1月20日(金)にミュージカル『手紙』が開幕した。原作は映画化もされた東野圭吾のベストセラー小説。親を早くに亡くし、弟の学費欲しさに殺人を犯してしまった兄と、ある日突然“人殺しの弟”として生きることになった主人公の10年間が描かれた作品で、ミュージカル版は昨年1月に初上演された。今作はその“再演ではなく、再挑戦”。脚本・作詞を高橋知伽江、演出を藤田俊太郎、作曲・音楽監督・作詞を深沢桂子が手掛け、主人公・直貴を柳下大と太田基裕がWキャストで演じる。両バージョンの観劇レポートをお届けする。オリジナルミュージカル『手紙』チケット情報舞台は、兄弟役以外の出演者が客席のあちこちから登場し、舞台上へと集まっていくシーンから始まった。彼らは10年の間に兄弟が出会うさまざまな人物を演じるキャストたち。差別する者、支える者、恋をする者、仲間になる者、傍観する者…。そんな彼らが客席から登場することにも、作品の描くひとつのテーマを感じさせられる。そして、兄・剛志(吉原光夫)が弟・直貴(柳下/太田)に誕生日プレゼントのギターを贈り、「いつかこれで『イマジン』(ジョン・レノンの楽曲)を弾いてほしい」と話す和やかな時間から物語は始まる。しかし続くのは、苦しく重い兄弟の運命だ。罪を犯してしまった兄のたったひとりの家族である直貴を中心に、その周囲の人間の姿、ひいては現代社会の抱える問題をも描く原作。それが歌で、音で、芝居で、驚くほど繊細に描かれていく。中でも、諦めに慣れたかのように見える直貴の、その内側に閉じ込めた感情は、歌だからこそ突き刺さるように響き、ミュージカルの魅力を改めて教えられたように感じた。そんな直貴を演じる柳下と太田は元々タイプの違う俳優だが、今回その差がこの作品をより深くみせてくれた。情熱的で、けれど舞台上の空気を掌握しているようにも見える柳下。まっすぐで、溢れる感情に溺れそうな繊細さが空気を揺らす太田。それぞれの直貴がいて、その兄・剛志がいて、その周りの人間達がいる。絶望、喜び、反発、希望、信念…それぞれの直貴がみせる感情は歌に響き、音に響き、まるで違う作品のようにも感じられた。そのすべてを受け止める音楽という存在、そして生まれたふたつの物語を体感できるのは、この作品の面白さだと感じた。公演は2月5日(日)まで東京・新国立劇場 小劇場にて、2月11日(土・祝)・12日(日)兵庫・新神戸オリエンタル劇場にて。取材・文:中川實穗
2017年01月26日お笑いタレントの東野幸治と藤井隆が19日、東京・赤坂のTBSで行われたTBS系お笑い特番『あらびき団オールナイト祭!』(12月28日24:10~)の収録後に囲み取材に応じた。2007年10月から2011年9月まで地上波で放送された『あらびき団』は、東野扮する"ライト東野"と藤井扮する"レフト藤井"がMCを務め、あら削りな一芸を持ったパフォーマーを紹介する番組。はるな愛や椿鬼奴、横澤夏子など多くの人気芸人を輩出した伝説の番組が、このたび、3時間のスペシャル番組として一夜限りの復活を果たす。東野は、5年ぶりの復活に「びっくりです。いろんな奇跡が重なりできて良かった」と喜ぶも、「『あらびき団』ってあんまり楽しい収録じゃなかったんだなと。気付いたら必死にしゃべっているだけという苦行のような仕事なのかなと」と苦笑。「こんな感じだったなと懐かしみながら収録させていただいた」と話した。そして、同番組のコンセプトについて、東野は「『エンタの神様』に出ていただける方を発掘しようというところから始まったんですが、どんどん違う方向に走っていき、奇人変人みたいな…」と説明し、「いい奇人変人がたまにいて、たまに腹がちぎれるくらい笑うやつがあるので、それを期待していただければ」とアピール。「『復活や!』って期待したらバカ見るのはそっちですから! 期待しないで、たまたま見てください」と笑いを誘い、「『M-1』もお笑いですが『あらびき団』もお笑いだと、お笑いの幅としてわかってほしい。次のパフォーマーが面白いので、ちょっと待ってください!」と訴えた。藤井は「いろんな方から喜んでくださる声をいただいた」と復活の反響を明かし、東野について「切れ味は変わらず。あらびきパフォーマーのパフォーマンスが終わったあとの第一声を楽しみにしていた方もいたと思いますが、今回も期待していただいていいんじゃないかと思います」と太鼓判。また、音楽も魅力だと言い、「うれしい新曲を早速聞かせてもらったので、『あらびき団』のミュージックラバーズのみなさんもどうぞ期待ください」と呼びかけた。今回のスペシャル番組は2部構成。第1部(24:10~25:40)では、あらびき団の濃い歴史を振り返りつつ、2017年話題になりそうな注目芸人から目も当てられないようなどん底パフォーマーまでが新ネタを披露する。第2部(26:10~27:40)では、豪華ゲストを迎え、特別企画「あらびき、あの人は今(仮)」と題して、あらびきスターたちの現在に密着する。
2016年12月20日東野圭吾原作『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の実写映画化が決定。2017年9月23日(土)に公開される。原作は「東野圭吾史上最も泣ける感動作」原作は「東野圭吾史上最も泣ける感動作」として、全世界で500万部のベストセラーとなった2012年の小説『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。廃業した雑貨店を舞台に、1980年にいる人物との時空を超えた手紙のやり取りを通して再生していく少年たちの物語だ。主演は山田涼介雑貨屋の店主に西田敏行、林遣都や門脇麦も出演主演を務めるのは、Hey!Say!JUMPのメンバー山田涼介。雑貨店の店主を演じる西田敏行との初共演を披露する。また、物語の鍵を握る田村晴美役に尾野真千子、雄治の昔の恋人・皆月暁子役に成海璃子、そして敦也と行動をともにする翔太役は村上虹郎が務める。さらに、プロのミュージシャンを目指す松岡克郎役に林遣都が抜擢された。俳優・佐藤浩市の息子、寛 一 郎が映画初出演さらに、日本映画界を代表する俳優・佐藤浩市の息子、寛 一 郎が映画初出演。本作で俳優デビューとなる寛 一 郎の役どころは、山田が演じる主人公・敦也の幼なじみ3人組の1人で、ナミヤ雑貨店に起こる奇蹟を共に体験する「幸平役」だ。監督は『余命1カ月の花嫁』や『PとJK』などでメガホンをとった廣木隆一。脚本は『余命1カ月の花嫁』でも廣木監督と組んだ斉藤ひろしが務める。複数の時間軸のエピソードが絡み合う物語は複雑な構造になっており、原作者の東野圭吾も「小説では可能でも映像化は難しいのではないか、というのが本音」とコメントしている。ベストセラー小説が、一体どのように映像化されるのか期待が高まる。主題歌は山下達郎の新曲「REBORN」さらに、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の主題歌が山下達郎の新曲「REBORN」に決定。本作のために山下が1ヶ月半の月日を費やして書き下ろしたこの曲は、作品のテーマでもある”繋がる想い”を表現したもの。エンドロールだけでなく、劇中歌としても登場し、物語の核となる曲は、作品をより美しく彩っている。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』×マイメロディ、コラボアイテム発売そしてこの度、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』とマイメロディのコラボレーションが実現。1975年に誕生したマイメロディは、今でも大人気のサンリオキャラクターだ。でもどこか"懐かしさ"を感じさせる所が本作のイメージに合致し、このコラボレーションが実現した。ビジュアルには、現在と過去のマイメロディが、ナミヤ雑貨店と手紙を通して心を通い合わせている様子が描かれている。商品ラインナップは、ブックカバーやレターセット、クリアファイルなど全5種。発売は、映画公開と同じ2017年9月23日(土)から。■ストーリー2012年。少年時代を養護施設で過ごした敦也は、幼馴染の翔太、幸平と悪事を働いて1軒の廃屋に逃げ込む。そこはかつて人々が悩み相談をすることで知られていた「ナミヤ雑貨店」だった。今はもう廃業しているはずだったが、シャッターの郵便受けに何かが投げ込まれる音を聞く。それは、悩みを持つ人からの相談の手紙だった。何と、その手紙は1980年に書かれたものだった。敦也たちは戸惑いながらも当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書く。次第に明らかになる雑貨店の秘密と、その背景にある敦也たちがいた養護施設と浪矢の知られざる関係。そして、これまで誰かの為に何かを真剣に考えたことなど一度もなかった3人が気付いていく他者とのつながり。敦也たちが雑貨店の秘密をすべて知った時、1980年にいる浪矢との手紙のやり取りでもう一度再生する希望をもつ。悩みを相談した人々をつなぐ奇妙な運命。その日、敦也たちに起きたのは、時空を超えたたった一夜だけの奇蹟だった。【作品詳細】映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』公開日:2017年9月23日(土) 原作:東野圭吾監督:廣木隆一脚本:斉藤ひろし出演:山田涼介、西田敏行、尾野真千子、村上虹郎、林遣都、成海璃子、門脇麦、萩原聖人配給:KADOKAWA/松竹(共同配給)©2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会【『ナミヤ雑貨店の奇蹟』×マイメロディ グッズ詳細】発売日:2017年9月23日(土)・ブックカバー(文庫本サイズ) 1,400円(税込)・レターセット(便箋25枚+封筒6枚) 1,000円(税込)・クリアファイルセット(A4用サイズ・A5用サイズの2枚セット) 600円(税込)・ミニタオル(約20×20㎝) 650円(税込)・ポーチ(約20×14㎝ ※底マチ無し) 1,000円(税込)
2016年12月06日阿部寛が主演を務め、人気作家・東野圭吾の100万部突破の同名小説を実写映画化した『疾風ロンド』。本作で親子役を演じた阿部さんと濱田龍臣の親子2ショットがシネマカフェに到着した。医科学研究所の主任研究員・栗林和幸(阿部さん)は、仕事に追われる毎日。息子の秀人(濱田さん)とは、うまくコミュニケーションがとれない日々を過ごしていた。そんなある日、和幸が勤める研究所施設から違法生物兵器「K-55」が盗まれてしまう。窮地に陥った和幸は、極秘で「K-55」が隠されたスキー場を息子と訪れる。秀人は久しぶりの親子水入らずを喜び、徐々に打ち解けようとするが、父が「K-55」を探すために来たことを知り、不信に思う。そして、父との関係性を修復するため、ある決断をするのだが…。大惨事へのタイムリミットが迫る中、何だかちょっと頼りない(スキーも苦手な)中年男が、スキー場のパトロール隊員・根津(大倉忠義)とスノーボードクロス選手・千晶(大島優子)も巻き込み、生物兵器の行方を探す本作。監督を務めるのは、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」や「サラリーマンNEO」の演出で知られる吉田照幸。映画『トリック劇場版』シリーズや『テルマエ・ロマエ』シリーズなど、長身でイケメンなのにコミカルな演技にも定評がある阿部さんが主演を務め、その息子役を演じるのは、子役からグンと凛々しく成長し、阿部さんとの親子役もまったく遜色のない長身イケメンぶりで魅せる濱田さん。このたび解禁となった劇中場面写真からも、“笑劇サスペンス”の一方で、親子の不器用な関係性が伺える。思わずほっこりとしてしまう親子愛も感じられるのも、本作の醍醐味といえそうだ。『疾風ロンド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年12月04日アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が、映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(2017年秋公開)の主演を務めることが3日、わかった。原作は東野圭吾によるベストセラー作品で、全世界で累計500万部を突破、中国での映画化も決定している。かつて人々から悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」にたどり着いた青年・敦也(山田)と幼馴染の3人は、1980年とつながった郵便受けを通じて、昭和の人々の悩み相談に対し返事を書くことになる。ナミヤ雑貨店の店主・浪矢雄治を西田敏行が演じる。今回山田が演じるのは、少年時代を養護施設で過ごし、幼馴染の翔太・幸平と悪事を働くという、現代で迷いながら生きる孤独な青年。対して西田は「古き良き日本にいた、人情味溢れる老人」とKADOKAWAプロデューサーは語る。2人が別々の時代に生きながら、手紙のやり取りでつながっていく関係が描かれる。山田は「時空を超えて手紙を送り合うという、ありえないような話ではありますが、すごく真実味を帯びていて、リアルな部分とそうじゃない部分において気持ちの作り方が難しそうだなと思うと同時に、やりがいを感じています」と、役者としての意気込みを語る。初共演となる西田について「共演できることはものすごく光栄なことですし、足を引っ張らないように頑張りつつ、吸収できるものは吸収していきたいです」と尊敬の念を表した。一方の西田は「山田涼介君は才ある俳優の一人。特に今回の役は彼にぴったりだと思います」と山田を賞賛。『余命1カ月の花嫁』『PとJK』の廣木隆一監督がメガホンを取るが、「そんな山田君と私を、泣かせ名人という印象のある廣木監督がうまく料理してくださると思うので、今から仕上がりがとても楽しみです」と期待を寄せた。そして「俳優としてのこれまでの自分のキャリアをぶつけて演じたいと感じています」と、気合いを見せた。原作者である東野は「この物語の構造は複雑で、いくつかのエピソードが時間と空間を隔てて絡み合っています」と説明し「映像化は難しいのではないか、というのが本音です」と心情を吐露する。しかし「あの不思議な出来事は、あの登場人物たちは、そして彼等の”悩み”はどう描かれるのか、今からとても楽しみです」と映画へのエールを送った。山田涼介コメント「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は時空を超えて手紙を送り合うという、ありえないような話ではありますが、すごく真実味を帯びていて、リアルな部分とそうじゃない部分において気持ちの作り方が難しそうだなと思うと同時に、やりがいを感じています。特に、今回初めてご一緒させていただく西田敏行さんは第一線を走り続けている尊敬する大先輩なので、共演できることはものすごく光栄なことですし、足を引っ張らないように頑張りつつ、吸収できるものは吸収していきたいです。この作品は一人ひとりの心情……悩み、苦しみ、喜びなど喜怒哀楽を表した映画になると思うので、観客のみなさんには、ぜひ振り回されてほしいです。(C)2017「ナミヤ雑貨店の奇蹟」製作委員会
2016年12月03日俳優の阿部寛が11月26日、都内で行われた主演作『疾風ロンド』の初日舞台あいさつに登壇した。原作は国民的ベストセラー作家・東野圭吾による100万部突破の同名小説。東野原作の『新参者』シリーズでも主演を務めている阿部は、「東野さんらしいサスペンスと思いきや、コミカルな部分もあるので、ぜひ用心してほしい」と笑いの要素を含んだ本作をアピールした。『疾風ロンド』舞台あいさつ その他の写真超巨大スキーリゾート地を舞台に、雪に埋められた超危険生物兵器の行方を探す使命を背負わされてしまった“何だかちょっと頼りなく、とにかくツイテない”主人公(阿部)の奮闘を描いたコメディタッチのサスペンス。舞台あいさつには阿部をはじめ、共演する大倉忠義、大島優子、ムロツヨシ、濱田龍臣、志尊淳、吉田照幸監督が顔をそろえた。スキーやスノボ、スノーモービルを多用したアクションも作品の見どころ。スキー場のパトロール隊員を演じる大倉は、「スノーモービル、気持ち良かったです」と振り返り、スノーボードクロス選手役の大島は「見たことない、体感型の映像が見られます。できれば4Dで見たいくらい」と映像の迫力を推していた。「もし一緒に映画を見るなら、誰がいい?」と質問に、阿部は「吉田監督と一緒がいいですね。『このシーンはどういうことですか?』と聞きながら、解説してもらいたい」。共演陣は「志尊くんですね。ふたり並んで映画館の座席にいたら、ザワつきそうじゃないですか?」(大倉)、「阿部さんがご自分の作品を見て、どんなリアクションをするのか見てみたい」(大島)、「いつもは優子と一緒に見てるけど(笑)、この作品は大倉くんかな」(ムロ)、「監督と一緒に見て、いろいろアドバイスをいただきたい」(濱田)、「ムロさんと一緒だと、ツッコミを入れてくれそうで楽しそう」(志尊)と思い思いの回答で、会場を沸かせていた。『疾風ロンド』公開中取材・文・写真:内田 涼
2016年11月26日国民的ベストセラー作家・東野圭吾による100万部突破の同名小説を映画化した『疾風ロンド』の初日舞台挨拶が11月26日(土)、都内で行われ、主演の阿部寛をはじめ、大倉忠義、大島優子、ムロツヨシ、濱田龍臣、志尊淳、吉田照幸監督が勢ぞろいした。超巨大スキーリゾート地を舞台に、しがない主任研究員・栗林和幸(阿部さん)が、何者かに盗まれた後、 雪に埋められた生物兵器をタイムリミットである4日間以内に発見しようと奮闘する。阿部さんは「新参者」シリーズに続き、東野原作の映像作品に出演し「サスペンスと思って観ていると、コミカルな面もあるので用心してください」とアピールしていた。大倉さんと大島さんは、スキーやスノボ、スノーモービルを用いたアクションに挑戦しており、「地元のエキストラの皆さんが、本当にスキーがお上手で…。大倉さんが『皆さん、もうちょっと下手に滑ってくれませんか?』ってお願いしていた」(大島さん)、「どうしても、皆さん以上に上手に滑れなくて」(大倉さん)と舞台裏を明かしていた。「本作を誰と一緒に観たい?」の質問に、阿部さんは「監督ですね。『このシーンはどういうことですか?』って解説してもらいたい」。大倉さんは「志尊くんですね。映画館で2人が並んで座っていたら、周りがザワつきそうじゃないですか?」と話していた。また、ムロさんはロケ現場でまったく同じスキーウェアを着た“代役”のプロスキーヤーと行動をともにしていたと言い、「お揃いのウェアなので、外国人の方々に、ゲイカップルだと勘違いされた」と苦笑い。スキーで転んでNGになったはずのシーンが劇中に使われており、大島さんは「転んだのは、ムロさんの計算」と鋭く指摘していた。『疾風ロンド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年11月26日元AKB48のメンバーで女優の大島優子が26日、都内で行われた映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の初日舞台あいさつに、阿部寛、大倉忠義、ムロツヨシ、濱田龍臣、志尊淳、吉田照幸監督と共に出席した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンをとった。大島は、透け感のある緑のロングレーススカートに美脚を包み、上半身は清楚な白にほんのり胸の部分のインナーが透けて見える衣装で登場。ムロから「大島さん、それあれなんですよね? 透けてるのはOKなんですよね?」と聞かれると、「こういうの!」と答えていた。ムロは「もうね、すっごい見ちゃうんですよ」と大島を意識していることを明かすと、大島も「しゃべってても、目線が絶対視線が下に行く」と、ムロの様子に気づいていた。大島が「こういうスタイル」と説明しつつ、「もう、男性陣が見ないように見ないようにって……」と、男性陣の気遣いに触れると、ムロは「僕は見ますけどね!」と宣言した。
2016年11月26日俳優・阿部寛とアイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が26日、都内で行われた映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の初日舞台あいさつに、大島優子、ムロツヨシ、濱田龍臣、志尊淳、吉田照幸監督と共に出席した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンをとった。タイトルの“ロンド”にちなみ、「何度も繰り返してしまう”クセ”」を聞かれた出演者陣は大混乱。大倉は「あの、うーん、え~」と悩みながら、「お風呂に入りながらいろいろなことをやるので、シャンプーしながら歯を磨いて、ゴシゴシタオルにボディソープをかけて、とやっていると、何をしてるのかわからなくなってトリートメントを2回くらいやっちゃうことがあります」と日常生活のエピソードを披露するも、すぐに「あ、これ違うな」と撤回した。ムロも「なるなる! しゃべりながら『これ違うな』ってなるよね」と質問の難しさに同意。続いて大島が「首の骨をすごい勢いでならす」と告白するも、客席の微妙な反応に「違うみたいです」と苦笑し、大倉から「正解はないですよ!」とフォローされていた。さらにムロが「子供の頃から、枕とかの端っこの布を指の腹ですっごい触っちゃうの」と語るも、客席は困惑した反応を見せ、ムロは「本当のクセ言ったらこんな感じになっちゃう!」と苦笑した。阿部も「わかります、僕も鼻触っちゃう。緊張したらやたら鼻やヒゲを触ったり」と披露するも、やはり客席の反応が思わしくなかったために「違います?」と不安そうな様子を見せていた。
2016年11月26日お笑い芸人の東野幸治(49)が、20日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~11:15)で、15日発売の写真週刊誌『フラッシュ』で生田竜聖アナウンサー(28)との別居が報じられた秋元優里アナウンサー(33)を徹底的に追及した。この日ゲスト出演したお笑い芸人・片桐仁(42)が結婚生活について語っていると、ダウンタウン・松本人志(53)はわざとらしく深刻な表情で「すみません。結婚生活の話は、秋元さんの前ではやめた方が……」と割って入った。これを好機とみた司会・東野は秋元アナの方に体を向け、「別居してるんですか?」「同じアナウンス部の人と結婚して幸せやと思ってたんですけど、まさかまさかの」と先制"口撃"。秋元アナは「そうですね」と苦笑いを浮かべ、「別々に住んでます」と報道内容を認めた。さらに東野は、「細かいこと聞くのもあれですけど、理由とか」と探りを入れ、「われわれも仕事柄聞かないといけない」とニヤケ顔。周囲から「仕事柄じゃない」などと一斉にツッコミが入ると、満面の笑みで「心を鬼にして聞いているんですよ!」と訴える。根負けした秋元アナは、「とは言っても、いま協議中なので言えることが限られてしまって」と理解を求め、「話し合いをしているところです。(離婚するか)どうするかを」と説明。それでも東野は「2人のボタンの掛け違いの原因みたいなものは。何かあったんですか?」と手を緩めず、さすがの松本も「ちょっと"トゥーマッチ"やと思うで」と笑いながら止めに入った。これで終息するかと思いきや、今度は社会学者・古市憲寿氏(31)から「不倫は本当なんですか?」と直球質問が飛び、秋元アナは「やましいことはないです」とすぐに否定。すると再び東野は「実家に帰ったら、お父さんとかお母さんとか、どうおっしゃっていました?」と続け、「(お父さんは)『よう帰ってきた』って言うんですよ」と妄想トークに。秋元アナは「いやいやいや」と制止し、「毎日いるから大変だと思いますけど……両親に甘えさせてもらってます」とたじたじの様子だった。
2016年11月20日お笑い芸人の東野幸治と、お笑いコンビのブラックマヨネーズらが出演するテレビ朝日の単発バラエティ番組『ビリ学』が、19日(14:35~16:25)に放送される。この番組は、スポーツや商品売上などの「最下位=ビリ」に着目し、その存在意義を学んで人生に役立てていこうというもの。ドランクドラゴンの塚地武雅は、人気アイス「ガリガリくん」を、ずんの飯尾和樹は、打率最下位だった日本ハムの中島卓也選手を取材し、そこから見えてくる「ビリ学」を紹介する。巨大ホームセンター「ビバホーム岩槻店」を取材したブラマヨの小杉竜一は「10万点以上も商品をそろえていても、とりあえず集めとこうと思って集めたものは一点もないんだ、と感じました。僕もビバホームみたいな人間になりたいです」と心に残った様子。東京・五反田の商業ビル・TOCを取材したブラマヨの吉田敬は「次はホストクラブの『ビリ学』を取材したいです。ホストさんのビリは、どういうモチベーションでお仕事されているのかな」と興味津々。そして、VTRを見た東野は「中島選手の『ビリ学』には、いろいろと考えさせられるものがありました」と感心している。
2016年11月18日カンヌ、ヴェネチア、ベルリンと世界三大映画祭を制覇した韓国の巨匠キム・ギドクの監督最新作『The NET 網に囚われた男』。このほど、キム・ギドク監督が南北に分断された朝鮮半島への思いを突きつける予告編映像が解禁となった。本作は、ある事故により国境を越えてしまった漁師の男に降りかかる理不尽な運命を通して、朝鮮半島の南北分断を描き出す社会派ヒューマンドラマ。これまで、あらゆる角度からあらゆるタブーを描いてきたキム・ギドクが『プンサンケ』『レッド・ファミリー』の製作・脚本を経て、自らメガホンをとり、1人の男の運命を通して、常に弱者が犠牲を強いられ、切り捨てられる現代社会の矛盾と闇をあぶり出していく。主人公の漁師を演じるのは、東野圭吾「容疑者Xの献身」を韓国で映画化した『容疑者X天才数学者のアリバイ』で天才数学者を演じていた個性派リュ・スンボム。彼の監視役につく韓国の若き捜査官には、イケメン次世代スター、イ・ウォングン。執拗で残忍な取調官を、『殺されたミンジュ』のキム・ヨンミン、主人公の帰りをひたすら待つ妻役を『メビウス』のイ・ウヌが演じている。今回解禁となった日本版予告編では、ボートに網が絡まるアクシデントのため、韓国側へと流されてしまう北朝鮮の漁師ナム・チョルの姿がある。韓国警察に捕らえられ、亡命を強要されるも、ボートの故障で南側にたどり着いてしまっただけで、北朝鮮に帰りたいと主張し続けるナム・チョル。だが、彼が屈強な肉体の持ち主であることから、韓国警察の取調官は特殊部隊出身のスパイではないかと疑う。韓国側に亡命させることができずに、北朝鮮に返すことは“敗北”だと考える警察は、ナム・チョルを豊かで煌びやかな大都会ソウルの繁華街に連れだし、心変わりさせようと目論むが、ナム・チョルは頑なに目を閉じ、街を見ることを拒む。さらには、尾行の隙をついて逃亡、すると謎の女も登場し、なぜか酒を酌み交わすことに…。果たして、ナム・チョルは北朝鮮に戻ることはできるのか?彼はただの漁師なのか、それともスパイなのか?さらに彼がかかってしまった“網”とは何だったのかも問いかけ、キム・ギドク監督らしい深い余韻を感じさせる予告編に仕上がっている。『The NET 網に囚われた男』は2017年1月7日(土)よりシネマカリテほかにて全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月17日映画『疾風ロンド』(吉田照幸監督)の公開を記念した2階建ての“疾風ロンドンバス”出発式が11月17日(木)、都内で開かれ、人工雪が舞うなか、主演を務める阿部寛、共演の大倉忠義、大島優子、ムロツヨシが揃ってテープカットを行った。実際にロンドンを走行していたという“本物”の車体には、阿部さんをはじめとしたキャスト陣の姿が大々的にラッピングされており、そのド迫力に阿部さんは「恥ずかしいですね」と本音をポツリ。それでも「宣伝効果がありそう。ぜひ、事故がないよう運行してもらえれば」と運転者にエールをおくった。「阿部さんはただでさえ、迫力があるのに、こんなに大きくなるとすごい迫力ですね」(大倉さん)、「阿部さん、大きい!」(大島さん)と共演陣も驚きの表情。また、ムロさんは「このバスに乗って、ロケをさせてもらった野沢温泉に行って、(映画の)完成の挨拶に行きたい」と話していた。“疾風ロンドンバス”は今週いっぱい、都内を走行することになっている。国民的ベストセラー作家・東野圭吾による100万部突破の同名小説を映画化。超巨大スキーリゾート地を舞台に、しがない主任研究員・栗林和幸(阿部さん)が、何者かに盗まれた後、 雪に埋められた生物兵器をタイムリミットである4日間以内に発見しようと奮闘する。東野氏とは「新参者」シリーズでもタッグを組んでいる阿部さんは、「原作の存在が非常に大きな作品ですが、それを壊すがごとく、吉田監督のもとで挑んで、面白いエンターテインメントに仕上がった。年末年始に楽しんでもらえる作品」とアピール。自身もアクションシーンに挑戦した大島さんは「見てほしいのはやっぱり、アクションですね。まるで(観客が)一緒に滑っているような映像に圧倒される。ハートウォーミングな要素もある」と見どころを語っていた。『疾風ロンド』は11月26日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月17日元AKB48のメンバーで女優の大島優子が17日、阿部寛主演の映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の”疾風ロンドンバス”出発式イベントに、阿部、大倉忠義、ムロツヨシとともに出席した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンをとった。長野県・野沢温泉での撮影期間中、現地の温泉を巡っていたという大島。阿部から「よく堂々と入って行ける」と賞賛されたという大島は、「変顔しながら入る時もあるんですよ」と、”顔バレ対策”を明かした。大島は「けっこう人間って、目がバッチリ合うとわかるから、ちょっと顎を出したらわかりづらいかなと思って」と、若干顎を前に出した”シャクレ顔”を披露。顎を出してもあまり変わらないキュートな姿に、周囲から「大島優子だよ!」とつっこまれるも、「みんな『違うかな?』と思うかもしれないので」と弁解した。また大島は、ムロとの対決シーンで、スローのカメラに加えて自分たちの動きもスローにして撮影を行ったというエピソードを披露。ムロが「優子とツヨシの息がぴったり合った……」と言い出すと、「もうやめて!」と抗議した。ムロが「どうしたの!? 大丈夫だよこれ、記事になるから。もう見出しですよ。文字数ぴったりですよ」となだめたが、大島は「優子って呼ぶのやめてほしい!!」と要請。ムロは「こう言う場ではいいじゃない! プライベートではちゃんと呼び捨てしないから大丈夫」と約束し、その場を収めていた。
2016年11月17日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が17日、都内で行われた阿部寛主演の映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の”疾風ロンドンバス”出発式イベントに、阿部、大島優子、ムロツヨシとともに出席した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンをとった。ムロは、撮影中に大倉と酒を飲みに行ったエピソードを披露。互いに酒が好きなため、同じシーンがある前の日はよく飲みに行っていたという。ムロは「スタッフさんも仲良い人がいるので、一緒にお酒を飲んで」と状況を説明し、「スタッフさんも最初『大倉くんがくるなんて』と緊張していたんですけど、3日目になりますと、大倉くんの酒の強さに参ってしまい、大倉くんがくると逃げるようになりました」と明かした。「お酒が強い!」とムロから太鼓判を押され、「最後まで飲みに付き合ったら次の日に影響がある」と言われた大倉は「巻き込んでましたか」と苦笑。しかし、いつも「最後まで付き合っていた」というムロは「幸せな時間でしたよ」と振り返っていた。また、この日はタイトルにちなんで、ロンドンバスを映画ビジュアルでラッピングした”疾風ロンドンバス”をバックに、降雪機で雪が舞い散る中イベントが行われた。チェック柄のスーツを身にまとった大倉に、ムロは「ロンドンだからだ!」と興奮。大倉が「ものっすごい滑ってるじゃないですか。俺の衣装が滑ってるみたいになってるじゃないですか!」と抗議するも、ムロは「すごくいいことじゃない! すごくウケてるよ!」とたたみかけ、大倉は恥ずかしそうに笑顔を見せていた。
2016年11月17日さまざまなキャラクターを自在に演じ切り、数々の映画賞に輝く阿部寛さん。男らしい佇まいや深みのあるオーラには年々磨きがかかっていくよう。お芝居に対する最近のスタンスや、現場でのあり方、そして目指すところについて直撃しました!今や日本映画界に欠かせない存在である阿部寛さん。重厚な人間ドラマで観客の脳裏に複雑な思いを抱かせてくれたかと思えば、コミカル演技で爆笑させてくれたり、エキセントリックな山男役で異彩を放ったり。どんなキャラクターも自由自在に演じてみせる阿部さんが新作『疾風ロンド』で演じるのは、上司の命令で危険な生物兵器を捜し回る羽目になる研究員・栗林和幸だ。雪深い山林で右往左往し、ジタバタとあがく前半は、かなり残念な感じが漂う男である。「栗林という男は、自分は会社組織の一部だと思い込み、きっとオタク的に研究に打ち込んできたんでしょうね。そして妻亡き今、思春期の息子にどう接していいかわからなくて、父親としても自信を失っているわけです」かなり厳しい分析だが、演じることに決めた以上は、阿部さんも栗林になんらかの魅力を感じたに違いない。それは何なのか?「基本、ダメな男ですよ(笑)。上司の命令に従って、危険な生物兵器を隠蔽しようとするわけだから。ただ、彼が隠そうとしている弱さを通して垣間見える人間くささが魅力かもしれない。演じるときに栗林の弱さが面白いと思いました。ダメな部分が露呈してもしたたかさで乗り切れる女性と違って、男性はボロを出し切っちゃうから」ダメさとは無縁に思える阿部さんだが、クイズ形式になっているバラエティ番組で司会者に突っ込まれてグダグダになったことがあるそう。クールな阿部さんが見せた意外な隙に視聴者はグッときたはず。ところで、本作出演の最大の理由が、「『サラリーマンNEO』の大ファンで、吉田(照幸)監督と組むのを切望していたから」というのにもちょっと驚く。「NEOを作る人ですからね、いい意味でクレイジーです(笑)。鬼才の吉田監督が東野圭吾さんのベストセラー小説をどう撮るかにすごく興味があった。出演作品を選ぶ理由はその時どきによって違います。監督の情熱に打たれて決めるときもあるし、同じ傾向の作品が続くのを避けたいと思うときもあるし。次は脚本で選ぼうかな」本作には、雪山での栗林の捜し物を手伝うスキー場パトロール隊員役とスノーボードクロス選手役で、大倉忠義さんと大島優子さんが出演。若手役者との共演も阿部さんには新鮮な体験なのだそう。「芝居はどんどん変わるものだし、若い役者にはその世代の芝居がある。大倉君や大島さんはアイドルの世界で一線を走ってきた人たちで、僕とは違う経験をしている。当然ながら、感性も違うわけで、刺激も受けます」若い役者さんと共演する際に、何か心がけていることはあるのだろうか。「若手と組むときは特に、演技プランがかなり違っていることを予想して撮影に臨みます。相手に合わせて柔軟に演技を変えるには、演技を固めていかないほうがいいと思うんです。自身の演技プランに固執して現場でゆずろうとしない役者もいるけど、芝居は相手あってのものだから、全てを自分に合わせろというのはリスペクトがなさすぎると思うんですよね」数々の映画賞に輝き、実力はお墨付きの阿部さんでも、「現場ではみんな対等。同じです」ときっぱり。映画やドラマの制作に関わる人全員が等しく努力するのが当たり前、という考え方なのだ。撮影中はさまざまなアイデアを自ら監督に提案することがあるそう。「役者と作品に対していちばん近いところにいて、ジャッジしてくれるのが監督です。だから下手に遠慮されると、ものを作る上ではプラスにならない。でも僕らの年代になると監督や周りの人から意見してもらえなくなるんですよ。だから、いろいろなことを言ってもらえる状況を自分で作ったほうがいいと思うんです。現場ではいつも自分から『どうですか?』って相談するようにしています」称賛や評価に驕ることなく、いい作品を作り続けたいという阿部さんの情熱が言葉の端々から伝わる。ぶれのない阿部さんの姿勢はやはり、実力のある先輩俳優の背中を見てきた証だろう。「若い頃に素晴らしい俳優だと感銘を受けたのは、大滝秀治さんです。あんなに演技に情熱を傾けて作品を作る俳優さんがいるのか、と感動しました。今はやはり勢いのある役者に目が行きますね。でもその人が勢いを失ったら、別の勢いのある役者に目移りします。とはいえ、佐藤浩市さんと中井貴一さんはずっと気になっている役者さんです。説得力のある、素晴らしい演技を見せてもらうと素直に感動するし、すごく気になる。僕にとっては必要な二人です」阿部さんが気になるお二人はanan“大人の男”特集の常連だ。阿部さんが考えるかっこいい大人の男の定義が気になる。「ポリシーを持つことは大切です。仕事でもいいし、生き方でもいいし、きちっとしたこだわりや情熱を持って生きる人ってすごくかっこいいと思います。年を取ると、一種のあきらめが生まれがちじゃないですか?一線から自ら退いてしまったり、手を抜いてしまったり。そうなったときに踏みとどまって、背筋を伸ばして立ってる男って素敵です。先日、仲代達矢さんが20ページ分くらいの長ゼリフを2回もこなされるのを目の当たりにして、感動しました。記憶力がピークの若い役者でも覚えるのが大変な量ですよ。無名塾の代表である仲代さんの、役者として一歩も引かないぞという気概が伝わってきました」そう話す阿部さん自身が役者として心がけていることは?「見てくれる人が楽しんでくれる、感動してくれる作品を作ることですね。もの作りに純粋に向き合える人間でありたいです。そうなると妥協しなきゃいけないことを妥協しない、という大人げないこともあります。でも自分たちが作るものに対する愛情があるから妙に物わかりよくはなりたくないんです。すごく疲れることですが、いいものを作ることへの努力を今後とも惜しまないで続けたい。それが僕のこだわりです」◇あべ・ひろし1964年生まれ。二枚目半を演じたドラマ『TRICK』でブレイクし、ローマ人になりきった映画『テルマエ・ロマエ』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。最新作『疾風ロンド』は11/26から全国公開。◇コート¥450,000ニット¥220,000パンツ¥185,000シューズ¥150,000(以上ボッテガ・ヴェネタ/ボッテガ・ヴェネタ ジャパンTEL:0120・60・1966)※『anan』2016年11月16日号より。写真・みなもと(さんずいに首)忠之スタイリスト・土屋詩童ヘア&メイク・AZUMAインタビュー、文・山縣みどり
2016年11月10日瞬く間に100万部を売り上げた、東野圭吾の小説を原作に描く映画『疾風ロンド』。11月3日 (木・祝)に本作の舞台となった長野県のスキー場開きイベントが行われ、「関ジャニ∞」の大倉忠義と大島優子がサプライズ登場した。大学の研究所施設から、違法生物兵器「K-55」が盗まれた。研究所所長の下に届く犯人からの脅迫メールは「人質は全国民。身代金の3億円を用意しろ」。警察には頼めない、しかも残された時間は4日間。そんな窮地に白羽の矢がたったのは、何故だか、しがない主任研究員。秘密裏に生物兵器を捜す命を受けるも、全く手掛かりがない。そんな中、「犯人死亡」という一本の電話が。まさかの事態に呆然とする一方で、刻々と迫りくる大惨事へのタイムリミット。生物兵器の行方も完全に不明になったと、途方に暮れていたその時、犯人の遺品から僅かな手がかりを掴むのだった。そこから浮かび上がったヒントは“日本最大級のスキー場“。スキー初心者、何だかちょっと頼りない中年男・栗林和幸がいま、日本の未来を担う――!?本作は、ベストセラー作家・東野氏の17年ぶりに文庫書き下ろしされた大人気同名小説が原作。阿部寛を主演に迎え、監督には連続テレビ小説「あまちゃん」演出を担当した吉田照幸が務め、その卓越したセンスと演出力を本作でも発揮。息をもつかせぬサスペンスの中に、コミカルなエッセンスを吹き込み、誰しもが楽しめる映画として昇華している。イベントには、劇中で野沢温泉スキー場のパトロール隊員を演じた大倉さんがスノーモービルで、スノーボードクロス選手役を演じた大島さんはスノーボードでゲレンデに登場すると、お客さんからは歓声が上がっていた。また、長野県の阿部守一知事も阿部さんが着用していた衣装に身を包み登壇。この日が初滑りだと言う2人は、「3月以来の半年以上ぶりなので、野沢温泉スキー場で滑っていた感覚を思い出しました。気持ちよかったです。スノーモービルは転ぶことが無いので安心ですね」(大倉さん)、「今日はすごくいい天気なので、春スキーのように滑れるのがうれしかったです」(大島さん)と滑走した感想をそれぞれコメント。撮影から9か月ぶりの長野県ということで、大倉さんは「水がきれいでごはんもおいしいし、お酒もおいしいですし、野沢温泉村ではそんないい環境のなかで撮影させて頂いたので、素晴らしいところだなと思いました」と絶賛。長野に行くと必ず野沢菜を食べると言う大島さんは、撮影の1か月も毎日食べていたと話し、「場所によって漬け方とかちがうじゃないですか?おうちの漬け方も違うときいたので色んなお店の野沢菜を食べた記憶があったので、今回はこんな味か!と食べ比べることができました。好きな味は、ちょっと薄目で、ダシの入ったものが好き」と熱弁。また大倉さんは「知事よりも身長も高いですし、いまスキー場にこういう格好の人いないので、この衣装をきた阿部さんが遠くから現れたときには迫力がありすぎて異様でした」と阿部さんとの共演シーンについて語る。そして、本作の見どころについては「随時挟み込まれるコメディな部分が絶妙なバランスで挟み込まれるので、真剣にみていたのにはっとします。ぜひ注目していただきたいです。次の展開が想像できないと思います!」(大倉さん)、「スキー場で展開していくということと、全国のスキーヤー、スノーボーダーにはあるあると思う箇所がたくさんでてくるので、楽しんでいただけると思います!」(大島さん)と説明していた。最後に大倉さんは「サスペンスというところも見どころですが、スキー場のスケールの大きさだったり、スノーボードが好きな方もあんまりしない方にもみなさんに観て頂きたい」とアピールし終了した。『疾風ロンド』は11月26日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年11月04日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義と、元AKB48のメンバーで女優の大島優子が3日、映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の舞台となった長野県スキー場開きイベントに、劇中衣装で登場した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部寛)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンをとった。野沢温泉スキー場のパトロール隊員を大倉はスノーモービル、スノーボードクロス選手役を演じた大島はスノーボードで登場。同作の主演を務める阿部寛と同じ衣装を着た長野県知事 阿部守一氏も、阿部つながりの“1日阿部寛”としてイベントに出席した。久々の長野に、大倉は撮影中を思い出し「村の方たちと毎晩飲んでいました」と振り返った。「村の地図があって、そこにお食事処が書いてあって、一つずつ回っていったんですが、ほとんど行き尽くしました」と明かし、「プライベートでもまた行きたいです」と野沢温泉愛を見せた。「実は、撮影に入るまでスキーは2回くらいしかしたことがなかった」という大倉。「今回撮影を終えてスキーが好きになって、毎日のように撮影でご協力いただいていた方のスキーショップでグッズを一式揃えました」と、撮影地の人々との深い交流の様子を語った。大島も「お惣菜をいつも送っていただける家族ができました。村のみなさんとご飯を食べたりしたのですが、野沢菜とか鬼殺し(野沢菜のキムチ和え)とかを送ってくださるんです」と、現在も交流が続いていることを明かす。もともとスノーボードが趣味で、この日も毎な滑走を見せた大島は「スノーボードに乗りながら、雪上でスキーのストックをもってチャンバラをしたのが大変だったので思い出に残っています」と印象に残ったシーンを挙げた。
2016年11月03日お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣を、東野幸治らが「実はすごい!」と力説する企画が、きょう20日(23:30~)のテレビ朝日系バラエティ番組『アメトーーク!』(レギュラーは毎週木曜23:15~)で放送される。これまで同番組で、「どうした品川」「帰ろか千鳥」といった企画を持ち込んできた東野。今回はネットでの炎上が続き、好感度が異様に低いことで知られる西野をテーマに「スゴイんだぞ!西野さん」を実施し、博多大吉、鈴木拓(ドランクドラゴン)、石田彰(NON STYLE)、村本大輔(ウーマンラッシュアワー)とともに盛り上がる。まずは西野の経歴を年表を使って回顧。吉本の養成所に入学し、キングコングを結成したところから、レギュラー番組のゴールデン進出、ブログの立ち上げ、芸人引退宣言など、数々の話題を振りまいてきた西野の歴史を、本人の説明とともに振り返る。また、これまで西野がSNSやブログなどで発信してきた名言も紹介。一同が絶句してしまうほどの世界観に満ちた発言の真意も明らかになる。さらに、西野が進めているという町づくりの現場を東野自らロケするほか、西野が「好きなもの」をまとまて紹介するコーナー、西野の宣材写真のように写真を撮ってみるというコーナーも展開。しかし、「西野はすごい!」と訴える東野だが、大吉、鈴木らと、温度差の違いが浮き彫りになる。
2016年10月20日俳優の本木雅弘が、16日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『行列のできる法律相談所』(毎週日曜21:00~21:54)にゲスト出演し、東野幸治に苦しめられた過去を明かした。27年前、東野と今田耕司らがMCを務めていた毎日放送『4時ですよ~だ』に本木もMCとして出演することに。オンエアでは笑いのあるやりとりが繰り広げられていたが、裏ではアイドル出身の本木に共演者は敵意むき出しだったそう。その中でも東野はレベルの違う怖さがあり、あいさつしても目を合わせずに不気味な笑みを浮かべて無視。本木は精神的に追い込まれて極度の東野ストレスから吐いたこともあるという。今回、番組で東野と再会した本木は「東野さんは私の存在を抹殺しているオーラをものすごく出していた」と告白。東野が「アイドルの人と仕事したことないから、どう接したらいいかわからなかった。あいさつされても前を見てニヤニヤするしかできなかった」と釈明すると、「私には不気味な笑みっていうことしか…あんなに人間のおぞましさを見せつけられたのは初めてで」と当時の恐怖を振り返った。そして本木は、「若気のいたりとはいえ失礼な態度をとっていたことをおわびしたいのと同時に、あの頃見せられた人間の非情さというか、それがその後の役者人生にいい引き出しとなって定着した」と明かし、「今回の映画でも相当いけすかない嫌な男を演じているんですけど、私の中では東野さんをモデルにした」と公開中の映画『永い言い訳』の役のモデルにしたと告白。「そのことに対してのお礼も同時に申し上げたい」と嫌みを交えて話した。さらに、「今は大丈夫になった?」と聞かれると、数秒の沈黙の後に、「これから先も、嫌な人間を演じるときは東野さんのことを永遠に思い出しながら」と本木。東野は「やかましいわ!」とツッコんだ。
2016年10月17日俳優の本木雅弘が、あす16日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『行列のできる法律相談所』(毎週日曜21:00~21:54)に出演。因縁の東野幸治と、27年ぶりに対面する。本木は27年前、ダウンタウンがメインを務めていた関西の人気番組『4時ですよーだ』(MBS)で、東野や今田耕司ら若手芸人が集結する中で、突如MCに抜てき。当時東野は、アイドル出身の本木に冷たく、無視する態度もとっていたそうで、本木はアウェイの現場に慣れずに孤立してしまい、"東野ストレス"に悩まされて、別の映画の現場で吐いてしまうこともあったという。そして、今回東野と27年ぶりの対面。本木は「人間のおぞましさを見せつけられたのは、初めてで…東野さんの態度は自分の存在が消されたようだった。東野さんに会わなきゃいけないと思うと、眠れなくて、生霊がいるんですよ」と、当時を振り返る。また、自身も失礼な態度をとっていたといい、「お詫びしたいのと同時に、あの頃見せつけられた、人間の非情さ、そういったものが私の役者人生にいい引き出しとなって蓄積したので、御礼も同時に申し上げたい」と伝える。それでも本木は、東野に「力量がなかった」と指摘すると、スタジオで言い合いとなり、東野が本木に突進する。この日の放送は、後藤輝基がMCを務め、他にも、IMALU、湯山玲子、宮迫博之、渡部建、磯野貴理子が出演。弁護士軍団は、北村晴男、菊地幸夫、本村健太郎が登場する。
2016年10月15日映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の完成披露プレミアムイベント、及び完成披露舞台挨拶が13日、都内で開催され阿部寛、大倉忠義、大島優子、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、柄本明、吉田照幸監督が出席した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンを取った。このイベントに不在だったのが、謎のスキーヤー・ワダハルオ役の俳優・ムロツヨシ。しかし、不在だったにも関わらず、出演者からムロの話題が多く出てきた。大島は"思わず笑ってしまったできごと"として「ムロツヨシってずるいですよね」と、名前をあげた。「顔を見てるだけで笑っちゃうんですよ。大倉さんと私が2人のシーンが多いんですけど、そこにちょこちょこいるムロツヨシがたまらなく、ずっと笑っちゃいそうでしたね」とムロのエピソードを語った。また大島は、撮影の合間のムロについて「けっこう、中身のないことをずっとしゃべってくるので……『おい、大島、おい』みたいなことを言ってくるので、無視してました」とバッサリ。会場の笑いを誘っていた。志尊は「ホテルに温泉がついていて、1人で露天風呂に行こうかと思って脱衣所に入ったらムロさんが1人で露天風呂を嗜んでいた」と風呂での様子を明かした。ムロと初対面だった志尊は「ここで会うのは違うなと思って、脱衣所で時間を潰した」と告白し、脱衣所から出てきたムロと、無事あいさつを交わした。志尊は「『今貸切だから今行きな!』って会話がすごく印象的だった」と振り返っていた。舞台挨拶でも、志尊はムロとのエピソードを披露。「撮影に行くまでには現場の空気が成り立っていたので、どうコミュニケーションを取ればいいのかと思っていたら、ある日の朝、ムロツヨシさんに『志尊淳、今夜は俺と飲めるのか』と……」と、ムロから誘われて共演者たちとごはんに行き、仲良くなれたと明かす。「ムロさんに助けていただいたなと思います」と、志尊が語るムロの"良い話"に、会場からは拍手が起こっていた。
2016年10月14日女優の大島優子が13日、都内で行われた阿部寛主演の映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の完成披露プレミアムイベント、及び完成披露舞台挨拶に登場した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田照幸監督がメガホンをとった。雪山にちなみ、レッドカーペットならぬ”ホワイトカーペット”をウォーキングした大島。脇の部分がスクエアにカットされた爽やかな黒ストライプのワンピース姿で、集まった観客を魅了した。また、同作に出演の堀内敬子は胸元のざっくり開いたヌーディなドレス、麻生祐未はピンクのロングドレスで大人の魅力を見せた。大島は「ホワイトカーペット歩いている時に『小さい、小さい』と聞こえてきた」と憤慨。「お隣(阿部)が大きいというのもありますからね!」と主張した。また、スキー場撮影の”ゲレンデマジック”で「かっこよく見えた共演者は?」という質問に、大島は「クランクインで、阿部さんに会った時の衝撃たるや。元モデルさんだからこそ、昔のウェアを上手に着こなしているのが見事だなと思いました」と、阿部のスキーウェア姿を絶賛していた。阿部は「タイツみたいなウェアです。僕なんかスキーやってた30年前はあれが流行ってたんです」と照れ隠し。しかし堀内も「古いタイプのスキーウェアですけど、あまりにも阿部さんの足が長すぎて、特注で作られたと伺って、本当に足が長いんだな」と、感動を表していた。ほか、イベントには大倉忠義、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、柄本明、吉田照幸監督が登場した。
2016年10月13日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が13日、都内で行われた阿部寛主演の映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の完成披露舞台挨拶に、阿部、大島優子、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、柄本明、吉田照幸監督とともに登場した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンをとった。30年ぶりにスキーを行ったという阿部は「優子ちゃんはできるし、大倉くんもすごく滑れるって聞いてたんで、僕だけ『練習させてください』って言ったら、大倉くんがなんかついてきてて……」と暴露。「スキー場に行ったら、大倉くんが下の方でもがいてるのが見えて、親しみを感じました」と、練習の様子を振り返った。スキー場のパトロール隊員を演じた大倉は「趣味になぜかスキーという風に書かれてしまっていて、何かの手違いでですね……」と苦笑しながら「実際は3回目で、スキーの板の持ち方から教えていただいた」と苦労を明かした。大倉は「でも、映画を見ていただくとすごくうまく滑れてる感じで、『すごいな映画って』と、今回すごく思いましたね」と、映画撮影技術の凄さをかみしめていた。また、大倉は「スノーモービルは全部自分で運転させてもらったんですけど、ゴーグルして運転しているので、僕ってわかりづらい」と、実際に運転を行っていることを主張。「僕って思って見てもらいたいですね」とアピールした。スノーボード選手役の大島は「私はちゃんと趣味にスノーボードって書いてるんですよ」と笑いながら、「9歳の時からやってたので本当にすごい嬉しくて」とオファーが来た時の喜びを語る。「趣味にスキーって書いた覚えがない人がスキーのうまい役をやるのもすごいお話だなと思いまして、書いてみるもんだないろいろ、って教わりました」と驚きながら、大倉の滑りについて「すごい大回転を繰り広げられてました」と思い出していた。
2016年10月13日東野圭吾の同名原作を映画化した『疾風ロンド』の完成披露プレミアムイベントが10月13日(水)、アーバンドックららぽーと豊洲にて行われ、出演する阿部寛、大倉忠義、大島優子らキャスト総勢10名と吉田照幸監督が登壇した。阿部さんは、大島さんから「ホワイトカーペット歩くたびに、皆さんから『小っさ!』と聞こえてきたんですけど、お隣が大きいんですからね(笑)」、柄本明からも「会うたびに背が伸びてる気がするんだけどね」と高い身長をいじられると、「背、伸びていませんから大丈夫です!」と苦笑いしていた。『疾風ロンド』は、白銀の世界を疾走するノンストップ“笑”撃サスペンス。大学の研究所に勤める、しがない主任研究員・栗林(阿部さん)が、ひょんなことから生物兵器のゆくえをつきとめるよう指示され、雪山で奮闘する姿を面白おかしく描く。この日16度という気温をマークした東京だったが、風が吹く中のイベントということもあり、かなり肌寒く感じた一夜となった。野沢温泉スキー場で働くパトロール隊員を演じた大倉さんは、「雪山での撮影では、意外と陽が出ていたし、ウエアも着ていて温かかった。この作品で関わった中で、今日が一番寒いです(笑)」と言ってみせ、ノースリーブで現れた女性キャスト陣も「うん、うん」と、うなずいていた。雪山が舞台となった本作にかけて、「雪山に埋めてかくしてしまいたいことはある?」と聞かれた皆さん。大倉さんは、「この世界に入る前、林間学校に行ったときに怖い話をするイベントがあったんです。隣に当時の好きな人がいたんですけど、思いっきりおならしちゃって…(笑)。隣のやつに『お前、屁こくな』とごまかしたのをいま思い出します。恥ずかしいです」と振り返り、これには阿部さんや大島さんも爆笑していた。そのほか、完成披露プレミアムイベントには、堀内敬子、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未が出席した。『疾風ロンド』は11月26日(土)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2016年10月13日アイドルグループ・関ジャニ∞の大倉忠義が13日、都内で行われた阿部寛主演の映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の完成披露プレミアムイベントに、阿部、大島優子、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、柄本明、吉田照幸監督とともに登場した。原作は東野圭吾による同名ベストセラー小説。運動神経皆無の医科学研究所員・栗林和幸(阿部)が、雪山に隠された危険な生物兵器を捜索するサスペンス。『あまちゃん』『サラリーマンNEO』の吉田監督がメガホンをとった。作品の舞台となる雪山にちなんで、レッドカーペットならぬ”ホワイトカーペット”を歩いた出演者たち。野外でのイベントとなったが、大倉は「雪山での撮影は意外と日が照ってて暖かかくて、ウェアも着てますし、この作品で関わった中で、今日が一番寒いですよね」と苦笑した。阿部は、大倉との最初の撮影で、監督から1分間カットがかからずアドリブで対応することになったエピソードを披露した。阿部は初対面の大倉と「なんかやるって雰囲気」になったが、「大倉くんが早々に逃げていちゃったんですよ」と振り返り、何をするか考えた末に「穴に落ちた」ことを明かした。「1分間地獄だった」という阿部だが、実際にそのアドリブシーンが本編に採用されたという。アドリブシーンから逃げてしまった大倉は「たいしてすることがなく、できる役でもなかったですし、ここはちょっとひとまず退散ということで……」と当時の心境を語って弁解。阿部のアドリブについて「こんなに大きな方が穴に落ちてるというだけでニヤニヤしてしまったので、ずっと笑いを我慢してました」と、和やかな撮影の様子を語った。また吉田監督は、雪山での撮影時「歩いていたら、後ろから突然パーカーの大きな人が『どこ行くんですか!』と声をかけてきた」と、大倉との交流を語る。吉田監督は「大倉さんが一人で徘徊していて、『監督!』とか言っていただかないと。誰かに襲われるんじゃないかと思って逃げようとしたたことを覚えています」と振り返ると、大倉は顔を覆って照れていた。
2016年10月13日お笑い芸人の東野幸治がこのほど、東京・台場のフジテレビで行われた同局系バラエティ特番『芸能人が本気で考えたドッキリさせちゃうぞGP』(15日21:00~23:10)の収録後に取材に応じ、ダウンタウンの教育でドッキリに敏感になってしまったことを明かした。この番組は、これまでドッキリを受けてきた側の芸能人が"クリエイター"となり、自分で考えたドッキリVTRで対決するというもの。東野はMCを務めながら、ともにを担当するウエンツ瑛士にドッキリを仕掛ける。東野は、同局系『ダウンタウンのごっつええ感じ』のレギュラーになった当時、「ずーっとダウンタウンさんに(ドッキリを)引っ掛け続けられましたから」と述懐。「東野の頭、かた焼きそばみたいやな」のセリフをきっかけに、熱々の"あん"をかけられるというドッキリを延々と受けていた。他にも数多くのドッキリを仕掛けられ、「ダウンタウンさんがめちゃめちゃ高度に絶対バレないようにやってくるので、そういう教育を受けてきた」といい、その結果、ドッキリに敏感になってしまったそう。怪しいコードが見えたら「あ、コードや!」、小型カメラを見つけて「うわっ!なんやこれ! CCDやー!」と口に出してしまい、「観葉植物とかあったらパッて見ますから」と、芸人としてあるまじき指摘をしてしまうことを告白した。東野は、そんな自分を「最低やねん。スタッフの努力とか全部水の泡にしてしまう」と自覚しているが、今回東野にドッキリを仕掛けられたウエンツは、東野への仕返しを画策しており、「やるなら長期になると思います。3カ月とかそういうスパンでやって、生活に埋め込んでいかないと」と戦略を巡らせた。それでも東野は、今回のウエンツを「進行もしながらコメントも言ったり、なおかつドッキリに引っかかる。だから、監督・脚本・主演を全部やるジャッキー・チェンのような活躍ですよね」と絶賛。今後もドッキリにかかっていくことを期待すると、ウエンツは「いや、僕はもうミュージカルスター1本に絞っていきたいんで。バラエティは腰掛けでやってるんで」と否定していた。
2016年10月07日人気作家・東野圭吾による小説を、阿部寛を主演に迎え実写化した『疾風ロンド』。大倉忠義、大島優子、ムロツヨシなど幅広い顔ぶれが集うことで注目を集める本作の主題歌が、「B’z」の書き下ろし新曲「フキアレナサイ」に決定。楽曲に乗せた疾走感あふれる映像とコメントが到着した。大学の研究所施設から、違法生物兵器「K-55」が盗まれ、研究所所長の下に犯人からの脅迫メールが届く。「身代金の3億円を用意しろ」 盗まれた物が物だけに、警察には頼めない状況で残された時間は、たったの4日間…。そんな窮地に白羽の矢がたったのは、しがない主任研究員・栗林和幸(阿部寛)。秘密裏に生物兵器を捜す命を受けるも、全く手掛かりがない。そんな中、飛び込んできた1本の電話は、予想だにしないものだった。「犯人死亡!!」まさかの事態に呆然とする一方で、栗林に迫りくる、大惨事へのタイムリミット。生物兵器の行方も完全に不明になったと、途方に暮れていたそのとき、犯人の遺品から僅かな手がかりが浮かび上がる。“日本最大級のスキー場”を舞台に、スキー初心者で、ちょっと頼りない中年男・栗林が日本の未来を担う!?NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の演出を担った吉田照幸が監督を手掛け、映画『トリック劇場版』シリーズや『テルマエ・ロマエ』などのコミカルな演技で高い評価を得る阿部さんとタッグを組む本作。共演者には、『クローバー』で主演を務めた「関ジャニ∞」の大倉忠義、映画『真田十勇士』も控える大島優子、ムロツヨシ、堀内敬子、戸次重幸、濱田龍臣、志尊淳、野間口徹、麻生祐未、生瀬勝久、柄本明など、人気キャストが集結している。このたび解禁されたのは、国民的アーティスト「B’z」が書き下ろした主題歌「フキアレナサイ」に乗せた、コミカルで疾走感あふれる特別映像。吉田監督の「ロックでギターリフがカッコいい曲を書く、日本で一番心に残るメロディを歌う人」というたっての希望によりオファーを持ちかけたところ、快諾。「B’z」が実写映画の主題歌を手掛けるのは、『俺は、君のためにこそ死ににいく』でのシングル「永遠の翼」以来となり、本作のために特別に書き下ろされた主題歌が誕生したという。「B’z」の松本孝弘、稲葉浩志からは、今回の楽曲制作について「『疾風ロンド』の原作を読んで、派手で時折滑稽な場面もある活劇のなかに、登場人物が自分の進むべき道を信じ葛藤する気持ちが細やかに描かれているのが非常に印象に残りました。そんな心理状態と、激しく舞う雪を重ね合わせて、この『フキアレナサイ』を創りました。迫力ある映像、ストーリーとともにお楽しみ下さい」とコメントが到着。主演の阿部さんも、「主題歌を『B’z』さんに書き下ろしていただけると聞き、ワクワクしました。サスペンス、アクション、コメディと様々な要素が疾風のごとく駆け抜ける本編の締めくくりは、この楽曲を置いてほかにないでしょう。鑑賞後の爽快感そのままに劇場をあとにできること請合います」と絶賛。また、自らも「B’z」ファンである吉田監督は「僕もこの映画で、サスペンスとコメディの両立に挑みました。その二つの要素を重ねることで個性がでるし、親しみやすさを両立できると信じて作品作りに挑みました。分野は違えど、僕が目指すアーティストの方に素晴らしい曲を書き下ろしてもらい大変光栄です。ただひとつ心配なことが。あまりに印象深い曲なので、劇場を出るお客さんが映画忘れてしまわないかなーと」と、感激のコメントを寄せている。人気実力派俳優たちによって、サスペンスとコメディの要素が配された本作。まずはこちらの映像から、阿部さんの雪上の勇姿(?)と、疾走感あふれる楽曲をチェックしてみて。『疾風ロンド』は11月26日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月13日2人組ロックユニット・B’zが、俳優・阿部寛の主演映画『疾風ロンド』(11月26日公開)の主題歌として書き下ろしの新曲「フキアレナサイ」を提供することが明らかになり13日、同曲を使用した特別映像が公開された。原作は、小説家・東野圭吾氏の17年ぶりの文庫描き下ろしとして2013年に刊行された同名小説。大学の研究所施設から違法生物兵器が盗まれ、スキー初心者のさえない中年研究員・栗林和幸(阿部)が大惨事を食い止めようと奮闘する様を描く。メガホンを取るのは、NHK連続テレビ小説『あまちゃん』(13年)の演出を手がけた吉田照幸監督。阿部のほか、関ジャニ∞・大倉忠義や元AKB48・大島優子らが出演する。B’zが主題歌に起用されたのは、吉田監督が過去にNHKのバラエティ番組『サラリーマンNEO』で「ultra soul」を使用したコントを製作したほどのファンということから。「ロックでギターリフがカッコいい曲を書く、日本で一番心に残るメロディを歌う人」として、吉田監督がオファーかけたところ、快諾を得られたことで実現に至った。なお、B’zが実写映画の主題歌を手掛けるのは、『俺は、君のためにこそ死ににいく』(07年)、『TAJOMARU』(09年)以来、3度目となる。そんなB’zの2人は、映画の原作を読み「派手で時折滑稽な場面もある活劇のなかに、登場人物が自分の進むべき道を信じ葛藤する気持ちが細やかに描かれているのが非常に印象に残りました」とコメント。「そんな心理状態と、激しく舞う雪を重ね合わせて、この『フキアレナサイ』を創りました」と制作の背景を明かしながら、「迫力ある映像、ストーリーとともにお楽しみください」と呼びかけている。一方、B’zが主題歌を担当することに「ワクワクしました」と語る阿部は、「さまざまな要素が疾風のごとく駆け抜ける本編の締めくくりは、この楽曲を置いて他に無い」と断言。「鑑賞後の爽快感そのままに劇場をあとにできること請け合い」と太鼓判を押している。さらに、吉田監督も「ただ一つ心配なことが。あまりに印象深い曲なので、劇場を出るお客さんが映画忘れてしまわないかなー」と自虐気味に賛辞を送った。公開された映像では、力強いギターのフレーズとパワフルなビートが印象的な主題歌を披露。阿部演じる栗林が、苦悩しながらも雪原を駆けていく姿も相まってスピード感が強調された映像に仕上がっている。(C)2016「疾風ロンド」製作委員会
2016年09月13日お笑いタレントの東野幸治と岡村隆史が出演する日本テレビの旅番組『東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい…』が、10月から水曜深夜に放送枠を移動することが30日、明らかになった。日曜午前から毎週水曜(25:29~25:59、関東ローカル)に引っ越しする。東野は「深夜の深夜に島流しにあい、もう終わりそうです!(笑) 助ける意味でも、ぜひ見てください!」と自虐的にコメントしながら、「スペイン、ギリシャ、イタリアのシシリー島に行ってみたいです」と、今後の旅先を思案。一方の岡村は「放送時間も旅する番組ですので、引き続きよろしくお願いします!」とPRしている。放送枠を移動する10月からは「シーリズ10」がスタート。高速道路を使わない「下みちの旅」で新たなゲストを迎えるほか、その道の匠を訪問する「その腕お見それしました…○の匠」も放送する。さらに、準レギュラー的存在の出川哲朗とともに、海外でのゆったり旅にも出る予定だ。
2016年08月30日