨肉と豚肉のバランスの良さにほうれん草がアクセントになった、クルート型を使用しないタイプのパイ包み。パイとの組み合わせが食べやすく、さまざまな素材を使った味の個性はもちろん、断面や上部のデコレーションの美しさにも注目。ファームキュー「熊本・天草産ホロホロ鳥のパテ・クルート」(100gあたり 税込1,944円)会期中は、日替わりのパテ・クルートも登場。10月9日から11日までは、パシフィック カレンツの「ホロホロ鳥のパテ・アンクルート モリーユと黄桃風味」、10月9日から13日までは品川プリンスホテルの「フォレスティエール」、10月12日から14日までは、ファームキューの「熊本・天草産ホロホロ鳥のパテ・クルート」が、それぞれ各日4kg限り、100gあたり税込1,944円で登場する。この他、フランスのエスプリが感じられる、ボタンや手芸材料、インテリアアイテム、可憐な色使いで愛らしいモチーフがあしらわれたフランスの雑貨などが並ぶ。詳細は公式サイトにて。また、インスタグラムではキャンペーンを実施中。「@mitsukoshi_nihombashi」をフォローし、投稿本文に「#三越フランス展」のハッシュタグ、および「@mitsukoshi_nihombashi」を記載し、「私の好きなフランス」に関する写真を自身のインスタグラムで投稿すると、抽選で1名に「総額10万円相当!!シャルキュトリセット」がプレゼントされる。詳しくは、キャンペーンサイトをチェック。【イベント情報】三越フランス展会期:10月9日~10月14日会場:日本橋三越本店 本館7階 催物会場
2019年10月07日01_【祇園MAVO】02_【花鏡】03_【匠 奥村】04_【祇園 おくむら】05_【貴匠桜】01_【祇園MAVO】季節の移ろいを取り入れた懐石フレンチ京都祇園の一角に佇むお店。モダンで開放感のある店内は、特別なディナーに相応しいエレガントな雰囲気です。素敵なムードの中でいただくディナーは格別。思い出に残るクリスマスデートを演出してくれます。旬ごとに食材を変えていくフレンチは、季節感を殊に重んじており、時季によって違う味わいを楽しめるのが魅力です。『ボーヤファーム仔羊 ロース肉のロティ』は、香ばしさと羊肉の旨みが身体中に染み渡る逸品。食後の『バラとしょうがのフィナンシェ』は、直前に食用の香水が吹きかけられた、バラの香りを満喫できる極上のデザートです。祇園MAVO【エリア】円山公園/高台寺/清水寺【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】23000円【アクセス】祇園四条駅 徒歩10分02_【花鏡】気鋭のシェフによる洗練された和の世界有数の観光地と日本料理店がひしめく東山エリアにあるお店。店内はシックな配色がお洒落で、季節の設えに“京都”を感じさせてくれます。オープンキッチンを目の前に臨むカウンター席は、デートにぴったりの特等席。シェフを間近に楽しむ臨場感がクリスマスデートの雰囲気を盛り上げてくれます。料理は、いわゆる正統派の日本料理と一味違う、独創性に富む目新しいものが中心。シニアソムリエや利酒師など、様々な肩書を持つシェフが独自の目線でつくっており、様々なドリンクやお酒に合うように計算し尽くされています。花鏡【エリア】円山公園/高台寺/清水寺【ジャンル】和食全般【ランチ平均予算】7000円【ディナー平均予算】15000円【アクセス】東山駅 徒歩6分03_【匠 奥村】おもてなしの心が感じられる美しいフレンチ四条通から花見小路を南へ行ったところにある、京懐石フレンチの名店。風情ある佇まいで、大人のデートに最適です。カウンター席からは、季節ごとの屏風を愛でることができるなど、店内の装飾も風情があります。おもてなしの心を大切にしており、料理人が自ら接客を行うスタイル。まるで「お抱えの料理人」を持ったかのような贅沢なひとときを堪能できます。色彩豊かなオードブルは、器や盛り付けにもこだわった美しい料理で、季節のおいしさを堪能できます。心を掴まれるようなデザートプレートは好きな種類を好きなだけ選べます。全種類一口ずつといった、贅沢なオーダーもOK。匠奥村【エリア】祇園【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】10000円【ディナー平均予算】20000円【アクセス】四条駅 徒歩10分04_【祇園 おくむら】祇園で味わう繊細な懐石フレンチ祇園にある、繊細な懐石仕立てのフランス料理を味わえるお店。お洒落な雰囲気の店内でよりよいひとときを過ごせるようにと、料理をゲストの目の前で調理。食への高揚感を煽る演出が胸をときめかせてくれます。お箸で食すフレンチにはワインを合せて。ブルゴーニュ、ボルドーなど豊富な種類が用意されているので、その日のメニューに合った一本を選べます。和と洋が織りなす京懐石フレンチは、四季折々の自然の恵みを折り込んだ食材や京野菜を使用することで、五感すべてを刺激してくれます。四季を彩る料理を大切な人と分かち合ってみてはいかがでしょうか。祇園おくむら【エリア】祇園【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】10,001円~15,000円【アクセス】祇園四条駅05_【貴匠桜】有形文化財の中で味わう優しいフレンチ醤油問屋だった町屋をリノベーションした、心地よい和の雰囲気のお店。エントランスをくぐると、吹き抜け天井や、竈(かまど)、生け花などがお出迎えしてくれます。登録有形文化財に指定された京町屋で、ワンランク上の雰囲気をお過ごすことができる一軒です。隠れ家的な雰囲気の店内は、クリスマスデートの大切なひとときにぴったり。サプライズにメッセージを添えたデザートプレートを頼めば、楽しい会話がさらに広がります。料理には国内外を問わず、季節のおいしさと美しさの感じられる食材を使用。数種の醤油を使い分け、優しい和のテイストを表現したフレンチを楽しめます。貴匠桜【エリア】祇園【ジャンル】和食全般【ランチ平均予算】4000円【ディナー平均予算】6000円【アクセス】清水五条駅 徒歩10分
2019年09月24日シェフプロフィールアンドレ・チャン(ANDRE・CHIANG)【RAW(ロウ)】 オーナーシェフ。フランスの【メゾン・ トロワグロ】をほか数々のレストランを経験した後、 2010年6月にシンガポールで【Restaurant André】をオープン(現在閉店)。その後2014年12月に故郷 台湾 に【RAW】オープン。「2019年アジアのベストレストラン50」30位、 2019年版「ミシュランガイド台湾」で二ツ星を獲得。リオネル・ベカ (LIONEL BECCAT)【エスキス(ESqUISSE)】エグゼクティブシェフ。【メゾン・トロワグロ】でスーシェフを務めたのち、2006年東京の【キュイジーヌ [S]ミッシェル・トロワグロ】オープンに伴い来日。シェフとなる。 2012年【エスキス】のシェフに就任。2013 年~2019年現在「ミシュランガイド東京」で二ツ星を獲得、2018年に「ゴ・エ・ミヨ」の"今年のシェフ賞″受賞。僕たちのコラボレーションは、料理で奏でる"ジャズセッション"―リオネルさんとアンドレさんは、17年前、【メゾン・トロワグロ】で一緒に働いたことがあると聞きました。お互いの印象はどうでしたか?リオネル・べカ(以下リオネル敬称略):アンドレは、17年前に出会ったときも今とまったく同じ目をしていました。先をまっすぐ見ている目が印象的だった。働き方を見ていても一つ一つの動きに無駄がない。凄いやつだと思いました。ですから、再会したときに彼はすでに世界的なシェフとなっていましたが、それについてまったく驚くことはありませんでした。アンドレ・チャン(以下アンドレ敬称略):僕はあまりほかの人と交わるタイプではないのですが、【メゾン・トロワグロ】に入ったとき、リオネルはすぐに話しかけてくれました。最初にできた友達ですね。僕はモンペリエからやってきて、彼はマルセイユ出身。南仏のノリで波長があった。リオネルは威張らず、どこにも属さず、正直でフェアでいろんな可能性にオープンな人だった。そんな印象は情熱的な部分も含めて今も変わらないです。「芸術、色、形」という言葉から始まり、「希望・思考」という言葉で終わる全6種のテーマを設定。そのテーマに沿って、各シェフが1品ずつつつくるというメニュー構成―今回のコースは印象的な言葉のテーマに沿って、二人が一品ずつつくるという内容でしたね。メニューはどのようにして決めましたか?リオネル:二人のコラボは今回が二回目。一回目は自分たちのルーツをテーマにしました。今回のテーマ【感覚―地球への視点ー】は、二人の日常で話していたこと。地球の環境問題から、美しさ、ともに経験した懐かしい日々。そんな二人だけの話を料理を通じてゲストに分かち合いたいと思ったんです。そこから得たインスピレーションで言葉をいくつか考えて、アンドレに渡しました。彼がその言葉に沿って料理を考えて僕に戻してくれたので、そこから自分の料理を考えていきました。アンドレ:【RAW】は台湾の食材と、台湾のホスピタリティを発信し体感してもらうレストランです。その基本スタンスはそのままに、彼から投げかけてもらった言葉の間を埋めていくように料理のイメージを膨らませました。第一回目が過去がテーマだとしたら、第二回目は"今"がテーマ。僕が興味のある"今"の要素―アートや形や考えや風景-を、リオネルの言葉にフィットさせるように料理を考えました。キッチンでの息もぴったり。リオネル・ベカシェフ(左)とアンドレ・チャンシェフ(右)―抽象的な言葉だけで、一つのコースを二人で作り上げていく。まとめていくのは、とても大変なことのように思います。”こうしよう”というルールなどがあったのでしょうか。リオネル:特にありません。例えば、猫は高い所から空中にジャンプしてもストンときれいに着地できるでしょ。お互いを信頼しているからうまく着地する。自分のことも相手のことも予想がつくから、”驚くこと”はあっても、”突拍子もない”ことはならないって確信していましたね。アンドレ:我々のコラボは、ジャズのセッションのよう。個々の練習は必要だけれど、二人の練習は必要ない。初めて演奏するにしても、どっちがソロをやるのかという順番も関係ない。違うことを違う楽器で演奏するのに、一つの曲として成立する。自由に奏でてそのときのバイブレーションで一体化する。そんな感覚です。「芸術・色彩・形状」というテーマに合わせて、リオネルシェフがつくった料理。なかは酒粕を入れた、フォアグラのムース。周りは薄くスライスしたマッシュルームフランスの魂を持ったアジア人、アジアの魂を持ったフランス人。正反対な二人だから、うまくいく―それにしても、お二人の料理はどちらも本当に美しいです。そしてとても調和していました。リオネル:前菜のマッシュルームの一皿は、パピヨン(蝶)が飛び立つイメージでつくりました。この皿の前に出すアンドレの料理が牛肉のタルタルで、鮮烈な赤、卵黄の黄色、キャビアの黒、と強いコントラストがあった。だから、僕は一切の色を無くそうと思った。折り紙のようなはかない生き物がそっと皿の上で羽化した。そんなイメージで生のエネルギーを感じてほしかった。シンプルに見えるけれど、この料理はいろいろな技術をつかってをつくっています。アンドレ:僕たちは、とても似ているけれど、とても違う。リオネルはフランス人だけれどアジアの魂を持っているし、僕はフランスの魂を持ったアジア人。料理の方法も正反対。彼の料理は一見エレガントでシンプルだけれど、中は驚くほどパワフル。私は逆に、パッションをもっとダイレクトに表現する。けれど中は静寂。インサイドアウトとアウトサイドイン。お互いが持っている反対の部分をよく理解していて、それがうまくかみ合ったと思います。「遺産、工芸、伝統」のテーマでアンドレがつくった『ニガウリとシリアル』。軽くマリネしたゴーヤの下には、鶏のだしで炊いた冷たいおかゆが隠れている。塩卵の黄身のクリームを添えて―アンドレさんのゴーヤの一皿も美しく、そして意外性がありました。ゴーヤの下はおかゆでしたね。アンドレ:「遺産・工芸・伝統」というワードから、台湾で子供時代に日常的に食べていたおかゆをつくりました。ゴーヤを重ねたのは、積み重ねてきた人生をなぞらえて。ゴーヤは体を冷やす食べ物だから、夏、台湾でも食卓によく登場する食材です。昔から伝わる食べ物にまつわる知恵は、DNAレベルで体が覚えていると思うのです。私たちの無意識下にあるルーツ、我々はどこから来たのか、そんなことを料理で伝えられたらと感じました。―メニューには、「アンドレの悪夢」や「もっと薄くできないの?」という面白いタイトルのものもありました。リオネル:「アンドレの悪夢」は、毎日毎日アンドレがなすを大量に仕込まなくてはいけなくて、"なすを見るとその時の悪夢がよみがえる"という、今だから笑える記憶から生まれたもの。同じように、「もっと薄くできないの?」は、僕が牛乳とレンネットで凝乳シートをつくる仕込みをしていると、ミッシェル・トロワグロ氏から「もっと薄くできないの?」といつも怒らていた僕のトラウマから生まれた料理です(笑)「風景、人生、要素」というテーマでリオネルがつくった『キンキ、梅、花ズッキーニ』。ウロコを立たせて仕上げたキンキに、肝でつくったソース。青梅のコンポートを添えて―リオネルさんの「風景、人生、要素」というのはどんなイメージでつくったのですか?リオネル:料理人て、頭が先行して、皿の上で自分自身を主張してしまうことがある。内省的になってしまい、料理に自分を投影してしまう。この一皿では、素材そのものをきちんと前に出る料理にしたいと思った。メイン食材はキンキ。だからキンキの良さを前面に出しました。なにも隠さないし、自分の意識は乗せない。食材の美しさを感じてもらうような料理を、コースの中で一皿は食べてもらいたい、これは【エスキス】で常に考えていることです。―しかし、内省的、つまり自分が今までなにを見てきたかの積み重ねは大切なのではないでしょうか。だからこそ、極限まで素材そのものにフォーカスしても、料理人の中につもってきた様々な経験が料理にあらわれる……。リオネル:そうした部分ももちろん大切です。美しさを見出だす目を養うこと。人に対して誠実であること。自分で自分のリズムを刻みつづけられるかということ。詩的なことに敏感であるかどうか。自分の内なる声を聴き、クリエイティブなところに自分をおけるかどうか。そうした経験の積み重ねが自分を形づくっているのですから。「美と儚さ」をテーマにアンドレがつくったデザート、『アイユー、タマリロ、ホエイ』。水分にアイユー(愛玉子)の果汁をいれると固まる性質を利用し、水に果汁をいれて固めたゼリーの上に、酒粕でつくったチュイルを添えて―「夢と儚さ」と名付けられたアンドレさんのデザートは、アイユー(愛玉子)と水のゼリーがメインでした。これはどういうメッセージが込められていますか?アンドレ:このデザートはこれからの食の未来を考えた一品です。アイユーは、台湾で昔はよく食べられてたゼリーに使う柑橘でした。けれど、最近は一昔前の食べ物として忘れられてしまっている。だから、そこに光をあてたかった。昔はあたりまえだったのに、今の生活からはじかれてしまっているノスタルジックな食べ物を今に引き戻す。それは自分の店のメニューづくりの考え方でもあります。リオネルとこれからの食について話したことがあったんです。とても大きなテーマですけれどね。僕は50年後に虫を食べなければいけない未来が待っているとは思えない。忘れられた食べ物に光をあてる、というのもそうですが、いろんな視点で未来は変えられる。台湾カカオの殻をお茶にする、というのは”使えないものを食べ物にする”という視点が未来につながると考え、最後に出しました。今日初めてお披露目したという、台湾カカオの殻のお茶。ほんのりとカカオの香りがするハーブティー―初めてお互いが出会ってから17年間。その間に自分自身も環境も、時代も変わってきました。これからどのように料理と向き合い、チャレンジしていきたいですか?リオネル:来日して13年、自分の視点は変わっていませんが、自分自身のパーソナリティは変わったと思います。日本で暮らす中で日本人的な感覚が身について、繊細さをより感じ取れるようになりました。最近は無駄のない、ピュアな料理にはまっています。程よいバランスとシンプルかつ力強さを見いだせる一皿を作りたい。そうはいっても料理で実現させることは難しい。まだまだチャレンジは続きます。アンドレ:僕の家族は父親が書家で母がシェフ、自分自身は彫刻と陶芸を勉強していた芸術一家でした。ですから僕は、クローズしたシンガポールの【アンドレ】、台湾【RAW】、四川か【ブリッジ】、マカオ【シチュアムーン】と別の絵を描くようにそれぞれのレストランをつくってきました。すべてのレストランは私の心です。そんな私にとって、今も昔も大切なことは、"いい世界を信じること"。その考え自体が正しいかどうかわからないけれど、ポジティブシンキングさえあればどんなこともやり遂げられる。なにかの経験が、驚くようなことに導くとは思っていません。日々の考え方の積み重ねが、自分がイメージする絵を描けるように導いてくれるのだと思います。今回のコラボレーションも大成功。より絆が深まった二人のシェフESqUISSE【エリア】銀座【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】15000円【ディナー平均予算】30000円【アクセス】銀座駅 徒歩1分
2019年09月19日やんばるの地で、やんばるの食材で挑戦する沖縄ガストロノミー沖縄に根付く食文化を昇華させた料理を世界に発信する【シルー】沖縄だから生まれた、ここにしかないカクテルとともにやんばるの地で、やんばるの食材で挑戦する沖縄ガストロノミーオアフ島の中心部に位置する、言わずと知れた名門リゾートホテル。100年以上の歴史を持つ、そのハレクラニが初の海外出店地として沖縄を選んだというビッグニュースが駆け巡ったのは一昨年11月のこと。ホテルジャンキーからフーディーまでが色めきたったことは記憶に新しい。さて、この7月26日についにそのヴェールを脱ぎ、全容を現した。本島恩納村の北西、敷地の一方がクリフ、一方がビーチに面する絶好の立地に、サンセットウィングとビーチフロントウィング全360室が悠然とそびえる。館内のインテリアは、ハワイのハレクラニ同様、白がベース。セブンシェイズホワイトと称される様々な白が微妙な陰影を生んで、晴れやかなのに心落ち着く空間に仕上がっている。サンセットウィングのエントランスを入ってすぐのロビー。遮るもののない海が印象的な空間さて、リゾートホテルといえば、気になるのは「食」だ。これまで沖縄には、食を目的とするホテルはほとんど存在しなかった。ハレクラニ沖縄はその状況を打開したいと願ったのである。広い館内にイノベーティブ、ステーキ&ワイン、日本料理、オールディダイニングと4つのレストランを有する。旅行者のさまざまなニーズに応えられるようにという気遣いが嬉しいが、ハレクラニのゴールはホスピタリティに満ちた使い勝手のよさだけではなかった。そのダイニングで食事をすることを目的に旅をする“デスティネーションレストラン”を作ること。そんな熱い思いが【フロリレージュ】川手寛康さんに白羽の矢を立てた。シルーの店内でにこやかに笑う、川手寛康さん。白い壁に波を思わせる絵が映える川手寛康さんといえば、ミシュラン二つ星に輝く実力派であり、アジアのベストレストラン50では5位に位置する、世界的にも注目を集める【フロリレージュ】のオーナーシェフである。素材の旨みを閃きと感性で組み合わせることで、脳内に美味しい!の化学変化をおこさせるイノベーティヴフレンチは高い評価を得ている。それを、沖縄の地でできないだろうかという、いわば挑戦状だ。「正直、沖縄でなければ、このオファーは受けなかったかもしれません」と川手さんは言う。それほど、食材を含め、沖縄に無限のポテンシャルを感じたのだ。テーブルの上におかれているのは琉球石灰岩のショープレートとメニューカードだけと潔い打診後、初めて現地に足を運んだのは、着工が始まったばかりの2017年春。「何度も沖縄に通い、自然のままののびやかな食材を目にし、島のおじぃとおばぁの食の知恵を聞くにつれて、食材は島のものをできる限り使いたい。沖縄の食文化をリスペクトした、どこか懐かしい味わいのあるものにしたいと強く思いました」と。実は沖縄のレストランでは、沖縄の食材だけで食材を賄うことはまだまだ難しいのだそうだ。しかし、川手さんはできる限り使いたいと、粘り強く、地元の生産者を足で回り、キーパーソンとなる人を紹介してもらい、野生のハーブや花までも手に入れるに至っている。ピパーチ、ニガヨモギ、ホーリーバジル、ジャスミンの花など料理にアクセントをつけてくれる野生の植物たち「シルー」とは、沖縄の言葉で白のこと。珊瑚礁が隆起してできた真っ白な石灰岩のショープレートの上に置かれたメニューカードには「白い、自然、純白、然るべき。そんな自然に生まれてくる、そんな料理を僕はここで作りたい」と、書かれている。メニューを開くと、『発酵パイナップル』、『黒糖、ジーマミ豆腐』『イラブー』『ハタ、もずく、山羊』など、沖縄の食材をつかった料理の数々が並ぶ。神宮前の本店と同じスタイルだが、聞き覚えがないものがあれば、取り合わせのイメージが浮かばないものもある。まるで未知なる旅への招待状のようでわくわくする。沖縄に根付く食文化を昇華させた料理を世界に発信する【シルー】ブーダンノワールのチュイルを、砂糖きびを編んだトレーの上にのせてサーブアミューズの一つはブーダンノワールのチュイルだ。ブーダンといえば、豚の血のソーセージだが、豚の血は琉球料理では古くから用いられてきた重要な食材だ。そんな琉球文化へのオマージュの一品である。黒糖を加えたほんのり甘みのあるチュイル生地とのバランスも抜群だ。パッションのピューレをのせ、上にはタマリンドの花を飾っている。プレゼンテーションにおいても新しい取り組みが見られる。それは、アミューズ3種を、一度に人数分ずつ卓上に出し、取り分けるというスタイルだ。リゾート地らしく、シェアする感覚を楽しむためと言うが、見事に功を奏し、食卓を和ませてくれる。イラブーでとったコンソメを卓上で注いで仕上げると、豊な香りが立ち上る温前菜に選んだ素材はイラブー。イラブーとはエラブウミヘビのことで、乾燥させたものを煮込んだイラブー汁は、古くから滋養強壮のために飲まれてきた宮廷料理だ。沖縄の料理がヌチグスイ(命の薬の意)と言われることを象徴する素材だ。一晩戻してから長時間煮込み、滋味深いコンソメをとる。また、豚の足と頭、内臓を煮込んで冷やし固め、いわゆるテットを作る。レモンバジルのペーストとテットを2段に重ね、イラブー汁で炊いた赤米を詰め、卓上で香り高いイラブーのコンソメを注いで仕上げる。付け合わせは島らっきょうの酢漬けと白ゴーヤの漬物のピューレ。付け合わせを別皿に添えるのも、沖縄での新しいスタイルだ。「我々にはなじみのない素材であっても、イラブー汁は沖縄で大切に受け継がれている料理です。僕自身のフィルターを通してイラブーを一品に仕上げることは、必ずや成し遂げたい挑戦の一つだと思い、取り組みました」という意気込みが結実した素晴らしい一品であった。沖縄本島で丁寧に育てられたもとぶ牛を使用。赤身の美味しさがしっかりと際立つ主菜は、もとぶ牛を炭の上でゆっくり転がしながら焼くジューシーなロースト。付け合わせはパパイヤの酢漬けと発酵させたバナナ、スライスしたターム(タロイモ)を重ね、バターでコンフィしたほのかに甘いミルフィーユ。別皿の骨の中には骨髄と島こしょう、ピパーツのソースがたっぷり入っている。ソースを添えて食べると、とろけるような旨みがたまらない。敷き皿には生ピパーツとその葉を敷き詰めて、沖縄の風土を強く感じさせる。沖縄の食材と先人の知恵を、現代的な技術や考え方で変換した【シルー】の料理は、五感を刺激し、沖縄の旅に新たな思い出をともすに違いない。沖縄だから生まれた、ここにしかないカクテルとともにペアリングコースで使用されるはカクテル3種類。それぞれに使用した花やハーブを添えて本店では、カクテルを含むペアリングのドリンクがフロリレージュの魅力の一つにもなっているが、沖縄でもまた、沖縄のハーブや野菜で作る島だけのカクテルが楽しめる。左から沖縄産フルーツトマトと昆布と鰹のだしの旨みの濃いカクテル。ベルガモットフレーバーの塩、ドライトマト、紫蘇を添えて。真ん中がピパーツと甘酒、シークワーサーを卵白でマイルドに仕上げたサワーカクテル。右が、ホーリーバジルと三品茶、パッションフルーツ、エルダーフラワーの爽やかなカクテル。いずれも、ハーブを漬け込んだウォッカを用いるか、香りを抽出したエッセンスウォーターを用いるかで、カクテルにもモクテルにもなる。めくるめく香りが、料理の印象を一層鮮やかに彩ってくれた。料理、ドリンクともに沖縄の土地のエネルギーを感じることができる【シル―】。新しい感覚のホテルのメインダイニングは、国内外の注目を集めている。ハレクラニ沖縄メインダイニング【SHIROUX】住所:沖縄県国頭郡恩納村名嘉真1967-1電話番号:0120-860-072 / 098-953-8686※予約・問い合わせは平日 9:00~18:00の間営業時間:ブレックファスト 7:00-11:00 (L.O.10:30)ディナー 17:00-23:00 (L.O.21:00)ハレクラニ沖縄に泊まるなら、開業記念宿泊プランがおすすめ!もちろん、旅の楽しみは食だけにあらず。オアフの客室同様、真っ白なウッドブラインドから差し込む光が印象的なゲストルームで、どこまでも碧い海を見ながらくつろぐ至福の時間。シルーに隣接したバーから眺めるサンセットの豪華さはたとえようもない。夢の世界へと誘うスパのクオリティの高さも国内屈指。また、プロが指南するマリンスポーツもオプショナルで楽しめる。そんなマリンゾートの最高峰ハレクラニ沖縄では、開業を記念して、2020年3月31日まで(但し、12月28日~1月4日を除く)、朝食とホテルのレストランおよびスパで利用できる1万円のクレジットがついた宿泊プランを提供している。この機に、ぜひ、至極の時間を堪能してみたい。開業記念プラン:1室¥43,505~(税金・サービス料込み)爽やかな中にも格調の高さを感じさせる、落ち着いたゲストルーム。すべての部屋がオーシャンビューだサンセット棟前からの夕日は本当に美しいその料理を食べに旅に出たい!国内外のホテルダイニング情報はこちらから
2019年08月28日今回、お店をご紹介してくださるのは……【Margotto e Baciare】加山賢太シェフ1984年、広島県生まれ。18歳で料理の道を志す。【モナリザ】【リューズ】【カンテサンス】【かんだ】ほかで修行後、【マルゴット・エ・バッチャーレ】のシェフに。トリュフを“丸ごと”楽しめるコンセプトの店で腕をふるう。加山賢太シェフがオススメするお店代官山【Abysse】新進気鋭の魚介フレンチ。アミューズからメインディッシュまで、すべて主役は魚10種類の魚の旨みが凝縮されたスペシャリテ『スープ・ド・ポワソン』青いガラスや石材を用いたインテリア、魚のロゴが入ったプレートなど、深海を彷彿とさせるアイテムで統一された空間。ここは、フランスと日本、ふたつのミシュラン三つ星店をはじめ、数々の名店で経験を積んだ目黒浩太郎シェフが、2015年3月にオープンさせたお店です。アミューズ、前菜、スープ、メイン、すべて魚介中心のフレンチで構成され、おまかせのコース料理(9,800円)のみの提供です。海中の隠れ家までの案内役を務める、魚を模したロゴマーク海をテーマとした、統一感のある落ち着いた空間は、デートにもぴったり魚介のみで勝負する店のため、どこにも負けない品質の仕入先を全国から探し出した目黒シェフ。現在は北海道、築地、徳島、和歌山、山口の漁港の“魚へ愛情を持ち、繊細に扱う職人”から食材を仕入れています。そんな魚介を使用したお料理は、一品一品が至福の時間を提供してくれます。デートなど、大切なシーンにぴったりの、頼れる一軒です。皮と身の食感がたまらない『カサゴと甘鯛ジロール茸とシャンパンビネガーと銀杏のソース』オススメした加山シェフの声Abysse【エリア】恵比寿/代官山【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】8000円【ディナー平均予算】12000円【アクセス】代官山駅 徒歩3分▼加山シェフのお店【Margotto e Baciare】店舗詳細MargottoeBaciare【エリア】西麻布【ジャンル】フレンチ【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】30000円【アクセス】広尾駅 徒歩8分
2019年07月27日太平洋で最も美しいといわれるボラボラ島の名ホテル「コンラッド・ボラボラ・ヌイ」海直結の水上ヴィラタヒチ料理や中華、フレンチ、バーまで。ホテル内の5つのレストラン&バー極上スパで癒しのひととき【hina spa(ヒナ・スパ)】太平洋で最も美しいといわれるボラボラ島の名ホテルタヒチの青い海と空。最高の景色を堪能できる「コンラッド・ボラボラ・ヌイ」ボラボラ島の西南にあるモツトゥープアの静かな入り江に佇む「コンラッド・ボラボラ・ヌイ」は、コンデナスト・トラベラー誌の「2018年ホットリスト」や、トリップアドバイザーの「2017年エクセレンス認証」に選出されるほど著名なリゾートホテル。料理やホスピタリティはもちろん、アクティビティやスパ、水上ヴィラなど、どこをとっても高品質なリゾートホテルです。ホテル専用ボートでホテルに到着すると、演奏しながら出迎えてくれるタヒチ島からは飛行機で45分、そのあとボラボラ島の空港に降り立ち、そこからボートで20分移動します。きれいな景色に囲まれた移動も旅を感じさせる楽しいひとときです。「コンラッド・ボラボラ・ヌイ」海直結の水上ヴィラ海に直結している水上ヴィラ。ハンモックに寝ころびながら、昼は海を泳ぐ熱帯魚と青い海、夜は満点の星空を満喫できる海の上に建てられた「水上ヴィラ」には、プールが付いてる部屋やデッキがある部屋などひとつひとつに特徴があり、どのヴィラからでも青々とした海と空をめいっぱい感じられます。部屋のデッキの階段を下れば、そこはもう海。海が見えるお風呂。シャンプーやリンスなどのアメニティーも充実している窓を開けて海の風を感じるひとときもまた贅沢。部屋ではBluetoothで好みの曲流すことができるシュノーケルやフィンをホテルからレンタルして、部屋からそのまま海へ入り、熱帯魚と海遊できます。タヒチで唯一の2階建てプレジデンシャル水上ヴィラがあるのも【コンラッド・ボラボラ・ヌイ】ならでは。タヒチ料理や中華、フレンチ、バーまで。ホテル内の5つのレストラン&バー【コンラッド・ボラボラ・ヌイ】には、老若男女、さまざまな国のお客様が訪れるので、食事も多種多様な5つのレストラン&バーがあります。【フレンチレストラン&バー イリアタイ】新婚旅行や記念日など、大事なシーンなら【フレンチレストラン&バー イリアタイ】でのディナーがおすすめ。ビリヤード台も1台あり、自由に楽しむことができます5店舗の中でも特に名高いフレンチ料理店【イリアタイ】は、モーニングにはブッフェ、ディナーではこだわりのフレンチが味わえます。ディナーコースは「ディスカバリーメニュー」がおすすめ。まず、前菜、魚料理または肉料理、デザートの3つを選択します。タヒチ産フレッシュチーズを使った前菜や、テアフポオ産の海老のポワレなど、どれも魅力的で3つに絞るのが大変! ですが、どれにしようか迷う時間もまた思い出のひとつに。モーニングは日本食からタヒチ料理まで各国料理をそろえたメニュー豊富なブッフェスタイルですディナーは本格フレンチの技とタヒチの食材が融合。日本語の表記もあるので安心です【ビーチグリル タムレ】目の前に広がる海と白砂が気持ちいい空間白砂のビーチにある地中海料理店ビーチグリル【タムレ】では、本格的な地中海料理やポリネシア料理が味わえます。また、火曜日はテーマに沿った特別なディナーを楽しむことができ、ポリネシアダンスショーもおこなわれます。ビーチグリル【タムレ】では、海を見ながらタヒチならではのカクテルが楽しめますにんじんやキュウリと生魚を塩とレモンとココナッツミルクを和えたタヒチの名物料理『ポワソンクリュ』レストランはご紹介した【イリアタイ】や【タムレ】の他にも、スナックとカクテルがプールで楽しめる【タラバ・プールバー】や、本格中華が楽しめる【バンヤンチャイニーズレストラン】、屋外テラスのガラス張りの床から熱帯魚の様子を眺められる【ウパ・ウパ・ラウンジバー】と、個性的なレストラン・バーが勢ぞろい。気分に合わせて何日でも楽しめる、飽きの来ないレストランラインナップです。絶対にやっておきたい、癒しの極上スパラグーンの絶景「ヒナ・ビュー」を楽しみながらスパを満喫。屋外トリートメントはまさに極上の癒しグルメや海を満喫したら、お次はスパのトリートメントで癒しのひとときを。【ヒナ・スパ】は、ターコイズブルーのラグーンと太平洋が一望できる高台にあるので景色も抜群。おひとりさまはもちろん、カップルで同じ部屋でトリートメントが受けられたり、時間帯によってさまざまな青色に変化するラグーンの絶景の中で施術する、屋外トリートメントもあります。まさに他では味わえない極上のプランです。施術が終わる頃には、身体がとても軽くなります。オリジナルの化粧品。お土産にも喜ばれそう開放的な雰囲気の中、ゆったりとした時間が進む【ヒナ・スパ】カヌー朝食を体験したり、気の向くままに時間を忘れて海で泳いだり、広大な自然の中で過ごす優雅なひとときは一生の思い出になるでしょう。大切な人と上質な時間を過ごしたいときにぴったりなリゾートホテル【コンラッド・ボラボラ・ヌイ】。新婚旅行や家族旅行、卒業旅行など、ここぞというときに訪れてみてください。【コンラッド・ボラボラ・ヌイ】住所:MOTU TOOPUA B.P502,VAITAPE BORA BORA,98730チェックイン 15:00、チェックアウト 12:00電話:(689)40-60-33-00アクセス:空港から専用ボートで20分(6km)
2019年06月05日気軽に作れる 「フランス風おもてなし料理」 レシピで人気の料理家、シャルル律子さん。アンジェでも 前菜レシピ 、 洋風おせち などたくさんのお料理を教えていただきました。この数年、生活の拠点をフランスに移されていたため、日本でのお料理教室はお休みされていたのですが、先日帰国された際に久々のお料理教室を開催されるとこのこと。しかも生徒さんからの要望で 「グリラー」 を使ったお料理を作られるというので、教室にお邪魔させて頂きました。手軽に作れるグリラーレシピと、おもてなし料理のポイントをレポートします。おもてなしはまずテーブルセッティングから律子さんのお料理教室は、前菜からデザートまでのフルコースを作ります。「身近な材料で気軽に作れること」がモットーですが、人をお招きする場合、テーブルセッティングを完了させておくことがポイントとか。まずは大皿を人数分セッティング。次にカトラリーを。この日使用したのはなんと「クリストフル」のもの。シルバーカトラリーの最高峰!?ですが、こちらはご主人の実家(フランス)から譲り受けたのだとか。こんな立派なクリストフルのカトラリーセットを使えるだけで、私はテンションがあがりました。銀食器のメンテナンスは大変なようですが、こんな素敵なカトラリーなら逆に磨いてみたいと思えるもの。孫の代まで使えるものを大切に受け継ぐのは、とても素敵な文化ですね。テーブルナイフ、フォーク、スプーンをお皿の横に、上にデザートスプーンをセッティングします。飲むお酒の種類によってグラスの数は変わりますが、左側にチェイサー用、右側にワイン用と2つのグラスをセッティングします。大皿の上にセッティングした小皿はフランス「ジアン」のもの。前菜用に使用しますが、お料理、季節によって変化を加えると、お客さまにも喜んで頂けるとか。夏場はガラス皿をあわせるのも美しいですね。お客さまが来る前にここまでセッティングをして、前菜だけ事前に準備しておけばOK!というのが律子さん流。アペリティフを楽しみながら、メインのお料理を仕上げるのがゲストもホストも楽しい時間を過ごす秘訣だとか。次回は簡単に作れるグリラー料理レシピと、おおてなし料理を楽しむ秘訣を引き続きお伝えします。お楽しみに。 ■食のはなし おもてなし料理 大西佳葉アンジェ編集部。フードコーディネーター。夫と娘の3人暮らし。家族が笑顔になるレシピを考案中。今日も美味しく、楽しく過ごせますように。
2019年05月05日南仏を代表するデザイナー、ジャクリーヌ・モラビトがプロデュースする食材ブランド「LA PETITE EPICERIE(ラ プティット エピスリー)」を特集。「ラ プティット エピスリー」 はフランス語で「小さな食材店」のこと。普段から毎日キッチンに立つ彼女が、”モノが溢れる時代に、シンプルに、本物の価値を持つものだけ” をコンセプトに、家庭料理に合う調味料を選び抜いた。日本初となる直営店では、こだわりの調味料や食材、ライフスタイルグッズが並び、ラ プティット エピスリーの調味料を使用した料理教室も開催する。いつもの料理がより美味しくなるオリーブオイルと白バルサミコ左から 白バルサミコ¥2,000ドレッシングセット ( エクストラバージンオリーブオイル 100ml、白バルサミコ 100ml )¥3,000エクストラバージンオリーブオイル タジャスカ¥2,300フレッシュレモンEX.V.オリーブオイル¥2,600上質な素材からつくられた調味料を少し加えるだけで、毎日の料理がより味わい深いものに。ラ プティット エピスリーが提案する基本アイテムは、エクストラバージンオリーブオイルと白バルサミコ。これさえあればシンプルなドレッシングからアレンジレシピまで、簡単に美味しくなる。オリーブオイルと白バルサミコに、ブレンドペッパーを加えただけの簡単ドレッシングは絶品!バルサミコの聖地、イタリアのモデナでつくられた「白バルサミコ」は、葡萄のほんのりとした甘さとすっきりとした酸味が特徴。葡萄は、白ワインの品種としても有名なトレビアーノ種を使用し、あえて熟成期間を短めにすることで、おだやかな酸味に仕上げたというこだわり。スライスした生姜に白バルサミコとハチミツ、鷹の爪を加えて漬け込めば、美味しいジンジャーシロップに。自家製のホットジンジャードリンクやジンジャーエールが楽しめる。オリーブオイルは、イタリア・リグーリア州で手摘みされたタジャスカ種オリーブを低温圧縮で搾った最高級の「エクストラバージンオリーブオイル」。独特のクセがないので、醤油やダシなど、和の調味料とも合う。種をくり抜いたアボガドにオリーブオイルを注いで、レモンを絞り、塩を加えるだけで、アボガドが絶品に!また、選び抜かれたフレーバーオリーブオイルも人気。オリーブオイルを搾る際に、フレッシュレモンをまるごと入れて一緒に絞ったという、「フレッシュレモンEX.V.オリーブオイル」がイチオシ。最高級の塩、魔法のペッパー、世界各地のスパイス左から ミックススパイス アンティーブ¥1,300ミックススパイス コ サムイ¥1,300ミックススパイス マスカット¥1,300野菜のブイヨン¥1,900ブレンドペッパー5¥2,100ソルト ゲランド¥1,700フランス・ゲランド地方の高級な海の塩、「ソルト ゲランド」は、干潟での天日干しの過程で、最初にできる結晶だけを集めた“塩の花”と呼ばれる最高級品。粗さと適度な湿り気が特徴で、うまみが凝縮されているため、料理に一振りするだけで味が決まる。「ブレンドペッパー5」は、世界の胡椒の名産地から厳選した5種類を独自にブレンドした奥深く豊かな風味のペッパー。5つの胡椒の風味が絶妙に絡み合い、料理の仕上げにさっと振りかけるだけで、おいしさが断然アップ。“魔法のひとふり”と呼ばれ、リピーターが続出しているそう。タマネギとセロリを煮出して、野菜の旨みをぎゅっと凝縮した顆粒状の「野菜のブイヨン」は、煮込み料理や炒め物に、塩の代わりに使えば、野菜の旨みたっぷりでより美味しく。そのまま熱湯に溶かして野菜スープにしても。南フランス、プロヴァンスをイメージして、フェンネルやチャイブをミックスした「ミックススパイス アンティーブ」、タイやサムイ島からインスパイアされたエスニックの刺激的な風味の「ミックススパイス コ サムイ」、中東、オマーンを思わせるエキゾチックな魅惑の風味の「ミックススパイス マスカット」など、料理の絶妙なアクセントになる世界各地のスパイスも充実。選び抜かれたペースト&オイル漬け左から クルミペースト¥2,100セップペースト¥2,400バジルペースト¥2,100サンドライトマトペースト¥2,250サンドライトマト オイル漬け2,250円アンチョビ オイル漬け¥3,300アーティチョーク オイル漬け¥2,800ブラックオリーブ オイル漬け¥2,300ラ プティット エピスリーのEX.V.オリーブオイルを使用したペーストとオイル漬けは、パスタソースや、料理の味付けの主役として活躍。フランス食材ならではのセップ ( ポルチーニ )やアーティチョーク、アンチョビの瓶詰めもオススメ。イタリアントマトの旨味がぎゅっと詰まった「サンドライトマト オイル漬け」は、シンプルなサラダはもちろん、ご飯にも合うので、丼ぶりやちらし寿司など和食にもオススメ。濃厚でクルミ本来の香ばしい風味が味わえる「クルミペースト」は、バゲットに薄く塗ってもよし、料理に加えればコクが出て、より味わい深いものに。ドレッシングから和え物、ソース、デザートまで万能に使える。ラ プティット エピスリーオリジナルレシピソルト タブレット¥3,300エクストラバージンオリーブオイル タジャスカ¥2,300ブレンドペッパー5¥2,100ブレンドペッパー3¥2,100目黒本店では料理教室も開催するラ プティット エピスリー。今回は、ラプティの調味料を使った簡単レシピを伺った。塩とオリーブオイル、ブレンドペッパーを使用した、素材が引き立つシンプルで美味しい料理。ご飯にも合う和テイストのレシピ。白バルサミコのアレンジソースをご紹介。魔法のペッパーでつくるシンプルで美味しい料理ブレンドペッパーとチーズのパスタソルトタブレット・EX.V.オリーブオイル・ブレンドペッパー5・パスタ リッシオリーナ ¥1,300<材料>パスタ リッシオリーナ1人分80gソルトタブレット1リットルにつき1個EX.V.オリーブオイル 適量ブレンドペッパー5適量パルミジャーノ美味しいパスタを作るポイントは、しっかりと塩をきかせて茹でること。2リットルのお湯にソルトタブレットを2個入れて、沸騰したらパスタ リッシオリーナを入れ、約5分茹でる。茹で上がったら熱々のパスタにオリーブオイルをまわしかけ、パルミジャーノをすりおろしてふりかけ、最後にブレンドペッパ−5を かけて完成。シンプルが一番美味しい!と感じるパスタの食べ方です。ソルトタブレットの塩がきいている。シチリアの海の塩でつくられた「ソルト タブレット」は、野菜の塩茹やパスタを茹でる際に最適。見た目にもかわいいソルトタブレットが詰まった大きな瓶も素敵。オイルやスパイスと一緒にキッチンに並べておきたくなるルックスも魅力的。ブロッコリーとトリュフオイルのサラダソルトタブレット・EX.V.オリーブオイル・ブレンドペッパー3・白トリュフEX.V.オリーブオイル ¥1,900<材料>ブロッコリー1束チーズ(エダムやペコリーノ)適量白トリュフEX.V.オリーブオイル適量ソルトタブレット1個EX.V.オリーブオイル適量ブレンドペッパー3適量小房に分けたブロッコリーを、ソルト タブレット1個を入れた1リットルの湯で3分茹でる。平皿にトリュフオリーブオイルを塗り、温かいブロッコリーを並べてのせる。オリーブオイルをたっぷりとまわしかけて、チーズを削って、ブレンドペッパーをかけて完成。ご飯にも合う和のレシピをリコメンドオリーブの実たっぷりおむすびブラックオリーブオイル漬け・ソルト ゲランド<材料>温かいご飯・大葉・いりごま・おぼろ昆布ブラックオリーブオイル漬けソルト ゲランド炊き上がったご飯に、大葉、いりごま、ブラックオリーブオイル漬けを適量混ぜて、さっくり混ぜる。おむすびにしたら、おぼろ昆布で包んで、輪切りにしたブラックオリーブオイル漬けを飾って完成。上質なソルトゲランドが上品な味に。意外な組み合わせがクセになる美味しさ。ラプティスタイル 贅沢卵かけご飯白トリュフEX.V.オリーブオイル・アンチョビオイル漬け・ブレンドペッパー5<材料>炊きたてのご飯・卵黄アンチョビオイル漬けブレンドペッパー5白トリュフEX.V.オリーブオイル炊きたてのご飯に卵黄と、ラプティアンチョビをのせる。仕上げにブレンドペッパーをふり、トリュフオイルを回しかけて完成。ブレンドペッパーは、5ミックスでも3ミックスでもお好みで。おもてなしにもオススメ。白バルサミコのアレンジソースハニーマスタード白バルサミコ・フレッシュレモンEX.V.オリーブオイル・ソルトゲランド・トラディショナル マスタード¥1,500<材料>トラディショナル マスタード大さじ1はちみつ大さじ1/2フレッシュレモンEX.V.オリーブオイル大さじ2白バルサミコ大さじ2ソルトゲランド小さじ1/2にんにく(すりおろす)1/2片ボウルに全ての材料を入れて混ぜ合わすだけ。はちみつは、栗などの味が濃厚な蜜より、ポピュラーな蜜が向く。レモンオリーブオイルの代わりに、EX.V.オリーブオイルでもよい。野菜のドレッシングとしても、お肉やお魚のソースとしても美味しい。「トラディショナル マスタード」は、マスタードの種とリンゴ酢・水・塩のみでつくるフランスの伝統的な粒マスタード。 すっきりとした酸味が程よくきいて、もたつかない、きれいな味わい。LA PETITE EPICERIE JACQUELINE MORABITOラ プティット エピスリー ジャクリーヌモラビト 目黒本店。フランスの食材店のような店内。リネントーション各¥3,800エッグスタンド各¥2,500メッセージグラス各¥3,000ヴィンテージリネンバッグ¥23,000日本第一号店となる目黒本店では、食材の他に、エスプリの効いたテーブルウェアやインテリア小物が並ぶ。赤い刺繍のラインがさりげなく入ったものや、片方だけ赤いパイピングが施されたリネントーション。ニワトリの形が、かわいらしい陶器のエッグスタンド。AMOUR(愛)やAMITIE(友情)など、フランス語のメッセージが刻印されたシンプルなグラス。希少なヴィンテージリネン生地をふんだんに使用した大きなトートバッグなど、ここでしか手に入らないセンスのいい雑貨も魅力。Informationラ プティット エピスリー東京都目黒区鷹番1-6-903-5721-3738Open 10:00- 19:00日曜定休商品価格は、消費税別の本体価格です。
2019年03月18日「フランスフェア2019」が、2019年3月16日(土)から3月25日(月)まで、大阪の阪急うめだ本店にて開催される。南仏・プロヴァンス地方を特集ファッションから食文化まで、フランス各地の様々なライフスタイルを紹介する「フランスフェア」。今回は、南フランスのプロヴァンス地方にフォーカス。地中海に面した温暖な気候が特徴のこの地方ならではのご当地名物が集結する。現地の人気レストランが出店9階催場には、現地で人気を集めるフードショップがずらり。注目は、地中海の産物・魚介をたっぷりと使用した漁師料理、ブイヤベースを提供するニォロンのレストラン「オーベルジュ・デュ・メル」だ。運ばれた料理には、小魚や香味野菜、白ワインなどをグツグツと煮込んだ濃厚ソースをその場でかけて提供される。南仏の人気菓子もまたプロヴァンス地方に伝わる伝統菓子も登場。レモンが香る南フランスの人気スイーツ「トロペジェンヌ」や、“幸せのお菓子”と呼ばれるアーモンド形の焼菓子「カリソン プレーン」、ナッツやベリーをたっぷりと使用した「ヌガー・ブラン」など、普段はなかなか出会えない“レアスイーツ”が会場を彩る。バリエーション豊かな雑貨類祝祭広場は、プロヴァンスのマルシェさながらに様変わり。好きなリボンをカスタマイズできる中折れパナマ帽や、生のラベンダーの花穂をリボンで編みこんだ天然のルームフレグランス、南フランスの食卓に欠かせないオリーブの万能ペーストなど、現地から取り寄せた雑貨やアパレルなどが並ぶ。連動イベントもさらに「フランスフェア2019」に連動して音楽やダンスイベントも開催。フランス発のコスメブランド ロクシタン(L’OCCITANE)は、参加型ワークショップを実施。会場限定フレグランスなどを販売する。【詳細】「フランスフェア2019」期間:2019年3月16日(土)~3月25日(月)場所:阪急うめだ本店9階住所:大阪府大阪市北区角田町8-7■フード・「オーベルジュ・デュ・メル」ブイヤベース (1人前)2,970円<イートイン限定>・「アンドレ・ボワイエ」ヌガー・ブラン カット量り売り(100gあたり) 972円・「シルヴァン・ドゥビュイシャフ レイ」トロペジェンヌ (1個)851円・「アルノ・スベラン」カリソン プレーン (12個入り)2,970円■雑貨類・「エクアドル」中折れパナマ帽(白・ナチュラル、リボン6色) 27,000円・「アトリエ・ラヴァンド」ラベンダースティック(小1本)3,024円■イベント「ロクシタン」BALLOON JOURNEY in OSAKA期間:3月21日(木・祝)~24日(日)/9階 阪急うめだホール
2019年03月01日炭火焼のジビエ肉や川魚を楽しめる|新宿【和食×肉バル 炉とマタギ 新宿店】猪肉をポン酢でいただく『ぼたん鍋』|人形町【あまからくまから】本格フランス料理と自然派ワインを堪能|阿佐ヶ谷【Bistro Sentiment】信州ジビエをフランス料理でいただく|三軒茶屋【Bistro echo】さまざまな肉料理とジビエが味わえる|飯田橋【29 TWENTY NINE】ジビエ肉を炭火で焼き上げる|新宿【和食×肉バル 炉とマタギ 新宿店】炉端焼の肉を盛り合わせた『三獣奏』150g 1,680円(税抜)炉端焼きと原始焼きの炭を利用した調理法が特徴の【和食×肉バル 炉とマタギ 新宿店】。鹿、鴨、猪、兎などのジビエ肉と川魚を炭火で焼き上げます。まずは獣肉炉端焼きの3種盛『三獣奏』から味わってください。遠火でゆっくりと焼き上げる炉端焼きは、遠赤外線の効果で素材の旨味を引き出します。炉端焼のジビエを各種揃えています店内は山で狩を行う猟師マタギの小屋をイメージ。昔の趣を感じる日本特有の懐かしさで、自然と心が落ち着きます。カウンター席、テーブル席に加え、接待や大事な食事会でも使える個室も完備。ジビエに合う赤ワイン、川魚に合う白ワインも揃っています。【和食×肉バル 炉とマタギ 新宿店】電話番号:050-5263-3941(予約専用)03-6233-9396(お問合わせ専用)住所:東京都新宿区歌舞伎町1-6-3 石塚ビル6Fアクセス:JR各線 新宿駅 徒歩2分営業時間:[土・日・祝]ランチ 12:00~15:00(L.O.14:00)、[月~木]ディナー 17:00~23:00(L.O.22:00)、[金]ディナー 17:00~02:00(L.O.01:00)、[土・日・祝]ディナー 16:00~23:00(L.O.22:00)[祝前]ディナー 16:00~02:00(L.O.01:00)定休日:不定休ぼたん鍋や炭火焼が楽しめる居酒屋|人形町【あまからくまから】野菜たれポン酢でさっぱり『ぼたん鍋』2,800円(税抜)蝦夷鹿肉、猪肉を使ったジビエ料理が食べられる【あまからくまから】は、飲み放題の付いたコース料理もあり、宴会にもおすすめの居酒屋です。扱っている猪肉は最高級のもので、新鮮でくさみもなく甘い脂は口の中でとろけます。これからの季節は、寒くなって脂がのった猪肉をポン酢でいただく『ぼたん鍋』で堪能してください。甘い脂が香るジューシーな味わい『猪 つくね炭火焼 塩』380円(税抜)ジビエ料理以外にも、「佐助豚」や「琉球黒毛和牛」といった銘柄肉にこだわった料理が豊富に味わえます。『季節の野菜と佐助豚の蒸ししゃぶ』や『甘海老とまと鍋』など、季節の野菜がたっぷりと入った料理が楽しめるのも人気の秘密。店内はテーブル席や半個室席まであり、様々なシーンで活用できます。【あまからくまから】電話番号:050-5263-3071(予約専用)、03-5640-2121(お問合わせ専用)住所:東京都中央区日本橋人形町3-7-11 大川ビル2Fアクセス:東京メトロ、都営地下鉄「人形町駅」徒歩1分営業時間:17:30~23:30(L.O.22:30)定休日:日・祝日本格フランス料理でジビエを味わう|阿佐ヶ谷【Bistro Sentiment】鹿の中でも柔らかいランプ『北海道産蝦夷鹿のロースト』 1,700円本格フランス料理や自然派ワインが堪能できる【Bistro Sentiment】のメイン料理は、蝦夷鹿のローストや合鴨ロースト、フランス産ピジョンなどのジビエ料理。『北海道産蝦夷鹿のロースト』は、赤肉で柔らかくジューシー。鹿の中でも特に柔らかみがあるランプは、きめが細かい繊維質。カシス香る赤ワインソースでいただきます。カウンター席に加え、テーブル席も駅から離れた静かな場所にある店舗で、店内も落ちついた大人の雰囲気。カウンターをメインに6人同時に食事ができるテーブルもあります。フランスを中心とした自然派ワインなどが50種類以上揃い、料理を楽しむだけでなく美味しいワインを堪能したいという人にもおすすめです。【Bistro Sentiment】電話番号:050-5263-8737(予約専用)03-5311-8320(お問合わせ専用)住所:東京都杉並区本天沼1-3-4 シリカヒルズ阿佐ケ谷102アクセス:JR「阿佐ヶ谷駅」徒歩13分、西武新宿線「下井草駅」徒歩20分営業時間:ランチ 11:30~15:00(L.O.14:00) ディナー 17:00~23:00(L.O.21:30)定休日:水曜日長野産の信州ジビエをフランス料理でいただく|三軒茶屋【Bistro echo】『信州ジビエのパテドカンパーニュ 味噌のソース』1,200円本格フランス料理とジビエ料理がいただける【Bistro echo】は、野菜もお肉も長野県産のものを中心に取り揃えています。自然豊かな長野県で育った新鮮で上質な「信州ジビエ」は、ジビエを知り尽くしたシェフの手で美しいフランス料理へと生まれ変わります。『信州ジビエのパテドカンパーニュ 味噌のソース』は、ソースに味噌とフロマージュブランを使用することで、どこか懐かしさを感じる味わいに仕上げています。ワインに合うジビエ料理が堪能できます三軒茶屋駅近くの喧騒から離れた隠れ家的ロケーション。らせん階段を上ると、木の温もりにあふれた広々とした空間が出迎えてくれます。落ち着いた雰囲気の店内で、シェフが真心込めてつくる本格フランス料理&ジビエ料理を心ゆくまで堪能してください。【Bistro echo】電話番号:050-5340-6716(予約専用)080-7973-2860(お問合わせ専用)住所:東京都世田谷区太子堂5-28-9 クレア太子堂2Fアクセス:東急「三軒茶屋駅」徒歩10分営業時間:ランチ 12:00~15:00(L.O.14:30)ディナー 18:00~01:00(L.O.00:00)定休日:水曜日さまざまな肉料理が堪能できるダイニングレストラン|飯田橋【29 TWENTY NINE】『北海道産 蝦夷鹿しんたま炭火焼100g』1,500円ミートレストラン【29 TWENTY NINE】では、牛肉、豚肉はもちろん、羊、鹿など、さまざまな種類のお肉料理がバリエーション豊かに味わえます。『北海道産 蝦夷鹿しんたま炭火焼100g』は、絶妙な焼き加減で柔らかく肉本来の旨みが引き出されています。北海道の大自然で育った蝦夷鹿肉は、身が引き締まり低カロリーで癖がありません。アメリカ西海岸をイメージした赤と白を基調とした大人の雰囲気の店内神楽坂の住宅街の一角に佇むミートレストラン。1階は自然豊かな大地をイメージした内装、2階はカウンター席のあるバーのような雰囲気が漂う造りです。料理と共に楽しみたいワインは常時20種類以上が用意されているので、肉とワインのマリアージュを存分に堪能できます。【29 TWENTY NINE】電話番号:050-5340-6732(予約専用)03-6265-0929(お問合わせ専用)住所:東京都新宿区若宮町10番地 プレール神楽坂1F・2Fアクセス:JR「飯田橋駅」徒歩6分、都営地下鉄「牛込神楽駅」徒歩7分営業時間:ディナー 17:30~23:00 (L.O.22:00) 日・祝日のラストオーダーは21:00定休日:月曜日日本では、11月から2月までが狩猟が解禁されます。国産のジビエはワインにも相性が良い冬季限定のごちそうです。炭火焼、フレンチ、鍋料理など、さまざまなジビエ料理を心ゆくまで楽しんでください。
2018年12月17日資生堂パーラーより「山形県 岡田果樹園産 ラ・フランスのパフェ」「山形県産 ラ・フランスのパフェ」が登場。2018年11月1日(木)から11月30日(金)の期間限定で、「山形県 岡田果樹園産 ラ・フランスのパフェ」は銀座本店 サロン・ド・カフェ、「山形県産 ラ・フランスのパフェ」は日本橋店、横浜髙島屋店、横浜そごう店、ラゾーナ川崎店にて販売される。山形県 岡田果樹園産 ラ・フランスのパフェ銀座本店 サロン・ド・カフェ限定での提供となる「山形県 岡田果樹園産 ラ・フランスのパフェ」は、とろけるような上品な甘さが口いっぱいに広がる山形県東根市岡田果樹園にて収穫されたラ・フランスを使用したパフェ。メープルアイスクリームとアールグレイゼリーの相性が良く、キャラメルソースのコクとメープルシュガーの軽やかな甘みのバランスも絶妙。別添えのプラリネソースをかけて味の変化を楽しむのもおすすめだ。山形県産 ラ・フランスのパフェ「山形県産 ラ・フランスのパフェ」は「山形県 岡田果樹園産 ラ・フランスのパフェ」とは違ったアレンジを施した一品。フレッシュのラ・フランスをワインのコンポート、ソルベ、ソースに仕立て、香りと甘さが引き立つようミルクアイスクリームと合わせられた。また、チョコクランチやシナモンの効いたシュトロイゼルの食感もポイント。最後まで飽きることなく、ラ・フランスの豊かな風味を堪能することが出来る。【詳細】資生堂パーラー「ラ・フランスのパフェ」提供期間:2018年11月1日(木)~11月30日(金)メニュー詳細:山形県 岡田果樹園産 ラ・フランスのパフェ 1,980円(税込)販売店舗:資生堂パーラー 銀座本店 サロン・ド・カフェ山形県産 ラ・フランスのパフェ 1,728円(税込)販売店舗:日本橋店/横浜髙島屋店/横浜そごう店/ラゾーナ川崎店<店舗情報>■銀座本店 サロン・ド・カフェ住所:東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル3階営業時間:火~土 11:30~21:00(L.O.20:30)、日・祝 11:30~20:00(L.O.19:30)定休日:月曜(祝日の場合は営業)TEL:03-5537-6231(予約不可)■日本橋店住所:東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋髙島屋S.C.本館8階営業時間:11:00~22:00(フード L.O.21:15/デザート・ドリンク L.O.21:30)定休日:百貨店に準ずるTEL:03-3246-5288■横浜髙島屋店住所:神奈川県横浜市西区南幸1-6-31 高島横浜店6階営業時間:10:00~20:00(L.O.19:15)定休日:百貨店に準ずるTEL:045-311-5111(代)■横浜そごう店住所:神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店2階営業時間:10:00~20:00(L.O.19:15)定休日:百貨店に準ずるTEL:045-465-5733■サロン・ド・カフェ ラゾーナ川崎店住所:神奈川県川崎市幸区堀川町72-1 ラゾーナ川崎プラザ2階営業時間:10:00~21:00(L.O.20:30/軽食・サンドウィッチ L.O.20:15)定休日:無休(施設に準ずる)TEL:044-874-8593
2018年11月03日7月に世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」のニュースは記憶に新しいところです。混む前に行きたい、そんな思いから、飛行機を予約し、お目当のレストランの予約をして、準備OK。世界遺産は、もう少し、涼しくなってからにして、今回は行きたくて仕方なかった、レストランへひとっ飛びです。 長崎は、なぜか、気になる場所なのに、なかなか実際には行く機会がなかったところでもあります。グラバー邸や中華街がある異国情緒ある街、観光スポットのハウステンボスがあり、波佐見焼が有名であったり、佐世保には米軍基地があったり、色々な顔を持つ、魅力がぎゅっと詰まった街です。その長崎に、フランスがありました。福岡の「Maison Lafite」の工藤シェフから紹介いただいた深田シェフのレストラン「1er Cru(プルミエクリュ)」です。 長崎へ行くには、羽田から長崎空港までの便もいいのですが、便数と動き回ることを考えて、福岡空港からレンタカーで行くことにしました。福岡に着いた時は降っていなかったのに、長崎に着く頃には、雨が降り始めていました。晴れ女なのに。でも、長崎は雨が似合います。 さて、ドアを開けて、中に入ります。深田シェフとは、去年、深田惣菜で一度お会いしていて、面識はあるのですが、シェフ姿を見るのは、初めてです。新鮮。テーブルに案内されると目の前に広がる光景に興奮です。 ナイフとフォークが整列してます。(お箸も!)バターはBordieの海藻バターです。遥か昔、わたしが通っていた高校では、卒業まえにレディの嗜み講座というのか、テーブルマナーの時間があったのを思い出しました。最近では、お料理が変わるたびに、そのお料理にあうカトラリーが一緒に出てくるのが当たり前になっていて、だから、この夜は、緊張しました。 はじまり まず、もちろん、Champagneをお願いし、そして、アミューズが出てきました。アカザエビの香りが濃厚なふわふわの柔らか卵、そして、そばとアンチョビのチュイル。卵のムースは、カクテルピックから外れてしまいそうなくらい柔らかくて、口にふくむと泡みたいに溶ける感じで、Champagneととてもよく合います。そして、繊細なチュイルは、アンチョビの塩味とそばの香ばしさがレースのように繊細で、カリッとしていて、口内に広がっていたアカザエビの風味ともあいまって、余韻が残ります。写真はないのですが、もうひと皿、ロースハムのムースのサンド。 念願の鮎 マリネして、48時間冷凍して、乾燥させた、生の鮎。鮎の内臓のソースで。その上には、梨。鮎を生でいただくのは初めて。川魚に対して持っていた匂いもなくて、きれいな薄いピンクの身が美味しかったです。鮎をはじめ川魚は寄生虫の心配があるから生ではあまり食べないようですが、本当に丁寧に手間をたくさんかけてこのひと皿を作っているんだな、とそれも感動しました。 五島は食材の宝庫 そして、とても美しいテリーヌ。車えびに、地元のお野菜、コンソメで。車海老の頭は、カリッと、フライ。テリーヌは、ゴーヤの苦味、トマトの甘い酸味、車海老の甘味はそれぞれを感じるのに、独立していません。 ゴージャス!五島の鯖、牛のコンソメ。お皿の上で、崩れない、ギリギリのゆるさを保った状態で、テーブルに運ばれてきました。好きな食材ばかりで、本当に嬉しい。左奥に見えるパンが、大好きなクミンのバゲット。去年、シェフのお料理が家で楽しめる、おしゃれなお惣菜屋さん、深田惣菜に伺った時に、買いそびれてしまったのですが、その後ちょっとラッキーなことがあり、食べることができて、それ以来の大ファンになってしまったクミンのパン。でも、やはり、焼きたての美味しさは格別です。残念ながら、パンは食べきれなかったので、お持ち帰りさせていただきました。 時鮭(ときしらず)で宮崎のマンゴをつつんだひと皿。キャビアの塩味がアクセント。本当に、贅沢すぎる食材の組み合わせです。 五島の鮑。鮑って生で食べるより、こういう風に火が通っている方が、絶対に美味しいと思ったひと皿。 生ハムとヤリイカをオレンジ色のパプリカのソースでスープに。オレンジ色のパプリカが、パプリカの中では一番ビタミンCがおおいいという耳寄り情報も教えてくださいました。 お魚は五島の鰆。ゆっくり寝かされて美味しさを蓄えた鰆をフランボワーズビネガーのソースで。贅沢に雲丹とローストしたフェンネルが添えられています。 鹿児島の和牛の内腿。希少部位です。青森産の黒にんにくのソースに、南半球の黒トリュフ。内腿は運動量が豊富な部位で、とても柔らかい赤身です。こんなに大きいのに、ぺろっと、食べてしまいました。 幸せになるデザート 美しい飴のコイルがお皿の模様とシンクロしていて、本当にきれいです。バナナとチョコレートとキャラメルのアイスクリーム。大好きなデザートの3大要素によるオーソドックスなDessert。ストレートだな、と思いました。食べ終わって、来ることができてよかったと嬉しくなった、「わざわざの価値」がある1er Cru(プルミエクリュ)。 シェフ 深田伸治シェフ。アンティークな調度品、落ち着く雰囲気、そして、シェフひとりでお料理からサービスまで担当しています。厨房からお客様全員のテーブルを見てお料理をだすタイミングをはかり、ワインが少なくなれば、すっと現れて、お料理と合うワインの相談にのってくれたり。お忙しいのに、お客様ひと組、ひと組に、最高の時間を提供してくださり、食べ手は素敵な空間で、ゆっくりと、食事を楽しむ時間をすごせます。 九州は、豊かな食材に恵まれているから、そのままでも、美味しいのです。でも、深田シェフのお料理には、もちろんふんだんに地元の食材が使われているのですが、そこにこだわり過ぎることがなく、日本のみならず、フランスからも美味しい食材を取り寄せて、このように素晴らしいお料理を作っていらっしゃいます。この日いただいた鮑や牛肉は、地物ならではの大きさも、もちろんとても魅力的です。ごちそうさまでした。 1er Cru(プルミエクリュ)長崎市鍛冶屋町6-28 1FTel. 095-829-1061(撮影機材 SONY Cyber-shot DSC- RX100M5、α6500)
2018年10月03日6月21日(木)~24(日)まで、13年ぶりに横浜にもどり開催された「フランス映画祭2018」が好評のうちに閉幕。観客の声から選ばれる「エールフランス観客賞」は、結婚式でのドタバタ人間模様を描いた『セラヴィ!』が受賞した。横浜・みなとみらいホールで行われたオープニングセレモニーでは、フランス映画祭団長の名女優ナタリー・バイと、横浜出身でフェスティバル・ミューズを務めた常盤貴子が開会を宣言。『万引き家族』でカンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた是枝裕和監督、本映画祭の特別協賛である日産自動車のカルロス・ゴーン会長も駆けつけていた。そして、満員となったオープニング作品『セラヴィ!』の上映を皮切りに、日本未公開のフランス映画、長編14本と短編1本が上映。上映会場となったイオンシネマみなとみらいには多くの観客が詰めかけ、会期中には『セラヴィ!』ほか、鬼才フランソワ・オゾン監督が登壇した『2重螺旋(らせん)の恋人』、『夜明けの祈り』『ココ・アヴァン・シャネル』のアンヌ・フォンテーヌ監督がLGBTをテーマにした『マルヴィン、あるいは素晴らしい教育』など6作品が満員御礼!会場は連日、フランス映画ファンの熱気でいっぱいとなった。上映後に行われた各回の来日ゲストによるQ&Aやサイン会も大盛況。今年は、会場での一般客の撮影を規制せず、サイン会に移動する前のロビーでは各回のゲストの撮影時間がとられるなど、観客とフランス代表団の交流の場を設ける形に。13年前の横浜時代を彷彿とさせる、横浜ならではのアットホームな映画祭が実現した。また、若い世代にフランス映画と接する場を作るべく、オープニングセレモニーのみ、横浜市民は500円で鑑賞できる割引サービスを実施。横浜市立大学、東京藝術大学、早稲田大学にて授業の一環として学生を対象としたマスタークラスも開催され、フランス映画の作り手と日本の学生たちが接する場が設けられた。横浜市立大学の学生たちは、ボランティアスタッフとして映画祭の各会場にて活躍したという。そんな中、上映時に配布したアンケートによって選ばれる「エールフランス観客賞」を、オープニング作品の『セラヴィ!』が受賞。日本でも大ヒットした『最強のふたり』の監督コンビによる、ベテラン・ウェディングプランナーをとりまく結婚式での人間模様を描いたコメディが観客の心をつかんだ様子だ。『セラヴィ!』は7月6日(金)より渋谷・シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年06月27日伝統的なフランス・ノルマンディー料理を堪能!JR有楽町駅近くの丸の内エリアにある「ラ・メール・プラール東京」では、フランス・ノルマンディー地方の伝統料理をいただけます。酪農の盛んなノルマンディー地方ならではの濃厚なクリームソースや、特産のリンゴ、羊肉を使ったメニューなど、その味わいに雄大な自然の力強さを感じることができます。一度は食べたい! 絶品ふわとろ「スフレオムレツ」「ラ・メール・プラール東京」の看板メニュー「スフレオムレツ(ベーコン・チーズ・ポテト)」1,944円(税込)は、オムレツを作る調理人「オムティエ」によってひとつひとつ丁寧に作られています。オープンキッチンでは、職人がボウルに入れた全卵をリズミカルに泡立てる様を見ることが出来ます。バターと燻製岩塩がふわりと香る出来立てのオムレツは食欲をかきたてます。シンプルな味付けとふわふわの食感を楽しんだら、手前に添えられたポテトやベーコンの付け合わせをソース代わりにアクセントを効かせて一緒にいただきます。本場の味わいを東京で「仔羊のあばら肉のロースト」ノルマンディー地方では、海辺の牧草を食べて育った羊肉が良く食べられており、「ラ・メール・プラール東京」でも、仔羊料理がコース料理で楽しめます。仔羊肉の旨みをシンプルに味わえます。くせがなく、柔らかな仔羊のあばら肉は、噛むほどにジューシーに。季節の野菜とともに、彩りよく盛り付けられた華やかな一皿です。デザートは別腹! ほろ苦の「タルトタタン」ノルマンディー地方は、リンゴも特産品のひとつです。リンゴを使ったお酒、シードルも生産されており、料理と一緒に楽しむのもおすすめ。リンゴを使ったデザートで特におすすめなのが「タルトタタン」648円(税込)です。とろとろになったほろ苦いリンゴと、キャラメルが混ざり合い絶妙な味わいに。添えられたサワークリームと一緒に食感や味の変化を楽しめます。※サービス料10%を頂戴しております。「ラ・メール・プラール東京」は、フランスの本店を思わせる外観で落ち着いた雰囲気のお店です。気軽にランチやカフェを楽しんだり、ご褒美ディナーでコース料理をいただいたり、とシーンに合わせた楽しみ方ができます。スポット情報スポット名:ラ・メール・プラール東京(LA MÈRE POULARD TOKYO)住所:東京都千代田区丸の内3-5-1 東京国際フォーラム ホールA 1階電話番号:03-5252-7171
2018年06月22日全国約600軒のフレンチレストランが参加する国内最大級のフランス料理イベント「ダイナースクラブ フランス レストランウィーク2018」が、今年も9月22日(土)~10月8日(月・祝)の計17日間にわたり開催される。第8回目となる今年は、一律価格でのコースメニュー提供に加え、「トレ・ボン!日本のテロワール」のテーマのもと、日本のテロワール独自の食材の魅力をフランス料理でアピールする。気軽に、お得にフランス料理を楽しむ17日間に注目!気軽に、お得にフランス料理を楽しむスペシャルな17日間!期間中、参加全店舗にてランチを2,500円または5,000円、ディナーを5,000円の限定コースメニュー(いずれも税・サービス料込、メニューの内容は店舗により異なる)で提供する。ランチ、ディナーとも前菜、メイン、デザート、食後の飲み物が基本コースに含まれる。普段は敷居が高いと感じているようなフレンチの名店などで、フランス料理を気軽に楽しめる絶好の機会。予約方法は、公式サイト経由「一休.com レストラン」「ヒトサラ」からのインターネットでの予約、または直接レストランへの電話予約の2通りだ。日仏で活躍する若手シェフにも注目!今年のフォーカスシェフには、「ミシュランガイドフランス2018」で一つ星を獲得した「ローベルジュ・ドゥ・サンレミ・ドゥ・プロヴァンス」のシェフ、ファニー・レイ氏と、同じく「ミシュランガイドフランス2018」で三つ星の「アラン・デュカス・オ・プラザ・アテネ」でシェフパティシエを務めるジェシカ・プレアルパト氏といった海外から招聘した女性シェフ両名とともに、日本全国6エリアから14名が選抜された。関連プレイベントも開催! スペシャルコースを堪能プレイベントでは、フランスと日本の地方都市で活躍するシェフが、表参道の「ミーレ・センター表参道 2階サロン」にて、9月5日(水)~16日(日)のうち計8日間、ブランチ(デモンストレーション&テイスティング)とディナーの2つの異なるコンテンツを実施する。また、会期直前には東京と大阪でガラディナーも開催され、フランスから多数来日するシェフおよびパティシエに日本で活躍するシェフが3名ずつ加わり、各都市併せて5名のシェフがそれぞれの個性を生かす一皿を担当して、その日だけの特別コースを披露する。開催概要開催期間:9月22日(土)~ 10月8日(月・祝)17日間主催:フランス レストランウィーク事務局特別後援:在日フランス大使館特別協賛:ダイナースクラブ (発行会社:三井住友トラストクラブ)参加者:ダイナースクラブ会員および、一般の方対象レストラン:全国の本イベントに参加している約600軒のフレンチレストラン予約方法:公式サイト経由「一休.comレストラン」「ヒトサラ」または電話にて直接レストランへ予約(text:cinemacafe.net)
2018年06月16日打ち合わせや会食で、週に一、二度は都内に出かけます。クルマでも電車でも片道一時間半くらいでしょうか。景色を見ながら考えごとをするこの時間は、生活の句読点のようなものです。都内から戻り、自宅がある江ノ電の稲村ケ崎駅で降りると潮の香りに包まれ、ああ帰ってきたなあと実感します。原稿に煮詰まったら、134号線沿いを散歩したりジョギングしたりするのが習慣です。江ノ島の向こうに沈む夕陽を眺めると、心がやわらかくなって、こんがらがっていた頭の中身もほどけていきます。海は私の暮らしの一部です。鎌倉界隈の海沿いには、サーフショップと同じくらいたくさんのカフェやレストランがあります。あるにはあるけれど、気軽で便利な店ばかりで、大人が夜を楽しむための空間は意外と少ないのです(というか、ほとんどありません)。そんな中、鎌倉高校駅近くに一昨年オープンしたバスティーズは、待ち望んでいたレストラン。海に沈む夕陽を見ながらゆっくりとアペリティフを楽しみ、波音を聞きながらおいしいものを食べ、ワインの一本でも空けてから、潮の香りに包まれつつ帰路に着く、そんなことができるのです。駅から歩いて102分、江ノ電の線路と海を見下ろす高台の白い一軒屋。東京から遊びに来た友人を連れていったら、「こんなところに住みたい!」とはしゃいでおりました。店名は、「南仏風の別荘、邸宅」という意味の「バスティード」から作られた造語だそう。店内も白を基調としていて、ブルーの効いたインテリア、隅々に赤いドナセラ。そのままトレンディドラマの撮影に使いたいような空間です。テラスのテーブルにシャンパーニュのグラスが置かれたら、カルロス・トシキ&オメガトライブの『アクアマリンのままでいて』が聞こえてきそう。1988年放送『抱きしめたい!』の主題歌です。若者の憧れるライフスタイルをそのまま取り入れた初めての連続ドラマでした。バブルに突入するまで80年代、何より「心地良さ」が優先されていました。いわゆるバブリーな物事もまだなくて、贅沢というものに対して健全な憧れと敬意が残っていたいい時代だったと思います。バスティーズのテラスで波の音を聞きながら、ついそんなことを考えてしまいました。海が見えるテラスですっかりテンションが上がった件の友人は、食事が始まる前から「ここ、デートで来た0い♡」を連発しておりました。相手がいるからデートをしたいのではなく、こんな店があるからデートをしたい、そう思わせるのは「いい店」の証。料理人の作品を崇めるより、恋愛の原動力になるほうが大切だと思うのは、やっぱり私がバブル世代だからでしょうか。供される南仏料理はこのロケーション、このインテリアによく似合う品々です。軽いけれど個性があって、フォトジェニック(インスタ映えするともいう)。きっちりしたフランス料理ではなく、リゾットやパスタ、ラビオリなどもメニューに組み込まれています。今年の初めに就任した新しいシェフは、アマルフィやピエモンテのリストランテで働いた後、青山の「リストランテ山崎」のセカンドを務めていたそう。潮の香りに包まれながらいただいた魚介はもちろん、「ヘーゼルナッツをまとった仔牛フィレ肉のローストピエモンテ州のツナソース」の香ばしい感触が忘れられません。コースは月替わりなので今はオン・メニューではありませんが、いつかもう一度食べたい一品です。オーナーソムリエの選ぶワインも、海を意識したもので揃えられています。南仏やイタリアのワインが中心ですが、フランスはコニャック地方のウィスキーなども揃えてあります。ここで一つ、「トレンディ」な提案をいたしましょう。シャンパーニュかスプマンテの際は、波の形をしたシャンパーニュグラスをリクエストしてみて下さい。これはスガハラグラスのもので、下の部分が不規則に波打っています。このグラス越しに海を見ながら金色の泡を楽しむのはいかがでしょうか。夕陽がきれいな日なら、ロゼでもいいかもしれません。ただし、このグラスはテーブルに置く際に少々不安定なので、酔っ払い過ぎないこと。散歩やらジョギンやらサーフィンやら、海を見慣れた私でもバスティーズの店内からの景色は新鮮だし、心が踊ります。その度に、晴れた日ははなやかな、曇りの日は色っぽい、雨の日はせつない、海の新しい表情を見つけるのです。バスティーズ住所:神奈川県鎌倉市腰越1-3-11電話:0467-40-4232営業:ランチ/11:30~14:00(L.O)ディナー/10月~3月17:00~20:00(L.O)4月~9月 17:30~20:00(L.O)定休日:水曜日 休日の場合は翌木曜日休要予約著者プロフィール甘糟りり子作家。1964年横浜生まれ。3歳から鎌倉在住。都市に生きる男女と彼らを取り巻くファッションやレストラン、クルマなどの先端文化をリアルに写した小説やコラムに定評がある。近著の『産む、産まない、産めない』『産まなくても、産めなくても』(ともに講談社)など現代の女性が直面する岐路についての本も好評。読書会「ヨモウカフェ」主宰。
2018年06月15日古民家風の外観とモダンな内観とのギャップが面白い!大阪市・浮田にある「MON CHARME par monsieurK(モンシャルメパールムッシュケィ)」。フレンチレストランというよりは、日本料理屋のような古民家風の外観がお店の特徴です。店内は外の雰囲気からは想像できない、明るくモダンな空間。カウンターからは店主の華麗な手さばきを見ることができます。席数は13席あり、会話を楽しむ事もできます。個室もあり貸切も可能なため、大切な友人や恋人と特別な一日を楽しみたいときにもおすすめです。店主の集大成でもあるこだわりのフレンチ料理店敷居が高いイメージのあるフランス料理をもっと身近に、気軽に楽しめるようにしたいとの想いから誕生した「モンシャルメパールムッシュケィ」。フランス語で「私の魅力」という意味の店名には、店主自身の集大成という意味も込められています。「大人の社交場」をコンセプトに改装した、古民家の趣のある店内と、店主の温かい笑顔も人気の理由。心地よい空間と一流のフレンチが、訪れた人をリラックスさせてくれます。「本日のディナーおまかせコース」は品ぞろえが充実!茨城県産の無農薬野菜や新鮮な食材にこだわった「本日のディナーおまかせコース」(4,500円 税別)は、店主自慢の料理がリーズナブルにいただけるメニュー。その日の仕入れ状況によってメニューの内容を決めるため、常に旬の食材を使った四季折々のフレンチが楽しめます。クリームやバターなど動物性油脂は極力使わず、「胃にもたれないフランス料理」が楽しめるのもこのお店の魅力です。店主の技が光る自慢の品々で構成されたコース「本日のディナーおまかせコース」を構成する料理は、店主の粋な心づかいが感じられる品ばかりです。「自家製サーモンマリネの瞬間燻製」は、こだわりの調理法によって引き出されたスモークの香りと香ばしさが魅力。サラダ感覚でさっぱりといただけます。「鴨もも肉のコンフィ 色彩野菜を添えて」は、鴨肉の香りとうまみが口の中に広がる贅沢な一品です。一流フレンチをもっと身近に感じられるレストランフレンチレストランは緊張して楽しめないというイメージを持っている人に、ぜひ立ち寄ってもらいたいのが「モンシャルメパールムッシュケィ」です。店内は会話を楽しみながら過ごすことができる居心地の良い雰囲気ですが、提供されるフレンチは本格的。四季折々の旬食材と店主の熟練の技が作り出す料理は、どれも一流店に負けずとも劣らない美味しさです。「モンシャルメパールムッシュケィ」は、阪急千里線・OsakaMetro各線「天神橋筋六丁目駅」徒歩5分のところにあります。専用駐車場はないため、公共交通機関での来店がおすすめです。普段は味わえないような本格フレンチを大切な人との会話とともに楽しむ、そんなぜいたくを味わいたい人はぜひ一度来店してみましょう。スポット情報スポット名:MON CHARME par monsieurK住所:大阪府大阪市北区浮田1-5-31電話番号:06-6131-9119
2018年05月28日フランスにも日本にも通じる発酵料理。それはいわば庶民の「とっておき」。 発酵食品を使用することで、おうちで簡単に作れるのにも関わらず旨みたっぷり!食卓の主役となる大皿料理で楽しいおもてなしを。 ① La choucroute(シュークルート) 下ごしらえは前日、美味しいお肉を買って、 塩を振って寝かせるだけ!アルザスの伝統発酵料理、シュークルートは市販のザワークラウトを使って簡単に作れる大皿料理。たっぷり多めに作るのが、上手に仕上げるコツ。 【 材料 】(5人分)□ 豚肩ロース ... 600g□ ベーコン(塊)... 400g□ ソーセージ ... 6本□ じゃがいも ... 2個□ にんじん ... 1本□ 市販のザワークラウト ... 600gくらい □ ローリエ ... 2枚□ にんにく ... 1片□ 水 ... 500ml□ 塩、コショウ ... 適量※ 豚肩ロース、ベーコン塊、ソーセージは美味しいものを使うのがおすすめ 【 作り方 】①前日の下ごしらえ。豚肉は全体に塩をまぶして、冷蔵庫で一晩(8時間以上) 寝かせる。②ベーコンは厚さ2cmほどに切っておく。鍋ににんにく1片のスライスを入れて熱し、3cmほどの厚さに切った❶とベーコン、ソーセージを焼く。③❷に皮を向いたじゃがいも、人参、ザワークラウト、水、ローリエを入れ25分ほど煮込む。じゃがいもが柔らかくなったら、塩、コショウで味を調える。 ② Confit de citron & Boulettes de viande(レモンコンフィ & ミートボール) ドレッシングにも、パスタや肉料理など 様々な料理と相性のいいレモンコンフィは旨みたっぷりな挽肉料理のアクセントにも合う発酵食品。くるみの食感やレモンのさわやかな酸味がワインなど、お酒の席にぴったり。 【 材料 】A. レモンコンフィ(4人分)用意するもの ... ビン(フタの口が広いものがおすすめ)□ 有機レモン ... 4個□ 塩 ... レモンの分量の17% 【 材料 】B. ミートボール with レモンコンフィソース(3〜4人分)□ 合い挽き肉、又は豚ひき肉 ... 200g□ 生くるみ ... 40g□ 玉ねぎ ... 1/6個□ パン粉 ... 30g□ 牛乳 ... 大さじ2□ 卵 ... 1個□ 塩、コショウ ... 少々□ レモンコンフィ... Aの4分の1□ レモンの皮 ... 少々□ 小麦粉 ... 適量□ 生クリーム ... 1/4カップ□ イタリアンパセリ ... 少々 ☆ソース□ バター ... 大さじ1□ 小麦粉 ... 15g□ ブイヨンスープ ... 1カップ半□ 白ワイン ... あれば適量 【 作り方 】A. レモンコンフィ①ビンをよく洗い、熱湯をかけて消毒する。レモンはよく洗い、ペーパーや付近などで水気をよく拭き取る。②輪切りレモンは、5mmほどの薄切りにする。乱切りにしてもOK。その場合はタテ半分に切り、1 個を8~10等分の乱切りにする。③ビンに塩を入れ、レモン、塩と重ねて入れていき、最後に塩を入れてフタをする。④直射日光の当たらない冷暗所か冷蔵庫で1週間以上置く。※ 料理などで使用する際は清潔な箸、スプーンを使って取り出す。1日1回くらいビンを振って、レモン汁と塩、レモンが混ざるようにする。 【 作り方 】B. ミートボール①くるみを包丁で細かく刻み、玉ねぎはみじん切りにしておく。②ボウルに❶と挽き肉、牛乳、パン粉をよく混ぜ合わせ、みじん切りにしたレモンコンフィと胡椒を加えてさらによく混ぜる。③❷を12等分してボール状に丸め、表面に小麦粉をまぶす。④ソースを作る。鍋にバターを溶かして小麦粉を振り入れ、弱火で2分ぐらい炒める。ブイヨン、白ワインを少しずつ加え、ダマにならないようによくかき回す。⑤❹にとろみがついてきたら❸を入れる。一度沸騰させてから、弱火で15〜20分くらい煮込む。※水分が少ないので焦げやすいため、水分が足りない場合はブイヨンかお湯を少しずつ足す。⑥最後に生クリームを加えて、塩、コショウで味を調える。さらに盛り、細かく刻んだレモンの皮とパセリを散らす。 kiitos. vol.8より
2018年05月22日―料理人になって50余年。振り返ってみて、18歳のときに今の自分の姿は想像できたでしょうか?それは難しいですね。誰も将来の自分を想像することはできないですよね。でも振り返ってみて、毎日健康でいられることにただひたすら感謝しています。それから素晴らしい家族、仲間がいること、一緒に仕事をしてくれるパートナーがいることに心から感謝をしています。毎日メニューを考えたりすることなど、この職業は集中する必要があります。そこに対して少しフラストレーションを感じることもあるけれど、それは職業の宿命として受け止めている。50年やっても、そう思いますね。―1981年にサン=テティエンヌでレストラン【ピエール・ガニェール】をオープンした後、5年後の86年に2つ星、93年に3つ星を獲得。ご自身のキャリアの中で、どんどん評価があがってきたときにどう感じられましたか?2つ星がつく少し前に日本に初めて行ったことを覚えています。ミシュランの星の獲得については特にそれについて考えることはなく、とにかく目の前の仕事をするのみでした。評価は自分でするものではなく、他者の評価で初めて成り立つもの。自己満足でもいけない。自虐的でもいけない。そのバランスを保ちながら自信を持ち続けることが必要です。よく言われるけれど、人生というのは常に新しいスタートの連続だととらえています。毎日自分自身をこうするんだという自分への説得、あるいは、他の人を説得し続けることも必要。よりよい仕事を保つことのエネルギーが必要。その連続なのです。厨房で料理を盛り付けるピエール・ガニェールシェフ。日本の【ピエール・ガニェール】赤坂洋介シェフがサポート―とはいえ、いろんな声が入ってしまうから、バランスを保つことは難しいと思います。どうやってブレないような状態にされているのでしょうか?謙虚であること。人の話を聞くこと。集中しつづけること。流行にとらわれすぎないこと。今という時代は情報が溢れていて、毎日のように“また新たな天才が生まれた”というようなニュースに触れるわけですが、周りで起こっていることに注意を払いつつ、決してそれに振り回されることなく自分の芯となる部分は保つことが大切です。自分をよい状態にするには、ある程度のストレスも大事だと思っています。でも、ストレスがありすぎるのはダメです。また、私自身は“ナンバーワンシェフではない”ということを受け入れているつもりです。確かに名前が知られているかもしれませんが、常に批判もある。それにいちいち振り回されていては気が狂ってしまいます。批判はありつつも動じない。どこででもナンバーワンと認められるわけではない、それを認める、ということです。―ガニェールさんのお料理は前衛的でアーティスティックな料理という印象があります。一番最初にご自身のお店に立たれたときから、明確な料理のイメージはあったのでしょうか?自分の名前の店をやるときというよりもさらに前、父親の店を継いだ後、1977年に自分のために料理をしようと思ったんです。そう思ったとき、今までとは違うやり方で料理をしないといけないと感じました。さらに先を追及したい、違う組み立て方をしないといけないと思った。しばらくしてから初めて日本を訪れて日本料理を食べたときに、5-6年前から探していたのはこれだったんだ!と大きな発見がありました。料理に限らず絵画、陶芸、花・・・・・・。ほかの様々な芸術のように、料理を通して自分の感情を表現したいと気づいたのです。この日即興でガニェール氏がつくった一皿。インタビューしたのは4月末。春の生き生きとした食材がにぎやかに皿を彩る―その体験は、ガニェールさんに影響を与えた、ということでしょうか?”影響”、ではなく、”共鳴”と言うのでしょうか。多くの欧米の料理人がおかしてしまった過ちは日本の文化をコピーをすること。例えば洗練されたプレゼンテーションをまねする、というようなことは危険だと思います。私自身はそういう風に影響を受けたというつもりはありません。それより、日本の文化に触れたことによって、哲学的な親近感を感じた、ということです。―振り返ったときに日本に最初に来たときの体験は、やはりすごく印象的な出来事だったんですね。若いころは何かをつくり上げて、それが何を意味するかというのに気が付くことはできない。けれど、それをもとにだんだん人生が積み上がり、それが人のヒストリーとなっていく。この経験がその時期最も重要だったかはわからないけれど、強く記憶に残っているのは確かです。遠くに見える山、そしてビル群が東京らしい景色。【ピエール・ガニェール】の窓際は絶景を望める―日本の魅力はなんですか?少し矛盾している国だというところ。1つの側面は素晴らしく洗練されたものを持っていて、美しくて、純粋で、ピュア。建築の中にも見えますし、寿司店のカウンターの木のクォリティの良さ一つとってもそうです。洋服もそうです。しかし、その一方で猥雑な面も持っていると思います。日本の洗練された部分は年を重ねるごとにどんどん理解できるようになった。けれどゲームや漫画、という我々と異なる文化、それから男女関係などは私には不思議に映るところがある。そこが面白いです。―男女関係ですか??僕は専門家ではないので、そこは詳しくは語りませんが(笑)シックで落ち着いた店内―50年という年月を通じて、料理に対する変化というのはあったのでしょうか?ありますね。長いこと、料理は私にとって一種のセラピーのようなものでした。料理を通して精神を表しているような。料理を通して自分の人生を写しているような感覚です。ただ、現在は料理自体が私の人生そのものであることに変わりはないのですが、そこに対する恐怖感というのは減ったように感じます。また初めてロンドンに海外展開をしたときから変わったことがありました。以前はすべて自分でメニューを考えて書いたら、自分で料理をしていました。けれど今は私がメニューを考えて各国のシェフたちがさらに私の考えを翻訳して料理をつくっています。それで良くなるときもあれば、そうでないときもある。そこも変化した部分ですね。―日本では赤坂洋介シェフが翻訳をしているということですね。赤坂シェフは昔、料理の仕方がとても日本的だった。けれど彼も年齢を重ねて自分自身のスタイルというのが少しずつ出てきて、日本人的なやり方とフランス文化のうまい感じの組み合わせになってきた。前よりもずっとシンプルな料理になってきていますし、味覚もより繊細になってきている。私は本当にそう思っていなければ言いませんが、赤坂シェフは才能があると思います。赤坂シェフがつくる春の一皿―料理人に必要な才能はなんだと思いますか?勇気を持つこと。精神的に強いこと。人が好きなこと。最後のほんのわずかな部分が、生まれつきの感覚なのだと思います。―今、ご自身が興味を持っている国や食材、調理法などがありましたら教えてください。いろんなものに興味はありますが、特にこれ、というものはありません。例えば私の兄弟は他人のことを良く観察しているな、と思いますが、私自身は人のことを観察しません。それは私の欠点かもしれませんが、私は私の考えをもとに料理をつくる。確かに少しは何かの影響をうけることもありますが、人のことは人のこと。ほかからなにか情報を得る、影響を受けるということに時間を割いているつもりはありません。私は私自身の個人的な感情を料理にしている。そこに加えて、ここ数年は自分を取り囲む人に応じながら料理をつくっているという感じです。インタビューのときに、心の奥底から言葉をひとつひとつ救い上げるように答えてくれたピエール・ガニェール氏。来日時には店内のスタッフ、一人一人への気遣いも忘れない―最後にこれからチャレンジしたいことはなんですか?特にないですね。ひとつあるとすれば、毎日の暮らしのなかで素晴らしい瞬間をつくるということ。毎日を面白いものにしていくこと、だと思っています。―シェフの毎日は、すでに素晴らしいことに出会う環境にいらっしゃると思ってしまいます。でも、自分でそれは仕向けていく必要がありますよ。たとえば今この瞬間もそうですけれど、色々な出会いに対して、きちんきちんとその瞬間に向かい合うということだと思います。きちんと話を聞いてくれる人には耳を傾け、誠意をもって対応する。意識をしなければそういう面白い瞬間をつくれないと思います。
2018年05月18日三重の自然に囲まれた志摩観光ホテル世界のVIPが味わったシェフの料理を満喫三重を120%楽しむアクティビティにも注目三重の自然に囲まれた志摩観光ホテル志摩観光ホテルがある三重県は、まさに食材の宝庫。伊勢海老やアワビをはじめ、真鯛や松阪牛や海藻といった食材が豊富に揃います。奈良時代に成立した歴史書である日本書紀でも、三重は「美し国(うましくに)」と称されるほど、昔からグルメな県として親しまれています。観光地として有名な「伊勢神宮」では、その外宮の神様である豊受大神(とようけおおかみ)が食物の神様として祀られているほど。三重県においしい食材が揃うのも納得です。ホテルから見える景色はまさに絶景。三重の特産品の真珠を養殖をしている景色も見える魅力的な食材を育む地域にある「志摩観光ホテル」の外には広大な自然が広がります。青々とした英虞湾(あごわん)と生い茂る森。そんな絶景を眺めながらゲストラウンジでくつろいだり、約2,000坪の庭園を時を忘れてゆったりとお散歩したりと、その空間にいるだけで十分しあわせなひとときを過ごせます。「ザ クラシック」のアンバサダースイート「ザ クラシック」のゲストラウンジ。宿泊者はフリードリンクやお菓子を自由に楽しめる世界のVIPが味わったシェフの料理を満喫そして、なんと言っても欠かせないのが、昨年「料理マスターズ」ブロンズ賞を受賞した女性シェフがつくる食事。伊勢海老やアワビ、海藻や松阪牛など、三重らしい食材を使ったフランス料理が楽しめます。伊勢志摩サミットのワーキングディナーを再現したテーブル。予約すればこの席での食事も可能キッチンでピチピチと跳ね回る元気な伊勢海老身が引き締まり、プリッとした大きなアワビワーキングディナーの料理総括を担当した樋口シェフがつくる料理は、女性らしく繊細な味で、見ためは華やか。伊勢海老やアワビといったメインメニューをはじめ、パンに使用するバターにも三重の海藻「あおさ」を使うなど、些細なところまで三重の食材にこだわっています。シェフがつくるお料理の数々は、言うまでもなく絶品のひとこと。世界の首脳が舌鼓したシェフの料理を味わえるなんて、まさに贅沢……(左)志摩観光ホテル総料理長を務める樋口 宏江シェフ/(右上)プリッとしながらも柔らかい歯ごたえの『鮑ステーキ』/(右下)『伊勢海老アメリカンソース』は焼き加減が命「最近は、生産者を巡り、いい食材と出会ったら、いままで使ったことがなくても積極的に取り入れてみるようになりました。現在は、親しみやすさのあるハレの料理を目指してバラエティに富んだメニューを意識しています」と樋口シェフ。アップデートし続ける彼女の料理は、昔からのお客様にも、新規のお客様にも喜ばれるような、温故知新の工夫が凝らしてあります。『伊勢茶の香りをまとわせた黒毛和牛 カツオのコンソメとともに』だしを注ぎお茶漬け風にいただくなかでも、伊勢茶で軽くスモークした黒毛和牛が乗った焼きリゾットは、樋口シェフが考案した自信作のひとつ。黒毛和牛の肉汁が溶け込んだかつおだしがリゾットと絡み合い、奥深い味わいに。重すぎず、するりと一皿を食べられます。ポイントのひとつである、カツオのコンソメは三重を代表する老舗のかつお節屋【かつおの天ぱく】のものを使用しています。三重を120%楽しむアクティビティにも注目香りが高く、柔らかさすら感じるかつお節店主の天白さんが、かつお節の奥深い知識をわかりやすくかつ楽しく話してくれます(かつお節いぶし小屋見学は要予約・有料)試食では、削りたてのかつお節を炊き立てのご飯の上に乗せていただきます館外アクティビティでは【かつおの天ぱく】への見学も随時行っており、かつお節がつくられる工程や歴史を学びながら、削りたてのかつお節の試食もすることができます。【かつおの天ぱく】に学ぶかつお節トリビアは、聞いたらすぐに知人に話したくなるようなお話ばかり。他にも、漆で絵付けをする「漆芸体験」や、インストラクター指導のもと初心者でも参加できる「リラクゼーションヨガ」など、旅行を満喫するアクティビティも豊富にそろっています。今年の春からスタートしたプライベートクルーズは、思い出に残ること間違いなし中でも人気のアクティビティが、英虞湾(あごわん)のクルージング。60もの小さな島々が広がる解放感ある景色を楽しめます。「日本の夕焼け百選」にも選ばれたオレンジ色に染まる景色は、ロマンチックなひとときを演出してくれます。オプションの船上パーティープランでは、スパークリングワインと樋口シェフが監修するフィンガーフードを用意することも可能。記念日など大切な日にぴったりなアクティビティです。「あとは部屋でくつろぐだけ」と思うことなかれ。夜は”星空観察”を楽しんで。広大な自然の中には、都会では見られないたくさんの星が見られます。星のソムリエが語る星にまつわる神話や物語を聞いて、心も身体もリセット。三重県の広大な自然と、世界のVIPが味わった食事、そして三重ならではのアクティビティが揃う【志摩観光ホテル】は、まさに“非日常”を演出してくれるリゾートホテルです。志摩観光ホテル住所:三重県志摩市阿児町神明731電話:0599-43-1211料金:【ザ クラシック】1泊夕朝食付き2名1室ご利用時お一人様32,600円~【ザ ベイスイート】1泊夕朝食付き2名1室ご利用時お一人様 53,400円~※アクティビティの開催日、料金など詳細はホテルHP、またはホテルまでお問い合わせください。
2018年05月13日パリから上陸。日本の繊細な“心遣い”を発信する注目のカウンターフレンチ皇居の緑が気持ちいい空間で味わう、スタイリッシュで刺激的なイタリアン日比谷で映画や観劇を楽しんだ後の愉しみに、日本が誇るバーのカクテルを【Restaurant TOYO Tokyo】(レストラン トヨ トーキョー)パリから日本へ、日本の繊細な“心遣い”を発信する注目のカウンターフレンチパリで人気の日本人シェフの店『TOYO』が日本に初出店。『TOYO』とは店主中山豊光シェフのファーストネーム。中山シェフは、今はなき神戸の伝説的名店『ジャン・ムーラン』で修行後、1994年に渡仏。本場でフランス料理を作りながら、日本人としての感性をフランス料理に生かすことを考えるようになったという。その後パリのセレブリティが集う日本料理店で食材の扱い、器など日本人ならではのおいしさの活かし方、もてなしの心遣いを学び、日本料理の奥深さを会得した。当時働いていた『伊勢』の常連客だった世界的デザイナー・高田賢三氏から専属料理人のオファーを受けて、賢三氏の邸宅で7年働くことになる。その後、2009年に独立。目の前で料理し、客の表情、会話を通して好み、食べるスピードなどにも心を配ることができるカウンターフレンチ、『Restaurant TOYO』を開いたのだ。パリで日本人としての感性も磨き、西洋と東洋の融合と調和を体現する中山シェフ。その世界を日本でも体験できるのがこちらの店。まさに満を持しての凱旋で注目を集めている。入り口正面には、賢三氏が描いた中山豊光シェフの絵がかかる「日本は新鮮で質の高い魚介が入手できるので、パリとはまた違う、日本ならではの料理も創り出すことができる」と話す大森シェフ。前菜に使うのは活〆の魚のみ。同じく東京ミッドタウン日比谷に2号店を構えた『鮨なんば』の大将と親交を深め、魚の見極めや扱いなどさらに勉強中という。「料理がおいしいということはは当たり前。その先の楽しさ、感動を味わっていただくために目の前のお客様一人ひとりに心を配り『また来たい』と思っていただける店にしたい」と奢らない謙虚な語り口も印象的だ。日本人として『侘び・寂』の精神を茶道を通して学んでいるという大森雄哉シェフ。細やかな心配りが素材にもゲストにも行き渡る東京店を任されるているのは大森雄哉シェフ。ハウステンボスの名匠・上柿元勝氏の元で料理人としてのスタートを切った人物だ。伝統のフレンチをベースに、食材ありきでその香りや旨みに焦点を当てるミニマリズムで、中山シェフと通じる感性の持ち主。2010年からパリで中山シェフの元で腕を磨いてきた。前菜の1皿目は、活〆にした旬の魚。この日はマナガツオとヒラメ。塩、粒マスタード、太白ごま油が添えられている。合わせたワインは、「イスラエル、エラ・ヴァン・ヴィンヤード」の『エル ホワイト』。ソーヴィニヨンブランとマスカット種を使い、すっきり感と豊かさをきれいに調和させたモダンな作り大森シェフの料理の味わい、楽しみを広げてくれるのがソムリエの成澤亨太氏。「パリの『TOYO』はブルゴーニュワインが中心だが、日本では、グラスで提供するペアリングでは今の東京のモード感も表現したい。イスラエル、国産など多くのワインや日本酒も提供するなど、世界を視野にしたセレクトでペアリングの精度も高めています」と話す。パリで生まれた西洋と東洋の食文化の融合に、東京の感性が加わり、世界へ発信する『Restaurant TOYO Tokyo』。国境を超えた、まさにレストランの最先端のスタイルを体験することができる。ランチのメインで供されるカレーは、中山シェフのスペシャリテの一つ(セレクトメニューの1品)。甲殻類や魚介で出汁をとるブイヤベースを使ってカレー仕立てにし、旬の野菜、魚のフライをトッピング【Restaurant TOYO Tokyo】(レストラン トヨ トウキョウ)住所:東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷3F電話:03-6273-3340営業時間:ランチ11:30013:30L.O./ディナー17:30021:30L.O定休日:無休ランチコース¥5,0000(税別)/ディナーコース¥15,0000(税・サービス料別)【SALONE TOKYO】(サローネ トウキョウ)皇居の緑が気持ちいい空間で味わう、スタイリッシュで刺激的なイタリアン「タレッジョチーズのカペレッティ 牛頬肉の煮込み添え」。タレッジョチーズを詰めたカペレッティにルバーブとイチゴのジャムをかけた牛頬肉の煮込みが添えられ、口の中で塩味、旨味、甘味のルーティンを楽しむことができる。※メニューは2ヶ月に1回変わる2007年に横浜にオープンした『SALONE 2007』を筆頭に、ラグジュアリーなカウンターイタリアン『IL TEATRINO DA SALONE』(イル テアトリーノ ダ サローネ)』、シチリア料理に特化した『L’ottocento(ロットチェント)』など他にはない個性ある店舗を展開しているサローネグループ。イタリアの郷土料理を再構築し、独自の解釈で時代のおいしさを表現する料理や温かなサービス、自然派ワインとのペアリングなど群を抜くアイデア、センスで、業界でも一目置かれる存在になっている。その最新店としてオープンしたのがここ、『SALONE TOKYO』だ。東京ミッドタウン日比谷のレストラン街の中でも、最もロケーションの良い皇居側のコーナーに位置し、ホテルのダイニングのような高級感あるインテリア。ゴールドを基調にしたテーブルセッティングも美しい。昼と夜の表情の違いも楽しみなところビル内でも最も好立地を占有し、皇居の緑の借景も美しいクラシカルで優美なインテリア。大切な人と心に残る食事をという記念日レストランにもふさわしい特別な雰囲気を感じさせてくれる。とはいえ、緊張感を強いることのないやわらかなサービス、そして鮮やかなピンクとホワイトの封筒に入れたメニューをテーブルセッティングに加えた遊び心もサローネグループならではだ。駿河湾産赤海老のタルタルとフォアグラのテリーヌ」。白バルサミコの生クリーム、レモンの皮のコンフィチュール、へーゼルナッツとメインの食材との点と点の相性、全体の調和に感心させられる料理は、サローネグループの中でも経験値の高い2人、永島義国氏と高見博史氏によるダブルシェフ体制。「これまでのサローネは、少量多皿構成、しかも食感、味覚などの要素が多いイメージでしたが、ここでは、皿数をやや減らし、新たな時代感や可能性を追求していきたい」と両氏。複雑すぎないけれど、口の中で広がる豊かな味わいは、食材の組み合わせや調理法など細部に渡って熟慮されているからこそ。また、デザートは永島シェフ自らがワゴンでできたてティラミスを提供するという今までにないサービスも画期的だ。「ティラミスのおいしさの肝はマスカルポーネクリームにあり」と話す永島義国シェフ。できたてのおいしさを味わってもらうためにと、ゲストの目の前、ワゴンによるサービスで提供ポレンタの粉で焼いたビスコッティ、キャラメルジェラート、松の実、レーズンの上に、目の前で練り上げた滑らかなクリームをたっぷりのせ、白いエスプレッソパウダーをトッピングする“白いティラミス”厳選の自然派ワインを一皿ごとに合わせるペアリングサービスでも評価の高いサローネグループ。横浜、青山、大阪の支配人を歴任し、現在はグループ統括マネージャーとして活躍する西嶋大明氏も「さらに一歩進んだサービスも展開していきたい」と意欲的。「同じ銘柄、ヴィンテージでもタイミングやペアリングで違う味わいを体験できます。その一期一会を提供できるよう務めたい」と、例えば、抜栓してからの味わいの変化も楽しめるよう、予約の段階でワインの相談も受けるという。イタリアを代表する自然派ワインの名品を中心に、幅広い客層に対応できる品揃え。グラスワインも15種以上を用意している。「ワインリストから選ぶよりも、予約の電話の時でも、当日でも会話の中でお好みを探し当てていきます」と支配人の西嶋氏。料理もワインもサービスも時代に先駆けた展開を見せてくれてきたサローネグループ。その旗艦店として、洗練のスタイルを世界へ発信しようとする気概に溢れる新たな試みが楽しみだ。【SALONE TOYO】(サローネ トウキョウ)住所:東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷3F電話:03-6257-3017営業時間:ランチ12:000L.O.13:00/ディナー18:000L.O.20:00定休日:日曜、第1・3月曜ランチコース4皿¥6,000、5皿¥7,500/ディナーコース7皿¥15,0000(すべて税・サービス料別)【STAR BAR 日比谷】(スタア・バー ヒビヤ)日比谷で映画や観劇を楽しんだ後の愉しみに、日本が誇るバーのカクテルを12メートルのカウンターがダイナミック。いまどき珍しいクラシカルな雰囲気に息を飲む『STAR BAR』といえば、バーがひしめく銀座の中でも名店中の名店。オーナーの岸久氏は、厚生労働省から2008年にバーテンダーとして初めて現代の名工と認められた超絶技巧の持ち主。イギリスの権威ある飲料専門誌『Drinks International』のWorld Best Bar50 にランクインをするなど、世界的にも注目されている。その旗艦店としてオープンしたのが、ここ。12メートルの1枚板のカウンターと壁一面のバックバーが圧巻。歴史ある日比谷のノスタリジックなイメージを託したクラシカル、かつオーセンティックな世界が広がっている。観劇と映画館の街、日比谷にあり、首都圏最大級の映画館を併設するこのビルにその余韻に浸ることができる上質のバーがあるのは嬉しい限り。もちろん、レストラン街で食事を楽しんだ後に立ち寄れば、完璧な1日の締め括りとなるのは間違いない。日比谷を任されているベテランバーテンダー・山口久仁彦氏。岸氏と同世代、30年来の仲というバックバーには希少なボトルの数々も並ぶが、カクテルの名手として知られる岸氏の店だけに、ここならではの1杯を楽しみたいもの。まず、おすすめは、オープンするにあたって考案された新作にして、日比谷限定の『パークライフ』。日比谷公園を舞台にした吉田修一氏の芥川賞受賞作品の題名にちなんでいるだけでなく、芥川賞の朗報を受けたのが銀座の『STAR BAR』だったという逸話もあるまさに運命のカクテルだ。このほか、自家製のジンジャーシロップとウォッカを使ったモスコミュール、グラスにぴったりはまる角柱氷で最後まで炭酸の効いた喉越しを楽しめるジントニックやハイボールなど岸氏がさらなる美味を追求して生み出したシグニチャーカクテルの数々をぜひ。自家製のジンジャーシロップ、ジンジャーウォッカをソーダで割った『STAR BAR』スタイルのモスコミュール。燕三条の職人が手作りした銅製のマグップで日比谷店のオープンを記念して作られたシグニチャーカクテル、『パークライフ』。淡い緑色、爽やかな味わいはまさに日比谷公園の木々のイメージ【STAR BAR 日比谷】(スタア・バー ヒビヤ)住所:東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷3F電話:03-6206-1560営業時間:火曜0金曜 17:00024:30L.O./土曜・日曜・祝日16:00024:30L.O.定休日:月曜チャージ¥1,0000/カクテル¥1,5000東京ミッドタウン日比谷電話:03-5157-1251住所:東京都千代田区有楽町1-1-2アクセス:東京メトロ千代田線・日比谷線 ・都営地下鉄三田線 日比谷駅直結東京メトロ有楽町線 有楽町駅 徒歩4分東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・銀座線 銀座駅 徒歩5分JR山手線・京浜東北線 有楽町駅 徒歩5分営業時間:ショップ 11:00021:00レストラン 11:00023:00※一部、店舗により異なる定休日:1月1日※一部、店舗により異なる
2018年04月27日レストランジャーナリスト・犬養裕美子さんの「今日、どこで何、食べる?」。今回ご紹介するのは、『Buvette(ブヴェット)』のコック オ ヴァンとアスパラガスとキャロットラペです。アスパラガスもにんじんも、鶏の赤ワイン煮込みも、お皿いっぱいに盛り付けられて登場する。大きな皿のはじっこにちょこんと飾った流行りのフレンチスタイルとは真逆。でも、それこそが女性オーナーシェフのジョディ・ウィリアムズさんの狙いなのだ。「伝統的なフランス料理を小さな皿に凝縮させ、テーブルいっぱいに並べて、家族や友人とシェアして楽しんでほしい」と言う。彼女はアメリカ西海岸出身。28歳でNYに移り、高級レストランで修業を重ねた。その後6年間イタリアで仕事をして、パリ、日本をまわって再びNYへ。数店のイタリアンでシェフを務めた後、’10年に独立を果たす。そんな彼女の店はまたたくまに話題になり、’13年はパリにも出店した。そして3号店がここ「東京ミッドタウン日比谷」の中だった。アスパラガスには軽くホイップしたマヨネーズを。にんじんにはコリアンダーやクミンが香る。鶏の赤ワイン煮込みはコクがあってもしつこくない。まだまだメニューの数は少ないけれど、そのどれもが、どこか懐かしさを感じさせる料理ばかり。アンティークをあしらったインテリアの中で、平日は朝8時から夜11時30分までいつでも食事ができる。この周辺で働いていたら、一日中ここに入り浸ってしまいそう!アスパラガス ムースリーヌ¥1,200、キャロットラペ・ピスタチオ コリアンダー・レモン¥1,200、コック オ ヴァン(ディナーのみ)¥1,800。Buvette(ブヴェット)東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷1FTEL:03・6273・31938:00~23:30(22:30LO)土・日・祝日9:00~23:30(22:30LO)無休いぬかい・ゆみこレストランジャーナリスト。東京を中心に、国内外の食文化、レストラン事情をレポート。※『anan』2018年4月25日号より。写真・清水奈緒取材、文・犬養裕美子(by anan編集部)
2018年04月23日路地裏で一際目を引く、青いフレンチ食堂大阪・谷町六丁目にある「Bistro Galop(ビストロ ギャロ)」では、おいしいフレンチをリーズナブルに楽しむことができます。銅座公園すぐ近くで、一際目を引く青いお店。外からも見える、ズラリと並んだワインの瓶がお店の目印です。フランスの食堂をイメージしたという店内は、全部で席数11席という作り。階段下にはワインクーラーも置かれ、絶品フレンチを肴に、ワインも進みます。創業10周年を迎えた、地元で愛されるお店お店がオープンしたのは、2007年11月のこと。たまたまこのエリアを訪れたオーナーシェフが街の雰囲気に惹かれ、この地においしく安くお腹いっぱいになれるフレンチ食堂を開業しました。オーナーシェフを務めるのは、橋本元氏。大阪に生まれ、数々のお店で修業を積みました。店名の「Galop」とは、馬が駆ける様を指すフランス語。馬好きのオーナーシェフならではの店名です。ほろほろと口のなかでほどける絶品お肉料理!ワインが進む絶品フレンチメニューが豊富に揃うお店ですが、「牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」はフレンチの王道メニューであり、お店の人気メニューのひとつです。牛ほほ肉は塊のまま軽くソテーし、特製の赤ワインソースでじっくり煮込みます。赤ワインの風味を充分に吸い込んだ牛ほほ肉は、口に含むとほろほろと解けてしまう柔らかさ。付け合わせの野菜たちも、ソースに絡めていただきましょう。鴨肉の旨味を閉じ込めた、ジューシーなメイン料理「鴨もも肉のコンフィ」も、ワインと相性抜群の逸品です。やわらかい食感が特徴の鴨のもも肉を、フランス南西部発祥の伝統的な調理法・コンフィでいただきます。低温の油でじっくり加熱することで、表面はカリっと、中は柔らかい食感を実現。ジューシーな鴨肉の旨味を逃がさず閉じ込めます。表面にほどよくついた焦げ目が、食欲をそそるメニューです。おいしいだけじゃない!安心して食べられる厳選食材肩ひじ張らず、気軽に立ち寄れる雰囲気が魅力のお店。お店で使われている食材は、どれもシェフが厳選したこだわりの逸品です。キッシュや、デザートに使われる卵は、薬剤を一切使わずに飼育された徳島県産のものを使用。有機栽培された野菜は、奈良県の明日香村にある契約農家から仕入れています。おいしいのはもちろんのこと、安心して楽しめる食材選びも人気の秘訣です。OsakaMetro谷町線・堀鶴見緑地線「谷町六丁目駅」が最寄り。4番出口から南方向に進みます。空堀商店街に入り、2本目の筋を左に曲がったところにあるお店です。フランスの食堂を思わせる店内で、楽しくおいしいひと時を過ごして下さい。スポット情報スポット名:Bistro Galop住所:大阪府大阪市中央区瓦屋町1-1-1電話番号:06-6762-1016
2018年04月12日温かみのある店内でフランス定番メニューを東京・飯田橋にあるパリの本格的な肉ビストロ「Sacrée fleur(サクレフルール)」。石と木を基調に造られた温かみのある店内です。シンプルかつ豪快な、フランスの人たちが日常的に親しむ絶品料理を堪能することができます。肩肘張らず気軽な雰囲気で、パリ時間を楽しんで。「ステックフリット(2,052円~)」繊細な肉質で脂身が少ないのに柔らかい、ブルゴーニュのシャロル村を原産地とするシャロレー牛を、ステーキ×フリットのフランス定番の食べ方で楽しみましょう。ホットストーンの上で好きな焼き加減に仕上げたら、まずはそのまま頬張って!口の中でとろけるシャロレー牛の旨味を堪能してください。「国産牛のクラシックタルタル(1,058円)」なかなか食べる機会のない牛生肉。「Sacrée fleur」では本場フランスで好まれて食されている、タルタルステーキのスタイルで楽しむことができます。限りなく生に近い状態に低温調理された国産牛を、添えてある薬味を全部混ぜていただきます。ユッケとはまた違う、深い味わいに感動できるはず。フランスの人たちが日常的に楽しむ料理の数々をぜひ味わって!「Sacrée fleur」は、東京メトロ有楽町線「飯田橋駅」から徒歩約3分のところにあります。「神楽坂駅」からも徒歩約6分とアクセスが便利。フランスの伝統的な調理法で作る料理でありながら、シンプルかつ豪快なメニューを楽しみながら、パリの日常時間を味わってみませんか?スポット情報スポット名:Sacrée fleur住所:東京都新宿区神楽坂3-2大宗第5ビル電話番号:03-6228-1513
2018年03月26日遠方からも客足が絶えないフレンチの名店JR目黒駅から徒歩15分、ジビエ料理の名店「Restaurant unique」。パリの星付きレストランで修行を重ねたシェフが、フランス料理の濃厚な味を追求した逸品を、心ゆくまで堪能することができます。「真面目に手を抜かないで“美味しい”を届ける。」フランス料理に精通したシェフが作り上げるのは、季節の食材をふんだんに使用した四季折々のメニュー。食通も唸る、屈指の本格フレンチ料理店です。ここでしか出会えないジビエ料理を楽しんで何といっても魅力的なのが、ジビエ料理の数々。狩猟した野生動物を頂くジビエは、もともとヨーロッパの貴族の高級食のひとつでした。ツキノワグマやアナグマ、山鳩、雷鳥といった野生動物の肉や内蔵、骨、血液に至るまで、命に感謝しながらいただきます。そんな厳しい自然を生き抜いたお肉は身も引き締まり栄養価抜群。力強さの中に繊細な旨味が引き立つ伝統的な料理です。濃厚な味わいが特徴!「山鳩のサルミソース」「山鳩のロティ サルミソース(3,150円)」は香ばしい山鳩のローストに、鳩の内蔵や血液を使用した赤ワインベースのサルミソースをかけた濃厚な一皿です。普段は食べることのできない特別な味わいです。彩り豊かな新鮮魚介もラインナップもちろん馴染みのあるお料理も。「ブリのマリネ ソースアホブランコ(1,620円)」はニンニクと白いんげんのソースが脂の乗ったブリのマリネに彩りを添えます。分厚くてプリッとしたブリの濃厚な旨みが口いっぱいに広がります。平日の早めの時間帯は予約を取りやすく狙い目です。敏腕シェフが織りなす、ここでしか出会えないフレンチの数々を楽しんでみませんか。文/おゝしろ実結スポット情報スポット名:レストランユニック(restaurant unique)住所:東京都目黒区目黒3-12-3 マツダビル1階電話番号:03-6451-0570
2018年02月19日国によってモテる女性のタイプは違います。日本ではふんわりカワイイ系が好まれますが、フランスではあまり人気がないそう。恋愛が長い間うまくいかない方は、フランス女子のような可愛さを狙ってみてはいかがでしょうか?今すぐ簡単にできるポイントを3つご紹介します。一点特化型メイクベースメイクにアイメイク、リップメイクとどれも気を抜かないのが日本式。ですが、フランスでは一点特化が主流です。ファンデーションを塗らず素肌でお出かけするのも当たり前。目のメイクを強調したらチークは塗らない、リップを華やかにするときは、アイメイクは塗らない、などです。ただし、普段お化粧をあまりしない方には、全く塗らないパーツがあると不安になるので例えば・・・リップを華やかにする時は、アイメイクやチークを控えめに。アイメイクを目立たせたい時は、その他のパーツを控えめに。を実践してみてはいかがでしょうか?フランス式のメイクは、どこか抜け感があるので優しい印象にしたい時にぴったりです。落ち着いた声フランスでは高くて幼い声よりも、穏やかで落ち着いた声が人気です。落ち着いた声の方が説得力や、誠実さが増しますね。ですので好意をアピールするときは、無理して声をワントーンあげる必要がないのです。「えー?!」という甲高い声も不要。共感はゆっくりと深くうなずけば十分です。それと、会話をする際は、相手の目を見ることも忘れずに。共感より話し合い日本では、とにかく男性を褒めて肯定するというテクニックが有効です。でもフランスではあまり良くないんだそう。男女が対等と考えるため、自分の意見や考えをきちんと言えることが求められます。もちろんケンカ腰ではいけません。お互いに意見を言い合い、聞き合えることが大切です。彼に共感するだけでなく、自分の意見もどんどん言いましょう。まとめ可愛さの基準はそれぞれです。もしかしたら気になるカレはフランス式の可愛さにクラっとくるかも。自分や相手に合った方法でアピールしてみてくださいね。
2018年02月03日■素材の味を活かした時短レシピ「マグロを使った海鮮サラダ」材料「卵をほとんど使っていないドレッシング」の材料・卵白 卵1個分・マスタード 大さじ1・赤ワイン酢もしくはシェリー酢(飲めるお酢) 大さじ1・米油(飲める油) 大さじ6・黒ニンニク 1片(熟成したペースト状になったニンニク)「マグロを使った海鮮サラダ」の材料・マグロ切身・アボカド 1個・柿 1/2個・みょうが・塩 少々作り方はじめに、ドレッシングを作ります。①卵白を泡立てメレンゲを作ります②メレンゲの泡のみを取り除きます③ボウルに残った卵白に、マスタード、黒ニンニク、お酢(赤ワイン酢もしくはシェリー酢)、米油を加えよく混ぜ合わせます続いて、マグロの海鮮サラダです。④マグロ切身を食べやすい大きさにカットします⑤柿、アボカド、を食べやすい大きさにカット、みょうがを縦にスライスします⑥お皿にドレッシングを敷き、その上にカットした食材を置き、塩をパラパラと振りかけます⑦その上にさらにドレッシングをかけ、最後にみょうがをのせて完成ですこのオリジナルドレッシングは、卵をほとんど使っていないので、体にも優しく、さまざまな食材との相性も良い万能なドレッシングです。作り置きをしておけば、茹でた筍や、カットしたお野菜などに、手軽に使えて、さらに美味しく召し上がれます。今回のマグロの海鮮サラダは、工程も、カットしたり、混ぜ合わせたりと、いたってシンプルなので、時間がないときにおすすめです。後片付けも簡単なので、一度お試しくださいませ。TOYOとして、「素材の味を活かした美味しさ」×「つくるのも後片付けも楽」=「簡単レシピ」と考えており、まさにこの一品も「簡単レシピ」と言えるものかと思います。Text/中山豊光(なかやま・とよみつ)フランス・パリの名店「Restaurant TOYO」のオーナーシェフ。1971年生まれで1994年に渡仏。パリのフレンチレストランと日本料理店で経験を積んだ後、髙田賢三(デザイナー)の専属料理人を経て独立し、2009年12月にパリ6区にRestaurant TOYOをオープン、人気のレストランとなる。2018年3月「RESTAURANT TOYO」東京ミッドタウン日比谷出店パリで注目されている中山豊光シェフが手掛ける「TOYO」の 日本初店舗が2018年の3月29日に東京ミッドタウン日比谷にオープンする。パリの本店同様、オープンキッチンでフレンチでは珍しいカウンターも据え、新鮮でかつ旬な食材にこだわりを持つ。懐石料理の美意識が存在し、西洋と東洋の融合を感じさせる「TOYO」では、唯一無二の究極のフレンチを提供する。また、料理をフレンチカウンターで味わうこともできる。
2018年01月15日