美しき女性たちを素材として採集、アートに表参道ヒルズ本館B3階の「スペースオー」で4月27日から5月6日まで、現代アーティスト、清川あさみの作品展が開催される。この展覧会は「清川あさみ|美女採集」展と名付けられており、文字通り、さまざまな美女たちを“採集”して、つくられた作品群が見ごたえたっぷりに展示される。“採集”されているのは、広末涼子、黒木メイサ、吉高由里子、AKB48など、まさに現代を彩る、多彩な美しき女性たち。彼女らの写真を素材に、独創的な世界観で、新たな美しさの見出し、そして世界へのメッセージが込められた、独自のアートがつくりあげられている。(公式サイトプロフィールより参考画像)特別企画等も!アートに気軽に触れてみて展示される作品では、糸や布を自在に使用した作品をはじめ、空間デザインや映像、広告など幅広く手がける清川あさみらしく、モデル素材となった女性のイメージに合った、また、生まれるインスピレーションにそった技法で、動物や植物の装飾などがCGで施されている。先にあげた女性陣ばかりでなく、特別バージョンとしてエヴァンゲリヲン新劇場版の綾波レイや、男性版として金子ノブアキなどを被写体としたシリーズ作品も同時に展示されるとのこと。開催時間は11時~21時で、4月30日は20時、最終日となる5月6日は18時までとなっている。入場は無料なので、ぜひ気軽に足を運んでみてほしい。なお、特別協賛で参加するハーゲンダッツジャパンとのコラボレーションイベントも開催されるとか。このコラボを記念したオブジェ展示や、新商品の試食サンプリングもあるそうなので、こちらも楽しみに出かけてみるといいだろう。元の記事を読む
2012年03月19日人気漫画を映画化した『僕等がいた』の前篇が3月17日(土)に公開初日を迎え、W主演の生田斗真と吉高由里子、三木孝浩監督、原作者の小畑友紀が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。クラスの3分の2の女子生徒を虜にするほどの魅力の持ち主である矢野(生田さん)とそんな彼に徐々に惹かれていく七美(吉高さん)。不条理な運命に翻弄されつつも愛を貫こうとする2人の姿を前後篇2部作で描き出す。北海道から博多まで、本作のプロモーションのために全国各地を回ってきた2人だが、ようやく公開を迎えたことでいつもよりもわずかにハイテンション?うまく言葉が出てこない吉高さんをフォローするかのように生田さんは「私たち、緊張しております(苦笑)!東京は怖いです」とおどけたが、吉高さんは「いくつの目ん玉がこっち向いてると思ってるんですか!?」と観客に逆ギレ。かと思えば「とっ散らかしてすいません」と頭を下げ、客席の笑いを誘っていた。吉高さんはここ最近、映画のプロモーションで雑誌やテレビを賑わしてきたが「怒涛の番宣でお茶の間を騒がしてますが、ロングランが続かなければ今年はこの『僕等がいた』で吉高は見納めとなりますので、1か月でも長く公開されるようにみなさん、よろしくお願いします」と茶目っ気たっぷりに映画をアピールした。撮影中の印象深いエピソードを尋ねると、生田さんは七美と矢野がバス停でキスをするシーンを挙げ「2人っきりでいるように見えて、道路を挟んでカメラを構えた撮影クルーがいて、さらにその後ろに200人くらい見学の人がいました。(セリフで)『誰も見てないよ』なんて言いつつメッチャ見られてました(笑)」と明かした。映画の中で七美が矢野に言う「好きだ、バカ!」というセリフが印象的だが、この日は吉高さんのみならず、生田さんや監督も連呼。生田さんが「僕や吉高さんの舞台挨拶でのオシャレな衣裳がうらやましくなって、『僕の衣裳も持ってきてください』と僕のスタイリストに頼む監督が好きだ、バカ!」と暴露すれば、吉高さんは「酒飲めないのに私たちの話に朝まで付き合ってくれる監督が好きだ、バカ!」と告白。さらに生田さんは客席に向かって「こんな雨の中を朝早くから観に来てくださってるみなさんが好きだ、バカ!」と語り、ファンを喜ばせた。この日は、釧路から上京した原作者の小畑さんも来場。本作の実写化が決まったときの心境について「嬉しかったしビックリしましたが、少女漫画という狭い枠でドキドキしたい10代の女の子のために書いていたつもりが、一般のところに引き出されるような怖さがありました」と述懐。一方で完成した作品については「何気なく試写会に行ったら、漫画そのものでビックリしました」と太鼓判を押した。間もなく、矢野と七美が迎える結末を記した最終16巻が発売となるが「(映画と原作で)ちょっとラストが違うので、見比べて二度おいしい『僕等がいた』を楽しんでください」とアピールした。『僕等がいた』前篇は全国にて公開中。後篇は4月21日(土)より公開。■関連作品:僕等がいた・後篇 2012年4月21日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館■関連記事:生田斗真&吉高由里子、揃って高校時代の哀しい失恋エピソードを告白!ミスチル主題歌で涙必至TV版とは異なる『僕等がいた』ウェブ限定予告編が到着!女子は「安定感」、男子は「隙」?『僕等がいた』を題材にモテの秘訣を伝授!吉高由里子、モノマネ芸人・福田彩乃との禁断の共演に「やりづらい…」恋愛講座付き!『僕等がいた』女性限定試写会に25組50名様をご招待
2012年03月18日累計発行部数が1200万部を突破した小畑友紀の同名コミックを生田斗真、吉高由里子共演で映画化する『僕等がいた』の女性限定試写会がこのほど行われ、幅広い年齢層から高い評価が集まった。その他の写真『僕等がいた』は、北海道と東京を舞台に、誰からも愛される人気者でありながら心に暗い影を持つ青年・矢野元晴(生田)と、矢野の影を受け入れ彼を一途に想い続ける高橋七美(吉高)の10年以上にわたるラブ・ストーリー。映画化に際しては前後篇の2部作として製作し、連続公開する。本作は、恋人たちの10年以上に渡る恋の行方を描いた作品だが、今回の試写会では、北海道を舞台に高校生の矢野と七美の出会い、恋、そして迷いを描いた“前篇”を上映。終了後のアンケートでは「胸がキュンとした」と回答した観客が90パーセントを突破し、原作コミックを読んでいるという観客からも「最初は不安だったが、原作の要素をうまく2時間にまとめていて好感」「大好きだったシーンがちゃんと映画版にも残っていてうれしかった」などの声が寄せられた。注目なのは高評価を与えている観客の年齢に偏りがないことで、若い観客が「七美たちの純愛を観て、私はまだまだ本気の恋愛をしていないのかなと思った」という感想を述べる一方で、年配の観客は「十代の頃の純粋な恋をしたくなりました」「高校をとっくの昔に卒業した自分でも充分楽しめ、大満足」「自分が高校生の頃のことを思い出して胸がせつなくなった」など、自身の過去の恋愛を絡めながら感想を述べる人が多かった。コミック原作の純愛ドラマは、10代をメインターゲットに制作されることが多いが、本作は幅広い年齢層からの支持を集めており、公開後は口コミなどでさらに多様な観客を集めることになりそうだ。『僕等がいた』3月17日(土) 前篇4月21日(土) 後篇 2部作連続ロードショー
2012年03月16日人気小説家・吉田修一著による青春感動巨編を、主演に高良健吾、ヒロインに吉高由里子を迎えて『南極料理人』、『キツツキと雨』の沖田修一監督がメガホンを取り実写映画化する『横道世之介』。このほど新たに、池松壮亮、伊藤歩、綾野剛ら若手実力派俳優3人の本作への出演が明らかとなった。『悪人』や『パレード』の原作者としても知られる吉田修一の同名人気小説を原作にもつ本作。1980年代を舞台に、上京したての大学生・横道世之介の日常と、彼を取り巻く人々の生活を優しいタッチで描く。今回出演が決定したのは、いまがまさに“旬”の3人。世之介の大学の友達・倉持一平を、『ラスト サムライ』でハリウッド・デビューも果たした池松壮亮、世之介が憧れる年上女性・片春千春を、『ソラニン』や『GANTZ』など話題作への出演が相次ぐ伊藤歩が演じる。そして女性に興味がない世之介の同級生・加藤雄介を、現在放送中のNHK連続ドラマ小説「カーネーション」での活躍で脚光を浴びている綾野剛が演じる。徐々に明らかにされていく映画『横道世之介』の世界。心温まる人間模様を独特のユーモアと世界観で描くことに定評のある沖田監督の指揮のもと、若手実力派俳優たちがどのような化学反応を起こしてくれるのか、公開を楽しみに待ちたい。『横道世之介』は2013年、全国にて公開。■関連作品:横道世之介 2013年、全国にて公開■関連記事:『蛇にピアス』コンビ復活!高良健吾&吉高由里子で吉田修一の青春小説を映画化
2012年03月15日吉田修一原作、主人公・横道世之介に高良健吾、ヒロイン・与謝野祥子に吉高由里子が決定している『横道世之介』の、豪華実力派追加キャストが決定した。世之介の大学の友達、倉持一平に池松壮亮(『ラストサムライ』『いけちゃんとぼく』)、世之介が憧れる年上女性、片瀬千春に伊藤歩(『リリイ・シュシュのすべて』『ソラニン』)、 女性に興味がない世之介の同級生、加藤雄介に綾野剛(『GANTZ』、『ヘルタースケルター』)と若手実力派の豪華キャストが集結。1980年代後半に青春時代を送った若者たちの日常と、彼らのその後を温かく描く期待の新作映画。クランクインは3月下旬予定。作品情報『横道世之介』原作:吉田修一「横道世之介」(毎日新聞社刊)監督・脚本:沖田修一脚本:前田司郎出演:高良健吾 吉高由里子 池松壮亮 伊藤歩 綾野剛配給:ショウゲート2013年、全国ロードショー
2012年03月15日3月14日(水)のホワイトデーに映画『僕等がいた』の特別試写会が東京・文京区の跡見学園女子大で行われ、W主演の生田斗真と吉高由里子が舞台挨拶に登壇し、女子大生の質問に答えた。生田さんはこの日、入籍した親友の小栗旬と山田優に対して「幸せな家庭を築いてほしい」と祝福のコメントを贈った。累計1,200万部を突破した小畑友紀の同名人気コミックスを前後篇2部作で映画化した本作。北海道・釧路の高校で出会った矢野と七美の6年に及ぶ運命的な恋のゆくえを描く。女子大を訪れるのは初めてという2人。生田さんは「こういうのは『オレンジデイズ』(TBS)でしか見たことがない(笑)。いい景色ですね」と女子大生で埋まった客席を見やりニンマリ。吉高さんも客席からの「かわいい!」という歓声に気を良くしたのか「みなさん、立派な学校に通っていらっしゃいますね、トイレも多いし(笑)。私もこういう生活送りたかったです」と大ハシャギだった。女子大生からの「(劇中の矢野と七美のような)遠距離恋愛に耐えられるか?」という質問に生田さんは「会えない時間が(相手を)好きにさせるというところがあると思う。距離は関係なく、お互いが信じられるかどうか」と回答。理想の恋愛については「優しい時間が過ごせればいいなと思います」(生田さん)、「何もしてなくてもホッコリして幸せだなと思える環境があれば」(吉高さん)と答え、女子大生たちをキュンキュンさせていた。さらに、話題は高校時代の恋愛エピソードにも及んだが、生田さんは「先輩が好きでしたけど、プレゼントを渡そうと最寄りの駅の改札を出たら電話がかかってきて、『何してるの?』って聞いたら『彼氏と一緒にいる』と言われまして…。プレゼントを捨てて帰った哀しい思い出があります」と失恋の思い出を告白した。吉高さんも、同じ学校の相手に「好きです」と告白したが「『友達にしか見えない』と言われ、放課後に『あぁっ…』ってなりました」とこちらも失恋のエピソードを披露。2人の意外な失恋秘話に観客は一様に驚いた様子だった。イベント後に改めて報道陣の取材に応じた生田さんは「親友の小栗旬が結婚し、僕にとっても嬉しい日になりました。2人が付き合いたての頃から見守ってきた仲間として嬉しい」と祝福した。実は小栗さんからは「かなり前の段階で『結婚することになると思う』と教えられていた」という生田さん。小栗さんとは電話で話したそうだが「お祝いは直接言いたい」と会える日を心待ちにしているよう。「めっちゃ羨ましい!僕もしたいな」と笑みを浮かべていた。『僕等がいた前篇』は3月17日(土)より全国にて公開。『僕等がいた後篇』は4月21日(土)より公開。■関連作品:僕等がいた・後篇 2012年4月21日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館■関連記事:ミスチル主題歌で涙必至TV版とは異なる『僕等がいた』ウェブ限定予告編が到着!女子は「安定感」、男子は「隙」?『僕等がいた』を題材にモテの秘訣を伝授!吉高由里子、モノマネ芸人・福田彩乃との禁断の共演に「やりづらい…」恋愛講座付き!『僕等がいた』女性限定試写会に25組50名様をご招待『蛇にピアス』コンビ復活!高良健吾&吉高由里子で吉田修一の青春小説を映画化
2012年03月14日『ソラニン』の三木孝浩が監督のもと、生田斗真と吉高由里子をW主演に迎えた純愛ラブストーリー『僕等がいた』。既に放送開始しているTVスポットとは異なる、ヒロイン・七美の視点で綴られたウェブ限定バージョンが解禁となった。累計発行部数1,200万部を超える小畑友紀の人気コミックスを原作に、高校時代を舞台にした七美(吉高さん)と矢野(生田さん)の出会いから別れまでを描いた前篇、大人へと成長し離れ離れとなった2人が再び巡り会う後篇の2部作で6年にわたる純愛を描く。吉高さん演じる七美の視点から、6年間の“ひたむきな愛”がストレートに綴られているこちらの予告編映像。冒頭では、初恋、告白、そして孤独を抱える矢野との楽しくも切ない恋の模様が映し出される――そして6年が過ぎ、大学を卒業し東京の出版社に勤めながら忙しい日々を送る七美。消息を絶ってしまった矢野を探し、大きく開いてしまった距離を埋めるように七海は思いを強くする。「私の願いは、矢野の願いが叶う事」という七美の言葉からは、その愛の大きさが感じられる。一方で、矢野の親友・竹内(高岡蒼佑)からも想いを寄せられ、矢野への想いとの間で揺れる切ない七美の乙女心に、胸をギュッと掴まれる方も多いのでは?さらに、「Mr.Children」が手がけた前篇の主題歌「祈り ~涙の軌道」が、作品の世界観を一層盛り上げ、落涙必至の映像に仕上がっている。TVでは見ることのできないこちらの映像から、2人の純愛に胸キュンしてみては?『僕等がいた前篇』は3月17日(土)より全国にて公開。『僕等がいた後篇』は4月21日(土)より公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:僕等がいた・後篇 2012年4月21日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館■関連記事:女子は「安定感」、男子は「隙」?『僕等がいた』を題材にモテの秘訣を伝授!吉高由里子、モノマネ芸人・福田彩乃との禁断の共演に「やりづらい…」恋愛講座付き!『僕等がいた』女性限定試写会に25組50名様をご招待『蛇にピアス』コンビ復活!高良健吾&吉高由里子で吉田修一の青春小説を映画化生田斗真、初共演した吉高由里子の第一印象は「賢い人」
2012年03月12日累計発行部数が1200万部を突破した小畑友紀の同名コミックを生田斗真、吉高由里子共演で映画化する『僕等がいた』の最新予告編がこのほど公開された。『僕等がいた』は、北海道と東京を舞台に、誰からも愛される人気者でありながら心に暗い影を持つ青年・矢野元晴(生田)と、矢野の影を受け入れ彼を一途に想い続ける高橋七美(吉高)の10年以上にわたるラブ・ストーリー。映画化に際しては前後篇の二部作として製作し、連続公開する。予告編はこちら登場人物たちの様々な想いや、忘れることのできない過去が時にぶつかり、時にすれ違いながら、主人公ふたりの恋模様が描かれる本作。このほど公開された予告編は、吉高演じる七美の目線で編集されたもので、吉高が「人に対する愛情から強さを見出す女の子」と分析する七美の想いの強さが伝わってくる内容に仕上がっている。また、予告編映像の後半にはMr.Childrenが本作のために書き下ろした主題歌も使用されており、こちらも注目したいところだ。『僕等がいた』3月17日(土) 前篇4月21日(土) 後篇 2部作連続ロードショー
2012年03月12日累計1,000万部を突破し、10年にわたり愛されてきた人気恋愛コミックを実写映画化した『僕等がいた』の公開を記念して、シネマカフェの女性読者を集めて試写会を開催。上映後には、恋愛科学研究所所長の荒牧佳代が登壇し、女性読者たちに向けて恋愛講座を行った。本作を鑑賞して「中学時代に戻ったような気持ちになりました」と語る荒牧さん。劇中の恋愛模様には、女性の心をときめかせる要素がふんだんに盛り込まれているが、中でも人気男子の矢野(生田斗真)と真面目男子・竹内(高岡蒼甫)から好意を寄せられる七美(吉高由里子)との三角関係は胸キュンもの。女性にとっては羨ましい状況だが、七美の“モテ”の秘訣について荒牧さんは「自分の魅力をよく知っていて、信じている。自分の心に正直なところが好かれる要素であるし、その安定感や安心感が自分を正してくれるような印象を与えているので、そこに不安定な矢野も惹かれるのでは」と分析した。一方、クラスの女子の3分の2を虜にするモテ男・矢野についてはずばり、「母性本能をくすぐられる」タイプと診断。「女性は誰でもかわいいものを見てかわいいと思う母性本能を持っているので、どこか心が不安定で、かっこいいのに満たされていない矢野に惹かれるのでしょう。女性はその生活に入り込んで刷り込みたいので、そういう居場所を作る“隙”があるんですよね」と“ほっとけない男子”がモテるワケをレクチャー。本作では高校生から社会人にかけて、矢野と七美の6年にも及ぶラブストーリーが2部作で描かれるが、北海道と東京で離れてもなお純愛を貫き通す2人の姿は、切なくも尊い。「女性は、恋人と離れてて寂しくはなるけど、男性を好きでいられる自分や離れても好きな男性を見つけられた自分が好き。七美のように、矢野を好きな自分を信じられる精神力の強さが女性にはあるんです」。さらに「女性の恋愛感情は男性の8倍以上」という荒牧さんは、女性にとって恋愛することの魅力を改めて説明。たとえ「恋することを忘れてしまった…」という女性にとっても、本作を観ると「自分たちの忘れかけていたストレートな感情を呼び起こされるはず」とオススメした。『僕等がいた前篇』は3月17日(土)より全国にて公開。『僕等がいた後篇』は4月21日(土)より公開。■関連作品:僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館僕等がいた・後篇 2012年4月21日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館■関連記事:吉高由里子、モノマネ芸人・福田彩乃との禁断の共演に「やりづらい…」恋愛講座付き!『僕等がいた』女性限定試写会に25組50名様をご招待『蛇にピアス』コンビ復活!高良健吾&吉高由里子で吉田修一の青春小説を映画化生田斗真、初共演した吉高由里子の第一印象は「賢い人」ミスチル桜井「真っ直ぐな気持ちで取り組んだ」『僕等がいた』主題歌リリース決定
2012年03月07日3月1日(木)に、映画『僕等がいた』“恋活”女子限定!恋愛応援試写会にスペシャルゲストとして、主演の吉高由里子、共演の小松彩夏、更に今、数々のモノマネでお茶の間人気急上昇中の芸人、福田彩乃が登場!福田彩乃が主人公・七美の名台詞「好きだバカ―!」と叫びながら劇中の七美の衣装で登場すると会場に集まったお客さんは、吉高由里子が登場したと思い、大歓声に包まれたが、徐々に福田さんだと気づき笑いが起き始めた…そんな空気にもめげず福田さんが映画の1シーンを膨らませつつモノマネをしていると、「何やってるんですかっ?」とツッコミながら舞台袖から(本物の)吉高由里子が登場!会場は一気にヒートアップ。●自分のモノマネで爆笑を巻き起こす福田を見て吉高:矢野じゃないわっ!何やってるんですかっ?(福田にツッコミながら登場)。フェイクがある舞台挨拶は初めてですよ。似てますか?やりづらい舞台挨拶だな…。こう見えて、(福田は)実はちゃんとした人。だから余計イラっとする(笑)。小松:こんなにたくさんの女子に囲まれることはなかなかないので緊張しちゃいます。申し訳ないけど2人(吉高と福田)は見れば見るほど似てるなと思います(笑)。~3人が恋愛相談にこたえました~●長く付き合っていくにはどうしたらいいでしょうか?束縛っていいの?(18歳)吉高:みんな最初から別れようと思って付き合ってないですからね…どうですか?福田:束縛とかいらないっ!お互いが思いやりとか持っちゃえばいいんじゃないの?(YOUのモノマネ)。小松:私は、若いころは束縛してたけど、今では、我慢も大事じゃないかなと思います。●他のクラスに大好きな人がいるのですが、2回告白して2回とも振られてしまいました。「友達としか見れない」と言われてしまっているのですが、どうしても諦められませんどうしたらよいのでしょうか?(16歳)小松:学生の頃は積極的で、何度も振られたけど結局付き合えたので諦めなくてもいいんじゃないですか?吉高:小松さんを振る男はどいつだ!?私は「諦めろ」とも「行け」とも言いません。感情の起伏を楽しめている16歳って学生の環境はうらやましいです。福田:私だったら次行っちゃいますね(笑)。●男性を見ていると、どうしても自分の父親と比べてしまいます。ファザコンかもしれませんが、自分のお父さんよりかっこいい異性と出会ったことがないです。どうすれば良いでしょうか?(27歳)小松:私も父や兄に雰囲気が似た人を好きになってしまうので、気持ちはわかるんですよね。福田:視野を広げてお父さんの友達を紹介してもらえばいいんじゃないですか?吉高:最近歳の差婚もありますし、年齢問わず!映画について吉高:キュンキュンしたり懐かしく思っていただけたり、学生さんとかは憧れるようなエッセンスも入った作品です。音楽もMr.Childrenさんの描き下ろしになっていてすごく素敵な歌です。映画の方はちゃんとやらせていただきました。楽しんでください。小松:今日も制服着ている方もいますが、年齢問わずキュンキュンできる作品になっているので楽しんでいただきたいです。これを観て、皆さん素敵な恋をしていただけたらなと思います。福田:私は出てないんですけどキュンキュンする映画なので、皆さんキュンキュンしてください!お願いします(吉高由里子のモノマネ)。作品情報『僕等がいた』配給:東宝/アスミック・エース3月17日(土)4月21日(土)2部作連続ロードショー(C)2012「僕等がいた」製作委員会 (C)2002小畑友紀/小学館
2012年03月05日映画『僕等がいた』の公開記念トークショーで吉高由里子と、彼女のモノマネで人気を集めている福田彩乃の共演が実現!3月1日(木)に「“恋活”女子限定」と銘打って行われた試写会の舞台挨拶に小松彩夏を加えた3人で登壇し、会場は盛り上がりを見せた。累計発行部数1,000万部を超える小畑友紀の人気漫画を前後篇の2部作で映画化した本作。七美と矢野、高校時代に出会い、思いを通じあわせた2人の恋の行く末が壮大に描き出される。この日はまず、矢野(生田斗真)の元カノ・奈々を演じた小松さんが登場した。その後、司会者がもうひとりのゲストとして「(劇中の吉高さんの役名の)高橋七美さんです!」とコール。観客は吉高さんが登場すると思い、大歓声に包まれたが、現れたのは七美風の衣裳で吉高さんのモノマネをする福田さん。客席は一瞬の静寂ののちに爆笑に包まれた。その後も福田さんは「矢野ぉ、好きだー!」「吉高です」「ハイボールでぇ」と吉高さんのモノマネを連発。すると、舞台袖から「何やってるんですか?」と怒りに満ちた表情で本物の吉高さんが現れ、客席は再び拍手と大歓声に包まれた。人気絶頂の若手女優とそのモノマネ芸人の共演というのは極めて稀なこと。吉高さんは「こんなフェイクのある舞台挨拶は初めてですが、やりづらい」と苦笑い。福田さんは「一緒でしょ?」と笑顔ですり寄るも吉高さんは「一緒じゃない!」と懸命に否定し笑いを誘っていた。この日は事前に観客から集められた恋の相談、悩みに3人が回答。「恋愛を長続きさせるにはどうすればいい?」という悩みに対し、福田さんは今度はタレントのYOUのモノマネで「お互いが思いやりを持てば…」と答え、レパートリーの広さを見せつけた。その後の質問に対し、3人は真面目に回答するも逆にモノマネなしの素の口調で答える福田さんに会場からは笑いが…。「何で笑うの?」と困惑する福田さんのかたわらで吉高さんは「私も真面目に喋ってると笑われるんですよ!」と互いの共通点を語り“元祖”天然ボケの強さを感じさせた。小松さんも、壇上で繰り広げられる福田さんと吉高さんのやり取りに我慢できずにたびたび爆笑。最後まで笑いの絶えない舞台挨拶となった。『僕等がいた』前篇は3月17日(土)より、後篇は4月21日(土)より全国にて公開。■関連作品:僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館■関連記事:恋愛講座付き!『僕等がいた』女性限定試写会に25組50名様をご招待『蛇にピアス』コンビ復活!高良健吾&吉高由里子で吉田修一の青春小説を映画化生田斗真、初共演した吉高由里子の第一印象は「賢い人」ミスチル桜井「真っ直ぐな気持ちで取り組んだ」『僕等がいた』主題歌リリース決定壮大な“純愛回想録”!『僕等がいた・前篇』完成披露試写会に10組20名様ご招待
2012年03月01日昨年秋にフジテレビ系で放映された香里奈、吉高由里子、大島優子主演のドラマ『私が恋愛できない理由』のDVD-BOXが、3月30日(金)に発売されることが決まり、120分を超える豪華な特典映像の内容が分かった。その他の写真本作は、“面倒くさい”“いい男性がいない”といった理由で、幸せな恋愛に巡り会うことができない現代の女性たちの姿を描いた作品。香里奈ら3人が演じる女性たちが、同じ屋根の下で暮らしながらそれぞれが直面する悩みを本音でぶつけ合い、不器用ながらも幸せを模索するラブストーリーだ。現代女性の姿がリアルに描かれたことから多くの視聴者の共感・支持を得て、最終回では最高視聴率18.4%を記録した。3月に発売が決定した本作のDVD-BOXには、本編ディレクターズカット再編集版に加え、特典映像が120分も収録。中でも、撮影中に23歳の誕生日を迎えた大島のためにスタッフとキャストらが開いたサプライズパーティーの様子は注目で、感動した大島が涙を流したことは当時ニュースとして取りあげられたほど。その貴重な映像を見ることができるのはこのDVDだけとなっている。ほかにも、本作の主題歌『Love Story』を担当した安室奈美恵のライブに香里奈がスペシャルゲストとして登場した様子や、安室が同曲を歌うライブ映像、スピンオフドラマ『ボクが恋愛できない理由』なども収録。撮影の裏側やキャストたちの素顔を覗くことができる特典映像が満載なので、本編と併せて楽しんでみてはいかがだろうか。『私が恋愛できない理由』DVD-BOX3月30日(金)発売■発売元:フジテレビジョン■販売元:アミューズソフト■税込価格:23940円(税込)(C)2012 フジテレビ
2012年02月22日人里離れた山村を舞台に、そこに暮らす無骨な木こりの男と、映画の撮影のためにやって来た新人監督の交流を描く、心温まるヒューマン・ストーリー『キツツキと雨』。『南極料理人』の沖田修一監督が描き出す異色な2人のふれあいは、ホロリとした空気感を生み出し、心地よい笑いを提供するのだが、実際に本作を鑑賞した人々からは「仕事を頑張ろうと思った」、「仕事って色々あるんだなと思った」と、同じ“働く者”としての共感の声が集まっている。シネマカフェで公開に先立ち行った試写会で寄せられたコメントを参考に、本作がもたらす“癒し”効果について検証!妻に先立たれ、息子と2人で暮らす60歳の木こり・克彦(役所広司)と、自信が持てずいまにも撮影現場から逃げ出したい25歳の映画監督の幸一(小栗旬)。ひょんな成り行きで、克彦はゾンビのエキストラとして映画に出演する羽目になる。やがて一緒に時を過ごしていくうちに、幸一は克彦に父親のような安心感をおぼえ、少しずつ一体感が生まれていく――。本作を鑑賞した人に「どのキャラクターに一番共感したか?」という質問をしたところ、最も多くの共感を集めたのが克彦。親目線で、または子供から見た父親への想いに共感する部分が多かったようで、「子供のように純粋なところ。子を思う親の優しさ、人に対する温かさを感じた」(30代・女性)、「息子とうまくいかない寂しさと、それを埋める新たな喜びを感じられた」(20代・女性)という声があり、同年代の女性からは「人生の中で非日常や非現実に憧れを持ちつつ、日常をこなしていく実感を撮影にのめり込む克彦の中に見た」という共感の声も。一方、僅差で票を集めた幸一に対しては、働く中での苦労や悩みへの共感が多く、「自分に自信がないけど、いいものは作りたい…。目上の役者にダメ出しするシーンは、自分と重ねて『頑張れ』と言いたくなった」(20代・女性)、「仕事に対する不安や投げ出したくなる気持ちに共感できた。でも必死にやり遂げようとするところがすごくかっこいいと思った」(20代・女性)という前向きな意見も。また、幸一と同率で共感を集めたのは、高良健吾が演じる克彦の息子・浩一だ。その共感ポイントは「親に反抗する気持ち」。それでも切れることのない父親との繋がりを感じさせる姿は、観る者の心をとらえる。全体を通して本作を観終わっての気持ちを表してもらったところ、「ほっこり」「前向きな気持ちになれた」という感想が圧倒的に多かったが、その温かい気持ちは「日常の中にある何気ない喜びや繋がり」からもたらされるのだろう。「悩みながらも頑張ろうという気持ちになった」(20代・女性)、「気づいていないだけで、人と人との繋がりが作り出す偶然の連続はきっと自分の周りにもたくさんあるんだろうなと感じた」(20代・女性)、「人の悩みは深いけれど、ちょっとしたことがきっかけで解決することもあると思った」(20代・女性)といった感想が寄せられた。では、この心温まる映画をどんな人にオススメする?と最後に尋ねたところ、「仕事で日々、追われている人」、「進路で迷ってる人」という声が多く集まった。ひょんな出会いがきっかけで、自分の仕事に自信を取り戻していく幸一の姿は、働く人々、さらにこれから社会に出て働く人へのエールとなるに違いない。ちょっぴりお疲れだという方はぜひ、この映画が贈る幸せなひとときで癒されてみては?『キツツキと雨』は全国にて公開中。■関連作品:キツツキと雨 2012年2月11日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011「キツツキと雨」製作委員会■関連記事:『キツツキと雨』主演の役所広司、同日公開の『はやぶさ』が気になる…!?役所広司×小栗旬インタビューふたりだから語れる、「映画を撮り続ける」ワケ『蛇にピアス』コンビ復活!高良健吾&吉高由里子で吉田修一の青春小説を映画化高良健吾×沖田修一監督インタビューコメディから解き明かす24歳の魅力と素顔役所広司×小栗旬『キツツキと雨』独占試写会に35組70名様をご招待
2012年02月20日生瀬勝久と古田新太が2月14日、WOWOWの連続ドラマ・ドキュメンタリー「勝・新(KATSUARA)」の記者会見に登壇した。この番組は生瀬と古田が新劇団を結成し、東京・渋谷の「CBGKシブゲキ!」で公演を行う事を目標に、豪華ゲストとともにステージを練り上げていく姿をドキュメンタリータッチで描いていく。会見で生瀬は「せっかくやるんだったら、フェイクで始まっても最後はリアル(本物の舞台)でやった方が(番組を)観てる方も達成感あるでしょ」と本気で舞台上演を目指している様子。そんな生瀬を見て古田は「劇団は運営が大変だけど、生瀬さんは若い人の面倒みるのが好きだから」と軽いノリで笑わせる。会見に同席した演出の倉本美津留は「撮ってみて新しいことをしてるなと実感できます」と興奮した様子で語ると、すかさず生瀬が「僕らの負担が多すぎますって」と苦笑い。毎回違う大物俳優とのエチュード(即興劇)だけに「台本はあってもその日の僕らの体調やテンションによっても変わりますからね。危ない橋を渡っていますよ」と本音もチラリ。気になる豪華ゲストは、現時点で伊勢谷友介、吉高由里子、風間杜夫、岩松了、松雪泰子が予定されている。実名で登場するゲストと生瀬&古田がどんなステージを練り上げていくのか。ドラマ・ドキュメンタリー「勝・新(KATSUARA)」は3月11日(日)深夜0時よりWOWOWプライムで放送開始。(全5回)
2012年02月15日20代、30代独身女性の半数以上が「今、恋人がいない」という“恋愛氷河期”と言われるいま。世界中の男女が恋にときめくバレンタインデーをきちんと満喫できている女子はどのくらいにのぼるのか?シネマカフェでは、恋愛氷河期を生きるすべての女子の物語「私が恋愛できない理由」のDVDリリースを記念して、“恋愛できない”女性のための恋愛相談室を開講!香里奈、吉高由里子、大島優子、稲森いずみら豪華キャストを迎え、昨年の“月9”(フジテレビ)で放送された話題のドラマ。アネゴ肌で男勝り、元カレに未練を抱えたまま新しい恋に踏み出せない恵美(香里奈さん)に、プライドが高く本気の愛を見つけられずにいる咲(吉高さん)、2人の後輩で真面目で気配り上手だが、恋愛に臆病な真子(大島さん)の3人が互いに励ましあい、慰めあいながら、恋に仕事に奮闘していく姿が多くの女性の共感を呼んだ。こちらのDVDには本編に加えて、豪華キャストの素顔を覗くことができる特典映像も満載。先述の4人がお互いの性格を暴露した制作発表の様子から、ドラマ撮影中に誕生日を迎えた大島さんがサプライズパーティで涙を流したエピソード、さらに主演に武居大介役の小柳友を迎えて制作されたスピンオフドラマ「ボクが恋愛できない理由」までファン垂涎の特典が収録されている。今回のリリースを記念して、ずばり「出会いがない」「恋愛の仕方を忘れてしまった」…といった“恋愛できない”お悩みに、TV・雑誌に幅広く活躍する女装パフォーマー/ライターのブルボンヌさんが辛口アドバイス!内容は大なり小なり、どんなものでもOK!あなたのお悩みをこの機会にぜひご投稿ください。「私が恋愛できない理由」DVDは3月30日(金)よりリリース。※お悩みご投稿は「私が恋愛できない理由」特集ページ内よりお願いいたします。特集:ブルボンヌさんに相談!「私」が恋愛できない理由」「私が恋愛できない理由」価格:23,940円(税込)発売元:フジテレビジョン/販売元:アミューズソフト©2012 フジテレビ■関連作品:私が恋愛できない理由 [TVドラマ]■関連記事:恋愛氷河期に待った!香里奈&吉高&AKB大島の月9ドラマが早くもDVDにAKB大島優子、恋ができない役柄に共感?「王子様来るの待ちます」
2012年02月14日役所広司と小栗旬の初共演が話題を集める『キツツキと雨』の初日舞台挨拶が2月11日(土)、東京・角川シネマ新宿で行われた。『南極料理人』が多くの支持を集めた沖田監督の最新作。ある村にクルーを率いてゾンビ映画の撮影に訪れた気弱な映画監督(小栗さん)と村の武骨な木こり(役所さん)の交流をユーモアたっぷりに描き出す。昨年の第24回東京国際映画祭で、日本映画として唯一、コンペティション部門に出品され、見事審査員特別賞を受賞。さらに、第8回ドバイ国際映画祭で最優秀男優賞・脚本賞・編集賞を受賞し、早くも国際的な評価を得ている本作。この日は両映画祭で獲得した4つのトロフィーが勢ぞろいし、役所さんらは喜びを再確認。台湾での公開が決定し、韓国からの配給オファーも舞い込むなど、さらなる世界進出を予感させるニュースも発表され、「国境を越えて、多くの方が観てくださった。みんなでいただいたもの(賞)ですから、お祝いをしたいですね」と役所さんもニッコリ。そんな役所さんは「今日は『キツツキ』とか『はやぶさ』が公開ですね…。キツツキは小ぶりですけど、記事は大きくして下さい(笑)」と取材陣にアピール。同じ“鳥”がタイトルになっているためか、同日公開された渡辺謙主演の『はやぶさ遥かなる帰還』が気にかかる様子だ。役所さんにとって、木こり役は初めての体験だったが「チェーンソーを使うのは結構得意ですなんですよ(笑)。ゾンビメイクも楽しかった」とふり返る。一方、小栗さんは『シュアリー・サムデイ』(’10)で監督経験があり、「今回、新人監督役を演じたのは不思議な感覚」。1月に行われた本作の完成披露試写会、そして出演作『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』の先行上映会に続き、この日は今年3度目となる和装姿。小栗さん自身が掲げた「今年は『あいつ、舞台挨拶ではいつも着物を着てくる』って言われる俳優になろうと思う」という年頭の誓いが、今後いつまで実行されるかも注目したいところだ。ちなみに、この日は『キツツキと雨』というタイトルにちなんで、キツツキをかたどった飴(あめ)細工が3人にプレゼントされ、一足早いバレンタイン気分も味わっていた。『キツツキと雨』は角川シネマ有楽町ほか全国にて公開中。■関連作品:キツツキと雨 2012年2月11日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011「キツツキと雨」製作委員会■関連記事:役所広司×小栗旬インタビューふたりだから語れる、「映画を撮り続ける」ワケ『蛇にピアス』コンビ復活!高良健吾&吉高由里子で吉田修一の青春小説を映画化高良健吾×沖田修一監督インタビューコメディから解き明かす24歳の魅力と素顔役所広司×小栗旬『キツツキと雨』独占試写会に35組70名様をご招待小栗旬、心境の変化?凛々しい和装姿も「若だんな」と呼ばれる…
2012年02月12日笑顔がステキないやし系女優が1位もうすぐバレンタインデーですね。学生時代はいくつチョコがもらえるかドキドキしたけど、社会人になると義理チョコをもらってもお返しが大変なので憂うつな気持ちになる男性も多いのでは。そんな憂うつな気持ちをちょっと忘れるためにも、もしバレンタインデーに好きな芸能人からチョコレートをもらえるとしたらだれがいいか妄想してみませんか。1位に輝いたのはあの女優さんでした!>>女性編も見るQバレンタインチョコをもらいたい芸能人を教えてください(複数回答)1位綾瀬はるか4.8%2位上戸彩4.1%3位相武紗季3.8%4位長澤まさみ3.2%5位北川景子2.94%(敬称略)■綾瀬はるか……・「ファンだから。もらえるならシンプルなチョコでもまったく問題ありません」(27歳/情報・IT/技術職)・「かわいい笑顔で渡されたら、キュンとしてしまいそう。手作りのチョコレートをもらいたい」(25歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「一度あの大きな目で見つめられてチョコレートを受け取ってみたい。洋酒入りのビターチョコレートがいいかな」(35歳/金融・証券/事務系専門職)・「きれいだから、シンプルなチョコがいい」(30歳/機械・精密機器/技術職)・「いやされるから。やはり手作りチョコがいい」(24歳/学校・教育関連/事務系専門職)■上戸彩……・「かわいいから。ハート型の手作りチョコ」(38歳/情報・IT/技術職)・「魅力的。手作りチョコレートがほしい」(33歳/運輸・倉庫)・「気持ちがこもっていればなんでもいい」(29歳/医療・福祉/専門職)■相武紗季……・「さわやかな笑顔でもらいたい」(27歳/金融・証券/販売職・サービス系)・「かわいいから。手作りのチョコがほしい」(28歳/通信/技術職)・「もらえれば、チョコの種類はなんでもいい」(27歳/情報・IT/技術職)■長澤まさみ……・「見栄えが良くなくても、手作りのチョコがほしい」(28歳/情報・IT/技術職)・「明るく清楚な感じの彼女からほしい」(36歳/電力・ガス・石油/営業職)・「かわいいから。手作りだとうれしい」(24歳/そのほか)■北川景子……・「好きだから。ビターチョコ」(22歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「なんとなく。手作りでなくてもいい」(25歳/ソフトウェア/技術職)・「きれいでかわいいから。手作りがいいです」(31歳/電機/営業職)総評人気若手女優さんがズラリとランクインしました。中でも1番人気を集めたのは綾瀬はるかさんでした。大きな瞳で「受け取ってください」なんて言われたら、キュンときてしまいますよね!今回のアンケートでは、多くの男性が「手作りチョコレート」を希望していたことが分かりました。自分のために作ってくれたという特別感があって、うれしいですよね。しかし、好きな芸能人からもらえるなら市販のものでも構わないという意見も寄せられています。中には「もしもらえたら腐るまで大切に持っていそう」という声も。確かに、うれし過ぎてなかなか食べられそうにないですよね。ランキング外では、「天海祐希さんや吉瀬美智子さんからもらえたらドキドキしてどうにかなってしまいそう。たとえ義理であったとしても、飛び上るほどうれしい」、「小西真奈美さん、私にとって神なので。小さめのかわいらしいチョコをもらいたい。もらえたらなんでもしてあげたいです」、「吉高由里子さん。あのちょっと低めな声で『ちょっと失敗しちゃったんだけどー』なんて言われたら一発でやられてしまいそう」などさまざまな意見が寄せられました。回答していただいた男性のみなさま、妄想ありがとうございます!(文・ペンダコ)調査時期:2011年12月5日~12月11日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性331名(そのほかと回答した56名を除く)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】過去にもらったバレンタインデーのチョコレートの最高数【ランキング男性編】去年、ホワイトデーにあげたギフトの数【ランキング男性編】好きなチョコレート菓子完全版(画像などあり)を見る
2012年02月11日「メガホンを握る」という言葉で表現される映画監督の仕事だが、どうやらメガホンよりも頭を抱えている時間の方が長そうだ。この2人はどうだったのだろうか?『南極料理人』の沖田修一監督が、ある地方の村を舞台に映画作りの現場のドタバタを描いた最新作『キツツキと雨』。映画のことなど何も知らないままに映画作りを手伝うことになる武骨なきこりを役所広司が、そしてゾンビ映画を撮影する気弱な映画監督を小栗旬が演じる。ご存知の通り、2人は映画監督の経験アリ。さてさて、役所さんと小栗さんの目に沖田組の現場はどのように映ったのか?この2人だから語れる(?)映画監督とは――?まずは役柄について話を聞こう。役所さん演じる克彦は、半生を山で過ごしてきた生粋のきこり。なぜか自分でも分からぬままに、映画作りに入れ込み、定職につかない息子(高良健吾)とはろくにコミュニケーションが取れないのに、小栗さん扮する頼りない新人監督・幸一に対してはなにくれとなく世話を焼く。年齢も育ってきた環境も異なる2人の噛み合ってるんだかないんだかというやり取りが何ともユーモラスで魅力的だが、役所さんは、克彦の胸中をこう分析する。「息子との関係…実の息子に対して愛情表現がうまくできない部分で悔いがあるんでしょうね。逆に幸一に対しては、血は繋がっていないけどストレートにそういう気持ちを出せる。『何かしたい』という気持ちが働いて、この2人の関係性が出来ていったんだなと思います。息子の方は自分の未来がなかなか見えなくて、何をしたらいいか分からない。幸一が好きなことをできているというところに『うちの息子もそうなれば…』という思いはあるんでしょうね」。一方で、幸一にとって克彦は「よく分からないおじさんですよね(笑)」と小栗さん。幸一の視点で受け止めた克彦との関係は?「何だかよく分からないけど時々、現場にやって来て、なぜか絡んでくる(笑)。彼にとってそれがいいものだという認識すらしてないけど、徐々にちょっとしたオアシスのようになっていき、なじんでくる。映画の現場と離れたところにいる人だからこそ、肩ひじ張らずにいられるのかな」。映画監督の幸一と息子の浩一。「やりたいことが見当たらない…」「年の離れた“大人”とどう接していいのか分からない」などなど、いわゆる“イマドキ”の若者の要素を含んでおり、それが克彦をイラつかせることも…。映画作りの現場は、歳の離れた人たちが上司でも部下でもなく、それぞれのプロの領域をもって仕事をする場である。「僕の場合はもうほとんどが自分より若い世代との仕事になりますからね」――。そう言って小栗さんを見る役所さんの目は、なんとも優しい。「みんなしっかりしてるなと思いますよ。小栗くんの場合は舞台から始めてるから、役者としての基礎がしっかりしてますよね。キャリアも長いし、悩みつつもしっかりと考えて役をつかんでいくのは立派だと思う。僕が小栗くんくらいの年には何やってたっけ?って思いますよ(笑)。同世代で競い合う仲間もいるし、相乗効果でやっていけるんじゃないかな」。1977年生まれの沖田監督も当然、役所さんにとっては若い世代の人間だが、そんな監督の現場でそれこそ、監督がまだ小さな子供だった頃から現場を経験してきた役所さんが感じたのはある種の“懐かしさ”だったというから面白い。「最近の映画の作り方として、たくさん素材を撮って、どれが本番だったのか分からないような撮り方が主流になってきているのは感じます。俳優から見て、どう撮っていくのかというのが見えずに流れていくんですね。沖田さんの場合はまずテストをしてみて、そこで修正して、じゃあどう撮るのかとスタッフが監督を囲んで相談するんです。自分が欲しいカットとお芝居のために時間を費やしていく。そうやって成立させようというビジョンを持っている気がする。それは実は、映画監督の中でどんどん少なくなっている部類だと思います。そういったところで『まだこうやって映画を撮っていこうとする人もいるんだな』と思いましたね」。沖田監督も決してビシバシと決断していくタイプではない。劇中の幸一の優柔不断な様子は、沖田監督そのものと言えるかもしれない。だが「違う」と思えば決して安易にOKを出さずに、分からないものが何なのかを突き詰めていく。「不思議な方ですよね」という小栗さんの言葉に頷きつつ、役所さんが続ける。「彼が『分からない』と言うのは、本当に分からないんだと思います。そこでやって試していく。そこは男らしいところですよ。やってみないと分からないのは当然だし、自分がいいと思っても、それが映画としていいかどうかは分からないというのは、正直なところだと思います」。劇中の幸一はその『分からない』という言葉が現場で言えずに苦しむ。「どうですか、監督?」という言葉に対して「分かりません」と言えたらもっと楽なのだろうが…。小栗さんは、そんな幸一に自らを重ねしみじみと言う。「僕も自分が監督したとき、『分からない』って言えずに苦しかったです。沖田さんは『分からない』って言うし、悩み始めたら現場が止まるんですが、『すいません』と言いつつ、それを突き通すのはすごいなと思いました。そういう時間ができると、待っている僕らも監督のためにどうしたらいいんだろう?って考えるんです。役所さんが前に仰っていたんですが、いい意味で自主制作映画のようなノリがある、と。そうやって(映画の)空気感が生まれていったんだなと思います。沖田監督には優秀な助監督が2人ついてるんですが、その人たちも『また監督が悩んじゃったよ』とぶつくさ言うんですが、いざ始まるとそこで監督のためにものすごく必死になったりするのが面白かったです」。本作に登場するエピソードもリアルかつ、クスリと笑ってしまうものが多いが、役所さんと小栗さんは自分が監督をした際の、もっと強烈なエピソードを持っているのでは?そう問うと役所さんは「そりゃありますけど…時間がなくなっちゃいますよ?」とニヤリ。小栗さんは苦笑いを浮かべつつ、こんな思い出を明かしてくれた。「『監督、(時間が)おしてます』と言うのはよく言われましたね。僕が一番つらかったのは、照明のアシスタントに『ドラマ撮ってるんじゃねぇんだよ』と言われたことですかね(笑)。確かに、そんなに照明を凝らずに吊るして撮るだけだったんで、照明的にはつまらなかったんでしょうね。その彼とは結果的にすごく仲良くなって、終わり際には『また呼んでください』って言ってもらえたんですけど。ボソッと言われたときは『帰りてぇな』って思いましたよ(笑)」。それでも映画監督は映画を撮り続ける。なぜか?映画の中の小栗さんの姿がその答えを教えてくれる。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:キツツキと雨 2012年2月11日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011「キツツキと雨」製作委員会■関連記事:『蛇にピアス』コンビ復活!高良健吾&吉高由里子で吉田修一の青春小説を映画化高良健吾×沖田修一監督インタビューコメディから解き明かす24歳の魅力と素顔役所広司×小栗旬『キツツキと雨』独占試写会に35組70名様をご招待小栗旬、心境の変化?凛々しい和装姿も「若だんな」と呼ばれる…ココロの雨を晴らそう!『キツツキと雨』人生相談試写会に25組50名様ご招待
2012年02月09日人気小説家・吉田修一著による青春感動巨編「横道世之介」(毎日新聞社刊)を『南極料理人』、『キツツキと雨』など心温まる人間模様を独特のユーモアと世界観で描いてきた沖田修一監督によって実写映画化されることが決定!主演に高良健吾、ヒロインに吉高由里子が抜擢されたことが明らかとなった。一昨年、国内の映画賞を総なめにした『悪人』や『パレード』などの原作者としても知られるベストセラー作家・吉田修一著で、2010年本屋大賞3位入賞、第23回柴田錬三郎賞を受賞した人気小説を原作にした本作。長崎の港町生まれで大学進学のために上京したばかりの主人公・横道世之介とガールフレンドの与謝野祥子を始め、まわりの人々の青春時代と彼らのその後が描かれる。嫌味のない図々しさが人を呼び、それでいてお人好しの主人公・世之介を演じるのは、『軽蔑』、NHK連続テレビ小説「おひさま」など活躍が目覚しい高良健吾。沖田監督とは『南極料理人』、『キツツキと雨』に続き、3度目のタッグを果たす。そのお相手、ヒロイン・祥子を演じるのは、今年の公開作だけでも『ロボジー』、『ヒミズ』、『僕等がいた』と飛ぶ鳥を落とす勢いの人気女優、吉高由里子。日本映画・ドラマ界で活躍する若手俳優の中でも頭一つ抜け出た2人だが、『蛇にピアス』で共演済みとあって、まさに磐石の布陣?手渡された今回の脚本を読んで「とにかく面白い!」と絶賛する高良さんは、「沖田監督はいつも一緒に悩んでくれる監督なので、今回も一つ一つ悩みながら、楽しみたいです。緊張もしていますが、沖田監督となら『なんとかなる』と思えます」と沖田監督へ全幅の信頼を寄せる。再共演の吉高さんについても「久しぶりに会う友達みたいに再会できたら嬉しいです。吉高さん自身がコメディ映画のように面白い方ですし、しっかりしているので、現場を引っ張ってくれると思います。監督が受け止めてくれて、吉高さんが引っ張ってくれる。だから安心して、僕は前向きな他力本願で頑張ります」と力強い(?)コメント。その吉高さんも「高良さんと共演させていただくのは約5年ぶりで、19歳の頃、ご一緒しました。今回、すごく楽しみでもあり、あの頃から自分が成長してなかったらどうしようと思う不安もあります。高良さんと共演という形で再会するのをとても嬉しく思います。信頼し合えるような関係性を作っていい作品を残したいです」と再会に胸弾ませる。本作のテーマについて、沖田監督は「原作の特徴として、80年代と現代の話が出てきますが、世之介というキャラクターを通していろんな人が過去を思い出したりしています。僕はいま34歳ですが、自分が送ってきた大学生活と彼らの生活はそんなに変わらないと感じています。友達ができて、恋をして、また疎遠になったりして…ということが、どの時代も変わらないんじゃないかな、と思います。そういう“変わらない青春”みたいなものをこの作品で出せたらいいなと思っています」とコメント。これまで映画化されてきた吉田修一作品の持つサスペンスものとはまた一味違う、温かみのある優しい作品が生まれそうだ。撮影は3月下旬にスタートし、長崎でのロケを経て、5月上旬にクランクアップ予定。『横道世之介』は2013年、全国にて公開。■関連作品:キツツキと雨 2012年2月11日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011「キツツキと雨」製作委員会僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館横道世之介 2013年、全国にて公開■関連記事:役所広司×小栗旬インタビューふたりだから語れる、「映画を撮り続ける」ワケ高良健吾×沖田修一監督インタビューコメディから解き明かす24歳の魅力と素顔生田斗真、初共演した吉高由里子の第一印象は「賢い人」役所広司×小栗旬『キツツキと雨』独占試写会に35組70名様をご招待ミスチル桜井「真っ直ぐな気持ちで取り組んだ」『僕等がいた』主題歌リリース決定
2012年02月09日『悪人』や『パレード』など映画化作品の多い作家・吉田修一の小説『横道世之介(よこみちよのすけ)』が、高良健吾と吉高由里子をキャストに迎えて映画化されることが決定した。その他の写真『横道世之介』は、1980年代を舞台に、大学進学のために長崎から上京したばかりのお人よしで嫌みのない世之介(高良)と、ガールフレンドの祥子(吉高)や周りを取り囲む若者たちがおくる青春の日々とその後を描いた作品。原作は、毎日新聞の夕刊で2008年から約1年にわたり連載され、単行本が昨年の本屋大賞3位、第23回柴田錬三郎賞を受賞している。お人よしの青年・世之介を演じる高良は脚本を読んで「とにかく面白い! 世之介が大好きになりましたし、なにがなんでも世之介役をやりたいと思いました」とコメント。吉高とは『蛇にピアス』で共演しているが「久しぶりに会う友達みたいに再会できたらうれしいです。吉高さん自身がコメディ映画のように面白い方ですし、しっかりしているので、現場をひっぱってくれると思います」と早くも撮影現場での再会を楽しみにしているようだ。また、吉高も高良との共演に「共演という形で再会するのはとてもうれしく思います。信頼しあえるような関係性を作っていい作品を残したいです」と意気込みを語っている。本作の脚本と監督を務めるのは、『南極料理人』『キツツキと雨』など、独特のユーモアと確かな演出力で定評のある沖田修一氏。沖田監督は「世之介を表現するには色んな言葉があると思うのですが、どれもあっているようでどれも違うようで、形容詞をうまくもてなくて、なかなか説明できない」とコメント。そんな世之介を演じる高良とは前2作に続いてのタッグとなるが「本人の感じが世之介に近いなと思っています。これまで一緒に仕事をしているしていないに関らず、高良君がいいいと思っていました」と言い、沖田作品初出演の吉高については「魅力的な女優さんだし、(彼女が演じる)祥子もそんな風に魅力的な人物になったらいいなと思います。まだお会いしていないんで会うのを楽しみにしています」と期待を寄せている。3月下旬から都内や長崎でロケを行い、5月上旬にクランクアップ。2013年の公開を予定している。『横道世之介』2013年、全国ロードショー
2012年02月09日2010年本屋大賞3位の話題作、『横道世之介』(吉田修一著)が、監督に『南極料理人』『キツツキと雨』の沖田修一を、そしてキャストに高良健吾と吉高由里子を迎え、実写映画化されることが決定した。1980年代を舞台に、上京したての大学一年生・横道世之介の日常と、彼を取り巻く人々を優しい目線から描いた吉田修一の青春感動長編「横道世之介」。毎日新聞夕刊にて2008年年4月1日~2009年3月31日の間連載され、単行本は2009年9月に刊行、現在全国書店で絶賛発売中だ。主人公・世之介を演じるのは、2011年『軽蔑』にて主演を務め、NHK連続テレビ小説「おひさま」に出演するなど、話題作への出演が続いている注目の俳優、高良健吾。『南極料理人』『キツツキと雨』に続き、沖田作品初の主演を満を持して務める。世之介のガールフレンドで社長令嬢の与謝野祥子には、連続ドラマ「私が恋愛できない理由」や映画『カイジ2~人生奪回ゲーム~』、『ロボジー』、そして今年3月に『僕等がいた』の公開を控えるなど、若手実力派女優として高く評価されている吉高由里子が演じる。一生懸命生きる人々を優しく見つめ、独特のユーモアを生み出す絶妙な演出に定評のある沖田修一監督が、1980年代後半に青春時代を送った若者たちの日常と彼らのその後を温かく描く期待の新作映画に、是非ご注目を。作品情報『横道世之介』原作:吉田修一監督・脚本:沖田修一出演:高良健吾、吉高由里子 他配給:ショウゲート2013年、全国ロードショー
2012年02月09日作・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(以下KERA)と、女優・広岡由里子との演劇ユニット「オリガト・プラスティコ」。その第5弾となる『龍を撫でた男』が、2月3日(金)、東京・本多劇場にて初日の幕を開ける。初日前日の2日、通し稽古が行われた。『龍を撫でた男』チケット情報精神病医の佐田家則は、妻の和子とその弟・秀夫、義母との4人暮らし。かつて事故でふたりの子供を亡くしており、そのショックから義母は精神に異常をきたしてしまっている。正月、そんな佐田家を訪れた、家則夫婦の知人で劇作家の綱夫と舞台女優の蘭子兄妹。綱夫は和子に、秀夫は蘭子に気があり、また蘭子と家則はちょっとワケありの様子だ。5人の思惑が交錯する中、「異常心理学会創立準備委員」と名乗る男たちまでもが現れて……。作・福田恆存、演出・KERAという、なんとも意外かつ、ワクワクする組み合わせが実現した。福田は評論家としても著名なだけに、硬い文章を想起する人も多いかもしれない。だが『龍を撫でた男』というタイトルからも分かるように、その文体はどこかユーモラス。さらに人間という愚かな生き物に対する優しい眼差しが、セリフの端々から感じることができる。恐らくKERAが本作に惹かれたのも、そんな点にあったのではないだろうか。そしてKERAは、その福田の世界観を過度に現出させることなく、それでいて行間には彼らしい過剰さもしっかり忍ばせる。もちろんそれを体現できる、KERA作品おなじみの役者陣が担ったものの大きさは言うまでもない。夫として、そして精神病医として妻を見守り、そして苦悩を募らせていく家則を演じるのは、山崎一。彼の中に積み重ねられていった、佐田家の負の要素。それゆえの微妙な変化を見せられるのは、やはり山崎の高い演技力あってこそだろう。和子役の広岡由里子、綱夫役の大鷹明良、蘭子役の緒川たまきは、感情の起伏、間合い、話し方など、正気と狂気の境界線上にいる人間ならではの見せ方が絶妙。狂気をさまよう人間の、切なさまでもが伝わってくるようだ。また秀夫演じる赤堀雅秋は、いい意味での気持ち悪さを醸し出し、その存在を強く印象づけた。本作の登場人物たちは、山崎演じる家則以外、何かしら皆精神を病んでいる。ゴーリキーの『どん底』の歌詞のように、暗い牢屋の中で、鉄の鎖に捕らえられてしまっているのだ。だが果たして牢屋にいるのは自分なのか、相手なのか。そして人生で真に望むべきものは、新しい冒険なのか、日々の繰り返しなのか。狂気と正気の差はまさに紙一重。辛辣なラストに、その答えを見た気がした。公演は同劇場にて2月12日(日)まで。チケットは発売中。文・野上瑠美子
2012年02月03日小畑友紀による同名人気コミックを前後篇で実写化した『僕等がいた・前篇』の完成披露イベントが1月30日(月)、東京・六本木ヒルズアリーナで開催され、本作でダブル主演を果たした生田斗真と吉高由里子、メガホンを取る三木孝浩監督が巨大ハート型レッドカーペットに登場した。原作は「月刊ベツコミ」(小学館刊)にて2002年より連載が開始され、いまなお連載中。北海道と東京を舞台に、生田さん演じる過去のトラウマに苦しむ矢野元晴と、そんな彼を全力で支えようとする吉高さん演じる高橋七美の10年以上に及ぶ、まばゆいばかりの純愛を描き出す。前後篇それぞれのために人気アーティスト「Mr.Children」が主題歌を書き下ろし、話題を集めている。生田さんと吉高さんは、前編では高校生を演じているが「その後の成長も含めて演じることができればと思った」(生田さん)、「私、定時制の高校だったので、学園生活を疑似体験できた」(吉高さん)と役作りをふり返った。今回が初共演となったが、生田さんは「もともと魅力的な女優さんだと思っていた。実際にお会いすると賢い、とても頭がいい人」と第一印象をコメント。一方の吉高さんは「とにかく豪快。それに、現場に対して平等に愛情を注げる人」と生田さんの人柄を語った。前後篇を約1か月という短いスパンで連続公開する異例のスタイルに「一番いい形で原作を映像化できた。『なぜあの頃に戻れないんだろう』ってもどかしい気持ちになれるのも、前後篇ならでは」(生田さん)、「前篇、後篇に分けた意味がある作品。観ればちょっとした恋心を大切にしたくなると思います」と自信のアピール。そんな2人に対して、三木監督は「最初から息がぴったりで、モニターを見ているこっちが嫉妬するくらい。まだ恋人同士になる前から、仲がいいから『もうちょっと抑えて』と指示したほど」。目指したのは“恋したくなる映画”だと言い「ぜひ、映画からエネルギーを感じてほしい」とレッドカーペットに集まった約800人のファンに呼びかけた。『僕等がいた』は2012年3月17日(土)より前篇、4月21日(土)より後篇の二部作にて連続公開。■関連作品:僕等がいた・後篇 2012年4月21日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館■関連記事:ミスチル桜井「真っ直ぐな気持ちで取り組んだ」『僕等がいた』主題歌リリース決定壮大な“純愛回想録”!『僕等がいた・前篇』完成披露試写会に10組20名様ご招待生田×吉高W主演作『僕等がいた』主題歌が、ミスチルの書き下ろし新曲に決定!生田斗真、学ランはこれで見納め?人気漫画映画化『僕等がいた』で吉高由里子と共演
2012年01月30日コミックの累計発行部数が1000万部を突破した小畑友紀の同名コミックを映画化する『僕等がいた』の完成披露イベントが30日に、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた。巨大なハート型レッドカーペットが敷かれた会場には、ダブル主演を果たした生田斗真と吉高由里子、三木孝浩監督(『ソラニン』)が登場。駆けつけた約800人のファンは大歓声をあげた。その他の写真北海道と東京を舞台に、誰からも愛される人気者でありながら心に暗い影を持つ青年・矢野(生田)と、矢野の影を受け入れ、一途に想い続ける高橋(吉高)の10年以上にわたるラブ・ストーリー。映画化に際しては前後篇の二部作を製作し、東宝とアスミック・エースの共同配給で連続公開する。「前後篇という一番いい形で原作を映像化できた」(生田)、「前篇後篇に分けた意味がある作品」(吉高)とアピールにも力が入った。初共演の印象について、生田は「以前から映画やテレビで拝見し、魅力的な女優さんだと思っていたし、バラエティ番組ではちょっと不思議ちゃんなのかなって(笑)。実際お会いすると、とても賢いというか頭がいい方だった」。対する吉高は「とにかく豪快な人。特に笑い声が豪快でした。それに現場に平等に愛を注いでいた」とニッコリ。前篇は高校時代の二人にスポットを当て、生田が学ラン姿、吉高はセーラー服姿を披露しており「とても似合っていた」(生田)、「新鮮でカッコ良かった」(吉高)と互いの制服姿を称えあう場面もあった。撮影中も二人の息はピッタリで、三木監督が「付き合ってるのって思うほど」だったという。「モニター越しで見えるこっちが嫉妬することも。最初から距離が近すぎるから『もうちょっと抑えて』と指示させてもらった」と振り返った。目指したのは“観たら恋したくなる映画”だといい、「恋したり、人を好きになるときの強いエネルギーを感じてもらい、観たみなさんが元気になるきっかけになれば」と作品にこめた熱い思いを語っていた。『僕等がいた』3月17日(土) 前篇、4月21日(土) 後篇 2部作連続ロードショー
2012年01月30日1月9日に「20th Anniversary Mr.Children“POPSAURUS 2012”」と題し、第1弾としてベスト盤発売&全国ツアー開催を発表したばかりのMr.Childrenが「POPSAURUS 2012」第2弾を発表。ニューシングル『祈り ~涙の軌道/End of the day/pieces』、スタジアムツアーのライブ映像『Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field-』を4月18日(水)に同時リリースする。Mr.Childrenの情報を見る近年の代表曲として人気が高い『HANABI』から3年7 か月ぶりとなるニューシングルは、生田斗真・吉高由里子主演、東宝初の2部作連続ロードショーとして今春公開となる映画『僕等がいた』前篇主題歌『祈り ~涙の軌道』と、後篇主題歌『pieces』、さらに2012年の初レコーディングで制作されたばかりのミスチル最新サウンド『End of the day』の3曲を収録したトリプルA面。また、同時リリースとなるライブ映像は、アルバム『SENSE』を引っさげ、6か所10公演で42万人を動員した全国スタジアムツアーのハイライト(セミファイナル)、大阪長居陸上競技場でのライブを完全収録。また、デビュー日の5月10日(木)に発売が決定しているベスト『Mr.Children 2001-2005<micro>』『Mr.Children 2005-2010<macro>』の価格・初回仕様と、全国ツアー「MR.CHILDREN TOUR POPSAURUS 2012」の日程&会場も発表。今後も続々と発表となる「20th Anniversary Mr.Children“POPSAURUS 2012”」に注目だ。■『祈り ~涙の軌道/End of the day/pieces』4月18日(水)発売1200円■『Mr.Children STADIUM TOUR 2011 SENSE -in the field-』4月18日(水)発売[DVD]6300円[BD]7300円■『Mr.Children 2001-2005<micro>』『Mr.Children 2005-2010<macro>』5月10日(木)発売各2800円初回限定盤:CD+DVD「MUSIC VIDEO」/ライナーノーツ&歌詞ブックレット付き※CD/DVDともに収録曲未定■「MR.CHILDREN TOUR POPSAURUS 2012」4月14日(土)・15日(日)大阪・京セラドーム大阪4月29日(日)・30日(月・祝)福岡・福岡 Yahoo ! JAPAN ドーム5月19日(土)北海道・札幌ドーム5月23日(水)・25日(金)・26日(土)東京・東京ドーム6月5日(火)・6日(水)名古屋・ナゴヤドーム
2012年01月23日2002年の連載開始以来、累計発行部数1,000万部を誇る小畑友紀による同名コミックスを、生田斗真、吉高由里子のW主演、二部作で映画化した『僕等がいた』。その前後篇それぞれのために人気アーティスト「Mr.Children」が書き下ろした主題歌楽曲のリリースが4月18日(水)に決定。さらに、後篇主題歌のタイトルが「pieces」にこのほど決定した。北海道と東京を舞台に、互いに一途な想いを寄せる主人公の矢野と七美の壮大な純愛ストーリーを前後篇の二部作で描いた本作。心ときめく矢野と七美の出会いと初恋を描いた前篇、その後彼らが誓った未来を貫く姿を描いた後篇、それぞれの世界観に合わせて、今回Mr.Childrenが2曲を書き下ろす運びとなった。今年、記念すべきデビュー20周年を迎えるMr.Childrenは、5月にベストアルバムの発売と40万人規模の全国ツアー開催を予定している。そんななか手がけた今回の楽曲について、ボーカルの桜井和寿は、「この作品のいちファンとして、主人公たちの純粋さに、大いに影響を受けながら、そして、エンドロールで曲が流れるその瞬間をイメージして真っ直ぐな気持ちで音楽制作に取り組みました」と今回初めてコメントを寄せた。同楽曲のタイトルは前篇・後篇それぞれ、「祈り ~涙の軌道」と「pieces」。どんな音色で純愛ラブストーリーを奏でてくれるのか?ファンならずとも期待が高まる。『僕等がいた』は3月17日(土)より前篇、4月21日(土)より後篇が全国にて公開。■関連作品:僕等がいた・後篇 2012年4月21日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館■関連記事:壮大な“純愛回想録”!『僕等がいた・前篇』完成披露試写会に10組20名様ご招待生田×吉高W主演作『僕等がいた』主題歌が、ミスチルの書き下ろし新曲に決定!生田斗真、学ランはこれで見納め?人気漫画映画化『僕等がいた』で吉高由里子と共演
2012年01月23日『ウォーターボーイズ』の矢口史靖監督最新作『ロボジー』が1月14日(土)に公開を迎え、主演の五十嵐信次郎(ミッキー・カーチス)、吉高由里子、濱田岳、川合正悟(Wエンジン/チャンカワイ)、川島潤哉、矢口監督とロボット“ニュー潮風”が舞台挨拶に登壇。劇中に登場するニュー潮風のライバルロボットたちも駆けつけ、会場は盛り上がりを見せた。大破したロボットの代役として偏屈な老人をロボットの中に入れてロボット展に出展したことから巻き起こる大騒動を描き出す本作。この日は映画の上映後、舞台上にニュー潮風が登場。五十嵐さんの声で「明けましておめでとうございます。司会を務めさせていただくニュー潮風です」と挨拶をして喝采を浴びた。矢口監督は「2006年に最初の台本を書いて、そこからコツコツと積み重ねて作った映画です」と公開を迎え感慨深げ。73歳にして主演を飾った五十嵐さんは「クソ寒い中、早くから来てくれてありがとうございます!」と感謝の思いを口にした。このメンバーの中でロボットに入れてみたい人は?という質問に五十嵐さんは一年前の冬に氷点下で行われた撮影の恨みを込めて「監督をロボットの中に閉じ込めたい」とポツリ。濱田さんは五十嵐さんのロボットぶりについて「この窮屈なロボットスーツを73歳に着せるって快感でした。中から小声で『頸動脈が…』って聞こえてきて、あれほど驚いたことはなかったですね(笑)」と現場での五十嵐さんの苦労を明かした。吉高さんにロボットスーツを着せるという案については、その場の全員が全力で即否定。監督が「吉高さんを入れたらより制御不能になる。ほかのロボットを踏み潰しそう」と言えば、濱田さんも「考えたくない」。川合さんが「ロボット戦争映画になりそう」と言ったところで吉高さんが冷たい笑顔で「川合さん、今日はTVも来てるので」とやんわりと警告し、会場は笑いに包まれた。矢口監督の口からは、この舞台挨拶の最後の記念撮影用に用意されたお祝いのくす玉を、説明を受けている最中に吉高さんが割ってしまったことまで暴露されたが、当の本人は「条件反射で、糸が垂れていたら引っ張りたくなる」と弁解し笑いを誘った。この日は、劇中にも登場する本物のロボット、ムラタセイサク君(村田製作所)、ヴイストンティクノ、オムニゼロポイント7、オムニゼロポイント9、アルクノン?(以上、ブイストン株式会社)も公開のお祝いに駆けつけ、それぞれ一芸を披露。その動きに吉高さんが「50年後、100年後がどうなるか楽しみですね」と目を輝かせたが、矢口監督が「その頃には五十嵐さんは見られなくて残念ですね」と毒舌のコメントで、再び会場は笑いに包まれた。『ロボジー』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:ロボジー 2012年1月14日より全国東宝系にて公開© 2012 フジテレビジョン 東宝 電通 アルタミラピクチャーズ■関連記事:矢口監督待望の最新作『ロボジー』プレスシート&“カレンジー”を5名様プレゼント『ロボジー』五十嵐信次郎×吉高由里子50歳差なんて何のそのの通じ合う“熱さ”“年男”でもうすぐパパの濱田岳、去年は「グイグイ行かせてもらった」吉高由里子、70代チアリーダーに「女子高生みたい!」と喝采73歳ミッキー・カーチス、懐かしの日劇に凱旋し生演奏!
2012年01月15日映画『ロボジー』の公開を控え1月9日(月・祝)、“おじいちゃんおばあちゃんの原宿”とも言われる東京・巣鴨のとげぬき地蔵の商店街でヒット祈願イベントが開催。ミッキー・カーチス改め五十嵐信次郎を始め、吉高由里子、濱田岳、川合正悟(=チャンカワイ/Wエンジン)、川島潤哉らキャスト陣と矢口史靖監督が出席し、商店街を訪れた人々に映画をアピールした。開発した二足歩行ロボットが展示会を前に大破したため、代わりにロボットの中に背丈のぴったり合う老人を入れたことから巻き起こる騒動をコミカルに描く。五十嵐さんら男性陣は紋付き袴、そして吉高さんは白と黒の着物姿で登場。とげぬき地蔵でヒットを祈願し、せんべい屋や和菓子屋、洋品店が立ち並ぶ商店街を練り歩いた。映画のヒット以外に何を祈ったのかを尋ねられた五十嵐さんは「今年はなるべく寒いところでの撮影がない作品に出たい」と氷点下の極寒の中で本作の撮影を敢行した矢口監督をチクリ。当の矢口監督は「家内安全を祈って映画のこと忘れてました…」とまさかの告白。「豆大福を買いたかったけど、お賽銭で使ってお金がなくて」と映画そっちのけで初めて訪れる巣鴨を楽しんでいたようだ。濱田さんは「おじいちゃん(=五十嵐さん)と吉高由里子のお世話係をやった濱田岳です」と挨拶。辰年の今年は年男だが、司会者から「昨年は私生活でも充実を」と結婚、そしてまもなく第一子が誕生することに触れられると「グイグイと行かせていただきました」と笑いを誘っていた。濱田さんと同じく年女の吉高さんは「『ロボジー』を観て、元気なジイやバアが増えたら明るい日本になると思います」と映画をアピール。途中、かんざしが首筋に触れたのを虫と勘違いして濱田さんが話している最中に突如、悲鳴を上げる一幕も。監督は「どうぞこの子のことは気にせずに進行してください」と吉高さんをすっかり“天然キャラ”扱い。五十嵐さんは吉高さんを気遣うフリをして「背中を見た」とニンマリ。映画同様にやりたい放題だった。震災発生時、本作の編集作業に入っていたという矢口監督は「まず、被災地で試写を行なったのですが、みなさんにものすごく楽しんで笑ってもらいました。これまで僕は映画をただ娯楽として作っていましたが、それだけじゃないと感じました」と真摯な表情で語り、映画が持つ“笑い”の力を訴えた。『ロボジー』は1月14日(土)より全国にて公開。■関連作品:ロボジー 2012年1月14日より全国東宝系にて公開© 2012 フジテレビジョン 東宝 電通 アルタミラピクチャーズ■関連記事:『ロボジー』五十嵐信次郎×吉高由里子50歳差なんて何のそのの通じ合う“熱さ”吉高由里子、70代チアリーダーに「女子高生みたい!」と喝采73歳ミッキー・カーチス、懐かしの日劇に凱旋し生演奏!
2012年01月10日この10月より“月9”で放送された、香里奈、吉高由里子、大島優子(AKB48)出演のドラマ「私が恋愛できない理由」のDVDが早くも来年3月30日(金)にリリースされることが明らかになった。月9枠初主演となる香里奈さんを始め、今年も数多くの映画に出演し存在感を見せつけた吉高さん、そして人気絶頂のAKB48の中心メンバーとして活躍する大島さんという10代、20代、30代の同性から熱烈な支持を集める3人を中心キャストに配した本作。“恋愛氷河期”と言われ、20代、30代以上の独身女性の半数以上が「恋人がいない」と言われる現状に鋭く切り込み、“恋がしたいけどできない”女たちの姿をリアルに描き出した。アネゴ肌で周囲には頼られるが、上司からさえも男性扱いされつつ、本人もそれを気にしないほど恋から縁遠くなっている恵美(香里奈さん)、恵美の後輩で就活に失敗してキャバクラに勤めているプライドが高くて勝気な咲(吉高さん)、2人のさらに後輩で真面目だが、ちょっぴり抜けた一面を持ち、恋愛に臆病な真子(大島さん)。ひょんなことからルームシェアをすることになった3人が互いに励まし合い、慰め合いながら恋に仕事に少しずつ成長していく姿が綴られる。3人のそれぞれ異なる年齢や境遇、はたまた性格や恋に対する姿勢に対して、恵美に共感した人、咲の気持ちが分かる人、真子を応援した人など、見る人の視点も様々だったのでは?なかなかうまく行かない3人の恋模様をやきもきしながら見ていたという人も多いだろう。また、女性社長として敏腕を振るう、稲森いずみ演じる美鈴や、恵美が想いを寄せる優(田中圭)の婚約者で、倉科カナ演じるひかりなど、3人以外の登場人物の葛藤や揺れる思いに思わず共感してしまうという女性も多数。恋に仕事に思い悩む女性たちの心をガッチリとつかんだ。先日放送された最終回では、一部を生放送で届けるという前代未聞の演出も。香里奈さんの掛け声で東京タワーのライトアップがハート型になるシーンがあり、最終回は視聴率を大きく伸ばし、18.4%を記録した。AKB48の“恋愛禁止条例”の下、プライベートで一切恋愛禁止の大島さんが“恋がしたいけどできない”真子を演じたことも大きな話題に。初体験となるベッドシーンに加え、過激なセリフもこなし、“優子押し”のファンからは悲鳴も…?女優として新境地を開いた。ちなみに、安室奈美恵が「Love Story」で主題歌を担当し、第9話では本人役で出演を果たしているが、安室さんにとっては月9ドラマの主題歌は和久井映見&反町隆史が出演した「バージンロード」の「CAN YOU CELEBRATE?」以来、14年9か月ぶりのこと。当時、子役として活躍していた大島さんは本ドラマで和久井さんの幼少時代を演じており、運命を感じさせる月9出演となった。先述のように多くの男女が恋をしていないと言われる一方で、3月の大震災をきっかけに人々が“絆”の深まりを求め、震災後、多くのカップルが入籍をしたというデータも。「恋愛の二極化」とも言えそうだが、いずれにせよ多くの人が「恋をしたい」「愛する人と一緒にいたい」と強く願っているのは確か。2012年の春、DVDで彼女たちの奮闘を見てガソリンを注入し、あなたの恋愛エンジンを全開にしてみては?「私が恋愛できない理由」DVD-BOXは2012年3月30日(金)より発売。「私が恋愛できない理由」DVD-BOX価格:23,940円(税込)発売元:フジテレビョン/販売元:アミューズソフト※レンタル同時開始■関連作品:ガール 2012年5月26日より全国東宝系にて公開© 2012 "GIRL"Movie Project■関連記事:檀れい、初の悪女役は「楽しかった」玉山鉄二は罵られてMに目覚めた?福田麻由子、泉谷しげるの毒舌に「ついていけるか心配」香里奈×麻生久美子×吉瀬美智子×板谷由夏で奥田英朗原作『ガール』共演に向井理ら
2011年12月27日映画『ロボジー』の60歳以上限定試写会が12月7日(水)に都内で開催され、主演の五十嵐信次郎(ミッキー・カーチス)に吉高由里子、濱田岳、川合正悟(Wエンジン)、川島潤哉、矢口史靖監督が上映前の舞台挨拶に登壇。加えて、各方面で活躍するスーパーおじいちゃん&おばあちゃんも登場し、登壇陣と観客合わせて計31,084歳、平均69.5歳の史上最高齢試写会は異例の盛り上がりを見せた。73歳で主演を務めるのに際して「新人の気持ちで」、“五十嵐信次郎”と改名したカーチスさんは高齢者で埋まった客席に開口一番「大丈夫?生きてる?」と毒舌。矢口監督は「こんなシワシワの会場は初めて(笑)」、吉高さんは「お元気ですか?ちゃんと今日は看護師もいらっしゃるので(体調悪くなったら)恥ずかしがらずに呼んでくださいね」、濱田さんは「寒い中、節々が痛む中、来てくださってありがとうございます」とユーモアたっぷりに挨拶した。客席には60代、70代のみならず、80代さらには90代の方も!かつてカーチスさんが一世を風靡した日劇ウエスタンカーニバルを見に行ったという観客も見られた。カーチスさんは今年の1月に行われた撮影をふり返り「ロボットが30キロもあって一度中に入ったらトイレにも行けない。九州で撮影と聞いて暖かいかと思ったらマイナス2度で虐待を受けました」と苦労を明かした。ゲストとして登場したのは3組の“スーパーおじいちゃん&おばあちゃん”。1人目は、75歳にしてボディビルダーとして活躍する金澤利翼さん。黒いマントを脱いで、鍛え上げられた肉体を披露すると客席、そして登壇陣から驚嘆の声が上がった。続いて登場したのは、73歳でなわとび競技の6種目で世界記録を保持している鈴木勝己さん。壇上で二重跳び、三重跳び、さらには四重跳びまで成功させた。最後に登場した79歳の滝野文恵さんはシニア・チアリーダー「ジャパンポンポン」のリーダー。この日は仲間たちも駆けつけ、両手にポンポンを持って華麗な舞を見せつけた。最後にはポーズもバッチリと決めて客席から喝采を浴びた。横で見ていた吉高さんも「女子高生みたい!」と元気すぎるおばあちゃんたちの迫力に圧倒された様子。川合さんも「惚れてまうやろー!」とおなじみの惚れキャラでチアリーダーたちを称えた。ゲストたちに負けず劣らず元気なのがカーチスさん。ちょうど名古屋でライヴを行なっている最中で、この日の朝一番で上京して舞台挨拶に参加。またすぐに戻って明日も公演を行うという。この日は60歳を過ぎて始めたというハーモニカを披露し、会場は温かい拍手に包まれた。『ロボジー』は2012年1月14日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:ロボジー 2012年1月14日より全国東宝系にて公開© FUJI TELEVISION,TOHO,DENTSU,ALTAMIRA PICTURES■関連記事:73歳ミッキー・カーチス、懐かしの日劇に凱旋し生演奏!
2011年12月07日