仲野太賀主演で「南海キャンディーズ」山里亮太原作の小説をドラマ化する「あのコの夢を見たんです。」の10話が12月4日深夜オンエア。鞘師里保演じるヒロインのダンスとラストシーンに感動の声が広がっている。2010年10月から月刊テレビ誌「B.L.T.」にて連載され話題となった「南海キャンディーズ」山里亮太による、実在する人気女優やアイドル、モデルたちのイメージから創作した初の短編小説「山里亮太短編妄想小説集 あのコの夢を見たんです。」をドラマ化した本作。山里亮太を仲野さんが演じ民放ドラマ初主演を務め、“妄想ノート”に登場するヒロインとして中条あやみ、芳根京子、森七菜、飯豊まりえ、大原櫻子、山本舞香、大友花恋、白石聖ら人気女優が毎回ヒロインを演じ、今回は元モーニング娘。のメンバーとしても知られる鞘師さんが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。小説家の山里は過去の栄光に縛られ目標や希望を失っていた。そんな時、小高い丘の上で踊りの練習をする舞台女優志望の里保(鞘師さん)を見かける。これからオーディションだという里保は、明日結果を知らせるからまたこの丘に来て欲しいと告げ、荷物を忘れたまま走り出す。翌日、また丘で里保と再会した山里は、彼女からオーディションに合格したことを知らされ、そのお礼にお弁当を作ってくると言われる。それから毎日里保と会うようになり、人生に希望を見出した山里は再び小説を書くようになるが、完成した小説を見せようと丘に向かうとそこに彼女の姿はなかった。その後、人気作家となった山里のサイン会に以前、里保にプレゼントしたシュシュをつけた女性(松本若菜)が現れる。それからさらに時が流れ、彼女と結婚した山里が、妊娠している彼女のお腹に耳を当てると、里保のダンスのステップの音が聞こえてくる…というのが今回のストーリー。「鞘師里保さんのドラマ良かったな。山ちゃんこんなストーリー書けるのか」「鞘師里保さんの可愛さと、物語のせつなさに、感動しました」「最後のサプライズ、ありがちなようで感動しちゃう」「心地よくなるドラマをありがとう」「ストーリーが温かくて最後まで素直に見ちゃいました」など、ラストに感動の声が続出。また鞘師さんのダンスにも「心から楽しそうに踊る姿を観てるだけで涙がボロボロ出てきた」「音楽にぴったりすぎて気持ちよすぎてしなやかすぎてさすが」と、賞賛の投稿が多数寄せられている。(笠緒)
2020年12月05日森七菜、中村倫也、仲野太賀らが織りなすラブストーリー「この恋あたためますか」の第7話が12月1日放送。森さん演じる樹木と中村さん演じる浅羽の“すれ違い”に「切ない」「社長遅い」など様々な反応が寄せられている。主人公の井上樹木に森さん、浅羽拓実に中村さん、新谷誠に仲野さん、北川里保に石橋静河、神子亮に山本耕史、一岡智子に市川実日子、李思涵に古川琴音といったキャストが出演する本作。浅羽が「ココエブリィ」の社長の座を追われ、会社を去る際、車の窓の外から「好き」と想いを伝えた樹木。その後浅羽は以前樹木がバイトしていたココエブリィ上目黒店で働くことになり、同僚たちと温泉旅行に行く。樹木も同行した温泉旅行で浅羽から、樹木は聞こえていなかったと思っていた自分の告白が浅羽に届いていたことを知らされる…というのが前回のおはなし。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。浅羽から「君の気持ちには答えられない」と言われた樹木は、思わず「あれは冗談」と返答してしまう。そんな浅羽に対し誠は、温泉旅行の間、自分が里保と一緒にいたと伝える。ココエブリィ上目黒店では、温泉への研修旅行で浅羽が思いついた「コンビニの新しい形」がスタートする。浅羽は創業者一族の香織(笹本玲奈)に頼み、移動販売車での出張販売を始めようとしていた。そんななか誠が樹木に改めて「付き合ってほしい」と交際を申し込む。樹木が浅羽からもらったスノードームを返却しようと店に行くと、温泉旅行で行った軽井沢で大規模停電が発生。樹木は移動販売車で軽井沢に向かおうと提案。最初は「無駄足だ」と否定的だった浅羽だが、現地で移動販売が大盛況となり、誠と里保も応援に駆け付け…というのが今回のストーリー。ずっと働きづくめだった樹木に温かい飲み物を差し入れる浅羽。彼女の手が冷たいことに気づき、自分の手で上から温める。すると樹木は「捨てるなんて無理。でも持っとくのも無理」ともらったスノードームを浅羽に返す。その後、誠の告白に応え、2人は付き合うことに…というラストだった。移動販売の応援にやってきた誠は樹木を車に乗せ2人で帰路に。その2人から目を背けるように視線を合わせず見送る浅羽。浅羽を吹っ切ろうとする樹木と、樹木に惹かれていく自分に気づきつつある浅羽…すれ違う2人の姿に「樹木ちゃん。浅羽さんの事が好きなのに、スノードームを返すシーンが少し切ない」「恋ってホントにすれ違いばっかり・・」「社長遅いよぉ」「不器用で罪な男ですよね」「倫也さんの表情にキュ~ンとしちゃいます」など、視聴者から様々な反応が寄せられている。(笠緒)
2020年12月02日映画『泣く子はいねぇが』(20日公開)の公開記念オンライントークイベント「呑んで語らう秋の夕べ」が25日に都内で行われ、主演の仲野太賀、佐藤快磨監督、写真家の草野庸子氏、司会として本作プロデューサーの伴瀬萌氏が登場した。同作は是枝裕和監督が才能に惚れ込んだ、新進気鋭の監督・佐藤快磨の劇場デビュー作で、第68回サン・セバスティアン国際映画祭で最優秀撮影賞を受賞した。秋田県・男鹿半島の伝統文化「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出し、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公・たすくが、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描く。本イベントは、現在下北沢・BONUS TRACKで開催中の「泣く凪へ『泣く子はいねぇが』公開記念写真展」からの生配信ということで、展示写真を見ながらさまざまなエピソードが披露された。仲野は、地元での大失敗から逃げ出した東京で、古川琴音演じる酔い潰れた職場の後輩を家に泊めた翌朝のシーンをセレクト。視聴者からは「アドリブはありましたか?」と質問が寄せられた。後輩の猛烈なアタックに動揺したたすくが思わず掃除グッズを持ってしまうリアクションは仲野からの提案だったが、そのあと落としてしまったのは「事故」だったそうで、結果的に奇跡のシーンになったことが明かされる。続けて、草野氏はたすくの兄役・山中崇と母役・余貴美子が実家で夕食を食べるシーンをピックアップ。仲野は「実は余さんにお母さん役をこれまで3回もやってもらっていて、ここでも親子をやれるんだ、とすごい嬉しかった」と喜びを語った。佐藤監督が選んだのは、たすくと、吉岡里帆演じる妻のことねが車中で会話をする場面。久しぶりに会う2人という緊張のシーンだったため、気軽に写真を撮らせてほしいと言えず、草野氏はこそこそと隠れるように撮影したという。同じくこのシーンでは、寒い中でも堤防で1人感情を作っていた吉岡に、演出のため勇気を出して声を掛けたという佐藤監督。「太賀くんも吉岡さんも僕を受け入れてくれて感銘を受けました」と、監督らしからぬ謙虚な感想が笑いを誘っていた。さらに「太賀さんのお父さんが映画を見に行くと言っていましたが感想はいかがでしたか」という質問に仲野は「とにかく吉岡さんが素晴らしかったと強めにコメントをもらいました」と、父で俳優の中野英雄が吉岡の大ファンであることを明かした。親交の深い柳葉敏郎が出演していることも感慨深かったそうで、その演技には「勉強になりました」と感想を寄せられたそう。さらに、再び見た際にはなんと「隣に佐藤浩市さんの息子さん(出演者である寛一郎。たすくの親友・志波役)がいたぞ!」という意外すぎる報告があったとのことで、爆笑に包まれた。最後に仲野が「『泣く子はいねぇが』との時間が終わってしまうのはさみしいですが、本当に幸せな時間を過ごせて、2020年はこの映画に出会えて本当に幸せでした。ありがとうございました」とカメラの向こうで見守る視聴者に向けて真摯な気持ちを伝え、イベントを締めくくった。(C)2020『泣く子はいねぇが』製作委員会
2020年11月26日新進気鋭の監督・佐藤快磨(さとう・たくま)の劇場デビュー作で、仲野太賀主演の映画『泣く子はいねぇが』が公開中だ。この度、映画公開を記念したオンライントークイベントが、11月25日に本作の写真展が開催されている下北沢BONUSTRACKで行われ、主演の仲野、佐藤監督、オフィシャルスチールを務めた写真家・草野庸子、伴瀬萌プロデューサーが登壇。写真展に飾られている写真にまつわる思い出話や本作への想い、制作秘話などが語られた。本作は、監督・脚本・編集の佐藤快磨が、秋田県・男鹿半島の伝統行事「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出し、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描いた完全オリジナル作品。9月に行われたサン・セバスティアン国際映画祭(スペイン)のオフィシャルコンペティション部門では、撮影の月永雄太が最優秀撮影賞を受賞している。トークイベントでは、はじめにイベント会場と隣接している飲食店で展開されている本作とのコラボメニュー、映画で登場したサザエおにぎりと秋田名物だまこ汁が全員に振舞われ、ロケ地となった秋田県男鹿市に思いを馳せながら佐藤監督が乾杯の音頭を取った。劇中ではサザエおにぎりを食したたすくが、サザエと米の相性の悪さに思わず「まっず!」と驚愕するシーンを演じた仲野だったが、今回のコラボメニューのおにぎりは「美味しい!なんで劇中ではあんなにまずかったの?」とコラボメニューを絶賛し、「撮影のときのサザエおにぎりはトラウマ級にまずかったです」と答えて笑いを誘った。本イベントは現在、下北沢BONUS TRACKで開催中の「泣く凪へ『泣く子はいねぇが』公開記念写真展」からの生配信ということで、展示している写真をチョイスして、その写真にまつわる出来事や思い出話を披露する形式で行われた。最初に仲野がピックアップした写真は、仲野と古川琴音との共演シーン。地元での大失敗から逃げ出した東京でたすくが、酔い潰れた職場の後輩を家に泊めた翌朝に繰り広げられる、絶妙な間とアドリブで笑いを誘うシーンは「じつは一番やりたかったかもしれない」と語った佐藤監督。視聴者からの「アドリブはありましたか?」という質問に、古川演じる後輩の猛烈なアタックに動揺したたすくが思わずクイックルワイパーを持つ、という部分は仲野からの提案で撮影されたようだが、そのあと落としてしまったのは実は事故だったそうで、結果的に奇跡のシーンが撮れたと裏話を披露した。続けて、草野が選んだ写真は、たすくの兄と母を演じた山中崇と余貴美子が実家で夕食を食べるシーン。仲野は「実は余さんにお母さん役をこれまで3回もやってもらっていて、ここでも親子をやれるんだ、とすごい嬉しかった」と当時のキャスティングについての喜びを語った。また、同シーンについては企画の是枝裕和にも助言を得た上で、完成されたシーンということで、佐藤監督も特に思入れ深いと振り返った。佐藤監督が選んだのは、たすくとことね(吉岡里帆)が車中で会話をする場面。久しぶりに元妻のことねに会うたすくという緊張のシーンで気軽に写真を撮らせてほしいと言えず、草野はこそこそと隠れるように撮影したという。しかしそんな大事な撮影前、寒い中堤防でひとり感情を作っていた吉岡に声を掛けたという佐藤監督。演出のため勇気を出して声をかけたという監督は「太賀君も吉岡さんも僕を受け入れてくれて感銘を受けました」と、監督らしからぬ感想を述べて笑いを誘っていた。視聴者からの質問コーナーでは「娘の発表会のシーンで、成長した娘をさがすたすくの姿が印象的だった」という声に、仲野は「お遊戯会を見に行くシーンは自分も好き。たすくなりの張りつめた感情はどこで緩むべきか、どこで感情の起伏を作るべきか悩んでいたけれど、このシーン一点突破で行けた。とにかく脚本がすばらしかった」と佐藤監督の脚本を絶賛。続けて「エンドロールの後の映像が印象的だった」というコメントに佐藤監督は「ナマハゲがずっと続いてほしいという想いがあった。今日まで絶やさないようにしている方々への感謝を込めたかったんです」と地元・秋田県への愛を語った。また、ナマハゲのシーンでは山に登り、寒さに震えながら撮ったカットでもあったそうで、「使わないと……」という脅迫観念もあったと笑いながら明かした。そのエピソードには仲野も「信じられないくらい手間暇がかかってますね」と感心。さらに“太賀さんのお父さんが映画を見に行くと言っていましたが感想はいかがでしたか?”という質問には、仲野は「とにかく吉岡さんが素晴らしかったと強めにコメントもらいました」と吉岡の大ファンでもあるという中野英雄らしい感想がまずあったとか。また中野英雄と親交の深い柳葉敏郎が出演していることも感慨深かったそうで「(柳葉の演技に)勉強になりました」と感想を寄せた。さらにもう一度見に行った際になんと「隣に佐藤浩市さんの息子さん(出演者である寛一郎)がいたぞ!」という意外すぎる報告があったとのことで、全員が爆笑。終始和やかな雰囲気の中イベントは進行し、最後に仲野が「なかなか初日を終えて後も、こうやってトークライブをさせてもらえてとても楽しかったです。たくさんの視聴者の中には本作を見てくれた方も、まだ見てくれていない方もいると思います。映画を愛し、この作品を愛したスタッフたちが手間暇かけて作った作品です。まだ見ていない方がいたらぜひ劇場に観に来ていただきたいです。『泣く子はいねぇが』との時間が終わってしまうのはさみしいですが、本当に幸せな時間を過ごせて、2020年はこの映画に出会えて本当に幸せでした!ありがとうございました」とカメラの向こうで見守る視聴者に向けて、真摯な気持ちを伝え、イベントの幕を引いた。『泣く子はいねぇが』公開中
2020年11月26日直木賞作家・佐木隆三の小説「身分帳」を原案とした、主演・役所広司、西川美和が監督を務める映画『すばらしき世界』より、ポスタービジュアルと予告編が公開された。本作は、生きづらい社会の中で一度レールを外れても懸命にやり直そうとする実在の男と、彼を追う若きテレビマンのカメラを通して、社会と人間のいまをえぐる問題作。本年度第56回シカゴ国際映画祭にて、観客賞と最優秀演技賞(役所広司)の2冠の快挙を成し遂げ、すでに国内外で話題の本作。到着した予告編では、役所さん演じる三上の出所シーンからスタート。「今度ばかりは堅気ぞ」と新たな生活に意気込むが、社会福祉課や教習所の教官らに厳しくはねつけられ、13年ぶりの社会復帰は思うように運ばない。そんな中、テレビマンの津乃田(仲野太賀)と吉澤(長澤まさみ)が三上に近寄ってくる。チンピラに絡まれているサラリーマンを見かねた三上は、暴力で叩きのめしてしまい、それを見た津乃田は、三上の一面に言葉を失う。そして、「何で闘ってぶちのめすしか策が無いと思うんですか。そこが変わらない限り、あなたは社会じゃ生きていけない」と三上に社会復帰への姿勢を諭す津乃田だが、それに対し三上は「お前らみたいな卑怯な人間になるくらいなら、死んでけっこうたい!!」と激しく言い放つ。さらには、吉澤が声を荒げるシーンや、三上が出会うスーパーマーケットの店長役の六角精児、そして安田成美らの姿も確認することができる。また、三上がこちらを向くポスタービジュアルには、“この世界は 生きづらく、あたたかい”というコピーが書かれ、辛いだけではない、希望も想起させるかのようだ。『すばらしき世界』は2021年2月11日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:すばらしき世界 2021年2月11日より全国にて公開©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会
2020年11月25日映画『泣く子はいねぇが』(11月20日公開)の公開記念舞台挨拶が21日に都内で行われ、仲野太賀、吉岡里帆、寛 一 郎、柳葉敏郎、佐藤快磨監督が登場した。同作は是枝裕和が才能に惚れ込んだ、新進気鋭の監督・佐藤快磨の劇場デビュー作で、第68回サン・セバスティアン国際映画祭で最優秀撮影賞を受賞した。秋田県・男鹿半島の伝統文化「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出し、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描いた。仲野は父・中野英雄の兄貴分である柳葉について「僕にとってはお正月は毎年"柳葉詣で"という中野家の伝統行事があって、ちっちゃい頃からわんさか泣かされました。秋田の人にとってのナマハゲがあるとしたら、僕にとっては"ヤナギバ"」と笑わせる。「対面するだけで震え上がるような……」という仲野に、柳葉が「正直に言え」とけしかけると、仲野は「本当に身近な存在でして、そういう方と父親がわり、まるで親子のような関係性の共演ができたというのは、僕自身役者をやっていて本当に感慨深いものがあります」としみじみと語った。柳葉も「くう〜」と顔を覆い、「本当に、生まれた時から知ってまして、来るたびにちょっかい出して、帰る時は必ずベソ書いて帰ってたというね。そんな彼がこうしてこの場にいて、自分が共にできるというのは本当にご両親も喜ばれてると思うんですけど、胸がいっぱいです」と胸中を明かす。「それが功を奏したと言いますか、役の上でもその気持ちを表現できる間柄の設定だったので、現場は本当にあったかい空間の中で過ごさせてもらいました」と振り返り、「な、太賀おめでとう」と祝福した。
2020年11月21日仲野太賀主演「あのコの夢を見たんです。」。11月20日深夜の8話は白石聖をヒロインに迎えてのオンエア。SNSでは白石さんの役柄に「完璧な采配」と言った声や、その演技にも「真面目にふざけてる感じが好き」などの声が寄せられている。本作は「ドラマ24」枠60作目として、2010年10月から月刊テレビ誌「B.L.T.」にて連載され話題となった「南海キャンディーズ」山里亮太による、実在する人気女優やアイドル、モデルたちのイメージから創作した短編小説「山里亮太短編妄想小説集 あのコの夢を見たんです。」をドラマ化。山里さんを仲野さんが演じ、中条あやみ、芳根京子、森七菜、飯豊まりえ、大原櫻子、山本舞香、大友花恋といった注目の若手女優が毎回ヒロイン役で出演。今回は白石聖が登場した。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。白石さんが演じたのは才色兼備で部下からの人望も厚く、どんな仕事も完璧にこなす広告会社の社員。白石はすべてが順調に行き過ぎるゆえに人生をつまらなく感じていたが、たまたま拾った庶務八課の山里のネームプレートを渡しに行き、常に誰かへ嫉妬し言葉を吐き出しながらノートにペンを走らせる姿を目撃したことで、他人への嫉妬を燃料に自分を奮い立たせる山里の生き方に感銘、弟子入りを志願。そのかいあって白石には嫉妬の気持ちが芽生えていく。そんな白石に山里は「嫉妬の向こう側へ行け」と“名(迷)言”を浴びせる。その言葉に感銘を受けた白石は嫉妬を成長の糧として、さらに進歩を遂げる。反対に白石という“弟子”に恵まれたことで山里は嫉妬する気持ちを失う。そんな山里を再び奮起させようと白石は「嫉妬しか取り柄がなかったくせに」と罵り「もう終わりね」と山里の元を去る。それから5年、山里は白石への嫉妬から起業、日本有数の企業の社長となったが買収の危機に瀕していた。そこに白石が再び現れ「師匠、遅くなりましたが授業料です」と、買収を阻止するための資金を献上する…というのが今回のおはなし。「羨望、ムカつき、絶望すること自体を否定しない。安易な改心もせず、嫉妬心の向こう側へと突き進む。これは暗黒な気持ちを抱えたまま足掻く僕らへのエール。白石聖様に凡人を蔑む役は完璧な采配」「白石聖ちゃんは可愛いのに面白い。すっげー真面目にふざけてる感じが好き」「初めて見たけど…白石聖って女優さん、綺麗」「今夜8話の白石聖の回、1番良かった!」など、ストーリーと白石さんに絶賛の声が上がる。また仲野さんの“嫉妬ぶり”にも「仲野山里の嫉妬に燃えるシーン、回を追う事に本人にどんどん寄ってきてるのが凄い」「仲野太賀、なんていうかすごい原作者の挙動をおさえてるな」と、改めてその再現性を讃える反応が多数寄せられている。(笠緒)
2020年11月21日11月上旬の朝、東京近郊のレジャー施設。コーヒーカップに乗ってはしゃぐ笑顔のカップルがいた。森七菜(19)と仲野太賀(27)だ。森の主演ドラマ『この恋あたためますか』(TBS系)の撮影だった。昼食時も森は楽しそうに女性マネージャーとお弁当を食べていた。森といえば、NHK連続テレビ小説『エール』にも、主人公の妻・二階堂ふみ(26)の妹役で出演。存在感を見せつけている。「大分在住だった森さんは中3のとき、お母さんと海鮮焼きの店に行ったときにスカウトされました。事務所に所属して1カ月半後のオーディションで行定勲監督作品のヒロイン役に抜擢。その後もドラマ『3年A組』(日本テレビ系)、映画『ラストレター』、劇場アニメ『天気の子』など話題作に続々と出演し、今、業界内では“オーディション荒らし”の異名も。『エール』でも本当はヒロイン役を受けたのですが、落選。その代わりに、今回の妹役のオファーがあったのです」(テレビ局関係者)今春、高校を卒業するまで実家・大分で暮らしていた森。仕事が入る度に上京していたという。「単身、片道5時間かけて通っていたそうです。東京での仕事が続く日は、女性マネージャーの家で寝泊まりすることもあったといいます」(前出・テレビ局関係者)デビューから3年で女優として開花した森。今の仕事が楽しい理由を本人は率直にこう語っている。《私、小学生の頃に両親が離婚して、お父さんとたまに旅行したりもするんですけど、やっぱり一緒に過ごす時間は少なくて。お母さんとも離れ離れの時間が長いし、満たされない気持ちというのがずっとあるんです。でも周りの大人の方たちがいっぱい愛をくれて》(CINRA.NET’20年1月15日)前出のテレビ局関係者は言う。「もともと大阪で暮らしていたのですが、離婚後、森さんはお母さんとともに大分へ。お父さんは料理人をしていると聞きました。多忙な森さんはなかなかお父さんとは会えないようで、定期的に電話しているそうです。彼女は元気がなくなるとお肉を食べたくなるらしく、お父さんに電話をして“おねだり”するそうです。太っ腹なお父さんは牛タンの塊肉を一気に7本も送って元気づけたこともあったといいます」ふだん会えない父の“食材”エールが、森の元気の源のようだ。彼女の次の夢はやはり、朝ドラのヒロインになることだという。「実は来春放送の朝ドラ『おかえりモネ』の最終選考の3人にまで残ったそうです。結果的に清原果耶さんが選ばれましたが、今回の二階堂さんとの共演で、自分に足りない部分を学べたそうです。『スタッフや視聴者の方から“安心して任せられる”と思ってもらえるような女優になりたい』と話していました」(NHK関係者)この勢いで、朝ドラヒロインの座を射止める日も近いかも!「女性自身」2020年12月1日・8日合併号 掲載
2020年11月21日秋田県男鹿市の伝統芸能「男鹿のナマハゲ」をモチーフにした自らのオリジナル脚本を映画化した新鋭・佐藤快磨監督の劇場映画デビュー作『泣く子はいねぇが』。本作で娘が生まれても大人になりきれない不器用な青年に扮した仲野太賀と子供じみた彼に限界を感じ、厳しく突き放す妻のことねを演じた吉岡里帆の対談が実現!佐藤監督の脚本に惚れ込み、出演を快諾。久しぶりに共演したふたりが、役との向き合い方や演じる際の苦労、芝居を交わしたときの相手の印象、佐藤監督ならではの演出スタイルといった撮影の裏話から、本作のテーマでもある「大人になるとは?」に関するそれぞれの考えまでたっぷり話してくれました。そこから見えてくる『泣く子はいねぇが』ならではのかけがえのない世界観と佐藤快磨ワールドとは!?ふたりでガッツリ芝居をするのは今回が初めてだった――佐藤監督のオリジナル脚本を最初に読んだ時はどんな感想を持ちました?仲野素晴らしい脚本だと本当に思いました。いまもそうなんですけど、自分自身20代になって、何でもっと上手くできないんだろう? とか、何でもっと大人になれないんだろう? というモヤモヤした気持ちが漠然とあって。10代のころの気分が心の中心に未だに図太く横たわっているという自覚もあったんです。そんなときにこの脚本を読んだんですけど、大人になりきれない、父親になる自覚がないまま父親になった主人公のたすくには、求められたことに応えたい気持ちはあったけれど、応えられるだけの域に達していなかった僕が投影されているような気がして。この脚本なら、20代の等身大の自分を遺憾なく表現できると思いました。吉岡私は、秋田県出身の佐藤監督が長い時間をかけ、練りに練って脚本を書かれたという話を聞いてから読んだんですけど、構成の緻密さに驚いたのと同時に、監督がいままでやってこられたことをこの作品にぶつけているなというのをすごく感じました。「男鹿のナマハゲ」という文化を通して、未熟な青年の父性を描いていく語り口も面白いですよね。その中で日本人独特の心の機微が描かれていたから、本当にやり甲斐のあるお仕事をいただけたなと思って嬉しかったんですけど、内に籠った個人的な心の葛藤を表現するのは難しい作業になるんだろうな~というちょっとした恐怖も感じました。『泣く子はいねぇが』(C) 2020「泣く子はいねぇが」製作委員会――たすくを仲野さん、ことねを吉岡さんが演じるって聞いたときは、それぞれどう思われましたか?仲野ことねが吉岡さんって聞いたときは本当に嬉しかったです。というのも、吉岡さんと最初にご一緒したのがたぶんドラマの『ゆとりですがなにか』(16)なんですけど、あのときは面と向かってガッツリ芝居をしないまま終わってしまって。その後もあまりご一緒する機会がなかった。ここまでガッツリ芝居をするのは初めてですよね?吉岡うん、初めてですね。仲野しかも、同い年なんですよ、僕たち。吉岡そうなんですよね。仲野だけど、吉岡さんの最近の活躍は知っていたから、そんな吉岡さんがこの映画に参加してくれたことがとにかく有り難くて。すごく濃い時間を一緒に過ごせるんじゃないかなって勝手に思っていました。吉岡太賀さんが主人公のたすくを演じるということは私も事前に聞いていて、それもこの映画に参加したいと思った理由のひとつだったんです。いま、同い年という話もあったけれど、私にとって太賀くんは羨ましい人。やっている仕事、出演している映画を観るたびに、こういう仕事を手繰り寄せる人なんだなと思っていたし、そんな憧れの人とちゃんと仕事をしたかったから、今回、その念願がかなって嬉しかった。しかも、不器用な感じとか、たすくと太賀くんはどこかリンクするところがあって。太賀くんのことをそんなに知らないのに、しっくりくると言うか、台本を読んだときにすぐ、太賀くん演じるたすくの姿が脳内再生できたんです。『泣く子はいねぇが』(C) 2020「泣く子はいねぇが」製作委員会――たすく役、ことね役にはどのようなアプローチで臨まれたのでしょう?仲野僕は、たすくを楽な方へ楽な方へ行ってしまう、ここぞっていうときに何故か逃げてしまう甘えのある役だと捉えていて。それだけ聞くと、どうしようもない奴に思われてしまうんですけど、たすくの中にも彼なりの、ことねと娘に対する愛情がちゃんとあるんですよね。その切実さみたいなのが映れば、たすくが愛おしい存在になるだろうなと思っていたので、ことねや娘のことを思わなかったことは1シーンたりともなくて。吉岡さんとのシーンは数こそ少ないけど、いつもその想いを抱えながら向き合ってました。――たすくに共感できましたか?仲野ことねからしたら最低の旦那かもしれないけれど、共感できる部分はたくさんありました。自分と地続きのキャラクターだと思ったぐらい共感できたし、僕なら(表現)できると思いました。――吉岡さんはいかがでした?吉岡たすくは父親になれなくてもがき苦しみますけど、私が演じたことねもそこは一緒で。母親にならなきゃいけない、母親になったことを受けとめ切れてないから、旦那のたすくとも向き合っているようで、向き合えてないなという印象があって。彼女がそうなってしまったのは、たすくよりもっと向き合わなきゃいけない子供という存在ができてしまったから。その感覚は本人も気づいていないレベルだと思うんですけど、たすくのことより子供が大事と言うか、子供を間に挟んで初めて会話をしているというその意識は常に持つようにはしていました。――ことねは要所要所で出てくる感じでしたが、繋がりに神経は使いませんでしたか?吉岡難しかったです。しかも、センシティブに役を作り上げたから、その感覚を忘れたくないのに、自分の撮影が終わったら東京に1回帰って、全然違う仕事をしてからまた秋田に戻るのを繰り返していたので、その都度、感覚を取り戻すのに苦労しました。それに監督は時間の経過の中で風貌も心境がガラッと変わっていることも表現したいと言われたので、難しいなと。でも、たすくとしてそこにいる太賀くんと秋田の景色を見ると、それだけで、ことねにス~っと戻れたんです。だから、スゴいな~と思いました、秋田県と太賀くん(笑)。それと今回、私は役の心に自然になれるロケハンに感動していて。撮影ということを忘れさせてくれる、生活と地続きの秋田の景色には本当に助けられました。あんな気迫のある吉岡さんは見たことがない!『泣く子はいねぇが』(C) 2020「泣く子はいねぇが」製作委員会――おふたりが一緒のシーンは最初どこから撮影したんですか?吉岡冒頭のシーンからです。胃が痛くなりましたね(笑)。仲野心休まるシーンがひとつもなかったね。吉岡ない! 本当になかった。だから、最初はもう少し愛情表現ができるシーンがあったらいいのにって思ってましたもん。これで本当に大丈夫なのかな~?って思ったぐらい夫婦関係が冷めきってましたね。仲野いや、本当に殺伐としていた。普段あまり会わないし、久しぶりに会ったから近況とか話したかったんだけど、シーンがシーンなんで緊張感がハンパなくて。吉岡とても、そんな気持ちにはなれなかった。仲野でも、僕、初日のあのシーンで吉岡さんと向き合った時に、ウワッ、ことね、強!って思って(笑)。たすくとことねの関係性ももちろんあるけど、それだけではない気迫を吉岡さんから僕は勝手に感じたんです。それが嬉しくて。俺も当然、気合いを入れて臨んではいるんだけど、吉岡さんはたすくが圧倒的に敵わないって思わせられる佇まいでそこにいてくれた。そこには母としての覚悟や女性の強さ、儚さも感じられて、そういったものを孕んだ状態で現場に臨んでくれていたから、本当に“ありがとう”って気持ちでいっぱいになりました。吉岡嬉しいですね~。でも、映画を観た関係者の男性陣には「めちゃくちゃ怖かった」って言われるんですよね。仲野僕もあんな吉岡里帆は見たことがなかった。それは、この映画を見た人はみんな思うでしょうね。勝手な思い込みかもしれないけど、パブリック・イメージの吉岡さんはこの映画にはいない。それをみんなに知って欲しい(笑)。吉岡めっちゃ嬉しい。私もやっぱりプレッシャーを感じながら現場に行っていたし、特にあそこはたすくに影響を与えなければいけない軸になるシーン。だから相当悩みながら臨んだし、悩みすぎて頭がはち切れそうになるぐらい熱くなってたんです。でも、太賀くんは本当にその役と場所に馴染んでいて。それまでそんなに悩んでいたのに、現場でいちばん最初に感じたのはそのことでした(笑)。監督と太賀くんはお互いの愛がぶつかり合っているのを感じた――佐藤監督がたすく役に最初から太賀さんを想定されていたから、それだけフィットしたのかもしれないですね。仲野監督の意図や想いは分からないけど、監督とはけっこうディスカッションしましたからね。愛し合ってるカップルみたいに(笑)。吉岡もう、愛し合い過ぎなんですよ、本当に(笑)。でも、そう思うぐらい、監督は太賀くんのことを大事に思っていらっしゃるなと思って。ふたりの仲のよさを見せつけられちゃったな~みたいな。仲野そんなことないんじゃないですか(笑)。吉岡いや、そんなことあると思う!仲野嘘~!(笑)吉岡本当!(笑)お互いの作品や芝居への愛がぶつがり合っているのをすごく感じました。仲野よくないですね~。吉岡そんなことない。それがすごいよかったし、ふたりを見ていて、この作品は絶対に上手く行くという予感がしたから。仲野僕らはただ真面目に芝居のディスカッションをしていただけなんだけど、周りから見たら、ふたりのたすくらしさが見え隠れしていたのかもしれないし、お互いに甘え合っていたのかもしれないっていま気づいた(笑)。吉岡確かに、ふたりの性格がちゃんと混ざり合っているのかも。相性がいいんでしょうね。水と油のように分離せず、馴染んでいく……溶け合っていく感じがしました。初めての経験でしたね(笑)。仲野恥ずかしいですね(笑)。こんなにスタッフに愛された新人監督に出会ったことがない撮影現場での仲野太賀と佐藤快磨監督――そんな佐藤監督の演出や撮影スタイルで印象に残っていることは?仲野世の中には誰かが決めた平均点みたいなものがあるじゃないですか。佐藤監督は、社会に出て、その平均点にあと少しで届かなかった人をすごく愛おしく描くことができる人だと思っていて。それは監督が人間に対して期待や愛情があるからだと思うんですけど、その足りないものをユーモラスに、ちゃんと愛を持って提示してくれるんですよね。吉岡うわ~、私が言おうと思っていたこととあまりにも一緒だからビックリしちゃった(笑)。佐藤監督は、本当にその足りない部分や、普通の人が見落しちゃったり、人がどうでもいいと思って勝手に切り捨てるようなことでも絶対に切り捨てない。何ならゴミ箱から拾って、「いや、これ、まだ使えるよ」って言いながら、くしゃくしゃになった紙を伸ばしてメモ帳にしたり、手紙を書くことができる人という印象があります。私にオファーしてくださったときもこんな風に期待してくれてるんだ~と思って、すごく嬉しかった。完成した作品を観ても本当に優しい人だから撮れる映画なんだなって思いましたし、言葉や物の選び方に佐藤監督を感じて、一緒に過ごした時間を思い出しました。仲野佐藤監督は今回の『泣く子はいねぇが』が商業映画デビュー作ですけど、僕はこんなにスタッフに愛された新人監督に出会ったことがないです。みんな脚本を信じて、監督を信じていたから、この映画ができたと思うんだけど、やっぱりそれぐらい魅力的な人なんですよ。吉岡自分と同年代にこういう才能のある人がいらっしゃるのは嬉しいし、今回出演できて本当に誇らしい。仲野いや、同年代の映画監督に佐藤監督がいるっていうのは本当に心強い。これ以上心強いことはないと僕は思っています。ラストシーンは現場もスゴかった――吉岡さんはいま、佐藤監督は普通の人が見落してしまうものを拾い上げるって言われましたが、その具体的な例はありますか?仲野そんなの何回もあったよね。吉岡いっぱいある。でも、私がいちばん好きと言うか、心に残っているのは、たすくが娘のお遊戯会を観に来るシーン。たすくは、あそこで自分の子供を見つけられない。父親なのに、自分の娘の顔が分からないなんて、切な過ぎるじゃないですか。その切なさ具合が絶妙で、でも、あり得ることですよね。そこを佐藤監督は脚本に書かれていたから、本当にスゴいと思いました。仲野あのシーンは現場もスゴかった。僕も成長した娘をどの子が演じているのか分からない状態で撮影に臨んでいたから、あのお遊戯会のシーンでは実際にどの子が自分の娘なのか分かってないんですよ。で、その状態から、あのラストシーンに向かっていったから凄まじかったです。――仲野さんは脚本を最初に読んだ時に、あのラストシーンをとにかく演じたいと思ったって言われてましたものね。仲野あのラストシーンは現場もスゴかった。どんなことが起こるのか全然想像できなかったし、実際に演じたときも、言葉ではなかなか言い表せられない複雑な感情になりましたから。吉岡いや~、あのシーン、実際には短い一瞬の時間ですけど、体感的にはすごく長かったですね。目で会話するってこういう感覚なんだって、撮影が終わってからしみじみ思いました。ふたりが語ったラストシーンの詳細は、本作をこれから観る方々の楽しみを奪ってしまうので、ここでは触れない。だが、佐藤監督が脚本を書く際に映像が真っ先に浮かんだというその一連は、仲野太賀と吉岡里帆の魂と魂がすごい熱量でぶつかり合う映画史に残る名シーン。たすくとことねの切実な想いが、セリフではなく彼らの行動からひしひしと伝わってくる映画ならではの表現も秀逸だ。その衝撃と感動を映画館で体感し、この機会に「大人になるとは?」について考えてみるのもいいかもしれない。(取材・文:イソガイマサト/撮影:源賀津己)仲野太賀ヘアメイク:高橋将氣/スタイリスト:石井大吉岡里帆スタイリスト:Maki Maruko/ヘアメイク:百合佐和子(SHISEIDO)
2020年11月20日11月20日(金)に公開される仲野太賀主演の映画『泣く子はいねぇが』。折坂悠太が書き下ろした主題歌『春』のミュージックビデオが公開された。さらに映画の主演を務めた仲野太賀と折坂の対談動画も発表となった。『泣く子はいねぇが』は、秋田・男鹿半島の壮大な風景を舞台にそこで生きる人々のリアリティを切り取った青春グラフィティ。仲野演じる親になっても大人になりきれない青年たすくが、地域に伝承する“ナマハゲ”を通して少しずつ成長していく姿を描き出す。たすくの妻・ことねを吉岡里帆が演じるほか、寛一郎、山中崇、余貴美子、柳葉敏郎といった実力派が集結。日本映画界を牽引する是枝裕和監督がその才能に惚れ込んだという新進気鋭の監督・佐藤快磨の長編デビュー作で、スペインのサン・セバスティアン国際映画祭のオフィシャルコンペティション部門で最優秀撮影賞受賞という日本映画初の快挙を成し遂げ、国内外から注目されている一作だ。ミュージックビデオは、映画のロケ地である秋田県・男鹿半島で主人公たすくの実家として実際に撮影を行った場所を借り、映画と同じく監督・佐藤快磨、撮影・月永雄太が新たに撮影した映像を使用。また、ミュージックビデオ内のテレビ画面、そして中盤で大きく映し出される映像は、地元の方が撮影した約40年前の男鹿のホームビデオとなっている。まさに「男鹿に吹く風のように歌が始まり、巡ってきた季節と繋いできた小さな幸せを描きたい」という佐藤監督の想いの詰まったミュージックビデオに仕上がった。対談動画では、以前から折坂のファンで撮影中に「折坂の楽曲が本作の世界観にぴったり」と提案した張本人である仲野が主題歌を絶賛。完成した作品を観て「めちゃめちゃ興奮した!エンドロールで『春』が流れた瞬間に抱きしめられたような気持ちになった。この映画全体を包んでくれたような感じがした」と語る。初めて映画主題歌と劇伴に挑戦した折坂は「音楽で感情を増幅させるのではなく、波の音や風の音と同じようにただただ寄り添うことによってより奥行きを出すことが役割なのかなと思いました」と語り、「この仕事をお受けする前に太賀さんから『ラストシーンのその先を観客のみなさんに委ねる部分が多いので、何か一歩踏み出せるものを導いてもらいたい』というメッセージをもらい、そういうポジティブでもネガティブでもない感情を持っているのは母親なのかなと感じた。唯一物語の中で状況を俯瞰して観ている余貴美子さん演じるたすくの母親の気持ちで作ろうと思いました」と楽曲に込めた思いをコメントを寄せた。■公開情報『泣く子はいねぇが』11月20日(金)公開
2020年11月18日森七菜主演、中村倫也、仲野太賀、石橋静河らの共演でおくる「この恋あたためますか」。その5話が11月17日にオンエア。スイーツ嫌いになった理由を明かす浅羽…その際の中村さんの演技に視聴者から「とても印象的」「目で演技する男」などの反応が集まっている。コンビニバイトからスイーツ作りをすることになった主人公とコンビニチェーン社長をめぐる“スイーツ×ラブ”ドラマとなる本作。コンビニエンスストア「ココエブリィ」でアルバイトをしているところを、同社の社長となった浅羽に見出され、スイーツ製作に携わることになる井上樹木に森さん。外資系ネット通販会社から「ココエブリィ」の新社長となり、スイーツ開発に注力していく浅羽拓実に中村さん。浅羽の地元の後輩で現在は「ココエブリィ」のスイーツ製作を担当、前回、樹木にキスした新谷誠に仲野さん。「ココエブリィ」でスイーツの企画を担当、浅羽の“元カノ”でもある北川里保に石橋さん。以前は商品部スイーツ課の課長を務めていた一岡智子に市川実日子。浅羽と対立する「ココエブリィ」専務の神子亮に山本耕史といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。新谷から突然キスされ戸惑う樹木は、里保が浅羽との復縁を望んでいることを知ってさらに複雑な気持ちになってしまう。そんななかココエブリィに経済誌とテレビの密着取材が申し込まれ、新しいスイーツ商品の展開を作った社長の浅羽とともに樹木も取材を受けることに。新谷は調査の名目で樹木を遊園地デートに誘う一方、浅羽と里保も浅草でデート、2人はやり直すことに。だが神子は浅羽を解任しようとして…というのが今回の物語。新谷によれば浅羽は元々甘いものが好きだったという。その理由を聞いた樹木が「甘いものは人を幸せにする」と口にすると、浅羽は「甘いものが人を幸せにするんじゃない、元々幸せな人が甘いものを食べるとより幸せを感じられる、それだけだ。ひとりぼっちのやつが甘いものを食べても、幸せになれない」と、強い口調でそれを否定。そして浅羽が幼少期、唯一家族が食卓を囲むクリスマスにケーキを作って用意したにも関わらず、夫婦げんかでケーキを壊され、それからスイーツもクリスマスも嫌いになったという過去が明かされる…里保にも同じことを聞かれその時は理由をはぐらかすも、樹木には本当の理由を明かす浅羽。このシーンに「ききちゃんには本音で話せるんですね」「過去の話を樹木ちゃんにだけする浅羽さん」などの反応が寄せられる。また「これまで常にポーカーフェイスだった浅羽社長さん。樹木ちゃんに過去の事を聞かれて思わず感情が露わになってしまった所がとても印象的だった」「浅羽社長が過去のトラウマの話をするとき、もうすっごく目が鋭くてね、でもキキちゃんが話していくうちにだんだん丸い目になっていったのよ。倫也さんが目で演技する男だと確信した瞬間」など、浅羽の心の揺れ動くさまを見事に表現した中村さんの演技にも賞賛の声が集まっている。(笠緒)
2020年11月18日サン・セバスティアン国際映画祭で最優秀撮影賞を受賞した、仲野太賀主演の映画『泣く子はいねぇが』。本作は、監督・脚本・編集の佐藤快磨が、秋田県・男鹿半島の伝統文化「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”“人としての道徳”というテーマを見出した完全オリジナル作品。そんな本作で、仲野さん演じる主人公を“ほどよい距離感”で支える親友役に扮した寛 一 郎の本編映像を独占入手した。この度解禁された本編映像は、2年ぶりに地元に帰ってきた主人公・たすく(仲野太賀)が、親友の志波(寛 一 郎)に会いに行くシーン。たすくは志波が持参したおにぎりを一緒に食べるが、おにぎりに入っていた思いがけない具に違和感を覚え、「何だこれ…」と戸惑う。志波は「男鹿にも東京にねぇもんいっぱいあんだろ!」と自信満々に言い放つが、たすくは「何これ…サザエ?臭っ!! 不味っ!!」と声を荒げる。しかし志波は「東京にねぇべ?」と飄々と問いかけるが、たすくから「いや…合わない…」と告げられ、首を傾げる。たすくと志波の付き合いの長さと心を許した関係性も伝わる、コミカルなシーン。志波を演じる寛 一 郎さんは、実際には仲野さんの3歳年下。映画『菊とギロチン』で俳優として初めて演技に挑み、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』『心が叫びたがってるんだ』『チワワちゃん』、最近ではドラマ「グランメゾン東京」や映画『劇場』など話題作への出演を着実に重ねている。本作を撮り終えた後、仲野さんと関係性について寛 一 郎さんは「太賀君も僕も、考えたい時間があるのでずっと一緒にいるわけではなかったのですが、良い距離感を保ちつつ、すごく仲が良い関係でいさせてもらえました。集中したいときは集中して、話したいときは話してという距離感がすごく心地よかったです。すごくメリハリのある関係性だったのかなと思います」と、自身の役作りには仲野さんとの良い関係性があってこそだったとコメント。本作でのたすくと志波もまさに、適度な距離感を保ちつつ、いつでも昔と同じ温度で語り合うことができる親友同士。仲野さんと寛 一 郎さんのケミストリーに注目だ。『泣く子はいねぇが』は11月20日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:泣く子はいねぇが 2020年11月20日より全国にて公開© 2020「泣く子はいねぇが」製作委員会
2020年11月17日11月20日(金)公開の映画『泣く子はいねぇが』より、主演・仲野太賀のクランクアップ映像が公開された。本作では、大人として、そして父親としての自覚も曖昧な主人公たすくを演じた仲野さん。最後のシーンを撮り終わり、スタッフから一言を求められると、「何から言えば良いんだろうなぁ…寂しいんですけど…」と少し言葉に詰まりながら話し始め、まずはスタッフと撮影に協力した男鹿の人たちへ感謝を述べる。そして「以前佐藤監督と一緒に中編の作品を撮っていて、その時から監督は『次はナマハゲの映画がやりたい』とずっと言っていて」と無事迎えたクランクアップを噛み締めつつ、「昔の佐藤監督は、どこか頼りなくて、話が長くて、演出が細かくて、という印象だったんですけど、数年ぶりに再会して、本当に話が長くて、演出が細かくて(笑)」と佐藤快磨監督について冗談交じりに話すと、スタッフも大爆笑。ラストでは力強く「ただ、とっても頼りになりました!」とも語っている。本作は、佐藤監督が秋田県・男鹿半島の伝統文化「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出し、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描いた完全オリジナル作品。第68回サン・セバスティアン国際映画祭オフィシャルコンペティション部門最優秀撮影賞受賞、第56回シカゴ国際映画祭ニュー・ディレクターズ・コンペティション部門正式出品など、海外でも注目を集めている。『泣く子はいねぇが』は11月20日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:泣く子はいねぇが 2020年11月20日より全国にて公開© 2020「泣く子はいねぇが」製作委員会
2020年11月16日11月20日(金)に公開される仲野太賀主演の映画『泣く子はいねぇが』のカウトダウンビジュアルと動画コンテンツが、本日11月16日(月)から公開まで毎日1点ずつ公開されることが決定した。本作は、秋田・男鹿半島の壮大な風景を舞台にそこで生きる人々のリアリティを切り取った青春グラフティ。仲野演じる親になっても大人になりきれない青年たすくが、地域に伝承する“ナマハゲ”を通して少しずつ成長していく姿を描き出す。たすくの妻ことねを吉岡里帆が演じるほか、寛一郎、山中崇、余貴美子、柳葉敏郎といった実力派が集結。日本映画界を牽引する是枝裕和監督がその才能に惚れ込んだという新進気鋭の監督・佐藤快磨の長編デビュー作で、スペインのサン・セバスティアン国際映画祭のオフィシャルコンペティション部門で最優秀撮影賞受賞という日本映画初の快挙を成し遂げ、国内外から注目されている一作だ。本日公開されたビジュアルと動画のテーマは「いつまでたっても、男は子ども。」。ビジュアルは主人公たすくと悪友の志波(寛一郎)が歩く中、ふとこちらを見る自然体のたすくの表情を捉えている。この写真は本作の撮影現場に帯同した写真家・草野庸子が現場で撮影したもの。今後も劇中のカットだけでなく、特写として男鹿で生きる人々を捉えた写真が公開される予定だ。また、特別映像でもたすくと志波のシーンを中心に公開されている。大人になっても中身は子供という男性ならではのあるあるが盛り込まれた。冒頭ではかつて逃げ出した故郷へ2年ぶりに戻ったたすくが、娘の養育費を稼ぐために親友の志波と一緒に極寒の海で密猟をしている場面も。見張り役のたすくが崖の上で、“踊り”で合図を出すという何ともコミカルなシーンが印象的だ。明日からも毎日映画公式サイト及びSNSにてアップ予定(毎日正午アップ予定)とのことなので、引き続き注目してほしい。なお、今回のカウントビジュアルを撮影した草野が現場で撮りためた写真を展示する公開記念写真展「泣く凪へ」が東京都・下北沢にあるBonus Track内のギャラリーにて開催中。完全無料となっているので、映画公開に先立ち『泣く子はいねぇが』の世界を堪能してはいかがだろうか。【映画『泣く子はいねぇが』公開記念、草野庸子写真展「泣く凪へ」】<開催日時>前期:11月14日(土)~11月19日(木)/11時〜19時(※初日11/14は13時OPEN/最終日11/19は17時CLOSE )後期:11月24日(火)~11月26日(木)/11時〜19時<開催場所>Bonus Track内ギャラリー(東京都世田谷区代田2丁目36−3)『泣く子はいねぇが』11月20日(金)全国公開
2020年11月16日仲野太賀が山里亮太を演じ、豪華女優陣が出演していることで話題のドラマ「あのコの夢を見たんです。」の最終話に橋本愛が出演することが分かった。「南海キャンディーズ」山里亮太が、実在する女優・アイドル・モデルたちのイメージから創作した初の短編小説作品をドラマ化した本作。今回、妄想ドラマのグランドフィナーレを飾るヒロインとして出演が決定した橋本さんは、連続テレビ小説「あまちゃん」や「同期のサクラ」、現在放送中の「35歳の少女」などに出演し、待機作には『私をくいとめて』や大河ドラマ「青天を衝け」があり、いま注目の若手実力派女優。最終話では、学園の人気者・愛として登場。“あのコの夢を見たんです。”の原点が描かれる。ドラマ原作本や同じく山里さんの著書「天才はあきらめた」を愛読しているという橋本さんは「私も出させてもらえるんだ!という喜びでいっぱいでした」と出演決定時をふり返り、「大九監督が脚本を書いてくださり、原作のヒューマンドラマの部分がもっと膨らんで、おふざけするだけでなく、ちゃんと心温まるストーリーとして確立されていて感激しました。山里さんが書いてくれた台詞の良さが、もっと見てる人に届く強度になって、まさか涙を誘うかもしれないような名シーンになったと思ってます」と内容についてコメント。ずっと尊敬している人だという仲野さんについては「久しぶりにがっつりやれて、最高に楽しかったです。お芝居に対しても作品に対してもずっとピュアな気持ちを持ち続けていて、一挙一動から触れてきたカルチャーが滲み出るような、真の文化人だなあと思います」と話し、「たった二日間の撮影でしたが、私にとって忘れられない青春になりました。だからぜひ見て欲しいです」とメッセージを寄せている。■最終話「リアル?」学校でいつも孤独の山里(仲野太賀)は、ノートに妄想物語を書くことで現実から離れ、生きていくことができた。物語の中では、自分が世界の中心。決まってヒロインは学園の人気者・愛(橋本愛)。しかし、ある日ノートを開くと、そこには自分の知らない物語の続きが書かれていて…。そこには橋本愛と山里のある共通点が――。「あのコの夢を見たんです。」は毎週金曜日深夜0時12分~テレビ東京系にて放送中。(cinemacafe.net)
2020年11月16日土屋太鳳、桜庭ななみ、仲野太賀、森川葵、佐久間由衣、武田玲奈など、多くの人気俳優を輩出し、「若手俳優の登竜門」とも称される映画『人狼ゲーム』シリーズ。今回で実写化第8弾となる『人狼ゲームデスゲームの運営人』にも、映画初主演の小越勇輝をはじめネクストブレイク候補俳優が勢ぞろい。その中で、興味本位で「人狼ゲーム」に参加するも情緒不安定に陥っていく末吉萌々香役を演じているのが、2019年にABEMA「白雪とオオカミくんには騙されない」で人気急上昇し、SNS総フォロワー数は88万人以上、10代のトレンドを発信する「十代特化型キュレーション番組」でも活躍する山之内すず。今回、女優としても活動の幅を広げつつある山之内さんのインタビューが到着した。「衣装合わせや読み合わせから少しずつ見えてきた」オーディションで掴んだ役「これまで受けたオーディションの中でも一番緊張感がありました」とふり返る山之内さん。もともと演技に興味はあったものの、本格的な映画出演は本作が初めて。同世代の参加者たちと共に、鬼気迫る心理戦にほん弄される少女・萌々香を熱演する。――演じた萌々香は、普段のすずさんのイメージとは全然違いますね。山之内:普段見せている自分とは真逆ですね。萌々香は良くも悪くも女の子らしいタイプなので、最初はどうしようかなと思いましたが、セリフの無い部分でも、いろいろ頭の中で考えている子で、そうした部分も考えていけたらと思いました。監督さんともたくさんお話をしました。川上監督は原作者でもありますし、一番萌々香のことを分かっていると思うのですが、私の思う萌々香も「そういうところもあるかもしれないね」と汲み取ってくださって。考えていくことが本当に楽しかったです。――川上監督と話し合う前に、萌々香像をしっかり組み立ててから現場に入れた?山之内:台本だけでイメージしていくというのは、まだ場数も踏めていない私にははやり難しいことでした。でも衣装合わせや台本の読み合わせなどをしていくうちに、少しずつ見えてきたものがあって、どういう子なんだろうと考えていけたんです。それに監督さんもですが、キャストのみなさんも、本当に話しやすい環境で、みんながいろいろ聞いてくれるし話してくれるし、すごく優しくしていただいて救われました。――実際の撮影でよく覚えているシーンはありますか?山之内:みんなで(ゲームの)施設を見回るシーンで、萌々香が意見を言う場面があるんです。それまで話すより聞くタイプだった萌々香が、ちゃんと話をして入っていこうとするところが好きでした。あと疑いをかけられるところがあって、そこで表情も演技だなと思えました。萌々香は弱いけど強い、強いけど弱い子で、そうしたところがよく出ていたかなと思います。撮影現場にいる「自分が好き」に「SNSの数字とか、メディアに出ていることとかじゃなく、オーディションでの演技を見て選んだ」と、本作の原作者でもある川上亮監督やプロデューサーに言われていたという。山之内:「SNSの数とかはノイズでしかなくて、演技を見て選んでいるのだから、自信を持っていいんだよ」と言ってくださって。「演技をしたい」と口にしてもいいんだと思えましたし、演技を楽しむことができました。泊まり込みの現場も初めてでしたし、撮影漬けというのも初めての経験でハードでしたが、達成感もありましたし、そうした場にいる自分が好きだと思えました。演技をしている自分、萌々香である自分を好きだと思えて、終わってほしくないと心から思いました。――では実際に挑戦して、もっとやりたいと思えるようになりましたか?山之内:そうですね。どれだけのスタッフさんがどれだけ動いて、どんな風に撮影して、どんな緊張感でといったことも経験させていただいて、もっといろんな作品に出たいし、またこうした気持ちになれる作品に出会いたいと思いました。それにこれだけの思いがあるのだから、観てくださる方にも何かが伝わるんじゃないかとも思えました。「ビックリするぐらいのスピード」デビューからの大躍進とこれから最近では情報番組「ヒルナンデス」や「サンデージャポン」、コントバラエティ「LIFE!~人生に捧げるコント~」など、様々な番組出演でも先輩たちに揉まれてきている。「いろいろと言っていただけることが本当に有難くて。みなさんに言われたことを受け止めて、ちゃんと活かしていきたい」と明かす山之内さん。デビューわずか2年ほど、目まぐるしい環境の変化をいま体験しているところだ。山之内:2年前まで普通に地元(兵庫県)に住んでいたのに、本当に全部が変わりました。上京するタイミングで、この仕事をして生きていくんだと、覚悟はしてきたつもりでしたが、思っていた以上に、ビックリするぐらいのスピードでいろいろとお仕事をさせていただけるようになったので、自分自身が一番付いていけていない感じです(苦笑)。やっと最近、だいぶ慣れてきたというか、適応できるようにはなってきましたが、以前は、「なんでテレビに自分が出てるんだろう」とか、「なんで街に自分のポスターが貼ってあるんだろう」とか、そんな感じでした。――本当にすごい勢いで変わっていったんですね。山之内:はい。でも意外と変わらない部分もあって。自分の根本的な部分はそんなに変わらないというか。芸能のお仕事をするようになったからといって、キラキラした人生というわけでもないですし、価値観なんかは地元といるときとあまり変わらないです。――『人狼ゲーム』は生き残りをかけたゲームですが、芸能界で生き残っていくためのビジョンはありますか?山之内:頑張り過ぎずに頑張っていきたいです。今って、昔よりは芸能界に入りやすくなっていると思うのですが、中でも私は新しい入り方をしたと思っているので、そこで先陣を切ってというか、こうした入り方での道を作っていきたいです。ただ、私は必死になりすぎると空回るタイプなので、純粋に楽しみながら、自分が求められることと向き合っていきたいです。その結果、何かいい影響を誰かに与えられられるような人になれれば、長く生き残っていけるんじゃないかと思います。でも、どんな形になってもそれが人生なので、ひとつのことに固執しすぎないように。まだ自分なりの生き方を模索している最中なので、今は、楽しく進んでいけたら、それでいいのかなと思っています。『人狼ゲーム デスゲームの運営人』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:人狼ゲーム デスゲームの運営人 2020年11月13日より公開©2020「人狼ゲーム デスゲームの運営人」製作委員会
2020年11月14日仲野太賀が「南海キャンディーズ」山里亮太を演じ、山里さんの“妄想”小説をドラマ化する「あのコの夢を見たんです。」。その第7話が11月13日深夜オンエアされ、ヒロイン役の大友花恋の笑顔に魅了される視聴者が続出。「天使」「女神」など絶賛の声が殺到している。「ドラマ24」枠60作目の記念作となる本作は、山里さんが実在する人気女優やアイドル、モデルたちのイメージから創作した初の短編小説「山里亮太短編妄想小説集 あのコの夢を見たんです。」のドラマ化作となり、山里さん役を仲野さんが、毎回ゲスト出演する若手女優がヒロインを演じる。今回は「あなたの番です」や「35歳の少女」で話題の大友花恋がヒロイン役で登場。本多力、落合モトキ、古舘佑太郎らが仲野さん演じる主人公の友人役で、三宅亮輔、曽田陵介ら注目若手俳優も出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。山迫(仲野さん)、田串(落合さん)、桝居(本多さん)、若森(古舘さん)の男子4人組、通称“闇4”は、集まっては人の悪口を言って盛り上がっている。そんな4人にも分け隔てなく接してくるのがサッカー部のマネージャーをしている大友(大友さん)だった。そんな大友が気に入らない“闇4”は、彼女に一泡吹かせるために様々な作戦を立ててはサッカー部に嫌がらせを行い、結果サッカー部はトラブル続き。だが彼らが裏で嫌がらせしてるとも知らず大友は4人に優しい。次第に4人は大友に惹かれていくが…というのが今回のストーリー。放送後のSNSでは「第7話には天使がいます。」「天使のスマイルにヤられました」「明るくて元気な大友花恋さんは、やはり女神」など、今回のヒロインの大友さんを“天使”“女神”と絶賛する声が続出。「まじで笑顔が良すぎる」「大友花恋さんの笑顔素敵」など、特にその笑顔に惹かれた視聴者からの投稿が多数見受けられた。今回は仲野さん演じる山迫の友人役として落合さん、本多さん、古舘さんもゲスト出演。彼ら演じる“闇4”にも「闇4が面白くて気になってしまう」「闇4愛しいなあ」「やば、闇4おもしろ。笑」など数多くの反応が寄せられており、「闇4、スピンオフ必要だろ!」と“闇4”メイン回の要望まで飛び出すほど大きな注目が集まった模様だ。(笠緒)
2020年11月14日折坂悠太が11月18日(水)、配信シングル『春』をリリースする。折坂は、2018年を象徴するアルバム『平成』をリリースし、2019年には「CDショップ大賞」を受賞。その高い音楽性に宇多田ヒカル、岸田繁(くるり)、三浦大知、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、KIRINJI、GONTITI、七尾旅人、小山田壮平をはじめとするアーティストが賛辞を送った。今年4月にはコロナ禍を予見した様な『トーチ』、これまでの活動を総括したライブ盤『暁のわたし REC2013-2019』を発売、自主制作時代の作品をアナログレコード化するなど、精力的な活動を展開してきた。『春』は新進気鋭の監督・佐藤快磨の劇場デビュー作『泣く子はいねぇが』(11月20日公開)の主題歌。主演・仲野太賀の強い推薦のもと、折坂と同じ平成元年生まれの佐藤監督が話し合いを経て完成した曲だ。「確かじゃないけど 春かもしれない」と繰り返される民謡調の歌と移り変わる景色の様に展開する伴奏。自粛期間の最中で制作された本楽曲には、どこか変化への想いが込められている。なお、折坂は『泣く子はいねぇが』の音楽も担当している。秋田県・男鹿半島の伝統文化「男鹿のナマハゲ」から“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出す本作に折坂がどう向き合ったのかに注目したい。<監督・佐藤快磨コメント>確かじゃないけど春かもしれない。エンドロールに『春』が流れたとき、登場人物たちのそれからを思わず想像していました。不甲斐ないですが、『春』で映画『泣く子はいねぇが』は完成したのだと、そのとき初めて分かりました。折坂さんには心から感謝しています。折坂さんにお願いできて本当によかった。これからも迷うばかりの人生が続いていくと思いますが、立ち止まるたびにそっと春を思い出します。<主演・仲野太賀コメント>折坂悠太さんの歌声がエンドロールで流れた時、鳥肌が立ちました。僕自身が折坂さんの歌に勇気づけられたように、僕が演じた頼りない男の人生もまた、この歌によって前に進む事ができるんだと思いました。浮き沈みのある人生の四季に、不確かではあるけど愛と矛盾に満ち溢れたラストシーンの先に、いつか春は訪れる。素晴らしい楽曲を提供してくださって、本当に感謝しかありません。折坂悠太さんの『春』、是非聴いてみてください。■リリース情報折坂悠太『春』11月18日(水)配信スタート
2020年11月12日サン・セバスティアン国際映画祭(スペイン)のオフィシャルコンペティション部門に出品され、最優秀撮影賞に輝いた『泣く子はいねぇが』の公開直前イベントが11月11日、東京・新宿ピカデリーで行われ、主演の仲野太賀、共演する吉岡里帆と寛一郎、佐藤快磨監督が出席した。2014年、『ガンバレとかうるせぇ』でぴあフィルムフェスティバル映画ファン賞(ぴあ映画生活賞)&観客賞をダブル受賞した佐藤監督の劇場デビュー作。秋田の男鹿半島を舞台に、覚悟がないまま、父親になった挙句、ある不祥事が原因で、家族と故郷を捨てざるを得なくなった主人公(仲野)の葛藤と成長を描いた。佐藤監督が約5年の歳月をかけ、オリジナル脚本を書き上げ、その脚本にほれ込んだ是枝裕和氏が企画を担当している。佐藤監督の脚本について、仲野は「なんてすばらしい脚本なんだと。滑稽さも含めた人間に対する愛おしさと深いまなざしを感じ、こんな風に人間を描ける作家さんは稀有だと思った」と回想。特に自身も登場するラストシーンは「強烈だった」といい、「自分が演じてみたいと思ったし、僕が今できる最大限の等身大をいかんなく発揮できる自信があった」のだとか。男鹿市でのロケ撮影は、新型コロナウイルスが感染拡大する直前まで行われたそうで「幸福と奇跡に満ちあふれた現場。僕にとって監督や皆さんとの出会いは、俳優人生のある種の転機であり、正直、自信作だと思います。本当に佐藤監督のおかげですけど、覚悟が決まった大切な作品になりました」と並々ならぬ思いを吐露していた。佐藤監督は、仲野が言及したラストシーンについて「脚本が完成するまで5年かかったが、ラストシーンだけは(当初の構想から)変わっていないし、変えなくて良かったなと思う」と強い思い入れ。「現場では自分が一番(映画製作の)経験がなかったが、スタッフの方々、俳優部の皆さんが技術と感性、情熱をたくさん注いでくださった」と感謝を示し、「男鹿市の皆さんも全面的に支えてくださり、幸せな環境で映画を作れた。本当に一生忘れられない経験になりましたし、今後の基準となる体験をさせていただきました」と感無量の面持ちだった。イベントではタイトルにちなみ、仲野、吉岡、寛一郎の子ども時代の貴重な写真も披露され、「めちゃくちゃ甘えん坊で、お母ちゃんと離れたくなくて、毎日保育園に行く朝は大号泣でした」(仲野)、「太秦映画村のお化け屋敷が怖すぎて、よく泣いていた」(吉岡)と“泣き”エピソードを明かしていた。取材・文・写真=内田涼映画『泣く子はいねぇが』11月20日(金)公開
2020年11月11日森七菜、中村倫也共演で話題を呼んでいる「この恋あたためますか」の4話が11月10日放送。森さん演じる樹木と古川琴音演じる李思涵の“友情”と、仲野太賀演じる新谷の“不意打ちキス”に多くの反応が寄せられている。本作は夢破れコンビニアルバイトを続けるヒロインが、バイト先のコンビニチェーン社長と出会ったことから、「一番売れる」スイーツを開発することになり、それとともに2人の甘い恋も爆誕する“スイーツ×ラブ”ストーリー。コンビニ「ココエブリィ」でバイトしながらコンビニスイーツについて配信し、話題を呼んでいる井上樹木に森さん、「ココエブリィ」改革のため外資系企業から社長として送り込まれた浅羽拓実に中村さん。樹木が気になる「ココエブリィ」スイーツのパティシエ・新谷誠に仲野さん。「ココエブリィ」スイーツの企画を担当しており、浅羽と過去に関係があった北川里保に石橋静河。「ココエブリィ」商品部スイーツ課課長だった一岡智子に市川実日子。浅羽を敵視する「ココエブリィ」専務・神子亮に山本耕史。樹木と仲の良いバイト仲間の李思涵に古川さんといったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。樹木と新谷、里保はリンゴを使ったスイーツ作りに取り掛かることに。だが浅羽と里保が抱き合っているところを見てしまった樹木は仕事に身が入らず、スイーツ作りも上手くいかない。そんななか樹木は浅羽と里保が過去に付き合っていたことを知ってしまう…というのが今回のストーリー。帰宅した樹木は思涵の呼びかけも無視し、食事を作り始める。里保が浅羽の元カノだったことから話し始め「そもそも私なんかが社長と釣り合うわけない。何を勘違いして、舞い上がってたんだろう」と号泣する樹木に、「今日は料理当番いいよ。寿司でもピザでもじゃんじゃん頼め」と返す思涵。そして「今夜は朝まで付き合ったる」とゲーム機のコントローラーを手にする…。樹木を励ます思涵の友情に「スーちゃん(古川琴音)がめっちゃいい娘」「樹木ちゃんに寄り添ってくれるスーちゃんが有難い」などの声が続々。「古川琴音ちゃんのお芝居やっぱり好き」「恋あたの古川琴音メッチャ急上昇」など古川さんに改めて注目するツイートも。結局、リンゴを使ったスイーツも見事完成。産地の山梨出張の帰り、全員で食事しようと提案する浅羽に里保との関係を気遣い、会社に戻ると伝え帰宅しようとする樹木。そんな樹木の想いを察し、彼女を自宅まで送る新谷。新谷はバイクを降り自宅に帰ろうとする樹木を引き留め、キスをする…。「まさかのキスシーンに叫んじゃいました」「新谷くんが大好きです!!!!!!キスシーン叫びました」など、まさかのキスに驚きの声とともに「まこっちゃん幸せになって欲しいです」と、SNSには新谷へのエールの声も寄せられている。(笠緒)
2020年11月10日新進気鋭の監督 佐藤快磨(さとう・たくま)の劇場デビュー作で、第68回サン・セバスティアン国際映画祭で最優秀撮影賞を受賞した、仲野太賀主演の映画『泣く子はいねぇが』が11月20日(金)に公開される。この度、本作に出演している吉岡里帆のオフショット写真が公開された。本作は、監督・脚本・編集の佐藤が、秋田県・男鹿半島の伝統文化「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出し、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描いた完全オリジナル作品。大人として、そして父親としての自覚も曖昧な主人・公たすく(仲野太賀)の元妻・ことねを演じた吉岡は、娘をひとりで育てるために懸命に働き続け、生活に疲れ切った母親をリアルに演じ、新境地を切り拓いたと話題を呼んでいる。とくに、たすくの母・せつ子(余貴美子)との久々の再会シーンは、多くを語らず何気ない会話と表情で、“元嫁と元義母”という微妙な関係性と互いを思いやる心情を表現したシーンとなっている。今回公開されたのは、そんなシーンの撮影で緊張感溢れる現場の休憩時間に、吉岡里帆が見せた動物たちとの癒しの時間をとらえたオフショット。予告や場面写真で見せる、ことねの険しい表情から一転し、リラックスした素の吉岡の笑顔を収めた2枚。大の動物好きで、実家でもたくさんのペットを飼っているという吉岡の嬉しそうな姿が確認できる。『泣く子はいねぇが』11月20日(金)公開
2020年11月10日是枝裕和監督もその才能に惚れ込んだ新進気鋭の監督・佐藤快磨の劇場デビューにして、仲野太賀を主演に迎えた『泣く子はいねぇが』。この度、仲野さん演じる主人公の元妻を演じた吉岡里帆のオフショットが解禁された。9月に行われた第68回サン・セバスティアン国際映画祭(スペイン)のオフィシャルコンペティション部門で鮮烈のワールドデビューを果たし、撮影の月永雄太が最優秀撮影賞を受賞。続くシカゴ国際映画祭や東京フィルメックスにも正式出品されるなど国内外でも注目されている。本作で大人として、そして父親としての自覚も曖昧な主人公・たすく(仲野太賀)の元妻・ことねを演じた吉岡さんは、娘をひとりで育てるために懸命に働き続け、生活に疲れ切った母親をリアルに演じ、新境地を切り拓いたと早くも話題を呼んでいる。特に、たすくの母・せつ子(余 貴美子)との久々の再会シーンは、多くを語らず何気ない会話と表情で微妙な関係性と互いを思いやる心情を表現した屈指のシーン。そんな緊張感溢れる撮影の休憩時間に吉岡さんが見せた犬や猫との癒しの時間をキャッチ。大の動物好きで、実家でもたくさんのペットを飼っているという吉岡さんが垣間見せる素の表情に注目。『泣く子はいねぇが』が11月20日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:泣く子はいねぇが 2020年11月20日より全国にて公開© 2020「泣く子はいねぇが」製作委員会
2020年11月10日アイドルグループ・乃木坂46の久保史緒里と賀喜遥香が7日、東京・渋谷ストリーム ホールで行われた「SHIBUYA SCRAMBLE FESTIVAL 2020 Produced by anan(略称:シブスクフェス)」に登場。バレーボール漫画『ハイキュー!!』について語った。anan創刊50周年を記念した同イベントで、乃木坂46の齋藤飛鳥、山下美月、久保史緒里、賀喜遥香が、「女子の流行モノ! ’20秋 乃木坂46 マイブーム名鑑」と題したステージに登場。それぞれマイブームを明かした。久保は、『ハイキュー!!』にハマっていると明かし、「舞台が私の地元の宮城県ということもあって、ずーっと見ています」と説明。「バレーボールもチーム戦。私たちもグループで活動しているので、響く言葉とか、こういうチームプレーもあるんだなと学ぶことばかりです」と語った。賀喜も「私も見ていました」と明かし、「青春の熱さというか、3年間でしかない絆が本当に身にしみて、なんで私はこんなに熱くなれないんだろうって。熱くなっているんですけど、汗水流して頑張っているのを見ると、私ももっと汗を流さないとって思います」と話した。なお、齋藤は「フィルムカメラのCONTAX T3、山下は「猫」、賀喜は「豆腐」がマイブームだと発表した。
2020年11月07日仲野太賀主演で「南海キャンディーズ」山里亮太の小説をドラマ化した「あのコの夢を見たんです。」の6話が11月6日オンエア。今回のヒロイン、山本舞香がみせたアクションシーンに「様になってた」といった反応と、宮世琉弥にも注目の声が上がっている。山里さんが実在する人気女優やアイドル、モデルたちをイメージした“妄想”を小説化した人気連載企画から誕生した「山里亮太短編妄想小説集 あのコの夢を見たんです。」を原作に、仲野さんが山里さん役を演じてドラマ化。毎回注目の若手女優がゲスト出演することも話題になっている。1話では中条あやみ演じる学校一のモテ女を「振り屋」の山里が“振り”まくり、2話では芳根京子演じる勇者と彼女をアイドル化して稼ごうとする山里ら元勇者らのストーリーが展開。3話では森七菜演じる幼なじみと山里のピュアラブストーリーが描かれ、4話では飯豊まりえ演じる大学生に“納得いく1日”と引き換えにまりえの命を要求する謎の男として山里が登場。前回の5話では大原櫻子演じる“風船ガムの妖精”の透明感が話題となった。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。そして今回の6話では青春なんてバカバカしいと思いながら高校生活を送る山里(仲野さん)が天才空手少女・舞香(山本さん)と出逢い、その眩い笑顔に思わず告白してしまうが、舞香から髪を結んでいるハンカチを取れたら付き合ってあげると言われ、その日から二人の“ハンカチ争奪バトル”が始まる…というストーリーが展開。放課後、河原で山里とバトルを繰り広げる山本さんに「山本舞香メチャかわいいやん。普通にほれたわ」「ガハハと笑う山本舞香ちゃん愛おしいの気持ち止まらん」「アクションも様になってたね」などの反応が寄せられる。また山里の同級生役で出演した宮世琉弥に「一日に2回も宮世琉弥」などの反応も。宮世さんは同日放送の「恋する母たち」にも出演しており2作品で演じたキャラの差に触れた声も投稿されていた。りゅびです!あのコの夢を見たんです。ちょびっとだけお邪魔しました!1日でしたが、お2人のお芝居も人柄も、、本当に全部勉強させて頂きました。必ずまたご一緒できるように頑張ります!あんなお芝居がしてみたい。。自分を磨きます!#あの夢#仲野太賀 さん#メンディー さん#宮世琉弥 pic.twitter.com/PuwS931ElH— 宮世琉弥&STAFF OFFICIAL (@miyase_staff) November 6, 2020(笠緒)
2020年11月07日森七菜主演、中村倫也、仲野太賀、石橋静河といったキャストが共演する「この恋あたためますか」の3話が、11月3日放送。中村さん演じる浅羽が、石橋さん演じる里保を切なそうな表情で見つめ抱きしめる…その姿に視聴者からの反応が殺到中だ。本作は森さん演じる元アイドルが、夢破れコンビニでアルバイトしながらスイーツについてSNSに動画をアップしていたところ、バイト先のコンビニチェーンの社長と出会い、一番売れるスイーツを開発しながら2人の甘い恋も生まれるオリジナル“スイーツ×ラブ”ドラマ。コンビニエンスストア「ココエブリィ」でアルバイトをしながら、スイーツについてSNSに配信している井上樹木に森さん。外資系ネット通販会社から「ココエブリィ」の新社長になる浅羽拓実に中村さん。「ココエブリィ」のスイーツを製作するパティシエで浅羽の地元の後輩でもある新谷誠に仲野さん。「ココエブリィ」でスイーツの企画を担当する北川里保に石橋さん。商品部スイーツ課の課長を務めていた一岡智子に市川実日子。浅羽と対立する「ココエブリィ」専務の神子亮に山本耕史といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。4話は樹木が里保の開発したシュークリームの配送テストを手伝うことになり、浅羽に必要とされたことに喜びを感じた樹木は、商品化に向けてまい進。共に作業をこなす中で樹木と里保は徐々に打ち解けていくが、テストをクリアできずに里保は焦りを覚え、新商品の発売日も迫る。そんななか万が一を考えた浅羽はいったん“ボツ”となった樹木のシュークリームの配送テストも行うと言い出す…というおなはし。結局採用されたのは樹木のシュークリームで売上も好調。浅羽にシュークリームを届けに行く樹木。その頃浅羽は里保に「笑わなくていい。無理して笑うな」と声をかけ、涙を流す里保を優しく抱きしめ…その様子を樹木は目撃してしまうというラストだった。樹木の前では笑顔を見せながら内心では悔しさを噛み締めていた里保。その内心の想いを知って切なそうな表情を浮かべながら彼女を抱きしめる浅羽の姿に「浅羽社長が里保って呼びかけるシーンはきゅんしまくりでした」「社長の切なすぎる顔すごい、、なにあの表情えもすぎた」「苦しい、切ない。最後、もうキュンキュン」「最後の中村倫也くんがかっこよすぎた」等の声が殺到。一方でそんな2人を目撃してしまう樹木、浅羽に惹かれていく樹木に複雑な思いを抱く誠に「全員が切なすぎて泣きそうになりました」「皆さん微妙な表情が上手すぎてずっと悶えてた」などの声も上がっている。(笠緒)
2020年11月04日仲野太賀が「南海キャンディーズ」山里亮太を演じて、彼の“妄想”小説をドラマ化する「あのコの夢を見たんです。」の5話が10月30日深夜オンエア。ゲストに大原櫻子を迎えた今回、彼女が演じた“風船ガムの妖精”とそのストーリーに絶賛の声があふれている。「ドラマ24」枠60作目として、山里さんが実在する人気女優やアイドル、モデルたちのイメージから創作した初の短編小説「山里亮太短編妄想小説集 あのコの夢を見たんです。」をドラマ化する本作。山里さん役を仲野さんが演じ、毎回注目の若手女優がゲスト出演するのも見どころとなっており、今回は大原さんをゲストに迎える。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。思ってることを口に出せず、感情を押し殺しながら毎日を過ごす会社員の山里。ある時、ストレスを抱えたまま屋上に上がると、白い服でフーセンガムを膨らませる不思議な女性・櫻子(大原さん)と出くわす。それから山里に嫌なことがある度に櫻子を見かけるように。周囲には見えない彼女がフーセンガムを割ると山里の中の“黒い感情”も消えていくのだった。そんな日々が少しずつ山里を変えていく。「君の前だと思ったことが言える」という山里に、「私の前以外でもちゃんと言わなきゃダメだよ」と返す櫻子。「そしたらどうなっちゃうの?いなくなっちゃうの?」と問い返すと、櫻子は寂しそうな顔を見せて「どうかな?」と返答。ついに山里は上司に異論を唱える。言いたいことを言えるようになった山里に「やればできるじゃん」と誉め言葉を残すと櫻子は姿を消し、後には笑顔が刻まれたガムが残されていた…というのが今回のおはなし。視聴者からは大原さんに「台詞は少ないが大原櫻子の妖精感がハンパない」「白いワンピースとあの髪型にあの動きと話し方で風船ガム膨らまして…ふわふわしてるの最強」「大原櫻子さんの透明感...本当に妖精だった...」などの声が相次ぐ。放送後もSNSには「繰り返し見たくなる」「40分の間にこんなに笑わせてもらって泣いた番組久しぶり」など絶賛の声が止むことなく寄せられている。(笠緒)
2020年10月31日森七菜と中村倫也が共演するTBS新火曜ドラマ「この恋あたためますか」の2話が10月27日オンエア。森さん演じる樹木と中村さん演じる浅羽、樹木に密かな想いを抱く仲野太賀演じる誠…3人の“三角関係”に「切ない」という声が上がっている。アイドルの夢に破れコンビニアルバイトを続けるヒロインと、そのコンビニチェーンの社長が出会い、「一番売れる」スイーツを開発しながら2人の甘い恋も爆誕する“スイーツ×ラブ”ストーリーとなる本作。コンビニ「ココエブリィ」でアルバイトしながらコンビニスイーツについて配信し注目されている主人公の井上樹木を森さんが、外資系企業から業界シェア最下位のコンビニチェーンの改革を託され社長として送り込まれた浅羽拓実を中村さんが演じる。「ココエブリィ」のスイーツを作っているパティシエの新谷誠に仲野さん。浅羽と過去に関係があった商品部スイーツ課の北川里保に石橋静河。商品部スイーツ課課長だった一岡智子に市川実日子。浅羽と対立する「ココエブリィ」専務の神子亮に山本耕史。「ココエブリィ」上目黒店の店員で樹木と仲の良い李思涵に古川琴音といった顔ぶれも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。「一番売れる」シュークリームのアイデアを提出して見事採用された樹木と新谷だが、里保も企画を提出。どちらのアイデアを商品化するかを決めるため、浅羽は樹木と里保を競わせることに。浅羽の「勝ったら社員にする」という言葉を聞き、樹木は再びココエブリィ本社で、今度はコンビニで売れるまで原価を下げたシュークリーム作りに挑むことになる。その過程で樹木は浅羽と里保の関係にただならぬものを感じ…というのが2話の展開。審査の前夜、樹木は疲れて眠ってしまう。そんな樹木のために新谷はタオルケットを取りに行くのだが、その間に差し入れを持った浅羽が現れ、眠っている樹木に自分のジャケットをそっとかける。その姿を見てしまった新谷は呆然とした表情を見せそっとその場を去る。その後、シュークリーム対決に敗北した樹木に、「審査はボロ負けだが勝負には勝った」と社員申請書を渡す…そんな浅羽に対し微笑む樹木の姿を、またまた見かけてしまう新谷…。「ジャケットの件は心臓がいたいくらいキュンキュンでした」「来世は倫也シャッチョさんにそっとジャケットをかけられたり、公園で見つけられたりする人生を歩みたい」など、今週も浅羽に胸キュンする視聴者が続出。また「浅羽社長が樹木ちゃんにスーツをかけるている時に新谷さんが2人を見てしまうシーンはとっても切なくて思わず声が出てしまいました」「切なかった、、、三角関係」「新谷の優しさ報われてほしいなぁぁ」と、誠に共感したコメントも多数投稿されている。(笠緒)
2020年10月28日仲野太賀が“山里亮太”役を演じて、山里さん原作の小説をドラマ化する「あのコの夢を見たんです。」。その第4話が10月23日深夜オンエア。今回は飯豊まりえと佐藤寛太がゲスト出演。飯豊さんがラストで見せた表情を視聴者が高く評価している。本作は「南海キャンディーズ」山里さんが実在する人気女優やアイドル、モデルたちをイメージした“妄想”を短編小説にした「山里亮太短編妄想小説集 あのコの夢を見たんです。」が原作。仲野さんが山里さん役に扮し、毎回注目の若手女優がゲスト出演。これまで中条あやみ、芳根京子、森七菜が登場してきた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。4話では飯豊さん演じる大学生のまりえが、大好きだった拓海(佐藤さん)に告白するもフラれ、部屋で「死にたい」と泣いていると、そこに謎の男(仲野さん)が現れ、納得した1日を過ごすため、瞬時にあらゆる後悔を消すことができるアイテム「わがままリセットボタン」を渡す。早速ボタンを押すまりえ。すると時が巻き戻り、今度は拓海に告白せず、フラれることもなく“納得いく1日”を過ごすことができる。しかし再び現れた謎の男は“納得いく1日”と引き換えにまりえの命を要求。まりえは1日に納得しなかったと答え、それからリセットボタンを使いまくるように…いろいろなことに挑戦、完璧な人生を歩んで、拓海とも交際するのだが、今度は人生がつまらなく感じるようになってしまう…というおはなし。ラストですべてを再びリセット。拓海に告白しフラれるまりえ…すがすがしいような、でもやはり悲しさをにじませながら、うっすらと涙を浮かべ、立ち去る拓海を見送るその表情に「ラストの、好きですからの飯豊さんの芝居が大変良かった」「最後のまりえさんの表情がとてもよかった」「飯豊まりえちゃんは声とか表情とかで魅せる人だなあ」「飯豊まりえちゃんのドラマ面白くて見入っちゃってた」といった感想も多数寄せられている。(笠緒)
2020年10月24日森七菜主演、中村倫也、仲野太賀らが共演する「この恋あたためますか」が10月20日から放送開始。視聴者からは中村さんに「またファン激増」といった声や、仲野さんの“再起動”にも「惚れた」など数多くの反応が集まっている。夢破れたコンビニアルバイトとコンビニチェーン社長が出会い、一番売れるスイーツ開発をしながら2人の甘い恋が展開する「スイーツ×ラブ」ストーリーとなる本作。アイドルの夢破れ今はコンビニエンスストア「ココエブリィ」でアルバイトをしながら、スイーツについてSNSに配信している井上樹木を森さん。外資系ネット通販会社から業界シェア最下位のコンビニチェーン「ココエブリィ」を改革するためやってきた「ココエブリィ」新社長の浅羽拓実を中村さん。「ココエブリィ」のスイーツを製作する「ドルチェキッチン」のパティシエで浅羽の地元の後輩でもある新谷誠に仲野さん。「ココエブリィ」商品部スイーツ課所属の北川里保に石橋静河。商品部スイーツ課で課長を務めていたが浅羽に解任された一岡智子に市川実日子。浅羽と対立する「ココエブリィ」専務で智子の元恋人、神子亮に山本耕史。飯塚悟志(東京03)、古川琴音、佐野ひなこらも共演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1話は、アイドルをクビになり、そのグループが成功を収めるなか夢破れた自分はコンビニでアルバイトをしている樹木は、様々なコンビニスイーツを食べ、その感想をSNSにアップしていた。たまたま配信に映りこんでいた浅羽と口論になった樹木はお互いのスマホを間違えて持ち帰り、それがきっかけで業界で密かに注目されているスイーツ批評のSNSアカウント「キキかじり」が樹木だと知った浅羽は、彼女の力を借りようと考え…というおはなし。コンビニの窓を掃除しようと洗剤をふき取ると、窓の向こうに現れる浅羽…SNSでは「こりゃまたファン激増ですね」「窓拭いたら向こう側に中村倫也いる世界線どこ」「窓越しに中村倫也に見つめられたい」「中村倫也が現れる窓はどこで買えますか?」などの声が続出。また一緒にスイーツ開発をするなかで、樹木に想いを寄せ始めた誠。落ち込んだ樹木を元気づけるため、部屋をいったん消灯し再び点灯して気持ちを“再起動”させる…そんな誠にも「「俺が再起動してあげるから」ってセリフに惚れたかっこええ」「私も再起動されてぇ~~~~~」「可愛いしかっこいいし俺も再起動して欲しいわ」「私のことも再起動してくれ仲野大賀」と言った声が殺到している。(笠緒)
2020年10月21日「南海キャンディーズ」山里亮太原作、仲野太賀主演「あのコの夢を見たんです。」の3話が10月16日深夜オンエア。今回はゲストヒロインの森七菜の演技に魅了された視聴者が続出。SNS上では「バランスが絶妙」「神回」など絶賛の嵐が吹き荒れている。「南海キャンディーズ」山里亮太が実在する人気女優やアイドル、モデルたちのイメージから創作した初の短編小説「山里亮太短編妄想小説集 あのコの夢を見たんです。」をドラマ化した本作。主人公の“山里亮太”役に仲野さんを迎え、民放ドラマ初主演となる仲野さんと毎回人気の若手女優が共演。中条あやみ、芳根京子がこれまで出演しており、今回の森さんのほか、飯豊まりえ、大原櫻子、山本舞香、大友花恋、白石聖、鞘師里保、池田エライザが今後登場するという。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。今回のヒロインの七菜(森さん)はヤマこと山里(仲野さん)の幼馴染。内気なヤマに対し七菜は天真爛漫でいつも明るい人気者だった。ある時七菜はモテる女性は少しか弱い悲劇のヒロインタイプだと気づき、悲劇のヒロインになろうと画策。ヤマは親子げんかの練習台になったり、一緒に学校の心霊スポットに忍び込んだり、風邪をひこうとする七菜につきあって冷たいものをたくさん食べたり…そんなことをしているうちに、学校では2人の関係がうわさになって…というのが今回のおはなし。素直で元気いっぱい、自由奔放な女子高校生役を演じた森さんにSNSは「ピュアピュアな演技さすがでございました「森七菜ちゃんの演技って惹かれるものがあるな~セリフの間の取り方とか自然」「こんな子いるかよ!でもいたら良いなあのバランスが絶妙で素晴らしかった」など絶賛の嵐。また劇中では森さんがMVに出演したマカロニえんぴつ 「青春と一瞬」が流れる場面も。こちらにも「なんかめちゃめちゃエモいな」「歌詞がこのドラマのテーマに合っててしっくり」などの声が。放送後も「森七菜ちゃんの魅力大爆発の神回」といった投稿が途切れることなくタイムラインを流れ続けている。(笠緒)
2020年10月17日