こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)の3兄弟の母です。■パパは透明人間?我が家は夫=会社員、私=主婦の家庭です。子どもたちの物心がついた頃には、パパは外に出ていく人、ママはおうちにいる人と位置付けられてしまったようで、今や完全に、ママ=お手伝いさん、パパ=たまにいるおじさんと化してしまいました(爆)。なにか用事があるときでも、近くのパパより遠くのママ!!ひとりになりたくてそっと雲隠れしても(え。)、なぜか子どもたちは全員私のもとに寄ってきます。他に部屋のスペースはいくらでも空いてるのに、全員1ヶ所にぎゅっと集まって、私の周りだけやたら人口密度が高いなんてこともしょっちゅう。すぐそばにパパが寝転がっているというのに、お茶を持ってきてと頼むのはママ。どう考えても距離的にパパのほうが近いのに、あのおもちゃ取ってと頼むのはママ!!いや、あの、君たち?パパも保護者なんですけどぉぉ!世の中にはパパが大好きでしょうがないというご家庭もたくさんおありでしょうが、我が家の場合、パパは透明人間化。この間もこんなことがあったんです。真夜中の1時に私がリビングで夜更かしをしていたら、そ~~っと次男が起きてきたんです。何事かと思って見てみると…オーマイガーーッ!!!おなかを壊した次男がびっくりなことに、大をもらしていたんです!!(衝撃)え? え?床に落ちたう○ちにプチパニック!!(子どもを育てるとこのようなプチパニック現象が往々にして起こりますよね。)どうやらおなかが痛くて目を覚ましたらしいのですが、隣にいる夫をスルーして、遠路はるばるリビングにいる私のもとまでやって来るその間に漏らしてしまったようです。え…。パ、パパを起こせよぉぉぉ!!床に漏れたう○ち…。汚れたパジャマに足…。そして夜中の一時…。もうどこから手をつけてよいのか分からず、とりあえず、夫のもとへ。私:「ねぇ…ゆいたんがう○ち漏らしたんだけど…」(ゆっさゆっさ)(当然これにはSOSの意を含んでおります。)夫:「え。なんで…」(知らんがな)私:「寝る前におなか痛いとか言ってた?」夫:「別に言ってなかったけど。」私:「そう…。」夫:「ぐぅぅぅぅーーーー。」ちょっ…。SOS、伝わらずーーーーー!!!結局、ひとりで全部を片付けて、もう一度次男を寝かせて、夜は更けたわけだけれども。翌朝。チクリと言ったら夫の返事。夫:「あ。あれ、起きてってことやったん?」そうだよ!!具体的に「起きて手伝って」と口に出さないと、妻の意図してることを汲み取るなんてことは、男には無理な話だったぁぁぁ!!というわけで、子どもたちにもなんでもかんでもママに頼むのではなく、もうひとり、我が家にはパパという保護者がいるのだよとわかってもらうべく、パパの不透明化を推進していきたいと思います。(今さら!)子育てを始めたばかりの皆さん!我が家のようにならないように、ひとりで頑張りすぎないで、パパに具体的にお願いしてもっと頼っていきましょう。
2017年09月14日相手への“妥協”を我慢と捉えるか、「まあいいか」と流せるかが大きな分かれ道となります。 前回 に引き続き、次の幸せをつかむための投資となるポジティブな離婚についてご説明していきます。A子さん:インドア派vsアウトドア派、最初は合わせていてもずっとは辛いA子さんとSさんご夫妻は学生時代から交際しており、就職とほぼ同時に結婚しました。物静かで優しい夫と明るくフレンドリーな妻A子さんの結婚生活は、はじめの数年間はうまくいっていましたが、次第にお互いに不満を抱き始めます。夫の趣味は一人で楽しめるインドア派ものが多く、対するA子さんの趣味は大勢で賑やかに楽しむものばかり。夫の趣味の中にA子さんが興味を持てるものはなかったので、夫が妻の趣味に付き合うという形が自然にでき上がっていました。それでも学生時代や社会人経験が浅いうちは、自由に使える時間がまだ十分にあり、そうしたライフスタイルを続けていくことが可能でした。しかし会社で重要な仕事を任されるようになった旦那さんは、もっと勉強のための時間が欲しいと考えるようになります。また忙しい仕事と勉強の合間には、自分の趣味を楽しんでリフレッシュしたいという思いもありました。そんな夫の変化に妻のA子さんはショックを受けます。いつでも自分のために時間を割いてくれ、自分の趣味に付き合ってくれた理想の夫が、別人のように変わってしまった。それでも夫との時間を大事にしたいA子さんは、自分から夫の趣味に付き合ってみることにしました。けれどもやはり、楽しいと思えません。彼女のそんな思いは旦那さんにも伝わり、一緒に楽しむ時間はなくなりました。一緒に時間を過ごそうとすればどちらかが大きな妥協を強いられるという現実を、認めざるを得ない状況に。またちょうどその頃、二人の間に大きな問題が持ち上がっていました。子どもはいらないということで長年合意していた二人ですが、友人たちに次々に子どもが生まれ、自身の年齢を切実に意識し始めたA子さんが突然、子どもが欲しいと言い出します。旦那さんのほうは寝耳に水で、仕事に勉強、自分の趣味に、妻の趣味にも付き合わなければならないし…と、ただでさえ大忙しなのに、さらに育児が加わった生活など想像もつきません。互いに憎み合っているわけではなかったので二人は長い間悩みましたが、結局子どもの問題が決定打となり、夫婦は離婚を選びました。離婚後の二人その後二人はどうなったか。長い付き合いのパートナーと別れてさぞ落ち込んでいるだろうという周囲の心配をよそに、二人はともに、程なくして新たなパートナーに出会いました。そしてA子さんは、トントン拍子に念願のママに。旦那さんのほうも、彼の仕事にも趣味にも協力的な女性と再婚。そんな彼女とは未来のビジョンの共有も非常にスムーズだったそうで、今では良きパパになっています。離婚から二人が学んだこと元仲良しカップルのA子さんとSさんが自分たちの結婚の結末から学んだことは、まったく同じことだったそうです。○一緒にいるために妥協しなければならないことが多すぎる関係は、長くは続かない○自分がどうしても譲れないものがハッキリ分かって、パートナーに求めるものが明確になった最初の結婚から得た教訓があったからこそ、二人には次の幸せへの最適・最短ルートがクリアに見えており、だからこそすぐに幸せな再婚をすることができたのでしょう。こうしたケースは比較的若いうちに結婚したご夫婦や、結婚後に夫婦のどちらか、または双方が人生の大きな転機を迎えたご夫婦によく見られます。人は変わります。環境も変わります。自分も相手も変わっていきます。そして変わった自分と相手が一緒にやっていこうとした時に妥協せねばならないことが出てきます。「妥協」=「すり合わせ」です。目をつぶって相手を優先する。妥協によって、一方に“我慢”という意識が芽生えます。この積み重ねを不満のかたまりにするか、“我慢”と思わず昇華できるかで大きく変わってきます。離婚を望むかたの言葉で定番があります。「私だけが我慢してきた」「僕はずっと目をつむっていた」“我慢”になると限界が見えてきます。妥協が自分と相手の人生を苦しいものにしてしまうものならば、二人の関係を解消して、それぞれが望む未来を追いかけたほうが、グッと幸せに近付けます。次にご紹介するのは、二人の間の問題を認識していながら結婚に踏み切るも、結婚生活の現実の重圧に耐え切れなくなってしまった女性のケースです。
2017年08月27日「うそをついてはいけません」子どものころ親や先生にも教わりましたし、自分が親になってからは子どもにも言ったことがある人も多いと思います。でも、夫婦間でもうそはどうでしょうか? ずっと一緒にいる夫婦だからこそ、嘘も方便ということもあるのかもしれません。Q.パートナーにうそ、ついたことある?1.ある 86.4%2.ない 8.5%3.わからない・どちらとも言えない 5.1%あるという人が86.4%と圧倒的に多い結果となりました。夫婦は何十年と一緒にいるパートナー、多少のうそをついても波風立てないことが円満の秘訣なのかもしれません。■夫婦円満のためのうそもある夫婦生活を続けるためのうそをつくことはあるという人が多いようです。これは女性だけに限らず男性からも同様の意見がありました。相手を騙したり、陥れたりというのではなく、むしろ傷つけないための思いやりのうそなのかも。「波変えたてたくないので、正直にいうと機嫌が悪くなりそうなときにはうそつきますね」(神奈川県 40代女性)「良い意味でも悪い意味でも少なからずありますね」(三重県 40代男性)「言わぬが花」(福島県 40代女性)「ない!という方がいるのがすごい。たとえ些細なことでもうそはうそ。私はうそをつかずに夫婦生活をするのは難しいと思います」(岐阜県 40代女性)■私は、うそをついたことはありません!うそはうそ。いいうそなんていうのはきれいごとでしょ? 私はうそはついたことがないです! という人もいました。うそをつくというよりは、言わないことにする人も。「うそをつくより話さないという選択肢をとる」(千葉県 30代女性)「うそをつくのではなく、つかれるほうです」(千葉県 40代女性)「お互いに自分の世界があるのが当然ですし、ごまかすようなうそは身に覚えがあります。ただし、騙すようなうそは嫁に言ったことはありませんね」(神奈川県 40代男性)■女性がうそを言うときはお金のこと男性のうそは、女性絡みが多いと思いますが、一方女性がうそをつくときにはお金絡みが多いようです。何気なく買い物の会話した時のことを思い出してみて。実はその買い物の金額、桁が1つ違うのかも…。「高い買い物をしたときは大体6割くらいの値段を言う」(徳島県 40代女性)「金額について安めに言ったりする」(埼玉県 40代女性)Q.パートナーにうそ、ついたことある?アンケート回答数:6233件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年08月20日夫婦喧嘩がつのりつのって大喧嘩に。そしていつの間にか、喧嘩をするのも馬鹿らしくなり「夫はただの同居人」なんていう事態にならないように、 前編 から引き続き、夫婦喧嘩を建設的な話し合いに変えるためのコツをご紹介していきます。感情的にならない感情が高ぶってくると、つい声を荒げてしまいがち。すると相手も負けじと声を張り上げるようになり、意見交換のための「話し合い」だったはずのものが、いつしか「怒鳴り合い」に…こうなってしまうと、冷静に意見を交換することなどできません。また相手への暴力や物に当たるのは、言うまでもなく厳禁です。一方が他方を威圧するような雰囲気の中で、お互いを理解することなど不可能です。こうした事態を避け、夫婦喧嘩を単なる傷つけ合いに終わらせないために、お互いヒートアップしてきたなと感じたらタイムアウトを取るようにしましょう。一度喧嘩を中断してお茶を飲んだり、深呼吸をしたり。相手を目の前にしているとどうしてもイライラが治まらないという場合には、トイレや洗面所に一時避難所したり、キッチンで額に氷を当てたりするのも一つの手でしょう。喧嘩にもコーヒーブレイクを設ける。「ちょっと、駅前のスタバに行かない?」と場所替えを提案するのもありです。外に出ると、気分が変わります。芋づる式に他の問題を持ち出さない喧嘩の真っ最中に平静を保つのは、なかなか難しいこと。ましてや自分が相手に責められている気分の時には、「あなたがそれを言うなら、こっちだって言わせてもらいますけどね!」と、売り言葉に買い言葉で、相手を非難するために現在進行中の喧嘩には関係のない問題まで持ち出してきたり、過去の問題を蒸し返したり。『戦況』が自分にとって不利になってきた時に、やってしまいがちな行動です。でも、夫婦喧嘩を『戦い』ではなく意見交換の場とすることを、いつも心に留めておいてください。自分はこの喧嘩の中で、何を相手に伝えたくて、どんな問題を解決したいと思っているのか。その点に意識を集中するようにします。感情的になればなるほど、さまざまな不満を一度にまくし立ててしまいそうになりますが、それでは相手の心に響きませんし、問題の解決につながりません。お互いに不満をぶつけ合って不機嫌になるだけで、喧嘩は徒労に終わります。そして問題は解決されていないわけですから、遅かれ早かれ同じような喧嘩を繰り返すことになります。いつも喧嘩ばかりしているご夫婦は、このパターンに陥っています。1つの喧嘩にテーマは1つ。これをいつも心がけましょう。夫婦喧嘩中でも「聞き上手」どれだけ自分の主張が正しいと思える時でも、それを一方的にまくし立て、ぐうの音も出ないところまで相手を追い詰めるのは、有意義な夫婦喧嘩の作法に反します。こうしたやり方でいかに自分が正しく、相手が間違っているかを見せつけ、相手を完膚無きまでに論破したところで、相手の反発を招くだけで、理解や共感は得られないからです。繰り返しになりますが、夫婦喧嘩は意見交換のチャンス。自分の主張を一方的に押し付けるのではなく、相手にも発言の機会を与え、きちんと相手の言い分に耳を傾けましょう。そして自分が聞き手に回る時には、相手の話の腰を折らず、最後まできちんと聞く『聞き上手』に徹することが大切です。そうすることで喧嘩の最中であっても、相手は自分の意見が尊重されていると感じることができ、無益な罵り合いに陥ることを避け、有益な話し合いを展開することができるのです。夫婦喧嘩後は気持ちを切り替えて自分の意見を話し、相手の言い分も聞いて、問題の解決案も見つかり、喧嘩は一応の終結をみたとします。それでも、喧嘩中に自分が責められたような気分になったことや、自分の主張を全面的に通せたわけではないことを思い出し、いつまでもイジイジと根に持ったり、不機嫌な態度を取ってしまったりすることはありませんか?それではせっかくの有意義な夫婦喧嘩も、その価値が半減してしまいます。「喧嘩によってまた少しお互いを理解することができた」と、終わった喧嘩を前向きに捉え、新しい気持ちで相手に向き合いましょう。喧嘩の後は、お互いに何となく居心地が悪いもの。そんな時にあなたのほうからサッパリした顔で明るく接していけば、旦那様も内心ホッとし、あなたのことを見直すはず。腹を割って話し合った後は、速やかに平常モードに戻る。これも賢い喧嘩のための大切な作法です。前編・後編と2回にわたって、夫婦喧嘩を有効活用するための作法をお伝えしてきました。上手な喧嘩で二人の関係の『ガス抜き』をしつつ、お互いの理解を深めていける、永遠にラブラブ夫婦を目指しましょう。
2017年08月16日素敵な男性と出会って結婚する…それはとても幸せなこと。けれども育った環境も価値観も性別も異なる赤の他人同士が一つ屋根の下で、長期間にわたって生活を共にすることになれば、衝突を避けることはできません。相手の行動や習慣に「あり得ないーー!」と心のなかで叫ぶこともあるでしょう。宇宙人と暮らし始めるようなものなのです。現在は、3組に1組の夫婦が離婚という結末を迎える時代です。愛し合って結婚した男性との関係が、結婚したことですれ違ってくる。恋愛期間と結婚後では、男女間の関係はガラリと変わります。家族になる使命があるのですから、愛だの恋だのだけでは乗り切ることができない場面が多々出てきます。そしてそのつど衝突が起こります。プチ喧嘩です。プチ喧嘩がつのりつのって大喧嘩に。そしていつの間にか、喧嘩をするのも馬鹿らしいという無視状態に。こうなってくると「夫はただの同居人」という発言をする妻たちも出現します。夫婦喧嘩は犬も喰うと思え! プチ喧嘩を放置してはいけません。夫婦喧嘩を通して見えてくる真実があるのです。夫婦喧嘩について知っておきたいことを、一緒に考えてみましょう。被害者はどっちだ? 問題日々の暮らしの中でストレスを感じることがあってもそれを相手に伝えず、うやむやにする。小さな我慢を重ねた末に、最後の最後の小さなキッカケによって大爆発! というタイプの女性が増えてきています。女がキレる瞬間。「それなら爆発する前に言ってくれればいいだろう!」という男性サイドからの意見が聞こえてきそうですが、女性は「察してほしい」生き物。ついつい「言わなきゃ分からないわけ!?」と反論したくなってしまいます。また喧嘩になることを恐れて、言いたいことをグッと我慢してしまう女性もいます。あえて口論を避けたいタイプです。妻の突然の大爆発から始まった夫婦喧嘩では、ちょっとしたことで突然激怒されたと夫は思うのですから自分は奇襲攻撃にあった被害者だというスタンスになります。妻の方からしてみれば、ずっと我慢してきたのに、夫は自分のつらい状況をちっとも理解してくれない。ずっとイライラさせられてきた自分こそが被害者だ、ということになります。お互いに自分こそが被害者だと思っている状況では、話は平行線をたどるだけ。このような喧嘩を繰り返していては、夫婦仲は悪化する一方です。被害者意識はお互い同じくらい持っているものと思いましょう。突然キレられた夫も被害者なのです。具体的な言葉で不満を説明夫が妻である自分の思いを察してくれないのは「男女の違いのせい」と割り切って、妻の側からまず一歩、歩み寄るのをすすめています。女性が男性から何でも理詰めで説き伏せられたら苦しくなってしまうのと同じように、男性にとっても自分には分かりづらいものを分かれ、察しろ、と要求されることは、大きなストレスになるのです。いきなりドアをバタンと大きな音をたてて閉めたり、お茶碗をドン!と置いたり、家事を放棄したり。怒りのアクションは「やな感じ」をリビングに蔓延させます。自分が何に怒っているのか、相手の言動のどこが嫌だったのか、態度でイライラをアピールするのではなく、言葉にして説明する。「私の不満を察してくれないなんて、こいつは私のために努力する気がないんだ」という情けない気持ちが、「私がきちんと話せば夫も理解・改善のための努力をしてくれる!」と、変わっていきます。一度は愛した異性です。期待しましょう。それでもダメなら、ダメ男を愛した自分がアホだった…と反省するのです。このように、夫婦喧嘩を価値観も性別も異なる相手との「意見交換」の場とすることができれば、喧嘩も夫婦関係の改善に役立てることができます。夫が嫌がる事、妻が嫌がる事を少しずつ直していけばよいのです。たとえ喧嘩の真っ最中でも肝に銘じておかなければならない夫婦喧嘩の「作法」をご紹介していきます。喧嘩の作法1:相手を非難するだけの口撃は避ける喧嘩がエスカレートしてきて頭に血が上ってしまっても、相手を攻撃するだけの悪口や暴言は避けましょう。まず一呼吸。お互いの意見を交換することを目的とした夫婦喧嘩なのに、頭ごなしに相手を非難・中傷していては、建設的な会話など成り立つはずがありません。カッとなって攻撃的な言葉を相手に投げかけそうになった時には、少し冷静になって一呼吸置き、その喧嘩の中で自分が相手に伝えたかったことは何なのか思い出しましょう。喧嘩の作法2:主語は「私」で喜怒哀楽を伝えるそのためには、自分の意見を主張する際に「私」を主語にして話す方法が有効です。「あなた」を主語にして話すと、「あなたはいつも○○ね」「あなたが○○してくれないのがいけないのよ」などと、相手を責めるような口調になってしまうことが多いのです。「私はあなたが○○してくれると嬉しい」といった言い方に変えれば、相手を非難するような調子が消えて、不必要に相手を刺激してしまうこともなくなります。いかがでしょうか?「思い当たる節がある…」というあなたには、喧嘩を夫婦仲改善のツールに変えるチャンスがあるのです。ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてください。後編でもさらに、喧嘩を有意義な意見交換の場として活用するためのコツをお伝えしていきます。
2017年08月13日「見てもいいことない」と言われるパートナーの携帯電話を、あなたはチェックしたことがありますか?ある程度プライバーシーを保つことも夫婦のルール。わかっているけどチェックしてしまう方にも、それなりの理由があるようです。携帯チェックの後に待ち構えている夫婦の危機についても聞いてみました。Q.パートナーの携帯電話、チェックしたことある?1.ある 49.1%2.ない 48.5%3.わからない・どちらとも言えない 2.4%ある人とない人がほぼ同率という結果になりました。ない人の中には「興味ない」「どうでもいい」という人も。それはそれで、夫婦としては崩壊している気もしますが、どっちの夫婦のかたちが幸せなのでしょうか。■携帯電話チェックで浮気が発覚!携帯電話をチェックして夫や妻の浮気が発覚したという体験談をご紹介します。みなさんやっぱり、その後元どおりというわけにはいかないようです。「妻の浮気発覚が携帯から絵師た。怪しい素ぶりでしたので、突然前触れもなく見せてと言いました。結果発覚。以来どうでもよくなり見る気もしません。子どものための仮面夫婦です」(宮城県 40代男性)「普段22時過ぎにしか帰ってこないはずなのに、19時待ち合わせで合コンしてた。その時に限って子どもの一大事だった。きっと仕事だろうと気を遣って連絡しなかった。遊びたいなら遊べばいい。帰ってこなくていい」(愛知県 40代女性)■いいことないとわかっていても見てしまうチェックしてしまう人の中には、不安を解消するために見てしまうという人もいます。見たあとの罪悪感もツライという意見もありました。不安だから見てしまう、でも見たら見たで不安になってしまうというネガティブスパイラルになっていませんか?「たまにチェックします。浮気の前科アリなので。再構築中ですが、疑うのもツライ。でも不安で潰れそうになるとき、そんなときに少しでも安心がほしくて、つい…」(千葉県 30代女性)「数回チェックあり。疑われるようないかがわしいことがあったので。大好きだったし、信用してただけにすごいショックでした。女をバカにするなよ!」(茨城県 40代女性)■携帯チェックの呪縛から逃れられた人も過去の経験から携帯チェックをやめたとう人もいました。夫婦であっても相手に自分の知らない一面があることを認めることが第一歩なのかもしれません。「過去に見たことがあります。浮気が発覚して大騒ぎだったのですが、やっぱり罪悪感がありました。今は旦那を信じようと気持ちを切り替えたのと、自分の知らない旦那の一面は、知らないでいるのが何より幸せだと痛感したので、もう見ることはないと思います」(千葉県 30代女性)Q.パートナーの携帯電話、チェックしたことある?アンケート回答数:11667件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年08月07日どんなに大恋愛をしたカップルでも、一生を添い遂げようと頑張っていても、結婚をして家族になるとやってくるものがあります。それが、倦怠期です。新婚当初は「夫婦になっても、いつまでもラブラブでいようね」なんて甘い言葉を掛け合っていた二人も、気がつけば今日一日の会話が何分あったか? 目を合わせて会話したかな? なんて考えなければいけないほど……。結婚は日常を二人で過ごすことになるため、嫌でも倦怠期はやってきます。そう、どんなに仲の良い夫婦でも陥ってしまうものなのです。じゃあ、心配する必要もないから、倦怠期が過ぎるのを待てばいいの? と思うかもしれませんが、それは甘い話です!最も大切なことは、ふたりで乗り越えていくこと。それによって、今までの夫婦とはワンランクアップした関係を築くことができるようになります。夫婦が倦怠期になる原因そもそも倦怠期に陥ってしまう原因…。もちろん、十人十色。夫婦の数だけ原因はありますが、多くの夫婦は3つのことが減ってしまうために起こっています。その3つとは、どんなものがあるのでしょうか。■夫婦が倦怠期になる原因1:会話が減る夫婦と言っても、戸籍上の家族であって血のつながりのない他人同士。そのため、大切なことは会話(コミュニケーション)です。結婚当初は、他愛もない会話も楽しんでいたことと思います。しかし、ある程度時期が来ると「こう言っても、どうせまともに返してくれない」「喧嘩になるくらいなら、言わないでおいた方が楽だわ」「言ったところで「どっちでもいい」とか、考えてもくれないんだから」このように、相手の返事の予測変換ができてしまうため、会話をしなくても完結してしまうことが増えてきます。毎日生活しているからこそ、もめたくないということもあります。しかし、その「相手を分かっている」ことが倦怠期に突入させる原因になっているのです。■夫婦が倦怠期になる原因2:非日常が減る結婚と恋愛の大きな違いは、日常か非日常か、です。恋愛はもちろん非日常のため、デートはもちろんのこと、彼との会話や電話もワクワクする出来事になります。しかし、結婚して夫婦になったらどうでしょう。それぞれの日常の中に入り込んでしまうため、存在が当たり前になってしまいます。さて、ここで思い出してみてください。あなたは実家の家族といるときと、夫婦でいるとき……違いはありますか?家族のようにダラダラした姿も見せ、結婚前では考えられない言動もOKになっているのではないでしょうか。もちろん、これがダメと言うわけではありません。いつでもピリピリしていては、体が持たないですよね。ただ、その中に非日常がないことが倦怠期の原因になっています。■夫婦が倦怠期になる原因3:スキンシップが減るスキンシップは、夫婦にとって欠かせないものです。結婚当初は、当たり前のようにスキンシップがあったのに、出産してから産後クライシスになり……と言う夫婦も少なくありません。しかし、体を重ねるだけではなく、触れ合う行為は二人の関係を続けるうえで欠かせないものです。女性が大切な人に触れることを拒絶された場合、当然ショックを受けるかと思います。これは男性も同じこと。大切な妻とのスキンシップを拒まれれば、なかなかそれ以上のスキンシップを求めることができなくなります。倦怠期は流すのではなく乗り越える!倦怠期を放っておくと、最悪の場合離婚になるケースもあります。よく言う「夫婦のすれ違い」と言うものの多くは、この倦怠期からきていると言っても過言ではありません。そこで重要なことは、倦怠期かなーしょうがないかーと流してしまうのではなく、「今が関係を見直すいいチャンス」と考えることで、倦怠期も良い方向に進みます。では、その乗り越え方とはどんなものがあるのでしょうか。■倦怠期の乗り越え方1:「ありがとう」「ごめんね」は過剰なまでに伝える友人夫婦の倦怠期の相談を受けていたことがあります。彼女たちは、とにかく会話が事務的になっており、一緒にいる時間もとても少なかったのです。そこでコミュニケーションの第一歩として「ありがとう」「ごめんね」作戦を打ち出しました。難しいことはなくて、どんな些細なことでも「ありがとう」「ごめん」を伝えるというもの。すると、ふたりの関係が改善されていきました。ポイントは、会話を多くするのではなくコミュニケーションをしっかりとること。そしてコミュニケーションには、お互いの心の温度を感じあうことです。それができる魔法の言葉が「ありがとう」であり「ごめんね」なのです。■倦怠期の乗り越え方2:距離感を知る倦怠期になったときこそ、ふたりにとって心地よい距離感を見つけてみましょう。いつまでもベタベタし過ぎても、いい関係ではなくなってしまいます。だからこそ、手をつなぐ関係が良いのか寝るときも抱き合っていたいのか……二人にとっての良い距離感を見つけてみて。そのためにもスキンシップはできるだけとるようにしてください。とは言っても、いきなりは難しい場合、仕事服を着た彼の身だしなみを整えるとか、ケガした部分に絆創膏を貼るといった些細なところからで大丈夫です。ふたりが微笑み合えるポイントを見つけたらしめたものですよ!夫婦にとっての倦怠期は、ふたりの夫婦のカタチを作るために欠かせないものだと思っています。だからこそ、「そんな時期だから」と終わらせるのではなく、自分たちの夫婦像を見つけていってくださいね!
2017年08月04日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男(小3)、次男(年長)、三男(年少)3兄弟の母です。幽霊よりも何よりも夏休みが怖いです(白目)■「俺の暮らしに子どもが参加してきた」スタンスの夫世の中にはイクメンとか家事男とかなるハイスペック機能搭載夫が存在するらしいですね。残念ながら我が家の場合は、並み。ごく並の夫です。ノーマルハズバンド(英語にすな)。うちの夫。子どものことは並に愛してはいるけれど、子どもが生きがいとか、子どもが中心とかそんなことはなくて、あくまで俺の暮らしに途中から子どもが参加してきたというスタンス。子どもを産んでがらりと生活が変わった私とは違って、彼の生活はゆっくり変わってきました。そのせいか、いまだにこんな調子。■その1. 子どもの友だちの名前をいっこうに覚えない子どもの話をしてても、そもそも、どこの誰かが通じない!!子どもの友だちの名前をまっっったく覚えないので、いちいちどこの誰かを説明するところから始めないといけないんです!(イラっ)私:「いや、しゅう君っていっつも遊んでる近所の子じゃん。あなたも前一緒に遊んでたじゃん」夫:「あ? あぁ。あの子。しゅう君って言うのか」って、おいおいおい。しゅう君、初登場じゃないし! しょっちゅう出てくるキャラだし!!いい加減覚えてよ!! 何回聞くねん!!近所に住んでる友だちでこの調子なので、一昔前の友だちの話とかになるともう壊滅状態もいいところ。その子の事のみならず、私がどこでどういう経緯で出会った、どういうお友だちかっていうところからいちいち説明しないといけなくなるので、(そこまで話さないと夫の記憶の中で「あ、はいはい、あの子か」ってつながらない)これ、地味にイラっとするんですわ。いちいち話の腰折れるんです。私つながりの友だちのみならず、自分の友だちについても子どもの名前となるとまっったく覚えておらず、私が「○○さんちの△ちゃんがさ」って話しても、夫:「そんな名前やったっけ?」とか言ってきます。そんな名前だよっ! チッ!!私:「そんなに人の名前覚えられなくてどうやって仕事してんの?大丈夫!?」って聞いたら、夫:「仕事の上では名前覚えるの得意。わりとすぐ覚えられるし、間違わない」だって!!(白目)こうなるともはや、子どもの名前は覚える気がないとしかいいようがない。彼の脳みそ、仕事のことでいっぱいで子ども関連が入れる余地がないんだと思います。■その2. わが子の言葉がいっこうに聞き取れないうちの三男、現在3歳4ヶ月なんです。おしゃべりが上手でわりと早い段階でペラペラしゃべれてました。こないだ私と夫が電話してて、途中で三男がパパと話したいっていうから電話代わったんです。三男はその日の出来事を夫に報告しました。そして、ひとしきり報告し終わったあと、再び私に電話をかわりました。そんな夫の第一声。え。嘘やん。いまだに!? いまだにわからんのか!?えーーーーーー!!!!夫と子どもたち。常日頃一緒にいる時間が少ないから休みの日とかになると、長男、次男と小さいうちは何を言ってるのか夫には聞き取れない&聞き取れても意味がわからないことが多くて、そのたびに私は間に入って訳してきたんです。 通訳すること約7年。がしかし、現在の三男。さすがにわかるでしょ!?私には、こんなにも…!! こんなにもくっきりハッキリしゃっきりと聞き取れるのに、まだ夫には通じないんですね!!(衝撃)これ、何なんでしょうね?母親の私にはめっっちゃくちゃハッキリと聞こえるのに、父親の夫にはよく聞き取れないみたいで、たまに会話全然噛み合ってなくて、端から聞いてると訳わからんやり取りになってることありました。最近はさすがにこんなことは減ってきたので、もう大丈夫かと思っていたのですが、まだダメなことが判明して驚きました。私からしたらどこが聞き取れないのかすらもわからないのですが、夫からしたらまだよくわからないそうです。その3. 自分の子どもたちなのに区別がつかない夫からしたら電話でしゃべってても声だけでは、次男なのか三男なのかが区別がつかないそうです。明らかに三男がしゃべってるのに、「あれ?いまの次男じゃなかった?」とか言ってくるので大丈夫かなって思います(こら)。そして、声だけでなく昔の写真を整理しても、夫がみると、 長男なのか三男なのかが見分けがつかないみたいです。自分の子なのに。見分けつかない…洗濯をたたんでも、次男の服なのか三男の服なのか区別がつけられず、どーーーーー考えてもサイズ的に次男の服なのは明らかなのに、本気で三男のものと混乱してるので、あまりの様に笑えます。子どもが中心の生活の私と、仕事が中心の生活の夫とでは、脳みその使う場所がちがうとしか思えません。うん。そういうことにしておきましょう。そんな彼でもゆっくりと数年遅れで成長してきているので、この調子でいけば子どもたちが成人するころには追いつくんじゃないでしょうか。(そのころには老化が始まっとるわ)
2017年07月27日出産後、女性のライフスタイルは大きく変化します。ホルモンバランスの乱れにより、気持ちの浮き沈みが大きくなりやすいだけではなく、寝たいときに眠れない、休憩したい時にできない、やりたいことが思い通りにできない…など多くの我慢を強いられます。しかし、夫である男性は子供が産まれても身体的変化はなく、父親としての自覚が芽生えるのは、女性より時間がかかる傾向があるようです。そのため、帰宅も遅く、休日の趣味も相変わらず…などの出産前と変わらない行動で、妻との溝が広がってしまう場合も少なくありません。このような夫婦間に起こる産後クライシス、それが最悪の場合は、離婚につながるケースもあります。夫の育児参加と、妻の不満最近では、社会環境の変化から男性の意識もすこしずつ変化し、育休を使う男性や、イクメンなんて言葉も定着しつつあります。では、産後クライシスなんて一部だけじゃないの? と思うかもしれませんが、そんなことはありません。アンケート調査から、こんな結果がでました。Q. 夫からのサポートがあったか?「サポートがあった」……63%「サポートがなかった」……35%「その他」……2%半数以上の妻が「夫からのサポートがあった」と答えています。共働き夫婦が増えている昨今、夫となる男性も前向きにサポートしていると感じます。しかし、それと同時にこんな回答も。Q. 夫は頼りになりましたか?「なった」……21%「ならなかった」……77%「その他」……2%このように、サポートしてくれることに感謝しつつも、頼りにならないと不満を感じている妻が7割以上と言う結果になりました。「子供の夜泣きも、知らんぷりで寝ていた」「理解しているけれど、行動がそれに伴っていない」「育児を手伝うという感覚」このように、妻にとって夫の育児参加は「お手伝い程度」とし感じている人が多いようです。そのため、妻側に不満が溜まってしまうのではないでしょうか。夫婦の危機は夫の知らぬ間にやってくるさて、様々な理由で出産後、夫に対してイライラや不満にを溜めがちな妻。その妻が考える夫婦の危機とは具体的にどのような理由があるのでしょうか。Q. 夫婦の危機はありましたか?「あった」……42%「なかった」……56%「その他」……2%「何度も何度も注意していることが、いつまで経っても改善されず、自分は大切にされてないんだと思った」「ワンオペ育児なので、離婚しても同じなのでは? と思った」「疲れとストレスで、不機嫌が続いた」必死に変化に対応しようとしている妻に対して、夫は変化しない(または変化が遅い)という苛立ち。そんな苛立ちを妻が言葉に出したり態度でしめすことで、関係がギクシャクしてしまうのです。産後、夫婦関係が悪化することは、珍しいことではありません。でも、少しだけ考えてみてほしいんです。夫側の立場に立てば「分からないことが多すぎる」のです。急な女性の変化についていけず、何をして良いのか分からず、いつも不機嫌な妻に文句を言われている…。そうなんです、言われなくてもやってよ! と思いがちな女性ですが、やはり言わなければ伝わりません。お願いしたいことは、きちんと言葉に出して具体的にお願いしましょう。協力は二人だけでするものではない夫婦なんだから、お互いを知って、補い合って、助け合う。そんな姿勢はとても大切です。とは言っても、家庭のことは、夫婦ふたりだけで協力し合わなければいけないのか?いえ、そんなことはありません。両親や各自治体のサポート、家事代行やシッターさんなどにヘルプをお願いすることで親が少し余裕をもつことが、結局子供のためにもなるのではないでしょうか。子供のことは、家庭内で抱え込みがちです。それは、家族を愛しているからこそ、自分たちでどうにかしなければと思うのかもしれません。でも、一番大切なことは家族が笑顔でいること。そのために、何が必要が考えること。また、「相手はどう思ってるのかな?」と相手の立場で考えるという姿勢は、お互い忘れてはいけないと思います。「産後の育児サポート」に関するアンケートアンケート回答数:124件 キッズライン総研調べ (ベビーシッターサービス・キッズライン)
2017年07月21日年の差婚と言われると、あなたは誰を思い出しますか?フランス大統領のマクロン氏、妻のブリジットさんとの歳の差は25歳! しかも女性が年上ということもあり、話題になりました。男性は若い女性が好きだと言われていますが、このようなニュースが飛び込んでくると、女性にとって大きな希望になります。若さは大きな武器ですが、必ずその武器は次の若い人たちに持っていかれるものです。そんなとき、若さ以外の魅力を持った人が、年齢に関係なく愛されることを証明されたと言えます。先日も友人が5歳年下の男性と結婚したのですが、いまは女性が年上のカップルも一般的になっています。女性が年上でも、変わらない魅力を持ち、愛され続けることができるのです。年の差婚で愛される女性とは?マクロン夫婦を見ていると、年齢を感じさせない素敵なカップルだと伝わってきます。私が知っている女性が年上の年の差婚カップルも、いつまでもラブラブでみなさん良い関係を築いています。では、どうして年の差婚で愛され続けているのでしょうか。■懐の深さが愛の深さになっている年齢を重ねることへの魅力のひとつに「冷静な対応ができる」があります。同年代の女性とでは喧嘩になりそうなことも、女性が年上の年の差婚のパートナーは冷静に対応するため、男性からすると懐の深さを感じるのです。自分の気持ちを理解し認めてくれる年上のパートナーに対して、愛の深さを感じるのも当然かもしれませんね。■自己責任を理解している年の差婚をした知人女性は、アラフィフになったいまでも、スタイルをキープするためにランニングを欠かすことはありません。彼女は「40歳過ぎると、自己責任になる」と言っていました。昔は気にならなかった人も年を重ねると落ちない脂肪…が気になってくるものです。彼女も自己メンテナンスしなければ、中年太りをする危険性があるため、しっかり運動をして自分の魅力を管理しています。「若さを保つため?」という質問に対して、「若さの魅力は十分楽しんだのだから、これからは年を重ねた魅力を手に入れていきたい」と彼女は笑って答えてくれました。いくつになっても、自分の魅力を諦めない女性は、愛されるんだろうと実感しました。■美しさと可愛さを兼ね備えている年の差婚の場合、年上の女性が大人だから頼りがいがある、自立しているという部分が目立ちますが、男性は女性からやはり頼られたいと思うものです。年の差婚でうまくいっている女性は、大人としての魅力と可愛さを合わせ持つ女性がとても多いです。男性は知らないことを知ったとき素直に感動したり、照れる仕草を見せるなど、大人の女性の可愛らしい言動にグッとくるそうです。年上女性が愛され続けるために大切なこととは?女性にとって愛する人に愛され続けることは、とても幸せなことです。とくに自分がパートナーより年上となると、必要以上に頑張ってしまうことも…。年の差婚の女性が愛され続けるために、何をすればよいのでしょうか。■年齢に振り回されない年の差婚の場合「年齢」と言う壁に苦しむ女性が多いのも事実です。なぜ女性が年齢の壁に苦しむのか、それは、世の中の男性が「若い女性が好きだ」というイメージがあるからでしょう。特に日本では年齢を必要以上に気にする人が多く、「アラサー」「アラフォー」などといった年齢を表す言葉が氾濫しています。自分よりもずっと年上の男性から30歳になった瞬間に「もうおばさんだね」と心無い一言を浴びされることも。残念なことに、同じ女性からも、年齢差別を受けることがあり、この現状では、女性が年齢を重ねることを「怖い」「嫌だ」と思ってしまっても仕方ありません。ましてや自分よりも年下の男性と結婚しようと思えば、世間のそういった年齢に対するうるさい声に自信をなくしてしまうこともあるでしょう。しかし、現実を冷静に見つめてみるとどうでしょうか?声を荒げて「女性は若い方が良い」なんて言っている男性は、肉体関係を先行していたり、私生活が満たされていない、ということはありませんか?実際に年の差婚をした年下男性は「好きな人の年齢なんて気にしたことがない」と言い切っています。それでも不安になることもあるでしょうし、その不安を彼にぶつけたくなることもあるでしょう。しかしそれは、彼に「そんなこと気にしていないよ」と言う安心感を求めているにすぎません。やはり大切なことは、自分自身が年齢に振り回されない強い気持ちを持つことです。そのためにも、周囲の心無い年齢差別など気にせず、いまの年齢をとことん楽しんでください。それは彼にとっても一番の喜びに変わっていくのですから。■男に自信をつけさせるマクロン氏の妻ブリジットさんが彼に愛されている最大の要因というのは、ここにあると思っています。ブリジットさんはマクロン氏のスピーチの原稿に的確な指摘をしているそうですが、それは何よりもマクロン氏の実力や可能性を心から信じているではないでしょうか。結局のところ、彼のことを心から信じて、ついていく…というよりも、一緒に乗り越えていく自信が自分にあるかどうかが大事です。年の差婚でしあわせだと感じる男性は妻が「同年代の女性よりも、自分を信じてくれていることが伝わってくる」と笑顔で言っていました。まさに、年上女性がなせる愛情表現ではないでしょうか。年の差婚のカップルは昔よりも増えています。それは、何よりも女性がいくつになっても魅力的でいることを怠らないからこそ。年齢と言う壁、価値観の壁…色んな壁が立ちふさがっているように感じますが、意外と乗り越えることは難しくないのかもしれませんね。
2017年07月02日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男ちゅんたん(小3)・次男ゆいたん(年長)・三男ほーちゃん(年少)の3兄弟の母です。私たち夫婦は18の時に出会ってからというもののそんなに喧嘩をしたことがなく、結婚してからもしばらくはいたって平和に暮らしていました。が、子どもが生まれたらその関係が激変! 不満・不満・不満のオンパレード!長男が1歳ぐらいまでは口を開けば言い合いになってしまうような時期がありました。もっと育児に協力してほしいと何度も訴えましたが夫には響かず、むしろ「俺は精一杯やってる」と堂々としているぐらいでした。そんな小さな歪みが大きな溝になりつつあった時期。本気で夫のことを嫌いになりました。(今は良好な関係を保っているので夫を嫌いになりかけたということになるんでしょうが。)あれは長男のおむつはずしに挑戦中の頃。私ははじめてのトイレトレーニングでしたので手探り状態で、毎日自分なりに研究しては試行錯誤して、あの手この手で頑張っている最中でした。また、同時期にとある資格の勉強中で育児の合間を縫っては勉強に励んでいました。■夫のあるひと言で、ついに爆発!そんなある休日の午後。部屋で遊んでいる長男に、私がトイレにいこうと誘いの声をかけたんです。長男は「やだ」と言いましたが、私はせっかくトイレでおしっこができるようになってきたこのタイミングを逃したくなくて必死に説得していました。そして、その様子をすぐ横で見ていた夫がこう言ったんです。はぁ? 今、なんと??何を手伝うわけでもなく、ただ横でゴロゴロしていただけの夫に「かわいそう」と言われたことに、私は悔しさで震えました。よっぽどのことがなければ泣かない私も、このときばかりは堪えきれず隠れてこっそり泣きました。こんなはずじゃなかったのに…!!私が選んだ人生の伴侶はなんて性格が悪いんだ! とさえ思いました。トイレトレーニングにせよ資格の勉強にせよ、どちらも「そんなに頑張らなくても」「いいじゃん、資格取ったって何になるんだよ」となにかにつけ、引きずりおろそうとする後ろむきな言動が多かったんです。どうしてこの人は頑張ってる人を素直に応援できないんだろうか。私があなたにトイレトレーニングを手伝ってほしいと頼みましたか?私が資格の勉強に没頭して、家事や育児をおそろかにしましたか?子どもの面倒も、家のことも一生懸命やってるのに、どうして何ひとつ協力もしていないあなたに、何も知らないあなたに「かわいそう」だなんて言われないといけないんだ!!あまりにも悔しかった私はしばらく口をきかなかった後、夫にこう言い放ちました。あなたは一切子育てに口出しするな。と。何もやってないくせに文句を言うぐらいなら、金輪際育児に関わらないでくれと啖呵(たんか)を切りました。この子は私が育てるから、あなたはお金だけ稼いできてくれ! というぐらいにまで。がしかし、現実にはやはり私が一人で育てられるわけがありません。夫に頼らざるをえない場面だって出てくるんです。■そんな夫が「1泊2日の子守り」で…資格の試験日が2日連続だったため、私は試験会場の近くに宿泊することにし、長男は夫にお願いすることになりました。それまでろくに子育てしたことのなかった夫がいきなりまる2日間の子守り。でしたが…、長男は慎重派で無口な1才でしたので夫もこの子ひとりぐらい余裕だと思っていたんでしょう。私が出かける頃には余裕しゃくしゃくな様子でした。1日目の夜に電話したときには夫も「大丈夫大丈夫~~」と楽勝な感じで、私自身も拍子抜けしていました。ところが2日目の夕方、家に戻ってみると、ヨレヨレになった夫が泣きつくように出迎えてきました。あの強気な夫はいったいどこへ(笑)そして、一言、絞り出すようにこう呟きました。「仕事のほうがよっぽど楽」よっしゃぁぁーーー!!私はもちろん、心の中でガッツポーーーズ!!ですよ(笑)そうだ!思い知ったか! がははは!!と言いたいところでしたが、理性を保って堪えました。ゼェハァ。どうやら1日目は長男もめったに接しないパパに猫をかぶっていたようですが、2日目からは化けの皮をはいだようで見事に夫を疲れさせたようです。美容院に行く間だけとか、1日だけではおりこうちゃんにできていたのですが、パパと2人きりの夜を共にしてようやく本領を発揮したらしい。この日が、夫がようやく長男の、いや、子育ての現実を知った日でした(デビュー)。それまで言葉の端々に「子育てのどこが大変なの?」「専業主婦って暇でしょ?」とどこか家事と育児を下に見ていた夫が、この日以来、ぐっと子育ての大変さに共感を示してくれるようになりました。共感しようにも子育ての大変さを、我が子の本性を知らないから分からなかっただけ、だったんですね。一度は本気で嫌いになりかけた夫でしたが、こうして少しずつ少しずつお互いの苦労を分かりあい、譲りあい、徐々に徐々に成長してきたと思います。そのきっかけとして、1泊2日で夫に子どもを預けたことが、私たち夫婦の関係にとってもいいカンフル剤となりました。
2017年06月29日最近カウンセリングで珍しく、同じような内容のご相談が相次いでありました。それは「自分が病で寝込んでいるときの夫の対応にガックリ」というものです。詳細はお伝えすることができないのですが、私自身、非常に共感できるところがありました。なにせ、私も同じような経験アリ。以前、インフルエンザにかかったことを夫に連絡したところ「晩ごはん食べて帰るから、僕のことは気にしないでゆっくり寝てね」と返信がきて、衝撃をうけたことがあります。■意外と多い!? 「頼りにならない夫」に失望する妻たちその話を友人にしたら、彼女の夫も彼女が風邪で寝込んでいると「夜ご飯何時くらいになりそう?」と聞きにきたとか。妻が病気になっても食事は作れると思っているのか…? と思ってしまうエピソードです。ご相談くださった女性たちも、「あんなに冷たい人だとは思わなかった!」「きっと自分のことを大切に思っていないに違いない!」「結婚相手を間違えた!」と腹が立ってしょうがないといった感じでしたが、病気になるまではそこそこ普通にいい夫と認識していたという点は共通していました。だからこそ余計に、いざというとき頼りにならないことがわかって失望してしまったのかもしれません。■実は男性に悪気はないのかも…自分の経験と照らし合わせても、女性の皆様のお怒りはごもっともです。しかし私は最近、もしかするとほとんどの男性には悪気はなく、もちろん妻を大切に思っていないわけでもなく、ただ物事の考え方、捉え方の違いがこの摩擦を生んでいるように思ってきました。母親になるとだいたいの女性は「寝込んでいるヒマはない」とばかり、少しくらい具合が悪くても頑張って家事や仕事をしてしまいますよね。もともと病弱な体質の方は別として、自分の母親のことを思い出しても家事をせずに寝込んでいた記憶がほとんどありません。おそらく夫たちも、自分の母親はいつも元気で、家族のお世話をしていたイメージが強いのでしょう。だから妻が少々寝込んでいたとしても、ふだんから慣れている家事はできるのだろうと思い込んでいるように感じます。■「問題解決型思考」か「共感想像型思考」か人の思考体系を大きく分けると、事実に直接働きかけようとする「問題解決型思考」と、事実から推測される感情や状況を理解しようとする「共感想像型思考」があります。一般に男性は筋道たてて論理的に物事を考える一方、他人の感情のくみ取りが苦手な問題解決型が多いと言われていますよね。問題解決型の人が「具合が悪くて寝ている人」に接した場合、「具合の悪さを解消(解決)するために寝ているのだから、邪魔せずに寝かせておこう」と判断するでしょう。一方、共感想像型の人が同じ状況に接したら「具合が悪くて寝ているなら気分が悪いだろう。熱はないのか? 食欲はあるのか? 確認しなくては」と考えます。女性は共感想像型が多いうえ、ふだん体力のギリギリまで仕事に育児にと頑張っています。それにもかかわらず風邪で寝込んでしまったら「周りに迷惑をかけて申し訳ない」という思いと同時に、「ふだん頑張っているから、こんな時くらい優しく気遣われたい」とも思ってしまうのではないでしょうか。■夫のことを「冷淡」と決めつけるのはNGそこに、問題解決型の男性が対応すると、「具合が落ち着くまで寝かせておこう」「自分も寝込むと仕事に支障が出るし子どもも困るから、風邪がうつらないようなるべく接触は避けよう」などと考えますから、結果優しい言葉をかけられることもなく、食事の心配もされずただ放置されて寝かされることになります。夫が冷淡なのではなく、「病気になった妻」に望まれていることがわかっていないのだと思うのです。■解決策は、とにかく「具体的に伝える」こともしあなたの夫が問題解決型思考であるなら、(病気のときに限りませんが特に)あなたがやってほしいこと、望んでいることを極力具体的に伝えましょう。「言わなくても見れば病気なんだからわかるでしょ」は通用しないのです。例えば、「具合が悪くて寝ているから夕食は作れない」「帰りにスーパーでお弁当を買ってきて、子どもにも食べさせて。私にはプリンとゼリーを買ってきて」「1人で寝ていると不安になるから、1時間に1回くらい様子を見に来て声をかけて」というように、「自分が寝込んでいる状況を解決するのに、今何が必要なのか」をきちんと指示することが必要です。「どうして一言“大丈夫?”と気遣ってくれないの?」「なぜもっと病気の妻に優しくできないの?」と責めても、「大丈夫じゃないから寝てるんでしょ。なぜわざわざ大丈夫と聞かなくちゃいけないんだ?」「優しくしてるから、ゆっくり寝かせているんじゃないか」と噛み合わない喧嘩になってしまいます。「大丈夫と気遣われたほうが、優しく声をかけてもらったほうが、自分の場合早く病気から快復できるのだ」ということがきちんと伝われば、彼らはそのように行動してくれます。問題解決型の人は他人の気持ちを推しはかったり共感するのは苦手ですが、「話せばわかる」のです。ふだんあまり家事を手伝わない夫ならなおさら、まずは何をしたらいいのか思いつかないので、病気を機会に家事に慣れてもらってもいいかもしれませんね。今度もし風邪をひいてしまったら、ぜひ試してみてください。
2017年06月24日「夫婦喧嘩は犬も食わぬ」と言いますが、一時的ですぐに仲直りができるような喧嘩ばかりとは限らないのも、夫婦喧嘩です。よく「男性(女性)の怒るタイミングが分からない」と言う言葉を聞きますが、喧嘩に発展するきっかけが分からないのですから、両方が同じタイミングで解決でるわけがありません。そうです、いつまでもモヤモヤが抜けないことも多く、その夫婦喧嘩がきっかけで離婚に発展するケースは決して珍しいことではありません。夫婦喧嘩で離婚になる?そもそも夫婦喧嘩くらいで離婚なんて……と思う人もいるかもしれませんが、簡単に考えてはいけません。カッとなって発した一言が、態度が、愛情を冷めさせる原因になっているのです。では、夫婦喧嘩によって離婚のフレーズが脳裏をよぎるのはどんなときでしょうか。■結婚生活を否定する「なんでこんな人と結婚したんだろ」喧嘩中の一言がきっかけになって、知人の夫は離婚する方向に進んでいったそうです。離婚と同じように、結婚もたくさん悩みぬいて一生を添い遂げようと誓うのです。それを否定するような発言をされると、結婚している意味を見失ってしまうのは当然と言えますよね。■離婚を口に出す付き合っているときに、相手の気持ちを確かめるように「別れよう」と言う人がいます。これによって本当に別れることになった…なんてことありますよね。これは夫婦間でも言えることで、例え大きな喧嘩をしたとしても「このままじゃやっていけないわよね! 離婚かもしれない」なんて言うのは禁句と思ってください。■疑いをかけるある夫婦が離婚をしたのですが、その原因は夫の浮気でした。しかしそのきっかけとなったのが、喧嘩中に妻が言った「どうせ仕事とか言って浮気でもしてるんでしょ!」だったそうです。もちろん浮気をしていたわけではなかったのですが、その一言で彼の中でプツンと心の中にあった愛情が切れてしまったと言っていました。このように、言葉のあやだと思っているような発言が多いですが、夫婦喧嘩のときには、そのように伝わらないことが多いようです。いくら愛し合って結婚した夫婦であっても、言っていいことと悪いことの線引きを見失ってはいけません。夫婦喧嘩から絆を深めるために大切なこととは1回の夫婦喧嘩が即離婚につながるわけではありませんが、その喧嘩がきっかけとなることがある、と言うことは分かったと思います。では、その夫婦喧嘩を、もっとふたりの絆を深めるためのきっかけにできることをご存知ですか?■勝敗を決めるようなやり方をやめる喧嘩をすると、どちらが正しくてどちらが間違っているか…と言うような討論になりがちです。そのため「悪いのはあなた! 私は悪くない!」と意固地になってしまいますよね。喧嘩両成敗と言われるように、100あるうち100が相手に非があることって、なかなかありません。少しでも自分に非がある(反省する)点があれば、それについてはしっかり「ごめんなさい」と謝罪しましょう。なんとなく先に謝ったほうが負けなんて思っていませんか?とんでもない!ポイントは謝って終わりではなく、むしろ先に謝ったほうが言いたいことが言えるのです。「言いすぎてごめんなさい。ただ、私はこういうことに傷ついたの。だからやめてほしかった」と謝ったからこそ言えることってあります。■面と向かった言う必要はない実は私がそうなんですが、喧嘩をすると思っている気持ちとは違う怒りがこみあげてくることがあるため、本来の喧嘩から脱線して、別の喧嘩が勃発してしまうことがあります。そのため、これ以上は無理だと感じたときはその日の喧嘩は終わりにし、次の日メールで気持ちをしっかり伝えあっています。うまく言葉にできない人にはおすすめなのですが、手紙でも良いですしメールでも構いません。喧嘩のことは謝り、なぜあんなことになったのか伝えましょう。喧嘩が絆を深めるために大切なことは、冷静になって伝えられる方法を自分で見つけること。自分が自分らしく気持ちを伝えられる手段を見つけてみてくださいね。■無理に仲直りしようとしなくても良い絆を深めるためのケンカにするためには、何が何でも仲直りしなくてはいけない! と思うかもしれませんが、必ず仲直りしてお互いの気持ちを伝えあう必要はないんです。女性であれば生理前のイライラがきっかけで、嫌な言い方をしてしまった~なんてこともあるのではないでしょうか?冷たい態度で険悪なムードになってしまった場合は、次の日の晩御飯に彼が好きな料理を作るという行動でも大丈夫です。長く一緒にいるからこそ、何でもかんでもキッチリしていては疲れてしまい、喧嘩すら苦痛に感じる夫婦になってしまいます。例えば、次の日も機嫌が悪いままであれば、相手も引きずっているんだと分かると思います。これは普段の彼を知っているからこその変化に気づけること。喧嘩していないときからのコミュニケーションをとることが、夫婦喧嘩をしても絆を深めることが出来る最大のポイントなのかもしれません。
2017年06月23日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいママです。長男小3ちゅんたん、次男年長ゆいたん、三男年少ほーちゃん、3兄弟のお母さんです! 大変なことこそ笑いに変えてをモットーに日々奮闘しています。■パパたちにモノ申す!ワンオペ育児というものが脚光を浴びておりますが、ワンオペとまではいかなくとも、どのご家庭でも大なり小なり、パパよりもママのほうが家のことをする割合も多ければ、子どもと触れあう時間も多いのではないでしょうか。ワンオペ=ひとりですべての業務をこなすこと。ワンオペ育児は、母親ひとりで育児家事すべてを回している家庭のことを指す。そして当の企業戦士のパパたちも表現しているかどうかは別として、心の中では一人でがんばってくれている奥さんに「ありがたいな」と感謝されていることと思います。パパたち! あなたのほんのちょっとのフォローによって、奥さんは救われるのをご存じですか?私、思うんですけど、妻のモチベーションをあげることなんていとも簡単だと思うんです。妻が欲しがってるのは、花束やスイーツじゃない。感謝の言葉です。世の中「家事育児を感謝されたくてやってるわけじゃない」という意見もあるかとは思いますが、私、正直に言って、感謝された~~い(笑)! 恩着せがましく家事育児しております(キリリっ!)女性はなんだかんだいって、情深い人が多いです。報酬や成果がなくとも「誰かを喜ばせたい、支えたい」っていう気持ちで動ける、これが女性と男性の大きな違いだと思っています。さて、そんな妻たちの本音をこっそり述べてみたいと思います。フッフッフッ…(不気味)。■仕事で忙しいパパが知らない、ママの裏の努力仕事で忙しい夫。特に長男出産後から三男が生まれるまでは本当に忙しくて、子どもたちが物心ついた頃には、出勤時に「ぱいぱーい! また来てね~~」と言って紅葉のような手をフリフリして送り出すほどでした。(切ない…。これは三男のエピソードですが)また来てね…て、親戚のおじさんか!しかし、夫が休みの日や、たまに早く帰れた日には、それはそれは子どもたちも大喜びで、 パパ! パパ! とまとわりつきます。遊びが上手なパパや、子どもを惹き付ける技を持っているパパならまだしも、うちの夫は子どもに迎合することのないキャラクターのため正直、全然子どもウケしません。それなのに子どもたちはパパのことが大好きで、パパはすごい! と思っています。「俺、やっぱり子どもたちを惹き付ける何かがあるんだなぁ~」なんてぬか喜びしている夫よ。妻の心の中を見せてあげようか。 子どもたちからの支持。おのれの力で勝ち取ったと思ってますが大きな間違いですよ。奥さんのおかげなんですよ? ママが子どもにパパの凄さを教えてるんです。きっと私に限らず、どこのご家庭でも子どもには「パパが私たちのために一生懸命働いてくれてるんだよ」って伝えてると思います。言おうと思えばいくらでも言えそうな夫への愚痴は子どもたちの前では言いません。「ちゅんたんが毎日ご飯を食べれてあったかいお布団で寝れるのはパパのおかげだよ」「パパは賢い! かっこいい! 一生懸命頑張ってる!」と伝えてきました。見えないところで夫のがんばり、偉大さを伝え、子どもと夫が疎遠にならないようにフォローしてるのです! 内心「はよ帰ってこいや! どんだけ遅いねんアホンダラァ!」と思っていたとしても、子どもたちの前では「パパ頑張ってる!すごい!ありがたい!」と名演技してるのです。それを知ってか知らずか、のんきに鼻の下を伸ばしている夫を見ると、「気づいてよー!」と言いたくなる気持ちを抑えるのに必死です(笑)。さぁ、全国のパパたち! 一度言ってみてください。「娘・息子がこんなに僕のことを好きでいてくれるのは君のおかげだよ。きっと君が子どもたちに教えてくれてるからだね」と。妻、喜びすぎて漏らします(犬か!)。いや、ほんとに。子どもたちに向かってママのいないところで(別にいてもいいんだけど)「ママのおかげで毎日ご飯が食べれて、あたたかいお布団で寝れるんだよ。ママはすごいね! 感謝しないとね!」って言ってくれてますか?お互いがお互いに感謝し健闘しあえるパパとママでありたいと思っています。少なくとも子どもの前だけは!(笑)■くつろいでいませんからっ!続きまして、遅くに帰ってきた夫(時刻で言うと23時ぐらい)が発見した妻の姿。おっ! 今日はなんだかゆったりくつろいでるじゃん♪ って見えたとします。いつもは荒れ果てた部屋も今日は片付いて妻もくつろいでる。普通に「今日は平和に終わったんだな、よかったよかった」って思ったんだと思います。が、しかーーし! 妻の本音はというと~~~?ぬぬぬぬ…ぬわぁにぃぃ~~~!?いやいやいや。三男、めっちゃ泣いてて今さっき…20分前によーーーーやく寝たんですよ! さっき、さっき! さっき寝たところ!(何回言うねん)それまであたしゃ、たった一人でご飯食べさせて、動物でも飼えそうなぐらい食べかすを片付けて、綺麗になったんかなってないんかよくわからんお風呂に入れて、散らかりまくったものを片付けて、寝かしつけようとしても全然寝てくれなくて、やっと…やっと寝てくれたから、ヨボヨボになりながらようやく一階に降りてきて、夫が帰って来るから光の速さで部屋を片付け、今、今やっと一息ついたところに…あなたが帰ってきたんですぅぅぅーーー!(叫)ということを全部言ってやりたいけれど言ったら、めっちゃ恩着せがましくなるから言わずに我慢しているだけです。さも2時間ぐらいずーっとくつろいでた風に見られると、やけに悔しい!というわけで、パパたち!家に帰って奥さんが今日はくつろいでるな! ヨカッタ、ヨカッタ♪ と思ったとしても、間違っても「くつろげてよかったね」と労ってはいけません。こじらせて大変なことになります(焼け野原)。「僕が帰ってくるまでに一人で全部済ませてくれたんだね、ありがとう」と言ってくれたら…。ありがとうって言ってくれれば…! 明日からまた頑張れます!(夫のありがとうは妻のガソリン!)妻は感謝されることに飢えてます! 限られた世界で生きる主婦には「ありがとう」って感謝される場面が少なすぎるんです。夫が喜んでくれてる、家族が感謝してくれてる、それだけで頑張ろうって思えるもんなんです。恩着せがましいと思われたっていいから「ありがとうって言って~~~~!」と叫ばせていただきまして、私の訴えとさせていただきたいと思います。ご清聴ありがとうございました。(閉)
2017年06月22日「男は不倫や浮気をする生き物」あなたも、そんなフレーズを聞いたり話したりしたことがありませんか。男は本当に不倫や浮気をする生き物なのでしょうか? 実際、男は不倫や浮気をします。しかし、すべての男が不倫や浮気をするわけではありません。そして何よりも「根っからの不倫男」以外は、「不倫したくなる」状況を女性側がつくっていることも多いのです。では、そんな不倫されやすい妻の特徴はどんなものでしょうか?不倫される妻の特徴1:「私の気持ちを分かって」察してちゃん男が不倫に走るきっかけのひとつとして、奥さんのことを「こいつウザいな」と思ったときです。そして、その「ウザい」の原因は、察してちゃんになってしまうことです。女性は、相手の変化を察する能力に長けているため、女性同士の会話では、随所に察する言動が見られます。そのひとつに、髪型が変わったときいち早く反応するのも女性ですよね。しかし、男性はこれがとにかく苦手。女性の髪形はもちろん、ちょっと不機嫌でも気づきません。もし不機嫌を気づいても原因なんて知るよしもありません。それによって「好きならわかるでしょ!」「旦那なんだから気づくの当たり前でしょ」と、言われることで「ウザい女」認定され、他の女性に目がいくようになります。不倫される妻の特徴2:「束縛しないよ(でも不安…)」強がりちゃん不倫をされた妻のキーワードに「束縛」があります。束縛しすぎて窮屈に感じる男性が不倫をすると思われがちですが、そればかりではありません。よく「束縛する女は愛されない」と言われますが、それを真に受けて「束縛しない女」を演じる女性がいます。しかし、それは逆効果になることを知っていますか?束縛していないつもりでも、不機嫌な態度になったり、言葉に出てしまう…。このような方は、男性から「面倒くさい女」だと思われ、その面倒くささから逃れるかのように、彼は他の女性を求めてしまうのです。不倫される妻の特徴3:「好きだから許す」なんでも許すちゃん「俺に惚れてるから、俺が何しても別れないんだ」じつはこれ、私が過去に付き合っていた男性に言われた言葉です。そしてこれを浮気相手にさえ言われていたのですから、なんとも情けない話ですよね。好きな人を許すことが愛だと言いますが、それは自分自身が心から許すことができたときに言えること。許せないことがあれば、遠慮なく怒ればいいし終わればいいのです。しかし、好きだからと嫌な気持ちを押し殺して、許し続けていると、相手はつけあがってしまいます。男性は何をしてもオッケーになることを覚えてしまうと、浮気をしても許してくれると学習してしまうのです。このように、自分の気持ちを押しつけ、束縛し、何でも許す(我慢する)、は不倫される女性のキーワードだと思ってください。では、どうすれば不倫されない妻になれるのでしょうか?単純に、これらをしなければいいのですが、なかなか難しいですよね。じつは、不倫されないためには、ちょっとしたコツがあります。不倫されないコツ1:マイルールを決めるじつは私自身、昔は浮気されていた女でした。だから不倫や浮気されて辛い思いをする女性の気持ちが痛いほどわかります。関係を終わらせようと思っていても、「この人を失ったら…」と思うと、別れを切り出すことができないことも。いまは、浮気されないのですが、それはなぜだと思いますか?「自分の中で明確なルールをつくったから」です。自分の中で、許せることと許せないことを明確にし、それをされたとき、好きでも終わらせると決めました。相手のことがいくら好きでも、自分を大切にできない関係は結果として二人をダメにします。好きな人は、いつまでもイイ男でいてほしいでしょ? だからこそ、お互いがダメにならないためのルールと考えて、いままで「好き」の感情だけで動いていたことを客観的に見るようにしました。不倫を許す? 何回までなら許す? これを明確にして、実際不倫されたとき「つぎはもうないから」と笑顔で宣告してください。男は女の覚悟を知れば、背筋が伸び理性を重要視してくれるようになります。不倫されないコツ2:夫婦でも二人は他人だと自覚する夫婦になってしまうと、何事も理解・共有して、お互いにわかり合えるはずだ、と思いがちですが、どんなに想い合っても、「ふたりは他人」だということを忘れないようにしましょう。だからこそ、相手に気持ちを伝えなければいけないし、理解しようと寄り添うことが大切なんです。自分はどういうことにヤキモチをやいてしまうのか、どういうことが許せないと感じるか、それを態度ではなく言葉にして理解してもらいましょう。不倫をされる妻は、とにかく我慢強い人が多く、何でも抱え込んでしまいますが、それで解決することはほとんどありません。お互いが喧嘩にならない、穏やかな気持ちのとき、ふたりの気持ちをしっかり打ち明けあってみてください。きっと彼は「そう思っていたなんて知らなかった」と口にするはずですよ。不倫されないコツ3:「自分の好き」を大切にしよう不倫される妻の多くは、男性を優先しすぎて、その他の好きを後回しにしてしまいます。友人との時間や趣味の時間など、彼以外の好きも大切にしてください。自分の時間は誰のものでもなく、あなた自身のもの。彼にだけ捧げる必要なんてありません。彼だけになっている女性は(自分もそうでしたが)、キラキラしていないんです。自分の好きなことに目を向けたとき、もっともっと時間を大切にしたくなるし、彼との時間も大切に思えるようになります。不倫をされる妻は、自分でも気づかぬうちに不倫されるための手順をひとつひとつ踏んでしまっているのです。一度、自分が不倫される妻になっていないか思い返してみて、意識的に行動を変えてみてください。(ただし、我慢しすぎるのは良くありません!)きっと不倫や浮気をされない女性になるための第一歩を歩み出すことができますよ。
2017年05月24日こんにちは。コソダテフルな毎日のちゅいたんママです。長男小3ちゅんたん、次男年長ゆいたん、三男年少ほーちゃんの三兄弟の母です。こういっちゃ何ですが、ここ数年で夫がめちゃくちゃ進化したんです。 今までお給料を持って帰ってきてくれるという最低装備しか備えていなかったのに、ここ2年程で色々オプションがついて、ものすごくハイスペックになったんです。かつては、イクメンとかイケダンとかいう類いのものからはほど遠い存在でして。 一番酷かった時期は次男のゆいたんを生んで、三男のほーちゃんを産むまでの間。 ひ、ひどい(笑)この頃は私も「あなたなしでも育ててみせるもん!」って夫に期待しないように諦めていて、夫は夫でどんどん強くなっていく妻に開き直ってるような時期でした。ゆいたんが0歳の時なんて一年間通してゆいたんのオムツ交換したこと、両手にも満たなかったんですよ?(少なっ)根本的に触れあう時間も密度も少なすぎて、ゆいたんと夫の思い出がほとんどありません。そんな最小限夫が、今では休日には食器を洗ってくれたり、ゴミ捨てをしてくれたり、子どものお風呂や寝かしつけ、その他諸々やってくれるようになったんですから、この変わりようったらそりゃあもう信じられません。 私、家事の中でいっっっちばん苦手なのが食器洗いなんです。特に晩御飯を食べたあとの片付けが大嫌いでとにかくやりたくない。それを黙って買って出てくれるので、もうそれだけで夫の背中に向かって拝みたいぐらいです。では、何がきっかけで夫がこんなに変わったのか、当の本人に聞いてみました。私の認識では、ほーちゃんが1歳の頃に、私が仕事を始めた事がきっかけだと思っていますが、果たして夫の言い分はいかがでしょうか? たはーーっ!(笑)そうです。私、めっきりやらなくなったんです。えへ。今まで妻がやってくれて当たり前だったものを妻がやらなくなったので、夫がやるしかなくなったとでもいいましょうか。良いのか悪いのか分からないけれど、まさに怪我の功名。今となっては、もっと早くに「私できませーーん!」って白旗あげればよかったって思います。あんなに髪の毛振り乱して頑張らずに、助けて! ってお願いすればよかったんだけれど、当時の私には「主婦なんだからこれぐらいやらなきゃ」っていう意識が強すぎたようです。あの時代があったからこそ、今の環境に感謝ができるんだと思うことにしています。最初からやってくれる夫だったら、今ほど震えるように喜んでなかったかもしれません。ただ、妻がやらなくなったからといって、夫がなんでもやってくれるかといえばそれは違うようです。実は暗黙のルールがあるのです。コツは、だそうです。夫は食器洗いとか、食卓の片付けなどは苦にならないけれど、(むしろ私なんかよりずっと完璧に仕上げる)逆に洗濯を干したり畳んだりするのは大嫌い。(私は嫌いじゃない)数ある家事の中でも夫と私で「嫌いなもの」「別に嫌いじゃないもの」に、うまいこと分かれていたりするものなんですよねえ。面白いことに、そこがうまく合致した、というかさせたんだと思います。今、ご主人が全然手伝ってくれなくて「もう夫はアテにしない」と思い始めている奥さま方。どうか諦めないで~!ふとしたことがきっかけで状況が変わるってことあるんですよ。我が家の場合、私が職務放棄したことが良いカンフル剤となりました(笑)。ただ、男性側の意見として夫いわく「得意なものをやらすのが一番」ということなので、まずは得意なものからお願いするのが味噌だと思われます。あれもこれもと最初から頼みすぎないのもコツ。(うちのように最初のレベルがどうしようもないぐらい酷い場合は、ですよ?)徐々に、徐々に。です。我が家の場合、あとはトイレ掃除さえしてもらえれば言うことなし!なので、目指すはトイレ掃除陥落です(ガッツ)。
2017年05月04日もし、あなたの夫が「他県に異動になる」と言ってきたら、どうしますか? 夫についていく? 単身赴任をしてもらう? 周りにも、仕事の都合で他県へ異動になる男性も少なくありません。そのために妻は「転勤についていく」か「単身赴任で頑張ってもらう」かの選択を迫られます。ある女性は、夫に単身赴任をお願いしたのですが、その理由は「子どもが新しい環境で馴染める気がしない。それに私自身、復職したばかりだから。」このように、子どもや自分の仕事によって残る妻も多いのではないでしょうか。しかし、会えない時間が家族の、そして何よりも夫婦関係にプラスになればよいのですが、実際はそうとは限りません。私のもとにも「単身赴任中の夫が不倫をしている」と言う相談も受けることがあるほど、単身赴任中の不倫は多いと聞きます。単身赴任中に夫婦仲に溝ができてしまう夫婦には下記の共通点があるようです。いない方が楽に感じてしまう実は、夫が単身赴任をしている妻から話を聞いていると、多くの女性が「夫がいないと楽だ」と回答します。「とにかく食事! 作っても帰りが遅いと食べないことも多いし、お弁当だって作っても時間がなかったとかで食べてくれないことも…単身赴任になってから、そんなストレスがなくなった!」(36歳/保育士)毎日いると、それはそれでイライラすることも多いですが、会わない時間がある分、会ったときに相変わらずの夫に対するストレスが一気に膨れ上がってしまうようです。コミュニケーションが不足する何と言っても、毎日一緒にいることでコミュニケーションをとっていた夫婦にとって、離れることでコミュニケーション不足になることは避けられません。そのため、今まで当たり前のようにしていた相談事も「この程度なら自分で判断しようかな」となって行きます。「夫婦の会話がとにかく減った。今まではテレビを見ながら等、何気ない時間もコミュニケーションをとっていたのに、必要最低限の報告のみで…そうなると戻ってきたとき会話が続かない」(40歳/介護士)■単身赴任で離婚がよぎる…妻の本音単身赴任が長くなると、妻もふと離婚が頭をよぎることがあるかもしれませんね。どんな瞬間に妻たちは、離婚を本気で考えてしまうのでしょうか?▼ワンオペ育児が大変夫が単身赴任でいないとなると、子どものお世話は基本的に妻が一人で担うことになります。近所に頼れる祖父母などが住んでいれば助けを求めることもできますが、そうでない場合は、妻は一人で抱え込み、夫への不満がどんどん募ってしまいます。特に子どもの年齢が低ければ低いほど、お世話の負担も大きいため、「どうせ一緒に暮らせないなら、離婚しても同じ」などと、離婚を考えてしまうケースが多いようです。▼浮気を疑ってしまう離れて暮らす夫の浮気を心配するのは、愛があるゆえの焼きもちや嫉妬ではありますが、常に浮気を疑い、神経をとがらせていては妻も疲れてしまいます。ついしつこく詮索したり、不安から夫を責め立ててしまったりすることで、もちろん夫も良い気はしませんが、妻自身もそんな醜い自分に対して嫌気がさして、精神的に追い詰められてしまうことも多々あります。すると浮気を疑ってしまうような今の環境から解放されたくなり、離婚を選択してしまうこともあるのです。■単身赴任中の夫が感じている本音では単身赴任をしている夫側の気持ちはどのようなものなのでしょうか?▼一人でさみしい家族と離れて一人で暮らす生活にさみしさを感じる夫たちは多いでしょう。そのさみしさが原因で、つい浮気に走ってしまった…なんていうケースも決して少なくありません。単身赴任中であっても、家族とのコミュニケーションをしっかりとることで、夫の浮気防止につながると言えるでしょう。▼子どもの顔が見たい愛するわが子となかなか会うこともできず、成長を間近でみられないさみしさは、もしかしたら妻に対する愛情以上になるかもしれませんね。単身赴任中に妻への愛が冷めてしまったとしても、子どもへの愛情から離婚はしない…と決断する男性も少なくないでしょう。▼自由な生活が快適で楽しい単身赴任で家族と離れるさみしさを感じる夫もいる反面、誰にも干渉されない自由な環境に居心地のよさを感じる夫も何割かはいるでしょう。自分のペースで暮らせる単身赴任の生活に快適さを感じていたとしたら、再び家族と暮らすようになってからが、夫婦の関係を試されるときなのかもしれませんね。■単身赴任が離婚危機に陥りやすい理由一般的に単身赴任は離婚につながりやすいと言われていますが、その理由はどのようなものがあるのでしょうか?▼浮気のリスクが高まるお互いに離れていることから、相手の存在が薄くなり、身近に頼れたり、魅力的に感じたりする相手が現れてしまうと、つい心が傾いてしまう確率も高くなるでしょう物理的に距離があり、「いてほしい時にいない」という状況が長く続くことで、気持ちがすれちがい、さみしさから違う相手を求めてしまうというリスクが生じてしまうのです。▼いない方が楽だと気づいてしまう夫婦二人ならまだしも、子どもがいる場合は、妻も毎日子育てに追われ、余裕のない生活を送ることになります。単身赴任でいない夫に「そばにいて手伝ってほしい」とはじめのうちは不満を感じるものの、夫がいない子どもとの暮らしに次第に慣れてしまいます。すると久しぶりに帰宅した夫に対して煩わしさを感じて、「いない方が楽」という事実に気づいてしまう…なんてこともあるようです。▼離れて暮らすうちに気持ちが冷める恋は三年で冷める…なんて言われますが、毎日の生活のなかで、愛を育めないとなれば、状況によっては愛が冷める速度も加速してしまうでしょう。近くにいて、コミュニケーションがしっかりとれていれば防げたすれ違いも、お互いに離れて暮らしていることで、ちょっとしたボタンのかけ違いであっという間に気持ちが離れ、関係が破綻してしまうこともあるようです。単身赴任の夫婦円満の秘訣は暗示にあり? 不安の乗り越え方単身赴任によって、どちらか(もしくはお互い)の気持ちが離れてしまうことがあります。大切なもののために、頑張っているのにそんな悲しいことはできるだけ避けたいですよね。昔と違い、今は気軽にリアルタイムで会話ができます。例えば、Skypeやテレビ電話などを利用すれば、家族みんなで会話を楽しむことができます。このように直接、家族がコミュニケーションをとることはとても大切です。しかし、子どもが成長すれば習い事や部活などで、会話する時間も減ってしまいます。そんな時に大切なキーワードは「暗示」です。暗示と言っても、あまり深く考えないでくださいね(笑)。そのポイントをご紹介します。夫婦円満への暗示その1:子どもに「お父さんの頑張り」を伝える単身赴任でも、いつまでも仲の良い夫婦は、必ずと言っていいほど、妻が子どもに夫の頑張りをしっかり話しています。「お父さんは、あなたたちのために、寂しくてもお仕事頑張ってるんだよ」「こんなにも大切に思ってくれるパパ、帰ったら美味しいもの作ってあげようね!」子どもたちと、こんな話をできるだけ毎日交わしてください。そうすることで、子どもたちもお父さんの大切さをしっかり忘れずに残すことができますし、何よりも、子どもたちに話すことで、夫の頑張りを自分の耳にも聞かせることができるためです。自分で口にすることで、感謝の気持ちを自分自身が実感できるため、帰ってきたとき心から喜ぶことができるようになります。夫婦円満への暗示その2:時にはアナログを駆使電話やメール等、気軽にコミュニケーションをとることができる今昨今。しかし気軽な分、軽い気持ちで終わってしまいがちです。離れている時だからこそ、月に一度、手紙を送ってみるのも良いでしょう。子どもたちと一緒にでも構いません、手紙でちょっとした気持ちを伝えるだけでも、相手にもしっかり伝えることができます。そして、手紙を書くことで、自分の気持ちを客観的に見つめなおすこともできます。「こんなに私、寂しかったんだな」「なんだかんだ言っても、頼っちゃうよな」なんて、今まで忘れていた気持ちを思い出すきっかけになります。単身赴任によって、夫婦の関係に変化が出てしまうのは、仕方がありません。そして、今まで頑張っていた気持ちを少し休めることがあっても大丈夫です。しかし、それと夫婦仲が悪くなることは関係ありません。そんなときは、自分ができる方法で「夫婦円満」を見つけてみてください。きっと、今までより今のほうが良い関係を気づくことができるでしょう。そして、夫が戻ってきたとき、笑顔で迎えることができるようになるのではないでしょうか。
2017年04月30日几帳面で理屈っぽい、こだわりが強くてマイペース…。これは世間でよく言われる「理系男子」の特徴です。夫が理系か文系か、それは結婚前からわかっていることですが、結婚後に「理系らしさ」が炸裂して、その扱いに困ってしまったというママも。特徴を理解して「トリセツ」を作り、攻略していきましょう!■「家事分担したい。理系夫を納得させるには」(34歳・理系教師の妻)「うちは共働きなので家事を分担したいと夫に提案したのですが、却下されてしまいました。理由を求められて『私だって働いてるし大変なの』といっても、それは合理性に欠けるといわれて…。理解してくれないショックで泣いてしまったのですが、その姿を見ても夫は『それで?』という感じで冷たいんですよ。でも、仕事でミスをしたときに、帰宅後、夫の前で泣いてしまったら、ただうろたえるだけなんです。その姿を見て、『この人は冷たいのではなく、どうていいかわからないだけなんだ』と思いました。男性、とくに理系には感情論が通じないというけれど、それはただ泣いているだけの相手を理解できないからなのかもしれません」(34歳・理系教師の妻)これがわかってからは、お願いしたいことを論理的に考え、夫にプレゼンするようにしたそう。帰宅後に食事の支度がすぐできないのは仕事と家事で疲れているから、お互いにすぐ夕食をとれるようにするには、あなたにも家事を手伝ってほしい。そのことで互いのきずながうまれ、快適度もアップするからよりよい生活を送れる…。ここまで言わないと理解してもらえないのは面倒ですが、何かをしてほしいと思うのなら相手に合わせるしかない!? 順序立てて淡々と話すのがいいかもしれません。■「子どもにも無表情。無感情に見えるけど実は…」(34歳・専門職の妻)「ふだんはそっけなくても、赤ちゃんにはメロメロになる男性は多いですよね。うちの夫もそうなることを期待していたのですが、子どもを抱っこしても無表情。ニコリとも笑わないんですよ。私には笑顔だし、実家では犬をかわいがっていたので、子どもが嫌いなのかとも思いましたが、聞いてみると『扱い方がわからない』といわれて。赤ちゃんと接することが初めての夫は、動物とは違う『かわいい』という感情をどう表現すればいいのかわからなかったそうです」(34歳・専門職の妻)夫なりに子どもに対して愛情をもって接しているのに、「愛が足りない」と決めつけるのはかわいそうですよね。それならもっとわかりやすく示してほしいけれど、感情表現は人それぞれ。この理系夫の場合は、おしりがかぶれないようにお尻拭きシートの素材などにもこだわり、自分なりにやり方を調べてオムツ交換をしているのだとか。そのときに小声で「きれいにするからね」とささやいたりもするようです。こうした細かい言動や表情もチェックしてみましょう。■「家事に無関心な夫は趣味から巻き込む!」(41歳・研究職の妻)「うちの夫は研究が大好きで、趣味が仕事になったようなタイプ。気づくと家でも仕事をしてしまうので、家庭にも興味をもってもらえるように誘導しました。子どもを巻き込むことで団らんは守れたのですが、家事にはまったく無関心です。そこで私は、夫の興味のありそうな分野から声をかけてみました。化学製品の研究をしている夫に、どの洗剤がいいか教えてもらうことにしたんです。すると、成分だけでなく溶け方などに関心をもったので、そこから温度調整などをして効率的に家事を行う方法を研究してもらいました。その結果、洗濯だけでなく食器洗いなどにも興味をもち、自分から行うように。『最近の洗剤はいろんな種類があっておもしろい』と、新商品を見つけては買ってくるのは困りますが…」(41歳・研究職の妻)夫の好きなことをきっかけにするのは、とてもいい方法ですね。好きなことには一直線、というタイプは多いですから、うまく誘導してみましょう。「理系」といっても個性はバラバラですが、こうしたステレオタイプの性格の男性は少なくありません。気難しそうに見えるけど、トリセツさえあれば意外と扱いやすかったりして?
2017年04月23日家族全員、「居心地がいい」と感じる家。そんな家庭は、夫婦の仲もよかったりしますよね。夫婦関係をいつも良好に保っておくためには、何が必要なのでしょうか。ある調査によると、夫婦円満な家庭にはある共通点があることがわかりました。■「ともに働き、家庭を支える」夫婦の増加 「男女共同参画白書 平成28年度版」 (内閣府男女共同参画局)によれば、専業主婦家庭は昭和55年ごろから減少傾向にあることがわかります。(参考)1.昭和55年から平成13年までは総務庁「労働力調査特別調査」(各2月。ただし、昭和55年から57年は各年3月),平成14年以降は総務省「労働力調査(詳細集計)」より作成。「労働力調査特別調査」と「労働力調査(詳細集計)」とでは、調査方法、調査月等が相違することから、時系列比較には注意を要する。2.「男性雇用者と無業の妻から成る世帯」とは、夫が非農林業雇用者で、妻が非就業者(非労働力人口及び完全失業者)の世帯。3.「雇用者の共働き世帯」とは、夫婦共に非農林業雇用者(非正規の職員・従業員を含む。)の世帯。4.平成22年及び23年の値(白抜き表示)は、岩手県、宮城県及び福島県を除く全国の結果。共働き世代が専業主婦家庭を上回り始めたのが平成4年ごろから。平成9年からは共働き世帯が上回り、平成27年には共働き世帯が1,114万に。現代は「共働き夫婦」があたり前な夫婦の形となっていることがわかります。■夫婦円満度の平均は?共働き家庭がスタンダードとなってきた現代の夫婦に関する、アンケート調査の結果をご紹介します。雑誌『ゼクシィ』が行った「新しい夫婦のカタチと夫婦円満度に関するアンケート」では、パートナーとの「円満度」を自己評価した結果を発表しています。新しい夫婦のカタチと夫婦円満度に関するアンケート(n=1600 インターネット調査 2017年1月実施)(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ)夫婦円満度を100点満点で自己評価すると、「76点」が前年代平均値に。でも20代では81点だった平均点も、50代には71点と少しずつ点数がさがり、一般的に年齢を重ねるにつれ円満度はさがる傾向であることがわかります。■円満な夫婦の秘訣とは?でもじつは、年代が上でも90点以上の高い円満度を保っている夫婦も! 夫婦の関係性を良好に保つ秘訣(ひけつ)は、何なのでしょうか。新しい夫婦のカタチと夫婦円満度に関するアンケート(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ)先ほどの「夫婦円満度」で、「高円満度」(90点以上)、「中円満度」(75点以上89点以下)、「低円満度」(74点以下)に分けておこなわれたアンケート結果があります。 新しい夫婦のカタチと夫婦円満度に関するアンケート(株式会社リクルートマーケティングパートナーズ)「高円満度」「低円満度」を比較すると、「お互いを尊敬している」としているでは、「高円満度」が72%もあるのに対して、「低円満度」では18%。その差分は、なんと54%もあるという結果に。さらに「毎日コミュニケーションを取っている」では、「高円満度」と「低円満度」の差分が48%でした。このことから高円満度夫婦は日ごろから互いを尊敬し、密なコミュニケーションを意識していることが伺えます。■共働きだからこその会話術昔に比べ、互いに働き、ともに生計をたてる関係へと変化しつつある現代の夫婦関係。お互いが満足し合える関係を続けるために「尊敬」「コミュニケーション」といった要素を大切にしている人が多いようです。普段、こうした要素を意識してこなかった人もいるかもしれません。毎日が忙しすぎて、短い時間での最低限の話や子どもの話題だけになっていたというパパママも多いのではないでしょうか。でもたまには夫婦で「来週は暑くなりそうだね」「昨日、会社に行く途中でこんなレストランを発見したよ」といったささいなやりとりを、とりいれてみてはいかがでしょうか。また「靴がボロボロになってきたね」「少しやせたんじゃない?」など、相手の様子に注目した声がけは「見てくれてるんだ」とうれしくなるもの。身近にいる相手だからこそコミュニケーションをないがしろにせず、一緒の時間を楽しんでみましょう。円満な夫婦関係を保つことは、家の居心地をよくすることにもきっとつながっていくはずです。<参考サイト>・株式会社リクルートマーケティングパートナーズ 「新しい夫婦のカタチと夫婦円満度に関するアンケート」 ・内閣府男女共同参画局ホーム 「共働き等世帯数の推移」
2017年04月17日夫に対する妻の本音とは?「夫が嫌い! 存在がストレスでしかない」「夫をATMとしか思っていない」。愛する人と結婚したはずなのに、気がつけば友人との会話は、いつも夫の悪口。友人の夫が「単身赴任する」と言う話を聞けば「羨ましい~!」の声が飛び交う…そんな現場に出くわすこと、既婚女性ならあるのではないでしょうか。みなさんは「夫」と検索すると、予測機能で並ぶ文字は何だと思いますか。なんと「夫 嫌い」「夫 死ねばいい」「夫 イライラ」などネガティブワードが並んでいます。また、トップになる「夫 嫌い」に関して検索回数が年間約15万件! 一日当たり410件検索しているということになります。では、本当に多くの人が夫を嫌いになっているのでしょうか。イラッとする夫の言動株式会社ベネッセコーポレーション、ベネッセウィメンズパーク編集部が、2014年1月31日~2月10日に30歳~50歳の結婚3年目以上の主婦の方(1,845名)を対象に『主婦の「疲れ」に関する意識調査』を実施し、その中で、「夫のイライラする発言や行動はない」との回答は10.6%に留まり、約9割の方が発言や行動でイライラしているということがわかりました。(参照:結婚年数を重ねると「夫とのコミュニケーション」が疲れに変わる!? 疲れを倍増させる夫のイラッと発言や行動を感じたことがある主婦は9割! カラダの疲労回復に重要な「ビタミンB1」の補給にも注目! ~ 主婦の「疲れ」に関する意識調査 ~|@Press)離婚は、もはや婚姻カップルの三分の一!? 厚生労働省の、『 平成27年(2015)人口動態統計の年間推計 』を見ると、婚姻件数は63万5000組に対し、離婚件数は22万5000組と約35%が結婚後、離婚にいたっていると言えます。また、『 平成25年版 厚生労働白書-若者の意識を探る-(本文) 』では、離婚についての考え方として、女性は「問題のある結婚生活なら早く解消した方が良い」という理由が35.5%と最も多く、ついで「子どもが犠牲になる可能性があり、望ましくない」が22.6%でした。実際に離婚まで至るケースもありますが、子どものことを考え、自分の気持ちを落ち着かせる方も多いのかもしれません。夫を嫌いになる理由既婚女性にとって、時に天敵にもなる夫。そんな夫を「嫌いだ!」「離婚したいほど」と思わせてしまう理由は何があるのでしょうか。■夫嫌いのきっかけ、産後クライシスって? 産後クライシスと言う言葉を知っていますか? テレビ番組から生まれた造語で、出産や育児により妻が受ける心身のダメージや、夫の家事や育児への関わり方について、夫婦間で意識が大きくずれ、良好な夫婦関係が築けなくなり、最悪の場合は離婚に至ってしまう現象を指します。 「産後クライシス(危機)」で夫婦に何がおこる?! ~初めての出産後、夫婦の愛情低下を防ぐカギとは~ | ベネッセ教育総合研究所 こちらのグラフを見ると、夫婦ともに愛情の下降は見られますが、妻より夫のほうが下降線が緩やかなことがわかります。ということは、夫の愛情は下がっているとは言え、恋人のような関係での愛情から家族への愛情へとシフトしていると言っても良いかもしれません。しかし、妻の場合はどうでしょうか。妊娠~出産にかけて一気に加工しています。これは「子供中心になるから」と一概に言えないのではないでしょうか。あんなに大好きで結婚した相手なのに、なぜ産後クライシスになるのでしょうか。理由は、大きく分けると3つあります。▼ホルモンバランス妊娠すると子宮内で胎児を育てるために特定のホルモンの分泌量が増加し、出産後は、妊娠中に急増したホルモンが一気に減少します。このように、ホルモンバランスの急激な変化により自律神経のバランスが乱れ、涙もろくなったりイライラしやすくなったりと、情緒不安定になりやすくなります。▼妻の変化と夫の不変女性は、妊娠した時から母親としての自覚が生まれますが、男性は赤ちゃんが産まれてから、はじめて父親の実感が生まれるようです。産後は特に、妻のライフスタイルは大きく変化します。寝たいときに眠れない、休憩したい時にできない、やりたいことが思い通りにできない…等々です。今まで「やりたい」ときに当たり前にできたことが、子供中心になるため、気持ちに反して行動しなければいけないことも増えてきます。しかし、夫は「平気で友達や同僚と遅くまで飲んでくる」「育児で大変なのにベタベタしてくる」と言った、出産前と変わらない行動を。さらには、「夜泣きする子どもを見て、うるさくて眠れないと言う」「うんち替えるのは無理と逃げる」など親としての自覚のなさによって、妻の夫への愛情が薄れて、産後クライシスに陥ってしまいます。▼家にいるから楽していると思われる産後はホルモンバランスの大きな変化や、生活リズムの乱れによって、心身ともに疲れ切ってしまいます。しかし、一生懸命頑張っている奥さんに対して、「一日中家にいるのに家事が疎かになってない?」「俺のほうが仕事して大変なんだよ」など、奥さんの大変さんを理解してくれず、心無い発言に怒りや苛立ちを感じます。これらの「父親としての自覚のなさ」「妻に対する労い」のない夫に対して、愛情が薄れるだけではなく「嫌い!」と言わせてしまっても、仕方がないのかもしれません。夫嫌いに理由なし? 塵も積もれば嫌いとなる! 実は夫を嫌いな妻は、大きなきっかけがあったというよりも、小さなことの積み重ねから「嫌い」になってしまうことが多いようです。■イライラの原因は日常に最初にも登場した、ベネッセウィメンズパーク編集部による『主婦の「疲れ」に関する意識調査』アンケートでは、「疲れを倍増させる、夫のイラッと発言や行動」の順位は下記の通りでした。1位:散らかしたらそのまま(46.9%)2位:ねぎらいの言葉がない(35.8%)3位:疲れているのは自分(夫)だけだと思っている(33.4%)4位:休日にダラダラしている」(32.8%)5位:電気をつけっぱなしにする」(29.9%)(参照:結婚年数を重ねると「夫とのコミュニケーション」が疲れに変わる!? 疲れを倍増させる夫のイラッと発言や行動を感じたことがある主婦は9割! カラダの疲労回復に重要な「ビタミンB1」の補給にも注目! ~ 主婦の「疲れ」に関する意識調査 ~|@Press)夫が妻にイラッとさせる言動は、日常生活にゴロゴロ転がっています。例えば、絆創膏が必要だからと出した後、片づけずにテーブルに置きっぱなしにしたり、物を探していろんなものを出して見つかったらそのままどこか行ってしまったり。夫婦になったとたんに女としてではなく、まるで家政婦のように扱う態度や言動に女性はイライラを募らせているようです。■「いつもありがとう」と言ったねぎらいの言葉がない恋人のときには分からなかったことや、新婚生活のときは相手も慣れない環境のため頑張っていたことも、ふたりの生活が安定してから思い知らされることも多々あるため「こんな人じゃなかったのに!」とイライラを募らせてしまうのかもしれません。また、男性の家庭環境も大きく影響しているため、イラッとさせる行為が多い場合、その父親も同じような生活をしていると言うケースも少なくありません。夫を嫌いになりたい妻が続出? その最大の事件は○○だった! 結婚することで、愛情が少しずつ薄れてしまうのは、決して悪いことではありません。家族になったのですから、関係が変化するのは当然のことです。まして、子供が産まれることで、ふたりの関係は恋人の延長と言うわけにもいかなくなりますよね。しかし、だからと言って愛情がなくなってしまうか?と言われると、そうではありません。夫のことを大切に想い、愛している妻も大勢います。しかし、そんな妻の中にも、こんな悩みを抱えている人たちがいます。それが「夫を嫌いになりたい」です。■大きな原因は「夫の浮気」夫からの裏切り行為は、妻の夫嫌いに拍車をかけます。しかし、愛情が勝ってしまっているため、嫌いになれない女性もいるのです。「会社の部下と不倫関係になっている夫。許せなかったし、関係を切るように伝えました。裏切られ苦しんでいます。嫌いになってさっさと離婚できれば楽なのに、好きな気持ちが消えてくれないためつらいです」(32歳/パート)夫を嫌いになり、ATMだと思えれば楽かもしれません。しかし大切にともっていた相手から、裏切られたときの悲しみは耐えられません。感情がある場合、簡単に「許す」という結論に至れません。それは、やはり裏切られたことへの悲しみがあるでしょうから。■セックスレスによる「夫を嫌いになりたい」妻浮気だけではなく、夫のことは愛している、けれども、夫は抱いてくれない…といった悩みも多くあるようです。女性からすれば、抱かれることは「女としての価値」を位置付けるもののひとつです。だからこそ、セックスレスは夫婦にとって、男と女の関係にとっては深刻な問題。母親や家族という位置づけになってしまうことは、嬉しいのですが「女」としても見てもらいたい女性にとっては、セックスレスは苦痛ですよね。円満な夫婦で、夫とは仲が良くても、必ず夫婦の営みが行われているわけではないといわれています。女性だって性欲はあります。女として見てもらえないのであれば、夫を嫌いになり、他の男性と体を重ねることができれば楽です。しかし、夫を愛しているからこそ、裏切ってしまう罪悪感からそれができない女性がいます。何よりも、嫌いになりたい女性の多くは、こう言います。「嫌いになれたら楽なのに」と。「夫 嫌い」と検索する一方で「嫌いになりたい」心の叫びを検索する主婦も少なくないことが分かります。本当にそれで良い?離婚と思う前に考えてほしいこと多くの既婚女性が、夫が嫌いだと、ネットで検索していることが分かりました。彼女たちは本当に「離婚したい!」と思っているほど嫌いなのでしょうか。もちろん、離婚を前提に考えた検索をしている女性もいるでしょう。しかし、多くの女性は検索することで、今のストレスを発散しているケースも多いようです。■共感し合いたい気持ちが「夫嫌い」を生む? 夫のちょっとした苛立ちをどこかにぶつけようとしたとき、友人に話す人も多いですが「自分の気持ちに共感してくれる人」を探してしまうものです。そんなとき「私は夫のこんなところが嫌いです」と、まるで自分ではないかと思うような書き込みに、嬉しくなったことありませんか? そんな共感によって「嫌な思いをしているのは私だけじゃないんだ」と言う安心感になり、また夫婦生活を続けるパワーになっています。■本当に夫が嫌いなら、検索する迷いすらない私はある友人から「離婚した」という報告を受けました。彼女からは、何度も夫についての相談を受けていたのですが、ある時から相談がぱったりなくなりました。うまくやっているのかと思っていたのですが、半年後、離婚をしたと報告があったのです。許し難い出来事があったのですが、彼女はその瞬間「もう頑張る理由はない」と判断し、離婚を切り出したそうです。多くの女性は決断をしたときは、周りの声ではなく、自分の心で判断します。そのため、本当に離婚を考えている場合は、「夫 嫌い」とネット検索すらせずに、離婚手続きを始めるための検索をするでしょう。それをしないということは、苛立ちなどの感情を結論付けたとき「離婚」となっているだけなので、苛立ちが落ち着けば、いつもの夫婦でいられることが多いのです。夫が嫌い! 嫌い! も好きのうちに変えるために夫が嫌いだと思う妻は少なくありません。私も実は、思ったことがあります。女性は感情から入る生き物なので、どうしても「好き」「嫌い」で相手のことをジャッジしてしまう部分があります。特に、育児中と仕事で余裕がない時は、ネガティブな発想をしてしまうため、ついつい何かあれば「自分のことばっかり」「私だけ大変な思いしてる」と強く感じやすくなります。嫌いだと思いつつも、本当に離婚を考えているわけではないのなら、ちょっとだけ妻であるあなた自身の行動を変えてみてはいかがでしょうか。■やってもらいたいことをやる多くの女性は「手伝ってもらうことも嬉しいけれど、自分の存在を当たり前にしてほしくない」と言う気持ちを持っています。毎日の食事に子育て、毎日家族のために頑張っている自分に「いつもありがとう」と言う言葉を伝えてくれるだけでも、嫌いの感情って薄れていくものです。言われないから言わないのではなく、言われなくても自分は言うのスタンスで、彼に伝えましょう。改まって感謝を述べる必要はありません。「遅くまでお疲れ様」「掃除してくれてありがとう」そんな一言で良いのです。相手の頑張りをねぎらう言葉を伝えてください。夫が嫌いだと思っているとき、思い返してみると、愛情を一切向けていないことに気づきます。それは、当然と言えば当然なのですが(笑)恋愛のように「愛してる」「大好き」なんて言葉を伝える必要ありません。ただ、愛情を「好き」以外の言葉で伝えていくことで、相手も寄り添ってくれるようになりますし、何よりも自分自身が優しくなれるのです。■「夫嫌い」の原因を考え、当たり前を変えてみる。今、あなたが夫に対して嫌いだと感じる原因は思い当たりますか?・育児に参加してくれない・家事全般を私に任せている・何でも私がやって当たり前と思われている・スマホばかりで、会話も聞いてくれない等、たくさんの「嫌い」の原因があるかと思います。これらの嫌いの原因を少し思い返してみると…あなたがやって当たり前ではないのと同じように、夫がやることが当たり前なんてこともないんです。人それぞれ、価値観が違って当然です。それを少しずつ修正し、ふたりの中のルールを作り上げていくことが、夫婦として続けていく秘訣だと思っています。だからこそ、最初から「当たり前」があるわけがないのです。しっかり話し合って、ふたりの夫婦としての当たり前を作っていくことが大切です。ただし、ポイントがあります。それは、お互いがやってくれることを当たり前に思ってはいけないということ。あなたに対して「妻が子育てするのは当たり前」「家事をするのは当たり前」と思われることに苛立つように、夫が稼いでくるのが当たり前と思うことも…違うんですよね(笑)それよりも、日々の仕事や、やってくれたことに対して、感謝する気持ちを当たり前にすることが何よりも大切なんです。「子供あやしてくれてありがとう」「洗濯物たたんでくれてありがとう」そんなありがとうの気持ちを当たり前に持つことで、相手の存在価値がグッと上がるのを感じることができます。「夫嫌い」を検索するあなたは、心のSOSのサイン「夫 嫌い」と検索する女性の本心は、夫のことを嫌いになりたくないからこそ、検索しているんだと思います。こんなにも辛く苦しいと感じるようになった、今の気持ちを知ってほしい!そんなSOSでもあります。だからこそ、嫌いに拍車をかけるような行動をとるのではなく、あなたの心に「そうだよね、それって嫌になるよね」と寄り添うことが大切なのだと思います。
2017年04月12日結婚した当初は「いつまでも名前で呼び合える仲良し夫婦でいよう」「スキンシップは欠かさない」なんて言っていたにもかかわらず、気がつけば「ママ~」と呼ばれるようになり、子どもが真ん中に寝るため、夫との距離は遠くなる一方…。「新婚の頃は、あんなにも仲が良かったのに……」そんなため息が漏れること、ありませんか? いつまでもラブラブでいられる仲良し夫婦、うらやましいですよね。昔は、人前で仲の良いところを見せることは恥ずかしいとされていましたが、今は堂々と仲の良さを見せる夫婦も増えています。芸能人でも多くの夫婦の仲睦まじい姿をSNSでアップされていますよね。また、2016年の人気ドラマに出演していた、藤井隆さんは最終回で、実際奥様である乙葉さんと夫婦役で共演されたことでも話題になりました。仲良し度をチェック! 仲良し夫婦の特徴今の夫婦関係は、良好と言えますか。「まあ、悪くはない」と言う人が多いのではないでしょうか。では、悪くない関係ではなく、いつまでも仲の良い夫婦には、どんな特徴があるのでしょうか?■特徴1. 名前呼びすることを、夫婦のルールにしているあなたは、夫をなんと呼んでいますか。また、どのように呼ばれていますか。新婚当初は、交際の延長線上と言うこともあり、ファーストネームやニックネームで呼ぶのは当たり前になっていたと思います。しかし、子どもができると、子どもに合わせて呼び方にも変化が出てきます。これ自体、決して悪いことではありません。ただ、仲良し夫婦は「使い分け」がしっかりできています。子どもに対しては「パパはね」と言いますが、夫婦の会話では「○○(夫の名前)」と呼ぶ。このように、名前呼びをしっかり分け、ルール化しているかのような夫婦は、いつまでも仲の良い関係を保っていることが多いようです。■特徴2. 1つでも好きなもの(趣味)を共有している共通の趣味が多いに越したことはありませんが、ひとつでも共通の趣味を持っていたり、好きなものを共有できている夫婦は、仲が良いです。友人夫婦は、子どもが産まれてから、産後クライシス等で夫婦仲があまりよくありませんでした。しかし、子どもが小学生になりバスケを始めたことがきっかけで、夫婦で応援に行ったりバスケの知識を身につけていくうちに、家族の趣味になり、夫婦仲も良好になったのです。このように、子どもがきっかけで、一緒に趣味を増やすことで、関係が良くなるケースも少なくありません。■特徴3. 感謝と謝罪を当たり前のように伝えることができるいつまでも仲の良い夫婦を見ていると、自然と「ありがとう」「ごめんね」と伝えている光景を目にします。とくに、喧嘩をしたときなど、お互い感情がぶつかり合って一歩も引かず、長引くケースもありますが、しっかりと「このことは言いすぎた。ごめんなさい」と伝えているため、いつまでも引きずっていません。一緒にいて当たり前になる以上に、気持ちをしっかり伝えることを当たり前にできている夫婦は、いつまでも仲睦まじい姿を見せてくれます。■特徴4. 夫婦と言っても、他人であることを忘れない恋人のときにも、やってしまいがちな失敗でもあります。恋人や夫婦になると、まるで所有物のように、大切にする方向性を間違えてしまう人がいます。友人との食事会へ行っても「いまどこ?」「何時に帰ってくる?」なんて言われ続けて、愛されてるなぁなんて思うのは最初のうちだけです。夫婦だからこそ、相手の時間は尊重できるような関係は、ふたりの時間が戻ったとき良い関係を築くことができます。■特徴5. 家族の楽しいエピソードが自然に溢れてくる妻や夫への不平不満が話し出すと止まらない…という方もいるかもしれませんが、仲良し夫婦の特徴はとにかくうらやましいくらい家族の楽しいトピックスに溢れていることです。子どもができると、会話もつい子ども中心になりがちですが、夫婦同士の会話も充実していて、家族みんなの話のネタが豊富。何ともないエピソードであっても楽しそうで、聞いているだけでも幸せそうな雰囲気が伝わってくるのが特徴です。夫婦仲良しの秘訣は「2人の時間」を過ごすこと いつまでも仲の良い夫婦でいたいと思うものです。子育てにおいても、夫婦仲が良いと子どもにとっても良い影響を与えると言われているため、夫婦仲が良いに越したことはありません。では、仲の良い夫婦でいるための秘訣とはどんなものがあるのでしょうか。 参考: ゲンナイ製薬調べ「夫婦デートに関する調査」 こちらは、ゲンナイ製薬調べによる、配偶者のいる20歳以上の男女を対象にした「夫婦のデートに関する調査」です。なんと最近1年でデートしたことがあるかどうか問いに、一年で0回と回答したひとが32.6%もいることが分かりました。また、新婚夫婦より、結婚をして子どもがいる夫婦のほうが、二人でデートをする頻度が減っていることも分かっています。やはり、子どもができることで、夫婦ではなく家族単位で動くことが増えるため、なかなか二人でデートができない現状にあります。参考: ゲンナイ製薬調べ「夫婦デートに関する調査」 しかし、こちらのデートをしたいかの問いに対しては、8割の夫婦が「二人きりでデートをしたい」と思っているようです。5組中4組が思っているにもかかわらず、現実は子育てや家事などで、なかなか二人のデート時間を捻出できずにいます。まさに、深刻なデート不足と言えるのではないでしょうか。■デートこそが、夫婦仲を良くするって知ってた? デートと言えば、結婚をする前はふたりが会うための手段でした。食事をするにしても、映画を観るにしても、二人の時間をたっぷりとってきたことで、深めることができた愛があったのではないでしょうか。実はこのデートこそ、いつまでも仲の良い夫婦でいるための秘訣があります。参考: ゲンナイ製薬調べ「夫婦デートに関する調査」 こちらを見てください。2人きりデートをしてみて、良かったことの6割以上の夫婦が「夫婦仲が良くなる」と回答していることが分かります。恋人同士のデートは、非現実的な時間を共有することです。結婚することで、ふたりの関係が現実的なものになっていくため、家族と言うポジションになります。そうなると、「男女」としての関係は薄くなってしまう、仲の良い夫婦ではなく「いいパパ」「いいママ」になってしまいます。そんな家族の関係から夫婦になるために大切なことが……そう、非現実的な時間を過ごせるデートと言うことになるのです。「産後、子ども中心になり、夫への愛情が薄れてしまったことで、冷たい態度になりがちでしたが、子どもを親に見てもらい、結婚記念日に、結婚式をした場所でディナーデートをしました。あの当時の会話などをしていると、いつの間にか相手への愛情も思い出せ、今では定期的にデートをしています」(36歳/主婦)「子どもの誕生日プレゼントは、夫婦で買いに行っています。子どもが友達と遊びに行くのを見計らって、デートも兼ねた買い物ですが、2人でどれにしよう?なんて話をしているのが楽しくて、こういう時間の大切さを実感しています」(40歳/会社員)「夫は平日休みなので、子どもたちが学校へ行っているときは、デートをすることが多いです。やっぱりデートをすると、家族としての胡坐をかかずにいい距離感を保てる気がして、夫婦で大切な時間になっています」(34歳/パート)彼女たちのように、ちょっとしたきっかけで、夫婦のデートを妻である自分自身が何よりも楽しむことが、長く仲良し夫婦でいられる秘訣なのかもしれませんね。仲良し夫婦でもセックスレス問題みなさんのご夫婦は、夜の営みの回数を聞かれたことありますか。なかなか聞かれないし、質問するのも勇気のいる内容です。そのためよく、ネット上で夫婦の営みの回数を質問している人も多くいます。それだけデリケートな内容のため、なかなか自分たちは平均的なのか、レス気味なのか……分からなかったりします。セックスレスとは、簡単に言えば、一か月間夫婦の営みがないことを言います。日本のセックスレスが4割ほどいると言われていますが、仲良し夫婦にセックスレスなんて無縁だと思っている人も少なくないかもしれません。しかし、意外にも「仲良し夫婦=セックスが充実している」とは限らないのです。「交際期間が7年、結婚して10年目になります。会話も多いし、色んな事も相談し合える関係ですが、2人目を出産してから7年レスです。何度か求められましたが、体重増加で体を見せることが恥ずかしく、断っていたら…と言う感じです」(36歳/保育士)「スキンシップもたくさんしますが、距離が近くなりすぎてしまって、男女を超越してしまった関係ができ上がったように感じます。私もあまり性欲が強いほうではないのですが、彼も求めてこないので、どこで性欲を満たしているか少し心配です」(38歳/会社員)このように、周りから見ても仲の良い夫婦ですが、セックスレス。そんな現状でも「仲が良いからいいよね」と割り切れているのでしょうか。■セックスレスでも仲良しは夫婦と言えるのか? セックスレスでも、本当に仲良し夫婦は実際にいます。その場合は、お互いが相手を求めなくても、心が満たされていると確認し合っていることが大前提です。ある、仲良し夫婦は、夜の営みについて話し合ったそうです。その結果、求めたいと思ったときは、事前に伝えるというルールを決めているため、年に1回程度だと言います。それでも、共通の趣味を楽しんだり、スキンシップも欠かさないため、不満を持つことはないそうです。問題は、どちらか一方が「私たちはレスでも仲良し」と、先手を打っているパターン。相手は本当に、性欲がないのでしょうか?きっと答えは「分からない」「たぶん、強くないと思う」と、自分の解釈で語っているのではないでしょうか。本当に仲の良い夫婦は「何でも話し合っている」と言いながら、セックスの話を避け、相手の性欲や思いに蓋をしません。相手の想いを知らないけれど「私たち夫婦はそれで大丈夫」と言い切ってしまうのは、見せかけの「仲良しレス夫婦」でしかありません。厳しいことを言えば、相手(もしくは、自分)が我慢して成り立っている関係は、決して仲良し夫婦が続くとは言い難いです。まずは、しっかりお互いの夜の営みについての話し合いをすることが大切。■いつまでも仲良し夫婦でいるための、セックスレス解消法はあるのか?どちらか一方が我慢の上で成り立っている、仲良しレス夫婦。女性にとっても求められないことは「もう、女として終わったかもしれない」虚しさを感じてしまうものです。セックスレスを前向きに解消するためにはポイントがあります。それが「レス側の原因をしっかり理解する」ことです。ある夫婦は、産後クライシスで妻側が嫌々応じていた状態でした。しかし、それで夫が切れて「もうお前なんて抱いてやらない!」と不貞腐れたり、妻を責めるようなことを言ってきたことが、レスへのきっかけになってしまったそうです。ある日、夫が「俺たちセックスレスだな~」と話を持ち掛けてきたため、いい機会だと思い、自分の気持ちを素直に話しました。「セックスは大切だと思ってる。でも、あんなこと言われて傷ついてしまった」そうとは知らなかった夫も反省して、彼女の気持ちをしっかり汲むようになったそうです。やみくもに求めることで解消されるわけではありません。夫婦のセックスと言うのは、単なる性欲のはけ口ではなく、心と心のつながりが大きくなるのではないでしょうか。だからこそ、単なる「性欲」で片づけるほど単純ではないのです。仲良し夫婦になるためのスキンシップ術とは?いつまでも、夫婦仲良くしていることは大切です。だからこそ、メリハリのあるスキンシップが、心も体も満たし合える関係を作るのではないでしょうか。■自分の身体を気軽に提供してはいけない!妻のお尻を触る夫……なんてパターンをテレビや漫画などで目にしたこと、ありませんか? そのとき「もう!」と言って可愛く拒む妻と言うシチュエーションがほとんどです。この場合は、夫はもちろん妻を女性として触れていますが、妻も夫のことを男性として見ているからこその対応です。しかし、それが当たり前になってしまうと、触られても知らん顔。そんな自分の身体を気軽に提供するようになっては、男と女の触れ合いではなくなってしまいます。何よりも自分自身、女としての意識が薄くなってしまうため、男性が自分の身体を触れることに意識をすることが大切です。■時々のお風呂タイムは関係をよくするよく「お風呂を一緒に入る夫婦はセックスレスになる」と言われてます。実際にそうでしょうか?半分正解ですが、半分は間違い。というのも、お風呂の入り方が「家族とのお風呂タイプ」になっているのであれば、自分の裸を見ても、女性として欲情されなくなります。小さい時に両親や兄弟と入った感覚と同じですから…当然ですよね。笑しかし、スキンシップの一環でお風呂を利用することは、有効なものになります。肌を触れ合うことで、気持ちも高まりますし、セックスレスも改善されたというエピソードも聞きます。「最近お風呂一緒はいってないな?」と思ったら、ぜひ試してみてはいかかですか?夫婦仲良しをいつまでもキープするためのポイントは?あなたは、いつまでも仲の良い夫婦でい続けたいと思いますか?私はこの「仲の良い夫婦」に憧れることは、とても素敵なことだし、その気持ちがより良い関係を作る大きな一歩になると思っています。しかし、相手がいることなので、自分の想いだけではどうにもならないことも十分わかっているかと思います。そのためにお互い心がけたい夫婦仲良しを保つためのポイントをご紹介します。ポイント1. 相手の気持ちを理解する自分の気持ちを分かってもらいたい! 以上に、相手の気持ちを理解したい! その思いは忘れないでください。夫婦でいることは、人生の墓場なんかではありません。墓場にするのは、自分の気持ちだけを正当化し、相手に求めてばかりいるからです。相手の気持ちを理解することは、気持ちの変化に敏感になれるということ。仲の良い夫婦こそ、相手の気持ちにしっかり寄り添えているんです。ポイント2. 相手を褒めるパートナーを日常的に褒めたり、肯定的な態度で接したりすることで、お互いに尊敬しあえる関係を自然に築くことができます。逆に相手からぞんざいに扱われたり、否定的な態度をとられたりすることで、された側は心を閉ざし、コミュニケーションもうまくいかなくなり、すれちがいを生む結果となります。日々の暮らしのなかでは、なるべくポジティブな声かけを大切にしたいものです。ポイント3. たまには手をつなぐ夫婦間のスキンシップは非常に重要ではありますが、毎日ベタベタする必要はありません。特に子どもがいると、夫婦のスキンシップもとりにくくなり、気づいた時には、相手に触れることにさえ抵抗を覚えることもあるようです。そのため、比較的ハードルの高くない「手をつなぐ」というスキンシップを継続することで、夫婦にとってもよい刺激となり、男女としての意識を持ち続けることにもつながります。
2017年03月29日冬の軽井沢を舞台に弦楽四重奏団を組んで共同生活を送る4人の男女が繰り広げる、大人のラブストーリー×ヒューマンサスペンスで話題のドラマ「カルテット」(火曜22時~)。松たか子さんと宮藤官九郎さんの夫婦のすれ違いを日常生活の中に織り交ぜ、静かに心が離れていく(松たか子さんの一方通行になる)状況が描かれた第6話が既婚女性の間で、「切ない!」「共感できる!」「恐ろしい!」と話題になっています。夫婦の価値観は合わないのが普通多くの夫婦が離婚の原因に挙げているのが「価値観の違い」です。しかし、どんなに愛し合った二人でも、価値観が同じなんてことは稀。少しずつ価値観のすり合わせが、夫婦にとって一番大切になってくるのです。例えば、作中で遠慮なく唐揚げにレモンをかける妻、しかし、夫は唐揚げにレモンをかけてほしくない派なのですが、夫はそれを伝えることが出来ない。好きな映画を楽しみたいのに、横でストーリーを聞こうする妻、そして最終的には眠ってしまう。夫が結婚する前、お気に入りの詩集をプレゼントしたのに、最終的にはその本が鍋敷き代わりにされていた。このように、日常のひとコマに描かれる夫婦の価値観のズレ。これ自体は決して珍しいものでありません。それまでの人生、別々に生きてきたので、違って当然なのです。しかし、そこですり合わせる作業をしなかった夫婦は、当然うまくいかなくなってきます。頑張りどころを間違えると夫婦はダメになるドラマの中で、「夫さん」こと宮藤官九郎さんは「いつまでの恋人のような夫婦でいたい」と言っていました。それに対して妻である松たか子さんは「結婚して家族になれた」と喜んでいました。人は「結婚」に対して理想を持ちます。そして、それは必ずしも夫婦間で一致しているとは限らないものです。いつまでも恋人のような関係を願う人もいれば、家族として大切にしたいと考える人もいるため、その理想を維持しようと頑張ってしまいます。言ってしまえば恋人への愛情と、家族への愛情。同じ愛でも形は全く違います。そのため、そこの価値観が異なるとどうしても頑張るポイントがズレてしまうのです。変えてほしい部分があっても、恋人になると言えなくなってしまうことってありますよね。嫌われないように言わない我慢、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。自分の理想より、ふたりの理想しかし、夫婦になると、言わなくても良い部分と長く続けるために言わなければいけない部分があります。自分が理想とする関係を維持するための我慢は、後で自分の首を絞める結果になります。夫婦と言うのは、ひとりでは成立しません。だからこそ、自分の理想でもなく相手の理想でもない、ふたりの理想を見つける必要があるのではないでしょうか。すれ違っても戻れる夫婦になるためにどんなにすれ違っても、元に戻れる夫婦になるために、どうしたら良いのでしょうか。それは、相手を知ることです。松たか子さんの演じる妻の場合「無理しないでいられる」ことへの喜びを愛に変えていました。ありのままの自分を大切にしてもらえると感じると、受け入れられた気持ちになります。それ自体は間違っていませんが、それに甘んじてはいけないのです。自然体でいられるのは、あくまでも自分自身だということを忘れてはいけません。そう、相手が無理をしてくれているからこそ成立している心地よさもあるということです。相手のことをしっかり見て、知ろうとすることは夫婦にとって、新しい関係を作り上げるためにとても大切なことではないでしょうか。「カルテット」最終章:人生は上り坂、下り坂、そして「まさか!」ドラマ「カルテット」もいよいよ最終章へ突入しました。最後の最後に明かされる秘密とは? 4人の関係はどうなる? と気になるポイント目白押しです。劇中に散りばめられた伏線とウィットに富んだ台詞を、また1話から見直すのも面白そうです。松たか子さん演じる真紀が口ずさむ謎の歌に秘められた「まさか」の真相も気になります。結婚式のスピーチによく聞くこのフレーズですが、よく言われるほどに夫婦関係では人生の3つの坂「上り坂」「下り坂」「まさか」が大きなキーポイントになりますね。すれ違いや「まさか」を乗り越えて、夫婦ふたりの理想の姿を見つけることができたら幸せですね。
2017年03月14日「オープンマリッジ」という言葉をご存知ですか?夫婦の合意があれば、結婚していても他の異性と肉体関係を持ってもいいという新しい結婚の形です。海外でじわじわと増え、日本ではまだレアケースですが、なんと実践者であるAさん(40代女性)にその実情を伺うことができました!オープンマリッジを始めたきっかけや、メリット、夫婦間のルールなどを詳しくご紹介しましょう。オープンマリッジとは?オープンマリッジとは、結婚後に配偶者以外の異性と肉体関係を持つことを、夫婦お互いに認めている状態のこと。夫婦間の束縛や契約から互いを解放し、自由にセックスや恋愛を楽しみ、ストレスフリーになろうという考え方なのです。一般的に浮気は罪悪感がありますが、オープンマリッジは相互の同意があるから罪悪感が少なく相手を傷つけないですむ、というメリットもあるようです。この関係、実は1973年にアメリカの社会学者オニール夫妻が出版した本『オープン・マリッジ新しい結婚生活』(河出書房新社、日本では75年に出版)で初めて提唱されたものというから驚きですよね。オープンマリッジになるきっかけは?夫婦でオープンマリッジを実践して約5年のAさん。実は今回ヒアリングするまで、その言葉の存在すら知らなかったそうです。自然な成り行きでオープンマリッジに至ったというカップルは、案外少なくないのかもしれません。「6年前に夫が浮気し、それに腹を立て、私も浮気をするという泥沼状態になったのがきっかけでした。子どものために家庭を崩したくない、家族としてお互いを愛しているし離婚はしたくない、でも恋愛をしたい。そんな風に話し合っていくうちに、“夫婦だから浮気しちゃいけない”という呪縛を解き、家族を続ける、という結論に至りました。お互い自由に恋愛し、他の異性とSEXすることを認め合うようになったんです」(Aさん)夫婦の関係も時間が経てば経つほど関係性が変わっていくのは確か。「子どもを育てていく過程で夫婦は家族になり、家族として愛しているけどSEXする対象にはならなくなる」というAさん。「恋愛したいという衝動を抑え込むのをやめ、お互いの欲求を理解する」というのが、Aさんたちが導き出した夫婦の形なのでしょう。オープンマリッジのメリットは?「一番のメリットは、現役の男と女でいれるということ。夫婦をしながら、他の相手と恋愛のワクワクする気持ちを楽しめるのが最高!オープンマリッジを実践してからは、お互い浮気されたというストレスがなくなり、”モテない夫婦よりも、モテる夫婦の方がかっこいい”という価値観も芽生えましたね。また、オープンマリッジをする前は主人を支える妻という関係性でしたが、お互いを認め合うという行為によって、対等な関係になったのも大きいですね」(Aさん)お互いの束縛をなくし、結果的に夫婦間の風通しをよくしているようです。自由を承認し、問題である”窮屈な関係”を解決する行為は、合理的な方法にも感じました。それで家庭崩壊を防げるのであれば、ひとつの選択肢としてアリなのかも!?夫婦間で課してるルールはある?自由に恋愛OKといっても、Aさん夫婦にはお互いが話し合って決めたルールがあるそうです。「たとえば、家では浮気相手と電話をしないなど、浮気を家庭に持ち込む行為は禁止。あと、浮気相手と主人のことを比較するような言動はせず、尊重し合う気持ちも忘れないようにしています」(Aさん)また、それぞれの“恋愛相手”への配慮も必要だとも。恋愛相手にオープンマリッジであることを説明し、理解を得てから恋愛をスタートするのもルールのひとつと言います。「夫は“既婚者であることを伝えた方が、なぜかモテるんだよね。”と言っています(笑)」自由であるからこそ、“お互いへの配慮を忘れない”ことは、一般的な夫婦と同じかそれ以上に必要なようです。幸せのカタチは人それぞれ「結婚してずっと仲良く暮らしてる夫婦をどう思いますか?」と聞いたところ、「それは素直にすごいことだと思う」とAさん。「そういう人と巡りあえて結婚できたらベストだったと思うけど、私たちの場合は違ったわけで。だからといって離婚しようとは思わないし、夫のことも愛しているし、子どもにとっても親は仲良くしてほしいだろうし。かといっておとなしく生きるつもりもない(笑)。一般的な夫婦とは違うけど、お互いが心地よく過ごせる状態がいいのかなと思います」(Aさん)まだまだマイノリティな関係性かもしれないけど、お互いが納得して出した答えなら間違いではないと思いました。なぜなら、幸せの形は人それぞれだから。さまざまな生き方が選べる現代社会。これから、オープンマリッジも少数派ではなくなるかもしれません。さあ、あなたはどう思いますか?
2017年02月25日企業の中には独自の社内制度を設けているところがたくさんあります。たとえば女性特有の不調を理由にした休暇取得、ランダムに選んだ社内メンバーとの飲み会代金を負担、生産性を高めるための30分のお昼寝タイムなどなど…。働く社員のことを考えたユニークな制度も多く、子育て支援を目的にしたものも増えてきています。でも子育て以上に大切なのが、良好な夫婦関係…! そこで今回は夫婦にうれしい制度を設けている企業を紹介していきましょう。■夫婦ゲンカの早期解決を会社が手助け!徳島で育児雑誌を発行する出版社、全国ワイヤーママグループは「夫婦ゲンカ特別休暇」を導入しています。読んで字のごとく、夫婦ゲンカが起こったときの仲直りのための休暇です。なんと年5日まで取得可能ということで、ケンカっ早い(笑)ご夫婦も安心。こんな休暇制度があれば「制度のお世話になってばかりじゃあ…」と、ケンカの抑制につながるかも…?こちらの会社は生後2年の間、社員の赤ちゃん用おむつが無料提供される制度もあります。夫婦にも子どもにもうれしい会社ですね。参考サイト ワイヤーオレンジ ■パートナーの誕生日は仕事をしなくてOK!婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェントが導入しているのは、恋人や配偶者の誕生月に休暇を申請できる「パートナーバースデー休暇」。福利厚生の一環ということですが、制度があっても「誰も取得していない」状態ではないも同然。こちらの会社は驚くなかれ、約6割の社員が取得しているといいます!夫婦で休みが異なる場合も「誕生日は一緒に過ごせる」という安心感を得ることができそうですね。大切な人と大切な日を過ごせるよう、会社が後押ししてくれるなんてステキです。参考サイト・ 社員の約6割が取得するパートナーバースデー休暇制度 ・ パートナーエージェント ■お小遣い支給で記念日を豪華に過ごそう!人材総合サービスを提供するエン・ジャパンが導入しているのは「結婚記念日お祝金制度」。これは既婚社員の結婚記念日に20,000円のお祝金が支給されるものです。社員やその家族をねぎらい充実した記念日を過ごしてもらうことで、仕事へのモチベーションアップを狙っているそう。何に使うかは個人にゆだねられますが、ディナーやギフト、旅行資金の一部にする人も多いようです。お金という現実的なものだからこそ、普段お祝いをしない人も「記念日費用」として楽しめるのかもしれませんね。参考サイト エン・ジャパン 社内制度の充実は、働く側にとってはうれしいことですよね。仕事に子育てに夫婦関係…。どれにも大切なのは誰かを思う、思いやりの気持ち。今回ご紹介した社内制度はそんな思いやりのひとつなのかもしれませんね。
2017年02月12日不倫する男性の決まり文句(?)として「妻とは離婚するから」「夫婦関係うまくいってなくて」といった言葉を聞いたことがある(もしくは言ったことがある)方も、もしかしたらいるのではないでしょうか。不倫が発覚した際に中々無視できないのが「慰謝料」の問題かと思います。事案によって額は変わりますが、それでも決して安い金額ではないでしょう。そこで、今回は夫婦が不仲だった場合に、慰謝料は発生しないのか、もしくは安くなるのかといった点について解説していきたいと思います。*画像はイメージです:■夫婦関係が悪化・破綻している場合不倫(不貞)が行われた当時、一緒に暮らしているものの、ほとんど口を聞かないなど、婚姻関係が既に悪化していた場合には、不貞相手に請求できる慰謝料の金額は少なくなるのでしょうか。まず、婚姻関係が完全に「破綻」している場合には、そもそも不法行為が成立しないことになります。なぜなら、不倫(不貞)の場合の保護法益は「婚姻共同生活の維持という権利又は法的保護に値する権利」と考えられているところ、「破綻」の場合には、その保護すべき権利が存在しないといえるからです。そのため、不倫(不貞)の慰謝料請求の実際事案でも、不貞行為当時に、婚姻関係は既に破綻していたとの反論(弁解)がされることがよくあります。しかし、裁判所はその「破綻」の認定は慎重であり、まず「破綻」という認定はされません。よく考えてみれば、それはそうですよね。不倫をする場合、不倫相手には通常、嘘でも「うちの夫婦はうまくいっていない」などと説明するでしょうから、不倫相手からの反論としては「破綻していると思っていた」というのが多くなるでしょう。もっとも、そのような反論が簡単に通ってしまっては、不倫の事案の慰謝料請求が極めて困難になってしまうため、「破綻」の認定は慎重にならざるをえないでしょう。ですので、一般的に、夫婦関係の悪化、破綻寸前といったような状況は、不法行為責任を認めた上で、慰謝料の減額要素として考慮されることが多いです。なお、これに関連して、たとえば、夫に慰謝料を請求している妻にも不倫相手がいるような場合には、婚姻関係が円満ではなかったとして、慰謝料の減額要素として考慮されることになり、裁判例においても、そのように判断されています。 ■子どもの有無により慰謝料の金額は変わる?夫婦間に子どもがいるかいないかで不貞に基づく慰謝料の金額は変わるのか。不倫(不貞)相手に夢中になってしまい、家庭を顧みず、子どもを蔑ろにしているようなケースもありますが、そういった事情は慰謝料を増額する要素になるのでしょうか。結論からすると一般的に、夫婦間に幼い子どもがいることは慰謝料の増額要素となることが多いです。たとえば、東京地判平成15年9月8日は「原告とAとの間にも長女が誕生していて、夫及び父親としてのAの存在を必要としているのに、被告がこれを妨害している」としており、同種の裁判例は数多くあります。また、一般的に、夫婦が離婚した場合、子どもの親権者は母親と決まることが多いですが、夫側が子どもと一緒に暮らせなくなったことを踏まえ、「原告はA(妻)を失うとともに、同人との間にできた未成年の2人の子とともに家庭生活を営むことができなくなった。これにより、原告の受けた精神的苦痛は大きい。」と判示した裁判例もあります(岐阜地判平成26年1月20日)。他方で、子の存在を増額要素としている裁判例とは逆に、夫婦間に子どもがいないことや子どもが既に成人していることなどを慰謝料の減額要素としている裁判例も散見されます。これらからすると、夫婦間に未成年の子がいるかどうかという点は、慰謝料算定における極めて重要な要素といえるでしょう。 ■不倫している夫が妻に生活費を支払わなくなった場合たとえば、夫が会社員、妻が専業主婦(あるいはパート)という夫婦において、夫が不倫をし、不倫相手に夢中になってそちらにお金を使うあまり、家庭に全然お金を入れなくなったという場合、そうした事情は慰謝料の増額要素となるのでしょうか。これについては、その失われた生活費を返せ、ということはできないでしょうが、不倫が原因で生活費が入れられなくなったため、精神的苦痛が増大したとはいえるのではないかと思われます。すなわち、不倫が原因で生活費が渡されなくなったことは慰謝料の増額要素となりうると考えられます。上記と同様の事案で、夫及び不倫相手を訴えたケースにおいて、「被告1(夫)は、被告2(不倫相手)との不貞関係が深まるにつれて、原告や原告との間でもうけた2人の子ののもとへ帰宅することが少なくなり、しかも、その間、原告に対して十分な生活費等を渡さなかったというのであって、原告が長年にわたって精神的に極めて辛い日々を送り、また、その間の経済的困窮も著しいものであったことは、想像に難くない。」として慰謝料の増額要素としている裁判例があります(東京地判平成21年4月8日)。 上記のような各要素は、それが一つあるから例えば慰謝料が20万円上がるというわけではなく、そうした事情を総合考慮して判断されることにはなりますが、一般的には増額要素が多くある方が高額の慰謝料にはなると思われますので、事情を細かく整理することは重要かと思われます。ケースによって様々な事情があるでしょうから、どういった事情が慰謝料算定に影響するかについては一度弁護士に相談してみることをおすすめします。 *著者:弁護士 伊倉吉宣(伊倉綜合法律事務所。離婚・男女問題をはじめ、労働トラブルや交通事故問題など幅広く取り扱う。)【画像】イメージです*【Tig.】Tokyo image groups / PIXTA(ピクスタ)
2017年02月02日子どもの誕生は夫婦にとって幸せなことですが、それを機に夫婦の関係が変わってしまったという家庭も少なくありません。出産前と出産後では環境的にも精神的にもお互いに変化が訪れるからです。普通はしばらくすると落ち着いてくるものですが、中には夫婦の関係が完全に冷めきってしまう“産後クライシス”に陥るケースもあります。なぜそんなことが起こるのでしょうか。今回は、産後クライシスの原因の一つとも言われている“産後のガルガル期”についてお話ししていきます。●産後のガルガル期とは皆さんは“産後のガルガル期”という言葉を聞いたことがありますか?数年前から少しずつ使われることが多くなってきた言葉ですが、比較的最近生まれた言葉なので、聞いたことがないという人も少なくないと思います。産後のガルガル期とは、出産後にホルモンバランスの乱れや育児による心的負担などによって一時的に情緒不安定になる女性特有の症状ことを指します。正式な医学用語ではありませんが、動物が赤ちゃんを守るために気性が荒くなることに似ている ことから“ガルガル期”と名付けられたと言われています。ガルガル期の女性は周囲の人に対して攻撃的になることが多く、とくに自分の赤ちゃんに関わる機会のある義両親や親戚などに対してイライラしがちなようです。また、夫がイライラの対象になることもあります。基本的には産後1年程度でおさまるとされていますが、人によっては数年にわたる場合もあります。●産後のガルガル期を経験した人の体験談実際に産後のガルガル期を体験した人はどのような症状が出たのでしょうか。周囲のママにガルガル期の体験談について聞いてみました。『とにかく姑にイライラしてました。赤ちゃんを触られるのもイヤだし、おもちゃを買い与えられるのもイヤ。姑の一挙手一投足が気に入らない感じ 。産後数年経ってからは何とも思わなくなりましたが、当時はかなり毛嫌いしてましたね』(37歳女性/主婦)『私は特定の誰かというよりは、赤ちゃんに触ろうとする人全員を敵視している感じ でした。外から来て手を洗わずに赤ちゃんに触ろうとしてる親戚とか、夜泣きする赤ちゃんをあやす夫とか。とくに夫にはツラく当たっていたので、今は申し訳ない気持ちでいっぱいです』(31歳女性/販売)『自分が理不尽なことでイライラしているのは分かっていたけど、とにかく周囲に怒ってばっかだった。義両親にすらちょっと強めに言ってたな』(38歳女性/通信)ガルガル期は自分の赤ちゃんと接する機会のある人にイライラを抱きやすい傾向にあるようですね。とくに姑にイライラしていたというのは皆一致していた印象でした。●夫から見たガルガル期そんなママのガルガル期を、夫たちはどのように見ていたのでしょうか。『女性は産後にイライラしがちになるというのは事前に知っていたけど、実際に妻がガルガル期になったときは怖かったな〜。服を脱ぎっぱなしとか、手洗いうがいを忘れるとか、産前なら笑って許されていたようなことで毎日怒鳴られてたし、何をしてもイラつかれてた感じ 。どうしようもなかったのでひたすら耐えてました笑』(37歳男性/広告)『うちは私に対してはキツく当たらなかったのですが、私の母親にはイラついていましたね。二人とも険悪なムード で、「これが嫁姑戦争か」と非常に気まずい思いをした経験があります』(33歳男性/飲食)夫からみても、ガルガル期の妻からはそのイライラが伝わってきていたようです。●ガルガル期を夫婦で乗り越えるコツ産後のガルガル期は、本人の意思ではコントロールできない場合が多いです。そのため、ガルガル期を完全になくす方法はありませんが、夫婦で協力してなるべくイライラする場面を減らすことはできます。●(1)イライラしがちな人物は遠ざけるガルガル期のイライラは理屈ではなく、ほぼ感情的な問題なので、妻がイライラしがちな人物はなるべく遠ざけてあげることが大切です。たとえば、妻が姑を嫌悪しているときに、「うちの母親だって気を遣ってくれているんだよ」などというフォローは無意味 です。“理由は分からないけど、なんかイライラする”のです。そのため、妻がイライラを感じてしまうような人にはしばらく訪問を控えてもらうようにしましょう。ガルガル期の発言が原因で人間関係がこじれることもあり得るため、無理矢理仲良くさせようとするのは双方にとってデメリットとなります。●(2)“自分のことは自分でやる”を心がける産後の妻はただでさえ育児に追われて大変です。そんな状況で夫に服を脱ぎ散らかされたり、育児の邪魔をされたりするとイライラの矛先は夫に向いてしまいます。そのため、ガルガル期の間は夫も“自分のことは自分でやる”という意識を持って行動しましょう。なるべく妻のイライラを抑えてあげる のがガルガル期の夫の役割となります。----------いかがでしたか?ガルガル期に起こるイライラは、なかなか自分でコントロールできないものですが、夫婦で協力してなるべく減らすことはできます。産後のイライラは一時的なものですので、後の関係が変にこじれないようにいろいろ工夫するようにしましょう。●文/パピマミ編集部●モデル/倉本麻貴(和くん)
2016年12月07日こんにちは。こじらせ美容オタク家のともです。夫婦関係がうまくいかないのは“妻のせいだ””夫のせいだ“と思って、いつのまにか仮面夫婦に……という流れはよくある話。でも、円満な夫婦生活を送っている家庭が、必ずしも妻の家事育児が完璧だったり、夫がイクメンで高収入だったり、と誰もがうらやむような妻や旦那であるわけでもないのです。要は相手がどうのこうのよりも、自分の思考のせいで夫婦関係をより悪化させている 場合があるということ。他人は変えられないけれど、自分の思考は変えられます!そこで、夫婦仲がうまくいかなくなる思考をご紹介しながら、円満な夫婦生活を送っている家庭の思考法を伝授します。●(1)「専業主婦は家事を完璧にこなして当然だ」と思っている『仕事から帰ってきて、妻は家にいるのに夕飯は一品だけ、部屋はほこりが気になっていた。でも妻が病気になって子どもの面倒を一人で見たとき、その大変さがわかった。子どもからずっと目を離せないから家事とか掃除とかしている暇はない。部屋が汚いのも納得』(30代男性/会社員)専業主婦でずっと家にいるのに、仕事から帰ってきたら夕飯がしょぼい、部屋が汚い……。「一体ずっと何をやっていたんだ〜!」と怒るような夫は論外。もちろん、やっていたのは“子どもの相手”。最低限の家事掃除はやった方がいいですが、育児も家事も文句のつけようがないぐらい完璧になんて無理な話。それは夫も理解すべき。●(2)「男性は子どもができたら早く帰ってくるものだ」と思っている『飲み会って、私から見ると遊んでいるようにしか思えない。私は外出することさえままならないのにずるい』(30代女性/主婦)これもママが陥りがちな思考。夫は子どもが産まれたら、子どもかわいさに飲みの誘いも断って毎日早く帰ってきてくれるもの……。しかし、現実はそうではありません。子どもが産まれても飲み歩くパパに嫌気がさしているママも多いハズ。しかし男性にとって飲みとは仕事である場合も多く、接待や仕事の人間関係を円滑にするために付き合っていることだってあるのです。さすがに毎日毎日飲み歩くのは許せませんが、飲むのも仕事の一部だ、ということは理解してあげましょう。そしてたとえ仕事でなくとも男性は飲むことで仕事のストレスを発散していることもあります。あまりにそれを押さえつけてしまうと家庭にそのストレスを持ちこんできてしまい、早く帰ってきても余計にギクシャク、喧嘩ばかりということも。お互いの好きなことはある程度制限せず、その代わりにママもたまにはパパに子どもを見てもらって外出、とちょうどいいバランスで“お互いたまに羽を伸ばすことを許す ”という考え方でいたほうが自分にも完璧を求められず楽ですよ。これは絶対ダメ、と思わないさじ加減が大事。●(3)お互いが「自分の方が大変だ」と思っている『専業主婦が夢で、やっと家で子育てする生活になったけれど、毎日毎日イヤイヤ期の子どもと過ごすことにストレスが爆発寸前……。夫は自由に外に出られるし、外の生活の方が刺激もあって楽しそうに見えてくる』(20代女性/専業主婦)ママが「私は思い通りにならない子どもの世話をしているのに、きちんとやれば評価される仕事ばかりできる夫はいいわね」と思いながら過ごす。一方、パパは「仕事の人間関係の板挟み、顧客には文句を言われ、仕事量は一人でこなせる量ではない……。それに比べてママは1日かわいい子どもと一緒に家にいられていいよな」と思いながら過ごす。当然ですが、このような考え方で毎日を過ごす夫婦は、うまくいきません。大切なのは“お互いがお互いに感謝する気持ち”。どっちの置かれた状況がいいとかではなく、どっちの立場にも幸せもあり、ストレスもある。お互いの立場を理解しようとする姿勢 がないと夫婦関係以前に、すべての人間関係はうまくいかないのです。どっちが大変なのか?と人はない物ねだりをするクセがありますが、どっちも大変なものは大変なのです。夫は子育てもして当たり前ですが、当たり前だから感謝をしないということではありません。お互いの大変なところに、たまには言葉として「ありがとう」と感謝の気持ちを表しましょうね。最終的にはあまり相手に期待しないことがコツ。相手に対する期待が大きくなるほど失望感も大きくなります。やってもらえればラッキーぐらいの心持ちでいる方が、これから先も長い夫婦生活がストレスを溜めずに続けられるでしょう。●ライター/とも(こじらせ美容オタク家)●モデル/福永桃子、藤沢リキヤ
2016年11月30日こんにちは。心理カウンセラーの小高千枝です。先日、男友だちから「結婚を考えていた彼女と別れてしまった」と打ち明けられました。相手の女性もご年齢的にお若かったこともあり、独立したばかりの彼を支えきれなかったなど、お二人にしかわからない問題も色々とあったようです。もう少し冷静になって物事を見ることができていたら、歩み寄れたような気がするね…と、客観的な視点から話をしました。渦中にいるとなかなか難しいのですが、 “別人格の自分” で、 “渦中に巻き込まれている自分” を冷静に客観視することができるようになると、対応策がぽろっと見えてくることもあります。今回は、そんな「客観視する力」を身につける方法をご紹介します。■ 人はすぐに “すべてを変える” ことはできない前回の「ダンナのトリセツ」記事(第8回、第9回)では、奥さまであるみなさん、そしてご主人もお互いに変化をもたらすことで関係性が良くなる、というお話をしました。しかし、「その後はどうしたら良いの?」というご意見も聞こえてきそうですね。人はすぐに “すべてを変える” ことはできません。変わる以前の感覚にも安堵を覚え、そこに身を置きたくなる気持ちにもなります。だからこそ、過去において居心地良かった感覚と、新しい感覚との間において一喜一憂しながら、少しずつ魅力的な妻、母、そして女性であるための階段をのぼっていってみてください。 ■「客観視する力」は、どう育む?少しずつ努力していく中で、客観視する自分を育むために効果的なことは、“心身を委ねる”癖付けをするということです。自分のメンテナンスなどを自己処理だけで終らせていると、常に自分だけとの向き合いになり、戦闘態勢から逃れられません。心に緩みをもたらすことができなくなる傾向があるため、マッサージやエステなど他人に心身を委ねる意識を持ってみてはいかがでしょうか?私自身も定期的にパーソナルトレーニングやマッサージなどへ通っていますが、プロの手は違います。そして、他人に委ねる感覚を覚えると、本来の人間としてのぬくもりや優しさ、思いやりの気持ちが芽生えます。気持ちにゆとりが生まれることで、変わろうとしている自分、変わった自分を冷静に受け止め、自尊感情が芽生えるとともに、ご主人に対しても穏かな気持ちで向き合うことができるようになるものです。 ■意図的に “委ねワガママになる” 時間を設けるまた、普段がんばっている奥さまたちは、なかなかワガママがいえませんよね。お子さまのご飯の支度や勉強を一緒にしていたらあっという間に時間が経ち、そして、ご主人が帰って来てまたご飯の支度… そんな毎日の繰り返しの中で、ワガママなんて言っていたら大変!だからこそ、意図的に他人に “委ねる” 時間を作り、自由にワガママが言える習慣を定期的に設けることでメンテナンスのレベルもあがります。マッサージやエステを受けることは、家族のためでもあり、女性が心身ともに美しく健康であるためのアイテムであると感じます。「自分にご褒美♪」となると、敷居が高いので、「家族のため」「客観性や冷静な物事の考え方を身につけるため」だと少し言い訳をしながら、そういう時間を勇気を持って設けてみませんか? ・第8回 「ダンナ好みの妻になる」が意味すること ・第9回 「“ノンバーバルコミュニケーション” で、ダンナを変える ・連載『ダンナのトリセツ』
2016年08月10日アメリカの調査によると「一目惚れで結婚した夫婦は上手くいきやすい」というデータがあります。アメリカの離婚率が50%なのに対し、一目惚れで結婚した女性の離婚率は10%以下。人間は本能的に考え方が似ていたり、行動パターンが近かったりする相手に一目惚れする傾向があるそうで、離婚率が低い理由は“価値観が似ている”からだと言われています。■日本での離婚の現状厚生労働省によると、日本では3組に1組の夫婦が離婚している現状。そして、最も多い離婚原因が「価値観(性格)の不一致」です。一目惚れ結婚した夫婦は価値観が似ているわけですから、少なくとも離婚原因の一位には当てはまらないことが分かります。では、なぜ一目惚れで結婚した夫婦は離婚率が低いのでしょうか。“一目惚れ夫婦”が離婚しにくいといわれる、3つの理由をご紹介しましょう。■相性は遺伝子レベルで察知する!?女性には“自分の遺伝子から遠い男性”を嗅ぎ分ける能力が備わっているそう。自分の遺伝子と遠いほど健康的で丈夫な子供が生まれるといわれており、一目惚れと思っていても実は遺伝子で選んでいるという説もあるのです。本能的に遺伝子レベルでの適合性を察知することが、一目惚れや相性の良さにつながっているのではないでしょうか。 ■「所有効果」が働いている一目惚れの片想いから始まり、アプローチや告白などの過程を経て実らせた恋。その恋愛は特別な価値があるものだと思い込み、手放したくないという気持ちが強くなります。これを心理学では「所有効果」と呼んでおり、多少の危機や障害があっても所有効果が働いて関係を持続させようと努力する傾向があります。■相手に求める条件が低い通常の恋愛は、収入がいいとかルックスがいいとか、条件面も判断基準になります。そのため、条件が悪くなっていくと別れの原因になります。ところが一目惚れは直感的に相手を好きになるわけですから、ほかの条件はあまり気になりません。少しくらい条件が悪くても、よほどのことじゃない限り妥協できるのです。また、一目惚れで片想いしている最中は一方的に相手のことが好きですから、なるべく相手に好かれるために考えや価値観を受け入れようと努力します。こうした歩み寄りにより、徐々に「似たもの夫婦」になっていくのではないでしょうか。あなたは一目惚れしたことがありますか? もし一目惚れを経験したことがなければ、まだ“運命のパートナーと巡り合えていない”ということかもしれません。今後、直感的に男性を好きになったときは、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
2016年07月16日こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。夫婦になって数年がたったり子どもができたりすることで、恋人同士のような関係がいつの間にか感情的に違うものになってしまうことがあります。そこから夫婦仲が悪くなってしまうと、悪化の一途をたどるか、カンフル剤のようなものが必要になり、どうにかつなぎ止めた状態 になることもあります。しかし、ちょっと気をつけるだけで、夫婦仲を悪くさせないようにすることができます。それが“会話・普段のしぐさ・表情”なのです。●夫婦仲を悪くさせないコツ●(1)笑顔を見せる笑顔は、人を心地良い気持ちにさせます。あなたが話しかけられたときに相手から笑顔を向けられていたら、悪い気はしないはずです。ポジティブな内容の話をしていても、表情が乏しければ良い話と感じ取ることができない という研究結果が出ているくらい、身体言語は重要なのです。その中でも笑顔は本当に相手の心に響きます。ケンカをしていても、笑顔で接したらすぐに仲直りができてしまうくらい強力なものなのです。笑顔は出し惜しみをしない方が、夫婦関係においては良い状態を保つことができます。●(2)目を見て会話する感情面で切れてしまっている夫婦の多くは、“相手の顔を見ないで話をしていることが多い” という研究結果が出ています。相手に「どうでもいい」という態度をしていることが、すぐにわかってしまいます。自分がそんなことをされたら、「無視された」「なに、今の態度!」と頭にくるでしょう。相手も同じなのです。身体言語を詳しく知らない方でも、目を見て会話をすることの重要性がおわかりになるはずです。●(3)アイコンタクト・うなずきアイコンタクトやうなずきは、相手に「あなたの話を聞いていますよ」という意思表示です。ただし、何かしながらの空返事はケンカの元となってしまいますので、話をするときは相手の近くで家事をするとか、食事のときにするとかアイコンタクトが取りやすい範囲 で行うことをおすすめします。男性は、“新聞を読みながら”“テレビを見ながら”なんてことがあると思います。これでは話を聞いていないのと同じです。新聞から目を離して相手の顔を見ましょう。話を聞くことに重点を置いている、と相手が感じるようにすることが大切なポイントです。●(4)噂話・愚痴・悪口の軽減男女ともに、“噂話・愚痴・悪口”は言います。夫婦間であればパートナーに聞いてもらって発散させたいですよね。これはあっても問題はありません。しかし、聞く側にとってネガティブな話は、嫌な気持ちに同調しなくてはいけません。そのため、「話したくない」と思わせてしまう話題 でもあります。人によっては「またこの話。いい加減にしてほしい」とか、「時間の無駄だ」と感じてしまいます。だから、軽減することが重要です。少ない回数で短めの話なら、聞く気持ちも湧いてきます。“長々クドクド”が良くないのです。パートナーから話を聞いてもらうだけで、心の中でモヤモヤしていたものが軽くなるのは事実です。でも、“長々クドクド”しないように注意しましょう。●(5)足先を相手に向けて話す身体表現の中に“話をするときは相手に足先を向ける”というものがあります。興味のある相手には体ごとそちらに向けて話をするもの なのです。きっと気づいていない方がいらっしゃるかもしれませんが、興味のある人や物に対しては、体ごと動きます。好きな人との会話や、自分の興味ある話のときは、前のめりになって話をするのと同じ意味合いです。だから、話をするときは相手に足先を向けるようにして話してあげましょう。話をしているのになんか違和感があるという場合、足先がこちらに向いていないということもよくあります。その辺にも気を配ってみてください。●おわりに夫婦仲が良いと、生活が楽しく感じます。それに気持ちが落ち着き、相手に信頼をおけるようにもなり、笑顔が自然と増えます。また、仲が良い夫婦は子どもにも良い影響を与えると言われています。子どもの心が安定するので、発達段階の子どもにとってはとても良いのです。夫婦仲が良いと自分たちの気持ちも穏やかになり、相乗効果で他の物事も良くなっていきます。夫婦関係を今以上に良くするためには、身体言語にちょっとでも注意しましょう。それだけで相手の気持ちを理解することができるようになります。【参考文献】・『とっさのしぐさで本音を見抜く』トルステン・ハーフェナー(著)●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)
2016年07月06日モラハラ、DVはもってのほかだけど、仕事で出世の兆しなし、脱いだ靴下はそのまま、食器も洗わない、もちろん子育てにも協力しない…。そんなダメ夫をイケてるパパに変えたいと思いませんか? あなたの夫がこれで変わる?かもしれない「ダメ夫改造マニュ…