映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』公開記念「もうひとつのスター・ウォーズ展」の内覧取材が12月22日(木)に行われ、著名人による「ストームトルーパー・アート」が初披露された。シリーズを愛している尾上松也、片瀬那奈、川島海荷、篠原ともえらが施したアートは個性豊かで、新たなキャラクターたちの魅力を提案してくれているようだ。世界中で愛される映画『スター・ウォーズ』シリーズ初のスピンオフ作品となった『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は公開以降、続々と世界各国のランキングで首位となり、初週の世界興収が340億円にものぼった。日本も例にもれず、16日の公開から週末3日間で9億円を突破する大ヒットスタートを切っている。そんな『ローグ・ワン』の世界を体験できるようにと展開されたのが、「もうひとつのスター・ウォーズ展」だ。一番の目玉となるのは、日本の多分野で活躍する著名なアーティストがデザインした、ストームトルーパーのヘルメットペイントなどを施した「ストームトルーパー・アート」だろう。参加した尾上さんは、右側と左側で赤と青に色をわけ「善悪」というタイトルで展示。歌舞伎座で出番を終えた後に制作したとのことで、普段使っている化粧道具の塗料を使用し自らの手で色をつけたというから、一見の価値ありだ。一方、片瀬さんはキラキラの派手なストームトルーパーに仕上げた。後ろには自らの那奈という名前をもじった「N7」というサインも入れるほどのこだわり。「Bling Stormtrooper」というタイトルにも並々ならぬ思いが込められているので、ぜひ会場で確認を。規格外の大きさで目を引くのは、段ボールで制作された高さ5メートルに及ぶ超巨大AT-ACTフォトスポットだ。段ボールで作られたとは思えないほど精巧で、近くで見ても遠くで見ても楽しめる。映画に登場するのはおよそ5倍というから、震える大きさを体感できる。さらに、『ローグ・ワン』キャスト来日時に話題を呼んだ柏原晋平による襖絵も、特別に展示されている。デス・スターを背景に、ローグ・ワンメンバーとダース・ベイターやストームトルーパーら帝国軍が向かい合う構図で、迫力満点だ。もちろん、キャストが入れたサインやかわいらしい星の絵も間近で見られる。そのほかにもフェリシティ・ジョーンズら、登場するキャラクターたちの衣装(レプリカ)や、Xウイングパイロットになりきれる日本初公開のVR映像体験コーナーや、デス・スター・バルーンも展示されているなど盛りだくさんの内容。ダース・ベイダーがストームトルーパーを引き連れてフォトスポットに登場することも決定している。11時より配布される整理券があれば、一緒に写真撮影ができるので、ぜひ訪れてみては。「もうひとつのスター・ウォーズ展」は汐留・日本テレビ2階日テレホールにて12月23日(金・祝)から12月29日(木)まで開催、入場無料。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は公開中。(cinamacafe.net)
2016年12月22日ついに連載“最終章”に突入した人気漫画「銀魂」初の展覧会「連載完結直前 大銀魂展 ~ツケが回る前にケツを拭け~」の内覧会が12月22日(木)、会場となる秋葉原UDXアキバ・スクエアで行われ、来年7月公開の実写版『銀魂』に出演する橋本環奈(神楽役)が来場した。集英社「週刊少年ジャンプ」にて2003年12月より連載開始し、現在までに単行本66巻、累計5,100万部以上を発行する大人気SF活劇コミック『銀魂』(著:空知英秋)。架空の江戸を舞台に、「天人(あまんと)」と呼ばれる異星人によって支配される世界で、甘党&無鉄砲な侍・坂田銀時が新八、神楽ら仲間たちと共に万事屋(よろずや)に持ち込まれた様々な事件を解決していく。展覧会では、180点以上の厳選原画や会場限定の爆笑映像、空知氏の仕事場をイメージしたコーナーなどが展示されるほか、1話丸ごと日替わり展示、アニメ版声優による完全録り下ろしの音声ガイド、150点以上のオリジナルグッズの販売が行われる。一方、主演・小栗旬(銀時役)×福田雄一監督で実写化される『銀魂』も先日、特報映像が解禁され、大きな話題を集めたばかり。また、小栗さん&菅田将暉(新八役)が「実写化してどうもすいませんでした」と謝罪する動画が、福田監督のTwitter上に公開され、その自虐ぶりが「銀魂らしい」とファンの間で大反響を巻き起こした。一般公開を前に、ひと足早く展示を楽しんだ橋本さんは、「笑えるシーン、泣けるシーン。いろんなシーンが全部見られて、すごくいいですね」と大満足の様子。特に日替わり展示が気になるそうで、「毎日でも来たい。お忍びで来ちゃうかもしれないです」と“出没予告”も飛び出した。おすすめグッズは、神楽の好物である酢こんぶだといい「絶対に手に入れてほしい」と笑顔でアピールした。会場には「週刊少年ジャンプ」副編集長の大西恒平氏も駆けつけ、「ずっと勝手なパロディや下品な下ネタをやってきたので、展示のテーマは“水に流してもらう”です。水に流すということで、シアターの座席も便座です(笑)」と強いこだわり。連載の初代編集も担当していたそうで、「連載当初はまったく人気がなく、読者アンケートも最下位だった。どん底のスタートから這い上がり、展覧会や実写映画が実現し、夢のような話。想像もしていませんでした」としみじみ語っていた。「連載完結寸前大銀魂展~ツケが回る前にケツを拭け~」は12月23日(金・祝)~1月9日(月・祝)まで18日間、秋葉原UDX2階アキバ・スクエアにて開催。(text:cinemacafe.net)
2016年12月22日映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の“応援上映”が12月21日(水)、東京・新宿バルト9で行われ、上映後に日本語吹き替え版声優で主人公ニュート・スキャマンダーを演じた宮野真守、ヒロインのティナを演じた伊藤静が舞台挨拶に登壇した。応援上映といえば上映中のコスプレ、声援、フラッグ、サイリウムなどがOKな劇場イベントとして人気が定着しているが、ハリウッド映画としては異例の実施。上映直後の熱気に、ニュートの衣装を身にまとった宮野さん、そして伊藤さんも圧倒された様子で「こういう風に映画を楽しむ時代になったんですね。非常にびっくりしましたし、すごいなと思います」(宮野さん)、「この盛り上がりは、貴重な体験」(伊藤さん)と驚きの声をあげていた。舞台挨拶では宮野さんが、魔法動物の一種である“オカミー”をあやすシーンを再現。「はいはい、いま行くよ。ホラ、いい子だね。ママが来たよ!」と甘くささやくと、客席の女性ファンからは歓喜の悲鳴が。その大きさに、宮野さんは「レスポンス、いいですねえ~」とご満悦。また、特に難しかった呪文は「石になれ」を意味する“ペトリフィカス・トタルス”だったそうで、「何度も録りなおしました」とアフレコの苦労を明かした。ホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」の編纂者でもある魔法動物学者のニュート・スキャマンダーが、滞在先のニューヨークで、魔法のトランクに詰め込んでいた魔法動物たちをうっかり逃がしてしまい、大騒動を巻き起こす。配給のワーナー・ブラザース映画によると、すでに国内興収50億円を突破しているといい、今後も正月映画シーズンをリードする構えだ。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月22日目下東京ディズニーリゾート全域では、冬のスペシャルイベント「ディズニー・クリスマス」が佳境に突入!この時期限定のショー/パレードをはじめ、心躍るロマンチックなデコレーションやイルミネーションがゲストに大人気だが、クリスマス時期限定の「スペシャルメニュー」の数々も見逃せない。食べて満喫するクリスマスのメニューをご紹介。■チキン&ビーフを同時にいただく! 「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」陽気な仲間たちが集うメキシコ料理店、東京ディズニーシーの「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」。ここはタコスやトルティーヤなどのメキシコ料理がイチオシだが、クリスマスのいまは「スペシャルセット」(\1,580)が超おすすめ!スパイシーなトマトマヨネーズソースをかけていただくチキンとビーフ、ドナルドシェイプのターメリックライスがセットになったコンビプレートは何度も食べたくなる味。アルコールの提供もしている。■チーズパン粉焼きのチキンが絶品! 「ユカタン・ベースキャンプ・グリル」考古学者たちの野営所で食事が楽しめちゃう、東京ディズニーシーの「ユカタン・ベースキャンプ・グリル」。ここでは、ボリューミーなメキシカンライスを添えた「スペシャルセット」(\1,580)が超おすすめ。トマトBBQソースのハンバーグとチキンのチーズパン粉焼きがついたお得な一品で、香ばしいチキンは気づいたらなくなっているほど美味しい。ベーコンと野菜のクリームスープ、カップデザートまでついて、この値段はリーズナブル。■ガッツリサンドでお腹も心もいっぱい! 「スウィートハート・カフェ」“恋人たちのカフェ”という名の、東京ディズニーランドのベーカリーカフェ「スウィートハート・カフェ」では、「スペシャルセット」(\990)をチョイス。ロースハムとポテトサラダのラズベリーソースサンドはボリューム満点で、かわいらしいランチケースが付く「スペシャルセット、スーベニアランチケース付き」(\1,860)も見逃せない。また、同じくクリスマス限定の「クッキーサンド(ストロベリークリーム&ストロベリーチョコレート)」(1個 \380)も、味わってほしい一品。いずれも12月25日(日)までの期間限定。■ツリーシェイプのピザに舌鼓! 「キャプテンフックス・ギャレー」前述の「スウィートハート・カフェ」同様、「ホワイトクリスマスを食べちゃおう!」というテーマで販売中の「キャプテンフックス・ギャレー」の「スペシャルセット」(\730)は、BBQチキンとモッツァレッラのピザが激ウマのスペシャルメニュー。ここでもかわいらしいランチケースが付く「スペシャルセット、スーベニアランチケース付き」(\1,600)にすることもOKだ。ピーターパンの宿敵、フック船長の名前がついたピザ専門店でクリスマスを!■「ストーリーブックの世界」を表現した、東京ディズニーランド大人気メニュー!東京ディズニーランドの「イーストサイド・カフェ」と「プラザパビリオン・レストラン」では、「ストーリーブックの世界」を表現した「スペシャルコース」(\2,800)と、「スペシャルセット」(\1,940)が大人気。特に前者は「美女と野獣」の世界をイメージしたコースになっていて、濃厚なズワイ蟹のトマトクリームソースに満足確実だ。「プラザパビリオン・レストラン」の「スペシャルセット」(\1,940)は、おもちゃをイメージしている。もちろん、このほかにもクリスマス時期限定のスペシャルメニューの数々が、両パークに登場中。この冬、食べて満喫する東京ディズニーリゾートのクリスマスを体験してみて!※上記のメニューやグッズは、デザイン・価格の変更や、品切れとなる場合がございます。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2016年12月22日劇団四季ミュージカル「ライオンキング」東京公演が、12月20日で18周年を迎えたことを記念して、当日本編終了後、特別カーテンコールを実施。またこの日は、タレントで一児の母である関根麻里がお祝いに駆けつけ、終演後、出演者との交流を行った。1998年、四季劇場[春]での開幕来、日本演劇史上初の無期限ロングランを継続する本公演。周年当日時点での総公演回数は6,185回、観客動員数は約672万人を記録。劇団四季による日本公演は、同劇場のこけら落とし公演となったこの東京公演を皮切りにスタートし、以来、5都市(東京/大阪/福岡/名古屋/札幌)で、のべ7公演を実施。その通算回数は国内演劇作品の中で最多、また観客動員数もほかの追随を許さない。「ライオンキング」は、アフリカ・サバンナを舞台に展開するライオンの子・シンバの成長物語。「サークル・オブ・ライフ(生命の連環)」という深遠なテーマの中で、生命の営み、親子の絆、心の成長が綴られる。インドネシアの影絵や日本の歌舞伎や文楽など、アジアの伝統芸能要素が活かされた舞台表現、またアフリカンビートが色濃く反映された楽曲が一体となった独創的な舞台が、開幕当初より反響を呼び、いまもなお衰えることがない人気を誇る。18周年を達成した12月20日の公演後、特別カーテンコールが行われた。スカー役の道口瑞之は舞台挨拶にて、これまでのロングランについて「これもひとえに、お客様のあたたかいご支援の賜物と、出演者、スタッフ一同心より御礼申し上げます」と感謝をコメント。また、本公演が竹芝エリア再開発に伴い来年5月末をもって一時休止、7月から四季劇場[夏](大井町)へと会場を移し公演を継続することに触れ、「今後も一層のご声援を賜りますようお願い申し上げます」と今後の意欲を明かした。また、この日はタレントで一児の母である関根さんが来場。終演後、出演者との交流を行い、関根さんは「演出、歌、ダンス全てが素晴らしく、作品が持つ生命のパワーを感じました。一緒に観劇した娘も舞台に釘付けで、様々な動物たちに目を輝かせていました。今度は家族みんなで観に行きたいと思います!」と語った。ミュージカル「ライオンキング」東京公演は、2017年5月28日(日)まで四季劇場[春]にてロングラン上映中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月21日映画『海賊とよばれた男』の大ヒットを記念し、12月21日(水)に主演の岡田准一、共演のピエール瀧、山崎貴監督が舞台挨拶に登壇。集まった観客と共に、劇中に登場する「国岡商店社歌」を熱唱した。本屋大賞受賞のベストセラーを『永遠の0』の山崎組×岡田さんのタッグで実写化。戦前から戦後の高度成長時期にかけて、国家の“血液”とも言える石油を取り扱い、経済発展に寄与した国岡鐵造の生涯を壮大なスケールで描いており、彼が創設した国岡商店の社歌を、社員たちが歌うシーンがたびたび登場する。大歓声に迎えられた岡田さんは「公開中ですが、いい航海になるように…」とダジャレでヒットを感謝するも、なぜか2度、3度と繰り返し、会場は笑いに包まれる。劇中の社歌は、実際に本編の撮影終了後にキャストがスタジオに集合し、収録が行われたそうだが、ここで、みんなの中心にいたのが、ピエールさんだったという。ピエールさんと言えば、近年、俳優としての活躍が目立つが、「電気グルーヴ」のメンバーでありれっきとしたミュージシャン。岡田さんは「ピエールさんが指揮を取りながら収録しました。『一応、おれはプロだから』と(笑)」と明かし、山崎監督も「『俺は30年、こういう仕事してるから』とおっしゃっていた」と頼りがいのある存在だったと絶賛!当のピエールさんは、この張り切りぶりについて「実はその日、その後に用事があって、押すとしんどいなと思いまして…」と理由を説明。「みなさん、俳優ですから度胸満点なのに、歌となると急に後ろに下がっていくんです。これは終わらないぞと思って」と自ら指揮を執るに至った経緯を語ったが、「あとから(V6でアーティストで活躍する)岡田くんを差し置いて、何をしてるんだ?と気づきました…(笑)」と申し訳なさそうに語っていた。この日の観客との熱唱では、岡田さんが会場のムードに火をつけるべく、劇中の鐵造のセリフ「腹から声出さんかい!」を再現し鼓舞!ピエールさんの提案で、1節ごとに「岡田く~ん!」と歓声を入れながら全体で熱唱し、会場は熱気に包まれた。また、この日は会場からの質問に岡田さんらが答えるというサービスも!本作で20代から90代まで演じ切った岡田さんは、次に演じたい役を尋ねられると「現代人がいいです!僕、現代人をなかなか演じられないので…(苦笑) 」と時代劇や戦中、戦後を描いた作品へのオファーが続く現状に嘆き節。一方で、次に山崎作品に出るなら?という質問には「山崎さんが(以前から)やりたいと言ってる、未来系のファンタジー作品があって、それが(いつかできる日が来るのが)楽しみ」と、言ったそばからすぐに“現代人”願望を捨てて、会場は再び笑いに包まれていた。『海賊とよばれた男』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海賊とよばれた男 2016年12月10日より全国にて公開(C) 2016「海賊とよばれた男」製作委員会(C) 百田尚樹/講談社
2016年12月21日現在大阪城西の丸庭園にて12月16日(金)~2017年3月12日(日)の期間限定で開催中の「戦国・ザ・リアルat大坂城」を20日、松井一郎大阪府知事、吉村洋文大阪市長、溝畑宏大阪観光局理事長、そして12か国の総領事が観劇。松井府知事は「見て、感じて、圧倒的なエンターテイメントに仕上がっている」と、同ライブショーを激賞した。「戦国・ザ・リアルat大坂城」は、特別史跡(=特別史跡大坂城跡)大阪城にて期間限定で開催中のスペクタクル・ライブショー。大阪城に直接映し出す大迫力のプロジェクション・マッピング、幅36mの壮大なステージの上で展開する戦国武者たちの壮絶な合戦、数百発の豪華絢爛なパイロ(=演出用花火)などを駆使して、真田幸村のストーリーを描く。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンがパーク外で初めて贈る戦国スペクタキュラーだ。松井府知事は今回の取り組みについて、「『戦国・ザ・リアルat大坂城』は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン全面協力のもと、見て、感じて、圧倒的なエンターテイメントに仕上がっている」と絶賛。そして、「大阪府におけるインバウンドは、府知事就任当時と比べると6~7倍、12月末には1,000万人近くへと増加している。今後も大阪府と大阪市で一緒になって試行錯誤しながらアイデアを尽くしながら、インバウンドの方々にリピーターになっていただきたい」とコメント。今後のUSJとのコラボの可能性もついても示唆した。(C)&(R) Universal Studios. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2016年12月21日木村拓哉が、沙村広明の人気コミックを映画化する『無限の住人』で映画主演を果たした。木村さんが演じるのは、不老不死の肉体を持つ侍・万次。そして、万次と仇討ちの旅に出る少女・凜には若手実力派の筆頭、杉咲花が抜擢された。2016年1月、撮影中の京都を訪れ、木村さんと杉咲さんに話を聞いた。主人公となる万次は、妹を眼前で殺され、仇討ちをした過去を持つ男。その際に謎の老婆から不老不死の肉体を与えられた、“無限の命”を生きる男だ。そんな万次が妹と生き写しの少女・凜と出会い、彼女の仇討ちに身を投じていく…。撮影現場では、凜を守りながら剣士たちと激しい戦いを繰り広げる万次の姿が。木村さんは、独眼の万次を演じるために特殊メイクで右目を塞ぎ、冬の京都において、薄い着物に裸足で力強く戦場に立っていた。悲しいほどの強さと色気をまとった万次はまさにコミックから飛び出てきたようで、思わず息を飲む。カリスマ的人気コミックの主人公とあって、木村さんは「原作の世界観というのは、原作を受け取っている方たちにとっては確立しているもの。それがひとつの正解ですよね。そこに僕らが、音もつけて、速度もつけて、原作には存在していない時間の流れを作っていく」と漫画原作に挑む難しさを明かし、「不安もあった」と正直な胸の内を吐露する。その不安を払拭してくれたのは、クランクインに向けての三池監督の入念で繊細な心配りだ。「だいたい普通の行程でいくと、衣装合わせって1回で終わるんです」と木村さん。「『衣装合わせやります』と言われて行ったら、劇中で手にする武器がバババッと広げられたテーブルの向こうに、監督がいて。『手にとってみてください』と言われて、『はい』と。その後、着物を着るのかなと思ったら、着ないで終わり(笑)」。2回目の衣装合わせには着物に手を通すことができたそうだが、さらに特殊メイク担当を交えてなど衣装合わせの回数を重ね、「結果、4回くらいやった」とのこと。木村さんは「その積み重ねによって、監督が『不安要素はもうないですね』というところまで持って行ってくれた」と三池監督に感謝しきり。武器や片目のメイク、着流しなど、一つ一つ実感として万次を体に染み込ませていった。クランクイン後も、木村さんは三池監督の現場作りに惚れ込んでいた。木村さんは「拝見させていただいていた作品から伝わる勝手なイメージは、口も悪くて、レザーもののジャケットやブルゾンを着ていて、ちょっとゴツい指輪をしている感じ(笑)。そういう強いイメージがあったんですが、真逆の人でした」と楽しそうににっこり。「何に対してもものすごく繊細」と分析するが、「監督の繊細さがまた違ったように感じられたのは、緊張感あふれる現場での言葉のチョイス」だそう。「現場自体が真剣勝負だし、その真剣さが膨張してパンクしそうになると、監督がわざとわざとガス抜きをするようなことを言ってくれるんです。冗談も言うし、関西の方だからツッコミも放ってくれる。僕もびっくりしました」。一方の杉咲さんも、可憐な中にも強さと孤独を秘めた少女・凜を見事に作り上げていた。「凜の描いてあるページや、大事にしたいと思った表情を印刷したりした」と原作への敬意を胸に、撮影に臨んだと言う。「凜の背負っている過去を、どうやって自分のなかで大事にすることができるかすごく不安だった」と難役への不安もあったが、「万次さんと対面して演じさせていただいているので、“万次さんを信じる”ということを一番大事に演じています」とまっすぐな眼差しを見せる。木村さんは「“死ねない”というメンタリティを持っていた男が、凜が自分を頼ってくれたことによって、初めて前向きになれた。凜と出会ったことで、万次は生きる目的を確実に得ている」と万次と凜の特別な関係性について語る。杉咲さんに「こうやったらやりやすいよ」とアクションのアドバイスをする場面も見受けられ、演じる彼らの間にも信頼感と笑顔があふれていた。原作同様の固い絆を育んだ様子だ。記者に用意された2日間の取材日において、1日目の撮影後にインタビューに応じてくれた木村と杉咲さん。2日目は撮影現場の見学のみが予定されていたが、撮影のお昼休憩時に木村さんから「まだ話しますよ」との提案があり、急遽2度目のインタビューがスタートする一幕も!万次の扮装のままでのインタビューという異例の対応で、「片目での撮影は大変ではないですか?」との質問に答えた木村さん。「自分本人として何かを考えたり、何かを打破しようとすると、それが全部キャラクターに対する必要のない負荷になってしまうので」と片目になることで、「より、万次になれる」とどこまでもストイックだ。苦労は「飯をよくこぼすことくらいですかね」と記者陣を笑わせるなど、ストイックさとサービス精神が同居した姿にうなる。メリハリある現場作りが心地よく、「三池監督と木村拓哉のタッグは最強だ」と改めて感じた撮影現場だった。『無限の住人』は2017年4月29日(土)全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月21日俳優の桐谷健太が12月20日(火)、都内で行われたPRイベント「au 冬の三太郎まつり~桐谷健太さんとクリスマスNIGHT~」に出席し、人気のCMソング「海の声」を生披露。駆けつけた約200人の“浦ちゃん”ファンは大歓声をあげていた。この日、ひと足早く、歌のクリスマスプレゼントを贈った桐谷さんは、12月31日(土)にNHK総合、NHKラジオ第1で放送される「第67回NHK紅白歌合戦」に初出場し、同曲を披露することになっている。2015年元日より放映がスタートしたauのCM「三太郎」シリーズは、桃太郎、浦島太郎、金太郎の“三太郎”に加え、かぐや姫、乙姫、鬼ちゃん、一寸法師といった昔話でお馴染みのキャラクターが自由な発想でストーリーを展開。銘柄別CM好感度ナンバーワンを、2016年10月度で23か月連続獲得しており、CM総合研究所による調査が始まった1989年1月度以降、連続ナンバーワンの新記録を達成している。この人気ぶりに対し、桐谷さんは「ありがとうございます。すごいことですよね。皆さんに愛してもらっていると感じている」とファンに感謝の意。「松田翔太くんに濱田岳くん、鬼ちゃん、おとちゃん、かぐちゃん、みんなの力とスタッフの皆さんの強い思いが込められている」とCMに対する思い入れを語っていた。なお、12月21日(水)から25日(日)まで、汐留駅直結 カレッタ汐留地下歩道内にて、「au 冬の三太郎まつり~三太郎ミュージアム」を一般公開。auのCMに登場する「桃ちゃんの家」のセットを忠実に再現し、家の中で三太郎たちのように写真撮影できるほか、実際にCMで使用された小道具、着用した衣装、絵コンテなどが特別展示される。(text:cinemacafe.net)
2016年12月20日注目作への出演が続く若手俳優・小関裕太が自身初となるカレンダーを発売。12月20日(火)に都内で発売記念イベントを行なった。現在、楳図かずおの同名漫画を原作とした舞台「わたしは真悟」に出演中で、オンエア中のコーセー「エスプリーク エクラ」のCMも話題となってる小関さん。自身初のカレンダーについて「これまで写真集はありましたけど、それとは違う感覚で、1年間を通じてみなさんに届くので、気合いが入る思いで作りました」と語る。テーマは「つくる」。月ごとに“パンづくり”“絵本づくり”などに挑戦している。特にお気に入りなのが、自身も好きだという下駄を履いて、祖父からプレゼントされたという私物の傘を手にしたカット。「“和”が好きなのかな?と最近、思います。好きなものを取り入れました」と笑顔を見せる。そして、もう1枚のお気に入りは笑顔で漬物を手にしているカット。「最近、高菜を育ててるんです。秋に種を植えて、冬にちょうど育ってくるみたいで。ありがたいことにここのところ、忙しいので、なかなか家に帰れず、いまどうなってるか…(笑)?ボウボウになってると思います」と笑う。今年は主演映画『ドロメ』が公開を迎え、来年以降公開の作品の撮影が進むなど、充実の1年だったが「いろんなことがありましたが、小っちゃい頃から行きたかったイギリスにも行けました!」とプライベートでもやりたいことができたよう。今年の1年を漢字1字で「叶」と表現!「ドラマの『勇者ヨシヒコと導かれし七人』に出られたんですが、ずっと夢だったんです。舞台でもこれまで悪役をやったことがなくて、『やりたい』と言ってたんですがそれも叶いました!」と嬉しそうにふり返る。来年には映画『覆面系ノイズ』、さらに2018年には『曇天に笑う』も公開されるが「去年、20歳になってひとつ、大人の壁を乗り越えたような気がしてたんですが、来年は22歳。22歳って言うと大人のイメージです。素敵な22歳になれるように頑張りたいです!」と語った。クリスマスは舞台「わたしは真悟」の京都公演と重なるが「みんなでプレゼント交換をしようってことになっている」とのこと。高畑充希、門脇麦、大原櫻子、成河らが共演者として名を連ねており、誰のプレゼントを手にすることになるのか…?「1,500円以内で考え中です。あと5日ですよね?早く買わないと(笑)」と思案していた。(text:cinemacafe.net)
2016年12月20日嵐の櫻井翔が12月20日(火)、都内で行われた新春ドラマスペシャル「君に捧げるエンブレム」の完成披露試写会に出席し、「僕らもスタッフも相当気合いが入っている。自分にとっても宝物ができたと思える作品」と強い思い入れを示した。将来を有望視されたJリーガー鷹匠和也(櫻井さん)が、不慮の事故で命の次に大事な脚を失いながらも、車椅子バスケという新たなスポーツに出会い、愛する人のため、不屈の闘志で戦うヒューマン・ラブストーリー。実在の元パラリンピック選手をモデルに描く本作は、エキサイティングな車椅子バスケ競技の世界を、迫力ある映像で描いている。「改めてスポーツの力ってすごいんだなと感じた」としみじみ語る櫻井さんは、「涙があふれる感動だけではなく、家族愛や友情、車椅子バスケのカッコ良さや魅力が詰まった作品になった」と手応えも十分。撮影を前に約1か月間、車椅子バスケの練習に費やし「プロの皆さんにはかないませんが、行けるところまで行こうとチーム一丸になって頑張った」とふり返った。完成披露試写会には櫻井さんをはじめ、和也の婚約者で後に妻となる未希を演じる長澤まさみ、チームの得点王・向井大隼役の市原隼人、車椅子バスケ日本代表で不動のエース・神村錬役の安藤政信が登壇。また、モデルとなった京谷和幸氏と妻の陽子さんも駆けつけた。櫻井さんと初共演し、夫婦役を演じる長澤さんは「運命なんじゃないかと思うほど、思い入れがあります。私の父親(元サッカー選手の長澤和明氏)もスポーツ選手なので、自分の両親に重ね合わせた」と思いは格別。市原さんは印象深いシーンを聞かれると、「試合の後に、車の中で和也と話すシーンは自分も号泣したし、翔くんも号泣していた」。この発言に、「意外と涙もろいですよね」(長澤さん)、「歳とったんだよ」(櫻井さん)と夫婦役ならではの丁々発止のやりとりが披露された。新春ドラマスペシャル「君に捧げるエンブレム」は2017年1月3日(火)21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年12月20日ウィル・スミス、ヘレン・ミレンら豪華共演で贈る『プラダを着た悪魔』監督最新作『素晴らしきかな、人生』。このほど、ロンドンにてヨーロッパプレミアが開催され、その模様が映像とともに到着した。ニューヨークで開催されたワールドプレミアに続き、12月15日(現地時間)にロンドンのレスター・スクエアにて華やかに開催された本プレミア。映画のタイトルとクリスマスのイメージが散りばめられたレッドカーペットには、主演のウィルに、ヘレン、エドワード・ノートン、ナオミ・ハリス、ジェイコブ・ラティモアら豪華キャスト、そしてデヴィッド・フランケル監督が登場。会場に集まった4,000人を越えるファンに温かく迎えられた。特に注目を集めたのは、ウィルが深紅のドレスに身を包んだヘレンをエスコートする場面。大人の女性の魅力あふれる英国の“デイム”ヘレンと、クールなダークスーツで決めたウィルの2ショットは場内を魅了した。また、セルフィやサインなど、気さくなファンサービスにも喝采が贈られた。まず、マイクを向けられたウィルが「素晴らしい気分だよ。みなさん、元気ですか?」と挨拶。続いてフランケル監督が「この映画を見て下さった方々が、大切な人との結びつきを求めて家族のもとに帰って行っていった。まさにそれが映画のテーマなんです」と、人と人との結びつきを描いたことを語った。ウィルの同僚役を演じたエドワードは「映画には愛がぎゅっとつまっている。登場人物は互いに深い友情と愛情で結ばれているのさ。そして、それが伝わってくる作品に仕上がっている」と、友情と愛を強くアピール。ヘレンもまた、「私はいままでこんなストーリーを読んだことがなかったわ。人生において、とりわけ重要で、想像力をかきたてるものが、この映画にはあるのよ」とアカデミー賞受賞女優をもうならせた、本作の脚本の魅力を語った。ギフトを感じさせる白のアクセントが印象的なドレスを着こなし、注目を集めていたナオミは、「主人公が人生の中の“美しさ”を見つけ出すお手伝い。映画はそんなことが描かれている」と笑顔でコメント。最後にウィルが、「『素晴らしきかな、人生』という映画は、どんな状況であったとしても、心を打つものがあるってことだ。特別な何かがすぐそこで起きている。この映画にはそんな人生のミラクルも描かれているんだ」と多くの人々がこの映画で励まされることを祈ったコメントで締めくくった。本作でウィルが演じるのは、最愛の人を失い、深い喪失感で仕事も何も手につかなくなってしまったハワード。そんな“人生ドン底”の彼にヘレンらが関わっていくという、温かな愛に満ちた“ギフト”のような作品となっている。『素晴らしきかな、人生』は2017年2月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月20日川口春奈、山崎賢人をW主演に、累計発行部数150万部超の人気原作コミックをアニメ、舞台に続いて映画化した『一週間フレンズ。』。このほど、昨年11月14日にクランクインした本作が、12月16日に無事、撮影終了。川口さん、山崎さんを中心に明るく和気あいあいとなった撮影現場のレポートとメイキング写真が到着した。本作は、“友達の記憶”を一週間で失ってしまう記憶障害を持つ藤宮香織(川口さん)と、そんな彼女に会った初めて日から心惹かれ、「友達になってください」と想いを伝え続けるクラスメート・長谷祐樹(山崎さん)が織り成す真っ直ぐで特別なピュア・ラブストーリー。川口さんと山崎さんは本作が初共演ながらも、すぐに意気投合し、明るい主演の2人が中心となって、終始笑いと温かさがあふれる撮影になったという。まず、初日は香織と祐樹が挨拶を交わしたり、交換日記を受け取ったりとやり取りを重ねていく“学校の玄関”での撮影が行われ、まだお互いに距離感を測っている様子でほどよい緊張感が漂っていた。その後、クラスメートに見つからないよう隠れながら渡す交換日記を場面の撮影では、照れ笑いしながら見つめ合う姿に、監督やプロデューサー陣が“香織と祐樹がいる!”と、思わず息を飲むほどのケミストリーが!「孤独な香織といつも前向きな祐樹という、魅力的なキャラクターを誰が演じることができるのか、プロデューサー陣で真剣に悩み、考え抜きました」と石塚慶生プロデューサーが語る主演2人のキャスティングは、見事に功を奏した。「山崎さんは、初日の段階ですごく祐樹にハマっていて、イメージにぴったりだと思いました」と川口さん。山崎さんの無邪気で真っ直ぐな笑顔が、“笑っているのに切ない”といった絶妙な長谷祐樹の表情に重なり、川口さん自身も影響されたという。一方、山崎さんは、「香織はすごく難しい役で大変だったと思いますが、川口さん自身はとてもいたずら好きの面白い人。初日から打ち解けられました。藤宮さんは自分からは話さない役だけど、川口さんはカットがかかった瞬間に変顔していたり(笑)、とにかく切り替えがすごいなと。役とのギャップも印象的でした」と語り、それぞれにリスペクトしあっていた様子だ。また、本作はクランクインの場所となった都内の高校と、足利の廃校や、原作アニメと同様に聖蹟桜ヶ丘周辺エリアを舞台にオールロケで撮影され、祐樹の親友役・将吾を演じる「超特急」のタカシこと松尾太陽、祐樹の幼なじみ・沙希役の高橋春織、九条役の上杉柊平、教師役の戸次重幸、「ますだおかだ」の岡田圭右らが集結。高校生のころからすでに女優の仕事をしていた川口さんは、学校行事にあまり参加できず、浴衣を着てお祭りに行ったり、文化祭で盛り上がったりと、本作では自身が経験してみたかったことが満載だったとか。「男女関係なくワクワク話せて、そこがすごくいいなと思いました」と楽しそうに撮影をふり返り、ほかキャストからも“充実した撮影期間だった”という声が多数寄せられている。和気あいあいとした雰囲気の中、育まれたキャストたちの仲の良さは、高校生たちが放つキラキラとした眩しさ、原作の世界観そのものとしてスクリーンにも投影されていることだろう。特に、初日からお互いに大きな信頼感をもって撮影に臨めたという主演の川口さん、山崎さんは、撮影の日々を重ねながら、少しずつ変化していく香織と祐樹の友達以上恋人未満という絶妙な2人の関係性をこまやかな演技で表現。誰かを大切に思う気持ち、それを伝えるほんの少しの勇気、相手に向き合う純粋なひたむきさ、そして、初めて知る恋の痛みなどを体現した、切なくも淡くキラキラした青春ラブストーリーを作り上げている。『一週間フレンズ。』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月20日『ピンクとグレー』で鮮烈な映画デビューを果たした中島裕翔(Hey! Say! JUMP)がラブストーリーに初挑戦することでも話題の『僕らのごはんは明日で待ってる』。先週末の12月17日(土)に大阪・朝日生命ホールにて試写会が行われ、舞台挨拶に中島さん、ヒロインを務める新木優子、市井昌秀監督が登壇した。瀬尾まいこによる同名ロングセラー恋愛小説を、中島さんと新木さんといういま最も旬な2人で映画化した本作。関西では初めてとなる本作の試写会では、クリスマスの思い出トークや、中島さんから関西弁での“うるキュン”メッセージのクリスマスプレゼントがあり、会場は悲鳴にも近い歓声が巻き起こった。この日の試写会は先着順での案内ということもあり、朝4時から待っていたファンもいると聞いた中島さんは、「寒いなか、本当にありがとうございます!ぜひ、映画を観て“温まって”くださいね」と挨拶し、学生時代を関西で過ごしたという市井監督も「もう、僕が“うるキュン”です!」と笑いを誘った。「僕ら(Hey! Say! JUMP)ライブとかでMCやるんですけど、大阪の公演のときは、ちょっと緊張しますもん。どう評価されるのかな、『笑わせなアカンなぁ』って」と、中島さんも会場を沸かせる中、話題は撮影現場でのエピソードに。監督が、「(2人には)等身大でいてほしいと思っていたので、無理なお芝居をせず、裕翔くんと優子ちゃんのなかにすでにある“亮太と小春”をそのままで演じていただきました」とコメントすると、「新木さんとは同世代ということもあり、共通の話題も多かったですね。そういう意味でも、現場ではずっと亮太と小春でいられた気がしています」と中島さん。一方、新木さんは「中島さんのモノマネが楽しかった!」と語り、「ドアが閉まるやつ、やってくださいよ(笑)」とまさかの振り。すると、「ドアが閉まるときに、ある生きものになります…『あぁ。ドアが閉まるぅ~ウーパールーパー』」と、中島さんはお笑いコンビ「流れ星」ちゅうえいの一発ギャグを披露し、会場は大爆笑。「現場でも、こんなふうに和ませていただきました(笑)」と、新木さんも笑顔を見せた。また、「思い出に残っているクリスマス」を聞かれた中島さんは、「『Hey! Say! JUMP』のメンバーで毎年、クリスマス・プレゼント交換会をするんですよ。某音楽番組出演時、結構時間が空くんですが、それでプレゼント交換会を始めるようになりまして。値段を決めて、くじ引きで交換するんですけど、あるとき、八乙女光のを引き当てたんですが、軽めの箱の中に、ちっちゃい象の置物(笑)」と明かす。「みんな結構、実用的なものだったりするのに。知念(侑李)なんかは、お取り寄せギフトだったり」と話すと、監督が「あ、その象があって、今回映画で“象に乗れた”のかも、ですよ」とひと言。中島さんも新木さんも納得した様子で、「このあと、映画で確かめてください。タイに行って、象に乗ってるシーンがあるんです。ってことは、これは光くんのおかげなのかも。ありがとう、光くん!(笑)」。そして、中島さんから会場にひと足早いクリスマス・プレゼントとして、関西弁での“うるキュン”メッセージの披露が!「ハードル上げすぎですよ、緊張する」と言いながらも、監督が「よーい、ハイ」と本番さながら声をかけると、「どうしよう。めっちゃ好きなんやけど、付き合ってぇやぁ」と中島さん。大歓声が巻き起こり、新木さんも「いまのは100%“うるキュン”ですね」とコメント。監督の「じゃ、テイク2(笑)」との声に、「めっちゃ、好きやねん」と中島さんの“うるキュン”メッセージが再び炸裂し、関西初の試写会は大盛況の中で幕を閉じた。『僕らのごはんは明日で待ってる』は2017年1月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月19日「東京ディズニーシー15周年“ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ”」を開催中の東京ディズニーシーでは、冬のスペシャルイベント「クリスマス・ウィッシュ」を開催中だ。ディズニーの仲間たちが集い、思い思いのクリスマスを披露しあう昼のショー「パーフェクト・クリスマス」が今年も人気だが、現在1日に2回公演している同ショーのポイントをご紹介。■総勢20人弱のキャラクターが登場!! 超華やかなエンターテイメント・ショー「パーフェクト・クリスマス」は、ディズニーの仲間たちが思い思いのクリスマスを披露しあう、クリスマスの楽しみがつまった華やかなエンターテイメント!出演するキャラクターが多いことが特徴で、ミッキーマウス、ミニーマウス、ドナルドダック、デイジーダック、プルート、グーフィー、チップ、デール、ダッフィー、シェリーメイ、マックス、クラリス、スクルージ・マクダック、アラジン、ジャスミン、ジーニー、アリエル、エリック、サンタクロースと、20人弱も登場して、クリスマスの到来を盛大に祝う。■おなじみのクリスマスソングに乗せ、クリスマスコスのディズニーの仲間たちが登場まず、ミッキーマウスと仲間たちの楽しそうな会話が聞こえてくると、ショーがスタート。おなじみのクリスマスソングが流れるメディテレーニアンハーバーを華やかなショーの会場に、ディズニーの仲間たちが、クリスマスツリーやクリスマスのプレゼント、雪だるまなど、それぞれのクリスマスへの想いをダンスや歌にのせて披露しあう。ディズニーの仲間たちは、赤と緑を基調にしたクリスマスだけのコスチュームを着て、とっても楽しそう。■明るく楽しいフィナーレにサンタクロースが登場!!色鮮やかなパイロに大感動ショーの終盤、サンタクロースがバージ(=船)に乗って登場すると、ディズニーの仲間たちは大喜びでサンタクロースをお出迎え。ほかの船でやってきたディズニーの仲間たちも加わって、家族や友だち、仲間など大切な人と一緒に過ごすクリスマスを皆でお祝いする。そして、ショーの最後には色鮮やかなパイロが打ち上がって、明るく華やかなフィナーレに大突入!1回の公演時間は、約25分。1日2回、日中だけ公演しているショーだ。■写真を撮りたいなどお目当てのキャラクターがいる場合は、鑑賞エリアに注意を「パーフェクト・クリスマス」は、メディテレーニアンハーバー全域を使用した、期間限定の盛大なショー!大勢のキャラクターやダンサーが登場するゴージャスで華やかなクリスマスのショーだが、実はキャラクターによっては、そのときに観ている鑑賞エリアに来ないこともある。鑑賞エリアによってショーの内容が理解しにくいということはないだろうが、写真を撮りたいなどお目当てのキャラクターがいる場合は、鑑賞エリアに注意して。何度鑑賞しても楽しい「パーフェクト・クリスマス」! リドアイルなど鑑賞エリアによっては案内が早々に終了することがあるので、こだわりたい場合は早めに行動してみて。東京ディズニーシー「クリスマス・ウィッシュ」◇「パーフェクト・クリスマス」公演場所:メディテレーニアンハーバー公演時間:約25分(1日2回/日中)出演者数:約115人※上記のメニューやグッズは、デザイン・価格の変更や、品切れとなる場合がございます。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2016年12月19日菅田将暉が12月18日(日)、来年公開の主演映画『帝一の國』の原作者・古屋兎丸と共に幕張メッセで開催中の「ジャンプフェスタ」に登場。撮影現場の様子などについて、原作ファンの前で語った。原作は「ジャンプSQ.」にて6年にわたり連載された古屋さん原作による漫画で、どんな手を使ってでも生徒会長になりたい赤場帝一と個性的なライバルたちの激しい戦いを描き出す。菅田さんは「学生時代に友だちの家で『ライチ☆光クラブ』を読んで知って」以来の古屋さんの作品の大ファンで、ほぼすべての作品を読んでいるとのこと。今回の帝一役に関しても「演じられるのは自分しかいない!」とまで豪語していたそう。「それくらい、言っておかないと、帝一をやる身としてはダメかな…と(笑)」と笑いつつ「自分もよく(原作の帝一と同じく)7:3にするんで(笑)、これは俺じゃないかと」と自身との類似点を強調。また私服姿に関しても、独創的な帝一のセンスと自身のファッションが似ていると明かし、原作ファンの期待を煽る。現時点で、撮影開始から3日が過ぎて「舞台を1か月やっても声が枯れることはなかったのに、3日で枯れてます」と語るなど、相当な気合いを入れて臨んでいるよう。監督は、CMディレクターとして活躍し、映画『ジャッジ!』、『世界から猫が消えたなら』などでもメガホンを握った永井聡が務めているが、菅田さんは「画はメチャクチャカッコいいです!」と自信満々。既に配信中の特報映像では、ふんどし一丁の菅田さんの姿を拝むことができるが、菅田さんいわく「これは、あくまでも原作を知らない人に向けて作った、本編とは全く関係ないもの」とのこと。これから、原作にも出てくる、ふんどし姿で太鼓をたたく、重要シーンの撮影が控えていると明かし「12月ですが(苦笑)、命がけでやりたい!」と闘志を口にする。また、共演者には野村周平、間宮祥太朗、竹内涼真、志尊淳らが顔を揃えるが古屋さんは、元仮面ライダー&戦隊ヒーローたちが集ったことに触れ「“ヒーロータイム”感にうちの子どもがワクワクしてます」と興奮を明かす。野村さん、間宮さんは同じく古屋さん原作の映画『ライチ☆光クラブ』にも出演しているが、普段、自然体の演技が多い野村さんが、帝一のライバルとなる、卑劣でクセのある菊馬を演じることについて、菅田さんは「サイコー!周平は大好きです!あんなにかっこいい男はいないです。あいつにしかない、真っ直ぐさが出ると思う」と楽しそう。同世代の実力派が名を連ねることについても「周平も祥太朗も、学生の頃から知ってて、帝一のように戦ってきたので嬉しい。そこに竹内涼真くんのように初めて会う人もいて新鮮です」と撮影で一緒になるのが待ちきれない様子だった。菅田さんは、最後に改めてファンの前で「裸一貫で頑張ります!」と宣言。会場は期待を込めた拍手と歓声に包まれた。『帝一の國』は2017年4月29日(土・祝)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月18日映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』が12月17日(土)に公開を迎え、福士蒼汰、小松菜奈らが舞台挨拶に登壇。三木孝浩監督からのサプライズの手紙に小松さんがこらえきれず、涙を流した。七月隆文の150万部突破の同名小説を『アオハライド』など恋愛青春映画の名手・三木監督が映画化。美大生の高寿と、ある秘密を抱えた少女・愛美のたった30日間の切ない恋物語が展開する。この日は、福士さん、小松さん、三木監督に東出昌大、山田裕貴も登壇した。登壇陣はタイトルにちなんで「僕(私)は来年、△△と〇〇する」という来年の抱負を発表した。東出さんと小松さんは奇しくも「母と旅行する」と同じ抱負!東出さんが「そろそろ親孝行をしたい」と言うと、隣りの三木監督が、今年、妻の杏さんが双子を出産した東出さんに対し「父親になると、親のありがたみがわかるね」と語り、会場は祝福の拍手に包まれる。小松さんは、すでに母親と2人きりで旅行した経験があり、そこで普段以上に話をする機会があったそうで「いい時間だったのでまた行きたいです!違うところに行く計画練りたいと思います」と笑顔を見せた。福士さんは、来年の抱負として「料理下手とおさらばする!」と宣言。今回の撮影は1か月以上にわたり京都で行われ、その間、福士さんはウィークリーマンションで生活していたが「料理をしたんですけど、どうもうまくいかず…」と苦笑い。山田さんが「何作るの?」と尋ねると、福士さんは「何がいい?」と新婚カップルのような会話を展開し、会場は笑いに包まれる。東出さんは、福士さんが京都での撮影中に「豚のしょうが焼きを作った」と嬉しそうに話していたと明かしたが、福士さんは「そのときは、しょうが焼きの素のたれを使ったので、使わずに作れるようになりたい」と語り、目標として、東出さんのアドバイスに沿って「ハンバーグを作れるようにします!」と語った。本作の撮影前に、三木監督からは福士さんと小松さんに、役柄や作品についての思いを込めた手紙が送られたそうだが、この日も三木監督は2人にサプライズで手紙を用意!壇上で読み上げた。福士さんに関しては、主演として小松さんが演じやすいようにと現場での空気づくりにまで気を配る姿を絶賛!福士さん本人も希望しているという海外への進出についても太鼓判を押した。一方、小松さんに関しては、愛美という役の難しさについて、撮影前に「一番不安だった」と明かし、その難しい役に小松さんが悩みながらも体当たりで挑戦し、涙を流すシーンでは何度もやり直しながら本気の涙を流してくれたと称賛!そんな三木監督の言葉を聞きながら、小松さんはこらえきれず壇上で涙! すかさず、福士さんがすっとハンカチを手渡した。福士さんは、涙こそ流さなかったものの、感動のせいか、言葉をポツリポツリと研ぎらせつつ「嬉しいです。京都では役柄についての話は出来たけど、そういう監督の気持ちを聞けることは、あまりなかったので、初日のこういう場で聞けて嬉しい。本当に僕も、この作品が三木監督が監督で、菜奈ちゃんが愛美でよかったなって思います」と感謝を口にした。小松さんは、監督が手紙を読み終わっても、あふれる涙をどうにもできないようで「大丈夫じゃないです…ズルいです(笑)!いろいろ思い出してしまって…しゃべれません」と目元を何度もぬぐっていた。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ぼくは明日、昨日のきみとデートする 2016年12月17日より全国東宝系にて公開(C) 2016「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」製作委員会
2016年12月17日人気シリーズ第3弾『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』の初日舞台挨拶が12月17日(土)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。主人公たちがアニメと実写の世界を行ったり来たりしながら、世界のピンチを救う大冒険を繰り広げる本作。舞台挨拶には実写パートに出演する南出凌嘉(天野ケータ役)、浜辺美波(南海カナミ役)、山崎賢人(エンマ大王役)、斎藤工(ぬらりひょん役)、武井咲(木下紗枝役)、遠藤憲一(じんめん犬役)が勢ぞろい。ジバニャンの声を務める声優の小桜エツコ、製作総指揮、原案、脚本の日野晃博氏も駆けつけた。人気俳優が特殊メイクで妖怪を演じ、大きな話題を集める本作。特に“じんめん犬”を演じた遠藤さんは、公開前から大反響を呼んでおり、当の遠藤さんは「ケータ(を演じる南出くん)が、特殊メイクのときはべたべたと人懐っこかったのに、番宣で一緒になったときは、素顔だったからまったく寄りつかなかった(笑)」と苦笑い。そんなじんめん犬を演じる遠藤さんについて、斎藤さんは「鼻から春雨が出るくらい衝撃を受けました。遠藤さんのエネルギーを感じ、あこがれました」と尊敬の念。武井さんも「やっぱり、じんめん犬は衝撃的。パンチ力が忘れられない」とうなっていた。また、劇中には山崎さんと斉藤さんが、真剣ダンスを披露する場面があり、「友人に踊りを見せると、妖怪が踊っているみたいと言われるほど下手なので・・・」(山崎さん)、「いかに僕が踊れないかが、(まとめサイトに)まとめられているほど」(斎藤さん)とそろって苦手なダンスに悪戦苦闘した様子。それでも「カッコ良かったですよ」(南出くん)、「2人のシーンは、ツボった!」(遠藤さん)と共演陣には好評だった。『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン! 2016年12月17日より全国東宝系にて公開(C) LEVEL-5/映画『妖怪ウォッチ』プロジェクト 2016
2016年12月17日マーティン・スコセッシが28年の歳月をかけて、遠藤周作の原作の完全映画化を実現させた『沈黙-サイレンス-』。来年1月からの日本公開を前に、遠藤周作ゆかりの地・仁川にある関西学院大学で、重要な登場人物・キチジローを演じた窪塚洋介を迎えたスペシャルトークイベントが実施され、窪塚さんは完成したばかりの本作について熱く語った。12月16日(金)、関西学院大学で行われたトークイベントでは、遠藤周作研究者の同大学教授の細川正義氏と、遠藤周作学会会員・ノートルダム清心女子大学教授の山根道公氏が、遠藤周作と「沈黙」について対談。その後、スペシャルゲストとして、本作でキチジロー役を熱演し、ハリウッドデビューを果たした窪塚さんが颯爽と登壇した。窪塚さんはまず、本作の感想を「懐の深い作品」とコメント。「『答えはこれなんですよ』と押し付けることではなく、答えに自ら到達するための事実を積み重ねてくれている。本当にマーティン・スコセッシ監督という人が日本に敬意を持っていてくれているなと。撮影現場で1カット終わるたびに出てきてくれて、『よかったよ!』といったサインをくれる。京都から行った太秦の職人さんたちの末端にまで敬意を払ってくれていたし、時代考証やセリフも含めて凄く丁寧に繊細に作ってくれていたので嬉しかった」と、撮影現場での巨匠監督のあり方にも感銘を受けたことを明かす。監督自身もクリスチャンではあるが「本当に目線がフラットなんです。僕らに委ねてくれる感覚が重要で、僕が思う一番の醍醐味として、“1人1人の中に答えがある、それでいいよ”と背中を押してくれる作品だと伝えたいです」と、窪塚さんはその思いを代弁するかのように語り、「浅野(忠信)さんが演じた通辞とアンドリュー(・ガーフィールド)が演じたロドリゴ神父の問答が、まさにキリスト教対仏教の問答なのでとても面白い。どっちにも肩入れすることなく描いているのでその点でも偉大な監督だと感じました」と続けた。窪塚さんが演じたキチジローという役については、「醜くて、弱くて、ズルくて…負の権化のように言われるんですけど」と説明。原作では描かれていないキャラクターの“余白”の部分について、「“イノセント”さというキーワード」に辿りついたことを明かしながら、「イノセントだから弱い、強い、裏切ってしまう…子どものころの善悪の分からないまま成長したという役の捉え方をしました」と、その役作りに触れた。先日の来日記者会見でも、監督は窪塚さんに絶賛を贈っていたが、「28年間やりたいと思って描き続けてきた『沈黙』の自分のイメージしてきたキチジローではなく、本当のキチジローがそこにいた」と監督に言われたそうで、「とても嬉しかった」と真摯にコメント。「マーティンもキチジローにものすごく共感している部分があったと思いますし、みんながキチジローの中に自分をみてしまうのではないかなと思っています」と明かした。また、特に絡みの多かったアンドリューについて、「寝ても覚めてもその役でいるという俳優さんなんです。それによって、もう撮影の後半は追い詰められたロドリゴそのもので挨拶も出来ないし…。ただ完成した映画を観て、その凄さが画に出ていて、感極まりました!役に入り込み過ぎて傍若無人な振る舞いが目立つこともありましたけど、それも映画を観て許せました(笑)」と、“窪塚節”で絶賛。途中、山根教授から「どこまでロドリゴとキチジローとの関係を描いているのか?踏み絵を踏むところで大きなクライマックスですが、そのあとの本当の関係が深まっていくところはどこまで描かれているのですか?」との質問も出たが、窪塚さんは「いわゆるネタバレですね!(笑)」と返して会場を沸かせる場面も。最後に、窪塚さんは「日本の役者さんたちも力強くて格好良くて泣きました…素直に素晴らしくて、正直辞めてもいいかなという気持ちになってます。是非、劇場で観て“沈黙”してください!うそです(笑)」と本作への手応えを覗かせていた。『沈黙-サイレンス-』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月17日映画『僕らのごはんは明日で待ってる』をイメージした特大オリジナル“うるキュン”クリスマスツリーの点灯式が12月16日(金)、東京・池袋のサンシャインシティ噴水広場で行われ、主演を務める「Hey! Say! JUMP」の中島裕翔、ヒロインを演じる新木優子が出席した。瀬尾まいこのロングセラー恋愛小説を映画化。無口な草食男子の高校生・葉山亮太(中島さん)と、同じクラスの女子生徒・上村小春(新木さん)はファーストフード店やファミレスで食事をしながら愛を育み、いつか白いごはんを食卓で一緒に囲む日を夢見るが、ある日突然、小春が別れを切り出す…。“食”が結びつけた7年越しの二人の恋の運命は?中島さんはサンタの帽子、新木さんはトナカイのカチューシャを身に着け、一足早いクリスマス気分。中島さんにとっては、この日が人生初めてのツリー点灯式だといい、「緊張しますが、しっかり点灯して、トークは転倒しないようにしたい」と“てんとう”をかぶせたダジャレを披露し、駆けつけた女性ファンの笑いを誘った。クリスマスの思い出を聞かれると、中島さんは「子どもの頃に頼んでいたのと違うおもちゃが届いてしまって…。そしたら、英語で書かれたおわびの手紙が届いて、『本当にサンタさんっているんだなあ』と不思議な気持ちになった」としみじみ。新木さんは「当時すごく流行っていて、全然手に入らなかった“たまごっち”を、サンタさんが届けてくれた」と幼少期の思い出を語った。ちなみに理想のクリスマスの過ごし方は、「普通に家族と過ごして、ごはんを食べたい」(中島さん)、「友だちと楽しくワイワイ過ごせたら。今年はカラオケに行く予定なので、覚えた“恋ダンス”を踊りたい」(新木さん)と話していた。『僕らのごはんは明日で待ってる』は2017年1月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月16日いまハリウッドで最も旬な2人、ジェニファー・ローレンスとクリス・プラットをW主演に迎え、極限状況に置かれた男女の愛と運命を壮大なスケールで描く『パッセンジャー』。12月15日(現地時間)、ロサンゼルスのウエストウッドにて本作のワールドプレミアが盛大に執り行われ、ジェニファーとクリスの登場をファンたちが大興奮で出迎えた。本作は、新たなる居住地を目指して地球を後にした豪華宇宙船アヴァロン号の5,000人の乗客のうち、なぜか90年も早く目覚めてしまった2人の男女が、絶望的状況の中でお互いに惹かれ合っていくさまを描くスペース・スペクタクル・ロマン。本作の主人公オーロラを演じたジェニファーといえば、2015年と2016年にフォーブス誌が選ぶ「世界で最も稼いだ女優」に選ばれ、もう1人の主人公ジムを演じたクリスといえば、日本での大ヒットも記憶に新しい『ジュラシック・ワールド』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で主人公を演じるなど、いま2人はハリウッドで最も注目されている男女。本作『パッセンジャー』は、そんな最旬2人の夢の初共演作としても、世界中で注目を集めている。会場となったウエストウッドの劇場には、漆黒の宇宙空間を表すかのような長い長いブラックカーペットが敷かれ、壁面は豪華客船アヴァロン号の船内を思わせるように一面真っ白。ゲスト登場ゲートにはコントロールルーム、そしてフォトエリアには2人の運命を引き合わせた冬眠装置が設置されるなど、まるで実際に宇宙船の乗客=“パッセンジャー”になったかのような感覚になる見事なセットが組まれた。さらに、主人公2人さながらに、冬眠カプセルから目覚める体験ができるVR体験エリアや、船内にあるバーカウンターなども再現。この日、会場には最旬な2人をひと目みようと多くのファンが集まり、世界中からマスコミが集結した。まずは、前作『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』でアカデミー賞にノミネートされた、俊英モルテン・ティルドゥム監督とマイケル・シーンが登場すると、会場から大きな拍手が。続いてジェニファーが、胸元にハートがあしらわれた純白のドレス、そしてダイヤモンドとブラックのチョーカーとフローラルなダイヤのイヤリングというセクシーな姿で登場すると、会場からは大歓声が沸き起こり、スチールのフラッシュが一斉に焚かれた。その純白のドレスは宇宙船の世界観やブラックカーペットと見事なコントラストを見せ、彼女の美しさをいっそう際立たせた。続いてジムを演じたクリスがシックな紺色のスーツ姿で、妻のアンナ・ファリスと登場。夫婦での登場に集まったファンから大きな拍手が沸き起こった。集まったファン1人1人に、握手やサインで応じていくジェニファーとクリス。ハリウッドのトップ俳優でありながら写真撮影にも快く応じる姿に、集まったファンの興奮はさらに高まった。ジェニファーは、本作について「2人の男女のドラマにあふれているストーリーよ。そして、その人間性がさまざまな疑問を投げかけると思うわ。しかも宇宙だしね!」と紹介。初共演となったクリスとは「速攻で友達になったわ。撮影中のムードを作ってくれたし、キャラクター作りにすごく役だったわ。映画はきっとみんな驚くわよ!」と、意味深にコメントした。また、クリスも「ジェニファーは最高だよ!僕らは一生の友達になったね!」と初共演をふり返り、「素晴らしいストーリーなんだ。しかも、この映画は人間性があふれている!ロマンス、アドベンチャー、アクション、ドラマが絶妙なバランスで描かれている。これまで一度も読んだことがないような、信じられないくらい想像力にあふれたストーリーだったんだ。みんな気に入ると思うよ」と語る。「ジェニファーとクリスと一緒に仕事ができたのは最高だったよ!」とティルドゥム監督もコメントし、「彼ら2人は劇中でスパークルするんじゃないかと思うほど、最高の化学反応があったんだ」と、2人を絶賛した。そのほか、会場には、本作の主題歌「Levitate」を歌いあげる人気オルタナティブ・ロック・バンド「イマジン・ドラゴンズ」や、クリスが出演する『マグニフィセント・セブン』のアントワン・フークア監督、本物の宇宙飛行士たちが登場し、世紀のスペクタクル・ロマンに相応しい華々しいプレミアイベントとなった。『パッセンジャー』は2017年3月24日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月16日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは12月16日(金)~2017年3月12日(日)の期間限定で開催する初めてのパーク外エンターテイメント「戦国・ザ・リアルat大坂城」のプレスプレビューを一般公開に先駆けて15日、大阪城にて実施。特別招待の約2,000名のゲストが、圧倒的なスケールで展開する戦国スペクタキュラーに酔いしれた。「ユニバーサル・クールジャパン 2017」の一環として展開する「戦国・ザ・リアル at 大坂城」は、日本が誇る特別史跡“大阪城”(特別史跡大坂城跡)を背景に、プロジェクション・マッピングやライブ・ショー、花火の融合でおりなすスペクタクル・ライブショーと、戦国時代の城下町を彷彿とする“楽市楽座”、「大阪城天守閣 特別展示」などで展開するエンターテインメント。特別招待の約2,000名のゲストが、一足早く戦国エンタメを体験した。「戦国・ザ・リアルat大坂城」の舞台にかがり火が灯ると、荘厳な茶室を再現したプロジェクション・マッピングが投影。やがて大阪の陣をテーマに真田幸村の生き様を描いたストーリーがクライマックスにたどり着くと、豪華絢爛な演出用花火が城を包み込むように打ち上がった。同イベントは、12月16日(金)~2017年3月12日(日)まで。(C)&(R) Universal Studios. All rights reserved.(text:cinemacafe.net)
2016年12月16日「スター・ウォーズ」最新作にして、初の外伝“アナザー・ストーリー”となる『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が、ついに本日12月16日(金)に初日を迎えた。日付が変わる16日(金)0時00分からの最速上映には、思い思いのキャラクターのコスチュームに身を包んだファンたちが大集結、カウントダウンを見守った。本作は、ダース・ベイダーを擁する帝国軍と戦う反乱軍の、さまざまな過去を持つ者たちの寄せ集め極秘チーム<ローグ・ワン>が、銀河全体を脅かす究極兵器デス・スターの設計図を奪うまでを描く。伝説のはじまり『エピソード4/新たなる希望』の直前までが描かれる、「スター・ウォーズ」初の“アナザー・ストーリー”だ。記念すべき公開初日を迎えたTOHOシネマズ 六本木ヒルズでは、16日(金)0時00分から最速上映を実施!上映を実施する2スクリーン分の座席は、平日の深夜という時間帯にも関わらず完売となり、約800人のファンが最速上映を楽しむために集結。深夜の最速上映に向けて、劇場のロビーには当日オープン時から“ローグ・ワン”カウントダウン時計が設置され、期待にあふれたファンたちを迎え入れた。同館ロビーには、最速上映に集合した約800人以外にも、続けて行われるほかのスクリーンでの上映鑑賞者、さらにはカウントダウンのみ参加しにきたというファンも集まり、ロビーは熱気に包まれた。「スター・ウォーズ」のお気に入りキャラクターのコスチュームで身を包んだファンも多数集結し、あたかも、さまざまな種族が行き交う劇中の惑星のような盛り上がりに。ファン同士で写真撮影をするなど、「スター・ウォーズ」愛にあふれるファン同士の交流も広がっていた。すると、ストームトルーパーも立ち並ぶ熱気に包まれたロビーに、ロイヤル・ガードを先導として、本作でスクリーン最後の登場ともささかれる“世界一有名な悪役”ダース・ベイダーが降臨!悪の帝王の突然の登場に、ファンたちの興奮は最高潮となり、いよいよ最速上映開始まであと数分となった15日(木)午後23時50分過ぎ、“ローグ・ワン”時計の前ではファンたちによるカウントダウン大合唱が始まり、16日(金)0時00分を迎えた瞬間、劇中のジン(フェリシティ・ジョーンズ)のセリフと同じ「May the Force be with us!」との歓声で最新作『ローグ・ワン』の公開を祝福。往年の「スター・ウォーズ」ファンのみならず、昨年の『フォースの覚醒』で「スター・ウォーズ」の魅力に目覚めた新世代のファン、そして『ローグ・ワン』から新たに「スター・ウォーズ」の世界へ飛び込もうとする若い世代など、劇中同様、さまざまなファンが入り乱れる中、TOHOシネマズ 六本木では最速上映を皮切りに計6回の深夜上映を実施。シリーズの“生みの親”ジョージ・ルーカスもその出来を認めたという本作を、日本で最初に見られるという幸福な瞬間に立ち会ったファンたちの喜びの熱狂は朝まで続き、早くも「スター・ウォーズ史上最高の作品!!」「胸アツ展開に涙が止まらない!」「間違いなく、最も泣けるスター・ウォーズ」「壮絶で感動的なラスト10分に感謝!」といった感動と興奮の声が届けられている。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月16日人気連載コラムを実写ドラマ化した「東京女子図鑑」完成披露試写会が12月15日(木)、都内にて行われ、主演の水川あさみとタナダユキ監督が登壇した。来週に迫ったクリスマスの予定を聞かれ、「私はいまのところ予定はないです。決まってもいないです。どうしようかなって」と悩む水川さんに、現在絶賛編集中のタナダ監督が、「編集来ればいいじゃん(笑)」と誘った。水川さんは、「編集室に行きます(笑)。もしくは、おうちでまったりゆっくりするかな。自分家のネコとデートします」と微笑んだ。「東京女子図鑑」は、雑誌「東京カレンダー」のWeb版で連載されてきた人気コラムで、書籍化もされ、待望の映像化となった。上京して以降、年齢や仕事の状況で成長し、変化していく主人公・綾(水川さん)の20~40代までを描いている。東京の恵比寿や銀座といった場所で撮影を行ったことで、本作を通じて世界的にも注目される東京のリアルな情景を知ることもできる。タイトなスケジュールの中で撮影を行ったという2人。11月、東京に記録的な大雪が降った日も撮影していたそうで、水川さんは、「11月なのに雪が降ったりした日に撮影していましたし、普段起きないハプニングが起きたりして。そのときは大変でしたけど、終わってみるといい思い出としてすごく残っています」と、駆け抜けた撮影の日々を述懐。撮影の「つながり」を言っていられる場合ではなかったとふり返るタナダ監督は、「(雪が背景で)おかしいことになっている、とかじゃなくて、撮る、だったので、映像を楽しみにしていてください」と、ニヤリ。主人公の綾は秋田から上京してきた設定だが、水川さんも実際、大阪からの状況組だ。都会の洗礼について、水川さんは、「出てきてすぐ、渋谷や新宿などの大きな道で転んだんです。なのに、誰も何も言ってくれなかった記憶があります。皆が私をすり抜けて通っていく感じ。大阪は知らない人でも親戚みたいな感じで話しかけてくるから…」と、ややほろ苦い思い出を語っていた。「東京女子図鑑」は12月16日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて見放題独占配信。(cinamacafe.net)
2016年12月15日アニメーション映画監督の米林宏昌が12月15日(木)、東宝本社で会見を行い、2017年夏に最新作『メアリと魔女の花』の劇場公開を発表した。2014年末にスタジオジブリを退社した米林監督。新作はジブリ時代に手がけた『思い出のマーニー』以来、3年ぶりとなる。原作はイギリスの女流作家メアリー・スチュワートによる児童文学「The Little Broomstick」(小さな魔法のほうき)。何をやってもうまくいかず、不満や不安を抱いて暮らす11歳の平凡な女の子・メアリが、ひょんなことから魔法が渦巻く奇想天外な世界で冒険を繰り広げる、王道ファンタジーだ。会見には元スタジオジブリの西村義明プロデューサー(『かぐや姫の物語』『思い出のマーニー』)が同席。米林監督と西村プロデューサーは、ジブリ退社後の2015年にアニメーション映画制作会社「株式会社スタジオポノック」を設立し、新作『メアリと魔女の花』は同スタジオが製作を手がける。まず、マイクを握った西村プロデューサーは、ジブリの制作部門解散から前作『思い出のマーニー』完成までをふり返り、「現場作りをするにも、ジブリと言う名前がないなか、お金やスタッフが集まるのか。クオリティが下がってしまうのではないかと、不安ばかりだった」と本音を告白。それでも「アニメーションを作る喜びと責任を、誰が受け継いでいくのか?焦りを感じ、ゼロからスタジオを作る決意をしました」とスタジオ新設の経緯を説明した。その上で、同スタジオ初となる長編アニメの題材として“魔女”を選んだ理由は、「マーニーとは真逆をやろうと思った」(西村プロデューサー)。「前作であえて封じていた米林監督の得意ワザである、ダイナミックなアニメーションを見たかった。広がりある世界で、元気な女の子が動き回る…。子どもの頃、『魔女の宅急便』で幸福な経験をした僕ら世代が、いまこそ、宅急便とは違う21世紀の魔女の物語を作れたら」と語った。再び長編アニメのメガホンをとる米林監督は、「魔女という題材や原作は、とても面白い作品になると思った」といい、「マーニーが“静”だとすれば、今回は“動”。主人公が自分の意思で動くような、躍動的なアニメーションを目指し、いい意味で予想を裏切れたら」と意気込み。「何を見て、何を感じて、どう行動するか。ご覧になった人が、メアリとともに一歩進んでみようと思ってもらえる作品になれば」と思いを語った。ちなみに本作の製作について、ジブリ時代の“師匠”である宮崎駿監督に報告したところ、「宮崎さんは『うれしい』と言ってくれた」のだとか。最後に再びマイクをとった西村プロデューサーは、「ポノックは、ジブリの血を受け継いでいる。米林監督には、約20年にわたるジブリ人生のすべてを注いでもらいたいと期待している」と会見を締めくくった。『メアリと魔女の花』は2017年夏、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月15日NHK大河ファンタジー「精霊の守り人悲しき破壊神」の第1話試写会が12月15日(木)、都内のNHKにて開催され、主演の綾瀬はるか、出演の鈴木亮平、鈴木梨央らが登壇。作品への意気込みを語った。NHK大河ファンタジー「精霊の守り人」の新シリーズ「悲しき破壊神」では、前シリーズの舞台となった新ヨゴ国の近隣諸国が舞台。女用心棒・バルサ(綾瀬さん)は破壊神を宿した少女・アスラ(鈴木梨央)を救い、新ヨゴ国の王子チャグム(板垣さん)は南方の大国・タルシュ帝国の侵攻を受けた海の国・サンガル王国の救援のために航海に出る。卓越した演技力で“天才”と絶賛されることも多い鈴木梨央ちゃんは、「悲しき破壊神」では、重要な役割を担う。あいさつのためマイクを持った梨央ちゃんは、「(第1話を)観させていただいたのですが、迫力がすごいのと、CGが細々とできていて、感動しました。第1弾ももちろん素晴らしいのですが、第2弾も素晴らしい方たちがたくさん出られています。バルサとアスラの旅、チャグムとの戦いで色々なことが起こりますので、みなさん、1話以降もぜひ楽しみにしていてください」と、作品の魅力を余すところなく伝え、愛らしい笑顔を浮かべた。鈴木梨央ちゃんのコメントを聞いた共演者たちから「すごい」という絶賛の声があがったが、次にマイクを持った鈴木亮平さんは「やりにくいな」とジョークを飛ばし、笑いを誘った。鈴木亮平さんが演じるのは、チャグムを追うタルシュ帝国の密偵・ヒュウゴ。鈴木亮平さんは、「世界の動きを一番知っているという役でしたので、ファンタジーの世界が政治的にどう動いていて、どういう思惑がからんでいて、ということを把握することが最初はすごく大変でした。そのために、実際に世界の地図を台本に書いて地理関係を覚えたり、タルシュ帝国がどういう国をひとつずつ制服していったのかということを地図を書いて把握していった記憶があります」と「精霊の守り人」の世界観に入るまでの苦労をふり返った。イベントでは、2013年大河ドラマ「八重の桜」にて主人公・新島八重を演じた綾瀬さんと、2018年大河ドラマ「西郷(せご)どん」にて主人公・西郷隆盛を演じる鈴木亮平さんという“新旧大河主演の共演”が実現した。「悲しき破壊神」の撮影中は、鈴木亮平さんの主演はまだ決まっていなかったそうだが、「これからサードシーズンの撮影に入りますので、色々、質問攻めをしようかなと思います。心構えのようなものを」と姿勢を正した。そんな鈴木亮平さんに、綾瀬さんから「すごく楽しいから。大事な1年になるのでじっくり味わってください」とエールが贈られ、鈴木亮平さんは、「いただきました!」と満面の笑みを浮かべた。イベントには、出演の真木よう子、板垣瑞生も出席した。NHK大河ファンタジー「精霊の守り人悲しき破壊神」は、2017年1月21日スタート。NHK総合にて毎週土曜日21時から(3月11日は休)。(竹内みちまろ)
2016年12月15日ネット配信サービス「Netflix」による「“ネトフリ女子会”スペシャルトークイベント」が12月15日(木)、都内にて行われ、スペシャルゲストにRIKACO、遼河はるひ、鈴木ちなみが登壇した。年末年始の過ごし方について、遼河さんが「独身なので、年末年始が一番暇なんです(笑)。家にひとりでいても、実家にてもやることがない」と嘆くと、鈴木さんも「私も!」と同調し、RIKACOさんは「息子たちが2人いて家族がいても…暇なんですよ(笑)」となぐさめ、全員で「Netflix」を見ると誓っていた。“ネトフリ女子会”とは、ドラマや映画、アニメーション、オリジナル作品など多岐に渡ったオンラインストリーミングを展開する「Netflix」が、年末年始のホリデーシーズンを目の前に控え、女性にオススメ作品の上映を行ったイベント。この日は、「ギルモア・ガールズ:イヤー・イン・ライフ」、「ザ・クラウン」、『マイ・インターン』の3作品をピックアップし、3人が見どころや女性ならではの視点でトークに花を咲かせた。シングルマザーのローレライと娘のローリーの母娘が織りなす心温まる物語「ギルモア・ガールズ」の内容にちなみ、「お母さんには負けたくない?」と聞かれたゲスト陣。鈴木さんが「母は憧れでもあるし、いつか超えたいって思います」と「YES」の札を挙げたが、RICAKOさんと遼河さんは「NO」の札を出した。RICAKOさんは、「負けたくないとか、あまり考えたことがないですね」とし、「長年一緒に住むようになって、あまりにも近い存在でした。女同士なので喧嘩もしていましたけど、負けたくないとかはなかったです」と母親への愛情をにじませていた。さらには『マイ・インターン』で、70歳のロバート・デ・ニーロ演じるベンに、若い女社長ジュールズ(アン・ハサウェイ)が相談ごとを持ちかけ、心をときほぐしていく内容に重ね合わせ、「同世代より年上のほうが相談しやすい?」という質問を投げると、RICAKOさんは迷わず「YES」の札を挙げた。RICAKOさんは、「年上の方のほうが経験豊富なので話しやすいです。最近、家が近い岩城滉一さんの奥さんに相談していて(笑)。仕事のことから家族のことまで話しに行っています」と意外な交流関係を明かしていた。(cinamacafe.net)
2016年12月15日現在放送中のドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」が、すべての撮影を終え、無事オールアップ。主演の菅野美穂を始め、松嶋菜々子、佐野勇斗(「M!LK」)からコメントが到着した。最後のシーンとなったのは、タワーマンションの前での撮影。最終話終盤の感動的なシーンとあって、キャスト陣の迫真の演技に涙するスタッフも見受けられた。この日の撮影に参加していたのは、亜紀役の菅野さんと、亜紀の息子役の佐野さん、そして“最凶の隣人”佐々木弓子役を演じた松嶋さんの3人。最後のカットのチェックが終わり、全ての撮影を終えたことが告げられると、キャスト3人はプロデューサーや、監督からそれぞれ花束が贈呈された。主演の菅野さんは「今回、松嶋菜々子さんとお仕事をさせていただくということで、こんな機会をあたえていただきありがとうございました。松嶋さんと共演できたことに感謝しています」とコメント。また昨年8月に第1子男児を出産した菅野さんは、「まだまだ子どもに手がかかる時期で、でもこんな機会はないなと思って出演させて頂いたのですが、毎日現場に行く前に白目むくくらい(笑)、慣れるのに大変だなと思ったこともありました」と育児と両立した3か月の撮影をふり返り、「それでも現場に行くと、台本を読んでいた以上に、美術さんの飾りも完璧だったり、みなさんから本当に元気をもらっていました。台本を読んで感動して、スタッフの皆さんのがんばりに感動して、演者さんたちのお芝居に感動して、仕上げでも感動させてもらって、本当ににこんな現場は、なかなかないなって心から思いました」と語った。撮影前からを楽しみにしていたと言う松嶋さんは、「内容も面白く、私もいち視聴者として見させていただいてました。TBSの連続ドラマは、本当に久しぶりだったのですが、みなさんとまたお仕事できて嬉しかったです。ありがとうございました!」と感謝を述べた。さらに、そんな2人の母と共にクランクアップした佐野さんは「いやー、もうホントに…。クランクインから3か月経つのですが、最初は何もわからないままクランクインして、皆さんに支えられて、なんとかここまでこられました。本当に、大好きな皆さんとここまで、最後までこられてすごく幸せです」とコメントした。「砂の塔~知りすぎた隣人」最終話は12月16日(金)22時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2016年12月15日映画『恋妻家宮本』の完成披露舞台挨拶が12月14日(水)、都内にて開催され、阿部寛、天海祐希らが登壇。初の夫婦役を演じた阿部さんと天海さんがお互いの印象を語った。同作は、子どもが巣立ち2人きりになった宮本夫婦で、ある日、妻が隠していた離婚届を見つけてしまうことから始まる、おかしくも愛おしい夫婦の物語。阿部さんは「天海さんとはスポーツクラブでよくお会いするのですが、ちゃんとお芝居をしたことがなかったのです」と明かした。「満を持して(監督の)遊川さんの作品でこうやって一緒にやれるというのは本当に嬉しかったです」と夫婦役の共演に歓喜したことを述懐。実際に演じてみて、「天海さんの目を見ているだけで、引き込まれると言いますか、心が見えてくる、そういう体験を映画の後半でしました」とふり返った。「僕が言うのもおこがましいけど」としたうえで、約20年前に宝塚歌劇団を退団して女優活動を始めたばかりのころの天海さんから「すごく色々なことが積み重なったのだな」と感じたそう。一方、そんな阿部さんとの共演を、天海さんは「楽しかったですよ」とにっこり。「大きいっていいなと思って。眼の前にハンサムな顔があるのはすごくすてきな経験でした」と軽快なトークで笑いを誘った。イベントには、夫婦役の2人のほか、菅野美穂、相武紗季、富司純子、遊川和彦監督も出席した。遊川監督は「現場で口を出す面倒くさい脚本家としていままでやってきましたけど、もともとは映画監督になりたくてこの世界に入りました」と告白。30数年前に母親から「お前、就職もしないでブラブラしているけど、どうするのだ」と尋ねられたときに、「映画監督になりたいのだ、俺は」と告げたエピソードを語った。母子家庭だったという遊川監督は、母親からあきれられると思っていたところ、「お前ならそういうことを言いかねないと思っていた」、「私がお前に与えられるのは自由だけだから好きにやりなさい」と母親から背中を押された思い出を、目を潤ませながら語った。遊川監督が「もしタイムマシーンがあるなら、30何年前の母をいまこの瞬間に連れて来たいくらい、自分は嬉しくて、今日はめでたい日です」と語ると、会場から大きな拍手が贈られた。『恋妻家宮本』は、2017年1月28日(土)より全国にて公開。(竹内みちまろ)
2016年12月15日新春ドラマ特別企画「しあわせの記憶」(TBS-MBS系/2017年1月8日・日曜/午後9時~)の合同取材会が都内にて開催され、出演の渡辺謙、北川景子、二階堂ふみ、麻生祐未が出席し、家族の思い出を明かした。同作は、人気脚本家・大石静が現代の家族の姿をユーモアとペーソスたっぷりに描くホームドラマ。5年前に姿を消した父親(渡辺さん)が家に舞い戻り、別れた妻(麻生さん)や2人の娘たち(北川さん、二階堂さん)の生活に首を突っ込み始める。渡辺さんは、「家族って、いわゆるひとつのキチッとした形ではなくて、色々な形態の家族というものが世の中には存在しているのかもしれないと、逆にリアリティを感じるような気がしています」と撮影に臨んでいる際の心境を言葉にした。取材会では、4人から、それぞれの“しあわせの記憶”が語られた。渡辺さんは、「子どもがらみのことは多いかもしれません」といい、「いま、大学に行っている息子がいるのですが、高校くらいのときに取っ組み合いのケンカをしたのですよ。たぶん、あれが最後のケンカだったと思うのですが、嫁が間に入って『止めて!』とか」と回顧。続けて、「でも、ちょっと俯瞰で見てみると、『ドラマみたいだな』と思っちゃって」と笑顔を浮かべた。「もちろん、その時はお互いに真剣にケンカをしているのですが、そういうのって、ある意味幸せという定義に反するのかもしれませんが、『家族として真剣に向き合っていた時だよな』と改めて感じたりします」と実感を込めて語った。麻生さんも子どもとの思い出を紹介。「バケツよりも大きなたらいみたいなものにお水を入れて、夏休みに遊ばせていました。それが子どもがとっても好きで、よく写真を撮っていたのですが、撮った写真と、私が子どものころに撮った写真がまったく同じようなショットでした」とにっこり。「何から何まで一緒で、撮り方も一緒だったりして、『ああ』と思ったことはあります」と声を弾ませた。北川さんは、子どものころの習っていたピアノの発表会でのエピソードを語り始めた。譜面を完璧に憶えて臨んだものの、おじぎをし、頭を上げた瞬間に、「まったく自分の曲が思い出せなくなってしまって、ひとつも弾けなかった時間が10何秒くらいかありました」と述懐。北川さんの状態を理解したピアノの先生が譜面を持って来てくれたものの、演奏は「ボロボロ」。北川さんは、「ほんとうに号泣したときに、親がすごく優しかったのを覚えています。当時はすごく悲しかったのですが、いまは『幸せだったな』と思います」とふり返った。二階堂さんは、3年前に自動車運転免許を取得して、乗りたかったという「大きな車」を中古で手に入れたことを明かした。「父を迎えに行ったときに、父からは聞いていなかったと思うのですが、その車が父がずっと乗りたかった車だったということが発覚しました」と続けた。「実は、小さいころを思い返してみると、父が大きな車に乗っていて、私を迎えに来たときに、助手席に乗った私が『わあ、大きな車いいね』と言ったところから、たぶん私も大きな車が好きになりました。そういうときに、『親子なのだな』と感じました」としみじみ。また、北川さんと二階堂さんは同作で初共演を果たした。北川さんは「さっきも、私は『ふみちゃんの顔がかわいい。こんなにぱっちりした目で、こういう外国人みたいな顔がよかった』と言ったら、ふみちゃんが『北川さんみたいにシュッとした顔がよかった』って話をされて。女同士の兄弟だったらこういう話をするのかなと思いました」と笑顔を見せた。二階堂さんも「ほんとうに北川さんみたいなシュッとした顔立ちに憧れているので、まさに『無い物ねだりなのですね』みたいな話はしていました」と声を弾ませた。そんな2人に、報道陣から、「なんて美人姉妹なのでしょうか」との称賛の声があがると、すかさず渡辺さんが、麻生さんの肩を抱いて「だって、この夫婦ですよ!」とニンマリ。そのやり取りが会場を温かい空気に包んだ。新春ドラマ特別企画「しあわせの記憶」(TBS-MBS系)は、2017年1月8日(日)午後9時~放送予定。(竹内みちまろ)
2016年12月15日