梅干し・醤油・番茶などで作る「梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)」。冷え対策に最適なドリンクとして、とくに美と健康にこだわる女性に密かな人気を集めているのだとか!そこで今回は、梅醤番茶の効果や飲むタイミングをご紹介します。体を内側から温め、冷え知らずの体を手に入れましょう「梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)」とは?出典:byBirth「梅醤番茶(うめしょうばんちゃ)」とは、梅干しをすりつぶした梅肉と醤油を練り合わせて熟成させた“梅醤”と、すりおろした生姜を番茶に溶かしたドリンクです。アンチエイジングや疲労回復に効果があるクエン酸を多く含む梅と、免疫力を高めるペクチンを含んだ醤油、体温を上昇させる生姜、血糖値を下げるポリサッカライドを含む番茶を組み合わせた梅醤番茶は、栄養価が高いうえに美容にも効果的だといわれています。そんな日本のスーパーフードを使った梅醤番茶は、エナジードリンクと表現されることもありますが、手軽に安く作れるうえにカロリーが低く、カフェインが少ない梅醤番茶はエナジードリンクよりも健康的です。ここからは、手軽に栄養を摂れる梅醤番茶がもたらす効果をご紹介します。梅醤番茶の効果7つ出典:byBirth体温を上げる梅醤番茶に使用される生姜を摂ると、体が内側からぽかぽかしてきますよね。その理由は生姜を加熱・乾燥することで、生姜の成分であるジンゲロールがより体を温める作用が強いショウガオールに変化するためです。また、梅干しに含まれるクエン酸には血液をサラサラにする作用があり、その血液が体中を巡ることで冷え性が改善されるといわれています。疲労回復梅干しに含まれるクエン酸は、体内に蓄積された乳酸を分解してエネルギーの元になる物質を作ってくれます。その結果、疲れがとれるだけでなく、エネルギーに満ち溢れた疲れにくい体になるのです。風邪予防日本が誇る発酵食品である醤油と、ジャパニーズスーパーフードと呼ばれるほど栄養価の高い梅干しでできた梅醤には、風邪を予防する働きがあるといわれています。また、番茶に含まれるカテキンには殺菌・抗菌効果があり、感染症の予防に役立つといわれていますよね。梅醤番茶が民間療法として広く知られているのは、風邪予防の効果が高いためだと考えられます。腸内環境を整える梅干しには腸内環境を整える効果があるので、便秘に悩んでいる方におすすめです。同じく、醤油に含まれている食物繊維のペクチンにも腸の調子を整える効果がありますし、生姜には消化を助けて胃腸の負担を軽減するジンジベインが含まれています。腸内環境が整って便秘が解消されれば、ダイエットがはかどったり、美肌を手に入れられたりと良いこと尽くめですね!二日酔い改善梅干しを食べると唾液が分泌されるとともに、胃液も分泌されます。これで胃粘膜が保護され、胃壁が修復されるといわれています。また、梅干しに含まれるピクリン酸には肝臓の機能を活性化させる働きがあるので、二日酔いの原因となっているアセトアルデヒドをしっかり代謝することができます。夏バテ改善暑い夏は冷えたビールや炭酸ジュースを飲みたくなりますが、飲みすぎは禁物です…。なぜなら、それが夏バテを引き起こす原因になってしまうから。そこでおすすめなのが梅醤番茶です。梅醤番茶には胃腸の働きを助ける梅が使われているうえに、酸っぱいクエン酸が食欲を増進します。免疫力を高める醤油に含まれるペクチンには、免疫力を高める働きがあります。また、生姜を加熱・乾燥することでジンゲロールがショウガオールに変化すると、より高い免疫力向上効果を得られます。梅醤番茶はいつ飲む?出典:byBirth一般的に、梅醤番茶は空腹時や食前に飲むものとされています。また、朝起きて1番に飲むドリンクとしても推奨されています。それ以外には、体調不良を起こした時や飲み会の前後、体の冷えや疲れを感じた時に飲むとよいでしょう。市販の梅醤を番茶に溶かして飲んでもよし、梅+醤油+すりおろし生姜を番茶に溶かして飲んでもよし。独特の酸味があるので好き嫌いは分かれると思いますが、冷え対策や風邪予防に試してみてはいかがでしょうか?
2020年02月22日牛乳は太る、というイメージをもっている人も多いのではないでしょうか。牛乳には、内臓脂肪を減らすという報告もあり、その他美肌効果や健康に嬉しい効果も。牛乳に期待できる効果や、牛乳を使ったレシピをご紹介します!牛乳が太るって本当?出典:byBirth結論から言うと、牛乳で太る、ということは少ないでしょう。スナック菓子や甘い菓子の食べすぎのほうが、よっぽど太るリスクは高いと考えられます。牛乳というと、乳脂肪とイメージする人も多いですよね。“脂肪”ということから、太るというイメージにつながるのかもしれません。しかし、牛乳には健康や美容のために素晴らしい栄養素が含まれています。牛乳は内臓脂肪を減らすはたらきがある!?出典:byBirth牛乳には、“ラクトフェリン”という栄養素が含まれています。近年、ラクトフェリンには脂肪の分解を促すはたらきがあるといわれています。内臓脂肪を減少させる効果が期待されているとのこと。ラクトフェリンにはその他にもさまざまな効果があるといわれています。ラクトフェリンとは?ラクトフェリンとは、乳や涙、唾液、血液に存在するたんぱく質のことです。母乳にも含まれていて、赤ちゃんの健康のために必要な成分といわれています。ラクトフェリンのはたらきは、以下のようなものがあります。細菌やウイルスなど、外部からの攻撃を防ぐ腸内のビフィズス菌を増やす抗炎症作用内臓脂肪減少作用牛乳が健康や美容に良い理由は、ラクトフェリンが鍵といえますね。牛乳に期待できる効果とは?貧血予防出典:byBirthラクトフェリンには、鉄の吸収を調節するはたらきがあります。そのはたらきから、貧血を改善するはたらきが期待できます。特に女性は鉄が不足しがちですよね。毎日コツコツと牛乳を飲むことで、貧血対策できるのは嬉しいですよね。腸活にも◎ラクトフェリンには、悪玉菌の生育を抑える善玉菌であるビフィズス菌を増やすというはたらきがあります。2つのはたらきで、腸内環境を整えることができます。美肌効果牛乳に含まれるビタミンAは、皮膚・粘膜などの細胞を健やかに保つはたらきがあります。また、牛乳にはビタミンB2も含まれていますが、ビタミンB2はニキビや吹き出物の予防にも効果的です。乳糖は腸内の善玉菌のエサとなるため、腸内細菌のバランスを良くしてくれます。腸内環境が良くなると、便通も良くなり、便秘から生じる肌荒れを予防できます。ぐっすり眠るために出典:byBirth牛乳は、安眠効果があるといわれています。1mlあたり16~26ピコグラムのメラトニンが含まれています。量はかなり少量ですが、メラトニンにいは睡眠を促すはたらきがあります。また、牛乳に豊富に含まれているカルシウムは、鎮静作用があります。興奮していたり、イライラしていても、落ち着くことができるわけですね!寝る前にぜひ牛乳を飲んで、リラックスして眠りたいものですね。ラクトフェリンを摂取する方法とは?ラクトフェリンは熱に弱いため、牛乳だけでなくサプリメントや機能性食品を利用するのも良いでしょう。また、継続することが何より大切です。自身が続けやすいもので、毎日コツコツと摂取しましょう!牛乳は1日どれくらい飲めば良い?出典:byBirth1日に摂取したい牛乳の量は200ml、すなわちコップ1杯程度です。朝に飲むのも良いですし、寝る前にホットミルクにして飲むもの良いですね!低脂肪牛乳じゃなくてもOK?低脂肪牛乳は、人工的に脂肪を少なくすることでカロリーは抑えられます。しかし、その分満腹感も満足感も減ってしまうこともあります。低脂肪牛乳を無理なく飲める人は、低脂肪牛乳でも良いですが、“飲みづらいな”と感じるようであれば、普通牛乳でも良いといえます。簡単!牛乳を使ったダイエットレシピ牛乳と野菜のコンソメスープ出典:byBirth(材料・2人分)トマト1個たまねぎ1/2個キャベツの葉1~2枚牛乳200mlコンソメの素固形タイプ2個塩少々水300ml(作り方)トマト、たまねぎ、キャベツを食べやすい大きさにカットする。鍋に1の野菜と水を入れ、中火で煮込む。野菜がしんなりとしてきたら、コンソメ、牛乳、塩を加える。野菜のしんなり加減はお好みで、火を止める(3分~5分ほど)。温かいスープで、体の中からホッと一息つきましょう。レモン×牛乳で吸収率UP!牛乳レモンラッシー出典:byBirth(材料・1人分)牛乳150mlレモン果汁大さじ1はちみつ大さじ1~2(作り方)牛乳にレモン、はちみつを入れ、よく混ぜたら出来上がり!牛乳とレモンを混ぜると、ラッシーのようになります。牛乳などカルシウムが豊富な食品にレモン汁を加えると、カルシウムの吸収率が上がると報告されています。いかがでしたでしょうか。牛乳には魅力的な栄養素が豊富に含まれています。簡単レシピで、ぜひ牛乳を摂取してみてくださいね。
2020年02月11日季節外れの暖かさに包まれているが、まだまだ朝晩は「冷え」の残る今日このごろ。女性なら誰しもが身に覚えのある「冷え症」は、じつは単なる“体質”ではなく、ひとつの立派な“病気”だって知っていましたか?「よく『冷えは万病のもと』といわれますが、それは決して抽象的な言葉ではありません。具体的な数字でいえば、日本人の死因の約9割近くは『低体温』が関係しているからです」そう話すのは、「冷え」に詳しい芝大門いまづクリニックの今津嘉宏院長。少し長くなるが、厚生労働省が発表している日本人の主な死因を見てみると、悪性新生物、心疾患、脳血管疾患のおなじみ「三大死因」に続き、肺炎、老衰、不慮の事故、自殺、腎不全、肝疾患、糖尿病、慢性気管支炎、さらに肺気腫、交通事故、高血圧……と、どれをとっても読者世代には人ごとではないものばかり(『平成30年人口動態統計(概数)の概況より』。「そのうち、老衰と不慮の事故、自殺、交通事故、結核を除いた死因は、体温が高ければ防げるもので、その割合は、じつに全体の87.3%にのぼります」つまり、日本人の死因のほとんどが冷えと関係していることになる。その関係性について、今津院長はこう解説する。「病気の源流をたどっていくと、だいたい1つの原因に集約されていくものです。そして、その多くは高血圧や高血糖、高脂血症といった生活習慣病。たとえば、脳梗塞や心疾患、腎不全も、元をたどれば動脈硬化が進行した結果。そしてその動脈硬化の原因をさらにたどると、高血圧に行き着く、といえばわかりやすいでしょう。そこで、最近では『メタボリックシンドローム』ならぬ『メタボリックドミノ』と表現されることも増えています。これは動脈硬化のような大本の病気が、ドミノ倒しのように次々とほかの病気を引き起こすということ。しかし、冷えを改善し体温を上げることで、このドミノが倒れる前の『ついたて』の役割を果たしてくれるのです」「冷え」が私たちの健康にさまざまな影響を及ぼすことは明らか。しかし、「体温」は長いあいだ西洋医学の世界ではその存在が見落とされてきた。「明確な診断基準やガイドラインも存在しないため、冷えるのはその人の性質、つまり『冷え“性”』といわれていました。しかし、がんですら85%が治るような時代になり、高血圧や糖尿病といった生活習慣病の薬も登場してきたことで、だんだんと『冷えも手当てするべき症状なのでは』と認識されるようになってきたのです。多くの病院でも漢方を取り入れるようになり、それに合わせるかのように『冷え“症”』という呼び方が広まってきました」その漢方の世界では、昔から「冷えは病気」とされてきたという。「漢方と聞くと中国の医学のようですが、実は江戸時代には日本独自の伝統医学として成立しており、中国の漢方においては古くから『冷え』は根本的な診断基準のひとつでした。それというのも、CTも血液検査もなかった時代は、いったいなんの病気なのかを、見た目や問診で判断する必要がありました。中医学ではその分野が300以上もありますが、日本の場合は『強いか弱いか』『寒いか熱いか』という、とてもシンプルな分類が主流でした。『寒』とはつまり『冷え』のことですので、『冷え』は古来、病気かどうかを診断する、基本的な指標だったといえます」つまりそれだけ、「冷え症」はあらゆる病気のもとなのだ。「それだけではなく、究極の『冷え』は死につながります。よく映画などでは、雪山で遭難した人が眠気に襲われ、やがて凍死してしまうという場面が描かれていますが、まさにこのとおりです。人間は体温が32度以下になると錯乱状態になり、やがて多臓器不全を起こします。そして、仮眠傾向といって眠くなり、寝てしまい、死に至る。『凍死』とは、低体温症による死を指すのです」まさに冷えは命を落としかねない、れっきとした病気。その原因は次のようにさまざまだが、一般的には筋肉量がカギとなる。【冷えの原因と考えられる諸要因】□物理的な気温の低下□飲食物による胃腸の冷え□加齢や筋力低下による冷え□生まれつきの虚弱体質□精神的ストレスの増大など「運動をすると汗をかくことからもわかるとおり、体温は主に筋肉でつくられます。いっぽうで安静にしていてもある程度の体温が保たれるのは、外からは見えない筋肉の存在があるからです。血管や膀胱、子宮、消化管などは平滑筋によって動いていますし、心臓は心筋という、いわば筋肉のかたまり。また呼吸には呼吸筋の働きが不可欠ですので、生きているだけで筋肉が働き、そこから体温が生まれているのです」とはいえ全体の筋肉量は加齢とともに減っていくので、年とともに冷えは実感しやすくなる。今津院長によれば「『冷え(寒)』と言っても、どこが冷えるのかは人それぞれ。原因も治療法も異なってきます」という。「女性自身」2020年2月18日号 掲載
2020年02月11日寒さの続く冬は、身体のむくみやコリ、冷えが特に気になります。身体の巡りが滞りがちな冬は、マッサージタイムで身体を温めながらリフレッシュしましょう。今回は、むくみの原因のほか、身体が優しくリラックスする、マッサージオイルをおすすめの使い方とともに3つ紹介します。寒さの続く冬。冬は、身体のむくみやコリ、冷えが特に気になりますよね。身体の巡りが滞りがちな冬は、お風呂上がりや就寝前のマッサージタイムで、身体を温めながらリフレッシュしましょう。今回は、むくみの原因について触れながら、身体が優しくリラックスする、マッサージオイルをおすすめの使い方とともに3つ紹介します。日常生活で気をつけたいむくみの原因むくみとは、血液中の水分が必要以上に血管の外に流れ出て、皮膚と皮下組織内に溜まってしまう状態のことを言います。立ち仕事をしていたり、長時間同じ姿勢でいると、血液の循環が悪くなり、血管から水分が多く流れ出てしまうほか、重力によって脚に水分が溜まってしまうため、むくみやすくなります。また、水分や塩分を多く摂りすぎることで、血管の中の水分が増え、外に流れ出やすくなるためにむくみが引き起こされます。反対に、水分が少なすぎることで、静脈の血行が悪くなり、動脈から血液中に流れ出た水分を静脈が吸収できなくなることがあります。そうなると、皮膚と皮下組織内に水が溜まり、むくみが発生します。その他、睡眠不足や運動不足、精神的なストレスによって自律神経が乱れたり、血液の巡りが悪くなったりすることで、むくみを引き起こされることもあります。冬は、寒さが影響してアクティブに活動できず家にこもりがちになったり、夏よりも水分を摂る機会が減ってしまったりすることで、血行が悪くなり、むくみやすくなります。身体の巡りが滞りがちな冬は、マッサージオイルを使って、巡りを整えていきましょう。おすすめのオイルを3つ紹介します。ニールズヤード レメディーズアロマティックマッサージオイル(100ml/税込2,750円)出典:byBirthこちらは、オーガニックのヒマワリ種子油やアーモンド油、ラベンダー油などの植物オイルが配合されたボディオイルです。ラベンダーやゼラニウムなどの上質な精油がブレンドされたハーバルフローラルの優美な香りによって、ゆったりとした癒しのボディケアタイムが叶います。お肌にスっとなじませると、潤いに満ちあふれた状態に整えられていきます。しっとりしなやかに潤い、透明感のあるお肌が叶います。出典:byBirthボディが温まったお風呂上がりに、1部位につき「500円玉大」を目安に手のひらに取り、両手の平で温めてから、優しくマッサージしながらなじませます。マッサージのポイントは「身体の先端から中心に向かってマッサージをすること」です。腕のマッサージは、手首側から脇の下に向かっておこないます。また、脚のマッサージは、足首側から膝の下を通って、脚の付け根に向かってしていきます。さらに、お腹のマッサージは、外側からおへそに向かって優しくほぐしていきます。特に乾燥が気になる部分は、ボディオイルを重ねづけすることで丁寧なケアができます。ヴェレダホワイトバーチ ボディオイル(100ml/税込4,180円)出典:byBirthこちらは、アンズ核油やホホバ種子油のほか、ヨーロッパシラカバ葉エキスなどが配合されたボディオイルです。ヴェレダのアイテムは、美容や健康のために活かすことのできる植物のパワーが配合されています。こちらのオイルに配合されているのは、「ホワイトバーチ(白樺)」です。ホワイトバーチは、地中から水分を吸い上げ樹全体に循環させたのち、葉から水分を蒸散させるという「巡り」の能力に長けていると言われています。また、爽やかなグレープフルーツの香りが気分をリフレッシュしてくれます。出典:byBirthお肌に優しくなじませると、気持ちよく潤い、いきいきとツヤめきます。ザラつきが気になる部分も、なめらかに整えられていきます。腰や太もも、ヒップなどの気になる部分に、手のひらで温めたボディオイルをなじませながらマッサージをしていくと、お肌をしなやかに潤わせながら、引き締めケアも叶えられます。「巡り」の能力に優れたホワイトバーチのボディオイルで、その日一日の疲れを優しくほぐすようにマッサージケアをするのがおすすめです。メルヴィータロルロゼ ブリリアント ボディオイル(100ml/税込5,500円)出典:byBirthこちらは、お肌をなめらかに整えながら、キュッと引き締まったハリを与えるピンクペッパーやブラックペッパー、美容成分がたっぷり配合されたローズヒップオイルやシーバックソーンオイルが配合されたボディオイルです。ボディの気になる部位や滞りがちな部分をしっかりケアしてお肌を引き締めるとともに、たっぷりの潤いとハリ感に満ちた、しなやかでツヤやかな女性らしいボディへと導いてくれます。使いやすいスプレータイプで、スパイシーシトラスのリフレッシュできる爽やかな香りです。出典:byBirthお腹やウエスト周りのマッサージには、オイルをなじませた後、指先を下向きにして両手のひらを優しく腹部にあて、おへそを中心に、時計周りにほぐしながらオイルを広げていくのがおすすめです。また、二の腕のマッサージには、オイルをなじませた後、肘から脇に向かい、手のひらで二の腕を絞りながらオイルを広げていくのがおすすめ。そして、ヒップのマッサージには、オイルをなじませた後、手のひらでお尻の丸みに沿わせながら内から外へオイルを広げていきます。マッサージオイルを使って身体を優しく温めて出典:byBirth身体がリラックスするマッサージオイルを、おすすめの使い方とともに紹介しました。ただなんとなくボディオイルをつけるよりも、実際に手で触れてマッサージをしていくことで、自然と身体がポカポカ温まり、ほぐされていく感覚を味わうことができます。毎日マッサージを続けることで、その日のお肌と身体のコンディションの細かい変化にも気付くようになり、より一層自分自身をいたわることができますね。
2020年02月08日まんがを交えてわかりやすく1月16日、つらくなくリバウンドの心配もなく内臓脂肪を減らす方法を、まんがを交えつつわかりやすく解説している新刊『まんが ごっそり落とす! 内臓脂肪ダイエット』が発売された。著者は東京・あきる野市にある池谷医院理事長兼院長、テレビ番組などでもおなじみの池谷敏郎氏で、四六判。宝島社より1,000円(税別)の価格で発売中である。テレビ出演でもおなじみの池谷敏郎医師1962年、東京に生まれた池谷敏郎氏は、1988年に東京医科大学医学部を卒業し、同大学病院第二内科への勤務を経て1997年、池谷医院理事長兼院長に就任している。『1日5分! 血管ケアだけで20歳若返る!』『50歳を過ぎても体脂肪率10%の名医が教える 内臓脂肪を落とす最強メソッド』などの著作があり、テレビ番組『世界一受けたい授業』『林修の今でしょ!講座』『モーニングショー』などの出演でも知られている。体重10kg減も夢ではない池谷式新刊では、50代で体脂肪率10%の池谷医師が誰でも無理なくやせられるという「池谷式ダイエット」を解説。つらくないから続けやすく、無理なくリバウンドの危険もなく体重10kg減も夢ではないという。糖質を完全に絶つのではなく半分に、酒量を変えずにつまみを変える、運動は軽い「ゾンビ体操」だけなど、食事、運動、生活習慣で内臓脂肪を減らす「池谷式ダイエット」のノウハウが掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※まんが ごっそり落とす! 内臓脂肪ダイエット - 宝島社の公式WEBサイト 宝島チャンネル
2020年01月22日体の芯は熱いのに、手足は冷たい。上半身は汗をかくのに、下半身は冷えているなど冬場は特につらい冷え症ですが、秋口から冷え症対策をしておけば冬場の冷えも和らげることができます。今回は身近なもので手軽にできる、昔ながらの冷え取り方法をご紹介をしていきます。冷え症になる原因冷え症になる原因は様々な原因が考えられますが、特に持病などを持っている方以外で考えられる原因は、大きく分けて2つあると考えます。それは、日常の運動不足と普段摂取する食事や飲み物です。この2つはどちらかが欠けても冷え症を誘発する大きな原因となりますので、運動習慣や食事に気をつけているけど冷えるという方が、根本から冷え症にを改善したい場合は、それぞれ食事や運動の見直しが必要になります。関連記事【冷え性を治す日常ケア】冷えてツライ時の対処法まとめ運動不足運動不足が原因で冷え症の症状を訴える方はとても多いです。筋肉は体内で熱を生み出してくれるため、筋肉量が少ないと物理的に体が温まることができず冷え症へまっしぐらということになります。その他にも、下半身の筋肉量が不足していると血液循環が滞り新鮮な温かい血液が供給されず、下半身の冷えへと繋がっていくでしょう。食事・飲み物食事や飲み物で体が冷えてしまっている方。これは普段から好んで口にする食べ物や飲み物に原因があります。体を冷やすと言われるコーヒーや緑茶、生野菜ばかりの偏った食事、お菓子などの糖質の多い食べ物を好む方は運動習慣があっても冷えに悩まされやすいです。自然療法とは?自然療法とは、言わばおばあちゃんの知恵袋のようなものです。薬や化学物質に頼らず、自然に存在するもので健康を維持しながら改善していきます。症状がなくても、病気や不調を未然に防ぎ、自らの持つ自然治癒力や免疫力を高めるためにも自然療法はおすすめです。自然療法的冷え取りの方法3選実際に身近にあるものでできる、自然療法的冷え取りの方法をご紹介していきます。家にあるもの、またはスーパーで簡単に手に入れることができますので是非実践してみてください。玄米カイロ天然素材を使用したエコなカイロです。じんわりと温かさが続くので、肩凝りや生理痛の時の腹部の温め、眼精疲労時の目の周りの温めに最適です。〈玄米カイロの作り方〉用意する物・ 玄米…適量・ 天然繊維の布30×30cmくらい・ 先程の布より一回り大きめのカバー用の布作り方① 布の片方を⅓程降り、反対側を先ほど追った布に重ねて折ります。(1枚の布の⅓幅の細長い筒状の形になっています)② 片方の筒の入口を細かく縫います。③ パンパンにならないように気をつけながら玄米を適量入れて、口を閉じるように細かく縫います。④ ③よりも大きめのカバーを作って完成です。※玄米カイロを使う際は電子レンジ600wで2〜3分様子を見ながら温めて、カバーに入れて使います。使用期限は冬の間の使用でおおよそ2年程度です。こんにゃく温湿布用意する物はこんにゃくのみ!繰り返し使えるこんにゃく湿布でエコに冷え症を改善しましょう。〈こんにゃく温湿布のやり方〉① こんにゃく2枚を鍋で5分程度茹でます。② 茹でたこんにゃくをあげて、タオルなどでくるみます。③ ②の温かいこんにゃくを冷えが気になる部分に置き5分ほど放置します。※特に仙骨、ふくらはぎ、肩甲骨周辺を温めると冷え症に効果的です。使い終わったこんにゃくは、水をはったタッパーなどに保存して小さくなるまで繰り返し使えます。入浴剤にみかんの皮普段捨ててしまうみかんの皮も、漢方では〝陳皮〟として処方され、血管を強くして血流をアップさせてくれる冷え症の強い味方なんです。干したみかんの皮を入浴剤代わりに入れて、エコに冷え取りを行いましょう。〈みかんの皮入浴剤の作り方〉① ワックスや農薬不使用のみかんの皮を用意します。② 適当な大きさに手でちぎり、ネットなどにに入れてベランダなどで数日干して完成です。※雨の日は室内にとりこみましょう。お風呂に入れる量は乾燥したみかんの皮一握り程度で充分です。自然療法的な冷え取りで温活を始めよう冷え症は根本的な原因を直すことも大切ですが、普段試せる、ちょっとした手間も大切です。自分のために使う、ちょっとした一手間が冷え症対策への意識を変えてくれます。身近にあるもので簡単にできるエコな冷え取りをぜひ試してみてはいかがでしょう。Hikaruヨガインストラクター
2020年01月17日「内臓脂肪 皮下脂肪 すっきり落とす!」1月4日、マガジンハウスが月2回発行している雑誌『Tarzan』の最新号が発売された。1986年創刊の『Tarzan』は、かつて男性向けの体作りをサポートする情報雑誌であったが、近年は女性向けの特集が組まれるなど、男女ともに役立つ情報を掲載している。最新号の779号では、「内臓脂肪 皮下脂肪 すっきり落とす!」を特集。価格は650円(税込)である。運動嫌い・外食ばかり・甘いものが好きな人にも年末年始は忘年会や新年会など、特別な飲食の席が多く、また、普段とは異なる生活のリズムにより、心身ともにゆるみがちである。年末年始に蓄えられた内臓脂肪や皮下脂肪は、運動や生活習慣の見直しにより、改善させることができるが、実践するとなると難しい。『Tarzan』最新号の特集では、正月太りでついてしまった内臓脂肪と皮下脂肪を落とす方法を解説。内臓脂肪を落とすための基本の知識が解説され、運動嫌いの人、外食ばかりの人、白米やアルコール、甘いものが好きな人にも、その日からできる食生活改善テクニックが紹介されている。また、4つのステップにより、体脂肪を燃焼させるエクササイズも紹介。無理なく続けられる体脂肪を減らす方法を解説している。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※無理なく続けるメタボ対策!1/4(土)発売の雑誌『Tarzan』の特集は「内臓脂肪・皮下脂肪、すっきり落とす!」 - Tarzan Web(ターザンウェブ)
2020年01月07日『Dr.クロワッサン』シリーズの新刊12月27日、医師やフィジカルトレーナー、管理栄養士のレクチャーにより、内臓脂肪を落とそうという新刊『Dr.クロワッサン 内臓脂肪を3週間で落とす』が発売された。出版社はマガジンハウスで、84ページ。価格は950円(税込)である。「おかずファースト」「外食ダイエット」ほか『Dr.クロワッサン 内臓脂肪を3週間で落とす』は3章に分かれ、第1章では熊本市・亀川ひかるクリニックの院長である亀川寛大(かめかわかんだい)氏が内臓脂肪の基礎知識を解説し、食事指導を行う。同氏はFacebookなどで情報を発信、YouTubeの講演動画も人気である。同書で亀川医師は低糖質ダイエットにおいて、おかずを最初にお腹いっぱい食べる「おかずファースト」を提案する。第2章では、数々の一流アスリートなども指導しているフィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一氏が、内臓脂肪を燃焼させる有酸素運動を紹介している。第3章では、「外食ダイエット」と題し、管理栄養士の大柳珠美氏が外食にもたくさんあるという低糖質メニューを紹介。忙しくて自炊できない人などにも可能な内臓脂肪ダイエットが掲載されている。また、ダイエットに適した食材がわかる食材早見表も収録されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※『Dr.クロワッサン 内臓脂肪を3週間で落とす』 - マガジンハウス 編 - マガジンハウスの本
2020年01月01日日増しに気温が下がる季節になると、気になるのが「冷え」です。冷えはさまざまな体のトラブルの原因にもなるため、普段からお悩みの方にはつらい季節になってきます。そこで今回は冷えでお悩みの方のために、冷えに効くエクササイズをご紹介させていただきます。冷えに効くエクササイズとはズバリ冷えには「下半身の筋トレ」が有効です。ではなぜ下半身の筋トレなのか?その理由として3つ挙げることができます。関連記事辛い冷え症を改善する!温めるべきポイントを専門家が解説体温を高める効果が期待できる筋トレで筋肉量を増やすことで体温を高める効果が期待できます。筋肉には「力を発揮して運動を起こす」以外にも「体熱を作り出す」という働きがあり、実際、体熱の40%が筋肉で作られていると言われています。そのため筋肉量を増やすことは体温上昇に繋がり、冷えに有効と考えられるのです。筋肉のポンプ作用が改善される筋肉の働きにはリンパや血液を押し流す「ポンプ作用」があります。血液やリンパの流れが滞って老廃物や不要な水分が体内に溜まると、カラダは冷えやすくなると言われています。そこで筋トレを行うことで筋肉のポンプ作用が改善され、冷えの原因にもなる老廃物や不要な水分をスムーズに体外へ排泄させることが可能になるのです。筋肉の70%が下半身を占めている全身に存在する筋肉の70%が下半身を占めているので、冷えには下半身の筋トレが有効と言えます。次に冷えに効果的なエクササイズをご紹介していきます。つらい冷えに効くエクササイズ1:スプリットスクワット「スプリットスクワット」とは、脚を前後に開いた状態で行うスクワットです。片脚でスクワットを行う感覚に近いため、通常のスクワットに比べて脚の筋肉にかかる負荷が大きくなります。そのため、通常のスクワットでは物足りなくなってきた方には、ぜひ取り入れてほしいエクササイズです。スプリットスクワットのやり方1.脚を前後に開き、つま先と膝は正面に向けます。胸を張り股関節を軸に上体をやや前傾させるようにします。そうすることで股関節主導の動きが可能となり、お尻と太もも裏の筋肉に効かせることができます。2.息を吸いながら上体を後ろ脚の膝が床につく直前のところまで真下にできるだけゆっくり下ろし、息を吐きながら立ち上がります。左右それぞれ10回を3〜5セット行いましょう。つらい冷えに効くエクササイズ2:スタンディング・レッグカール「スタンディング・レッグカール」はその名の通り、立った状態で行うレッグカールです。ジムではうつ伏せになって行うレッグカールのマシンがありますが、立った状態で、尚且つ片脚で行うことで同等の効果が期待できます。スタンディング・レッグカールのやり方1.片脚立ちの体勢をとり、浮かせた脚は膝が股関節よりも後ろに位置するようにします。その状態で膝を曲げる動作を繰り返すことで、ターゲットとしている太もも裏の筋肉である「ハムストリングス」にしっかり効かせることができるからです。2.息を吐きながらなるべくかかとがお尻に付くところまで深く膝を曲げて、息を吸いながらゆっくりと膝が伸び切らないところまで伸ばしていきます。片脚立ちするとバランスがとりにくい場合は、壁に手をついて行ってももちろん構いません。左右それぞれ10回を3セット行いましょう。つらい冷えに効くエクササイズ3:カーフレイズふくらはぎの筋肉である下腿三頭筋のエクササイズには「カーフレイズ」を行います。このエクササイズのポイントはできるだけかかとを最大限のところまで上げることです。そうすることで下腿三頭筋に十分効かせることができます。カーフレイズのやり方1.腰幅程度に足幅をとり、つま先は正面に向けます。かかとを軽く床から浮かせたところから息を吐きながらかかとを上げ、最大限まで上げたところで3秒程度止めます。2.息を吸いながらかかとを床に触れる手前までゆっくりと下ろしていきます。10〜15回を1分程度の休憩を挟みながら3セット行います。余裕のある方は、片脚で行う「シングルレッグ・カーフレイズ」にもトライしてみてください。エクササイズで冷え性対策をしよう今回は冷えに効く下半身の筋トレを3つご紹介しました。全身の筋肉のうちの70%を下半身が占めていて、筋トレを行うことで体温アップとポンプ作用の改善という効果が期待できるということから、冷えには下半身の筋トレが有効と言えます。今回ご紹介したエクササイズは、つらい冷えから脱却するためには週3回行うようにしましょう。例えば月曜日に行ったら中1日空けて、水曜日と金曜日に行うというスケジュールがおすすめです。どんなに効果のあるエクササイズでも続けなければ効果は期待できません。続けることこそが効果をもたらします。町田 晋一パーソナルトレーナー、ストレッチインストラクター
2019年12月31日お腹とおしりの冷え対策株式会社ファンケルは、「ぬくもり福パンツ」を2019年12月17日(火)に発売する。数量限定で、同社通信販売にて購入できる。同製品は、日本独自のホールガーメント製法を採用。1本の糸で編み上げるため、伸縮性に優れ縫い目がないのが特長だ。おしりからお腹までしっかりカバーしながら、肌に縫い目が当たらず、かゆみなどを感じる不快感が少なくなる。また、立体的に編み上げることで動きやすさとフィット感を実現。柔らかなアクリルとウールの保温素材で気持ちいい着心地を追求した。さらに、切り替え部分には、リブ編みを採用。重ね履きに起こりやすいずれや食い込みを防ぎながら程よく伸び、長めの丈で、おしりからお腹までやさしくすっぽりと包み込む。新年にふさわしい「赤」と「金」色は、「赤」と「金」の全2色。どちらも祝いや喜びをイメージする新年を迎えるにふさわしい色だ。寒さが厳しくなるこれからの季節の冷え対策はもちろん、プレゼントとしてもおすすめだ。年末年始の贈り物にも使いやすい様、のしをイメージしたオリジナルの包装で届く。サイズは、各色「S~M」「L~LL」の2種類から選べる。販売価格は、2530円(税込み)。(画像はプレスリリースより)【参考】※ファンケルニュースリリース
2019年12月17日秋も深まり、冷えを感じ始めている方も多いのではないでしょうか?特に女性は下半身の冷えや、冷えからくるむくみに悩まされがちです。解消するポイントは股関節周りにあります。今回は冷えを解消する股関節ほぐしについてご紹介していきます。股関節周りをほぐすと下半身が温まる下半身が冷えると、むくみやだるさを感じる人もいます。冷えは血液の循環も悪くさせてしまうので、むくみ太りや、いつも履いているはずの靴がパンパンになってしまったり、足先から脚全体が凍るように冷たくなってしまい全身が温まりません。そんな時、股関節周りを指などで押してみましょう。お風呂の湯船に使っている時に、脚の付け根の前も横も内側も後ろなど、全体を少しずつ指や関節で優しく押しながらマッサージしていきましょう。リンパの滞りも解消されやすくなり、下半身が温まりやすくなっていきます。関連記事お尻の冷えは下半身太りの原因に!血行を良くして冷えを撃退寝る前におすすめ!股関節周りをほぐすストレッチお風呂で股関節周りを軽くほぐした後、余裕がある時は股関節周りのストレッチも取り入れてみましょう。股関節周りが硬い場合、最初は痛いかもしれませんが、無理をせず気持ちがいいと感じる程度に調整しながら行います。step1床やベッドの上に四つ這いの姿勢になり、両肘を下ろします。step2両ひざを左右に広めに開きます。step3息を吸います。息を吐きながらお尻を後方へ引きながら、上体を床に沈めていきます。両脚が左右に開き、内腿から股関節周りが刺激されますので、無理のない範囲で調整しましょう。step4息を吸いながら体を前へと押し出し、可能であれば腰を床に近づけて、お腹を下ろします。無理のない範囲で大丈夫です。STEP5再び息を吐きながらお尻を後方へ引いていき、上体を沈めます。ゆっくりと呼吸に合わせながら繰り返しましょう。最後にSTEP4か5の気持ちが良いと感じた方の姿勢をとり、30秒ほどキープしていきます。終えたら楽な姿勢で休みましょう。※この姿勢は最初からは難しいので、できなくても大丈夫です。股関節周りをほぐしてポカポカ体質を目指そうストレッチを行っていて気持ちがいいと感じること、気持ちがリラックスしていくことに重点をおいて、マイペースに続けてみましょう。できれば毎日。難しければ3日に一回など定期的に取り入れることで、下半身の循環を促し、ポカポカの冷えない体を目指しましょう。yuukaヨガインストラクター、ボディセラピスト、ラジオパーソナリティ
2019年12月07日見逃されがちな体に現れるさまざまなサイン。食事や生活習慣を改めて振り返り、冷えと乾燥、どちらに傾いているかをチェック!明治国際医療大学教授・伊藤和憲さんに話を聞きました。冷え?それとも乾燥?まずは今の状態を知る。あなたのタイプをチェック。冷えタイプ食事が不規則である睡眠不足であるお風呂に入らず、シャワーだけで済ませてしまう目や口が乾きやすい肩こりや腰痛が強い乾燥タイプ寝ても寝た気がしない朝、起きづらい花粉症などのアレルギー症状がある冷たいものを好んで飲む刺激物や辛いものが好きチェックが多くついたほうがあなたのタイプです。同数の場合は両方の症状を引き起こす可能性が。3つ以上あてはまる場合は、警告レベル。舌にも、冷えと乾燥のサインが出ます。東洋医学には“望診”という外見を目で見て判断する診断法があり、冷えや乾燥には舌の色が参考になる。「色の薄い淡白な舌や暗い紫色の舌は血液の循環が悪く、冷えている状態。紅い色の舌は乾燥しやすい状態。ただし熱が内側にこもって体が冷え、舌が紅くなる場合もあります」舌苔の状態もまた、冷えや乾燥の望診の参考になる。「苔は胃腸の中の水分度合いを見ています。白い苔は水分が溜まって凍っているというイメージでこちらは冷えの状態。黄色い苔は刺激物などを食べて消化しようと、胃に消化液が過剰に送られ、熱が生じている状態。こちらは乾燥の指標です」キーワードは自律神経のオンとオフ。冷えと乾燥から脱するヒント。まず、ストレスからくる冷え対策は頑張りすぎている脳をリラックスさせること。いい香りに包まれたり、心地いい音楽を聴いたり、好きなアイドルの姿を眺めるなど、五感を刺激して脳をゆるめる。「体を温めることも有効です。入浴時には必ずお湯につかる、下腹部や肩甲骨の間にカイロを貼るのもおすすめ。一日の終わりに副交感神経を刺激して脳と体のスイッチをオフにする習慣を」乾燥の対策はこの真逆、一日の始まりの朝に交感神経の働きをオンにする。朝一番にラジオ体操をする、熱いシャワーをさっと浴びる、冷水で顔を洗う。適度な運動や日光を浴びるなど体をしっかり目覚めさせる習慣を身につける。「とはいえ、冬の間、夏並みに暑い室内環境で過ごしている人は少なくありません。それによって自律神経の調節機能が低下している可能性があります。外は冬なのに体は夏の状態なので、熱がこもったり乾燥しやすくなります。この場合は外からは体を温めて、食事で中から体を冷やす。体の熱を抜くためにキュウリやトマトなどの夏野菜を取り入れるなどの工夫をすれば、上手に体調のバランスを調整できます」いとう・かずのり明治国際医療大学教授。鍼灸学部学部長。セルフケアの重要性を説き、女性が内側から美しくなるためのメソッドをセミナーなどで提供。鍼灸や痛み治療に関する著書も多数。※『anan』2019年12月11日号より。写真・Getty Images取材、文・石飛カノ(by anan編集部)
2019年12月04日女子の健康を脅かす冬のラスボス!「今、そこにある冷え、乾燥の危機2019」。明治国際医療大学教授・伊藤和憲さんに話を聞きました。冷えと乾燥。北極と砂漠。2つの関係は一見アンビバレントに見えて、実は密接な繋がりがある。冷えの症状が高じることで乾燥に繋がり、乾燥の症状が転じてまた冷えに繋がる、まさにいたちごっこのような関係性。まず最初に忍び寄るのはこの先さらに厳しくなる寒さによる冷え。「ひと口に冷えと言っても、その原因は年代によって異なります。20~30代の女性の場合、冷えの多くの原因はストレスにあります」と言うのは東洋医学のオーソリティ、伊藤和憲さん。「ストレスで冷えの症状が出て、それでも頑張りすぎると今度は代謝が落ちて乾燥の症状が現れます。冷えの行き着く先が乾燥といってもいいのです」ソッコー対策で危機を回避!若い女性の冷えの主な原因はストレス。放っておくと内臓も冷えていく?20~30代女性の冷えの主な原因はストレス。明治国際医療大学教授・伊藤和憲さんによると、そのメカニズムは以下の通り。「ストレスがかかると、自律神経のうちの交感神経が優位な状態になります。交感神経は血管を収縮させる働きがあるので、長期間この状態が続くと全身の血管や筋肉が収縮して血流が悪くなります。その結果、冷えの症状が現れるのです。とくに手足の血管は細く循環が悪いため、最初に冷えの症状が見られるのが手や足の末端です」ただ単純に冬の寒さで手足が冷えているのであれば、暖かい室内に入って30分ほどで元に戻る。いつまでも手足が冷たいままなら、それはストレスによる冷え。「また、ストレス冷えが半年、1年と続くと今度は内臓の血流も悪くなってきます。子宮や卵巣などの女性器と脚腰を支配しているのは同じ神経。だから腰や下腹部など体の中心に冷えの症状が現れます。これは本来40代くらいの女性に見られる冷えですが、若い女性でもストレスによって生理不順などが続くと、このような内臓冷えが見られることも」放っておくと婦人科系のトラブルに陥るリスクもあるとか。たかが冷え?されど冷え!ストレス冷えが高じると、やがて肌のカサつきや炎症に繋がる。冷えが交感神経の過剰反応だとしたら、乾燥の原因は副交感神経が優位になりすぎることにある。「今のストレス社会では7~8割くらいの人は交感神経が優位なタイプ。でも、ストレスがかかった状態で頑張りすぎると、気力が尽きてだるくなり朝起きられなくなります。これが副交感神経が優位になりすぎた状態です」副交感神経が優位になると、白血球のうちのリンパ球が血液中に増える。すると、自分の細胞を異物と誤って攻撃し、肌がカサついたり炎症が起こる。これが乾燥のメカニズム。「まず乾燥によって皮膚に粉がふいたりかゆみを感じます。それが進むと赤く腫れたり熱が発生して炎症が起こります。さらに進むとアトピー性皮膚炎のように黒い色素が肌に沈着することも」冬は気象条件的にも乾燥し、街の都市化でさらに乾燥状態に。そこにもってきて副交感神経の過剰反応が加わると、トリプル作用でますます乾燥は進む。「冷えが高じて乾燥や炎症が起こると、これを冷やそうと体に水分が溜まり、また冷えの症状に陥ってしまいます」世にも恐ろしい負のループに陥らないよう、今すぐに対策を。いとう・かずのり明治国際医療大学教授。鍼灸学部学部長。セルフケアの重要性を説き、女性が内側から美しくなるためのメソッドをセミナーなどで提供。鍼灸や痛み治療に関する著書も多数。※『anan』2019年12月11日号より。写真・Getty Images取材、文・石飛カノ(by anan編集部)
2019年12月04日冷え性で悩む女性必見!冬の冷え対策にもってこいの食材を4つご紹介します。ホットドリンクに入れたり、年末年始のイベントに多い鍋料理で摂ったり……。まずはからだの内側から温めて、からだの外だけでなく中からぽかぽかさせましょう!冬の冷え対策、始めていますか?出典:byBirth夏に冷たいものを摂り過ぎたり、1日中冷房をつけたりしていると、内臓から冷えが生じてしまいます。からだが冷えると免疫力が低下したり、腸の働きが悪くなって肌荒れしたりすることも……。また、腸の働きが悪くなった結果代謝が悪くなり、太りやすくなってしまうのです……。そこでおすすめなのが、冬が旬の食材を積極的に摂ることです。夏が旬の食材はからだを冷やすといわれているのに対して、冬が旬の食材は水分が少なく、血行を促進する働きをもつビタミンEが豊富に含まれているため、からだを温めてくれるといわれています。そのほか、土の中で育つ根菜類や芋類なども、からだを温める食材として知られています。からだを温める食材4選出典:byBirthからだを温める食材はホットドリンクに入れたり、鍋料理に入れたりすると、美味しいうえに効率よく摂れます。どの食材も身近にあるものなので、さっそく準備してからだの内側から温まりましょう!生姜出典:byBirth生姜には、辛み成分の「ジンゲロール」と「ショウガオール」という成分が入っています。ジンゲロールには免疫力を高める強力な作用があり、ショウガオールには血流を良くして体温を上昇させる効果があります。このショウガオールによって体温が上がると、脂肪や糖の燃焼が促進され、ダイエット効果まで得ることができるのです!生姜は生のまますりおろすもよし、乾燥させてパウダーにするもよし。生姜の効能を最大限に活かすには、加熱するのがおすすめです。にんにく出典:byBirthにんにくに含まれる「アリシン」には、血液をさらさらにする作用があります。また、糖を体内で燃やす作用もあり、体内で作られた熱がからだ中に巡ることで体温アップが期待できます。薬膳の観点からいえば、にんにくは生のままだと「熱性」になり、火を通すと「温性」になります。からだ全体を温めてくれるだけでなく、とくに胃を温める効能に優れているのですが、生のにんにくは刺激が強いので摂り方には注意が必要です。唐辛子出典:byBirth辛み成分である「カプサイシン」には血行を促進したり、体温を上昇させたりする作用があります。しかし、唐辛子はからだを冷やすともいわれていますよね。本当のところ、唐辛子はからだを温めるのでしょうか?それとも冷やすのでしょうか?唐辛子を食べるとアドレナリンが分泌されて、一時的にからだが温まります。その後、次第に汗で体温が奪われて涼しくなるため、からだを温めるという考え方も冷やすという考え方も間違いではないようです。ただし、例えば唐辛子が使われているキムチのように、生姜やにんにくなどからだを温める薬味が一緒に入っている食べ物であれば、唐辛子のからだを冷やす作用を打ち消してくれます。また、唐辛子はからだの内側からだけでなく、外側からも温めてくれるといわれています。刻んだ唐辛子をガーゼで包み、湯船に入れて入浴すると体温が上昇し、からだがぽかぽかしてきますよ!長ネギ出典:byBirth長ネギには、にんにくと同様に「アリシン」が含まれています。長ネギは冷え性や便秘に効果がある「キチン質」を多量に含むエビや、抗酸化作用をもつ「フラボノイド」が25種類以上も含まれる玉ねぎなどと一緒に摂ることで、さらなる冷え性改善効果が期待できます。また、緑色の葉の部分には「カロテン」や「ビタミンC」が含まれているので、美肌作りに最適な食材なのです!冷え知らずで冬を乗り切りましょう!出典:byBirth上着を何枚も重ねたり、靴下を2枚重ねて履いたり……。それでも治まらない冷えは、からだを温める食材を積極的に摂ることで解消できるかもしれません。ホットドリンクにパウダーの生姜を入れたり、唐辛子やにんにく、生姜が入ったキムチを食べたりして、美味しく冷え知らずのからだを手に入れましょう!
2019年11月30日「万病のもとといわれる冷え性ですが、最近、40〜50代の女性に急増しているのが内臓冷え性。もともと60歳以上の高齢者にしか見られなかったタイプで、重大な病気になるリスクが高くなる、もっともたちが悪いものです」そう語るのは、イシハラクリニック副院長の石原新菜先生。あまり聞き慣れない内臓冷え性とはどんなものか?冷え解消のスペシャリストである、石原先生に解説してもらおう。「冷え性は、大きく分けて『末端冷え性』、『下半身冷え性』、『内臓冷え性』と3つのタイプがあります。20〜30代の女性に多いのが、手足が冷える末端冷え性。40〜50代に多いのが、足腰が冷える下半身冷え性。この下半身冷え性を放置して、状態が悪化したのが、体の中心であるおなか全体が冷えてしまう内臓冷え性です。自分で体温が上げられなくなり、さまざまな不調を招きます」しかも、この内臓冷え性は「隠れ冷え性」といわれるように自覚症状がないという。「40〜50代で内臓冷え性になる人が増えた背景には、慢性的な運動不足やストレスなどがあると考えられています。これまでにも夏になると、冷たい飲み物をとりすぎたり薄着になったりすることで体の深部が冷え、内臓冷え性になる人がいましたが、秋ごろには改善するのが一般的でした。しかし、最近は1年を通して、内臓冷え性になってしまうのです。しかも、体の深部は冷えていても手足がほてっていたりするため、自分の体が冷えていることに気づきません」内臓冷え性だと気づかずに、体を冷やそうとして、悪循環に陥るケースも少なくないようだ。「それまで冷え性だった人が、更年期を境に、暑がりになった場合は要注意です。これは冷え性が解消されたのではなく、それまで子宮や卵巣に巡っていた血液が、生理がなくなることで上半身に集まり、のぼせやほてり、イライラや動悸をおこすため。いずれも内臓冷え性の症状ですが、病院に行っても異常が見つからず、冷えに気づきにくいのです」この内臓冷え性になんらかの手を打たずに放置しておくとさまざまな病気を引き起こすという。「胃や腸、すい臓のほか子宮や卵巣などの臓器が冷えることで内臓機能が低下。下痢や便秘、胃腸や胃もたれ、生理痛などの原因に。多くの血管が集まる内臓が冷えることで、全身の血流が悪化。肩こりや腰痛、不眠や疲れやすくなるなどの不調を招きます。さらに心筋梗塞や脳卒中などの重篤な病気を招く動脈硬化の進行を早める可能性もあり、高血圧や糖尿病などの生活習慣病リスクも高くなります。また、最大の免疫器官といわれる腸には、全身の免疫細胞の7割が存在しているのですが、冷えることで免疫力が低下。風邪をひきやすくなったり、アレルギー症状を引き起こしたりするだけでなく、私たちの体で毎日、5,000個できるがん細胞の増殖を防ぐことが難しくなってしまうんです」内臓冷え性の解消の近道は筋肉をつけることだという。「人間の体の体温の4割以上は、筋肉から作られます。冷え性が男性に少なくて、女性に多い理由は、単純に筋肉量の差。根本的に冷えを解消するには、筋力をアップさせて、自分から熱をつくることです」冷えとり解消の筋トレは次のとおり。仕事や家事の合間、さらにはウオーキングなどの有酸素運動の前に行うと効果的だという。筋トレでぽかぽか体質になろう!【壁腕立て伏せ】両腕を肩幅よりもやや広げて、壁に手をつき、「ひじを曲げて胸を壁に近づける→ひじを伸ばして元の姿勢に戻る」を10回繰り返す。【バンザイ運動】両手を肩幅に開き、ひじとわき腹を伸ばして、勢いよく腕を上げ下げする。1日10回×5セット。【もも上げ運動】背筋を伸ばし、片足ずつ太ももを引き上げる。前かがみにならないように左右各10回を5〜10セットを目安に。【寝ながら腹筋】あおむけになり「両ひざを曲げながら胸に近づける→元に戻す」を1日30回繰り返す。「全身の筋肉の75%は下半身についているので、下半身を中心に鍛えれば、効率よく熱を作り出せるのは確か。でも、疲れもたまりやすくなります。長続きさせるためには、上半身から下半身という順番で運動したほうが疲れにくく効率的です。また、腹筋やもも上げは、負荷をかけながら少しつらいと思うくらいまでするのがコツ。とくに腹筋によって、内臓のまわりに筋肉で“腹巻き”をつくると、内臓を温めることができます。お風呂に入る前や寝る前の習慣にしてください」
2019年11月27日急に手足がほてるようになった人は、臓器が冷えている「内臓冷え性」かも。脳卒中やがんなど重大な病気を招く可能性がある、深刻な冷えを見逃さないようにしようーー。「万病のもとといわれる冷え性ですが、最近、40〜50代の女性に急増しているのが内臓冷え性。もともと60歳以上の高齢者にしか見られなかったタイプで、重大な病気になるリスクが高くなる、もっともたちが悪いものです」そう語るのは、イシハラクリニック副院長の石原新菜先生。あまり聞き慣れない内臓冷え性とはどんなものか?冷え解消のスペシャリストである、石原先生に解説してもらおう。「冷え性は、大きく分けて『末端冷え性』、『下半身冷え性』、『内臓冷え性』と3つのタイプがあります。20〜30代の女性に多いのが、手足が冷える末端冷え性。40〜50代に多いのが、足腰が冷える下半身冷え性。この下半身冷え性を放置して、状態が悪化したのが、体の中心であるおなか全体が冷えてしまう内臓冷え性です。自分で体温が上げられなくなり、さまざまな不調を招きます」しかも、この内臓冷え性は「隠れ冷え性」といわれるように自覚症状がないという。「40〜50代で内臓冷え性になる人が増えた背景には、慢性的な運動不足やストレスなどがあると考えられています。これまでにも夏になると、冷たい飲み物をとりすぎたり薄着になったりすることで体の深部が冷え、内臓冷え性になる人がいましたが、秋ごろには改善するのが一般的でした。しかし、最近は1年を通して、内臓冷え性になってしまうのです。しかも、体の深部は冷えていても手足がほてっていたりするため、自分の体が冷えていることに気づきません」内臓冷え性だと気づかずに、体を冷やそうとして、悪循環に陥るケースも少なくないようだ。「それまで冷え性だった人が、更年期を境に、暑がりになった場合は要注意です。これは冷え性が解消されたのではなく、それまで子宮や卵巣に巡っていた血液が、生理がなくなることで上半身に集まり、のぼせやほてり、イライラや動悸をおこすため。いずれも内臓冷え性の症状ですが、病院に行っても異常が見つからず、冷えに気づきにくいのです」この内臓冷え性になんらかの手を打たずに放置しておくとさまざまな病気を引き起こすという。「胃や腸、すい臓のほか子宮や卵巣などの臓器が冷えることで内臓機能が低下。下痢や便秘、胃腸や胃もたれ、生理痛などの原因に。多くの血管が集まる内臓が冷えることで、全身の血流が悪化。肩こりや腰痛、不眠や疲れやすくなるなどの不調を招きます。さらに心筋梗塞や脳卒中などの重篤な病気を招く動脈硬化の進行を早める可能性もあり、高血圧や糖尿病などの生活習慣病リスクも高くなります。また、最大の免疫器官といわれる腸には、全身の免疫細胞の7割が存在しているのですが、冷えることで免疫力が低下。風邪をひきやすくなったり、アレルギー症状を引き起こしたりするだけでなく、私たちの体で毎日、5,000個できるがん細胞の増殖を防ぐことが難しくなってしまうんです」次のチェックリストで3つ以上、当てはまる人は「内臓冷え性」の可能性が。□手足がほてって眠れない□疲れやすく、風邪をひきやすい□冷えの自覚症状はないのに35度台の低体温□皮膚がかゆい□冷房が好きで、冷たい飲み物をガブガブ□比較的、薄着でいることが多い□胃痛のほか、下痢と便秘を繰り返す□ぼうこう炎にかかりやすい□極端なダイエットに走ったことがある、もしくは現在もしている□湯船に入ると熱くて、すぐに出たくなる内臓冷え性になると改善に時間がかかる。石原先生が冷え性を改善する食生活を紹介してくれた。「食べ物には体を温める陽性食品と体を冷やす陰性食品があります。おもに寒い地方でとれる食品には体を温める効果が高い傾向が。体を温める食品を食べることで、体内で熱を作りだそうとします。その結果、血流が改善し、冷え性が解消されるのです。また体を冷やす食品をとる場合は、火を通すか、陽性の調味料や薬味を加えることが冷え性を悪化させないポイント。生野菜のサラダやグリーンスムージーは、冷え解消の大敵です」【温める(陽性)食品】りんご、さくらんぼ、ごぼう、にんじん、れんこん、しょうが、黒砂糖、玄米、そば、漬けもの、チーズ、海藻類、たらこ、ちりめんじゃこ、鮭、かに、卵、赤身の魚、肉、紅茶、黒豆など。【冷やす(陰性)食品】バナナ、みかん、すいか、レタス、白菜、きゅうり、白砂糖、バター、マヨネーズ、白米、うどん、牛乳、豆乳、化学調味料、緑茶、コーヒー、コーラなどの清涼飲料水など。「放っておくと確実に病気に近づくのが内臓冷え性。つまり、病気を発症しかけている最終警告のサインなのです。そのサインにしっかり向き合い、対処することで、健康な体を維持しましょう」
2019年11月27日『内臓脂肪を減らすお得技ベストセレクション』11月18日、内臓脂肪を減らして健康的にスマートになろうという新刊『内臓脂肪を減らすお得技ベストセレクション』が晋遊舎から発売された。A4変形判で80ページ、780円(税別)の価格にて、晋遊舎ムックとして発売中である。糖質制限ダイエットや地中海式食事術も内臓脂肪は皮下脂肪とは異なり、文字通り内臓のまわりに付く脂肪で、加齢とともに増えやすくなる。見た目以上に、内臓には脂肪が蓄えられていることがあり、内臓脂肪が増えすぎると、ポッコリお腹のような外見の変化に加え、糖尿病や高血圧、動脈硬化などのリスクが大きくなる。この新刊『内臓脂肪を減らすお得技ベストセレクション』では、がんばらなくても簡単にできて、健康になれる「お得技」122を掲載。まず「内臓脂肪の新常識」の解説からはじまり、がんばらずに習慣化できるダイエット法が紹介され、毎日できる糖質制限ダイエットについても触れられている。そのほか、毎日できる地中海式食事術や主食、肉類、野菜、果物、魚介類それぞれの糖質早わかり図鑑、内臓脂肪が増えることで起きる11大リスクを防ぐ食事術についても紹介されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※内臓脂肪を減らすお得技ベストセレクション - 晋遊舎ONLINE
2019年11月26日カラダの芯から冷える寒い冬は、冷え性に悩む人にはつらい季節ですね。冷え対策には、専用のインナーや靴下なども有効ですが、秋冬野菜にもカラダを温めてくれる効果があります。そこで、冷え性改善に役立つ、コスパのよい野菜4つをご紹介します。 冷え性改善におすすめの野菜4つ1.ブロッコリー手足の冷えを和らげるには、血液をカラダの隅々まで行きわたらせることが必要です。全身に血液を運搬するのが鉄分とタンパク質が結合したヘモグロビン。ブロッコリーに豊富なビタミンCは、鉄分の吸収を助けることで、冷え改善に働きます。ブロッコリーは、年中手軽に購入でき栄養価の高い野菜です。お弁当のおかずなどにどんどん活用しましょう。2.ネギネギは、もともと安価ではありますが、旬の秋冬はもっとお買い得に。鍋料理の具材や薬味として活躍するネギには、アリシンという成分が含まれており、血行を良くしてカラダを温める効果があります。特に「冷え」が気になるときは、おろし生姜を入れたみそ汁に、みじん切りのネギをトッピングすると、よりカラダが温まります。3.小松菜小松菜の旬は冬。冬野菜にはカラダを温める効果があるといわれています。小松菜はほうれん草よりも鉄分が豊富であり、ビタミンCも含むので冷え対策に大活躍の野菜。アクが少ないため、ホットスムージーに入れて朝食にとり入れるのもおすすめです。4.かぼちゃ冷えの原因のひとつは血行不良。かぼちゃに豊富に含まれるビタミンEは、血管をしなやかにして血流をよくするので冷え改善に効果があります。丸のまま購入するとお得なうえ、小分けにして冷凍しておくと忙しいときに便利。スープ・サラダ・天ぷらなど使い勝手がよいのも魅力です。かぼちゃの収穫時期は夏ですが、一般的には2〜3ヶ月ほど寝かせて秋〜冬に食べると甘みが増しておいしくなるといわれています。保存の効くかぼちゃは、昔は冬の食材として重宝され、冬至かぼちゃとして行事食にもとり入れられています。 寒い冬が旬の冬野菜には、免疫力アップや乾燥からカラダを守る働きをする栄養素がたくさん含まれています。手頃で栄養価の高い冬野菜を積極的にとり入れていきたいですね。また、冷え体質を改善するには、食事のケアだけでなく、運動や入浴の習慣をつけることも大切。手軽に始められるストレッチなども一緒にとり入れていきましょう。
2019年11月17日これからの時期、体の冷えに悩む女性が多いですよね。体が冷えると、むくんでしまったり、肩こりや頭痛を引き起こしてしまうこともあります。そんな冷え対策にドライヤーを使用するのがオススメなんです。一体どんな使い方をするのか、ぜひ覚えて試してみてくださいね。そもそもむくみって?出典:byBirthむくみとは、血管からしみ出た水分が皮下に過剰に溜まってしまった状態のことを言います。むくみは、冷えが原因だと考えている人が多いですが、実は、冷えだけではありません。座りっぱなしや立ちっぱなしなど長時間同じ姿勢でいることが血行不良の原因となって、むくみに繋がることもあります。実は冬より秋の方がむくみやすい一番体の冷える冬がむくみやすいと思っている方が多いですが、実は、冬よりも秋がむくみやすいんです。なぜ、秋なのでしょうか?原因は、夏のエアコンや、冷たい飲み物などの体を冷やしがちな生活習慣です。さらに、まだ冷えに対しての心構えができていない秋は、冬よりもむくみやすくなってしまうんです。また、朝晩で気温差が激しい秋は、体温の調節が難しく、自律神経が乱れてしまったり、肩こりがひどくなったりしてしまいます。簡単にできる冷え性診断自分が冷え性かわからないという方は、簡単にできる冷え性の診断方法があります。それは、自分の上腹部、下腹部、おしり、太もも、二の腕を触って、脇の温度と比較するという方法。一つでも冷たいところがあれば隠れ冷え性の可能性があります。実際に触ってみないと気づかないので、ぜひ試してみてくださいね。むくみを予防する方法出典:byBirth一般的に言われているむくみを予防する方法は、食事と運動です。食事面では、塩分を摂りすぎないようにすることが大切です。塩分を摂りすぎると水分が細胞の外に出にくくなり、むくんでしまいます。食事で予防するならカリウムを野菜や果物に含まれるカリウムは、余分な水分を体の外に排出する作用があります。塩分の摂取を抑え、カリウムを摂取することでむくみ改善が期待できるんです。特にオススメの食べ物は、バナナです。バナナは、カリウムだけでなく食物繊維も多いので、お通じもよくなります。むくみも解消できて、お腹の調子も整えてくれるので一石二鳥ですね。根本的に改善したいならスクワットがオススメむくみを根本的に改善したい!と考えている方は、スクワットをするのがオススメです。下半身を鍛えることで、むくみ改善が期待できます。なかなか難しいという方は、足首を回したり、足の指をこまめに動かすようにしましょう。ふくらはぎの筋肉は、ポンプの作用をしてくれるので、足を動かすことで水分のめぐりが良くなります。立って足を動かすことができるのであれば、かかと上げ下げ運動も効果的です。冷えやむくみに良いドライヤーお灸って?出典:byBirthみなさんは、ドライヤーお灸ってご存知ですか?ドライヤーお灸は、ツボに温風を当てるだけの簡単なお灸なんです。ツボと聞くと難しそうに思えるかもしれませんが、ドライヤーは広範囲に熱が当たるので、気になるところに当てるだけ!とても簡単ですよね。ドライヤーお灸なら誰でも簡単に続けられるドライヤーお灸は、普通のお灸と違って広範囲に当てることができるので、失敗しないというメリットがあります。また、ドライヤーは髪を乾かす時に使うので、道具を揃える必要もなく、毎日髪を乾かすついでにすることができます。運動や、食事の管理が苦手で続かないという方でも挑戦しやすいですよね。それだけでなく、ドライヤーお灸を続けることで、冷えにくい体作りが出来てしまうんです!無料で簡単にできて冷えにくい体作りができるなら毎日続けたいですね。ポイント大きな筋肉のある、太ももの裏、おしり(ズボンを履いた時のポケットの部分)から温めると◎足先まで温まるように膝裏を温める(むくみが気になる人にオススメ)首の後ろ、手のひら、足の甲、土踏まずは、筋肉が少ないため、温まりやすく冷めやすいので最後にする寒い時期は、お風呂の後ではなく、お風呂の前にドライヤーお灸をするのも効果的です。冷えきった体のままお風呂に入るよりも、血流を良くしてから入る方が温まりやすくなります。時間がないという方でも、ドライヤーお灸をしてからお風呂に入ると、短時間でも温まることができますよ!朝にするとダイエットや美容効果もドライヤーお灸は、夜だけでなく、朝にするのもオススメ。体を温めることで、基礎代謝をUPすることができ、脂肪を燃焼しやすくなります。また、血流も良くなるので、肩こり改善にもつながります。ヘアセットのついでにドライヤーお灸をやってみてくださいね。女性の悩みにも効く!ドライヤーお灸は、他にも嬉しい効果があります。多くの女性が悩んでいる生理痛、更年期などの体の不調の改善、体力の回復など。生理痛には、くるぶしの内側にあるくぼみを温めると効果的です。指で数回押してからドライヤーを当てるとさらに効果UP!慣れてきたら、体のツボを調べて指で押しながらすると、良いかもしれません。今から冷え対策をして寒い時期を楽しく過ごそう出典:byBirthむくみ、冷えは、今の時期が一番体に影響を与えます。今からドライヤーお灸を始めて、元気に寒い時期を乗り越えましょう。また、体の調子がいいと、お休みの日も楽しく充実した日になりますよね。寒い時期が苦手な人も多いですが、今年の冬は、ぜひ体を温めながら楽しく過ごしてください。
2019年11月11日これからの季節、冷え性に悩む人も多いのではないでしょうか。ヘスペリジンという成分は、血流を良くして冷え対策にもおすすめの成分です。さらに、肌の保湿効果や、むくみ予防にも効果が!どのような食品に含まれているのか、ヘスペリジンについてご紹介します!ヘスペリジンとは?出典:byBirth温め成分、ヘスペリジン。初めて聞いた、という人も多いかもしれません。ヘスペリジンは、みかんの皮や袋、白い部分に多い成分です。血管を拡張させるはたらきがあり、その結果、血流が良くなります。血流が良くなると、体のすみずみまで血液が行きわたるため、冷え性対策には良いわけですね!ゆずをお風呂にいれると、体がポカポカしますよね。古くから、理にかなった冷え対策がなされてきたことが分かります。ビタミンPの一種。ビタミンPとは?ヘスペリジンは、ビタミンPの一種です。ビタミンPは、ビタミンではなく“ビタミン様物質”と呼ばれています。ビタミンではないけれど、ビタミンのようなはたらきをします。冷え性対策にヘスペリジン!肌への嬉しい効果も!?ヘスペリジンが、血流を良くすることはご紹介しましたが、実は他にも嬉しい効果があります。また、後に説明しますが、近年は、ヘスペリジンに糖を結合させた“糖化ヘスペリジン”というものがあります。それでは、冷え対策以外の効果をみていきましょう!肌への効果出典:byBirth肌の保湿に関わる成分であるコラーゲン。糖化ヘスペリジンを加えると、肌の水分量肌の弾力がアップするという報告があります。冬は冷え性だけでなく、肌の乾燥も気になるところ。ヘスペリジンで肌の保湿もできると嬉しいですよね!むくみへの効果長時間、座っていると気になる足のむくみ。糖化ヘスペリジンは、そのような状況にあるむくみを予防する効果があると報告されています。糖化ヘスペリジンを摂取することで、むくみによる足首やふくらはぎ、下腿の周囲長が増加しにくくなったとのこと。デスクワークが多い人や、同じ姿勢でいることが多い人は必見ですね。くま・くすみへの効果出典:byBirth目の周りの血流が悪くなることは、くまやくすみの原因となります。ヘスペリジンは、目の下のメラニンを減らし、肌を明るくするはたらきがあるといわれています。ヘスペリジンはこんな食品に豊富に含まれている!ヘスペリジンは、柑橘類から抽出される成分です。みかんに含まれるヘスペリジンの量出典:byBirthこれからの季節に食べることが多い、みかん。みかんのヘスペリジンの含有量は、以下の通りです。みかんの皮(外果皮)830mgみかんの皮(中果皮)3800mg砂じょう95mgじょうのう膜950mg皮に多いですが、みかんの袋にあたる部分にも多いので、摂取しやすいですね。朝に柑橘類はNG?朝にフルーツを摂取する人は多いですが、朝に食べると紫外線を吸収しやすくなるフルーツがあります。特に柑橘類は要注意といわれています。しみや美白、美肌対策には一年を通して対策したいですよね。夕食まで時間があきそうな時や、一日の仕事が終わった時などに食べるなど、工夫してみてくださいね。ヘスペリジンを利用した栄養補助食品やサプリメントもある出典:byBirthヘスペリジンは、水に溶けにくい性質があります。したがって、体に吸収されにくいといわれています。近年は、“糖化ヘスペリジン”という、ヘスペリジンに糖を結合させたものが登場しています。吸収率も良くなり、水に溶けやすくなるため、飲料にも使うことができるすぐれものです。糖化ヘスペリジンにはビタミンCを効率的に利用するはたらきもある?糖化ヘスペリジンには、体内のビタミンC濃度を維持するはたらきがあるといわれています。ビタミンCは、肌のコラーゲンの生成を促すなど、美肌作りには欠かせないビタミンです。しかし、水溶性であることから、できるだけ毎日摂取する必要があります。糖化ヘスペリジンは、“酸化型ビタミンC”を“還元型ビタミンC”の形に戻すことができるため、体内で効率よくリサイクルしていると考えられています。柑橘類の白い皮の部分を食べるのが苦手な人は?出典:byBirth皮の部分や、白いすじの部分を意識して食べるのは、なかなか難しいですよね。そんな時には、糖化ヘスペリジンを使った飲料や食品、サプリメントを利用すると良いでしょう。日常でヘスペリジンを食事から摂取しよう!みかんの皮を使った簡単レシピ!みかんの皮入り緑茶(材料)みかんの皮(乾燥させたものなら、より良い)緑茶(作り方)緑茶を入れ、お好みの量のみかんの皮を加える。みかんの皮のさっぱり感と、緑茶の苦味が合う飲み物に。急須にみかんの皮を加えてから、淹れても良さそうです。みかんの皮入りフレンチトースト(材料2人分)みかんの皮お好みの量牛乳100ml卵1個砂糖大さじ1食パン6枚切り1枚バター10g(作り方)みかんの皮は千切りにする牛乳、砂糖、卵と1のみかんの皮を混ぜ合わせる。食パンを浸すフライパンにバターを入れて加熱し、2の食パンを焦げ目がつくまで加熱するみかんの皮の香りがする、優しい味のフレンチトーストの出来上がり。違和感なく、みかんの皮を食べることができるので、おすすめです。出典:byBirthいかがでしたでしょうか。冬の寒さ対策だけでなく、夏の冷房対策にもおすすめです。ぜひ役立ててみてくださいね!
2019年11月09日動脈硬化、心筋梗塞など、私たちが恐れる重大な疾患を引き起こす「内臓脂肪」。それを落とすには「食べ方が9割」。苦労せず続けられる画期的なメソッドがあった!「内臓脂肪が体に有害であることは、医療者の間では長年知られていることです。そもそも、内臓脂肪を改善してもらうために、2008年から『メタボ健診(特定健康診査)』を導入したのに、人々の間で危機感がなく、なかなか本気で痩せようとしていません。これが、内臓脂肪の注意喚起を訴えようと思ったきっかけです」池谷医院院長の池谷敏郎先生はこう話す。今年4月に出版した『内臓脂肪を落とす最強のメソッド』(東洋経済新報社)は注目を浴び、ベストセラー本となったが、いまだにその人気は衰えていない。「内臓脂肪は、腸の周りにつく脂肪ですが、特に怖いのは、肝臓や心臓の周りにつく脂肪です。メタボによる脂肪肝は肝硬変や肝臓がんのリスクとなりやすく、心臓周囲の脂肪は、毛細血管を伸ばして炎症の原因となる物質を送り込み、動脈硬化を急速に進め、心不全や心筋梗塞を引き起こすのです」(池谷先生・以下同)通常の動脈硬化は、血中コレステロール値や血糖値、血圧が高いなど、血管の内側の異常が原因となって進行する。ところが、内臓脂肪による動脈硬化は、血管の外壁側から心臓表面を走る冠動脈に悪影響を及ぼして、動脈硬化を急速に進めるのだ。さらに、心臓の機能をも低下させ、心不全の要因ともなるというから恐ろしい。ちなみに、脂肪肝を診断される人はほぼ、心臓周りにも内臓脂肪がついている可能性が高いという。内臓脂肪は、動脈硬化の原因となる糖尿病や脂質異常症、高血圧などに悪影響を及ぼす。ではどうすれば内臓脂肪を減らせるのだろうか。そこで、自身もダイエットに成功した経験を持ち、独自のダイエット理論を持つ工藤内科の工藤孝文先生、あおき内科さいたま糖尿病クリニック院長の青木厚先生に、無理なくできる「内臓脂肪の落とし方」を聞いた。「内臓脂肪を減らすには『ミートファースト』を提案します」というのは工藤孝文先生。「ミートファーストは、肉を食べることによって分泌されるインクレチンというホルモンが、血糖値を穏やかに上昇させます。肉は胃の中での停滞期間が長いので、腹持ちがいいし、赤身肉には脂肪を燃焼する働きのあるL-カルニチンが多く含まれています。こうしたさまざまな観点から、内臓脂肪を減らすのにミートファーストは最適なのです」この方法の唯一のルールは食べる順番を守るだけ。肉→野菜→炭水化物の順番で、肉を最初に食べることと、炭水化物を最後に食べるということさえ守れば、食べる量を変える必要はない。しかし、「ミートファースト」にすることで、自然と食べる量が減るという。さらに、ベジファーストよりミートファーストのほうが、ダイエット効果が高いという結果もある。「ミートファーストにすることで、高タンパク、低糖質で栄養が吸収されるようになり、その結果、脂肪が減少し、筋肉がしっかりつくようになったのです」ほかにも、タンパク質には血管年齢を若く保つ働きがあり、脳梗塞や心筋梗塞の予防につながり、肌のハリを出してくれる若返り効果も期待できる。1日に摂取したいタンパク質の量は女性で1日50g。実際に50gが吸収されるためには、赤身肉を100〜150g程度食べること。目安としては1食の量が片手のたなごころくらいだ。食べる量を変えなくてもいいし、食べるものも気にしなくていい、食べない時間をつくる「12時間断食」を提案するのは青木厚先生。「1日3食が当たり前のように提唱されていますが、それでは食べすぎです。摂取カロリーが消費カロリーを上回っているから、肥満になるのですから」食べすぎは血糖値の乱高下を起こすだけでなく、内臓脂肪の蓄積にもなる。食べない時間をつくることで、内臓を休ませることができるうえ、脂肪燃焼もできるのだ。「空腹の時間は、肝臓や筋肉に蓄積されたグリコーゲンを分解することで体脂肪を燃焼させてエネルギーを作ります。だいたい食後12時間くらいで肝臓や筋肉に蓄えられていたグリコーゲンは枯渇して、その後、内臓脂肪をブドウ糖に変換します。この仕組みは『糖新生』と呼ばれる代謝状態で、私たちの体が“飢餓状態”に耐えられるように作動するものです。糖新生の時は、細胞の掃除も行われます。理想は16時間の断食ですが、まずは12時間から始めるとよいでしょう」(青木先生・以下同)糖新生が始まると、内臓脂肪が燃焼するだけでなく、細胞が活発に生まれ変わる、血糖値が下がる、免疫力が上がる、記憶力・認知力がアップするなど、私たちの体を若返らせてくれるさまざまなうれしい効果も期待できる。「12時間断食」の基本は、1日のうち連続した12時間を「食べない時間」として守ることだ。1日8時間の睡眠をとっているとすれば、睡眠の前後数時間を「食べない時間」に設定すればいい。一方、「食べてOK」の12時間は何をどれだけ食べてもかまわない。「こう考えると『食べてOK』の時間にドカ食いをすると思われるかもしれませんが、意外とそんなに食べられないものです。結果として、1日に食べる量が減ることになります。際限なくいつでも食べられる状態から『食べない時間』をつくることで内臓を休める時間を持つと、体のリセットにも」「空腹の時間」は、水、お茶、コーヒー(ブラック無糖)以外は口にしないこと。どうしてもおなかがすいたらナッツ類、無糖ヨーグルトなら食べてもいい。最初のうちは慣れるまでおなかがすくかもしれないが、数日で体が慣れてくるという。「ただし、糖尿病で投薬治療を受けている人は、低血糖のリスクがありますので、専門医の指示に従って行ってください」内臓脂肪を減らすためのダイエット法は、各先生によって異なるものの、共通しているのは「いかにして食べる量を減らすか」だ。それぞれ1〜2週間もすれば、体重が減少し始めたり、腰回りが細くなるなど何らかの結果が見えてくると、先生たちは声をそろえる。早速試してみよう!
2019年11月06日動脈硬化、心筋梗塞など、私たちが恐れる重大な疾患を引き起こす「内臓脂肪」。それを落とすには「食べ方が9割」。苦労せず続けられる画期的なメソッドがあった!「内臓脂肪が体に有害であることは、医療者の間では長年知られていることです。そもそも、内臓脂肪を改善してもらうために、2008年から『メタボ健診(特定健康診査)』を導入したのに、人々の間で危機感がなく、なかなか本気で痩せようとしていません。これが、内臓脂肪の注意喚起を訴えようと思ったきっかけです」池谷医院院長の池谷敏郎先生はこう話す。今年4月に出版した『内臓脂肪を落とす最強のメソッド』(東洋経済新報社)は注目を浴び、ベストセラー本となったが、いまだにその人気は衰えていない。「内臓脂肪は、腸の周りにつく脂肪ですが、特に怖いのは、肝臓や心臓の周りにつく脂肪です。メタボによる脂肪肝は肝硬変や肝臓がんのリスクとなりやすく、心臓周囲の脂肪は、毛細血管を伸ばして炎症の原因となる物質を送り込み、動脈硬化を急速に進め、心不全や心筋梗塞を引き起こすのです」(池谷先生・以下同)通常の動脈硬化は、血中コレステロール値や血糖値、血圧が高いなど、血管の内側の異常が原因となって進行する。ところが、内臓脂肪による動脈硬化は、血管の外壁側から心臓表面を走る冠動脈に悪影響を及ぼして、動脈硬化を急速に進めるのだ。さらに、心臓の機能をも低下させ、心不全の要因ともなるというから恐ろしい。ちなみに、脂肪肝を診断される人はほぼ、心臓周りにも内臓脂肪がついている可能性が高いという。内臓脂肪は、動脈硬化の原因となる糖尿病や脂質異常症、高血圧などに悪影響を及ぼす。ではどうすれば内臓脂肪を減らせるのだろうか。そこで池谷先生に無理なくできる「内臓脂肪の落とし方」を聞いた。「9割は食べ方で改善できます。内臓脂肪が原因で通院されている患者さんを見ていてもわかりますが、とにかくみなさん、食べすぎです。なのに、ほとんどの人は自分が食べすぎていることを自覚していません」特に女性の更年期世代は、エストロゲンの分泌が急激に減少する。エストロゲンには体重をコントロールしてくれる働きがあるので、若いころはちょっとダイエットをすれば痩せていたが、エストロゲンという“助け船”がなくなると、以前のような方法では痩せない。「中年期からは、ある意味、チャンスともいえます。痩せて内臓脂肪のないすっきりした体形になれば疲れにくくなりますし、スタイルを維持していれば、人目を気にすることもなく、いろいろなストレスから解放されます」そして提案するのは、「プチ糖質制限」。血糖値を上げる直接の原因となる炭水化物(ご飯、パン、麺類、いも類、フルーツ、スイーツ)を半分の量にするのだ。「糖質は体内に入ると内臓脂肪のもととなる中性脂肪に変わります。ですから、体内に糖分が残らないように糖質を半分にしていると、内臓脂肪が減っておなか回りがスッキリしてきます」ただ単純に食べる量を減らすとそれまで食べていた量が減るので、おなかがすぐに減って、かえって間食が増えかねない。そこで、おかずに野菜やきのこ類、蒸し大豆などを加えてたっぷり食べる。たとえば、焼きそばを2人分作るときは、麺1人前に野菜と肉を3人前加える。ボリュームがあって、おいしいが低糖質という1品になる。さらに池谷先生がオススメするのが大豆食品から食べる「ソイファースト」。大豆食品を最初に食べることで大豆タンパク質、食物繊維、ミネラルなどが効率よく吸収できる。大豆には、更年期以降の女性にうれしいイソフラボンの働きもある。最近は、スーパーにパックや缶入りの蒸し大豆が販売されている。納豆でもOK。食べるとおなかにたまりやすく、血糖値の上昇を抑える働きもある。早速試してみよう!
2019年11月06日「内臓脂肪が体に有害であることは、医療者の間では長年知られていることです。そもそも、内臓脂肪を改善してもらうために、2008年から『メタボ健診(特定健康診査)』を導入したのに、人々の間で危機感がなく、なかなか本気で痩せようとしていません。これが、内臓脂肪の注意喚起を訴えようと思ったきっかけです」池谷医院院長の池谷敏郎先生はこう話す。今年4月に出版した『内臓脂肪を落とす最強のメソッド』(東洋経済新報社)は注目を浴び、ベストセラー本となったが、いまだにその人気は衰えていない。「内臓脂肪は、腸の周りにつく脂肪ですが、特に怖いのは、肝臓や心臓の周りにつく脂肪です。メタボによる脂肪肝は肝硬変や肝臓がんのリスクとなりやすく、心臓周囲の脂肪は、毛細血管を伸ばして炎症の原因となる物質を送り込み、動脈硬化を急速に進め、心不全や心筋梗塞を引き起こすのです」(池谷先生・以下同)通常の動脈硬化は、血中コレステロール値や血糖値、血圧が高いなど、血管の内側の異常が原因となって進行する。ところが、内臓脂肪による動脈硬化は、血管の外壁側から心臓表面を走る冠動脈に悪影響を及ぼして、動脈硬化を急速に進めるのだ。さらに、心臓の機能をも低下させ、心不全の要因ともなるというから恐ろしい。ちなみに、脂肪肝を診断される人はほぼ、心臓周りにも内臓脂肪がついている可能性が高いという。内臓脂肪は、動脈硬化の原因となる糖尿病や脂質異常症、高血圧などに悪影響を及ぼす。なかでも内臓脂肪は、糖の代謝の要であるインスリンの働きと密接に関係しており、インスリンと内臓脂肪の関係は負のスパイラルを増長させる関係なのだという。「糖質を摂取して血糖値が上昇すると、それを抑えようとすい臓からインスリンが分泌されます。ところが、インスリンには内臓脂肪をためる働きがあるので、血糖値を急上昇させるような生活習慣を続けると、内臓脂肪の蓄積が起こります。内臓脂肪が過剰にたまると、インスリンの働きを阻害する物質が分泌されて、血糖値が下がりにくい体質に変わってしまいます。その結果、インスリンは一層分泌されて働こうとしますが、出れば出るほど、内臓脂肪も蓄積されるのです」また、インスリンの過剰分泌は交感神経を刺激し、高血圧の原因ともなる。さらに、高血糖の状態が続くことで脳の記憶を司る海馬が萎縮し、認知症のリスクまで高まることが知られている。内臓脂肪には、がんのリスクを高める可能性まで指摘されている。内臓脂肪から体内に炎症物質が放出され、慢性炎症が起こる。その炎症が長期化することにより、がん化してゆくのだ。このように私たちの体にとってさまざまなデメリットをもたらす内臓脂肪だが、メタボ診断で使われる「腹囲が90cm以上ある女性」は要注意だ。ただ、細身でも内臓脂肪がついているケースもある。メタボの診断基準のB(〈1〉中性脂肪:≧150mg/dlかつ/またはHDL<40mg/dl、〈2〉血圧:収縮期血圧≧130mmHgかつ/または拡張期血圧≧85mmHg、〈3〉血糖:空腹時血糖>110mg/dl)が2つ以上当てはまる人は注意したほうがよい。また、肥満、脂質、血圧、血糖の基準値を超える項目が増えるほど、心筋梗塞の発症率が上がるということは、厚生労働省の研究からも明らかになっている。ただ、「内臓脂肪は皮下脂肪より落としやすい」(池谷先生)という希望もある。ダイエットを始めたら最初に痩せるのは内臓脂肪なのだ。
2019年11月06日そろそろ冷え対策を考える季節。足元をふわっと温かく守ってくれるアイテムが欲しいですよね!そこで今回は、おしゃれで機能性もバッチリなルームシューズをご紹介します。素材やサイズ感をポイントにしてこだわりの一足を選んでみてください♪ふんわりムートンがおしゃれボリュームたっぷりのムートンと甲の内側のボアであったかなルームシューズ♪S〜LLサイズと大きさを選べるのもうれしいポイントです。ブラウン、ベージュ、ブラックなど深みのある6色から選べますよ。お部屋にしっくりなじむヘリンボーン柄こちらは、ホワイトやグレーなど、飽きのこないベーシックカラーが魅力的!裏面には、滑りにくく水にも強いソールが使用されています。ほっこりするヘリンボーン柄と内側の赤いタグがワンポイントで、お部屋に置いてあるだけで華やかな印象になりそう!はき心地はまるでマシュマロ?まるでマシュマロに包まれているようなやわらかルームシューズもご紹介!モチモチとしたマシュマロのような素材でゆったりとした履き心地が特徴的です。ネイビーやベージュ、ブラウンなど、冬にぴったりな4色から選べます♪足首までしっかりあたたかい♪ふわふわの生地が足元をすっぽりと包み込む♪足首までしっかり長さがあるルームシューズも冷えを防いでくれるのでおすすめです。カラーは、ナチュラルな色合いでほっこり気分を演出してくれるツイードベージュとグレーの2色。裏面にはすべり止めが付いているため、フローリングでも歩きやすくなっています。冬らしい柄で季節感を取り入れようこちらは、チェックグレー、オルテガブラウンなど、寒い冬をほっこりとしてくれる11種類のカラー展開が魅力的。底材には、軽くて丈夫なうえにしなやかさもある素材が使われているので、歩きやすいのがポイントです。冬にぴったりなアイテムで寒さ対策をしっかりしましょうね!足元の冷えをあったかルームシューズで防ごう!今回は、寒い季節におすすめのルームシューズをご紹介しました。冷えからおしゃれに足元を守るために、インテリア性のあるこだわりアイテムを選んでみてはいかがででしょうか。〔楽天〕には、今回ピックアップした物の他にも、さまざまな柄や素材のルームシューズがたくさんあるので、ぜひチェックしてみてください♪▼ルームシューズをもっとチェックしてみる▼
2019年11月02日内臓脂肪が増えすぎると見た目に変化が現れるとともに、健康にも良くない影響を及ぼします。今回は、内臓脂肪の基準値や健康への影響、生活習慣で注意したいことから内臓脂肪の落とし方などを、管理栄養士でもある望月沙紀先生に詳しく教えていただきました。内臓脂肪とはどんなもの?内臓脂肪とは、腹腔内の腸のまわり(小腸や大腸を支える膜など)に蓄積する脂肪のことです。エネルギーの一時的な貯蔵の役割があり、内臓への衝撃を和らげるクッションの役割も果たしています。内臓脂肪が過剰に蓄積すると、下半身よりもウエストまわりが大きくなるため、「リンゴ型肥満」と呼ばれることも。また、過剰な内臓脂肪は血圧を上昇させ、血栓を溶けにくくするといった悪いホルモンを分泌します。内臓脂肪の基準値はどのくらい?内臓脂肪が蓄積し、高血糖、高血圧、脂質代謝異常が組み合わさることによって、メタボリックシンドローム(メタボ)に当てはまることになります。メタボリックシンドロームの診断基準では、CTスキャンによっておへその位置で体を輪切りにしたときの内臓脂肪面積が100平方cmを超えている場合、また簡便な目安として、ウエスト周囲径が男性85cm以上、女性90cm以上が設定されています。内臓脂肪が増えると健康にどう影響する?内臓脂肪が過剰に蓄積すると、内臓脂肪から脂質がたくさん放出されます。その結果、中性脂肪の増加や善玉のHDLコレステロールの減少を招き、心臓病や脳卒中などといった動脈硬化疾患にかかりやすくなってしまうのです。動脈硬化をすすめる危険因子として、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、肥満などが挙げられます。これらの危険因子が重なると、さらに動脈硬化疾患の危険が高まる傾向に。以上のことから、内臓脂肪を減らすことによって、血圧や血糖、血中脂質の数値が改善されると言われています。参考文献:[21’>動脈硬化 | 血管・血液 | 循環器病あれこれ | 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス内臓脂肪が増えたときに意識したい生活習慣よく噛んで食べる一口30回噛むことを意識してください。よく噛んで食べることによって、血糖値の急上昇を防ぐことができます。また、食事時間は1回20分間を目安にしましょう。満腹中枢が働き、食べ過ぎを防いでくれます。また、よく噛むことで脳の活性化にもつながります。質の良い睡眠をとる睡眠不足は食欲抑制ホルモンの減少、食欲増進ホルモンの増加を招くため、質の良い睡眠をとることで内臓脂肪の抑制が期待できます。理想的な睡眠時間は6〜8時間と言われています。快適な睡眠のために、夜寝る2時間前は食事を控え、寝る直前にはパソコンやスマホから離れて、ブルーライトに触れないようにしましょう。また、寝る前2時間前までに38度程度のぬるま湯に入浴することもおすすめ。朝目覚めたら日光を浴び、体内時計をリセットさせましょう。内臓脂肪の適切な落とし方摂取エネルギー<消費エネルギーにする内臓脂肪は、つきやすく落ちやすいという特徴があります。そして内臓脂肪の過剰は、消費エネルギーよりも摂取エネルギーが上回っている場合がほとんどのため、普段の食事量を見直すことで改善が可能です。一食分の目安として、主食は拳1個分、主菜は指を含まない片手のひら1つ分、副菜は両手のひら1杯の量にすると、摂りすぎを防ぐことができます。運動量を増やす運動は、1日に30分の運動を1回行っても、10分の運動を3回行っても減量効果に差がないとされています。そのため、同じ運動であれば、総運動時間が効果と比例すると言えます。運動量は日常の工夫で増やすことが可能です。例えば、いつもエレベーターを使っているところを階段にする、車で移動するところを歩く、歩く速度をいつもより早くするといった日々の積み重ねが効果につながります。内臓脂肪を落とすときに気をつけること極端な食事制限をしないダイエットを目的とした極端な食事制限は長くは続かないもの。リバウンドの原因にもなります。まずは、適正量をよく噛んで食べるところから始めましょう。運動時はウォーミングアップ、クールダウンを行う運動の前後には必ず、ウォーミングアップやクールダウンのためのトレッチをしてケガを予防します。また、運動中に胸痛や動悸など、いつもと違う症状や疲れがある場合はすぐに運動を中止しましょう。喉が渇く前に水分補給をしていくことも大事です。内臓脂肪を落として健康的で美しい体に内臓脂肪はつきやすい脂肪ですが、同時に落としやすい脂肪でもあります。毎日の食生活や運動習慣などを工夫してセルフコントロールしながら、健康的で美しい体を目指していきましょう。望月沙紀ヨガインストラクター、管理栄養士、ファスティングカウンセラー
2019年10月30日夏でも冷房が効いている室内にいると足先の冷えに悩む方も多いです。また、晩秋から冬にかけ冷えで眠りが浅くなるという方もいます。足先の冷えはどのように改善すればいいのでしょう。今回は、足先の冷えを改善する食べ物や温活のツボについて詳しくご紹介します。足先が冷える理由とは人の身体は心臓から近い血管は太く、心臓から遠くになるにつれて血管が細くなります。足先は心臓から遠く血管が細いので特に、デスクワークなどの座りっぱなしの仕事を長時間行っていると血流が悪化しやすく、冷えやすいです。また、血液は上から下へ流れる性質があるので、足先から心臓へと逆の方向に血液を流す必要があります。ふくらはぎは、第2の心臓とも呼ばれ、筋肉のポンプ作用で心臓の方向へ血液を循環させる働きがあります。ところが、デスクワーク等で脚の筋力をほとんど使わない生活を送っていると重力に逆らえなくなり、古い血液がふくらはぎや足先に滞りやすくなり熱も発生しなくなるため、足先が冷えやすくなるのです。関連記事夏でも寒がりさん必見!真夏の冷えを克服する温活ツボ・マッサージ足先の冷えを改善する食べ物味噌や納豆などの発酵食品発酵食品は善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果が期待できます。腸内環境が整うことで消化活動が活発になり、熱エネルギーを発生させ冷えを改善へと導けます。ショウガやねぎなどの温め食材ショウガに含まれるショウガオールには、温め作用や発汗作用があります。チューブタイプのショウガは手軽にとりいれられるのでおすすめです。みそ汁や鍋料理にショウガをプラスすると、体が温まりやすくなります。ねぎに含まれるアリシンも、血行を促進し身体を温め作用が期待できます。ショウガ同様みそ汁や鍋料理にしたりなど簡単にとりいれやすいです。大根やニンジンなどの根菜類根菜類には、血行を促進するビタミンEや鉄分などのミネラルが豊富に含まれています。煮物などの温かい料理を食べることで、足先の冷えも改善しやすいでしょう。足先の冷えを改善する温活のツボ3選三陰交(さんいんこう)のツボ三陰交は、足の内くるぶしから指4本上にあるツボです。ツボの押し方は、お昼の休憩時間などに指先を温めてから、手の親指の腹で円を描くように1分間軽く押しましょう。足首や足先の血行が促進し足の先から温まります。,太衝(たいしょう)のツボ太衝は足の甲側で、足の親指と人差し指の間にあるツボです。ツボの押し方は、湯船に浸かりながら太衝のツボを、手の人差し指の腹で1分間心地よい強さでもみほぐしましょう。血流が改善し、足先がポカポカに温まりやすくなります。湧泉(ゆうせん)のツボ湧泉は足裏にあり、土踏まずの少し上の中央で指先を曲げると凹むところにあるツボです。ツボの押し方は、入浴後のリラックスしているときに、手の親指の腹で押したり離したりを1分間くり返しましょう。足先の疲れが解消し血行が促進しやすくなります。ツボ押しを中止するとき体調不良の時や、発熱時、飲酒後すぐにツボ押しするのはやめましょう。理由は、血流が変化することで体調が悪化することが考えられるからです。足先の冷えは温活のツボで改善しよう足先の冷えは、寝つきの妨げになるほど深刻なものです。温め食材を積極的にとりいれながら、就寝前のリラックスタイムに温活のツボ押しすることが大切になります。足先の冷えをしっかりと改善しながら温活美人になりましょう。横内 稚乃鍼灸師、整体師、エステティシャン
2019年10月26日座り仕事が多い人は鼠蹊部の詰まりに要注意。下半身の冷えや浮腫みは、実は鼠蹊部をほぐしてあげることで改善に繋がるかもしれません。今回はヨガインストレクターのHikaru先生に、鼠蹊部のストレッチのやり方を教えていただきました。鼠蹊部とは鼠蹊部(そけいぶ)は脚の付け根の部位を指し、体の正面から見るとちょうど脚の付け根のVラインの部分です。鼠蹊部には下半身に繋がる太い血管、神経、リンパ管、インナーマッスルと言われる深部の筋肉などがありますが、デスクワークや座りっぱなしの多い現代人は鼠蹊部が圧迫された姿勢が多く下半身の浮腫みや冷えなどといった症状を訴える方が多いです。鼠蹊部をほぐすと得られる効果鼠蹊部をストレッチなどでほぐすことにより、下半身の血流が上がり足先の冷えの改善、下腹部の冷えの改善の他、老廃物がスムーズに流れやすくなり全身の浮腫み解消効果が期待できます。また、インナーマッスルにもストレッチがかかるので骨盤が安定し生理痛の改善、便秘解消効果も期待できます。立って行う鼠蹊部のストレッチ<やり方>STEP1:脚を揃えて立ち、片脚を後ろに大きく1歩引きます。骨盤は横に開かないように、正面を向けたままです。STEP2:前の脚の膝上に手を添えて、前の脚の膝を90度まで曲げます。後ろ足はつま先だけ付いている状態です。STEP3:前傾している状態を起こし、両手を天井方向に伸ばします。この時、肩の力を抜いて胸を開くようにすると呼吸が楽になります。STEP4:後ろに伸ばした脚の付け根(鼠蹊部)にしっかりストレッチがかかっているのを確認したら、深い呼吸を数回行います。STEP5:余裕があれば更に骨盤を起こし、伸ばしている両手をやや後ろに引き、顔は天井に向けます。これはストレッチの効いたボトムスなら仕事の休憩中などにも行えますので、浮腫みやすい方や座りっぱなしの方は仕事の合間に是非行ってみてください。腰を落として行う鼠蹊部のストレッチ<やり方>STEP1:脚を肩幅より広くして立ちます。つま先は外側を向けておきます。STEP2:膝が90度の位置まで腰を落とし、肘下を太ももの内側に置きます。STEP3:肘で太ももを外側に押して開きながら、左右に重心を移動させながら体を左右に揺らします。STEP4:お尻が下がりすぎたり上がりすぎたりしないように、お尻はやや膝より下がる程度の位置になるように注意しましょう。肘で脚を開くことと、左右に体を揺らし股関節をゆるめることで効果的に鼠蹊部にストレッチがかかります。ストレッチを行う際の注意点鼠蹊部のストレッチを行う際は、しっかりと鼠蹊部の位置を把握して鼠蹊部にアプローチがかけられているか探りながら行うと良いです。鼠蹊部の詰まりがある時、浮腫みが特にひどい日はいつもより鼠蹊部のストレッチがかかりにくいと感じると思いますが、そんな日はストレッチを少しゆるめ、代わりにキープ時間を少し長くする事で凝っている鼠蹊部がじんわりほぐされますので焦らずじっくり行いましょう。鼠蹊部をほぐして浮腫み改善太い血管やリンパ管などが密集している鼠蹊部は、きちんとほぐしてあげることで冷えや浮腫みの改善に繋がります。今回ご紹介したストレッチを、仕事の合間やお風呂上がりに行う習慣をつけてみてください。続けることで鼠蹊部の詰まりが解消されやすくなりますよ。Hikaruヨガインストラクター
2019年10月26日低下した血流を改善し、体温を保つ株式会社ファンケルは、機能性表示食品「冷えケア」を2019年11月20日(水)に通信販売と直営店舗、一般流通で発売する。機能性関与成分「ヒハツ由来ピペリン類」配合で、寒さによって低下した血流を改善し、体温を保つ。いつも指先が冷たい、冬の寒さや冷房が苦手、血流が気になるという人におすすめのサプリメントだ。摂取目安量は1日1粒で続けやすい同製品に含まれる機能性関与成分のヒハツは、インドや中国では古くから乾燥させて料理に使ったり、冷え対策にも活用されている。20才から65才までの冷えを感じる女性を対象にした臨床試験では、冷水につけた後、2分で末端の血流が改善され、10分後には皮膚表面温度の回復機能が確認された。日本初の機能性表示食品だ。1日の摂取目安量は1粒で手軽に飲むことができ、続けやすい。ジップ付きのパウチ包装になっているので、持ち運びにも便利だ。販売価格は、30日分30粒入りで1500円(税込み)。2019年10月2日(水)より全国のドラッグストアと一部量販店で、20日分サイズが先行発売中だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※ファンケルニュースリリース
2019年10月23日インナーマッスルを鍛えると、体の内側からも外側からも嬉しい効果を感じられますよ。今回はヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクターの美宅玲子先生に自宅でできるインナーマッスルの鍛え方を紹介していただきました!インナーマッスルを鍛えるメリット姿勢が良くなるインナーマッスルは、骨(骨格)に近い筋肉であり、骨同士を奥深くでつないでいます。骨同士のポジション・骨格を整えるので、姿勢が良くなります。代謝が上がるインナーマッスルは姿勢を維持する筋肉なので、長時間働き続けることができる、持久力のある筋肉です。持久力のある筋肉は、脂肪を燃焼させやすい種類の筋肉(赤筋)であります。また、インナーマッスルを鍛えておくことで長時間働く筋肉を目覚めさせることから、基礎代謝が高まり、消費エネルギー量が高まります。冷えの解消、内臓を守るインナーマッスルは、内臓を覆っている奥の筋肉でもあります。内臓を正しい位置にキープして下垂を防ぎ、内臓の血流を良くしてお腹の冷えを取り、体調を整えてくれます。インナーマッスルを自宅で鍛える方法姿勢を維持するインナーマッスルを鍛える<やり方>STEP1:四つんばいになり、背中をテーブルのように平らに高く保ちます。STEP2:お腹周りにコルセットをしたイメージで体幹の筋肉を引き締めます。鼻から息を吸い、口から吐きながら(お腹を引き締めた状態を維持)右腕と左脚を前後に引き抜くように伸ばし、床と平行に伸ばします。STEP3:息を吸いながら元に戻し、吐きながら反対側も同様に行います。STEP4:左右5回ずつ行います。これにより姿勢を維持する体幹のインナーマッスルを鍛え、また肩関節や股関節周りの筋肉も重力に逆らいながら使うので鍛えられます。内ももと骨盤底筋、体幹のインナーマッスルを鍛える<やり方>STEP1:体を一直線に伸ばして横向きになり、下の腕は頭の下へ伸ばしておきます(バンザイの状態)。上の腕は胸の前の床について構いませんが、手に体重を掛けないようにします。STEP2:両脚はかかと同士をつけて股関節から外にねじり(バレリーナのような脚)、お尻がやや締まるのを感じます。骨盤は地面と垂直になるように維持します。STEP3:鼻から息を吸って、口から吐きながら、そろえた両脚を、人魚の尾ひれのように地面からまっすぐ持ち上げます。脚を閉じるために内ももと骨盤底、脚を持ち上げるのに体幹のインナーマッスルを使っている感覚が分かるといいです。ぐらぐらしないように気を付けましょう。STEP4:息を吸いながら両脚を地面すれすれまで下ろし、吐きながらもう一度同じように両脚を持ち上げます。STEP5:これを5回繰り返します。高く上げなくて構わないので、インナーマッスルを意識して、正確にエクササイズを行ってください。インナーマッスルを鍛える際のポイント正しいフォームで行う体幹をまっすぐにキープし、お腹をゆるめないこと。体幹の筋肉を使って腕や脚を持ち上げるイメージで、ぐらぐらしないように行います。呼吸を続ける息を止めないように、また息を吸ってもお腹がゆるまないように体幹のインナーマッスルを引き締めてください。使っている筋肉を意識しながら行う漫然と行うのではなく、手脚が地面から離れる前に、必ず体幹周りの筋肉が安定するように引き締まるスイッチが入ることを確認しましょう。どのくらいの頻度で行えばいいの?まとめてたくさん行うよりも少ない回数でもこまめに行った方が、インナーマッスルにスイッチが入った状態を体にインプットしやすいでしょう。自宅で四つんばいや横向きになれる時間、例えば毎日朝と夜に左右5回の1セットずつ続けていくと、普段の生活でも自然とインナーマッスルを使った姿勢や動作ができるようになってきます。1か月も続けば定着してくるでしょう。その後は頻度を週2~3回に落としたとしても、体が覚えているようになります。毎日少しずつインナーマッスルを鍛えようインナーマッスルを鍛えれば、姿勢の改善や代謝の向上、冷えの解消など良いことばかり。毎日の生活の中で、たった1セットずつでも今回ご紹介したトレーニングを試してみてください。1ヶ月後には、嬉しい体の変化に気がつくかも。美宅 玲子ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター
2019年10月02日黒酢の機能性を追求したドリンク株式会社えがおは、機能性表示食品「えがお健康黒酢」を2019年9月1日に発売する。黒酢に含まれる酢酸の「肥満気味の人の内臓脂肪を減らす機能」を追求した同社初ドリンクタイプの商品だ。機能性・品質ともにこだわり、自然豊かな鹿児島県霧島市福山町で「地下水」「国産玄米」「糀」の3つの原料のみを使いじっくりと発酵・熟成して作られている。1日に必要な酢酸量が手軽に摂れる同製品は、内臓脂肪を減らすために必要な酢酸量750㎎を無理なく摂取できる。同量の酢酸を含む食酢飲料を1日朝夕2回に分けて12週間摂取したところ、約3ヶ月後には内臓脂肪が減少したという結果がでている。鹿児島県福山町の国産黒酢を使用することで、大さじ1杯(15ml)でこの有効量750㎎が摂れる。また、大さじ1杯で様々なドリンクにアレンジできる。水または炭酸水120ml~200mlに混ぜて、はちみつを適量入れれば「黒酢はちみつドリンク」。牛乳120ml~200mlに混ぜて、はちみつ適量入れれば「黒酢牛乳」が完成する。手軽においしいドリンクが作れるので毎日続けやすい。販売価格は、500ml入りで3240円(税抜き)。同社通販サイトから購入可能だ。飲用する場合は、8倍以上に薄める。(画像はプレスリリースより)【参考】※えがおプレスリリース
2019年09月10日