浅野忠信と田中麗奈が夫婦役を務める、直木賞作家・重松清が1996年に発表した同名傑作小説を映画化した『幼な子われらに生まれ』。この度、浅野さんと寺島しのぶの演技力が光る、即興芝居で生まれた名シーンが映し出された本編映像がシネマカフェに到着した。今回公開されたのは、浅野さん演じる主人公・田中信と寺島さん演じる信の元妻・友佳の回想シーン。本作が絶賛される理由のひとつに、「エチュード手法で挑んだ役者たちの、見事な演技力」が挙げられるが、それが良く分かるのがこのシーンだ。映像は、当初夫婦だった2人の間に子どもができるも、キャリア志向の友佳は相談もなく勝手に子どもを堕ろしてしまい、それを信が知って揉めてしまうという内容。実はこのシーン、脚本では2行ほどしかないという渾身のアドリブシーン!突如喧嘩になるという、いきなりやろうとしたら普通は気持ちが入りづらく、リアルさに欠けてしまうところを、「ベッドルームに友佳のシステム手帳があって、そこに紙が挟まっている。信はいつも彼女の携帯を見てしまうタイプの男。信が友佳の手帳に挟んでいる紙を見たら、術後の諸注意が書いてある。2枚目に手術を許諾しますという書類があって、そこには信のサインが必要なのに、自分(信)が書いていないサインと判子が押してある」という状況から始めたら一体どんなことになるかを、きっかけだけを作って浅野さんと寺島さんが即興でお芝居。台本を重視しながらも、とにかくその場で作り上げていく空間を大切にした演出法だ。また例えば、脚本に「全部後悔すると思う」というセリフがあったのに対し、信をもっとカチンと来させたいと思ったときに、監督はそのセリフをもう少し強調させたいと寺島さんに伝えると、寺島さんは「全部全部全部後悔すると思う!」と叫び、音を立ててドアを閉めた。実際に使用するカットの前後で、カメラがまわっていない部分も芝居をして作り上げており、だからこそこの短いシーンでもリアリティが溢れ、緊迫したシーンになり、役者の凄みを見せつけるシーンに仕上がった。『幼な子われらに生まれ』は8月26日(土)テアトル新宿・シネスイッチ銀座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年08月28日「現在と違って、まだ福祉とかボランティアとかいう言葉になじみがない時代です。スタッフの間では『1億円集まったらすごいね』と話していました。ところがふたを開けたら、たいへんな金額が集まったんです」 こう話すのは、’78年8月の第1回『24時間テレビ「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)から第3回まで制作スタッフとして番組に関わった小俣匡彦さん。同番組は、今年の『24時間テレビ40「愛は地球を救う」』(8月26〜27日)で第40回の節目を迎える。「すべてが手探りだった」という小俣さんが、第1回の制作現場のドタバタ舞台裏を明かしてくれた。 「この年(’78年)は日本テレビ開局25周年。その記念番組企画の募集に、当時『11PM』のプロデューサーだった都築忠彦さんが、24時間生放送でチャリティーをテーマにした番組を提案し、それが採用されたのがきっかけでした」(以下・小俣さん) 第1回のメインキャスターは萩本欽一と大竹しのぶで、メイン会場は港区芝公園の東京郵便貯金ホール(現・メルパルクホール)。このころまだ麹町にあった日本テレビのスタジオには大橋巨泉、竹下景子、タモリら豪華メンバーがならんでいた。そしてスタジオ内には、視聴者からの電話をスタッフが取り次ぎ、大橋巨泉らと直接やり取りするための直通電話が引かれていた。 「数百台の電話機を用意して対応したのですが、番組スタートと同時に日本テレビ中の電話が鳴りっぱなし。スタッフだけでなく局員も全員で対応しましたが、回線がパンクして、その半数が一時通話不能になってしまいました」 番組のオープニングでは、チャリティーパーソナリティーであるピンク・レディーの歌が流れていたが、それを横目にスタッフたちは予期せぬトラブルと必死に闘っていたのだ。 「十分に用意したはずの電話がパンク……。事前の想定が甘かったといえばそれまでですが、スタッフの想像をはるかに超える反響が全国的に巻き起こったということです」 小俣さんが忘れられないのが、回線のパンクで殺気立つ現場にやってきた1人の男性。 「黒いニット帽にサングラス姿の男性がふらりとスタジオに入ってきて『僕にも電話番をやらせてほしい』と」 スタッフ全員が誰かといぶかしがるなか、率先して電話対応を始めたのが、出演依頼もしていなかった歌手の故・尾崎紀世彦さん(’71年『また逢う日まで』で日本レコード大賞)だった。 「もちろんまったくのボランティア。黙々と手伝ってくれる尾崎さんの姿を見て、この番組は大成功するかもと思いました」 番組最後のグランドフィナーレでは募金総額を発表することになっていた。そのため、お金を数える最新式の機械を銀行が持ち込んでいたのだが……。 「あまりに金額が多すぎて機械が読み取れない。その周りには大人1人では持ち上げられないほどお金が入った袋がつぎつぎと運ばれてくる。結局生放送でカウントできたのは4億円でしたが、最終的には12億円近い募金が寄せられました」 欽ちゃんや大竹しのぶ、タモリなどが先導して青山通りをパレード、代々木公園で番組はエンディングを迎えた。そのパレードの中にいたのが、当時の日本テレビの社長だった小林與三次氏。沿道の人から口々に寄せられる「(番組をやってくれて)ありがとう」の声に感激。本来は開局25周年記念で1回きりのはずだったこの番組を、代々木公園のステージで「来年もやります!」と宣言してしまった。 「スタッフは、相次ぐトラブルと、準備段階から不眠不休だったこともあり疲労困憊。その社長の言葉を聞いて思わず『えっ!』と座り込んでしまったスタッフも多かった。私もその1人でした(笑)」
2017年08月25日7月8日(土)より公開中の米林宏昌監督作『メアリと魔女の花』。この度、本作の公開を記念して映画をイメージした「ガーデンサンドカフェ」が8月4日(金)~9月2日(土)の期間限定で東京都・港区のレンタルスペース「hanami」表参道にて開催されることが決定した。7年に一度しか咲かない、かつて魔女の国から盗みだされた禁断の“魔女の花”。一夜限りの不思議な力を手にしたメアリは、雲海にそびえたつ魔法大学「エンドア」への入学を許可されるが、メアリがついたひとつの嘘が、やがて大切な人を巻き込んだ大事件を引き起こしていく――。本作は、『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』の米林監督の最新作であり、監督が最も得意とする精緻で美しい背景美術と圧倒的なアニメーションで、まさに静と動が融合した夏のエンタテインメント超大作。ヒロインで魔女の国で大冒険を繰り広げる元気な少女・メアリを杉咲花が演じるほか、神木隆之介、天海祐希、小日向文世、満島ひかり、大竹しのぶら豪華俳優陣が出演している。今回オープンするのは、作品の世界観を表現したレンガ調の可愛らしいカフェ。作中登場する魔女世界の最高学府「エンドア大学」の入り口にある「マダム噴水」のオブジェや、森をイメージした巨大なディスプレイの前で、不思議な花「夜間飛行」を持って写真が撮れるフォトスポットなど、作品の世界に入り込めるスポットがあるほか、米林監督がこのカフェのために描いた、ここでしか見られないメアリのイラストも飾られている。メニューは、メアリが出会う“ほうき”が盛り付けられた「ガーデンサンド チキン&たまご」、2つの魔法にチャレンジできるドリンクや、グラスを持ち帰ることができるシルエットミルクティなどを用意。また、噴水マダムの指人形や、木いちごと白桃のジャム、ランチトートバッグなど、カフェ限定グッズも販売される。映画を観た後はぜひ、こちらにも立ち寄ってみて。「メアリと魔女の花 ガーデンサンドカフェ」は8月4日(金)~9月2日(土)まで、東京都・港区のレンタルスペース「hanami」表参道にて開催。(11時~21時/20時ラストオーダー※日曜日のみ 18時30分クローズ/17時30分ラストオーダー)『メアリと魔女の花』は全国東宝系にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年08月04日女優の大竹しのぶが31日、東京・新橋演舞場でミュージカル『にんじん』公開ゲネプロを行い、中山優馬、秋元才加、中山義紘、真琴つばさ、今井清隆、宇梶剛士、キムラ緑子とともに取材に応じた。同作はジュール・ルナールにより1894年に執筆、世界中で愛される同名小説をミュージカル化。1979年に日生劇場で上演され、22歳の大竹しのぶが主人公の少年を演じた。38年ぶりの再演となり、還暦を迎えた大竹が14歳の少年・にんじん役に挑む。大竹は少年らしい動きで舞台上を跳ね回りながらも、家族から愛されない少年の孤独を、情感たっぷりに表していく。少年の姿で現れた大竹は「いたたまれなくて。お芝居してる時はいいんですけど、この距離で見られると……」と不安げな様子。兄役の中山が「本当にかわいい」と絶賛し、「稽古中とかお芝居でないところは少女のような」と語ると、大竹は照れて中山にタックルをした。さらに右隣のキムラが中山を跳ね返すと、中山は「すごいのに挟まれてもうた」と関西弁で驚いていた。キムラも大竹について「稽古場で『おばさんに見えなかった? おばさんに見えなかった? って気にしながら」と不安げにしていたことを明かしたが、「最初から14歳の少年でした」と太鼓判を押す。宇梶も「この違和感のなさはなんだという。かわいらしい」と称賛した。大竹は「作品は好きなので、やると忘れて”にんじん”としていられるんだけど、終わった後『何やってんだ私は』と思うのと戦いです」と苦笑。「怖いもの見たさもあると思う」と言うと出演者がどっと笑い、「笑うとこじゃない」とつっこんでいた。17日に60歳の誕生日を迎え、列席者が豪華すぎる還暦のお祝いパーティーも話題となった大竹だが、明石家さんまがパーティーの様子をラジオで語った話題になると「またオーバーなことを……」とあきれ顔に。一方中山は「恐れ多いです」と誕生日プレゼントを贈れなかったことを明かしたが、大竹は「なんで!? ちょうだい!」と迫り、中山が魚をさばくことになった。「ジャニーズのさかなクン」と言われる中山に、キムラは「あっほんとだ! 似てる!!」と気づき、中山は「本番に支障あるから」と苦笑していた。東京公演は新橋演舞場にて8月1日~27日、大阪公演は大阪松竹座にて9月1日~10日。
2017年07月31日「今回、初めて読んだこの児童小説、それはもう衝撃的でした。大半が周囲から雑用を言いつけられるような幼児虐待やネグレクトのシーンでしょ。思春期に読んだらトラウマになりそう。難しいテーマだからこそ丁寧に作らなきゃ」 そう語るのは、ミュージカル『にんじん』の稽古場で20代最後の誕生日を迎える秋元才加(29)。’13年のAKB48卒業後は数々の舞台で活躍している。『にんじん』は、赤い髪とそばかすのために、家族から「にんじん」というあだ名で呼ばれるフランソワ・ルピック少年の物語。理不尽な怒りを向ける母親、冷淡な父親……家族の様子を冷静に観察しながら少年は成長していく。 ’79年、日本でのミュージカル初演のときに主人公「にんじん」を演じたのは22歳だった大竹しのぶ。この夏、なんと38年ぶりの再演に挑む。 「還暦のしのぶさんなのに少年にしか見えないんです。でも、ご本人はふざけて『近くの席じゃ実年齢がわかってしまいそうだから、遠くから見てもらおうかしら』って(笑)。でも少年の心の揺れが伝わってくる。(キムラ)緑子さんが演じるお母さんも怖くって。なのに、どこか哀愁を帯びていて。お2人の複雑な表現を目の当たりにしています」(秋元・以下同) 秋元の役は、結婚を控えている姉エルネスティーヌ。結婚すれば、家族との息苦しくて窮屈な生活から飛び出せるとの思惑がありそうだ。 「家族はそれぞれに事情を抱えているけれど、共感できる人間臭さを出せたらいいな」 そう、本作は家族というものを考えさせる。 「一家は誰かの本音ひと言で壊れてしまいそうなもろさで張り詰めてる。そのうえに家族が成り立っているグラグラした感じを表現したい。にんじんはしっかりと前向きに生きる強さを持っています」 さて、秋元自身にも呼ばれたくないあだ名があったそう。 「背が高くて体が大きいので“だいこん”とか。子どもって思ったことをズバズバ言うでしょ。にんじんの気持ちがよくわかる」 100年以上前に書かれた小説だが、幼児虐待のニュースをよく見聞きする現代社会に問題を投げかける作品だ。 「古さを感じさせないのが醍醐味。稽古3日でそこに気づけました。私にしては、早いぞ(笑)」
2017年07月31日7月17日に60歳の誕生日を迎えたばかりの大竹しのぶ。彼女は16歳でのデビュー以来、いつもいつまでも美しくチャーミング。“世界一かわいい還暦”かもしれない。 「えー?シワ、いっぱいありますよ。化粧品なんかは、いいと聞いたものをすぐに試したりはしていますけどね。だから使いかけがいっぱい(笑)。でも、自然にシワが刻まれた、自然なおばあちゃんになっていけたらいいな、とも思っています」(大竹・以下同) そして“かわいい”だけじゃないのがこの人。これもデビュー以来、その働きぶりがすさまじい。現在、ドラマ『ごめん、愛してる』(TBS系・日曜21時〜)撮影中だが、同時期にミュージカル『にんじん』の稽古も行う多忙スケジュール。同作は22歳で演じて以来の再演。 「もう1回やりたい作品は?と聞かれたので、“あ、『にんじん』もう1回やりたかったな”って言ったら、話が決まってしまって。『ごめん、愛してる』はオリジナル版の韓国ドラマが好きで。舞台が始まるから両方は無理かと思っていたんだけど、調整してもらいました。ちょっとダブっちゃいましたけどね」 今年は、春にギリシャ悲劇『フェードル』を演じ、夏は『にんじん』、終われば冬は舞台『欲望という名の電車』が控える。舞台に絞っても、実に幅が広い作品、幅が広い役。 「いろんな役ができる、そういう場をもらえるっていうことが、すごく幸せ。舞台だったら、栗山民也さん、蜷川幸雄さん、野田秀樹さん、井上ひさしさん、そういう演出家や作家に巡り合えたということが、すごく大きなことだったと思います」 一方、私生活では、現在95歳の母とともに暮らしている。 「母は介助が必要なんですが、そうやって母の面倒を見ていると、いろいろと勉強になります。年をとっていくってこういうことなんだ、と」 2人の子どもも、32歳と27歳に。 「娘は家を出ましたが、2分くらいのところに住んでいるんですよ。息子は一緒に住んでいます。2人とも結婚していなくて。まだしてほしくないと思う半面、大丈夫かなと心配にも思っています。息子が35歳くらいになったらお見合いを勧めようかな(笑)」 還暦を機に挑戦してみたいことを聞くと、第一線を走り続けてきたからこその答え。 「……うーん。長い休みをとってみたい。せめて半年、できれば1年。今まで長く休んだのは、娘出産時の1年半くらいかな。いま、休んだら何が見えるだろう?と気になります。でもたぶん、お芝居したくなっちゃうと思うんですけど」
2017年07月28日今月スタートしたドラマ『ごめん、愛してる』(TBS系)をご覧になっていますか?韓国で大ヒットしたドラマのリメイクで、主演はTOKIOの長瀬智也さん。ヒロインの吉岡里帆さんに加え、坂口健太郎さん、大竹しのぶさんといった豪華なキャストが話題になっていますね。◆「ごめん、愛してる」とは?ドラマのタイトルでもある「ごめん、愛してる」は、原作では数回にわたって登場する重要なワード。メインの二人が、相手を大事に思うからこそ一緒にはいられない…などの切ないシーンで、愛する人にこのメッセージを送り合います。「ごめん、愛してる」…その言葉からイメージされる通り、胸が痛くなるほどに美しい物語が繰り広げられ…。ちなみに日本版ドラマのキャッチコピーは「この夏、一番切ないラブストーリー」です。今回はそんなドラマにちなんで20~40代の男女に、「パートナーに対して『ごめん、愛してる』と感じた瞬間」を教えてもらいました。ドラマ同様、切なすぎる「ごめん、愛してる」は飛び出すでしょうか?◆ケンカの後の「ごめん」・「ちょっとした行き違いが原因でケンカになってしまったとき」(20代男性)・「言い合いになり、後で思い返して“言いすぎたな”と感じたとき」(40代男性)“あるある”ですね。切なさはありませんが、誰もが「そういう経験あるわー」と共感するのでは?◆甘えすぎて「ごめん」・「彼が優しいからと調子に乗ってしまったとき」(20代女性)・「イライラしてやつ当たりした後、冷静になって自分のワガママだったことに気づいたとき」(30代女性)パートナーに甘えすぎてしまい、反省しつつ「ごめん、愛してる」と感じる人も少なくないようです。◆勘違いして「ごめん」・「誤解してケンカした後、パートナーが私のことを考えてその行動をしてくれたのだと気づいたとき」(40代男性)・「誕生日、当日におめでとうのメッセージがなくて、忘れられたんだーってショックで別れようと思ったけど、数日後に会ったらプレゼントを用意してくれてた。勘違いしてごめん」(30代女性)早とちりして、後で「ごめん」と思うことってありますよね。そういうときは気づいた時点で「ごめん、愛してる」と言うに限る?◆浮気を疑って「ごめん」・「彼がこそこそ行動してたので浮気を疑い、こっそりスマホを見たら私へのサプライズを計画してた。ごめん、愛してる」(30代女性)・「元カレに浮気されたせいで、今の彼のこともすぐに“浮気してるのでは?”と疑ってしまいます。その過去を知ってるので、私が問い詰めても、落ち着くまで静かに話を聞いてくれる彼。いつも本当にごめん」(20代女性)過去の恋愛で浮気された人は、次のパートナーのことも疑ってしまいがち。せっかく心の広い今カレと出会えたのだから、疑う癖を直せるといいですね。そしてスマホのチェックはやめましょう!◆好きだけど…「ごめん」・「学生時代、当時の彼女よりもっと好きな子ができて別れたときに“ごめん”って思った」(30代男性)この男性いわく「付き合ってる子はネガティブなところも見えてるけど、新しく好きになった子はポジティブなところしか見えないから、いいなと思っちゃうんですよね」とのこと。なるほど…。・「恋人と結婚話をしていたが、仕事が上手くいかなくてそれどころじゃなくなった。彼女は“一緒に頑張ろう”と言ってくれたけど、やるせなくて別れを告げた。そのときの気持ちはまさに“ごめん、愛してる”」(40代男性)ここに来てようやく、切ない「ごめん、愛してる」エピソードが。好きだけれど、相手のことを大事に思うからこそ別れなければ…ってやつですね。こちらの男性がその後、彼女とヨリを戻していたりしたら、それこそドラマチックで素敵だったのですが、今は別の女性と結婚しているそうで。幸せそうだから、まあいいか。◆あなたの「ごめん」はどんなとき?みなさんもこんなふうに、パートナーに対して「ごめん、愛してる」と感じたことはあるのではないでしょうか?余計なことを言って怒らせた、勘違いからケンカになった、つい疑ってしまった…なんてときには、相手の目を真っ直ぐ見つめて。あるいは電話で「ごめん、愛してる」と伝えてみるのもいいかもしれませんね。ライタープロフィールプーアルアンティーク着物、古書店、昔の映画など、全般的に古いものに魅力を感じるアラサーのフリーライター。好みの男性は『ツィゴイネルワイゼン』の中の原田芳雄さん。ノーマルだけど、かわいい女子も好き。
2017年07月24日今日7月17日は、女優・大竹しのぶさんのお誕生日です。今年還暦を迎えますが、ずっと表舞台の演者として活躍し、輝き続けているってすごいことですよね。彼女にはきっと特別な魅力があるはず。その魅力、みなさんも知りたいと思いませんか?◆大竹しのぶの愛らしさの秘密に迫る今回は熟女と言われる年齢になっても、なお愛らしく輝いている大竹しのぶさんに星占いで迫ります!そして、大竹しのぶさんの「愛らしさ」を知ると共に、あなたの中の「愛らしさ」も調べましょう。下のほうに、簡単にわかる方法がありますので、ぜひご自身の「愛らしさ」をチェックしてください。◆大竹しのぶのこれまでと現在大竹さんは、16歳の頃にドラマの一般公募で合格し、芸能界入り。その後、映画『青春の門~筑豊編』で本格的にデビュー。NHKテレビ小説『水色の時』でヒロインを務めて注目され、その後、現在に至るまで数々のドラマ、映画、舞台、音楽、バラエティーと幅広く活躍しています。2011年には紫綬褒章を受章し、昨年末はNHK紅白歌合戦に初出場。仕事が途絶えた時期がないそうです。今月スタートしたドラマ『ごめん、愛してる』(TBS系)では、主人公(長瀬智也さん)の生みの親を演じて話題になっています。なお、先日発売された雑誌『婦人公論』の対談では、30人を超える男性経験を告白していました。恋多き女性としてのプライベートな話題も気になります。…と前置きが長くなりましたが、まずはホロスコープをご覧ください。◆芸術家肌だけど、母性は強い?大竹しのぶ(1957年7月17日生まれ)大竹しのぶさんの太陽星座は蟹座、月星座は魚座。ココロニプロロの誕生日占いパレットによると、『一度決めたことは泣いても怒っても貫く一途な人』を表す星回りです。一途な人って、何かに熱中すると、周りが見えなくなってしまうところがありますよね。例えば、ある人を好きになったら、周囲の反対があっても屈せず愛を貫くとか。彼女は月星座が魚座なので、決断するまでは優柔不断かなと思われますが、決めたら素早いのでしょう。ホロスコープ全体を見ると、とてもロマンチストで芸術家らしい星の配置です。ところで、みなさんの周りに蟹座さんはいますか? 蟹座は、ホッとさせる雰囲気を持つので、お嫁さんにしたいタイプ。好きな人には、これでもかというほどの愛情を注ぎます。蟹座生まれは、女性らしいというイメージよりは、母親の母性そのものの象徴です。◆蟹座の愛らしさは「愛情の偏り」参考までに記すと、蟹座のエレメンツ(4元素)は「水」、モダリティ(3区分)は「活動」、ルーラー(支配星)は「月」です。ホロスコープの「家」と「家族」の4ハウスにも属しています。蟹座生まれは気持ちが何よりも大切。そして、仲間や環境に関するこだわりが強い傾向があります。例えば、仲間が困っていたら…出し惜しみせずに力を貸すでしょう。尽くすことが喜びであり、生きがいなのです。ただし、仲間の裏切りには激しい憎悪を表し容赦しません。かわいさ余って憎さ100倍。ホッとさせる雰囲気の裏で、心配性で感情の起伏が激しくて…。そんな蟹座の愛らしさとは、一言で言うと「愛情の偏り」です。溢れ出す思いを押し付けることになっても、隠すことなく注ぎ、ゆらゆらと揺れ動く心で泣いたり笑ったり。ここで一旦、あなたの中の「愛らしさ」を解説しましょう!◆あなたの「愛らしさ」とは?実はあなたにも「愛らしさ」を発揮するタイミングがあります。自然と、愛らしさが出てしまうのです。下記を読むと、あなたの「愛らしさ」を知ることができますよ。調べ方はとっても簡単。あなたの太陽星座と月星座から、それぞれ何番目に蟹座(蟹座マーク)ハウスになるかをチェックしましょう。月星座を知らない場合は、誕生日占いパレットで調べてみて!(例)大竹しのぶさんは太陽星座が蟹座、月星座が魚座なので、下記の1番目と5番目に該当します。もしあなたの太陽星座が牡牛座、月星座が双子座なら、3番目と2番目を見てみましょう。太陽星座と月星座が別々の方は「愛らしい姿」は2つ、一致している方は1つです。【1番目】太陽または月が蟹座あなたが「愛らしさ」を発揮するのは地元が多そう。友達との付き合いや、新生活を始めるタイミングです。あなたは相談したりされたりと、優しさで「愛らしさ」を発揮します。【2番目】太陽または月が双子座あなたが「愛らしさ」を発揮するのは、女性が多く集まる場所。誰かの協力をするタイミングです。振り回されたなぁと感じるときほど、人懐っこく「愛らしさ」を発揮します。【3番目】太陽または月が牡牛座あなたが「愛らしさ」を発揮するのは、思いつきで動くタイミング。あなたは未知の体験で、笑ったり目をキラキラさせたり。あなたの気まぐれこそが「愛らしさ」ですよ。【4番目】太陽または月が牡羊座あなたが「愛らしさ」を発揮するのは、幼少期を思い出すタイミング。今いる場所。自然と親しみを覚える環境でのあなたは解放的で、常に元気で「愛らしく」あります。【5番目】太陽または月が魚座あなたが「愛らしさ」を発揮するのは、恋愛のタイミング。自己アピールできる場所。そこでのあなたは中心的な存在として大注目。あなたのわがままさも「愛らしさ」です。【6番目】太陽または月が水瓶座あなたが「愛らしさ」を発揮するのは、世話をするタイミング。放っておけずに手を出したり声をかけたり。あなたは頼りになる世話役として「愛らしく」思われています。【7番目】太陽または月が山羊座あなたが「愛らしさ」を発揮するのは、パートナーとの出会いのタイミング。あなたは明確な将来の目標があるときほど、自分に磨きをかけて「愛らしく」変貌を遂げます。【8番目】太陽または月が射手座あなたが「愛らしさ」を発揮するのは、交際相手と親密になる場所。子どもが欲しくなるタイミングかも。あなたは夢中で恋をしているときほど「愛らしい」笑顔を浮かべます。【9番目】太陽または月が蠍座あなたが「愛らしさ」を発揮するのは、レベルの高い知性に触れたタイミング。まるで子どものように無邪気に会話を楽しむ場所も。あなたの「愛らしさ」は豊かさでもありそう。【10番目】太陽または月が天秤座あなたが「愛らしさ」を発揮するのは、仕事で成果を出したタイミング。名誉を授かる場所など。クールビューティーなので滅多に「愛らしさ」を発揮することはないでしょう。【11番目】太陽または月が乙女座あなたが「愛らしさ」を発揮するのは、特別な場所。信頼できる仲間とくつろぐタイミングです。そこでのあなたは周りの空気に敏感で「愛らしさ」を上手に使い分けています。【12番目】太陽または月が獅子座あなたが「愛らしさ」を発揮するのは、独りのタイミング。誰にも邪魔をされない場所。ただし、精神的な絆を持つ相手の前でも、「愛らしさ」は自然と出るでしょう。あなたの「愛らしさ」が発揮されるタイミング、わかりましたか? そのタイミングが来るのが楽しみですね!◆大竹しのぶに学ぶ「愛らしさ」大竹しのぶさんのお話に戻りましょう。もうひとつ見逃せないのは、大竹さんの金星星座(獅子座)と火星星座(獅子座)です。金星や火星は恋愛に関する星であり、獅子座は「自己愛や遊び」がテーマなので、恋は自由奔放でしょう。とても情熱的なので、芸能人として仕事が途切れたことがない以上、出会いも多いでしょうし、30人を超える男性経験っていうのは本当かも。まとめると、大竹しのぶさんは、仕事にも恋にも一途で、恋は自由奔放で官能的でしょう。でも、お色気ムンムンというのではなく、母親のような親しみと優しさを合わせ持つタイプ。そのギャップこそ彼女の特別な魅力、愛らしさかもしれません。◆めざせ!愛らしい熟女前述した通り、そのような愛らしさは誰の中にもあって、一定のタイミングや場所で顔を出します。みなさんも、大竹しのぶさんのようにキラキラ輝く愛らしい熟女へと成長できますように。最後になりましたが、大竹しのぶさん、お誕生日おめでとうございます!ライタープロフィールはゆき咲くら土と陽の独自メソッドで占い。新宿、町田、東京タワーの占い処に不定期で出没中!略歴:相性研究家・プロ占い師。メディア&雑誌多数連載。昭和レトロな商店街生まれ。お風呂から見上げる宙とタロットと猫と格安ランチが大好き♡
2017年07月17日「救急車を呼んで!」 寺島しのぶ(44)の声が劇場に響き渡った。7月6日に東京藝術劇場シアターウエストで初日を迎えた寺島主演の舞台『アザー・デザート・シティーズ』。事故が起きたのは、第1幕の終盤。娘役の寺島と大ゲンカのあと、父親役の中嶋しゅうさん(享年69)が言い負かされて立ち上がる場面で、意識を失って舞台から75センチ下の客席に落ちてしまったのだ。 突然の出来事に客席は騒然。反応がない中嶋さんの様子に、寺島は両腕でバツ印をつくり、中止を舞台監督に促した。 「お客さまのなかでお医者さまはいらっしゃいますか?」 偶然にも医師が見に来ていた。呼吸が止まっていたため、すぐさま人工呼吸と心臓マッサージが行われる。共演者やスタッフが中嶋さんのもとへ駆けより、「しゅうさん!」と呼びかけたが、意識が戻ることはなかった。 「目の前でしたから、しのぶさんは相当大きなショックを受けていました。中嶋さんはしのぶさんにとって、父親のような存在だったんです」(演劇関係者) 2人の初共演は約20年前に遡る。それ以来、中嶋さんを何かにつけ、頼るようになったという。 「13年前の『楡の木陰の欲望』の夫婦役で共演したとき、中嶋さんは事実婚を25年間も続けていた鷲尾真知子さん(68)と籍を入れたばかりでした。結婚理由を『生命保険の受取人に困るから』と説明していたのを、しのぶさんはニコニコして聞いていました。しのぶさんは物静かな中嶋さんには話しやすかったんでしょうね。しのぶさんの話を中嶋さんが『うん、うん』と聞いている姿をよく見ました。寺島さんは演技の相談だけではなく、『家族に迷惑かけない仕事をなるべくしていきたい』と人生相談までしていましたね」(前出・演劇関係者) 中嶋さんが倒れたとき、妻の鷲尾は舞台『ふるあめりかに袖はぬらさじ』の稽古が明治座で終わった直後だった。 「劇場からタクシーで直接病院に向かいましたが、死に目には間に合わなかったそうです。それでも翌日の初日の舞台に立たれた」(演劇関係者) 死因は急性大動脈解離。前出の演劇関係者がこう明かす。 「病院には共演者たちも詰めかけました。中嶋さんが亡くなったとわかったとき、しのぶさんは『どうして……』と号泣。『(親しい人が)もう死ぬのはいや』と涙ながらに漏らしたそうです。というのも2週間前にも交流のあった小林麻央さんが亡くなったばかり。麻央さんが最後に観た舞台は、しのぶさんが海老蔵さんと共演した『座頭市』だったそうです」 寺島が大女優になったことを心から喜んでいた中嶋さん。急逝を悼む声は止まないーー。
2017年07月13日旬なゲストのここでしか見ることのできない素顔に迫る日本テレビ系「おしゃれイズム」の7月9日(日)放送回は、ゲストに全国公開中の『メアリと魔女の花』で声優を務める女優の杉咲花を迎え、その“面白すぎる私生活”を大公開する。CMでおいしそうに回鍋肉を食べる美少女として話題になり、湊かなえの小説をドラマ化した「夜行観覧車」では一転、学校でいじめを受け家庭内暴力に走る中学生の少女を演じて、その演技力の高さが評判をよんだ杉咲さん。その後はドラマ「緊急取調室」をはじめ『メアリと魔女の花』と同じ米林宏昌監督作の『思い出のマーニー』や『イン・ザ・ヒーロー』、ドラマから映画へと展開した『MOZU』シリーズなど続々とドラマ、映画に登場するように。そして昨年放送された連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で高畑充希演じる主人公・小橋常子の娘役を演じてその知名度を一気に高めると、今年3月には『湯を沸かすほどの熱い愛』で第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞と新人俳優賞をダブル受賞する快挙を達成。木村拓哉、福士蒼汰らと共演した『無限の住人』も大ヒットを記録。いま最も注目される女優の1人となった。今回は杉咲さんがプライベートを公開。“京都の高級寿司店で○○を全て食べ尽くす”“休日は家から一歩も出ない!?”といったことから友人の女優による“意外な弱点”の暴露。さらにスタジオをあ然とさせた「趣味の動画作品」も紹介してくれるほか、アカデミー賞受賞一か月前から起きていた体の異変など、素の彼女の内面性を知ることができるエピソードトークも。またMCの森泉と共に夏にぴったりの絶品スイーツ店へ。色々な面から杉咲さんの素顔に迫っていく。そんな杉咲さんだが全国東宝系にて公開中の『メアリと魔女の花』でヒロインのメアリの声優を担当している。赤い館村に引っ越してきた主人公メアリは、森で7年に1度しか咲かない不思議な花<夜間飛行>を見つける。それはかつて、魔女の国から盗み出された禁断の“魔女の花”だった。一夜限りの不思議な力を手にいれたメアリは、雲海にそびえ立つ魔法世界の最高学府“エンドア大学”への入学を許可されるが、メアリがついた、たったひとつの嘘が、やがて大切な人を巻き込んだ大事件を引き起こしていく――。『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』の米林宏昌監督最新作となる本作。杉咲さんのほか、『千と千尋の神隠し』や『君の名は。』など声優としても大ヒット作を連発する神木隆之介や天海祐希、小日向文世、満島ひかり、佐藤二朗、遠藤憲一、渡辺えり、大竹しのぶら豪華俳優陣が集結する。「おしゃれイズム」は7月9日(日)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年07月09日スタジオポノック第1回長編作品『メアリと魔女の花』の初日舞台挨拶が7月8日(土)、都内で行われ、メガホンをとった米林宏昌監督(『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』)、杉咲花(メアリ役)、神木隆之介(ピーター役)らが出席した。スタジオジブリ出身の米林監督が3度目の長編メガホンをとる本作。イギリスの児童文学を原作に、7年に1度しか咲かない不思議な花“夜間飛行”を偶然見つけた主人公のメアリの大冒険が描かれる。一夜限りの不思議な力を発揮し、魔法世界の最高学府であるエンドア大学への入学を許可されたメアリだが、彼女がついたウソが大切な人を大事件に巻き込んでしまう。長編アニメ3作目のメガホンとなる米林監督は、「ゼロからのスタートで、苦労が多かったが、たくさんの皆さんの力のおかげで公開初日を迎えて、感謝しています」と感無量の面持ち。「ジブリ超えですか?そんなこと、おこがましくて言えないです。ただ、ジブリを乗り越えていければという気持ちで、作品をつくった。一歩ずつ前作よりも良くなっていければ」と背筋を伸ばした。『思い出のマーニー』に続き、米林作品に出演した杉咲さんは、「取材などで、米林監督が『ジブリという魔法が解けて』とよくおっしゃっていましたが、私はこの世界にスタジオポノックという新たな魔法が生まれたと思う」と語り、「自分にとってのコンプレックスが、ほかの人から見れば魅力や憧れになることも。メアリを演じて、そんな魔法にかけられた、うれしい気分になりました」とふり返った。一方、神木さんは、先に杉咲さんが収録したアフレコ音声を聞きながら、演技をしたといい「“花さま”に助けていただいたおかげで、ピーターを演じることができた」と感謝の意。当の杉咲さんは「花さまって、やめてください(笑)。すべては“神さま”のおかげです!」と照れ笑いを浮かべていた。舞台挨拶には杉咲さんと神木さん、米林監督に加えて、小日向文世(エンドア大学の魔法科学者、ドクター・デイ役)、佐藤二朗(エンドア大学のほうき小屋の番人、フラナガン役)、渡辺えり(バンクス役)、大竹しのぶ(メアリの大叔母、シャーロット役)、プロデューサーの西村義明が出席した。『メアリと魔女の花』は全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年07月08日毎年大きな盛り上がりを見せる夏クールドラマ。今年のラインナップは、もうチェックしましたか?まだという方のために、今日はドラマニアな筆者おすすめの作品をジャンル別にご紹介していきましょう。■夏クールは、ドラマに定評のあるジャニーズ勢が大活躍まずはやっぱりこの作品。ファン待望「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」の第3シーズンが月9枠に帰ってきます。何と言っても、出演キャストが超豪華!主演の山下智久さんをはじめ新垣結衣さん、戸田恵梨香さん、比嘉愛未さん、浅利陽介さんと主役クラスの面々が再集結するほか、「Hey! Say! JUMP」の有岡大貴さん、2017年を代表する成田凌さん、新木優子さんといった注目の若手勢加入が決定。時代を経て描かれる、ドクターヘリのハードなロケシーンにも注目が集まります。またおよそ20年ぶりの恋愛ドラマ出演となるのは、「TOKIO」の長瀬智也さん。「ごめん、愛してる」で日曜劇場の初主演をつとめることがわかっています。本作は、2004年韓国であの「冬ソナ」をしのぐ人気を博したと言われるラブストーリーをもとに、「ラブジェネレーション」「神様、もう少しだけ」などで知られる浅野妙子さんが脚本を紡ぐとあって、期待大。ある事故を機に、自分を捨てた母(大竹しのぶ)への復讐を誓った男(長瀬)が“運命の出会い”を通して、人を愛すること、そして人に愛されることを学んでいく悲恋の物語となっています。そしてもうひとつ忘れてはいけないのが、日本テレビドラマで初主演をつとめる錦戸亮さんの「ウチの夫は仕事ができない」です。妻(松岡茉優)から、家庭でも職場でも大活躍する“理想の夫”だと過信されていた夫(錦戸)が、実は全く仕事のできないダメ社員だったと発覚。子どもの誕生を機に何とかして「できる男になりたい!」と夫婦二人三脚で奮闘する、新感覚お仕事ホームドラマ。コメディータッチな展開が、好奇心を掻き立ててくれますね。■名作が続々実写化!待ちに待ったあの漫画も…!?制作発表と共にネット上を賑わせているのが、この作品。窪田正孝さん主演の「僕たちがやりました」です。仲間に危害を加えたヤンキー高校の生徒へ復讐を誓った主人公一行は、計画を実行する直前、起きるはずのない爆発事件に遭遇――ひょんなことからその容疑者として警察に追われることになってしまうという青春逃亡サスペンス。原作の漫画ファンも多いということで、どのような映像になるのか話題騒然となっています。また主演の瑛太さんに加え、深田恭子さん、森田剛さん、山口智子さんという映画並みのキャストを揃えた「ハロー張りネズミ」にも注目!島耕作シリーズで知られる弘兼憲史さん伝説の名作が、ファン待望の実写化となりました。「モテキ」「まほろ駅前番外地」など、独特の感性で名を馳せる監督・大根仁さんがゴールデン初進出というのにもワクワクですね。下赤塚にある探偵事務所を舞台に、普通なら誰も引き受けたがらない難事件に挑む主人公たち。人情モノから本格的ミステリー、超常現象まで…ジャンルレスな展開が癖になるかも!?そして名作と言えば、松本清張さん「黒革の手帖」も再び実写ドラマ化へ。武井咲さん主演でテレビに帰ってきますよ~。本作は2004年、米倉涼子さんが演じたことでも記憶に新しいはず。人々の欲望が息苦しいほどに交錯する夜の街・銀座――全てを蹴散らし頂点を目指す女の孤高なる戦いがいま、新たな幕を開けます。■夏はやっぱり恋の季節!“愛ある物語”が続々登場今回のイチオシは、愛に溢れたホームドラマ「過保護のカホコ」。ほっこり系がお好きな方におすすめです。民放ドラマ初主演となる高畑充希さんが演じるのは、“究極の箱入り娘”。超絶過保護な親のもと、大学卒業まで何不自由なく育ってきた主人公が、就職活動を機に“本当の自分探し”を始める物語となっています。彼女にとって“恋”の二文字に触れるのも生まれて初めて――心洗われる一作をお楽しみください。また、愛執劇がお好みの方にはこちらをご紹介。福士蒼汰さん主演の「愛してたって、秘密はある。」です。母親を守るため、過去に父親を殺したという秘密を持つ主人公(福士)。日常が静けさを取り戻したのも束の間、恋人(川口春奈)との結婚を目前に、奇妙にも過去の事件が暴かれ始める…。果たして、全てを明かすことだけが“愛”なのでしょうか。企画・原案を手掛けるのがあの秋元康さんとあって、どんなどんでん返しがあるのか…ドキドキです。さて最後は、毒舌好きな方にイチオシ。山崎育三郎さんがドラマ初主演をつとめる「あいの結婚相談所」で“愛ある喝”を堪能してみては?入会金200万円と高額ながら、あらゆる手段で成婚率100%に持ち込むという幻の結婚相談所。「結婚に恋愛は必要なのだろうか」という普遍的なテーマを軸に、新たな毒舌ヒーローのアドバイスが胸に毎話刺さります。心してご覧あれ~。以上、いかがでしたか? 是非、お気に入りの一作を見つけてみてくださいね!(text:Yuki Watanabe)
2017年07月07日切ない愛の物語を描く日曜劇場「ごめん、愛してる」のプレミアム試写会が7月4日(火)、都内にて行われ、主演を務めた長瀬智也(「TOKIO」)に加え、出演する吉岡里帆、坂口健太郎、大西礼芳、池脇千鶴、大竹しのぶが舞台挨拶に登壇した。終始、仲のよさがにじみ出ていた舞台挨拶の中でも、大竹さんは「現場はバカばっかりで(笑)。長瀬さんを中心にスタッフさんもアホばっかり(笑)」と表現すると、場内は爆笑。ただ、「休みなしの撮影でも皆が明るくて、長瀬くんがすごく現場を盛り上げてくれている」と大竹さんが続けると、長瀬さんは「バカとアホの塊といっても過言ではありません(笑)」と、愛を込めて応えていた。「ごめん、愛してる」は、心に孤独を抱える誰にも愛されたことがない主人公の岡崎律(長瀬さん)が、純粋で愛情深い運命の女性・三田凜華(吉岡さん)に出会い、かつて自分を捨てた母親(大竹さん)を求める物語。長瀬さんは日曜劇場では初主演、吉岡さんは連続ドラマの初ヒロインとなる。さらに、主題歌は宇多田ヒカルによる書き下ろし「Forevermore」と発表されており、ドラマの内容と共に注目が高まっている。天才ピアニスト役を演じる坂口さんは、現在外に遊びに行くこともなく一心不乱にピアノを練習していると述べ、1話で披露するピアノシーンも吹き替えなしで弾いたことを告白した。吉岡さんが、「(自分のことを)天才発言されていました。『皆が認める天才だ』って」と明かせば、坂口さんも「そうですね」と涼しい顔をしてみせ、長瀬さんなどからも「天才」ぶりについて総突っ込みを受けた。しかし、ひるまない坂口さんは、「簡単な曲が全く弾けないんです」、「練習中に弾けなくなって、鍵盤に頭をガンとぶつけたらそのまま寝ていました」と、健気に天才ぶりを匂わせると、長瀬さんにも「天才だね」と認められて(?)いた。なお、この日、本作にてイ・スヒョク演じる韓国語の台詞を、人気声優の神谷浩史が副音声で務めることが発表された。一緒にアフレコをしたという長瀬さんは、「ドラマで吹き替えはなかなかなくて、初めてでした。本当に魂が吹き込まれているから、『この声だったのかな』って錯覚するくらい馴染んでいて」と、神谷さんの神業を絶賛していた。日曜劇場「ごめん、愛してる」は7月9日より毎週日曜日21時~TBSにて放送、初回は25分拡大スペシャル。(cinamacafe.net)
2017年07月04日「TOKIO」長瀬智也が主演を務めるほか、吉岡里帆、坂口健太郎、大竹しのぶら豪華キャストが顔を揃える新ドラマ「ごめん、愛してる」。この度、7月9日(日)放送の第1話で、“副音声”の実施が決定。主演の長瀬さんと、イ・スヒョク演じるペクランの日本語吹き替えを超人気声優の神谷浩史が担当。夢のコラボを果たすことが分かった。幼いころ母親に捨てられ不遇な環境で過ごしてきた岡崎律(長瀬智也)。底辺で生きる彼の居場所はもはや裏社会にしかなかった。そんな暗澹とした日々を送っていた律は、ひょんなことから一人の女性・三田 凜華(吉岡里帆)を助ける。後にこれが2人にとって運命を変える出会いとなる。ある日、律は事件に巻き込まれ頭に致命的なけがを負い、命がいつ尽きるかわからない状態に。せめて最期に親孝行がしたいと実母を探し始めた律は、情報を掴み母親・日向麗子(大竹しのぶ)を探し当てる。しかし、律が目にしたのは貧しさゆえに自分を捨てたと思っていた母親が息子のサトル(坂口健太郎)に溢れんばかりの愛情を注ぐ姿。裕福で幸せそうな2人の様子に愕然とした律は、母親への思慕と憎しみに葛藤する。そんなとき、律は凜華と再会。凜華は幼なじみであるサトルに思いを寄せていたが、その想いは届かず寂しさを抱えていた…。本作で長瀬さんが演じているのは、母に捨てられ、これまで誰にも愛されなかった悲運を呪い愛を求める岡崎律役。律は韓国・ソウルの裏社会で生きており、律を兄のように慕っている韓国マフィアの跡取り息子・ぺクラン(イ・スヒョク)とも韓国語でやり取りをしている。今回の副音声では、この韓国語のセリフを日本語で吹き替え。日本のドラマで吹き替えを行うのは、 極めて異例のことであり、イ・スヒョク演じるペクランの日本語吹き替えを、声優の神谷さんが務める。神谷さんといえば、「ONE PIECE」トラファルガー・ロー役や、「夏目友人帳」夏目貴志役、「進撃の巨人」リヴァイ役、「おそ松さん」松野チョロ松役、「クレヨンしんちゃん」ぶりぶりざえもん役など、様々な役どころを演じ分け、昨今の声優人気の中でも一線を画する日本のトップ声優。今回は「物語が動くきっかけとなる役なのでぜひ神谷さんに」というプロデューサーたっての希望より夢のコラボレーションが実現。そして先日、長瀬さんと神谷さんのアフレコが行われ、ドラマスタッフの提案で通常のアフレコとは違う方法を取ったこともあり、「こんな企画はやったことがなくて」とスタンバイ中は戸惑い気味だった神谷さん。しかし、長瀬さんと共に収録に入ると一変、トップ声優の貫禄を見せ順調に収録が進み、予定時間よりも早く終了したほどだ。収録を終えた長瀬さんは、「神谷さんとやってみて、やっぱ凄いですね。声一つにしても、魂が乗っかっているというか、不思議な感じでした。ペクランを演じているイ・スヒョイクさんと神谷さんとは当たり前ですが声が違うんですけど『こんな声だったな』と思わせるんです。感動しました。息ひとつにしても細かいところまで神経を使っているし、声だけで世界を作っている感じが本当にすごいな」とプロの声優の演技を目の当たりにして感激の様子。また自身については「自分で自分の吹き替えをすることもないので、それも不思議な感じ。視聴者のみなさんには、 副音声もぜひ楽しんでほしいです」とコメント。一方、日本のドラマの吹き替えなんて初めての経験だと話す神谷さんは、「まず収録方法から普段と違っていて、録音ブースの中でなくスタッフに囲まれて録るんです。そんな経験もないですから落ち着かなかったです(笑)」と普段との違いに困惑しながらも、「でも、凄く楽しかったですよ。普段はブースに入ると、己との戦いだから。周りのスタッフに見守られている環境がドラマでは当たり前ですよね?今回は、一緒に作っているという感覚を味わえた感じがして、凄く楽しかったです」。また長瀬さんとのアフレコについては、「不思議なものを見せられている気がして。韓国語を話している長瀬さんの映像に 長瀬さん本人が日本語をあてていくという作業でしたが、見ていると日本語を喋ってるんだか韓国語を喋ってるんだかわからなくなっちゃって。長瀬さんは、全くそこに違いがないから。吹き替えを作ってるって感じが全くしないんです。なんでも出来るんだな、と感動してしまいました」と語っている。第1話の放送でのみ楽しめるこの副音声。ぜひ、神谷さん演じるペクランに注目しながらドラマを楽しんでみて。日曜劇場「ごめん、愛してる」は7月9日(日)より毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。※初回25分拡大(cinemacafe.net)
2017年07月04日「TOKIO」長瀬智也が主演を務めるほか、吉岡里帆、坂口健太郎、大竹しのぶ、池脇千鶴ら豪華キャストが出演する7月スタートの新日曜劇場「ごめん、愛してる」。この度、主題歌が宇多田ヒカルの新曲「Forevermore」に決定したことが分かった。幼いころ母親に捨てられ不遇な環境で過ごしてきた岡崎律(長瀬智也)。底辺で生きる彼の居場所はもはや裏社会にしかなかった。そんな暗澹とした日々を送っていた律は、ひょんなことから一人の女性・三田 凜華(吉岡里帆)を助ける。後にこれが2人にとって運命を変える出会いとなる。ある日、律は事件に巻き込まれ頭に致命的なけがを負い、命がいつ尽きるかわからない状態に。せめて最期に親孝行がしたいと実母を探し始めた律は、情報を掴み母親・日向麗子(大竹しのぶ)を探し当てる。しかし、律が目にしたのは貧しさゆえに自分を捨てたと思っていた母親が息子のサトル(坂口健太郎)に溢れんばかりの愛情を注ぐ姿。裕福で幸せそうな2人の様子に愕然とした律は、母親への思慕と憎しみに葛藤する。そんなとき、律は凜華と再会。凜華は幼なじみであるサトルに思いを寄せていたが、その想いは届かず寂しさを抱えていた…。本作は母に捨てられ、これまで誰にも愛されなかった悲運を呪い愛を求める、長瀬さん演じる律と、だんだん彼に惹かれていく純粋で愛情深い凜華(吉岡里帆)、母の愛を一身に受け屈託なく生きるアイドルピアニストのサトル(坂口健太郎)、そして自分が産んだ律がそばにいることに気づかずサトルを溺愛する麗子(大竹しのぶ)。「律―凜華―サトルの男女」、「律―サトル―麗子の母子」、この2つの三角関係が交差する切ないラブストーリー。そして今回、本作の主題歌が宇多田さんの新曲「Forevermore」に決定。宇多田さんがTBSドラマに書き下ろすのは、2002年に放送された「First Love」の主題歌「SAKURA ドロップス」以来15年ぶり。主題歌について清水真由美プロデューサーは、「『ごめん、愛してる』というドラマの世界観をより大きく広げることが出来る強いテーマソングってどんな曲だろう?と純粋に悩みました」と明かし、「今回宇多田ヒカルさ んにご快諾いただけて、本当に理想的キャスティングだと思っています。リクエストはただひとつ、“2010年代を代表するラブソング”でした。出来上がった曲を聴いて、大きくて深くて切なくて、本当に想いが通じた気持ちになりました。ぜひ、ご期待ください」とコメント。なお、「Forevermore」は、7月28日(金)より配信リリースされる。日曜劇場「ごめん、愛してる」は7月9日(日)より毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。※初回25分拡大(cinemacafe.net)
2017年06月26日38年前、22歳の大竹しのぶが主演した伝説のミュージカル『にんじん』。原作はジュール・ルナール原作の児童文学。フランスの片田舎を舞台に、真っ赤な髪にそばかすだらけの顔をした少年“にんじん”と彼を取り巻く家族の物語だ。今回、その“にんじん”を演じるのは、初演時22歳で同役を演じた大竹しのぶ。この7月で還暦を迎える大竹が、38年のときを経て10代の少年役に挑む。このたび行なわれた製作発表記者会見には、大竹しのぶ、中山優馬、宇梶剛士、キムラ緑子らが出席。それぞれが公演への思いを語った。【チケット情報はこちら】主演を務める大竹は、「38年ぶりに、にんじんと出会えることになりました」とうれしそうな表情を見せる。「もう一度やりたい役は何か聞かれ、ぱっと浮かんだのがこのにんじんでした。演じたのは38年前ですが、歌も全部覚えていてそれだけ心に残っている作品。友人や兄弟に“わたしまた今度にんじんやることになったの”と話しても、みんな1回観ただけなのに歌詞や曲を覚えていて。そのくらい、音楽、芝居というのは人の心に生き続けるものなのだなと、改めて教えてくれた作品でもあります」と、38年ぶりの再演に熱い思いをにじませた。そして大竹とは初共演になる中山は、兄・フェリックス役を演じる。大竹との共演に心躍らせる半面、役を聞いたときは驚いたそう。「はじめてこのお話をいただいたとき、大竹さんと共演させていただけると聞き、やったー!と思っていたら、大竹さんの兄役だと言われ、何かの間違いじゃないのかな?というところからはじまりました(笑)。台本も読ませていただきましたが、自分にはまだまだ足りないところがあるので、稽古場で色々つかんで、一生懸命演じていきたいと思います。」と、真摯に決意を口にした。ミュージカル初出演となる宇梶は父親役を演じる。「原作も読みましたが、どうも名付け親以外はそんなにいい人が出てこない(笑)。個人が悪いとかではなく、閉塞した状況の中で人間がもがきながら生きている話だなぁと思いました。様々な葛藤が書かれていますが、観たみなさんが我がことのように感じていただけたら良いのかなと」と語った。母親役のキムラ緑子は、オファーが来た際にんじんを大好きな少女の役だと思い、14~16歳を演じられると楽しみにしていたという。「蓋を開けてみると『あっ、いじめるほうだったんですね』と。困ったなぁ、という感じです」と笑う。「わたしは厳しく苛め抜く役ですが、必死で生き抜くにんじん少年の横に、しのぶさんと共に並ぶことができて幸せだなぁと思います」と話した。38年ぶりににんじんを演じる大竹はもちろん、豪華キャストが揃い、栗山民也の新演出と期待の高まる今作品。親子2世代で『にんじん』を読んだ方も多いはず。そんな家族揃っての観劇にもうれしい子ども料金も設けられているほか、桟敷席の販売も。夏休みには家族揃って“にんじん”に会いに行こう。公演は8月1日(火)から8月27日(日)まで新橋演舞場、9月1日(金)から9月10日(日)まで大阪松竹座で上演。東京公演は6月25日(日)より一般発売開始。
2017年06月23日スタジオポノック第1回長編作品『メアリと魔女の花』のスペシャルトークイベントが6月22日(木)に行われ、杉咲花(メアリ役)、神木隆之介(ピーター役)、メガホンをとった米林宏昌監督(『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』)らが出席した。スタジオジブリ出身の米林監督が3度目の長編メガホンをとる本作。イギリスの児童文学を原作に、7年に1度しか咲かない不思議な花“夜間飛行”を偶然見つけた主人公のメアリの大冒険が描かれる。一夜限りの不思議な力を発揮し、魔法世界の最高学府であるエンドア大学への入学を許可されたメアリだが、彼女がついたウソが大切な人を大事件に巻き込んでしまう。都内で行われたイベントには杉咲さんと神木さん、米林監督に加えて、小日向文世(エンドア大学の魔法科学者、ドクター・デイ役)、佐藤二朗(エンドア大学のほうき小屋の番人、フラナガン役)、遠藤憲一(庭師のゼベティ役)、大竹しのぶ(メアリの大叔母、シャーロット役)、プロデューサーの西村義明が駆けつけた。先日、米林監督と西村プロデューサーは完成したばかりの本作を携えて、“古巣”であるスタジオジブリを訪ねたのだとか。ただ、米林監督によると「宮崎(駿)さんは、『俺は観ない』って言って、観てくれなかった」という。それでも「よく頑張った」とねぎらいの言葉があったそうで、「(スケジュールが)遅れに遅れていたので、『本当にできるのか?』ととても心配してくださった。無事に完成を報告できてうれしい」としみじみ喜びをかみしめていた。ちなみに、高畑勲監督と鈴木敏夫プロデューサーは本作を鑑賞しており、西村プロデューサーは「鈴木さんからは『ジブリの呪縛から解き放たれたお前たちは、こういう映画を作るのか。素直にのびのびと良い作品だね』と言葉をかけてくれた」「高畑さんは、そもそもファンタジー映画が嫌いなんですが(笑)、好感を持てる映画だと言ってくださった」と両氏の率直な感想を、ファンに報告していた。その上で、西村プロデューサーは「ジブリを超えようとは思っていない。米林監督にとっては勝負の3作目で、約20年ジブリで培ったものすべてを詰め込んだ。ただ面白いだけじゃなく、作る価値がある作品として、監督の“新しさ”が出ている」と強調。そんな言葉に、米林監督は「このような晴れの場に立てて、夢のよう」と感無量の面持ちだった。『メアリと魔女の花』は7月8日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年06月22日『メアリと魔女の花』の劇場公開を7月8日(土)に控え、金曜ロードSHOW!では、米林宏昌監督がスタジオジブリ時代に手がけた『借りぐらしのアリエッティ』と『思い出のマーニー』を2週連続で放送することになった。7年に一度しか咲かない不思議な花<夜間飛行>を見つけた少女・メアリ(声:杉咲花)。一夜限りの不思議な力を手に入れて、雲海にそびえたつ魔法世界へと足を踏み入れるが…。主人公メアリ役を、『思い出のマーニー』でも印象的な声の演技を見せた杉咲さんが演じ、メアリの小さな嘘により大事件に巻き込まれてしまう赤い館村の少年・ピーターを神木隆之介が務めるほか、天海祐希、小日向文世、満島ひかり、佐藤二朗、遠藤憲一、渡辺えり、大竹しのぶといった日本を代表する俳優陣が声優を務める本作。その公開に合わせ、米林監督が手掛けたスタジオジブリ作品『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』が7月7日(金)より2週連続で放送される。今回、ノーカット放送となる『借りぐらしのアリエッティ』(‘10)は、床下に住む小人の少女・アリエッティのひと夏の冒険を描いたファンタジー。「人間に見られてはいけない」それが小人たちの掟だった。しかし、好奇心旺盛なの少女・アリエッティは、その家に病気療養にやってきた少年・翔に姿を見られてしまう。アリエッティと翔の間には不思議な絆が生まれていくが、その2人の交流はアリエッティ一家に危機を招くことになってしまい…。宮崎駿の企画・脚本を米林監督により映画化。アリエッティの声を志田未来、翔の声を神木さんが務めたほか、大竹さん、竹下景子、藤原竜也、三浦友和、樹木希林と豪華なキャストが集結。人間の世界での小さなアリエッティの大冒険は、見ているだけでワクワクする。「天才・宮崎監督の脚本をどうやって映像化するかずいぶん悩みました」という米林監督。「床下で必要なものを“借り”ながら生活している小人たちに、自分たちを重ねながら作った作品です」「人間の男の子“翔”を演じてくれた神木隆之介さんとは『メアリと魔女の花』で7年ぶりに一緒に仕事をしました。改めて彼の能力の高さを知った収録でした」と、感慨深げにコメント。また、7月14日(金)本編ノーカット放送となる『思い出のマーニー』(‘14)は、北海道を舞台にしたファンタジー。幼いころに両親を亡くし、あることをきっかけに周囲に対して心を閉ざしてしまった12歳の少女・杏奈。喘息の療養のため、養母・頼子の親戚が暮らす海辺の村で過ごすことに…。その村には入り江に面して建つ古い屋敷があり、杏奈は村の人が「湿っ地(しめっち)屋敷」と呼ぶその屋敷に心惹かれていく。夢の中にも出てくるようになった湿っ地屋敷には、何故か必ず金髪の不思議な少女・マーニーの姿があって…。やさしく包み込んでくれるような、あたたかい感動の物語。米林監督が脚本も手がけ、杏奈役を高月彩良、マーニー役を有村架純、さらに松嶋菜々子や黒木瞳らが声優を務めた。第88回アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされた。米林監督は「『思い出のマーニー』の制作中にスタジオジブリ制作部の解散が伝えられました」とふり返る。「この作品は静かですが、とても情熱的。僕も思い入れの深い作品です。作中で東京から来た少女“彩香(さやか)”役で出演した杉咲花さんは、『メアリと魔女の花』で主役のメアリを演じてくださいました。彼女の個性ある声は不思議と観た人の心をつかみます」と語り、その声に絶賛を寄せた。「両作品、そして新作『メアリと魔女の花』も主人公が新しい一歩を踏み出す作品です。題材は違っても、作品が観た人の力になれたら…という思いは変わりません」と、言葉に力を込める米林監督。いずれも爽やかな感動をもたらす2作品で、夏の始まりを迎えてみては?金曜ロードSHOW!『借りぐらしのアリエッティ』は7月7日(金)21時より、『思い出のマーニー』は7月14日(金)21時より日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)■関連作品:借りぐらしのアリエッティ 2010年7月17日より全国東宝系にて公開(C) 2010 GNDHDDTW思い出のマーニー 2014年7月19日より全国東宝系にて公開(C) 2014 GNDHDDTKメアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年06月22日俳優の中山優馬が、21日、都内で行われたミュージカル『にんじん』製作発表記者会見に、大竹しのぶ、宇梶剛士、キムラ緑子、松竹 安孫子正副社長とともに登場した。同作はジュール・ルナールにより1894年に執筆され、世界中で愛される同名小説をミュージカル化。1979年に、日生劇場で世界初の試みとして”音楽劇”として上演され、22歳の大竹しのぶが主人公の少年を演じた。38年ぶりの再演となり、今年還暦を迎える大竹が14歳の少年・にんじん役に挑む。会見で初対面だったという大竹と中山。にんじんの兄・フェリックスを演じる中山が、大竹との共演に「最初に聞いた時はガッツポーズしました。でも兄貴役と聞いたので……」と語ると、大竹は「ずっこけた?」とニヤリ。中山は「すごくびっくりしましたね。こんな体験は一生に一度だと思うので」と改めて振り返り、自身の役について「ちょっとやなやつなんですけど、読んでいくうちに、こいつもいろんな感情を持ってるんだなというのを感じた」と明かした。中山は「一番近くで勉強できるのが、楽しみです」と大竹との共演の喜びを語り、「僕の同じ事務所のタレントも共演しているのを見て、歯ぎしりしている部分もあったので」と大竹への思いを吐露。嵐の松本潤と仲の良い大竹だが、還暦目前の少年役に「潤くんとかも『何考えてんの』って言うんじゃないか」と苦笑した。「何か武器になるものも特にないので、丸腰でいろんなものをつかんでいきたい」と宣言した中山。大竹は中山について「芝居に対する美しい心を持ってるというのは聞いたことがある」と語り、「みんな芝居に対する美しい心を持ってやっていけたら」と意気込んだ。
2017年06月21日女優の大竹しのぶが21日、都内で行われたミュージカル『にんじん』製作発表記者会見に、中山優馬、宇梶剛士、キムラ緑子、松竹 安孫子正副社長とともに登場した。同作はジュール・ルナールにより1894年に執筆され、世界中で愛される同名小説をミュージカル化。1979年に、日生劇場で世界初の試みとして”音楽劇”として上演され、22歳の大竹しのぶが主人公の少年を演じた。38年ぶりの再演となり、今年還暦を迎える大竹が14歳の少年・にんじん役に挑む。大竹は還暦を迎えるにあたって、もう一度やりたい役は? と聞かれた時に「ぱっと浮かんだのがこの、にんじんでした」と今回の企画の始まりについて明かした。38年経っても全ての歌を覚えているという大竹は「とにかく愛されたいという気持ちが毎日毎日あって。『みんなひとりぼっちなんだ、でも頑張って生きていく』という清々しい思いに毎日浄化されてたので」と、同作の良さについて語った。すでに少年の格好でチラシのビジュアルを撮影した大竹だが、撮影時は「いける」と言われて嬉しかったものの、出来上がったビジュアルを見て「ふざけるなと思いました」と心境を吐露。「これでお客さんが来てくれるんだろうか」と不安を見せた。記者から「違和感ない」と言われた大竹は「ええ!?」と驚き「おばさんどうしたの楽しいことあったの? あそこの店3割引だったの? みたいな」と自身のビジュアルについて自虐し、周囲を笑わせた。また、大竹の母を演じるキムラは「少女の役だと思ってて。やった~! と楽しく受けたんですけど、蓋を開けるといじめる方だったんですね。困ったな」と苦笑。「ここではっきり言いたいのは、しのぶさんより4つも下なんですということ」と頭を下げた。大竹の父を演じる宇梶は「僕がでかいということで、大竹さんが子供に見える。でかくてよかったな」と自身の体格の良さを喜んでいた。東京公演は新橋演舞場にて8月1日~27日。大阪公演は大阪松竹座にて9月1日~10日。4歳~小学6年生以下を対象にした「子ども料金」も設定されている。
2017年06月21日『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』『モンスターズ・インク』など大ヒットシリーズを生み出し続けるピクサースタジオの20周年を飾る長編3Dアニメ『インサイド・ヘッド』が6月16日(金)今夜「金曜ロードSHOW!」で地上波初放送される。本作の主人公は誰の頭の中にもある「ヨロコビ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」、そして「カナシミ」の5つの気持ち、11才の少女ライリーのなかにある“感情”たちだ。前向きで楽しいことが大好きなヨロコビ、嫌いなものを拒否するムカムカ、怒りを司るイカリ、危険を事前に察知するビビリ、記憶を閉じ込めた“思い出ボール”に触ると楽しい記憶を悲しいものに変えてしまうカナシミ。5つの感情たちは日々ライリーが幸せに過ごせるよう見守り続けてきたが、ある日ライリーは父親の仕事の都合でサンフランシスコに引っ越すことに。ヨロコビは新しい町でライリーが元気にふるまえるように奮闘するが、カナシミが彼女の性格の核となる特別な“思い出ボール”に触れてしまったことから、ライリーは転校先の学校で自己紹介中に泣き出してしまい、とっさに止めようとしたヨロコビはカナシミと共に感情の司令部の外にはじき出されてしまう。ヨロコビとカナシミを失ったことで両親や仲間、大好きなホッケーからも心を閉ざしてしまうライリー。“思い出保管庫”に迷い込んだヨロコビたちは、ライリーが幼い頃に生み出した空想の友だち“ビンボン”と出会い、彼の助けを借りながらカナシミと共に感情の司令部に戻ろうとする…というストーリー。本作では製作総指揮を『トイ・ストーリー』のジョン・ラセターが務め、監督を『モンスターズ・インク』のピート・ドクターが担当。日本語吹き替えキャストとして「ヨロコビ」役を『クリーピー 偽りの隣人』などの竹内結子が、「カナシミ」役を『真田十勇士』の大竹しのぶが担当するほか、「イカリ」に浦山迅、「ムカムカ」に小松由佳、「ビビリ」に落合弘治、ライリーに伊集院茉衣、そしてビンボンには『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』など注目作への出演がたて続く佐藤二朗といった面々が参加している。なお、ディズニー/ピクサーの最新作『カーズ/クロスロード』は7月15日(土)より全国にて公開。大人気の『カーズ』シリーズ第3弾となる同作では天才レーサー“マックィーン”がクラッシュ事故に遭ってしまい“人生の岐路(クロスロード)”に立たされる姿が描かれる。こちらの公開も待ち遠しい。金曜ロードSHOW!『インサイド・ヘッド』は6月16日(金)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2017年06月16日「TOKIO」の長瀬智也が主演を務め、吉岡里帆、坂口健太郎、大竹しのぶら豪華キャストが出演する新ドラマ「ごめん、愛してる」。この度、本作に韓国の人気俳優イ・スヒョクが出演することが分かった。彼が日本のドラマに出演するのは今回が初めてとなる。本ドラマは、母に捨てられ、これまで誰にも愛されなかった悲運を呪い愛を求める長瀬さん演じる律と、だんだん彼に惹かれていく純粋で愛情深い凜華(吉岡里帆)、母の愛を一身に受け屈託なく生きるアイドルピアニストのサトル(坂口健太郎)、そして自分が産んだ律がそばにいることに気づかずサトルを溺愛する麗子(大竹しのぶ)。律、凜華、サトルの男女、律、サトル、麗子の母子、2つの三角関係が交差する切ない愛の物語だ。今回新たに出演が決定したのは、韓国ドラマ「運勢ロマンス」や「ナイショの恋していいですか!?」などに出演する韓国の人気若手俳優イ・スヒョク。彼が演じるのは、律を兄のように慕っている、韓国マフィアの跡取り息子・ぺクラン。生まれてすぐに親に捨てられ、養護施設からある夫婦の養子となった律は、養父母の赴任先の韓国・ソウルで家出。それ以来、韓国の裏社会で生きてきた。律はぺクランの父が経営するカジノの用心棒であり、ぺクランにとっては唯一心を許せる存在。ぺクランは、律が実の母親を探すために日本に戻るというストーリーのきっかけを作る重要な役どころとなっている。「韓国語で演技を出来るのでラッキーでした」と話すイ・スヒョク。本作は、2004年に韓国・KBSテレビで制作され、「冬のソナタ」をしのぐ29.2%の最高視聴率を記録、その年の韓国ドラマ界の各賞を総なめにしたドラマが原作とあって、「光栄に思います。韓国でもとても話題になると思うので、いい演技を見せたい、頑張りたいという気持ちがありました。主演である長瀬さんと頑張って力を合わせて、いい演技を通していいドラマになるよう頑張りたいと思います」と意気込み。主演の長瀬さんについては、「韓国で『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』などの作品やCMなども見たことがあり、とても有名な方だと知っていました。とても気さくに接してくれてとても嬉しかったです。ですから、韓国のロケでは私がおもてなししたいです」と話し、撮影ではガンアクションや泣くシーンなど幅広い演技が求められたそうで、「アクションは何でもできます。また、泣くような感情を込めるシーンも好きです。感情を込めるシーンはもっと上手くなりたいですね。アクションはすでに上手いです(笑)。本当は、自信のあるアクションをもっとお見せしたかったです」コメント。さらに、「ぺクランを守るために律が命をかけ、それゆえに律が日本に戻らざるをえなかったという、このストーリーの始まりを創り出す役割を担っているので、律とぺクランの男同士の絆、韓国でいう“ブラザーロマンス”をうまく描きたいですし、そういうところをみなさんにも見て欲しいと思います」と見どころを語り、「韓国ではとても有名な誰でも知っているドラマなので、韓国でそうだったように、日本でもヒットしてもらえるといいなと思います」と願った。日曜劇場「ごめん、愛してる」は7月より毎週日曜日21時~TBSにて放送予定。(cinemacafe.net)
2017年06月10日『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』の米林宏昌監督が、『無限の住人』の杉咲花を主演に迎えて新たに挑む『メアリと魔女の花』。このほど、現在の日本映画界を席捲し、これまでのジブリ作品をはじめ、米林監督の『借りぐらしのアリエッティ』では翔役を務めた神木隆之介の出演が決定。監督と、7年ぶり2度目のタッグが実現した。赤い館村に引っ越してきた主人公メアリは、森で7年に1度しか咲かない不思議な花《夜間飛行》を見つける。それはかつて、魔女の国から盗み出された禁断の“魔女の花”だった。一夜限りの不思議な力を手にいれたメアリは、雲海にそびえ立つ魔法世界の最高学府“エンドア大学”への入学を許可されるが、メアリがついた、たったひとつの嘘が、やがて大切な人を巻き込んだ大事件を引き起こしていく――。『借りぐらしのアリエッティ』でその年の邦画興行収入NO.1を記録し、スタジオジブリで鮮烈な監督デビューを飾った米林監督が、ジブリを去って初めて挑む本作。主人公メアリ役を、『思い出のマーニー』でも印象的な声の演技を見せた杉咲さんが演じるほか、天海祐希、小日向文世、満島ひかり、佐藤二朗、遠藤憲一、渡辺えり、大竹しのぶといった日本を代表する俳優陣が声優を務めることも発表され、早くも話題騒然。そして今回、神木さんが、魔女の花によって不思議な力を手にしたメアリの小さな嘘によって、大事件に巻き込まれてしまう赤い館村の少年・ピーターを演じることに。米林監督も、「杉咲さんのメアリと神木さんのピーターのデコボココンビは作品に温かい空気を与えてくれた」と太鼓判を押す、この2人。この夏の公開がますます楽しみになってきた。<以下、キャスト・スタッフコメント>■ピーター役:神木隆之介7年ぶりに米林監督と一緒にお仕事をさせていただけると聞いて、すごく懐かしい気持ちとうれしい気持ちでいっぱいになりました。本当に夢があるストーリーで、メアリの奔放さだったり、ピーターの真っ直ぐさだったり、ちいさな勇気が大きく何かを変えるパワーを持っているということを感じました。観終わった後に、きっと笑顔になれる素敵な作品に仕上がっていると思いますのでご期待ください。■メアリ役:杉咲花神木さんが過去に声優をされている作品を見ていたので、今回ご一緒できて本当にうれしかったです。個別でアフレコをしている時も神木さんの声をイメージして演じることができました。神木さんの声は耳にとても心地良く、いつまでも聴いていたいと思いました。観終わった後に、いつもより明日が楽しみって思える映画になると思いますので完成を楽しみにしていてください。■米林宏昌監督神木さんとはアリエッティ以来7年ぶりの仕事でしたが、前回と同じく12歳の少年の役をお願いしました。メアリが引越し先で出会う、地元の優等生的な勤労少年ピーター。ドジばっかりするメアリをピーターが笑うのですが、神木さんは嫌味なく爽やかに演じて下さいました。杉咲さんのメアリと神木さんのピーターのデコボココンビは、作品に温かい空気を与えてくれました。■西村義明プロデューサー思春期直前の少年の中にある無邪気さ、優しさ、儚さ、逞しさ。子どもでも大人でもない、その中間に一時だけ存在する少年性を求めたとき、神木隆之介さんの声に正解がありました。お転婆なメアリに翻弄され、映画の中で最も大変な思いをするピーターですが、映画の中で一番の「いいヤツ」なのです。『メアリと魔女の花』は7月8日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年05月23日いま注目の若手女優・杉咲花がヒロインを演じる、米林宏昌監督の最新作『メアリと魔女の花』。この度、7月の公開を記念して、本作の全てが分かる「メアリと魔女の花ジ・アート展」が東京・小田急百貨店新宿店本館にて7月26日(水)より、大阪・あべのハルカス近鉄本店ウイング館にて8月5日(土)より開催されることが決定した。7年に一度しか咲かない、かつて魔女の国から盗みだされた禁断の“魔女の花”。一夜限りの不思議な力を手にしたメアリは、雲海にそびえたつ魔法大学「エンドア」への入学を許可されるが、メアリがついたひとつのうそが、やがて大切な人を巻き込んだ大事件を引き起こしていく――。本作は、『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』の米林監督の最新作であり、監督が最も得意とする精緻で美しい背景美術と圧倒的なアニメーションで、まさに静と動が融合した夏のエンターテインメント超大作。本作のヒロインで魔女の国で大冒険を繰り広げる元気な少女・メアリ役には、『湯を沸かすほどの熱い愛』『無限の住人』など話題作に出演する杉咲さんが演じるほか、天海祐希、小日向文世、満島ひかり、大竹しのぶら豪華俳優陣が出演していることでも話題となっている。本展では、映画『メアリと魔女の花』の全てが分かる貴重な資料を多数展示。美術家の男鹿和雄をアドバイザーに迎えた背景美術スタジオ「でほぎゃらりー」による美しい美術の数々に出会え、さらにインスタレーションやグッズのコーナーも充実した、子どもから大人まで存分にメアリの魅力を体感できる展覧会となっている。「メアリと魔女の花ジ・アート展」は7月26日(水)~7月31日(月)小田急百貨店新宿店本館11階、8月5日(土)~8月22日(火)あべのハルカス近鉄本店ウイング館4階にて開催。『メアリと魔女の花』は7月8日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:メアリと魔女の花 2017年7月8日より全国東宝系にて公開(C) 2017「メアリと魔女の花」製作委員会
2017年05月18日5月3日に開幕した團菊祭で、寺島しのぶ(44)の長男・眞秀くん(4)が初お目見えを果たした。長男の華々しい梨園入り。それは寺島にとって母の野望が叶った瞬間だった――。 音羽屋の第一子に生まれたが、女性だから歌舞伎役者になれなかった寺島。跡継ぎは、弟・尾上菊之助(39)。“女を呪った”日々について、彼女はこう振り返っている。 《弟が6歳で初舞台を踏んだ時、「どうして年上の私が舞台に立てないの」と腹が立つやら悲しいやらで、それに男中心の梨園ですから、我が家は弟を中心に回っていて、私一人が取り残されていく気がして……》(『週刊現代』15年10月17日号) それから30年以上、母になった彼女は長男・眞秀くんの梨園入り実現に向けて動いてきた。15年2月に菊五郎が大量吐血し入院すると、寺島は「父の目が黒いうちに眞秀を後押ししてもらいたい」と本格的に“外堀”を埋め始めたという。 「彼女の夢の実現には、他の家元やお歴々への根回しが不可欠。それができるのは、父・菊五郎さんに他なりません。そのため寺島さんは菊五郎さんのもとに足しげく通うように。公演があるときは必ず眞秀くんを連れていくようにしていました」(歌舞伎関係者) 菊五郎との仲を深めていった結果、15年5月の團菊祭で驚きの“事件”が起きた。千穐楽の際、眞秀くんが菊五郎の腕に抱かれながら舞台初登場を果たしたのだ。 「寺島さんは、この團菊祭で海老蔵さんの楽屋にも眞秀くんを連れて行きました。そこで『眞秀があなたの大ファン。iPadの写真を見せると、いつもあなたのところで手が止まる』と伝えると、海老蔵さんは大喜びに。以来、家族ぐるみでも交流。眞秀くんは海老蔵さんの長男の勸玄くん(4)と同い年で、すぐ仲良しになったそうです」(前出・歌舞伎関係者) 菊五郎と海老蔵。梨園最強の後ろ盾を得たことで、眞秀くんの梨園入りは実現へと動いた。昨年4月に行われた取材会では、菊五郎が「(娘が眞秀を)どうしても歌舞伎役者にしたいっていうのでね。ならせるなら、ゆくゆくは梅幸を継がせるかね」と明言したのだ。 梅幸とは、もともと初代菊五郎の俳名。音羽屋の中で菊五郎に並ぶほど格式の高い名跡だ。父は、寺島の長男・眞秀くんにこの名跡を継がせる意向を示したことになる。菊之助の長男・和史くん(3)をさし置いてのこの発言は、“大逆転”として世間に伝えられた。 「もちろん音羽屋の本流は菊五郎を継ぐ和史くんです。ただ寺島さんの長男・眞秀くんは、音羽屋のなかでは女系。さらに父親が外国人という“不利”な条件下がそろっていました。そうした中での菊五郎さんの発言は、眞秀くんの将来に強力な“お墨付き”を与える意味を持つと思います」(前出・歌舞伎関係者) そして実現した、眞秀くんの初お目見え。寺島の胸には熱いものがこみあげたことだろう。 「眞秀くんがいま歌舞伎座の楽屋で使っている鏡台は、曾祖父にあたる亡き尾上梅幸さん(享年79)の使っていたものだといいます。それだけ眞秀くんの将来も嘱望されているということでしょう」(前出・歌舞伎関係者)
2017年05月13日「男の子ができたら歌舞伎役者にしたい」と結婚会見で語っていた寺島しのぶ(44)。その言葉が現実のものとなった。5月3日に開幕した團菊祭で長男の眞秀くん(4)が初お目見えを果たしたのだ。 『魚屋宗五郎』の丁稚役で眞秀くんが花道から登場すると、会場から「かわいい!」と歓声が。そんな姿を客席後方で見守っていた寺島とフランス人夫のローラン・グナシア氏(49)、そして祖母の富司純子(71)らは涙にむせんでいたという。 「ローランさんはアート・ディレクターとして海外で活動していましたが、日本を拠点にすることを決断。また寺島さんも眞秀くんが2歳のときから日舞を習わせるなど、早くから英才教育に乗り出しました。さらに夫妻は眞秀くんのために専用のシッターさんを雇っており、文字通り家族一丸となってデビューを支えてきたのです」(歌舞伎関係者) 長男の華々しい梨園入り。それは寺島にとって母の野望が叶った瞬間だった――。 音羽屋の第一子に生まれながらも、女性であるがゆえに歌舞伎役者にはなれなかった寺島。跡継ぎになれるのは、弟・尾上菊之助(39)だけ。“女を呪った”日々を、彼女はこう振り返っている。 《弟が6歳で初舞台を踏んだ時、「どうして年上の私が舞台に立てないの」と腹が立つやら悲しいやらで、それに男中心の梨園ですから、我が家は弟を中心に回っていて、私一人が取り残されていく気がして……》(『週刊現代』15年10月17日号) そのため人間国宝の父・尾上菊五郎(74)や女優の母・富司らに反発したこともあったという。そんななか、女優業に自らの居場所を見つけた寺島。下積みは長かったが、“芸への飢え”が彼女をトップ女優へと押し上げていった。 だが、彼女の梨園への憧れは消えなかった。07年にローラン氏と結婚すると、冒頭のように“息子を歌舞伎俳優にしたい”と発言。12年に眞秀くんが誕生すると、思いはより強くなった。 「ハーフの眞秀くんが梨園入りしようとすることに対して、陰口を叩く人も少なくありませんでした。それでも寺島さんは、めげなかった。まだ言葉も話せないうちから眞秀くんに父や弟の舞台映像を見せ続け、歌舞伎のイロハを叩きこんできた。その甲斐もあって、眞秀くんは才能の一端を見せ始めた。大人でも難しい文言が続く歌舞伎の『髪結新三』のDVDを、ずっと大人しく見ているんですよ。これには菊五郎さんも舌を巻いたといいます」(前出・歌舞伎関係者) また今でこそ眞秀くんの習い事は日舞だけだが、今後は義太夫や三味線や鼓の稽古も始めるつもりだという。 「習いごとだけで1週間埋まってしまうほどのハードスケジュールです。かかるお金も相当なものになるでしょうが、彼女はそれも覚悟の上だといいます。すべては、梨園関係者らに文句を言わせないため。自分が継げなかった音羽屋の名跡を、何としても息子に継がせたいのです」(前出・歌舞伎関係者) 寺島自身も2月に海老蔵からオファーを受け、六本木歌舞伎『座頭市』の舞台に立った。正調ではないが、海老蔵が新設したこの歌舞伎は女人禁制の梨園に大きく風穴をあけたことになる。40年を経て、寺島の闘いは報われようとしている――。
2017年05月13日先日、お笑いコンビ『ココリコ』の田中直樹さんと女優の小日向しえさんが離婚したことが発表され、大きな反響を呼びました。仲の良い夫婦として知られていたことから、「まさかあの2人が!」と驚いた人も多いのではないでしょうか。発表後、情報番組に生出演した田中さんは手短にコメントし、今後もしっかりと頑張っていくことを宣言しました。お笑い芸人の中には離婚をネタにする人もいますが、あまり度が過ぎるとうんざりすることもありますよね。そこで、パピマミ読者のみなさまに「明石家さんまと陣内智則、離婚ネタがウザいと思う芸人は?」 という二択アンケートを実施しましたので、その結果を発表したいと思います!●さんまvs陣内! 離婚ネタがウザいと思う芸人は?・陣内智則……56%(75人)・明石家さんま……44%(58人)※有効回答者数:133人/集計期間:2017年5月3日〜2017年5月5日(パピマミ調べ)●陣内智則さんを選んだ理由『最初のころは面白かったけど、いつまで離婚ネタを引っ張るんだろうという感じ。もういいですよ』(40代女性/主婦)『離婚してから他の人と交際してるみたいだし、元奥さんも再婚したからいつまでも名前を出されるのは迷惑なんじゃないですかね?』(30代女性/アパレル)女優・藤原紀香さんと結婚した陣内智則さん。披露宴がゴールデンタイムに放送される など、日本中の注目を集めた結婚でしたが、わずか2年で離婚することとなりました。離婚の原因が陣内さんの浮気と報じられたこともあり、「浮気しそうな人」などのランキングでは常にトップを独走。離婚原因を聞かれて「浮気したんや!」と絶叫し笑いに変える ことも少なくありません。出演者に「どうしたんですか?」などと知らないふりをされ、「離婚したんや!」と叫ぶのもお決まりの光景です。また、披露宴で見せたピアノの引き語りなどを引き合いにイジられることも多くありました。しかし、離婚からすでに8年以上がたっており、視聴者のなかには「もういい加減飽きた」という思いもあるのかもしれませんね。●明石家さんまさんを選んだ理由『いつまでやるのって感じですよね。同じ話を何回も聞いてる気がするし、正直飽きてきました』(30代女性/主婦)『元奥さんがそんなに嫌がってるように見えないからいいと思いますけど、聞き飽きた感じもありますね』(40代男性/自営業)日本を代表するお笑い芸人・明石家さんまさんも離婚経験者のひとりです。女優・大竹しのぶさんとの結婚生活はわずか4年で幕を閉じましたが、その後も結婚生活や離婚に関するエピソードがしばしば語られ、時には番組で共演することも。離婚会見を行った際にも、ひたいに×印を書いて登場する など最初から笑いに変えていましたね。爆笑エピソードばかりのさんまさんのトークですが、大竹しのぶさんから「ウソばっかり!」と叱責されるのもお決まりのシーン。なお、2人には離婚ネタについて「何を言ってもいいけど、ウケたらいい」という“暗黙のルール”がある ようで、離婚後も仲の良い様子がうかがえるエピソードではないでしょうか。離婚からまもなく25年が経とうとしているだけに、「いつまでやるの?」と思われるのも仕方ないのかもしれません。----------いかがでしたか?どちらも世間に大きな衝撃を与えた離婚だっただけに、共演者などにとってもネタにするにはもってこいの話。とはいえ、さすがにもうウンザリと感じる人も少なくないでしょう。ネタにされるということは需要があることの証しかもしれませんが、相手もあることだけに、ほどほどにした方がいいのかもしれませんね。【参考リンク】・【二択アンケート・結果】さんまvs陣内! 離婚ネタがウザいと思う芸人は?()●文/ぶるーす(芸能ライター)●モデル/藤沢リキヤ
2017年05月08日2017年公開予定の寺島しのぶ主演、新鋭・平柳敦子監督の映画『Oh Lucy!(オー・ルーシー!)』が、本年度カンヌ国際映画祭「批評家週間」部門に選出されることが決定。「批評家週間部門」への日本人監督作品の選出は、吉田大八監督の『腑抜けども悲しみの愛を見せろ』以来、10年ぶりの快挙となった。東京で働く43歳の独身OL節子は、ある朝の通勤ラッシュ、目の前で電車の飛び込み自殺を目撃してしまう。惨事の余韻から抜け出せないまま、仕事に就く節子。突然、節子の姪で若き自由人である美花から久しぶりに連絡があり、2人は再会。姪にはなぜか弱い節子は、お金に困った美花を助けるはめに。美花が前払いした英会話クラスを代わりに取り、その受講料を美花に支払うことになる。アメリカ人講師ジョンの教える英会話教室は、一風変わっていた。「ルーシー」という名前と金髪のカツラを与えられ、教室では「ルーシー」になりきるように、と言われる。節子の中で眠っていた感情を「ルーシー」が解き放ち、節子はジョンに恋をするが…。主演の寺島さん、共演に南果歩、忽那汐里、役所広司という国際的に活躍する豪華な面々に、ハリウッドから映画『ブラックホーク・ダウン』や海外ドラマ「ペニー・ドレッドフル ~ナイトメア 血塗られた秘密~」などで知られるジョシュ・ハートネットが加わった本作。何事にも満たされない日々を過ごす43歳の独身OL・節子が英会話教室のアメリカ人講師に恋をし、東京とLAで大騒動を巻き起こす様を、ときに赤裸々に、ときにユーモアたっぷりに描く。本作で長編初監督を務めるのは、短編初監督作品『もう一回』がSSFF&ASIA 2012にて、グランプリ/ジャパン部門優秀賞/東京都知事賞の3冠に輝き、一躍注目を浴びた平柳敦子監督。平柳監督は、ニューヨーク大学大学院・修了作品の短編『Oh Lucy!』(21分)が桃井かおりを主演に迎え、2014年カンヌ国際映画際「シネフォンダシオン(学生部門)」で日本人初の2位を獲得。さらにトロント映画祭でも審査員賞を受賞、翌年のサンダンス映画祭でも最優秀賞を受賞するなど世界中から数々の称賛を浴び、25以上の賞を受賞した注目の新鋭。長編デビューが待望視されていた中、満を持して手掛けるのが、短編『Oh Lucy!』を基に新たな物語を書き加えた本作。その脚本は、2016年に、過去にオスカーノミネート作品も生み出したサンダンス・インスティテュート/NHK賞を受賞している。カンヌの「批評家週間」部門といえば、新進気鋭の監督たちを発掘するために設けられた部門で、デビュー2作目までの監督の作品が対象。本作は、日本人監督作品としては吉田監督の『腑抜けども悲しみの愛を見せろ』以来、10年ぶりの出品となっている。すでに世界からアツい視線を送られている平柳監督と、寺島さんをはじめとする豪華なキャスト陣にいまからも期待が高まる。<以下、コメント>■平柳敦子監督2つの文化で構成された素晴らしいスタッフとキャストの皆さん、そしてこの映画の完成に貢献して頂いた全ての方々に感謝の気持ちで一杯です。現在の混沌とした世界情勢の中、カンヌという場で「映画」を通して少しでも色々な国の皆さんと繋がりが持てることを何よりも嬉しく思います。■寺島しのぶこの度『Oh Lucy!』が国際批評家週間に選出されたこと、大変嬉しく思います。日米合作ということもあって、撮影中は苦労もたくさんありました。世界三大映画祭であるカンヌ映画祭は、主人の母国であるフランスの映画祭なので、家族共々喜んでおります。海外の方々に、この映画を見ていただけることが嬉しくてなりません。■南果歩平柳敦子監督の情熱、経験、ユーモアが溢れる『Oh Lucy!』がカンヌ国際映画祭に出品されるという知らせを監督から直接受け取りました。カンヌでどんな風に受け止められるのか、ドキドキしながらも楽しみでなりません。■忽那汐里とにかく一生懸命に、どんな環境でも真剣にみんなで向き合えた作品なだけに、今回のカンヌ国際映画祭の出品は本当に嬉しく思います。この作品がたくさんのお客様に見ていただけることがとても楽しみです。監督おめでとうございます!■役所広司きっとカンヌ国際映画祭のお客様に愛される作品だと信じています。平柳敦子監督おめでとうございます!『Oh Lucy!』は2017年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2017年04月23日4月より土曜夜9時に引っ越し放送中の「嵐」5人が贈る人気バラエティ番組「嵐にしやがれ」。22日(土)、本番組に明石家さんまが初登場し、さんまさん尽くしの明石家さんま丸ごと1時間SPが放送されることが分かった。今回出演が決定したさんまさんは、「嵐にしやがれ」初登場で「嵐」とは5年ぶりの共演!今月から始まった新コーナー「しやがれ記念館」では、娘・IMALUへの思いを、「隠れ家ARASHI」では「健康診断は受けない」「落ち込まない」など、さんまさんの知られざる独身生活が明かされる!また、スタジオには離婚以来消息不明だった“結婚指輪”が登場!この指輪、当時さんまさんが大竹しのぶのために何と自らオパールを掘って作ったという思いの込められたひと品。長年行方知らずの指輪がスタジオに登場し、さんまさんも仰天!さらに、大竹さんからの感動メッセージも寄せられ…。普段より一層笑いと驚きが吹き荒れる今夜の放送をお楽しみに。「嵐にしやがれ」は毎週土曜日21時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年04月22日世界190か国同時配信が予定されている、明石家さんまが企画・プロデュースを手掛けるNetflixオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」。この度、本作の主題歌をMISIAが担当することが決定し、また主題歌入りの予告編も到着した。1980年代の大阪。突拍子もない言動を繰り返し、幼い頃から失敗ばかりの大西秀明(中尾明慶)は高校卒業後どこにも就職できず、吉本興業の舞台進行の見習いとして「なんば花月」に出入りしていた。ある日、大失敗した大西は、反省を示すべく自ら裸になって階段にチンチンを紐で括りつけ大騒ぎに。そこにやって来たのが人気絶頂の芸人・明石家さんま(小出恵介)。ふたりはこうして衝撃の出会いを果たすのだった。さんまは大西を面白がり、身の回りの世話を許すことに。以降大西は、さんまやその芸人仲間の村上ショージ(尾上寛之)、Mr.オクレ(六角慎司)、なんば花月の世話係であるおちゃこのおばちゃん(濱田マリ)らと共に笑い溢れる日々を過ごすようになる。そんなある日、新喜劇の舞台に立つことになった大西は舞台上で大失敗してしまう。クビになりかけた大西を、さんまは自らの進退をかけて救う。そして、ひどいイジメを受けてきたと吐露する大西に“ミジメな過去は笑い飛ばせ”と伝え、この強烈なキャラクターを持った青年を人気芸人に育て上げようとさんまは決意。大西はその後、さんまによって「ジミー大西」と名付けられ、師に導かれるまま、高宮京子(木南晴夏)という専任マネージャーも付くほどの売れっ子芸人になっていく。数年後――“お笑い”という自分の居場所を見つけた大西だったが、それはさんまから与えられたものでしかないということにも気づき始めていた。芸人としての力のなさに悩み、引退も考える最中、テレビ番組の企画で絵を描くことになり、大西の思わぬ絵の才能が知れ渡り…。さんまさんが芸歴42年目で初めて、連続ドラマを企画・プロデュースする本作。さんまさん役を小出恵介、ジミー大西役を中尾明慶が演じ、数々の爆笑エピソードをドラマ化。この2人に加え、大竹しのぶ役に池脇千鶴、テレビ局のプロデューサー役に佐藤浩市、そのほか温水洋一、生瀬勝久、尾上寛之、六角慎司、宇野祥平、濱田マリ、木南晴夏ら多彩なキャストたちが顔を揃えた。そして今回、本作の主題歌を歌姫MISIAさんが担当することが決定。楽曲は、1977年に発売された「甲斐バンド」のオリジナルアルバム「この夜にさよなら」に収録されている「最後の夜汽車」を、MISIAさんがカバー。さんまさん自身が「芸人にも相通じる音楽だ」と愛してやまないこの楽曲。MISIAさんは今回のオファーで初めて本楽曲に出会ったそうで、「素晴らしい曲」と話し、カバーするにあたって「この歌の中では直接、夜汽車が向かう行き先は歌われてはいないのですが、『さんまさんから見る東京』、または『ジミーさんから見る“さんまさんがいる東京”に向かう夜汽車』のようにも感じ、曲をどのように仕上げるのが良いのか、とてもイメージがしやすかったです」とコメント。また「アレンジはNYにいる黒田卓也くんに頼み、オケをNYでレコーディングしてもらいました。ジャジーで温かく切ないサウンドに仕上がったと思います」と楽曲について明かし、一足先にドラマを視聴したと言うMISIAさんは、「8~9割は笑いながら観ているのに、突然ホロリときてしまう。また、さんまさんの笑いに対する哲学から、人生の哲学を教えてもらえるようなドラマだな、と思いました」と感想を語っている。そしてこのほど到着したのは、ジミーさんの“ありえへん”本当のエピソードが満載の予告編。交通渋滞だと思ってずっと車を留めていたら、前の車は…なんと駐車中だったり、同じ体に入れるならそちらが早いと思い、点滴を飲んだり。また「人のふり見て」のことわざでは、“どないする”と答え、「馬の耳に」に関しては“イヤリング”と答えるなど、アホみたいな、ホンマの話が盛りだくさん。映像最後にはさんまさんとジミーさんも登場し、「このドラマ、内容ほぼホンマやな」「ホンマです」と後押し。さらに本編では、これ以上に“ありえへん”エピソードの数々が登場するという。なお「Netflix」の配信に先駆け、本作の1・2話を4月23日(日)「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」にてプレミア上映することも決定した。Netflixオリジナルドラマ「Jimmy~アホみたいなホンマの話~」は7月7日(金)よりNetflixにて190か国同時配信開始(全9話)。(cinemacafe.net)
2017年04月19日