俳優の佐藤健、神木隆之介、ロックバンドのONE OK ROCKが、所属事務所・アミューズから独立することが16日、明らかになった。同社の公式サイトで発表された。サイトでは、「この度、ONE OK ROCK、佐藤健、神木隆之介は、新時代に向かって新しいチャレンジをする為、2021年4月1日より、弊社から独立し活動していくこととなりました」と報告。「彼らと一緒に歩んできた10年以上もの間、長きにわたり支えてくださっている皆様に、改めて厚く御礼申し上げます」と記した。ONE OK ROCKについては、「かねてよりチャレンジを続けてきました海外での活動に重心をかけ、その動きを加速させていく為に、ONE OK ROCK自身の事務所を構え、より大きなステージに挑んで参ります」と説明。佐藤健と神木隆之介については、「これまでの活動・経験をもとに、弊社も資本に参加する新会社において、俳優としての活動は勿論、新たなチャレンジをしながら、更なる飛躍を目指して活動して参ります」と伝えた。続けて、「これまで弊社は、其々のアーティストの価値観や個性を尊重し、その才能から湧き出るアイデアや作品を、たくさんのファンの皆様にお届けして参りました。弊社は今後も、アーティストが打ち込む、多種多様な新しいチャレンジを全力で応援し、様々な形でサポートし続けて参ります」とし、「今後ともONE OK ROCK、佐藤健、神木隆之介への、これまでと変わらぬご支援を賜りますよう、何卒お願い申し上げます」と呼びかけた。
2021年03月16日菅田将暉主演、有村架純、仲野太賀、神木隆之介と、93年生まれの俳優が揃った新ドラマドラマ「コントが始まる」。この度、キャストたちそれぞれナレーションを務める本作の予告編が公開されることが分かった。本作は、菅田さん、神木さん、仲野さんが売れないお笑い芸人のトリオ「マクベス」を、彼らがネタ作りで使うファミレスのウェイトレスを有村さん、その妹を古川琴音が演じ、20代後半の5人が織りなす青春群像劇を描く。そんな本作の予告編が、先ほど放送された日曜ドラマ「君と世界が終わる日に」第9話の本編終了直後に、初めて公開された。「20代後半、あの頃思い描いていた大人には、なれなかった自分…」というナレーションと共に始まるこの映像は、5バージョン存在。今回公開されたのは、主演の菅田さんがナレーションを担当する「菅田将暉編」。有村さん、仲野さん、古川さん、神木さんが担当するバーションは、これから毎日1つずつ公開になる。日本テレビ系4月期土曜ドラマ「コントが始まる」は4月17日(土)22時~放送。(cinemacafe.net)
2021年03月14日毎話、1本のショートコントから幕を開ける、金子茂樹オリジナル脚本の青春群像劇「コントが始まる」に出演する菅田将暉、神木隆之介、仲野太賀の3名がこのほどクランクインしたことが分かった。併せて、本作の初回放送日が4月17日(土)に決定したことも明らかになった。まずは男性キャストからクランクインした本作。菅田さん、神木さん、仲野さんが演じるのは、売れないお笑いトリオ「マクベス」を組む、高岩春斗、朝吹瞬太、美濃輪潤平。初日の舞台となったのは、彼らが参加したお笑いTV番組のオーディション。ネタを披露するも、無表情のディレクターから「本当にこれ、面白いと思ってやってるの?」と酷評され、意気消沈したままテレビ局を去る3人。瞬太は、気分転換に塩ラーメンを食べにいかないかと2人を誘うが、春斗と潤平は辛辣なコメントにショックを受け、ラーメンどころではない。しかし、瞬太の提案通りにラーメン屋に向かうのだった――という場面。前日から気温が10度以上も下がり、この日はかなり寒い一日となった。その日の収録を全て終えた主演の菅田さんは、自身が主題歌「星を仰ぐ」を担当するドラマ「君と世界が終わる日に」のインスタライブに参加。竹内涼真から新ドラマについて聞かれた菅田さんは「“帝一の國”以来の群像劇なので、とてもワクワクしてます」と心境を明かしていた。なお、彼らを見守るファミレスの店員・中浜里穂子役の有村架純、スナックで働く中浜つむぎ役の古川琴音もまもなくクランクイン予定だという。日本テレビ系4月期土曜ドラマ「コントが始まる」は4月17日より毎週土曜日22時~放送。(cinemacafe.net)
2021年03月11日菅田将暉、神木隆之介、仲野太賀の同じ93年生まれの同世代3人が売れないお笑い芸人トリオを演じる、4月スタートの青春群像ドラマ「コントが始まる」。この度、神木さんが人生初の金髪姿を披露した。菅田さん、神木さん、仲野さん演じるお笑い芸人トリオ「マクベス」の3人がネタ作りのためにいつも集うファミレスのウェイトレスを有村架純、その妹を古川琴音が演じる。今回、本作から公開されたのは、神木さん演じる朝吹瞬太(あさぶき・しゅんた)のビジュアル画像。本作の登場人物の5人はそれぞれ異なるバイトをしているが、神木さん演じる瞬太は焼き鳥屋でバイトをしながら生計を立てている設定。焼き鳥屋のバイト姿に身を包み、金髪姿となった神木さんは、「1話の金子(茂樹)さんが書かれた台本を読んでいたら、瞬太の設定が金髪になっていたんです。福井雄太プロデューサーに確認したら、『まだ仮の設定なんで、茶髪の方向とかも考えてますよ!』と言われたのですが、『金髪にします!』と宣言しました」と自主的に金髪になったそう。「金髪のウイッグをつけたり、銀色に染めたことはありますが、金髪に染めたのは初めて」という神木さん。「瞬太の役柄は、他人から見たら、ちょっとぶっ飛んでいるキャラクターなので、マクベスの他の2人にも、なにも言わずに金髪にするようなヤツだと思うんですよ。『だって、金髪にしたほうが、お客さんから覚えてもらいやすくない?』みたいな、そんなちょっと浅い理由で金髪にしてしまうキャラクターなので、今回は思い切って、人生初の金髪に挑戦してみました」と明かす。「役者を職業としていると、仕事でしか髪の毛は染められないので、金髪には、もともと強い憧れがありました。高校の夏休みとか、本当はトライしてみたかったんです」と話す神木さんに続いて、菅田さん、有村さん、仲野さん、古川さんのビジュアル姿もまもなく解禁となる。土曜ドラマ「コントが始まる」は4月、土曜22時~日本テレビ系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2021年03月06日毎話、一本のショートコントから始まる菅田将暉主演の新ドラマ「コントが始まる」。この度、本作に出演する神木隆之介が、クランクイン前に現在の心境をインタビューで明かした。菅田さんと神木さん、有村架純、仲野太賀と、93年生まれの同世代俳優が揃う本作とあって、「メンバーもすごく楽しみ」と語った神木さん。本作では、売れないお笑い芸人トリオ「マクベス」を組む神木さん。同じメンバーの菅田さんについて「色んなジャンルの人たちと色んなことをやっていて、一歩踏み出せる勇気を持っている人だなと思っています。同世代ながら、憧れの人です」と印象を話す。また同じく「マクベス」のメンバーである仲野さんについては「太賀は意外と共演がなくて、『桐島、部活やめるってよ』の時に一緒で、でも共演シーンは少なくて」とふり返ると、「『桐島』の時に『行くぞ』っていう屋上のバレー部の戻るシーンがあって、何十回も『ポソポソ』自分で練習してたんです。それで本番に挑んでいる人なんで、ばれないように。本当に努力家な人なんです」とエピソードを披露。『3月のライオン』『フォルトゥナの瞳』などで共演経験のある有村さんについては「架純さんは、幼馴染みたいな感覚で接しているんですけど、幼馴染または母親みたいな。包容力のある方で、本当に信頼できる方です」と語る。そして古川さんについては「先程ご挨拶させていただきましたが、本当に全く情報がないです(笑)どんな方なんだろう?っていう。けど、これから、本当にこれからなので、ドラマ中に探っていってみたいなと思います」とコメントした。ドラマでは、28歳の役を演じる神木さん。ドラマ放送中の5月に28歳を迎える神木さんは「28・・・迷う年だと思います。会社もそうですし、1年目、2年目でもなく、誰かの上に立ったりもするだろうし、壁にぶつかったり、何か大きな責任を負う覚悟をしなきゃいけない年なのかなっていうのはありますね」とこの年齢のイメージを述べている。土曜ドラマ「コントが始まる」は4月、土曜日22時~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年02月25日社会現象を巻き起こした4コマ漫画「100日後に死ぬワニ」が、『100日間生きたワニ』としてアニメーション映画化決定。神木隆之介、中村倫也、木村昴、新木優子が主要キャラクターに声をあてることも分かった。「100日後に死ぬワニ」は、2019年12月12日から2020年3月20日まで、著者・きくちゆうきのTwitterに100日間毎日投稿された、何気ないワニの日常を綴った4コマ漫画。最終話は、いいねの数が214万という国内Twitterの歴代最多数を記録、エンゲージメントは2億を超え、日本を感動の渦に巻き込んだ。アニメーション映画『100日間生きたワニ』では、その100日間のワニの日常と、そこから100日後、大切なものを失った仲間たちのその後の姿を描く。主人公・ワニの声を担当するのは、『サマーウォーズ』『君の名は。』などにも参加した神木さんに決定。そしてワニの親友のネズミを、『アラジン』では吹き替えを担当した中村さん、モグラを「ドラえもん」のジャイアンでお馴染みの木村さん、ワニが恋するセンパイをモデルで女優の新木さん。映画公開情報解禁記念としてきくちさんが描き下ろしたイラストには、ワニ、ネズミ、モグラが映画撮影を行う姿が描かれている。きくちさんは「原作者として大変嬉しく思っております」と今回の映画化を喜び、「たくさんのスタッフさんやキャストさんが少しずつ決まっていき、知らせを受ける度に『え?え?え!?』と驚きいっぱい喜びいっぱいでした。このコメントを書いている現在も、映画作品がどうなっているのか分かっていない状況ですが、原作を読んだ人も読んでいない人も楽しんでいただけたらと思います」とコメントしている。また、音楽は「東京事変」亀田誠治が、主題歌は原作とのコラボレーションにより生まれた「生きる」を配信リリースした「いきものがかり」が書き下ろし、作品を彩ることも決定。なお、監督・脚本は『カメラを止めるな!』の上田慎一郎とふくだみゆき夫妻。スタッフには「宇宙戦艦ヤマト」をはじめ歴史的名作を手掛けてきた日本のレジェンドアニメーター・湖川友謙が、コンテ・アニメーションディレクトとして参加する。キャストコメント神木隆之介この度、ワニ君をやらせていただくことになりました!元々、原作はSNSで見ていたので、とても嬉しかったですし、中村倫也くんとまたご一緒できるのが楽しみで仕方ありません。この作品を通して、"今、この瞬間"という大事さを伝えられたらいいなと思っております!!よろしくお願いします!神木ワニ之介中村倫也正直に話しますと、オファーをいただいた時「流行ったからって映画化してぇ~」と勘ぐってしまいました。しかし映画版オリジナルの展開やそこに込めた想い、また改めて原作に触れた時に、これは意義のある作品になると強く感じると同時に、自分の先入観を反省しました。ネズミくんがどんな喋り方になるのか、僕自身楽しみです。木村昴今回「100日間生きたワニ」にて、モグラの声を担当いたします木村昴です。もう、本当に夢のようです!この映画への出演が決まったときのことは、今でも100日前のことのようにはっきりと覚えています。大変な人気があり、多くの方に愛された今作に携われることを心から幸せに思います。映画となって生まれ変わった100ワニの世界をご覧くださる皆さまにも楽しんでいただけるよう、僕も100%の力を注いで演じ、お届けしていきたいと思っています!お楽しみ!新木優子お話を頂く前から知っていた大好きな作品だったので、声で出演させていただくと聞いた時は本当に嬉しかったです。原作は、ほっこり人間らしい動物たちのおかげでほっとした気持ちになれる作品だなぁと、すっかり夢中になって読んでいたのですが、読み終わった後、当たり前の日常の大切さや周りの人への感謝の気持ちを考えることを教えてもらえたような気持ちになりました。映画を見ていただく方にもそんな温かい世界観が伝わるように精一杯頑張りたいなと思います。ストーリー桜が満開の3月、みんなで約束したお花見の場に、ワニの姿はない。親友のネズミが心配してバイクで迎えに行く途中、満開の桜を撮影した写真を仲間たちに送るが、それを受け取ったワニのスマホは、画面が割れた状態で道に転がっていた。100日前―――入院中のネズミを見舞い、大好きな一発ギャグで笑わせるワニ。毎年みかんを送ってくれる母親との電話。バイト先のセンパイとの淡い恋。仲間と行くラーメン屋。大好きなゲーム、バスケ、映画…ワニの毎日は平凡でありふれたものだった。お花見から100日後――桜の木には緑が茂り、あの時舞い落ちていた花びらは雨に変わっていた。仲間たちはそれぞれワニとの思い出と向き合えず、お互いに連絡を取ることも減っていた。『100日間生きたワニ』は5月28日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2021年02月17日俳優の神木隆之介が、パピレスが運営する電子書籍レンタルサイト「Renta!」のオリジナルレーベル「Renta コミックス」の作家として、オリジナル漫画を執筆することが10日に明らかになった。今回の企画は、大の漫画好きで「Renta!」のCMにも出演する神木が、「Rentaコミックス漫画家募集制度」で漫画執筆にチャレンジするというもの。「Renta コミックス」では商業執筆経験者向けの「Renta コミックスパートナー漫画家募集制度」と、未経験者も対象となる「Renta コミックス漫画家募集制度」という2つの制度で常時漫画家を募集している。オファーを受けた神木は「未経験の自分がチャレンジすることで少しでも漫画家を夢見る方々の後押しになれば」と、プロジェクトに賛同、「Renta コミックス漫画家募集制度」を活用し漫画執筆に取り組むこととなった。初の漫画執筆にあたり、原案だけなど誰かの力を借りるのではなく「自分の力で描いてみたい」という神木は、「今回の企画で僕の描いているところを見てもらって、そんなに上手くない僕みたいな人でも応募できるんだ! と思ってもらえれば最高です」とメッセージ。内容はほのぼの系四コマ漫画で「Renta コミックス」として4月の掲載を予定している。10日より、神木の公式YouTube「リュウチューブ」でも本プロジェクトの動画を配信。『アクダマドライブ』を連載中の漫画家・大柿ロクロウ氏に教わりながら、実際に漫画執筆に挑む神木の密着風景を見せる。また漫画掲載に先駆け、神木考案のキャラクター設定画もお披露目。以前から「リュウチューブ」などにも登場する「Rくん」、実家で飼っていた甲斐犬がモチーフで小学生の頃から描いていたという犬の「なーすけ」、プライベートで考え方や性格に影響を与えてくれるという自身の親友からインスパイアされた「そーさん」の3体は、大柿氏も「めちゃくちゃ神木ワールド! 誰も思いつかない」と称賛した。○神木隆之介 コメント・実際にチャレンジしてみて難しかったです。最初は「キャラクターはこんな感じかな〜」とジャンル・性格・役割・セリフ……といわゆるプロットみたいなものを考えました。本当に大変です……! でもその経験と時間は自分だけが感じられるものだと思いますし、達成感や上手くできた瞬間の嬉しさとか、そういうことも含めてぜひ経験して(Renta! の漫画家募集制度に)応募してほしいなと思います。・登場するキャラクターについてRくんは軽ーい気持ちで作ったキャラクターで、「本音」と「建て前」の「建て前」の部分を象徴していて、彼にいろいろ背負わせてみようと思っています(笑)一方で“なーすけ”というキャラクターは自分の気持ちに素直で、本当にしたいことを純粋に悪意なく行動に移せるキャラクター。Rくんとのギャップをつけました。最後に(自身の親友からインスパイアされた)“そーさん”という大オチキャラが登場します。実は本人には言ってなくて勝手にいつもの呼び名“そーさん”という名前を使ってしまって申し訳ないので、メディアを通して謝罪したいです(笑)。僕の人生にとって必要不可欠な方で、僕の考え方や性格に影響を与えてくれている方。マンガ的に脚色はしていますが、彼のポジティブな価値観を皆さんにお届けしたいなとインスパイアされたキャラクターを作りました。・Renta! の漫画家募集制度に挑戦してみたいという人や、漫画家を夢見る人に向けてのメッセージ僕は、落書き程度のものしか描いたことがなかったので、はじめはやっぱり少し不安でしたね。「キャラの描き方」みたいな本は持っていたのですが、その本自体のレベルも高くて途中で読むのをやめてしまって……。映画『バクマン。』に出演した際に練習はしたのですが作画担当の役ではなかったですし、やり方も何も分からないまま突っ込んでいくことになるなと。でもお話を聞くと、商業出版経歴のある方のサポートがあることと、僕みたいに「やり方は分からないけど絵を描くのは好きだから挑戦してみようかな」という方が、絵、マンガ、アニメなどの世界に触れられるきっかけになれるなら嬉しいなと思いました。今回の企画で僕の描いているところを見てもらって、そんなに上手くない僕みたいな人でも応募できるんだ! と思ってもらえれば最高です。初心者なので拙いところがたくさんあるかもしれませんが、新しい経験をさせていただくきっかけでもあるので、僕が勇気をもって踏み込んでつくった作品を皆さんに見ていただけたら嬉しいですし、自分が一所懸命頑張ったものが残るというのは本当に素敵なことだなと思っているので、皆さんにも体験していただきたいです。
2021年02月10日日本テレビ系4月期の新土曜ドラマは、菅田将暉主演の青春群像ドラマ「コントが始まる」を放送。有村架純、神木隆之介、仲野太賀、古川琴音と共演者も発表された。本作は、あの頃に思い描いていた大人の自分とはまるでかけ離れた大失敗な人生を歩んでしまった20代後半の若者たちが、その失敗をしたからこそ出会う人や出来事によって、まるで思い描きもしなかった未知の幸せと巡り合う、若者の生き様を描いた群像物語。菅田さん、神木さん、仲野さんが演じるのは、売れないお笑い芸人トリオ「マクベス」。そんな高岩春斗(菅田さん)、朝吹瞬太(神木さん)、美濃輪潤平(仲野さん)の3人がネタ作りにいつも集うファミレスのウェイトレス・中浜里穂子を有村さんが、妹・中浜つむぎを、「この恋あたためますか」に出演した古川さんが演じる。本作はタイトルの通り、毎話ドラマのトップシーンを「マクベス」のコントから始まり、この冒頭のコントが残りの53分間の物語の重要な伏線として繋がるという構成でドラマが紡がれていく。脚本は、「俺の話は長い」で第38回向田邦子賞を受賞した金子茂樹。原作はなく、オリジナル脚本となる。主演の菅田さんは「ずっと憧れていた青春群像劇。あの頃夢中になったドラマの脚本家。他にも色々、、(ニヤリ)。こんなにもそばにいて欲しい人が集まってしまい、正直浮ついてます。責任を感じています。すみませんでした。ありがとうございます。頑張ります。でもそれ以上に楽しんでいきたいというのが本音です」と心境を語っている。キャストコメント菅田将暉ドラマ「コントが始まる」同世代の猛者たちが集結して挑むオリジナル作品。ずっと憧れていた青春群像劇。あの頃夢中になったドラマの脚本家。他にも色々、、(ニヤリ)。こんなにもそばにいて欲しい人が集まってしまい、正直浮ついてます。責任を感じています。すみませんでした。ありがとうございます。頑張ります。でもそれ以上に楽しんでいきたいというのが本音です。沢山笑いたい。嫌なことも大変なことも全部フリにして笑い合いたい。話し合いたい。目を見て心を通わせて、泣くなら思いっきり泣きたい。もう何をどうしたらいいのかわからないものだらけです。でもきっと「あの時こうしていたら~」の"あの時"が今です。先の見えない日々の中、この大失敗から始まる僕らの生き様が皆さまにほんの少しのゆとりをもたらす事を願っています。どうか宜しくお願いします。有村架純生きていく中で、きっと大きな挫折や大きな失敗をして、今まで積み上げてきたモノが瓦解してしまう出来事もあるかもしれません。この作品は、人々の小さな希望の光になる、応援歌のような作品になればいいと思っていますので、是非楽しみにしていてください。神木隆之介同世代の役者が集まって、群像劇をやる経験がこれまでほとんどありませんでしたし、いまだに制服を着る役とかもありますので、リアルな自分の年齢を演じられることが今回とても楽しみです。このドラマは、同世代の方からは「もっとぶっ飛ばせ!」と思ってもらえたり、僕たちより若い世代からは、「将来こういう風になりたいな!」と思ってもらえるような、また上の世代からは「懐かしいな!」と思ってもらえるドラマになると思っています。「コントが始まる」というタイトルを聞いて、とてもワクワクしています。コントは、必ずオチがあって、起承転結があって、ストーリーがあります。コントは必ずしもフィクションというわけではなくて、現実世界でもコントと同じようなことは沢山起きると思っています。僕の中の「何が」始まるのか、コントみたいな現実世界で何が始まるのか、楽しみにしています。仲野太賀辛いことが多い時期ということもありますが、僕たちの20代後半の世代にとっては、今は人生を振り返る時期になっている気がしています。思い描いていた未来と今はどうなのかなと。こんなはずじゃなかったという人生かもしれませんが、辛かったり苦しかったりする人生を肯定してくれるようなドラマになればと思っています。息苦しい時代の中で希望になるような、そんなドラマになればと思っています。今後この5人がどういう化学反応を起こしていくのか、どんな掛け合いをするのか、僕もとても楽しみにしています。古川琴音「始まっている」、「始まった」ではなくて、「始まる」というタイトルです。希望溢れる感じがとてもワクワクしています。今まさに明るい未来に向けて一歩踏み出そうとしている人たちのドラマなんじゃないかなと思っています。凄くもがきながら人生を進めていく5人だと思うのですが、そんな5人を思いっきり笑い飛ばしながらドラマを見て頂けたら、きっと面白くなると思います。楽しみにしていてください。日本テレビ系4月期土曜ドラマ「コントが始まる」は4月、土曜日22時~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年02月08日西島秀俊が、村上春樹原作の映画『ドライブ・マイ・カー』で主演を務めることが分かった。三浦透子、霧島れいか、岡田将生も出演する。舞台俳優であり演出家の家福悠介は、脚本家の妻・音と満ち足りた日々を送っていたが、妻はある秘密を残したまま突然この世からいなくなってしまう。そして2年後、演劇祭で演出を任されることになった家福は、愛車のサーブで広島へと向かう。そこで寡黙な専属ドライバーのみさきに出会い、過ごしていく中で、それまで目を背けていたあることに気づかされていく――。主演の西島さんが演じるのは、愛する妻を失った舞台俳優の家福悠介。喪失を抱えながら希望へと一歩を踏み出していくキャラクターだ。また、家福の愛車を運転する、寡黙でありながら芯のあるドライバーでヒロインのみさきを、『ロマンスドール』『おらおらでひとりいぐも』に出演、『天気の子』では「RADWIMPS」による楽曲でボーカリストとして参加した三浦さん。物語を大きく動かすキーパーソンの俳優・高槻を、『さんかく窓の外側は夜』が公開中、放送中の「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」でも俳優役を演じている岡田さん。そして、秘密を抱えたままこの世を去る家福の妻・音を『ノルウェイの森』の霧島さんが演じる。キャスト&監督コメント西島秀俊村上春樹さんの短編を濱口竜介監督が映画化する。その話を聞いた時、非常に興奮しました。濱口監督による熱のこもった脚本は想像以上に素晴らしく、いまを生きる多くの人の心に寄り添う作品になっていると確信しています。初めてご一緒した濱口監督の演出は新鮮で、撮影を重ねる度に新たな発見がありました。美しいロケーションのもと、スタッフ、国を超えて集まったキャスト一丸となって挑んだ作品です。是非完成を楽しみにお待ち下さい。三浦透子私が演じたみさきという女性は、自分の足で立って、仕事をして生きていく覚悟のある人です。彼女の姿勢から、私はたくさんのことを学びました。自分の弱さを受け入れ、何かを諦めながらも前向きに生きる勇気をもらいました。きっと私のように、彼女の優しさに救われる方がいると信じています。皆様のもとに作品が届くその日を、心から楽しみにしています。岡田将生台本を読ませて頂いた時にすぐ参加したいと思いました。そして、濱口監督といつかお仕事したいと願っていたのでお話を頂いた時にとても興奮したのを覚えてます。僕にとってこの現場は忘れられない、忘れたくない現場になりました。この役と出会いこの映画に出会えたことは今後の自分にとって財産になりました。芝居とは何か。とても怖く、とても繊細で、生き物だと感じました。完成を楽しみにしております。霧島れいか濱口監督の演出はとても不思議で、リハーサルを含め今まで味わったことのない心地良い緊張感と静けさで、「音」という人物に近づけてくれました。本来演者がしなければいけない作業を、監督が毎回綿密な準備をしてくださり、心からその熱意が伝わり、その思いに絶対に応えたい気持ちになりました。撮影現場の雰囲気もとても良く、監督とスタッフの間に一体感が生まれ、その中に赤いサーブが重なったあの感動的な光景は、今でも忘れられません。監督:濱口竜介村上春樹さんの『ドライブ・マイ・カー』という短編小説は、初出の雑誌掲載で拝読した時点から強く、心惹かれるものがありました。こうして映画が完成間近とお伝えできる運びとなり、たとえ大げさであっても、それは自分にとって運命的な出会いであったと言いたくなります。そして主人公・家福役の西島秀俊さんを初めとして、三浦透子さん、霧島れいかさん、そして岡田将生さんと仕事をする機会をいただけたのも、村上作品を映像化する上で、最高の幸運でした。カメラの後ろからキャスト全員の演技に驚き続けた撮影を経て、改めて多くの出会いに恵まれた幸運と、幸福を強く感じています。完成を楽しみにお待ちいただけたら幸いです。『ドライブ・マイ・カー』は夏、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ドライブ・マイ・カー 2021年全国にて公開予定
2021年01月25日俳優の神木隆之介が14日、自身のYouTube公式チャンネル『リュウチューブ』でTwitterから寄せられた質問に答えた。「神木、Twitterでの質問に答えます!」企画の後編となる今回の動画。「もう一度演じたい役があれば教えてほしいです」という質問に対し、神木は「山田涼介と『探偵学園Qとかやりたいね』って。『その場に志田未来もいてほしい』って涼介が言ってたし、俺もそう思う」と、Hey! Say! JUMP・山田との会話を明かす。2006年、2007年に放送されたドラマ『探偵学園Q』(日本テレビ系)は神木が主演を務め、志田・山田という同い年の3人でメインを演じていた。続けて「ただ、『探偵学園Q』やりたいですけど、すごいセリフ量なんで今のところ自信がなくなってる」と笑い、「でも3人で集まりやすいのかなと思うので“探Q”やりたいですね、ぜひ!」とアピール。動画ではそのほか、“共演したい”人に菅田将暉と答え「ぜひご一緒できる機会があったらお願いします」とメッセージを送ったり、「親友の本郷奏多もYouTubeを始めたのでそちらのほうもぜひ」と宣伝をしたりと、質問からさまざまなトークを展開している。
2021年01月15日俳優で歌手の福山雅治が10日、神木隆之介の公式YouTubeチャンネル「神木隆之介Official リュウチューブ」にゲスト出演し、神木について語った。「神木隆之介×福山雅治スペシャル対談2020 〈後編〉」と題して公開した動画で、お互いの印象を語ることになった福山と神木。福山は「初めて会ったのはりゅう(神木)がアミューズに入ったとき。その頃既に活躍していたので、『おお、神木隆之介くんだ』と思った記憶がありますね」と回想し、「少年だったんだけど、そこから時を経て、すっかり素敵な大人のお兄さんになっていくというのが見事に成功している、世界でも稀な例。みんながそうなってほしいと思っていた願いを叶えてくれた人」と讃えた。一方の神木は「まず、単純に背が高いと思いました」と第一印象を述べ、交流を重ねていくうちに「『この方って器、宇宙レベルなのかな』と思いました」と明かした。福山が「はじめて言われたな、『器、宇宙レベル』って。うれしい」と喜ぶと、神木は「僕ら後輩からしてみたら、先輩って怖い存在でもあるんですよ。でも、後輩の気持ちも全部わかる方なんだなと、優しさがすごくしみています」と話していた。
2020年12月14日福山雅治のデビュー30周年、神木隆之介のデビュー25周年を記念し、2人のスペシャルコラボムービーがそれぞれのOfficial YouTubeチャンネルにて12月10日(木)20時より公開された。スペシャルコラボムービーの前編は福山さんの、後編は神木さんのOfficial YouTubeチャンネルにて公開されている。スペシャルコラボ前編は“イヤフォンでの視聴を推奨!福山さんの楽曲「今夜、君を抱いて」を、世界でただ一つだけの神木隆之介バージョンのサウンドに作りあげる!?福山さんのデビュー30周年記念アルバム「AKIRA」のリリースを記念して、これまで明かしてこなかった、知られざる“サウンドレコーディングへのこだわり”を徹底解剖していく、“極めてマニアックで音楽的”な映像企画。ニューアルバム「AKIRA」の制作現場にもなった福山のプライベートスタジオに招かれた神木さん。お互い2020年にアニバーサリーイヤーを迎え、1月に公開された岩井俊二監督作品『ラストレター』での二人一役も記憶に新しい。そんな2人のもうひとつの共通点、それは“音へのこだわり”。福山さんは12月8日(火)にリリースされたばかりのデビュー30周年記念アルバム「AKIRA」のレコーディングの際、コロナ禍での楽曲制作環境を整えるために、自身のプライベートスタジオを造り、以前から所持していた1970年代のヴィンテージマイクプリアンプ「OLD NEVE1073」(オールドニーヴ)に加え、最新のマイクプリアンプ「PUEBLO AUDIO」(プエブロオーディオ)やヴィンテージコンプレッサー「Urei1176」(ウーレイ)などこだわりのレコーディング機材を導入し、創作活動に没頭。神木さんもまた、自身のYouTubeチャンネルで“音フェチ”企画を開催するほか、音楽を楽しむ際には数年前に福山さんからプレゼントされた、耳型にフィットするように作られた「イヤーモニター」を愛用しているという。そこで今回、2人が挑戦するのは、神木さんのフェイバリット福山ソングである「今夜、君を抱いて」(2009年発表のアルバム「残響」収録)を、福山さんがその場でギター・ボーカルをレコーディング。レコーディング手法の解説を交えながら、世界でただ一つだけの神木隆之介バージョンのサウンドを作り上げていくという試み。「アコースティックギターと、クラシックギターの音の違い」など初心者でもわかりやすいものからイヤフォンでの視聴が必須な音の細部まで、これまで明かされてこなかったシンガー・ソングライター・福山雅治のレコーディングへのこだわりにたっぷり触れることができる30分となっている。スペシャルコラボ後編「今夜、君を抱いて」神木隆之介ver.をフル尺公開!コラボムービー後編は、前編に神木さんのためにレコーディングした、世界でたったひとつの「今夜、君を抱いて」弾き語り音源を全編公開!特別すぎるアニバーサリーイヤーのプレゼントを福山から受け取った神木のリアクションには注目だ。また、「え!?福山さんと神木くんに今更こんなこと聞いちゃってもいいんですか!?」と題して事前にTwitterでファンから募集した質問に2人が回答。「2人が出会った時のエピソード」や「もしお互いが入れ替わったら?」などファン必見のトークが展開される。さらに、神木さんのOfficial YouTubeチャンネル「リュウチューブ」ならではの企画として、YouTube上で人気の「はぁって言うゲーム」に2人が挑戦。俳優としての演技力が存分に試されるこちらのパーティーゲーム。普段あまりゲームをする機会が無いという福山さんは、果たしてゲームクリアなるか!?「福山雅治×神木隆之介スペシャル対談2020 〈前編〉」は福山雅治Official YouTubeチャンネルにて、「神木隆之介×福山雅治スペシャル対談2020 〈後編〉」は神木隆之介Official YouTubeチャンネルにて公開中。(text:cinemacafe.net)
2020年12月10日福山雅治デビュー30周年、神木隆之介デビュー25周年を記念して10日、スペシャルコラボムービーが公開された。前編は福山雅治Official YouTubeチャンネルで、後編は神木隆之介Official YouTubeチャンネル 『リュウチューブ』で視聴できる。前編は福山のアルバム『AKIRA』が8日にリリースされたことを記念して、これまで明かしてこなかったサウンドレコーディングへのこだわりを徹底解剖。福山がコロナ禍での楽曲制作環境を整えるため、以前から所持していたレコーディング機材を導入して造ったプライベートスタジオに神木を招き、マニアックで音楽的な映像企画を配信する。同じ事務所の先輩・後輩で、1月に公開された岩井俊二監督作品『ラストレター』での、2人1役の共演が記憶に新しい2人。実は「音へのこだわり」という共通点があるという。神木は自身のYouTubeチャンネルでキーボードの打鍵音について語るほどの“音フェチ”。音楽を楽しむ際には福山からの数年前のプレゼントで耳型にフィットするように作られた「イヤーモニター」を愛用している。そんな2人は今回、神木のフェイバリット福山ソングである「今夜、君を抱いて」(2009年発表のアルバム『残響』収録)を、福山がその場でレコーディングし、手法の解説を交えながら“神木隆之介バージョン”のサウンドを作り上げていくという試みに挑戦した。その弾き語り音源は後編で全編公開される。世界でたった1つのプレゼントを受け取った神木のリアクションに注目だ。また後編では「え!? 福山さんと神木くんに今更こんなこと聞いちゃってもいいんですか!?」と題して、事前にTwitterでファンから募集した質問に回答。2人が出会った時のエピソードや、もしお互いが入れ替わったら? など貴重なトークが展開される。さらに、YouTube上で人気の「はぁって言うゲーム」に挑戦。普段あまりゲームをする機会がないという福山だが、俳優としての演技力が存分に試されるパーティーゲームをどんな風にプレイするのか注目だ。
2020年12月10日草刈正雄でドラマ化されることが決定した「おじさまと猫」。この度、主人公・神田の愛猫・ふくまるの声で神木隆之介のレギュラー出演が決定。神木さんからコメントが到着した。2歳で芸能界、5歳で俳優デビュー。数々のドラマや映画に出演し主演を務めるほか、今年で芸能生活25周年を迎えた神木さんは、本作がテレビ東京ドラマ初出演。声優としても定評があり、歴代邦画興行収入ランキングTOPの『千と千尋の神隠し』や『君の名は。』『ハウルの動く城』に出演し、『君の名は。』では声優アワード「主演男優賞」を受賞。そんな神木さんが演じる“ふくまる”と、言葉は通じなくともお互いを想い合う神田(草刈さん)とのやりとりには注目。“ふくまる”は長くペットショップで売れ残っていたエキゾチックショートヘアのオス猫。自分を大事にしてくれる神田を「パパさん」と呼び慕っている。神木さんは「主人公の”おじさま”は、すごくキュートな方でどんどん心が溶けていく、おじさまの時間が動いていく様が気になりますが、対して、ふくまるは、純粋でまっすぐな子だと思いました。 最初は卑屈な子なんですがおじさまと同じようにキュートな子」と、演じる“ふくまる”の印象をコメント。「どのくらいキャラクターとして喋るのか、実写との温度差、ふくまるの動きなどを見つつ、声のトーンや言い回しを、フィクションなんだけど、すっと受け入れてもらえるような、ノンフィクションさを出せたらいいな」と語り、「ペットショップで不遇な想いをしていた猫、ふくまるを救ってくれたおじさまという存在は、何か、直感で通じ合うものがあったのかな~と思います。それは心の穴の開き方なのか、どこか根底にある同じ時の進み方なのか、そこの直感でふくまるだと言ってくれたおじさまは、本能的であり動物的直感で選んでくれたのかな」と語り、「『紳士でお茶目なおじさまと、お供できてよかったね!ふくまる』って気持ちです」と思いを寄せた。「おじさまと猫」(著:桜井海)はガンガンpixiv、月刊「少年ガンガン」で連載中。インターネットを中心に大人気となり、コミックス累計140万部を超える大人気作品を連続ドラマ化。妻に先立たれて以来、ふさぎこんだ日々を送っていた世界的有名ピアニスト・神田冬樹が、ある日、ペットショップで売れ残っていたブサ猫のふくまると出会う。動物が苦手にも関わらず、一目で惹かれてしまった神田は、思わず 「この猫をください」と告げて…。愛されることを諦めていた猫と、孤独だったおじさまの心温まる日々を紡いでいく物語。ドラマParavi「おじさまと猫」は2021年1月1日(金)21時~Paraviにて独占先行配信(予定)、1月6日(水)深夜0時58分~テレビ東京、テレビ大阪にて放送開始(予定)※BSテレ東でも放送予定。(text:cinemacafe.net)
2020年11月25日東映株式会社会長の岡田裕介氏が急逝された。映画俳優としてデビューしたのち、プロデューサーに転じ、その後東映に入社、社長、会長を歴任された。映画に生きた岡田氏を悼み、樋口尚文さんに追悼文をご寄稿いただいた。(編集部)樋口尚文(映画評論家・映画監督)慶應ボーイからテレビドラマへ岡田裕介氏が逝った。岡田氏といえば東映グループの会長だが、70年代を知る映画ファンにとっては俳優としての活躍が忘れ難い。そもそも「岡田裕介」というのは俳優活動をしていた時の芸名であって、本名は岡田剛である。銀座界隈でも年季の入った東映本社の、決して大きいとは言えないエレベーターで試写室に行こうとすると、昼食を終えた社員たちの後からぐいぐい乗りこんできた岡田氏が、至近距離で緊張するみんなに「おまえ元気か」「おまえ何やってんだ」と聞いてまわるシーンになぜか何度も遭遇し、「この人があの『赤頭巾ちゃん気をつけて』の薫クンなんだよな」といつも俳優時代とのギャップに驚いていた。俳優・岡田裕介の誕生は東大闘争の1969年に遡る。岡田の父は当時40代半ばにして東映の映画製作のトップである企画製作本部長から映画本部長になったばかりの岡田茂で、長男の裕介こと剛は千代田区番町小学校から都立日比谷高校というエリートコースを歩んでいたが、一浪中の69年に東大入試は中止となり、慶應大学商学部に進んだ。そんな慶應ボーイの岡田剛が夏休みに京都に滞在していた際、テレビプロデューサーの逸見稔に声をかけられて、NET(現、テレビ朝日)のナショナルゴールデン劇場『レモンスカッシュ4対4』で高峰三枝子扮する評論家女史の三男坊の大学生を演じたのが、俳優・岡田裕介の初仕事だった。逸見稔は松下電器のスポンサー側プロデューサーとしてテレビ番組の製作を任され、ナショナル劇場の『水戸黄門』『大岡越前』などのヒットシリーズを生んだことで知られるが、岡田茂にはフジテレビのテレビ映画『銭形平次』の制作を依頼して以来の縁があった。映画興行の不振とテレビの台頭を受けて、岡田茂は経営的観点から東映京都撮影所のステージを積極的にテレビ映画にも貸し出して批判を受けることもあったが、そんな折に子息の剛が奇遇にもテレビ界にスカウトされてテレビドラマでデビューを果たしたというのは、なんとも象徴的な出来事だった。『赤頭巾ちゃん』そのままの銀幕デビューさて、テレビから出発した岡田裕介が映画俳優となったのは、翌70年にくだんの『赤頭巾ちゃん気をつけて』を東宝が森谷司郎監督で映画化、一般公募の公称五千人のなかから主役の薫役に抜擢された時であった。前年、作家・福田章二が庄司薫とペンネームを変えて発表し、芥川賞を受賞した原作の主人公は、まるで岡田裕介そっくりのプロフィールだったので、これはもうハマり役だった。この時分の岡田裕介は、「カンロク」どころか「うらなり」という言葉を画にしたような雰囲気で、繊細でもぞもぞと大人になれない若者というカラーで売っていた。それが高度成長も学園闘争も終わってシラけ出した社会の「踊り場」感覚にぴたりとハマッて、いわゆるニヒルで優しい世代の申し子的な存在だった。それゆえに71年から72年にかけて岡田裕介は『初めての旅』『二人だけの朝』『その人は炎のように』、そしてふたたび庄司薫原作『白鳥の歌なんか聞こえない』といった、傷つきやすく優しい青年像を東宝作品で演じ続ける。1974年の恩地日出夫監督『しあわせ』と、『初めての旅』と同じ曾野綾子原作のNETドラマ『誰のために愛するか』が、この時期に歓迎された岡田の「ナイーヴな主人公」イメージの掉尾を飾るものだろう。ところで興味深いのは、こうして岡田裕介がニヒルに社会と折り合いをつける「無害なやさしい青年」像で映画、ドラマで人気を得ていた71年、父の岡田茂は東映の社長となって(当時の邦画界は大映の倒産、日活のロマンポルノ路線への転換など興行低迷による激動期にあったが)、テレビではあり得ないバイオレンスやセックスを題材にした危うい魅力をはらんだ企画(実録やくざ路線や東映ポルノ路線)に大胆に舵をきった。それは、岡田裕介のカラーを定着させた東宝のジェントルな暖簾の色とは正反対の、きわどい活力に満ちていた。実際、75年に岡田裕介が主演した東映『実録三億円事件 時効成立』は、父が製作トップで息子が主演という異色作だが、まさに東映なら岡田裕介はこう使う、というキワモノ的な面白さに満ちた作品だった。経営者として思う「東映の血」この後も、『ブルークリスマス』『ねらわれた学園』『魔の刻』などで80年代半ばまで俳優・岡田裕介のキャリアは印象的に継続されるが、70年代半ばからすでにプロデューサーとしての活動は始められていた。72年からの東宝『にっぽん三銃士』シリーズに出演して懇意になった岡本喜八監督が75年にATG作品『吶喊』を撮った際、岡田は主演と製作を兼ねて監督を支えた。この後、毎日放送と角川春樹事務所、東映が組んだ『人間の証明』「野性の証明」『白昼の死角』などのテレビシリーズでも岡田はプロデューサーにクレジットされ、78年の深作欣二監督『宇宙からのメッセージ』を経て『赤頭巾ちゃん気をつけて』の森谷司郎監督が80年に東映で撮った高倉健、吉永小百合主演の『動乱』からは映画作品のプロデュースも本格的に手がけるようになった。88年に東映に入社、1990年に東京撮影所長、2002年に東映社長となった岡田だが、プロデューサー、そして経営者として父・岡田茂(若き日は自宅で酒を飲んで怒鳴り合っていたという風説もあるが)をどう見ていたか、という点が興味深い。2016年に東映の社史編纂室がまとめた「東映の軌跡」で岡田裕介は、70年代のきわどい東映カラーに岡田茂が傾斜していったのは、あくまでテレビでは無理な興行価値を探った結果のことで、父の企画のアウトロー志向、不良性感度志向は「好み」ではなく経営者としての「確信犯」だという。しかも東映は作品世界にとどまらず直営館にもそのカラーがあって固有の「東映ワールド」を築いていた。それがゼロ年代以降のシネコン時代にあっては各社の作品と劇場のカラーも無害に画一化され、まさに岡田裕介はティ・ジョイというシネコン運営のための会社を興すこととなり、父の流儀のはっちゃけた興行の時代にピリオドを打った。だが「東映の軌跡」では、そんな岡田裕介がこのシネコンによる興行画一化の時代だからこそ、東映らしいヤバい企画、危うく妖しいB級映画を生み出すべきだと檄を飛ばしている。近年の白石和彌監督『孤狼の血』などが70年代の岡田茂時代の荒々しい東映クレジットを冠して往時の実録路線のルネッサンスを試みていたのは、その思いのあらわれであったはずだ。ところで岡田裕介は『天国の駅』『夢千代日記』『霧の子午線』『北の零年』から目下制作中の『いのちの停車場』まで吉永小百合主演作のプロデュースでも知られるが、ある時銀座の古びた名画座に吉永が現れて、たまさかカードしか持ち合わせておらず木戸銭の支払いに窮することがあった。恐縮するモギリがどうぞそのまま入館してくださいと言っても吉永は「それはいけません」と固辞し、誰かに申し訳なさそうに電話した。すると岡田裕介が笑いながら東映の社長室から千円札を握りしめて数寄屋橋から走ってきたという。微笑ましい逸話を思い出しつつ、合掌。樋口 尚文(ひぐち・なおふみ)1962年生まれ。映画評論家/映画監督。著書に『大島渚のすべて』『黒澤明の映画術』『実相寺昭雄 才気の伽藍』『グッドモーニング、ゴジラ 監督本多猪四郎と撮影所の時代』『「砂の器」と「日本沈没」70年代日本の超大作映画』『ロマンポルノと実録やくざ映画』『「昭和」の子役 もうひとつの日本映画史』『有馬稲子 わが愛と残酷の映画史』『映画のキャッチコピー学』ほか。監督作に『インターミッション』『葬式の名人』。新著は『秋吉久美子 調書』。
2020年11月21日2020年11月18日、東映グループ会長の岡田裕介さんが亡くなりました。71歳でした。サンケイスポーツによると、岡田さんは急性大動脈解離のため東京都内の病院で亡くなったといいます。俳優や映画プロデューサーとしても活躍した東映グループ会長の岡田裕介(おかだ・ゆうすけ、本名剛=つよし)さんが18日午後10時58分、急性大動脈解離のため東京都内の病院で死去した。71歳。京都市出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。サンケイスポーツーより引用俳優や映画プロデューサーとしても活躍した岡田さん。映画『赤頭巾ちゃん気をつけて』や『玄海つれづれ節』に出演、主演映画『吶喊』では兼任でプロデューサー業もこなしました。また、日本アカデミー賞第35回~42回の8年間にわたっては、名誉会長を務めていました。岡田さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2020年11月20日東映会長の岡田裕介(本名:岡田剛=おかだつよし)さんが、18日22時58分に急性大動脈解離により都内の病院で亡くなったことが20日、同社の発表により分かった。71歳だった。通夜・告別式は、近親者のみで執り行い、お別れ会は後日開催される予定。岡田さんは、1970年に映画『赤頭巾ちゃん気をつけて』で俳優デビュー。その後、『実録三億円事件 時効』(75)、『吶喊』(76)、『火宅の人』(86)などに出演し、プロデューサー業でも手腕を発揮しながら、1988年に東映に入社。東京撮影所長兼第一企画部長を経て、2002年に代表取締役社長に就任。2014年からは東映グループ会長を務めていた。
2020年11月20日アイドルグループ・V6の岡田准一が主演を務める、映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』(2021年2月5日公開)の場面写真が15日に公開された。同作は南勝久による人気漫画を映画化。圧倒的な強さと的確な手腕で狙った相手を6秒以内で必ず仕留める「天才的な殺し屋」として裏社会で恐れられる通称“ファブル”(岡田)が「1年間殺し屋を休業し、大阪で一般人・佐藤アキラとして普通の生活を送ること」を命令され、日常世界で暮らさなければならなくなる。2019年6月に映画『ザ・ファブル』が公開され、累計130万人以上動員のヒット作となり、今回続編&シリーズ化が決定した。今回公開されたのは、主演を務めファイトコレオグラファーとしても現場を牽引した岡田のメイキングカット、江口カン監督とプロデューサーからのコメント。プロデューサーは「岡田さんに初期段階からアクション作りに参加してもらったおかげで、岡田さんの持っているアクションセンスをフルに発揮してもらうことができた」と語る。江口監督も「アクションは岡田さんから多くを学びました。それを誇りとして、これからもいろんな作品を撮影していけるなと思っています。僕にとっての師匠ですね」と敬意を表し、現場では”岡田師範”とも呼んでいたという。「教えるのがめちゃくちゃうまいんですよ。見ていると自分もやりたくなるし、できるんじゃないか? って気になるんです。教えている様子そのものが面白いです」とアクション指導をしていた岡田の姿を振り返っている。難度の高いアクションでは、緊迫した空気が漂うも、そんな時こそ岡田は現場を盛り上げ、監督やスタッフを励まし続けたという。また、宮川大輔演じるお笑い芸人・ジャッカル富岡のTikTokアカウントも開設が決定した。上裸に赤ネクタイという強烈なビジュアルが話題の“笑いの中学一年生”ことジャッカル富岡は、ファブルが唯一感情をあらわにして爆笑するお笑い芸人。ジャッカル富岡自身が憧れだと公言する岡田准一の誕生日である18日にアカウントを開設した。今後TikTok(@jackal_tomioka)で投稿されるであろう映像もダイジェストで公開。映像内で「フォロワーが1億人を突破したらドラマ主演が決まる」と豪語している。
2020年11月18日大きな話題となったドラマ「恋はつづくよどこまでも」への出演が記憶に新しい俳優・佐藤健の2021年カレンダーが発売決定。カメラマンは友人・神木隆之介が務める。近年では連続テレビ小説「半分、青い。」や「義母と娘のブルース」、『億男』への出演、医者役を演じた「恋はつづくよどこまでも」は大きな話題に。今後は延期が発表されている『るろうに剣心』シリーズの最終章や、同じく主演を務める『護られなかった者たちへ』の公開が控える佐藤さん。今回発売が決定した来年のカレンダーでは、『るろうに剣心 京都大火編』や『バクマン』で共演して以来、ずっと“佐藤さんを撮影したい”と話していた神木さんの念願が叶った。古くからの友人である神木さんだからこそ撮れる距離感で、仲間と過ごす佐藤さんの自然な表情をたっぷりと感じることができるカレンダーを制作。“写真集のようなカレンダー”をテーマに、ドライブ中の車内、渋谷・原宿などの街中、メイドカフェ…と、佐藤さんが神木さんと行きたい場所、神木さんが佐藤さんを撮りたい場所で撮影したスペシャルな1冊だ。また、写真集のように見開くタイプ。お気に入りのページに自由にカレンダーシートを差し込む仕様となっており、カレンダーとしての使用後は、写真集として手元に置いておける永久保存版。さらに、カレンダーメイキング映像が佐藤さんの公式YouTubeチャンネルにてプレミア公開予定。メイキングの撮影は桜田通が担当しており、3名の素の様子や和気あいあいとした撮影の裏側をのぞくことができる。カレンダー単品販売のほか、カレンダー +クリアケース+マグネット(2個)+フォトカード(ランダム全5種)がセットになった「スペシャルボックス版」、クリアファイルやモバイルバッテリーといったオリジナルグッズの同時販売もされる。「佐藤健 2021年カレンダー」はアスマートにて予約販売中。「佐藤健 2021年カレンダー」カレンダーメイキング映像は11月10日(火)20時~佐藤健公式YouTubeチャンネル「佐藤 健 / Satoh Takeru」にてプレミア公開予定。(cinemacafe.net)
2020年11月03日「懐かしい!ちっこいなあ(笑)」本誌蔵出しの子役時代の写真を見ながら、そう歓喜の声を上げた神木隆之介(27)。2歳のデビューから今年で芸歴25年になる。「印象に残っているのは、ドラマ『グッドニュース』のタイトルバックの撮影です。両親役の中居正広さんと鶴田真由さんを走って追いかけるカットで僕が転んじゃって。そうしたら、コケたカットがかわいいから使おうとなって、急きょコンテが変わったんです」声の仕事においても子役時代から才能を発揮。7歳のとき、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』では腹掛けをした巨大な赤ちゃん、坊の声を担当した。「この作品はオーディションを受けました。当時の事務所から『セリフを送るからすぐに声を録音して送ってくれ』と連絡があって、急いでマイクや録音テープを買いに行ったのを覚えています。(セリフ合わせの練習で)千尋の声をやってくれた母が、『昔、演劇部だったのよ』とノリノリだったなあ(笑)」20歳を迎えての取材では、「役者の仕事を辞めようと思ったことは一度もない」と語っていたが、その気持ちが変わることはなかったという。「俳優という仕事に執着していないんです。でも、続けるかどうかで揺らいだことはありません。芝居を通して自分が知らない自分に出会うことを期待しているから、未知の自分を探す旅は続いています」今回、企画段階から参加したアニバーサリーブック『おもて神木/うら神木』(アミューズより発売中)には母とのツーショットも掲載された。「恥ずかしいな(笑)。実は、母が出ることを提案したのは僕なんです。読者に僕のことをわかってもらうには、やっぱり親の話がいちばんだと思いましたし、仲はいいので」最後に、これから目指すものは?「自分がやりたいことを職業の垣根なくやっていきたい。人が『先にやられた!』と悔しがるようなことをできたらいいなと思います」「女性自身」2020年11月3日号 掲載
2020年10月25日俳優・神木隆之介の2021年カレンダーが発売されることが決定。カメラマンは、25周年プロジェクトのひとつとして、蜷川実花との念願のコラボレーションが実現した。今回のカレンダーは、“神木に演じて欲しい小説の登場人物”を、神木さんの公式Twitterで公募。その中から選んだ12作品をテーマに構成。古典作品から、「谷中レトロカメラ店の謎日和シリーズ」といった最新作品まで幅広いラインアップとなっている。カレンダーの中で12作品全て異なる役柄を演じるという新しい試みとなった今回。カレンダーの8月では、「好色一代男」を表現し、煙管などの小道具を使って大人の色気を収めた。また5月は「人間失格」。人間の闇と男性の美しさを演出した。さらにカレンダー撮影のためだけに、自身初となるシルバーヘアーにも挑戦している。カレンダー仕様は、横型A5サイズの卓上形式。表紙1枚+53枚のリングタイプ。なお本日より、カレンダーで惜しくも使用できなかったアザーカットをまとめたポストカードセットや、25周年アニバーサリーグッズの第2弾となるトートバッグ、バスタオルなどのグッズの予約受付も開始となる。「神木隆之介2021年カレンダー」は12月25日(金)発売。(cinemacafe.net)
2020年10月20日今年デビュー25周年イヤーを迎えた俳優の神木隆之介が、「神木隆之介2021年カレンダー」を12月25日に発売することが決定した。本日19時より予約販売を開始する。「神木隆之介2021年カレンダー」より今回のカレンダーは25周年プロジェクトのひとつとして、写真家・映画監督の蜷川実花氏との念願のコラボレーションが実現。今回は“神木に演じて欲しい小説の登場人物”を、神木の公式Twitterにて公募し、その中から選んだ12作品をテーマに構成。古典作品から、『谷中レトロカメラ店の謎日和シリーズ』といった最新の作品まで、幅広いラインナップとなった。また、公募の際には、声優の梶裕貴、映画監督の岩井俊二氏ら著名人や、作品の作者からも直接反応があるなど、盛り上がりをみせた。カレンダーの中で12作品全て異なる役柄を演じるという、新しい試みだったが、蜷川氏が作りだす世界観の中で、見事に12作品を体現。カレンダーの8月に掲載の小説『好色一代男』では、色彩豊かなセットの中で、煙管(きせる)などの小道具を使い、今までにない大人の色気を表現し、5月に掲載の小説『人間失格』では、人間の闇と男性の美しさを表現した。さらに神木は、今回のカレンダー撮影のためだけに、自身初となるシルバーヘアーにも挑戦。黒髪での撮影を含め、2日に渡って行われ、このカレンダーでしか見ることが出来ない、貴重な姿が収められている。また、本日より、カレンダーで惜しくも使用できなかったアザーカットをまとめたポストカードセットや、25周年アニバーサリーグッズの第2弾となるトートバッグ、バスタオルなどのグッズの予約受付も開始される。
2020年10月20日20歳から2年間、本誌で連載された神木隆之介さんによる「Master’s Cafe」。その第1回のゲスト、グラフィックデザイナー・佐藤卓さんと7年ぶりの対談が実現しました。神木さんが各界の達人と対談をした連載企画「Master’s Cafe」。ここでの出会いがきっかけとなり、神木さんたっての希望で25周年アニバーサリーブック『おもて神木/うら神木』のロゴ&ブックデザインを佐藤さんに依頼。7年間で変わったこと、変わらないこと、ぐんと深度の増した対談になりました。佐藤:今はもう27歳でしょう?神木:アラサーですよ!アニバーサリーブックのロゴデザイン、卓さんにしていただけて嬉しかったです。佐藤:連載時のロゴに続き、声をかけてもらって僕も嬉しかったですよ。前回はたしか、対談の場でロゴを作る話になったんだよね。神木:僕が突然お願いしてしまって。佐藤:僕としてはそっちが本業だから、喜んで作りました。神木:卓さんは僕のことを一番知ってくれているデザイナーさんだと思っていたので、素敵な作品になるはずっていう期待でいっぱいでした。佐藤:喜んでお引き受けしたものの、神木さんのことをどのくらい知っているのか、自分ではわからないところもあるわけです。メディアを通して見る神木さんと直接お会いした姿、もしくは外側から受ける印象とは違う部分もあるかもしれないので、どの辺に目盛りを合わせようか考えました。それで全然違う考え方のデザインを3案作ったんだけど、最初にできてこれを選んでくれたらいいなと思っていたものを選んでくれて。神木:そうだったんですね!見た瞬間に「僕はこれがいいです!」って即決したら、「ほかもあるので見てください」って(笑)。佐藤:早かったよね。通常、企業の仕事だといろんな部署に確認したり、調査をしたりするので、決定にかなり時間がかかるんです。だけどデザイナーとしては、直感的にこれがいいと言ってもらうのが本当は快感。打ち合わせの後、スタッフとハイタッチしましたから(笑)。あらゆる人に受け入れられるニュートラルなイメージ。神木:このロゴデザインは、どんなふうに考えていったんですか?佐藤:何しろ名字が素敵なので「神の木」をシンボルにしようと思いました。“神”という字のへんとつくりは、棒状のものが下に向かっているので幹になるなと。根元が2本に分かれた木のイメージですね。それで、これはできるなとなりました。神木:神木でよかった(笑)。僕のどのイメージに目盛りを合わせるか考えたそうですが、どうやってチューニングしたのでしょう?佐藤:神木さんはユニセックスな感じというか、ジェンダーを超えたかわいらしさがありますよね。だから子どもっぽくしすぎず、大人っぽくもしすぎず、あらゆる人に受け入れられるような、ニュートラルなかわいさを意識しました。あと優しさも大切だと思ったので、尖っているところがない丸みを帯びた形にしています。ちなみにお仕事のときも、直感を生かせる場はよくありますか?神木:芝居ではありますね。なぜかわからないけどテストでは感じなかった感情が湧いてきて、本番の芝居が少し変わったりとか。直感はかなり大事にしていますし、それが間違っていたとしても勉強になるから、ああすればよかったとは思わない。佐藤:やっぱりクリエイターですね。今の世の中は理屈のほうが優先されて、直感や本能など人が本来持っている素晴らしいところがどんどん削除されているけれども、これからはより直感が求められる気がします。神木:一方でデザイナーさんは、直感を言葉で説明しなければいけない場面もありそうですよね。「よくわからないけどこっちがいい」とはクライアントに言えない気が(笑)。佐藤:ひと昔前まではそういうタイプのデザイナーが多かったんです。だけどそれだと、大きな組織の人たちをなかなか納得させられない。神木:この7年の間、世の中に求められるデザインは変わってきているのでしょうか。佐藤:刻々と変化はしていると思います。デザインは間をおつなぎする仕事なので、人や社会の価値観、志向が変われば、つなぎ方も当然変化するわけです。たとえば環境問題への意識が世界的に一気に高まっていることもそうですし、SNSなどでコミュニケーションのあり方が変わり、参加できるデザインが求められています。抽象的な言い方だけど、未完成のものをクオリティの高い状態で仕上げるようなイメージです。神木:たしかに、完成されたものは単に好き嫌いで終わったり、近寄りがたい感じがしそうですよね。佐藤:まったくその通り。完成の手前で止めておくと、カスタマイズして自分なりの付き合い方ができるから。神木さんの役の作り方も、そんな感じがちょっとするんだよね。神木:演技の場合は、現場に入って監督の言うことを聞いてやってみないとわからないところが多いので、最初は特に完成させず、第一印象をまとめるくらいですね。あとは直感をいかに表現できるか。その瞬発力が大事だと、最近感じています。佐藤:デザインはややもすると脳ばかり使って、身体性を失いがちだから、役者のように体とともにクリエイションがあるのは、ものすごく健全だし羨ましいですね。『おもて神木/うら神木』発売中。俳優としての“おもて”と、27歳の男性としての“うら”の2つの面から、25年間の歩みをひもとくアニバーサリーブック。染谷将太、中村隼人、志田未来、本郷奏多との対談のほか、母へのインタビュー&親子ショット、錚々たる著名人からのメッセージなどを収録。[限定版]特装BOX&メイキングDVD付き¥4,500[通常版]¥3,000さとう・たく株式会社TSDO代表。「明治おいしい牛乳」「ロッテ キシリトールガム」のパッケージデザイン、国立科学博物館のシンボルマークなどを手がける。著書に『塑する思考』。かみき・りゅうのすけ1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。近年は舞台への出演やMVの監督・プロデュースでも才能を発揮。デビュー25周年記念プロジェクトを始動中。YouTube公式チャンネル「リュウチューブ」は毎週木曜20時配信。ジャケット¥49,000パンツ¥42,000(共にスタジオ ニコルソン/キーロ TEL:03・3710・9696)シャツ¥26,000(ファクトタム/ファクトタム ラボ ストア TEL:03・5428・3434)シューズ¥21,000(クレマン/プーオフィス TEL:03・6427・7081)※『anan』2020年10月14日号より。写真・松田 拓スタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・MIZUHO(vitamins)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2020年10月13日堤真一、石田ゆり子、岡田健史、清原果耶が“家族”を演じる『望み』。この度、堤さんと岡田さん演じる父子のやり取りが緊張感漂う本編映像が解禁となった。今回解禁になったのは、石川家のひとり息子・規士(岡田さん)の部屋からナイフが見つかったことから、父子が話し合っている様子を捉えたシーン。母・貴代美(石田さん)は規士の部屋を掃除している最中にゴミ箱から切り出しナイフの空き箱を見つける。しかし、見覚えのないナイフの空き箱に心配性の貴代美は慌て、父・一登(堤さん)に相談をする。工作用のナイフだと思いながらも、規士の反抗的な態度に不安を抱いていた一登は、規士の部屋にナイフを探しに行く。学校から帰宅した規士に「何に使うんだ」と問い詰めるが、「色々だよ」とはぐらかされてしまう。顔のアザとは関係はないと規士は言うが、なにかに巻き込まれているのではないかと疑い深くなっていく一登だったが…。公開後、家族それぞれの“望み”が交錯する本作には「両親にも子どもたちにも共感ができる」「観終わった後に家族と会いたくなる」などの声が続々と寄せられている。『望み』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:望み 2020年10月9日より全国にて公開© 2020「望み」製作委員会
2020年10月13日25年前、芸能界デビューし、成長とともにさまざまな役を演じてきた神木隆之介さん。6月にはYouTube公式チャンネル「リュウチューブ」を開設し、週1回配信している。27歳になった今も作品の受け手はもちろん、共演者やクリエイターから愛され続けるその秘密を真っすぐな言葉から探っていく。年上の人、憧れの人とも言葉のプロレスを!動画配信ならではの自由さで役者のときとは違う一面を見られる「リュウチューブ」は、神木さんの愛され具合も伝わってくる。「声優の梶裕貴くんとコラボさせてもらっているんですけど、梶くんとはある番組で共演して、その日のうちに焼き肉を食べに行って仲良くなりました。役者でも違う職業でも梶くんみたいに仲のいい人はたくさんいますが、『面白いことを一緒にやりたいよね』とお互いに話しても、仕事となるといろんな人が関わるし、タイミングを合わせる必要があるから、実現が意外と難しかったりする。だけどそれを垣根と思ってしまうのはもったいないですよね」たしかに「今度一緒にしよう」は、社交辞令のような意味合いもあったりするので実現できるほうが少ないかもしれない。それでも「神木さんとなら」と思わせるのは、愛されているからこそ。「エンターテインメントが人を喜ばせたり、楽しんでもらうためにあるものだとしたら、どんな職業もその要素を持っていると思うんです。役者はもちろん、写真家や音楽家、ビルを造る人もそう。農家の方だって、おいしいと思ってもらいたくて一生懸命作るわけですよね。エンターテインメントで世の中が回っているなら、職業の壁や垣根なんて関係ない。楽しんでもらいたい、幸せになってもらいたいっていう思いのある人が、もっと自由につながっていけばいいですよね」25周年を記念したアニバーサリーブック『おもて神木/うら神木』には、親交の深い同世代の人たちとの対談のほか、錚々たる役者やクリエイターからコメントが寄せられている。作品ごとに共演者やスタッフなどメンバーが入れ替わる撮影現場で、神木さんはどのようにしてそういった人たちの懐に入っていくのだろう。「憧れている人だったら、『本当にお会いしたかったんです』と素直に言います。緊張しすぎて何も言えないようなときは、正直にそう伝えます。緊張するのは別に恥ずかしいことじゃないし、こっちが何も言わなかったら相手はわからないから。あと年上の人でも、ボケたらちゃんとツッコみますよ。そこは全然怖くないし、スルーして“ボケ殺し”になるほうが逆に失礼なので(笑)。ボケるのは、僕に近づいてきてくれている証拠だから、言葉のプロレスをするような感覚で、ここぞとばかりにツッコまないと!やっぱりその場が楽しくなるのが一番ですよね」何気ない会話でも、みんなでひとつの目標に向かうときも大切なのは、周りも自分も楽しむこと。「今は自分ができるエンターテインメントを手の届くところからやっていきたい。そのなかで得意なのが演技という感じ。自分が楽しくなかったら、受け取る人に楽しさなんて伝えられないですよね」25年という経験の重みを「得意なこと」と言ってしまえる軽やかさ。そんなところも、神木さんの愛される理由なのだろう。『おもて神木/うら神木』発売中。俳優としての“おもて”と、27歳の男性としての“うら”の2つの面から、25年間の歩みをひもとくアニバーサリーブック。染谷将太、中村隼人、志田未来、本郷奏多との対談のほか、母へのインタビュー&親子ショット、錚々たる著名人からのメッセージなどを収録。[限定版]特装BOX&メイキングDVD付き¥4,500[通常版]¥3,000かみき・りゅうのすけ1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。近年は舞台への出演やMVの監督・プロデュースでも才能を発揮。デビュー25周年記念プロジェクトを始動中。YouTube公式チャンネル「リュウチューブ」は毎週木曜20時配信。ドリズラージャケット¥55,000スラックス¥24,000(共にピーイーオーティーダブリュウ エージー/スタジオ ファブワーク TEL:03・6438・9575)シャツ¥24,000(キクス ドキュメント.)スニーカー¥24,000(トス) 共にHEMT PR TEL:03・6721・0882ソックスはスタイリスト私物※『anan』2020年10月14日号より。写真・松田 拓スタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・MIZUHO(vitamins)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2020年10月12日神木隆之介さんは今年、27歳の若さにして役者生活25周年。人気稼業といえるこの仕事を25年間も第一線で続けてきたこと自体がかなりすごいが、当のご本人に気負った感じは見受けられない。「今までも節目をそれほど気にしてこなかったから、正直実感はあまりないです。だけど、この仕事を四半世紀やらせてもらってきたのだと考えると、早かったといえば早いかな。イメージ的には大卒からストレートで会社に入って、今は47歳の気分。パワーのある若い子たちを見ると、元気だなあって思っちゃいます(笑)」神木さんから見て“若い子”というのは、「同世代か、3つくらい下」とのこと。やはりこの業界に長くいるだけあって、10代や20代で役者の仕事を始めた人たちとは違う落ち着きや、思慮深さがあるのも神木さんの魅力のひとつ。もっと言えば、ここ数年でより成熟したのかもしれない。「もちろん僕もお芝居に関しては頑張るぞ!と思いますけど、昔みたいに“何も怖くない”感じはたぶんもうない。それこそ20歳くらいのときは、勢いだけはあって何でもできると思ってましたから」現状維持をやめた今、挑戦したくてたまらない。「この仕事って、本当はものすごい競争社会だと思うんですけど、僕は昔から周りのことがあまり気にならなくて。マイペースなんでしょうね。友達が活躍している姿を見るとすごく嬉しいし、行け行け!って思います」類まれな競争社会のなかでマイペースでいられるのは、2人の人物のおかげと考えている。ひとりは11歳のときから神木さんを見てきた、マネージャーさん。もうひとりは母親だ。「そのマネージャーさんには会った頃から、こう言われていました。『君にしてあげたいのは、長く生きていける居場所をこの世界に作ること。だから君にしかできないことをゆっくりやらせてあげたい』って。何をもって“売れる”というのかわからないけど、マネージメント的にはやろうと思ったらいろんな道筋があったはず。だけどそう言ってもらえたおかげで、奇跡的に焦りもしなかったし、誰かに対して競争心を持つこともなかった。仲間みんなで、最高のエンターテインメントを作ればいいよねって思えたんです」芸能界に入るきっかけを作った母親もまた、神木さんを競争させようとはしなかった。「母は、あの子に負けちゃダメよみたいなことを絶対に言いませんでした。学校の成績にも口を出さなかったし、通信簿で気にするのは先生の短評だけ。だから、勉強するもしないも、完全に僕の意思次第だったんです」一方で母親が神木さんにことあるごとに言っていたのは、感謝をすることの大切さ。「今この環境にいられるのは、人にしても作品にしても本当にいい出会いがあったおかげ。子どもの頃からずっとそれは思ってます」素晴らしい出会いを生かして、最近は俳優業以外にも新しい挑戦を楽しんでいる。6月に開設して、週1回配信しているYouTube公式チャンネル「リュウチューブ」は、自らの提案で実現した。「ファンの方と近い距離でやり取りできる場所があったらいいなとは、以前から思っていました。だけど生配信なんてしたことがなかったし、SNSの怖さもわかるから、いろんなリスクを背負うくらいなら別にやらなくてもいいかなと二の足を踏んでいたんです」心境が変化し始めたのは、2年前の25歳のとき。「役者をずっといい感じでやってこられたので、来年の目標を聞かれると毎年のように『現状維持』と答えていました。でもあるときふと、このまま何年、何十年も現状維持を続けるということは、失敗が許されないのと同じだと気づいたんです。もちろん最初から目に見えるような失敗は避けたいけど、失敗から学んで次に生かせることもあるし、そもそもやってみなければわからないことはたくさんある。それなのに25歳の頃までは、ここで失敗したら一巻の終わりという思いが自分のなかに無意識にあって、息苦しさを感じていました。一回でも失敗したら人生終了くらいに思ってましたから」失敗を極端に恐れたのは、小さい頃から当たり前のように芝居の世界に身を置き、それ以外の場所にいる自分を想像したことすらなかったから。演じることに盲目的になるほど、広い視野を持てなくなっていったと冷静に振り返る。「失敗できないから、挑戦もできない。ある意味淡々と芝居をやっていくだけなのかなと想像したら、僕自身がつらくなってくるんじゃないかなと思ってしまって……」突破口となったのは、やはり母親の言葉。直接的に悩みを伝えたわけではなかったけれども、神木さんのことを思う気持ちに後押しされ、進むべき道が見えてきた。「あるとき母が、『この世界にあなたを入れたのは私だし、あなたが続けたいと言ったからそうさせたけど、正直今も心配している』と言いました。『重い作品で役にのめり込みすぎて、心が壊れたりしてほしくない。親としては、息子がどんな職業でも元気で楽しく生きていてくれれば、それでいいのよ』って。それを聞いて、役者を辞めたいわけじゃないけど、辞める選択肢もあるし、この世界だけじゃないんだと心が軽くなりました。だったら失敗を恐れず何でも挑戦してみようと思えるようになったんです。それまでは失敗しないことに重きを置いていたけれど、今はせっかく恵まれた環境にいるのだから、面白いことを自分たちで作り出して何でもやってみることに価値を感じています」『おもて神木/うら神木』発売中。俳優としての“おもて”と、27歳の男性としての“うら”の2つの面から、25年間の歩みをひもとくアニバーサリーブック。染谷将太、中村隼人、志田未来、本郷奏多との対談のほか、母へのインタビュー&親子ショット、錚々たる著名人からのメッセージなどを収録。[限定版]特装BOX&メイキングDVD付き¥4,500[通常版]¥3,000かみき・りゅうのすけ1993年5月19日生まれ、埼玉県出身。近年は舞台への出演やMVの監督・プロデュースでも才能を発揮。デビュー25周年記念プロジェクトを始動中。YouTube公式チャンネル「リュウチューブ」は毎週木曜20時配信。チルデンニット¥36,000(ジョン メイソン スミス)チェーンブレスレット¥25,000バングル¥14,000(共にトゥエンティー エイティー) 以上HEMT PR TEL:03・6721・0882※『anan』2020年10月14日号より。写真・松田 拓スタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・MIZUHO(vitamins)取材、文・兵藤育子(by anan編集部)
2020年10月11日俳優の神木隆之介が3日、25周年アニバーサリーブック『おもて神木/うら神木』発売記念オンライントークショーを開催。イベント開始前に報道陣向けにリモート合同取材会を行い、同ブックの裏話を語った。このアニバーサリーブックでは、神木と公私ともに長い時間を過ごしてきた、4人の俳優陣との対談企画が実現。同世代で神木が最も尊敬する染谷将太とは、俳優論を語っている。神木は「染谷将太と対談させてもらって、いろいろ聞きたいことも聞けて撮影は終わったんですけど、そのときに染谷が『25周年おめでとう』って言って、バッグもらいました。かっこよくないですか? しかも革ですよ! 俺、絶対選べないですから、あんなおしゃれなやつ。染谷も粋ですよね」と、うれしそうに染谷とのエピソードを披露。「(年齢は)1つ上。彼はお父さんなので立場は全然違うんですけど、貫禄も違うし。あのおとなしい感じの、ちょっとぼそぼそってしゃべる感じの染谷が、『神木、そういえば25周年おめでとうございます。ぜひ使ってください』。めっちゃうれしかったですね。大事に使わせていただいております」と話した。本郷奏多との対談も「すごいうれしかった」と言い、「実は奏多とはあんまり共演できてないんです。小6のときに『あいくるしい』という作品と、『探偵学園Q』のときにゲストで出てくれて、それ以降共演できてないんです。すごく仲いいのに」と本郷との関係について説明。そして、「カメラマンさんが小暮和音くん。彼は本郷奏多の大学の同級生で、本郷奏多のカレンダーとか撮っているんですけど、僕も仲良くて、いつか3人でお仕事ができたらいいねって話をしていたので、今回、本郷奏多との対談はカメラマンは絶対に小暮和音くんっていうのをリクエストさせていただいて、3人の夢がかなったのですごく幸せでした」と笑顔で語った。写真:アミューズ提供
2020年10月03日俳優の神木隆之介が3日、25周年アニバーサリーブック『おもて神木/うら神木』発売記念オンライントークショーを開催。イベント開始前に報道陣向けにリモート合同取材会を行い、25年の芸能生活で特に印象に残っている出来事について語った。作品としては、映画『桐島、部活やめるってよ』(2012)が最も印象に残っていると言い、「公開されたときはもう卒業していたんですけど、撮影のときは高校生。まだ学生生活に希望を持った僕が映っていて、卒業したあと大学にも行かないって決めて、二足のわらじじゃダメだと覚悟と不安がありつつ、映画を見たときに、自分のやりたいことだったり、覚悟だったり……衝撃を受けた記憶があります」と当時の心境を説明。「まさか自分の作品で、物語として考えさせられるようになるとは思わなかったですし、それを見たからこそ本当に頑張らなきゃなって。『本当に頑張っていかなきゃいけないんだぞ、お前。決めたことだから』と言われているような気がして、覚悟を持つということに対して、すごく助けてくれた作品」と感慨深げに振り返った。また、二十歳を迎えて中井貴一と黒木メイサにお祝いしてもらったときのエピソードを告白。「貴一さんはお父さんみたいな方。貴一さん曰く、二十歳と還暦は本当に人から祝われるべき年だと。成人と還暦。『何がほしい?』と言われて、特になかったので『申し訳ないですよ』って言ったら、『車か?』と言われたのがすごい衝撃的でした」と中井の言葉に驚いたという。そして、「息子みたいに扱ってくれるのはうれしいですし、お父さんだと思っていますが、普通のお父さんでも『車ほしいか?』って言わないので。『ありがたいんですけど、もらうものが大きすぎるのですみません』と言ってパスした記憶があります」と続け、「この世界でお父さんみたいな存在の方がいてくれてうれしいなって実感しましたし、貴一さんの人に尽くすという、お祝い事とかおめでたいこと、うれしいことを一緒に喜んで一緒に寄り添ってくれる方なんだなと実感して、貴一さんみたいな人になりたいなってすごく思いました。本当に尊敬しています」と中井への思いを語った。写真:アミューズ提供
2020年10月03日俳優・神木隆之介が、10月10日(土)放送の「オールナイトニッポン0(ZERO)」でパーソナリティを担当することが決定。神木さんがラジオのパーソナリティとしてトークするのは、今回が初めてとなる。今年、芸歴25年を迎え、先日はアニバーサリーブック「おもて神木/うら神木」が発売。開設したばかりのYouTubeはチャンネル登録者数33万人を突破し、普段とはまた違った新たな一面を配信し話題の神木さん。番組では、自身の25周年を「おもて/うら」に分けて語っていくほか、番組内で流す楽曲も自ら選曲。また、「黒歴史相談」企画も実施され、誰にも言えない「恥ずかしい黒歴史」をリスナーから募集し、それを神木さんが優しい心で読み上げるという。「神木隆之介のオールナイトニッポン0(ZERO)」は10月10日(土)27時~28時30分、ニッポン放送をキーステーションに全国ネットで生放送(一部ネット局では29時まで放送)。(cinemacafe.net)
2020年10月02日小栗旬と杉咲花が兄妹役で出演中のCMシリーズに、新たに神木隆之介が参加した新CMが放送されることが決定した。小栗さんと杉咲さんの兄妹に加え、神木さんが次男役で初登場する今回の新CMは、妹と弟が兄の自宅を訪ね、久しぶりに顔を合わせた3人で仲よく食卓を囲むという内容。マンションでひとり暮らしをしている兄(小栗さん)が、予定外の来客にドアを開けると、そこには弟(神木さん)が。すでに妹(杉咲さん)が訪ねて来ていたこともあり、期せずして久しぶりに3人の兄妹が集まった。「ご飯はまだ?」「腹へったな~」と甘えてくる妹と弟に、兄は文句を言いながらも、食事の準備を始める。子どもの頃を思い出しながら料理を楽しむ3人。食卓を囲む兄妹水入らずの楽しい時間が流れる。撮影では、序盤から本当の兄妹のように息を合わせ、演技力の高さを見せつけた実力派俳優の3人。食卓を囲むシーンでは、3人の機転を利かせたアドリブが飛び交い続け、その面白さに監督もカットがかけられない状態がしばしば見られたという。今回も優しい兄を演じた小栗さんは「今の『ほんだし(R)』のイチオシメニューは、『うちの満菜みそ汁』。肉も野菜もがっつり!そして、だしが効いておいしい、家族が喜ぶ一杯です。僕もおススメします!」とコメントしている。味の素(株)「ほんだし(R)」新TVCM「うちの満菜みそ汁」篇(15秒、30秒)は10月2日(金)より全国にて放送。(cinemacafe.net)
2020年10月01日