アカデミー賞獲得を目指すレオナルド・ディカプリオを主人公にしたビデオゲームが登場した。現実世界では今まで一度もアカデミー賞を手にしたことのないディカプリオだが、今回登場した『レオズ・レッド・カーペット・ランページ』は、プレイヤーがレオナルドのアカデミー賞獲得のために手助けを行うというものだ。アカデミー賞獲得に向かうその道のりの中で、パパラッチをかわしたり、レオナルドが出演した『タイタニック』のシーンで印象深かった氷河を乗り越えたりとさまざまな困難をプレイヤーたちは乗り越えていかなければならないようだ。あるレベルでは、レディー・ガガがレッドカーペットに登場しレオナルドのオスカー像獲得を邪魔するシーンもあるようで、ゴールデン・グローブ賞やMTVムービー・アワード、映画俳優組合賞などを受賞するとポイントを稼ぐことができるという。そんなゲームの主人公となったレオナルドは今月28日に行われるアカデミー賞において『ザ・レヴェナント蘇えりし者』で主演男優賞にノミネートされており、受賞を有力視されているところだ。ちなみに同賞にはブライアン・クランストン、マット・デイモン、マイケル・ファスベンダー、エディ・レッドメインが名を連ねている。(C)BANG Media International
2016年02月19日レオナルド・ディカプリオが、『レヴェナント:蘇えりし者』で主演男優賞に輝いた英国アカデミー賞授賞式後の15日(現地時間)、ロンドンのホテルで英国人モデルの女性と過ごしていたようだ。この女性はロキシー・ホーナーという24歳のブロンド美女。英国のリアリティ番組に出演していたジョーイ・エセックスの元恋人としても知られている彼女は、15日夜にレオの警備スタッフにエスコートされて彼が滞在中のホテルに戻るのを目撃された。大衆紙「The Sun」によると、2人はしばらく前にロサンゼルスで知り合い、今回渡英が決まったときからレオは一緒に出かけようと彼女を誘っていたという。再会を果たした2人は一晩中ずっと一緒だったそうだ。ロキシーは友人数名と一緒に、レオとは別々の車でホテルに戻って来た。ルックスも年齢も、これまでのレオの好みとぴったり一致するロキシーだが、報道後の17日(現地時間)にツイッターで「この業界では友だちなんて作れない。友だち以上の関係だと推測されないことなんてないから」とツイート。さらに「私たちはみんな別々に帰りました。友達同士がそうするようにね。ありがと、さよなら」と、ただの友人であることを強調した。ちなみに前日の14日、レオはTV司会者のローラ・ウィットモアと一緒にホテルへ戻り、朝までパーティをしていたという。(text:Yuki Tominaga)
2016年02月18日俳優のレオナルド・ディカプリオが15日、タイオ・クルーズの元恋人ロキシー・ホーナーとホテルで夜遊びを楽しんでいたようだ。ロンドンのチルターン・ファイアハウスからホテルに戻ってきた際、ディカプリオのボディガードがロキシーを中へと案内している姿が目撃されており、2人はとても気が合った様子だったという。ある関係者はザ・サン紙に「レオとロキシーはしばらくまえにロサンゼルスで会ったことがあり、ロキシーのことを気に入っていたようです」「それでレオは英国アカデミー賞のためにロンドンに来た際に会おうと誘ったようです。それで会った際にはすぐにお互い夢中になっていたようですね。一晩中一緒にいましたよ」と話す。ロキシーは友人らと共にディカプリオの滞在していたローズウッド・ホテルまで案内されたというが、前日に行われた英国アカデミー賞式典で『レヴェナント: 蘇えりし者』により主演男優賞を獲得していたディカプリオは別の車で移動していたという。かつてディカプリオのことを「セクシーの定義」と口にしていたこともあるロキシーはその日、ディカプリオと噂もあるリアーナの曲『ワーク』に合わせて踊っているビデオをスナップチャットに投稿している。その前日にはイギリス人タレントのローラ・ウィットモアがディカプリオのホテルまで一緒に戻って朝まで遊んでいたと言われていた。(C)BANG Media International
2016年02月18日ついに黄金に輝くオスカー像を手にすることができるのか?第88回アカデミー賞で最多12部門にノミネートされている『レヴェナント:蘇えりし者』(アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督)で、レオナルド・ディカプリオが4度目となる主演男優賞候補に名を連ねている。現在、ディカプリオはアカデミー賞の前哨戦といわれるゴールデングローブ賞(ドラマ部門)、放送映画批評家協会(BFCA)、全米俳優組合(SAG)賞の主演男優賞に輝いており、念願の主演男優賞に“王手”をかけた状況にいる。それでも、ディカプリオ本人は発表の瞬間まで、どっしりと構えてはいられないだろう。長年、「その気にさせて、受賞はおあずけ」というアカデミー協会のツンデレな姿勢に、振り回されてきたからだ。これまで『ウルフ・オブ・ウォールストリート』をはじめ、『ブラッド・ダイヤモンド』、『アビエイター』で主演男優賞の候補に挙がり、ジョニー・デップと共演した『ギルバード・グレイプ』での助演男優賞ノミネートを合わせると5度にわたってオスカー候補になったディカプリオだが、そのすべてで受賞を逃す結果に。いつしか「保守的なアカデミー会員の老人たちが若くして、富と名声を極めたレオを嫌っている」と揶揄されるようになった。確かにそれも一理あるかもしれないが、主演男優賞に与えられるオスカー像が1つしかないことを忘れてはいけない。過去にディカプリオを蹴散らした受賞者たちが、マシュー・マコノヒー(『ダラス・バイヤーズクラブ』)、フォレスト・ウィテカー(『ラストキング・オブ・スコットランド』)、ジェイミー・フォックス(『Ray/レイ』)と皆、その年の“大本命”だったことを考慮すると、「運がなかった」「相手が悪かった」だけかもしれない。ちなみに今年のライバルは、ブライアン・クランストン(『Trumbo(原題)』)、マット・デイモン(『オデッセイ』)、マイケル・ファスベンダー(『スティーブ・ジョブズ』)、エディ・レッドメイン(『リリーのすべて』)。すでに候補作5本を鑑賞したが、率直な感想として「ディカプリオが抜きん出ている」と断言できる。ほとんどセリフがない状態で、愛するものすべてを奪われた男の復讐心と“生への渇望”を神々しいまでに表現する演技は、一瞬たりとも目が離せないのだ。懸念があるとすれば、このタイミングで有力候補に急浮上した『Trumbo』のクランストンで、役柄・演技とも実にオスカー会員好み。また、ディカプリオに関してはしばしば「賞が欲し過ぎて、演技が力み過ぎ」と過小評価されることもあり(例えば『J・エドガー』)、「バイソンの生レバーを食べた」「格闘シーンで鼻の骨を折った」といった渾身の役作りに話題が集まる『レヴェナント:蘇えりし者』が、同様の憂き目にあわないとは限らない。果たして、勝利の女神はディカプリオに微笑むのか…。今年のアカデミー賞において、間違いなく最大のクライマックスである主演男優賞の行方に熱い視線を注ぎたい。『レヴェナント:蘇えりし者』は4月22日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:Ryo Uchida)
2016年02月16日今夜の「踊る!さんま御殿!!」は、初の試みとなる犬好き・猫好き芸能人が大集合。犬派、猫派に分かれ、それぞれが愛するペットについてトークを繰り広げるも、理解不能な(?)ぶっとびの溺愛エピソードが続々と登場していることが分かった。まず、最初のテーマは “我ながら飼い主バカだなぁと思ったこと”。今回、レオナルド・ディカプリオ主演『レヴェナント:蘇えりし者』の音楽を手がけたことでも話題の坂本龍一とミュージシャン・矢野顕子の娘である坂本美雨が、「さんま御殿」に初登場!大の猫好きとして知られる坂本さんの「愛猫と結婚式を挙げた!?」「娘に“ネコ”と名付けようとした!?」といったぶっ飛びエピソードに、スタジオ騒然!さんまさんも思わず「お父さんが坂本龍一じゃなかったら、ボロクソ言うてますよ」と毒づくことに。さらに、元フジテレビアナウンサーの平井理央も初登場。「愛猫を他人に褒めらると、嬉しくて、すぐに○○しちゃう」という驚愕のエピソードに、「詐欺に気を付けたほうがいい!」とゲストたちも忠告。平井さんは愛猫を褒められると何をしてしまうのか…。また、ダレノガレ明美の愛猫は、人の言葉を喋るそうで「うちの猫はペラペラ!」と自信満々。あまりにもハッキリとした言葉に「話を盛りすぎでしょ!」と一同から総ツッコミ!しかし、坂本さんや柴田理恵、瑛茉ジャスミンも「うちの子もしゃべるんです!」と応戦し、ワケのわからない自慢話になってしまう。一方、霊長類最強女子・吉田沙保里は犬派として登場。「女性に例えると、犬は尽くすタイプ、猫はツンデレタイプ!」「猫好きの男性はツンデレタイプの女性が好き!?」など、犬猫トークがいつのまにか恋愛トークに。さんまさんが「俺は尽くすタイプが好き」と言うと、すぐさま吉田さんが「私、尽くすタイプです!」と猛アピール。もしやビッグカップル誕生か!?という瞬間となった。続いてのテーマは“ペットが好き過ぎて他人とモメたこと”。大ベテラン俳優の大和田獏は妻・岡江久美子と愛犬がどちらに懐いているかで夫婦喧嘩に!坂本さんも夫と愛猫との三角関係を激白し、平井さんも愛猫を巡って夫とバトルになっていることを明かす。そして、長嶋一茂は“ミスター”こと父・長嶋茂雄の仰天エピソードを激白。ミスターが犬をもらってきたものの家族にまったく懐かずにいたところ、2年後にミスターが発した衝撃のひと言とは!?あまりにも“長嶋茂雄”すぎる、その発言に一同は大爆笑となっていた。「踊る!さんま御殿!!」は2月16日(火)19:56~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年02月16日2016年英国アカデミー賞(BAFTA)の受賞式が現地時間14日、ロンドンのロイヤル・オペラハウスで開催され、『レヴェナント:蘇えりし者』が最多5冠に輝いた。『レヴェナント:蘇えりし者』は、レオナルド・ディカプリオが主演男優賞を獲得したのをはじめ、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の監督賞、最高賞となる作品賞、音響賞、撮影技法賞を受賞した。また、『マッドマックス怒りのデス・ロード』も編集賞、プロダクション・デザイン賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアー賞など、技術部門で同じく5部門に輝いている。一方で、主演女優賞には『ルーム』のブリー・ラーソン、助演女優賞には『スティーブ・ジョブズ』のケイト・ウィンスレット、助演男優賞には『ブリッジ・オブ・スパイ』のマーク・ライランスが選ばれた。唯一の一般投票で、新人俳優に送られるEEライジング・スター賞には、タロン・エガートンやダコタ・ジョンソン、ベル・ポウリー、ブリー・ラーソンら他のノミネート者を破り、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のジョン・ボイエガが見事受賞を果たした。2016年度英国アカデミー賞受賞リスト作品賞:『レヴェナント:蘇えりし者』監督賞:アレハンドロ・G・イニャリトゥ『レヴェナント:蘇えりし者』主演女優賞:ブリー・ラーソン『ルーム』主演男優賞:レオナルド・ディカプリオ『レヴェナント:蘇えりし者』助演女優賞:ケイト・ウィンスレット『スティーブ・ジョブズ』助演男優賞:マーク・ライランス『ブリッジ・オブ・スパイ』EEライジング・スター賞:ジョン・ボイエガ特別視覚賞:『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』音響賞:『レヴェナント:蘇えりし者』編集賞:『マッドマックス怒りのデス・ロード』プロダクション・デザイン賞:『マッドマックス怒りのデス・ロード』コスチューム・デザイン賞:『マッドマックス怒りのデス・ロード』脚本賞:『スポットライト世紀のスクープ』撮影技法賞:『レヴェナント:蘇えりし者』音楽賞:『ザ・ヘイトフル・エイト』メイクアップ&ヘアー賞:『マッドマックス怒りのデス・ロード』長編アニメ賞:『インサイド・ヘッド』脚色賞:『マネー・ショート 華麗なる大逆転』ドキュメンタリー賞:『エイミー』(C)BANG Media International
2016年02月16日『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が、第88回アカデミー賞で「作品賞」「監督賞」など10部門にノミネートされ、日本でも各映画賞を総ナメにしていることから“復活”上映されることになり、再び熱狂を呼んでいる。本作は、石油も水も尽きかけた世界を舞台に、孤高の男マックス(トム・ハーディ)がフュリオサ(シャーリーズ・セロン)率いる美女たちとともに、砂漠の支配者イモータン・ジョーに反逆し、“不屈の精神”で自由のために爆闘する物語。ほかにも、2016年は冒頭から、トム・ハンクスが東西冷戦の影で知られざる活躍をした実在の弁護士に扮した『ブリッジ・オブ・スパイ』、巨大鯨のみならず広大な海との闘いを生き抜いた男たちの『白鯨との闘い』、無謀といわれても自らの夢を追いかけた男の実話『ザ・ウォーク』など、“不屈の精神”を抱き続けた男たちが大活躍。また、現在大ヒット中の日本映画『信長協奏曲』でも、小栗旬が自らの運命を知ってもなお、その信念のため、愛する人のため、仲間のために葛藤しながら、前を向く“信長”を好演している。そんな“不屈の精神”を持つ男たちが、これからもスクリーン上には続々と登場する。まず、アンジェリーナ・ジョリー監督作、文字どおりの『不屈の男アンブロークン』(公開中)では、素行の悪かった移民の少年がオリンピック陸上選手となり、第二次世界大戦中には47日間におよぶ太平洋での漂流を耐え抜き、日本軍の捕虜収容所で渡辺伍長(MIYAVI)から執拗な虐待を受けても、決して希望を捨てなかったルイ・ザンペリーニ(ジャック・オコンネル)が主人公となる。不屈の男の驚愕の半生に目を奪われるとともに、敵も味方も関係ない、“赦し”の物語であることを目の当たりにするはずだ。『オデッセイ』(公開中)でマット・デイモンが熱演する “火星にひとりぼっち”で取り残された男もまた、決してあきらめを知らない男だ。希望を捨てること=死を意味する火星にいながら、彼は持ち前のユーモアとスーパーポジティブな精神、植物学や科学の知識・技術を余すところなく発揮していく。そんな彼の“不屈の精神”を象徴するかのような(?)往年のディスコ・ミュージックも、一歩間違えば絶望的状況に陥る“長き旅”を盛り上げる。絶望的状況といえば、大戦中のアウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所を舞台に、ハンガリー系ユダヤ人のサウルが偶然見つけた息子を“弔う”ために奔走する『サウルの息子』(公開中)。同胞の屍体処理に従事する特殊部隊“ゾンダーコマンド”であるサウルは、ユダヤ教の教義に則って、ラビ(聖職者)のもと火葬ではなく埋葬をするべく、収容所内で分業によって淡々と進められる非人道的な行為を背景に、ただ、息子が人間らしくあるために歩みを進めていく。また、2月12日(金)から公開中の、Apple社のカリスマ的創業者を描いた『スティーブ・ジョブズ』では、彼にしか見えないヴィジョンで世界を変えた男が、実娘リサと接するときには戸惑いを隠せず、持て余す様子が描かれる。そんな父親としてのジョブズの姿が、3つの有名なプレゼンテーションから描き出されていく切り口は独特。指1本動かすだけで、いつでもどこでも世界中とつながることができる現代のライフスタイルを生み出した男の、ひとりの人間としての姿をも浮き彫りにさせている。カリスマといえば、クリスチャン・ベイル、スティーブ・カレル、ライアン・ゴズリング、ブラッド・ピットという豪華スター俳優たちが華やかさを封印し、ウォール街を出し抜いたアウトサイダーを演じる『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(3月4日公開)も注目だ。世界中を混乱させたリーマンショック前夜、いち早く経済破綻を予測し、バブリーなウォール街の常識や権威を敵に回した男たちもまた、あきらめることを知らず、自分自身の“嗅覚”と直感を信じていた。直感といえば、あの名推理でおなじみの“不屈の探偵”も忘れてはならない。『Mr.ホームズ名探偵最後の事件』(3月18日公開)では、今年76歳のイアン・マッケランが90歳を過ぎたシャーロック・ホームズを演じ、30年前に自身が引退するきっかけになった事件に再び挑む。その姿は、“不屈の精神”を持ちながらも、ベネディクト・カンバーバッチやロバート・ダウニー・Jr.が演じてきたホームズのイメージとはまるで違う、リアルな人間味を持つ。さらに、岡田准一と阿部寛が共演を果たす日本映画『エヴェレスト 神々の山嶺』(3月12日公開)では、標高8.848m、氷点下50度、最大風速は50m以上という極限の世界に魅せられた不屈のクライマーたちが描かれる。「孤高の天才」と呼ばれる者、その生き様にどうしようもなく惹かれていく者、それとは別の生き方を選ぶ者…。さまざまな思いが、世界最高峰の山嶺を前に交錯する。最高峰といえば、カトリック教会という世界的な“巨大組織”を前に、屈することなくタブーに切り込んだジャーナリストたちを描いた『スポットライト 世紀のスクープ』(4月15日公開)。マーク・ラファロ、マイケル・キートン、リーヴ・シュレイバーらに紅一点レイチェル・マクアダムスという面々が、性的虐待の被害者たちの声なき声を世に知らしめるために奔走する姿には、胸アツになること必至。そして、“今度こそ”悲願のアカデミー賞獲得かといわれているレオナルド・ディカプリオ主演、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の『レヴェナント:蘇えりし者』(4月22日)も控えている。レオが「これぞ渾身の演技」で体現するのが、19世紀、熊にのどを裂かれ、瀕死の重傷を負いながらも死の淵から蘇った実在のハンター、ヒュー・グラス。彼の原動力となるのは、怒りと復讐心、何よりこの世にいない息子への愛にほかならない。スクリーンから放たれる彼らの“不屈の精神”は、できるだけ“最短の道”を選び、堅実で欲がなく、高望みをしない、“さとり世代”ともいわれたりする現代人の心にも、何かを灯すことになりそうだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スティーブ・ジョブズ 2016年2月12日より全国にて公開(C) Universal PicturesMr.ホームズ名探偵最後の事件 2016年3月18日よりTOHO シネマズシャンテほか全国にて公開(C) Agatha A Nitecka / SLIGHT TRICK PRODUCTIONS
2016年02月13日女優のケイト・ウィンスレットは、友人であるレオナルド・ディカプリオが受賞する姿を目にしたいため、アカデミー賞をボイコットするつもりはないそうだ。ノミネート者における多様化の欠如を理由にウィルとジェイダ・ピンケット・スミス夫妻をはじめ、数多くのスターたちがすでに式典へ出席しない意向を明らかにしている中で、『スティーブ・ジョブズ』で助演女優賞にノミネートされているケイトは、ディカプリオが『レヴェナント: 蘇えりし者』で主演男優賞を受賞すると信じているため出席するのだという。BBCのインタビューでケイトは「正直言って、女性にとって素晴らしい年だったと思うから私が行かなかったら私側の立場をがっかりさせることになると思うの。それにレオの年になるんじゃないかってことを強く感じているのよ。彼は世界一親しい私の友達だし、その彼を応援しに行かないなんて考えられないの」と話した。『タイタニック』で共演したディカプリオのことをケイトは先日も絶賛しており、「彼はしっかりしていて忠実心のある人よ。ずっと最高の友達だし、それは私にとってというだけでなく、彼の周りにいる人みんなにとってよ。彼は『タイタニック』を作った時代の友達といまだに友達だしね。色んな意味で彼は変わっていないけど、ある意味ではとても変わったわ」「今までになく力強い俳優になっていると思うわ。それに今までになくハンサムだしね。それに私は彼がこれまでにないほど自分という人間に落ち着いていると感じるの。周囲で色んなことが起こっているところなのにそんな風に感じるのはおかしいかもしれないけどね。でもとても冷静で落ち着いているの。20年前とは違ったかたちでね」と語っていた。(C)BANG Media International
2016年02月12日レオナルド・ディカプリオが『Conquest』に主演することがわかった。脚本家は、ディカプリオの最新作『レヴェナント:蘇えりし者』を書いたマーク・L・スミス。西海岸時間5日(金)に、パラマウント・ピクチャーズが競り落としたばかりで、ストーリーは明らかになっていない。その他の情報ディカプリオはまた、やはりパラマウントで製作されるマーティン・スコセッシ監督の『Devil in the White City』にも出演することになっている。19世紀のシカゴで暗躍した連続殺人犯についてのドラマで、ビリー・レイが脚色を手がける。ディカプリオは、このアワードシーズン『レヴェナント』で数々の賞を獲得しており、今月末のオスカーでも最有力候補と見られている。『レヴェナント:蘇えりし者』4月22日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか 全国ロードショー文:猿渡由紀
2016年02月08日1月30日(現地時間)に発表された全米映画俳優組合(SAG)賞で、レオナルド・ディカプリオが主演男優賞を受賞した際、ケイト・ウィンスレットとハグをして喜び合った。主演男優賞のプレゼンター、ジュリアン・ムーアが「レオナルド・ディカプリオ」と受賞者の名前を読み上げるや、レオはすぐ近くにいたケイトのもとに駆け寄った。『タイタニック』(’97)、『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』(’08)で共演した2人はしっかりとハグし合い、ケイトはレオの頬にキスして祝福した。SAG賞で過去8回候補になり、9度目のノミネートにして初受賞を果たしたレオはスピーチで、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督やスタッフ全員、そして「一緒に仕事をしたキャスト全員に感謝します。ドーナル・グリーソン、ウィル・ポールター、フォレスト・グッドラック、アーサー・レッドクラウド、デュアン・ハワード、そしてもちろん偉大なるトム・ハーディ」と共演俳優たちへの感謝を述べた。そして、自身の十代の頃をふり返り、若い俳優たちへのアドバイスとして、たくさんの作品を観て、映画の歴史を学ぶよう語りかけた。「映画の歴史をひも解いていくと、僕たちはみな、先人たちによって積み重ねられたものに頼っていることに気づくのです。だから、僕のインスピレーションになってくれた過去の俳優たち全てに、この場にいる全ての俳優に感謝したいです」。(text:Yuki Tominaga)
2016年02月02日1月30日(現地時間)、第22回全米映画俳優組合(SAG)賞が発表になり、映画部門の作品賞にあたるキャスト賞を『スポットライト世紀のスクープ』が受賞した。4月に日本公開予定の『スポットライト世紀のスクープ』は、アメリカの「ボストン・グローブ」紙がカトリック教会で起きていた性的虐待の実態を暴いた実話を映画化した社会派ドラマ。「スポットライト」と題された特集記事を担当する記者たちを演じたブライアン・ダーシー・ジェームズ、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムス、マーク・ラファロ、リーヴ・シュレイバー、ジョン・スラッテリー、弁護士を演じたビリー・クラダップとスタンリー・トゥッチが受賞した。主演男優賞はレオナルド・ディカプリオが『レヴェナント:蘇えりし者』で受賞。主演女優賞に輝いた『ルーム』のブリー・ラーソンとともに2月28日(現地時間)発表の第88回アカデミー賞での主演賞受賞に王手をかけた。SAG賞に投票する映画俳優組合員は、アカデミー賞で投票権を持つアカデミー会員と顔ぶれが重なることが多く、アカデミー賞の俳優賞と授賞結果がしばしば一致する。助演男優賞に輝いたのは『ビースト・オブ・ノー・ネーション』のイドリス・エルバ。アカデミー賞候補にはならなかったものの、今回「刑事ジョン・ルーサー」でTV部門のTV映画・ミニシリーズ男優賞も受賞している。助演女優賞は『リリーのすべて』のアリシア・ヴィキャンデルが受賞、彼女もオスカー受賞にまた一歩近づいた。映画スタント・アンサンブル賞は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が受賞した。今年はアカデミー賞の俳優部門の候補者が全員白人で、多様性に欠けるという批判が寄せられ、ウィル・スミス夫妻やスパイク・リー監督が授賞式のボイコットを表明しているが、SAG賞ではイドリスのほかに、TV映画・ミニシリーズ女優賞をクイーン・ラティファ(「BESSIE/ブルースの女王」)、TV部門ドラマシリーズ女優賞をヴィオラ・デイヴィス(「How to Get Away with Murder」原題)、同コメディシリーズ女優賞をウゾ・アドゥバ(「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」)、と計4人のアフリカ系俳優が受賞した。(text:Yuki Tominaga)
2016年02月01日映画俳優組合(SAG)賞が、米西海岸時間の昨夜、発表された。アンサンブル賞に輝いたのは、『スポットライト 世紀のスクープ』。俳優たちが演技に対して投票するSAGにおいては、このアンサンブル賞が作品賞に該当する。その他の写真主演男優賞は、『レヴェナント:蘇えりし者』のレオナルド・ディカプリオ。主演女優賞は『ルーム』のブリー・ラーソン。助演男優賞は『ビースト・オブ・ノー・ネーション』のイドリス・エルバ、助演女優賞は『リリーのすべて』のアリシア・ヴィキャンデルが受賞した。エルバはオスカーに候補入りを逃し、それもまた白人だらけのオスカーに対するバッシングを引き起こす要因となっている。しかし、エルバは昨夜のSAGで、テレビ用映画またはミニシリーズ部門でも男優賞を獲得しダブル受賞を果たした。ほかにもテレビ部門では、クイーン・ラティファ、ヴィオラ・デイヴィス、ウゾ・アブダ、また『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック塀の中の彼女たち』が受賞するなど、オスカーと対照的な多様性をみせた。エルバは受賞スピーチで「多様性のあるテレビへようこそ」と語っている。『スポットライト 世紀のスクープ』4月15日(金)、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国公開文:猿渡由紀
2016年02月01日毎年大きな賑わいをみせる「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」。26回目を迎える今年も2月25日(木)より開催されるが、この度、橋本環奈が自身映画初主演作となる『セーラー服と機関銃-卒業-』を引っさげ、映画祭に参加することが分かった。18歳、高校三年生の星泉には、組員わずか4名の弱小ヤクザ・目高組の組長という驚きの過去があった。伯父を殺した敵を機関銃で襲撃する大事件を起こしたあと、組は解散。いまは、シャッター商店街の中で「メダカカフェ」を経営し、「組長」あらため「店長」として活躍する日々。卒業を間近に、普通の女子高生としての日常を取り戻していた。そんなある日、ニセモデル詐欺に巻き込まれた友達の相談から、泉の周辺には、ふたたび危ない影が忍び寄ってきて…。北海道・夕張市で毎年行われる本映画祭は、1990年より開催され、ハリウッドからインディーズまで幅広い作品が集められ、日本国内でも有数の歴史を持ち世界も注目する映画祭。今年も2月25日から29日の5日間にわたって開催され、開催まで残り1か月を切ったいま、続々とイベント情報などが発表されますます盛り上がりをみせている。先日報じられた本映画祭のラインナップでは、クロージング作品のレオナルド・ディカプリオ主演『レヴェナント:蘇えりし者』をはじめ、『ルーム』や『アーロと少年』、『セーラー服と機関銃-卒業-』など話題作が発表。新たに作品ゲストとして決定したのは、“1000年に1人の逸材”と称され、今回『セーラー服と機関銃 -卒業-』で組長・星泉役を熱演している橋本さん。初めての参加となる橋本さんは「四代目組長・星泉として全力で取り組みました私の初主演映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』で、多くの皆様に出会えることを、いまから楽しみにしております」とコメント。ほかにも俳優・長谷川初範がフォアキャスト部門のライナップ作品『アルビノの木』を引っさげ参加。また電子コミックより大ヒットしたコミックが原作のソリッド・シチュエーションホラー『ドクムシ』に出演の「劇団EXILE」秋山真太郎も参戦する。2013年の本映画祭以来、3年ぶりの参加となる長谷川さんは「ゆうばり映画祭に参加出来るのを楽しみにしています。今回の出演作品は三年前のゆうばり映画祭で金子監督と出会い実現いたしました。是非多くの皆様に観ていただきたい作品です。会場でお待ちしています!」と喜びのコメントを寄せた。「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」は2月25日(木)~29日(月)開催。『セーラー服と機関銃-卒業-』は3月5日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年01月28日毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社が主催し、今年70回目を迎える「毎日映画コンクール」の受賞作および受賞者が発表され、最高賞にあたる日本映画大賞を『ぐるりのこと。』の橋口亮輔監督7年ぶりの最新作『恋人たち』が受賞、『野火』の塚本晋也監督が監督賞・男優主演賞の2冠に輝き、綾瀬はるかと長澤まさみが『海街diary』で女優主演賞&助演賞をW受賞、さらに坂本龍一が『母と暮せば』で実に32年ぶりの音楽賞を獲得したことが分かった。毎日映画コンクールは、戦後間もない1946年に開催されて以来、国内で2番目に歴史のある映画賞として、俳優陣の演技、作品はもちろん、撮影や美術、録音などの映像スタッフ、日本映画史を代表する女優・田中絹代の名を冠する賞など、幅広い部門を設けている。第70回となる今回は、2015年の日本映画界を表す多彩なラインアップが決定。『恋人たち』は、リリー・フランキー&木村多江の夫婦役が注目を集めた『ぐるりのこと。』の橋口監督による7年ぶりの長編映画で、監督自らオーディションで選んだ新人俳優を起用し、いま撮りたい題材で自由につくるというオリジナルプロジェクトから誕生。不条理だらけで、理不尽なこの世界に生きる“恋人たち”を描き出す絶望と再生の人間ドラマとして高い評価を受けている本作が、日本映画大賞に輝いた。また、『野火』で監督、脚本、主演をはじめ、1人6役をこなした塚本晋也が監督賞・男優主演賞の2冠を達成。戦争文学の代表作の1つに数えられる大岡昇平による同名小説を塚本監督が自主製作により映画化。敗戦が濃厚となった先の大戦末期、フィリピン・レイテ島で極限状態に追い込まれていく主人公を描き、戦後70年という節目の年に衝撃を呼んだ。さらに、いまをときめく“美人4姉妹”の共演が話題となった是枝裕和監督の『海街diary』からは、しっかり者の長女を演じた綾瀬さんが女優主演賞を、自由奔放な次女を演じた長澤さんが女優助演賞を獲得。そして、米アカデミー賞に最多ノミネートされているレオナルド・ディカプリオ主演作『レヴェナント:蘇えりし者』で音楽を担当し、ゴールデン・グローブ賞にもノミネートされた坂本さんが、映画音楽制作の復帰作となった山田洋次監督の『母と暮せば』で、なんと『戦場のメリークリスマス』以来、32年ぶりの音楽賞を受賞。スポニチグランプリ新人賞には、『トイレのピエタ』の野田洋次郎(RADWIMPS)と『ソロモンの偽証前篇・事件/後篇・裁判』の藤野涼子が輝いた。なお、表彰式は2月16日(火)にミューザ川崎シンフォニーホールにて行われる予定。<第70回毎日映画コンクール/受賞一覧>【作品部門】■日本映画大賞:『恋人たち』(橋口亮輔監督)■日本映画優秀賞:『岸辺の旅』(黒沢清監督)■外国映画ベストワン賞:『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督)【監督賞・脚本賞】■監督賞:塚本晋也(『野火』)■脚本賞:原田眞人(『駆込み女と駆出し男』)【俳優部門】■男優主演賞:塚本晋也(『野火』)■女優主演賞:綾瀬はるか(『海街diary』)■男優助演賞:加藤健一(『母と暮せば』)■女優助演賞:長澤まさみ(『海街diary』)■スポニチグランプリ新人賞:野田洋次郎(『トイレのピエタ』):藤野涼子『ソロモンの偽証前篇・事件/後篇・裁判』■田中絹代賞:桃井かおり【スタッフ部門】■撮影賞:藤澤順一(『ソロモンの偽証前篇・事件/後篇・裁判』)■美術賞:原田哲男(『日本のいちばん長い日』)■音楽賞:坂本龍一(『母と暮せば』)■録音賞:小川武(『恋人たち』)【ドキュメンタリ―部門】■ドキュメンタリー映画賞:『沖縄 うりずんの雨』【アニメーション部門】■アニメーション映画賞:『百日紅~Miss HOKUSAI~』■大藤信郎賞:『水準原点』【TSUTAYA映画ファン賞】■日本映画部門:『幕が上がる』■外国映画部門:『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』【特別賞】■櫛桁一則(「シネマリーン」支配人)■橋本忍(脚本家)(text:cinemacafe.net)
2016年01月21日第73回ゴールデン・グローブ賞ではレオナルド・ディカプリオの「主演男優賞」(ドラマ部門)ほか、「作品賞」(ドラマ部門)「監督賞」の3冠を獲得し、第88回アカデミー賞においても「作品賞」「監督賞」「主演男優賞」「助演男優賞」など最多12部門にノミネートされている話題作『レヴェナント:蘇えりし者』。その劇場公開日が、ついに4月22日(金)に決定、併せて、悲願のオスカー獲得に王手をかけたレオナルドによる壮絶な本編シーンが解禁となった。19世紀、アメリカの広大な未開拓の荒野。狩猟中に熊にのどを裂かれ、瀕死重傷を負ったハンターのヒュー・グラス(レオナルド・ディカプリオ)は、狩猟チームメンバーの一人、ジョン・フィッツジェラルド(トム・ハーディ)に見捨てられ、置き去りにされてしまうばかりか、最愛の息子まで殺されてしまう。激しい怒りを力に変え、奇跡的に蘇えり、燃えたぎるような復讐を胸にフィッツジェラルドの追跡を開始するグラス。だが、その行く手には、想像を絶する苦難が待ち受けていた――。『バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で2015年の賞レースを総なめにしオスカー4冠に輝いたアレハンドロ・G・イニャリトゥが、監督・脚本・製作を務めた本作。イニャリトゥ監督は大自然が猛威をふるう極寒の地で、自然光のみを使った9か月間に及ぶロケ撮影を敢行、これまでアカデミー賞に4度ノミネートを果たすも未だ無冠のレオナルドをはじめ、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のトム・ハーディ、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のドーナル・グリーソンら、注目のキャストが集結した。アカデミー賞では主要部門ほか「撮影賞」や「美術賞」「衣裳デザイン賞」など最多12部門のノミネートを誇る本作は、全米では去る1月8日から3,375館での拡大公開が始まったが、その初日の成績は記録更新を続ける『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を上回り、平日の興行でもトップに。先週末には同作を抑えて興行ランキング2位を獲得するなど快進撃を見せている。今回到着した映像では、いま最も熱い視線を浴びているレオナルドのオスカー獲得を決定づけるかのような、迫真の演技を目にすることができる。イニャリトゥ監督は「今回の撮影では、リズム、タイミング、勢い、沈黙と膨大な量の要求をしたが、レオは力強い存在感で、全てをこなした」と、ほかの俳優では決して耐えられなかったであろう試練に直面したことを強調する。そんな監督の言葉に応えるようにレオナルドもまた、「『レヴェナント:蘇えりし者』は、私の人生で最もやりがいのある経験になった」と語っており、自信のほどを明かしている。荒々しい呼吸音までもとらえた臨場感を極めた圧倒的な映像と、鬼気迫るレオナルドの熱演。まずは、緊迫と衝撃の本映像から確かめてみて。『レヴェナント:蘇えりし者』は4月22日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月20日第88回アカデミー賞で最多12部門にノミネートされたレオナルド・ディカプリオ主演『レヴェナント:蘇えりし者』の日本公開が4月22日に決定し、本編映像が20日、公開された。昨年アカデミー賞で最多4部門を受賞した『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアレハンドロ・G・イニャリトゥが監督・脚本・製作を務める同作は、一人の男のサバイバル・アドベンチャーと人間の偉大な精神力を描いた作品。1月10日に発表された第73回ゴールデン・グローブ賞で、作品賞&主演男優賞(共にドラマ部門)&監督賞の3冠を獲得し、最多受賞となった。そして、第88回アカデミー賞では、作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、撮影賞、美術賞、編集賞、衣裳デザイン賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞、視覚効果賞、録音賞、音響効果賞の12部門にノミネート。格闘シーンで鼻を折るほどの体当たりの熱演を見せているディカプリオが悲願のオスカー獲得なるか、イニャリトゥ監督が2年連続受賞となるか、注目が集まる。このたび公開された映像では、ディカプリオの迫真の演技が明らかに。イニャリトゥ監督は「今回の撮影では、リズム、タイミング、勢い、沈黙と膨大な量の要求をしたが、レオは力強い存在感で、全てをこなした」と、ディカプリオがさまざまな試練に直面したことを強調。監督の言葉に応えるように、ディカプリオもまた「『レヴェナント:蘇えりし者』は、私の人生で最もやりがいのある経験になった」と自信のほどを語る。(C)2016 Twentieth Century Fox
2016年01月20日本年度の米アカデミー賞で作品賞、主演男優賞など最多12部門で候補になっているレオナルド・ディカプリオ主演作『レヴェナント:蘇えりし者』の日本公開日が4月22日(金)に決定し、本編映像の一部が公開になった。その他の画像/新映像が公開本作は、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督と、ディカプリオがタッグを組んだ作品で、アメリカ西部の未開拓の荒野を旅する途中で熊にノドを裂かれて瀕死の状態に陥るも、仲間のジョン・フィッツジェラルドに置き去りにされてしまったグラス(ディカプリオ)が、自然の脅威に立ち向かいながら、死の淵から蘇り、約300キロもの旅をして、フィッツジェラルドに復讐しようと壮絶なサバイバルに挑む姿を描いている。このほど公開になったのは、熊から受けた傷が癒えぬまま、凍てつく荒野を旅する主人公グラスが眠っている場面から始まる。しかし、すぐに彼を狙う一団が現れ、グラスは馬に飛び乗り、その場から逃走する。「今回の撮影では、リズム、タイミング、勢い、沈黙と膨大な量の要求をしたが、レオは力強い存在感で、すべてをこなした」と監督が語る通り、本作は緊迫感、リアルな世界観、生々しい感情が徹底的に追求された。このほど公開された映像でも、主人公グラスが眠っている段階から急襲に気づき、反撃しながら馬に飛び乗るまでがカメラを止めることなく撮影され、続いてグラスが追ってを倒しながら逃走していく過程がワンカットで描かれている。何かひとつミスをすれば“最初からやり直し”という状況下で、ディカプリオは圧倒的な集中力を発揮。彼の鬼気迫る演技を支えているのは、イニャリトゥ監督、撮影監督のエマニュエル・ルベッキ(『ゼロ・グラビティ』『ニュー・ワールド』)、美術監督のジャック・フィスク(『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『ツリー・オブ・ライフ』)ら世界有数の映画人たちだ。本作はすでに高い評価を集めており、ゴールデン・グローブ賞では作品、監督、主演男優の主要部門を受賞。アメリカでは興行成績も好調で、今後、日本でも注目を集めることになりそうだ。『レヴェナント:蘇えりし者』4月22日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか 全国ロードショー
2016年01月20日放送映画批評家協会賞が発表され、『スポットライト世紀のスクープ』が作品賞に選ばれた。その他の画像主演男優賞は『レヴェナント蘇りし者』のレオナルド・ディカプリオ、主演女優賞は『ルーム』のブリー・ラーソンが受賞した。主な受賞結果は、以下のとおり。作品賞:『スポットライト世紀のスクープ』主演男優賞:レオナルド・ディカプリオ(『レヴェナント』)主演女優賞:ブリー・ラーソン(『ルーム』)監督賞:ジョージ・ミラー(『マッドマックス怒りのデス・ロード』)コメディ作品賞:『マネー・ショート華麗なる大逆転』コメディ男優賞:クリスチャン・ベール(『マネー・ショート』)コメディ・女優賞:エイミー・シューマー(『Trainwreck』)助演男優賞:シルベスター・スタローン(『クリード/チャンプを継ぐ男』)助演女優賞:アリシア・ヴィキャンダル(『リリーのすべて』)脚本賞:『スポットライト』脚色賞:『マネー・ショート』アンサンブル演技賞:『スポットライト』アニメ映画賞:『インサイド・ヘッド』
2016年01月19日米BOX OFFICE MOJOは1月15日~1月17日の全米週末興業成績を発表した。公開以来歴史的な興行収入を叩き出している『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を引きずりおろし、『Ride Along 2(原題)』が初登場トップに。2014年に公開されたアクションコメディ『ライド・アロング~相棒見習い~』の続編にあたる。今回もアイス・キューブとケヴィン・ハートのコンビが、違法薬物組織を壊滅させる作戦に乗り出す警察官と義理の弟役を演じる。2位は前週に引き続き、レオナルド・ディカプリオ主演作の『レヴェナント: 蘇えりし者』。週末興収では『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は3位に2ランクダウンしたものの、累計興収は8億5,105万2,841ドルと、1週間で4,000ドル近く稼ぎ、まだまだ勢いは衰えず。全世界興行収入は18億ドルを超えた。4位は『13 Hours: The Secret Soldiers of Benghazi(原題)』が初登場。『トランスフォーマー』 シリーズや『アルマゲドン』 など娯楽アクション大作を数々手掛けてきたマイケル・ベイ監督による最新作で、2012年にリビアで起きたアメリカ領事館襲撃事件を題材にしたアクションスリラー。その他6位に北極グマの冒険を描いたCGアニメ『Norm of the North(原題)』が初登場。その他は前週3位の『Daddy’s Home(原題)』が5位、前週4位の『The Forest(原題)』が7位になるなど順位を下げている。
2016年01月18日第88回アカデミー賞のノミネーションが14日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスで行われ、レオナルド・ディカプリオ主演『レヴェナント:蘇えりし者』が最多12部門にノミネートされた。レオナルド・ディカプリオを主演に迎え、2015年アカデミー賞で最多4部門を受賞した『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアレハンドロ・G・イニャリトゥが監督・脚本・製作を務める同作。このたび、第88回アカデミー賞で、作品賞、監督賞(アレハンドロ・G・イニャリトゥ)、主演男優賞(レオナルド・ディカプリオ)、助演男優賞(トム・ハーディ)、撮影賞(エマニュエル・ルベツキ)、美術賞、編集賞、衣裳デザイン賞、メイキャップ&ヘアスタイリング賞、視覚効果賞、録音賞、音響効果賞の12部門にノミネートされた。作品賞では、アレバンドロ・G・イニャリトゥ監督作品としては『バベル』『バードマン…』に続く3度目のノミネートで、2年連続の頂点を狙う。監督賞でも同様に3度目のノミネートとなるが、2年連続の獲得となれば半世紀ぶりの快挙となる。そして、5度目のノミネートとなったレオナルド・ディカプリオが悲願のオスカー獲得となるか、注目が集まっている。同作は、1月10日に発表された第73回ゴールデン・グローブ賞で、作品賞&主演男優賞(共にドラマ部門)&監督賞の3冠を獲得し、最多受賞。これまでに40の映画賞に輝き、37の映画賞にノミネートされている。中でも、主人公ヒュー・グラスを演じたディカプリオは、すでに17の主演男優賞を獲得している。第88回アカデミー賞授賞式は、現地時間2月28日にハリウッドのドルビー・シアターにて行われる。(C)2016 Twentieth Century Fox
2016年01月15日ジョニー・デップが実在のギャングのボスを演じ、『華麗なるギャツビー』のジョエル・エドガートン、「SHERLOCK/シャーロック」のベネディクト・カンバーバッチ、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のダコタ・ジョンソンといった人気実力派スター俳優たちが集結して、アメリカ史上最悪といわれる汚職事件を描く『ブラック・スキャンダル』。本作で監督を務めたのは、デビュー作『クレイジー・ハート』が第82回アカデミー賞「主演男優賞」「歌曲賞」の2部門を獲得し、主演クリスチャン・ベール、製作レオナルド・ディカプリオ&リドリー・スコットという豪華布陣でも話題を呼んだ『ファーナス/訣別の朝』のスコット・クーパーだ。キャリアのスタートは俳優だったというだけあり、かなりのイケメン。それでいて自ら脚本執筆や製作もこなすこの新鋭監督に、ジョニーの“まるで別人”のようなワルぶりが注目を集めている本作について聞いた。これまでの2作は、自身で脚本を執筆してきたクーパー監督。ジョニーがボストン裏社会に君臨した伝説のギャング、ジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーを熱演する本作は、ディック・レイア、ジェラード・オニールという2人の地元ジャーナリストが書いたノンフィクションが基になっている。「ニューヨーク市に住んでいたころ、“ホワイティ”・バルジャーの驚くべき話がボストンから海岸沿いに、ニューヨークにまで伝わってきた。そして、いままさに私のいる所から数マイルしか離れていない場所で彼は逮捕されたんだ」と、監督はそのギャングスターとの“出会い”をふり返る。「ある男が歴史的に悪名高いギャングである一方、弟は有力な政治家であることがとても“シェークスピア的”で惹きつけられた。作り話ではないんだ。その上、幼なじみの友人が出世して担当のFBI捜査官になり、FBIの与えた“殺しのライセンス”を手にしたバルジャーはやりたい放題に権力を拡大していくことになる。たとえ脚本は自分で全て手掛けたわけではなくても、この作品をやらない理由はないくらいに魅力を感じた」と、メガホンをとった決め手を明かした。そんな伝説的ギャングを「できるだけ容赦なく、冷淡に描くこと」を心がけたという監督は、バルジャーの役づくりについてジョニーとはかなり時間をかけて話し合いを重ねたと言う。「英雄として見えたり、魅力のある、好かれるような人間として描くつもりは全くなかった。断固として、本当の彼を描こうとした。でも、世界的大スターのジョニー・デップがこの役を演じるにあたって、彼は大体は好かれる役を演じることが多いから、これを成し遂げるのは容易ではないよ」と、監督は語る。「映画の最後に登場する、FBIから提供された監視カメラの映像でわかるように、(バルジャーは)禿げた頭、人を射るような鋭い青い目、そして筋骨たくましい体型をしている。2人で彼の動き、歩き方、アクセント、心理状態などを話し合ったんだ。ジョニーの場合、見かけはいつも演じる役によって変化するけれど、今回最も大きく変化したのは、感情的、心理的な面だ。ジョニーはとても優しくて心の温かい人間だけれど、スクリーン上で観る彼はまさにその反対。冷酷、冷淡。魅力的な部分はあっても、暴力的でとても恐ろしい人間だ」と、ジョニーが体現してみせた凶悪犯の姿に太鼓判を押す。「画面上の彼の行動は、観る人にとって恐ろしいと感じると思うんだ」。そんなジョニーがなりきるバルジャーが、劇中で唯一、人間らしい一面を垣間見せるのが、恋人や息子と過ごすときだ。恋人・リンジー役のダコタ・ジョンソンについて、話題となった主演作は観ていなかったという監督は、「実際会ってみたら、とても心のこもった人で年齢の割にはとても賢く、敏感な面を持っていると感じた。彼女なら他の人の前では出さない、バルジャーの脆い部分を引き出せると感じた。彼女は完璧だと思ったんだ」と、ピンと来たことを明かす。さらに、「作品の中で女性たちの出番は少ないけれど、とても重要な役割なんだ。私は強い女性が好きだけど、この作品に出てくる3人の女性(ダコタ演じるリンジー/ジュリアンヌ・ニコルソン演じるFBI捜査官コノリーの妻/ジュノー・テンプル演じる売春婦)は全員かなり強い女性だ。彼女たちは“ホワイティ”から異なる形で影響を受けているんだ」と続けた。一方、バルジャーの実弟・ビリーを演じるのは、英国の人気俳優ベネディクト・カンバーバッチ。ジョニーとベネディクトが兄弟というそのキャスティングには、誰もが驚愕したはずだ。「実際のジェームズ・“ホワイティ”・バルジャーと弟のビリーもあまり似てはいない。僕も兄弟とは似ていない。似ているかどうかということで役者は選ばないよ」と監督は言う。「ビリー・バルジャーの若いころの写真の中で、ベネディクト・カンバーバッチにとても似ているものがあったんだよ」。「ビリー・バルジャーはとても学識のある知的な風貌をしていた。高貴な雰囲気さえあり、兄のブルーカラー的雰囲気とは全く違っていた。“ホワイティ”・バルジャーはアメリカでは極悪犯人が投獄されるアルカトラズ刑務所やレブンワースの刑務所に投獄された一方、ビリー・バルジャーはアメリカでもトップクラスの大学を出て、地域の指導者として任務を果たし、地元に貢献したんだ」。そんな対極の存在を見事に演じてみせたベネディクトを、監督は「カメレオンのような俳優」と評する。「彼のアクセントは、ビリーを知っている人に言わせるとほぼ完璧だったそうだ。彼は才能と知性あふれる俳優だから、彼ならきっとビリーの人格をうまく演じきってくれると確信していたよ」。また、「私が地元の人にこの作品に出てくれるように頼んだとき、彼らは映画には関わりたくないと言った。バルジャー兄弟は2人共、自分たちや地元社会にはとても尽くしたからだそうだ」と監督は明かす。当時1970~80年代のボストン市南部、通称・サウシーは、アイルランド出身者が大半を占め、「とても固い絆で繋がれたコミュニティー」であったことが大きいようだ。「コノリーのような法の執行者と“ホワイティ”・バルジャーのような犯罪人、そしてビリーがどの位置に立つのかは定かでないが、この2人の間の線は区別がつけがたいところがあった。コノリーはFBI捜査官としてとても良い志を持っていたと思う。ビリーも地域社会に貢献していた。でも“ホワイティ”が関わってくると、弟のビリーの立場はとても悪くなる。(幼なじみの)コノリーの場合は、彼の中の一番悪い部分が引き出されてしまうんだ」と監督は説明する。「残念なことだけれど、私たちはみなこのような(悪の)要素を自分たちの中に潜ませている。でもある条件がそろっていなければ、その部分が外に出てくることはない。残念なことに、彼らの場合、その条件がそろってしまったんだ」。非道の大物ギャングと、正義を行使する(はずの)FBI、そして地元で権力を握る政治家。お互いの思惑が一致したからこそ、だれもそれを止めることができなくなってしまった最悪の“スキャンダル”。若き才能が練りに練ってまとめあげた、その渦に巻き込まれていくジョニーらキャストのアンサンブルは必見といえそうだ。『ブラック・スキャンダル』は1月30日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブラック・スキャンダル 2016年1月30日より全国にて公開(C) 2015 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., CCP BLACK MASS FILM HOLDINGS, LLC, RATPAC ENTERTAINMENT, LLC AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
2016年01月13日先週、全米興行で『アバター』を抜く歴代NO.1作品となった『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、公開から4週連続で興行収入No.1を獲得。日本でも、12月18日に公開されてから4週連続で週末興行収入1位、公開後25日間で80億円超え、動員数は500万人を達成し、ニューイヤーも引き続き、その底力を“覚醒”させていることが分かった。30年ぶりの新作にして、新たなる3部作の1作目として世界中を熱狂の渦に巻き込んでいる本作。ハリソン・フォードらこれまでのキャストに加え、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、アダム・ドライバー、オスカー・アイザックといった新キャストたちも人気が上昇中で、今後も大きな期待が寄せられている。日本では、4週目の土日も動員52万1,980人、興行収入8,億2,241万6,200円と圧倒的な強さを見せ、4週連続で週末興行収入成績1位を記録。さらに、1月11日(月)までの25日間の興行収入は8,241,016,200円、動員は533万7,920人と記録を伸ばし続けており、最終成績がどれほどの数字となるのか注目を集めている。さらに、世界でも『スター・ウォーズ』旋風は止まらない。12月18日の公開から1月10日までの全米興行収入は、8億1,273万ドル(※約975億2,817万円)を突破、歴史上初めて8億ドルを超えた作品となり、ゴールデン・グローブ賞受賞のレオナルド・ディカプリオ主演作『レヴェナント:蘇えりし者』を抑えて4週連続第1位を獲得している。また、イギリスでは1月7日時点で1億5,200万ドル(約182億4,000万円)を突破、同国興行収入の史上歴代No.1の新記録に。そして、ついに1月9日より公開となったビッグマーケットの中国では、驚異的なオープニング興行収入を記録し、すでに5千300万ドル(約63億6,000万円)を達成。これで全世界の興行収入は17億3,383万4,828ドル(2,076億円)となり、『アバター』『タイタニック』に次ぐ歴代3位となっている(※いずれも1ドル=120円換算。※Box office mojo調べ)全世界で続々と記録を達成する本作。スピンオフシリーズとなる『Rogue One: A Star Wars Story』(原題)が12月に控える2016年も、快進撃を続けそうだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2016年01月13日今年で26回目を迎える「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」。この度、来月25日(木)より行われる本映画祭において、2016年注目すべき各部門の上映作品が決定した。本映画祭は、1990年より北海道夕張市において開催され、ハリウッド大作からインディーズ作品まで幅広く上映作品が集められ、日本国内でも有数の歴史を持つ映画祭。1月12日(火)、札幌第二水産ビルの会議室にて行われた本映画祭のラインナップ会見では、招待作品に特別上映を含めた9作品が選出。オープニング作品に夢枕獏原作の「神々の山嶺」を映画化した『エヴェレスト 神々の山嶺』、クロージング作品には先日のゴールデン・グローブ賞にて作品賞・監督賞・主演男優賞の3冠を達成したレオナルド・ディカプリオ主演の『レヴェナント:蘇えりし者』が上映されることが明らかとなった。そのほかには、同じくゴールデン・グローブ主演女優賞を受賞した『ルーム』や、同部門ノミネートの『ブルックリン』(仮題)、アニメーション映画賞ノミネートの『アーロと少年』、『Mr.ホームズ名探偵最後の事件』、『セーラー服と機関銃-卒業-』、『幸せをつかむ歌』と世界的に話題を集める作品の日本最速上映が決定。アカデミー賞の前哨戦と言われるゴールデン・グローブ賞で話題となっている2016年の注目作品が集まり、国際色豊かな豪華なラインナップが名を連ねている。さらに今回は、公開35周年記念の特別上映として、薬師丸ひろ子主演の『セーラー服と機関銃』も再びスクリーンに登場する。毎年大きな賑わいをみせているゆうばり国際ファンタスティック映画祭。今年はどんな作品が盛り上がりを見せるのか、いち早く話題作を楽しめるのみならず、多数イベントも催す本映画祭に足を運んでみて。「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2016」は2月25日(木)~29日(月)開催。(cinemacafe.net)
2016年01月13日米BOX OFFICE MOJOは1月8日~1月10日の全米週末興業成績を発表した。独走を続ける『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が今週も首位。公開3週間での累計興行収入は8億1,201万1,043ドルとなり、2009年の『アバター』の7億6050万ドルを超え、ついに歴代トップに立った。2位にはレオナルド・ディカプリオ主演の『レヴェナント: 蘇えりし者』がランクイン。前週23位から大躍進、3週目にしてトップ10入りを果たした。マイケル・パンクのノンフィクション小説を映画化した作品で、アメリカ西部の広大な未開拓の荒野に取り残されたハンターの壮絶なサバイバル劇を描いた人間ドラマ。『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞を受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督がメガホンを取る他、『ゼロ・グラビティ』『バードマン あるいは~』で2年連続アカデミー賞を獲得したエマニュエル・ルベツキが撮影監督、坂本龍一が音楽を担当している。米国時間10日に開催されたゴールデン・グローブ賞受賞式では、ドラマ部門の作品賞、監督賞、主演男優賞の主要3部門を獲得した。その他4位『The Forest(原題)』が初登場。『ダークナイト』シリーズの原案の担当で知られるデヴィッド・S・ゴイヤーが原案を手掛けた、日本の青木ヶ原樹海を舞台にしたホラーで、日本人俳優である小澤征悦が本作でハリウッドデビューを果たしている。前週2位の『Daddy’s Home(原題)』は3位にランクダウン。その一方で累計興行収入は1億1,631万3,576ドルと公開2週間で1億ドルに到達し、『スターウォーズ』の歴史的ヒットの陰に隠れながらも着実に興収を伸ばしている。
2016年01月11日第73回ゴールデン・グローブ賞が10日(現地時間)、ロサンゼルスのビヴァリーヒルトン・ホテルで発表され、『レヴェナント:蘇えりし者』が作品賞、監督賞、主演男優賞の三冠受賞した。ゴールデン・グローブ賞はハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)会員の投票によって決定するもので、最多3部門を受賞した『レヴェナント:蘇えりし者』は、荒野で狩猟中にクマに襲われ、重傷を負ったハンターの壮絶なサバイバルを描く作品。同作でドラマ部門男優賞を受賞したレオナルド・ディカプリオはこれが3度目のゴールデン・グローブ賞受賞だが、スタンディング・オベーションと鳴り止まない拍手に感極まった表情を見せていた。今回の受賞は悲願のアカデミー賞主演男優賞への追い風となりそうなだけに、2月28日(現地時間)のオスカー候補発表が楽しみだ。監督賞を受賞したアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥはスピーチで「映画作りはどれも大変だけど、今回は本当に大変だった」と苦難が続いた撮影をふり返りつつ、主演のレオとの仕事を「最高の経験だった」と語った。今年はノミネーションの段階から大本命作がなく、各部門で授賞はばらけたが、ドラマ部門は『レヴェナント:蘇えりし者』、ミュージカル/コメディ部門は作品賞と男優賞(マット・デイモン)が受賞した『オデッセイ』と2作が各部門を代表する受賞結果となった。ほかに、『スティーブ・ジョブズ』が助演女優賞(ケイト・ウィンスレット)、脚本賞(アーロン・ソーキン)を受賞。最多4部門5つのノミネーションを受けた『キャロル』は無冠に終わった。今期の賞レースで唯一、無敵の強さを誇っている『ルーム』のブリー・ラーソンがやはりドラマ部門女優賞に輝き、圧倒的な勢いを見せつけた。ミュージカル/コメディ部門で女優賞を受賞したのは『JOY』(原題)のジェニファー・ローレンス。『世界でひとつのプレイブック』(ミュージカル/コメディ部門主演女優賞)、『アメリカン・ハッスル』(助演女優賞)で受賞してきたジェニファーは「ここに上がれるのは、いつもあなたのおかげよ」とデヴィッド・O・ラッセル監督に感謝した。ミュージカル/コメディ部門男優賞はマット・デイモン、助演男優賞は『クリード チャンプを継ぐ男』で、伝説のロッキー・バルボアを演じたシルベスター・スタローンに輝いた。脇に回ることなどほとんどないスタローンだが、実質主役と言ってもいい存在感で物語を牽引して見事受賞。「ロッキー・バルボアは最高の“見えない親友”だ」とスピーチで語った。助演女優賞はケイト・ウィンスレット、そしてTV部門のリミテッドシリーズ/TVムービー部門の女優賞をレディー・ガガ(「AMERICAN HORROR STORY: HOTEL」原題)が受賞するなど、スターという肩書きにふさわしい大物の受賞が印象に残る結果となった。授賞結果は以下の通り。映画部門ドラマ部門作品賞:『レヴェナント:蘇えりし者』男優賞:レオナルド・ディカプリオ(『レヴェナント:蘇えりし者』)女優賞:ブリー・ラーソン(『ルーム』)ミュージカル/コメディ部門作品賞:『オデッセイ』男優賞:マット・デイモン(『オデッセイ』)女優賞:ジェニファー・ローレンス(『JOY』原題)助演男優賞:シルベスター・スタローン(『クリードチャンプを継ぐ男』)助演女優賞:ケイト・ウィンスレット(『スティーブ・ジョブズ』)監督賞:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(『レヴェナント:蘇えりし者』)脚本賞:アーロン・ソーキン(『スティーブ・ジョブズ』)作曲賞:エンリオ・モリコーネ(『ヘイトフル・エイト』)アニメ作品賞:『インサイド・ヘッド』外国語映画賞:『サウルの息子』(ハンガリー)主題歌:「ライティングズ・オン・ザ・ウォール」(『007スペクター』)TV部門ドラマ部門作品賞:「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」男優賞:ジョン・ハム(「MAD MEN マッドメン」)女優賞:タラジ・P・ヘンソン(「Empire 成功の代償」)ミュージカル/コメディ部門作品賞:「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」男優賞:ガエル・ガルシア・ベルナル(「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」)女優賞:レイチェル・ブルーム(「CRAZY EX-GIRLFRIEND」原題)リミテッドシリーズ/TVムービー部門作品賞:「ウルフ・ホール」男優賞:オスカー・アイザック(「SHOW ME A HERO」原題)女優賞:レディー・ガガ(「AMERICAN HORROR STORY: HOTEL」原題)助演男優賞:クリスチャン・スレイター(「MR.ROBOT/ミスター・ロボット」)助演女優賞:モーラ・ティアニー(「アフェア~情事の行方~」)(text:Yuki Tominaga)
2016年01月11日映画『レヴェナント:蘇えりし者』(2016年4月公開)のニューヨーク・プレミアが現地時間6日、ニューヨークのAMCロウズ リンカーンスクエアで開催され、主演のレオナルド・ディカプリオ、アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督らに加え、音楽を担当した坂本龍一も参加。レッドカーペットで初めて3人がそろった。坂本の大ファンで、『バベル』(06)でも「美貌の青空」など坂本の2曲の楽曲を使用したイニャリトゥ監督は「彼の曲には余計なものがなく優雅で感動的だ。(今回の音楽には)感動的な静寂がある。(静寂という)間が映画にとって重要な役割を果たすんだ」と楽曲の魅力をコメント。ディカプリオも「サカモト氏の音楽はこの映画のテーマそのものを表現している」と言い、「曲を聴くと大きく心が揺さぶられるんだ。初めて聞いたとき、まさに求めていた音楽だったから強く感銘を受けた」と語る。セリフの少ないこの作品で音楽の占める役割は大きく、それが楽しみでもあり、プレッシャーでもあったという坂本は「イニャリトゥ監督の要望は、アコースティックと電子音楽を何層にも重ねたものだった。だからその2つを融合させた。加工され作り込まれた電子音楽と音質の良いオーケストラを組み合わせる大変な作業だった」と説明。「監督の要望にすべて応えられるような方法があればよいのだが、残念ながらこれという方法はない。だから崖を登るような監督の膨大な要求を一つ一つクリアしていった」と感慨深げに振り返った。1月10日17時(日本時間11日10時)には、作品賞、監督賞、主演男優賞、音楽賞にノミネートされているゴールデン・グローブ賞の授賞式がいよいよスタート。1月14日にノミネート発表、2月28日に授賞式となるアカデミー賞に向けて、大きなターニングポイントとなるゴールデン・グローブ賞での賞獲得に注目が集まっている。実話からインスピレーションを受けた『レヴェナント:蘇えりし者』は、一人の男のサバイバル・アドベンチャーと人間の偉大な精神力を描いた作品。2015年アカデミー賞で最多4部門を受賞した『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のアレハンドロ・G・イニャリトゥが監督・脚本・製作を務める。(C)2016 Twentieth Century Fox
2016年01月11日『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』でアカデミー賞の「作品賞」を含む4冠に輝いたアレハンドロ・G・イニャリトゥが、主演にレオナルド・ディカプリオを迎え、監督・脚本・製作を務めた最新作『レヴェナント:蘇えりし者』。全米の拡大公開の直前となる現地時間の1月6日、ニューヨークのAMCロウズ リンカーンスクエアで、ニューヨークプレミアが開催され、音楽を担当した坂本龍一氏が急遽出席。ディカプリオや、イニャリトゥ監督、さらに『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でも注目を集めるドーナル・グリーソンら出演者がそろった豪華なレッド・カーペットが実現し、その際のインタビューの映像が到着した。『バードマン』で2015年の賞レースを総ナメにしたイニャリトゥ監督が、かつてない製作費をかけ、大自然が猛威をふるう極寒の地で、自然光のみを使った9か月間のロケ撮影を敢行した本作。イニャリトゥ監督の2年連続オスカー獲得にも注目が集まる上、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『ブラッド・ダイヤモンド』『アビエイター』『ギルバート・グレイプ』で4度のノミネートを果たすも、いまだ無冠のディカプリオが2013年の俳優休業宣言を覆して出演、体当たりの演技で悲願のオスカー獲得を狙う。また、『バベル』(’06)でも「美貌の青空」など坂本氏による2曲の楽曲を使用したイニャリトゥ監督は、坂本氏の大ファンであることを明かしている。「彼の曲には余計なものがなく優雅で感動的だ」と語り、「この作品には、映像から想像してもらうシーンが多い。説明は加えずに映像そのものが味わえる。あるのは映像と音、そして静寂と間だ。間が重要な役割を果たすのは会話と同じ。実際の言葉より、その場の空気や間で伝わることは多いんだ」と、坂本氏の音楽がかなり重要な役割を果たしていることに言及する。その音楽に大きく心を揺さぶられたと語るのはディカプリオで、「サカモト氏の音楽はこの映画のテーマそのものを表現していると思う。曲を聴くと、大きく心が揺さぶられるんだ」とコメントし、「初めて聴いたとき、まさに求めていた音楽だったから強く感銘を受けた」と語った。一方、セリフの少ないこの作品で音楽の占める役割は大きく、それが楽しみでもあり、プレッシャーでもあったという坂本氏は、「監督の要望にすべて応えられるような方法があればよいのだが、残念ながらこれという方法はない。だから崖を登るような監督の膨大な要求を一つ一つクリアしていった」と感慨深げにコメント。「映画が持つ力というのは素晴らしい。作曲すること自体が、僕のインスピレーションの源になりました。俳優たちの演技は見事で、感動的でした。そして、監督の力量は、言葉では言い表せないほど素晴らしいものでした」と、ディカプリオをはじめとする俳優陣と監督に称賛を贈った。いよいよ日本時間1月11日(月・祝)には、ドラマ部門「作品賞」「主演男優賞」と「監督賞」「作曲賞」の4部門にノミネートされている第73回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が行われる。続く日本時間1月14日(木)にノミネート発表、同2月29日に授賞式となる第88回アカデミー賞に向け、本作がゴールデン・グローブでどれだけ賞を獲得するのか、熱い視線が注がれている。『レヴェナント:蘇えりし者』は4月、TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月11日トム・ハンクスの主演最新作『ブリッジ・オブ・スパイ』が今週末から公開になる。監督を務めるのは、本作が4本目のタッグ作になるスティーヴン・スピルバーグ監督で、プロデューサーは両者は「互いの長所を引き出している」と分析する。監督とハンクスが語る特別映像が公開になった。『ブリッジ・オブ・スパイ』特別映像スピルバーグ監督は、アドベンチャー大作からオスカーを受賞した重厚なドラマまで幅広いジャンルの作品を手がけており、これまでに様々な俳優たちを起用している。中にはトム・クルーズやマット・デイモン、レオナルド・ディカプリオといったスターや、ダニエル・デイ=ルイスなどの演技派俳優、オードリー・ヘップバーンやフランソワ・トリュフォーなど映画界の伝説的な存在もいるが、主要キャストとして“常連”と呼べるのは『ジョーズ』や『未知との遭遇』のリチャード・ドレイファス、『インディ・ジョーンズ』シリーズで4度タッグを組んだハリソン・フォード、そしてトム・ハンクスだろう。ハンクスは映像の中で「スティーヴンと作った映画は、4本とも毛色が違う」と分析し、『プライベート・ライアン』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『ターミナル』について語り、新作の『ブリッジ…』は「脚本を読んで、大成功するとすぐわかった」と振り返る。本作で彼が演じるのは、普通の弁護士ジェームズ・B・ドノヴァンで、監督曰く「誠実な男」だ。ドノヴァンは保険の分野で活躍し、穏やかに暮らしていたが、アメリカで逮捕されたソビエトのスパイと、ソ連領空で撃墜され逮捕されたアメリカのパイロットを秘密裏に“交換”するという誰も成し遂げた事が無いミッションに巻き込まれてしまう。本作は冷戦下の1950年代を舞台にしており、シリアスな場面も登場するが、映像にはスリルのあるシーンや緊迫感あふれる場面など、ドキドキする瞬間が次々に登場。スピルバーグ監督が「トムがいるだけで作品が豊かになるんだ」と語る通り、誠実さだけを武器に危険な取引きに挑む男を演じるハンクスは、観客が思わず引き込まれてしまうほど豊かな表情を見せる。命を狙われ、ウソと駆け引きが行き交うスパイの世界に放り込まれた男はどうやって“スパイ交換”を成立させるのか? 監督とハンクスがアイデアを出し合って完成させた新作の公開が楽しみだ。『ブリッジ・オブ・スパイ』1月8日(金) TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー(C)Twentieth Century Fox Film Corporation and DreamWorks II Distribution Co. LLC. Not for sale or duplication.
2016年01月08日レオナルド・ディカプリオ(41)が、ケリー・ローバック(25)と破局したと報じられている。昨年の夏ごろからデートを重ねていた2人であったが、お互いの多忙な仕事のスケジュールのため数カ月前には破局を迎えていたという。ある関係者はピープル誌に対し、「2人は別れてもう数カ月がたちますよ。でも2人は友人関係をうまく築いています」、「2人はお互いにとても忙しいのです。ディカプリオは大きな映画の仕事がありますし、ケリーは世界的なスーパーモデルです。第三者の影があったからというわけではありません」と語る。ディカプリオは最新作『レヴェナント:蘇りし者』ですでにさまざまな映画賞にノミネートされているほか、アカデミー賞ノミネートもささやかれており、授賞式シーズンにはケリー同伴で登場すると見られていたのだが、2016年の年越し前には破局を迎えていたようだ。ディカプリオがサン・バルテルミー島で豪華な年越しパーティーを開催していた一方で、ケリーは家族と共に過ごしたと言われている。別の関係者は「レオは長年の友人ルーカス・ハースら男友達や、女の子たちとパーティーを楽しんでいましたよ」と語っており、その豪華なパーティーではジャスティン・ビーバーがパフォーマンスを行ったそうだ。(C)BANG Media International
2016年01月06日レオナルド・ディカプリオがモデルのケリー・ローバックと破局したようだ。レオナルドは年末年始をカリブ海のセント・バーツ島で過ごしていたが、そこにケリーの姿はなかった。「Us weekly」誌では関係者が、2人は1か月以上前に別れたと語っている。41歳のレオナルドと「Sports Illustrated」などで活躍する25歳のケリーは昨年6月頃から交際が始まったが、レオナルドは主演作『レヴェナント:蘇りし者』で映画賞シーズンを忙しく過ごし、ケリーも女優業に進出。ザック・エフロンとドウェイン・ジョンソンが主演するTVシリーズ「ベイウォッチ」の映画版でヒロインを演じることが決定した。関係者によると、破局はやはり互いの忙しさが原因。2人ともやらなければならないことが多過ぎて、話し合って関係の解消を決めたという。いまも友達同士で話もするが、恋愛は終わったという。レオナルドはセント・バーツ島でトビー・マグワイアやルーカス・ハースなど昔からの仲間たちや、同じく島に滞在していたジャスティン・ビーバーらと新年を迎えたが、ケリーは地元のコネティカット州で両親と過ごしていた。(text:Yuki Tominaga)
2016年01月06日