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『ローズ家の戦争』のリメイク版『The Roses(原題)』より、初予告編が公開された。1989年公開の『ローズ家の戦争』は、ダニー・デヴィートが監督し、マイケル・ダグラスとキャスリーン・ターナーがメインキャラクターのローズ夫妻を演じた。今作は『ミート・ザ・ペアレンツ』シリーズのジェイ・ローチがメガホンを取り、『女王陛下のお気に入り』『哀れなるものたち』のトニー・マクナマラが脚本を手掛けている。キャストはベネディクト・カンバーバッチとオリヴィア・コールマンがローズ夫妻を演じる。予告編は「愛する君のためなら、なんだってする」とアイヴィ(オリヴィア・コールマン)にテオ(ベネディクト・カンバーバッチ)が甘い言葉をささやくシーンからスタート。2人はそれぞれ完璧なキャリアを築き、子ども2人にも恵まれ、順風満帆な結婚生活を送り、誰もが理想とするカップルだった。しかし、建築家のテオが職を失ってしまったことをきっかけに、その愛に満ちた結婚生活は破綻に向かう。2人は激しい夫婦喧嘩を繰り広げ、燃える新聞紙や銃といった物騒なものも飛び出し…。予告編は映画ファンから「いいね!オリヴィアとベネディクトが実に“生き生き”とした演技を見せている」「予告編で爆笑した」「本編に期待ができる」「映画館で観たいタイプの映画!」と好評だ。『The Roses』は2025年8月29日全米公開予定。(賀来比呂美)
2025年04月17日2024年9月16日、スタジオジブリ作品『火垂るの墓』(英題:Grave of the Fireflies)が、動画配信サービス『Netflix』に登場。日本を除く190以上の国と地域で、配信が開始されました。直木賞受賞作家である野坂昭如さんの短編小説を、スタジオジブリの高畑勲監督が映像化した、同作。野坂さんの実体験をもとに描いた『戦争の悲惨さを訴える作品』として、多くの日本人に知られています。海外配信が開始されたというニュースは日本でも話題になり、Xでは『火垂るの墓』が一時トレンド入り。「外国人の反応が気になる」という声が、多数上がりました。「戦争を知らない世代は必ず観るべき」などといわれる一方で、トラウマになるほどに心を痛めてしまう人もいるこの作品は、世界の人たちには、どう受け止められているのでしょうか。Witness a timeless classic, Grave of the Fireflies is now playing only on Netflix! pic.twitter.com/vCUvUqCNeI — Netflix Anime (@NetflixAnime) September 16, 2024 『火垂るの墓』が配信されたことを知った外国人たちは、Xでこのようなコメントを投稿していました。・一度観たけれど、もう一度観ることはできないよ。・史上最高の戦争映画だと感じるよ。信じられないほど悲痛。だけど、真の傑作。・この映画は、永遠にあなたの心に残るでしょう。・今まで観た中で最も衝撃的で、悲しい映画の1つ。・正直オススメはしない。つらすぎて、1日が台なしになった。・映画を観てこんなに泣いたのは初めてです。誰もが一度は観るべき映画だけど、もう一度観たいとは思えない…。コメントを読んでいると『火垂るの墓』を観て感じる想いは、どの国の人も共通していることが分かります。もちろん賛否両論はありますが、どちらにしても『戦争の痛みを受け止めた結果、出てきた想い』であることは間違いないでしょう。海外の人たちの感想を読んだ日本人からは「感じることは同じなんだな」「全世界に公開した意義は確かにある」「涙が出た」といった声が上がっていました。世界中の誰もが、当たり前のように1日をスタートさせて、大切な人たちのそばで平和に暮らせることを、願っているはず。『火垂るの墓』の配信は、人々が本当の意味で幸せに生活していくためにはどうすればいいのかを、改めて考えさせる、1つのきっかけになったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2024年09月19日太平洋戦争時の放送の黒歴史を、アナウンサーの視点から赤裸々に描いた映画『劇場版 アナウンサーたちの戦争』が、8月16日(金) に公開される。NHKで昨年夏に放送された同名ドラマを再編集した作品だ。主役は、名調子のスポーツ実況中継で人気を博した天才アナウンサー、和田信賢。森田剛が演じている。和田アナをはじめ、当時の関係者はすべて実名で登場、驚くほどドラマチックな作品だが、これは実話である。『劇場版 アナウンサーたちの戦争』まだテレビもネットもない時代。一般国民にとって、ラジオが発する“生の言葉”は最も重要な情報源だった。太平洋戦争についても、1941年12月8日に放送された「帝国陸海軍は、本8日未明、西太平洋においてアメリカ、イギリス軍と戦闘状態に入れり……」という臨時ニュースで開戦を知り、1945年8月15日の玉音放送「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び……」で終戦を受けとめた。その重要な両方の放送に関わっていたのが、和田信賢アナ(森田剛)と若手の館野守男アナ(高良健吾)だ。和田信賢は34年(昭和9年)にNHKの前身である社団法人日本放送協会に入局した、アナウンサーの新規採用第1期生だ。25人いた同期のなかでも、天才とよばれた才能で、以降、プロ野球の初放送、小説の朗読などを名調子で語り、人気は全国にひろがった。最も話題になったのは、名横綱双葉山が70連勝を前に敗れた一番のアナウンスだ。天才肌ではあるが、昼間からお酒を飲み、アナウンサー室のソファーで高いびきをかくという、バンカラな豪傑タイプ。やるときはやって、キメてみせるので、皆からの信頼は厚い。一方、後輩の館野守男は、まだ20代。「国家の宣伝者」を自認している真面目な熱血漢だ。ふたりは、戦争が始まると、日本軍の戦況を伝える番組を担当。力強い声と言葉で勝利のニュースを電波に乗せ、番組も大人気となる。この映画は、そんな彼らを中心に、アナウンサーという職業に誇りと夢を持っていた当時の関係者たちが、どのように戦争に翻弄され、加担していったか、その秘話といっていいエピソードを、後に和田の妻となる女性アナウンサーの草分け・和田実枝子(橋本愛)の語りで綴っていく。もちろん、それはきれいごとではない。戦争が進むにつれ、国民の士気高揚のため、ラジオ放送は戦果ばかり大げさに語り、都合の悪いことは隠蔽するようになっていく。それも、ラジオを武器とした「電波戦」のひとつ。さらに、場合によってはフェイクニュースを流し、敵を混乱させるという謀略作戦も使われた。アジアへの戦線拡大に呼応して、放送局は次々と開設された。占領地の日本化を目的としたプロパガンダがその役割だ。和田の先輩・米良忠麿アナ(安田顕)、今福祝アナ(浜野謙太)、長笠原栄風アナ(渋川清彦)など重要なアナウンサーたちがアジア各地につぎつぎと赴任していった。館野もまた、3万人が犠牲となったインパール作戦に派遣され、“地獄”をみる。「虫眼鏡で調べて望遠鏡で喋る」、ていねいな取材が和田の信条だった。学徒出陣がきまった母校早稲田の野球部員たちを取材。主将の朝倉(『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』でも特攻隊員を熱演した水上恒司!)をはじめ、部員たちの心の内を知り、苦悩する。1943年10月、明治神宮外苑競技場(後の国立競技場)で開催された出陣学徒壮行会、ラジオ実況をまかされた和田は……。毎年、この季節になると、戦争のことが語られるが、ラジオと戦争をテーマにしたドラマは、これまで観たことがなかった。夢の機械も悪魔の拡声機になる──、メディアからの痛切な自己批判である。文=坂口英明(ぴあ編集部)【ぴあ水先案内から】池上彰さん(ジャーナリスト)「……戦争は戦地でだけ戦われていたわけではない。アナウンサーたちにも戦争はあったのです。」池上彰さんの水先案内をもっと見る()(C)2023 NHK
2024年08月05日『劇場版 アナウンサーたちの戦争』が、2024年8月16日(金)に公開される。戦時中の「電波戦」苦悩し葛藤するアナウンサーたちを描く『劇場版 アナウンサーたちの戦争』は、2023年8月14日(月)にNHK総合テレビ「NHKスペシャル」にて放送されたドラマを映画化した作品。実話をもとに、戦時中における放送と戦争の知られざる関わりを描く。題材となるのは、太平洋戦争において、日本軍の戦いを支えていたラジオ放送による「電波戦」だ。ナチスにならい、「声の力」で戦意高揚・国威発揚を図り偽情報で敵を混乱させていたのは、日本放送協会とそのアナウンサーたちだった。真実とは異なる報道や、国の扇動に加担しなければならなかったアナウンサーたちが、現実に悩み、葛藤する姿を映し出す。主演は森田剛物語の主人公は、開戦ニュースと玉音放送の両方に携わった伝説のアナウンサー和田信賢。主演・森田剛が演じる。この他、橋本愛、高良健吾、安田顕、大東駿介、浜野謙太、水上恒司といった面々がキャストに名を連ねている。主人公・和田信賢…森田剛戦前から全国的人気があった伝説のアナウンサー。相撲や野球の実況放送、ニュース、朗読、演芸番組など幅広い分野で活躍し“不世出の天才”と呼ばれた。戦況が悪化するにつれ、大本営発表を疑問視しはじめる。和田実枝子…橋本愛戦前の1939(昭和14)年に入局した、女性アナウンサーの草分け。軍や情報局の圧力で活躍の場を奪われてしまう。和田信賢の妻となる。館野守男…高良健吾開戦臨時ニュースを読み一躍名をあげた新進気鋭の若手アナ。米良忠麿…安田顕1931(昭和6)年に入局した和田信賢の先輩アナ。面倒見がよく後輩から慕われ、事務処理能力が高く、“電波戦士”として開戦後に派遣されたマニラ局ではナンバー2として局長を支えた。志村正順…大東駿介和田信賢の1期下の後輩。戦後もNHKを代表するスポーツアナとして活躍し続け野球殿堂入りした。今福祝…浜野謙太秘密裏にベトナムに派遣され、偽ニュースで敵軍を攪乱する謀略放送に従事したアナウンサー。朝倉寿喜…水上恒司早稲田大学生。野球部主将。1943(昭和18)年10月、神宮外苑の出陣学徒壮行会で送られ、終戦の年、特攻隊員として飛び立つ。赤沼ツヤ…藤原さくら学生時代は実枝子と同級生、入局も1939(昭和14)年の同期だった女性アナウンサー。川添照夫…中島歩和田信賢の後輩で多くのアナウンサーが戦争をあおる情熱的な“雄叫び調アナウンス”になっていく中で、「宣伝・情熱は危険だ」と勇気ある苦言を呈し続けた。長笠原栄風…渋川清彦集金係からアナウンサーに転身した頭脳派。オランダ領東インドのジャワ島への陸軍侵攻にあたって“謀略放送”による電波戦を主導、敵を混乱させ大きな戦果を挙げた。並河亮…眞島秀和日本放送協会で海外放送を担当していた番組制作のホープ。情報局発足にあたって、放送局とのパイプ役を求められ、情報局情報官として出向。中村茂…遠山俊也ラジオ放送開始の1925(大正14)年に入局。青年将校らが官邸など政府機関を占拠した二・二六事件では『兵に告ぐ』の名放送で投降を勧告したアナウンサー。松内則三…古舘寛治野球や相撲など日本のスポーツ実況放送の原型を作ったアナウンサーで講談調の実況が全国的に大人気だった。下村宏…小日向文世終戦の年1945(昭和20)年4月、情報局五代目総裁に就任。直前まで日本放送協会の会長を務め和田信賢アナを信頼していた。『劇場版 アナウンサーたちの戦争』あらすじ国民にとって太平洋戦争はラジオの開戦ニュースで始まり玉音放送で終わった。奇しくも両方に関わったのが天才と呼ばれた和田信賢アナと新進気鋭の館野守男アナ。1941年12月8日、大本営からの開戦の第一報を和田が受け、それを館野が力強く読み、国民を熱狂させた。同僚アナたちは南方占領地に開設した放送局に次々と赴任し、現地の日本化を進めた。しかし、やがて戦況悪化のなか、大本営発表を疑問視し始めた和田と「国家の宣伝者」を自認する館野は伝え方をめぐって激しく衝突する。出陣学徒を勇ましく送り出す実況を任され、ただ苦悩する和田を、妻となった実枝子が叱咤し目覚めさせる。そして館野もインパール作戦の最前線に派遣され戦争の現実を自ら知ることになる。戦争末期、マニラでは最後の放送を終えた米良に米軍機が迫る。そして戦争終結に向け動きだした和田たちにも…。【詳細】『劇場版 アナウンサーたちの戦争』公開日:2024年8月16日(金)出演:森田剛、橋本愛、高良健吾、浜野謙太、大東駿介、藤原さくら、水上恒司、降谷建志、渋川清彦、中島歩、眞島秀和、古舘寛治、小日向文世、安田顕作:倉光泰子音楽:堤裕介語り:橋本愛
2024年05月13日マイケル・ダグラス&キャスリーン・ターナーが夫婦役を演じたブラックコメディ『ローズ家の戦争』が、『The Roses(原題)』のタイトルでリメイクされるという。本作でローズ家の夫婦を演じるのは、ベネディクト・カンバーバッチ(『ドクター・ストレンジ』シリーズ)&オリヴィア・コールマン(『女王陛下のお気に入り』)。2人はそれぞれ自身の製作会社を通じて製作も行う。監督はジェイ・ローチ(『オースティン・パワーズ』)、脚本はトニー・マクナマラ(『哀れなるものたち』)で、現在開発段階だという。「Deadline」などが報じた。本作の主人公は、絵に描いたようなパーフェクト夫婦のテオ(ベネディクト)とアイビー(オリヴィア)。輝かしいキャリア、出来のいい子どもたちをもち、人がうらやむようなセックスライフも送っている。しかし、完璧な家族というのは見せかけの姿だった。テオの仕事上の夢が崩れ去った時、2人の対抗心と鬱積した恨みに火がつくことに…。ダニー・デヴィートが監督し、弁護士ギャビン役として出演もしたオリジナル版は、35年経ったいまも「素晴らしかった」「あの作品は完璧」と高い評価を受けている。映画ファンは「オリジナル版を超えるのはハードルが高いかも?」「ダニー・デヴィートの出演を期待!」「リメイクにはあまり興味がない方だけれど、これは楽しみ!」などの声をXに寄せている。(賀来比呂美)
2024年04月02日小学校の定番の宿題である、音読。国語の教科書を声に出して読むことで、漢字の正しい読み方などを確認でき、読解力も高められるといわれています。親は子供の音読を聞くことで、国語の授業でどんなことを勉強しているのか、知ることができるでしょう。息子の音読3人の兄妹を育てる、はんまま(hanma_ma)さんは、毎日長男の音読の宿題を確認しています。ある日、長男は教科書の新しい物語を読むことになりました。しかし、読み進めるうちに、だんだんと読むことがつらくなってきて…。親子で話の内容に号泣…!長男が読んだのは『ちいちゃんのかげおくり』という戦争文学でした。1982年に発行された、あまんきみこさんの作品で、1986年頃から小学3年生の国語の教科書に掲載されているため、知っている人も多いでしょう。あらすじは、両親と兄と幸せに暮らしていた、幼いちいちゃんが戦争により家族を失い1人ぼっちになって、悲しい結果を迎えてしまうというもの。戦争を知らない子供たちに、戦争によって起こる悲劇をやさしい言葉で伝えています。長男は主人公のちいちゃんが自分や、まだ幼い妹弟に重なり、思わず感情移入をしたのかもしれませんね。はんままさんも、長男の声がだんだんとかすれていくのを聞いて、つられて涙が滝のように流れてしまったそうです。投稿には多くのコメントが寄せられていました。・小学生の時に読みました。弟がそばで黙って聞いていたのを思い出します。・この話すごく覚えてます!今でも教科書にあるのですね。娘が読む時、私も目から滝が出そうです。・分かります…!親の立場で聞くと、ちいちゃんと自分の娘を重ねてしまい、涙が止まりませんでした。平和な日本で暮らしていると、戦争がもたらす恐怖や悲しみを想像する機会はほとんどありません。物語の音読を通して戦争について考え、家族でいろいろな話をするきっかけになるのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2023年11月22日「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス(FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS) 幻影戦争」が舞台化。『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争 ザ ステージ(THE STAGE)』が、2024年2月23日(金・祝)から3月3日(日)までヒューリックホール東京にて上演される。「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争」舞台化「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争」は、スクウェア・エニックスによって開発・販売されているRPG・ファイナルファンタジー(FF)シリーズのゲーム作品。「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス」と世界観を共有するタクティカルRPGで、累計ダウンロード数は2,400万を突破。シリーズの中で常に上位をキープする人気タイトルだ。作中では、王国を守る戦いや親⼦・仲間との絆が描かれている。そんな「ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争」初のストレートプレイ(※)による舞台化が実現。脚本・演出は、人気ゲーム「NieR:Automata」と世界観を同じくする『舞台ヨルハ』シリーズの演出(少年ヨルハ除く)や、永井豪原作の国⺠的アニメ「キューティハニー」を舞台化した『Cutie Honey Emotional』などを手掛けてきた松多壱岱が担当する。※台詞に音楽などを用いない一般的な舞台演劇。主演・M!LK吉⽥仁人が モント・リオニスに主演は、ボーカルダンスユニット「M!LK」のリーダーを務める吉⽥仁⼈。初の主演舞台となる『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争 ザ ステージ』において、⾚き獅⼦の国リオニスの若き王⼦モント・リオニスを演じる。シュテル・リオニス役に武藤潤、マシュリー・ホルン役に川上千尋さらに、王⼦シュテル・リオニス役としてダンスボーカルグループ「原因は⾃分にある。」の武藤潤、王⼥マシュリー・ホルン役として「NMB48」で活躍する川上千尋が出演する。登場人物モント・リオニス…吉⽥仁⼈⾚き獅⼦の国リオニスの若き王⼦。王エルデと王妃ヘレナの間に⽣まれた双⼦の兄。リオニスの第⼆部隊「蒼穹」を率いる。争い事を好まず列強とはを競うべきでなく、共存すべきと考えている。ホルンの王妃マシュリーと出会ったことをきっかけに、強くなければ愛するものを守れないのだと思い知る。シュテル・リオニス…武藤潤双子の弟で、モントとは兄弟。リオニスの第一部隊「勇壮」を率いる。剣の腕は⽗親譲り、兄モントを差し置いてリオニスの次期国王に推す者も少なくないほど。⽗に認められたい一心で戦場に出ることを希望しているが、⼀向に願いが叶わないため、エルデに対して不信感を募らせていく。マシュリー・ホルン…川上千尋鉄の美姫として知られる⼤国ホルンの王⼥。芯が強く、一度決めたことは絶対に曲げない性格。誰よりも⼈を⾒る⽬に優れている。フェネスへと嫁ぐ道中に正体不明の賊に襲われてしまうが、モントたちに助けられ、運命的な出会いを果たす。リリシュ…⾚井沙希モントが率いる部隊「蒼穹」の⼥騎⼠。モントには戦でなく弟の⾯影をみている。剣の腕は周辺の国々に知れわたっているほどで、人々から恐れられている。⼝は悪いが義に厚い。ラマダ…清井咲希「蒼穹」の⼥槍術⼠。リリシュの右腕として活躍している。随⼀の占星術師で、その実⼒は王であるエルデから助⾔を求められるほど。サーダリー・クルステア…浦野秀太クリスタル教の教祖。数多くの宗徒を抱えている。ある⽬的を果たすため各地でクリスタルを集め、そこに秘められている魔⼒を抽出しようとしている。また、ホルンとフェネスの同盟を締結させた張本⼈。シュテルの⼒になりたいと⽩々しく⼝にするが、その真意は謎に包まれている。シュゼルト…桜庭⼤翔ホルンの第⼀部隊「堅牢」に所属する騎⼠。命知らずの⼀番剣。恋⼈ナイアとの婚姻の儀を3日後に控え、フェネスへ嫁ぐマシュリーの護衛を命じられる。オー…⽯坂勇リオニスに客⼈として招かれた、⼤陸に名を馳せる凄腕の剣⼠。いつしか勇壮に所属することに。双子の王子に剣の指導をし、リオニスの王妃ヘレナから絶⼤な信頼を得ている。部下思いな性格の持ち主で、フェネスとの戦いの中で部下を逃すために命を落とした。ムラガ・フェネス…レイザーラモンHG辺境の地を⽀配する蛮族の王フェネスの王。戦を好み、その強さと残虐性から“⻤神”の名で恐れられている。目的は、リオニスの⾎を根絶やしにすること。サーダリーを崇拝しており、「古代の遺物」を授けられた。ギルガメッシュ…姜暢雄すべてが謎に包まれた⼈物。彼が持つ鋼の翼は天空のみならず、刻さえも超えると⾔われる。ヘレナ・リオニス…鈴⽊紗理奈モント・シュテルの⺟である王妃。初代リオニス王から仕えていた貴族の末裔。⾃分を⾒染めてくれたエルデに全幅の信頼を寄せており、命を差し出す覚悟ができている。エルデ・リオニス…前川泰之リオニスの王。リオニスの⾎を絶やさないことを第1に考え、ときには息⼦たちへの愛情を捨て、どちらか⼀⼈が⽣き延びるようにと冷静な判断をくだす場面も。あらすじ列強に囲まれたリオニス。「翼ある者」に授けられた「指輪」があることから、小国でありながらも⼀⽬を置かれる存在であり続けていた。ビジョン、すなわち具現化された想いを使役し、戦わせることのできる⼒は、それほどまでに各国にとって脅威となっていた。だがそんなリオニスに⽣まれた双⼦の王⼦、モントとシュテルの確執は、⻑きに渡る幻影戦争の戦端を開くことになるのだった。【詳細】『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争 ザ ステージ』原作:FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS 幻影戦争(スクウェア・エニックス)音楽:上松範康脚本・演出:松多壱岱出演:吉田仁人(M!LK) 、武藤潤(原因は自分にある。) 、川上千尋(NMB48) 、赤井沙希、清井咲希、浦野秀太(OWV)、桜庭大翔 、石坂勇、レイザーラモンHG、姜暢雄、鈴木紗理奈、前川泰之<公演情報>公演日程:2024年2月23日(金・祝)~3月3日(日)全14回公演会場:ヒューリックホール東京住所:東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町センタービル 11Fチケット料金:・FF席(グッズ付) 13,500円、FF席 12,000円※注釈有り、B席 9,900円、E席 8,800円※客席後⽅ブロックとなる。※FF席(グッズ付)及びFF席は、客席前⽅ブロック&中通路K列になる。※FF席(グッズ付)はゲームビジュアル⼊り特製アクリルスマホスタンド&全キャストキービジュアル⼊り特製ポストカードとなる。※FF席(グッズ付)のゲームビジュアル⼊り特製アクリルスマホスタンド&全キャストキービジュアル⼊り特製ポストカードはグッズでの販売はない。※FF席(グッズ付)のグッズは公演当⽇、会場にて要引き換え。公演期間以降の引き渡しはできない。※FF席(グッズ付)の販売は先⾏販売のみとなる。※FF席(グッズ付)とFF席の座席の優劣はない。先行発売日:2023年10月18日(水)12:00一般発売日:2023年12月17日(日)10:00©SQUAREENIX ©「FFBE幻影戦争THESTAGE」実⾏委員会
2023年10月21日1941~1945年に起こった太平洋戦争は、各地で幾度となく戦闘が行われ、多くの人が命を落とした悲しい歴史。また、日本への原子爆弾(以下、原爆)の投下も、忘れてはならない出来事として刻まれています。1945年8月6日に広島県、そして同月9日に原爆によって多くの人が命を落とし、日本は実戦による唯一の被爆国となりました。終戦から78年が経過した2023年現在も、原爆が投下された日になると、各県で犠牲者を追悼し、平和を祈る式典が行われています。日本人妻が、アメリカ人夫に勇気を出して戦争の話を切り出した理由アフリカ系アメリカ人の夫であるボビさんと結婚し、2人の間に生まれたジョセフくんを育てている、日本人のチコ(chiko_0913.2022)さん。チコさんは、長崎県に原爆が投下された8月9日を迎えるたびに、あることを考えるといいます。それは、「もしかしたら、自分はこの世に生まれていなかったかもしれない」ということ。祖父らは、原爆の投下候補地であった福岡県北九州市周辺の出身でした。もし北九州市に原爆が投下されていたら、チコさんは生まれていなかった可能性があるのです。チコさんは、ある想いからボビさんに太平洋戦争、そして原爆についての話を切り出すことにしました。戦時中、チコさんの祖父とボビさんの大叔父は、軍に所属して敵対する身でした。両者ともに、戦時中は異なる信念を持っていたはず。そして、直接戦争を経験していないチコさんとボビさんも、同じ歴史を学びながらも、国によって異なる価値観を持っていることでしょう。それをよく分かっていたため、夫婦間でこの話をすることに、勇気を要したというチコさん。しかし、あえて歴史について話すことにしたのは、息子のジョセフくんのためでした。「日本とアメリカ両方の血を引くからこそ、息子にはお互いの国の歴史観を教えていかないと」まだ幼いジョセフくんも、勉強に励むことで、いつか戦争のことを知る日が来るでしょう。かつては敵対していた国に生まれた2人が結ばれ、ジョセフくんが生まれたのは、平和あってのもの。だからこそ、チコさんは祖父の想いや、こうして家族が巡り合うまでの歴史を伝えていきたいと思ったのです。国際結婚をしたチコさん一家ならではのエピソードに、漫画を読んだ人からは「涙が出た」「戦争というものについて、考えさせられる」といった声が寄せられています。「原爆だけでなく、戦争で亡くなったすべての人たちが、少しでも安らかに眠れますように」という世界平和の願いを込めて、漫画を描いたチコさん。1945年に幕を下ろした太平洋戦争以降、幸いなことに日本では戦争が起こっていません。しかし、平和な日々がいつまでも続く保証はないでしょう。過去をしっかりと学び、次の世代に語り継いでいくこと。それが、私たちにできる平和を守るための努力ではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年08月10日文化活動の支援・補助を行うNPO法人文化活動支援会まつり(所在地:埼玉県川越市、理事:奥野 雅嵩)は、沖縄戦を題材とした演劇公演『舞台「六日戦争~東洋一の飛行場~」』を2023年8月12日(土)~8月13日(日)に埼玉県・さいたま市産業文化センターで行います。イベント詳細: フライヤー■『舞台「六日戦争~東洋一の飛行場~」』開催の背景昨年2月より開始されたロシアによるウクライナ侵攻の戦況は、1年以上経過した今でも終わる気配を見せません。日本でも開戦直後は多くの注目を集めましたが、時間が経つにつれ世間は関心を失っていっており、既に終わった事かのように全く意識をしていない人も少なからずいます。隣国で起きている戦争の現実すら凄まじい速度で人々の意識から外れていく中で、このままでは日本が関係している戦争の痛ましい記憶は受け継がれず、歴史上の記録のみ残り、戦争というもののもたらす凄惨な実態を語り継いでいくことなど不可能なのではないかとすら思いました。どうにかこの状況を打破するために、戦争を題材とした舞台公演を行い、戦争に対する興味・関心を絶やすことなく、平和を継続していく方法を考えるきっかけを与えることが必要だと感じました。■『舞台「六日戦争~東洋一の飛行場~」』について本舞台に出演する役者は10代から20代が大半を占めています。未来を担う若者が戦争の記憶を繋ぎ、さらに次の世代に受け継いでいくために、稽古に邁進しております。舞台の魅力でもある登場人物と来場者が同じ空間を共有することにより生み出される臨場感と、作品の登場人物と年の近い若者が魂を燃やして演じることで生まれる迫力が合わさることにより、どんな映像作品や学校の授業よりも戦争というものに真に迫った内容をお届け致します。■開催概要イベント名 : 舞台「六日戦争~東洋一の飛行場~」開催日程 : 2023年8月12日(土)~8月13日(日)開催時間 : 2023年8月12日(土)12:00開演/17:30開演8月13日(日)12:00開演/17:30開演※全日程、開場は開演の30分前会場 : さいたま市産業文化センター(〒338-0002 埼玉県さいたま市中央区下落合5丁目4-3)アクセス : (1)JR埼京線 与野本町駅東口下車 徒歩6分(2)JR京浜東北線 与野駅西口下車 徒歩15分参加費 : 全席自由席6,000円(税込)、18歳未満無料定員 : 250名主催 : NPO法人文化活動支援会まつり申込方法 : 当会ホームページにてチケット販売中公式サイト : ■会社概要商号 : NPO法人文化活動支援会まつり代表者 : 理事 奥野 雅嵩(おくの まさたか)所在地 : 〒350-1175 埼玉県川越市笠幡156-297 フラワリー霞ヶ関501号設立 : 2014年03月事業内容: イベントの開催、管理、運営URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】NPO法人文化活動支援会まつりTEL : 049-277-3314お問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月03日戦争に翻弄される、ウクライナ、ユダヤ、ポーランドの3家族を描く『キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩』よりシーン写真が解禁された。ウクライナの民謡を基に生まれた楽曲<キャロル・オブ・ザベル>の歌に支えられ、戦時下でもひたむきに生き続けた家族の姿を描き出した本作。この度、解禁となったのはシーン写真10点。訪問者の度に怯えながら玄関のドアを開く姿や、政府に連行されることが決まったユダヤ人家族が、なんとかして子どもだけ残そうと静かに別れを交わし<2度と戻れない旅>に向かう姿のほか、ウクライナ、ユダヤ、ポーランド、それぞれ国は違っても、戦火のもと、ともに身を寄せ合いながら過ごす子ども達の様子などがとらえらている。いずれも身勝手な国の事情に翻弄され生活を奪われながら、それでもなんとか生き抜こうとする<普通の人たち>の姿を切り取っている。ロシアによるウクライナへの侵攻が始まったのは2022年2月24日。ウクライナは抵抗を続けているが、この戦争は現在も世界中に多大な影響を与え続けている。本作が作られたのは2021年だが、本作で描かれる戦争の理不尽さは、この侵攻が始まることを予感していたかのようだ。『キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩』は7月7日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年05月13日日本は、実戦による唯一の被爆国。第二次世界大戦中の1945年に広島県と長崎県に原子爆弾(以下、原爆)が投下され、多くの人が命を奪われました。「戦争や原爆の恐ろしさを忘れてはならない」という想いから、終戦からおよそ77年が経過した2023年現在も、経験者の残した話や作品によって語り継がれています。『はだしのゲン』が広島の『平和教育プログラム』から削除に広島県広島市出身である漫画家の中沢啓治さんが、自身の被爆体験を元に描いた漫画『はだしのゲン』。同年2月17日、広島県広島市立の小中高校が取り組む『平和教育プログラム』の教材から、『はだしのゲン』の掲載がなくなることが分かりました。故・中沢啓治さん産経ニュースによると、同作が教材から削除されるのは、市教育委員会が「漫画の場面だけでは被爆の実相に迫りにくい」と判断したためとのことです。市教育委員会は、今回の変更について「継承と発信を大事にし、よりよい教材にするために改訂した。『はだしのゲン』を遠ざけるつもりはない」とコメント。令和5年度からの新教材では、原爆で家族を失った女性と、その体験を語り継ぐ娘について取り上げるといいます。『はだしのゲン』削除にネットから疑問の声同プログラムは、小学生から高校生を対象にした4冊で構成される教材を使い、被爆の実相を伝えるためのものです。図書館や学校の図書室の本棚に並ぶ『はだしのゲン』を通して、子供の頃に戦争や原爆の恐ろしさを知った人は、少なくないでしょう。だからこそ、ネット上では『はだしのゲン』が教材から削除されることに対し、疑問を抱く人が声を上げています。また、Twitterでは『#はだしのゲンをなくすことに抗議します』というハッシュタグが作成され、多くの抗議の声が寄せられました。・『はだしのゲン』は確かに描写が怖いけれど、絵を通してその恐怖を伝えてくれる素晴らしい作品だと思う。・子供の頃に読んで、衝撃を受けた作品。未来の子供たちにも伝えていくべきではないか。・よりによって広島県の教材から削除だなんて。あんなにも被爆の実相に迫りやすい作品はないだろう。『はだしのゲン』を出版する株式会社汐文社によると、今回の報道によって多数の問い合わせや、単行本の注文が寄せられたとのこと。同社は「直接作品に触れ、戦争と平和について考えるきっかけにしていただけますと幸いです」とコメントを掲載しています。終戦からおよそ77年が経過し、戦争を体験した人が徐々に少なくなっている現代。だからこそ、平和を守っていくためにも、先人が遺した想いを受け継いでいくのが大切ではないでしょうか。[文・構成/grape編集部]
2023年02月19日昨年劇場公開された『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』が、3月4日(土)に地上波初放送される。本作は、漫画「大長編ドラえもん のび太の宇宙小戦争」の再映画化。ある夏の日、のび太は手のひらサイズの宇宙人・パピと出会う。パピは、遠い宇宙の彼方にあるピリカ星の大統領で、反乱軍から逃れるために地球にやって来た。ドラえもんたちはパピの故郷・ピリカ星を守るため、宇宙に向けて出発するという、宇宙を舞台に大冒険を繰り広げる夢いっぱいのストーリー。また放送では、最新作『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』をひと足早く鑑賞したゲストたちからの感想コメント特別映像も公開する。加えてCSテレ朝チャンネル1では、最新映画に登場する数々のひみつ道具にまつわるTVシリーズの厳選エピソードを一挙放送する。3月3日(金)公開、42作目となる映画シリーズ最新作『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』は、古沢良太が脚本を担当する、誰もが幸せに暮らせて何もかもが完璧な世界、空に浮かぶ<理想郷>を舞台にした物語。ドラえもんたちは、空をかける大冒険へと飛び立つ。『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』は3月4日(土)18時56分~テレビ朝日にて放送。「『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』公開記念ひみつ道具大予習スペシャル!」は3月3日(金)18時~CSテレ朝チャンネル1にて放送。(cinemacafe.net)■関連作品:映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021 2022年3月4日より全国東宝系にて公開©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2021映画ドラえもん のび太と空の理想郷 2023年3月3日より全国にて公開©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2023
2023年02月11日草彅剛の“戦争シリーズ”「罠の戦争」第3話が1月30日放送。草彅さん演じる鷲津に訪れた“転機”に「凄い展開になってきたなぁ…」等、SNSに驚きの声が上がる一方、犬飼には「わ・し・づ」が聞けないのはちょっと寂しい」といった反応も送られている。人気を博した「銭の戦争」「嘘の戦争」に続くシリーズ第3弾となる本作は、息子が何者かに瀕死の重傷を負わされた議員秘書が、事件をもみ消された政治家に復讐していくリベンジエンターテインメント。20年にわたり犬飼孝介の秘書として仕えてきたが、自分の息子が瀕死の重傷を負った事件について“もみ消し”を指示されたことで、“弱い者には弱いなりの闘い方がある”と復讐を決意した鷲津亨役で草彅さんが主演。休みなく働く亨の代わりに家事育児をワンオペでこなしてきた妻の可南子に井川遥。犬飼に恨みを抱き鷲津に力を貸す秘書見習いの蛯沢眞人に杉野遥亮。パワハラに悩まされてきた私設秘書の蛍原梨恵に小野花梨。鷲津が復讐のために情報を流す週刊誌記者・熊谷由貴に宮澤エマ。鷲津に息子の事件は事故だとするよう圧をかける内閣府特命担当大臣・犬飼孝介に本田博太郎。週刊誌記者の熊谷由貴に宮澤エマ。蛍原にパワハラを行う虻川勝次に田口浩正。亨が秘書を務める内閣府特命担当大臣の犬飼孝介に本田博太郎。粗暴な性格で様々なトラブルを抱える犬飼の息子・俊介に玉城裕規。鷲津とは秘書時代からの友人で今は議員になった鷹野聡史に小澤征悦。若くして総理大臣となった竜崎始に高橋克典。鷲津の息子のことを気遣う鴨井ゆう子に片平なぎさ。鷹野の後ろ盾になっている与党・民政党幹事長の鶴巻憲一に岸部一徳といった俳優陣が共演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。鷹野の調べで息子の事故が当初、事件として捜査されていたが何者かの圧力で事故扱いになったこと、さらにバスの中で老女に席を譲るよう泰生に促された男が、泰生を追うようにしてバスを降りたこともわかる。一方、虻川の裏帳簿のコピーを調べるなかで、事務所資金が俊介のために私的流用されていることを突き止める。俊介は逆上しあちこちで暴力沙汰を起こし、そのたびに示談金を支払って解決していたのだ…というのが3話のストーリー。終盤、犬飼が胸の痛みを訴え苦しみ出す。病院に搬送された犬飼は鷲津に息子を突き落とした犯人は知らない、と告げる。そして犬飼の後釜として鶴巻と鷹野は鷲津を擁立する…というラストだった。「まさか鷲津が選挙に出る事になるとは」「鷲津さん出馬かぁー!!凄い展開になってきたなぁ…」「色々な思惑重なって鷲津が地盤引き継ぐのか~」など、SNSに驚きの声が上がる一方、「犬飼大臣だったけれど退場はちょっと寂しい」「「わ・し・づ」が聞けないのはちょっと寂しい」「犬飼大臣…これで終わりじゃないよね…」など、犬飼の“退場”を惜しむ視聴者からの投稿もタイムラインを流れている。【第4話あらすじ】「権力をふりかざす奴と闘いたいなら、お前も力を持て」――鷹野から次の総選挙に出馬するよう打診された鷲津だが、肝心の選挙資金が足りず、鶴巻と鷹野は地元の有力者で後援会長の鰐淵益男(六平直政)を味方につけるよう助言するが、鰐淵は犬飼との関係が深く、地盤を継ぐのは俊介だと考えており、個人的にも犬飼に何やら借りがあるようだった…。「罠の戦争」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年01月31日2022年2月に始まった、ロシアによるウクライナへの侵攻。もうすぐ1年が経とうとしている2023年1月26日現在も各地が戦地となり、建物が破壊されるほか、多くの死傷者が出ています。そんな中、『デヴィ夫人』の愛称で親しまれているタレントのデヴィ・スカルノさんが、ウクライナの首都であるキーウを訪れていることが明らかになりました。ウクライナを訪れたデヴィ夫人の言葉に反響およそ60年前の1962年にウクライナを訪れたことがあり、さまざまな経験からウクライナには『特別な思い』があるというデヴィ夫人。国際慈善家として活動するデヴィ夫人は、ウクライナで苦境に立たされている人たちに支援物資を届けるため、立ち上がったといいます。駐日ウクライナ大使館に相談した結果、大使館側はデヴィ夫人の運営する慈善団体に支援物資の輸送を依頼。デヴィ夫人は自ら手渡しできる支援物資を運ぶと、民間人の虐殺が起こった病院などを訪問し、直接それらを届けました。戦地では、いつ誰が命を落とすかが分かりません。危険を承知でこうして行動に移した理由について、デヴィ夫人はこのように想いを明かしました。ウクライナ警察とミリタリー・ポリスの方たちが、ちゃんと警護してくださっています。私は戦争も経ていますし、クーデターも経験していますし、革命も経験していますし、暴動の経験もしています。怖いものはないです。FNNプライムオンラインーより引用2023年現在はタレントとしての知名度が高いデヴィ夫人ですが、インドネシアのスカルノ元大統領の夫人でもあります。1965年に軍事クーデターが起こり、スカルノ大統領が失脚したため、身を守るために日本へ帰国した経験もありました。終戦から77年が経過し、戦争を体験していない世代が大半になった日本。そんな中、デヴィ夫人はさまざまな場で命の危機にひんしてきたのです。デヴィ夫人は同様の思いを自身のブログでも明かしており、ネットでは経験者だからこそ持つことのできる強い意志に、続々と反響が上がりました。・デヴィ夫人の生い立ちや人生経験だからこそいえる言葉だ。頭が下がる思いです。・説得力がすごい…。デヴィ夫人ってタレントの印象が強いけど、スカルノ夫人なんだよね。・言葉の重みが違う。本当に、いてもたってもいられなくなったんだろうな。ブログで「ウクライナの方々の勇気を讃え、できる限りの助力をしてまいります」と述べている、デヴィ夫人。その想いは、自らが苦境に立たされた経験があるからこその、優しさと強さなのかもしれません。デヴィ夫人の行動は、多くの日本人に「自分の力では、平和のために何ができるだろうか」と考えるきっかけを与えてくれたようです。[文・構成/grape編集部]
2023年01月26日草彅剛主演の「罠の戦争」が1月16日放送開始。人気シリーズの復活と草彅さんの演技にSNSには「もう一度見れるの切実に嬉しい」「シリーズをずっと待ってた」「期待しかない」など絶賛と歓喜の声が溢れている。草彅さんが主演してきた「銭の戦争」「嘘の戦争」に続く戦争シリーズ第3弾となる本作は、議員秘書の息子が瀕死の重傷を負う事件が起きる。しかし突きつけられたのは命をかけて尽くしてきた政治家からの非情な“もみ消し”の指示と裏切り。その時、彼の中で、何かが大きく変わる…というストーリーが展開。長い秘書生活で培った政治の世界での知略と人脈と情報を駆使し、息子を重体にした“何者か”の真相を追いながら、権力を振りかざして事件を隠蔽しようとする国会議員へ壮絶な復讐を仕掛けていく鷲津亨を草彅さんが演じる。また休みなく働く亨の代わりに家事育児をワンオペでこなし、反旗を翻す亨とともに修羅の道を進む亨の妻・鷲津可南子に井川遥。大学院で植物学の研究を行っていたが家庭の事情から退学し、亨と同じ議員事務所で秘書見習いとして働くことになる蛯沢眞人に杉野遥亮。仕事ができて気が利き亨に信頼されている私設秘書だが、高圧的な先輩秘書のパワハラに悩んでいる蛍原梨恵に小野花梨。週刊誌記者の熊谷由貴に宮澤エマ。蛍原にパワハラを行う虻川勝次に田口浩正。亨が秘書を務める内閣府特命担当大臣の犬飼孝介に本田博太郎。亨の友人で二世議員の鷹野聡史に小澤征悦。民政党幹事長・鶴巻の力で若くして総理大臣の座まで上り詰めた竜崎始に高橋克典。女性支援の活動を続け初の女性総理大臣を狙う鴨井ゆう子に片平なぎさ与党・民政党幹事長の鶴巻憲一に岸部一徳といったキャストも出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。衆議院議員・犬飼孝介の第一秘書を務める鷲津亨は、20年前、路頭に迷っていた自分に手を差し伸べてくれた犬飼に恩義を感じ、以来、命がけで犬飼に尽くしてきた。そんななか大臣就任後初の政治資金パーティーが行われ、そこで亨は眞人と出会い、それをきっかけに眞人は犬飼のもとで働くことに。パーティーの最中、妻の可南子から中学生の息子・泰生(白鳥晴都)がけがをして、意識不明の重体だと知らせが入る。何者かによって歩道橋から突き落とされたらしいが、捜査を担当する刑事からは事故の可能性を告げられる。さらに犬飼大臣から泰生の事件は“けが”だったことにするよう強く迫られ、亨の復讐が始まる…というのが1話の展開。「草彅くんはじめとする役者陣と脚本・演出の組み合わせに期待しかない」「草彅主演カンテレ制作っていつになってもほんと面白いな」「戦争シリーズやっぱりハズレない、草彅くんの演技がシンプルにすき」「期待通りの面白さ。やっぱり草彅くんの顔が震えるほどの演技が凄すぎる」など、1話を見た視聴者からSNSにそのストーリーと草彅さんの演技を絶賛する声が投稿される。「草彅くんの戦争シリーズのドラマもう一度見れるの切実に嬉しい」「このドラマのシリーズをずっと待ってた」など、戦争シリーズの復活を喜ぶ視聴者からの声も続々とSNSに届けられており、多くの視聴者が本作の放送開始に歓喜の声を上げている。【第2話あらすじ】泰生の事件をもみ消そうとする犬飼を失脚させようと決意した亨は、まずは大臣の懐刀である政策秘書の虻川を排除する作戦に打って出る。虻川の生命線ともいえる裏帳簿を何とかして手に入れようと画策し、眞人に虻川の動きを見張ってほしいと頼む。眞人は言われた通り虻川の行動に目を光らせるが、そこには、今は亡き大切な家族への思いが秘められていた…。「罠の戦争」は毎週月曜日22:00~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2023年01月17日空がつなぐまち・ひとづくり推進協議会(事務局:兵庫県加西市北条町横尾1000番地 加西市役所、会長:西村 和平)は、シンポジウム「マンガが伝える戦争~戦争表現の多様性と可能性~」を2023年2月11日(土)、熊本県錦町の錦町立人吉海軍航空基地資料館(にしき ひみつ基地ミュージアム)で開催します。イベントHP: マンガが伝える戦争~戦争表現の多様性と可能性~■開催背景マンガはいつの時代も人々の傍らにあり、その時代において世相を表してきました。マンガは、どのように戦争を表現し、戦争の悲惨さや平和の尊さを世の中に伝えてきたのか。第1部では、京都精華大学マンガ学部教授、吉村 和真氏に「マンガが伝える戦争」と題し基調講演をいただき、第2部では、戦争を題材とする現代のマンガ家を招いての「マンガが伝える戦争~戦争表現の多様性と可能性~」と題してのパネルディスカッションを行います。主催:空がつなぐまち・ひとづくり推進協議会主管:錦町■開催概要イベント名:「マンガが伝える戦争~戦争表現の多様性と可能性~」開催日時 :2023年2月11日(土)時間 :13:00~16:00会場 :山の中の海軍の町 にしき ひみつ基地ミュージアム(多目的ホール)〒868-0301 熊本県球磨郡錦町大字木上西2-107参加費用 :無料(事前申し込みの必要あり)■内容<第1部> 基調講演 13:20~14:15○「マンガが伝える戦争」京都精華大学マンガ学部教授 吉村 和真氏(よしむら かずま)<第2部> パネルディスカッション 14:30~15:55登壇者○漫画家 武田 一義氏(たけだ かずよし)※オンライン参加「ペリリュー ―楽園のゲルニカ―」作者○漫画家 野上 武志氏(のがみたけし)「空がつなぐまちとひとの物語」「紫電改のマキ」作者○「那須良輔記念館」職員 中尾 章太郎氏(なかお しょうたろう)○にしきひみつ基地ミュージアム 副館長 平本 真子氏(ひらもと まこ)コーディネーター〇京都精華大学マンガ学部教授 吉村 和真氏(よしむら かずま)■参加申し込み方法締め切り 1月23日(月)シンポジウムへの参加希望は、webの「申し込みフォーム」「Eメール」「ハガキ」のいずれかで申し込みください。応募者多数の場合、抽選を行います。参加者には開催1週間前を目処に「参加証」を郵送いたします。開催当日、「参加証」を受付に提示してください。(1) オンライン申し込みチラシ二次元バーコード、錦まち観光協会HP(時を旅する錦町【公式】)から申し込みフォームを利用ください。(2) Eメールの場合メール本文に必要事項を入力し、下記アドレスまで送信してください。メールアドレス: nishikitourism@gmail.com (3) ハガキの場合ハガキに必要事項を明記し、シンポジウム事務局宛にて郵送ください。【必要事項】参加者の郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号、同伴者(1名まで)の氏名/年齢、車椅子利用の有無【抽選結果】当選者には、締切後ハガキで「参加証」を発送します。落選した方には「申し込みフォーム」「Eメール」をご利用の方→「Eメール」、「ハガキ」をご利用の方→「ハガキ」で通知を郵送いたします。〇空がつなぐまち・ひとづくり推進協議会旧海軍飛行場にゆかりのある姫路市、加西市、宇佐市、鹿屋市、そして地域の市民団体や観光協会等で2018年7月28日に設立され、2022年5月27日に錦町が加盟。平和な空のもと、地域進行や交流人口の拡大に取り組み、将来的には全国各地の関連団体ともつながることを推進しています。加盟自治体(兵庫県姫路市、加西市、大分県宇佐市、鹿児島県鹿屋市、熊本県錦町)空がつなぐまち・ひとづくり推進協議会 ロゴ〇吉村 和真氏 プロフィール専門分野:思想史/マンガ研究所属 :京都精華大学マンガ学部教授、マンガ学部共通教員大学院マンガ研究科、専務理事吉村 和真氏立命館大学大学院博士後期課程単位取得退学。現在、これまで蓄積してきたマンガ研究成果の社会還元を進めている。専門は思想史・マンガ研究。主編著に『差別と向き合うマンガたち』(2007年)、『マンガの教科書』(08年)、『複数の「ヒロシマ」』(12年)、「コンビニエンスなマンガ体験としての『知覧』―『実録神風』のメディア力学」(福間良明・山口誠編『「知覧」の誕生』所載、15年)、「手塚治虫―逆風が育んだ「マンガの神様」」(岩波叢書『ひとびとの精神史』4巻所載、15年)、『障害のある人たちに向けたLLマンガへの招待―はたして「マンガはわかりやすい」のか』(18年)、「ギャンブルマンガのメディア論―『パニック7』という名のパチスロマンガ雑誌が賭けたもの―」(日本記号学会編『賭博の記号論』所載、18年)。など。〇野上 武志氏 プロフィールマンガ家・イラストレーター2000年に短編『RUN MEROS RUN』でデビュー日本漫画家協会会員『紫電改のマキ』アニメ『ガールズ&パンツァー』キャラクター原案補佐単行本:『紫電改のマキ』(秋田書店1-15巻)、ガールズ&パンツァー リボンの武者(KADOKAWAメディアファクトリー 一刊 1-16巻)他多数野上 武志氏 作品1野上 武志氏 作品2〇武田 一義氏 プロフィールマンガ家北海道岩見沢市出身。2012年、自身の闘病体験を綴った『さよならタマちゃん』(講談社)でデビュー。同作がマンガ大賞2014年第3位に選出されるなど、注目を集める。2016年から『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』の連載を開始。2017年第46回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞。2021年4月、本編完結と同時にアニメ化が発表され、注目を集めている。『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』作中画像代表作『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』1944年、夏。太平洋戦争末期のペリリュー島に漫画家志望の兵士、田丸は居た。そこはサンゴ礁の海に囲まれ、美しい森に覆われた楽園。そして日米合わせて5万人の兵士が殺し合う狂気の戦場。祖国から遠く離れた小さな島で、彼らは何のために戦い、何を思い生きたのか!?「戦争」が「日常」にあった時代、若者が見た真実の記録。『ヤングアニマル』(白泉社)にて2021年4月まで連載された『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』。2016年に単行本発売以来、新聞各社でも取り上げられた話題作で、完結と同時にアニメ化も発表された。著者の武田 一義氏は「戦争のリアルを伝えながら、今の時代に広く読んで貰えるよう、試行錯誤して描いている作品」と語る。第25回手塚治虫文化賞 マンガ大賞ノミネート。第46回日本漫画家協会賞優秀賞受賞。■インフォメーション会場となるひみつ基地ミュージアムは、太平洋戦争末期の1943年に旧日本海軍が作った人吉海軍航空基地の歴史を紹介する平和資料館です。魚雷調整場見学ツアーは入館料に含まれます。広大な飛行場や教育施設、無数の地下施設。これらはなぜつくられ、どのような活動をしていたのか。歴史やひみつの地下壕見学をとおして戦争末期の情勢と地元の人々の生活を肌で感じることができます。当時を生きた人々の証言や、残されたものを通して、命の尊さや平和の大切さについて考えるきっかけの場です。魚雷調整場見学ツアー■イベント当日のご見学についてイベント当日、ミュージアムご見学をご希望の方は、午前9時から開館しております。なお、地下魚雷調整場見学ツアーは、9時30分、10時30分、11時30分スタートのガイドツアーをご利用ください。開館時間:9:00~16:00入館料 :大人(高校生以上) 800円・小中学生 500円・未就学児 無料■気球搭乗体験 同時開催!!シンポジウム チラシ(表)シンポジウム チラシ(裏) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月16日来年1月の草彅剛主演ドラマ「罠の戦争」放送に先駆けて、同じく草彅さん主演のドラマ「銭の戦争」「嘘の戦争」を12月16日(金)より「TVer」にて期間限定配信することが決定した。2015年に放送された戦争シリーズ第1弾「銭の戦争」は、草彅さん演じる栄光と挫折を経験した白石冨生が、金も職も婚約者も全て失い、金貸しとなって父親をはめた宿敵や、非情な社会に壮絶な復讐を遂げる物語。大島優子、木村文乃、志賀廣太郎、玉森裕太(Kis-My-Ft2)、大杉漣らが出演している。2年後の2017年に放送された「嘘の戦争」は、幼い頃、家族を殺された少年が、海外に渡って一ノ瀬浩一(草彅さん)と名を変えて詐欺師となり、家族を殺した真犯人に復讐する、スピード感のあるストーリー。藤木直人、水原希子、菊池風磨(Sexy Zone)、大杉漣、山本美月らが出演しているのも注目だ。この「戦争シリーズ」2作品を、「TVer」で12月16日(金)から2023年1月31日(火)までの期間限定で配信する。そしてこれに続く第3弾は、政治を舞台にした「罠の戦争」。国会議員の陰となって奔走し、支援者たちの陳情をさばき、スキャンダルの種をつぶす議員秘書・鷲津亨(草彅さん)に突きつけられたのは、息子が瀕死の重傷を負う事件、そして先生からのその事件のもみ消し指示。自分を殺し、我慢を重ねてきた亨の中で何かが大きく変わる。長い秘書生活で培った政治の世界での知略と人脈と情報を駆使し、息子を重体にした何者かの真相を追いながら、事件を隠蔽しようとする国会議員へ壮絶な復讐を仕掛ける。「銭の戦争」「嘘の戦争」は12月16日(金)~1月31日(火)TVerにて配信。「罠の戦争」は2023年1月16日より毎週月曜日22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2022年11月30日2022年11月20日、ロックバンド『X JAPAN』のリーダーで、ミュージシャンのYOSHIKIさんが、57歳の誕生日を迎えました。本来なら、誕生日は多くの人に祝福の言葉や贈り物を『もらう』日。しかし、YOSHIKIさんがこの日にとったのは、『与える』行為でした。同日、YOSHIKIさんはウクライナおよび周辺諸国の避難民を支援するため、国際移住機関(IOM)に1千万円の寄付を行ったのです。YOSHIKI、誕生日に避難民支援として1千万円を寄付同年2月に、ロシアによるウクライナへの侵攻が開始されてから、早9か月。同年11月現在も、戦地ではで多くの人が命の危機にひんしています。そのため、これまで通りの生活を送ることができなくなった人たちは、国外への避難を余儀なくされているのです。IOMは、ウクライナおよび周辺諸国で紛争の影響を受けた人への緊急支援を行っている、国連機関。YOSHIKIさんは避難民の支援を行うべく、今回の慈善活動を行ったといいます。YOSHIKIさんコメントYOSHIKIさんは同年2月にも、ウクライナ人道危機緊急支援基金に1千万円を寄付したことを公表。その影響で寄付が急増し、最終的には10億円を超える支援金が集まりました。今回の寄付について、YOSHIKIさんはこのように想いを明かしています。誕生日に、たくさんのメッセージをいただいて本当に感謝しています。自分へのプレゼントはいらないので、少しでもそうした気持ちや想いをチャリティーに回していただければ嬉しいです。戦争が今も続いており、戦地ウクライナや、周辺諸国などから避難することを余儀なくされた人々、そして未だウクライナ国内で避難民となっている人々など、多くの人が当たり前の日常を送れずにいます。これはとても悲しいことで、同じ時代に生きる僕にとっても他人事ではありません。厳しい冬が近づく中、より多くの人々が安全な場所へ避難し、少しでも心安らぐ時間を過ごせるよう協力したいと思います。著名人が寄付を公表するのは、世間への影響を考えているからでもあるのだとか。影響力の強い人が行動をすることで、その活動は広まるでしょう。「自分へのプレゼントはいらないので、チャリティーに回してもらえたら嬉しい」というひと言からも、その想いが伝わってきます。同月11日には、バンド『L’Arc-en-Ciel』のHYDEさん、バンド『LUNA SEA』のSUGIZOさん、ギタリストのMIYAVIさんとともに、新バンド『THE LAST ROCK STARS』を結成したことを発表した、YOSHIKIさん。どれだけミュージシャンとして大成しても、常に新たな挑戦を行う姿や、得たお金を世界平和のために使う姿勢が、多くのファンに愛され続けている理由といえるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年11月21日草彅剛が主演を務める、「銭の戦争」「嘘の戦争」に続く戦争シリーズ第3弾となる連続ドラマのタイトルが「罠の戦争」に決定し、出演者として井川遥、杉野遥亮、小野花梨、高橋克典、片平なぎさ、岸部一徳が発表。2023年1月、カンテレ・フジ系の月曜22時から放送される。国会議員の“陰”となって奔走し、支援者たちの陳情をさばき、スキャンダルの種をつぶす。常に冷静沈着、何があっても感情を表に出さず、必要があれば誰にでも頭を下げてきた議員秘書。そんな議員秘書・鷲津亨(わしづ・とおる)を草彅さんが演じる。だが、国会議員である“先生”に長年尽くしてきた亨に、ある日、突きつけられたのは、息子が瀕死の重傷を負う事件と、“先生”からのその事件の“もみ消し”指示。自分を殺し、我慢を重ねてきた亨の中で何かが大きく変わる――。“弱い者には弱い者なりの闘い方がある”。草彅さん演じる亨は、長い秘書生活で培った政治の世界での知略と人脈と情報を駆使し、息子を重体にした“何者か”の真相を追いながら、権力を振りかざして事件を隠蔽しようとする国会議員へ壮絶な復讐を仕掛けていく。草彅剛を取り巻く豪華俳優陣が決定井川さんが演じるのは亨の妻・鷲津可南子(わしづ・かなこ)。休みなく働く亨の代わりに家事育児はワンオペ。亨が反旗を翻すことになったとき、その背中を押し、手を取り合う。裏に表に、亨と唯一無二の同志となり、共に修羅の道を進む。杉野さんが演じるのは蛯沢眞人(えびさわ・まさと)。大学院では植物学の研究を行っていたが、家庭の事情から退学。思いがけない出会いから亨と同じ議員事務所で秘書見習いとして働くことに。誰も知らない、胸に秘めたある思いがあり…。小野さんが演じるのは蛍原梨恵(ほとはら・りえ)。亨が仕える議員の後援会関係者の紹介で私設秘書として事務所で働いている。仕事ができて気が利き、亨に信頼されているが、高圧的な先輩秘書のパワハラに悩んでいる。高橋さん演じる竜崎始(りゅうざき・はじめ)は、若くして総理大臣の座まで上り詰めたが、民政党幹事長・鶴巻の力によるものであることを本人も自覚しており、強く出られない。片平さんが演じるのは鴨井ゆう子(かもい・ゆうこ)。大臣のポストに就く鶴巻派女性議員で、女性支援の活動を続け、初の女性総理大臣を狙っている。そして、岸部さんが演じるのは鶴巻憲一(つるまき・けんいち)。与党である民政党幹事長で鶴巻派のトップ。議員たちを自分のコマと考え、若くてもチャンスを与えるが、敵に回れば見切るのも早い、という役どころ。<井川 遥 「草彅さんと一緒に戦っていきたい」>“戦争シリーズ”第3弾は孤高の戦いをしてきた主人公が家庭を持ち、見えない敵と戦っていきます。私は草彅剛さん演じる鷲津亨の妻、可南子を演じます。人は何を背負い生きて行くのか。大切な人を守るため、大きな決断をする可南子は決して特別な存在ではなく、視聴者に1番近い存在なのかも知れない。そんな彼女が政治という現場にどのように関わっていくのかを丁寧に演じていきたいです。草彅さんの圧倒的なエネルギー、スリリングな展開と痛快さ。シリーズで私自身が楽しみに観ていた作品に関わらせて頂けて嬉しいです。亨の力が2倍、3倍になるように草彅さんと一緒に戦っていきたいと思います。<杉野遥亮 「もう一度、草彅さんと共演できる“嬉しさ”」>出演のお話をいただいたときに“嬉しさ”と“怖さ”がありました。「嘘の戦争」に出演させていただいた時は、まだドラマ出演経験も浅く、作品作りに真摯に向き合う緊張感のある“怖さ”も感じる現場という記憶があります。その時から、いくつかの経験を積み、演技が好きになり、もう一度、草彅さんと共演できる“嬉しさ”や「嘘の戦争」時のスタッフの方々も多く参加しているので、成長した姿を見せられたらなと思います。演じる蛯沢眞人は政治の世界を舞台にした中でさまざまなことに巻き込まれる役柄なので、人がどのように変わっていくのかを丁寧に表現できればと思っています。<小野花梨 「大胆かつ大切にそして楽しく演じていきたい」>出演が決まり、「銭の戦争」「嘘の戦争」を見返しました。改めて、草彅さんのとてつもない引力に心を吸い取られるような衝撃を受けました。傷つきながらも大事なものを守ろうと闘う鷲津と共に、そんな鷲尾にくらいつき奮闘する梨恵という女性がとても愛おしく、演じられる喜びを感じています。大胆かつ大切にそして楽しく演じていきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします!<高橋克典 「善悪兼ね備えた人間を魅力的に演じられたら」>政治の世界の役はあまり経験がありません。若くしてその地位を勝ち得た総理大臣。魑魅魍魎(ちみもうりょう)、有象無象の中で、一筋縄ではいかない、善悪兼ね備えた人間を魅力的に演じられたらと思います。ミステリーを兼ねた復讐劇のカタルシスをどうぞお楽しみください。<片平なぎさ 「どうも彼女には表の顔と裏の顔がありそうな気配」>厚生労働大臣・鴨居ゆう子。難しい役をいただきました。志高く、男社会の政界で、女性が大臣職にまで登りつめるには、どれだけの努力と犠牲を払ってきたのでしょう。どうも彼女には表の顔と裏の顔がありそうな気配を私は感じるのです。鷲津亨にとって、ゆう子は敵となるのか味方となるのか…。私自身これからの展開がとても楽しみです。このところの政界のニュースは、国民をがっかりさせる嘘や逃げばかりが目立ちます。現実はドラマの様にはいかない! かもしれまんせんが、悪事はいつか暴かれ、裁かれる!! と信じたくなるドラマです。<岸部一徳 「これこそが連続ドラマの魅力」>連ドラには1話ずつ完結するものと1話から最後まで続くものがありますが、このドラマは後者の方です。脚本は実に面白かったです。弱い立場の人間が真実に向かって政治の世界の大きな力に戦い続ける。これこそが連続ドラマの魅力だと思いました。みんなで良い作品になるよう頑張ります。「罠の戦争」は2023年1月16日より毎週月曜22時~カンテレ・フジテレビ系にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2022年11月15日2022年2月から始まったロシアによる軍事侵攻によって、ウクライナでは多くのペットたちが家族とはぐれたり、家を失ったりしながら必死に生き延びています。苦境の中、現地でペットたちの保護活動をしている男性がTwitterに投稿した写真に、反響が上がりました。犬たちが1列に並んでいる理由は?ネイト・ムックさんはウクライナで行き場を失った犬や猫のために、食べ物を与えたり、安全な生活の場を作ったりしています。ある朝、彼は犬たちが1列に並んでいる場面を見かけて思わず写真を撮りました。すると、その写真に14万件を超える『いいね』が集まったのです。I’ve never seen anything like this. Yesterday we installed a displaced pet feeding station in Kramatorsk (with your support!). This morning, the Ukrainian dogs waited in line to eat. pic.twitter.com/5aEDCvUE2n — Nate Mook (@natemook) October 20, 2022 適度な距離を保って、列に並んでいる犬たち。彼らの目線の先にあるのは…前日にネイトさんが設置した給餌器。犬たちはこうして列に並んで、食事の順番を待っているのです。誰が教えたわけでもないのに、きちんと順番を待つ犬たちに、ネイトさんも「こんなシーンは今まで見たことがないよ」と驚きを隠せません。この写真には、ネイトさんへの称賛や驚きの声が上がっています。・信じられない。なんて礼儀正しい犬たちだ。・私はウクライナ出身なので、この写真には驚きません。ウクライナの犬たちは道路を渡る時も横断歩道まで行き、青信号を待つのですよ。・一部の人間より、ウクライナの犬たちのほうがよほど文化的だと思う。Update from Kramatorsk! The dogs are still incredibly well organized. Our displaced pet feeding station here seems to have become the local hangout spot. #DogsOfUkraine pic.twitter.com/jxbhK51ygr — Nate Mook (@natemook) October 25, 2022 After a morning run to the Kramatorsk hardware store, we setup these points in Lyman where dogs & cats can come eat. One is at the hospital where Russian occupiers lived & will serve as a humanitarian hub. The other is in a residential area filled with cats. All were so hungry. pic.twitter.com/n7jApiAv6S — Nate Mook (@natemook) October 17, 2022 どの犬もお腹を空かせているはずなのに、給餌器に向かって我先にと殺到する犬は1匹もいません。犬たちは首輪を付けているため、誰かに飼われていたペットなのだそうです。きっとどの犬も、しっかりとしつけをされているのでしょう。これらのペットたちを救うために、ネイトさんの活動には世界中の支援者から寄付金が寄せられています。1日も早くウクライナに平和が戻り、ペットたちが飼い主さんと再会できる日が来ることを願います。[文・構成/grape編集部]
2022年10月29日株式会社バンダイ グローバルトイ企画部は、累計7,600万ダウンロードを突破した超人気アプリ『にゃんこ大戦争』初のアナログゲーム『にゃんこ大戦争ボードゲーム』(2,750円 税10%込)を、2022年10月22日(土)に、全国の玩具店、百貨店・量販店・家電量販店の玩具売場等で発売いたします。(発売元:株式会社バンダイ)商品詳細ページ: にゃんこ大戦争ボードゲーム■商品特長本商品は、付属の30枚のキャラクターカードやボード・サイコロを使って、アプリを再現した陣取りゲーム「にゃんこ城バトル!」をはじめ、絵合わせやすごろくゲームなど1人でも家族や友達と一緒でも遊べるゲームが4種類入った商品です。<遊べるゲームは4種類!>アプリを再現した2人対戦の「にゃんこ城バトル!」の他、4人まで一緒に遊べる絵合わせゲーム「そろえろ、にゃんコンボ!」、1人からでも遊べるすごろく「シナリオモード」やカードバトル「闘技場モード」を搭載しています。<超激レアキャラクターを含むカードが30枚入り!>本商品にはアプリの超激レアキャラクターを含むキャラクターカードが30枚付属しています。人気キャラクターのカードが一気に手に入り、ゲームを楽しむことができます。<にゃんこ大戦争アプリの10周年記念キャンペーン対象商品>本商品はアプリ『にゃんこ大戦争』のキャンペーン「集めて!貼って!にゃんこ大戦争10周年 プレゼントキャンペーンにゃ!」の対象商品です。ネコの巨大なクッションやオリジナルデザインの豆皿、モバイルバッテリーなどオリジナルの景品が抽選で当たるキャンペーンに、商品付属の専用ハガキから応募することができます。キャンペーンサイト: <アプリアイコンをイメージしたパッケージ>本商品はアプリアイコンをイメージしたパッケージデザインです。セット内容の付属品を全て収納することができ、遊んだ後の片付け用にも使うことができます。■『にゃんこ大戦争』とはポノス株式会社が配信する大人気のスマートフォン向けゲームアプリ。今年11月に、配信から10周年を迎え、子どもから大人まで幅広い世代のユーザーに遊ばれています。■商品概要・商品名 :にゃんこ大戦争ボードゲーム( )・価格 :2,750円(税10%込)・対象年齢 :8才以上・セット内容:カード…30枚、ボード…1枚、サイコロパーツ…1式、コマ…4個、取扱説明書…1枚・販売開始日:2022年10月22日(土)予定・販売ルート:全国の玩具店、百貨店・量販店・家電量販店の玩具売場等・発売元 :株式会社バンダイ(C) Ponos Corp.※画像はイメージです。※最新の情報・詳細は商品ページをご確認ください。※商品仕様等は予告なく変更になる場合があります。※掲載している写真は開発中のため、実際の商品とは多少異なる場合があります。【一般のお客様からのお問い合わせ先】バンダイお客様相談センターナビダイヤル:0570-041-101(10時~16時 祝日、夏・冬季休業日除く)※ナビダイヤルがつながらない場合、または、PHS、IP電話等をご利用の方は04-7146-0371におかけください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月30日明治大学平和教育登戸研究所資料館は、2022年10月22日(土)に多摩区制50周年記念事業講演会「日中戦争からウクライナ戦争を考える―登戸研究所の歴史と地域の歴史を振り返り、未来を見据える―」を開催します。事前予約制で参加費は無料です。2022年2月に始まったウクライナ戦争(ロシア軍によるウクライナ侵攻)は、全世界に大きな影響を与え、一刻も早い平和の回復が求められています。ウクライナ戦争は、「ハイブリッド戦争」などと呼ばれ極めて現代的な戦争ですが、歴史的に比較してみると、日本がかつて行った日中戦争(1937年~1945年)と類似しています。川崎市多摩区東三田(現在の明治大学生田キャンパスの地)にあった陸軍の秘密戦研究所「登戸研究所」は、日中戦争での秘密戦において重大な役割を担いました。本講演では、登戸研究所が果たした役割を振り返り、ウクライナ戦争と日中戦争を比較しながら、二つの戦争の類似性と、戦争がもたらしつつある(もたらした)危険な状況を考えます。表1: 本講演会詳細は、平和教育登戸研究所資料館HPをご覧ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月28日『ミス・サイゴン』は、1970年代末に起きたベトナム戦争の最中、夢と欲望と愛を求めながら苦しんだ米兵とベトナム人女性を描いたスケールの大きいメガミュージカルである。日本初演から30年目の今回、コロナ禍によって2020年の全公演が中止となり、満を持しての上演だった。※以下、『ミス・サイゴン』ラストシーンに言及しています。主役のひとり、エンジニアと言えば市村正親の当たり役。初演からほかを寄せ付けない絶対的レジェンドだ。しかし、今公演は俳優4人の交互出演。見たのは初出演の伊礼彼方である。外見、さらに派手な衣装の印象からフランス系ベトナム人という異国風のキャラクターの役柄にハマっている。売春宿のキャバレーを経営しながらアメリカへ渡って成り上がる野心がギラつく。女たちを客に売り込み、金儲けに腐心する冷酷さ、憎味が効いていた。「アメリカン・ドリーム」を激しく、熱く歌い、「グッドバイ、ホーチミン!」と言い放って、ストップモーションでポーズを決めた恰好良さ。ストレートプレイの『ダム・ウェイター』で悪の個性を演じて巧かったが、市村のエンジニアが愛嬌も振りまく抜群の魅力と比べ、スタイリッシュで欲望が勝つ新エンジニア像を作った。もうひとりの主役キムは高畑充希。米兵クリスとの間に生まれた子供・タムへの母性愛を歌う「命をあげよう」が歌詞の意味を巧く伝えた。かつての許嫁トゥイを銃殺し、遺体にすがりつく場面は、自ら祖国を殺したことになる悲しい運命を感じさせて感動的だった。そして衝撃的な自殺。戦争は悲劇しか生まないのである。サイゴン陥落、脱出を求める市民。ヘリコプターの轟音という場面はいつも恐ろしい。キムとクリスがやたらとキスをするのは閉口するが、エンジニアに「おじさんにキスを」と言われて幼くかわいいタムが頬にチュっとやって口を拭う一瞬は一服の清涼になる。市村は今公演を「最後のつもりの集大成」だと言っている。アメリカが当時の北ベトナムに敗北した歴史的な戦争は、遠い過去になった。しかし、人間は戦争を止めようとしない。『ミス・サイゴン』はそれを問いかけている。さて、もし市村の後継者がこの作品を演じ続けるとすれば伊礼は有力なそのひとりになるだろう。(8月2日所見)プロフィール大島幸久(おおしま・ゆきひさ)東京都生まれ。団塊の世代。演劇ジャーナリスト。スポーツ報知で演劇を長く取材。現代演劇、新劇、宝塚歌劇、ミュージカル、歌舞伎、日本舞踊。何でも見ます。著書には「名優の食卓」(演劇出版社)、『歌舞伎役者 市川雷蔵 のらりくらりと生きて』(中央公論新社)など。鶴屋南北戯曲賞、芸術祭などの選考委員を歴任。「毎日が劇場通い」という。
2022年08月20日2021年にノーベル平和賞を受賞した、ロシアの独立系新聞『ノーバヤ・ガゼータ』紙の編集長、ドミトリー・ムラトフさん。2022年6月20日に開催された競売にメダルを出品し、日本円で約140億円で落札されたことを『ノーバヤ・ガゼータ』のInstagramで報告しました。売上金は、ロシアによる軍事侵攻で避難を余儀なくされた、ウクライナの子供たちとその家族を支援する、国連児童基金(ユニセフ)に全額寄付されるとのことです。 この投稿をInstagramで見る Новая газета. Европа(@novayagazeta_eu)がシェアした投稿 『ノーバヤ・ガゼータ』は、ロシアのウクライナ侵攻に異議を唱え続けていましたが、ロシア政府からの圧力を受け、2022年3月末に発刊停止に追い込まれました。産経新聞によると、今回メダルを出品したムラトフさんは、競売会場で次のように語っていたそうです。「メダルをもう目にすることはないだろうが、この資金で恩恵を受ける人たちの未来を見たい」産経新聞ーより引用ムラトフさんの行動に、世界中から称賛や応援の声が届いています。・英断ですね。メダルを賞の意味の通りに、役立てていて素晴らしい。・このメダルの重さを、改めて考えさせられました。この方が、この先も安全でいられますように。・もう1回、ノーベル平和賞もらってもいいくらい、すごいこと。ロシアの侵攻により、平和な日常を突然奪われた、ウクライナの人々。やっとの思いをして国内外に避難できても、慣れない土地で、先の見えない不安と大きな悲しみを抱えていることでしょう。そういった人々に多くの支援が行き届き、希望を見出すきっかけになることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2022年06月22日2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻により、多くのウクライナの人たちが国外に逃れています。小さな子供やペットを連れて避難する人もいて、その道中の大変さは想像を超えるものでしょう。ウクライナから一緒に逃げてきた愛犬が盗まれたある46歳の女性は、ウクライナから2人の幼い子供と愛犬のバディを連れて、ドイツに避難してきました。この日、スーパーマーケットにやってきた女性は、買い物をする間、バディを店の外につないでおきました。しかし、約5分後に店を出ると、バディがいなくなっていたのです。目撃者によると、見知らぬ男性がバディを連れ去ったことが分かりました。駆けつけた警察官は、ドイツ語を話せない女性とスマートフォンの翻訳機能を使って会話し、女性が夫を祖国に残してドイツに逃れてきたことを知ります。愛犬を失って悲しみに打ちひしがれている女性を見て、警察官は同情し「絶対に犬を見つけてあげたい」と心に決めます。彼はその場で町の人たちに声をかけて、バディを盗んだ男性の手がかりを集めます。しかし、行方が分かる有力な情報は得られません。それでも彼は諦めず、自分でバディの目撃情報を募るポスターを作りました。そしてバディが盗まれてから4日後、ポスターを貼ってもらうため、地元の動物保護施設を訪れた警察官にサプライズが待っていました。なんと、その施設にバディが保護されていたのです!こうしてバディは無事に、飼い主の女性の元に戻ることができました。バディは、盗まれた翌日にダウンタウンに捨てられていたのを親切な人が保護して、施設に連れてきたのだそう。警察官が作ったポスターを見た施設のスタッフが、すぐにバディだと気付いたということです。警察がFacebookに投稿したエピソードには「この女性の悲しみは、すべての犬の飼い主が想像できる」「素晴らしい警察官だ」「本当によかった」などのコメントが寄せられています。ドイツ語が話せない女性が、自力でバディを探すことは困難だったはず。この警察官の優しさは、見知らぬ土地で奮闘する女性にとって、大きな心の支えとなったことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年06月20日2022年2月に開始された、ロシアによるウクライナへの侵攻。同年6月現在もウクライナの各地では戦いが勃発しており、巻き込まれた数多くの市民が被害を受けています。戦地では、これまで通りの日常生活を送ることができません。ウクライナからの脱出を余儀なくされた人々は、命からがら世界各国に避難しました。日本も避難民を助けるため、相談窓口を設置したり、住む場所を提供したりと、いろいろな人道支援を行っています。『ウクライナ支援』と検索するだけで、寄付できる企画が始動同月14日、検索サイト『Yahoo!JAPAN』は、検索ツールを使ったウクライナ避難民の支援企画を開始。なんと、同サイトで『ウクライナ支援』と検索をするだけで、1人につき10円を寄付したことになるのです!ウクライナの避難民支援に向けて スクリーンショット『Yahoo!JAPAN』によると、検索数に応じた金額を、避難民の支援活動を行う団体に寄付するとのこと。寄付金は、特定非営利活動法人国連UNHCR協会をはじめとした5団体を通して、つらい思いをしているウクライナ避難民の支援に使用されます。きっと、日本でも多くの人が戦争に関する悲しいニュースを耳にして、胸を痛めていることでしょう。しかし、いざ支援をするにも、具体的に何をすればいいのかは分からないものです。この企画であれば、ほんの少しのアクションで困っている人たちを助けることができます。1人あたり10円でも、大勢の優しさが集まれば、たくさんの人を支援できるのです。企画が始まったばかりの同月14日11時現在、およそ17万人以上が『ウクライナ支援』と検索しています。あなたもワンアクションを起こしてみてはいかがでしょうか。その行動は、誰かの笑顔につながるはずです。[文・構成/grape編集部]
2022年06月14日2022年2月から始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻により、ウクライナでは多くの人が家を失い、住み慣れた町からの避難を余儀なくされています。それは人間だけでなく、動物たちも同じ。その中には、飼い主とはぐれ、戦地に取り残されてしまったペットも多いのです。破壊されたアパートに取り残された猫ウクライナの首都であるキーウ郊外の都市・ボロディアンカも、ロシア軍の攻撃を受けました。そのボロディアンカで破壊されたアパートの写真を見た人たちが、あることに気付きます。壁が壊れてむき出しになったアパートの7階部分に、1匹の猫の姿があったのです。SNSでは「あの猫を救出してほしい!」という声が上がります。しかし、猫がいるアパートはいつ崩れるか分からない状態で、人が立ち入るのは危険。そこで、ウクライナで動物保護活動をしているユージン・キベッツさんが、地元の消防隊員らに協力を求めて、猫の救出作戦が行われました。※動画はInstagram上で再生できます。 View this post on Instagram A post shared by Eugene Kibets (@eugene_hmg) ドローンで猫がいる場所を確認した後、消防隊員らがはしご車を使って猫を助け出すことに成功!猫はやせ細っていましたが、命に別状はありませんでした。この猫の救出作戦には、多くの称賛の声が寄せられています。・言葉にならない。ただ、涙と感謝の気持ちがあふれているよ。・すごく感動した。あなたたちはヒーローだ。・この猫の命を救ってくれて、本当にありがとう!猫はメスで、助け出された後すぐに動物病院へ連れて行かれました。そこではキャットフードをもりもりと食べていたそうです。今では元気になり、新しい家族と暮らしています。海外メディア『Dailymail』によると、猫は1か月近くもこの破壊されたアパートに取り残されていたのだそう。住んでいる人がおらず、食べる物もない状況で猫が生き延びられたのは、奇跡としかいいようがありません。ウクライナにはこの猫のように、ある日突然、飼い主との穏やかな生活が奪われてしまったペットたちがたくさんいます。1日も早く、ウクライナに平和な日常が戻ってくることを願うばかりです。[文・構成/grape編集部]
2022年05月11日アカデミー賞国際長編映画賞ロシア代表の話題作『戦争と女の顔』より、日本版予告とポスターが解禁された。日本でも大きな注目を集めた証言集「戦争は女の顔をしていない」を原案とした本作。戦後のレニングラードを舞台に、PTSDを抱えた元女性兵士の葛藤と過酷な運命を描き出す。カンヌ国際映画祭をはじめ多くの各国映画祭で賞を受賞するなど、世界的に高い評価を受けている。今回解禁となった日本版予告編では、PTSDを抱える元女性兵士のイーヤとマーシャが、厳しい環境下でお互いを支えながら生きていく様子が描かれている。戦地を知らぬ人々や男たちからの心無い言葉、彼女たちが心と体に負った深い傷をとらえていく映像に胸が痛む。イーヤとマーシャがそれぞれ身に着けている赤褐色と緑の対比的な衣装も印象的だ。戦争による後遺症を抱えた2人は、戦後の生活で希望を見出すことができるのか…。緊迫感のある展開も予感させる予告編となっている。また、各誌の賞賛レビューが畳み掛けるように表示され、本作が痛ましく、強く、そして美しさも感じる作品であることが想起される。さらに、同時に解禁されたポスターでは、主人公・イーヤが誰かの手で口元を塞がれている様子が切り取られており、不穏さを漂わせている。「“わたしたち”の戦争は終わっていない」のコピーからは、戦争が終わっても彼女たちの闘いがいまも続いていることを察することができ、その過酷さを物語るようなビジュアルになっている。『戦争と女の顔』は7月15日(金)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:戦争と女の顔 2022年7月15日より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© Non-Stop Production, LLC, 2019
2022年05月06日株式会社文藝春秋電子書籍編集部では、ジャーナリスト・池上彰氏による電子書籍『独裁者プーチンはなぜ暴挙に走ったか 徹底解説:ウクライナ戦争の深層』を4月29日(金)より配信開始いたします。5月16日(月)に緊急出版される同タイトル書籍の発売にさきがけた電子書籍先行配信となります。まさか21世紀のヨーロッパで侵略戦争が起こるとは。ロシア軍のウクライナ侵攻によって連日凄惨な映像が飛び込んできて胸は痛めど、一体どうしてこのような事態に陥っているのか今さら訊けないという人もいるのではないでしょうか。そこでジャーナリスト・池上彰さんが週刊文春の長寿連載からこの8年のロシアとウクライナに焦点を当てて再編、加筆修正した『独裁者プーチンはなぜ暴挙に走ったか 徹底解説:ウクライナ戦争の深層』を緊急出版。電子書籍は書籍にさきがけて4月29日(金)より先行配信が開始されます。そもそもプーチン大統領はいかなる論理で今回の戦争を仕掛けたのか。ウクライナとはどのような国なのか。戦争の火種となったクリミア半島の成り立ちとは。ウクライナなど数日で制圧できると高を括っていたロシア軍はなぜ苦戦しているのか(そこには、コロナ初期に台湾の人々の不安を鎮めたオードリー・タン氏ばりに力を発揮している31歳のデジタル転換相の存在が)。ウクライナ侵攻と世界食料危機との相関関係……通読すれば、孤独な独裁者がもたらした悲劇は、決して対岸の火事ではないことが改めて腑に落ちます。「独裁者の取り巻きは、独裁者に忖度して、重要な情報を伝えなくなる。これは、決して他人事ではありません。日本の政界でも企業の世界でもあることです」と池上さんは警鐘を鳴らしています。プーチン大統領が無謀な戦争を始めた陰には、新型コロナウィルス感染を恐れ、ひとりで過ごす時間が長くなった結果、視野が狭くなったためとする指摘もあります。3年目となるコロナ禍でのゴールデンウィーク。この読書体験が、未曾有の「ポスト・グローバル化の時代」への備えに繋がることでしょう。■著者プロフィール池上 彰(いけがみ あきら)1950年、長野県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。報道記者やキャスターを歴任する。94年から11年間にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役を務め、わかりやすい解説が話題に。2005年、NHK退職。以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。16年4月から、名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在11の大学で教鞭を執る。近著に『「独裁者」の時代を生き抜く27のヒント』(文春文庫)、『一気にわかる!池上彰の世界情勢2022 コロナの先の世界編』(毎日新聞出版)など多数。■書誌情報書名:『独裁者プーチンはなぜ暴挙に走ったか 徹底解説:ウクライナ戦争の深層』著者名:池上彰商品URL 配信開始日:2022年4月29日(金)価格:1400円(税込) ※電子書店によって異なる場合がございます。販売電子書店:Kindleストア、AppleBooks、楽天Kobo、ReaderStore、紀伊國屋書店Kinoppy、BookLive!、honto、BOOK☆WALKER他、電子書籍を販売している主要書店※価格は上記電子書店にてご確認ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月27日2022年2月24日にロシアのプーチン大統領がウクライナへの軍事作戦を宣言してから、約2か月が経とうとしています。ウクライナのゼレンスキー大統領の発表によると、国内の死者数は把握できているだけでも2千500~3千人。また、1万人もの負傷兵が出ているといいます。世界中から批判の声が寄せられ、また、各国が厳しい制裁を打ち出すも、いまだなお侵攻を止めないロシア。同年4月19日放送の情報番組『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日系)では、プーチン大統領がロシア軍の部隊に名誉称号を授与したニュースを報じました。テレ朝・松尾由美子アナが悔し涙プーチン大統領は、ウクライナのキーウ州にあるブチャで活動したロシア軍の部隊に対し、「偉大な英雄的行動」と称え、名誉称号を授与しました。ブチャでは、多数の民間人の遺体が見つかっており、集団殺害を意味する『ジェノサイド』とする動きが世界で強まっています。また、同番組の松尾由美子アナウンサーは、ウクライナの状況を伝える際、途中涙で言葉をつまらせる一幕も。その後、すぐにニュースに戻ろうとするも、声はふるえ、謝罪の言葉を述べました。ごめんなさい、さっきの…授与のニュースが悔しい思いで読んでしまいました。すみません、冷静さを保ちます。スーパーJチャンネルーより引用冷静さが求められるアナウンサーにとって、ロシアの軍事侵攻に対し感情を表に出した松尾アナの行動は、異例と受け取られかねないものかもしれません。しかし、視聴者からは松尾アナの涙に共感する声が目立ち「みんな同じ思い」「自分ももらい泣きをしてしまった」などのコメントが寄せられています。・罪のない犠牲者の人たちや、彼らの家族のことを考えると、悲しいし悔しい。・松尾アナが、ニュースの途中で涙してしまったけれど、それが人間の感情として普通だと思う。・松尾アナの涙によって、ウクライナの悲惨な状況がより伝わってきた。いまだ終結の兆しが見えない今回の戦争。命を犠牲にしてまで得るものとは、一体なんなのかと疑問を抱かずにはいられません。先の見えない戦争に多くの人が心を痛め、また、1日も早い終結を願っています。[文・構成/grape編集部]
2022年04月20日