顔まで泥だらけになって遊ぶよちよち歩きの赤ちゃんに、廃材で作った小屋のてっぺんではしゃぐ子どもたち、かまどを囲んでマシュマロを焼く家族連れ。全国各地にある冒険遊び場「プレーパーク」では、よく見かける風景です。どんなところか興味はあるけれど、「泥で洋服が汚れるのはちょっと……」「怪我をしたらどうしよう」と、躊躇してしまう人もいるのでは? 今回はそんなプレーパークの魅力をご紹介します。■頼りになる「プレーワーカー」の存在「最初、不安に思うのは当たり前だと思います。でも、少しずつ泥に触れさせたり、のこぎりを使わせたりすると、子どもの表情が生き生きとしてくる。既成のおもちゃで遊ぶときとはまったく違う姿を見て、考えが変わる方が多いようです」と答えてくれたのは、世田谷区を中心に全国各地で活動しているプレーワーカーの森川和加子さん。プレーワーカーとは書類・面接選考を経て選ばれた常駐スタッフで、プレーパークには欠かせない存在。毎朝の遊具点検に始まり、子どもたちが自由に遊ぶ環境をつくったり、ときには悩みを抱えている子どもの相談に乗ったりと、さまざまな活動を行っています。■子どもの好奇心がフル回転! 「考えながら遊ぶこと」が力になる日本で最初のプレーパークである「羽根木プレーパーク」。ここにある巨大な木製すべり台も、プレーワーカーが地域の世話人(ボランティア)たちや遊びに来る若者たちといっしょにつくった遊具のひとつです。かなりの高さがあり、表面はツルツルで急斜面。見守っている大人はヒヤヒヤしますが、よく見ると階段がないことに気がつきます。「すべりたいと思ったら、足場をつたって自力でよじ登らないといけない。その過程で高さの感覚が身につくから、落ちないよう気をつけながら遊べるようになるんです」と森川さん。ほかにも、木の枝でつるされたブランコやターザンロープなど、一般的な公園では見られない手づくりの遊具が点在。子どもたちはマッチで新聞紙に火をつけて焚き火を楽しんだり、のこぎりとトンカチを使って工作をしたりと、好奇心をフル回転させて遊びに熱中します。「考えながら遊ぶことで、自分はどこまでできるのか、どこまでやると危ないのかを自然と学んでいきます。そうして身につけた力は、子どもたちが中学生や高校生になったときに、きっと役立つはずです」。■騒音問題も話し合いで解決近年は公園の苦情対策が社会問題となっていますが、プレーパークも例外ではありません。焚き火の煙やすす、子どもがはしゃぐ声に対して、「臭い」「汚い」「うるさい」とご意見を受けることも少なくないといいます。羽根木プレーパークの場合、3人のプレーワーカーと30人以上の世話人が力を合わせて住民との話し合いを重ね、問題をひとつひとつクリアにしてきました。根底にあるのは、「大人の意見に合わせることで、子どもの遊び場を奪いたくない」との思い。都会のなかで子どもがとことん遊べる貴重な場は、こうして守られているのです。■大人も交流を楽しめる場子どもはもちろん、大人にとってもプレーパークは大切な場となっています。外遊びを楽しむ子どもたちを見守りながらおしゃべりをしたり、童心に帰っていっしょに遊んだり。子どもと2人で公園に行くのは苦手というお父さんも、プレーパークでなら周囲に気兼ねなく過ごせるのだそう。各プレーパークでは、参加型のイベントも随時実施しているので、気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。
2017年02月16日こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。3歳から就学前あたりまでの子どもは、「ごっこ遊び 」が大好きで、さまざまに行って楽しんでいます。この「ごっこ遊び」を介して、子どもはさまざまなことを学んでいきます。ですから、この年齢では必要な遊びなのです。●成長するために「ごっこ遊び」は外せない「ごっこ遊び」は、2~3歳くらいから就学前までにほぼ毎日のように繰り返して行われる遊びです。よく見られるのは、おままごとやお店屋さんごっこ、憧れのヒーロー(ヒロイン)ごっこなどですね。家族だけでなく、友達と一緒に遊ぶことも出てきます。園に通っていればなおさらです。ごっこ遊びをするようになったということは、認知する力がついてきた ということが伺えます。厚生労働省の『保育所保育指針解説』でも、『子どものごっこ遊びが心身の成長に良い』とされています。さらに、『身近な物や遊具を使って、じっくりと遊びと向き合う時間を持つこと』や『子どもが心と体を働かせて、物と関われる環境構成を行うこと』が大切なポイントであるといった内容が記されています。次は「ごっこ遊び」のメリットを見てみましょう。●ごっこ遊びのメリットごっこ遊びが始まる年ごろになると、家族以外の集団の中で遊ぶことが多くなります。子どもは、園などの小さな集団の生活の中で、社会性や人との付き合い方といった大切なことを多く学び取ります。ごっこ遊びのメリットには、・自分を客観視することができるようになる・自分の気持ちを伝えられるようになる・言葉のやり取りで表現力を身につける・友達と協力することを覚える・遊びの中からルールを覚えて、順応していく・想像力を豊かに育むことができる・相手の意見を聞き入れ、受け止めることができるなどがあります。●大人が気をつけたい、ごっこ遊びに関わるときの注意点家でも園でもごっこ遊びを好んでするようになりますが、親にも「一緒にやろう!」と誘ってくることが出てくると思います。そのときに注意する点がいくつかあります。・子どもの発想を妨げないようにする・イメージをできるだけ実現に近づける(発言など)・一緒になって楽しむ(親もなりきる)・いったん抜ける場合は、ごっこ遊びの世界を壊さないようにする(おままごとなら会社に行ってきますなど)ごっこ遊びは、イメージした世界の中で思いっきり楽しむことが大切 です。それを心許ない言葉で壊したりしないようにしてあげましょう。●おわりに親も大人になる前は、たくさんのごっこ遊びをしたと思います。だからこそ、たくさんの経験と社会性を身につけることができたのです。この年代の子どもたちは、知育発達が著しい時期です。たくさんのことを覚えて、大事な社会のルールを学ぶ手助けをしてあげていただけたらと思います。【参考文献】・『発達心理学の基礎Ⅰ ライフサイクル』平山諭・鈴木隆男(編著)【参考リンク】・保育所保育指針解説 | 厚生労働省(PDF)()●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)●モデル/椎葉咲子(苺乃ちゃん、胡桃ちゃん)
2017年02月08日寒い冬の休日は、レジャーもいいけれど、おうちにこもってまったり過ごしたい方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、この時期のおこもりタイムにぴったりな、おうちにいながら子どもと楽しめる3つの遊びをご提案します。■子どもも簡単にできる編みもの「指編み」冬の室内遊びにぴったりなのが、編み物。指だけでできる「指編み」なら、小学校に入る前のお子さんでも楽しむことができます。基本の指編みの方法がこちら。1. 親指に2~3回毛糸を巻き付けたら、人差し指の甲側、中指の手のひら側…と、交互に毛糸をわたしていきます。2. 小指まできたら小指の周囲を一周して、薬指の手のひら側、中指の甲側…と8の字になるように毛糸をわたします。3. 人差し指まできたら毛糸を4本の指を一周するようにひと巻し、人差し指と親指の間に毛糸をたらしておきます。4. その後、小指から順番に輪っかの部分をはずして後ろに回し、人差し指まできたら再度4本の指の周囲に毛糸をまき、輪っかをはずして後ろに回す…を繰り返していきます。小さい子なら、太めの毛糸を使い、ややゆったりめに巻いていくと編みやすいでしょう。編み上がった作品は、ママが髪留めやブローチなど、普段身につけられるものにアレンジしてあげると、子どもは大喜び間違いなしです。■ちくちくするだけ、羊毛フェルトで作品づくり近年大人気の羊毛フェルトは、ふわふわの羊毛を針でちくちくするだけのシンプルな作業なので、小学生低学年くらいの子から楽しめます。材料は、羊毛と専用の針、下に敷く発泡スチロールのみ。100円ショップなどでセットになったものを購入すると、手軽にはじめられます。かんたんなのはボール状ですが、手元が心配な子には、クッキー型などを利用するとよいかもしれません。クッキー型を使う場合は、できるだけ垂直に、まんべんなく針を刺すようにアドバイスしてあげるとよいでしょう。つくったモチーフは、ストラップやアクセサリーにしてもいいですし、糸でつなげれば冬らしいガーランドに早変わり。慣れてきたら、親子でマスコットづくりにチャレンジしてみても楽しそうです。■いくつ覚えられる? 百人一首お正月らしさを味わいたいなら、日本の伝統的な遊び、百人一首にチャレンジしてみてはいかがでしょう。学校によっては授業時間に百人一首を習うところがありますので、長期休暇を利用して慣れ親しんでおくと、授業もより意欲的に取り組めるかもしれません。遊び方はさまざまありますが、最初はかるたのように、ひらがなで書かれている下の句の札(取り札)を数枚並べて、上の句と合うものを探すところからはじめるとよいでしょう。たくさんの句を覚えてきたら、札の数を増やしていくとゲーム性が高まります。とはいえ、百首もある句をすべて覚えるのは、大人でも大変だったりします。ゲームで早く札を取ることに重点を置く場合は、一枚札(最初の字が他とかぶらない句。む・す・め・ふ・さ・ほ・せ、の7枚)、二枚札(最初の字ではじまる句が2首しかない句。う・し・つ・も・ゆ、の10枚)などから覚えるようにするのが、早覚えのひとつのテクニックです。百人一首の無料アプリもたくさんありますので、活用してもよいかもしれません。長期休暇中、子どもがちょっと時間を持て余しているときや、子どもと一緒に夢中になりたいときにぴったりな3つの遊びをご紹介しました。この冬の遊びに、取り入れてみてくださいね。
2017年01月06日男性は無意識に、“本気の女”と“遊びの女”を区別しています。頻繁に一緒に遊びに行ってたり、連絡を取りあったり、一見良い雰囲気に見えても実際は…なんてこともあり得ます。これって本気?遊び?どこでその差がついてしまうのかをまとめてみました!友人や家族に紹介してくれる道やお店で偶然友人に出くわすこと、ありますよね。そのときに、「この子、俺の彼女なんだ」と紹介してくれたなら、彼はあなたに本気と言えるでしょう。遊びだと思っていたら、わざわざ友人に紹介したりしません。また、家族に紹介された場合も、あなたの事をかなり本気で考えてくれていると思って良いでしょう。中には、恥ずかしがってなかなか紹介してくれないということもあるかもしれません。その場合は、しばらく様子を見て、彼が本当はどう思っているのか、見極めていきたいですね。プライベートを明かしてくれる彼が自分から、自身のプライベートを明かしてくれるのなら、あなたに対して本気だという証拠。どうでも良い相手に、自分のプライベートを明かすなんてことはしません。家族のことや友人のこと、自分の趣味や休みの過ごし方など、積極的に話してくれるようなら安心して良いでしょう。しかし、プライベートの話を避けているような素振りがあれば要注意。あなたに自分のことを知られて欲しくない特別な理由があるのかもしれません。会話中のカラダの向き人は会話をするとき、好意を持っている人の方にカラダを向けます。これは、意識的にしているのではなく、心理的に心を開いている人に対してする行為。そのため、会話中の彼がカラダ全体をあなたの方に向けてくれているのなら、あなたに心を開いていると言えますね。だからと言って、カラダが反対方向に向いている=遊びと思われているわけではありません。もし、彼のカラダが反対を向いていても、しっかりあなたの目を見て会話をしてくれるようなら、それは、あなたのことを見てくれているとも言えます。カラダの向きだけで『遊ばれているかも…』と心配する必要はなさそうですね。デートの都合をあなたに合わせてくれる彼とのデートは、あなたが彼の都合に合わせてしまっていませんか?彼から一方的に日にちを言われ、それに合わせてあなたが都合を付ける…このようなデートが圧倒的に多いのなら、注意した方が良いでしょう。あなたのことを本気に想っているのなら、まずはあなたの都合を聞いてくるはず。彼にとって日にちも時間も合わせてくれる女は、都合の良い女でしかありません。さらに、「〇日はダメだけど、△日なら大丈夫だよ」など、あなたからの提案に対して良い顔をしないようなら、遊ばれている可能性が高いです。そのような対応をされた場合は、なるべく早く彼との今後を検討した方が良いかもしれませんね。いかがでしたか?“本気の女”と“遊びの女”。男性は自分に好意を持っている女性がいると、いつまでも自分のことを好きでもらいたいと思い、無意識に思わせぶりな態度をとるものです。その思わせぶりな素振りに騙されないよう、冷静な判断が出来るようになりましょう。
2017年01月02日子どもの遊びでよくあるトラブル。夢中になるのはわかるけど…Upload By モンズースー子どもはおもちゃなど同じ種類の物を規則的に並べる遊びが好きですよね。発達の遅れのある子の中には特にこの遊びが好きな子が多いと聞きます。そんな発達の遅れのある子ども達が集まる場所で、毎回のように起こっていたトラブルが「並べる」と「積む」の争いでした。このブロック、どこの遊び場でも見かけるのですが、部屋に入るとまずこれを並べる子がいつも現れるのです。彼らは全部のブロックを並べたいのですが、我が家の長男を含む数人の子は「積む」遊びが好きなので別の場所から積んでいってしまいす。長男たちの目標は全部のブロックを上に積むこと。最初は相手の行動が見えていないのでお互いのブロックを崩しては並べたり積んだりを繰り返すのですが、なかなか完成せず途中で自分と違う行動の相手に気づきバトルに…。人数が多いと「積む派」と「並べる派」とで乱闘…なんてこともありました。年齢が上の子を見ていると、相手の考えを少し理解できるようになり、譲ったり言葉で交渉したりすることもできるようです。我が家の長男はまだ言葉での交渉が苦手で、相手の考えを理解できても自分の考えを変えられず、争ってしまう時もあります。しかし、人と自分の考えが違うことに気づき、どうすればいいのか考えられるようになった分、少しづつ成長しているのかな…と思いました。そんな経験も、長男にとっては大切な勉強なのだと思います。
2016年12月16日遊びで付き合ったはずの男性を本当に好きになる、それは珍しいことではありません。最も、遊びから本気に変わるからには、それなりのきっかけがあるわけです。そのきっかけとは何なのかを紹介していきます。彼氏に影響されている自分に気づいた時あなたが最近興味を持ったことや、聞くようになった音楽など、それらが彼の影響だと自覚した瞬間、遊びの恋は本気に変わります。その彼と会わなければ興味はなかったわけですし、ある意味それは彼氏に染められたのと同じです。そんな自分に気づいた時、今の私はこの彼のことが大好きで、そのせいで影響されていると気づくのです。他の女性と過ごしている姿に嫉妬した時あなたという存在がありつつ、他の女性と仲良くしている彼…その姿を見て嫉妬したとします。それは彼女の立場ならば当然の感情ですが、この場合、あなたは遊びで付き合っているのですから、こうした嫉妬を抱くことすら不自然です。ではなぜ嫉妬してしまったのか?それは言うまでもなく、あなたがその彼のことを本気で好きなわけで、それに気付いた瞬間、遊びの恋が本気に変わるのです。彼からの電話を期待した時スマホに着信があって彼からだと予想したあなた、しかし実際には別の友達からだったとします。ここで一瞬でもガッカリするようなら、あなたは彼のことを本当に好きなのです。例え最初は遊びのつもりでも、今では本気の恋になっているのです。友達の着信にガッカリするのは、彼からの着信を期待している証です。その心理状態を考えれば、、言うまでもなく彼氏のことを本気で好きなのです。一緒に過ごす時間が長ければ、それだけ相手への愛情も深まります。つまり、遊びの恋が本気に変わることは何も珍しくないのです。もしあなたに今、遊びで付き合っている彼がいたとして、今回紹介したきっかけに心当たりがあれば、いつしかその彼氏のことを本気で好きになったのです。それは焦ることでも恥じることでもありません。その時はその時で、本気の恋愛をすればいいのです。
2016年11月22日近年偏平足や外反母趾になる子どもが増えてきたことで、様々な観点から子どもの足を育てることの重要性が見直されています。そんな「足育(そくいく)」について、今回は幼児期に意識したい習慣と、遊びながらできる足裏を鍛える方法を紹介します。■幼児期に歩く習慣をつける小さな子どもと一緒に道を歩くのは、けっこう大変。安全性や効率を考えて、道路では自転車に乗せてしまうという方も多いでしょう。しかしそうするうちに、気づいたらわが子はほとんど歩いていなかったということも。子どもの足の成長を考えると、ふだんの買いものや習いごとの合間に歩いてみたり、1日10分でもよいので家の周りを散歩してみるなど、意識して歩く時間をつくることが大切です。散歩をすると近所の人と顔見知りになったり、歩くことで今まで見過ごしていた小さな発見を楽しめたりもします。とくに小さな子どもの散歩は、歩かせることだけを目的にせず、立ち止まって花や虫をながめることも大事。散歩の時間が苦痛になってしまうと逆効果になるので気をつけましょう。■遊びながらできる足裏を鍛える方法家の中であれば、足裏を鍛えるためのちょっとした遊びやかんたんな体操で、日常的に子どもの「足育」を促すことができます。1、足指じゃんけん足の指をぎゅーっと曲げてグー、指を大きく広げてパー。親指を大きく反らせてチョキをつくり、じゃんけんぽんをしましょう。2、芋虫歩き両足の指を同時に曲げ伸ばしして、ずるようにちょっとずつ前に、芋虫のように進みます。速さを競い合うとより楽しめます。1.スタートラインと約50cm離れたところにゴールラインを決める。2.スタートラインにあわせてまっすぐに立つ。3.「スタート」の合図で足の指だけを曲げ伸ばしし、少しずつ前に進む。4.先にゴールに着いたほうが勝ち。3、タオル寄せ1.椅子に座り、タオルの上に足をのせる。2.指を曲げ伸ばしてタオルを自分の方に引き寄せる。3.はじめにタオルを全部引き寄せた人が勝ち。4、足指つな引き1.足を前に伸ばした状態で、二人で向かい合って座る。2.約60cmのひもを結んで輪にしたものを用意する。3.ひもを両者の親指にひっかけ、適度に張るように距離をあけて座る。4.「よーいスタート」の合図でひもをひっぱり合う。親指と第2指でひもを挟んでひっぱってもよい。5.指からひもが外れたほうが負け。5、足指体操ポイントは、足指の付け根にしっかりと手の指の付け根を差し込むこと。指の間がしっかりと開くことで、一時的に足裏のつかむ力がアップします。女性のむくみにもよいそうなので、寝る前などに親子でリラックスしてやってみましょう。1.足の指と手の指で握手をする。2.握手をしたまま、ゆっくりと反らせて5秒数える。3.握手をしたままゆっくりと曲げて5秒数える。4.2と3を交互に何回か繰り返す。とくに「足指じゃんけん」と「足指体操」は毎日できるほど手軽なので、1日1回習慣づけることをおすすめします。足の指がしっかり開くことにより、足指にちゃんと力を入れられるので、他の遊びを始める前にとりいれてもいいですね。さらに足裏の力を鍛えるには、やはり鬼ごっこ系の「走る」遊びもよいといわれています。ダッシュで走り抜ける、急に止まって向きを変えるなどの動きによって、足の指で踏ん張る力、蹴り出す力が鍛えられますので、日中は外遊びの時間も大切にしましょう。
2016年10月09日夏まっさかり。強い日差しのもとでは、思うように外遊びもできませんよね。室内で子どもをどう遊ばせたらいいか、悩めるママは少なくないはずです。家事があるからつきっきりはムリ、テレビやDVDは最終手段としてとっておきたい…。おうち遊びのマンネリ化から脱却するにはどうしたらいいか、先輩ママに調査しました。■まずは発想の転換を!日差しが強く気温も高い日は、外遊びをお休みして、おうちにこもる人もいることでしょう。でも、おもちゃも絵本もマンネリ状態。何をさせたらいいのかわからないまま、テレビや動画などのデジタル頼みでいつのまにか一日が終了…。家のなかでダラダラしてしまうと、ついついおやつを食べ過ぎてごはんを残してしまったり、しっかり動けずなかなか眠くならなかったり。ママのみならず、子どもにも負担がかかってしまいます。こんな調子で日々を過ごしていたら、ママも子どももイライラがつのり、険悪ムードになってしまいそうです。暑い日は、「外で遊べない」のではなく「おうちで遊べる」貴重なとき。まずは発想の転換をして、ママの気持ちを前向きにするといいでしょう。そうやって気持ちが変わると、何もないと思っていたおうちのなかも、見え方が変わってくるはずです。■おうちだからできることをしようママたちが理想とする充実のおうち遊びは、家を汚したり壊したりしないこと、夜しっかり眠れるようそこそこ体力を使う遊びであること、ママがべったりつきそわなくても楽しめること。これらの条件をふまえ、先輩ママたちが編みだしたのが次の4つです。・思う存分! おうちで落書き壁や床などスペースのある場所に紙を敷きつめ、自由に落書き! シールをベタベタ貼ったりするのもありです。・楽しく冒険! 宝探しゲーム家のあちこちにお菓子などの宝物を隠し、それを探させるゲームです。子どもにもわかる、宝の地図を用意しましょう。・空き箱で街をつくろういらなくなった空き箱を切ったり貼ったりしながらいくつも家をつくり、最終的に街にする遊び。ママの家、パパの家、自分の家…と、想像をふくらませましょう。広いスペースを確保できるなら、ダンボールでつくるのもありです。・ビリビリ&プチプチ三昧いらなくなった紙や梱包用の緩衝材などをたくさん集めて、思いきり破いたりつぶしたり。ビニールプールのなかでやらせると、後片づけが楽ちんです。道具を用意したり、物を片づけてスペースを確保したり、何をやるにもそれなりの準備が必要ですが、それも楽しんでしまうのがコツです。子どもたちが驚き、よろこぶ顔を想像しながら取りくんでいると、ママもいつの間にかワクワク! やりはじめると次から次へとアイデアが湧いてきて、とことん凝りたくなっちゃうかもしれません。おうち遊びを通じて、子どもはもちろん、ママのクリエイティブな才能が開花する…ということもあるかもしれませんね。
2016年08月09日夏休み中の子どもたちも多いことでしょう。ママとしては、子どもとどう過ごすかは悩ましくもありますよね。そんなときこそ、子どもと一緒に“つくる”ことを楽しんでください。今回は、プラバンアクセサリーづくりをご紹介します。女の子にはパッチン留め、男の子にはネームプレートがおすすめです。ちょっとしたプレゼントにもよろこんでもらえますよ。ママのほうがハマッてしまうかもしれません。■材料のほとんどは100円ショップでそろう!プラバンといえば、トースターでつくるキーホルダーだけではありません。プラバンが立派なアクセサリーになるほど進化しています。しかも、材料のほとんどが100円ショップで購入できます。用意する材料は、プラバン、油性のマーカー(白)、パステル、紙やすり、レジン、パッチン留め、グル―ガン。着色は色えんぴつなどでもできますが、おすすめはパステルという画材。パステルを使うと色あいがとてもやわらかくなります。■ヘアアクセサリーのつくり方プラバンはアイテムによって収縮の比率が異なります。約5cmの正方形の試作品をつくって収縮の比率を確認してみるといいでしょう。だいたい1/3~1/4に縮むと思ってください。では、パッチン留めのヘアアクセサリーをつくってみましょう。適当なサイズのプラバンにヤスリをかけて細かく傷をつけます。油性のマーカーで好きな絵の輪郭を描いたら、パステルで着色。輪郭に沿って切りぬきます。オーブントースターの網の上にアルミホイルを裏向きにして敷き、絵を描いたほうを下にしてのせください。800Wで50秒ぐらいを目安に加熱してください。火力調節がない場合は「トースト」が適しています。プラバンはあっという間に縮みます。縮み具合を目で確認して、取りだすタイミングを見つけましょう。取りだしたら、すぐ厚い本と本の間などに挟んで平らにします。表側にレジンを塗って乾かします(裏にフェルトを貼るとクオリティがアップします)。グルーガンでパッチン留めに接着すればできあがりです。絵の縁取りは黒いマーカーではなく、白などの淡い色を使うと優しい仕上がりに。着色に使うパステルは粉を固めた棒状のもので、布手袋をして指先も使って色を塗るとうまくいきますよ。■プラバンつくりの注意点ハサミやオーブントースターなどを使うので、安全面に配慮してください。プラバンは紙よりも硬いのでママがカットするなど、子どもの成長に合わせてサポートするといいですね。また、カットした部分でけがをしないように気をつけましょう。子どもが描いた絵やママのオリジナルイラストなど、好きなモチーフでたくさんつくってみてください。ママ自身のアクセサリーなら、ラインストーンをつけてもすてきです。子どもと何かをつくるときは、できばえよりも、楽しむことがいちばんです。子どもも自分らしいものができれば大よろこびするはず。達成感を味わった子どもの笑顔は、ママを幸せな気持ちにしてくれるでしょう。暑さや雨で外遊びができないときなどに、試してみてくださいね。
2016年07月26日子どものオモチャには高価なものも多いですが、安価で入手できればそれに越したことはないですよね。実は100円ショップにも、3~6歳前後の小さな子ども向けのオモチャや遊び道具はいっぱいあります。中でも特にコスパの高いおすすめのアイテムを紹介します。■おままごとグッズ最近の100円ショップのオモチャコーナーでは、野菜、果物、包丁、フライパン、食器などのおままごと用グッズを多数見かけます。野菜や果物などの食材は、たいてい真ん中にマジックテープが付いていて、オモチャの包丁で半分にカットすることもできます。デパートや専門店で売られているままごとセットはかなり値が張りますが、100円ならたくさんのアイテムをそろえて、壮大なおままごと遊びが楽しめます。■ブロックプラスチックのカラフルなブロックは、数種類のサイズを1袋に詰め合わせたものが売られています。シンプルな造りで、あまり複雑な形のものは作れないのですが、小さな子どもにとってはかえって遊びやすいようです。もうすぐ4歳になる私の息子は、1万円以上するレゴブロックのセットも持っているのにちっとも使わず、100円ブロックを愛用しています。まずは1袋買ってみて、子どもの反応がよければ、4~5袋まとめ買いして豪勢に遊ばせてあげましょう。■紙粘土3歳を過ぎて手先が器用になってきたら、紙粘土もおすすめです。遊ぶときの台になる粘土板もセットで購入するといいでしょう。たださわったりこねたりして感触を楽しむだけでも、小さな子どもにとってはダイナミックな遊びです。慣れてきたら、おだんごやパン、動物など好きな形を作って遊べるようになるので、想像力も広がりそうです。 ■シャボン玉小さな子どもはとにかくシャボン玉が大好き。100円ショップで1セット買えば、数回にわたってたっぷり楽しめます。一般的に、シャボン玉を自分で吹いて遊べるようになるのは3歳頃から。子どもにシャボン玉をさせるときは、誤飲しないよう注意しながら、必ず大人といっしょに遊ぶようにしましょう。■お絵かきボード描いて消せるミニサイズのお絵かきボードは、手を汚さず、ゴミも出さずに繰り返し使える優秀アイテム。お出かけのときに持ち歩くのにもピッタリです。外出時、レストランでの待ち時間などに、さっと出して遊ばせると、お絵かき好きな子なら、しばらくおとなしくしていてくれます。100円ショップには、上記のほかにも、ミニカーや魚釣りゲーム、水鉄砲など、子どもが目を輝かせてほしがりそうなものがたくさんあります。しかし、これらの複雑な造りのオモチャ類は、使い方によっては壊れやすいかもしれません。もちろん「100円なんだから壊れても惜しくない」という考え方もアリですが、我が家では、壊れた100円オモチャを息子が捨てさせてくれず、後でジャマになって困りました。個人的には、壊れにくいシンプルな造りのオモチャと、シャボン玉、お絵かき帳、シールのような消耗品は100円ショップで、それ以外はオモチャ屋さんで買うことをおすすめします。
2016年07月02日これから長い雨の季節、梅雨がやってきます。大人でも気分が落ちこむことが多い梅雨の時期、子どもたちも外遊びができずグズグズ気味に。そこで今回は、エキサイトお悩み相談室の 岡本れい子(おかもとれいこ)先生 に、「梅雨を10倍楽しめる、子どもとのベストな過ごし方」を教えてもらいました。■梅雨を楽しむ! 雨の日の『外』遊び・長靴を履いて、水たまりジャブジャブ子どもは大きくなっても、水たまりのなかを歩きたがる習性があるようです。大きな水たまりを歩くと起こる波や、ピチャンと水がはねる感覚がおもしろかったりするのですね。「周りに人がいないか確認してからジャンプだよ!」と、小さなころから声かけすることで、人に迷惑をかけないように気をつけるというしつけもできます。・“雨の日に使うもの”で特別感を出す小さな子ども(主に未就学児)の場合は、頭に耳がついているカエルのレインコートや、頭の先がくちばしになっているようなヒヨコのレインコートなどでかわいさを演出してみましょう。傘にキャラクターの絵と耳がついていたり、動物の顔と耳がついていたりするものも喜びますよ。小学校2年生くらいになると「恥ずかしい」と思う子どもが増えてくるので、幼いころは、“雨の日に使うもの”で特別感を出すと、雨の日が楽しみになるメリットがあります。ただし、子どもは傘をふりまわしたり、ひっくりかえして遊んだりするので、“雨の日に使うもの”の危険性も留意しておくことが必要です。・傘袋の再利用で風船遊びを雨の日に出かけた際は、店舗の傘袋を捨てずに持ちかえってみましょう。使用後の傘袋を膨らませて、長細い風船をつくります。できあがった長細い風船は、チャンバラごっこやスターウォーズの真似ごとなど、子どものありあまっている体力を発散させるのに最適です。ビニールなので、お友だちやママに当たっても危険は少なく、子どもも楽しく遊べます。きつく結んでも空気が抜けてしまったり、穴が開きやすかったりという難点がありますが、雨の日だからこそできる遊びのひとつです。ただし、遊ぶ場所には注意が必要です。■梅雨を楽しむ! 雨の日の『室内』遊び・ビニール袋で楽器を作るシャカシャカ遊び子どもは工作が好きですよね。小学生以上になれば、ラキューやレゴ、プラモデルなどでも楽しめますが、未就学児の場合は粘土を使う、絵を描くのが精一杯ということも。そこで、ビニール袋に新聞や広告の細切りをたくさん入れて、シャカシャカ楽器をつくってみましょう。ハサミを使える子は細く切ってから、使えない年齢の子はビリビリに破いてからビニール袋に入れます。子どものストレス発散になるうえ、“音がなる”ということにとても喜びを感じるようです。もし、ご自宅に少し大きめのビーズなどあれば、ペットボトルに入れてキャップを締めるだけで、かわいい楽器の完成です。色を塗ったり、折り紙などを貼ったりしても楽しいですよ。・風船を使ってバレーボール子どもはもちろんのこと、親も楽しんでできる遊びです。ご兄弟がいればより楽しいかもしれませんが、ママと子どもの1対1でもいろいろなパターンで遊べます。風船を使うのでマンションでも下に響きませんし、テレビやガラスに当たっても割れる心配もありません。ただし、子どもが滑ってケガをしないよう、裸足にならせたり、周囲に物を置かないよう気をつけたりといった配慮は必要です。・親子でじっくり向きあえる時間を楽しむ雨だからこそ、子どもとふたり、DVD鑑賞や読みきかせ、カルタ、迷路などでじっくり向きあえる時間をつくりましょう。たとえば、図書館で昆虫や動物の本を借りて読んだあと、BBC放送のネイチャービデオを親子で見るのもおすすめです。子どもは弱肉強食の世界や、動物の赤ちゃんに対して興味を持ちます。そういったジャンルであれば、親も楽しく見ることができます。子どもとふたりで「わぁ、すごいね~。かわいいね!」など、感情の共有をしてみましょう。雨の日だからこそ、気をつけておきたいこと雨の日の楽しさだけではなく、命に関わることをきちんと教えておきましょう。たとえば、雷がなったとき、木の下での雨宿りはとても危険であるということ雨が降っているとき、または降ったあとの川には絶対に近づいてはいけない雨風が強いときは、看板の下や工事中のビルの下をなるべく通らない雨の日はイライラしている人が多いので、傘のしずくを人につけたりしないように注意することなど、その都度きちんと教えこんでいってあげてください。■ママの疲れを癒やすには?とにかく自分にご褒美を与えましょう。おいしいお酒をゆっくり飲むもよし、バブルバスに入ったりマッサージに行ったりするもよし。人としゃべることも大切ですので、親しい友人とお茶をするのもいいでしょう。「そんな時間がない!」という場合もあるかもしれませんが、そんなときは、子どもの小さいころの写真を見ると、心が落ちつき癒やし効果がありますよ。ジメジメした梅雨の長雨も、子どもとじっくり向きあえる大切な時間に変換したら、あっという間に梅雨が明けてしまいそう。子どもと一緒に“雨の日の思い出”をたくさんつくってくださいね。●取材協力:エキサイトお悩み相談室 岡本れい子(おかもとれいこ)先生
2016年06月09日体の関係はあるけれど、彼にとって私は遊び?それとも本命?と悩んでいる女性は、意外と少なくないのではないでしょうか。彼に直接聞いて重いと思われるのは嫌だし、関係が終わってしまうのはもっと嫌・・・・・・!そんなあなたのために、彼の行動パターンから本命か遊びかを見分けるための方法をレクチャーします。■■1.彼に送ったメールやLINEの返信彼に送ったメールやLINEの返信でも、あなたが本命か遊びかを見分ける方法があります。基本的な男性心理として、本命からのメールは大切なもの。逆に、遊びの女性からのメールは「面倒臭い」と思う場合が多いようです。例えば、あなたが彼に「今、なにしてる?」とメールを送ったとしましょう。それに対する彼の返信を見比べてみます。【本命の場合】あなた「今、なにしてる?」↓5分後↓彼「家でゴロゴロしてるよ。どうかした?」【遊びの場合】あなた「今、なにしてる?」↓数時間後↓彼「ごめん、寝てた」or「仕事だった」仕事などでケータイを見られないという場合を除いて、基本的に本命へのメールは余程のことがない限りすぐに返ってきます。そして返信も丁寧。一方、遊びの場合は返信をするのが面倒なので後回しになり、思い出した頃に適当な理由をつけて返信することが多いようです。■■2.デートの予定を立てるときデートの予定を立てるときに、もしも彼があなたの行きたい場所や意見を尊重してくれるようなら本命の可能性大!遊びの場合は、極端な話をすると会ってエッチさえできればいいので、一緒にどこかへ出かけたりするのは彼的には面倒以外の何物でもありません。いつもデートは彼任せでどちらかわからない・・・・・・という場合は、一度自分から「ここに行ってみたいんだけど、どうかな?」と話を振ってみるといいかもしれません。そこで彼が何かと理由をつけて断ってくるようなら、遊びの可能性が高いかも・・・・・・。また、デートの約束を断ったときに、彼が異常に不機嫌になったり、何としてでもデートの約束を優先させるようなことが何度もあるなら、それも要注意です。本命彼女からの断りなら、彼女の都合を理解して「残念だけど、また今度にしよう」とスマートに引いてくれるはず。■■3.エッチの後の彼の行動何度も言うようですが、彼にとって本命は大切。遊びはあくまでも遊びなので、特別大切には思っていません。もしもエッチの後に彼が毎回背中を向けてすぐに眠ってしまったり、テレビを見始めるようなら要注意。エッチ以外であなたに興味がない可能性が高いです。本命なら、エッチの後のアフターセックスもきちんと大事にしてくれるはず。少なくとも、背中を向けて眠ってしまうようなことはあまりないと思います。もともとの彼の性格にもよりますが、たとえ本命でも同じ態度をとるようなら、彼はあまり女性を大切にするタイプではないのかも・・・・・・。■■4.彼の交友関係例えば彼とあなたが道を歩いているときに、偶然彼の友達と出くわしたとします。そのときに、本命なら必ず「彼女だ」と紹介してくれるはず。逆に遊びの場合は「友達だよ」と言ったり、あえて何も言わなかったり、少なくともあなたの存在を隠すような言動をするはずです。また、あなたが嫌だと言っても、頻繁に合コンなどの女性がいる飲み会に出かけていくようなら要注意です。本命彼女がいれば、基本的に男性は頻繁に合コンへの参加はしません。合コンに参加するのは、あくまでもあなたが遊びで、より良い本命の女の子を探しに行っている可能性が高いからです。■■最後にいかがでしたか?これらに当てはまったからと言って、100%本命or遊びとも言い切れませんが、少しは参考になったでしょうか。結局のところ、本心は彼だけが知っていることなので、どうしてもモヤモヤしてそれがストレスになってしまっていたり、むしろふたりの関係が今後どうなっても構わない!という覚悟ができたなら、直接彼に聞いてみるのがやっぱり1番いいのかもしれませんね。(魚青子/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年06月04日フルタイムで働いて帰宅し、夕食のしたくや片づけをしなければならないのに、子どもが甘えてきてお手上げに。思うようにことが進まず、イライラしてしまう人もいることでしょう。私も同じ悩みを抱えていましたが、あるとき思いついたのが“ママのまねっこ遊び”。子どもと一緒に楽しみながら家事ができる方法を紹介します。■“ママのまねっこ遊び”とはまねっこ遊びとは、料理やそうじなどママのまねをしながら一緒に遊ぶこと。ママがしてほしいことではなく、子どもが楽しめることを選ぶのがポイントです。子どもが好きな遊びに近いものを探してください。そのためには、まず家事の内容をしぼりこむこと。子育て期間は完璧を目指さず、やるべきことの優先順位を決めておくと効率もアップします。子どもの年齢によって内容は変わりますが、ひとりで歩けるようになれば、始められますよ。■サラダづくりをお願いしてみよう料理のしたくをするときは、横でサラダをつくってもらいましょう。つくりかたは、大きめのボールに水をためて野菜を洗い、水をきって野菜をちぎるだけ。子どもは水遊びが大好きなので、喜んで野菜を洗います。安全で簡単な作業のため、小さい子どもでもトライできます。サラダの食材は、切らずに使えるベビーリーフ、手でちぎれるレタスやサラダほうれんそうなどの葉物、ミニトマトがいいでしょう。大きくなると、コーンや豆類などのトッピングも楽しみながらできるようになります。すべて子どもにまかせるぐらいの気持ちで、多少見た目がよくなくても、できあがりまでひとりでやらせるようにしてください。子どもは、すべてひとりでできたという達成感と満足感を得ることができますし、自己肯定感も育むのでおすすめです。■そうじは道具を交代しながらそうじ機とハンディモップをママと子どもで交代しながら使ってみてください。子どもはママが使っている道具を使いたくなるもの。最初にそうじ機を使いたいなら、ハンディモップを選んでみて。ママが楽しそうにモップでふきそうじをはじめれば「そっちがいい」と思うはず。様子をみて交代すれば、子どもがふきそうじをしている間にそうじ機をかけられます。子どもは窓ふきも大好き。スクレイパーなど同じ道具を用意して一緒にやればはかどります。仕上がりは目をつぶり、七割くらいのできあがりでよし! と思うことです。■「やって」よりも「一緒に楽しみたい」と伝える私が子どもへの声かけで心がけていたのは、「一緒にやりたい」と自分の気持ちを伝えること。やってほしいというお願いではなく、ママはあなたと一緒に楽しみたいという気持ちを伝えるようにしました。ママがやっていることを自分もやってみたいという気持ちを持つのは、心理学的に考えると親密な信頼関係を築き、思いやりの心を育むことにもつながります。料理やおそうじが終わったら「ありがとう! うれしかった」、「楽しかったね」と伝えましょう。いまは成人した私の子どもによると、家事はひと通りできるようになったそう。これこそ、まねっこ遊びの賜物だったと思いたいです。
2016年05月15日【ママからのご相談】30代のママです。暖かい日には2歳の子どもと一緒に公園へ遊びに行くことが多くなりました。先日、お砂場遊びに付き合ってほんの20~30分陽のあたる場所に座っていたところ、夜になって首の後ろから背中にかけて真っ赤になってヒリヒリ痛く、お風呂につかることもできないほどに。 紫外線対策が不十分なままで外出し、うっかりひどい日焼けをしてしまいました。「こんな時期に?なんで?」と驚いたのと同時に、子どもにもしっかり対策していなかったことが悔やまれました。春の紫外線対策について、教えてください。●A. 怖がりすぎず、上手に紫外線と付き合っていきましょう。ご相談ありがとうございます。ママライターのあしださきです。私が子どものころの写真に、とても印象的なものが残っています。生後半年くらいの赤ちゃんが裸になって座布団の上にうつぶせに寝転び、陽のあたる窓際で日光浴をしている写真です。1980年代、日光浴は一般的に良いものとして勧められていたのですが、紫外線の悪影響が明らかになって1998年には母子手帳からも日光浴という言葉が消えました。今では赤ちゃんもママもUVケアが当たり前ですね。しかし、紫外線には人体に有用な効果があることもまた分かっています。そこで、今回は紫外線のことをもう少し“よく知る”ことから始めてみませんか?●紫外線のウソ・ホント環境省の「紫外線環境保健マニュアル」というものがあります。一部抜粋してここに書きたいのは、WTOの『Global Solar UV Index-A Practical Guide』にまとめられた「紫外線のうそ・ほんと」という興味深い内容の翻訳版です。**********(誤)太陽の光に暑さを感じない時には、日焼け(サンバーン、サンタン)を起こさない。(正)日焼け(サンバーン)は私たちが感じることのできない紫外線によるものです。暑さを感じるのは赤外線によるもので、紫外線ではありません。**********このように、暑さを感じないからといって日焼けをしないとは言えない ということがお分かりいただけると思います。春は特に気候も良く、お子さんとのお出かけには最適の季節。まだ真夏のような暑さはないためついつい油断してしまいます。次に、日常生活での紫外線ばく露についてご紹介したいと思います。●日常生活での紫外線ばく露前出の『紫外線環境保健マニュアル』によれば、私たちが日常生活で浴びる紫外線の特徴は3つあるそうです。**********(1)南に行く(緯度が低くなる)ほど強い。(2)1年のうちでは春から初秋にかけて強い(4~9月に1年間のおよそ70~80%)。(3)1日のうちでは正午をはさむ数時間が強い(夏の午前10時~午後2時に1日のおよそ60%、冬の同じ時間帯では1日の照射量の70~75%を占めます)**********このことを知っていると、季節や時間帯を選んで戸外活動を行うことができます。そうすれば、紫外線のばく露を大幅に少なくすることができるのです。ママはお子さんとの外出には、紫外線の少ない時間帯を選んで。日陰は日なたの50%の紫外線量 であるということも大切なポイントです。めいっぱい遊んだら、なるべく木陰や建物の影を見つけて休憩すると良いでしょう。●日焼け止めクリームを上手に使う紫外線の浴びすぎを防ぐために、大人も子どもも日焼け止めクリームを上手に使うことをおすすめします。そのとき、気をつけて選んでほしいのは、肌の弱いお子さん用には紫外線防止剤の種類をよく見る ということです。日焼け止めにはクリームタイプやスプレータイプなどいろいろなタイプが市販されていますが、いずれのものにも紫外線防止剤が配合されています。紫外線防止剤には大きく分けて2種類あり、(1)紫外線散乱剤(無機系素材)……肌に塗ると、多少白くなるがアレルギーを起こすことがあまりない(2)紫外線吸収剤(有機系素材)……肌に塗ったとき、白くならないがまれにアレルギー反応を起こす人もいる肌の敏感な人向けのものや子ども用に売られているものは、この(1)のみが配合されているものが多いと思いますが、成分表示はしっかりチェックしてあげるといいと思います。----------いかがでしたか?これからますます暖かく、気持ちの良い日が増えると思います。紫外線を気にするあまり、外出がおっくうになってしまうのはもったいない!ママもお子さんも紫外線とは上手にお付き合いしていきたいものですね。このコラムが参考になれば幸いです。【参考リンク】・紫外線環境保健マニュアル2015 2015年3月改訂版 | 環境省(PDF)()●ライター/あしださき(元モデル)
2016年05月02日入園・進級おめでとうございます!幼稚園の醍醐味(だいごみ)は何といっても「遊び」。そこには成長のための「学び」が秘められています。ママたちから寄せられた、遊びに関する心配事にお答えしながら、子どもたちがどんな学びをしているのか見ていきましょう。年少ママの心配事Q:お迎えに行くといつも一人で遊んでいます。友達ができないのかと心配です。A:不安解消のための大切な過程。一人遊びも大事な時間です。ママたちには、「せっかく幼稚園に入ったんだから、早くお友達と遊んでほしい」という思いがあるかもしれません。でも、入園したての年少児は、ワクワクの一方で不安がいっぱい。自分の好きな遊びに打ち込むことで安心感を得ようとしています。一人でとことん没頭して遊ぶこと、遊びに夢中になることはとても大切です。自分の思いや好奇心が満たされる経験は、子どもたちの興味をいろいろな方向へと広げていくからです。園での生活に慣れてくると、興味を持った子から声を掛けられたり、「みんなで遊ぶのも楽しいかも」と気が付いていきますから、もう少し待ってみてください。一人で寂しそうにしていたり、他の子と遊びたいのにうまくいかなかったりしていたら、保育者がタイミングをよく見て援助していきます。Q:お絵描きなど、室内で遊ぶことが多いみたい。外でも遊んでほしいのですが…。A:自分が「やりたい」と思ったことに熱中する時間が学びのチャンスです。他にしたいことがなくてお絵描きばかりしているのは問題ですが、子どもが自分から進んでお絵描きに打ち込んでいるなら、それは素晴らしいことです。ママたちからすると「絵ばっかり描かずに他のこともしてほしい」と思うかもしれませんが、子どもは一つの遊びに継続して打ち込むことで、「次はこんな色を使ってみよう」と発想を膨らませたり、「お店屋さんごっこの看板の絵を描こう」と他の遊びにつなげたり、たくさん学びのチャンスを得ています。これらは、自分から「やりたい」と思っているからこその学びです。保育者は、他にしたいことが見つからないなら遊びの提案をしたり、得意なものに没頭しているなら、さらに深められるように環境をつくったり、その子に合わせた援助をしていきます。Q:お友達とけんかしたりおもちゃの取り合いをしたりしないか心配です。A:けんかは人間関係を学ぶ機会。親は「お互いさま」の気持ちを持ちましょう。子どもたちは時にぶつかり合うことで、自分と違う意見があることを知り、折り合いの付け方を学んでいきます。その中で、たたく・たたかれるの問題が出てくることもありますが、ママたちには、これも一つの学びの機会なんだと捉えて、「お互いさま」の気持ちを持ってください、とお願いしたいですね。もし、お子さんが「◯◯ちゃんにたたかれた」と言って帰ってきても、相手の親に問いただすのはトラブルの元になるので避けましょう。お子さんの気持ちはしっかりと受け止めて、詳しい事情は担任の先生から聞くようにしてくださいね。子どもたちの遊びには正解もゴールもない雨どいを使って遊び始めた子どもたち。水を運ぼうとしてこぼしたり、穴を掘る道具として使ったり、水を流したり…。子どもたちにとっては、その一つ一つが遊びであり、場面ごとに楽しさを見出しています。子どもたちの遊びには、正解もゴールもありません。保育者は、遊びが広がらず堂々巡りになっていると判断したときだけ助言しています。「見ているだけ」の子も学んでいる遊びの周りにいる子たちを見て、ママは「うちの子も遊びたそうなのに、先生は声を掛けてくれないのかしら?」と思ってしまいがちですが、実は見ている子どもたちは学びの最中。お友達の姿から遊び方を学んだり、楽しい雰囲気を感じたりしています。互いに意見を出し合い遊びを発展させていく複数の子どもたちが関わり合って、一つの作品を作り上げる経験もします。同じ作品に継続して取り組むことで、さまざまな意見が出て、「迷路を大きくしよう」「僕がガムテープ切るよ」というように、協同的に発展していきます。遊びの中には失敗や挫折の経験も園庭で「かき氷屋さん」を開いているところ。しかしなぜか1人もお客さんが来ず、結局閉店することに…。遊びには楽しい経験だけでなく、こうしたうまくいかない場面もたくさんあります。しかし彼らの遊びは、やがて色水遊びへと変化。かき氷のシロップで色水を使った経験を元に、遊びを発展させたのです。色を混ぜるとどう変わるか、夢中になって調べていました。年中ママの心配事Q:女の子のグループができていて違うお友達を仲間に入れません。A:悪気はなく、仲良しのお友達を独占したい気持ちの表れです。年中の秋ごろから、特に女の子はグループができてくることがあります。ママたちに分かってもらいたいのは、これは「いじめ」ではないということ。自分中心だった年少に比べ、お友達への興味や、大好きなお友達を取られたくないという独占欲が出てきているんです。これ自体は悪いことではなく、成長の表れです。一方、相手の気持ちを想像する力はこれから伸びてくるものです。保育者は「◯◯ちゃんは仲間に入れてもらえなくて悲しかったんじゃないかな?」と相手の気持ちを伝えたり、「2人だけでおままごとするより、大勢の方がいろんな役がいて楽しいんじゃない?」と声掛けしたりしていきますが、みんなで遊ぶ楽しさを家庭でも伝えていってほしいです。Q:勝ち負けにこだわる気持ちが強くかるたやトランプをやりたがりません。A:ルールのある遊びを通じて「負けても次がある」ことを学んでいきます。「負けて悔しい」という気持ちが芽生えたのは、心が成長している証拠です。無理強いして遊び自体が嫌いになってしまってはつまらないので、今は無理にやらせなくていいと思います。年中から年長にかけて、例えば鬼ごっこでも、ドロケイや色鬼などルールのある遊びを楽しむ中で、子どもは「負けても次がある」「みんなで同じルールを守って遊ぶって楽しい」ということを学んでいきます。その経験を積み重ねて、「他の遊びも同じかな?」と思えるようになれば、かるたやトランプにも、自分から「やりたい!」と気持ちが向かっていくはずです。年長児の姿から大きくなることへの憧れを感じる園庭でドッジボール。最初は保育者が教えながら、徐々に自分たちだけで楽しめるようになります。たまに年少児が交じり、ルールは分からなくとも楽しい雰囲気を感じています。(写真右)リリアン編み。いろいろな場面でとてもうまい年長組を見て、「年長さんになったらやりたい!」と思えるのも大事な気持ちです。外からの刺激を受けて遊びが生まれるクリスマス会で保育者が披露したチアダンスに刺激を受け、「私たちも!」と、子どもたち自ら結成したダンスグループ。自分たちで音楽をかけて踊っています。これも楽しい遊び。年長ママの心配事Q:外で遊ぶ所がなく家で電子ゲームをする時間が長くなります。A:電子ゲームはコミュニケーションのない遊び。最長でも1日30分に。幼児期に大事なことの一つに、コミュニケーションを取り合い、工夫しながら遊ぶという経験があります。電子ゲームでは、そうした対話や工夫が生まれないので、できればやってほしくないというのが私の考えです。それが無理ならば、最長で1日30分とルールを決めましょう。お友達を家に呼んだときには、お友達にもそのルールを守らせます。そして、親自身もルールを守りましょう。どうしてもという場合は、子どもが寝てからに。できることなら、同じ室内遊びでも、トランプやボードゲームなど、リアルにコミュニケーションを取れる遊びを増やせるといいですね。Q:戦いごっこが本気モードに。力が強くなっているので心配です。A:戦いごっこで終わるのではなく発展性のある遊びへ広げていきましょう。いくら遊びが大事といっても、ただ遊んでいればいいというわけではありません。私は、遊びには「質の高い遊び」と「質の低い遊び」があると考えています。「質の高い遊び」とは、一つの遊びがいろいろな方向へ発展し、膨らんでいく遊びのこと。一方、「質の低い遊び」とは、子どもたち自身が遊び方をどう工夫すればいいか分からず、堂々巡りになってしまっている場合です。おそらく、たたき合う以外に遊びを膨らませられないから、けがを心配するほど過激になるのではないでしょうか。園ではそうなる前に保育者が、「武器を作ってみよう」「秘密基地はどこにする?」などとヒントを与え、遊びの質を高めていきます。ご家庭で声を掛けるときの参考にしてみてくださいね。得意を伸ばした子は互いを認められるようになる木登りが得意な子、工作が得意な子…、いろいろいます。遊びの中で得意なことを伸ばして仲間に認められるうれしさを実感した子は、自信が付くだけではありません。「◯◯ちゃんはお絵描きが得意だよね」というふうに、他の子のことも認められるようになっていきます。田澤先生から「遊びの大切さ」について「面白い」「楽しい」「うれしい」遊ぶことで育まれる感情は生きる上での根っこです遊びの中には、その子にとっての「学び」があります。「これって何だろう?」と面白がる気持ち、遊びを工夫して楽しむ気持ち、試行錯誤の末にうまくいったときのうれしさなどのたくさんの感情を感じ取ることが学びなのです。そしてそれが、その子の一生を支える根っこになります。こうした感情は、大人から「これをやりなさい」と遊びを押し付けられたり、「こうすればうまくいくのよ」と正解を教えられていては生まれないものです。失敗して、うまくいって、また失敗をして…という経験を繰り返す中で、子どもたちはそれぞれが考え、意見を出し合い、いろいろなことを感じながら成長していきます。園はまさに試行錯誤の機会を子どもたちに提供していく場だと私は考えています。ですからどの園でも、保育者は子どもたちが遊びに打ち込める環境はしっかり整えますが、遊び方にまでは細かく口を出さないようにしているはずです。ただし、遊ぶことがなくて困っているなど、サポートが必要な場合には援助しますし、遊びが広がり、さらに学びが深まるような環境の工夫もします。おうちの方には、プロとしての保育者の目を信じて、園での学びを見守ってほしいと思います。園での成長を楽しみにしていてください!お話を聞いたのは:田澤里喜先生 たざわ・さとき東一の江幼稚園(東京都江戸川区)園長。玉川大学教育学部准教授。副園長を経て2015年に園長に就任してからは、遊びの時間をいっそう増やすなど、園児たちが自分の好きな遊びに集中できる環境づくりを行っている。監修/西東桂子(あんふぁんサポーター) 写真協力/東一の江幼稚園
2016年04月13日こんにちは。ライターのNANARUKAです。子どもの外遊びに付き合うのもつらかった長い冬も過ぎて、いよいよ春本番。朝晩の冷え込みも穏やかになり、筆者の近所でも公園がにぎわいを取り戻し始め、早朝から外遊びを楽しんでいる親子の姿もよく見かけます。とある日、そんな朝活ママへ突撃インタビューを敢行。朝活のメリットを尋ねてみました。なんでも朝の外遊びはいいことずくめなんだそうですよ!●ママに聞いた「朝活」のメリット『近所の公園には早朝のうちに清掃員が入るので、清掃後のタイミングを見計らって8時前後に子どもを遊びに連れて行きます。砂場はゴミが除かれてキレイにならしてあるし、遊具の汚れもまったくなし。誰もいないうちに思いきり遊んで、人が増え始めたころに退散します 』(1歳男の子のママ)『朝の公園は9時を過ぎると混み始めるので、たいてい8時台に出動。天気の良い日は朝日や緑もキレイなので、子どもを遊ばせながら私もストレッチ をし、その日の予定を立てたり物思いにふけったりしています』(2歳女の子のママ)『同じ年齢の子を持つママ友と公園で8時半に待ち合わせて、子どもを遊ばせながらママ友トークしています。日中は何かと忙しいし、夕方も時間に追われてしまうので、朝の公園でのひとときが貴重なおしゃべり時間です 』(3歳男の子のママ)『早起きして朝ごはんを食べたらすぐに子どもを公園へ連れて行くのが日課です。しっかり遊べば子どもは午前中にたっぷり寝てくれるので家事もはかどり、夕飯の仕込みまで済ませられれば午後も子どもとゆっくり向き合えます。朝早めに動き出すのは大変なこともありますが、一日の後半をゆったり過ごせると思うと、できるだけ頑張ろうと思えます 』(1歳女の子・3歳男の子のママ)『日中の混み合っている公園ではボール遊びも自転車の練習もなかなか思うようにできません。周りに気を遣わずに思いきり遊ぶにはどうすればいいか考えて出た答えが“朝時間”でした 。以来、登校する学生を見送りながらサッカーしたり、自転車を乗り回したりしています』(4歳男の子のママ)----------筆者も朝活のメリットが再確認できたインタビューでした。子どもを公園でゆったりのびのび遊ばせるためには、8時台スタートがポイントのようですね。気兼ねなく遊んで、その後の時間も有効活用できるなんて、親子ともどもお得感いっぱい!早速、明日の天気がよければ、8時出動してみませんか?●ライター/NANARUKA(フリーライター)
2016年04月01日こんにちは、ママライターの広瀬まおです。いつになっても子どもは元気。風の強い日や寒い日に、「ママー、公園行こう!」とねだられることも多いのでは?幼稚園~小学生の子を持つママ20人に『寒い日の公園遊び、お弁当どうしてる?』というアンケートをとったところ、こんな回答結果になりました。・持って行かない……14人・その場で温かい食事を買う……3人・冷たいお弁当を我慢して食べる……3人お茶を濁そうとお買い物や児童館に行っても、「外がいい」と言われがち。寒風吹きすさぶ公園で、君たちは動いてるからいいかもしれんがカーチャン寒いよ……と凍えることもしばしば。そんなときにオススメなのがラーメン弁当! ぽっかり温まってしまいましょう。●ラーメン弁当を作ろう!●用意するもの・ラーメン用の麺(生めんタイプを推奨します)・お好きな具材・魔法瓶・湯●作り方1:まずはラーメンをゆでます2:時間がきたらざるで湯をきり、お弁当箱にくるんと輪を描くように入れます(一口サイズずつ)3:別の鍋で湯をわかし、スープを溶かして魔法瓶にIN!4:食べるときは、おわんに麺を入れ、スープを注いで麺をほぐして食べましょう●お好きな具を入れてもOK!・チャーシュー・たまご・コーン・メンマ・ナルト・キャベツ・エビ・ホウレンソウ・ネギ・わかめなどなど●コツ・ポイントお弁当箱に麺を入れるとき、下にラップを引いておくと後で取りやすいです。大きなタッパーに麺だけ入れて、具材は別の器にし、各自で好きな具をトッピングできるようにすると楽しいですよ。おわんは使い捨てタイプ にすると、片付けも楽チンです。●アレンジいろいろ●塩ラーメンでパクチー、レモン、海老を載せて、ちょっとアジアン風 。お好みでナンプラーを垂らしてもおいしいです。●みそラーメンで野菜炒めを作ってスープと一緒に入れておいてもOK!●麺を変えてみるうどんやそうめん、フォーでも代用可能 。お好みの麺で楽しんでください。----------寒い時期の公園って、なかなかの苦行ですよね。どうせ行くのならこんなお弁当を持って行って、楽しんでしまいましょう。夏にはそうめんや冷やむぎで冷製バージョン もできます!そのときは、めんつゆを半分凍らせて持っていくと、シャーベット状になっていてひんやり感が味わえますよ。●ライター/広瀬まお(コピーライター)
2016年03月11日「ママ、一緒に遊んで~」「ママ、これやって~」という、子どもからのリクエスト。時間があれば、いつも子ども応えてあげたいのですが、きょうだいがいる場合は下の子の面倒を見たり、夕飯の支度や掃除など家事をしなければならなかったり、正直いつも一緒に遊んであげるのは難しいですよね。できれば少しの間でも、子どもに1人遊びをして欲しいというのがお母さんの本音かもしれません。そこで今回は、子どもに1人遊びをどうさせればいいのか、1人遊びを習慣づけるためのポイントをご紹介します。年齢は何歳からでも一般的に子どもが1人遊びをできるようになるのは、何かに集中できるようになる生後2~3ヶ月からと言われています。ただし、もちろん個人差はありますし、その時期を逃したからと言って、大きくなってから1人遊びができないというわけではありません。子どもに1人遊びを習慣づけるのは、何歳からでも可能です。五感を刺激する遊びをさせよう赤ちゃんの頃は、「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」「嗅覚」といった五感を刺激するもので遊ばせると集中して遊ぶと言われていますが、もちろん年齢が大きくなってもそれは変わりません。どの年齢の子どもでも五感を刺激する遊びをさせれば、かなり集中して遊んでくれます。乳幼児や幼児であれば、何かゆらゆらと揺れる物、ぬいぐるみや積み木などシンプルな玩具を好んで遊びます。3~4歳以上の子どもには、パズルやレゴなどがおすすめです。1人遊びをしながら、ひらめきや想像力も発達することでしょう。短時間でも集中できる、五感を刺激する遊びをさせることが、1人遊びの習慣をつけるキーポイントのひとつです。ただし、タブレットや携帯電話で動画を見て子どもがおとなしくしているのは、1人遊びには入らないので、あしからず。毎日少しずつ1人遊びを習慣づけてみる子どもは時間の感覚がわかりません。毎日規則正しい生活をすることで、生活のリズムが作られていきます。初めから1人遊びができないのはあたりまえです。まずは、毎日少しずつ一人遊びをさせることを習慣づけることから始めてみましょう。たとえば、朝10:00~10:30までは1人遊びの時間にできるよう1日5分から始めてみる、といった具合です。うまくいったら徐々に時間を長くして、ママのために使える時間を作っていくとよいでしょう。邪魔をしないで1人で遊ばせる1人遊びに慣れていない子どもに1人遊びを習慣づけようとするとき、一緒に遊びにつき合いながら「黄色い車だけを集めてみようか?」「この花は●●という名前なのよ」など、何かを子どもに教えようとする人がいますが、1人遊びを教える過程では、できるだけ何かを教えることはやめましょう。とにかく、邪魔をしないで温かく1人遊びを見守り、「邪魔をしない」。これが子どもに1人遊びをさせるゴールデンルールです。子どもの性格や年齢によって、1人遊びの内容もスタイルも変わってくるでしょう。どんな子どもでも1人遊びは想像力や集中力を高めるだけではなく、自身自分と向き合える大切な時間です。この機会に、お子さんに1人遊びデビューをさせてみてはいかがでしょうか?(徳武加奈子)
2016年03月09日子どもの遊びはひとつのことだけに集中することは少なく、あれこれと興味関心が移っていくものです。その中に「これは大好き」という遊びや関心事があったなら、ぜひその遊びにママも興味を持って、一緒に楽しんでみてください。もしかすると子どもよりも夢中になってしまうことがあるかもしれませんよ。やってみると意外と楽しい、子どもの好きな遊び私は昔小学校教員をしていました。その当時受け持っていたクラスに、休み時間になると「指編み」という編み物をしていた女の子がいました。まだ9歳だというのに、とっても上手に編んでいきます。編み物は苦手な私。器用に動く指に興味津々でした。そこで、その子にやり方を教えてもらい、少しやってみると、これがとっても楽しい。それからは休み時間に一緒にやるようになりました。すると、ほかの女の子も次々と一緒にやるようになったのです。しかも男の子も…。そんなクラスの子どもたちと「指編み」をする休み時間は、とても楽しいひとときとなりました。また、同じように、小学1年生の子どもに教えてもらいながら、一緒に折り紙でたくさんの動物をつくって、教室の棚の上に「動物園」をつくったこともあります。子どもたちはもちろん楽しそうでしたが、私にとっても安らげる時間になっていたことを覚えています。子どもと一緒に遊びを楽しむことのメリット子どもと一緒に楽しむことのメリットは、なんといっても「幸せな時間の共有」にあります。特に子どもと一緒に遊ぶことができる時間は、子どもが大きくなるにしたがって少なくなっていきます。親子で幸せな時間を共有することで、子どもは自分のしていることを認めてもらえているという安心や満足を感じ、ママにとっては、自分が楽しいという満足を感じることができるので、お互いにとって、とても価値のある時間になると言えるのではないでしょうか。成長してからも共通の趣味になる共通の経験をすることで、子どもたちが大きくなったときにも、小さい頃に一緒に楽しんだ遊びを懐かしく語ることができるでしょう。そして、もしかしたら、その遊びはママの趣味としてずっと楽しんでいけるだけではなく、子どもとの共通の趣味になるかもしれません。私の子どもは、大人になった今でもブロックが好きです。特にオリジナルで組み立てることが好きで、小さい頃はたくさんのお城や船をよくつくっていました。私も、わが子が夢中になる世界を知りたくて、当時専門店で同じブロックを自分用に購入しました。すると、いつの間にかすっかりブロックのとりこに。今では、ブロックでありとあらゆるものをつくることができてしまうほどです。種類が豊富なブロックは親子で共通の趣味のひとつになっています。大きくなっても子どもと同じ趣味をもてるなんて幸せですね。そんなことを想い描いてみたら、子どもの「すき」を自分の趣味にしたくなってしまうかもしれませんよ。(のりこ<フォークラス>)
2016年02月23日「わが家の事情がわかってしまうから、ままごとはもうやらないで!」と、子どもにままごとを禁止したくなる人もいるかもしれませんが、ちょっと待って。女子のままごとやごっこ遊びは禁止せず、むしろ積極的に推奨してもいいぐらいなのだそうです。一体なぜなのでしょうか。・ 前編 はこちらからごっこ遊びで真似をすること=物事の上達につながる物事を学ぶ際にはどうしても必要なものがあります。それは、何かを模倣する力です。よく人の真似をすることを馬鹿にしてけなすような人がいますが、とんでもありません。勉強もしかり、芸術的な活動や運動もしかりですが、今よりも上達したいと感じたときに一番効果があるのは、より優れた能力を持っていてお手本になりそうな人物を見つけ、その人物の真似をすることです。こういった模倣をする際には、その前提として鋭い観察力を持っている必要があります。なぜならば、自分のやり方とお手本にする人物のやり方では、何がどう違っているかを認識できなければいけないからです。自分の至らない点を見極め、相手の優れた点を見極め、その部分を模倣してうまくやれるように練習するわけです。そしてうまくやれるようになってきたら、より高みを目指して自分なりに考え、より上積みをはかっていきます。こうしたプロセスはものごとを学習する際に一番大事になる部分です。ごっこ遊びやおままごとは、自分の一番身近にいる親を手本において観察し、その行動を模倣する遊びです。つまり、遊びではあるものの、人間やその技術などを観察するための力を養うことができるのです。子どもたちは自分の親を観察してそのまねをしながら、「もし自分がこの立場だったら、こんなふうにやるな」というイメージを頭の中に描き、自分なりの人物像に沿って行動しています。こういったやり方は、絵画の制作や楽器の演奏などをする際の訓練の流れとまったく一緒です。ごっこ遊びやおままごとにより、子どもは自分のあり方そのものを高め、成長をはかっていると言ってもいいでしょう。それだけに非常に効果のある遊びなのです。子どもの遊びを見ることでその関心を知ろう子どもがごっこ遊びやおままごとをしているのを観察することは、親にとっても役に立ちます。それは、その子どもが現在どんなことに関心を抱いているかがわかるということです。子どもが自分より幼い子どもをかわいいと感じ始めているなら、たとえば人形を赤ちゃんに見立ててお母さんごっこを始めるかもしれません。スーパーマーケットやお店に関心が向いていれば、レジ打ちや売り場の真似をするでしょうし、医者や看護師さんに興味を引かれ面白そうだと感じればお医者さんの真似をすることでしょう。子どもは興味関心が向いているものを真似しようと考えるものだからです。親はそうした子どもの興味の行き先を、遊びの様子を観察することで知ることができます。そして、その興味や関心をもっとかき立て、深めることができるようにしていくことができます。たとえば楽器に興味を持っているようなら音楽会に連れて行ったり、動物に興味を示しているなら動物園や水族館に連れて行ったりなどするのです。子どものごっこ遊びはこうした体験を糧にして深く広くなっていく傾向があり、遊びを通してさらに子どものイメージ力を育むことができます。このように、ごっこ遊びやままごとは子どもの能力を高めて成長を促してくれる、またとない機会を提供してくれます。また、親にとっては、子どもの関心の行く先を教えてくれる大事なバロメーターにもなります。小さい子の遊びだとか、自分の家の中が外にわかってしまって恥ずかしいとかいうことでやめさせようとするのではなく、むしろそれが奥行きを増すように促してあげてほしいと思います。(子育ての達人)
2016年02月04日小さな子どもたちはいろんなことをして遊びますが、不思議なことに誰に言われずとも、性別によって違う遊び方を始めるものです。特に女子はごっこ遊びやままごとが大好きですが、こうした遊びが好きなほど将来頭が良くなるという考えがあります。どういうことなのか、見ていきましょう。子どもの遊び方には自然に男女差が現れる小さい子どもたちが集まって遊んでいる場面、公園や幼稚園、保育園といったような場で、男子と女子が自然に違った遊びをしているのに気がついたことがある方も多いかと思います。特段、親が何か指示したり教えたりしたわけでもないのに、たとえ同じものを使って遊んでいても遊び方が変わってくるのですから、おもしろいものです。男子と女子が入り交じって遊んでいたとしても、たとえば地面にぬかるみがあるようなところでは、男子が勢いよく泥をはね散らかして回る脇で、女子が泥をこねてお団子を作ったりしていることがあります。誰に指示されたわけでもないのにこうした違いは自然にできてくるものですし、互いに相手がしていることのどこがおもしろいかわからない、などということを口にしたりします。細部はともかくとして、男子と女子の遊び方というのはおおよそこういったような形でいつの間にか分かれてくるものですが、そんな遊びの中でも女子がよくやるままごとやごっこ遊びというものほど、男子にとっておもしろみが分からないものはありません(編集部注:もちろん、個人差はあります)。お母さんやお父さんの役どころを決めて、おもちゃの調理器具を手にして草をきざんだり混ぜたりし、それを器に盛って「いただきます」とやる…。そんな女子の遊びは、男子には何がおもしろいのかさっぱりで、最初のうちこそ調子を合わせていても、そのうちにつまらなくなってしまってどこかに行ってしまったりします。女の子はごっこ遊びやままごとが大好き一方の女子は、似たような場面をずっと飽きずに続けていたりします。人形を赤ちゃんに見立ててそのお世話をしたり、病気の子どもとそのお母さんといった役どころを決めて看病する真似をしてみたり、子どもたちが状況を思いつく限り、遊びはずっと続きます。よく言われることに、「子どものままごとの様子を見ると家庭の様子がわかる」というのがあります。たとえば、いつも母親に急かされている子どもがままごとをすると、母親の様子をそっくりそのまま真似して相手を急かすものです。そのほか、家でどんなふうに食事をとっているかといったことから、果ては給料日が近いから献立を節約しましょう、なんてことまであけすけにやっていたりします。このため、子どものままごとを見ていてそんな実態に気づいた親が、ままごとを禁止したくなることも多いといいます。しかし、女子のままごとやごっこ遊びなどを禁止したりしてはいけません。むしろ積極的に推奨してもいいぐらいです。ままごとやごっこ遊びを好む子どもは、大きくなってから勉強も得意になる可能性が高いからです。<後編に続く>(子育ての達人)
2016年02月04日いまの時代、どんな職業ついたとしてもコミュニケーション力は大切です。大人になってからいきなり身につけようと思っても、かなりの労力がかかってしまうもの。子どものうちから、遊びの中で身につけていくことがいちばんの方法だといえるでしょう。明治大学文学部教授の齋藤孝さんは、著書『遊ぶ力は生きる力齋藤式「感育」おもちゃカタログ』(光文社)のなかで、「大学生を見ているとよくわかりますが、いい遊び体験をたくさんしてきた人は間違いなくコミュニケーション上手になります」と語っています。そこで今回は同書のなかから、子どもの成長に必要な「家庭の遊びルール12条」をご紹介したいと思います。これらのルールを取り入れて、子どもにいい遊び体験をたくさんさせてみましょう。■1:「思いっきり」を体感させて「前のめりパワー」を身につける遊びで「思いっきり」の充足感や達成感が得られれば、濃密な時間が堪能できます。「思いっきり」をたくさん味わっておくと、勉強でも部活でも仕事でも、常に最良の姿勢で取り組むことが可能。「前のめりパワー」が身につくはずです。■2:家族で一緒に遊ぶ「思いっきり」の姿勢を教えるには、大人も一緒に遊んで楽しむことが大切です。家族と楽しく遊べば、子どもはそこで得た遊びの経験値を友達づきあいにも応用できてきます。■3:子ども→おもちゃ→親の「三角形を作る」子どもと自然にコミュニケーションを取りたいなら、「なにかを媒介して三角形をつくる」こと。たとえば子どもとアニメ番組を一緒に見たら「どのキャラが好きなの?」と聞いてみる。向き合うのではなく、ベクトルを同じ方向にして、そこに感情を投影させるのが大切です。■4:遊びに「縛り」をかけてみる子どもが飽きてしまったパズルやゲームも、家族だけの特別「縛り」ルールなどを設ければ、また新鮮な感覚で遊べます。たとえばしりとりなら、「好きな食べものくくり」にするなど。すると自然と遊びを工夫して考えることができるようになるでしょう。■5:質問で創造力をかきたてる創造力をかきたてる質問をわざとするのはよいことです。説明しようとすることで言語化能力が鍛えられ、子どもの興味もわかります。自分の頭で考えて答えることの楽しさが、きっとわかってくるでしょう。■6:対人関係における反射神経を上げる遊びのなかに、時間感覚を入れることをおすすめします。ゲームで自分の番が回ってきたら「必ず○秒以内に答える」など、常に制限時間の中でテンポよく答える習慣をつけるのです。問いに対してパッと答えられる能力は、今後の対人コミュニケーションにおいても大切な要素となるからです。■7:直面した現実に対応できる「機転力」を培う対人関係における「創造力」や「機転力」が弱いと、社会では「使えない」といわれることがあります。子どものころから人とたくさん遊ぶことで、社会に適応していく人間関係能力がついていきます。■8:キレない子にするための呼吸とマッサージ怒りっぽくてすぐキレてしまう子は、一様に呼吸が浅くなっています。腹底からの深い呼吸の仕方を教えてあげましょう。また、親子のスキンシップが足りないと情緒不安定になり感情に飲み込まれやすくなるようです。幼児だったらギュッとハグ、小学生になってハグを恥ずかしがる場合はマッサージをし合うのもいいでしょう。■9:異種混淆で免疫を高める対人対応力は、いろいろな人とたくさん接触してコミュニケーションすることで練られていきます。キャンプなどに参加して、いつもと違う人たちと濃く触れ合うなどはおすすめ。異質な環境や考え方のなかで遊ぶなど、人間関係にタフのなっておくことも成長には必要です。■10:時には混乱させてみる遊びには「競争、運、模倣、めまい」の要素があると、フランスの作家ロジェ・カイヨワ氏はいいます。めまいとは、回転してクラクラする状態をおもしろがるような「パニックの追求」のような意。混乱するようなワクワク感を求めていくことが、遊びの本質かもしれません。■11:よいおもちゃを与える五感や身体感覚が磨かれたり、いろいろな遊び方を自分で考えられたり、他者とコミュニケーションが深められるようなおもちゃがおすすめ。その意味でも、積み木やトランプはコストパフォーマンスが高めです。また、おばあちゃんに昔ながらの折り紙、あやとりなどを教えてもらうのもいいでしょう。■12:自発性を尊重する遊びはただおもしろいからやるものであって、スキル上達が目的ではありません。親はそこを勘違いせず、子どもの自発性をバックアップするような環境づくりをすることが大切なのです。*その他、『遊ぶ力は生きる力齋藤式「感育」おもちゃカタログ』には、「子どもがぐんぐん伸びる『おもちゃ厳選リスト』」など、育児中の親が知っておきたい情報が満載です。子どもの遊ばせ方をもっと知っておきたい親御さんは、ぜひ参考にしてみてほしいと思います。(文/齊藤カオリ)【参考】※齋藤孝(2015)『遊ぶ力は生きる力齋藤式「感育」おもちゃカタログ』光文社
2016年01月25日生まれるまでは「健康ならばよい」と思っていても、いざ誕生すると「頭が良くなってほしい」「賢い子になってもらいたい」と願ってしまう。そんな親御さんは決して少なくないはずです。脳の発達を促すには、指先を使うのがよいといわれています。そこで注目されるのが「シール遊び」。ただシールをはがしたり、貼ったりするだけのこの遊びが、なぜ脳の発達に影響があるといわれるのか? 今回はシール遊びによって得られる効果についてお話しましょう。シール遊びは、子どものIQアップに効果的大人にとって「シールを貼る」という作業はとても簡単ですが、幼い子どもにとっては、実は大変な作業です。シール台紙からシールをつまむ作業、枠の中にキレイに貼る作業…というように、1つひとつの動作が難しいのです。シール遊びをすることで指先の感覚が鍛えられ、それが脳への刺激となって、脳の活性化やIQのアップにつながるといわれています。シール遊びは、まさに幼児教育にぴったりな遊びといえます。ほかにもある! シール遊びの効果そのほかにも、たくさんの効果を得られるのがシール遊びのよいところです。・指先の発達を促すことができる(器用になる)・集中力が向上する・「次はこうしたい」という向上心が芽生える最近は書店やバラエティショップのほか、100円ショップでも、シールワークやシール遊びのドリルが豊富に揃っています。ちょっと静かにしておいてもらいたい時に、子どもにやらせてみると、夢中で遊んでくれるはずです。「子どもの集中力を高めたい」という人にとっては、最適な遊びになるでしょう。こんな遊び方はいかが?最初は、ただシールを紙に貼っていくだけでよいですが、いつまでも同じ遊びだと、子どもも飽きてしまいます。少しずつステップアップしていくことも大切ですよ。決められた枠の中にキレイにシールを貼れるようになったら、次はシールを組み合わせて貼り、さまざまな図形を作ってみたり、紙に貼り付けシールの絵柄に合わせて絵を描いてみたりすると、おもしろいですよ。たとえば、動物の絵柄のシールを貼ったら、そこを動物園に見立てて、オリや木などを付け加えたり、シールにはない動物を自分で描いたりしていきます。用意するシールによって絵の内容も変わってくるので、子どもの成長や好みに合わせて選んであげましょう! もちろん、子ども自身に好きなシールを選ばせるのも、次のシール遊びに向けたモチベーションを保つことができるので、おすすめです。また、親子一緒にシール遊びを楽しむと、親子のスキンシップにもなります。子どもと過ごす時間を大切にしたいと思っているママにとっても、シール遊びはとても有効な遊びになるはずです。(RUREI)
2015年10月10日天候が悪くて外で遊べないと、子どももストレスが溜まりがち。子どもは体を動かすことでストレスを発散することができるので、お部屋の中で体を使った遊びを取り入れていきましょう。座布団が1枚あれば、お部屋でも思い切り体を動かして、楽しみながら遊ぶことができますよ。今回は1歳~2歳児向けの室内遊びのアイディアを紹介していきます。■座布団1枚でできる室内遊び(1)トンネル遊び座布団を半分にして、トンネルのような形にしてみましょう。「トンネルの中をくぐってみよう」というママの掛け声で、子どもはワクワクしながらトンネルくぐりをするでしょう。トンネルをくぐっている途中で子どもを捕まえるようにすると、よりいっそう楽しくなりますよ。■座布団1枚でできる室内遊び(2)魔法のじゅうたん座布団の上に子どもを乗せたまま、座布団の端を引っ張って、魔法のじゅうたん遊びをしましょう。スペースを広く作っておけば、移動範囲も広くなり、よりおもしろくなります。軽く左右を浮かせると、本当に飛んでいるような感覚になるようなので、子どもの想像力をかきたてることができるでしょう。ただし、強く引っ張りすぎると、バランスを崩して頭をぶつける可能性もあるので、ゆっくり動かしてあげるのがポイントです。■座布団1枚でできる室内遊び(3)ロールケーキ遊び座布団の上に子どもを寝かせます。そして、ロールケーキを作るような要領で、子どもをくるくると座布団で巻いていきましょう。子どもはころころと床を転がる感覚が楽しくなります。部屋の端から端までゆっくり移動させると、とっても楽しそうな表情を見せてくれますよ。■座布団1枚でできる室内遊び(4)滑り台ママは三角座り(体育座り)をして、ひざの上に座布団を置いておきます。そして、子どもを抱っこして、ひざから下に向かって滑らせれば、簡単に滑り台が完成! 座布団なしでもできますが、座布団がクッション替わりになるので、ママは足を痛めず、子どももお尻が痛くなるのを防ぐことができます。このように、座布団1枚だけでいろいろな遊びを展開できます。ほかにも、子ども自身が考えたアイディアを参考にして、オリジナルの遊びを考えてみるのも楽しいですよ。梅雨がやってくると、外で遊べない日が続きますが、室内遊びを工夫して体を動かせる環境を作ってあげましょう。いつもとは違った遊びを提供することで、子どもも笑顔になってくれるはず。雨の日も親子で楽しく過ごしてくださいね。
2015年06月23日「子どもの頃からたくさんの音楽に触れさせたい!」と思っているママやパパは決して少なくないはず。音楽教育というと、幼児期のクラシックミュージックというイメージが強いですが、音楽はクラシックだけではありません。クラシック、ラップ(ヒップホップ)、JAZZ、ロック、ソウルミュージックなどなど、世の中には実に多彩な音楽のジャンルが存在します。しかし、幼児期を過ぎると子どもの音楽の好みも徐々にでき上がり、なかなか異なるジャンルの音楽を聴かせることが難しくなってくることもあるでしょう。今回は、子どもにさまざまな音楽を抵抗なく聴かせながら、楽しく遊べる遊びを3つ紹介します。■子どもと楽しめる音楽遊び(1)フリーズ好きな音楽を流して、子どもたちには音楽が流れている間、自由に体を動かしたり、ダンスをしたりしてもらいます。音楽が止まったら、動きも止める(=フリーズする)。動いてしまっていた人が負け、という「だるまさんがころんだ」に似たゲームです。幼児期に行うリトミックと同じような効果もあり、子どもが3~4人集まれば、じゅうぶんに楽しむことができます。■子どもと楽しめる音楽遊び(2)ダンス&フォールダウン先ほど紹介した「フリーズ」に似ている遊びです。こちらも音楽を流して、子どもたちに体を自由に動かし、ダンスをしてもらいます。そして、音楽が止まったら、しゃがんで(=フォールダウン)もらいます。しゃがむ動作が入ることで動と静のメリハリが際立つので、小さな子がいる場合は、こちらの遊びのほうが楽しめるかもしれません。■子どもと楽しめる音楽遊び(3)ビーンズ並べ今度は一転、体を動かすのではなく、心を落ち着ける遊びを紹介します。まずは、小豆などの豆やビーズ、マカロニのように、細かくて数がたくさん用意できるアイテムを準備しましょう。そして、それらを使ってお皿やテーブルの上に、ハートや鳥など好きな形を描いてもらいましょう。その間にバッハやモーツアルトなどのゆったりしたクラシック音楽を流すと、不思議と子どもは落ち着きを取り戻します。1人からでも遊べる遊びです。子どもさんにはぜひ、幼稚園や保育園、学校では教えてもらえないような、さまざまなジャンルの音楽に触れさせてあげてください。
2015年04月19日子どもがいろいろなことに興味を持ち始める2歳ぐらいから幼稚園に入るまでの元気いっぱいな頃って、1日がと~っても長く感じられる時がありませんか?毎日子どもと力いっぱい遊んであげたいけど、病み上がりや、雨が降っていて公園で遊べない時、児童館などがお休みの時など、なんとなく持て余してしまうこともありますよね。また今日も1日中、家で子どもの遊び相手をするのかと思うと胃が痛い…という人のために、楽しく遊べて脳トレにもなっちゃうすごいアイテムを紹介します。■発達科学に基づいて開発された、幼児向け脳トレアプリ今回おすすめするのは、発達科学に基づいて開発された2~5歳の幼児向けアプリ、「Lumikids Park」(ルミキッズパーク)。全世界で登録ユーザーが7,000万人を超える「Lumosity」(ルモシティ)という脳トレアプリの会社Lumosity(ルモシティ)が、幼児向けに開発したiPad向けの無料アプリです。科学的な研究に基づき、認知力や運動制御能力、社会性や情緒性が鍛えられるように設計されているそうですが、とにかく「遊び」を基本にしているので、肩の力を抜いて楽しむことができます。子どもたちは楽しみながら能力を鍛えられ、保護者は子どもが操作する様子を見て、子どもの行動について理解を深められるという、ハイブリッドな効果があるようです。■デジタルプレイグラウンドへようこそ!もうすぐ2歳になる息子と一緒に、「Lumikids Park」を遊んでみました。最初にアカウントの設定があり、子どもの生年月日を入力したらスタートです。アプリ名に「Park」とつくことからもわかるように、場所の設定は公園です。ファンキーな妖精のようなキャラクターたちの目がくるくる動いたり、飛び回ったり、色のトーンも目にやさしくて、とにかくかわいいデザインです。キャラクターの動きにあわせて、小さな子どものくすぐったいような笑い声も聞こえてきて、息子も楽しそう。早くもよい刺激を受けているみたいです。横にスクロールしながら公園の中を進んでいきます。とりあえず動いているものにタッチすると、シャボン玉が噴き出したり、ブランコが大きく揺れたり、音が鳴ったりと、いろいろな変化が起きます。いろいろと触っているうちに、アクティビティに切り替わるポイントを発見。最初のアクティビティは、2色の小さなキャラクターを、それぞれ同じ色の水たまりに入れるというルールのようです。成功すると「イエーイ」という声が聞こえて、小さな子でも直感的に楽しめます。息子は、「イエーイ」の声が楽しいらしく、何回も「イエーイ」と叫んでひとしきり盛り上がりました。何度か成功すると、ちょっとずつレベルが上がっていくので、変化があって飽きさせません。ほかにもアクティビティが2つほどありましたが、1歳児には指の操作がまだちょっと難しいようで、最初のアクティビティを繰り返し楽しんでいました。■使う側のレベルに合わせて、アクティビティのレベルもアップ! 「対話型」アプリの魅力そのうち、7歳になる上の子とその友達がやってきて、「何やってるの? 面白そう!」と言って、やり始めました。上の子たちは、飛び回るハエのようなキャラクターを動かしてえさを食べさせるというアクティビティにハマったらしく、何度もそれにチャレンジ。すると、難易度がどんどん上がってしまい、下の子にはまったくできないレベルになってしまいました。 ですが、また小さい子が使っていると、それに合わせてレベルが下がっていくようです。正直、上の子たちには退屈かなと思っていましたが、十分楽しめるようです。兄弟で同じアプリを使えるなんて便利ですね。「対話型」の脳トレアプリというだけあって、笑い声やリアクションの声など、人の声がたくさん使われているので、黙々とやっている感じにならないのが、傍目にもいい印象が。ルールについての説明や指示がまったくないのも、子どもにはかえってよいようで、おもちゃをいじる感覚で、どんどん遊びを発見していきます。大人が一緒に遊ぶ時は、あまり子どもに指示を出さずに、なるべく子どもが発見するのを待ちながらサポートするほうがよさそうです(ついつい「ここだよ」と口出ししたくなりますが)。子どもと楽しく遊べて、脳トレにもなるアプリ「Lumikids」。iPadをお持ちの方はぜひ検索して、遊んでみてはいかがでしょうか。・関連サイト: Lumikids(ルミキッズ)
2015年03月16日家の中での子どもとの遊びがワンパターンで退屈…という悩みを持っているママは、決して少なくないでしょう。子どもは何か新しい遊びや発見があれば、すぐにでも食いついてくるもの。時間がある時は、子どもと一緒に「プラバン遊び」をしてみてはいかがでしょうか? プラバン遊びは、子どもの頃やったことがあるというママも多いはず。ハンドメイド好きなママなら、子どもと一緒にトライしたこともあるかもしれませんね。プラスチック製の薄い板=通称プラバンに油性ペンで絵を描き、トースターで温めるだけで、素敵な作品をすぐに作ることができますよ! 今回はプラバン作りの方法やコツを紹介していきましょう! ■プラバンはどこで入手できる? プラバンは、ハンドメイド用品のお店や100円ショップ、ネットショップなどで販売されています。比較的安価で入手しやすいアイテムなので、市販のものを購入してもよいですが、今すぐ作りたいというときは、まずキッチンに行ってみましょう。プラバンは、コンビニのお弁当のフタ、トマトなどが入っているプラスチック製の容器などで代用することができます。「ポリスチレン」という素材ならばプラバンとして使えます。作る時に縮むので、なるべく大きめのもので作るのがよいでしょう。そう考えると、コンビニなどで売っているお弁当のフタは、代用品としてベストかもしれません。■プラバン作りで用意するものは? プラバン作りで用意するものは以下の通りです。・プラバン・黒の油性ペン・そのほかの色の油性ペン・はさみ・オーブントースター・アルミ箔・厚めの雑誌や新聞これだけあれば簡単にプラバン作りをスタートできますよ。■子どもと一緒にすぐできる、プラバンの作り方1.プラバンに黒の油性ペンで好きな絵を描く。2.描いた絵に好きな色の油性ペンを使って色を塗る。3.はさみで好きな形に切る4.オーブントースターの網の上にくしゃくしゃにしたアルミ箔を乗せる5.アルミ箔の上に切ったプラバンを乗せて焼く6.プラバンが小さく平らな状態になったらすぐに取り出し、雑誌などで挟んで、しばらく放置7.熱が取れたら雑誌から取り出して完成! 注意点は、アルミ箔をくしゃくしゃにすることと、プラバンを熱する時間。アルミ箔をくしゃくしゃにするのは、プラバンがアルミ箔と密着することを防ぐためです。また、熱するとプラバンはクニャクニャとゆがみながら小さくなっていきますが、その様子を見て「失敗した!」と思わないこと。ここで取り出さずに我慢すると、一度丸まったりゆがんだりした後、熱し続けることでプラバンは再び真っ直ぐな状態になります。その状態になった時がプラバンを取り出すタイミングです。■プラバンでオリジナルストラップを作ってもかわいいプラバンをオーブンで熱する前に、パンチなどで穴をあけておけば、紐を通してストラップにすることもできます。通園バッグや園のカバンなどにつけてあげれば、子どもさんはすぐに自分のものと認識できるはずです。■プラバンの色づけには、アクリル絵の具を使ってもOKプラバンに色をつけるには、焼く前に油性ペンで塗って色を付ける方法が一般的ですが、ほかにも方法があります。それは、熱して小さくなってからアクリル絵の具で色づけする方法。油性ペンで描いた面とは反対の面から色を塗るのがポイントです。そのほか、プラバンの材質によっては色鉛筆やパステルなどを使えることもあります。油性ペンや絵の具とは違った、淡い印象の色合いなので、やさしい雰囲気の作品に仕上がるでしょう。熱したプラバンは、焼く前の大きさよりもかなり小さくなります。4分の1~5分の1程度の大きさになるので、その点も踏まえて絵の大きさを考慮しておきましょう。子どもも大人も楽しめるプラバン作り。いろいろな作品ができるので、ぜひトライしてみてくださいね!
2015年01月07日年末年始や春休み、夏休みなどの長期休みの際には、パパ・ママの実家に子どもと遊びに行ったり、反対におじいちゃん、おばあちゃんが遊びに来てくれたりすることもあるでしょう。子どもがおじいちゃん、おばあちゃんと遊んでいる間は、ママも少し気を抜ける時間。普段の育児疲れを解消するためにも、また、子どもにいつもとは違った刺激を与えるためにも、祖父母と孫だけの時間を作ってみましょうただ、子どもの体力に付き合って遊んでいると、祖父母も疲れてしまいます。そんな時はママのほうから「こんなことして遊んであげたらいいかも」と提案してみては? 今回は、おじいちゃん、おばあちゃん世代が子どもに教えながら楽しめる、昔ながらの遊びをピックアップしてみました! ■子どもに教えてほしい昔ながらの遊び(1)紙飛行機おじいちゃんと孫が一緒に遊ぶなら、紙飛行機がよいかもしれません。その昔、紙飛行機で遊んだ世代のおじいちゃんなら、定番の折り方だけでなく、よく飛ぶ紙飛行機の折り方も知っている可能性も高いはず。どうやって折るとより遠くに飛ばせられるかを考えながら作るので、意外と子どもも頭を使います。紙の材質や大きさによっても飛び方は変わってきます。いろいろな紙を用意してやってみるとよいでしょう。■子どもに教えてほしい昔ながらの遊び(2)あやとりおばあちゃんと孫が一緒に遊ぶなら、あやとりがおすすめ! ひも1本だけで長く遊べるので、特に女の子は喜んで遊んでくれるでしょう。1人で「ほうき」や「橋」などの形をつくる「ひとりあやとり」だけでなく、交互に取り合っていく「ふたりあやとり」もおもしろいですよね。ふたりあやとりの場合、最初は取り方が難しいかもしれませんが、子どもはすぐに慣れます。普段触れたことのない遊びに、いまどきの子でもきっと夢中になることでしょう。■子どもに教えてほしい昔ながらの遊び(3)牛乳パックのメンコ男の子が夢中になること間違いなしのメンコ遊び。牛乳パックと油性ペン、はさみがあれば簡単に作れるので、工作が苦手な子どもでも問題なし。牛乳パックの底の部分に好きな絵を描いて、はさみで四角に切るだけでメンコの完成です! 牛乳パックの底が必要なので、空の牛乳パックが数本分必要にはなりますが、それ以外に特別な材料を用意する必要がないので、比較的取り入れやすいでしょう。メンコは頑丈で重たく、堅いもののほうが強いので、セロハンテープを使って補強するのもよいかもしれません。遊んでいくうちにどうすれば勝てるかを、子どもも頭の中でイメージするので、いつもの遊びとは違った楽しさを味わうことができるはずです。さまざまな年代の人と触れ合うことで刺激を受け、子どもの想像力は広がります。ママもたまには子どもを祖父母にまかせて、自分の趣味を楽しんだり、普段できないことをしたりして、時間を有効に使ってみるのもいいですね!
2015年01月03日休日だからと言って、家でゴロゴロまったり過ごしてはいませんか? ママが家の中で過ごしていては、子どもも外で遊ぶことはできません。体を動かすのが大好きな子になるよりも、テレビゲームに夢中でほとんど外で遊ばない子になることを望んでいるママは少ないはずです。体を動かすことが大好きな子どもに育てるためにも、休日は積極的にママから「お外で遊ぼう!」と誘ってみましょう。きっと子どもは大張り切りで外遊びを堪能してくれますよ。今回は、遊具がなくても遊べる、昔ながらの外遊びにスポットを当てて紹介していきましょう!■近くに公園がなくても大丈夫! 昔ながらの遊びで、外遊びが無限大に広がる近くに公園があるなら、大型遊具などで遊ぶことができますが、近所に子どもが遊べる施設がないという人もいるはず。そういう環境でも昔ながらの遊びなら問題ありません。昔の人たちは遊具も何もないところで、いろいろな方法で遊んできました。ちょっとしたアイテムがあれば、無限大に広がる遊びもあるので、子どものアイデアや発想力を活かすこともできます。昔のことを知るきっかけにもなるでしょう。中でもメジャーなのは、「鬼ごっこ」や「かくれんぼ」ですよね。何も用意しなくてもすぐに遊ぶことができるので、近所のお友達も誘って大勢で遊ぶ楽しさを共感しましょう。「だるまさんがころんだ」も意外に盛り上がります。そのほかにも、こんな遊びがありますよ。■親子でできる昔ながらの外遊び(1)ゴムとび<ルール>1.2人がゴムの両端を持ち、ゴムがピーンと張るように引っ張る2.子どもが飛べるか飛べないかくらいの高さに調節して、その上を飛ぶ3.全員が飛んだら少し高さを高くする飛べない子がいる時は、片足をひっかけて飛んでもOKなどのルールを加えてもいいかもしれません。ほかにも、両足で飛ぶ、片足で飛ぶ、後ろ向きで飛ぶなど、いろいろなルールを決めて遊んでみましょう。3~4歳くらいになると、夢中で遊んでくれるはずです。■親子でできる昔ながらの外遊び(2)山崩し<ルール>1.砂山を作って、山の上に木の枝を立てる2.木の枝を倒さないように、砂を取り合う3.木の枝が倒れた人の負け棒が倒れた時点で取った砂の量が多い人の勝ち、というルールにしてもおもしろいかもしれません。子どもが木の枝を倒さないように慎重に砂を取る様子は、とてもほほ笑ましい光景ですよ! ■親子でできる昔ながらの外遊び(3)散歩しながら探検ごっこや観察ごっこ近所をお散歩するだけでもいろいろな発見があります。探検ごっこや観察ごっこと称して、周囲をじっくり観察しながら歩いてみましょう。たとえば、春~秋には花を咲かせていたスポットも、冬になるとすっかり花が枯れてしまっていたり、午前中なら草花に露や霜がついている様子を観察できたり、雨上がりには水たまりができていたり氷になっていたり…。大人からすれば何でもないようなことが、子どもにとっては大きな発見になったり科学に繋がったりします。冬になると、これまで活発に動き回っていた虫たちも冬眠していて、今は見られないということも一緒に伝えてあげると、違う興味が湧くかもしれませんね。少し目線や意識を変えるだけで、とても楽しいお散歩になるはずです。■凧上げや羽根つきなど、季節感あふれる外遊びにも挑戦! 外遊びで季節を感じるのもよいでしょう。たとえば、手まりや羽子板、こま回しなどはお正月ならではの外遊び。中でも、手軽にできて子どもが大はしゃぎしてくれるのが凧上げです。凧上げには、子どもの願いを天に届けるという意味も込められています。夏は風もあまり吹かない上、暑くてとても外で凧上げなんて…という気候ですが、冬は北風が吹き、凧がよく上がるので、凧上げには絶好の時期。市販のものでも、手作りのものでも、親子で楽しみながら凧を上げてみてはいかがでしょう。子どもは風の子。寒い時期でも活発に外で遊ぶのが大好きという子も多いはずです。ぜひママも一緒に外に出て、子どもとともに体を動かしながら、親子で楽しい時間を共有してくださいね!
2015年01月01日おうちで遊んでいると、家にあるおもちゃやお絵かきなどに飽きてしまい、子どもが退屈そうにしている時もあるはず。そんな時には、家の中にある廃材をかき集めて子どもと一緒に廃材遊びをしてみましょう。廃材とはさみ、テープ、それにのりがあれば、すぐに始めることができますよ。ほとんどコストもかからないので、ママにも嬉しい遊びです。■廃材遊びは、子どものアイディア次第でどんどん世界が広がっていく廃材遊びの最大のメリットは、子どもの世界観や可能性をどんどん高めていけること。アイディア次第でいろいろな遊びに発展することができるので、子どもならではの独創性やイメージを繰り広げることができます。幼稚園や保育園でも廃材遊びを取り入れているところは多く、子どもが作った廃材を持って帰ることもあるでしょう。最初は「何これ?」と思うような作品でも、次第に完成度の高い作品を作れるようになってくるので、作品を見て子どもの成長を実感したことのあるママもいるはずです。そのくらい、廃材遊びは脳に刺激を与え、手先を柔軟にすることのできる魅力的な遊びなのです。■廃材遊びのために、普段ゴミに出しているものも見直してみて! 普段ゴミとして出しているものも、廃材遊びでは必要なアイテム。ラップの芯やお菓子の箱、牛乳パックなど、どんなものでも廃材遊びに使用できます。特にプリンカップやガチャガチャのカプセル、包装紙やリボン、紐などは使い勝手の良いアイテムなので、廃材遊びをさせるために保管しておいたほうがよいでしょう。作った作品は、子どもと一緒に写真におさめたら、定期的に解体しましょう。そうすれば、保管場所をとることもありません。写真なら撮影日もわかるので、子どもの成長記録にもなりますね。■ママも一緒に廃材遊びにトライすると案外ハマるかも? 廃材遊びをするときは、ぜひママも一緒に取り組んでみてください。一度始めると意外とハマるのが廃材遊びの魅力。「ママはこんなの作るね」「じゃあ、僕はこれを作るよ」と、親子の会話も弾むので、とても良いコミュニケーションの時間になります。それに、子どもが大型の作品を作りたい時には、やっぱりママの力が必要。段ボールやカッターなどを使用して、遊びに使えるおままごとセットを作ってあげると子どもは大喜びしますよ! 既製品のおもちゃや外遊びも良いですが、たまには違う遊びもしてみましょう。次の休日は親子で楽しむ時間を設けて、廃材遊びにチャレンジしてみてはいかがですか?
2014年12月17日