和食✕スーパーフード=新感覚!!2016年10月3日、大安の日、田町にオープンした「串焼きおばんざい 大安吉日」は、古民家をリノベーションした日本食のお店です。このお店で提供しているのは、キヌアやパクチーなど、和食で使われたことのない食材を調理した割烹メニュー。異なる文化をかけ合わせ、和食の新たな可能性を発信しています。中に入るとオシャレでモダンな空間が広がっており、1階は大きなカウンター席が特徴です。木の温かみにホッと一息ついて、目の前で料理が出来上がっていく様子を眺めることが出来ますよ。また、格子によって半個室になるテーブル席もあります。2階はテーブル席が用意されており、女子会や会社の宴会でも利用可能です。また、予約をしておけば貸し切りも可能となっています(貸し切りの利用人数は30名から)。古民家ならではの居心地の良さや、斬新で美味しい料理の評判が口コミなどで広がり、連日多くのお客さんで賑わっていますよ。また、外国人に親しみのある食材が多く使われているので、海外からのお客さんも多いようです。英語のメニューが用意されており、英語対応可能なスタッフもいます。駅チカなので集まりやすい「串焼きおばんざい 大安吉日」は、港区芝にあります。電車の場合最寄り駅はJR「田町駅」か、都営三田線、都営浅草線の「三田駅」です。田町駅からの場合は、西口を出て第一京浜を渡り、読売理工医療福祉専門学校の脇の一方通行を進みます。「塚田農場 田町店」のある角を曲がり、「BANBANZAI 田町三田店」の脇道を進んでください。三田駅からの場合は、A3出口を出て「TSUTAYA 田町駅前店」の方へ進み、田町駅からと同様に読売理工医療福祉専門学校の脇の道を進みましょう。両駅からはともに5分以内の道のりですので、駅に集合してワイワイ歩きながら探しても楽しいと思います。お店は大通りから奥まった場所にありますので、通り過ぎないように気をつけてくださいね。車の場合JR田町駅方面を目指しましょう。第一京浜の「田町駅西口」から飲食店街の方へ入り、読売理工医療福祉専門学校の脇の一方通行を進んで「塚田農場 田町店」のある角を曲がり「BANBANZAI 田町三田店」を探してくださいね。周辺は一方通行が多いので、道路標識に従って運転しましょう。なお、駐車場はありませんので、近隣のコインパーキングをご利用ください。周囲は飲食店が多く軒を連ねており道も狭いので、土地勘がない方や運転に自信がない方は電車を使う方が無難です。営業時間案内大安吉日の営業時間は、下記の通りです。ランチ:11:30~14:30(ランチ営業は月曜~金曜)ディナー:17:00~23:00定休日:なし平日はランチ営業もしていますので、まずはどんな料理なのか食べてみたい方は、ランチを狙ってみてはいかがでしょうか。ワンランク上のハイブリット割烹を堪能!大安吉日では、私たちが全く食べたことのない、新たな日本食を楽しむことが出来ます。最初に出される「先付け(500円)」は日替わりなのですが、器を含めて思わず写真を撮影したくなる、フォトジェニックフードです。お店の概要を楽しみたい方は、「大安コース(5,000円)」がオススメ。おばんざいや串焼きの盛り合わせなど全9種の料理に、飲み放題(2時間半)がついてきます。日頃の労をねぎらう会にオススメです。また、他にも魅力的な料理が揃っていますよ。とろ湯葉のお刺身風チアシード酢(680円)栄養豊富で美容公開も期待出来るチアシードを使っています。トロトロの湯葉の上にブロッコリースプラウト、紫キャベツ、ケールが盛り付けられており、お好みでチアシードをかけて食べます。見た目の可愛らしさと新感覚の味が、やみつきになる一品です。おでん盛り(10種・1,200円)寒い時期にピッタリのおでんは、定番の大根は勿論、キヌア巾着、赤こんにゃく、フルーツトマトなどの変わり種も多く入っています。練り物は全て店内で手作りされており、女性にも人気のメニューです。串焼き 5種盛り合わせ(1,200円)パプリカの肉詰め、スプラウトの肉巻き、紫芋団子のピーナッツバターチーズ等…見た目のインパクトもありますが、オリジナルのタレで焼かれた串は全て絶品です。特に粘り気のある紫芋団子は、食べごたえもありますよ。今や世界で人気の高い日本食。大安吉日は、昔から受け継がれてきたこの食事に、新たな可能性を提案してくれるお店です。21世紀に登場したハイブリット割烹料理を、一早く食べてみてくださいね。スポット情報スポット名:大安吉日 田町店住所:東京都港区芝5-20-22電話番号:050-5592-6147
2017年02月27日フォトジェニックな一本道で、まったりお散歩タイムを♪かつて花街として栄えていたペリーロードは、平滑川沿いに柳並木が連なり、石畳とガス灯、柳橋と下田の風物詩・なまこ壁、伊豆石造りの蔵や古民家が立ち並び、今ではレトロな街並みとして、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。なまこ壁とは、土壁に平瓦をはめ込んで継ぎ目に漆喰を盛り上げて固めたもの。維持費が嵩むため年々減ってきており、とても貴重なんだとか。このペリーロードは700mほどの道のりですが、まったりとお散歩するのにぴったり。映画やドラマにも使われているのも頷けるほどフォトジェニックで、カメラのシャッターを押す手が止まりません。風情ある古民家カフェでほっとひといき♪外観だけ楽しむのはもったいない! 歩き疲れたら、古民家を利用したカフェで小休憩を。古民家の内装を眺めながらの贅沢な時間を楽しんで。ペリーロード沿いには骨董店やアンティーク雑貨屋さんなどもあるので、お洒落なショッピングも。ペリーロードは、文明開化の足音に思いを馳せながら、まったりとお散歩できる場所。時の流れを意識せずに、為すがまま過ごすほど贅沢な時間はありません。日ごろは時間に追われているあなたも、このペリーロードに来たときは時間を忘れて過ごしてみませんか?ちなみに、ここは2016年版「時をかける少女」のロケ地にも使われたそうです。取材・文/中野さゆみスポット情報スポット名:ペリーロード住所:静岡県下田市三丁目電話番号:0558-22-1531(下田市観光協会)
2017年02月26日シルク・ドゥ・ソレイユ日本公演最新作「シルク・ドゥ・ソレイユ ダイハツ トーテム 仙台公演」の開幕まで約1か月と迫る中、仙台公演PR大使のLiLiCo、古坂大魔王らがトーテムの魅力を語った。シルク・ドゥ・ソレイユ ダイハツ トーテム チケット情報まずは、公演紹介のVTRを見ながら3人が「カッコイイ!」「こんなこと、生まれ変わっても出来ない!」と、身を乗り出して演目のひとつひとつにコメントをした。オリジナリティーあふれる演目ばかりで「VTRを見ながら2時間は語れる!」とキャイ~ン・天野が言い出すと、堰を切ったようにLiLiCoも「イケメンが自分のところまで飛んでくる演目がお気に入り! あとプロジェクションマッピングが最初すごすぎて、理解できなかった!」と、興奮を隠せない様子だった。実際の自然の映像を撮影して作られたプロジェクションマッピングは、気づかないくらいさりげなく、しかし華やかに演出に使用されている。また、演出家が日本を訪れて花道をイメージして作られた可動式ステージなど、最新技術を駆使した、独創的かつ幻想的なステージにも注目だ。この「トーテム」という作品は、人の好奇心・欲望・情熱を追い求め、人類の誕生から現在、そして未来へと数億年の旅を続ける、“不可能を可能にする人類の進化”をテーマにした壮大な物語である。ラスベガスで大ヒット中の『KA』の演出家 ロベール・ルパージュが創り出す、幻想的でアートな世界観、最新技術で七変化するステージ。そのステージを、世界最高峰の人間の限界を超えた究極のアクロバットでシルク・ドゥ・ソレイユが表現、観客を魅了する。シルク・ドゥ・ソレイユのアーティストが披露した演目は「ローラー・スケート」。照明が変わり音楽が流れ、会場は一気に幻想的なステージに。結婚式を連想させるステージで、ローラー・スケートを履いた男女のアーティストが、直径1.8mの小さな台座の上を、思わず息を呑んでしまうほどのスピードで回転、旋回する。どんどんスピードアップ、レベルアップしていく演技を観てLiLiCoは「セクシーだけれど、所作の美しさに感激。ふたりの空気感、究極の信頼関係が象徴されている」と話した。古坂大魔王は「とんでもないことが現実に間近で起きる。大人はめっちゃ驚くし、こどもが観てもおもしろい! 音楽も全部ひっくるめて楽しんでほしい」と話し、LiLiCoも「息ができないほど世界観へのめりこまれる。観終わった後の会場の外がおかしいと感じるくらい惹きこまれた」、キャイ~ン・天野は「演目が次から次へと変わりいっさい飽きない。どれも世界チャンピオンレベルなので、想像をはるかに超えるものが目の前で起きることに気分が高まる。日本でトーテムが観られる最後のチャンスがこの仙台公演!」とアピールした。『シルク・ドゥ・ソレイユ ダイハツ トーテム 仙台公演』は4月6日(木)から5月21日(日)まで仙台ビッグトップ(あすと長町)にて。チケット発売中。
2017年02月20日日帰りで行ける癒やしスポット都内でもお風呂のみならず、美味しい食事と本格的な日本庭園で、日常の喧騒から遠ざかり、リフレッシュ出来る施設が増えています。この記事でご紹介する「さやの湯処」も、落ち着いた空間でゆったりした時間を過ごすことが出来る施設なんですよ。さやの湯処の建物は、昭和21年に建設されたとある実業家の自宅でした。その翌年に全国から集めた銘石で、立派な日本庭園が完成したのです。それから約50年後の1996年、隣接した会社と工場の移転に伴い、この家は空き家となりました。主のいなくなった住まいは荒れ果て、庭とともに取り壊されるのを待つだけの日々。そんな中、この場所をどうにか残したいという動きが高まり、古民家再生のプロフェッショナルの力もあり、2005年、さやの湯処として新たなスタートをきったのです。さやの湯処の温泉は、都内でも珍しいうぐいす色のにごり湯。これを源泉かけ流しで楽しむことが出来ます。また、リラクゼーション施設や落ち着いた御食事処が併設されているので、心身ともにリラックスして、リフレッシュすることが出来るのです。きっと求めている癒やしがあるはず、そんなさやの湯処について、もっと詳しくご紹介します。大型駐車場も完備さやの湯処は、東京都板橋区前野町にあります。■電車の場合最寄り駅は、都営三田線の志村坂上駅です。駅を出たら、首都高速道路5号線の方へ向けて歩きます。見次公園と高速道路を通り過ぎ、イオンスタイル板橋前野町を左折。445号前を渡ると到着です。徒歩で約8分の道のりですので、散歩の気分で歩いてみてくださいね。■車の場合最も近い高速道路のインターは、首都高速5号線の中台インターです。イオンスタイル板橋前野町を目指しましょう。駐車場は敷地内無料駐車場が90台、またイオンスタイル板橋前野町とも提携していますので、駐車券を持参すれば5時間無料です。利用料金案内施設の基本的な利用料金は以下の通りです。“入館料大人料金平日870円土/日/祝日1,100円子供料金(小学生以下)平日550円土/日/祝日750円”出典:銭湯価格ではありませんが、丸1日ゆっくりすることが可能ですよ。岩盤浴や貸切風呂、マッサージなどは、別途料金がかかります。ただ、オムツ使用のお子さんや生理中の方は脱衣所や浴室を利用することが出来ませんので、ご注意くださいね。“さやの湯処 ご利用案内”出典:源泉かけ流しの贅沢をどうぞさやの湯処のお風呂は、天然温泉を源泉かけ流しで利用することが出来るようになっています。珍しいうぐいす色のにごり湯は、空気に触れず酸化していない証拠。加水も薬剤も使われていないお湯は、PH7.4の弱アルカリ性です。お肌がスベスベになり、湯冷めもしにくいので、冷え性で悩んでいる方にオススメです。適応症は、神経痛や関節痛、筋肉疲労などです。切り傷や皮膚乾燥症にも効果が期待出来ます。■源泉風呂保温性に優れているので湯冷めしにくく「熱の湯」と呼ばれています。1年を通じて気持ち良い温度で入ることが出来ますよ。■露天風呂緑に囲まれた空間で、温泉に入ることが出来ます。昼と夜では違う印象の景色を眺めることが出来ますよ。なお天然資源保護のため、この温泉は加水されています。また、衛生管理のためろ過装置等が使用されています。■内湯高濃度炭酸泉や立湯、寝湯、座り湯など、様々なお風呂が用意されています。大きな窓から外を眺めながら、ゆったりくつろぐことが出来ますよ。岩盤浴やエステで更に綺麗に!さやの湯処にあるお風呂以外の施設を、簡単にご紹介します。■サウナサウナはドライサウナとスチームサウナがあります。スチームサウナは薬草塩蒸風呂となっており、薬草はヨモギと和漢薬草の週替りです。■岩盤処岩盤浴は「春夏秋冬」の4つのエリアに分かれています。庭を眺めながらのんびり過ごすことが出来る「春」、ブラックゲルマニウム等、3種類の高温岩盤浴でじっくり汗をかくことが出来る「夏」、薬宝玉石で肌に優しい中温岩盤浴が楽しめる「秋」、ほてった体を冷気で引き締め、岩盤浴と交互に利用することで高い効果を発揮する「冬」、4つのエリアを有効に活用して、体の内側から綺麗になりましょう!なお、館内着・バスタオル・フェイスタオルがセットになったセット(520円)がありますので、手ぶらでも楽しむことが出来ます。■癒し処(リラクゼーション)アロマテラピーを活用したトリートメントや、古い角質を取り除くマッサージなど、全身を綺麗にしてくれるサービスが用意されています。また「うたたね処」という静かな空間が用意されており、昼寝や読書など、自分の時間を過ごすことも出来ますよ。■お食事処昭和の住まいを現代に蘇らせた趣のある空間で、庭を眺めながら食事が出来ます。季節ごとの限定メニューがオススメですよ。また、個室もありますので、家族や大切な人と、ゆっくりと食事を楽しむことも可能です。四季折々の様相を楽しめる日本庭園と、気持ち良い天然温泉、マッサージに食事と、1日じっくり楽しむことが出来るさやの湯処。一人で楽しんでも良し、気心の知れた仲間と一緒でも良し、自分だけの楽しみ方を見つけに行きましょう!店舗情報店名:前野原温泉・さやの湯処TEL・予約:03-5916-3826住所:東京都板橋区前野町3-41-1アクセス:都営三田線「志村坂上」駅A2出口より徒歩8分営業時間:10:00〜25:00(最終受付24:00)
2016年12月07日子連れでたのしめる文化総合施設「東京おかっぱちゃんハウス」を知っていますか?文化や芸術を楽しみたい秋、子連れでおでかけしてみたい!でも、赤ちゃんを連れてゆっくりできるところなんてあるのかしら…。そこで今回は、上石神井にある「 東京おかっぱちゃんハウス」に行ってきました!子育て真っ最中のパパ&ママが主宰!東京おかっぱちゃんハウスは、Eテレでアニメ化された「おかっぱちゃん旅に出る」を描くイラストレーター Boojilさん夫妻が営む文化複合施設。アトリエ兼イベントスペースで、カフェとしても利用できます。実はBoojilさん夫妻にも1歳半になる息子さんがおり、**ウーマンエキサイトでの連載、「 おかっぱちゃん子育て奮闘日記」も人気**です。不定期で様々な展示やイベントが催されていたり、イベントがない日もCAFE営業をしており、子連れでゆっくりとした時間を過ごすことができます。築60年!どこか懐かしい、日本家屋♡まさに昔ながらの日本家屋。入口も立派!田舎のおばあちゃん家に入るような感覚で玄関で靴を脱ぎます。中に入ると日本家屋の雰囲気はありながらも、Boojilさんの作品や世界の各地の民芸品、CAFÉのキッチンにはカラフルなメキシコのタイルとパペルピカド(ガーランド)と、遊び心たっぷり。外のテラスも気持ちの良い空間です。ハイハイできちゃう大広間イベントスペース奥に入ると、広々とした畳の大広間。ごろん〜はいはい時期の赤ちゃんにはぴったり!ひろ〜い畳の部屋で、ゆったり過ごせます。こちらでは、期間限定で展示やイベント、コンサートなどなど様々な催しが行われており、我が子もある日のコンサートに参加。子育て中はコンサートになんていけないだろうな〜と思っていたけれど、ここなら何の気を使うことなく、ママものんびり。親子ともに癒しの時間になりました♪沢山のお子さん連れが訪れるので、子育てサロン的な雰囲気も。趣味の近いママたちとお話しでき、新たな友達もできました♡縁側は、ベビーコーナーとしてCAFEスペース近くの縁側はおむつ替えなどができるスペースがあります。また、イベントによっては、小さな奥のお部屋をベビールームとして開放していることも。授乳もゆったり行えました。掘りごたつ&カウンター席では、日替わりカフェメニューあり!日替わりカフェのCAFÉMUNDOでは、日替わりでCAFEメニューが楽しめます。この日は、台湾にルーツをもつ、りてこさんによる台湾ランチ。りてこさんオリジナルのから揚げは絶品!多国籍な味に、どこか遠い国へ旅行に行った気分に♪また、日替わりで届くスイーツもおススメです。掘りごたつのお座敷が、子連れには嬉しいですね♡旅やアートを感じる、さまざまなイベント企画を開催何といっても、様々なイベントが開かれているのが、面白い!これまでにも、コンサートやトークショー、アーティストさんの展示、蚤の市、映画上映会などなど幅広いラインナップ。どのイベントも、子連れにはとても寛容で一緒に楽しめる企画を立ててくれています。靴をぬいでゆっくり展示が見れるのも嬉しい!この秋、子供と一緒にお出かけしてみては?11月は、メキシコのFIESTA☆11月22日~27日は、メキシコにゆかりのあるSHOPによる展示販売やメキシコトークイベント、ワークショップなど、“メキシコ”に触れられる「 MEXCO WEEK FIESTA」を開催。わたしも、オーナーBoojilさんとともに「子どもとめぐるメキシコ」などのトークショーをする予定です!期間中は、アイシングクッキーのワークショップも開催。ベビー連れでも、わんぱくキッズでも、みんなが楽しめるイベントです!その他イベント情報は、東京おかっぱちゃんハウス FACEBOOKページや インスタグラムで随時更新されます。子どもとふたり、今日はどこへ行こうかな〜なんて悩んだ日には、ぜひ訪れてみては♪
2016年11月20日「遠くから来た人、近くに住む人、そして自分たちの…寄りどころ、拠りどころ、縁りどころ…そんな存在でありたいと店名をヨリドコロに決めました」とコメントするのは、鎌倉にある干物カフェ「ヨリドコロ」の代表、恵武志さん。 江ノ島電鉄の稲村ヶ崎駅から徒歩2分。江ノ電の線路わきに建つ大正時代の古民家で、以前は洋服の仕立て屋さんでした。大工さんや近所の方の助けを借りながら、外壁を塗り、床を張り、半年かけてリノベーションしたそうです。立ち上げメンバーは旅好きの3人。旅好きな人が集まる古民家の宿泊施設を作りたいと一念発起し、地元である神奈川エリアで物件を探しました。しかし、なかなか理想通りの物件は見つからず、探し始めて1年が過ぎた頃、鎌倉で古民家再生バンクを手がけている島津さんに出会い、やっとこの物件に巡り合いました。ただ、宿泊施設にするには条件的に難しかったので、旅を軸にいろいろな情報を発信できる場所として、自分たちの夢をかなえる0号店として、ヨリドコロをスタートさせました。 営業は朝7時から、卵かけ御飯や納豆定食が500円、あじやさばの干物定食が600円で、しっかりした朝ごはんをいただけます。11時のランチからは、あじやさば、かますなどの干物定食が1,000円から。こだわり卵、梅干、納豆などをオプションで追加することもOKです。干物は恵さんの実家である干物専門店「丸恵」から取り寄せた、無添加の天日干しです。この日は塩さば定食を注文。焼いているそばから食欲がわく香りが漂い、出てきた塩さばは脂がのって身もふっくらしていてとてもおいしいです。もうひとつのおススメは、神奈川県内の養鶏場を回って見つけた卵を使った卵かけご飯。おすすめの食べ方を教えていただきました。まず、黄身と白身を分け、卵白を泡立てご飯全体にまぶします。そこに、黄身を落とし、醤油をちょろっと。濃厚な黄身、うなってしまうおいしさです。旅人の特等席はカウンター。窓の外には線路に面した家々や、線路を歩き自転車を引いて出かける人たちの日常の様子が見えます。 テラス席は犬連れもOK。踏切の警報機がカンカンカンと鳴り出すと、もうすぐ電車が来るよという合図。すれ違いのためにお店の前で電車が止まることも。「おいしい食事を提供するのは当たり前だと思いますが、また行きたいなと思っていただける店にするには、スタッフのキャラクター、人が大事だと思っています。お客様にどういう気持ちでお帰りいただくかを考え、また立ち寄りたいなと思ってもらえるおもてなしをするのが、僕たちの役割です」と話すのは、副代表の中田よしのりさん。奥は座敷スペース、お子様連れもゆっくりできます。 そんなヨリドコロが、葉山の真名瀬港に夢だった古民家宿泊施設「港の灯り」を9月にオープンさせました。築100年の漁師の家で、母屋は1日1組限定の宿泊、離れはテイクアウト専門のコーヒースタンドになります。古き良きものと新しいものを融合させ、街を活性化したい、新しいカルチャーを発信していきたいとスタートした「ヨリドコロ」は0号店、夢の宿泊施設「港の灯り」は1号店です。ヨリドコロ神奈川県鎌倉市稲村ヶ崎 1-12-16tel:0467-40-57377:00~18:00不定休URL: Facebook:
2016年11月18日一度閉店し、復活した下町の喫茶店谷中町の入り口にある、『カヤバ珈琲』。町のシンボルとして、昭和から多くの人に親しまれてきた「喫茶店」です。実は、一度閉店をしましたが、周囲の協力により2009年に当時の面影や人気メニューを残しつつ、新たなデザインを加え、復活したエピソードをご存知でしょうか?お店の「カヤバ珈琲」という名前は、榧場伊之助さんという創業者の名前が由来となっています。昭和13年に創業して約70年近く営業し、お亡くなりになるまで、ずっと近所の人々の憩いの場所になっていました。店主が亡くなり閉店状態が続いていたところを、台東区の歴史のある建物を残していく活動をしている「NPO法人たいとう歴史都市研究会」や、銭湯を改装したギャラリー「SCAI THE BATHHOUSE」の有志によって、お店の復活を目指し、2009年9月にリニューアルオープン。大正5年に建てられた木造の家屋は老朽化した箇所のみ修繕し、看板やイスなど往時の設えを残したこの喫茶店に愛着を持つ地域内外の人の支援を得て、「カヤバ珈琲」が復活しました。往年の味を忠実に再現した名物のたまごサンド名物「たまごサンド」(500円)に挟んであるのは、ゆでたまごではなくフワフワのたまご焼き。パンとたまご焼きのみのシンプルな構成ながら、からしマヨネーズや塩の効かせ方が絶妙なやさしい味わい。かじりついた瞬間に、ついほころんでしまう、往年の味を忠実に再現した名物メニュー! 食事と一緒に楽しみたいドリンクも『カヤバ珈琲』オリジナルのメニューが充実しています。創業当時から人気を博している「ルシアン」(500円)はコーヒーとココアが半分ずつミックスされていて、コーヒーが苦手な人もおいしく味わうことができます。昭和喫茶の思い出が残る、椅子、カウンター、食器等を眺めながら、時代を超越したレトロモダンな空間で、心豊かな憩いのひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか?取材・文/中島和美店舗情報店名:カヤバ珈琲TEL・予約:03-3823-3545住所:東京都台東区谷中6-1-29アクセス:JR山手線日暮里駅から徒歩10分東京メトロ 千代田線根津駅から徒歩10分営業時間:月―土8:00~23:00日8:00~18:00定休日:年中無休
2016年07月23日大田区の池上駅から徒歩10分。池上本門寺の門前にある、黒ずんだ板壁が目を引く木造2階建ての古民家が、カフェ「蓮月(れんげつ)」です。■取り壊しの危機にあった建物をカフェとして再生建築は昭和2年。もとは池上本門寺への参拝者の旅籠として使われ、その後は長い間、蕎麦屋「蓮月庵」として親しまれていましたが、店主が高齢のためのれんを下ろした後、取り壊される危機にありました。しかし、「宮大工が釘を使わない木組み工法で造り上げた歴史ある建物を残したい」と、近隣の住民を中心に有志が“池上和文化プロジェクト”を発足、保存に向けてアイディアを出し合い、カフェとして再生しました。群青色のパリッとしたのれんをくぐり、蕎麦屋の風情を残すスリ板ガラスの引き戸を開けると、小上がりの先に、うすぼんやりと中庭が見えます。 土間には、蕎麦屋時代から使われていたテーブルや椅子、入口の壁には昭和12年に書かれたメニュー表がかけられ、時計の針が逆戻りしたような感覚を覚えることも。 ■ランチからおつまみまで、メニューも豊富お昼はトーストなどの軽食のほかに、厚切り照り豚丼、カレーライスなどのご飯ものや甘味があり、夜はお酒に合うおつまみも豊富です。1階は厨房とテーブル席とソファ席とカウンター席、年月が刻まれた古いものと新しいものが混在した落ち着いた雰囲気。ブレンドコーヒーは、カラフルでモダンな波佐見焼の器で提供されます。 ほうじ茶プリンは人気のスイーツ。 男女ともに人気の温玉そぼろ丼、そぼろの下にはちぎった海苔が敷かれ、添えられた小松菜はシャキシャキとした食感。蕎麦屋時代の名残を感じる名入れの器がご愛嬌です。 ■2階はレンタルスペースとしても使用可能2階は、結婚式の宴会場として使われていたという畳敷きの大広間で、床の間に掛け軸、襖、千本格子、ちゃぶ台に座布団などが置かれ、風情があります。ここではお食事をいただけるのはもちろんですが、レンタルスペースとして使用も可能で、ベビーマッサージの教室なども開催されています。 蓮月のコンセプトは“家族”。家族と共にいる暖かな空間を後から振りかえると幸せだと思えるように、人と人の繋がり、ぬくもりを感じられる場所にしたいそう。スタッフの方が親しく声をかけてくださる気兼ねのいらない雰囲気は、もうひとつのわが家のよう。心がほどけるような憩いの場所です。 古民家カフェ 蓮月 東京都大田区池上2-20-11tel.03-6410-546910:00-22:00 (LO.21:30)不定休
2016年07月19日俳優の高橋克典が8日、神奈川・横浜郊外の古民家で行われたBSジャパンの新番組『ワタシが日本に住む理由』(4月11日スタート 毎週月曜21:00~)のロケに登場し、報道陣の取材に応じた。同番組では、日本に暮らす外国人をゲストに招き、生活ぶりや仕事ぶり、日本の好きなところ・嫌いなところを紹介していくことで、日本人の「知らなかった日本」を再発見する。外国人ゲストとのトークの内容について、高橋は「お風呂について言う人がすごく多い。気持ちいいみたいで、そこか! と思うんですが」と驚きをを語った。ゲストは海外から日本に移住しているため、実は日本人よりも日本の文化について「よく知っている」と話し、日本人として「これでいいのか」と我が身を振り返ることもあるという。高橋は「ゲストの方々の目線がマニアックで面白い。若い時はみんな派手なことに目がいってしまったけど、こういう楽しみ方ができるようになってきて、"オッサンライフ"の始まりは楽しいです」と語った。さらに「だんだん散歩番組の面白さに気がついてくる」「盆栽の渋さを良いなと思うようになる」と自身の変化について明かしたが、「本当にオッサンだなと思います。どうなんだろう。不安になったりしますけどね」と複雑な心情ものぞかせた。現在、外国人を取り上げた番組が多く作られているが、他番組との差別化について、高橋は「地上波のバラエティー番組ではできない、生活に踏み込んだ番組にしたい」と抱負を述べた。
2016年04月08日ロッテリアは5月19日~6月下旬までの期間限定で、「蒙古タンメンバーガー(特製スープ付き)」、「蒙古丼バーガー」を全国のロッテリアで販売する。なお、東京都内43店舗のロッテリアでは、5月15日に先行発売する。○人気の"からうま"ラーメン店と夢のコラボレーションが実現「蒙古タンメンバーガー(特製スープ付き)」は、創業以来辛味と太麺が特徴の「蒙古タンメン」で多くのファンを持つラーメン店「蒙古タンメン中本」監修のもと、ラーメンとハンバーガーをコラボレーションさせたもの。ハンバーガーは、主役となるパティを麺に見立て、そこに「蒙古タンメン中本」の数種類のスパイスが香る"からうま"特製麻婆豆腐をかけている。スープは門外不出の秘伝の味噌ダレを再現した、コクと旨味が特徴の一品だという。価格は単品(スープ付き)で650円(税込)。「蒙古丼バーガー」は、中本の「蒙古丼」をイメージした、ライスとハンバーガーのコラボレーション商品。ライスをパティに見立て、歯ごたえのあるレタスと特製麻婆豆腐にマヨネーズを加え、ピリ辛の中にもマイルドな味わいのハンバーガーに仕上げたという。価格は単品340円(税込)。ポテトセットは690円(税込)。また、「蒙古タンメン中本」シリーズのサイドメニューとして、「ふるポテ(蒙古タンメン風味)」も5月26日より販売する。"からうま"風味に仕上げ、パッケージには「蒙古タンメン中本」の顔である白根誠社長の写真を採用。味も見た目もインパクトのある「ふるポテ」となっている。価格は単品300円(税込)。
2015年05月08日東京都渋谷区神南の渋谷シダックスホールで、日本酒の熟成古酒がテイスティングできる「熟成古酒ルネッサンス2015」が行われる。開催日は4月12日。完全入れ替え制の2部構成で、1部が14時~16時、2部が17時~19時となる。参加費は前売り2,000円/当日2,500円(税込)。○入手困難とされる秘蔵の古酒も登場同イベントは、満3年以上蔵元で熟成させた、糖類添加酒を除く清酒である「熟成古酒」をテーマに開催されているもの。入手が難しいという"秘蔵の古酒"を含めた、100種類以上の熟成古酒を試飲することができる。参加する蔵元・酒販店は、朝日川酒造、小嶋総本店、奥の松酒造、本田商店、下越酒造、白木恒助商店、麗人酒造、沢の鶴、南部酒造場、南部美人、島崎酒造、岩瀬酒造、酒井酒造、飯沼本家、一ノ蔵、鈴木酒造店、森本酒造、名手酒造、木下酒造、木戸泉酒造、澤田酒造、杜の蔵、吉村秀雄商店、愛知屋、おけい茶屋・熊谷商店、たけくま、望月、よこぜき、大黒屋・大塚。また、東京都品川区の酒縁・川島が熟成古酒に合わせた酒肴を出品する。なお、熟成古酒のプロが一般の人から寄せられた古酒の熟成具合を鑑定する、恒例の「熟成古酒鑑定団」も開催されるとのこと。
2015年04月10日「パンとエスプレッソと」での成功経験がきっかけとなり、國友さんはさらにコーヒーに注力。より専門性を深めた「表参道コーヒー」をオープンさせる。趣ある日本家屋の古民家の中に2×2mのキューブを設置。念願だったキオスク形式のスタンドで、クオリティーが高く適正価格のコーヒーを追求している。「駅の売店でおいしいコーヒーが飲めたら最高だよね、ということで行き着いたのがこのスタイル。砂糖の要不要かからはじまり、お好みや気分に合わせて豆の詰め方、味の出し方を調整しながら、お客様の要望に沿う一杯一杯を提供していきたかった」「表参道コーヒー」では、マシンもあえてお客様に見えやすいポジションにセッティング。お客はコーヒーがホルダーから落ちる様子を見られるし、一方のバリスタも良い緊張感を持って仕事に当たれるという。バリスタが白衣に袖を通しているのもそう。お客様と向き合って豆や飲み方の説明をし、プロファイリングするように好みを聞いて、リクエストに合った最高の1杯を入れる。バリスタだが、カウンセリングという意味が十分過ぎるほど表れているようだ。國友さんが理想とする提供スタイルは茶の湯に通じる世界観があり、1対1で茶をたてるお点前のようなサービスこそ、日本のコーヒーショップのあるべき姿というわけだ。國友さんが「引き算の美学です」というように、紅茶やソフトドリンクといった類もメニューから外し、フードもなし。オープン当初こそ不安もあったそうだが、フタを開けてみれば専門店にしたことが功を奏し、コーヒー好きが集まった。「バリスタとお客様がコーヒーというある種のコミュニケーションツールを通じて、情報や人脈がつながったりもします。イタリアでは『その町のことが知りたければバリスタに聞け』というくらいバリスタという存在は情報のハブだった。昔の喫茶店からそういう要素はあったのだとも思います」。國友さんはまた、東京コレクションやファッションブランドへのケータリングをきっかけに、雑誌『モノクル』が発信する世界初のカフェ・「モノクル・カフェ」(東京・有楽町)やセレクトショップのコーヒーのディレクションも担当。異ジャンルとのコラボにも成功している。3/3--最後は、デザイナーやクリエーターの心を射止めた國友栄一さんのコーヒーとその味わいについて。
2015年03月28日イタリア人のシルバさんが手がけた「La vie a la Campagne(ラ・ヴィ・ア・ラ・カンパーニュ)」は、自分で作ることをカタチにした“ヨーロッパの田舎”をコンセプトにした一軒家のカフェ&レストラン。モーニング、ランチ、ディナーと活用できます。日本の古い家を改装して作られた内装は、壁、棚、階段、どこを切り取っても詩的で外国の雰囲気、ため息がでるほど魅力的です。1階は食パン、ブルーベリーロール、カンパーニュ、オリーブやチーズのパン、フォッカチャ、ドライフルーツパンなど、ここにしかない顔をしたパンが並びます。また、季節の手作りジャムは、いちごとバナナ、パインとキウィ、みかんとキウィ、マンゴとキウィ、いちごとシトラスと、意外な組み合わせでどれにしようか迷ってしまうくらい豊富です。2階のカフェは、ヨーロッパのアンティーク、長テーブル、教会の椅子、大きなガラス瓶が並び、飾られたドライフラワーまで西洋絵画のようですべてが愛おしいと思えるほどです。この光と影が創りだす美しい場所が朝の9時にはオープン。長テーブルに9席、テーブルが4卓、カウンターが5席と十分に席が用意されています。ブランチとしていただいたのは、店名でもあるラ・ヴィ・ア・ラ・カンパーニュ、ダイナミックに半斤分の食パンを使ったピザトーストで、他にはひよこ豆と野菜のスープとグラタン、チキンとポテトのバルサミコ煮がありました。田舎風のどっしりとした食パンをくり抜いた中には、ラタトゥーユとたっぷりのチーズ、ナイフを入れると湯気が上がりました。シナモンの香りが効いたスパイシーなキャロットケーキとコーヒー。オーナーのシルバさんの作り出す世界は豊かで遊び心があり、インテリアのお手本にしたい要素がいっぱい。心のままに過ごせる場所です。La vie a la Campagnetel.03-6412-7350東京都目黒区上目黒2-24-12モーニング9:00~11:30 ランチ11:30~14:30ティータイム15:00~18:00 ディナー18:00~22:00不定休 ・公式サイト
2015年02月22日暗闇坂宮下は10月16日、「神楽坂おいしんぼ」の姉妹店「瓢箪坂(ひょうたんざか)おいしんぼ」をオープンさせた。「神楽坂おいしんぼ」は、神楽坂の裏路地に位置する和食とお酒を気軽に楽しめるお店。このほど、古民家をリノベーションし、姉妹店として「瓢箪坂おいしんぼ」を開店した。洋間と畳部屋を配置した店内は、古民家の風情の中に、昭和の雰囲気が感じられる趣ある空間となっている。料理は「神楽坂おいしんぼ」の名物である自家製豆腐や生麩(ふ)料理のほか、オリジナルメニュー「出汁巻き卵」なども用意した。食材の魚介や野菜は旬のものを産地より直接仕入れ、一番おいしく食べられるような方法で板前が調理し提供する。ドリンクは日本酒をメインに豊富に取りそろえた。日本酒に合う小鉢や珍味などの酒肴(しゅこう)も充実させている。営業時間は、ランチが11時30分~15時、ディナーが17時~23時。定休日は日曜。
2014年10月17日美味しくて、たくさん食べられて、健康になれる、そしてちょっとステキなお店だったりすると、つらかった仕事のことも忘れちゃう。働く女性のために心も体も満たされる、ご褒美レストランを紹介。この1食が、あなたの明日を救います。■目黒川沿いに佇む古民家、大きな窓から季節の景色が楽しめる空間今、夏木立の緑がまぶしい目黒川沿い。そこにひっそりと佇む古民家レストラン『N_1221』。長い時間を経て風合いが増した柱や擦りガラスの内装は、田舎のおばあちゃんの家に遊びに来たような、懐かしい錯覚を呼び起こす。不揃いなアンティークの椅子や、手作りの照明など、インテリアの一つ一つにもハンドメイドの温かみが感じられる。「都心の中目黒に、ゆったりくつろいでいただける空間を作りたかった」とバーマネージャーの神川麻梨子さん。『N_1221』という店名は、「中目黒」「ナチュラル」の「N」に、店舗住所である「1-22-1」を縮めてくっつけたのが由来。飾らない素朴な雰囲気が、店の名前にも表れている。1Fの大きな窓から目黒川を臨み、春には桜、夏には緑を楽しむことができるとあって、季節が変わるごとに訪れたくなるお店だ。 ■素材の魅力を120%引き出す焼き野菜、季節感たっぷりの料理を五感で味わう実は『N_1221』は、中目黒にあるナチュラルレストラン『N_1155』の姉妹店。『N_1155』と同じように厳選した旬の野菜を、よりカジュアルに味わえるのが特徴だ。グリルやボイルもおいしいけれど、最もシンプルに素材の味を活かすため、鉄板焼きを採用した。強火でさっと焼き上げた野菜は、中までしっかり火が通り、香ばしい匂いや焼き色が食欲をそそる。「野菜のどこを活かすか、いつも考えています。例えば、甘みを引き出すためにタマネギを低温でじっくり焼いたり、カボチャをホイルに包んでローストしたり。トマトやオクラなどの生でもおいしい夏野菜は、強火でさっと焼き、香ばしさを強調しています。みずみずしさや香り、酸味など、野菜によって魅力はさまざまなので、調理方法も変えなければなりません」 >>続きを読む
2014年07月26日パナソニックの企業美術館・パナソニック 汐留ミュージアムは、「日本の民家一九五五年二川幸夫・建築写真の原点」展を、2013年1月12日から3月24日まで開催する。同展は、1959年に毎日出版文化賞を受賞した同名の写真集「日本の民家」(全10巻・美術出版社)に収められた、日本各地の民家を写した280点の中から厳選。また新たに約70余点を選び、最新のデジタル出力技術により新たにプリントして紹介する。「日本の民家」で数々の美しい日本の民家を撮影した二川幸夫氏は、確かな評価眼を通して見たものを建築写真として、60年にわたって作品を発表してきた。フランク・ロイド・ライトの全作品集を始め、近現代の名建築を撮った写真は世界で高く評価されている。80歳を超えた今も現役で活躍し、年の半分近くを海外取材に費やしているという。同展では、国・県文化財指定を受けた一流の民家や、日本人の自然風景の中に溶け込んだ民家の写真を展示。完璧な構図とディテールの素晴らしさ、民家の気品を感じることができる。本質的な美しさとたくましさを引き出す新しい視点、若き日の二川氏が体当たりで撮ったダイナミズムあふれる写真を鑑賞できる。同展は2013年1月12日~3月24日の10時~18時まで開催。入館料は一般700円、大学生500円、中・高校生200円、小学生以下は無料。なお、展覧会と同時に二川幸夫自身による新たな編集で、同書の“決定版”も出版されるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月13日酒蔵の知恵から生まれた、体の内側からぽかぽか温まる、温活メニューをご紹介。今回は、ドライフルーツに温めた熟成酒(古酒)を注ぐだけの簡単レシピをご紹介。芳醇な香りと、とろけるような甘味が華やかに調和する。材料 1人前・百々登勢 五年 50mL・お好みのドライフルーツ(イチジク、レーズン、クランベリー、杏、マンゴー etc…) 作り方1.グラスにドライフルーツを盛り付けます。2.ぬる燗(40度程度)に温めた百々登勢(または純米酒)をドライフルーツが浸る程度に注ぎます。※少し時間をおくと風味が増し、さらに美味しくなります。お酒のおつまみだけではなく、直接浸すという活用方法もあったとは…ドライフルーツは奥が深い。ぬる燗の純米酒でも楽しめるので、ぜひいろいろ試してみて。・今回使った古酒: 百々登勢 五年 ・レシピを詳しく見る:「 古酒で楽しむ フリュイ・オ・サケ 」
2011年11月14日