芸能人の郷土愛が感じられそう最近では、地元のテレビ番組で人気が出てから東京進出する芸能人もチラホラ。そういった人は、特に地元愛が強いように感じますね。地元の情報に詳しい芸能人のツアーがあれば、参加してみたいと思いませんか?そこで今回は、一緒に行きたい地元愛が強い芸能人のご当地ツアーをマイナビニュース会員の男性414名の男性に聞いてみました。>>女性編も見るQ.一緒に行きたい地元愛が強い芸能人のご当地ツアーを教えてください(複数回答)1位大泉洋の「北海道」ツアー31.2%2位博多華丸・大吉の「博多」ツアー15.0%3位U字工事の「栃木」ツアー12.8%4位サンドウィッチマンの「仙台」ツアー11.3%5位ガレッジセールの「沖縄」ツアー10.4%■大泉洋の「北海道」ツアー・「北海道ではヒーローと自分でも言っているし、ユーモアを交えていろいろと親切に案内してくれそうだから」(31歳/学校・教育関連/専門職)・「北海道の誰も知らないおいしい名店を教えてくれそう」(31歳/機械・精密機器/技術職)・「終始笑いが絶えない感じがして、強く思い出に残りそうなので」(29歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)■博多華丸・大吉の「博多」ツアー・「華丸さんと大吉さんがのんびりと、おいしいお店に連れて行ってくれそうで楽しそう」(24歳/その他)・「この二人は本当に地元をアピールしているし、いい人っぽいので、博多を熱く語ってくれそう」(39歳/その他)・「博多の良いところを知っていそうな気がして」(49歳/情報・IT/技術職)■U字工事の「栃木」ツアー・「あそこまで地元を溺愛しているのはU字工事しか思い浮かばない」(25歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「U字工事に案内されたらすごく面白そうだし、いいところをいっぱい教えてくれそう」(25歳/情報・IT/技術職)・「穴場を知っていそう。気取らないところもいい」(41歳/建設・土木/営業職)■サンドウィッチマンの「仙台」ツアー・「故郷の愛を感じるサンドウィッチマン、ぜひツアーに参加したい」(45歳/アパレル・繊維/事務系専門職)・「東北のスターなので、どこに行ったとしても心の底から楽しめそうである」(24歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・「やはり復興支援という意味でも興味がある」(25歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)■ガレッジセールの「沖縄」ツアー・「出演番組を通して、地元愛の強さがよく伝わってくるから」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「お酒とトークで楽しそう」(27歳/自動車関連/技術職)・「沖縄に行きたい」(35歳/機械・精密機器/事務系専門職)■番外編:ミュージシャンと一緒にゆかりの地めぐり・FUNKY MONKEY BABYSの「八王子」ツアー「普段あまり足をよせない八王子の魅力を、あの明るさで教えてほしい」(30歳/情報・IT/事務系専門職)・サザンオールスターズの「湘南・茅ヶ崎」ツアー「サザンの名曲に合わせて、歌に出てくる場所を訪れたい」(33歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・福山雅治の「長崎」ツアー「長崎の歴史は奥が深く、地元の人の案内に期待できるから」(33歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)総評栄えある1位に輝いたのは、「大泉洋の『北海道』ツアー」でした。旅をメインとした北海道のローカル番組「水曜どうでしょう」で人気に火がついたこともあり、北海道のおいしい店やイベントなど詳しいのではないかと票を集めました。トークも面白いので、楽しい北海道ツアーの思い出がたくさん作れそうですね。2位には、「博多華丸・大吉の『博多』ツアー」がランクイン。長年、地元のテレビ番組でトップクラスの人気を誇っていたため、博多に対する地元愛はかなりのもの。東京進出後も博多弁のままテレビに出るので、あの感じで博多のおいしい店や名所を案内してもらうと楽しいツアーになること請け合いですね。3位は「U字工事の『栃木』ツアー」。栃木弁でのふたりの掛け合いを見ているだけで楽しそうですが、真面目なふたりは栃木の魅力もしっかり案内してくれそうです。人気のレモン牛乳の知名度を全国区にしたのもU字工事だと言われています。4位は「サンドウィッチマンの『仙台』ツアー」。一番多かったのは、復興支援の意味を込めてツアーに参加したいといった意見でした。地元愛の強いふたりだから仙台の名産品なども知っていそうだし、牛タン以外のおいしい食べ物も教えてほしいとの声も。5位には「ガレッジセールの『沖縄』ツアー」がランクインしました。沖縄ならではのかわった食べ物を知っていそうだし、地元の人しか知らない穴場も教えてもらえそうです。郷土愛が強い芸能人が案内する、こんなツアーが本当にあれば嬉しいですね。(文・OFFICE-SANGA寺本亜紀)調査時期:2013年2月15日~2013年2月21日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性414名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】めぐってみたい日本三大○○ランキング【男性編】TVや映画などで定番のロケ地になったもので実際に見てみたいものランキング【男性編】一緒に旅すると心強い日本アニメのヒーローランキング完全版(画像などあり)を見る
2013年03月26日ゆるくて楽しい雰囲気が人気旅番組や紀行番組を見ていると、自分もその一員になって旅がしたくなったりすることありませんか?そこで今回は、414名のマイナビニュース会員の男性に、一緒に旅してみたい、旅・紀行番組でおなじみの芸能人をアンケート。過酷な旅からのんびり旅まで、いろいろ想像して答えてくれました。>>女性編も見るQ.一緒に旅してみたい旅・紀行番組でおなじみの芸能人を教えてください(複数回答)1位さま~ず(モヤモヤさまぁ~ず2)17.9%2位タモリ(ブラタモリ)16.2%3位イモトアヤコ(世界の果てまでイッテQ!)15.9%4位大泉洋(水曜どうでしょう)14.5%5位宮川大輔(世界の果てまでイッテQ!)12.3%■さま~ず(モヤモヤさまぁ~ず2)・「どんなものでも楽しくさせる雰囲気がある」(26歳/小売店/販売職・サービス系)・「おもしろいので退屈しなさそうだから」(29歳/運輸・倉庫/技術職)・「いい加減さがいい。ノープランで何が起こるか分からないミステリーツアーになりそう」(44歳/電力・ガス・石油/技術職)■タモリ(ブラタモリ)・「博識なタモさんと一緒だったら楽しめそう」(26歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「なんでそんなこと知っているのというようなうんちくを面白く語ってくれるから」(23歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「その土地の膨大な小ネタ披露してほしい」(25歳/建設・土木/技術職)■イモトアヤコ(世界の果てまでイッテQ!)・「チャレンジャーなのでおもしろそう」(29歳/情報・IT/技術職)・「普段なら警戒してしまう現地の人たちとも楽しく触れあえそう」(34歳/自動車関連/営業職)・「イッテQのメンバーはツアコンになれると思う。おもしろい見どころをたくさん教えてほしい」(32歳/運輸・倉庫/事務系専門職)■大泉洋(水曜どうでしょう)・「トラブルにあっても、大騒ぎしているうちになんとかなりそう」(25歳/その他/クリエイティブ職)・「うるさそうだけど、飽きないだろうから」(40歳/商社・卸)・「『水曜どうでしょう』を再現したらおもしろそう」(44歳/電機/事務系専門職)■宮川大輔(世界の果てまでイッテQ!)・「テレビで見て、一緒にお祭り旅行に行ってみたいと思った」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「バイタリティーがあって楽しそう」(45歳/アパレル・繊維/事務系専門職)・「盛り上げ上手で楽しませてくれそう」(26歳/不動産)■番外編:男性はマッタリとした旅がお好み?・ウド鈴木「どんな場所でも肯定的なコメントをしてくれそうだし、常にニコニコしていて一緒に旅をすると楽しそうだと思ったから」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・東野幸治/岡村隆史(旅猿)「ぶらりと旅をする姿がいい」(27歳/運輸・倉庫/技術職)・地井武男(ちい散歩)「あのマタ~リした雰囲気が何とも言えずよかった。これといった観光地でない場所をめぐるのも好印象でした」(41歳/機械・精密機器/技術職)総評注目の1位は「さま~ず(モヤモヤさまぁ~ず2)」でした。彼らのキャラクター、番組のイメージから「のんびりと笑いが絶えない旅ができそう」という声が多く、No.1に。彼らと一緒なら、何げない景色や出来事も楽しい旅の思い出になりそうですね。2位に選ばれたのは「タモリ(ブラタモリ)」でした。何よりもあの知識の豊富さに人気が集中。普段なら見過ごしてしまうようなところでも、タモリさんのうんちくを聞いたら、がぜん興味が湧いてきそうですよね。それでいて笑いも忘れないところも大きな魅力です。3位には、紅一点で「イモトアヤコ(世界の果てまでイッテQ!)」がランクイン。珍獣や秘境に果敢にチャレンジする姿から、旅を盛り上げてくれるイメージが強いようです。明るく前向きな性格で「過酷な旅も彼女となら乗り切れそう」という声が目立ちました。4位は「大泉洋(水曜どうでしょう)」。一筋縄ではいかない旅になりそうですが、飽きることなく最後まで楽しめそうな雰囲気が高評価でした。5位は、お祭り男「宮川大輔(世界の果てまでイッテQ!)」。お祭りに行くなら大輔さんで決まりですね。番外編で注目は、地井武男さん。『ちい散歩』でののんびりした旅の雰囲気とあたたかい人柄は、今でも多くの人の心に残っているようです。旅は、どこへ行くかも重要ですが、誰と行くかも大切ですよね。皆さんは、どんな人と一緒に旅してみたいですか?(文・OFFICE-SANGA二宮由紀子)調査時期:2013年2月15日~2013年2月21日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性414名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】一緒に旅すると心強い日本アニメのヒーローランキング【男性編】海外に連れて行くと外国人が喜びそうな日本アニメのヒロインランキング【男性編】旅の途中でもし出会ったら厄介だと感じるアニメの悪役ランキング完全版(画像などあり)を見る
2013年03月12日3つの国から6つの最強の遺伝子が集結したアジア・グローバルユニット「CROSS GENE」が日本デビューを果たす。水川あさみや大泉洋、谷原章介が共演するドラマ「シェアハウスの恋人」(日本テレビ)の挿入歌でもある彼らのデビューシングル「Shooting Star」が、3月13日(水)に発売されることが決定した。ラッパー2名、ボーカル4名で構成されている「CROSS GENE」。ボーカルはハスキーで独特のボイスカラーが特徴の韓国出身・SEYOUNG。彼の甘くせつない彼の歌声は、人の心をコントロールする力を持つ。そして同じくボーカル担当、韓国出身のSHIN。「僕らのイケメン青果店」でドラマデビューを果たし、翌年6月にはドラマ「ビッグ~愛は奇跡<ミラクル>~」にも出演するなど、多方面で活躍してきた期待の星だ。そしてもう一人、ボーカルを務めるのが日本出身のTAKUYA。「CROSS GENE」としてデビューする前は、188cmの長身を活かして日本でモデルや役者として活動していた彼。2010年に単身で渡韓し修行に身を投じた後、2011年韓国のバラエティ番組「Let’s Go Dream Team」に出演し、得意の韓国語やダンスを披露、放送直後にポータルサイトで検索ランキングが1位になり韓国での注目度が一気に上がったという。韓国でモデルとしてさまざまな雑誌やコレクションに出演、また日本では映画『愛を歌うより俺に溺れろ!』に出演するなど、活躍の場は多岐に渡る。そして、ラップを担当するのが韓国出身のSANGMINと中国出身のCASPER。重厚な低音を聞かせるロートーン・ラップが特徴のSANGMINは、メンバーの中では太陽のような存在。愛嬌があって、見ている人を元気にさせてくれるパフォーマンスが魅力的だ。個性的なハイトーンのラップが特徴のCASPERは、メンバーの中で最もパワフルでカリスマ的存在を担っている。アジア圏の3つの国から6つの最強の遺伝子を集結させた「CROSS GENE」。彼らは日本を始めとするアジアで旋風を巻き起こす風雲児となれるか?今後の活躍に注目していきたい。デビューシングル「Shooting Star」は、3月13日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)
2013年02月01日映画『グッモーエビアン!』の大ヒットスタートへの感謝を込めて、主演の大泉洋、三吉彩花、山本透監督が12月22日(土)の夜、都内劇場で行われた舞台挨拶に出席した。ユニーク過ぎる母親・アキと彼女とかつてバンドを組んでいた自由人のヤグという2人に囲まれながらしっかり者に育った15歳のハツキが進路や家族の在り方に悩みながらも、成長していくさまをユーモラスに描く。大歓声の中、観客とハイタッチを交わしながら壇上に上がった大泉さん。あまりの客席の反応の良さに「飲んでるやつもいるんじゃ?」と心配そうに尋ねると案の定、一部の観客が挙手で飲酒を申告。アットホームを通り越して飲み屋のようなワイワイとした雰囲気のまま舞台挨拶は進み、大泉さん、三吉さんは時間や段取りを無視して漫才のようなやり取りを繰り広げた。この日の客席には、すでに複数回映画を鑑賞している観客も多く見られたが、大泉さんはそんな熱烈なファンに対し「この回のチケットはすぐに売り切れたそうで、来られなかった人もいるようなので、できれば譲ってあげてほしかった」と暴言。すかさず三吉さんから「せっかく見に来てくれたのに!」と叱られるも、「みんなオレの悪態をほしがってるんだから大丈夫!毒舌セラピーだから」と全く意に介さず。そんな大泉さんの言葉通り(?)、毒舌をまき散らすたびに客席からは歓声が上がった。話題がクリスマスのことになると、大泉さんは浪人中に親友と一緒に学生時代、マドンナ的存在だった女の子の家の前を訪れたことを告白。「そのコが寝るまで家の前にいて、部屋の電気が消えた瞬間、『寝たね』と言って帰った」と明かしたが、すでに時効(?)とはいえこの限りなくストーカーに近い行為に三吉さんも観客もドン引きしていた。その三吉さんは「家族と一緒にイルミネーションを見に行く予定」と明かしたが、大泉さんは「バカな彼氏とかいないのか?半そで着て『寒い』と言ってるようなバカな彼氏は?」とネチネチと質問。三吉さんは「いまは彼氏作りたいって気持ちがあまりなんです。充実してるので」とサラリと返したが、大泉さんは「そう言ってて写真週刊誌とかにスッパ抜かれたら殴るぞ」と悪態まじりに心配する素振り(?)を見せていた。山本監督は映画のヒット、そして鑑賞後の観客の満足度・評価に感激の面持ち。同じ映画監督の先輩たちからの評判も上々のようで「三吉さんについての問い合わせもいっぱいありました」と嬉しそうに明かした。大泉さんは「2回目、3回目と違う結末を用意してます!」と最後までノリノリで語り、ライヴイベントのような熱狂の中で舞台挨拶は幕を閉じた。『グッモーエビアン!』はテアトル新宿ほかにて公開中。■関連作品:グッモーエビアン! 2012年12月15日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会
2012年12月23日映画製作発表記者会見で初披露数々のドラマ・CM出演などで、いまや引っ張りだこの存在となっている、ファッションモデルで人気女優の剛力彩芽が20日、映画「清須会議」の制作発表記者会見で、初の引眉姿を披露した。この映画「清須会議」は、三谷幸喜監督の最新作で、監督自身の書き下ろし小説が原作。織田信長が明智光秀に討たれた本能寺の変ののち、尾張の清須城で実際に行われたといわれる領地分配を議題とする会議をモチーフにしたもので、三谷ワールドならではの人間喜劇が繰り広げられる、新感覚の時代劇映画となっている。剛力はこの作品の中で、織田信忠の妻・松姫役を演じている。古の雰囲気を感じさせるやわらか和美人引眉とは、奈良時代から江戸時代にかけて行われた化粧法で、眉を剃ったり抜いたりして、もとの眉位置よりもかなり高い位置に、墨などで薄く特有の長円形に眉を描くもののこと。時代劇には欠かせないスタイルのひとつでもある。眉が変わると印象はがらっと変わりやすいものだが、やはり普段の剛力とはまったく異なった魅力のある姿。別人のようで、新鮮な印象をうける。あまり時代劇の経験はないという彼女だが、引眉に豪華な時代衣装という姿は、違和感なくはまっていて、やわらかな古の和美人といったところだ。この映画「清須会議」には、剛力彩芽の他、役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、鈴木京香、妻夫木聡、中谷美紀、浅野忠信、伊勢谷友介、寺島進ら豪華キャストが出演している。公開は2013年11月、全国東宝系にて行われる予定だ。元の記事を読む
2012年12月21日三谷幸喜監督の最新作で現在撮影中の『清須会議』の製作発表会見が12月20日(木)、東宝スタジオ(東京)にて行われ、三谷監督に主演の役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、鈴木京香、妻夫木聡、中谷美紀、浅野忠信、伊勢谷友介、剛力彩芽ら総勢16名が出席。俳優陣は劇中の衣裳とメイクのままで、大泉さん(秀吉)はほとんどハゲのようなカツラ、妻夫木さんは(織田信雄)は付け鼻、女優陣は一瞬、誰なのか分からないほどまゆ毛を剃ったり、描き加えるなどの“大変身”を遂げて登場した。織田信長の死後、その後継者や仇である明智光秀の遺領の配分について話し合われた清須会議。歴史上、初めて会議によって歴史が動いたと言われるこの史実に基づいて柴田勝家、秀吉ら信長の配下の者たちの人間ドラマを三谷監督自身が書き下ろした小説を原作に描き出す。小学生の頃にこの史実に触れて以来、いつか作品にと思い続けてきたという三谷監督は時代劇ファンとして本作で「一番に意識したのはビジュアル」と語る。例えば、秀吉のハゲ上がった頭について「信長は秀吉のことを“ハゲネズミ”と呼んでたと史料にもありますが、過去に大河ドラマも含めてハゲネズミと言える秀吉はいなかった。これまでビジュアルに凝った時代劇がなかったのはファンとしてもどかしかった」と史実を意識したビジュアルを強調し、自身初の時代劇について「手ごわい相手ですが、自分なりの時代劇ができるんじゃないかと思ってます」と手応えを口にした。役所さんは『THE 有頂天ホテル』以来、7年ぶりの三谷作品。主人公で織田四天王の一人である柴田勝家を演じ「(三谷監督に)見捨てられてなかったんだなと思った」とニッコリ。「三谷さんの本(=脚本)は読んでても面白いので、実写で面白くなくなったらどうしようかと不安です」とも。対峙する秀吉役の大泉さんのきらびやかな衣裳と自らの地味な衣裳を見比べ、「制作費のほとんどが秀吉の衣裳になってるらしいです(笑)。監督からは『体臭と口臭のひどい男』と言われてますが、最近、臭うようになってきました」と笑いを誘った。その大泉さんは、三谷監督の“秀吉=ハゲネズミ”の説明に「何となく起用の理由が分かってきました」と苦笑。「秀吉は策士でヒールと言ってもいい役で、カッコいいところはカッコいいので、そういう秀吉を想像してたらこのビジュアルで愕然としました…。ぬらりひょんみたい」と自虐的に語る。初共演となる役所さんについて「史実では秀吉が勝つけど、役所さんの姿を見たときに100%負けると思った。『北斗の拳』世代としてはラオウがやってきたかと思うくらいのオーラ、闘気があった」と圧倒されたようだ。三谷作品常連の佐藤さんは、信長の重臣である池田恒興を演じるが「とにかく勝ち馬に乗ろうとする男」という設定。「監督はあて書きをされてるそうですが、この男はオレのことをそういう風に思っていたのかとショックです」とニヤリ。眉毛の濃い秀吉の妻・寧役の中谷さんは劇中で使う尾張弁で「どえりゃーうれしいがね!」と挨拶し、「大泉さんと一緒に人心を掌握するための踊りに励んでおります」と楽しそうに語った。剛力さんは、中谷さんとは正反対にほとんど眉毛のない姿で登場し「時代劇に憧れていたので、掛も着させていただきウキウキしながら撮影に臨んでいます」と満面の笑み。お市の方を演じた鈴木さんも同じく眉なしで、シーンによってはお歯黒も施しているそう。「秀吉に対抗するくらい派手な衣裳を着させていただき、眉やお歯黒も楽しんでます」とうなづく。三谷監督は「最初は心配でしたが、やってみたらすごく似合ってて怖いけど美しい!ほかの仕事もこのままで行った方がいいと思います」と大絶賛だった。三谷作品ということで歴史物とは言えコミカルな作品と捉えられがちだが、監督は「コメディじゃない。人間喜劇で笑いはあるけど、なるべく真面目にオーソドックスな時代劇として作ってます」と語る。三谷流の時代劇で歴史の鳴動がどのように描かれるのか完成が待たれる。会見には寺島進、でんでん、坂東巳之助、梶原善、市川しんぺーらも出席。ほかに中村勘九郎、松山ケンイチ、染谷将太、天海祐希、西田敏行らも出演している。『清須会議』撮影は12月下旬まで行われ、2013年の8月の完成、11月の公開が予定されている。■関連作品:清須会議 2013年秋より全国東宝系にて公開© 2013フジテレビ東宝
2012年12月20日血は繋がっていないが、人一倍お互いを想いあう破天荒“一家”の姿を、パンクロックのビートに乗せて描く音楽家族ムービー『グッモーエビアン!』。本作で初共演&ダブル主演を果たした麻生久美子と大泉洋が、ロックな家族として作品世界で過ごした感想を語った。その他の写真元パンクロッカーのアキ(麻生)と真面目な中学生の娘ハツキ(三吉彩花)、そしてアキのバンドの元ボーカルでハツキとは他人の自由人ヤグ(大泉)の共同生活を通じて、家族の在り方と少女の成長を描く本作。変わった“家族”だが、素直に気持ちをぶつけ合う3人の絆は本物の家族以上に温かい。撮影前の準備について麻生が、「監督のお子さんの学校で起こったことなどを記したお手紙をいただいて。とてもイメージしやすかったです」という山本透監督との秘話を明かすと、「あれ? そのお手紙、僕はいただいてないですね…」と大泉は自身との“差”に驚愕! 山本監督は個々のキャストに応じたキメ細かい演出プランを練っていたようで、自身の作品に対する深い愛情が分かるエピソードが明らかになった。ところで、本作のキャッチコピーは、“ROCKじゃなきゃ、家族じゃない!?”。ただ、麻生も大泉も当初、「ロック魂がなかった」ことを山本監督に告白したそうだが、パンクなアキ、自由人のヤグを演じて、自分流に“ロック”感を受け止めたことを明かす。「この映画でいうロックは自由で弾けている、何にも囚われないことだとすれば、僕はそういう人間じゃないので、うらやましいと思いました」と大泉は説明。また、自分の仕事を例に考えた麻生は「もっと仕事を楽しむ余裕がほしいです」と言い、「まだそれどころじゃなくて、いっぱいいっぱいですね(笑)」とアキのように焦らないマイペースな人生に憧れを示した。本作のアキ、ハツキ、そしてヤグの場合は“ロック”をキーワードに絆を深め、“家族”のひとつの理想形になっていく。「よくある形ではないけれども、温かい“家族”であることは間違いないですね」(大泉)、「わたしはアキちゃんほど心が広くないので働かないヤグを応援できないけれど、彼には人として大切な部分が残っています。女の人は、きっと分かってくれると思いますよ(笑)」(麻生)と最後に“ロック”な家族に共感することを強調した麻生と大泉。人が生きていく上で最も大切なことを破天荒に諭す3人に会いに行こう!『グッモーエビアン!』公開中取材・文・写真:鴇田 崇
2012年12月17日「ぴあ」調査による12月14日、15日公開の映画・満足度ランキングは、人気コミックの劇場版最新作『ONE PIECE FILM Z』がトップに輝いた。2位に大泉洋と麻生久美子が共演した『グッモーエビアン!』が、3位に、ティム・バートン監督が手がけた長編ストップアニメーション『フランケンウィニー』が入った。その他の写真1位の『ONE PIECE FILM Z』は、原作者の尾田栄一郎が総合プロデューサーを務め、劇場版では初となる“新世界”での麦わらの一味の冒険を描いた作品。出口調査では「ルフィ、海軍、Z、それぞれが自らの信念を貫こうとする姿に胸を打たれた」「手に汗握る展開で、キャラクターの生き様に感動。“男が磨ける映画”だと思った」「とにかく迫力が今までと違う。ワクワクして、カッコよくて渋い男たちに感動した!」など、ファンからも好評を集めた。本作は、シリーズ前作『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』を大きく上回る初日興収をあげ、本年度最速で動員100万人を突破するなど次々と記録を塗り替えているが、作品の“満足度”でも前作を上回った。2位の『グッモーエビアン!』は、吉川トリコ原作の同名コミックを映画化した作品。観客からは「音楽に力を入れていて、演奏するシーンはパンチがあったし、大泉洋の歌う場面は凄い」「家族にもいろいろな形があるのだな、ということが伝わってきた。ラストは予想外の感動があった」など、世代をこえて好評だった。(本ランキングは、2012年12月14日(金)、15日(土)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年12月17日観光大使を務めたり、市民栄誉賞を受賞するなど、その地域出身の人が有名になったり、活躍したりするとうれしいものですよね。あなたの出身地にもそんな自慢できる有名人はいませんか?そこで、マイナビニュース会員809人に、「自慢できる同郷の有名人」について聞いてみました。調査期間: 2012/11/19~2012/11/22アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数:809件・大泉洋さん。ここまでビッグになるとは思わなかったが、北海道でも北海道のための番組をやってほしい(北海道・32歳/男性)大泉さんのように地元の人しか知らなかった人が全国で活躍するのもうれしいものですよね。・上原浩治選手。大の巨人ファンなので、地元でサインを見つけるとテンションあがりました(笑)(大阪府・18歳/女性)自分の好きな有名人が、同じ出身地だったとわかるとテンションがあがりますよね。・常盤貴子さん、土井たか子さんなど「たかこ」に恵まれています(兵庫県・37歳/男性)確かに……(笑)。兵庫県には有名な「たかこ」さんが多いのでしょうか。・中垣内祐一さん、荻野正二さん、清水邦広さん、枩田優介さん、三屋裕子さん、いずれもバレーボール全日本選手(福井県・49歳/男性)福井県はバレーが盛んな地域なのでしょうか。不思議ですね。・ロンドンオリンピック金メダリスト・村田諒太さんは、近隣の中学出身(奈良県・33歳/男性)2012年夏季オリンピックで一躍有名人になった村田さん。同じ中学校だった人も、金メダルを喜んだでしょうね。・渡辺徹さん。高校の大先輩(茨城県・24歳/女性)・磯山さやかさん、渡辺直美さん、渡辺徹さん、渡辺裕之さん(茨城県・33歳/女性)これまた、茨城県は名字が渡辺の人が多いですね。・元フジテレビアナウンサーの中野美奈子さんは高校の先輩(香川県・28歳/女性)学校でも有名になるほど、キレイな先輩だったんでしょうね。・滝本美織さん。人口が一番少ない鳥取県から出たヒロイン(鳥取県・23歳/女性)鳥取県って面積は47都道府県中41番目、人口は最も少ないんですね。鳥取県出身の方って貴重ですね。・ドリカムの吉田美和さんとアナウンサーの安住さんと高校が一緒です(北海道・29歳/男性)・水道橋博士。わが母校の先輩です(岡山県・35歳/女性)・米倉涼子さんは同じ中学校出身!(神奈川県・22歳/女性)有名人と高校が一緒だと誇らしい気持ちになりますよね。・綾瀬はるかさんと同じ高校でした。綾瀬はるかさんを推薦した子と友達でした(広島県・31歳/男性)学生時代から輝きを放っていたんですね。見いだしたお友達もすごい!・タモリさん。多才で、エンターテイナーとしての意気を感じる(福岡県・27歳/男性)福岡といえばタモリさん、というほどのビッグスターですよね。福岡県は、松田聖子さんや浜崎あゆみさんなど、ほかにもたくさんの有名人の方がいらっしゃいますよね。あなたの出身地には、「自慢できる有名人」いらっしゃいますか?(文/こうのゆみこ)
2012年12月16日映画『グッモーエビアン!』が12月15日(土)に公開を迎え、W主演の麻生久美子に大泉洋に三吉彩花、山本透監督が舞台挨拶に登壇した。吉川トリコの同名小説を実写化した本作。元パンクバンドのギタリストのアキと彼女が17歳で産んだ娘でしっかり者の中学生・ハツキ、かつてアキと一緒にバンドを組んでいた自由人のヤグの3人からなる、普通とはちょっぴり異なるが温かい絆で結ばれた家族の姿を描き出す。大歓声で迎えられた一同だったが、なぜか大泉さんがマイクを握ってしゃべり始めただけで映画を観終わったばかりの客席のあちこちでクスクスと笑いが起こる。これもスターの宿命なのか?挙句に客席からは「帰れ!」コールまで飛び出す始末。大泉さんが「何が帰れだ!」と激高して言い返すと会場は爆笑に包まれた。麻生さんは妊娠中に本作の撮影に臨み、撮影終了後の今年5月に女児を出産したが、「家族の話がやりたかったのでこの撮影をずっと待ってました。アキは私にとって理想の母親。ちょうど自分に必要な役だったのかなという気がした」と母という役柄を自らに重ね合せるように語る。大泉さんも「子供が生まれる前にいただいた台本で、完成したときには生まれていたので感慨深いです」と語るなどそれぞれに本作への特別な思いを明かしてくれた。劇中、大泉さんが三吉さんにビンタを食らわせるシーンがあるが、大泉さんが「心が痛んだ」と語ると、実際に叩かれた三吉さんは「痛かったですよ、リアルに涙が出ました!」と心どころの痛みではないとツッコミ。撮影では2テイクあったそうで、三吉さんは「1回目はあごをかすめたけど、2回目はモロにバシッと来て痛すぎて涙が止まらなかったです。大泉さんに『大丈夫?』と聞かれて、『大丈夫です』って言いながらウワーってなってました」とそのときの状況を明かし、大泉さんは「三吉さんに『一生忘れません』って言われて本当に心が痛みました」と苦笑していた。この日は三吉さんが麻生さん、大泉さん、山本監督への手紙とクリスマスプレゼントの手作りクッキーをサプライズで用意。3人とも感激していたが、大泉さん宛ての手紙を読んでいる最中に三吉さんが「時にウザいと感じることもあった…」とあくまでヤグの役柄について語ろうとしたところ、大泉さんが役ではなく自分のことだと勘違いしてオロオロする一幕も…。客席は再び笑いに包まれ、最後まで笑いの絶えない映画の船出となった。『グッモーエビアン!』は全国にて公開中。■関連作品:グッモーエビアン! 2012年12月15日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会
2012年12月15日相手の言葉にじっくり聞き入る姿も、するっと会話を交し合う姿も、何から何までナチュラルで周りまで居心地よくさせる。「相性がよかったんだと思います。撮影現場も和やかで、いい雰囲気でしたしね」と口を揃えて言う麻生久美子と大泉洋が共演した『グッモーエビアン!』は、決してスタンダードとは言えないが、愛情あふれる家族の姿を描いたハートウォーミング・ムービーだ。中学3年生の娘を持つシングルマザー・アキに扮した麻生さんと、そんな母娘を何よりも大切に想う男・ヤグ役の大泉さん。“素敵な家族”を演じ上げた2人が考える、これから作り上げていく“素敵な家族”の形とは…?かつてパンクバンドのギタリストだったアキは、17歳で娘のハツキを産んだ身。しっかり者に育った娘とは、母娘ながら友達のような関係だ。そんなアキの子育て方針は、実生活で娘を持つ麻生さんにとっても賛同できるものだったという。「私自身、アキに憧れているところがありますね。“自分の道は自由に決めてほしい”という考え方がいいなと思いますし、私も彼女みたいな子育てをしたい。ある程度自由に育てたから、ハツキはしっかり者に育ったんでしょうね。私の場合も興味を示すことがあればサポートしますし、礼儀ですとか、私自身が大事だと思っていることは教えていきますけど基本的なことができていれば、あとは優しい子に育ってほしいです」。一方のヤグは型破りなキャラではあるものの、バンド仲間だったアキに揺るぎない愛情を寄せ、ハツキを我が子のように想っている。そのせいか、大泉さん自身がアキに向ける眼差しにも愛が。「アキちゃんは誰しもが憧れる存在。すごくカッコいいし、潔さもある。その反面、時には弱さを見せてくれたりもして、男にとってはたまらない…。酔っ払って絡んだあげく寝ちゃうところとか、なんともいいと思いますね(笑)。まあ、酔っ払って寝れば誰もが可愛いかというと、そうじゃないんですけどね。麻生さんのアキちゃんだから、あんなに可愛いんでしょうね(笑)」。まさに相思相愛。しかしながら、話がヤグのキャラクターに及ぶと、一転して不穏な雰囲気に?「ヤグの魅力はいつまでも少年らしさが残っているところ」と話す麻生さんだが…。「成長はしているんでしょうけど、大切な部分を失わないでいる人。ヤグのそういうところにアキは惹かれているのだと思います。自分のやりたいことをやっているところもいいですし、そばで見ていたくなる人ですよね。ただ、私はアキほど心が広くないので、彼女ほど応援することはできない。素直で真っ直ぐで魅力的だからすぐ好きになっちゃうでしょうけど、すぐに好きじゃなくなると思います(笑)。いや、“好きじゃなくなる”という言い方は間違っていますね。好きだけど、すぐ付き合いきれなくなるというか…(笑)」。周囲が大泉さんを見て笑っていると、「いや、これは僕のことではなく、ヤグのことですからね。何を言われても構いません」と平静を装う大泉さん。とは言え心中は少々複雑かと思いきや、「もし自分の娘がヤグみたいな男を連れてきたら、親としては絶対に反対ですね(笑)」と、麻生さん同様、娘を持つ親の顔を覗かせる。「僕たち親は、ヤグみたいな男を連れて来ないように娘を育てないと。実は娘の名前を決めるとき、恋愛運のいい名前にしたいというのが念頭にありました。自分が男だからかもしれないけど、とにかく素敵な男性に巡り合ってほしい。幸せは自分で決めるものだから“私はこの人でいいの!”と言われたらそれまでだけど、何でこの人と付き合うんだろう…っていう人ばかりと付き合う人っているでしょ?」。「まあ、ヤグは駄目ですよね。そりゃあ反対です。親としてはちょっと…」と頷く麻生さんの同意も。ただし、ここで1つ疑問が。娘を持つ世の父親たちは往々にして、娘が連れてくるどんな男性も認めないもの。大泉さんはその類ではない?「本来はそういうタイプです。“ずっと家に居ればいいんだ!”ってね。だとは思うんですけど…、正直、孫の顔が早く見たいんです」。「早いですよ!」という麻生さんのツッコミを物ともせず、語り続ける大泉さん。「だから難しいところだけど、仕方ないんですよね。だって、自分の子供って、すごく可愛いんですよ。その子供が生んだ孫は、もっと可愛いに違いない。だから…、(だいぶ溜めてから)仕方がないんです。そこは妥協するところです」。「具体的だなあ。『孫が見たい』か…。その気持ち、全然分かんないです(笑)」と戸惑う麻生さんだが、アキ、ヤグ、ハツキの家族関係に影響を受けたポイントは大泉さんとも一致。「とりあえず私が理想とするのは、常に会話のある家族。いろいろ話せて、笑いがあれば、それだけでいいなって思います」と微笑む。片や大泉さんも「ヤグは好き勝手やる人だけど、非常に善な人」と、“娘の恋人には勘弁”なヤグにフォローを入れながら、アキ、ヤグ、ハツキの中に理想を見出す。「悪の部分が全くないヤグは、きっと悪口なんてものは言わない。家に帰って愚痴るなんてこともしないんだと思います。目の前にいるいい人たちを見ながら育ったハツキちゃんは、だからこそすごく素直なんでしょうね。できればそんな家庭を作りたいんですけど、僕の場合は家に帰ってボヤいてますね(笑)。大泉洋の90%はぼやきでできているので…(笑)」。「へえ~。愚痴なんて言わなさそうですけど」と無邪気に返す麻生さん。しかし、この後の一言が、大泉さんをさらにボヤかせることに!?麻生さんが素敵な秘話を明かしてくれた。「アキたち3人が素敵に描かれているのは、山本(透)監督自身も家族のことを大事にしている優しい方だから。実は撮影前に手紙をいただいたんです。それには、この映画を作りたいと思われた経緯や想いが書かれていました」。知られざる逸話に一同が感動を覚える中、「そのお手紙、僕はいただいていない…」と一人ジェラシー顔の大泉さん。「す、すみません…」と恐縮する麻生さん共々、最後にお気に入りのシーンを挙げてもらった。「アキ、ヤグ、ハツキの絆が分かるクライマックスのシーンですね。すごくグッときます」と、まずは麻生さん。そして、大泉さんが続く。「アキとハツキのシーンはどれも好きですね。それに加え、僕はハツキと親友のエピソードも好き。これが切なくてね…。子供の頃からの親友だったのに、離れ離れになっちゃうんですよ。そんなハツキを『さよならとありがとうは言えるときに言わなくちゃダメ』と諭すヤグがカッコよくてね…」。…と、ちゃっかり自画自賛で満足げに話を終える大泉さん。「アハハハ!」とウケる麻生さんの軽やかな笑い声で、“『グッモーエビアン!』が素敵な理由が分かる素敵な時間”は幕を閉じた。(photo:Yoshio Kumagai / text:Hikaru Watanabe)■関連作品:グッモーエビアン! 2012年12月15日よりテアトル新宿ほか全国にて公開(C) 2012『グッモーエビアン!』製作委員会
2012年12月13日渡部篤郎『探偵はBARにいる2』で大物政治家役に「欧米の政治家の雰囲気が出れば」昨年大ヒットを記録した大泉洋と松田龍平のコンビを主演で贈る『探偵はBARにいる』の続編となる『探偵はBARにいる2』で、物語の鍵を握る大物政治家役として渡部篤郎が出演していることが明らかとなった。東直己の手による「ススキノ探偵」シリーズの「探偵はひとりぼっち」(ハヤカワ文庫刊)を原作に、大泉さん演じる酒好きで美人に弱く、街と仲間を愛する主人公の探偵と、松田さん演じる喧嘩はめっぽう強いが、いつも探偵のピンチに遅れて来るマイペースな相棒・高田がススキノで発生した事件の謎を追って奔走する姿が描かれる。今回、渡部さんが演じるのはキーパーソンとなる政治家・橡脇で、演説シーンにも挑戦しているというが、クランクアップ時のコメントでは「特定のどなたかを意識してはおりませんが、欧米の政治家の方の雰囲気が出ればいいな、と思って演じました。大通公園での演説シーンは、沢山のエキストラの方が来てくれ、いままでは気持ちを奮い立たせて臨むことが多かったのですが、今回はあの場に立つだけで自然に演じることができました」と語っている。さらに、前作『探偵はBARにいる』の大ファンだったようで「僕はお客さんの気持ちで映画を観るので、楽しめました。小さい頃に観ていたような雰囲気の映画だな、と。わざと懐かしい雰囲気にしていていると聞いて、素晴らしいと思いました!」と明かしてくれた。本作での撮影も「和食屋さんに行き、好きなものを沢山いただきました」と北海道ロケを存分に楽しんだよう。まだまだ謎が多い本作だが、果たして渡部さんに、大泉さん&松田さんの名コンビがどのように絡んでいくのか、期待して公開を待ちたい。『探偵はBARにいる2』は2013年5月11日(土)より全国にて公開。■関連作品:探偵はBARにいる2 2013年5月11日より全国にて公開
2012年12月13日映画『グッモーエビアン!』主演の麻生久美子と大泉洋が12月3日(月)、都内で開催された本作の学生限定試写会の舞台挨拶に登壇。2人は高校生たちの悩みや質問に答えた。まるで友達のような関係のアキとハツキの母子家庭に、かつてアキと共にバンドを組んでおり、海外を放浪していたという怪しい男・ヤグが転がり込んできたことから巻き起こる騒動をユーモラスに描き出す。壇上に登場した2人は、高校生たちの熱烈な声援に驚いた様子。麻生さんは制服姿の高校生たちを見て「かわいい!テンションが上がります」と上機嫌だったが、大泉さんは「誤解を恐れずに言いますと、僕は学生という生き物が好きじゃないです。怖いです…」と大胆告白。それでも客席からは「洋ちゃん!」などと歓声が上がり、大泉さんは苦笑交じりに手を振って応えていた。最初の相談は高校2年生の女の子の「将来が見えず不安」というもの。大泉さんは「16歳?それで(将来が)見えるはずないですよ。僕はその頃、将来のことなんて考えようともせず、夢も希望も持ってなかった。やりたいことはそのうち見つかるから焦ることない」と諭す。さらに2浪の末に希望の東京の大学に進学できなかったことを「僕にとって人生で唯一の挫折」と明かしたが、そこで演劇研究会に入ったからこそ現在の俳優活動があるとも。「その経験があるから、どんな最悪な出来事も必要なことだと思える」と語った。「幼稚園のときからアイドル歌手になるのが夢だった」という麻生さんは、「タレント募集」という求人広告に応募し芸能事務所に所属するも「歌手はやっていない事務所だった(苦笑)」と残念なエピソードを披露しつつ、それがきっかけで女優の道を歩むことになったことを明かした。「最近、『夢がない』という人が多いようですが、それでもいいと思います。流れに身を任せてみるのも一つの方法です」と説いた。続いては「2人にとって家族とはどんな存在か?」という質問。大泉さんは「僕は昔から全然遊ばないし、飲みに行ったりもしない。ウチが好きなんです。だから仕事が終わって早く家に帰って(妻と子供と)一緒にいられればそれでいい。僕が携帯なら家族は充電器」と粋な表現で歓声を浴びた。麻生さんは妊娠4か月のときに本作の撮影に臨み、撮影後に出産した。「私はネガティブな面があるので、家族に癒してもらって元気になれるところがあります。いまは子供が生まれて家族丸ごと私が守りたいっていう気持ちです」と出産後の心境の変化も明かし、力強い“母”の一面を覗かせた。最後に、麻生さんは改めて学生たちに向け「私自身は正直、学生時代は苦しかったです。いまそう思っている人もいるかもしれませんが、大人になると楽しいことがたくさんあります。いま考えると世界は広いんだな、自由で楽しいなと思います」と未来への“希望”を語りかける。大泉さんも「冗談のように思っていること、できるわけないと思っていることをやってみたらいいかもしれません。大事な人を見つけていい家族を作ってください」と“学生嫌い”を公言しつつも、若者たちにしっかりとメッセージを託し、会場は熱い拍手に包まれた。『グッモーエビアン!』は12月15日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:グッモーエビアン! 2012年12月15日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会
2012年12月03日世に“アラサ―”という言葉が誕生してからというもの、仕事にプライベートに奮闘するそのエネルギッシュな反面、人生をいろいろと考えるお年頃になった30歳前後の女子たちにスポットライトが当てられることが多くなった昨今。ドラマを始め、エッセイ本に雑誌の特集、果てはバラエティ番組の中でも彼女たちの活躍は凄まじい。そこでこの冬、スクリーンの中でも活躍する、思わず応援したくなるアラサ―・ヒロインたちをピックアップ!まずご紹介したいのは、エミリー・ブラント(29歳/写真:中央左)演じる『砂漠でサーモン・フィッシング』(12月8日公開)のハリエットだ。バリバリのキャリア・ウーマンで、水産学者・ジョーンズ博士(ユアン・マクレガー)のもとにイエメンの富豪の代理で「砂漠で鮭釣りがしたい」という無理難題を持ち込んだ美人コンサルタント。気が強く、仕事ではジョーンズをグイグイと引っ張っていき、恋にも積極的なのだが、ちょっと不器用な面が…という、典型的な一人相撲タイプ。押せ押せの攻めの姿勢には同じ女性から称賛が送られる一方で、この空回り感にどこか共感してしまう人も多いのでは?強気のヒロインと言えば、『グッモーエビアン!』(12月15日公開)で麻生久美子(34歳/写真:中央右)扮する元パンクバンドのギタリストで、17歳で母親になったアキに注目しない訳にはいかない。15歳の娘をもちながら、ある日転がり込んできた昔の男・ヤグ(大泉洋)の面倒も見てしまうという肝っ玉母さんを演じた麻生さんだが、本作ではアキ以上に肝の座った逸話が…。実は、この作品の撮影時、麻生さんは妊娠4か月の状態だったというから驚きだ。「母は強し」、そんな言葉を彷彿とさせる役どころを見事に演じきっている。そんな勝気なヒロインたちとは対照的に、『レ・ミゼラブル』(12月21日公開)のアン・ハサウェイ(30歳/写真:右)が体当たりで演じたファンテーヌは、この作品を観た誰もが応援したくなってしまうこと必至の幸薄ヒロインだ。貧困にあえぐ民衆が自由を求めて立ち上がろうとしていた19世紀フランスを舞台に描かれるのだが、アン演じるファンテーヌは娘のためにその身を売り、寒空の下で無力な自分自身を嘆きながら、流浪の男ジャン・バルジャルジャン(ヒュー・ジャックマン)に預けた娘の無事を願うのだ。ドレスもボロボロになり、さらに役のために丸坊主に近いヘア・スタイルで体当たりで挑んだアンは、まさに頑張るアラサー女子と言える。最後は、美しくもねっとりとした乙女の嫉妬を描く『マリー・アントワネットに別れをつげて』(12月15日公開)で主人公・シドニーを演じたフランスの新星女優レア・セドゥ(27歳/写真:左)。フランス王妃マリー・アントワネットを慕う彼女の初々しくも官能的な、ざわつく乙女心の淵を覗かせる妙演でレアは見事に監督の期待に応えている。劇中では、愛する王妃から思わぬ裏切りを受け嫉妬に震えるシドニーを思わず応援したくなってしまうこと必至だ。そのほかにもきっと、共感できる、応援したくなるアラサ―女子がスクリーンの中に居るはず。この冬、あなたのお気に入りのヒロインを見つけてみて。■関連作品:砂漠でサーモン・フィッシング 2012年12月8日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011 Yemen Distributions Ltd., BBC and The British Film Institute.All Rights Reserved.グッモーエビアン! 2012年12月15日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.マリー・アントワネットに別れをつげて 2012年12月15日よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ ほか全国にて公開© 2012 GMT PRODUCTIONS - LES FILMS DU LENDEMAIN - MORENA FILMS - FRANCE 3 CINEMA - EURO MEDIA FRANCE - INVEST IMAGE
2012年11月27日家族の数だけ、家族の形があっていい――。大切な誰かを持つ、すべての人へ送る新世代の家族ムービー『グッモ―エビアン』。本作で大きく期待できると話題を呼んでいるのが、麻生久美子と大泉洋の初共演。実力派でありつつ独特なキャラクターが大人気の二人。この主演二人のコンビネーションの良さを感じる、楽しいほっこりインタビューをお届けしよう。■ふたりは初共演となりますが、共演が決まったときの最初の感想と、その時にお相手に対して抱いていたイメージを教えてください。また、共演してみて認識した、相手の予期せぬ部分などがあれば教えて下さい。麻生:共演が決まってから撮影まではずいぶん時間がたっているんです。はじめは共通の知り合いなどもいませんでしたが、大泉さんのイメージはとてもよかったです。すごく明るくて面白くて一緒に仕事をしたら現場を盛り上げてくれそうで、お会いできるのを楽しみにしてました。それに北海道では大スターじゃないですか。北海道だけでの活動とかはあまりよく知らないのですが、ムコウじゃすごい人だという…。大泉:ムコウじゃないですよ、外国みたいな言い方はやめてください(笑) 麻生:北海道でのバラエティの、バラエティというか…。大泉:バラエティです。北海道では100%バラエティ以外の仕事はしていませんから。麻生:でもこっちでは役者さんもされていますので、実際お会いしてみてどんな方なのかとても興味があり、一度共演したいという思いは前からありました。なので共演できて嬉しかったです。大泉:本当にこの映画のお話いただいたのはもう何年か前なんですよね。色々とスケジュールがずれにずれて…。麻生:大泉さんが忙しいんですよ(笑)スケジュールがいつも詰まっていて。大泉:麻生さんが忙しいんですよ(笑)。果たして2人のスケジュールは合うのだろうかということでヤキモキしてました。脚本は楽しかったし、またそれを麻生さんがやると思いながら読みますととても楽しくて。ずれにずれていたので、麻生側がNGだしてるんじゃないだろうかと思ってました。麻生がやだっていってるのか!?と多少揉めたりしました(笑)麻生:揉めてないですよ(笑)大泉:本当にいつ実現するのかと、実現しなかったら悲しいなと思っていましたので今回なんとかやっと念願かなってインできるということですごく嬉しかったです。2011年の春ぐらいにもやるか、みたいな話もあったんですが、もっとスケジュールがタイトで10日間でみたいな感じで…麻生:そうなんですか!? 初めて聞いた。それは無理です。大泉:本当にインできてすごくうれしかったです。■共演されてイメージは変わりましたか?麻生:あまり変わらなかったですが、やっぱりいつも笑ってるわけじゃないんだとは思いました。大泉:いつも笑ってるでしょ。麻生:あ、そう言うとイメージ悪くなっちゃうか。(笑)大泉:やめてください。そういう言い方が余計にいかにも普段むすっとしてるみたいな感じになるじゃないですか。麻生:(笑)。いい意味で普通。でも話しだすと面白い人です。それまでのイメージは明るい、わ~!みたいなイメージだったんです。大泉:メイクさんやスタイリストさんを通してお話を聞いてたんです。お互いその人たちからイメージは聞いていたんですけど、本当に素敵な方で、普通の感じですよ、と。実際お会いして本当に優しくて普通の方でした。麻生さんぐらいになったらもうちょっと高飛車でもいいじゃないですか。現場でも強気で、私から撮れないの? みたいなのとか、誰もいない中で一人で芝居やって、あとはこれで撮ってとか…(笑)僕は一番最初のバンドの練習で遅刻してやばいと思ってたんですけどすごく優しくてほっとした思いがあります。帰ってもいいぐらいの女優さんなんですけどね、本当は。ギターをアンプに突き刺して帰ってもいいぐらいの…。麻生:(爆笑)。やっぱり面白いですね~大泉さんって。面白すぎる!■実際に演奏しなければならないというのはどうでしたか?麻生:その前に、ひとついいですか?今回大泉さんよりひとつ年上の役なんですよ。はじめそれにすごい疑問を持って…私は年上に見られがちだからいいんですけど。大泉:確かに、落ち着いていらっしゃるイメージがあるから、初めて年齢を聞いたときに5個も麻生さんが下だと知って、僕は永遠の大学生みたいなところもあるんで、いつまでたっても年下キャラでいいやと思ってたんですけど。僕が大学生の時に…あ、僕は二浪してるんで計算ややこしいか、僕が高校生の時に小学生でしょ? なんで麻生さんって呼んでたんだろう、みたいな。おい久美子で良いわけですよ。麻生:初めは大泉さんの方が年下に見えるのか不安だったんですけど、お芝居始まったら、本当にかわいくて仕方ないんですよ。そしたらやっぱり年下に見えます。大泉:今回はかわいいがテーマですので、三吉彩花にかわいさで負けたくないですね。大泉洋の方がかわいかったといわれたいです。あれ、もともとの質問なんでしたっけ? あ、そうだ、ギターは大変でしょ? 麻生:本当に大変でした。今もぜんぜんできないんですけど。一個一個ちゃんと進んでいかないとできない性格なんです。曲を弾いてほしいといわれて、その時は振りだけで撮っていくのかなと甘い考えをしていたら実際に弾けるようになってほしいと言われて。しかも2曲。とても早いので思ってたよりも全然難しくて。まず弾けるようになり、その後コーラスも歌わなきゃいけないということで、弾くのと同時に歌うのはすごく難しくて、、スタジオでひとりイライラしてました(笑)。大泉:そのイライラしてるのもかわいいんですよ。でも大変だったと思う。ちゃんと音が出ててすごいと思った。弾いてくださいっていわれたんですか?僕はもっと何十倍も簡単なギターを弾かなきゃいけなかったんだけど、最初から監督にはそんなに寄って撮りませんから弾けなくてもいいです、といわれて。監督は僕には期待してないじゃないかと思って。僕は3日前ですから、ギターを渡されたの。家で生まれたばかりの赤ちゃんがいるんで、寝てるのを起こしちゃいけないんで、なるべく赤ちゃんから遠い部屋で朝5時6時に「この木何の木」を練習してなかなか大変でした。もう少し早く楽曲をいただいていれば僕ももう少し弾けたと思うんですけど。僕は大泉ワンマンショーというイベントで全国回ってたのでなかなかできなくて大変でした。でも麻生さんは分量も多くて本当に大変ですよ。ソロまでありますからね。麻生:ソロとか、動き回ってほしいとかいろいろいわれるんですけどわけがわからなくなってできなくて、やっと今日少しだけ歩けるようになりました。段階を踏んでいます。大泉:弾き始める前にこれ踏んでください!とかね。麻生:そうです。なんのことか分からない(笑)。■参考にしたミュージシャンはいますか?麻生:監督に外国人の方の映像を見せていただいたり、川村かおりさんが参考になるんじゃないかと映像をみたりしました。大泉:僕はレディ・ガガ。困ったらレディ・ガガと言う事にしてるんです。僕にはまったくロックの血が無くて、ムード歌謡の血しかないんで、全くどうしていいかわからないです、と言ったら監督から外国のアーティストの方や日本のアーティストの方の織り交ざった映像を見せてもらって。本当に大変でした。どっちかといえば僕は演歌が好きなんですよ。演歌をやってくれといわれたらそんなに練習いらないかもしれないです。■「グッモーエビアン!」のような明るく、家族の温かさを描く作品の持つ意義は、今の時期は特に大きいのではないかと思うのですが、お二人にとって、この作品はどういう立ち位置の作品になるとお考えですか? どのような作品になってほしいですか?麻生:観てくれた人たちが笑顔になってくれたらいいなというのはあります。家族の話だけど、血のつながりだけではなく、思いの強さとか愛情とかがかわいらしく表現できている映画だと思います。気合入れて観なくても、いいものが観れたな、という気持ちになってもらえれば嬉しいです。大泉:僕はいつも準備稿みたいな段階で脚本を読むことが多くて、これから直していきます、という段階で読むんですが、今まで初稿の段階で面白いと思うことは無かったんですが、初めて脚本を読んですぐに、これはやりたい! と思いました。一番最初からそんなに面白いと思うことも無かったし、今でも楽しみです。若いハツキというアキの娘の目線の話なんですけど、ものすごくストレートでかわいくて、ものすごくきゅんとくる話です。脚本を読んで泣きました。その時の涙がものすごく気持ちがいい涙で、すばらしい脚本だなと思いました。麻生さんがやるというのも僕はすぐイメージが沸きました。僕のヤグという役もちゃらんぽらんな感じなんですけどハートがあるという魅力的な役で、僕が初めて脚本を読んだときのように楽しさや、切なさが皆さんに伝わればいいなと思います。あまり考えないでみていいもの観たと思える映画ですよ。いろんな世代で観られる映画だと思います。10代の子達は抱えてるもやもやした悩みとかがきれいに出ていて、もちろん僕たちの世代でも楽しめる映画になっていると思います。■作品情報『グッモ―エビアン』 公式サイト 監督・脚本:山本透出演:麻生久美子 大泉洋 三吉彩花 能年玲奈 竹村 哲(SNAIL RAMP) MAH (SHAKALABBITS)/ 塚地武雅(ドランクドラゴン) 小池栄子 土屋アンナ(友情出演) 配給:ショウゲート12月15日(土)テアトル新宿他全国ロードショー!(c)2012『グッモーエビアン!』製作委員会
2012年11月23日来年秋に公開予定の三谷幸喜監督の新作『清須会議』に出演する総勢26名のキャストが発表され、役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市からコメントが届いた。その他の写真“清須会議”とは、安土桃山時代、1582年6月27日に開かれた、織田氏の継嗣問題と、明智光秀の領地配分を議題にした、尾張国・清須城(愛知県清須市)で行われた会議のこと。映画は、信長の没後、彼の跡取りに名乗りをあげたふたりの男の息つまる頭脳戦を描くもので、信長の重臣・柴田勝家を役所、羽柴秀吉を大泉、丹羽長秀を小日向、池田恒興を佐藤が演じる。三谷作品には『THE 有頂天ホテル』以来となる役所は、「久しぶりの三谷作品への参加、とても楽しみです。戦国武将の中で地味な印象の“勝家”ですが、きっといい奴だったんだろうなぁと思います。愛すべき男、勝家を楽しんで演じたいと思います」。昨年、三谷監督が演出した舞台『ベッジ・パードン』に出演し、監督作品には初出演となる大泉は、「尊敬する三谷さんの映画に出演し、本当に豪華な出演者の皆様の中で“秀吉”という大役を演じる事に大変緊張しています。また監督の『今回の秀吉は本当の猿みたいな見た目です』という言葉にいささかの不安を感じております(笑)」。小日向と佐藤は、「三谷さんの演出にしっかり応えられる様、気合を入れて挑みます」(小日向)、「三谷さん自身の原作から自身の台本へ、同じ二次元なれど脚本は三次元な広がりを持ち、一人の人間の所業とは思えぬ裁きに舌を巻く作品、今から楽しみです」(佐藤)とコメントを寄せている。その他、妻夫木聡、坂東巳之助、伊勢谷友介、中村勘九郎、篠井英介、鈴木京香、中谷美紀、剛力彩芽、浅野忠信、寺島進、阿南健治、松山ケンイチ、でんでん、市川しんぺー、浅野和之、染谷将太、瀬戸カトリーヌ、近藤芳正、戸田恵子、梶原善、天海祐希、そして、同時代を生きていた『ステキな金縛り』の更科六兵衛役で西田敏行が出演する。撮影は11月よりクランクインし、公開は2013年秋の予定。『清須会議』2013年秋、全国東宝系超拡大ロードショー
2012年10月22日映画監督・劇作家・脚本家として絶大な人気を集める、日本が誇る喜劇の名手・三谷幸喜が、昨年行った「三谷幸喜生誕50周年大感謝祭」の締めくくりとして発売した小説「清須会議」(幻冬舎刊)。その映画化にあたり、このほど役所広司や大泉洋ら豪華なキャスト陣の参加が発表された。三谷監督の第6作目となる『清須会議』は、自身初となる“時代劇”。天下統一を目前にしながら、明智光秀の謀反によって、本能寺で命を絶った織田信長。その信長亡き後、織田の継嗣問題と明智光秀の領地配分を議題に、日本史上において初めて会議の席上で歴史が動いたと言われる「清須会議」をテーマに、猛将・柴田勝家vs羽柴秀吉の頭脳戦を軸にそれぞれの思惑の中、絶妙に絡み合う人間模様を三谷監督ならではのコメディタッチで描き出す。今回、発表されたキャスト陣は三谷監督の意気込みが伝わる超豪華な面々。織田信長の筆頭宿老にして羽柴秀吉との織田家後継争いを繰り広げる実直な猛将、主人公・柴田勝家役には、『THE 有頂天ホテル』以来7年ぶりの三谷映画となる名優・役所広司。その敵役となる、巧みな人心掌握術で勝家に相対する羽柴秀吉役に三谷映画は初出演となる大泉洋が扮する。さらに、勝家&秀吉と共に清須会議に出席する織田四天王の策士・丹羽長秀役に小日向文世、会議の行方を左右する池田恒興役に佐藤浩市と日本映画界を支える主役級の俳優たちが集結。しかし、もちろんそれだに留まるはずもなく、信長の跡継ぎ候補になる次男・織田信雄役には妻夫木聡、三男・信孝役に坂東巳之助。信長の弟・三十郎信包役に伊勢谷友介、長男・信忠役に中村勘九郎という奇跡のようなキャスティングが実現した。一方の女優陣には、信長の妹・お市様役に鈴木京香、秀吉の妻・寧役に中谷美紀、信忠の妻で未亡人の松姫役に剛力彩芽と、もはや映画版“大河”(?)の様相だ。このほかにも、浅野忠信、松山ケンイチ、でんでん、寺島進、篠井英介、梶原善、染谷将太、近藤芳正、戸田恵子、瀬戸カトリーヌ。そして“忍びの者”役に天海祐希、また奇しくも同時代を生きていた『ステキな金縛り』の更科六兵衛を演じた西田敏行も登場し、劇中では濃密なドラマが展開すること必至だ!日本映画・ドラマ・演劇・歌舞伎界から結集した、まさに“鉄壁の布陣”で挑む本作だが、今回の撮影にあたり、スタジオセットでハリウッド顔負けのスタジオセットが話題となった『ザ・マジックアワー』を上回る大規模なセットを現在制作中だという。果たして、三谷監督の新境地はどんな笑いと感動を見せてくれるのか?期待して続報を待ちたい。『清須会議』の撮影は11月よりクランクイン、公開は2013年秋を予定している。■関連作品:清須会議 2013年秋より全国東宝系にて公開© 2013フジテレビ東宝
2012年10月22日第24回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞、第35回日本アカデミー賞作品賞含む7部門受賞と、その年の数々の映画賞を受賞した映画『探偵はBARにいる』の続編『探偵はBARにいる2』が、来年5月に公開されることが決定!2013年、予測不能なコンビ・探偵と高田が再びスクリーンに戻ってくる。東直己の手による「ススキノ探偵」シリーズ2作目にあたる「バーにかかってきた電話」(ハヤカワ文庫刊)を原作に、大泉洋、松田龍平をキャストに迎えた前作は数々の映画賞を獲得し、DVDは5万6,000枚のヒットを記録。こと北海道では異例の4か月のロングランを記録した。そしてこのたび製作が決定した続編は、ススキの探偵シリーズ「探偵はひとりぼっち」(ハヤカワ文庫刊)を原作に、大泉さん演じる酒好きで美人に弱く、街と仲間を愛する主人公の探偵と、松田さん演じる喧嘩はめっぽう強いが、いつも探偵のピンチに遅れて来るマイペースな相棒・高田がススキノで発生した事件を追い、奔走する姿が描かれる。脚本は前作に続き、「リーガルハイ」でも脚本を担当した古沢良太とプロデューサーも勤める須藤泰司の2人。監督も同じく前作から続投、『臨場劇場版』に『相棒シリーズXDAY』と立て続けに話題作を手がける橋本一がメガホンを握る。先月末より札幌でクランクインを迎えた本作だが、主演の大泉さんは「気合入りましたね。久々に。ビシッとね!」と、久しぶりの探偵衣装に背筋がシャンと伸びたよう。どうやら前作よりも派手なアクションが盛り込まれているようで「今回はひどいですね!バカじゃないの?っていう。僕はジャッキー・チェンじゃないんですから…。車から車に飛び移るとか…どうするんでしょうね?」とパワーアップしたアクションシーンへの不安もポツリ。一方、久々に高田の衣装で大泉さんと並び、客観的に見ても好きなコンビだと話す松田さんは「大変そうですけど、面白くなりそうです」と期待を込めて語る。さらに「前作は探り探りな部分もあったし、今回はそれ踏まえて『2』ということで、もっと歩み寄ったところでやっていいのかなっていうのが、楽しみです。『探偵はBARにいる』の独特の雰囲気、少しだけアングラ感というか、華やかな世界とはちょっと違う世界観みたいなものは出るんじゃないかなと思っています」と作品に対する意欲を口にした。橋本監督からも「現場の意気込みは前作の2倍!興奮3倍、笑い4倍、感動5倍、面白さ10倍の仕上がりを目指して奮闘撮影中、お楽しみに!」と期待をせずにはいられないコメントが寄せられた。クランクアップは11月上旬を予定。果たして今回は、いったいどんな依頼が彼らの元に舞い込むのか?続報を楽しみに待ちたい。『探偵はBARにいる2』は2013年5月11日(土)より全国にて公開。■関連作品:探偵はBARにいる2 2013年5月11日より全国にて公開探偵はBARにいる 2011年9月10日より全国にて公開© 2011「探偵はBARにいる」製作委員会
2012年10月19日吉川トリコ原作の同名コミックを映画化した『グッモーエビアン!』の完成披露試写会が5日、都内で開催され、W主演を果たした麻生久美子と大泉洋、共演する三吉彩花、メガホンを執る山本透監督が登壇した。麻生は今年5月に第一子となる女の子を出産して以来、初めて公の場に登場。劇中では若くして娘を産んだ元パンクロッカーの未婚母を熱演。これまでも母親役を演じた経験はあるが、「お腹に赤ちゃんがいると、これまでと違う思いで撮影に臨むことができた」としみじみ語っていた。その他の写真毎日を面白おかしく過ごす元パンクロッカーの母・アキ(麻生)としっかり者の娘・ハツキ(三吉)、そこに突然転がり込んできたバンドの元メンバーで、長年アキに思いを寄せ続けるヤグ(大泉)の3人が、葛藤しながらも様々な問題を乗り越えて家族の絆を深めていく姿を描き出す。大泉は「僕自身、ロックの血が流れていないので、ムード歌謡の歌手に役柄を変更してほしかった」と振り返り、実際のパンク熱唱シーンには「ガラスのボイスを持っているので、あんな風に歌うとすぐに声がつぶれてしまう。(役作りの参考で)パンクロックのライブ映像を拝見しましたが…、黙って静かに歌っていればいいのにと思いました」と笑いを誘った。一方、麻生はギター演奏に苦労したそうで「体調も良くなく、もっと上手にできたんじゃないかと後悔の思いもある」。ちなみに大泉は撮影中、麻生の妊娠を知らなかったといい「だから、大事なシーンの撮影で風邪とかひいているし、なんと病弱な人なんだって…。今思えば、鈍感な男でした」と反省しきりだった。そんな麻生&大泉について、三吉は「本当の家族のように、優しく接してくれた。私自身も撮影当時は15歳だったので、中学生から高校生の間の反抗心や苛立ちは自然と理解できた」と話し、山本監督は「キャストの皆さんが、キャラクターを気に入ってくれ、演じてくれたので苦労はなかった。3人が日々、家族らしくなるので、撮影が終わりに近づく頃には『もっと撮りたい』という気持ちになってしまった」とハートウォーミングな撮影を振り返っていた。『グッモーエビアン!』12月15日(土) テアトル新宿他全国ロードショー
2012年09月05日今年5月に第1子を出産した麻生久美子が出産後、初めて公の場に登場。9月5日(水)に都内で開催された映画『グッモーエビアン!』の完成披露試写会の舞台挨拶に共演の大泉洋、三吉彩花、山本透監督と共に登壇し元気な姿を見せた。映画は吉川トリコの同名小説が原作。元パンクロッカーの母・アキとしっかり者の中学生のハツキの母娘2人暮らしのアパートにアキのかつての同棲相手でバンド仲間のヤグが転がり込んでくる。気ままな大人2人にイラつくハツキだったが、自らの進路について決断したのをきっかけに彼らの真意や過去を知ることになり…。大きな拍手で迎えられた麻生さんは「撮影中はご迷惑をおかけしまして…(苦笑)」と恐縮気味。本作では17歳の若さで娘を産み育ててきた未婚の母を演じているが、「母親役は以前にも一度、経験はありますがお腹の中に赤ちゃんがいて、これまでとは違う思いで撮影に臨みました。妊娠中に撮影したのはこの作品だけなので格別の思いがあります」と感慨深げに語った。元パンクロッカーということでギターを演奏するシーンもあるが「苦労しました…」とふり返り、「体調が悪いときもあり『もっと上手にできたんじゃないか?』という後悔もあります」とも。それでも映画の中で描かれる“家族”については「普通の家庭とは違う、ちょっと変わった家族像だけど、いろんな形があっていいと思えます。自分の家族、周りの人たちに『いてくれてありがとう』という感謝の気持ちが改めて芽生えました」と語り、作品と自身の生活が相互に影響を与えたことを明かした。一方、大泉さんは「ロックの血が流れていないので、ムード歌謡の歌手に変更してほしかった」と苦笑。「歌うシーンでは(衣裳の)チェーンや金具が足にあたって青あざができました。黙って静かに歌ってればいいのに!」と不満を露わにし笑いを誘っていた。だが脚本の完成から撮影まで数年を要し、ついに完成に至った本作への思い入れは誰よりも強いようで「台本が面白くて、どうしても演じたかった役なので、時間がかかっても実現して良かった。自然と涙こぼれる作品です」と自信をのぞかせた。麻生さんは共演陣に気を遣わせまいと、妊娠中であることを告げずに撮影に臨んでおり、大泉さんはクランクアップ後に麻生さんの妊娠を知ったそう。麻生さんの撮影現場での“体調不良”について、大泉さんは「内心、どんな体調管理してるんだ?病弱なのかな?と思ってました。鈍感ですみません!」と自らの不明を恥じていた。監督はそんな撮影の日々をふり返りつつ「苦労はなかったです」とニッコリ。「逆にクランクアップが近づくと、どんどん家族になっていく3人の姿を『もっと撮影したい』という思いに駆られました」と3人が醸し出す空気感を絶賛した。『グッモーエビアン!』は12月15日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。■関連作品:グッモーエビアン! 2012年12月、テアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会
2012年09月05日吉川トリコ原作の同名コミックを麻生久美子、大泉洋のW主演で映画化する『グッモーエビアン!』の予告編映像とポスター画像が公開され、本作の主題歌をロックバンド・ONE OK ROCKが担当することが発表された。映画『グッモーエビアン!』予告編本作は、毎日を面白おかしく過ごす元パンクロッカーの母・アキ(麻生)と超自由人のヤグ(大泉)、アキの娘で真面目な中学生のハツキ(三吉彩花)の3人が、葛藤しながらも様々な問題を乗り越えて家族の絆を深めていく姿を描いた物語。ハツキの目線を通して描かれる本映像は、海外へ放浪の旅に出ていたヤグが突然戻ってくる場面からはじまる。毎日を自由に生きるアキと、本当の父親でないヤグとの不思議な共同生活に悩み素直に受け入れられない様子や、ヤグの過去の秘密や母親の想いを知ることで、自分の将来や家族のあり方を真剣に考えはじめるハツキの姿が映し出されている。ほか、本映像には能年玲奈がハツキの友人役、小池栄子が担任教師役として登場しており、それぞれのキャラクターが明らかになっている。また、予告編ではロックバンド・ONE OK ROCKが本作のために書き下ろしたオリジナルソング「the same as...」も一部公開。山本透監督は、「劇中、ヤグは『ROCKが何かなんてわからない』と言う。言葉にするだけ野暮で、ジャンルで語ろうとすると、とたんにつまらなくなる。ONE OK ROCKは、そんなモノは超越している、サイコーのROCK BAND」と絶賛しており、「もしこの映画が、誰かの心を突き動かすことが出来たなら、その人の人生の中、何度もこの曲が甦って、何かを支えてくれるに違いない」とコメントを寄せている。ポスター画像に描かれている、“ROCKじゃなきゃ、家族じゃない!?”というキャッチコピーの通り、個性豊かなキャラクターがどんな破天荒な家族の姿を見せるのか気になるところだ。『グッモーエビアン!』12月15日(土) テアトル新宿他全国ロードショー
2012年08月31日演劇ユニット「TEAM NACS」の大泉洋、森崎博之、安田顕、戸次重幸、音尾琢真が5月30日(水)、3年ぶりの本公演「WARRIOR~唄い続ける侍ロマン」の東京公演開幕を前に記者会見に臨んだ。侍たちが覇権争いを繰り広げる戦国時代。織田信長(戸次さん)とその部下の柴田勝家(森崎さん)、豊臣秀吉(音尾さん)に明智光秀(大泉さん)、同盟者の徳川家康(安田さん)がそれぞれの思いを胸に波乱の世を渡り歩いていく様を描く。全国18都市を巡る今回の全国公演も、この日からの東京公演(6月10日まで)でいよいよ最後を迎えるが「大河ドラマのようで迫力があると言っていただいてます」(音尾さん)、「初めて行く街での熱狂がすごかった。アンコールも福山雅治でも出てくるんじゃないかっていうくらい(笑)」(大泉さん)とそれぞれに手応えを感じているよう。演出を兼任する森崎さんは「僕らは北海道のローカル劇団。それがみなさんのおかげで全国で59公演もできるようになった。この東京公演でも全てを余すことなく発揮したい」と意気込みを明かした。メンバーはそれぞれ劇中の衣裳で登場したが、一際目立つのは裏地が真っ赤なマントを羽織った信長役の戸次さん。大泉さんから「TVに出るからってカッコつけてる。目も濃いし」と突っ込まれていたが「役のモチーフは京本政樹さん(笑)」、「秋葉原からやって来ました」とおどけていた。“裏切り者”の光秀を演じる大泉さんに裏切られた経験は?とメンバーに尋ねると戸次さんは「ひとりで勝手に東京に行ったことですかね」とすっかり“全国区”となった大泉さんを見やり、少し悲しげに明かしたが、大泉さんは「みんなで決めたことだろ?」と思わぬ身内の“裏切り”コメントに怒り心頭の様子。森崎さんの「彼は裏切りはしないけど、嘘はつく」という微妙なフォロー(?)に、「裏切っていいならとっくに(劇団を)辞めてるよ!」とまで語り、「次の公演は未定ですからね。これが『TEAM NACS』の事実上の休業宣言になるかも。またいつかお会いできたらいいですが…」と東京公演開幕を前に解散まで示唆する事態に…。マスコミ陣からは地元・北海道での人気の高さについて「日本ハム(ファイターズ/本拠地・札幌)より人気が高いのでは?」という声も。過去に何度も何気ない些細な発言が意図せずしてニュースのトップを飾る“舌禍事件”を経験している大泉さんは、「そんなこと(自分たちが肯定したと)記事にされたらたまらんからハッキリ言っときます。日本ハムの方が人気あります!」となぜか公演とは無関係のプロ野球チームを声高にアピールするハメになっていた。「WARRIOR~唄い続ける侍ロマン」は赤坂ACTシアターにて5月30日(金)より6月10日(日)まで上演。公式サイト:■関連作品:グッモーエビアン! 2012年12月、テアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会■関連記事:麻生久美子、出産後初の母親役はパンクロッカー!『グッモーエビアン!』特報解禁
2012年05月30日『モテキ』や『宇宙兄弟』、『ガール』など話題作への出演が続く麻生久美子が、圧倒的な人気を誇る大泉洋と共にW主演を果たし、吉川トリコ原作の同名小説を映画化した『グッモーエビアン!』が12月に公開されることが決定!初共演を果たした2人のハジケた姿を楽しめる貴重な特報映像とティザービジュアルが披露された。若くして娘を産んだ元パンクロッカーの母・アキ、お調子者でおバカだけど人一倍優しい男・ヤグ、そんな親とは対照的に真面目で冷静な娘・ハツキの3人が織り成す一風変わった家族の物語。タイトルにもある「グッモーエビアン!」と叫ぶ大泉さん扮するヤグが率いるパンクバンド「MISSION FROM GOD」の熱狂的なライヴシーンで幕を開けるこちらの映像。その暴れっぷり、ファッションは伝説のロックバンド「THE BLUE HEARTS」を彷彿とさせる。ティザービジュアルでも血管が浮き出るほどに熱唱する大泉さんの姿が大きく写し出されているが、その隣で鋭い視線を投げかけるのがアキ役の麻生さん。まもなく公開される『ガール』では家庭と仕事に奮闘する“デキる女”を演じる麻生さんだが、一転、本作で演じるのは娘にスカート丈を短くするように勧めてしまう、何ともハードコアな母親。これまで見たことのない強烈なキャラクターに挑戦している。アキの娘・ハツキを演じるのは、一昨年大ヒットを記録した『告白』に生徒役で出演しており、ティーン雑誌「Seventeen」の専属モデルとして活躍する三吉彩花。登場するキャラクターの中で誰よりも冷静だが、キレると恐いのは母親譲り?今月7日に第1子となる女児を出産し、実生活でも母親となった麻生さん。本作では彼女の母親ぶりにも要注目!『グッモーエビアン!』は12月、テアトル新宿ほか全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:グッモーエビアン! 2012年12月、テアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会ガール 2012年5月26日より全国東宝系にて公開© 2012 "GIRL"Movie Project■関連記事:深川栄洋監督、撮影中は香里奈、麻生久美子らのガールズトークにタジタジ?向井理VS香里奈のバトル勃発?「女性は陰険」「何かあったの?」と舌戦『宇宙兄弟』&『ガール』の監督が登壇! NCWクリエイティブセミナーに6名様ご招待女子必見のトークショー付き!『ガール』女子試写会に15組30名様をご招待きっと、あなたがここにいる。“女子力”バイブル『ガール』完成披露試写会に5名様ご招待
2012年05月15日大泉洋らTEAM NACSが所属する芸能事務所の社長を務める一方、北海道ローカル発ながら、全国約50局ネット、DVDの売上は数十万セットという大ヒットを記録したバラエティ番組『水曜どうでしょう』の企画、演出を担当した鈴井貴之。1990年には劇団OOPARTSを旗揚げし、前衛的な内容で動員を増やしてきたが1998年に惜しまれつつも解散。その後12年の時を経て、新たな「OOPARTS」の活動をスタートした鈴井。同年10月には演劇とライブハウスの融合を目指した舞台『CUT』を札幌、東京、大阪の各zeppで上演し、鈴井自身も12年ぶりに舞台役者としてステージへ立ち話題となった。そんな鈴井の生誕50年にあたる今年、新たな演劇に挑戦することが発表された。2年ぶりに舞台活動を再開する鈴井が選んだテーマは「樹海」。物語は、事情を抱えた男女4人が自殺の名所「樹海」に迷い込んだところから始まる。死にに来たはずなのに大量の食糧を抱えてきた者や、陣地を主張して、自分以外はここでは死なせないと言う者もいて、何か様子がおかしい。そのうち「私が死のうと思ったわけ」と題したプレゼン大会を始めてしまう。実は本当に死ぬ気はなかったのではないかと気付いてしまう4人。だが、1度足を踏み入れたら2度と出られぬ「樹海」で4人の運命は…。キャストは、劇団キャラメルボックスの岡田達也、佐藤めぐみ、納谷真大、井之上隆志、石井正則に加え、鈴井自身も出演する。舞台『樹海-SEA of THE TREE-』は10月6日(土)から11日(木)まで東京・ル テアトル銀座byPARCOにて上演。その後、10月13日(土)から14日(日)まで名古屋・名鉄ホール、10月20日(土)から21日(日)まで大阪・イオン化粧品 シアターBRAVA!にて開催する。チケットの一般発売は7月22日(日)より。
2012年04月20日北海道放送の創立60周年を記念して製作された連続TVドラマ「スープカレー」(HBC・TBSにて放送)が完成し、4月3日(火)、北海道・札幌のホテルで会見が行われた。本作に出演する、北海道で絶大な人気を誇る劇団ユニット「TEAM NACS」のメンバー(森崎博之、安田顕、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真)に加えてチーフプロデューサーの泉雄貴、演出チーフの木村好克監督が登壇した。若かった頃の夢や理想を心の中に小さく灯しながらも、40代を迎えてしまった男たちの現実との葛藤、友情や家族愛などをそれぞれに独立した5つのストーリーで描き出す。総監修を『踊る大捜査線』シリーズなどで知られる本広克行が、脚本の監修を『アンフェア』シリーズの原作者・秦建日子が務めるなど、60周年記念にふさわしい力作となっている。待望の完成を迎えた木村監督は「総監修の本広さんから合格をもらい、やっと完成にこぎつけました」と感慨もひとしお。また、TEAM NACSのメンバーの口からも「体力的にとてもきついロケで、メンバーの中で唯一徹夜ロケを敢行しました」(戸次さん)、「家族を大切に思う姿は見てくださる人の気持ちを優しく、温かく、幸せにすると思います」(音尾さん)とそれぞれに完成した喜びや見どころが語られた。一方、大泉さんは「AKB48」の峯岸みなみ扮する料理経験ゼロのタレントをアシスタントに「スープカレー」という番組を率いる料理研究家・五十嵐を演じたが、役柄への思い入れや今後の抱負を語るのかと思いきや「台本はもらったのですが、その内容はほとんどがスープカレーのレシピで、芝居はアドリブが多くてドラマを撮ったというよりは、峯岸さんと“料理番組を作った”という感じでした(笑)」と撮影秘話を明かし、飄々とした語り口で会場の笑いを誘った。ドラマ「スープカレー」(1話30分/全10話)は、HBCにて4月13日(金)より毎週金曜24:20~放送(初回は24:45~/第2回は24:35~)、TBSでは4月16日(月)より毎週月曜深夜26:04~放送。公式サイト:■関連作品:しあわせのパン 2012年1月21日より北海道にて先行公開、1月28日より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011『しあわせのパン』製作委員会■関連記事:『しあわせのパン』無料上映会、被災地・南三陸町で開催!手作りパンのプレゼントも大泉洋、主演作『しあわせのパン』大ヒットなのに…「申し訳ない」と全面謝罪!?大泉洋、“晴れ女”原田知世と共演し、まさかの体質改善?大泉洋、監督から「毎日飲むの止めて」の忠告『しあわせのパン』北海道で先行公開!『しあわせのパン』原田知世「自分を見つめなおす、そのためにこの映画に出会った」
2012年04月04日スタイリッシュな次元に期待!!テレビや劇場版アニメで多くのファンの心をつかんでいる『ルパン三世』。テレビを見ていて、「この俳優はルパン、この女優は不二子ちゃんに似ているな」なんて考えたことがありませんか。中でも渋くてミステリアスな次元は、誰に似ているか気になるところです。そこで女性547名に「たしかに似ているかも!?『ルパン三世』の次元大介になりきれそうな俳優」を聞いてみました。>>男性編も見るQ.たしかに似ているかも!?『ルパン三世』の次元大介になりきれそうな俳優は?(複数回答)1位オダギリジョー19.6%2位松田翔太15.9%3位浅野忠信14.8%4位永瀬正敏12.6%5位阿部寛11.2%※敬称略■オダギリジョーは次元に似ている!?・「ちょっとひねくれたような感じがいい。細身なスタイルも似ている」(26歳/機械・精密機器/機械・精密機器)・「ヒゲも雰囲気もぴったりだと思う」(29歳/印刷・紙パルプ/クリエイティブ職)・「顔の輪郭が似ているような気がするから」(25歳/学校・教育関連/専門職)・「ほどよく落ち着いていて、顔が細長いから」(22歳/小売店/販売職・サービス系)・「ちょっと変わった雰囲気が似ている」(25歳/商社・卸/販売職・サービス系)■松田翔太は次元に似ている!?・「見た目と内面にギャップがある役をうまく演じてくれそうだから」(29歳/金融・証券/事務系専門職)・「この人しか考えられない!!かっこいい現代版の次元になってくれそう」(27歳/マスコミ・広告/事務系専門職)・「ヒゲを伸ばせば、セクシーな雰囲気が似ていると思う」(22歳/生保・損保/事務系専門職)・「クールでスマートな感じがすてき」(27歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)■浅野忠信は次元に似ている!?・「落ち着いているのにコミカルな雰囲気が出せそうだから」(31歳/金融・証券/販売職・サービス系)・「渋さの中にちょっとしたダメさ、面倒見のよさを兼ね備えていそう」(23歳/農林・水産/事務系専門職)・「優しい目をした俳優の方が合うと思う」(25歳/医療・福祉/専門職)■永瀬正敏は次元に似ている!?・「次元といえば、体は細身、顔はしょうゆ顔&ヒゲ。該当するのは永瀬さんです」(25歳/警備・メンテナンス/営業職)・「足の細さやもみあげの感じが似ている気がする」(28歳/商社・卸/事務系専門職)・「見た目の背格好と、渋い感じがぴったり」(27歳/通信/秘書・アシスタント職)■阿部寛は次元に似ている!?・「冷静でいて、かつルパンと一緒にむちゃやバカなこともできる人がいい」(21歳/建設・土木/技術職)・「クセのある役に定評があるというか、彼なりの次元を演じてくれそう」(28歳/機械・精密機器/営業職)・「多くを語らず寡黙でもOKで、ドジった姿も想像できるから」(27歳/生保・損保/事務系専門職)■番外編:この俳優は次元に似ている!?・大泉洋:「次元はクールな感じなのにルパンのむちゃぶりにもついていくので、陽気な部分もある人がいいと思う」(26歳/人材派遣・人材紹介/技術職)・寺脇康文:「ある程度の年齢が必要。ヒゲを生やしても抵抗がなく、少しふざけた部分も必要だから」(30歳/商社・卸/事務系専門職)・松山ケンイチ:「面白いけど、陰のあるところが似ている気がする」(25歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・木村拓哉:「ヒゲを生やせば、ワイルドですっきりした顔が次元に合っていると思う」(30歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・伊勢谷友介:「クセのあるニヒルな笑い方が似合うと思うから」(26歳/医薬品・化粧品/専門職)総評ヒゲにロン毛、さらにハットをかぶったスーツ姿がまさに次元!!ということで、1位はオダギリジョーさんでした。身長178cmの次元と176cmのオダギリさんはスラッとしたスタイルも似ていますよね。また、一筋縄ではいかないルパン一味には「ちょっとひねくれたような感じ」も必要。ビジュアルだけでなく、雰囲気も似ていることから見事1位を獲得しました。「現代版の次元を演じるならこの人!!」という意見が出た松田翔太さんは2位にランクイン。クールでスマート、ときにおちゃめな『花より男子』の西門総二郎を演じた松田さんなら、次元になりきる演技も期待できそう。あまり見ることのないヒゲを生やした姿も見てみたいですね。渋い大人の色気が漂う浅野忠信さんは3位、永瀬正敏さんは4位。細身の2人ならスーツもばっちり着こなせそうです。容姿や雰囲気が似ているというより「彼なりの次元を演じてくれそう」なのは5位の阿部寛さん。低くて深みのある声も違和感なく受け入れられそうです。セクシー系、クール系、大人渋い系と、さまざまな次元のイメージを表現できそうな俳優がそろった今回のランキング。それぞれが次元を演じたら、どんな『ルパン三世』になるか、想像してみるのもオススメです。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年1月27日~2月1日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性547名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】ルパン三世を演じてほしい芸能人【ランキング女性編】『CITY HUNTER』の主人公、冴羽リョウを演じてほしい芸能人【ランキング女性編】『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』の主人公、緋村剣心を演じてほしい俳優完全版(画像などあり)を見る
2012年03月14日渋いヒゲ姿がイメージぴったり!?お調子者のルパンやクールな五ェ門、セクシー美女の不二子ちゃんなど個性的なキャラが魅力的な『ルパン三世』。中でも、ルパンの頼れる相棒、次元の渋さにあこがれている男性は多そう。でも現実に次元のような人はいるのでしょうか……?。そこで今回は男性394名に「たしかに似ているかも!?『ルパン三世』の次元大介になりきれそうな俳優」を聞いてみました。>>女性編も見るQ.たしかに似ているかも!?『ルパン三世』の次元大介になりきれそうな俳優は?(複数回答)1位オダギリジョー16.8%2位阿部寛15.0%3位浅野忠信10.9%4位松田翔太7.6%5位永瀬正敏7.1%※敬称略■オダギリジョーは次元に似ている!?・「物静かなイメージが合っていると思うので。帽子をかぶったら1番似合うと思います」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「線の細いニヒルな感じが似合いそうだから」(37歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「髪が長く、ヒゲが生えているときの姿がそっくりだから」(25歳/学校・教育関連/営業職)・「コミカルな感じの演技もできそうだから」(26歳/マスコミ・広告/技術職)・「渋くて軽妙な芝居ができそう」(29歳/マスコミ・広告/事務系専門職)■阿部寛は次元に似ている!?・「役になりきってくれそうだから。渋い!!」(33歳/その他/販売職・サービス系)・「声の質が似合いそうな感じがするから」(28歳/情報・IT/技術職)・「物静かでストイックな感じがぴったり」(44歳/医療・福祉/専門職)・「顔の輪郭が似ている気がする」(38歳/団体・公益法人・官公庁/その他)■浅野忠信は次元に似ている!?・「キレのある動きと、陰のある感じ、あとやせているという点もぴったりかな」(42歳/その他/販売職・サービス系)・「寡黙でダンディーなところが似合いそう」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「表情が読めない感じが似ている」(23歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■松田翔太は次元に似ている!?・「物静かで、まさに『相棒』という感じがする」(30歳/小売店/販売職・サービス系)・「目つき。キリッとした感じが似ている」(29歳/電力・ガス・石油/技術職)・「父親譲りの貫禄が次元に似ている」(25歳/情報・IT/事務系専門職)■永瀬正敏は次元に似ている!?・「クールながらもおちゃめな次元の雰囲気を表現できそう」(24歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「シュールな感じがキャラクターのイメージに合っている」(26歳/その他/技術職)・「渋い雰囲気が似ている。ハットも似合うから」(29歳/運輸・倉庫/技術職)■番外編:この俳優は次元に似ている!?・大泉洋:「クールだけど笑いも取れる。そんなキャラがハマりそう」(29歳/食品・飲料/技術職)・松山ケンイチ:「雰囲気と、品のよい汚さが似ている気がする」(33歳/マスコミ・広告/事務系専門職)・坂口憲二:「帽子をかぶって下を向き、笑うと1番しっくりくる」(23歳/運輸・倉庫/販売職・サービス系)・竹野内豊:「少し陰のある雰囲気のかっこいいキャラが似合う」(30歳/学校・教育関連/専門職)・伊勢谷友介:「『あしたのジョー』のときの演技がよかったため」(25歳/建設・土木/技術職)総評1位のオダギリジョーさんには、ロン毛と無精ヒゲ姿が次元に似ているという意見が出ていました。舞台あいさつなどではスーツにハット姿をよく見かけるので、次元の格好もまったく違和感がなさそうですね。渋さの中にコミカルな表現を織り交ぜ、次元を演じてくれそうです。阿部寛さんは渋い低音ボイスが似ていることから支持され、2位に。面長な輪郭も次元とそっくりです。実写版『テルマエ・ロマエ』で古代ローマ人を演じている阿部さんなら、きっと次元も自分のものにしてしまうでしょう。何を考えているのか分からない、つかめない感じも次元の魅力の一つ。そこをうまく表現できそうなのが3位の浅野忠信さん。「表情が読めない感じが似ている」という意見が出ているように、浅野さんには次元独特の雰囲気がよく似合いそうです。4位は、目元が似ているという理由で松田翔太さんが選ばれました。次元は帽子を目深にかぶっているため、目を見たことがない人も多いかもしれません。ルパンのようなクリクリの目ではなく、キリッとした目元なので松田さんによく似ています。5位の永瀬正敏さんはクールで渋く、さらにおちゃめな雰囲気があるところに支持が集まっていました。1974年に実写化された際、次元を演じていたのはなんと田中邦衛さんでした。今回ランキングで選ばれた俳優が次元を演じたらどんな『ルパン三世』ができるのか、想像してみるのも楽しいかもしれません。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年1月27日~2月1日調査対象:マイナビ ニュース会員会員調査数:男性394名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】ルパン三世を演じてほしい芸能人【ランキング男性編】『CITY HUNTER』の主人公、冴羽リョウを演じてほしい芸能人【ランキング男性編】『るろうに剣心―明治剣客浪漫譚―』の主人公、緋村剣心を演じてほしい俳優完全版(画像などあり)を見る
2012年03月14日多くの人の生活を一変させた、東日本大震災発生からもうすぐで1年。3月3日(土)、宮城県・南三陸町にある南三陸ホテル観洋にて「がんばれ東北!東北応援企画」と題し、『しあわせのパン』の無料上映会が行われた。上映前には三島有紀子監督が舞台挨拶に登壇したほか、主演の大泉洋からのメッセージ・ムービーも届いた。被災地の方々に、映画を通して少しでも心を温めてもらいたいという思いから実現した本イベント。17年前の阪神・淡路大震災の経験者でもある三島監督は「基本的に大事なことは食べること、寝ること。もう一つは自分が感じる喜びや悲しみを誰かと分け合えることが本当に大事だなと感じています。その思いをいつか映画に出来ないかと考えていて、17年たったいま、こうして『しあわせのパン』という映画に思いを込めることができ、ここにこの映画を届けることができて本当に嬉しく思ってます」と自身の体験をふり返り、感慨深げな様子で思いを口にした。残念ながら会場に駆けつけることのできなかった大泉さんは、メッセージムービーで地元の方々に挨拶。「この映画は全国48館という少ない規模での上映にも関わらず大ヒットしているということで、その作品を今日こうしてみなさんに観ていただけることを本当に嬉しく思っています」とコメントし、「今回、原田知世さんと出演させていただき、夫役を寡黙に演じております。どうぞ普段のうるさい大泉洋を忘れて観てください(笑)」と、相変わらずの“大泉節”を炸裂させた。上映後には、サプライズプレゼントとして道産小麦と北海道の豆で作られた「金時豆とごまのパン(どんぐり)」が三島監督から一人ひとりに手渡しされ、作品同様のほのぼとした温かい空気の中、イベントは幕を閉じた。『しあわせのパン』は全国にて公開中。■関連作品:しあわせのパン 2012年1月21日より北海道にて先行公開、1月28日より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011『しあわせのパン』製作委員会■関連記事:大泉洋、主演作『しあわせのパン』大ヒットなのに…「申し訳ない」と全面謝罪!?大泉洋、“晴れ女”原田知世と共演し、まさかの体質改善?大泉洋、監督から「毎日飲むの止めて」の忠告『しあわせのパン』北海道で先行公開!『しあわせのパン』原田知世「自分を見つめなおす、そのためにこの映画に出会った」“優秀主演男優”大泉洋も11歳の少女の感動的なコメントに脱帽!
2012年03月05日俳優の大泉洋が2月12日(日)、東京・渋谷シネクイントで現在公開中の主演作『しあわせのパン』の大ヒット舞台挨拶を、共演する本多力(ヨーロッパ企画)、三島有紀子監督と共に行った。大泉さんの故郷である北海道でロケを行い、洞爺湖のほとりにある月浦の美しい自然も見どころ。この町でカフェを営む夫婦(妻を演じるのは原田知世)と店に訪れる人々の悲喜こもごもを通して、“しあわせ”のあり方を見つめるハートウォーミングな感動作。矢野顕子と忌野清志郎が歌う名曲「ひとつだけ」からインスパイアされている。全国48館での小規模な公開ながら、名だたる大作と肩を並べ、興行ランキングのトップ10入りも果たした本作。大泉さんも「まさかこんなにヒットするとは思っていなかった」と半信半疑の様子だ。この日、原田さんはスケジュールの都合で、舞台挨拶には参加できず「本当に申し訳ありません!」と平謝りの大泉さん。隣に立つ本多さんを「今日は一般の方に来ていただいた。羊役でしたっけ?」、「そのおかっぱ頭は、知世さんを真似ているの?」、「滑舌(かつぜつ)が悪いから、本多くんのシーンは字幕を付けた方がいい」とここぞとばかりにイジり倒した。もちろん、本多さんは一般人でも羊役でもなく、カフェに集う常連客の郵便配達員を好演している。「大泉さんはよくご飯に連れていってくださった。泥酔したり、いろんな大泉さんを知ることができた」と撮影をふり返り、本作を「噛めば噛むほど味が出るスルメのような映画」とアピール。すかさず、大泉さんは「パンの映画で、スルメはないだろ!」とツッコミを入れ、丁々発止のやり取りを披露してくれた。『しあわせのパン』はシネクイントほか全国にて公開中。■関連作品:しあわせのパン 2012年1月21日より北海道にて先行公開、1月28日より渋谷シネクイント、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2011『しあわせのパン』製作委員会■関連記事:大泉洋、“晴れ女”原田知世と共演し、まさかの体質改善?大泉洋、監督から「毎日飲むの止めて」の忠告『しあわせのパン』北海道で先行公開!『しあわせのパン』原田知世「自分を見つめなおす、そのためにこの映画に出会った」“優秀主演男優”大泉洋も11歳の少女の感動的なコメントに脱帽!シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第22回)あなたが憧れる“恋映画”は?
2012年02月13日公開中の原田知世、大泉洋主演映画『しあわせのパン』のメイキング映像がこのほど公開され、クランクアップ直後に本作に対する想いを語るふたりの映像が届いた。『しあわせのパン』メイキング映像『しあわせのパン』は、北海道でパンカフェを営む夫婦と、店を訪れる客たちの人間模様を描いたドラマ。北海道での先行上映では高動員を記録していたが、全国公開後にも勢いは衰えず、全国48館での公開ながら週末動員ランキング10位を記録している。このほど公開された特別映像は、原田、大泉の撮影最終日の模様をとらえたもの。大泉は高々と手をあげ、本作の続編、さらには連続ドラマ化をリクエスト。ファンにはお馴染みの“大泉節”が炸裂しているが、言葉の端々に本作に対する強い想いがみえる。続いて三島有紀子監督から花束を受け取った原田は、スタッフの前であいさつしながら思わず感涙。原田にとって本作が特別な作品のひとつになったことが伺える映像になっている。『しあわせのパン』公開中(C)2011『しあわせのパン』製作委員会
2012年01月31日