『星の王子さま』初のアニメーション映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』(11月21日公開)のジャパンプレミアが10日、東京ドームシティ シアターGロッソで開催され、日本語吹き替え声優を務めた鈴木梨央、瀬戸朝香、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊、ビビる大木、津川雅彦が集結した。本作は、現代を生きる9歳の女の子を主人公に、『星の王子さま』の"その後"を描いた物語。主人公の女の子を演じた鈴木について、お母さん役の瀬戸は「本当にぴったり! 梨央ちゃん自身もすごくしっかりしていて、大人の私でも、ははぁ~と思うことばかり」と感心し、飛行士役の津川も「子役は基本的に天才ですが、この子はその上の天才をいっている。将来、立派な女優さんになるんでしょうね」と目を細めた。途中、キツネ役の伊勢谷が「年齢10歳くらいサバ読んでるもんね? 本当は21歳くらいでしょ?」と話しかけ、鈴木が笑って「10歳です」と返すやりとりも繰り広げられた。津川はまた、「セリフが一つ一つ本当にすばらしい」と映画の魅力を語り、「吹き替えの日本語のセリフがすばらしい」と吹き替え版を猛プッシュ。伊勢谷も「キャラクターごとに人生の真実によった言葉がシンプルに表現されていて、収録の時もそういう言葉を言わせていただいて、すごいぜいたくなことだと思った」と言葉に感銘を受けたようで、「作品自体、僕の大好きな要素が詰め込まれている。最高の作品に出させていただいた」と語った。フランス生まれの滝川は「小さい頃から何度も何度も読んでいて、成長している過程で捉え方が違って見える不思議な、いつも魅了される本」と原作との深い関わりを語り、ヘビ役の竹野内は「難しいですね。録音ブースにマイクだけが立っていて、その中で『はい、やってください』というのは初の経験だったので…。でも楽しませていただきました」と声優初挑戦の感想をコメント。自身が担当した"うぬぼれ男"の衣装で登場した大木は、抜擢された時の気持ちを聞かれて「星だけに"ラッキー"」と笑わせ、「こんなにすばらしい作品に入れてもらえるのかって驚きがありました」と振り返った。その後、星の形をしたバルーンに書いた"2016年に一番大切にしたいこと"を、一人ひとり発表。「努力」と書いた鈴木が、「自分が一生懸命努力していくことで、すてきな人たちに巡り合えるからです」と説明すると、伊勢谷は「ありがとうございます!」と頭を下げ、大木は「すごいね梨央ちゃん」と感心した。そして、瀬戸と竹野内は「出会い」でそろい、伊勢谷は「未来」、滝川は「ブレない思い」、津川は「一期一会」と発表。大木は「巨人軍優勝」を掲げ、「今年、わが巨人軍は苦しんだシーズンで…。2016年こそ、わが巨人軍をよろしくお願いします」などと熱く語ると、客席から笑いが起こった。(C)2015 LPPTV - LITTLE PRINCESS - ON ENT - ORANGE STUDIO - M6 FILMS - LUCKY RED
2015年11月10日『リトルプリンス 星の王子さまと私』のジャパンプレミアが、11月10日(火)東京ドームシティにて行われ、日本語吹き替え版の声優を務める子役の鈴木梨央をはじめ、瀬戸朝香、津川雅彦、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊、ビビる大木といった豪華キャストが集結した。本作は、世界中で愛され続けるサン=テグジュペリの『星の王子さま』のその後を描いた初の長編アニメーション映画。カンヌ国際映画祭では約15分間ものスタンディングオーベーションで大喝采を浴び、更なる注目を集めた。司会者から可愛らしい衣装を褒められた鈴木さんは「これ手作りなんですよ!プロの方が作ってくれました」と笑顔を見せた。瀬戸さんは、鈴木さんについて「作品が完成してから、梨央ちゃんが吹き替えをした声を聞いたのですが、本当にぴったりでした!とにかく感性が素晴らしいです」と絶賛。津川さんからも「僕も5歳から子役をやっていましたけどね、子役というのは基本的に天才なんですよ。でも、この子はその上の天才をいっているね!声を聞いただけで10歳とは思えない。ニュアンスや、声の合わせ方、僕らが苦労している点をヒュンッとクリアしていっているんですよ。この子は将来立派な女優さんになるんでしょうね」と激賞を浴びた鈴木さんは、恐縮しつつ、「ありがとうございます」と、はにかんだ笑顔を見せた。作品の魅力について、津川さんは「台詞ひとつひとつが本当に素晴らしいんです。日本語の台詞が素晴らしい、字幕で観るより僕らの吹き替えで観た方がオススメですね!」と誇らしそうな表情を見せた。また、伊勢谷さんも「人生の真実に寄った言葉がシンプルに表現されているんですよね。いままでで一番面白く、最高の作品に出させてもらえたなと思っています」と自信をみなぎらせた。この日、2016年に一番大切にしたいことをバルーンに書き、ひとりひとり紹介。鈴木さんが「努力です」と答えると、「大人はもう出せませんね!」とビビるさん。努力と書いた理由を聞かれた鈴木さんは「自分が一生懸命努力することで素敵な方たちと巡り会えるからです」と答えると「ありがとうございます!」と伊勢谷さんも頭を下げ、会場からは大きな拍手が沸き起こった。そのほか、「出逢い」(瀬戸さん)、「未来」(伊勢谷さん)、「ブレない思い」(滝川さん)、「出逢い」(竹野内さん)、「一期一会」(津川さん)と発表。そんな中でビビるさんは、「巨人軍優勝と私書かせていただきました!」と照れくさそうに見せながらも、巨人軍への熱い思いを話した。最後には出演者を代表し、鈴木さんが「9歳の女の子が星の王子さまの世界を大冒険するお話です。大切な人と喧嘩をして、怒ったり泣いたり感動したりするお話となっておりますので、みなさんごゆっくりお楽しみください」と大人顔負けの挨拶を行った。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトルプリンス 星の王子さまと私 2015年11月21日より全国にて公開2015 LPPTV – LITTLE PRINCESS – ON ENT – ORANGE STUDIO - M6 FILMS – LUCKY RED
2015年11月10日2015年11月7日、8日の全国映画動員ランキングは、西島秀俊主演の『劇場版 MOZU』(全国322館)が初登場で首位を飾ったほか、上位3作品が入れ替わる結果となった。その他の画像/映画動員ランキング『劇場版 MOZU』は、逢坂剛の原作に基づき、『海猿』シリーズの羽住英一郎が演出を務めたテレビドラマの劇場版。西島のほか香川照之、真木よう子が続投し、彼らに対峙する敵役として松坂桃李、伊勢谷友介、ビートたけしら豪華キャストが参戦する。ふたつの大規模テロを追う公安警察官・倉木と、一連の事件の黒幕“ダルマ”との死闘が繰り広げられる。2位は伊坂幸太郎の同名小説を生田斗真主演で実写化した『グラスホッパー』(全国314館)、3位は豪華キャストで登山家たちの挑戦を描く『エベレスト 3D』(全国225館)が入り、2週連続で首位を飾った『ギャラクシー街道』(全国314館)は6位になった。そのほか、週末に封切られた新作では、ジョージ・クルーニーが製作・監督・脚本・主演を兼任したエンタメ大作『ミケランジェロ・プロジェクト』(全国152館)が10位につけている。『劇場版 MOZU』公開中
2015年11月09日映画『劇場版 MOZU』の初日舞台あいさつが7日、都内で行われ、キャストの西島秀俊、香川照之、伊勢谷友介、松坂桃李、池松壮亮、ビートたけしと羽住英一郎監督が出席した。全国公開中の本作は、逢坂剛の警察小説「百舌シリーズ」を実写化したサスペンス・アクション作品。妻子の死の謎を追う警視庁公安部の倉木(西島)は、日本の重大事件を影で操ってきた最大の敵"ダルマ"と対決する――というストーリーで、2014年にTBSとWOWOWで放送された連続ドラマの完結編となる。ブラックスーツで登場した主演の西島は、「過酷な撮影だったので、初日を迎えて正直ホッとしている。震える想いです」と公開に感無量で、「自分の家族や大切な人を守るために戦う男たちを伝えたくて、死に物狂いで撮影してきた。この映画はシリーズの第1話だと思うので、ドラマを見ていない人も楽しんでほしい」と胸を張ってアピール。また、再タッグを熱望する羽住監督に、「『ダブルフェイス』で監督と出会って、人生が次の次元に進んだ。是非次も作ってほしい」と笑顔で応えた。一方、『ダブルフェイス』から西島と共演する香川も、「西島くんとは親子役もやったし、今度はお笑いコンビでも夫婦でもイケる!」と意欲満々。続けて、約1ヶ月に渡ったフィリピンロケを振り返り、「女の人だと思ってたフィリピンのメイクさんたちが、みんな男だった。『松坂くん素敵!』って言ってすごかった」と暴露すると、松坂は、「本当ですか~?」と照れつつ、「8割方ヒナになってる卵を食べるシーンがあって。濡れた犬のニオイがするんです」と撮影の苦労を明かしていた。また、報道陣の写真撮影でキャスト全員とコマネチを披露するなど、会場を爆笑に包んだたけし。シリーズの最大の謎"ダルマ"を演じ、「何が何だか分からないまま、化け物のような風貌で炎の中にさらされた。フラフラになってヒドイ目に遭った」と恨み節で過酷な撮影を振り返ると、西島は、「炎のシーンでお会いした時は万感の想いでした」とフォロー。そんな西島に、たけしは、「俺は芸人として売れて、講談社に殴り込んで、交通事故で死にかけて、今は老いらくの恋と書かれて。有名になっても、西島くんは俺のような人生を歩まないで」と自虐ジョークで笑わせていた。
2015年11月07日俳優の西島秀俊が11月7日に、都内で行われた主演作『劇場版 MOZU』の初日舞台あいさつに、共演する香川照之、伊勢谷友介、松坂桃李、池松壮亮、ビートたけし、羽住英一郎監督とともに登壇。「胸がいっぱいで感無量。震える思いです」と本作の封切りに感激しきりだった。『劇場版 MOZU』舞台あいさつ/その他の写真逢坂剛氏のハードボイルド小説をTBSとWOWOWが共同製作した連続ドラマ『MOZU』の劇場版。高層ビルの占拠・爆破、ペナム共和国の大使館襲撃という2つの大規模テロ事件が同時発生。かつて警察内部の闇を明らかにした公安警察官の倉木(西島)は、日本の犯罪史に名を残す“ダルマ”と呼ばれる首謀者と最後の対決に挑む。西島は、ダルマを演じるたけしとの共演にも思いはひとしお。10数年前、まだブレイク前だった西島が北野武監督の『Dolls〈ドールズ〉』に抜てきされた恩義があり、「あの頃、たけしさんから『今後、俳優として人生が変わると思うが、自分を見失わないように』と言葉をいただいた。今があるのは北野さんのおかげ。万感の思いは、一言では言い表せない」としみじみ語った。一方、たけしは「こっちは出版社に殴り込んで、前科一犯。バイク事故で死にかけて、挙句に最近では“老いらくの恋”なんて書かれちゃう(笑)。あー、情けない。西島さんには私みたいな人生を歩んでほしくないですから」と自虐コメントで、会場を大いに盛り上げた。写真撮影では、たけしにならって登壇者全員が“コマネチ”ポーズを披露。10月末に行われた完成報告イベントで、たけしを「恩人であり、心の師匠」と語っていた西島は、その“師匠”とともに名ギャグを再現することになり、会心の笑みを見せていた。また、ドラマ『ダブルフェイス』に続き、西島&羽住監督とタッグを組んだ香川は「またこのチームで皆さんにお会いできる精進したい。羽住組は国内トップレベルですし、西島さんとはお笑いコンビでも夫婦役でもいいですよ」と再タッグを誓った。『劇場版 MOZU』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年11月07日TVシリーズから熱烈なファンを生み出してきた「MOZU」完結編となる『劇場版 MOZU』が11月7日(土)に公開を迎え、西島秀俊、香川照之、伊勢谷友介、松坂桃李、池松壮亮、ビートたけし、羽住英一郎監督が揃って舞台挨拶に登壇した。逢坂剛の人気小説を原作にTBS版、WOWOW版と2シーズンにわたり放送されてきた「MOZU」シリーズ待望の劇場版。全ての謎の“元凶”と言われる、日本の犯罪史上最悪の男・ダルマとの対決と共に全ての謎が解き明かされる。男たちだけの舞台挨拶となったが、西島さんら登壇陣は全員黒スーツもしくはタキシードでキメて登場!西島さんは「2年以上前に始まって、ようやくここで完結を迎えることができました。胸がいっぱいで感無量。震えるような思いです」と胸の内を語る。香川さん、池松さんというTVシリーズからの面々もここまでのシリーズの重みを背負い、熱い言葉で思いの丈を語った。だが、たけしさんがキャスト陣で最後にマイクを握ると会場の空気は一変!「ハマちゃんをやらせていただきました西田敏行です」と挨拶し、見終えたばかりの観客を前に「ネットでも何でもいいから、『これを見たらガンが治りました』『給料が上がりました』でもなんでも書き込んで!」と呼びかけ、これには西島さんをはじめ、共演陣も爆笑だった。撮影の秘話を尋ねられると、香川さんはフィリピンでのロケでの出来事として、現地のオカマもしくはニューハーフのメイクスタッフの間で松坂さんフィーバーが起こっていたと証言!「桃李くん、ついに国を超えて火をつけました!」と煽る。その松坂さんは、あるシーンで、卵を食べる姿を見せているが「台本では『生肉を食べる』とあったんですが、実際には8割方、ヒナになっている卵を食べた」と明かす。「味はコンソメですが、ニオイは濡れた犬のニオイがします…。強烈でした」と苦笑交じりに過酷な撮影を振り返る。なお、羽住監督はこのシーンについて「本当はたけしさんに食べてほしかったけど、言い出せなかった」と語り、会場は驚きと笑いに包まれた。西島さんは、改めて主人公と最強の敵という関係性で、かつて『Dolls』で自身を主演に抜擢してくれた、たけしさん(=北野武監督)と共演を果たした心境を問われ「当時、僕は無名で抜擢していただいて、撮影が終わった時『これからキミの生活、人生がガラリと変わるかもしれないけど、自分を見失わないで一生懸命やってください』という言葉を掛けていただき、ずっとその思いでやってきました。今日の自分があるのも北野さんのおかげであり、万感の思いは言葉にできません」としみじみと語った。たけしさんはこれに対し「最近では『老いらくの恋』って書かれて…」と自身のスキャンダルに自ら言及し、「講談社を襲撃して前科がついて、バイクで事故って…」など次々と過去の事件や事故に触れ「いくら有名になっても、私みたいな人生は歩まないでほしい…(笑)」と照れくさそうにたけしさん流の温かい(?)アドバイスを送っていた。また、最後の報道陣向けの写真撮影では、たけしさんがコマネチをやろうとしたのに対し、なんと、西島さんらも全員、たけしさんに倣ってコマネチのポーズ!前代未聞の正装のイケメン俳優たちのコマネチに、会場はこの日一番の爆笑に包まれた。『劇場版 MOZU』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 MOZU 2015年11月7日より全国東宝系にて公開(C) 2015劇場版「MOZU」製作委員会 (C) 逢坂剛/集英社
2015年11月07日時を超えて世界中で愛され続けているサン=テグジュペリの名作「星の王子さま」のその後を描く物語『リトルプリンス星の王子さまと私』。このほど日本語吹き替え版にて主人公を演じた鈴木梨央と、彼女のお母さんの吹き替えを担当した瀬戸朝香らが、本作を引っさげ大阪の舞台挨拶に壇上したことがわかった。よい学校に入るため、友だちもつくらず勉強漬けの毎日を送る9歳の女の子。名門校の学区内に引っ越してきたが、隣には風変わりなおじいさんが住んでいた。ある日、隣から飛んできた紙飛行機が気になって中をあけると、そこ書かれていたのは、小さな王子の物語。話の続きが知りたくてたまらず、女の子は隣家を訪ねた。王子の話を聞き、一緒に時を過ごすうちに、2人はかけがえのない友だちになっていく。しかし、ある日、おじいさんが病に倒れてしまう。女の子は、もう一度王子に会いたいと言っていた彼のために、プロペラ機に乗って、王子を探す旅に出る――。1943年に出版されて以来、1億4,500万部以上を売り上げ、時を超えて世界中で愛され続けているサン=テグジュペリの「星の王子さま」。出版から72年、サン=テグジュペリ・エステートが初めて認可した「星の王子さま」のその後の物語を描いた本作は、母国フランスで公開されるや、初登場堂々1位の大ヒット。日本公開にあたっては、吹き替版えに「37.5度の涙」(TBS)や連続テレビ小説「あさが来た」で話題の鈴木さんをはじめ、瀬戸さん、津川雅彦、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊、池田優斗、ビビる大木など豪華な俳優陣が集結。主題歌には松任谷由実の書き下ろし「気づかず過ぎた初恋」が決定し、感動ファンタジー超大作として話題を集めている。この日、大阪・梅田ブルク7に登壇した鈴木さんと瀬戸さん。初めに鈴木さんが少し照れながらも「まいどおおきに!大阪は活気があってえらい気に入ったわ!」と元気よく一言。あまりに可愛らしい関西弁に会場からは優しい笑い声が上がった。共に登場した瀬戸さんは「ご覧いただけるように、やっとなりました。存分に楽しんで頂きたいです」と続けてコメント。また本作を既に鑑賞した人たちから「感動した」「泣けた」などの感想が寄せられていることに対し、鈴木さんは「最初は自分の声が流れていることに感動しました。笑いも、涙も、ハラハラするようなシーンもあって、目が離せない部分が沢山あるんです」と吹き替えを担当した自身らも感動したと語る。そして鈴木さんは女の子との共通点を聞かれると「おじいちゃんが大好きなところが一緒です。楽しいおじいちゃんなので、“おじーくん”って呼んでます(笑)」と笑顔を見せていた。また教育熱心なお母さんという役どころを演じた瀬戸さんは「子を持つ親として共感できる点もありました。娘を思うばかりに将来の為と教育熱心になりすぎてしまうお母さんですが、仕事と子育てを完璧にこなす彼女には尊敬心を抱きました」と話し、「でも、少し厳しすぎるかなと思うところも多くありましたけれど」と微笑む場面も見られた。さらに、カンヌ国際映画祭への参加について質問された鈴木さんが「行く前はとても緊張していたんです。でも、瀬戸さんも津川さんも一緒だったので楽しむことができました」と話し、瀬戸さんは「ほかの国のキャストたちと控え室が一緒だったので、同じお母さん役のキャストの方々と“あのシーンは難しかったね”とか、“どのくらい時間かかった?”など、お話する機会がありました」と渡航時のエピソードも明かした。そして最後には、鈴木さんが「女の子が飛行機に乗って星の王子さまを探しに冒険へと旅立つシーンはとても、ワクワクします。とても素敵な作品なので、沢山の方にお楽しみ頂けたら嬉しいです」と本作をアピールし、瀬戸さんが「お母さんも女の子が飛行士と出会い、変化していく姿に困惑しながらも、“大切なもの”って何かなと気づかされていきます。母親目線、大人目線、様々な目線から楽しむことができる映画なので幅広い世代の方々にご覧頂きたいです。皆さんが映画を見て気づいた“大切なもの”を、是非周りの方にお話いただいければ幸いです」とのメッセージを贈り、舞台挨拶は幕を閉じた。『リトルプリンス星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて2D/3D同時公開。(cinemacafe.net)■関連作品:リトルプリンス 星の王子さまと私 2015年11月21日より全国にて公開2015 LPPTV – LITTLE PRINCESS – ON ENT – ORANGE STUDIO - M6 FILMS – LUCKY RED
2015年11月05日1943年に出版されて以来、1億4,500万部以上を売り上げ、時を超えて愛され続けているサン=テグジュペリの傑作「星の王子さま」のその後の物語をアニメーションで描く『リトルプリンス 星の王子さまと私』。21日(土)の公開を控え、このほどスペシャルフィルムクリップが解禁となった。よい学校に入るため、友だちもつくらず勉強漬けの毎日を送る9歳の女の子。名門校の学区内に引っ越してきたが、隣には風変わりなおじいさんが住んでいた。ある日、隣から飛んできた紙飛行機が気になって中をあけると、そこ書かれていたのは、小さな王子の物語。話の続きが知りたくてたまらず、女の子は隣家を訪ねた。王子の話を聞き、一緒に時を過ごすうちに、二人はかけがえのない友だちになっていく。しかし、ある日、おじいさんが病に倒れてしまう。女の子は、もう一度王子に会いたいと言っていた彼のために、プロペラ機に乗って、王子を探す旅に出た――。原作の母国フランスで公開されるや、初登場堂々1位の大ヒットを記録した本作。英語版やフランス語版をはじめ、それぞれの国を代表する豪華俳優陣が声を演じることでも話題となっている。今回解禁されたのは、日本語版吹き替えを務める鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦らのアフレコの様子が映し出される特別映像。「それじゃあ、まず最初に」とかわいらしい声で「星の王子さま」の物語について“大人な意見”を述べるのは、鈴木さんが吹き替えを担当した主人公の“女の子”。「小さな子どもが砂漠にいたのがすごく不自然。食べ物も水もなくて生きられるわけがないし…」と、「王子さま」のお話に初めて触れた際に抱いた疑問を飛行士に話す姿はまるで、小さな大人のようだ。そして次に、瀬戸さん演じる女の子のお母さん、津川さんが吹き替えを担当した“飛行士”が登場する。「現実の世界」の登場人物たちに続き、登場するのは飛行士が語り、女の子が想像する「星の王子さま」の物語のキャラクターたちだ。伊勢谷友介が吹き替えをした、星の王子さまに初めてできた友達・キツネは「君にとって俺は10万匹いるキツネと同じ。でもなついたら、お互いが必要になる」と大勢の中から誰かが唯一無二のかけがえのない人となる理由を教える。さらに「私は太陽と同時に生まれたの」と話すバラには滝川クリステル、怪しげに語りかけるヘビに竹野内豊、人から拍手で称賛されることにのみ生きがいを感じる変わった大人の象徴的なキャラクター・うぬぼれ男役の大木さんが登場する。そして映像の最後には、「羊の絵を書いてくれない?羊を書いて」と飛行士にせがむ、王子と飛行士の出会いのシーンが映し出される。家ほどの大きさしかない小惑星からやってきた不思議な少年を、純粋で澄んだ声で演じるのが池田優斗だ。主人公の女の子役を担当した鈴木さんを筆頭に、深いテーマを持ったキャラクターを、それぞれ愛情たっぷりに演じている様子が伺える同映像。読む人それぞれに解釈も異なり、いまなお根強いファンを抱える名著を題材とした本作。個性豊かなキャラクターたちに、命を吹き込む豪華キャスト陣の名演をまずはここから覗いてみて。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リトルプリンス 星の王子さまと私 2015年11月21日より全国にて公開2015 LPPTV – LITTLE PRINCESS – ON ENT – ORANGE STUDIO - M6 FILMS – LUCKY RED
2015年11月03日マッチングエージェントは11月2日、「結婚したい芸能人」に関するアンケート結果を発表した。調査は10月12日~13日、スマートフォン向けマッチングアプリ「タップル誕生」の20代~40代女性ユーザー3,042人を対象に行われた。「結婚したい芸能人は?(独身既婚ともに含む)」と聞いたところ、福士蒼汰さんが1位に。40代の大物独身芸能人の結婚ラッシュが続いてショックを受ける女性が多い中で、「もう今年のようなあんな衝撃はしばらくこりごり。さすがに22歳なら大丈夫でしょ」(28歳)、「しばらく妄想をしていたいので若い子がいい」(32歳)などの声があった。2位は、既婚で先日第一子が誕生した向井理さん。次いで3位玉木宏さん(35歳)、4位綾野剛さん(33歳)、5位齋藤工さん(34歳)が続いた。西島秀俊さんは7位、福山雅治さんは10位だった。10位以下には、大沢たかおさん、加瀬亮さん、伊勢谷友介さん、菅田将暉さん、三浦春馬さん、桐谷健太さん、松坂桃李さんらがランクインしていた。
2015年11月02日俳優の西島秀俊、お笑いタレントのビートたけしらが27日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた第28回東京国際映画祭特別招待作品『劇場版 MOZU』(11月7日)のワールドプレミア舞台挨拶に登場した。直前に行われたトークイベントで、「肋骨にひびが入ったり、右肩を壊したり、右目の角膜をはがしたり…実際過酷で体がボロボロになった」と過酷な撮影の状況を明かしていた西島。舞台挨拶では、「テレビシリーズをみなさんに応援していただき、こうやって『劇場版 MOZU』無事完成しました。きっとみなさん全員に楽しんでいただける作品ができあがったと思っています」と手ごたえを語った。そして、「自分でも信じられないようなキャストのみなさんと、特に、自分が名もなきころに見いだしてくださって『Dolls』という映画でキャスティングしていただいたビートたけしさんに出演していただいて、全員で命がけの撮影ができた。僕の俳優人生の中で宝物のような作品になりました」と自信をのぞかせ、「大きなスクリーンで見ていただきたい。アクションはもちろん、俳優合戦を楽しんでいただきたい」と呼びかけた。西島が"心の師匠"というビートたけしは、海外メディアを意識して「センキュー フォー カミング トゥ ア トウキョウインターナショナルフィルムフェスティバル! アイム ソー エキサイティング!」といきなり英語で挨拶。会場から笑いが起こる中、「クレイジーな悪役を演じます」と英語で続けた。そして、「ビルの屋上で本当の火をたいて、ものすごく熱い中、アンジェリーナ・ジョリーとのセックスシーンが。さすがの私も本気を出してしまいました。頼むからNGを出してくれ、何回か繰り返したいという…」とジョークを飛ばし、「うそです! すいません!」と謝罪。最後のあいさつでも「感想を聞かれたら、『たけしがすばらしかった』『たけしがすごい』と。あとはどうでもいいですから、とにかく私だけ褒めてください」と言って爆笑をさらった。舞台挨拶にはそのほか、ドラマ版からの続投メンバーである香川照之、真木よう子、池松壮亮、杉咲花、劇場版からの参加した伊勢谷友介、松坂桃李、そして、羽住英一郎監督も出席した。
2015年10月28日2015年もあと少し、今年は芸能人の結婚ラッシュでしたね。特に福山雅治さんや国分太一さん、山本耕史さんなど、アラフォーイケメン俳優たちの結婚が相次ぎ、涙した女性も多かったはず。結婚報道が出るたび、話題にのぼる佐々木蔵之介さんのように、気になるのは次に結婚するイケメンが誰なのか?ということ。そこで、芸能界で知らない人はいないと言われる人気占い師・星ひとみさんが、オリジナルの占術『天星術』で、アラフォー独身イケメンたちの婚期を大予想!2015年、最後に世間を賑わせるのは誰なのでしょうか?【次に結婚しそうなアラフォーイケメンランキングTOP5】1位:小泉孝太郎さん2位:長谷川博己さん3位:大沢たかおさん4位:平山浩行さん5位:佐々木蔵之介さん次に結婚する可能性が高いイケメン・1位は…なんと小泉孝太郎さん!そして佐々木蔵之介さんは5位予想とのこと。では、気になる婚期や恋愛傾向は?竹野内豊さんや伊勢谷友介さんなど9名のアラフォーイケメンたちについて詳しく教えていただきました。■1位:小泉孝太郎さん(1978年7月10日生まれ)小泉さんは、天星術でいうと満月タイプ。好きになれば優しいロマンチストで、直球に好き、嫌い、友達と分け、付き合う=結婚と常に感じます。ただ、いつかは結婚をと思っていても、ズルズルと曖昧なままはっきりさせにくいのんびりタイプ。そのため、気づいたら年を重ねてしまいます。一方で女運が悪く、人を信じるのに疲れている面もあるようです。【結婚ベストタイミング】2016年まで結婚運が高めで、特に2015年12月から2016年8月までは大吉。長くお付き合いしている相手がいれば、2015年は結婚か別れを決断する時期です。その後2017年~2019年は×ですが、2022年の決断は◎それ以外は破壊の時期なため、結婚しても苦労する暗示が出ているので慎重に。■2位:長谷川博己さん(1977年3月7日生まれ)強いパワーがあり、好きな女性が喜ぶことを恥ずかしがらずに出来る紳士な【空】タイプの長谷川さんは、モテる要素が抜群。釣った魚には餌を与えませんが、狙った獲物は必ず捕えます。一夫多妻運が潜んでいるため、結婚よりも恋愛向きと言えるでしょう。Sっ気が強いため、気が強い女性は苦手。自分のペースに合った、寛大に包んでくれる美人を求めるという点では、かつて噂になった鈴木京香さんは納得?【結婚ベストタイミング】2015年は焦りやすいところもありますが、結婚してもいい時期。早ければ2015年の冬から2016年の春ですが、ベストなのは2017年から2018年の春夏ごろが◎。■3位:大沢たかおさん(1968年3月11日生まれ)もともと面食い気質な【上弦の月】タイプの大沢さんですが、今は中身が大切で顔ではないと感じているのでしょう。長くお付き合いされていた相手と別れ、2014年から2015年に再会運があります。または、タイプではないけれどタイミングが合う女性と出会い結婚する可能性も。特に相手が【空】タイプの場合、2016年までに結婚を固められやすい運勢です。大沢さんも「まあいいか」と結婚しそうな予感もあります。【結婚ベストタイミング】早ければ2015年から2016年にかけて、もしくは2021年の結婚がベストでしょう。2016年の春からは破壊の年になるので、2016年春~2018年までは結婚NGな時期。してもいいのですが、その場合夫婦間が冷めやすく、すれ違いも起こりやすいため、心が満たされない生活になる可能性が高いです。あなたの天星タイプは?■4位:平山浩行さん(1977年10月17日生まれ)【真昼】タイプの平山さんは、スピード決戦型。裏天星が【大陸】タイプなので、もともと結婚願望が薄いでしょう。同じく【真昼】タイプで、グイグイとタイミングを合わせてくる女性に落とされる予感があります。【結婚ベストタイミング】2015年は出会い運が絶好調で、決断の年。結婚は大吉なのですが、相手の押しが弱いと固めるのは難しいでしょう。ズルズルとした付き合いになってしまい、2016年の冬に別れやすくなります。早くて2017年、または2020年が結婚適齢期です。■5位:佐々木蔵之介さん(1968年2月4日生まれ)「独身最後の砦」と呼び名の高い佐々木蔵之介さんは【下弦の月】タイプ。基本的に結婚に向くタイプではなく、早く結婚していたら×が付いていたでしょう。同じ【下弦の月】タイプの松本人志さんや、有田哲平さんなどもそうですが、このタイプの芸人さんや男性芸能人は、比較的結婚が遅かったり、独り身やバツイチになりやすい傾向があります。【結婚ベストタイミング】タイミングがあえば、早くて2016年の春~夏、または2019年の秋。年が離れた人と結婚すると安泰でしょう。■6位:加瀬亮さん(1974年11月9日生まれ)【海】タイプの加瀬さんは、結婚に向いている方。慎重なので他人をなかなか信用しませんが、深い愛を求め、自分を理解してくれる相手を探しています。エロスフェロモンを秘めており、子宝に恵まれる愛のパワーもあるため、セックスレスになりにくいでしょう。今お相手がいたとしても、本来は2016年に再会する人が運命の相手。【結婚ベストタイミング】2015年は迷いやすい年ですが、2016年になると結婚を強く意識します。早くて2017年の春、もしくは2022年が良いタイミングでしょう。■7位:竹野内豊さん(1971年1月2日生まれ)竹野内さんも、本来結婚には向かない天星【深夜】タイプ。束縛が嫌いで一匹狼な永遠の少年タイプですが、実は寂しがり屋な面も。自由なペースで愛を求めるため、彼女になる方は同じ価値観じゃないと大変かも。ちなみに、噂になっている倉科カナさんは【空】タイプで、もともと惹かれやすい相性。母性もあるので結婚の相性も悪くありません。【結婚ベストタイミング】2016年まではおふたりとも試練の年。早くて2017年の冬か、2019年がベストでしょう。■8位:徳井義実さん(1975年4月16日生まれ)【新月】タイプの徳井さんは、フェロモンもあり優しいですが、実は芯の無いぶれやすい人。そのため離婚しやすい傾向があるのですが、常に青春を味わえるパワーと情熱を持つため、勘違いで結婚してしまいがち。女子会に入れる感覚と優しさを持ち合わせた人気者なので、芯があり、サバサバとした強い女性と相性が良いでしょう。【結婚ベストタイミング】2016年まではリセットの年なので、結婚に向かないでしょう。2014年からスタートした縁は別れを迎える暗示。2016年中にお付き合いしても、一年半しか持ちません。2017年に新たな幸せが入るので、焦らずにいたほうが幸せをつかめます。結婚適齢期は、早くて2017年の秋、遅くて2019年でしょう。■9位:伊勢谷友介さん(1976年5月29日生まれ)たまに人の話を聞いていない面もありますが、頼りがいあり、全てを包んでくれそうなパワーを隠し持つ【夕焼け】タイプの伊勢谷さん。優しく穏やかな反面、キレたら怖いという、好き嫌いが強い星でもあります。だいぶ丸くなっていますが、もともと結婚には向かない方です。面倒くさい事は嫌いと言いながらも、面倒くさい人に惹かれやすい傾向があります。噂のお相手・長澤まさみさんは情緒不安定なところがある【新月】タイプなので、伊勢谷さんが好きになりやすいタイプなのでしょう。【結婚ベストタイミング】2015年の秋は別れやすい時期。2018年までは結婚運が悪いので、もし結婚するなら2019年以降が吉です。それ以前にすると離婚の確率が高まります。早くて2018年の冬、遅くて2020年が良いでしょう。いかがでしょうか?自分は関係ないと分かっているものの、いつまでも結婚しないで欲しいというがファンの本音。とはいえ、いざ報道が出たときには、涙を拭いてお祝いできるように覚悟しておきましょう…。モバイルサイト星ひとみ☆幸せの天星術監修者紹介星ひとみ巫女の血筋を持つ家系に生まれ、東洋占星術・統計学・心理学・人間科学など様々な要素で創り上げたオリジナル運勢鑑定法『天星術』を基に、これまでに20,000人以上の鑑定実績。高い的中率を誇り、熱い支持を受けている。有名人では石田純一と理子さんを結婚に導いて石田氏が敬愛するカリスマ占い師として話題に。USEN☆BEST HITS STATION「星ひとみのミュージック・オーラ」では親交がある様々な方が訪れ、のべ312組1000人以上の有名人鑑定も行う。結婚時期的中、解散時期的中、ブレイク時期を的中させ、芸命名、バンド命名からトップスターになったアーティスト多数。
2015年10月28日お笑いタレントのビートたけしが27日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた第28回東京国際映画祭の特別招待作品『劇場版 MOZU』(11月7日)のトークイベントに出席した。劇場版で、すべての事件の黒幕である"ダルマ"を演じるたけしは、開口一番「どうもこんばんは、福山雅治です」とあいさつ。「いろんな女に手を出しちゃったんですけどついに結婚することになり、アミューズの株が40%とも落ちたという…申し訳ありません」とブラックジョークで沸かせた。そして、出演を決意した理由を聞かれると「なんだかわからないけど怖い偉いやつだって聞いて、お金くれるんだらやるよって。ただ寝てるだけで、特殊メイクでだれだかわからないというので、まいっかと」と答えた。また、炎に囲まれるシーンで「なんでCGじゃないんだ」と不満を漏らしたことを明かし、「顔が全部メイクで覆われていてただでさえ熱いのに、周りが火。チャーシュー作ったあとにラーメンに入れられたみたいな異常な状態」と過酷さを説明。「また監督が粘る。もういいだろうと思っても、もう1回って。安いソープの客みたいにしつこい」と顔をしかめるも、「あの粘り方はいい勉強になった。思った映像を撮るためには粘るのが一番だと」と監督として学ぶべきものがあったようだ。映画の魅力もしっかり紹介。「勧善懲悪みたいな悪と正義みたいな映画じゃなくて、どちらの立場になるとどうなるかっていうのが計算されている」と言い、「ある人にとっては謎解きが楽しいし、ある人にとっては視覚のアクションが楽しい。西島くんがかっこいいという人もいる。いろんな要素を持っている」と真剣に伝えた。最後はまたたけし節が炸裂。「(同作を)DVDで友達と見たんですけど、その友達のがんが治り、友達の逃げた女房が帰ってきたり、宝くじを拾って当たったり、いいことばかり。元旦の明治神宮よりご利益があります。3回見た人は会社のランクが課長から社長になるくらい効力があります」と冗談交じりに話し、共演者も観客も大爆笑。ファンをバックにしての記念撮影の際には、コマネチを連発して会場を沸かせた。たけしの起用について、羽住英一郎監督は「劇場版をやるならダルマはたけしさんしかいない」とドラマシリーズの撮影をしている時に西島たちと話していたことを明かし、「たけしさんが出ていただけなければダルマをメインにするのはやめようと思っていたんですが、出ていただけるというこどで、がっつりダルマと向き合いました」とたけしありきの"ダルマ"だったと語った。イベントには、ビートたけし、羽住英一郎監督のほか、ドラマ版からのメンバーである主演の西島秀俊、香川照之、真木よう子、池松壮亮、杉咲花、劇場版からの参加となる伊勢谷友介、松坂桃李も登場した。
2015年10月28日開催中の第28回東京国際映画祭で27日、『劇場版 MOZU』(11月7日)のトークイベントが東京・六本木ヒルズアリーナにて開催され、ドラマ版からのメンバーである主演の西島秀俊、香川照之、真木よう子、池松壮亮、杉咲花、劇場版からの参加となるビートたけし、伊勢谷友介、松坂桃李、そして羽住英一郎監督が登場した。同作は、逢坂剛氏の警察小説『百舌シリーズ』をTBSとWOWOWの共同制作でドラマ化した『MOZU』の劇場版。主人公・倉木(西島秀俊)が妻の死の真実にたどり着いてから半年後を描き、すべての事件の黒幕である"ダルマ"(ビートたけし)との対決が繰り広げられる。イベントには、事前募集で集まった300人が駆けつけ、キャスト8人と監督が登場すると大興奮。熱気に包まれる中、主演の西島は「ついに『劇場版 MOZU』で集大成として完結する。監督にも振り切ってやってくれと言われたので、これで決着をつけるつもりでやりました」と本作への思いを語り、「すばらしいキャストのみなさんが命がけの撮影をし、見応えのあるすごいアクション大作になっているので、楽しみにしていてください」と自信をのぞかせた。そして、北野武監督作『Dolls』で主演を務め、今回ビートたけしと念願の共演を果たした西島は「僕を見いだしてくださった恩人で、僕の中で心の師匠」と感謝し、「その方と俳優として共演できたことは、僕の俳優人生の中で一番の宝のような時間でした」と感無量の表情。そんな西島の話を聞き、たけしは「着実に実力をつけて人気も上がって、日本を代表する役者になったのに、私に一銭もお礼をくれないという、非常に不義理なやつだと思っています」と爆笑を誘った。西島はまた、フィリピンでの撮影について「日本では考えられないようなカーアクションをやったり、毎日戦場のようだった」とコメント。「僕も肋骨にひびが入ったり、右肩を壊したり、右目の角膜をはがしたり…実際過酷で体がボロボロになった」と明かすと、ファンから「えーっ!」とどよめきが起こった。それでも西島は「それがすごく楽しかった」と笑顔を見せ、達成感をにじませた。
2015年10月27日第28回東京国際映画祭の特別招待作品『劇場版 MOZU』が10月27日(火)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでワールドプレミアを迎えた。舞台挨拶には西島秀俊、香川照之、真木よう子、ビートたけし、羽住英一郎監督ら総勢9名が登壇し、華やかな一夜となった。『劇場版 MOZU』は、同ドラマで描かれた『MOZU事件』の半年後が舞台。主要キャストはそのままに、妻の死の謎を追っていた公安警察官の倉木(西島さん)が、大規模テロ事件の発生をきっかけに、極秘裏に進行している犯罪計画に迫ってゆく物語。それぞれが出演するおすすめシーンを聞かれると、西島さんは「あるカーアクションシーンが見どころです。長谷川博己君というTVシリーズからの俳優が、今回もとんでもない演技をしています(笑)。大爆笑は間違いなくあのシーンだと思います」と、大規模なフィリピンロケを敢行して撮影したという思い出深いシーンを挙げていた。ドラマシリーズから共演している香川さんは、「娘のことを救おうとして、廃墟のようなところで撮影していました。そこは冬の間にコウモリが住んでいて、入っちゃけない部屋、入ってその空気を吸うと死ぬ部屋があると言われていて…」と驚かせると、同じ場所で撮影していた松坂桃李が、「コウモリの糞があるとは聞いていたけど、死ぬとは聞いていない…」とぼやき、伊勢谷友介が横から「死ぬわけないよ、香川さん、スタッフにバカにされているよ(笑)」と突っ込み、香川さんを困惑させていた。今回黒幕を演じたたけしさんは、コメディアンとしての手腕をふるわせ、「本当に火をたいて熱い中撮影していて、アンジェリーナ・ジョリーとのセックスシーンを頑張ったんですけど」と得意のジョークで会場を沸かせた。さらには、「この映画を見た後に友達に感想を聞かれたら、必ず私の名前を出して『たけしがすごい』とほめてください。よろしくお願いします」とPRし、キャストをも爆笑させていた。『劇場版 MOZU』は11月7日(土)より全国東宝系にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:劇場版 MOZU 2015年11月7日より全国東宝系にて公開(C) 2015劇場版「MOZU」製作委員会 (C) 逢坂剛/集英社
2015年10月27日『劇場版MOZU』のワールドプレミアが10月27日(火)に開催され、西島秀俊、香川照之、真木よう子、伊勢谷友介、松坂桃李、池松壮亮、杉咲花、ビートたけしに羽住英一郎監督によるトークが展開!中でもたけしさんが毒舌&コマネチで会場を笑いに包んだ。逢坂剛のサスペンス小説を原作に、TBSとWOWOW共同製作で大反響を生んだ連続ドラマ「MOZU」シリーズの完結編にして待望の劇場版。連ドラ版から謎の存在とされてきた“ダルマ”の正体、全ての秘密が解き明かされる。西島さんは、最初の羽住組参加となった同じくTBSとWOWOW共同製作の「ダブルフェイス」に始まり、その成功が連ドラ「MOZU」へとつながり、さらにスピンオフ、そして今回の劇場版へと歩を進めてきたことに感慨深げ。今回の映画に関して「完結編ということで監督からは『全力で振り切ってやってくれ』と言われ、これで決着をつけるつもりでやらせてもらいました」と語る。約1か月にわたったというフィリピンでのロケでは、過酷な条件下でその言葉通り、全てを懸けて挑んだよう。「あばらにひびが入ったし、角膜がはがれたりもした」などその凄まじさの一端を明かした。その完結編にふさわしく、ダルマというシリーズ最大最強の悪役をたけしさんが演じてるが、西島さんは『Dolls』で監督と俳優という関係で現場を共にした、たけしさんについて「僕にとっては、見出してくださった恩人で勝手に心の師匠と思っている方。こうやって俳優として共演し、対峙できたことは僕の俳優人生において一生の宝です」と語る。当のたけしさんは、マイクを握るや大暴走!初っ端の挨拶から「福山雅治です。いろんな女に手を出しちゃって、ついに結婚することになりました。そうしたらアミューズの株が40%も落ちっちゃって申し訳ありません」と語り、ダルマという大役についても「何も知らずに楽屋に行ったら、ハゲヅラとやけどのメイクをさせられて、これなら誰でもいいんじゃないかと思った。“存在感”があるからということだったが、存在感なら北島三郎の方が…」など飛ばしまくり、会場は爆笑に包まれた。また西島さんからの“心の師匠”発言についても「『Dolls』は十何年も前だけど、そこから着実に実力をつけて、人気も上がって日本を代表する俳優になった」と持ち上げたかに見せ「にもかかわらず、私には一銭もくれない不義理なヤツだと思ってます」と語り、これには西島さんも隣で苦笑。さらに映画のアピールを求められると「友人と一緒に見たら、その友人のガンが治って、逃げた女房も戻って、宝くじにも当たった」と胡散臭いご利益を喧伝。最初から最後まで、“たけし節”を炸裂させ、写真撮影でも得意のコマネチを連発し、観客はもちろん、登壇陣をも感激させていた。『劇場版MOZU』は11月7日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版 MOZU 2015年11月7日より全国東宝系にて公開(C) 2015劇場版「MOZU」製作委員会 (C) 逢坂剛/集英社
2015年10月27日第28回東京国際映画祭が開催中の東京・六本木ヒルズで10月27日に、『劇場版 MOZU』がワールドプレミア上映され、主演の西島秀俊、香川照之、真木よう子、伊勢谷友介、松坂桃李、池松壮亮、杉咲花、ビートたけし、羽住英一郎監督が駆けつけた。『劇場版 MOZU』ワールドプレミア/その他の写真逢坂剛氏のハードボイルド小説をTBSとWOWOWが共同製作した連続ドラマ『MOZU』の劇場版。高層ビルの占拠・爆破、ペナム共和国の大使館襲撃という2つの大規模テロ事件が同時発生。かつて警察内部の闇を明らかにした公安警察官の倉木(西島)は、日本の犯罪史に名を残す“ダルマ”と呼ばれる首謀者と最後の対決に挑む。西島は、ダルマを演じるビートたけしに対し「僕を見出してくださった恩人であり、心の師匠」と最大限のリスペクトを示し、「この作品で俳優として対峙できたことは、一生の宝になった」と感無量の面持ち。一方、ビートたけしは「西島くんが私の『Dolls〈ドールズ〉』に出てくれたのは10数年前。それから着実に人気と実力を積み上げて、今や日本を代表する俳優に。でも、私には一銭もお礼をくれない。恩知らずな男なんです」と“たけし節”で、西島の成長をたたえた。本作で壮大なシリーズが完結するとあって、西島は「これで決着をつけるつもりで、一丸となって命がけの撮影に臨んだ作品。僕もろっ骨にヒビが入りましたが(苦笑)、見応えあるアクション超大作に仕上がった。複雑で混沌とした、ナゾに満ちたドラマを辛抱強く応援してくださった皆さんのおかげで、ついに完結します」と熱のこもったアピール。映画で『MOZU』初参戦となったビートたけしは、「深読みすれば、ダルマは本当の悪なのか。勧善懲悪ではなく、謎解きゲームとアクションの要素を欲張りに盛り込んだ作品」と太鼓判を押した。『劇場版 MOZU』11月7日(土)より全国東宝系にてロードショー取材・文・写真:内田 涼
2015年10月27日今年で放送30周年を迎える「金曜ロードSHOW!」。記念企画として、2週連続でスタジオジブリ作品を放送した「秋のジブリ」に引き続き、第2弾として「るろうに剣心祭り」と題し、本日10月23日(金)から3週連続で『るろうに剣心』シリーズ3作が放送されることが決定。昨年公開された『京都大火編』『伝説の最期編』は地上波初放送となる。原作は、和月伸宏により1994年に連載が開始され、単行本(全28巻)の累計発行部数は5,000万部を超える超大人気漫画。TVアニメ化もされており、「JUDY AND MARY」の「そばかす」に川本真琴の「1/2」、「THE YELLOW MONKEY」の「Tactics」、「L’Arc~en~Ciel」の「the Fourth Avenue Cafe」など、オープニング、エンディングテーマが次々と大ヒットとなることでも当時話題を呼んだ。大ヒット作の実写化とあって、キャスト陣は超豪華俳優たちが集結。主人公・緋村剣心を演じるのは、「TBSテレビ60周年特別企画日曜劇場天皇の料理番」で東京ドラマアウォード・作品賞&主演男優賞を受賞し、さらに現在公開中の『バクマン。』が大ヒットと、いま勢いにのっている佐藤健。ヒロイン・薫役には、『テラフォーマーズ』への出演が決定している武井咲。そのほか蒼井優、青木崇高、田中偉登、江口洋介らが共演し、圧巻のアクションを繰り広げた。まず1週目に放送されるのは、すべての伝説の始まりとなった第1作目『るろうに剣心』。幕末の動乱のさなか、決して歴史の表舞台に出ることのない“人斬り”として活躍した緋村剣心。明治維新後、“不殺(ころさず)”の誓いを立て、街から街を流浪する身となった彼が、事件や過去の因縁に巻き込まれつつも仲間を守るために戦う姿が描かれる。剣心を演じる佐藤さんが、斬れない刀“逆刃刀”でみせるスピード感と迫力満点のアクションシーンは、これまでの日本映画とはケタ違いの激しいアクションだ。そして2週目は、地上波初放送となる『るろうに剣心京都大火編』。最狂にして最強の敵・志々雄真実が登場し、大切な人を守る剣心の闘いは激しさを増していく。壮絶なへクライマックスの始まりを告げる本作には江口さん、武井さんらが引き続き出演。さらに、志々雄真実役には『カイジ』『デスノート』の藤原竜也、四乃森蒼紫役は『劇場版 MOZU』公開を控えた伊勢谷友介、瀬田宗次郎役は『バクマン。』で佐藤さんと共演中の神木隆之介、そして連続ドラマ「まれ」で一躍お茶の間の人気を集めた土屋太鳳が新たに登場。本編最後に謎の存在として登場する福山雅治にも大注目だ。最後に放送されるのは『るろうに剣心伝説の最期編』。絶望の淵に落とされた剣心の運命は?京都大火の裏に隠された恐るべき陰謀とは?そして志々雄との宿命の対決など…壮絶なラストは見逃せない!前作に謎の男として登場した福山さんの正体も剣心の師匠・比古清十郎だと明かされ、原作でも人気の高い名シーンを実写化。実際に福山さんと佐藤さんは同じ事務所所属の“先輩と後輩”関係にあり、2人のハマリ役っぷりも必見だ。今回の放送について佐藤さんは「剣心は、自分の中の『理想のヒーロー』というか、『理想の人間』でもあり、『人生の師匠』のような感じです。日常生活で迷ったときなど、『剣心だったら、どうするんだろう』と考えることがすごくありました。『るろうに剣心』は自分にとって代表作と呼べる作品であり、それをまたみなさんに観ていただける機会をとても嬉しく思います。是非、お楽しみ下さい」とコメントを寄せた。また、「金曜ロードSHOW!」放送30周年記念として、1985年当時の初代オープニング映像が3週間限定で復活するという。「るろうに剣心祭り」は10月23日(金)21時より放送。(11月6日(金)のみ、19時56分より放送)(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開(C) 和月伸宏/集英社(C) 2012「るろうに剣心」製作委員会
2015年10月23日時を超えて世界中で愛され続けているサン=テグジュペリ永遠の名作「星の王子さま」のその後の物語として、現代を生きるひとりの女の子を主人公とした映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』。この度、東京・お台場のイルミネーション“YAKEI”とコラボし、本作の世界観を堪能できるイルミネーションイベントを開催することが分かった。本作は、原作の母国フランスで公開されるや初登場堂々1位を獲得した3Dアニメーション映画。アニメーション製作世界最高峰のスタッフが集結し、“現実世界”を最先端のCGアニメーションで、“星の王子さまの世界”を温かみのあるストップモーションアニメーションで描くという2つのアニメーション技法を取り入れた“ハイブリッド”3Dアニメーション映画として注目されている。さらに日本語吹替版には、鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊、池田優斗、ビビる大木ら豪華な俳優陣が顔を揃え、この冬一番の感動ファンタジー超大作との呼び声も高い。そんな本作の世界観をイルミネーションで表現したイベント「お台場イルミネーション“YAKEI” 『リトルプリンス 星の王子さまと私』 ver.」が、「デックス東京ビーチ」にて開催決定。松任谷由実が本作のために書き下ろした主題歌「気づかず過ぎた初恋」をBGMにして、全長約200m、総電飾約22万球の光が輝く「樹木イルミネーション」や、作中に登場するキャラクターたちが動き出す仕掛けが楽しめるアジア初の屋外参加型プロジェクションシステム「イリュージョンドーム」などが展開される。また、今回のコラボレーションに併せ、本作の主役“女の子”の日本語吹き替えを担当した、鈴木さんがゲストに登壇する点灯式も実施予定。「目には見えないけれども、人との繋がり・結びつきこそが大切」という本作のテーマをお台場のイルミネーションで体験してみては。「お台場イルミネーション“YAKEI”『リトルプリンス星の王子さまと私』ver.」は11月16日(月)から2016年1月31日(日)までお台場海浜公園デックス東京ビーチ3Fシーサイドデッキにて開催。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月14日大ヒット中の『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』に『キングスマン』、さらに『コードネーム U.N.C.L.E.』(11月14日公開)、そして『007 スペクター』(12月4日公開)と、2015年はスパイ映画が目白押し。その一方、日本映画は、東出昌大主演『GONIN サーガ』、西島秀俊のハマり役『劇場版MOZU』、生田斗真×浅野忠信×山田涼介の『グラスホッパー』と、イケメン俳優たちが見せるバイオレンス・アクションが相次いで公開される。たっぷりすぎる男の色気とともに送る、硬派でハードボイルドな作品に迫った。まず、先日、連続ドラマの「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~」がドラマ界の栄誉ある賞「国際エミー賞」にノミネートされたばかり、シリーズ完結編となる『劇場版MOZU』(11月7日公開)。西島さんは、シリーズを通じて妻の死や国家ぐるみの犯罪の裏に隠された真実を追う主人公・倉木役を好演。スタートしたばかりのドラマ「無痛~診える眼~」では、犯罪者を見抜くことができる“眼”を持つ医師の役ながら、早くも、おにぎりをほおばる姿などに“萌える”人が続出中だが、本作では徹底的に身体を作り込み、常にたばこを燻らしながら、ストイックに目的を果たそうとするアツい男を演じている。そのほか、刑事・大杉役の香川照之、女性公安警官・美希役の真木よう子に加え、長谷川博己が異様な雰囲気で倉木の行く手を阻む元公安の東として、また、ドラマシリーズのラストで生死不明となっていた殺し屋“百舌”こと新谷役の池松荘亮らが、クセの強い役柄を引き続き熱演。その“温度”は、放送当時から連続ドラマの枠を凌駕しているといわれていたが、ついに劇場版が公開。劇場版から参加する松坂桃李は、感情すら感じさせない残虐非道な暗殺者となり、池松さん演じる新谷とのスピード感あるバトルを披露する模様。さらに、犯罪ブレーンとして暗躍する伊勢谷友介や、“ダルマ”役のビートたけしの存在感も見逃せない。それぞれが体を張ったアクションを惜しみなく見せる本作は、これまでのストーリーやキャラクターの関係性をふり返ることができる特別版が予定されているというから要チェックだ。また、伝説的バイオレンス・アクションの続編『GONIN サーガ』(公開中)で、男気たっぷりのハードボイルドに挑戦しているのが、東出さん。先日は、初参戦となったカナダ・バンクーバー国際映画祭の興奮も冷めやらぬ中、杏さんと東京・愛宕神社で挙式したことが報じられたばかり。夫婦揃ってお酒をたしなむのが好きといわれているが、自身初のアルコールCMとなるサントリーウイスキー「トリス <クラシック>」で、名実ともに大人の俳優へと変身しつつある。今回、『GONIN』の石井隆監督が再びメガホンをとった本作は、前作から19年後、佐藤浩市、竹中直人ら死闘を繰り広げた男たちの“子ども世代”が、それぞれの思いを胸に復讐に身を投じていくことになる。東出さんが演じるのは、前作で命を落とした五誠会系大越組の若頭・久松の息子で主人公・久松勇人。父を失いながらも誠実に生きようとする青年から一転、復讐の鬼と化していく。勇人と同じ目的を持った、桐谷健太演じる大越組長の遺児・大輔、土屋アンナ演じる秘密を抱えた元アイドル・麻美、柄本佑演じる19年前の事件を追うルポライター・森澤という4人の前に立ちはだかるのは、久々の映画出演で圧倒的な大人の色気(と情けなさ)を見せつける、安藤政信演じる五誠会3代目・誠司だ。しかも、東出さん演じる勇人たちに“GONIN”(5人)目として加わるのは、前作の襲撃事件で生死の境をさまよった元刑事・氷頭。演じたのは、2010年に俳優引退宣言をしたものの、石井組常連という縁から本作かぎりの復帰を果たした名優・根津甚八。東出さん自身も、そんな根津さんとのやりとりには込み上げるものがあったと明かしているだけに、激しい夜の雨の中で繰り広げられる激闘では、そんな東出さんたちの情念が乗った熱演を目にすることができる。復讐劇といえば、伊坂幸太郎原作120万部突破のベストセラーの映画化『グラスホッパー』(11月7日公開)。主演の生田さんが『脳男』の監督・瀧本智行との再タッグで描くのは、世界有数の人口過密都市・東京で凶暴化した人間たちの中に身を置く、「元中学校教師」鈴木の物語。彼は殺された婚約者・百合子(波瑠)の復讐の相手、“裏社会のドン”の息子・寺原Jr.に近づくが、寺原Jr.が“押し屋”と呼ばれる殺し屋・槿(吉岡秀隆)に始末されたことから、事態は一変。鈴木が槿を追う一方、浅野さん演じる相手を自殺に追い込む「憂える自殺屋」鯨、山田さん演じるナイフ使いの「若き殺し屋」蝉と、それぞれの運命が交錯していくことに。『脳男』の最強ぶりとはまるで真逆、生田さん演じる気弱で心優しい、凡人の草食男・鈴木が最も“らしくないこと”に挑む中、彼をそこまで震え立たせた愛には胸アツに!加えて、浅野さんの鯨と山田さんの蝉との、これまた体格も戦法も対極的な者同士のクールなアクションにはため息必至。この2人を突き動かすものは何なのかにも、ぜひ注目してほしい。さらに特筆すべきは、それぞれの作品で、男性陣のために堪え忍ぶどころか、むしろ共闘する紅一点の美しき女性たち。『劇場版MOZU』の真木さんの信念の強さ、『GONIN サーガ』の土屋さんの覚悟と達観はもちろん、裏社会の女ヤンキーセレブで妖艶すぎる狂気を見せた『グラスホッパー』の菜々緒のハマりっぶりもまた必見だ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:GONIN サーガ 2015年9月26日よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015『GONIN サーガ』製作委員会劇場版 MOZU 2015年11月7日より全国東宝系にて公開(C) 2015劇場版「MOZU」製作委員会 (C) 逢坂剛/集英社グラスホッパー 2015年11月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2015「グラスホッパー」製作委員会
2015年10月09日2014年に放送され、テレビドラマの枠を超えたスケールと映像美、主演の西島秀俊を始めとするキャストたちの熱演、そして骨太のアクションで視聴者を魅了したシリーズがスクリーンで昇華する『劇場版MOZU』。このほど、羽住英一郎監督を始めとしたスタッフも総力を挙げて制作した本作がついに完成。11月7日(土)の公開を前に、ドラマシリーズの再編集版の放送や東京国際映画祭での特別上映など、“MOZUプロジェクト”が本格始動することが分かった。「MOZU」は、逢坂剛の人気小説シリーズを原作に、TBS&WOWOW共同制作の連続テレビドラマとしてスタート。その後、2015年の劇場版公開決定、さらには2本のスピンオフドラマの制作決定と、一大エンターテイメントとして大反響を巻き起こしている。劇場版では、ドラマの最終話から半年後が舞台となり、妻の死の真実を知り、生きる気力を失っていた主人公・倉木(西島さん)が、同時に起きた2つの過激テロの犯人を追いながら、ついに事件の裏で暗躍していた“ダルマ”の正体を暴き出す。西島さん、香川照之、真木よう子、長谷川博己、池松壮亮らに加え、松坂桃李、伊勢谷友介も驚くべき役で出演。連続ドラマから続く最大の謎にして、日本社会の闇といわれる“ダルマ”を、ビートたけしが演じることでも話題を呼んでいる。本プロジェクトでは、まず『「MOZU」レジェンド』と題し、連続ドラマの「MOZU Season1~百舌の叫ぶ夜~」全10話、「MOZU Season2~ 幻の翼~」全5話、合わせて15話分を羽住監督自らが再編集して前後編で放送。TBSでは「前編」を10月7日(水)深夜23時58分から、「後編」を14日(水)深夜23時58分からそれぞれ放送する。また、“MOZUプロジェクト”の原点ともいうべき、西島さん&香川さん共演のドラマ「ダブルフェイス」も改めて登場。「潜入捜査編」は10月19日(月)21時から、「偽装警察編」は26日(月)21時から2週連続で放送する。さらには、連続ドラマと劇場版の間をつなぐスピンオフドラマ「大杉探偵事務所~美しき標的編」が、11月2日(月)21時より放送される。ドラマでは叩き上げの熱い刑事だった香川さん演じる大杉は、劇場版では警察を辞め私立探偵に転身。そんな大杉が、警視庁内の情報通・鳴宮(伊藤淳史)を相棒に探偵として活躍する姿を描く。WOWOWでは、「大杉探偵事務所~砕かれた過去編」も放送される。そして、ついに11月7日(土)からは『劇場版MOZU』が公開。ドラマSeason1の初回で強烈な印象を植え付けた爆弾事件のロケ地・北九州での凱旋プレミア上映会や、10月22日(木)~31日(土)に開催される第28回東京国際映画祭での特別上映も予定されており、この秋は、「MOZU」が日本中を席巻しそうな勢いだ。なお、劇場版に向けたオフィシャルガイドブックも10月5日(月)に発売。テレビシリーズを見たことがないという人も、劇場版に向け予習・復習しておきたいという人も、「MOZU」の世界観を堪能できる一連のプロジェクトを見逃さないで。『劇場版MOZU』は11月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月05日『星の王子さま』初のアニメーション映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』(11月21日公開)で、主人公の女の子をはじめとするキャラクターたちに名前が存在しない深い理由がこのほど、明かされた。アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの名作小説『星の王子さま』をベースに、友達のいない女の子が"星の王子さま"のお話をきっかけに変化し、やがて星の王子を探す冒険へと旅立つ物語を描く本作。女の子の世界である現実の世界はCGアニメーションで描き、物語を読んだ女の子が想像する『星の王子さま』の世界はストップモーションアニメーションで表現され、CGアニメーションとストップモーションアニメーションの融合で物語を形作っている。この融合は、製作者たちですら当初は"危険"な挑戦と思わざるをえなかったというが、現実の世界と原作の物語の世界を違和感なく表現する最適な選択となった。原作本では"王子"、"飛行士"、"バラ"、"キツネ"など、登場人物たちに名前が存在しないが、今回CGで描かれる現実の世界も、原作と同様に"女の子"、"飛行士"、"お母さん"と名前がない。さらには、国籍も設定されていない。それは、特定の人物にしないことによって、人種や国境を越えて世界中のさまざまな人々に共感してもらうためであり、観客は登場人物たちからさまざまな"気づき"を得て、"自分の物語"として感じることができる。聖書の次に翻訳数が多いとうたわれ、世界中で愛される『星の王子さま』の映画化だからこその気遣いがあったのだ。アカデミー賞俳優を含む豪華なオリジナルキャストが話題の本作だが、日本語吹き替え版も鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊、池田優斗、ビビる大木など豪華俳優陣が集結。そして、日本語版主題歌には、ユーミンこと歌手の松任谷由実の書き下ろし楽曲「気づかず過ぎた初恋」が決定した。(C)2015 LPPTV - LITTLE PRINCESS - ON ENT - ORANGE STUDIO - M6 FILMS - LUCKY RED
2015年09月21日俳優の西島秀俊が主演を務める映画『MOZU』(11月7日公開)の予告映像とポスタービジュアルが、このほど公開された。本作は、作家・逢坂剛氏の代表作で、累計発行部数が210万部を超える警察小説『百舌(もず)』シリーズが原作。2014年にはテレビドラマ版が放送され、平均視聴率11.0%、最高視聴率13.8%を記録し、2014年ギャラクシー賞7月度月間賞、東京ドラマアウォード2014連続ドラマ部門優秀賞を受賞するなど、高い評価を獲得してきた。劇場版で描かれるのは、西島演じる倉木尚武が妻の死の真実にたどり着いてからの半年後。気力を失った倉木と、警察への不信感から警察をやめ探偵事務所を開いた大杉良太(香川照之)、そしてともに謎を追っていた明星美希(真木よう子)は、あるテロ集団による高層ビル大規模強盗・脅迫事件に遭遇する。公開された予告映像は、アクションシーンを多数収録。引き裂かれた倉木の家族の描写がなされ、大杉の「あんたの娘の死にヤツらは関係しているんだな」、元公安部捜査官の東和夫(長谷川博己)の「ヤツが復活する前に殺せ」という意味深な言葉に続いて、ビートたけし演じる最凶の黒幕"ダルマ"が登場する。シーンは変わり、テロ事件の実行者・高柳(伊勢谷友介)が不敵な笑みを浮かべ、暗殺者・権藤(松坂桃李)が冷酷なまなざしで銃を乱射。本作は、日本国内では撮影不可能な大規模アクションが多いため、フィリピン・マニラで海外ロケが行われた。その灼熱のフィリピンの街中で拳銃を放ち、街を駆け回る倉木。「未曾有のテロ計画」というテロップの前後では、"ダルマ"の関係者らとの爆破シーンやカーチェイスが立て続けに映され、最後には"ダルマ"が炎の中で「地獄? ここが地獄だよ!」と言い放つ、迫力の場面が収められている。このビートたけしの貫禄ある重厚な演技に制作陣も息を飲んだようで、不気味なやけど痕の特殊メイクは、北野組でも活躍する江川悦子氏が担当。毎日2時間以上かけて作りこみ、実際の火の中で深夜におよぶ撮影に臨んだという。あわせて公開されたポスタービジュアルは、公開済みのティザービジュアルとは逆で、拳銃を構えこちらを見据える倉木のアップと"ダルマ"が黒いコートに身を包み、立ちはだかっているデザイン。下部には、豪華キャストの顔ぶれが並んでいる。なお、19日から発売開始となる劇場前売り券は初の試みとなる"動く前売り券"。専用アプリ(サッチビューワー)をダウンロードし、前売り券にアプリをかざすと券面の倉木が動き出す仕組みとなっている。(C)2015劇場版「MOZU」製作委員会 (C)逢坂剛/集英社
2015年09月19日“映像化不可能”といわれてきた原作の映像化を、『海猿』シリーズを手掛けた羽住英一郎監督による革新的な映像表現と西島秀俊ら実力派俳優陣による重厚な演技と本格アクションによって実現したドラマ版から、さらにスケールアップした『劇場版 MOZU』。この度、豪華俳優陣の圧巻の演技を感じる予告編映像と、本ポスタービジュアルが解禁となった。妻子の死の謎を追う公安警察官・倉木(西島秀俊)は、大杉(香川照之) 、明星(真木よう子)とともに一連の“MOZU事件”で警察内部に巣食う闇を白日のもとに晒したが、それは恐るべき謀略の氷山の一角に過ぎなかった。その後、高層ビル占拠爆破とペナム大使館襲撃、二つの大規模テロが同時発生する。これらの事件は犯罪プランナー高柳(伊勢谷友介)と暗殺専門の殺し屋権藤(松坂桃李)を中心とするテログループによる犯行だった。彼らは、日本犯罪史の重大事件を影で操ってきた存在「ダルマ」(ビートたけし)の名のもとに、ある犯罪計画を極秘裏に進行していたのだ。倉木たちの前に立ち塞がるシリーズ最大の謎「ダルマ」との、最後にして最大の戦いがついに幕を開ける――。今回解禁された予告編では、香川照之の「あんたの娘の死にヤツらは関係しているんだな」、長谷川博己の「ヤツが復活する前に殺せ」という意味深な言葉のあとに、“ダルマ”が姿を現す。そして劇場版から登場する伊勢谷友介や松坂桃李が次々と登場し、不敵な笑みを浮かべ、激しく銃を乱射。灼熱のフィリピンの街中で拳銃を放ち、街を駆け回る西島さんの姿や、血まみれの松坂さんと“MOZU”こと池松壮亮の壮絶な戦いは必見だ。映像の最後には、最大の闇“ダルマ”を演じるビートたけしが炎の中で「地獄?ここが地獄だよ」と言い放つ圧巻のシーンが。物語の黒幕である“ダルマ”をさすがの貫禄と重厚な演技で魅せている。ビートたけしさんの不気味な火傷跡は特殊メイクで、映画界の第一人者として北野組でも手腕を振るう江川悦子氏が担当、毎回2時間以上かけて作り込んで、実際の炎の中で深夜にも及ぶ撮影に臨んだという。こちらの映像は今月19日(土)より全国の劇場で上映予定。映画公開前に『MOZU』の世界観を大クリーンで体感できることになるようだ。予告編映像と併せて解禁された本ポスタービジュアルは、ティザービジュアルとは逆で、拳銃を構えこちらを見据える西島秀俊の顔のアップと“ダルマ”ビートたけしが黒のコートに身を包み立ちはだかる構図に。「終止符を、打て」とキャッチコピーにあるように、西島さん演じる倉木がずっと追い求めていた真実が明らかになるのか…期待が寄せられる。『劇場版 MOZU』は11月7日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月17日1943年に発表されたアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリによる「星の王子さま」を初アニメーション映画化する『リトルプリンス 星の王子さまと私』とメリーチョコレートのコラボレーションが決定。クリスマス商品3種類のほか、「KITTE」1階のメリーズカフェではオリジナルメニューが販売される。日本語吹き替え版キャストに、鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊、ビビる大木ら豪華な俳優陣が配役され、松任谷由実の書き下ろし楽曲「気づかず過ぎた初恋」が主題歌に決定したことでも大きな注目を集めている本作。このほど決定したメリーチョコレートとのコラボレーションでは、11月1日(日)より全国百貨店や、量販店、東京丸の内JPタワー内商業施設「KITTE」1階のメリーズカフェにてコラボグッズを販売。「星の王子様」が描かれた缶ケースに入ったチョコレートやクッキーなど、3種類のクリスマス商品が購入できる。尚、コラボレーション商品の販売に先行して、メリーズカフェでは9月19日(土)より期間限定メニューの提供を開始。どちらも星をモチーフにした「星のショコラシェーク」「星のドームオショコラ」の2種類を注文することができる。さらに、カフェ内中央カウンターでは映画関連書籍やオリジナルライセンスグッズが展示され、映画の世界を感じることができる空間に演出される。今も尚根強い人気を誇る「星の王子さま」の世界。映画公開を前に、さらなる盛り上がりを見せそうだ。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月10日おそらくいま、日本で最も多忙な俳優の1人、綾野剛。あるときは、SAT(警視庁特殊部隊)のスゴ腕スナイパー、あるときは、人のよいレンタルビデオ店のヒゲ店長、そしてまたあるときは、巨大ヘリと原発を狙うテロリスト…。さらにこの10月からは、初の単独主演ドラマ「コウノドリ」(TBS)で産科医でありながら天才ピアニストという難役にも挑む。2015年、出演映画は5本。来年には、佐藤浩市主演の『64-ロクヨン-』、渡辺謙主演の『怒り』への参加が発表されている。さまざまな役柄を演じ分け、その勢いをますます加速させる、遅咲きの“カメレオン俳優”に迫った。佐藤健、福士蒼汰ら、数多くの人気俳優を輩出し、若手の登竜門といわれる平成仮面ライダーシリーズにおいて、「仮面ライダー555」の“怪人”(の人間体)役という、いわば異色ともいえる形のデビューだった綾野さん。その後、バンド活動やインディペンデント系作品に参加をしながら、小栗旬×山田孝之共演の『クローズZERO II』(’09)、さらに『GANTZ』シリーズ(’11)に出演し、注目を浴びた。学生時代、陸上に打ち込んだ抜群の運動センスもあって、キレキレのアクションで魅せる一方、クールでアンニュイ、どこか陰のある“尖った”イメージで強い印象を残した。2010年、ドラマ「Mother」で芦田愛菜が演じる女の子を虐待する、“母”・尾野真千子の恋人を演じていたのも、綾野さんだ。だが、そんなイメージを覆すかのように、2011年、30歳にして出演したNHK朝ドラ「カーネーション」で心優しい職人・周防龍一を好演。尾野さん演じる戦争未亡人のヒロインとのプラトニックな禁断の恋と、「好いとった(好きだった)」という長崎弁の告白で、全世代の女性たちから支持を集めて一気にブレイクした。それからの大活躍は周知のとおりで、大河ドラマ「八重の桜」でさらにファン層を広げ、ドラマ「最高の離婚」「空飛ぶ広報室」でも活躍し、映画も『ガッチャマン』から『シャニダールの花』『夏の終り』『横道世之介』と娯楽作から文芸作品、異色ファンタジーまで、ジャンルの垣根を越えて話題作に相次いで出演。2014年には、主演を務めた『そこのみにて光輝く』が作品ととも高い評価を受け、内外にその実力を示した。今年は、園子温監督『新宿スワン』で主人公の歌舞伎町のスカウトマンを金髪姿で演じていたことも記憶に新しいが、現在公開中の『S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE』では一転、熱血な主人公・一號(向井理)のライバル、蘇我をクールに演じ切る。また、9月5日(土)に公開が控える『ピース オブ ケイク』では、ヒロインの志乃(多部未華子)が恋に落ちる“ヒゲ店”こと、ヒゲの店長・京志郎を軽妙に演じ、9月12日(土)公開の『天空の蜂』では、主人公・湯原(江口洋介)が設計した巨大ヘリを遠隔操縦でハイジャックする謎の男に扮している。いまや、作り手がこぞって“オファーしたい”俳優に躍り出た綾野さん。実は、デビュー作「仮面ライダー555」では、わずか数十秒の初日ファーストカットに23テイクもの撮り直しがあったという。だが、そのときの経験が腹を据えて役者をやっていくきっかけとなったこと、鍛えてくれたその現場、特に石田秀範監督には現在も感謝の思いがあることを明かしている。実に、恩義を大事にする男なのだ。また、プライベートでも親交の深い小栗さん、山田さんら同年代の実力派俳優からの信頼は絶大で、小栗さんに「俺と心中してくんね?」と“口説かれた”ことから事務所を移籍した、という逸話もある。『新宿スワン』で共演した伊勢谷友介は、人の心をつかむ“人たらし”だと表現する。『ピース オブ ケイク』の田口トモロヲ監督も、綾野さんがこれまでに見せたことのない役だからこそ、等身大のリアル・ラブストーリーに彼を選んだと言う。人なつっこい笑顔がよく似合い、前の彼女を断ち切ることのできない優しさを持ち、「全部ひっくるめて俺を愛してろ!」と告白できる1本筋の通った“ヒゲ店”のキャラ、何より多部さんとの自然体のコンビネーションには、監督も太鼓判を押すほど。まさに変幻自在に役に徹するストイックさは綾野さんの大きな魅力だが、共演者やスタッフへの確固とした信頼があるからこそ、“役者”としてニュートラルな状態で、あるがままで現場に立つことで、その作品の世界観に自らを染めているようにも思える。さらに、もしかしたら、彼自身から周囲を本気モードにさせてしまう熱波のような何かが、常に発せられているのかもしれない。そんな強みを持つ綾野さんは、これからも日本映画界に圧倒的な存在感を発揮し続けるに違いない。(text:cinemacafe.net)■関連作品:天空の蜂 2015年9月12日より全国にて公開(C) 2015「天空の蜂」製作委員会ピース オブ ケイク 2015年9月5日より全国にて公開(C) 2015ジョージ朝倉/祥伝社 /「ピース オブ ケイク」製作委員会S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE 2015年8月29日より全国東宝系にて公開(C) 2015「S-最後の警官- 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」製作委員会 (C) 小森陽一、藤堂 裕/小学館
2015年09月04日「『イケメン』とは顔がかっこいいだけではないのかもしれない」ということが見えてきた、前回のアンケート(男性編、女性編)。今回はイケメン像をさらに具体的にするために、マイナビニュース会員の男女200人にイケメンだと思う有名人を聞いてみた。Q.「イケメン」といえば有名人で言うと誰だと思いますか?○木村拓哉・「純粋にかっこいいと思います」(49歳男性/東京都/建設・土木/技術職)・「昔から人気があるから」(32歳男性/埼玉県/商社・卸/事務系専門職)・「定番」(23歳女性/北海道/不動産/事務系専門職)・「イケメンのリアルな基準がここにある気がするから」(50歳以上男性/神奈川県/電機/技術職)・「イケメン=キムタクが定着していると思うから」(30歳女性/群馬県/機械・精密機器/事務系専門職)・「イケメンと言われる代表格だと思うから」(32歳女性/東京都/食品・飲料/事務系専門職)・「昔っからの代表なんじゃねえの? 知らんけど」(27歳男性/東京都/通信/技術職)・「何をしてもかっこいい」(34歳男性/富山県/食品・飲料/販売職・サービス系)・「カッコイイのはもちろん、各番組でいろいろなタレントさんに気を配っているから」(43歳男性/東京都/機械・精密機器/技術職)・「年をとっても若々しい」(22歳男性/岡山県/アパレル・繊維/技術職)・「オフィスの女性全員が 彼はイケメンだといつも話しているというエピソードがあるからです」(30歳男性/栃木県/運輸・倉庫/技術職)・「かっこいいし、まさに内面も外面も全てすごいから」(29歳女性/埼玉県/医療・福祉/専門職)○福山雅治・「男から見てもカッコイイし、声も渋いから」(27歳男性/宮城県/情報・IT/技術職)・「かっこよくて才能があるから」(50歳以上男性/福島県/金融・証券/専門職)・「誰が見てもいけてる」(28歳男性/千葉県/医療・福祉/事務系専門職)・「ベテランの域に入ってきたけれども、人物的にも憎まれることなくかっこいい雰囲気である」(34歳男性/富山県/学校・教育関連/専門職)・「映画『そして父になる』の演技が素晴らしかったから」(50歳以上男性/山形県/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「全てが格好良いから」(39歳男性/埼玉県/情報・IT/技術職)・「素直にカッコイイと思えるので」(22歳男性/埼玉県/食品・飲料/技術職)・「顔がかっこいいのに、変に気取らずに何でも話してしまう感じが最強だと思う」(44歳男性/東京都/情報・IT/技術職)・「顔立ちが整っている」(29歳女性/奈良県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「好き」(32歳女性/東京都/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「きれいな顔だと思ったから」(32歳女性/千葉県/不動産/専門職)・「世間的にそう言われることが多いと思うから」(30歳女性/東京都/情報・IT/クリエイティブ職)・「声も顔も全てかっこいいので」(23歳女性/長野県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「年齢を感じさせない爽やかさがあるから」(28歳女性/高知県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)○向井理・「顔と体のバランスがいい」(28歳男性/東京都/医療・福祉/専門職)・「顔にだめなところがない」(25歳男性/東京都/機械・精密機器/技術職)・「コクもなく、薄くもなく」(31歳男性/兵庫県/電機/技術職)・「容貌が端正なので」(24歳女性/東京都/その他/事務系専門職)・「顔が好き」(30歳男性/東京都/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「童顔だけど整っていると思うので」(34歳女性/千葉県/その他/その他)・「長身で、顔もかっこいいから」(28歳女性/滋賀県/金融・証券/専門職)○速水もこみち・「料理を通して女心を分かっていそうだから」(25歳男性/埼玉県/運輸・倉庫/事務系専門職)・「見た目がイケメンだと思うので」(33歳男性/兵庫県/小売店/販売職・サービス系)・「毎朝見る顔なので」(32歳男性/神奈川県/商社・卸/営業職)・「顔もスタイルも超美形だから」(37歳女性/東京都/商社・卸/事務系専門職)・「料理もうまい」(40歳女性/鹿児島県/学校・教育関連/専門職)・「パーツが完璧だから」(30歳女性/東京都/その他/その他)○福士蒼汰・「顔がカッコイイから」(28歳男性/埼玉県/小売店/販売職・サービス系)・「誰からもうけそうなイケメン俳優」(23歳女性/埼玉県/医療・福祉/事務系専門職)・「かっこよくてさわやかだから」(32歳女性/埼玉県/商社・卸/事務系専門職)・「顔がかっこいいし、話している様子が知的そう」(22歳女性/東京都/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「かわいい」(33歳女性/愛知県/生保・損保/専門職)・「『きょうは会社休みます。』ってドラマでめちゃイケメンだったから」(27歳女性/奈良県/商社・卸/秘書・アシスタント職)○三浦春馬・「人が良さそうだから」(50歳以上男性/山梨県/建設・土木/技術職)・「性格的な事は知らないが、とかく見栄えする。年齢を重ねてもカッコ良さが保たれそうな感じ」(35歳男性/奈良県/金属・鉄鋼・化学/その他)・「男でもかっこいいと思ったから」(31歳男性/熊本県/食品・飲料/技術職)・「世間でイケメンと言われているので」(33歳男性/愛知県/機械・精密機器/技術職)・「爽やかで顔がよいので」(30歳女性/東京都/人材派遣・人材紹介/秘書・アシスタント職)○阿部寛・「濃い顔でもかっこいい」(44歳男性/新潟県/その他/その他)・「マルチに活躍しているから」(32歳男性/静岡県/医療・福祉/専門職)・「ソース顔とか言われていたが、それを維持しているので」(49歳男性/兵庫県/食品・飲料/事務系専門職)・「背が高くてモデルさんというイメージだから。声のかっこよさも大事」(24歳女性/山口県/食品・飲料/専門職)○生田斗真・「目がかっこいい」(28歳女性/千葉県/ソフトウェア/技術職)・「身体も引き締まっているし顔立ちも精悍でかっこいい」(32歳女性/東京都/その他/クリエイティブ職)・「バスロマンのCMが素敵」(41歳女性/東京都/マスコミ・広告/事務系専門職)・「演技も好きだから」(31歳女性/広島県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)○その他・「イチロー: 1つの道を極めているから」(38歳男性/愛知県/通信/技術職)・「ダルビッシュ有: あれだけ男前な奴はいない」(35歳男性/大阪府/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「渡哲也: りりしい」(50歳以上男性/広島県/その他/その他)・「岡田准一: 顔もいいし、武術も得意だから」(50歳以上女性/新潟県/その他/その他)・「玉木宏: さわやかで顔のパーツのバランスがいい」(36歳男性/滋賀県/運輸・倉庫/技術職)・「高良健吾: すべてがかっこいいから」(32歳男性/静岡県/小売店/事務系専門職)・「坂上忍: 人をディスってばかりいるようだが、実は根は優しい人だから」(28歳男性/群馬県/情報・IT/技術職)・「山田孝之: はっきりとした顔立ちなので」(33歳男性/埼玉県/機械・精密機器/技術職)・「山本裕典: 顔立ちが整っている」(31歳男性/東京都/運輸・倉庫/技術職)・「狩野英孝: 一発ギャグに使っていたから」(50歳以上男性/東京都/その他/その他)・「小栗旬: とにかくかっこいいから」(26歳女性/愛知県/その他/秘書・アシスタント職)・「真田広之: 渋カッコいい」(37歳男性/山梨県/機械・精密機器/販売職・サービス系)・「成宮寛貴: 容姿端麗、優しくたくましいと思う」(46歳男性/東京都/その他/クリエイティブ職)・「草刈正雄: ホリが深くてダンディーな顔立ち。日本人離れした感じが素敵」(37歳男性/大阪府/金融・証券/営業職)・「竹野内豊: 背も高いし、誰が見てもかっこいいと思うから」(30歳男性/山口県/学校・教育関連/専門職)・「反町隆史: はっきりとした顔立ちで格好良いから」(26歳男性/新潟県/農林・水産/技術職)・「武井壮: 有言実行でがんばっているから」(47歳男性/岩手県/印刷・紙パルプ/技術職)・「斎藤工: 整った顔立ちなので」(26歳女性/岡山県/その他/営業職)・「櫻井翔: かっこよくて頭が良い」(33歳男性/埼玉県/機械・精密機器/技術職)・「Gackt: 年齢を重ねてもかっこいいから」(28歳女性/大阪府/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)・「妻夫木聡: 顔立ちがきれいだから」(32歳女性/神奈川県/学校・教育関連/技術職)・「伊勢谷友介: 見た目もいいし、けっこう性格がさっぱりしていそうだから」(29歳女性/福島県/団体・公益法人・官公庁/専門職)・「岩田剛典: 笑顔がかわいいし、なんとなくほっとけない感じがするから」(35歳女性/大阪府/その他/その他)・「桐谷健太: 目力が半端ない」(32歳女性/神奈川県/情報・IT/秘書・アシスタント職)・「西島秀俊: スマートで背広がにあい、しゃべり方もかっこよい」(39歳女性/愛知県/自動車関連/その他)・「滝沢秀明: めちゃくちゃ顔が整っているから」(25歳女性/福岡県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「中村蒼: 目元が優しそうだし、見た目が好き」(27歳女性/栃木県/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「内田篤人: カッコいいしけがにも負けずサッカーを頑張っているし、しっかり者で真面目そうだから」(26歳女性/神奈川県/食品・飲料/販売職・サービス系)・「堂本光一: 爽やかな目元が好き」(29歳女性/京都府/自動車関連/技術職)・「中島健人: TVを見ていて、つい目がとまってしまう魅力がある」(37歳女性/茨城県/人材派遣・人材紹介/事務系専門職)・「北村一輝: 顔がととのっている。吸い込まれるような瞳に上がった口角。しまった体格。かんぺき」(43歳女性/東京都/学校・教育関連/事務系専門職)・「藤木直人: 顔が整っていてハンサムだから」(27歳女性/東京都/その他/その他)・「東出昌大: 容姿が整っているだけでなく、性格もよさそう」(50歳以上女性/東京都/情報・IT/事務系専門職)「イケメン」として挙げられた有名人は多岐にわたったが、中でも多くの支持を集めたのは木村拓哉、福山雅治だった。木村拓哉は「イケメンの定番」「イケメン=キムタク」「イケメンと言われる代表格」といったもはや別格扱いのコメントが並び、福山雅治は「変に気取らずに何でも話してしまう感じが最強」などその人柄に惹かれる意見も目立った。そのほか、向井理、福士蒼汰、三浦春馬、阿部寛、生田斗真らにも複数熱いコメントが寄せられた。調査時期: 2015年8月19日~20日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 200人(男性100人、女性100人)調査方法: インターネットログイン式アンケート※写真と本文は関係ありません
2015年09月02日サン=テグジュペリの代表作「星の王子さま」を、初のアニメーションとして映画化する『リトルプリンス 星の王子さまと私』。このほど、本作の“星の王子”役を池田優斗が務めることが明らかになった。母親の言いつけを守って一生懸命勉強し、いい学校に入ろうとしている9歳の女の子は、引っ越した家の隣に住む奇妙な老人が気になっていた。昼間は壊れた飛行機を修理し、夜になれば望遠鏡で空を眺めている。ある日、女の子は母親の目を盗んで老人と仲良くなる。若いころ飛行機乗りだったという老人は、昔、不時着した砂漠で出会った不思議な男の子の思い出を女の子に語る。それは彼がこれまで誰にも話したことのない物語だった…。1943年の発表以来、永遠の名作として語り継がれるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの「星の王子さま」。70年以上の時を経て、初のアニメーション映画化に挑む本作は、詩的で美しい「星の王子さま」の物語をそのままに、原作のその後を描く物語として現代を生きるの女の子を主人公に描き、本年度カンヌ国際映画祭でも絶賛を浴びている。これまでに、日本語吹き替えキャストとして、鈴木梨央、瀬戸朝香、津川雅彦、伊勢谷友介、滝川クリステル、竹野内豊、ビビる大木など豪華俳優陣の参加が発表されていたが、このほど、“星の王子”役に、子役・池田優斗が決定。池田くんにとっては、声優初挑戦となる。公開中の『at Home』にも出演中の池田くんは、これまで子役ながら多くのドラマや映画などで活躍し、今年上演された舞台「エリザベート」ではオーストラリア皇太子の幼少期である少年ルドルフ役を演じ、演技だけではなく歌声も披露している。今回の“星の王子”役は、複数の子役によるオーディションが実施され、池田くんの鈴のような無邪気で愛らしい笑い声と、悲しみやさびしさを声だけで演じきる演技力が決め手になり、満場一致で採用されたそう。池田くんは、「(王子様役に)決まったときは凄く嬉しい気持ちでいっぱいでしたが、僕がこんなに凄い役をちゃんと出来るかちょっぴり不安もありました。大きな画面をみながら小さな声でささやくところは難しかったけど、アフレコはすごく楽しかったです。心に残る素敵な作品だと思うので、たくさんの人に見てもらいたいです」とコメントし、楽しんで“星の王子”を演じた様子を語っている。読む人それぞれに解釈が異なり、さまざまな“星の王子”像が存在するであろう名作「星の王子さま」の世界。池田くんがどんな演技で挑むのか、大いに期待がかかる。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月31日子役の池田優斗(10)が、映画『リトルプリンス 星の王子さまと私』(11月21日公開)の日本語吹き替え版で星の王子役に決定し、アニメーション声優に初挑戦することが31日、明らかになった。子役ながら、これまで多くのドラマや映画などに出演してきた池田優斗。8月22日公開の映画『at Home』では、犯罪一家の次男として自身も実親からの虐待に苦しんでいた少年役を好演し、舞台『エリザベート』(6月29日~8月26日)では、オーストラリア皇太子の幼少期である少年ルドルフ役として歌声も披露した。原作『星の王子さま』は、読む人それぞれに解釈が異なり、それぞれが抱く"星の王子"像もさまざま。そのイメージを崩さないようにと、キャスティングは特に慎重に進められ、複数の子役によるオーディションが実施された。そして、無邪気で愛らしい笑い声と、悲しみやさみしさを声だけで演じ切る演技力が決め手になり、満場一致で池田に決定したという。池田は「決まった時は凄く嬉しい気持ちでいっぱいでしたが、僕がこんなに凄い役をちゃんと出来るかちょっぴり不安もありました」と決定した時の心境を明かし、「大きな画面をみながら小さな声でささやくところは難しかったけど、アフレコはすごく楽しかったです」とコメント。「心に残る素敵な作品だと思うので、たくさんの人に見てもらいたいです」と話している。本作は、『星の王子さま』初のアニメーション映画。現代を生きる9歳の女の子を主人公に、『星の王子さま』の”その後”を描く。主人公の女の子役の吹き替え声優は鈴木梨央、お母さん役は瀬戸朝香、飛行士役は津川雅彦が務めるほか、うぬぼれ男役はビビる大木、バラ役は滝川クリステル、キツネ役は伊勢谷友介、ヘビ役は竹野内豊が演じる。(C)2015 LPPTV - LITTLE PRINCESS - ON ENT - ORANGE STUDIO - M6 FILMS - LUCKY RED
2015年08月31日『CASSHERN』『GOEMON』を手がけた紀里谷和明監督が、モーガン・フリーマンとクライヴ・オーウェンを主演に迎え、5年の歳月をかけてハリウッドで完成させた映画『ラスト・ナイツ』。なんと、本日8月3日(月)、テレビ朝日系「しくじり先生 俺みたいになるな!! 2時間SP」にその紀里谷監督が登場。“思ったことを言いすぎて日本映画界から嫌われちゃった先生”として教壇に立ち、映画コメンテーター・有村昆氏と過去の評論をめぐって再び激突(!?)していることが分かった。『ミリオンダラー・ベイビー』でアカデミー「助演男優賞」賞を受賞した名優、モーガン・フリーマンと、『クローサー』で英国アカデミー賞に輝いた英国俳優クライヴ・オーウェンを迎えた『ラスト・ナイツ』(11月日本公開)で、念願のハリウッド進出を果たした紀里谷監督。紀里谷監督といえば、1968年熊本県出身、現在47歳。写真家として有名アーティストのCDジャケットを数多く手がけ、32歳からはプロモーションビデオに進出。元妻・宇多田ヒカルの「traveling」「SAKURAドロップス」などで注目を浴び、2004年には処女作である伊勢谷友介主演『CASSHERN』を発表。続く2009年の江口洋介主演『GOEMON』では、自ら明智光秀役を演じたイケメン監督として知られている。「そんなにスゴイ人なのに何をしくじったの?」と、担任・若林正恭(オードリー)や生徒・吉村崇(平成ノブシコブシ)らから疑問の声が上がると、紀里谷“先生”は、「日本映画界を超バカにして、映画界から超嫌われちゃった」という、しくじりを告白!実は、映画監督になる以前から、日本映画界を否定する発言を思ったまま口にしてしまい、相当な反感を買っていたというのだ。いったい、どんな発言をしてしまったのか!?生徒たちからも「そりゃあ嫌われるわ!」と総スカンを食らうほどの、怖いもの知らずの発言とは!?さらに、『CASSHERN』の現場でも、映画界のしきたりをガン無視していたという紀里谷先生。映画は興行的にはまずまずだったものの、批評家からは酷評の嵐。今回、教室には、その『CASSHERN』を当時「映画として2時間もたない」とバッサリ斬った映画コメンテーター・有村昆の姿も。紀里谷先生は、生徒役の有村氏を指名し「ボクの映画、どうでしたか?」と自虐的に尋ねるが、直撃された有村氏の答えとは!?もしや、教室でかつてのバトルが再燃か…!?そして、その後の紀里谷先生を待ち受けていたのは、厳しい現実の数々。「日本映画をバカにした発言がきっかけとなり、結局10年間も撮りたい映画を撮ることができず、無駄な時間を過ごすことになってしまった」と、自身のしくじりを明らかにする。だが、そんな紀里谷先生を救ってくれたのは、ほかならぬ最新作『ラスト・ナイツ』に出演したモーガン・フリーマン。数々の名作、話題作で活躍を続ける大先輩の言葉は、有村氏を始め、生徒たちを唸らせる。紀里谷先生は、その名言の意味をひも解きながら、夢に向かって挑戦する人に向けたアドバイスを語りかけるが、よせばいいのに、時折ダジャレを挟み込み、ボケまくり!?紆余曲折をへて世界に進出した映画監督なのに、ゴールデンタイムのバラエティーに出演し、しかもボケ満載でしくじりを告白しちゃう紀里谷先生。貴重な授業を、見逃さないで。「しくじり先生 俺みたいになるな!! 2時間SP」は8月3日(月)19:00よりテレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年08月03日西島秀俊を主演に、香川照之、真木よう子らが出演したテレビドラマ「MOZU」に続き、ハードボイルド作家・逢坂剛による累計210万部を超える伝説の警察小説を、さらに格段にスケールアップさせた『劇場版MOZU』。その特報映像とポスタービジュアルが解禁となり、劇場版から登場する伊勢谷友介や松坂桃李の姿や、フィリピンでの大爆破のシーン、さらに最後の敵にして日本犯罪史の闇である、ビートたけし演じる「ダルマ」がついに登場していることが明らかとなった。妻子の死の謎を追う公安警察官・倉木(西島秀俊)は、大杉(香川照之) 、明星(真木よう子)とともに一連の“MOZU事件”で警察内部に巣食う闇を白日のもとに晒したが、それは恐るべき謀略の氷山の一角に過ぎなかった。その後、高層ビル占拠爆破とペナム大使館襲撃、二つの大規模テロが同時発生する。これらの事件は犯罪プランナー高柳(伊勢谷友介)と暗殺専門の殺し屋権藤(松坂桃李)を中心とするテログループによる犯行だった。彼らは、日本犯罪史の重大事件を影で操ってきた存在「ダルマ」(ビートたけし)の名のもとに、ある犯罪計画を極秘裏に進行していたのだ。倉木たちの前に立ち塞がるシリーズ最大の謎「ダルマ」との、最後にして最大の戦いがついに幕を開ける――。本日7月18日(土)正午より公式サイトにて解禁された特報映像には、フィリピンロケで撮影された迫力の大爆破のシーンのほか、西島さんのこれまでにない過激なアクションシーン、血まみれの香川さんの姿、さらにドラマ放送時から人気を博している“東”役の長谷川博己の姿も目を惹く。超ド派手な映像が続く内容に相反して、静かなピアノ音楽が流れているのも印象的。さらに、映像の最後には、ドラマではヴェールに包まれていた「ダルマ」がついに登場!炎の中に佇む「ダルマ」は不気味な笑い声を響かせ、余韻を残している。また、ポスタービジュアルでは、拳銃を持つ西島さんと、あの一度見たら忘れられない「ダルマ」のこちらを見据える表情が衝撃的。その「ダルマ」の“右側”半分の顔も、物議を醸すことは必至だ。このポスターと同時に劇場で配布されるチラシの裏面には、香川さん×松坂さん、真木さん×伊勢谷さん、西島さん×長谷川さんのそれぞれが対峙する形となっているのも興味をそそる。劇場版でたけしさんが演じる「ダルマ」呼ばれる人物とは、テレビシリーズでは未解決のままとなっていた最大の謎。連続大規模テロ事件の黒幕でもある。映像にも登場する、不気味な火傷跡は特殊メイクで、映画界の第一人者として北野組でも手腕を振るう江川悦子さんが担当。毎回2時間かけて作り込んで、撮影に臨んでいたという。その貫禄ある重厚な演技には、製作スタッフも思わず息を飲むほど。たけしさんは、「撮影現場は面白かった。自分も監督をやるけど、羽住(英一郎)監督の演出はとても丁寧。自分も少しはマネしないといけないね。(西島秀俊さんは)役への取り組み方が素晴らしい。もともと人気のある人なのにそれにうかれていないから本当にいい役者。うまいもんだと思います」とクランクアップ時にコメント、最後まで『MOZU』を引っ張った西島さんを称えていた。“ダルマ”の存在は隠蔽工作を行う特定の人物を指すのか、国民監視システムの別名なのか、それとも極秘作戦のコードネームなのか、すべてが謎に包まれている『MOZU』。本作の世界観が凝縮された映像を、まずはその目で確かめてみて。『劇場版MOZU』は11月7日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月18日