私は毎年必ず、自分へのクリスマスプレゼントとして特別なランジェリーを購入することにしています。ランジェリーは肌に直接身につけるものなので、本当に自分が満たされ、テンションが上がるものだけを選びたいと普段から思っています。年末に選ぶときは特に、今年1年間の自分を振り返りながら、来年の自分はどうなりたいかを強くイメージするという作業をします。今年1年の自分へのご褒美として、また来年の自分を強くイメージしながら、皆さんも特別なランジェリーを選んでみませんか?ランジェリーはあなたの心身によい影響を及ぼし、力になってくれると思います。■大人の艶っぽさの中に少女のような可愛らしさも引き出してくれるランジェリー「Chantal Thomass(シャンタルトーマス)」は1975年、フランスでシャンタル・トーマスによって立ち上げられたブランドです。ファッション性が高く、セクシーだけど少女のような可愛らしさなどが詰まったコレクションがたくさんあります。シャンタルトーマスに憧れてランジェリーデザイナーになった、なんて話もよく聞くくらい、とても魅力的なブランドです。私自身もシャンタルトーマスの世界観がとても好きで、毎年自分へのご褒美として購入するブランドのひとつです。出典: Thomass(シャンタルトーマス)このブラジャーのコレクション名は「Audacieuse(オダシューズ)」。「大胆な女性」という意味を持つコレクションです。私はこのコレクションのデザインが好きで、今年は色違いで2セット同じランジェリーを購入しました。胸元にあしらわれたサテンのリボンとまったく異素材のバンドが組み合わされていて、このデザイン性の高さはランジェリーという域を超え、もはやファッションです。今季も色違いでいろいろなデザインが出ているので早速チェックしています。ショーツもとても可愛いので、セットアップで購入することをおすすめします。■自分の魅力をさらに引き出してくれるランジェリー「Alquarte(アルクァーテ)」は細部にまでこだわったデザインが本当に素晴らしく、いつもうっとり眺めてしまうブランドです。Alquarteというのはフランス語のa la carte (アラカルト)とquartette(カルテット、四重奏) を合わせた造語で「Alquarte(アルクァーテ)」のコンセプトは「あなたの魅力を引き立てるランジェリー」です。デザイナーのMidoriさんは自身のブランド名について、「流行や型だけにとらわれるのでなく、ランジェリーを自分の気分に合わせて、食事のアラカルトのように気軽に、自由に楽しんでほしい」「また、それを通して貴女にしか奏でることのできない魅力を発見してもらえたら。そんな想いを込めてアルクァーテと命名しました」と語っています。ランジェリーを通して自分の魅力に気がついてほしい。その想いの通り、身につけた瞬間から自分の魅力を再発見できそうなランジェリーたちばかりです。出典:(アルクァーテ)このブラジャーはフランス製の繊細な高級レースが使われている「Bouquet(ブーケ)」というアルクァーテの定番シリーズです。総レース仕立てのブラですが、裏側にチュールレースを重ねているため、トップがほとんど気になりません。ストラップが細く、華奢なデザインに見えますが、バストにボリュームがある方でもしっかりホールドしてくれる設計となっていて、着け心地の軽さや良さも追及されています。■もっと自分を愛し、もっと愛されたいあなたにおすすめのランジェリーフランスのブランド「Lise Charmel(リズ シャルメル)」は、私の憧れのブランドのひとつです。デザインやレースはとても芸術的で、鳥肌が立つようなランジェリーですが、このブランドが生まれたストーリーはとても素敵です。「リズ シャルメル」はフランスのリヨンで1950年代に誕生したブランドで、そのブランド名は創業者が愛する女性の名前が「LISE」で「CHARME」は魅力の意味からつけられたそうです。愛する女性のために作ったランジェリーなんてとてもロマンチックですよね。愛する女性のために作られたランジェリーを身につけたら愛のパワーがもらえそうですよね。出典: Charmel(リズ シャルメル)このブラジャーは「Fleur Aphrodite(フルール アフロディテ)」というコレクションです。アフロディテはギリシャ神話に登場する愛と美の女神のことで、フルールはフランス語で花を意味します。美しいギピュールレースがふんだんに使われ、胸元にはスワロフスキーがあしらわれていて素材の良さやデザインにもうっとりします。このブラジャーのような4分の3カップの形は比較的どんな体型の人にも合いやすいです。さらに、前中心が低いので、ワイヤーが当たって痛いというお悩みを持つ方にもおすすめです。■クリスマスムードを思いっきり楽しみたいあなたへおすすめのランジェリーイタリアのブランド「Intimissimi(インティミッシミ)」は、スタイリッシュでエレガントなスタイルが特徴のイタリア発ランジェリーブランドです。毎シーズンのトレンドを取り入れつつも、女性らしいシェイプとクオリティの高い生地にこだわったアイテムを展開し、ランジェリーに限らず、ナイトウェアやデイリー使いできるアウトフィットなど、幅広いスタイルが揃っています。現在世界42カ国で1450店舗以上を展開し、特にヨーロッパで人気のあるブランドです。出典:(インティミッシミ)出典:(インティミッシミ)このブラジャーはクリスマスコレクションとして発売された「BELLISSIMA クリスマス ドット プッシュアップブラ」です。BELLISSIMAはイタリア語で「美しい」を意味します。背中のデザインもとても可愛くて、思わず「可愛い!」と声を上げてしまいました。クリスマスパーティーなどで、黒いシンプルなキャミワンピとこのブラを合わせ、あえて背中のデザインを見せるコーディネートなどもおすすめです。また、このブラにはパットがしっかり入っているので、薄い素材の洋服でもトップが気にならず、胸のボリュームがほしい方にもおすすめです。インティミッシミはファッションの本場イタリアのブランドで、ファッションと組み合わせるのに最適なランジェリーもたくさん揃っています。パーティーのコーディネートなどもトータルで揃えられるかも。ぜひチェックしてみてくださいね。■パートナーと楽しみたいセクシーランジェリー私がランジェリーのお仕事をしていて、男女共によく質問いただくのがガーターベルトについて。ガーターベルトを使ってみたいけど...…いつ使うの?などにお答えしている以前のコラムはこちらですのでご参考ください。ガーターベルトは日常使いでも、非日常を体験したいときにもおすすめのアイテムです。ブラジャー、ショーツ、ガーターベルトで揃えるなら、ポーランドのブランド「obsessisve(オブセッシブ)」のランジェリーがおすすめです。おすすめの理由は、品質がよい上にリーズナブルな価格で、3点セットで揃えることができるから。また、サイズもS/MかL/XLのふたつしかないため、ギフトにも選びやすいです。おねだりランジェリーとして、パートナーにリクエストするのもよいですね!出典:ランジェリー出典:ランジェリーガーターベルト着用時に「ガーターベルトを着けているとずれてくる」や「ストッキングが下がって落ちてくる」というお悩みをよく聞きます。「サイズが合っていない」ということを除いた場合で、よくある原因のひとつに「ベルトの腰回りが細いタイプである」ことが多いです。腰回りが細めに作られたガーターベルトだと、歩いたりしゃがんだりしたときにガーターベルトが動きやすくなり、ストッキングが落ちてきやすくなることがあります。ストッキングが落ちてくるのを軽減する解決策のひとつに、幅広のガーターベルトをおすすめしています。幅広めなガーターベルトならズレにくいでしょう。また、このガーターベルトは後ろが編み上げのデザインになっていてとても素敵です!ガーターベルトはパートナーへのサプライズとしても、自分だけの密かな楽しみとして使うのもよく、テンションが上がるアイテムだと思います。■身につけて心地よいランジェリーだけを迎え入れて今回、私のお気に入りのブランド5つご紹介しました。ランジェリーを選ぶときには、身につけたときに心地が良いか、テンションが上がるかをとても大切にしています。身につけたときに、何か少しでも違和感や苦しいなどと感じたときは、購入はしない方が良いでしょう。肌に直接身につけるものなので、見た目だけでなく、自分の感覚はとても大切だと思うからです。その感覚を養うためには、たくさん試着をしてみることが近道だと思います。来年はどんな自分になりたいかを思い描きながらランジェリーを選ぶと、いつもと違ったタイプのランジェリーが欲しくなるかもしれません。その心の声に素直になってランジェリーを選んでみてくださいね。
2019年11月25日「補整下着」と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?キツい、苦しい、高額、カッコ悪い。私が考える一昔前のイメージはあまりよいものではありませんでした。特にまだ30代半ばころまでは、特別な補整下着の必要性も考えていなかったこともあり、あえて補正下着への興味が向かなかったのかもしれません。しかし、自分自身が30代後半以降、特に40代に入ってからは胸に張りがなくなった、胸の位置が下がったなどと感じるように。比較的ハト胸だった私にもいよいよ来たか!そんなエイジングの感覚があります……。そこでようやく補正下着についての興味も出てきました。■アラフォー世代の体調の変化しかし、アラフォーの女性の場合、エイジングによるバストの悩みは、単純に補正下着を使えば解決とならないことも多いようです。なぜなら、個人差はあるものの、ホルモンバランスの変化などで体質や身体の変調を感じる人も増えてくるからです。私自身の経験でいえば、以前に比べて敏感肌になったような気がします。謎の湿疹が出やすくなりました。また、以前はウエストやバストを締め付けることはさほど気にならなかったのですが、最近はストレスに感じることも多くなりました。身体のあちこちに変化や不調を感じる世代には、単純に押さえつけるだけなどの“補正力だけを追求した下着”を使い続けることは難しいのではないかと考えます。今回は私のブラジャー選びについてご紹介します。ご参考にしていただけたらと思います。■大人におすすめ!補整力の高いブラ3選1.機能性だけでなく上質な生地を求めたいなら「サクヤランジェリー」サクヤランジェリーはバージスラインをキープするために、軽くて丈夫な形状記憶ワイヤーを採用しています。その機能性に加え、繊細で高級なリバーレースが贅沢に使用され、レース好きなデザイン性を求める女性も満足させてくれます。2.機能性だけでなくデザインも大切にしたいなら「ブラデリスニューヨーク」出典:おしゃれでテンションが上がる補整下着といえば、ブラデリスニューヨークは外せません。このシリーズはブラやショーツに取り外し可能なリボンが付属していて、その日の気分やファッションに合わせてデザインが変えられます。このシリーズ「CA119311 メイリーブラ」はステップ2のものですが、ブラデリスニューヨークはその人それぞれのバストの状態によって、ステップ1~3の中からブラを選ぶことができます。また、フィッティングの練習やブラを正しく着けられているかの定期チェックなども大切にしています。3.とにかくストレスフリーになりたいときの機能性ノンワイヤーなら「ブラデリスミー」出典:ブラデリスミーは補整ブラのブラデリスニューヨークが作ったノンワイヤーブラのブランドです。これまでいろいろなノンワイヤーブラを試着してきたなかで、ノンワイヤーとは思えないくらい、胸の高さや丸みをキープできるブラデリスだからこそできる補整力のあるノンワイヤーブラです。楽な日も作りたいけど補整力も欲しい人には、こちらのノンワイヤーブラ(写真はME119308 Lucky Bra)がおすすめです。■多様なブラのローテーションもおすすめ私自身は毎日補整ブラを着けるのではなく、いろいろなタイプのブラをローテーションして使っています。ファッション性の高いインポートランジェリーが好きなので、それも取り入れて週3日インポートランジェリー、週2日は補整力のあるブラ、週2日はストレスフリーなノンワイヤーブラ、といった頻度で使っています。もちろん、毎日補整力のあるものを着けても良いと思います。一方で、気分や体調によって補整力のあるノンワイヤーブラなどを併用する方法もあります。■鏡で自分が綺麗に見える感覚が大切どんなランジェリーを選んだとしても、鏡に映したときに自分がそれを身に着けている姿が綺麗に見えるかどうかといった、自分自身の感覚がとても大切だと思います。鏡に映したときにこれは誰にも見せられない!恥ずかしい!と思ってしまうような下着だけはつけたくない、これは私のこだわりです。下着は別に誰に見せるわけでもないですが、自分が綺麗に見えない、誰にも見せたくないような下着を着け続けることは、自分が気づかないうちにストレスがかかると私は考えています。今回ご紹介したブラたちは私のそのこだわりを満たしてくれ、機能的や素材、デザインや価格においても素晴らしいと思うものばかりです。いつも私がお伝えしていることですが、ランジェリーの魅力やパワーは身に着けることで自分がより綺麗に見えて自分に自信がつくことです。アラフォー世代は特にそういった感覚を大切にしながら、肌にも優しく上質なランジェリー選びをおすすめします。美乳には「ノンワイヤーブラとワイヤーブラ併用」がおすすめな理由
2019年10月24日モデルの“くみっきー”こと舟山久美子とランジェリーブランド「RAVIJOUR」(ラヴィジュール)のコラボレーションランジェリー第2弾(10月3日発売予定)のビジュアルがこのほど、公開された。“女の子”から“大人の女性”への成長をテーマとした「RAVIJOUR」のプロジェクト「Upgrade(アップグレード)」のアンバサダーを務める舟山。「誰かのためじゃなく、私は私のために。セクシーは楽しまなきゃ、もったいない。」というメッセージを世界中の女性へ向けて発信している。コラボランジェリー第2弾は、きらめくラメレースをふんだんに使用したラグジュアリーなランジェリー。カップから肩までつながるようにレースをのせて、ドレスのような印象に。計算され尽くしたディテールが身体を綺麗に見せてくれる、“ボディ映え”が叶うランジェリーとなっている。ビジュアルでは、舟山がランジェリー姿で美ボディを披露。そして、“ギャル時代のくみっきー”と“現在のくみっきー”が向き合うことで、1人の女性の成長と多面性を表現している。
2019年09月24日「セクシーランジェリー」と聞いて、皆さんはどんなランジェリーを思い浮かべますか?露出度が高いランジェリーや男性の目線を意識したデザインのランジェリーなどでしょうか。セクシーランジェリーといっても人それぞれ感じ方が違うので、どこからがセクシーと感じるのかはさまざまでしょう。たとえば、透けたレースのショーツがセクシーすぎるという人もいますが、私はインポートランジェリーに関わる仕事を長年しているせいか、レースで透けているというだけではセクシーランジェリーとは感じません。私がセクシーランジェリーだと感じるポイントはふたつあります。ひとつめはパートナーと楽しむということを想像させるもの、ふたつめは自分自身が着用するといつもとは違った高揚感や刺激を感じるようなデザインのものです。そのようなセクシーランジェリーは、私が運営に携わるランジェリー通販サイト「SPLASH」で数百種類取り扱っていて、毎日たくさん売れています。出典:ポーランドランジェリーブランド「obsessisve(オブセッシブ)」お客様は男女共にいますが、購入金額や販売数は男性の方が多いです。「SPLASHでは男性のお客さまが多い」と話すと皆さん、意外に思われるようです。日本ではランジェリーを女性にプレゼントする文化が、ヨーロッパと比較するとそれほど浸透していません。そのため、その行為が特別なことに思われる人も多いようですが、実は女性にランジェリーをプレゼントしている男性もたくさんいるんですよ!パートナーにランジェリーをプレゼントするために、お店に一緒に来るカップルは本当に素敵だと思います。ただ実際には、ランジェリー売り場に入りにくいという男性も多く、通販サイトが重宝されているのだと思われます。■大人のためのセクシーランジェリーの選び方セクシーランジェリーを着けてみたいけどハードルが高い、などと思っている人はまずは普段使いもできるようなアイテムから選んでみましょう。そして、大人の女性なら、セクシーランジェリー=下品にならないように、素材に少しこだわって選ぶことをおすすめします。特別高価なものである必要はありませんが、良い素材を使っていたり質にこだわっていたりするランジェリーは着け心地が良いだけでなく、何よりもそれをまとったときにあなたの魅力をより引き出してくれます。実際「SPLASH」においていえば、ブランドによってはブラジャー、ガーターベルト、ショーツの3点セットで1万円以内で買えることも。意外とリーズナブルな金額で、高品質なヨーロッパのランジェリーが購入できます。サイズ展開が2サイズのみで、自分用はもちろん、ギフトにも選びやすい点でもおすすめです。ここからは私がセクシーだと感じるランジェリーを紹介します。普段、デパートなどの店頭ではなかなか見かけることがないものも多いかもしれません。■オープンバストブラジャー出典:ポーランドランジェリーブランド「アクサミセクシー」オープンバストブラジャーとはその名の通り、バスト部分がオープンになっているブラジャーです。胸の下の部分だけを支えてトップはすべて露出しているデザインのものもありますが、こちらはトップをレースで少し隠すデザインになっています。また、白いランジェリーは清楚で可憐なイメージもあり、デザインが刺激的でもとても品良く決まります。出典:ポーランドランジェリーブランド「アクサミセクシー」こちらのオープンバストブラジャーも、可愛らしいピンクとこのセクシーなデザインのギャップが魅惑的です。私の好みになりますが、胸がすべて露わになっているデザインよりも、美しいレースでそっとトップが隠されている方が、恥じらいも感じ取れてよりセクシーさが際立つと思います。チラリズムは大切です(笑)。これらのブラジャーは、パートナーとより濃密な時間を楽しむときに着用するのも良いですが、トップがレースで覆われているので、普段使いにもおすすめします。生活や仕事にややマンネリを感じたときに、このようなブラを着けて1日を過ごすと、いつもと違った日を送ることができます。セクシーなランジェリーを身に着けると、不思議と背筋が伸びたり所作が女性らしくなったりします。女性らしさを内面から引き出したいと思っている人はぜひ、セクシーランジェリーを日常生活に取り入れてみてください。■ガーターベルト出典:映画のワンシーンを思わせるドラマティックなランジェリーブランド「MEMAI(メマイ)ランジェリー」セクシーランジェリーといえばガーターベルトを連想する人も多いのではないでしょうか。ガーターベルトについては以前にコラム「ガーターベルト×ストッキングを大人女性にすすめたい理由」を書かせていただいてますが、とても反響のあるアイテムです。ガーターベルトは単なるセクシーアイテムとしてだけでなく、パンティストッキングが苦手な女性には機能的にも重宝します。ガーダーベルトを着けている女性に出会ったことがないという男性も多いので、パートナーへのサプライズとして楽しむのもよし、普段オフィスで着用すれば誰からも見えないけどちょっとした自分だけの楽しみ、緊張感、高揚感を持って1日を過ごすことができるでしょう。■サイドリボンパンティ出典:あなたの魅力を惹きたてる「Alquarte(アルクァーテ)ランジェリー」サイドリボンパンティ!これはまさに私がセクシーだと感じるすべての要素が詰まったアイテムです。こちらのサイドリボンにはシルクが使われ、美しくスルスルとほどけるその脱ぎ姿まで計算されてデザインされています。脱ぐときの姿まで考えられて作られたランジェリーは、一種の芸術だと私は思います。このショーツはパートナーと楽しむことも想像させますが、キュートな色使いと高級な素材を使用しているため、品良く決まるのもうれしい。セクシーランジェリーに挑戦してみたい初心者さんにもおすすめです。■セクシーランジェリーを日常使いにセクシーランジェリーを買ったけど使う機会がなくてクローゼットに眠っているという人も多くいるようですが、ランジェリーは使用していなくても素材は劣化していきます。せっかく買ったランジェリーを使わない方が実はもったいないのです。特別な日のためだけではなく、日常でもセクシーランジェリーを使ってみてください。そうすることでランジェリーはあなたをもっと輝かせ、いつもとは違った艶のある時間を過ごさせてくれるでしょう。大人女性を素敵に魅せるランジェリーの選び方
2019年09月11日私たちが普段からあたりまえのように身につけているブラジャー。でも、体に合っていないブラを着けていると、バストの下垂や形の崩れ、そして、サイズ違いによる身体の不調やストレスの原因に。「サイズはピッタリか?」「自分に似合っているか?」「シルエットがキレイかな?」など、買い物のときにきちんと服を試着するように、ブラジャーもなんとなくではなく、きちんとこだわって選ぶことが大切です。だって、素肌に一番最初に触れるものだから。今回は「運命のブラ」を見つけるために必要な5つのポイントをご紹介します。【連載一覧】大人の美胸の作り方■正しいブラの選び方、5つのポイント体型に合わせる下着の表記サイズはサイズ選びの目安のひとつにすぎません。同じ表記サイズでも素材やメーカーによって違いがあります。脂肪の柔らかさや骨格、バージスラインの形などでも、自分に合うサイズやブラジャーの種類が変わってきます。伸縮性のない素材やカップの形、ワイヤーの大きさが合ってないことで、バストをつぶしたり体を締めつけたりする可能性もあります。数字だけにとらわれず、必ずフィッターさんがいるお店で試着をして選びましょう。着心地を確かめる1日中身につける下着だから、着心地はもっとも重要なチェックポイント。合わない下着は身体を疲れさせ、顔をくすませ、ボディラインを崩してしまいます。「肌触りは心地よいか」、「無理な締めつけ感や圧迫感がないか」「体を動かしても正しい位置をキープしているか」などを、着けてみてきちんと確かめましょう。正しい着け方で整えるサイズは合っていても、着け方が正しくないと下着の機能は十分に活かされません。バストの脂肪は流れると背中や脇へと流れてしまいます。朝は大丈夫だったのに、時間が経つにつれアンダーベルトが苦しくなるのは、ブラのカップに収まっていた脂肪が流れていることが多いです。間違った着け方は、締めつけ感や動きづらさの原因にも。柔らかく動きやすい脂肪をこまめにブラのカップに収めて。体にきちんとフィットさせて、バストの状態を心地よく美しく保ちましょう。買い替えるたびにサイズをチェック下着の種類が変われば、同じサイズ表示でも素材やパターンの違いでフィット感が異なります。また、体重の変動や加齢によっても変化します。さらに、女性の体は女性周期などホルモンバランスでの変動も激しく、一瞬たりとも同じときはありません。新しい下着を買う前は必ず試着をして、できれば2〜3カ月に1度はサイズ確認をしましょう。月経時に「胸が張る」という方は、月経時用の体に合わせたブラを用意することをおすすめします。気持ちが上がるブラを選ぶ素肌に一番最初に触れるものだから、着け心地の良さ、素材、体が喜ぶ下着を選んで。着用後のシルエットもファッションをおしゃれに見せるかどうかを左右します。デザインだけで選ぶのではなく、長時間着けていても疲れず、肌触りも心地よく、体を美しく魅せてくれる下着は、あなたを素敵に輝かせてくれるアイテムになりますよ。■ブラこそ、最も身近なビューティアイテム普段何気なく身に着けているブラジャーは、選び方次第でビューティアイテムに変身します。だからこそ、繰り返しになりますが、試着して選ぶのが大事です。ブラを選ぶ時間は自分の体と向き合う時間にもなります。新しい服を買う前にブラを新調してみてはいかがですか?あなたの体を美しく魅せるブラと出会えますように。2017年3月22日公開2019年8月2日更新
2019年08月02日フランスのランジェリーは、地味だというのを目にしたことがあります。しかし、それはショップやブランドにもよるといえそう。まず、パリでよく行く大型スーパーの衣料品コーナーには、比較的シンプルなものが並びます。例えば、日本で人気のシームレスタイプや、肌にやさしいオーガニックコットンのものなど。また無地のレースタイプや、花の刺繍が施されているものもあり、それらは私たちが日本の下着売り場で目にするものと変わりません。一方、百貨店に行くと品揃えが豊富で、目移りするほどです。上品で繊細なレース使いのものがあれば、シルクやサテン素材の官能的なデザインのものも。身につけるだけでラグジュアリーな気持ちになれそうなものから、魅せるための下着といえそうなものまでさまざまです。■フランス女性はどんなランジェリーを好む?では実際、フランス女性はどのようなランジェリーを好むのでしょうか。ここにも日本人が選ぶものとの違いがありそうです。ショーツ人気上位はTバック数年前、パリにある小さなランジェリー専門店を訪れたときのこと。素敵なレースのショーツがあったので眺めていると、スタッフが「これなんてどう?」と白のストリング(Tバック)を棚の上に広げました。その瞬間、やはりこのタイプがおすすめなのね……と思ったのです。というのも、フランス女性はストリングを好むから。私の友人(フランス人)も、まず選ぶのはストリング、次にタンガ(どちらもTバック)だといいます。理由は、パンツを穿いたときにショーツラインが響かないからだそう。こういうとき、日本の女性ならラインが響かないように作られている、機能的なショーツを選ぶことの方が多いのではないでしょうか。さらにパンツが白であれば、ベージュを選ぶ傾向にあると思うのです。色は黒と白!ベージュは不人気同時に私としては「白」を勧められたのは、とても意外に感じました。清楚な色より、魅惑的なダークカラーを真っ先に勧めてくる印象があったから。しかし、後にフランス女性は白や黒のランジェリーを好む傾向にあるのだと知ったのです。もちろん好きな色は人それぞれ。人気のランジェリーブランドにもコーラルピンクやイエローといった鮮やかなものが揃いますよ。それでも、全体を見ると日本人に人気のあるベージュだけは、不人気のような気がしてなりません。現にお店のスタッフも私に一度もベージュのアイテムを勧めませんでしたから。さらに、フランス女性はランジェリー1枚の姿になったときでも、美しく見えるかどうかを大切にしていると聞いたことがあります。そうであるなら、そこには男性の存在もあるように思えてきますよね。では、セクシーなランジェリーを身につけるのは、男性を意識しているからでもあるのでしょうか?■フランス女性は「自分のために」ランジェリーを選ぶフランス人の友人に、ランジェリー選びで大切なのは何かと訪ねてみたところ、返ってきた答えはこのようなものでした。「まずは自分自身が気に入ったものを選ぶことが重要よ。そのうえで彼が気に入ってくれるのなら、言うことないわね。美しいランジェリーを身につけることは、女性であることを強く感じさせてくれるの。それは脱毛したり、ネイルをきれいに塗ったりする作業と同じように思えるわ」さらに続けて、「ランジェリーは服の下につけるもの。外側からは見えないからこそセクシーであり、どのようなものを身につけているかを想像させることがエレガントなのよ。だから洋服から見えすぎているのは、とても下品だと感じるわ」つまり、フランス女性は自分のためにランジェリーを選んでいるのです。私たちにとっては、官能的にも思えるデザインも、彼女たちにとっては美しいアイテム。そしてそれを身につけることは、女としての喜びであり自身を高めてくれるもの。エレガントであることを常に心に留めている、フランス女性らしい美意識だと感じるのです。2017年9月11日公開2019年8月1日更新
2019年08月01日女性たちの日常に心地よさをもたらしてくれる“ヘルシーなランジェリー”をご紹介。vol.1に続くvol.2では、“ヘルシー”であること+ほどよい色っぽさを秘めた、乙女心を満たしてくれるランジェリーをピックアップ!eberjey ________ピュアホワイトは永遠の憧れ。 女心をくすぐるエバージェイのブラレットとショーツ。 ワイヤーもパッドもなし、究極のリラックス仕様である一方、ヘムにはたっぷりとラッセルレースをあしらう。 清楚さこそ真のセクシーであるといえる。BRALET(5,200円)、SHORTS(3,400円)/ eberjey(H BEAUTY&YOUTH TEL:03-6438-5230)Pasquet, _________パリを拠点に日本人女性がデザインするランジェリーブランド、パケ。 ラブリー過ぎない、パケのフィルターを通したピンクは自分を解放するためのもの。 素材は柔らかく肌あたりがやさしいシルク100%のジョーゼット。 この甘やかさと色っぽさのバランスは女性デザイナーであるからこその表現。Chevron Bra(9,250円)、Chevron Frill Panty(4,800円)/ Pasquet,(il Felino. TEL: 03-6447-0402)HP: CODE _________________アーバンでエフォートレスなムードのランジェリーが人気のポーランド発アンドレスコード。ちょっぴりセクシーなカッティングがヘルシーな肌見せを叶えてくれるこのアイテム。パープルのやさしい色味とフェイクスエード素材の気持ちよい手触り。ほぼシームレスな仕上げによる、ボディへソフトにフィットする上質な心地よさをぜひ体感して。BE RESOLUTE BRA(8,900円)、BE RESOLUTE PANTY(5,800円)/ UNDRESS CODE(il Felino. TEL: 03-6447-0402)HP: _________岐阜に拠点を置くウィンスキーのランジェリーは、日本人のボディラインにフィットする細やかな仕立てが魅力。 淡く繊細なピンクのネットチュールには、ラフな抜け感とセクシーさが同居。 女性の身体にも心にも寄り添うように、日々の気持ちを緩やかに高めてくれるランジェリーだ。Net tulle bra(ピンク 7,740円)、Net tulle shorts(ピンク 4,660円)/ windskyHP:へ
2019年07月31日肌に最も近いファッションアイテム、ランジェリー。自分のありたいイメージや行く場所に応じて選ぶ「服」と違うのは、外から見えないだけに原則、選択に制約がないこと。思いっきり大胆なもの、とにかく心揺さぶられるもの、ときめくもの、艶っぽい気持ちになれるものetc.、基本的にはどんなものでも選べる。自分のランジェリーを見たり触れたりできるのは、自分とごく親しい関係性の相手だけ。特殊な位置づけのファッションアイテムなのだ。■ランジェリーは“下着”とは違うランジェリーブランド「MEMAI」のデザイナーであるミキさんも、ランジェリーはファッションの一部だと考える人のひとり。「ランジェリーは“下着”って表現されることがありますよね。それはちょっと違和感があります。下着ではなく、おしゃれな服を選ぶ感覚で手にとって、身につけていただけたらと思って、作り続けてきました」アパレル会社に勤める傍ら、2009年にひとりでMEMAIを立ち上げた。当時はコートからボトムスまで、フルラインでコレクションを展開するアパレルブランドだった。3年活動した後に3年休み、2015年にランジェリーをメインとして生まれ変わり、今に至る。自宅にある4台のミシンで、時間を見つけては製作に励む。ネットショップでの展開のほか、伊勢丹でポップアップショップを出すなど、ランジェリー業界で知られる存在となった。「3年前、合同展示会『LINGERIE+』に出してから、横のつながりができて、リアル店舗に置いていただく機会が生まれました。直接身につけていただき、感想のお声をいただけるようになり、対面で販売するのっていいなと感じています」華奢で可憐な佇まいのなかに、芯の強さを感じさせるミキさん。お客様のことを話すとき、ふっと表情がやわらかになった。■美しさと危うさが同居する世界観美しいものや綺麗なものが大好きで、大学時代は映画を研究していた。卒論で取り上げたのは、アルフレッド・ヒッチコック監督の『めまい』(1958年)。サスペンス要素が強めの同作に登場するブロンドビューティを見ていると、美しさと危ういバランスにドキドキする――そんな世界観を表現したくて、自身のブランド名を「MEMAI」とした。見てそれとなく感じるように、MEMAIのランジェリーは万人受けするタイプではない。ドラマチックでミステリアス、センシュアルなランジェリーは着る人を選ぶだろう。自分が心から好きだと思えるものを自分の意思で選んで着たい人、他人の目を気にしたり媚びたりするのが好きではない人が、好むデザインなのではないかと思わされるラインナップ。「好き嫌いが分かれるデザインだと思います(笑)」とミキさん。MEMAIを愛してくださる方だけに買ってもらいたいそう。■「私が欲しいランジェリーしか作りたくない」大手ランジェリー会社ではなく、個人で少量・受注生産している醍醐味は、一切妥協せずに作れること、「私が欲しい」と思うものだけを作れること。それに尽きる。たとえば、「POLCA DOTS TULLE × LACE BRA / BEIGE」は、ヒッチコック監督の『サイコ』(1960年)で、冒頭に主人公がランジェリー姿で登場するシーンをモチーフにしてデザインされたもの。パッドなしの1枚レースのブラジャーは、きれいな膨らみを出せて、バストトップの透け感が気にならないような、特殊なパターン技法で作っている。細やかな手仕事を感じさせる日本製の繊細なレースを活かした、ムダのないシンプルな作りが特徴だ。「LACE UP TRIANGLE BRA」は、MEMAIを初めて身に着ける人から選ばれることが多いという。透明度の高い漆黒のレースが、肌の上で大胆に花を咲かせる。成熟した女性の色香を引き出すデザイン。美しいドレープを活かした新作は淡いグリーン。まとうだけで女神のような見た目に。「FRILLED EDGING BABY DOLL」の裾に付いたフリルは10数メートルと長い。パープルとピンク、ブラックの3色で、新色のピンクが最も人気に。■より良いものを作るための学び直し期間「自分が欲しいと思えないものは作らない。じゃないと自分で作る意味なんてない」「自分が作るランジェリーが一番好き」ミキさんのランジェリーとの向き合い方は、これらの言葉に象徴される。真っ直ぐで、迷いがない。こういう作り手から、物語と愛のあるモノを買いたいと思う。自分に嘘をつかないモノづくりは、やりがいや楽しさが多い一方、素材調達に苦戦することもある。「ランジェリーの資材はロットが大きく、一般の市場にはなかなか出回らないので調達が大変です」それ以上に、立ち上げ初期はランジェリー独自のパターンを身につけるのに苦労した。ミキさんの本業である服のパターンとランジェリーのパターンはまったく別物だ。「一番はじめに作ったサンプルは、洋服の要領で見よう見まねで形にしたもの。今思うと無知でしたね」本業が忙しくなりすぎて、MEMAIを3年お休みしていたとき、ランジェリーのパターンを改めて学び直しました。独学ではありますが、いろいろなブランドのランジェリーを見ながら研究を続け、再開したんです。休んで勉強し直した時期は、私にとって重要な時間でした」■着る服をじゃませず、心地よい1枚でありたいミキさんの心の奥底には、「服をきれいに、おしゃれに着てほしい」という思いがある。「一番に着る服」であるランジェリーは、その上に着る服をじゃますることなく、気分を上げて、その日1日を心地よく過ごせる存在であってほしい、と。だからバストを盛るパッドは原則、入れない。今の時代の空気感を感じられるように、入れるとしても極薄のもの。選ぶランジェリー次第で、洋服をおしゃれに見せられるかが決まるといっても過言ではない。「MEMAIのコンセプトに“非日常を日常に”というものがあります。好きなランジェリーを身につけることで、日常が少しでも彩られて、華やかになればと思っているんです」やっぱり、ランジェリーも「1枚の服」なのだ。おしゃれだとか、好きだとか、身につけたいといった思いを元に選ぶ、肌に一番近い服。■ランジェリーが持つパワーに魅了されて気に入って買ったランジェリーを鏡の前でまとうときに心踊る感覚を味わった経験がある人もいるだろう。たとえ、その上にシンプルな服、カジュアルな服を着たとしても、気持ちは華やぎ、幸福感に包まれている。仕草も自然とエレガントになっていて、そんな自分もなかなかいいじゃないかと思える。ランジェリーには、そんな不思議な力がある。「お客様からファンレターやメールで、そういった感想を伝えていただくことは多いです。『身につける度にテンションが上がります』なんて言ってくださる方も多く、こちらこそすごく嬉しい気持ちになります」生きている限り、ランジェリーの仕事に携わりたいとミキさんは話す。同時に、本業のアパレルは続けていく。「洋服とランジェリーは、作るうえではまったく別分野ではありますが、並走することで両方にプラスの影響を及ぼせると思っています。今後の目標ですか?ゆくゆくは海外の店舗にMEMAIのアイテムを並べるなど、世界展開を目指しています。アトリエとショップが併設された空間も作りたいです。自分の目の届く範囲で自分が欲しいと思えるものづくりを続けていきたい」(編集後記)新作を発表するイベントや展示会前はとくに、ミキさんは製作に追われる。ひとりで作っているため、「アシスタントはつけないんですか?」と尋ねたところ、「無理ですね……」と返ってきた。ディティールへのこだわりを上手く伝えるのは難しいので、人に任せづらいという気持ちがあるという。だから、自分ひとりでできる限りで、自分が満足いくものを少なくても、丁寧に作っていきたいのだと。使うレースを決めるのに一晩かかったり、製作に没頭していると日が暮れていたり。ミキさんはランジェリーが大好きな人。必ずいいものを作りたい――何であれ、ものづくりをする人にとって、刺激を与えてくれるひとときとなった。Text/池田園子取材協力・画像提供/MEMAIミキさんランジェリーブランド「MEMAI」デザイナー。年7月4日公開2019年7月29日更新
2019年07月29日いいランジェリーを買ったら、とっておきの日に身につける――そう考えてしまうのは、ランジェリー=特別なときに、特別な誰かに見せるもの、身につけていい気分になるもの(気分が上がるもの)、という思い込みがあるからかもしれません。結果、日常(普段)では適当な、ちょっとくたびれたランジェリーを、非日常では一番いいランジェリーをまとうというように、手持ちのランジェリーが「よれよれのレギュラー・ランジェリー」と「お気に入りの補欠・ランジェリー」に分かれていませんか。でも、そもそも非日常つまり特別な日は、生きている間に一体どれくらいの頻度で何度訪れるのでしょうか。なんてことのない日常のほうが、圧倒的に多いはず。特別な日だけに限定して、いいランジェリーを身につけて、気分を上げようとするのはもったいない!お気に入りのランジェリーを数着、できるだけ頻繁に着用して、毎日をいきいき過ごすほうが、人生はきっと楽しくなることでしょう。こう教えてくれるのが『人生を美しく生きる女は、服の下から美しい―フランス女性に学ぶ大人のランジェリーのすべて』(キャスリン・ケンプ - グリフィン著/ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)です。どんなときでも満ち足りて過ごすため、感覚を心地よく刺激するために、ランジェリーを「ワードローブ」と見立てて楽しみながら、“粋に着こなす”フランス女性たちのランジェリーにまつわるアイデアが満載です。本書から私たちが今日からでも実践できるランジェリーとの付き合い方を、いくつか選りすぐってご紹介します。1.ランジェリーを身につけて、どう見えるかではなく「どう感じるか」を大事にする自分の体型の中で不満な部分を改善できれば、自分のことをもっと好きになれる、自信を持てるようになる。多くの女性はそう思い込んでいて、ランジェリーをその際の手段として考えがち。でも、補正下着などで体型を改善しなくても、ランジェリーを身につけた自分が「どう感じるか」といった感覚を大事にし、心から気に入ったランジェリーをまとうことで、自分のボディイメージを改善できるのです。そのために重要なのは「(自分にとって)心地よい生地」を基準にランジェリーを選ぶこと。適切な生地で作られたランジェリーは、どんなときでも体を引き立ててくれます。また、窮屈さや不都合さはなく、常に自分の動きにしっくりくるのが特長。シルクは別格ですが、どんな生地にも長所と短所があります。デザインだけではなく、品質表示のタグを見て、試着して、身につけたときに心身がどう感じているかを、自分の感覚に素直になって、確かめてみるのが大事です。2.欠点なんて気にしない。自信のあるパーツを強調したランジェリーを選ぶ体型の欠点は「隠したいもの」「なくしてしまいたいもの」「嫌なもの」だと感じてしまう女性は多いかもしれません。でも、欠点を補正しようと躍起になっていては、魅力的な部分を見過ごしてしまう可能性もあります。欠点にとらわれすぎるのではなく、魅力的な部分を強調することで、自然と欠点がうまくカモフラージュされている――そんなフランス女性たちの心得から学びたいもの。大事なのはバランスです。光と影があるように、自分の体には欠点という影に隠れて見えていない、表に出るべき長所があり、そこを誇らしく思うべき。欠点を影にしてしまえばいいのです。簡単にいうと、魅力的な部分を見せることで、体の気に入らない部分は隠せます。たとえば、バストが小さいと気にしている方は、上品で華奢な首と肩を目立たせるランジェリーを選ぶ、というように。3.自分らしくいられる、ときめきを感じるランジェリーだけを残すランジェリーを収納している引き出しには、自分がときめくランジェリーだけを入れるようにするのがコツ。毎日引き出しを開けるとき、気分が華やぐこと間違いなし。そのために一度、引き出しから全ランジェリーを取り出して、着用して心地よいもの、身につけたいと心から思えるものだけを、シビアに判断して取捨選択するのです。本書では「在庫リスト作成」も勧められています。自分自身を反映したランジェリーか?身につけたときに笑顔になれるランジェリーか?そんな基準でも点検してみます。理想はブラとショーツの組み合わせで、8セット用意しておくこと。万一洗濯をためてしまっても、ランジェリーを身につけられるように。ランジェリーは肌とダイレクトに接している点で、服よりも自分と近い距離にあり、ファッションと同じくらい、おしゃれとして楽しみ、自己表現できるアイテムでもあります。つけていて快適で、心も体も前向きになる――そんな大好きなランジェリーを毎日選んで、自分自身を慈しみながら過ごしていきたいものですね。2017年1月13日公開2019年7月27日更新
2019年07月27日気に入った服を試着したとき、「なんだかイマイチだな?」と感じた経験はありませんか?体のラインが気になる、バストが目立つ、下垂して見える、太って見える……これらは、皆さんが服の下に必ず身に着けているブラジャーで解消できる悩みかも。ブラの選び方ひとつで、ボディラインの見え方が見違えるほど、ブラジャーとファッションは密接に関係しているのです。今回はおしゃれな美バストになるためのブラの選び方をお伝えします。■美バストになれない原因はブラジャーかも私のサロンでバストメニューを希望されるお客様には、最初のカウンセリングの際、ブラ姿になっていただいて、体の状態を確認します。そのときに、バストが垂れてきた、バストが離れている、左右差が気になる、などの悩みを打ち明けてくださいます。そんな悩みを教えてくださるお客様の多くは、ブラやブラの着け方に問題があるケースが多いです。例えば、右バストの方が小さいという方。背中を見ると右の背中に脂肪が逃げていたり、体の歪みが原因だったり。脇肉が気になるという方は、バストがパッドから溢れていたり、ブラのサイドが浅く流れやすい構造になっている方が多い。離れ乳の方は、バストの中央が離れているブラを着けています。下垂している方は、ストラップが伸びきってしまい、バストを支える機能が半減したブラを着けていることも。中には、体に合っていないぶかぶかのブラを着けて、ニップレスのような感覚になっている方もいます。ブラの選び方・着け方で体のラインは見違えるほど変わります。それは下着姿でも、服を着たときでも同様。■美バストを目指すならブラジャー選びから服を試着するときに、「自分の体型に似合うか」「どんなラインになるか」を重要視する方は多いはず。バストが下垂して見える方は、それだけで見た目年齢に影響したり、体がもたついて見えたりしまうことも。しっかり支える機能がある太めのストラップを調節して、バージスラインを上げることを心がけてください。また、バストの脂肪が柔らかく流れやすい方は、アンダーベルトが太めで、サイドに脂肪を逃がさないストッパー機能のあるものを選んで。小胸に見せたいときは、フルカップのものでボリュームを抑えると、バスト全体をきれいに包んで、すっきり整えてくれます。レースなどの柔らかい素材で、かつパターンの数が少ないものも、バストのボリュームを抑えて見せることができます。体のラインの出るワンピースを着たとき、スリムに見せたいときなどは、脇から内へ寄せてサイドをすっきり見せる立体設計型のブラがおすすめです。胸元が開いた服なら谷間メイクできるものを選んで。……このようにさまざまなシチュエーションや服のライン、見せたいバストに合わせてブラの機能を重視すると、より素敵にスタイルアップすることができます。■おしゃれと同じ。自分に似合うブラを選んでブラはメーカーによってパターンがまったく異なります。さらに、使う素材も違えば伸縮性や機能も違います。美バストを目指す女性はバストケアはもちろんですが、毎日身に着けるブラジャーを見直してみてください。購入時は必ずフィッテングし、着け心地やサイズをチェック。さらに、服を着て体のラインまで確認を。普段使いするものなら、体の快適さとバストを美しく整える機能性を重視し、おしゃれを思いっきり楽しむときはそのファッションに似合うバスト作りを。どんなブラを選ぶかでボディラインは変わります。バストメイクでよりおしゃれに見せたり、美しさを演出できたりするのだと、知っていてください。2017年10月11日公開2019年7月22日更新
2019年07月22日■美しいレースに酔いしれる自分自身を大切にし、労るのは大切なこと。でも、仕事や生活、家事、育児に追われていると、自分のことは後回しにしがちです。自分に優しくなれたら、ほかの誰かにも優しくできるようになります。時間がなくても自分を思いやるひとときを作りたいもの。自分のためにとっておきのランジェリーを選んでみませんか。以下に私が所有しているおすすめのランジェリーをもとに、ランジェリーの選び方をご提案します。こちらはフランスの「LISE CHARMEL(リズシャルメル)」。美しいレースが特徴的です。日本からは遠い国の職人さんたちによって大切に作られた芸術を身にまとう喜びと興奮。レースから透ける肌はいつもよりも美しく見え、自分に自信がわいてきます。美しいランジェリーは、あなたに心地よさと自信を与えてくれるでしょう。■美しいランジェリーで自分と向き合うこちらはイタリアの「COTTON CLUB(コットンクラブ)」。触り心地の良いシルクが印象的です。必要以上に伸びない張りと柔らかさを併せ持つこちらのシルクランジェリーは、発色が良く、色と艶で肌を美しく見せてくれます。美しいランジェリーを着ると自分の体に興味がわきます。自分の体に向き合って、体を労り、保ち、改善するのが楽しくなります。それは、健康だけではなく美しさをもたらす、楽しい時間に違いありません。■慣れないものを着る高揚感が大人の色気をもたらすいつもとは違う自分を楽しめるのもランジェリーならでは。こちらはポーランドの「LE PETIT TROU(ルプティトゥルー)」のボディ。薄く透ける上半身と、それに続く黒くつるりとした透けないショーツ部分。腰の部分のレースがひらりと妖精のよう。それを着るのは私たち大人の女性。アンバランスさが緊張感とドキドキ感を与えてくれます。安定した大人ならではの、相手を包み込むような美しさも良いけれど、時には誰かが守ってあげたくなる様な危うい美しさも素敵。選ぶランジェリー次第で、気持ちはずいぶん変化します。■元気な色で気分を上げるこちらはワコール「IN CARAT(インカラット)」の赤いランジェリー。元気の出る赤い色は1枚持っておくといいかもしれません。縁起の良い黄色や金色も良いでしょう。「LISE CHARMEL(リズシャルメル)」の華やかな発色のシルクランジェリーは、新年にふさわしい豪華さと上質さ。ランジェリーは自分自身のためのもの。そして、もしパートナーに見せるのなら、パートナーにも喜んでもらいたいから大切に選ぶ。相手に楽しいデートの計画を求めるだけではなく、心地よく喜んでもらえるランジェリーを選ぶことは、大人の心遣いもしくは「愛」そのものです。さまざまなランジェリーで身を包み、私たちにとっていつもの日々が、ますます素敵になりますように。2017年12月25日公開2019年7月15日更新
2019年07月15日■ランジェリーの選び方を考える以前、「うわっ、BBAくさい!?男性がドン引きした女性の下着・6選」という、気になるアンケート調査結果を見つけました。中にはドキッとするような回答も。たとえば、ベージュの下着はオバサンくさくてムードが台なしだとか、下着の上下がバラバラだとガサツに見えるだとか……。ちょっと意外だったのは、セクシーすぎる下着は求めていない、という声。えっ、男性ってセクシーな下着好きなんじゃないの?と思いきや、艶っぽすぎる下着……たとえば「ひもパン」のよなものは、狙いすぎ感があって、引いてしまう男性もいるようです。ほかにも、派手すぎる下着に品性のなさや趣味の悪さを感じたり、キャラクターものの下着に子どもっぽさを感じて萎えたり、色あせやシミなどでヨレヨレの下着にがっかりしたり……といった意見もありました。男性の言いたい放題なアンケートですが(笑)、思い当たる節がある女性もいるのでは。では、どんなランジェリーを選ぶといいの?ランジェリーアドバイザーの石川智恵が、絶対に失敗しないランジェリーの選び方をご紹介します!■1セットは持っておきたい白、ピンク、水色……淡色でピュアさと清潔感を!世代を問わずに高い人気を誇るのは清潔感、清楚感を演出できる白。ランジェリー選びに慣れていない方にもおすすめです。白やピンク、水色などの淡く優しいカラーなら、攻めるカッティングのランジェリーでも、エロではなく官能的に見せられます。淡いカラーのランジェリーだからこそ、着心地や手触りの良い上質な素材を選んで大人の女性の余裕を見せて。■試着は必須。自分のサイズに最適なランジェリーを選ぶ多くの女性が自分の正しいサイズを案外わかっていません。食い込み&ハミ肉は色気が半減!「カップと胸の段差がある、ワイヤーがあたるなど、少しでも違和感があればNG。アンダーバストが72cmだからと、試着せずにアンダー70cmのブラを買う人がいますが、呼吸が深かったり肺活量が多い方は75cmが正解かもしれない。「試着してから」のを習慣にして、脇からお肉がはみ出ていないか、後ろ姿も入念にチェックを!■男性がドキッとするランジェリーは白以外にも……私自身も男性に好きなランジェリーのカラーなどをインタビューし、リサーチしているのですが、ランジェリーの好みは男性によってもかなり差があります。以前『anan』で対談させていただいた生物学者・山元大輔さんは、相手の本当の好みを知るには、いろいろ試してみるしかない、とおっしゃっていました。人間の遺伝子は一人ひとり異なり、同じランジェリーを見たとしても、感じ方はそれぞれ違うということ。興奮スイッチがオンになるきっかけも、男性一人ひとりで違うのです。白以外でも、いわゆる下着ではなくランジェリーに分類されるもの、つまり上質なアイテムを身に着けていると、男性はドキッとするものです。とくに恋の始まりには、ファーストステップにピュアさと清潔感を演出できるランジェリーを選び、次のステップで彼の好みを探っていくのが、失敗しないランジェリー選びのコツ!ランジェリーは自分のために選ぶもの。自分が心から好きなものをまとってほしいと思います。でも、好きな人がいて、その人にもランジェリーをまとった姿を見てほしい、と思うなら、彼の目線をほんのりと意識してもいいのかもしれません。「うわっ、BBAくさい!?男性がドン引きした女性の下着・6選」調査日時:2016年11月9日~11月10日調査人数:406人(22歳~39歳の男性)出典:年3月16日公開2019年7月13日更新
2019年07月13日最近、ネット通販を見ても、百貨店などの下着売り場に行ってもノンワイヤーブラジャーがとても目立ちます。私が部長を務める「DRESSランジェリー部×トリンプインターナショナルジャパンのコラボイベント」でも、4月と6月にノンワイヤーブラがテーマでした。最近のノンワイヤーブラの機能はとても進化していて、ワイヤー入りのものと変わらないくらい胸をキレイに見せることができ、バストアップ効果まで期待できるものも多く驚かされます。■「サードウェーブ・ブラ」の進化が止まらない!それらのノンワイヤーブラたちは「サードウェーブ・ブラ」と呼ばれ、従来のノンワイヤーブラの進化型です。サードウェーブ・ブラとは2016年ごろから発売され始め、ワイヤーブラが持つバストメイク効果とノンワイヤーブラの快適さの良いとこ取りで作られたブラジャーのことです。それ以前からも、ワイヤーの入っていないブラジャーはありました。海外においては「ブラレット」などと呼ばれ、レースで胸を覆うタイプのものが日常的に使われています。日本でもスポーツブラなどには基本的にはワイヤーは入っていませんし、リラックスしたいときに使う、胸を覆う程度の一枚布タイプのブラジャーなどは以前より販売されています。ただ、それらのブラはナチュラルに着けることができて心地良さはありますが、バストアップ効果はほとんどないものばかりです。■補正&育乳ブラの有名ブランドからもノンワイヤーブラを発売最近、私が実際に試着して驚いたノンワイヤ―ブラは補正&育乳ブラで有名な「ブラデリス」が作ったノンワイヤーブラのブランド「ブラデリスミー」のブラです。「ブラデリスミー」は表参道にもショップがあり、バストアップノンワイヤーブラとしてブラジャーを販売しています。バストアップノンワイヤーブラと称するだけあり、ノンワイヤーなのに胸をしっかり寄せてくれて、ノンワイヤーとは思えないほどのバストメイクができます。試着した瞬間、思わず「すごい!」と叫んで、フィッターの方とはしゃいでしまいました(笑)。ブラデリスの補整下着のよいところをノンワイヤーブラとコラボさせた感じです。バスト位置も上がる設計になっていて、胸を寄せてバストメイクができます。それなのに、ワイヤーが入っていないので軽い着け心地。どんどん進化するノンワイヤーブラの機能を実感しました。海外においてもノンワイヤーブラはトレンドです。たとえば、人気アーティストのリアーナが手がけて話題となっているランジェリーブランド「Savage x Fenty」(サヴェージ×フェンティ)。ブラレットとは一線を画すTシャツブラタイプで胸をホールドする、高い機能性を持つノンワイヤーブラを見かけました。世界的にも「サードウェーブ・ブラ」の需要はあるようです。ブラジャーは毎日身に着けるものですから、着け心地が快適でバストアップも叶えば、女性にとってはうれしい限りです。■ノンワイヤーブラにはデメリットもあるノンワイヤーブラの進化と素晴らしさをお伝えしてきましたが、ワイヤレスブラのデメリットについてもお伝えしたいと思います。確かに、バストアップ効果などが期待できるノンワイヤーブラはありますが、実際にはブラジャーサイズの区分がザックリとしたものが多いです。ノンワイヤーブラはS・M・Lといった感じでサイズ分けされているものがほとんどで、ワイヤーブラのように、アンダーバストとトップで細かくサイズが分かれているものはありません。S・M・Lというサイズで分かれているということは、言い換えるとブラジャーに胸を合わせることでもあります。少し大きいのか、小さいのかというサイズに関しての妥協が生まれる可能性が高いです。そして、それらのブラはそういった問題を考慮したうえでデザインされていて、そのサイズの違和感が埋まりやすいような設計になっています。そのため、着用したときに大きな違和感を感じることはないかもしれませんが、実際にはジャストフィットではないことがほとんどです。■バージスラインの有無で美乳が決まる皆さんは自分の胸とお腹の境目にあるバージスラインがきれいに分かれていますか?美乳の定義としてはいろいろありますが、私はこのバージスラインが美乳には重要だと考えています。バージスラインがキレイに分かれていない人が、ノンワイヤーブラばかりを着け続けると、胸の形が崩れやすくなります。内蔵されているパッドなどによって、胸を寄せているように見えるだけで、ブラを外したときにはきれいな胸でいることができません。私は美しい胸を作るためには、ワイヤーブラでバージスラインを作ることが重要だと考えています。だからといって、ノンワイヤーブラを使うことがだめだと言っているのではありません。バージスラインは作る意識をしなければ消えてしまうことがあります。実際に産後の女性の中には、授乳が終わってもしばらくワイヤレスブラを使い続けた結果、バージスラインが消えてお腹と胸の境目が曖昧になる人も多くいます。出産を経験していない人でも多少の差はありますが、同様の現象が起こります。人間は皆、加齢と共に胸は下垂していき、それを完全に止めることはできませんが、加速させないためにケアをすることが大切です。■ワイヤーブラとノンワイヤーブラ併用のすすめ私自身は長時間飛行機に乗るときや、お休みの日、長時間パソコン作業などをする日などにノンワイヤーブラを使っています。長時間同じ姿勢をするときや体調があまりよくないときなど、ストレスフリーな状態をより求めたいときには、ノンワイヤーブラを使うことは心身ともによいと考えています。しかし、通常はワイヤーブラを使っています。割合としてはワイヤーブラを使うことの方が断然多いです。それはきれいなバージスラインをキープして、ブラを外したときでも自分が好きな胸でありたいと考えるからです。きれいなバージスラインを保ち、美乳を目指したいのであれば、ワイヤーブラも取り入れるようにしましょう。ワイヤーブラがキツい、苦しい、痛いという場合はサイズが合っていないことがほとんどです。サイズがきちんと合っているブラは、ワイヤー入りでもそのようなトラブルは起きません。美乳を求める人は自分にしっかりと合ったサイズのワイヤーブラを使いながら、ノンワイヤーブラを併用して上手に使い分けをしていくことをおすすめします。
2019年07月12日■ドラマチックな背中はあなたを何倍も美しく魅せる後ろ姿が美しい女性を見ると、ドキッとする。正面だけが美しい女性よりも、気がかりで追ってみたくなる。気を抜いているようで、美しい後ろ姿。完璧さは必要ありません。大人の女性の生き様をも現す、背中に美しく寄り添うランジェリー。そしてそこに優しく落ちる後れ毛。想像しただけで、「いい女かもしれない」と、期待してしまいませんか。大きなリボンがポイントのベビードール。リボンは、はらりとほどくことができます。さわやかなグリーンのヒョウ柄とネイビーの甘いリボンが、成熟した女性におすすめです。肌を美しく魅せる赤いスリップ。背中をクロスするストラップが、肩や背中を華奢に見せてくれます。贅沢なフランス製リバーレースから透ける肌は、極上の透明感と輝きを放つでしょう。背中部分を広く覆うレースが美しい、鮮やかな青のスリップ。洋服では挑戦しにくい色も、ランジェリーでは取り入れやすいのでおすすめです。前面がシンプルなデザインなので洋服にひびきにくく、気分の上がる普段使いに適しています。自分に似合うランジェリーには正面だけではなく、横や後ろから見たときにあなたの体を美しく魅せる仕掛けがあるはずです。ランジェリーを選ぶときには、さまざまな角度から自分を観察してみましょう。■ショーツの形次第であなたのお尻はより魅力的に胸の大きさや形、ウエストのくびれなど、女性らしさを感じさせるパーツはいろいろありますが、その中でも忘れてはならないのが「お尻」。年齢とともに変化しやすい部分であり、しばらく自分のお尻を見ていないという方もいるかもしれませんが、女性にしかない魅力的なパーツたち。魅力的なランジェリーで、飾ってみましょう。白いショーツもデザインによってさまざま。それぞれの形や素材、面積などでお尻の見え方は変化します。自分に似合うものを選んで楽しんでみましょう。バックスタイルに特徴がある黒のショーツ。あいた穴から覗くお尻がチャーミングです。履き心地も良く、ちょっとしたいたずら心もあり、楽しくなります。白いシンプルなショーツ。シンプルだからこそ、形の良さが際立ちます。ランジェリー専門店なら、こんな質の良いシンプルなショーツに出会えます。お気に入りのランジェリーを身に着けていると、心地よく、安らぎを感じ、自分しか知らない“秘密”が艶やかな気持ちをぐっと引き上げます。ランジェリーを選ぶ際は、さまざまな角度から自分を観察し、楽しみながらとっておきの1枚を探してみてください。2018年1月26日公開2019年7月4日更新
2019年07月04日■片側がしっくりこない胸の大きさも形も右と左とで違うから、どんなブラジャーを買っても、いつも片方がしっくりこない。メーカーによってサイズにばらつきがあって、今使ってるのは左が合ってて、右が合わない。■帰宅後の幸せな瞬間夏場は家に帰ったら、服を着たまますぐにホックをはずして、両袖口から肩紐を引っ張り出して抜き、首元から片手でサッと引っこ抜く。そのあたりで、「今日も1日終わった〜」って開放的な気分になる。■気の毒なリボン谷間部分についているリボンの飾りは、洗っているうちに取れていることが多い。いつも「かわいい」って思って買うけど、取れる頃にはすっかりどうでもよくなっている。■肩紐の具合がわからない肩紐の調節がうまくいかない。よく動き回る忙しい日は、肩紐がずっとずれ落ちていて、もはやブラジャーの意味を成していない。■未だにうまく着けられない少し前かがみになって装着し、脇とか背中とかの肉をカップに入れ込もうとするものの、どうしても自分ひとりだと試着時にフィッターさんがしてくれたようにはできない。三段ホックがうまくはまらず、ひとつ外れたままで出かける日もある。■手洗いが面倒手洗いするのはブラジャーを買って最初の1カ月程度で、しばらくすると「まあいっか」と、そのまま洗濯機で洗うようになる。ひどいときは洗濯ネットにも入れないため、すぐにくたびれてワイヤーが飛び出てくる。■ポロリハーフカップのブラだと、服のなかで乳首がこぼれ出るときがある。かがんだときに自分で胸元を覗くと、だいたい乳首が見えていて、あ……と思う。■日常使いはいつもアレラグジュアリー感のある装飾が施された、インポートランジェリーを買うこともある。でも、なんだかんだ服に響かず、着け心地もいい国内大手メーカーのものをヘビロテしがち。■買い替えどきが悩ましい買い替え時期がイマイチわからない。ワイヤーとかホックとか付いてて、処分するときの分別にも悩む。結構クタクタになったなあと思いながらも、なかなか捨てられなくて、つい使い続けてしまう。
2019年06月29日SNSや雑誌、テレビでときどき見る、ドレスを着て美しく微笑む女性。私たちはその姿を見て、「これは素敵!」「これは微妙?」などと評価して楽しみます。気になるから評価するわけですが、自分とは遠い世界の話だと感じていませんか?確かに、着飾って華やいだ気持ちになる機会は、日常生活の中ではほとんどありません。あったとしてクリスマスなど冬ならではの集まりや、もしかしたら誰かの結婚式、誕生日やワイン会などもあるでしょう。一方で、「自分が主人公になれる」ドレスアップの機会はほとんどありません。よほどのことがない限り訪れない非日常の世界だけど、憧れる女性は多いのではないでしょうか。■お気に入りのランジェリーがもたらす、甘美な高揚感私は、お気に入りのランジェリーを着たときの華やいだ気持ちが、自分が主人公としてドレスアップしたときの気持ちに近いことに気付きました。誰かの結婚式に呼ばれてドレスアップしたときの気持ちとは比べ物になりません。大好きなランジェリーをまとうと、「レヴェルが違う」華やぎ感が、あなたの中いっぱいに満ちていくでしょう。ランジェリーを着る瞬間から、鏡の前に立ってください。そして、その場で着てください。美しいレースでできたショーツにゆっくりと脚を通し、ブラの華奢なストラップを肩にかける。繊細なランジェリーにふれるとともに、自然と動きが柔らかく女らしくなっている自分。着用後、鏡に映る自分には、気になるコンプレックスなどの細かいことは、きっと見えていません。うっとりと華やいだ気持ち。女でうれしい。女を楽しむことは甘美で優雅。飾られることにより、自分の体がいつもより大切に思えてくるから不思議です。しかも、洋服と違うのは、他人の評価があまり気にならないこと。似合う似合わないは他人が決めるのではなく、自分。もしくは限られたパートナーだけ。着慣れないし見慣れないせいで、少し違和感を感じることもあるかもしれない。でも、それが色気となって女性を美しく見せてくれるのがランジェリーの本質です。だから、怖がらず、あなたが興味を持ったものを選んで着てみましょう。少し前までは若さが邪魔をしていて隠れていた色気が、私たち世代には出せるのです。さまざまな経験を通して得た強さや弱さ、あきらめ、希望そして包容力が、色気となって私たちを包みます。■ランジェリーは自分だけの楽しみ。好きなものを素直に選んでみるランジェリーを選ぶときに気にすることはただひとつ。それは、自分が楽しめるかどうかということ。私は以前、「この色は派手じゃないか?」「きわどすぎないか」など、余計なことをいろいろ考えて、無難なものを選び、結局満足できずにいた時期もありました。しかし、自分のランジェリーは自分だけの楽しみ。大人になって自由を得たと感じる瞬間です。お気に入りの1枚で、甘い高揚感を味わってみてはいかがですか。2017年11月6日公開2019年6月26日更新
2019年06月26日■セクシーな下着に挑戦したいけど……Image:ivyy Aster Series (Tanga) ©ivyyランジェリーブランドを運営している私ですが、ご縁あって現在、渋谷区の認定ブラジリアンワックスサロン「CouLeur(クルール)」さんとコラボさせていただいています。サロンの方に伺ったなかで興味深かったのが、ワックス脱毛をしにくるお客様の平均年齢が年々上がってきているというお話でした。海外では、ブラジリアンワックスのサロンがネイルサロンに併設されるなど、ウォークイン感覚で入れる上に、ブラジリアンワックス自体の認知も進んでいます。最近では日本での認知度も上がっているように思います。来店理由は、VIO脱毛では”パートナーのために”というお声が多いようでしたが、それと同じくらい「もっと自由にランジェリーを選びたい」または、「ランジェリーショップで見かけたTバックや、タンガ(フロントとバックがV字型にカットされ、サイドはひも状にデザインされている下着)を気に入って、それらをきれいにはきこなしたいため、VIOを一気に脱毛しようと思った」というランジェリーに関わるきっかけが多いようです。セクシーなランジェリーの内側にある、見えないからこそ大事な部分もおしゃれでいたい、と考える女性が増えているのでしょう。■今さら聞けないブラジリアンワックスのあれこれブラジリアンワックスとは?ビキニラインの部位を含むワックス脱毛のことを言います。本場ブラジルでは毛を完全に取り除くのが最もポピュラーですが、外性器の上部の陰毛を小さな線状に残すこともあります。海外人気ドラマ~SEX and the CITY~で、日本にもその名が知れ渡ったアンダーヘアのお手入れは欧米女性にとって常識の「身だしなみ」です。日本でもアンダーヘアを全くお手入れしていないという女性は少なくなってきているように、日本女性の間でも常識の「身だしなみ」になりつつあります。ワックス脱毛の手軽さや仕上がりの美しさから、欧米諸国ではカミソリで処理するよりもワックス脱毛が多く用いられています。また近年では男性美容の流行から男性でもアンダーヘアをお手入れしている方が多く男性の間でも新たなトレンドになっています。出典:他にもメリットはたくさん!サロンでのアンケートでは以下のような回答があったそう。「ムレ・かゆみ」・デスクワークで座りっぱなしでも、今まで感じていたムレやかゆみがなくなった「生理時も清潔」・生理時に経血が固まって毛に絡みつくのが不快でした。今では生理のときでもウォシュレットやウェットティッシュで拭き取れば、何事もなかったかのようにキレイにできるので楽になった「生理時の気分向上」・生理痛が重く、気分的に少しでも快適に過ごせるようにと脱毛したところ、思った以上に快適に。今までの生理時とはまったく違う感覚■きれいなVIOにおすすめのランジェリーニューヨーク、マンハッタンで誕生したランジェリーブランド「HANKY PANKY」は、おすすめしたいランジェリーのひとつ。レース素材のエレガントなタイプのタンガが揃い、おしりもフロントもお手入れされたVIOだと、素敵に穿きこなせそう。上記は私がプロデュースするブランド「ivyy」のランジェリーです。私自身はワックス脱毛歴はまだ3年くらいですが、アンダーヘアがないなら、レース素材などの「透け感」のあるランジェリーを素敵に穿きたいなと思っています。特に日本人は黒髪ですし、繊細な色合いのランジェリーの場合、後ろに”黒いアンダーヘア”が透けていると、あまり素敵に見えないデザインもあります。VIOをきれいにしたからこそ、レースの透け感が活きるランジェリーを楽しんでみてください。■アンダーヘアをなくすと、ランジェリーの選択肢が増えて楽しくなる取材協力:ワックスサロン クルール( )ブラジリアンワックスでアンダーヘアを処理していれば、面積の小さいランジェリーを身につけるのに抵抗がなくなります。毛がはみ出して恥ずかしい思いをすることもなく、VIOのラインを気にしてランジェリーを選ぶこともなくなります。初めてブラジリアンワックスをした女性の多くが、ランジェリーショップに足を運び、いつもより大胆かつセクシーなランジェリー選びを楽しむそうです。VIOをきれいにして、ランジェリー選びをこれまで以上に楽しんでみてはいかがでしょうか。\「ブラジリアンワックス脱毛」を扱った記事は他にもあります/2017年11月22日公開2019年6月24日更新情報は記事公開当時の内容です。
2019年06月24日■ガーターベルトとはガーターベルトを実際に着用している女性に出会ったことがない――これは輸入ランジェリーの仕事をしている私が、男性からよく聞く声です。皆さんはガーターベルトと聞いてどんなイメージを持ちますか?セクシー?映画の世界?コスプレ?日常的なアイテムとは思えない方も多いかもしれませんね。しかし、ガーターベルトはもともと、現在普及しているパンティストッキングがなかった頃、靴下やストッキングを吊るすための、いわゆる靴下留めでした。かつては女性のみならず男性にも使われていたんです。イギリスランジェリーブランド「Agent Provocateur」より■ガーターベルト×ガーターストッキングを夏におすすめしたい理由暑い季節でもパンティストッキングを穿かなければならない。そんなあなたにとって、ガーターベルトは救世主のような存在になるかもしれません。特にパンティストッキングを穿くことで汗をかいて、ウエスト部分がかぶれてしまう人、お尻にあせもができやすい人、長時間着席している仕事が多い人。そんな方はガーターベルトを使うことで、ヒップ部分がナイロンから解放されるため、通気性がよくなり、汗もかきにくくなり、肌への負担が激減します。■ガーターベルト×ガーターストッキングの秘密感に高揚するイギリスのランジェリーブランド「Agent Provocateur」よりそもそも私、石川がガーターベルトの魅力に取り憑かれたのは、ランジェリーが大好きなことはもちろんですが、何と言ってもガーターベルトを着けているとき、「自分だけの秘密感」に気分が高揚するのに気づいたから。ランジェリーは人からは見えない点で、基本的には自分だけの楽しみです。その中でもガーターベルトは究極のアイテムではないでしょうか?■ガーターベルトの選び方(初心者向け)ガーターベルトにはいろいろな種類があります。初めて使う方や使い慣れていない方には「幅が広め」のものがおすすめです。ウエスト部分があまりにも細いデザインだと安定感が少なく、日常的に長時間使用する際にはストッキングが下がってくるような感覚があって、初心者にとっては快適さに欠けるかもしれません。最初の1枚は黒を選ぶと使いやすいでしょう。コレクションごとにフルセットを集めるのも素敵ですが、コレクションで揃えなくてもまずは黒・白があればコーディネートしやすいですね。初心者の方にもおすすめの幅が少し広めで使いやすいガーターベルト。フランスの有名ブランド「Aubade」のこちらのガーターベルトは1万260円(税込)初心者の方にもおすすめのガーターベルト。こちらはポーランドランジェリーブランド「オブセッシブ」から。ブラジャー・ショーツ・ガーターベルトの3点セットで8208円(税込)■ガーターストッキングの選び方(初心者向け)ガーターベルトを初めて購入される方からよく受けるのは、「ガーターストッキングはどこで買えますか?」という質問です。ストッキング売り場やランジェリー売り場にもありますが、私のおすすめはポーランドランジェリーブランド「ベネチアナ」のもの。ストッキング網の歴史ある本場イタリアで製造されていて光沢も美しいストッキングです。ネット通販では豊富な種類が揃い、手軽に購入できます。ガーターストッキング 15デニール 2916円(税込)実はガーターストッキングは片足が伝線してしまったときでも、両脚共通で使用できるため、片方だけ交換すれば使える大変便利なアイテムなんです!ガーターストッキングを買うときに気をつけて見てほしいのは、「シリコンあり」「シリコンなし」という表記。太もも部分の内側にシリコンがついているか否かを示す表記です。シリコンありのものはガーターベルトを使わず、そのまま着用できますが、汗をかきやすい季節に使用する方やアレルギーなどがある方は、かぶれてしまうこともあるので要注意です。シリコンなしのものは、ガーターベルトがないと使えません。ガーターベルトでしっかり吊るして使うタイプです。ガーターベルトを使うときは「シリコンなしのガーターストッキング」がおすすめです。■ガーターベルト×ガーターストッキングで夏を快適にガーターベルトを使ってみたくなった女性は多いのでは?この夏から挑戦してみてはいかがでしょうか。2017年5月11日公開2019年6月18日更新
2019年06月18日■夏に「魅せるランジェリー」のすすめもうすぐ本格的な夏が始まりますが、皆さま、いかがお過ごしですか?そして今、どんなランジェリーを身に着けていますか?カップ付きインナーにヌーブラ、ストラップレスブラ、ベアトップブラなど、肩ひもを見せない、下着に見えないような、便利なインナーウェアがたくさんありますよね。でも、今身に着けているものに満足していますか?例えば、シリコン付きのストラップレスブラジャーは、長時間着けていると、汗でかぶれてしまう。ベアトップブラジャーはズレやすく、バストトップ位置が下がって見えてしまう、胸元が気になって落ちつかない、肩こりを引き起こしてしまう。そんなトラブルを聞くことも……。下着本来の機能はそのままに、ファッションアイテムとして使えるものがあれば、薄着の季節も理想のバストメイクを叶えられ、トラブルも減りそうですよね。また、夏に限らず年中使えて経済的です。そこで今回は、薄着や露出の多い夏に、特に便利な「魅せランジェリー」をご紹介します!■夏に活躍してくれる、「魅せランジェリー」を紹介1.高級感あふれるストラップのランジェリーポーランドランジェリーブランド「アクサミ」3/4カップブラジャー[V-5201] 価格:8964円(税込) ヨーロッパ製の黒いレースとベージュという、ベーシックなデザインと配色で、アウターを選ばずとても使いやすいブラジャーです。胸に直接触れる部分はコットン布で覆われて肌にも優しく、ぴたっとした洋服にもトップが響きにくく安心。そして、このブラジャーの「魅せポイント」は、ストラップにあります。シンプルで、やや光沢がある高級素材でできているので、堂々と見せてもブラジャーのストラップには見えません。さらに、伸縮性がとても高いストラップのため、肩がこりにくく、ラクな着け心地を実現しています。機能もデザインもとても優秀なブラジャーです。2.肩におしゃれなデザインを施したランジェリーポーランドランジェリーブランド「Le Petit Trou(ル・プティ・トルゥー)」のブラジャー[CHRISTINE]価格:1万260円(税込)Tiger Lily TokyoTEL:03-5658-7606www.tigerlilytokyo.com/シンプルな黒いチュールで、肩の部分に施されたフリルが大人のかわいらしさを引き出します。このランジェリーの「魅せポイント」はなんといっても肩のフリル。ノースリーブやベアトップの洋服から、あえてこのストラップを見せて、ファッションとして楽しむのもおすすめです。夏に快適な伸縮性のあるチュールネットを使用していて軽い着け心地です。サイドにボーンが入っているため、機能的にも優れています。3.背中魅せが叶うデザインのランジェリーポーランドランジェリ―ブランド「Le Petit Trou(ル・プティ・トゥルー)」の1枚レースブラジャー[FROLE]価格:1万260円(税込)Tiger Lily TokyoTEL:03-5658-7606www.tigerlilytoky.com/かわいくて洗練されたデザイン。こんな背中スタイルなら堂々と見せたくなるかも。ブランド名の「Le Petit Trou」には「小さな穴」という意味があります。ショーツのデザインにも遊び心があって素敵ですね。機能的にも伸縮性のあるチュールネットが使われ、胸に吸い付くようなフィッティングでありながら、とても軽い着け心地で夏も快適に過ごせるはず。チュールには小さな星の模様が織り込まれ、デザインへのこだわりを感じさせてくれます。アジャスターはもちろん調整可能。文句なしにおしゃれなデザインでありながら、機能もしっかり充実しています。ポーランドランジェリーブランド「Le Petit Trou(ル・プティ・トルゥー)」のランジェリーは1着ずつ、すべてロゴ入りの素敵な黒いボックスに入っています。このこだわりにも女性心がくすぐられます。■魅せる1枚と出会えるランジェリーショップ「Tiger Lily Tokyo」東京都渋谷区代官山町10-10 代官山トゥエルブ2FTEL:03-5458-760615時〜20時(水曜日定休)オーナー自身が世界各国からセレクトした、センスが光るこだわりのランジェリーたちが並ぶ、代官山のお店は今年オープン。ランジェリーアドバイザーの私も注目しているお店のひとつです。今回、一例としてご紹介したポーランドランジェリーブランド「Le Petit trou(ル・プティ・トルゥー)」も豊富に揃います。2017年7月20日公開2019年6月15日更新※掲載した商品の情報は記事公開当時のものです。
2019年06月15日■40代に多いブラジャーや胸の悩み私がランジェリーアドバイス会などで、アラフォー世代からよく聞く「胸に関する悩み」には、次のようなものが多いです。■胸の下垂が気になる■ブラジャーから脇の肉がはみ出す■カップに隙間ができる■ブラジャーを着けると苦しくなって、着けたくなくなった私自身も、40代を過ぎてから、これらの悩みに大きく頷ける部分は確かにあります。ですが、残念ながら何も対処せず、ケアもせずにいれば加齢は進む一方。解決にならないだけでなく、事態は深刻になるだけです。大胸筋を鍛えるエクササイズや補正下着など、いろいろな情報が飛び交っていますが、そういったことをがんばらなくても、胸をきれいに見せるポイントをここではお伝えします。■40代の悩み別、ブラジャーの選び方胸の下垂が気になる街で見かける40代以降の大人世代には、胸元や背中がとても残念に見える方が多いです。顔は若々しいのに、下がった位置にある胸や、背中のブラジャーとの境にできる段々のお肉は、あなたが想像している以上に年齢を上に見せてしまいます。何がそう見せてしまうのでしょうか?(基本中の基本ですが)、正しいサイズのブラジャーを正しく着けていないことが多いです。正しい胸の位置出典:鎖骨の中心部分〜左右のバストトップまでを三角で結んでみると、正三角形になることが望ましいとされていますが、皆さんはいかがでしょうか?30代以降はどうしても胸の下垂が始まるため、正三角形になる方は少ないのではないかと思います。また、胸の位置が離れて、横長の二等辺三角形になると、実際よりも太って見えることに……。さらに、横に広がった胸は実年齢よりも上に見せてしまいます。ブラジャーから脇の肉がはみ出すこれもサイズが合っていない、またブラジャーを正しく着けられていない状態です。正しいブラジャーサイズに胸を収めた後に、脇に「ぷよっ」とはみ出すお肉があれば、最後に必ずカップに収めきりましょう。それを毎回心がけることで、カップがワンサイズ上がる方が多数います。信頼できるフィッターさんに、一度見てもらうことをおすすめします。カップに隙間ができるこのお悩みも40代女性から多く聞きます。最初はお肉をかき集めてカップに収められるものの、時間が経つと気づけばお肉が動いて、カップがスカスカになっている、というお悩みです。これは胸の形にブラジャーの形が合っていないか、カップが大きい場合が多いです。ブラジャーを試着した際に、実際に前にかがんだり手を回してみたりと、動いてみましょう。サイズが合っていれば、そう簡単に胸のお肉が逃げて、カップがスカスカになることはありません。ブラジャーを着けると苦しくて、着けたくなくなった私自身、お酒を飲んだり、たくさん食べたりした後、締め付けが強いブラジャーでなかったとしても、気分が悪くなったり、外したくなったりすることはあります。ただ、日常生活において苦しくて着けたくない、というブラジャーは、アンダーバストが合っていないことが多いです。無理して小さめなアンダーバストのブラジャーを使用し続けると、背中の肉にブラジャーが食い込み、気づいたときには背中にブラジャーのベルトの道のような、残念な段差がくっきりできてしまい、後ろ姿を老けさせてしまいます。■40代におすすめしたいブラジャー40代になると胸の肉質もやわらかくなるため、20代、30代のときに問題がなかったブラジャーが、きれいに着けられなくなることが多いです。洋服の「なぜか昔の服が似合わなくなった」現象と似ていると思います。ストラップがやわらかくてカップが軽く、1日中着けていても心地よく、かつ胸が自然に寄り、より胸がきれいに見えるブラジャーをご紹介します。Axami sexy(アクサミセクシー)V-52013/4カップブラジャー [V-5201] 8300円(税別)こちらのブラジャーは、胸の肉質がやわらかくなった方でも、胸を自然に寄せてきれいに見せてくれます。また、カップがとても薄くて軽く、ストラップがよく伸びるため、まるでブラジャーを着けていないかのような快適な着け心地です。NAO LINGERIE(ナオ ランジェリー)Fuji Blossoms フジブロッサム1/2カップブラジャーFuji Blossoms フジブロッサム1万6800円初めてナオランジェリーを着けたとき、あまりの軽さと着け心地の良さにとても感動しました。1/2カップブラ(ハーフカップブラ)は、胸をすくい上げてデコルテを丸く整えるので、高さを出したい方にもおすすめです。Aubade(オーバドゥ)HA CHARME D’EDEN シャルメディエンダブルパデッドブラCHARME D’EDENシャルメディエンLAZULIカラー1万7000円(税別)言わずと知れたフランスの老舗ブランド「オーバドゥ」のダブルパデッドブラジャーは、中に取り外しができる、軽いビーズパッドが入っているため、胸に左右差がある方でも簡単にバストメイクができます。また、アンダーの部分がレースでできているため、とても軽い着け心地です。フランスの歴史あるブランドを本当に美しく着こなせるのも40代からですよ!人生100年時代と言われる今、40歳は人生の半分も生きていないことになります。仕事や生活、体調が変化する時期にあるかもしれませんが、自分に合った美しく快適なランジェリーは、女性としての自信をより持たせてくれることでしょう。肌に直接身に着けるものだからこそ、とことんこだわってほしいと思います。2018年2月25日公開2019年6月13日更新※掲載した商品の情報は記事公開当時のものです。
2019年06月13日■セクシーなランジェリーが売れなくなっている?最近、世界的にセクシーで華やかなランジェリーの売り上げが低迷しているというニュースを耳にしました。たとえば、米国発のブランド「ヴィクトリアズ・シークレット」の大幅な店舗閉鎖やテレビでのランジェリーショーの中止などが相次いだという話は有名です。日本でも同じような流れがあって、従来のワイヤー入りブラジャーなどの売り上げ低迷なども度々報道されます。そのニュースに対し、一般の女性からこんなコメントも寄せられていました。・スポーツやアウトドア的なアスレジャー(アスリート+レジャー)ファッションなどの流行もあり、アウターがそんな感じなのにインナーがセクシーなのは不自然である。・女性の社会進出によりセクシーな下着どころか、女性として見られることさえ不要に感じるときがある。・普段使いの下着と勝負下着は違う。私はこの記事やコメントに対して、とても違和感を感じました。■セクシーの「本質」は品や知性にあるそもそも、セクシーなランジェリーの定義はなんでしょうか?面積が少ないきわどいデザインや、華美な装飾が施されたランジェリーのことを指すのでしょうか?私はセクシーなランジェリーには、品位や知性を感じることが重要だと思っています。そのため、ナチュラル、シンプルでヘルシーなデザインのランジェリーにおいても、品や知性が感じられるものには同様にセクシーさを感じます。人によってセクシーと感じるポイントは違うでしょう。でも、セクシーなランジェリーというカテゴリーが、単なる性的アピールをするものだと考えられ、世の女性からセクシーという言葉やランジェリーまでもが排除されつつあるとしたら、それは少し違うのではないかと思います。一般的にセクシーという言葉は、やや性的なイメージを強く感じせてしまうのかもしれません。私自身が高級ランジェリーに求めるイメージは、セクシーよりもセダクション(魅惑)という言葉の方が、ニュアンスとして近いかもしれません。ちなみに、セダクション(魅惑)はフランスの老舗有名ランジェリーブランドAubade(オーバドゥ)が、設立当時から掲げている言葉です。■ランジェリーで大事なのは、上質さとセダクション(魅惑)があるかどうかランジェリーを選ぶときに、特に重要と考えるポイントがあります。まず、ランジェリーは肌に直接身につけるものなので、上質でなければならないということです。上質なランジェリーとは、高額な商品のことではありません。品質がよく、程度の高いものであることを指します。値段ばかりが高くても上質でないものはこの世にはたくさん存在します。シンプルでも、デザイン性が高くても、上質なものには品のよさを感じます。ヨーロッパランジェリーの上質なランジェリーに関していえば、ストラップのデザインから、後ろ姿、脱いだあとのことまで考えられてデザインされていたりと、細部へのこだわりが驚くほどあるものが多いです。また、日本で流行のワイヤレスブラなども、上質なものは機能性だけでなく、そこにストーリーや美しさが備わっているものが多くあります。私が人生で初めて魅了されたランジェリーはフランスのオーバドゥでした。初めてそれを纏ったとき、勝負下着とかいうそんな安っぽい表現は超越していて...…。自分だけのもの。二度と手放したくない。胸が高鳴り、幸せに満ち溢れるような気分。その瞬間から高級ランジェリーの虜になっていました。ランジェリーラバーは最初に私と同じような気持ちを感じた人も多いかもしれません。まだ体験したことのない人はぜひ感じてみてほしいと思います。なんともいえない高揚感です。上質で魅惑的なランジェリーは、まとうだけで品格を上げてくれる気がします。■自分に最適なランジェリーを選ぶときの3つのポイントある下着メーカーのアンケート結果によると、女性の1日あたりのブラジャーの平均着用時間は約18時間だったそうです。このアンケート結果から考えても、ランジェリーが心身に与える影響が大きいことが推測できます。たくさんあるランジェリーの中から、自分で最適なものを選べることが重要です。そのためにはとにかく、いろいろなブランドのランジェリーを実際に試着し、体感してみましょう。私自身はヨーロッパランジェリーの輸入の仕事をしてきましたが、DRESSランジェリー部部長として、国内外のたくさんのランジェリーブランドと交流する機会をいただき、数多くの素晴らしいランジェリーに出会ってきました。私が考える素晴らしいランジェリーのポイントは3つありました。1.着け心地がよい、快適である2.上質である3.魅惑的であるこの3つのポイントを意識してランジェリーを探すと、自分に最適なランジェリーを選ぶことができると思います。それはどんなジャンルのランジェリーでもよく、ワイヤレスブラでも補正下着でも、ヨーロッパのランジェリーでも何でもよいのです。自分のライフスタイルに合わせて、TPOに応じてそのときどきで最適なランジェリーを選ぶことが大切です。■上質なランジェリーを自分の味方に常々、私が考えることがあります。1日18時間近く、さらには毎日身につけるランジェリーを、上質かつ自分が魅了されるものだけにしたらどうなるでしょう?ランジェリーにまったく関心がなく、ヨレヨレのものや、上質でないものをつけている人と意識が高い人では、人生までもが変わってくるのではないかと思います。毎日肌の上に身につけるものであれば、上質なランジェリーに変えないのはもったいないです。ランジェリーに意識の高い女性は品がよい人が多いと感じます。品とは生まれながらに備わっている幸運な人もいますが、それ以上に普段のいつもの習慣が重要で、それが現れてくるともいわれます。上質なランジェリーを身につけるという習慣は、さらに品のよさを磨いてくれるのではないかと思います。あなたのクローゼットの中にも、快適で上質、さらに魅惑的なランジェリーを取り揃えてみませんか?ランジェリーは必ずあなたの味方になってくれるはずです。
2019年06月06日■何を選べばいいかわからない。でも、ランジェリーを楽しみたいランジェリーをお店で選ぶのはなんだか恥ずかしい、気後れするといった思いを抱いている方にこそ訪れてほしいのが、個人経営のランジェリー店。今回訪れたお店では、美容室のように店主とマンツーマンでランジェリーの相談ができます。事前に予約でき、その時間帯は他のお客さんがいないので、人目を気にする必要はまったくありません。何が欲しいのか自分でもよくわからなくても大丈夫。ふくよかな体、痩せた体、体の色や形。どんな体も、ずっとあなたと歩んできた大切な体。なりたい雰囲気や、どう見せたいかなど、店主と相談しながらゆったりとランジェリーを選ぶことができます。■一番大切なのは「なりたい自分」になれることよく見かけるランジェリー広告のほとんどは、若くて美しい女性が微笑む姿。私はかつてそれを見て、確かに商品に魅力を感じるけれど、これは私が身に着けていいものだろうか、と感じていました。しかし、店主は言う。一番大切なのは、なりたい自分になれること。若くて恋愛に夢中だったころ、ランジェリーはそれほど必要ではなかった。年齢を重ねたからこそ、感情や生活に余裕もでき、ランジェリーを楽しむ隙間を作ることができる。変化する体にまとうからこそ、より美しさを増すランジェリーと私たちの体。ランジェリーの多くは女性によってデザインされている。だからこそ、私たちに寄り添ってくれる。そもそも、ランジェリーを着ることによって美しくなれたら、と思う私たちは、正直で素直で美しい。お客様の中にはインポートランジェリーに興味を持ちつつも、何年も購入することを迷って、やっと来店される方もいるそう。少しの勇気を持って扉を開けば、思った以上の楽しみが待っているでしょう。■女を楽しむことが、ストレスを吹き飛ばし、心を落ち着かせる私たちは、社会生活を営んでいると、ある程度自分の性を抑えて生きていると思う。仕事上での立場、家庭での妻や母としてなど、それぞれの役割はすべて価値があり素晴らしい。でも、そもそも私たちは生き物。自身の性を楽しむことは、日々の些細なストレスを軽くし、心に穏やかささえもたらす。誰にも迷惑をかけずに、静かに性を楽しめるアイテムとして、ランジェリーは本当におすすめだ。見えないところだからこそ、TPOを気にせず楽しみ、私たちに自信を与えてくれるから。その自信は他人に対する優しさや色気として現れる。あなたの気になっているランジェリーショップにも、きっと素敵な店主が待っているはず。店内に一歩足を踏み入れたら、めくるめく魅惑の世界があなたの人生をより華やかに、生き生きと揺れ動かしてくれることだろう。あなたがお気に入りのランジェリーを手に入れて、微笑んでくれますように。2018年3月1日公開2019年5月31日更新
2019年05月31日ランジェリー。その甘美で優雅、高貴な響きは私たちを惹きつける魅惑の存在。肌に最も近く触れるものだからこそ、お気に入りの、自分が一番心地よく感じるものを身に着けたい。ランジェリーに興味はあるけれど、まだ「これ!」という運命の一枚に出会ってない人も、すでにランジェリーの虜になっている人も、ランジェリーの楽しみ方や奥深さ、そのパワーにふれてほしい。そんな思いで、ランジェリーをこよなく愛す女性たち5名に集まっていただき、ランジェリーをテーマに座談会を開催しました。日常、仲間内で案外話題にのぼらないランジェリー。それゆえ制限時間がなければ、何時間でも話し込んでしまう雰囲気すらあった、ランジェラーたちの座談会。前中後編に分けてお届けします。■ランジェリー座談会の参加者(写真左から)庭野さん(開業医)ランジェリーを買うのは「月2〜3枚まで」と決めている。ランジェリーは「趣味」。柏崎さん(アパレルセレクトショップ/マーケティング担当)海外へ行く機会も多く、現地で出会ってときめいたランジェリーを買うことも度々。山田さん(料理教室主宰)インポートランジェリーも好きだが、普段使いは国内ブランドのランジェリーが多め。桜井さん(会社経営)年代によって好みの色が変わり、近年は濃い目の色が好みに。パープルやネイビーを選ぶことが増えた。石川さん(DRESSでもおなじみ。ランジェリーアドバイザー)DRESSをはじめ、さまざまなメディアでランジェリーの魅力を伝えている。■ランジェリーを着て、見て、集めて楽しむ5名。ランジェリーにはまったきっかけは?石川:今日は私の呼びかけで、集まっていただき、本当にありがとうございます。お気に入りのランジェリーも、たくさんお持ちいただいて嬉しいです!まずは、皆さんが何を機にランジェリーに魅せられていったのか、おひとりずつ話していきましょうか。柏崎:10代後半くらいから、きれいなもの、かわいいものが好きで、ランジェリーにも興味を持っていました。お気に入りのランジェリーを身に着けると、気持ちが華やぐのに気づいたんですよね。ランジェリーを少しずつ楽しみ始めるなかで、あるときからファッションとランジェリーをあわせて考えるようにもなりました。洋服だけ素敵なものを身に着けるんじゃなくて、人には見えないランジェリーもきちんとしたい。そうすることで内から自信があふれるようになり、自然とはまっていきましたね。山田:前職が客室乗務員だったこともあり、海外へ行く機会が多くありました。日本のファッション誌で紹介されていたラ・ペルラのランジェリーが気になっていたとき、タイミングよく仕事でイタリアへ行き、現地で現物を見て「わぁ、素敵!」と感動したことは、今でも覚えています。仕事中は機能性重視の下着を身に着けていたので、ランジェリーは気分転換というか、ジュエリーのように「持っているだけで嬉しい」ものとして、30代前半頃から少しずつ買い集め始めました。庭野:9年前に出産し、それから1年ほどして自分の裸を鏡でまじまじと見て、びっくりしたんです。20代のときは何もしなくてもパキッと若々しく見えた体が、1年のうちにやる気のない体になっていて……。それなりに気を使っていたつもりでしたが、授乳で胸はぺたんこ、お腹には妊娠線がくっきり。悲しくなりました。なんとかしなきゃと思って、適当に選んで着ていたブラトップやカップ付きのキャミソールを処分。きれいなものを身に着けることから始めようと思い立ち、最初にスリップやベビードールを買い始めたんです。初めてそれらを身に着けたとき、ぱっと明るい気持ちになって以来、すっかりはまっています。桜井:小学校高学年の頃、海外旅行先の美術館で、女性の裸婦像を目にして、「薄い布を添えることで、肌がきれいに透けている様は、こうも女性を美しく見せるのか」と感動したのが原点です。ませてますよね(笑)。ただ、ランジェリーのことを深く考えるようになり、買い集めるようになったのは、18〜20歳頃だったと思います。石川:皆さんのランジェリーの原点、興味深いです。私の話は以前DRESSに3本立てのコラムとして書いたので、以下を参照ください(笑)。全員:アップされた当時、気になって即読みましたよ(笑)。■「清楚な洋服の下のランジェリーは真紅……」自分だけが知る事実に快感石川:ありがとうございます(笑)。ここからはランジェリー選びについて、少しずつ伺っていきたいんですが、皆さんがランジェリーを買うときに大事にしていることはなんですか?色やデザイン……いろいろとあると思いますが。桜井:若い頃は自分がいいなと思うランジェリーと、男性が好むランジェリーは違うんだと知って、いろいろ実験した時期もありますが(笑)、大人になってからは自分の好みを追求するようになりました。とにかくヨーロッパブランドの優雅なレースが好きなので、細かい手仕事を感じさせるレースのランジェリーを集めていますね。庭野:ランジェリー好きにとって、ランジェリーは誰かに見せるために選ぶものじゃなくて、自分のために選ぶものなんですよね。清楚な装いをしてるのに、その下には実は大胆なランジェリーをまとっている……。それを知っているのは自分だけで、そんな自分が楽しいし、好き、みたいな(笑)。石川:わかります(笑)。私はここ何年も、大事な商談やプレゼンなど、「今日はキメたい!」みたいな日は必ず、赤いランジェリーを選んでました。でも、最近は白もよく着るようになって、赤はランジェリーボックスの奥の方へ(笑)。山田:出番が少なくなったランジェリーは奥にいっちゃいますね(笑)。よく身に着けるものとそうでないものは、人生のときどきで変わる気がします。石川:その日食べたいものを選ぶのと同じで、ランジェリーも自分がそのときに求める色を、自然と選ぶようになったなぁと思うんです。それこそもう、自分の感情の思うがままに(笑)。結果、自分らしく、堂々と、自然体でふるまえる気がするんです。庭野:無理したり、何かに縛られたりしたくないと思います。私は洋服はTPOに合わせるのを前提に、清楚に見えるきちんとしたものを着たいんです。でも、ランジェリーだけは誰にも見えない。子どもの受験のときも、かっちりした印象を与える洋服の下には、赤いランジェリーを身に着けて、「絶対に勝つぞ」と気合を入れていきました。ランジェリーだけは、自分が大好きなものを身に着けられる。そこに「私は自由だ」って感じるんです。■盛りタイプ、パッド……不自然なランジェリーを選ばなくなった石川:とくにお子さんや家族がいると、そうでしょうね。ランジェリーが唯一の開放になる(笑)。柏崎さんも鮮やかなお色のランジェリーが多いですよね。柏崎:風水に少し興味があるので、ランジェリーの色を選ぶとき、風水のカラーを意識することはありますね。おふたりと同じで、「今日は負けたくない。がんばるぞ!」みたいな勝負の日はやっぱり赤を選んじゃいます(笑)。初めて会う人がいる日は白を着ていきますね。桜井:色彩心理学を専門にしていることもあって、私も色選びは大事にしています。基本的には自分の気持ちが上がる色、自分の豊かさを高める色を選びますね。年代や人生の転機によっても、好きな色が変化することって、あると思うんです。30代は赤、40代はパステル系、50代はどちらかというと濃い目の色を選ぶようになりました。今の自分の肌をきれいに見せてくれる色だな、という直感も大切にしています。山田:色ではないんですが、付け心地の良さへのこだわりはあります。例えば、背中や脇まわりからお肉をかき集めて、カップに入れ込んで盛る、みたいな“矯正下着”要素があるランジェリーは選ばなくなりました。前職の同期が以前、高級な矯正下着にはまって、確かにバストアップしていましたが、私はそういうものを着ると苦しくて、仕事どころじゃなかった(笑)。石川:私も矯正は苦手です……。造りがしっかりしたランジェリーを正しく着ければ、バストはナチュラルにきれいに見せられるものだと思います。山田:当時、今より8kgくらい痩せてたので、ホントに苦しかったですね……。柏崎:持ってくるお肉がなさそう(笑)。山田:今の私だとお肉も流れているので、ちょうどいいのかもしれませんが(笑)、勧められても着けたくはないですね。無理にお肉を持ってきて、バストを大きく見せたり、丸く見せたりしなくていいや、って思うんです。もちろんランジェリーでバストをきれいに包み込んで、洋服を美しく着こなすのが理想ですが、あくまでも自然体がいいなと思うんです。庭野:不自然な状態は心地よくないですよね。今は盛るんじゃなくて、リラックスできて、昔よりははりがなくなったバストを優しく包み込むようなノンワイヤーのもの、一枚布でできたものが好きになってます。(中編へつづく)Text/池田園子2017年8月9日公開2019年5月27日更新
2019年05月27日■アンダーヘアのケアに悩む輸入ランジェリーの仕事をしていると、お客様からよく「アンダーヘアはどう処理していますか?」と聞かれます。輸入ランジェリーはレースの美しさを楽しむデザインが多く、日本人の黒いアンダーヘアは透けやすかったり、きれいに処理していないと面積が小さなショーツからはみ出したり……といった悩みごとがあるからでしょう。昨今、アンダーヘアのケアはエステ脱毛やレーザー脱毛など、いろいろな方法が知られるようになり、私たちにとって身近になっていますよね。私自身はというと、昔からかなり毛深くてムダ毛については悩みに悩みました。10代の頃は剃ったり抜いたり、ワックスしたり、脱色したりと本当に大変だったのを覚えています。そんな悩みを解消すべく、20代のときにレーザーでの全身脱毛に100万円以上を費やし、今ではムダ毛に関してノンストレスな生活を送っているのですが……。全身脱毛といってもVライン(ビキニライン)は一部残しています。VIOラインもすべて脱毛しましたが、さすがにハイジニーナ(アンダーヘアがまったくない状態)にしてしまうほどの勇気がなく、Vライン(ビキニライン)だけを一部残したのです。何よりレーザーですべて脱毛してしまうと、毛が永久に生えてこないわけですから。いざとなれば剃ればいいし、と思っていました。でも、剃ると伸びかけがチクチクして不快。それに、Vラインの毛が伸びてくると、面積の小さなショーツだと毛がはみ出してしまう、という問題が起きることも。そんなVライン問題に悶々としていたとき、イタリアからブラジリアンワックス「RICA WAX(リカ ワックス)」を輸入する会社の経営者、星山玲さんと出会いました。RICA WAXの原料は98%がシチリア産の天然素材で、肌への優しさが魅力のひとつ。世界80ヶ国以上のスパ・エステサロンで愛される、イタリア・シチリア生まれのワックスのトップブランドです。星山さんに悩みを打ち明けたところ、「ブラジリアンワックスは永久脱毛ではないので、好きなときに脱毛ができるし、1カ月に1度くらいすることで、毛がどんどん細く、薄くなっていくんですよ」とのこと。そんなに都合のいい脱毛なら、やってみるしかない!早速、星山さんが輸入するブラジリアンワックスを体験させていただくことにしました。■アンダーヘアのブラジリアンワックス脱毛を初体験そもそもブラジリアンワックスとは、女性がTバックのビキニ水着を着用するために、行われるようになった脱毛法。Tバック発祥の国、ブラジルから命名されたという説があります。後には男性に対しても行われるようになりました。ブラジリアンワックスの施術は、脱毛したい部分に専用のワックスを塗り、そのワックスを剥がして脱毛していく、というシンプルな方法。過去に私がレーザー脱毛をしていたときは、VIOラインはレーザーを当てるときに結構な痛みがあったため、ブラジリアンワックスはどうなのかドキドキでした。感想としては、多少痛み(※)を感じることはありましたが、私はやっていくうちに慣れてしまいました。決して、耐えられないような痛みではありませんでした。※星山さんによると、痛みの感じ方には個人差がかなりあるそうです。また、一般的には回を重ねるごとに痛みは軽減される傾向があるとのこと。ちなみに、いろいろな種類のワックスがある中から、人それぞれの肌の状態や施術部位、季節や気分に合わせてワックスをセレクトしてくれます。今回使ってもらったのは、保湿成分が高いアボカドやアルガンオイルを使用したワックスでした。施術後に驚いたのは、ムダ毛と一緒に古い角質も取り除かれるため、肌の質感がつるつるになって、色もワントーン明るくなるということ。これには感動しました!■アンダーヘアのブラジリアンワックスはおすすめ今回、私はVラインだけではなく、アンダーヘア全体を脱毛しましたが、星山さんはアラフォー世代以上は「大人のブラジリアンワックス」がおすすめと語っていました。「大人なら、アンダーヘアを完全になくすのではなく、少し毛を残すほうがセクシーかもしれない。加齢による肌の黒ずみや萎み感を隠せるメリットも。20代の健康的なハイジニーナとはまた違う美しさも大人の女性の皆さまにはおすすめ」とのこと。また中高年になるとリアルに起こってくる、アンダーヘアへの白髪出現問題、さらには介護される前に駆け込み施術を……など、大人向けの雑誌でもブラジリアンワックス特集が組まれたそうです。うーん、リアル……。確かに毛髪が白くなってしまうと、レーザー脱毛はできなくなると聞いたことがあります(レーザーが白い毛に反応しづらくなるため)。ここまでくると、単にレースのショーツを美しく履きこなしたいという、ファッション性や自己満足だけの問題にとどまらず、美や衛生的な域にまでアンダーヘア問題が関わってくることがわかります。気になった方は、アンダーヘアのブラジリアンワックス脱毛を一度体験してみてくださいね。2017年4月4日公開2019年5月27日更新
2019年05月27日私は大好きなランジェリーを身にまとうようになってから、運気が良くなったと実感しています。よくよく考えてみると、自分の肌にはほとんどの時間、ランジェリーやナイティを身につけています。ランジェリーやナイティにこだわりを持ち、大切にすることは、あなたの毎日がさらに幸せになるきっかけのひとつになるかもしれません。自分の運気をさらに良くしたいと思ったら、ランジェリーに対する考え方や習慣を変えてみてはいかがでしょうか。美しいランジェリーで人生が変わったランジェリーで運気を上げる方法1なりたい自分を叶えるランジェリーを選ぶランジェリーを楽しむことは大人の女性の余裕。見えない部分だからこそ楽しみましょう。「こんなふうになりたいな」と思う女性をイメージしてランジェリーを選ぶことで、いつもと違う自分になった気分になり、見えない部分だからこそ自分らしさを発揮できるんです。自分の好きなカラーやデザインを身につけるのはもちろん、本当は着てみたいけどアウターではなかなか挑戦できない色やデザインを身につけると、本来の自分の中に秘めていた新しい自分も発見できたり不思議なパワーがわいたりと、本当に楽しいですよ!これからは、いろいろなデザインやカラーに挑戦してみて。ランジェリーで運気を上げる方法2ランジェリーは朝選ぶ私は朝にランジェリーを選びます。その日の仕事や商談の内容、プライベートの予定をおさらいしながらシャワーを浴びるんです。バッチリ決めたい商談のとき、私の勝負カラーは赤!初めて紹介いただく方がいたり、会食があったりするときは、自分らしさが出せるように、心が鎮まるといわれるブルーや私の好きなパープルを身につけます。ランジェリーは肌に直接つけるものなので、色を肌で吸収するとも言われています。ちょっとおまじないのようですが、自分に自信をつけたり、パワーアップしたり、運気を上げたりする手助けをしてくれる気がします。ランジェリーで運気を上げる方法3ランジェリーと一緒に好きな香りを身にまとう上質な香りと上質なランジェリーは最高の贅沢。自分を変えたい、変わりたい――。そう思うときに変えるもののひとつに香りがあります。朝、シャワーを浴び、ランジェリーを着けた後にパフュームをひとふき。最近のお気に入りはイギリスのブランド、ペンハリガンのVAARA(ヴァ―ラ)です。お気に入りのランジェリーとお気に入りの香りは、自分らしさをより楽しめる大切なアイテム。ランジェリーで運気を上げる方法4お気に入りの専用洗剤でていねいにケアする肌に直接身につけるランジェリーは手作りだったり、とても繊細な素材を使用していたりするので、ランジェリー用洗剤で優しく手洗いするのが基本。お気に入りの香りのランジェリー用洗剤で大切にケアすると、ランジェリーも長持ちしますし、美しく良い状態でいつもそばにいてくれます。ちなみに、私のお気に入りのランジェリー洗剤は、カナダ生まれの「ユーカラン」という洗剤で、ユーカリの香りが大好きです。ランジェリーで運気を上げる方法5朝のシャワー後はベビードール着用が◎朝シャワーを浴びた後、皆さんは何を着ますか?シャワーを浴びてからメイクをして外出するまでに着用するアイテムとしてベビードールをおすすめします。ほんの1〜2時間程度の着用時間かもしれませんが、歯磨きや髪を乾かしたりメイクしているときに、鏡に映る綺麗な色のベビードールと自分を見ると、女性らしさを感じますし、朝から元気なパワーをもらえること間違いなし。ランジェリーで運気を上げる方法6ランジェリーだけじゃなく、就寝時のナイティにもこだわって私は就寝時、フランス製のコットン素材の肌触りが気持ちいいベビードールを愛用しています。サラッと着られるんです。夜はスウェットなどを愛用している方もいらっしゃるかもしれませんが、上質なナイティを着用すると自分の部屋にいながらにしても所作が女性らしくなります。不思議ですね(笑)。ぜひ一度お試しください!ランジェリーで運気を上げる方法7古いランジェリーは新しいものと取り替えるブラジャーの寿命はいつまで?とよく聞かれますが、週に2回くらい使用してどんなに大切にしても1〜2年以内くらいでしょうか……。もちろん、素材やお洗濯方法などにもよりますが、使用しなくても素材は劣化します。アンダーやストラップが伸びてしまったブラジャーを使用し続けると、見た目だけでなく、気づくと自分のアンダーバストが太くなっていたり、胸が下垂していくのに気づかず、いつの間にか老化が進んでしまう危険が!運気を上げたり、良い運気を取り込んだりするためにも、古くなったランジェリーは新しいものと入れ替えましょう。ランジェリーの習慣を実践して、運気アップを叶えて自然な形で自分らしさを出せると、心に余裕が持てるようになるもの。これからも大好きなランジェリーやナイティを身につけ、それらを味方につけて、これまで以上に自分らしく、心地よく過ごしていきたいと思います。ランジェリーに関する7つの習慣を大事にして、運気アップを叶えてくださいね!2017年1月1日公開2019年5月18日更新画像/Shutterstock
2019年05月18日■ヨーロッパランジェリーは日本人に合わない?と思った原因を解明!私がお客様からよく聞くお悩みに、「ヨーロッパランジェリーを買ったけど良くなかった」「ワイヤーが胸に当たって痛かった」「そもそもサイズがよくわからない」などがあります。最初に、たまたま合わないサイズや形のヨーロッパランジェリーを着けてしまったことが、「ヨーロッパランジェリーは日本人には合わない」といった、残念な印象につながってしまったのだろう、といつも本当に残念に思います。確かに、日本人と欧米人の女性では体型が違いますし、中には日本人女性には合わないデザインや形も存在します。とはいえ、日本の輸入代理店を経由して日本に輸入しているランジェリーたちは、バイヤーが日本人女性にも合いやすい形をセレクトして輸入しているため、そこまで日本人の体型から外れたものはないと思います。それに、日本で製造されている日本メーカーのブラジャーでさえも、メーカーによってサイズ感が違ったり、デザインや生地によっても着け心地がだいぶ変わってきたりしますよね。では、なぜヨーロッパランジェリーで、「合わなかった」「ワイヤーが痛い」といった問題が起こるのでしょうか?話を聞くと、大きな原因がふたつあることが多いです。これは日本のブランドのブラジャーを選ぶときにも関係する問題なので、詳しくご紹介します。問題1.サイズがそもそも合っていない。サイズをわかっていない「自分のサイズがよくわからない」とおっしゃる方は意外と多く、びっくりします。まずは自分のサイズを知りましょう。アンダーバストとトップを測れば、おおよそのサイズ感はつかめます。問題2.試着せずに購入している試着をせず購入された方が多いことにも驚きます。「通販だったから」など、理由はあるかもしれませんが、デザインや生地などによっても着け心地がかなり変わるため、試着はマストです。試着を重ねていくうちに、自分に合う形のブラジャーもわかるようになります。以下に、体型別・願望別にヨーロッパのランジェリー(ブラジャー)選びの基本をご紹介しますので、参考にしてみてください。■ヨーロッパランジェリー、選び方の基本(体型別・願望別)お悩み1.アンダーバストが細い、胸にボリュームを出したい140年以上の歴史を持つフランスブランド「オーバドゥ」よりCB Passion CreoleダブルパデッドブラIrisカラー価格:2万3760円(税込)取り外し可能な、とても軽くて快適なビーズパッド入り。自然で美しいバストメイクを実現。細身の方には「3/4カップブラジャー」がおすすめ。胸元の中心が低いものを選ぶと、「ワイヤーが胸に当たる」「肌に突き刺さる」といった悩みはほとんど解消できます。取り外し可能なパッドなどが入っているものも多く、胸を寄せたり、盛ったり、左右のバストの大きさが違う方でもバストメイク可能なのはうれしいですね。お悩み2.胸にボリュームがないけれど、1枚レースブラジャーを使ってみたい今、大注目のポーランドランジェリーブランド「サブレン」より1枚レースブラジャー(LITCHI soft) 価格: 8856円(税込) ヨーロッパ製の美しいストレッチレースを使用。胸にボリュームの少ない方にもフィットしやすい。胸にボリュームがないけれど、1枚レースブラジャーを使ってみたい――そんな方におすすめのブラジャーはストレッチレースを使っているブラジャー。ストレッチレースが胸に吸い付くように覆ってくれるため、カップの上部が浮きにくくフィットしやすいのが特徴です。お悩み3.胸が大きくてサイズがなかなか見つからない今、注目のポーランドランジェリーブランド「エヴァビアン」より1枚レースブラジャー(PETRA gray B139)価格:1万800円(税込)大きな胸の女性のために作られたデザインと仕様。ヨーロッパ製のレースを使用しながらこのクオリティと価格は一度試してほしい。胸にボリュームがある方は、インポートの1枚レースブラジャーで、形はフルカップなどがおすすめです。軽い着け心地で胸をすっきり見せられ、ストラップだけでなくブラジャー全体で胸を支え、肩こりなどを軽減する設計になっていたり、丈夫なワイヤーが使われていたりするブラジャーがたくさんあります。また、1枚レースのフルカップブラジャーは、日本のブランドと同じカップサイズでもヨーロッパの方が2サイズくらいカップが大きいものもあります。カップサイズだけにとらわれるのではなく、気に入ったデザインがあれば、試着をして確かめてほしいです。■ヨーロッパランジェリーの歴史は日本よりも遥かに長いヨーロッパランジェリーは、「敷居が高い」「日本人には合わない」と思う方もいるかもしれませんが、それはもったいない。その思い込み、今日から捨ててください。ヨーロッパのランジェリーの歴史は日本のそれよりも遥かに長いです。実は日本においては、ショーツやブラジャーが一般的に着用されるようになってから、まだ80年も経っていません。ヨーロッパでは1886年に世界的な下着メーカーがドイツで設立されています。自分にきちんと合ったサイズとデザインを知って選べば、日本のランジェリーと同等、それ以上に快適、心地良いものがヨーロッパのランジェリーにはたくさんあります。長い歴史の中で脈々と受け継がれてきた、素晴らしい技術と美しいデザインのヨーロッパランジェリーを身に着ければ、気分はもちろん自分の自信も上がること間違いなしです!この春夏、ヨーロッパのランジェリーに挑戦してみては?画像/Shutterstock2017年6月28日公開2019年5月12日更新※商品情報は記事公開時のものです。
2019年05月12日アモスタイル バイ トリンプ(AMOSTYLE BY Triumph)から、新作ランジェリー「ジオメトリック」シリーズが登場。2019年5月9日(木)より発売される。60年代のフェスから着想を得た「ジオメトリック」シリーズは、ボヘミアンな幾何学模様のレースと、レトロでカラフルな色使いが特徴。背部が大きくあいているトップスはアウター感覚で着用でき、大胆な背中見せ&肩見せスタイルを可能にする。夏フェスなど、アクティブなシーンを快適に過ごすのにぴったりなランジェリーだ。ノンワイヤーで軽い着け心地の「AMOジョイブラ ブラレット」は、キャミソールとしても着られるロングタイプ。華奢なストラップを使用し、広く背中部分を見せるスタイルがポイントだ。また、バンドゥタイプの「ストラップレスハーフカップブラ ブラジャー」は、ストラップが取り外し可能なため、肩出しファッションや胸元カバーにも最適。優れた安定性を持つワイヤーとサイドのボーンが、綺麗なバストとスッキリとした脇を実現してくれる。これらトップス2種に合わせたい4種のボトムも登場。ノーマルタイプをはじめ、トレンドのハイレグタイプもラインナップする。【詳細】アモスタイル バイ トリンプ新作「ジオメトリック」シリーズ発売日:2019年5月9日(木)価格:・ストラップレスハーフカップブラ ブラジャー B~Fカップ 3,490円+税、E・Fカップ 3,790円+税・AMOジョイブラ ブラレット(3サイズ) 3,490円+税・ショーツ(M・Lサイズ) 1,500円+税・ボーイズレングス(M・Lサイズ) 2,300円+税・ジャストウエスト(M・Lサイズ) 2,000円+税・サニタリー(ボーイズレングス、M・Lサイズ) 2,500円+税【問い合わせ先】TEL:0120-104256(フリーダイヤル)
2019年05月12日「ランジェリー」。日常には溶け込みにくいその響き。美しくもあり、少し妖しげでもある。DRESS読者の女性たちは、ランジェリーを存分に楽しむことのできる大人の方々だと思います。甘美な喜びを体験してしまうと病みつきになる。少々中毒性のある、身に着けられる美しい芸術。そんなランジェリーにどっぷりとはまってしまった私。ランジェリーとの出会いから振り返ってみました。■美しいランジェリーとの出会いは、ドラマのワンシーンそれは、私の目にいきなり入ってきた。明るい自然光、揺れるカーテンと動く体。その体を包み込む白い布はなんだろうか。当時、私が知っていた言葉だと「下着」である。それは生成りではない。白。ホワイト。素材は綿なのか絹なのか。布自体が生きているかのように、しなる体を追いかける。目が離せない。さわりたい。追いかけたい。ほしい。テレビドラマのその場面は、大学生だった私にとって、美しく生々しく衝撃的で、エロティックさだけではない、生きる力の塊のようなものを感じさせた。下着自体が生きているかのような、挑戦的で印象的な、実に美しいランジェリーだった。私は、その白いランジェリーの美しさに心を奪われてしまった。それまで、下着は黒ばかり選んでいて、白やピンクなどの装飾のあるものはなんだか恥ずかしくて着ていなかった。しかし、その白いランジェリーをテレビで目にして、ほしくてたまらなくなった。ただ、大学生だった私には、百貨店のランジェリー売場に入っていけるような金銭的・精神的余裕はなく、テレビドラマと同じような、心揺れるランジェリーを探し出すことはできなかった。それが、単なる下着ではなく、ランジェリーを意識するようになった大きなきっかけだ。■選択を迫られ続ける女の人生。気づいたとき、悲しい体になっていた女性の一生はめまぐるしい。気づいたら次のステージに立っている、そんな感じ。私はというと、学生の頃は夢に向かって努力し、勉強三昧の日々。働き始めると、結果を出すことが楽しくて仕方なかったけれど、20代後半を迎えたとき、結婚するかしないかの選択を迫られた。幸せな結婚ができたと喜んでいるとすぐに、子どもを産むか産まないかの選択を迫られる。ほしかった子どもにも恵まれ、仕事を一時的に休み、子育てに専念。子どもが2歳を迎えた頃ようやく余裕が生まれ、仕事ができるようになったある日、ふと鏡で見た、自分の裸体……衝撃しかなかった。体重は20代後半のときと変わっていなかった。しかし、授乳で痩せて、肉が削げ落ちた胸、おなかには妊娠線が数本。出産の影響だけでなく、年齢のせいもあるのだろう。私が自分の体として記憶していた、いつかの、はつらつとした健康的な体はそこにはなかった。なんだか、痩せていて、悲しげな印象すらある体。そのとき、ふつふつと湧き上がった思いは、「きれいになりたい」というものだった。同時に、昔テレビで目にして心を奪われたランジェリーの美しさを思い出した。■美しいランジェリーをまとったとき、自分に見惚れたただ、地方在住の私が素敵なランジェリーに出会うのは至難の技。まだ子どもが小さく、ひとりで買い物に行く時間は作ることができなかった。しかし、ネット通販が私を助けてくれた。「ランジェリー通販」と検索するとたくさんの商品が出てきた。あまりにも幅広い商品が出てくるので「ランジェリー通販高級」や「ランジェリー通販大人」などでも検索してみると、ワクワクが止まらなくなった。まずは、よく知っているワコールに手を伸ばしてみた。届いた商品は、コンプレックスである妊娠線を瞬く間に見えなくする、美しいレースのスリップ。肩から鎖骨にかけてするりと肌の上をなぞるストラップ。肌がランジェリーの内側から輝く。自分自身にはっとした。裸の体とは別物とも思える美しさ。痩せ細ってちょっと足りない体だからこそ、細いストラップが鎖骨と胸を流れて美しく落ちる。若い頃には出せなかった儚さや危うさ、美しさが、鏡の中の自分にあるような気がした。ドキドキした。このときの衝撃は、ドラマで白いランジェリーを目にしたとき以来。自分が主人公になれるんだとびっくりした。私はランジェリーが似合う年齢になった気がした。それからもう7年ほど、ランジェリーに魅せられている。■ランジェリーは自分だけの秘密。完全なる自由が心地いいランジェリー以上に私の自尊心を保ち、自分は自分なんだと認められるようなアイテムがほかにあっただろうか。洋服を着ていると見えないランジェリー。基本的に自分しか知らないランジェリー。だから母としても、仕事をしていても、なんの支障もきたさない。それは、洋服の下の自由。唯一の「完全な自由」かもしれない。取り繕わなくて良い、自由な私自身。日常のスキマ時間に眺めるInstagramでは、世界中からたくさんのランジェリー写真が発信され、私の活力になる。女性であることをここまで肯定し、自由に楽しめる世界は他にないとも感じる。社会のさまざまなしがらみにまみれ、ときに疲れてしまうこともある大人にこそ、ランジェリーを選ぶときは、自由におおらかに自分の好きなものを手にとってほしい。まずは気になる一着を試しに着てほしい。そして、誰もいないところで鏡の中の自分をじっくり観察してほしい。誰にも気兼ねしない、自分だけの密かな楽しみと自由がそこにはあるはずだから。Text/ゆりこ2017年9月12日公開2019年5月6日更新
2019年05月06日モデルの“くみっきー”こと舟山久美子が20日、都内で行われたランジェリーブランド「ラヴィジュール」のプロジェクト「Upgrade」第二弾アンバサダー就任イベントに登場し、ランジェリー姿を披露した。舟山は「ラヴィジュールさんは10代のときから身近にあるブランドだったので、本当かな? と何度も確認しちゃいました」とアンバサダー就任に驚いたそう。同ブランドについて「セクシーな下着がたくさんそろっているので、女性をより女性らしく引き立たせてくれるイメージが強いです」と語った。新CMでは、過去の舟山の写真も登場。「昔の私を見ながら今の自分と向き合うシーンだったので、撮影中もジーンときましたし、大人になったなと感じますね」としみじみと語り、「最初はバスローブを着ていたんですけど、撮影していくと楽しくなっていって、最後のほうは下着のまま踊っていました。みんな変なテンションで楽しみながらやっていました」と撮影の様子を明かした。身体作りについては「昔はただ細ければいいと思っていたんですけど、ある程度の丸みと程よい筋肉はきちんと。あと、横のシルエットにすごいこだわりました」とS字ラインをアピールし、「適度な運動」と「しっかりご飯は食べる」ことを心がけたと説明。また、「下着は自分のためにつけるものだなと日々感じますし、自分のためにつけることでワンランクアップグレイドしてくれるものだなと年々感じます」と語った。イベントには、元サッカー日本代表FWでタレントの武田修宏氏も登壇した。
2019年03月20日ベッドインして、女性の下着を見た瞬間、「なんだか抱きたくない……」と萎えてしまった経験がある男性は少なくないようです。魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな男性の体験談をお届けします。文・並木まき1:色気のない補正下着でフル装備…「いいかもって思っていた子と、いい感じの雰囲気になりエッチすることに。ドキドキ・ワクワクしながら服を脱がせたのですが、その下着姿に衝撃を受けました! オバチャンが着るようなガチンコの補正下着をつけていて、なんだかサイボーグのような色気のない姿だったんです……。本人も『あっ』って顔をして『ごめん、今日こんなふうになるとは思わなくて……』と恥ずかしそうに言っていましたが、全身ベージュでレースなども何も付いていないあの下着姿は、かなりの衝撃でした(笑)下着を脱がせてしばらくして僕のテンションも戻りましたけど、焦りましたね」(37歳男性/マスコミ)最近の補正下着は、セクシーなデザインのものも沢山ありますが、今回ケースはそのようなものではなかったようですね。想定外の出来事に、“ウッカリ”というパターンですね。2:下着に年季の入った汚れが…「付き合って2回目のエッチのときに、明るいところで元カノの下着を脱がせたら、下着がすごく汚れていて『うわぁ……』って思っちゃいました。その日に付いた汚れって感じじゃなくて、なんだか年季が入った汚れって言うんですかね、大事なところにシミがついていて、とにかく汚らしい感じだったんですよ。物を大事にする子は嫌いじゃないけれど、シミだらけの下着をはき続けるのはいかがなものかと……。指摘するとムードが壊れそうで言えなかったけど、かなり残念な気持ちになりました。新しい下着を買ってあげようかなと、本気で思ってしまいました」(34歳男性/映像)長く愛用している下着に、シミができていることもあるでしょう。しかし大事なデートの日に、そのような下着は避けたほうが良いかもしれません。3:生温かい謎の物体が…「いい雰囲気になっていた子と、初めてベッドインした日のことです。イチャイチャして、さぁ下着を脱がせようとなったところで、大きなシリコン状の物体がベッドにポロッと落ちて、僕の肌に触れたんです。暗がりの中での、そのムニっとした感覚が気持ち悪くてギョッとしちゃって……。そのあとすぐにその子がサッとそれを取って『ごめん。パットが……』と言っていたので、どうやらブラジャーに入れていたパットのようでした。でも、ムニっとした生温かい感触がかなり気色悪くて、一瞬でかなり冷静になってしまいましたね(笑)。パットを入れるのは全然良いんですけど、僕はもう二度と触りたくないので、落とさないようにしてもらえると嬉しいですね」(39歳男性/IT)シリコンなど柔らかい素材のパットは、外したときに体温が移っていてなんとも言えない感触に。暗がりで触れると、その手触りに驚いてしまう男性もいるようです。女性の下着によって、男性のテンションは上がることもあれば下がることもあるようです。ベッドインの予感がする日には、下着にも細心の注意を払っておきたいですね。© LightField Studios / shutterstock© TLpixs / shutterstock© VGstockstudio / shutterstock
2019年03月07日