野田秀樹作・演出のNODA・MAP第21回公演 『足跡姫 ~時代錯誤冬幽霊~』(あしあとひめ ときあやまってふゆのゆうれい)が1月18日(水)より東京・東京芸術劇場で上演されることが決定した。【チケット情報はこちら】出演は宮沢りえ、妻夫木聡、古田新太、佐藤隆太、鈴木杏、池谷のぶえ、中村扇雀、野田秀樹。同作の舞台は江戸。さらに作品は中村勘三郎へのオマージュであることが発表されている。野田は、「彼(勘三郎)から最後の病床で“俺が治ったら、この姿(医療器具でがんじがらめの彼の姿)を舞台にしてよ”と言われた。それを彼の遺言とも思ってないし、彼は冗談半分のつもりだったように思うのだけれども、ずっと気になっていた」とコメント。さらに「彼の葬式の時に坂東三津五郎が弔辞で語ったコトバ、“肉体の芸術ってつらいね、死んだら何にも残らないんだものな”が、私の脳裏に残り続けています。その三津五郎も、後を追うように他界してしまいました。あれから「肉体を使う芸術、残ることのない形態の芸術」について、いつか書いてみたいと思い続けていました」と製作に至った経緯を明かした。「本来はオマージュなんていうのは、“しゃらくせえや”と思う方なんですが、こうして臆面もなく「勘三郎へのオマージュ」と書くことで、自分へのプレッシャーにもなるし、勘三郎の名前と思いが、少しでも長く人の心に残っていくための、私の本など微力だとは思いながらも、書かないよりはいいな…と、そんなわけで『足跡姫』です」とコメントを寄せている。NODA・MAP第21回公演 『足跡姫 ~時代錯誤冬幽霊~』は1月18日(水)から3月12日(日)まで、東京・東京芸術劇場で上演。チケットの一般発売は12月10日(土)より。
2016年08月25日妻夫木聡と満島ひかりが兄妹役を演じ、第73回ベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門で唯一の長編実写日本映画としてワールドプレミアを迎える『愚行録』。その公開日が2017年2月18日(土)に決定し、特報とティザービジュアルが解禁となった。閑静な住宅街で起こった一家惨殺事件。被害者・田向浩樹(小出恵介)は大手デベロッパーに勤めるエリートサラリーマン。妻の友季恵(松本若菜)は物腰が柔らかく、近所からも慕われる上品な美人。夫婦は娘とよく買い物に出かけるなど、誰もが羨む仲睦まじい“理想の家族”として知られていたが、田向は自宅の1階で、友季恵と娘は2階寝室で刺殺された姿で発見され、世間を騒然とさせた。やがて未解決のまま1年が過ぎ、風化していく事件。週刊誌記者の田中(妻夫木さん)は、改めて真相を探ろうと関係者の証言を追い始める。しかし、そこから浮かび上がってきたのは田向夫妻の姿からは想像もできない、うわさの数々だった――。ミステリー文学界の魔術師・貫井徳郎の直木賞候補作を、妻夫木さん、満島さんはじめ、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、眞島秀和といった豪華実力派俳優人で映画化した本作。監督は、本作で長編映画監督デビューを飾った期待の異才・石川慶。革新的、独創的な若手作家・独立系作家の監督作や長編デビュー作がプレミア上映される、ベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門への正式出品が決定している。特報映像の冒頭では、1年前に起きた一家惨殺事件の真相を追う、妻夫木さん扮する週刊誌の記者・田中が「田向さんを殺した人って誰なんですか?」と問いかけると、眞島さん、小出さん、臼田さん、松本さん、中村さん、市川さんが演じた人物が次々と登場。それぞれが含みのある表情を見せる中、何者かによる「私、殺した人を知っています」という衝撃の告白が聞こえてくる。続いて、美しくも、表情を失ったようにうわの空でどこかを見つめる、満島さん演じる田中の妹・光子の姿が。果たして、理想的な家族を惨殺した犯人は誰なのか。また、光子が持つ秘密とは…?そして、<仕掛けられた3度の衝撃>との文字が、立て続けに映し出される登場人物たちの衝撃の瞬間を覆っていく…。ティザービジュアルにも配されている、「そこには、悪意も、善意もない。」というコピーが、繰り広げられる“愚行”(=愚かな行為)の数々を予感させるミステリー。その一端を、まずはここから覗いてみて。『愚行録』は2017年2月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月12日貫井徳郎の小説を妻夫木聡、満島ひかりの共演で映画化する『愚行録』の特報映像と新ビジュアルが公開になった。今月末に開催される第73回ベネチア映画祭のオリゾンティ・コンペティション部門で正式上映されることが決定している話題作だ。公開された特報映像始まりは、閑静な住宅街で起こった一家惨殺事件。被害者の田向浩樹(小出恵介)は、大手デベロッパーに勤めるエリートサリーマンで、妻の友季恵(松本若菜)は物腰の柔らかい上品な美人。ふたりは娘とよく買い物に出かけるなど、誰もが羨む仲睦まじい“理想の家族”として知られていたが、田向は1階で、友季恵と娘は2階寝室で刺殺された姿で発見される。特報映像は、未解決のまま一年が過ぎ、風化していく事件の真相を追う週刊誌の記者・田中(妻夫木)が、「田向さんを殺した人って誰なんですか?」と一家の隣人や、知人・友人に問いかけるところから始まる。次々に映し出される関係者は、皆一様に含み笑いのような表情を見せ、そして何者かが「私、殺した人を知っています」と衝撃の告白をして終わっている。特報映像とビジュアルに登場する「そこには、悪意も、善意もない。」というコピーと、記者・田中が目の当たりにする田向家へ向けられる噂の数々は、観る者に何を突きつけるのか? 本作は、複雑に絡み合う人々の思惑や感情を描き出す作品になりそうだ。『愚行録』2017年2月18日(土)全国ロードショー
2016年08月12日笑福亭鶴瓶と日替わりのゲストが、事前に与えられた設定とセットでぶっつけ本番の即興芝居に挑むバラエティ番組の舞台版「スジナシBLITZシアター」が、今年も開催されることが決定。vol.4となる今回は、小栗旬、「チュートリアル」の徳井義実、竹内結子が登場することになった。「スジナシBLITZシアター」は、鶴瓶師匠と豪華ゲストが即興ドラマを繰り広げるバラエティ番組の舞台版。番組は2014年6月に放送終了したものの、舞台として復活し、好評を博している。過去の公演では、ゲストに佐藤浩市、大島優子、マツコ・デラックス、米倉涼子、吉田羊、妻夫木聡など錚々たる顔ぶれが出演し、話題を呼んだ。今回も鶴瓶師匠とゲスト出演者が、当日知らされる舞台セットの前で打ち合わせナシ!台本ナシ!の即興舞台に挑み、案内人をこれまで同様、中井美穂が務めていく。9月12日(月)に登場するのは、ジュード・ロウと共演した「ペプシストロング 桃太郎」CMや、実写版『銀魂』『ミュージアム』主演などで、この夏も注目を集める小栗さん。また、13日(火)にはドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」「Nのために」など、俳優としても活躍する徳井さん、14日(水)には『殿、利息でござる!』『クリーピー 偽りの隣人』などで鮮烈な印象を放ち続ける竹内さんが登場する。さらに、舞台の模様を当日深夜にそのままテレビでも放送するという、舞台とテレビの連動企画を今回も実施。ガチの即興芝居は、今年もアツくなりそうだ。「スジナシBLITZシアターVol.4」は9月12日(月)~9月14日(水) 19時~赤坂BLITZにて上演。(text:cinemacafe.net)
2016年08月09日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:TOKIO山口達也が爽やか離婚会見! 慰謝料ゼロ、親権は妻5日午後、山口達也(44)が会見を行い、2008年に結婚した妻との離婚を発表。その理由を「妻と出会って16年以上、結婚して8年、すれ違いや性格の不一致では片付けられませんが、自分が未熟で幼稚だった。自分のペースで生きてきたので彼女が疲れてしまった」と話した。ただでさえ仕事で忙しいのに、サーフィンが趣味で鎌倉に引っ越し、飲みに行く機会も多かったという山口。特にここ数年は多忙を極め、週1~2回しか帰宅できなかったようで、妻の苦労がしのばれる。記者の驚きを誘ったのは、離婚話を3年前からしていて、4月には別居していたこと。さらに、現在でも2人の仲はよく、「けんか別れではないため慰謝料はなし」で、今後も近くに住んで8歳の長男と5歳の次男に会いに行くという。ジャニーズのタレントが離婚することだけでも珍しいのに、会見を開くのは異例。NGなしですべての質問に笑顔を交えながら答え、終了後に出入り口に立って記者を見送った山口の好感度はむしろ上がっただろう。■4位:妊娠中の小倉優子、夫が事務所の後輩アイドルとゲス不倫!『週刊文春』らしいなかなかのスクープだが、今週は芸能ニュースが豊作だけに4位止まり。小倉優子(32)の夫でカリスマ美容師として知られる菊池勲氏(45)が、まさかの不倫。しかも現在、小倉は第2子の妊娠中であり、不倫相手が同じ事務所の後輩アイドルだったことに驚かされる。相手はアイドルの馬越幸子(25)であり、彼女のマンションから2人で出てきたところを抑えられている以上、言い訳はできない。そのためか、馬越の名前はすぐに事務所の公式サイトから消され、ブログやツイッターも削除された。不倫は間違いないということだろう。4日、小倉はブログで騒動を詫びるとともに、「凄くショックでしたし、主人に腹立たしい気持ちでいっぱいでした」と心境をつづった。しかし、「ただ主人もたくさんの方々から大変なお叱りをいただき、これまでに無いほどの反省をしております。私も冷静になり、今後の結婚生活を見つめ直すいいきっかけにしたいと思います」と続けたのは、いかにも聡明だ。小倉の性格を考えると、4歳の長男と、まもなく産まれる子を第一に考えるのは間違いないが、離婚という道を選択するかは未知数。どちらの道を選んだとしても、育児熱心で料理上手なキャラを確立させ、「ベストマザー賞」にも輝いた小倉のイメージはさらによくなるはずだ。今はできるだけ穏やかに過ごし、出産の日を迎えたいところだろう。■3位:ローラと三代目登坂がマンション通い愛! 双方のファンは複雑『女性セブン』のトップニュースは、ローラ(26)と三代目 J Soul Brothers・登坂広臣(29)の熱愛。7月下旬の週末、恵比寿のビストロで友人女性とお酒を飲んでいたローラが、22時ごろに店を出て向かったのは、登坂の部屋だった。登坂はつい2時間前までライブ出演していたというからファンは複雑だろう。2人の出会いは、4年前のバラエティー番組共演。そのときローラは、EXILEの中でデートをしたい相手に登坂を選んでいた。その後、同じ英会話教師から指導を受けていたことなどもあって、距離を縮めていったという。ローラが登坂のマンションを訪れる姿が何度も目撃されている上に、インスタグラムに2人が交際していると思わせる投稿がいくつかあるらしい。また、ローラは雑誌や情報番組のインタビューで、「最近、気になる人がいる」と言っていたが、登坂のことだったのか。両事務所とも、「本人に任せております」と否定も肯定もしなかっただけに、しばらく本人たちは無言を貫くかもしれない。ともにファンが多く、多額のお金が絡むため、真剣な交際であるほど、慎重な対応が求められている。■2位:妻夫木聡とマイコが結婚へ。"妻夫木夫妻"に話題必至妻夫木聡(35)とマイコ(31)が婚約を発表。今春に妻夫木がプロポーズしたようだが、満面の笑みを見せた2ショットと、丸文字で書かれた結婚報告が何とも微笑ましい。妻夫木とマイコは連名で、「四年前に出会い、一緒に穏やかな時間を過ごして参りました。互いに相手を思いやる心に惹かれ、この気持ちを生涯大切に、そして共に年を重ねていきたく、結婚の運びとなりました。これからも支えあい、お互いの仕事により一層精進し、ささやかな幸せのある家庭を築いて参りたいと思います」と幸せいっぱいにつづった。2人の出会いは、2012年夏のドラマ。その打ち上げで距離を縮めて交際に発展したのだが、それ以前に妻夫木はマイコが出演した2008年の映画『山のあなた』を見て好印象を抱いていたという。妻夫木はかつて優香(36)や柴咲コウ(35)との交際報道があったが、ついにゴールイン。婚姻届の提出日は非公表で、挙式・披露宴も未定というのが、自然体の2人らしい。特筆すべきは、結婚したことで"妻夫木夫妻"になること(前から読んでも後ろから読んでも同じ)。前々から言われてきていたが、ついに実現したことで思わぬ盛り上がりを見せている。■1位:SMAPを育てた元マネージャーが、メンバー対立に涙の激白『週刊文春』(8月3日発売)がSMAPの「育ての親」として知られる元チーフマネージャーの飯島三智氏(59)のインタビューを掲載した。1月に発生した独立騒動の黒幕としてジャニーズ事務所を追われた飯島氏は、一般人となった現在、表舞台に一切出ていない。文春がエゲツないのは、7月24日放送の『27時間テレビ』で、明石家さんま(61)が中居正広(43)に解散説や飯島氏に関する質問をした直後に取材していること。そのスピード感と特攻精神に驚かされる。飯島氏はSMAPの番組を視聴者やファンの立場から見ているようで、当初は笑顔で答えていたが、話題がメンバーの不仲説に移ると表情が一変。「私の立場でコメントはできません」と話しながら涙を流したという。その一方で、「芸能界の仕事はしていません」「(メンバーとは)一度も連絡を取っていない」と復帰は完全否定。しっかり答えたのは、「香取慎吾(39)がドラマの打ち上げで『明日、自殺してるかも』と漏らした」という報道を「(彼は)そんなに弱くないです。そんなに弱くないと思いますよ」のみだった。では、飯島氏はなぜこのタイミングでインタビューに応じたのだろうか。事務所との取り決めで、何もコメントできず、連絡も取れない状態であるようだが、苦境の"わが子"たちに気持ちだけでも伝えたいと思ったのかもしれない。ともあれ、『27時間テレビ』でのやり取りと、飯島氏の対応で、いまだ危機が続いていることが事実認定されたようなものだ。メンバーの誰一人として、「解散はない」とハッキリ言えない現状をどう打破していくのか。『週刊文春』はすでに次の一手を用意しているだろう。□おまけの1本「北野武、"最後の女"に豪邸をプレゼントか」『FLASH』のトップニュースは、「北野武(69)、最後の女を追跡」。北野は40代前半の女性と"等々力ベース"と呼ばれる豪邸で一緒に住んでいるとのこと。女性はホテルのパーティーコーディネートなどを手がけるほか、かつては銀座の高級クラブでホステスをしていたようで、北野は物おじせずズバッと話す彼女の性格が新鮮に映ったという。注目は、北野が「160坪、資産価値3億円」と言われる世田谷ベースを女性に譲ろうとしていること。さらに、ポルシェも譲り受けたというから寵愛のほどがうかがえる。一方、かつて漫才師仲間だった幹子夫人(65)とは結婚40年近くになるが、数々の浮気や不仲説を乗り越えてきただけに離婚はないと見る向きが強い。北野武の愛人というと、どうしても1986年の「フライデー襲撃事件」を思い出してしまうが、本人も週刊誌側も当時とは異なり、自主規制を働かせているのがわかる。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年08月07日山田洋次監督映画『家族はつらいよ2』が、2017年5月27日(土)に全国の劇場で公開される。国民的映画『男はつらいよ』をはじめ、『武士の一分』『小さいおうち』など、50年以上にわたりその時代に生きる“家族”を撮り続けてきた山田洋次監督による、『男はつらいよ』シリーズ終了後20年ぶりの喜劇『家族はつらいよ』。前回は“熟年離婚”がテーマだったが、続編となる『家族はつらいよ2』テーマは、“無縁社会”。監督の山田洋次は「喜劇映画では『死』を描くことはタブーだけれども、あえてそのタブーに挑み、その『死』がもたらす、滑稽でバカバカしい大騒ぎを丁寧に描いてみようと思います」と映画についてコメントしている。誰もが共感し、笑い、そして涙する。そんな山田ワールド全開の喜劇映画の真骨頂が、パワーアップしてスクリーンに帰って来る。キャストはお騒がせ家族・平田家のメンバーである橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優が再集結。山田洋次監督に「最高のアンサンブル」と言わしめたキャスト8名によるドタバタ劇が、再びユーモアたっぷりに描かれる。さらに新しく、周造(橋爪功)の高校時代の友人・丸田役として小林稔侍、居酒屋の女将・かよ役として風吹ジュンが出演。そのほか、劇団ひとり、笑福亭鶴瓶らもスクリーンに登場する。場面写真では、平田家の面々が一堂に会した様子が映し出されている。高齢の父親・周造を演じる橋爪功を心配し、車の運転をやめるよう説得にする庄太役の妻夫木聡と妻・憲子役の蒼井優。一方周造本人は、運転をやめるどころか新車の購入を目論んでいた。そのことを嬉しそうに話す周造に、やはり運転はさせまいと史枝(夏川結衣)も説得に。スクリーンではどんな家族劇が繰り広げられるのか、公開まで待ちきれない。【ストーリー】周造(橋爪功)と富子(吉行和子)との離婚騒動から数年―。周造はマイカーでの気ままな外出をささやかな楽しみにしていたが、車に凹み傷が目立ち始めたことから、高齢者の危険運転を心配した家族は、運転免許を返上させることを画策する。しかし、頑固オヤジをいったい誰が説得するのか!?嫌な役回りを兄妹夫婦でなすりつけ合ううちに、平田家はまたもや不穏な空気に包まれていく―。そんな中、周造の免許返上問題を話し合う家族会議が開かれることになり、例のごとく召集された平田家の兄妹夫婦たち。だが、家族会議は一転し、事態は思わぬ方向に!?【作品情報】映画『家族はつらいよ2』公開時期:2017年2017年5月27日(土)監督:山田洋次脚本:山田洋次、平松恵美子出演:橋爪功 吉行和子/西村雅彦 夏川結衣/中嶋朋子 林家正蔵/妻夫木聡 蒼井優/風吹ジュン/小林稔侍ほか制作・配給:松竹株式会社■「家族はつらいよ」ブルーレイ&DVD 発売中・初回限定生産 豪華版・3枚組 5,800円+税<ブルーレイ&DVD本編ディスク+特典ディスク(DVD)>・通常版ブルーレイ 4,700円+税・通常版DVD 3,800円+税発売・販売元:松竹©2017「家族はつらいよ2」製作委員会
2016年08月06日台風5号が近づいていますね。皆さんは今回の台風が発生した原因をご存知でしょうか?ずばり「妻夫木聡」が結婚したからです。映画にドラマに、数々の主役を演じ世の女性をノックアウトさせてきた妻夫木聡さんが結婚してしまったからです。数年前から熱愛報道をされていただけに、驚きはさほど少なく世間は祝福の声に満ち満ちているようですが、この発表は全生物上のメスに大きなショックを与えてしまいました。そんな女性たちの嫉妬と悲しみ・・・膨大な業(カルマ/karman)の数々が具現化してしまったものが台風5号だと考えられます(※筆者推測)。さて、今回のように自分が愛する俳優やアイドルなど、芸能人が結婚してしまった場合、湧き上がる嫉妬心を抑えて結婚を素直に受け入れるためにはどうしたらよいのでしょうか?■1.鏡を見る「普通に芸能人に嫉妬してもしょうがない。結婚発表のあとめっちゃショックだったけど、次の日鏡で自分の顔見てなんか冷静になった。北川景子には勝てなウィッシュ」(22歳/DAIGOファン)DAI語を使って茶目っ気まじりに答えてくれました。芸能界には数えきれないほどきれいな女性がたくさんいますし、どの女性もそれで商売ができるほどの美貌の持ち主。もちろん、人間関係が超重要な芸能界を生き抜いている女性であれば、内面的な魅力も持ち合わせているでしょう。そんな女性に対して嫉妬心を燃やすなんて、冷静さが足りていません。嫉妬にあがく醜い姿を鏡で確認して、スッ・・・と我に返りましょう。スッと・・・。■2.怒りに任せてグッズを捨てない「グッズを見たりするとどうしても思い出しちゃうじゃん。そうすると余計にテンション下がるから感情に任せて捨てたりしない。いじらず放っておくのがベスト」(25歳/和田唱ファン)今年5月に上野樹里さんとの結婚を発表したロックバンド・TRICERATOPSの和田唱さんのファンという彼女。アーティストの彼を愛していれば、ツアーグッズやCDなどたくさんのグッズを持っているはず。これらの“思い出の品”を下手にいじると、たとえ捨てる目的でも彼のことを思い出してしまいますよね。また、「グッズを捨てる」など自分の負の感情をそのまま行動に表してしまうと、より怒りが増幅してしまいますよ。いったん冷静になったら意外とケロッと応援できるものですから、グッズが自宅にたくさんある場合は隠すなりして、ほとぼりが冷めるまで放っておきましょう。■3.ファン同士で傷をなめあう「ファン同士で思い出をしのぶ。いろいろ語ればなんとなくスッキリするよね。『うちらなんでこんな芸能人に必死になってんだろう~(泣笑)』とか話してた。成人してるのに」(24歳/小栗旬ファン)一般的な失恋トークの場合、仲の良い友達どうしで集まって、元彼の悪口や「でもやっぱりここが良かった!」などいろいろと話し合ってスッキリ解決!というパターンが多いですよね。それと同じ原理で、ファン同士で集まり彼への愛情、悲しみ、そして怒り・・・結婚を機に呼び起されたさまざまな感情をぶちまけ合いましょう。彼についてあらゆることを話していれば、自然と気分も晴れて彼の結婚を素直に受け止められるはずです。■4.現実の男性にも目を向ける「う~ん。彼氏できたら立ち直った」(22歳/向井理ファン)やっぱり、一番の処方箋は“恋”みたいですね。いくら想いを寄せていようと、彼はほぼ2次元の存在。あなたは“ファンのうちのひとり”としてしか見てもらえないはず。叶う見込みのない恋を続けるのであれば、しっかりと現実の男性にも目を向けましょう。ひたすらにファンを愛してくれる芸能人と違って、恋人たる男性とのお付き合いはなかなか歯がゆいものがあるかと思いますが、ひとりの相手と関係を築いていくことで人生の充実感を味わえますよ。■おわりに舞台で輝く彼にだって自分の人生があるというもの。“プロ・ファン”になるのであれば、舞台上の彼、舞台を降りたプライベートの彼、どちらも素直に応援できるようになりましょう。(豆つきモヤシ/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年08月05日俳優の妻夫木聡(35)と女優のマイコ(31)が4日、所属事務所を通じて結婚を発表した。具体的な入籍日は伏せたまま、これから婚姻届を提出。挙式・披露は未定だという。所属事務所によると、2人はフジテレビ系ドラマ『東野圭吾ミステリーズ・シャレードがいっぱい』(12年)で共演し、打ち上げの席で意気投合。その後、交際に発展した。妻夫木は、マイコがヒロインを演じた映画『山のあなた』(08年)を観て以来、出会う前から「すてきな女優さん」と思っていたという。今春に妻夫木がプロポーズし、見事にゴールインを果たした。■コメント全文日頃、皆様には大変お世話になり有難うございます。突然ですが、このように書面にてご報告致しますことをお許しください。私達、妻夫木聡とマイコは、この度結婚することになりましたことをご報告申し上げます。四年前に出会い、一緒に穏やかな時間を過ごして参りました。互いに相手を思いやる心に惹かれ、この気持ちを生涯大切に、そして共に年を重ねていきたく、結婚の運びとなりました。これからも支え合い、お互いの仕事により一層精進し、ささやかな幸せのある家庭を築いて参りたいと思います。皆様の支え、応援あっての私達です。深く感謝するとともに、今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。平成28年8月4日妻夫木聡マイコ
2016年08月04日3月に公開され、119万人を動員し興収13億円を記録した山田洋次監督の喜劇映画『家族はつらいよ』の続編となる『家族はつらいよII (仮題)』が製作されることが3日、発表された。国民的人気を誇る『男はつらいよ』(69年~)をはじめ、『武士の一分』(06年)、『おとうと』(10年)、『小さいおうち』(14年)など、50年以上にわたりその時代に生きる"家族"を撮り続けてきた山田監督による、『男はつらいよ』シリーズ終了後20年ぶりの喜劇となった前作。続編にも、お騒がせ家族・平田家を演じた橋爪功、吉行和子、西村雅彦、夏川結衣、中嶋朋子、林家正蔵、妻夫木聡、蒼井優が再び集結するほか、山田組初参加となるキャストの出演も予定されている。描かれるのは、平田周造(橋爪)と妻・富子(吉行)の離婚騒動から数年後。周造は、マイカーでの気ままな外出をささやかな楽しみにしていたが、車にへこみ傷が目立ち始めたことから、高齢者の危険運転を心配した長男・幸之助夫婦(西村と夏川)が、免許を返上させることを画策する。頑固オヤジを説得する嫌な役回りを兄妹夫婦でなすりつけ合うも、周造は意地でも運転を止めようとせず、一家はまたもや不穏な空気に。そんな周造がドライブ中、故郷の同級生と偶然出くわし、彼を自宅に泊めたことから、平田家にはさらなる騒動が襲いかかる。山田監督は、「40年以上も前になるけれども、新宿の映画館で『男はつらいよ』第1作を、観客が大きな声を出して笑っていたのを昨日のことのように覚えています」と回顧。その時、「もっともっと作ってくれ、俺たちまだまだ見てやるからな」という声が聞こえた気がしたそうで、前作でも「たくさんの方から『面白かった、これはシリーズになりますね』と言っていただきました。それは『男はつらいよ』をつくった時と同じでした」と振り返り、「そんな声に後押しされるような気持ちで作ろうと思います」と続編製作への心持ちを話す。前作のテーマは熟年離婚だったが、今回は「無縁社会」。喜劇映画で「『死』を描くことはタブーだけれども」と前置きしつつ、「あえてそのタブーに挑み、その『死』がもたらす、滑稽でバカバカしい大騒ぎを丁寧に描いてみようと思います」と狙いを明かし、「観客は笑いながら、大笑いしながら、格差社会の重苦しさにもふと思いをはせてくれれば」と呼びかける。加えて、「笑える映画を作ることは昔からのぼくの夢です。笑って笑ってシャツのボタンがちぎれてしまうような、そんな映画こそ作りたいんです」と強い思いを語った。続編は8月6日よりクランクイン。9月下旬のクランクアップを予定している。なお、前作『家族はつらいよ』のBlu-rayおよびDVDは、きょう3日から発売される。(C)2016「家族はつらいよ」製作委員会
2016年08月03日今年3月に公開された山田洋次監督の映画『家族はつらいよ』の続編の製作が決定した。平田家の面々(橋爪功・吉行和子、西村雅彦・夏川結衣、中嶋朋子・林家正蔵、妻夫木聡・蒼井優)が再び集結するほか、山田組初参加となる豪華キャストが出演するという。その他の写真長年連れ添った妻が、突然“熟年離婚”を切り出したことで、ひとつ屋根の下に暮らす家族が右往左往する姿を描いた人情喜劇『家族はつらいよ』は、3月に公開され観客動員人数119万人、興行収入13億円を突破するヒットを記録した。山田監督は「40年以上も前になるけれども、新宿の映画館で『男はつらいよ』第1作を、観客が大きな声を出して笑っていたのを昨日のことのように覚えています。『もっともっと作ってくれ、俺たちまだまだ観てやるからな』という声がそのとき、お客さんから聞こえたような気がしました。そして前作『家族はつらいよ』を観たたくさんの方から『面白かった、これはシリーズになりますね』と言って頂きました。それは『男はつらいよ』をつくった時と同じでした。今回もそんな声に後押しされるような気持ちで作ろうと思います」と決意を明かす。さらに「前回は“熟年離婚”がテーマでしたが、今回のテーマは、“無縁社会”です」と話し、「平田家の家族はしょっちゅう喧嘩をするし、家族なんて面倒臭いなぁと思っているんだけども、ある登場人物の悲しい人生、昔は格好良くて、女の子からもモテ、一生懸命働き、順調だったはずの男が、バブルの時代を越えて、どんどん生活が苦しくなり、滑り台を滑るように最後まで行ってしまう、そんな悲しい“死”を目の当たりにすることで、自分たちの幸せに改めて気づき、家族が新たな絆を作っていく、そんなお話です」と説明。「喜劇映画では“死”を描くことはタブーだけれども、あえてそのタブーに挑み、その“死”がもたらす、滑稽でバカバカしい大騒ぎを丁寧に描いてみようと思います。観客は笑いながら、大笑いしながら、格差社会の重苦しさにもふと思いを馳せてくれればいいなと思います。笑える映画を作ることは昔からのぼくの夢です。笑って笑ってシャツのボタンがちぎれてしまうような、そんな映画こそ作りたいんです」と語る山田監督。本作は、8月6日(土)にクランクインし、9月下旬にクランクアップ。12月に完成し、2017年初夏に公開される予定。『家族はつらいよII(仮題)』2017年初夏全国公開予定『家族はつらいよ』ブルーレイ&DVD 発売中初回限定生産:豪華版(3枚組):5800円+税通常版ブルーレイ:4700円+税通常版DVD:3800円+税発売・販売元:松竹
2016年08月03日山田洋次監督のもと、橋爪功や吉行和子、妻夫木聡、蒼井優らが集結した『家族はつらいよ』。『男はつらいよ』シリーズ終了後、山田監督20年ぶりの喜劇で話題を呼んだ本作のさらにパワーアップした続編が、スクリーンに帰ってくることが明らかになった。平田周造(橋爪功)と妻の富子(吉行和子)との離婚騒動から数年ーー。周造はマイカーでの気ままな外出をささやかな楽しみにしていたが、車に凹み傷が目立ち始めたことから、高齢者の危険運転を心配した長男・幸之助夫婦(西村雅彦&夏川結衣)は、運転免許を返上させることを画策する。しかし、頑固オヤジをいったい誰が説得するのか!? 嫌な役回りを兄妹夫婦(林家正蔵&中嶋朋子/妻夫木聡&蒼井優)でなすりつけ合う中、周造は意地でも運転を止めようとせず、平田家はまたもや不穏な空気に包まれていく。そんなある日、周造は居酒屋女将のかよ(風吹ジュン)とドライブ中に、故郷・広島の同級生・丸田吟平(小林稔侍)と偶然出くわす。かよの店で40数年ぶりに酒を酌み交わしたその夜、周造が丸田を自宅に泊めたことから、平田家にはさらなる騒動が襲いかかることに!国民的映画『男はつらいよ』をはじめ、『武士の一分』『おとうと』『小さいおうち』など、50年以上にわたり、その時代に生きる“家族”を撮り続けてきた山田監督による『家族はつらいよ』。今年3月に公開され、観客動員人数119万人、興行収入13億円を突破し、映画館を笑顔で包んだ同作品の続編製作が早くも決定。“熟年離婚”の危機を乗り越えた平田家を、また新たな騒動が襲う!?おなじみとなったあのお騒がせ家族・平田家のメンバーには、橋爪功&吉行和子、西村雅彦&夏川結衣、中嶋朋子&林家正蔵、妻夫木聡&蒼井優が再び集結し、1作目とは別人の役で小林稔侍も続投。さらに、山田組初参加となる豪華キャストの出演も予定されているという。誰もが共感し、笑い、そして涙する…そんな山田ワールド全開の本作は、日本の喜劇映画の新シリーズとなりそうだ。<山田洋次監督コメント>40年以上も前になるけれども、新宿の映画館で『男はつらいよ』第1作を、観客が大きな声を出して笑っていたのを昨日のことのように覚えています。「もっともっと作ってくれ、俺たちまだまだ観てやるからな」という声がそのとき、お客さんから聞こえたような気がしました。そして前作『家族はつらいよ』を観たたくさんの方から、「面白かった、これはシリーズになりますね」と言っていただきました。それは『男はつらいよ』をつくった時と同じでした。今回もそんな声に後押しされるような気持ちで作ろうと思います。前回は“熟年離婚”がテーマでしたが、今回のテーマは、“無縁社会”です。平田家の家族はしょっちゅう喧嘩をするし、家族なんて面倒臭いなぁと思っているんだけども、ある登場人物の悲しい人生、昔は格好良くて、女の子からもモテ、一生懸命働き、順調だったはずの男が、バブルの時代を越えて、どんどん生活が苦しくなり、滑り台を滑るように最後まで行ってしまう、そんな悲しい「死」を目の当たりにすることで、自分たちの幸せに改めて気づき、家族が新たな絆を作っていく、そんなお話です。喜劇映画では「死」を描くことはタブーだけれども、あえてそのタブーに挑み、その「死」がもたらす、滑稽でバカバカしい大騒ぎを丁寧に描いてみようと思います。観客は笑いながら、大笑いしながら、格差社会の重苦しさにもふと思いを馳せてくれればいいなと思います。笑える映画を作ることは昔からのぼくの夢です。笑って笑ってシャツのボタンがちぎれてしまうような、そんな映画こそ作りたいんです。『家族はつらいよII』(仮題)は2017年初夏、全国にて公開予定。『家族はつらいよ』ブルーレイ&DVDは発売中。(text:cinemacafe.net)
2016年08月03日sacai(サカイ)を、ファッション・カルチャー誌『EYESCREAM』が総力特集。別冊『EYESCREAM+(アイスクリーム プラス)』の全128ページがsacaiに染め上げられる。デザイナー阿部千登勢のクリエイティブの現場に踏み込み、99の質問を用意。糸井重里やリリー・フランキー、妻夫木聡、小木“Popgy”基史といったフィールドの異なる人物との対談コンテンツも掲載する。藤原ヒロシやスケートシングなど、sacaiと取り組みを行ったクリエイターにも取材を敢行。菊地成孔やミシェル・ゴベールなどもブランドとの関係性を語り、ファッションだけではない魅力に迫っている。表紙や中面の随所ではアートディレクター界の巨匠、井上嗣也が担当。この特集のために作られた特別なグラフィックも堪能できる。また、今回発売を記念し、sacai×EYESCREAMによる100枚限定のスペシャルコラボレーションTシャツのデザインも担当。sacaiのハイブリットなイメージを元に、写真家・吉田多麻希によるフクロウの写真をハイブリットしたグラフィックには、阿部千登勢によるAsymmetry/Symmetryのキーワードをミックスしている。【詳細】EYESCREAM+sacai発売日:2016年7月28日(木)価格:1,000円+税■コラボレーションTシャツ価格:9,000円+税・sacai 青山住所:東京都港区南青山5-4-44南青山シティハウスA-1F, 2F限定数:40枚TEL:03-6418-5977・代官山 蔦屋書店住所:東京都渋谷区猿楽町17-5限定数:40枚TEL:03-3770-2525・梅田 蔦屋書店住所:大阪府大阪市梅田3-1-3ルクア イーレ9F限定数:20枚TEL:06-4799-1800【問い合わせ先】sacaiTEL:03-6418-5977
2016年08月01日EYESCREAMの別冊として、サカイ(sacai)を総力特集した『EYESCREAM+sacai』が7月28日に発売される。今回、月刊『EYESCREAM』の特集としてではなく別冊として制作された本誌では、現在男女問わず世界中のファンを惹きつけるサカイの人気の理由が全128ページにわたって様々な角度から紐解かれる。サカイに関する書籍の刊行は、2015年4月にRizzoli社が出版したブランド初の写真集『sacai AtoZ』以来であり、国内メディアとしてはEYESCREAMが初の取り組みとなる。コンテンツには、デザイナー阿部千登勢の現場に踏み込みぶつけた99の質問を始め、糸井重里やリリー・フランキー、妻夫木聡、小木“Popgy”基史といった異なるフィールドで活躍する人物との対談も掲載される。さらに、藤原ヒロシやグラフィックデザイナーのスケートシング(SKATE THING)など、これまでサカイと取り組みを行ったクリエイターへの取材や、菊地成孔、DJミシェル・ゴベール(Michel Gaubert)などからもサカイ×カルチャーについてが語られる。表紙や中ページの一部を手がけたのはアートディレクター界の巨匠、井上嗣也。本誌のために新たに井上が制作した特別なグラフィックも見所である。また書籍の発売を記念し、sacai×EYESCREAMによる特別なコラボレーションTシャツも限定100枚でリリース。アートワークを手がけたのは本誌と同じく井上嗣也。フクロウは写真家・吉田多麻希が撮影を行ったもので、阿部千登勢による“Asymmetry/Symmetry”のキーワドとミックスされている。Tシャツはsacai AOYAMAと代官山 蔦屋書店にて40枚限定、梅田 蔦屋書店にて20枚限定で発売される。
2016年07月29日妻夫木聡×満島ひかりのタッグで、ミステリー文学界の魔術師・貫井徳郎の直木賞候補作を映画化した石川慶監督作品『愚行録』が、8月31日(現地時間)より開催される第73回ベネチア国際映画祭にて、ワールドプレミア作品を集めたオリゾンティ・コンペティション部門の正式上映作品に決定。由緒ある映画祭で、世界に向け初お披露目されることが分かった。エリートサラリーマン、その妻、そして1人の子どもが何者かによって惨殺された。犯人不明のまま、世間を騒然とさせた一家殺人事件から1年。週刊誌記者の田中(妻夫木聡)は、改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始する。だが、関係者のインタビューを通してあぶり出されるのは、理想的な夫婦の外見からはかけ離れた実像。そして次第に浮かび上がってくる事件の真相とは…。これまで、園子温監督『冷たい熱帯魚』『地獄でなぜ悪い』や、西島秀俊主演作『CUT』(アミール・ナデリ監督)、加瀬亮主演『自由が丘で』(ホン・サンス監督)などが出品され、塚本晋也監督『KOTOKO』がグランプリを受賞するなど、日本関係作品が高い評価を受けてきたベネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門。主に長編デビュー作や、革新的、独創的な若手作家・独立系作家の監督作品に焦点を当てる部門としては世界最高峰の1つに数えられている。そこでワールドプレミア上映されることになった本作。第135回直木賞候補作に選出された著者・貫井氏渾身の原作を映像化するのは、ロマン・ポランスキーを輩出したポーランド国立映画大学で演出を学び、本作で長編映画デビューを果たす石川慶監督。脚本は、『マイ・バック・ページ』『聖の青春』などで注目を集めている向井康介が務める。主人公の記者・田中を演じるのは、日本アカデミー賞を受賞した『悪人』の李相日監督作『怒り』も待機している妻夫木さん。田中の妹・光子役には、映画・テレビで幅広く活躍し、『ONE PIECE FILM GOLD』では声優を務める満島ひかり。また、共演には小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、眞島秀和、濱田マリと平田満ほか、人気実力派俳優たちが集結する。石川監督とっては、カンヌ、ベルリンと並び世界三大映画祭であるベネチアで世界デビューを果たす快挙。本映画祭への出品決定を受け、監督や原作者の貫井氏からもコメントが到着。さらに、一家惨殺事件の真相を追う週刊誌記者・田中に扮した妻夫木さんが、意味深な目線を向ける初の劇中写真も解禁となっている。予想を覆す展開に衝撃が走る超傑作ミステリー群像劇に、世界がどんな反応をするのか、引き続き注目していて。<コメント>■貫井徳郎(原作者)試写を観たとき、これは世界で勝負できる作品だろうと直感しました。だから今回のベネチア国際映画祭への出品は、まったく驚きではありませんでした。世界でどのように評価されるのか、いまはただただ楽しみです。■石川慶(監督)いろいろな人に支えられながら、必死で撮りあげた『愚行録』が、憧れのベネチア国際映画際に選出され、その舞台で長編監督としてのスタートを切れる自分は、ほんとうに幸せ者だと思うと同時に、背筋が伸びる思いでいます。支えてくれた素晴らしいキャスト、スタッフに感謝しかありません。そして、願わくば皆の思いがベネチアの観客に届きますように。■加倉井誠人(プロデューサー)『愚行録』がその質の高さを評価されまして先ずは海外の地で披露される事を光栄に思っております。この冒険心あふれるミステリー作品が新たなる力を蓄えまして、しっかりと日本のお客様にお届けできればと願っております。『愚行録』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月28日映画『怒り』が、2016年9月17日(土)より全国の劇場で公開される。原作は、吉田修一による同名の小説。監督・脚本に李相日を迎え、本当の悪人は誰か?という人間の善悪に深く切り込んだ映画『悪人』のタッグが再び実現した。千葉・東京・沖縄の3箇所を物語の舞台に、それぞれ異なる3つの物語が交差しながら重厚な人間ドラマが紡ぎ出されていく本作。キャストには、主演・渡辺謙のほか、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、宮崎あおい、妻夫木聡ら人気・実力を兼ね備えた俳優陣が集結している。偶然の出会いから、次第に関係を深めていく3組の男女が抱く「自分が愛した人は、殺人犯なのか?」という懐疑心。家族や友人、ときに恋人さえ簡単に疑ってしまう不信の時代に、一つの殺人事件を通して「信じるとは?」という根源的な問いかけを投げかける。そして主題曲「M21 - 許し forgiveness」は作曲を坂本龍一、演奏は坂本龍一と2CELLOS(トゥー・チェロズ)が担当した。2CELLOSは、2本のチェロで奏でるパフォーマンスにより、注目を集めるクロアチア出身のチェロ・ユニットで、フジロック・フェスティバル’16にも出演を果たしている。オリジナル・サウンドトラックは2016年9月14日(水)に発売予定、主題曲は先行配信中だ。【作品情報】映画『怒り』公開日:2016年9月17日(土)原作:吉田修一(「怒り」中央公論新社刊)監督・脚本:李 相日音楽:坂本龍一キャスト:渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、佐久本宝、ピエール瀧、三浦貴大、高畑充希、原日出子、池脇千鶴、※宮崎あおい、妻夫木聡※宮崎あおいの「崎」は正しい文字が環境により表示できないため、「崎」を代用文字として使用。(C)2016映画「怒り」製作委員会【ストーリー】ある夏の暑い日に八王子で夫婦殺人事件が起こった。窓は閉め切られ、蒸し風呂状態の現場には、『怒』の血文字が残されていた。犯人は顔を整形し、全国に逃亡を続ける。その行方はいまだ知れず。事件から一年後。千葉と東京と沖縄に、素性の知れない3人の男が現れた。千葉―――――――3か月前に突然家出をした愛子(宮崎あおい)が東京で見つかった。彼女は歌舞伎町の風俗店で働いていた。愛子を連れて帰った父・洋平(渡辺謙)は、千葉の漁港で働く。そして愛子は、2か月前から漁港で働きはじめた田代(松山ケンイチ)に出会う。東京―――――――大手通信会社に勤める優馬(妻夫木聡)は、日中は仕事に忙殺され、夜はクラブで出会う男と一夜限りの関係を続けていた。彼には末期がんを患う余命わずかな母がいた。ある日、優馬は新宿で直人(綾野剛)に出会った。沖縄――――――男と問題を起こした母と、夜逃げ同然で離島に移り住んできた高校生の泉(広瀬すず)。ある日、無人島でバックパッカーの田中(森山未來)に遭遇した。殺人犯を追う警察は、新たな手配写真を公開した。その顔は、出会った男に似ていた。偶然の出会いから関係を深めていった3組は、次第に疑い始める。愛した人は、殺人犯だったのか?それでも、あなたを信じたい。そう願う彼らに、信じたくない結末が突きつけられる。■「怒り」オリジナル・サウンドトラック発売日:2016年9月14日(水)定価:3,000+税音楽:坂本龍一全20曲収録予定
2016年07月24日俳優の妻夫木聡が14日、都内で行われたサッポロビール『黒ラベル』新CM発表&ビヤガーデンシーズン入り宣言イベントに出席した。妻夫木聡が出演している「サッポロ生ビール黒ラベル」のCM「大人シリーズ」の第24・25弾が、7月14日より全国で放映スタート。第24弾は伝説のロックバンド、はっぴいえんどの元ドラマーで日本を代表する作詞家の松本隆、第25弾は人気ロックバンド、サカナクションの山口一郎が出演している。妻夫木は「松本さんは昔から名曲を作ってきた方なので、一つ一つの言葉に深みがあり、一緒に過ごした時間は貴重でした。一郎くんは同い年なんですけど、同い年の人に『大人とは?』と聞くのが初めてだったので、とても新鮮だったし一緒に楽しむことで出来ました」と撮影の感想を。2人の印象的な言葉については「松本さんが『年を取るからといって何も失うわけではない』と言ってましたが、哲学的で年を取ってもまだまだ子供でいていいし、良い意味で遊びがないといけないんだと思いましたね。一郎くんの『命を賭けて音楽を作っています』という言葉はすごく印象的で、すごく直感的でした。僕も命を賭けてお芝居をやっているので、下や上の世代に負けない思いもあるし、勇気をもらいました」と彼らとの出会いに刺激を受けた様子だった。同CMのシリーズに出演して今年で7年目を迎えた妻夫木。今回の新CMで共演した松本や山口も含め、数々の著名人との対話の中で名言を残してきたが、「その時に頂いた言葉が今の自分の糧になっています。本当に幸せなCMに出させてもらっていますよ」と感慨深げで「僕としてはライフワークになっているので、出来る限り長くやりたいと思っています」と意欲を見せていた。
2016年07月15日9月17日公開の映画『怒り』の完成報告会見が11日、都内で行われ、主演の渡辺謙をはじめ、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、佐久本宝、ピエール瀧、三浦貴大、高畑充希、原日出子、宮崎あおい、妻夫木聡、李相日監督、原作の吉田修一、川村元気プロデューサーが出席した。数々の映画賞を総なめにした2010年公開の映画『悪人』。そんな同作を手掛けた李相日監督と原作の吉田修一が再びタッグを組んだ本作は、東京・八王子で起きた殺人事件の真相に迫りながら、「信じるとは?」という根源的な問いを投げ掛けるヒューマンドラマとなっている。主演の渡辺は「日本を代表する豪華キャストの映画が今年はたくさんありますが、本当に素晴らしい俳優たちが魂をぶつけ合った演技をしています。それをリードした李さんは本当に素晴らしい監督で、敬意と尊敬を表します」と豪華キャストを指揮した李監督を絶賛。渡辺をはじめキャスト陣が賞賛する李監督との仕事を自ら熱望し、オーディションを受けてまで役を射止めたという広瀬は、李監督に厳しく指導されたそうで「監督がご飯を食べている姿を見て、『監督も人間なんだ』って思いながらやってました(笑)」とロケ中の胸の内を明かしつつも「リハーサルを何度も繰り返してたら分からなくなり、監督が『"馬鹿野郎"と叫んでいいよ』言われて、叫んだら『よし!』と楽になりました」と李監督の一言で救われたという。広瀬と同じく李監督と初めて仕事をした宮崎も「もちろん厳しかったですが、そこに愛情があることもきちんと伝わっていました。私は普段人とお話をしませんが、今回物凄く李監督とお話をして、今までで一番監督とお話をしました。すごく見てくださっているのが伝わってくるので、ありがたかったです」と李監督の優しさに感謝していた。その宮崎と親子の役を演じた渡辺は「あおいちゃんはすごい真面目でストイック。現場では1人ポツンとしていたので、引きずり出して『ここにいなさい!』と言って話をしたりしました。距離感を縮めるじゃないですけど、関係性を築けたのは良かったと思います。面倒くさかった?」と問いただすと、当の宮崎は「いえいえいえ(笑)。現場で『お父ちゃん』と呼んでいたし、一緒にいるのが自然だと感じました。撮影期間の2週間は濃い時間を共有させてもらった気がします」と感激しきりで、渡辺について「周りから本当に愛されていて、スタッフや役者がこの人に付いていこうと思わせるものがあり、それを間近で感じられて、私にとっては宝物だと思います」と話していた。映画『怒り』は、9月17日より全国公開。
2016年07月11日『悪人』で国内映画賞を総なめにした原作・吉田修一×李相日監督による『怒り』の完成報告会見が7月11日(月)に開催。主要キャストの渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、宮崎あおい、妻夫木聡をはじめ、総勢15名が出席した。八王子で起きた一家惨殺事件から1年。東京、千葉、沖縄それぞれに素性の知れない怪しい3人の男が現れる。男と近しい人間たちは、彼を信じようとするも、どうしようもなく疑いを抱き始め…。“日本を代表する豪華俳優陣”という宣伝文句に渡辺さんは「今年、すでにそういう作品がいくつも公開されてますが(笑)」と冗談めかしつつ「肉弾相打つ、魂をぶつけ合う映画になったと思います」と自信をのぞかせる。渡辺さんや妻夫木さんのように既に李監督作品に出演経験のある俳優もいるが、多くのキャストは本作が初体験。みな一様に「うわさで『厳しい現場だ』とは聞いていた(苦笑)」と語るが、実際に東京、沖縄、千葉で行われた撮影は過酷だったよう。それでもキャスト陣は「厳しいけど愛情があった」と充実感を漂わせる。森山さんは監督に「心をかき混ぜていただきました」と語り、宮崎さんも「2週間ほどの撮影でしたが、いままでの人生で一番長く、濃い2週間でした」とふり返る。広瀬さんは、オーディションで役を勝ち取ったが「監督がご飯を食べているところを見て『監督も人間だ』と言い聞かせてました」と語り、これには共演陣も爆笑していた。妻夫木さんと綾野さんはゲイのカップルを演じているが、妻夫木さんは「これまでの役作りで一番お金を使ったと思います。新宿二丁目に通って、パーティをして…剛とも一緒に住んだり」と『悪人』撮影時を思い出させるような、役になりきるためのアプローチを明かした。綾野さんは、そんな妻夫木さんとの共演について「引っ張っていただき、いい関係になれました。愛おしい時間でした」と述懐する。渡辺さんは、宮崎さんと父娘を演じたが、“愛娘”を大絶賛!「いままでの役とは違う世界に踏み込む思いを最初から感じていました。少し先輩として、それを見届けるのを楽しみにしていました」と語る。さらに「このひと、すごく真面目でストイックなんです。だから(現場で役に入るために)みんなから離れてひとりでいようとする」と語り、無理やり、宮崎さんをみんなの輪に引っ張り込んで、話をしたと明かした。「めんどくさかった(笑)?」という渡辺さんの言葉に宮崎さんは「とんでもない!」とかぶりを振り「現場ではずっと『お父ちゃん』と呼んでました。一緒にいることが自然で、2週間しかいなかったのが信じられないくらい」と笑顔を見せる。その言葉に渡辺さんは「本当に幸せになってほしいと思ってるから(笑)」と“父”の顔で優しく微笑み返していた。会見にはピエール瀧、三浦貴大、高畑充希、佐久本宝、原日出子、川村元気プロデューサーも出席。なお、本作では音楽を坂本龍一が担当している。『怒り』は9月17日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月11日お風呂上がりは裸で逃げる子どもを追いかけ、夫より豪快に食べ、夏もムダ気は気にしない! どんどん強くなる妻の姿に「もうちょっとなんとかして…」と思っている夫がいることを、みなさまはご存知でしょうか。7歳の息子をもつ私が、最近夫に言われて衝撃をうけた「妻にしてほしくないこと」をこの場を借りて発表しましょう。■それだけは勘弁して! その1 「だらしなく見える服装」家だけでなく、子どもとの公園遊びやスーパーの買い出しにもお腹をゴムでおさえるタイプの、締め付きのないジャージ素材ばかりを着ていた私。でも、こうしたカジュアルでリラックス度の高い洋服は「だらしなく見える」危険性が潜んでいます。トップスはTシャツ、パンツもジャージ素材となると、やはりその印象は強まってしまうよう。今はジャージ素材でも美脚に見えるシルエットのパンツや、オフィスにも履いていけそうなフェミニン素材の動きやすいパンツがありますよね。少し都会的なデザインを選ぶだけで、だらしなさは回避できるようです。 ■それだけは勘弁して! その2 「いつ見てもすっぴん」「どうせ外に出かけないし」「メイクを落とすのが面倒」と1日中すっぴんでいることも多いもの。子育て中は自分にかける時間がとれないのも事実ですよね。でも、ある程度年齢を重ねたすっぴん肌は、年相応のくすみやシミが否応なく目立ってしまいます。夫に言わせると「やっぱりメイクしてるのとすっぴんは全然違う」とのこと…。わが家では平日、私がメイクを落とした後に夫が帰ってくる場合も多く、妻のすっぴんを目にする時間が多くなってしまうのは仕方ありません。そんなときツヤはあるけれど、石けんで落とせるミネラルコスメなどを駆使し、夫の後にお風呂にはいるようにして「メイク顔」を見せる意識をもつといいようです。面倒であることに変わりはありませんが「いつもきれいでいようとしてくれてるな」と夫に思わせることが、夫婦関係に良い影響を与えてくれるはずです。■それだけは勘弁して! その3 「家ではいつもノーブラ」授乳の手間も省けるし、いつでも楽ちんなのがうれしいノーブラ。自宅でのリラックスタイムに締め付けのあるブラジャーなんてつけたくない! という人もいるかもしれませんが、意外と気にしている夫が(わが家に)います。そんなときは「ブラトップ」がおすすめ。タンクトップやキャミソールだけを身につけているような感覚のブラトップは今や大きく進化し、お出かけにも使える美シルエットなものがたくさんあります。ブランドによって機能性やデザインが微妙に違うので、自分の体にぴったりなものを探してみましょう。夫から「家でのノーブラ姿が嫌だった」と5年越しに告白された私。ショックと同時に「長く一緒にいても気になるんだなぁ」と感慨深くなりました。子育て中は「そんなことにかまってられるか!」と思いたくなりますよね。でも、夫のためだけでなく自分のためにやってみることで、女である自分を改めて思い出せることも…。洋服や下着選び、メイクなど、キレイでいることが「楽しい!」と思えるキッカケになるとうれしいです!
2016年07月08日映画『ミュージアム』が2016年11月12日(土)に全国ロードショー。主演は『信長協奏曲』のヒットが記憶に新しい小栗旬。監督は『るろうに剣心』『龍馬伝』『ハゲタカ』などで新風を巻き起こし、『秘密 THE TOP SECRET』の公開も控える大友啓史監督。そのほか、キャストでは、尾野真千子、野村周平、大森南朋、松重豊らが脇を固める。そして、犯人の通称・カエル男は妻夫木聡が演じる。カエル男は自らをアーティストと呼び、ターゲットを見定め、その人に相応しい“私刑”を演出する連続猟奇殺人犯だ。犯行現場には、「ドックフードの刑」「母の痛みを知りましょうの刑」など、謎のメモが残される。原作は、ヤングマガジンで連載された巴亮介氏の同名コミック「ミュージアム」。雨の日に殺人繰り返す連続殺人鬼、またその過激な描写、読む人を引き込んでいく緻密なストーリー、タイムリーな問題・裁判員制度などを盛り込んでヒット。その残虐性やゲーム性から大きな話題を集めた問題作だ。楽曲は、日本に留まらず北米、南米、ヨーロッパ、ロシア、アジア各国などに活動の場を広げるロックバンド・ONE OK ROCKが本作の主題歌「Taking Off」を提供。映画『るろうに剣心』3部作に引き続き、大友監督と再びタッグを組む。【ストーリー】雨の日に起きる連続猟奇殺人事件。犯行現場に残された謎のメモ、そして見つけられることを前提としたかのような死体。犯人はカエルのマスクを被った殺人アーティスト・カエル男。事件の関連性に気付いた沢村刑事が捜査を進めると、驚愕の次のターゲットが浮かび上がる。カエル男の次のターゲットとは…。そして、犯人を追うはずの沢村が、逆に絶望的な状況に追い詰められて行く。果たして、カエル男の目的は?【概要】出演:小栗旬 尾野真千子 野村周平 丸山智己 伊武雅刀 田畑智子 市川実日子 大森南朋 松重豊原作:巴亮介「ミュージアム」(講談社「ヤングマガジン」刊)監督:大友啓史脚本:高橋泉 藤井清美 大友啓史製作:映画「ミュージアム」製作委員会制作:プロダクション:ツインズジャパン配給:ワーナー・ブラザース映画© 巴亮介/講談社 © 2016映画「ミュージアム」製作委員会
2016年06月24日ワイドショー、週刊誌、スポーツ新聞などで報道された芸能ニュースをコラムニストの木村隆志が、「芸能界のしがらみ無視」で厳選紹介! 芸能人の熱愛・破局・スキャンダル・事件……これさえ見れば、一週間の芸能ニュースをサクッとつかめる。■5位:元モー娘。新垣里沙が"舞台婚"。石川梨華も年内結婚か!?元モーニング娘。の新垣里沙(27)が俳優・小谷嘉一(34)との結婚を発表。2人の出会いは2013年の舞台『絶対彼氏。』での共演。その後、交際に発展し、2年の年月を経て来月結婚するという。新垣はアイドル卒業後、舞台女優としての活動に力を入れているため、まさに職場結婚。「いつも支えてくれる、私にとって大切な小谷さんと家族になることを決めました。2人で笑顔いっぱいな家庭をつくっていきたい」と喜びを爆発させた。結婚後も仕事を続け、ママタレントになるのがモー娘。OGの既定路線。ちなみに、新垣の先輩格で未婚は石川梨華(31)のみであり、実に結婚が早いアイドルグループであることがわかる。「石川も交際2年と言われるプロ野球・西武ライオンズの野上亮磨選手(29)と、今年中に結婚するのでは?」なんて声も聞こえてくるが、真相やいかに。■4位:国分太一の妻が妊娠6カ月! TOKIO2人目のパパにTOKIO・国分太一(41)が司会を務める『白熱ライブ ビビット』で、10月下旬に第1子誕生予定であることを発表した。番組終了間際、国分が突然「私事で申し訳ないんですが、10月下旬にパパになりそうです」と報告。妊娠を聞いたときの心境を聞かれると、「複雑ですよね。『本当なのか』ということと、『いつか子どもはほしい』と思っていて、半信半疑で、素直に喜ぶというよりは『よかったね』みたいな。(妻が)出産してそういう気持ちが湧くのかな」と率直に語った。まだ性別がわからないことがわかると、真矢ミキ(52)から「女の子だったらぜひ宝塚に」、NEWS・加藤シゲアキ(28)から「男の子だったらジャニーズへ!」と言われた国分は、「どうなるんだろう……。そういうことも考えていかないといけないのかな」と戸惑いながらのマジメ回答。その後、マスコミあてに送ったFAXでは、「元気な赤ちゃんが生まれてくることを心待ちにしています」と喜びを明かした。国分は昨年9月に3歳年下の元TBS社員と結婚。交際スタートから約8年、41歳で子どもを授かったことに照れがあるのか、いつものボケは封印していた。ちなみに、TOKIOでは2児の父である山口達也(44)に次ぐパパ。それよりも気になるのはアラフィフに突入した城島茂(45)の結婚はまだなのか? こんなに結婚を祝福されそうなジャニーズタレントもいないと思うのだが……。■3位:つんく♂がしゃべった! 結婚記念日に愛のささやき『女性自身』のスクープは、つんく♂(47)と妻・加奈子さん(35)の結婚記念日デート。6月8日の13時ごろ、都内のレストランに現れた夫妻はテラス席に座り、10回目の結婚記念日を祝っていた。2014年10月、喉頭がんの手術で声帯を全摘出して声を失ったつんく♂。3人の子どもたちを連れて来ず、夫妻だけで祝杯をあげたのは、ともに病気と闘い、術後の健康維持に尽くしてくれる妻への感謝なのか。肝心のスクープはここから。「つんく♂が加奈子夫人の耳元に近づいて何かをささやいていた」というのだ。術後つんく♂は筆談やLINEとパソコンを使ってコミュニケーションを取っていたが、"食道発声法"をマスターして夫婦で会話を交わせるようになっていたという。相当なトレーニングが必要とされるこの発声法を本当にマスターしたのなら凄いが、「まだ公に発表するレベルまで達していない」ということなのか。つんく♂が公の場で再び声を発したとき、新たな感動を呼ぶのは間違いない。……と美談のような記事だが、こんな記念日にまで追いかけるのは、芸能人相手と言えどもやりすぎの感がある。■2位:野村周平と水原希子が週3日お泊まり愛! 元カレと関係続行説も『週刊女性』が報じたのは、野村周平(22)と水原希子(25)のお泊まり愛。5月中旬の夜、コンビニで買い物をする野村が目撃された。野村が買ったのは、大量のメイク落としやスキンケアグッズで、駐車された野村の車には水原が乗っていたという。さらにその翌週も2人はドライブデートしていたというから、昨年11月の熱愛報道から約半年、2人は着々と愛を育んできたのか。記事によると、水原が野村の家に「多いときは週の半分は泊まっていて、妹の佑果(21)も交えて会うこともある」らしい。しかし、それだけで済まないのが、何かとおさわがせな水原。「過去に交際していたBIGBANG・G-DRAGON(27)との関係が完全に切れていない」「ドラマ共演した嵐の松本潤(32)とも『ただならぬ関係』」という報道も流れたのだ。これを受けた水原は17日、「嘘つき」「変な噂」と反論のツイート。さらに「有る事無い事言われる職業だけど、嘘ばっかり言われるのは嫌だな」と書き込んで嫌悪感を示した。水原との報道が初ロマンスの野村は、今ごろ彼女にどんな声をかけているのだろうか。■1位:優香がついに結婚! 豪傑・青木崇高と27日にゴールインか優香(35)と青木崇高(36)の結婚が双方の所属事務所から発表された。2人は昨年10月にドラマ『ちかえもん』の衣装合わせで会い、クランクアップ後の年明けから交際スタート。わずか半年で青木がプロポーズし、すでに同居しているという。挙式・披露宴は未定で、優香は仕事を続ける予定。「婚姻届の提出日は、優香の誕生日である今月27日ではないか」と見られている。優香は「生命力にあふれ、思いやりのある彼との日々はとても穏やかで、幸せを感じながら過ごしています。お互いを支え合い、ずっと笑っていられる家庭を築けるよう、努力していきます」。青木は「自然な心地の良い流れの中で、共に人生を歩んでいきたいと決心し、この度、結婚する運びとなりました。顔をクシャクシャにしながら笑う彼女の顔をずっと守っていきたいと思います」と、そろって幸せいっぱいのコメント。さらにツーショット写真も公開した。優香といえば、岡田准一、妻夫木聡、三浦貴大らスマートなイケメンとの熱愛報道があったが、結婚相手に選んだ青木は、知る人ぞ知る豪傑キャラ。「バックパッカーとして世界を放浪し、五大陸を制覇した」「旅行先の日本人に声をかけて酒を酌み交わす」などのエピソードには事欠かない。国際志向も強い演技派だけに、結婚後はどんな道を歩んでいくのか。優香は退屈しない夫婦生活が送れるのではないか。□おまけの1本:「A.B.C-Z・橋本良亮が泥酔美女とマンションへ……今週の"文春砲"は、ジャニーズのゴシップ。アイドルグループ・A.B.C-Zの橋本良亮(22)が5月28日、都内の焼き鳥店で女性3名と酒を飲み、その中の1人と自宅マンションへと帰宅する写真を掲載した。橋本は泥酔状態の女性を抱き寄せながら夜道を歩き、22時ごろに自宅マンションへ。しかもこのモデル風美女は、ファンの間で「橋本の恋人」と噂されている女性らしい。橋本はグループ最年少ながらメインヴォーカルという重要なポジションだけに大ダメージか……。と思ったが、そもそもA.B.C-Zの認知度が低いだけに、『週刊文春』の主要記事として取り上げられたこと自体、そう悪い話ではないのかもしれない。先輩グループたちのゴシップを振り返ると、ジャニーズのファンは辛抱強く、「ステージ上のアイドルを応援するのみ!」というスタンスで受け流せる人も多い。■木村隆志コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブに毎月20~30本のコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴2000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。
2016年06月19日「八日目の蝉」「紙の月」でも知られる人気作家・角田光代の「キッドナップ・ツアー」がドラマ化、8月に放送されることが6月17日(金)に発表された。小学5年生のハルを“ユウカイ”したのは2か月前に家からいなくなったお父さんだった。好きなところに連れて行くという“ユウカイ”に心を躍らせるハル。しかし、お父さんはハルを人質に、お母さんとなにやら取引をしている。お父さんとの旅路はお母さんとの馴れ初めや昔の恋人に会うこともあった。その中でお父さんのこれまで知らなかった一面をしっていくハル。やがてお父さんの資金は底を尽いてしまう…。果たして、この父娘の旅の結末は――。娘を“ユウカイ”し、つかの間の旅路をする父親を演じるのは、妻夫木聡。本作ではじめての父親役を務める。その娘役には連続テレビ小説「ごちそうさん」で主演・杏の幼少期を演じた豊嶋花。ほか、木南晴夏、夏帆、新井浩文、ムロツヨシ、満島ひかり、八千草薫といった人気と実力を兼ね備えたキャストが登場、演出は芸術祭大賞にも輝き初監督作『二重生活』の公開を控える岸善幸が手がける。夏休みドラマ「キッドナップ・ツアー」は8月2日(火)19時30分~総合テレビで放送。(text:cinemacafe.net)
2016年06月17日レオナルド・ディカプリオにアカデミー賞をもたらしたアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督作『レヴェナント:蘇えりし者』の音楽を担当したことも記憶に新しい、世界的音楽家・坂本龍一。このほど、坂本氏が芥川賞作家・吉田修一と鬼才・李相日監督、そして渡辺謙をはじめとする超豪華キャストが競演を果たす映画『怒り』の音楽を担当、その旋律が第2弾予告編映像の中で解禁となった。各映画賞を総なめにした『悪人』から6年。吉田修一と李監督が新たに挑むのは、SNSやモバイル機器の発達により、家族や友人、ときに愛する人でさえ、簡単に疑ってしまう不信の時代に、人を“信じる”という根源的な問いかけを一つの殺人事件をきっかけに投げかける群像ミステリー。主演を務めるのは、ハリウッドでの活躍はもちろん、昨年は「王様と私」でブロードウェイ・ミュージカルにも初挑戦した、渡辺さん。さらに森山未來、松山ケンイチ、綾野剛が殺人事件の“犯人かもしれない”謎の男に、また、彼らを“信じよう”とする者たちには広瀬すず、宮崎あおい、妻夫木聡と、人気・実力ともにトップクラスの7名が集結。迫真の演技で重厚な人間ドラマを紡ぎ出す。そんな本作に、日本が世界に誇る音楽家・坂本氏も引き寄せられた。『戦場のメリークリスマス』(’83)で英国アカデミー賞、『ラストエンペラー』(’87)ではアカデミー賞作曲賞、グラミー賞などを受賞、療養から復帰後も山田洋次監督の『母と暮せば』に『レヴェナント』と大作を手がけた坂本氏。今回は、李監督の熱烈なオファーにより実現したもので、本作の川村元気プロデューサーは「たぎるような怒りと、すべてを諦め冷めてしまった怒り、人を信じる気持ちと、信じられないと思う気持ち。揺れる登場人物たちの感情を、冷静な世界からエモーショナルに音楽を描けるのは、世界においても坂本龍一しかいなかった」とその理由を明かしている。坂本氏は、原作と李監督による脚本をすぐさま読んで快諾。李監督と度重なるディスカッションを重ね、音楽制作が行われた。昨年8月には、坂本氏は『怒り』撮影現場を見学し、撮影された映像を観ながら、より期待が高まっていったという。李監督と坂本氏は何度も意見交換を行ったそうで、「常に妥協を許さない李監督の姿勢に、何度も何度も直しを要求されたけれど、音は直す度に確実に良くなっていった」と、坂本氏はふり返って言う。音楽収録は、今年3月6日(現地時間)、米ワシントン州ケンモア市にあるバスティア大学内にあるチャペルにて行われた。メジャーな録音スタジオ(ロスではソニー・ピクチャーズ、20世紀FOX、パラマウント・ピクチャーズ。ロンドンではアビーロードなど)の録音ステージと同じ質を提供することで知られているこのチャペルでは、数多くの作品の音楽収録が行われており、『レヴェナント』をはじめ、『キャロル』『しあわせの隠れ場所』『ワルキューレ』『ブロークバック・マウンテン』などの収録が行われている。坂本氏と収録に臨んだのは、シアトルを中心に活動するノースウェスト交響楽団。坂本氏とは『レヴェナント』でもタッグを組んでいる。オーケストラの楽員は、「坂本さんは特別な方です。存在感が圧倒的で、部屋に入ってきたことを見て確認しなくても(存在感を)感じるそんな方です。彼の音楽を言葉で表現することなど到底無理ですね。ただ曲に引き入れ包み込み、巧みに設計された音によって、聴いた人間に考える力をもたらし、音楽の世界での旅に連れ出してくれるということは言えます。それは最初の音譜から最後の音譜まで。彼の音楽によって映像作品がより魅力的になるのはそういうことで、まさに魔法にかけられた感じ」と、坂本氏の音楽を表現する。李監督も、「音ひとつひとつの響き、厚み、深みが想像以上に音が感情表現している。聴かせていただいた音楽の力で何ステップにも映画が上がっていく瞬間をじかに見せていただいた。責任がさらに増している感じがあります。嬉しい責任ですけどね」と語る。さらに、坂本氏が作り上げた主題曲を奏でるのは、2本のチェロによる圧倒的パフォーマンスで世界を魅了する、クロアチア出身チェロ・デュオ「2CELLOS」今年7月に開催されるFUJIROCK FESTIVAL’16への出演も決定しており、彼らの繰り出す音色にも期待が高まる。<以下、各人コメント>■坂本龍一李相日さんと初めて仕事をした。事前の噂では大変に難しい人だという。実際に仕事をしてみると、なるほどしつこく、粘り強くこちらに様々な要求をしてくる。しかし、それは「もっとよい方法があるのではないか」「もっとよくなるのではないか」という李さんの作品へのこだわりからくるものであり、モノを作る人間ならば当然の欲求であって、逆にそれがないのがおかしいと言わざるを得ない。『怒り』は日本映画としては珍しくエンターテインメントに流されず、骨太でパワフルな映画になったと思います。■李相日監督「怒り」…これは誰の目にも見えるわけではない。けど、間違いなく誰の側にもあるもの。そんな雲をも掴み取ってしまうような鋭い感性が坂本さんには存在する。映像から受けた刺激と、僕のゴタクに忍耐強く耳を傾け、ミリ単位に及ぶ緻密で壮大なサウンドが生み出される。登場人物たちは多様な顔を見せ始め、シーンは様々な解釈を生じさせていく。もっと深く、もっと濃密に…。思えば、“坂本龍一”という名の大きさに呑まれぬよう自分を叱咤していた。気付けば、呑まれたのは、『怒り』に臨む坂本さんの姿勢。剥き出しの、その情熱に。■「2CELLOS」このような日本映画の大作に、そして日本を代表する偉大な作曲家、坂本龍一氏とご一緒できて大変光栄です。僕たちは2人とも映画やアニメなど、日本の文化が大好きなので、このプロジェクトに参加できてとてもワクワクしています。『怒り』は9月17日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月16日蜷川実花による写真展「IN MY ROOM」が、6月18日から7月4日まで渋谷パルコパート1・3階のパルコミュージアムで開催される。同展は、8月7日に一時休業をするパルコミュージアムの締めくくりに、渋谷パルコと縁の深いアーティストたちによる3つの展覧会を行う企画「SHIBUYA PARCO MUSEUM FINAL EXHIBITIONS」の第1弾となるもの。会場では、6月30日に発刊される蜷川の写真集『IN MY ROOM』から収録作品を展示する。『IN MY ROOM』は雑誌『EYESCREAM』の人気連載「蜷川実花のプライベートモード」が書籍化したもので、今最も旬な“オトコたち”を、プライベートモードに捉えた写真作品が綴られている。選ばれた“オトコたち”は、窪塚洋介、永瀬正敏、綾野剛、斎藤工、村上淳、渋谷慶一郎、妻夫木聡、金子ノブアキ、松山ケンイチ、早乙女太一、大森南朋、玉木宏、猪子寿之、堂珍嘉邦、伊勢谷友介、浅野忠信、坂口健太郎、東出昌大など。蜷川実花は、2001年「第26回木村伊兵衛写真賞」受賞発表の後に新作写真展「まろやかな毒景色」をパルコギャラリーで開催。以降、2003年「Liquid Dreams」、2008年「蜷川妄想劇場」、2012年「へルタースケルター」と継続的にパルコで個展を発表してきた。2007年には初監督作品となる映画『さくらん』の展覧会「さくらん極彩色絢爛展」をパルコミュージアムで開催、監督2作目となる映画『へルタースケルター』ではパルコの広告に起用されるなどした、パルコゆかりのアーティストである。【イベント情報】「IN MY ROOM」会場:パルコミュージアム(渋谷パルコパート1、3階)住所:渋谷区宇田川町15-1会期:6月18日~7月4日時間:10:00~21:00(7月4日は18:00まで、入場は閉場の30分前まで)入場料:一般500円、学生400円、小学生以下無料
2016年06月04日蜷川実花が6月30日、いま最も旬な“オトコたち”36人のポートレートを収録した新作写真集『IN MY ROOM』を発売する。同写真集は、雑誌『EYESCREAM』の人気連載「蜷川実花のプライベートモード」を完全書籍化もの。同連載に登場したいま最も旬な“オトコたち”36人のポートレート約250カットを収録し、巻末には各被写体とのインタビューも掲載される。今回登場するのは、新井浩文、窪塚洋介、永瀬正敏、綾野剛、斎藤工、村上淳、MIYAVI、渋谷慶一郎、菅田将暉、妻夫木聡、金子ノブアキ、松山ケンイチ、早乙女太一、大森南朋、竜星涼、玉木宏、登坂広臣、猪子寿之、村上虹郎、大東駿介、小林直己、堂珍嘉邦、NAOTO、鈴木亮平、柄本佑、伊勢谷友介、三浦貴大、中村達也、瀬戸康史、浅野忠信、坂口健太郎、間宮祥太朗、成田凌、吉村界人、東出昌大、窪田正孝ら36人。なお、関連イベントとして、東京・渋谷のパルコ-ミュージアムで6月18日から7月4日まで写真展「IN MY ROOM」を開催する。【書籍情報】『IN MY ROOM』著者:蜷川実花出版社:スペースシャワーネットワーク並製/192ページ/B5判発刊:2016年6月30日価格:3,000円【イベント情報】「IN MY ROOM」会場:パルコミュージアム(渋谷パルコパート1、3階)住所:渋谷区宇田川町15-1会期:6月18日~7月4日時間:10:00~21:00(7月4日は18:00まで、入場は閉場の30分前まで)入場料:一般500円、学生400円、小学生以下無料
2016年06月02日妻夫木聡&満島ひかりが“兄妹”役で共演し、ミステリー作家・貫井徳郎による直木賞候補作を映画化する『愚行録』。このほど、第二弾キャストとして、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、中村倫也ら豪華8名が明らかとなった。エリートサラリーマン、その妻、そして1人の子どもが何者かによって惨殺された。犯人は不明のまま、世間を騒然とさせた一家殺人事件から一年。週刊誌の記者をしている田中(妻夫木聡)は、改めて事件の真相に迫ろうと取材を開始。だが、関係者のインタビューを通してあぶり出されるのは、理想的な夫婦の外見からはかけ離れた実像だった。そして次第に浮かび上がってくる事件の真相とは…。デビュー作「慟哭」で脚光を浴び、「乱反射」で第63回日本推理作家協会賞、「後悔と真実の色」で第23回山本周五郎賞を受賞した作家・貫井氏の傑作ミステリーを、『殿、利息でござる!』がヒット中の妻夫木さんと、現在NHK「トットてれび」で黒柳徹子を好演する満島さんという実力派で描き出す本作。発表された第二弾キャストには、今年いじめをテーマにした『十字架』で主演を務めた小出さん、『色即ぜねれいしょん』『鈴木先生』の臼田さん、『海を感じる時』で熱演を見せた市川さん、『GONIN サーガ』『無伴奏』の松本若菜。さらに、『星ガ丘ワンダーランド』『日本で一番悪い奴ら』と出演作が続く中村さんに、「僕のヤバイ妻」などドラマ・映画・舞台に幅広く活躍する眞島秀和、「重版出来!」『団地』の濱田マリ、『悼む人』『キツツキと雨』の平田満と、若手からベテランまで気になる俳優たちが集結。それぞれのキャストの配役はまだ明らかになっていないが、人間関係の裏側に秘められた羨望、嫉妬や駆け引き、日常的に積み重ねられた無意識の“愚行”が複雑に絡み合う戦慄の群像劇を、いっそう盛り上げてくれるに違いない。『愚行録』は2017年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月01日『バクマン。』『モテキ』等の作品で話題の大根仁監督が、漫画家/コラムニスト・渋谷直角氏の漫画『奥田民生になりたいボーイ・出会う男すべて狂わせるガール』(扶桑社)を映画化することが20日、わかった。映画は2017年公開で、タイトルは『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』。奥田民生に憧れ、ライフスタイルマガジン『マレ』の編集者で主人公のコーロキ・ユウジを妻夫木聡、出会った男をすべて狂わせてしまう魔性のファッションプレス・天海あかりを水原希子が演じる。更に、コーロキの上司である編集長木下を松尾スズキ、先輩・ヨシズミを新井浩文、コラムニスト・美上ゆうを安藤サクラ、フリーのファッションライター・倖田シュウをリリー・フランキーが演じ、タイトルに含まれる奥田民生の曲も多数使用される。映画『モテキ』以来の恋愛エンタテインメント映画となる大根は、「原作を読んだ時から、映像化するなら自分が一番向いていると思っていました」と自信を見せた。女性の撮り方に定評があるが、今回も「希子ちゃんをかわいく、エロく、かっこよく"狂わせるガール"として撮りたい」と意気込む。原作の渋谷氏は「こんなクラクラするようなキャストとスタッフさんで映像にしていただける、というのは本当に嬉しいやら申し訳ないやら」と映画に信頼を寄せつつ、「映画に出てくる小道具」を美術部と一緒に作っていることを明かした。
2016年05月20日映画『モテキ』の大根仁監督が贈る最新作、『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』が、来年公開されることが決定!主演には、俳優・妻夫木聡。ヒロインには、モデルで女優の水原希子が出演し、初共演でラブコメに挑戦する。奥田民生を崇拝する35歳、コーロキ(妻夫木聡)。おしゃれライフスタイル雑誌編集部に異動になったコーロキは、慣れない高度な会話に四苦八苦しながらも次第におしゃれピープルに馴染み奥田民生みたいな編集者になると決意する。そんな時、仕事で出会ったファッションプレスの美女・天海あかり(水原希子)にひとめぼれ。その出会いがコーロキにとって地獄の始まりとなるのだった…。あかりに釣り合う男になろうと仕事に力を入れ、嫌われないようにデートにも必死になるが常に空回り。あかりの自由奔放な言動にいつも振り回され、いつしか身も心もズタボロに。コーロキはいつになったら奥田民生みたいな「力まないカッコいい大人」になれるのか。そしてもがく先にあかりとの未来はあるのか――!?原作は、「週刊SPA!」(扶桑社)や「CREA」(文藝春秋)など、人気雑誌に多数の連載を持つ人気漫画家/コラムニスト、渋谷直角による伝説的サブカル漫画「奥田民生になりたいボーイ・出会う男すべて狂わせるガール」。「力まないカッコいい大人」奥田民生に憧れる雑誌編集者が、出会った男すべてを狂わせてしまう魔性のファッションプレスに一目ぼれし、恋の喜びや絶望を味わい、もがき苦しむ抱腹絶倒のラブコメディだ。監督・脚本は、初映画監督作『モテキ』で、日本映画の新たな地平を切り開いた鬼才・ 大根監督。長編2作目の『バクマン。』も、若者の圧倒的な支持を得てスマッシュヒット、日本アカデミー賞の話題賞を連続受賞している。また今秋には、福山雅治との初タッグが話題の『SCOOP!』の公開を控えるなど、いま最も注目の映画監督だ。主人公・コーロキを演じるのは、「日本アカデミー賞」最優秀主演男優賞をはじめ、数々の映画賞を受賞。『悪人』や9月に公開予定の『怒り』などでのシリアスな役柄はもちろん、映画、舞台、ドラマ、CMなどで幅広い役柄を変幻自在に演じる妻夫木さん。本作では、奥田民生に憧れるうだつが上がらない35歳編集者を、コミカルに演じる。そして、本業のモデル活動では常にファッションアイコンとして君臨し、女優としても幅広く活躍する水原さんが、出会う男すべての人生を狂わせてしまう魔性の女・あかり役で出演する。「そもそも奥田民生になりたいボーイです。ずっとずっとなりたいボーイなんです」と語るのは妻夫木さん。「全国にいる奥田民生になりたいボーイズ代表として、軽く笑えるユーモアとうまくやり抜く賢さでいい感じの作品に仕上げられたらと考えております」と心強い意気込みを語った。また、大根監督の『モテキ』のファンだと語る水原さんは「大根監督の映画に出演させて頂けることが決まりとても嬉しいです。衣装合わせの際も、皆さんと息があったコミニュケーションが取れて、すごく楽しい現場になりそうな予感がしています」と話し、「あかりのキャラクターはとてもエキセントリックで、すごく危ない匂いを感じさせますが、とてもチャーミングで目が離せないような女の子なので、今から演じるのがとても楽しみです」と撮影を心待ちにしているとコメントしていた。そしてこの2人を支える強力な共演者には、またコーロキの務めるライフスタイルマガジン「マレ」の編集長・木下役に松尾スズキ、コーロキの先輩・ヨシズミ役に新井浩文、「マレ」で連載中の人気コラムニスト・美上ゆう役に安藤サクラ、フリーのファッションライター・倖田シュウ役にリリー・フランキーと、一癖も二癖もある登場人物たちを、邦画界を代表する豪華俳優陣が脇を固めた。また音楽は、タイトルにもなっている 奥田さんの珠玉のナンバーを余すことなく全編に使用。個々の楽曲は主題歌やBGMの枠を超えた役割を与えられ、大根監督マジックにより革新的な音楽映画として再編集されるという。「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」、略して「民生ボーイと狂わせガール」。大根監督が元来得意とする男女の生々しい“ラブとエロス”を描く本作は、伝説となった『モテキ』を超える、かつてない恋愛エンターテインメントとなるにちがいない。『奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール』は2017年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年05月20日「男だって育児に参加するもの」と考える男性が多くなり、イクメン夫が増えたのは非常に喜ばしいこと。しかし同時に、それほど役に立っていないにも関わらず、「俺ってイクメンでしょ?」という顔をする、「自称イクメン夫」も増えているようです。自称イクメン夫の妻たちに、その実態を解説してもらいました。■外面だけイクメン!最初は、2歳と5歳のお子さんを持つSさんのエピソードです。「うちの夫は、休みのたびに子どもたちと家の外で遊んでいます。もちろん、休日に子どもと遊んでくれるのはありがたいのですが…」これだけを聞けば、まさに「イクメン」といった印象。しかし、実情は少し違うようです。「夫は、一歩家の中に入ると、育児も家事も、まったく手伝いません。それどころか、家の中ではスマホをいじったり、テレビをみたりしているだけで、子どもと遊ぶことはほとんどなし。結局、ご近所さんに『旦那さん、イクメンでいいわね~』と言われたいだけなんです」たしかにこれで「俺ってイクメン!」と胸を張られては、ちょっと違うんじゃない? と言いたくなりますね。見栄っ張りのようなので、「隣の奥さんが、『Sさんの旦那さんは、家事もいろいろやってくれるんでしょ? うらやましい!』って言ってたよ」と伝えてみたら、案外率先して手伝ってくれるようになるかも? ■育休を取ってくれたのはありがたいけど…続いては、0歳児の子育てに奮闘する新米ママ・Yさんのエピソード。「子どもが産まれて少したってから、夫が育休を取得してくれました。私もはじめての出産・育児で不安なことがたくさんありましたし、夫の育休取得はありがたかったのですが…」出産直後はYさんのお母さんが手伝いに来てくれていたとのこと。そして、お母さんが実家に戻ったあと、いよいよ赤ちゃん・Yさん・夫の3人の新生活がスタートしました。「もともと不器用な夫。しかも、子どもの扱いに慣れていませんから、育児に関しては完全に戦力外でした。それなら家事を…と思ったものの、夫はそれまで家事なんてまったくやってこなかったため、こちらも想像以上にダメ。結局、家事も育児も私一人でこなしている感じで、正直『こんなことなら、会社に行ってほしい…』と思ってしまいました」夫が育休を取ってくれたら心強いことはたしかですが、「手伝ってもらえる!」と喜ぶのは早計。まずは「夫に任せられること」を見極めて、育児や家事の分担を事前にしっかりと話し合っておくべきかもしれませんね。積極的に育児に関わろうとしてくれる夫がいるのは幸せなことだと思います。ただ、妊娠中に少しずつ親になっていくママと違い、パパの自覚はそう簡単に芽生えないとも言われています。ここで「アンタは全然イクメンじゃない!」と頭ごなしに否定しては、夫が育児から手を引いてしまう可能性も。たとえ今は「自称イクメン」でも、いつかは「真のイクメン夫」になってくれると信じて、「ありがとう、あなたみたいなイクメン夫がいてくれて、助かってるよ」と褒めて伸ばすのが得策かもしれません。
2016年05月18日「はあ~、疲れた」と、つい溜息をつきたくなるほど頑張っているママこそ、「夫がもっと手伝ってくれたら」と、夫へのイライラが募るばかり。でも、その「頑張り」が、実は夫を遠ざけている要因だとしたら!? 作家の本田健さんと、世界的な男女関係の権威の1人である、ジョン・グレイ博士の対談から、夫にイライラする妻への処方せんが見えてきました。●プロフィール・ジョン・グレイ博士全世界で累計5000万部を突破した『ベスト・パートナーになるために』のベストセラー作家であり、世界的な心理学者。人間の心理の本質に最も精通した人物の1人として知られ、表面的な感謝ではなく、男女間の最高のコミュニケーションを世界中に伝え続けている。・本田健神戸生まれ。経営コンサルタントを経て、29歳で育児セミリタイヤ生活に入る。4年の育児生活中に作家になるビジョンを得て、執筆活動をスタート。代表作に『20代にしておきたい17のこと』(大和書房刊)などがあり、累計発行部数は700万部を突破している。 ■安心する夫、期待する妻本田健(以降、健): 夫婦間のパートナーシップについて悩んでいる人は少なくありません。今日はパートナーシップの育み方について教えてもらえませんか?ジョン・グレイ博士(以降、グレイ博士): 夫婦に子どもが生まれると、2人の関係は一見安定したように見えます。すると夫は、妻から何か言ってこない限り、「妻は満足している、大丈夫だ」と考えるのです。一方、妻は「夫は言わなくても自分の望みを察して与えてくれるはずだ」と、夫に期待してしまうのです。この先、2人に何が起きるのかは、想像できると思います。■「遠慮」が「期待」になっているグレイ博士: 多くの女性は、「自分からあれこれ望んではいけない」と教えられてきました。健: 少しずつ世の中は変わりつつありますが、まだ「欲しいものをはっきりと口にする女性」を快く思わない人もいるのが現状です。だから、女性は自分から男性に何かを求めることに遠慮して、その分、相手に期待してしまうのかもしれません。■自分でやりたくなる気持ちを抑え、「感謝と愛情」に重点を!グレイ博士: 女性に知ってもらいたいのは、自分の望みを素直に表現して助けを求めた方が魅力的で、夫は妻を大切にできるということです。自分でやりたくなる気持ちを抑えて、もっと夫に動いてもらうのです。そして、実際に夫が動いてくれた時は、最大限の愛情と感謝を示すことが大切です。すると、夫は自分が妻を幸せにしたのだと嬉しくなります。 ■イライラの原因は、頑張りすぎ!?健: たしかに女性から素直に望みを表現してもらえたほうが、男性は何かしてあげたい、助けになってあげたいという気持ちになります。それによって、男性に「与える喜び」を教えることができるんですね! でも、このことを知らない女性は、自分の悩みや問題を1人で解決しようとして、自分を助けてくれない男性にイライラし、男性はいわれのない責めを受けていると感じて、次第に関係が悪くなるのですね。 グレイ博士: そうです。パートナーシップに限らず、人間関係すべてにおいてこの仕組みは通じます。このカラクリを知っているかどうかで、運命はまったく違うものになるのです。■夫のことは「ゴムバンド」と思え!健: このほかに、女性が知っておいたほうがよい注意点は何ですか?グレイ博士: 男性は、家庭を大切にしたい気持ちと、1人で息抜きしたい気持ち、相反する2つの気持ちを持っています。女性は夫の行動を過度に制限しないこと。さもないと、多くの男性は女性からは信頼されていないと感じ、女性に対して反発してしまうでしょう。健: たしかに、束縛されると自由を求めて離れたくなりますが、自由にしていいと言われると、その衝動はぐっと減りますね。グレイ博士: 男性は、自分が受け入れられていないと感じると、より身勝手な振る舞いをしたくなるのです。ですが、実際に妻から離れたいと思っているわけではありません。男はゴムバンドのようなもので、離れては戻るものだと知っておくことです。男性は、一時的に妻から遠ざかることで、再び妻を大切にしたいという気持ちを取り戻します。夫を自由にすることが、お互いのためになるのです。男と女、かくも違うものなのか! なるほど、この仕組みを知っているのと知らないのでは大違い。この処方せん、「息子にも使える!」と感じたのは私だけでしょうか? とかく、女性は頑張りすぎ。ふっと気を緩めて、周囲の「男たち」に甘えてみてもいいのかもしれませんね。近々、グレイ博士の講演会があるそう。興味を持った方は参加してみては? 詳しくは、 こちら のリンク先を参照してください。
2016年05月18日