映画製作発表記者会見で初披露数々のドラマ・CM出演などで、いまや引っ張りだこの存在となっている、ファッションモデルで人気女優の剛力彩芽が20日、映画「清須会議」の制作発表記者会見で、初の引眉姿を披露した。この映画「清須会議」は、三谷幸喜監督の最新作で、監督自身の書き下ろし小説が原作。織田信長が明智光秀に討たれた本能寺の変ののち、尾張の清須城で実際に行われたといわれる領地分配を議題とする会議をモチーフにしたもので、三谷ワールドならではの人間喜劇が繰り広げられる、新感覚の時代劇映画となっている。剛力はこの作品の中で、織田信忠の妻・松姫役を演じている。古の雰囲気を感じさせるやわらか和美人引眉とは、奈良時代から江戸時代にかけて行われた化粧法で、眉を剃ったり抜いたりして、もとの眉位置よりもかなり高い位置に、墨などで薄く特有の長円形に眉を描くもののこと。時代劇には欠かせないスタイルのひとつでもある。眉が変わると印象はがらっと変わりやすいものだが、やはり普段の剛力とはまったく異なった魅力のある姿。別人のようで、新鮮な印象をうける。あまり時代劇の経験はないという彼女だが、引眉に豪華な時代衣装という姿は、違和感なくはまっていて、やわらかな古の和美人といったところだ。この映画「清須会議」には、剛力彩芽の他、役所広司、大泉洋、小日向文世、佐藤浩市、鈴木京香、妻夫木聡、中谷美紀、浅野忠信、伊勢谷友介、寺島進ら豪華キャストが出演している。公開は2013年11月、全国東宝系にて行われる予定だ。元の記事を読む
2012年12月21日山田洋次監督の81作目となる監督作『東京家族』の完成披露試写会が12日、都内で行われ、山田監督をはじめ、橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優ら“家族”が勢ぞろいした。名匠・小津安二郎の『東京物語』(1953)へのオマージュとして、現代を舞台に家族の絆を描いた監督生活50周年を記念する本作。山田監督は「ここにいる8人全員が主役。すてきな八重奏のアンサンブルを奏でてくれた」とキャスト陣をたたえた。その他の写真2012年5月の東京を舞台に、橋爪と吉行演じる老夫婦が、成長した子どもと会うため瀬戸内海の小島から上京する姿を通して、家族の絆や老い・死についてメッセージを投げかける本作。昨年の東日本大震災を受け、製作が約1年延期されただけに「お披露目の日を迎えて、本当に特別な感慨があります」と山田監督も感無量。この日は小津監督の110回目の誕生日でもあり「先祖の仕事を受け継ぎ、伝承しながら、この映画は完成した。感謝したい気持ちでいっぱい」。また、先日は2012年度文化勲章を受章し「ビックリしているが、映画界を代表し、章をいただこうと思う」と語った。主演を務める橋爪は「ぜひ皆さんの満足したお顔を見ることができれば」と上映を前に静かな自信。吉行とは3度目の夫婦役で「撮影が終わると、吉行さんと一緒に帰りそうになった」(橋爪)、「いい意味で緊張感なく共演できた」(吉行)と本当の夫婦のよう。「緊張で今も胸がいっぱい」(西村)、「誇りであり、今後大きな影響を与える作品」(夏川)、「撮影中は楽しくて、楽しくて。出演できた幸せをかみしめた」(中嶋)、「家族って本当にいいなと思える作品」(正蔵)とキャストたちは山田作品への強い思いを明かした。妻夫木にとっては、初めての山田組参加で「嬉しいと同時に、現場では緊張するんじゃないかと不安もあった」と告白。それでも「監督の丁寧な演出から、愛情を感じた。人間って、家族っていいなと思える作品なので、幸せの連鎖が生まれれば」と“山田マジック”にすっかり魅了された様子。恋人役で共演する蒼井は、『おとうと』以来2度目の山田組で「実家に帰ってきた感じ」。これにはベテラン俳優の橋爪も「うまいこと言うね」と感心していた。『東京家族』2013年1月19日(土)全国ロードショー
2012年12月13日『男はつらいよ』や『学校』シリーズの山田洋次監督の最新作『東京家族』の完成披露試写会が12月12日(水)に、東京・有楽町の丸の内ピカデリーにて都内で行われた。この日のイベントには、先日、文化勲章を受章した山田監督を始め、主演を務めた橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優たち本作で共に暮らした“家族”が勢揃いした。『東京家族』は2013年1月19日(土)より全国にて公開。■関連作品:東京家族 2013年1月19日より全国にて公開© 2013「東京家族」製作委員会
2012年12月12日山田洋次監督の81作目となる最新作『東京家族』の完成披露試写会が12月12日(水)に都内で行われ、山田監督を始め、主演を務める橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優ら“家族”が顔を揃えた。震災を受けて、当初の予定から1年延期しての製作及び完成に、山田監督は「本当に特別な感慨がある。ここにいる8人全員が主役であり、素晴らしい家族のアンサンブルを奏でてくれた」としみじみ語っていた。小津安二郎監督の不朽の名作『東京物語』をモチーフに、山田監督が2012年の東京を舞台に“今の家族”の物語を描いた本作。2012年5月、瀬戸内海の小島で暮らす平山周吉(橋爪さん)ととみこ(吉行さん)夫婦が上京する。東京の郊外で個人病院を営む長男・幸一(西村さん)、美容院経営者の長女・滋子(中嶋さん)、舞台美術の仕事をしている次男・昌次(妻夫木さん)たちは、東京滞在中は両親に楽しく過ごしてもらいたいと世話を焼くが、のんびりとした暮らしをしてきた2人とは、あまりにも生活のリズムが違い、家族の間には少しずつ隙間ができ始める…。橋爪さんと吉行さんは、今回で夫婦役を演じるのは3度目となり「撮影が終わると、吉行さんと一緒に帰りそうになるほど」(橋爪さん)、「でも私のこと、古女房だと思っているのか、ちっとも話しかけてくれない」(吉行さん)とさすがのコンビネーション。一方、山田組に初参加した妻夫木さんは「最初は緊張で演技ができないんじゃないかと思っていた。でも実際には丁寧な演出をしていただき、そこから監督の愛情を感じた」のだとか。その妻夫木さんと恋人役で共演した蒼井さんは「まるで実家に帰ってくる感覚」と『おとうと』以来2度目となった山田監督との仕事をふり返っていた。先日にはその功績が称えられ、2012年度文化勲章を受章した山田監督。「かなりびっくり。映画界を代表し、章をいただきましたが、いまの日本映画界は厳しい状況。今後も一丸となって頑張っていくと共に、国もしっかり(映画製作を)サポートしなきゃいけない」と巨匠になったいまもまだ、監督として邁進する姿勢を見せる。また、この日は小津安二郎監督の110回目の誕生日で「こうして『東京家族』が完成したのも、小津さんのおかげ。感謝したい気持ちでいっぱい」と挨拶した。『東京家族』は2013年1月19日(土)より全国にて公開。■関連作品:東京家族 2013年1月19日より全国にて公開© 2013「東京家族」製作委員会
2012年12月12日セクシーな細マッチョがお好き? ちょっと太ってきたおなかもかわいい?? 世の妻たちは夫に性的な魅力は感じているのだろうか。マイナビニュース既婚女性会員200名に、夫の性的な魅力について尋ねた。「夫に性的な魅力を今も感じますか」という問いに対して、「はい」は56.0%、「いいえ」が44.0%と、「はい」がやや上回る結果となった。「はい」の人には、夫のどういったところに性的魅力を感じるか、また「いいえ」の人にはなぜ性的魅力を感じなくなったのか、答えてもらった。>>男性編も見る■いろいろなフェチがあります・「旦那のニオイをかぐのが好きで、そこに魅力を感じる」(37歳女性/その他/その他)・「手が大きいところ」(27歳女性/その他/販売職・サービス系)・「ひげが伸びてたりするとドキッとする」(26歳女性/小売店/販売職・サービス系)・「お風呂あがりなどの背中を見たとき」(22歳女性/その他/その他)・「彼の耳やうなじ、わき腹が大好きです」(24歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/秘書・アシスタント職)・「腕の血管が浮き出てるだけで満足」(27歳女性/建設・土木/技術職)■男の仕事姿はやっぱりそそられる!・「スーツをビシッと着こなしたときはたまに感じます」(31歳女性/食品・飲料/その他)・「仕事モードでキリッとしているとき」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「何かに集中しているときの横顔、車の運転中とか」(28歳女性/小売店/販売職・サービス系)■性格面での魅力も性的魅力につながる・「疲れているときにやさしくしてくれるから」(25歳女性/その他/その他)・「男らしいしいざとなったら頼りになる」(33歳女性/食品・飲料/事務系専門職)・「いつも真剣」(25歳女性/金融・証券/専門職)■夫に性的魅力を感じなくなった人の意見・「私のいる前で、平気でおならやゲップをしたりするので、魅力がなくなってきた」(31歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「だらしない格好でダラダラしてるから」(28歳女性/食品・飲料/営業職)・「甘えてくるから大きな子供に見えてきた」(28歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)■「ダーリン」から「お父さん」へ・「もう、家族となってしまうと男に見えない」(27歳女性/その他/販売職・サービス系)・「子供が生まれてそれどころではなくなった」(32歳女性/建設・土木/事務系専門職)・「何か夫に対して性的な思いを抱くこと自体が気恥ずかしい」(38歳女性/不動産/事務系専門職)■こんな元も子もないご意見も……・「性的な魅力だけならば、他に魅力的な男性がたくさんいる」(31歳女性/通信/技術職)■総評夫に性的魅力を感じる、と答えた女性は、素直に「かっこいい」「好きだから」とノロけている人が多数。特に、手や腕、たくましい筋肉などにキュンときている人が多く、女性は男性らしさを連想させる部位を色っぽいと感じているようだ。ただ「プニプニのおなか」という回答もあったり、ニオイ・体臭好きも意外に多く、女性は十人十色の好みがあることをうかがわせた。身体面だけでなく、「やさしさ」や「頼りがい」「包容力」など、メンタルな面でも男性らしさを発揮すると、妻はドキッとして愛情を再確認するようだ。対して、夫に性的魅力を感じなくなったという人は、子育て・妊娠を機に何となく、という声が多かった。子育てに必死で、夫にまでとても気が回らない!! という状況は容易に想像できる。また、「マンネリ」「新鮮でなくなった」など、愛情が減ってしまったのかな、と思われるような回答も少なくなかった。確かに、自由回答にあったように性的魅力だけなら若い俳優やアスリート、ハリウッドスターなどのほうが格段に上とはいえる。でもまずは一番近くにいる男性に興味をもって、仲良くしていきたいもの。結果的にそれがお互いの幸せにもつながるのだから……。(文・アリウープ 中嶋絵里) 調査時期: 2012年11月6日~2012年11月10日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 女性200名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月12日来年1月19日(土)に新作『東京家族』の公開を控える山田洋次監督が、1日にアップルストア銀座にて行われたトークイベント“Meet the Filmmaker”に登壇し、本作誕生についてや自身の映画観を語った。その他の画像“Meet the Filmmaker”は、これまでも海外のApple Sroreで開催されたイベントで、メリル・ストリープ、トム・ハンクス、ジェームズ・キャメロン監督など世界的に著名な俳優や監督が登壇し、その模様がPodcastでも配信された。今年文化勲章を受章し、監督50周年を迎えた山田監督。この日は81作目となる『東京家族』の公開に先がけ、本作についてや、監督がテーマとして多く扱う“家族”について語った。「“家族”を題材にする事は全然意識していないけど、振り返れば結局そういう素材に惹かれて常に映画を作ってきた。どんなジャンルの映画でも、“家族”の要素を入れると落ち着くから家族映画が多くなったんです」と話し、「(本作のモチーフとなった)小津安二郎の『東京物語』は、何年も前からストーリーがいいと思っていたし、このフレームを使うことによって現代の家族が描けると思った」と、本作が誕生したきっかけを明かした。また、最後に「僕は映画で人間や社会を学んできたが、今、日本で上映されている全ての映画がそういう役割を持っているとは思えない。映画を観るにも、シネコンは観客が管理されているようで嫌いだし、窮屈だ。もっと画面と観客が向き合い、感動や興奮のある生き生きとした劇場であってほしい」と訴えた。『東京家族』は、1953年の小津安二郎監督作『東京物語』へオマージュを捧げた作品で、家族の絆を描いた物語。子どもたちに会いに東京にやってくる夫婦を橋爪功、吉行和子が演じ、西村雅彦、中嶋朋子、妻夫木聡がふたりの子どもを演じる。ほかに夏川結衣、林家正蔵、蒼井優らが出演。『東京家族』2013年1月19日(土) 全国ロードショー取材・文・写真:滝島千尋
2012年12月03日新婚当初はラブラブでも、日々募ってくる夫への不満。私はあなたの母親でもないし、お世話係でもないの!! ……なんて、夫に対して妻の堪忍袋の緒が切れるのは、一体どんな瞬間なのだろうか。マイナビニュースの既婚女性会員200名に、「離婚」について質問すると、「離婚したいと思ったことがない」と答えた女性は45%。反対に「離婚したい」と思ったことがある人は55%で、どんな時に離婚を意識してしまうかについて聞いてみた。>>男性編も見るQ.どんなときに離婚したいと思いますか?1位 けんかが増えた 6.5%2位 すぐに怒鳴る 5.5%3位 家事を手伝ってくれない 5.0%4位 お金を家に入れてくれない 4.0%5位 毎日帰りが遅い 3.0%5位 会話がない日々が続く 3.0%5位 太ってきた 3.0%■けんかが増えた・「うっとうしいから」(28歳女性/学校・教育関連/技術職)・「昔は許してくれたのに許してくれなくなったなと思うから」(24歳女性/その他/その他)・「やっぱり喧嘩ばっかりしていたら合わないのかなと思うし、離婚した方がお互いのためなんじゃないかなと思うこともあります」(26歳女性/医療・福祉/専門職)■すぐに怒鳴る・「怖いから」(25歳女性/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「否定ばかりされるようになったから」(34歳女性/学校・教育関連/専門職)・「怒鳴られるととても不愉快でいらいらするので一緒にいたくなくなります」(33歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)■家事を手伝ってくれない・「最初から家事はお互いにやると決めていたから」(27歳女性/医療・福祉/専門職)・「全部人任せで腹が立つことがある」(31歳女性/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)・「自分だけ我慢して仕事も家事もやっていたら奴隷みたい」(29歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)■お金を家に入れてくれない・「生活が立ち行かなくなるので」(29歳女性/印刷・紙パルプ/技術職)・「出産費用を出そうとしてくれないので、嫌になりそう」(30歳女性/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「家に入れるお金を減らしてでも自分のためにお金を使い、内緒でローンを組んでいるので、離婚したいと思うというより具体的に離婚を考えている」(33歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)■毎日帰りが遅い、会話がない日々が続く、太ってきた・「毎日帰りが遅い: 残業代も出ないのに、日付が変わるまで残業したりするので」(31歳女性/食品・飲料/技術職)・「会話がない日々が続く: 話もまともにできないと、一緒にいる意味がわからなくなる」(28歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「太ってきた: デブは嫌いだから」(24歳女性/金属・鉄鋼・化学/営業職)■番外編: 思いっきり吐き出して下さい!!・「子育てでいっぱいいっぱいなのに、主人のお世話まで考えるとストレスになり、休日の度に喧嘩し、主人といることがストレスにまで感じてしまうことも時にある」(29歳女性/商社・卸/事務系専門職)・「甥をかわいがりすぎる……子供がまだいないので仕方ないかとは思うが、プレゼントを(甥の)祖父母より多い頻度であげていて、そこまでする必要があるのかといつも疑問に思っている」(30歳女性/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)■総評離婚したいと思うきっかけは広く多岐にわたった。男性に行った同様のアンケートと比較すると、自由回答部分でとても具体的に不満が綴られており、日々のうっぷんがたまっている様子がうかがえた。一番多かった理由は「けんかが増えた」。ケンカしている最中は、頭に血が上って「離婚だ! 」と思ってしまう女性が多いよう。さらに2位「すぐに怒鳴る」では、女性は「怖い」と感じており、やはり一緒にいる意味を考えてしまうようだ。怒鳴られるのは確かにイヤだが、冷静に淡々と悪いところを指摘されるのも、それはそれでキツい気もする……。3位「家事を手伝ってくれない」と4位「お金を家に入れてくれない」の選択肢では、軽く殺意(?)すら感じられるような恨み節がブチまけられていた。「家事を手伝ってくれない」を選んでいたのは全て働いている女性だったので、「共働きなのになんで私だけ?」と感じるのももっともだろう。中には「奴隷みたい」という吐き捨てるような回答もあった。また、「お金を家に入れてくれない」の回答でも、男性の自分勝手さを嘆く言葉だらけ。家計が苦しいのに自分のためにお金を使ってしまう夫には、納得いかないのもうなずける。5位からは「毎日帰りが遅い」「会話がない日々が続く」「太ってきた」とバラけた。太ったら離婚された、なんて笑い話にもならないようなシチュエーションだけに、女性側も日々気をつけておきたいものだ。(文・アリウープ 中嶋絵里) 調査時期: 2012年11月6日~2012年11月10日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 女性200名調査方法: インターネットログイン式アンケート【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日「もしかして○○さんですか?」なんて有名人に間違えられたことありませんか。その○○さんが美人、男前であればちょっとうれしいですが、残念な人の場合には微妙な気持ちに(笑)。有名人に間違えられた経験を聞いてみました。調査期間:2012/8/2~2012/8/5アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 1,000件(ウェブログイン式)まず有名人に間違えられた経験の有無を聞いてみました。■あなたは今まで有名人に間違えられたことがありますか?はい41人4.1%いいえ959人95.9%4%の人しかそういう経験がありません。少ないです(笑)。この貴重な経験を持つ人に、誰に間違われたか、その時にどんな気持ちだったかを聞きました。●野猿の誰かそんなに歳とってないと思いました。(埼玉県/男性/36歳)誰かって(笑)。誰だったんでしょうか。●石橋貴明悪くない気持ち。(石川県/男性/48歳)石橋さんて何気に男前ですよね。これはうれしいのでは。●木村カエラうれしい。(神奈川県/女性/30歳)カエラさんに間違えられたら、それはうれしいでしょうね。●北尾光司(元横綱双羽黒)そんなデブじゃねぇし。(栃木県/男性/39歳)懐かしい名前です。北尾さんは元スポーツ冒険家の人です。●沢尻エリカビックリ!(神奈川県/女性/24歳)エリカ様と間違われるとは! この人は美人でしょうね!●川合俊一似ていると思ったがホモ疑惑をかけられている点も共通していたので残念な思いもあった。(埼玉県/男性/37歳)ホモ疑惑をかけられている点が共通なんですか(笑)!●石田純一まんざらでもなし。(大阪府/男性/43歳)永遠の色男に間違われたら男としてうれしいでしょうね。●新井貴浩辛いです。(神奈川県/男性/22歳)そんなことないでしょう(笑)! 新井貴浩さんと言えば阪神タイガースの有名選手。日本プロ野球選手会会長ですし!●城戸真亜子さん微妙。(茨城県/女性/37歳)微妙ですかー。いいと思うんですが……。美人ですよ!●上戸彩別に。(東京都/女性/21歳)●上戸彩微妙……。(神奈川県/女性/27歳)「別に」とか「微妙」とか、どうも上戸彩さんに対する当たりがきついですな。●松田優作いい。(大阪府/男性/28歳)松田優作さんと言えば、今でも大人気のカリスマアクション俳優。松田龍平のお父さんです。●小林真央うれしかった。(東京都/女性/29歳)●秋篠宮紀子さま丁寧に「違います」とお答えいたしました……。(千葉県/女性/38歳)この人の応対が素晴らしいですね(笑)。●宮家のお一人相手が喜んで頭を下げていたので非常に困った。(鹿児島県/女性/21歳)宮家の方々は普通のとこはたぶん歩いてないでしょう(笑)。●三浦友和うれしかった。(香川県/男性/53歳)イケメンと言えば三浦友和さんという時代がありました。最近ではコミカルな演技も披露されていて、いい役者さんですよね。●桐谷健太悪い気はしない。写真写りが自分でも思うほどそっくりだったw(埼玉県/男性/23歳)イケメン俳優と間違われてますねえ(笑)。ご本人も似ていると認めてるようです。●平原綾香ご本人に申し訳ないなぁ……と思いました。(長崎県/女性/23歳)『ジュピター』一本槍の人ですね。もちろんきれいな方ですが。申し訳ないなんてことないですよ!●ロバートの一番目立たないやつやだ。(静岡県/男性/28歳)山本博さんのことでしょうか。やだって言っても……(笑)。●フジモンたまらなかった。(大阪府/男性/31歳)お笑いコンビ『FUJIWARA』の藤本敏史さんのことですね。テレビでは大活躍していますよ。●ヒロうれしくなかった。(東京都/女性/31歳)お笑いトリオ『安田大サーカス』のHIROさんでしょうか。それともモデルのHIRO(関口寛之)さんでしょうか。どっちにしても男子なので、女性のこの方にとっては失礼な話ですな。●ドランクドラゴン鈴木あぁ……なるほど……と思った。(千葉県/男性/24歳)納得してますが。微妙な間がありますね。●妻夫木聡いや似てないだろ(爆笑)と思った。(福岡県/男性/25歳)いや、当代きってのイケメン俳優に間違われてまんざらでもなかったに違いない(笑)。●セルジュ・ゲンズブールかなりうれしかった。(兵庫県/男性/33歳)知らない人のために説明を。セルジュ・ゲンズブールはフランスのアーティストです。俳優、映画監督としても知られています。●SPEEDの寛子微妙。(埼玉県/女性/30歳)島袋寛子さん。SPEEDで彼女がデビューした時(1996年)はなんと12歳、小学6年生だったんです。●斉藤由貴やっぱり似てるんだと思った。(神奈川県/女性/30歳)斉藤由貴さんは目がくりっと大きくて印象的。間違われたこの人もきっとそんな感じなのでしょう。●北乃きいびっくりした。(愛知県/女性/23歳)北乃きいさんばりに元気な人だと想像できます。●誰だか知らないけど俳優だと騒がれた間違いなので間違いだと思った。(大分県/男性/51歳)こういうのが一番困りますね(笑)。「えっ、俺って誰かに似てるんだ」みたいな。みなさんは誰か有名人に間違われたことありますか?(高橋モータース@dcp)
2012年11月17日ヘルスケア分野専門の市場調査会社であるワップは、11月14日の世界糖尿病デーにちなみ、糖尿病の夫をもつ妻(40~69歳)216名を対象に、「夫の糖尿病に関する意識調査」を実施した。調査期間は11月5日~6日。まず、夫の糖尿病治療に対して、妻が協力しているかを尋ねたところ、「協力している」と回答した人は70%だった。また、夫婦の就業状況別の結果では、共働きをしている妻の回答が82%と最も高くなった。次に、夫の糖尿病に対する取り組み状況について尋ねたところ、妻が夫の治療に協力していると回答した夫のほうが、「薬をちゃんと飲んでいる」、「食事を気にしている」、「糖尿病を気にして生活している」という項目において、「該当する」と回答した割合が高いことがわかった。夫の糖尿病治療に対する取り組みには、妻の協力が大きく関係しているといえよう。一方、夫の糖尿病治療に協力していないと回答した妻にその理由を確認したところ、最も多かったのが「言っても聞かないので」というもの。妻は協力したくても、夫の態度により協力することを諦めていることが伺える結果となった。詳細は、同社ホームページ調査結果ページで確認できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月14日タレントのマツコ・デラックスが公開中の映画『黄金を抱いて翔べ』にワンシーンのみの特別出演を果たしていることが明かされ、11月7日(水)の夜、新宿ピカデリーにて行われた上映後のトークイベントに井筒和幸監督と共に出席した。高村薫のデビュー小説を映画化した本作。大阪のメガバンク本店の地下に眠る金塊の強奪を目論む男たちのドラマを描く。マツコさんは劇中、電源がつけられたテレビの画面に映るタレントとして出演。ごく一瞬のみの登場ということで、客席に向かって「見つかった?」と何度も確認し、「こんなに胸張って出れない現場もないわ」と居心地が悪そうに語った。自身は完成した作品を自宅で見たが、パソコンの小さな画面では自らの姿をほとんど確認できなかったとキレ気味。「(主要キャストの)チャンミンちゃんがキレイになって出てきたとき、それかと思った」と語ると、客席のチャンミンのファンが「違う!」と抗議。マツコさんは怒りを込めて「『違う』って言うときは挙手して言いなさいよ!」と脅迫するかのように語り、劇場は笑いに包まれた。マツコさんの“恋人”を自認する井筒監督は、その起用について「あの緊張のシーンが続く中でテレビをつけたときに映るのがこんなに似合う奴がほかに誰がおるんや?」と自信満々。だが、出演シーンの長さについて「5秒でいいんや。失礼やろ…世の中に」と本人を前に暴言を吐き、マツコさんの怒りに油を注いでいた。妻夫木聡、浅野忠信、チャンミン、桐谷健太、溝端淳平、西田敏行と錚々たるメンツが主要キャストとしてポスターに映っているが、この男性陣の中では誰が…?と司会者がおそるおそる質問を振ると、マツコさんは「用途によって違うわね」と意味深な(?)答え。「結局、西田さん以外なら誰でもいい」と問題発言で会場を沸かせた。ちなみに、金塊強奪のメンバーではないためポスターには写っていないが、本作のキャストの中でマツコさんの本当のお気に入りは青木崇高だそうで「ものおじしないで乱暴なことを言ってくれそう」と語り、「監督、どうにかならないの?」とおねだり。監督が「電話すりゃすぐ来るから今度、紹介してやる。いま、NHK(の大河ドラマ)で弁慶やってるから」と軽く請け合うとマツコさんは「弁慶vs弁慶よ!」と興奮していた。なぜか終始、興奮と怒りをにじませながらのトークイベント。仕舞には2人は司会者の映画パーソナリティに対してまで「何が映画パーソナリティだ?」(井筒監督)、「何だよ、映画パーソナリティって?お前のパーソナリティこそ…」(マツコさん)などと激しく攻撃を開始。マスコミ向けの写真撮影でもあれこれとポーズを要求するカメラマンに「お前、どこの媒体だ?」などと牙をむいて客席は爆笑に包まれた。『黄金を抱いて翔べ』は公開中。■関連作品:黄金を抱いて翔べ 2012年11月3日より全国にて公開© 2012「黄金を抱いて翔べ」製作委員会
2012年11月08日妻夫木聡主演の映画『黄金を抱いて翔べ』が3日に公開初日を迎え、東京・有楽町にある丸の内ピカデリーに主演の妻夫木と、浅野忠信、桐谷健太、溝端淳平、チャンミン(東方神起)、西田敏行、井筒和幸監督が登壇し、舞台あいさつが行なわれた。その他の画像本作は、高村薫の同名小説を原作に、銀行から240億円の金塊を強奪しようとする6人の男たちの姿を描いたクライム・ミステリー。舞台あいさつでは「最後のドキドキ感は、僕も(映画を)観ていてたまらないものがあったので、それを味わってくれてたらいいなって思う」(妻夫木)、「こんな骨太な映画は、最近めずらしいんじゃないのかなと思う。今日帰ったら『良かったよ』とまわりの人に言ってください」(溝端)とコメント。桐谷は「みんな全力で邁進して全部のシーンをやったけど、僕のシーンで言うと、証明写真のシーンで着替えているときのパンツの柄。あれ、実際にもらってたまに履いています」と語り、会場の笑いを誘った。最後に妻夫木は「ひとりひとりが手ごたえを感じながら作っていった映画だし、みんな命かけて作った映画。日本映画の底力をまじまじと感じ、魅せられた作品なので、その想いをぜひみなさんにも、いろんな人に届けてほしいと思う」と改めて作品をPRした。『黄金を抱いて翔べ』公開中
2012年11月05日映画『黄金を抱いて翔べ』が11月3日(土)に待望の初日を迎え、妻武木聡、浅野忠信、桐谷健太、溝端淳平、チャンミン(東方神起)、西田敏行のキャスト陣に加え、井筒和幸監督が丸の内ピカデリーにて行われた舞台挨拶に登壇した。上映後の舞台挨拶となり、観客の笑顔を見たキャスト陣から「楽しんでいただけたみたいで良かった!」と安堵の笑顔がこぼれた。この日は映画にちなんで本物の金塊が用意されており、豪華舞台挨拶となった。「マークスの山」などで知られる日本推理サスペンス大賞に輝く小説家・高村薫のデビュー作を、『パッチギ!』シリーズなどの井筒和幸監督が映画化。大阪の街を舞台に、メガバンクの地下に眠る240億の金塊を6人の男たちが、死力を尽くして一世一代の強奪作戦に挑む姿を描く。同作における黄金は、ただの金銭的な意味ではなく、“男たちが命を賭して勝ち取りたい何か”の例えである。会場から大声援で迎えられたキャスト陣の顔は、初日を無事に迎えられた喜びにあふれていた。主演の強盗犯・幸田を演じた妻夫木さんは、観客に「どうでしたか?」と呼びかけ、大きな拍手を浴び、手ごたえを感じた様子で「最後のドキドキ感は観ていてたまらないものがある。その部分を味わってもらえたら…」と自信のコメント。また、井筒作品出演を切望していたという妻夫木さんは「最後のシーンが印象に残っている。船上でのイメージカットを見たとき、あまりのカッコよさにシビレて、泣いてしまった」と感動しきり。さらに「手ごたえを感じながら命を懸けて作った映画です。こんな日本映画の底力があるんだと感じた」と語り、感無量の様子だった。劇中、無精ひげを生やした妻夫木さんの姿が鮮烈な印象を残す。日本映画初出演となったチャンミンさんは、劇中、“自称”工学部留学生で国家スパイの裏の顔をもつモモを演じている。「スピードの速い展開から目が離せない」と観客に向けて熱烈アピール。ほかの共演者たちも「出来上がりを楽しんで観ることができた」(浅野さん)、「どっしりとしたいい映画ができました」(桐谷さん)、「個人的にも好きな骨太の映画です」(溝端さん)、そして西田さんは「観客のみんなが満足してくれた顔をしているのが嬉しい。みんな楽しかったかぁ?」と会場に呼びかけ、笑いを誘っていた。この日、「黄金を盛り立ててくれた」ということで、井筒監督が佐渡の黄金大使に任命されたということが発表された。監督は、照れ隠しに「バラすな」と言いつつも、まんざらでもない様子。作品については「スター映画は久しぶり。全部手を抜かないで、一生懸命やりましたよ」と自信たっぷりにアピールした。主題歌は、安室奈美恵の新曲「Damage」でミュージックビデオを井筒監督が演出している。裏切りや疑心が交錯する物語に加え、計画の推移を綿密に追ったディテールにこだわった描写は必見。映画『黄金を抱いて翔べ』は全国にて公開中。■関連作品:黄金を抱いて翔べ 2012年11月3日より全国にて公開© 2012「黄金を抱いて翔べ」製作委員会
2012年11月03日山田洋次監督の最新作『東京家族』の予告編映像が公開された。時代にあわせて変わっていく家族のあり方と、時を経ても変わらぬ家族の“絆”を描いた感動作だ。予告編『東京家族』の物語は、瀬戸内海の小さな島で暮らす周吉と妻とみこが息子たちが暮らす東京を訪れるところから始まる。個人病院を営む長男、美容院を経営する長女、舞台美術の仕事をしている次男はそれぞれに両親のことを想い、東京で快適に過ごしてもらいたいと願うが、生活のリズムがあまりに違うために関係はぎくしゃくしてしまう。本作がオマージュを捧げている小津安二郎監督作『東京物語』の舞台は、映画公開と同じ1953年だった。そして、本作の予告編ではまず「2012年“いま”を生きる家族の物語」というコピーが登場する。続いて、橋爪功と吉行和子が演じる老夫婦が東京で子どもたちと再会する場面と、西村雅彦、中嶋朋子、妻夫木聡が演じる子どもたちの日常が映し出される。また、妻夫木演じる昌次の恋人・間宮紀子(蒼井優)も登場。短い予告編ながら、俳優陣の会話のトーンや仕草まで山田監督の繊細な演出が行き届いているのがわかる。また映像には、東京スカイツリーやイルミネーションに彩られた巨大観覧車など、東京の“現在”を感じさせるロケーションも数多く登場。本作は名作のコピーや、古めかしいドラマではなく、2012年の観客のために作られた“現代の家族”を描く作品のようで、予告編のラストは「これは、あなたの物語です。」というコピーで締めくくられている。『東京家族』2013年1月19日(土) 全国ロードショー
2012年11月02日『家族』、『幸福の黄色いハンカチ』、『息子』、『学校』シリーズ、『おとうと』、そして『男はつらいよ』シリーズと、その時代、時代の家族を見つめ続け、先日にはその功績が称えられ、2012年度文化勲章を受章した山田洋二監督による最新作『東京家族』。小津安二郎監督の不朽の名作『東京物語』をモチーフに、山田監督が2012年の東京を舞台に“今の家族”の物語を描いた本作の待望の予告編が遂に解禁となった。2012年5月、瀬戸内海の小島で暮らす平山周吉(橋爪功)ととみこ(吉行和子)夫婦が上京。東京の郊外で個人病院を営む長男の幸一(西村雅彦)、美容院経営者の長女の滋子(中嶋朋子)、舞台美術の仕事をしている次男・昌次(妻夫木聡)たちは、東京滞在中は両親に楽しく過ごしてもらいたいと世話を焼くが、のんびりとした暮らしをしてきた2人とは、あまりにも生活のリズムが違い、家族の間には少しずつ隙間ができ始める…。山田監督にとって81作目となる最新作で描かれるのは、2012年現在を生きる家族の物語。今回公開となった予告編では、橋爪さん演じる周吉が妻夫木さん演じる昌次に「のう、昌次。母さん、死んだぞ」と言葉をかけ、泣くのをぐっとこらえていた妻夫木さんが思わず涙してしまうシーンからスタートする。上京してきた周吉、とみこに対する反応は同じ家族でも様々。そして平山夫妻を取り巻く家族の風景が、久石譲の音楽と共に丁寧に映し出され、予告編ラストには「親をもつ、子をもつ、すべての人へ―」というメッセージが流れる。小津安二郎監督が家族の絆と喪失を描いた『東京物語』から60年――。これはスクリーンの中の家族の物語ではなく、私たち一人一人の物語でもあるのだ。巨匠・山田洋二が紡ぎ出す、現代の“家族”の姿にあなたは何を思うだろうか?『東京家族』は2013年1月19日(土)より全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:東京家族 2013年1月19日より全国にて公開© 2013「東京家族」製作委員会
2012年11月02日桐谷健太が映画俳優になることを決意したのは、保育園の頃だったという。夢が叶ったのは20代前半。井筒和幸監督がメガホンを握った『ゲロッパ!』で銀幕デビューを飾る。井筒監督について尋ねたとき、真っ先に出てきた言葉は「確実に自分の人生を変えてくれた人」。それは決して大げさではない。続いて出演した井筒作品『パッチギ!』ではエキセントリックな不良学生役で存在感を発揮。この作品での爆発に誘発されるかのようにその後、『ROOKIES』や『BECK ベック』などハマり役とも言えるハジけた役柄を次々と好演し、着実に若手人気俳優としての道を歩み始めた。そして2012年、井筒監督が三度、桐谷さんを変える!まもなく公開となる『黄金を抱いて翔べ』で桐谷さんはメガバンクの地下に眠る黄金強奪を目論む一味に加わっている。本作で桐谷さんが自らに感じた変化、成長とは――?公開を前に熱く語ってくれた。「井筒さんが『映画を撮る』、『健太をメインどころで使いたい』と言っていると聞いて、内容も何も全然聞かずに『はい、やります!』と言ってました(笑)」と明かす桐谷さん。原作は人気サスペンス作家・高村薫のデビュー小説で、井筒監督が長年、映画化を切望してきた作品でもある。大阪のメガバンク本店から240億円相当の黄金を盗もうとする6人の男たちの姿を描く。『ゲロッパ!』に始まり、『パッチギ』シリーズ2本を経て、井筒作品への参加は本作が4作目。「抽象的な言い方しかできないけど…」と前置きしつつ、井筒組に漂う独特なムードをこう表現する。「空気の粒子が細かいというか、クッキリしている気がします。あの空気に触れると『うわぁ、始まるんだ』って感じがして、撮影中も『オレはいま、映画を撮っているんだ』というのを強く感じます。緊張感とみんなが一つの方向を向いている一体感がある。それができるのは監督の中で自分がやりたいこと、撮りたいものがはっきりとあるからだと思います」。ちなみに過去3作品で桐谷さんは、監督からの罵倒あり、ムチャぶりありという厳しさの中で鍛えられたという。「メチャクチャに怒鳴られてましたよ。『このシロウトがっ!』とか平気で言ってきますし、『健太、なんか面白いことやれ。はい、本番!』みたいな指示も出るし(笑)。こっちは考える間もなく直感でやってました。やってみたら『面白いやんけ。それでええんや』って。そのおかげでテストからどんどん自分のやりたいことをアピールするようになりました。直接、そういう言葉を掛けられたわけじゃないけど『やりたいことを全力でやってみたらええんや』ってことを教わったと思います。そこからブッ飛んだ役やテンションの高いキャラクターのオファーがどんどん来るようになりましたね」。黄金強奪を企てるチームのメンバーを演じる共演陣には妻夫木聡に浅野忠信、溝端淳平、チャンミン(東方神起)に西田敏行と錚々たる顔ぶれが並ぶ。井筒監督が、この俳優たちとならできると確信を持って撮影に臨んだということもあってか「監督が現場で大声を出すことはほとんどなかった」と桐谷さんはこれまでの現場との違いを証言する。そしてもう一つ、これまでと何より大きく違うのが桐谷さんに与えられたキャラクター。井筒作品で、しかもこの面々の中に桐谷さんの名が並んでいると、どうしても桐谷さんが演じた野田という男に対し、ハジケっぷりのよいイケイケのムードメーカーの男を想像してしまうが、意外にも野田はクールなシステムエンジニア(!)。黄金強奪に向けてブレーキをかけることを知らない“肉食系”、“野獣系”の男たちの中にあって、逃げ腰でビビリ気味の一面を覗かせる。「こういう役を井筒監督からいただけたというのが何より嬉しかったです。最初に話を聞いたときは『またブッ飛んだ役かな?』と思ったので、システムエンジニアと聞いて一瞬『マジで!?』って(笑)。このメンバーの中で野田がどういう存在かと考えたら、映画を観ている人の感覚に一番近い男だと思うんですよね。逆にほかの連中は『なんで?』って言いたくなるくらい飛んでるから(笑)。その意味で、観る人にこの物語をありそうな話だと感じてもらう上でキーになる男。一方で、すごく奇妙さを感じさせる男でもあるんです。しかも第一印象で『こいつおかしいよね』と思わせるのではなく、じわじわと胡散臭さがにじみ出てくる。そこは意識しましたし、演じていて楽しかったです」。また新たな一面を井筒監督に引き出してもらった形だが、桐谷さん自身、20代から30代と年齢を重ねていく中での自身の変化に“必然”を感じていたとも明かす。「なかなか言葉にはできないけど、日常を含めてあらゆる面で自分が変わっていっていることを感じてます。そういう内面的なところでの変化がない限り、入ってくる役柄も変わらないんじゃないか?という思いもありました。芝居って結局、自分以上のものはできない、全ては自分の中から出てくるものだと思ってます」。冒頭でも述べたように映画俳優になることは保育園のときからの夢であり、20代前半でその夢を叶えたが、桐谷さんはそこから一度として立ち止まったことはない。常に演じることへの飢餓感をもって10年もの年月を疾走してきた。「もうガムシャラですよね。思い返せばいろいろな作品をやってきたけど、その一つ一つで瞬間を生きてきたというか、あまり意識的じゃなかった。ようやく30歳を超えたあたりで、俯瞰で物語を見られるようになってきたかなと思います。でも、変わらないのは喜びも幸福も一瞬だということ。夢が叶ったときであれ、芝居がうまくいった瞬間であれ、幸福感はあるけどほんの一瞬で、すぐにフラットに戻るんです。だからこそ常に何かに挑戦したいし、変化し続けたいです」。(photo/text:Naoki Kurozu)■関連作品:BECK ベック 2010年9月4日より全国にて公開© 2010『BECK』製作委員会/© ハロルド作石/講談社ROOKIES−卒業− 2009年5月30日より全国東宝系にて公開© 2009 映画「ROOKIES」製作委員会黄金を抱いて翔べ 2012年11月3日より全国にて公開© 2012「黄金を抱いて翔べ」製作委員会
2012年11月01日涙を流す役がこんなに多く、そして似合う俳優はそう多くはない。「昔からなぜか多いんですよ」と照れくさそうに語る妻夫木聡。この男には「泣かせてみたい」と監督を刺激する何かがあるのだろうか? もうひとつ、あの『悪人』以降増えたというのが、鬱屈した思いや心の中に陰を抱えた男の役。そんな彼の“ノワール”作品リストに新たに名を連ねるのが最新主演作『黄金を抱いて翔べ』である。メガバンク本店の地下深くに眠る黄金の強奪に命を懸ける男たちを描いた高村薫のデビュー小説を実写化。メガホンを執ったのは妻夫木と初タッグとなる井筒和幸監督。映画の公開を前に妻夫木と井筒監督に話を聞いた。その他の画像井筒監督が目指したのは「女子がグッと来るような」男の世界。「女の子のために“男の優しさ”なんて描いても『そんなの嘘だ』ってツッコミが入る(笑)。逆に感情が簡単に出てこない、泣いている女の子を抱きしめたりもしないハードボイルドな世界をやりたかった」と明かす。完成した映画は、余計な説明が省かれた疾走感あふれるシーンの連続。妻夫木は「いまの時代、感じることが少なくなっていて、『当然、提供してくれるんでしょ?』という姿勢になってる。僕はこの映画を『切ない』とか『泣ける』なんて軽い言葉で売る気はないので、自分で見て体感的に受け止めてほしい」と訴える。自身が演じた幸田を含め登場する男たちを「みんな何かが欠けている。心のポロっと欠けた部分をいろいろなもので補おうと試してみるけど、全然はまらないやつら」と分析。演じる上で「後ろ姿を見るだけでそいつの背景が見えてくるような役者でなきゃいけなかった」と自らに高いハードルを課した。先述の『悪人』では主人公と同じように実際に工事現場で汗を流したという妻夫木だが、本作でも役になりきるべく出来うる限りのことを試みた。「(撮影2か月前の)11月には幸田が幼少期を過ごした吹田市(大阪府)で過ごしたり、(劇中の)教会に居座ってみたり。地味だけどそういうことを積み重ねた。哀しい男だけどそれだけではない“何か”を抱えているので、それが植えつけられるまでそこにいようと思った」とふり返る。そのかいあって、俳優たちの間でも演出の厳しさで知られる井筒組において、監督から「何も問題ない。好きなようにやって」という全権委任の手形をもらったという。「役に入り込んで人とずっと会ってなくて、おかげで友達が減りましたよ。こんなに盛り上がらなかった年越しもなかった(苦笑)」。そうこぼす妻夫木とそれを見守る井筒監督の顔は何ともうれしそうで充実感にあふれていた。『黄金を抱いて翔べ』11月3日(土)全国ロードショー取材・文・写真:黒豆直樹
2012年11月01日日本映画界に輝く巨星・小津安二郎監督の『東京物語』(’53)にオマージュを捧げ、妻夫木聡や蒼井優をキャストに向けて贈る『東京家族』。このほど、本作の監督を務めた山田洋次が、文化勲章を受章したことが明らかとなり、山田監督を始めキャスト陣より喜びのコメントが届いた。震災後の2012年の東京を舞台に“今の家族”の物語を描く渾身の一作。瀬戸内海の小島で暮らす老夫婦が息子たちに会いに上京し、一時はバラバラだった家族が久しぶりに揃うも、その生活の違いから徐々に関係に歪みが生じていく様を描く。文化勲章とは、科学技術や芸術などの文化の発展や向上にめざましい功績のある者に授与される日本の勲章。これまで『幸福の黄色いハンカチ』を始め、『学校』シリーズや『おとうと』、そして『男はつらいよ』シリーズでその時代ごとの家族を丁寧な人間描写で描いてきた山田洋次監督。そんな監督自身、今回の受勲には格別な思いがあると言い、「京都で電話を受け、びっくりしました。映画人の一人として映画界を代表して日本映画のためにこの章を頂こう、という気持ちでお受けしました」と喜びと使命感が同居する胸中を語った。。さらに、「作りたいと思う、作ること自体が楽しい、面白い。作ることを楽しんでいると観客にとっても楽しい作品ができるだろう、そんなことを信じてやってきたつもりです」とこれまでの50年の監督人生をふり返る。さらに、『男はつらいよ』の渥美清(寅さん役)がこの場にいたら何と言うと思うか?という質問には「(寅さんは)そんな立派なものもらってどうするんだい。オレみたいな出来損ないの映画を作っていてそんな章を取るなんてと、きっと冷やかしそうですね。そして渥美さんが生きていたら、きっと喜んでくれたでしょう」といまは亡き盟友に思いを馳せた。『東京家族』は2013年1月19日(土)より全国にて公開。■関連作品:東京家族 2013年1月19日より全国にて公開© 2013「東京家族」製作委員会おとうと 2010年1月30日より全国にて公開© 2010「おとうと」製作委員会幸福の黄色いハンカチ デジタルリマスター 2010年4月10日より東劇ほか全国にて順次公開© 1977、2010 松竹株式会社
2012年10月30日ベストセラー作家・高村薫のデビュー作であり、日本推理サスペンス大賞を受賞した最高峰のミステリー小説を、鬼才・井筒和幸監督指揮の下、妻夫木聡を始め浅野忠信ら豪華キャストを迎えて実写映画化した『黄金を抱いて翔べ』。このたび、本作の主題歌に決定した安室奈美恵の楽曲「Damage(ダメージ)」の井筒監督自らが手がけた映画バージョンのミュージックビデオが公開となった。過激派や犯罪者相手の調達屋として生計を立てる幸田はある日、大学時代の友人・北川から240億円の“金塊”強奪計画を持ちかけられる。最初は渋る幸田だったが、北川の計画に渋々乗ることに。さらに、銀行システムエンジニアの野田や自称“工学部留学生で国家スパイ”という裏の顔をもつモモら4人の男が仲間に加わり、大阪の街を舞台に大胆不敵な奪取作戦が始める――。今回、公開となった井筒監督演出による「Damage」の映画版ミュージックビデオは、映画本編映像で綴るスペシャル・バージョン。曲のタイトルや歌詞に連動させた映像が盛り込まれているなど井筒監督の遊び心満載の仕上がりになっている。これまでの安室さんの楽曲イメージとはまた違うハードなロックナンバーに合わせて展開する、疾走感あふれる映像が何とも言えずカッコいい。今回、使用された安室さんの楽曲は配信限定リリースとなり、着うたは10月24日(水)より、着うたフル・PCでの配信は10月31日(水)よりスタートする。まずはこちら動画から、安室さんの最新楽曲と本作のスペシャルコラボレーション映像をご堪能あれ。『黄金を抱いて翔べ』は11月3日(土)より全国にて公開。※こちらの映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:黄金を抱いて翔べ 2012年11月3日より全国にて公開© 2012「黄金を抱いて翔べ」製作委員会
2012年10月22日妻夫木聡主演の映画『黄金を抱いて翔べ』が11月3(土)から公開されるのを前に、15日に東京・有楽町にある丸の内ピカデリーで完成披露試写会が行われ、主演の妻夫木と、浅野忠信、桐谷健太、溝端淳平、チャンミン(東方神起)、西田敏行、井筒和幸監督が登壇した。その他の画像本作は、高村薫の同名小説を原作に、銀行から240億円の金塊を強奪しようとする6人の男たちの姿を描いたクライム・ミステリー。当日は、舞台あいさつ前に映画館の入っている有楽町マリオンの1Fエントランスでレッドカーペットセレモニーを実施。世界最大を誇る金塊(底面225×455mm、上面160×380mm、高さ170mm、重さ12.7kg:レプリカ)が飾られたセットに妻夫木、浅野、桐谷、溝端、チャンミン、西田敏行が登場すると、集まった約1000人のファンから歓声が沸き起こった。また、本編上映前の舞台あいさつでは、井筒監督が「最初に(本を)読んだときに、これは映画になると思ったんだけどね、そのときは力量が足りないから出来ないと思った。今も足りないんだけどね(笑)。他の人が撮りに来るのをなんとか阻止しようと思って、今に至ってしまったわけ。今回すばらしいプロデューサーに恵まれて、こんな大きな劇場で自分の映画がかかるなんて…。腰が揺れてしまうわ!」と井筒節で映画化の経緯をコメント。妻夫木も「毎日が刺激的だった。細かく演技指導をしてくださって、映画って簡単に作れるものではないと改めて実感しました。期待した以上に新しいものが生まれたと思います」と自信を持って本作をPR。本作の撮影のときに東方神起のライブもあったというチャンミンは「ライブは明るくて輝いている自分を見てもらえるから自信になるけど、演技のほうはモモという陰のあるしずかなキャラクターなので内面をどう演じればよいか心配でした。でも日本語で話すのも頑張りましたし、後悔はない」と力強く語り、多くのファンから熱い歓声を集めていた。『黄金を抱いて翔べ』11月3日(土)全国ロードショー
2012年10月16日数々のベストセラーを世に送り出す高村薫のデビュー作にして、日本推理サスペンス大賞を受賞した同名犯罪小説を映画化した『黄金を抱いて翔べ』の完成披露試写会が10月15日(月)に都内で行われ、主演の妻夫木聡を始め、浅野忠信、桐谷健太、溝端淳平、チャンミン(東方神起)、西田敏行、井筒和幸監督が登壇した。大阪を舞台に、裏社会と繋がる調達屋の主人公・幸田(妻夫木さん)を始めワケアリな男6人が、それぞれの過去や思惑を抱えながら、鉄壁のハイテク防御システムを破り時価15億円の金塊を奪おうとする姿を圧倒的な迫力と緻密な描写で追っていく。妻夫木さんにとって、今回が初の井筒組で「毎日が刺激的でしたね。現場は厳しいと聞いていたが、細かい芝居にも指示をいただき、監督の妥協しない姿が印象に残った。『映画ってそんな簡単には作れないよな』って改めて感じました」とふり返る。ついに完成した作品には「いままでにない日本映画ができた」と自信満々。「6人の男たちの生き様をまじまじと感じてもらえれば」とアピールしていた。強奪作戦を持ちかける大学時代の友人・北川を演じる浅野さんが「僕自身、とても気に入っている作品」と胸を張れば、システムエンジニア役の桐谷さんも「どっしりとした、めっちゃカッコいい、それでいて色気のある映画」と負けじと熱弁。北川の弟を演じる溝端さんは、以前から井筒監督の作品に出演するのが夢だったと言い「いまこの場に立てることが、とても幸せ」と感無量の面持ちだった。そして客席から黄色い歓声を浴びるチャンミンは「素晴らしい監督とキャストのみなさんと一緒に映画を撮影できて楽しかったし、勉強になりました」。映画初出演で自称・工学部留学生で国家スパイの顔をもつモモを演じ、「あまりしゃべらない、静かなキャラクターなので、内面を演じられるか不安だった。でも一生懸命やりました。後悔はないです」とファンを前に誇らしげだった。そんなチャンミンの横に立つのは、元エレベーター技師の“ジイちゃん”を演じた西田さん。「みなさんの歓声を聞けるだけで、僕も嬉しい。さっきから横で見ているけど、完璧な顔だね」とチャンミンに惚れ惚れした様子だ。一方、大勢の女性ファンが駆けつけた客席を見て「今日は女の人ばっかりやなあ。本当は男のために作ったのに」と“井筒節”全開の監督は、「原作を読んだ当時からずっと映画化したかった。こんな大きなスクリーンで、僕の写真(映画)が上映されるとは思ってもみなかった」と映画の完成を誰よりも喜んでいた。『黄金を抱いて翔べ』は11月3日(土)より全国にて公開。■関連作品:黄金を抱いて翔べ 2012年11月3日より全国にて公開© 2012「黄金を抱いて翔べ」製作委員会
2012年10月15日『101回目のプロポーズ』や『東京ラブストーリー』など、名作と呼ばれる恋愛ドラマたち。女性読者のみなさんは、そんな数多くある名作恋愛ドラマの中でも、特に忘れられない思い出に残っている恋愛ドラマはありますか?アンケートで調査してみました。調査期間:2012/6/27~2012/6/30アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 564件(ウェブログイン式)第1位ロングバケーション(1995年)……32人・ピアニスト役の木村拓哉が異常にかっこよく、今でも思い出に残っています。(29歳/女性)・初めて見たドラマで山口智子のカッコかわいさに惹かれました!(32歳/女性)・子供の頃、あまり遅くまでテレビを見せてもらえなかったが、このドラマは面白く母親も見たがったため、一緒に見ることができたのでよく覚えている。(28歳/女性)第1位に選ばれたのは、1995年に月9枠で放映された木村拓哉主演のロングバケーションでした!「ロンバケ」の略称でもおなじみですよね。全体的に木村拓哉さんと山口智子さんの主演のふたりが印象深かったという意見が多かったです。第2位やまとなでしこ(2000年)……28人・主演の松島菜々子さんが本当にきれいで、高飛車だけど憎めないキャラクターがステキだった。(26歳/女性)・作中で「愛よりお金!」って言っていた主人公が、最後にはお金より愛を選んだのが印象的でした。(24歳/女性)・最終回の「残念ながらあなたといると、幸せなんです」という台詞がとても桜子らしく、印象的だったので今でも覚えています。(28歳/女性)第2位には、こちらも月9枠で放映され、視聴率も30%の大台を記録するなど話題となった『やまとなでしこ』がランクインしました。主演の松島奈々子さんの演技力も印象深いものでしたが、主人公のキャラクターに高評価が集まりました。第3位花より男子(2005年、2007年)……25人・松潤が演じる道明寺のキャラがかっこいいですし、苦難を乗り越えてふたりが結ばれるストーリーが感動的でした。(23歳/女性)・原作のマンガはありますが、非常に脚本がよくできていたと思います。見ていて純粋におもしろかった!(27歳/女性)・原作マンガの大ファンでしたし、キャストがすごくマッチしていたので自分の中では外せない作品です!(25歳/女性)第3位は原作マンガも大人気の恋愛ドラマ『花より男子』がランクインしました。回答意見の中では主にストーリーと原作ファンも納得のキャスト陣に高い評価がつけられています。第4位東京ラブストーリー(1991年)……23人・見る年齢によって感じ方が違う作品なので好きです。携帯がない時代ならではのストーリーがいい!(32歳/女性)・ストーリーやキャストもいいけど、小田和正さんの主題歌がとても印象的でずっと忘れられません。(36歳/女性)恋愛ドラマの金字塔とも言える『東京ラブストーリー』は第4位にランクインしました。キャストやストーリーももちろんいいのですが、なんといっても小田和正さんの主題歌の印象が強いですよね。ドラマの中身を知らなくても主題歌は知っている人がいるくらいですから(笑)。第5位オレンジデイズ(2004年)……20人・主人公たちの設定が当時の自分と同じ就活中の大学4年生で、とても共感できた。内容も面白かったし主題歌も好きなミスチルだったので。(30歳/女性)・青春の甘酸っぱさがすごいうらやましかった作品なので、いまでも覚えています。(23歳/女性)第5位は、平凡な大学生と聴覚を失った女子大生との恋愛を描いた『オレンジデイズ』がランクインしました。主演の妻夫木聡と柴咲コウの手話でのやり取りなどが話題になった作品です。主要登場人物がみんな大学生だったので、キャンパスライフへのあこがれを抱いた読者が多いようですね。ベスト5は以上のようなランキングになりました。6位以下では、『ビューティフルライフ』、『世界の中心で愛を叫ぶ』、『私が恋愛できない理由』などのドラマが挙げられました。さて、みなさんの好きな恋愛ドラマは何位でしたか?(貫井康徳@dcp)
2012年10月07日山田洋次監督の最新作『東京家族』の特別試写会が4日(木)に京都四條南座で行われ、舞台あいさつに山田監督が登壇した。その他の写真本作は、1953年の小津安二郎監督作『東京物語』へオマージュを捧げた作品で、橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優らをキャストに迎え、現代の家族の絆を描く。京都四條南座では、8月18日より山田監督の監督生活50周年を記念したイベントが連日行われており、『男はつらいよ』シリーズや『幸福の黄色いハンカチ』など全80作品を上映。イベント期間中の4日(木)に行なわれた『東京家族』の特別試写会には、3年ぶりの山田監督作を心待ちにしていた約500人の観客が集まり、山田監督が舞台あいさつを行った。山田監督は、「今日は、皆様がどういう風にこの映画を感じるか、判決を待つ被告のような気持ちでおります」とコメントし、さらに先日、世界の映画監督が投票で決める映画史上最も優れた作品に、本作のベースである小津監督の『東京物語』が選ばれたことについて、「2位の『市民ケーン』を抜いて1位になったと、世界中で話題になりました。時を越え、国を越えても、家族というものはやっかいなもんだという悩みを、世界中の人が共有できる、そういうところが評価されたのでしょうか」と話した。『東京家族』2013年1月19日(土)全国ロードショー
2012年10月05日妻夫木聡が主演し、浅野忠信、桐谷健太、溝端淳平、チャンミン(東方神起)らが出演する映画『黄金を抱いて翔べ』より、本日が10月2日“豆腐の日”(日本豆腐協会が1993年に制定)であることにちなんで、チャンミン扮するチョウ・リョファンが豆腐屋でアルバイトをするシーンが公開された。その他の写真『黄金を抱いて翔べ』は、高村薫の同名小説を原作に、銀行から240億円の金塊を強奪しようとする6人の男たちの姿を描いたクライム・ミステリー。主演に妻夫木を迎え、井筒和幸監督がメガホンを執る。チャンミンが本作で演じるのは、豆腐屋でアルバイトをする自称・大学院留学生のチョウ・リョファン。幸田(妻夫木)からは“モモ”と呼ばれ、爆弾工作のエキスパートとして、仲間に加わる謎めいた人物だ。物語は、登場人物それぞれの背負う過去が、強奪計画にさまざまな影響を及ぼしながら二転三転していく。チャンミンの演じる“モモ”も、国家スパイとしての裏の顔を持ち、仲間に明かしたがらない過去の出来事によって、何者かに命を狙われていくことになる。井筒監督の「フレッシュでリアルなキャスティングをしたい」という理由から、モモ役に決まったチャンミン。日本映画への出演は初となる彼が、井筒監督とともにどのような役作りをし、新たな一面を見せるのか注目したい。『黄金を抱いて翔べ』11月3日(土)全国ロードショー
2012年10月02日監督生活50周年を迎える山田洋次監督の新作『東京家族』が来年1月に公開されるのを記念して、全50品目が入ったオリジナルおせちが、大丸松坂屋百貨店から販売されることが決定した。その他の写真映画は、“家族”をテーマにした作品を作り続けてきた山田監督が、巨匠・小津安二郎監督の傑作『東京物語』にオマージュを捧げた作品で、橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優らをキャストに、現代の家族の絆を描く。このたび販売されるオリジナルおせちは、近年、「新年を家族で迎えたい」「家族で過ごす時間を大切にしたい」といった家族回帰の傾向に対応し、おせちを拡充している大丸松坂屋百貨店が販売するもの。オリジナルおせちは、角うに、味付数の子、ローストビーフ、ローズサーモン、豚バラあぶり焼き、穴子昆布巻など全50品が入ったボリュームのある和・洋風3段で、10月3日(水)より12月中旬まで、大丸・松坂屋・関係百貨店19店舗で予約することができる。価格は税込21000円。また、オリジナルおせちの購入者には、抽選で100組200名に映画『東京家族』のペア・チケットがプレゼントされる。『東京家族』2013年1月19日(土)全国ロードショー
2012年10月01日ベストセラー作家・高村薫のデビュー作にして、日本推理サスペンス大賞を受賞した最高峰のミステリー小説を、鬼才・井筒和幸監督の指揮の下、妻夫木聡、浅野忠信ら豪華キャストを迎えて実写映画化した『黄金を抱いて翔べ』。このたび、本作とカルチャー誌「BARFOUT!」がコラボレーションし、俳優の傍らカメラマンとしても活躍する永瀬正敏が主演の妻夫木さんを激写したスペシャル企画が実現!その貴重なメイキング写真がシネマカフェに到着した。過激派や犯罪者相手の調達屋として生計を立ててきた幸田はある日、大学時代の友人・北川から240億円の“金塊”強奪計画を持ちかけられる。最初は渋る幸田だったが、悩んだ挙句北川の計画に乗ることに。さらに、銀行システムエンジニアの野田や自称・工学部留学生で国家スパイという裏の顔を持つモモら4人の男が仲間に加わり、大阪の街を舞台に大胆不敵な奪取作戦が始まる――。本企画の実現に際し、自らビジュアルストーリーを作成するほどの熱の入れようだった永瀬さん。演技派俳優としての凛々しく、爽やかなイメージを持つ妻夫木さんを、絵画的な美しさを持った男性へとみるみるうちに変身させていくさまは、「さすが」のひと言に尽きる。編集部との打ち合わせを何度も重ねて撮影イメージやコンセプトを固めていき、セットや小物、照明の角度など細部にわたる微調整を自身で行うという徹底ぶりを見せた永瀬さん。撮影にあたり、イメージしたのは「失われた言葉」なのだそう。劇中で描かれる主人公・幸田(妻夫木さん)からインスピレーションを得て、「自分の前から姿を消した愛しい女と妄想の中で生きていた男の狂気を表現した」という。襟元が引き裂かれたように伸びた服から胸をはだけた妻夫木さんが、うつろな目で立ち尽くすポーズをとったメイキング写真からも、永瀬さんのその狙いは十二分にうかがえるはず。映画とはまたひと味違った世界感が漂う今回の特集では、妻夫木さんのロングインタビューも掲載。本作への意気込みや俳優という仕事への情熱などをたっぷりと語っている。俳優・妻夫木聡の素顔だけでなく、フォトグラファーとしての永瀬さんの姿も垣間見える本特集を見逃すのはもったいない!売り切れになる前に、ぜひ書店へ足を運んでみて。「BARFOUT!」10月号は全国書店にて発売中。『黄金を抱いて翔べ』は11月3日(土)より全国にて公開。■関連作品:黄金を抱いて翔べ 2012年11月3日より全国にて公開
2012年09月19日トヨタ自動車はこのほど、「実写版ドラえもん CM」シリーズの第8弾の内容を発表した。7日より放送され、小川直也さん演じるジャイアンと、前田敦子さん演じるジャイアンの妹・ジャイ子が初共演する。このCMは「ジャイアンジャイ子の芸術の秋」編として、秋を先取りした内容に。ジャイ子が「クリスティーネ剛田」として個展を開催するほか、ジャイアンがリサイタルで「ヘビーローテーション」(AKB48)を披露するという必見(?)のシーンもある。CMのストーリーは、妻夫木聡さん扮するのび太とジャン・レノさん扮するドラえもんが、ジャイ子の個展やジャイアンの勤めるスーパーを訪れ、奇妙な絵や歌に逃げ出すという内容。のび太の「自分の好きなところに行きたいな」に、ドラえもんの「行けるじゃん、免許取れば」のセリフが入り、「免許を、取ろう。」のロゴで締めくくられる。ジャイ子役の前田敦子さんは、小川直也さんが歌って踊るヘビーローテーションについて、「AKB48とは違った迫力があっておもしろかったです」とコメント。一方、ジャイアン役の小川直也さんは、「初めてジャイアンとジャイ子の兄妹が共演しました。ドラえもん好きなら誰もが知っているジャイアンリサイタルやジャイ子の絵も出てきます。皆様楽しみにしてください」と語っている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月07日台湾初の本格的な刑事ドラマ「ブラック&ホワイト」(’09)で俳優デビューを飾り、人気俳優ヴィック・チョウとのイケメン凸凹刑事で大ブレイク。一躍トップスターに踊り出たマーク・チャオ。そんな彼が「ドラマの3年前」という設定で、ひょんなことから犯罪組織のチンピラとタッグを組んで爆破計画を阻止するさまを描いた映画『ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black & White Episode1』で帰ってきた!『モンガに散る』(’10)を始め、今年だけでも4本もの出演映画が公開されるなど、“いま、最も気になる華流男子No.1”の彼が、過酷なアクション撮影秘話や人生観、女性観などを現地台湾でたっぷりと語り尽くしてくれた。『ハーバー・クライシス』ではドラマ版から遡った設定のため、坊主頭で新鮮味を出し、正義のためなら頭より体が先に動いてしまう熱血刑事・インションを演じたマーク。「実際の僕は、インションのように衝動的ではないです。論理的で理屈っぽい所が僕にはあって、色々考えてから動く方だからインションみたいにちょっとしたことでカッとすることはないですね(笑)。似ている点は正義感が強いところと、是か非かがはっきりしてるところ。犯罪が大嫌いなところも似ています」。語り口はフランクながら落ち着いた印象が漂うマーク。そんな彼を苦しめたのは、ドラマ版よりも一層激しさを増したアクションシーンだと言う。「2か月間アクションや武術のトレーニングをしたので、体もかっこよく鍛えることができたんですけど、それもほんの少しの間だけ。撮影が始まると、あまりの過酷さと疲労で1か月もしないうちに筋肉が落ちてしまいました。特に忘れられないのが橋の下のトラックに飛び降りるシーン。飛ぶタイミングを計算しないとケガにつながるとても危険なシーンだったんです。それを19回もやりました(笑)。これまで『できない』と言ったことはなかったんですけど17回か18回目のテイクで、さすがに『これ以上は無理です』と監督に言ったら『どうして?インションはそれぐらいで疲れるの?』って言われました。僕はその言葉にすごく傷ついたのでチャンスがあるたびに監督への恨みを語っています(笑)」。そんな危険と隣合わせの撮影現場で劇中さながら良き「相棒」となったのが、お調子者のチンピラ、ダーフーを演じたホァン・ボーの存在。「僕たちの映画は“刑事とチンピラ”がタッグを組むという『パートナー』の部分で新しいスタイルを展開することに成功しました。ホァン・ボーさんは38歳ですけど、とてもピュアで誠実な心の若い人。歌が好きで撮影の合間にひとりで海に向かって歌ってました(笑)。彼とはいまでも連絡を取り合っているんですが、僕が困ったときに色々ヒントをくれたり、手をさしのべてくれる兄貴みたいな存在です」。本作もそうだが、彼の出演作をふり返ってみると、「ブラック&ホワイト」も『モンガに散る』も友情や仁義、絆がテーマの作品が多い。マーク自身も仲間の存在を重要と考えているそうだが、それにはこんな理由が…。「僕はなぜか“付き合いにくそうな人”と思われることが多いんです(笑)。そんな付き合いにくい僕のそばにいてくれる人を、僕は大切にしなければと思っています。いまの社会は真心を持って接してくれる人が少なくなっているから、純粋に友達として接してくれる人って大事ですよね。あとは『家族』と『恋』も大切にしたい重要な要素です」。子供の頃から「家庭を持ちたい、子供が欲しい、結婚したい」という思いが強かったというマーク。日本の女性は「結婚しないでバリバリ働く人も多いんですよ」と伝えると、人生を達観したような深い答えが返ってきた…。「結婚しないのは台湾の女性も同じです。女性にとっては才能が発揮できて、バリバリ働ける土壌のようなものがやっと固まってきた時代だと思うので、『子供を産み、家事をする』という選択をあえてしないのも僕は“アリ”だと思ってます。経済面から見ても“共働きをしないとやっていけないから子供を産まない”とか、“成功するまで結婚しない”という考えも理解できます。でも僕自身は、仕事よりも恋をすることや家族を大事にすることが重要なんです。これが本心なんですよ。結婚というのは形式ではあるけれど、人生にとって結婚でしかエンジョイできないこともあるんじゃないかなとも思うんです。お金をいくらたくさん稼いだとしても、奥さんが温めてくれた一杯の牛乳の“あたたかさ”にはかなわないこともあるんじゃないかなって。電子レンジでチン!でもいいですけど(笑)。人生のポイントをどこに置くかは人それぞれだから、色々と考えてみるのも悪くないのではないかなと思います」。日本には3か月程の留学経験もあり、少しなら聞き取りもできるという彼は「木村拓哉さんや、妻夫木聡さん、阿部寛さんが好きです。映画では深津絵里さん主演の『ステキな金縛り』が好き」と言い「日本のクルーと仕事ができれば長く滞在することができるので実現を願っています」とも語る。そんな彼は最後にこんな抱負を教えてくれた。「父親が芸能人なので、昔から母親には『芸能界だけには入るな』と言われ続けてたんですけど、いまこうして役者をやっているのはもう“運命”と言うしかないなと思っています。今後は少し仕事をペースダウンして調整しながら、すべての作品に全力を尽くせるようにしていきたいです。俳優としては『楽しい人』になりたいという目標があります。そしてプライベートでは『30歳までに結婚したい』と言い続けてきたので実現させたいですね。あと2年以内に(笑)!!『ハーバー・クライシス』はアクションシーンはもちろん、ツァイ監督の最も得意な分野である人間性を引き出し、感性を描いたところにも注目して楽しんでいただければと思います!」(text:Tomomi Kimura)■関連作品:ハーバー・クライシス<湾岸危機>Black & White Episode1 2012年9月8日より全国にて公開© 2012 Hero Pictures Corporation Limited. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年09月03日妻夫木聡が主演し、浅野忠信、桐谷健太、溝端淳平、チャンミン(東方神起)らが出演する映画『黄金を抱いて翔べ』のポスター画像と予告編が公開された。『黄金を抱いて翔べ』予告編本作は、日本推理サスペンス大賞を受賞した高村薫のデビュー作を原作に、240億円の金塊強奪を企てる6人の男たちの姿を描くクライム・ミステリー。主演の妻夫木は、実行犯の幸田を、浅野はチームのリーダー北川を演じ、井筒和幸監督がメガホンをとる。このほど公開された動画では、妻夫木、浅野のほか銀行の地下に眠る金塊を狙う男たちが次々と登場。桐谷はシステムエンジニアの野田、溝端は北川の弟で調達屋の春樹、チャンミンは爆破工作員のエキスパートで国家スパイの顔を持つモモ、西田敏行は、元エレベーター技師でチームの相談役でもあるジイちゃんを演じる。終盤では、本作の主題歌に決定した安室奈美恵の新曲『Damage』の一部を聴くことができる。またポスター画像には、“計画は完璧なはずだった”とあり、彼らの命がけの強奪計画が思いもよらぬ方向へと進んでいくことがわかる。大阪の街を舞台に、井筒監督が“犯罪小説の最高峰”と言われる高村薫のベストセラー小説をどのように映画化するのか気になるところだ。『黄金を抱いて翔べ』11月3日(土)全国ロードショー
2012年07月27日ベストセラー作家・髙村薫のデビュー作であり、日本推理サスペンス大賞を受賞した最高峰のミステリー小説を、鬼才・井筒和幸監督の指揮の下、妻夫木聡、浅野忠信ら豪華キャストを迎えて実写映画化した『黄金を抱いて翔べ』。このたび、本作の主題歌に今年で活動20周年を迎えた安室奈美恵の新曲が抜擢された。過激派や犯罪者相手の調達屋として生計を立ててきた幸田はある日、大学時代の友人・北川から240億円の“金塊”強奪計画を持ちかけられる。最初は渋る幸田だったが、北川の計画に乗ることに。さらに、銀行システムエンジニアの野田や自称・工学部留学生で国家スパイという裏の顔を持つモモら4人の男が仲間に加わり、大阪の街を舞台に大胆不敵な奪取作戦が始まる――。安室さんにとって映画主題歌を担当するのは、仲間由紀恵の主演作『劇場版テンペスト3D』以来、約10か月ぶり。本作のために書き下ろした新曲「Damage(ダメージ)」は、安室さんの楽曲の中でも珍しくハードなロックナンバーに。「“人生を賭ける男ども”の話なので、そこに負けまいと挑みかかるような、エモーショナルな女性の歌声が一番望ましいと思った」という井筒監督たってのラブコールがあり、今回のコラボレーションが実現した。「出演者がほぼ男性で女性的なイメージとは違うハードボイルドなこの映画の主題歌を正直受けてもらえるか不安だった」というプロデューサーの言葉とは裏腹に、台本を渡され、井筒監督の主題歌に対するイメージを聞いた安室さんはこのオファーを快諾したという。一足先に主題歌を聴いた井筒監督は「予想外の安室ボイス、いつになくハードボイルドでパンチの効いたこの曲は、腹に響く感じで、ヘビーでしかもクールだ」と大絶賛!プロデューサーの「ロックテイストもあり、何よりもカッコいい楽曲」という太鼓判からも、その仕上がりに期待せずにはいられない。20周年という記念すべき年に安室さんが開く新境地とは?同曲の発売日は未定。『黄金を抱いて翔べ』は11月3日(土)より全国にて公開。■関連作品:黄金を抱いて翔べ 2012年11月3日より全国にて公開
2012年07月26日NODA・MAP 第17回公演『エッグ』の制作発表が7月20日に行われ、作・演出の野田秀樹と出演の妻夫木聡、深津絵里、仲村トオルらが登壇した。NODA・MAP 第17回公演『エッグ』チケット情報本作は野田が芸術監督を務める東京・池袋の東京芸術劇場のリニューアルこけら落とし公演。スポーツと音楽というふたつの要素を中心にした作品だ。妻夫木がこの世にないスポーツの新人選手、仲村がベテラン選手を演じ、深津はシンガーソングライター役。重要な要素となる音楽は椎名林檎が担当する。「どのような作品にしたいか」と問われた野田は「不可解にして愉快、爽快で若い、老獪な芝居」と韻を踏んで表現。「この世に存在しないスポーツを描き、見る人が想像するという不可解。見事なキャスティングと自負する役者たちが自在に動く愉快、椎名さんの爽快な音楽。そして最近考え込んだようなものが多かった自分の芝居を壊すという意味の“若い”、とはいえ若い演出家にはつくれない作品をつくるという意味で老獪」と流れるように説明した。そこに共演の橋爪功が「野田作品は奇っ怪。音楽をテーマにするというのでミュージカルだと思って引き受けたら違った。自分が歌うシーンがなさそうなので不愉快」と切り返し笑いを誘った。今回でNODA・MAP3作目となる妻夫木は「野田さんはいつも、終わったあとも未来永劫その舞台の世界について想像し続けられるような作品をつくる方。今回も、自分も観客の方も見たことのない景色を見たいし、見せたいと思います」と意気込んだ。野田作品に初めて参加する仲村は「転校した学校でかくれんぼをしていて、うまく隠れすぎて見つけてもらえなかったところを、日が暮れたころにようやく見つけてもらった気分。泣きながらありがとうと抱きつきたいです」と独特の言い回しでこの作品に参加できる喜びを表現していた。深津はすでに椎名とレコーディングを始めているそうで「才能があるうえにやさしくかわいく、あげくの果てに頭がいい。彼女を通じて役作りが始まっていて、得した気分です」と椎名にべた惚れの様子。そんな椎名から寄せられた「唯一無二と書いてトクベツと読むこの声に、似合わない調べはありません」というコメントが読み上げられると、「この言葉を勇気に頑張りたい」と思いを新たにしていた。最後に振付師を演じる藤井隆がスポーツに掛けて「オリンピックイヤーに、池袋で野田さんのオリンピックが開かれます」ときれいにまとめて会場は笑いに包まれた。出演はほかに秋山菜津子、大倉孝二。公演は9月5日(水)から10月28日(日)まで東京芸術劇場プレイハウスにて上演。チケットは7月21日(土)10:00より一般発売開始。取材・文:釣木文恵
2012年07月20日