登場人物ママ(オキエイコ):28歳で出産、1児の母。子育て日記などをブログやSNSなどで更新しつつダラママ満喫中。パパ:出張が多いサラリーマン。娘のハナ:2016年1月生まれ、現在イヤイヤ期真っ最中でピンクが大好き3歳。1歳から保育園に通っている。未来の自分に伝えたいこととは…?前回からのシリーズ「いつかの自分に向けての手紙」、今回は「子育てを終えた自分」に向けて手紙を書くことにしました。「子育てを終える」という定義が曖昧なので、この手紙の送り先も「20年後!」とかではなく、ぼんやりした印象で書きました。前回に引き続き、ちょっとしんみりした内容になってます。子育て中の現在、とにかく忙しい。バタバタしていて「子育てを楽しめているか」と言われるとお茶を濁したくなる毎日…。1日1日が台風のように過ぎ去っています。よく子育てを終えた世代の女性に「今が一番楽しい時期よ」といっていただきますが、きっとその通りだろうなと感じています。きっと未来の私も、同じように感じていると思います。今私に毎日吹き荒れているこの台風が、未来の私にとっては「懐かしいあの日」なんだと思います。きっと、戻りたくてもけっして戻れない「懐かしいあの日」。毎日バタバタしてはいるけど、子どもが親の方をまっすぐ見てくれる時期って本当に短い。もちろん反抗期もなく親ばかり見てる子になって欲しいわけじゃないのでその成長は必要だとわかってはいますが、今からその日が来るのが怖くなったりします。毎日横に娘がいて、一緒に過ごすのが当然な今。いつかこれが当たり前じゃなくなるなんて、想像もできません。でも大きくなって旅立っていく娘は、当たり前だけど今私の横にいる娘の延長線。全てを覚えてくれてるわけじゃないのは承知だけど、未来の娘にとっても今のこの毎日が「懐かしいあの日」になってくれたら嬉しいなと思うこの頃。そして最後に、この手紙を向けた未来の私が、子どもが手から離れても、違う形で幸せを感じてくれたら嬉しい。そう思いながら未来の自分への手紙を書きました。子育てをする毎日は、大変だけど愛おしい。未来の自分と子どもの幸せを願うと同時に、今を大切にしようと思える手紙に、あたたかい気持ちになれます…!次回もお楽しみに!次回の掲載予定日は2019年9月6日(金)です。(編集部)過去の自分に向けたオキさんの手紙はこちら過去のエピソードままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローしてください!著者情報
2019年08月23日ベビーカレンダーをご覧のみなさま、こんにちは。高齢育児中のイラストレーター、やましたともこでございます。 ついにこの「ゆる育児日記」300話を迎えました〜いえ〜い! これも偏に皆々様のおかげでございます。長〜いおつきあいありがとうございます♡ 200話のお話を描かせていただいた時に、知らん間に200話やったから特別なお話が用意できずに「300話」を迎えることができたら何かスペシャルなお話を……と意気込んでいましたが、あっという間に300話!今子育て真っ最中のお母さんに何が一番伝えたいかと考えてみたら、やっぱりそれはエールしかないよね。 現在、長女N子は小学2年生、次女KTは年長さん、赤ちゃんの時と比べると自分たちでできることが増え、手がかからなくなって私も徐々に自由を堪能しているところです。 彼女たちが赤ちゃんだったころは(特に長女N子の時)、右も左も分からず、寝れない日々が永遠に続き、パピーちゃんは週6で仕事にでかけ、助けてくれる人は誰もいない(と感じていた)大阪砂漠でとにかくつらい毎日を送っていましたが、今は、逆に彼女たちのおかげで毎日毎日、ドラマか?映画か?と錯覚するような味わったことのない幸せを感じています。 今は大変で育児がつらくて仕方ないと感じている私のようなお母さんも沢山いると思います。 やましたともこは赤ちゃんのお母さんを永遠に応援し続けていきます。 がんばれお母さ〜〜〜ん♡ イラストレーターやましたともこの「脱力系ゆる育児日記」は、毎週2回お届けしています! 著者:イラストレーター やましたともこ高知県生まれ大阪市在住。お固い系の商社で働いた後に大胆転職。グラフィックデザイナーを経てイラストレーターに。おんなこどもをメインターゲットにヤングでゆるめなイラスト描いてます。HP:「やましたともこのホームペー痔」
2019年08月18日はじめまして! 野原のんと申します。今でこそ双子を含む4人の子育てもボチボチ慣れてきたのですが、双子育児が始まったばかりの頃は本当にどうしたらいいのやら…上2人が2歳差でなかなかに大変だったのですが、双子はまた全然違う大変さで…。そんな試行錯誤やハプニングの日々をゆっくり振り返りながら描いていきたいと思います。帝王切開の当日、学校と保育園を休んで病院へ来た上2人。でも予定時間が伸びに伸び、だいぶ飽きてダラけている時に手術開始!手術が始まってからの体感時間は私はあやふやで長いような短いような…旦那曰く、30分くらいで赤ちゃんが来ると説明されていたのに40分以上待っていたそう。そして…ついに!!上2人(と、旦那)と双子の対面が!!看護師さんに「次のエレベーターで来ますよ〜」と言われて待つ事数分ドキドキ…ドキドキ…2人とも2500をゆうに超えて産まれた我が家の双子。NICUに入る事なく2人揃って保育器に入って元気に移動!産まれたての赤ちゃんとの対面はニジくんの時に見たけれど記憶には無くて今回がほぼ初めてに近い長女いっちゃん。そして産まれたばかりの赤ちゃんを見るのがはじめての長男ニジくん。保育器の中でふにゃふにゃと動く双子と写真を撮りながら不思議な気持ちになったそう。私はというと徐々に麻酔がひいていくけど体が動かせなくて、何となくボーっとしながら「あぁ…ついに我が家に双子が来たんだなぁ…」と、辛くて長かった妊娠生活が終わる嬉しさと無事産まれてきてくれた安堵感で全身が脱力していました。病室で背中の麻酔に気を使いながらもこの時はまだ、どうやって授乳しようかとか、同時に泣いたらどうしようかなんてのは後々考えたらいいや〜と思っていたのですが…想像していたよりも数倍、悩み戸惑いそして全力で走る日々が待っていようとは…次回へ続きます。
2019年08月10日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま。 はじめまして、マメ美と申します!2016年に第一子である娘を出産し、家族3人で毎日ドタバタ生活しています。おそらくあまり参考にはならないであろう育児物語ですが、少しでもクスッとしていただければ幸いです。今回は家族の紹介をしたいと思います。彼女が真剣な面持ちで何をしているのか…それは…ここで重要な事は、一定距離を保っているという所です。というのも、娘は大の虫嫌いなのです。どれくらい嫌いかというと、大好きな滑り台やプールなどに虫が1匹でもいると遊べません…。こんなにも虫が嫌いな3歳なんて聞いた事無い…!!子どもって虫でも何でも触ってしまうものだと思っていました。そして最近の娘は…嫌いだけど興味はある。興味はあるけど触れない…誰かに触ってもらえばいいんだ!!という考えに至ったらしく、グイグイ触る事を勧めてきます(^^;)しかし私も虫が苦手で触りたくない…! 毎日のようにこんな母と娘の攻防戦を繰り広げているのでした…。
2019年08月03日こんにちは、 中川マナです。今回は多分子育てでよく出会う「子育てで自分がダメなママと思えるとき」、私がしていることを書いてみました。■また子どもに怒ってしまった。自分がダメなママに思える、つらい…そんな瞬間ありませんか?わたしはありますよ!!(前のめり)一番多いのが急いでいるとき、かつ、自分の調子が良くないとき…。体調が良くないとか、生理前とか、睡眠不足だったりのコンディションを直撃の余る主張で…「ちょっと!!早くして!!」あーー!これは夜、後悔するやつ…!自分だってもういい大人もいい大人だし。いろいろ模索しているはずなのに…!そしてそういうときほど「他のママには余裕があって、しっかり子育てをしている」ように見えてまたツライ。女性は、男性と比較して自分を責めやすい傾向があると言われています。自分が余裕がないときほど、無意識に人と比べてしまうし…結果的に、自分を責める方向へ行きやすいんですよね。責任感の強い女性ほどココが肝。目には見えないけれど、ロールプレイングゲームのように人には体力(HP)のほかにメンタル体力(MP)があると思います。落ち込んだり、疲れがたまっていたりで健全なメンタル力が低下していると、「子どもを育てる魔法の言葉」のような知識やナイスな言葉を手に入れても、使うのが難しい!たとえるなら、MPが足りなくて魔法が唱えられない!■メンタル体力(MP)を死守したい。こういうとき「周りの人はできてるのに自分はダメだ」なーんて自分を責めると、メンタル体力(MP)がさらにダメージを受けてしまいます。なのでわたしは「自分を責めたくなるときほど、自分を責めないように」しています。あえて自分に「ゆるく」責めない…!というのも、ひとりで子育てや家庭の責任を負わないといけないワンオペがまさにそうで、「無理な状況でひとりで頑張る」と、無理しているぶん、いろいろなことに批判的なりやすいです。誰しも一度は経験しているはず。子どもが生まれてから、パパに対して苛立ったときの気持ちを思い出してもらうとわかりやすいと思います。時に子どもへの接しかたも厳しいものになって、それは気が付きやすいけど、実は自分にもけっこう厳しい目を向けてしまってるんですよね。わたしは、子どものために、ママが休息したり、ゆるめるように自分の回復を図るのは「それも仕事」と言っていいくらいだと思っています。育児に限らず会社もそうだけど…社会全体がもっと休息の価値を認めて欲しいです。ということで、経験上ですが子どものためになるから、つらいときほど自分をちやほやしてあげてほしい!!誰かに優しくするのには、体力だけじゃなくメンタル力も必要です。自分がもしダメなママに見えたとしても、そういう時こそ自分に優しく。自分に逃げ場を。自分を責めるとMP(メンタル残)減る!そうすると、また「優しくするのが難しい」ループになってしまうので、どこかで自分をちやほや回復させてあげなくては…!しつこいけどココで自分を責めるんじゃなくて、ちやほや…どちらかというとちやほやする!!普段頑張ってる人ほど、最初は休むことに抵抗があったりもするから、まずは小さく…できる範囲で…!それでは…隙あらば数分でも自分をちやほや、HP・MP(体力・メンタル力)を回復!!これは、子どもの自己肯定感を育てるためにわたしが大事にしていること「逃げ場をつくる」にも通じています。その話はまた今度…。読んでくださりありがとうございました。それではまた!
2019年06月12日私は現在40代で、9歳の長女と1歳の次女の父親です。長女誕生後に原因不明の続発性不妊症になったため、治療をおこなっていました。治療期間が約6年間あったため、長女と次女の年齢差が8年あります。長女が幼いころは気にならなかったことでも、40代で新生児を新たに迎え入れたことにより、気になるところが増えてきました。40代パパがおこなった、子育てを楽しむためにしていることをお伝えします。 なんといっても体力勝負!私は、40代での子育ては基本体力勝負だと考えています。抱っこするにも、ベビーカーを運ぶにも、慢性的な睡眠不足対策にも、体力が必要になってきます。 私は体力には自信がありましたが、やはり40代だと若いときと同じというわけにはいきません。そこで、体力ができるだけ落ちないように次女誕生後は、ランニングを始めました。ランニングなら家の近所で気軽にできるうえ、何かあればすぐに帰ることができます。乳幼児を抱えるパパには、とても効率のいい運動でした。 身なりに気をつかうと会話も弾む独身時代、私はそれなりに身なりに気をつかっていましたが、結婚後は「若くないからファッションにこだわらなくても大丈夫」という慢心から、以前ほど気を使わなくなっていました。 ただ、次女誕生後は若いパパ友やママ友とも知り合う機会が増え、私は身なりに少しだけ気を使うように心がけました。そうすると、「○○ちゃんパパってオシャレだね」と言われるようになり、自然に打ち解けることができるようになりました。やはり、若いパパ・ママとコミュニケーションをとる上で、ある程度の清潔感や身だしなみを整える必要性を感じました。 ハプニングを含めて育児を楽しむこと現在2人の育児に励んでいる最中で、長女と次女の育児を比較しても若干の慣れはありますが、やはり頭を悩ますことも多いです。急な発熱や、夜泣き、原因不明のぐずり、予想外のハプニングに加え、慢性的な睡眠不足、育児のストレスなどは長女のときとほとんど変わりません。 ただ、長女のときと違うのは、育児に関するネットの記事やより細かな専門誌など、便利な情報源が増えていることです。そういった情報ネットワークを利用して、子どもの個性を尊重し、育児や家事を楽しむことがとても重要だと私は感じています。 いくら体力に自信があっても、40代になると、若くないと実感させられるシチュエーションも少なくないです。そんななかで周りに流されることなく、自分に体力をつけることで、育児に向き合い、無理なく楽しむことができています。 著者:ライター 吉田直樹二児の父。原因不明の続発性不妊症のため、夫婦揃って不妊治療を数年おこない授かる。グラフィック・Webデザイン事務所を経て、現在グラフィックデザイン・Webデザインのフリーランスとして活動中。
2019年06月12日出産の前とあとで、ものごとの見方が変わったということはありませんか? 以前はわからなかった事情が初めてわかったとき、それまでの自分を反省する、なんて人も。今回は、私がママになって初めてわかった「子育てあるある」を3つご紹介します。 エア抱っこ? 自然に体が揺れる現象結婚前、すでに子どもを産んでいる友人と会ったときのこと。喫茶店のレジに並びながら、なぜか彼女が、ゆーらゆーらと揺れていました。私はそのとき、「頭の中で歌でも歌っているのかな?」と不思議に思っていました。 彼女いわく、子どもをあやすときに揺れる、そのクセが子どもを抱いていないときにも出てしまっていたそうなのです! 名づけて「エア抱っこ」。私自身も、特に1人目の「あやすことに必死になっていた時期」には、ずいぶんとエア抱っこしたものです。 SNS投稿が子どものこと子どものいる友人のSNSの投稿を見るたびに、「あ、またお子さんのことか~。友人自身は何してるのかな?」と思っていた独身時代。そんな私も今となっては、子どもにまつわることばかりSNSに投稿しています。 毎日、ほとんどの時間を一緒に過ごしている子どものことは、自分のことのように友人たちに知らせたくなるものなのかもしれませんね。子どものプライバシーを守ることだけは肝に銘じて、わが子自慢や家族のできごとを投稿しています。 食べてくれないと怒りたくなる子どものころ、「どうしておなかいっぱいなのに、食べ物を残すとお母さんは怒るの?」と不思議に思っていました。今ならわかります、母の気持ち! せっかく作ったごはんをいとも簡単に残されてしまう切なさと憤りが! 食事のたびに「ひと口しか食べていないのに、おなかいっぱいな訳ないでしょう!」と娘にまくし立てる私。母が見たら「それ見たことか」と笑われてしまいそうですね。昔の自分を思い出して、娘の気持ちに寄り添わなくてはと思う次第です。 子育てにまつわることは、体験してみないと実感できないものがたくさんあります。ママ同士で「わかるわかる!」とうなずき合って、毎日の育児の励みにしていけるといいですね。著者:里川まちこ一男一女の母。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。趣味はフィルム写真・旅行・手芸。とくに毛糸小物を作ることが毎年冬の恒例。
2019年05月27日赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、ポーランド発の育児がラクになるアイデア本の紹介です。 赤ちゃんとの生活はハッピーで楽しいけど、時に大変なこともあります。そんな日々のピンチをユニークアイデアで乗り越えたパパ・ママの知恵が集まった『毎日が楽しくなる子育てハック』(フォレスト出版)をご紹介します。 世界は広くても子育てに国境はなし! これを読めば毎日の育児が楽しくなるはずです。 「子育てハック」とは?「子育てハック」とは、日々の子育てで直面するピンチに対する独創的で意外な解決策のことです。それは賢い応急処置、インスピレーションで沸いた時短術、手っ取り早い手段などなど。 このアイデアたちが育児の流れをガラリと変えてくれて、毎日の子育てを楽しくしてくれるスパイスになります。 子育てコミュニティから生まれたアイデアこの本は、全米のママに支持されてきた子育てコミュニティ「ParentHacks.com」に集まったアイデアから122の選りすぐりの裏ワザをまとめたもの。著者のアーシャ・ドーンフェストは、私自身が新米ママだったころにどうしても知りたかったことをきっかけにこの子育てコミュニティをつくりました。 世界中のママたちに支持されてきた、妊娠後期、出産、育児初期に役立つヒントをこの本では紹介しています。おうちの整理整頓から子どもたちの食事や着替え、外出や旅行をスムーズにするコツなど、いろんなアイデアを読みやすいイラストと一緒にお伝えします。 ちょっとしたテクでラクになる裏ワザがいっぱいトイレットペーパーの無駄遣いを減らすテク こんなふうに軽く潰して芯を楕円にするだけで、トイトレ中の子どもが大量にトイレットペーパーを使うのを防ぐことができるとは! これなら0円でできて効果もありそうです。 左右は絵合わせで覚えよう! 子どもの靴は左右を見分けるのが大人でも難しいものもあります。そんなときにはこのアイデアがおすすめ! 大きめのシールを半分にカットして中敷に敷くだけで、子どもでもパッと見て左右がわかるようになります。 こんなユニークで楽しいアイデアが122も詰まった『毎日が楽しくなる子育てハック』。購入者プレゼントとして、「お誕生日・特別イベントのハック」(pdfファイル)のダウンロードもあるので、ハーフバースデーや1歳のお誕生日に合わせて買うのもいいですね。 著者:ライター サトウヨシコ大学卒業後、大手食品会社に勤務。未経験から編集者を目指し転職。その後、結婚と出産を経て妊娠・育児雑誌のディレクターに。WEBメディアの新規事業立ち上げをし、2017年に株式会社フラミンゴミンゴを設立し、現在は数々のメディアに携わっている。
2019年05月22日食品工場で働いていた私は、つわりのひどさに妊娠4カ月で退職。長いマタニティライフの間、地域の子育て支援についてたくさん調べました。妊娠中に地域の子育て支援について調べておいたおかげで、育児の充実感へと繋がった私の経験をお伝えします。 地域の子育て支援情報を調べてみると…子どもが生まれたら育児を楽しみたい! と強く思っていたので、妊娠中から地域の子育て支援について調べていました。なかでも、母子手帳交付の際にもらった市が発行する「子育てガイドブック」が役立ちました。子育て支援センターの場所や、子どもの遊べる施設、育児サークルなどが記載されていたのです。 もしものときや預け先、料金なども載っています。他には個人運営の地域情報のブログやウェブサイト、フェイスブックのグループ掲示板、赤ちゃん向けの教室やイベント情報もチェックしました。調べれば調べるほど、子どもがいたら楽しい生活になりそうだなとワクワクした気持ちになったものです。 子どもが生まれ、イベントや行事に参加!子どもが生後3カ月になったときから、お出かけを開始! 新生児期は家にいることが多く孤独を感じていましたが、「外の世界では楽しいことがある!」というモチベーションのおかげで、生後3カ月まで前向きに育児ができました。 実際子育て支援センターへ行ってみると、年齢別交流会、託児付きのママ向け講座、季節に応じたイベントなど、多くの催しがおこなわれていました。ベビーマッサージやベビーサイン教室、お昼寝アートなどにも積極的に参加。低月齢のときには、子どもよりも私が楽しんでいました。 情報収集スキルを身に付けたベビー向け教室や、市が開催している無料の離乳食教室や幼児食教室。妊娠中に調べてやりたかったことや行きたかったところへ行けるので、毎日に充実感があります。また、「調べること」をしていたおかげで情報収集スキルが高くなり、紙・インターネット・施設の掲示物など、さまざまな媒体から情報をキャッチできるようになりました。 おかげで時間が限られる育児中でも、多くの情報を得られています。イベントや行事に積極的に参加することで、顔見知りの先生や親子も増え、さまざまな場所で「大きくなったね~」と声をかけてもらてとてもうれしいです! 妊娠中に地域の子育て情報を調べることで、子どもと参加できるさまざまな行事等を把握できたので良かったです。そして「子どもが小さいうちは何もできない」と諦めることはないと感じました。むしろ、子どもがいるからこそ楽しめることがある! 妊娠中に調べておいたおかげでポジティブに生活することができました。著者:高橋こずえ3歳と1歳の姉弟を育児中。節約・整理収納・手芸が趣味で、家での手仕事を楽しんでいる。子育てライター歴3年目。
2019年05月07日いつの時代も、仕事や子育てには喜びがある反面、悩みの種であることも事実。そんななか、夫婦のすれ違いや育児の問題などをリアルに描いているのが注目作『パパは奮闘中!』です。本作では、ある日突然、妻が家出してしまい、残された子どもと仕事に悪戦苦闘する父親の姿が描かれています。そこで、こちらの方に作品への思いなどをお話いただきました。それは……。写真・角戸菜摘(ロマン・デュリス)主演を務めたロマン・デュリスさん!【映画、ときどき私】 vol. 226『タイピスト!』や『ゲティ家の身代金』など、世界的に活躍するフランスの人気俳優であるデュリスさん。本作では、苦悩する父親を見事に演じ切り、各国で高い評価を受けています。久しぶりの来日となった今回は、撮影秘話から意外な素顔までを語ってくれました。―これまでデュリスさんの出演作は日本でも数多く公開されていますが、来日は実に14年ぶり。ご自身のキャリアにおいて、この期間でどのような変化があったとお感じですか?デュリスさんこの14年間は印象に残るような映画やテレビシリーズがいろいろあったし、この作品も含めて僕としてはすごく満足しているよ。だから、少しずつ進化していると感じているんだ。それに、フランス映画のいいところは、いろいろなスタイルがあって、多様性のあるところ。だから、幅広い作品に出られることはすごく幸せなことだと思っているよ。―本作では俳優陣のすばらしい演技が際立っているように感じましたが、なんとセリフなしで撮影するという方法が取られているそうですね。そういった現場を初めて経験されてみて、いかがでしたか?デュリスさんセリフが決まっていない状態で演技をすることは、全身全霊を捧げなければいけないし、飛び込まなければできない部分もあった。しかもそれだけでなく、自分のなかからアイディアを出したり、いろんなことをクリエイティブしたりしなければいけないから、高い集中力が求められていたんだ。でも、それは僕だけでなく、ほかの俳優たちもみんな水に飛び込むようなリスクを犯していたよ。あとは、次にどんなセリフが出てくるかわからないから、要求されていたのは、いつも以上に耳を傾けること。だから、これまで台本通りにやってきたのは、古典的な方法であると思ったし、そういう意味でも今回はまったく違う現場だと感じたよ。自分とは違うタイプを演じるのが心地いい―セリフがないとは思えないほど、子どもたちとの自然なやりとりが印象的でしたが、子役も含めてアドリブだったのでしょうか?デュリスさんそうだよ。ただ、監督からはセリフではなくて、状況についての説明が書かれたものが渡されてはいたけどね。子どもたちから自発的にいいものを出してくれるときもあったけど、そうではなかった場合は、監督が子役のところに行って、なんとなくヒントを与えることもあったかな。いずれにしても、子どもたちはセリフを丸暗記しなくてよかったから、そのおかげでとても自然に演じることができたと思うよ。―デュリスさんの佇まいには生活感が漂っていて、まるで実在の人物かのようなリアルさがありました。役作りで意識したこと教えてください。デュリスさん僕は普段の自分とは違う人物を演じることに、心地よさを感じるんタイプなんだ。今回この役をどういう風に作り上げていったかというと、監督と話し合いをしたのはもちろんだけど、実際に工場を見学して彼らがどういう話し方や動きをしているかも観察したよ。オリヴィエの人物設定としては、見た目をまったく気にしない自然体な人。あとは、シフトが大変で寝ていないから、疲れた感じを出すことは意識したかな。―本作では、親子関係だけでなく、仕事の人間関係にも重点が置かれていて、人と人がわかり合えない部分も描かれています。そのことに関しては、どのように感じましたか?デュリスさんまさにそれがこの作品のテーマのひとつでもあるんだけど、オリヴィエには時間がないから周りにいる人たち一人一人の話を聞いてあげる余裕がないんだ。言ってみれば、オリヴィエは竜巻のなかに巻き込まれてしまっているような状態。工場では仲間を支援しようと一生懸命がんばるんだけど、そのせいで自分にとってより大切で、愛する家族に時間が割くことができなくなっているんだよね。これは興味深い設定だと思うよ。つまり、「自分はこういう生活をしたい」という願望とずれてしまっているんだ。もし時間的な余裕があれば、彼も他人に耳を傾けてケアできる人物ではあるはずなんだけどね。人間を非人間化する社会を告発している―オリヴィエは、職場ではリーダーとしてうまく振る舞えるのに、家庭のことは妻に任せっきりというタイプ。日本の男性にも多いため、女性は不満が募って突然家出する妻の気持ちがよくわかると思いますが、原因についてはどうお考えになりましたか?デュリスさんオリヴィエがこうなってしまった大きな原因は、やっぱり仕事。特に、ああいった工場で働く人たちというのは、企業の収益を上げることばかりを強要されているので、大変なシフトをこなしていかないといけないんだ。つまり、彼らは企業論理のなかで生きている人たちということになるよね。僕自身も工場の労働者のドキュメンタリーを見たり、本を読んだりしたけれど、利益追求型の企業ではこれがリアリティなんだというのはリサーチしたときに感じたよ。そんな風に、人間を非人間化するような状況をこの映画では告発しているとも言えるんじゃないかな。そういった環境で働いている雇用者は締め付けられていて、まったく家庭を顧みる時間を持つことができないのが現状。生活の快適さが欠けているからああいう状況に陥ってしまったわけで、だからこそ僕はオリヴィエを擁護したい気持ちもあるんだ。―確かに、この問題は彼だけでなく、働き方についても考えさせられます。ちなみに、劇中では妻をはじめ、母親や妹、同僚の女性など、オリヴィエはあらゆる女性たちと向き合うこととなりましたが、デュリスさんが女性と接するときに意識していることはありますか?デュリスさん特に何もないよ!というのも、実は僕は男性といるよりも、女性といるときのほうがより自分らしくいられるんだ(笑)。なぜなら男性といると、あれを言っちゃいけないとか、これをしちゃいけないとか、お互いに気を遣って付き合うようなところがあるんだけど、女性との場合はすごく素直に自分自身をさらけ出せるんだよね。理由はわからないけど、これは小さい時からそうなんだ。人生は最大限楽しんで生きるもの―女性とのほうが楽とは意外ですね。それでは最後に、日本の女性たちに向けてメッセージをお願いします!デュリスさん特にアドバイスはないけど、人生を思う存分楽しんで欲しいということは伝えたいね。やっぱり人生は最大限に生きなきゃ!これはいつも僕が思っていることでもあるんだ。あと、どうして14年間も日本に来なかったのかわからないけど、僕は日本が大好きで、京都や地方に行くのも夢だから、また近いうちに戻ってくるつもりでいるよ。最後に、みんなにたくさんのキスを送っておくね(笑)!インタビューを終えてみて……。長年、数々の作品で見てきたデュリスさんが目の前にいるだけで大興奮でしたが、ユーモアも色気もある素敵な佇まいに、終始くぎ付けになりました。今度は14年もあけずに来てくれると約束してくれたので、次回作とともに次の来日を楽しみにしたいところです。家族が出した“答え”に胸を打たれる!人と人がともに人生を歩むことの難しさや大切さを感じさせる本作。夫婦、親子、兄弟、友人、同僚といった人生に欠かせない人間関係や仕事への向き合い方について、一度立ち止まって考えてみるきっかけにしてみては?ストーリーオンライン販売の倉庫でリーダーとして多忙な日々を送るオリヴィエ。妻と幼い2人の子どもたちと幸せに暮らしていると疑わなかった。ところがある日、妻が突然家出してしまう。家事も育児もすべて妻に任せていたオリヴィエは、その日から慣れない子育てと仕事に追われるようになる。そして、妻がなぜ家を出てしまったのかわからないままのオリヴィエの前に、次々と問題が立ちはだかることに……。心に響く予告編はこちら!作品情報『パパは奮闘中!』4月27日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開配給:セテラ・インターナショナル©2018 Iota Production / LFP – Les Films Pelléas / RTBF / Auvergne-Rhöne-Alpes Cinéma
2019年04月25日前回の記事でかいたように、夫は産後しばらくたってから育児にかかわるようになってくれました。それでもときどき、育児のことでぶつかることもありました。姉妹がまだ小さい頃のことですが、夫につい怒ってしまったときのことをお話しします。夫はスポーツ観戦に行くのが好きで、休日になるとよく出かけて行きました。その日もまた、夫はひとりでスポーツ観戦へ行きました。次女もまだ小さく外に出るのもおっくうだったので、私と娘たちは家で過ごすことに。ご飯を食べたり遊んだりしているとあっというまに時がたちました。そして午後7時半頃になりましたが、その日はめずらしく、パパとお風呂に入りたいといって長女がゆずりませんでした。明日は日曜で休みでしたし、夫も午後8時には帰ってくるといっていたので、夫を待つことに。しかし、夫はすぐには帰ってこず「もうお風呂に入ろう」といっても長女はいうことを聞いてくれません。そうして、夫が帰ってきたときにはもう午後9時近くになっていました。あきれたというような顔をして、夫は大きなため息をつきました。そういわれ、私は悲しくなりました。たしかに、午後8時に帰ってくると思って夫を待った私の判断はまちがっていましたし、お風呂ももっと強く「入るよ」といえばよかったのでしょう。夫がいうことは正論だと思いました。・・・でもそのとき、強い感情が表に出ました。そのときの私はまさに鬼。鬼と化した妻を前に、夫はびっくりしてしまって何もいえないようでした。次の朝、夫にあやまられました。「パパとお風呂に入りたくて待っていた」という話を長女から聞いたようです。・・・それからです。夫が、ひとりで外出するとお土産を買ってきてくれるようになったのは。それは、休日のワンオペ育児が大変だと理解した夫のねぎらいなのか、それとも妻の中にひそむ鬼へもう出ないでと祈るようにささげているのか・・・真実はわかりません。そのときの鬼は、今は私の中で静かに眠っています。
2019年03月11日ウーマンエキサイト読者のみなさま、こんにちは、ふるえるとりです。今回のテーマは「子育て版・平成で終わりにしたいこと(これからの時代に期待したいこと)」ということで、「平成」の子育てとは「昭和」の子育てとどう変わったんだろう…?と考えてみました。SNSよ! ありがとう!そもそも働くママが増えたことや、都市部に人が集中している住環境と保育所問題…といろいろありますが、中でも個人的に注目したいのが「インターネット・SNSの普及」です。私も産後、検索履歴は「赤ちゃん 泣き止まない」「授乳 間隔」「離乳食 食べない」などのワードであふれ、周りの人間に尋ねるよりまずネットで調べるクセがついていました。夜中泣き止まない赤ちゃんを抱きながら、一人で調べ物をしていた記憶がよみがえります。深夜もtwitterなどのSNSでは同じような環境で育児に奮闘している母親の姿が見え、「お互いお疲れ様だね」と言い合うことができました。誰にも言えない愚痴もSNSになら吐き出すことができました。不安な夜を「みんな頑張ってる」と支えてくれたのはSNSやインターネットでの情報でした。さらにSNSを通じて知り合ったお母さんたちと実際に会って食事をしたり、趣味の話をしたり、交友関係もできました。子どもが1歳になるタイミングで東京に引っ越した私が寂しくなく新生活を楽しめたのもSNSのおかげです! 私は平成のインターネットとSNSのある育児しか体験していませんが、きっとこれらがなければもっともっとツラかったと思います。画面越しにたくさんの恩恵を受けたのは間違いありません。平成で終わりにしたいことその一方、インターネットやSNSでたくさんの情報を得られるようになったことで起きる問題もありました。それは、必要以上に他人と自分の育児を比較してしまうことです。例えば離乳食について悩んだとします。インターネットで検索をすると、色んな対処法や工夫などのノウハウを得られます。しかしそれが本当に「我が子にあてはまる情報」かはわかりません。ネットでこう書いていたからこうしてみたのに食べない…自分が悪いのだろうか、子どもがおかしいのだろうか…と、余計に悩んでしまうこともあります。またよその育児の様子が詳しく見えることで、あの子の子どもはあんなにたくさんご飯を食べるのに、と比べてしまうこともありました。私の場合、どんなに検索してもどんなによその食べる子ども羨ましく思っても、結局子どもが成長して自然と食べるようになるまでは離乳食の悩みは解決しませんでした。便利な反面、情報に振り回されることも多くあったように思います。これからは、情報の取捨選択が重要になってくる…と実感していて、そしてそれはとても難しい事でもあるとも思いました。画面越しにたくさんの恩恵を受けられるところも多いので、そこはしっかりと享受しつつ、情報に振り回されて不安になることのないようにしたいものです。そのためには自分自身と子どもの姿をよく見つめ、自分自身はどう思うのか、子どもはどのように成長しているのか、よく向き合う必要があると思います。画面の向こうの情報に一喜一憂するよりも一ヶ月前、一週間前、昨日より成長した子どもの姿に喜びを感じたほうが、より心穏やかに楽しく育児をしていけると改めて思いました!私自身、現在もスマートフォンを手放す日は一日もなく、毎日画面を眺める時間がとても多くなってしまっています。ふとネットのない環境の育児とはどんなものだろうと考えてみたところ、不便ではあるかもしれませんが、より子どもの事をよく見て触れ合い、その中でわが子に合う育児の方法を自分で考えるのではないかな、と思いました。新しい時代は、ますます便利にコンテンツや情報も充実していくと思いますが、情報に振り回されること、人と必要以上に比べるのは終わりにし、目の前の子どもや自分の気持ちと向き合う事を大切にしていきたいです。
2019年03月02日ウーマンエキサイト読者のみなさま、こんにちは、もづこです。平成が終わる日も近づいてきましたね。今回のテーマは「子育て版・平成で終わりにしたいこと(これからの時代に期待したいこと)」ということだったのですが、私が真っ先に思い浮かんだのは『子育てはママの仕事』という固定観念はもう捨てよう!ということでした。最近は男性が幼稚園&保育園に子どもを送迎したり、家事をする姿も珍しくなくなりましたよね。男性は仕事! 家事育児は女性! という風潮が強かった昭和時代に比べて、だいぶ変化があったと思いますが、まだまだ「男性も子育てに参加」「男女平等で誰でも働きやすい社会」の実現は遠い気がします。実際、娘の通う幼稚園での保護者会に出席しているのはほぼ全員がママです。家庭の事情はそれぞれ違うので必ずしもパパも参加するべきだとは思いませんが、こういったことをママ友さんが言ってるのを聞くと、忙しいのはお互いさまなのに、まだママが仕事を犠牲にして子育ての大半を担当することになってるのは変わってないよね…と感じてしまいます。私自身も在宅勤務で夫より時間の融通が利くとはいえ、たまたま夫が休みで私が忙しかった時に保護者会に出るのを頼んだら拒否されてイライラした経験があります。ただ、これには参加したくてもしにくい状況もあるのでは…と思いました。保護者会に出ているのはほとんどママでわずかではありますが参加しているパパもいたのですが、やはり女性の中に男性がぽつんといると結構目立ちます。ママさん達からも「あの人は誰のパパ?」「今日休みなのかな?」「何のお仕事してるんだろ」などとひそひそ話も聞こえてきたり。ほとんどの場合パパは他のママたちと会話に混ざることもなく居心地悪そうにしています。夫が行きたがらない理由もそこにあるようで、以前お迎えを頼んだ帰りに娘と公園に寄ったらママさんだらけでいづらかったようで…。ウチの夫は、女性ばかりの中に1人で参加するのはなかなか難しいようです。ママさんたちが集まってる中に入っていくのは私でもちょっと戸惑うので、夫の気持ちはよくわかります。だから無理強いすることはしませんが、夫としては本当は子どもの幼稚園での様子も見てみたいし行事とかにもできるだけ参加したいという気持ちはあるようです。考えてみたらうちの幼稚園、運動会や父親参観などのパパが参加しやすい行事の出席率はとても高いです。もしかしたら夫のように「本当は参加したい」パパも結構多いのかもしれません。だとしたら、もっと社会全体で「パパも子育てする」ことが当たり前になるように後押ししていければいいなぁと思いました。そしたらいつか…こちらはまぁ行き過ぎかもしれませんが(笑)…こういったテンションが当たり前になる日がくるかも!と思いたいですよね。
2019年03月01日出産後におとずれる怒涛のような育児生活を通して、身も心も“母親モード”に切り替わるママたち。育児優先の暮らしは大変なことも多いけれど、充実感もあり、何より子どもたちはかわいい…。なのに、ときどき心に湧き上がるモヤモヤやイライラの正体は一体何なのだろう?そんな子育て中のママたちの言いえぬ不安や悩みをわかりやすく漫画に描き、多くの反響を得ているのがコミックライターのとりさん。自身の姿を鳥に見立てた育児日記のなかでは、コミカルで笑いを誘うわが子との日常に加え、育児を通して感じる苦悩や不安を独自の感性で客観的に描いています。■育児と家事で必死な毎日…気づいたら“空っぽな私”独特な“ゆるさ”と、的確な母の心情を描いた漫画がツイッター上で注目を集めるとりさん。なかでも話題となったのが 「育児してると個性死にがち」 の見出しから始まるこちらの作品です。漫画で描かれているのは、結婚・妊娠・出産を通して、いつの間にかおざなりになってしまう母親自身の姿。特に女性たちは出産し、子どもを持つことで、有無を言わさぬ厳しい取捨選択を突きつけられることになります。子育てによって“できなくなること”は必然的にあきらめ、目の前の育児や家事など“やるべきこと”に専念する…。母親として必死に生きる時間は、同時に“私”という個性を必要としない時間でもあります。そんな毎日のなかで、ふと満たされない気持ちを抱えたり、“空っぽな私”に自信を失いモヤモヤした気持ちを抱えたり…。“私”と“母親”の両立に一歩を踏み出せないママもいるかもしれません。しかし、とりさんの作品では、母親たちが“本来の私”でいることを応援し、育児以外の自分を大切にすることを前向きに描いてくれています。■育児に不可欠な「肉体」と「精神」の充足バランスさらに興味深い作品のひとつに、ゲームの世界で用いられるHP(体力)、MP(精神)の表現を使って描かれる育児の消耗エネルギーについて解説した漫画 「今日はどっちを回復しよう?と毎晩考えている。」 があります。しっかり睡眠をとって、体力はチャージされてるのに、なんとなく心が晴れない…。逆に趣味の時間を持って、心は満たされているのに、睡眠不足で後悔する…。体力と精神の充足度のバランスをとることは想像以上に難しいものですよね。しかし、育児に家事にと毎日忙しいママたちは、もしかしたらとりさんが示すこの2つのゲージにさえも気づかず、心身ともにストレスを抱えてしまうこともあるかもしれません。とりさんの作品には、自分ではなかなか気づけない気持ちや悩みの原因を客観的に漫画で描き、示してくれることで、なんとなく心に閉じ込めていたモヤモヤやイライラを解き放ってくれるのです。■とりさんの漫画が連載スタート!読むだけで心がホッとしたり、元気がでたり、ママたちの心を救ってくれるとりさんの漫画が、ついにウーマンエキサイトに登場!とりさんならではの、「ゆるっとした笑い」と「鋭い気づき」でいかに描いてくれるのか、楽しみで待ちきれませんね。今後のとりさんの作品に乞うご期待!とりさん育児中のママの本音や子育ての不安や悩みを扱った作品がツイッター上で注目を集めるコミックライターさん。ついにウーマンエキサイトで連載決定!●とりさんのツイッター: @torikaworks
2018年12月20日混合育児から完全ミルク育児へ、我が家の授乳事情みなさん、こんにちは。ロシアンハーフ子育てに奮闘中の室伏真由子です。最近は、私の周りの友人や知人の結婚ラッシュ&ベビーラッシュ。私が3年前に出産したときは、出産を経験した人が周りにはあまり居なかったので、実家の母に聞いたり両親学級に通ったりして、出産や育児について学ぶことが多く、あまり子育ての話ができる人も多くなかった気がします。しかし、ここ最近では「先輩ママ」として育児について色々と聞かれることも増えてきました。ママになった友人から聞かれることはやっぱり、授乳の方法!「完母(完全母乳)?」「完ミ(完全ミルク)?」「混合(母乳・ミルク混合)?」と、必ずと言っていいほど話題になります。我が家はミルクも併用した「混合」から「完ミ」へと移行。ミルク育児にも沢山のメリットがあって、当時の我が家にはピッタリの方法でした。そこで今回は、我が家で実践していたミルク育児の工夫についてお話したいと思います。母乳が足りないピンチのために! 混合育児を開始ママたちのなかには、完全母乳で育てることにこだわりをもっている方も多いと思います。いまだに「母乳信仰」というものも根強くあるとも聞きます。しかし、共働きの家庭もますます増えていくなかで、母乳だけで育てるのはなかなか難しいもの。母乳育児はママの体調に大きく左右されるため、ミルクも上手に利用した「無理のない授乳」がオススメです。私が混合育児をスタートした理由は、生後2ヵ月で職場復帰すると決めたこと。生後間もなくは、母乳メインでしたが、母乳だと消化吸収が早いせいか、1時間程しか経っていないにも関わらず、ニコライは「お腹すいた~!!」と言う代わりにギャン泣きしていました。食欲旺盛な息子を前に、母乳の生成が全く追いつかなかったので、たとえ職場復帰の予定がなかったとしても、結局はミルクに頼っていたんだろうなあと思います。睡眠前はミルク、からスタートしても母乳には「αラクトアルブミン」と呼ばれるたんぱく質が含まれていて、消化吸収が良いと言われています。一方、粉ミルクには「β―ラクトグロブリン」というたんぱく質が含まれていて、母乳と比較すると消化がゆっくりなので、腹持ちが良いそうです。授乳回数が多い新生児期や、夜泣きの激しい時期には、寝かしつける最後の一回を母乳ではなく粉ミルクにしてたっぷり飲ませてあげることで、パパママの睡眠時間も比較的長く確保することができると思います。母乳メインの授乳をされているママは、まず寝る前の授乳をミルク育児で慣らしてみてもいいかもしれません。メリット沢山のミルク育児で、ストレスフリーミルク育児のメリットは、まだまだあります。私にとって何よりも助かったことは、哺乳瓶で授乳できるので、色んな人に手伝ってもらえることでした。もちろんパパには沢山手伝ってもらいましたし、我が家に遊びにきてくれた両親や親戚、友人たちは「自分もミルクをあげたい!」と言って進んで授乳を申し出てくれました。授乳はママだけのものではなく、場所を問わず沢山の人と触れ合える良いきっかけ作りになりました。また、母乳と違って飲んだ量が分かるので「必要な量をちゃんと飲めたかな?」とわざわざ授乳前と後で体重計に乗って計らなくても良いですし、栄養面での心配も少ないと思います。我が家の場合、卒乳するときもとってもスムーズ。育児雑誌には、ママのおっぱいに鬼を描くなど、様々な工夫が掲載されていたり、先輩ママからはおっぱいが欲しくて子どもの夜泣きが止まらない…といった話を聞いたりしていました。息子は、離乳食が始まると赤ちゃん用の麦茶なども哺乳瓶に入れてあげていました。水分補給の方法が、哺乳瓶からストローマグやスパウトに変わり、それほど抵抗することも無く、すんなりと卒乳することができました。時短でサクサク♪ 調乳のコツ教えます!ミルク育児で、面倒だと思うのは、調乳に時間がかかるということ。ミルク育児初めてすぐはもたついていた粉ミルクでの調乳ですが、1ヶ月が経つと私も主人も手慣れたものに。我が家は、保温機能付きのポットにお湯をためておき、調乳する際に4割ほどお湯を入れて粉ミルクを溶かし、あとの6割は湯冷ましに赤ちゃん用お水を利用していました。私の母は熱湯を10割入れ、哺乳瓶を外側から流水を当てて冷ましていたようですが、冷めるまで時間もかかってしまうのが難点。湯冷ましを使った調乳が楽だと思います。夜の調乳も手早くできる様に、寝る前には必要な量のミルクを計量してあらかじめ哺乳瓶に入れておくことに。一番授乳が頻繁だった時期には、同じものを3本用意していました。そして、「もっと欲しい!」と泣いた時のために計量済みの粉ミルクをミルカーに取って用意。お湯はあらかじめ500mlの魔法瓶に入れて、湯冷まし用のお水とセットにして枕元に置いておけば、調乳のためにキッチンに移動したり準備したりといった手間が一気に省けました。仕事に復帰した後は、在宅勤務で仕事の時間も調整できるパパが夜の授乳を担当してくれたので、私はある程度の睡眠時間を確保することができました。ママもパパも気負わずに、どんどん楽になるミルク育児ミルク育児は、外出時に少し荷物が多くなってしまうのも難点。外出する時に持っていく調乳セットも、基本的に寝る前に準備するものと同じ。最近は、デパートやショッピングセンターでは、当たり前のようにお湯が置いてある施設も多くなったので、お水とお湯が外出先で手に入るか調べておけば、なるべく少ない荷物で赤ちゃんとの外出を楽しめます♪授乳するときも、ミルク育児ならば場所を選ばずにできるので外出先の授乳も安心です。最近では、震災後話題になった「液体ミルク」の一般販売も開始される予定だとか。ママの母乳にこだりすぎて負担を感じてしまうことは良くないと思うので、ミルクもバランス良く取り入れて、周りを巻き込んで楽しく育児ができればうれしいですね♪
2018年11月30日3歳差姉弟の子育てを4コママンガ&イラストで描き、SNSで公開しているモチコさん。なんと、Instagramのフォロワー数は15万人以上! 思わずフフッと笑ってしまうマンガやコメントが、ウーマンエキサイトでも大人気です。そんなモチコさんがInstagramやブログなどで公開した作品に、描き下ろしの新作を加えたコミックエッセイ 『育児ってこんなに笑えるんや!』 が発売中です。つらいこともある、大変なこともある…それでも「育児っておもしろい!」と笑いに変える、モチコさんの子育てとは?モチコさん京都府在住の関西人主婦。3歳差姉弟の母。子どもにツッコミを入れつつ、かわいさに鼻血を噴きつつ子育て中。ブログ(「かぞくばか~子育て4コマ絵日記」)とインスタグラムで、育児4コマ&イラストを公開中。ブログ: Instagram: ■笑える!かわいい!親バカ!の育児3大要素がてんこもり『育児ってこんなに笑えるんや!』の主役となるのは、2014年に生まれた娘・イチコちゃん。モチコさんは現在2児の母ですが、本作では第一子であるイチコちゃんの誕生~2歳11ヶ月までの記録がつづられています。 “育児あるある”を含むおもしろ話、子どもならではの発想がかわいすぎるエピソード、そして共感必至の親バカエピソードがもりだくさん!また、笑顔あふれるモチコさんでさえも経験した、育児の苦労話なども収められています。さっそく、その魅力をのぞいてみましょう!■あるある満載! 育児の笑い話出産後の“あるある”といえば、やっぱり寝不足問題。モチコさんも、例外なくイチコちゃんの夜泣きによる寝不足を経験されたそう。ストーリー自体への共感はもちろん、イラストに盛り込まれた“おっぱい×ゲッソリ”という表現にも、まるで自分の生き写しかのようで笑ってしまったママも多いのでは?しかも、それが数日ではなく数ヶ月続くのだから、やっぱり育児って壮絶…。それでもなんとかふんばれるのは、わが子への愛情があるから。夜中の授乳も、かわいいベビーとの2ショットタイムと思えば、乗り切れるものですよね。■娘・イチコのかわいさが大爆発!大人では考えもつかない行動を取る子どもの代表例のような一作。「がーがもびっくり」というコメントも秀逸で、思わず頬が緩んでしまいます。子どもが突き出したお尻って本当にかわいいし、「なんでそうなるの!?」という状況が、容易に思い浮かびます。そんな子どもらしい行動は、ある意味、育児をがんばるママへのご褒美。ほかにも、最大限の愛情で包んであげたいと思える、キュンキュンエピソードが満載です!■親バカこそが最大の育児モチベーション子育てをしていれば「なんでウチの子って、こんなにかわいいの?」と誰もが一度は思ったことがあるはず。そして “親バカ”こそ、育児をこなしていく上でもっとも大きな原動力となるものですよね!ママだけでなくパパ(通称「チチオ」さん)、祖母まで登場し、“親バカ”であることをとことん肯定するモチコさんの作品はすがすがしく、ほほえましく、自分を否定しがちなママの背中を押してくれます。親バカ上等! 誰がなんと言おうと、やっぱりわが子が一番かわいいのです!!■楽しいだけじゃない! ママのつらさ一方本作には、SNSにはつづられていない育児の苦労話も描かれています。どんなに育児を楽しんでいても、子育てに悩みはつきもの。モチコさんは引っ越しによって、周囲に話し相手がいないつらさを経験したそうです。ほかにも「イヤイヤ期」や「トイレトレーニング」といった、ママたちの前に立ちはだかる壁にまつわる話も登場。一筋縄ではいかない難題を、モチコさんがどう乗り越えたのかも必見です!■自分の子育てと重なる安心感本作を読むと、子どものかわいらしさや育児の大変さ、すべて「わが家にもこんなこともあったな」と思うことの連続。忘れかけていたわが子のエピソードまでも、記憶の奥から次々と浮かび上がり、心がホッコリ温まります(筆者もついつい、息子の成長アルバムを引っ張り出してしまいました…!)。子どもと一対一で向き合っていると、まわりが見えなくなってしまうこともありますが、どのママも同じように笑い、悩み、精一杯育児に励んでいるものです。そんなママたちを代表するようなモチコさんの全力育児は、「わかるわ~」とうなずけることばかり。大変なこともひっくるめて「みんな同じなんだ!」と、なんだか勇気が湧いてきます。■“大変&つらい”さえも、笑ったもん勝ち!育児は正直大変。でも、そのひとつひとつを笑い話にしてしまえば、よりハッピーに生きられるかもしれない! 思いどおりにいかないことも、イライラするのではなく笑ってしまえば、プラスのエネルギーに変えられることは多いものです。雨の日の買い物帰り、パックを破って生肉を取り出す赤ちゃん…。「やめて!」と声を上げてしまっていてもおかしくはない場面ですが、こんなにおもしろいやりとりができるのも、子どもが小さなうちだけなのですよね。自分の身に起こると「カーッ」と頭に血が上るようなことも、俯瞰(ふかん)で見れば笑い飛ばせることもあるのだと、あらためて気づかされます。なによりマンガは爆笑必至で、忙しい毎日の息抜きにもぴったり。そして『育児ってこんなに笑えるんや!』というモチコさんの前向きな子育ては、行き詰まりがちな育児にスッと風を通してくれるはずですよ!■モチコさんからのスペシャルメッセージこんにちは! 『育児ってこんなに笑えるんや!』作者のモチコです。そんなタイトルの本を出しといてなんですが、育児って楽しいうれしいことばっかりじゃないですよね。責任もあるし、大変だし、イライラもするし、つらいこともある。でも笑えることもきっとあるはず。その笑えるオモロい出来事に目を向けて、記録してみるのもいいかなと思います。ケータイのメモ機能でも、旦那さんとのLINEでも…。毎日起こるちょっとした出来事は、あとから振り返ると楽しくて、私は育児をポジティブに捉えられるような気がしています。もしかしたら、ママ友や親戚との会話に詰まったときのネタとしても活用できるかも…?笑紹介していただいた本には、そうやって記録していた毎日の育児4コマやイラストを掲載しています。SNSで公開したものや描き下ろしの漫画を合わせて、私の1人目育児のあれこれがぎゅっと詰まった1冊です。ご自身のお子さんに重ねてもらえたり、共感してもらえたり、「こんなんするん!?」と笑ってもらえたり、「子育て楽しいこともあるんやな~」と思ってもらえたりしたら、とてもとてもうれしいです!子育て、笑っていられることばかりではありませんが、私はこれからも「こんなに笑えるんや!」という感覚を大切に、日々楽しんでいきたいなと思っています! そんな毎日を一緒にオモロがりながら、あたたかく見守ってくれたらありがたいです。(さて、これから子どもを羽交い締めにして仕上げの歯磨きしてきまーす!) 『育児ってこんなに笑えるんや!』 モチコ著(ぴあ) ¥1,100(税別)娘・イチコ、息子・二太郎との日々を4コマ漫画とイラストで描いたインスタグラムの育児エピソードが「かわいくて、おもしろすぎる」と話題となり、初書籍に!インスタの人気作品に加えて「出産」「ネントレ」「卒乳」など、インスタでは描かれていない赤ちゃん時代の特別マンガも収録。モチコさんのウーマンエキサイトの連載: モチコの親バカ&ツッコミ育児
2018年11月27日数ある育児漫画のなかでも、独自の感性と強烈な笑いのセンスで話題を集めているが、スタンプクリエイターPUKUTY(プクティ)さん( @Pukutyma )の四コマ漫画。自身の育児体験をもとに、泣きたくなるような子育てのシーンも容赦なく笑いのネタにして、大爆笑をかっさらう画力は中毒になるほどやみつきレベルです。漫画の内容は、夫の育児参加の様子から愛おしくもちょっぴり難解な息子の行動、育児に翻弄(ほんろう)されながらもわが子への愛が止まらない母の姿などなど。普通ならなんとなくスルーしていまいがちな「育児の気になる場面」を鋭いツッコミを入れつつ描いています。今回は、そんな人気急上昇中のPUKUTYさんが手がけた作品をいくつかご紹介したいと思います。■惨事は真夜中に! 決死のオムツ替え事件PUKUTYさんが描く漫画の面白みといえば、育児の現場で起こる想定外の出来事に直面したときの、ちょっぴり格好悪くて、恥ずかしいリアルな母の姿。まさに、いつも一生懸命なのに、ちょっぴり運が悪く、泣きっ面に蜂状態になるPUKUTYさんの行動やつぶやきが、笑いの宝庫になっています。そして、"あまり人には言えない"ような恥ずかしい育児の失敗や散々たる母の姿を描いた作品は、共感を超えた親近感を覚えるほど…。そんな残念な一コマを描いた作品がこちら。母の真夜中の葛藤。しかも結局うんちはしておらず、ただおしっこをかけられるという悲しい結末とは…。よかれと思ってとった行動が、負のループにつながることって、育児の現場では本当に多いんですよね。PUKUTYママのように、思わぬ真夜中の出来事に呆然としたママたちもきっと少なくないはず!■子が生まれたあとの夫婦あるあるPUKUTYさんの漫画には、たびたび夫も登場します。何気ない夫婦のやりとりは、決して他人の家庭で起きているものとは思えないほどのあるある感が満載。とくに出産前と出産後の夫婦関係の変化は、多くのママ・パパが直面する問題でもありますよね。そんなテーマを描いた作品がこちら。出産前に2人きりの生活が終わることに、ちょっぴりセンチメンタルになる妻でしたが、ご覧の通りの展開。出産後、わが子が一番になる妻とちょっぴり隅に追いやられた感のある夫との微妙な関係性が表されています。どの家庭でもあり得る光景に、「やっぱりね〜」と妙な納得感と、母としての連帯感を思わず感じてしまう作品です。■体の芯まで染みつく“ノンストップトントンステップ“PUKUTYさんの漫画の秀逸さは、かゆいところまでしっかり手が届く「共感」を細かい部位まで描いてくれること。母親自身が、ついなぜかやってしまう行動やしぐさを鋭く切り取ることで、ママたちにとってはまるで自分ごととして、わが身の恥ずかしさをかみしめつつも笑いを誘います。例えば、多くにママにとって覚えのある“あの”トントンステップ。体を揺らしてトントンしながら、赤ちゃんを寝かしつけたり、あやしたりしていると、いつの間にか動きが体に染み付いてしまうという育児あるある。腕のなかに赤ちゃんはいないのに、なぜか体が勝手に動くという自分自身のわけのわからなさに、戸惑いを感じたママも決して少なくないはず!漫画のなかでは、赤ちゃんを寝かしつけ、「かわいい」とわが子を眺めつつ、無意識にトントンステップを踏むPUKUTYさん。強烈な笑いだけでなく、ほっこりやさしい気持ちにさせてくれる作品にもますます夢中になります。■PUKUTYファンにビッグニュース発表!中毒レベルに面白く、愛のある笑いがふんだんにつまった育児漫画が大人気のPUKUTYさん。スタンプクリエイターとして活躍するかたわら、2018年2月に男の子を出産したママでもあります。出産後、わが子との生活を描いた絵日記がツイッター上で話題となり、現在注目株のPUKUTYさんですが、なんとウーマンエキサイトで連載が決定!!今後、どのような切り口でママたちを笑わせてくれるのか、編集部も今から楽しみで仕方ありません。抱腹絶倒のPUKUTYワールドの魅力を全力でお届けしていきたいと思います。ぜひご期待ください!PUKUTY(プクティ)さん息子と夫との生活をつづった育児漫画がツイッター上で話題に!育児の現場で起こる何気ない出来事を容赦ない笑いで描く作品は、ママたちのストレスも吹っ飛ぶレベルのヤバすぎる面白さ。スタンプクリエイターであり、今話題沸騰中のコミックライター。●Twitter: @Pukutyma ●Instagram: @Pukutyma
2018年11月13日ウーマンエキサイトでも人気の内野こめこさんの書籍『うちのこざんまい』の第3弾が発売されました。ブログで人気の4コマやコミックエッセイに加え、書き下ろし50ページを含む、大充実のボリュームです。今回は、内野家に次男シンくんが誕生し、2人育児の大変さや、兄弟ならではの胸キュンなエピソードが語られます。内野こめこさん海沿いの田舎生まれ。長男が生後半年のころから、ほぼ毎日の記録をつづったブログ「うちのこざんまい」が絶大な人気をあつめる。好きなものはカフェオレとネコ。ブログ: Instagram: Twitter: ■長男コウくんと次男シンくんの気になる関係性は…?「2人になると2倍かわいい!」と言われる2人育児ですが、その反面、上の子の赤ちゃんがえりがあったり、昼夜関係なく授乳やおむつ替えに追われたり…。大変さも2倍(いやそれ以上かも!?)と聞きます。長男のコウくんは「うちのこざんまい」の2巻でも描かれていたように、内野こめこさんの妊娠中から「自分のことは自分でやる」「泣かない、ぐずらない!」と、弟の誕生を楽しみに、とても頑張っていました。そして、今回の「うちのこざんまい」3巻では、内野家に待望の次男シンくんが誕生! 長男コウくんとの関係はどうなるの? と、気になるところです。でも、心配は無用だったようですよ。このとおり、シンくんは、弟コウくんを溺愛! 沐浴などのお世話も積極的に、ポジティブに参加しているようです。それにしても、子どもが赤ちゃんのお世話をしている姿って、なんでこんなに微笑ましいんでしょうか? 心が温まるエピソードです。このように、コウくんには最初のころ、赤ちゃんがえりのような言動がほとんどみられなかったそうです。 弟のことを溺愛しているお兄ちゃん! だけど…?そんなコウくんでしたが、まだまだ4歳。やっぱり頑張りにも限界があります。そして、ある日の食事中、こんなことが起こったそうです。お友達のママからも「ママの言うことをちゃんと聞ける子」といわれるコウくんが、食器をわざと落とした…。いきなりの状況に、内野さんも、産後のサポートにきていたおばあちゃんも驚きます。そして、一度は「もう食べなくていい」と食事を下げる内野さんですが…。いままでもそうしてきたように「行動の奥の真意」を探ろうと尽くします。「うちのこざんまい」が全国のママたちから圧倒的に支持される理由のひとつに、こういった内野さんの考え方や子育ての悩みが、正直に、詳細に描かれているところがあるのではないかと思います。子どもがなにを伝えようとしているのか、いまどんな状況に置かれているのかをじっくり考える内野さんの姿に、読んでいる側は、いつも胸を打たれるんですよね。このときのコウくんの行動は赤ちゃんがえりのひとつで、その後もたびたび、内野さんを悩ませます。でも、そんな赤ちゃんがえりの行動も、心が成長していっている証。「ちょっとずつ、ちょっとずつ」と、コウくんを急かさないよう、自分に言い聞かせている内野さんが印象的です。2人育児だからこそ! キュンとするエピソードも満載でも基本的には、弟シンくんのことが大好きなコウくん! シンくんのほうもお兄ちゃんが大好きで、なんでも真似っこしているのだそう。この使命感にあふれた表情がたまりませんね。コウくんはなにをするにも一生懸命で、そのけなげさが「うちのこざんまい」の中でも存分に発揮されているので、ぜひ本書でご確認を!今回の書籍では4~5歳のコウくんのようす、0~1歳のシンくんの様子がそれぞれ描かれています。その年齢ごとのかわいさや面白さがあって、「子育てって本当に奥が深いな~」とあらためて思える内容になっていますよ。このほかにも、コウくんとシンくんの仲良しエピソードがたくさん描かれています。もともとの長男コウくんのやさしい性格もあると思いますが、コミックエッセイを通して読んでいると、内野さん夫婦の子どもたちへのフォローもよく考えられているなあと思います。 ■コミックを超えた「実用育児漫画」と呼ばれる理由例えば「お兄ちゃんだから」とがまんや責任を強いない、次男からの好意を代弁するなど…。兄と弟の関係性を保つためにはどうしたらいいのか、夫婦で話合っている様子が見て取れます。すべてのケースがこれでうまくいくというわけではないと内野さん自身も語っていますが、「うちのこざんまい」がコミックエッセイを超えた「実用育児漫画」と呼ばれる所以は、ここにあるのかもしれません。幼稚園に入ってから環境の変化で5月病になってしまったコウくんのエピソードや、いきなり訪れたシン君の断乳エピソードなど、育児で起こりうるさまざまなシーンと、内野さんなりの対策や考えがしっかりまとめられているのです。内野さんが次男シン君を出産した後だからこそ振り返ることのできる「過去の自分へのメッセージ」も、育児をがんばるすべての人に読んでほしいエピソードです。■内野こめこさんからのスペシャルコメント!最後に、内野こめこさんに『うちのこざんまい 2人育児の波に乗れ!』出版後の今のお気持ちを伺いました。今回なんと3冊目を出すことが出来ました。いつも読んでくださり応援してくださる皆様、本当にありがとうございます! 今回はシンが生まれてからのコウの変化、コウとシンの性格の違いなどはもちろん、1冊目から見たときの私自身や家族の変化にも気付いてもらえたら嬉しいです。楽しんで読んでいただけますように!! (内野こめこ)2人育児まっただ中の人も、これから2人育児を迎える人も、だれもが楽しく読めて子育てのヒントもたくさんもらえる1冊になっています。 『うちのこざんまい 2人育児の波に乗れ!』 内野こめこ著(KADOKAWA)1,188円(税込み)育児の数々のヤマ場をのりこえてきた内野こめこさんが、第2子を出産! 長男の赤ちゃんがえりや次男の頻回授乳など、激動の2人育児を垣間みることのできる一冊です。長男次男の関係性を作るために気づかっていること、心理学の先生の話を聞いて感じたことなど、描き下ろし作品も充実。大人気シリーズの第3弾です。●内野こめこさんのウーマンエキサイトの連載: 『うちのこざんまい 』
2018年11月09日生まれてすぐの新生児は、可愛い反面、骨の折れる育児の始まりです。初めて子育てをするのであれば、毎日大変ですよね。そんな新生児の育児に疲弊している夫婦に、新生児によくある問題とその問題を解決するための方法をパピマミ編集部がまとめました。ぜひ、参考にしてみてください。新生児の育児で悩みがちなトラブル●新生児のスキンケアの方法とは?最初に紹介するのは、新生児のスキンケア問題です。「キケンじゃないの? 新生児を素肌に抱く「カンガルーケア」の知識」では、新生児に対しての具体的なスキンケア方法を紹介しています。その名の通り「カンガルーケア」とは、出産後すぐに肌が触れ合うようにして赤ちゃんを抱く方法です。別名、早期母子接触とも言われています。「カンガルーケア」は、科学的にも効果が証明されているので、危険はとくにないでしょう。似たようなスキンケアの悩みでは、沐浴も気になるところ。シャンプーを使うべきなのか、使わなくていいのか。生後間もないときは、どうすればいいかなど、ぜひ参考にしてみてください。「沐浴にシャンプー必要? 新生児の肌を守る“お風呂スキンケア”方法3つ」●新生児の赤ちゃんが泣いてしまう問題次に、新生児の赤ちゃんが泣いてしまう問題についてです。赤ちゃんが泣いたら、あやして、泣き止ませる。どんな育児でもこのプロセスを通りますよね。ただ、「あやして」のやり方がおかしいと、赤ちゃんは泣き止んでくれません。適切なあやし方をすることで、赤ちゃんが泣き止んでくれます。つまり大切なのは、あやす方法を知ることと、赤ちゃんが泣いている理由を知ることです。泣いている理由に合ったあやし方をしなければいけませんよね。そこで、「新生児の赤ちゃんが泣いている理由4つ」を参考にしてみてください。なぜ赤ちゃんが泣いているのかがわかれば、あとは上手にあやすだけ。「なんで泣き止んでくれないの?」と思う回数が、グッと減るはずです。迷ったら病院へ!新生児の心と体の問題新生児の赤ちゃんのスキンケアやあやし方は、他人からの体験談などからノウハウが蓄積されていますよね。とは言っても、赤ちゃんの心や体の問題は、体験談だけで判断してはいけません。病院の先生や信頼のおける専門家の意見を伺いましょう。もちろん、悩んだらすぐに病院に行けるほど時間に余裕がない場合もありますよね。そんなときは、悩みを解決するためにも、ウェブメディアを頼りましょう。●新生児聴覚スクリーニングとはたとえば、新生児が生後一ヶ月後に行うと言われている「新生児聴覚スクリーニング」。このような聞きなれない言葉について、小まめに病院の先生に聞くのは骨が折れますよね。であれば、「昔はなかった!? 生後1か月に行う「新生児聴覚スクリーニング」の知識」のようなまとめられている情報を読んでいただいて、悩みを解決していただければと思います。新生児聴覚スクリーニングを簡単に説明すると、新生児の聴覚が聞こえているか確認するための検査です。新生児の難聴は発見が遅くなりがちで、障害が残ってしまう可能性もあるのだとか。具体的な治療法まではわかりませんが、育児中に出くわすであろう悩みを解決することには繋がっていますよね。ぜひ参考にしてみてください。●新生児黄疸とは「新生児聴覚スクリーニング」のような聞きなれない言葉のような「新生児黄疸」と呼ばれる症状もあります。新生児黄疸とは、新生児の生理現象が起こらなかったときに起こりやすい現象。「赤ちゃんの退院延期になることもある“新生児黄疸”の基礎知識4つ」に書いたように、お腹の中にいる赤ちゃんへの酸素がうまく通っていないのが問題と言われています。新生児黄疸のような言葉は、子育てに携わっていないとわかりませんよね。しかし、病院の先生に聞くほどでもありません。自分の力で調べられる情報もあれば、調べてもわからない情報があります。ネットや体験談、医師のアドバイスなど、いまの自分に合った情報を伝えていきましょう。まとめ新生児の育児は、知らないことだらけで不安になりがちです。その不安の解消に、役立てれば幸いです。ネットの意見、知人の体験談、専門家の意見、すべてを上手に使って、納得のいく子育てにしてください。
2018年11月07日仕事が忙しくて育児が手伝えないパパもたくさんいるでしょう。しかし子育てという仕事を毎日行っているママからすれば、少しはパパにも手伝ってほしいと思うことがあります。そんなときにどうしたら良いのか、その対処法をパピマミ編集部が紹介していきます。上手に自信を持たせてあげる本当は手伝いたいけれど、やり方がわからずに積極的に子育てへ参加できない パパもいます。毎日当たり前のようにおむつ替えをし、泣いたら抱っこであやし、お乳をあげてきたママからすれば「どうしてこれくらいのことができないの?」と思うかもしれません。しかしパパからすれば、小さくてか弱い我が子を抱っこするのも勇気がいりますし、自分の行動への肯定感も持ちづらいです。だからこそ毎日面倒を見ているママにすべてを任せがち になってしまいます。夫に子育てを手伝ってほしいと思っているママは、まず何を手伝ってほしいのか、そして何をどうすればよいのかということを丁寧に教えてあげましょう。不安そうであれば「私も一緒にやるから 」と言ってあげれば、パパも挑戦しやすくなるでしょう。すると育児にも自信がついて、徐々に積極的に動いてくれるようになります。休みの日だけお願いする夫婦で協力し合って子育てをする、と言っても毎日仕事をしているパパからすれば、疲れて帰ってきてからも育児を強いられるのは苦痛です。「休みなく毎日、育児をしている私はどうすればいいの?」と思うのが、ママの意見ではあります。しかしやはり社会に出て仕事をするのは、自宅とは違うストレスがある もの。そんなパパ側の意見も理解してあげましょう 。そのため、仕事の日は子育てをお願いするのではなく、休みの日だけお願いするなどの工夫が大事です。その日は母乳をあげることに専念し、あとのことは全部パパに任せるというようにすれば、ママも休む余裕ができますし、休日であれば仕事のことを気にしなくても良いのでパパも育児に参加しやすくなります。育児も仕事の1つと認識させるパパの中には、子育てを仕事と思っていない人 もいます。だからこそ「自分は仕事に出ているのだから、子育てくらいしろ」というように上から目線で考えてしまうのです。職場で忙しそうにしている人を見かけたら、手伝おうとするのが一般的です。にもかかわらず、自宅で忙しそうにしているママを見ても手伝おうとしないのは、仕事だと思っていない証拠。毎日子育てをして、家事もこなすのは働いているのと同じです。とくに小さい頃は夜泣きもしますし、おむつが濡れて夜中に何度も起きてしまいます。そのたびにママは起きてあやしたり、お乳をあげたりしているので、不眠不休の状態なのです。そんな事実をきちんと伝え、育児も仕事の1つなのだと理解してもらえるように話すこと が大切です。必ず言葉にして伝えようママの中には、忙しさを察して手伝ってほしいと思っている人もいるでしょう。しかしパパからすればそれに気づけない場合もありますし、ママに任せていた方が安心だと気を遣っている 場合も考えられます。このすれ違いから「全然育児を手伝ってくれない」というママの不安につながってしまいます。手伝ってほしいのであれば、自主的に動いてほしいと期待するばかりではなく、必ず言葉にして伝えましょう 。期待するだけで言葉にしないでいると、動かない夫に対して不満ばかりがたまってしまう可能性があります。何をしてほしいのかをはっきり伝えることで、パパも動きやすくなる でしょう。まとめまだまだ女性に子育ての負担がかかっているのも確かなので、上手に協力し合いながら夫婦で乗り越えていくことが大切です。ママは具体的にどんなことを手伝ってほしいのか、またどうやって役割分担をするのかなどを明確にし、夫にはっきり伝えるようにしましょう。
2018年11月06日こんにちは。4歳の双子の女の子と、1歳の末っ子の3姉妹の母、田仲ぱんだです。私は双子を生んだとき、初めての育児で、かつ二人の赤ちゃんを育てなければいけないという状況で、とにかく手が足りない状況だったものですから、育児を楽しむという余裕がありませんでした。オムツ替えや着替え、授乳、寝かしつけ…すべてのことが赤ちゃんが二人いる分二倍なのです。作業! これは流れ作業だ~!そんな感じで双子育児をしていました。忙しさに寝不足に、疲れに…と何も考える余裕がなく、機械的にモクモクとやっていたので、赤ちゃんに対する言葉かけがあまりなく、無言になっていました。しかし、3人目の末っ子の子育ては…何もかも経験があるから、すべてが懐かしい。上の子を育てながらなので大変は大変なのですが、赤ちゃんを育てることに関しては気持ち的に余裕がありました。そのせいなのか、本当に言葉かけが多くなり、それどころか、娘の気持ちを勝手に妄想してアテレコしたり、最終的には娘をただ愛でる自作の歌を歌ってしまうほど…!「二人目の育児は楽しい」「二人目はすごくかわいいよ」というのはよく言われる話ですが、こんな風に育児に対する余裕ができて、お母さんがストレスなく子育てができるからなんでしょうね。
2018年11月05日仕事をしながらの子育ては大変です。しかし、子育ては一人で行うものではありません。旦那さんと一緒に取り組んでいくべきものです。どうすれば、旦那と一緒に子育てを進めて行けるのでしょうか。パピマミ編集部と、一緒に考えていきましょう。出産前からの教育が大切女性は、自分が子供を産むのもあり、母性も育まれていきますよね。しかし、男性は自分の体が変化することもなく、今までと同じ状態が続き、子どもが生まれた実感がないという意見も。子育てに積極的になりづらいのかもしれません。理解できれば協力できます から、出産前から父親としての教育を心がけましょう。妊娠中から自分の体の変化を旦那に伝えておくことも大切ですし、産婦人科や自治体の子育て教室などに二人で足を運ぶ ことも有効です。妊娠出産がカラダに及ぼす影響や、赤ちゃんのお世話の基本的ついては出産前から認知 させておくと、その後の協力も得やすくなります。お互いの仕事やスケジュールを把握するお互いが自立して輝いている夫婦には、相手のスケジュールを細かく把握していない ケースもあります。子どもがいない状態であれば、それでもやっていけます。しかし子供がいるとそうはいきません。思ってもいなかったトラブルが起きたときに連絡がつかなかったり、連絡不足で保育園への迎えなどができなくなっては、子育てがうまくいかないのです。相手の仕事について知っておくと、頼めることや難しいことも計画を立てやすくなります。旦那の仕事についても今以上に良く知るように し、自分の状況についても伝えていくことで、お互いがどのように子育てにかかわっていけるかを話し合いやすくなるのです。やるべきことは具体的に伝える子育ては、やるべきことがはっきりしているわけでなく、状況を見て必要なことを行っていくという能力が必要です。しかし、必要なことを感じ取れなければ、いくら協力する気持ちがあってもうまくいきません。そこで協力しないと責めてしまうことで、旦那と大きな溝が生まれてしまいがち 。具体的に何をしてほしいかを伝えてみましょう。ふだんの仕事であれば、そのように支持を受けてこなしていくはずですから、男性でも取り組みやすくなります。その積み重ねで自然に協力できるようになれば、働きながらの子育てもぐっと楽になっていくはずです 。ほめて伸ばすことも大切初めてのお子さんの場合、男性は特に何をしていいのかわからずに戸惑ってしまいがち 。仕事でつらい思いをしてきて、さらに家に帰って奥さんに責められるということになれば、子育てに向き合う気持ちが折れてしまいますよね。そうなれば、女性一人で仕事も家事も抱えていかなくてはならない状況 に追い込まれます。育児に前向きになってもらえるように、何かしてもらったらほめてみましょう。仕事でも成果が出ると嬉しく、さらに取り組んでいこうと思えますよね。同様に、子育ても達成感が得られれば前向きに取り組みやすくなるものです。成果が目に見えにくいからこそ、お互いに褒め合ってよい雰囲気 を作り出していきましょう。まとめ仕事をしながらの子育ては、肉体的にも精神的にも大きな負担です。夫婦でともに取り組んでいくことを心がけましょう。うまく協力が得られないときは、旦那への対応を少し変えて前向きに育児にかかわってもらえるようにしてみましょう。
2018年10月30日子育て中は、毎日が忙しく、自分の時間がありません。そんな毎日だからこそ、息抜きする自分の時間を持つことでストレスを軽減させ、楽しく育児をしていきましょう。育児や家事をひとりで抱え込まず、旦那さんや周りの人に甘える努力をし、楽しい育児を心掛けましょう。子育て中のあなたの息抜きはなに?子育て中は毎日がバタバタで、一日があっという間。やることがたくさんあって息抜きもできない方も多いですよね。子育てをする日々で、息抜きをするには、旦那さんの協力が必要不可欠 といっても過言ではありません。旦那さんが育児や家事に積極的ならいいのですが、仕事で帰りが遅かったり、休みが少なかったりしてなかなか協力してもらえない事態も想定できます。そもそも旦那さんが非協力的だったり、子どもが苦手だったりすると、上手に息抜きもしにくいのが現実 です。では、どのように息抜きすればいいのでしょうか。子どもが寝た後のわずかな時間を息抜きの時間に使えるように、時間の配分をうまく調節する のが重要です。家事は、子どもを寝かしつける前に済ませ、寝た後は自分の時間だと、メリハリをつけて上手に息抜きの時間を確保しましょう。子育て中の息抜きに罪悪感を感じますか?子育て中で、旦那さんに息抜きの時間をもらい、一日自由に使えることになったとしましょう。そんなとき、その一日を満喫できる人もいれば、子どもを置いての外出を楽しめないこと に大きな罪悪感を感じてしまう人もいます。「幼い子どもを旦那に預けて遊ぶなんて、悪い母親だ」という罪悪感が、子育て中に大切な息抜きの時間をさまたげになっています。せっかく旦那さんが息抜きの時間を作ってくれても、その時間に罪悪感を持ってしまうと、リラックスできませんよね。子育てで忙しくても、息抜きをしましょう。バタバタの毎日から解放され、自分だけの時間を好きに使う のは決して悪いことではありません。母親としての自分はもちろん、個人としての自分に帰り、心も体もバランスを取ること で、育児へのストレスも軽減されます。罪悪感を捨てて、ちょっとだけ母親としての自分を解放してあげましょう。ひとりで抱え込まないで!パートナーに甘えることも必要子育て中は、育児をひとりで抱え込みがち。ときには旦那さんに甘えましょう。「母親なんだから~」と自分に暗示をかけずに、パートナーに遠慮なく甘える 。子どもにとって親は母親だけではないのですから、子育ては2人で協力し合うのが理想的です。「旦那はなにも協力してくれない」という前に、「甘えられる自分であるか」、「手伝ってほしいことを素直に伝えられているのか」、「自分ひとりでなんでもやろうとしていないか」を確かめてみましょう。一人でこなすことが、いい母親ということではありません 。疲れたときは旦那さんに素直に甘え、少し息抜きをしてストレスを解消することでイライラも軽減するのではないでしょうか。パートナー息抜きの時間を作ってもらうコツ旦那さんが息抜きする時間を作ってくれないという方、非協力的な旦那さんであるという方はストレスがたまってしまい、日々イライラします。では、どうしたら旦那さんが協力的になってくれるのでしょうか。男性は、妊娠中から子どもの存在を体で感じている母親と違って、自分が父親だと実感するには時間がかかります 。五感で赤ちゃんを体感したときに自分が父親であることを認識。オムツ替えや授乳などを実際にやってもらい、文句をいうのではなく、褒めておだてて自信を持ってもらうことで、父親として成長していきます。そして、協力しろと押し付け責めるのではなく、甘えて頼ってみることが重要 です。子育て中のイライラを旦那さんにぶつけるのではなく、うまくおだてて協力してもらうことが大事なのです。まとめ子育て中は、母親として、妻としての自分にいっぱいいっぱいで、「私」という個人であることを忘れてしまいがちです。「私」としての自分に戻る時間があれば、母親として、妻としての時間も楽しめるのではないでしょうか。子どもは母親の感情を敏感に察知します。母親がイライラしていると、子どももイライラ。母親がパニックしていると子どももパニック。母親が楽しそうにしていると、子どももご機嫌に。息抜きをするということに罪悪感をもたず、パートナーに甘え、心と体に余裕をもって育児をすることが、楽しい育児につながるのではないでしょうか。
2018年10月24日赤ちゃんの子育ての悩みは、次々と発生しますよね。初めての子育ては、戸惑うのも仕方ありません。赤ちゃんの子育てを解決する為に、何をすれば良いか、パピマミ編集部が紹介します。周囲の人に助けを求める自分自身は初めての子育てでも、周囲には子育て経験者がたくさんいます。もしかしたら、同じような悩みを経験していたかもしれませんよね。友人や知人に子育ての経験者がいれば、現状を打開するようなヒントを求めてみてもいいでしょう 。もし周囲に子育て経験者がいないのであれば、親に聞いてみるのも一つの手段です。初めての子育てですから、恥ずかしがらずに助けを求める姿勢が大切です。インターネットで情報を集めるのも悪くはありません。ただ、インターネットの情報は場合によって信ぴょう性に欠けるので注意が必要です。すべてが間違っているワケではないものの、しっかり吟味しましょう 。泣き止まない赤ちゃんは泣いて自分の気持ちを伝えます 。伝えたい気持ちが大きいのか、ずっと泣き止まないときもありますよね。いくら抱っこしても一向に泣き止まなかったり、夜泣きがひどかったり。ただ、これは赤ちゃんの個性です。つまり、よく泣く赤ちゃんもいればあまり泣かない赤ちゃんもいるということ。過度に心配したりストレスを感じる必要はないのです。ただ、何らかの病気が原因で泣き止まない可能性も否定できません。なので、病院で何も異常が無いことを確認する必要はあります。泣き声は大きなボリュームですが、今しか聞けない声という認識 を持って乗り越えましょう。様子がおかしい当然ながら赤ちゃんは言葉を話せないので、体調を直接確認できません 。いつもと違う感じがしたり様子がおかしいと不安になりますよね。赤ちゃんは、骨や免疫などあらゆる部分が不完全な弱い存在なので、思わぬ病気になってしまう可能性もあるのだと念頭に置いておきましょう。もしくは、障害があってその症状が徐々に出始めているかもしれません。風邪のような感覚でいつか治ると判断すると、危険な目にあうことも 。もちろんすべての風邪を病気と心配していたら骨が折れますよね。とは言っても、すべての病気は早期発見が大切。極端な話をすれば、診察が遅れただけで命の危機に瀕することもあります。言葉を交わせるくらいに成長するまでは、病院を積極的に頼りましょう 。英才教育をすべきか教育に関する研究は進んでおり、0歳児の赤ちゃんでも色々な教育を受けられます。そこで話題になるのが、英才教育 ですよね。例えば、赤ちゃんの頃から英会話を聞かせたりクラシックを聞かせるなどすると能力が身についたり頭が良くなるというものです。当然、すべての赤ちゃんに有効か定かを判定はできません。ただ、音楽や英語に馴染んでもらう という点では良いと言え流でしょう。もちろん、費用もかかりますから、夫婦間で教育方針を確認しておく必要があります。教育方針の違いは、夫婦喧嘩の一因になりますし、場合によっては夫婦間に大きな亀裂 が生じます。読み書きができるようになった段階から教育に熱を入れるのも、遅すぎではありません。まとめ赤ちゃんは体も弱く、言葉も交わせないので心配は募るばかり。大切な我が子に何かあると思うと、心配になるのも無理はありません。でも安心してください。友人や知人を頼ったり、近くの病院に頼ったりすると、子育ての悩みもだんだんと減っていくでしょう。一人で悩んで一人で解決しようとすると、間違った判断をしがちです。その点に注意して、子育てを楽しんでくださいね。●文/パピマミ編集部
2018年10月17日育児をしていると、旦那さんに感謝する機会が増えますよね。もちろんイライラもありますが、家族のために仕事や子育てをがんばってくれているのも事実です。今回パピマミ編集部では、そんな旦那さんの良いところを紹介します。育児中の旦那とのスキンシップ「育児が始まってから親になった 」なんて話をよく聞きます。ざっくり言ってしまえば、夫婦ではなく親になってしまった。その結果、夫婦の時間は減っていき、溝が深まってしまう。そんな寂しさを解消するための方法 をご紹介します。●家で楽しめるスモールデート!育児の大変さに比例して、外出する機会も減っていく。そんなときは、家の中でデートしてしまいましょう 。「それじゃデートじゃない!」と思われるかもしれません。しかし「お家デート 」が一般化されているように、家でも思いっきりデートは楽しめます。その方法が「子育て中も旦那くんとの時間を。おうちで味わえる小さなデートプラン」で紹介されています。ぜひ、参考にしてみてください。●旦那さんにデートを断られる理由が切ない!街を歩いているとたくさんのカップルがいますよね。「夫婦水入らずの時間がほしい」育児をしていると、そんな想いが頭をよぎります。そんなときに読んでほしいのが、こちらの記事。夫婦関係を大事にしたいな 、と思わせてくれます。「夫婦2人でデートがしたいのに…旦那さんにデートを断られる理由とは?」●夫婦仲良く家事を分担する方法育児を一人でやるのは大変です。だからこそ旦那さんのお手伝いが必要不可欠 。しかし旦那さんが家事を手伝ってくれないこと、ありますよね。そんな悩みを抱えているのであれば、「共働きでも大丈夫!旦那さんと仲良く家事分担する方法」を読んでみてください。旦那さんに上手に家事を手伝ってもらう方法 が書かれています。育児に対する旦那の本音とは妻の育児中の本音はよく聞きますが、夫の本音は聞きませんよね。ここでは、そんな夫の本音を掘り下げていきます。●子どもと真剣に向き合っているからこその本音子どもがかわいすぎて、目に入れても痛くない方もいらっしゃいますよね。しかしそんな愛する我が子にも、イラっとしてしまう自分もいるはず。どんな人でも、すべてを受け入れるのは難しいですから。「子どもにこんな感情を抱くなんて 」そんな想いを感じている夫は、ぜひこの記事を読んでみてください。肩の荷がおりる はずです。「イヤイヤ期に…。やさしい旦那の思わぬ本音が聞けた瞬間 」●結婚しないとわからない夫の本音とは大人になるとわかることがあるように、結婚するとわかることも数限りなくあります。その「わかること 」の最も大きな1つが、子どもを育てること 、ではないでしょうか。子どもが生まれても、全く愛情が湧かず、「このままで大丈夫なのかな? 」と不安を抱いている夫に、ぜひこちらの記事を読んでほしいです。考え方は、いくらでも変わっていきます。「結婚にも子供にも興味がなかった…自由を愛する旦那の本音」まさにイクメン!すばらしい旦那エピソードこんな夫はイヤだ…と愚痴をこぼす妻の陰に隠れていますが、「うちの夫はこんなに素晴らしいよ!」と言える妻もたくさんいらっしゃいます。ここでは、そんな妻の意見を聞いていきましょう。●夫の自慢ポイントを見つけよう!結婚した相手の悪口を言うのは、側から見ていて気持ち良くないですよね。自分が選んだ相手の悪口を言うくらいなら、相手の自慢できる部分を探したほうが健全 です。どこが魅力的だろう?と考え込んでしまうのであれば、ぜひこちらの記事を読んでみてください。妻が夫の何を見ているか 、よくわかるはずです。「魅力を再発見! 妻が語る旦那の自慢ポイント5選 」●台湾の夫の魅力とは?塩ラーメンしか食べた経験のない人が作るラーメンは、あまり美味しいと言えないですよね。いろんな味を知っている人の方が、美味しいラーメンを作れます。なぜなら、複数の視点でラーメンを作れるから です。それと同じように、日本人以外の男性の育児事情を知る のも大切だと思いませんか?ぜひ、台湾の夫の様子を観察してみてください。「夫が皆イクメン!? 台湾に嫁いだママたちのリアルな子育て事情6選」まとめ育児は妻と夫が、一緒に行うもの。良い点も悪い点も見つかるでしょう。もちろん、悪い点にも目を向ける必要がありますが、できる限り良い点を見て生活していきたいですよね。旦那さんとのスキンシップや旦那さんの魅力の見つけ方など、ぜひ参考にしてみてください。●文/パピマミ編集部
2018年10月12日ワンオペ育児という言葉…今となっては、いちいち「ワンオペ育児とは」と説明しなくても伝わるほど、浸透してきたように思います。このワンオペ育児という新単語は、今までどう表現していいのか分からなかった“1人での子育ての辛さ”を表してくれる言葉として、子育て世代に急速に広まりました。そして、広まったとともにさまざまな反応も見れるようになりました。「まさに私が求めていた表現だ!」と思う人もいれば、「あんまり好きな表現じゃない」と感じる人もいます。この「ワンオペ育児」というたった6文字に、様々な感情がぐるぐると渦巻いて語られるのですから、それだけ子育ては複雑な分野なんだと感じます。そして、今、新たに感じているのは「ワンオペ認定」の空気感です。■ワンオペ育児って名乗っちゃダメ!?どういうことかと言いますと、同じように夫が忙しく(または戦力にならず)1人で育児を頑張っている同士にも関わらず、「あなたはワンオペ育児とは言わない」と他人に判定されているような空気感のことです。不思議というか、人間のごく当たり前の流れなのかもしれませんが、ワンオペ育児という言葉が世の中に生まれた時には、同じ境遇の人達にとってまさに言い得て妙な言葉だったはずなのに、少し時が経った今、「あなたの場合はワンオペとは言わない」「うちこそワンオペだ」「あなたの言うワンオペと私のワンオペを一緒にしてほしくない」という、どちらがよりワンオペにふさわしいかというの「ワンオペ認定」が繰り広げられるようになった気がしています。わが家の場合は子どもが3人いる転勤族の共働き家庭です。夫は平日は帰りが遅いですが、家事の分担として、平日も土日も食器洗いをお願いしています。お休みは土日祝なので、出張がない限りは暦通りのお休み。ただし食器洗い以外の家事と育児全部は私の役目です。育児&家事の状況をどう受け取るかは、受け取る側の環境によって違ってきます。例えば、夫は朝から晩まで忙しいけれど、子どもは1人で、実家のそばで暮らしている専業主婦の人からすれば、もしかしたら、自分のこのレベルで子育てがしんどいとか、ワンオペ育児って言っちゃいけないんだって思ってしまうかもしれません。あの人に比べたら自分なんてまだマシだ、甘えちゃいけないと、自分のしんどさを封印してしまうかもしれません。また逆に、平日も朝から晩まで旦那さんが忙しく、土日もいなく、いたとしても家事なんてひとつもやらない旦那さんがいる奥さんからしたら、「お皿洗ってくれるだけいいじゃない! うちなんて何もしてくれないわよ」と「うちの方がもっとしんどいんだから、あなたごときがワンオペ育児と名乗らないでほしい」と感じてしまうかもしれません。■「大変さ」を比べても意味がないでも、これってどちらもキリがないですよね。子どもが1人の人は、「2人の人に比べたら…」2人の人は、「3人の人に比べたら…」専業主婦の人は、「ワーママに比べたら…」ワーママは、「シンママと比べたら…」比べ出したらキリがありません。「あなたよりも、私の方がもっと大変」「だからあなたはまだマシよ。あなたはワンオペ育児とは言わないわよ」と声をかけることで、一体何が生まれるというのでしょう。大変さを比べて比較することに意味があるのでしょうか。しかし、こういった他人による判定は、男女関係なくどこの世界にでもあるようです。昔、友人のご主人が、上司に単身赴任を避けたいという話を相談したところ、上司自身が15年も単身赴任を経験中のためか、「君も大丈夫だよ。むしろ、男なら単身赴任でもバリバリ働くのがかっこいいと思えるぐらいじゃないと…!」みたいなことを言われ、豪快に諭されたそうです。(パワハラとかそういうのはいったん置いておいて)これ、相談してる人からしたら、何の慰めにも励ましにもなっていないですよね。相談者さんからすれば、家族と一緒に暮らす事が「求めている幸せの形」なのです。それを「男たるもの単身赴任してなんぼ」みたいなことを言われたって、何も響かないわけです。■「しんどさ」は他人が判定できるもの?もしかしたら皆さんも、他人が「あなたよりもっと大変な人はいる」「お前に比べたらオレなんてもっと大変」言われた経験があるかもしれません。でも、しんどさや大変さって人によって性格やキャパが違うので感じ方も違いますよね。牛乳をこぼされて「あらら」で済む人もいれば、「キー!」となる人もいるし、どこまで受け止められるかの器の大きさって本当に人それぞれです。だから、「大変さ」を他人が判定するのはそもそもおかしなことなんです。自分の大変さは自分にしか分からないし、自分が大変だなって思ったら大変なんです。子どもが1人でも、5人でも関係ありません。専業主婦でも働くお母さんでも関係ありません。だから私は、自分の器をそのままに受け入れることにしています。たぶん、私の器はおちょこほど小さくはありません。でも洗面器ほど大きくもない。牛乳瓶ぐらいです。めちゃくちゃ器が小さいわけではないけど大きなわけでもない、といったところでしょうか。でもそれでいいんです。私には牛乳瓶分なら受け止められるし、それ以上ならあふれしまうキャパシティしか持ち合わせていないので、洗面器の人やバケツの人、たらいの人を羨ましく思わないようにして、なおかつ、おちょこや、ショットグラスの人にも勝ち誇らないようにしています。他人を判定してしまう人も、きっとものすごく苦しいんだと思います。自分はこんなに苦しいのに、私よりも楽してるあの人が私と同じワンオペを名乗るなんて許せない! と思ってしまうほど苦しいんだと思うのです。でも、どんな場合でも、よその人と自分を比べて辛くなるのであれば、もう解決策はひとつ。気にしないことです!元も子もない話ですが、ほんっとに「気にしない」事が一番です。自分の大変さと他人の大変さは違うし、他人の大変さも私の大変さとは違います。自分がしんどいって思うなら、素直にしんどいって声に出していいし、誰かがしんどいって言うんなら優しい声をかけてあげるだけでいいし、どっちのほうが大変だとか、うちの方が大変だとかいちいち判定し合わずに、同じ仲間として「よそはよそうちはうち」ぐらいの距離感で、みんなで力を寄せ合って乗り越えていけたらなと思っています。同じ子育て真っ最中の仲間同士。ありのままに受け止めて、励まし合って頑張りましょう。もぉ~~! 日本のお父さん、仕事長すぎ~~~~!!!!(笑)ですよね!!【お知らせ】第89話 「子どもの歯科矯正に40万!? 1年間頑張った成果のほどは?」 の記事下アンケート「Q.子どもの歯科矯正をやっていますか?」のアンケート結果はこちら↓≫ 「子どもの歯科矯正「費用、方法、時期どうやって選ぶ?」ママたちの体験談」
2018年09月27日著者であるナナイロペリカンさんの日々の子育てがギュギュっとつづられているコミックエッセイ『いろはにちへど おかわり』。思わず笑ってしまうエピソードばかりで、ご自身がとても子育てを楽しんでいそう! と想像できます。そんなナナイロさんに、子育てについてインタビュー! 実際の毎日について聞いてみると…「子育てって不可抗力の連続です」「こんな便利な現代なのにコントロールできない、それが子育て」「どうしようもないときはトラブルに目を向けない。“目をつぶり”ます」…と、名言? 迷言? が飛び出す飛び出す! やっぱり育児って、半端なく大変ですよね…と、共感しつつ、今回はナナイロペリカンさんご自身の子育てにクローズアップして、お話を聞きました。お話をうかがったのは…子育てコミックエッセイスト ナナイロペリカンさん1982年東京下町生まれ。小3と年中の姉妹の母としてドタバタ育児に追われる毎日を、ユニークなイラストと笑えるワードで漫画に綴る。妊娠時代から始めた育児ブログ「たまご絵日記」が人気となり『たまご絵日記』『たまご絵日記2』(マイナビ出版)として出版。その後、幼児雑誌『おともだち』で連載された育児コミックエッセイが『いろはにちへど』『いろはにちへど おかわり』(講談社)として書籍化され、話題に。■ナナイロペリカンさん流子育て「原点は自分の両親かも」――子育てで大切にしていることは?ナナイロペリカンさん(以下、ナナイロさん):いろいろあるのですが、一番は、子どもでも「一個人として尊重すること」ですね。なかなかできないのが現状なのですが…。――具体的にはどのようなことですか?ナナイロさん:例えば、つい自分の子どもを頭ごなしに叱ったりしてしまうことってあると思うんです。でも、子どもとはいえ一人の人間。叱り方も気をつけないとな、と思います。また、子どもがある程度大きくなったら、やりたいことは応援してあげたいです。私が小学校高学年の頃「鳥を飼いたい!」と親にうったえたら「いますぐ買いに行こう!」とすぐ実行してくれて。それまで生き物を飼うのはずっとダメだと言われていたので、やっと自分の意見を尊重してくれた!って、めちゃくちゃうれしくて、思い出に残っているんです。だから私も、なるべくなら娘たちがしたいことのチャンスを逃さないように、かなえてあげなきゃって思います。そこで、ふだんのダメな親を帳消しにしようという魂胆もありますけど…(笑)。――ご自身の子どもの頃の経験が大きいのですね。ナナイロさん:そうかもしれません。両親には、やはり影響を受けていますね。父親は六本木でジャズバーをしていたので、大人の楽しい世界によく連れて行ってもらいました。母親は当時にしては珍しく、フルタイムで働いていました。私が子どもの頃も、好きなことを楽しんでいるタイプの親でしたね。そんな親の姿を見て育ったからこそ「大人って楽しそう。早く大人になりたい」という夢が見られたのかもしれません。私もそうありたいと思っています。――ご自身の子どもの頃と娘さんの性格はやはり似ていますか?ナナイロさん:次女・キミ子のこだわりや我の強い性格は、私ゆずり。長女・タマ子のおだやかな性格は、パパゆずり。両親のいいところだけではなく、そうでないところもうまいこと受け継いでくれたな…と思います。だからこそ、愛おしいですね!■子育てコミックエッセイ「わたしにとっての家族アルバム」――コミックエッセイを描いていて良かったですか?ナナイロさん:ふだんのことをそのまま描いているんです。だから、親としてダメな自分を振り返るいいキッカケにもなっています。とはいえ、いつまでたっても同じことを繰り返してしまっているんですけど…。あとは、「家族アルバム」的な感じでしょうか。写真はスマホでつい撮りっぱなしになってしまっているので、このコミックが私にとっての家族アルバム。娘たちが大きくなって子育てするときに、読んでくれるとうれしいですね。そういった意味でも、本に残るというのはありがたいことです。――家族は読んでくれていますか?ナナイロさん:タマ子は温かい目で見守ってくれます。締め切り間近で「マンガ描くのつらいからやめよっかな〜」とグチをこぼしたりすることもあるのですが、そんなときは「無理しなくていいよ」って心配してくれたり。母親がマンガを描いているのが、ちょっとした自慢みたいで。うれしいです。夫も穏やかな目で見守ってくれていますね。キミ子は…そのうち分かるのかな。今から楽しみです!――今後もコミックエッセイを描き続けたいですか?ナナイロさん:キミ子もあと少しで小学生。小さなころのように一挙一動をコミックにするのも難しい部分もあると思います。ただ、これからも育児の山が随所で出てくると思うんです。受験なのか反抗期なのか…。そんなとき、自分をふるい立たせるためにも、翻弄される母の日常を面白おかしく描けたらなぁ、とは思っています。■「いつまで育児の山登る」楽しむコツは2つ――大変な育児を楽しむコツってあるのでしょうか。ナナイロさん:著書で掲げたテーマ「いつまで育児の山登る」の答えが「子育ての山は頂上を目指すのではなく、横の楽しい景色を楽しむこと」とはいえ…。実際に渦中にいるとあまりにも大変で、そうは思えないことも多々ありますよね。だから、しいて楽しむコツというのなら、「ゴールはないとあきらめる」「自分の好きなこともやる」この2つでしょうか。育児の山登り中は、ちょっとしたことでイライラしてしまうなど、どうしても視野が狭くなりがち。すごーくよく分かるのですが、ママ自身が好きなことを見つけてストレスを発散し、できるだけイライラしない方法を探ってみて欲しいです。ママになると、どうしても我慢しちゃう。でも、ママが笑っているのが結局、子どもたちや家族にとっては一番なんです。「大人って楽しいよ」と子どもに見せてあげるのも、すごく大切だと自分の親を見て実感しています。自分に余裕がないと、子どもに余裕をもって接することができないと思うし…って、これ全部自分に言い聞かせているんですけどね(笑)。――ナナイロペリカンさんの「好きなこと」は?ナナイロさん:最近は、動画配信サービスでの映画鑑賞! 空いた時間で映画を観て、ストレス発散です。子どもたちを寝かしつけたあとや、休みの日も無理に外出せずに「自宅で映画祭り」をすることもありますよ。公園に行ったりおでかけしたりと子どもが喜ぶことだけじゃなくて、大人が楽しめることもしないと!――最後に。丸1日、ひとりの時間があったら何をしますか?ナナイロさん:え〜、1日じゃ足りない(笑)! でも、夜楽しみたいからな…。夕方6時くらいからスタートして、夜通し遊んでみたいです(笑)。泊まりで女友だちと温泉とかエステとか、最高ですね。もう少し子育てが落ち着いたら、ぜひ実践したいです!「育児以外に自分の好きなことをやる」。これって、案外できていないママが多いのではないでしょうか。終わりのないヘトヘト育児。だからこそ、隙間時間で自分の「好き」に没頭して気持ちをリセットし、育児を楽しみたいものですね。参考図書: 「いろはにちへど おかわり 限界かあちゃん いつまで育児の山登る」 (講談社)ナナイロペリカン著 1,000円(税別) 育児ブログ『たまご絵日記』で大人気のナナイロペリカンさんによる育児コミックエッセイ。幼児雑誌『おともだち』での連載を書籍化した第二弾となる本作は、次女キミ子ちゃんの自由っぷりに翻弄される毎日が面白おかしく描かれています。どのエピソードも、ママならば「あるある」と笑いながら読めること請け合い! コラムには、タレント・くわばたりえさん、手芸作家・料理研究家寺西恵里子さん、絵本作家・のぶみさん、話し方講師・鳥谷朝代さんなどへの取材も登場します。取材・文/aica
2018年08月25日子育てをしていると「あーもう! どうしようもなくイライラするっ!!」と、子どもの行動に腹を立てつい怒鳴ってしまっては、「はぁ〜。私なんてお母さん失格かも」と自分を責める…。子育てママであれば、そんな「育児の負の無限ループ」に陥ったことは一度や二度ではないはず。そんな感情は、育児コミックで笑い飛ばしてしまうのが一番。今回は、コミックエッセイ『いろはにちへど おかわり』の著者である、ナナイロペリカンさんにインタビュー。本の裏話から自身の子育てについてまで、「あるある!」「わかるわかる!」な育児エピソードをたっぷり聞いてきました。お話をうかがったのは…子育てコミックエッセイスト ナナイロペリカンさん1982年東京下町生まれ。小3と年中の姉妹の母としてドタバタ育児に追われる毎日を、ユニークなイラストと笑えるワードで漫画に綴る。妊娠時代から始めた育児ブログ「たまご絵日記」が人気となり『たまご絵日記』『たまご絵日記2』(マイナビ出版)として出版。その後、幼児雑誌『おともだち』で連載された育児コミックエッセイが『いろはにちへど』『いろはにちへど おかわり』(講談社)として書籍化され、話題に。。■育児コミックエッセイ「始めたきっかけは?」「ネタはどうやって?」――コミックエッセイを始めたキッカケは?ナナイロペリカンさん(以下、ナナイロさん):最初は「妊娠記録」として、ブログを書いていたんです。初めての妊娠って面白いんだろうなぁ、どんな体の変化が起こるんだろう…と、若い頃から楽しみにしていて。ある時、ブログに好きで描いていたイラストを入れたら、ありがたいことにアクセスやコメントが増えて。「ブログっておもしろいじゃん! と目覚めて描き続け、気づいたらライフワークとなっていたんです。――よくネタが見つかるなぁと感心します!ナナイロさん:「あっ、これネタになりそうだな」と思ったら、本当はすかさずメモしたいくらいなんですけど…。ネタになりそうなことって大概、心が折れそうなくらい大変な状況だったりして、実はメモどころじゃないんですよ。例えば、忙しいときに限って散らかった床に牛乳をこぼされて、もうぐちゃぐちゃ…なんて、渦中にいたら「キーッ」ってなるようなことが、冷静に見たらかなり笑えるネタだったり。日々バタバタで、5分前のことも忘れちゃうくらいなので、なんとかふんばって頭のなかにメモって描いていますが、9割は忘れているかも…(笑)。でも、悲惨で大変なときほどブログに書くと喜んでもらえるんですよね。■育児コミック待望の第二弾「タマ子&キミ子の姉妹劇」に注目!――1巻目に続く、2巻目の見どころは?ナナイロさん:1巻目は姉・タマ子、妹・キミ子それぞれの話が多かったんです。ところが、キミ子が2歳くらいからパワフルキャラを発揮しだして。「あれ、この子、キャラ強いかもしれない…」と。2巻目では、姉妹の絡みを描いた話が多いですね。姉妹ゲンカもすごいのですが、繊細なタマ子がいつも負けています。タマ子がキミ子に本気で「大嫌い」ワードを放ったときは姉妹の仲を心配しましたが、本当は大好きだと知りホッと一安心。不安になったり安心したり…育児って、本当に感情が忙しいです(笑)。――2人が大きくなって少しは楽になりましたか?大きくなっても、やはり楽とは言い難いかも…。大変さの種類が変わったくらいですかね。特にキミ子はワガママ放題、甘え放題でペットのように育ててきたので、5歳になった今でも手を焼いています。でも2人目の大変さって、不思議とかわいさでかすんでしまうんですよね。――ご自身が好きなエピソードは?ナナイロさん:パパが毎年妙に張り切る「節分」のエピソードです。「こんなに価値観が違うのか…(涙)」といった夫婦のあり方を象徴しているような話。でも、その違う価値観に乗っかってみたら意外と楽しかったりして。そんな節分は、毎年あらためて気づかされることも多い、わが家にとって大切な行事です。■育児コミック「一言で言えば、育児は“山の登り”」――本のタイトルの由来は?ナナイロさん:「ちへど」は、“血反吐”。「血反吐を吐きそうなくらい大変…でも、かわいくておかわり!」。そんな、育児の毎日そのものをタイトルにしました。そして、絶対入れたかったキャッチコピー「限界かあちゃん いつまで育児の山登る」をサブタイトルに。カバー裏には「育児の山」をモチーフにイラストを描いているので、これもぜひ見て欲しいです。――「いつまで育児の山登る」答えはでましたか?ナナイロさん: 昔は、育児の山をとにかく早く登りたくて。見たかったんですよね、頂上の景色を。だけど、いつまでたっても楽にはならない。次から次に大変なことが出てくる…。本のあとがきにも書いたんですけど、先日、ふとしたきっかけで育児相談をしたときに「いつになったら、楽になるんですかね~」と軽い気持ちで、私の母くらいの年のベテラン相談員みたいな方に質問したんです。すると、「いつまでたっても子どもは心配なものよっ!」と真顔で言われて、なにかがふっきれたんです。もう頂上を見るのを目標にするのではなくて、今、目の前でどんどん成長して変わっていく子どもを見て楽しもうと。逆に、肩の力が抜けました。それが「いつまで育児の山登る」の答えなのかもしれません。――本を通して、一番伝えたいメッセージは?ナナイロさん:私自身、育児をしていて「なんでこんなに、思い通りにならないんだろう…」って、イライラむしゃくしゃしっぱなし。でも「本当はもっと楽しく育児したい」って思っているんです。だからこそ大変だったことをネタに昇華して、育児に対するネガティブな感情を「成仏させて」います。なので「育児って楽しい」というより、育児がつらい人に対して「一緒に楽しもうね」というメッセージを込めて描いています。読者のママに共感してもらえることで、私自身もとっても励まされているんですよ。毎日ヘトヘトになる育児の山ですが「頂上の景色を見る」のが目的でなく、「登っている間の周りの景色を楽しむ」ことが子育てを楽しむコツ、そんなことを教えてくれたナナイロペリカンさん。次回はご自身の子育てについてうかがいました。参考図書: 「いろはにちへど おかわり 限界かあちゃん いつまで育児の山登る」 (講談社)ナナイロペリカン著 1,000円(税別) 育児ブログ『たまご絵日記』で大人気のナナイロペリカンさんによる育児コミックエッセイ。幼児雑誌『おともだち』での連載を書籍化した第二弾となる本作は、次女キミ子ちゃんの自由っぷりに翻弄される毎日が面白おかしく描かれています。どのエピソードも、ママならば「あるある」と笑いながら読めること請け合い! コラムには、タレント・くわばたりえさん、手芸作家・料理研究家寺西恵里子さん、絵本作家・のぶみさん、話し方講師・鳥谷朝代さんなどへの取材も登場します。取材・文/aica
2018年08月17日ピクサー・アニメーション・スタジオ記念すべき20作品目は、『Mr.インクレディブル』の最新作『インクレディブル・ファミリー』です。正義のために戦うスーパーヒーロー一家の活躍を描く本作ですが、今回はヒーローとして怪力を誇るパパが、子育てに大奮闘するという物語になっています。ママ1人が日々踏ん張る“ワンオペ育児”の話題が絶えない昨今。外面だけではなく中身もともなった“イクメン”は、ママが切望する存在。そんな世相を反映してか、本作では「パパも子育てしましょう」キャンペーンが推奨されている気がします。■家事がこんなにも重労働とは…パパの子守大変あるある人々を守るために、体を張って戦ってきたMr.インクレディブルことボブたち一家ですが、戦いでビルなどを破壊してしまったことから、活動を禁止させられます。仕方がないと、すぐに気持ちを切り替えて職探しを始める妻ヘレン。このあたりは、現実を見すえたママらしいなと。そんななか、ヒーロー復活をかけた任務が入りますが、任されたのはボブではなくヘレンでした。そのことに心からがっかりしながらも、やせ我慢して弱みを見せようとしないボブの表情がたまりません。良き夫で良きパパであろうとするボブは、ヘレンに代わって、末っ子の赤ちゃんジャック・ジャックや子どもたちの面倒を見ることになりますが、いきなりやってみた家事の大変さに大わらわ。ヘレンがなんなくこなしていた家事業が、こんなにも手間のかかる重労働だったことを実感していきます。前作の終盤で特殊能力を覚醒したジャック・ジャック。本作では家族の前でも無邪気にそのスーパーパワーを放ち、まさに目が離せない状態に。子守でヒゲをそる時間もなく、睡眠不足でボブの目にはクマが。また、ティーンエイジャーの娘・ヴァイオレットとコミュニケーションを図ろうとするも、繊細な思春期の乙女心をまったく理解できないボブは反感を買ってしまう始末。ヒーローとしてはじつに頼もしいMr.インクレディブルにとって、子育てというミッションは、かなり手ごわいものだったようです。イクメン映画が登場した社会背景を考える本作を監督したのは、『Mr.インクレディブル』と『レミーのおいしいレストラン』でアカデミー賞長編アニメーション映画賞を受賞したブラッド・バード。本作には、実生活においてもボブと同じ家長であるブラッド・バード監督の実体験がエピソードとして入っているそうです。自分自身の子ども時代はもちろんのこと、家庭をもってから、妻とぶつかっては自分が非を認めたり、妻とともに子どもの成長を見てきたりした、子育ての体験談のほか、本作に関わっているスタッフ陣のエピソードも盛り込まれ、より生き生きとした家族のドラマに仕上がりました。本作は、ピクサー・スタジオの記念すべき20本目の映画でもありますが、すばらしいファミリー映画を作ってきたピクサー・スタジオには「家庭を大切にする」という社風が息づいています。常に時代を映し出す作品を作ってきたスタジオですから、女性の活躍が増え、共働きの家庭も多くなった昨今の家庭事情も反映された作品になった気がします。■イクメン奮闘をファミリー映画で描く意義折しも大ヒット中の『未来のミライ』の細田守監督も、ブラッド・バード監督と同じように、自身のイクメン奮闘体験を作品に織り込んでいます。2作に共通するのは、パパ目線で語られる子育ての苦労ですが、ともに理想論や美談を提示するのではなく、ごくありふれた家族の日常を描くことに徹しています。さらにこの2作が秀でている点は、赤ちゃんや子どもの描写のリアルさを追求することで、「親だった自分も昔は子どもだった」ということを、あらためて思い出させてくれる点です。それをファミリー映画、しかもメガヒット級の娯楽作で描いていること自体、とても意味があると感じています。いわば客層としての守備範囲が広い。だからこそ、子育て中の親は、親だけではなく、子ども目線にもなれて「昔はこういうことに悩んでいたな」とか「親はこんなふうに子どもを見ていたのか」と若き日の自分に思いをはせることもできる。誰もが映画を観れば、家族へのいつくしみを感じるとともに、親に対する感謝の思いもこみ上げてきます。折しも夏休みが始まり、家族で観られる娯楽映画もたくさん封切られてきました。『インクレディブル・ファミリー』は、いよいよ8月1日(水)の公開となるので、猛暑が続く夏、ぜひ家族を連れて映画館へ行ってみてはいかがですか?『インクレディブル・ファミリー』8月1日(水)公開パパもママも 3 人の子供も、それぞれ異なるスーパーパワーを持ったヒーロー家族のMr.インクレディブル一家。家事も育児も世界の危機も、驚異のスキルと家族の絆で乗り越える!日本版声優は三浦友和、黒木瞳、綾瀬はるか、山崎智史ら。
2018年08月01日こんにちは。ワーママライターの水野アキです。妊娠、子育て中に悩んだとき、どうしていますか?ネットで検索する、経験者、専門家に相談する、そしてもう1つ、育児本を読むという方法があります。本はいつでもそこにあって、同じ答えをくれます。ママのよりどころとなる育児本をお悩み別に、紹介します。1冊目 「しつけ」「育て方」に悩んでるママへ(子どもの対象年齢︰3歳~)紹介する育児本→「センスのいい子の育て方」この本の目次に並ぶのは、「言葉が豊な人 」「空気を読める人 」「日々を楽しめる人 」どれも子どもに身に着けて欲しいことばかりです。まさに「センスのいい子の育て方」がのっています。難しいことは書いてなく、子どもは親をよくみているんだなと思います。親自身が、少し気を付けることや、毎日の習慣にしたいと思えることが書いてあります。どれも敷居の高いものではなくて、今日からできることばかりです。息子が、赤ちゃんの様にイヤイヤ~で泣いているのと違い、周りの人にも意味が通じてしまい、恥ずかしかったり、男の子らしい乱暴な態度や行動をたしなめるのに悩んでいました。その時に、この「センスのいい子の育て方 」というタイトルに惹かれて購入しました。目次にも息子になって欲しいと思う人物像がたくさん書いてありました。「ハプニングに強い」に「こちらができることは、悲鳴を飲み込み、飛び出した目を押し戻し、平然とした顔で、子どもが平常心を保てるようにリードすること 」とありました。私は、ハッとしました。子どもの発言や言動に、オーバーにリアクションしていたからです。まず、私が落ち着く。これは実践しやすく、効果もてきめんでした。他にも「キャラクター商品とのおつきあい 」「T.P.Oに合わせられる 」など、子どもを育てて行く上で避けては通れないお悩みの解決策や譲歩する方法が書かれています。また挿絵が絵本のようにかわいいので、癒されますよ。2冊目 「完璧」なママになりたい疲れてるママへ(子どもの対象年齢︰妊娠中〜10歳代)紹介する育児本→「フランス人は子どもにふりまわされない」この本には妊娠中のちょっとしたアドバイスから、寝ない赤ちゃんへの対応、イヤイヤ期の子どもとの接し方、女性としてどうあるべきか が書かれています。フランス人らしく自由で優雅な発想でアドバイスが書かれていて、でも無理なことではなくちょっとマネしたくなる内容です。「100の方法」として、100の内容が、知り合いのお姉さんが話しているかのような語り口で読みやすいです。私は2人出産後にこの本に出会いました。2歳差の子どもたちとの生活は想像以上にバタバタしてしまっていて、上の子に「待って!待って!」とたくさん我慢させてしまっていることに申し訳なく思っていました。この本に「待つ練習の機会をたくさん与える 」とあり、忍耐力を付ける事が親も子どももハッピーに生活できると書いてあってありました。「忍耐力は、生まれつき持っているか持っていないかの特性とは思っていない。これらは学習できると信じている」とありました。私の「待って!」に癇癪を起す上の子に「どうして?わからないの?」と思っていました。でも元々、「待てる」ことができることがいないこと、「待たせる」ことは、忍耐力を鍛えることで悪いことでないことを知ってとても肩の力が抜けました。今でも、「うまくいかないな」と思うことがあったら、この本を開いています。3冊目 パパとの関係に悩んでるママへ(子どもの対象年齢︰新生児〜思春期頃)紹介する育児本→「忙しいパパのための子育てパッピーアドバイス」この本は、出産後から子どもが大きくなるまでの、夫と妻、父と子の関わりについて書かれています。筆者は精神科医でスクールカウンセラー 、自身も2児の父親である明橋氏。医師が書いているからといって難しいことはなく、同じ場面を夫の立場、妻の立場、を4コマ漫画で描かれたり、Q&Aで書かれていたり、忙しいパパでもサラッと読みやすく書かれています。私は、1人目を出産した後は、初めての子育てにもう余裕がなくなっていました。平日は夫も帰りが遅く、ほとんどすれ違いでした。赤ちゃん時は、昼夜の区別も付かず、寝不足でした。また、冬でインフルエンザが流行っていて、外出も自由にできなく家にこもりきりの時期でした。そんなある日に、夫が、休日に、「1人で買い物しておいで」と送り出してくれました。その頃の私は、休日は家族で過ごす!と思っていたので、1人で買い物に出かけることもありませんでした。半ば強引に夫に、追い出されて驚きましたが、身軽に動けることに感動し、本当にリフレッシュになりました。帰って、夫からこの本を読んでいたことを教えてもらいました。この本には妻の言いたいことが詰まっていました 。そしてそれと同じくらい夫側の気持ちも書いてありました。子育て中の妻や、生まれたばかりの子どもと接し方がわからないことや、本当はもっと関わりたいと思っていることが書いてありました。忙しそうな夫に気を遣いすぎてしまっていることを知りました。もっと甘えてもいいんだな、そのお願いの仕方も知ることができました。思春期頃の子どもとの接し方も載っているので、これからも末永くお世話になれそうです。パパはもちろんママにもぜひ読んで欲しい本です。----------読み物としても、オススメの3冊です。すべてを受け入れなくてはいけないわけではありません。参考になる章だけを取り入れる、全部を読まなくてもその都度、悩みに合う部分だけを読んで、納得する、救われるのが育児書だと思います。また、同じ本でも、子どもの成長で違った解釈ができるのも面白いです。一緒に子どもの成長を楽しめる1冊をみつけてくださいね。●ライター/水野アキ
2018年07月21日