湘南美容外科クリニックはこのほど、「汗」に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は7月21日~24日、全国の20~40代の女性300名を対象に行われた。○女性が汗をかきやすいのは「脇・顔・胸」「人より汗をたくさんかくと思いますか?」という問いに、およそ半数にあたる48.3%が「はい」と回答した。また、汗をたくさんかく箇所について尋ねた結果、「脇(72.7%)」「顔(52.3%)」「胸(32.0%)」が上位に並んだ。○女性4人に1人が「デート中の男性の手汗」に不快感続いて、女性が実は「やだ」と思っている男性の許せない汗について尋ねたところ、最も多かった回答は「何もしていないのにかく汗(41.3%)」だった。次いで「食べ物を食べている時の滴り落ちる汗(29.7%)」「デート中に手をつなぐときの手汗(25.7%)」と続いたほか、爽やかと思われている「スポーツの汗(7.0%)」と回答した人も目立った。この結果から、汗は全体的に良い印象を受けないということが読み取れた。○汗をかいても爽やかと思える男性有名人は?最後に、汗をかいても爽やかと思える男性有名人について聞いたところ、栄えある第1位に輝いたのは「錦織圭(51.0%)」だった。また、「松岡修造(36.3%)」が2位となり、爽やか汗ランキングでは師弟関係が逆転する結果となった。以下、3位「斎藤工(24.0%)」、4位「伊藤英明(20.3%)」、5位「山﨑賢人(13.0%)」といった俳優陣がランクインしている。
2015年08月06日イケメン評論家として本当に沢山のイケメンを見てきましたが、今回インタビュ-させてもらった3人は一般人でもありタレントでもある……本業を大切にしながら空いた時間で芸能の仕事をやっているという一粒で二度おいしい、その名も二足のわらじイケメン(笑)達。歯医者でモデル、音楽もやっている、あきるの歯科の新井一徳さん。フリ-の非常勤獣医として色々な病院に配属、ミュ-ジシャンとしての顔も持つ獣医シャン牛田卓郎さん。イーストレッチ大手町に勤務でトレ-ナ-としてテレビにも出演する井上貴裕さん。私はタレント等、人前に出る仕事以外のイケメンは仕事上でかなり損していると思っていて、実は本当に恵まれているように見えて意外と苦労しているマイナビ世代のイケメン3人にお仕事について色々伺いました。○イケメンたちが仕事についたきっかけは?――皆さんがお仕事についたきっかけを教えて下さい新井さん:実は歯医者には自分自身、痛い思い出があり(笑)、高校までは文系で英語を使った仕事か芸能関係の仕事をしたいと思っていました。実家が歯科で、歯科大に必ず合格するから好きな事をやらせてくれと一時期養成所にも入りましたが、今は歯医者を本業にしています。最終的には父のあとをつぐ為、群馬の前橋にいくつもりなのですが、現在はあきるの市に仲のいい先生が独立しているので、お世話になっております。牛田さん:父が生物学者だったので、その背中を見て動物好きではありましたが、もともと獣医をやる気はなかったんです。高校の先生に相談して決めました。父の大学で豚を見たりしていたので、最初は畜産系の医者になるつもりでした。現在は小動物系の獣医をやっています。井上さん:僕は以前、バスケットをやって膝のケガをしたんです。その時お世話になったトレーナーさんがきっかけで、こういう仕事もあるんだなぁと。スポ-ツ好きで体を使うのが好きだったので……。現在はパーソナルトレーナーとしてストレッチや加圧を担当しています。――仕事でいつも気をつけている事は何ですか新井さん:子供から大人までその人に合わせて保険から自費と幅広い治療ができ地域に密着した治療をしていきたいく、とにかく丁寧な説明を心がけています。他病院からくる患者さん、転院してしまう患者さんにも、とにかく症状や治し方等、時間をかけてお話しています。それが次の治療に繋がると思っています。牛田さん:飼い主と雇い主が自分に何をしてほしいか、どうしたら自分が役にたつかを目指しています。患者さんは院長に見てほしくて病院を選んでいると思っているので、治療の方法等を提案はしますが、自分が何をしたいかではなく、その医院の院長の性格ややり方、方針にそぐわない事はしないようにしています。井上さん:お客様との距離が近いので身だしなみには気をつけています。トレーニングはきついものだからお客様に楽しんで頂けるよう心がけています。楽しんでもらえれば必ず結果がついてくると思っています。お客様の小さな変化に気付く事が大切です。○親不知をプレゼント……!?――イケメンで得した事教えてください。とっても、もてると思いますが患者さんやお客様から告白された事なんてあったりしますか?新井さん:得したか、わかりませんが、患者さんから親不知の歯を封筒に入れて自宅に送られてきた事があります。又、患者さんから出待ちをされマグカップと手紙をもらった事もあります。どちらかというと若いという事でデメリットが多いです。牛田さん:単純に顔で個体識別をされています(笑)。電話で名前ではなくイケメンに変わってくれといわれる事も多いです。子供、特に女子からは人気あります(笑)。患者さんからは頂き物の中にお手紙が入っていた事がありました。井上さん:それが原因かどうかは解らないですが前の会社ではずっと売り上げずっと1位でした。現在の会社でも1日3~6人、大体30~40人のお客様を受け持っています。予約の事で直接やりとりする事が多く飲みのお誘いは頂いた事があります。※親不知はともかく、やはりイケメンは得なのか…!? 後編では、イケメンだったために仕事で損したことを伺います。沖直実ラジオパ-ソナリテイ-と司会をやりながら、2004年からイケメン評論家として「沖直実のいい男祭り」というイケメント-クイベントを開催。キャスティング、プロデュ-ス、司会をしており、城田優くん、斎藤工くんも出演。他、イケメンに関しての情報番組でコメント、イケメンキャスティング、オ-ディションの審査員等活躍している。
2015年08月06日来る8月9日は、ハグの日。みなさんは普段から好きな人とハグしていますか?現在、恋人がいないという人でも、ドラマや映画でカップルのアツ~い抱擁シーンをみると、胸キュンすることもあるはず。そんななか株式会社VCNC Japanは、10代~30代の女性3,222人を対象に「愛情表現」に関する調査を実施。2015年ハグしたい・されたい男性芸能人のランキングが明らかになりました。妄想するだけならお金はかかりませんから、ガッツリ楽しんじゃいましょう!■ハグしたい・されたい男性芸能人TOP10を一挙公開!気になるランキングは、こちらです。1位:福士蒼汰(552票)2位:三浦翔平(454票)3位:窪田正孝(410票)4位:斎藤工(348票)5位:綾野剛(305票)6位:TAKAHIRO(226票)7位:岡田将生(216票)8位:櫻井翔(176票)9位:松本潤(167票)10位:山崎賢人(135票)今をときめく俳優陣がずらりと並んでいますね。ドラマ『恋仲』で主演をつとめている福士蒼汰さんは、2位と100票近くの差をつけて、堂々1位にランクイン。昨年放送されたドラマ『きょうは会社休みます。』では、SNS上で「好きな人が結婚したから会社休みます」「フラれたので会社休みます」と皮肉交じりの投稿を寄せる若い女性が出現し、「こじらせ女子」という言葉が社会現象にまで発展しました。その発端は、福士蒼汰さん演じる、田之倉君の色気たっぷりの演技があったからと言えるでしょう。年下男子もいいかも…と胸キュンしたのは、アラサー独女だけではないはず。もう一つ、今回のランキングで気になるのが、3位の窪田正孝さんです。去年大ブレークした斎藤工さんを4位に押さえ、2015年ブレイク俳優としての活躍を支持する票が多く集まる結果に。現在放送中のドラマ『デスノート』では、主役に抜擢されるなど、若手実力派のイケメン俳優として期待されています。今後の活躍がますます楽しみですね。■女子がキュンとする理想のハグは「後ろから&突然」さらに調査では、恋人との愛情表現で一番好きなことについても質問。その結果は、「ハグ」が53.4%で最も多くの票を集めました。次いで、「キスをする」23.6%、「言葉(好きだよ、愛してるよ)」12.5%などが並んでいます。また、理想のハグについては、「後ろからハグされるのが一番うれしい」「思ってもいない時に、突然ハグされるとキュンとする」など、予期しない「後ろから」や「突然」のハグが人気のようです。好きな人にギューッと抱きしめられると、言葉は交わさなくても気持ちが通じ合うことってありますよね。ハグは、キスや愛の言葉を超える究極のスキンシップ。最近、彼とマンネリ気味の方は、何も言わずに「1日1ハグ」を習慣にしてみてはいかがでしょうか。
2015年08月04日2014年7月から9月に放送され、過激なストーリーと圧倒的な映像美が人気を集めた上戸彩主演のドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」。全11話の平均視聴率が13.9%、第10話では最高視聴率16.7%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録した本作が、韓国にてウェブトゥーン化されることが決定した。日本で高視聴率を記録し、その後、世界193か国で放送・配信されると、iQIYIを通じて配信された中国では日本作品としては異例の5,840万ビューを記録するなど、アジアを中心に大ヒットしたドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」。主演の上戸さんをはじめ、吉瀬美智子、斎藤工、北村一輝ほか豪華キャストの出演でも話題をさらったことが記憶に新しい。韓国では、大元放送がケーブルテレビで放送、韓国大手VOD配信会社の「LG Uplus」がネット配信し人気を博したが、このたびレジンエンターテインメントによってウェブトゥーン化され、レジンコミックスにて配信される。「web」と「cartoon(マンガ)」を組み合わせた造語「ウェブトゥーン」という言葉は、韓国ではすでに一般的になっているそう。既存の出版物をデジタル化した作品と違い、上下にスクロールしてコマ送りする形式ですべてがフルカラー。韓国では世代・性別を問わず、「デジタルコミックと言えばウェブトゥーン」というほどに浸透しているという。同サービスは韓国で9月1日(火)にスタートし、全50話で配信される予定だ。(text:cinemacafe.net)
2015年07月27日映画『リアル鬼ごっこ』の大ヒットを記念して7月25日(土)、トリプルヒロインを演じトリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜が浴衣姿でそろって舞台挨拶に登壇した。幾度となく映像化されてきた山田悠介の人気小説を鬼才・園子温が映画化。JK(女子高生)を対象にした恐るべき鬼ごっこが展開する。“夏祭り”と銘打って行われた舞台挨拶に合わせて、3人は涼やかな浴衣姿で登壇。真野さんは髪を上げて「うなじを出してみました!」とニッコリ。篠田さんは鏡と口紅をあしらった洒落たデザイン、トリンドルさんはあえて古風な柄を選択しそれぞれに会場をわかせていた。既に公開から少し時間が経ったが、周囲から様々な反応が寄せられているよう。トリンドルさんは「母が3回見に行ったんですが、毎回電話やメールで伝えてくる感想が違うんです。『園さん(※園子温監督)ってすごい人なんだね』と言ってました」と明かす。篠田さんは友人が見に行ったそうで「『(キャストは)女性ばかりだと思っていたら、斎藤工さんが出てきて得した気分』って言ってました(笑)。私も大好きです!」と笑顔を見せ、真野さんは「『深いね』と言う人もいれば『意味を求めちゃいけないんだね』と言う人もいて、見る人によって感想が違う」と周囲の反応を楽しんでいるようだった。この日は、隅田川の花火大会ということもあって、街にも浴衣姿のカップルが多くいたそうで、真野さんは「浴衣デートって憧れます。甚平もいいけど、男性の浴衣も素敵ですね」とうらやましそう。篠田さんは、夏祭りの思い出を聞かれ、昨年訪れたお祭りでの出来事を告白。「射的の景品に私のカレンダーがあって、しかも公式ではないやつなんですよ(笑)。獲ろうと思ってもなかなか獲れなくて、そうしたら店のおばちゃんに『何でこんなもん欲しいの?』って言われまして…。『どうしても欲しいんですよ』と言ったら『300円出したらあげるよ』と言われて買いました(笑)」と明かし、会場は爆笑に包まれた。『リアル鬼ごっこ』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リアル鬼ごっこ 2015年7月11日(土)より全国にて公開(C) 2015「リアル鬼ごっこ」学級委員会
2015年07月25日成海璃子と池松壮亮、さらに斎藤工、「non-no」モデルの遠藤新菜という豪華若手キャストで、恋愛小説の大家にして直木賞受賞作家・小池真理子が過ごした多感な時代を記した半自叙伝的小説「無伴奏」が、映画化されることが決まった。日本中が混沌としていた 1969年、杜の都・仙台。多感な女子高生・響子(成海璃子)は、制服廃止闘争委員会を結成し、学園紛争を行っていた。そんな中、同級生のレイコに連れられ、初めてクラシック音楽の流れる喫茶店「無伴奏」へ足を運ぶ響子。そこで偶然に出会ったのは、大学生の渉(池松壮亮)、祐之介(斎藤工)、エマ(遠藤新菜)。この喫茶店では、好きな音楽をリクエストできるのか、バッヘルベルのカノンをリクエストする渉。響子は席が隣り合わせになったそんな渉に興味を抱き、逢うたびに強く惹かれていく。時に嫉妬や不安に駆られ、それでも熱い想いを渉に傾けていく響子。だが、いつしか見えない糸が絡み始め、想像すらできない出来事により、どうすることもできない衝撃的な結末に巻き込まれていく…。高度経済成長期、高揚する時代と青春がもたらす、耽美でせつない世界が描かれるこの 小説は、1990年の出版以来、「恋」「欲望」と並ぶ小池さんの「恋三部作」として、高い人気と評価を得ている。主人公の野間響子には、『極道大戦争』『ストレイヤーズ・クロニクル』と話題作が続く成海璃子。これまで、どちらかといえば、清楚で爽やかなイメージが強かった成海さんが、本作では一転、初めてともいえる好きな人への熱い想いを抱える響子役で、女子高生から大人へと成長する女の性を繊細かつ体当たりの演技で表現。また、その響子が心底のめり込む恋の相手・堂本渉には、演技力に定評があり、今後の活躍にますます注目が集まる若き実力派・池松壮亮。昨年、『愛の渦』『ぼくたちの家族』『海を感じる時』『紙の月』などの作品で映画賞7冠を達成した彼の実力は、何かを背負って生きている、どこか儚さのある青年・渉役でも存分に発揮されている。さらに、渉の友人・関祐之介には、斎藤工。世の女性たちのハートを射止め続ける斎藤さんは、本作では一瞬の表情に妖艶さを放つ、どこか翳りのある青年を演じる。その恋人・高宮エマには、「non-no」モデルとして活躍中の遠藤新菜。彼女はバッサリと短いセシルカット (映画『悲しみよこんにちは』のヒロイン、セシルを演じたジーン・セバーグのベリーショート)にし、新人女優ながらも快活で意志の強いエマを堂々と演じ切った。メガホンを取ったのは、『スイートリトルライズ』『太陽の坐る場所』の矢崎仁司。日本大学芸術学部映画学科在学中に、初の長編作品『風たちの午後』(’80) で監督デビューを果たし、国内外から評価を受けている気鋭監督だ。原作の小池さんは、「時代背景の何もかもが、繊細に丁寧に描かれていて、私自身がスクリーンの中のどこかに隠れ、あの時代を生き直しているような感覚を味わいました」と感無量のコメント。「矢崎監督と私は同世代。監督と原作者の、あの時代に向けた特別の想いが混ざり合って、またとない化学変化を起こしたのかもしれません。『無伴奏』の店内も完璧に再現されました。俳優さんたちの、役になりきった瑞々しい演技。近年稀にみる映像美の数々。どれをとりあげても、この映画にかかわったすべての方々の無垢な情熱が感じられます」と絶賛の声を寄せている。以下、キャストコメント【成海璃子】響子は作中で起こる全てのことを背負って生きていく役なので、覚悟を決めて背負おうと思いました。 完成作品をまだ客観的に観ることは出来ませんでしたが、この現場に参加して良かったと、心から思いました。たくさんの方に観ていただきたいです。【池松壮亮】この作品のお話しをいただいたとき、矢崎さん渾身の作品がまわってきたなと思いました。こちらがやりたいと思ってやれるような監督ではないので、飛び込んでみようと思いました。渉を演じるにあたり、特にありませんが強いて言えば、どの時代にもいる強さも弱さも持つ普通の男の生き様を見せられればと思いました。成海さんとは初共演ですが、とても面白かったです。沢山救われましたし、戦友のような存在です。完成した映画は、 強度のある、深みのある矢崎映画となっていて、ひとまず、ほっとしております。『無伴奏』は2016年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月25日俳優の斎藤工が17日、東京・新宿ピカデリーで行われた映画「リアル鬼ごっこ」の舞台あいさつに登壇した。舞台あいさつ前には自身が劇場ロビーに立ち、観客に直接、チケットのもぎりを行った斎藤は、舞台あいさつで「私はもぎりという天職を見つけたので、職業の変更を考えております。もぎり兼俳優の斎藤工です」とあいさつして会場を沸かせ、「(チケットの)素材が紙なので、お客さまの皮膚の状態にそって剥がしやすい、剥がしにくいというものがあって、僕と似て手の湿度が高めの方のチケットは円滑に剥がせましたね」と上機嫌な様子で感想を語った。さらに、「何人の方に『時給は出るんですか』って言われたんですけど、研修期間だから出ないんだと自分に言い聞かせています」とお茶目な一面を覗かせ、映画館で働くのが夢だったという斎藤は、もぎりの作業が気に入ったようで「元々工場で働いていて、1日中同じ作業をしていたんですが、坦々とした作業が非常に合うなと確信いたしました」と笑顔を見せた。同作は、山田悠介による同名小説を、園子温監督がオリジナル脚本で映画化したもので、全国の女子高生が正体不明の何者かに追われるホラーサスペンスムービー。斎藤はシークレットキャストとして、物語の重要な鍵を握る高校生と老爺の1人2役を演じている。上映前の舞台挨拶だったため多くは語れない中、同作の出演依頼が来たときの感想を聞かれた斎藤は「女性しか住んでいない世界を園さんが撮ると伺っていて、その中でオファーをいただいたので、自分の性別を確認しましたね。でも台本を読んでなるほどと思いました」と振り返り、特殊メイクをした感想については「目と鼻の穴と口以外の皮膚を変わって素材で覆っているので、食事が大変でした。(特殊メイクの)溝に米粒などの小さな食材が入り込んでしまうので、つま楊枝で掻き出したりしましたね」と苦労を明かした。また、トリプルヒロインであるトリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜と共演した斎藤は、「園子温の作品に出演することは、日本の多くの俳優が覚悟を決めて、何かをさらけ出すという意識で参加しないと太刀打ちできない。彼女たちのそんな覚悟が肥大しているときにご一緒できたので、ゾッとしましたね」と3人の印象を語り、「私も含めてですが、今後5年10年したときに、このタイミングで園さんと出会い、作品を作ったことは大きくプラスの経験になっているんじゃないかと思いました」としみじみと語った。映画「リアル鬼ごっこ」は全国にて公開中。
2015年07月18日俳優の斎藤工が7月17日(金)、出演作『リアル鬼ごっこ』が上映中の東京・新宿ピカデリーで、チケットの“もぎり”に挑んだ。約20分かけて、もぎった枚数は計234枚。「天職が見つかった。今日から、もぎり兼俳優の斎藤です」と転身を示唆し(?)、ご満悦だった。「この仕事、気に入りましたね」と声を弾ませる斎藤さんは、映画館で働くのが夢だったと言い、「紙のチケットを受け取り、それをもぎる。アナログな感触がいいですね。やっぱり、人が人に届けるのが映画だと感じました」と感激した様子。さらに「もともと淡々とした仕事が向いているとは思いましたが…今日、確信しましたね」とすっかり、もぎり業にハマっていた。斎藤さんは本作に物語の重要な鍵を握る存在として、“高校生”と“老爺の姿”という一人二役でシークレット出演。当初、トリプルヒロインを演じるトリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜をはじめ、「女性キャストしか出演していない」と宣伝されていた作品だけに、封切り後、斎藤さんの出演は大きな話題を呼んだ。当の斎藤さんも「オファーをいただき、自分の性別を疑いましたよ!」と半信半疑だったのだとか。老爺役では、準備を含め4時間半かかる特殊メイクで「知らなければ、僕だと気づかないはず」(斎藤さん)と言うほどの大変身を遂げた。観客の反応が気になるようで、「失笑じゃないことを祈っています」と照れ笑いを浮かべた。全国の「佐藤さん」が鬼に殺されるという設定で一大ブームを巻き起こしたベストセラー小説を、“鬼才”園子温監督が新解釈で映画化した本作。鬼たちの標的を全国のJK(女子高生)に変更し、目的も正体も不明な鬼と、不条理な死のゲームに巻き込まれた女子高生が壮絶なバトルを繰り広げる。『リアル鬼ごっこ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リアル鬼ごっこ 2015年7月11日(土)より全国にて公開(C) 2015「リアル鬼ごっこ」学級委員会
2015年07月17日上野と浅草にて開催されるコメディ映画の祭典「したまちコメディ映画祭in台東」にて、実写版『進撃の巨人』の特殊造型プロデューサーや、斎藤工主演『虎影』の監督を務めた西村喜廣を講師に迎えた「進撃の西村喜廣特殊造型講義」の開催が決定した。9月18日(金)~22日(火・祝)に開催される、文化芸術の街「上野」と喜劇発祥の地「浅草」を舞台に繰り広げられるコメディ映画の祭典「したまちコメディ映画祭in台東」(以下、したコメ)。いとうせいこうが総合プロデュースを務める本映画祭は、先日報じられた北野武のイベント出演決定や、メインビジュアルを水木しげるが担当するなど、大きな注目を集めている。このほど決定した西村氏の講義は、監督や脚本家といった映画人を講師に迎え、映画をより深く楽しむ企画「映画講義」として、2年ぶりの開催となる。講義では、実写版『進撃の巨人』の撮影裏話や、水崎綾女演じるヒアナの溶けるメイクの秘密など、特殊造型プロデューサーの視点で、映画制作の裏側が語られる。さらに今回は、映画と連動して8月から配信される、dTVオリジナルドラマ「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」で、西村氏が監督を担当した第3話を上映。8月公開の映画と連動した内容で、前後編2部作の実写版映画では描き切ることのできなかったエピソードを中心に、登場人物たちにフォーカスした内容になっている。「進撃の西村喜廣特殊造型講義」は、9月21日(月・祝)11:00より東京国立博物館 平成館にて開演。(text:cinemacafe.net)■関連作品:進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開(C) 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会
2015年07月15日鬼才・園子温監督がトリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜をトリプルヒロインに迎えて贈る『リアル鬼ごっこ』。先日7月11日(土)より公開された本作に実は俳優・斎藤工が一人二役で出演していることが明らかになった。2001年に“全国の佐藤さん”が鬼に殺されるという、斬新でインパクトの強い設定で中高生を中心に爆発的なブームを巻き起こした山田悠介の原作小説を、園監督が新たに生まれ変わらせた本作。本作で、斎藤さんは“高校生”と“老爺の姿”で、物語の重要な鍵を握る存在として登場。斎藤さんが老爺役を演じるのは本作が初!『虎影』で斎藤さんとタッグを組んだ特殊造形プロデューサー西村喜廣が手掛けた今回の特殊メイク。準備を含め4時間半かかり、一目見ただけでは斎藤さんだと誰も気づかない風貌になっている。園組初参加となった斎藤さんは「園組でのイメージを勝手に持っていたのですが、予想外に、なめらかな現場でした。撮影現場では、その場の嗅覚を園さんが先行させていくので、“生のうまみ”が作品に宿るのだなと確認いたしました。特殊メイクのシーンなどもあり、貴重な体験を楽しみながら、素晴らしい園組の一員として参加できてうれしいです」と喜びを語った。園監督は斎藤さんのことを「この仕事が好きで好きで仕方ないという情熱を感じ取れる、稀有な俳優だと思います」とコメントし、映画と真摯に向き合う斎藤さんを絶賛した。『リアル鬼ごっこ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リアル鬼ごっこ 2015年7月11日(土)より全国にて公開(C) 2015「リアル鬼ごっこ」学級委員会
2015年07月14日映画『虎影』のヒット御礼舞台あいさつが4日、東京・新宿武蔵野館で行われ、キャストの斎藤工、鳥居みゆきと西村喜廣監督が出席した。全国公開中の本作は、"最強"と呼ばれた忍者・虎影の闘いを描くアクション作品。忍びの道を捨て、妻子と静かに暮らす虎影(斎藤)は、財宝が記された2つの巻物を巡る争奪バトルに巻き込まれていく――というストーリーで、鳥居は虎影を追い詰める女忍者を演じている。主演の斎藤は、「大作じゃない作品を手渡しに近い形で届けられてうれしい」と笑顔であいさつするも、鳥居に、「妖怪壁ドン!」、「いつも全裸に近いけど、今日は服着てるね!」と茶々を入れられタジタジ。一方で、「鳥居さんにしか演じられないくのいちになった」『斎藤)、「めっちゃ綺麗だった」(西村監督)と男性陣から褒め称えられた鳥居は、「綺麗って言われるとバカにされちゃうから言わないで!」と本気で照れていた。斎藤と鳥居は、本作が初共演。斎藤の印象を、「私が馴染めてないんじゃないかと、すごく気を遣ってくれた。優しく扱ってくれてミジメでした……」と語った鳥居は、「ギンナンの食べ方が分からなくて、殻をむいてくれた。今考えるとエロいな」とニヤける場面も。しかし、クランクアップ後の打ち上げで、「会費3,000円の打ち上げで、斎藤工が『俺、1万出すよ』って言うの」と斎藤のスマートな行動に巻き込まれたことを明かし、「歩いて帰ったんだから!」とお釣りをもらえなかったことに恨み節だった。
2015年07月05日斎藤工が7月4日(土)、主演映画『虎影』の大ヒット御礼舞台挨拶に共演の鳥居みゆき、西村喜廣監督と共に登壇。鳥居さんの奔放トークと激しいイジりに見事な返しを見せ、ファンを喜ばせた。斎藤さんが以前から親交の深い西村監督とのコンビで挑んだ忍者アクションムービー。かつては最強の忍だったがいまは妻子と静かに暮らす忍者・虎影が再び戦乱に身を投じるさまを描く。鳥居さんは、虎影の前に立ちはだかる忍者たちを指揮するセクシーなくノ一の夜馬を演じている。斎藤さんは、公開3週目を過ぎてこうして舞台挨拶が行われ、劇場が満席になることについて「いわゆる大作ではない、インディーズに近い作品であり、こういう手渡しに近い形がこの作品っぽくて嬉しい」と喜び「勝負はこれからです!」と呼びかける。そんな斎藤さんを鳥居さんは早速「今日は服着てるね」とイジリ、西村監督も「さっきまで控室で全裸だった」とノリノリで話に尾ひれをつけていく。さらに鳥居さんは、撮影現場での斎藤さんについて「すごく気を遣ってくれるし優しい」と感謝しつつ「この子、なじめないんじゃないの?って思われてたのか、よくクラスにいた『この子も入れてあげて』という感じで扱ってくれてみじめでした…」とチクリ。西村組のスタッフ・キャスト陣の仲の良さについても「(鳥居さんのことを)“家族”と言ってくれるんです。愛にあふれています」と喜びつつ「戸惑いました。LINEのグループもすぐに退会しました。そんな愛にあふれるグループに飛び込む勇気がなかった」と独特の感性で感想を漏らし、会場を笑いに包んだ。さらに斎藤さんについては「顔合わせの飲み会で、銀杏をむいてくれたんですがいま思うと『私の銀杏をむいてくれた斎藤工』ってなんか、エロいな」とニヤリ。また、撮影後の打ち上げの飲み会では「(会計が)一人3千円ずつと言われて、1万円でお釣りをもらおうとしたら、斎藤さんが『僕、1万円出します』と…。その後で1万円出そうとしてた私はどうなるんだ!」と斎藤さんが1万円をポンと出したことで、鳥居さんがお釣りをもらいづらくなったと恨み節!「完全に巻き込まれたよ!私、歩いて帰ったんだから。7千円!」と怒りの告発で斎藤さんを苦笑させていた。時折、鳥居さんから飛び出す「最近、壁ドンやってる?」などといった不規則発言を苦笑交じりにかわしていた斎藤さんだが、後半に進むにつれ、半ばヤケクソに…?劇中で使用した竹製のパワードスーツや、イノシシの被り物の話題で、鳥居さんに「(被り物を)真っ裸で着てたよね?」と振られると「脱いでたのは下半身だけで、上は着てましたよ」とノリノリで返すなど、会場を沸かせていた。『虎影』は新宿武蔵野館ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:虎影 2015年6月20日より全国にて公開(C) 2014「虎影」製作委員会
2015年07月04日アルゼンチンで『アナと雪の女王』にダブルスコアの大差をつけ、同国歴代NO.1の大ヒットとなった『人生スイッチ』。7月25日(土)に迫った日本公開を前に、山田孝之や斎藤工、小堺一機、松尾スズキ、シシド・カフカ、鈴木おさむ、竹中直人など、映画通・映画好きとして知られる著名人たちから、絶賛のコメントがシネマカフェに到着した。第87回アカデミー賞「外国語映画賞」にアルゼンチン代表作品としてノミネート、第67回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にも正式出品され、あまりにも斬新な面白さで話題をさらった本作。人生において、決して押してはならないスイッチを押してしまったがために、不運の連鎖に巻き込まれる6人の男女をユーモアたっぷりに描いた前代未聞のブラック・コメディ。スペインが生んだ名匠ペドロ・アルモドバルがプロデュースした。その先の展開を1ミリたりとも読ませない展開と、誰もが初めて見る圧巻のラストの衝撃に、世界中の映画通たちも舌を巻き、そして爆笑!それは、日本の著名人や映画監督たちもまったく同様だった様子だ。<コメント一覧>■山田孝之(俳優)負の連鎖が続き苦しくなる描写が多いのに、観終わった今最高にすっきりしている。それはこちらが思ったことを登場人物たちが“とことんやってくれる”から。映画の世界にモラルや法律なんて関係無い。作る側としても観る側としても見習うべきだ。■松尾スズキ(作家・演出家・俳優)登場人物全員、見苦しい。だけど、その見苦しさから一秒も目が離せない。時にオシャレにすら思える。それは、監督のセンスが抜群に新しいから。■シシド・カフカ(ミュージシャン)きっと日常に潜む人生スイッチ。絶対に押したくない!衝動に素直な登場人物達を羨ましく思いながらも、人に優しく慎重に生きていこう、と心に刻みました。■鈴木おさむ(放送作家)一つずつの作品と物語が濃く、パワーにみなぎっていて、前菜のない、メインだらけのコースを食べたような、そんな映画です。全てが自分のまわりにありそうでなさそうで、でもスイッチ一個でありえるんだろうな。だからおもしろい。■竹中直人(俳優)観ている間じゅう興奮しっぱなし!何だこの映画は!?すごすぎる!声を出して良いなら終始「うわー!」「うおー!」って叫びながら観ていたい!この映画は確実に爆発している!!■斎藤工(俳優)※公式ブログ「斎藤工務店」よりなんじゃこりゃ!!最初のエピソードから驚愕の求心力こんなんありかよ、、面白すぎる。グザヴィエ・ドラン然り映画の文法が変わりつつあるのか。『人生スイッチ』は7月25日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマライズほかにて全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:人生スイッチ 2015年7月25日より全国にて公開(C) 2014 Kramer & Sigman Films / El Deseo
2015年07月02日映画『虎影』の初日舞台あいさつが20日、東京・新宿武蔵野館で行われ、キャストの斎藤工、芳賀優里亜、しいなえいひ、津田寛治、石川樹と西村喜廣監督が出席した。戦国時代を舞台にした本作は、"忍びの世界で最強"と呼ばれた虎影の闘いを描くアクション作品。忍者としての道を捨て、家族と静かに暮らす虎影(斎藤)は、財宝が記された巻物を巡る争奪バトルに巻き込まれていく――というストーリーで、映画は全国公開中。主演の斎藤は、「配給が決まる前から監督と練っていた作品なので、主役兼配給宣伝の気持ち。思い入れが他の作品とは違う」と感慨深げに語り、「原作がある作品が多い中、監督のセンスにかけて稀な出産をした作品。行く末を見守っていきたいし、海外でも暴れて欲しい」とアピール。思い入れの深さからか、真剣な表情を見せていた斎藤は、虎の被り物で登場した西村監督と津田が年収話で盛り上がると、「せっかくの初日舞台あいさつなんで、もうよくないすか!?」とピシャリと言い放っていた。また、虎影の妻・月影を演じた芳賀は、「(息子役の)樹とハグすると、必ず斎藤さんがハグしに行くんです。私の残り香が嫌で、自分の後味を残したいみたい。意外とヤキモチ焼きで、こんなお父さんになるのかなと思いました」とほっこりエピソードを披露し、石川も、「僕だけ草鞋でとても寒かったけど、雨が降った時に、工さんが拭いてくれてうれしかったです」とにっこり。和やかなやり取りの横で、「芳賀のことは拭いてないの?」と突っ込む西村監督に、斎藤は「やめてよ!」と苦笑いしていた。
2015年06月21日俳優の斎藤工が6月20日に、東京・新宿武蔵野館で行われた主演作『虎影』の初日舞台あいさつに、共演する芳賀優里亜、しいなえいひ、津田寛治、石川樹、メガホンをとる西村喜廣監督とともに登壇した。『虎影』初日舞台あいさつ/その他の写真挨拶に立った斎藤は「普段の作品とは違い、主演兼宣伝というスタンスで取り組んだ作品。配給が決まる前から、監督と作品をどう伝えるか作品を練りました。今日からどう育つかワクワクするし、皆さんには作品の行く末を見守ってもらえれば…」と感無量の面持ちだった。実写版『進撃の巨人』で特殊造型プロデューサーも務める西村監督が、長年親交がある斎藤を主演に迎えて、初めて時代劇に挑んだ本作。斎藤演じる元最強の忍者・虎影が、愛する家族を人質にされ、やむなく命がけの財宝争奪戦に身を投じる。「現場は西村さんのセンスと好奇心にかけていた」(斎藤)。西村監督は完全オリジナルストーリーの映画化に、「漫画原作が多い現在、今回のような企画は通りにくいもの」と苦労を告白。「アクション映画だが、描きたかったのは家族の絆というテーマだった」と本作の普遍性を強調し、「今後も工と一緒に、続けていきたい」と『虎影』シリーズ化にも意欲的だった。4月にベルギーで開催されたブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭でも熱狂的な歓迎を受けており、「僕の作品は海外のほうが、受けが良くて(笑)。世界にある“ファンタスティック”と名がついた映画祭には、今後もどんどん出品される予定なので、工と一緒に現地の熱気を実感したい」(西村監督)、「ぜひ海外でも暴れまわってほしい」(斎藤)と世界に目を向けていた。『虎影』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年06月20日俳優の斎藤工が6月20日(土)、主演作『虎影』の初日舞台挨拶に出席し、「今日、来ていただいたお客様に宣伝担当になってほしい」とファンによる写真撮影を許可した。観客の撮影に関しては先日、女優の樹木希林が同じように認めて、話題を集めたばかりだ。かつて「忍びの世界で最強」と名を馳せた伝説的な忍者・虎影が、人質に取られた家族を救うため、再び刀を抜き、宝のありかを示す巻物をめぐる攻防に身を投じるアクション作品。斎藤さんと長年の親交があり、実写版『進撃の巨人』で特殊造型プロデューサーも務める西村喜廣監督がメガホンをとる。「配給が決まる前から、監督とどのように作品を広げていくか作戦を練った。この作品に関しては、主演兼宣伝担当です」と熱い思いを語った斎藤さん。それだけに、「より多くの人に作品を知ってほしい」という気持ちも強く、今回の“写真撮影OK”が実現したのだとか。「決して大きな規模の作品ではありませんが、だからこそ『手で届ける』という気持ちで、作品の行く末を見守りたい」と決意を新たにしていた。一方、トラの被り物で登場した西村監督は「マンガ原作が多いなかで、完全オリジナルの作品を完成させるのは苦労も多かった」と明かし、「忍者アクションだが、描きたかったテーマは家族のきずな」とアピール。「今後もずっと続けていきたい」と『虎影』のシリーズ化にも意欲を燃やしていた。東京・新宿武蔵野館で行われた初日舞台挨拶には斎藤さんと西村監督に加えて、芳賀優里亜、しいなえいひ、津田寛治、子役の石川樹くんが登壇した。『虎影』は新宿武蔵野館ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:虎影 2015年6月20日より全国にて公開(C) 2014「虎影」製作委員会
2015年06月20日エイチームはこのほど、「夏の海で助けてもらいたい有名人ランキング」についての調査結果を発表した。調査は5月、同社が運営する「ラルーン」会員1,198名を対象に実施された。「海でナンパされて困っている時に助けてもらいたい有名人は?」と聞いたところ、1位には生田斗真さん(136票)が選ばれた。「さりげなく、スマートに助けてくれそう」(10代前半)、「さらっとかっこいい言葉で追い払ってくれそう」(20代後半)、「相手を傷つけずに自分を助けてくれそうだから」(40代以上)など、ナンパしてきた男性に対しても紳士的に接してくれそうな印象があるようだ。2位は福士蒼汰さん(131票)、3位は斎藤工さん(122票)、4位は松田翔太さん(116票)、5位はマツコ・デラックスさん(98票)だった。また、「海で溺れて困っている時に助けてもらいたい有名人は?」と聞くと、ダントツで1位に輝いたのは伊藤英明さん(225票)だった。「『海猿』のイメージが強いから」(10代後半)、「『海猿』を見てかっこいいと思ったから!」(20代前半)、「『海猿』で助けてもらえるイメージができるから」(30代前半)という理由だった。2位は斎藤工さん(109票)、3位は福士蒼汰さん(102票)、4位は山口達也さん(99票)、5位は西島秀俊さん(86票)が選ばれた。
2015年06月19日俳優の斎藤工が忍者アクション『虎影』で主演を務め、持ち前の身体能力を活かした華麗なアクションに挑んだ。メガホンをとるのは、世界的に注目を浴び、実写版『進撃の巨人』で特殊造型プロデューサーも務める“異才”西村喜廣監督。昨年放送されたドラマをきっかけに、俳優としてブレイク中の斎藤にとっては、「オファーを断る理由がない。世間のイメージに反した僕の“本質”を見出してくれる」と全幅の信頼を寄せる存在だ。その他の画像数年前から親交があり、西村監督が手がけたゾンビアクション『ヘルドライバー』に武装警察の隊員役で出演したこともある。そんな両者の再タッグが実現した『虎影』は、斎藤演じる元最強の忍者・虎影が、愛する家族を人質にされ、やむなく命がけの財宝争奪戦に身を投じるというエンターテインメント作。「西村監督が持ち前の好奇心とクリエイティビティを駆使して忍者アクションを作る。それだけで、一映画ファンとしてワクワクする」(斎藤)。斎藤は華麗なアクションに加えて、“父親”として家族を守ろうとする姿を真摯に、ときにコミカルに演じており「虎影の実直さは、滑稽に見えるかもしれない。でも、どこか土の匂いがする男で、西村監督も僕のなかにある“土っぽさ”を捉えてくれた」と役柄に親近感を抱いている。さらに作品に対しても、「自分にとって『虎影』は名刺代わりであり、主演兼“宣伝マン”として、ずっと付き合い続けたいです」と熱き思いと強い覚悟を示した。もちろん、西村監督への信頼はさらに深まった。「今の映画業界から見れば、ジャンルムービー扱いされがちな作風ですが、根底には『誰もが楽しめる娯楽を目指す』という思いがあるし、家族の絆がテーマになっている。西村さんの作品や世界観は、例えば、アレハンドロ・ホドロフスキー監督がそうであるように、100年後でも残るもの。将来、ボックスセットが発売されたり、アートとして世界的な評価を獲得したりするのではないしょうか」(斎藤)。『虎影』6月20日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開取材・文・写真:内田 涼
2015年06月18日「ドラマの影響で、セクシー俳優っていう説明書きが加わったことは自分でも認識しています。僕としては、世間のイメージを楽しんでいる。風が吹いているといっても、芸人さんの一発ギャグと似た感覚かなと思っています。そろそろ賞味期限が近づいているな、て」昨年、不倫を描いたドラマ「昼顔」で日本中の女性をとりこにした俳優・斎藤工は、いまの自分が置かれている状況を謙遜でも自嘲でもなく、あくまでフラットな視点で見つめている。そんな斎藤さんが「自分の名刺代わりになる作品。イメージとは反した“本質”を捉えてもらった気がする」と胸を張るのが、最新主演作『虎影』。遊び心満載のアクション作品で“忍者”を演じたと聞けば、混乱する女性ファンも少なからずいるかもしれない。斎藤さんが演じる主人公・虎影は、かつて「忍びの世界で最強」と名を馳せた伝説的な忍者。6年前に抜け忍となり、愛する家族とともに平穏な暮らしを送っていたが、宝のありかを示す巻物をめぐる陰謀に巻き込まれ、再び刀を抜くことに…。国内外でコアな支持を集め、実写版『進撃の巨人』で特殊造型プロデューサーも務める西村喜廣監督のメガホン作。長年の親交があり、斎藤さんが「オファーを断る理由がない」と全幅の信頼を寄せる存在だ。原作ものが幅を利かせる現在の映画界にあって、完全オリジナルで勝負した本作は「もちろん、バジェット(製作費)も限られていた」(斎藤さん)。それでも「西村監督が、持ち前の好奇心とクリエイティビティを駆使して、しかも忍者というフィルターで世界に勝負をかけるんですから、いち映画ファンとしてもワクワクしますよ」と声を弾ませる。ピュアな瞳の輝きは、紛れもない映画少年!「虎影は西村さん自身の姿だなって思います。監督も父親であり、子どもを育てながら、作品をつくり続けている。例えば、ピンチに立たされた虎影が、『どうしよう~』と絶叫しながら野原を全力疾走する。お客さんにはコミカルに見えるシーンですけど、父親としてはとても実直な行為なんです。何より虎影が放つ“土っぽさ”を、斎藤工という俳優からしっかり見出してくれる。だからこそ西村監督は、常に信頼できる存在です」(斎藤さん)。派手なプロモーションが仕掛けられない代わりに、「もう、主演兼宣伝担当と思ってもらって構いません!」と宣伝にも意欲的に取り組んでいる斎藤さん。「最近ファンになった方に、劇場に足を運んでもらって、西村さんの才能をひとりでも多くの人とシェアしたいんです。『虎影』は公開が終わっても、付き合い続けたい作品。だからこそ、俳優として、宣伝も含めた映画の新しいあり方を模索していきます」と強い覚悟を示す。ともすれば、『虎影』のような強烈な個性を放つオリジナル作品を、単なる「ジャンルムービー」と扱いがちな現在の日本映画。俳優界きってのシネフィルでもある斎藤さんには、どう見えているのだろうか?「決して不遇の時代とは思っていません。西村さんをはじめ、塚本晋也監督、是枝裕和監督、西川美和監督、河瀬直美監督、園子温監督といったエネルギッシュな監督が世界で勝負し、若いクリエーターの指針になっていますから」(斎藤さん)。数本のショートフィルムを手がけ、制作業にも意欲を見せる斎藤さん。「意識しているのは『何をテーマに、誰に届けるか』ということ。いま、海外のとあるニュースをもとに、遺品からその持ち主の人生を描くというプロットを温めています」と次回作の構想を明かしてくれた。常に映画に新たな可能性を見出そうとする姿勢こそが、斎藤さんの“本質”であり、その結晶が『虎影』だ。俳優・斎藤工を深く理解する上で、非常に重要な作品なのだ。(photo / text:Ryo Uchida)■関連作品:虎影 2015年6月20日より全国にて公開(C) 2014「虎影」製作委員会
2015年06月17日映画『あん』の3夜連続のトークイベントが6月16日(火)に最終日を迎え、河瀬直美監督と、監督と親交の深いシンガポール出身の写真家レスリー・キーが登壇。作品およびアーティスト論について熱く語り合った。ドリアン助川の小説を映画化した本作。街のどら焼き屋を舞台に、あん作りの名人だが、かつてハンセン病を患ったことで偏見にさらされる老女・徳江、雇われ店長の千太郎、女子中学生のワカナらの交流を通じて生きる意味や命について問いかける。全国77館という小規模公開ながらも連日、立ち見が続出し、ぴあ映画満足度でもNo.1を獲得するなど好調な興行を維持してきた本作。すでに観客動員数は20万人を突破した。6月15日(日)より3夜連続のトークイベントが河瀬監督によって企画され、一夜目は斎藤工、2夜目は浅野忠信、そしてこの日は、本作のカンヌ国際映画祭への出品にも同行したレスリーが来場した。河瀬監督はまず、映画を見終えたばかりの観客に対して「徳江さんが最後に遺したメッセージに尽きます。『見なければ何もない(=見ようとしなければ、存在しないことになってしまう)』というシンプルな哲学です。夢や希望もあった方がいいけど、“何か”になれなかったとしても大丈夫、私たちが見る世界はこんなに素晴らしいと言ってる」と作品に込めた思いを語りかける。この日の客席には、レスリーと河瀬監督がかつて通った「ビジュアルアーツ専門学校」(旧大阪写真専門学校)のアーティスト志望の若者たちの姿も多く見られたが河瀬監督は、カンヌのレッドカーペットで「ヨウジヤマモト」のドレスを着用したが、彼がクリエイターを目指す人に対して語った「この服を作るために死ねますか?」という言葉に言及。「ハサミひとつと命を引き替えにする情熱を持って作っているかということだと思う」と語り、さらにレスリーが監督に送ったという「直美のためなら死ねる」というメッセージを紹介。レスリーは「最愛のモノに出合って、そのくらい思えたら生きる意味がある」とそのメッセージの意味を説明し、河瀬監督も「私自身、正直なところ、それくらいの気持ちで向き合ってる。映画撮るために命を懸けてるし、『自分よりもここにあるもの(=作品)の方が大事』とスタッフに言える。それくらいのものに出会えるって幸せだと思います」と持論を口にした。だが、現代社会では「そうした気持ちが薄くなっている。別のモノでも大丈夫、という人が多い」とも。かつて映画祭で一緒に審査員を務めたスピルバーグが口にした「ハングリー」という言葉に触れ「スピルバーグでさえ、富と名声を掴んだあの人でさえいまでもそう言っている」と常に何かを追い求める情熱の重要性を熱く説いた。レスリーはローティーンの頃にシンガポールで松任谷由実の曲を聴いて感動し、10年間お金を貯めて来日し、写真学校に通った。自身、小さい頃の写真を持っておらず「妹の写真を撮りたかった。妹を子供時代の写真のない大人にさせたくなかった」と写真という道を選んだ理由を明かす。河瀬監督はこのレスリーのモチベーションに深くうなずく「私は、“瞬間”を失いたくなくて、映像という“動く画”を選んだ。当時、現像に出して上がってきた映像を見て、それを撮っていた時の自分がよみがえって『タイムマシンだ』と思った。記憶はそれぞれの人の中でバラバラだけど、写真や映像は記録なので変わらない。でもその記録が記憶と結びつく瞬間があるんです。この映画を見て、徳江を母と思う人もいればおばあちゃんと重ねる人もいるし、千太郎を自分だと思う人もいる。記憶と記録が結びつくことが原点。どうしても残したいという思いがあるから、絵画や壁画、映画がある。そこには人の『心』が必ずある。何が重要って『心』です!」と自らの創作の姿勢と重ね合わせつつ語り、客席は2人の言葉に静かに耳を傾けていた。『あん』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年06月17日6月29日(月)に放送となる「SMAP×SMAPスペシャル」(仮)にて、中居正広、木村拓哉、稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛の「SMAP」メンバーが堤真一、井浦新、AKIRA、高良健吾、福士蒼汰と「親友フィーリングカップル」を行うことが明かされた。2014年10月6日に企画されて以来、好評の「親友フィーリングカップル5 VS 5」。目の前に立った錚々たる顔ぶれに、「これはモテる!」と叫ぶ中居さん。いまさら自己紹介をする必要もないメンバーだが、まずは自己紹介からスタート!中居さんが「友達になるのには4、5年かかります」と言うかと思えば、香取さんも「絶賛、家にこもり中です」と発言、稲垣さんは「意外と僕は社交的なんですよ。気難しいイメージとは全然反対。半同居人とも一緒に仲良くしてください」とそれぞれの告白が続いた。一方のゲストサイドも、堤さんが「趣味はありません」と言いつつ「最近包丁を研ぐことに凝ってます」と発言しみんなを驚かせるなど俳優陣のイメージを覆す発言の数々に盛り上がりを見せた。さらに1日二人っきりで出かけるならどんなプランを考えてくれるかという「SMAP」からの質問にも素敵な提案が続く。井浦さんは強い思いが止まらなくなり、進行の田淵裕章アナウンサーに「一人で40分話していましたよ」とつっこまれるほど。香取さんは井浦さんの話に出てきた「鬼のいる山」に興味津々で、「あれ、そこには鬼はいないの」と何度もみんなに聞き返すほどだった。二人で出かけるなら海に行きたいという福士さんは「ぜひ実家に来てください!ウェルカムです、両親と姉二人でお迎えします」とアピール。「僕の部屋使ってください」と伝えると木村さんが「お姉ちゃんの部屋じゃないの?」と聞いたり、中居さんが「お姉ちゃん」についてさらに尋ねたりするなど、「SMAP」みんなが福士一家に興味津々の様子だった。最後までどんな質問が来ても、「一人が一番なんです」という答えを貫く中居さんに堤さんが「僕も一人が好きだったけど結婚したよ」と声をかけると「てことは僕も結婚できるかな?」という発言がついに中居さんから飛び出すなど、「フィーリングカップル」の収録は今回も大盛り上がりとなったようだ。2014年に放送された「親友フィーリングカップル」では小栗旬、向井理、「Kis-My-Ft2」藤ヶ谷太輔、高島政宏、山田孝之が出演。結果、木村さんと向井さん、草なぎさんと山田さんがカップルになった。2015年に放送されたスペシャルでは、田中哲司、渡部篤郎、斎藤工、東出昌大、「Kis-My-Ft2」玉森裕太が出演し、木村さんと斎藤さん、草なぎさんと東出さんがカップル成立している。中居さん、稲垣さん、香取さんはいまだ不成立。「もう相手の気持ちが僕には届いている」と自信満々の中居さんは、稲垣さんから「前回も前々回もそう言っていたよ中居君」とつっこまれる始末だが、果たして今回はカップル成立なるか?放送を楽しみに待ちたい。「SMAP×SMAPスペシャル」(仮)は6月29日(月)21時よりフジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日いよいよ今週18日(木)に最終回を迎える斎藤工主演のフジテレビ木曜劇場「医師たちの恋愛事情」。先週末クランクアップを迎え、斎藤さんと、ヒロインを務めた石田ゆり子から喜びのコメントが到着した。本作は大学病院を舞台に、医師たちそれぞれが「出世争い・恋愛・不倫・三角関係」などさまざまな“悩み”を抱えながら生きていく「医療ラブストーリー」。最終回では、斎藤さん演じる主人公の守田春樹と石田さん演じる先輩医師の近藤千鶴の恋愛を中心に、河合奈々(相武紗季)と高橋宗太郎(平山浩行)、市川友子(板谷由夏)と仁志祐介(伊原剛志)らの恋愛事情、さらに大学病院の経営本部長・渡辺幹夫(生瀬勝久)が絡んだ出世事情など、それぞれの人生の選択が注目される。出演者たちが続々とクランクアップしていく中、最後に撮影を終えた斎藤さんと石田さん。小雨が振る中での夜間ロケで撮影されたのは、春樹と千鶴が、それぞれの、そして2人の将来などについて話をする、最終回の中でも重要な見どころとなるシーンだ。台本にして4ページを超える2人きりの会話劇を見事に演じきり、クランクアップとなった。田中亮監督から花束、平野眞監督から、ドラマオリジナルの“金メダル”を受け取った斎藤さんは、撮影をふり返り、「私は、これまで“人運”のみでやってきました。主役という“玉”じゃないことは、自分でよく分かっているんですが、今日ここまでやって来られたのは、監督やゆり子さんを始めとした素晴らしいキャストとスタッフのみなさんのおかげです。本当に支えられるということは、こういうことだなと実感しました。情けない主演だったかもしれませんが、みなさんのおかげで務めあげさせていただいたことを感謝します。打ち上げではハメを外したいなと思います(笑)。お疲れ様でした」と感謝の言葉を述べた。そして石田さんは「本当に3か月間、ありがとうございました。本当に楽しかったです。連続ドラマというものは、これだけのたくさんのスタッフのみなさん、キャストのみなさんに支えられて出来上がっているということを、今回あらためて、深く感じました。またお目にかかれますように、わたしも日々精進します。ありがとうございました」と笑顔で語った。「医師たちの恋愛事情」は6月18日(木)22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月16日映画『あん』のヒットを記念し6月14日(日)、都内劇場で河瀬直美監督とゲストの斎藤工のトークベントが開催された。河瀬監督と親交の深いドリアン助川の小説を映画化した本作。千太郎が雇われ店長を務めるどら焼き屋にバイト募集を見てやってきた老女・徳江はあん作りの名人で、彼女の腕で店は繁盛をするが、実は彼女がかつて、ハンセン病を患っていたことがうわさとなり…。斎藤さんと河瀬さんはこの日が「はじめまして」。河瀬監督たっての希望で芸能界きっての映画通であり、監督としての顔も持つ斎藤さんとのトークセッションが実現した。控室では斎藤さんが「僕の一発芸になってる(笑)」という壁ドンを河瀬監督相手にやったそうで、しかも斎藤さんによると「僕が照れてしまい、ピクリとも心を動かせず、逆に壁ドンをしていただいた(苦笑)!」とか。登場時も、河瀬監督はまるで結婚式のように仲良く腕を組んで、斎藤さんにエスコートされて壇上に上がり、集まった女性ファンを前に「ごめんなさい」と謝罪し「ごちそうさまでした」と満足そうに語り、笑いを誘っていた。斎藤さんは『萌の朱雀』以来、河瀬監督の作品を見続けているそう。「いま、僕はTVの仕事が多くて、どうしても説明的な作業になってしまうんですが、河瀬さんの作品は説明じゃなく、演技でもなく、そこに存在しており、ドキュメンタリーがライバルのようにさえ見える」と語り、どうやってあの現場を作っているのかと興味津々で質問!河瀬監督は「他人の現場はわからないけど『よーいスタート』から『カット』までの間にここからここに来て、これを言って…というのでは決まり事が多い。私は360度、誰が何をしてもいいようにまず“場”をセッティングして、どこをカメラが抜いてもスタッフも映らないし、照明もケーブルも見えないようにする」と場づくりを説明。「テストもしない。役者さんがどこに立っても、だいたいスタッフがそれを受け止めて作っていく」と明かした。前作『2つ目の窓』では村上淳と村上虹郎の親子が劇中でも親子役で共演。今回、樹木希林とその孫で、本木雅弘の娘でもある内田伽羅が共演しているが、本作での2人の起用について「ドリアンさんが、徳江さんは樹木さんしかいないと。樹木さんを思い浮かべて(小説を)書いていたそうです。(内田さんが演じた)ワカナはちょっと普通の中学生ではない役ですが、伽羅ちゃんは最初のどら焼きのかじりつき方が普通の14歳じゃなかった」と述懐。その上で、ワカナはシングルマザーの娘役であるということで、内田さんを撮影の期間中、団地に一人で生活させていたと明かす。「(母親役の)水野美紀さんには、最初の2日だけ一緒に寝泊まりしてもらい、最初に母親の存在を体験させておいて、それから母親が帰ってこない状態にした。それが演出といえば演出」と語り、斎藤さんを驚かせていた。また、河瀬監督は演技指導についても「リアリティを追求して『自由にやってください』じゃ舵取りがなくなってしまう。行先は船長(=監督)が決めないといけない。どの道を通ってもいいし、道に迷ってもいいけど、迷うからには出口が必要」と持論を展開。その上で、決して直接的な指示の言葉を掛けることはないとし、今回の樹木さんへの演出を例に「樹木さんに『この店に来るのがこれが最後の日だったらどうですか?』と言って、もう1回やってもらうと、エプロンのたたみ方が変わるんです。日本の俳優さんはそれができる人たちなんですけど、それをやらせてもらえない。そういう時間のかけ方をさせてもらえないんだと思う」と語る。斎藤さんも「僕もそういう経験はさせてもらったことはないです」と羨望の表情を浮かべて深くうなずいていた。司会者から今後、斎藤さんを起用するを問われると、斎藤さんの方が「僕を前にそれを聞きますか?」と困惑。河瀬監督は会場の女性ファンに「工くんの魅力って何?甘いマスクもあるけど、言ってることやしていることもいいの?」と質問し、斎藤さんに演じさせるべき役柄を「考えます」と語りファンを喜ばせる。改めてその印象を問われ「目が合って『かわいい』と思いました。壁ドンしててもかわいいなぁ、飼っておきたいなと思った」と語り、会場は笑いに包まれた。『あん』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年06月15日6月20日公開の映画『虎影』の完成披露試写会が11日、東京・秋葉原のアキバシアターで行われ、斎藤工、石川樹、西村喜廣監督が出席した。世界各国の映画祭で高い評価を受け、『進撃の巨人』で特殊造形プロデューサーを務める鬼才・西村喜廣監督がメガフォンを執った本作。戦国時代を舞台に、かつて"最強"と呼ばれた虎影(斎藤工)が、愛する者を守るために再び刀を抜き、命がけの財宝争奪バトルに巻き込まれていく…というストーリーだ。主演の斎藤は「西村さんが何を考え、何を作るのか、イチ映画ファンとして興味があり、忍者映画を作るというお話を聞いて世界をステージにしている人ですから今までの集大成のような作品にできると思いました。(出演オファーは)気軽なメールで来たんですけど、僕も気軽に『出させてください!』と返事をしました」と出演経緯を説明しながら「やりとりは気軽でしたが、蓄積の上での今日がありますから、感慨深いですね」と映画の完成に笑顔を見せた。そんな斎藤に出演オファーを送った西村監督はLINEでメッセージを送ったといい「僕の作品はこれまで主演が全員女性だったので、初めて男性を主演にした企画になった時、一番最初に思いついたのが工。アクションシーンは本当に良かったです。ずっと一緒にやっているので現場も楽だったし、話し合いもほぼありませんでした」と斎藤には絶大の信頼を寄せている様子だった。続けて西村監督は斎藤の良いところを「ラストのシーンは本当に雨が降っていて、撮影後にロケバスに戻ってくると工は自分の身体を拭かずに樹くんの頭を拭いていたんです。本当に優しいやつだと思いましたよ」と絶賛。すると斎藤が「そんなことないです。営業!営業スイートです」と謙そんしながら「過信したら人間なんて終わりますから…」と相変わらずのネガティブ発言で会場を笑わせていた。映画『虎影』は、6月20日より新宿武蔵野館他にて全国公開。
2015年06月12日現在放送中の斎藤工主演ドラマ「医師たちの恋愛事情」(フジテレビ)。最終回に向けてストーリーは佳境を迎える本作だが、この度、出演者を激励するため主題歌を担当するシシド・カフカが撮影現場を訪れ、斎藤さんや、ヒロインの石田ゆり子と対面した。「医師たちの恋愛事情」は、大学病院を舞台に医師たちそれぞれが「出世争い・恋愛・不倫・三角関係」などさまざまな「悩み」を抱えながら生きていく「医療ラブストーリー」。斎藤さん演じる主人公の守田春樹と石田さん演じる先輩医師の近藤千鶴の恋愛を中心に、河合奈々(相武紗季)と高橋宗太郎(平山浩行)、市川友子(板谷由夏)と仁志祐介(伊原剛志)らの恋愛事情、さらに大学病院の経営本部長・渡辺幹夫(生瀬勝久)が絡んだ出世事情が見えてくる…。最終回の病院でのシーンの撮影が行われている現場に訪れたシシドさん。主題歌「Don’t be love/feat.斉藤和義」について聞かれると、斎藤さんは「歌が躍動している感じがします。僕たち二人がのんびりした雰囲気なので、そのテンションに“ムチ”打つような感じで、音楽を刻んでいただいています」と語った。またシシドさんと初対面という石田さんは「千鶴の目線で書かれた歌詞に勇気をいただきました。ドラマの撮影当初、役の方向性が、まだつかめない時に、主題歌で方向性が見えた部分もあり、改めて音楽の偉大さを感じました」と感動した様子で語った。シシドさんは「千鶴のことを想像しながら、歌詞を考えました。千鶴の“物腰は柔らかいけど、芯が通っていて熱いものを持っている”という性格ながら“恋から距離がある女性”ということで、イメージの熱をさますのが大変でした」と曲作りのエピソードを披露。さらに、実際に主題歌がドラマ放送時に流れた際には「恥ずかしい感じもしましたが、自分たちが作った音楽が、(ドラマの)世界観に放たれた瞬間だったので、とても興奮したのを覚えています」と明かした。さらに今夜放送の10話について、主演の2人は、「いままでで一番色んなことが一気に動き出すラストスパートの始まりの回だと思います。ただ、1話から共通しているのは、一人の問題が一人ではないというか、誰かと喜びも悲しみも共有しているということだと思います。そんな時間の蓄積によって、春樹の不安も個人のものだけでなく、春樹に突きつけられた問題は、みんながどこか自分の問題のように捉えている気がしているんです。一人じゃない感じがしています。このチームで色んなことを乗り越えるというミッションを視聴者の方も見届けていただきたいと思います」(斎藤さん)、「物語が大きく動き出します。千鶴が封印していたものを解く回でもあるので、ぜひ注目していただきたいと思います」(石田さん)とそれぞれ見どころを語った。「医師たちの恋愛事情」は毎週木曜日22時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月11日ドラマ「医師たちの恋愛事情」に主演し、いま最も旬な俳優として活躍する斎藤工と、実写版『進撃の巨人』で特殊造形プロデューサーを務める西村喜廣監督がタッグを組んだ映画『虎影』が、いよいよ6月20日(土)より公開となる。このほど、本作のメイキング映像をシネマカフェが独占入手。斎藤さんのコメントに加え、吹き替えなしの迫力アクションに挑んでいる様子が明らかになった。虎影(斎藤工)は、里の片隅で妻・月影(芳賀優里亜)、そして5歳になる息子の孤月と幸せに暮らしていた。だが、ある日、財宝を手に入れたい“忍”の首領に孤月を人質にとられ、夫婦2人は再び任務に就くことに。かつて“最強”と呼ばれた男は、愛する者を守るため、再び刀を抜くが、命懸けの財宝争奪バトルロイヤルに巻き込まれていく――。かつてない新時代のアクション・エンタテインメントとなる本作。現在、一番の注目株といわれる斎藤さんは、魅力的なその風貌はそのままに“忍”の衣装に身を包み、天性の運動神経を活かした迫真のソードアクションを存分に披露する。届いた映像には、息子・弧月を背負いながら竹製のパワードスーツで敵の“くノ一”2人と激闘するシーンや、崖を駆け上がるシーンのクレーンアクションに体当たりで挑む斎藤さんの姿が。また、吹き替えなしのソードアクションのシーンは圧巻だ。そんな斎藤さんは、「今回いままでとの大きな違いは、家族の部分が本当に軸になっている。だからファミリー映画なんですよね。もちろん西村監督テイストの描写はたくさんあるんですけど、たぶんそこを1番大事にしているんじゃないかなと思います」とコメント。アクション俳優としての開眼のみならず、西村監督のもとで家族を描いた本作に手応えを覗かせていた。『虎影』は6月20日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年06月07日米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」(SSFF & ASIA) は、6月4日(木)に表参道ヒルズ スペース オーにてオープニングセレモニーを開催した。司会の別所哲也、LiLiCoは、映画『スター・ウォーズ』にちなみ、ライトセーバーで闘いながら登場。今年で17回目を迎える本映画祭だが、別所さんが1999年に立ち上げた当時から、ジョージ・ルーカス監督からの応援を受けている。この日、別所さんが監督からの手紙も読み上げた。「一本のショートフィルムがもたらした、夢のような冒険物語は今も続いています。未来の映画作家の基礎となる作品に出逢えるかもしれません。 ジョージ・ルーカス」。本イベントは、6月4日(木) から6月14日(月)まで、東京・横浜を中心に、世界100以上の国と地域から集まった約5,000本の作品から選りすぐりの約200作品を上映。グランプリ作品が米国アカデミー賞短編部門のノミネート選考対象作品となるということもあり、毎年注目が集まっている。この日、「ブックショートアワード」「地球を救え部門!J-WAVEアワード・優秀賞」「特別賞」「話題賞」が発表され、授賞式が行われた。第一回「ブックショートアワード」には、芥川龍之介の「鼻」を現代風に創作した、結城紫雄の『HANA』が受賞。プレゼンターの筧美和子から賞金が授与された。「地球を救え部門!」では、J-WAVEアワード賞にEmily Driscoll監督、優秀賞にはMarleen van der Werf監督がそれぞれ受賞。審査員のルー大柴が「ベリーエキサイティングで、非常にエモーションでした」と挨拶をすると、受賞された監督も笑顔を見せた。また、受賞には至らなかったものの、この部門にはなんとフジテレビの「おもくり」からも作品が出展されており、「非常にタレント性があるなと驚きました。」と評価した。同じく審査員の岩田ユキ、堀潤、田中律子も挨拶を行い、各々から見た自然への課題に対する想いを語った。「特別賞」には、ももいろクローバーZ vs KISSの「夢の浮世に咲いてみな」が受賞。この日は残念ながら会場に来ることができなかったが、ももいろクローバーは、「アニメの世界から浮世絵の世界に繰り広げられる作品となっています。海外に日本の文化を発信することができてとても嬉しいです!」と挨拶。KISSのメンバーからも「浮世絵は最高だ!参加するすべてのフィルムメイカーたちに幸運を祈る!映画祭をエンジョイしてくれ!WOW!」と、それぞれからビデオメッセージが届いた。「話題賞」には、パラパラ漫画が海外でも高い評価を得ている鉄拳さんが受賞。ジェットコースターとフィギュアスケートをテーマにした最新作『SLIDE』をプレミア上映した。どこか恥ずかしそうに登場した鉄拳さんは、「次回はもっと凄い作品を作らないといけないのかな?次回ダメでもみなさんがっかりしないでくださいね。」と控えめに挨拶。なんと本作は、3か月かけ、過去最高の2,900枚描いたそうだ。別所さんから「浅田真央さんを彷彿とさせる作品となっていますね」と投げかけられると、「去年の8月考えたんですが、つい最近復帰会見をされて、めっちゃびっくりしました。浅田さんにも是非この作品を観てもらって、感想を聞きたいです。」と話した。さらに、会場ではMay J.の最新曲「Love is tough」の世界観をモチーフにUULAとShortShortが共同製作したショートフィルム『ブーケなんていらない』 の完成発表も行われた。アベラヒデノブ監督は、「失恋ラッキーと思えるような作品を創っていきたい」と抱負を語った。この日、上映される『家族ごっこ』に出演している斎藤工、鶴田真由も「ショートフィルムだからこそ描けたブュッフェのような作品です」「とても笑える作品になっているので是非観て頂きたいです」とそれぞれ挨拶を行った。「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」(SSFF & ASIA) は、6月4日(木) から6月14日(月)まで、東京4会場と横浜にて上映される。(text:cinemacafe.net)
2015年06月04日今年1月に公開され、異例の大ヒットを記録した『おみおくりの作法』のDVD&ブルーレイが9月2日(水)に発売されることが決定した。その他の写真本作は、孤独死した人を弔うことを職務とする民生係の主人公が、最後の案件となった亡き知人の人生に向き合う中で、自身もあらたな一歩を踏み出していく姿を描いたヒューマン・ストーリー。公開当時は、シネスイッチ銀座1館からはじまり、最終的には100館以上の劇場で公開され、話題を呼んだ。公開時から、“人の死”を描いた深遠なるストーリーに感動したという感想が多く寄せられ、各界の著名人や評論家からも絶賛の声が多かった本作。映画コメンテーターのLiLiCoは「優しさに満ちた生き方をすれば逝くときは美しくて感動的。日本らしい考えが溢れる傑作!」と絶賛しており、漫画家・コラムニストの辛酸なめ子は、「誰も来ない誕生日よりも誰も来ないお葬式の方が何倍も淋しいことに気付き、生きている間にもっと人と関わらなければと切実に思いました」と語っている。また、ストーリーのもつ力だけでなく、作品に漂う上品な美的センスも高い評価を得ているようで、俳優の斎藤工は、「きめ細かく上質な風味。厳選され抽出されたエスプレッソの様な作品。ひたすらに素晴らしい」と、漫画家のやくみつるも「ふと入った映画館で、存外の洒落た一篇に出会い、シミジミと或る人物の死を悼み、退出する……。心の宝物にしたいような逸品です」とコメントを寄せている。なお本作は、ポニーキャニオンが贈る最新名画シリーズ『映画美食宣言 シネマ・スペシャリテ 第4弾』の対象作品となっており、特設ページでは全11作品を紹介。期間中にキャンペーン実施店舗で対象タイトルを購入すると、抽選でプレゼントがもらえる。『おみおくりの作法』ブルーレイ&DVD 9月2日(水)発売ブルーレイ:4700円+税DVD:3800円+税※レンタル同日開始販売元・発売元:ポニーキャニオン
2015年06月01日長谷川博己と麻生久美子が出演する園子温監督待望のオリジナル作品『ラブ&ピース』。このほど、園監督が25年前の想いを綴った私小説が収録される本作の原作描き下ろし絵本が、5月27日(水)に発売されることが決定した。2015年、来る東京オリンピックに向けて湧く東京。うだつの上がらない日々を過ごすサラリーマン・鈴木良一(長谷川博己)。ある日、良一はデパートの屋上で一匹のミドリガメと目が合い、運命的なものを感じる。あきらめたロックミュージシャンへの道、まともに話せないが恋心を抱いている寺島裕子(麻生久美子)への想い…彼の人生を取り戻すのに必要な最後の欠片(ピース)、それが…そのミドリガメだった!愛をテーマに描いた待望のオリジナル作品である本作は、園監督が自主映画を撮り始めた25年前に書いたシナリオが元となっている。今回発売が決定したのは、園監督本人描き下ろしの油絵などの力強い絵画に詩のような言葉がのった、鈴木良一とミドリガメのピカドンの出会いから始まるストーリーが展開される絵本。さらに、25年前、映画『ラブ&ピース』のシナリオを書き出した当時の自身を、主人公の鈴木良一に投影した私小説「鈴木良一の闇」も収録される。今回の原作本発売にあてて、各界著名人からコメントが届いている。■星野源(俳優・音楽家・文筆家)詩を食べ映画を食べた園子温が、極彩色のうんこを撒き散らしながら絵本を食い尽くす■Chim↑Pom(アーティスト)天才は常に正しい。気付いたときには更に10年先に行っている。園子温はそれを証明し続ける■斎藤工(俳優)危ない!自分はとっくに“東京”に浸食されていた!危ない!園さんが“本当”を教えてくれた「いまから25年前、全力で歯ぎしりしていたあの頃の事は、あまり思い出すことはない。高円寺の薄暗い四畳半アパートの裸電球に照らされたこたつのテーブル。それからアルバイト先の管理室の薄暗いちゃぶ台。そこで、オレは映画『ラブ&ピース』のシナリオを書き始めた」という「鈴木良一の闇」の一節からも分かるように、本作は園監督にとってかなりパーソナルな内容であることが窺える。“天才”とも称される園監督の素顔に触れることが出来るかもしれない本作を、ぜひチェックしてみて。『ラブ&ピース』は6月27日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラブ&ピース 2015年6 月27 日(土)よりTOHO シネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 「ラブ&ピース」製作委員会
2015年05月26日これまでに、『アース』や『ライフ-いのちをつなぐ物語-』といったネイチャー・ドキュメンタリーの傑作を数多く生み出し、世界中を魅了し続けているBBCアース。その最新作は、初めてピクサー・スタジオの協力を得て製作されたドラマチック・ドキュメンタリー『小さな世界はワンダーランド』。 今回、大自然の中ではじめての冒険に挑むのは、原生林に生息するシマリスと砂漠に住むスコーピオンマウスの子供たち。冬眠に備えて必死にドングリを集めるシマリスと家族と離れて一人で旅に出るスコーピオンマウスが、それぞれの場所で毎日危険と隣り合わせにさらされながらも、一人前へと成長していく姿が映し出されています。はたして、2匹の子供たちは無事に大人への一歩を踏み出せるのか……。 2匹とも10センチ前後という小さな体にも関わらず、厳しい自然の中をくぐり抜け、大きな動物たちに立ち向かう勇敢な姿には、子供でも大人でも感動の嵐。私たちが知らない自然の世界では、毎日命を懸けて必死に生きている動物たちがいるということを改めて考えされられます。 完成までになんと2年半もかかったという本作は、44分の中にすべてが凝縮されており、色彩豊かな美しい映像と臨場感には引き込まれっぱなし。まるで、動物たちと一緒にいるかのような卓越した映像の裏には、撮影クルーの計り知れない努力と忍耐があり、それによって初めて映像に記録されたという動物たちの貴重な姿は必見です。顔をパンパンに膨らませてドングリを頬張るシマリスの可愛らしさと小さな体でオオカミ顔負けの遠吠えを見せるスコーピオンマウスの力強さに、誰もがくぎ付けになること間違いなし! また、映画ナレーター初挑戦という斎藤工さんが日本語版ナレーションを務め、その甘く優しい声で、私たちを未知の世界へと導いてくれます。動物と自然が織りなす奇跡の数々は、まだまだ知らないことが多い自然界の素晴らしさを教えてくれるのです。子供も大人も、このワンダーランドへ冒険の旅に出てみませんか? イベントデータ: 『小さな世界はワンダーランド』 公開表記:5月9日(土)より TOHOシネマズ 新宿 他全国順次ロードショー 配給:ギャガ 料金:一般1100円/高校生以下500円 (C) BBC 2014
2015年05月10日