2人の姉妹をもつあんころさんが、子どもの誤飲の恐怖に悩む体験マンガです。次女のとちちゃんはハイハイするころ、何でも口に入れるようになりました。誤飲による事故をニュースで見て、検索魔になるほど心配していたあんころさんは、義母や夫に相談して、誤飲対策をすることに。家中にあった小さなゴミ箱を撤去したり、洗剤などが入ったドアにロックをつけたり、小さな部品のついたおもちゃを片付けたり、あらゆる対策をしたのでほっとしたあんころさん。 しかし、そこに置いておいたはずの毛糸のぽんぽんが見当たらないことに気が付きました……。さらに、ふと見た次女の姿には、どこか違和感があって――!? 何だろう、この違和感… ※口の奥まで手を入れるのは危険なのでやめましょう。口の中に異物が見えており取れそうな場合は手を入れて掻き出しますが、異物が見えない状態で手を入れて掻き出そうとすると、口内を傷つけたり、嘔吐を誘発したりするほか、異物を奥に押し込んでしまう可能性もあるので危険です。 さっきまで近くに置いてあった毛糸のぽんぽんが見当たりません。 みんなで探し始めたとき、あんころさんは、ふと、とちちゃんに目をやりました。じっとおすわりをしたまま背を向けているとちちゃん。 あんころさんは、とちちゃんの近くに寄ってみました。すると、 「ぞくっ」 あんころさんは、とちちゃんに違和感を覚えます。 何かおかしい……、何がおかしい……?反応……、雰囲気……、なんだろう……? 何かがおかしい気がしたものの、何がおかしいのかまではわかりませんでした。 すると、そのとき、 たらーーーー とちちゃんの口からよだれがだれたのです! もしかして、毛糸のぽんぽんが口の中に? そう頭によぎった瞬間……。 「ごくん」 今度は飲み込む音が! あんころさんは背筋が凍り付きました。そしてあわててとちちゃんの口を開いて、手を突っ込んだのでした。 消費者庁は、万が一子どもののどにおもちゃなどが詰まったときは、119番通報して異物を除去することを呼び掛けています。乳児の場合は、口の中に指を入れずに、片腕にうつ伏せに乗せてあごをしっかり支えながら、頭を低くして、もう一方の手のひらで、背中の真ん中を何度も連続してたたく方法がよいそうです。安全対策をしていても、いつ子どもがものをのどに詰まらせるかわからないので、もしものために応急処置の方法を覚えておくと安心ですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あんころフルネームは蓬田あんころぴぷぺです。口癖「大丈夫」を直したい。
2023年03月06日2人の姉妹をもつあんころさんが、子どもの誤飲の恐怖に悩む体験マンガです。次女のとちちゃんはハイハイするころ、何でも口に入れるようになりました。誤飲による事故をニュースで見て、検索魔になるほど心配していたあんころさんは、不安になり、とちちゃんが何かを口に入れるたびに声を荒げて注意するように。自己嫌悪に陥ったあんころさんは、同居の義母に相談して家の中に誤飲対策をおこなうことに。ありとあらゆる対策を終えて、ほっと安心したあんころさんでしたが―!? あれ? どこいった? ※ベビーカレンダーでは、「誤飲しかけた話」3話です。 義母に誤飲対策の了承を得たあんころさん。夫にも報告して、不安だった要素を1つずつ対策していきました。 家のあちこちにあった小さなゴミ箱を撤去したり、危険な物が入っているドアにはドアロックをつけたり、長女の細かいおもちゃは必ず長女の部屋から移動させないことを長女と約束をしたり……。 全部の対策が終わると、あんころさんは「これでもう大丈夫」。そんな気持ちになっていました。 もちろん本当は、完璧というわけではないことはあんころさんはわかっていました。けれど、少しだけほっとして、張り詰めていたものがゆるみかけていました。 夕ごはんを食べ終わったあと、あんころさんは、長女の手袋のぽんぽんが取れていたことを思い出しました。 「縫わないと!」 一緒に遊ぼうという長女を説得して、あんころさんはぽんぽんを縫うことに。 が、置いておいたはずのぽんぽんが見当たりません。あんころさんの気のゆるみをまるで見透かしたかのように、誤飲の危険が忍び寄っていたのでした……。 家族の理解も協力も得て、誤飲対策をおこなったあんころさん。と、言っても、お義母さんはご自身が買ったおもちゃが片付けられることには、ご不満だったようですが……。あんころさん、頑張って説得したのですね。長女ちゃんもおもちゃの片づけを約束してくれて、心強いですね。小さな子どもがいると、一瞬の気のゆるみが事故につながることも考えられるので、こうやって家族全員が認識を統一しておくことが大切なのかもしれませんね。 ※直径39mm以下のものは赤ちゃんの口に入るため、誤飲の原因になります。小さな物や薬品などの危険な物は、子どもの手が届く範囲に置かないよう徹底しましょう。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あんころ
2023年03月05日2人の姉妹をもつあんころさんが、子どもの誤飲の恐怖に悩む体験マンガです。長女がハイハイするころ、誤飲による事故をニュースで見て、あんころさんはとても心配していました。しかし、長女は何も口に入れたりすることがなく、何事も起こらず大きくなりました。けれども次女のとちちゃんは、ある日を境に何でも口に入れるように。あんころさんは「ダメ!」と声を荒げるようになりました。自己嫌悪に陥ったあんころさんは、誤飲の対策をすることに。 しかし、それには同居の義母の理解が必要で――!? お義母さんへ相談したところ… とちちゃんが何かを口にいれるたびに、声を荒げては自己嫌悪に陥っていたあんころさん。 とちちゃんのためにも、あんころさんのためにも環境を変えないとと思い、家の中に誤飲を防止策を施すことに! 実は、あんころさんがこれまで家の中の対策をしてこなかったのには理由がありました。 旦那さんの実家で義母と完全同居のあんころさんは、この2カ月間、義母に相談していました。 「小さなゴミ箱をなくしたい」「洗剤の入っているドアにドアロックをつけたい」「床にぞうきんを置かないでほしい」 けれども義母は 「私は今までこうして生活してきたから」 と言って、協力してくれなかったのです。しかし、あんころさんは、とちちゃんを守るためにはやっぱり対策が必要だと強く感じていました。 そこで再度、義母に声をかけました。今までは「誤飲ために対策をしたい」と、義母に相談する形でしたが、今回は違いました。 「誤飲防止の対策をするから、協力してください」 と、はっきり伝えたのです。心臓がドキドキバクバクのあんころさんでしたが、義母はあっさり言いました。 「オッケー♪」 あんころさんは拍子抜け。そして、無事、誤飲防止対策に取り組むことになりました。 お義母さんと完全同居のあんころさんは、誤飲対策がしたくても、最初はお義母さんの協力が得られなかったようです。しかし今回、伝え方を変えただけで、すんなり理解してもらえました。お義母さんはもしかすると、以前は、自分がいろいろやらないといけないのかと思ったのかもしれませんね。相談の仕方、伝え方は大事ですね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あんころフルネームは蓬田あんころぴぷぺです。口癖「大丈夫」を直したい。
2023年03月04日2人の姉妹をもつあんころさんが、子どもの誤飲の恐怖に悩む体験マンガです。長女がハイハイするころ、誤飲による事故をニュースで見て、あんころさんはとても心配していました。あんころさんは不安のあまり検索魔に……。けれども実際は長女は何も飲み込むことはなく、平和に過ぎました。そのため、次女がハイハイするころには、あまり心配していなかったのです。 長女のときは検索魔、次女のときは油断 ※誤)陥いって→正)陥って 長女がハイハイを覚えたころ、あんころさんは「誤飲」に関する検索魔に陥っていました。 誤飲は赤ちゃんの命のも関わる恐ろしい事故だと、不慮の事故をニュースで知ってからというもの、長女が何かを誤飲したらどうしようと、不安でたまらなかったのです。 もともと「超」がつくほど心配性なあんころさんは、ネットで情報を検索しては、不安を膨らませてしまいます。 けれども、結局長女は何かを口に入れてしまったことはありませんでした。 そのため、次女がハイハイするようになったころ、あんころさんは「誤飲」に対してすっかり油断していたのです。 ◇◇◇ 子育て中の不慮の事故をニュースで見ると、いたたまれない気持ちになると同時に、しっかり対策しなくてはと気が引き締まりますよね。情報収集に便利な時代だからこそ、簡単に情報が得られて不安が増しやすいのかもしれません。情報量にこだわらず、医療機関や育児の専門家など、信頼できる情報源かどうかをチェックすることが大切なのかもしれませんね。 監修/助産師 松田玲子 著者:マンガ家・イラストレーター あんころフルネームは蓬田あんころぴぷぺです。口癖「大丈夫」を直したい。
2023年03月01日車を運転している人であれば誰しも、安全運転に努めているもの。しかしどんなに注意を払っていても、ちょっとした見落としや疲れなどが原因で、事故に遭ってしまうこともあるのです。2023年2月1日、お笑いタレントの楽しんごさんは、交通事故に巻き込まれたことを報告しました。楽しんごさんが乗っていた車とぶつかったのは、タクシー。「右折車の陰から飛び出して来てとても怖かった」「プロのドライバーでも避けられない」と、楽しんごさんは事故当時の状況を説明しています。楽しんごさんの車が右折しようとしていたところ、対向車線にいた右折車が死角となり、その後ろから直進していたタクシーとぶつかったということなのでしょう。※動画はクリックすると、Twitter上でご覧いただけます。昨日の朝交通事故に巻き込まれました。お相手はタクシーさんなんですけど右折車の影から飛び出して来られたのでとても怖かったです、あれはプロのドライバーでも避けれない!避けようとすれば逆に危なかったと思うお互いにゆっくり走っててよかったです。皆さんも安全運転でいきましょう! pic.twitter.com/KpL9JUkNMf — 楽しんご♪全ての出逢いに顔射! (@teyan_dei) February 1, 2023 Twitterに投稿された写真からは、タクシーと楽しんごさんが乗っていた車のどちらもへこんでいるのが分かります。また、この事故で楽しんごさんは足をケガしたようで、ネット包帯を着けている様子も投稿していました。「お互いにゆっくり走っていてよかった」と、大きな事故ではなかったそうですが、「みなさんも安全運転に努めましょう」と呼び掛けた、楽しんごさん。ファンから、「お大事になさってください」「気を付けてください」といったコメントが上がっています。車を運転していると、いつ交通事故に巻き込まれるかが分かりません。事故の大きさによっては、大切な誰かの命を奪うことも。「自分は大丈夫」と思わず、常に安全運転に努めることが、大切ですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月02日保育士の中田馨さんが、子ども転落事故について教えてくれました。最近ニュースでも子どもの転落に関するものをよく見かけます。室内や屋外で転落事故が起こりやすい状況を確認しておくとともに、予防策なども改めて見直してみましょう!こんにちは。保育士の中田馨です。子どもの成長発達とともに気をつけなくてはいけないことに、高さのある所から落ちる「転落」があります。そこで今回は、転落事故を防ぐために保育所で行っている防止策とともに、家庭で子どもの安全な環境を考えていきたいと思います。 室内で起きやすい転落に関するヒヤリハット子どもの転落事故の特徴(消費者庁)には下記のようなものがあります。 ●子どもの発達段階によって事故が起こりやすい場所や状況が変わる ●頭部から落下しやすい(小さな子どもは体の大きさに比べて頭が大きく重心の位置が高い) ●思わぬところに登ろうとしたり、いろいろな遊び方をする 子どもが生活する環境は、その時の子どもの発達状況によってその都度変えていく必要があります。「高いところから落ちる」というと、ハイハイや歩くことなどができ、活発に動き始めた子どものようなイメージがありますが決してそうではありません。例えば、ねんねの時期の赤ちゃんの場合、「まだ動かない」と思い、ソファーや大人用のベッドに寝かしていたらクルリと寝返りをして落ちそうになった(落ちた)。ベビーベッドの柵をしていなくて落ちそうになった(落ちた)。ということもあります。また、安全と思われがちな柵をしているベッドですが、つかまり立ちするようになるとベッドの中にある物を踏み台にしたり、ベッドの柵に足をかけてよじ登ろうとする子もいます。更に動くようになると、子どもの探索心はますます成長し、階段、玄関の段差、湯船、トイレ、本棚、椅子、机などを上ったり、のぞき込んだりして、ヒヤリとする場面が増えてきます。保育所で聞いた事例では、テレビ台に登ってテレビにつかまり立ちして、そのままテレビと一緒に後ろにひっくり返った!というお話もありました。 屋外で起きやすい転落に関するヒヤリハット乳児の場合、抱っこをしていて落としてしまう場合もあります。「え?どういうこと?」と思いますよね。私の保育所で過去あった事例です。お休みの日にお父さんが3カ月の赤ちゃんを抱っこしてスーパーに行きました。赤ちゃん、機嫌が悪かったようでのけぞりました。お父さん支えきれずに落としてしまいました。幸い、落ちたところが段ボールの上で、かすり傷ひとつなく無事だったのですが…。また、「少しなら大丈夫だろう」と自転車に座らせたままそばを離れたら、自転車ごと倒れてしまったという話は、いまだに時々聞きます。その他にも、活動の幅が広がり、公園の遊具で遊べるようになってくると、遊具から落ちそうになる(落ちる)こともあります。 転落事故を防ぐベランダ対策「ベランダなどからの子どもの転落事故」。ニュースで見るたびに、何ともいえない気持ちになってしまいます。年齢の低い子どもは、「ここから落ちたらどうなる」というところまで考えることができません。目の前にある、興味や関心事に必死なのです。では、ベランダや窓からの子どもの転落事故を無くすためにはどうすればよいでしょう?まずは、子ども一人でベランダに出られないように、窓から顔を出せないようにすることが大切です。そのためには、子どもが今何をしているかの確認が必要です。そのうえで、下記のような予防策をとるとよいでしょう。 家庭でできる具体的な予防対策●窓のカギをかける。(私は自分の子育ての時は、必ずカギのロックをして更に補助錠をつけました) ●風通しするときは、子どもがでられない程度に開けて補助錠で窓が開かないようにする。 ●窓を開けている部屋に子どもだけ遊ばせない。 ●部屋を離れる時は、一時的な時間であっても窓を閉める。 ●窓のそばに、踏み台になるようなものを置かない。 ●ベランダには、踏み台になるようなものを置かない。 また、「網戸をしているから安心」ではありません。網戸を押して網戸が外れて転落する恐れもあります。保育園で行っている転落予防策保育園では、「まさかそんなこと!」をするのが子どもだと思って、部屋や外遊びの環境づくりをするように心がけています。一例を紹介します。 ●トイレのドアに外カギをつける。(子どもの手が届かない場所) ●階段の前にベビーフェンスを設置する。 ●お風呂/洗面台のドアの前にベビーフェンスを設置する。 ●窓の前にベビーフェンスを設置する。 ●子どもが中に入っているときは、ベビーベッドの柵を必ず上まで上げる。 ●「机の上には乗らない、椅子の上に立たない、棚に登らない」などのルールを明確にし、子どもに伝え実践する。 ●ベビーカーのベルトは子どもの体格に合わせて取り付ける。 ●ベビーカーのベルトをすり抜けて立つ子はおんぶ紐でおんぶする。 ●遊具で遊ぶときは、年齢にあった遊具で遊ばせる。必ず遊具のそばで保育者が見守る。 ●遊具で遊ぶときは、前で遊んでいる子が安定した場所に行くまで待たせる。 ●道路を歩いているときは保育者と手をつなぐ。階段などの高い段差がある場合ももちろん手をつなぐが、合わせて手すりを持つように促す。 保育園で行っている転落に関する予防策もお家で参考にできるものがあれば、実践してみてくださいね。 子どもが安全に生活するためには、「もしかすると、こうなるかもしれない」という、先を見据えた大人のちょっとした配慮が大切になります。今一度、子どもの生活環境を見直してみてくださいね。 参考資料:消費者庁「子どもの転落事故に注意! - 落ちるまではあっという間です。事前の対策で事故防止を -」 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2023年01月06日住んでいる建物が”事故物件”だと知ったら……?今回はライコミちゃんの『【#11】新居は超絶事故物件』を紹介します。前回のあらすじ衝撃の恐怖体験から一夜明け、気付くと自室のベッドで寝ていたライコミちゃん。一連の出来事は夢だったのかと考えるも、彼女の右手には……?その後ライコミちゃんは……すると帰宅中に……ふと思い立ち……?志田さんからは、坂下さん宅は「子どもを不慮の事故で亡くし、実家に帰った」と聞かされた。偶然遭遇した志田さんの夫に”例の住人たち”について尋ね、その真相を知ったライコミちゃん。隣人ユウちゃんの言っていた”事故物件”とは、これらのことなのでしょうか……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ライコミちゃん)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年01月05日住んでいる建物が”事故物件”だと知ったら……?今回はライコミちゃんの『【#4】新居は超絶事故物件』を紹介します。前回のあらすじ深夜に聞こえたお経について、大家に真相を知らされたライコミちゃん。あのお経は階下の住人によるもので……?その日は……ライコミちゃんが知る住人達それから……自分の知っているアパートの住人を思い返したライコミちゃん。あらためて考えると変な住人が多いようですが、これは偶然……?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@ライコミちゃん)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2022年12月31日みなさんは義実家とうまく過ごせてますか?中には関係がうまくいかない家庭も。 そこで今回は義母とのトラブルを描いた漫画<「孫と保険金をよこせ」と言ってくる義母>を紹介します!「孫と保険金をよこせ」と言ってくる義母子どもと優しい夫に恵まれ、幸せな日々を送っていたツツジ。しかし、夫のトクサが交通事故で帰らぬ人となってしまいました。保険金目当て!?後日義母は、「保険金目当てでトクサに近づいたのね!!」とツツジを責めます。一方的に責められ、身の危険を感じたツツジは双子とトイレに逃げ込みます。この騒ぎで近所の人に通報され、義母は警察に連行。傷害事件として義母を訴えることができた状況にもかかわらず、身内に犯罪者がいると将来ハンデになると思い、見逃したツツジ。すると、それにつけこんだ義兄が義母と一緒に毎日ドアを叩いて、手紙や電話などで恐喝してくるように…。2週間が経った頃、ツツジは弁護士と結託し反撃に出ます。最終的に、義実家とは縁を切り別の土地で新たなスタートを切るのでした。人を失った悲しみは同じ最愛の息子を突然失ってしまい、周りが見えなくなって取り乱してしまった義母。ですが、その感情を間違った方向に向けてはいけませんよね。(lamire編集部)(イラスト/エトラちゃんは見た!)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。読者の感想いきなり旦那さんがなくなったら、悲しみがすごいだろうなと感じました。子どもたちはもっと悲しいだろうなと思います。義母も確かに悲しいと思うけど、そこまでしなくても…と感じてしまいました。(33歳/主婦)義母が怖すぎます。息子さんが亡くなって気が動転しているのかもしれないけどかわいいお孫さんもいるのに…。はやく警察に訴えて…と思っていたけどいいタイミングで何とかなってよかったです。(40歳/主婦)"
2022年12月25日みなさんは義実家とうまく過ごせてますか?中には関係がうまくいかない家庭も。 そこで今回は義母とのトラブルを描いた漫画<「孫と保険金をよこせ」と言ってくる義母>を紹介します!「孫と保険金をよこせ」と言ってくる義母子どもと優しい夫に恵まれ、幸せな日々を送っていたツツジ。しかし、夫のトクサが交通事故で帰らぬ人となってしまいました。保険金目当て!?後日義母は、「保険金目当てでトクサに近づいたのね!!」とツツジを責めます。一方的に責められ、身の危険を感じたツツジは双子とトイレに逃げ込みます。この騒ぎで近所の人に通報され、義母は警察に連行。傷害事件として義母を訴えることができた状況にもかかわらず、身内に犯罪者がいると将来ハンデになると思い、見逃したツツジ。すると、それにつけこんだ義兄が義母と一緒に毎日ドアを叩いて、手紙や電話などで恐喝してくるように…。2週間が経った頃、ツツジは弁護士と結託し反撃に出ます。最終的に、義実家とは縁を切り別の土地で新たなスタートを切るのでした。人を失った悲しみは同じ最愛の息子を突然失ってしまい、周りが見えなくなって取り乱してしまった義母。ですが、その感情を間違った方向に向けてはいけませんよね。 (lamile編集部)(イラスト/エトラちゃんは見た!)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年11月21日鍛え上げた筋肉を披露し、外見の美しさを競い合うボディビル。自身の経験から、「身体を鍛えたい!」という人に筋力トレーニングの指導を行うトレーナーという仕事も一般的になっています。そんなボディビルダーを描いた、ウエダマサヒロ(@marchin0415)さんの創作漫画を紹介します。事故物件に住み始めたボディビルダーが…とある不動産店を訪れた1人のボディビルダー。個人事業主としての開業を目指しているため、家賃の高い物件に住むことはできません。そのため、格安の家賃で住むことができる『事故物件』を選んだのですが…。いきなり幽霊とボディビルダーが対面!筋トレをやり切った幽霊に…ボディビルダーの新たな道が開ける?(7/7) pic.twitter.com/M0KGQR4u6Z — ウエダマサヒロ (@marchin0415) October 25, 2021 入居初日に、自殺をした女性の幽霊と対面してしまったボディビルダー。通常であれば、恐れおののき、引越しを考えてしまいそうなシチュエーションですが、ボディビルダーの思考は我々の斜め上を行くようです。幽霊の華奢すぎる身体に驚き、トレーニングを促したのです!トレーニングをやり切った幽霊を褒めまくるボディビルダー。「誰かに褒めてもらいたかった」ということに気付いた女性は、この世に未練がなくなり無事に成仏したのでした。この結果、男性は『幽霊の成仏』に取り組むことを決心!ボディビルダー×霊媒師かなりトリッキーな職種が誕生したのでした…。この斬新すぎる結末に、クスッとした人もいるのではないでしょうか。筋トレを始めると、「性格が明るくなった」といった声がSNSでは見られます。そのポジティブ思考は、周囲の人にもよい影響を与えるといえそうですね。この漫画に、「すごい設定。続きを読みたくなりました」「新しいジャンルみたいで、今年一番笑いました」と多くの人が爆笑しました。筋肉は、人だけでなく幽霊も救う…効果は抜群ですね!grape HIT(グレイプ ヒット)ウェブメディア『grape』で、過去に多くの共感を得た記事や反響の大きかった投稿を再構成してお届けしています。[文・構成/grape編集部]
2022年11月13日lamireの大人気コンテンツ”連載漫画”の中から、編集部のおすすめ記事をピックアップ! 今回は『「孫と保険金をよこせ」と言ってくる義母』のシーンをご紹介します。夫が突然他界…子ども2人に恵まれたツツジ夫婦の幸せはトクサの交通事故で終わりを告げてしまいました。残された子どもと生きていく決心をしたのですが…。豹変した義母義母と今後について話し合ったときに、義母は豹変。何故かトクサの事故をツツジの責任として責めてきたのでした…。そして保険金と孫を渡せとありえない要求してきた義母。もちろん抵抗したツツジ…。騒ぎを聞きつけて駆けつけた警察に義母は連行されました。しかし、その後も悪夢は続き…静かになると思いきや、なんと今度は義兄まで加わって脅迫を始めたのです。即刻、弁護士に相談!義家族のありえない対応にしびれを切らしたツツジ。弁護士へ相談し、縁を切ることに…。若くして父を失ってしまった子どもたちトクサを亡くして悲しいのはツツジ、義両親どちらも同じです。トクサにとって一番に考えてもらいたいのは残された2人の子どものことだったはず…。悲しい話でしたが、ツツジには大切に子どもたちを愛してあげてほしいです。以上、「「孫と保険金をよこせ」と言ってくる義母」のご紹介でした。(lamile編集部)(イラスト/エトラちゃんは見た!)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年11月02日私と夫は結婚してもう8年になりますが、たいした喧嘩もせず2人とも同じことで笑い合えたりと、同じ価値観を共有できていました。しかし産後、ある事故がきっかけでお互いの考え方の違いから言い合いになってしまったときの出来事をお話しします。きっかけは息子の事故子どもが生まれる前まで、私と夫はたまに細かいことで喧嘩はするものの、穏やかな夫婦関係を築けていたと思います。そんなときに事故は起こりました。息子が生まれてから半年ほど経ったある日、私たち家族3人で寝ているベッドから少し目を離した隙に息子が転落してしまったのです。 すぐに息子の状態を確認すると、泣いてはいるものの出血などの外傷は見当たらず。幸いにも、ベッドの高さは30cmほどとさほど高くはありませんでしたが、私は泣き続けている息子を見てすぐに救急車を呼ぼうとしました。 夫婦間で意見のすれ違いしかし夫は、嘔吐や出血もなく、意識もはっきりしているので今は救急車を呼ぶ必要はないと言ったのです。私はもともと心配性な性格なので、この事故で脳に影響が出るのではないかと不安になり、もし息子に何かあったらどうするんだ!とお互い言い合いになりました。 このとき初めて、夫に対して怒鳴ったことを覚えています。そんな言い合いをしている間に、息子も少し落ち着いてきた様子だったので、結局救急車は呼ばずにかかりつけの小児科に行って先生に診てもらうことに。 お互いの意見を言い合う必要性幸い息子は何ともなく、家に帰った私たちはとにかくひと安心。落ち着いた私は、まず夫に「怒鳴ってごめん。もし脳に何かあったらと思い、怖かった」と謝ると、夫は「自分も息子が心配だったけど、まずは冷静にならないといけないと思った」と言いました。 当時パニック状態だった私に対し、ちゃんと息子のことも考えつつ行動してくれた夫。言い合いにはなったものの、結局お互い息子のことを一番に考えていたからだったのだと、痛感しました。 息子は年中さんになりましたが、今でも怪我や病気は絶えません。今は救急安心センター(#7119)などの存在も知り、救急時には少し落ち着いて対処できるようになりました。今でも夫と、息子の健康に関して言い合いをすることはありますが、あの事故以来、お互いの意見を受け入れ、まず息子にとって何がベストなのかを話し合えるようになりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※大人用のベッドやソファなどで赤ちゃんを寝かせる場合には、大人が近くで見守り目を離さないようにしましょう。 監修/助産師REIKO著者:竹の内 由紀4歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。
2022年10月19日夏はイベントの季節。2022年7月、アメリカのルイジアナ州では恒例のスイカ祭りが開催されました。ところが、スイカ祭りの会場にスイカを運んでいた車が、事故を起こしてしまいます。ウェブメディア『The Dodo』によると、ちょうど雨が降った後の路面は濡れていて、滑りやすくなっていたそうです。そこでタイヤがスリップして、スイカを積んだトラックと別の車が衝突。幸い、ケガ人はいませんでしたが、荷台に積んでいた大量のスイカとメロンが道路に落ちて割れてしまいました。事故現場のそばを、スイカ祭りに参加したレスリー・グリーンさんが車で通りかかります。彼女は停車して、「何かお手伝いできることはありますか?」と声をかけました。その場にいた全員の無事を確認したレスリーさんは、道路に散乱したスイカを見て、あることを思い付きます。「このスイカを動物たちにあげたら喜ぶだろうな」野生動物の保護活動をしている彼女は、トラックの運転手に「割れたスイカとメロンを捨てるなら、野生動物たちのために分けていただけませんか?」と聞いてみました。数分後、スイカを運んでいた農産物会社のオーナーであるアンソニーさんがやってきて、快くフルーツを譲ってくれたのです。レスリーさんはその場にいた人たちと協力して、割れたフルーツを車に積み込み、急いで帰宅。そして早速、動物たちに新鮮なフルーツを配りました。みずみずしいスイカを夢中でほおばるビーバーたち。見ているだけで幸せな気持ちになりますね。ほかにもアライグマやキツネ、ロバなども、おいしいスイカやメロンを楽しみました。レスリーさんがFacebookに投稿した動画には「みんな嬉しそう!」「事故は残念だけど、動物たちにとっては天国だね」などの声が上がっています。今回の出来事をきっかけに、アンソニーさんは将来、もっとおいしい果物を動物たちに寄付してくれることになったのだとか!これで動物たちはまた、新鮮なフルーツを満喫できそうです。不運な事故で割れてしまったスイカが無駄にならず、動物たちに喜んでもらえてよかったですね![文・構成/grape編集部]
2022年09月17日風を全身で感じながら愛車に乗るのは、バイクのライダーにとってたまらないひと時。しかし、同じ道路を走る車と比べるとバイクは防御性が低いため、危険も伴ってしまいます。バイクで事故に遭ったライダーに、警察官が『神対応』バイクでツーリングをしていたところ、同行していた知人が事故に遭ってしまったという、たたまる(@cbr600rr_nc23k)さん。幸い、事故の規模が小さかったため、知人は腕をケガする程度の軽症で済みました。そのため、知人はやって来た警察官に、自ら事故について事情を説明していたのです。そんな中、知人の靴紐が片方だけ、なくなってしまったことが発覚。事故の際に、靴紐がバイクに巻き込まれ、ちぎれてしまったのかもしれません。すると警察官は、そんな知人のために、自らの靴から靴紐を外し、差し出したのです!ちょっと事故って靴紐どっか行っちゃったからなんか紐持ってないですか?ってお巡りさんに聞いたら、自分の靴から靴紐とってあげてた pic.twitter.com/b9woCwll2z — たたまる (@cbr600rr_nc23k) August 3, 2022 いうまでもなく、靴紐をあげるのは警察の仕事の範囲内ではありません。自分が歩きにくくなってしまうにもかかわらず、警察官は厚意から、ライダーに靴紐をあげたのでしょう。その後、無事に帰宅した知人は、警察官とのやり取りを振り返り、「警察の人がいい人すぎて、本当に感謝しかない」と思いを明かしています。人の優しさが詰まったエピソードは拡散され、警察官に対する称賛の声や、8万件を超える『いいね』が寄せられました。・なんという優しい世界。こういう素敵な話は心が温まる。・自分の靴紐をあげるって、すごい発想!まさに『神対応』だ。・この警察官、かっこいい!困っている人を助ける正義のヒーローのよう。犯罪や事故を防ぎ、有事の際は急ぎ駆け付けてくれる、警察官たち。靴紐を渡した彼のような人を、まさに『正義のヒーロー』と呼ぶのでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年08月05日車を運転していると、いつなんどき、事故の加害者となるかは分かりません。運転中、どこに危険性が潜んでいるかを、常に意識しておきたいものです。栃木県那須烏山市にある鳥山自動車学校は、交差点を運転する際に気を付けてもらいたいことをTwitterに投稿。「ここが怖いと思える運転者を育てることが教習所の役目」と説明した、交差点の状況とは…。ここが怖いと思える運転者を育てることが教習所の役目 pic.twitter.com/2g4pf61f7Q — 烏山自動車学校 (@KarasuyamaDS) July 21, 2022 事故が起きるかもしれない危険性がどこにあるかが、分かったでしょうか。対向車であるトラックの背後に、横断歩道を歩いている歩行者がいるかもしれないこと、交差点から車が出てくるかもしれないこと。事故の原因となる2つの可能性が、この状況に存在しているのです。常に「危険かもしれない」と予測しながら、運転する大切さを感じますね。「日頃から意識しておきたいこと」「大丈夫だろう、と油断することの危険さが分かった」と反響を呼んだ、自動車学校の同投稿。事故を起こしてしまうと、被害者はもちろん、その家族など多くの人がつらい目に遭います。当事者となってしまわないように、日頃から「危険かもしれない」と予測した運転を心掛けたいですね。[文・構成/grape編集部]
2022年07月22日新型コロナウイルス感染症の流行で、大多数がマスクを着用している昨今。顔の下半分が見えないため、人や状況によっては、相手を見分けることが困難になっています。書店員である鈴代(suzushiro_ido)さんは、書店で起こっていることを漫画化しました。相手を見分けづらくなっているのは、店員も客側も同じ。違う相手に声をかけてしまうことは、お互いにあるようです!体験したことがある人たちから、「あるあるすぎて!」「お互いに、難易度が高い日々を頑張っていきましょう」などの声が寄せられたエピソード。別人と間違えられた時、ムッとしてしまうこともあるかもしれませんが、状況的に仕方がない面もあると改めて感じられますね。心を広く持ち、「お互いさま」と思って過ごしていきたいものです。[文・構成/grape編集部]
2022年05月04日進学や進級は、子どもの成長を感じられる機会のひとつ。5月に入ると少しずつ新生活にも慣れてきて、ホッとする保護者の方も多いのではないでしょうか。しかし、じつは春先は子どもが巻き込まれる交通事故が多い時期でもあるのです。小学校への入学で「親の目が届かない時間」が増える小学生になり、行動範囲がぐんと広がるのが「7歳」ごろ。登下校や遊びに出かけたりなど、親の目が届かないタイミングも増える時期です。歩行中の交通事故による死傷者数を年齢別にしたグラフを見ると、7歳の子どもが一番交通事故に遭いやすいということがわかります。この事実を踏まえ、こくみん共済 coopでは、「7才の交通安全プロジェクト」を始動。みんなで子どもたちを事故から守るため、交通事故を減らすためのさまざまな研究をしています。子どもの「とびだし」はなぜおこる?子どもが事故に遭う原因を詳しくみてみると、きっかけの多くが「とびだし」なのだそう。確かに保育園に通う子どもと一緒に道路を歩いていると、急に走り出したり、かと思えば止まったり。保護者が注意しないと止まるそぶりを見せないこともあってヒヤヒヤします。横断歩道でも左右確認せずにとびだすこともあります…。小学校に入学して、子どもだけで登下校ができるのでしょうか。成長につれて注意力も養われていくはずだとわかっていても、目が届かない時間のことが不安になってしまいます。じつは、子どもが「とびだし」をしてしまうのには理由があるんです。「7才の交通安全プロジェクト」の研究によると、大きく分けてふたつ。□子どもの視界は大人より狭いため、周りが見渡せていない□標識が目に入りづらく、危険を知らせるサインに気が付いていないこれらの子どもの特性から、小学校になる前から交通安全教育を繰り返し行うことが大切だと言われています。ハザードマップを使って交通安全への意識を育もうそこで「7才の交通安全プロジェクト」では、金沢大学 藤生慎准教授と共同で「 私のまちの7才の交通安全ハザードマップ 」を開発。 これは過去に交通事故のあった場所が表示されるマップで、住所や建物名を入力するだけで、通学路などのよく通る道を確認することができます。お出かけ前に確認しておくことで、事故の起こりやすい場所を知ることができ、子どもたちと道路の危険性について話し合う時にも便利です。 実際の道路の様子をストリートビューで見られるので、子どもも大人も、気をつけるべき箇所が分かりやすいですね。他にも、交通ルールをクイズ形式で学べる「7才の交通安全マップ」など、子どものためのコンテンツをサイトで無料公開しています。 交通安全教育は、マップを使用した場合とそうでない場合とで、子どもの理解度に差が出ることもわかっています。より具体的に、子どもに交通安全に興味を持ってもらう工夫がされているので、家庭でも活用しない手はありません。交通安全の意識は、子どもに繰り返し伝えることで育まれていきます。大人も一緒に、交通事故のない暮らしを目指して学び続けたいですね。 \7才の交通安全プロジェクト/はこちらからチェック 未来ある子どもをみんなで守る7才の交通安全プロジェクト「未来ある子どもたちを交通事故から守りたい」そんな思いから取り組みが始まった、こくみん共済 coopの「7才の交通安全プロジェクト」。金沢大学と共同研究し、どびだしの原因やデジタル標識で子どもたちの行動は変わるのか?などの実験結果を公開しています。交通安全について子どもたちへの充分な教育の場が必要という研究結果から、間違い探し形式で楽しく交通安全ルールを学ぶことができる「 7才の交通安全マップ 」や、家の近くや通学路で事故に遭いやすい場所がどこなのか、ひと目でわかる「 私のまちの7才の交通安全ハザードマップ 」も公開しています。 \7才の交通安全プロジェクト/はこちらからチェック PR:こくみん共済 coop文:いずみかな
2022年05月02日2022年4月23日に北海道の知床(しれとこ)半島沖で発生した、観光船『KAZU Ⅰ(カズワン)』の浸水事故。同観光船には子供2人を含む24人の乗客と2人の乗員が乗っていたとされ、同月27日18時現在、11人の死亡が確認されています。事故が起こった同月23日は、地元漁師が出航しないほどの強風で、波も高かったといいます。ネットでは『KAZU Ⅰ』が昨年も何度か事故を起こしていたことが話題になり、事故後、経営姿勢や危機管理の甘さが以前から指摘されていた点が明らかになりました。知床観光船事故、社長が会見を実施今回の事件を受け、観光船を運営する運航会社『知床遊覧船』は、同月27日に会見を実施。説明会後に行われた記者会見で、社長は「この度は、大変申し訳ありませんでした」と床に頭を付けて土下座をしました。同月24日午後に開かれた被害者の家族への説明会で、社長は荒天の中で出航した理由について「私は行けると思った」と述べたといいます。記者会見前に再度行われた、被害者の家族に向けた説明会について尋ねられると、社長はこのようにコメントしました。今のところ、私としては正直なところ、謝罪をするしかございません。内容としては、大切な家族を失ったわけですし、まだ捜索中の方もいらっしゃいます。ただ、もう見つかった方もいらっしゃいます。謝罪しても、謝罪のしようがございませんでした。「私ができる限りのことをやってあげたい」、それしか私には今、考えることはできないと思いました。過去の事故で船尾を擦ったものの、修理を行い、その後の検査を合格したという『KAZU Ⅰ』。社長によると、整備やテスト走行、安全確認なども行っていたといいます。報じられている「ほかは出ているのに、なぜうちの船は出さないんだ」といった過去の発言について、社長は「記憶にございません」とコメント。また、これまでの出航の判断については、「最終的に判断はすべて私にある」と述べると同時に、「基本的に、船の出航の判断は船長に任せていた」と発言しています。続いて、事故当日にほかの船が出なかったにもかかわらず出航した理由については、このように述べました。その(出航した)時点で海を見ても荒れてはいないですし、天気予報を見ても問題ないということで。あの、お客様もですね、やっぱり一番このような(北海道の)先端まで来てですね、「できればちょっとでも走ってほしい」というご要望がすごいあります。ですので(波の高さを)体感していただければ、揺れて「(元の場所に)帰ってくれ」みたいな気持ちになって、納得していただく方向をなるたけとってました。捜索活動を行う漁船今も現地では、多くの人による懸命な行方不明者の捜索活動が行われています。少しでも早く、行方不明者が見つかること。そして、今回の事故の原因を突き止めた上で、二度と同じ惨劇が起こらないことを願うばかりです。[文・構成/grape編集部]
2022年04月27日みなさんは、子ども用ハーネスに対してどのようなイメージを持っていますか? ネットで賛否両論の声があがる育児グッズの1つだと思います。私には4人の子どもがいて、3番目の娘にだけ使用した経験があります。今回は、私が子ども用ハーネスの使用を決めた経緯と、使ってみたときの周りの反応などをお伝えしたいと思います。 3番目の娘は非常に活発長男が3歳、次男が2歳のときに、娘が誕生しました。長男と次男はいつも大人しく、外ではあまり走り回ったりしない子どもでした。一方、娘は歩けるようになってくると、非常に活発に! 1歳後半には早く走れるようになりました。 ベビーカーに乗せていても、自分でベルトを外しスルッと脱出。そのまま怖がることなく道路に一直線です。4人分の荷物が入ったベビーカーを押し、娘だけでなく、長男や次男にも気を配らなければいけない。手も足りず、目も配れない状況でした。 「いつか車にひかれてしまうかもしれない」私の手から離れて道路に向かって走っていく娘を見てから、「いつか事故にあってしまうかもしれない……」という恐怖が、外出時に付きまといました。 そんなとき、子ども服売り場でかわいいリュック型ハーネスを見つけたのです。娘も欲しがったので、すぐに購入しました。当時はスマホが出回り始めたばかり。ネットから育児情報を得る機会も今より少なかったため、マイナスなイメージを持つことなく購入し、使い始めました。 子ども用ハーネスの安心感は忘れられない初めてリュック型ハーネスをつけての外出。本当に安心してお散歩ができ、ホッとした気持ちは忘れられません。娘本人もかわいいリュックに小さなぬいぐるみを入れて楽しそうにお散歩していました。 手は極力つないでいますが、息子たちのくつを直したりなど、両手が使えなくて娘と手をつないでいられないときでも、ハーネスがあるだけで安心していられました。ハーネスがめずらしいのか、周囲の人たちからはたくさん声をかけてもらいましたが、否定的な声はありませんでした。 4人目の子が現在2歳。この子は落ち着いているので、ハーネスは使っていません。賛否両論ありますが、周りにハーネスを使っている方がいたら「子どもの命が心配で使用しているんだな」と、温かく見守ってあげてほしいと私は思っています。 作画/みいの監修/助産師 松田玲子著者:武山あゆみ三男一女の母。ワンオペ育児に奮闘するかたわら、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
2022年04月03日交通事故を専門に取り扱う弁護士法人しまかぜ法律事務所(所在地:愛知県名古屋市、代表弁護士:井上 昌哉)は、交通死亡事故のご遺族や交通事故の被害に遭われた方向けにコラムを連載しており、最新のコラムとして、「5年間の子どもの交通事故死者・重傷者数5530人」を掲載しました。警察庁は、平成29年から令和3年までの5年間の小学生や幼児の交通事故発生状況を発表し、死者と重傷者が合わせて5530人に上ることが分かりました(※1)。弁護士法人しまかぜ法律事務所では、交通事故について情報提供するとともに、ご遺族や交通事故の被害に遭った方が適正な賠償額で解決ができるよう全面的にサポートしてまいります。URL: (事務所ホームページ) (死亡事故相談用 専門サイト)※1 出典:警察庁交通局「令和4年春の全国交通安全運動の実施について」より 代表弁護士 井上 昌哉■子どもの交通事故の特徴事故が起きた状況は横断中が最も多く、小学生では7割、幼児では5割を占めています。また、法令違反があった場合の内容は、小学生、幼児ともに「飛び出し」が約3割となっています。自転車乗車中の児童の死者・重傷者については、時間帯別では16時~17時台が最も多く、学齢別では歩行中と比較すると中・高学年が多くなっています。事故が起きた状況は、出合い頭衝突が7割を超えています。警察庁は、令和4年4月6日から同月15日まで実施される春の全国交通安全運動で、子どもと保護者への教育やドライバーへの啓発活動を行います。子どもには、横断歩道、歩道橋、信号機を利用すること、横断中も左右をよく見ることなどを繰り返し教えるとともに、大人も信号無視、乱横断をしないなど手本となるよう交通ルールを遵守し、ドライバーは横断歩道前の一時停止の徹底や通学路・住宅街では子どもの飛び出しに備え減速するなど、事故を防ぐためにそれぞれができることをやることが大切です。■子どもが交通事故の被害に遭ったら子どもが交通事故の被害に遭った場合どうすれば良いでしょうか。子どもが交通事故に遭った場合も、大人と同じように症状固定日までの治療費や慰謝料等が支払われます。また、入院付添費や、幼児や症状により一人での通院が困難な場合は通院付添費が認められることがあります。付き添いのために付添者が仕事を休んだ場合は、付添者の休業損害が支払われる場合もあります。その他、長期間の休学等によって進級遅れが生じた際の授業料や補習費、家庭教師、塾の費用等が損害として認められる場合もあります。後遺障害が認定された場合は、逸失利益が支払われますが、労働能力喪失期間は原則18歳からとなります。大学卒業を前提とする場合は、大学卒業時となります。また、基礎収入は、若年労働者(事故時概ね30歳未満)として、全年齢平均の賃金センサスを用いるのが原則となっています。子どもが交通事故の被害に遭ったら、身体が小さい分、受ける衝撃は大きく、死亡事故につながったり、重篤な障害が残ることも多くあります。死亡事故や重篤な障害が残った場合は、賠償額が高額となりますので、適正な賠償額を加害者から受け取るためには、実績のある交通事故専門の弁護士が交渉することが不可欠です。■事務所概要事務所名: 弁護士法人しまかぜ法律事務所所在地 : 愛知県名古屋市中区丸の内一丁目4番12号 アレックスビル3階定休日 : 土曜日・日曜日・祝日営業時間: 9:00~18:00URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月30日春は進学や進級を機に、子どもの行動範囲がぐんと広がるとき。とくに小学生になると登下校や放課後など親の目が行き届かない時間が増えます。ママやパパも職場環境が変わったり、子どもの進級準備に追われたり、なにかと忙しい時期ではありますが、子どもと一緒に交通安全への意識を高めておきたいタイミングでもあるのです。ママあるある! 子どもの交通安全ヒヤリハット体験子どものヒヤリハット体験で多いのは、やっぱり交通事故につながるもの。ウーマンエキサイト編集部のママたちもいろいろな経験をしています。信号待ちのとき、歩道ギリギリに立つのでヒヤヒヤ…自転車に乗っていて車道で転倒。もし車が走っていたらと思うと…横断歩道のない道路で飛びだし。避けようとしたバイクが倒れそうになって…このほかにもいろいろな声が上がりましたが、多いのは「飛びだし」関連。友だちを見つけたり、ボールを追いかけたりして、つい飛びだしてしまうことがあるようです。気のゆるみが出やすい「5月・6月」が要注意!はじまりの4月。子どもたちはワクワクと同時にほんの少しの緊張感に包まれています。それが5月になると、新学期の緊張もほぐれ、気持ちがゆるんだり、逆に疲れがたまったり。6月には、その疲れからかまわりへの注意力が散漫になることもあります。実は、政府の調査によると、小学生の交通事故が一年で最も多いのが6月。なかでも「登下校中」の事故が3割以上を占めています。新学期はとくに注意が必要なのです。とはいえ、いくら親が「気をつけてね」と伝えても、子どもがとっさのときに安全に行動するのは難しいもの。大事なのは、「どうして危険なのか」「どう行動すればいいのか」を具体的に、繰り返し伝える機会をつくることなのです。交通安全は「みんな」でつくるものそんな機会の一つになっていたのが、2022年3月の1カ月間、全国7エリアを走行した「子どもたちの交通安全への願いをのせたバス」。実はこれ、JA共済主催の「全国小・中学生 交通安全ポスターコンクール」の大賞受賞作品を路線バスにラッピングした特別なバスなのです。50回目を迎えた「JA共済 全国小・中学生 交通安全ポスターコンクール」の受賞作品がラッピングされた路線バス。福島・東京・神奈川・静岡・滋賀・徳島・熊本の7エリアを運行しました(写真は東京)子どもたちが描いたポスターには「手を挙げて横断歩道を渡ろう」「反射材をつける人が増えてほしい」など、子ども目線での交通安全への思いや願いが込められています。なかには「ながらスマホ」や「飲酒運転」をなくそうという大人へのメッセージもあります。大賞受賞の2作品。左は、反射板をつけたときとつけないときの違いを描き反射材の効果を訴える作品。右は、スマホを見ながら車や自転車を運転する人を「直接注意はできないので絵で伝えたい」と描いた作品です子どもたちにとっては、交通安全ポスターコンクールに参加したり、街なかでラッピングバスを見かけたりすることが、交通ルールやマナーを学び、交通安全の大切さについて考えるきっかけにもなります。バスの車体のカラーはJA共済「全国小・中学生 交通安全ポスターコンクール」のロゴの7色と連動。エリアによって色が異なり、写真左上から福島、右上が熊本、中左が神奈川、中右が徳島、左下が静岡、右下が滋賀となっていますもちろん、交通安全は子どもだけではなく、地域のみんなでつくるもの。今回ラッピングバスを走らせたのも、“路線バス”という各地の生活に根付いた乗り物に子どもたちの交通安全への願いをのせることで、「地域のみんなに交通安全を伝えたい」というJA共済の思いからです。親子で話し合おう! わが家の交通ルール子どもにとっては、言葉だけの説明より、カラフルなポスターのほうが理解しやすいこともあります。今年のラッピングバスの運行は3月末で終了ですが、 特設サイト では引き続きラッピングバスの画像や受賞作品を見ることができます。 ラッピングバス特設サイトでは受賞作品と受賞者の声を公開中。また、交通安全を学べるクイズ付きのポスターカレンダー(PDF)をダウンロードすることもできます。お子さんと一緒に作品やクイズを見ながら、あらためて交通ルールを子どもに伝える機会にするのもいいですね。 受賞作品ポスターのカレンダー(クイズ付き)もダウンロードして楽しめます。身近すぎるゆえに、大人でも意識が弱まってしまうことがある「交通安全」。けれど、交通ルールを守ることは、イコール命を守ること。家族の誰もが元気で楽しい新年度を送るためにも、ぜひこの時期に親子で交通安全について話してみませんか。 JA共済 ラッピングバス特設サイトはこちら PR:JA共済
2022年03月29日2018年に新築の一軒家を建て、家族で暮らしているスノー(@snow10krn10)さん。きれいなマイホームで元気な子供たちと日常生活を送っていたスノーさんですが、ある日、衝撃が走ります。2022年になって「まさか、こんなことが起こるなんて…!」と驚愕するような出来事が、我が家で起こったのです。予想外の展開に、スノーさんが動揺してしまった『事故』をご覧ください…。写真を見ると、『何か』が収納スペースのドアに突き刺さっているのが分かります。そう、ドアが壁のコンセントに刺さっていた充電器に勢いよくぶつかり、その衝撃で充電コードがドアにのめり込んでしまったのです!ん?え?????おぉぉぇぇぇぇ!?!?!?!? pic.twitter.com/bIVob5hI77 — スノー (@snow10krn10) February 7, 2022 スノーさんによると、この収納スペースにはお菓子などが入っており、子供たちが開けっ放しにすることがあったのだとか。開きっぱなしになっていたドアに誰かがぶつかるなどした結果、壁の充電器に勢いよく接触してしまったのでしょう。あまりの事態に、スノーさんはドアに穴が開いてショックを受けるのではなく、「きれいに刺さってるなあ~」と笑ってしまったといいます。誰もが最初は理解できず目をこすってしまうであろう光景は拡散され、多くの人から驚く声が上がりました。・状況を理解した瞬間「ヒエッ…」って声が出た。そんなことある!?・ごめん笑ったわ。酔っぱらってドアにコードを差し込んだのかと思った…。・何が起こったのかが分からなくて5度見した!自分も家を建てる時は気を付けます。元々、このコンセントは掃除機を使う時を想定して設置したそうで、建築前に何度も図面を見ても、こういったケースが起こることに気付かなかったとのこと。スノーさんが「家は実際に住んでみないと分からない」と実感した今回の出来事。みなさんも、家を建てたりリフォームをしたりする際はお気を付けください…。[文・構成/grape編集部]
2022年02月08日鍛え上げられた身体を披露し、外見の美しさを競い合うボディビルダー。ムキムキに鍛えあげた経験をいかし、これから筋トレを始める人に指導する人も。ウエダマサヒロ(@marchin0415)さんが描いた、あるボディビルダーの創作漫画を紹介します。個人事業の開業を目指し、出費を抑えようと家賃が安い物件を選んだボディビルダー。その部屋は、かつて1人の女性が自殺した、いわゆる『事故物件』でした。入居初日で幽霊と対面筋トレを成し遂げた霊が…ボディビルダーの新たな道(7/7) pic.twitter.com/M0KGQR4u6Z — ウエダマサヒロ (@marchin0415) October 25, 2021 部屋に住み始めてさっそく、自殺した女性の幽霊と対面したボディビルダー。しかし、霊的な恐怖を感じることなく、女性の華奢すぎる身体に驚いてしまいます…!ボディビルダーに筋トレを教わった幽霊は、生前に味わえなかった、「誰かに褒めてもらう」ことを経験。この世に未練がなくなり、成仏したのでした。ボディビルダーは、霊媒師となり、事故物件にいる幽霊の成仏に取り組もうと決心します。ボディビルダーと霊媒師という、斬新すぎる組み合わせに、クスッとした人もいるのではないでしょうか。筋トレを始めると、「性格が明るくなった」といった声がSNSでは見られます。そのポジティブ思考は、周囲の人にもよい影響を与えるといえそうですね。この漫画に、「すごい設定。続きを読みたくなりました」「新しいジャンルみたいで、今年一番笑いました」と多くの人が爆笑しました。筋肉は、人だけでなく幽霊も救う…効果は抜群ですね…![文・構成/grape編集部]
2021年10月27日私と夫は結婚してもう8年になりますが、たいした喧嘩もせず2人とも同じことで笑い合えたりと、同じ価値観を共有できていました。しかし産後、ある事故がきっかけでお互いの考え方の違いから言い合いになってしまったときの出来事をお話しします。きっかけは息子の事故子どもが生まれる前まで、私と夫はたまに細かいことで喧嘩はするものの、穏やかな夫婦関係を築けていたと思います。そんなときに事故は起こりました。息子が生まれてから半年ほど経ったある日、私たち家族3人で寝ているベッドから少し目を離した隙に息子が転落してしまったのです。 すぐに息子の状態を確認すると、泣いてはいるものの出血などの外傷は見当たらず。幸いにも、ベッドの高さは30cmほどとさほど高くはありませんでしたが、私は泣き続けている息子を見てすぐに救急車を呼ぼうとしました。 夫婦間で意見のすれ違いしかし夫は、嘔吐や出血もなく、意識もはっきりしているので今は救急車を呼ぶ必要はないと言ったのです。私はもともと心配性な性格なので、この事故で脳に影響が出るのではないかと不安になり、もし息子に何かあったらどうするんだ!とお互い言い合いになりました。 このとき初めて、夫に対して怒鳴ったことを覚えています。そんな言い合いをしている間に、息子も少し落ち着いてきた様子だったので、結局救急車は呼ばずにかかりつけの小児科に行って先生に診てもらうことに。 お互いの意見を言い合う必要性幸い息子は何ともなく、家に帰った私たちはとにかくひと安心。落ち着いた私は、まず夫に「怒鳴ってごめん。もし脳に何かあったらと思い、怖かった」と謝ると、夫は「自分も息子が心配だったけど、まずは冷静にならないといけないと思った」と言いました。 当時パニック状態だった私に対し、ちゃんと息子のことも考えつつ行動してくれた夫。言い合いにはなったものの、結局お互い息子のことを一番に考えていたからだったのだと、痛感しました。 息子は年中さんになりましたが、今でも怪我や病気は絶えません。今は救急安心センター(#7119)などの存在も知り、救急時には少し落ち着いて対処できるようになりました。今でも夫と、息子の健康に関して言い合いをすることはありますが、あの事故以来、お互いの意見を受け入れ、まず息子にとって何がベストなのかを話し合えるようになりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。※大人用のベッドやソファなどで赤ちゃんを寝かせる場合には、大人が近くで見守り目を離さないようにしましょう。 監修/助産師REIKO著者:竹の内 由紀4歳の幼稚園男児のママ。乳児期に産後うつになり、治療をおこなう。現在は趣味のイラストを活かした仕事をしている。
2021年10月23日子どもが車内に取り残され、熱中症で亡くなってしまうという本当にいたましい事件。絶対にありえないこと。しかし、毎年のように起こっている事件です。今回改めて夫婦で話し合ったのですが、話し合う中で実は目からウロコなことがあって…【クラクションを鳴らさせる】。これ、よく考えたら分かることなんですが、私自身が頭の固い人間だからか、この発想、実際に聞くまで実は出てこなかったんです。私自身もそうですし、子ども自身も、【子ども運転席に座ってはだめ。ましてクラクションを鳴らすなんて絶対にだめ】と思っています。なのでとっさにこの発想が出てこないんです。もちろん普段はダメだけど、【万が一の非常事態にはためらわずに鳴らす】ように、子どもたちにもしっかりと伝えました。また、その他にも…基本在宅勤務なので常に家にいるのですが、ごくまれに家を空けることも。上の子達だけで短時間留守番することもあるので、家にあるパソコンから私や夫のスマホに連絡する方法と話しかけるだけで連絡することができる電子機器とスマホをあらかじめ繋いでおき、何かあった時に話しかけてテレビ電話する方法を教えました。【何事も絶対に安全という保障はない】【うちに限ってありえないという思い込みは捨てる】…という事。神経質かもしれませんが、万が一を考えておくことはとても大切なこと。今後も夫婦でしっかりと話し合っていきたいと思います。
2021年08月11日「毎年5〜6月に歩行中の小学生が交通事故に遭う件数が多いことはあまり知られていません。なかでも最も事故件数の多い学年は、“一人歩きデビュー”をする小学1年生。入学して1カ月ぐらい過ぎると、通学にも慣れてくるので、登下校で緊張感が緩んでくる時期でもあるのです」こう語るのは、危機管理教育研究所代表・国崎信江さん。じつは小学校1〜2年生は、“魔の7歳”といわれ、特に交通事故が多いことで知られている。警察庁が’16〜’20年に起きた小学生の交通事故を分析したところ、歩行中の死者・重傷者はこの5年間で2734人、学年別で最も多かったのは1年生の708人。次いで2年生の666人だった。歩行中の死亡事故だけに絞った統計では、小学1年生が18人。2年生が15人と、2学年で全体の56%を占めている。特に多いのが下校時の事故だ。「登校時はみんな同じ時間帯で集団登校しますが、下校時はバラバラで帰ります。ちょうどその下校時間帯に、“飛び出し”“横断違反”などで交通事故に遭う小学生が多くいるのです」前記の2,734人のうち、およそ半数の1,168人が、下校時間帯の15〜16時台に事故に遭っている。国崎さんは、事故を防ぐためには、保護者が通学路で付き添って見守ったりするだけではダメだと主張する。「まずは、子どもと一緒に自宅と学校間の通学路を歩き、注意すべきポイントを子ども目線で徹底指導することです。たとえば、横断歩道を渡るときは“ここの交差点は、こういうことが危険だから、このように注意しなさい”など、繰り返し教えていくことが重要です」そのうえで、次の3つの約束を伝えてほしいという。【1】信号を待つ場所は車道より3歩内側にいること。【2】信号が青になってもすぐに歩かないで心で1、2、3と数えてから歩き始めること。【3】横断歩道であっても右・左・右を確認してから一気に渡ること。さらに次のステップで、子どもを一人で歩かせてみる。「保護者は子どもとは少し距離を置いて、伝えたことをちゃんと守って行動しているかを確認してください。自分で自分の命を守るという習慣を教えるためです」付き添いながら、手取り足取り指示するだけでは、子どもは危険性を理解しなくなるという。読者の中には、孫を持つ人もいるだろう。そういう人は直接教えるか、自分の息子や娘を通して、伝えよう。そして車を運転する人たちは、今の時期、小学生の歩行中の事故が最も多いことを認識しながら運転してもらいたい。社会全体で、子どもの未来を守らねばならない。
2021年05月26日なかなかいいパートナーとめぐり会えず悩んでいる時、「良縁がありますように」と神社へお願いすることがありますよね。ある女性は、知人が神社で体験したエピソードをTwitterへ投稿。「すごすぎる」「そんなことってあるんだ…」といった声が寄せられ、話題になっています。出雲大社で祈願した男性、すると帰りに?縁結びの神様として有名な、島根県出雲市にある出雲大社。さまざまな幸福を結ぶ『むすびの神』として信仰されています。投稿者(@shiaweseOL)さんの知人男性が、良縁を求めて出雲大社へ行った時のことです。男性はその帰り道、不幸にも入院が必要なほどの大きな事故に遭ってしまいます。※写真はイメージ「お参りの仕方を間違えて、バチが当たってしまったのかな」と心配する、投稿者さん。それからしばらくして、男性から『ある報告』があったそうです。投稿者さんが驚いた理由がこちらです。知り合いの男性が出雲大社に良縁成就の祈願に行くって一人旅に行ったんだけど、その帰りに結構な事故にあって入院する事になり(お参りの仕方間違えてバチでも当たってるのか....???)てざわついたんだけど、結局入院先の看護師さんと結婚した。こんな手荒なご縁の運び方まじかよ神様ってなったよね。— 幸せになりたいOLちゃん (@shiaweseOL) March 15, 2021 結局、入院先の看護師さんと結婚した。なんと、男性は事故で入院していた病院の看護師さんとゴールイン!まるでドラマのような展開に驚いた人も多いことでしょう…。しかし、仮に神様のお導きだと考えると、「ちょっとやりすぎでは!?」といいたくなりますね。投稿はまたたく間に拡散され、27万件以上の『いいね』と、多くのコメントが寄せられました。・これはすごい…。事故には遭いたくないけど、お願いに行こうかな。・愛する人と出会えたのなら、怪我の功名ですね!・無事で何よりです。出雲大社の力、恐るべし…。出雲大社の縁結びの力を信じてしまいたくなる、こちらのエピソード。必ず良縁が結ばれるというわけではないですが、人を動かす不思議な力があることは本当なのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年03月18日2021年2月11日、アメリカ・テキサス州の高速道路で玉突き事故が発生しました。路面の凍結によるスリップが原因で130台以上の車が絡む大事故となり、多数の死傷者が出ました。救急隊員であるトレイ・マクダニエルさんも仕事に向かう途中でこの多重事故に巻き込まれました。海外メディア『NBC DFW』によると、目の前で事故が起きているのに気付いた彼はすぐにブレーキを踏みましたが、スリップして止まることができず、そのまま前の車にぶつかってしまったのだそう。しかしその直後、もっと恐ろしい事態になります。トレイさんがバックミラーを見ると、彼の背後にセミトラックがフルスピードで向かってきたのです。そのトラックもブレーキをかけていましたが止まらず、火花が飛んでいたのだとか。それを見たトレイさんは覚悟を決めて、ただ衝撃に備えていました。次の瞬間、彼の車はトラックがぶつかったはずみで宙を舞い、道路の反対車線に落下。トレイさんは顔と肩、背中、足首を強打してしまいます。自らも負傷しながらもほかのケガ人を救助彼が車から這い出ると、そこにちょうど消防士たちがやってきたのだそう。この時トレイさんは救急隊員の制服を着ていたため、彼らはトレイさんを現場に駆け付けた隊員だと勘違いして、負傷者の救助を頼んできたのだとか。全身にケガをしながらも歩ける状態だったトレイさんは迷うことなく、そのままケガ人の救助を始めたのです。こうしてトレイさんは周りの事故車を確認して回り、数人の負傷者を救助しました。その後、彼自身も病院へ行き、ケガの治療を受けたということです。トレイさんは事故の瞬間について『NBC DFW』で振り返っています。A MedStar paramedic who was heading to work Thursday to begin his shift became a victim of the massive crash on...Posted by NBC DFW on Friday, February 12, 2021A MedStar paramedic who was heading to work Thursday to begin his shift became a victim of the massive crash on...Posted by NBC DFW on Friday, February 12, 2021『ヒーロー』の活躍を称えて贈られたのは…?翌日、トレイさんは海外の掲示板『Reddit』に「このトヨタが僕の命を救ってくれた」と、事故に遭った自分の車の写真を投稿します。彼が乗っていた2011年式のトヨタの『FJ Cruiser』はぶつかった衝撃で大破し、もはや原型をとどめていません。これほどの事故に遭いながらも軽傷で済んだのは奇跡といえるでしょう。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。Brothers. I was in the Silver FJ on I35 yesterday in Fort Worth that got launched into the Northbound lanes. That Toyota saved my life. from r/FJCruiserするとこの投稿を見たトヨタからコメントが。なんとトレイさんに新車をプレゼントすることにしたのです!Cardあなたが無事でよかった。そして私たちはあなたがほかの人たちを助けたということに感銘を受けました。あなたがトヨタファミリーの一員でいてくれることを嬉しく思います。代わりの車のことはご心配なく。私たちがあなたに新しい車をご用意します!toyotausaーより引用(和訳)このトヨタからの申し出にトレイさんは大感激。そして後日、約束通りトヨタから彼に新車が贈られました。Friends. After my FJ Cruiser sacrificed itself to save my life in the horrific pileup on I35 in Fort Worth, Toyota reached out and did something incredibly special for me. I was presented with the keys to a 2021 Lunar Rock TRDpro 4Runner. Stay safe out there. from r/Toyotaあれほど大きな事故に遭い、自分もケガをしながら、ほかのケガ人を救助するなんてなかなかできることではないでしょう。トレイさんのような人助けの使命感に燃える人が救急隊員という仕事をしてくれていることに感謝の思い以外見つかりません。[文・構成/grape編集部]
2021年03月01日夫に子どもを預けて、たまには一人でゆっくりおでかけしたいですよね。でも、家に帰ると子どもがあざを作っていたり、ひざをすりむいていたり…。理由を聞くと「大したことないよ。目を離した隙にちょっと…」と苦笑いする夫。でも、笑ってすませられることではないこともあります。東京消防庁発表の 「救急搬送データからみる日常生活事故の実態」 によると、5歳以下の子どもが事故に合う場所は約7割が家の中。つまり、ほとんどの場合は親と一緒の時に起こっており、そのうち約10人に1人の割合で入院が必要な中等症以上となっています。どうして、親がそばにいながら、子どもの事故は起こってしまうのでしょうか? その理由を紐解いていきましょう。■子どもの事故、実は「親の脳タイプ」が原因になっていることも?一般的には、切り替えがうまく、複数の異なる作業を同時進行できるのがマルチタスク悩。一方、「今、目の前のこと」を最重要と捉えて打ち込む傾向がある方は、シングルタスク悩といわれ、他の作業を同時進行で進めることは苦手なようです。どちらの悩タイプなのか、見分け方としては「1日1回以上はやり忘れがある」かどうかで判断します。例えば、ゴミ当番なのに出し忘れた、頼まれた買い物をし忘れた、郵送物を出し忘れたなど些細なことで構いません。やり忘れて落ち込むことが1日1回以上あり、それが続く人は、シングルタスク悩の傾向が強いといえるでしょう。家事育児は、さまざまなことを同時進行で進めないといけないことが多いため、マルチタスクだといえます。小さいお子さんのいるご家庭なら、夕方はまるで戦争のような忙しさ。たとえば、子どもをあやしながら夕食の下ごしらえをして、早めに子どもと一緒にお風呂に入った後は、子どもの支度をしつつ自分も身支度を整え、夫の帰宅に合わせて夕食の仕上げをし、食器を洗いつつ洗濯機を回し、子どもを寝かしつけながら翌朝の朝ごはんのメニューを考え…。こういった家事育児をこなしつつ、子どもに危険が及ばないよう常に目配りをする必要があります。そのほかにも、入浴後、必ずお風呂のふたが閉まっているか確認している、料理の後、使った包丁はすぐしまっている、包装ビニールはふた付きのゴミ箱にすぐ捨てているという方がどれくらいいるでしょうか。これらはすべて、子どもが重篤なケガをする原因となるものばかりです。目の前のことをこなすだけが家事育児ではありません。それをする(もしくは、しない)ことで、その後どういったことが起こるかを想像しながら同時進行で進めるマルチタスク処理能力が求められます。子育てでは、「まさか◯◯するとは思わなかった」「ちょっと目を離しただけなんだ」という言い訳は通用しません。自分がどちらの悩タイプの傾向があるのかをまずは把握することが大切です。■コロナ禍で子どもの事故が起こりやすくなっている?まだまだ収まる兆しの見えない新型コロナウイルスの流行が、子どもの事故を誘発する可能性があります。毎日出社していたのがリモートワークに変わり、慣れないオンライン会議を重ね、家族がすぐそばにいる環境で仕事をするなど、まったく新しい形態で働くことが求められている方は多いでしょう。しかし、シングルタスク脳タイプは、仕事とプライベートを切り離すのが難しく、頭の切り替えができない人が多いようです。また、いつもとは違うルーティンで仕事をするのも向いていません。たとえば、別室で仕事をしていても、家族の気配に気が散ったり、子どもの声が気になってオンライン会議に集中できないなどで、いつもより仕事の効率が落ちて焦ってしまうケースは少なくないようです。一方、家で仕事をするようになってお互いに気をつかう反面、大人が常にいる安心感もあるでしょう。そのため夫婦間で、「すぐ戻ってくるから買い物の間、子どもを見てて」「今日の保育園のお迎えをお願いできる?」とついつい頼みごとも多くなります。互いに「わかった」と安請け合いしがちですが、マルチタスク脳と違い、シングルタスク脳は集中しがちです。目の前の仕事で頭がいっぱいになり、子どものことをきれいさっぱり忘れてしまうことがあります。実際、仕事に集中するあまり娘さんの保育園のお迎えを忘れてしまい、夜8時頃、保育園からかかってきた電話で初めて思い出した、というケースもあります。このように、シングルタスク脳の方は、仕事をこなしながら子どもに目を配ることが苦手で、仕事に集中すると子どもの存在を頭から消してしまうため、「ちょっと目を離した隙に…」「そんなことをするとは思わなかった」という事故が起きてしまうのです。コロナ禍によるリモートワークの増加で、これまでは「シングルタスク脳のうっかり」ですんでいたことが、子どもの事故につながりやすくなっているといえます。■安心して子育てをするための事故防止と対策では、シングルタスク脳は子育てができないかと、いうとそうではありません。マルチタスクをこなすのは苦手であることを自覚し、対策を立てれば事故を予防することができます。シングルタスク脳の傾向がある方は、うっかりを防ぐために以下の2つを意識することが重要です。・時間を短いスパンで意識すること・育児のルーティンを習慣化することシングルタスク脳は、仕事に集中しすぎる傾向にあるため、短いスパンで時間管理をしたり、子どもに関わる用事を思い出す必要があります。そこで、スマホや時計のタイマー機能を上手に活用して、音や振動で子ども関連の用事を思い出すようにするといいでしょう。また、子どもに関することを、いつものルーティンと結びつけて習慣化することも大切です。例えば、子どもを保育園へ連れて行く時に忘れ物が多いようなら、出かける時にいつも持ち歩くスマホや家の鍵と子どもの荷物を一緒に置いておくといいでしょう。また、パソコンや掛け時計など、必ず定期的に見るところに、子ども関連で忘れてはいけないことをメモして貼っておくのもおすすめです。例えば、脱衣所の時計の横に「お風呂のふたは閉めた?」と張り紙をしておけば、必ずふたを閉めるようになり、目を離した隙に子どもがお風呂でおぼれる心配もなくなります。自分は、シングルタスク脳タイプとマルチタスク脳、どちらのタイプなのかを見極め、シングルタスク脳の傾向が強い方はぜひ上記の対策を試してみてください。続けていくことでコロナ禍の新しい生活様式や、子育てが習慣化し、「うっかり事故」を予防できるでしょう。 エキサイトお悩み相談室で佐藤先生に相談する
2021年01月30日