吉本興業は5日、エンターテインメント業界で活躍するクリエイターを育成する専門学校「沖縄ラフ&ピース専門学校」を2018年4月に沖縄・那覇市に開校することを発表した。認可校としては沖縄発となる。同校のテーマは"あそぶガッコ"。自分も楽しみながら人を楽しませる"あそぶ力"を育み、国内外で活躍できる人材の育成を目指す。学科・コースは2学科・4コースで、クリエイティブ学科はマンガコースとCG・アニメコース、パフォーミングアーツ学科はパフォーマーコースとプロダクションコース。2年制で、1学年合計80人となる。入学資格は、学校教育法による専門学校の入学資格に準じており、当てはまらない人は別途相談とのこと。入学試験はなく、願書に名前を記入して郵送するだけで手続き完了。先着80人で、応募者が80人を超えた場合は抽選となる。入学願書受付は10月5日より開始し、今後沖縄県内外で学校説明会を行っていく。講師にはエンターテインメント業界を牽引するメンバーが名を連ね、マンガコースでは、『週刊少年ジャンプ』の編集長を経て、コアミックスを設立した堀江信彦氏、CG・アニメコースでは、Netflix世界配信作品『火花』のプロデューサーを務めた古賀俊輔氏。また、パフォーマーコースでは、トニー賞を3度受賞したヒントン・バトル氏や、海外ドラマ『HERO』で知られる俳優・プロデューサーのマシ・オカ氏らが務める。この日、同社の東京本部にて会見を開き、同行理事長の水谷暢宏氏、校長の竹田和夫氏、講師メンバー、また、世界で活躍するクリエイター、パフォーマーとしてジミー大西、陣内智則が出席。ガレッジセールのゴリと川田が司会を務めた。育てるのは即戦力。マンガコースの講師・堀江氏は「この学校に来ていただければ、担当編集者がつき、実際に漫画家を鍛え上げていく。卒業したときには即デビューを目指すという教え方をしていきたい」と説明し、水谷理事長も「全員デビューに向けて頑張っていきたい」と宣言。ジミーは「俺も入りたい。1期生で行こうかな。マンガコースで学びたい」と興味津々だった。吉本興業は2009年より沖縄で映画祭を開催。沖縄は伝統芸能にあふれ、アジアの中心に諸外国からの文化的影響も受けながら多くのエンターテインメント人材が輩出しており、人材育成の場として素晴らしい場所との理由で、開校の地に選ばれた。
2017年10月05日イオンエンターテイメント株式会社と吉本興業株式会社が、映画の製作・宣伝・配給・興行業務において提携することを発表した。イオンエンターテイメントは、日本国内最多(90館、763スクリーン)のスクリーン数を誇るイオンシネマの運営会社。コンテンツホルダーであり、かつ制作能力を持ち合わせた吉本興業との提携によって、今回新しい映画コンテンツを共同で製作、宣伝、配給、興行していく。また、映画関連の商品開発や映画から派生するイベントや展示会などの開催で、多面的に映画コンテンツに触れられる機会を創出し、いままでにない新たな形の興行にも挑戦していくという。そして今回、イオンエンターテイメントと吉本興業で取り組む映画のラインナップ候補として、「キングコング」西野亮廣作の32万部を超えるヒット作となった絵本「えんとつ町のプぺル」(アニメ)などを検討中。なお、これまでも2社は2013年9月エンターテイメント事業に関する基本協定を締結し、よしもと幕張イオンモール劇場のオープン(2013年~)、ハイスクールマンザイの合同開催(2009年~)、クールジャパン・コンテンツを海外で展開する合弁会社(MCIPホールディングス)への出資(2014年~)などで双方の「強み」をいかした共同事業を積み上げてきている。(cinemacafe.net)
2017年09月28日吉本興業の11館目となる新劇場「よしもと西梅田劇場」が25日、大阪・西梅田スクエア(旧大阪中央郵便局跡地)に誕生。盛大にオープニングセレモニーが行われた。劇場の玄関前で行われたテープカットには、吉本興業の吉野伊佐男会長、大﨑洋社長、桂文枝、西川きよし、中田カウス・ボタン、西川のりお・上方よしお、Wヤングが参加。くす玉割りは、初日公演の舞台を務める芸人たちが担当し、ハイヒールの2人が司会を務める中、晴れ晴れしい笑顔がこぼれる幕開けとなった。続いて劇場内でオープンセレモニーが行われ、オープニングアクトを務めたホンワカパッパー隊の「新喜劇のテーマ」の生演奏で賑々しくスタート。ホンワカパッパー隊の隊長を務める坂田利夫も、「アホの坂田」の生演奏をBGMに登場し、「アホの坂田でございます。嫁はんほしい」と挨拶し、「よしもと西梅田劇場で絶対に探す」との宣言が飛び出した。中田カウス・ボタンの挨拶では、カウスが「僕らは梅田花月でオーディションを受け、それから吉本に置いていただいて、初舞台も梅田花月。それから数えてちょうど50周年を迎えます。その記念すべきその年に新劇場がオープンするということですね」と語り、「これもご縁ですよね」とボタン。また、近年の各劇場の盛り上がりを挙げ、「テレビではなく劇場というのはそれぞれの芸人さんが本芸をぶつけ合い、その本芸を、お金を出して観に来てくださるお客様に対して思いきりやろうという場所。『よしもと西梅田劇場』も、皆様にもっと広く知っていただけるようになればと思います」と願った。オープニングセレモニーを締めくくったのは、桂文枝と西川きよし。文枝は「私は梅田花月の劇場で師匠を見ている時に、梅田花月の部長さんから『吉本来えへんか?』と声をかけていただいて、本当にうれしかった。その時に、条件とか聞いておいたらちょっとはよかったんでしょうけど(笑)。とにかく出られるのがうれしかったです」としみじみ。西川は「昭和41年にコンビを組ませてもらいましたが、それまでは新喜劇の通行人Aの役で、坂田利夫さんがBでした。それに、家内と初めて出会ったのも梅田花月です」と目を細めた。そして最後に2人そろって、「皆さん!『よしもと西梅田劇場』に“いらっしゃーい!”」と締めくくった。セレモニーでは吉野会長も挨拶。「吉本は、大阪のキタの劇場につきましては、梅田花月を9年前に閉館し、9年ぶりにこの梅田の地に『よしもと西梅田劇場』としてオープンさせていただきます。梅田で育った芸人さん、梅田で成功していただいた芸人さん、梅田に熱い思いを持っていただいている芸人さん、たくさんいます。その方々の感慨もひとしおだと思います」と語り、「近年注目度の高い大阪において、『よしもと西梅田劇場』が大阪の新名所として、吉本の思い、吉本の笑いを皆さまにお届けし、大いに楽しんでいただけるような空間であり、そのような時間を作っていきたいと考えております」と熱い思いを伝えた。9月25日から12月20日までは、こけら落とし公演「限定!おでかけグラントド花月」と題し、吉本新喜劇や漫才、落語や諸芸など、若手からベテランまで多彩な芸人によるお披露目公演を毎日上演。その後も、海外から招いたエンターテインメントショーなどをラインナップに加え、見どころ満載の公演を展開していく。
2017年09月26日8月5日に北海道・札幌市内で開幕した吉本興業と北海道によるイベント「みんわらウィーク」が8日、すべての日程を終了。北海道出身で同イベントの総合司会を務めたお笑いコンビ・タカアンドトシをはじめ、のべ約250人の芸人やスポーツ選手、アイドルなどが出演し、4日間で約6万人が来場した。「みんわらウィーク」は、昨年北海道が制定した8月8日の「道民笑いの日」を盛り上げ、お笑いの輪を全道に広げるイベント。昨年に続き、2回目となる今年は、8月5日~8日の4日間、市内9会場でさまざまな企画を展開した。8月8日の笑いの日には、道新ホールにて「道民笑いの日よしもとスペシャルライブ」を開催し、タカアンドトシやウーマンラッシュアワー、和牛、ミキ、コロコロチキチキペッパーズらが笑いを届けた。サッポロファクトリー アトリウムのメインステージでは、お笑いステージをはじめ、アイドルイベントや人気テレビ番組連動ステージ、北海道内の魅力をPRするイベントなど、4日間で計29のステージを実施。横澤夏子、NON STYLE、椿鬼奴、千原兄弟、おばたのお兄さんら人気芸人が次々と登場し、初日に行われた北海道150年カウントダウンイベントには北海道高橋知事も登壇した。また、よしもと物産プロジェクト「よしもと47シュフラン」から、昨年に続いてエリア密着の特別企画として「よしもと北海道シュフラン」を開催。道内179市町村の主婦から推薦された商品の中から認定商品を決める試食選考会を実施し、4日間で約1万人が参加した。シュフラン認定商品は、9月上旬に「よしもと47シュフラン」公式サイトで発表される。そのほか、お笑い芸人とスポーツ選手が地元の子供たちとスポーツを楽しむ運動会や、エンタメ業界の第一線で活躍する様々なジャンルのプロとよしもと芸人によるエンタメワークショップなども実施した。
2017年08月10日吉本興業と北海道によるイベント「みんわらウィーク」が5日、開幕。札幌市内で行われたオープニングステージに、北海道出身のお笑いコンビ・タカアンドトシをはじめ、FUJIWARA、椿鬼奴、とにかく明るい安村、モリマン、ビスケッティが登場した。「みんわらウィーク」は、昨年北海道が制定した8月8日の「道民笑いの日」を盛り上げ、お笑いの輪を全道に広げるイベント。昨年に続き、2回目となる今年は、8月5日~8日の4日間開催。メイン会場となる「サッポロファクトリー」を中心に、札幌市内各所でお笑いステージや音楽ライブ、スポーツイベント、映画上映など、さまざまな企画を展開する。オープニングステージではまず、「みんわらウィーク」の総合司会を務めるタカアンドトシがあいさつ。タカが「昨年はそれほど盛り上がらなかったので、今年は…」とボケると、トシが「盛り上がったよ!」とツッコみ、「3万5,000人!」と昨年の来場者数をアピール。続けて、「今年は4日間」と日数が拡大したことを伝え、2人ともさらなる盛り上がりに期待した。そして、"フジモン"ことFUJIWARAの藤本敏史は「支笏湖の水がなくなるくらい頑張りたい」と宣言。原西孝幸には観客から「ゴリラ~!」という声援が起こり、会場は笑いに包まれた。椿鬼奴は、「すっごい来てます!」とロケなどで北海道をたびたび訪れていることを伝え、北海道愛をアピールした。また、激ヤセした安村に対して、トシやフジモンらから「ガリガリじゃねーか!」「ネタできるのか!?」などとツッコミが続出。安村は「大丈夫ですよ」と言うも、相撲の全裸ポーズを披露するとパンツが隠れず、「見えてる!」と指摘が。さらに、「安心してください、はいてますよ」という決めゼリフにも、「わかってるよ」とツッコミが入った。
2017年08月05日吉本興業はこのたび、法務省の役割や施策をわかりやすく紹介する「もっと知ってほしい!法務省 よしもと芸人と一緒に学ぶ動画」を作成。12日に都内でお披露目会見が行われ、金田勝年法務大臣、元参院議員の西川きよし、そして、動画に出演している銀シャリ、COWCOWらお笑い芸人が出席した。銀シャリとCOWCOWは、自分たちの動画を自画自賛。裁判員制度をわかりやすく伝える漫才を披露している銀シャリの鰻和弘は「2017年の上半期でベストな漫才ができた」と自信を口にし、橋本直も「裁判員制度の漫才ですらアドリブが出るんだという自分の漫才ズハイに感慨深いものがありました。いいのが仕上がった。上半期最高傑作」と語った。COWCOWは、おなじみの"あたりまえ体操"で高度人材ポイント制を紹介。多田健二も善しも「今までで一番ベストなあたりまえ体操」「一番ベストです」とアピールした。また、多田が笑いという点について「あたりまえ体操は体操という枠でやっている。わかりやすく伝えるということでやっているので、一切笑いはない」と明かすと、笑いが起こった。金田法務大臣は「国民のみなさまに法務行政への理解をもっと深めていただきたい。法務省の取り組みをもっと知っていただきたいという思いから動画を作成しました」と熱い思いを伝え、「一流の芸人さんのおかげで、どの動画も非常にすばらしい出来栄えに仕上がっています」と感激。西川は「吉本興業と法務省は水と油のような感じがしますが、日々の生活の中で我々が勉強しないといけないことがたくさんある」と言い、「世の中のためになりようなことをみんなで力を合わせてやっていきたい」と力強く語った。動画ではそのほか、ペナルティはパラリンピック競技の"ボッチャ"を体験して障害者スポーツの魅力を伝え、ガレッジセールは受刑者の社会復帰につながる刑務作業を紹介。麒麟の田村裕、コロコロチキチキペッパーズのナダル、ゆりやんレトリィバァはいじめにまつわる自身の経験を語るなど、さまざまな動画が完成した。「もっと知ってほしい!法務省」特設ページで見ることができる。
2017年07月12日吉本興業はこのほど、テレビ朝日、AbemaTV、MCIPと連携し、ダンスプロジェクト「ASIA DANCE AWARD」を始動。沖縄で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」で21日、同プロジェクトの開幕を告げるステージが実施され、概要発表とともに、全国トップクラスの実力を誇るダンスユニット3組がパフォーマンスを披露した。「ASIA DANCE AWARD」は、国内そしてアジアから世界へ向けて、ストリートダンスの新たなスターを送り出すべく始動したストリートダンスのプロジェクト。この日の発表を皮切りに、1年間を通してアジア全体で展開する。8月は日本と中国、9月はタイ、10月は韓国、11月はインドネシア、12月は台湾と、アジア各地で予選トーナメントがあり、来年2月に東京「EX THEATER ROPPONGI」で、オールアジアの頂点を決めるアジアンダンスアワード・ファイナルステージが行われる。那覇市の波の上うみそら公園ステージで行われた「ASIA DANCE AWARD」ステージでは、人気・実力ともに全国トップクラスの「Twiggz Fam(ツイッグス・ファム)」、「杏仁豆腐」、「FOUNDNATION(ファウンドネイション)」の3組がパフォーマンスを披露。そして、いずれも過去にダンスを"かじっていた"というガレッジセールがMCを担当し、ダンス知識を随所に挟みつつ、元気一杯なステージ進行で盛り上げた。最初に登場したツイッグス・ファムは、男性4人+女性1人の5人組で、10年程前にLAで誕生した「クランプ」という新ジャンルの日本における先駆者的存在だ。「"パンチ"みたいな踊り!」と川田が表現した通り、拳を振りかざすダイナミックなモーションの連続で、力強さ、エナジー、感情の表出が際立つパワフルなステージとなった。続いて、流麗な女性3ピースユニットの杏仁豆腐が登場。ブラックスーツ&ハットに身を包みながらも、インナーはへそ出しのクロップドトップスという刺激的ないでたちで、「ジャズヒップホップ」と呼ばれる躍動感あふれるダンスを、華麗にクールに、そしてセクシーに披露した。ラストを飾ったファウンドネイションは、さまざまなイベント・バトルで好成績を残しているブレイクダンスチーム。昨年、ソロの世界大会「Red Bull BC One」にて日本人としては初のチャンピオンとなったIsseiを迎え入れるなど、今最も勢いのある若き5人のB-Boysだ。「IT企業くらい進化しすぎてて"イミワカラン!"(笑)」と、ブレイクダンス経験者のゴリがうなる程に複雑でスピーディーな技の数々。ワールドクラスの最新技も次々に繰り出され、エンディングにふさわしい見事なパフォーマンスでイベントを締めくくった。
2017年04月22日吉本興業がブロードウェイ・レジェンドのヒントン・バトル氏とともに設立した「ヒントン・バトル ダンスアカデミー」の開校セレモニーが11日、東京・北新宿の新宿村スタジオで行われ、お笑いタレントのゆりやんレトリィバァがお祝いに駆け付けた。同校は、才能あるダンサーたちに世界最高レベルのスタッフが最先端のメゾットによるレッスンを提供するダンス学校。去年末より募集を開始して今年1~3に全国6都市でオーディションを実施。400人近くの応募者から選び抜かれた28人の生徒が選ばれ、この日お披露目された。吉本興業の大崎洋社長は30年前に同社が手掛けたミュージカルでヒントン・バトル氏と契約したことを明かして「ヒントンと出会って以来、いつか吉本興業が世界で戦えるタレントエージェンシーになればと密かに思い続けてきました。30年ぶりに声を掛けたら、ヒントンは喜んで『やろう』と言ってくれて今日を迎えることができました。ヒントンにお願いしているのは、自分たちで作り上げたショーをブロードウエイでロングランをやること。4~5年後ぐらいには作りたいなと思っています」と意欲を見せた。同校の校長を務めるヒントン・バトル氏は大崎社長の熱意に打たれたようで「今日に至るまで多くの吉本のスタッフさんが全力で動いてくれました」と吉本興業に感謝しつつ、「新たなスターを育てる事が僕の情熱。若いダンサーを見てどこが足りないか言い当てることができるし、教えることが出来るのは僕の才能の1つだと思っています。生徒たちには、広い視野を持ち日本だけでなく世界で活躍できるダンサーになって欲しいですね。我々には大きな責任を背負っていますが、絶対にできると信じています」と生徒たちに希望を与えた。セレモニーの最後にはゆりやんレトリィバァも駆け付けてヒントン氏に花束を贈呈。2015年放送のTBS系深夜バラエティ『ナイナイの海外定住実験バラエティー 世界のどっかにホウチ民』の企画でニューヨークに3カ月在住していたこともあるゆりやんレトリィバァは「ニューヨークのブロードウエイで踊りたいという夢があります! ニューヨークに行った時、ブロードウエイを2回程見に行きました。マネージャーからアカデミーのオーディションの話を聞き、私も興奮してやりたいと思いました」と流暢な英語でヒントン氏に猛アピールし、ヒントン氏の前でダンスを披露。ヒントン氏から「Beautiful!」と褒められたゆりやんレトリィバァだったが、「股関節痛めた…」と最後は息切れしていた。
2017年04月11日数々の変身ヒーローを生み出してきたテレビ朝日と吉本興業が共同制作をした作品『マックスマン』シリーズの第3弾『N.Y.マックスマン』が製作されることが決定。主演には、話題作「HiGH&LOW」のドラマ&映画に出演し注目を集める稲葉友。本作が映画初主演となる。3代目はニューヨークにいた!初代の谷口正義が赴任中のニューヨークで、アメコミ「マックスマン」の作者ミスターMの孫“ヒロ・マックス“こと「N.Y.マックスマン」と出会う。日本に戻った2人は、ジャパンテレビで2代目・英雄とも合流する。一方、前回のテロ計画で捕まった議員・海東の娘、果穂は父の罪によりアイドル活動引退に追いこまれる。その恨みを晴らすため果穂は父をジャパンテレビの「フレッシュワイド」で告発しようとしていた。しかし、その前夜、果穂が何者かに誘拐される。ヒロはマックスマンに大変身!誘拐事件の真相を探っていく――。本作は、2015年に公開された千葉雄大主演の第1弾『Mr.マックスマン』、昨年公開された竜星涼主演の第2弾『Bros.マックスマン』に続くシリーズ第3弾。今回の舞台はニューヨーク。稲葉さんは、この地で探偵をしている本家マックスマンの孫ことヒロ・マックス役として出演し、千葉さん演じる正義と出会い、その後日本を訪れある謎を解決していくという展開になっていくという。「仮面ライダードライブ」でヒーローとして認知された後、『MARS~ただ、君を愛してる』や「HiGH&LOW」などに出演し、オカマ役、女装男子、根暗男と多種多様な役を演じてきた稲葉さんが、今回再びヒーローに扮する。映画“初”主演に、じんわりとプレッシャーのようなものを感じていたと明かす稲葉さんだが、「シリーズ第3弾ということで出来上がった世界観の中に飛び込ませてもらおうという意気込みで挑みました。現場ではかつてそれぞれの場所で“変身”していた人たちに囲まれていたので世界が混ざるような不思議な感覚があり、それが作品のひとつの見どころになっていると思います」とコメント。また「僕が演じた新たに登場するマックスマン、ヒロ・マックスが痛快に事件を解決していく様は観ていてとても気持ちが良いので、ぜひとも劇場で体感してください」とメッセージを寄せている。そのほか、「手裏剣戦隊ニンニンジャー」の山谷花純が出演。さらに千葉さん、山本美月、竜星さん、内田理央、なだぎ武、田村亮(「ロンドンブーツ1号2号」)、ケンドーコバヤシが続投。そして前2作に引き続き、増田哲英が監督、脚本を福田卓郎が担当している。なお本作は、4月20日(木)~23日(日)の期間で那覇市ほか沖縄県内各所にて開催される、「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」の「TV DIRECTOR’S MOVIE」部門で上映される予定となっている。(cinemacafe.net)
2017年03月21日テレビ朝日と吉本興業が共同制作した、竜星涼主演映画『Bros.マックスマン』。この度、本作の予告編が解禁された。昨年公開された『Mr.マックスマン』シリーズ第2弾となる本作。前作でひょんな事から特殊能力を身につけ、マックスマンとなったアナウンサー谷口正義には弟・英雄がいた。谷口家の宿命か?偶然か?兄と同じく特殊能力を授かった英雄が愛する女性と仲間を守るため、史上最強のニューヒーローBros.マックスマンとなって凶悪な世界的テロ組織と戦う――!キャストには、主演の竜星さんを始め、ヒロイン役に内田理央、そして前作に続き、鈴木杏樹、要潤、大和田伸也など豪華キャスト陣が脇を固める。さらには、特撮ヒーロー出身の久保田悠来、青木玄徳、丸山敦史、松島庄汰が勢揃いし、作品を華やかに彩る。また、新日本プロレス所属のプロレスラー・高橋裕二郎、「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮、なだぎ武、ケンドーコバヤシの俳優としての姿も必見だ。そして今回は本作の予告編が到着!映像では、初代マックスマン千葉雄大とBros.マックスマンの竜星さん、兄弟揃ってのW変身シーンも登場!華麗なアクションシーンも見逃せない。『Bros.マックスマン』は2017年1月7日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月23日2016年の今年、10年ぶりに活動を再開したことでも話題になったお笑いコンビ『極楽とんぼ』の山本圭壱さん(48)が、吉本興業に復帰することになったと『スポニチアネックス』が報じました。11月20日、全国ライブツアーのファイナル公演にて、山本さんの相方である加藤浩次さん(47)の口からファンに報告されたといいいます。加藤さんは、『ぼくと山本と吉本興業の大崎社長と10日ぐらい前にお話しさせていただいて、「戻ってくるか」というお話をいただきました。これからは汗をかいて、できる限り2人で頑張らせていただきたい』と報告。山本さんも、『小さいことでも何でも頑張っていきたいと思いますので、山本圭壱、加藤浩次、極楽とんぼをよろしくお願いします』とファンに誓ったとのことです。山本さんといえば、2006年の7月に函館市内で未成年の少女と関係を持ったとして、所属していた吉本興業から契約を解除され、以降、メディアに出ることはありませんでした。しかし、昨年2015年にフリーとして活動を再開。今年の7月にはフジテレビ系のバラエティ番組『めちゃ×2イケてるッ!夏休みスペシャル』に出演。10年ぶりとなる地上波復帰を果たしていました。今回、吉本興業への復帰が決まり、本格的に芸能活動を再開すると思われる山本さん。世間ではどのように受け止められているのでしょうか。●ネット上では「不愉快」「需要ない」と厳しい声山本さんが吉本興業に復帰するというニュースを受け、ネット上では、『芸能界って何かあっても大抵は戻れるところなんだね』『普通の会社員だったら解雇された会社には戻れないけど』『めちゃイケに復帰?とかいう情報もあるけど、めちゃイケ自体おもしろくない』『普通の会社じゃありえない。甘すぎる』『復帰してもいいけど、私は見たくないから見ない』『そもそも需要あるの?もう見たい人なんていないでしょ、特に女性は…』『この人が何やっても笑えない。それだけのことをしたんだから、テレビに出さないでほしい』『芸能界はやっぱり甘い。私は絶対見たくない』『需要がないのに戻ってどうするの?生理的に無理』『元犯罪者である上に全然おもしろくないのに、なんで復帰させるの?』『下品だから見たくない。潔く引退したほうが好感度も上がるのに』『どうせめちゃイケとロンハーしか出れない』『不愉快。なぜ吉本が復帰させたのか理解できない』『こんな甘いなら、そのうち高畑裕太も復帰するんだろうな』『アンチじゃないけど、いらないと思う。需要ないんじゃない?』など、批判的な声が多くあがっていました。特に女性は嫌悪感を示す人が多いようで、「テレビに出ても見ない」という声が多く聞かれました。世間からはあまり歓迎されていないように見受けられる山本さんの吉本興業への復帰。視聴者が嫌悪感を示すようなら、地上波への出演もスポンサーの問題でスムーズには進まないように思いますが、果たしてこれからどうなっていくのでしょうか……。【画像出典元リンク】・山本圭壱(@yamamogt)(Instagram)/●文/ぶるーす(芸能ライター)
2016年11月21日11月10日(木)NHK大阪放送局にて、平成29年後期の連続テレビ小説制作発表会が行われた。第97作目のタイトルは「わろてんか」。明治後期から第二次世界大戦の大阪を舞台に、“笑い”をふりまくヒロインの人生を描く。モデルとなった人物は、吉本興業の創業者である吉本せい。明治後期、商都・大阪が大いに栄えていた時代―――。ヒロインの藤岡てんは、京都で古くから続く薬種問屋の長女に生まれる。てんは厳しい父から「人前で笑ってはいけない」と教わり育つが、大阪船場の米穀商の跡取り息子・北村藤吉との出会いがてんの人生を一変させる。藤吉は根っからの芸事好きで、「人生には笑いが必要」という考えの持ち主。藤吉と衝撃的な恋に落ちたてんは、親の反対を振り切って駆け落ち同然に藤吉と結婚。そして、笑って生きる喜びに心躍ったのもつかの間、芸事好きが高じて家業をおろそかにする藤吉がとうとう店を傾かせてしまう。そのとき、てんは決意する。「あんさんが好きなその笑い、商売にしてみませんか?」――。大阪=“笑いの都”となる礎を築きあげた明治後期~昭和初期。たくさんの“笑い”の才能たちがひしめきあう時代に、当時活躍した芸人・文化人などさまざまなお笑いのパイオニアたちの人生をヒントとし、人々が過酷な時代をたくましく生き抜く姿を、笑いと涙のオリジナルエピソード満載で描いていく。10日の制作発表には脚本を務める吉田智子と制作統括の後藤高久が出席。吉田さんの手がけた主なテレビ作品は「美女か野獣」「働きマン」など。映画作品は『ホットロード』『アオハライド』、12月には『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』が公開予定だ。吉田さんは「あの未曽有の震災のとき、お笑い芸人さんたちが慰問先でしょうもないことを言って被災者の方々を爆笑させている姿は鮮烈でした。実は戦時中も『わらわし隊』という芸人慰問団が戦地で熱狂的歓迎を受けていたことをご存知でしょうか。命のろうそくを手にした兵隊さんたちが笑い転げる写真に、私は正直驚き、胸を打たれました。人は笑うことで癒され、前を向くことができる生き物なのでしょう。私の目標は、このドラマをご覧になって下さる皆さんを、毎朝1回、いえ最低3回笑わせ、自分も笑い転げることです。そして気持ちのいい涙で一日の始まりをトンとひと押し…。皆さんと一緒に、“朝活”ならぬ『笑活(わらカツ)』を広めていけたらいいなと思います」と意気込みをコメントしている。来年1月には、本作のヒロインオーディションがひかえている。平成29年(2017年)度後期 連続テレビ小説 「わろてんか」は2017年10月2日(月)~2018年3月31日(土)全151回放送。(text:cinemacafe.net)
2016年11月10日デビュー10周年を迎えた芸人・渡辺直美が初めて挑戦する「Naomi Watanabe WORLD TOUR」の囲み取材が9月15日(木)、吉本興業にて行われた。「Naomi Watanabe WORLD TOUR」は渡辺さんのおよそ4年ぶりとなる単独ライブ。ニューヨーク、ロサンゼルス、台北と初の海外進出を試みる。渡辺さんは2007 年にピン芸人としてデビューし、ビヨンセのダンス物まねで大ブレイク。以降、テレビや劇場での活躍はもちろん、ファッションブランドのプロデュースなどを手掛けており、老若男女に愛されている。2年前、留学から戻ってすぐワールドツアーをやりたかったという渡辺さんは、企画をずっと温めていた。ただ、「まず売れるのかなって」と不安だったという。しかし、蓋を開けてみればすでにチケットは完売。「自慢していいですか(笑)?台湾、NY、LAも4分で即完だったんです!」と人気の高さを見せつけた。なお、LAのみ座席の増席により追加チケットが出る予定だ。10周年という軌跡について、渡辺さんは「よく続いたな、って思います。すごいチキンなので」と言いながら、30代からの10年も同じくらい濃い10年にしたいと意気込んだ。10年を振り返り、一番きつかった仕事については、「1週間で10キロ太る企画。朝から晩までずっと食わされて、朝ADさんがA5ランクのステーキを5枚持って起こしにきたりとか…。でも1週間後に計測したとき2キロしか太ってなくて、スタジオが凍りました」と、ぞっとした表情を浮かべた。なかなか浮いた噂がない渡辺さんだが、プライベートでは「逆に時間があるときに何をしていいかわからないっていうか、仕事を入れちゃうんです」という。「小藪(一豊)さんとかも誘ってくれるんですけど、ずっと断っていて。8回くらい続いたときに、『もう恥ずかしいわ』って言われました(笑)。でも、千鳥の大悟さんは35回くらい連続で断っています(笑)」と、変わらない愛されキャラを全開にしていた。「Naomi Watanabe WORLD TOUR」は10月2日(日)のニューヨーク公演を皮切りに、10月4日(火)にロサンゼルス公演、10月18日(火)に台北公演でフィナーレを飾る。(cinamacafe.net)
2016年09月15日吉本の大御所から人気の若手までが漫才、落語、コント、吉本新喜劇を繰り広げる看板寄席「グランド花月」が、再び東京で開催。東京・吉本興業本社で発表記者会見が開かれ、新喜劇を率いる川畑泰史座長、NON STYLE、横澤夏子が登壇した。東京グランド花月 チケット情報「東京グランド花月」に初登場する川畑座長は、「大阪のメンバーだけで新喜劇をできるのが初めてで、池野めだかさんや諸見里大介くんも一緒に来ます。面白かったと思ってもらえる新喜劇を確実に作れると思うので楽しみにしてください」とPRした。前回までは、すっちー座長が新喜劇を率い、また8月には小藪一豊座長公演が東京で開かれたばかり。他の座長との違いを訊ねられると、「ふたりはボケで僕はツッコミなのでスタイルが違います。僕の場合は周りの人にどんどんボケてもらって、どんどんツッコんでいく。こんなタイプの新喜劇もあるんやというのを観ていただけたら」とコメント。さらに、「カウスボタンさんや(桂)文珍師匠のあとに新喜劇がいつも通りあるので、そのいつも通りを東京の方に観ていただきたい。東京で新喜劇が浸透しているのを信じて、大阪とおんなじ気持ちでやらせていただきます」とアピールした。過去3回の「東京グランド花月」にすべて出演しているNON STYLEはこれで皆勤賞。「皆勤するつもりはなかったんですけどね」と井上裕介が笑わせると、石田明も「なぜ我々が皆勤かと言いますと、この東京グランド花月っていうのを、言い出したのが、僕なんですね」と言ってさらに沸かせた。今回初出演の横澤は、「嬉しい限りです。うふふ」と控えめ。女優としてドラマにも出演している横澤は、「ネタでずっといい女ぶってたら、ドラマでもいい女になって。大丈夫かなって」とちょっと心配気味。それを聞いた井上は、「ドラマ観てますけど、完璧に横澤夏子ですよ。消えてない」とツッコミ。さらに、井上が「誰とラブストーリーしたいの?」と訊くと、「田中圭さん!」と横澤は即答し、記者たちを爆笑させた。「東京グランド花月」には、他にも、オール阪神・巨人、ザ・ぼんち、FUJIWARA、博多華丸・大吉、トレンディエンジェル、ハリセンボン、コロコロチキチキペッパーズらが日替わりで出演する。9月29日(木)から10月2日(日)までの4日間にわたりサンシャイン劇場にて上演される。チケット発売中。取材・文:門 宏
2016年09月08日今年で3度目の小籔千豊が座長を務める「吉本新喜劇」東京公演が、この夏開催。7月1日には吉本興業 東京本部にて開催発表会見が行われ、小籔座長が「東京での活動は新喜劇を盛り上げたい、恩返ししたいという思いでやらせてもらっています。3回目の東京公演も成功できるように頑張って、5年10年と続けていきたいと思っております」と意気込みを語った。「吉本新喜劇 小籔座長東京公演2016」チケット情報一昨年は俳優座劇場、昨年はサンシャイン劇場で開催。今年、ジャニーズの聖地である東京グローブ座で行うことに小籔座長は、「グローブ座でやらせていただくことで、ジャニーズファンがまさかここに来るとは思ってませんけども」と前置きしながらも、「普段全く見向きもせえへん方たちに、まずはチラシを手に取っていただけたら。ジャニーズパワーが降り注いでいる劇場でやらせていただく、僕の狙い通りです」と語った。今回は2部制で、第1部は、新喜劇「似て非なるもの?」(作・演出/大崎知仁)を上演予定。小籔座長が観てほしいという座員は、「アメトーーク!」のギター芸人に出演した松浦真也や、大阪でちびっこに大人気の今別府直之など。中でも、「観に来たら忘れへんと思う」と特にオススメするのが祐代朗功。「2代目Mr.オクレを襲名してもらいたいと思うぐらいの逸材」と太鼓判を押した。第2部は、ゲストを迎えるトークコーナーで、東京の一線で活躍している芸人が出演する予定とのこと。「例えばミランダ・カーが来るとか、オバマ大統領が来るとか、そういうことはありません。そういう意味で言いますと、だいぶ目玉的には弱いかなと思います(笑)」と話し、笑わせた。最後に、「新喜劇なんてどうせおもんないやろ、一切笑えへんのちゃうか、と思ってる方に、できたら一回チャンスをいただけたらなと思います。ちびっこ、カップル、ご夫婦、ご家族で来ていただけたら」とPR。さらに、「テレビに小籔が出てきたらチャンネル変えるっていう方が多いと思うんですけど、新喜劇のときは偉そうなことを言うてませんので。僕のことは嫌いになっても、新喜劇のことは嫌いにならないでください」と吉本新喜劇への情熱を語り、場内を沸かせた。「吉本新喜劇 小籔座長東京公演2016」は、8月24日(水)から28日(日)までの5日間で計9公演。東京グローブ座にて開催。チケットの一般発売は7月9日(土)より。取材・文:門 宏
2016年07月04日4月21日に開幕する映画祭「島ぜんぶでおーきな祭 第8回沖縄国際映画祭」の概要発表会見が15日、東京・新宿の吉本興業東京本部で行われ、木村祐一、千鳥の大悟、横山剣、中野英雄、岡崎朋美、ガレッジセール、木佐彩子、NMB48の白間美瑠、須藤凜々花、太田夢莉、元NMB48の門脇佳奈子らが出席した。今年で8回目を迎える同映画祭は、例年の3月開催から1カ月遅らせて4月に開催時期を変更。4月21日のオープニングを皮切りに計4日間沖縄の各所で行われ、映画にかぎらずお笑いや音楽、スポーツなど様々なイベントが開催される。会見には地元・沖縄出身のガレッジセールのほか、千鳥の大悟、クレージーケンバンドの横山剣や中野英雄、NMB48のメンバーたちが登壇。TV DIRECTOR’S MOVIE部門で出品される『愛MY』に主演した門脇は「今までNMB48でアイドルステージに出演してましたが、2月に卒業してこんなに早く映画の主演が決まるとは思っていませんでした」と驚きを隠せない様子で「高校生役なんですけど、すごい私にハマっていると恵ちゃんが言ってくれました。私も高校を卒業したばかりなので、フレッシュさの気持ちを思い出しながら演じ、演技の楽しさを知りました」と笑顔。ステージイベントに出演するNMB48の須藤は「NMB48はみんな沖縄が大好きで、沖縄の仕事はみんな顔が生き生きとしています。OKN48兼任としてみんなで頑張っていきたいと思います!」と意欲を見せていた。また、10人の女性お笑いタレントの中から1人を選ぶタイアップ企画「ANA×よしもと キャンギャル予想企画 応援して沖縄に行こう」にエントリーしている渡辺は「今予想している最中なんですが、選ばれたらレッドカーペットを歩けるんです! 皆さんが求めていらっしゃるということで、水着かもしれないですよ」とアピール。その渡辺にアダルトグッズ、TENGAの松本光一社長と交際報道があったたんぽぽ・川村エミコについて聞かれると「結構ビックリしました。川村さんってそんなに幸せそうな顔をしてない感じなので、着々と愛を育んでいたのかなという感じですよ」と驚嘆した様子で「相手がTENGAの社長。川村さんのセクシーさが伝わったのかな…。女性用のTENGA! 後輩としてうれしいです」と祝福。自身の恋愛については「何もないですね。何も起きないです(笑)」と苦笑いを浮かべていた。
2016年03月15日マイケル・ファスベンダーとマリオン・コティヤールを迎え、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲を映画化する『マクベス』。吉本興業が初の洋画配給を手がけることでも話題となった本作からこの度、ポスタービジュアルが解禁された。舞台は中世スコットランド。仁徳が高く慈悲深いダンカン王に仕える将軍・マクベスは、反乱軍との激しい戦闘の末、勝利を収める。その岐路、謎めいた魔女が現れ、“マクベスは領主になり、そして王になるだろう”という不可解な予言を囁く。ともに行動していた将軍・バンクォーには、“子孫が王になる”と告げた。謎めいた予言を残し霧のように消えた魔女にとまどうマクベスたちの元に、王の使いが到着。なんとコーダの領主が死亡し、マクベスが領主となるよう勅命が下ったのだ。魔女の囁きによって、忠誠心とは裏腹に王座への野望という炎を心に灯してしまったマクベスを、言葉巧みにマクベス夫人が夫の良心を消し去ろうと画策する。そんなとき、ダンカン王がマクベスの城に宿泊する日がやってきたのだが――。人類史上最も偉大な作家・シェイクスピアが没後400年にあたる2016年初夏公開される本作。何世紀もの時を超えて現代人の心を激しく揺さぶり続け、「ハムレット」「オセロー」「リア王」と並ぶシェイクスピアの四大悲劇の1つで、王座をめぐり野心に取り憑かれた将軍・マクベスと、夫の野心を操る妻の心理をリアルに探究しされ、手を血に染め野心と欲望に苛まれながら次第に狂気に満ちていくマクベス夫婦の姿が、まざまざと描かれている。『スティーブ・ジョブズ』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、その卓越した演技力が注目を集めているマイケルと、『エディット・ピアフ~愛の賛歌~』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたマリオンが、マクベス夫妻の狂気にも似た愛の形を鮮烈に体現。そして監督には、オーストラリア出身のアーティスティックな映像に定評のある気鋭ジャスティン・カーゼルが務めている。今回解禁されたポスタービジュアルは、マイケル演じるマクベスの前に、マリオン演じるマクベス夫人が跪いて顔に手を添えるポスター。夫婦の“地獄に近い愛”と、濃密な関係性を的確に表現する仕上がりとなっており、また「夫が王になった時、2人の運命が狂い出す。」という強烈なストーリー性を感じさせるコピーが、さらに物語の想像掻き立てる一枚となっている。世界中のクリエーターに多大な影響を与え、黒澤明、手塚治虫、蜷川幸雄らも翻案作品を発表してきた至高の名作を映画化した本作。迫真の演技と破格の映像美に彩られ、まさに誰も観たことのない21世紀の『マクベス』に注目が集まる。『マクベス』は初夏、TOHOシネマズシャンテほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年02月12日吉本興業グループと映画監督・ライフスタイルプロデューサーの浜野安宏がタッグを組み、沖縄の自然を舞台にした“川の神”の純愛物語を描く『カーラヌカン』。この度、本作の主演にGACKTが抜擢された事が明らかとなった。世界を舞台に活躍する写真家の大山光(GACKTさん)は、沖縄八重山諸島地域の自然を背景に、美しい姿態の美少女、石垣真海の写真集を撮影していた。西表島の美しい滝の下での撮影中、突然、滝上から強い太陽光線が大山を突き刺し、目の前が真っ白になる。気がつくと、真海が忽然と消えてしまっていた。それから4年間、大山は理由がわからないまま、八重山の奥深くで消えた少女を探し続けてしまう。八重山諸島に通い真海を探す道すがら、沖縄の圧倒的な自然や芸術に触れていく。同時に、今まで誰も描くことの出来なかった沖縄の美しい光景も写真に収めていく。一方、消えた真海も、沖縄の文化芸術を身につけようとしていた。そして、次第に真海の影を捕えていく。大山は想念の中で成長する女への強い愛に気付きはじめる。少女は、なぜ忽然と姿を消したのだろうか。もしかしたら、夢だったのか、それとも、川の神様「カーラヌカン」だったのか…。本作は、沖縄やんばるや八重山の森、川、滝、海などの自然を、極めて鮮明な映像で捉え、沖縄の文化を織り交ぜながら至上の幸せをもたらす“カーラヌカン”=川の神”(カーラ=川、カン=神)を描いた愛の物語。世界の現代人へ、愛に生きる大切さを深々と訴える作品となるようだ。今回主演に抜擢されたのは、ミュージシャンとしての活動だけには留まらず、ドラマやハリウッド映画で俳優としても活躍する沖縄県出身の才能溢れるアーティスト・GACKTさん。自身が原案した『MOONCHILD』以来14年ぶりの映画主演となる今回は、仕事にも女性にも自信家で、類い稀な美しい身体と美貌を持ち世界を舞台に活躍する写真家・大山光を演じる。さらに、今回の主演抜擢を受けてGACKTさんは、「浜野監督の作品に対するこだわり、世界観に共感しました。一人の沖縄人として沖縄、八重山の大自然をこの映画を通して皆様にお見せします。そして、一人の表現者として最高の作品を皆様に送ります」と意気込みのコメントを寄せている。また、本作の監督を務めた浜野さんは、「自信たっぷりに生きてきた40歳前後の男が、初めての愛に気づく。この映画は愛に生真面目に向き合います。美しく、知力、体力すべてを持つ男が、大自然で初めて『愛になる』死と再生を演じさせたい唯一無二の俳優、GACKTさん。美しい男と美しい女が壮大な沖縄の自然と、深い芸術文化の営みの中で愛の美しさを歌い上げます。究極のナチュラルとドラマが織りなす、これこそニューエージ・ムービーである」と内容について語った。さらにGACKTさんの主演決定を受けて、沖縄の大自然が似合う、美しく野生美を纏う主演女優オーディションの応募締め切りを、2月29日(月)まで延長することが明らかとなった。相手役の女性はどういった人になるのか、今後の続報に期待が高まる。『カーラヌカン』は2017年公開予定。(cinemacafe.net)
2016年02月09日“マンガの神様”手塚治虫や“世界のNINAGAWA”こと演出家の蜷川幸雄、そして“映画界の巨匠”黒澤明も題材として取り上げ、今年は佐々木蔵之介の舞台でも話題になったウィリアム・シェイクスピアの戯曲「マクベス」。このほど、マイケル・ファスベンダーとマリオン・コティヤールの競演により映画化されたシェイクスピア没後400周年の記念作『マクベス』が、2016年初夏、日本公開されることが決定。本作で、吉本興業が初の洋画配給を手がけることになった。「ハムレット」「オセロー」「リア王」と並ぶシェイクスピア4大悲劇の1つとして知られ、中世のスコットランドに、欲望と野心にとらわれた勇敢で有能な戦士・マクベスが、最愛の妻“レディ”マクベスと共に歩んだ激動の生涯を描いた本作。今年5月に開催された第68回カンヌ国際映画祭で、コンペティション部門のクロージング作品として上映された際には、その圧倒的な映像美とドラマ性の高さが絶賛され、約10分間にもおよぶスタンディングオベーションが起こった。マクベスを演じるのは、主演作『SHAME-シェイム-』にて第68回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門で「俳優賞」を受賞、また、ブラッド・ピット製作で話題となった『それでも夜は明ける』では2013年の第86回アカデミー賞「助演男優賞」にノミネートされたマイケル・ファスベンダー。米映画サイト「TC Candler」による 「世界で最もハンサムな顔」第1位(2013年)のセクシーな容姿とともに、“世界最高の演技派”の一人として注目されており、ダニー・ボイル監督のもとでアップル創業者スティーブ・ジョブズを演じることでも話題となっている。また、物語のカギを握るマクベスの妻を演じるのは、マリオン・コティヤール。主演映画『エディット・ピアフ~愛の賛歌~』で第80回アカデミー賞「主演女優賞」受賞をはじめ、第65回ゴールデングローブ賞、第33回セザール賞などを受賞、『サンドラの週末』でも再びアカデミー賞にノミネートされたフランスを代表する女優。彼女もまた、「世界で最も美しい顔100人」第1位に選出された美貌と実力を兼ね備え、本作ではファスベンダーと共に、手を血に染め、野心と欲望に苛まれながら次第に狂気に満ちていく夫婦を演じている。「シェイクスピア史上最高傑作」とも言われる原作に忠実な解釈を行いながらも、そんな夫婦の心情を圧倒的かつ繊細な映像表現で描き出したのは、オーストラリア出身のジャスティン・カーゼル監督。共演には、『コードネーム U.N.C.L.E』のエリザベス・デビッキ、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネーション』で悪役を演じたショーン・ハリス。また、全米での配給を行うのは、『英国王のスピーチ』などアカデミー賞常連作品を多数製作し、ハリウッドで絶大な影響力をもつザ・ワインスタイン・カンパニー。日本では、吉本興業が『るろうに剣心』3部作や『許されざる者』の製作アイアトン・エンタテインメントとタッグを組み、初めての洋画配給に乗り出す。本作の製作スタジオStudioCanalからは、「吉本興業及びアイアトン・エンタテインメントの新しい事業である洋画の映画配給に関して、喜びをもって協力いたします」とコメントが寄せられており、作品の高評価とともに日本公開に期待が寄せられている。『マクベス』は2016年初夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月19日堀高明代表取締役社長とともにスターフライヤーを立ち上げたひとりとして、スターフライヤー創業の歴史をここに記していこうと思う。前回、就航当日(2006年3月)の様子とともに、深夜便の低迷などの苦難に触れた。20億の赤字となった就航初年度、社内外の方々と様々な物議を交わしてきた中で特に記憶に残っているのが、今回お話しする内容である。○「九州エアライン」の提案2006年秋、スターフライヤーが利用率低迷との格闘を続けている時に、九州でもうひとつの動きがあった。2004年から産業再生機構の支援を受けていた宮崎県の地域航空会社、スカイネットアジア航空(SNA)の再建に一定のめどが立ったとして、再生機構が保有する40%強の株式を売却し、エグジットすることになったのだ。再生機構のSNA支援においてはANAが運航支援を行っており、予約システムもANAの「able」に切り替えていたことから、機構エグジット後もANAグループでの運営が行われるとの見方が圧倒的であった。その後の減資、政投銀による資本注入などの経営改善策が示されてはいたがSNAの経営は赤字が続いており、ANA以外が手を挙げることを業界では予測する者はほとんどいなかった。そんな中で我々に日本を代表する大企業からひとつの打診があった。「九州を地盤とする航空会社が2社あり、両方ともまだまだ成功に至っていない。今後両社が別々に経営を続けるよりも、将来を見据えて経営統合を目指すべきではないか」。当面の資金については準備できるとのことで、後は2社がどのように事業調和を図り、どのように経営効率化やサービス・ネットワークの拡充を図るかなど、今後のビジョンが描けるかによるという提案だった。これを受けて堀社長と何度も議論を重ねた結果、「両社が将来的に一体として経営する方が、九州にとっても日本の航空業界・利用者にとってもいいのではないか」との結論に至り、スポンサー企業ともども再生機構に出向き、デューディリジェンス資料の分析をしながら、独立系地域航空会社「九州エアライン」結成へのシナリオを書き始めたのだ。○「人のことを気にしている場合なのか」幻に終わった計画の詳細は省くが、機材統合を進めながら日本各都市と九州、九州域内、そして九州とアジアを結ぶ地域エアラインを目指し、スポンサーとともに日本に新たな航空業界地図を創っていこうという図案はでき上がった。なのだが、やはりこれはすんなりとは進まなかった。ことがことだけに社内で議論を広げる段階ではなかったが、主要株主にはある程度の了解をいただかないと、後で破談になっては相手に失礼である。だが、地元大株主は概して否定的だった。「まだ自身が自立できていない時に、人のことを気にしている場合なのか」と。しかし、九州全体の活性化という意味での地域貢献度は大きく、各自治体を巻き込んで航空事業を発展させるというシナリオは、粘り強く話していけば理解を得られるはずだと堀社長との意思統一はできていた。最後に「NO」を提示したのが、筆頭株主の米国機関投資家DCMと、次年度の資金確保に向けて出資交渉中だった国内機関投資家だ。機関投資家としては早期エグジットが必要だから、10年後に向けた九州活性化の長期戦略というものに価値を見いだしていなかった。「これに手を出せば、ANAと本格的に対立することになる。コードシェアもできなくなって、スターフライヤーは持つのか」という議論も出た。我々としては少しでも目先の収益改善が見えていれば、「資金をつなぎさえすれば将来の発展の絵柄は十二分に実現可能なもの。また、ANAとの協業可能性をつぶすものでもない」と両機関投資家を説得することもできたのだが、結局この時点での筆頭株主の強硬な反対を覆すことはできず、呼びかけてくださった企業に謝りに行かざるを得なかった。断腸の思い、というのを実感した。今、スカイマークの再建をめぐり「第三極」論が多く話題にのぼる。最近、堀氏とも本掲載の事実確認などで連絡を取る機会があるのだが、「このSNA案件だけは返す返すも残念だった。ひょっとしたら今の業界の絵柄を変えていたかもしれなかったのに」と語り合った。○4号機到着、資金繰りの苦労再びさて、2007年2月には羽田の次の増枠を見越してリースで調達した4号機が到着となる。この時点で増枠の根拠となる空港運用方式の改善は依然協議中で、実施のめどは立っていなかった。すぐに新基地を展開する体力はないので、しばらくの間は整備、訓練に投入しながら多客時の臨時便として使うしかない。4号機分のパイロットも確保できていたのでこの時期の地上待機は大変に痛く、キャッシュアウトに追い打ちをかけた。2006年後半から資金調達を再開し、2006年度後半に当面の経営リスクを踏まえてまた次年度以降の不測の事態に備えようと取り組んだ。その結果、大口機関投資家SBIはじめ、2007年2月末に14億円、3月末には地元からのさらなる増資と福岡県からの事業支援補助金10億円をいただくことができ、なんとか少しは落ち着いた気持ちで新年度に向かうこととなった。ANAとの共同運航もようやく合意に至り、2007年6月1日から開始した。顧客層は地元中心のスターフライヤーと首都圏に強いANAのすみ分けができていたので、当方の旅客数が減ることはなく、自社便の利用率は10ポイント以上好転した。しかし、このまま4機目の飛行機を寝かせ続けるわけにはいかない。新たに加入した企画担当役員もまじえて激論を交わした結果、国交省が設定した「関空特別枠」に挑戦することとなった。東京からの関空経由の国際線乗り継ぎ需要を増幅させたい行政の思惑に乗ったものだ。これで羽田=関空間を4往復でき、機材効率も稼げる。○吉本芸人との音楽コラボも関西~東京の需要はビジネスが中心であり、大手2社は伊丹に集約する方向は変わらなかった。そのため当局との話はすんなり進むのだが、問題はマーケット=収益性である。福岡しか地盤がなく、首都圏でもこれだけ知名度の低さに苦労しているのに、関西でやっていけるのか、皆が不安な中での決定だった。9月中旬から運航すべく準備を進めたのだが、ある意味全てにおいて時間も余裕もなく"付け焼き刃"だった。マーケティングにかけられる予算も乏しい中、"テレビ局幹部の学生時代の同級生に頼み、吉本興業の副社長にお会いしてコラボを提案させていただくことにした。吉本興業やよしもとクリエイティブ・エージェンシーの方々は珍しさもあってか、とても好意的に対応してくださった。その中では、ロンブー田村淳さんのビジュアルバンド「jealkb(ジュアルケービー)」との音楽コラボもあった。それでも関空路線を収益化するには何もかもが足りなかったが、これ以外にも関空や大阪府の方々とあれこれ悩み、知恵を絞り、支援を得る機会を持てたことは貴重な経験であり、思い出でもある。他方、この路線を自力でやっていくことがいかに難しいかを思い知らされることとなった。※本文に登場する人物の立場・肩書等は全て当時のもの○筆者プロフィール: 武藤康史航空ビジネスアドバイザー。大手エアラインから独立してスターフライヤーを創業。30年以上におよぶ航空会社経験をもとに、業界の異端児とも呼ばれる独自の経営感覚で国内外のアビエーション関係のビジネス創造を手がける。「航空業界をより経営目線で知り、理解してもらう」ことを目指し、航空ビジネスのコメンテーターとしても活躍している。
2015年10月15日3月25日に開幕する「島ぜんぶでおーきな祭 第7回沖縄国際映画祭」の概要発表会見が17日、吉本興業東京本部で行われ、特別招待作品として出品される『Zアイランド』の主演・哀川翔と品川ヒロシ監督が出席した。今年で7回目となる同映画祭。今回は「島ぜんぶでおーきな祭 第7回沖縄国際映画祭」に名称を変更し、3月25日~29日の5日間、県内各所で開催する。会見には、司会のガレッジセール、木佐彩子アナをはじめ、前川慎吾(かりゆし58)、大沢ケイミ、スリムクラブ、GALETTe、スルースキルズらが出席。哀川翔芸能生活30周年記念作品『Zアイランド』の主演・哀川翔と品川ヒロシ監督も登場した。「まさか30年もつとは思いませんでした。気が付いたら30年たってて」と芸能生活を振り返る哀川は、節目の作品を品川にお願いした理由について「友達だったから」とあっさり。加えて、「いい映画撮るじゃないですか」と信頼を示し、「ちょうど『サンブンノイチ』で呼ばれて、今しかないなと思ってお願いした」と説明した。続けて、「ヤッター!って超喜びましたよ」と決まった瞬間の気持ちを伝えると、品川も「本当に光栄だしうれしかった」と語った。そして、品川は「元極道が島に行ったら、ある病気が感染していて、それと極道が戦っていく」とストーリーを紹介し、「かっこいい翔さん、おもしろい翔さんのどっちもごちゃまぜにして、出演者もかっこいい部分とおもしろい部分をごちゃまぜにして、最後泣ける映画になった」とアピール。哀川も「絶対涙するよ!」と自信を見せた。また、品川は「何がすごいって、翔さんは撮影の合間にアジを50匹釣り上げるっていう。芝居の間に釣り上げて、夜みんなに振る舞うっていう」と佐渡島での撮影エピソードを披露。哀川は「一度だけ怒られました。そこ映ってますって」と笑わせ、「撮影は楽しまないと」と言うと、品川も「楽しい現場の雰囲気も(映画に)出てますから」と伝えた。さらに哀川の佐渡島トークは止まらない。「本当に佐渡島の魚はおいしいね~トビウオの刺身があんなにうまいとは」と大絶賛だった。
2015年02月17日AKB48の姉妹ユニット・NMB48や、"天使すぎる"橋本環奈擁するRev. from DVLなどを手掛け、アイドル色が強くなっている吉本興業グループ。昨年12月1日には、スカパー!(CS放送)にアイドル専門チャンネル「Kawaiian TV」を開局させ、本社を置く沖縄を拠点に、アイドルの発掘育成、国内・アジアに向けての発信を行っていくと宣言した。このたび、カワイイアン・ティービー代表取締役社長中井秀範氏に、同チャンネルが目指す方向などをインタビュー。そして、明石家さんまやダウンタウンらのマネージャーを歴任した後、吉本新喜劇プロジェクト、吉本総合芸能学院(NSC)の開設に携わり、よしもとファンダンゴ代表取締役社長、吉本音楽出版代表取締役社長などを歴任してきた中井氏が考える、吉本興業におけるアイドル事業の未来を聞いた。――『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)の人気コーナー「七変化」のFUJIWARA・藤本編に出演されたシーンを拝見しました!あはははっ!! そうですそいつです!! 芸人よりしゃべりがうまいと言われた、そんなやつです(笑)――今回、社長としてアイドル専門チャンネル「Kawaiian TV」を任されることになりましたが、どのようなチャンネルにしていきたいと考えていますか?このチャンネルからスターを作りたいですね。「Kawaiian TV」出身のアイドル、スターが生まれてくれたらうれしい。既存のアイドルも、今までとは違う姿が見せられたらと思っています。――近年、NMB48やRev. from DVLなど、さまざまなアイドルを手掛けられ、吉本興業グループにおけるアイドルのイメージが強くなっているような印象がありますが、どう感じてますか?吉本興業という会社ができて100年以上たちますが、明治時代や大正時代には、"安来節(やすぎぶし)"という島根県の民謡を吉本が流行らせ、歌う女の子や踊り子を目当てに、多くのファンが詰めかけていました。だから実は、吉本は昔からアイドルを手掛けていたんです。そして、最近の芸能界は、アイドルもお笑いをやるようになっているので、アイドルかくあるべきとか、お笑いはお笑いで、というのではなくなっている。今のアイドルは器用にバラエティもこなすし、それができる子が売れているっていうのもあると思います。――ジャンルは関係なくなっているということですね。お笑い界を牽引する吉本興業がアイドルを手掛ける強みとは?違う切り口、アプローチができることなんじゃないですかね。僕らはもともとスタイルがないので、いわゆる今までのアイドルの売り出し方とは違うやり方ができるのかなと。そして、お笑いとアイドルは水と油というわけではないので、すでにやっていますが自然な形で新しいタイプのエンターテインメントにしていきたいです。――「Kawaiian TV」で社長がアイドルに期待することを教えてください。彼女たちは、すでに地上波で活躍していますが、テレビ局や制作会社の企画に乗っかってというのが基本です。「Kawaiian TV」でもディレクターやプロデューサーは付きますが、彼女たちが自分たちでどこまで遊べるというのが注目だと思っています。――看板番組『Kawaiian くらびぃー!』(毎週月~金曜18:00~20:00)では、NMB48、Rev. from DVL、GALETTe、SO.ON projectが日替わりMCとして、番組を作り上げるわけですね。地上波メディアで2時間まるまる自分たちで使える時間なんて、そうそうないですよね。じゃ、こっちでどんなものを出してくれるのっていう感じですよね。ディレクターたちも、企画の考え方がまったく変わります。30分番組の5分コーナーをNMB48の2人でどうロケしようというのと、さぁ2時間彼女たちをスタジオに入れて何をさせようというのとで、変わります。プロデューサー、ディレクター、本人たちでどういうものを生み出せるかということですね。――今回、カワイイアン・ティービー本社を沖縄県宜野湾市に構えました。また、2009年より毎年沖縄で「沖縄国際映画祭」を開催し、2015年3月には沖縄に常設劇場とお化け屋敷もオープン。吉本興業が沖縄にこだわる理由は何でしょうか?1つは地理的な理由。全日空の貨物基地が沖縄にあり、沖縄からだとアジア主要都市に4時間以内に届く、つまり当日配達ができるんです。そして、いろんな文化を受容し、かみ砕いて自分たちの文化にしてきたという歴史もあると思います。また、沖縄県の全国に対する人口比と、芸能界における沖縄出身者ってだいぶ違うんです。沖縄出身の芸能人って多いですよね。ですので、文化的な背景、地理的な有利さ、芸能人を輩出しているということが、沖縄の魅力かと。あと、沖縄の人って、集まって宴会するとだれか三線を弾けるじゃないですか。大阪で宴会してもそうはならないですけど。芸能みたいなものが、すごく身近にあるんでしょうね。――アジアを意識されていますが、アジアの先に世界を見据えているのでしょうか? それともアジアを重要視しているのでしょうか?特にアジアを重要視しています。人口もそうですし、経済成長にしてもそうですし、これからどんどん成長していく市場だと思っています。欧米はエンターテインメント自体も成熟市場というのがあるので。「Kawaiian TV」という名前にしたのも、アジアのどこの国の人たちも"カワイイ"という言葉がわかるので、そういう名前にしたんです。この名前なら、なんとなく何やっているのか伝わるでしょう!
2015年01月04日お笑い王国・吉本興業の創始者であり、「女太閤」と呼ばれた吉本せいの波乱に満ちた人生を描く『笑う門には福来たる』。一代で成功した実在の女性の強さや哀しさを、今回が博多座7回目の出演となる藤山直美が生き生きと演じる。【チケット情報はこちら】9月末に福岡市内で行われた記者会見でも「吉本のお芝居を、松竹の製作で、博多座で上演する。めちゃくちゃややこしいことですわ!」と、開口一番会場を笑いに包み込む藤山。以前より一代記には興味があったと言い、大阪出身で「生活の一部」と語る吉本興業の創始者となれば、気合もまた入る。「今、テレビをつけると、朝から深夜まで吉本の芸人さんがぎょうさん出ていらっしゃいます。これの“事の始まり”って一体何なんだろう。根本を一度掘り下げて見てみたいな、復元してみたいなという気持ちは以前からありましたね。大阪出身の私が演じることで、気楽に観てもらえたら嬉しいですね」「笑いを生きる力に」「お客様のことを第一に」と、藤山直美と吉本せいには共通点も多い。また、吉本人気に大きく貢献したのは稀代の名芸人・桂春団治の高座をかけることに成功したことであるが、「桂春団治」は父である藤山寛美の人気作であったことなど縁も深い。「桂春団治さんと吉本せいさんは、芸人として興行師として並べるものの順番というか、価値観が同じやったんやと思います。人の気は人の気でしか動かせません」と語る藤山だが、その口説きのシーンにも注目だ。戦前の芸人たちの生き様を始め、華々しい演芸史の変遷が楽しめるのも魅力。共演も市川月乃助、あおい輝彦、林与一、石倉三郎、仁支川峰子、川﨑麻世ら豪華だ。「得たものも大きいけど、その分失ったもの、あきらめてきたものも多かった人。高い山を登れば、酸素が薄くなる。その分荷物も少なくしなければならない。泣きながら離してきたものが多かった。女の人生にはいろいろな選択があるけど、せいさんの華やかでもあり、たくさんの哀しみもある、そんな人生をしっかり観て欲しいですね。吉本の芸人さんに見てもらえるお芝居にもしたいと思ってます」(藤山)公演は11月6日(木)から28日(金)まで福岡・博多座、12月3日(水)から25日(木)まで東京・新橋演舞場。チケットは福岡公演は発売中。東京公演は10月25日(土)一般発売開始。
2014年10月24日女優の二階堂ふみと俳優の長谷川博己が、吉本興業グループの新会社KATSU-doによって映画化が決定した『この国の空』で共演することが8日、明らかになった。同映画は、芥川賞作家・高井有一による同名小説を原作とした終戦70周年記念作品。戦争という時代を戦場ではなく庶民の暮らしを繊細でリアル、大胆に描いた物語となっている。『ヴァイブレータ』(2003年)、『共喰い』(2013年)、『海を感じる時』(2014年)を手がけた脚本家・荒井晴彦が脚本・監督を務める。出演者は二階堂ふみ、長谷川博己、工藤夕貴ほか。終戦間近の東京で母親(工藤夕貴)と叔母と暮らす里子(二階堂ふみ)は、度重なる空襲におびえ、まともな食べ物も口にはできないが、けなげに暮らしている。一方、隣に住む市毛(長谷川博己)は妻子を疎開させての一人暮らし。19歳で既に婚期を迎えた里子は、自分は男性と結ばれることなく、戦争で死んでいくのだろうかという不安を抱えながらも、市毛の身の回りの世話をすることが楽しみになり、次第に自分の中の「女」に目覚めていく。荒井監督は、「三十年前、『この国の空』を読んで、映画にしたいと思った。高井有一さんにお会いして、映画にできる当てはありませんが、原作を頂けませんかとお願いした」とした上で、「戦争が終ってバンザイじゃない娘を描くことで、この国の戦後を問えるのではないかと思った」とコメント。二階堂は「京都太秦撮影所での撮影は初めての経験なのですが、本気度の高いスタッフの方々とご一緒することができて嬉しいです」とメッセージを寄せた。公開は、2015年の予定。
2014年10月08日今年で6回目を迎える「沖縄国際映画祭」の発表記者会見が2月19日(水)、吉本興業の東京本部にて行われ、ガレッジセール、鉄拳、ロバート山本、「NMB48」の山本彩、渡辺美優紀、山田菜々、10代アイドルグループ「Rev.from DVL」らが来場した。「Laugh & Peace」をコンセプトに2009年に誕生し、東日本大震災の折にも中止されることなく開催されてきた沖縄国際映画祭。今年は「島ぜんぶで、お~きなこと!」をテーマに、宜野湾市にとどまらず全県を巻き込んで様々なイベントを開催。昨年まで初日のみ行われていたレッドカーペットイベントも、2日間に分けて、メイン会場の沖縄コンベンションセンターに加え、那覇市の国際通りでも実施される。また、若き才能の発掘などを目的に、この秋に実施される予定の「第1回京都国際映画祭」とも連動していくことも発表された。沖縄出身ということで、すっかり同映画祭の“ホスト”となっているガレッジセールのゴリさんは「1回目のときは“沖縄国際映画祭”と言っても地元の人も『はぁ?』という感じだったけど、6回目ともなると春になると来るという感じで沖縄の人の誰に聞いても知ってます」と嬉しそうに地元での浸透ぶりを明かす。自身が監督を務めた『ロクな人生』が上映される。コザという名で知られる沖縄市が舞台となっているが「基地問題を抱えていて、だからこそいろんなアーティストが生まれた街です。ディープなところを含むコメディになってます!」と自信をのぞかせていた。泣けるパラパラ漫画で世界的な活躍を見せる鉄拳だが、そのパラパラ漫画が中村獅童、小西真奈美らが出演して実写映画化され「FURIKO-振り子-」として上映される。本人は「何も聞かされてなかったので…(苦笑)」とよしもとの裏事情(?)を漏らし、司会の藤井隆らを慌てさせていたが「どういう感じになってるのかいまからワクワクしています」と期待を口にした。NMB48の3人は学園シチュエーションコメディとして人気のTV番組「げいにん!」の映画化第2弾作品に出演。前作の続編ということで山本さんは「笑いと涙のシーンが増えてます。漫才しながらもそこに演技が加わって難しかったです」と述懐。渡辺さんは昨年、一昨年とステージイベントが雨に見舞われたことに触れ「ファンのみなさんが盛り上げてくださるんですが、今年は私たちが太陽を呼びたいです!」と力強く語っていた。「Rev.from DVL」は10代の少女たちからなる福岡の地元アイドル。中でも現役中学生の橋本環奈は昨年、イベントでの写真がネットを中心に広まり「かわいすぎるアイドル」「1000年に一人のアイドル」と注目を浴び、人気急上昇中。当人は「1000年に一人のアイドル」という言葉に「全然、そんなことないです(笑)」と照れくさそう。グループとして沖縄は初上陸となるが「温かいんだろうなと想像してます。海で遊んでみたりもしたい!」と語り、ほかのメンバーから「まだ寒いから!」とツッコまれていた。かわいすぎるアイドルを前に、大人たちもメロメロ。“毛深すぎるアイドル”を自称するゴリさんは、印象を尋ねられ、橋本さんの方を見ると「いま、初めて目を合わせましたが、42にして心拍数が上がってます!かわいいですね(笑)」と声を弾ませていた。「第6回沖縄国際映画祭」は3月20日(木)から3月24日(月)まで開催。(黒豆直樹(cinema名義))
2014年02月19日芸能プロダクションの吉本興業が運営する「よしもと47ご当地市場」(大阪府大阪市中央区難波千日前11-6 なんばグランド花月ビル1F・B1F)は、12月20日から2013年1月7日までの期間中、「ええもん!うまいもん!大阪展」を開催する。同物産展は、大阪の街全体を屋根のないミュージアムに見立てて、地域の魅力を発信する「大阪ミュージアム構想」の一環として行われる。大阪ミュージアムショップ商品をはじめ、高槻うどんギョーザ、鳥飼なすといった、大阪産を使った加工品など、各地の商品が集まっているという。なお、1月5日には、「コダイくん・ロマンちゃん(和泉市)」など、大阪府のマスコットキャラクターたちが同市場に来場。PRイベントを実施する。詳細は同市場公式ホームページを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月21日コンビニエンスストアの「ファミリーマート」と、芸能プロダクションの「吉本興業」は11月20日、店内にステージを常設した「よしもとコラボ店舗」として、「ファミリーマート南船場店」(大阪市中央区南船場3-10-11)をオープンした。「よしもとコラボ店舗」は、去年の12月から両社が行っている、地域限定イベントや商品開発を行う「いっしょに、笑顔。プロジェクト」の一環として実施されている。今年10月には、「ファミリーマート新宿靖国(やすくに)通り店」の店内が改装され、「よしもとコラボ店舗」としてオープン。店内にはステージが常設しており、よしもと芸人によるライブが連日行われているという。なお、「ファミリーマート南船場店」のオープンに合わせて、吉本興業創業100周年記念弁当「関西弁」の第2弾「関西弁~でっかい串かつ弁当」(550円)の販売を開始している。詳細は、ファミリーマート公式サイトを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日10月23日、「シルク・エロワーズiD×よしもと芸人 コラボ記者発表会」がフジテレビ本社にて行われ、ブラックマヨネーズ、パンクブーブー、はんにゃが会見に登場した。シルク・エロワーズ『iD』 公演情報シルク・エロワーズは、シルク・ドゥ・ソレイユもその実力を認めるアクロバティック・アーティスト集団。2009年よりワールドツアーをスタートし、現在北米ツアー中のヒット作『iD(アイディー)』をもって、来年2月に来日。2月15日(金)東京・五反田 ゆうぽうとホールを皮切りに、福岡、名古屋、大阪の4都市で公演を行う。会見では同公演を“吉本興業全体”で応援することが発表されたほか、同公演によしもと芸人が参加する可能性も明かされた。iDの演目をある一定ラインまで習得した芸人限定とのことで、よしもと芸人に広くチャレンジを呼びかけるという。ブラマヨ小杉が「よしもとにはいろんな芸人がいるので、みんなにチャレンジしてもらいます」と語る一方、吉田は「たとえば小杉が病気で、僕がチャレンジしたら治るといわれてもやりません」とボケて相方をあきれさせていたが、最後は「万が一、公演を見に行かれてもうひとつやったという感想になったらオレ、死にますんで。それぐらいの気持ちでPRしていきます」と宣言して、全面協力をアピールした。公演チケットの一般発売は東京・福岡公演が10月27日(土)より、大阪・愛知公演が12月1日(土)より。なお、チケットぴあでは現在インターネット先行抽選も受付中。■シルク・エロワーズ『iD(アイディー)』2013年2月15日(金)・16日(土)東京・五反田 ゆうぽうとホール2013年2月22日(金)~24日(日)福岡・福岡サンパレスホール2013年2月27日(水)~3月3日(日)名古屋・愛知芸術文化センター愛知県芸術劇場大ホール2013年3月6日(水)~22日(金)東京・TOKYO DOME CITY HALL2013年3月27日(水)~31日(日)大阪・オリックス劇場(旧・大阪厚生年金会館)
2012年10月25日9月24日、大阪・なんばグランド花月『吉本興業創業100周年特別公演 170日目』の日替わりゲストコーナー「唄って笑って100周年」にセレッソ大阪アンバサダー・森島寛晃が出演した。なんばグランド花月『吉本興業創業100周年特別公演』のチケット情報坂田利夫、安尾信乃助、今別府直之、吉田裕らが所属するフットサルチームの即戦力として入部という設定で、学生服に瓶底メガネ姿で登場した森島。その意外な格好に会場からどよめきが起こる中、すぐさまユニフォームに着替えると、まずはリフティングを披露。足はもちろん、肩や背中を駆使した見事な技で観客を魅了した。また、ゴールキーパー役の今別府を相手に、力強いシュートを何本も決めていく森島。そのスピードとパワーに怖気づいて逃げ惑う今別府と舞台上は大騒ぎ、会場も大いに沸いた。そして、約10分の出番を終えた森島は「今日は緊張したけど楽しかったです。今、Jリーグはオリンピック選手も戻ってきて盛り上がっています!ぜひ、応援してください!」とJリーグをPRした。なんばグランド花月『吉本興業創業100周年特別公演』は毎日、なんばグランド花月で開催中。
2012年09月24日大阪は芸人さんが多い街です。お笑いの大企業、吉本興業は大阪発祥の企業(創業1912年)ですし、上方落語の中心地です。大阪で芸人さんに愛されているお店を紹介します。■『信濃そば』絶品のだし!吉本の芸人さん御用達の店。立地が『なんばグランド花月』の裏なので、若手のころからこのお店のお世話になっている芸人さん多数です。そのため売れてからも、東京に活動拠点を移しても、信濃そばを恋しく思うのだそうです。いわばソウルフードですね。信濃そばは、とにかくだしが絶品です。コクがありながらサッパリとして一度吸ったら病みつきになること請け合いです。どのメニューを食べても美味しいのですが「肉うどん」や「きざみうどん」は特にお薦めです。おにぎり、丼物もぜひ!■『千とせ』肉吸いと小玉はテッパン!「肉吸い」という食べ物をご存じでしょうか。最近は大阪の芸人さんが東京のテレビ番組で紹介するため、知られるようになってきました。簡単に言うと、肉うどんの「うどん抜き」です。『千とせ』は肉吸いの発祥のお店です。元々は、吉本の芸人である花紀京師匠が、二日酔いで食欲がない時に「肉うどんのうどん抜き」と千とせにムチャぶりしたのが始まりとか。千とせは吉本の劇場に出前を行っていたため、芸人さんに肉吸いのファンが広がりました。いまでは芸人さんだけではなく一般のお客さんも千とせの肉吸いもおいしさを知っています。最近では行列が絶えないようですがぜひ行ってみてください。肉吸いを注文する時は、同時に「小玉」(しょうたま)も頼みましょう。小玉はごはん小に卵を落としたものです。卵かけご飯にして食べます。うまいですよ!■『炭味屋』きよし師匠の激推し店西川きよし師匠が40年以上もひいきにしているお店です。多くの芸人さん、有名人が来訪するお店としても知られています。ジャンルで言えば創作無国籍料理ですが、魚、肉など素材をうまく使ったおいしさが魅力です。名物料理は「イカのおろしマヨネーズ」です。イカの刺し身の上に大根おろしがたっぷり、その上にマヨネーズソースがかけられています。このマヨネーズソースが後引くうまさなのです。酒のさかなとしても最高なので、ビールで乾杯しながら食べたいところです。ワインが豊富なのもこの店の特徴。ワイン好きにもお薦めします。■『自由軒』100年やってる老舗の名店!古典的なお店を紹介します。『自由軒』は創業明治43年(1910年)ですから100年の歴史を持っています。芸人にも愛されてきましたが、それ以上に大阪人に愛されてきたわけです。自由軒の名物は、創業から続く「名物カレー」です。カレールーとご飯を混ぜ合わせて、つまりご飯粒がウコン色に輝くようにカレールーをまぶした状態にして、お皿に小高く丘上に盛り、その真ん中をくぼませて、そこに生卵を落とします。生卵をご飯に混ぜ合わせるようにして食べます。今の目から見るとB級感あふれる(混ぜ)カレーですが、カレーの香ばしさとその素朴な味わいは食べる人を魅了します。ぜひ一度試してみてください。(谷門太@dcp)『信濃そば』の食べログのページ『千とせ』の食べログのページ『炭味屋』の食べログのページ『自由軒』の食べログのページ
2012年09月10日