こんにちは。フリーママライターの横山かおりです。あっという間に子どもたちが大きくなり、ついこの間生まれたはずの娘も大人と同じような話しかたをするようになりました。しかし、じつは赤ちゃんの頃は少し遊びかたに困っていました。そこで今回は2人の子どもを育てていく上で学んだ「月齢別、子どもとの遊びかた」について、わが家の体験談をもとにご紹介します。生後6か月未満の遊びかた生後間もない赤ちゃんの頃、わが家ではスキンシップを中心とした遊びや、大好きなペットボトル を使ったおもちゃで遊んでいました。生後2か月頃までは「遊ぶ」という感覚はあまりないですが、目がはっきりと見えるようになってママの顔もだんだん認識して笑うようになってくると一緒に遊ぶ時間が楽しくなってきます。寝返りができる生後6か月前後までは、スキンシップに重点を置いていました。 わが家の子どもたちが好きだったのは、王道の「こちょこちょ」。お腹や顔など相手の顔が見えるようにこちょこちょ、ツンツンしてあげると喜びます。「スキンシップをどうしたらいいかわからない」という人にオススメなのは、スキンシップの方法が書いてある絵本。絵本と同じように赤ちゃんとコミュニケーションをとるだけで赤ちゃんは喜びます。親子で一緒に触れ合いながら遊べるスキンシップ遊びは、確実に親子の絆を深めてくれますよ。また息子はガラスのコップをほっぺたにくっつけたり離したりするのが大好き でした。ペタペタした感触や、ガラス越しに見える世界がおもしろかったようです。娘はペットボトルが大好きだったので、空のペットボトルの中にカラフルな小物などを入れてフタを閉め、カラカラ鳴らして楽しんでいました。赤ちゃんてなぜかペットボトル大好きですよね!簡単にできるのでぜひ試してみてください。生後6か月〜1歳未満の遊びかた寝返りができて、おすわり、ハイハイ、つかまり立ちができるようになる生後6か月〜1歳頃の赤ちゃん。半年ほどでめまぐるしい成長を遂げます。この頃よく子どもたちが遊んでいたのはマグネット 。何でも口に入れてしまう時期なのでもちろん口に入らない大きさのもの です。これを冷蔵庫などに延々とペタペタ貼って遊んでいました。ちなみに100均などでマグネットシートが売っているので、好みの絵やキャラクターなどの裏に貼り、セロテープなどで補強すれば簡単に作ることもできます。1歳台の遊びかた歩けるようになった1歳台ではおもちゃを使うおうち遊びだけでなく、体全体を使って走り回る、公園などでのお外遊びも始まります。公園では一緒にすべり台をしたり、ボールを持って行って遊んだりしました。砂場セットを持って行って簡単な山を作ったりして、基本的な外遊びができるように。とにかく「歩く」「走る」ができるようになるとそれだけで楽しかったよう。ひたすら公園内を走り回っていた日々でした。おうちでは大きめのブロックやパズルで知育遊び 。おしゃべりが始まり色や形を覚え、「これはなに?」「これは?」とひたすらQ&Aが続く時期もありました。パズルは大好きなアンパンマンのものを6ピースからスタート 。わが子2人はパズルが大好きで、1歳終わり頃には32ピースはクリアできるようになっていました。毎日繰り返すと少しずつ覚えていきます。時間もある程度かかるので、暇つぶしにもオススメです。2歳台の遊びかた会話ができるようになってくる2歳台では、コミュニケーションを中心とした「ごっこ遊び」や、少し複雑な作業が加わるブロック遊び もできるようになってきました。外遊びでは砂場でケーキを作ってケーキやさんごっこ。ブランコは1人でこげるようになりましたし、お友達とおいかけっこもできるようになりました。おうち遊びでは「おままごと」「レストランごっこ」「病院ごっこ」 などいよいよ一緒に遊ぶように。何度「もうやめよっか…」と言ったかわからないほど、エンドレスに続きます。そして大きめブロックから少し小さめのレゴにチェンジ。車が大好きだった息子はトミカとレゴを一緒に組み合わせて駐車場を作ったりしていました。2歳になると遊びのバリエーションが増えるので、親としても遊ぶのが楽しくなってきます。----------正直赤ちゃんの頃は「何して遊べばいいの…?」 と思うことが何度もありました。とにかく子どもたちが楽しめるように「何をしたら笑うか」に焦点を起き、色々なツボを探しました。高級なおもちゃを与えなくても、簡単な物事で赤ちゃんは十分に楽しんでくれます。子どもたちの「いま」を一緒にしっかりと楽しめるように、空いた時間はぜひたくさん遊んであげてくださいね。●ライター/横山かおり●モデル/大上留依
2018年07月06日土や砂、水などに触れながら、全身を使って遊ぶのは子どもにとってはとても楽しいもの。でも、最近では感染症などの心配から、泥遊びに抵抗がある親も少なからずいるようです。そこで、泥遊びに抵抗があるかどうかをパパママ世代に調査してみました。Q.お子さまの泥遊び、抵抗ありますか?1.まったく抵抗はない 32.4%2.あまり抵抗はない 28.2%3.少し抵抗がある 29.5%4.とても抵抗がある 9.3%5.わからない 0.4%6.その他 0.2%子どもの泥遊びはまったく抵抗ないが32.4%ともっとも多い結果になりました。子どもは汚れて遊ぶのが仕事。自分もしていたし気にならないという声が多いなか、少し抵抗がある人も3割ほどいるようです。■子どもが泥だらけになってもまったく気にならない!子どもは全身汚れて遊ぶものだから、泥遊びも当然! まったく気にならないという意見がもっとも多くありました。子どもには思いっきり遊んでほしい、遊んでいるときの笑顔を見ると親としてはうれしいという声も。「家の庭によく水たまりができて、遊ばせていました。長靴を履かせても、中にまで泥が入るくらい思いっきり遊ばせていました。私も、田んぼなどで遊んでいたのでまったく気にしません」(埼玉県 40代女性)「思いっきり遊ぶのが子どもの仕事、親は子どもに思いっきり遊んでもらうために洗濯するのが仕事」(神奈川県 30代女性)「子どもたち、泥遊びが大好きでした! 幼稚園でよくしていました。お着替えがパンパンになって帰ってきていたのがいい思い出です。パンツまでドロドロでした」(滋賀県 30代女性)「いろいろ経験してみることが大事」(静岡県 30代女性)「泥の水たまりに『見て見て〜、お風呂〜』とつかった息子を見て、全てが吹っ切れました。泥遊びは大切なプロセスだと思っています」(神奈川県 40代女性)「たくさん遊んでほしいので、泥だらけになっても気にしません」(茨城県 40代女性)■ある出来事がきっかけで抵抗を感じるようになってしまった人も…抵抗があると回答した人のほとんどが、何やらきっかけがあったようです。犬や猫のフンから酔っ払いの立ち小便まで、自分の目で見てしまうとその後トラウマになってしまう傾向が高いよう。「犬や猫の排泄物がないか心配」(鳥取県 40代男性)「泥遊びに抵抗があるというよりは、泥まみれの服を洗濯することに抵抗があります。誰かが洗ってくれるなら全然かまわない!」(北海道 30代女性)「自分が小学生の頃に、泥遊びをして破傷風になった子どもの映画を見てから、泥遊びが怖くてできません」(滋賀県 40代男性)「近所の公園で酔っ払いの方が砂場で立ち小便をしているのを見てしまい、そこから私も少し抵抗があります」(神奈川県 30代女性)「明らかに子どもが遊ぶ砂場なのに、心無い人が犬に排泄させているのを目撃してしまいました。もう、遊べないですよね。そんなこともあり、その砂場はなくなりました」(神奈川県 40代女性)「砂場に犬のフンが落ちているのを見たことがあって、砂場遊びに抵抗が!」(栃木県 40代男性)■子どもだけでなく孫にも泥遊びはさせたい子どもだけでなく、孫にも、その子どもにも、ずっとずっと泥遊びをさせてあげたいと思っている人もいました。やはりそう言う人たちは、小さなころの純粋に遊んだ思い出が特別だと実感しているようです。大人になったら、全身汚して遊ぶことなんてなくなってしまいますし、人生のうちの数年くらい汚れるほど遊んでもいいのかもしれませんね。「2人の娘がいます。22歳と17歳になりましたが、2人ともとても砂遊びや泥遊びが好きでした。中でも泥だんご作りがとても好きでしたね。下の子は保育園の先生に、泥だんごマスターの称号をもらいましたよ。清潔面など気にしたりする方も多いですが、子どものころに外で遊ぶことや泥遊びの思い出があることは素敵だと思います。孫ができても泥遊びさせてあげたいです」(千葉県 40代女性)「子どものころの遊びっていつまでも記憶に残っていて、服も泥だらけにして怒られたけど、今も忘れないです。だからどんどん泥遊びしておいでーって思う。そうして、いつか親になったときは、子どもに泥遊びをさせてやってほしい」(佐賀県 40代女性)Q.お子さまの泥遊び、抵抗ありますか?アンケート回答数:7849件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2018年06月22日公園って疲れませんか?子どもの公園遊びに付き合うと体力的に疲れるのはもちろんですが、私の場合は精神的に少し疲れてしまいます。今はもう子どもたちも小学生2人&年中さんになったので子どもたちと公園に行って遊ぶ機会も少なくなりましたが、5・2・0歳と子どもたちが小さい頃は頻繁に行っていました。我が家の子どもたちは砂場遊びが好きで、よく水を使って泥遊びをしたり、裸足で泥だらけになっていました。もちろん今でも裸足になって遊ぶ日もあります(禁止事項のない公園です)。■周りのママの目が気になる私は子どもがどろんこになっても全然気にしないタイプなので、裸足になろうがなんだってかまわないですが、公園に行くとやはりたくさんの人がいますから、自分たちのしたい遊びを100%し尽くすというわけにもいきません。うちの子が裸足で遊んでいると、「ボクも裸足になりたい!」って言い出す子が出てきます。そのお母さんが裸足容認派だったら問題ないのですが、裸足はやめてほしい派だった場合は焦ります。お母さんが「ダメよ」と止めても、子どもは「あの子は裸足で遊んでるのに」となりますよね。そうなるとお母さんも何と言って止めればいいのか分からなくなります。「あの子はいいけど、あなたはダメ」としか言えないわけです。きっとそのお母さんから見れば我が家は迷惑な親子で、「なんで裸足で遊ばせてるのよ。うちの子が真似したがって困るじゃない」って思われているかもしれません。そして、私もなんだか申し訳なくなって、自分の子にも「ほかの子がやりたがるから裸足で遊ぶのやめようか」と言って止めさせたりします。でも、さっきまではよかったのに、急にダメって言い出したわけですから子どもたちからしたら意味がわかりません。迷惑行為を禁止するのは当たり前のこととして、・水を使う・どろんこになる・裸足になるといった自由な遊びですらも周囲に気を使わなくてはいけないような気がして妙に疲れます。結果的にどうなったかというと、誰もいない公園にホッとするようになりました。誰もいない公園で、誰に気兼ねすることもなくどろんこ&裸足で遊べる日が私たち親子にとっては安らぎの時でした。きっと私と同じような気持ちを抱いてるママもいらっしゃるのではないでしょうか。■子どもの感性も大切にしたい例えばその他の例でいえば、お砂場のオモチャ。小さい子どもって目の前にあるオモチャが「誰かの所有物」という意識がまだないので、それがよその人のものであったとしても「使いたい!」と思ったらすぐ手に取ります。しかし、大人社会では他人のものを勝手に触ることはいけないことですよね。だから、我が子が誰かのオモチャを手に取れば「ダメよ。あなたのものじゃないよ」と教えるママがほとんどですし、もちろん私も同じように言ってきました。でも、私のほんとのほんとの心の中は、触ってみたい、遊んでみたい、やってみたいっていう好奇心で突き動かされているような1歳2歳のまだまだ幼い子たちにとっては、それが誰の物かなんて全然関係のない話であって、いっそみんなで貸し借りして自由に使えばいいんじゃないかな~~と思っています。たしかに社会のルールでいえばよその人のものを勝手に触るのはいけないことですし教えれいくことは大事なのですが、何が何でも必死になって止めなくてもいいんじゃないかなぁ?と。私の場合は、使っちゃダメ! と教えるよりも、「一緒に遊んでもいい?」「貸してもらってもいい?」と子どもの仲介として入っていました。と、本音では思いつつも現場はやっぱり難しいですよね。我が子が誰かのオモチャを手に取った時には「すみません、すみません」とそそくさと返却していましたもの。このように、公園で広々と遊びたくて来ているのに、子どもの一挙手一投足に「すみません」と大人たちに謝り、「やめなさい」と子どもたちを止め、一体私は誰に向かってアピールしてるんだろう…って空しく思う日もありました。子どもたちの行動に対してではなく、周囲の大人たちに気を使って疲れてしまう現役子育てママ、意外と多いのではないでしょうか。でも、ふと、もしかしたらこれってママだからこそ感じる息詰まり感なのかもしれないと思ったんですよね。女性だからこそ感じる感覚なのかもしれません。そこで、パパである夫とこの事について語り合ってみました。■「周りの視線気になる?」夫に意見を聞いてみた私:「自分たちの子どもが公園でどろんこ遊びをしていた場合、周りのお母さんたちの視線が気になることってない?」夫:「まったくない」(きっぱり)私:「ないの!!? うちの子がどろんこになってるせいで、よそのお母さんたちにどう思われてるかな?とか気にならない?」夫:「思わない。(即答)言い方が難しいけれど、そういうのって自分の子どもが自分たちの中心でなくなるからそういう感覚になるんだと思うよ」私:「どういうこと?」夫:「自己中っていう事ではなくて、周りのお母さんの顔色をうかがう側にしても、逆に『どうしてどろんこ遊びとかさせるのよ』って思うお母さん側にしても、両方、よその子を中心に考えるからしんどくなるんだと思う。自分がどんな風に子どもを育てたいか、どんな遊びをさせたいかと「自分の子育て」を中心に考えれば、どろんこになって遊ばせたい親は自分の子どもにそれを許せばいいし、どろんこはやめてほしい親は自分の子どもにそれを守らせればいい。どっちがいいとか悪いとかではなくて、自分は自分の子どもをどうしたいのかってことだけを考えればいいと思うよ」私:「…なるほど! たしかにそうかも。父親ならではの目線だね」夫:「砂を周りにまき散らしてるとか、水を振り回してるとか明らかにダメなことをしてる場合は論外だけれど、遊び方の価値観の違いにまで気を配るとか意味がわからない。山を作りたい子は作ればいいし、川を作りたい子は作ればいい、それぞれ楽しめばいいじゃないか。その中で『ボクもやってみたい』っていう子が出てきて、それでも親がやってほしくない遊びなのであればそれを止めるのは親の仕事。自分はその遊びをやらせたくないからといって、よその親子に「なんでこんなことするのよ」と思うのは筋違い。自分の子育てが中心になっていないから。自分の子育て方針はその遊びをさせたくないのであれば、自分が子どもにしっかりと説得をして止めればいい」私:「そうか。私もさ、夕方そろそろ帰ろうよって子どもたちに声かけるでしょ? そしたら子どもたちが『やだ、まだ帰りたくない!』とか言うじゃん。で、周り見渡してもまだ遊んでる友達いっぱいいたりするから余計にうちの子どもたちも帰りたがらないわけ。『みんな遊んでるんだからいいじゃないか!』って。そういう時につい私も『みんなもう夕方なんだから帰ってくれればいいのに』とか思ったことあるもん。でも、たしかに考えてみれば『よその子が遊んでるからうちの子が帰りたがらない』っていう思考は『よその子を軸にした考え方』だったし、自分の子を説得しきれない至らなさをよそになすり付けていたよね」夫:「そう。言い方は過激になるけれど、オレはよその人にどう思われもいいと思っている。子どもは(常識的なルールの中で)子どもらしく好きに遊べばいいし、オレは自分の子どもは子ども時代にしかできないような遊びをたっぷりすればいいと思っている。例えば、こう考えよう。オレが子どもたちの好きな遊びをさせたことでよそのお母さんにイラっとされたとする。じゃぁ、そのことが自分の子どもたちにどんな影響を与えるかな? よそのお母さんにオレがイラっとされたとされたことで、うちの子どもたちの人生において何か重大な影響があるか?ないよね。周りの見ず知らずの人たちの思考が自分の子どもの成長に不利益を与えるかっていったらそんなこと全然ない。もちろん地域の人たちとのかかわりや、いい人たちとの出会いは大切。だけれど、不特定多数の人のありとあらゆる気持ちにまで配慮して子育するなんてもはや無理な話だし、自分たちがどういう風にして子どもを育てたいか、『自分』を中心にして考えればもっと世のママたちも気が楽になるんじゃないかな」私:「なるほど」私たちは「自己中」という言葉にすごくネガティブなイメージを抱いてしまっていますが、この場合、自己中とはまた少し違った「自分中心」の考え方であって、たしかに夫の言うとおり、周囲の反応を気にし過ぎるママたちにおいては、今、あえて、自分中心の目線を取り入れてみてもいいかもしれません。自分がどういう子育てをしたいか、そこを考えて育てていく、その視点を強く持つことも逆に必要なのかもしれませんね。【お知らせ】第75話 「トイレトレーニング『いきなりパンツ手法』と3歳の悲劇」 の記事下アンケート「Q.トイレトレーニングに成功した方法、失敗エピソードなどを教えてください」のアンケート結果はこちら↓
2018年06月14日梅雨ですね。洗濯物も乾かないし、外遊びもできないし、幼稚園にお迎えに行くのも億劫になってしまいます。 大人には憂鬱な雨の日でも、子どもは一歩外に出ると大喜び。長靴やカッパを着るのも嬉しいし、水たまりに入るのも大好き。長男を迎えに行って、帰って来るころには2人ともびしょ濡れなのですが、そんな楽しそうな2人を見ていると雨の日もいいなぁと思ってしまします。 (←汚れてもいい服を着せている時だけ)
2018年06月06日シトシト、ザーザー降り続く雨。「今日も雨だから外出やめとこう…」と思って家のなかにこもっていませんか? 雨の日は、雨の日ならではの外遊びができる絶好のチャンス!せっかくの雨を思う存分楽しむ遊び方と、雨の日におでかけするときのコツをご紹介します。■雨の日ならではの遊びって? 汚れ覚悟でいつもより大胆・豪快に雨の日にしかできない遊びは、ズバリ雨だからこそ生まれる環境を楽しむことです。例えば、公園に東屋(あずまや:休憩用の小さな建物、屋根のある場所)があるなら、そこで雨にぬれた葉っぱや地面、雨の音、雨になると出てくるカエルなどの生き物とふれ合えます。いつもは、バケツでわざわざくみにいかないといけないお水が、天からたっぷり降ってくる雨の日。汚れることを前提にした服装をしていれば、レインコートの帽子だけをちょこんとかぶらせて、子どもと一緒に少し屋根の外に出てみるのもおすすめです。屋根のある砂場があれば、いつもより湿った砂と、たっぷりのお水で、晴れた日よりも大きな“作品”が作れるのではないでしょうか。大きなお城や、急こう配の川を作ってみたり、いつもの何倍も楽しめちゃいますね。ただし、長時間雨に当たったり、ぬれたまま遊び続けるのは禁物。気温が高いといってもぬれて体温は奪われるので、カゼをひいてしまいます。短時間で切り上げるのがポイントでしょう。 ■雨の日のおでかけ「もっと楽しむ」3つのコツ雨の日でも、買い物などでおでかけしないといけない機会もたくさんありますよね。そんな時のための、おでかけのコツ「雨の日バージョン」を3つ、ご紹介しましょう。雨を楽しむおでかけのコツ1:できるだけ荷物はコンパクトに雨の場合、傘にレインコートに、ベビーカーのカバーに…といつもより荷物が増えがちです。そのうえ、雨だから自由に身動きできず、さらに大きなストレスを感じますよね。それなら、いっそのことオムツやお着替えを最小限に減らして、なるべく荷物をコンパクトにしましょう。雨が降っていれば、子どもが長時間公園でねばる…なんてこともありません。1時間ほどの外出なら、オムツは1枚、着替えもオールインワンタイプを1枚と、なるべく荷物を減らす工夫をすることが大切です。雨を楽しむおでかけのコツ2:ぬれたモノ用にビニール袋があると便利ぬれた傘やレインコート、子どもの長靴などは、お店や電車・バスの中に入った時、置き場に困りますよね。そんな時には、30Lや45Lサイズのビニール袋を1枚と、子どもの靴が入るくらいの小さめサイズのビニール袋を持ち歩いていると便利です。「ベビーカーをたたんだらタイヤが人に当たりそうで…」という時にも、大きめのビニール袋を上からスポッと被せれば気にせずたためます。ビニール袋自体はかさばるものではないので、カバンに忍ばせておくと安心です。雨を楽しむおでかけのコツ3:ベビーカーの座面にタオル「ぬれたレインコートを着せたままではベビーカーに乗せられない」「子どもの体が、雨でちょっとぬれちゃった」…。そんな時に活躍してくれるのが、ベビーカーの座面に敷いておいたタオルです。出かける前にベビーカーにセットしておけば手荷物が増えることもなく、子どもがぬれても水分を吸い取ってくれますし、レインコートを脱がすことなくそのまま子どもをベビーカーに座らせることも。少し厚手のバスタオルサイズがおすすめです。■雨の日のおでかけ「注意しておきたいこと」雨の日のおでかけでもっとも注意しておきたいのが、ベビーカーにレインカバーをつけたときの中の温度や湿度です。雨の日の移動で便利なベビーカー+レインカバーですが、意外と中は暑く、湿度も高くなります。よく雨の日にレインカバーが白く曇った状態になっているのを見かけますが、それは中が必要以上に暑くなっている証拠で、子どもが熱中症になる可能性も。こまめに中を確認して、屋根のある場所ではカバーを開けて空気を入れ替えるなどで対策していきましょう。ついつい、おでかけするのをやめてしまう雨の日。でも、梅雨時には連日雨が続き、家の中で過ごすのも限界! となることもありますよね。そんな時は雨ならではの外遊びをしてみたり、少し遠いところへ買い物に出てリフレッシュしたりしませんか? おでかけのコツ「雨の日バージョン」をおさえて、楽しく過ごしてくださいね。
2018年06月04日雨の日になると、外遊びが大好きな子ども達がパワーを発散できずに「つまらない~」を連呼。家の中で遊んでいるおもちゃにも飽きてしまって時間を持て余してしまいがちですよね。そんなときに使えるお絵描きグッズ「キットパス」の楽しみ方を紹介します。キットパスとは?日本理化学工業のkitpas(キットパス)は、通称『魔法のチョーク』と呼ばれる水溶性のチョークです。小さな子どもでも安心安全に使えるように、口紅などに使われるパラフィンを主原料としています。普通のお絵描きグッズとは、ひと味もふた味も違った楽しみ方ができるところがキットパスの強み。雨の日に退屈そうな子どもたちに声を掛けて、実際に試してみました。はじめる前に用意しておくと良いものキットパスの他に用意しておくと良いものは、・模造紙(画用紙でもOKですが、大きな模造紙が描きやすくておすすめです)・筆とパレット・新聞紙・小松菜やピーマンなどの野菜※野菜がなぜ必要なのかは後のお楽しみ掃除用に近くに置いておくと、周りが汚れてしまったときの緊急事態にも安心です・水の入ったバケツ・雑巾数枚・ウェットティッシュ水を使うと絵の具になった!床が汚れないように、模造紙の下に新聞紙を敷いておきます。「こんなに大きな紙に描いて良いの?」と目を輝かせて大喜びです。キットパスは普通にお絵描きができるのはもちろん、描いたものを水をつけた筆で伸ばすと絵の具のように使えるので楽しさ倍増!手に直接キットパスを塗り、軽く水を付けて紙に押してみると手形スタンプに変身しました。手形・足形は誕生日の記念として、お絵描き遊び以外にも活用できそうです。野菜を使うとかわいいスタンプに変身ここでなぜ必要なの?と思った野菜の登場です。小松菜の根元やピーマンのへたなど、捨ててしまう前にスタンプに変身させてしまいましょう!ピーマンも小松菜もお花のような模様になるので、たくさん集めるとかわいい花束のようになります。さまざまな野菜の捨ててしまう部分をスタンプとして使ってみると、新しい発見があるはずです。窓ガラスが大きなキャンバスにそして、さらに特別感を出したいときには窓ガラスをキャンバスに!キットパスはガラスやホワイトボードに描いても、濡れた布で拭くと簡単に消すことができます。※素材によっては消えないこともあるので、事前に目立たないところで確認をしてください模造紙と窓ガラス両方めいっぱい楽しむと、あっという間に時間が過ぎていました。兄弟で一緒に楽しめるので、雨の日の定番遊びになりそうです。キットパスで退屈な雨の日も特別な1日に。外に出られない代わりに、『魔法のチョーク』で楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。kitpas<文・写真:フリーランス記者郡司佳奈>
2018年06月01日子どもが小学生くらいになると、放課後に同級生と遊ぶのが楽しくなり、毎日友だちと遊ぶようになる子も多いです。一度遊びに来たのがきっかけで、毎日子どもが友だちを家に連れてくるようになってしまった場合、ママたちはどう思うのでしょうか?多くのママが毎日は迷惑だと思っているネット上を見てみると、子どもの友だちが頻繁に遊びに来ることに対して悩んでいるママたちが散見されます。毎日家が遊び場にされることは、プライベートも無くなり迷惑に感じるという人がほとんどのようでした。特に小学校の低学年など、小さい子は他人の家という意識がまだ持てず、遊び場のひとつとしか考えられないことも多く、散らかしたままにしたり、中には家の物を持って帰ったり、壊してそのままと言う経験をした人も…。また、両親の帰りが遅い家庭では、相手の親も無料の託児所感覚で遊びに行かせているケースもあり、親に相談しても解決しないことに憤りを感じている人も少なくはないようでした。入り浸りを防ぐためのママたちの対策とは?そんなほかの家の子が入り浸っている状態をモヤモヤしながら我慢しているママたちばかりではないようで、積極的に対処をし、入り浸りを改善したケースもあります。その方法としては、まず我が子が毎日友だちを引き連れてこないよう、順番に行き来をさせたり、この日は友だちを連れてきてはダメなどと、自分の家でルールを作って、それを徹底させているようです。子どもたちは人数が多くなると、われを忘れて普段ルールを守れる子も大騒ぎになりがち。そこで事前に連れてきていい人数を決めておき、当日までに来る子と約束をさせておくのも有効なようです。ほかにも、お菓子やジュースを出してしまうと、それ目当てで居着いてしまう子がいるらしく、「飲食物は家から持参させる」ように工夫をしているママもいるようです。小さな子が遊びに来るのを断るのは、かわいそうで心が痛むというママも少なくないと思いますが、そのために自分がストレスを抱えてしまっては本末転倒。我が家のルールをしっかり決めて、子どもの友だちに振り回されないようにしたいですね。(文・姉崎マリオ)
2018年05月31日保育士やベテランママであれば、育児経験が豊富で、子どもとの遊び方にもいろんなバリエーションがあり、本人も子どもも飽きることなく遊べると思いますが、経験があまりないと…。新米ママのなかには、遊び方がわからずにいつも同じことの繰り返しになってしまい、自分自身も子どもも退屈に感じてしまう瞬間があるのでは?そこで、そんなママと子どもがより楽しい時間を過ごせるコツを調べました。新しいおもちゃで遊ぶまずは、お手軽な方法として試してみたいのが、新しいおもちゃで遊ぶこと。家計に余裕があれば、子どもの好きなおもちゃを購入して遊べばいいですが、そんなに頻繁に買えるわけでもないですよね。であれば、自作しましょう!例えば、小さめのペットボトルにビーズなどを入れてキャップをしっかりとめれば、“ジャラジャラ”と音の出るおもちゃに早変わりします。ほかにも、使い終わったボックスティッシュの空箱にタオルを詰めて、何度も引っ張り出せるおもちゃにしたり、アイデア次第で身近にあるものが、おもちゃになるんです。工作はちょっと苦手というママなら、100円均一ショップで購入できる安価なおもちゃがオススメですよ。お散歩コースを変えてみる遊びが退屈に感じてしまう原因のひとつは、毎日同じパターンの繰り返しになってしまうから。お散歩もいつも同じ道を歩いて、お決まりの公園で遊んでいるとそうなってしまいますよね。だから、たまにはコースを変えてみましょう。普段歩かない道を歩くことで、新しい発見があったりするもの。または、ご近所にキッズスペースを設けているショッピングモールなどがあれば、そういった場所で遊んでみるのもひとつの方法です。他のママたちと顔見知りになる子どもと遊ぶ場所の定番といえば、公園や児童館などが定番ですよね。でも、ただ子ども遊ぶだけではもったいないです。同じ場所に遊びにきているママたちと顔見知りになれば、気軽にママ同士(大人同士)の会話を楽しめるようになったり、子どもたち同士も楽しく遊べるお友だちができます。ママのなかには、コミュニケーションが少し苦手な人もいるかもしれませんが、同じママという境遇だから、意外と会話も弾むので、少し勇気を出して声をかけてみてはいかがでしょうか。普段の遊びでママも子どもも退屈を感じているなら、ちょっとだけ新しい刺激をプラスするのがポイントです。それだけでも、いい気分転換になるので、自宅や近所で、どんなことができるのか?作戦を練ってみましょう。(文・山手チカコ/考務店)
2018年05月15日遊ぶことは、子どもにとって本当に大事。遊びを通して成長するのが子どもなんですね。小さい頃の遊びが、人間としての基礎をつくると言ってもいいかもしれません。よく芸術家の人たちが、「子どもの感性には、とてもかなわない」なんて言うでしょ? きっと大人が考えつかない自由な発想をする子どもたちが、うらやましいのね。「こうあるべき」という常識をもっていないぶん、突拍子もないことを考えつくのが子ども…。「ごっこ遊び」に夢中になるのも当然なんですね。お母さんたちにお願いしたいのは、空想の中で遊んでいる子どもを温かく見守ってあげてほしいということなのよ。せっかく子どもが自由な発想で、自分なりの楽しみを見つけているんですからね。たとえば、チャンバラごっこ…。いまの若いお母さんたちは知らないかしら? 昔の子は、みんなやっていたのよ。チャンバラごっこをするときは、敵、味方の分け方から戦いの方法まで、自分たちでいろいろ工夫しました。刀は新聞紙を丸めてつくったりしてね。大勢の子どもで遊ぶから、人間関係の勉強にもなった…。自分で判断して行動することを知らず知らずのうちに身につけられたのね。もちろん、いまの子は昔と違って大勢で外遊びをすることもなければ、遊び道具を手づくりすることもないかもしれません。でも、遊びの経験から判断力や行動力を学ぶのはいまも昔も同じ。いまの子はいまの子なりの遊びを通して、たくさん学んでいるはずです。 自由な発想をすることや、自分なりに工夫しながら遊ぶこと、ボ~ッと空想したり、いろんなものにさわってみることすべてが子どもの心の基礎になります。もちろん、その中でイヤなことも経験するでしょう。でも失敗も含めた経験が、その子をたくましくするの。親の過剰な介入や過保護は子どもをどんどん弱くします。自由な心が育たないため、判断力や行動力も身につきません。心が折れやすく、思春期に踏ん張れないことも多いのね。特にいまは忙しい子が増えていて、スケジュールがびっしりの小学生も珍しくありません。友だちと遊ぶ機会はもちろん、ボ~ッと空想する時間すらない子もいるんじゃないかしら。もちろん、決められたことを一切しないで遊んでばかりいるのも問題よ。でも、子どもには伸び伸びと遊ぶ自由な時間が必要なことだけは確かです。そこから人間の基礎みたいなものが、つくられるんですからね。小さい頃遊んだ経験が大人になってから活きてくる。このことだけは、忘れないでね。 まだまだやり直せます! 恋も仕事も【後悔不要】◆しあわせ開運占い
2018年05月11日外遊びが気持ちいい季節!公園で泥遊びをしたり、幼稚園や保育園での運動会の練習などで野外活動が増えるこの時期になると大変なのが、子どもの衣類や靴に付いた泥汚れのお洗濯。そこでおすすめしたい、ママお助けアイテムが「防水スプレー」。雨の日に使うイメージがあるかと思いますが、晴れた日にも大活躍してくれるんです。今回は、スコッチガードTMブランドの防水スプレーアイテムを多く取り揃えているスリーエムジャパンに賢い活用法を教えてもらいました。防水スプレーとは?防水スプレーは、主成分の違いにより、フッ素系樹脂タイプとシリコーン樹脂タイプの2種類に分かれます。主成分のフッ素系樹脂やシリコーン樹脂が、糸の一本一本にくっついて繊維の上にキレイに並び、水をはじきます。樹脂は糸より小さい成分なので、通気性が悪くなることもありません。シリコーン樹脂は水をはじき、フッ素系樹脂は水と油をはじくため、食べこぼし汚れなどの防汚効果もありますよ。ママにおすすめ!防水スプレーで洗濯も簡単つまり、汚れが付きやすい子どもの持ち物に、事前に防水スプレーしておけば、汚れがつきにくくなるので、洗濯がグッと楽になります。家事の負担が軽減することで、「また汚して!」とつい子どもを叱ってしまったりすることも、少なくなるかもしれませんね。防水スプレーを日常的に賢く使ってママのイライラも解消しちゃいましょう。では、具体的にどのような物や場所に使うのがおすすめなのか、その活用法を紹介します。幼稚園の制服や運動着。上履き制服や運動着、上履きは毎日持ち帰るものではないので、汚れも定着してしまいがちです。そこで洗濯後、きれいになった制服・運動着・上履き(※油性マジックにスプレーするとにじむので、名前部分などは避けてスプレーするようにしてください)に防水スプレーを。これでグッと汚れがつきにくくなりますよ。バッグ類毎日使う、幼稚園バッグなどのリュックサックや手提げは、持ち手の部分や底面が汚れやすいですよね。そこで使用する前に防水スプレー。これだけで、きれいな状態が長く保てます。クッションやソファーのカバー食べこぼしなどで汚れやすい、クッションやソファのカバーにもスプレーをしておけば安心。ママの洋服子どもがいろいろな物を触ったり、食べたりした後、汚れた手で洋服を触られて汚れてしまうなんてことは、よくあること。そんなときのために事前にママの服にスプレーしておけば、汚れがつきにくくなります。ベビーカーやチャイルドシート日常的に使用頻度が高いけれど、なかなか掃除する機会が少ないベビーカーやチャイルドシート。防水スプレーで汚れと水分から守りましょう。アウトドア用のチェア・テント・レインウェアアウトドアをする際にも防水スプレーが大活躍。アウトドア用のチェア・テント・レインウェアなど、レジャーにでかける前に、スプレーしておけば準備万端です!使い方の注意点防水スプレーを使用する際は、以下のことに注意を。正しく使ってしっかり効果を発揮させましょう。・洗濯したあとや買ったばかりの服など、キレイな状態でスプレーしましょう・目立たない場所で色落ちやシミにならないか、白化のないことなどを確認。スプレーするときは風通しのよい屋外で使用してください・15cm以上離してから、全体にまんべんなくしっとり湿らせる程度(洗濯物の脱水時のイメージ)スプレーします・防水スプレーが定着するまでしっかり乾燥させましょう。約20分が目安(製品によって異なります)・出かける直前に急いでかけるのではなく、前日にスプレーするのがオススメです。防水スプレーは摩擦に弱いため、何日間もつとは一概に言えません。衣類は洗濯のたびに、靴ならお手入れをするときにかけ直すのがオススメです・皮革・毛皮・ビニールやポリウレタンで加工されたものや白いバッグ、靴には使用できませんいかがでしたか。使い方次第で防水スプレーは、ママの強い味方になってくれます!筆者は、公園遊びに行くときの自分のスニーカーや自転車のチャイルドシート、雨除けカバーにスプレーをして活用しています。ぜひ、みなさんも試してみてくださいね。取材協力:スコッチガードTM<文:フリーランスライターやまさきけいこ>
2018年04月29日子育てにはいろんな悩みがあり、ときにはストレスを感じてしまうこともありますよね。とくに、子どもの食事に苦労が絶えず…。せっかくがんばって作った料理を食べてくれなかったり、食事に集中せず動き回ったり、ご飯で遊んでしまう子どもに「どうすればいいの…?」と頭を抱えた経験を持つママは多いはず。そこで、先輩ママたちが「遊び食べ」をどう乗り越えているのか調べてみました。「遊び食べ」を始めたら怒鳴るよりも説明をする一般的に子どもの「遊び食べ」は、子どもがすくすくと成長している証、なんて言われているので、ママのなかにも遊び食べをする我が子をみて「ちゃんと育ってくれているんだな」と感じる人もいるでしょう。でも、ご飯を食べずに散らかしてしまったり、スープをこぼしてしまう姿を見ると、「遊ばずに食べて」と思うもの。場合によっては、「遊ばないでちゃんと食べて!」、「遊ぶなら片付けるよ!」とつい叱ってしまうことも…。でも、先輩ママたちの声を聞くと、「叱る」よりもまずは「説明」をしたほうがよさそうです。「食べものはオモチャではないから遊んではダメだよ」や「口に入れてみようか」など、そもそもご飯がどういうものなのかをしっかり説明するのだとか。というのも、「遊び食べ」をする子どもをただ叱っても、子どもにはどうして叱られたのかがわからないためです。だから、ちゃんと説明したうえで、まだ子どもが遊び食べをするようなら、そこで初めて少し強い口調で注意をしたほうがいいのだとか。また、他にもよくある意見は、「時間を決めること」。1回の食事を30分程度にして、30分が経ったら「ごちそうさまにしようか?」と、声をかける。子どもがまだ食べたいようであれば食事を続け、「いらない」という場合は、食事を終えるメリハリも大事だといいます。ママのストレスを減らすには環境を整えるママが「遊び食べ」でストレスを感じる原因には、後片付けがありますよね。遊ばずに食べてくれれば、食器を洗うだけで済みますが、遊んでご飯が散乱すると、床や椅子を拭いたり、子どもの服を着替えさせて洗濯…。と、いっきにやることが増えてしまう…。そこで、少しでも汚れを軽減させるために、食べこぼし用のポケットがついたスタイを使ったり、子ども椅子の下にシートを敷いたりすることで、ある程度は汚れを抑えることができますよね。ある意味、「遊び食べ」は仕方のないもの。グッと堪えてなんとか乗り切りましょう!(文・山手チカコ/考務店)
2018年04月11日筆者の住む北海道では、お外遊びのできる時間が限られます。お友達を家に呼んで遊ぶとき、皆さんは何をしていますか?子ども同士は、それぞれにおもちゃで遊び、ママ同士は一緒にしゃべっているなんてことが多いのではないでしょうか?子どもと2人だけで家にいるときは、なかなか一緒に遊びに没頭したりすることは難しいですが、お友達と一緒であれば意外と楽しく遊べるもの。我が家では、お友達を呼んで遊ぶとき、大人も子どももみんなで遊ぶようにしています。今回は、時間別に楽しめるおすすめの工作遊びを紹介します。工作メインで楽しむ(30分~1時間)おすすめの工作遊びですが、工作をメインにするか、作ったもので遊ぼうと考えるかで違ってきます。30分から1時間しか遊べないときは工作メインで、折り紙の裏によく書かれているような手箱や動物、手裏剣などを作ったりするのがおすすめです。その際には子どもの喜ぶシールなどがあると、自由にデコレーションしてお気に入りが作れます。七夕の工作のように、単純に四角や三角に折っていったものをハサミで端を切り取ったりして模様を作るのも楽しめます。クリスマスリースのように「つながるお人形」の形を工夫して、電車などを作っても楽しいですね。また、それぞれ工夫を凝らした紙飛行機を作って飛ばして競うのは男の子はもちろん、女の子だけでも結構盛り上がりました。各自の工作ができたところで、自分の工作をおみやげ代わりにしてさっぱり解散もしやすいという、大人に嬉しいメリットも。カラフルな紙とテープやシール、ハサミなどを置いておくだけで、自由に工作が始まることもあります。できた工作で遊ぶ(1時間~2時間)1時間から2時間ほどのまとまった時間があるなら、できた工作物で遊ぶのがおすすめです。女の子がはまったのは、カラフルな折り紙でお野菜をつくったり、細く切ってパスタにしてみたりしながら、それらを箱に詰めての「お弁当作り」。できたお弁当を紙袋に入れて、ピクニックごっこや遠足ごっこをして遊びました。また、100円ショップにある「ケーキの作れる折り紙」を利用してのケーキ屋さんごっこをしたり、単純に紙で思い思いの紙バッグを作って、そのバッグを持ってお買い物ごっこ遊びなどにいそしんでいました。お友達はおみやげに折り紙で作ったケーキを持ち帰りました。折り紙で作ったお野菜をつめてお弁当を作ったことも。男の子であれば、定番とも言えそうですが、新聞紙を棒状にして剣に見立てて遊んだり、ベルトを作ってみたり、または箱を使っての工作が盛り上がります。車好き、電車好きの子であれば、車や電車のカードをたくさん作って、当てっこゲームも好評でした。並べたり交換したりしても楽しめますよ!ボードゲームを工作しよう(2時間~半日)2時間以上、半日一緒に遊ぶような時間がたっぷりあるような場合におすすめなのは、ボードゲームを自作して遊ぶことです。ボードゲームと言っても、市販のボードゲームのように作らなくてもOK。広い模造紙や裏紙があれば便利ですが、コピー用紙などの大き目の紙を貼り合わせて、迷路を書いたり、線路や道路を書いたり、はたまたおうちやお部屋を書き込むだけで、オリジナルのボードゲームの完成です。年長さんになると簡単なすごろくゲームも作ることができるようになります。ボードゲームを作る過程で、得意分野に役割分担が見られることもあります。広く紙を使えば、それぞれのエリアで作業に没頭しつつ、一緒に作った達成感に子どもながらに浸れるようです。男の子であれば、線路や道路を大きな紙に書いてみるだけで、ブロックの車やおもちゃのミニカーや電車を走らせて、一緒に仲良く遊べます。信号を書き足して、駐車場を作ってと、結構盛り上がりますよ。できたボードゲームの上での遊びは、一味違った遊びが広がるようです。園児は、子ども同士で一緒に遊ぶということが実はなかなか難しいもの。ましてやお友達のおうちには魅力的なモノがいっぱい。お友達との遊びより、家の探検やおもちゃの物色が始まってしまったり、おもちゃの取り合いだってありますね。それもよい経験ですが、せっかくなら、充実した遊びの時間とコミュニケーションを学ぶ時間にすると、素敵な時間が過ごせます。お母さん同士話をしつつも、子どもと一緒にしっかり遊べて、子どもの創造性も高まるメリットも。なにより、自分で作ったという達成感の味わえる工作は、子どもにもしっかり遊んだという印象が残りやすいようです。折り紙や各種紙、シールやテープをそろえて、お友達と一緒の室内遊びに、ぜひ工作を取り入れてみてくださいね。<文・写真:フリーランス記者小柳結生>
2018年03月20日自分の子どもなら可愛いし、楽しんで遊べる。そう思いきや、子どもが生まれいざ遊びに付き合ってみて違和感。子どもと一緒に遊ぶのがつらいと感じるママも少なくないようで、ネットの匿名掲示板には、そうしたママたちの相談が投稿されています。相談者は、お父さんが大好きな2人の男の子のママだという30代の女性。ある日、子どもがお父さんに「ちっとも遊んでくれない」とぼやいているのを耳にします。実際、子どもの遊びに付き合うのがとてもつらいのと相談者ママ。毎日同じようなことを繰り返し、リアクションを求めてくる我が子の姿を見て、くだらないと感じてしまうのだそうです。我が子は大好きで愛情はあるものの、我が子の遊ぶ姿をくだらないと冷静に見てしまう。自分の姿に悩んでいるといいます。こういった子どもの「見て見て攻撃」に疲れを感じたことがあるママは多いのか、相談には、“私だけじゃなかったんだ!!”“私も大げさにほめたりいつも子供と遊んであげたりっていうのは無理でした(汗)”“しつこすぎて心に余裕がないときはイライラしますよね”といった声もたくさん。そういった「見て見て」こそが子どもらしいという意見もありながらも、おおむね今回の相談者の意見に共感する意見が多く集まっています。忙しくて自分の時間が持てず、心に余裕がないときは、子どもの「見て見て」もよりつらく感じがち。うんざりしたりイライラしてしまったら、少しひと呼吸。育児をしながら自由な時間を捻出するのは難しいものですが、リラックスできる時間を自分にプレゼントしましょう。(文・団子坂ゆみ/考務店)
2018年03月12日男性の中には、“本命の女”と“遊びの女”を分けて付き合う人も一定数いますが、果たして“遊びの女”から“本命の女”に昇格することは可能なのでしょうか?“遊びの女”だったはずが、“本命の女”に昇格したきっかけを男性に調査してみました。文・上岡史奈■とにかく居心地が良かった…!「仕事が忙しくてドタキャンしても、友達との予定を優先しても、一切怒らない彼女。そんな居心地の良い女性が過去にたった1人だけいました。体の関係から始まった関係でしたが、一緒にいてとにかく居心地が良かったので気付いたらいつも一緒にいました。転勤で別れてしまいましたが、もし叶うならその子と結婚したいです」(27歳/IT関係)「縛られたくない」という気持ちから本命彼女を作らない男性にとっては、“付き合ったり結婚したりしても、自分らしくいられるかどうか”は、とても大切な判断基準。筆者の周りの“元・遊び人男性”に、今の彼女や奥さんを選んだ理由を聞いてみると、「文句を言わない」「うるさくないから」と答える人がかなりの割合でいます。うるさく小言や文句を言ってしまうと、“本命の女”の座から遠ざかってしまうのかもしれませんね。■優しさに負けた…!「遊び相手のうちの1人が『ちゃんと付き合って欲しい』と思っているのはヒシヒシと感じてたけど、まだ1人の女性に絞りたくないなと思っていたんです……。そんな矢先に自転車で事故って骨折。他の女の子は『治ったら連絡ちょうだいね』と冷たい対応だったのに、彼女は毎日見舞いに来てくれて、その態度にこっちも本気になりました」(25歳/商社勤務)「むかし経営しているお店の売上が悪くなって、遊ぶお金がなくなったとき、男女問わず離れていった人は沢山いました。でも、今の嫁は、当時セフレみたいな感じだったのに離れずに、再起を信じてずっと傍にいてくれたんです。経営が持ち直したタイミングでプロポーズしました」(34歳/飲食店経営)普段、尽くしくれる女性のありがたみに気付かない男でも、本当に困ったときには何か感じるようです。“遊びの女”から“本命の女”に昇格するためには、“本気の覚悟”も見せておいた方が良さそうですね。■帰省がキッカケで…!「久しぶりに実家に帰ったら親があちこち体を悪くしていて、それまで全然考えてなかった“結婚”について初めて真剣に考えたんだよね。そのとき付き合っている彼女とは遊びのつもりだったけど、結婚相手として考えたら実は悪くないんじゃないか……って意識するようになって、それで今に至ります」(28歳/アパレル関係)親からのプレッシャーもそうですが、年末年始の帰省で同級生に会ったときなどに「みんな結婚して子どもまでいるのに、いつまでもフラフラしている俺って……」と反省して、女性との付き合い方を考え直す男性も多いようですよ。(C) goodluz / Shutterstock(C) Marcos Mesa Sam Wordley / Shutterstock(C) Monkey Business Images / Shutterstock
2017年12月11日男にとっての“本気の女”と“遊びの女”とでは、もちろん対応に差があります。その違いは、優しさ……ではないんですよね。男は、遊びに女にだって優しくします。ただ、その優しさの質に違いがあるんです。今回は、そんな“男が遊びの女に見せがちな偽・優しさ”について、男性たちに話を聞きました。文・塚田牧夫「好きだよ」と言って安心させる「僕は本命の女性には“好きだよ”なんて簡単に言えません。だって反応が怖いじゃないですか。苦い顔されたらどうするんですか。本命相手には、言葉選びも慎重になります。でも、遊びの女になら平気で言える。向こうがどんな反応をしようが関係ないですからね。とりあえず“好きだよ”と言ってその場がおさまるなら楽。いくらでも言いますね」タカユキ(仮名)/29歳愚痴を聞きながら違うことを考える「女の人って本当によく喋りますよね? 悩みや愚痴なんていくらでも出てくる。正直面倒くさいときもあるけど、相手が本命の女性なら、的確なアドバイスをしてあげたいからしっかり聞いていないといけない。でも、遊びの相手なら、そこまで真剣に聞く必要はなんてない。長そうな話が始まったら、とりあえず頷いて相槌打つようにしている。それで頭では全然違うことを考えているんです。終わったら“俺もそう思う”とか“大変だね”とか適当に言っておけばいいかな。向こうはそれでスッキリしてくれるんですから」カズシ(仮名)/30歳カラダを気遣うふりをして帰す「正直、遊びの女だったらあんまり長い時間一緒にいたいとは思いません。帰ってもらいたい。厳しいようだけど、それが本音です。だから俺は、女の子が家に遊びに来ても、なんやかんや理由をつけて帰します。“最近忙しいでしょう”とか“よく寝たほうがいいよ”とか、相手のカラダを気遣うふりをします。するとその子は大事にされていると思うんでしょうね。嬉しそうな顔して帰っていきますよ」ハヤト(仮名)/28歳大事にしているふりをして友だちに紹介しない「友だちに彼女を紹介することがあるけど、それって本命に限りますよね? 遊びの女はいつ別れるか分からないから紹介したくはない。俺が友だちと飲みに行ったりするときに、一緒に行きたそうにする女性もいるけど、うま~く逃げてます。“君に手を出す奴がいたら困るから”と言って、大事にしているようなふりをします」ツトム(仮名)/28歳男が遊びの女に見せがちな偽・優しさをご紹介しました。男の言葉をそのまま受け取るのは危険です。優しさの裏に、どんな真意が隠されているか分かりませんからね。足元をすくわれないように、慎重に“男の本性”を見極めてください。(C) Romanno / Shutterstock(C) Roman Kosolapov / Shutterstock(C) Kudryashova Alla / Shutterstock(C) ASDF_MEDIA / Shutterstock
2017年12月06日小学生になると、子どもだけでお友だちの家に遊びに行くこともあると思います。そんなときに、親として遊びに行ったお家へどのような対応をしたらいいのでしょう。パパママ世代にアンケートで聞いてみました。Q.お子さまが友達の家へ遊びに行くときの対応は?1.送り迎えなどで直接会ってお礼を言う 23.3%2.電話やメールなどでお礼を言う 18.5%3.お菓子などを持たせてお子さまにお礼を伝えるようにする 45.1%4.その他 4.1%5.特にお礼はしない 9.1%最も多いのは、お菓子などを持たせてお子様にお礼を伝えるようにする45.1%という結果になりました。次に多いのは、送り迎えなどで直接会ってお礼を言う23.3%。何かしらの感謝の気持ちを表すママが多いようです。■みんなで食べられるようなお菓子を持参子どもたちが大勢来てお菓子などの負担をしなくてもいいように、お菓子と水筒を持参という人が多くいました。そのほか、子どもにルールとして靴をそろえることや挨拶をするように伝えることも大切です。「お菓子を持たせて、授業参観などで会ったときにお礼を言うようにしてます」(茨城県 30代女性)「子どもたちも気軽に食べられるちょっとしたお菓子や飲み物を持たせて遊びに行かせてます。相手のお家が用意しなくてもいいように。お家に伺ったときには、挨拶と靴をそろえてあがることは必ず言い聞かせています」(神奈川県 30代女性)「会ったときにお礼は言い、ときどきお菓子を持たせますが、その都度はしていません」(神奈川県 40代女性)■その都度ではなく、会ったときにお礼を言う毎回直接お礼を言いに行ったり、電話をするのも大変なので、参観日などで会ったときに普段のお礼を伝えると言う人もいました。「基本的には外で遊ぶように言っています。お友だちの家に行く場合は、きちんと挨拶することと靴を揃えることなどを言って聞かせてます。特にお礼の電話はしませんが、参観日などで会ったときに挨拶をしています」(北海道 40代女性)「初めて行く家にはお菓子を持たせたり、後から持って行ったりしますが、近所の家だとしょっちゅうなので、たまに会ったときに、いつもありがとうと言うくらいです」(三重県 30代女性)「親が挨拶しに行くって言うルールはいつからできたんでしょうか? 自分が子どものころは、お菓子を持ち寄って、親同士は顔を合わせたときに日頃のお礼を言うくらいだったなー。幼稚園でもないのに、保護者同伴で来られたときはびっくりしちゃった!」(神奈川県 30代女性)■子どもだけでなく親同士で繋がっておくと安心仕事をしていてお礼ができない場合や、いつも伺ってばかりという場合は、親の連絡先を知っておいてお礼を伝えられると安心。今は電話だけでなく、LINEも重要な連絡ツールです。「遊びに来た子の中に親の面識がない子がいたら、帰りの際に残ったお菓子をつめた袋に、自分の連絡先を書いて、次回からメールでやり取りするようにしています」(神奈川県 40代女性)「だいたい母親同士もLINEやメールでお礼を言い、何かしたら遠慮なく怒ってと話してます」(神奈川県 40代女性)Q.お子さまが友達の家へ遊びに行くときの対応は?アンケート回答数:9063件 ウーマンエキサイト×まちcomi調べ
2017年10月27日ママはお風呂大好きだけれども、子どもがお風呂嫌いという場合があります。または遊んでいたくて、湯船につかることを面倒くさがる子も。そんなときは遊びをとおして、お風呂好きになってもらいましょう。子どもたちに人気のお風呂遊びを先輩ママさんに質問しました。■泡があれば遊び方無限大! 大人もハマるお風呂の泡遊びシャンプーや石鹸(せっけん)の泡を使う遊びは、多くの家庭で楽しまれているようです。洗い場で行うものですが、こうした遊びがお風呂そのものを好きになるきっかけにもつながります。●「うちの娘は泡を体全体につけて洋服のようにしたり、泡で壁に絵を描いたりするのがお気に入りです」(29歳・2歳児のママ)●「シャンプーを手に取り、わたしとどちらがたくさん泡立てられるか競争します。子どもが負けたら、『ママに頭を洗わせてね』と約束して遊んでいるうちに、苦手なシャンプーを克服できました」(30歳・3歳児のママ)●「洗ったあとの泡を手に取り、シャボン玉のように飛ばして遊んでいます」(26歳・2歳児のママ)●「うちの子が小さいときは、泡が消えていくのをじーっと見ているのが好きでした。なかなか消えないのでその隙にお風呂へ入れてしまうと、おとなしくしていました」(37歳・小学1年生のママ)●「シャンプーで洗いながら髪型を変える遊びは大人の私も楽しい! この遊びをするために、娘は髪を伸ばしています(笑)」(31歳・5歳児のママ)泡さえあれば、遊び方は無限大。子どもの創造力も豊かになりそうですね。■お風呂遊びで喜ぶオモチャは何?お風呂遊びを楽しくするオモチャも、いまではいろいろなものがありますよね。みんなはどのようなものが好きなのでしょうか?●「水鉄砲のように自分で動かすものや、ゼンマイで動くオモチャなど、動きがあるものは飽きがこないようです」(35歳・5歳児のママ)●「うちの子は、お風呂で使えるクレヨンでお絵かきするのが好き。シャワーでさっと流せることが魅力なのですが、せっかく描いた絵を消すなと怒り出すこともあるので、そのタイミングには注意が必要。またこのクレヨン、目地に入ると落ちにくいこともあるので、描く場所には気をつけて。」(27歳・5歳児のママ)●「小さい頃は、お湯に入れると色が変わるオモチャで湯船に誘導。車や動物など、いろんな種類があるので、その日の気分に合わせて選んでいました」(38歳・小学3年生のママ)お風呂にオモチャを置きっぱなしにしてしまうと、カビが生えてしまうことも。気がつかぬうちに黒ずんでいた…なんて話もよく聞きます。定期的におもちゃのお掃除をするようにしたいものです。■昔からの定番! シンプルだけど意外と楽しいお風呂遊びオモチャがなくても、身近なもので子どもを喜ばせることができます。●「コップやおけを逆さにして湯船に入れて、ひっくり返すだけ。空気がぼこっと出るのが子どもには不思議みたいで、自分でもやりたがります。私も親にやってもらったなぁ」(40歳・小学2年生のママ)●「タオルを風船のようにして、ぶくぶくさせる遊びが好きみたい。『おならみたいだね!』といって喜んでいます」(36歳・6歳児のママ)●「お風呂で手遊び歌をうたいます。グーチョキパーの歌やおべんとうばこの歌とか、私が子どものころに歌ったものが中心。そのほか、いろんな数え歌を歌って、英語や言葉の学習にも役立てています」(39歳・3歳児のママ)●「お風呂で好きな歌を歌ってもらいます。風呂場は音が響くので、歌うことが好きになったみたい」(34歳・4歳児のママ)●「掃除道具の水きり用スクイジーで壁を掃除するのが好きな息子。シャンプーは無駄遣いすると怒られるけど、洗剤+ブラシでゴシゴシするのはほめられると知ってから、熱心に掃除してくれます。夢中になりすぎるので、湯冷めしないようにフォローが大変ですが…」(29歳・5歳児のママ)身近なものをオモチャにしてみたり、歌や英語の練習をしてみたり。お風呂は、教育の場としても役立ちそうですね。お風呂は親子で過ごす大事な時間。一緒に入ってくれるのは今だけかもしれませんし、その貴重なひとときを好きになってもらいたいですよね。子どもの興味に合わせて、遊び方を工夫してみましょう。
2017年10月01日こんにちは、まりげです。今回は子ども達に大ウケだった【 遊び 】についてのお話しです。…ウケた!このあと、子ども達も真似をしてほっぺをふくらませてみたり、わたしのほっぺを指でつついて「 プップップッ 」と漏れ出る音を聞いてゲラゲラ笑っていました。そして雨の日なんかで外に出ることもできない、子ども達が 【 ひまも体力も持て余しちゃった日 】に活躍したのが…これです!洗濯カゴをゴールにしてバスケットボール気分で楽しみます!他にも、空気清浄機や扇風機、うちわなんかを使って風船を宙に舞い上げると大喜び!「 床に落としたら風船が爆発するよ〜!」なんて言いながらバレーボールのようにポーンと風船を投げると「 きゃー!」と真剣にボールを追いかけていました。少し疲れてきたなぁと思ったら、マジックで好きな動物を描いてお散歩ごっこ。翌日になってからも、ハッと思い出したかのように自分のペット( 風船 )のリード( ビニール紐 )をしっかりと握りしめて部屋の中をぐるぐると散歩させていました。すっかり風船にハートを掴まれた二人は…お目覚め風船攻撃!!風船ボーイズが自分で風船を膨らませられるようになるのは、かなり先のような気がして頭がクラクラするのでした。
2017年09月22日子どもはどこへ行っても“遊ぼう”とします。それが、レストランでもおしゃれなカフェでも、駅でも、スーパーでも、「何かおもしろい遊びはないか」探しているのです。でも、そこで遊びがうまく見つけられないと「つまらない」「帰りたい」「ねーねーねーねー」と大きな声を出し始めます。つまり、遊びさえ見つかれば文句を言わない(ことが多い)といえます。子どもがいつでもどこでも遊べる“遊びの天才”になるとママやパパもラクになります。遊びシリーズ最終章である第4弾では、“遊びの天才”の定義やママとパパがしてあげられることについて解説します!いつでもどこでも遊べる力はすごいスキル子どもはいつでもどこでも遊んでいるように見えますが、実は“いつでも・どんな場面でも”遊べる力は、大人になるとなかなか身につけられないスキルです。「あのおもちゃがないと遊べない」「遊具がないと遊べない」のではなく、その場にある物を上手に使ったり、時には身体と頭だけを使って遊びを生み出したりできるのは、大人も学びたい応用力だと言えます。その場その場で遊びを考え出す力は、応用にあたるスキルなので、基本となる“遊び”の力がついていないと、身につけられません。まずは、本質的な遊びをたくさん経験して、遊びのなかで工夫していくことを覚えることが大切です。遊びの天才を育てる方法第1弾でも解説している「遊びの本質」を知り、たくさんの遊びの経験をして、自分で考え工夫する力を養っていくことで、遊びの天才が育っていきます。ここでポイントとなるのが、子ども自身に考えさせて工夫して遊びを発展させていく経験を積ませることです。はじめのうちは大人が一緒になってやったりお手本を見せたりすることも大切ですが、なるべく自分でできるように促していくことで、「遊びを作り出す」力がついていきます。ママやパパができることママやパパができることは、「自分でやってごらん」「自分で考えてみてごらん」「◯◯はどうしたらいいと思う?」という質問を多くするように心がけることです。遊びの天才になるには、自分で考えてたくさんの経験をすることが必要です。子どもは、はじめはうまくできなくても、あれこれ試すうちになんとなくできるようになっていくもの。“手を出しすぎないように”気をつけて、子どもにどんどん挑戦させてみましょう。“遊び”から子どもたちはたくさんのことを学んでいます。日がな一日遊んでいる子どもは、ずっと何かを学んだり、考えたり。それは、新たなスキルを身につけ続けている状態なのです。子どもの遊びの大切さを見直して、いつでも楽しく遊べる“遊びの天才”になれるようサポートしてあげてみませんか?”
2017年09月10日子どもと一緒に遊べていますか? しっかり遊びをサポートできていますか? これまで【シリーズ・遊びも丸ごと脳育】として、第1弾 「子供は砂場で遊んでいるわけではない!」 第2弾 「脳を育てる遊びのサポートとは」 で遊びの本質的な意味や先生たちがやってくれていることなどをお伝えしてきました。しかし実際に家でやってみよう! と思うとなかなか難しいものです。そこで、今回は第3弾として、理想の“遊び”サポートが自宅でできる上手な後押しの仕方をご紹介します。「子どもと一緒に遊ぶのが苦手」「どう遊んでいいかわからない」という方もぜひ参考にしてみてくださいね!何をしたらいいかわからない! とお困りの方は…子どもと遊ぶときに「何をしたらいいかわからない」という方は、以下のような会話を遊ぶ前にしてみてください。子どもが本当にあなたに求めている遊び方が見えてくるはずですよ。子ども「一緒に遊ぼ!」大人「いいよ、何して遊ぶ?」子ども「ブロック!」大人「ブロックで何するの?」子ども「車を作る!」大人「車を作って何がしたいの?」子ども「走らせて競争するの」一緒に遊ぼうと声をかけてくるときには、子どものなかで何をしたいかが決まっていることが多いです。決まっていないように見えるときでも、何かしら「◯◯がしたい」という考えをもっているので、できるだけ具体的にやりたいことを聞いてみましょう。自分が何をすればいいのかがわかり、「どう遊んだらいいかわからない」ことも少なくなっていきますよ。「おもちゃを用意すればよし」ではない子どもと遊ぶためには、まず「どのおもちゃで遊ぶかを考えて用意してあげなくちゃ!」と意気込む方も多いですが、本質的な遊びを追求していきたいなら「おもちゃをただ用意する」だけではダメです。大切なのはたくさんおもちゃがあることではなく、「そのおもちゃを使ってどんな遊びを実現するのか」です。おもちゃが大好きな子どもたちですが、実はおもちゃがなくても子どもは遊べます。おもちゃという魅力的な見た目の手頃な物があるとそれで子どもは遊びたがりますが、本当にしたい遊びは何なのかをなるべく引き出して、その遊びを一緒にしてあげるようにしましょう。子どもの興味を伸ばす工夫って? 子どもの興味を伸ばすには、余白を残してあげることがポイントとなります。余白を残すとは、すべてを大人がやってしまわずに子どもにやらせるところを残しておくということ。遊びなので、使うのはおもちゃなど、危なくないものを使うことが多いため、子どもに体験させるには絶好のチャンスです。徐々に遊びを本格化させていき、リアルな道具を使うようになっていく下準備にもなります。おままごとなら、実際にさせたいお手伝いの練習と思ってあれこれさせてみるのもおすすめです。お皿をシンクへ戻す、材料を切る、野菜を洗う、など「お皿洗わないと次使えないよ」「人参はこうやって切るんだよ」と伝えて、思う存分やらせてあげます。年齢も大きくなり慣れてきたら本物の包丁を使って体験させる、と遊びから発展させることもできます。子どもにとってはおままごとの人参だろうが、ホンモノの人参だろうが同じように遊びの延長として捉えてくれます。こうしてリアルと遊びをつなげる経験をすると、興味のあることもグンと広がり伸びていくようになるのです。家での遊びのサポートは、先生のようにしっかり環境を用意したり、遊びの内容を見定めて次なる一手を考えたりするのではなく、「子どもが何をしたいのかを把握する」ことと、「どれだけリアルに結びつけられるか」がポイントです。それを続けていくうちに、子どもはいつの間にかどこでも遊べる“遊びの天才”になっていく可能性が生まれます。次回、第4弾では、“遊びの天才”ってどんな子どものことなのか、ママやパパはどうしていってあげたらいいのかをご紹介します!
2017年09月09日■保育所や幼稚園の先生がやっている“遊び”のサポートを知ろう「保育所や幼稚園にいる先生たちは、毎日子どもと遊んで過ごせていていいなぁ」と思ったことはありませんか? でも、先生たちは遊びの中でさまざまなことを考え、子どもの成長のために多くの工夫を凝らしながら過ごしてくれています。今回は、そんな先生たちが行ってくれている“遊び”のサポートについてご紹介します!■先生はただ一緒に遊んでいるわけではありません!先生たちは、ただ子どもと一緒になって遊んでいるわけではありません。一緒に思いっきり遊んでいるように見えて、子どもたちに危険が及んでいないか、お友だちと揉めている子はいないか、遊びに参加できていない子はいないかなど、さまざまなことに気を配りながら動いています。また、そうした注意を払っているだけでなく、“遊び”のサポートもしています。サポートをするためには以下のポイントで遊びを見ています。・今やっている遊びをどう発展していけるか・もっと楽しく遊べるためには、何が必要か・子どもたちの興味関心に沿った次の遊びはどんなものがいいか同じ年長であっても、子どもたちによって成長の度合いも興味の対象も変わってきます。“去年と同じ”、“前に年長の担任をしたときと同じ”にはいきません。目の前の子どもたちの様子をしっかり見ながら、“遊び”に本気で向き合ってくれているはずです。■遊ぶためには環境が大事“遊び”のためには環境がとても大事な役割を担っています。環境とは、物の用意や、遊ぶ場所・時間の確保はもちろん、遊びのアイディアを教えたり、みんなで一緒に過ごすときの遊びとして取り入れたりすることも含まれます。たとえば、おままごとをしたい子どもがいるところに、キッチンセットやお皿、野菜などの“おもちゃ”を用意しておくのも環境を整えることになります。一方で、あえておもちゃを用意せず、キッチンセットが作れるような箱を置いておいたり、折り紙やクレヨンなどの道具を出しておいたりすることがあります。そして子どもたちから「フライパンがない」「お野菜がない」と言われたら、「これで作ってみたら?」「こうするとキャベツになるよ」と提案したり、やって見せたりして作るところから遊びをスタートするよう促すのです。これは、おままごとという、ひとつの遊びをするために準備するとことから“遊び”として取り組むための環境準備の一例です。さらに先生たちは、遊びが始まってからも、作り方で困っていたら声をかけてアドバイスをしたり、新たな道具を出したりと“遊び”を発展させ、より楽しめるようにサポートしています。■用意の難しさ上記の例のように、おもちゃを用意するパターンと、道具を用意するパターンなどを変えていくには、年齢やそれまでの子どもたちの活動から考えていかなければなりません。年少の初め頃には、自分で考えておもちゃを作りながら遊びを発展させていくのは難しいことが多いため、予めおもちゃとして用意しておきますが、年長には道具だけを用意しておくなどの変化です。また、工作が好きな子どもが多く、何かを作って遊んでいることが多いときには、なるべく自由に作れるよう材料を集めておいたり、分類して置いておいたり、作った物を置く場所を設けておくなどの“環境”を用意します。この用意によって、子どもたちの遊びの幅も変わってきますが、うまくハマらないと遊びがすぐに終わってしまう可能性もあるため、環境を用意することはとても難しく、先生たちも試行錯誤の中で準備してくれています。一言に遊びのサポートといっても、先生たちはさまざまなことをしてくれています。環境の用意という点に目を向けて保育室や外遊びのおもちゃを見てみると、先生たちの工夫が感じられるはずです。次回、第3弾では、それらのアイデアを自宅の遊びで取り入れる方法をご紹介します!
2017年08月19日■子どもの“遊び”の本質を知れば“遊ぶこと”の見方が変わる?!子どもたちが思いっきり遊んでいる姿は微笑ましかったり、「あの頃に戻って本気で遊べたら…」と思ったりすることはありませんか?子どもはいつでもどこでも遊べて、常に遊んでいるように感じられますが、実は“遊び”はただおもちゃを持って何かしているだけではない奥の深いものなのです。そして、子どもにとって、本質的な「遊び」は成長に欠かせない重要なもの。心と体の成長に欠かせない“遊び”の本質を知れば、「遊ぶこと」への見方が変わるはずです。4回のシリーズに分けて、“遊び”について解説していきたいと思います。■砂場にいたら=遊び、ではない!子どもが砂場で何かしている様子を見たら、「遊んでるなぁ」と思っていませんか?でも砂場にいれば=遊んでいる、というわけではありません。また、同じ砂場にいる子どもでも、みな同じように“遊んでいる”のではなく、さまざまなことを体験したり学んだりしています。単に砂場でボォっとしていることだってあります。砂場での遊びでいえば、砂を掘って川を作って水を流してみる、すると穴が崩れたから今度はもっと深くしてみる…などが代表的な例ですよね。そこには、トライアンドエラーで考える力を身につけていたり、穴を深く掘るために手や足を動かして筋力をつけていたり、遊びの裏にはさまざまな要素が深く関わっています。遊びの本質はそこにあります。遊びからはさまざまなことを学べるのです。本質的な遊びを追求すると、“砂場にいれば=遊び”ではないように、“おもちゃを持っているから=遊び”でも、“走り回っているから=遊んでいる”わけでもなく、“何”をしているのかが重要なポイントとなってくるのです。■保育や幼児教育から見た“遊び”って?保育士や幼稚園の先生から見た“遊び”は、そんな本質的な部分を重視しています。「“先生”たちは子どもたちと一日遊んでいられていいな」と考えたことがあるかもしれませんが、“遊び”のなかには、国語も算数も、理科も社会も図工も含まれ、それぞれが複雑に絡み合って存在しています。おままごとで考えてみても、お友だちと会話をすることで言葉を覚え、国語の力も身につけていきます。折り紙やどんぐりなどを食べ物に見立てて料理を作っていくときには、図工の基礎を培うだけでなく、器に入りきるだけの量を入れていったり、人数分の食器を用意したり、といった数=算数のセンスも必要になってきます。友だちと一緒に遊ぶことでコミュニケーション力を磨くことにもつながっていくのです。先生たちはこうした遊びのなかから、子どもたちに身につけていってほしい力が磨いていけるよう、環境を用意したり、適切な声かけなどのサポートをしたりしているのです。■“遊び”は子どもの成長に欠かせないもの遊びは子どもの成長に欠かせません。「遊んでばかりで…」と聞くと、いい印象を与えない言葉に聞こえますが、子どもは遊びのなかからさまざまなことを学んでいるので、むしろ「遊んでばかり」いることは素晴らしいことなのです。ただ、“遊び”と言っても、成長につれて大人の適切なサポートが必要になってきます。大人が上手に遊びに参加して、うまく導いてあげることで、グンと子どもの能力は伸びていくことがあるためです。子どもの成長にとって重要な遊び。次回、第2弾では、保育士や幼稚園の先生が子どもの遊びにどう関わっているのか、具体的にご紹介して、適切なサポートとはどんなものなのかを考えていきたいと思います!
2017年08月17日夏休みの予定は決まりましたか? 親子で楽しめる遊びはたくさんありますが、夏特有のレジャーといえば水遊び! なかでも自然のなかで水とふれあえるアクティビティにはたくさんの魅力がつまっています。そこで今回は小さな子ども連れでも楽しめる川遊び・湖遊びレジャーを紹介。「これから考えるけど、どこがいいかな」という人にぜひ候補に入れてほしいものを厳選してみました!■「ゆったり」と「ちょっとスリル」が選べる川下り川下りはボートやカヌーで川の流れに合わせて進むレジャーのひとつです。スリリングな急流を楽しめるものもあれば、街なかをゆったり進むものもあり、コースによって趣きが異なります。急流の多いコースは揺れ動く船の動きに合わせてスリルが楽しめますし、流れが穏やかなものは川岸の自然や景色をながめてのんびりできます。流れがゆっくりの川なら小さい子ども連れでも利用できるのでおすすめです。1歳と4歳の女の子をもつおっとりママAさん(33歳)からは「船頭さんのおしゃべりがおもしろくて飽きない」「家族とおしゃべりする余裕があっていい」などの感想も。所要時間は30分と短いものから2時間程度のものまでが多いようです。費用は大人1人1,000円からとリーズナブルなところもうれしいですね。参考サイト・ 長瀞舟下り ・ 蔵の街遊覧船 ・ 阿賀の里 ■水の上をすべるように進む感覚が病みつきのカヌーカヌーは、オールでこぐ小さな船をさします。オールは専門用語で「パドル」といわれていますが、これがシングルだと「カナディアンカヌー」、ダブルになると「カヤック」と種類がわかれるようです。海、川、湖といろいろなところで楽しめるカヌーですが、初心者におすすめなのは湖。波や潮の流れに影響を受けないので緊張や恐怖感も少なく、小さな子どもでも安心。6歳の男の子をもつアウトドア好きなママBさん(42歳)からは「静かな湖を一定の速さで進んでいく感覚が、意外と気持ちいい」という声も。大人でも病みつきになる人が多いようです。1つのカヌーに2~3人乗れるものもあるので、家族みんなが近い距離で体験できるのもうれしいですね。プランによって1歳以上から利用できるものもあり、費用は大人1人5,000円程度から。所要時間は2時間から1日たっぷり遊べるものまでさまざまです。参考サイト・ レイクウォーク ・ ウクディ パドリング スクール ・ 八ヶ岳アウトドア・アクティヴィティーズ ・ Gateway Tours ■「できた!」の自信と度胸がつくシャワークライミングシャワークライミングは、渓谷を下流から上流に向けてのぼっていく山と水のアドベンチャーです。沢のなかを進むことで山の水の冷たさを知り、滝つぼにジャンプしたり、流れのゆるやかな場所では水に浮いてちょっと休んだりと大自然の水遊びを楽しめます。8歳の男の子をもつ文化系ママCさん(31歳)からは「子どもの体力がもつか心配だったけど、最後まで上りきって自信がついたみたい。滝つぼジャンプで度胸もついたと思う」といった声もあり、子どもの成長を感じられる経験となるようです。ウエットスーツ、ヘルメット、ライフジャケット、専用のシューズをレンタルできるので装備は万全。費用は大人1人6,000円~15,000円(子どもも同料金のところが多い)程度、所要時間は2時間30分~1日のところが多いようです。小学生以上からの参加が推奨されていますが、主催する会社によっては4歳から参加できるところもあるよう。気になったらチェックしてみてくださいね。今回ご紹介した水遊びは初心者でも安心して楽しめるものばかり。また全年齢を対象にしているプランもたくさんありますので、小さい子どもがいる家族にもおすすめです。参考サイト・ 多摩川ラフティングwinds(ウィンズ) ・ カッパCLUB ・ 白馬ライオンアドベンチャー ただし、水のレジャーは思いもかけない事故が起きる可能性があります。アクティビティに参加する際は事前の説明や注意事項をしっかり確認し、ある程度理解できる年齢のお子さんであれば、その危険性を伝えておきましょう。注意点をしっかり把握したうえで、親子で思いきり水遊びレジャーを楽しんでくださいね。
2017年07月27日夏休み、子どもにたくさん思い出をつくってあげたい!出典 : もう季節は夏。子ども達にとって楽しみな夏休みも目前ですね!夏休みは子どもにとってかなり長い休暇です。また、保護者にとってもいつもより長い時間子どもと過ごすことになります。特に発達障害のあるお子さんの場合は、生活リズムが崩れやすかったり、夏休みの宿題がうまく進められず困ってしまったり、お出かけしても人が多くて疲れてしまったり…楽しい夏休みでも心配ごとが尽きない、という保護者の方も少なくないと思います。だけどせっかくの長期休み、親子で外に出かけて、一緒に楽しい思い出を作りたい…そこで!今回の記事では、障害があるお子さんや発達が気になるお子さんへの配慮やサポートのある夏の子ども向けイベント・2017年版を一挙にご紹介します!この夏のお出かけ先選びの参考にしていただければ嬉しいです。夏休み子ども向けイベント一挙ご紹介!出典 : 年の夏に開催が決定している子ども向けイベント情報をご紹介します。レジャーやアート、学習プログラムなどさまざまなイベントがあるので、子どもの興味に合わせて選んでみると楽しいですね!Upload By 発達ナビニュース日本有数の動物園である上野動物園で、障害のある子ども達とその家族に楽しいひとときを過ごしてもらうためのイベントが行われます。事前申込不要で、園内を自由に見て回ることができるだけでなく、小動物とのふれあいや東京動物園ボランティアーズによるガイド、「さわれる標本はくぶつかん」などの展示コーナーなど、さまざまな催しが企画されています。視覚障害者向けのプログラムや聴覚障害者向けの手話対応なども用意されているので、さまざまな子どもが思い思いにゆったりと動物園を楽しむことができます。【内容】動物園園内見学、動物とのふれあい体験など【対象】以下手帳などを持っている子どもとその家族及び介助者・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・小児慢性疾患受給者証【開催場所】上野動物園(〒110-8711東京都台東区上野公園9-83)※当日、入園場所が東園表門と西園弁天門となっているのでご注意ください。【日時】2017年8月28日9:30~15:00(入園受付12:00まで)【費用】無料【予約】不要【問合せ】上野動物園教育普及係TEL:03-3828-5171上野動物園公式ホームページUpload By 発達ナビニュース上野動物園ドリーム・デイ・アット・ザ・ズー概要Upload By 発達ナビニュース子どもの時から美術・芸術にたくさん触れてほしい、でも美術館で静かに鑑賞することは自分の子どもにとっては難しいかも…そう思っている親御さんはいませんか?東京都美術館では、「キッズデー」という子どものためのイベントを夏に開催します。普段は休室日である月曜日を、子どもたちのために特別に開室し、周りを気にすることなくゆったりと過ごすことができる企画です。また、美術作品のスケッチを楽しめる「とびらボードでGO!」や、「とびラー」と呼ばれる美術館を楽しむ達人が作品展示を案内してくれる「とびとびスペシャル ボストン美術館」(申し込み締め切り:7月17日23:59まで)など、特別プログラムも用意されています。【内容】美術鑑賞【対象】中学3年生以下の子どもとその保護者※ただし、小学3年生以下の方は保護者同伴での入室をお願いします。【開催場所】東京都美術館 企画展示室【日時】2017年7月31日(月)9:30~16:00(入室は15:30まで)【費用】中学生以下は無料、保護者はボストン美術館の至宝展の観覧券(招待券・前売券も可、半券不可)が必要です。【予約】申し込みは不要です。 ただし、「とびとびスペシャル ボストン美術館」など、一部のプログラムは事前申し込みが必要です。詳細は以下のWebページをご覧ください。【問合せ】東京都美術館 アート・コミュニケーション係 キッズデー担当TEL:03-3823-6921(平日9:30~17:30)E-mail:acinfo@tobikan.jp東京都美術館キッズデーUpload By 発達ナビニュース東京都美術館では、特別展ごとに「障害のある方のための特別鑑賞会」(事前申込制)を実施しています。普段は混雑している特別展を障害のある方がゆっくり鑑賞できるよう、休室日に開催する鑑賞会です。今年の夏は、「ボストン美術館の至宝展-東西の名品、珠玉のコレクション」で特別鑑賞会が行われます。こちらでも「とびラー」による受付や移動のお手伝いや、展覧会を担当した学芸員による手話通訳付き展覧会ワンポイント・トークなど、障害のある方へのサポート体制が整っているため、安心して作品鑑賞を楽しめます。【内容】美術鑑賞【対象】身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳などをお持ちの方各回350名とその介助者【開催場所】東京都美術館 企画展示室【日時】2017年8月28日(月)10:00~16:00(受付終了時刻は15:00)【費用】無料【予約】ホームページに掲載されている「ご希望の受付時間の申込フォーム」ボタンより申込フォームへ進み、必要事項を入力のうえ、お申し込みを完了させてください。(申し込み締切7月24日)【問合せ】東京都美術館 アート・コミュニケーション係 アクセスプログラム担当TEL:03-3823-6921E-mail:access@tobikan.jp東京都美術館障害のある方のための特別鑑賞会Upload By 発達ナビニュース音楽文化療育士による、ちいさな子どもからパパ・ママまで楽しめる音楽コンサートが開催されます。音楽に合わせて楽しく踊ったり、絵本『だるまさんが』のマネっこ遊びをしたりして楽しめます!また、発達障害の子ども向けに絵本のお買いもの体験ができる、「そらマーケット」も同時開催されます。当日は授乳室やベビーカー置きも準備されているので、赤ちゃんがいるパパ・ママも安心して参加することができますね!【内容】音楽コンサート【対象】新生児~小学生(特に3~8歳程度)の子どもとその保護者中高生や、大人のみの参加なども可能【開催場所】東京都目黒区上目黒2-1-3中目黒GTプラザホール【日時】2017年7月22日(土)10:15~11:30(10:00受付開始)※要事前予約【費用】大人1000円小学生以下無料(当日現地支払い)【予約】以下で掲載している予約用URLから予約してください。【問合せ】スタジオそら(アース・キッズ株式会社)TEL:03-3403-4389スタジオそらリズムであそぼう!そらコンサート予約Upload By 発達ナビニュースゲームコーナーやちびっこ広場、手作りおもちゃコーナーなど、子どもが楽しめる催し物が盛りだくさん!食べ物・飲み物の販売や、マッサージ、囲碁コーナー、ビンゴ大会もあるので、家族全員で楽しめます。【内容】夏祭り【開催場所】京都市左京区高野玉岡町5番地【日時】2017年8月6日(日)11:00~16:00【費用】入場無料【予約】不要【問合せ】京都市障害者スポーツセンターTEL:075-702-3370京都市障害者スポーツセンター京都市障害者スポーツセンター夏祭りUpload By 発達ナビニュース障害がある人もない人も共に参加できるアートプログラムを提供しようと、クリエイティブ・アート実行委員会主催のさまざまな企画が夏、開催されます。サマー・アート・スクールでは、ダンスや演劇、音楽、絵画、造形などあらゆるアートが体験できるプログラムが5回開かれます。「演劇ワークショップ―音で遊ぶ、身体で遊ぶ、物語で遊ぶー 」(8月5日~8月6日10:00~16:00開催※子どもが参加できるのは午後の部14:00~16:00)、「動物を描く絵画ワークショップ」(7月29日~7月30日13:00~16:00開催)「視覚を超える造形ワークショップ」(8月19日~8月20日13:00~16:00開催)は子ども(対象年齢9歳以上)も参加できます。絵画と造形のワークショップに関しては、参加者の作品を飾る展覧コーナーも設けられています。【内容】アート活動プログラム【対象】子どもが参加する場合、9歳以上【開催場所】プログラムごとに異なりますので、以降に掲載したホームページをご参照ください。【日時】2017年7月22日~9月3日(※プログラムの開催日はイベントにより異なります。展覧コーナーは8月31日~9月3日)【費用】プログラムへの参加費用はそれぞれ異なりますので、ホームページをご覧ください。展覧コーナーでの鑑賞は無料です。【予約】メールあるいはファックスにて、ホームページに掲載されているフォーマットに沿って申し込んでください。【問合せ】クリエイティブ・アート実行委員会事務局ミューズ・カンパニーTEL:03-6426 -5182Fax:03-6426-5183ミューズ・カンパニー夏休みの宿題といえば読書感想文。本を読むのが苦手、文章を書くのが苦手など、読書感想文に毎年悩まされている方はいませんか?そんな親子にぴったりの、読書感想文講座が開催されます。物語・科学・社会の3種類の本から子どもの興味に合わせて選ぶことができ、「読書感想文のためのワークブック」を使って読書感想文にチャレンジします。【内容】読書感想文講座【対象】一般、賛助会員、正会員、及びそれぞれのきょうだいの受講も可能です。※親子での参加となります。【開催場所】名古屋市北区清水4-17-1北区総合庁舎内名古屋市総合社会福祉会館大会議室東【日時】2017年7月27日(木)10:30~14:30※要事前予約【費用】一般 3,000円賛助会員: 2,000円正会員: 1,000円(会員制度の詳細についてはアスぺ・エルデの会にお問い合わせください。)【予約】以下掲載の申込サイトから予約してください。【問合せ】NPO法人アスペ・エルデの会夏休み読書感想文セミナーお申し込み三河湾に浮かぶ愛知県日間賀島を会場にしてアスペ・エルデの会が毎年恒例で実施している、発達障害の子どもや青年、そのきょうだいを対象とした4泊5日の支援体験合宿です。中京大学の辻井正次教授をはじめ発達障害支援の専門家によるスキルトレーニングのほか、島の民宿に泊まり、おいしい海の幸や海水浴、キャンプファイヤーなど夏の思い出づくりもできます。たくさん遊びながら安心して過ごせるよう、子ども1人に支援スタッフが1人つき、特性や困りごとに合わせたセミオーダーのプログラムになっています。【内容】支援体験合宿【対象】発達障害のある子どもとそのきょうだい【開催場所】日間賀島(愛知県南知多町)内の民宿【日時】第1クール;2017年 8月16~20日、 第2クール;2017年 8月21~25日 (第1〜2クールを通した参加も可能)【日時】2017年7月27日(木)10:30~14:30※要事前予約。(参加には事前面接が必要です。2017年7月30日(日)10:00~14:30頃※会場:安城市民会館視聴覚室)【費用】一般 75,600円賛助会員: 64,800円正会員: 60,000円※スポーツ安全保険料別途(会員制度の詳細についてはアスぺ・エルデの会にお問い合わせください。)【予約】以下メールにて件名を『日間賀島合宿参加希望』として予約してください。(申し込み締切7月24日)メールアドレス:info@as-japan.jp【問合せ】NPO法人アスペ・エルデの会法人アスペ・エルデの会「話す」「聞く」「会話」をテーマに、ワークショップ形式のセミナーが開催されます。昨年度も開催されたSSTワークショップ、今年は対象を高校生まで広げた開催となります。人と何とはなしに会話するのが苦手、雑談・会話スキルの向上に興味がある、という人はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。【内容】成人向けセミナー【対象】高校生~成人【開催場所】青葉台地域ケアプラザ多目的ホール(横浜市青葉区青葉台2丁目8-22)【日時】2017年8月26日14:00~15:30(開場13:30~)【費用】500円(資料代)【予約】ホームページまたはチラシ内のQRコードから予約してください。【問合せ】高校生〜大人向け SSTワークショップ「雑談セミナー」事務局メールアドレス:althaea117@gmail.com高校生〜大人向け SSTワークショップ「雑談セミナー」成人のためのSSTワークショップ雑談セミナーチラシUpload By 発達ナビニュース発達ナビを運営する株式会社LITALICOでは、「LITALICOワンダー」というIT×ものづくり教室を運営しています。プログラミングやロボット、デジタルファブリケーションといった、テクノロジーを活用したものづくりの機会を提供しているLITALICOワンダーで、「この夏、クリエイターデビュー!」をテーマに特別講習が行われます。最近プログラミングや科学教室が盛り上がりを見せていますが、LITALICOワンダーの特別講習は「本格ゲームサウンドをつくってみよう!」「3Dプリンタでビー玉迷路をつくろう!」というように本格的な創造活動に取り組める内容になっています。夏休みの自由研究のヒントになるだけでなく、子どもの「好き・得意」を探し、没頭できることへの発掘になるのではないでしょうか。【内容】サマーラボ(全19種類のIT×ものづくりワークショップ)【対象】年長、小学生、中学生、高校生(開催ワークショップごとに対象年齢・学年が異なりますので、詳しくは以下掲載のホームページをご覧ください)【開催場所】LITALICOワンダー渋谷、池袋、秋葉原、川崎、横浜(ワークショップによっては開催していない場所もあります)【日時】2017年7月17日から8月31日のうち希望する1日(多くのワークショップは1日あたり90分×2クラス受講ですが、90分1クラス、90分×3クラスのワークショップもあります)【費用】5,400円~15,120円(税込)(ワークショップごとに異なります)【予約】以下ホームページ中の「お申し込みはこちらから」からお申込みください。【問合せ】LITALICOワンダー渋谷、池袋、秋葉原、川崎、横浜ホームページ下部、開催会場より各教室にお問い合わせください。Upload By 発達ナビニュースワンダーSUMMER LABUpload By 発達ナビニュース障害への理解を深めるという趣旨のもと、滋賀県立障害者福祉センターにて夏まつりが行われます。和太鼓やオーケストラの演奏や大道芸のパフォーマンスから、縁日やフリーマーケット、フィナーレのエコ風船飛ばしなど、見て楽しい・参加して楽しい催しが盛りだくさんの夏まつりになっています!【内容】夏まつり【開催場所】滋賀県立障害者福祉センター(草津市笠山八丁目5番130号)【日時】2017年7月23日10:00~14:30【費用】入場無料【予約】不要【問合せ】滋賀県立障害者福祉センター夏まつり実行委員会事務局077-564-7327滋賀県立障害者福祉センター第27回夏まつり滋賀県立障害者福祉センター第27回夏まつり夏休みのイベントに参加する時に心がけたいことって?出典 : ご紹介したように、夏休みにはさまざまな団体や機関が楽しいイベントを開催しています。そんなイベントに、子どもが楽しく元気に参加できるためにはどのようなことを心がければよいのでしょうか。・事前にイベントに関して下調べをする特に発達障害のある子どもと一緒にイベントに参加する場合、イベントそのものだけでなく、開催場所へのアクセスやアクセス手段に関しても事前に調べておくことが大切です。事前に調べたり、問い合わせたりしておくことで、子どもの特性上考えられる困りごとがある程度予測でき、そしてその困りごとに対する対処法も考えることができます。また、発達障害のある子どもの中には、予定外のことが起こるとパニックを起こす子どもも少なくありません。下調べによってわかったことや計画立てたことを、事前に子どもにわかりやすく伝えておくことも良いでしょう。・子どもが拠り所になるようなグッズなどをもっていくイベントでは、普段子どもが過ごしている家や学校などとは雰囲気も参加している人も大幅に異なります。そのような空間で過ごしていると、子どもが疲れてきてしまったり、ストレスを感じてしまったり、パニックや混乱の元となったりすることがあります。そんな時のために、子どもがいつも使っているおもちゃや、身につけているものを持っていくことをおすすめします。もしパニックや混乱、癇癪(かんしゃく)などを起こしたとしても、いつも使っている物に触れるだけで落ち着きを取り戻すこともあります。また、公共交通機関でイベント会場へ向かうなど、他の人と行動を共にする場面でも、子どもが落ち着くようなグッズを渡してあげることでスムーズに行動できることがあります。・子どもの特性ゆえの困りごととその改善策を考えておく発達障害のある子どもはその特性からさまざまな困り感を抱くことがありますが、それはイベントなど非日常的な場面でもありえることです。例えばADHDの子どもで、じっと順番待ちをするのが難しかったり、自閉症スペクトラム障害の子どもで、突然の予定変更を受け入れられなかったりするなどの困り感が考えられます。そのような子どもの特性から考えられる困り感をあらかじめ予測するとともに、実際にそうなったらその困り感をどのようにやわらげてあげるかについても考えておくことが大切です。前もって困り感とその改善策を対応させておくことで、親御さんの不安やストレスも軽減することができます。まとめ出典 : 夏休みは子どもと過ごす時間が長い分、たくさんの魅力的なイベントが開催されています。発達障害はじめ、さまざまな障害がある子どもも安心して参加できるようなイベントもどんどん増えています。子どもを連れてイベントに参加する場合、子どもの特性を把握したうえで、イベントにスムーズに参加できるように、あらかじめ準備することが大切です。これからも随時イベント情報を更新していきますので、ぜひ夏休みの過ごし方、夏の思い出作りの参考にしてみてくださいね。
2017年07月26日我が家の子どもたちは夏休みに入りました。夏バテと戦うママの体力と反比例して、「夏休みだ!」とはしゃぐ子どもたち。そこで今回、子どもだけではなく、ママも思わず楽しくなるようなアイテムを探しました。今買えるプチプラアイテムをご紹介します。◼︎セリア、ダイソー、フライングタイガーetc. 100均で子どもも大人も楽しいアイテム探しおしゃれな100均の代表格といえばセリア。水鉄砲などの王道グッズはもちろん、ユニークなアイテムを発見しました。2本使えばプールにプカプカ浮くことができる(?)棒です。長い棒……男の子は特に大好きですよね。そして、定番ともいえるダイソー。おしゃれ偏差値がどんどん上昇している印象。プチプラだけど機能性を裏切らない100円ショップ、といえるお店だと思います。カラフルで、写真映え、インスタ映えするおしゃれなアイテムを探すならフライングタイガー。小さなお子さんから大人まで楽しめるグッズが豊富でした。◼︎100均で見つけたアイテムが、子どもたちに大好評!セリアで見つけた棒プールに水をたくさん入れたはずなのですが、子どもたちのはしゃぎっぷりによって、水も半減。大きなプールで遊ぶなら、セリアの棒を2本使ってプカプカ浮かべて遊べますね。我が家のプールでも水がたっぷり入っているときはプカプカ浮かんでいました(保護者の方が必ず付き添ってくださいね)。この棒はもっぱら剣の役目を果たしていました。ちゃんばらごっこをしたり、釣りごっこをしたり、工夫で遊び方を変えていけるのも、また楽しい様子。柔らかいため、痛くもなく、危険ではないため、男の子には欠かせない遊びグッズになりそうです。ダイソーのドリンクホルダーダイソーの「ドリンクホルダー」を早速使ってみました。350mlの缶ジュースがちょうど収まります。プールに入りながらジューズを飲みたくなったら、このドリンクホルダーが活躍しそうです。付き添って一緒に入るお父さん用の飲み物を冷たくキープするのに、こちらを使ってみてはいかがでしょうか?ゆらゆら揺れるので、面白いですよ。ただ、水の流れで逆さまになることもあり、注意が必要かもしれません。フライングタイガーの虫取りグッズ「クワガタどこにいるかな?」といつも虫のことを考えている息子。男の子にとって夏は最高にテンションの上がる季節のようです。我が家では2年前からフライングタイガーの虫取り網を愛用しています。長さが調整できるので、持ち運びに便利なんです。今回、家の形のおしゃれな虫取りカゴも発見。これなら家の中に置いても、インテリアに馴染みそうです。まさに「虫の家」!アイデアも素敵ですね。◼︎100均のプチプラグッズで、子どもと夏を楽しもう今回ご紹介した100均のプチプラグッズは、売れ行き状況にもよりますが、まだ店頭で買えるものです。お店に行けば手に入る可能性が高いです。Webのコラムの良いところは、「入稿」してから「掲載」するまでの期間が短いということ。雑誌などでは記事執筆〜発売まで、どうしてもタイムラグが生じるため、雑誌に掲載されているものをいざ買おうと、お店に足を運んでも、とっくに売り切れていた……なんてこともよくありますよね。ママも楽しめる夏休みになりますように。暑い夏、プチプラグッズで楽しい気分を盛り上げてはいかがですか?
2017年07月18日子どもが思いっきり遊べる場所として、最近話題の「プレーパーク」。モットーは「自分の責任で自由に遊ぶこと」。大人から制限されないので好奇心が刺激され、いつもとは違う遊びが楽しめます。そこで、外遊びが大好きな3人の子どもたちを連れて、世田谷区にある「羽根木プレーパーク」に行ってきました!ターザンロープに泥遊び、都内とは思えない光景に驚き!小田急線梅ヶ丘駅から歩いて5分程度。広大な羽根木公園の一角にある「羽根木プレーパーク」には、子どもたちの元気な声が響き渡っています。木の枝にくくられたターザンロープにぶら下がったり、大きなショベルで穴を掘って水路作りに熱中したりと、思い思いに遊ぶ子どもたち。服や靴が泥だらけになっても、少しくらい擦り傷ができても、ここでは誰も気にしません。「泥んこになって遊ぶ子どもたちは、既成のおもちゃで遊ぶときとは違う、生き生きとした表情を見せてくれます」と話すのは、プレーワーカー(プレーパークのスタッフ。現在はパーク内そらまめハウス担当)の森川和加子さん。子どもたちは考えながら遊ぶことで、自分がどこまでできるのか、どこまでやると危険なのかを学んでいきます。理想は「はだし感覚」。子どもの足に合った靴選びのポイントとは?外遊びをすることは、子ども足の成長のためにとても大切です。「赤ちゃんの足はやわらかい軟骨ですが、3歳~7歳頃に硬い骨へと成長し、土踏まずがつくられます。力強い土踏まずを形成するには、足の指を踏ん張る動きが重要なんです」と話すのは、アシックスジャパンのキッズシューズ「スクスク」担当の江島れい子さん。遊具や木に登ったり、思いっきり走ったりといった遊びを通して、自然と土踏まずの発達が促されるそうです。また、足が成長していく時期で、気をつけたいのは靴選び。「よく転んで靴が脱げてしまう」「すぐ抱っこと言って歩きたがらない」といった悩みの原因は、間違った靴選びにある場合も多いそうです。「理想は、土の上をはだしで歩くのと同じ感覚で履ける靴。かかとから中央部分までが固く、つま先は屈曲性にすぐれた靴を選ぶといいでしょう」と江島さん。足に合った靴を選ぶことで歩きやすくなり、運動量も増えていきます。そこで、大事なのはサイズ選び。そこで江島さんに、お店で簡単にできるチェック方法を教えてもらいました。「靴の中敷きを取り出して床に置き、かかとを合わせます。この時、つま先に5mm程度余裕があるのがちょうどいいサイズ。購入する際は、成長を考えて、つま先に1cm程度余裕があるものを選ぶのがベストです。余裕が2~3mm程度になったら、買い替えのサインといえます」足に合った靴が見つかったら、次に知っておきたいのが正しい履き方。「まず、かかとをトントンと地面に打って合わせてから、ベルトをしっかりと締めましょう。ベルトが2本ある場合は、最初に上のベルトを締めてかかとを固定してから、下のベルトで横ズレを抑えます」と江島さん。つま先の部分に空間を持たせることで、飛んだり跳ねたりといった動きがスムーズになるのだそうです。土踏まずが発達する3~7歳の外遊びにおすすめの靴子どもの足の成長に合わせて開発されている、アシックスの「スクスク」。3歳~7歳向けの「プレスクールシューズ」はかかとに安定感があり、靴の中で指をしっかりと踏ん張れる構造です。なかでも外遊びにおすすめなのが「ゴアテックス®ファブリクス」シリーズ。水の浸入を抑えるので、水遊びなどのアウトドアや雨の日にもおすすめ。微細な孔が汗の水蒸気を放出するので、快適な履き心地です。泥などの汚れも、表面を軽く水洗いするだけで簡単にお手入れができるのもうれしいですね。1日遊んで泥だらけの靴も…その場でさっと水に流しただけで、キレイになりました。今回の撮影で使用したのはこちら子どもたちの運動量が自然に増えるような動きやすさを重視して作られた「スクスクプレスクールシューズ」の中でも、水の浸入を防ぐ「防水性」に優れ、靴の中のムレや汗は外に逃がしてくれる、外遊びやアウトドアにおすすめのシリーズです。横方向に溝が入った分割ソールで屈曲性もアップ。TR.RUNNERMINI G-TXのつま先部分には耐摩耗性にすぐれた人工皮革を使用しているため、破れにくいのも特徴です。 ■「ゴアテックス®ファブリクス」シリーズ製品情報はこちら>> 足裏全体で歩くベビーのために開発されたスクスクベビーも人気!歩き始めから3カ月が経過したペタペタ歩きの子どもには、「スクスクベビーシューズ」がおすすめ。履かせやすさと歩きやすさを考えた安定性に優れたシューズ設計。独自に開発された立体的な中敷きが、小さくて丸いベビーのかかとをしっかりと包み込みます。クッション性も高く、メッシュ素材でムレを防いでくれるので、運動量が増えるこの時期におすすめです。 ■スクスクベビーシューズ製品情報はこちら>>
2017年06月26日こんにちは。子育て支援を専門にする臨床心理士の今井千鶴子です。お子さんはどんな遊びが好きですか?ある調査では、幼児が最も好きな遊びとして“ごっこ遊び”が報告されています。わが子も毎日のように恐竜ごっこやお医者さんごっこをして遊んでいます。このように、子どもたちに大人気のごっこ遊びですが、実は子どもの成長にとっても“最強の遊び” といえます。ただ、そうはいっても「ごっこ遊びを一緒にするのがつらい」というママの声もよく耳にします。ママがごっこ遊びをつらいと感じる理由はさまざまですが、“ごっこ遊びの様子からお子さんの成長に気づく”という視点をもつことで、ごっこ遊びへの意識がガラリと変わることもあります。そこで今回は、ごっこ遊びにスポットをあて、ごっこ遊びからお子さんの成長に気づくための2つのポイントをご紹介します。●(1)見立て遊び初めは、実物さながらのおもちゃを使って遊んでいた子どもも、発達が進むにつれて、“身の回りにある別のもの”を本物に見立てて遊ぶようになります。たとえば、戦いごっこといえば、初めのうちはウルトラマンや怪獣のフィギュアを用いて遊んでいた子どもも、次第に身の回りにある別のもの(例:スマホはウルトラマン、ペンは怪獣など)にその役割を与えて遊ぶようになります。ママから見ると、スマホとペンが戦っているわけですが、子どもの心の中ではウルトラマンと怪獣が戦っています。このような身の回りにある別のものに役割を与えられるようになった子どもは、“表象”を理解している といえます。このような力は、子どもがさまざまな抽象的概念を理解するうえで役立つ ことがわかっています。そう考えると、実物さながらのおもちゃをたくさん与えるよりも、ある時期がきたら“見立て遊び”ができる環境を意識することも大切なのかもしれません。●(2)視点取得ごっこ遊びで役柄を演じるときには、“視点取得(してんしゅとく)”という相手の視点に立ち理解する ことが求められます。「ママだったら、こうするな」「パパだったら、こう言うな」など、相手の視点に立つことで、人の気持ちがわかるようになっていきます。また、お子さんが一人二役を演じている場面を見たことはありませんか?実は、このようなおもちゃなどに役柄を与え、1人が2つ以上の役割を演じることはすごいこと なのです!この遊びは、たくさんの視点取得を使いながら、それを切り替えたり、ストーリーを作ったりしながら進めていくので、状況や文脈を客観的に理解する力を育てます 。さらに、役柄を演じるときには、子どもがその役柄をどのように認識しているかもわかります。たとえば、母親役をしている女の子が、怒ってばかりいる母親を演じている場合は、普段から母親をそのような視点で認識していることを伺い知ることもできます。「ごっこ遊びから家庭の様子がわかる」とも言われるほどです。この話を聞くたびに私も親として気をつけなければ……と思います(笑)。この他にも、ごっこ遊びが言葉の発達や感情の豊かさにつながることも指摘されています。このことからも、ごっこ遊びが子どもの成長にとって大切な遊びであることがわかるのではないでしょうか。----------いかがでしたか?今回は、ごっこ遊びにスポットをあて、ごっこ遊びの様子からお子さんの成長に気づくためのポイントをご紹介しました。すべてのお子さん、そしてママが笑顔あふれる毎日を過ごされますよう心より願っています!【参考リンク】・村田光範,内山聖,岡田知雄,加賀谷淳子,本田悳,松岡優幼児が行っている遊びの種類に関する調査.厚生省心身障害研究「小児期からの総合的な健康づくりに関する研究」効果的な運動及び体力向上の方策に関する研究,平成9年度報告書,15-18, 1998.(PDF)()●ライター/今井千鶴子(臨床心理士)●モデル/NANAMI(RIRIAちゃん)
2017年06月13日子どもの身体と脳は未発達で、年齢による脳細胞の数の変化によって発達や成長をしていきます。細胞が増える時期に早期教育をつめこんでも脳が未熟で覚えることができずに、「自分に自信が持てない脳」を育ててしまうことになってしまいます。脳の仕組みに沿った子育ては、就学以降に実力を発揮できる脳の素質を育むことにつながります。脳の発達を理解した上で、時期ごとにどんな遊びを取り入れるとよいのか知っておきましょう。乳児期:気持ちが伝わる脳に育てる脳の成長第一段階となるこの時期は、人に気持ちを伝える脳の仕組みを鍛えることがとても大切です。遊びにもそういったことを意識したものを取り入れましょう。会話の内容が理解できない時期なので、目と目を合わせて気持ちを込めた語り掛けをすることが大事です。会話は分からなくても、大人の表情や声のトーンからしっかりと情報を受け取ります。乳児期の視野は大人が思う以上に狭いので、しっかり見える位置で目を見て伝えます。絵本の読み聞かせにも気持ちを込めます。「まだ理解できないだろう」と判断して手を抜いてしまうと、気持ちを込める脳に育てることはできません。子どもにまだ意味が分からないことでも、思いっきり気持ちを込めて繰り返し読んであげることで、脳に大きな反応や変化が起こります。目を合わせることとあわせて、体に触れて遊ぶことも脳の変化に重要です。ベビーマッサージやリトミックはまさに最適です。この時期の遊びとして積極的に取り入れましょう。 1~3歳:間違えない脳に育てる3歳まではさらに脳細胞が増え続けます。引き続き気持ちが伝わる脳を育むことは大事ですが、正誤・類似性を判断できる脳を育むコミュニケーションを取ることを取り入れていきましょう。理解・判断力を司る本能は、同じ行動を繰り返すことで鍛えられます。よく、子どもは同じ遊びを何度も繰り返していますよね。子どもは本能に従って無意識に、統一・一貫性を磨いています。「いつまでやってるの!」と叱ったりジャマをしたりしないようにしましょう。絵本の読み聞かせも、つい「色々な話を聞かせたい」とたくさんの種類を用意してしまいますが、大切なのは量より質です。同じ本を繰り返し読んであげましょう。繰り返すことで、物事を正しく判断する能力の基盤が出来上がります。間違えない脳を育むと、微妙な違いを見抜く鋭い直観力が磨かれます。そのためによい遊びは間違い探しです。簡単なものから始めて、徐々に複雑なものに挑戦しましょう。慣れてきたらママと競争するのも効果が高くなります。3~7歳:勉強ができる脳に育てる脳細胞が減少するこの時期は、不要な細胞を減らすことで必要な細胞同士がつながっていきます。この時期は脳に悪い習慣を止め、空間認知能力を鍛える遊びを取り入れ「勉強できる脳」へと育みましょう。空間認知能力を鍛えることは、文武両道の才能を伸ばしてくれます。効果的な遊びは、積み木やブロックです。丸・三角のものより、立方体や直方体を使用します。どの方向から見ても形が一貫しているため、空間認知能力が鍛えられるのです。オセロや将棋などの正方形のマス目を使う遊びもおすすめです。お絵描きをする際も空想のものを描くよりは、実際のものを見て写す写生の方が、空間認知能力を鍛えるのに効果があります。親子でさまざまな写生に取り組んでみるのも楽しいですね。身体を使う遊びとしては、目をつぶってその場でジャンプすることが効果的です。空間認知能力が低いと同じ場所に着地できません。床に印をつけて同じ位置に着地できるか、という遊びで鍛えられます。脳の細胞が3歳以降は減少しているというのは意外ですよね。幼児教育も年々低年齢化していますが、細胞が増加する時期には記憶力よりもコミュニケーションが大事なのだと改めて感じます。小児科で「生後7か月までの関わり方が、成長した時の親子関係に大きく影響するからたくさん抱っこしてあげて」と言われたのを思い出します。乳児期に密度の濃いコミュニケーションをたくさんとることで、子どもの脳は満たされ発達していくのですね。脳の仕組みなどを知って子育てすることは、子どもの可能性を最大限に効果的に発揮できるための一助となります。参考になさってください。
2017年06月08日公園で遊ぶ、外遊びは楽しい一方で、公園で遊んでいた子のランドセルや縄跳びが遊具にはさまる事故も報道されています。公園でより安心して遊ぶために、親が気をつけたいこと、子どもに伝えておきたいことを、日本公園施設業協会が発行するパンフレットを参考にご紹介します。■公園遊びの洋服、事前にチェックしてますか?子どもの公園遊びの付き添いしていますか? 「公園が家の目の前にあるから」、「お兄ちゃんと一緒だから」といった理由で、一緒に公園に行っていないママもいるかもしれません。日本公園施設業協会では、6歳までの子どもには必ず大人が付き添うことを呼びかけています。これを踏まえ、小さな子どもと公園で遊ぶときに、親がチェックしたおきたいことのなかから、とくに日頃見落としがちな項目を「仲良く遊ぼう安全に」パンフレットからご紹介します。<遊ぶときの服装は?>Check1 上着の前を開けっ放しにさせない。Check2 マフラーやひも付きの手袋はとらせる。Check3 かばん、水筒、ヘルメットは外させる。Check4 パーカーなど、首のまわりにひもやフードの着いた衣服は身につけさせない。Check5 足に合った脱げにくい靴をはかせる。Check6 靴のテープはきちんと止めさせる。靴ひもはしっかり結ばせる。出典: 一般社団法人 日本公園施設業協会「仲良く遊ぼう安全に 幼児編11」(日本公園施設業協会発行)パンフレット [10.27MB] 保育園生活でも、どこかに引っかかる心配のある衣類は、身に着けないように指示されているママは多いかもしれません。これは、公園遊びの洋服でもあてはまります。足元はジャストサイズのスニーカーで、脱げにくいものを。靴ひもがほどけていないか確認しましょう。ほどけない結び方として話題となっている「イアン・ノット」や二重のちょうちょ結びなどを試してみるとよいかもしれません。ネットで検索すると、簡単な結び方の動画を見ることもできます。■公園の遊具に対象年齢があるって知っていますか?公園に着いたとたん、興味のある遊具めがけてまっしぐら! となってしまう子ども。もしもの事態を遠ざけるためには、公園で遊ぶ前に、「どこに、どんな注意箇所があるか」を大人の目で確認し、安心できる場所で子どもの身体能力に合った遊具で遊ばせることが大切です。<遊び場は安全か? あらかじめ確かめておこう>Check1 その遊び場には小さい子ども用の遊具があるか?それは大きい子ども用の遊具と近すぎないか?Check2 石やガラスなどのかけらは落ちていないか?Check3 遊具は壊れていないかCheck4 遊具の下や周りはコンクリートやアスファルトで固められていないか?Check5 遊具の下や周りに放置された障害物はないか?Check6 遊び場の内外で水の事故(池や噴水など)や交通事故に遭う危険はないか?Check7 以上があったら管理者に連絡する。出典: 一般社団法人 日本公園施設業協会「仲良く遊ぼう安全に 幼児編11」(日本公園施設業協会発行)パンフレット [10.27MB] 日本公園施設業協会会員が製造する遊具には、その遊具で遊ぶことができる目安となる「 対象年齢シール 」が貼られています。自分の子どもの年齢にあった遊具か、チェックしましょう。■子どもだけで遊ぶときの約束事決めていますか?学童保育に行かなくなりがちな小学生高学年にもなると、家にランドセルを置いたら公園に集合! というシーンも出てきます。子どもたちが集まりそうな公園を事前にリサーチし、休日などにチェックしておくとよいでしょう。子どもだけで公園で遊ぶ場合には、次のことを事前にママに伝えることを約束させましょう。<友だちと公園で遊ぶときの約束ごと>・誰と遊ぶのか・どこで遊ぶのか・何時まで遊ぶのかまた友だちと「待ち合わせ」をするかどうかは、各家庭でルールをきちんと決めておきましょう。とくに小学生低学年のうちは、子ども同士の待ち合わせはさせないと決めている場合には、子どもにもそのことをきちんと伝えておきましょう。休日に待ち合わせする場合には、できるだけ親も一緒に行って、相手の子どもの確認や親へのあいさつをしておくと、今後遊ぶときにも安心です。服装に関しては、先に紹介した項目をお子さんと確認してください。また、かばんはもちろん、水筒、携帯といった体や首に下げるアイテムも遊ぶときには外すように伝えるのもお忘れなく。■もし公園でこんなことが起こったら車に気をつける、飛び出さない、知らない人に声をかけられてもついていかない、などの声がけをしているママは多いと思います。公園でも思わぬ事故が起こる可能性もあります。そんなときにどういった対応をする必要があるのでしょうか。子どもが大きくなっていくときに、「自分で考えて、自分で対応できる」力を育てるためにも、こういった話し合いは役立つのではないかと思います。「仲良く遊ぶために 児童編」パンフレットを参考に、いま一度、お子さんと一緒に確認してみましょう。<お天気は?>・雨にぬれた遊具は滑りやすいので注意。・雷が鳴ったら外で遊ばない。・日射によりスチールなど加熱する部分があり、やけどに注意。<体調は?>・遊ぶときの健康管理は大切です。適度に水分を補給させる。<事故・事件が起きたらすぐに助けを求める>子どもだけの場合-よく教えておいてください・近くの家に行って助けを求める。・重いけがのときには119番に電話して救急車を呼ぶ。・不審者がいるときには110番に電話して警察を呼ぶ。<ケガをした人には>・助けを呼ぶ間、付き添っている。・ケガ人は、なるべく動かさない。・血が出ていたら、水道の水で汚れをよく洗い流し、布などでおさえるか、本人の手でおさえる。出典: 一般社団法人 日本公園施設業協会「仲良く遊ぼう安全に ~学校の先生方と保護者のために~ 児童編」(日本公園施設業協会発行)パンフレット [5.2MB] ケガや危ない目に遭うことなく、楽しく遊べることが何よりです。でも、もしものときには周囲の大人に助けを求めるよう、約束しておきましょう。また、誰も携帯電話を持っていないことを想定し、公衆電話の設置個所とかけ方を教えておくとよいかもしれません。公衆電話の設置個所はNTTサイトで検索できます。今回ご紹介した「仲良く遊ぶために」パンフレットは、幼児編、児童編ともに日本公園施設業協会のウェブサイトからダウンロードできます。公園遊びは、子どもの発想力を高め、冒険心を養い、危険認知能力を高めるためにも、絶好の遊び場です。そして子ども同士の友情を育み、親子の絆を深めるところでもあり、親子でとても大切にしたい場所です。だからこそ公園遊びの注意事項、遊具の使い方、重大事故を防ぐポイントなど、より安心して楽しく遊ぶために、お子さんと話し合ってみてはいかがでしょう。<参考サイト>・ 一般社団法人 日本公園施設業協会ウェブサイト
2017年03月05日顔まで泥だらけになって遊ぶよちよち歩きの赤ちゃんに、廃材で作った小屋のてっぺんではしゃぐ子どもたち、かまどを囲んでマシュマロを焼く家族連れ。全国各地にある冒険遊び場「プレーパーク」では、よく見かける風景です。どんなところか興味はあるけれど、「泥で洋服が汚れるのはちょっと……」「怪我をしたらどうしよう」と、躊躇してしまう人もいるのでは? 今回はそんなプレーパークの魅力をご紹介します。■頼りになる「プレーワーカー」の存在「最初、不安に思うのは当たり前だと思います。でも、少しずつ泥に触れさせたり、のこぎりを使わせたりすると、子どもの表情が生き生きとしてくる。既成のおもちゃで遊ぶときとはまったく違う姿を見て、考えが変わる方が多いようです」と答えてくれたのは、世田谷区を中心に全国各地で活動しているプレーワーカーの森川和加子さん。プレーワーカーとは書類・面接選考を経て選ばれた常駐スタッフで、プレーパークには欠かせない存在。毎朝の遊具点検に始まり、子どもたちが自由に遊ぶ環境をつくったり、ときには悩みを抱えている子どもの相談に乗ったりと、さまざまな活動を行っています。■子どもの好奇心がフル回転! 「考えながら遊ぶこと」が力になる日本で最初のプレーパークである「羽根木プレーパーク」。ここにある巨大な木製すべり台も、プレーワーカーが地域の世話人(ボランティア)たちや遊びに来る若者たちといっしょにつくった遊具のひとつです。かなりの高さがあり、表面はツルツルで急斜面。見守っている大人はヒヤヒヤしますが、よく見ると階段がないことに気がつきます。「すべりたいと思ったら、足場をつたって自力でよじ登らないといけない。その過程で高さの感覚が身につくから、落ちないよう気をつけながら遊べるようになるんです」と森川さん。ほかにも、木の枝でつるされたブランコやターザンロープなど、一般的な公園では見られない手づくりの遊具が点在。子どもたちはマッチで新聞紙に火をつけて焚き火を楽しんだり、のこぎりとトンカチを使って工作をしたりと、好奇心をフル回転させて遊びに熱中します。「考えながら遊ぶことで、自分はどこまでできるのか、どこまでやると危ないのかを自然と学んでいきます。そうして身につけた力は、子どもたちが中学生や高校生になったときに、きっと役立つはずです」。■騒音問題も話し合いで解決近年は公園の苦情対策が社会問題となっていますが、プレーパークも例外ではありません。焚き火の煙やすす、子どもがはしゃぐ声に対して、「臭い」「汚い」「うるさい」とご意見を受けることも少なくないといいます。羽根木プレーパークの場合、3人のプレーワーカーと30人以上の世話人が力を合わせて住民との話し合いを重ね、問題をひとつひとつクリアにしてきました。根底にあるのは、「大人の意見に合わせることで、子どもの遊び場を奪いたくない」との思い。都会のなかで子どもがとことん遊べる貴重な場は、こうして守られているのです。■大人も交流を楽しめる場子どもはもちろん、大人にとってもプレーパークは大切な場となっています。外遊びを楽しむ子どもたちを見守りながらおしゃべりをしたり、童心に帰っていっしょに遊んだり。子どもと2人で公園に行くのは苦手というお父さんも、プレーパークでなら周囲に気兼ねなく過ごせるのだそう。各プレーパークでは、参加型のイベントも随時実施しているので、気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。
2017年02月16日