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日本でも大ヒットした『マッドマックス 怒りのデス・ロード』。監督のジョージ・ミラーが、構想20年を費やし、究極のマッドマックス映画といわれる今作を世に解き放つまでを追った、日本初公開のドキュメンタリー映像が無料配信されることになった。ワーナー・ブラザースの特設サイト「FILM MAKERS/名監督ドキュメンタリー<映画製作の舞台裏>」では、これまで数々の傑作を生み出し、アカデミー賞では多くの作品でノミネート・受賞し、ハリウッドに多大な影響を与え続けているレジェンド的存在であるクリント・イーストウッド、スタンリー・キューブリック、マーティン・スコセッシの3人の巨匠がどのように映画を製作してきたのか、本人のインタビューや貴重な撮影当時の映像や資料に加え、ハリウッドを代表する名監督や俳優、スタッフなどの証言も交えた貴重なドキュメンタリー映像を無料配信している。今回は、ジョージ・ミラー監督の20年間にも及ぶ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』製作の壮絶な戦いの舞台裏を明かすドキュメンタリー映像が配信。ミラー監督、トム・ハーディ、シャーリーズ・セロンほか出演者や製作陣の証言をもとに、今作製作の狂乱の旅を綴る、日本初公開となる貴重な映像作品となっている。さらに、『マッドマックス2』製作40周年を記念して、メル・ギブソン主演の伝説的アクションシリーズ<マッドマックス三部作>を初4K Ultra HD化、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を加えたマッドマックス アンソロジー コレクターズBOXを本日2月2日(水)より発売する。FILMMAKERS/名監督ドキュメンタリー<映画製作の舞台裏>ジョージ・ミラー「狂乱の日々:デス・ロードの戦い」は配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2022年02月02日『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の前日譚映画『Furiosa』(原題)の公開日が、1年延期されることがわかった。当初は2023年6月23日に公開予定だったが、2024年5月24日に変更されたという。ワーナー・ブラザースは延期の理由を明らかにしていない。『Furiosa』は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に登場したフュリオサ大隊長の若き頃を描く作品。『怒りのデス・ロード』ではシャーリーズ・セロンが演じたが、『Furiosa』では「クイーンズ・ギャンビット」のアニャ・テイラー=ジョイが役を引き継ぐ。『マイティ・ソー』シリーズのクリス・ヘムズワース、『アクアマン』のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世の出演も決まっている。監督・脚本はこれまでと同じくジョージ・ミラー。ジョージ・ミラー監督『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、ミラー監督がアイデアを思いついた1998年から様々な困難を乗り越え、2015年にやっと公開に漕ぎつけた。前作の『マッドマックス/サンダードーム』の公開から30年ぶりである。そのため、「1年程度の延期なんて、どうってことない」「待つ価値がある」と落ち着いた反応を見せる声がある一方で、「ここから3年先?」「残念」と悲しむ声も。ワーナー・ブラザースは同作の公開延期のほか、スティーヴン・キングの「呪われた町」を映画化した『Salem’s Lot』(原題)を2022年9月9日に公開すると発表した。(Hiromi Kaku)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2021年09月13日ディズニー史上最も悪名高き “ヴィラン”をエマ・ストーンが演じる『クルエラ』がついに公開。アイコニックな白黒ファッションでも有名な“クルエラ”の誕生秘話が描かれる本作から、観客も熱い視線を注ぐ豪華衣装の舞台裏をとらえた特別映像が解禁。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でアカデミー賞を受賞したコスチューム・デザイナーのジェニー・ビーヴァンが、衣装を手掛けている。スタイリッシュな衣装が目まぐるしく披露される本作では、思わず拍手を送りたくなるような煌びやかで美しいドレスや、ワクワクするようなシックな色味とスタッズを絶妙に組み合わせたパンクファッション、1つの衣装の中に様々な素材を使った遊び心満載の洋服など、ユニークで美しい衣装に心奪われる人が続出している。解禁となった特別映像はパーティーに突如現れ、燃え上がる炎の中、真っ赤なドレス姿を披露するクルエラのシーンから始まる。「衣装が役を作る」と語るのは、クルエラ役を演じるエマ・ストーン。少女エステラからヴィラン・クルエラへと変わりゆく物語が描かれる本作では、エステラがファッション・デザイナーを目指して、70年代ロンドンに足を踏み入れる。エマの言葉通り、衣装はクルエラには絶対に欠かせないもので、斬新な発想力と才気あふれる創造力を持つエステラは、デザインの才能を活かして、奇抜でユニークな衣装を作り、「私はクルエラ」と高らかに、大胆にも世の中に見せつけるようになる。ディズニー史上最も悪名高きヴィランでありながらも自分の欲望に突き進む姿が人々を虜にさせてしまうクルエラの独特なキャラクターは、奇抜で大胆な洋服からもその魅力が溢れ、衣装はクルエラの“一部”であり、絶対に切り離せないもの。エマも驚くファッショナブルな世界を作り上げたのは『眺めのいい部屋』『マッドマックス 怒りのデス・ロード』アカデミー賞を2度受賞した、コスチューム・デザイナーのジェニー・ビーヴァン。「クルエラだけで、衣装は47種類。実に大仕事だった」と語るほど身を捧げた本作の衣装。クルエラには欠かせない黒、白、グレー、赤色にこだわって制作された衣装は、ひと目見るだけで心ときめくようなデザインばかりで、エマが身に着けるとその姿はクルエラ・ド・ビルそのもの。「自分に酔ってた」とふり返るほど、衣装を着ることで身も心も完全に“クルエラ”に入り込むことができたのだ。さらに「ファッションは復讐の手段」と語るエマ。エステラはデザイナーを目指して奮闘する中で、ファッション業界における伝説的なカリスマ・デザイナーのバロネスと出会う。非情で厳格な彼女の下、エステラは頭角を現すが、やがてこの2人の関係が彼女の運命を大きく変えることとなり、バロネスとクルエラは“ファッション”を駆使して対抗することに。「衣装替えの度にお気に入りが更新される」とバロネスを演じるエマ・トンプソンも感動を隠せない様子で、奇抜で攻撃的な衣装が多いクルエラの一方で、エレガントで気品溢れるデザインが目立つバロネス。衣装の色や形にもそれぞれのキャラクターが反映されており、本作において登場人物と衣装は切っても切り離せない存在。最後に「本当に特別な衣装ばかり」とエマが語る、ファッションの数々にも注目だ。『クルエラ』は映画館&ディズニープラス プレミアアクセスにて公開中。※プレミアアクセスは追加支払いが必要(text:cinemacafe.net)■関連作品:クルエラ 2021年5月27日より劇場にて公開、2021年5月28日よりディズニープラスプレミア アクセスにて配信© 2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2021年05月31日A24が、2015年にツイッターに投稿されたゾラという女性の話を映画化した『Zola』(原題)の予告編を公開。主人公は、ウェイトレス兼ストリッパーのゾラ。レストランで働いていたところ、ある日客としてやってきたステファニーと「ダンスができる」という共通点があることで意気投合し、連絡先を交換する。すると翌日、ステファニーから「ストリップで大金を稼げる場所に行くから、一緒に行こう」と誘われ、あまりに急なことで困惑するも結局行くことに。これが48時間の悪夢の始まりだとは露知らず…。予告編では、ゾラが「このビッチ」と呼ぶステファニーのハチャメチャぶりが強調されている。ゾラ役は『マ・レイニーのブラックボトム』のテイラー・ペイジ、ステファニー役は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のライリー・キーオが演じている。監督は『Lemon』(原題)のジャニツァ・ブラボー。本作は2020年のサンダンス映画祭に出品され、世界で初めて上映された。「Variety」誌によると、観客から笑いが沸き起こり、拍手かっさいを浴びたという。アメリカでは6月30日に公開。ツイッターには「A24は絶対失敗しない」「待ちきれない」「予告編は素晴らしいし、ストーリーラインにも惹かれる。女の子たちに『賢くなるべし』っていう教訓になると思う」と期待するコメントが寄せられている。(Hiromi Kaku)
2021年04月01日2021年1月から3月にかけて、毎週火曜日朝に放送されたパペットアニメ「PUI PUI モルカー」が3月23日、遂に最終回を迎えた。2分半ほどの短い作品ながら、毎週意表を突く展開と、モルモットをベースにした可愛いデザインで多くの人の心をつかんでいる。フェルト素材をベースにした人形をひとコマずつ動かして撮影するストップモーション・アニメーションという手法を用いたこの作品、何が人々の心をつかんだのか、ひも解いていこう。学生時代から世界に絶賛された新鋭、見里朝希監督本作の監督を務めたのは、見里朝希監督。見里監督は東京藝術大学大学院でアニメーションを専攻、卒業制作作品として制作した短編アニメーション『マイリトルゴート』が国内外の映画祭で高く評価され、大きな注目を集めた逸材だ。童話「狼と7匹の子ヤギ」をモチーフに、フェルト素材の可愛いデザインの人形とハードな内容の強烈なギャップが印象的なダークメルヘンで、肉親の暴力や狂気的な歪んだ愛情など、人間の残酷さを抉り出すような作風は驚きを持って迎えられた。「PUI PUI モルカー」はそんな見里監督の初めての商業作品だ。フェルト素材の人形のデザインの秀逸さはもちろん、人間のふるまいをシニカルに描いている点は、『マイリトルゴート』にも通じるものがあり、初の商業作品でも作家性を存分に発揮している。大人も夢中になる、モルカーの魅力本作は、モルモットが車になり「モルカー」と呼ばれる世界が舞台。モルカーは人間を乗せて走るが、意思を持って自ら動くことも可能。クリっとした目とおちょぼ口が特徴的で、レタスが好きなどモルモットの習性と車の特徴を併せ持っている。物語は一話完結で、毎回色々なモルカーたちが騒動を巻き起こしたり、冒険を繰り広げたりする様をコミカルに描いている。本作の第一の魅力は、なんといってもモルカーのキュートなデザインだ。モルモットの特徴を見事に車と融合させており、ややとぼけた味わいの表情が癖になる。また、モルカーの「プイ、プイ」という独特の鳴き声は、本物のモルモットの声を用いている。人間が絡むシーンでブラックなユーモアを盛り込んでいるのも特徴で、日常生活において他者に迷惑をかける行動をとってはいけないという教訓的なエピソードも多い。ちなみに、生身の人間をコマ落しで撮影しているシーンがいくつかのエピソードで用いられるが、第1話で渋滞の原因を作っている青年を演じているのは見里監督本人だ。『AKIRA』から『BTTF』まで…映画ファンの心をくすぐるオマージュの数々また、本作には多数の名作映画のパロディネタが登場するのも人気を支えている要因だ。第2話の街中の背景には、「モルフォーマー」という、『トランスフォーマー』を思わせるポスターが登場し、5話では『AKIRA』のパロディポスターも出てくる。6話では、ホラー映画の定番、ゾンビを物語の軸に据え、さらに荒野を疾走するモルカーに『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を連想させる重装備をさせていた。シリーズ中盤のエピソードは映画ネタが満載で、7話では冒険に出たモルカーが『インディ・ジョーンズ』を想起させ、8話「モルミッション」では、サブタイトル通り、『ミッション:インポッシブル』のパロディ回でありつつ、B級サメ映画『メガ・シャークVSメカ・シャーク』に登場しそうな機械のサメまで登場。サメ映画の定番の構図である、飛び上がったサメが人物に食らいつこうとするのを真上から捉えたカットはマニアをも唸らせた。さらには、『ゴジラ』のオキシジェン・デストロイヤーによく似た兵器まで登場するし、モルカーで『AKIRA』の有名シーン、金田がバイクで急停止するシーンを再現している。このエピソードはパロディ満載で、それだけでも注目に値するが、爆発する煙の表現などが非常に巧みでストップモーションの技術的にも特筆すべきエピソードとなっている。10話では、『スーパーマン』のようなスーパーヒーローに憧れるモルカーが描かれ、11話では『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアンのようにタイムスリップする車に改造されたモルカーが登場する。惜しまれつつも最終回を迎えた「PUI PUI モルカー」だが、SNSには「ありがとう、モルカー」と、毎週朝に癒やしを提供してくれたことへの感謝や、「すでにモルカーロスがつらい」などのコメントにあふれている。グッズやDVDを買って楽しむと宣言する人も数多く、中には自作でモルカーを制作している者もおり、本作がいかに多くの人に愛されているかがよく分かる。(text:杉本穂高)
2021年03月24日エル・ファニング主演の海外ドラマ「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」でロシア皇帝ピョートルを演じるニコラス・ホルトが、コロナ禍で子どもとの時間が増えたと語り父親の顔を覗かせる、貴重な最新インタビューが到着した。本作は、エル演じるエカチェリーナが国外から嫁ぎ、ロシア帝国の黄金時代を築き上げると同時に、女性としてはロシア史上最長在位を記録する女帝となった生涯を、架空の物語も交えて描く。米Huluでの配信直後から大きな話題を呼び、シーズン2の更新も決定。2020年エミー賞では、コメディーシリーズ部門にて監督賞と脚本賞にノミネートされた。共演のエル同様、子役時代から注目され、『X-MEN』シリーズや『マッドマックス 怒りのデス・ロード』など大作出演も相次ぐ売れっ子スター、ニコラス・ホルト。『アバウト・ア・ボーイ』でブレイクした当時は12歳だったニコラスも現在31歳。パートナーで、モデルのブライアーナ・ホリーとの間に2年半前、男児を授かっており、名前は公表していないが2歳児の父でもある。ニコラス自身の父親はパイロットで、1年中空を飛び回り、家を空けることが多かったという。その分、母の愛情をたっぷり注がれ、ニコラスは2人の姉妹と共に成長した。不在がちではあったが、父を尊敬する気持ちは人一倍。大人の男になって、父と同じようになりたいと願う心の底には、売れっ子ゆえ家を空けがちな自身の呵責があるのかもしれない。そんな自責の気持ちが昨年は一変した。新型コロナウイルスのパンデミックにより、ロックダウン下で“ステイホーム”せざるを得なくなった。ニコラスが関わっていた作品でも撮影がストップした。「aceshowbiz.com」のインタビューによれば、ニコラスは新しい家族ができてから初めて長い時間を一緒に過ごすことができたようで、「長い休みを取ったことがなかったんだ。おかげで、僕は息子と一緒に素晴らしい毎日を過ごせた。こんな時間が必要だったと分かったよ」と明かすニコラスは、これまでは仕事をしない時間を不安に感じていたのかもしれない。「今回のようなことは珍しいよね。全てがストップして仕事ができなかったのだから。皆が何かに責任を感じたり戸惑ったりすることなく、家族との時間に専念できたんだ。僕にとってはプラスなことが多かったよ。こんな事態じゃなかったらと思ったのは当然だけどね」。このステイホーム期間で息子との絆が深まったことを実感しているようだが、再び撮影が始まれば家を空けることが多くなるだろう。だが、「息子よ、父を尊敬しているか?」この問いかけを止めることはない。コロナ禍で、ニコラスにとって人生の目標がひとつ定まったかもしれない。「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」は2月15日(月)22時~スーパー!ドラマTVにて独占日本初放送。【2か国語版】毎週月曜日22時ほか【字幕版】毎週月曜日24時ほか(text:cinemacafe.net)
2021年01月22日「なんばパークスシネマ映画祭≪ライブ音響上映≫」が、2021年1月21日(木)から2月4日(木)まで、大阪のなんばパークスシネマにて開催される。臨場感あふれる“音”で映画をライブ音響上映「なんばパークスシネマ映画祭≪ライブ音響上映≫」は、「映画やライブ映像を“音”で楽しむ」というコンセプトのもと、ライブ・コンサート向けの大規模かつ高品質な音響機器を駆使して、臨場感あふれる“音”とともに映画を上映するイベント。ライブ感覚で迫力溢れる映画体験を楽しめる。「美少女戦士セーラームーン」など全23作品を上映今回は、なんばパークスシネマで1月11日(月・祝)まで上映されていた11作品に加えてラインナップを増やし、全23作品を一挙に上映。『美少女戦士セーラームーンCrystal』の第4期「デッド・ムーン編」を描くアニメーション映画『劇場版 美少女戦士セーラームーンEternal 前編』や『パプリカ』、ミュージカル映画『ヘアスプレー』、『キングスマン』、『セッション』など、高品質な音とともに見たい映画が勢揃いする。また、『ボヘミアン・ラプソディ』や『グレイテスト・ショーマン』、『ジョーカー』、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』といった人気作品もラインナップ。大迫力の“音”環境の中で、新たな感動を味わえそうだ。【詳細】なんばパークスシネマ映画祭≪ライブ音響上映≫開催期間:2021年1月21日(木)~2月4日(木) ※15日間限定開催会場:なんばパークスシネマ住所:大阪府大阪市浪速区難波中2-10-70 なんばパークス 8FTEL:050-6864-7125/24 時間上映案内&FAX 案内サービス料金:2,300円(税込)※一部作品は価格が異なる。中島みゆき LIVE「歌旅劇場版」、中島みゆき「縁会 2012~3 劇場版」、中島みゆき Concert「一会(いちえ)」2015~2016 劇場版、中島みゆき 夜会 VOL.20「リトル・トーキョー」-劇場版-は2,600円(税込)。■チケット発売・なんばパークスシネマ ウェブ販売 各上映日当日0:00~・なんばパークスシネマ劇場窓口販売 各上映日劇場 オープン時~※但し各回、残席がある場合に限る。■上映作品〈全23作品〉ボヘミアン・ラプソディ、グレイテスト・ショーマン、ジョーカー※R15、マッドマックス 怒りのデス・ロード※R15、アリー/ スター誕生※PG12、バーレスク、1917 命をかけた伝令、プロメア、泣きたい私は猫をかぶる、劇場版 美少女戦士セーラームーン Eternal 前編、ヘアスプレー、セッション、ベイビー・ドライバー、キングスマン※R15、スウィング・キッズ※PG12、パプリカ、バーフバリ 伝説誕生<完全版>※R15、バーフバリ 王の凱旋<完全版>、バジュランギおじさんと、小さな迷子、中島みゆき LIVE「歌旅劇場版」、中島みゆき「縁会 2012~3 劇場版」、中島みゆき Concert「一会(いちえ)」2015~2016 劇場版、中島みゆき 夜会 VOL.20「リトル・トーキョー」-劇場版-
2021年01月21日『マッドマックス』『リーサル・ウェポン』『ハクソー・リッジ』のメル・ギブソンが主演する映画『リーサル・ストーム』より、日本版予告編とポスタービジュアルが到着した。メルが演じているのは、マンションに押し入ってくる強盗団と熾烈な戦いを繰り広げる元警察署長。激しいアクションも見どころだ。また、『イントゥ・ザ・ワイルド』『ミルク』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』などに出演する個性派俳優のエミール・ハーシュが、心に傷を負った地元の警官を、『アリスのままで』のケイト・ボスワースや、『エクスペンダブルズ』のデヴィッド・ザヤスらも出演している。本作では、アメリカで使用されるハリケーンの強さを表すレベルの中で最も強大な“カテゴリー5”のハリケーンが描かれる。記録的な大災害の最中、マンションに隠された大金を狙う凶悪な強盗団も登場し、災害も犯罪も桁違いのスケールで迫る。到着した予告編では、巨大ハリケーンが接近するというニュースが流れる中、「ただのそよ風だ」と避難に応じないメル演じるレイ。一方で、凶悪な強盗団が迫り、「好き勝手にはさせない」とレイらが反撃していく、アクション満載の映像が続く。またビジュアルは、ハリケーンが猛威を振るう様子が写し出されている。『リーサル・ストーム』は2月26日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:リーサル・ストーム 2021年2月26日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2020 by Force of Nature Film, LLC, and FON Film Production, LLC
2021年01月15日『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のスピンオフ、『Furiosa』の北米公開日が2023年6月23日に決定した。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でシャーリーズ・セロンが演じたフュリオサのオリジンストーリーで、主演はアニヤ・テイラー=ジョイ。ほかにクリス・ヘムズワース、ヤーヤ・アブドゥル=マーティン2世の出演が決まっている。監督、脚本はジョージ・ミラー。撮影はオーストラリアで行われる。テイラー=ジョイの最近作は、Netflixの『クイーンズ・ギャンビッド』。このミニシリーズはアメリカで配信アクセスのトップ10に入るヒットとなっている。文=猿渡由紀
2020年12月25日ワーナー・ブラザースが2023年の公開予定作3本の全米公開日を発表した。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でシャーリーズ・セロンが演じたフュリオサをテーマに描く『Furiosa』(原題)は2023年6月23日。アニャ・テイラー=ジョイがシャーリーズから役を引き継ぎ、若きフュリオサを演じる。『マッドマックス』シリーズ全作のメガホンを取ってきたジョージ・ミラーが引き続き監督を務める。(兼製作・脚本)実写とアニメのハイブリッド映画『Coyote vs. Acme』(原題)は2023年7月21日。ワーナーのアニメーションシリーズ「ルーニー・テューンズ」の人気キャラ「ワイリー・コヨーテ」と「ロード・ランナー」の長年に及ぶライバル関係が、物語の中心になるという。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェームズ・ガン監督が脚本を共同執筆、製作に携わる。『The Color Purple』(原題)は、2023年12月20日。1985年にスティーヴン・スピルバーグが映画化&ミュージカルがトニー賞を受賞したアリス・ウォーカーの同名小説を、ブリッツ・バザウールが再び映画化する。スピルバーグとオプラ・ウィンフリーが製作陣に名を連ねる。ワーナーは『マトリックス』第4弾など2021年に公開する全作品を、劇場公開と同時に自社の動画配信サービス「HBO Max」で配信すると発表し、映画関係者らから批判を浴びたばかり。「あくまでも2021年、1年間限定」と主張していることから、2023年公開の上記3本は、従来通りにまずは劇場のみで公開されるとみられる。(Hiromi Kaku)
2020年12月25日2019年7月に75歳でこの世を去った『ブレードランナー』で知られる名優ルトガー・ハウアーが、謎の殺人ヒッチハイカーを怪演し話題となった映画『ヒッチャー』。そのニューリマスター版が日本で世界初上映決定、本日誕生日を迎える主演のC・トーマス・ハウエルが貴重な撮影秘話を明かす特別映像が到着した。本作は、殺人ヒッチハイカーを乗せたばかりに、その後逃げても逃げてもひたすら狙われ続ける青年の恐怖と絶望を描き、アメリカ全土にトラウマを植え付けた1986年のサイコ・スリラー。シンプルなストーリーながら、全編に異様な緊張感を持続させることに成功、と同時にド派手なアクションの連続で、観る者に恐怖と興奮を与える傑作として、いまもなお多くの映画ファンに愛されている。この度解禁となるのは、『ヒッチャー』旧DVD特典より抜粋したインタビュー映像。フランシス・フォード・コッポラ監督『アウトサイダー』(1983)の主演で人気を集め、その後も80年代青春映画に出演し、若手俳優集団「ブラット・パック」の一員となったC・トーマス・ハウエルが、本作冒頭シーンの撮影秘話を明かしている。当時、憧れのハウアーとの共演が決まって大興奮し、彼から多くの影響を受けたというハウエルは「ただ感じた“この映画をやらねば”」と映像の冒頭で真剣に語る。本作のロバート・ハーモン監督に「無限の可能性を秘めている」と演技を評価されるハウアーは、自身が演じたジョン・ライダーについて「できる限り独創的にしたかった」と話しており、そんなハウアーが冒頭シーンで見せたアドリブの演技をハウエルが興奮気味にふり返る。それは車に乗せたヒッチハイカーが危険な人物だとジムが気づくシーンで、殺人鬼ジョンがジムの目元に突きつけたナイフで涙をすくう演出は、台本にはなくハウアーの即興だったとか。観る者のみならず共演者のハウエルも当時心を奪われたアドリブ演技には注目。メガホンをとったのは本作で監督デビューしたロバート・ハーモン。殺人鬼の動機や人物背景などをほぼ排除し、彼らの置かれた状況だけを綿密に描くことで登場人物の本質をにじませていく演出が光っており、J・J・エイブラムス監督は『10 クローバーフィールド・レーン』製作時に本作の影響を受けていることを明かしている。撮影は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のジョン・シールが担当、盛大に横転する車や燃え上がるヘリコプターなど、サービス精神旺盛な場面が多い上、霧の中に佇む怪しげなヒッチハイカーや人影もなくどこか不安を煽る広大なハイウェイなど、ハッとするほど美しい場面もあり、どのシーンも見どころだ。『ヒッチャー ニューマスター版』は2021年1月8日(金)よりシネマート新宿ほか全国順次公開(text:cinemacafe.net)
2020年12月07日映画『マッドマックス』シリーズで悪役を演じ存在感を放った、俳優のヒュー・キース・バーンさんが2020年12月2日に逝去したことが分かりました。73歳でした。ヒューさんは、世界的大ヒットを記録した2015年公開の映画『マッドマックス怒りのデス・ロード』で、悪役『イモータン・ジョー』を好演。強烈な見た目と、冷酷非情な中でもカリスマ性を感じるイモータンは、世界中で人気のキャラクターとなりました。映画界から悲しみの声相次ぐ1975年公開の映画『スカイ・ハイ』で共演した、監督の『ブライアン・トレンチャード・スミス』さんはヒューさんの訃報を受け、懐かしの写真とともにこのようにコメントしました。I am sad to report that our friend Hugh Keays-Byrne passed away in hospital yesterday. A former Royal Shakespeare...Brian Trenchard-Smithさんの投稿 2020年12月2日水曜日I am sad to report that our friend Hugh Keays-Byrne passed away in hospital yesterday. A former Royal Shakespeare...Brian Trenchard-Smithさんの投稿 2020年12月2日水曜日彼は46年間、立派な俳優であり続け、私と妻のよき友人でもありました。(中略)ヒューは寛大な心を持ち、助けが必要な人に手を差し伸べたり、ホームレスの若者たちに居場所を与えたりするような人でした。彼は世間で話題になるずっと前から、社会正義や環境問題について気にかけていました。「人類はひとつ」という考えのもとに生きた人生でした。彼が見せてくれた手本やその友情を、僕たちは恋しく思うことでしょう。Brian Trenchard-Smithーより引用(和訳)長年付き合いのあったトレンチャード・スミスさんは、ヒューさんの社会活動に精力的に取り組む姿をたたえ、彼を悼みました。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で共演した、女優の『シャーリーズ・セロン』さんも悲しみの胸中を明かしています。RIP Hugh Keays-Byrne It’s amazing you were able to play an evil warlord so well cause you were such a kind, beautiful soul. You will be deeply missed my friend. pic.twitter.com/kXDhNs5jEU — Charlize Theron (@CharlizeAfrica) December 2, 2020 ヒュー・キース・バーン、どうか安らかにお眠りください。親切で、美しい魂を持つあなたが邪悪な支配者を演じられたことが不思議でなりませんでした。友人よ、あなたがいなくなることがさびしくて仕方がありません。@CharlizeAfricaーより引用(和訳)作品で非道な悪役を演じつつも、普段は優しく気さくだったというヒューさんに魅了されたのはシャーリーズさんだけではありません。日本でも、ヒューさんを悼む声が続出しています。・悲しすぎる。作品も何度観たか分かりません。2019年に来日した時は、本当に嬉しかったです…。・まさに唯一無二の存在でした。もう見ることができないなんて信じられないです。・本当に残念でなりません。悪役のイモータン・ジョーはこの人以外には絶対にできない。それくらいのハマり役でした。これまで多くの人の心を動かし、感動を与えてきたヒューさん。俳優として、そして人としても世界中を魅了し続けたヒューさんの魂は、イモータン・ジョーのセリフにあるように「永遠に光り輝く」ことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年12月04日2019年カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニングで上映されたギャスパー・ノエ監督最新作『ルクス・エテルナ 永遠の光』。シネマート新宿/心斎橋にて開催中の「のむコレ2020」で大盛況となっている本作が急きょ全国順次公開決定。さらに冒頭映像とシャルロット・ゲンズブール&ベアトリス・ダルからのコメントも解禁となった。「のむコレ2020」にて上映され、全21作品の中で最多動員を争う大盛況に。また、賛否両論が入り乱れるギャスパー・ノエ作品にも関わらず、SNS上では異例の絶賛を受けている本作。主演を務めるのは『ニンフォマニアック』のシャルロット・ゲンズブール、『ベティ・ブルー』のベアトリス・ダル。さらに『マッドマックス 怒りのデス・ロード』より女優業にも進出するモデルのアビー・リー・カーショウや、ミカ・アルガナラズ、ルカ・アイザック、ポール・ハメリンといったトップモデルらも出演している。この度解禁となった冒頭映像は、“主演”シャルロットと“監督”ベアトリスによる映画の撮影現場という設定の中、リハーサルまでの時間、主題である魔女狩りについて、また、これまでの撮影にまつわる裏話について赤裸々に話す約12分間にも及ぶアドリブシーンの一部。シャルロットは「誰かを演じようとはしていませんでした。邪魔されたくない女優を大げさに演じることは楽しかったですが、事実に基づいて演じることは面白かったです。二つのカメラを前に何でも好きなことを言えるのはエキサイティングで、ギャスパーも楽しんでいました」とコメント。ベアトリスは「ほとんど作り話はありません!」と断言、「アドリブでは個人的な話をするようにしました。シャルロットとの間に親密さを生むためです。あたかも女優と監督間で本当に行なわれるように、ゆっくりと互いを探っていきました」と語り、フランスを代表する2人の女優魂が炸裂したシーンとなっている。『ルクス・エテルナ 永遠の光』はシネマート新宿、シネマート心斎橋「のむコレ2020」にて公開中、2021年1月8日(金)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ルクス・エテルナ 永遠の光 2020年11月20日よりシネマート新宿、シネマート心斎橋「のむコレ2020」にて公開©2020 SAINT LAURENT-VIXENS-LES CINEMAS DE LA ZONE
2020年12月03日『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でイモータン・ジョー役を演じたヒュー・キース・バーンが亡くなった。73歳だった。ヒューの代理人が「火曜日の朝、ヒューは安らかな死を迎えました」とコメントした。ヒューは20歳から俳優業を始め、『スカイ・ハイ』『チェーン・リアクション』『スリーピング ビューティー/禁断の悦び』などに出演した。1979年に『マッドマックス』で悪役トーカッターを演じ、それから30年以上経った2015年、ジョージ・ミラー監督からラブコールを受け、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に違う役での再出演が決まった。主にオーストラリアで活動していたヒューは、巨額の製作費を投資したハリウッド映画の撮影現場に慣れるまで数日かかったという。「これまで経験したことのないようなテクノロジーの領域に足を踏み入れて、ちょっと怖かった」と公開時に「Business Insider」に語っている。同作に主演したシャーリーズ・セロンは「ヒュー・キース・バーン。安らかに眠ってください。あなたはやさしく、美しい心を持った人でありながら、悪の支配者を素晴らしく演じてくれました。本当に寂しくなります」とツイッターで追悼した。(Hiromi Kaku)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2020年12月03日『ゲット・アウト』『アス』のジョーダン・ピールとJ・J・エイブラムスが製作総指揮の最新HBOドラマ「ラヴクラフトカントリー恐怖の旅路」。話題沸騰中の本作に抜擢された注目のキャスト陣から貴重なインタビューと、女性クリエイターのミシャ・グリーンらをとらえたメイキング画像がいち早くシネマカフェに到着した。本作は幻想小説・怪奇小説の先駆者のひとり、H・P・ラヴクラフトが生み出した世界観をもとに、人種差別について改めて考えさせるメッセージを新しい形で伝えているSFファンタジーホラー。主人公アティカスを演じるのは、気鋭スタジオ「A24」の新作『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』やスパイク・リー監督のNetflix映画『ザ・ファイブ・ブラッズ』での演技が光り、マーベル映画『アントマン』の続編にも出演が報道され話題になったジョナサン・メジャース。本作への出演が決まったのは『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』の撮影中のこと。「共演者と一緒にいたのですが、二人で映画を観に行こうとしていたところで電話をもらい、感激して床に崩れ落ちて泣きました。とっても嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいでした」とふり返る。「人種差別に対して私自身経験して抱いている怒りや苦しみがあるから、細かく演技指導してもらう必要はなかったし、そういう感情を表現できるなんて」と語り、「『主役をやってくれ』と言われた時は私の人生が大きく変わった瞬間だと感じました」とオーディション合格時の秘話を明かしてくれた。そしてアティカスの幼なじみレティ役を演じたジャーニー・スモレットも、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey』で圧倒的な存在感を見せたハリウッドの注目株。「大勢の黒人が新たな暮らしを求めて南部からシカゴやフィラデルフィア、ニューヨークなど北部の大都市に移住したことは知っていましたが、もっと詳細、例えば(第1話に登場する)サンダウンという街のことは知りませんでした。一部の町では黒人はリンチされる恐れがあるとかは聞いたことがありましたが、日没後に外に出ている黒人は警察や保安官に殺されるなんていう場所が本当にあったなんて知りませんでした」と明かすジャーニー。「体制的に、構造的に、アメリカに刻み込まれている」人種差別を改めてリサーチしたことにより、「いかにアメリカのシステムが抑圧的だったか、なぜ2020年にもなって未だにこの状況なのか、さらに理解が深まりました。警察も、憲法修正第一項も、問題ばかりです。一日中この話は続けられますが…」と語る。本作へ出演したことで新たな発見はあったか、という質問に対しては「自分自身に設定していたリミットが幻想だったということが分かりました。自分が成長するのが分かったのはとてもエキサイティングな経験でした」と本作を通して得た手ごたえを熱く伝えた。さらに、今作のヴィランで白人至上主義の謎の美女クリスティーナを演じたのは、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などで知られ、モデルとしても世界的に活躍しているアビー・リーだ。彼女は、今作のようにSFの中に現実的な社会問題を描くことの意味は何か、という質問に対して「テレビや映画を見る時、人は現実逃避したくて見るんだと思います。現実から離れてエンターテイメントを楽しむために。だから、そのように人々がリラックスして見ている空間でメッセージを伝えるこの作品は、社会的なメッセージも届けつつ、Sci-Fiというジャンルでクリエイティブな面でも楽しませるという意味で、スペシャルだと思います」と語った。さらに主人公アティカスの旅に同行し、良き理解者であるジョージ伯父さんを演じたのは、大ベテランのコートニー・B・ヴァンス。人種差別という厳しいテーマを持つ本作の撮影中のキャスト陣たちの関係性を問われると、「チーム全員で親密感を出せるようにするためのカウンセリングのようなクラスに参加したりもしました。HBOの作品に出るということで、倫理的に正しい行動とは何かを学ぶ機会もありました」と語る。「それがパンデミックの期間にあり、その後再び撮影を開始してからも更に共演者やクルーとどう接するかをより深く学ぶ機会があったので、そういった徹底したサポートもあって私たちはお互いとどう付き合うか正しく学び、実行できたと思います」と応じ、コロナ禍での逆境を例にとり、根深いメッセージを持つ本作の撮影中は全員一丸となって撮影に挑んだことを明かしている。ストーリー舞台は1950年代アメリカ。行方知れずになっている父(マイケル・ケネス・ウィリアムズ)を探すため、故郷シカゴに戻ってきた主人公アティカス(ジョナサン・メジャース)。友人のレティーシャ(ジャーニー・スモレット)と伯父ジョージ(コートニー・B・ヴァンス)と共に、ジム・クロウ法が制定されている南部へと旅に出るが、黒人に対する人種差別が公然と行われている現実の中で、怪奇小説家ラヴクラフトの本から飛び出したかのような非現実的なモンスターにも直面する…。(text:cinemacafe.net)
2020年11月17日エル・ファニングと『女王陛下のお気に入り』のスタッフが贈る海外ドラマ「THE GREAT」(原題)が、「スーパー!ドラマTV」にて2021年独占日本初放送されることが決定した。ロシア帝国を築き上げ、ロシア文化発展にも貢献したエカチェリーナ(エル・ファニング)。本作は国外から嫁ぎ、ロシア史上最長在位を記録する女帝となったエカチェリーナの生涯を描く歴史ヒューマンドラマ。皇帝ピョートル大帝(ニコラス・ホルト)との政略結婚など歴史的史実をベースに、エカチェリーナの出生にまつわる架空の物語などを盛り込み、史実とフィクションを絶妙にマッチングさせたストーリーが展開。愛に生きる女性、教師、統治者、友人、ファイターなど、一生を通して様々な顔を見せてきた女帝エカチェリーナを、時に史実を交えながら現代風に再現していく。アカデミー賞10ノミネート、ゴールデン・グローブ賞5ノミネートを果たした映画『女王陛下のお気に入り』のトニー・マクナマラが企画・脚本・製作総指揮。2020年5月、米Huluでの配信直後から大きな話題を呼び、7月にはシーズン2の更新が決定、2020年エミー賞ではコメディシリーズ部門にて監督賞と脚本賞にノミネートされた。宮廷の陰謀、さらに夫ピョートルの愚行に悩まされながらも、自分の信じた道を突き進む若きエカチェリーナ2世を、映画『マレフィセント』シリーズでオーロラ姫を演じたエル・ファニングが熱演。製作総指揮にも名を連ねる。夫でロシア皇帝ピョートルを、『女王陛下のお気に入り』に参加し、『X-MEN』シリーズや『マッドマックス 怒りのデス・ロード』などで活躍するニコラス・ホルトが演じる。共演には、『イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり』のフィービー・フォックス、「ブレイキング・バッド」のアダム・ゴドリー、『ボヘミアン・ラプソディ』のグウィリム・リーなどが脇をしっかりと固める。ストーリー理想を夢見るエカチェリーナは、気まぐれな皇帝ピョートルとお見合い結婚するためロシアへやってくる。愛に溢れた輝かしい生活を思い描いていたエカチェリーナだったが、一歩足を踏み入れるとそこは危険で堕落に満ちた保守的な世界。やがて、そんな世界を変えようと決心する彼女。そのために彼女が唯一しなければならないのは、夫を殺し、教会を打ちのめし、軍隊を黙らせ、宮廷を味方につけることだった――。「THEGREAT」(原題)は海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV」にて2021年独占日本初放送。(text:cinemacafe.net)
2020年11月06日『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の前日譚映画『Furiosa』(原題)のキャストが決定したようだ。今作では『マッドマックス 怒りのデス・ロード』でシャーリーズ・セロンが演じたフュリオサ大隊長の若い頃に焦点を当て、その若きフュリオサ役をアニャ・テイラー=ジョイが演じるという。引き続き監督を務めるジョージ・ミラーは、5月に「ニューヨーク・タイムズ」紙に、シャーリーズからフュリオサ役を引き継ぐ20代の女優を探していると語っていた。容姿を若返らせる技術を駆使し、当時44歳だったシャーリーズに若い頃のフュリオサを演じてもらおうとも考えたようだが、結局24歳のアニャが演じることに。キャストはアニャのほかにも『アベンジャーズ』『マイティ・ソー』シリーズのクリス・ヘムズワース、『アクアマン』でブラックマンタを演じたヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世の出演も決まった。脚本はミラー監督とともに『怒りのデス・ロード』を手掛けたニコ・ラサリウスが再びタッグを組み、執筆にあたる。2015年に公開された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は、第88回アカデミー賞で10部門にノミネートされ、録音賞など最多6部門を受賞。『Furiosa』では早くも監督賞や作品賞への受賞を期待する声が上がっている。(Hiromi Kaku)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2020年10月14日2019年のカンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニングにて上映され、賛否両論を巻き起こしたギャスパー・ノエ監督最新作『LUX AETERNA』(原題)が『ルクス・エテルナ 永遠の光』として「のむコレ2020」にて公開決定。ポスタービジュアルと共に混沌と狂気の2本の予告編が解禁された。アートと深い関わりを持ち続けるファッションブランド「サンローラン(SAINT LAURENT)」のクリエイティブディレクター、アンソニー・ヴァカレロが「様々な個性の複雑性を強調しながら、サンローランを想起させるアーティストの視点を通して現代社会を描く」というコンセプトでスタートさせたアートプロジェクト「SELF」。本作はそのプロジェクト作品として製作され、2018年カンヌ国際映画祭監督週間にて芸術映画賞を受賞した『CLIMAX クライマックス』に続き、2019年同映画祭ミッドナイトスクリーニングにて上映。絶賛・酷評の賛否両論を巻き起こし、異才ギャスパー・ノエはあらためて唯一無二の個性を見せつけた。主演を務めるのは『ニンフォマニアック』のシャルロット・ゲンズブール、『ベティ・ブルー』で知られるベアトリス・ダル。さらに『マッドマックス 怒りのデス・ロード』より女優業にも進出するモデルのアビー・リー・カーショウや、ミカ・アルガナラズ、ルカ・アイザック、ポール・ハメリンといったトップモデルらも出演。今回解禁となったポスタービジュアルでは、「ようこそ、混沌と狂気の撮影現場へ」というキャッチコピーと共に、柱に縛り付けられたシャルロットと顔を隠したベアトリスが、七色の炎に包まれるアート感溢れるデザイン。また、予告編は2パターンあり、狂気編では分割された画面の中で、火あぶりに関する会話から始まり、赤・緑・青の痛いほどビビッドな色彩と共に、2人が叫び狂う姿が…。(※注)本映像は光の点滅が続くなど、光に対して敏感な方の場合、光感受性反応による諸症状を引き起こす可能性のあるシーンが含まれております。ご鑑賞頂く際には予めご注意下さい。一方、混沌編では同じような構成ながらも、ヴェルディのレクイエム「怒りの日」の有名な音楽と共に、カール・Th・ドライヤーの映画『怒りの日』(1943)の火刑の映像が引用され、カオス感渦巻くトレーラーとなっている。『ルクス・エテルナ 永遠の光』は11月20日(金)より「のむコレ2020」にてシネマート新宿、シネマート心斎橋で公開。(text:cinemacafe.net)
2020年09月29日「なんばパークスシネマ爆音映画祭」が、2020年8月25日(火)から9月6日(日)まで大阪・なんばパークスシネマにて開催される。「なんばパークスシネマ爆音映画祭」好評につき期間延長「なんばパークスシネマ爆音映画祭」では、映画館にライブ・コンサート向けの大規模かつ高品質な音響機器をセッティング。映画作品の持つ“音”の世界や可能性を探求し、高品質な“音”を大音量で表現する。8月6日(木)から13日(木)までの期間開催されたが、好調につき開催期間を延長。好評を博した8作品に加え、新たに10作品を追加した全18作品のラインナップを爆音上映する。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』など初登場作品注目の初登場作品は、クエンティン・タランティーノ監督の9作目であり、レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの初共演が話題となった『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』。よりダイナミック、あるいは緊張感のある音響とともに2大スターの競演を楽しめる。さらに、次世代を担う東西ジャニーズJr.が集結した、ジャニーズ喜多川 製作総指揮『映画 少年たち』も登場。2019年に丸の内で「実演アンコール上映」を行った時の実演映像付で上映される。数々の話題作を発信している映画製作会社「A24」が手掛ける、アリ・アスター監督のホラー作品『ヘレディタリー/継承』も初登場。『ミッドサマー』のディレクターズカット版と2本立て続けに楽しむことができる。また、『WAVES/ウェイブス』『カセットテープ・ダイアリーズ』『サーホー』といった作品が爆音映画祭に初登場する。さらに、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や、『バーレスク』といった作品や『プロメア』『ガールズ&パンツァー 劇場版』といったアニメもラインナップ。臨場感あふれる“音”とともに新たな感動を味わえそうだ。【詳細】なんばパークスシネマ爆音映画祭延長期間:2020年8月25日(火)~9月6日(日)〈13日間〉会場:なんばパークスシネマ住所:大阪府大阪市浪速区難波中 2-10-70 なんばパークス 8FTEL:050-6864-7125(24時間上映案内&FAX 案内サービス)料金:一律 2,000円(税込)チケット発売:・ウェブ販売 2020年8月21日(金) 22:00~・窓口販売 2020年8月23日(日) 劇場オープン時~■上映作品<全18作品> ※[初]:爆音映画祭初上映ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド[初]、WAVES/ウェイブス[初]、映画 少年たち[初]、ミッドサマー ディレクターズカット版、ヘレディタリー/継承[初]、カセットテープ・ダイアリーズ[初]、スウィング・キッズ、バーレスク、マッドマックス 怒りのデス・ロード、マトリックス、T-34 レジェンド・オブ・ウォー 最強ディレクターズ・カット版、バーフバリ 伝説誕生<完全版>、バーフバリ 王の凱旋<完全版>、サーホー[初]、バジュランギおじさんと、小さな迷子、ガールズ&パンツァー 劇場版、プロメア、うたの☆プリンスさまっ♪ マジ LOVE キングダム
2020年08月28日第二次世界大戦後、イギリスとドイツを結ぶ平和の架け橋となった実在のフットボール選手を描く映画『THE KEEPER』(英題)が『キーパー ある兵士の奇跡』として全国公開。本作で波乱万丈な人生を歩む主人公バート・トラウトマンの妻、マーガレット役を好演したフレイア・メーバーの新たな場面写真が到着した。本作は、第二次世界大戦で捕虜となったナチス兵士のバート・トラウトマンが、終戦後にイギリスとドイツを結ぶ架け橋となり、やがて名門「マンチェスター・シティFC」のゴールキーパーになり、国民的ヒーローとして敬愛されたという実話から生まれた物語。トラウトマンを『愛を読むひと』でケイト・ウィンスレットと共演し、注目を浴びたデヴィッド・クロスが演じている。波乱万丈なトラウトマンの人生を支える妻を演じているのが、スコットランドのグラスゴー出身の女優フレイア・メーバー。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のニコラス・ホルト、『LION/ライオン ~25年目のただいま~』のデヴ・パテル、『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』「ゲーム・オブ・スローンズ」のハンナ・マリー、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』『メイズ・ランナー』のカヤ・スコデラリオら、出演したキャストたちが大躍進をとげたイギリスのTVドラマ「Skins -スキンズ」のミニ役で女優デビュー。その後、『サンシャイン/歌声が響く街』(13)のみずみずしい演技で注目を浴び、『モダンライフ・イズ・ラビッシュ ~ロンドンの泣き虫ギタリスト~』(17)では主人公の恋人役を演じ、両作品とも英国アカデミー賞スコットランドにノミネート、存在感のある演技派女優として知られている。ほかにも主演を務めた『アナザー』(15)や、『ベロニカとの記憶』(17)、『やっぱり契約破棄していいですか!?』(18)、ギャスパー・ウリエルと共演したNetflixオリジナルシリーズ「トワイス・アポン・ア・タイム」(19)など着実にキャリアを重ね、今後の活躍も目が離せない。本日8月13日(木)はそんなフレイアの27歳の誕生日にちなみ、新場面写真2点が解禁。レトロなドレスに身を包み、トラウトマンと抱き合いながらダンスしているカット、ボールを持ち、凛とした佇まいが印象的なシーンが収められている。ポジティブなエネルギーを放ち、気品溢れる、彼女が演じるマーガレットの姿にも注目してほしい。『キーパー ある兵士の奇跡』は10月23日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年08月13日第88回アカデミー賞で10部門にノミネートし、最多の6部門を受賞した映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が、フジテレビの土曜プレミアムにて地上波初放送されることが決定。さらに、シリーズ映画全作と放送記念特番も放送される。本作は、『マッドマックス』シリーズの最新作。石油も水も尽きかけた“MAD(狂気)”な世界を舞台に、資源を独占し民衆を支配するジョーの軍団に捕われたトム・ハーディ演じる元・警官のマックスが、反逆を企てるジョーの右腕フュリオサ(シャーリーズ・セロン)、配下のニュークス(ニコラス・ホルト)と共に、自由への逃走を開始する…というストーリー。これまで主演を務めたメル・ギブソンに代わり、トムが“マッド”マックスを務めた本作。現在、爆発的な人気を誇る韓国ドラマ「愛の不時着」では、主人公が「私の大好きな映画はね、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』」と言うセリフが登場したり、映画さながらに車のエンジンを全開にして進入禁止のバリケードを突破するシーンが登場したりと、本作のオマージュ設定が話題に。今回のTV放送では、劇場公開時R15+指定だったため、編集しての放送となる。最新作に加え、映画シリーズ前3作『マッドマックス』(’79)、『マッドマックス2』(’81)、『マッドマックス/サンダードーム』(’85)も放送。さらに、元プロレスラーの天龍源一郎が映画の魅力を伝える記念特番も放送される。土曜プレミアム 映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は9月12日(土)21時~フジテレビにて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:マッドマックス 怒りのデス・ロード 2015年6月20日より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2015 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED
2020年08月08日話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。海外のリゾートには行けない今。関西で近場のリゾートを探したところ、車やバスで大阪から約45分の「ネスタリゾート神戸」を発見!■「ネスタリゾート神戸」兵庫県三木市。料金:1dayパス大人3,800円、子ども(4歳〜小学生)2,800円(ともに税別)。プール入場パス、延羽の湯入館パス等は別料金。開園、営業時間は公式HPで要確認ここは、1Dayパスで約40種のアクティビティを体験できる冒険テーマパーク。広大な園内では野鳥がさえずり、動物エリアもあります。目玉はなんといっても、ワイルド・バギー。記者のような初心者でも普通免許があればオフロードを運転できます。1人乗り用バギーの「スピードサーキット」300メートルコースから挑戦しました。「ハンドルが重く小回りが利かないので、しっかり握って操作してください」と、スポーツ・インストラクターのぐるとさん。土ぼこりの道はデコボコでジャンプの連続。内ももに力が入ります。ハンドルをとられコーナーにぶつかりそうに……。車と同じハンドルのバギーに乗る「チャレンジサーキット」はコースがさらに複雑で起伏も激しく、走り慣れると「ヒャッホー!」と声を上げて、気分は映画『マッドマックス』。思いっきりストレスを発散できちゃいました。森の中を走るコースもあります。新エリアでは、「スカイ・イーグル」にも挑戦。57メートルの高さから、安全装具につながれ、最大時速75キロでスーパーマンのように上空を飛ぶんです!怖いけどまさに鳥気分。帰りは「延羽の湯野天閑雅山荘」で汗を流してさっぱり。夜はイルミネーションまで楽しみ、たっぷり旅した気分の記者でした。(文:西元まり)「女性自身」2020年8月11日 掲載
2020年08月03日Netflixオリジナルの最新主演作『オールド・ガード』が配信開始から4週間で7200万世帯が視聴、Netflix史上6位の大ヒットを記録したシャーリーズ・セロンが25日未明(日本時間)、コミコン@ホームに登場。女性のアクション・ヒーローとしてのキャリアを振り返った。『マッドマックス怒りのデスロード』(15)『アトミック・ブロンド』(17)などで、現代の女性アクション・ヒーロー像をアップデートし続けているシャーリーズが最初にアクション演技に挑戦したのは『ミニミニ大作戦』(03)だった。当時は“女優にアクションは無理”という風潮が強い時代。「私は男性キャストの中でただ1人の女性だった。はっきり覚えているのは、撮影前のトレーニングで私だけが6週間余分にトレーニングを課せられたこと。すごく侮辱的だったけれど、そのおかげでやる気に火がついた。『やってやろうじゃないの』って。それで彼ら全員を負かした。車がスピンする訓練でマーク・ウォルバーグが具合が悪くなって吐いていたのを覚えてる」『モンスター』(03)でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、日系アメリカ人の女性監督カリン・クサマの『イーオン・フラックス』(05)でアクション映画主演に挑戦したが、作品はあまり受け入れられずヒットしなかった。それから10年、転機が訪れたのは2015年の『マッドマックス怒りのデスロード』でシタデルの女性大隊長フュリオサを演じた時。迫力のアクションで主演のトム・ハーディを凌ぐほどの存在感を放った。「本当に誇りに思っている。フュリオサは私が演じた中で最も重要な役の1つ」「単なるキャラクターとは思えないほど、私にとってリアルなものだった」と語り、この作品によって自らの進む道も変わったという。女性主役のアクション映画の先駆け『エイリアン』(77)で「シガーニー・ウィーヴァーがリプリーを演じるのを初めて見たとき、すべてが変わった。世界が開かれて、可能性が無限になった気がした」と言うシャーリーズはフュリオサというキャラクターについて、「リプリーが女優・女性としての私に与えたものに少しでも近づけたなら、私はとても誇りに思う」と言う。製作も手がけた『アトミック・ブロンド』(17)は原作のグラフィックノベル出版前に映画化権を取得した入魂のプロジェクト。『ジョン・ウィック』シリーズのデヴィッド・リーチ監督のもと、“男のように”ではなく、身体性を活かして「女性が女性らしく戦うのを祝福」し、アクション映画の新機軸を開拓したのは40歳を迎えた直後。体力的な面と、「失敗したら、次の機会は与えられないかもしれない」というプレッシャーとの闘いだったと振り返る。「私が演じてきたキャラクターは全員がサバイバー。私自身、女性としてそこに共感する。自分のことをヒーローだなんて思わない人物にインスパイアされるし、親近感がある」「感情的なフックのない役を演じることはできない」と言う。『オールド・ガード』では不死身の戦士役だが、「SFでありながら、リアリティに根ざした物語」であり、現代社会に通じる部分も多いと話す。演じる役柄はもちろん、女性映画人としても勇敢な生き方が印象的だが、本人は「私の創造性は恐怖から生まれてくる」と語る。「ただ、それを隠すのが得意なだけ」。(text:Yuki Tominaga)
2020年07月25日Netflixにて独占配信中の映画『オールド・ガード』のキャスト・スタッフたちが、自ら物語を解説する特別映像が公開となった。本作は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『アトミック・ブロンド』に出演し、美貌・演技力・ど迫力のアクションで話題となったシャーリーズ・ セロン主演のアクション大作。何世紀にも渡り、影で人類を守り続けてきた秘密の特殊部隊<オールド・ガード>、兵士アンディ(セロン)率いるメンバーは“永遠の命”を持つ不死身の傭兵たちだった。ある日、彼女たちの能力が何者かによって暴かれ、彼らは謎の組織から狙われることになる。『ワン・オン・ワン ファイナル・ゲーム』『Beyond The Lights(原題)』などで注目を集めたジーナ・ブリンス=バイスウッドが初のアクションとなる監督を務め、『ミッション:インボッシブル/ゴースト・ブロトコル』や『ターミネーター:ニューフェイト』などを手がけたスタジオと共に、新たなアクションヒロインを描き出す。独占配信されるや否や、SNSでも「かっこいい!」と盛り上がりを見せているが、キャスト・スタッフが物語に潜んでいる深い人間ドラマを解説する特別映像が公開された。特別映像では、セロンをはじめとするキャスト・スタッフたちか自ら物語を解説するとともに、アンディら〈オールド・ガード〉 のメンバーが、永遠に生きる上での悩みや葛藤なども描かれていることを語っている。主演のセロンは本作について「一級の製作陣が描いた重厚なストーリー」と表現。<オールド・ガード>のメンバーであるニッキーを演じるルカ・マリネッリは、ニッキーについて「彼(ジョー)の魂と強さを愛してる」とその心情を解説、遠い昔は敵同士という立場にいたこともあるニッキーとジョーの絆にも注目だ。さらに、脚本・原作者のグレッグ・ルッカが「希望に満ちた美しい切なさを味わえる」と語っているように、激しいアクションと合わせて、深みのある人間ドラマの要素も味わってほしい。Netflix映画『オールド・ガード』独占配信中
2020年07月22日シャーリーズ・セロンが、今度はとてつもなく強く、複雑な全く新しいヒーローをコロナ禍に誕生させた。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のフィリオサや『アトミック・ブロンド』のロレーンを凌駕するような目を見張る圧倒的アクションに、“永遠の命”を持つ不老不死の傭兵たちの苦悩と葛藤の人間ドラマ、そして図らずも、いま世界が直面している病との闘いについても問題提起する。シャーリーズのさらなる挑戦に世界が夢中!原作は、プロのボディガードを描いた小説「アティカス・コディアック」シリーズで知られ、DCコミックやマーベルコミック、「スター・ウォーズフォースの覚醒前夜」などを手がけてきた作家でコミックライターのグレッグ・ルッカによる人気グラフィックノベル。ルッカ自身が脚本も手がけ、スパイク・リー製作のバスケットボール映画『ワン・オン・ワン ファイナル・ゲーム』やダコタ・ファニング演じる主人公がシャーリーズの幼少期とも若干重なる『リリィ、はちみつ色の秘密』などの黒人女性監督ジーナ・プリンス=バイスウッドがメガホンをとった。「FilixPatrol」によれば、世界83か国で最も見られているNetflix映画であり、日本でも配信開始以来、連日「今日の総合 TOP10」にランクインするほど支持を集めている。“オールド・ガード”とは何世紀にも渡り、秘密裏に人類を守り続けてきた謎に包まれた特殊部隊のこと。そのリーダーがシャーリーズ演じる女性兵士アンドロマケことアンディで、今回もまた惚れ惚れするくらいにカッコいいのだ。『アトミック・ブロンド』でも壮絶な長回しのアクションシーンに挑んでいたシャーリーズだが、今作では彼女や“オールド・ガード”を演じるキャストたちは柔道や合気道、シラット、カリ、中国武術、洪家拳、太極拳、テコンドー、居合道、剣道などなど、世界各国の武術を取り入れたトレーニングを行ったという。そのため、銃で撃たれても、ナイフで刺されてもたちまち回復する不死の身体を武器に、歴史の節目節目で暗躍してきた最強集団として真実味たっぷり。今作でも体を張りまくり、アマゾン女族の両刃斧を振り回すシャーリーズに改めて惚れ直してしまう。『ブラック・ウィドウ』や『ワンダーウーマン』といったアメコミ大作の劇場公開が軒並み延期となった中、彼らはある意味、清々しいまでに、人の善意がますます見えにくく悪意ばかりが剥き出しになる世界に新風を吹き込むヒーローたちを体現する。チーム内に公認カップルも!全く新しい最強集団にファン続出シャーリーズによれば、劇中のアンディは少なくとも6,000歳以上。紀元前から(!)何度も生き帰り、人々を救ってきたが「世界は悪くなる一方」と疲弊しきっており、いよいよ気持ちが切れかかっているところに、米海兵隊員ナイルが新たな不死身仲間として覚醒する。“新人”は“保護”し、チームに引き入れるのが彼らのルール。アンディが探しに向かう一方で、ナイルは動揺を鎮めようと映画『WAVES/ウェイブス』予告編にも起用されているフランク・オーシャンの「Godspeed」を聴く。その姿は彼女がまだ20代の若者にすぎないことを示し、若くして過酷な運命に無防備に放り込まれたことを意味する。とはいえ、アンディに“保護”されても逃亡を試みたり、百戦錬磨の彼女に不意打ちを食らわせたりと、ナイルは賢く勇敢で気骨のある女性だ。人間など、もはや守る価値はないのかもと思い始めていたアンディに影響を与えていくキーパーソン。そんなナイルを演じるのは、鮮烈なスクリーンデビュー作『ビール・ストリートの恋人たち』のヒロインから力強く、大変身を遂げたキキ・レイン。ほかのキャストたちと共にキキも4か月に及ぶトレーニングに臨み、初々しくも果敢にアクションに挑みながら成長していく過程や、“限界”に近づくアンディとの師弟関係を通じて、新たな魅力を開花させている。彼女が“オールド・ガード”として生きる決意を固めるシーンは震えること必至だ。また、“オールド・ガード”は多彩なバックグラウンドを持つメンバーばかり。その中で、同性カップルとして大きな注目を集めているのが、かつて十字軍で敵同士だったにも関わらず運命の恋人となったジョーとニッキーだ。特に印象的なのは、この1,000年間に及ぶカップルを捕らえ、「ボーイフレンドか」と茶化す刺客たちを、「幼稚だな」とジョーが一蹴、ニッキーがどれだけ大切な存在であるかを詩的に語るシーン。「Variety」によれば、編集段階の試写の本シーンで拍手喝采が起こったとか。原作者で脚本のルッカからカットしないようにと念押しがあったそうで、監督も「私がここにいる理由だから心配しなくていい」と伝えた、という誇り高きシーンとなっている。日本でもこの2人には「本当最高」「ベストオブ尊い大賞」といった声が上がっており、演じている実写版『アラジン』ジャファー役のマーワン・ケンザリ(ジョー役)と、イタリアのアラン・ドロンといわれ『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』などで知られるルカ・マリネッリ(ニッキー役)にも新たなファンが生まれている。加えて、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のベロニカ・グゥ演じるクインと、ある因縁を持つアンディが“カップル”であってほしい、と願うファンも続出。ジョー&ニッキーとアンディ&クインの「馴れ初めを観たい」とのSNSの声には賛同しかなく、先日アメリカの人気トーク番組に出演したシャーリーズ自身も、続編を作るならば、アンディとクインの関係を深掘りすることを楽しみにしていると語っている。そのクインのスタントダブルを、イギリスを拠点にする日本人スタントパフォーマーで女優の大島遥さんが担当している点にも注目。さらに、不死身となってまだ200年あまりと“新参者”で、不老不死であることを受け入れられずアルコールに溺れているブッカー役として、『君と歩く世界』や『レッド・スパロー』『フランス組曲』などで知られるベルギー出身のマティアス・スーナールツが出演し、重要な役どころを担う。ブッカーが家族とどんな別れた方をしたのか、不死がどれだけの葛藤を伴うのかを、新人のナイルに話して聞かせる場面は涙なしには見られない。“秘密を墓場まで持っていく”という言い回しがあるが、死ぬことのできない者は幾多の後悔や罪悪感をも永遠に引きずり続けることになるのだ。今作が人間ドラマとしても優れていると評価を集める理由がここにある。死に方は選べなくても、生き方は選べる劇中では、そんな“オールド・ガード”の特異な“体質”が、「認知症はこの世から消える」と豪語する巨大製薬会社の若きCEOに目をつけられてしまう。投資や挑戦によって将来の人々の命を救う、それは製薬会社のトップとしては確かに重要な考え方ではある。がんやALSなどのように完治が難しい病を治し、寿命を伸ばし、老いない肉体の追究を使命にしている人も実際にいる。ワクチンやウイルス特効薬の開発はいま現在、最も切迫した課題だ。だが、そのために“彼ら”を実験台にしていいのか。今作は不老不死の兵士たちを扱いながら、私たちの命がどれだけの命に支えられて存在しているのかを、コロナ禍に改めて思い起こさせる作品でもある。しかも、「ハリー・ポッター」ファンにはダドリー役でお馴染みのハリー・メリングが、彼らを実験材料にして不老不死の薬を開発しようする傲慢な悪役を一手に引き受けているから、“オールド・ガード”のチーム力や友情がいっそう際立つというもの。不死身とはいえ、彼らは撃たれたり刺されたりすれば強烈な痛みを感じ、血も流れる。特になりたてほやほやのナイルは、こんな人生は望んでいないと、何のために永遠に(後悔や罪悪感を抱きながら)生き続けなければならないのか、という命題にぶち当たる。その時が来たら、望まなくても私たちは死を止められない。アンディは神は存在しないと口にするが、死を迎える時だけは誰にも分からない。ならば、どう生きるべきなのかを、“オールド・ガード”たちが教えてくれるだろう。(text:Reiko Uehara)
2020年07月20日映画『ブルータル・ジャスティス』が、2020年8月28日(金)より公開される。“暴力の伝道師”S・クレイグ・ザラー監督待望の日本初公開作映画『ブルータル・ジャスティス』は、金塊を巡り、2人の暴力刑事と血も涙もない犯罪組織の血で血を洗う激しい追撃戦を描いたアクション作品。監督は、『トマホーク ガンマン vs食人族』『デンジャラス・プリズン ―牢獄の処刑人―』など、容赦なき暴力描写と独特の世界観でカルト的な人気を誇るS・クレイグ・ザラー。同監督作品はその過激さからか、これまで日本未公開となっていたが、今回待望の日本初公開を果たす。『ハクソー・リッジ』のメル・ギブソン主演主演には、『マッドマックス』『ブレイブハート』など、数々の映画で主演を務めてきたメル・ギブソンだ。アカデミー賞作品賞ほか6部門にノミネートを果たした『ハクソー・リッジ』で監督を務めるなど多彩な才能を魅せる名優が、ベテラン刑事ブレットを演じる。また、相棒の刑事トニーには、『ハクソー・リッジ』にも出演したヴィンス・ヴォーンを迎え、息の合った激しいアクションを繰り広げる。その他にも、『ナイブズ・アウト』に出演したドン・ジョンソンのほか、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のトーマス・クレッチマン、トリー・キトルズ、マイケル・ジェイ・ホワイト、ジェニファー・カーペンターといった豪華キャスト陣が脇を固める。ストーリーベテラン刑事ブレットとその相棒トニーは強引な逮捕が原因で6週間の無給の停職処分となる。家族のために大金を必要としていたブレットは、一攫千金を狙い、ある犯行を計画する。それは不穏な動きを始めた犯罪者の情報を得て、その取引後に金を強奪するというものだった。ブレットはトニーを誘い、ボーゲルマンという男を監視する。ある朝、動き始めたボーゲルマンとその仲間を尾行するブレットとトニー。ところがその追走劇は、彼らを待ち受ける地獄の始まりだった…。詳細ブルータル・ジャスティス公開日:2020年8月28日(金)監督:S・クレイグ・ザラー出演:メル・ギブソン、ヴィンス・ヴォーン、トリー・キトルズ、マイケル・ジェイ・ホワイト、ジェニファー・カーペンター、ウド・キア、トーマス・クレッチマン、ドン・ジョンソン配給:クロックワークス
2020年07月19日シャーリーズ・セロンが新たなアクション・ヒロインに挑んでいる『オールド・ガード』がNetflixにて独占配信中。これまで『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『アトミック・ブロンド』などで渾身のアクションを披露してきたシャーリーズが、本作で描かれた人間ドラマについて明かした。“不死身の身体”を持ち、何世紀にも渡り歴史の影で暗躍し、人類を守り続けてきた秘密の特殊部隊“オールド・ガード”を率いる傭兵アンディ。本作では数千年前に生まれ、戦い続け、剣で刺されようが銃で撃たれようが死ぬことはないという、もはや人間を超越した者たちの壮絶バトルを描いている。だが、実は生き続けることに疲れたり、愛する者に先立たれてしまうことに苦悩するなど、むしろあまりにも人間らしい、切なく苦しいドラマが根底に描かれた作品であることを、シャーリーズや監督が明かしている。死ぬことのない身体を武器にあらゆる武術を操る肉弾戦や、剣・ナイフ・特殊な斧を使った接近戦、銃撃戦などが展開されるド迫力アクションは本作の大きな見どころではあるが、シャーリーズは「この作品を力強くダイナミックなアクション映画にしつつも、登場人物の苦悩や葛藤を描くようにして、ドラマ性も大切にした」と語る。続けて、監督のジーナ・プリンス=バイスウッドも「不死身であることについて、ポジティブとネガティブ両方の側面を描いた。死なない人生に悩み、生きる目的を見つけようと苦悩する姿には、心を打たれると思う」と語っており、アクションだけでなく、クオリティの高い人間ドラマを目指していたと打ち明ける。なんと紀元前に生まれたアンディは、文字通り数千もの戦いに身を投じて世界を守ってきたものの、とある悲痛な出来事をきっかけに、繰り返される戦いに対して疑問を抱くようになり、生き続けることに消極的になっている。また、キキ・レイン演じる“新人”のナイルは、ある日突然“不死身の身体“になってしまったことを受け入れられず、愛する人々がいずれ自分より先に死んでしまうことに絶望を感じて苦悩する。先日配信開始となり、“今日の総合TOP10”にも入るほどの人気を獲得、すでにSNSでも話題を集めている本作には、「長年生きた人間ドラマにも心打たれた」「人間を丁寧に描いている」など、キャラクターそれぞれの苦悩や葛藤を繊細に描き出した人間ドラマを評価する声も挙がっている。Netflix映画『オールド・ガード』は独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2020年07月19日Netflix映画『オールド・ガード』の撮影の裏側を捉えた、シャーリーズ・セロンのアクショントレーニング映像が公開された。『オールド・ガード』は第88回アカデミー賞で最多6部門を受賞した注目作で、現在はNetflixで独占配信中。このなかで主演を務めたシャーリーズ・セロンは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の戦士フュリオサ役で壮絶なアクションを魅せ、美貌と演技力で世界を虜にしたことも記憶に新しい。今作でも彼女は柔道・合気道・シラット・カリ・中国武術・洪家拳・太極拳・テコンドー・グレコローマン型レスリング・パンクラチオン・居合道・剣道など、数えきれないほどの世界中の武術を取り入れたアクションに挑戦。SNSでも「キレッキレのアクション!」、「シャーリーズ姐さんかっこいい」など話題沸騰中で、すでに続編を熱望する声も上がっていた。公開されたアクショントレーニング映像には、肉弾戦や銃・剣を使った接近戦、特殊な両刃斧を駆使したアクションシーンが生まれるまでの、シャーリーズとスタッフたちによる壮絶なトレーニングの様子が記録されている。「この訓練は忘れられない経験になったわ」と語るシャーリーズのプロ意識と制作陣のリアルにこだわる熱い想いをぜひチェックしてほしい。Netflix映画『オールド・ガード』独占配信中
2020年07月17日『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『アトミック・ブロンド』でも体を張ったアクションで魅せてきた最強女優シャーリーズ・セロン主演のアクション大作『オールド・ガード』。この度、シャーリーズ演じる“不死身の傭兵”アンディのド迫力アクションが完成するまでの壮絶な舞台裏を捉えた、アクショントレーニング映像が解禁された。7月10日より配信開始となると「今日の総合 TOP10」にも入るほどの人気を獲得した本作。SNSでも「キレッキレのアクション!」「シャーリーズ姐さんかっこいい」など話題沸騰中で、「絶対に続編を作ってほしい」と早くも続編を熱望する声も上がっている。今回解禁となった映像では、肉弾戦や銃・剣を使った接近戦、特殊な両刃斧を駆使した類を見ない本作のアクションシーンが生まれるまでの、シャーリーズやキャスト陣とスタッフたちによる壮絶トレーニングの様子が記録されている。シャーリーズが「挑戦が必要な映画ほど楽しい」と語るように、そのトレーニング風景から劇中のアクションに匹敵する迫力を誇る。「カットのつなぎ合わせでは戦闘の迫力が出ない。だから長回しにも耐える体を作らないとね」と高いプロ意識を語るシャーリーズは、紀元前に生まれ、文字通り数千もの戦闘経験を誇るアンディの動きにリアリティを感じさせるべく、柔道・合気道・シラット・カリ・中国武術・洪家拳・太極拳・テコンドー・グレコローマン型レスリング・パンクラチオン・居合道・剣道...など、数えきれないほどの世界各国の武術を取り入れたアクションに挑戦した。共にアクションシーンを作り上げたスタントコーディネーターのブライセン・カウンツも「一作にあそこまで熱心に取り組む俳優は珍しい」と大絶賛。これまで数々のアクション大作に出演してきた百戦錬磨のシャーリーズでさえ「この訓練は忘れられない経験になった」とふり返っており、彼女のプロ意識と製作陣のリアルにこだわる熱い思いが結集した本作のアクションシーンは必見だ。Netflix映画『オールド・ガード』は独占配信中。(text:cinemacafe.net)
2020年07月17日シャーリーズ・セロン主演のNetflix映画『オールド・ガード』が配信間近。この度、配信スタートに先駆けて、予告編第2弾が公開された。何世紀にも渡り歴史の影で暗躍し、誰にも知られることなく人類を守り続けてきた秘密の特殊部隊「オールド・ガード」。永遠の命を持つ不死身の傭兵たちであり、シャーリーズ演じる兵士アンディが彼らを率いている。そんな不死の能力が何者かによって暴かれ、複製しようと企む強大な謎の組織から狙われることに…。今回到着した映像では、砂漠の中で車を爆走させる、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のフュリオサの姿を彷彿とさせるシーンからスタート。そして新入りに刺されるも、不死身のアンディは冷静。不死身の能力を奪おうとする組織との攻防が描かれていくアクションシーンも展開される中、「大切な人たちは老いていく」「いずれ全員を失う」と、永遠に生きることに葛藤する場面も描かれていく。Netflix映画『オールド・ガード』は7月10日(金)より独占配信開始。(cinemacafe.net)
2020年07月03日