『ハリー・ポッター』の5年ぶりとなる新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(11月23日公開)の公開決定セレブレーション・イベントが、4月28日に東京・新宿ピカデリーで行われることが明らかになった。同イベントでは、特製ポスター付き劇場前売り共通券ムビチケカードを1日早く発売。加えて、後日抽選で1組2名に来日キャストやスタッフに会えるバックステージパス番号が発表される、シリアル番号つきファン・カードを先着1,000人限定でプレゼントする。また、先着200人は当日19時30分から劇場内で行われる「特別上映会&抽選会」への参加も可能。ここでは、初公開映像の上映や、プレミア試写会の抽選会が行われる。さらにコスプレで足を運ぶと、「関係者以外知りえない秘密が隠されているかも!?」というマスコミ用プレスシートが贈られる。整理券の配布は劇場1Fにて同日16時よりスタート。ムビチケカードの発売は3Fグッズ売り場で行う。先日、アメリカ・ラスベガスで開催されたシネマコンでも、ワーナー・ブラザーススタジオの中で大トリを務め大きな盛り上がりを見せた本作は、ハリー・ポッターと同じ魔法界の新たな物語を描く。主人公は、ホグワーツ魔法魔術学校を、ある理由で退学になってしまった魔法使いニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)。シリーズの原作者J.K.ローリングが、初めて映画のためにペンを取って書き下ろした脚本をもとに、シリーズ5~8作の監督を務めたデイビッド・イェーツがメガホンを取る。(C)2015 WARNER BROS ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED
2016年04月15日ベン・アフレックが、新たに製作の決まったバットマン映画で主演と監督を兼任することが発表された。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で新たなバットマン役を演じているベンが、バットマンを主役に据えた新作映画でその役柄を続投することになったことをワーナー・ブラザースのケビン辻原CEOが認めた。シネコンで『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』の成功について話した辻原氏は「2020年までに最低10作品を予定しているDCコミックのシリーズの素晴らしい基盤となりました」「またベン・アフレックとバットマン単独映画で一緒に仕事ができることになって喜んでいます」と語った。今回明らかになったバットマンの新作映画の公開日は決定していないものの、先日発表された2018年10月5日と2019年11月1日公開を目指すタイトル未定のDC作品の1つになると予想されており、一方でもう1作品は『スーサイド・スクワッド2』になると見込まれている。すでにDCシリーズ作品は『スーサイド・スクワッド』『ジャスティス・リーグ』2作品、『ザ・フラッシュ』『ワンダーウーマン』『アクアマン』『シャザム!』『サイボーグ』『グリーンランタン・コープス』の2020年までの公開が決定している。(C)BANG Media International
2016年04月14日ワーナー・ブラザースが、2017年10月6日に北米公開を予定していた『ザ・ジャングル・ブック:オリジンズ(原題)』を、1年先の2018年10月19日に延期すると発表した。今月15日には、ディズニーが製作するジョン・ファヴロー監督の実写版『ジャングル・ブック』が北米公開されるが、これでもっと間をあけられるようになる。その他の情報ワーナーの『ジャングル・ブック』は、パフォーマンス・キャプチャーを使用するもので、アンディ・サーキスが監督する。出演は、クリスチャン・ベール、ケイト・ブランシェット、ベネディクト・カンバーバッチ、フリーダ・ピントら。公開延期のニュースを受けて、サーキスは、「作品を届けなければいけない日をワーナーが変更してくれて、個人的にとてもうれしい」とFacebookで喜びのコメントをした。今作は、パフォーマンス・キャプチャー史上、最も細かいニュアンスをもつ感情や心理の表現を見せるもので、「時間はあればあるほどいい」とも彼は語っている。サーキスの次回作は、来年北米公開予定の『猿の惑星』第3弾、『War of the Planet of the Apes』。文:猿渡由紀
2016年04月07日昨年の冬に公開された映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』の貴重なメイキング映像が公開になった。現在、発売されている本作のブルーレイ&DVDにも収録されていないもので、世界有数のアニメーターたちが“手作り”でストップ・モーション・アニメーションを作り上げていく過程が紹介されている。メイキング映像本作は、サン=テグジュペリの名作小説『星の王子さま』のその後を描いた作品で、9歳の女の子と元飛行士のおじいさんのドラマと、『星の王子さま』の世界の物語を、最新のCGアニメーションと、精巧につくられたフィギュアを1コマずつ撮影していくストップ・モーション・アニメーションを組み合わせて描いている。このほど公開になったのは、カメラがアニメーション・スタジオに潜入し、本作の創作過程を捉えたもの。現在、アニメーション制作はコンピュータが主流だが、スタッフは紙を丁寧に細工して砂漠の起伏を作り出し、キャラクターの表情を細部まで徹底的にこだわって造形していく。スタジオは通常の撮影と同じようにセットが組まれ、照明が設置され、カメラ位置が入念に確認される。本作はキャラクターの表情、動きにこだわって撮影が行われたため、ひとりのアニメーターが1週間作業しても、5秒から10秒ほどしか制作することができない。メイキング映像には他にもスタッフがコツコツとフィギュアを手入れしていく過程や、美しいセットが組まれたスタジオの光景など貴重な映像が多数収録されており、より深く映画を楽しめる内容になっている。『リトルプリンス 星の王子さまと私』ブルーレイ&DVD 発売中デジタルも配信中発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(C)2015 LPPTV - LITTLE PRINCESS - ON ENTERTAINMENT - ORANGE STUDIO - M6 FILMS - LUCKY RED
2016年04月05日キャンディストリッパー(Candy Stripper)より、ワーナー・ブラザースアニメーションの「ルーニー・テューンズ(LOONEY TUNES)」とコラボレーションしたTシャツが登場。2016年4月1日(金)より、キャンディストリッパー各店及び公式オンラインストアで発売される。同アニメーションのアイコン的存在「ルーニー・テューンズ」のキャラクターがプリントされたTシャツ3シリーズを展開。長年着古したような柔らかい色落ちが特徴で、リラクシングな着こなしが楽しめる。身につけるサイズによって表情がガラッと変わるのもTシャツの楽しみ方の1つ。ジャストかそれより少し小さめのものをスカートにインして華奢な魅力を演出したり、ビッグTをワンピースのように着こなしたりと、多様な見せ方が味わえる。カラーバリエーションもモノトーンからブルー、レッド、ライムイエローと様々。自分にあった1枚を探してみては。【詳細】キャンディストリッパー×ルーニー・テューンズ発売日:2016年4月1日(金)※公式オンラインストアでは、同日19:00より発売販売店舗:キャンディストリッパー各店、公式オンラインストアアイテム情報:・NAUGHTY CANDYS TEE価格:8,900円+税カラー:オフホワイト、レッド、ブルー、ブラックサイズ:1、2、3、4・JOIN CANDY TEE価格:8,900円+税カラー:オフホワイト、ライムイエロー、ブラックサイズ:1、2、3、4・WICKED OF CANDY BIG BIG TEE価格:9,800円+税カラー:オフホワイト、ラベンダー、ライトブルー、ブラックサイズ:ワンサイズ【問い合わせ先】Candy StripperTEL:03-5770-2204
2016年04月04日DCコミックスに登場するヒーローや悪役がチームを組み、時空を超えて史上最凶の脅威に挑む、超大作テレビドラマ『レジェンド・オブ・トゥモロー』の公開アフレコが4月2日、都内のスタジオで行われ、日本版声優の東地宏樹、江川央生が出席。公開アフレコその他の写真『レジェンド・オブ・トゥモロー』は、テレビドラマ『ARROW/アロー』からアトム(ブランドン・ラウス)、『THE FLASH/フラッシュ』からマーティン・シュタイン博士(ヴィクター・ガーバー)に加え、テレビドラマ『プリズン・ブレイク』で兄弟を演じたウェントワース・ミラーとドミニク・パーセルが、キャプテン・コールドとヒート・ウェーブの悪役コンビで登場する。日本語吹き替えも役者同様、東地と江川が再びタッグを組む。「江川さんとは信頼して掛け合いができる」(キャプテン・コールド役・東地)、「またコンビでできることが嬉しい」(ヒート・ウェーブ役・江川)と喜びを語り合い、この日行われたアフレコでも、息の合った様子を見せた。自身の演じるキャラクターについて、東地は、「キャプテン・コールドには特殊能力がないことに当初がっかりしたんですが、話が進んでいくうちに、それに面白みを感じ始めています」と話し、江川は、「ヒート・ウェーブは話すときは口が汚いんですが、画面の隅で実は優しい行動をしているそのギャップに惹かれた」と語った。本作について「ヒーローの割に、みんなポンコツなんです」と江川が明かすと、「みんなが悩んでいるし、人間味があるんですよね」と東地も笑顔を見せ、「一人一人の設定がしっかりとしているので、キャラクター同士の絡みも、みどころです。戦うシーンもワクワクしますよ」と魅力を語った。『レジェンド・オブ・トゥモロー』デジタルセル先行配信中/今秋ブルーレイ&DVDリリースワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント取材・文・写真:小杉由布子
2016年04月02日『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(公開中)でバットマンことブルース・ウェインを演じたベン・アフレックが、新たな『バットマン』の脚本を書き上げたようだ。ベンは『ジャスティス・リーグ』シリーズ2作品を含むほか3作品にバットマンとして登場することが決まっているが、バットマンのみにフォーカスをあてた新作の脚本をも書き上げたということだ。芸能プロダクションのウィリアム・モリス・エンデヴァーの共同会長アリ・エマニュエルとパトリック・ホワイトセルは、ザ・ハリウッド・レポーターのインタビューに応じた際、ベンがワーナー・ブラザースに脚本を渡したことを明かした。ホワイトセル氏は「ベンは『ジャスティス・リーグ』の第1弾と第2弾に出演する契約になっていますから、少なくともあと3回はマントを着ることになります。とてもクールなバットマンのアイデアがつまった脚本をベンは書いているので、現在それがほかの選択肢としてあるというわけです」と説明。さらに、ジャレッド・レトやマーゴット・ロビー、ウィル・スミスらが出演する今年公開予定の『スーサイド・スクワッド』にも、ベンがバットマンとしてカメオ出演することを明かした。ベンはこれまでに脚本家、監督として成功を収めてきており、古くからの友人であるマット・デイモンと共同執筆した1997年作『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』はアカデミー賞脚本賞を獲得している。そして監督と主演を兼任した2012年作『アルゴ』は2013年度アカデミー賞作品賞を受賞した。昨年6月には、DCエンターテイメントのCOOジェフ・ジョーンズとベンが、『バットマン』の新しいプランについて、計画の初期段階にあると報じられていた。(C)BANG Media International
2016年04月01日先週末、世界66か国でアメリカと同時公開された『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』が、記録的なヒットとなった。北米での売り上げは、1億7000万ドルで、3月に公開された映画としては史上最高だ。その他の写真これまでの記録は『ハンガー・ゲーム』1作目の1億5250万ドルだった。また、今作は『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』を破り、ワーナー・ブラザースの北米初公開週末記録も打ち立てている。北米外からの売り上げは、2億5400万ドル。これは史上5番目の数字だ。最も大きな売り上げを見せたのは中国で、5730万ドル。以下、イギリス、メキシコ、ブラジル、韓国、オーストラリア、ロシア、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、日本と続く。アメリカでの批評はかんばしくなく、rottentomatoes.comでは、たった29%の批評家しか褒めていない。だが観客の評価は、まずまずのBだった。『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』公開中文:猿渡由紀(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC AND RATPAC ENTERTAINMENT. LLC
2016年03月28日公開中の『家族はつらいよ』ほか『殿、利息でござる!』『怒り』も控える妻夫木聡と、“月9”ドラマ「いつ恋」の印象的なゲスト出演や黒柳徹子を演じる4月放送のNHK土曜ドラマ「トットてれび」などの満島ひかりが、作家・貫井徳郎による直木賞候補作の傑作ミステリー「愚行録」の映画化に出演!オフィス北野が企画・制作を務め、2017年にワーナー・ブラザース映画/オフィス北野の共同配給にて公開されることが決まった。エリートサラリーマン、その妻、そして1人の子どもが何者かによって惨殺された。犯人不明のまま、世間を騒然とさせた一家殺人事件から1年。週刊誌の記者をしている田中(妻夫木聡)が改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始する。関係者のインタビューを通してあぶり出されるのは、理想的な夫婦の外見からはかけ離れた実像。そして、次第に浮かび上がってくる事件の真相とは――。原作は、デビュー作「慟哭」で脚光を浴び、「乱反射」で第63回日本推理協会賞を受賞、「後悔と真実の色」で第23回山本周五郎賞を受賞した貫井徳郎のミステリー小説。第135回直木賞候補作にも選出された著者渾身の原作を映像化するのは、東北大学物理学科出身、ロマン・ポランスキーを輩出したポーランド国立映画大学で演出を学んだ異色の新鋭監督・石川慶。これまで短編作品を中心に活動しており、日本とポーランドの合作長編企画『BABY』はプチョン国際映画祭企画マーケットでグランプリにあたるプチョン賞を受賞、本作で満を持しての長編監督デビューを果たす。また、脚本を『マイ・バック・ページ』『松ヶ根乱射事件』などの向井康介が務めている。主人公の事件の真相に迫る週刊誌記者・田中には、李相日監督作『悪人』で第34回日本アカデミー賞「主演男優賞」を受賞し、いまや日本映画界に欠かせない俳優となった妻夫木さん。そして、田中の妹・光子役には、園子温監督の『愛のむきだし』以後も活躍し、先日は『駆込み女と駆出し男』で第39回日本アカデミー賞「優秀助演女優賞」を受賞、いまや海外映画祭でも評価を集める満島さん。妻夫木さんとは『悪人』やドラマ「若者たち2014」などで共演しており、お互いに深い信頼を寄せている様子だ。人間関係における秘められた羨望、嫉妬や駆け引き、日常的に積み重ねられた無意識の“愚行”が複雑に絡み合う本作。あなたの人間性が極限まで試される戦慄の群像ミステリーに期待していて。<以下、コメント>■妻夫木聡人間は愚かな生き物なのだ、ということにこんなにも真正面からぶつかった作品はなかなかありません。僕たちはこの泥沼に浸かることに決めました。追い込まれて、追い込まれて出た最後の命の一滴を最後まで見つめていただければ幸いです。何度も共演させて頂いていますが、その都度、役に全力投球してきてくれる満島ひかりという女優が僕は大好きです。全力で受け止め全力で返していければいいなと考えています。愚かさを追求すること自体、愚かな行為だと思います。ですが、この映画に期待せずにはいられないこの想いこそ、人の業というべきものか。足を踏み入れてはいけないとわかっていつつも僕はこの作品と一緒に前進したいと思っています。■満島ひかり好んでやりたいと思う役柄ではありませんが、育った環境の中で生まれてしまった独特の愛について、存在についてを、いままでと違った風に問いかけられる予感がして、参加しようと決めました。切ないきもちが押し寄せてきて、涙してしまうこともありますが、同情なんかせずに、リラックスしてやりたいです。ほんとうの兄のように慕っている妻夫木さんがいるので、とても安心です。新しい挑戦を一緒にやれる幸せも感じます。石川監督には、ココロのままに映画を作って欲しいです。監督が嬉しくなるような芝居ができたらなぁと、誠実な姿を見ていて思っています。■原作:貫井徳郎「愚行録」を映画に、というお話をいただいたのは、かなり意外でした。内容的にも構成的にも、映像化に向いていない作品だと認識していたからです。ところがプロデューサーと監督の熱意により、映画化が実現しました。それだけでも驚きなのに、妻夫木聡さん、満島ひかりさんという当代きっての人気と実力を兼ね備えた役者さんに演じていただけることになり、望外の幸せを味わっています。願わくは、この映画をご覧になった皆様の胸に、抜けない棘が深く刺さっておりますことを。■監督:石川慶複雑に入り組んだプロット、一筋縄ではいかない登場人物たち、そして全体を貫く重厚なテーマ。「こういう映画が見たい」と常々思っていたものが全部詰まっている作品です。妻夫木さん、満島さんらの繊細な芝居と、この作品のために集まってくれた最高のスタッフたちとの間に、どんな化学反応が起こるのか、規格外の映画になる予感がしています。『愚行録』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月17日世界中にファンを持つ2大ヒーローの世紀の対決を、圧倒的なスケールとアクションで描き出す『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』。いまやポップカルチャーのアイコンともなっているバットマンとスーパーマンだが、映画の公開を目前に控え、彼らをモチーフにしたグッズ展開が過去最大級となることが分かった。昼は大富豪のプレイボーイ、夜はバットマンとして、手段をいとわず悪を制圧するブルース・ウェイン(ベン・アフレック)と、普段は生真面目な新聞記者クラーク・ケントを名乗り、危険が迫れば“地球最強の男”として人々を救うスーパーマン(ヘンリー・カビル)。愛する者のため、正義を貫いてきたはずのスーパーマンは“悪”に染まってしまった…。バットマンは命がけで守ってきた人々の平和を脅かす、“地球最強の男”を止めることができるのか…?YouTubeの関連動画の再生数は1億回を軽く上回り、3月25日の公開を目前に、世界的にも盛り上がりを見せる本作。いま、Tシャツや小物など、あなたの身の回りにも驚くほど“当たり前”に存在するバットマンとスーパーマン。誕生以来、70年を超える歴史を誇り、世代を超えて愛されてきた2大ヒーローが、ついに史上初の映画競演を果たす。今回、関連グッズの展開もかなりの規模になるということで、版元であるワーナー・ブラザースの商品担当者は、「フィギュアやキーホルダーといった小物はもちろん、ファッションやアクセサリー、生活に欠かせなくなったスマホのケースまで幅広く、そのバリエーションは1,000種類を超えています」と明かす。続けて、「バットマン、スーパーマンを生み出した“DCコミックス”の長い歴史の中でも、映画公開のタイミングでこれだけの関連グッズ展開は史上最多です。世界的な盛り上がりを強く感じています」と、驚きの声を上げている。特に注目は、女性向けグッズだという。例えば、ファッションや小物類といったカテゴリーについては顕著で、「こういったグッズは、女性向けの商品の売れ行きが非常に良く、女性向け:男性向けの売上比率は7:3になっています。特にスマホ用のケースなどは非常に人気が高く、雑貨関連のグッズにおいても、女性を含むユニセックスな商品展開がここ最近で劇的に増えてきました」とコメント。商品展開という視点から見ても、かつては“男性のもの”としてのイメージが強かったヒーローのグッズが、“カワイイ”ものとして、ここ数年で女性にも広く受け入れられるようになってきたことが伺える。この冬、世界中を熱くさせた『スター・ウォーズ』に続く、究極のエンターテインメント超大作となる本作。感度の高い女子たちが放っておくはずがない。『バットマン vs スーパーマンジャスティスの誕生』は3月25日(金)より全国にて3D/2D/IMAX公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月13日女優のデイジー・リドリー(23)が、『トゥームレイダー』の序章となる新作でヒロインのララ・クロフト役を演じる出演交渉を行っているようだ。オリジナル版でアンジェリーナ・ジョリーが演じた人気ゲームキャラクターの考古学者ララの若かりし頃を演じる候補に挙がっているというデイジーだが、2015年公開の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のレイ役で一躍国際的スターとなったデイジーは、同シリーズの続編の撮影で多忙な日々を送っているところだ。1996年にイギリスのゲーム会社コア・デザインが制作した同名ゲームの映画化となる2001年作と2003年公開の『トゥームレイダー2』は、アンジェリーナの活躍もあり、大ヒットとなっていた。新作の内容についてはほとんど明らかになっていないものの、2015年発売の『ライズ・オブ・トゥームレイダー』では、ララの冒険の始まりが描かれている。前作を手がけたエヴァン・ドハーティ、マルティ・ノクソン、ホーク・オストビーが初稿を書き上げており、ワーナー・ブラザースとMGMが製作と配給を手がけている。(C)BANG Media International
2016年03月12日ワーナー・ブラザースとMGMが共同製作/配給するリブート版『トゥームレイダー』の主演候補に、『スター・ウォーズ』のデイジー・リドリーの名前が挙がっているようだ。Deadline.comが伝えた。しかし、現在はまだほかにも多くの候補を考えており、オファーはなされていないという。その他の情報『トゥームレイダー』をリブートする企画は数年前から進められていたが、2013年にゲームがリブートされたことで、勢いを増したようだ。オリジナルの『トゥームレイダー』は、アンジェリーナ・ジョリーが『17歳のカルテ』でオスカー助演女優賞に輝いて間もない2001年に公開。2年後には続編が公開された。リドリーは、現在、『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』を撮影中。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』3月25日(金) 上映終了『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』2017年12月15日(金) 全国公開文:猿渡由紀
2016年03月11日3人の男性が幼い3人姉妹を育てる、ハートフル・シチュエーション コメディ『フルハウス』。ドラマなのに笑い声が入っているアメリカンなスタイルが新鮮で、‘80~‘90年代には日本でも大人気に。このたび20年ぶりにオリジナルキャストで、『フラーハウス』として、カムバック!編集部のファンが、いち早く第1&2話を見てきました。<ファンの面々>S子:小学生から生粋のTV好き、な32歳。好きなタレントは清水ミチコ。K男:年上のお姉さまに気に入られがちな25歳。寅さんが心の師匠。Y子:お風呂にまでテレビを持ち込むアラフォー。ロバート秋山が好物。* **Y子:またタナー一家に会えるなんて夢みたい?K男:うちは当時姉がものすごくハマってて、ステフ(次女)と同じスウェットを着たいとダダをこねて、親にキレられてました(笑)。S子:ダサい(笑)。Y子:海外ドラマって、ちょっと前は“素敵、憧れ!”みたいなところがあったけど、『フルハウス』に関しては、そんなおしゃれでもない一家ってところがまたいいのよね。S子:分かります!メインキャストのジェシーはプレスリー好きのロックミュージシャン設定で、彼のグリース系のギラッとした髪型が尾藤イサオかマイク眞木にしか見えず、私すごく戸惑いましたもん。Y子:しかもジェシーは突然歌いだしたりするから、そのアメリカンな展開も、なれるまで困ったわ。で、続編の『フラーハウス』見てきましたけど…、どうでした?S子・K男:もう最高~!!K男:20年経って、D. J.(長女)もステフも大人になって、しかもD.J.には子どもが3人もいましたね。S子:その時間経過の描き方がすごく上手かった。スルッと当時の世界に入れたし、同時にちゃんと“今”にも移動できるというか。Y子:ジェシーの年齢不詳感が衝撃的だったわね…。おいたん、どんな魔法を使ったのか…。K男:あんなにやんちゃだったおいたんが、ステフを諭すシーンがあって。まるくなったおいたんに目頭が熱くなりましたね。S子:私としては、クセありまくりの隣人キミーがまた登場し、メインキャストに台頭してるところが…!!しかもキミーの娘も母親にそっくり。 2人して服装がすごかった(笑)。K男:でも、末娘のミシェルが出ないのは、残念です…。Y子:それに関しては、1話に笑っちゃうシーンがあるから、ぜひ楽しみにしてほしいわ。S子:ニヤッとしますよね(笑)。あとは今作もとにかく子役がいい!Y子:D.J.の長男&次男が新しいアイドルになりそうな予感。K男:ブラック・アメリカン・ジョークを差し込みつつ、軸には“喪失を抱えた家族の物語”というのがしっかりある。今回もその構造は同じだと思うので、ギャグを楽しむも良し、ストーリーを噛みしめるも良し。いろんな楽しみ方ができそうです。S子:確かに昨今家族の形も変わってきているし、姉妹とキミーの女性陣がメインになる展開は、今のドラマや映画のトレンドを押さえているんだな、と思いました。Y子:あと、Netflixだから、イッキ見できちゃうところがいいよね。来週を待たなくていいっていう。S子:いやー、いいけどヤバいですよ。一晩中見て廃人になる展開…。K男:望むところです!(笑)■information「フラーハウス」20年を経て、大人になった娘たちが、子育てに奮闘。全く老けないジェシーおいたん(右から2番目)に驚き!吹き替えもオリジナルの声優陣が再結集。全13話、Netflixで配信中。◇フルハウスとは?’87~’95年に放送された、米国の超人気ファミリードラマ。舞台はサンフランシスコ。妻に先立たれたダニーが3人の娘たちを、義理の弟ジェシーらと、ひとつ屋根の下で育てていく物語。『フルハウス1シーズン』DVDコレクターズBOX¥8,000ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント※『anan』2016年3月9日号より。
2016年03月07日タレントのおのののかが7日、都内で行われたDVD&ブルーレイ『トランスポーター イグニション』(3月9日発売 DVD:4,309円税込 ブルーレイ:5,389円税込 発売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント)のリリース記念イベントに出席した。リュック・ベッソンが製作&脚本を務めた『トランスポーター』シリーズ最新作となる本作は、ワケありの依頼品を運ぶ天才運び屋"トランスポーター"ことフランク・マーティンの活躍を描いた爽快なアクションムービー。そんな本作のDVDとブルーレイの発売を前々日に控え、この日はゲストにおのののかを招いてスペシャルイベントが開催された。本作の鍵を握る謎の美女・アンナになりきったセクシー衣装姿で登場したおの。「今日はいつもと違っていて気恥ずかしい気もしますけどワクワクしています。(ワンピースのスカートが)結構短いですよね~。スカスカしてますよ(笑)」と普段の自分とは異なる衣装に満足げで「とにかくカーアクションが想像を超えるぐらいすごくて、私は口を開けながら見てたので喉が渇いて口の中も乾いてました。(主演のエド・スクレインが)とにかくカッコ良かったですよ!」と大絶賛。「本当に手に汗握る内容になっています。出演している美男美女に男女問わず見惚れてしまうしハートに火がつく映画なので、沢山の方に見て欲しいです」とアピールした。本作の主人公フランクを演じたエド・スクレインのことがか気に入ったおのは「1回上半身を脱ぐシーンがあるんですけど、脱ぐと意外に身体がゴツくて、シックスパックというか本当にソソられる身体で理想的でした」とエド・スクレインの肉体美にまで言及。そんな彼女に好きな男性のタイプを問うと「スラっとしている人でスーツが似合って車の運転が上手な人がいいです。この映画のフランクですね」と挙げるも「今は恋人がいないんですよ。いなくてすみません…」と寂しげな表情を見せていた。
2016年03月07日映画サイト“ぴあ映画生活”のユーザーから選出された審査員が投票を行う“ぴあ映画生活ユーザー大賞2015”の結果が発表になり、『マッドマックス怒りのデス・ロード』が大賞に、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』が2位に選ばれた。その他の情報『マッドマックス…』は、公開時から熱狂的なファンを多く生み出し、先ごろ発表になった米アカデミー賞でも最多部門受賞を記録するなど、人気・評価とも高い作品で、ユーザー大賞でも1位に輝いた。参加した審査員からは「丁寧に作られた世界観と行って帰ってくるだけの単純明快ストーリーなのに、今まで観た事ないような新鮮さと衝撃があった!」「嫁とこの映画見て、勢いついて入籍した」「観た瞬間に“今年のベスト1だ”と実感」などの声が集まった。また、大賞決定に際し記念の盾が配給会社におくられ、ワーナー・ブラザース映画マーケティング部本部プロダクト・マネージメントのマネージャー林直樹氏が盾を受け取った。なお、本作はブルーレイ&DVDが発売中で、一部のエリアではリバイバル上映が行われている。『マッドマックス怒りのデス・ロード』ブルーレイ&DVDセット(2枚組/デジタルコピー付)3D&2Dブルーレイセット(2枚組/デジタルコピー付)ブルーレイ スチールブック仕様(1枚組/デジタルコピー付)マッドマックス アンソロジー ブルーレイセット(5枚組/デジタルコピー付)発売中発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(C)2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2016年03月03日本連載では、Twitter Japan(以下、Twitter)の協力のもと、季節や特定のイベントに関するツイート内容と、その盛り上がり状況の解析に基づき、Twitterのトレンドを活用したマーケティング手法について考えていく。2本で1セットとし、前編では、Twitterでリサーチャーを務める櫻井氏に監修を依頼し、特定テーマに関してTwitterのトレンドを分析してもらい、インフォグラフィックで分かりやすく解説していくほか、このインサイトを活かしたプロモーションプランを提案。一方、後半では、マイナビニュース編集部が実際に当該テーマに関してTwitterを積極的に活用する企業に取材を行い、その事例をインタビュー形式にて紹介していく。第3回となる本稿では、第1回の"【映画編】の後半としてワーナーを取材し、実際に映画のプロモーションとしてTwitterがどう活用したのかを紹介する。邦画、洋画を問わず、SNS上で映画のプロモーションを目にする機会が増えた。とくにTwitterである。SNSを使いこなす若年層を中心に働きかけるマーケティングが盛んになっている。実際に映画タイトルで検索すると「◯◯面白かった!」「◯◯良かった!」といった口コミを、若い世代が活発に投稿しているのが見て取れる。1月26日、日本映画製作者連盟(映連)が発表した「国内映画産業統計」によると、2015年の興行収入(映画館の売上高)は2,171億1,900万円と前年比で4.9%増、入場者数は3.4%増(1億6,663万人)と堅調に成長している。少子高齢化のこの時代、業界をより一層盛り上げるために、ワーナー・ブラザースは映画配給会社としてどのようなことを念頭に置いて、マーケティングを仕掛けているのだろうか?○若い男性をどう取り込むか?メディアの報道で「若者の映画離れ」なんて話を見ることもあるが、「実際そんなことはない」と高橋氏は語る。「10~20代の方は映画をよく観ています。ただ、若者が減っていくと言われるぶん、全体のパイをいかに広げるかが大事だと考えています」(高橋氏)そのカギを握るのが、やはり影響力・拡散力のある若い世代。一般の若者が「面白い」「観たい」と口コミしたものは、SNSや口コミを通じて上の世代にも波及していく、というのが高橋氏の見立てだ。「とくに10~20代の女性はアクティブかつトレンドをリードする方々で、とても大事なマーケットです。女性同士で『これが面白い、あれが面白い』と盛り上がり、共感し、話題が生まれる。実際に映画人口は『レジャー白書』やNTTコムリサーチのデータにによると 、女性が56%、男性が44%と上回っているんです。デートでも女性が観たい映画に男性がついていく、というケースは少なくありません」(高橋氏)一方で、若い男性をどう取り込むかには、課題もあると高橋氏は語る。口コミ力は若い女性に及ばず、SNS上でも映画の感想などをアクティブに投稿している印象はない。もちろん男性の中には映画のコアファンが多く存在するが、コアファンの熱をいかにライトユーザ―に伝えることが出来るかが、現状の課題となっている。○ネットで映画情報を入念に調べて劇場に行くのが日本人そのための仕掛けとして、映画配給会社はどんな取り組みをしているのか? 高橋氏は「単に作品を知っているだけでは、映画館に足を運ぶ動機とはならない」と指摘した上で、こう語る。「映画館での映画鑑賞にはお金だけでなく、時間の問題もあります。ライトユーザーには映画感に足を運んでもらうためには、『この作品は面白い』だけではなく『観に行っておかないといけない』というところまで、持ってく必要があります。』(高橋氏)人々の気持ちをそこまで高めるには、周囲の人が発する「作品についてのコメント」がポイントになる。加えて、映画情報に接してもらうタッチポイントを増やし、拡散を高める事も重要だ。たとえば、バットマンとスーパーマンが戦う『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(3月25日公開)では、「バットマンかスーパーマン、どちらを彼氏にしたいか?」といった切り口でニュースを配信すると、ヒーローものが好きな男性だけでなく、女性にとっても親しみのある話題になる。さらに、身近なテーマだからこそ、SNS上で言及されやすくもなる。そういった、話題になりやすいトピックまで落とし込んで、宣伝を行っているのだ。施策を展開し始める時期は決まっているのだろうか。そう聞くと、高橋氏は「作品によってまちまち」と回答する。「たとえば、洋画でオリジナル作品ともなれば、多くの日本人にとって親しみはないでしょうから、公開半年~1年前くらいから準備してもおかしくありません。決して早過ぎることはないですね」それぞれの映画において、必要なだけ告知に時間をかける。とくに、日本人には作品の中身がある程度わかってから、劇場に足を運びたいという特徴が顕著に見られるという。「今の日本では観たいものを決めてから行く、という流れが強くなっています。だからこそ、早いうちからニュースを配信して『この映画に行きたいね』という思いを醸成してもらいます。昔、インターネットは映画が封切られてから評判をチェックするツールでしたが、映画の内容を調べる媒体にかわり、最初に映画の情報を入手したり、友達と情報交換したりする媒体に変わってきたと考えています」(高橋氏)○映画ファンはTwitterで情報収集、コミュニケーションする率が高いここからは、昨年6月20日に公開された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の事例をもとに、具体的な施策を見ていこう。同作品は世界各地に熱狂的なファンを持ち、アカデミー賞にもノミネートされた名作だ。吉田氏は公開およそ3カ月以上から始めたメディア施策をこう振り返る。「SNSオーガニック投稿及び広告を中心にWebメディアを使ったPRを行いました。とくに注力したのはTwitterで、広告はプロモツイートとプロモトレンドを使用しています。前者では公開前に映像の魅力を伝えるため、プロモビデオを用いて映像の迫力を推しました。その投稿のリツイートが増え、映像が拡散する中で言の葉にのるようになり、話題の素地づくりに成功したと思います。後者は公開後に実施し、『#マッドマックス』『#マッドマックスヤバい』のタグを通じてユーザー同士が会話できるよう、見たファンが口コミを生みやすくなるための取り組みでした。次第に一人の方が何度も投稿するようになり、拡散が生まれ、最終的には200万ツイートを突破する快挙となりました。Twitterでリサーチャーを務める櫻井氏が監修したTwitterユーザーと映画のつながりがわかるインフォグラフィックを見ても、Twitterユーザーのうち、1年に1回以上映画を観る映画ファンの割合は71%にも及んでいます。うち、映画に関するツイートを見かけるTwitterユーザーは77%、映画に関するツイートを検索するTwitterユーザーは62%との結果も特徴的です。これを見ると、映画ファンがTwitterを使うパーセンテージの高さが伺えます。私たちとしては、今後もTwitterを使いこなし、映画ファンであるTwitterユーザーとの会話や映画の告知を積極的に行っていきます」(吉田氏)加えて、同作品のように「固定ファンが確実についている作品」については、Twitter上でオーディエンスターゲティングする際、ファンを解読することが先決だと、吉田氏は語る。ファンに対し「◯◯が映画化される」「こんな映像が出る」などと伝えることは欠かせない。「その他、キャストが出演する番組について会話するユーザーをターゲットで切るなど、モーメントをつかむことが重要だと考えています。ファンがいるところに行って、彼らが何を見ているのか、正しく理解しなければなりません」と吉田氏は締めくくった。Twitter Japan米Twitter社は2006年に創立され、その役割は、アイデアや情報を生み出したり、それをすぐにほかの方々と共有するパワーを世界中の方々に提供すること。毎月3億2,000万人以上に利用され、毎日5億件以上のツイートが行われている。Twitter Japanはその日本法人となる。
2016年02月26日ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントは今春、"PROJECT DCコミックス"の2016年第1弾として、テレビドラマシリーズ『レジェンド・オブ・トゥモロー』と『SUPERGIRL/スーパーガール』のデジタル配信を開始する。そこで23日、東京・杉並区のアメコミ喫茶・ACBDで、2作品の日本初上陸を記念した"アメコミ座談会"を実施。アメコミライターの杉山すぴ豊氏、店主の内尾由生弥氏、構成作家の森笠佑馬氏の3人が熱いトークを繰り広げた。映画『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』の日米同時公開(3月25日)を控え、ますます高まる日本でのアメコミ人気。杉山氏は、「街中でスーパーマンの"S"マークをつけている女の子が増えてきた。今は海外ドラマ枠の中に、アメコミ作品が入ってきている」と分析。一方、他2人も、「日本でもアメコミ好きな方が増えているが、特に女性客の割合が多くなった」(内尾氏)、「以前はWWEから来たような筋肉質のヒーローばかりだったけど、最近は男前で線が細いヒーローが多いですからね」(森笠氏)とそれぞれ女性ファンの増加を感じているようだ。今回、日本初上陸となる『レジェンド・オブ・トゥモロー』の見どころについては、「DC版『アベンジャーズ』と言っても過言ではない。通好みではあるけど、DC作品の中では珍しい作品」(森笠氏)、「アクションも格好良いし、チームものなのでコメディー要素もある」(内尾氏)とそれぞれ太鼓判。「魅力的な脇役や敵役を上手く使った感じ。アクションもすごくて、テレビでよくこのスケールで作ったなと感心した。燃える展開がなかなか良い作品」と大絶賛した杉山氏は、『SUPERGIRL/スーパーガール』に関しても、「ヒロインがめちゃくちゃ可愛い!」と猛プッシュした。また、『スパイダーマン』をはじめとするマーベル・コミック、『スーパーマン』をはじめとするDCコミックスの違いについてもトークを展開。内尾氏が、「マーベルは、マーベル作品全体を把握していないと理解できない部分がある」と語ると、森笠も、「初めてアメコミを見る人は、DCの世界の方が入りやすいかもしれませんね」と同調。杉山氏は、「刑事コミックからスタートしているDCは犯罪アクション。マーベルはSFファンタジー。街にいるヒーローが犯罪と戦うDCはドラマ向き」と説明しつつ、「一文無しになったり、人生くらってる時に見るとハマちゃうのがアメコミ」と両者の魅力をアピールした。
2016年02月24日優れたブルーレイ作品を表彰する第8回『DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞』授賞式が2月17日に開催され、『マッドマックス怒りのデス・ロード』がグランプリを受賞! アンバサダーを務める前田敦子がスペシャルゲストとして来場した。その他の写真映像コンテンツメーカー、映像機器メーカーが加盟し、次世代デジタルエンターテイメントを普及させるために活動する業界団体DEG ジャパン(デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン)によるアワード。高画質賞、高音質賞などの賞に分かれ、洋画、邦画などジャンルごとにも細分化され、各賞が表彰された。『マッドマックス』は高画質賞・映画部門(洋画)と最高賞のグランプリの2冠を獲得。発売元・販売元のワーナー エンターテイメント ジャパン株式会社の担当者は本作について「男っぽくワイルドなアクションがワーナーのカルチャーでありカラー。そういう意味でディズニーと両極端にあり、ワーナーっぽい作品だと思います。“行って、帰る”というシンプルな物語なのに何度観ても面白いのが映画の醍醐味!」と迫力の映像、音響の力が本作に寄与した部分の大きさを強調した。審査委委員長を務めた評論家の麻倉怜士も本作を絶賛。すでにブルーレイで「100回は観た!」と明かし「いまや、画質がいいのは当たり前。コンセプトを画質に与えている。音響も素晴らしい!」と称賛を送った。女優としての活動を始めて以降、かなりの数の映画を観ていると有名な前田だが、ブルーレイに関して「かなり観ますし、持ってます」と語る。特に『マッドマックス』に関しては前田自身、ある専門誌で2015年のベスト1に選出した作品。「いろんな映画監督からお薦めされ、一緒に映画館に観に行った映画監督の方も『4回目』と仰ってました。こういう作品でこんなに興奮したのは初めて! シンプルだけど、感動するし興奮して、何度観ても楽しい作品です。ブルーレイでもすでに楽しませていただきました!」と熱く語った。『マッドマックス怒りのデス・ロード』ブルーレイ&DVDセット(2枚組/デジタルコピー付)3D&2Dブルーレイセット(2枚組/デジタルコピー付)ブルーレイ スチールブック仕様(1枚組/デジタルコピー付)マッドマックス アンソロジー ブルーレイセット(5枚組/デジタルコピー付)発売中発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
2016年02月17日アン・ハサウェイ、ロバート・デ・ニーロが出演し、『恋愛適齢期』『ホリデイ』など名作を次々に手がけてきたナンシー・マイヤーズが脚本と監督を手がけた『マイ・インターン』のブルーレイ&DVDがリリースされたのを記念して、メイキング映像の一部が公開になった。メイキング映像の一部本作の主人公は、ニューヨークのファッション業界でオンラインサイトのCEOとして活動する女性ジュールス。華やかな世界で暮らし、多くの人から羨望のまなざしで見られる立場にある彼女の前に、40歳も年上の“シニア”インターンの男性ベンが現れるところから物語が始まる。あまりに年齢の離れたベンを前に、ジュールスは戸惑うが、ふたりは次第に心を通わせていき、ジュールスは実は気づかないままでいた人生の難問の数々に立ち向かっていく。このほど公開になったのは、ジュールスが経営する企業で働く若き男性社員たちと、デ・ニーロ演じるベンの共演シーンの舞台裏を紹介するもの。ベンは様々な人生経験を積んでおり、ジュールスの隣で彼女が自分の力で“答え”を見つけていくのをサポートするが、一方で若い男性社員にとっては“人生の先輩”として活躍する。ベンがインターンとしてやってきた初日には、他の社員同様、彼らも年上のベンとの関わり方を探っていたが、魅力があり、落ち着いていて、仕事ができて、どこか可愛い(!)ベンを慕うようになる。映像には、キャストたちが、映画史に名を刻む“レジェンド”デ・ニーロに敬意を払いながらも、彼への親しみを語る場面が収録されており、女性はもちろん、男性が観ると“お手本にしたくなる男”デ・ニーロの魅力を垣間見ることのできる映像になっている。このほど発売されたブルーレイ&DVDにはこのほかにもメイキングや特典映像が収録されており、『マイ・インターン』をより深く楽しめるようになっている。『マイ・インターン』ブルーレイ&DVD 発売中デジタルセル/レンタル配信中発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(C)2015 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED
2016年02月17日世界トップアスリートが前代未聞のノーCGリアルアクションを繰り広げる最強MG(マジガチ)大作『X-ミッション』。このほど、狼バンド「MAN WITH A MISSION」の楽曲が使用された究極のスペシャルPV映像が解禁された。若きFBI捜査官ジョニー・ユタ(ルーク・ブレイシー)に、超一流アスリートチームに潜入せよとのミッションが下される。エクストリーム・スポーツのカリスマ、ボーディ(エドガー・ラミレス)が率いるこの集団には、重大な疑惑がかけられていた。その天才的なスポーツ・スキルを駆使し、前代未聞の方法で次々と犯罪に手を染めているというのだ。自らも元アスリートであるユタは、ボーディに度胸と才能を認められ、チームに招き入れられる。命を危険に晒しながら共に行動するうちに、ユタはボーディの究極の信念に心が奪われていく。果たして、ユタはFBI捜査官として決定的な証拠を掴み、彼らを捕えることができるのか。そして明かされる、彼らの本当の目的とは──!?若きFBI捜査官ユタが、エクストリームスポーツを駆使する謎の犯罪集団に潜入捜査し、“極限のミッション”に挑む本作。『ワイルド・スピード』の撮影監督エリクソン・コアが監督を務め、世界4大陸11か国の秘境と絶景を舞台に繰り広げられる先読みできないハラハラドキドキの展開に、手に汗握るスリルたっぷりのドラマを通して仲間たちの絆が描かれている。キャストには、『かけがえのない人』のルーク・ブレイシーをはじめ、『ボーン・アルティメイタム』のエドガー・ラミレス、『ウォーム・ボディーズ』のテリーサ・パーマー、『サハラ死の砂漠を脱出せよ』のデルロイ・リンドー、『ノア約束の舟』のレイ・ウィンストンなど人気の俳優陣が顔を揃えている。先日イメージソングへの抜擢が発表され話題を集めた「MAN WITH A MISSION」の「Give it Away」が流れる超エクストリームなオンライン限定予告動画やオンライン限定CM映像は、解禁されるたびにネット上では興奮気味な熱いツイートや本作を期待する声が飛び交い、大盛り上がりをみせた。そして、「Give it Away」のイメージぴったりに編集された本編映像がこのほど解禁。とにかく疾走感溢れるサウンドにベストマッチした映像は、ポスタービジュアルにもある上空からの落下シーンなど、度胆抜かれる極限シーンの連続とアップテンポなノリの良いサウンドに一瞬にして心奪われるPV映像となっている。なお、完成した本映像を見たワーナー・ブラザースUS本社でも話題沸騰するほど、本場ハリウッドも認めるPVに仕上がっている。そんな本国からお墨付きをもらった「MAN WITH A MISSION」のジャン・ケン・ジョニーは、「嬉シイデスネ。恐縮デゴザイマス。ハリウッドノ映画会社ノ方ハ、自分タチノイメージノ中デ、第一線級デ働イテイルクリエイター陣ノ方々ナノデ、遠イ島国ニイル僕タチガ提供シタ曲ヲソレダケ気ニ入ッテクレタノハ嬉シイデス。僕タチガバンドヲ始メタ理由ノ一ツモ世界中デ自分タチノ音楽ヲ鳴ラシタイッテユウノハ結成当初カラアッタノデ、嬉シイ限リデスネ」と喜びのメッセージを寄せている。ド肝抜かれまくりの未体験映像の連続の本作と究極のサウンドがコラボした、まさに究極のスペシャルPVを、ぜひ公開前にチェックしてみて。『X-ミッション』は、2月20日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて2D/3D同時公開。(cinemacafe.net)
2016年02月13日ロックバンド・MAN WITH A MISSIONがイメージソング「Give it Away」を手がけているアクションサスペンス映画『X-ミッション』(2月20日公開)の同曲を使用したスペシャルPVが12日、公開された。本作は、世界のトップアスリートがノーCGリアルアクションに挑み、世界4大陸11カ国の秘境・絶景で繰り広げられるサスペンス映画。若きFBI捜査官ユタが、エクストリーム・スポーツを駆使する謎の犯罪集団に潜入捜査するという極秘ミッションを描く。サーフィンや、スノーボード、フリー・ロッククライミングなどに、実力派俳優たちに加え、トップアスリートが挑戦し、映画史上初のノーCG撮影で実現。超人的な身体能力を生かした生身のアクションシーンが見どころとなっている。ありとあらゆる極秘任務を難なく遂行する能力を持った"究極の生命体"というバンドのコンセプトと、本作の生身のアクションで任務をこなす男たちがもつ情熱の親和性、さらに、映画のタイトルとバンド名の"ミッション"が同じということもあり実現したMAN WITH A MISSIONの楽曲提供。公開されたスペシャルPVは、疾走感に満ちた「Give it Away」のメロディに乗って、俳優やアスリートらが巨大な波にサーフィンで挑んだり、極寒の雪山でスノーボードに飛び乗ったりする開放感のあふれるシーンや銃撃戦のような緊張感のある場面が、次々と映しだされている。アメリカのワーナー・ブラザース本社にも同映像を絶賛され、ボーカル(ラップ)・ギターのジャン・ケン・ジョニーは「恐縮デゴザイマス」と腰を低くして見せながら、「ハリウッドノ映画会社ノ方ハ、自分タチノイメージノ中デ、第一線級デ働イテイルクリエイター陣ノ方々ナノデ、遠イ島国ニイル僕タチガ提供シタ曲ヲソレダケ気ニ入ッテクレタノハ嬉シイ」と歓喜。さらに、「僕タチガバンドヲ始メタ理由ノ一ツモ世界中デ自分タチノ音楽ヲ鳴ラシタイッテユウノハ結成当初カラアッタ」と明かしながら、再度「嬉シイ限リデス」と感激を伝えた。(C) 2015 Warner Bros. Ent. (C)Alcon Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2016年02月12日来月3月25日(金)に『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を控え、“ヴィランズ”(悪役たち)大集合の『スーサイド・スクワッド』の日本公開日が9月10日(土)に決まったDC コミックスユニバース。このほど、「SUPERGIRL/スーパーガール」をはじめ、注目のDCコミックスTVドラマシリーズも続々と日本上陸を果たすことになった。アメコミライターの杉山すぴ豊氏によれば、アメリカのTV誌は「SUPERGIRL/スーパーガール」や「ARROW/アロー」「GOTHAM/ゴッサム」などDCコミックス作品が軒並み表紙を飾り、映画だけでなくドラマシリーズの注目度がとても高いという。アメコミ・ヒーローの元祖ともいえるスーパーマンは<メトロポリス>、バットマンは<ゴッサム・シティ>、グリーンアローは<スターリングシティ>など、ご当地ヒーローのように街の正義を守るクライム・サスペンスや犯罪アクションは、日本同様、TVとの相性がとても良いようだ。そんなDCコミックスを原作とする今年注目の新作といえば、スーパーマンの“いとこ”が主人公となる「SUPERGIRL/スーパーガール」と、DC版の“アベンジャーズ”ともいえる「レジェンド・オブ・トゥモロー」。「SUPERGIRL/スーパーガール」は、1959年にデビューした人気キャラクター、スーパーガールを主人公に「ARROW/アロー」「THE FLASH/フラッシュ」の制作チームが手がけている。「glee/グリー」で注目を集めたメリッサ・ブノワが演じるキュートで明るい主人公は大人気で、頑張る女子の“サクセスストーリー”として楽しめる一面も。「スーパーマン」シリーズの象徴的なシーンのオマージュが多く、アメコミファンからの支持もアツい。また、「レジェンド・オブ・トゥモロー」は、我こそが最強だと信じるヒーローたちが集結し、DC コミックスユニバース史上最凶の脅威に挑み、生けるレジェンド(伝説)が時空を超えて世界を救う。主演は、「プリズン・ブレイク」でスコフィールド兄弟を演じたウェントワース・ミラーとドミニク・パーセルがキャプテン・コールド&ヒートウェーブ役となって再タッグ。伝説のヒーローたちが魅せる異種格闘技戦のような本作は、映画になってもおかしくないスケール感の作品が、まずTVシリーズで楽しめるのもおもしろい。さらに、今夏には「GOTHAM/ゴッサム<セカンド・シーズン>」と「ARROW/アロー <フォース・シーズン>」、さらに先日、米レビューサイト「Rotten Tomatoes」で“100%”という驚異の高評価を叩きだした「THE FLASH/フラッシュ」もセカンド・シーズンが今秋に登場する予定という。「SUPERGIRL/スーパーガール」は夏、ブルーレイ&DVDリリース(※春、デジタルセル先行配信開始)。海外ドラマ専門チャンネルAXN にて近日、放送決定。「レジェンド・オブ・トゥモロー」は秋、ブルーレイ&DVDリリース(※3月18日よりデジタルセル先行配信開始)。発売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(C) 2016 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2016年02月09日『プラダを着た悪魔』で恋に仕事に奮闘し、ファッション業界でキャリアアップしていく姿を等身大で演じたアン・ハサウェイが、ファッションサイトの若き社長となって9年ぶりに帰ってきた『マイ・インターン』。このほど、2月10日(水)にブルーレイ&DVDリリース、デジタルレンタル配信がスタートすることに併せ、アン・ハサウェイと監督のナンシー・マイヤーズのコメント映像がシネマカフェに到着した。ジュールズ(アン・ハサウェイ)は何百人もの社員を束ね、ファッションサイトを運営する会社のCEO。そんな彼女のアシスタントにやってきたのは、会社の福祉事業の一環として雇用した40歳年上の“シニア”インターン、ベン(ロバート・デ・ニーロ)。人生経験豊富なベンは、公私にわたり彼女に“最高の助言”をする。次第に心を通わせていく2人だが、やがてジュールズに予期せぬ人生の変化が訪れ…。『プラダを着た悪魔』で一躍ブレイクを果たし、『レ・ミゼラブル』でアカデミー「助演女優賞」を受賞したアンと、『ゴッドファーザー PART II』でアカデミー「助演男優賞」、『レイジングブル』で同「主演男優賞」を受賞したロバート・デ・ニーロが初共演し、ハートウォーミングな物語で日本でも大ヒットした本作。『セックス・アンド・ザ・シティ2』のスタッフが手がけた衣装は、ハイファッションから職場でも使えそうなリアルクローズまでTPO に合わせて登場し、アンがときに華麗に、ときにカジュアルに着こなす姿も注目を浴びた。今回の映像でアンは、監督を務めたナンシー・マイヤーズの作品はこれまで30代以上の登場人物が多かったに対し、今回は若者が多いと指摘し、20代の若手社員に囲まれた本作の撮影を「にぎやかで楽しかった」とふり返って語る。また、これまで『恋するベーカリー』『ホリデイ』『恋愛適齢期』などで「複雑な恋愛は描き尽くした気がしていた」というマイヤーズ監督は、本作について「普通なら出会わない2人に友情が芽生える話」として描いたことを明かしている。誇りを持って取り組める仕事と、優しい夫とかわいい娘、現代女性の理想をすべて手に入れたファッションサイト社長に人生最大の試練が訪れたとき、支えとなったのは70歳の新人“インターン”。大ヒット作の裏側を、こちらの映像から覗いてみて。『マイ・インターン』ブルーレイ&DVDは2月10日(水)より発売。<『マイ・インターン』リリース情報>【初回仕様】『マイ・インターン』ブルーレイ&DVDセット(2枚組/デジタルコピー付)価格:3,990円+税発売日:2月10日(水)※同日デジタルレンタル開始デジタルセル先行配信中発売/販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(C) 2015 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved.(text:cinemacafe.net)
2016年02月09日●新作ゲーム、Blu-ray Disc&DVD今週、ゲームは『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム4』が発売された。映像作品は『屍者の帝国』が、CDでは早見沙織「Installation/ その声が地図になる」をはじめとする冬アニメの新譜が多数リリース。フィギュア&模型は「アスナ セクシービキニdeパラソルフィギュア」「アーチャー」「キューポッシュ如月千早」がショップにならび始めている。○『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム4』が発売バンダイナムコエンターテインメントから4日、プレイステーション 4専用ソフト『NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストーム4』が発売された。忍道対戦アクションのナルティメットストームシリーズ最新作は、操作するキャラクターを状況に応じて切り替えることができる新システム・リーダーチェンジによって、自分だけの闘い方が可能。さらにダメージに応じてキャラクターの見た目やパラメーターが変化する装備破壊など、多くの新システムを搭載している。メーカー希望小売価格は7,600円+税。○「PROJECT-ITOH」第1弾『屍者の帝国』が登場アニプレックスから3日、『屍者の帝国』のBlu-ray Disc&DVDが発売された。2009年に夭折した作家・伊藤計劃の長編小説を劇場アニメ化する「PROJECT-ITOH」第1弾を収録。完全生産限定版には特典として、ブックレットとサウンドトラックCDが同梱される。メーカー希望小売価格はBlu-ray完全生産限定版が9,500円+税、Blu-ray通常版が4,800円+税、DVD通常盤が4,800円+税。●新作CD○早見沙織「Installation / その声が地図になる」がリリースワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントから3日、早見沙織の2ndシングル「Installation / その声が地図になる」が発売された。タイトルナンバーの「その声が地図になる」はTVアニメ『赤髪の白雪姫』の新OPテーマで、オリジナルソング「Installation」とともに自身が作詞・作曲をしている。カップリング曲として、2015年5月29日のデビューコンベンションでお披露目した「LET’STRY AGAIN」をレコーディング音源化し収録。なお、アーティスト盤はMVを収録したDVDが、アニメ盤にはTVアニメ『赤髪の白雪姫』のノンクレジットOP・ED映像を収録したDVDが付属する。価格はアーティスト盤とアニメ盤が各1,800円+税、通常盤が1,200円+税。同社からは、eyelisの「ページ~君と綴る物語~」が発売された。タイトルナンバーはTVアニメ『赤髪の白雪姫』の新EDテーマで、カップリング曲として「消えない想い」「ページ~君と綴る物語~(TVEDIT)」を収録。なお、初回限定盤にはTVアニメ『赤髪の白雪姫』の前期と今期のノンクレジットEDを両方収録したDVDが付属する。価格は初回限定盤が1,800円+税、通常盤が1,200円+税。b-green(ブロッコリー)から3日、蒼井翔太の5thシングル「絶世スターゲイト」が発売された。タイトルナンバーはTVアニメ『ファンタシースターオンライン2ジ アニメーション』のOPテーマで、カップリング曲として「Why, pessimistic?」を収録。なお、初回限定盤にはMVとメイキングを収録したDVDが付属する。価格は初回限定盤が2,200円+税、通常盤が1,200円+税。KADOKAWAから3日、OxTの「STRIDER’S HIGH」が発売された。タイトルナンバーはTVアニメ『プリンス・オブ・ストライドオルタナティブ』のOPテーマで、カップリング曲として「Welcome Spring!」を収録。価格は1,200円+税。徳間ジャパンコミュニケーションズから3日、羽柴夏樹(CV: 松岡禎丞)、松永智也(CV: 江口拓也)、片倉恵一(CV: 島﨑信長)、直江剛(CV:内山昂輝)による「Rainbow Days!」が発売された。タイトルナンバーはTVアニメ『虹色デイズ』のEDテーマで、カップリング曲として羽柴夏樹(CV:松岡禎丞)、松永智也(CV: 江口拓也)が歌う「Emotion」のほか、「Rainbow Days!(TVサイズ)」を収録。価格は1,000円+税。ランティスから3日、ZAQの「hopeness」が発売された。タイトルナンバーはTVアニメ『紅殻のパンドラ』のOPテーマで、カップリング曲として「ヒロインは嘘」「薔薇の腰かけ」「hopenesscut out A-bee remix」を収録。なお、アーティスト盤にはMusic Videoとメイキングを収録したDVDが付属する。価格はアーティスト盤が1,800円+税、アニメジャケット盤が1,300円+税。インディーズレーベルから3日、「不思議なソメラさんトラ」が発売された。TVアニメ『不思議なソメラちゃん』のオリジナルサウンドトラックで、劇中に使用された劇伴曲のほか、「ちょっとHなうなぎの唄」「ノーギャラ絵描き歌」(全話分)、キャラクターソングも収録。3,000円+税。●フィギュア&模型○「アスナ」「アーチャー」「キューポッシュ 如月千早」がショップにならぶジェンコから『ソードアート・オンラインII』より、「アスナ セクシービキニdeパラソルフィギュア」が発売された。濡れて透けてしまったパレオのピンと張ったタイトな布表現、ビキニラインの柔肌への食い込みとはり付きが魅惑的な水着姿で立体化。なお、パラソルの代わりに汎用の5~6mmのストローを持たせることもできる。1/7スケール(全高約250mm)のPVC・ABS塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は12,000円+税。アルターから『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』より、「アーチャー」が発売された。二振り一対の剣「千将」「莫耶」を構え、口角を上げた皮肉屋らしい不敵な笑みの顔と、TVアニメ24話のラストシーンで見せた前髪を下ろした顔の2種が付属。武器は黒の流線型が目を引く「弓」と矢の形態になった「偽・螺旋剣」に差し替え可能となっている。1/8スケール(全高約250mm)のPVC塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は11,800円+税。コトブキヤから『アイドルマスター』より、「キューポッシュ 如月千早」が発売された。シリーズ第26弾は誰よりも抜群の歌唱力で観るものを魅了する歌姫が登場。首・肩・肘・手首・腰・股・膝・足首が可動し、足裏のマグネットにより専用ベースの上で様々なポージングができる。NONスケール(全高約110mm)のPVC塗装済可動フィギュアで、メーカー希望小売価格は4,200円+税。○取材を終えて来週、ゲームは『真・女神転生IV FINAL』『戦場のヴァルキュリア リマスター』が発売される。映像作品は『藍井エイル / EirAoi Special Live 2015 WORLD OF BLUE at 日本武道館』が、CDではTrySailやfripSide、分島花音、田所あずさ、内田彩、ミス・モノクロームの新譜がリリース。来週も人気声優&注目アーティストのCDが多数発売されるので、売り切れ必至の初回限定盤は買い逃さないように!
2016年02月06日悪をもって悪を討つ。そんなヴィランズ(=悪役ども)が集結し、ヒーローさながら(?)の大活躍を見せる『スーサイド・スクワッド』の日本公開日が、9月10日(土)に決定!併せて、初めての劇中写真も解禁された。バットマンをはじめとするヒーローたちによって投獄された、ヴィラン(悪役)たち。死刑や終身刑となった彼らは、政府の秘密機関によって、減刑と引き換えに最悪の任務を強制される部隊“スーサイド・スクワッド”への入隊を余儀なくされる。精緻な狙撃手、狂気の道化師、ブーメラン使い、女侍、魔力の持ち主、ウロコに覆われた怪力男、必殺縄師、地獄の炎を操る男など、強烈な個性が揃った史上最“狂”のチームが誕生した――。本作は、ヘンリー・カビルがスーパーマンを演じ、ベン・アフレックがバットマンに扮する3月25日(金)公開『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』に続く、“DCフィルムズ”の第2弾。獄中で苦汁をなめたヴィランズによる史上最狂チームは、9月10日(土)、“苦汁(くじゅう)”の日に日本に上陸する。先日、アメリカでいち早く公開された最新の予告編は、2日間で1,500万回を超えるペースで再生されるなど、瞬く間に世界中から注目を集め、その強烈過ぎるヴィランズの圧倒的存在感にしびれる人が続出。今回解禁された劇中写真に登場するのは、うろこに覆われた怪力人間キラークロック(アドウェール・アキノエ=アグバエ)、彼らの司令官を務める軍人のリック・フラッグ(ジョエル・キナマン)、銃の達人で凄腕の暗殺者デッドショット(ウィル・スミス)に、左下はキュートでセクシーな魅力いっぱいのハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)、右下はブーメランで戦うキャプテン・ブーメラン(ジェイ・コートニー)。そして、なんとセンターで異様な存在感を放つのは、カタナ。その名の通り、日本刀を使いこなすこのヴィランは、日本人の女優、福原かれんが演じている。ただ、この写真以外にも“スーサイド・スクワッド”メンバーは存在しており、何よりバットマンの最大のライバルにして、泣く子も黙る最悪のスーパー・ヴィラン、ジョーカーの姿はまだない。怪しい色気を醸し出す悪役たちに加え、最も有名なダークヒーロー、バットマンが本作に登場することも明らかにされている本作。これまでのヒーローモノで描かれてきた“正義VS悪”の方程式とは全く異なる、“悪VS悪”という新たな世界観は、完全に異色。正義と悪のボーダーラインも、さらには作品の垣根も超えて繰り広げられるキャラクターたちの競演に目が離せない。なお、ワーナー・ブラザース映画では、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』と本作を皮切りに、2020年までにDCコミック原作のアクション大作10作品の公開を予定している。『スーサイド・スクワッド』は9月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月05日ヘンリー・カビル&アーミー・ハマーのイケメンコンビを主演に、エディ・レッドメイン主演作『リリーのすべて』でアカデミー賞にノミネートされているアリシア・ヴィキャンデルがヒロインを務めた、スタイリッシュなスパイ・アクション『コードネーム U.N.C.L.E.』。そのブルーレイ&DVDリリースが3月16日(水)に決定し、2月17日(水)よりデジタル先行配信されることになった。謎の犯罪組織により、窮地に追い込まれた世界。スパイ史上あってはならない禁じ手だが、宿敵同士の2 大国家アメリカとソ連が手を結ぶことに!そこで、CIAで最も有能だが女性関係に問題アリのナポレオン・ソロ(ヘンリー・カビル)と、KGB に史上最年少で入った超エリートだがメンタルに問題アリのイリア・クリアキン(アーミー・ハマー)が、相性は最悪ながら最強のスパイチームを結成。タイムリミットが迫るなか、世界を救いつつ、相手も抹殺せよと究極の指令を受ける2人。キャラも作戦も真逆な彼らは、金と頭脳と悪を結集させた史上最大の敵を倒すことは出来るのか!?鬼才ガイ・リッチー監督が、腕は最強、相性は最悪、それでいて最高にセクシーな禁断のスパイコンビを描き、話題を呼んだスパイ・アクション・エンターテイメントとなる本作。世界規模の壮大なスケール、スピード感もたっぷりなスタイリッシュ&ド迫力なアクションにクールな音楽が散りばめられ、全編にガイ・リッチー節が炸裂。スパイたちが織りなすイキなセリフと緻密な謎解き、舞台となる60 年代のハイブランド・ファッションも見どころとなっている。本作の基になったのは、1960 年代に放映され、圧倒的人気を誇ったTVシリーズ「0011 ナポレオン・ソロ」。その初期のコンセプトには、あの『007』の生みの親のイアン・フレミングがアイデアを出していたとか。『ミッション:インポッシブル』『007』と並ぶ3大スパイ映画が誕生した。禁断のイケメン・スパイコンビに加え、陰謀のカギを握る女性ギャビーを演じたアリシア、最強の“ヒール美女”ヴィクトリア役のエリザベス・デビッキほか、ベテラン英国俳優ヒュー・グラントの名演に、デヴィッド・ベッカムのカメオ出演にも注目だ。『コードネーム U.N.C.L.E.』は3月16日(水)よりブルーレイ&DVDリリース、デジタルレンタル配信開始、2月17日(水)よりデジタルセル先行配信開始。<『コードネーム U.N.C.L.E.』リリース情報>【1,000 セット限定生産】ブルーレイ・スチールブック仕様価格:3,990円+税【初回仕様】ブルーレイ&DVDセット価格:3,990円+税発売日:3月16日(水)発売※同日レンタル開始、デジタルレンタル配信開始※2月17日(水)デジタルセル先行配信開始発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(C)2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC ALL RIGHTS RESERVED(text:cinemacafe.net)■関連作品:コードネーム U.N.C.L.E. 2015年11月14日より全国にて公開(C) 2015 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2016年01月21日ワーナー・ブラザースとDCエンタテインメントが製作準備を進めているスーパーヒーロー映画『ジャスティス・リーグ』に、アンバー・ハードが出演することになりそうだ。役柄はアクアマンの恋のお相手メラ。アクアマンの役には、ジェイソン・モモアが決まっている。ハードはまた、ジェームズ・ワン監督で製作予定のアクアマンの独立した映画にも出演することになるらしい。その他の情報『ジャスティス・リーグ』にはほかに、バットマン役でベン・アフレック、ワンダー・ウーマン役でガル・ガドット、ザ・フラッシュ役でエズラ・ミラーが出演する。監督は『マン・オブ・スティール』のザック・スナイダー。撮影は今年4月に始まる。北米公開予定は2017年11月。ハードの最新作は、エディ・レッドメイン主演の『リリーのすべて』。文:猿渡由紀
2016年01月14日ジョージ・ミラー監督が『マッドマックス怒りのデス・ロード』の続編を作るつもりはないことを明らかにした。ニューヨーク・ポスト紙に対して語ったもの。理由は『~怒りのデス・ロード』の製作に、あまりにも時間がかかったこと。製作は2010年からオーストラリアで始まったが、異例の大雨が降り、砂漠であるはずの場所に花が咲いてしまって、ロケ場所はアフリカのナミビアに移動した。ナミビアでの撮影も相当に過酷だったようだ。その他の写真ミラー監督は次に、「現代を舞台にした小規模なもので、すぐに作れるようなものをやりたい。あまりテクノロジーに頼らず、演技に重点を置くようなもの」とも語った。『~怒りのデス・ロード』は高く評価され、このアワードシーズン数々の賞にノミネートされている。公開時、ミラー監督やシャーリーズ・セロンは、次の作品でセロンの演じるフュリオサの過去が語られるというようなことを匂わせており、ファンは次に期待を寄せていた。『マッドマックス怒りのデス・ロード』ブルーレイ&DVDセット(2枚組/デジタルコピー付)3D&2Dブルーレイセット(2枚組/デジタルコピー付)ブルーレイ スチールブック仕様(1枚組/デジタルコピー付)マッドマックス アンソロジー ブルーレイセット(5枚組/デジタルコピー付)発売中発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント文:猿渡由紀
2016年01月13日●女子中高生に仕掛けた"包囲網"2015年も残すところあとわずか。今年、みなさんは思い出の1本となる映画に出会うことができただろうか。邦画作品の試写に行っては、当事者の話を聞きに行く日々を過ごしていた中、今年最も印象に残ったのが桐谷美玲主演の映画『ヒロイン失格』だった。9月に公開されてから51日目で観客動員数200万人、興行収入23億円を突破。少女マンガ実写化作品でトップの収益となり、間違いなく今年大ヒットした作品といえる(2015年12月29日時点で興収24.3億円/動員206万)。印象に残ったのは、"大ヒットしたから"ではない。配給・製作のワーナーやPR会社だけでなく、出演者も含めた宣伝が積極的かつ巧妙だと肌で感じていたからだ。実際にどのような仕掛けが施されていたのか?宣伝担当は、ワーナー・ブラザース映画マーケティング本部の森本麗花さん。詳しい話を聞いたところ、女優・桐谷美玲の存在をはじめ、ヒットはさまざまな要素が複雑に絡み合ってこそ成立するものだと知ることができた。――まずは、大ヒットおめでとうございます。ありがとうございます。――各作品の興行収入はどのような形でアナウンスされるのですか?作品に関わった者には毎日データが届いています。それを見ながら一喜一憂する日々です(笑)。――『ヒロイン失格』の初動はかなりよかったそうですね。毎日楽しかったです。公開が9月19日の土曜日で、シルバーウィーク(23日まで)の初日。ディズニーの『アントマン』や『進撃の巨人』の後編、劇場アニメ『心が叫びたがってるんだ。』などの大作と同日公開だったので「3位以内」を目標と考えていました。もちろん、心の底では1位を願っていましたが(笑)。ところが、公開前の木曜日ごろに予約席の動きが好調との情報が入ってきたんです。この作品は女子中高生がメインターゲット。クレジットカードを持っていない方がほとんどなので予約席は期待していませんでしたが、まずはその"誤算"で社内が少し沸き立ちました(笑)。ただ、公開前に行われた製作委員会はすでに明るいムードだったと記憶しています。もう、やれることはやった。そんな空気の中で、みなさんヒットを予感しているような感じでした。――製作委員会では主にどのような話をされるのですか?作品に出資している会社が集まって、だいたい1カ月に1回ペースで行われています。各社がその作品のために何をやっているのかを報告して共有する場になり、よく「(C)」クレジットで「~製作委員会」とあるのがそれにあたります。――予約席が予想を上回った要因は?興味を持ってくださった方々が中高生以上の大学生まで広がったことや、親御さんに購入を頼まれた方も多かったんだと思います。ただ、欲張ってターゲット層を広げすぎると軸がぶれてしまうので、そこには気をつけていました。『ストロボ・エッジ』(福士蒼汰&有村架純のW主演/15年3月公開)や『アオハライド』(東出昌大&本田翼W主演/14年12月公開)など同系統作品でヒットしたものも、ターゲット層が絞られている点では共通していたと思います。ワーナーはこれまで、少女マンガ原作の実写映画は『パラダイス・キス』(北川景子&向井理のW主演/11年公開)のみだったので、『ヒロイン失格』はまさに挑戦。最近の邦画ではヒット作が数多く出ているジャンルではありますが、だからこそ失敗できないというプレッシャーもありました。――WEB宣伝を請け負ったPR会社・ガイエによると、映画化決定と主要キャストが発表されたのが今年1月26日。以来、これまで計47本のプレスリリースが配信されたそうです。"絶対に外せない作品"だからこそ、宣伝テーマも明確に決められていたのではないでしょうか。女子中高生の生活圏内にきちんとリーチすることをテーマとしていました。そこで肝となるのが「ツイッター」。女子中高生の日常生活で感じたことや出来事などが集約される「ツイッター」に絡んでいくと、絶対に映画の盛り上がりに繋がると確信していました。さらに日本テレビさんの「テレビ」、原作を連載していた『別册マーガレット』(集英社)の「雑誌」、こうしたオンラインでの「ネットニュース」、それ以外の媒体での「タイアップ」。こうした包囲網で、"どこに行っても『ヒロイン失格』がある"状況を作っていったのです。――公式ツイッターのフォロワー数は約10万500人(ピーク時は約11万人)。962ツイートのうち、232点の画像が投稿されています(各12月27日時点の数字)。他作品の公式ツイッターと比較しても、ツイートやフォロワー数、画像数が多いことが分かります。この作品に興味がある方は、出演者のファンである可能性が高い。そこで、ツイッターでしか見ることのできない写真を中心に投稿することを心掛けました。何よりもありがたかったのは、桐谷美玲さん、山崎賢人さん、坂口健太郎さんがとても協力的だったこと。宣伝方針としてツイッターが重要であることは各事務所さんにお伝えしまして、皆さん快く受け入れてくださいました。――桐谷さんは女優だけでなく、モデル、キャスターなど幅広い分野で活躍されている方です。宣伝に適している方なのではと感じていましたが、その点いかがですか。そうですね、何よりもすごく頭の良い方です。こうした宣伝の方針も、取材日の合間に少し伝えただけでも「わかりました!」とすぐに理解してくださいます。本当に完璧なんですよ! 舞台あいさつでもこちらが言いたいことを全て言ってくださって、多くのスタッフが感動していました。桐谷さんが心の底からやりたかった作品だからこそ、本当に情熱を持って取り組んでくださったんだと思います。●撮影現場で光る桐谷の神対応――最近では公開の1カ月ほど前から主要キャストがバラエティ番組に出ることが主流となり、今では"番宣"という業界用語も番組内で当たり前のように使われるようになりましたね。お三方とも、テレビでよくお見かけしました。スケジュールを調整して多くの番組に出演していただきました。『ヒロイン失格』は1組の男女を主役にした通常のラブストーリーではなく、1人の女子と2人の男子が三角関係となる物語。作品的にはそろって出演していただくことがベストでしたが、みなさんお忙しい方々なので、一人で、もしくは2人ペアで出ていただいたりもしました。特に桐谷さんは出演数も多く、そこでも"座長"の務めを果たされていました。――桐谷さんは、以前からラジオやブログなどで原作ファンであることを公言していました。一方、原作者の幸田もも子さんは桐谷さんをイメージして"はとり"を描いていた上に、最終巻では桐谷さん主演での実写映画化を暗示するような描写入れていました。桐谷さんにとっては念願かなっての作品。インタビューでも並々ならぬ気合を感じました。最初の試写で涙を流されていたので、すごくプレッシャーを感じていらっしゃったんだと感じました。その姿に胸を打たれたのですが、『ヒロイン失格』を桐谷さんの代表作となるように宣伝をがんばらなければならないとあらためて思いました。――桐谷さんが宣伝に積極的だったと証明しているのがブログです。公開決定の日にはじまり、作品にまつわる投稿は30を超えています。そこについてはこちらからお願いはしていないので、桐谷さんご本人の意志でやっていただいたことでした。公開決定の日には意気込みのコメント、そのほかにもオフショットなど工夫をこらした内容で。9月21日にはプライベートで劇場に足を運んだことも書いてあります。隣の席の方に感想を聞かれたそうで、読んでビックリしました(笑)。――先ほども触れましたが、PR会社・ガイエを通じてマスコミ各社に配信されたプレスリリースが全部で47本(WEBパブリシティ担当者「これまで担当した作品で、自己最高本数でした」)。制服、坊主、壁ドン、ハグなどここでもツイッターと同様に写真を重視した内容が目立ちました。映画の世界観をもとにリリースする内容や素材を話し合って、公開に向けて週に1本から2本と徐々にペースを上げていきました。PR会社さんにはまさにニュースノック状態(笑)。どんな些細なことでも拾っていって、世の中に何かしらのニュースが出るよう仕掛けていきました。――漫画が実写化されると時には反発の声も聞こえてきますが、本作においては少なかったような気がします。そうですね。桐谷さんが原作ファンで、幸田先生も"桐谷美鈴"を登場させていたこともあり、ファンの方々の中ではすでに実写化される心の準備ができていたんだと思います。――反発の声を払拭するために、いつもどのようなご苦労があるのでしょうか。実写化にマイナスイメージを抱いていらっしゃる方でも、ビジュアルやキャストのラインナップを見てプラスイメージに転じて下さる方が多いので、決して苦労ばかりでもありません。『るろうに剣心』などもまさにそうで、われわれの工夫や努力をファンの方々は汲み取ってくださいます。『デスノート』の頃は今ほどツイッターは流行っていませんでしたが、反発の声は少なかったような気がします。だからこそ見せ方には注意が必要で、中でも最初に出す写真は特に重要です。その写真のイメージがかけ離れすぎていた場合、一気に批判の声が高まってしまいます。今回でいえば、制服姿の公開はキャストを発表してから約1カ月半後。3人そろって発表用に撮影した写真でした。女子中高生がターゲット層だからこそ、制服姿をいかに「かわいい」と思ってもらえるか。そこは重要でした。――では、紙媒体ではどのような動きがあったのでしょうか。桐谷さんは20誌以上の表紙を飾っています。朝5時半入りで、終日取材をこなしてからその日の夜に『NEWS ZERO』の収録がある日もありました。どんなに負担がかかる日でも、「宣伝のためなら何でもやる」という雰囲気で、愚痴一つ聞くことはありませんでした。撮影現場で、私が合間のインタビューを仕切っていた時、スタッフから打ち切るように言われて途中で泣く泣く切り上げたことがありました。桐谷さんはそんな時でも、「取材、足りてますか?」と心配してくださって。広島のキャンペーンは今でも良い思い出です。移動の飛行機内で学生の団体がいて、それに気づいた桐谷さんが映画の告知をしようとした時があって(笑)。大騒ぎになるので、スタッフは必死で止めました。そんな姿を目の当たりにすると、周囲のスタッフも自然と刺激を受けるようになります。本当にすばらしい宣伝マンでした。――「共に同じ方向を向いていること」は、ヒット要因の1つと言えそうですね。そうですね。背負っているものが違うと、番宣でもそれがなんとなく伝わるような気がします。ただ出るだけではなくて、そこで何を伝えるかも重要で。数秒しか告知できない時もありますので、何を言うかは番組ごとに話し合って決めていましたが、そこでもみなさん協力的でした。――ちなみに祝勝会などは?大規模ではなく、宣伝部だけなどの少数では行いました(笑)。われわれとしては、公開もして、ヒットもしてくれたのでこれ以上何も心配する必要がない状態なので、この仕事をしていていちばんうれしいときです。――今まで担当された作品で、ヒットしていちばんうれしかったのは?やっぱり、私の中では『ヒロイン失格』です。会社の目標、対外的目標、自分の目標。そのすべてを超えることができたからだと思います。でも、そういう金額的な部分だけでなく……何よりもこの作品にかかわっていて楽しかったんです。作品自体がすばらしいのはもちろんのこと、出演者の方々が協力的だったおかげで、「私たち宣伝部だけで宣伝しているんじゃない」という気持ちにしていただけました。1つの作品に向けて一体になることができた、宣伝スタートから公開までのそんな約9カ月でした。(C)2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会 (C)幸田もも子/集英社
2015年12月29日“ロック様”ことドウェイン・ジョンソンが主演を務める映画『カリフォルニア・ダウン』のブルーレイ&DVDが発売されたのを記念して、ジョンソンのインタビューとメイキングが収録された特別映像が公開になった。その他の画像/メイキング映像映画は、人口約4000万人の世界有数の大都市・カリフォルニアを大地震が襲う様を描く超スペクタクルアクションディザスタームービー。ジョンソンは救難ヘリコプターのパイロットで、娘の救助に向かう主人公を演じる。これまでジョンソンは、鍛え上げた自身の肉体を武器に敵をなぎ倒してきたが、本作ではパイロット役のため「あらゆる乗り物を動かした」という。ヘリコプターだけでなく、セスナ機、自動車、そしてボートなど次々に移動手段を変えて、壊滅した都市をつき進むジョンソンの姿は必見だ。中でもボートのシーンはスタッフのこだわりがつまっており、映像ではグリーンバックを背景にしたボートシーンのメイキングが登場。特殊効果監督のジム・リンらスタッフたちがインタビューに応じ、俳優の集中を切らすことなく、アッと驚く映像を得るために様々な工夫をしたことが紹介されている。『カリフォルニア・ダウン』ブルーレイ&DVD 発売中発売・販売元:ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント(C)2014 VILLAGE ROADHSOW FILMS (BVI) LIMITED. WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2015年12月28日