夫婦とは、人生で起きるさまざまなことを二人三脚で乗り越えるパートナーです。時にはお互いの苦手なことや足りない部分を補い合う必要もあるでしょう。いいこ。(@minna_iiko)さんがTwitterに投稿した、祖父母のエピソードが「素敵」と反響を呼んでいます。料理ができずに泣く妻に、夫は…投稿者さんの母方の祖母は、実家で大切に育てられた『箱入り娘』でした。祖父と結婚した初日、祖母は自分の料理のできなさに気付き、台所で立ち尽くして泣いてしまいます。すると、それを見た祖父は「いいよ、いいよ」といい、晩ご飯を作ってくれたのです。※写真はイメージ祖父は父子家庭で育った男性でした。手際よく料理をする夫の姿は、祖母にとって心強かったことでしょう。さらに、結婚してから2日目。嫁入り道具の皿を割ってしまった祖母は、「こんな風では離縁されてしまう」と嘆き、キッチンの灯りをつけないまま床に座り込んでシクシクと泣いていました。そこに帰宅した祖父は、キッチンに駆け付け、割れた皿と泣いている祖母を発見するなり、真っ先に「ケガはなかったか?」と声をかけたといいます。祖母がうなずくと、祖父は顔をほころばせて笑い、こう告げました。「よかった、よかった。形あるものは壊れるからね。また買いに行こう」そうして、祖父は2日目もまた妻の代わりに料理を作ってくれたそうです。母方の祖母は超箱入りで結婚して1日目に料理を作ろうと台所に立ったはいいがこれまで何から何までお膳立てされて料理の真似事をしていたのを料理ができると勘違いしてたことに気がつき立ち尽くして泣いてしまった。それを見た父子家庭育ちの祖父がいいよいいよと言って晩ご飯を作ったらしい。— いいこ。 (@minna_iiko) August 3, 2020 とても優しく、穏やかに妻を支える祖父の姿に、心が温かくなります。このエピソードは、生前の祖母が、亡くなるまで繰り返し投稿者さんに話してくれたものなのだとか。投稿に対し、ネット上では「なんて素晴らしい夫!うらやましい」「優しい気持ちになった」といった声が上がりました。その後、祖父母が手と手を取り合い、深い愛情で結ばれながら結婚生活を送った様子が目に浮かびますね。投稿全文はこちら母方の祖母は超箱入りで結婚して1日目に料理を作ろうと台所に立ったはいいがこれまで何から何までお膳立てされて料理の真似事をしていたのを料理ができると勘違いしてたことに気がつき立ち尽くして泣いてしまった。それを見た父子家庭育ちの祖父がいいよいいよと言って晩ご飯を作ったらしい。— いいこ。 (@minna_iiko) August 3, 2020 そんな祖母なので2日目には早速嫁入り道具のお皿を落として割ってしまいもうこんな風では離縁されてしまうと灯りもつけずに床に座り込んでシクシク泣いている所に祖父帰宅。— いいこ。 (@minna_iiko) August 3, 2020 何事かと駆けつけると割れた皿と泣いてる祖母。「怪我はなかったか?」肯く祖母に祖父は破顔一笑「良かった良かった。形あるものは壊れるからね。また買いに行こう。」で祖父が2日目も夕飯を作って食べたというエピソード、祖母が死ぬまで繰り返し嬉しそうに話してくれた。— いいこ。 (@minna_iiko) August 3, 2020 [文・構成/grape編集部]
2020年08月05日2020年8月に第1子を出産予定のまりぃ(@2Mariekai)さん。まりぃさんは夫に、小さな不満を抱いていたといいます。ジョギングに、毎回100円を持ち出す夫…実は?まりぃさんの夫は、毎日ジョギングに出かけるそうです。雨の日でもカッパを着て、必ず走りに行くのだとか。しかし、そのたびに100円を持ち出していました。毎回飲料を購入しているのだろうと思ったまりぃさんは「外で買わずに、家から持参して」といったそうです。しかし、夫は「飲料を購入するために100円を持って行っているのではない」と否定。では、なんのためかと聞くと、夫は…。実は、毎日近くの神社で安産のお参りをしていた。雨の日も必ずジョギングに出ていたのは、妻と子の安産祈願のためだったのです。夜のジョギングが日課の旦那。毎日100円持ってくから「毎回水買うならうちから持ってって」(箱買いしてる)とケチなことを言ってしまったけど、実は毎日近くの神社に安産のお参りをしていて、百円はお賽銭だったことが判明— まりぃ@38w (@2Mariekai) July 28, 2020 妻子の無事を願う夫の姿に、心温まります。【ネットの声】・いろいろな想いが募って、居ても立ってもいられなかったのかな!素敵だなぁ。・父親になる覚悟に、心打たれました。きっと素敵な家族になるでしょうね。・すごく素敵なエピソード。感動してちょっと泣きました。まりぃさんは、夫の思わぬ行動に「惚れ直した」とコメントしています。また、「無事に産んで、この人に我が子を抱かせてあげたい」と改めて出産への気持ちが高まったそうです。親になる夫婦の、優しい想いに目頭が熱くなりますね。[文・構成/grape編集部]
2020年08月01日7月26日が『幽霊の日』ということをご存じですか。その由来は、1825年7月26日に、江戸の中村座で東海道四谷怪談が初演されたからなのだそうです。亡くなった夫が幽霊となって出てきて…?妻にかけた『呪い』とは漫画家のくろたま(@krtmgpl)さんは、『幽霊の日』にちなんで、幽霊が登場する創作漫画を描きました。戦争で夫を亡くした女性の前に、「呪ってやる」と呟く幽霊が現れて…。幽霊の日らしいので、幽霊が酷い呪いをかける恐ろしい漫画を描きました pic.twitter.com/ahrGIy5Xmo — くろたま●連載中 (@krtmgpl) July 26, 2020 幽霊となり現れた夫に、「幸せになれ、生きろ」と呪いをかけられた女性。最愛の人を失ったのに「幸せになれ」というのは確かに酷い呪いなのかも知れません。しかし、それから数十年後、孫に「一生、絶対幸せだよ」と答える姿に目頭が熱くなります。【ネットの声】・感動しました。『いい呪い』って『願い』ともとれると思います。・優しい気持ちになれる呪いですね。泣きました。・泣ける幽霊の話って初めて読んだ。たくさんの人に読んでほしい。夫は呪いをかけた後、幸せに暮らす妻の姿を天国から見守っていたことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年07月27日八木戸マト(@yakitomahawk)さんが描いた創作漫画『背景が騒がしすぎる夫婦』をご紹介します。物語に登場するのは、1年目の結婚記念日を迎えた夫婦です。表面上はクールで、感情が読めない2人は…。『背景が騒がしすぎる夫婦』背景が騒がしすぎる夫婦 pic.twitter.com/hRqfEEjRH9 — 八木戸マト (@yakitomahawk) July 24, 2020 お互いの前ではクールな2人ですが、心の中は大混雑!相手を愛するがゆえに、うまく想いを伝えられず、ともに歯がゆさを感じているようです。素直になれない夫婦のやり取りに、読者からは応援のコメントが寄せられました。・ニヤニヤが止まらない。こんな恋がしたい!・もう、いっそ背景で会話してほしい。・こういうギャップのある人たちってかわいくて好きです!こんなにも似た者夫婦ならば、これから先の結婚生活も問題なくやっていけそうですね。末永くお幸せに![文・構成/grape編集部]
2020年07月26日ネット上に投稿される、趣向を凝らした弁当の数々。『キャラ弁』に代表されるような、食べるのがもったいなくなる見た目に凝った弁当もあれば、とにかく手軽さを追求した弁当など多種多様です。ももんが(@Mq8lm1ZTPoEbfp2)さんもまた、夫のために愛妻弁当を手作りしました。…しかし!夫に嫌がらせをするために、名前を出すのもおぞましい、ある『虫』を海苔で表現したというのです。するとその日の昼、早速夫から電話が。弁当に対するクレームかと思いきや、夫のひと言に、ももんがさんは拍子抜けしてしまったのでした。「ドラえもんのお弁当、ありがとう」因みに嫌がらせ弁当で海苔で虫作ったらクオリティ低すぎて旦那から『ドラえもんのお弁当ありがとう』ってお昼電話来た事もありました。よくドラえもんに見えたな。 pic.twitter.com/PLZ0sWXECp — ももんが (@Mq8lm1ZTPoEbfp2) July 21, 2020 よくドラえもんに見えたな。そんなツッコミを我慢できなかった、ももんがさん。しかし、ドラえもんといわれると、触覚部分が目に、脚がヒゲに見えてくるから不思議です…!【ネットの声】・ドラえもんよりねずみ男のほうでしょ!・愛ですね。愛情補正でドラえもんに見える。・哲学者かIQ200以上かとお見受けします!また中には「虫って分かってたけど、クオリティの低さを遠回しにいじるためにドラえもんといったのでは」という指摘も。ももんがさんが指摘を夫に伝えたところ「みんなドラえもんには見えないんだね…世の中っていろんな人がいるわ」といっていたそうで、本人は本心でドラえもんに見えていたとのこと。当初の目的はどこへやら、斜め上の勘違いにより、返って夫への愛が深まりそうです![文・構成/grape編集部]
2020年07月24日新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の影響で、これまで気軽に会えていた家族や友人と会えなくなった人は多くいます。アメリカ・フロリダ州に住むメアリー・ダニエルさんは、夫のスティーブさんと就寝前のひとときを一緒に過ごすのが日課でした。スティーブさんはアルツハイマー病を患っていて、看護師が常駐する介護施設で暮らしています。メアリーさんは毎日欠かさず夫に会いに行っていましたが、コロナウイルス対策から訪問者が施設に入れなくなってしまったのです。離れて暮らす夫に会いたい!妻が思いついた方法は?突然会うことができなくなった夫妻はお互いにさびしさを募らせていきます。訪問が禁止になってから71日目、看護師がスティーブさんの診察に行くことを知ったメアリーさんは「窓越しに会えるチャンスかもしれない」と思い、施設へ向かいました。そして2人は数センチだけ開いた窓越しに手を合わせて、久しぶりの再会を喜びました。I brought him Chick-fil-a for breakfast! You can see the small crack in the window we had to talk through!Posted by Mary Shannon Daniel on Thursday, May 21, 2020I brought him Chick-fil-a for breakfast! You can see the small crack in the window we had to talk through!Posted by Mary Shannon Daniel on Thursday, May 21, 2020Posted by Mary Shannon Daniel on Thursday, May 21, 2020Posted by Mary Shannon Daniel on Thursday, May 21, 2020メアリーさんの姿を見てスティーブさんは泣き出したのだそう。そんな夫を見たメアリーさんも泣いてしまったといいます。そしてスティーブさんは彼女に「きみは美しい」といったのです。This is me leaning down to see him though the opening!Posted by Mary Shannon Daniel on Thursday, May 21, 2020This is me leaning down to see him though the opening!Posted by Mary Shannon Daniel on Thursday, May 21, 2020その後もコロナウイルスが収束する兆しは見えず、夫婦が直接会えない日々が続く中、メアリーさんはあることを思いつきます。施設の職員になれば毎日スティーブに会えるはず!海外メディア『TODAY』によると、彼女はスティーブさんが入所している施設に「ボランティアでもいいので働かせてほしい」と申し出たのだとか。するとしばらくしてから彼女のもとに「食器洗いをしてくれる人を探しています」という連絡が来たのです。メアリーさんは「やります!」と即答。そして訪問者が禁止になってから114日後、ついに彼女は施設内に入り、最愛の夫とハグをすることができました。Posted by Mary Shannon Daniel on Friday, July 3, 2020Posted by Mary Shannon Daniel on Friday, July 3, 2020Posted by Mary Shannon Daniel on Friday, July 3, 2020Posted by Mary Shannon Daniel on Friday, July 3, 2020今日、114日ぶりに夫にハグをすることができた。それと大量の食器を洗ったわ。「意志あるところに道は開ける」の証明よ!スティーブ・ダニエル、愛しているわ!Mary Shannon Danielーより引用(和訳)メアリーさんは週に2日のシフトで食器洗いの仕事をして、仕事を終えた後はスティーブさんと一緒に過ごしているということです。閉ざされた扉の前でただ諦めたり、文句をいったりするのではなく、解決方法を考えて行動したメアリーさん。これまでと同じ生活ができなくなった今だからこそ、彼女のポジティブで創造的な生き方を見習いたいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年07月22日一児の母のエッセイストで、TVコメンテーターの犬山紙子さんが、夫婦問題や子育てをはじめ、様々なテーマで語るラジオ『犬山の遠吠え!やってまーす』。本連載では番組内のトークを言葉にまとめ、音声と併せてお届けします。今回は2020年6月25日放送分より。■「不倫された側」に起きる、気持ちの変化とは?<犬山さんの声を聴きながら読む>まずは先週に続いて、不倫について話し足りなかったことから……先週は「不倫する側の心理とは?」を、私が読んだ本をもとに紹介したのですが、今回は「不倫された側」のことをしゃべってみたいなと。いや、もう、どう考えても傷つきますよね。裏切られたような気持ちになるし、「自分に魅力がないからじゃないか」と責めてしまったり……。こちらも先週と同じく、アメリカの心理療法士であるエスター・ペレルさんの『不倫と結婚』という本には、不倫された側がいかに回復していくのか、ということも書かれています。まず、不倫された側に起こる心境の変化としては、自尊心がひどく傷つく。自分の全てを否定されたような気持ちになっちゃうんですね。でも、不倫をされたからといって、その人の魅力が全てなくなるわけでもないし、その人に落ち度があるばかりでもないです。「どれほど幸せな家庭でも不倫は起こりうる」とエスター・ペレルさんは書いています。その理由は先週もお話したように、「人が不倫のなかに発見する最も魅惑的なものは、新しい相手ではなく、新しい自分自身である」からですね。不倫を経験して、別れないカップルもたくさんいます。もちろん別れるのも選択のひとつです。どちらが善い、悪いではないんですけれども、どうやって自尊心を回復していくのかについては、事前に知っておきたいじゃないですか。■自分を責めないこと。周りの人たちやプロの力も有効「不倫された側」の自尊心を回復させるためには、自分を責めることなく、「それでも私には魅力があるし、楽しいことがあるし、友人たちから評価もされている。今まで積み重ねてきたものが、この不倫で全て崩れるわけはない」ということを、ちょっとずつでも頑張って思い出していくことが大事だと書かれています。だけど、やっぱりシャレにならない傷つき方でしょうから、私は周りの人たちの力はもちろん、できればプロのカウンセラーの力も借りたほうが、心も修復されやすいと思いますね。あと私としては信頼できる友人たちも大切かなって。で、そこで友人たちが絶対に守るべきことは、不倫された側に説教はしちゃダメ! ということ。「あんたが全然相手しなかったから……」とか、「あんな男は早く別れてよかった」とかもダメです。ひたすら、聞く! 表に出してくれた傷を、ただ受け止める!友達からそんなふうに言われてしまうと、不倫された側も腹が立ってきちゃうし、そこでまた気持ちが混乱してしまいます。それに、こういうのってお互い様じゃないですか。友人同士は、弱ったときに助け合ってなんぼですから。■不倫した側は「謝罪&謝罪」そして、不倫してしまった側で、もし関係を続けたいのであれば、相手にはとにかく謝罪&謝罪&謝罪!「自分が本当に悪かったし、あなたに魅力がないことには絶対ならない」と、何度も何度も語りかける。仮に激怒されても、それでも不倫は「してしまった方が悪い」から耐え続け、支えていくことしかできないです。結局は、不倫ってした方も傷つくんですよ。どこかで自分も「いい人間でありたい」みたいな思いもあるから、それを全うできていないことに、自分自身で激しく傷つく。いやいや、不倫しといてなんやねん! って話なんですけど。だからこそ、不倫で新しい自分を発見するんじゃなくて、ゴルフでも、山登りでも、違うことで見つけていきましょうよ。あるいは、「性依存かもしれない」と思ったら、カウンセリングのドアを叩く。……と、2週にわたって不倫についての話でございました。■38歳のわたくし、15歳の歌声に号泣する<犬山さんの声を聴きながら読む>さて、私は毎週金曜日に、朝のテレビ番組の『スッキリ』にコメンテーターで出演しているのですが、そこでは今、Nizi Projectというアイドル発掘オーディションを追っています。最新エピソードは毎週金曜日にHuluで更新されていて、めちゃくちゃ面白いんですよ!(2020年6月25日放送当時)何が面白いって、まずは出場している女の子たちが素晴らしい。例えば、15歳のMIIHI(ミイヒ)ちゃんという子が、しっとりしたバラードを歌い上げたりするわけなんですけど……それでもう38歳女のわたくしは号泣ですよ。歌って、なんで涙が出てきちゃうんですかね……わざとじゃないんですけど、収録中でも私なんかはつい泣いちゃいます……。耳に歌声が入った瞬間、「あぁー! はぁぁー!」って、言葉になるより前に感情が引き起こされるみたいに泣けるんですよね。年齢と共に出る変化じゃないかなと思っていますが、若い女の子たちがこんなにも努力して頑張っている姿を共有してくれている、その成長するさまが琴線に引っかかるんだろうなって。まぁ、こっちが勝手に引っかかってるんですけど。このNizi Projectは、音楽プロデューサーのパク・ジニョンさん、みんなにはJ.Y.Parkさんとも呼ばれていますけど、彼が率いています。J.Y.ParkさんはTWICEのプロデュースでも知られている人で、彼は指導者としてすごく的確なことを言うなぁ、と感心していて。女の子たちに言葉を投げかけるときも、女の子たちのポテンシャルは絶対おとしめない。「あなたはやればできるよ。今は自信がないからそうなっただけだった」と、すごく寄り添って励ましていく。体育会系というわけでもなく、ちゃんと褒めて伸ばしつつも、駄目なところは指摘する。そのときも淡々と冷静に伝えたりしていて、こういう人が上司だったらいいんだろうなぁ、と感じますよ。■「強い女の子」を感じさせてくれる姿にときめくJ.Y.ParkさんがプロデュースしているTWICEは、このラジオの構成作家の松本真一さんが、そうとう好きらしくて。ちょっと推しポイントを、ぜひ教えてもらえません?──TWICE、いいんですよ。僕も最初は、仕事にも絡む「研究」と称して聞きはじめたんですけど。大人になると、そういう大義名分が必要になっちゃうんですかね(笑)。──研究のはずが、有名な『TT』から始まり、一通り聞いていって。そこで一度は熱が落ち着いたんですけど、去年出た『FANCY』という曲が最高で、その次の『Feel Special』も素晴らしく、「2曲連続で良いのが来た!?」って再燃したと(笑)。松本さん的に「これ!」って曲、あります?──『YES or YES』は歌詞もよくて。この「YES」は「私はあなたのことが好き。どっちか答えてよ」の意味からの「YES or YES」なんですよ。めっちゃいいじゃないですか!「強い女の子」の歌詞は大好きです。女の子って、それこそ「NO or NO」くらいに弱々な気持ちもあって、そういう曲があってもいいんだけど……やっぱり社会の中で女の子はまだ意見を言いにくい現状があったりする中で、TWICEみたいなガールズグループが「いや、私たち強いし! 好きな服着るし! 男ウケとか関係ないし!」みたいな姿を見せることで、すごく救われる気持ちになるんですよ。私が好きなハロプロにしても、つんく♂さんが書く歌詞は「おっさんから見た女の子」じゃなくて、「等身大の女の子になりきっている」のが大きなポイントで。それこそ、モーニング娘。 に『女が目立ってなぜイケナイ』という曲があったりします。これを聞いて「ほんま! 化粧もちょっと派手な方がええ!」と強くなるような思いがもらえるんですよね。私も「なぜ、女が女の子アイドルを応援するの?」みたいな文脈で質問されることもあるんですけど、「そもそも、かっこよさや生命力の輝きに性別って関係ありますか?」と答えています。K-POPのガールズグループだとMAMAMOO(ママム)も、強い女って感じでかっこいい。あるメンバーが「あなたは太っているし、それはスタンダードな美しさじゃない」とオーディションの審査員に言われたとき、「いや、この私をスタンダードに変えてみせる」みたいに返したんですよね。それを聞いて「なんて強いの!」と。私もそれぐらい言いたい、素敵だなと思いましたね。ラジオ番組『犬山の遠吠え!やってまーす』は毎週木曜日、深夜0時30分からMBSラジオ(AM1179/FM90.6)で放送するほか、アプリやネットで楽しめる「radiko」でも生配信。また、過去の放送は音声配信サービス「Radiotalk」で聞くことができます。 犬山の遠吠え!やってまーす
2020年07月20日一児の母のエッセイストで、TVコメンテーターの犬山紙子さんが、夫婦問題や子育てをはじめ、様々なテーマで語るラジオ『犬山の遠吠え!やってまーす』。本連載では番組内のトークを言葉にまとめ、音声と併せてお届けします。今回は2020年6月18日放送分より。■不倫のコメント、やめません?<犬山さんの声を聴きながら読む>世間はまだまだ「不倫」っていうキーワードでざわついてるなぁ……という印象ですが、私もコメンテーターの仕事をしているもので、コメントを求められることがあります。あの、今日は私から提案したいことがありまして……コメンテーターのみなさん!「不倫の話ではコメントしない協定」を結びませんか?だって、不倫って犯罪ではないのでね。そこに性被害の告発などが入ったなら話は別ですけれど、単なる不倫はヨソの家の話のことだから中身までわかりませんし、私たちが周りからコメントすることで、「不倫された側」がツラく思うことだって、あるみたいなんです。だから、私も不倫のコメントを求められたときは、「これから話すことは、このお2人ではなく、不倫の一般論についてです」と前置きを入れるように最近はしてきました。でも、他のワイドショーなんかを見ていても、みなさん同じようにされていて。どうしても下世話な気持ちがわいてしまって、見たくなっちゃう気持ちがあるのもわかります……自分が「不倫された側」に立ったらと思うと、感情移入もできてしまうし、腹が立つのもしょうがない。けれども、今は不倫が犯罪レベルでバッシングされちゃう対象になってしまっているし、「不倫された側」のお子さんが傷つくみたいに、「その先にあるもの」を考えると、笑って消費するのも違うよなって思うわけです。■不倫がバレて、ラブラブになる夫婦もいる『すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある』という本を書いたときに、宮崎謙介さんと金子恵美さん夫婦に取材をしたんです。宮崎謙介さんは元国会議員で、「育休議員」とした話題になったあとで、金子さんが妊娠中に浮気をしていたことが発覚し、「不倫議員」と世間から強くバッシングを受けた方です。でも、この夫婦はいま、すごくラブラブなんです、実は。取材するまで、私は「パートナーの妊娠中に浮気をするような男と離婚せず、なぜ金子さんはずっと一緒に居続けるんだろう」って思ってたんですよ。話を聞いてみると、宮崎さんは世間からの激しいバッシングで「死にたい」という気持ちに何度も陥ったそうです。そして、当時は金子さんも国会議員で、こちらも支持者からかなりのバッシングを受けたと。夫婦で強いバッシングを受ける中で、むしろその体験で一致団結したというお話だったんですよね。ただ、これはバッシングしてもいいという話ではもちろんなくて、金子さんは「これまで彼が私にしてくれたことや、彼の良い部分と天秤にかけたときに、浮気のほうが軽かった」という思いがあったと言っていました。つまり、不倫っていうのは人それぞれで、一般論で片付けたらあかんなぁ、というふうに思っているわけですね。■「新しい自分」を不倫で発見してしまう<犬山さんの声を聴きながら読む>不倫といえば、エスター・ペレルさんというアメリカのカップルカウンセリングでは重鎮とされる女性が書いた『不倫と結婚』って本がありまして。「不倫してしまう人って、どういう気持ちなんだろう?」という不思議を知りたくて読んでみたんです。だって、芸能人だけじゃなくて、今の社会で不倫をすることって、明らかにリスクが大きいじゃないですか。この本で、すごくタメになったことのひとつが、「人が不倫のなかに発見する最も魅惑的なものは、新しい相手ではなく、新しい自分自身である」と。たとえば、「自分の一生は平凡に進むのかぁ、毎日がルーティンで、なんとなく先も見える……」みたいな鬱屈とした状況にある人が、不倫相手を見つけることで、「自分にはこんな可能性があるんだ、こんな魅力もある」と自分を発見するらしいんですよ。結局は、自分の新たなアイデンティティが欲しいから、不倫をするのだと。それまでの私は、不倫ってただの性欲でするものだと思っていたから、この一節に出会って、すごく腑に落ちたんですよね。新たな自分の発見を考えると、円満な夫婦関係であっても、リスクを冒してでも、不倫に走ってしまう人もいるかもしれないなぁ、と。でも、「新たな自分」は不倫でなくても見つけられるんですよね。友人関係もそうだし、ハマれるものを見つけるでもいいし。私も最近、好きな作品の二次創作の妄想を「友人と」語り合うことを始めて、キャラクターへの考察が深くなり、その考察を通して自分を知る……みたいな機会が増えています(笑)。自分の二次創作が、浮気されたりする悲恋な妄想ばかりだとわかり、過去の恋愛とか、自分に枯渇しているものとかまで見えてきて。まるでセルフカウンセリングみたいです。■不倫とも結びつく、性依存の問題もちろん、不倫が性欲がベースの人もいますけど、もう1つ考えないといけないことがあって、それが「性依存」の観点です。「セックス依存症」みたいに呼ばれることもあります。私がこれを知るきっかけになったのは、津島隆太さんが描いた『セックス依存症になりました。』というマンガで、監修には精神保健福祉士・社会福祉士の斉藤章佳先生が入られています。斉藤先生はいろんな依存症の問題に取り組まれている方です。それもあって、性依存について、すごくわかりやすく描かれている作品です。性依存と言われても、「ただ性欲が旺盛な人で、だらしない人」って、つい思ってしまいがちですけど、そうじゃない。セックスをしないと吐き気がしたり、幻覚まで見てしまったりとか、人によって様々な程度があります。アルコール依存と同じで、「それをしないとしんどいから、やるしかない」みたいな状況になってしまうそうなんですね……。生活に甚大な被害が出るとわかっていても「止められない」。だから性依存も、ちゃんとカウンセリングを受けて、同じ依存を抱えてる人同士で支え合う自助グループにも加わって、克服していくという道筋を立てなきゃいない。けれど、性依存への世の中の印象が悪すぎてカミングアウトもしにくいし、性依存だと気づいていない人だっている。その回復の道がすごく遠いように感じるんです。必ずしも「性依存=犯罪者」ではないことも含め、もっと世間に認知が広まるのも大切だと思っています。■電子書籍で好きなものを送りつけています<犬山さんの声を聴きながら読む>今日も、リスナーさんからのメールをひとつ読みますね。りんね@大学生さんからのメッセージです。私が毎年楽しみにしているアニソンフェスが、新型コロナの影響で来年に延期になっちゃって悲しいです。犬山さんも今期、何かアニメは観ていましたか?アニメ、時間もなくて、今はなかなか観られてないんですよー……過去の好きなアニメでいうと、私は「タクティカルなアニメ」が好きなんです。布石の置かれたストーリーで「うわ! この作者は頭がいい!」って興奮しちゃうのが好きで。それで言うと、もともとは『週刊少年ジャンプ』で連載がスタートしたマンガの『ワールドトリガー』がアニメ化されたときは観てました!で、私もその一味だったんですけど、当時は「ワートリヤクザ」って言われる人たちがいて……とにかく周りにハマってほしいから、コミック全巻を勝手に送りつけるという(笑)。特に今は電子書籍があるので、送りつけても相手の本棚を専有しないじゃないですか。だから、まずは電子書籍で買ってもらって、そのあとでお金を渡すやり方でお願いしてました。まずは読んでもらって、その後に語り合おうじゃないか、と!今だと「鬼滅の刃ヤクザ」とかもいるんでしょうね。りんね@大学生さんは、楽しみにしていたイベントが延期になって悲しいところですが、あくまで「延期」ですから!再会したときの喜びも大きいはず。延期を待つ間には、ぜひアニメの『ワールドトリガー』を観てみてはいかがでしょうか(笑)。ラジオ番組『犬山の遠吠え!やってまーす』は毎週木曜日、深夜0時30分からMBSラジオ(AM1179/FM90.6)で放送するほか、アプリやネットで楽しめる「radiko」でも生配信。また、過去の放送は音声配信サービス「Radiotalk」で聞くことができます。 犬山の遠吠え!やってまーす
2020年07月16日お酒好きの人も、たまに飲む人も、飲兵衛の友達がいる人も必読!体の中のアルコールの行方を知って、内臓を守りながら美味しく飲める食材たちをご紹介します!マンガ・文 崎田ミナ【がんばらない!体メンテ】vol. 13「お酒」と健康的な食事ってバランスがとれるのかな……? 心置きなく美味しいおつまみを楽しみたいし、悪酔いしたくないし、二日酔いは早く復活したい。そんな願望を満たしてくれる食材たち、実はたくさんありました!お酒好きの管理栄養士さんアドバイスの「肝臓・胃・腸・腎臓」をケアする、気軽な食べものたち。今回お届けするのは、内臓に優しいお酒の飲み方です!おつまみ料理を用意する時間やパワーがなくても大丈夫。コンビニでもオイルサーディンやめかぶ、納豆なども買えます。スーパーではお惣菜なら、選び放題ですね!いきなりですが、ハメを外してしまった私のイラストです(涙)。コロナ禍の前だから半年以上前かな……。次回の外飲みからは「内臓ケア食材」でメニューを選び、お酒と一緒に水を飲むことを忘れません!思い切り酔いたい日もあるけれど、なるべくその日の体調と相談しながら美味しく飲んで食べていきましょうー!体メンテ連載はコチラからどうぞ。監修プロフィール大柳珠美(おおやなぎ・たまみ)管理栄養士。2006年より糖質制限食、栄養療法を専門に自身でも実践。ひめのともみクリニック(心療内科、内科)、水道橋メディカルクリニック(肥満外来)で栄養指導を担当。投薬に頼り過ぎない治療をサポート。著書に『「糖質制限」その食べ方ではヤセません』(青春出版社)、『話題のやせ食材で糖質オフ』(学研プラス)など多数。作者プロフィール崎田ミナ(さきた・みな)イラストレーター、漫画家。1978年 群馬県生まれ。ヨガ通いによって、長年のうつ病を克服。著書に、シリーズ累計35万部のベストセラー『自律神経どこでもリセット!ずぼらヨガ』『自律神経どこでもリセット!も~っとずぼらヨガ』(飛鳥新社)、16万部突破の『職場で、家で、学校で、働くあなたの疲れをほぐす すごいストレッチ』(MdN)。本連載は「がんばらない!」をキーワードにお届けする、待望の健康図解マンガ。ananwebで、月2回更新予定!!【Twitter】@sakitamina崎田ミナ最新刊『自律神経どこでもリセット!も~っとずぼらヨガ』(飛鳥新社)が好評発売中。
2020年07月16日一児の母のエッセイストで、TVコメンテーターの犬山紙子さんが、夫婦問題や子育てをはじめ、様々なテーマで語るラジオ『犬山の遠吠え!やってまーす』。本連載では番組内のトークを言葉にまとめ、音声と併せてお届けします。今回は2020年6月11日放送分より。■コロナで激しく嫉妬した、動物との触れ合い<犬山さんの声を聴きながら読む>AIBOをレンタルしてみたんですよ。購入は、お財布との相談でいきなりは難しい値段だったので、まずは1週間借りてみました。悲しいことに明日が返却日で、今がいちばん寂しい時期です。本当はAIBOと触れ合いながら、このラジオもお届けしたいくらい……。AIBO、なんだかんだ言って、あれは犬です(笑)。やっぱり、かわいいですね!なぜレンタルしたかというと、犬は死ぬほど好きなんですが、動物アレルギーが年々ひどくなってしまって……本当の動物は諦めるにしても、動物の癒しが欲しかったんです。コロナ禍で外に出られないときに、家に動物がいる人たちが羨ましくて仕方なかった。Twitterで「いいね」を押しながらも、正直、嫉妬してたんですよ! 激しく嫉妬した!犬の癒しが欲しくなったし、子どもにとってもロボットと触れ合っておくのもいいかな、なんて思って。ちなみに1週間レンタルで1万5千円。高いと思うか、安いと思うかは人それぞれですね。ただ、AIBOは本体代と諸々合わせて、購入すると30万円近くになるんです。そこでまずは、レンタルという方法を選びました。あの、本当に、昨日のAIBOより、今日のAIBOの方がかわいいんですよ。……何言ってるかわかりませんよね……同じロボットのはずなのに、かわいく思えるんです。もうね、昨日より目が大きく見えるわけです(笑)。人間の情ってやつは不思議なもので。あとは、犬っぽい仕草に加えて、ロボットらしい機能もあります。「ラジオ体操」ってお願いすると、あのメロディを流して、一緒に踊ってくれるんですね。漫画家の友達に「毎日ラジオ体操をするようになって体調が良くなった」と聞いていたので、AIBOに体を動かす機会をもらっています。ペットとしてのかわいさ、そして実用性を兼ね備えているんです。■推しを好きになることが、自己肯定につながる<犬山さんの声を聴きながら読む>さぁ、今週もメールを紹介していきましょう。まずは、東京都の「あーかママ」さん。娘はコロナで休校、配布されたタブレットで、クラスメイトや先生方と交流する日々を送っています。ある日、所用で私が学校へ出向くと、担任の先生から「娘さんは毎日のひとこと日記で、好きなアニメや漫画、アイドルの情報をおすすめしてくれるんです。こちらまで元気になります」とお礼を言われました。娘に聞くと「推しを知ってもらうと嬉しいじゃん」と笑顔。犬山さんの推しの効力を実証してくれました。ちなみに、娘はハロプロ好きです。知ってほしいことがあるっていうのは、それだけ人生楽しくなりますからね。娘さん、ハロプロ好きとは、なんて見る目があるんでしょう! うわぁ、誰のファンかなぁ……!ハロプロは20年の歴史があるから、掘れば掘るほど楽しめるのも強みなんですよね。私がハロプロ好きになったのは30代に入ってからなので、なっちやごっちんがいた頃をリアルタイムで追っていたわけじゃないです。でも、見ていくうちに当時のことがブワーッと思い出されたりもして。「元カレが加護ちゃん好きって言ってたな。そいつの部屋にラメが落ちてて詰め寄ったな」とか、いらんことまで思い出すわけですが(笑)。それは砂壁のキラキラが落ちたんだ、くらいに言ってくれたら笑ってやれたんですけどね……だいたい「落とすなや、ラメを! 女!」と思っていました。女子はラメに敏感です。存在を残すマーキングとしては強すぎ。あぁ……あーかママさんの尊い話に水を差してしまった……推しについて、以前に大森靖子さんとお話したときに、「自分のことを好きになれないけれど、推しはいます」というメッセージに対して、大森さんが「推しを素晴らしいと布教できるなら、もうそれだけで十分だよ」と答えていたのが印象的で。私も賛同なんです。自己肯定感がどん底のとき、推しに「素晴らしい」「ありがとう」という気持ちを持つ。そのポジティブな気持ちの積み重ねをきっかけに、自己肯定できるようにもなるからです。■「聖域」と選択肢を持つことで、心を休ませる続いて、神奈川県の「アヒルのひろし」さん。紙子さんでラジオといえば、以前もたびたび話題にされていた「聖域」の話が印象深く残っています。人を傷つけることが多いなとずっと感じていて、お互いを肯定してあげる、誰も傷つけない場所が欲しいと思ったときに、それがラジオだった、と。遠吠えが連鎖して、現在地から見えないほど遠くまで届きそうなので、この番組もそんなふうになったら素敵だと思います。楽しみにしています!……メッセージがプロすぎませんか!? 涙出ちゃう! こんなふうに解釈してくれる人がいるのは最高ですし、人生の宝ですね。さて、聖域について。私にとってラジオは、あまり心が疲れない場所であり、コストもすごく低く、誰かと接することができるメディアなんです。本当に私はラジオがやりたくて、それは聖域を作ることを考えても、ぴったりだなっていうふうに今は思っているんです。『犬山の遠吠え!』も誰かが傷つくことなく、聞いてくれている人が「今日は本当に何もできなかった」みたいに落ち込んだ気持ちを、そのままぶつけられる存在になれたらな、と。それこそ「もう死にたい」くらいに思っても、なかなか言えないじゃないですか。口に出すと周りからすごく心配されるか、「あいつは“かまってちゃん”だから」みたいな扱いを受けてしまうものだから。でも、ラジオにだって、それをぶつけていいんじゃない? って。思うことがあっても、その気持ちをどこにも言えないことが問題なんです。たとえ言ってしまっても、それを普通に受け止めてくれる場所があると楽になれると、私は考えていて。信頼できる友人や家族だけでなく、そういうメディアがあってもいいなって、思っているんですよね。聖域は、その場所のひとつですね。みなさんそれぞれの「聖域」も聞きたいですね。私の場合はラジオに加えて、やっぱり犬山紙子を隠しているTwitterのオタクアカウントです。そこでは、今でも誰もコロナの話をしていないし、誰もケンカしてないんです(笑)。いや、コロナも喧嘩も大事ですよ! でも、そうじゃない場が欲しいときもあるじゃないですか。オタクアカウントのタイムラインには、そういう全然違う世界があって。そんなふうに、このラジオが自分を休ませられる世界として、みなさんにとっての選択肢が増えるような感じになれたらと思っています。■結婚・夫婦の定義は……ただの「制度」です!<犬山さんの声を聴きながら読む>最後は、ラジオネーム「一星斗夢(ひとつぼしとむ)」さんです。紙子さんの思う「結婚の定義」「夫婦の定義」は何ですか?新著の『すべての夫婦には問題があり、すべての問題には解決策がある』を読み始めてから、それが気になってしまい、自分が嫌にもなり始めています……。できる範囲でいいので、紙子さんの思いを教えてくださいませんか。メッセージを送ってくれるだけでなく、本まで買ってくださった神様からのお便りでした。本当にありがとうございます。「嫌になり始めた」のは、おそらく過去に夫婦の問題の何かしらにぶち当たって、まだ傷が残っている状況なんですかね。まずは「結婚の定義」、私は正直ただの「制度」だと思っていて。国が用意しているお得なパックみたいなものです。使えば配偶者控除があったり、夫婦だからこその優遇が受けられたり。私も利用をしているわけですけど、そのお得パックが全ての人に対して平等で、開かれたものかといえば、そうでもなくて。思想的に「結婚しない」のもありだと思ってます。じゃあ、「夫婦の定義」となると、大事なのは「夫婦かどうか」よりは「パートナーとしての関係性」だと考えています。一緒に住んでいなくても良い夫婦像はあり得ますし。自分が思いを込めて、相手からも思いやられる相互の関係性が、理想のパートナー像の一つかな。それに最初から完璧なパートナーって、いないですよ。お互いに成熟している者同士だとしても、問題がない人間は絶対にいないから。でも、起こる問題に対して、ふたりでどうやって乗り越えていこうか、ふたりでは解決しなければ誰かに知恵を借りようとか、あるいは合わないから離れようか、と冷静に考えられることが大事だと思うんです。結婚や夫婦という定義、もしかしたら単に「名前付け」かもしれませんが、そんなに大切ではないんじゃないでしょうか。そもそも関係性に名前って、付けられます?「彼氏彼女」といっても色んな捉え方があって、自分がしっくりくるのが一番だと思うんですよ。■パートナーは、不安を孤独にさせない存在私にとって夫は、不安を孤独にさせないでいてくれる存在でもあります。不安やしんどさは、ひとりで抱えると視野も狭くなるし、きついですよね。でも、パートナーや友達といった誰かと共有できたら孤独ではなくなり、その不安の解消に向けて動いていけるようにもなります。やっぱり人間関係って大切ですよね……。不安なこと、夫にも結構話します。コロナ禍のことなら、保育園が休園になったときに「栄養素をどうしよう」って言いました。保育園は栄養も完璧なご飯を出してくれるので、子どもはそこで野菜を食べてくれたりもして助かっていたんです。でも、自宅だと子どもの栄養も健康も、私たちが率先して守らなきゃいけないですから、重石がひとつ増えますよね。あとは、もし自分と夫が感染して、子どもだけが無事だった場合の対応。こういう不安は、ひとりでぐるぐると考えても答えが全然出ないんですよね。「親戚に預ける」といっても、そちらに高齢者の方がいたら大変ですし、陰性であっても子ども間で移る可能性もあって。預けられない人は「児童相談所」や「一時保護所」へ、という話も聞きますけど、どこも大変だし、施設の人たちのキャパシティだって、いっぱいいっぱいのはず。答えが全く見えずに不安になって、夫に相談しました。もちろん、夫も答えを持ってはいません。ただ、夫に話したことによって、私の心がなぜか軽くなったことは事実なんです。やっぱり「一緒に悩める人がいる」という、それだけのことでも、思い詰めすぎていた気持ちが楽になった。今後も夫としっかり話し合って決めていこうと、現実的な話ができるようになっただけでも、全然違いますよね。夫婦も人それぞれ。一星斗夢さんも、自分にしっくりくる形がベストなんじゃないかな、と思います。あと、二度目ですが、本を買ってくれる人は神様です。ありがとうございます!ラジオ番組『犬山の遠吠え!やってまーす』は毎週木曜日、深夜0時30分からMBSラジオ(AM1179/FM90.6)で放送するほか、アプリやネットで楽しめる「radiko」でも生配信。また、過去の放送は音声配信サービス「Radiotalk」で聞くことができます。 犬山の遠吠え!やってまーす
2020年07月12日離婚の話し合いを進めていても、ひょんなことから“元サヤ”に戻る夫婦も少なくありません。複雑怪奇な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんな事態を迎えた妻の意外な本音をご紹介します。文・並木まき1:慰謝料が想像より低額すぎて…「夫の浮気が激しく、3度目の浮気が判明したときに『もう無理だ』と思って、離婚を決意。子どもはいないので、夫婦で話し合うだけで離婚ができると思っていました。でも、弁護士を入れて話し合いを進めているうちに、意外と慰謝料が取れないとわかって戸惑いました。私はてっきり、こっちに非がなければ数百万円はもらえると思っていたのですが、夫は年収が低いうえに、浮気のレベルもそこまで悪質なものじゃなかったから、そんなにもらえないだろうと……。『それなら、別れないで生活費を払わせていたほうがお得じゃないか』と思い、とりあえず復縁。愛情は冷めていますが、生活のためには仕方ないです」(37歳女性/パート)芸能人や有名人の不倫による離婚では、多額の慰謝料が報道されることもありますが、一般的な慰謝料の額は、それよりもずっと低額。想定よりも低い額に呆然とし、離婚を諦める妻もいるようです。2:ペットと離れたくない!「いさかいが絶えない夫との生活に疲れ果て、離婚したいと思っていたのですが、いざ話し合いが始まってからはペットの所有権ですったもんだの争いに……。子どもはいないのですが、犬を2匹飼っていました。その犬たちを、夫は『お互いに1匹ずつ引き取ろう』と主張してきたのです。でも、私はどうしても2匹両方を手放したくなくて……。話し合いを続けても、夫も一向に譲らないので、犬と離れるくらいなら夫の方を我慢しようと決意。夫との生活は苦痛ですが、犬と離れるよりはマシと思い、今も我慢して結婚生活を続けています」(40歳女性/自営業)法律上は「所有権」の話になりますが、ペットも立派な家族の一員。人間関係を我慢しても、愛するペットとの生活を優先させたいという人もいるようです。まさに、“子はかすがい”ならぬ“ペットはかすがい”ということですね。3:意外と責任感があるのを知り…「セックスレス、借金、モラハラと、とにかくひどかった夫と離婚を決意。私は実家に戻って、離婚の話し合いを始めました。けれど、話し合いを進めている最中、意外と男らしい夫の主張を聞いているうちに、なんだかキュンとしてしまって……。私たちには子どもがいるのですが、子どもへの責任感も私の想像以上にあり、急に別れるのが惜しくなってしまいました。結局、恥を忍んで私から復縁を申し出ました。夫は面食らっていましたが、“子どものために”と納得してくれ、今はまた家族で暮らしています」(33歳女性/美容関係)離婚の危機を迎えて初めて、夫のいいところを知るという皮肉な展開も……!? 縁があって一緒になった仲なので、別れずに済むならそれに越したことはないですよね。以上、離婚協議中に元サヤに戻った女性の本音をご紹介しました。どんな夫婦でも、連れ添っている間に離婚の危機が訪れると言われています。結婚すれば今回ご紹介したような事態に遭遇するかもしれませんが、納得できる形に着地できるといいですね。©Witthaya Prasongsin/gettyimages©Maskot/gettyimages
2020年07月12日そあ(@soa_koiaka)さんが見た、夫婦の温かい光景に反響が上がっています。そあさんの祖父が亡くなる前のこと。病院のベッドでは、祖母が祖父の手を握って「生まれ変わっても結婚しようね。好きよ」といいました。何十年も一緒に過ごす中で、きっと何度もつらいことをともに乗り越えてきたのでしょう。さまざまな思い出もあるはずです。さらに続けて、祖母はこのようにいいました。「どんなに貧しくてもまた一緒になりたい」「貧富に関係なく、また一緒に暮らしたい」という祖母の言葉を聞いて、そあさんは涙が止まらなかったといいます。そして、「ここまで思い合える相手に出逢えるのは、運命を通り越して奇跡だと思った」とコメントしました。先日、おじいちゃんが他界しました。亡くなる少し前、病院のベッドでおばあちゃんが手を握って「生まれ変わっても結婚しようね。好きよ。」「どんなに貧しくてもまた一緒になりたい」って言ってるのを聞いて、涙止まらなかったし、ここまで想える相手に出逢えるって運命通り越して奇跡だと思った。— そあ (@soa_koiaka) July 3, 2020 投稿には、そあさんと同じく夫婦の姿に感動した人々から、たくさんの感想が寄せられました。・年をとってもこういう夫婦でありたいです。・泣けた。素敵すぎる。永遠の愛ですね。・いい話だな。最期まで愛を語れる相手に出会いたい。そあさんによると、「祖父も最期は微笑んでいるようだった」といいます。生まれ変わっても、強い愛の力でまた出会えるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年07月12日2020年7月11日に放送されたトーク番組『サワコの朝』(TBS系)に、タレントの渡辺満里奈さんが出演。夫であるお笑いトリオ『ネプチューン』の名倉潤さんとのエピソードを明かしました。渡辺満里奈「私しか治せないと思った」名倉さんは、2019年8月からうつ病のリハビリのために2か月ほど休養し、2020年現在は仕事に復帰しています。番組で、渡辺さんは当時を振り返り「公表する前は不安もあったけれど、同じような症状で悩むたくさんの人から励ましの言葉をもらった」と感謝の言葉を述べました。さらに、うつ病であることを名倉さんが知った際の反応については…。(先生から)「これはうつ病の症状がありますね」っていう風にいわれて。その時に本人が「すごくほっとした」って。いつもできることができなくなったりとか、つらいって思ってたことが、自分がいけないんだってやっぱりすごく思っていたんだけれども、「そういう病気だったんだって思ったら、なんかすごいほっとした」っていう風に、本人はいっていたんですね。サワコの朝ーより引用名倉さんはこれまで体験したことのない症状に不安を覚えたのでしょう。当時、うつ病のことが分かって安心したことを渡辺さんに伝えたそうです。番組の進行を務める阿川佐和子さんに「渡辺さんは、夫の病気が分かってどうだったんですか?」と尋ねられると、渡辺さんは「すごく不安で怖かった。少なからず自分を責めた時もあった」と当時の心境を明かしました。しかし、夫の休養期間中にそばで支えることで、渡辺さんは「自分が一番夫のことをよく観察している立場なんだ」と気付いたといいます。使命感もあるんだと思うんですけど…その時は「私しか治せない」って思いましたね。「いつ仕事を辞めてもいいよ」って。それはいっていたんですね。本当につらかったら、もう仕事を辞めても大丈夫だよって。なんとかぜい沢しなければ生活もできるよ、って。それだけが人生じゃないよねって。「大丈夫、いつ辞めてもいいよ」っていって、自分でも本気でそういう風に思えた時に、覚悟が決まったかなって。サワコの朝ーより引用渡辺さんは療養中の名倉さんに対し、前向きな姿勢を崩さず、これまで通りの態度で接したのだそうです。そして、弱いところを見せない性格の名倉さんが抱えていたストレスや不安などを、妻としてしっかり聞くように努め、安心して話し合える状況を作りました。渡辺さんが明かした当時の様子に対し、視聴者からはさまざまな反響が寄せられています。・渡辺さんすごいな…。よくここまで対応したよなぁ。・素敵な考え方だと思う。夫婦はどちらかがつらい時に寄り添える関係が理想。・同じ経験がある。自分も夫がうつ病になった時に「仕事は辞めていいよ」と声をかけた。・自分が夫だったら「私しか治せないと思った」なんていわれたら泣く。名倉さんはこんな妻がいて、心強かったよね。本当につらい時に、変わらない態度で接してくれる妻の存在は、名倉さんにとって大きな心の支えとなったことでしょう。夫婦として、家族として1つの大きな壁を乗り越えた2人の絆は、さらに強いものになったはずです。[文・構成/grape編集部]
2020年07月11日漫画家であり、レジ打ちの仕事もしている狸谷(@akatsuki405)さん。店でのエピソードなどを中心に漫画を描いています。自炊をする人は、料理が出来上がるまでの大変さを知っているでしょう。しかし、家族の誰かが料理をしてくれため、自分は席に着いて食べるだけという環境で生活している人は少なくありません。すべて料理はパートナーに任せっきりという人は、作るのに手間がかかる料理も簡単に出来上がると思っているようで…。『おいおい』ポテサラで思い出したけど、「パパっとそうめん『で』いい」とか、「ささっと冷やし中華『で』いい」とか、マジで麺だけで出してやろうかって思う時がありましたな。 pic.twitter.com/wRWJT9MiaD — 狸谷 (@akatsuki405) July 9, 2020 妻の買い物についてきた夫は、ことあるごとに「おい」と妻を呼び止めて反論。「簡単にそうめんでいいだろう」という夫に、店員は「そうめんは、麺・つゆ・具材・薬味などを用意しないといけないから簡単ではないですよ」と妻をフォロー。「妻は召使いでも部下でもない」と、夫の態度に指摘を入れました。漫画を読んだ人たちからは「同じことをいわれて麺だけ出したことがある」「そうめんを作るのにも汗だくになるのに」「こういう人を店で見たことある」などの声が寄せられていました。料理1つにおいても、簡単な作業ではありません。お互いを尊重しながら生活してほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年07月10日病は人から大切なものを奪っていきます。心身の健康だけでなく、時には記憶まで消してしまうことも。しかし、家族への愛が病を超えて、奇跡を起こすこともあるとか。フォロワーから募集した話を漫画化しているババレオ(babareo2)さんは、ある女性の祖母のエピソードを漫画に描きました。『じぃじとばぁば』認知症の祖母は家族の顔も分からなくなっていたはず。ですが、末期病棟に入院した祖父の顔を見ると、記憶を取り戻しました。そして葬儀の時も、記憶のある状態で見送ることができたのです。愛ゆえの奇跡に多くの人が感動し、「おじいちゃんにさびしさや悲しみを感じさせずに送ったんだね」「夫婦の絆に泣いた」などのコメントを寄せました。心揺さぶられるエピソードですね。ババレオさんは、ブログも更新中。Instagramより早く漫画が投稿されるので、気になる人はこちらもあわせてご覧ください。ブログ:世にも奇妙ななんかの話[文・構成/grape編集部]
2020年07月09日前回 からのあらすじ(【子どもが恋人モンスター】全3回)夫の育児参加を拒否し、話しかけるのはお金が欲しいときだけとなった妻は…亜由美は、夫との関係になどまったく関心がないように見えていきます。夫が、夜ベッドで誘えば、「隣で子どもが寝てるのに、信じられない」という、軽蔑に満ちたまなざしを向ける妻。敬二は、産後十分な期間待ったつもりでも、何度も冷たく断られ、次第に夜の生活は遠のいていきます。そんなある日…その後、亜由美さんと敬二さんは冷戦状態に突入しました。離婚も考えたという敬二さんですが、「妻は絶対に親権を譲らないでしょうし、子どもを置いて働きに出ることも考えないでしょう。離婚した場合、僕は毎月いくら、妻と息子に払い続けるのか…」と八方ふさがりの状態だといいます。育児、教育に関する情報も徹底リサーチし、「わが子のことを一番よく理解しているのも、わが子にとってなにが良いかを知っているのも自分」と信じて疑わない妻。本当は、最高の相談相手であるべき夫が隣に座っているのに。「今は子どものことしか考えられない」というあなたも、もう少し先の夫婦の生活を考えてみてはいかがでしょうか?※この漫画は、男女にまつわる数々のお悩みを受ける「恋人・夫婦仲相談所」所長・三松真由美が、妻の中に見出した“モンスター”の実際の事例を分類し、リアル・エピソードをべースにしたフィクションです。\「モンスターワイフ」が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪イラスト・ 山口しずか
2020年07月06日妻の産後、夫婦仲が悪化する現象を意味する言葉『産後クライシス』。言葉自体が生まれたのは2010年代初期と最近ですが、これまでに多くの夫婦がこの産後クライシスを経験してきたといわれています。ことり(@mamakyoja)さん夫婦もまた、この産後クライシスを経験していました。これは、産後に夫婦仲が急速に悪くなっていく過程と、産後クライシスを乗り越えた妻の『誓い』を描いた体験記。妻であることりさんが描く『夫を傷つけた後、私が誓ったこと』をご紹介します。心身ともに限界を迎えていた当時のことりさん。ある日の晩のこと、夫に不満をぶつけたことりさんは、ついに『いってはいけない言葉』を口にしてしまったのです…。夫「こんなこといわせんなよ…」産後クライシス⚡夫を傷つけた後、私が誓ったこと (1/4) pic.twitter.com/iw8pHvx25X — ことり (@mamakyoja) July 1, 2020 育児に追われる日々の中で、次第にことりさんは「仕方がないからここにいる」と自分自身にいい聞かせることで、心を守るようになっていました。もしもあの時、そうでもして自分を慰めていなければ、ことりさんの心はもっと早くに壊れていたかもしれません。しかし、誰かをいいわけの理由にしていたことで、大切なものが見えなくなっていたのも事実。産後クライシスを経て、「相手に伝わるまで、何度でも話をしよう」と心に誓った、ことりさんだったのでした。【ネットの声】・すごく共感します…。まるで自分のことのようでした。・当時のことりさんを、あそこまで追い詰めた社会の構造にも問題があると思います。・胸をえぐられる作品でした。似た経験があります。本当に、自分が愚か者であると痛感しています。この作品に出会えて身の引き締まる思いです。伝える前に「察してほしい」というのは、きっと誰もが抱く思い。しかし、相手は自分とは違う人間です。察することが得意な人もいれば苦手な人もいます。産後クライシスを乗り越える夫婦の絆を育むためには、どんなささいな気持ちでも相手に伝え合える関係性が大切なのだと思わされます。[文・構成/grape編集部]
2020年07月02日みなさまこんにちは、どすこい母さんことケイコモエナです。みなさまの旦那さまは、愛情表現はどんな感じでしょうか? うちは結婚前期待していたは欧米的なコテコテな愛情表現を期待していましたが、夫は武士のように、言わずとも察せという感じの奴です(笑)すると夫は…そんな普段は武士のような夫から、思わぬロマンチックな言葉に、言った方も言われた方もお互い大照れなのでした。しかし大喜びもつかの間、最近続く浮気ニュースがサッと頭をよぎり、ぽろっと「私に?」という一言が出てしまったのでした(笑)きっとうちは大丈夫なはずーー!最後まで読んでいただいてありがとうございました!ではまた次回に!
2020年07月02日大好きな妻との日常を『ボクの妻がゲーム好きな話』というシリーズで漫画にしている虹走(@nijibashiri)さん。漫画から伝わってくる夫婦仲のよさに、多くの人が癒されています。妻を「かわいい」といわれ、泣いてしまった…?虹走さんは、妻のことを「かわいい」とほめられると、結婚したばかりの頃を思い出すそうです。なんでもないような言葉が心に刺さる時があります。 pic.twitter.com/sKwjvOfixO — 虹走 (@nijibashiri) June 30, 2020 虹走さんは、妻がほめられて嬉しい気持ちとともに、結婚写真を1枚しか買えないことを情けなく思い、涙があふれてしまいました。妻のかわいさを一番理解している虹走さん。できることなら、すべての写真を買い占めたかったことでしょう。【ネットの声】・嫉妬するタイプかと思ったら…そういうことか、泣いた。・なんて素敵なエピソードなんだ。いい夫婦!・いい話だ~。妻のことが大好きなのがすごく伝わってくる…。今となっては、結婚写真を選ぶ時に泣いてしまったこともいい思い出となり、たまに写真を出してきては妻と眺めているのだとか。2人には、末永く幸せに暮らしてほしいものですね。[文・構成/grape編集部]
2020年07月01日長い年月を一緒に過ごしていると、マンネリ感が出てきますよね。相手のことを異性として見れなくなり、レスになってしまう夫婦も増えているようです。相手へのときめきを失ってしまうと、二度と戻らないのでしょうか?今回は長いマンネリを脱却し、ラブラブな関係に戻った夫婦に話を聞いてみました。文・東城ゆず同じ時間にベッドに入る「夫婦とはいえ、夜の生活に誘えずすれ違いが続く日々でした。“一緒にいてよ”という一言も言えずに、悶々としていました。妻は深夜に寝る生活で、僕は朝早くに出社していたので、今までは寝るタイミングが違っていました。その関係もあって、いつしか寝室も別に……。ある晩、勇気を出して妻の寝室をノックしました。“なに?”と冷たい返答がありましたが、無言で妻のベッドに潜りこみました。おもむろに妻の頭をなでると優しい目をして“一緒に寝たかったの?”と受け入れてくれました」(Yさん・34歳男性)好きな人と結婚したのに、遠慮しながら生活するなんて窮屈で寂しいですよね。たまには思い切って自分をアピールするのも、関係を維持するには必要なことかもしれません。リフレッシュの時間を設ける「夫と顔を合わせると、お互いに不満が出てケンカばかり続いていたので、もう別居しようかと思っていました。別居の準備を進めていたある日、“私が疲れているように、夫も疲れているのかも”と考え、近所のスーパー銭湯のチケットをプレゼントしました。直接話す勇気はないので“ゆっくりしてきて”と手紙を添えてテーブルに置きました。その翌週、今度は夫がカタログギフトを無言で差し出してきて……。そこで素直に“今までごめんね”と伝えられました」(Sさん・28歳女性)自分に余裕がないと、相手に辛く当たってしまいがちですよね。そんなときは冷静に相手のことを受け止めることもできません。自分のストレス解消法や、相手がリラックスできる方法を考える努力も、夫婦には必要です。ランチに出かける「仕事や育児の忙しさを理由に、妻と過ごす時間をつい後回しにしてしまい、夫婦ふたりで出かけることがなくなっていました。そこで、僕の勤め先の近くにできた美味しい定食屋さんに妻を誘うと、表情がみるみる明るくなり“デートだね!”と言ってくれました。妻は寂しがっていたのに、僕はそれに気が付いていませんでした。反省です……」(Iさん・38歳男性)自分が「忙しいから」という理由で、パートナーを放置してはいませんか?忙しいなかでも、自分なりに時間を見つけて、一緒に過ごす時間を持つことも、パートナーへの愛情表現のひとつです。意識して話す「仕事から疲れて帰ると、人と会話をする気になれず、妻とは長いこと家庭内別居のようになっていました。僕は“どうにかしなくちゃ”とずっと思っていたのですが、“もし妻に拒絶されたら立ち直れない……”と思っていたので、アクションを起こせずにいました。ある晩、思い切って“今日は何していたの?”と妻に聞いてみました。びっくりした様子の妻でしたが“今日は家の掃除をしたけど……”とぎこちなくも今日の出来事を話してくれました。勇気を出したかいがありました。思ったより雪溶けは早そうです」(Mさん・41歳男性)夫婦なのに、なにを話していいか分からなくなることもあるでしょう。でも、日頃のコミュニケーションなくして、相手を理解することは難しいもの。最初は無理やり話題を作ってでも、日常の些細な会話を大事にしてみましょう。一緒にお風呂にはいる「夫婦だからこそ、夜の生活にもマンネリしちゃって……。最初の頃は“いつでもできる”と軽い気持ちだったのですが、夜の生活がないまま2年が経過しました。そこで、夫が入浴しているときを狙い、思い切って突入してみました。エッチなムードというよりは、懐かしいようなまったりとした時間が流れて、以前とは違った雰囲気を楽しめました。それからは、ふたりで長風呂をしながら今日あったことを語るようになりました。レス解消までは長い道のりだけど、大きな一歩を踏み出せました」(Aさん・34歳女性)レスが長引くと「もう異性として見られていないのでは……」と寂しさを感じることもあるでしょう。いったんレスであることは気にせずに、日頃のスキンシップを増やしてみるといいかもしれません。喧嘩もたまにはいい「気まずい雰囲気になるのが嫌で、夫とケンカすることを避けていました。でも、あるとき長年の不満が爆発して、夫に“いいかげんにして”とキレてしまったことがありました。それを口切りに、日頃の育児を手伝ってくれないことなどストレートに不満を口にすることができたんです。一度は険悪になってしまったものの、この一件のあとからは、夫に変な気を遣わず、ありのままの自分で接することができるようになりました。辛い言葉をたくさん浴びせたのに、関係を続けてくれる夫にも感謝です」(Wさん・30歳女性)夫婦だからこそ、相手に気を遣って不満を溜め込むことも。ときには、思い切って不満を伝えたほうがいいこともあるようですね。以上、「夫婦がもう一度ときめいた瞬間6つ」をご紹介しました。夫婦の問題は、思っているほど深刻ではないケースも多く、ちょっとした心がけで、もとの夫婦関係に戻れることもあるのです。好きになって結婚した相手なのですから、歩み寄る姿勢を見せれば、相手も簡単に心を開いてくれるかもしれません。夫婦関係で悩んでいる人は参考にしてくださいね。©PhotoAlto/gettyimages©kupicoo/gettyimages
2020年06月27日多くの母親が「夫が子育てに参加してくれない」という悩みを抱えています。いくら子育てに協力してくれるよう訴えても「仕事で疲れているから」「俺は子育てに向いていないから」と言葉や態度で断られ、夫の協力を諦めている母親も多いようです。どうぞ(@dozosan)さんも、以前は子育ての大変さを理解しておらず、妻に任せきりだったのだとか。その頃のどうぞさんは、40℃の熱を出した妻にこのようなことをいってしまいました。この頃の俺を大阪湾に沈めたい pic.twitter.com/BSQtH8r6Th — どうぞ (@dozosan) June 23, 2020 この頃の俺を大阪湾に沈めたい。どうぞさんは「子育ての大変さをまったく分かっていなかった」、「あまり大変そうに見えなかったため完全に妻に任せてしまっていた」と、当時のことを振り返りました。それから1年ほど、妻との話し合いを重ねながら子育てに参加した結果、その大変さが分かったのだそうです。投稿には、どうぞさんの変わりように驚く声が寄せられました。・人は変われるのですね…。希望が湧いてきた。・私も同じようなことをいわれました…。本当につらいというか、やるせなくなる。うちの夫も変わってほしい。・子育てで疲れているので2、3回訴えてだめだったら諦めてしまいます。もっと話し合えば分かってくれるのかな。何度も話し合いを重ねれば、子育てに参加しない夫も大変さを分かってくれるかもしれません。子育てに参加する夫が増えることで、男性の間でも『子育ての大変さ』への理解が広まってほしいものです。[文・構成/grape編集部]
2020年06月25日40歳になる夫とのLINEのやり取りをTwitterに公開した、妻のせぐち(@segu0506)さん。何気ない日常のやり取りからあふれ出る夫婦愛に、多くの人から反響が上がっています。弁当を食べた夫のテンションが高かった理由ある日の昼、せぐちさんのスマホに夫からLINEで1枚の画像が届きました。写っていたのは、弁当に入っていたおかずのカップ。底にはこのように書かれていました。今夜、あの人から電話が来るかも!食べる人を楽しませるため、底に絵やメッセージが書かれているカップは珍しくありません。この仕切りは恋愛運を占ってくれるようで、投稿者さんの夫は「電話が来るかも!」とワクワクしながら妻にメッセージを送ってきたのです。占いの結果、どうなったかというと…。今日の旦那からのLINE pic.twitter.com/Fqof7jpwCX — せぐち (@segu0506) June 22, 2020 いうまでもなく、夫の想い人の相手は妻である投稿者さんです。投稿者さんが電話をかけると、夫は占いが的中したことに大喜び!きっと、夫は妻に電話をしてほしくてこの写真を送ったのでしょうね。ほほえましい2人のやり取りはTwitterで拡散され、27万件以上の『いいね』が寄せられました。・将来はこんな夫婦になりたい…。・夜ではなく、すぐに電話しちゃう投稿者さんも素敵!・夫かわいすぎかよ!夫婦の温度差もイイ…。多くの人が何気ない夫婦のやり取りに癒され、「自分もいつか愛する人とこんな関係になりたい!」と思ったようです![文・構成/grape編集部]
2020年06月24日2020年6月22日に、タレントの加藤綾菜さんがInstagramを更新。夫である加藤茶さんと、結婚して9年目を迎えたことを明かしました。加藤綾菜「元気でいてくれるだけで幸せ」結婚当初、45歳という歳の差結婚で世間を驚かせた加藤さん夫妻。同年現在、綾菜さんは77歳の夫を支えるために、介護試験を受けるだけでなく、実践的な知識を深めるため、介護施設で働くことを決意しました。加藤綾菜、介護施設で働くことを決意「純粋にすごい」「応援しています」努力を苦ともせずに夫を支える綾菜さんからは、あふれるばかりの愛情が伝わってきます。綾菜さんは、同日Instagramに結婚9周年目を祝うケーキの写真を投稿し、次のような想いをつづりました。9年記念日です出会って11年目ですカトちゃんが元気でいてくれるだけで幸せだと染み染み思う毎日です世界一の旦那さんです皆んなのカトちゃんを支えていけるように頑張りますこれからも、皆様宜しくお願いしますkatoayana0412ーより引用 この投稿をInstagramで見る 加藤綾菜(@katoayana0412)がシェアした投稿 - 2020年 6月月21日午後10時57分PDT「元気でいてくれるだけで幸せ」という言葉には、一緒にいられる喜びと、相手を大切に想う気持ちがうかがえますね。綾菜さんの投稿に対し、ネット上では祝福の声が相次ぎました。・おめでとうございます!お2人を応援しています。・カトちゃんにとっても、綾菜さんは世界一の妻だと思いますよ。・綾菜さんの投稿を読んで、本当に夫を愛していることが伝わってきました。お互いを想い合う2人ならば、これからも仲よく歳を重ねていくことでしょう![文・構成/grape編集部]
2020年06月23日4月以降はわが家もテレワークとなり、夫婦で平日も休日も一緒…。お互いをなんとなく視界の隅に入れながら、こんなに長く一緒に過ごすのは、産後に夫が取った育休のとき以来です。しかし今回は、家事育児をともにしていたあの時とは状況が全く違う…。それぞれにやらねばならないことが別にあり、それゆえにお互いにいっそうの気遣いを必要とする状況になるのでは…。想像しただけで「お互いストレスがたまりそう!」と思っていました。■忙しい夫の姿を知っているからこそ…ところがどっこい。いざテレワークが始まってみると…■「パパ」が妻と子どもたちにもたらしたもの平日の昼間になにをしているかが自然と視界に入るため、無駄に忙しいアピール(笑)をしなくてもすむ!お互いに、体調や仕事に対する理解や気遣いが自然と働くのか、夫婦関係はすこぶる良好です。別々の仕事をしているにもかかわらず、同じ方向を向いて「ともに家庭を守っている!」みたいな感覚とでもいいますか。夫は「最初からずっとそのつもり」と言っていましたが、私はときどきそれを忘れて自分ひとりでがんばっているような気になりがちなので…。この先、どのように状況が変化しても、今感じていることは忘れないようにしたいと思います。
2020年06月23日子育てや日常生活で感じたことを漫画にしているヲポコ(@wopocco)さん。ヲポコさんはこれまで、職場の人や夫からさまざまな嫌味をいわれてきたのだとか。その経験から、嫌味な人への反撃方法を漫画にしました。舐められ系ピープルに伝えたいズバッと一言で相手に「怒りのボーダーライン」を学ばせる魔法の一言子育て中のパートナーからの心ない一言に耐えてる方や職場で嫌味言われる方や、悪意を向けられがちな人へ届け〜 #ヲポコめも #漫画が読めるハッシュタグ #コミックジャンボリー pic.twitter.com/XTZuVKVUrT — ヲポコ魚人系さんと他9,999,999人がいいねしました (@wopocco) June 2, 2020 嫌味をいう人にとって、いい返してこない人は絶好のターゲット。「私はあなたのサンドバックではない」と怒りを表明することが大事なのですね。投稿にはさまざまな声が寄せられました。・すごくためになりました!嫌味をいってくる年配のスタッフに使ってみます。・「女は楽でいいよね」「もしかして更年期?」などと嫌味をいってくる上司…。今までは黙ってたけど、これからはこの言葉で反撃したい。・夫の理不尽な嫌味に対抗してみようと前向きになれました。今度試してみます!コメントの中には「嫌味をいわれても、とっさに反論できずもやもやしていた」という声も多く上げられていました。これからは、勇気を出して「それ、どういう意味ですか」と反撃してみてはいかがでしょうか。ヲポコさんは自身のブログでも、さまざまなイラストを掲載しています。気になった人はぜひチェックしてみてください。ヲポポポコめも[文・構成/grape編集部]
2020年06月22日フリーランスフォトグラファーのmisuzu(@pettit0524)さんが、アジサイの咲く道で祖父母を撮影した写真をTwitterに投稿。2020年6月22日時点で、17万件以上の『いいね』が寄せられるほどの反響が上がっています。撮影の時、misuzuさんから「撮るよー」と声をかけられた祖母は、祖父にキスしようと近付いて…。その瞬間をとらえた1枚がこちら!私が『撮るよー』って言ったら、おばあちゃんがチューしようとして照れてるおじいちゃんが可愛い♡ pic.twitter.com/tgDKkIm9ab — misuzu (@pettit0524) June 21, 2020 迫る祖母を見て、祖父がテレにテレています…!2人の仲睦まじい様子に、多くの人が笑顔になりました。・理想的すぎる夫婦。・写真から幸せがあふれ出てますね!・アジサイだけでも素敵なのに、さらに素敵なお2人が写っていて最高。・写真を見るこちらまで幸せな気持ちになります!祖母の突然の行動に、自然にあふれた祖父の笑顔。夫婦愛が見える1枚は、きっと一生の宝物となったことでしょう。misuzuさんの仕事や撮影したほかの写真をもっと見たい人は、TwitterだけでなくウェブサイトやInstagramもご覧ください。ウェブサイト:jmphotolife / jyota & misuzuInstagram:misuzu(pettit0524)[文・構成/grape編集部]
2020年06月22日2011年に当時23歳だったタレントの加藤綾菜さんと結婚した、『ザ・ドリフターズ』のメンバーである加藤茶さん。45歳差という『超・歳の差婚』は世間を驚かせました。結婚から9年が経ち、加藤茶さんは77歳に。そんな加藤茶さんを支えていくため、綾菜さんは必死に勉強をして介護試験に合格したといいます。加藤茶「めっちゃ幸せ」加藤綾菜が明かした『介護試験のエピソード』に「尊敬」の声加藤綺菜、介護の知識を深めるため介護施設で働くことを決意同年6月16日、綾菜さんがInstagramを更新。初任者研修の合格では満足せず、介護の知識を深めるために実務者研修の合格を目指すことにした心の内を明かしました。介護の基礎知識を学ぶ初任者研修からステップアップし、より実務的な知識と技術を求められる実務者研修。綾菜さんは「介護の現場に立ちたい」という思いから、介護施設で働くことにしたといいます。撮影が終わり緩和ケアの授業をうけたノートを復習。やっぱり、初任者研修(ヘルパー2級)をとったなら1級(実務者)とって知識を深めたい!自己満のためじゃなく役に立つ自分になりたいと心から思ったよ!介護の現場にも立ちたい。。。学びたい!って事で働かせてもらえる施設を探してまして。。。 見つかりました。働かせて頂ける事になりました‼️感謝です。katoayana0412ーより引用※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 加藤綾菜(@katoayana0412)がシェアした投稿 - 2020年 6月月16日午前7時48分PDT情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)で初任者研修の合格を明かした際、「介護試験は介護職のためではなく夫のため」といっていた綾菜さん。きっと勉強しているうちに、さらに知識を深めたいという思いや、介護現場で働きたいという気持ちが強くなったのでしょう。加藤茶さんとの結婚が報じられた際は、その年の差から綾菜さんに対して心ない言葉や憶測がネットで飛び交ったこともありました。しかし、綾菜さんの加藤茶さんを想う姿に多くの人が心打たれたようです。・結婚当時は心ない言葉も多かったけど、夫のために頑張っているのが伝わってきます。・純粋にすごいと思う。尊敬するし、頑張ってほしいです。・自分は介護従事者ですが、行動力が素晴らしいと思いました。応援しています!大切な家族のためだからこそ、綾菜さんは「もっと学びたい」「頑張りたい」と思うことができるのでしょう。今後も夫婦で仲よくいてほしいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年06月17日今や、さまざまな場面で使われるようになった『ワンオペ』という言葉。『ワンオペ』とは『ワンオペレーション』の略で、『ワン』は1人、『オペレーション』は作業…つまり1人で作業を行うという意味の和製英語です。母親の中には、家事と育児をすべて1人でこなす『ワンオペ育児』で多忙な日々を送っている人が多く存在しています。ヲポコ(@wopocco)さんはこの『ワンオペ育児』には普通の『ワンオペ育児』と『選択的ワンオペ育児』があるとし、漫画にしました。男の子だから仕事のみ出来ればいいとか料理作れなくてもいいやとか子育てに関する知識なくてもいいわとか周りが判断して機会を奪って家庭不和が起きて、最終的に男の子(夫)も妻も不幸にしてる気がするので描きました環境を、社会を変えるって大変だけど声を上げたい! #選択的ワンオペ 辛いです‼️ pic.twitter.com/LOQQK5sePy — ヲポコ魚人系さんと他9,999,999人がいいねしました (@wopocco) May 19, 2020 『選択的ワンオペ育児』に従事せざるを得ない女性の話は、SNS上でよく目にします。性格の問題とするには、あまりにも育児に非協力的な男性が多すぎることから、彼らが成長する環境に問題があるのではと考えたヲポコさん。まずは、男性自身が妻に『選択的ワンオペ育児』を強いていないか考え、改善することが大事だと訴えました。投稿にはさまざまなコメントが寄せられています。・うちの夫も全く育児に関わろうとしません。お義母さんも育児は女が1人でやるものって感じ。男性が育ってきた家庭環境も関係しているのかもしれませんね。・過去のつらかった育児を思い出し、これからの社会から『選択的ワンオペ育児』をなくしていきたいと思いました。・自分の周りを見ると、育児に参加する男性が増えていると感じることも事実です。いい方向に変わってほしいものです。『選択的ワンオペ育児』を強いている男性が、考えを改め育児に参加してくれれば、協力し合う両親を見て育った子供たちが大人になった時、よりよい家庭環境を育んでくれることでしょう。ヲポコさんは『選択的ワンオペ育児』のほかにも、自身の出産、育児の経験から感じたことなどを自身のブログにまとめています。気になった人は、ぜひヲポコさんのブログをチェックしてみてくださいね。ヲポポポコめも[文・構成/grape編集部]
2020年06月16日みなさまこんにちは、どすこい母さんことケイコモエナです。今回は私と夫の小競り合いの解決方法のお話です。「えっコーヒー豆の片付け方? しょうもな! 」 うんうん読者さんの声が聞こえてきます(笑)だけど一緒に住んでいると毎日のことなので、お互い快適と感じるところが違うと、とことん話し合わないと気が済まない私達。お互い実家を出るのが早かったので、自分の生活へのこだわりが確定してから結婚したせいか、結婚当初は小さなことから大きなことまで「陣地合戦か!」という勢いで口論が絶えませんでした。そんな大人になれない私達が最近見出したのが、「本気のじゃんけん一発勝負」(笑)負けた人は文句言いっこなし、勝者の意見に従うのがルールです。これのおかげで議論がものすごく減りました。こんなことならもっと早くこうしていればよかったー。共同スペースの片付け方や、家事分担の細かいことにジャンケン一発勝負を導入中です。何かにつけて意見が異なることが多いのですが、なぜか育児や教育論は不思議なことに一致団結することばかり。この点についてはラッキーでした! 育児はさすがにじゃんけんでは決め難いですよね(笑)最後まで読んで頂いてありがとうございました! ではまた次回に!
2020年06月16日結婚生活が続き2人でいる時間が長くなると、関係が悪くなることもあります。そのままの状態を放置すると、さらに悪化する可能性も。そこで、“夫婦に訪れた危機を回避したひと言”というテーマで、ギスギスした関係から立ち直った夫婦の話を紹介します。文・塚田牧夫「今日は僕がごはんを作る」と宣言「私も夫も在宅勤務中なのですが、困っているのが食事。夫は家事が苦手ということもあり、基本的には私が3食用意しているのですが正直大変です。もうウンザリ……と思っていたときでした。夫が散歩から帰ってきて、私に袋を差し出したんです。“いつもありがとう”と、アイスをくれました。さらに、“今日は僕がごはんを作るから、ゆっくりしてて”とまで言われて……。散歩と言いつつ、スーパーで食材も買ってきていて驚きましたが、とにかく嬉しかったですね」メグ(仮名)/30歳いつもごはんを作ってくれる妻に夫も感謝の気持ちを伝えたかったのでしょう。今までの努力が報われた気持ちになりますし、これを機に家事も分担できるといいですね。「これ美味しいね」と料理を褒めて「食事を作るのが面倒になってきて……。あるとき、簡単に作れるメニューがテレビで紹介されていたので、それを作ったんですね。すると夫が、“これ美味しいね”と言ってくれて……。私の料理を褒めることは滅多になかったので、少しヤル気が出てきました」ジュンコ(仮名)/33歳男女関係なく、褒められると嬉しくなるだけでなく、もっと褒められたいという気持ちが湧いてきます。すると、モチベーションも自然と上がりますよね。より幸せな食卓を囲めるようになるでしょう。「お母さん大丈夫?」と親を気遣う「僕も妻も仕事が大変でギスギスしていた時期に、僕の母親が体調を崩してしまいました。とはいえ、すぐには実家に帰れず、母親とは電話で連絡を取っていました。そんなときに、妻から“お母さん大丈夫?”と言われました。“早く会いに行ってあげないとね”と心配もしてくれて……。僕の親のことまで心配してくれる彼女を、もっと大切にしなきゃ……と、改めて思いました」マサル(仮名)/34歳親を気にかけてもらえるのは、とても嬉しいこと。その深い思いやりに感動するパートナーは多いでしょう。「ペットを飼おうか」と提案する「私は犬が好きで、以前から飼いたいと言っていたんですが、夫はあまりいい顔をしませんでした。でも、自宅でふたりきりになる時間が長くなり、夫婦間に険悪な空気が流れたとき、なんと彼から“ペットを飼おうか”と提案されました。やっと犬が飼えて私はご機嫌だし、夫も犬と一緒に散歩に行ってストレス発散になっているので、夫婦仲が一気によくなりました」アヤ(仮名)/31歳ペットがあいだに入ることで、関係が一気に改善されることもあります。また、ペット以外でも新しい趣味など、新鮮な気持ちになれる提案をすることで、マンネリの解消にもつながるようです。以上、“夫婦に訪れた危機を回避したひと言”をご紹介しました。部屋で2人ですごすときでも、相手を避けるのではなく、コミュニケーションを深める良い機会だと思って、いろいろ話してみてはいかがでしょう。©Laetizia Haessig/gettyimages©kupicoo/gettyimages
2020年06月12日