思わず口ずさみたくなる、のだめの弾く曲音楽を題材にしたマンガ作品には、さまざまな楽曲が登場します。音は聞こえないマンガながら、なかにはまるで曲が鳴り響いているような臨場感たっぷりの作品も。そこで20代女性に、誌面から音楽が聞こえてくるようなマンガを選んでもらいました。>>男性編も見るQ.誌面から音楽が聞こえてくるようなマンガは?(複数回答)1位『のだめカンタービレ』64.4%2位『NANA』24.9%3位『ピアノの森』11.3%4位『BECK』9.5%5位『下弦の月』8.9%■『のだめカンタービレ』から音楽が聞こえる?・「キャラの表情や、周囲に花が飛んでいる演出が楽しい。知らない曲が出てきたらぜひ聞いてみたいと思う」(26歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「音楽を言葉として表している。表情や情景描写で、すごく分かりやすく感じるから」(22歳/医療・福祉/専門職)・「その曲を知らないのに口ずさみそうになるから」(25歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「読んでいると、音楽が頭の中で鳴っている」(22歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「実際にある曲なので想像しやすい」(23歳/食品・飲料/技術職)■『NANA』から音楽が聞こえる!?・「すべての歌っているシーンが、動画のように感じられる」(24歳/食品・飲料/技術職)・「映画化もされていて、音楽がイメージしやすい」(25歳/建設・土木/技術職)・「もうすでに頭の中で中島美嘉さんが歌っている歌が流れている。映画のイメージが強い」(27歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「実際にアニメでは歌唱キャストまでいたので、必然的に浮かんでくる」(27歳/小売店/販売職・サービス系)■『ピアノの森』から音楽が聞こえる!?・「優しいタッチの絵柄もすてきだから」(23歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「静かできれいなメロディが聞こえてきそう」(27歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)・「『のだめカンタービレ』も同じジャンルではあるけど、感情面の盛り上がりは『ピアノの森』の方がすごい」(24歳/その他/販売職・サービス系)■『BECK』から音楽が聞こえる!?・「バンドの音楽が聞こえてきそうなくらいリアルだから」(21歳/電力・ガス・石油/営業職)・「映画のCMの影響」(28歳/情報・IT/技術職)・「ライブの絵に臨場感がある」(28歳/情報・IT/技術職)■『下弦の月』から音楽が聞こえる!?・「常にに重めのクラシックが聞こえてくるようです」(23歳/商社・卸/営業職)・「ピアノの音が聞こえてきそうなくらい幻想的」(27歳/商社・卸/事務系専門職)・「単行本の表紙からクラシックが流れてきそうな気がするから」(27歳/自動車関連/事務系専門職)■番外編:このマンガから音楽が聞こえる!?・『デトロイト・メタル・シティ』:「『すごいメタルなんだろうな』と、いつも想像しながら読んでいる」(26歳/アパレル・繊維/販売職・サービス系)・『けいおん!』:「アニメで使用された曲を聞いているため、ページをめくると曲が耳によみがえってくる」(23歳/医療・福祉/専門職)・『無頼男―ブレーメン―』:「大きな音を聞いて圧倒されてしまうような感覚に似たものを感じたから」(27歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)総評64%以上の支持を得て見事1位に輝いたのは『のだめカンタービレ』。アニメやドラマ化・映画化されたため、「音楽がイメージしやすい」という人が多数いました。また、のだめが演奏しているシーンでは花が飛ぶなど、音楽の表現描写も評価されていました。マンガに登場するクラシックを実際に聞いてみる楽しみもあります。2位は、ロックな音楽が聞こえてきそうな『NANA』。アニメでは歌唱キャストを土屋アンナさんが担当したほど音楽に力が入った作品です。中島美嘉さんが出演した映画のイメージから「今も頭の中で歌が流れている」という意見も寄せられました。NANA starring MIKA NAKASHIMAとして発売された『GLAMOROUS SKY』をカラオケで歌ったことのある人も多いはず。同じく矢沢あい作品の『下弦の月』は5位。こちらは、重々しいピアノの音が響いてきそうなシリアスな内容の作品です。3位は、森の中で育った主人公、カイがピアニストとして才能を開花させていく『ピアノの森』。「静かできれいな音楽が流れてきそう」な感動的な物語です。4位は水嶋ヒロさん、佐藤健さん出演で映画化された『BECK』。ロックな音楽が聞こえてきそうなライブシーンを見て、「臨場感がある」と支持する意見がありました。3位の『ピアノの森』はアニメ化、ほかはすべて映画化された作品がランクインしました。映画を見たとき、「頭の中で想像していた曲とは違う!」と思うかもしれませんが、それもまた楽しみの一つ。『のだめカンタービレ』や『ピアノの森』などに登場するクラシックの曲は、実際に存在するのでCDを買って聞くのもいいかもしれません。あまり親しみのない音楽に触れるときは、マンガからスタートするのもおすすめです。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2011年7月13日~7月31日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性559名(その他と回答した53人を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】アニメに出てきた食べ物で食べてみたいもの【ランキング女性編】カラオケで歌うと必ず盛り上がるアニソンランキング【ランキング女性編】実写映画化してほしいマンガランキング完全版(画像などあり)を見る
2011年09月23日ピアノの音色が頭の中で流れ出す!!ロックにクラシック、ヘビメタなど音楽をテーマにしたマンガはたくさんあります。読んでいて、頭の中で曲が流れている気分になることもしばしば。そこで20代男性に、誌面から音楽が聞こえてくるようなマンガを選んでもらいました。>>女性編も見るQ.誌面から音楽が聞こえてくるようなマンガは?(複数回答)1位『のだめカンタービレ』49.3%2位『BECK』19.0%3位『NANA』15.2%4位『けいおん!』13.7%5位『デトロイト・メタル・シティ』8.5%■『のだめカンタービレ』から音楽が聞こえる!?・「もともとクラシックの音楽を知っているせいもあるかもしれないけど、頭の中を音楽が流れる」(27歳/小売店/販売職・サービス系)・「アニメやドラマの効果もあって、聞こえる気がする」(25歳/機械・精密機器/技術職)・「のだめが無心になってピアノをはじいているシーンがあると、いちずな音楽が聞こえてきそう」(27歳/その他/事務系専門職)・「ピアノの音色は一番頭に浮かびやすい気がする」(24歳/情報・IT/事務系専門職)・「誌面から迫力を感じる」(24歳/金融・証券/営業職)■『BECK』から音楽が聞こえる!?・「ライブのシーンが秀逸!!」(23歳/マスコミ・広告/営業職)・「歌っているシーンが印象的だから」(28歳/情報・IT/技術職)・「ロックな音が聞こえてきそうだから」(28歳/学校・教育関連/専門職)・「演奏している様子が白熱しているから」(27歳/団体・公益法人・官公庁/専門職)■『NANA』から音楽が聞こえる!?・「中島美嘉さんが歌っていた曲が聞こえてきそう」(27歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「アニメで聞いた印象があるから」(29歳/ソフトウェア/技術職)・「ロックな歌が絵からも聞こえてくる」(26歳/警備・メンテナンス/営業職)■『けいおん!』から音楽が聞こえる!?・「和むというか、楽しめる歌を歌っているんだろうなと」(28歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)・「アニメを結構見ていたので、読み直すと声や曲がよみがえる」(25歳/電機/事務系専門職)・「放課後の部室の音楽が聞こえてきそうだから」(28歳/情報・IT/技術職)■『デトロイト・メタル・シティ』から音楽が聞こえる!?・「インパクト抜群な曲が聞こえてきそう」(27歳/ソフトウェア/技術職)・「クラウザーさんの歌が魂の叫びとして聞こえる」(25歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「激しいデスメタルが聞こえそうだから」(27歳/運輸・倉庫/技術職)■番外編:このマンガから音楽が聞こえる!?・『ソラニン』:「映画の曲が印象的だったから」(24歳/情報・IT/技術職)・『ピアノの森』:「クラシック音楽がよく分からなくても、心地よい音楽を聞いているような気になれる」(26歳/商社・卸/営業職)総評50%近い支持を得て見事1位に輝いたのは『のだめカンタービレ』。ドラマ、映画、アニメなどを実際に見た人も多く、作中のクラシックが頭に流れてくるという意見が多数。「誌面から迫力を感じる」という意見が出るほどの力強い演奏シーンも必見です。作者の二ノ宮知子さんは連載前には楽譜も読めなかったそう。基礎を教わりながら描いただけあって、クラシックにあまり詳しくない人でも楽しめる作品になっています。マンガに登場するクラシックを集めたCDも発売されているので、聞きながら読むとより一層マンガの世界に浸れるかも。2位は水嶋ヒロさん、佐藤健さんなどの出演で実写映画化された『BECK』。迫力あるライブシーンに対して、「ロックな音楽が聞こえてきそう」という意見が寄せられました。同じくロックな音楽が感じられそうなのは3位の『NANA』。実写映画では主人公の大崎ナナを中島美嘉さんが演じ、アニメでは歌唱キャストとして土屋アンナさんが担当。彼女たちの歌を聞きながら読みたくなる作品です。女子高生バンドの活動を描いた『けいおん!』は4位。主題歌や劇中歌など多くの関連楽曲CDがチャートの上位にランクインし、音楽にも注目が集まりました。どぎつい歌詞とヘビーメタルの曲がガンガン鳴り響きそうな『デトロイト・メタル・シティ』は5位に選ばれました。こちらも松山ケンイチさん主演で映画化されたので、作中の気になる歌を実際に聞くことができます。実写化された作品が多数ランクインした今回のランキング。マンガを読んでいるだけで音楽が鳴り響くような感覚が味わえますが、ドラマや映画のサントラを併せて聞けば、マンガの世界観をより深く理解できそう。原曲が現実に存在しない音楽の場合は、自分の頭の中で創造する楽しみもありますよね。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2011年7月13日~7月31日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性211名(その他と回答した26人を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】アニメに出てきた食べ物で食べてみたいもの【ランキング男性編】カラオケで歌うと必ず盛り上がるアニソンランキング【ランキング男性編】実写映画化してほしいマンガランキング完全版(画像などあり)を見る
2011年09月23日2AM、イム・ジョンヒ、8eight(エイト)が9月19日、東京・C.C.Lemonホールで開催されたK-POPイベント「KMF2011(4th 韓流ミュージックフェスティバル)」に出演し、ライブを行った。2AMら「KMF2011」のライブの写真同イベントは、音楽を通じて日韓の交流を深めるとともに、アジア貧困地域子供教育支援(Good Friends Save the Children)のチャリティとして、2008年より毎年9月に行われてきた。4回目となる今回は、東日本大震災を受け「音楽の力で疲れた心や心の傷を癒し、元気になって夢と希望を取り戻すこと」をテーマに“Drum Hope!~奇跡のコラボ~”と題し開催。被災した石巻市立雄勝中学校の生徒たちの和太鼓演奏がスタートを飾った。津波によってすべての和太鼓が流されてしまったため、拾ってきたタイヤにビニールを何重にも張ったものを使っての演奏で、力強い感動的なステージとなった。トリを努めた2AMは、昨年のKMFに続き2回目の出演。『電話に出ない君へ』などをしっとり歌い上げ、2PMの『Again&Again』をアカペラ披露して会場を沸かせた。そして、来年の日本デビューに向け、「日本語曲を1曲レコーディングしました。これからも素敵なステージをお見せします」(チャンミン)と意気込みを語った。“奇跡のコラボ”のタイル通り、2AMのチャンミンと8eightのイ・ヒョンによるユニット「Homme」のスペシャル・コラボも実現。『ご飯だけはよく食べて』と『男だから笑うんだ』を日本初披露した。また、2AMのチョ・グォンとイム・ジョンヒのコラボでは、息の合ったハーモニーで会場を酔わせ、イム・ジョンヒは「後輩と一緒のステージに立てたことがうれしかった」とコメントした。8eightは『その唇をふさいでみる』など3曲を披露。リーダーのイ・ヒョンは「素晴らしい趣旨の元、日本での初公演ができてうれしいです。これからも日本で活動できるように頑張りたいです」とコメント。イム・ジョンヒは、最新曲『Golden Lady』やパク・ヒョシンの『雪の華』(原曲:中島美嘉)などを熱唱した。なお、同主催のK-POPイベント「GOOD FRIENDS CHARITY PREMIUM CONCERT 2011」が、11月20日(日)に奈川・横浜アリーナで開催されることが決定している。FTISLAND、BEAST、TEENTOP、G.NA、Apinkの5組が出演する。詳細は公式サイト(まで。
2011年09月21日映画『アンフェア the answer』が公開され、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた上映後の舞台挨拶に、主演の篠原涼子と共演者の佐藤浩市、山田孝之、大森南朋、寺島進、そして佐藤嗣麻子監督が豪華に顔をそろえ、公開初日を迎えた喜びを語った。本作は、篠原さん主演で2006年に放映された人気TVドラマ(CX系)の劇場版第2弾。前作から約4年後、北海道の紋別警察署に異動になった刑事・雪平夏見(篠原さん)が、連続殺人の容疑をかけられたことから自分を陥れた巨大な陰謀と黒幕の正体を暴くために型破りな捜査を続ける姿を描く。出演者全員が敵か味方かわからないという怪しいキャラクターを演じ、作品をより面白く魅せている。まずは主演の篠原さんが「今日は、なんて幸せなんだろう」と初日を迎えた喜びを観客に伝えた。篠原さん自身、役との共通点はあまり見当たらないというが、バツイチ、子持ち、大酒飲みだが、検挙率ナンバーワンの美人刑事・雪平に愛着を感じている様子。この役は篠原さんの女優魂を大いに刺激したようだ。劇中、男性キャストの中の紅一点の立場の篠原さんは、「こんな幸せなことは無い。魅力的で大好きな方たちに温められているという、そんな幸せな毎日でした」と現場をふり返っていた。この日、胸の大きく開いたシャッにミニスカに生足という衣裳で登場した篠原さんに、共演者たちは釘付けの様子。佐藤さんは「ドキドキですよね」と照れ笑い。山田さんも「きれいですね」と同調。寺島さんにいたっては、「雪平のときにも素足にピンヒールでした。色っぽいんですよね。現場ではそればかり見ていました」と告白する場面も。それに加えて、篠原さんの現場での気遣いや気配りについて口々に絶賛していた。そんな様子を見ていた佐藤監督が、客席に向かって「いかがでしたか?」と問いかけると、観客からは大きな拍手が返された。「ご期待に添えてよかった!」と満面の笑み。今年2月にクランクインし、4月に都内でクランクアップした本作。船上イベント(8月25日)や大阪など主要都市でのキャンペーンなど、現在第2子を妊娠中の篠原さんだが、本作のPR活動を精力的に展開中。そんな篠原さんに、監督からサプライズレターが贈られた。初めて会ったときの印象や頑張る篠原さんへのいたわりの言葉など、たくさんの監督の想いがつづられた手紙が読まれると、あふれた涙が止まらない篠原さんだった。今回、歌手の中島美嘉が本作のために作詞を手がけ、リリースする新曲「LOVE IS ECSTASY」も話題となっている。『アンフェア the answer』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:アンフェア the answer 2011年9月17日より全国東宝系にて公開© 2011 アンフェア製作委員会■関連記事:篠原涼子、生まれてくる子の性別は「元気ならどちらでも」篠原涼子インタビュー弱さを全力で体現、凛々しくも守ってあげたい女性像篠原涼子、初のベッドシーンを前に監督と“練習”!新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設劇場版『アンフェア』続編に佐藤浩市、山田孝之、大森南朋が新たに参戦!
2011年09月17日映画公開記念イベントに登場17日公開の映画『アンフェア the answer』。人気シリーズの完結編として注目されているが、公開に先駆け、14日、都内で公開記念イベントが行われ、主演の篠原涼子と本作の主題歌を担当した中島美嘉が登場した。先日、第2子の妊娠を発表した篠原だが、この日も元気に登場。第1子を授かった際も、前作『アンフェア the movie』(2007)の公開後であったことから「『アンフェア』をやると幸せが訪れるようでうれしい」ともコメントしたそうだ。浴衣&和服でクールにしっとり美しく☆“女子会トーク&ライブ”をテーマに開催されたこのイベント。約400人の女性が浴衣で参加し、篠原涼子と中島美嘉もそれぞれ和服姿で登場した。篠原は、役柄の雪平刑事をイメージし、黒を効果的に取り入れたクールな装いで、会場からは「キレイ」の声が多くあがったという。イベントでは、最後に中島美嘉が主題歌『LOVE IS ECSTACY』を熱唱。主人公・雪平夏見の気持ちを歌に込めたというこの曲で、会場を一つにした。全国東宝系にて公開の本作。人気シリーズ見納めとして、ぜひチェックを。元の記事を読む
2011年09月17日篠原涼子主演の刑事ドラマ『アンフェア the answer』の公開記念イベントが14日に都内で開催され、篠原と本作の主題歌を手がけた中島美嘉が登場した。イベントの模様“女子会トーク&ライブ”と題して行なわれた今回のイベントには約400人の女性が浴衣を着て来場。篠原も「クールな雪平のイメージで、黒を交えて粋な感じで整えてみました」と和服姿で登壇すると、会場からは「キレイ」「可愛い」と歓声が上がった。先日、第2子妊娠を発表した篠原は第1子も前作『アンフェア the movie』(2007年公開)の後に授かったことで「『アンフェア』をやると幸せが訪れるようで嬉しい」と笑顔を見せた。観客から「“アンフェア”な人は誰ですか?」と質問された篠原は「共演者の中には見当たらないですが、今回は佐藤監督が“アンフェア”でした。撮影中は地味な格好をしていたのに、映画のキャンペーン中は、見違えるほどキレイな姿で、私よりも目立っていて、この人が一番“アンフェア”だと思った」と、TVドラマで脚本を担当し、“雪平夏見”の生みの親とも言える本作の佐藤嗣麻子監督の名を上げた。最後に『アンフェア』のファンだという中島が「主人公・雪平夏見の気持ちを出来るだけ歌に込めた」という主題歌『LOVE IS ECSTACY』を熱唱し、イベントは終了した。映画『アンフェア…』は、篠原が敏腕刑事の雪平夏見を演じたTVドラマ、2007年に公開された『アンフェア the movie』に続くシリーズの完結編。連続猟奇殺人の容疑をかけられてしまった雪平の孤高の逃走劇を描き、警視庁内部、東京地検を巻き込んだ緊迫の攻防が繰り広げられる。『アンフェア the answer』9月17日(土)より全国東宝系にて公開(C)2011「アンフェア」製作委員会
2011年09月15日まもなく公開の『アンフェア the answer』主演の篠原涼子と主題歌を担当した中島美嘉が9月14日(水)、都内で行われた“女子会”試写会に和装で登壇。中島さんは主題歌「LOVE IS ECSTASY」を熱唱した。TVドラマとして人気を博した「アンフェア」の劇場版第2弾。ネイルガンを使用した連続殺人事件の捜査線上に、北海道に赴任中の雪平(篠原さん)の名前が…。これまでに示唆されてきた様々な謎の答えが明らかになる。「雪平をイメージした」という大人の色気ムンムンの篠原さんと「髪も短いので、かわいめのポピー柄を選んだ」という中島さん。この日は事前に寄せられた質問に2人が回答してくれた。最初に「美貌を保持する秘訣」を尋ねられた篠原さんは「年齢を重ねると体脂肪がドンドン上がってきますからね(苦笑)。食事に気を付けて運動を心がけています」。一方、「色気を出すにはどうしたらいい?」という質問に中島さんは「私ですか!?私もほしいです」と困惑した表情。劇中の篠原さんを「メチャクチャ色っぽいけどイヤらしくなくて、かっこいいんですよ」と絶賛した。その篠原さんが司会者に促され、チラリと客席に向かってふり返りセクシーなうなじをのぞかせると、女子で埋まった客席からは歓声がわき上がった。「男に生まれ変わったらしてみたいこと」で篠原さんが挙げたのは「立ちション」。「どういう感じなのか?壮大な気持ちになるのか?やってみたい」と興味津々の様子だった。さらに「ドキッとする男性のしぐさ」を尋ねると、篠原さんは「新聞を難しい顔で読んでいたり、仕事しているときの難しい眼差し」に思わずドキッとすることを告白。ダンナさま(市村正親)は眉間にしわを寄せて新聞を読む姿が似合いそうだが…。一方の中島さんは「足を組んだときの太もも」にドキッ!とするそう。「脚フェチ?」と突っ込まれると「そうだと思います」と笑顔で語っていた。最後の質問は先日、第二子の懐妊(3か月)を発表したばかりの篠原さんに。第一子は男の子だったが「次はどちらがいいですか?」。篠原さんは「授かったことが一番嬉しいので、元気に生まれてきてくれたらどちらでもいいです」と幸せいっぱいの笑み。中島さんも「おめでとうございます」と笑顔で祝福の言葉をかけた。この後のライヴでは、中島さんは和装から一転、先ほどの「私も色気がほしい」などという言葉が嘘のような、美脚をギリギリまで露出したセクシー衣裳で再登場。この日リリースされたばかりの「LOVE IS ECSTASY」を力の限り熱唱し、力強い歌声に会場は酔いしれた。『アンフェア the answer』は9月17日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:アンフェア the answer 2011年9月17日より全国東宝系にて公開© 2011 アンフェア製作委員会■関連記事:篠原涼子インタビュー弱さを全力で体現、凛々しくも守ってあげたい女性像篠原涼子、初のベッドシーンを前に監督と“練習”!新宿コマ劇場の跡地に地上130メートルのシネコン&ホテル建設劇場版『アンフェア』続編に佐藤浩市、山田孝之、大森南朋が新たに参戦!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第14回)頼りになる“アネゴ”女優は?
2011年09月14日角田光代のベストセラー小説を井上真央、永作博美主演で映画化したヒューマンドラマ『八日目の蝉』。先月劇場公開されて1か月、現在本作のFacebook上の公式ファンページでは映画にちなんで「本当に罪深い人は誰なのか?」と題し、投票キャンペーンが実施されている。主人公は不倫相手の赤ん坊を誘拐した希和子(永作さん)。愛情を注ぎ精一杯母親になろうとするものの4年の逃亡の末、逮捕されてしまう。そして誘拐された赤ん坊・恵理菜(井上さん)は生みの親元に戻るものの自分の居場所が見つけられず、心を閉ざしていく。そして、皮肉にも希和子と同様に恵理菜は不倫相手の子供を身籠ってしまい…。映画では愛情を十分に受けることなく育った恵理菜の姿が重点的に描かれているが、この状況を生み出した原因は彼女をとりまく人々にもあるはず。そこで、現在Facebookのファンページでは、「『八日目の蝉』の中で本当に罪深い人は誰なのでしょう?」と銘打って投票企画を開催。彼女と関わりを持つ登場人物たちが対象となるが、今回該当するのは以下の5人である。・野々宮希和子:恵理菜を誘拐し、4年間の逃亡生活で愛情を注ぐ育ての母。・秋山恵津子:恵理菜の生みの母。誘拐を機に母娘の関係をうまく築けず、もがき苦しむ。・秋山丈博:恵津子の夫で、希和子と不倫関係の間柄。・岸田孝史:大人になった恵理菜の不倫相手。・エンゼル:希和子と恵理菜の身をかくまった女性専用駆け込み寺の経営者。ちなみに5月24日(火)時点の中間結果では、1位が秋山丈博で、2位と100票差をつけてトップを爆走中。女性から見ると予想通り(?)の結果かと思うが、この結果を実際に丈博を演じた田中哲司からはこのような返答が返ってきた。「本当に申し訳ありませんでした。諸悪の根源は私にあります。心より反省いたしております」。果たして、あなたが思う“罪深い”人は誰?『八日目の蝉』は全国にて公開中。『八日目の蝉』Facebookファンサイト■関連作品:八日目の蟬 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「八日目の蟬」製作委員会■関連記事:井上真央、『八日目の蝉』初日にセミの絵のワンピースで登場!小池栄子インタビュー主人公の傍で感じた強き心「愛情によって人は救われる」中島美嘉が復帰後初の歌声披露、井上真央は感激の涙三池崇史監督、永作博美の授乳シーンに思わず興奮!?「オレが演出したかった」井上真央×永作博美 実力派女優が共演『八日目の蟬』試写会に25組50名様ご招待
2011年05月24日映画『八日目の蝉』が公開を迎え、4月29日(金・祝)に都内劇場で行われた舞台挨拶に、井上真央、永作博美、小池栄子、森口瑤子の女優陣と成島出監督が出席した。角田光代のベストセラー映画化した本作。赤ん坊の頃に父親の愛人に誘拐され、4歳になるまで育てられた恵理菜(井上さん)が、大人になって自身も愛人の子を妊娠。複雑な思いを抱えて、誘拐犯で育ての親である希和子(永作さん)が、かつて自分を連れてたどった旅路を歩みながら自分と向き合っていく姿を描く。「真央ちゃん!」という観客からの大歓声に迎えられた井上さんは笑顔で「蝉の絵がついたワンピースです!」とニッコリ。「悩みぬいて、ぶち当たりながら、ひとつの光、違う景色が見られるのを信じてやってきました」と撮影をふり返った。永作さんは、これから映画を観る観客を前に「観終わって感じるもの、付いてくるもの…余韻のようなものが、みなさんにいま必要なものなのではないか、と思っています」と語りかけた。恵理菜の生みの母親を演じた森口さんも、娘との距離を埋められずに悩む母親役にかなり苦戦したようで「悩みに悩み抜いた」と告白。現場での監督との関係を「学校の先生と生徒のようだった」とふり返った。小池さんは、一緒に撮影に臨むことが多かった井上さんを“戦友”として「井上さんがいなかったらやりきることができなかった」と感謝の思いを口にした。井上さんも「同じく(笑)。辛いときも(小池さんが)そっと黙って隣にいてくれました。出会えて良かったです」と語り、深い絆をうかがわせた。永作さんは、幼少時代の恵理菜を演じた子役の渡邉このみとのシーンが多かったが「このみにいっぱい遊んでもらいました。一緒にご飯食べたり、シールを貼ったり(笑)」と楽しそうに述懐。すると、このみちゃんがカーネーションの花束を持って舞台に登場し、一人一人に花を手渡した。このみちゃんの「みなさん、観に来てくれてありがとうございます」と大人顔負けのしっかりした挨拶に客席からは温かい拍手が沸き起こった。『八日目の蝉』は全国にて公開中。■関連作品:八日目の蟬 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「八日目の蟬」製作委員会■関連記事:小池栄子インタビュー主人公の傍で感じた強き心「愛情によって人は救われる」中島美嘉が復帰後初の歌声披露、井上真央は感激の涙三池崇史監督、永作博美の授乳シーンに思わず興奮!?「オレが演出したかった」井上真央×永作博美 実力派女優が共演『八日目の蟬』試写会に25組50名様ご招待難題や事情を抱えた世の女性たちへ『八日目の蝉』成島出監督が花束のエール!
2011年04月30日“母”を描いた映画は数えきれないほど多くある。だが角田光代のベストセラーを映画化した『八日目の蝉』では“母親ではない者”、“母になれなかった者”の視点から「母とは?母性とは何か?」を問いかける。全ての女性に生みの親は存在するが、彼女たちはどのようにして母になるのか?そこにはどんな“資格”が必要なのか――?主要キャストのひとり、小池栄子が演じた千草はこの物語において、心に傷を負い、いまなお闇の中に生きる“当事者”であると同時に“傍観者”として主人公・恵理菜(井上真央)の旅路を見守る存在。小池さん自身は、この旅の中にどのような答えを見出したのか?「母と娘なのに“女同士”って言葉が浮かんでくる」不倫相手の娘を誘拐し、逃亡生活を送りながら我が子として育てる希和子(永作博美)。4年ののち、彼女は逮捕され娘は実の親の元に帰されるが、4年という歳月に隔てられた実の親子の距離が埋まることはなかった。やがて成長した彼女もまた妻子ある男性を愛し、子供を身ごもる。「愛の力のすごさ――」。小池さんはこの物語をそんな言葉で表現する。シンプルだが、そこに彼女の様々な思い…正解の見つからない答えがある。「生みの親か育ての親かっていう話になってくるんですが、愛情によって人は助けられるんだっていうことは、恵理菜を見て思った。恵理菜に会ったことで愛情を知った千草もまた新しい一歩が踏み出せるだろう、とも。印象的だったのが、希和子がラブホテルで、泣きわめいている赤ちゃんにおっぱいをあげようとするけど出ない、というシーン。あのシーン、赤ちゃんが泣き続け、どうにか泣きやませようとするのですが、どうすることもできないんです。私は子供がいないので、観てて余計にドキドキしちゃって。私が希和子の立場だったらどうするのかなって。どういう関係性の中で、より深い愛情が結ばれるか分からないな、と思いましたね」。希和子が映画の中で、血の繋がらない娘に愛情を注げば注ぐほど、現実の社会で毎日のように報じられる児童虐待など、実の親子の間でさえも起こる、目を覆いたくなるような事件について思いを馳せずにはいられない。小池さんも「どうしてそういうことが起きるのか?と答えは見つからないままに考えさせられた」と明かす。血の繋がりが絶対的な愛を保証するわけではないのだ。「そうなんですよね。きれいな言い方をすると“絶対的な愛”とか“無償の愛”という言葉が出てくるけど、そうとは言えないって思えてきます。森口さんと井上さんのシーン見てると、母と娘なのに“女同士”って言葉が浮かんでくる。娘に対して母が『愛してもらいたい』って泣くシーンはどちらが子供なのか分からなくなりますよね」。逆説的だが、2人の“母”の姿から、子供から教えられることの大きさにも気づかされる。「子供を産んだ友人たちもよく言いますね。『子供から学ぶ』、『子供から自分を見つめ直す』って。それを聞くと、子供ほしいなって思うんですけど(笑)」。監督、井上さんと共に作り上げていった“変化”千草という役に関して「脚本を読んで一番感情移入できなかった人物だった」と明かした上で、それこそ彼女との“距離”を監督(成島出)と井上さんと共に、少しずつ縮めていったという。「監督はとにかく、自分で納得しない限りは絶対にOKを出さない。現場で『その音が違う』、『それは千草じゃない』といった具合で一音ずつ作っていきましたね。何が正解か分からないけど、あれだけ監督が時間をかけて『OK』を出したからにはできているはずだ、と(笑)」。一方で、旅を通じて千草が遂げていく“変化”に関しては「自然に受け入れられた」とも。「井上さんと2人きりで、順撮りで撮影を進めていく中で『2人は何かから解放されなくちゃいけない』、『8日目を生きた私たちは何を見るんだろう?』という気持ちで小豆島にも行けました。監督がうまくそういう追い込み方をしてくれたとも思います。最初は恵理菜のお姉ちゃんのようで、途中で逆転して、最後には恵理菜が母親で私を引っ張るような…そういう力関係が自然と出来上がっていきました」。本作に限らず、人間の内面――できることなら隠し通したいと思うような、決してきれいとは言えない“中身”がえぐり出されるような役柄を演じることが多いように思えるが…。「惹かれますね(笑)。私、結構ビビりなので、実際に過激なことやってみたくても周りの目や評価が気になって、イマイチ飛び出せなかったりするんです。そういう自分にコンプレックスを持ってもいたので、役で飛び出せるのは気持ちいいです。でも、時には純粋なラブストーリーをやってみたいという気持ちもありますよ。周りには『いつも目をひんむいて、武器持ってるね』と言われるので(苦笑)」。今後、仕事をしてみたい監督は?というこちらの問いに、中村義洋監督(『ゴールデンスランバー』、『ちょんまげぷりん』)の名を挙げ「こうやって口に出して、願って、祈り続ければいつか叶うと信じているから」と笑顔で語る小池さん。八日目を生きた蝉ではないが、これからその視線の先にどんな新しい景色を捉えるのだろうか――。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:八日目の蟬 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「八日目の蟬」製作委員会■関連記事:中島美嘉が復帰後初の歌声披露、井上真央は感激の涙三池崇史監督、永作博美の授乳シーンに思わず興奮!?「オレが演出したかった」井上真央×永作博美 実力派女優が共演『八日目の蟬』試写会に25組50名様ご招待難題や事情を抱えた世の女性たちへ『八日目の蝉』成島出監督が花束のエール!井上真央が新境地に挑む『八日目の蟬』完成披露試写会に10組20名様ご招待
2011年04月26日角田光代のベストセラー小説を映画化した『八日目の蝉』の完成披露試写会が4月18日(月)、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、歌手の中島美嘉が主題歌「Dear」を熱唱した。耳管開放症を患い、昨年10月から活動休止に入った中島さんが、公の場で歌声を披露するのは今回が初めてとなる。中島さんは昨年10月下旬、6作目のアルバム「STAR」のリリース間近に耳管開放症の症状悪化に伴い、制作、プロモーションを含めて全てのアーティスト活動を休止。デビュー10周年を記念して、自身初となる日本武道館、そして大阪城ホールで行われる予定だったライヴも中止が発表された。その後、治療に専念した中島さんは、順調に快方に向かい、新曲「Dear」で活動を再開することに。“これぞ中島美嘉”といえる仕上がりのバラードで、中島さんの復活を鮮明に印象付けている。そんな中島さんが昨年10月に行ったという番組収録以来、約半年ぶりに歌声を披露。復帰を待ち焦がれていたファンから「おめでとう」の声も聞こえる中、中島さんはステージ上で素足になって準備万端。そして休養前と変わらぬ圧倒的な歌声で、会場を温かく包み込んでいった。これには舞台挨拶に登壇した主演の井上真央も「いろんな感情を思い出してしまって…」と感激の涙。その後は言葉にならなかったのか、多くは語らずに感動に浸っていた。中島さんは「映画を観てから作った楽曲なので、映画と一緒に楽しんでもらうのが一番合うはず。恋人や家族愛も含めた、大きな愛を歌っている」と楽曲への思いを明かした。『八日目の蝉』は不実な男とその妻の子供を誘拐した女・希和子、その誘拐犯に愛情いっぱいに4年間育てられた娘・恵理菜(井上さん)の数奇な運命を通して、女として生まれたことの痛ましいまでの悲しみ、そして生き抜く強さを描く。「撮影中は『こんなに壁にぶつかるなんて』と思うほど、悩みに悩んだ役柄で、思い入れも強い」と井上さん。「観終わった後に、一筋の光や希望、生命力を感じてほしい」とアピールしていた。舞台挨拶には井上さんをはじめ、永作博美、森口瑤子、そして成島出監督も出席した。『八日目の蝉』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。■関連作品:八日目の蟬 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「八日目の蟬」製作委員会■関連記事:三池崇史監督、永作博美の授乳シーンに思わず興奮!?「オレが演出したかった」井上真央×永作博美 実力派女優が共演『八日目の蟬』試写会に25組50名様ご招待難題や事情を抱えた世の女性たちへ『八日目の蝉』成島出監督が花束のエール!井上真央が新境地に挑む『八日目の蟬』完成披露試写会に10組20名様ご招待永作博美『八日目の蟬』で自ら髪を切る!「サッパリして良かった」とあっけらかん
2011年04月18日角田光代のベストセラー小説を映画化した『八日目の蝉』に出演する永作博美が4月7日(木)、東京・港区の東京ミッドタウン内にある「ビルボードライブ東京」で行われた「三池崇史監督 presents 大人だけの空間」にゲストとして出席した。三池監督が主催する同イベントは、今回が3回目の開催。毎回、豪華ゲストを招き、三池監督が“暴走トーク”を繰り広げるが、今回も永作さんを相手にトークは思わぬ方向に…!?不実な男とその妻の子供を誘拐した女・希和子(永作さん)、その誘拐犯に愛情一杯に4年間育てられた娘・恵理菜(井上真央)の数奇な運命を通して、女として生まれたことの痛ましいまでの悲しみ、そして生き抜く強さを描く。誘拐という大罪を犯してまで、“母”になろうとした希和子を演じた永作さんは、本作が出産後初めての映画出演。劇中では自ら髪の毛をばっさり切るシーンもあり、まさに体当たりの熱演を披露する。三池監督は「見終わった後に、希望が見える作品。感情移入とは違う凄みを感じたし、魂が震えた。来年、各賞を騒がせるでしょうね。確実に行くでしょう」と、早速『八日目の蝉』を大絶賛。さらに「こういう手触りの作品が、いまの日本映画界で作られるのは、成島(出)監督の力でもあるはずだし、僕自身ホッとする。こんな大変な時期ですが、僕も新作に向けて、淡々、粛々と頑張っていきたい」と決意表明した。話題が劇中の各シーンに及ぶと、三池監督は「永作さんが誘拐した赤ちゃんを静かにさせようと、出るわけもない母乳をあげようとするシーンがあるでしょ?あの現場にいたかったなぁ。オレが演出したかった」とこの日、最高の(!?)熱弁。これには永作さんも言葉に詰まって苦笑しきり。「あぁ、ありがとうございます…」とテレながら、返事するのがやっとだった。その永作さんは「力強い作品に仕上がったと思う」と手応え十分。「成島監督も『希望につながる映画にしたい』とずっと言っていて、それを断固貫いた。自分が求めるものに達するまで、何度もテイクを重ねていたし、長回しにもこだわっていた。欲張り屋さんですね」と撮影現場をふり返った。「観ていただければ、また頑張ろうと思ってもらえるはず」と永作さん。三池監督も「こんなときだからこそ、自分自身の立っている場所や向かうべき方向を見つめることからしか、何も始められない。この映画もそういう映画だと思う」と本作を応援していた。『八日目の蝉』は4月29日(金)より全国にて公開。■関連作品:八日目の蟬 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「八日目の蟬」製作委員会■関連記事:井上真央×永作博美 実力派女優が共演『八日目の蟬』試写会に25組50名様ご招待難題や事情を抱えた世の女性たちへ『八日目の蝉』成島出監督が花束のエール!井上真央が新境地に挑む『八日目の蟬』完成披露試写会に10組20名様ご招待永作博美『八日目の蟬』で自ら髪を切る!「サッパリして良かった」とあっけらかん中島美嘉が『八日目の蝉』主題歌で復活!待望の新曲リリース決定
2011年04月07日本日3月8日(火)は、女性の政治的自由と平等のために戦う記念日として「国際女性デー」と制定されている。この日、イタリアでは日頃の感謝の意を込めて男性から女性に花を贈る習慣があることから、『八日目の蟬』の成島出監督がインタビュー取材に訪れた女性記者や女性スタッフ全員に向けて、花をプレゼントした。『八日目の蟬』は、第2回中央公論文芸賞を受賞した女流作家・角田光代の同名小説の映画化。不倫相手の赤ん坊を誘拐した希和子(永作博美)と、希和子に育てられ、皮肉にも希和子と同様に不倫相手の子供を身籠ってしまう恵理菜(井上真央)の2人の女性の物語を軸に、女として生まれたことの痛ましいまでの哀しみと、それを乗り越え生き抜く強さを描いている。今回の企画は、様々な難題や事情を抱えた世の女性に観てもらいたい、という成島監督の思いから実現。思いがけないプレゼントに、花を受け取った女性たちもニッコリ。終始、和やかなムードでインタビューが繰り広げられた。成島監督も「お花を女性に贈ることは普段はめったにしませんが、女性に対して私は日頃から尊敬の念を抱いているので、こういった機会にお花を贈るのも、なかなかいいものだと思います」と、少し照れながらも笑顔で女性への感謝の気持ちを口にした。『八日目の蟬』は4月29日(金)より全国にて公開。■関連作品:八日目の蟬 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「八日目の蟬」製作委員会■関連記事:井上真央が新境地に挑む『八日目の蟬』完成披露試写会に10組20名様ご招待永作博美『八日目の蟬』で自ら髪を切る!「サッパリして良かった」とあっけらかん中島美嘉が『八日目の蝉』主題歌で復活!待望の新曲リリース決定井上真央の切ない笑顔に引き込まれる!『八日目の蟬』特報が解禁井上真央が不倫相手の子を身籠る妊婦役で新境地!共演に永作博美
2011年03月08日桜が咲く季節になると、必ずテレビやラジオから聴こえてくる「桜ソング」。数多くある桜ソングの中でも、皆さんが「これぞ定番」と思っているのはどのアーティストのどの曲なのでしょうか?「キュン」とくる感動エピソードとともに、女性読者404名に聞いてみました。調査期間:2011/02/09~2011/02/11アンケート対象:COBS ONLINE会員有効回答数 女性404件(ウェブログイン式)■別れや恋心を歌った切ない歌が人気さっそく10位までの「桜ソング」ランキングの結果をご紹介します。■「桜ソングと言えばこの曲」ランキング(複数回答)1位森山直太朗「さくら(独唱)」43.6%2位福山雅治「桜坂」40.4%3位ケツメイシ「さくら」33.9%4位コブクロ「桜」28.7%5位aiko「桜の時」17.8%6位いきものがかり「SAKURA」15.8%7位河口恭吾「桜」13.4%8位中島美嘉「桜色舞うころ」12.4%9位嵐「サクラ咲ケ」11.1%10位YUI「CHE.R.RY」10.2%※敬称略森山直太朗の「さくら(独唱)」が堂々1位という結果になりました。桜の季節イコール卒業・入学のシーズンであるため、桜ソングには、卒業や別れをテーマにした曲が多いですよね。友との別れを歌ったこの曲もその一つです。この曲に関して、こんな感動エピソードが寄せられました。「森山直太朗さんの「さくら」が出た年に高校を卒業し、地元を離れました。住んでいたマンションの前の並木通りには桜が咲いていたのですが、ベランダからその桜を見ると頭の中では必ずこの曲が流れ、寂しくて涙していたのを思い出します」(26歳/女性/佐賀県)「あまりCDを買わない父が、CDを購入して歌う練習をしていました」(23歳/女性/茨城県)人を感動させ、動かすパワーを持った曲と言えそうです。2位には福山雅治の「桜坂」がランクイン。別れた恋人への想いを歌ったこの曲も、恋愛をテーマにした桜ソングの代表格と言えそうです。「桜坂を聞きながら、後悔しないように好きな人に告白しようと思ってたけど、結局言えなかった。今でも桜坂を聞くとキュンとなる」(28歳/女性/東京都)「昔行っていた塾の先生が桜坂が大好きだった。当時で70歳ぐらいの人だったので、このくらいの年代の人でも若者の歌を好きになるんだなーと思った」(28歳/女性/愛媛県)キュンとくる甘酸っぱい思い出ですね。4位のコブクロ「桜」、6位のいきものがかり「SAKURA」も別れを思わせる切ない歌詞が特徴的で、卒業ソングというイメージが強い曲です。そのほか、3位のケツメイシ「さくら」や5位aiko「桜の時」も桜の季節の恋を歌った名曲です。「さくら」には、「当時大好きだった彼とお花見に行くときに大合唱しながら車を運転していた」(24歳/女性/香川県)、「桜の時」には「この曲を聴いて、曲の歌詞のように、当時好きだった人と右手をつないで桜の木の下を歩く妄想をよくした」(28歳/女性/京都府)など、甘酸っぱい恋のエピソードが多数寄せられました。■桜ソングのブームはaikoから始まった!?ちなみに、今回のランキング結果をリリースされた順に並べてみると以下のようになりました。aiko「桜の時」(2000/2/17)福山雅治「桜坂」(2000/4/26)森山直太朗「さくら(独唱)」(2003/3/5)河口恭吾「桜」(2003/12/10)中島美嘉「桜色舞うころ」(2005/02/02)ケツメイシ「さくら」(2005/2/16)嵐「サクラ咲ケ」(2005/3/23)コブクロ「桜」(2005/11/2)いきものがかり「SAKURA」(2006/3/15)YUI「CHE.R.RY」(2007/03/07)こうして発売日の古いものから順に並べると、桜ソングのヒット現象がaiko「桜の時」からスタートしています。それ以前にも、松田聖子の「チェリーブラッサム」(81年)、スピッツの「チェリー」(96年)など、数年ごとに桜がタイトルに付く曲のヒットはあるのですが、ブームというほどの広がりにはならなかったようです。ところが、2000年2月のaiko「桜の時」、同年4月の「桜坂」がヒットして以降は、2010年まで、桜の季節が来るたびに続々と新たな桜ソングが生まれ、ヒットを記録しています。今回ランキング入りした曲はいずれも名曲ばかりですが、中でもリリースから10年以上もたった今でも桜ソングベスト10として選ばれるaiko「桜の時」と福山雅治「桜坂」の2曲は、永遠の定番桜ソングと言えそうですね。■花見で歌ってほしいのは、盛り上げ上手なアーティストさらに、桜と言えばお花見!ということで、桜ソングを歌っているアーティストの中で、花見の宴会の席で歌ってほしいのは誰かも聞いてみました。以下に、「花見で聴きたい!」という声の多かったアーティスト&桜ソングと、その理由を一部ご紹介します。森山直太朗「さくら(独唱)」・「アカペラで歌ってほしい、絶対うまいから」(28歳/女性/兵庫県)・「花見客の雑踏も、独唱で静まってゆっくり桜が見れると思うから」(30歳/女性/愛知県)福山雅治「桜坂」・「しびれる~。かっこよすぎて花見どころじゃないと思う」(26歳/女性/神奈川県)・「あの福山雅治が桜坂を歌ってくれたら、嬉しすぎて花見どころじゃなくなる」(28歳/女性/京都府)嵐「サクラ咲ケ」・「テンションがあがって楽しく花見ができそう」(26歳/女性/福岡県)・「わいわい盛り上がって一緒に踊りながら楽しめそう」(28歳/女性/神奈川県)aiko「桜の時」・「aikoの声はかわいいし、声が通りそうなので盛り上がりそう」(28歳/女性/愛媛県)・「アップテンポの曲だし、みんなで盛り上がれそう」(26歳/女性/埼玉県)「桜ソングと言えばこの曲」ランキングではしっとりした曲中心に人気が集まりましたが、花見で歌ってもらうとなると、アーティストのルックスやノリの良さを重視する声も目立ちました。花見に本物のアーティストを呼ぶのは、現実的に難しい話かもしれませんが、花見の後などに、桜ソング限定のカラオケ大会を開いてみるのも楽しいかもしれません。今回ランク入りした曲以外の、聞いたことのない桜ソングと出会えるかもしれませんよ。(COBS ONLINE編集部)【関連リンク】【コラム】2011年「ウサギっぽい女性ミュージシャン」と評判だったのは●●【コラム】有名ミュージシャンにまつわる怖くない都市伝説【コラム】社会人男女が泣いた!失恋したときに聴きたい曲は?
2011年03月06日不倫相手の赤ん坊を誘拐した女。赤ん坊は葛藤を抱えながら、大人へと成長し、自ら不倫相手の子どもを身ごもった。数奇な人生を歩む2人の女性がたどり着く衝撃の結末とは…?直木賞作家・角田光代のベストセラー小説を映画化した『八日目の蟬』の完成報告会見が2月28日(月)、東京・恵比寿のウェスティンホテルで行われ、主演の井上真央、永作博美、小池栄子、森口瑤子ら実力派女優が勢ぞろいした。井上さんは幼いころに誘拐され、元の家族に戻った後も自分の居場所が見つけられない主人公・恵理菜役を熱演。葛藤を抱きながら、不倫相手の子どもを身ごもるという難役で、これまでの快活なイメージとは異なる表情を見せる。「作品を愛している方も多くいらっしゃるし、日々責任を感じながら演じていました。私自身も壁にぶつかり苦戦する日々だった」とふり返る井上さん。撮影中は精神的に内側へと自分を追い込む一方、「恵理菜の生命力が見たい」という成島出監督からの指示にうまくバランスが取れなかったこともあったのだとか。それでも「ちょうど私自身、何か挑戦したい時期だったし、この作品には運命のようなものを感じていたので、裸でぶつかっていきたいと心に決めていた」。井上さんが自ら難役と向き合い、女優としての新たな一歩を刻んだ作品。それが『八日目の蟬』だという。一方、恵理菜を誘拐し、逮捕されるまでの4年間“母”になろうとした希和子を演じる永作さんは、本作が出産後初めての映画出演。当初は産休を取る予定だったが、やはり『八日目の蟬』に“運命”を感じたそうで「避けては通れない役だと思った。多少でも子どもの扱い方を知った上で撮影に臨むことができて良かった。そうでなければ、まったく違う希和子像になったはず」と母親の素顔を垣間見せた。成島監督も「実際、母親になった永作さんの化学反応が見たかった」とキャスティングの狙いを説明。劇中では自ら髪の毛をばっさり切るシーンもあり、「私は切るしかなかったんで(笑)。サッパリして良かった」とあっけらかん。井上さん同様、永作さんにとっても、本作が女優としての新境地となったことは間違いない。小池さんは、恵理菜に近づくルポライター役で「監督の要求も高くて、難しい役だった。『八日目の蟬』というタイトルの意味を説明する大事なセリフもあったので、とても緊張しましたね」。恵理菜の実の母親を演じる森口さんは、原作の大ファンといい「出演オファーをいただいたときは『うそでしょー』って。それだけに私にできるか心配もあった。常に嫉妬や憎悪を抱えている役柄。感情を爆発させるシーンは、単にヒステリックにならないよう意識した」とどちらも難役に向き合い、女優魂をぶつけた様子だ。会見には原作者の角田さんも出席し、「先日完成したばかりの映画を拝見し、もう泣いて泣いて…。魂の開放を描いた作品になったと思います。いまはここにいるみなさんに、ありがとうございましたと言いたいですね」と感無量の様子で、キャスト陣と成島監督に頭を下げていた。『八日目の蟬』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。■関連作品:八日目の蟬 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「八日目の蟬」製作委員会■関連記事:中島美嘉が『八日目の蝉』主題歌で復活!待望の新曲リリース決定井上真央の切ない笑顔に引き込まれる!『八日目の蟬』特報が解禁井上真央が不倫相手の子を身籠る妊婦役で新境地!共演に永作博美
2011年02月28日耳管開放症を患い、昨年10月より活動を休止していた歌手の中島美嘉が、4月公開の映画『八日目の蝉』の主題歌となる新曲「Dear」で活動を再開することが発表された。中島さんは昨年10月下旬、6作目のアルバム「STAR」のリリース間近に耳管開放症の症状悪化に伴い、制作、プロモーションを含めて全てのアーティスト活動を休止。デビュー10周年を記念して、自身初となる日本武道館、そして大阪城ホールで行われる予定だったライヴも中止が発表された。その際、「ライヴを楽しみにしてくれたファンに対してお詫びしたい」という本人の希望で、武道館、大阪城ホールでは全公演分、中島さん自身が姿を現し、中止の発表にもかかわらずつめかけたファンに向けて、異例のお詫びを行った。その後、治療に専念し順調に快方に向かっていき、このたび、新曲「Dear」で活動を再開することに!今回のリリースは先述の6作目アルバム「STAR」以来、半年ぶり。表題曲「Dear」は、昨年USEN総合チャートで年間1位に輝いた名曲「一番綺麗な私を」と同じく、杉山勝彦の手による“これぞ中島美嘉”といえるバラード曲に仕上がっている。カップリングは先の中止になったライヴの際に、武道館と大阪城ホールで中島さんの挨拶が終わった後に、ファンから合唱が起こった「A MIRACLE FOR YOU」をリアレンジ&再レコーディングして収録している。4月27日(水)のリリースを前に、22日(金)からは、こちらもファン待望の全国ツアー「MIKA NAKASHIMA CONCERT TOUR 2011 【THE ONLY STAR】」がスタートする。初日のサンシティ越谷から7月まで、全国33本に及ぶ大きなツアーとなっており、ここで中島さんの元気な姿を生で見られそうだ。映画は直木賞作家・角田光代の初の長編同名サスペンスが原作。永作博美演じる希和子は、不倫相手の赤ん坊を誘拐し逃亡生活を続け、血の繋がりのない娘に愛情を注ぐが、4年の逃亡の末に逮捕される。このときの赤ん坊・恵理菜は、本当の家庭に戻るも、そこに彼女の居場所はなく、やがて大人になった彼女は皮肉にも不倫相手の子供を身籠ってしまう――。この恵理菜を、これまでのイメージを覆し井上真央が熱演。希和子と恵理菜の“母娘”の姿を通じて女の性(さが)を残酷に、そして力強く描き出す。中島さんは活動再開に際し「昨年、休養発表をした際にファンの方や関係者の方からたくさんの温かい励ましを頂きました。この場を借りて感謝申し上げたいと思います。休養中でも、みなさんのお陰で必ずあの舞台に戻る!という決意が揺らぐことはありませんでした。本当にありがとうございました。4月からの全国ツアーではいつものように毎回激しく緊張するかと思いますが、私にとってライブは感謝を直接伝えられる場所。恩返しのつもりで私のベストを出したいと思います。特に気持ちは100%出し切るつもりで頑張ります。一緒に幸せになれたら最高です!」と力強いコメントを寄せてくれた。映画については「登場する方たちがそれぞれ長い間、秘密を抱えてその痛みが愛に変わってゆく心の深いところでの人と人の繋がりというものを感じられました。そんな素晴らしい映画のお手伝いをさせて頂けることをとても光栄に思い、精一杯がんばらせていただきます」と意気込みを語る。井上さんは「ファンのみなさんと同じく、中島美嘉さんの復帰はとても嬉しいですし、この映画のために素敵な曲を書き下ろして下さったことをとても光栄に思っています。中島さんは以前から好きでよく聴いていましたが、今回のバラード曲も何度もリピートして聞いてしまうほど、とってもいい曲で大好きです。映画と共にみなさんのもとへお届けできる日を私も楽しみにしています」と喜びのコメントを発表。恵理菜の感情がスクリーン一杯に溢れ出すシーンで終わるという本作。「恵理菜の思いをこれ以上ないほどに表現してくれるに違いない、と確信しオファーした」と本作の石田雄治プロデューサーは語る。なお、本作の前売鑑賞券発売が2月11日(金・祝)より全国の劇場窓口にて開始。特典として作品のタイトルにちなんで「セミクリップ」がついてくることに。限られた命しか生きることのできない蝉の鳴き声よりも、強く、切なく――。中島さんの歌声は、映画を観終わった女性たちの心にどのように響きわたるのか?「Dear」は4月27日(水)リリース。『八日目の蝉』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。■関連作品:八日目の蟬 2011年4月29日より全国にて公開© 2011「八日目の蟬」製作委員会■関連記事:井上真央の切ない笑顔に引き込まれる!『八日目の蟬』特報が解禁井上真央が不倫相手の子を身籠る妊婦役で新境地!共演に永作博美
2011年02月10日キャストだけでなく音楽の評価が高かった『のだめカンタービレ』が1位恋愛マンガなんて……と思いつつ、一度手にしてみるとハマってしまったなんてことはありませんか。くっついたり離れたり、いじらしいヒロインの恋愛にグッとくる男性のファンも意外と多いのではないでしょうか。そこで今回は、男性224名に実写映画化・実写ドラマ化されて面白かった恋愛マンガを聞いてみました。>>女性編も見るQ. 実写映画化・実写ドラマ化されて面白かった恋愛マンガを教えてください(複数回答)1位『のだめカンタービレ』25.9%2位『花より男子』12.5%3位『NANA』10.3%4位『ソラニン』6.2%5位『花ざかりの君たちへ』5.4%■『のだめカンタービレ』が面白かった……・「キャスティングが良かった」(24歳/自動車関連/生産管理)・「クラシック音楽を身近に感じたから」(28歳/ソフトウェア/SE)・「原作をかなりのレベルで実写化していたので感動したし、世界観が広がった」(25歳/その他/営業)・「上野樹里さんが『のだめ』そのものだった」(26歳/機械/マーケティング)・「感動と笑いのバランスが素晴らしい」(27歳/機械/研究開発)■『花より男子』が面白かった……・「キャストも良かったし、漫画とのギャップが少なかった」(25歳/メンテナンス/営業)・「松本潤さんが道明寺役にはまり過ぎていたから」(28歳/運輸/設計)・「ドラマ化、映画化されていて面白かったから」(22歳/福祉/その他)■『NANA』が面白かった……・「心理描写が細かく描かれていて面白かったから」(26歳/卸/総務)・「中島美嘉さんがはまり役だった」(28歳/金融/営業)・「本の内容が忠実に再現されていたから」(29歳/電気/営業)■『ソラニン』が面白かった……・「若い世代の閉塞(へいそく)感をうまく描いていたと思う」(23歳/学校/その他)・「キャスティングが絶妙!特にサンボマスター近藤さん!」(27歳/不動産/営業・「宮﨑あおいさんがかわいかったから」(27歳/建築/建築)■『花ざかりの君たちへ』が面白かった……・「ドラマが面白かった」(26歳/ソフトウェア/SE)・「堀北真希さんがかわいかったから」(26歳/金融/営業)総評1位は今年4月に完結編にあたる映画の後編が公開された『のだめカンタービレ』でした。マンガで描かれるひと癖もふた癖もあるキャラクターたちと、上野樹里さん、玉木宏さんをはじめとしたキャストがとっても合っていたという理由で多くの人に支持されています。漫画では、のだめや千秋先輩がどんな曲を演奏しているか分からなかったけど、実写化されてクラッシックを楽しめたという理由も多かったですね。3位、4位の作品も音楽が良いという意見が多く寄せられました。マンガの実写化・実写ドラマ化の成功は、キャストはもちろんのこと、作品の世界観をさらに広げてくれる音楽も重要な要素になっているようです。調査時期:2010年10月21日~11月5日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性224名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】名作と思える少年漫画ランキング【ランキング男性編】実写映画化してほしい漫画ランキング【コラム】漫画・アニメに学ぶ!日常生活で使えるあの名言、この名言完全版(画像などあり)を見る
2010年12月03日マンガ以上!?のイケメンにキュン男性キャストが多いドラマが人気思い入れのある恋愛マンガが映画化・実写ドラマ化されるのはうれしい半面、期待を裏切られはしないかと実際に見るまでは、ドキドキしてしまいますよね。特にヒロインが思いを寄せる王子様役が、自分の思い描いたイメージと違ってしまうとがっくりしてしまいます。そこで今回は、女性508名に実写映画化・実写ドラマ化されて面白かった恋愛マンガを聞いてみました。>>男性編も見るQ. 実写映画化・実写ドラマ化されて面白かった恋愛マンガを教えてください(複数回答)1位『花より男子』33.7%2位『のだめカンタービレ』33.3%3位『花ざかりの君たちへ』18.9%4位『メイちゃんの執事』10.2%5位『NANA』5.8%■『花より男子』が面白かった……・「原作どおり、かわいいヒロインとかっこいい4人のイケメンだったから」(28歳/自動車関連/営業)・「井上真央さんと松本潤さんが良かった」(24歳/自動車関連/研究開発)・「マンガ以上に泣けて感動して面白かった」(23歳/アパレル/販売)・「原作も好きだったけど、キャスティングやドラマの作り方がよくてハマった!!」(29歳/秘書・アシスタント)・「久しぶりに胸キュンすることができたから」(29歳/卸/秘書・アシスタント)■『のだめカンタービレ』が面白かった……・「オーバーなリアクションもちゃんと実写化されてて面白かった」(29歳/サービス/サービス)・「音楽のクオリティが高い!マンガでは実際には聴けないのでうれしかった」(27歳/金融/金融系専門職)・「俳優が登場人物のキャラにぴったりだった」(27歳/金融/金融系専門職)■『花ざかりの君たちへ』が面白かった……・「あれだけのイケメンをそろえて、原作を裏切らないようにできるのは素晴らしいと思う」(28歳/医療/サービス)・「本当にイケメンばかりで見ていてかなり目の保養になった~」(24歳/官公庁/総務)・「原作とはかなり違うが、キャストやストーリーがかなり独特で面白かった」(27歳/公益法人/企画開発)■『メイちゃんの執事』が面白かった……・「ついつい見てしまった。あこがれの世界」(26歳/機械/総務)・「水嶋ヒロさんがかっこよかったから、それだけで見てしまった」(27歳/卸/秘書・アシスタント)・「執事たちがみんなカッコよかった」(25歳/広告/企画開発)■『NANA』が面白かった……・「中島美嘉さんがはまり役でした」(24歳/IT/プログラマー)・「音楽が良かった」(25歳/ソフトウエア/SE)・「キャストがイメージに合っていて良かった」(29歳/食品開発/研究開発)総評やっぱり女性はイケメンに弱いようですね。1位は映画版・実写ドラマ版どちらも大ヒットだった『花より団子』でした。道明寺司を演じる松本潤さん、牧野つくしを演じる井上真央さんがそれぞれ適役だったという声が多く寄せられました。あの二人の息の合ったかけ合いは、マンガそのものですよね。また1位~4位は学校を舞台にしたものでした。自分もイケメンたちに囲まれて胸キュンしながら青春時代を送りたかったという思いが込められているのでしょうか。原作のイメージを裏切らないイケメンキャストをそろえることが、実写化成功の鍵なのかもしれませんね。調査時期:2010年10月21日~11月5日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性508名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】名作と思える少女漫画ランキング【ランキング女性編】実写映画化してほしい漫画ランキング映画やドラマ、気になるエンタメ情報はこちらでチェック完全版(画像などあり)を見る
2010年12月03日世界的なヒットシリーズの第4弾『バイオハザードIV アフターライフ』のワールド・プレミアがシリーズを通じて初めて日本で開催され、9月2日(木)、東京・六本木ヒルズアリーナに、主演のミラ・ジョヴォヴィッチ、共演のウェントワース・ミラー、アリ・ラーター、そして本作に特別出演を果たしている中島美嘉が来場し、ファンの声援を浴びた。壇上に上がったミラは開口一番、「みなさん、こんにちは!『バイオハザード』が日本に帰ってきました!」と挨拶。アリも「東京は今回で3回目。日本のファンは、みんなエネルギーいっぱいで素晴らしい人ばかり。この映画はここにいるみんなと楽しんで作りました。みなさんもぜひ楽しんでね。アリガトウ!」と笑顔で呼びかけた。ウェントワースも「ありがとう。この映画はロケの場所もファンも国際的。東京でワールド・プレミアを開催することができて興奮してます」とニッコリ。そしてミラが「『バイオハザード』は元々、日本で生まれたゲーム。そして、この映画には私の隣にいる美嘉が出演してるのよ!!」と中島さんを紹介。これを受けて中島さんは「日本人として、ここ日本でのワールド・プレミアを開催していただいて光栄です。嬉しく思います」と笑顔で挨拶した。日本では、何と言っても「プリズン・ブレイク」のイメージが強いウェントワースだが、本作ではゲームの人気キャラクター“クリス”を熱演。感想を尋ねると「ゲームファンにどう思われるか最初は不安だった。でも監督のポール(・アンダーソン)、ミラ、アリの3人が僕を温かく迎えてくれたし、分からないことがあったときには手を差し伸べてくれた」と共演陣への感謝を口にした。これに対しミラは「私とアリでときどき彼をボコボコにしたけどね(笑)」といたずらっぽい笑みを浮かべ会場の笑いを誘った。最後に、司会者の合図で会場のファンが事前に配られたアンデッド(=ゾンビ)のイラスト入りのTシャツを顔に被って一斉にアンデッド化!ミラはこの光景に「この中で、美嘉に噛み付きたい人は?」とユーモアたっぷりのリアクションを見せ、再び会場は笑いに包まれた。『バイオハザードIV アフターライフ』は9月10日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:バイオハザードIV アフターライフ 2010年9月10日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:小森純、恐怖のメイクで渋谷に登場もゾンビ姿のスタッフを見て「マジ無理!」と絶叫
2010年09月02日人気脚本家、宮藤官九郎が手掛ける7月期TBS系ドラマ「うぬぼれ刑事」の制作現場会見が6月29日(火)、横浜市青葉区の緑山スタジオで行われ、主演する人気グループTOKIOの長瀬智也、共演の生田斗真、ヒロイン役の中島美嘉らが出席した。クドカンが刑事ドラマにオリジナルで初挑戦。長瀬さん扮する超恋愛体質で、容疑者に毎回、恋をして「結婚してくれるなら逮捕しない」とプロポーズしてはフラれる“うぬぼれ刑事”と、彼を取り巻く個性的なうぬぼれ男たちのおかしな毎日を描く、サスペンスあり恋愛ありのコメディ。長瀬さんと連続ドラマ初共演を果たす生田さんは、うぬぼれ刑事の行きつけのバーに集う男5人組“うぬぼれ5”のひとり、うぬぼれ俳優・本城役で「僕はすっごいヘタクソな田村正和さんみたいな芝居をしています」。同じくうぬぼれ5のひとりでうぬぼれカメラマン役のお笑いコンビ「おぎやはぎ」の矢作兼は「衣裳合わせで、女にモテたい男が着そうな服をいろいろ着せてもらったんですけど、ほとんど僕の私服みたいだった。台詞も僕が言ったことあるんだけど、みたいなのばっかり。僕、うぬぼれてました、スミマセン」となぜか反省。関係者と取材陣の笑いを誘った。宮藤さんは、うぬぼれをテーマにしたことについて「最近、最初から『どうせ俺なんて…』っていう人が多いけど、うぬぼれていた方が楽しいと思うし、見ていてもうぬぼれている人の方が面白い。楽しいものが作りたいなぁと思って」と説明。西田敏行の「リスクの大きいドラマですけど、成功したら我々に素晴らしい喜びが返ってくる」という言葉に、肩を揺らして笑っていた。「うぬぼれ刑事」は7月9日(金)より放送開始(金曜22:00〜放送/初回は15分拡大)。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:人間失格 2010年2月20日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開■関連記事:ベルリン“銀”の快挙の寺島しのぶ、大阪で会見「ヤッター!」生田斗真歓喜の涙「幸せです」初主演映画『人間失格』初日前夜に舞台挨拶『人間失格』荒戸監督インタビュー「生田斗真?50年に一人だね、モノが違うのさ」押切もえ、いまもだめんず好き!?「太宰大好き。守ってあげたい」生田斗真との絡みに豪華女優陣から黄色い声、続々? 『人間失格』完成披露
2010年06月29日中島哲也監督の最新作『告白』を含む全4作を一挙上映する「中島哲也映画祭」が5月27日(木)、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、同作の主演、松たか子を始め、土屋アンナ、中谷美紀、役所広司ら“中島組”キャスト陣8人が顔を揃えた。このイベントは同作の公開を直前に控えて企画されたもの。『下妻物語』に主演した深田恭子は、中島演出をふり返り「すごい怖かった。でも一番自分らしい役をやらせてもらった」。『嫌われ松子の一生』主演の中谷さんも「最初は監督のことが大っ嫌いで、現場が嫌で嫌でしょうがなかった。いま、泣くシーンで泣けないとき、中島監督の顔を思い出すと泣ける」。『パコと魔法の絵本』に主演したアヤカ・ウィルソンも「当時9歳だった私には怖かった。突然、目の前に高い跳び箱が現れたようだった」と揃って“恐怖体験”を吐露。唯一、『下妻物語』で深田さんとW主演するなど3本に出演してきた中島監督の“ミューズ”、土屋さんは「あたし、面白かったけどなー。『台本覚えろ』って言われ、『覚えない』って言って、その戦いでした」とあっけらかん。中島監督が「土屋さんは獣のような人。言っても無駄だから土屋待ち、土屋の気分待ちって…」と半笑いで話すと、土屋さんは「あたし、台詞覚えらんないの!」。「そういう生き方を貫けばいいと思います」の言葉にも、「がんばる!」と啖呵を切りまくるなど、2人で漫才のようなトークを展開。さらに、中島監督は「土屋さんに出会ったとき、すごい才能を見つけたと思った。なるべく僕の映画に出てもらいたいと思う、すごく興味のある女優さん」と土屋さんに惚れ惚れだった。一方、松さんは撮影をふり返り「初日の帰りに車を運転しながら『ヤバい、面白い。これはヤバいぞ、面白い』と思って帰ったのを、強烈に覚えています」と中島采配にハマった様子。『パコと魔法の絵本』出演の役所さんは「監督の毒舌は、監督がキョーレツな照れ屋さんだからだと思う」と温かい目を向けて分析。中島監督は締めの挨拶で「こんなワケわかんない映画祭に来てくださった観客のみなさんとキャストのみなさんに感謝します」と深々と頭を下げていた。『告白』は6月5日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ■関連記事:松たか子衝撃“告白”第2弾は「鼻血出ちゃった」「担任の先生になってほしい俳優」ランキング男女とも混戦…1位はやはり、この人!ランキング企画!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5担任の先生になってほしい俳優といえば?2010年、最も活躍すると思う俳優は?1位は不動のジョニー・デップ!
2010年05月27日先日より公開され、大ヒットを記録している『サヨナライツカ』主演の中山美穂による凱旋舞台挨拶が2月6日(土)と7日(日)の2日間にわたって東京、名古屋、大阪、福岡で行われた。途中、共演の西島秀俊も加わって開催されてきたが、最終回となる7日(日)の夜の東京・丸の内TOEI2での回では、中山さんが感激のあまり涙を見せる一幕も!この日の中山さんの衣裳は、劇中、沓子(中山さん)が、初めて豊(西島さん)の部屋を訪れる際に着ていたもの。元々、中山さんの私物だったということだが、中山さん曰く「友人のデザイナーのところで見つけたもので、きれいに透けて、脱ぎやすくて(笑)、あのシーンにぴったりだと思って監督に提案したら気に入ってくれたんです」とのこと。西島さんにそのシーンの思い出を尋ねると「あのシーンは緊張しました。僕は普段、緊張することはないんですが、あのシーンに関しては『カット!』という声が掛かったときに、手が震えていたのを覚えています」と明かした。ちなみにこの日も「舞台袖で、美穂さんがこの衣裳で現れたとき、緊張しました。いまも緊張してます…セクシーで素敵ですよね」と少し照れくさそうに語った。これに、中山さんも「ありがとうございます」と笑顔で返した。この日は、観客から2人に質問する時間も設けられたが、最初の質問は男性の観客で「僕はいま、彼女がいるんですが、それと別に忘れられない女性がいます。どうしたらいいんでしょうか?」という悩みの相談。中山さんはちょっと困った顔をしつつも「そうですね…。大切な思い出としてずっと胸にしまっておくとか…。いまの彼女と別れて、(その女性のところに)帰るというのもありますが…。迷いますよね。頑張ってください!」と励ましの(?)言葉を贈った。一方の西島さんは「困りますよね(苦笑)」と同調しつつ「いいんじゃないですか、忘れられない人がいるということは。(想いを)大切に持っていていいと思います」とのお答え。続いての質問は女性から。「自分にも付き合ってる人がいて、別れるつもりはないんですが、それでもほかの人を好きになってしまうことがあります。(これと同じような状況の)劇中の沓子と豊は幸せだったのでしょうか?」という深〜い質問。中山さんは「想いが深ければ深いほど、その想いに忠実であるなら幸せだと思います。人を好きになるということは幸せなこと。それだけは否定してほしくないです」と答えた。西島さんも「豊と沓子がいきなり恋に落ちるのは、互いを理解し合っていたから。豊は、ほかの人には見せないけれど、虚無感を抱えていて、沓子はそれをすぐに理解した。理解し合う2人だったからこそ恋に落ちた」とさすがの解説で会場を唸らせた。この日は凱旋舞台挨拶を記念して、くす玉が用意された。2人が引っ張り、くす玉が割れると、会場からは大きな拍手がわき起こったが、中山さんはこれに感極まって思わず涙!すると、西島さんがすかさずハンカチを差し出し、客席からは一層大きな拍手と歓声が。中山さんは「年をとったのか…涙もろくてしょうがない」と涙交じりに笑顔を浮かべ歓声に応えた。そして「末永くこの映画をみなさんの胸の中で育ててください。私も、25年後に観てどう感じるのか楽しみにしています」と語り、舞台挨拶は幕を閉じた。『サヨナライツカ』は新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開中。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂がフランスから緊急帰国!『サヨナライツカ』日本横断凱旋舞台挨拶が決定中山美穂、ファンの「おかえり」に笑顔西島秀俊は劇中の浮気に「しょうがない」連発【シネマモード】恋する女心を解く鍵は衣裳にあり?『サヨナライツカ』を彩るのは…中山美穂号泣、中島美嘉の歌声に「心に響いてきた」主演作『サヨナライツカ』試写会『サヨナライツカ』中山美穂×イ・ジェハン監督 12年ぶりの現場で感じたデ・ジャヴュ
2010年02月07日先日公開され、10億超えも視野に入る大ヒットスタートを切った『サヨナライツカ』。この大ヒットを受けて、本作で12年ぶりの映画復帰を果たした中山美穂が、現在の住まいであるフランスから緊急帰国し、2月6日(土)、7日(日)の2日間で東京、名古屋、大阪、福岡の4都市8か所にて開催される大ヒット御礼凱旋舞台挨拶に出席することが急遽決まった。興行面での好調のみならず、本作は様々な映画サイトでのアクセス数、話題度で1位を獲得。加えて中島美嘉による主題歌「ALWAYS」も各チャートで1位、中山さんの夫である辻仁成の原作小説も紀伊国屋文庫本週刊ベストセラーを始め各ランキングで1位を記録するなど、“社会現象”という言葉が決して大げさではない盛り上がりを見せている。これを受けて、中山さんが再びフランスから帰国することが決定!今週末の2月6日(土)、7日(日)の2日間で東京、名古屋、大阪、福岡の4都市、8つの劇場で行われる舞台挨拶に登壇することになった。フランスから日本、さらに各都市をめぐる総移動距離は推定22,200キロ!およそ3,000人の観客動員が見込まれるこちらの舞台挨拶だが、実施の詳細については2月1日(月)の23:00ごろ、公式サイト上で発表されるとのこと。公開初日の舞台挨拶では、ファンから「おかえり!」という言葉と大声援で迎えられ、感無量といった面持ちで「海外映画なのに、日本のみなさんにいち早く届けられることが本当に嬉しい」と喜びを語っていた中山さん。今回の舞台挨拶ではどのような言葉をファンに向けて発するのか?『サヨナライツカ』は新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開中。『サヨナライツカ』映画公式サイト■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂、ファンの「おかえり」に笑顔西島秀俊は劇中の浮気に「しょうがない」連発【シネマモード】恋する女心を解く鍵は衣裳にあり?『サヨナライツカ』を彩るのは…中山美穂号泣、中島美嘉の歌声に「心に響いてきた」主演作『サヨナライツカ』試写会『サヨナライツカ』中山美穂×イ・ジェハン監督 12年ぶりの現場で感じたデ・ジャヴュ川島なお美、ワケあり恋愛を一刀両断「頭と心と身体が一つになって本当の恋愛!」
2010年02月01日辻仁成の人気小説を、彼の妻で女優の中山美穂主演で映画化した『サヨナライツカ』が1月23日(土)に公開を迎え、都内の劇場で中山さんと共演の西島秀俊、石田ゆり子を迎えて舞台挨拶が行われた。タイのバンコクを舞台にした、婚約者(石田さん)との結婚を控えたサラリーマンの豊(西島さん)と、自由奔放な女・沓子(中山さん)の燃えるような恋、さらにその25年後を描いた本作。12年ぶりの映画主演を果たした中山さんに、客席から「おかえり!」という声援が飛び、「緊張して昨夜は眠れなかった」という中山さんもホッとしたような笑顔を見せた。3人には、これまでに試写会などで映画を観た観客から寄せられた質問が投げかけられた。「“女の本性”、“男の本性”を感じさせられたシーンは?」という質問に、中山さんは「(石田さん演じる)光子に対して、本性というか妻としての強さを感じました」と回答。中山さん自身、この12年の間に妻となり、母となっただけになかなか興味深い答え。石田さんも「光子が沓子に会いに行く“怖いシーン”は女の本性を感じます(笑)。優しい顔して『いなくなって』って言うんですからね。キツイことを言うときは余裕を持っていたい、という気持ちでしょうか」とうなずいた。一方、西島さんは婚約者がいながらも、魅力的な女性を前に、恋に落ちてしまうところに“男の本性”を感じたようで「初めて沓子と結ばれるシーンは…まあ、しょうがないんじゃないかと(苦笑)。いろんな人に『ひどい男だね』とか言われましたが、しょうがないんじゃないかなぁ…」と苦笑いを浮かべつつ「しょうがない」を連発していた。西島さんは劇中、タイ語での演技を披露しているが、タイ語の難しさ…というよりもイ・ジェハン監督の要求にかなり苦労した様子。「一応、勉強して現場に行ったんですが、監督はひどい人で、撮影直前に違うセリフを持ってくるんですよ、『これ覚えて』って」。そんな西島さんにタイ語のセリフの再現をお願いすると「やれますよ!」と快諾。タイ語でバンコクの長〜い正式名称を諳んじてみせ、会場は大きな拍手に包まれた。3人にはさらに、また海外の監督と仕事がしたいか?という質問が。中山さんは「スペイン映画に出てみたい」、西島さんも「一緒に仕事をしてみたい人はたくさんいます」と乗り気。石田さんは「私は、メリル・ストリープさんが大好きなので、おこがましいですが、ご一緒にお仕事できるなら何でもやります!」と語った。最後に、中山さんはこの“サヨナライツカ”というタイトルが持つ意味について「私は“始まり”を意味するニュアンスを持っていると思います。人生の中にはたくさんのサヨナラがありますが、同じ数だけ出会いもある。その繰り返しの中で永遠が見えてくるのではないでしょうか」と語り、観客に向けて「25年後に、もう一度観られたらいかがでしょうか?」と粋な言葉で呼びかけた。『サヨナライツカ』は新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開中。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:【シネマモード】恋する女心を解く鍵は衣裳にあり?『サヨナライツカ』を彩るのは…中山美穂号泣、中島美嘉の歌声に「心に響いてきた」主演作『サヨナライツカ』試写会『サヨナライツカ』中山美穂×イ・ジェハン監督 12年ぶりの現場で感じたデ・ジャヴュ川島なお美、ワケあり恋愛を一刀両断「頭と心と身体が一つになって本当の恋愛!」中山美穂12年ぶり主演作の女のバトルに、辛酸なめ子が“本妻”支持!?
2010年01月23日中山美穂12年ぶりの映画主演、しかも原作は夫の辻仁成ということでも話題の映画『サヨナライツカ』。数年前に、一度映画化の話がありましたが実現せず。当時作品を読んだ際は、「思いきりロマンティックな話だな」と思った私ですが、いま映画として観てみると、「思いきり男目線(男都合)な話だな」と、ちょっと冷めた感情を抱いた私。これが、“年を経て、いろいろ見えてくるようになる”ということなのでしょうか。映画のタッチは、少し韓流ドラマ的。それもそのはず、監督は韓国映画『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハンなのですから、韓流ドラマ好きにはたまらないのではないでしょうか。そんな話題作『サヨナライツカ』で、私が最も興味を惹かれたものといえば、ロケ地と衣裳。まずは、なんとも煌びやかなロマンスの舞台をご紹介します。中山美穂演じる自由奔放で欲望に正直な女性・沓子と、西島秀俊演じるビジネスマン・豊がロマンスを花開かせる舞台はタイのバンコク。劇中、庶民たちの生活の場であるチャオプラヤー川から、黄金色の王宮まで、様々なタイの風景が映し出されますが、一番の見どころは、二人の密会の場であるホテル“ザ・オリエンタルバンコク”(現マンダリン オリエンタルバンコク)でしょう。世界各国の王侯貴族、セレブリティを顧客に持つ世界屈指の名門ラグジュアリーホテルが、およそ130年もの歴史の中で、初めて映画撮影を許可。ホテルでのシーンは、すべて実際のオリエンタルで撮影。優雅で風格のあるホテル内部、歴史と伝統が染み付いた重厚感のあるムード、そして美しく整えられた庭園などを存分に眺めることができます。このホテルは原作にも実名で登場し、ヒロインの沓子は、このホテルを愛した文豪(ジョセフ・コットン、グレアム・グリーンら)の名がつけられた特別室、オーサーズ・ウイングにある“サマーセットモームスイート”に暮らす設定。それだけに、なかなかお目にかかることの出来ない美しいオーサーズ・ウイング内部、豪華ながらも慎ましさを持つサマーセットモームスイートの室内も、たっぷりと見せてくれるのです。撮影に際しては、ホテルを利用するゲストに配慮し、スタッフはみな、ホテルのドレスコードを守って正装して撮影に臨んだというのも“ならでは”のお話ですよね。“ドレス”といえば、中山美穂が身につける衣裳の数々にもまたため息。欲望に忠実で挑発的な若き日の沓子は、常に肌を露出し、いわば男を誘う服ばかりを身につけています。男性の目を常に意識し、自分の魅力を惜しみなく披露する。そんな彼女のセクシーな魅力を表現するため、衣裳は全体の90%がオーダーメイドだったといいます。物語がスタートした時代は1970年代ですから、露出と言っても現代のように過度な肌見せではなく、そのスタイルはあくまでもクラシカルにする必要が。しかも、沓子はザ・オリエンタルバンコクのサマーセットモームスイートの住人。安っぽくならないよう、常に素材や質感、シルエットのどこかにゴージャス感を漂わせる必要があったといいます。しかも、豊を挑発するとき、豊を本気で好きになったとき、関係が進んだとき、やさぐれているとき…と、豊との関係性が変わっていくに連れて、身につけるものの露出度、素材感、色味などが変化していくのですから、既成のものを用意するのは難しいはず。そこで監督は、中山美穂のために、実に200枚以上のスケッチを用意し、採用したデザインの服を特別に仕立てることにこだわったそう。例えば、挑発用にはゆったりシルエットの花柄ワンピースながらスケスケ、真剣な恋には少し清楚感も漂うコットンの上下で露出も少なく、やさぐれているときは夜の女風の派手な色の光ものドレスや濃厚メイク、関係が進んだときは露出がありながらも白いレース使いで花嫁を意識したワンピースをといった具合。ロマンスの名手であるイ監督は、恋する微妙な女心を表現するのにファッションは必要不可欠だと考えて、女優の表情、セリフと同じぐらい、衣裳にも雄弁に感情を語らせたというわけですね。なるほど、中山美穂は、驚くほどたくさんの服をシーンに応じて着こなしています。これを見ていると、女心はこれほどまでに簡単にファッションから読み取れてしまうものなのかと少し不安にもなったりします。もしかして、あなたも油断していると、“うきうきしている日”“落ち込んでいる日”“勝負の日”…などと、服を通して大声を出して叫んでいたりするかもしれません。ご用心、ご用心。(text:June Makiguchi)■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂号泣、中島美嘉の歌声に「心に響いてきた」主演作『サヨナライツカ』試写会『サヨナライツカ』中山美穂×イ・ジェハン監督 12年ぶりの現場で感じたデ・ジャヴュ川島なお美、ワケあり恋愛を一刀両断「頭と心と身体が一つになって本当の恋愛!」中山美穂12年ぶり主演作の女のバトルに、辛酸なめ子が“本妻”支持!?チョン・ウソンが中山美穂主演『サヨナライツカ』を絶賛3月来日イベント開催も決定
2010年01月22日女優の中山美穂が、1月19日(火)、東京・ユナイテッド・シネマ豊洲で行われた主演映画『サヨナライツカ』ジャパン・プレミアで、主題歌「ALWAYS」を担当する歌手、中島美嘉のナマ歌披露に感極まって号泣した。タイ・バンコクを舞台に、自由奔放に生きる女性・沓子(中山さん)と、婚約者・光子(石田ゆり子)のいるエリートサラリーマン・豊(西島秀俊)の25年越しの恋を描くラブストーリー。サプライズゲストとして来場した中島さんの歌を、舞台脇の椅子に座って聴いていた中山さんは、歌が終わったところで大粒の涙をボロボロ。ハンカチで拭いながら隣にいた西島さんに何かを囁きかける姿を見せていた。歌い終わった中島さんが「緊張しました、すいませんでした、でも楽しかったです。この曲もこの映画も本当に好きなので、邪魔しないよう気持ちを前面に出して頑張りました」と照れ笑い。すかさず中山さんは「すごくよかったです。涙が出てきちゃいました」とまた涙をポロリ。“愛する”西島さんが差し出したハンカチで涙を拭うと「映画にピッタリで彼女(中島さん)の歌声が心に響いてきて、いいなと思いました」と中島さんに笑顔を向けた。一方、演じた役柄について西島さんは「ひどい男ですね、一般的には」と苦笑いしつつも「一生に一度の溺れるような恋に落ちた男の話。どこか憧れますね」と“不倫願望”をポロリ。小悪魔的であり一途という沓子について「(豊は)どちらの面にも惹かれたと思います。ウエディング姿の沓子もベッドシーンの妖艶な姿の沓子もどちらも本当に美しいです」と絶賛した。中山さんは「25年は短い時間ではないですね。でも愛する心を秘めて生きていくと決めた、孤独を選んだんだと思います。人ってなかなか強く人を愛して生きるってできないですよね。沓子の強さが好きですし、強さをもらえました」と共感と思い入れタップリ。左肩を出しボディラインがクッキリ出るデザインのピンク色のドレスを着こなしたセクシーな装いと表情で、終始カメラマンのフラッシュ放射を浴びていた。『サヨナライツカ』は1月23日(土)より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:『サヨナライツカ』中山美穂×イ・ジェハン監督 12年ぶりの現場で感じたデ・ジャヴュ川島なお美、ワケあり恋愛を一刀両断「頭と心と身体が一つになって本当の恋愛!」中山美穂12年ぶり主演作の女のバトルに、辛酸なめ子が“本妻”支持!?チョン・ウソンが中山美穂主演『サヨナライツカ』を絶賛3月来日イベント開催も決定中山美穂&西島秀俊も登壇!『サヨナライツカ』ジャパン・プレミアに80組160名様ご招待
2010年01月19日漫画家でコラムニストの辛酸なめ子が1月9日(土)、東京・渋谷シアターTSUTAYAで行われた映画『サヨナライツカ』のイベントにトークゲストで出席し、恋愛観を披露した。同作は、女優・中山美穂が夫の作家・辻仁成の同名小説を原作に12年ぶりに主演し、タイ・バンコクに赴任したエリートサラリーマン・豊(西島秀俊)とそこで出会った自由奔放な女性・沓子(とうこ/中山さん)、豊が日本に残してきた婚約者・光子(石田ゆり子)の揺れる恋愛模様を描くラブストーリー。日本でもヒットした韓国映画『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督がメガホンを取っている。辛酸さんは、まず石田さん扮する光子について「一番ヤリ手。おっとりした温厚な雰囲気なのに、浮気されても動じず決着をつける強い女性。『死ぬ前に、愛したことを思い出しますか、それとも愛されたことを思い出しますか』と男性的な言葉で呪縛にかけて夫を縛る。全てを陰で動かしているのかなって思いましたねぇ」と鋭い洞察眼(?)を通じた感想。さっそく観客約40人の笑いを誘った。“中山さん”こと沓子と光子のどちらが好き?と司会者から聞かれると、「光子さんですね。自分が本命だと自信を持っているところがいいなと」と即答し、さらに会場の笑いを誘発。もし豊の立場に立ったら?の質問には「両方いきます。奔放な女性に振り回されたい願望は誰にでもあると思います。でも仕事に支障が出るとマズイので(両方の女性にいくのは)短期間がいいと思います」と理性的な考え。同じ質問に、同じくゲストのタイ古式マッサージ師の宮原由佳は「でも2人ともある意味純愛で一途なんですよね」と劇中のライバル同士の女性2人に温かい眼差し。一方、インテリア・コーディネーターの岩田博文さんは「魅力的な女性が現れたら…」。フードコーディネーターの寺田真二郎さんも「タイプの女性であれば流れてしまうと思う。実際、沓子も光子も味わってみたい」と肩書に合わせて本音をポロリ。男性ゲスト2人で女性の観客を苦笑いさせていた。『サヨナライツカ』は1月23日(土)、新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:チョン・ウソンが中山美穂主演『サヨナライツカ』を絶賛3月来日イベント開催も決定中山美穂&西島秀俊も登壇!『サヨナライツカ』ジャパン・プレミアに80組160名様ご招待中山美穂、久々にファンの前へ!石田ゆり子と舞台上で西島秀俊の取り合い?中山美穂、撮影現場よりも久々の会見に緊張?現場では西島秀俊に嫉妬も!中山美穂×西島秀俊『サヨナライツカ』主題歌に中島美嘉!切ない詞に涙必至?
2010年01月09日韓国のトップ俳優、チョン・ウソンからまもなく公開を迎える『サヨナライツカ』を絶賛する応援メッセージが到着した。辻仁成の同名小説を原作に、辻さんの妻である中山美穂が12年ぶりに映画主演を果たした作品として注目を浴びる本作。なにゆえ、韓国の名優からメッセージが到着が届いたのか?本作でメガホンを取ったのは韓国の名匠イ・ジェハン。ジェハン監督の名を韓国のみならず日本にも知らしめ、いまなお日本国内で上映された韓国映画の中で歴代1位の興行記録を持っているのがウソンが主演を務めた『私の頭の中の消しゴム』なのである。韓国ではウソンのみならず、ジェハン監督の次回作へ出演予定のクォン・サンウや、昨年の日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得し日本でも人気の「Big Bang」のT.O.Pや俳優のチャ・スンウォンらが、映画の完成をいまいまかと待ちわびていたとか。また、今回のメッセージ発表とあわせて、ウソンの3月の来日も決定。3月27日(土)には単独来日イベントが開催されることも決まった。ウソンは『サヨナライツカ』について「完成前に、編集室で少し拝見する機会があったのですが、イ・ジェハン監督のオリジナリティあふれる映像美がとても素晴らしかったです!映像の一部を観ただけで、さらに先を観たくなる、気になる映画でした」と手放しで絶賛。続けて「韓国でも、『私の頭の中の消しゴム』以来、みなが待ち焦がれていたイ・ジェハン監督の作品!監督が時間をかけて温めてきた大切な映画です。日本のみなさまには、とても感動的で素敵な時間を過ごしていただけると思います。映画の成功を願うとともに、祝福いたします」とのコメントを寄せてくれた。2010年の初泣きはこの映画?『サヨナライツカ』は1月23日(土)より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。チョン・ウソンイベント 情報日時:3月27日(土)14:00開場/15:00開演場所:日比谷公会堂チョン・ウソン公式サイト:■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂&西島秀俊も登壇!『サヨナライツカ』ジャパン・プレミアに80組160名様ご招待中山美穂、久々にファンの前へ!石田ゆり子と舞台上で西島秀俊の取り合い?中山美穂、撮影現場よりも久々の会見に緊張?現場では西島秀俊に嫉妬も!中山美穂×西島秀俊『サヨナライツカ』主題歌に中島美嘉!切ない詞に涙必至?中山美穂、12年ぶりの銀幕に出会いと別れ語る「壊れてしまうのではないかと思った」
2010年01月08日中山美穂の12年ぶりの映画出演作となる『サヨナライツカ』の完成披露試写会が、記者会見に続いて10月27日(火)の夜に行われ、中山さんを始め西島秀俊、石田ゆり子、そしてイ・ジェハン監督が上映前の舞台挨拶に登場した。中山さんは昼間の会見時の肩出しドレスとは趣きを変えて、華やかな黄色いワンピースで登場。作品について「何度でも観たくなる作品になっています」と力強くアピールした。久々の映画出演を決めた経緯に話が及ぶと、「話をいただいたときは驚きましたが、以前、一度(本作の映画化の)お話があったときの気持ちが甦り、演じたいと思いました」と語った。西島さんは、婚約者(石田さん)がいながら、中山さん扮する奔放な女性、沓子との愛に溺れていくサラリーマンを演じたが、その中山さんを西島さんは絶賛!「中山さんじゃなかったら、この映画は完成しなかったと思います。役柄を演じるだけでなく、現場を支えてくださいました。中山さんは、自分のことは全く考えず、作品のことだけを考える人なんです。そんな姿勢に勇気づけられました」と称賛を惜しまない。中山さんは少し照れくさそうに「西島さんも、すごく忍耐強い方で、スタッフを盛り上げたりとかしてくださって、私も現場で支えられました」と笑顔で返した。こんな2人の相思相愛ぶりに石田さんは少し嫉妬気味?西島さんは「石田さんが現場にいらっしゃるとホッとするんですよ」と語るも、石田さんは「西島さんは、本当は私に対して、特に感想はないと思います…。いいんです、私は。この2人(中山さん&西島さん)の素晴らしいラブストーリーになってますので」と寂しそうな笑顔を浮かべての自虐コメントで、会場は笑いに包まれた。イ・ジェハン監督は「全てのシーンを丁寧に作り上げました。細かいところまで観ていただければ嬉しいです」と静かな口調ながら自信をにじませた。最後に中山さんは、詰めかけた観客に「観終わったらみなさん、いろんな感想をお持ちになっていろんなお話をしたくなると思います。それは、愛についてであったり、人生についてであったり、生きるということについてだったりするでしょう。そんな話を日本中の人々がしてくれたら嬉しいです。壮大なラブストーリーになっています!」と呼びかけ、舞台挨拶は幕を閉じた。『サヨナライツカ』は2010年1月23日(土)より、新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂、撮影現場よりも久々の会見に緊張?現場では西島秀俊に嫉妬も!中山美穂×西島秀俊『サヨナライツカ』主題歌に中島美嘉!切ない詞に涙必至?中山美穂、12年ぶりの銀幕に出会いと別れ語る「壊れてしまうのではないかと思った」
2009年10月28日中山美穂の12年ぶりの映画主演作となる『サヨナライツカ』の完成記者会見が10月27日(火)に開かれ、中山さんと共演の西島秀俊、石田ゆり子にメガホンを握った韓国人監督のイ・ジェハンが出席した。映画は辻仁成の小説を原作に、25年にもわたる男女の愛を描いており、中山さんは自由奔放な女・沓子を、西島さんは沓子と燃えるような恋に落ちる豊を、そして石田さんは豊の貞淑なる婚約者・光子を演じている。左肩を大胆に出したシックなドレスで登場した中山さん。「現場では不思議とブランクを感じなかったんですが、いま、この瞬間、(会見への出席が)すごく久しぶりだな、という気がしてすごく緊張してます」と語った。そんな彼女に質疑応答では質問が集中!12年ぶりに映画に出演する気になったきっかけを尋ねられると「以前からこの作品を映画化するというお話は伺ってました。沓子という女性に魅力を感じていましたが、まさか自分が演じるなんて思ってもみなかったです。ただ、監督からお話をいただいて、眠っていた感情が甦って、どうしても演じたい…沓子のような自由奔放な女性の役をやりたいって思ったんです」と語った。相手役の西島さんは撮影をふり返り「一番大変だったのは、監督がシーンごとに説明をしてくださるんですが、そこで要求される感情がひとつじゃないんです。喜びと悲しみとあきらめと…という感じで。全シーンがそうで、それを表現できるまでOKを出さないんです。辛く、やりがいのある現場でした」と充実した表情を見せた。が…一方で中山さんは「私には、大きな注文はなかったです。(厳しい要求を受ける)西島さんにちょっと嫉妬しました」といたずらっぽく笑った。石田さんは自身の役について「武家の妻のようですね。家庭を守り、夫を支えるのが自分のやるべきことであるという揺るぎない気持ちを持っている女性です。私なりに、彼女の美学を考えて演じました。監督には『優しく、やわらかく、包み込むように』という注文をいただきました」と説明した。劇中では2人の全く違うタイプの女性の間で揺れ動く男を演じた西島さんだが、個人的にはどちらに惹かれるか?という質問に西島さんはかなり困った表情。「両方が一番いいんですが…(苦笑)。豊が揺れ動く気持ちがよく分かります。僕が豊の立場でも揺れると思います。そうですね…映画を観ていただいてそれぞれに感じていただければ…」と何とか逃げ切った。逆に女性陣2人に沓子と光子、どちらに魅力や共感を感じるか?と尋ねると、石田さんは「本来、全ての女性は沓子と光子の2人の部分を少なからず持っていると思います。気持ちの上で、この2人は表裏一体なのかな、と。でも完成した映画を観たら『沓子、魅力的だな…。男ならこっちを選ぶかな』と正直、思いました(笑)」と明かした。中山さんもこれにうなずき、「光子には共感しますし、沓子のような女性への憧れの気持ちもあります」と答えた。さらに、中山さんには(現在、住まいのある)パリでの7年の生活が何か影響を与えたことは?という質問が投げかけられたが「ブランクが明けて、演じる上で、このブランクの間に変わった部分が演技ににじみ出ればいいな、という思いでした。ただ、自分の中で(ブランクが)どのように影響したか、ということは私にも分かりません」という答えが返ってきた。『私の頭の中の消しゴム』を手がけた鬼才として日本でも人気の高いイ・ジェハン監督は「原作を読んで、光子が書く詩に感動し、“岐路”というワードを見たときにこれを映画化したいと思いました。別れたくても別れられない、2人の胸の痛みを映像にしたかったんです」と作品に込めた思いを明かした。『サヨナライツカ』は2010年1月23日(土)より、新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開。■関連作品:サヨナライツカ 2010年1月23日より新宿バルト9、丸の内TOEI2ほか全国にて公開© 2009 CJ Entertainment Inc. All Rights Reserved.■関連記事:中山美穂×西島秀俊『サヨナライツカ』主題歌に中島美嘉!切ない詞に涙必至?中山美穂、12年ぶりの銀幕に出会いと別れ語る「壊れてしまうのではないかと思った」
2009年10月27日