今回は、日常に役立つかもしれない便利な情報を紹介します!是非参考にしてみて下さいね♪オフィスでの作業中に感じる寒さ、特に足元の冷えは集中力を妨げることがあります。それによって仕事の効率も下がってしまうこともあるでしょう。そこで、デスクヒーターや電気あんかといったアイテムを活用して、オフィスでの足元対策を行うことをおすすめします。今回は、それについて詳しく解説します。オフィスが寒い!効果的な足元対策とは?オフィスの暖房は上に温かい空気がたまり、下に冷たい空気がたまる特性があります。そのため、足元が寒く感じることがあります。特に冷え性の方にとっては、冬のオフィスはつらいものでしょう。そこで、以下の3つの方法を試してみてください。1. デスクヒーターデスクヒーターは足元を効率的に温めてくれます。コンセントから電源を取れるので、オフィスでの寒いと感じた時にすぐに使用できます。デスクの下に設置する小型の暖房器具です。パネル型やマット型、スタンド型などの種類があります。デスクの形やサイズに合わせて選ぶとよいでしょう。2. 電気あんか電源が使える場合は、電気あんかもおすすめです。USBポートを利用して電源を取るタイプもあります。平型や山形タイプなどさまざまな形状がありますので、自分に合ったタイプを選びましょう。3. 段ボールこたつ電源が使えない場合は、段ボールを活用してみてください。小さめの段ボールをデスクの下に置き、足を入れることで床からの冷気を遮断できます。湯たんぽやブランケットを組み合わせると、さらに足元を温かく保つことができます。結論オフィスでの足元対策は、デスクヒーターや電気あんかなどのアイテムを活用することが有効です。自分のオフィスに合った暖房器具を選ぶことが重要です。電源を節約したい場合は、段ボールを使った対策も一考です。快適なオフィス環境を作り、効率的に業務を進めましょう。明日の私をちょっと楽に♪今回は、日常に役立つかもしれない便利な情報を紹介しました!ぜひ参考にしてみてくださいね♪(lamire編集部)※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年02月04日冬になると気になる「手足の冷え」。私は年々身体の冷えがひどくなっていて、机に座ってパソコンで作業をしていると足の指先が凍ってるんじゃないかと思うほど冷たくなってしまいます。「これはなんとかせねば!」と意を決して飛び立った先は、沖縄最高峰のラグジュアリーリゾート「星のや沖縄」。2月29日まで開催中の「気巡りスパイス滞在」で身体の巡りを良くするおこもり美容旅を体験してきたので、詳しくレポートします。■心もリフレッシュできる楽園。「星のや沖縄」星のや沖縄の「気巡りスパイス滞在」は冬でも15度を下回ることがほとんど無く、屋外での運動にも適した沖縄で、良質な「食事」と「運動」、そして東洋医学の考えを取り入れた「スパ」を通して、寒い冬を乗り越える身体づくりを目指す2泊3日のプログラム。全室オーシャンフロントのラグジュアリーな空間も素晴らしく、肩の力を抜いてリラックスしながら滞在を楽しめます。アクセスは那覇空港より車で約60分。予約制の空港リムジンバスを利用して訪れることも可能です。到着すると、案内されるのは深海をイメージしたレセプション。ここから先は宿泊者しか入れない未知の領域で、「いよいよ中へ……!」と期待を膨らませながら進んでいきます。レセプションで日常から非日常へと心を切り替え、カートで客室近くに送迎してもらいました。「中に入れた!」と思いきや、目の前に現れたのは高さ約4.5mの壁。星のや沖縄を象徴する「グスクウォール」です。グスクとは琉球時代の城で、そのグスクから着想を得た壁が約1kmにわたって連なっています。ランダムに見える穴は実は伝統的な織物「読谷山花織」の模様。縁起の良い「ジンバナ(裕福さ)」「オージバナ(子孫繁栄)」、「カジマヤー(長寿)」の3つの模様が縦に並んでいます。ドキドキしながらグスクウォールの中に足を踏み入れると、そこは地上の楽園……! 南国らしい花々が咲き乱れ、鳥のさえずりが聴こえてきました。温暖な気候のため一年中花が咲き、広々とした敷地を歩いているだけで癒やされました。客室は4タイプあり、今回は「フゥシ」に宿泊。海を目の前に望む「土間ダイニング」を中心に、掘りごたつ式のリビングとベッドルームが両端にレイアウトされています。定員4人、約93~94平米のフゥシはとっても広々! 全室スイートルームも星のや沖縄の特徴です。驚くほど美しかったのが「ベッドルーム」。壁紙が一面、琉球紅型で彩られていました……! 客室のタイプごとにデザインが変わり、フゥシのテーマは「ブーゲンビリア」。よく見ると星のや沖縄近くにある「やちむんの里」の登り窯や、琉球ガラスを製作している風景が描かれていました。デザインは那覇市出身の紅型作家・宮城守男さんによるもので、原画がパブリックスペースの「集いの館」に展示されています。掘りごたつ式のリビングはブーゲンビリアの壁紙に合わせた紫色。やちむんの湯呑みを片手にゆったりと腰を落ち着け、海を眺めることができるスペースです。■宿泊者無料。ふわふわの泡を頬張る「ぶくぶく茶」を体験続いて向かったのは伝統的な沖縄の赤瓦が印象的な「道場」。時間ごとにさまざまな沖縄の文化を体験できる施設で、15:00〜16:30には「海辺のひととき」として、「ぶくぶく茶」を宿泊者全員が無料で飲むことができます。ぶくぶく茶とは、沖縄の港町で航海をする旅人の幸せを願って振る舞われた古来の風習です。ぶくぶく茶の点て方は、まず煎った米を硬水で煮詰めた「煎り米茶」と「さんぴん茶」を1:2の割合で器に入れます。そして大きな茶筅で豪快に泡立て、最後にピーナッツをトッピングすれば完成! ふわふわの泡は煎ったお米の香ばしい香りが心地よく、頬張るように飲むのが正解です。お茶菓子としてちんすこうも添えられ、ほっとひと息つくことができました。■沖縄のスパイスやハーブでオリジナルオイル&シロップを作るぶくぶく茶を満喫したら、道場内のキッチンスタジオ「ゆがふキッチン」で「気巡りスパイス滞在」の初日に行うワークショップに参加。沖縄に古くから伝わるスパイスやハーブの効能を学びながら「スパイスオイル」と「スパイスシロップ」を作ります。合わせるスパイス・ハーブは自由自在。冷え改善やエネルギーの代謝を助けてくれる沖縄の島胡椒「ピパーチ」、身体を内側から温めて胃腸に働きかける琉球シナモン「カラキ」、医者泣かせ草の異名を持ち、沖縄のおばぁに古くから親しまれている「コヘンルーダ」など、40種類以上から自分好みに組み合わせます。乾燥スパイスだけではなく、キッチン隣のガーデンで収穫するフレッシュなものも使用可能。自分の体調に合わせたハーブを選びながら、収穫するのは楽しいひとときです。オイル用、シロップ用のスパイス・ハーブを選んだら、それぞれ材料を合わせて熱を加えていきます。シロップは沸騰してから約15分煮詰め、オイルはスパイスの香りが立ってきたらできあがりです。完成したオイルとシロップは自宅に持って帰れるほか、滞在中にも楽しめるのがうれしいポイント。客室には炭酸水・ジンジャーエール・ビールが用意され、作ったシロップと割って飲むことができます。私はピパーチやカラキを中心に選び、ほんのりスパイシーだけど甘みのあるカラキでバランスの良いシロップになりました。お湯で割るだけでもおいしく、身体ポッカポカ!■沖縄らしい食材とともに。健やかな美を目指すディナー初日のディナーはダイニングで「琉球シチリアーナ~Bellezza~」に舌鼓。沖縄で親しまれている⾷材にシチリア料理の技法を合わせ 、健やかな美へと繋ぐことをコンセプトにした冬限定のコースです。気巡りスパイス滞在は夕食2回付きで、2日目の夕食は「スパイス香る琉球しゃぶしゃぶ」となります。「琉球シチリアーナ~Bellezza~」は「畑小さな前菜」「海クルマエビのジュレ ケールとアーサー」のように、料理のテーマを漢字一文字で表しているのが特徴。「畑小さな前菜」はカリフラワーと紅芋のフリットやナーベーラー(ヘチマ)とナスのカポナータなど4品が一皿に盛り付けられ、その美しさと一品ずつの質の高さに気分が高まりました。おすすめされたイタリア産スパークリングワインとの相性もぴったり!「潤てびちのコッパとインサラータ」は沖縄らしいてびちを、イタリアの郷土料理である豚肉のコラーゲン寄せ「コッパ・ディ・マイアーレ」の調理法で仕上げた一品。「潤」というテーマのとおり豚肉のコラーゲンを感じるリッチな味わいで、タンカン入りのパセリやアンチョビを合わせたソース「サルサ・ベルデ」とともに楽しみました。メインは「酵豚肉のロートロ、発酵コンディメント」。ロートロとはイタリア語で巻くという意味で、島野菜を薄切りにした豚肉で巻いています。豆腐よう×リコッタチーズクリーム、発酵パパイヤ、ピパーチなど8種類のコンディメントから自分の好きなように組み合わせて食べるのが面白く、味付けを変えるだけでまったく違う料理に変化しました。何より臭みのない柔らかな豚肉が絶品……!■美しい海を見ながら。身体を動かし、巡らせる2日目の朝は太陽がのぼる前に起きて、道場で「朝の鍛錬深呼吸」に参加。4拍吸い、8拍で吐くという基本の深呼吸をベースにストレッチを行い、起きたての身体を目覚めさせていきます。身体を動かしているとだんだんとあたりが明るくなり、目の前には美しい海が見えてきました……!「気巡りスパイス滞在」はスパイスで内側から整えるだけではなく、「運動」も大切なポイント。ビーチ沿いを歩く「浜ウォーク」、プールで水圧を利用して身体を動かす「浮遊浴とエクササイズ」、海を目の前にビーチでストレッチを行う「浜かじ鍛錬深呼吸」の特別プログラムが含まれており、2日目・3日目で体験できます。プールは加温式なので冬でも問題なく利用可能。海と一体化したようなインフィニティプールで身体を動かすと、心身ともにリフレッシュできます!■月桃の花束に包まれてるよう……至福のトリートメント昼食「スパイシー沖縄そば」を食べた後は、気巡りスパイス滞在のメインの一つであるスパトリートメントで癒やしのひととき。沖縄の代表的なハーブ「月桃」のオイルや月桃玉を使った、星のや沖縄スパのオリジナルトリートメント「月(90分)」を体験できます。「月桃は抗酸化作用に優れ、ポリフェノールが赤ワインの約34倍も含まれているんですよ」とセラピストさんが教えてくれました。丁寧なカウンセリングを受けた後、足浴で足を清めてトリートメント開始。足先から頭皮まで月桃オイルを使ったオイルマッサージのほか、月桃を黒米粉や長命草とともに練って蒸しあげたハーブボール「月桃玉」をふくらはぎ、背中、デコルテにあてていきます。温かい月桃玉はポンポンとあててもらうだけで心地よく、つい寝てしまいそうなほど……。そして上半身のマッサージでは月桃の香りが強く香り、まるで月桃の花束に包まれているかのようでした。幸せ……。■自分で作ったスパイスオイルで食べる新鮮サラダ3日目の朝は客室で「スパイスオイルを味わうサラダ」に舌鼓。1日目に自分で作ったスパイスオイルを使ってオリジナルドレッシングを作り、新鮮なサラダにかけていただきます。気巡りスパイス滞在は朝食が2回付き、2日目は「薬膳ボロボロジューシー」です。ドレッシングはスパイスオイルと朝食で用意されるさとうきび酢を1:1の割合で混ぜ、沖縄の塩で味を整えます。食べてみると、複雑なスパイスの香りとさとうきび酢の酸味が絶妙で、自分で作ったとは思えないほどおいしかったです! 朝食はほかにスクランブルエッグ、ソーセージ、ハム、コーンスープ、ヨーグルト、パン、月桃種茶、さとうきび茶付き。スパイスシロップをヨーグルトにかけたり、月桃種茶に混ぜたりしてもおいしく、新たなスパイスの楽しみ方を学べました。食事、運動、スパを通して身体を整え、心もリフレッシュできた2泊3日の「気巡りスパイス滞在」。帰宅後もお腹を率先して温めたり、スパイス入りのドリンクを自分で作って飲んだりすると、身体がポカポカに……! 冷えに悩んでいても対処法がわからなかったので、それを知ることができたのがうれしかったです。沖縄のラグジュアリーリゾートで美と健康を目指す滞在、自分へのご褒美におすすめですよ。・星のや沖縄「気巡りスパイス滞在」住所:沖縄県中頭郡読谷村儀間474料金:83,000円(サービス料込、宿泊料別、2週間前までに予約)含まれるもの:スパイスワークショップ、星のや沖縄スパ 「月」1回、夕食2回、朝食2回、昼食1回、 入浴セット2回、プールでのエクササイズと浮遊浴参加、浜ウォーキング体験、 浜かじ鍛錬深呼吸参加HP:(撮影・取材・文:小浜みゆ)
2024年01月27日「靴下をはいていても足先が冷たくなってしまう」という人も多いのではないでしょうか。冷えて冷えて仕方がない時に、簡単に足先の冷えを予防できる方法を紹介します。アルミホイルで床の冷えをシャットアウト足先の冷えが気になる人におすすめのアイディアを紹介しているのは、しーばママ(shi_bamama)さんです。Instagram上で主婦に役立つライフハック術を多数投稿していて、足先の冷えを予防する方法もその1つ。家にあるものを使って、誰でも簡単に冷え予防できます。靴下をはいていても、つま先は冷えがち。足先が冷えていると、全身ひんやりしてしまうため、どうにか工夫したいところです。このような時に役立つのが、まさかの「アルミホイル」です。アルミホイルを適当な大きさにカットしたら…。靴下の上から、足先を包んでいきましょう。上からさらに靴下をはいて、アルミホイルを固定します。たったこれだけで手順は完了。冷たい床の上を歩いても、冷えを感じにくくなりますよ。実家や職場でも大活躍の裏技足先の冷えを感じた時、もこもこの靴下を重ねたり、スリッパをはくといった対策が可能ですが、外出時・外出先ではそうもいかないことも。しーばママさんの場合、「(義)実家はいつも床が冷たい…」と感じているそう。靴下の下にアルミホイルを巻いておくだけなら、誰にもバレずにこっそり対策できそうです。滞在中も、室温によるストレスを感じにくくなるでしょう。ちなみにこちらの裏技に対して、しーばママさんからは「動き回るとアルミホイルがボロボロになるから気を付けて」というアドバイスが。「屋外でアクティブに過ごす時」ではなく、「じっとしていて足先から全身に冷えが上がってくるような状況」で実践するのがおすすめですよ。足先の冷えが気になり、家の中でも分厚い靴下が欠かせない…という人も多いのではないでしょうか。冷えを予防するためには、ぜひアルミホイルを活用してみてください。しーばママさんが紹介する方法は、災害時にも有効です。足先の冷えを予防できれば、全身の体温低下を防げるでしょう。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。 この投稿をInstagramで見る しーばママ|ライフハックに沼った主婦(@shi_bamama)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2024年01月17日この冬は寒暖差に加え、12月末は急激に気温が下がって体調を崩す人も増えた。特に冷えに悩む人には辛い日が続いている。冷えは、体のあらゆる不調を引き起こすので、この時期、特に注意が必要だと語るのは、日本手技療法士など多数の資格を持ち、『不調を解消する すごい足温め』(あさ出版)の著者でもある吉田佳代さん。「足裏を温めると健康に長生きできます。そして、体の不調の原因は、足の裏で分かるのです。例えば、内臓に不調がある場合、生臭いニオイや焦げたニオイがすることがあります」まずは“足の裏チェック”で体の不調の原因を探ってみよう。【1】足の裏が黄色い不調の原因:肉体疲労、肝臓や胆のうが弱っている。睡眠不足や過労などで体が疲れている。【2】足の裏が焦げたようなニオイがする不調の原因:欲求不満でイライラしたり、怒りなどを溜め込んでいてストレスがある。【3】親指の下のふくらみに角質がある不調の原因:甲状腺や副甲状腺機能のバランスが崩れている。【4】足裏の中央にシワがある不調の原因:腎臓系が弱っている。「冷えの原因は、ホルモンバランスの乱れや筋肉量の減少など、さまざまありますが、まず自分の不調の原因を足の状態から判断し、これを改善することによって、体質改善にもつなげようという考え方です」「足から生臭いニオイを感じた方は、肺が弱っていることが考えられます。東洋医学では、皮膚と肺は関係していると言われているので、皮膚を摩擦することによって肺が強くなります。乾布摩擦をすると、全身に温かい血液がまわってくるのは、そのためです」■内側からポカポカ!カンタン足温め法・タオルで「足裏こすり」椅子に座り、タオルで足の裏を左右にこする。1日2~3分でOK。「冷えに慣れすぎると、体の温度調整機能がうまくできません。そのような状態が続くと、体が冷えていることに気づかず、どんどん悪化することに。そこで、効率よく全身を温められる足裏のケアをすれば、溜まった老廃物を排出しやすくなります。『足裏こすり』のような手軽にできる温め方法を取り入れて習慣にすることが大切。また、更年期は冷えやのぼせの症状があるので、頭寒足熱を意識しましょう」ゆっくりテレビを見ている時などに、ぴったりな「足裏こすり」。筋トレやストレッチ、マッサージをするのは面倒だが、これなら誰でも簡単にできそうだ。■全体重がかかる足首がズレていると老廃物が溜まりやすい『足裏こすり」に加えて、もう1つおすすめしたいのが、『足首こすり』。足裏を温めても、足首が歪んでいると効果が出にくいそうだ。「セミナーなどで、みなさんに膝立ちをしてもらうと、姿勢がぐっと良くなるんです。なぜなら、膝立ちは体のバランスを取りやすく、骨盤の位置が正しい位置に戻るからです。でも、普通に立つと、また姿勢が崩れてしまう人がほとんど。それは、膝から下に問題があるということなのです。特に体の土台となる足首が歪んでいると老廃物が溜まりやすくなり、たとえ骨盤の歪みを整えても、全体重がかかっている足首がズレていたら血流は良くなりません。そこで早速今日からやっていただきたいのが、『足首こすり』。足首の前側の部分を両手の親指で左右にさするだけ。触るとゴリゴリするなら骨がズレている証拠。正しい位置に戻るとゴリゴリしなくなります」「毎日続けると、ゴリゴリが減って歪みが整います。そうすると、ふくらはぎや太ももなどの血流も良くなり、代謝が上がって足のむくみの改善にもつながります。最初は、ゴリゴリ感がひどいと思いますが、お風呂上りにおこなっていると、だんだんゴリゴリ感が減ってきますので、ぜひ続けてください」「ふくらはぎ=第二の心臓、足裏=第二の脳、趾(あしゆび)=全身の土台」といわれるように、「足」が正常に作用することで人は健康的な体を維持できる。「足を温める」ことは、その第一歩だ。単なる「冷え」だと流さずに、今年の冬は足裏を温めて、不調知らずで過ごしたいものだ。【教えてくれたのは……】吉田佳代(よしだかよ)さん。日本手技療法士や体幹ストレッチインストラクターなど多数の資格を持つ。著書に『不調を解消する すごい足温め』(あさ出版/監修:医学博士白澤卓二氏)がある。自然医学の理論と健康・美容技能の解析と応用を学ぶ。骨・筋肉・経絡・経穴・リンパのすべてからさまざまな不調にアプローチした独自の足ツボ療法および、全身オイル整体技術を開発。
2024年01月12日今すぐできる冷えとりワザ11月20日、心身の不調の原因となる冷えの対策を紹介する女性向けの新刊『ココロとカラダの不調が消える 今すぐ、冷えとり!』がオレンジページから発売された。価格は1595円(税込)である。オレンジページは2016年に『本当にすごい 冷えとり百科』を発売しており、新刊はその内容を加筆、修正したものとなっている。医師や専門家32人による冷え対策男性よりも冷えに悩みがちな女性。熱は筋肉より生み出されるが、もともと女性は筋肉量が少ないため、カラダが冷えやすく、冷暖房の環境、ダイエット、ファッションなども冷え性に関係している。また、女性特有のライフステージの変化がホルモンバランスに影響を与え、冷え性になりやすいという。新刊では、医師や専門家32人が簡単で即効性のある冷え対策を紹介。頭痛、だるさ、肩こりなどの身体的な不調のほか、イライラや落ち込みといった精神的な不調にも効果が期待できる。美肌になって太りにくくなり、睡眠を改善する運動や食事などの生活習慣、マッサージ、ファッションなど、簡単なセルフケアが掲載されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※ココロとカラダの不調が消える 今すぐ、冷えとり! ‐ オレンジページの本 ‐ オレンジページnet
2023年12月04日フェムケアで最近気になるキーワードが“子宮冷え”。婦人科系トラブルを招く原因として見逃せない問題です。子宮や膣は、温かく潤っている状態が理想。毎日できる“子宮温活”習慣で、ほかほか子宮を育んでいこう。冷え冷え子宮はトラブルのもと!毎日実践“ほかほか子宮”の育て方。生理痛や生理不順など、婦人科系のトラブルに大きく関わってくるのが、子宮まわりの冷え。「お腹やお尻、鼠蹊部に触れると、冷えている人が多いです。冷えは滞りをもたらすので、血液や栄養が巡りにくく、老廃物も排出できずに停滞します。子宮の機能にも影響を及ぼし、様々な不調をもたらす原因になるので、たかが冷えだと軽視しないでほしいです」(婦人科医・成川希さん)生理痛がある時にお腹をしっかり温めると、痛みが軽減したという経験がある人も多いはず。「痛みがある時だけでなく、日々冷えを溜めない習慣を身につければ、痛みが出にくくなります。また、冷えの原因は様々。自律神経の乱れや環境の変化、その人の体質、性格などが影響して、冷え=滞りをもたらしているのです」今回、成川さんが提案してくれたのが、伝統医療「アーユルヴェーダ」の知恵を現代版に解釈した“子宮温活習慣”。冷えを溜めないアイデアが揃っているので、続けられそうなものを取り入れて。実は子宮が冷えている人がほとんど!?1つでも当てはまるなら、生活を見直そう!汗をかきにくい運動不足睡眠の質が悪いダイエット中お風呂はシャワーで済ませがち生理の周期が乱れるPMSに悩んでいる鼠蹊部からお尻周辺が冷たい肌や髪が乾燥している心配性冷え冷え子宮を放っておくと、こんな症状が出てくるかも月経不順・月経痛・ホルモンバランスの乱れ・自律神経の乱れ・体調不良・子宮内膜症・子宮筋腫・不妊症…ほかほか子宮温活を始めよう!体質的に冷えやすい人はもちろん、冬場は気温の影響もあるので、子宮温活はすべての女性に必須。「日々の養生を大切にするアーユルヴェーダの知恵に、婦人科の見立ても取り入れています。日中はよく動く、しっかり排出する、質の良い睡眠をとる。そして、お腹まわりを効率的に温めることが基本の考えです」ほかほか子宮生活の3か条よく動く、よく眠る尿、便、汗をしっかり出すお腹まわりを温める時間を作る“冷え”を溜めずに“ほかほか”をプラスする、子宮温活の極意。【朝の子宮温活】冷えをもたらす自律神経の乱れは、朝のルーティンでリセットしよう。一日の始まりとなる朝。バタバタと過ごさず、自分のために丁寧なセルフケアを行うと温め効果大。自律神経が整い、冬場の時期でも冷えにくいカラダをキープできる。1、できるだけ早起きを習慣づけ、体内時計のズレをリセット。夜勤の人以外は心がけてほしい早起き。カーテンを開け、できれば部屋の換気も行い、寝ている間に溜まったものを吐き出すように深呼吸。朝の太陽のエネルギーを全身に取り込もう。これで体内時計がリセットされ、冷えと関わりの深い自律神経のバランスも整う。2、寝ている間に冷えていた、子宮周辺を乾布摩擦で温める。お尻まわりや鼠蹊部、そして子宮周辺を乾布摩擦のような感覚でさすってみよう。この時、素肌にも触れてみると、どこがどれだけ冷えているか実感できる。さすっているうちに冷えも解消されるし、お腹まわりを刺激することで排便も促されて一石二鳥。3、朝食前に歯磨き&舌磨きを。消化力が上がり、代謝も促進。就寝中は唾液の分泌量が減少し、寝起きの口腔内は不潔な状態。アーユルヴェーダでも、睡眠中に体内の老廃物が口腔内に出るといわれている。朝食前に歯磨きや舌のクリーニング、口をゆすぐことで消化力アップにつながり、代謝も促進してくれる。4、頭がスッキリするだけでなく、心まで整うマッサージ。カラダを温める作用があり、循環を促してくれる太白ごま油(ほとんどにおわない)を手に1滴垂らし、頭と耳を丁寧にもみほぐそう。心身の状態をチェックしながら毎朝マッサージすることで、小さな変化にも気づきやすくなり、一日の過ごし方も変わっていく。5、詰まりを流して体熱を生み出す、お湯+クミンの特製ドリンク。朝食を摂ったら、出発前に特製ドリンクを用意。水筒にお湯を注ぎ、代謝、消化力を上げてくれるクミンを小さじ1杯入れて。出先ではこれを飲み、別のものを飲む場合でも常温か温かいものを選び、できるだけ胃腸を冷やさないようにしよう。成川 希さん婦人科医、女性ヘルスケア専門医、アーユルドクターなり。インドの伝統医療アーユルヴェーダと、現代医学の婦人科が融合したメディカルサロン「アーユルヴェーダユニバース」で幅広い世代の女性を診察。※『anan』2023年12月6日号より。イラスト・佐久間 薫取材、文・板倉ミキコ(by anan編集部)
2023年12月01日更年期に表れる全身症状として体が冷えることもあります。もともと女性に多い冷えですが、更年期になるとさらに症状がひどくなることがあるようです。さらに心配なのは、冷えにはさまざまな病気が隠れていることも。そこで産婦人科医の粒来 拓先生に受診の目安や治療、セルフケア法を聞いてみました。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。「この記事はこんな人におすすめ」・更年期の体の「冷え」について悩んでいる方・更年期の体の「冷え」の仕組みについて知りたい方・更年期の体の「冷え」の改善方法について知りたい方更年期での体の「冷え」の原因は?エストロゲンの分泌低下によるものや生活習慣病も更年期による体の冷えの原因は、卵巣ホルモン(エストロゲン)の急激な分泌低下によって自律神経が乱れ血行不良を招くことです。そのほかにも血液がドロドロ、動脈硬化、糖尿病などによるもの、摂取カロリー不足、運動不足、ストレス、心臓が弱っていることが原因として挙げられます。症状としては、夏でも手足は冷たいまま、カーッとのぼせてもエアコンはつらい、お風呂で湯船につかっても体がなかなか温まらない、厚手の靴下をはいても足が冷たくてなかなか眠れないなどがあります。体の「冷え」がつらいとき、受診は必要?日常生活に支障が出るなら婦人科への受診を以前よりも体が冷えてなかなか眠れない、体が冷えて体を動かすのもしんどい、家事ができないなど日常生活に支障が出るようなら婦人科への受診を考えましょう。更年期の時期はさまざまな症状が表れるので、どれも更年期が原因と考えがちですが、ほかの病気だったというケースもあります。更年期の症状から来るものかを確認することも大切です。婦人科での治療法は?まずは生活改善の指導と漢方治療を婦人科では、生活改善の指導に加え、エストロゲンを体に補充するホルモン補充療法(HRT)も検討されますが、まずは生活改善の指導と漢方治療を試みることが多いです。東洋医学的に冷えとは、瘀血(おけつ/血の流れが悪い・ドロドロ)血虚(けっきょ/貧血・血の質と量が足りない)水毒(水分の巡りが悪い)陽気不足(エネルギー不足で元気がない、ストレス過多)などが原因で、気逆(頭はのぼせ、手足が冷える状態)になるといわれます。漢方症例としては、「温経湯(うんけいとう)」「当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)」「桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)」などが処方されます。健康診断で生活習慣病が疑われたら内科の受診を健康診断でコレステロール、血糖値が高かった場合、高脂血症、糖尿病、動脈硬化、高血圧などの生活習慣病が疑われますので、内科を受診しましょう。まず検査をしてそれらが原因であるのなら、それを治療することで冷えも改善していく可能性があります。冷え改善に有効なセルフケアの方法「食事」と「運動」【1】根菜類などで体を温め、たんぱく質で筋肉量アップを【2】無理なく続けられるウォーキングを【1】根菜類などで体を温め、たんぱく質で筋肉量アップを冷えは普段からのセルフケアでもかなり改善できるといわれています。基本は血液をサラサラにし、体を温めるような食事を心がけ、運動を定期的におこなうことです。おすすめの食材は根菜類、しょうが、唐辛子、にんにく、ねぎ、味噌、梅干し、酢など。毎日の食事で意識してとるようにしましょう。また、筋肉量アップのための魚や肉、豆類などのたんぱく質もしっかりとるように。【2】無理なく続けられるウォーキングを運動は無理なく毎日続けられるものなら、なんでも大丈夫。特にウォーキングなどがおすすめです。あえて運動の時間が取れないようなら通勤や買い物のときに、少し長めに歩くなどの工夫を。服装は首、手首、足首やおなかや腰などを冷やさないものを身に着けます。血管を収縮させ、血圧上昇につながり心臓に負担をかけるたばこはやめましょう。放っておくとどうなる?免疫力や代謝機能が落ち、不調が起きやすくなる冷えを放っておくと肩凝り、腰痛、胃腸の不調や不眠、生活習慣病などさまざまな体の不調を引き起こすことがあります。通常、体は37度ぐらいの体温で免疫力や代謝機能が一番力を発揮することができます。体が冷えるとその力が落ちてしまうため、不調が出やすくなってしまうのです。冷えを感じたら、まずはセルフケアを実践し、改善が見られないようなら婦人科や内科を受診し、原因を確認し治療を受けましょう。・日常生活に支障が出るなら婦人科を受診・婦人科では生活改善の指導と漢方治療をおこなう・体を温める食事と筋肉量をアップする運動を心がけるまとめ更年期はさまざまな症状が出るため、受診するタイミングに悩むこともあると思います。まずは自分の症状を把握し、生活習慣なども見直して、それでも改善せず支障が出るようなら我慢せずに受診しましょう。取材・文/アキモトスズ(52歳)「年齢より若いね~」と言われたこともあったけど、今や白髪、老眼、集中力の低下に悩む私はまさに更年期ど真ん中。食事と運動とマッサージを中心に健康と若さのキープ法を日々考え中。著者/監修/粒来 拓 先生よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長。日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。
2023年11月19日ここ数日の急な気温の変化に伴い、体の“冷え”を感じるようになってきた人も多いだろう。「女性は、妊娠や出産、閉経などによってホルモンバランスが乱れやすい、筋肉量が少ないなどの体の特徴から、男性に比べて冷えを訴える人が多い傾向があります。不定愁訴といわれるさまざまな不調は、この時季の冷えが原因と言っても過言ではありません」こう話すのは、自治医科大学附属病院麻酔科鍼灸外来の鍼灸師・中野朋儀さんだ。骨盤周辺には自律神経が張り巡らされていて、それが子宮、膀胱、腸などの内臓にもつながっている。さらに、大きな血管が骨盤の後ろにある「仙骨」の横を通っている。仙骨とは、お尻の上のほうの皮膚直下にある逆三角形の形をした骨だ。この仙骨周辺を温めることが、体を冷えから守るカギになると中野さんは言う。「仙骨周辺は組織が密集していると同時に筋肉や脂肪がつきにくくなっているため、体外からの熱が骨に伝わりやすいのです。自律神経や大きな血管を温めることで、副交感神経が優位になり、血管が拡張して血流が促進されます。すると体がポカポカして、体調が整いやすくなります」(中野さん、以下同)やっかいな冷えを改善できるとあれば、ぜひ仙骨を温めるようにしたいところ。手っ取り早いのはやはり入浴なのだろうかーー。「血管を拡張させるには深部体温を42度くらいまで上げる必要がありますが、入浴だけで上げるには38度くらいのぬるめのお湯に30分ほどつからなくてはなりません」とはいえ、ますます気温が下がる時季、ぬるめのお湯に長くつかっていては、かえって体を冷やしてしまうだろう。そこで中野さんがおすすめするのが、40度前後の温かいお湯につかった後に仙骨の位置にシャワーを当てること。それによって、自律神経を適度に刺激して整えるというものだ。「入浴でほどよく体を温めた後、少し熱めのお湯(41~42度)を強めの水圧でお尻に30秒~1分当てるだけです。熱めのお湯と強めの水圧で、マッサージのような効果が期待できます。これを習慣化することで、冷えの改善のほか、肩こり、腰痛、坐骨神経痛などの痛みが和らぐ効果も得られます。全身の血流が促され、睡眠の質を高めることにもつながります」大切なのは継続すること。慢性的な冷えの対策として、ぜひシャワーで仙骨を温めることを習慣にしてみよう。
2023年11月15日生理痛は“耐える”ものではなく、その原因となる冷えや便秘、骨盤のゆがみを正すなどセルフケアで改善することも!生理痛=体からの重要な不調のサイン。自身も10代の頃から生理痛に悩まされた経験を持つ産婦人科医の駒形依子さん。その経験をもとに、東洋医学に基づいて考案したセルフケア方法を伺った。「生理中にお腹を締め付けられるような痛みがあるのは、決して当たり前ではないんです。本来、子宮が正常に機能していれば、生理痛にはならないはず。子宮内膜症などの疾患がないのであれば、日々の生活習慣が重なって自律神経の働きが悪くなり、生理痛につながっていることも。つまり生理痛は、生活習慣病ともいえるんです」そのため、生理痛の改善には、生活習慣の見直しがマスト。まず、生理痛の大きな原因として考えられるのが、「冷え」だ。「血液が全身を巡らないと体が冷えてしまい、内臓の冷えは痛みのもとになるので、とにかく体を温めることが何より大事。冷たいものを飲むと腸の温度は約2°C下がり、腸に取り囲まれている子宮の温度も下がってしまうんです。冷たいものを飲むのであれば、次は温かい飲み物にするなど、内臓を冷やさないことを日頃から心がけるだけでも生理痛が緩和することがありますよ」関係ないように思えるが、呼吸が浅いことも、生理痛の原因に。「気づかないうちに呼吸が浅くなり、体が酸素不足の状態になっている女性はとても多いです。臓器に酸素が十分に行き渡らないと痛みの原因になるので、意識して胸式呼吸をするのも」また、便秘気味の人は便の重さで子宮が押しつぶされて痛みにつながっているケースもあるので注意が必要だという。さらに、ストレスや不眠によって自律神経の働きが悪くなってホルモンバランスに影響を及ぼし、それが生理痛として現れることもある。「体はすべてつながっているので、生理痛があるなら、それは子宮だけでなく他の部分にも問題があるという体からのサイン。生理痛=痛み止めだけでやりすごすのではなく、根本的な改善を目指して生活習慣を見直したり、マッサージに取り組むなど、体の声に耳を傾けてほしいですね」【セルフケア1】冷えの解消につながる胸式呼吸正しい呼吸をすると、なぜ冷えが解消するの?仕事中など“戦闘モード”の時は無意識のうちに呼吸が浅くなっており、「息を吸えているけれど、吐けていない」状態に。正しい呼吸をすることで、全身に血が巡り、体の隅々まで酸素が行き渡るので、痛みの原因となる冷えの解消につながります。(1)口からではなく、鼻から息を吸うのが基本。肩は左右に広げることを意識し、上がらないように注意。(2)吐く場合は、口からゆっくりと30~40秒ほどかけるのが理想。仕事中や就寝前など気づいた時でOK。【セルフケア2】ゆがみを正す骨盤ストレッチゆがみを正すと、なぜ生理痛が緩和するの?骨盤を動かすことで、骨盤内の血液量が増え、子宮が温まり、生理痛の緩和に。ただ、骨盤のゆがみがひどかったり、骨盤まわりの筋肉が硬くなりすぎていると、ストレッチによって腰痛が出ることがあるため注意を。回数を減らすなど最初は痛みが出ない範囲で行って。【寝て行うストレッチ】(1)仰向けに寝て、肩を動かさないよう注意しながら右側の骨盤を上げる。(2)左側の骨盤も同様に、交互に10回。就寝前に行うのがオススメ。【座って行うストレッチ】(1)背筋を伸ばし、膝が90度くらいに曲がる浅さで椅子に腰かける。両足の裏は床につける。(2)次に、両脚の膝の内側とくるぶしの内側をピタッとくっつける。(3)かかとを床につけたまま、肩を動かさないように、両脚の膝を前後にすり合わせるようにして10回ほど動かす。【セルフケア3】便秘解消につながる横隔膜マッサージ横隔膜をほぐすと、なぜ便秘が解消するの?横隔膜を動かすことで内臓も動き、生理痛の原因になる便秘解消につながります。また横隔膜付近には、自律神経が密集しているため、マッサージで横隔膜をほぐすことで自律神経を直接刺激。全身の血行を促進し、新陳代謝を促して快眠やストレス解消にも役立つ。〈基本の姿勢〉両脚の膝を立て、仰向けに寝る。手は肋骨の下に置く。(1)肋骨の下に親指以外の4本の指をぐっと入れる。(2)4本の指を(1)(3)の順に動かし、肋骨に沿ってほぐしていく。(3)(2)のイラストにある(3)の位置まで指がきたら、ゆっくりと深呼吸をしよう。【セルフケア4】便秘解消につながる脊柱ほぐし背中をほぐすと、なぜ便秘が解消するの?脊柱にはツボが多く、ここに点在するツボを刺激し、脊柱付近の筋肉を緩ませ、お腹と背中の張りを取ることで、横隔膜や腸の動きが活発に。その結果、便秘を解消する仕組み。特にお尻の側面のえくぼあたりの「環跳(かんちょう)」のツボは、生理痛に効果的。(1)肩甲骨と背骨の間にあるツボ「心愈(しんゆ)」から脊柱に沿って、点で示したツボを親指で押す。(2)お尻の側面のえくぼができるあたりのツボ「環跳」がゴール。グリグリとほぐそう。まだまだある!生理痛と前向きに向き合うためのTIPS・飲み物はできるだけ、水に置き換える生理中は血液が失われるので、意識して水分を多めに摂ろう。「利尿作用があるコーヒーやお茶ではなく、水を1日1L以上飲むのが理想。経口補水液だと、さらに」・足首まわりだけでも温めよう前述のように、冷えは生理痛の一因。「特に、足首から先の冷えが一番よくないので、家の中でも靴下を履く習慣を。足首まわりにレッグウォーマーを巻くのもオススメです」・ガマンせずに痛み止めを飲んでも大丈夫「頼りすぎるのはよくないですが、用量を守っていれば服用することで体に悪い影響はないので、ガマンする必要はありません。ただ、生活習慣を見直すことも忘れないで」駒形依子さん産婦人科医。こまがた医院院長。自身が悩んだ経験から、東洋医学を学んでセルフケアを考案。『自律神経を逆手にとって、子宮を元気にする本』(PHP研究所)※『anan』2023年11月8日号より。イラスト・そばまる取材、文・音部美穂(by anan編集部)
2023年11月05日11月に入り、1日の寒暖差が気になる人は多いと思います。男女を問わず、冷えや冷えに伴う頻尿、腰痛、肩こりなどの不調に悩む人も多いはず。そこで、中医学士で漢方薬剤師の大久保愛先生が、冷え性の原因となるNG習慣とすぐにできる対策を教えてくれます!男女とも冷えは大敵!冬本番前の今から対策を【カラダとメンタル整えます愛先生の今週食べるとよい食材!】vol. 238数年前に“いい女ほどタイツのデニール数は少ないらしい”説が浮上していましたが、実際のところどうでしょうか?肌色のタイツの上に薄いタイツをはいて工夫する方もいらっしゃいますよね。私自身は、160デニールなどなるべく分厚いもので温かく安心して過ごしたいタイプです。ですが、これから寒くなるにつれておしゃれの幅も広がり、デニール数が少ないストッキングをはいたり、鎖骨を出したり、コートの下にノースリーブを着たり、防寒と真逆の服装をしてみたくなることもあるかもしれません。そこで今週は、徐々に寒さが厳しくなり、寒暖差も実感する気候の中で、冷えずに温かくすごすための食薬習慣を紹介していきます。今週は、冷えの対策となる食薬習慣寒い季節には、冷えるという感覚以外にも血流が悪くなって足がむくんだり、血管が収縮し指輪が緩くなったり、トイレが近くなったり、膀胱炎や膣カンジダなどの症状を感じたりすることがあります。これからの時期は、外からの防寒も大事ですが、体内で熱を作り出す力が欠かせなくなります。冬のオシャレで我慢をしないように温活アイテムを活用しつつも、体を整えることでポカポカな体を維持していきたいですね。漢方医学では冷えやすい体質の一つとして、底冷えしやすく一度冷えるとなかなか体が温まらないという状態を『脾腎陽虚』といいます。その場合、消化器系統の働きをサポートしつつ栄養を補給し、効率よくエネルギーを作り出すようにします。ということで、今週は一足早い温活の一環として胃腸の働きを助け『脾』の働きを強化し、マグネシウムや亜鉛、ビタミンDなどを補いつつ、十分な睡眠をとることで『腎』を強化することがおすすめです。今週食べるとよい食薬は、【鱈とキノコのみぞれ鍋】です。逆にNGな習慣は、代謝ビタミンであるビタミンB群を消耗していく【ラーメンとビール】です。食薬ごはん【鱈とキノコのみぞれ鍋】胃腸の働きを助ける大根おろしとナメコを活用したお鍋を紹介します。なめこのトロミは保温性が高く、トロトロでポカポカのお鍋に。栄養の消化吸収機能を高め、『補脾』することで体の土台作りをします。そして、高タンパク、低脂質で、ビタミンD、ビタミンB群などを含み、消化によい鱈を活用し『補腎』していきます。冷え対策に欠かせない『脾腎』を元気にするお鍋です。これからの季節、お鍋の機会が増えると思いますので、ぜひお試しください。<材料>なめこ80g鱈2-4切れ白菜やしめじなど好きな野菜塩昆布・醤油・酒・みりん大さじ1水500ml大根おろし好きなだけ<作り方>大根おろし以外をコトコト煮込み、最後に大根おろしをのせて、お好みでネギを添えて完成。NG行動【ラーメンとビール】の食べ過ぎ・飲みすぎラーメンやパスタなどの糖質を多く含む食材や、ハイボール、ワイン、ビール、日本酒などのお酒は、体内で分解するためにビタミンB1やナイアシンなどのビタミンB群、カルシウムなどを消耗していきます。ビタミンB群は、代謝ビタミンとも呼ばれ、エネルギーを作り出すために必要不可欠な栄養素です。そのため、冷えを感じるときには、ビタミンB群のサプリを補うことがありますが、足りないものを足すだけではなく、消耗してしまう原因を突き止め、避けることも同時にできるとよいですね。まだ、寒さは始まったばかりです。これから長い冬がはじまり、暖房やカーディガン、腹巻、レッグウォーマー、カイロなど様々な防寒グッズに頼り、なんとか冬越えするということも多いかもしれません。ですが、寒さの始まりでもある今の段階からコツコツと自ら熱を作り出せるように体を整えていくことは、健やかに冬越えできる可能性を高めてくれます。冬本番になる前の今のうちに、習慣の見直しをしてみてはいかがでしょうか。そのほかにも心と体を強くするレシピは、『不調がどんどん消えてゆく食薬ごはん便利帖』(世界文化社)で紹介しています。もっと詳しく知りたい方はぜひご覧ください。※食薬とは…『食薬』は、『漢方×腸活×栄養学×遺伝子』という古代と近代の予防医学が融合して出来た古くて新しい理論。経験則から成り立つ漢方医学は、現代の大きく変わる環境や学術レベルの向上など現代の経験も融合し進化し続ける必要があります。近年急成長する予防医学の分野は漢方医学と非常に親和性が高く、漢方医学の発展に大きく寄与します。漢方医学の良いところは、効果的だけどエビデンスに欠ける部分の可能性も完全否定せずに受け継がれているところです。ですが、古代とは違い現代ではさまざまな研究が進み明らかになっていることが増えています。『点』としてわかってきていることを『線』とするのが漢方医学だと考えることができます。そうすることで、より具体的な健康管理のためのアドバイスができるようになります。とくに日々選択肢が生じる食事としてアウトプットすることに特化したのが『食薬』です。Information<筆者情報>大久保 愛 先生漢方薬剤師、国際中医師。アイカ製薬株式会社代表取締役。秋田で薬草を採りながら育ち、漢方や薬膳に興味を持つ。薬剤師になり、北京中医薬大学で漢方・薬膳・美容を学び、日本人初の国際中医美容師を取得。漢方薬局、調剤薬局、エステなどの経営を経て、未病を治す専門家として活躍。年間2000人以上の漢方相談に応えてきた実績をもとにAIを活用したオンライン漢方・食薬相談システム『クラウドサロン®』の開発運営や『食薬アドバイザー』資格養成、食薬を手軽に楽しめる「あいかこまち®」シリーズの展開などを行う。著書『心がバテない食薬習慣(ディスカヴァー・トゥエンティワン)』は発売1か月で7万部突破のベストセラーに。『心と体が強くなる!食薬ごはん(宝島社)』、『食薬事典(KADOKAWA)』、「食薬ごはん便利帖(世界文化社)」、「組み合わせ食薬(WAVE出版)」、「食薬スープ(PHP)」など著書多数。公式LINEアカウント@aika『1週間に一つずつ心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー)。『女性の「なんとなく不調」に効く食薬事典』(KADOKAWA)体質改善したい人、PMS、更年期など女性特有の悩みを抱える人へ。漢方×栄養学×腸活を使った「食薬」を“五感”を刺激しつつ楽しく取り入れられる。自分の不調や基礎体温から自分の悩みを検索して、自分にあった今食べるべき食薬がわかる。55の不調解消メソッドを大公開。©こんざい/Adobe Stock文・大久保愛
2023年11月03日家で過ごしていても、足元から来る冷えに悩まされることがありませんか?そんなときには、ダイソーのスリッパがおすすめ!あたたかくてデザインも可愛いアイテムを紹介します。ダイソーのコーデュロイスリッパが可愛すぎる♡出典:CoordiSnap冬にぴったりのコーデュロイスリッパをダイソーで発見しました。コーデュロイは保温力が高く、冷える季節にはぴったりの素材です。価格は220円(税込)でした。脱ぎ履きしやすくてあたたかい!出典:CoordiSnapこのアイテムは脱ぎ履きしやすくて保温力も高いのが特徴。表面はコーデュロイ、中はふわふわの素材でできています。触り心地は柔らかく、かつしっかりとしていて1シーズン持ちそうな丈夫さです。絶妙なアースカラーが可愛い!1280出典:CoordiSnapカラー展開は全部で2種類。ベージュとブラウンで、どちらも冬にぴったりのアースカラーですね。今回紹介しているベージュの方は、どちらかというとオフホワイトに近い明るめの色でした。ブラウンは、深めのカラーがより見た目にもあたたかそうな絶妙な色です。サイズ展開は2種類♪出典:CoordiSnap今回紹介しているサイズは、足のサイズが23〜25センチの方向けのものです。他に26〜27センチの方向けのサイズのあるので、自分に合った方を選べるのも嬉しいですね。実際に着用してみると、大きめのサイズ感ですが足にフィットします。迷った方は小さい方を選ぶとよいかもしれません。今回は、ダイソーのあたたかいスリッパを紹介しました。可愛くて優秀なスリッパをお探しの方は、ぜひダイソー店頭で探してみてくださいね。<商品情報>商品名:ソフトスリッパ(太コーデュロイ、23cm-25cm)価格:220円(税込)※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店にご確認くださいませ。<writer>AkaneダイソーやSeriaの雑貨を中心に、便利グッズを紹介しています♪とくにキャラクターグッズが大好き!
2023年10月31日夏太りの原因として考えられるのが、「冷え」と「むくみ」です。クーラーで冷えた室内にじっとしていると、基礎代謝が落ちたり冷えやむくみ太りの原因になることも。今回は、ヨガインストラクターの筆者が、冷えとむくみを解消するストレッチをご紹介します。冷房による冷えとむくみに注意外が暑いからといって、冷房がきいた室内で体を動かさないでいると、リンパの流れが滞ってしまい、全身の巡りに影響することも。今回は、冷房による冷えとむくみを解消するストレッチをご紹介します。伸ばして気持ちい関節まわりストレッチ1.両脚を肩幅の2.5倍程度広げます。2.両手を両膝にのせて膝を曲げながら、腰を下方へ下ろしていきます。※このとき姿勢を前のめりにするようにして、両手で両脚を開きながらバランスをとりましょう。脚に体重を乗せると辛くなるので慎重に。3.息を吸います。息を吐きながら左肩を下げながら右方向へ上体をねじっていきます。肩甲骨に刺激が入っているのを確認しましょう。4.息を吸いながら元の位置に戻り、息を吐きながら反対側も同様に行います。左右1セットとし、5~10回ほど繰り返します。ストレッチで体の巡りを良くしよう肩甲骨まわりが硬いと、上体をねじる際にひねりにくく感じるかもしれません。ポイントは、上体を前屈みにしながら肘を固定して上体を支えること。そうすると自然と股関節にもストレッチが入り、動かしやすくなるはず。気持ちよくできる範囲を探しながら、冷えて滞った体の巡りを取り戻していきましょう。©Oscar Wong/gettyimages筆者情報上村由夏「マナヨガ」代表。20代の頃、ストレス過多で喘息が再発。ヨガセラピーを学び始める。 現在はヨガで重要なエネルギーワークのエッセンスが残る古代ヨガをベースにした 【マナヨガセラピー】をホリスティックな視点で体系化し全国を出張しながらレッスンをしている。 2023年より植物療法とヨガセラピーを組み合わせ「心と体と性化学」講座として 女性の体の整え方、フェムケア、セクソロジーに特化した講座を開講。文/上村由夏
2023年08月03日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、夏の赤ちゃんの服装について教えてくれました。これって薄着?着させすぎなの?と暑い夏場の赤ちゃんの服装選びに迷ってしまうママ必見です!夏の暑い季節、赤ちゃんの服装についての相談がママたちから多く寄せられます。薄着にしていると、祖父母より「そんなに薄着させて……」と注意されたというママも多いです。そこで今回は、赤ちゃんの夏の服装のポイントをお話しします。 夏の部屋着、肌着一枚でOK?夏の暑い時期は、短肌着か長肌着、コンビ肌着一枚で十分です。暑い時期は、紙オムツは蒸れてかなり熱がこもります。新生児や月齢が低い赤ちゃんは、身体の部分を紙おむつが大きく覆っていることになるので洋服は薄着で過ごすようにしましょう。 しかし、夏はエアコン使用していると寒くなってしまう場合もあります。室温が下がりすぎないようにしたり、新生児や月齢が浅い時期はバスタオルやガーゼお包みなどをかけたり包んで調整しましょう。活動が増えてくる月齢になったら、薄手のレッグウォーマーなどで太ももや足部分をカバーしましょう。 肌着は綿素材がおすすめですが、その他にもメッシュ素材などもおすすめです。赤ちゃんが暑がるかな?と思い、ついつい袖なしタイプの肌着を選びがちですが、脇の汗を吸収するために、肌着は袖があるものを選ぶようにしましょう。また、背中の汗を吸収するための背当てガーゼや普通のガーゼを入れておくと、ガーゼを引き抜くだけで肌がサラサラな状態で過ごすことができますよ。 スタイは蒸れに要注意ヨダレが出る時期には、襟元が濡れて着替えが増えてしまうこともあり、スタイを使用すると便利です。しかし、暑い時期のスタイの使用はよだれや汗で雑菌が発生しやすくなったり、首元が蒸れて暑くなりやすくなります。首や胸元の汗疹などの原因になることもあるんです。 小さめのタオル素材のスタイにしたり、こまめに交換するなどの対策を行い、気をつけていきましょう。 抱っこ移動の場合の服装抱っこ紐での外出は、ママと接しているお腹や胸部分は汗びっしょりになってしまうことも。抱っこ紐の布の部分もかなり熱がこもります。夏用のメッシュ素材などのものもあるので、汗っかきの赤ちゃんやママ・パパの場合は検討しても良いかもしれません。背当ての部分にポケットなどある場合は、アイスノンなどを入れるのもおすすめです。 また、赤ちゃんと接する部分にガーゼハンカチや薄手のハンカチタオルなどを入れておくと汗を吸ってくれて抱っこ紐から下ろした後も快適です。 外出時の服装は薄着にすることがポイントですが、汗を吸ってもらうためにも肌着は着せるようにしましょう。抱っこ紐から出ている足は、建物内など空調が強くきいていて肌寒い場合は、ガーゼのおくるみやレッグォーマーなどでカバーしましょう。 まとめ夏は服装によっては暑くなりすぎて、汗をたくさんかいてしまい、汗疹やかぶれなどの肌トラブルの原因となることもあります。ポイントを押さえて、快適に過ごせると良いですね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2023年06月22日軽やかに、おしゃれに夏だって冷え対策。足元をちゃんと温めてこの夏は冷え対策します。「毎日の服選びで大切にしていることは、テンションが上がるかどうか。ずっと体に触れているものだから、着心地の良さや動きやすさはもちろん大前提なのですが、気分が上がらない服をうっかり着て出かけた日は、窓に映る自分を見るのも嫌で。早く帰りたくなっちゃう。服次第で、一日のやる気が変わってきてしまうかも(笑)」そう語るのは、モデルとしてだけでなく、俳優業でも注目を集める中島侑香さん。服は「日常を生き抜く戦闘服」のようなところがあるという。「小中高はずっとフィギュアスケートをしていて、ほとんどジャージしか着ていなくて。でも、自由におしゃれを楽しめる今、服は自己表現するためには欠かせないものだし、それは、メンタル的にも自分を守ってくれるんだと感じています」そんな中島さんが今回の撮影で気になった装いは、サスペンダー付きのゆったりパンツの足元にレッグウォーマーをつけて、グルカサンダルを組み合わせたコーディネート。「すごく冷え症なんですが、夏は裸足でサンダルを履いていて。でも、レッグウォーマーをつけるだけで暖かいし、ペディキュアも楽しめるし、コーディネートのアクセントにもなって新鮮でした。ワンピースにも合いそうですし、今年の夏は、ぜひ個人的にも取り入れてみたいと思います」温め効果と抜け感を叶えるレッグウォーマーが新鮮。シャツ+サスペンダーパンツのメンズライクな装いの足元は、今夏人気のグルカサンダルとクシュクシュッとたるませたレッグウォーマーで。ほどよく肌が見える抜け感がありつつも、足首をしっかり温めているので足元は冷え知らず。レッグウォーマーは洋服の色みと合わせることが、洗練された感じにまとめるコツ。レッグウォーマー¥2,640(タビオレッグラボ/タビオ TEL:0120・315・924)シャツ¥14,300(ドレステリア/ドレステリア 渋谷スクランブルスクエア店 TEL:03・6419・7115)サスペンダー付きパンツ¥42,900(カレンテージ/メルローズ TEL:03・6682・0054)シューズ¥18,920(マーガレット ハウエル アイデア/モーダ・クレア TEL:03・3875・7050)着こなしのスパイスにも温度調節にもストールが活躍。シルクの大判ストールは、薄手でも保温性は抜群。いろんなアレンジが利くアイテムなので、ネイビーなどの合わせやすいベーシックカラーは、一枚持っていると何かと役立ちそう。シルクストール¥19,800(ヴェリテクール TEL:092・753・7559)サロペット¥28,600(ジャーナル スタンダード ラックス)Tシャツ¥7,700(アーメン) 共にジャーナル スタンダード ラックス 表参道店 TEL:03・6418・0900最高級のメリノウールを使った薄手のストールは、かさばらずに夏でも重宝。上品な色合いのチェックは、ベーシックな着こなしのアクセントにも。ストール 各¥23,100(ジョンストンズ オブ エルガン/ブリティッシュメイド 銀座店 TEL:03・6263・9955)ソックス×サンダルで足元をあったかく。ふんわりシルエットのワンピースの足元は、白いスポーツサンダルとカラフルな配色のソックスでコーディネート。ソックスは内側に和紙100%糸、外側に吸水速乾性の高い糸を使用。ソックス¥2,200(ホイサム TEL:070・3791・3529)サンダル¥5,490(リーボック)ワンピース¥72,600(ハノー ウェーゼル/ジャーナル スタンダード ラックス 表参道店)イヤリング¥16,500(タマス/タマス青山店 TEL:03・6674・8583)その他はスタイリスト私物左・ウールの厚手ソックスは、鮮やかなロイヤルブルーで爽やかに。ソックス¥3,080(ホイサム)右・歩きやすくて疲れにくい足袋タイプ。トングサンダルに合わせてもいい。ソックス¥2,420(アップサイクルリノベーシック/ネストローブ 渋谷店 TEL:03・6416・3771)なかしま・ゆうか1999年1月19日生まれ、愛知県出身。ファッション誌を中心にモデルとして活躍し、CM・MVへも多数出演。近頃は俳優として映画やドラマにも意欲的で、現在、フジテレビ系ドラマ『あなたがしてくれなくても』(毎週木曜22時~)に出演中。※『anan』2023年6月21日号より。写真・石田祥平(Blue‐ly)スタイリスト・山本香織(+chip)ヘア&メイク・KOMAKI(nomadica)構成、文・野尻和代(by anan編集部)
2023年06月16日若いころは体の冷えを感じることはあまりなく、冬でも厚着は苦手だなと感じていました。友人から「薄着で元気だね」と言われるほど寒さを感じていなかったのですが、30代後半から手足だけでなく、体全体が冷たくて仕方がないように。特に、今年の冬は何をしても冷え過ぎてつらく感じました。少しでも改善すればと思い、私がおこなった対策を紹介します。★関連記事:腹八分食べで冷え解消!血流を良くしてぽかぽかになる食べ方とは?【医師解説】しょうがやシナモンで冷え性対策寒い時季は外出してもトイレばかり気になっていました。冷えだけが原因ではないのかもしれませんが、自分のトイレの頻度が多過ぎて冷えは困ると感じていました。そこでパート先の先輩ママから、毎日の料理にしょうがを多用すると良いと教わり、試すことに。しょうがを細切りやみじん切りにして冷凍庫で保存。毎日の食事、例えば炒め物や煮物にもしょうがを入れてみました。わが家の子どもたちはこまかく刻んでもしょうがが入っていると、敏感に察知してしまいます。でもすりおろしたしょうがなら、味噌汁や肉団子に入れても誰も気付きません。そこで料理にはすりおろしたしょうがをメインに使うことにしました。また、体を冷やすというコーヒーは控えめにして、しょうが湯やしょうが紅茶を飲むように心掛けました。ネット情報によると、冷え性の人は、生よりも乾燥・加熱したしょうがのほうが良いようです。しょうがとは関係ないのですが、パートに行く日は、保温できる水筒に牛乳で紅茶を煮出したチャイを入れていくのがマイブーム。少しの砂糖とシナモンを入れると、寒い職場でも体が温まり、スパイスの香りとほんのりした甘味で疲れた心と体をリセットできる気がします。機能性インナーを買い替えてみた私は子どもの習い事や幼稚園の送迎時に、真冬でも何時間も外で過ごすことがあります。防寒対策として、自分の手持ちの服のうち一番暖かい服を組み合わせたり、何枚も重ね着したりするのですが、それでも寒いのです。若いママたちを見ると、気温が低くてもそこまで寒そうでもなく、着膨れもしていません。もしかしてインナーが違うのかもしれないと思い、ユニクロのヒートテックの中でも、さらに暖かそうな「極暖」のインナーを初めて購入してみました。たしかに今まで長年着ていたものとは各段に違って暖かくなりました。機能性インナーを上下に着こみ、インナーダウンも着用。冷えは足元から来るので靴下を2枚重ねて履き、さらに底が厚めの靴を履いて、とにかく手持ちの服で考え得る限り暖かい格好をしてみました。すると耐え難かった真冬の外での活動も少しはマシになったような気がしました。今年は光熱費がびっくりするほど高く、室内で過ごすときも無理ない範囲で節エネルギーを心掛けました。そのため室内でもひんやりすることもありましたが、機能性インナーのおかげで暖房をあまり使わなくても過ごすことができたように思います。筋力不足が原因? ジョギングに挑戦してみた食べ物に多少気をつかっても、機能性インナーを着てもやはり根本的に体の芯が冷えている感は否めませんでした。調べたところ、冷え性タイプには「自律神経の乱れ」と「加齢・筋肉量減少」の2種類があるのだとか。私自身は後者に当てはまると感じました。日ごろの運動習慣がなかったり、不規則な食生活を送ったりしている人は、冷えを感じやすいのだそう。そこで、以前から興味はありつつもなかなか勇気が出なかったジョギングを子どもと一緒に始めてみました。子どものマラソン大会に合わせて月に10回弱、1回につき2km弱走る程度でしたが、必死で何とか走った後は体もぽかぽか、むしろ汗ばむくらいでした。すっかり冷え切っている私にとってこんな寒い時期に汗をかけるなんて、ありがたい経験でした。また走った後はごはんもたくさん食べられました。筋力不足の原因はたんぱく質の摂取不足もあるのだとか。適度な運動と適切な食事は本当に大事だなと痛感しました。マラソン大会後も2週に1回のペースで走っていますが、ただ1人で走った日は本当につらい。自分よりも遅い低年齢の子どもと一緒であれば苦しいながらも、親の責任感からか、なんとか走りきれます。誰かと一緒にする、というのはモチべーションを上げるためにも大事だなと感じました。まとめ若いころは、「薄着で元気だね」と言われていた自分がまさかここまで冷えに悩まされるようになるとは思いませんでした。食生活を意識的に変えたり、衣類を変えたりしましたが、本当に冷えを解消するには体を動かすことなのだろうと思い、運動も取り入れてみました。若いころからジョギングは苦手で、興味はありつつもなかなか挑戦する気になれなかったのですが、子どものマラソン大会をきっかけに一歩前に踏み出せたことがよかったです。他人と比べてしまうと、自分はできてないと思いがちですが、できないなりにもここまで進めたと自分で自分を励まして、ジョギングを続けていければいいなと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/とんかつ(42歳)育児、家事、時々パートに励む40代前半大人女子。今までとは違い疲れがとれにくい、肌荒れがひどいなどの体質の変化が始まり、加齢を実感。これからの人生について模索中。
2023年04月04日45歳のときにスキューバダイビングでかかった減圧症が原因で、体のだるさ、足のしびれ、足の極度の冷えなどの後遺症に悩まされる日々を、半年以上過ごしていました。背中の痛みがひどくて眠れない夜もあり、痛み止めでごまかすこともしばしば。ただ、市販薬では一時的な効果だけで、改善する余地はほぼ皆無。「根本的に体質を改善するしかない」と思い、体質改善に取り組んだ体験談をお話しします。★関連記事:痩せやすい、免疫力UPなど体に良いこといっぱい! 一年中手放せない冷え取りアイテム4選【医師解説】「アーユルヴェーダ―」治療に出合うスキューバダイビングの急浮上が原因で発症した減圧症。海外にいたためすぐに正しい治療ができない環境で、3カ月後に日本に帰国して専門医に見てもらったときにはすでに完治は難しいと診断されました。その後は手足のしびれ、背中の痛み、体全体のだるさなどの後遺症にかなり苦しむ日々に。特にひどかったのが、膝下からの極度の足の冷え。靴下の2枚重ね、足湯、足つぼマッサージ、オフィスではレッグウォーマーで足を温めるなど、あらゆることで冷え対策を試みましたが、根本的な改善にはつながらずもんもんとした日々を過ごしていました。そんなある日、インドに赴任経験のある友人にアーユルヴェーダをすすめられ、知識もないままインド人の治療院の門をたたくことに。初めてのアーユルヴェーダ治療でしたが、診断を受けて「世界最古の伝統医学」の奥深さを知ることになりました。アーユルヴェーダは一般的に知られるオイルマッサージだけでなく、瞑想やヨガ、呼吸法、ハーブを用いた食事療法などを毎日の生活に取り入れることで、心と体の健康を保つ「予防医学」であるとのこと。早速、朝起きてから寝るまでの生活全般を見直すことにしました。毎朝の呼吸法からインド式ケアを実践アーユルヴェーダのドクターから、脈診、生活習慣などの問診を受け、「ヴァータ体質」だと診断。これは疲れがたまりやすく、冷えやすく、体調を崩しやすいという体質で、まさにドンピシャで当てられたネガティブな診断でした。これは小手先の治療ではどうにもならないと覚悟を決め、1回5000円の治療を月4回、3カ月間通い、インド人スタッフの本場のトリートメントを受けました。その後は治療費がかさむことから、通院はやめてセルフケアに切り替え、インド人ドクターから学んだ、基本の呼吸法や体質に合わせた食生活を、自宅でも実践しました。特に効果があったのが、朝の呼吸法。吐く息に意識を向け、吐く息と一緒に心の悩みや不安、体のだるさなどを体の外に出すようにイメージしながら毎朝実践。体がふわっと温まり、頭がすっきりし、1日を心と体を整えてスタートできるようになりました。また、アーユルヴェーダの初心者向けの本を参考にしながら、マッサージやヨガ、アロマテラピーなどを取り入れた自己流ケアで、体質改善に取り組む日々。結果、薬に頼らない治療法で手足のしびれ、背中の痛み、体全体のだるさなどが少しずつ改善され、改めて自然治癒力を高めるアーユルヴェーダのすごさを実感できました。冷え性に効果のある朝の一杯アーユルヴェーダのドクターに、体質改善にすすめられた朝の一杯。ターメリック(ウコン)、しょうが、フェネグリーク(インド香辛料)、黒糖を小さじ1杯ずつティーカップ一杯のお湯で溶いて飲むこと。飲み始めたばかりは、特に体調の変化は見られませんでしたが、3年近く飲み続けているうちに、確実に冷え性は改善されました。今は、手に入りやすいターメリックと自家製ショウガパウダーを毎朝の一杯に取り入れています。8年飲み続けていますが、薬ではなく食品なので体に負担がなく、手軽にスーパーで手に入るため、無理なく継続できる冷え性対策としてかなり良いと思いました。その他、大好きだったコーヒーは体を冷やすとドクターに忠告されたため、1日1杯までにセーブし、その代わりに紅茶やカフェインレスのお茶を飲むように心がけたのも、冷え性改善に役立ったと実感しています。まとめ年を重ねるごとに、なるべく薬に頼らない生活を心がけるようになりました。もちろん、即効性のある市販薬や医者に処方された薬を服用することはありますが、長い目で見た場合、どうしても薬を飲み続けることに抵抗を感じてしまいます。アラフィフになり、体調管理の大切さや健康のありがた味を身に染みてわかるこのごろ。インド式治療を通して、生活習慣や食生活に少しの工夫を取り入れることで、自然治癒力を高められ、心身ともに豊かな生活を送れることを身をもって体感しています。これからも、体の声になるべく寄り添い、体に負担のかからないケアを実践していこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/いずみ(53歳)独身。コロナ禍を機に、人生における健康の大事さを実感し、里山に移住し田舎暮らしを楽しんでいる。
2023年02月23日私は更年期症状が軽く、体調不良もほとんど起こらなかったものの、1つだけ悩まされたことがあります。それは夜になると氷のように足先が冷たくなるほど、体が冷えることでした。足先が冷えると眠れなくなるので靴下の重ねばきはもちろん、会社のデスク下に小型のヒーターを置くなどの対策もおこなっていました。それでも冬になると足先が冷たくて、靴下をはいて寝てもなかなか温まらずに困り果てていたのです。そんな私の冷え対策について紹介します。★関連記事:「体が冷えていると痩せにくい?」冷えを改善する温活で9kg体重減少に成功!【体験談】冷えの原因を探すと更年期になるまでは湯船に浸かって布団に入れば、足先が冷たくなることなどありませんでした。しかし更年期を迎えてからは入浴して上半身は温まっても、足先がすぐに冷えてしまうことに気付いたのです。なぜ更年期になって足先の冷えを感じやすくなったのかを調べると、女性ホルモンの分泌量の減少により、自律神経が乱れて血行不良が起こることがわかりました。これまでと同じ生活では冷えが改善されないとわかり、対策することにしたのです。ストレッチと筋トレの習慣化足先が冷えるのは自律神経の乱れによる血行不良以外にも、加齢で血流が悪くなっていることも原因なのではないかと思いました。足先はもともと血流が悪い部位である上に、加齢とともに筋肉量が低下して血液循環が悪くなっていることも冷えの原因と予想できます。そこで私は日常生活の中で、毎日必ず運動する習慣をつけると決めたのです。YouTubeをチェックして5分以内でできるリンパマッサージを兼ねたストレッチと、簡単な筋トレメニューの動画を探し、まずは毎朝おこなってみることにしました。最初は長く感じた5分のストレッチも慣れてくると物足りなくなるので、気分に合わせてダンスエクササイズを取り入れるなど、運動を継続するためのモチベーションをあげるよう意識しました。また毎日必ずおこなわなければならないと思うと億劫(おっくう)になるので、「2日続けてはさぼらない」「朝できなかったときは寝る前に軽くストレッチする」などのマイルールを作って無理のないように実践しました。食生活にもちょっとした工夫をもともと私には朝起きるとまず歯磨きをして、コップ1杯の水を飲む習慣がありました。しかし冷えを改善するにあたり、朝イチで飲むものを水から白湯に変えたのです。マグカップ1杯の白湯を飲んでからストレッチすると、汗をかき始めるまでの時間が短くなりました。またお味噌汁を飲む際には粉末のしょうがパウダーを溶かす、生野菜を避けて蒸し野菜を食べる、ペットボトル飲料をやめて小豆茶や黒豆茶を入れて飲むことを徹底したのです。1カ月ほど続けたところ、足先が冷たくて寒いと感じる機会が少なくなっていました。まとめ生活や食事の習慣を見直すだけでなく、入浴後も寝る直前まで靴下をはいたままにして足を冷やさないようにしています。それ以外にも血流が悪くならないよう足首と手首を締め付ける衣類は着ないなどの工夫も継続しています。湯たんぽを使用すると夜中に寝汗で目覚めてしまうので、寝る直前に布団の中で靴下を脱げる温かさにしてから寝ることが自分にとってのベストな方法であることもわかりました。今後も運動や食事にも気を付けながら、万病のもとである冷え対策をしっかりおこなっていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。著者/サトウユカコ広告制作プロダクションで、プランナーやディレクター、ライターを兼務。双子を含めた4人の子どもがいる。小学校教諭、幼稚園教諭の資格を持っている。
2023年02月03日20代のころから冷え性で、特に足先の冷えに悩んでいました。年を重ねるごとに冷え症が悪化していき、40歳となった今では真夏でも足先に冷えを感じることがあるほどです。改善しようと冷え性に効くというストレッチやマッサージなどを試しはするものの、時間が取れなかったり面倒になったりと、なかなか続けることができずにいました。そんなときに冷え性に効果的という「足指じゃんけん」を知りました。「足指じゃんけん」をおこなってみた体験談を紹介します。★関連記事:更年期になって冷えが悪化!受診は必要?対策は?【更年期の基礎知識7】冷たい足先…冷え性をなんとかしたい!冷え性の原因や改善方法をネットでいろいろ調べてみたところ、運動不足になると血流が悪くなり、冷え性が悪化するようでした。運動不足が悪いのはなんとなくわかっていたのだけれど、私の場合、面倒な運動だと続きません。どうにか簡単に運動する方法はないものかとさらに検索を続け、「足指じゃんけん」を見つけたのです。足指じゃんけんは、すべての足指を丸めてグー、親指だけを持ち上げほかの指を下げてチョキ、すべての足指を広げてパーを作ります。普段、あまり動かすことのない形に足指を動かすことで血流が良くなり、足の冷えの軽減につながるということでした。足指を動かすことによって、ふくらはぎも同時に動くため、足のむくみ解消にも効果が期待できるそうです。また、足指を広げるアイテムである「足指セパレーター」を使用することでも冷え性やむくみの改善といった、足指じゃんけんと同様の効果があるということでした。これなら、今まで挫折してきた冷え性改善の方法と違い、隙間時間に簡単にできそうな気がしたため、足指じゃんけんと足指セパレーターで足指を動かすことにしてみました。足指じゃんけんと足指セパレーターを実践調べたところによると、足指じゃんけんのグー・チョキ・パーの動きがスムーズにできないと、足裏の筋力が低下しているそうです。実際におこなってみると、思っている以上に足指が動かず、足裏の筋力の低下を実感しました。このグー・チョキ・パーの動きを1セットとして、毎日10回おこないました。足指を広げる足指セパレーターは100均で購入しました。装着すると、しっかりと足指を開くことができて、イタ気持ち良い感覚がたまりません! しかし、あまり長時間使用すると靭帯を傷つけてしまう恐れがあるということなので、大体10分程度の使用にとどめています。足指セパレーターを使用することで、縮こまっていた足指がほぐれていくように感じました。足先がポカポカ!むくみへの効果も実感1日の中で決まった時間は作らず、椅子に座ってテレビやスマホを見たりするときに、まず足指をほぐすために足指セパレーターを使用してから、足指じゃんけんをおこなうようにしました。すると、1週間ほどで足指の動きがとてもスムーズになり、足裏の筋力もアップしているような気がしてとてもうれしくなりました。足指セパレーターを使ってから足指じゃんけんをおこなったあとは、足先がほんのりと温かくなり、血行が良くなったように感じました。たくさん歩いた日の夕方以降はいつも足のむくみがひどいのですが、足指を動かすことで、足のむくみやだるさの軽減を実感できました。また、日ごろから足指の動きを意識する習慣がついたため、足指に力を入れる歩き方を心がけるようになりました。しっかりと地面を蹴っている感覚があるので、立っているときのバランスが良くなり、少しずつ猫背からシャキっとした姿勢に改善していっているような気がします。まとめ足指じゃんけんを始めたころは、うまくグー・チョキ・パーの形にすることができず、もどかしくなりました。指先に集中しながらおこなっていましたが、慣れてくると自然に足指が動くようになり、いつでもどこでも気が付いたときに実行できるため、気負わず持続できています。いろいろなメリットのある足指じゃんけんと足指セパレーターによる足指ストレッチをこれからも続けていこうと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来 拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。著者/demi(40歳)5歳の娘と夫の三人暮らしの主婦。お笑いが大好きで、思いきり笑うことがストレス発散になっている。
2022年12月01日寒さが日ごとに厳しくなる季節。肩こり、肌荒れをはじめ“冷え”からくるトラブルに悩む人が増えてくる。特に今年はいつまでも暑いと思っていたら、途端に冷え込む日があるなど、「寒暖差に体が追いつかない」と、悲鳴を上げる人も多い。「東洋医学では、血のめぐりが悪くなった状態を瘀血(おけつ)といいます。瘀血が続くと、冷えや肩こりだけでなく、肌の状態も悪化します。『顔色がよくない』と感じたら、それは体が冷えて、毛細血管が衰えているサイン。すぐに体の中から温めることが大切です」そう語るのは、薬剤師・国際中医師の大久保愛先生だ。大久保先生は、日本人で初めて国際中医美容師の資格を取得、漢方カウンセラーとして、年間2千人以上に体質改善のアドバイスを行っている。「毛細血管の衰えを放置してはいけません。人間の体に張りめぐらされている血管のうち、約9割が毛細血管です。血管には全身のすみずみまで血液をめぐらせ、酸素や栄養、免疫物質、ホルモンなどを届ける通路の役割があります。また、毛細血管は『壁細胞』と『内皮細胞』の二層になっています。加齢とともに毛細血管が老化すると、この二層の間に隙間ができて、リンパ管が水分や老廃物を回収できなくなり、血流も低下します。それらが血管外に漏れ出てしまうと、むくみやくすみの原因になるのです」(大久保先生・以下同)毛細血管を鍛えるのに効率的なのは、食生活を工夫すること。大久保先生がいま注目している食材が、“冬の万能薬”といわれるシナモンだ。「漢方医学では、桂の幹や枝の樹皮を桂枝、桂皮と呼び、生薬として活用しています。これらには抗酸化作用や、消化を促進して胃腸を健康にするはたらきのほか、血液の流れを改善させる作用があるとされています。そして、最近注目されているシナモンの香り成分が『シンナムアルデヒド』。これは内皮細胞にあるTie2(タイツー)というタンパク質を活性化させ、毛細血管の間にできた隙間を接着し、修復させます。すなわち、毛細血管を強化し、若返らせ、細胞の老化を防いでくれるのです」シナモンを摂取してから2〜3時間でタンパク質のTie2が活性化してくるという。継続して取り続けることが大切だ。シナモンを取るには、パウダー状のものやスティックを飲み物に入れて香りを楽しむなどの方法があるが、大久保先生がすすめているのは、シナモンスティックをオリーブオイルにつける「シナモンオイル」。アンチエイジング効果のあるポリフェノールとビタミンEを多く含むオリーブオイルにつけることで、シナモンとの相乗効果が生まれるのだとか。それをコーヒーや紅茶など温かい飲み物に入れたり、果物にかけたりして毎日の食生活に取り入れるだけ。「シナモンオイルは幅広い飲み物、食べ物との相性がいいので、上手に習慣づければすぐに体の中から変化が表れてきますよ」作り方はとっても簡単。清潔な保存瓶にスティックタイプのシナモンを10本入れて、オリーブオイル100〜150ml程度を注ぐだけ。密閉した状態で日が当たらない場所で保存する。常温で2週間ほど置いたら使えるようになるという。オリーブオイルが少なくなったら、そのつどつぎ足してもOK。3カ月程度は使えるという。「シナモンスティックには大きく『セイロンシナモン』と『カシアシナモン』の2種類があり、カシアは過剰に取ると肝臓にダメージを与える可能性があるクマリンという物質を多く含んでいます。購入の際にはパッケージに書かれている原材料を確認して、クマリンの含有量の低いセイロンを選びましょう」食べるだけでなく、肌に塗ってマッサージに活用しても血管の若返りにつながるという。肌に使う際には、必ずパッチテストを行って、異常が出ないか確認しよう。これから迎える冬本番。シナモンオイルを毎日の習慣に加えて、冷え知らずで過ごそう!
2022年11月21日美容に関心の高い女性が集まるanan Beauty+clubのメンバー約100人に「冷え対策」についてアンケートを実施。「冷え性じゃない」と回答したメンバーが習慣にしていること、部屋別(お風呂場、寝室、リビング)での具体的な冷え対策も聞いています。本格的に寒くなるこれからの季節に、ぜひ参考にしてみてくださいね!女性約100人に聞いた「冷え対策」すっかり気温が低くなり、手足に冷たさを感じている人も多いよう。anan Beauty+clubのメンバー約100人に聞いた「冷え対策」はどんなものがあるのでしょうか。まずは、こちらの質問から。Q.あなたは冷え性ですか?NOと回答した方、どのような習慣がそのようにさせていると思いますか?「以前は冷え性の火照りタイプでしたが、姿勢を改善して体幹が整ったおかげで、動くとすぐに温まるカラダになりました。膣トレも効果ありです!すぐにお腹の奥からポカポカになります」(46歳・自営業)「なぜかわからないのですが、体温がここ10年くらいで1度くらい上がっていて、あまり冷えは感じないです。もしかしたらと思うのは、たばこをやめたのと自炊が増えたことが関係あるかもしれません」(35歳・会社員)「週一のパーソナルジムを始めてから血流が改善されたのか冷え性がなおりました!」(30歳・専門職)anan Beauty+clubのメンバーに「あなたは冷え性ですか?」と聞くと、7割以上が「YES」と回答。「NO」と回答したメンバーに事情を聞いてみると「姿勢改善」「膣トレ」「禁煙」「自炊」「ジム通い」を習慣にしていることがわかりました。現在冷え性だと感じている人は、血流が良くなると手足の末端まで温かくなるので、まずは毎日入浴することを習慣にして、意識的にカラダを内側から温めるとよいですよ!Q.寝室では、どんな冷え対策しますか?次に、寝室でどんな冷え対策をしているかアンケート。「もこもこのシーツカバーに毛布、羽毛で寝ます」(30歳・公務員)「Nウォームの毛布をかける」(34歳・会社員)「小豆カイロをレンジでチンして、仙骨にあてたり、お腹にあてて寝ます。腹巻もします」(46歳・自営業)「ブランケットも出しておく」(25歳・会社員)「羽毛布団」(34歳・会社員)「加湿器」(32歳・会社員)「電気式毛布を使う」(34歳・会社員)「冬布団、ゆたんぽ、電気布団」(32歳・無職)「年中羽毛布団を使っているので変化なし。場合によっては電気毛布も使いたいけど、産後は使っていない」(29歳・主婦)「毛布」(34歳・会社員)「毛布を敷く用、かける用と、2枚使いしています!」(30歳・会社員)冷え対策として使用している寝具は、毛布、電気毛布、ゆたんぽ等が好まれています。レンジで温めて使う「小豆カイロ」は、繰り返し使えて環境にも良く、徐々に温度が下がるので布団のなかに置いたままでもOKだから使い勝手もよし。お部屋が寒かったり、カラダが冷えたままではなかなか寝つけないのでぜひ参考に!Q.お風呂・脱衣所ではどんな冷え対策をしていますか?次に、「お風呂・脱衣所」での冷え対策を調査。お風呂場・脱衣所で感じる寒さは一瞬だとしても、けっこうストレスですよね……。anan Beauty+clubのメンバーはどんな対策してるの!?「お風呂場は、先に暖房を30分くらいつけてから入っています!」(30歳・公務員)「我慢してます(笑)。ケチって浴室暖房入れなかったので震えてます(笑)。強いて言えばお風呂を沸かすときに、蓋をあえて開けておいて、お風呂内を暖めておいています」(35歳・専門職)「脱衣所はヒーターをいれます。浴室は入る前にシャワーを先に出して空間を暖めます」(46歳・自営業)「脱衣所にヒーター設置」(30歳・専門職)「我慢してます(笑)」というリアルな回答もありましたが、入浴後は、せっかくカラダが温まっているので温度差で風邪をひかないようにすぐ部屋着を着るなど対策するのをおすすめします!Q.リビングではどんな冷え対策をしていますか?最後に、リビングでの冷え対策を調査。「夫婦2人が1日一緒にいる場合は床暖をつけています」(35歳・専門職)「気温15℃くらいからは床暖房ON。一度つけたら冬が終わるまでつけっぱなしで、+加湿器でより暖かく感じます。エアコンは乾燥が気になるので基本的に使わないです」(30歳・専門職)「エアコンと床暖房を使う」(29歳・主婦)「エアコンのみです」(30歳・公務員)「こたつを使っています」(34歳・会社員)「こたつがあるので食事はダイニングテーブルではなくこたつで食べるようにしています!」(30歳・会社員)「加湿器とエアコンとハロゲンヒーターをつける。テレワーク中は足をブランケットで包む」(34歳・会社員)「犬もいるので24時間暖房をつけています」(34歳・会社員)「暖房とサーキュレーター」(32歳・会社員)リビングでの冷え対策は「床暖房」と「エアコン(暖房)」を使っているという回答が多数。女性は手足の末端が冷えやすいので、床暖房やエアコンでも暖まらなかった場合温度を上げるよりも、ピンポイントでブランケットでくるむなど対策すると即効性があるのと、電気代節約にも良いです。以上がアンケート結果でした。会社でも自宅でのリモートワークでも、部屋が寒かったり、手足が寒いとなかなか集中できないので、仕事の効率を考えても冷え対策は重要。この記事を参考に、快適な環境を目指してみてくださいね!(C)ayakono/Getty Images文・玉絵ゆきの
2022年10月30日女性は体の中で熱を作る筋肉量が少ないため、手足の冷えを感じやすいことは看護師の知識として知っていました。私も20〜30代から手足の冷えやすさは感じており、特に冬は一旦手足が冷えると数時間寝付けないこともざらでした。でも、困ったのが40歳を過ぎてからの冷えです。今までのように手足を温めるだけでは、なかなか解消されなくなったのです。今回は私がプレ更年期から感じた手足の冷え対策についてご紹介します。★関連記事:更年期になって冷えが悪化!受診は必要?対策は?【更年期の基礎知識7】手足の冷えがずっと続く「手足の冷えが強くなったかも……」と気付いたのはちょうど40歳を過ぎたころです。当時は病院に勤務していましたが、特に病棟の廊下が冷える冬場はちょっと廊下で患者さんと話すだけでも、手足が冷たくなりました。その後すぐにパソコンで記録を入力しようとしても、手がかじかんでしまい、なかなか仕事がはかどりません。またひんやり冷えた手で患者さんの検温をするのも気が引けてしまいます。そのため、いつも白衣のポケットに使い捨てカイロを入れて仕事をするようになったくらいです。足裏にもカイロを貼って対策をしてみましたが、手足の芯まで温かくなることはありませんでした。手足の冷えが続いて困ったこと40歳からの手足の冷えが強くなってから一番困ったのが夜の睡眠です。手足が一度冷え切ってしまうと睡眠に入るまでどうしても時間がかかってしまうのです。「明日は仕事があるから早く寝よう」と思って布団に入りますが、手足を温めようとゴロゴロしているうちに、気付いたら1時間経過していたことも。特に寒い季節はそんなことが続くと、次第に睡眠時間が不足していき、仕事の集中力も落ちることもありました。とりあえずこれではいけないと思い、寝る前に入浴し体を温める、電気毛布を使うなどで対処してきました。手足の冷えを和らげるための対策プレ更年期の1つに手足の冷えが強くなることがあるのを知ったのは、あるサイトを検索したときでした。看護師なので年齢による心身の変化は知っていたつもりだったのに、プレ更年期があることや、そこで見られる症状に自分が当てはまることに全然考えが及んでいませんでした。手足の冷えが強くなったのはプレ更年期の1つの症状かもしれないと思ってからは、手足の冷えを和らげる対策として何が一番有効なのかを考えました。その結果、私は運動する時間を増やし筋肉量を増やすことに。筋肉は熱を作るので、単純に体に付く筋肉量が多くなれば代謝も良くなって熱を作り、体を温めることにもつながると考えました。気軽にできる運動はないかと考えて始めたのが、朝のウォーキングです。これまで運動の習慣はあまりなかったのですが、初めは15分からスタートし、それから少しずつ時間を伸ばして今では1時間程度のウォーキングを毎日続けています。半年もたったころでしょうか。毎日のウォーキングのおかげで次第に体全体が引き締まり、足腰を中心に筋肉が付いてきたのを実感するようになりました。これまでは、日中どうしても手足が温まらないときは、熱めのお湯を入れた洗面器に手足を入れて温める「足浴」や「手浴」をして冷えを解消していたこともありました。しかし、運動を始めて筋力が付いてくると、カイロや手袋などを使ってちょっと温めさえすれば、それほど冷えは続かなくなりました。まとめ「手足の冷えはいつものことだから」と思って放置していたら、ますます冷えは強くなりそのまま更年期に入っていったと思います。手足の冷えはプレ更年期の1つと捉えて早めに対処したからこそ、運動の習慣も身につき、その結果筋肉が付いて手足の冷えもだいぶ治ってきたのだと実感しています。これからも更年期に備えて、できる限り対策は取っていきたいと思います。※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。監修/粒来拓先生(よしかた産婦人科分院綱島女性クリニック院長)日本産科婦人科学会 専門医・指導医。日本女性医学学会 女性ヘルスケア認定医・指導医。日本女性心身医学会 認定医。患者一人ひとりの症状と考え方に寄り添い、サポートしている。著者/ゆき(41歳)40代に入りイライラすることが多くなったことで、プレ更年期を感じ始めた。現在は、看護師の経験をもとにプレ更年期の対処法を模索中。
2022年10月27日暦が変わっていよいよ秋。これからは冷えが気になる季節がやってきます。日頃のおやつも、冷え対策を意識して選びたいですよね。医師によると、人気のおやつの筆頭に上るチョコレートには冷え改善が期待できるそう!また、編集部が独自に選んだ、女性の健康に嬉しい新チョコレートも3つご紹介します。この秋はチョコレートと豆乳で冷え予防!いよいよ秋冬シーズンが到来。これからどんどん涼しくなっていくなか、毎年のように、冷えに悩まされる女性も多く、今年も早々に不安を感じているかもしれません。そんないまこそ、おやつから冷え予防をしてみては?おやつの中でも、特に人気なのがチョコレート。大好きな人も多いはず。今回は、「イシハラクリニック」副院長で、漢方医学や冷え対策に詳しい石原新菜さんに、チョコレートを使った冷え対策のポイントを教えていただきました。石原さんいわく、チョコレートは冷え改善の効果が期待できるそうなのです。石原さんチョコレートに含まれるカカオポリフェノールには、血流を良くし、手足などの冷えを改善する働きがあります。女性には冷えで悩んでいる方が多いのでおすすめです。ーーそしてチョコレートを食べるときのドリンクとしてよく飲むのがお茶や牛乳ですが、豆乳もおすすめだそう。石原さん豆乳に含まれるタンパク質は、筋肉をつくる栄養素なので代謝アップに関わり、冷えを改善する働きがあります。体温の約40%は筋肉から作られているので、秋冬の冷え対策には筋肉量を少し増やすこと、そして維持することが大切です。豆乳のタンパク質は、タンパク質の栄養価を評価するアミノ酸スコアで満点の「100」※とされていますので、筋肉量アップを期待できます。運動を取り入れながら、豆乳のタンパク質で筋肉量を増やして、冷え改善につなげていけるとよいですね。※日本食品標準成分表2015年版(七訂) アミノ酸成分表編ーーチョコレートと豆乳を両方摂れば、冷え対策としてより良いということですね。石原さん豆乳には、他にも女性に嬉しい効果があります。豆乳に含まれる大豆イソフラボンには女性ホルモンと似たような働きがあり、30代から徐々に低下してくる女性ホルモンをサポートし、ホルモンバランスを整える効果や美肌効果、骨を丈夫にし、骨粗しょう症を予防する効果も期待できます。ーーそうと聞けば、この秋冬は、上手にチョコレートと豆乳を取り入れたいですね。3つの最新チョコレートもチェック!ーー秋口のおやつには、ぜひ豆乳と共にチョコレートをいただきましょう。というわけで、女性に嬉しい新しいチョコレート商品が、続々登場しているんですよ!編集部が独自に選んだ、3つの注目の健康志向のチョコレートをご紹介します。1.豆乳たっぷり!健康と美味しさを追求したチョコレートカバヤ食品「SOY de Chocolat(ソイ・デ・ショコラ)」オープン価格2022年9月27日に発売予定の、カバヤ食品による新チョコレートブランド。チョコレートと豆乳を組み合わせることで、美味しさと健康を両立させています。乳原料をまるごと豆乳に置き換え、たっぷり使っているのが一番の特徴。豆乳のイソフラボンや植物性たんぱく質などの栄養価も高くヘルシー飲料として知られる点に着目したそう。今後、チョコレートのトレンドとして注目されるプラントベースをいち早く実現しています。何度も試行錯誤し、豆乳が好きな人も、豆乳になじみがない人も、どちらも美味しいと思う絶妙な豆乳感を楽しめる味わいに。豆乳×チョコレート、名コンビの味わいと共に健康面でもぜひ試してみたいですね。2.脂肪の質にこだわった新しいチョコレート森永製菓「MCTスタイル<ベイクドショコラ>」¥216(税込)2022年6月に機能性表示食品としてリニューアル発売したこの商品は、MCT(中鎖脂肪酸)オイルを配合し、脂肪の質にこだわったチョコレート。商品に含まれるオクタン酸、デカン酸という中鎖脂肪酸は、BMIが高めの人のウエスト周囲径の減少、体脂肪や内臓脂肪を減らすことが報告されているそうです。MCTオイルは溶けやすく、チョコレートへの加工がむずかしい素材でありながら、同社のベイクド技術により、チョコレートにMCTオイルを高い割合で配合することが可能に。またこの技術により、外側はサクサク、内側はなめらかな二重の食感を楽しめるようにもなっています。食欲の秋ともあって、ヘルシーさを追求したい人にはぴったりのおやつになりそう!3.カルシウムを摂取できるほろ苦チョコレートミツバチプロダクツ「Ca美活 Hanikam Choco(シーエイビカツハニカムチョコ)」¥1,620(税込)女性のイラストが描かれた親しみやすいこのチョコレートは、吸収型カルシウムを配合し、1日5ピース食べるだけで、成人女性(18歳以上)の1日のカルシウム食事摂取推奨量の約1/3を摂取することができるというチョコレート。また白砂糖は使用せず、有機発酵イチゴパウダー、ケストース、きび糖を配合することで、やさしく自然な甘さに仕上げているのもポイントです。シトラス発酵のカカオを使用し、フルーツの風味や香りを感じられる楽しさも。頑張る女性を応援したいという想いから心を込めて一つずつ丁寧に袋詰めているというこの商品。まさに現代女性がひと息つくときにぴったりのおやつといえそうです。ーーこの秋、チョコレートと豆乳は、冷え予防のためにも積極的に取り入れてみたいですね。さらに、女性に嬉しい健康志向のチョコレートも要チェック。生活の中に取り入れながら、ぜひ美しく健康な毎日を目指しましょう。Information教えてくれた人…石原 新菜(いしはら・にいな)さん医師・「イシハラクリニック」副院長。1980年長崎県生まれ。父、石原結實のクリニックで主に漢方医学、自然療法、食事療法により、種々の病気の治療にあたっている。その他、わかりやすい医学解説と、親しみやすい人柄で、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。※本文で紹介しているチョコレート商品は、いずれも医師が推奨するものではありません。また、冷え性改善などの効果が期待できるものではありません。(C)MarianVejcik/Getty Images文・椎原茜
2022年09月12日6月に観測史上初の40度超えなど記録的な猛暑に襲われ、すでに“夏バテ”という人も多いだろう。「現代人の夏バテは、実はエアコンなどによる“冷えバテ”です」そう話すのはテレビなどでも大活躍の医師、石原新菜先生だ。「昔はエアコンもなく暑いための夏バテでしたが、今は〈1〉室内は涼しいのに、〈2〉薄着で、〈3〉冷たいものを多く取る。3つの影響で内臓が冷え、体調不良を起こしているのです」(石原先生・以下同)特に女性は冷え性が多く、低体温の人も多い。「冷房病」「クーラー病」を自覚する人もいる。さらに今年は、急に暑くなったことも体調悪化を加速させている。「通常5〜6月に2週間ほどかけて、体が徐々に暑さに慣れていく『暑熱順化』をするのですが、今年は急激に気温が上昇し、体が暑さに順応できない人がたくさん。そういう人は汗をかきづらく、冷えバテを悪化させてしまいます」多く取った水分を汗などで排出できないと、体の中に水分が滞留し、むくみやすくなる。ほかにも頭痛や耳鳴り、慢性鼻炎の原因にもなるし、血管中の水分量が増えれば、血管にかかる圧が高まり、すなわち高血圧が悪化する。「体を暑さに慣らし、汗をかける体を作らねばなりません」そのためには運動をしたり、シャワーではなく湯船につかって、汗をかく練習が必要だ。「あわせて、しょうがのパワーを活用しましょう。『蒸ししょうがパウダー』がおすすめです」生のしょうがには、ジンゲロールとショウガオールという2つの薬効成分が含まれる。ジンゲロールには頭痛や吐き気を抑えたり、免疫力アップの効果も期待できる。これだけでも相当な薬効だが、もういっぽうのショウガオールは、体内の脂肪や糖質を燃焼させることで、体温を上げ、汗をかきやすくする。さらに、血液をサラサラにして血管を拡張し血行をよくする効果も。抗酸化作用や抗菌、解毒作用とパワーアップした薬効のオンパレード。これを活用しない手はないだろう。「ただ、生のしょうがにはジンゲロールがほとんどで、ショウガオールは少ししか含まれません。でも、蒸ししょうがにすれば、成分が変わってショウガオールが10倍に増えるのです」■しょうがはまるで副作用のない薬10倍とは驚きだが、蒸すのはめんどうでは?「本来は蒸し器で時間をかけて蒸し、天日で乾燥させるのですが、オーブンを使う方法なら蒸すのと乾燥が一度にできて、簡単です」作り方は次のとおり。【蒸ししょうがパウダーの作り方】(1)皮付きのまましょうがを1ミリ幅にスライスする。包丁のほか、スライサーを使ってもいい。(2)80度に設定したオーブンで1時間焼く。蒸し器を使った後に乾かす方法よりも時短になり、効果も○。80度に設定できない場合は、100度前後であればOK。(3)カリカリに乾燥したしょうがを、フードプロセッサーを使って粉状にすれば完成。フードプロセッサーがない場合は、包丁だと硬くて切れないので、すり鉢などで粉状にしよう。「オーブンの時間が過ぎてもカラカラに乾燥しない場合は、加熱時間を10分ずつ延ばしてようすを見たり、ざるなどに並べて自然乾燥してもよいでしょう」蒸ししょうがパウダーにすれば、3カ月保存が可能だ。生のしょうがは傷みやすいが、蒸ししょうがパウダーにすることで食品ロスが減り、節約もできるだろう。「小さな容器に入れて持ち歩けば、外食の際もササッと振りかけて活用できますよ」紅茶などの飲み物や、冷や奴、サラダにもパパッと振りかけて。暑い日には、蒸ししょうがパウダーに黒糖を加え炭酸水で割ったジンジャーエールもおいしい。冷凍チャーハンにひと振りで超簡単健康ランチになるし、豚のしょうが焼きなども生しょうがの代わりに蒸ししょうがパウダーを使えば、すりおろす手間もない。「蒸ししょうがパウダーは加熱時間が長いとせっかくの薬効が減少するので、できあがる直前に振りかけてください」かけるだけ、混ぜるだけの蒸ししょうがパウダー生活。先生のもとにはさまざまな声が届いているそう。50歳の女性は「2週間で血糖値が100以上下がった」といい、56歳の男性は「薬を飲んでも治らなかった高血圧が正常値になった」という。ほかに、「手足のむくみが取れて、冷えが解消した」など、多方面からの反響が絶大だ。「しょうがは古くから“食べる薬”として世界中で重用されてきました。しょうがはたいていの薬と違い、副作用がほとんどありません。いくら食べても大丈夫でしょう」夏はこれからが本番だ。蒸ししょうがパウダーをかけるだけの簡単健康法で、冷えバテを退治して、元気に夏を楽しもう!
2022年08月10日養命酒製造株式会社は、「夏冷え」と「夏の疲れ」というテーマで、インターネット調査を2022年7月1日~7月2日の2日間で行ない、全国の40歳~69歳の男女1,000名の有効回答を回収しました。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)気温が高い夏でもからだや手足に冷えを感じることはないでしょうか。養命酒製造株式会社では、夏冷えの実感や対策、夏冷えと夏の疲れの関係について、実態を探りました。[アンケート総括]【夏の“冷え”実態】◆「夏でもからだが冷えていると感じる」男性では9%、女性では34%◆「夏でも手足が冷たいと感じる」男性では10%、女性では32%全国の40歳~69歳の男女1,000名(全回答者)に、夏の“冷え”の状態について質問しました。まず、全回答者(1,000名)に、夏でも“からだ”が冷えていると感じるか聞いたところ、「感じる」は21.5%となりました。男女別にみると、「感じる」と回答した人の割合は、女性では33.8%と、男性(9.2%)と比べて24.6ポイント高くなりました。女性の3人に1人が、夏でもからだの冷えを感じていることがわかりました。男女・年代別にみると、「感じる」と回答した人の割合は、40代女性(40.1%)が最も高くなりました。次に、夏でも“手足”が冷たいと感じるか聞いたところ、「感じる」は20.7%となりました。男女別にみると、「感じる」と回答した人の割合は、女性では31.8%と、男性(9.6%)と比べて22.2ポイント高くなりました。気温が高い夏でも、手足の冷えを感じている女性は少なくないようです。男女・年代別にみると、「感じる」と回答した人の割合は、40代女性(34.7%)が最も高くなりました。◆女性の40%が“夏冷えさん”、40代女性では48%【夏でも“からだ”が冷えている】【夏でも“手足”が冷たい】のいずれかにおいて「感じる」と回答した人を「夏冷えさん」とし、全回答者(1,000名)について、「夏冷えさん」の割合をみると、26.4%となりました。男女別にみると、「夏冷えさん」の割合は、女性では40.0%と、男性(12.8%)と比べて27.2ポイント高くなりました。男女・年代別にみると、「夏冷えさん」の割合は、40代女性では47.9%と半数近くになりました。40代女性の多くが、夏のからだの冷えや手足の冷えといった“夏冷え”症状を感じている実態が明らかになりました。◆夏にやってしまいがちな生活習慣 TOP2「薄着をする」「入浴はシャワーだけ」“夏冷えさん”の50%が「暑い日は部屋でダラダラ過ごす」と回答暑い夏につい行なってしまいがちな生活習慣が、胃腸不調や血行不良の原因となり、夏冷えにつながることがあります。全回答者(1,000名)に、夏冷えにつながる可能性がある生活習慣を提示し、自身が夏によく行なっているものを聞いたところ、「薄着をする」(62.1%)が最も高くなりました。暑いからと半袖一枚などの薄着で過ごしていると、エアコンの効いた屋内ではからだが冷えてしまうことがあります。次いで高くなったのは、「入浴はシャワーだけにする」(46.9%)、「扇風機やエアコンの風に直接あたる」(44.3%)、「暑い日は部屋でダラダラ過ごす」(40.0%)、「素足でサンダルを履く」(37.9%)でした。夏冷えの状況別にみると、夏冷えさんでは「暑い日は部屋でダラダラ過ごす」が49.6%と、夏冷えさんではない人(36.5%)と比べて13.1ポイント高くなりました。部屋でダラダラしていると運動不足に陥りがちです。適度にからだを動かして筋肉を維持し、血行を良くすることが、からだの冷え改善に効果的とされています。◆夏に温度差で冷えを感じる場所 「スーパー・コンビニ」がダントツビジネスパーソンの5人に1人が、夏に「オフィス」で温度差による冷えを実感夏に、気温の高い屋外とエアコンの効いた屋内を行き来していると、極端な温度差で自律神経が乱れてしまうことがあります。全回答者(1,000名)に、夏に温度差で冷えを感じる場所を聞いたところ、「スーパー・コンビニ」(47.7%)が突出して高くなりました。エアコンや冷蔵商品棚からの冷気で、からだが冷えてしまうと感じる人が多いのではないでしょうか。次いで高くなったのは、「飲食店」(24.0%)、「デパート」(21.6%)、「電車」(16.7%)、「オフィス」(13.0%)でした。男女・年代別にみると、40代女性では「スーパー・コンビニ」(56.3%)、50代女性では「デパート」(28.7%)、60代女性では「美容院・理容院」(12.0%)が他の層と比べて高くなりました。就業状況別にみると、就業者では「オフィス」(19.8%)が5人に1人の割合となりました。◆家族と温度差を感じること「好みのエアコン設定温度」「家計に対する危機感」「物価上昇に対する危機感」がTOP3「好みのエアコン設定温度」「家事分担に対する積極性」では男女差が鮮明に全回答者(1,000名)に、家族と温度差を感じることを聞いたところ、「好みのエアコン設定温度」(30.0%)が最も高くなり、次いで、「家計に対する危機感」(17.8%)、「物価上昇に対する危機感」(13.9%)、「休日のお出かけに対する意気込み」(11.5%)、「好みのお風呂設定温度」(11.4%)となりました。エアコンの設定温度をめぐって、家族間でバトルが勃発しているケースがあるのではないでしょうか。また、家計や物価上昇といったお金の問題に関して、家族との意識の違いを感じる人が多いようです。男女別にみると、「好みのエアコン設定温度」(男性26.4%、女性33.6%)は、男性と比べて女性のほうが7.2ポイント高くなりました。個人差がありますが、一般的に女性は男性よりも熱を生み出す筋肉の量が少なく、冷えを感じやすいといわれています。男性の家族が設定したエアコンの温度では寒いと感じる女性が多いのではないでしょうか。また、「家事分担に対する積極性」(男性6.4%、女性15.8%)は、男性と比べて女性のほうが9.4ポイント高くなりました。夫や子どもなど自分以外の家族に、家事にもっと積極的に関わってほしいと思う女性は少なくないようです。◆行ないたい夏冷え対策 「睡眠をしっかりとる」46%、「冷たいものを摂りすぎない」39%女性では「羽織るものを常備する」が38%全回答者(1,000名)に、夏の冷え対策として行ないたいことを聞いたところ、「睡眠をしっかりとる」(45.7%)が最も高くなり、次いで、「冷たいものを摂りすぎない」(38.5%)、「三食しっかり摂る」(35.7%)、「エアコンの効きすぎる場所は避ける」(34.4%)、「温かいものを食べる・飲む」(26.7%)、「ストレスを溜めない」(26.1%)となりました。睡眠や食生活の面から夏冷え対策をしたいと思う人が多いようです。男女別にみると、「冷たいものを摂りすぎない」(男性27.2%、女性49.8%)、「羽織るものを常備する」(男性8.8%、女性38.2%)は、男性と比べて女性のほうが20ポイント以上高くなりました。女性には、冷たい食べものや飲みものを控えたり、屋内で羽織れるカーディガンなどを持ち歩いたりして、冷えからからだを守りたいと考える人が多いようです。【夏の“疲れ”実態】◆「夏にからだの疲れを感じる」78%、“夏冷えさん”では92%◆「夏にこころの疲れを感じる」42%、“夏冷えさん”では62%夏の“疲れ”の状態について質問しました。全回答者(1,000名)に、夏に“からだ”の疲れを感じるか聞いたところ、「感じる」は77.8%となりました。夏に肉体疲労を感じる人は多いようです。男女別にみると、「感じる」と回答した人の割合は、女性では82.2%と、男性(73.4%)と比べて8.8ポイント高くなりました。夏冷えの状況別にみると、「感じる」と回答した人の割合は、夏冷えさんでは91.7%と9割を超えました。夏冷えさんの大多数が、夏にからだの疲れを感じているとわかりました。夏に“こころ”の疲れを感じるか聞いたところ、「感じる」は42.2%となりました。男女別にみると、「感じる」と回答した人の割合は、女性では46.8%となり、女性の半数近くが、夏のメンタル疲れに悩んでいることが明らかになりました。夏冷えの状況別にみると、「感じる」と回答した人の割合は、夏冷えさんでは62.1%と、夏冷えさんではない人(35.1%)と比べて27.0ポイント高くなりました。夏冷えが、夏のこころの疲れの一因となっているケースがあるかもしれません。◆夏のからだの疲れの原因 1位「炎天下での移動」2位「屋内と屋外の温度差」“夏冷えさん”では「屋内と屋外の温度差」「エアコンによる冷え」が同率1位に夏にからだの疲れを感じる人(778名)に、自身の“からだ”の疲れの原因としてあてはまるものを聞いたところ、「炎天下での移動」(52.6%)が最も高くなりました。強い日差しが照り付ける屋外で動き回り、体力を奪われてぐったりしてしまう人が多いのではないでしょうか。次いで高くなったのは、「屋内と屋外の温度差」(43.6%)、「熱帯夜で寝不足」(35.5%)、「エアコンによる冷え」(32.5%)、「冷たいものの摂りすぎ」(23.8%)でした。男女・年代別にみると、50代男性では「熱帯夜で寝不足」(44.4%)が2位となりました。夜にぐっすり眠れず疲労がとれない人が多いのではないでしょうか。60代女性では「屋内と屋外の温度差」(51.2%)が1位となりました。屋内外の温度差にからだがついていけず疲れてしまう人が多いようです。夏冷えの状況別にみると、夏冷えさんでは「屋内と屋外の温度差」「エアコンによる冷え」(いずれも52.5%)が1位となりました。夏冷えさんの多くは、屋内外の温度差やエアコンによるからだの冷えが肉体疲労の原因になると感じているようです。【夏の冷え・夏の疲れとエンタメ】◆一緒にいるときにエアコンの温度を気にかけてくれそうな有名人芸能人部門1位「綾瀬はるかさん」2位「タモリさん」、女性回答1位は「木村拓哉さん」アスリート部門1位「大谷翔平さん」2位「羽生結弦さん」最後に、“夏の冷え”や“温度差”、“夏の疲れ”をテーマに、イメージに合う芸能人・アスリート・声優・アニメキャラについて質問しました。全回答者(1,000名)に、一緒にいるときに“エアコンの温度を気にかけてくれそうな”芸能人を聞いたところ、1位「綾瀬はるかさん」、2位「タモリさん」、3位「明石家さんまさん」となりました。いつも笑顔で気配り上手なイメージの綾瀬はるかさんや、番組MCとして出演者を気遣う姿が印象的なタモリさん、明石家さんまさんが上位でした。男女別にみると、男性回答では1位「綾瀬はるかさん」、2位「新垣結衣さん」、3位「タモリさん」、女性回答では1位「木村拓哉さん」、2位「タモリさん」「ムロツヨシさん」でした。一緒にいるときに“エアコンの温度を気にかけてくれそうな”アスリートを聞いたところ、プレー以外の場面での紳士的なふるまいが度々話題になる「大谷翔平さん」がダントツでした。続いて、2位「羽生結弦さん」、3位「浅田真央さん」となりました。◆変幻自在の温度差で役柄を演じ分けていると思う有名人芸能人部門1位「大泉洋さん」2位「ムロツヨシさん」3位「菅田将暉さん」声優部門1位「山寺宏一さん」2位「野沢雅子さん」3位「梶裕貴さん」◆夏でも疲れ知らずだと思うアニメキャラ 1位「孫悟空」2位「ドラえもん」3位「ルフィ」全回答者(1,000名)に、変幻自在の温度差で“役柄を演じ分けている”と思う芸能人を聞いたところ、1位「大泉洋さん」、2位「ムロツヨシさん」、3位「菅田将暉さん」となりました。『鎌倉殿の13人』での源頼朝役や、『元彼の遺言状』での篠田役が記憶に新しく、多彩なキャラクターを演じている大泉洋さんが1位でした。また、変幻自在の温度差で“役柄を演じ分けている”と思う声優を聞いたところ、1位「山寺宏一さん」、2位「野沢雅子さん」、3位「梶裕貴さん」となりました。“七色の声を持つ男”との異名をとり、イケメンから動物まで幅広い役柄を演じ分ける山寺宏一さんを挙げる人が多い結果となりました。最後に、夏でも“疲れ知らず”だと思うアニメキャラを聞いたところ、1位「孫悟空(ドラゴンボール)」、2位「ドラえもん(ドラえもん)」、3位「モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE)」となりました。そのほか、「野原しんのすけ(クレヨンしんちゃん)」が4位、「竈門炭治郎(鬼滅の刃)」が8位、「則巻アラレ(Dr.スランプ アラレちゃん)」が10位と、いつも明るく元気いっぱいで、夏の疲れには縁遠いイメージのキャラクターがTOP10に挙がりました。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年08月04日強い日差しが降り注ぐ夏は、肌へのダメージが大きい季節です。クーラーによる乾燥や冷えなども心配。そこで今回は、干支別に「夏こそ力を入れたい美容法」について占いました。暑い夏を、あなたに合った美容法で乗り切ってくださいね。■ 子(ねずみ)年生まれ……サプリメントこの夏は、コラーゲンやクエン酸などのサプリメントを取り入れましょう。身体のなかから健康&キレイになれて、肌もツルツルに。■ 丑(うし)年生まれ……バランスボール普段からあまり動かないタイプだと、暑い夏はとくに家のなかでダラダラしがち。今年の夏は、バランスボールで引き締めを。仕事をしながら、TVを見ながら……少しやるだけでも効果が。■ 寅(とら)年生まれ……美白美容液猛暑でも気にせず、アクティブにあちこち出かけたい日もあるでしょう。あなたにピッタリな夏の美容方は、美白美容液。とくに夜寝る前に塗るだけでOKのアイテムなら、毎日続けられそう。■ 卯(うさぎ)年生まれ……日傘あなたにオススメな夏の美容法は、日傘を使うこと。日差しが強くなさそうなときでもしっかりさせば、UVブロック効果が高く、しっとりとした美しい肌を守れるはず。■ 辰(たつ)年生まれ……トリートメント夏の間に力を入れたいのは、スカルプケア。肌以上に日差しのダメージを受けやすい髪に、週1回以上トリートメントを施すことで美しいツヤツヤヘアをキープできそう。■ 巳(へび)年生まれ……汗や匂いに強い下着この夏は、汗を吸いやすく消臭効果もある生地で作られた、シンプルなランジェリーをセレクト。フィットして快適だし、ボディラインを自然とキレイに保つ効果もあり。■ 午(うま)年生まれ……汗止めコスメ汗をかくと、せっかくのメイクが落ちてしまうこともありますよね。この夏は、汗止めコスメをフル活用。ベタつきを抑えられ、サラサラな美しい肌とボディを保てます。■ 未(ひつじ)年生まれ……ボタニカルなソープ天然成分由来のコスメなど自然派アイテムを取り入れることでキレイになれるかも。とくに夏こそ力を入れたいのが洗顔。ボタニカルなソープで汚れや角質を落とせば、ツルツルのキレイな肌があなたのモノに。■ 申(さる)年生まれ……マウスウォッシュマスクを外す機会が増えてきたら、マウスウォッシュでしっかり口臭ケアを。キレイな息で話すだけで、美人度&人気も増し増しに。■ 酉(とり)年生まれ……パックコスメやファッションなど、自分に似合うもの、必要なアイテムを熟知している人もいるでしょう。運気アップを目指すなら、パックがオススメ。ここぞという日にやると、輝き増幅はもちろん、運やチャンスを呼ぶ効果もあり。■ 戌(いぬ)年生まれ……カラフルなネイルキレイになるためのコスメやおしゃれに興味がないということは、裏を返せば、のびしろいっぱいだということ。磨くほどキレイになるので、いろいろチャンレンジを。カラフルなネイルは、気分を変えて美人度&運気向上にも役立ちます。■ 亥(いのしし)年生まれ……プロテイン挑戦したいことがいっぱいで忙しいあなたがこの夏取り入れるなら、プロテイン。手軽に栄養補給できて、ボディメイクもできちゃいます。身軽になったあなたは、ますますチャンスに強い体質へ。■ この夏の美容法は…夏は暑くてなにもしたくないという人も、美容だけは手を抜かないで。ここでしっかりケアしておくことで、美しさはもちろん、秋からの運気がよりよいものへと変わっていきます。今回の記事を参考にして、さっそくトライしてみてください。(涼月くじら/占い師)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年08月03日どんなに暑い日でも薄着で出かけるのは危険。外の気温が高くなるほど、室内は冷房が効いてヒエヒエ…。時には冷蔵庫に放り込まれたかと思うほど極冷えの店内施設もありますよね。寒さに弱い女性にとって夏の冷房対策は必須事項!そこで今回は、室内外の気温差が激しい時に取り入れたい、冷房対策コーデをご紹介します。ノースリーブワンピース+リブカーディガン冷えやすい体質の方ほど、必須アイテムとなるカーディガン。できるだけ持ち運びのしやすい薄手タイプが人気です。しかし、シアー素材や透かし編みのカーディガンはあまり冷房対策には向きません。一番使い勝手が良くておすすめなのが定番のリブカーディガンですね。体にピタッとフィットするリブカーディガンは薄手ながらもしっかりと冷えから体を守ってくれます。リブカーディガンはボディラインにフィットするシルエットが特徴的なので、インナーはノースリーブトップスを合わせるほうが服の上からラインが響きません。とくにノースリーブワンピースは合わせやすいアイテムですね。ただし、一点注意したいのはワンピースやスカートは足元がとくに冷えやすいので気をつけて。カーディガンと一緒に足首をしっかり温めるレッグウォーマー、もしくは薄手の腹巻きを持ち歩くと安心かもしれません。ボレロつきアンサンブルトップス昨今、トレンド入りしているボレロカーディガンつきのアンサンブルトップス。昨年の秋冬あたりからアンサンブルニットの人気が続いていましたが、今夏もその勢いは増しているようですね。この、アンサンブルトップスも冷房の効いた室内で過ごすのに最適なアイテムのひとつ。室外ではボレロを脱いでシンプルに着こなす。室内ではボレロを羽織るといったように簡単に着脱できるので非常に便利です。また、アンサンブルは同色・同素材で作られているので、統一感のあるおしゃれな着こなしが実現します。どのトップスに、どのカーディガンを合わせれば良いのかわからない…という着こなしに悩む方は、こうしたアンサンブルトップスを合わせることで失敗なくおしゃれを楽しめるのではないでしょうか。もし、着こなしに飽きたら、ボレロの代わりに薄手のオーバーサイズトップスを上から重ねるとまた雰囲気が変わってコーデのマンネリ化も防げます。持ち歩きできる冷房対策グッズも見逃せない!実は今年になってから、あるパーツに特化した小物アイテムが急増しています。先ほどご紹介したボレロを始め、レッグウォーマー、アームウォーマーといった小物がY2Kブームをキッカケにトレンド入りに。これらのパーツアイテムは冷房対策としても申し分なし!なによりカーディガンやジャケットより持ち運びしやすいのが魅力的ですよね。この他、折りたためる膝かけやパッカブルパーカーなどを持っておくのもおすすめですので、よかったら皆さんも試してみてくださいね。イラスト 角 佑宇子
2022年07月30日東京ディズニーランドでは、今年の猛暑にうれしい“冷えかわいい”グッズ&フードがいっぱい!アトラクションを楽しんだ後は、そんなグッズ&フードで癒されよう♪■浮き輪形コースター付きのスパークリングドリンク膨らませるタイプのミニ浮き輪形のコースター。スパークリングドリンク(ライム&ミント)、スーベニアコースター付き1150円。■デイジーダックモチーフのサンデーデイジーダックをモチーフにしたカラフルなサンデー。ゼリー、コーンフレーク、ソフトクリームなどが5層に。トロピカルフルーツサンデー700円。■浮き輪形バンズのサンドベーグルみたいな浮き輪形のバンズにほんのり甘い牛カルビなどが入ったサンド。グレープゼリーとソフトドリンクのスペシャルセット、スーベニアランチケース付き2370円。プラス250円でドリンクをピーチミルクに変更可能。■ゆず風味の冷麺エビの春巻きがトッピングされたゆず風味の冷麺。夏を楽しむキャラクターたちがプリントされたプレート付き。スペシャルセット、スーベニアプレート付き2510円。■浮き輪に乗ったチップとデールのグミキャンディー浮き輪に乗ったチップとデール、サングラスが動かせるのが最高にかわいい。グミキャンディー、ミニスナックケース付き1150円。■チョコチップバナナマフィンアヒル形のプレートにはサングラスをかけたチップとデールのイラストが。チョコチップバナナマフィン、スーベニアプレート付き950円。■“味変”うま辛ソース今年初登場した、通常メニューにプラス110円で味変を楽しめるソース「メイク ア チェンジ」。第1弾のスパイシーハリッサソースは、辛さのなかに野菜のうま味がたっぷり■冷感タオル濡らして絞ると冷たくなるすぐれもの。2100円。■ミストファン水てっぽうにもなるミストファン。ミニー、ベイマックスもあり。2000円。
2022年07月25日冬はスリッパ派ですが、夏は暑くて蒸れるので素足派だったわたし。ただ素足だとフローリング床のペタペタ感や、汗、冷えが気になってしまうことも…。そんななか、これなら夏でも使えるかも!と迎え入れたのが、bon moment(ボンモマン)のつま先の開いた 涼しいリネンスリッパ。つま先が開いているので通気性がよく、蒸れしらず!スリッパを履いている感覚がなく履けるところも気に入っているポイントです。今回は夏にこそ履きたい、涼しいリネンスリッパをご紹介します。素足でいるよりも気持ちいい履き心地こちらのスリッパを初めて履いて感動したのが、サラサラとした気持ちのいい履き心地。リネン100%だから履き心地バツグンなんです。朝起きて素足をスッといれたとき生地に足がフィットして、今日も1日頑張るぞ!とスイッチが入ります。スリッパ自体は薄いつくりのため履き心地はどうかな?と不安がありましたが、ペラペラすぎずふかふかすぎない厚みのおかげで素足で過ごしているような感覚に。つま先が開いているので、開放感あり。鼻緒タイプだと指の付け根が痛くなることがありますが、こちらはそんなこともなくストレスフリー。インソール部分はやわらかく、キッチンで料理をしたり、掃除機を掛けたり、歩いたりしゃがんだりの動作もスムーズです。かかとがないから脱ぎ履きも簡単。スリッパの真ん中あたりにくびれがあるおかげで足を曲げやすく、足元を綺麗に見せてくれますよ。素足でいるよりもスリッパを履くほうが、気持ちまでほぐれて心地いい!幅広タイプのわたしでもスッキリ履けました選ぶのが楽しい5カラーに、サイズはS、M、Lの3種類展開。22cm〜26cmのサイズに対応しているので、ご夫婦やご家族で揃えてお使いいただけますよ。普段23.5cm(靴によっては24cm)の靴を履いているやや幅広タイプのわたしは、スタッフのサイズ選びを参考にMサイズを選びました。▲カラーは「ヘリンボーン/ブラック」を選びました。アッパー部分が細いので横幅が入るか心配していましたが、グイッと入れるとちょうどよくフィット。つま先は先端からはみ出ることはなく、ややゆとりあり。後ろは1cmほど余裕がありました。履いているうちに少しずつ馴染んでくるので、スッキリ履きたいときはサイズ表記通り、ゆとりを持って履きたい場合はワンサイズアップがいいかもしれません。手洗いOKだから、汚れてもすぐ洗えるさらにうれしいのが、こちらのスリッパは手洗いができること。汗をかきやすい夏、スリッパも汗染みや臭いが気になりますよね。汚れが気になったらすぐ洗えるので、清潔を保てます。1週間履いて、汗や臭いが気になったスリッパ。ぬるま湯におしゃれ着洗剤を入れて、実際に洗ってみました。before/afterを載せようと思っていましたが…見た目は全く変わり映えなし!▲洗濯後のスリッパ。洗い上がりも肌触りはサラッとしています。リネンは手洗いすると縮みやすい生地ですが、サイズが変わることはなくクタッとした感じも見受けられませんでした。数回洗うことで風合いが増していきそう!と今からその経過が楽しみです。夏のよく晴れた日は数時間で乾くので、出掛ける前に洗っておけば帰宅してすぐ履けますよ。洗濯できるから毎日気兼ねなく履けるのも、うれしいポイントです。いかがでしたか。素足で履いても蒸れず、さらさらな肌触りがやみつきになる「つま先の開いた 涼しいリネンスリッパ」。丸洗いできるので、清潔&快適に過ごすことができるアイテムです。涼しいリネンスリッパを履いて、この夏を快適に過ごしましょう! 【ご紹介したアイテム】さらり気持ちの良いリネン100%素材と、つま先の開いたカタチで蒸れを防いでくれるスリッパ。アッパーの内側はパイル素材。蒸れやすい夏に、ぜひ素足で履いて欲しいスリッパです。⇒ bon moment つま先の開いた 涼しいリネンスリッパ/ボンモマン リネン 中村綾子30代、主婦。賃貸アパートに夫と男の子兄弟の4人暮らし。転勤族なので身軽に暮らしたいと思いつつ、暮らしに役立つ便利アイテム好き。
2022年07月14日夏はカラダが冷えやすい季節?!「冷え」というと冬場になりやすいものとイメージされがちですが、実は夏場の方が冷えやすい季節と言えます。その理由として、夏場はカラダを冷やしてしまう条件が重なっているからです。夏は30℃を超える屋外に対して、室内は冷房がガンガンに効いているところが多く、屋外と室内の温度差が5℃以上に大きく開いてしまいます。このように5℃以上の急激な温度変化があると、「冷え」の症状が現れてしまうと言われています。なぜなら自律神経がうまく働かなくなり、体温調節機能も低下してしまうからです。自律神経は、消化や体温調節など生命維持のコントロールをする役割を果たしています。人間のカラダは、暑い時は血管を拡張させて熱を放出し、逆に寒い時は血管を収縮させて熱を逃がさないようにすることで体温が一定に保たれています。このように温度変化に応じて体温調節を行っているのが自律神経です。それ以外にも、夏は冷たい飲み物や食べ物をつい摂りすぎてしまったり、入浴は湯船ではなくシャワーで済ませてしまったりと、カラダを冷やしてしまいがちです。このようなことから、夏はカラダが冷えやすい季節と言えるのです。出典:byBirth「冷え」によってカラダに起こりうる主な問題カラダが冷えてしまうことで起こりうる主な問題として、「様々な不調」と「ぽっこりお腹」の2つが挙げられます。1:様々な不調冷えると、手足やお腹などカラダ全体に冷えを感じるようになるだけではありません。「頭痛」や「肩こり」、「倦怠感」、「不眠」など、カラダに様々な不調をもたらしてしまいます。出典:byBirth2:ぽっこりお腹冷えによって、お腹がポコッと出た状態になる「ぽっこりお腹」にもなりやすくなると言えます。冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎることで内臓が冷えてしまうと、内臓機能が低下してしまい「便秘」になってしまいます。便秘は腸内にガスや水分が溜まった状態なので、便秘になるとぽっこりお腹につながると言えます。出典:byBirthカラダを「冷え」から守る5つの方法夏はカラダを冷やしてしまう条件が重なってしまうため、意識して冷えから守らなければカラダは冷えてしまう一方です。それではカラダを冷えから守るにはどうしたらよいか、その方法をここでは5つお伝えしていきましょう。1:冷房の設定温度は「外気温-5℃以内」に設定する先ほどもお伝えしたように、5℃以上の急激な温度変化があると自律神経がうまく働かなくなってしまい、冷えが起こりやすくなります。そのため冷房の設定温度は、外気温の-5℃以内に設定するようにします。例えば外気温が30℃の場合は、室温が25℃以上になるように設定します。「サーキュレーター」を活用すると空気が循環されるので、冷気が満遍なく行き渡るようになります。オフィスなど冷房の温度調節ができない環境では、「ストール」や「カーディガン」などを活用するとよいでしょう。出典:byBirth2:「カラダを締め付ける衣服」は避けるカラダを締め付けるようなタイツや靴下などは、血液の流れを妨げてしまい、却って冷えを助長させてしまうと言えるので避けるようにしましょう。3:「体温以上のもの」を摂ることに加えて、「カラダを温める食品」を摂る暑いと、どうしても冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎてしまいがちですが、そうなるとカラダの内側を冷やしてしまいます。そうなると、内臓の働きが鈍くなってしまい、食欲がなくなってしまうばかりか、基礎代謝の低下にもつながってしまいます。内臓機能の低下を防ぐために、「体温以上の温かい食べ物や飲み物」を摂るようにしましょう。例えばおそばを食べる場合なら、「冷たいおそば」ではなく「温かいおそば」を選ぶようにします。出典:byBirthまた、「体温以上の食べ物や飲み物」を摂ることに加えて、「カラダを温める食品」を積極的に摂ることも必要です。カラダを温める食品として、ニンジンやゴボウ、玉ねぎ、カボチャなどといった地下で育つ「根菜類」や、味噌、納豆などの「発酵食品」が挙げられます。根菜類は水分が少なく、血行促進作用があるビタミンEや、タンパク質の働きを助けるミネラルを多く含んでいることから、カラダを温める食品と言われています。「けんちん汁」や「豚汁」などは、根菜類と味噌が摂れるのでお勧めと言えます。出典:byBirth4:「湯船」に浸かる暑い夏は、入浴をシャワーで済ませたくなりますが、冷房などで冷やされたカラダを温めるには、湯船に浸かるようにしましょう。カラダを芯から温めるには、38~40℃のお湯に10~20分程度浸かるようにするとよいと言われています。また、副交感神経が優位に働くようになり、自律神経を整える効果も期待できます。出典:byBirth5:「適度な運動」を行うそして冷えから身を守るには、何よりも日頃からカラダを動かすことが有効です!「ウォーキング」や「ストレッチ」など軽めの運動を行うだけでも、血流が促進されるようになるので冷えの解消に効果的と言えます。また、適度にカラダを動かすことで、自律神経を整える働きがある「セロトニン」が分泌されるようになります。そのため、激しい温度変化で乱れた自律神経を整えることができると言えます。カラダを動かして汗をかいた後は、必ず汗を拭き取ってカラダを冷やさないようにしましょう。出典:byBirth「5つの方法」を実践して、「冷え」からカラダを守りましょう!今回は、「カラダを冷えから守る方法」を5つご紹介しました。方法を頭に入れただけでは不十分で、実践しないと効果は期待できません!冷えによる不調やぽっこりお腹を避けるためにも、早速この5つの方法を実践してみてくださいね!
2022年07月10日助産師・国際ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、夏の赤ちゃんの服装について教えてくれました。これって薄着?着させすぎなの?と暑い夏場の赤ちゃんの服装選びに迷ってしまうママ必見です!夏の暑い季節、赤ちゃんの服装についての相談がママたちから多く寄せられます。薄着にしていると、祖父母より「そんなに薄着させて……」と注意されたというママも多いです。そこで今回は、赤ちゃんの夏の服装のポイントをお話しします。 夏の部屋着、肌着一枚でOK?夏の暑い時期は、短肌着か長肌着、コンビ肌着一枚で十分です。暑い時期は、紙オムツは蒸れてかなり熱がこもります。新生児や月齢が低い赤ちゃんは、身体の部分を紙おむつが大きく覆っていることになるので洋服は薄着で過ごすようにしましょう。 しかし、夏はエアコン使用していると寒くなってしまう場合もあります。室温が下がりすぎないようにしたり、新生児や月齢が浅い時期はバスタオルやガーゼお包みなどをかけたり包んで調整しましょう。活動が増えてくる月齢になったら、薄手のレッグウォーマーなどで太ももや足部分をカバーしましょう。 肌着は綿素材がおすすめですが、その他にもメッシュ素材などもおすすめです。赤ちゃんが暑がるかな?と思い、ついつい袖なしタイプの肌着を選びがちですが、脇の汗を吸収するために、肌着は袖があるものを選ぶようにしましょう。また、背中の汗を吸収するための背当てガーゼや普通のガーゼを入れておくと、ガーゼを引き抜くだけで肌がサラサラな状態で過ごすことができますよ。 スタイは蒸れに要注意ヨダレが出る時期には、襟元が濡れて着替えが増えてしまうこともあり、スタイを使用すると便利です。しかし、暑い時期のスタイの使用はよだれや汗で雑菌が発生しやすくなったり、首元が蒸れて暑くなりやすくなります。首や胸元の汗疹などの原因になることもあるんです。 小さめのタオル素材のスタイにしたり、こまめに交換するなどの対策を行い、気をつけていきましょう。 抱っこ移動の場合の服装抱っこ紐での外出は、ママと接しているお腹や胸部分は汗びっしょりになってしまうことも。抱っこ紐の布の部分もかなり熱がこもります。夏用のメッシュ素材などのものもあるので、汗っかきの赤ちゃんやママ・パパの場合は検討しても良いかもしれません。背当ての部分にポケットなどある場合は、アイスノンなどを入れるのもおすすめです。 また、赤ちゃんと接する部分にガーゼハンカチや薄手のハンカチタオルなどを入れておくと汗を吸ってくれて抱っこ紐から下ろした後も快適です。 外出時の服装は薄着にすることがポイントですが、汗を吸ってもらうためにも肌着は着せるようにしましょう。抱っこ紐から出ている足は、建物内など空調が強くきいていて肌寒い場合は、ガーゼのおくるみやレッグォーマーなどでカバーしましょう。 まとめ夏は服装によっては暑くなりすぎて、汗をたくさんかいてしまい、汗疹やかぶれなどの肌トラブルの原因となることもあります。ポイントを抑えて、快適に過ごせると良いですね。 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀
2022年06月22日