いわゆる“デキちゃった結婚”をして、当初は「大丈夫なの?」「すぐ離婚するんじゃ…」なんて噂をされたものの、今はかなり円満な結婚生活を送っている。そんなカップルっていますよね。彼らはデキ婚ではなかったとしても、もともと幸せになれる相性だったのでしょうか?それとも…!?占いサイト「魔性の宿曜」監修者である宇月田麻裕先生に、“授かり婚”をした3組の芸能人カップルの相性を宿曜占星術で占っていただきました。■デキちゃった結婚をしたのは正解杉浦太陽さん(1981年3月10日)×辻希美さん(1987年6月17日)杉浦太陽さん(1981年3月10日)は畢宿。辻希美さん(1987年6月17日)は壁宿。危成の中距離の関係です。相性自体はいいとはいえませんが、違う感性の持ち主同士なので、最初に出会った頃は関心度が高く、魅力を感じる相手ではあります。ただし、このカップルの場合には、長い時間を二人で過ごせば過ごすほど関心度が低くなり、興味が薄らいでいきます。ですから結果的に、デキちゃった結婚をしたのは正解といえるでしょう。また、辻さんが壁宿ということで、杉浦さんのサポートをしっかりとしていきます。その結果、年下といえども、心強い味方が近くにいてくれるという安心感が彼の中で生まれていき、結婚へと至ったのでしょう。なお、二人の関係を持続させていくカギは、家族と仕事上でメリットがあること。もし、この二つのカギが崩れるようなことがあるならば、関係が壊れていく可能性もあります。また、二人が結婚した2007年は「壊」と「衰」。お互いに運気が弱い年だったため、心の支えと潤いを求めての結婚だったといえます。■一気に恋の炎が燃え上がる相性赤西仁さん(1984年7月4日)×黒木メイサさん(1988年5月28日 )赤西仁さん(1984年7月4日)は軫宿。黒木メイサさん(1988年5月28日 )は氐宿。安壊の近距離です。つまり「破壊の関係」といわれている、相性的には最悪な関係。しかし、著名人カップルに多いのもこの安壊の関係。出会ったときには、お互いに衝撃が走るくらいの感覚を持ったはずです。今まで出会った誰よりも魅力を感じて、一気に恋の炎が燃え上がっていきました。特に赤西さんの場合には、女性に関しての扱いが上手で、黒木さんはそれをとても心地よく思い、女性としての喜びも感じたに違いありません。一方、黒木さんの氐宿は、欲しいものを手に入れる!という強さがあり、それをつかみ取るパワーは目を見張るものがあります。さらに、相手を喜ばせるツボも心得ているため、彼のほうも彼女に強く惹かれていったのでしょう。二人が結婚した2012年は、赤西さんにとって「栄」の年。結婚するのに相応しい年だったといえます。■お互いに刺激を感じる相手中尾明慶さん(1988年6月30日)×仲里依紗さん(1989年10月18日)中尾明慶さん(1988年6月30日)は女宿。仲里依紗さん(1989年10月18日)は井宿。二人の相性は良くないとされている安壊の関係で、距離は遠距離。近距離よりかは少し縁遠くはなります。意外に、著名人カップルに多いのもこの安壊。お互いに刺激を感じる相手となり、芸能界などの感性が求められる仕事においては、この関係が好影響を与えてくれることは多いのです。なお、二人の場合には、この安壊の関係とはいえ、宿の特質上、さほど悪い作用が出ない相手となります。お互いに頼りになる部分も多く、サポートし合えることもあるでしょう。とはいえ、破壊の相手なので、一定の距離を取る必要もあります。二人が結婚をした2013年は、仲さんにとって「親」の年。親しい人との関係が熟す年でした。その前年は「友」の年で、このときに関係が育まれていったのでしょう。■彼とあなたの相性は?デキちゃった結婚をしなくても上手くいっていたであろうカップルもいるけれど、もしかしたら、妊娠しなければ結婚には至らなかったカップルもいたかも…。そう思うと、子どもを授かることも一つの縁なんだなと感じます。縁とかタイミングとか相性とか、男女の恋愛関係って本当に奥深く、容易に計り知れないものですよね。ご自分とお相手の相性についても詳しく知りたいという方は、モバイルサイト「魔性の宿曜」をを覗いてみてはいかがでしょうか。監修者紹介宇月田麻裕皇室関係の家庭で育つ。学生時代から東洋・西洋の占いに関心を持ち、特に宿曜経の研究を積み重ね、「宿曜占星術」の若き第一人者として知られるようになる。そのプロセスの中で、「自分の存在を、人々の幸せに役だてたい」と願うようになり、ハッピネスファクトリーを設立。現在、開運研究家、タレント、作家としてマスコミで活躍中。読売新聞日曜版連載、TBSテレビ はやドキ!「ぐでたま占い」 監修。新刊『運を開く27宿の教え 宿曜占星術』 (説話社占い選書8) 発売中!
2017年05月31日ジミー大西の数々の爆笑エピソードを基に、明石家さんまが企画・プロデュースしたドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」の配信を目前に、ジミーさんがシネマカフェ編集部を訪問!ジミーさん自ら作品をアピールした。1980年代の大阪。突拍子もない言動を繰り返し、幼いころから失敗ばかりの大西秀明は高校卒業後、どこにも就職できずにいた。吉本興業の舞台進行の見習いとして「なんば花月」に出入りしていたとき、あるとんでもないことがきっかけで明石家さんまと衝撃の出会いを果たす。さんまの身の回りの世話をするようになった大西は、さんまや芸人仲間の村上ショージ、Mr.オクレ、なんば花月の世話係であるおちゃこのおばちゃんらとともに、笑いあふれる日々を過ごすようになる。そんなある日、新喜劇の舞台に立つことになった大西は舞台上で大失敗してしまう。クビになりかけた大西を、さんまは自らの進退をかけて救う。そして、ひどいイジメを受けてきたと吐露する大西に、“ミジメな過去は笑い飛ばせ”と伝え、この強烈なキャラクターを持った青年を人気芸人に育て上げようとさんまは決意。大西はその後、さんまによって「ジミー大西」と名付けられ、師に導かれるまま、高宮京子という専任マネージャーもつき、売れっ子芸人になっていく。だが、数年後、芸人としての力のなさに悩み、引退も考えていた最中、テレビ番組の企画で絵を描くことになると、大西の思わぬ才能が知れ渡り…。さんまさんが芸歴42年目で初めて連続ドラマを企画・プロデュースした本作。幼いころから何をやってもダメだった男が“お笑いモンスター”に出会い、導かれ、失敗を繰り返しながらも、やがて“本当の自分の道”を見つけ出すまでが描かれる。“ジミーちゃん”こと主人公のジミー大西役には中尾明慶、明石家さんま役には小出恵介という実力派俳優が共演する。このほどシネマカフェ編集部を訪問したジミーさんは、到着早々、自ら社内放送で本作をアピール!ジミーさん独特の空気感に社内は一気に笑いに包まれ、その後も社内ではジミーさんと名刺交換や2ショット写真が行われ、セルフィーを求められるなど、ジミーさんは大盛況で迎えられた。シネマカフェさん(@cinemacafe.net_official)がシェアした投稿 - 2017 5月 30 1:53午前 PDTまた、ジミーさんは編集部のデスクに座り、パソコンの打ち込みにトライ。読者に向けて、本作へのコメントを投稿した。■実際のコメント「ジミーです1.今回はお世話になります。ネットフリックスjimmy配信よろしくお願いします」さらに、ジミーさんは人生初の「ウルトラストリートファイターII」&「VR」に挑戦。初体験ということで、最初は苦戦していたものの、ここでもセンスを発揮し、見事なゲームさばきを披露した。今回の訪問では、1人1人に名刺やチラシを配り、終始丁寧な対応で、熱心に本作を宣伝!社内に笑いもたくさん届け、編集部を後にした。「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」は7月7日(金)よりNetflixにて世界190か国同時配信。(text:cinemacafe.net)
2017年05月30日いつの時代も女子から抜群の人気を誇る慶應ボーイ。モテモテの彼らが選ぶ女子ってどんな女子なんでしょう?一体、なにをどうすれば落とすことができるのでしょうか?今回は慶應ボーイが大好きと言われているフェリス女子から、アドバイスを頂いちゃいましょう!■・横浜トーク「慶應って文系は3年から三田キャンになるけど1、2年は日吉なんだよね。フェリスも横浜だからだいたい横浜トークすると仲良くなれる。で、『今度、横浜でデートしようよ!』みたいな流れになって付き合ってるよ!」(大学2年生)2年間を過ごす日吉は言わば彼らにとって地元のようなもの。そしてそこからすぐの横浜は庭のようなものですから、話題に出せば相手に親近感を持って貰えること間違いなし!ちなみに、フェリス生のように“横浜に詳しくない・・・”というなら東横線トークでもOK。渋谷や自由が丘には慶應生もよく繰り出すので、ぜひ話題に出してみて!■・狙うはインカレサークルの男子「狙うならインカレサークルの慶應ボーイがイイと思う。学内のやつに入ってる人は慶女と付き合いたいと思ってる人が多いと思うからアプローチしても無駄なことが多い気がするよ。」(大学4年生)ほほう。たしかに内部のサークルに入ってる人は慶女派の人が多そうですもんね。インカレに入る人は他の大学の女子とも仲良くなりたい!ということでしょうから、需要と供給が一致しているということ。攻めるには良さそうです。掛け持ちでもいいので、一つ入っておくとイイかもしれません。■・ブランド物をチラ見せする「慶應生は慶應ブランドに誇りを持ってる人がほとんど!早稲田じゃなくて慶應を選んだんだから割とブランド主義なんだと思うんだよね。だから慶應ボーイとデートに行く時はブランド品を持って行ってちょいちょいアピールしてる」(大学2年生)ブランド物好きの女子ってお金がかかると敬遠されるイメージがありますが、坊ちゃん育ちの彼らはそんなことは気にしないよう。あ、でもこれは下からエスカレーターで上がってきた真の慶應ボーイたちの話。大学からの外部生は中流家庭の人も多いのでこの限りではないようです・・・。■・お嬢アピール「慶應ボーイはお嬢育ちが好きだと思う。みんな頭いいからチャラそうでも根は結構マジメなんだよね。だから箱入り娘っぽく振舞うとだいたい落とせるよ。」(大学2年生)モデルのタマゴやクラブのお姉さんなど幅広く遊んでいるスーパー内部も、公立高上がりの庶民派外部生も、なんだかんだお嬢が好きなんだそう。内部生は「本命には自分と同じようなしっかりとした家の人がいい」という傾向にあり、外部生に関しても「憧れ」という点で、どちらからもお嬢様がモテるよう。立ち居振る舞いやファッション、家柄、使えるお嬢要素はガンガン出していきましょう。■・プライドを傷つけない「男子ってプライド高い物だけど、慶應ボーイって特にプライド高いんだよね。だから『え?バカ商なんだ(笑)』なんて間違っても言っちゃダメ。笑いにならず、ガチでイラッとされちゃうよ」(大学3年生)東大コンプレックスもありながら私大トップにプライドがある慶應ボーイ。名門女子大だと東大との交流もあるので、“慶應なんてフツー”なんて発言をする女子がたまにいますが、そんなことはゼッタイNG!更に内部進学では楽だと言われている商学部に関しても別大学の女子が“バカ商!”なんて言うのは冗談でもダメですよ!■最後に1度でイイから慶應ボーイと交際してみたい!という女子は多いのではないでしょうか?ぜひ、上記を参考にコミュニケーションをとってみましょう。夢の夢・・・と思っていた憧れの彼との距離がグッと縮まりますように。応援しています。(城山ちょこ/ライター)(ハウコレ編集部)(島村遥/モデル)(柳内良仁/カメラマン)
2017年05月22日「私は高校を中退して18歳で女優デビューして、中尾さんとは’77年にドラマの収録で初めて共演したんです」 こう語るのは、中尾彬さん(74)との結婚40周年、ルビー婚式も間近の池波志乃さん(62)。芸能界一の”おしどり夫婦”として知られる2人。特に池波さんの献身ぶりはテレビなどでも話題だ。そんな中尾さんと池波さんが2人の馴れ初めを語ってくれた。 中尾「そのときに、当時、ブームになっていた日本酒の『越乃寒梅』をやっと手に入れたという話をロケバスの中でしてたんですよ。そしたら、まだ20歳そこそこの志乃が『私、毎晩、飲んでます』って言うじゃないですか。ふざけんな、と思ったんだけどさ(笑)。それで彼女が行きつけの四谷の店の地図を書いてもらったけど、間違ってた。『何かあったら電話ください』って言っていたから、男としては、わざと間違えて電話を待ってるのかなと(笑)。その夜の飲みっぷりも、見事でした。でも、まあ、志ん生の孫ですから、やっぱり酒は飲む家系なのかなと思いましたけどね」 池波さんは’55年3月12日、東京・西日暮里の生まれ。父は十代目金原亭馬生、祖父は五代目古今亭志ん生という落語の名門一家の3姉妹の長女。芸に生きた粋人の祖父や父を母親の治子さんが支える姿を、間近に見て育った。 中尾さんは’42年8月11日、千葉県木更津市の生まれ、酒店を営む実家で、5人兄弟の長男として育つ。武蔵野美術大学油絵科を経て、’61年に日活ニューフェイスとなり、’64年デビュー。ひと回り年の違う池波さんと出会ったころは、先妻との離婚話が進行中だったという。 中尾「初めて四谷で一緒に飲んだ日に、彼女から誘われて、神田の明神下で芸者遊びをしたんです。気付くと、チョコチョコと志乃と芸者衆が廊下で話している。『あの男はどうなのか』と、品定めされてたんですね」 池波「芸者衆たちが言うには『言われてるほどチャラくないんじゃない』と(笑)。だって、当時は、『あのプレイボーイの中尾彬が』なんて週刊誌にも、さんざん書かれていたじゃないですか。おたくの雑誌とかですよ(笑)」 中尾「実は、最初、挨拶に彼女の家を訪ねたときは、まだ離婚が成立していませんでした。先方が提示した慰謝料などの条件を私が受け入れるだけになっていて」 池波「こっちは、まさか離婚してないとは思いませんよ。だって、浮き名も1つや2つじゃなかったですから。だから聞きもしなかった」 中尾「離婚が成立して、再び家を訪ねて、『志乃さんをいただきます』と言ったら、親父さんは一瞬黙ったあとに、『いただきますというのは、ご飯のときだけでいいんだよ』と。いや、噺家ってうまいこと言うなと思いましたね」 池波「母が、『お父ちゃんとそっくりな男を連れてきたね』とポツリと言ったのが印象的でした」 中尾「ただ、頭にきたのは親父の弟子どもが、いや、弟子のみなさんが(笑)、賭けしてるんだよ。『結婚したって、もって3カ月だよ』と」 池波「それが、40年でしょう。だから誰も賭けに勝った人はいないんです」
2017年05月21日綾瀬はるか主演のラブストーリー、映画『今夜、ロマンス劇場で』が2018年2月10日(土)に全国ロードショー。“モノクロのお姫様”に憧れた青年の恋が現実に - 運命なんて飛び越えて、私はあなたに逢いに行く。小説やマンガを原作とする実写映画が数多く制作される昨今。『今夜、ロマンス劇場で』は、完全オリジナル脚本から生まれるロマンティックラブストーリーだ。映画監督を夢見る青年・健司(坂口健太郎)には、長年憧れ続けたスクリーンの中の“モノクロのお姫様”美雪(綾瀬はるか)がいた。そして彼の想いは遂に現実に。彼の逢いたいという気持ちが奇跡を起こす。モノクロの世界からやってきた美雪はカラフルな劇場のロビーで初めて見た“色”に心を躍す。色のない主人公が色を取り戻していく様子は、ゲイリー・ロス監督&主演トビー・マグワイアの名作『カラー・オブ・ハート』を彷彿させる。綾瀬はるかと坂口健太郎にインタビューお転婆でチャーミングな美雪は、健司のことを”しもべ”と呼びカラフルな世界を案内させる。それに振り回される優しいけどちょっぴり情けない健司との、テンポの良い掛け合いも見どころだ。2人を演じた綾瀬はるかと坂口健太郎に映画の魅力を聞くと、まさに映画の中から飛び出してきたかのように、息ぴったりに作品の見どころを語ってくれた。本格的な共演は、『今夜、ロマンス劇場で』が初めてですね。お互いの第一印象を教えてください。綾瀬:坂口くんは『海街diary』の現場ですれ違ったことがあるんですけど、緊張していたからかな?その時はクールで、ツンとしている人だという印象があって。でも今回共演してみたら優しくて、なんて言ったらいいんだろう…坂口:頼りがいがあって、男らしくて、綾瀬:ん~(笑)。というよりは柔軟で、人を包みこむような感じの人だなと思いましたね。あとはお話がすごく上手!客観的に物事を捉えつつも、自分の中で整理して、それを言葉にすることがとても上手な人だなと感じました。坂口:そう言ってもらえるのは嬉しいですね。僕と綾瀬さんは今まで同じ作品に出演することはあっても、共演シーンは無かったんです。なので綾瀬さんのイメージはテレビで見た印象が強くて、ふわっとした方なのかなと。でも共演してみたら…綾瀬:しっかりしている!坂口:そう!(笑)すごく芯がある女性だなと思いました。役者として、自分の考えを持って演じている。“天然”という表現をされていることがありますが、僕は”チャーミング”な方だと思いましたね。お話を聞いていると、まさに美雪と健司が映画の中から飛び出してきたかのように息ぴったりですね。まさにはまり役だった、ということでしょうか。坂口:綾瀬さんも僕も、自身と役との乖離はあんまりなかったと思います。劇中では美雪が健司をリードするシーンが多いのですが、綾瀬さんは現場でもムードメーカーで。僕が自分の性格を「誠実で、柔軟で」と表現すると、綾瀬さんが「またまた~」という感じでいじってくれたりして、引っ張っていってくれました。綾瀬:カメラが回っていない間もこんなやり取りをよくしていたので、すんなりと映画の世界に入り込むことができました。劇中はカラフルなセットや景色であふれていますが、中でも印象に残っている撮影場所はありますか。綾瀬:タイトルになっている“ロマンス劇場”の舞台となった、栃木県にある旧映画館・足利プラザかな。約20年前に閉館になった劇場なんですが、昔のまま残されていて。その廊下に鮮やかなタイルを埋め込んだりすることで、クラシカルでカラフルな映画館が出来あがっていました。撮影していても、すごく楽しかったですね。坂口:実は劇場内に貼られている作品ポスターに描かれている人物のモデルは、この作品のスタッフさんたちなんですよ。映画館の上に実際にあった試写室はノスタルジックな雰囲気の小さな部屋なんですが、健司の心の拠り所になっているような場所でもあったので、印象深いですね。お気に入りのシーンはありますか。綾瀬:美雪がモノクロ映画から飛び出してくるシーンです。ユニークで面白いですよね。彩り豊かな映画館と、1人だけ白黒で存在している美雪とのコントラストが印象的でした。そうしてカラフルな世界にやってきた美雪と健司との恋が色づいていくにつれて、画全体に鮮やかなカラーが配置されていく様子も素敵でしたね。坂口:僕は美雪が健司に秘密を打ち明けるシーンが、強く心に刻まれています。物語はこのシーンを境に、コミカルなテンポから切ないラブストーリーへと大きく変化します。美雪の秘密は2人にとって辛く悲しいものでもあるのですが、いままで彼女がとってきた行動の真相が分かり、健司が美雪のことをより一層愛しく感じる要素にもなったと思うんです。2人の複雑な想いを代弁してくれているかのような景色は、前半のポップな色使いとは一味違う、幻想的で美しいものに仕上がっていました。情景だけでなく衣装も、美雪の心情に合わせて色味が変化しているそうですね。綾瀬:そうなんです。映画の中で美雪はゴージャスなドレスから、シックなワンピースまでシーンに合わせて25変化もしているんですよ。モノクロの世界のお姫様のドレスは実際にモノトーンだったのですが、ディテールまでとても美しかった。全ての衣装に共通することですが、舞台となった60年代のクラシカルな着こなしや絶妙なカラーがすごく素敵で。映画の世界観を作り上げる上で重要な要素の1つになっていたと思います。お気に入りは、ふんわりしたスカート。坂口:僕は美雪の服で言うと、綾瀬さんが“豚ピンク!(笑)”と命名した絶妙な色味のブラウスが、繊細で綺麗だなと思いました。綾瀬:坂口くんの衣装も好きだったな。すごく素敵だったよね。坂口:衣装合わせの時、60年代の実際の撮影現場の写真を見せていただいて。スタッフさんも皆さんしっかりとネクタイを締めたタイドアップで、かっちりとしたジャケットスーツを着て、革靴も履いていたんです。助監督さんもキャスケットをかぶった姿で、音声マイクを持っていたり。その感じが男性陣の衣装に反映されていて、素敵でしたね。健司は、仕事をしているシーンでは基本的に一張羅でした。健司の映画作りに対する誠実さが垣間見えるような気がして、良いですよね。実はこの衣装がとても気に入ってしまって、いただけることになりました。プライベートでも着ようと思います。お2人は普段どのようなファッションを楽しんでいますか。綾瀬:私はメンズライクで、シンプルなものが好きです。革靴やスニーカーも大好きです。ヒールはあまり履かないんですよ。坂口:僕はモデルや役者という仕事柄、着替えが多いので、普段はリラックスした服が着たくなります。夏はずっとビーサンを履いていたり。親父のおさがりを着ることもあります。綾瀬:素敵!どんな服をもらうの?坂口:ジャケットですね。同じくらいの身長なんですけど、なぜかビッグシルエットで。そこが気に入っています。舞台となった60年代の洋服もそうですけど、昔の服のどこか落ち着く、心がほっとするようなところが好きなんです。多彩なキャストが勢揃い映画の中から飛び出してくる“モノクロのお姫様”を演じるの綾瀬はるかは、これまで『あなたへ』や『海賊と呼ばれた男』に出演。『海街diary』では4姉妹の長女・香田幸を見事に演じきり、国内の数々の主演女優賞を受賞した今や日本を代表する女優のひとり。また、相手役を演じるのはメンズノンノのモデルとしてデビューし、テレビドラマ「とと姉ちゃん」や「東京タラレバ娘」などで今や俳優としても頭角を現し始めている坂口健太郎だ。本田翼がヒロインの恋敵に、北村一輝や中尾明慶らも出演主人公とヒロインの2人を取り巻くキャストも豪華俳優陣が勢ぞろい。映画会社の社長令嬢・成瀬塔子役には、映画『鋼の錬金術師』のヒロイン役でも注目を集める本田翼を起用。綾瀬はるかと、坂口健太郎を奪い合う三角関係の一角を演じる。さらに、大スター俳優・俊藤龍之介役を『テルマエ・ロマエ』シリーズ以来の武内監督作品となる北村一輝が、坂口健太郎の友人でもあり良きライバルでもある山中伸太郎役を中尾明慶が演じるなど、人気と実力を兼ね備えたキャストたちが物語を盛り上げる。監督に『テルマエ・ロマエ』の武内英樹綾瀬はるかと坂口健太郎の2人のロマンティックなラブストーリーを手掛けるのは武内英樹監督。『のだめカンタービレ 最終楽章 前編/後編』で映画監督デビューを果たし、劇場公開作品3作目となる『テルマエ・ロマエ』では、国内の映画賞の他、トロント国際映画祭で実写日本映画初のガラ・プレミア上映作品として招待されるなど、海外でも評価を受けている人物。また、完全オリジナル脚本を務めるのは、映画『信長協奏曲』をはじめ、テレビドラマ・映画を数多く手掛けてきた宇山佳佑だ。東京スカイツリータウンでバレンタインコラボ企画映画の公開にあたり、東京スカイツリータウンにて『今夜、ロマンス劇場で』とコラボレーションしたバレンタイン企画が開催される。期間は2018年1月29日(月)から2月14日(水)まで。バレンタイン企画ではコラボレーションメニューの提供や衣装展、抽選会や特別ライティングなどを用意する。東京ソラマチの全8店舗では、映画に登場するバラや虹をモチーフにしたロマンティックなスイーツやドリンクが販売される。ウエストヤード4階・ココノハは「いちごとローズホワイトチョコ クリームのパンケーキ」を用意。プレートには色鮮やかなベリーやバラの花びらを散りばめた。トップにあしらったふわふわのコットンキャンディーに、ベリーソースをかけて食べる。さらに東京ソラマチ5F スペース634では、2月3日(土)から2月14日(水)まで、綾瀬はるか演じる美幸が着用したオレンジのドレスや坂口健太郎演じる健司が書いた映画の原稿などを展示した「公開記念 映画衣装展」を開催。その他にも東京スカイツリーのバレンタイン特別ライティング「ラブリーショコラ」を実施する。ストーリーモノクロ映画のヒロインと、現実世界に生きる青年。出逢うはずのない二人が出逢ったら―。それはロマンティックで切ない恋のはじまり。映画監督を夢見る青年・健司はスクリーンの中の美雪に恋をして、何度もくり返しその映画を観ていた。そんなある日、美雪が健司の目の前に現れる。モノクロの世界しか知らない美雪にカラフルな現実世界を案内する健司。2人は次第に惹かれ合っていく。けれど、美雪には秘密があった。それは彼女が人のぬくもりに触れたら消えてしまうこと。【作品情報】映画『今夜、ロマンス劇場で』公開予定:2018年2月10日(土)全国ロードショー出演:綾瀬はるか、坂口健太郎、本田翼、北村一輝、中尾明慶、石橋杏奈、西岡德馬、柄本明、加藤剛監督:武内英樹脚本:宇山佳佑音楽:住友紀人主題歌:シェネル「奇跡」(ユニバーサル ミュージック)配給:ワーナー・ブラザース映画© 2018 映画「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会【東京スカイツリータウン 映画『今夜、ロマンス劇場で』バレンタインコラボ企画】場所:東京ソラマチ(東京都墨田区押上一丁目1番2号)■コラボメニュー期間:2018年1月29日(月)~2月14日(水)対象店舗:全8店舗■映画衣装展日時:2月3日(土)から2月14日(水) 10:00~21:00場所:5階 スペース634料金:無料■東京スカイツリー バレンタインライティング「ラブリーショコラ」期間:1月29日(月) 18:10~22:00、1月30日(火)~1月31日(水) 17:00~22:00、2月1日(木)~2月14日(水) 17:15~22:00 ※22:00~24:00は通常ライティング。【問い合わせ先】東京ソラマチコールセンター TEL:0570-55-0102(10:00~21:00)東京スカイツリーコールセンター TEL:0570-55-0634(9:00~20:00)
2017年05月12日映画『ReLIFE リライフ』が公開中の池田エライザと、“戦隊ヒーロー”出身で、現在放送中のドラマ「人は見た目が100パーセント」に出演中の中尾暢樹が競演する、加賀やっこ原作の大人気少女漫画の実写化『一礼して、キス』。このほど、メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」のタカシとして活躍中の松尾太陽が、中尾さんの親友役で2度目の映画単独出演を果たすことになった。高校3年生の岸本杏の弓道をする姿に恋をした三神曜太。本作は、そんな三神のひたすらに一途な杏への片想いを、一礼から始まる“弓道”を通して描く直線的胸キュンラブストーリー。岸本杏役には、Twitterフォロワー50万、「CanCam」専属モデルで、映画やドラマ、CMに引っ張りだこの池田さんが、満を持して映画初主演。また、先輩・岸本杏の弓道をする姿に恋をした後輩の三神曜太役には、「動物戦隊ジュウオウジャー」ジュウオウイーグル/風切大和役で注目を集めた中尾さんが映画初主演を務める。監督は、『クローバー』などの恋愛映画から『アナザー Another』などのホラー作品まで繊細な演出で知られ、『ReLIFE』や今秋公開の『恋と嘘』でもメガホンをとっているヒットメーカー、古澤健。このほど、『して、キス』に出演することが明らかになった松尾さん。役どころは、中尾さん演じる三神曜太の親友・由木直潔役。由木は、三神の中学時代の同級生で弓道が大好きな少年だったが、重病を患い闘病生活が続いているという役どころ。病院ぐらしの由木をみて、三神は由木の代わりに弓道を始めており、由木と三神の絆は深く、何でも話せる友。三神が恋する杏のある勘違いを基に、杏とも友達になるという、映画にとって重要な役柄となる。松尾さんは、川口春奈&山崎賢人の『一週間フレンズ。』に続いて2作目の映画単独出演で、今回は、闘病中の高校生という難しい役柄に挑む。「由木は、自分自身が重病を抱えているのに、何事にも相手のことを優先して考えてくれる。でも、その中に自分の意見もしっかりある尊敬できるキャラクターだと感じました」と松尾さん。「そんな純粋で真っ直ぐな彼を思って役を生きさせていだきました」と語る。「撮影はあっという間でしたが、『して、キス』の現場は素敵なキャストの皆さんと監督・スタッフの皆さんで、とても環境にも恵まれているなと感じました!この作品に参加できて本当に良かったと思っています」と手応え十分の様子でコメントを寄せている。『一礼して、キス』は今秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月02日「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」が23日、閉幕。那覇市の波の上うみそら公園で行われたラストを飾るライブイベント「オールエンディング」では、沖縄出身歌手が豪華共演を果たした。ライブには、BEGIN、島袋寛子、HIROKI&RYO(ORANGE RANGE)、かりゆし58、キヨサク(MONGOL800)、新良幸人、きいやま商店、ネーネーズ、jimamaらが出演。豪華なコラボレーションにより、ORANGE RANGEの「上海ハニー」、MONGOL800の「あなたに」、浦島太郎(桐谷健太)の「海の声」などを披露し、駆けつけた大勢の観客を魅了し、BEGINの「オジー自慢のオリオンビール」では「あっり乾杯!」と会場一体となって盛り上がった。フィナーレでは、トレンディエンジェル、NON STYLE、ジャングルポケットら映画祭を盛り上げた人気芸人たちもステージに集結。明石家さんまプロデュースのNetflixオリジナルドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』から中尾明慶、小出恵介、ジミー大西らも駆けつけると、「キャー!」と大歓声が沸き起こった。そして、さんまからのメッセージVTRが流れ、さんまは「どんどん規模が小さくなってる」と指摘。「第10回はないような気がしますが、頑張って吉本興業も10回やると思います。10回目は1日とかDVDを流すとか、そういうことをするかもしれません」と笑いを誘い、「長い間お疲れ様でした」と言葉をかけた。ラストは、同映画祭のテーマソング「笑顔のまんま」の大合唱。BEGINの比嘉栄昇がジミー大西と肩を組み、2人で歌う胸アツな場面も。さらに花火も打ち上がり、観客も出演者も夜空を見上げてうっとり。最後に、ブラックマヨネーズの小杉竜一が「ありがとうヒーハー! (沖縄の守り神は?)シーサー!」と持ちギャグで締めくくった。
2017年04月24日沖縄で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」で23日、7月7日に世界190カ国で配信される明石家さんまプロデュースのNetflixオリジナルドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』が上映され、舞台挨拶に中尾明慶、小出恵介、尾上寛之、六角慎司、ジミー大西、光野道夫監督が登壇。中尾と小出が、撮影現場でのさんまの様子を明かした。さんま初の連続ドラマプロデュースとなる同作は、さんまとジミー大西を中心とする奇跡の実話。さんま役を小出、ジミー役を中尾が演じた。さんまは撮影現場に頻繁に来ていたそうで、小出は「『何でもいいよ』と言うんですけど、こっちが聞くと台本にないことをやってって。役者さんとセリフのやりとりをしているので急に変なことやったら(相手が)困っちゃう。その間に挟まれていました(笑)」とさんまの無茶ぶりを明かしつつ、「本当に楽しくて、現場でおっしゃることが本当におもしろい。その発想すごいなと」と才能に感嘆。「すごいんですけど、それはできないという…(笑)」と加えた。中尾は、さんまが現場に来たときは緊張感が違ったと言い、「そうそうたる偉い方を引き連れていらっしゃる。普段はあんなに楽しい、人を笑わせるさんまさんが、その日ばかりはモニター前で…」と厳しい表情でモニターをチェックするさんまのまねを披露。「これが一番つらかった、怖かったです」と打ち明け、「別に何を言うわけではなく、さんまさんは真剣にお芝居を見てくださっているんですけど、本当に怖くて…(笑)」と振り返った。そして、小出が「プレッシャーもあるんですけど、最後まで見てくださったんですよ」と話すと、中尾も「そうなんです。途中で帰るとか絶対されないんです」と続け、「みんなのご飯も用意してくださって、どんなに夜遅くなろうが、全部見届けて帰っていく」とさんまの優しさと熱さの伝わるエピソードを熱弁。「かっこいい方だなと思った」と語った。
2017年04月23日沖縄で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」で23日、7月7日に世界190カ国で配信される明石家さんまプロデュースのNetflixオリジナルドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』が上映され、舞台挨拶に中尾明慶、小出恵介、尾上寛之、六角慎司、ジミー大西、光野道夫監督が登壇した。さんま初の連続ドラマプロデュースとなる同作は、さんまとジミー大西を中心とする奇跡の実話。国民的スターへと上り詰めていったさんまと、人気絶頂のさんまと出会って芸人としての才能が開花し、やがて画家へと転身したジミーと、そんな2人を取り巻く強烈なキャラクターたちによるウソのようで本当に起こった爆笑エピソードを描く。さんま役の小出は「まさか自分がさんまさんの役を、しかもさんまさんが企画されたということで、さんまさんと触れ合えるまたとないチャンスだと思ったので引き受けさせていただいた」と話し、「大変でしたけど、本当に楽しくて、さんまさんって本当にかっこいいな、スターだなと感じた」とさんまの偉大さをあらためて感じた様子。「それを少しでも感じていただけたらとうれしいです」と呼びかけた。ジミー役の中尾は「今まで数多くの役をやらせていただきましたが、今も第一線で活躍されていて皆さん知っている方なので、そういう意味でプレッシャーがあった」と告白。「現場に入るとカメラマンやいろんな方がジミー大西さんという役を作ってくださって、みなさんの力を借りながら少しずつ作っていけた」と振り返り、「自信を持ってみなさんにお届けできる作品ができたと思います」と手ごたえを語った。ジミー本人は「ドラマというかドキュメンタリーと思ってください」と笑い、自身にまつわるエピソードが題材となっているだけに、できあがった作品を見て「やっぱりこのシーンは入っていた」などと思ったそう。また、監督は「さんまさんがどうしてもジミーさんの歴史を残しておきたいということ、このドラマを作ることになりました」と経緯を説明した。
2017年04月23日第9回沖縄国際映画祭の特別上映、明石家さんま企画・プロデュース「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」が4月23日(日)、沖縄・桜坂劇場ホールAで上映され、出演した中尾明慶、小出恵介、尾上寛之、六角慎司、ジミー大西、光野道夫監督が登壇した。中尾さんは、ジミーさんを演じた上での苦労を聞かれると、「どう見ても苦労しますよね(笑)?皆さん、1回ご自身に置き換えて考えていただきたいです(笑)」と、今までの役で一番大変だったことを告白し、ジミーさん本人を大笑いさせていた。「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」は幼い頃から何をやってもダメだった男・ジミー大西が、天才お笑い芸人の明石家さんまに出会い、導かれ、失敗を繰り返しながらもやがて本当の自分の道を見つけ出すまでを綴った、笑いと感動に満ちた物語。明石家さん本人が企画・プロデュースに名乗りをあげ、ジミーさんや周りの仲間たちとの実際の体験談を主軸に作り上げた。自身の半生が映像化されることについて、ジミーさんは「さんまさんに、簡単に『ジミー、今度な、ドラマしようと思ってる』と言われたので、『はい、よろしくお願いします』って言ったら500人くらいスタッフがいて…、どえらいこと言うてもうたと思って」と、規模の大きさに度肝を抜いたそう。ただ、現場には一度も遊びに行っていないことをバラされると、中尾さんに「ジミーさんは、このドラマに思い入れがあまりないですよね?」と突っ込まれ、ジミーさんは「ありますよ!あるから常にお疲れ様でしたって、本当に思っていますよ!」と必死に反論していた。一方、明石家さんを演じることになった小出さん。「まさか、自分がさんまさんの役をやらせていただけるなんて。非常に大変でしたけど本当に楽しくて。さんまさんは、本当に格好いいな、スターだなって感じました」と、小出さんは懐かしそうに振り返った。しかし現場に明石家さんが来るや否や、独特の緊張感が走ったという。中尾さんは、「あんなに普段楽しいさんまさんが、その日ばかりはモニターの前で真剣に見つめてて。こっちは怖くて大丈夫だったかなって思った」と肝を冷やしたエピソードを明かした。「島ぜんぶでおーきな祭第9回沖縄国際映画祭」は21~23日、沖縄県那覇市をメイン会場に県内各地で開催中。「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」は7月7日(金)よりNetflixにて世界190か国同時配信。(cinamacafe.net)
2017年04月23日世界190か国同時配信が予定されている、明石家さんまが企画・プロデュースを手掛けるNetflixオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」。この度、本作の主題歌をMISIAが担当することが決定し、また主題歌入りの予告編も到着した。1980年代の大阪。突拍子もない言動を繰り返し、幼い頃から失敗ばかりの大西秀明(中尾明慶)は高校卒業後どこにも就職できず、吉本興業の舞台進行の見習いとして「なんば花月」に出入りしていた。ある日、大失敗した大西は、反省を示すべく自ら裸になって階段にチンチンを紐で括りつけ大騒ぎに。そこにやって来たのが人気絶頂の芸人・明石家さんま(小出恵介)。ふたりはこうして衝撃の出会いを果たすのだった。さんまは大西を面白がり、身の回りの世話を許すことに。以降大西は、さんまやその芸人仲間の村上ショージ(尾上寛之)、Mr.オクレ(六角慎司)、なんば花月の世話係であるおちゃこのおばちゃん(濱田マリ)らと共に笑い溢れる日々を過ごすようになる。そんなある日、新喜劇の舞台に立つことになった大西は舞台上で大失敗してしまう。クビになりかけた大西を、さんまは自らの進退をかけて救う。そして、ひどいイジメを受けてきたと吐露する大西に“ミジメな過去は笑い飛ばせ”と伝え、この強烈なキャラクターを持った青年を人気芸人に育て上げようとさんまは決意。大西はその後、さんまによって「ジミー大西」と名付けられ、師に導かれるまま、高宮京子(木南晴夏)という専任マネージャーも付くほどの売れっ子芸人になっていく。数年後――“お笑い”という自分の居場所を見つけた大西だったが、それはさんまから与えられたものでしかないということにも気づき始めていた。芸人としての力のなさに悩み、引退も考える最中、テレビ番組の企画で絵を描くことになり、大西の思わぬ絵の才能が知れ渡り…。さんまさんが芸歴42年目で初めて、連続ドラマを企画・プロデュースする本作。さんまさん役を小出恵介、ジミー大西役を中尾明慶が演じ、数々の爆笑エピソードをドラマ化。この2人に加え、大竹しのぶ役に池脇千鶴、テレビ局のプロデューサー役に佐藤浩市、そのほか温水洋一、生瀬勝久、尾上寛之、六角慎司、宇野祥平、濱田マリ、木南晴夏ら多彩なキャストたちが顔を揃えた。そして今回、本作の主題歌を歌姫MISIAさんが担当することが決定。楽曲は、1977年に発売された「甲斐バンド」のオリジナルアルバム「この夜にさよなら」に収録されている「最後の夜汽車」を、MISIAさんがカバー。さんまさん自身が「芸人にも相通じる音楽だ」と愛してやまないこの楽曲。MISIAさんは今回のオファーで初めて本楽曲に出会ったそうで、「素晴らしい曲」と話し、カバーするにあたって「この歌の中では直接、夜汽車が向かう行き先は歌われてはいないのですが、『さんまさんから見る東京』、または『ジミーさんから見る“さんまさんがいる東京”に向かう夜汽車』のようにも感じ、曲をどのように仕上げるのが良いのか、とてもイメージがしやすかったです」とコメント。また「アレンジはNYにいる黒田卓也くんに頼み、オケをNYでレコーディングしてもらいました。ジャジーで温かく切ないサウンドに仕上がったと思います」と楽曲について明かし、一足先にドラマを視聴したと言うMISIAさんは、「8~9割は笑いながら観ているのに、突然ホロリときてしまう。また、さんまさんの笑いに対する哲学から、人生の哲学を教えてもらえるようなドラマだな、と思いました」と感想を語っている。そしてこのほど到着したのは、ジミーさんの“ありえへん”本当のエピソードが満載の予告編。交通渋滞だと思ってずっと車を留めていたら、前の車は…なんと駐車中だったり、同じ体に入れるならそちらが早いと思い、点滴を飲んだり。また「人のふり見て」のことわざでは、“どないする”と答え、「馬の耳に」に関しては“イヤリング”と答えるなど、アホみたいな、ホンマの話が盛りだくさん。映像最後にはさんまさんとジミーさんも登場し、「このドラマ、内容ほぼホンマやな」「ホンマです」と後押し。さらに本編では、これ以上に“ありえへん”エピソードの数々が登場するという。なお「Netflix」の配信に先駆け、本作の1・2話を4月23日(日)「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」にてプレミア上映することも決定した。Netflixオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」は7月7日(金)よりNetflixにて190か国同時配信開始(全9話)。(cinemacafe.net)
2017年04月19日明石家さんまが企画・プロデュースし、ジミー大西を中尾明慶、さんまさんを小出恵介が演じるNetflixオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」。このほど、その配信日が7月7日(金)に決定、ジミーさん描き下ろしイラストも入った豪華キャスト勢ぞろいのキービジュアルも初解禁となった。稀代のエンターテイナー・明石家さんまが、芸歴42年目で初めて連続ドラマをプロデュース。笑いが世の中を席巻し、日本に最も活気があった時代。子どものころから何をやっても大失敗ばかりの駆け出し芸人・大西(中尾さん)は、人気絶頂の明石家さんま(小出さん)と出会い、芸人としての才能が開花。唯一無二の存在となり、やがて芸人の域を超え、世界的な画家へと転身、一方、さんまも快進撃を続け、国民的スターへと上り詰めていく。そんな2人と、彼らを取り巻く強烈なキャラクターたちとの15年に渡る交流、そして、実際に起こったホンマのエピソードの数々を描き出す。“笑い”に夢をかけた若者たちが繰り広げる奇跡の実話を、個性豊かな実力派キャストでドラマ化。今回解禁されたキービジュアルは、目にも鮮やかな赤色と黄色のインパクトのある背景に、中尾さん演じるジミー大西のおとぼけた笑顔と、それに鋭いツッコミを入れているであろう小出さん演じる明石家さんまのイキイキとした表情が印象的。さらに、佐藤浩市が演じるTV局の名物プロデューサーや、池脇千鶴が演じる大竹しのぶ、生瀬勝久が演じるジミー大西の恩師ともいえる野球部顧問の先生、尾上寛之演じる村上ショージや六角慎司演じるMr.オクレら芸人仲間など、2人を取り巻く人々が一同に介した豪華なビジュアルとなっている。また、懐かしの“なんば花月”のセットビジュアルもお目見えし、ジミーさんやさんまさんが劇場を中心に活躍していた当時のお笑いブームの面影も感じることができる。そして、絵描きとしても広く知られているジミーさんが、本作のために描き下ろした、劇中で重要な役割を果たす「三日月」と大阪の象徴である「通天閣」のイラストも初解禁。カラフルで大胆な色使いとダイナミックなタッチのイラストは、“絵描き”ジミーさんならでは。キービジュアルの絶妙なアクセントとなっている。Netflixオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」は7月7日(金)より全9話を世界190か国同時配信。(text:cinemacafe.net)
2017年04月05日2009年より毎年開催している総合エンターテインメントの祭典「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」概要発表会見が3月21日(火)に行われ、ゲストに中尾明慶、小出恵介、間宮祥太朗、ジミー大西らが登壇した。ジミーさんの半生を映像化した「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」で、ジミーさん役を演じた中尾さん&明石家さんまを演じた小出さんについて、ジミーさんは「僕よりうまいなと。ジミーが100%だとしたら、中尾さんは1000%ジミー。小出さんは、たまに『若っ』て言ってしまいそうに…、まるで育ての親のようでした」と独自の言い回しで褒めたたえ、登壇陣を爆笑させていた。「島ぜんぶでおーきな祭」は沖縄をエンターテインメントで盛り上げるイベント。「第9回沖縄国際映画祭」では、「ラフ&ピース」のコンセプトを基に、「第8回沖縄国際映画祭」にてヒロインオーディションを行ったGACKT主演映画『カーラヌカン』がワールドプレミアでお披露目されるほか、明石家さんまが初めて連続ドラマを企画・プロデュースする「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」など、全28作品(※現時点)を上映予定だ。ジミーさん役をまっとうした中尾さんについて、小出さんは、「いままでで一番真面目だった。プレッシャーを抱えていたんだなって思いました」と表現すると、中尾さんも「役づくりで過去のジミーさんの映像を見れば見るほど、この人はどういう人なんだろうと、役としてつかむ難しさがありました」と苦労を明かした。ただ、「さんまさんが一番最初に観て“本当にやってくれてよかった”ってメールをいただいたときは、ホッとした瞬間ではありました」と、胸をなでおろしていた。また、現在、日本テレビの関東エリアのみで好評放送中の「お前はまだグンマを知らない」の未公開映像を含めた特別編集版も上映される。体当たりの演技で話題を呼んでいる主演の間宮さんは、「原作の先生もグンマのことが好きで、1回インタビューをしたときに圧倒的な熱量を感じました」と群馬愛を語りながらも、自身の出身を聞かれると、「出身は横浜です(笑)」と、照れ笑いを浮かべていた。そのほか、概要発表会見には、稲葉友、川村ゆきえ、木村祐一、しずる、吉木千沙都、岡崎朋美、天竺鼠、ミキ、女と男、ゆりやんレトリィバァ、宮川たま子、よしもと沖縄41市町村全力応援芸人、ガレッジセールらが出席した。「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」は4月20日(木)~4月23日(日)にて開催。(cinamacafe.net)
2017年03月21日“ジミー大西”を中尾明慶、“明石家さんま”を小出恵介が演じる、明石家さんま企画・プロデュースのNetflixオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」。このほど、佐藤浩市をはじめ、本作の豪華な全キャスト陣が明らかとなった。1980年代の大阪。突拍子もない言動を繰り返し、幼いころから失敗ばかりの大西秀明(中尾明慶)は高校卒業後、どこにも就職できず、吉本興業の舞台進行の見習いとして「なんば花月」に出入りしていた。ある日、大失敗した大西は、反省を示すべく自ら裸になって、大騒ぎに。そこにやって来たのが、人気絶頂の芸人・明石家さんま(小出恵介)。2人はこうして衝撃の出会いを果たす。さんまは大西を面白がり、身の回りの世話を許すことに。以降、大西は、さんまやその芸人仲間の村上ショージ(尾上寛之)、Mr.オクレ(六角慎司)、なんば花月の世話係であるおちゃこのおばちゃん(濱田マリ)らと共に笑いあふれる日々を過ごすようになる。そんなある日、新喜劇の舞台で大失敗してしまった大西を、さんまは自らの進退をかけて救う。そして、ひどいイジメを受けてきたと吐露する大西に「ミジメな過去は笑い飛ばせ」と伝え、この強烈なキャラクターを持った青年を人気芸人に育て上げようと決意。やがて、彼は「ジミー大西」と名付けられ、師に導かれるまま、高宮京子(木南晴夏)という専任マネージャーも付くほどの売れっ子芸人になっていく――。本作は、さんまさんが初めて企画・プロデュースを手がけ、ジミーさんとの出会いに始まる“アホみたいなホンマの話”をドラマ化。ジミーさん、さんまさん役の中尾さんと小出さんは、喋り方から佇まいまで、それぞれ本人とシンクロさせつつ、その心の内を豊かに彩り、魅力的なキャラクターを作り上げている。そのほか、芸人仲間やマネージャーなど、2人を取り巻く人々に尾上寛之、六角慎司、宇野祥平、濱田マリ、木南晴夏らが集結。ときにツッコミ役、ときにスパイスとなって盛り立てていく。さらに監督は、「101回目のプロポーズ」「BOSS」など多くのヒットドラマを世に送り出してきた光野道夫。絶妙のバランス感覚でユーモアとペーソスが折り重なる、“ありえへん”青春の日々を紡ぎあげた。今回、そんな本作に参加する、さらなる豪華キャスト陣が発表。さんまさんとはプライベートでも親交の深い佐藤さんが、テレビ局プロデューサー・三宅恵介役に。三宅さんといえば、「オレたちひょうきん族」や「笑っていいとも!」など、さんまさんをはじめ多くのタレントとともに一時代の番組を作り上げた名物プロデューサー。佐藤さんは、「さんまさんが企画プロデュースと聞き及び駆け付けたら、今回はこれでと封筒を渡されたので、無礼者!!と投げ返しました」と、仲のよさが伺える(?)コメント。さらに、さんまさんとドラマ「男女7人夏物語」で共演したことがきっかけで、やがて結婚する大竹しのぶ役には、実力派の池脇千鶴。また、ジミーさんが高校時代に所属していた野球部の顧問で、卒業後に就職先がない彼を吉本興業に入れるべく尽力した野球部顧問の教師役に生瀬勝久、ジミーさんが気になる女性と一緒に入った定食屋のおかみさん役に手塚理美、ジミー大西が運び込まれた病院の医師に温水洋一。そのほか、山崎銀之丞、徳永えり、楊原京子、金井勇太ら多彩なキャストが顔を揃えている。数々の爆笑エピソードに大いに笑いながらも、ホロリとさせられるエンターテイメント。この豪華な顔ぶれに、ますます期待が高まる。Netflixオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」は今夏、世界190か国にて同時配信予定(全9話)。(text:cinemacafe.net)
2017年03月21日今夏、世界190カ国で配信される明石家さんまプロデュースのNetflixオリジナルドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』(全9話)の全キャストが21日、発表された。さんま初の連続ドラマプロデュースとなる同作は、さんまとジミー大西を中心とする奇跡の実話。国民的スターへと上り詰めていったさんまと、人気絶頂のさんまと出会って芸人としての才能が開花し、やがて画家へと転身したジミーと、そんな2人を取り巻く強烈なキャラクターたちによるウソのようで本当に起こった爆笑エピソードを描く。さんま役を小出恵介、ジミー役を中尾明慶が演じることがすでに発表されていたが、このたび全キャストが明らかに。多くのタレントとともに一時代の番組を作り上げた名物プロデューサー・三宅恵介役を佐藤浩市、さんまと『男女7人夏物語』で共演し結婚した女優・大竹しのぶ役を池脇千鶴が演じる。佐藤は「さんまさんが企画プロデュースと聞き及び駆け付けたら、今回はこれでと封筒を渡されたので、無礼者!!と投げ返しました」とコメントしている。また、ジミー大西の高校教師・野球部顧問役に生瀬勝久、ジミーが気になる女性と一緒に入った定食屋のおかみさん役に手塚理美、ジミーが運び込まれた病院の医師役に温水洋一。そのほか、山崎銀之丞、徳永えり、楊原京子、金井勇太、山西惇、丸山智己らが顔をそろえる。(C)2017YDクリエイション
2017年03月21日「CanCam」専属モデルで女優の池田エライザと、「動物戦隊ジュウオウジャー」の“レッド”で注目を集めた中尾暢樹が、大ヒット弓道恋愛漫画「一礼して、キス」の実写映画化で映画初主演を務めることになった。原作は、「色気の魔術師」との異名をとる加賀やっこが手がける100万部突破の大人気少女コミック「一礼して、キス」、通称「して、キス」。高校3年生の岸本杏の弓道をする姿に恋をした三神曜太。そんな三神のひたすらに一途な杏への片想いを描く、直線的胸キュンラブストーリーは、原作同様、ドキドキ感いっぱいのキラキラした恋愛を描きながら、日本武道の中で最も静的で清廉な“弓道”シーンを躍動的に映像で表現する。主演の岸本杏役には、Twitterフォロワー数50万、「CanCam」専属モデルとして活躍し、“エライザポーズ”は10代女子を中心に圧倒的人気を誇る池田さん。いまや映画やドラマ、CMに引っ張りだこで、4月15日(土)公開『ReLIFE リライフ』、9月公開『トリガール!』などが控え、いま波に乗っている池田さんが満を持して映画初主演を務める。また、先輩・岸本杏の弓道をする姿に恋をした一途な後輩・三神曜太役には、スーパー戦隊シリーズ第40作品「動物戦隊ジュウオウジャー」で主演のジュウオウイーグル/風切大和役(レッド)を演じ、一躍注目を集めた中尾さんが抜擢。4月スタートの桐谷美玲主演ドラマ「人は見た目が100パーセント」に美容師の岡部和人役で出演することでも話題を呼ぶ中、本作で映画初主演を果たす。メガホンをとるのは、『クローバー』『今日、恋をはじめました』から池田さん出演の『ReLIFE リライフ』などまで繊細な演出で知られ、公開作品が目白押しのヒットメーカー・古澤健監督。古澤監督は、「これまでにも少女漫画原作の映画やテレビドラマを手がけてきましたが、原作の『一礼して、キス』を読んだとき、これまでとは一味違う新しい表現の可能性を感じました。弓道の静謐さとダイナミックさは、恋愛中の秘めた想いの激しさとも通じると思います」と、弓道をテーマにした恋愛に注目。「池田エライザさんにはとても無邪気なあどけなさと悪魔のような母性が同居しており、それが杏というキャラクターを体現している一方、中尾暢樹くんの透明で硬質な男らしさは、三上のミステリアスさをうまく表現しています」と2人の印象を語り、「クランクイン2か月前から2人は弓道の稽古を続けてきましたが、その成果が撮影現場で存分に発揮されています。また稽古を通じて、2人の距離感もすっかり杏と三神になっており、2人の自然な演技に日々魅了されています」と、弓道着姿も眩しい池田さん、中尾さんの熱演を期待させるコメントを寄せている。『一礼して、キス』は今秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月13日お笑い芸人の書いたネタを、プロの役者が演じるネタ番組『笑×演』(ワラエン)が、きょう5日(24:15~25:15)にテレビ朝日系で放送される。この番組は、漫才やコントで日本一に輝いた芸人たちと、映画や舞台、ドラマなどの第一線で活躍している実力派俳優陣が挑戦。ネタ作りと役づくりのそれぞれに密着し、完成されたネタが披露されるまでのコラボレーションを追っていく。書き手は、バイきんぐの小峠英二、サンドウィッチマンの富澤たけし、ライス、NON STYLEの石田明の4組。彼らの台本を、寺田農、石丸謙二郎、榎木孝明、中野英雄、野村宏伸、遠藤要、中尾明慶、光宗薫が演じる。トップバッターとして舞台に登場するのは、NON STYLE石田が、中野の強面ぶりをいじった漫才で、中野がツッコミ、中尾がボケを担当。舞台が終わり、石田は「役者さんって、本番に強いんやなぁ!100点です!!」と大絶賛で、中野は「お客さんからひとつ笑いをもらった瞬間に、自分の中のスイッチが変わった!」、中尾も「漫才はアクシデントも含めて調理する、その感覚が面白かった!」と興奮する。
2017年01月05日動画配信サービス・Netflixのコンテンツラインナップ発表会が14日、都内で行われ、2017年に配信予定の作品が発表された。また、Netflix日本法人代表取締役のグレッグ・ピーターズ氏が、今後の方針などについて語った。○リアリティショー強化! スタローン製作のスポーツバラエティ番組配信ハリウッド発の注目コンテンツは、シルベスター・スタローンがプロデュースするスポーツバラエティ番組『アルティメット・ビーストマスター』(2月24日配信開始)。アメリカ、ブラジル、韓国、メキシコ、ドイツ、日本の6カ国から世界トップレベルのアスリートが18人ずつ計108人集まり、障害物コースを舞台にチーム対抗で競い合うというもの。各国のMCが解説を行い、日本からはタレントの秋元才加とスポーツキャスターの近藤祐司が参加する。Netflixは脚本ベースのコンテンツが中心となっているが、来年以降はこのような脚本なしのバラエティショー、リアリティショーにより力を入れていく方針。すでに20作品ほど予定しているという。現在、日本のリアリティー番組『テラスハウス』シリーズが配信されているが、今後も日本製作のさまざまなコンテンツを予定しているとのことだ。○『スタトレ』新シリーズ、マーベル新作、ハリウッド版『デスノート』など注目作続々5月には『スタートレック』シリーズ最新作となるオリジナルドラマ『STAR TREK:DISCOVERY』が配信開始。新キャラクターを乗せて旅に出る新たなデザインの宇宙船に注目が集まる。マーベルの新ドラマとしては、3月17日に『アイアン・フィスト』が配信されるが、さらに、4人のヒーローが集結する『ディフェンダーズ』も2017年に配信予定だ。そのほか、ドリュー・バリモアが主演を務めるドラマシリーズ『Santa Clarita Diet』(2月3日配信開始)や、デヴィッド・フィンチャーが手掛ける『Mindhunter』(2017年配信開始)、映画作品としては、日本の人気漫画『デスノート』を実写化する『Death Note』、アンジェリーナ・ジョリープロデュースの『First They Killed My Father』、ウィル・スミス主演の『Bright』などが予定されている。さらに、アニメーションシリーズとして、「サイボーグ009」の新作『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』が2017年春から配信開始となる。○日本発のコンテンツも! さんまプロデュースドラマ、実写版『野武士のグルメ』日本発のコンテンツとしては、明石家さんま初プロデュースのドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』が2017年夏に配信予定。同作は、さんまとジミー大西を中心とする強烈なキャラクターたちによる、ウソのようで本当に起こったエピソードを描くもので、さんま役を小出恵介、ジミー役を中尾明慶が演じる。また、3月17日からは竹中直人主演のドラマ『野武士のグルメ』が配信予定。久住昌之原作の同名漫画の実写版で、竹中が主人公の香住武を演じ、香住の理想の分身としてその心の中に登場する荒々しい野武士を玉山鉄二が演じる。○オリジナルコンテンツ拡充へ「将来的には50%を占める見込み」Netflix日本法人代表取締役のグレッグ・ピーターズ氏は「Netflixは現在、世界最大の映像配信ネットワークになり、世界の会員数も8,600万人を超えました。そしてコンテンツ配信だけでなくコンテンツ製作においてもリーダー的な存在になりつつあります」と手ごたえ。「2016年は160時間以上のオリジナルコンテンツをつくりましたが、2017年には1,000時間以上を目指しています。将来的には、オリジナルコンテンツが50%を占めるようになると見込んでいます」と語った。そして、「既存のユーザーを満足させ、新たなユーザーを引き付けるべく、コンテンツを急速に拡充しなければいけないと考えています」と話し、ハリウッドをはじめ世界各国のコンテンツクリエーターと組み、企画・製作を進めていると説明。「日本のコンテンツクリエーターとも積極的に組んでいます。日本発のオリジナルコンテンツは現在10本ほど制作中、企画中のものは22本ほどあります」と明かした。
2016年12月15日ネット配信サービス「Netflix」のコンテンツラインナップ発表会が12月14日(水)に都内で開催され、国内外の制作会社、スタジオとタッグを組んでのオリジナル作品の配信を、今後も増やしていく方針が改めて発表された。Hulu、dTV、ビデオパス、Amazonプライムビデオなど、同様の映像配信サービスとの競争が進む中で、先日、Netflixは「動画ダウンロード機能」の追加を発表。オフラインでのコンテンツの視聴=すなわちスマホのデータ量や、移動先のネット状況などを気にせずに、これまで以上にいつでもどこでも視聴を楽しめるようになった。この日の会見では、「2020年までに世界一を」との目標を掲げ、前年の倍以上のオリジナルコンテンツを製作・配信していくと発表した。これまで、マーベル作品の「ジェシカ・ジョーンズ」「ルーク・ケイジ」、「デアデビル」などを配信してきたが、今後、「アイアンフィスト」が配信となり、さらにこの4人のヒーローが集結してニューヨークを守る「ディフェンダーズ」も配信となる。このほか、ハリウッド作品としては、ドリュー・バリモア出演の初のドラマシリーズとなる「Santa Clarita Diet」、「スタートレックス:ディスカバリー」、デヴィッド・フィンチャーによる「ハウス・オブ・カーズ」に続くサスペンスシリーズ「Mindhunter」、学歴のない女性がイカに成功を掴んでいくかを描いたコメディ「Girlboss」などが製作される。さらにフィクション作品以外の新たな試みとして、シルヴェスター・スタローンのプロデュースで、日米韓など6か国の代表者たちが肉体を駆使して障害物コースに挑むスポーツバラエティ「Ultimate Beastmaster」もスタートする。来年以降、こうしたリアリティショーも、オリジナルコンテンツで続々と製作していくことになるという。日本国内で製作されるオリジナルコンテンツとしては、今年は又吉直樹(ピース)による芥川賞受賞の大ベストセラーを原作とした「火花」を連ドラとして製作し、世界中に配信し、大きな話題を呼んだが、来年以降も続々と新作が控える。“食”をテーマにしたドラマは近年、民放でも次々と製作された買い人気を誇っており、Netflixでも「深夜食堂」をオリジナルドラマで配信したが、新たに竹中直人、玉山鉄二、鈴木保奈美という実力派を揃えて、「孤独のグルメ」の久住昌之の原作による「野武士のグルメ」を製作。また、明石家さんまが企画・プロデュースを務め、TVの黄金時代の80年代を舞台に、自身とジミー大西の実話をもとに描く「Jimmy ~アホみたいなホンマの話~」が配信となる。ジミー大西を中尾明慶が、明石家さんまを小出恵介が演じ、すでに撮影は8月から11月にかけて行われたとのこと。ジミーさんが才能を開花させ、画家としても世界へと飛び出していく過程、そしてさんまさんが国民的スターへとのぼり詰めていくさまが綴られており、話題を呼びそうだ。このほか、アニメ、映画などでもオリジナル作品の企画が着々と進んでおり、このオリジナルコンテンツ攻勢が、日本国内でのネット配信サービスのマーケットにどのような影響を与えることになるか、注目を集めそうだ。(text:cinemacafe.net)
2016年12月14日明石家さんまが芸歴42年目で初めて、連続ドラマを企画・プロデュース。自身役に小出恵介、ジミー大西役に中尾明慶を迎え、数々の爆笑エピソードをドラマ化する「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」が、2017年夏、Netflixにて全世界190か国で配信されることになった。1980年代の大阪。突拍子もない言動を繰り返し、幼いころから失敗ばかりの大西秀明(中尾明慶)は高校卒業後、どこにも就職できずにいた。吉本興業の舞台進行の見習いとして「なんば花月」に出入りしていたとき、あるとんでもないことがきっかけで明石家さんま(小出恵介)と衝撃の出会いを果たす。さんまの身の回りの世話をするようになった大西は、さんまや芸人仲間の村上ショージ(尾上寛之)、Mr.オクレ(六角慎司)、なんば花月の世話係であるおちゃこのおばちゃん(濱田マリ)らと共に、笑いあふれる日々を過ごすようになる。そんなある日、新喜劇の舞台に立つことになった大西は舞台上で大失敗してしまう。クビになりかけた大西を、さんまは自らの進退をかけて救う。そして、ひどいイジメを受けてきたと吐露する大西に、“ミジメな過去は笑い飛ばせ”と伝え、この強烈なキャラクターを持った青年を人気芸人に育て上げようとさんまは決意。大西はその後、さんまによって「ジミー大西」と名付けられ、師に導かれるまま、高宮京子(木南晴夏)という専任マネージャーもつき、売れっ子芸人になっていく。だが、数年後、芸人としての力のなさに悩み、引退も考えていた最中、テレビ番組の企画で絵を描くことになると、大西の思わぬ才能が知れ渡り…。笑いが世の中を席巻していた80年代。幼いころから何をやってもダメだった男が“お笑いモンスター”に出会い、導かれ、失敗を繰り返しながらも、やがて“本当の自分の道”を見つけ出すまでをドラマ化。さんまさんが初めて連続ドラマを企画・プロデュースし、ジミーさんや周りの仲間たちとの実際の体験談を主軸に、夢を追う人々とそれを応援する人々の姿を描く。“ジミーちゃん”こと主人公のジミー大西には中尾さん、明石家さんま役には小出さんという実力派俳優が共演。喋り方から佇まいまでジミーさん、さんまさん本人とシンクロさせつつ、その心の内を豊かに彩り、魅力的なキャラクターを作り上げている。そのほか、2人を取り巻く人々に尾上寛之、六角慎司、宇野祥平、濱田マリ、木南晴夏ら、個性派たちが集結。時にツッコミ役、時にスパイスとなってドラマを盛り立てる。監督は、「101回目のプロポーズ」「BOSS」など数々のヒットドラマを世に送り出してきた光野道夫が務めていることにも注目。ジミー青年が本当に巻き起こした“ありえへん”エピソードの数々に笑いながらも、孤独や劣等感を抱えながら少しずつ成長していく姿、支える人々の愛と友情に涙してしまうドラマに期待していて。<以下、コメント>■明石家さんま昔からTVなどでジミーの話をさせていただたら、誰もが驚いて爆笑するんですよ。だからいつか映像にできへんかなと思ってました。うそみたいな話ばっかりなんですけど、全部本当なんです。むしろ全部本当の話以下!そのくらいしかお見せできません。是非、観て下さい。■ジミー大西はい。全部本当の話で間違いありません。■中尾明慶コメントジミーさん役の話をいただいたときには動揺しましたし、自分にできるのかという不安でいっぱいで、撮影中はずっと必死でもがいている感じでした。ジミーさんは個性的で面白い方。「真似はしなくていいから、お前が考えてお前なりにやってくれればいい」とさんまさんも仰ってくださって、気持ちが楽になりました。すごく難しいけれど、とてもやりがいがありました。どんなシーンにも笑いを加えていくことの連続で、間違いなく普通のドラマではない物語の展開が見どころです。「笑いは緊張の緩和や」という言葉があるのですが、緊張しているシーンにこそ笑いが生まれていたりする。そこをぜひ見ていただきたいです。■小出恵介コメント“明石家さんま”を演じるってすごいこと。お話をいただいたときは嬉しかったですが、お受けするかは正直とても悩みました。でも今回挑戦させてもらい、演じる上では昔のものから現在のものまで、映像を見て徹底的にさんまさんを自分に刷り込みました。芸人同士の掛け合いのシーンがたくさんあるし、すごくいいセリフも多いです。さんまさんがジミーさんに言っているんだけど、それを通して後輩の芸人の方とか、お笑いの世界の方とかに言っているのかなって思うような…。これを見たら、よりお二人のことを好きになると思います。Netflixオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」は2017年夏、全9話を世界190か国同時配信。(text:cinemacafe.net)
2016年12月12日俳優の中尾明慶が、来年夏に世界190カ国で配信されるNetflixのオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~』(全9話)で、ジミー大西役を演じることが12日、明らかになった。同作は、明石家さんまが初めてプロデュースする連続ドラマで、さんまとジミーを中心とする強烈なキャラクターたちによる、ウソのようで本当に起こったエピソードを描くもの。さんまは「ジミーの話をさせていただいたら、誰もが驚いて爆笑するんですよ。だからいつか映像にできへんかなと思ってました」と温めていた構想であることを語り、ジミー本人は「全部本当の話で間違いありません」と認める。さんまに才能を見出されたジミー役を演じる主演の中尾は、オファーを受けて「動揺しましたし、自分にできるのかという不安でいっぱいで、撮影中はずっと必死でもがいている感じでした」と心境を吐露。さんまから「マネはしなくていいから、お前が考えてお前なりにやってくれればいい」とアドバイスを受けたことで、気持ちが楽になったという。そのさんま役を演じるのは、小出恵介。「お受けするかは正直とても悩みました」というが、「演じる上では昔のものから現在のものまで、映像を見て徹底的にさんまさんを自分に刷り込みました」と、役づくりに没頭したそうだ。このほかにも、尾上寛之、六角慎司、宇野祥平、中村靖日、八十田勇一、木南晴夏、中村育二、濱田マリが出演。さんまとジミーも登場する。
2016年12月12日●『ランチの女王』と犀原茜の共通点2010年にスタートした『闇金ウシジマくん』実写シリーズが、ドラマ『闇金ウシジマくん Season3』(7月18日~9月19日MBS・TBSほか)を経て、『闇金ウシジマくん Part3』(公開中)、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』(公開中)の2部作連続公開でフィナーレを迎える。山田孝之演じる丑嶋馨のライバルで、闇金融・ライノーローンの女経営者を怪演する女優・高橋メアリージュン(28)。『Part2』(14年)で誕生したオリジナルキャラをオーディションで勝ち取り、ドMの部下・村井(マキタスポーツ)をど突き回しながらの取り立てはシリーズでもすっかりおなじみだ。しかし……。完結してしまえば、もうあの狂ったような金切り声を聞くこともない。短期インタビュー連載「高橋メアリージュン、『闇金ウシジマくん』凶暴闇金・犀原茜の怪演記録と別れ」の最終回となる第3回は、『闇金ウシジマくん』シリーズ全作品を手掛け、「犀原茜の生みの親」でもある山口雅俊監督。スピンオフの可能性も探るべく、犀原茜ゴリ推しでインタビューを進めた。○キャスティングが難航した時の2つの手段――今回の取材は「犀原茜」のことのみうかがいます。今から2年前に公開された『闇金ウシジマくん Part2』の試写で、犀原をひと目見てから虜になってしまいました。原作の「滑皮」がベースになっているそうですね。Part2で愛沢(中尾明慶)がトラックに飛び込むシーンを撮りたいと思って、そのためには飛び込ませるだけの説得力のある存在が必要でした。原作の滑皮は男で、若琥会若琥一家二代目猪背組の幹部候補生。当初はその役でキャスティングを進めていたのですが、どうもピンとこなかった。キャスティングが難航した時に性別を変えてみるのはよくあることなのですが、原作キャラにとってはあまり良いことではありません。一方で、選べる対象は広がる。そんな経緯でとにかく女性を探すことになるわけですが、ここでもピンとこなかった(笑)。犀原のキャスティングには、2つの方法がありました。1つは、そんな役を演じるなんて夢にも思わない役者の起用。そしてもう1つは、あまり知られていない役者の抜てきです。結局はそのどちらでも決まらないまま、撮影がスタートしてしまいました。そして、マサル(菅田将暉)がピストルで丑嶋を襲撃するラストシーンの撮影日、場所は北新宿あたりだったと思います。撮影場所近くの公園にキャスティング候補の1人、高橋メアリージュンを呼んでやらせてみました。僕が何も言わずに立ち去ったので、メアリーは「落ちた」と思ったそうで(笑)。こちらとしては「なんとかなるかも」と前向きに考えていたのですけど。ただ、まだ何かが足りないとも思っていて。当時のメアリーは一般的にはまだまだ知られていない女優。彼女なら犀原を成立させられるかもしれないと期待して、今度はスタジオに呼んで本読みをしてもらいました。ただ、ドスの利いたセリフだけだと犀原は成立しない。そこで、犀原を「突然怒鳴る女」にしようと思いついて、まずはそこを理解してもらいました。キャラクターは内面と外面、両方から決めていくわけですが、外面から決めていくところで、1つのカタチが「突然怒鳴る女」。そこを設けたところで、ようやく「犀原茜」というキャラクターが浮かび上がってきたんです。○なぜ腕にネクタイを撒いているのか――スタジオ本読みの時点で手応えがあったわけですね。そこまでの確信は持てませんでした。なんとかいけるだろう、そんな感じです。その時点では「犀原茜」が物語にどれだけ重要なキャラクターになるのかは未知数。ただ丑嶋と拮抗するのは犀原しかいないと思ってはいました。「アウトローの女」は、体のラインが目立つ服装だったり、わりと派手な外見だったり偏りがち。あえてそれを避けるために、男物の靴のカカトを踏み潰し、大きめの黒パンツに上着は男物の白シャツ。僕としては最初からメアリーに確信があったわけではなくて、「なんとか凌げるかもしれない」が出発点。山田孝之くん演じる丑嶋のライバル的な存在にするには「凌げる」ではダメなので、さらに外見の要素を埋めていきました。役者はそれだけで動けるものではないので、ゲーテの言葉「涙とともにパンを食べた者でなければ、人生の本当の味はわからない」を役の内面の拠り所としました。かつて山田くんも出演し、僕がプロデュースしたドラマ『ランチの女王』(02年)でも、この言葉を引用しました。食事をしながら泣くということは、人生の大切な局面……そこには深い哀しみがあります。それを知っているのが犀原茜です。黒パンツに白シャツ。このシンプルな服装では色彩にも乏しくその内面性にもつながらないので、腕には多彩な色のネクタイを巻くことにしました。それはおそらく何かの形見だろうと。そうやって、内面と外面から「犀原茜」を形作っていきました。『ザ・ファイナル』では、なぜネクタイを巻くことになったのか明らかになります。丑嶋のルーツに触れると同時に、犀原はそこに深く関わるほどのキャラクターへと成長していったのです。――当然、その時点では『ザ・ファイナル』を想定していなかった。そうですね。外からの色味をつけようとした時に、犀原が泣きながらクローゼットからネクタイを取り出して巻いている姿がなんとなく浮かびました。●汚い食べ方と書きづらい名前の由来○『木枯し紋次郎』から受け継いだ食事の描写――スプーンを握るようにつかんで、下品に食べるシーンがとても印象的でしたが、そこのヒントは?食べ方については、原作の滑皮からヒントを得ています。「食べる」という行為は、主要な登場人物を描く上で大切です。僕がいつも参考にしているのは、市川崑監督の『木枯し紋次郎』。それまでの「渡世人」像は困った人を助けることが多かったのですが、市川監督が生み出した木枯し紋次郎は、助けを求められても「あっしにはかかわりのねえこと」と言います。厳しい境遇ですべての人を助けていたら自分の身が持たなくなってしまいます。結果的には助けてしまうんですけどね。話を元に戻しますと、その紋次郎が食事をするシーンが何回かあるんです。麦飯に薄い汁物、めざし。それらを紋次郎は全部汁かけご飯にしてしまって一気にかきこみます。味わって行儀よく食べるという教育を受けていない。食事に時間をかける意味もない。アンチヒーローの潔さがそこにはあって、犀原茜にもそれを感じました。原作で真鍋(昌平)さんが描いた滑皮の要素を借り、女性がそれを演じることによる衝撃も狙いの1つでした。○"書きづらい名前"の由来――「犀原茜」という名前にはどのような由来があるのでしょうか? 直筆ではなかなか書けない難しい名字です(笑)。実は、犀(サイ)という動物がとても好きで(笑)。以前、サイをある辞書で引いた時に「陸上でゾウの次に大きな動物」、カバを引いても「陸上でゾウに次いで2番目に次に大きな動物」と書いてありました。今回の話とは関係ありませんね(笑)。サイは個体数が減っていることもあって、強さと共に哀しみのようなものも感じます。そこが「犀原茜」という人物像にもつながります。そして、「フルネームで呼ばれるキャラクター」というのもポイントで、フルネームで呼ばれるためにはリズム感も重要になってきます。丑嶋、戌亥、柄崎、高田……下の名前が見えてこないキャラクターですが、『ザ・ファイナル』では幼なじみが丑嶋を「馨ちゃん」と呼ぶことによって、その少年時代が明らかになってきます。柄崎も母から「貴明」と呼ばれるシーンがある。「犀原茜」は昔からフルネームで呼ばれがちな人間だった。一方、部下の村井(マキタスポーツ)は、キャラクターとして「下の名前」は必要ありません。「村井」は記号でしかない。このあたりのことは脚本の段階から考えることはできますが、今回はそうではなく、撮影を進めながら決めていきました。○役者にとっての"当たり役"とは――そうやって内面と外面を擦り合わせて、初めて現場で高橋さんを見た時はどう思われましたか。やりはじめると入り込んでいけるタイプ。そして、何よりも「犀原茜というキャラクターに合っていた」ということに尽きると思います。――そのあたりのことをツイッターで「当たり役にはなかなか巡り合えないもの」とおっしゃっていましたね。そうですね。山田くんは世界にも名の知れた役者になりましたが、丑嶋馨は彼にとって大きな当たり役の1つ。「当たり役」には、その役者の演技力だけでなく、運というか「めぐり合わせ」も必要になってきます。メアリーでいえば、当時の彼女より有名な役者がやっても「当たり役」になるとは限らない。「当たり役」には、観た人の評価が大切で、「ハマり具合」と同時に「驚き」も必要です。その両方がないと、「当たり役」にはなりません。――突然の奇声、「村井!」という呼び方。犀原のセリフ回しは、『Part2』から『ザ・ファイナル』まで一貫した印象でした。イメージにぶれがない。演出する上で何か工夫があったのでしょうか。怒鳴るときの声量や「聞き取りづらいかすれ声」という声の特徴は伝えました。丑嶋もそうですが、内面が見えにくい人間なので、1回形を決めてしまえば、そのままずっと同じトーンで演じることができる。ドラマ『Season3』でセカンドの川村監督の演出回で犀原茜がハサミを投げつけた時に柱に刺さるシーンがありました。僕は全話の編集に立ち会うわけですが、脚本通りに撮れてはいるのだけれど、そのシーンにすごく違和感がありました。切ってしまうと話がつながらないので、「まぁ、しょうがない」と。後になってその違和感を思い出したんですよね。電話だったのかな? メアリーにその話をしました。僕はメアリーと一緒に「犀原茜」を作っていった立場として共有しておく必要があった。犀原はJPにハサミを投げる時に突き刺したりはしない。犀原は突き刺そうとしているのではなく、ハサミをただ相手に投げつけているだけ。あのシーンでいえば、偶然に突き刺さってしまった。「2人の中ではそういうことにしよう」と口裏を合わせました(笑)。キャラクターはブレてはいけない。僕とメアリーにとっては、それを「覚書」にしておくことはとても大切なこと。『Season3』DVD-BOXのキャラクター紹介でもわざわざそのことを書いたくらいです(笑)。――そのときは、まだ撮影が残っていたんですか?いいえ、すべて終わっていました(笑)。これは仕事に対する説明できないこだわりみたいなものです。メアリーは「確かにそうですね」とすぐに分かってくれました(笑)。●なぜ「犀原茜」を好きになるのか?――最初の登場シーンでは恐怖しかありませんでしたが、今回の『Season3』では思わず笑ってしまうことも。キャラクターの存在が「楽しみ」になっていったということですね。ただ、「恐怖」もどこかで引き出さなければいけない。悪いことをやり続けていると、そのこと自体に面白味が生まれてくるので、そのバランスはきちんと取らないといけません。パチンコ依存の債務者の手をドアでつぶすシーンが『Part2』にはありましたが、実は台本にはなかったんです。現場に向かっている時に思いついて、すぐに助監督たちに伝えました。登場できちんと恐怖を植え付けておくことが必要があるんだと。メアリーは体幹がすごくしっかりしていて、そういう面でも役柄に合っていました。債務者を金属バットで殴るシーンがあるんですが、腰の入り方がいいんですよね。躊躇なく振り抜いてしまう狂気がそこから生まれます。○今だから褒めたい「女優・高橋メアリージュン」――高橋さんは、山口監督がきちんとダメ出しをしてくれることをとてもありがたがっていました。そんな山口監督から、お褒めの言葉をいただきたいのですが(笑)。やっぱり真面目なところですかね。一緒のシーンが多いマキタスポーツさんとも雑談もしていないで集中しているようで。きっと、役に入っていくためのストロークを取ろうとしているんでしょう。犀原は丑嶋にとっての「脅威」でなければいけない。そのための努力が彼女からは伝わってきます。それは、「女優・高橋メアリージュン」の魅力の1つだと思います。『Part2』以降、自由に演技をしていても犀原の根幹となる部分は変わらない。彼女は犀原と同化する術を熟知しているので、僕から大きく芝居をつけることはなく、わりと自由にやってもらっていました。――今後、どのような役で彼女を起用してみたいですか?彼女の魅力がどのような時に生きてくるのかは、言葉ではなかなか説明しづらいのですが……犀原と同じような「当たり役」を見つける予感はあります。――スピンオフの可能性は? 個人的には何としても実現してほしいのですが……。そうですね(笑)。今はシリーズが完結したところなので……しばらくして、そういう時期がくれば考えてみたいと思います。――ここまで役の虜になるのは初めてのことなのですが、自分でも何がそうさせているのかうまく説明ができず……。ひょっとして、これが村井の感情なのではと思ったりします。犀原はわりと女性ファンが多いみたいですね。丑嶋は社会や人間の行き方を「警告」する者。犀原も同じような警告者なので、「警告してほしい」ということでは?(笑) 「それでいいのか?」と詰められたい欲求。アンチヒーローならではの感情だと思います。僕がオーディションにこだわる理由は……オーディションをやらなければ、「犀原茜」は成立しなかった。名のある俳優を指名したり、集められたプロフィールから決めたりするのもいいとは思うんですけど……単純に、面白くないなと(笑)。オーディションではいろいろな役をやってもらって決めていくこともありますが、どんな作品にも作品を成立させる上で「絶対に外せない役」というのがあります。そういう場合は、メアリーのように何度も足を運んでもらうことになるわけです(笑)。――そろそろお時間です。今はシリーズが完結してしまった寂しさでいっぱいです。なんとかスピンオフをお願いします!そうですね。機会があれば(笑)。■プロフィール山口雅俊兵庫県神戸市出身。フジテレビのプロデューサーとして、『ナニワ金融道』シリーズ(96年~/フジ)、『ギフト』(97/フジ)、『きらきらひかる』シリーズ(98年~/フジ)、『カバチタレ!』(01年/フジ)、『ロング・ラブレター 漂流教室』(02年/フジ)、『ランチの女王』(02年/フジ)、『ビギナー』(03年/フジ)など数々のユニークなドラマを手掛ける。2005年に独立し、株式会社ヒントを設立。『カイジ 人生逆転ゲーム』(09年/佐藤東弥監督)、『カイジ2 人生奪回ゲーム』(11年/佐藤東弥監督)を企画・プロデュース。『スマグラー おまえの未来を運べ』(11年/石井克人監督)、『ひみつのアッコちゃん』(12年/川村泰祐監督)では企画・プロデュース、脚本を手掛ける。深夜連続テレビドラマ『闇金ウシジマくん』シリーズ(Season 1、2)(10年、14年/MBS・TBS)で企画・プロデュース、演出を担当。映画版『闇金ウシジマくん』(12年)『闇金ウシジマくん Part2』(14年)でも企画・プロデュース、脚本を手掛けるとともに監督を務めた。(C)2014真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん2」製作委員会(C)2016真鍋昌平・小学館/「闇金ウシジマくん3」製作委員会・MBS(C)2016真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん3」製作委員会(C)2016真鍋昌平・小学館/映画「闇金ウシジマくん ザ・ファイナル」製作委員会
2016年11月12日デンマークのテキスタイルブランド・クヴァドラ(Kvadrat)が、16年4月にミラノサローネで発表した、デザイナー皆川 明によるテキスタイルコレクション「Akira Minagawa for Kvadrat」及び、インスタレーション「FOREST COMES HOME.」を10月26日から11月7日まで、東京・南青山にあるクヴァドラショールームにて特別展示する。クヴァドラは、多くのインテリアブランドや世界の美術館、ホテルなどが家具の張り地やカーテン、ラグ等で採用しているテキスタイルブランドであり、これまでに様々な分野で活躍するデザイナーたちとテキスタイルを開発してきた。16年4月のミラノサローネでは、「ミナ ペルホネン」のデザイナーとしてよく知られる皆川明とコラボレーションしている。同展では、皆川明の手掛ける繊細かつ深みのあるテキスタイルを展示。「FOREST COMES HOME.」=“森が家にやってくる”と名付けられたインスタレーションは、自然と暮らしの共存をテーマにはかない夢のような展示となっている。【イベント情報】「Akira Minagawa for Kvadrat in Tokyo」会場:Kvadratショールーム住所:東京都港区南青山3-4-6 AOYAMA 364 #103会期:10月26日~11月7日時間:9:00~18:00
2016年10月22日10月6日(木)今夜の日本テレビ系人気バラエティ「ぐるぐるナインティナイン」は人気企画「ゴチになります!17」を2時間スペシャルで放送。VIPチャレンジャーに女優の深田恭子、リオ五輪卓球メダリストの水谷隼選手が登場する。今回は「ゴチ」4年ぶりとなる“東京ディズニーリゾート”が舞台。ディズニーアンバサダーホテル内「エンパイア・グリル」のカリフォルニア料理をはじめとしたディズニーならではのファンタジックな料理が続々登場する。数々の賞を受賞した『下妻物語』や人気アニメを実写化した『ヤッターマン』をはじめ大河ドラマ「平清盛」、亀梨和也と共演した「セカンド・ラブ」や「ダメな私に恋してください」で主演するなど、様々な役柄をこなし、今年2冊同時発売した写真集「AKUA」と「This is Me」はともに大ヒット。33歳になった今もそのキュートな魅力と“天然キャラ”で男女問わず多くのファンを魅了する深田さん。そんな深田さんの魅力に岡村隆史も思わず虜に!? プライベートの食事は「自分で払う」派だという深田さんに「全然ごちそうしますよ!」と岡村さんが猛アピールする一幕も。その結果は放送で。さらに今回のスペシャル料理は制作期間に約1週間を費やしたというシンデレラ城をモチーフにしたディズニーならではの超スペシャル料理。あまりの美しさに一同騒然とした料理の美しさも必見だ。深田さんは出演最新作となる映画『超高速!参勤交代 リターンズ』が現在公開中。2014年に公開され大ヒットした『超高速!参勤交代』の続編となる本作。前作で通常8日間かかる行程を「半分の日数で参勤せよ」とムチャぶりされた磐城国の湯長谷藩の藩主・内藤政醇は、仲間らと知恵を振りしぼり、なんとか江戸にたどり着いた。めでたし、めでたし…と思いきや、今度は湯長谷で一揆が勃発!事態収拾のために、わずか2日間(前回のさらに倍速)で故郷を目指すハメに。参勤(行き)より怖い交代(帰り)の旅路。映画の冒頭で祝言を挙げる政醇とお咲は、早速“夫婦愛”を試される…という物語。寺脇康文、上地雄輔、知念侑李(Hey! Say! JUMP)、陣内孝則、西村雅彦らに加え、古田新太、渡辺裕之、中尾明慶、宍戸開、富田靖子、橋本じゅん、大鶴義丹らも参加。豪華キャストが湯長谷藩の“帰路”を盛り上げる。「ぐるぐるナインティナイン」2時間スペシャルは10月6日(木)今夜19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:超高速!参勤交代リターンズ 2016年公開(C) 2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会
2016年10月06日イケメン・高収入・高学歴な男性は、いつの時代も世の女子の憧れですよね。そんな条件を兼ね備えているとされるのが、慶應ボーイです。もともと家がお金持ちの慶應ボーイも多く、学生のうちから外車に乗っている人もチラホラ。中にはその輝く学歴と人脈をうまく生かして、就活戦線を突破し、有名企業に入社して1年目から年収600万円ゲット……なんて人もいるそう。ここはぜひとも、今のうちからお近づきになって、あわよくば玉の輿を狙いたいところ。とはいえ、日常生活を送る中で慶應ボーイなんてそうそう出会えませんよね。彼らと知り合うためには、いったいどこへ行けば良いのでしょうか?そこで今回は、慶應ボーイを直撃して突き止めた、「慶應ボーイが生息している場所」ベスト5をご紹介します。■5位:芝公園▽「キャンパスのある三田より、ちょっと歩いた芝公園でのんびり外飲みをしている方が多いかも」(3年・商学部)▽「授業が休講になると、よく芝公園に行って読書をしています」(2年・文学部)慶應大学のキャンパスがある三田駅から、隣の浜松町まで歩いたところにある芝公園。意外にも、三田そのものよりも芝公園にいる、という慶應ボーイが多くいました。そこで読書をしたり、天気のいい日は友達と外で飲んだり、お弁当を食べていたりするそう。大学生風の見た目で、芝公園で過ごしている人は、慶應ボーイの確率が非常に高いとのこと。ドラマによくある「公園での偶然の出会い」っぽく、「どんな本を読んでいるんですか?」なんて話しかけてみると、案外簡単に仲良くなれるかもしれません。■4位:自由が丘▽「日吉キャンパスから近いオシャレスポットなので、カフェ目当てによく行きます」(3年・法学部)▽「自由が丘のカフェは好きですね。美味しい居酒屋やバーも多くて好きな場所です」(4年・経済学部)慶應大学の日吉キャンパスから、東横線に乗って15分ほどで着く自由が丘。女子の間でおしゃれなカフェやお店がたくさんのスポットとしてもっぱら人気ですが、慶應ボーイ達もそんな自由が丘がお好きなようです。コーヒーの美味しい静かめなカフェが人気で、講義の合間にリフレッシュしたり、ちょっとした課題を落ち着いてこなすために行くことが多いようです。さすが慶應ボーイ、息抜きするにもオシャレですね。■3位:六本木▽「六本木でバイトしています。時給もいいし、雰囲気もいい」(4年・文学部)▽「森美術館が好きでよく行ってます。ヒルズでバイトしている友達も多いですね」(3年・薬学部)3位もオシャレスポット、六本木がランクイン。慶應大学三田キャンパスから歩いても20分ほどで到着でき、おしゃれなカフェやバーなどが立ち並びます。そんなこともあってか、六本木は慶應生のバイトやデート、遊びのメインスポットだそうです。特に多かったのが「六本木のカフェやバーでバイトしている」という声。六本木は時給も良く、雰囲気や客層も良いので働きやすいと慶應ボーイに人気のようです。もしも六本木でイケメンのアルバイトを見つけたら、話しかけてみてはいかがでしょう?簡単に慶應ボーイを発掘できるかもしれません。■2位:渋谷▽「飲み会はだいたい渋谷。あとはライブハウスに行く事も多いかな」(2年・商学部)▽「暇な時は渋谷で買い物したり、飲んだりしている。ナンパもだいたい渋谷でするかな」(4年・法学部)日吉キャンパスから東横線で1本で行ける渋谷が、2位にランクイン。サークルの飲み会や合コン、ナンパまでもだいたい渋谷がメインスポットだそう。なんと「学生証を見せながらナンパしたこともある」といった話まで飛び出しました。ナンパはうっとうしいかもしれませんが、もしも青と赤のラインの入ったシルバーの学生証を持っているようであれば、それは慶應ボーイ。顔面を見て、悪くなければお近づきになっておいてはいかがでしょうか。また、渋谷にはこれまたイケメン揃いと名高い、青山学院大学の学生も多く生息しています。渋谷で見つけたイケメン学生くんに声をかけてみれば、高確率で青学ボーイまたは慶應ボーイと知り合いになれることでしょう。隠れ美味しいスポットですね。■1位:日吉▽「メインキャンパスが三田だろうと、遊ぶ時は日吉」(2年・文学部)▽「週3ぐらいで日吉のラーメン屋に行く」(4年・理工学部)1位は、メインキャンパスの1つである日吉キャンパスのある、東横線日吉駅でした。とはいえ、三田よりも日吉にいるほうが多い、というのが意外。「日吉の方が、馴染みの店が多くて遊びやすい」とのことでした。日吉の商店街は「ひようら」と慶應生に呼ばれており、美味しいお店や居酒屋が立ち並んでいます。慶應ボーイは、昼はひようらでランチを済ませ、夜は通い慣れた居酒屋へ行き、日吉駅の待ち合わせスポット「銀玉」の前でおしゃべり、という生活を送っているのだとか。またこれまでの他の街に比べ、他大学の学生が少ない街でもあります。つまり、日吉でイケメン大学生を見つけたら、ほぼ慶應ボーイと思って間違いないそうです。ヒット率が非常に高いので、本気で慶應ボーイを捕まえるなら日吉が一番効果的なスポット。■ポイントは「東横沿線」の街メインキャンパスのある日吉や三田をはじめ、様々なところに生息している慶応ボーイ。調査してみて分かったポイントは、だいたいが「東横線沿線」を好んで生息している、ということでした。慶応大学に入学すると、まずは日吉キャンパスで授業があります。そのため、まずは東横線沿線に一人暮らしをする慶応ボーイが多いことが理由のようです。さて、これらのスポットには、夏休みでも慶応ボーイがうじゃうじゃ生息しています。これらのスポットで慶応ボーイをゲットして、玉の輿を夢見てみませんか。
2016年09月03日9月10日(土)より全国にて公開される『超高速!参勤交代リターンズ』に出演している佐々木蔵之介と「Hey! Say! JUMP」の知念侑李が8月31日(水)今夜放送のフジテレビ系バラエティー「TOKIOカケル」にゲスト出演する。城島茂、山口達也、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也ら「TOKIO」メンバーが毎回登場するゲストと大人の駆け引きを駆使したオリジナルゲームやトークを展開する当番組。「TOKIO」と駆け引きを繰り広げる心理戦のなかでゲストの意外な“素顔”が浮き彫りになるところが評判となっている。今回佐々木さんと知念さんを迎えて行うのは番組の恒例企画“生まれて初めて聞かれました”。2人が今まで聞かれたことがないであろう質問を「TOKIO」メンバーが考案。佐々木さんと知念さんはその質問が記入されたカードを引いて答えていくというもの。2人が「携帯番号を交換した最強芸能人」を自慢&40代独身の佐々木さんが同じく40代独身の城島さんと“幸せ”について語る…?これまでにない質問を受けて見えてくる2人の新たな一面をお見逃しなく。佐々木さん、知念さんが出演している『超高速!参勤交代 リターンズ』は2014年に大ヒットを記録した『超高速!参勤交代』の続編。前作で見事江戸への参勤を成し遂げた湯長谷藩だったが、そもそも参勤交代とは、<参勤>だけでなく、藩に帰る<交代>まで終えてこそ完結するもの。湯長谷藩の参勤交代は、まだ終わっていなかった…。今度は故郷を目指しゆっくり江戸を出発した一行だったが、その道中、湯長谷で一揆が起きたとの知らせが入る。2日以内に一揆を収めなければ、藩のお取り潰しは免れない。彼らは行きの倍の速さで帰るはめに。そしてなんとか命からがら湯長谷にたどり着くが、すでに城は乗っ取られた後だった。果たして彼らは城を奪い返し、民を守ることができるのか?今度はどんな作戦で挑む――!?キャストは佐々木さん、知念さんのほか深田恭子、寺脇康文、上地雄輔、陣内孝則、西村雅彦らが前作から続投するのに加え、古田新太、渡辺裕之、中尾明慶、宍戸開、富田靖子、橋本じゅん、大鶴義丹ら個性豊かな実力派俳優たちが新たに参加。前作の大ヒットから2年、よりパワーアップしての公開となる。『超高速!参勤交代 リターンズ』は9月10日(土)より全国にて公開。「TOKIOカケル」は8月31日(水)23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年08月31日9月10日公開の映画『超高速!参勤交代 リターンズ』のスペシャルセレモニー&完成披露試写会が3日、都内で行われ、佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、Hey!Say!JUMPの知念侑李、柄本時生、六角精児、中尾明慶、富田靖子、陣内孝則、西村雅彦、猿の菊千代、本木克英監督が出席した。2014年に公開されて第38回日本アカデミー賞で脚本賞、第56回日本ブルーリボン賞で作品賞などを受賞した映画『超高速!参勤交代』の続編となる本作。江戸幕府から無理難題を突きつけられた弱小貧乏藩が"超高速"で参勤交代を達成したが、帰りの道中にハプニングが起きて倍速で帰路につく、というストーリーとなっている。そんな本作の記念イベントが行われ、オリンピックも間近ということでタイトルにからめて「参勤ピック」と題した男性キャストによる7メートル走を実施。Hey!Say!JUMPの知念侑李、元高校球児の上地雄輔らがいる中、伊原剛志が1位でゴール。スターターを務めた深田は「伊原さん早かったですね! 絶対に一番になろうという、大人なのに頑張っている姿がいい絵でした」と絶賛し、伊原は「気づいたらみんな真剣に走ってなかったみたい。それよりも深田のチューがもらえると思って頑張りました」とキスを求めるも、深田に拒絶されて笑いを誘った。イベント後には完成披露の舞台あいさつが行われ、主演の佐々木は「ここの誰1人として続編があるとは思ってもいませんでした」と続編の製作に驚いたようだが、「本当にやり過ぎやぞ! というぐらいやり過ぎています。このやり過ぎ満載はこれで最後ですし、時代劇ってこんなに面白いの? と思っていただけたらと思います」とやり切った様子。その佐々木扮する湯長谷藩の殿様・内藤政醇の側室・お咲を演じた深田は「殿は温かく藩を思っているんですが、蔵之介さんの撮影チームを思う気持ちが本当に沢山あって、優しい現場でした」と大絶賛。褒められた佐々木は照れ笑いを浮かべながら「久しぶりの深田さんはきれいだったし、今も本当に美しいですよね。水着になっても着物になってもお美しいですよ」とべた褒めして深田を喜ばせていた。映画『超高速!参勤交代 リターンズ』は、9月10日より全国公開。
2016年08月04日2014年に公開されたコメディ時代劇『超高速!参勤交代』の続編『超高速!参勤交代リターンズ』のスペシャルセレモニー、その名も「SANKINPIC(サンキンピック) 2016」が8月3日(水)、都内で行われた。この日は主演の佐々木蔵之介をはじめ、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李(Hey! Say! JUMP)、柄本時生、六角精児、中尾明慶、富田靖子、陣内孝則、西村雅彦、本木克英監督が着物姿で登場。リオ五輪開幕が目前に迫るなか、タイトルにちなみ“超高速の男”を決めようと、男性陣が会場に敷かれた約10mの陸上トラック風カーペットで健脚を競った。結果は伊原さんが優勝し、深田さんから金メダルから授与されたが、欲張りな(?)伊原さんがキスをせがんだため、佐々木さんが慌てて制止するなど、やりとりが繰り広げられた。佐々木さんは「袴で走るのは『リターンズ』の撮影以来。距離は1000分の1にも満たないですが、本気で走りました」と晴れやかな笑顔。佐々木さんと恋に落ちる役どころの深田さんは、「打ち合わせでは皆さん、大の大人が本気で走るなんて…と言っていたのに、いざ始まったら、皆さんが真剣で、とても素敵でした」とホレボレしていた。また、惜しくも第2位だった知念さんは「最年少ですし、優勝しなければと一生懸命走りましたが、伊原さん、速かったです。リーチが足りなかったみたいです」と悔しそうに話していた。前作で通常8日かかる行程を「半分の日数で参勤せよ」と無理難題を命じられた磐城国の湯長谷藩の藩主・内藤政醇(佐々木さん)ら仲間たち。今度は江戸から戻る道中で、「湯長谷で一揆が発生した」という驚きの知らせが舞い込み、さらに倍のスピードで湯長谷を目指すハメになってしまう。『超高速!参勤交代リターンズ』は9月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:超高速!参勤交代リターンズ 2016年公開(C) 2016「超高速!参勤交代 リターンズ」製作委員会
2016年08月03日「NEW 天野明展 in 京都」が、京都造形芸術大学で開催される。会期は、2017年1月20日(金)から2月12日(日)まで。「NEW 天野明展 in 京都」は、現在「ジャンプ+」に連載される『エルドライブ【elDLIVE】』をはじめ、2004年から2012年まで「週刊少年ジャンプ」に連載され、さまざまな分野でメガヒットとなった『家庭教師ヒットマンREBORN!』、『PSYCHO-PASS サイコパス』の生みの親、漫画家・天野明にスポットをあてたもの。天野作品の美麗原画が120点以上並ぶほか、天野明が書き下ろしデザインした限定グッズなどを販売する。さらに、京都会場限定の映像も登場。『エルドライブ【elDLIVE】』の声優座談会や、『家庭教師ヒットマンREBORN!』アニメ10周年記念キャスト同窓会を上映する。その他、コラボカフェも運営される予定なので、ファンにはたまらないイベントになりそう。なお、本イベントは、京都造形芸術大学とアニメショップ「アニメイト」の連携プロジェクト「ワンソース・マルチユース」の第一弾として開催されるもの。マンガやアニメーション、映画、ゲーム、小説、グッズなど、複数の分野に跨って人気を博すメガヒットコンテンツのつくり手と伝え手、売り手の現場を大学内に持ち込み、学生たちにワンストップでの学びの場にしてもらおうという企画だ。【概要】NEW 天野明展in京都会期:2017年1月20日(金)~2月12日(日)※2017年2月1日(水)・2日(木)は閉館会場:京都造形芸術大学住所:京都市左京区北白川瓜生山2-116 瓜生館2階および人間館1階 ギャルリ・オーブ開催時間:10:00~19:00(各日最終入場時間は18:30)入場料:瓜生館2階 無料、ギャルリ・オーブ 800円(税込)TEL:075-791-9122
2016年07月18日堤幸彦が構想に20年を費やしたという企画を向井理を主演で映像化したTBS系金曜ドラマ「神の舌を持つ男」の第2話が7月15日(金)今夜放送される。本作は脚本・櫻井武晴、演出・堤幸彦、プロデューサー・植田博樹という最強タッグが、向井理、木村文乃、佐藤二朗ら強力な俳優陣を迎え制作した“堤ワールド”集大成とでもいうべき作品。物語は全国の秘湯と呼ばれる温泉地を舞台に、向井さん演じる舌に乗せたものをガスクロマトグラフィーばりに分析する能力“絶対舌感”を持つ青年・朝永蘭丸(ともながらんまる)が、木村さん演じる2時間サスペンスドラママニアのウザカワ女・甕棺墓光(かめかんぼひかる)、佐藤さん演じる宮沢寛治(みやざわかんじ)とひょんなことから出会い、一台のボロ車に乗って温泉宿で寝食を共にしながら、謎の温泉芸者「ミヤビ」を探し求めて日本全国を旅するコミカルミステリーになっている。今夜放送の第2話では、ミヤビがいると聞き「鐵友温泉」へと向かう蘭丸、 光、 寛治の3人は、女将・順子(山村紅葉)と湯守の重吉(徳井優)が夫婦で切り盛りする温泉宿「南出田楼」に辿り着く。そこは近年客足が途絶えており閉業寸前だった。蘭丸が宿でミヤビの行方を聞いていると、2人の客を連れて10年ぶりに帰ってきた順子と重吉の長男・天童(中尾明慶)が突然旅館を継ぐと言い出し2人と大喧嘩。さらに麓から女性の悲鳴が聞こえて蘭丸らが駆けつけるとミヤビが走り去っていくところだった。慌ててミヤビを追おうとする蘭丸。しかし光が男性の死体を発見する…という物語が展開する。金曜ドラマ「神の舌を持つ男」第2話は7月15日(金)22時~TBS系で放送。(笠緒)
2016年07月15日