◼︎スリル満点!『ベイビー・ドライバー』のストーリーは?天才的なドライビング・テクニックを持つベイビー。彼は幼いころの交通事故の影響により、耳鳴りが止まらない。けれど、音楽を聴いているときだけは耳鳴りを忘れることができ、ドライビング技術にも磨きがかかるのだった。しかし、そんな一流ドライバーのベイビーは、強盗一味の逃がし屋として活動していた。とあるきっかけにより、大物犯罪者のドクに大損をさせてしまった彼は、その借りを返すため、強盗組織のドライバーを務める羽目になったのだった。だが、ベイビーは早く借りを返して、犯罪から手を洗いたいと思っていた。いよいよ借りを返すまであと一歩。これが最後という覚悟で、ベイビーはドクの次なる計画に加担する。犯行一味で、凶暴な犯罪者のバッツが不意に邪魔者を撃ったりと誤算はあったものの、なんとか最後の仕事をやり遂げたベイビー。晴れて自由の身となった彼は、ピザ配達の仕事を始める。行きつけのダイナーでウェイトレスのデボラとも出会い、互いに惹かれ合うふたり。しかし、デボラの存在をドクに知られ、ベイビーは新たな仕事への参加を強制されてしまう。ドクのもとで新たな犯行の準備を進めるベイビーだったが、またしても凶悪な犯罪者のバッツが一味に参加していたことから、計画段階から歯車が狂い始める。果たして、この犯行は本当にうまくいくのか?そして、ベイビーとデボラの愛の行方は――?◼︎イギリスが誇る才能、エドガー・ライト監督とは?本作のメガホンをとったのは、イギリス・ドーセット生まれのエドガー・ライト監督。1974年生まれ(現在43歳)のライト監督は、14歳のころから映画製作に興味を持ち、20歳で監督した初めての作品が小規模ながら劇場公開されました。その後、BBCなどでコメディ番組の制作を手がけていたライト監督は、1996年に俳優のサイモン・ペグと出会います。ライト監督とペグは、シチュエーション・コメディ『スペースド』を制作し、イギリスで高い評価を得ます。続けて、2004年にゾンビ映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』を、2007年にはコメディ映画『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』を制作しヒットさせました。そんなライト監督にとって本作『ベイビー・ドライバー』は初のハリウッドメジャー監督作品。これまでの作品で培ってきたユーモアやテンポの良さを詰め込んだ傑作に仕上がっています。「僕が一番情熱を燃やしているふたつのもの―音楽とアクション―が1本の映画になった。昔からずっと、音楽を原動力とするアクション映画を作りたいと思っていた」と語るライト監督。本作では、音楽を聞いている間だけ、事故の後遺症の耳鳴りを忘れることができるベイビーが、iPodで聞くさまざまなナンバーに合わせて、市街地を猛スピードで走り抜けるカーチェイスが展開されます。オープニングを飾るジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョンのヒット曲「ベルボトム」や、ダムドの「ニート・ニート・ニート」に合わせて、ギアチェンジやヘアピンターン、排気音などまでもが演出され、怒涛のカーアクションを盛り上げます。本作がカーチェイス版『ラ・ラ・ランド』と言われる所以はこの音楽とアクションの融合にあります。◼︎主演のベイビーことアンセル・エルゴートって?本作で何と言っても見逃せないのが、主演のベイビーことアンセル・エルゴートのキュートなイケメンぶりです!2013年にクロエ・グレース・モレッツ、ジュリアン・ムーアと共演した『キャリー』で映画デビューしたアンセルは、2014年に『ダイバージェント』『きっと星のせいじゃない。』などの作品に出演し、ティーンスターの座に上り詰めました。191cmという長身でプラダのキャンペーンモデルとしても活躍するアンセル。ミュージシャンとしても才能を発揮し、2015年にはレコード会社とも契約し、DJアンソロの名でデビューシングル「To Life」もリリースするなど多才な人物です。そんなアンセルが本作で演じる主人公・ベイビー。笑顔がかわいいベイビーフェイスの持ち主でありながら、ハンドルを握ると、華麗なドライビングテクニックを発揮するというギャップがたまらない魅力を放っています。普段はストリートファッションに身を包むベイビーが、ヒロイン・デボラとのデートにジャケットを着て迎えにきてくれるシーンでは、思わずキュンとしてしまう人も多いはず。◼︎ベイビー以外も見逃せない!脇を固める豪華俳優陣に注目『ベイビー・ドライバー』では、脇を固める豪華な俳優陣も見逃せません。ベイビーを犯罪の世界へと連れ込んだ張本人で、大物犯罪者のドク役には、ケヴィン・スペイシー。1995年、デイヴィッド・フィンチャー監督作『セブン』のサイコパス役で注目を集め、同年ブライアン・シンガー監督の『ユージュアル・サスペクツ』で助演男優賞に輝いたケヴィン。その後も『評決のとき』、『L.A.コンフィデンシャル』、『交渉人』など次々に代表作を生み出し、1999年『アメリカン・ビューティー』でついにアカデミー主演男優賞を受賞すると、映画プロデューサーとしても活躍の場を広げました。本作では冷徹な大物犯罪者でありながらも、人間らしい一面を覗かせる魅力的なドクを、圧巻の演技で見事に演じきっています。また、ドク一味のひとりで、凶暴な犯罪者であるバッツ役にはジェイミー・フォックスが。オリヴァー・ストーン監督作『エニイ・ギブン・サンデー』でブレイクし、マイケル・マン監督作『ALI アリ』『コラテラル』を経て、テイラー・ハックフォード監督による伝記映画『RAY/レイ』でアカデミー主演男優賞を獲得したジェイミー。本作では、キレるとすぐに銃をぶっ放すヤバい男を演じ、ベイビーの運命をことごとく狂わせていきます。その狂気の演技には思わず手に汗を握ってしまうことでしょう。ド派手なカーチェイスに魅力的な音楽、そして豪華な俳優たちと、映画を盛り上げる多数の条件が揃った本作。アクションは苦手な方でも、ベイビーと、ヒロイン・デボラのラブストーリーとして楽しめる、まさに必見の一本です。あなたもスクリーンでベイビーにメロメロになってみませんか?『ベイビー・ドライバー』は8月19日(土)全国ロードショーです。◼︎『ベイビー・ドライバー』公開情報『ベイビー・ドライバー』8月19日(土)新宿バルト9他全国ロードショー監督・脚本:エドガー・ライト『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』出演:出演:アンセル・エルゴート『きっと星のせいじゃない』『ダイバージェント』、ケヴィン・スペイシー『セブン』『ユージュアル・サスペクツ』、リリー・ジェイムズ『シンデレラ』『タイタンの逆襲』、ジェイミー・フォックス『RAY/レイ』『ジャンゴ繋がれざる者』配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント上映時間:102分公式サイト:
2017年08月19日シンガーソングライターの松任谷由実が17日、ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』製作発表に、寺脇康文、宮澤佐江、六平直政、斉藤洋介、脚本・演出の松任谷正隆と共に登場した。同作は2012年に開場101周年目の新たなスタートとなった帝劇と、デビュー40周年を迎えた由実のコラボレーションとして誕生したシリーズの3作目。俳優の演技と、由実の歌が一体となった空間を作り出す。今回は500年後を舞台に、職を失った中年男性・鳴沢肇(寺脇)が、20年前に結婚を約束した女性に生き写しの女性・紗良(宮澤)に出会う。由実が1976年に発表したアルバム『14番目の月』に収められた「朝陽の中で微笑んで」がタイトルに選ばれた。同曲について、由実は「荒井由実時代のものですけど、私の作品の中でも最も歌うのが難しい」と説明し、「こんなにレンジが広くて難しい歌になるとは思わずに、歌唱力を無視して作っていたものですから、難しいな、どうしようと思っています」と苦笑。しかし「キャリアの中で鍛えられてきたこともあるので、今の私の声で、今の表現力で、この歌をテーマとして歌うのはとても楽しみです」と意気込んだ。ミュージカル『王家の紋章』で2016年8月、2017年4月にヒロインを務め、今回もヒロイン役となる宮澤は、由実との共演に「親孝行になった」と喜ぶ。AKB48時代にはNHK紅白歌合戦で由実の後ろで「春よ、来い」を合唱した経験を振り返り「一番テレビに映りたかった瞬間。映り込めるかなというのを、素敵な場で考えちゃっていたのが思い出に残っています」と語った。ファンからの「宮澤さんが歌う場面もありますか」という質問には、正隆が「今ので考えました」と、2人で歌う可能性を示唆。宮澤は「ええ~!」と驚き、目を丸くして喜んでいた。また、寺脇が「中央フリーウェイ」を思い入れのある曲としてあげると、由実は「ちっともタダにならないんですよ」と客席を笑わせる。斎藤は「失われた青春がひょっとしたら蘇ってくるのかなという気がします」と、同作に対して期待を表した。一方六平は、KAT-TUNの亀梨和也主演の音楽劇『青い種子は太陽のなかにある』で音楽を担当した正隆とのエピソードを披露。「亀梨くんとデュエットがあったんですけど、松任谷さんも厳しいですよ。たまにバンドに『おい! そこ!』と怒っていて、蜷川さんと2人で『松任谷さん怒ったよ。怒ることあるんだ』って」としみじみ語った。ユーミン×帝劇 vol.3『朝陽の中で微笑んで』帝国劇場で2017年11月27日~12月20日に上演される。
2017年08月17日◼︎”怪物か、英雄か。”――『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』のストーリー1954年、アメリカ中西部。ミルクシェイクをいくつも同時に作れる最新式のマルチミキサーのセールスマンとして、売り込みのためレストランを回っていた52歳のレイ・クロック。ある日、とあるドライブインレストランから8台ものミキサーの注文が入る。興味を持ったレイが、どんなお店なのかと向かった先にあったのは、マック&ディック・マクドナルド兄弟が経営する革新的なハンバーガー店「マクドナルド」だった!通常20〜30分かかる注文をわずか30秒で仕上げる合理的な流れ作業の「スピード・サービス・システム」や、コスト削減・高品質というコンセプト、マクドナルドの頭文字である「M」のゴールデンアーチのデザインなどに千載一遇のチャンスを見出したレイは、壮大なフランチャイズビジネスを思いつき、マクドナルド兄弟を説得。契約を交わす。次々にフランチャイズ化を成功させていくレイだったが、利益を追求するレイと、品質を大切にするマクドナルド兄弟との関係は急速に悪化。泥沼の全面対決へと突き進んでいき……。◼︎【見どころその1】映画で明かされる「マクドナルド」ができるまで世界最大級のファーストフードチェーンを作り上げた、レイ・クロック。座右の銘は「継続に勝るものはない」という彼の自伝『成功はゴミ箱の中に』(プレジデント社刊)は、日本国内でも多くの起業家たちに影響を与えています。本作では、そのレイ・クロックが、50代でマック&ディック・マクドナルド兄弟と出会ってから、その革新的なシステムに勝機を見出し、手段を選ばずにのし上がっていく姿を描きます。彼はどのようにして、巨大企業を作り上げたのか――?手に汗握るスピーディーな物語が展開していきます。◼︎【見どころその2】レイ・クロック V.S.マック&ディック・マクドナルド兄弟の闘い本作のタイトルにもなっている「ファウンダー(創業者)」。マクドナルドにおけるそれは、マクドナルドの第1号店や、オリジナルの「スピード・サービス・システム」を作り出した、マック&ディック・マクドナルド兄弟のはず……。ですが、レイは自らをマクドナルドの「創業者」と名乗ります。「レイ・クロックなくしてマクドナルドは世界的ブランドにはなっていなかっただろう」と言われる彼のフランチャイズ化の発想は、それほどまでに桁外れだったのです。レイとマクドナルド兄弟が「マクドナルド」に関する権利を巡るやりとりは、本作の一番の見どころです。残念ながら数年前に亡くなってしまったというマック&ディック兄弟。弟のディックは、誰かから電話があればこの話をしたいと50年も待っていたそうです。ディックの孫のジェイソンは「祖父と大伯父は、今や世界中のファストフード店の標準となる調理システムを編み出した偉大な革新者だった」と語ります。今のマクドナルドのイメージとは真逆で、品質にこだわり、それ故にマクドナルドの商標権を失ってしまうこととなるマクドナルド兄弟。本作では、レイ・クロックの活躍とともに、マクドナルド兄弟の切ない胸の内も描かれます。◼︎【見どころその3】1950年代を再現したロケ地や衣装ストーリーはもちろん、DRESS読者のみなさんの目を惹きそうなのは、ロケ地となったアトランタとその周辺の街の美しさや、本作に登場するさまざまな衣装たちです。本作の衣装デザイナー、ダニエル・オーランディが「あつらえて作ってない感じで、リアルで自然にしたかった」と語る衣装は、実際の1950年代の市井の人たちを捉えた資料映像を元に作られたそう。「若く、自然で、健康的に」なったという衣装は、色使いひとつとっても、ハッとするようなかわいさです。また、マクドナルド厨房スタッフの衣装も、実際のものに忠実に再現するため、年代モノのマクドナルドのスタッフ帽子をオークションサイトで見つけ、業者に100個ほど作ってもらったそう。帽子やハンバーガーの包み紙、紙袋などに印刷されたキャラクターロゴも、思わずじっくり見てしまうかわいらしさです。誰もが知っている「マクドナルド」の、知られざる誕生秘話を描いた『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』。知的好奇心を満たしてくれる「ビジネスムービー」としても楽しめる本作は、今週末7月29日(土)より角川シネマ有楽町、角川シネマ新宿、渋谷シネパレスほか全国公開です。◼︎『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』公開情報『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』7月29日(土)より角川シネマ有楽町、角川シネマ新宿、渋谷シネパレスほか全国公開監督:ジョン・リー・ハンコック『しあわせの隠れ場所』、『ウォルト・ディズニーの約束』出演:マイケル・キートン『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』、ニック・オファーマン、ジョン・キャロル・リンチ配給:KADOKAWA上映時間:115分公式サイト:© 2016 Speedee Distribution, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
2017年07月28日◼︎笑ってスッキリしたい人に!抱腹絶倒のフレンチ”走る密室”コメディDRESS読者の皆さま、こんにちは。蒸し暑い日が続いていますが、体調を崩したりはしていませんか?本日オススメしたいのは、茹だるような暑さを吹き飛ばしてくれる、抱腹絶倒の爽快フレンチ・コメディ『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走〜』です。買ったばかりの新車でバカンスにいく予定が、車が故障し、時速160キロで大暴走!乗り合わせた家族の秘密が次々に明かされていき……。設定だけでも、おもしろそうな本作ですが、中身は想像以上に笑えるネタがてんこ盛り!92分というコンパクトな作品ながら、大爆笑&大満足まちがいなしの1本となっています。◼︎ハイウェイを時速160キロで大暴走!コックス一家の運命は?ボトックスや豊胸手術で大儲けの整形外科医の父・トム。その妻で、第三子の臨月を迎えた精神科医の母・ジュリア。反抗期まっさかりのメガネっ子娘・リゾン。アメコミヒーローが大好きな弟・ノエ。待ちに待った夏休み。トムの買った未来のAIシステム搭載の新車・メデューサで、バカンスへと旅立つことになったコックス一家。しかし、運命の人を探し続け、10年で30人の女性に振られた経験を持つベンおじいちゃんが「一緒に旅行へいく」と言い出したことから、なにやらおかしな雰囲気に……。変わり者で、トラブルメーカーのベンの参加を快く思わないジュリアは、トムに文句を言いながらもしぶしぶ出発。出発してまもなく、なんとシステムの故障により、ブレーキが効かなくなり、車は時速160キロでハイウェイを大暴走してしまう!しかも、後部座席には謎の不思議ちゃん・メロディまで隠れて乗車していて……?料金所や渋滞など、コックス一家を待ち受ける数々のピンチ。極限状態に陥る中、車内ではつぎつぎと驚愕の秘密が明かされ始める。果たして、コックス一家は無事に車を止めることはできるのか?家族の運命やいかに…⁉◼︎『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走〜』の見どころはほとんどが車の中で話が展開していく本作。一番の見所はもちろん、家族を乗せた新車・メデューサです!なんとこの映画では、実際にメデューサを、走らせながら撮影を行ったというのです。「ぜひこの映画を撮りたい。シナリオに書かれたとおり一言一句そのまま、つまり偽物は使わず、スタジオの中ではなくて道路上に人が乗った車を走らせ、彼らを叫ばせてそれを撮りたい」とプロデューサーに伝えたという監督。実際の撮影には、メカニックや車のメーカー、メデューサのために呼ばれたエンジニアなど大勢のスタッフが集結したそうです。車の中には技術スタッフが入り込むスペースがないため、俳優を撮影することも難しかったそう。撮影のための機材を積んだ車が、メデューサの隣を同じスピードで走っていたといいます。実際の速度で走りながら撮影したからこその、鬼気迫る俳優たちの演技は必見!あまりに真剣な肉体勝負の撮影だったからこそ、小ネタ満載の脚本のおもしろさが光ります。まるでアクション映画のように強烈なリアリティを持ったコメディ映画『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走〜』。単なるおバカ映画と見逃してしまうには、もったいない仕上がりです。夏バテ中の方や、ジメジメした湿気にうんざりしている方も元気をもらえる本作。ぜひ、笑って気分爽快になりませんか?『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走〜』は7月22日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開です。◼︎『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~』公開情報『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~』7月22日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開監督:ニコラ・ブナム『真夜中のパリでヒャッハー』『世界の果てまでヒャッハー』出演:ジョゼ・ガルシア/アンドレ・デュソリエ配給:ギャガ上映時間:92分公式サイト: © 2016 Chic Films – La Petite Reine Production – M6 Films – Wild Bunch
2017年07月21日NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」に出演中の“ハイスペック”イケメン俳優・古川雄輝が、映画化もされた三部けいの大人気コミック「僕だけがいない街」のNetflixオリジナルドラマに主演。原作と同じ真冬の北海道を舞台にし、2017年冬、世界190か国にて配信されることになった。漫画家を志すも、うだつの上がらない藤沼悟(古川さん)は、自分にだけ起こる現象【リバイバル】(何か「悪いこと」の原因が取り除かれるまで、そのきっかけとなった場面に巻き戻される現象)に悩まされていた。ある日、家に帰った悟は、自宅で母・佐知子が殺されているのを目撃する。犯人を追う悟だったが、逆に自分が母親殺しの犯人として追われることになってしまう。母親の死を食い止めたい悟は【リバイバル】を強く願うが、リバイバルした先は18年前。小学校5年時にまでさかのぼった。それは、同級生の雛月加代が殺される直前の時期だった。この時代に起こった雛月加代を含めた連続児童誘拐殺人事件に、母親が殺されることになった原因があると確信する悟は、同級生の小林賢也や担任の八代学の助けを借りて、加代を救おうとすると同時に、事件の謎を追うことに――。原作は「ヤングエース」(KADOKAWA)にて2012年7月号~2016年12月号まで連載され、「マンガ大賞」「このマンガがすごい!(オトコ編)」ともに2014年から3年連続ランクイン、累計部数429万部を突破する人気コミック。2016年にはTVアニメ化&実写映画化され、今回が3度目の映像化となる。三部さんによる原作は、続きが気になる極上のサスペンスとして高い評価を得たが、今回は原作完結後初の映像化ということもあり、新たな解釈の試みに期待が寄せられている。Netflixの坂本和隆氏(Netflixコンテンツマネージャー)は、「原作の持つ、素晴らしいストーリーは国境を超えると思います。今回の脚本を読み、さらに強く確信しました。原作が完結して初の映像化を実現できることにとても喜びを感じています」とコメント。また、制作を担当する関西テレビのプロデューサー・池田篤史氏は「原作ファンの1人としてオリジナルの魅力である伏線の妙を大切に、軸のぶれないストーリーラインをしっかりと伝えていきたい。そして、原作完結後だからこそできる今回のドラマならではの解釈を盛り込んでいるので、その仕掛けに気付いてほしい」と意気込みを語っている。さらに注目なのは俳優陣。映画では藤原竜也が演じていた主人公・悟には、イケメンで高学歴の帰国子女という“ハイスペック”な俳優として、日本のみならずアジアで絶大な人気を誇る古川さんが抜擢。ドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」シリーズでブレイクし、映画『脳内ポイズンベリー』ではクールな年下男子を、『ライチ☆光クラブ』ではカリスマ的な独裁者を、そして「べっぴんさん」では実年齢よりひと回り以上も若い“健ちゃん”こと村田健太郎役を演じるなど、幅広い役柄に挑戦してきた古川さん。本作では、今回は実年齢と同じ29歳の主人公・藤沼悟を演じてみせる。古川さんのキャスティング理由として池田プロデューサーは、「主人公・悟は、【リバイバル】現象を通じて、無気力な自分から精力的な自分へと脱皮する。その変化を演じ分けることができるのは古川さんだけだと思いキャスティングしました」と、その演技力を称える。加えて「Netflixで世界190か国に配信するということで、古川さんは自分の言葉で世界に向けて発信できる説得力を持っているので、日本に留まらず世界で活躍していくような俳優だと思います」と期待を込めている。さらに、映画で有村架純が演じていたヒロイン・片桐愛梨役には優希美青、悟の同級生・小林賢也役に白洲迅、雛月明美役に江口のりこ、澤田真役に眞島秀和、担任・八代学役に戸次重幸、悟の母・佐知子役に黒谷友香と、高い演技力を持つ実力派のキャストが集結。悟の子ども時代には、オムニバス映画『ブルーハーツが聴こえる』の1編にも参加する内川蓮生、また、雛月加代役には『彼らが本気で編むときは、』で絶賛を受けている柿原りんかが決定している。原作と同じ舞台の苫小牧でクランクイン、作品のリアルな季節感や空気感を描くため、真冬の北海道での4K撮影を敢行しており、その映像にも期待が高まる。以下、コメントが到着した。■原作:三部けい原作で描いた少年期と同じ街(苫小牧)・季節に撮影が行われていると聞き、自分がイメージした空気感がそのままの形で味わえるのでは、と楽しみにしています。配信がとても待ち遠しいです!■主演:古川雄輝世界中に発信されるということで、日本だけでなく、世界中の方々に見て頂けることを嬉しく思います。役柄は自分と同じ29歳。口数が少なく無気力だった悟が、リバイバルを繰り返すことによって憧れていた「ヒーロー」、気力に満ちた自分に成長していく姿を見せられるように頑張ります。久しぶりの主演ドラマなので楽しみながら、原作ファンにも、新しく「僕街」に触れる方々にも満足していただける悟を演じたいと思います。■監督:下山天(『L-エル-』ほか)「僕街」を映像化する上で主に心掛けた事は3点。まずはキャラクターとロケーションの再現。次に三部先生が張り巡らした見事な伏線をどう観客に<映像の記憶>として埋め込むか。そしてアニメや映画版もなし得なかった、あのクライマックスの完全映像化です。現在、NETFLIXでの世界配信へ向けて、作品のリアルな季節感や空気感を描くため、真冬の北海道での4K撮影が続いています。日米のスタッフが満場一致で選んだ主人公・悟を演じる古川雄輝さん、ほかのキャストの皆さん、下山組スタッフとが一丸となって、主人公のように“未来を変える”全世界に向けたジャパンオリジナルのドラマを目指します。Netflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」は2017年冬、世界190か国にて配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年03月13日「30代の目標は、私生活でも僕だけの“ぺっぴんさん”に出会うことです(笑)」。俳優の古川雄輝(29)が5日、最新写真集『unknown』発売記念イベントを行った。 連続テレビ小説『べっぴんさん』(NHK総合ほか・月~土曜8時~)で主人公・すみれの娘・さくらと結婚する健太郎を演じている古川。3冊目となる今回の写真集は、「みなさんが僕に対して持っているイメージを崩したかった」と言うのも、ふだんから実年齢よりも年下に見られることが多く、同ドラマ出演当初の設定も15歳の少年だった。「(今年で)30歳なるので、役の幅を広げたい」という強い思いで挑んだ一冊は、台風下の金沢で撮影を敢行。「お気に入りのカットは、風呂場で髪の毛を濡らして撮った写真です。これまではそういう髪形やシチュエーションがなかったので」とはにかむ。 22歳で俳優活動をスタートと、遅めのデビューだったこともあり、「あっという間の8年でしたが、いろいろ学べた20代でした」と語る古川。『べっぴんさん』では、ヒロインを演じる芳根京子(20)をはじめ若手実力派が多く、「みなさん演技が上手で、刺激になりました」と振り返った。 今年12月で30歳。プライベートでやりたいことを聞かれ、「大人が行きそうなお洒落なレストランに行きたいですね。ふだん牛丼屋さんとかなので」と庶民的な一面をのぞかせる。「あと、新しい趣味を見つけたいです。麻雀が趣味で、スタッフさんとかとよくやるんですが、5年くらい前からゴルフもやりたいと思っていて。麻雀もそうですけど、一緒にやると仲良くなれるじゃないですか」と抱負を語った。 ミスター慶応コンテストグランプリ受賞をきっかけに芸能界入り。’13年放送の主演ドラマ『イタズラなKiss~Love in TOKYO』は、台湾や中国でも爆発的な人気を誇った。20代のラストで出演した『べっぴんさん』で名実ともに人気俳優へ仲間入り。 報道陣から「個人的に“べっぴんさん”と何か?」と質問が飛ぶと、余裕の笑みを浮かべる。「もちろん男ですから。つねにべっぴんさんと出会いたいですよ(笑)。年齢的に、そろそろ結婚とかもいいなあって思います。とにかくいい子がいいですね。『ありがとう』としっかり言える子がいいです」と女性観も披露した古川。写真集の自己採点は「100点です!!」と笑顔を見せた。
2017年03月07日アカデミー賞受賞俳優たちが集結した映画『素晴らしきかな、人生』のバレンタインデー直前イベントが2月8日(水)、都内にて行われ、ゲストに松崎しげる、山崎ケイ(相席スタート)が登場した。製作期間3週間という松崎さんの実寸大の顔をモデルにしたチョコレートを持ち登場した山崎さんは、お礼にと松崎さんから唇への一瞬のキスプレゼントがあった。頬にすると言われたのに唇にされ、面食らった表情をした山崎さんだったが、「やだあ!久しぶりのキスだったんですけど!仕事でした初めてのキス、ありがとうございます!」と興奮すると、マスコミ陣からなぜか拍手が送られた。世界中の女性を夢中にさせた『プラダを着た悪魔』のデヴィッド・フランケル監督の最新作『素晴らしきかな、人生』は、最愛の人を亡くし人生の底にいる男ハワード(ウィル・スミス)が同僚、仲間、家族の愛や思いやりによって、ゆっくりと新たな一歩を進む物語。ウィル・スミスのほか、ケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、エドワード・ノートン、ヘレン・ミレンなど、実力派俳優がスクリーンを彩る。映画を観て自問自答の時間を持ったと話す松崎さんは、主演のウィル・スミスが大好きだと言う。松崎さんは「大好きです。ウィル・スミスはアクションとか、キュートな笑顔(という印象)でしたが、この映画では笑顔を見せなくてもどんどん引きこまれていきました。黙っているウィル・スミスって何でこんな魅力的なんだろうって感じました」と、熱心に語った。まもなく迎えるバレンタインデーについて話が及ぶと、ちょっと男性にモテそうな雰囲気が魅力で“ちょうどいいブス”の称号を得ている山崎さんが、義理、義理と本命の間、本命の3タイプのチョコの渡し方について指南を開始。山崎さんは「義理チョコは“義理チョコ”と渡して、間の人は『義理チョコだよ、ま、いまのところね』って言って気をもたせる。本命は『いま、しげるくんのこと好きかどうか考えている途中なんだ』って渡す」と実演した。すると、松崎さんは「いいよね!いいよ!」とノリノリで頷き、山崎さんについて「こんないい女、放っておけるわけないじゃないですか」と女度を讃えていた。『素晴らしきかな、人生』は2月25日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:素晴らしきかな、人生 2017年2月25日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT, LLC
2017年02月08日ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のプレスコールが15日、東京・赤坂ACTシアターで行われ、ロミオ役の古川雄大&大野拓朗、ジュリエット役の生田絵梨花(乃木坂46)&木下晴香、ベンヴォーリオ役の馬場徹&矢崎広、マーキューシオ役の平間壮一&小野賢章、ティボルト役の渡辺大輔&広瀬友祐、演出家の小池修一郎が登場した。同作はシェイクスピアによる名作を2001年にパリでミュージカル化。全世界でのCD・DVD売上が700万枚にわたるヒットを記録し、日本では2010年に宝塚歌劇団星組が初演を行った。その後、2011年に日本オリジナルバージョンを上演、2013年に再演を行い、今回が4年ぶりの公演となる。プレスコールでは、大野&矢崎&小野、古川&馬場&平間によるキャスト違いバージョンの「世界の王」、大野&木下の「バルコニー」、古川&生田による「エメ」が披露された。演出の小池は「若者たち、みんなのかもしだすエネルギー」がポイントだと語る。小池は、自分が演出を手掛ける作品について「なかなかみんなやってくれないんですよ。めんどくさいんですよね。踊りも芝居もしなきゃいけないし、時にコスプレもしなきゃいけない」とぼやき、今回のキャスト陣を「よくぞ集まってくれたという素晴らしいメンバーです」と紹介した。前回の舞台を観てから毎日CDを聴いていたという大野は「聴覚から感動していただけるなと思いますし、新たにダンスも振り付けが全部変わって」と説明。「視覚でも聴覚でも楽しんでいただけるし、ロミオ&ジュリエットという素敵なお話にそれが加わるので、2~3倍に膨れ上がって楽しんでいただけるんじゃないかな」と、自信を見せた。ダンスについては古川も「振り付け師が3人入っていて、ジャズとヒップホップとコンテンポラリーのトップの方々」と解説し、「その方々が作るダンスの表現力は魅力の一つだと思います」とアピールした。また、古川がベンヴォーリオ、マーキューシオ、ティボルトについても触れると、大野が「僕も言おうと思ってたから!」と弁解し、古川が「しゃべらせてくれないかな」と抗議し、笑いを誘う一幕も。古川は改めて、「本当に大切な役なので、一つの役をWキャストで演じると、こんなにも違うのかって思うくらいそれぞれが違う役になっています」と3役のキャスト陣を称賛した。東京公演は赤坂ACTシアターで1月15日~2月14日、大阪公演は梅田芸術劇場で2月22日~3月5日。
2017年01月15日俳優・古川雄輝が、福士蒼汰の主演映画『曇天に笑う』(2017年公開)に出演することが18日、発表された。古川は同作で、本格時代劇アクションに初挑戦する。原作は、唐々煙氏が漫画誌『月刊コミックアヴァルス』(マッグガーデン)で連載している同名コミック。物語の舞台は、明治維新後の滋賀・大津。人に災いをもたらす大蛇(オロチ)の復活の年、曇(くもう)家の曇天三兄弟と、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲(やまいぬ)は、それぞれ別の方法で大蛇を再び封印し、平和をもたらそうとしていた。しかし、大蛇の力を手に入れ、明治政府の転覆をもくろむ忍者集団・風魔一族の暗躍により、行く手が阻まれてしまう。曇天三兄弟、犲、風魔一族、三つどもえの様相を呈した戦いを描く。古川が演じるのは、大蛇の発見と破壊を目的に結成された犲のチームリーダー・安倍蒼世。隊長として常に自分に厳しく頑固な性格で、曇天三兄弟の長男・天火(福士)とは幼なじみであるものの、隊を抜けた彼を許していないというクールな役どころだ。強く美しい出立に原作ファンにも人気の高いキャラクターだが、古川はこの蒼世役で、初めて刀を使ったアクションにも挑む。6月21日にクランクインし、撮影も終盤を迎えており、「良い物ができていると思いますので、原作ファンの方々にも楽しんでいただける」と自信を見せる古川。「同世代の若手の役者さんが多いので、とても楽しい撮影現場です」とも報告している。蒼世を演じるにあたって「とにかく強く! かっこ良く!」と心がけたようだが、苦労したのは、「とにかくアクション」。「犲の中でも一番強いキャラクターなので、強く、華麗に蒼世のような動きでアクションをするのが難しかった」とその理由を話しながらも、「苦戦していますが、かっこ良く撮れていると思うので楽しみにしていただきたい」と呼びかけた。
2016年08月18日美しく重厚なゴシックの世界に、ダークなミステリーとコメディの要素を加えたミュージカル『黒執事』。昨年に引き続き、優秀な執事にして悪魔セバスチャンを演じる古川雄大さん。「もともとミステリーは好きなジャンルではあるんですが、そこにポップだったり笑える描写もあって、最後に心にメッセージ的なものを残してくれる、とても面白い原作でした。とはいえ、セバスチャンは悪魔で、感情を見せない存在。自分が演じるにあたって、どこからキャラクターを構築していくか、自分は役としてどう居たらいいのか、最初はかなり悩みました。でもその試行錯誤も含めて楽しかったですね」台本と原作を何度も読み返したそう。「セバスチャンの立場で読んでいると、いつしか共感する部分が生まれてきて、そこを取っ掛かりに、自然にすっと役が入ってくるんです。だから、仕草を忠実に真似ようとは考えなかったですね。ただ、ファンの目線で読みながら、ぐっとくるポイントだけは、敢えて意識して取り入れましたけど」コミカルな場面もある作品ながら、古川さんの演技はあくまでも冷静で、異界の者としての存在感を感じさせた。「以前にも悪魔を演じたことがあるんですが、こういう役、似合うよねって言われるんです。たぶんそれ、褒められていないと思うんですけど(笑)」秋に上演される新作は、子供の失踪事件をめぐって、真相を突き止めるべくサーカス団に潜入する物語だ。「前作は以前にも上演された作品でしたから、今回、自分で一から作れるのは楽しみです。背景にあるテーマが重い作品ですから、そこの重厚感を僕が担えたらと思っています」◇ふるかわ・ゆうた1987年7月9日生まれ。ミュージカル『テニスの王子様』などを経て、'12年にミュージカル『エリザベート』のルドルフ役に抜擢。高い歌唱力で注目され、『ロミオ&ジュリエット』『レディ・ベス』『1789』などにも出演。◇ミュージカル『黒執事 ~NOAH’S ARK CIRCUS~』19世紀の英国。ファントムハイヴ家の若き当主・シエルは、女王の命を受け、執事のセバスチャンとともに、裏社会で起きる血生臭い事件の解決に奔走していた。そんななか、立て続けに子供の失踪事件が起き…。11月18日(金)~27日(日)水道橋・TOKYO DOME CITY HALL福岡、兵庫、愛知公演あり原作/枢やな脚本/竜崎だいち、毛利亘宏演出/毛利亘宏出演/古川雄大、内田蓮生、玉城裕規、田野アサミ、三津谷亮、小手伸也、姜暢雄、三浦涼介ほかゴーチ・ブラザーズTEL:03・6809・7125(C)2016 枢やな/ミュージカル黒執事プロジェクト※『anan』2016年7月20日号より。写真・小笠原真紀取材、文・望月リサ
2016年07月18日絶大な人気を誇るロックアーティスト「Acid Black Cherry」の4枚目のアルバムを基に描かれる映画『L-エル-』。先日の映画化決定の発表に続き、古川雄輝、高橋メアリージュン、高畑裕太ら、いま注目の若手俳優陣の出演が明らかになった。愛を探し求め続けたひとりの女性“エル”の孤独で壮絶な人生を綴った物語と、「Acid Black Cherry」の音楽が絡み合う壮大なコンセプトアルバム「L-エル-」。「CDショップ大賞2016」の入賞作品に選出され、総計20万枚以上の驚異的なセールスを記録するなど大きな反響を呼んでおり、アルバムのみならず、昨秋には物語部分が書籍化されるなど、ミュージックシーンにあって異例の展開をみせてきた。本作の主演を務めるのは、『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』や『全員、片想い』などに出演する女優・広瀬アリス。監督には、GACKTなど多くのアーティストのミュージックビデオを手掛ける下山天が務める。そしてこの度、広瀬さん演じる“エル”を生涯かけて愛し続ける男・オヴェス役に、ドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」でアジア圏で爆発的人気を誇り、『脳内ポイズンベリー』『ライチ☆光クラブ』『太陽』など話題作への出演が続く人気若手俳優のひとり、古川さん。本作では、悲哀と波乱に満ちた人生を歩む、エルというひとりの女性を愛し続ける男を演じる古川さんは「とても斬新なアイデアだと思いました。このコンセプトブックを読んだ後に『Acid Black Cherry』さんの曲を聴くと、すんなり自分のイメージした『L-エル-』の世界に引き込まれ、役作りする過程で何度も聴きました」と楽曲の感想を語る。また「幼少期から老人まで演じる役柄をファンタジーの世界観でどう生きるか、主人公エルに対してのオヴェスの想いをどう表現するのかなどを考え、監督と現場で相談しながらじっくり時間をかけることができたので、とても楽しい撮影となりました。僕自身、CGが加わった映像を楽しみにしています」とコメントを寄せている。また、 エルと同じキャバレーで働く親友・アンナ役には、『闇金ウシジマくん Part2』『シマウマ』など活動の幅を広げている高橋さん。そして、エルを取り巻く男性俳優陣には、平岡祐太、前川泰之、高畑さんがキャスティング。そのほか古畑星夏、弥尋、Mikako(FAKY)、田中要次、高橋ひとみらも参加する。<以下、キャストコメント>■高橋メアリージュンアンナという、人間味と幅があって、情熱的で魅力的な女性を演じられた事、そして昔から大好きだったダンスを踊れた事がすごく幸せでした。下山監督とは三度目ですが、アンナのような芝居力が求められる役を任せて下さったことが本当に嬉しいです。■平岡祐太今回演じた劇団青年役は、劇団員でもあり演出家も目指していて、演劇に対する熱量と自信があり自分の空想で生きているような人。でも現実との折り合いがつかず壊れ、純粋さが間違った方向へ走り出す。演じていて、自分でも自分が怖かったです。■前川泰之キャバレーオーナー役は、口数は少ないけれど人間味に溢れた人物なので、台詞のないところでいかに表現するのか自分なりにチャレンジしながら挑んだつもりです。下山監督の作品は背景が入った時にその映像と世界観に物凄い衝撃を受けるので、今回も作品が仕上がるのをとても楽しみにしています。■高畑裕太今回演じたパン屋の主人では、特殊な世界観が忙しなく渦巻く中での、こういった日常的な役、極めて緩やかなシーンを演じさせて頂けた事に、とても重要な責任感を感じ、同時に喜びを感じています。パンをこねるのは、想像以上に難しい作業でしたので事前に先生の指導の下、練習に練習を重ねました。そういった努力の汗の匂いと、イースト菌の香ばしい香りが画面に映し出されている事を祈ります。『L-エル-』は2016年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年07月13日俳優・古川雄輝や女優・高橋メアリージュンらが、広瀬アリスが主演し下山天監督がメガホンを取る映画『L-エル-』(今秋公開)に出演することが13日、発表された。原作は、ビジュアル系ロックバンド・Janne Da Arcのボーカル・yasuのソロプロジェクト・Acid Black Cherryが、2015年にリリースした4枚目の同名アルバム。これは、愛を探し求め続けた1人の女性"エル"の孤独で壮絶な人生をつづった物語と音楽が絡み合うコンセプト盤で、昨年秋には物語部分が書籍化されるなど多様な展開をみせてきた。古川が演じるのは、エルを生涯かけて愛し続けるオヴェス。悲哀と波乱に満ちた人生を歩む、エルという1人の女性を支え続ける男という役どころだ。古川は、今回の映画化企画を「とても斬新なアイデア」と称賛。書籍を読んで曲を聴くと、「すんなり自分のイメージした『L-エル-』の世界に引き込まれ、役作りする過程で何度も聴きました」と振り返る。また、「幼少期から老人まで演じる役柄をファンタジーの世界観でどう生きるか、主人公エルに対してのオヴェスの思いをどう表現するのかなどを考え、監督と現場で相談しながらじっくり時間をかけることができたので、とても楽しい撮影となりました」と報告。「僕自身、CGが加わった映像を楽しみにしています」と期待を話した。一方、高橋メアリージュンが演じるのは、エルと同じキャバレーで働く親友・アンナ。その「アンナという、人間味と幅があって、情熱的で魅力的な女性を演じられた事、そして昔から大好きだったダンスを踊れた事がすごく幸せでした」と感激してみせる高橋メアリージュンが、下山監督と仕事を共にするのは3度目となるが、「アンナのような芝居力が求められる役を任せてくださったことが本当にうれしい」と歓喜している。そんな2人のほか、発表された新たなキャストは、劇団青年役の平岡祐太、キャバレーオーナー役の前川泰之、パン屋の主人役の高畑裕太。加えて、弥尋、FAKY・Mikako、古畑星夏、田中要次、高橋ひとみといった面々も登場する。(C)2016映画「L-エル-」製作委員会
2016年07月13日古川雄輝さんの2年ぶりの主演舞台『イニシュマン島のビリー』は、アイルランドの島に暮らす手足の不自由な少年を描くブラックコメディ。「舞台自体がハードルが高いうえ、日本とは笑いの質が違う海外のコメディだけにどうなるか…。ただ、いまはビリーのことを考えたいんです。どうしてもハンディキャップの部分がクローズアップされる役ですけれど、閉鎖的な田舎の島で映画俳優になる夢を見ている心優しい17歳の少年という、内面の部分に真摯に向き合えたら、と思っています」ビリーとして「どう動いたらいいかを大事に」。彼の優しさを「行動で表現していけたら、自然とそう見えるのかもしれない」。取材が行われたのが稽古初日を目前にしたタイミングだったこともあり、役についてあれこれ考えを巡らせていた。ただ、稽古しながら変わってくることも多いだけに、「いまはとにかく早く森(新太郎)さんの演出を受けて、自分の考えていることが正しいか、一回答え合わせをしたい」とも。「演技ってどれが正解かわからないんで、わりとテクニカルなことから考えちゃうんです。自分なりに準備して、現場で急に方向性が変わったときに対応できるようにしておくと、戸惑わずに済みますから」発言の端々に理系男子の片鱗が。「理系脳だとよく言われます。物事を組み立てて考えたいんですよね」客観性のある人かと思えば、「客観性はある方だと…いや、ないな(笑)」。在学中にミスター慶應に選出。その後、合格していた大学院への進学をやめ、芸能界入りした経緯からしても、意外と直感型の人?「ミスター慶應に選ばれた後、オーディションを受けたのですが、必死ながらもやっていて楽しかったんです。ただ、やればやるほど俳優という仕事は難しい。舞台は、稽古期間が長いぶん挑戦ができる場なので、怯んでしまう自分を奮い立たせて臨みたいです。少しでも自分の引き出しを増やしていけたらいいですね」◇ふるかわ・ゆうき1987年生まれ。2010年芸能界デビュー。出演作にドラマ『5→9~私に恋したお坊さん~』、映画『脳内ポイズンベリー』など。出演映画『太陽』が4月23日公開。◇心優しく理知的ながら、ハンディキャップゆえに周囲からは馬鹿にされている少年・ビリー(古川)。ある日、彼の住む小さな町のすぐそばに、ハリウッドの撮影隊がやって来る。3月25日(金)~4月10日(日)三軒茶屋・世田谷パブリックシアター作/マーティン・マクドナー翻訳/目黒条演出/森新太郎出演/古川雄輝、鈴木杏、柄本時生、山西惇、峯村リエ、平田敦子、小林正寛、藤木孝、江波杏子S席8500円A席6500円(共に税込み)ホリプロチケットセンターTEL:03・3490・4949※『anan』2016年3月30日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ
2016年03月25日人気の舞台を映画化した『太陽』の完成披露試写会が3月7日(月)に開催され、W主演の神木隆之介と門脇麦、古川雄輝、古館寛治、原作者の前川知大、入江悠監督が舞台挨拶に登壇した。前川さんの主催する劇団イキウメが上演し、その後、蜷川幸雄が「太陽 2068」として上演もしている人気の舞台を映画化。人類が“ノクス”と呼ばれる太陽の下では生きられないが、頭脳で進化を遂げた人類と、旧来のまま太陽の下で生きる“キュリオ”に分かれた近未来で、もがきながら己の未来を探そうとする若者たちを通して「生きる」ことを問う。この日は、約800人の観客が足を運んだが、中には早朝から会場前で並んでいたという熱烈なファンも!神木さん、古川さんらが壇上に現れると、悲鳴どころか雄たけびのような歓声がわき起こった。撮影について尋ねると、神木さんは「いいんですか…?」と念を押したうえで「ホンットに寒かったです!」と述懐。「特に古川さんとのシーンは水辺でホント寒くて…魂を削って頑張りました」と振り返った。その古川さんからは「そう言ってるけど、一番寒くなさそうだった」との証言も飛び出した。神木さん演じる鉄彦は、感情を爆発させるシーンが多く、そういう時は神木さんから“熱”が発せられていたようで「ベンチコートも脱いでた」と古川さんは明かしたが、神木さんは「(熱が)冷えると本当に寒いんだよ」と苦笑。そんなやり取りで2人が視線を交わらせるだけで、客席からは歓声が上がっていた。門脇さんは、寒さに加えて、短期での撮影による「睡眠不足が重なった」と振り返る。「そうなると人間、生命の危機を感じて食欲が増すみたいで、いつもの倍くらい食べて、コロコロになってビックリしました…」と思わぬ苦労を明かした。報道陣用の写真撮影の時間になっても、会場の興奮は冷めやらぬようで、目線を指示するスタッフやカメラマンの声も甲高い歓声にかき消されるほど!TVカメラに向かって神木さんらが手を振ると、客席の800人も一斉に手を振り、最後の最後まで歓声が途切れることはなかった。『太陽』は4月23日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月07日3月25日(金)から東京・世田谷パブリックシアターで上演される森新太郎演出の舞台『イニシュマン島のビリー』。その製作発表会が都内で行われ、演出の森、主演の古川雄輝、鈴木杏、柄本時生、山西惇、江波杏子が出席した。舞台『イニシュマン島のビリー』チケット情報原作は、アイルランドの鬼才と言われるマーティン・マクドナー作のブラック・コメディ『THE CRIPPLE OF INISHMAAN』。2013年にはダニエル・ラドクリフ主演でロンドンにて上演、翌年ブロードウェイに進出し、絶賛を浴びた作品だ。演出の森は「今回の芝居はダークコメディ。単純なハッピーエンドで終わるのではなく、観に来てくださった皆さんにほろ苦い、ビターなものを残すであろう作品です。マクドナーの作品ですので全編暴力に満ち溢れていますが、同時にマクドナーらしいとんでもなくピュアな愛の物語も描かれています。登場人物は感情むき出しのとんでもない連中ばかりですが、今作ではとてもアニマルなキャスティングが実現しました」と紹介。赤ん坊の頃に両親を亡くしたビリー(古川)はふたりの中年女性を親代わりに暮らす17歳の青年。ハンディキャップのせいでバカにされながら毎日を送るビリー。そこに、隣の島でハリウッド映画の撮影が行われるというニュースが届く。船で隣の島まで行こうとするヘレン(鈴木)とその弟(柄本)に、ビリーは一緒に連れて行ってくれと言うが――。主演の古川は「舞台が2年ぶりで、かつ主演ということで非常にプレッシャーを感じているんですけど、本当に素晴らしいキャスト、スタッフの皆さんと舞台ができるということでうれしく思っています」、ビリーの幼馴染で恋の相手でもあるヘレン役の鈴木は「もともと好きで憧れだったマーティン・マクドナー作品に森新太郎さん演出で挑戦できるのはなんて幸運なことなんだろうと思っています。俳優のみなさんが特別な才能の塊みたいな人たちが集まっていて、埋もれないようにひるまずぶつかっていきたい」と語った。個性派俳優が揃った会見はMCからの質問にも独特の回答が続出。さらに、古川、鈴木、柄本が作品の1シーンを朗読劇で披露する時間も。森から「敢えて言うならジャイアン」と言われたという乱暴な役を演じる鈴木は、朗読マイクから離れ柄本を殴る仕草をするなど臨場感たっぷりに演じ、約100名の観客を圧倒した。舞台『イニシュマン島のビリー』は、3月25日(金)から4月10日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて。取材・文:中川實穗
2016年02月23日超キュートな「お菓子な動物園」2月初旬よりキュートなアニマルスイーツブランド「お菓子な動物園」の展開を漫画や同人誌・アニメグッズなどを取り扱う株式会社ケイ・ブックスが始めた。今後、各地の百貨店などのイベントに順次登場すると予想される。(2月5日~2月14日まで池袋マルイの「サンクスバザール」に出展。※イベントはすでに終了)サルはチョコムースとバナナムース使用「お菓子な動物園」でラインナップされる動物は、サル、ライオン、こじか、チータ、黒ひょう、ペガサス、ひつじ、タヌキ、オオカミ、コアラ、トラ、ゾウとなっておりどの動物もキュートに仕上がっている。また、サルはチョコムースとバナナムースの使用、ひつじは濃厚なチーズクリームと甘酸っぱいレモンジャムの使用、ライオンはアーモンドミルクのムースとアーモンド風味のガナッシュの使用、ゾウはホワイトチョコレートムースの中に青リンゴソースの使用など、それぞれ動物ごとに味にもこだわったアニマルスイーツで、自分用はもとより、プレゼントに喜ばれること間違い無しのアイテムだ。価格はいずれも500円(税込)となっている。店頭で見かけた際には、是非、ご賞味してほしいキュートなスイーツである。(画像はプレスリリースより)【参考】・アニマルスイーツ「お菓子な動物園」
2016年02月15日俳優の古川雄輝らが1日、映画『ライチ☆光クラブ』(2月13日公開)のプレミア上映イベントに出席し、"廃墟の帝王"こと光クラブのカリスマ的存在・ゼラを演じた古川が存在感を示した。本作は、廃工場の秘密基地「光クラブ」を舞台に、9人の少年たちによる裏切りと愛憎の物語。大人になる前のもろく、残酷で多感な思春期が描かれる。この日は主要キャストが一堂に会し、古川をはじめ、野村周平、中条あやみ、間宮祥太朗、池田純矢、松田凌、戸塚純貴、柾木玲弥、藤原季節、岡山天音、内藤瑛亮監督が集結した。中でも最も黄色い歓声を浴びたのが、ゼラ役の古川。役になりきり、低めのトーンで「おはよう……」とあいさつすると、客席からは一斉に「キャー!」と声が上がり、「廃虚の恋人たち……」と続けてファンはメロメロ。一転して爽やかなトーンで、「みたいな感じでゼラ役を演じています!」と切り替え、その場を器用に温めた。イベントでは司会者の質問に「◯」「×」札で回答するコーナーが設けられた。撮影は廃校を使って主に深夜帯に行われたことから、"こんな撮影は二度としたくない!"のお題が出されたが、古川は迷わず「×」を選択。古川にとってのゼラは、「僕が今までで本当に演じたいと思っていた役の1つ」。過酷な撮影だったことは認めながらも、「きつかったんですけど、撮影自体は非常に楽しくやらせていただきました」と充実感をうかがわせた。役柄としっかり向き合っていた様子の古川。"自分が演じたキャラクターと友達になれそう?"の質問には「◯」。ファンにとっては「えー!?」と意外な答えだったようだが、「丸ですね。個人的に一対一でしっかり話せばいいやつなんじゃないかな」と一番の理解者であることをアピール。会場が笑いで包まれる中、「仲良くなれます。一緒にチェスとかしてみたい」と真面目に締めて、今度は観客を納得させる。間宮演じるジャイボとゼラの妖艶なシーンも話題の本作。"いい意味でヤバイ?"という不可解な質問に、古川は「×」の札を掲げ、「やってる本人としてはそんなにヤバくないというか。シーン的にはほかのシーンと変わらない感覚」と俳優然とした感想を語った。コメントに物足りなさを感じたファンからの「えー!?」に後押しされるように、野村が「あんなことやこんなことしてたのに!? いろんなところ、舐めたりしてたのに!?」と追及。それでも古川は「まぁ、あの……撮影ですから」「ラブシーンいろいろやってきたので、ただそれが男性になったという(だけ)」と乱されることはなかったが、"初体験"だったと嘆く間宮には「申し訳ない」と笑いながら謝っていた。(C)2016「ライチ☆光クラブ」製作委員会
2016年02月01日最旬若手俳優たちが顔を揃えた映画『ライチ☆光クラブ』が2月1日(月)、新宿バルト9で舞台挨拶付きプレミア上映イベントを行った。壇上には野村周平、古川雄輝、中条あやみ、間宮祥太朗、池田純矢、松田凌、戸塚純貴、柾木玲弥、藤原季節、岡山天音、内藤瑛亮監督ら総勢11名がずらり出席し、華やかな一夜となった。鬼才漫画家・古屋兎丸氏のロングセラーコミックを映画化した『ライチ☆光クラブ』は、黒い煙と油に塗れた蛍光町と廃工場の秘密基地・光クラブが舞台。大人のいない世界を作ろうとした9人の少年たちによる、裏切りと愛憎の物語。集まった11人に○×の札を挙げて答える緊急アンケートを実施。撮影は富士の本物の廃工場で行われたが、「こんな撮影は二度とごめんだと思う人」と聞くと、野村さんは迷った素振りを見せながらも×を挙げた。理由について、「きつい撮影がないと、いい作品ができないと思ったんですよ」と言うと、集まった観客からは「おお~」とどよめきが起こり、「いいこと言うっしょ(笑)」と野村さんは、かわいらしく照れた。本作では、中条さんが劇中に登場するまで男所帯が続く。だからか、現場では可愛いキャラクターの松田さんがかなりちやほやされていたという。「思わず可愛いと思ってしまった人」とアンケートをとると、岡山さん以外は○を挙げた。満面の笑みで「うれしい」とはしゃいだ松田さんだったが、野村さんが横から「でも、あくまで中条さんが来るまでですよ。その後に(松田さんを)見るとメイク濃いなって思っちゃいましたもん」と釘を刺す。見どころのひとつに、古川さん演じるゼラと間宮さん演じるジャイボの妖艶なシーンがあるが、そのエピソードを聞かれた古川さんは「やってる本人としては、そんなにやばくないというか、他のシーンと変わらない感覚なんですけど」と涼しげな顔で答えた。すると、野村さんが「あんなことや、こんなことして、あんないろんなところ舐めたりしてたのに?」と煽るも、古川さんは「撮影ですから(笑)。これまでラブシーンはやってきましたし」と交わし、お相手となった間宮さんは「僕は初めてだったのに」と肩を落としていた。『ライチ☆光クラブ』は2月13日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinamacafe.net)
2016年02月01日●関西電力の子会社ケイ・オプティコムケイ・オプティコムは25日、事業戦略説明会を開催し、2016年以降の運営方針を明らかにした。マルチキャリアやMNP即時切り替えといった同社の特徴的なサービスはそのままに、他のMVNOとの差別化を図っていくとする同社の戦略はどのようなものだろうか。○ドコモMVNO開始からユーザー急増中ケイ・オプティコムは関西以外のユーザーにとってあまり馴染みがないかもしれないが、関西電力の100%子会社となる通信会社で、FTTHサービス「eo光ネット」や、携帯電話/スマートフォン向けのMVNOサービス「mineo」を展開している。両サービスとも顧客満足度調査で1位を獲得するなど、高クオリティのサービスを提供中だ。mineoは当時唯一のau回線を利用したMVNOサービスとして、2014年6月に1GB月額980円でサービスを開始し、2015年9月にはドコモ回線を利用したサービスを始めるとともに、パケットギフトや家族割、複数回線割りのほか、この説明会の直前にも10GBプランをスタートするなど、1年半でこまめにサービスの拡充と改善を重ねてきている。ドコモ回線を扱うようになってからはユーザーの増加ペースも急増しており、会員数は約19万人に達している。ユーザー数の増加に合わせてこまめにネットワークの増速やユーザー1人あたりの帯域割り当て増も進めており、これが高いユーザー満足度に繋がっているとした。MVNO市場全体を見ると、MVNOの認知度自体は約75%と高まっているのだが、実際利用を検討するユーザーは16%程度、契約に至るのは10%程度と、検討するまでの間に高いハードルがある。これをもっと具体的に検討する「自分ごと化」させるに至らすためにも、面倒、不安といった心理的ハードルを解消することが必要と分析した。また、現MVNOユーザーは携帯リテラシーの高い層であり、これからターゲットとして広めていかねばならないマジョリティ層の攻略ポイントとして知名度の高さが必要であり、広告やキャンペーン、店舗出店などで露出を高めていく必要を挙げていた。しかし、こうした露出アップにはMNOであるメガキャリア並みの広告展開など、体力勝負になる可能性が高い。こうしたなかで多くの中から選ばれるMVNOとしての特徴を出していくことが重要だとまとめた。●ユニークなコミュニティサービス「マイネ王」○コミュニティを中心としたMVNOへこうしたなか、mineoに特徴的なサービスとして、スタッフとユーザーのコミュニケーションサイトである「マイネ王」を紹介。ちょうど1年前にスタートしたサイトだが、ユーザー同士の率直な意見交換や、iPhone対応のAPNプロファイルテスト時にスタッフとユーザーが情報交換しあう場となるなど、建設的な方向で利用が進んでおり、mineoのさまざまなサービスや改善もユーザーの声から実現していると説明した。また、マイネ王のサービスとして、ユーザー同士が余剰パケットを共通の枠に貯蓄して、不足してきたら1GBを利用できる「フリータンク」や、「いいね」代わりに10MBのパケットを進呈する「チップ」といったサービスも紹介。これらが予想以上の好評を得ていることも明らかにした。mineoは、総務省のMVNO規制緩和第2弾などを受け、MVNOに求められる資質について、メガキャリアではできない新たな試みで世の中を便利で楽しく、面白くしていくことと定義。その実現に向けて、こうしたコミュニティの力を中心に、キャリアとユーザーがともに育てていくことがmineoのスタイルであり、それを「Fun with Fans!」というキャッチフレーズに表した。***MVNO各社は、従来の、サービスのクオリティや価格の安さといった評価軸だけでは価格競争による潰し合いになることから、新たな評価軸を設定してみせることが急務だが、mineoではそれを「楽しさ」という価値に見出してきている。いかにも関西系のサービスらしいフレーズだが、同時に楽しさを伝えることの難しさも抱えたことになる。mineoはサービス品質の高さに加え、「フリータンク」などの試みもユニークなだけに、もっと認知されてしかるべきサービスというのが筆者の認識だ。ユーザーと共にサービスを育てるという、いまどき珍しいコンセプトを掲げてくれた男気に免じて、Fun with Fans!のコンセプトが浸透することを祈りたい。
2016年01月26日クリスタル・ケイが1月16日(土)、日本語版エンディングテーマを書き下ろした映画『シーズンズ 2万年の地球旅行』の舞台挨拶に登壇。生で観客の前で初めて「Everlasting」を披露した。『WATARIDORI』『オーシャンズ』など画期的な映像でネイチャー・ドキュメンタリーを世に送り出してきたジャック・ペラン&ジャック・クルーゾのコンビによる最新作。製作費40億円を費やし、動物たちの2万人に及ぶ歩みを、自然の美しさ、残酷さを交えつつ描き出す。上映後の劇場に姿を現したクリスタル・ケイさんは力強い歌声を響かせ、映画を見終えたばかりの観客を再び感動の渦へと巻きこむ。歌い終えると割れんばかりの拍手が沸き起こったが「初めて(観客の前で)歌ったので緊張しました」とホッとした表情を見せた。書き下ろしで提供したこの「Everlasting」について「お話をいただいたときは、まだ映像を見てなかった」と明かし「壮大な場面を想像しつつ『大きな愛』をテーマに作りました」と語った。映画については「すごく感動しました!どうやって撮ったの?何時間撮り続けてるの?と思いました。動物にも家族愛があるんだなと感じた」と語ったが「ほっこりした」と言うところを「ほっこらした」と言ってしまい、会場は笑いに包まれた。この日は、司会者からのたびたびのムチャぶりの質問にも対応。「驚きの映像」にちなんで、今年に入って最も驚いたことを問われると「一人旅で初めて香港に行き、世界TOP3に入るという夜景を見ました」と明かす。友人も家族も一緒ではなく「(夜景を)ひとりで見てるのは私だけでした」と振り返ったが「ひとりで大丈夫なんです。寂しいとかは全く感じない」と語る。また、自身はどんな動物に似ているか?という再度のムチャぶり質問には「猫?トラ?イルカって言われたことはあります(笑)」と明かした。なお、動物占いでは「バンビ(子鹿)」とのことで「感情豊かな夢見る少女。人当たりが柔らかく、フレンドリーに見えて、なかなか他人い心を開かず、何を考えてるか分からない」という評価を聞き「何を考えてるか分からないとは言われます」と苦笑していた。今年はツアーも控えるが「2016年はアピールの年にしたい。心に届く歌を歌っていけるように、たくさんライヴやパフォーマンスをしたい」と目標を語った。『シーズンズ 2万年の地球旅行』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年01月16日野村周平、古川雄輝、間宮祥太朗、中条あやみら最旬の若手俳優たちが華麗に変身し、独創的で耽美的な人気コミックを映画化する『ライチ☆光クラブ』。この度、それぞれがキャラクターに扮し熱演する姿が満載の本作予告編が遂に解禁!ナレーションを、ライチ役を務める人気声優・杉田智和が担当していることが分かった。原作は、古屋兎丸による熱狂的人気を誇るロングセラーコミック。物語の舞台となるのは、黒い煙と油に塗れた蛍光町と廃工場の秘密基地“光クラブ”。14歳を目前に大人のいない世界をつくろうとした9人の美しい少年たちの脆く、残酷で多感な思春期が描かれる。キャストには、「フラジャイル」出演中の野村さんや、『脳内ポイズンベリー』の古川さん、『高台家の人々』公開が控える間宮さん、雑誌「Seventeen」専属モデルでありつつ女優としても活躍する中条さん、ほか池田純矢、松田凌、戸塚純貴、柾木玲弥、藤原季節、岡山天音ら最旬俳優が集結。少年たちの裏切りと愛憎…そして彼らが作り上げた思考する能力を持つ機械(ロボット)“ライチ”と、少女カノンの恋を、圧倒的に美しくダークな世界観で実写化する。今回解禁された予告編では、個性的なキャラクタービジュアルを見事に再現したキャスト陣の熱演が初解禁!大人になることを受け入れはじめ、ゼラに反発するタミヤ(野村さん)と醜い大人になることを完全否定するカリスマ・ゼラ(古川さん)の対立構造や、ゼラに偏執的な愛を注ぐジャイボ(間宮さん)の妖艶漂う姿、そしてカノン(中条さん)とライチ(杉田さん)の関係性やキャラクターの個性が伝わるカットは必見だ。ナレーションを務めるのは、9人の少年が創り上げたロボット・ライチに命を吹き込んだ人気声優の杉田さん。「銀魂」坂田銀時役や「暗殺教室」烏間惟臣役など多数の人気キャラクターを演じ、『エベレスト 3D』ではサム・ワーシントンの吹き替えを務める実力派の杉田さんが、独特の世界観をナレーションで表現している。「永遠に少年のまま、永遠に美しいまま、僕らの世界が終わる」という言葉が示唆する通り、絶望の中で夢見た少年たちだけの理想の世界が破滅へと向かっていく様が伝わる映像に、本編への期待も高まる。『ライチ☆光クラブ』は2016年2月13日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月15日ケイ・オプティコムはこのほど、兵庫県養父市と共同で「健康」「介護・見守り」「情報配信」サービスのトライアルを4月より開始すると発表した。これは地方における「安全・安心に暮らせるまちづくり」のための取り組みで、地域に根ざしたサービスモデルの実現を目標にケイ・オプティコムと養父市が1年間の予定でトライアルを行う。トライアルでは、健康サービスが働き盛り世代、介護・見守りサービスは高齢者や身体障がい者と、それぞれに対象者が設定されている。健康サービスこのサービスでは、健康管理アプリを提供し、住民の歩数や健康状態を記録。歩数に応じて健康ポイントを蓄積する。また、同市から健康に関するお知らせや、生活に役立つ健康上の提供も行うという。介護・見守りサービスこちらは「ゆるやかな見守りサービス」として、家族・地域単位での見守りができるようにした。eoスマートリンクのカメラで高齢者の活動を見守り、家族へメール通知が行われるほか、テレビ電話機能を活用して、定期的な安否確認ができる。また、地域単位でも同様に高齢者の活動を見守り、異常がないかなど、安否確認ができるようにした。ほかに、認知症の高齢者については、センサーを持たせることで、徘徊を心配する家族へ外出が通知される仕組みを用意した。情報配信サービス情報配信サービスでは、同社が提供するタブレット端末「eoスマートリンク」に「養父市向けホーム画面」を設定し、同市の暮らしや医療・公共施設などに関する情報のプッシュ配信を行う。
2016年01月08日クリスタル・ケイが3年ぶりのアルバム『Shine』をリリース。昨年末までNYに住み、音楽活動を行っていたが、再び日本のシーンに戻ってきた。このニューアルバムには彼女の2年間のNYでの様々な経験と成長が大きく反映されている。「幼い頃からアメリカで活躍するのが夢で、いまもそれは変わらない。でもたった2年くらいでデビューできるような世界じゃないし、そうはいっても何も形にしないで帰国して“失敗だね”と言われるんじゃないかというプレッシャーも感じたし。滞在中に60曲も曲を書いていたので、帰国を前にして、こんなに頑張っていたのに…という引き裂かれるような思いや葛藤もありました」何かやらなくては!という気持ちでケイさんが行動したのは自主ライブの実行。自ら会場を探し、ミュージシャンを頼んで開催を決めた。「とにかくパフォーマンスしたかった。お客さんが来てくれるかどうか全く分からなかったけど、インスタで告知したら、速攻で60枚がソールドアウトになり、お店側から翌日もやって、とお願いされたの(笑)。私の人生で最高のライブでした。丸裸になった気分で“聴いて下さい!”みたいなパフォーマンスができて、すごく自信がついたし、NYで過ごした意味を感じました」帰国後はEXILEを擁するLDHにマネージメントを移し、三代目J Soul BrothersのドームツアーにてPKCZ(R)のゲストボーカリストを務めるなど、以前にはない活動を始める。「ネクストステージに行きたい」という本人の希望通り、新たなスタートを切った。「すごく気持ちが切り替えられたというか、 NYにいた頃のようなネガティブさが消え、ポジティブな気持ちになれた。それが新しいアルバムにすごく入っていると感じます。私も29歳なので、普通の女性たちと同じように将来のキャリアに悩んだり、挫折したり、ステップアップしたいのにどうしたらいいか分からない、というような壁に何度もぶつかってきました。きっと同じような道を歩んでいる人が大勢いるはずと感じていたので、アルバムもポジティブなものにしたいと思ったんです」洋楽的なアプローチのダンスアルバムだった前作『VIVID』とは好対照に、『Shine』はサウンドもバラエティに富み、心に深く響く歌詞が聞こえてくる作品。このアルバムのために実現した三代目J Soul Brothersの今市隆二とのデュエット曲など、心打たれるナンバーがずらりと並ぶ。「このアルバムで、“自分のためではなく、誰かのために歌いたい”と、気持ちが切り替わった気がします。いまはどれだけ伝えられるかがいちばん大事だし、私の歌で元気を出してもらいたい。歌で支える、というのかな、そういう役割に気づいたので、聴いてくれた人に元気を出して、自信をつけて、輝いてほしい。Shine!輝け!というメッセージを、自分自身も含めて送っているアルバムになりました」◇クリスタル・ケイメロウなバラードからEDMまで天性の歌力で聴かせる。久々のツアーは、’16年2/12大阪UMEDA CLUB QUATTRO、2/19名古屋Electric Lady Land、2/26 赤坂BLITZ。◇11th album『Shine』【初回生産限定盤CD+DVD】¥4,104「君がいたから」など今年リリースしたシングルのMVとライブ映像8曲で構成したDVD付き。【通常盤CD】¥3,240*共に税込み(Virgin Music/UNIVERSAL MUSIC)※『anan』2015年12月30日‐2016年1月6日合併号より。写真・佐山順丸スタイリスト・入江陽子ヘア&メイク・下竹絢子文・北條尚子
2016年01月04日野村周平や古川雄輝、間宮祥太朗ら“最旬男子”9人と中条あやみが、鬼才漫画家・古屋兎丸の同名ロングセラーコミックの満を持しての実写映画化に挑む『ライチ☆光クラブ』。このほど、彼らの愛憎の関係性が見え隠れする本作の場面写真が、一挙に解禁となった。物語の舞台は、黒い煙と油に塗れた蛍光町と廃工場の秘密基地“光クラブ”。14歳を目前に大人のいない世界をつくろうとした9人の少年たちと、彼らが作り上げた思考する能力を持つ機械(ロボット)“ライチ”と少女カノンの恋が、圧倒的な美しくダークな世界観で貫かれ描かれる本作。キャストには、野村さん、古川さん、中条さん、間宮さんほか、池田純矢、松田凌、戸塚純貴、柾木玲弥、藤原季節、岡山天音といった才能に満ちあふれた、まさにネクスト世代の俳優たちが名を連ね、個性的なキャラクターをリアルに体現し、華麗なる競演で魅せる。今回解禁となった場面カットは8点。“光クラブ”を絶対的なカリスマ性で独裁的に支配する「帝王」ゼラ(古川雄輝)に何か言葉を浴びせられ、伏し目がちに怯えるようなタミヤ(野村周平)の姿が!また、玉座に座るカノン(中条あやみ)の前にひざまずくゼラ。タミヤ、ダフ(柾木玲弥)、カネダ(藤原季節)の“光クラブ”創設メンバーの初々しさが残るスリーショットもある。さらに、ライチを手にしたゼラとジャイボ(間宮祥太朗)の意味深ななまめかしい姿は、間宮さんの長いまつげが印象的。雷蔵(松田凌)、デンタク(戸塚純貴)、ヤコブ(岡山天音)とライチ、ライチにすがるようにしがみつくカノンの姿、そして、タミヤが幼なじみのダフとただならぬ様子で対峙する姿など、原作の独創的で圧倒的な“光クラブ”を創り上げていることが見受けられるカットばかり。彼らの美しき狂気と刺激にあふれたその世界を、こちらから確かめてみて。『ライチ☆光クラブ』は2016年2月13日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月28日最近は“画伯”としても活動する俳優の田辺誠一が、一転、“アンチヒーロー”の警官を演じるWOWOWの連続ドラマW「撃てない警官」。このほど、田辺さんが不敵に微笑むポスタービジュアルと60秒の予告編、さらに追加キャストが明らかとなり、田辺さんからコメントが到着した。「褐色の標的」など数々の上質な警察小説を世に放ち続ける作家・安藤能明の人気シリーズを映像化した本作。巨大な警察組織の中でも一握りのエリート候補だった警視庁総務部企画課企画係・係長で警部の柴崎令司が、直属の部下の拳銃自殺がきっかけとなり、本庁から左遷されることから物語は始まる。それは、警察組織を舞台にしたエリート抗争。柴崎は本庁復帰のため、正義の追求よりも組織での出世を最優先させていく。到着したポスタービジュアルでは、警察の【特秘】封筒を脇に抱え、「アンチヒーロー」然とした柴崎を演じる田辺さんの不敵な笑みが印象的。キャッチコピーの「犯人より、許せない奴がいる。」は、自分を左遷に陥れた相手への復讐、そして本庁復帰への並々ならぬ決意を表現するものとなっている。また、白黒で分割した背景のバックカラーは、白で警察組織と柴崎自身の【正義】を、黒で組織の【闇】と柴崎の【出世欲】という、相対する本作のテーマをそれぞれ表現する。また、石黒賢、中越典子、嶋田久作、山本學らすでに発表されているキャストに加え、高橋和也、加部亜門、陽月華、菅田俊、ともさかりえなど、実力派キャストの出演が決定。かつてない警察ドラマをさらに重厚に盛り上げる。田辺さんは、「『撃てない警官』のタイトルと写真を見たときに、どういう物語か想像したり、見たいと思ってもらえるのかの大切な入口なので、そういったところを上手く喚起して導入口に、何か面白そうだな、見てみたいなって思えるようになれば嬉しいです」と、期待を込めてコメントを寄せている。連続ドラマW「撃てない警官」は2016年1月10日(日)22時~WOWOWにて放送(※第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2015年12月12日ネイチャードキュメンタリー映画『シーズンズ2万年の地球旅行』(2016年1月15日公開)の日本語版テーマソングに、歌手のクリスタル ケイの新曲「Everlasting」が決定したことがこのほど、明らかになった。また、同楽曲が盛り込まれ、笑福亭鶴瓶と木村文乃のナレーションが入った本予告が25日、公開された。本作は、日本でも大ヒットを記録した『オーシャンズ』(09)のジャック・ペラン×ジャック・クルーゾ監督コンビが手がけた新たなネイチャードキュメンタリー。氷河期が終わった2万年前から現代に至るまでの地球、そして生き物たちの壮大な生命の歩みを、野生生物の目線でとらえている。日本語版テーマソングに抜擢されたクリスタル ケイは「正式なオファーをいただく前に、そういうチャンスがあるかもというお話をいただいたんですが、その当日にスタジオに入ったんです(笑)。映画のテーマを聞いて、想像を膨らませて、メロディを考えてつくりました。気にいってもらえたらいいなと思っていたので、採用してもらえてすごくうれしかったです!」とオファーを受けた時の気持ちを告白。「とてもすてきな映画です。たくさんの動物のかわいいところやかっこいいところがたくさん出てきます」と本作をアピールし、「最後に私の『Everlasting』で温かい気持ちになってください」とメッセージを送った。配給するギャガは「厳しい自然環境の中、懸命に生き抜いてきた動物たち。家族のために愛情を注ぎ、闘い、そして世代へ引き継ぎ、果てていく…それはまるで人類も含め命あるものの宿命を描き出しているかのようです」と映画の魅力を伝え、「本作をアピールするためには、この永遠に続く壮絶な命のサイクルに"優しさ"と"喜び"を加えたいと思っておりました。クリスタル ケイさんの圧倒的な歌唱力にのせ"普遍的な愛"をテーマにした楽曲は、説明せずとも感動を引き寄せてくれると思い、今回書き下ろしでのオファーをさせていただきました」と起用理由を説明している。また、同楽曲を使用し、日本語版ナレーターを務める笑福亭鶴瓶と木村文乃のナレーションが入った本予告も公開。クリスタル ケイの歌声が映画を盛り上げ、鶴瓶と木村が優しく、力強く語りかけている。(C)2015 Galatee Films - Pathe Production - France 2 Cinema - Pandora Film - Invest Image 3 - Rhone-Alpes Cinema - Winds - Pierre et Vacances.
2015年11月25日野村周平、古川雄輝、間宮祥太朗、さらに中条あやみら、いま最旬の若手俳優たちが華麗に変身し、独創的で耽美的な人気コミックを映画化する『ライチ☆光クラブ』。このほど、待望のキャラクター集合ビジュアルが解禁となった。鬼才漫画家・古屋兎丸のロングセラーコミックを映画化した本作。物語の舞台は、黒い煙と油に塗れた蛍光町と廃工場の秘密基地“光クラブ”。大人のいない世界をつくろうとした思春期の9人の美しい少年たちによる裏切りと愛憎の物語と、彼らが作り上げた思考する能力を持つロボット“ライチ”と、少女カノンの恋が、圧倒的に美しくダークな世界観で描かれる。元祖メンバーでリーダーであるタミヤを演じる野村さんは、実質的に光クラブを支配するゼラ(古川さん)に服従しながらも、集団心理から目を覚していくという心の葛藤を表現し、正義感溢れるキャラクターを熱演。その物語を牽引するゼラこと古川さんは、これまでの好青年イメージを封印し、自身も一度挑戦してみたかったという徹底した非道キャラを怪演する。さらに、ロボット・ライチとのビジュアルが解禁されているカノン役の中条さん、そして妖艶な美少年ジャイボ役の間宮さんが、圧倒的な美しさを放ち、華を添える。このほか、ニコ役の池田純矢、雷蔵役の松田凌、デンタク役の戸塚純貴、ダフ役の柾木玲弥、カネダ役の藤原季節、ヤコブ役の岡山天音と、個性にあふれたそれぞれ芸達者な若手俳優たちが、外見のみならず、キャラクターの内面までを体現する。本作で衣裳デザイン・キャラクターデザインを手掛けるのは、『るろうに剣心』シリーズや三池崇史監督作品などを手掛けてきた澤田石和寛。“光クラブ”メンバーのキャラクターの個性を引き出すため、9人それぞれディテールの異なる学生服と学帽を用意した。特に制服は、映像の「闇」に埋もれてしまわないように色彩にこだわり抜かれており、ゼラの星印のある白手袋や雷蔵(松田さん)の真っ赤なマニキュアはもちろん、ダフ(柾木さん)の眼帯はホワイトレザーでハンドメイドで仕上げられているなど、各キャラクターを象徴するビジュアルを小道具に至るまで徹底させている。中2病男子の妄想耽美系ダークファンタジーとして、リアルを超越した役どころに挑む若き実力派俳優たちの競演が、ますます楽しみになってきた。『ライチ☆光クラブ』は2016年2月13日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月18日ITホールディングスグループのアイ・ユー・ケイは10月19日、バックアップ自動化ソリューション「IUKSYNC(アイ・ユー・ケイシンク)」バージョン1を10月20日より販売開始すると発表した。価格はオープン。同ソリューションは、「設定した時間」や「ファイル更新時」などの運用に合わせたタイミングで、対象のフォルダの状況を自動で検知してバックアップ先に送信する。送受信モジュールと管理モジュールだけでファイルの送受信が行えるなど、簡素化されたシステム構成により顧客の課題を解決し、ファイルのバックアップ運用に関するワークロードを軽減。また、バックアップソフトウェアの二重投資や運用の複雑性を排除して使用ネットワーク環境を有効活用するため、動的・静的帯域制御にはプロトコル「Skeed Silverbullet Protocol」を高速ファイル転送テクノロジーとして採用している。同ソリューションはWindowsとLinuサーバ環境で利用でき、使用可能帯域の上限により100Mbps、1Gbpsの2種類から選択可能だ。さらに、新ソリューションブランド「INeS :IUK New era-Solution」としてインフラソリューションとサービスの組み合わせにより、現場に近いソリューションを提供していく。2015年度は10社、来年度以降は年間50社への提供を目指す。
2015年10月20日宇宙飛行士の古川聡氏が代表を務める研究プロジェクト「宇宙からひも解く新たな生命制御機構の統合的理解(宇宙に生きる)」のキックオフミーティングが10月6日に都内で開催された。宇宙空間では無重力による骨格筋の萎縮、体液シフト、閉鎖環境による体内リズムの不調、宇宙放射線被ばくなど、人間の身体にとってさまざなリスクがある。古川宇宙飛行士は2011年に約5カ月半、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在し、宇宙酔いや地球帰還後の平衡感覚の喪失などさまざまな身体の変化を実際に体験した。その経験を通じて宇宙における生物学的リスクが「相乗的に作用するのでは?地上でも関連する問題があるのでは?」と感じたことが、同プロジェクトの発足を決意した理由だという。キックオフミーティングで登壇した古川宇宙飛行士は「これまで人類は宇宙に挑戦するためにさまざまな物理的障害を克服してきました。今、宇宙滞在最大のテーマは、無重力などの生物学的障害の克服です。宇宙という極限環境で地球生命体はどこまで恒常性を維持できるのか、それは"人類コスモ化"への挑戦、そして地上での問題へもつながっていると考えられます。」とプロジェクトの意義を語った。同プロジェクトの期間は2015年度から2019年度までの5年間で、宇宙という極限環境での生命制御機構の解明を目指し、無重力、閉鎖環境、放射線という3つの要素が生命体に与える影響について研究を行うほか、これら3つの要素を横断的につなぐ研究テーマを公募する。
2015年10月06日ケイ・オプティコムは、同社提供のMVNOサービス「mineo」において、au、ドコモいずれのプランにも対応した5.0インチAndroidスマートフォン「arrows M02」(富士通製)を11月19日より発売する。価格は未定。「arrows M02」は、5.0インチサイズのSIMフリーAndroidスマートフォン。au/ドコモ両ネットワークおよびVoLTEに対応しており、mineoが提供する「auプラン」「ドコモプラン」のいずれも利用可能となっている。ディスプレイには、高い色再現性とコントラスト比を実現した5.0インチ有機ELディスプレイを搭載。周囲の環境に合わせて輝度とコントラストを自動調整する「スーパークリアモード」により、屋外でも画面が見やすいとしている。また、富士通独自の技術「ヒューマンセントリックエンジン」の省電力機能によって、3日以上の使用が可能だという。そのほか、騒音が気になる場所でも、通話相手の声を自動調整して聞き取りやすくする「スーパーはっきりボイス4」や、2つのマイクで雑音を抑える「スーパーダブルマイク」、日本語入力システム「Super ATOK ULTIAS」などの機能を搭載している。主な仕様は次の通り。OSはAndroid 5.1。CPUはMSM8916(クアッドコア、1.2GHz)。内蔵メモリは2GB。ストレージは16GB。外部ストレージはmicroSDHC(32GB)。ディスプレイ解像度は1,280×720ピクセル。サイズ/重量は、幅約68.9mm×高さ約141mm×幅約8.9mm/約149g。背面には810万画素、前面には240万画素のカメラを内蔵。バッテリー容量は2,330mAh。IPX5/8に準拠した防水、IP6Xに準拠した防塵性能を備える。カラーバリエーションはBlack、White、Pinkの3色。通信面ではLTEをサポート。対応周波数帯はドコモ回線が、2.0GHz/1.8GHz/800MHz。au回線が2.0GHz/800MHz。そのほかWi-Fi、Bluetooth 4.1、おサイフケータイなどに対応している。
2015年10月06日