NHK連続テレビ小説『おちょやん』が2021年5月15日に最終回を迎えました。新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年11月30日から放送が始まった『おちょやん』。昭和の俳優、浪花千栄子さんの人生をモデルに、大阪の南河内の貧しい家に生まれた少女が、俳優の道を目指す物語でした。ヒロインは、俳優の杉咲花さん。竹井千代役を演じ終え、動画でコメントが公開されました。【動画あります】 #おちょやん のヒロイン・竹井千代を演じ終えた #杉咲花 さんから皆さんへのメッセージです pic.twitter.com/Zr8b34F4PY — 朝ドラ「おちょやん」放送中 (@asadora_bk_nhk) May 13, 2021 「視聴者からの声援のおかげで、最後まで放送できた」と感謝の言葉を述べた杉咲さん。また、自身のInstagramではこれまでの撮影を振り返りました。はじめての場所に飛び込むのは怖いことだけど、それを経験できたときにやっと自分の未熟さを知れるし、次に進むためのヒントをもらえる。できなかったことができるようになったりもして、少しだけ自信を持てたりもする!シンプルなことだけど、心からそう感じることのできた日々でした。hanasugisakiーより引用杉咲さんは、朝ドラの現場でさまざまな経験を積んだのでしょう。「たまらない時間だった」と、コメントしました。そして本番中、これまでほんの数回だけ出会えたことのあった奇跡のような瞬間に、おちょやんの現場では何十回と出会うことができました。自分でも信じられないほどすごい時間だったけど、それはきっと朝ドラという大変に長く特殊で特別な環境と、おちょやんに携わったみんな、観てくださった方々の愛と熱量が生み出した賜物だったのではないかなと思います。本当に、たまらない時間でした。hanasugisakiーより引用そして、『おちょやん』の放送が終わるのを機に、Instagramを閉じることを発表。ファンからは、「お疲れ様でした」「素敵な朝をありがとう」などのコメントが寄せられています。清原果耶がヒロインの『おかえりモネ』2021年5月17日から始まる連続テレビ小説は、『おかえりモネ』。ヒロインは、俳優の清原果耶さんです。清原さんは、自身のブログで放送開始日の前日に「そわそわが止まらない」と緊張していることを吐露。どうしよう!ってよく分からなくなるくらいにそわそわが止まらない日曜日は19年目にして初めてで朝からずっとそわそわそわそわの正体は紛れもなく明日から「おかえりモネ」が放送されるから、なのですがそわそわし過ぎて台詞が入らない。(笑)清原果耶 公式ブログーより引用「前を向くきっかけを持ってもってえるような、そんなドラマになっていたらいいなと思います」と意気込みをつづっていました。『おかえりモネ』の舞台は、2014年・春の宮城県からです。気仙沼市の離島で育った、清原さん演じるヒロインの永浦百音が気象予報の仕事を通して、人々に幸せな未来を届けていく物語。主題歌を担当するのは、人気ロックバンド『BUMP OF CHICKEN』です。また、語りは百音の祖母役を務める俳優の竹下景子さん。杉咲さんからバトンを引き継いだ清原さんが、ドラマでさわやかな朝を届けてくれるでしょう![文・構成/grape編集部]
2021年05月16日映画『くれなずめ』の公開記念舞台挨拶が15日に都内で行われ、成田凌、高良健吾、若葉竜也、藤原季節、目次立樹、松居大悟監督、トータス松本(主題歌)が登場した。同作は、松居監督自身の実体験をモチーフに書かれた完全オリジナルの舞台劇を映画化した。高校時代に帰宅部でつるんでいた6人の仲間たち(成田凌、若葉竜也、浜野謙太、藤原季節、目次立樹、高良健吾)が、友人の結婚披露宴で余興(赤フンダンス)をやるべく5年ぶりに集まった様子を描く。久しぶりに出会った彼らは、その余興の後、“披露宴”と“二次会”の間の妙に長い“狭間”の時間を持て余しながら、昔の思い出に想いを馳せる。サプライズゲストの登場が発表されると、登壇者陣も「誰!? ハマケン(浜野謙太)さん!?」「荷が重くない!?」と騒然。主題歌を担当したトータス松本が登場し、会場は拍手に包まれた。14日で最終回を迎えた朝ドラ『おちょやん』ではヒロイン・竹井千代(杉咲花)の元夫・天海一平を演じた成田と、父・竹井テルヲを演じたトータス。共に"クズ"と話題になっていた役を演じ、成田は「今、日本で1番嫌われてる男2人が……」と苦笑し、2人は「嫌われたなあ〜」(トータス)、「お互い様ですね」(成田)と顔を見合わせる。同じく『おちょやん』に出演していた若葉は「僕は嫌われてないですけどね。おいしいとこだけもらって、小暮ロスをもらって」と一線を引いていた。朝ドラの撮影でも今作主題歌の話になっていたようで、成田は「トータスさんから『映画観たよ』と言われて、『どんな曲がいいと思う? 』と聞いてくれて。そこで『やってくるんだ』と思って、そのテンション感で『嬉しいです!』と言っていたんですけど、それがプレッシャーになってたとは……」と振り返る。トータスは「全然アイディアがなかったからどうしようと思って、こういうご時世やし、完成も先になりそうやったので、ぼんやりフェードアウトしたらいいと思ってたら、成田くんと仕事で会うことになって、スルーできないと思ったから」と説明。若葉も「僕はしつこいくらい『やってくれたらいいなあ』と言ってました」と明かすと、トータスも「『曲が出来た』と言ったら『僕がMVを撮りたい』と言ってくれて、前に(若葉が)撮ったMVを花ちゃんも知ってて、『よかった』と言ってたので、『撮ってくれや』と言ったら、『僕はいいけど松居さんがヤキモチ焼きますよ』って」と語る。若葉は「いつの間にかライバル関係になってた」と笑顔を見せた。
2021年05月15日NHKの連続テレビ小説『おちょやん』がついに最終回。どぎつい関西弁が話題となった千代役を演じきった杉咲花(23)も東京へ。「ホッとしますね。地元に帰ってきたなぁって」と語る彼女の撮り下ろしとともに、千代の“号泣”名場面BEST3を振り返るーー。【第99回】「何が二代目天海天海や。うちがいてへんかったら何にもできひんかったくせに。(略)なんで、なんでうちやあれへんの?」灯子(小西はる)が妊娠し父親が一平(成田凌)であることを知ると、千代は離婚を決意。2人は長い結婚生活に幕をおろした。30年前はテルヲ(トータス松本)と栗子(宮澤エマ)、今度は一平と灯子が子どもをつくり、千代は家族から2度裏切られた。つらすぎる境遇は視聴者の涙を誘った。【第94回】「おおきに、寛治。ヨシヲとの約束守ってくれて。生きて帰ってくれて、おおきに」満州で寛治(前田旺志郎)が知り合ったのは千代の弟・ヨシヲ(倉悠貴)だった。ヨシヲはその後、人を助けようとし撃たれて亡くなっていた。寛治の帰国の喜びと、ヨシヲの死の悲しみが同時にこみ上げてくる複雑な心境を、杉咲が絶妙に表現。【第5回】「うちは捨てられたんやない。うちがあんたを捨てたんや」千代の父・テルヲが連れてきた栗子から邪魔者扱いされ、千代は奉公に出されることに。旅立ちの日、千代を追いかけてきたテルヲだったが、それは亡き母サエ(三戸なつめ)の遺影を渡すためだった。子役・毎田暖乃ちゃんの涙の演技が話題に。暖乃ちゃんは第101回から千代のめい・春子として再登場。杉咲と息の合った演技を見せた。杉咲花の名演で千代の強さに胸を打たれた人も多かったのでは?「女性自身」2021年5月25日号 掲載
2021年05月14日23歳にして“座長”として大所帯の朝ドラ『おちょやん』(NHK)の現場を率いた杉咲花(23)。プレッシャーも当然あったはず。そんな彼女の心強い味方となったのが数々の共演者。なかでも千代の奉公先である芝居茶屋の女将・岡田シズを演じた篠原涼子(47)といった頼れる先輩女優の存在は大きな励みになったようだ。「篠原さんは本当に温かくて、ふんわりとした雰囲気をつねにまとわれている方。いつも現場にいてくださるだけでみんなの心が和やかになるのを感じていました」ときには体当たりで胸を借りることも。一平が幼少期に生き別れた母・夕役の板谷由夏(45)との激しいビンタ合戦は視聴者に衝撃を与えたが、舞台裏もまた壮絶だった。「中途半端な感じになるのは嫌だったので、“思いっきりやりましょう”という話を板谷さんとしていて、こんな力で人のことをたたいたことないってくらい思い切りたたいたんです。そしたら、板谷さんから私と同じかそれ以上の強さで返ってきて(笑)。板谷さんがそこまで本気で向かってきてくださったことがとてもうれしかったです」愛憎相半ばする関係だった父・テルヲ役のトータス松本(54)からは“宝物”を受け取っていた。視聴者の涙を誘った、千代と死期の迫ったテルヲが留置場で激しく本音をぶつけ合うシーン。実は、その裏側では、こんな心温まるエピソードがあった。「このシーンの撮影後、トータスさんからたくさんのビー玉が入った巾着を頂きました。千代が劇中でよく持っている黄色のビー玉とそっくりなもの。トータスさんが『これは俺のなかでの裏設定だけど、お父ちゃんは千代に喜んでもらいたくてお金ができるとビー玉を買ってためたんだ。これはお守りだから、テルヲの分身だよ』って言ってくれて。それをいつも一粒だけ現場に持っていってあとはおうちに置いてました。本当に粋なお父ちゃんでした」最後に、長丁場の撮影が終わった今、いちばんしたいことは何かと聞くと、「仕事の現場がいちばん好きだから何だろうなあ……」としばらく考え込んで、こう答えた。「家にいるのが好きなので、家でボーッとしていたいです(笑)。今まで数えきれるくらいしか行ったことがないんですが、外出ができる時期になったら旅行して、友達が教えてくれた素敵なホテルに行ってみたいなあ」数々の困難を乗り越え、千代と二人三脚で走り抜けた杉咲。彼女の女優としての旅路は、これからも続いていく――。「女性自身」2021年5月25日号 掲載
2021年05月14日5月15日についに最終回を迎える朝ドラ『おちょやん』(NHK)。ヒロインの竹井千代を演じた杉咲花(23)は撮影だけでなく、方言指導などを受けるためクランクインの10カ月も前から大阪に通い準備に励んだ。そんな大阪での彼女の大きな楽しみは、やはり食。「ご飯がとても楽しみで、大阪に行く前から食べたいものリストを作っていたくらいです(笑)。コロナの影響もあってお店巡りはほとんどできませんでしたが、撮影の合間にお好み焼きの出前をできたことは、うれしかったです」なかでも、大阪名物のたこ焼きの話になると、よほど衝撃的だったのか、興奮気味に続ける。「大阪でいろんな店のたこ焼きを買ったのですが、食感がふにゃっとしていて、『これが本当のたこ焼きなんだ!』とすごくうれしくなってしまって。いちばんのお気に入りはポン酢とマヨネーズとねぎがのってるたこ焼きです」大阪での楽しい思い出を語る杉咲だが、昨年4月のクランクイン直後にコロナ禍による緊急事態宣言発出によって、約3カ月間も撮影が中断。そんな苦境に立ち向かう杉咲の癒しとなったのが、故郷・東京で暮らす母親だった。「撮影の休止期間中は、毎日のようにご飯を作っていました。食べたいものを作って、母に食べてもらうのが幸せでした」撮影が再開し、ふたたび離れ離れになったあとも母は遠くから娘を支え続けた。「母がよく段ボールに食べ物とかを詰めて送ってくれて。時間がないときにおかずが作れるタレのセットとか、私が好きなお漬け物とか。マスクやトイレットペーパーも送ってくれて。ちゃんと一人暮らしするのは人生で初めての経験でしたし、住み慣れてない大阪ということもあって本当に助かりました。別の仕事で東京に帰ったときは、ご飯を作っておいてくれて。撮影中は出前が増えてしまうので、母の味ってこんなにホッとするんだなと改めて感じました」「女性自身」2021年5月25日号 掲載
2021年05月14日「共演者のみなさんやスタッフのみなさんに会えなくなると思うと、もう寂しくて仕方がないです。これだけの作品をやり遂げたという感慨もありますが、今は寂しいという気持ちのほうが強いですね。そのくらい大好きな現場で、毎日がとても充実していました」晴れやかな表情でこう振り返るのは、連続テレビ小説『おちょやん』(NHK)でヒロイン・竹井千代を演じる杉咲花(23)。約1年にわたる撮影を終え、5月15日、ついに『おちょやん』が最終回を迎える。4月14日のクランクアップ時には笑顔で「いまの自分にできることは精いっぱいやりきれた」と胸を張った杉咲だが、苦楽をともにした共演者との別れには涙をこらえることができなかった。「みなさんがクランクアップするたびに泣いていました。(千代の父・テルヲ役の)トータス松本さん(54)が、クランクアップのときにウルフルズの『バンザイ~好きでよかった~』を歌ってくださったんです。みんなで、“お父ちゃん、行かないで~!”って盛り上がって、最高でした!」主人公の妹を演じた『とと姉ちゃん』(’16年)を経て、2度目の朝ドラ出演でヒロインの座をつかんだ杉咲。しかし肩肘張ることなく、自然体で撮影に臨めたようだ。「一つの作品のなかでお芝居をするということに関して、ヒロインであっても、そうでなくても、特別に何かが違うという意識はなかったです。でもやっぱり、撮影期間の最初から最後まで現場にいて、共演者のみなさんやスタッフのみなさんといちばん長く過ごすことができる。しかも、みなさんがアップする瞬間を一つずつ見届けていくことができる幸せは、ほかの現場では味わえない特別なものがありました」明治末期に生まれ、昭和の激動のなかで喜劇女優として成長していく千代。常に明るく早口で話すキャラクターが印象的だったが、モデルとなった昭和の名女優・浪花千栄子さん(享年66)をひたむきに研究したたまものだった。「私が演じるのは竹井千代という人物なので、まったく同じにしようという意識ではありませんでした。ただ、浪花さんの昔の出演作品を見たり、自伝を読んだり、私が調べられることは敬意をもってやりたいと思い、取り組みました。ラジオドラマのシーンなどは特に、早口な部分を意識していました」全115話を通して、17歳から44歳までを演じた杉咲。「全部が大切なシーンだった」と振り返るが、なかでも成田凌(27)演じる夫・天海一平が二代目天海天海を襲名披露する場面は胸に強く刻まれているという。「一平の口上のなかで千代との結婚も発表されて、『こんな幸せな瞬間ってあるんだ!』と感動しました。同じお芝居を何回も撮ったのですが、常に新鮮な気持ちが巡り続けているような感覚があって。(大山鶴蔵社長役の)中村鴈治郎さん(62)は、一平に羽織のさばき方やお辞儀をするときの作法を直接アドバイスしてくださって、とてもぜいたくな時間でした」「鶴亀新喜劇」をともにリードする存在でもあった一平。杉咲にとって夫婦を超えた“同志”のような存在だったようだ。「この2人は、結婚する前からお互いにとって魂の片割れのような存在だったのではないかなと思っていて。ある意味、恋愛というものを超越した2人だったのではないかなと思います」そんな成田との共演は『おちょやん』で5回目だけに、抜群の信頼関係を築いていた。「まなざしがとても温かくて、慈愛に満ちているというか。撮影中、私が“うまくやれるかな”と緊張しているときに一平と目を合わせるだけで気持ちが落ち着きました。そこにいてくれるだけでものすごく説得力がある方でした」カメラが回っていないところでも成田の“気配り力”に助けられたようだ。「休憩中、“寒くなっちゃうから”って、女性キャストにシルクのレッグウオーマーを配ってくださいました。ほかにも“おいしそうなお菓子があった”と言って差し入れをしてくれたり、いつも気遣いを忘れない優しい方でした」「女性自身」2021年5月25日号 掲載
2021年05月14日今冬に公開予定の映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』で、杉咲花(23)がヒロインとなる弁護士役を演じると発表された。松本潤(37)主演で、逆転不可能といわれる刑事事件に挑む人気ドラマシリーズが映画化される。4月14日に、連続テレビ小説『おちょやん』をクランクアップした杉咲。各メディアによると朝ドラ以来、彼女にとって新たな作品への挑戦になるという。公式サイトを通じて、杉咲は「もともと拝見していた好きな作品で、私も現場に参加してみたいなという思いがあったので今回お話をいただけてすごく嬉しかったです。何年もかけて過ごされてきたチームの中に参加する緊張感もありますが、『99.9』という作品のテンポ感や温度感を自分なりに汲み取って、楽しみながら頑張りたいと思います」と意欲。続けて「撮影現場では監督や松本さん、香川さんを筆頭に、どうしたらもっと面白くなるか?とアイデアが次から次へと生まれていくのがすごく新鮮です。面白いシーンばかりで、次の展開がはやく観たくなるような作品になっていると思いますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです」と呼びかけている。’16年4月から放送スタートした、『99.9-刑事専門弁護士』シリーズ(TBS系)。初回放送から約5年が経つが、松本はチームの座長として信頼が寄せられている。「松本さんは、座長としての自覚を強く持っている方です。ドラマ撮影にあたっては弁護士の後援会の記録を読み、裁判員制度を学ぶなどして知識を深めていました。’18年1月に放送された『SEASON II』の撮影期間には、正月休みでも自ら共演者に呼び掛けて台本の読み合わせを行ったといいます。メインキャストの香川照之さん(55)からは『親友』と呼ばれるほど、全幅の信頼が置かれています。前作からのブランクを感じさせないほど、現場の雰囲気は和気あいあいとしています」(ドラマ関係者)■差し入れで杉咲を激励本シリーズ初参加となる杉咲だが、松本とは過去に“共演歴”もある。杉咲が主演を務めた’18年4月放送の『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)に、『花より男子』シリーズで道明寺司役を演じた松本が登場。第1話のみの友情出演だった松本だが、そこで杉咲との信頼関係を築いていたようだ。「松本さんの登場は回想シーンで、杉咲さんとの掛け合いはありませんでした。いっぽうで松本さんは、マグロや鶏肉、玄米ご飯といった栄養たっぷりな食事をケータリングとして差し入れたのです。ロケ弁は脂っこいメニューも多いため、スタッフやキャストたちの健康を気遣ったそうです。そんな松本さんは本ドラマの打ち上げにもサプライズ参加し、スタッフやキャストを激励したといいます。松本さんの粋な心遣いに、杉咲さんは感動したそうです。『99.9』は松本さん筆頭にチームワークの取れた現場なので、杉咲さんも安心して撮影に挑めることでしょう」(テレビ局関係者)Twitterでは、杉咲と松本のタッグを喜ぶ声が広がっている。《え、あ、あ。あ、気づかなかったけど松潤と花ちゃん共演でしょ?道明寺と音ちゃんじゃん!!!!!》《花ちゃんが新しいヒロイン!!「花のち晴れ」の時からずっっと大好きだから、99.9で松潤とのタッグは嬉しすぎる!!楽しみ》
2021年05月12日女優の杉咲花が、松本潤主演の映画 『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』(今冬公開)の新ヒロインを務めることが11日、明らかになった。同作はTBSテレビで2016年、2018年に放送され人気を博した松本主演の連続ドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』の映画化作。個性豊かな弁護士たちが、ぶつかり合いながらも99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンタテインメントで、松本演じる超型破りな弁護士・深山と、香川照之演じる敏腕弁護士・佐田の名コンビがスクリーンに登場することとなる。監督は木村ひさしが務める。杉咲が演じるのは、司法修習を終えたばかりの新米弁護士・河野穂乃果。弁護士として担当した初めての刑事事件で深山と出会い対立するが、あることがきっかけで刑事事件ルームの一員になり、0.1%の事実を求めて奮闘する。ドラマSEASONIでヒロインを演じた榮倉奈々、SEASONIIでヒロインを演じた木村文乃に続く「新たなヒロインは誰だ!?」とヒロイン予想がSNS上で白熱、数多くの考察が繰り広げられており、その行方に注目が集まっていた。杉咲は、17年に映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で銭湯を営む一家の娘役を演じ、第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞と新人俳優賞をW受賞。18年4月放送のTBS系ドラマ『花のち晴れ~花男NextSeason~』で、連続ドラマ初主演を果たすと、まもなく最終回を迎えるNHK連続テレビ小説『おちょやん』の主演でも話題となっている。本作が『おちょやん』後初の映画撮影で、昭和の喜劇女優から一転、令和の新米弁護士に扮することになる。杉咲自身は本作で初の弁護士役に挑戦し、松本とは映画初共演、香川とは『劇場版MOZU』(15年)以来の共演となる。劇中衣裳を身にまとった杉咲の写真も公開され、これまでシルエットだったビジュアルも塗り替わり、松本、香川との3ショットビジュアルも解禁となった。○杉咲花コメントもともと拝見していた好きな作品で、私も現場に参加してみたいなという思いがあったので今回お話をいただけてすごく嬉しかったです。何年もかけて過ごされてきたチームの中に参加する緊張感もありますが、『99.9』という作品のテンポ感や温度感を自分なりに汲み取って、楽しみながら頑張りたいと思います。撮影現場では監督や松本さん、香川さんを筆頭に、どうしたらもっと面白くなるか? とアイデアが次から次へと生まれていくのがすごく新鮮です。面白いシーンばかりで、次の展開がはやく観たくなるような作品になっていると思いますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです。(C)2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会
2021年05月11日今週最終話を迎えるNHK連続テレビ小説「おちょやん」でヒロインを務めた杉咲花が、松本潤主演のドラマの映画化『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』に新たな風を吹き込むヒロイン役に決定。松本さん、香川照之との3ショットビジュアルも解禁となった。TBSテレビで2016年、2018年に放送され大人気を博した松本さん主演の日曜劇場「99.9-刑事専門弁護士-」は、個性豊かな弁護士たちが、ぶつかり合いながらも99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく、新感覚の痛快リーガル・エンターテインメント。先日の映画化発表時から、ドラマSEASONIでの榮倉奈々、SEASONIIでの木村文乃に続く「新たなヒロインは誰だ!?」とSNS上では予想が繰り広げられ、注目が集まっていた。杉咲花が演じるのは、司法修習を終えたばかりの新米弁護士・河野穂乃果。弁護士として担当した初めての刑事事件で深山と出会い対立するが、あることがきっかけで刑事事件ルームの一員となり、0.1%の事実を求めて奮闘する。杉咲さんは、2017年に映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で銭湯を営む一家の娘役を演じ、第40回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞と新人俳優賞をW受賞。18年4月放送のTBS系ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」で連続ドラマ初主演を果たし、まもなく最終回を迎える「おちょやん」の主演でも話題となり、国民的女優としていままさに最も勢いに乗っている。本作が「おちょやん」後初の映画撮影となる杉咲さん。昭和の喜劇女優から一転、令和の新米弁護士に。弁護士役を演じるのも初めてとなる。松本さんとは映画初共演、香川さんとは『劇場版MOZU』以来の共演。これまでドラマでも松本さん演じる深山とヒロインとの絶妙な掛け合いが話題となっており、映画では果たしてどのような掛け合いが生まれるのか、そして穂乃果は斑目法律事務所にどのような影響をもたらすのか、今後発表されるストーリーも見逃せない。杉咲さんは「もともと拝見していた好きな作品で、私も現場に参加してみたいなという思いがあったので今回お話をいただけてすごく嬉しかったです」と喜びを明かし、「『99.9』という作品のテンポ感や温度感を自分なりに汲み取って、楽しみながら頑張りたいと思います」と意気込みをコメント。「撮影現場では監督や松本さん、香川さんを筆頭に、どうしたらもっと面白くなるか?とアイデアが次から次へと生まれていくのがすごく新鮮です」と語る。また、穂乃果の劇中衣装を身にまとった杉咲さんが加わった3ショットビジュアルも解禁されている。『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』は冬、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE(仮) 2021年冬公開予定©2021「99.9-THE MOVIE」製作委員会
2021年05月11日松本潤主演の映画『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』が、この冬全国公開となる。この度、松本演じる超型破りな弁護士・深山と、香川照之演じる敏腕弁護士・佐田の名コンビに新たな風を吹き込むヒロインとして杉咲花の出演が決定。劇中衣裳を身にまとった杉咲の写真も公開された。本作は個性豊かな弁護士たちが、ぶつかり合いながらも99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく新感覚の痛快リーガル・エンタテインメント。TBSテレビで2016年、2018年に放送され大人気を博したドラマシリーズの映画版だ。タイトルの「99.9」が意味するのは、日本の刑事事件における裁判有罪率(起訴された際に裁判で有罪になる確率)。99.9%という世界一の有罪率を誇り、日本の司法制度の高い信頼性の証明とも言える一方で、起訴されると検察の考えたストーリーが正しいと鵜呑みにされがち、という落とし穴も。しかし、たとえ99.9%有罪が確定している事件でも残り0.1%が確定しない限り、それは本当の意味で“事実”に辿り着いたことにはならない。本作はその最後の「0.1%」まで諦めず事実を追い求めていく弁護士たちの姿を描く。杉咲が演じるのは、司法修習を終えたばかりの新米弁護士・河野穂乃果。弁護士として担当した初めての刑事事件で深山と出会い対立するが、あることがきっかけで刑事事件ルームの一員となることになり、0.1%の事実を求めて奮闘していく。シーズン1の榮倉奈々、シーズン2の木村文乃に続く新たなヒロインの誕生だ。杉咲は本作が『おちょやん』後、初の映画撮影。昭和の喜劇女優から一転、令和の新米弁護士にどう扮するかにも期待が高まる。初の弁護士役に挑戦であると同時に松本とは映画初共演、香川とは『劇場版MOZU』以来の共演とのこと。ドラマでも松本演じる深山とヒロインの絶妙な掛け合いが話題となったが、映画ではどのような掛け合いが生まれるのだろうか。そして穂乃果は斑目法律事務所にどのような影響をもたらすのか。今後発表されるストーリーからも目が離せない。杉咲花(河野穂乃果役)・コメントもともと拝見していた好きな作品で、私も現場に参加してみたいなという思いがあったので今回お話をいただけてすごく嬉しかったです。 何年もかけて過ごされてきたチームの中に参加する緊張感もありますが、「99.9」という作品のテンポ感や温度感を自分なりに汲み取って、楽しみながら頑張りたいと思います。撮影現場では監督や松本さん、香川さんを筆頭に、どうしたらもっと面白くなるか?とアイデアが次から次へと生まれていくのがすごく新鮮です。面白いシーンばかりで、次の展開がはやく観たくなるような作品になっていると思いますので、楽しみにしていただけたら嬉しいです。『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』今冬公開
2021年05月11日来週、いよいよ最終回を迎える「おちょやん」と、もうすぐスタートする「おかえりモネ」でそれぞれヒロインを務める杉咲花と清原果耶が登場した、連続テレビ小説バトンタッチセレモニーが本日5月6日(木)午前に行われた。「おちょやん」のヒロイン・竹井千代を演じた杉咲さんが、「おかえりモネ」のスタジオ(渋谷・放送センター)を訪れた今回。本日のセットは、東京・汐見湯 コミュニティスペース。気象予報士として働くために東京にやってきた百音(清原さん)が暮らす銭湯兼シェアハウスだ。撮影をふり返り「とても楽しかったです」と語った杉咲さんは「俳優としても、1人の人間としても成長できた気がしていて、一生の宝物になる作品に携わらせていただけたことを、幸せに思います」と改めて思いを語る。一方、清原さんは「いま、まさにモネとして突っ走っている真っ最中です。昨年9月末にクランクインしてからあっという間に7か月経って、キャスト、監督、スタッフの皆さんとわいわいしながら撮影できているので、毎日撮影に来るのが楽しいです!」と順調に撮影が行われていることを報告。また、恒例のプレゼント交換も行われ、杉咲さんからは「おかえりモネ」特製デザインの“のれん”が、清原さんからは宮城県登米市の木工職人による手作りのお盆が贈られた。のれんが大好きだという清原さんは「『おちょやん』と『おかえりモネ』の作品の世界観が素敵に組み合わさっていてとても嬉しいです。さっそく飾りたいです!」と喜び、手料理に興味がでてきたと話す杉咲さんは「お盆があるだけで食卓が豊かになるなと思っていたので、すごく嬉しいです。大事に使います!」とコメントした。大阪・道頓堀を舞台に、そこに生きる人々の泣き笑いの物語を描く「おちょやん」は、5月15日(土)まで放送が続く。最終週のみどころについて杉咲さんは「千代は本当に壮絶な経験をしながらも負けずに生き抜いてきた女性ですが、そのなかで出会えたたくさんの家族とどう進んでいくのか。そして、離縁した一平との関係性が今後どのように変化していくのか、見届けていただけたらと思います」とアピールし、心の温まる最終回になっていると説明。そして、5月17日(月)から始まる連続テレビ小説第104作「おかえりモネ」は、宮城県・気仙沼に生まれ育ち、登米で青春を送るヒロイン・永浦百音が、“気象予報”という仕事を通じて人々に幸せな未来を届けていく希望の物語。清原さんは「百音が生きていく中で出会う人々との関係性や、百音自身の成長に注目して見ていただければ、ドラマを楽しんでいただけるのかなと思います」と見どころを話している。連続テレビ小説「おちょやん」は放送中。連続テレビ小説「おかえりモネ」は5月17日(月)より放送開始。毎週月~土曜日8時~NHK総合、7時30分~BSプレミアム・BS4Kにて※土曜は1週間をふり返り(cinemacafe.net)
2021年05月06日アイドルグループ・King & Princeの平野紫耀と女優の杉咲花が、Huluの新CM「ライブTV」編に出演することが16日、分かった。ことあるごとにぴょんぴょん跳ねまくり、語尾に「ぴょん」をつけるなど、キュートなウサギになりきった2人のCMは、今年1月の「フールーうさぎ 登場」編、2月に「ダウンロード」編が放送され、話題に。3作目となる新CMは、17日から25日に日本テレビ系・全国29局で放送される。白うさぎの平野がメガホンを片手に、スポーツのライブ配信を見て大興奮。手作り感満載の観客うさぎを用意し、テンションMAXで試合を応援する。黒うさぎの杉咲も巻き込み、躍動感あふれる“ぴょんぴょんダンス”を披露する2人。グループで見せるダンスとは一味違った平野の動きと、杉咲の一生懸命な一挙手一投足に注目だ。
2021年04月16日「King & Prince」の平野紫耀と女優・杉咲花がイメージキャラクターを務める「Hulu」の新CMが放送されることが分かった。今年1月の「登場篇」、翌2月の「ダウンロード篇」に続く今回の“うさぎCM”は「ライブTV篇」。平野さん扮する白うさぎが、メガホン片手にスポーツのライブ配信を見て大興奮。観客うさぎ2匹を取り出し、全力で応援する。そして、杉咲さん扮する黒うさぎも巻き込み、一緒にぴょんぴょん踊りながら棒あやつり人形を動かす…という、一緒に踊りたくなるようなCMとなっている。Hulu新TVCM ライブTV篇は4月17日(土)~25日(日)日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2021年04月16日現在放送中の連続テレビ小説「おちょやん」が、昨日4月14日(水)に撮影終了したことが明らかに。ヒロイン千代を演じきった杉咲花は「いまの自分にできることは精いっぱいやりきれたのではないかと思うと、感無量です」といまの思いを語った。連続テレビ小説第103作となる今作は、女優の道を生き抜き、「大阪のお母さん」と呼ばれるようにまでなった、ひとりの女性の物語。およそ1年にわたり行われた今作の撮影。杉咲さんは「出演者のみなさん、スタッフのみなさんがこの作品を愛して、自分の仕事に誇りを持っていて、その姿がひとりひとりみんな輝いていて、本当にすてきな現場でした」と語り、「悔しい思いになったこともたくさんありましたが、それ以上に現場が楽しくて、おちょやんという作品が大好きで、一生この現場で演じていたいと思うほど毎日が幸せでした」とふり返る。そして「本当に、毎日現場に行くのが楽しみだったので終わってしまうのはとてもさみしいですが、いま、千代という役に対してやり残したことはないと感じています」とやり切ったとコメントしている。11月30日より放送がスタートした本作。放送は5月15日(土)まで続き、5月17日(月)からは清原果耶がヒロインを務める第104作「おかえりモネ」の放送が始まる。連続テレビ小説「おちょやん」は月-土8時~NHK総合、7時30分~BS4K・BSプレミアムほかにて放送中。※土曜日は1週間をふり返り(cinemacafe.net)
2021年04月15日《高城さんとお別れするのはほんまに寂しい》3月25日、インスタグラムにこう綴ったのは井川遥(44)だ。現在放送されているNHK連続テレビ小説『おちょやん』で、杉咲花(23)演じる主人公・竹井千代が憧れるスター女優・高城百合子を演じた。この日の放送が最後の出演だったのか、《あのキャラゆえずっと迷いながら演じていたけど最後に日に千代を抱きしめて高城百合子になれた気がしたのでしたおおきに》と感謝の気持ちを綴っている。「井川さんの役柄は、千代に転機が訪れるたびに登場するキーパーソン。高城の『一生一回、自分が本当にやりたいことをやるべき』という言葉に後押しされ、千代は役者を目指します。最後は千代にプロポーズした助監督(若葉竜也)と夫婦仲になっており、視聴者を驚かせました。ですが『戦争に乗じて客に媚を売るような芝居をしたくない』と、当初から一貫した信念でソ連へ亡命。別れ際に千代を抱きしめる演技は、名シーンとして残るでしょう。杉咲さんも、『実際にものすごく寂しくなってしまった』と語っていたほどでした」(テレビ誌ライター)帽子やマント、ワンピースに至るまで黒で統一した、井川のミステリアスさは視聴者に強いインパクトを与えた。いっぽう撮影裏では、井川は共演者と親睦を深めていたという。「撮影現場では感染防止のため静寂厳守でしたが、和気あいあいとした雰囲気でした。井川さんは“ママ友”である篠原涼子さん(47)とも久しぶりに再会し、大喜びだったようです。井川さんと篠原さんは、『コロナが落ち着いたら飲みに行こう』と杉咲さんに声をかけているそうです」(ドラマ関係者)■「半沢直樹」でも存在感を発揮昨年7月に放送された、大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)にも出演した井川。半沢直樹(堺雅人)たちが常連客として通う小料理店の女将を好演し、ストーリーを盛り上げた。立て続けに話題作で存在感を放ち、“スター女優”として躍進しているようだ。「井川さんは長年のモデル経験もあり、とにかく所作が美しい。和装で登場した『半沢』では、振り返り方やお辞儀など統一感がありました。そういった品性は、“何者か判然としない”ミステリアスさを引き立てました。朝ドラの撮影にあたって井川さんは、『慎重になってしまうところが課題』と語っていました。ですが求められたことは、忠実にこなそうとする努力家。往年の女優が出演した作品やインタビューを研究し、仕草など何パターンも考えたといいます。15分という短い放送時間のなかで、大胆な中にも気高さが感じられる演技をしっかり見せてくれました。“CM女王”の印象が強かった井川さんですが、ここへきてCMギャラがさらにアップしたとも報じられています。女優業が評価されていることが、他方面にもいい影響を与えているようですね」(芸能関係者)モデルやCMに加え、女優としても力を見せつけた井川。今後も注目を集めそうだ。
2021年04月01日2020年生まれの女の子79,425名を対象に、『2020年の名づけトレンド』に関する調査を行いました。近年女の子の名前では「な」で終わる「な止めネーム」が大人気! 穏やかで愛らしい印象を受けます。2020年の女の子の名前ランキングTOP100から、「な止めネーム」TOP10をご紹介します。 1位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)2019年の名前ランキング5位、2020年は6位にランクインした「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」が、2020年の「な止めネーム」首位を獲得。「ゆいな」はよみランキング35位、「ゆな」は22位と人気。 人とのご縁を表すような「結」に、かわいらしい黄色い菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた、親しみやすく明るい印象の名前です。名前に「菜」がつく女の子に人気の「菜の花ネーム」は、特に春生まれの女の子に多く名づけられます。 2位陽菜(主なよみ:はるな、ひな)2019年14位から2020年は10位へとランクアップした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。「ひな」というよみは、よみランキング19位と人気です。 日だまりのようなあたたかさを感じる「陽」に、早春に黄色い花を咲かせる菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた名前です。ほがらかで春らしく、優しい印象を受けるようですね。同名では、元AKB48でモデルの小嶋陽菜さんがご活躍されています。 3位杏奈(主なよみ:あんな、ももな)2019年の名前ランキングでは19位、2020年は23位にランクインした「杏奈(主なよみ:あんな、ももな)」。あんずやおいしい実のなる気を意味する「杏」に、果樹の名を意味する「奈」を組み合わせたみずみずしい印象の名前です。 花が咲き、おいしい実をつけるあんずから、人の役に立つような人になるよう願いを込めて名づけてもいいですね。 4位花(主なよみ:はな)2019年の名前ランキングでは25位、2020年は27位にランクインした「花(主なよみ:はな)」。漢字一文字の名前「一文字ネーム」の一つで、「花」は2020年の漢字ランキングでは首位を獲得するほど人気の漢字です。 その字の通り植物の花を連想させ、花のように美しい女の子になりますようにという願いが感じられるようです。同名の有名人では、女優の杉咲花さんが活躍されていらっしゃいます。 5位心結(主なよみ:みゆ、ここな)2019年は37位、2020年は36位にランクインした「心結(主なよみ:みゆ、ここな)」。「みゆ」はよみランキング25位です。 思いやり、心を意味する「心」に、人とのご縁を表すような「結」を組み合わせた名前。心あたたかく、思いやりのある人になるように願って名づける方もいらっしゃるかもしれませんね。 6位 紗菜(主なよみ:さな、すずな)2019年の名前ランキング67位から、2020年は50位へとランクアップした「紗菜(主なよみ:さな、すずな)」。「さな」というよみは、15位と人気です。 「紗」は、麻や綿をほぐしてあらくすいた糸、絹織物を意味する漢字で、2020年の女の子の漢字ランキングでは23位にランクインしています。美しさを感じつつも、どこか繊細な印象を受けるような名前です。 7位栞奈(主なよみ:かんな)2019年76位から2020年は57位へとランクアップした「栞奈(主なよみ:かんな)」。しおり、山林を歩くときの目印にするために折った木の枝を意味する「栞」に、果樹の名を意味する「奈」を組み合わせた名前。 どことなく清楚で知的な印象を受け、「道に迷わず人生を歩んでほしい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位華(主なよみ:はな)2019年の名前ランキングでは59位、2020年は61位にランクインした「華(主なよみ:はな)」。その字の通り、花や華やかさ、色つやが艶やかな様子を意味する「華」は、2020年の女の子の漢字ランキングでも20位にランクインしていました。 華やかな印象をうけることから、女の子の名づけに人気の漢字です。 9位玲奈(主なよみ:れな、れいな)2019年の名前ランキング79位から、2020年は65位へとランクアップした「玲奈(主なよみ:れな、れいな)」。「れな」というよみは59位、「れいな」は69位でした。ら行の音はみずみずしい印象を与え、美しい印象に。 珠の鳴る涼しい音、色が冴えて鮮やかな様子を意味する「玲」。珠のように輝いて美しい人に育つように願いを込めて名づけてもいいですね。同名では、女優のトリンドル玲奈さん、元SKE48・乃木坂46の松井玲奈さんなどがいらっしゃいます。 10位愛菜(主なよみ:あいな、まな)2019年の名前ランキングでは44位、2020年は67位にランクインした「愛菜(主なよみ:あいな、まな)」。その字の通り、愛しむ・愛でるという意味のある「愛」は、2020年の女の子の漢字ランキングで5位にランクインする人気漢字です。 人気子役から女優へと成長した芦田愛菜さんが同名で活躍されています。 止め字で多く使われていた「な」とよむ漢字は、「菜」、「奈」、「那」の順に多く使われていました。特に2020年漢字ランキングでも2位の「菜」は、TOP10のうち4つの名前でランクイン! 最も多く用いられています。女の子の名づけについて考えいらっしゃる方、ぜひ参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:79,425件(女の子) 文/福島絵梨子
2021年03月23日子役の寺田心が主演を務める映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』(今夏公開)の特報、ティザービジュアル、キャストが23日に明らかになった。同作は1968年からの3部作、2005年の平成版とヒットを記録した映画『妖怪大戦争』の令和版。フォッサマグナに眠る古代の化石たちが1つに結集し、巨大な妖怪獣へと姿を変え、東京を向かうという未曾有の事態に、妖怪ハンターの血を継ぐ埼玉県・所沢市の小学生・渡辺兄(寺田)が「世界を救う勇者」に選ばれ、妖怪たちとともに大冒険を繰り広げる。特報では、未曽有の危機が到来した世界で妖怪獣を打ち倒す勇者として選ばれた少年・ケイと仲間達の姿が。わけもわからぬまま妖怪たちの住む世界に足を踏み入れたケイは、妖怪たちの総大将・ぬらりひょん(大森南朋)に「この国を救うのはおぬしなのじゃ!」と言われても、思わず「む、無理無理!」と答えてしまう。ケイと共に冒険の旅へ繰り出すのは、個性豊かな妖怪達。頼りないケイに厳しく接しつつも「必要なのは真(まこと)の勇気だ」とその背中を押す謎多き剣士・狐面の女(杉咲花)は、華麗な剣裁きも披露している。運命に翻弄される少年たちを優しく見守る姑獲鳥(安藤サクラ)、和歌山弁を操るひょうきんで酒好きな猩猩(大倉孝二)、真面目だがどこか抜けている天狗(三浦貴大)、隠神刑部(に恋焦がれる雪女(大島優子)、あまのじゃくな言葉を話すがゆえに、ピンチの時も「絶体絶命のチャンス!」と叫んでしまう天邪鬼(赤楚衛二)、ケイを狙う鬼一族の長・茨木童子(SUMIRE)。そして、大沢たかお演じる人間嫌いの狸の総帥・隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)が、狸の大軍を率いてバイクを走らせる豪快な姿も登場する。さらに新たに解禁されたのは、本作では貴重な人間キャストの面々。伝説の妖怪ハンター・渡辺綱役の北村一輝は、ケイの先祖にあたる妖怪ハンターとして、劇中でも迫力満点の殺陣を披露している。ケイの母・渡辺礼香役の松嶋菜々子は、看護師として働きながらケイとその弟ダイを優しく見守る母親を演じた。突如現れた妖怪獣と最初に遭遇することとなる老人役に柄本明、そしてケイの弟・渡辺ダイ役には舞台やドラマで活躍中の注目子役・猪股怜生が決定し、幼く無邪気な少年ながら、やがてケイと共に“宿命の兄弟”として戦いに巻き込まれていく、重要な役どころを熱演している。○北村一輝 コメント久しぶりの三池組への参加は故郷のような安心感がありました。やはり三池組は最高です!○松嶋菜々子 コメント三池監督とは『藁の楯』でご一緒したのですが、久しぶりにお声がけいただき嬉しかったです。今作では、主人公寺田心くんのお母さん役で人間でしたが、内心は妖怪になってみたかったです(笑)。三池監督の描かれる妖怪スペクタクル、ぜひご期待ください。(C)2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ
2021年03月23日「みりおちゃん(明日海りおの愛称)が舞台に立つと、“なんでここに妖精がいるの?”と思わせるほど、ステージが華やぐんです。とくに目を引かれるのは、世の中のあらゆる争い事を止めてしまうような“みりおスマイル”!私も仕事でミスをしてしまったときは、みりおスマイルをまねて謝っています。私の場合は許してもらえませんが……(笑)」宝塚歌劇団ファンで知られ、『稲荷神社のキツネさん』(光文社)の作画を担当した漫画家の東村アキコさんは、宝塚歌劇団の花組元トップスターの明日海りお(35)を冒頭のように絶賛する。NHK連続テレビ小説『おちょやん』で、ヒロイン・千代(杉咲花)が所属する鶴亀家庭劇の座員・高峰ルリ子を演じ、その強烈な目ヂカラが話題となっている明日海。『宝塚歌劇明日海りお論』(東京堂出版)の著者で、演劇記者の松島奈巳さんは、宝塚出身女優の活躍をこう分析する。「宝塚音楽学校でのレッスンはもちろんのこと、彼女たちは入学以前からバレエや声楽に精を出しているため、基礎がしっかりできています。宝塚歌劇は、1日に2ステージをこなすのが通例。1つの公演の期間は、およそ1カ月半にわたります。他劇団と比べても、非常にタイトなスケジュールを10年、15年と彼女たちは続けているのです。とくに、明日海などのトップスターともなれば、所属している“組の顔”。公演の成否の責任はトップスターにかかっているといっても過言ではない。生来の精神力がさらに鍛えられていることから、退団後もさまざまな現場で活躍することができるのでしょう」しかし、トップスターといえども、すぐにテレビの世界で活躍できるわけではない。「天海祐希は『女王の教室』(’05年・日本テレビ系)でその知名度をゆるぎないものにしましたが、同ドラマが放送されたのは、退団からじつに10年後のこと。真矢ミキもすぐに大きな仕事に恵まれたわけではなかった。転機となったのは、退団から5年後。映画『踊る大捜査線 THE MOVIE 2』(’03年)でキャリア官僚を演じたことです」天海からあふれ出る圧倒的な存在感、真矢が持つ親分気質……彼女たちそれぞれが持つ“ストロングポイント”が発揮されなければ、退団後の成功はつかみにくいという。そんななか、退団から約2年でテレビでもお茶の間の注目を集めた明日海りお。これからは、彼女をはじめとする“宝塚第7世代”に注目が集まる。「ミュージカル女優としての質が格段に上がったのが、この世代の特徴。それぞれの持ち味も、わかりやすく突出しています」では、“第7世代”で注目すべき人物を冒頭の東村さんと演劇記者の松島さん、宝塚歌劇団に詳しい映画・演劇評論家の薮下哲司さんにあげてもらおう。【注目1】紅ゆずる「美しいだけではなく、宝塚でいちばん、トーク術に秀でた人だと思っています。クールでかっこいいキャラですが、コメディもできて、そのうえMCとして場を盛り上げるのも上手。宮藤官九郎さんや福田雄一さんが手がけるコメディ作品などで見てみたいですね」(東村さん)【注目2】柚希礼音「85期・柚希礼音は舞台中心に活動しており、テレビの露出はあまりありません。しかし、ダンスの実力は日本を代表するといってよいほどですから、活躍の期待度は非常に高いといえます」(松島さん)【注目3】望海風斗「明日海りおと同期の望海風斗は今年4月に退団予定ですが、“さよなら公演”のチケットは即完売。持ち味は圧倒的な歌唱力です。必ずやテレビでも、彼女の歌声を聴くことができるでしょう」(薮下さん)宝塚出身女優の“新世代”が、令和のドラマ界に旋風を巻き起こす予感……!「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
2021年03月18日大地真央、真矢ミキ、天海祐希……日本を代表する大女優へと転身した宝塚出身者は数知れず。そしてまた、宝塚出身女優“活躍の系譜”を引き継ぐ、新世代が現れたーー!「みりおちゃん(明日海りおの愛称)が舞台に立つと、“なんでここに妖精がいるの?”と思わせるほど、ステージが華やぐんです。とくに目を引かれるのは、世の中のあらゆる争い事を止めてしまうような“みりおスマイル”!私も仕事でミスをしてしまったときは、みりおスマイルをまねて謝っています。私の場合は許してもらえませんが……(笑)」宝塚歌劇団ファンで知られ、『稲荷神社のキツネさん』(光文社)の作画を担当した漫画家の東村アキコさんは、宝塚歌劇団の花組元トップスターの明日海りお(35)を冒頭のように絶賛する。NHK連続テレビ小説『おちょやん』で、ヒロイン・千代(杉咲花)が所属する鶴亀家庭劇の座員・高峰ルリ子を演じ、その強烈な目ヂカラが話題となっている明日海。宝塚歌劇団に詳しい、映画・演劇評論家の薮下哲司さんも、宝塚時代から注目している女優だ。「タカラジェンヌを養成する宝塚音楽学校は、受験者約1,000人のうち、40人しか入学できない狭き門。その精鋭の中でも、10年に1人、大スターが生まれるといわれています。越路吹雪、鳳蘭、大地真央、天海祐希……それらに続く才能の持ち主が、明日海なのです」明日海は、宝塚歌劇入団直後から、どんどん頭角を現していった。「’03年の入団から4〜5年目くらいのときでしょうか。宝塚歌劇団理事長(当時)で『ベルサイユのばら』の演出を手がけていた植田紳爾さんが、『宝塚の100周年(’14年)を迎えるときのオスカル役がみつかった』と明日海について語ったほどです」この大御所の言葉に引っ張られるように、スターダムを順調に登りつめ、人気は急上昇。’19年の退団まで、トップを5年半務めた。「退団直前のコンサートは、横浜アリーナが満席に。真矢ミキ、柚希礼音の武道館公演以来、巨大ステージでの成功は3人目の快挙といえます」「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
2021年03月18日俳優の役所広司、堺雅人、女優の杉咲花がサントリー食品インターナショナル「クラフトボス」の新CMに出演する。新CM「宇宙人ジョーンズ・稽古場」編(30秒×4タイプ、60秒)は17日にWEBで先行公開され、23日から全国で放送される。新作舞台の読み合わせ稽古に、キャスト役として役所、堺、杉咲が登場するという設定。台本を不審に思った役所が、演出家に不満を漏らしたことから展開されるコミカルなCMに。言葉や仕草、表情はどこまでが台詞や演技で、どこからが本音や素の反応なのか。3人が演技力で見せる“芝居合戦”が見どころだ。撮影は4台のカメラを使用し、キャストと演出家とのやり取りをさまざまなアングル、距離から長回しで収録。稽古場というシチュエーションに役所は、舞台稽古をしていた頃が懐かしいと目を細める。堺はキャリアのスタートが大学の演劇サークルで、深夜まで仲間と稽古することもあったと語り、杉咲は自身初舞台の稽古が宝物のような時間だったと振り返るなど、それぞれが思い出を回顧する撮影となった。堺が今回の初共演に「素晴らしい先輩、後輩と、このメンバーで公演ができたら、素晴らしい公演になるんじゃないかと思います。せっかく3人が揃うので、稽古だけではもったいない感じですね」と手応えを見せると、役所も「素晴らしい俳優さんたちと一緒で、3人揃うと、もう最強です」と同意。杉咲は「素晴らしい先輩とご一緒させていただいて、 『クラフトボス』の撮影は久しぶりなので、すごく楽しみにしていました。稽古はいつものお仕事と似ている感じがするので、ちょっと親近感がわく設定でしたね」と語る。CMの演出にちなみ「実はアピールしたいことは?」という質問には堺が「最近、干し柿の美味しさに目覚めまして。毎日5個ぐらい食べていますよ」と告白し、役所が「体にいいものがいっぱい入ってるんだよね。ポリフェノールとか」と補足。堺は「干すだけで、どうしてあんなに旨くなるんですかね」「控え目なその感じと、今までなんでもっとアピールしてくれなかったんだという悔しい思いがあって、干し柿、愛しています(笑)」と重ねて“干し柿愛”を吐露した。また、この春新しく始めてみたいことについて、役所は「以前、堺さんとCMでリモートをやりましたけど、リモートの飲み会を1回やってみたいなと思います。仕組みがよくわかんないけど、なかなかみんなで集まれないですからね」と提案。杉咲は「お花屋さんとかに売っている桜の枝を買うのがずっと夢だったんですけど、今年はなかなかお花見とかで集まりにくい時期なので、この春はそれを買って、お家で桜を楽しんでみたいなと思います」とこの時期にぴったりな展望を明かした。
2021年03月17日千代の心の支えだった弟・ヨシヲも登場し、いよいよあとは、一平との仲が気になるばかりのNHK連続テレビ小説『おちょやん』。前半戦を彩ったさまざまなキャストの意外な過去エピソードを一挙ご紹介♪■成田凌(27)&杉咲花(23)あの熱烈キスは、過去4度の共演で気持ちを高めて!?ヒロインの千代役・杉咲花と、一平役・成田凌の共演は『おちょやん』で5度目となり、「とても心強いです。現場にいてくださると安心感があります」と杉咲がコメント。初の夫婦役になるはず!?■明日海りお(35)過去最大規模の退団公演を行った宝塚“トップオブトップ”高峰ルリ子を宝塚歌劇団花組の元男役トップスター明日海りおが演じている。平成で3番目の長さの約5年半トップを務め’19年に退団。退団公演千秋楽の模様は日本、台湾、香港と過去最大規模で生中継された。■桂吉弥(50)&楠見薫(53)“振り返り”名コンビは朝ドラ常連で2人で15作出演昨年末の特番で名コンビっぷりを見せた2人。語りと黒衣を務めるのは落語家の桂吉弥で朝ドラ出演6作目。“朝ドラ常連女優”の異名を取る、岡安の女中頭・かめ演じる楠見薫はこれで9作目。2人合わせるとなんと15作にも出演!■若葉竜也(31)チビ玉三兄弟三男として1歳から役者に!千代の初恋の相手で「鶴亀撮影所」の助監督・小暮真治を演じるのが若葉竜也。大衆演劇“チビ玉三兄弟”の三男で、初舞台はわずか1歳のとき。31歳にして芸歴30年とベテランの域!■大川良太郎(42)女形役者が座長を務める劇団名は“九州男”女形役者から男役へ転向した漆原要二郎を演じるのが大川良太郎。大衆演劇「劇団九州男」の座長を’03年より務めている。初舞台は7歳。劇団九州男では立役から女形までマルチに活躍中。「女性自身」2021年3月16日号 掲載
2021年03月07日沖縄県出身の黒島結菜が、2022年度前期のNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」のヒロインを務めることが、本日3月3日(水)放送の情報番組「あさイチ」中に発表され、黒島さんが沖縄から生中継で登場した。2022年は沖縄本土復帰から50年。沖縄本島の北部「やんばる地方」で4人兄妹の次女として生まれ育ったヒロイン・比嘉暢子が、初めて食べた西洋料理に感動し、1972年の本土復帰の年に料理人を目指して上京。横浜市の鶴見に下宿し、東京のレストランで修業を積みながら運命の出会いをし、やがて「東京で沖縄料理の店を開きたい」と願うようになる、というストーリー。これまで連続テレビ小説(朝ドラ)のヒロインは記者会見で発表されてきたが、コロナ禍ということもあり、今回は史上初めて「あさイチ」内での発表となった。黒島さんは物語の舞台となる沖縄から登場し、タイトルの「ちむどんどん」とは「心がワクワク、ドキドキするという意味」と説明。好きな沖縄の郷土料理として、甘い味噌が特徴のイナムルチを「豚汁みたいなイメージ」と紹介した。同作中にはほかにも沖縄の郷土料理がたくさん登場するという。朝ドラでは2014年の「マッサン」、2020年の「スカーレット」で印象的な役柄を担ってきた黒島さん。3本目でヒロインに選ばれ、「いつか自分もできたらいいなっていう気持ちが心のどこかにあったので、すごくうれしい気持ちでいっぱいです」と心境をコメント。演じる暢子は「活発で、喜怒哀楽のはっきりした、食べることが大好き」な女性と語った。「マッサン」を手がけた羽原大介によるオリジナル脚本で、沖縄料理に夢をかけるヒロインと、強い絆で結ばれた4兄妹の笑いと涙の物語となる。同じく沖縄出身のジョン・カビラが語りを担当。いまの時代だからこそ、大好きな人とおいしいものを食べて笑顔に、という思いが込められている。朝ドラは現在、杉咲花主演の「おちょやん」が放送中、清原果耶主演の「おかえりモネ」が5月17日(月)よりスタート、2021年度後期は上白石萌音、深津絵里、川栄李奈の3人がヒロインを務める「カムカムエヴリバディ」が予定されている。2022年度前期 連続テレビ小説「ちむどんどん」は2022年春、放送予定。2021年秋ごろクラインクイン予定。(text:Reiko Uehara)
2021年03月03日寺田心、杉咲花、大沢たかお、大森南朋、安藤サクラらが出演する映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』の新たなキャストが発表された。今回発表されたのは、前作『妖怪大戦争』(’05)にも出演したキャストたち。まず、妖怪・小豆洗いを演じるのは岡村隆史。物語の重要な局面に必ず登場するも、特に何の役に立つわけでもなく、ひたすら風呂桶に入った小豆を水洗いしているだけ。日本の妖怪と世界中のモンスターが一堂に会した世界妖怪会議“ヤミット”の最中にも小豆を洗っていたため、天狗(三浦貴大)から「うるさい!君、帰れ!」と言われてしまう。前作と同じ役での続投について、岡村さんは「小豆洗いは僕自身だと思っているので、『この役は絶対に渡さへんぞ』という気持ちで挑みました」と並々ならぬ気持ちだったそう。「小豆洗いのビジュアルも前回よりパワーアップしていて、手の特殊メイクで小豆がさらに洗いやすくなったり、僕が薄毛の治療をしていることを加味していただいているのか、髪もちょっと増えています」と前回との違いを語り、「『妖怪大戦争』にはずっと続いてもらって、小豆洗いだけは毎回必ず出てきて、『小豆洗いといえば岡村だな』と言ってもらえるように、小豆洗いという妖怪をもっともっと磨き続けていきたいと本気で思っています」と熱いコメントを寄せている。前作で大天狗を演じていた遠藤憲一が、今作では妖怪・夜道怪として登場。ケイの弟・ダイを風呂敷で包み込み、妖怪の世界へと連れ去ろうとするキャラクターで、強面でぶっきらぼうだが実は優しく、キメゼリフを言おうとすると必ず最後にせき込んでしまい、結局何が言いたかったのかがわからない…というなかなかクセが強めな妖怪。目元だけ真っ黒な白塗り顔に、大きな笠をかぶったインパクト抜群のビジュアルで登場する遠藤さん。「顔の中で言うと目しか出ていないので、ほかの誰がやってもいいと思ったのですが、そういうものではないらしいのです。ですので精一杯、妖怪の気持ちになって演じました」と撮影をふり返っている。そして、妖怪・大首を石橋蓮司が再び演じる。妖怪の世界に迷い込んだケイの前に現れ、一吹きでケイを吹っ飛ばしてしまう、巨大な生首の姿をした妖怪だ。また、本作で角川歴彦と共に製作総指揮を務める荒俣宏が妖怪役で出演。ヤミットの議長で、雨が降ったときに現れる雨降小僧を演じる。議長にも関わらず、会議中はずっと眠っているという役どころゆえ、「どんな現場だったかまったくわかりません(笑)!しかし、ひしひしと感じるものはあって、悪夢を見るぐらい面白そうな印象がありました」と語っている。『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:妖怪大戦争 ガーディアンズ 2021年公開予定©2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ
2021年02月22日今年1月からHuluのイメージキャラクターに就任した平野紫耀(24)と杉咲花(23)。キュートなうさぎに変身した2人がHuluとの出合いに興奮してぴょんぴょん跳ねるCM「フールーうさぎ登場篇」が放送されると、たちまち「かわいすぎる」と注目された。15日から放送の新CM「ダウンロード篇」では、旅行の準備をするフー(平野)とルー(杉咲)が、カバンの中にHuluを入れたかどうかでひと悶着。カバンに好物の濡れおかきを大量に入れ、うれしそうにニンマリする平野の表情に「愛おしい」と胸キュンする女子たちが急増中。撮影現場も、花ちゃんが平野から「ずっと笑っているよね」とツッコまれるほど楽しい雰囲気だったそう。「女性自身」2021年3月2日号 掲載
2021年02月20日松本潤主演の連続ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」が映画化。『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』として、2021年12月30日(木)に全国公開される。松本潤主演の人気ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」とは「99.9-刑事専門弁護士-」は、TBSテレビで2016年、2018年に放送され、人気を博した松本潤主演の連続ドラマ。個性豊かな弁護士たちが、99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく新感覚の痛快リーガル・エンタテインメントだ。型破りな弁護士・深山とベテラン敏腕弁護士・佐田との掛け合いが大きな話題になったほか、事実を解き明かしていく痛快なストーリー、法律事務所の面々のチームワーク、随所に散りばめられた小ネタ、心温まるストーリーといった数々の魅力が、多くの視聴者の心を掴んだ。タイトルの「99.9」が意味するのは、日本の刑事事件における裁判有罪率(起訴された際に裁判で有罪になる確率)。「99.9-刑事専門弁護士-」では、たとえ99.9%有罪が確定している事件でも、残り0.1%が確定しない限り、それは本当の意味で“事実”に辿り着いたことにはならないと、その最後の「0.1%」まで諦めず事実を追い求めていく弁護士たちの姿を描く。待望の映画化、深山最大のピンチ?!予告編では、深山が15年前に起きた凶悪事件に挑む過程で、謎の弁護士・南雲恭平が事件に関わっていることが判明。また、因縁の裁判官・川上や元検事の大友らが、深山の前に立ちふさがり、今までになく事実追求に困窮する姿が描かれている。果たして南雲は、敵なのか?味方なのか?これまで、様々な事件の0.1%の事実に挑んできたが、今回ばかりは「今のところ、勝てる見込みがゼロ」と、弁護士・深山最大の危機に。さらに、深山が慕う斑目法律事務所元所長・斑目春彦の「事実で人を幸せにできるかどうかはわからない」という意味深なセリフも。果たして、深山は「0.1%」の事実にたどり着くことができるのか...!?登場人物(キャスト)松本潤&香川照之が続投、新ヒロインは杉咲花主演は、ドラマから変わらず松本潤。2020年末の「嵐」の活動休止後、本作が俳優としての初仕事となり、主演映画としては2017年の『ナラタージュ』以来4年ぶりだ。深山とチームを組む元検事のベテラン敏腕弁護士・佐田役も香川照之が続投。また、弁護士・深山と敏腕弁護士・佐田の名コンビに新たな風を吹き込む新ヒロインを、杉咲花が務める。深山大翔(松本潤)斑目法律事務所・刑事事件専門ルーム弁護士。鋭い観察眼で常に事実を追求する。周囲が諦めた事件でも、自らが納得するまでとことんこだわる。犯罪を美化することを良しとしない潔癖さと、クールなやさしさをもつ。民事事件は扱わず刑事事件専門で、検察からは、追い詰めた被告人の 「罪」 を引っくり返してくる厄介な弁護士として目をつけられている。口癖は 「残りの0.1%に事実が隠されているかもしれない」。飲食店を営んでいた父親の影響で料理をするのが好きで、以前担当した事件で助けた男性の小料理屋でよく料理を作っており、その2階の1室を借りて暮らしている。刑事事件にしか興味を持たないため、収入は少なく質素な暮らしをしており、家の中は必要最低限の物しか置いていないが、一つ一つへのこだわりは強い。調味料だけにはこだわりを持ち、MY調味料セットを持っている。佐田篤弘(香川照之)斑目法律事務所・弁護士。以前検事だったこともあり、期せずして刑事事件専門ルームの運営を任されていたが、現在は念願かなって民事に復帰。数々の大企業の顧問弁護士を務め、巨額の利益を事務所にもたらし自らも高額な報酬を得ている企業弁護のトッププレイヤー。しかし、深山のせいで刑事事件専門ルームの室長が定着しないことを気にかける所長・斑目からの申し出を受け、マネージングパートナーの座を前提として室長に戻ることに…。「勝たなければ意味がない」 がモットー。違法すれすれの調査手段も厭わない。富と成功を追い求め、それを手に入れた自分をてらいなく自慢し、そこに至らない人間を見下す態度をとるため、輝かしい実績から所内で一目置かれてはいるものの、人望はない。唯一苦手なのが10歳年下の妻で、家庭では尻に敷かれている。河野穂乃果(杉咲花)司法修習を終えたばかりの新米弁護士。0.1%の事実を求めて奮闘する。脇を固める俳優陣も実力派ぞろい。深山が働く斑目法律事務所のメンバーをはじめ、ドラマのレギュラーキャスト陣が多数続投する。<斑目法律事務所のメンバー>明石達也(片桐仁)...深山を支えるパラリーガル。 深山の相棒として、どんな無理難題にも挑んでいく。藤野宏樹(マギー)...曲者だらけの刑事事件専門ルーム内では割と常識人。双子の娘を溺愛。中塚美麗(馬場園梓)...仕事は優秀で、プロレスをこよなく愛する。落合陽平(馬場徹)...驚くべき数の資格を所持し、何にでも即時に対応できる弁護士。<その他の続投キャスト>立花彩乃(榮倉奈々)...現在アメリカ留学中の“プ女子”弁護士。season1では、型破りな深山の行動に振り回されながらも、熱意をもって事実を追求する深山の姿に心打たれ、持ち前の努力家精神で数々の事件解決に挑んだ。尾崎舞子(木村文乃)...現在、東京地方裁判所に勤める裁判官。season2では元裁判官弁護士として、深山とは正反対の理屈っぽい考え方で度々衝突する場面もあったが、尾崎の弟の事件をきっかけに、深山とも距離を縮め、再び裁判官となる。丸川貴久(青木崇高)...深山の父親の事件をきっかけに、事実の追求という同じく熱い思いを共有し合い何かと協力的な検事。川上憲一郎(笑福亭鶴瓶)...「事実」よりも「法廷での証拠」を優先させる方針の持ち主で、深山とは大きく対立し因縁関係もある東京地方裁判所所長。大友修一(奥田瑛二)...斑目法律事務所元所長・春彦と学生時代からの深い知り合いである一方、自ら立ち上げたストーリーの結論へ導く強引な捜査や取り調べを行うことで、有罪率100%を誇っていた元東京地方検察庁検事正。斑目春彦(岸部一徳)...深山が信頼を寄せる斑目法律事務所の元所長。坂東健太(池田貴史)...深山が居候する小料理屋いとこんちの店長であり深山のいとこ。加奈子(岸井ゆきの)...いとこんち常連で深山に片思い中の自称シンガーソングライター。由紀子(映美くらら)...斑目法律事務所所長となった敏腕弁護士佐田の妻。かすみ(畑芽育)...佐田の娘。初参戦メンバーに西島秀俊&なにわ男子・道枝駿佑さらに、『99.9 刑事専門弁護士』シリーズ初参戦メンバーとして、物語の重要な鍵を握る謎の弁護士役を西島秀俊が担当。松本潤と映画初共演となる。西島秀俊は「ドラマの出演者の方々から『 99.9』の 撮影現場の素晴らしさを聞いていたので、今回参加することがとても楽しみでした。実際の撮影では、 斑目法律事務所の皆さんが自由なアドリブでどんどんシーンを作り上げていく様子に驚きました。これは『 99.9 』ならではの魅力ですし、 何よりキャストとスタッフの皆さんが全力でより良い作品を作ろうとしていることが伝わってくる現場でした。」とコメントしている。なにわ男子の道枝駿佑も新キャストとして登場。事件が起きた村に住み、深山らに捜査協力する実直な好青年を演じる。道枝は共演した松本潤について、「再現シーンなど1つ1つのセリフに関して、プロデューサーや監督と話し合いながらアイデアを自ら出して、細部までこだわってる姿を見て圧倒されました」コメントした。Creepy Nuts・R-指定も俳優として参戦HIPHOPユニット・Creepy Nuts(クリーピーナッツ)のR-指定も俳優として参戦。深山が担当する殺人事件の依頼人として出演する。クランクアップ映像には、松本潤から「今の気持ちをフリースタイルで!」と無茶ぶりをされる様子が。果たして劇中でもラップは披露されるのか?!注目したい。<劇場版新キャスト>南雲恭平(西島秀俊)...深山たちが挑む事件に深く関わる謎の弁護士。彼は深山を阻む敵なのか...?重盛守(道枝駿佑・なにわ男子/関西ジャニーズJr.)...事件が起きた村で深山たちが出会う青年。南雲エリ(蒔田彩珠)...南雲の娘で天才ピアニスト。重盛寿一(高橋克実)...道枝駿佑演じる守の父。太田保(ベンガル)...村の住人。山本貴信(渋川清彦)...村の住人。若月昭三(石橋蓮司)...杉咲花演じる穂乃果の祖父、大手自動車会社会長。加賀郁夫(Creepy Nuts・R-指定)...深山が担当する不里崖殺人事件の依頼人。【詳細】『99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE』公開日:2021年12月30日(木)出演:松本潤、香川照之、杉咲花、片桐仁、マギー、馬場園梓、馬場徹、映美くらら、池田貴史、岸井ゆきの、西島秀俊、道枝駿佑、蒔田彩珠、榮倉奈々、木村文乃、青木崇高、高橋克実、石橋蓮司、奥田瑛二、笑福亭鶴瓶、岸部一徳、R-指定監督:木村ひさし企画:瀬戸口克陽エグゼクティブプロデューサー:平野隆プロデューサー:東仲恵吾、辻本珠子配給:松竹
2021年02月20日平野紫耀(「King & Prince」)と杉咲花がうさぎに扮して出演するCMの新バージョン「ダウンロード篇」が2月15日(月)から放送されることが分かった。1月から放送され反響を呼んだ、2人がぴょんぴょん跳ねるTVCM「フールーうさぎ 登場篇」に続き、新CMは全国29局(日本テレビ系)に放送エリアを拡大し、オンエア。また、同時期・同エリアで「登場篇」も再度オンエアしていく。新CM「ダウンロード篇」では、旅行の準備をするフー(平野さん)とルー(杉咲さん)が、カバンの中にHuluを入れたかどうかを巡って、ひと悶着!?また、フーがリュックの中に“ぬれ煎餅”を大量に詰め込むカットにも注目。撮影では、平野さんが思わず「ずっと笑ってるよね!」とツッコんでしまうほど、杉咲さんの笑いが止まらなくなる場面もあり、のびのびとした雰囲気の中、2人は楽しんで撮影していたという。Hulu新TVCM「ダウンロード篇」&「登場篇」は2月15日(月)~23日(火)日本テレビ系・全国29局にて放送。(cinemacafe.net)
2021年02月10日鶏の父親から生まれた“千代猫”が、未知なる世界に繰り出すかわいらしいオープニング映像。じつは、アーティスト夫妻による“共同制作”だった!夫妻が明かす『おちょやん』オープニング制作秘話ーー。犬ん子「養鶏場を営む父・テルヲを鶏として描くことが決まっていたので、はじめはヒロインの千代をヒヨコにしようと思っていたんですよ」チャンキー松本(以下、チャンキー)「そうそう。でも演出家さんが『犬ん子さんの描く猫がかわいくて好きなんです』とおっしゃってくれて、『猫でいこう』ということに。はじめに描いたヒヨコも、チキンラーメンのキャラクターみたいだったし(笑)」そう朗らかに話すのは、イラストレーターの犬ん子さんと紙切り似顔絵師のチャンキー松本さん夫妻だ。2人はNHK連続テレビ小説『おちょやん』で、オープニングのアニメーションを手掛けた。杉咲花演じる竹井千代を“千代猫ちゃん”というキャラクターに置き換えたオープニングは、犬ん子さんが作画、チャンキーさんがディレクションを担当。2人の絵をアニメーションにしたのは、映像作家の谷本雅洋さんだ。犬ん子「オープニングで千代猫はモノトーンの世界から、ささ舟に乗り旅立っていきます。その千代猫を照らすガラス玉のような月は、チャンキーさんによる貼り絵。“希望の光”をイメージしました」ささ舟に乗りながら、華やかな場所に流れつく千代猫。だが、その華やかさはあくまで川面に映る夢……場面はモノクロに一転し、千代猫は居場所を追われてしまう。チャンキー「テーマ曲である秦基博さんの『泣き笑いのエピソード』になぞらえています。この“泣き”の場面から千代猫が成長して、後半はカラフルな“笑い”の世界へ飛び回っていくんだよね」犬ん子「うんうん。ヒロインのモデルとなる浪花千栄子さんについては、描き始める前から調べていて。大変な人生を歩まれた方ですし、黒澤明監督の映画にも主演されていると知ったので、どんどん“黒澤映画”のようなトーンになってしまった(苦笑)。チャンキーさんから『いつもより絵が重くなっているから、明るさを出していこう』とアドバイスを受けて、いまの千代猫ちゃんになったんです」2人が最後までこだわったのは、オープニングで際立つ“色”だったという。チャンキー「いまやテレビも8K時代。キレイな色を出すのに、スタッフの方たちと何度もチェックを重ねました。朝ドラのオープニングを手がけるのは初めてだったし、犬ん子はプレッシャーを感じていたみたいで。放送の1週間前から、不安で眠れていなかったよね」しかし、放送が始まるや、千代猫のかわいらしさは大きな反響を呼んだ。映像の終盤にうつる緞帳にはポスターがちりばめられており、「浪花千栄子さんの出演作品を基にしているのでは?」と、“小ネタ”を楽しむ視聴者の声も。犬ん子「みなさん、アニメーションに隠されたものを解明してくれていますが、まだまだ気づかれていないものもあります。じつは、橋の上にはテルヲのような鶏が、そして電車の中には生き別れた弟(ヨシヲ)のような男の子がいるんです」チャンキー「ええ!?それは僕も気づかなかった(笑)。じゃあ、僕からもネタを。千代猫がお手玉をするシーンがあるんですけど、そのお手玉ははじめ頭にあった3つのたんこぶなんです」浪花千栄子さんといえば、「軟膏」を手にもつCMに出ていたことで有名だが……。犬ん子「ぜひ、緞帳の絵の中から探してみてください。それっぽい絵があるはずです(笑)」「女性自身」2021年2月16日号 掲載
2021年02月05日犬ん子「養鶏場を営む父・テルヲを鶏として描くことが決まっていたので、はじめはヒロインの千代をヒヨコにしようと思っていたんですよ」チャンキー松本(以下、チャンキー)「そうそう。でも演出家さんが『犬ん子さんの描く猫がかわいくて好きなんです』とおっしゃってくれて、『猫でいこう』ということに。はじめに描いたヒヨコも、チキンラーメンのキャラクターみたいだったし(笑)」そう朗らかに話すのは、イラストレーターの犬ん子さんと紙切り似顔絵師のチャンキー松本さん夫妻だ。2人はNHK連続テレビ小説『おちょやん』で、オープニングのアニメーションを手掛けた。杉咲花演じる竹井千代を“千代猫ちゃん”というキャラクターに置き換えたオープニングは、犬ん子さんが作画、チャンキーさんがディレクションを担当。2人の絵をアニメーションにしたのは、映像作家の谷本雅洋さんだ。チャンキーさんと犬ん子さんは、これまでも絵本『ちんどんや ちんたろう』『おかめ列車』や、インディーズのミュージックビデオのアニメーションを2人で作ってきた。夫婦でともに作品を作るのは、「お金がかからないから」と犬ん子さんは笑う。犬ん子「それは冗談で(笑)。夫婦だからこそお互いの作品について、本音で言い合える。私は絵を描くことにのめりこんでしまうから、チャンキーさんからのアドバイスに気づかされることがとても多くて……」チャンキー「僕は、テルヲみたいに、言いたいことを言っているだけやけどね(笑)。でも、一生懸命に絵と向き合って、『もうあかんわ』と疲れ果ててから、彼女の描く線はさらによくなるんですよ。その姿は、ひたむきに転んでも立ち上がる千代と重なるんです」2人の出会いは、26年前にさかのぼる。チャンキー「犬ん子はたばこを吸っていた時期があって。僕と出会ったとき、下の前歯が1本抜けていたんです。若い女性がたばこをその抜けたところに入れていて、ぷは~と吸っている姿は衝撃でした」犬ん子「私のこと好きになったの、ソレやんな~(笑)。私は、友達の家で見かけた、顔を真っ赤に塗っていちご模様にしたチャンキーさんの写真を覚えていて。初めて会ったときに、『あっ、いちごの!』って(笑)」チャンキー「それが阪神・淡路大震災の起こる1年ほど前やったね」犬ん子「当時、被災した友達が本当につらいはずなのに『家が半分崩れてドリフターズみたいやったわ、笑うしかないわ』と報告してきて。つらいことも苦しいこともしんどいことも、笑っていくことで傷を乾かす。千代もそうだけど、関西人にはそんな逞しさがあるよね」チャンキー「そうやね。犬ん子の作品にもそんな“泣き笑い”がつねにあると思うから、『おちょやん』は、犬ん子の経験の集大成ともいえるんじゃないかな」コロナ禍のいま、遠方のスタッフとオンラインで打ち合わせを重ねながらという工程作業も、2人にとっては初めてだった。チャンキー「作る難しさはありましたが、犬ん子と動画の谷本(雅洋)さんと3人で、密度の濃いものができたと思います。関西風味のええだしの取れた作品を、ぜひ楽しんでください」犬ん子「いまの時代、大変なことも多いけれど、『あと一歩頑張ろう』と感じてもらえたらうれしいです」千代のように前向きにーー。オープニングには、そんなメッセージがこめられている。「女性自身」2021年2月16日号 掲載
2021年02月05日動画配信サービス「GYAO!」は、「2020年第94回 キネマ旬報ベスト・テン」と連動し、過去のキネマ旬報ベスト・テン受賞作品を無料配信することを決定した。1924年に当時の編集同人の投票によってベスト・テンを選定したことを発端とする映画賞「キネマ旬報ベスト・テン」。第94回の発表&表彰式は、2月4日(木)に開催される予定となっている。そんな同賞で過去に受賞した作品、邦画・洋画含めて約60本を配信していく今回。邦画では、沼田まほかるの人気ミステリー小説を蒼井優&阿部サダヲのW主演で映像化した本格的大人のラブストーリー『彼女がその名を知らない鳥たち』や、宮沢りえ主演・角田光代原作の『紙の月』。孤児となった花と彼女を引き取る遠縁の腐野淳悟の禁断の愛を描き出す、直木賞受賞作の映像化『私の男』。西島秀俊、竹内結子、香川照之という豪華キャストが出演する、黒沢清監督作の驚愕のサスペンス・スリラー『クリーピー 偽りの隣人』。宮沢りえと杉咲花が母娘役で共演し、数多くの映画賞を賑わせた『湯を沸かすほどの熱い愛』。Web初無料配信となる鈴木清順監督の『ツィゴイネルワイゼン』、『陽炎座』がラインアップ。また海外作品では、村上春樹の短編小説「納屋を焼く」を原作に、物語を大胆にアレンジして描いたミステリー『バーニング 劇場版』や、アカデミー賞作品賞を含む3部門を受賞した『ムーンライト』。ポン・ジュノ監督の『グエムル-漢江の怪物-』。ベルンハルト・シュリンクの「朗読者」を、ケイト・ウィンスレット主演で映画化した『愛を読むひと』。2016年カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞した、巨匠ケン・ローチ監督の『わたしは、ダニエル・ブレイク』などが観られる。キネマ旬報ベスト・テン特集は2月1日(月)15時~3月31日(水)23時59分まで展開予定。(cinemacafe.net)
2021年02月01日「脳出血で倒れた清原翔さん(27)の回復状況が今回、初めて所属事務所より発表される2カ月以上前、成田さんには『清原さんが目を覚ました』といった連絡が定期的に伝えられたそうです。成田さんは家族のように清原さんのことを心配していましたから…」(成田の知人)現在、朝の連続テレビ小説『おちょやん』で杉咲花(23)演じる千代の幼馴染みであり、後に運命の相手となる天海一平役を演じている成田凌(27)。成田と清原は2013年に男性ファッション誌『MEN’S NON-NO』でモデルデビューした同期であり親友。清原が出演予定だった昨夏のドラマ『アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ系)では、昨年6月に病で倒れた清原の代役を急遽引き受けた間柄だ。2月1日、清原の所属事務所は彼の病状についてこう発表した。《清原は2020年6月12日に感染性心内膜炎による脳内出血を発症し、緊急手術を行いました。その後複数回の手術を経て、現在は体調も安定し、脳に関しても異常はないとの診断結果を受けております。また、現在復帰に向け、医師の指導を受けながらリハビリに専念しております。これまでファンの皆様ならびに関係者の皆様から励ましのお言葉、お手紙、千羽鶴などの贈り物をいただきまして誠にありがとうございます。清原も皆様のあたたかいお気持ちに大変深く感謝しております。復帰に向けてもうしばらくお時間をいただくかと存じますが、また皆様に元気な姿をお見せできるよう、今後も本人、ご家族と共に前向きに取り組んでまいりますので、どうかお待ちいただけますと幸いです》感染性心内膜炎とは、溶血性連鎖球菌やブドウ球菌などの菌が、何らかの原因で血液中に侵入し、心臓内部に感染巣が形成される病気。その感染巣が血流に乗り、脳などの身体の別の部位に運ばれて、末梢血管を閉塞させる塞栓症状が現れることもあるという。原因菌が早急に発見され、適切な治療をすれば予後は良好だともいわれている。前出・成田の知人はこう語る。「成田さんは早いうちから清原さんのお見舞いに行くことを強く願っていたようですが、コロナ禍のうえ、『おちょやん』がNHK大阪局制作につき、大阪に滞在することが多く、なかなか実現できていないことをひどく残念がっています。2人が意気投合したのは、ただ単に同期だからという理由だけでなく、“芸能界入りを親に反対されていた”という共通項があるそうです。それゆえ、『役者として良い作品に出て、周囲から早く認めてもらいたい』という意識が強いのでしょう。清原さんが一昨年の朝ドラ『なつぞら』に出演が決まった際は、成田さんは実の兄弟のように喜んでいましたから…」成田は昨年8月10日、自身のインスタグラムで「5年前の今日、清原に撮ってもらった写真」というコメントとともに、2枚の写真を投稿。原っぱで、赤いチェックのシャツを羽織った成田が映った静と動のカットで、右下に「15.8.10」と日付が入っている。昨夏のドラマ『アンサング・シンデレラ』に代役出演する際、成田はこんなコメントを出している。《唯一の同期として、友として、清原の回復を心から願っています。祈っています》『おちょやん』で好演する成田の姿は、清原の励みにもなっているという。2月2日には清原は28歳の誕生日を迎える。今はただ、彼の回復を願うばかりだ――。
2021年02月01日