禁断の脳内捜査をテーマにしたサスペンス大作『秘密 THE TOP SECRET』のレッドカーペットセレモニー&完成披露試写会が6月22日、東京・新宿モア四番街及び新宿ピカデリーで開催され、生田斗真、岡田将生、松坂桃李、織田梨沙、栗山千明、椎名桔平、大森南朋、大倉孝二、木南晴夏、平山祐介、大友啓史監督が出席した。その他の写真原作は清水玲子の人気コミック。死んだ人間の脳からスキャンした“過去の記憶”を頼りに、事件を捜査する第九のメンバーが、迷宮入りした猟奇事件の真相に迫る。すでに韓国、台湾、中国、フィリピンでの配給が決定しているほか、7月14日からカナダのモントリオールで開催される第20回ファンタジア国際映画祭・コンペティション部門への出品も決定している。同映画祭では2年前に、大友監督の『るろうに剣心 京都大火編』が観客賞銅賞を受賞しており、大友監督は「現地はフランス文化圏で、異文化への理解も深い。日本映画のファンも多いし、どんな風に受け入れられるか非常に楽しみ」と期待を寄せた。主演を務める生田は、「近頃、なかなか見たことがない映画になっている。見終わると、ちょっと人生変わっちゃうと思うので、覚悟して」と不敵な笑み。念願だった大友監督との初タッグが実現し、「クランクインする前から、『ぜひ新しい生田斗真を見せてくれ』とはっぱをかけてくださった。ここにいる皆さんがキャラクターを広げてくださった」と感謝を示した。共演する岡田は「とても骨太な作品で、きっと満足してもらえるはず。俳優として、貴重な体験をさせていただき、120%の力で演じきることができた」と強い手応え。松坂は「カットがかかるたび、ここまでグッタリするには初めて。現場の熱量がすごかった」と振り返った。『秘密 THE TOP SECRET』8月6日(土)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年06月22日人気コミックを実写化した『秘密 THE TOP SECRET』のレッドカーペットセレモニーが6月22日(水)、東京・新宿モア四番街で行われ、生田斗真、岡田将生、松坂桃李、織田梨沙、栗山千明、椎名桔平、大森南朋、大倉孝二、木南晴夏、平山祐介、大友啓史監督が登場した。清水玲子によるミステリーコミックを原作に、被害者の脳に残った記憶をスキャンする「脳内捜査」を専門とする警察庁の特別機関「第九」の捜査官たちが、精神崩壊の危険にさらされながら、迷宮入り事件の真相を暴き出す。主人公である第九室長・薪剛を演じる生田さんをはじめ、岡田さん&松坂さんの「ゆとりですがなにか」コンビ、本作で鮮烈な映画デビューを飾った織田さん、日本を代表するクールビューティーの栗山さんら超豪華なキャスト陣&監督総勢11名の“新宿降臨”に、駆けつけたファンや街ゆく人々は大興奮だった。<生田斗真>新宿のど真ん中にレッドカーペットを敷いていただき、歩かせていただき、光栄です。雨が降らなかったのも、皆さんのおかげです。<岡田将生>楽しく歩かせていただけました。緊張して、汗がすごいですけど(笑)。<松坂桃李>新鮮なイベントですし、岡田将生くんと歩けたのも良かったですね。緊張?しましたね。ふわっとした気持ちです。『秘密THE TOP SECRET』は8月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月22日NHK大河ドラマ「真田丸」の人気と共に“真田イヤー”と言われる今年、あの超大作『真田十勇士』が帰ってくる。2014年、“大坂の陣”400年に製作された、主演・中村勘九郎、演出・堤幸彦のスペクタクル時代劇だ。今回は7月に小説が出版、9月には映画が全国公開、そして舞台が関西で10月に上演されるというスペシャルプロジェクトで再登場。舞台「真田十勇士」チケット情報忍びの里を抜けた猿飛佐助が真田幸村と出会い、世間で噂の英雄と実像との違いに悩む彼に「嘘も突き通せば真実になる!」と押しかけ臣下に。かつての忍びの仲間・霧隠才蔵ら十勇士を集め、幸村を本物の天下の名将に仕立て上げることに…。脚本は演劇界の重鎮・マキノノゾミ。壮大な世界観と厚みのある人間ドラマに豪華キャストを配し、堤のド派手な演出で痛快娯楽アクション時代劇を作り上げた。今回は、主演の勘九郎、幸村の加藤雅也ら継続メンバーに、篠田麻里子、浅野ゆう子、山口馬木也らが新たに参加する。前作と映画で槍の使い手・由利鎌之助役だった加藤和樹は、今回の舞台では、前回松坂桃李が演じた霧隠才蔵役で出演。ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』大阪公演で主演中の加藤に話を聞いた。「再演と聞いて、同じ由利鎌之助だと思っていたのに、『才蔵で』と言われて『えっ!?いやいや、それは…』って。びっくりでした、ほんとに(笑)」。堤や勘九郎の期待を背負い「勘九郎さんの相棒を務めるわけですから、必死で喰らいついていきます。そして、桃李くんの意志でもある、見ていて惚れ惚れするような才蔵を。桃李くんの才蔵を楽しみにしていた人たちにも、僕で良かったと言われる才蔵を作り上げたいですね」と意気込む。作品は、プロジェクションマッピングを効果的に用いるなど、エンターテインメントを駆使した堤の演出も話題だ。忍者ならではの奇想天外なアクションの中、加藤はフライングにも初挑戦。「高いところは大好きです(笑)。アクションもカッコ良くキメたい」。また、佐助と才蔵の幼馴染の女忍び・火垂(ほたる)との愛も描かれる。火垂には、グループ卒業後初舞台となる篠田麻里子。「惚れられつつ、命を狙われつつ…ちょっと危険な関係の中での愛情関係も見えたらいいなと」。中でも最大の見どころは合戦シーン。「夏の陣は、もうずうっと走りっぱなしで。手に汗握る壮絶な立ち回りが生で観られます。初演を観た人も初めて観る人も、絶対に笑って泣ける作品。今回、同じ作品を映画と舞台で同時期に観られるって、贅沢ですよね。お客さんの期待度も上がってる分、その期待をもっといい意味で裏切るようなものにしなきゃいけないと思っています」。アーティストデビュー10周年の加藤に、大きな挑戦が待っている。公演は、9月11日(日)から10月3日(月)まで東京・新国立劇場 中劇場、10月8日(土)から10日(月・祝)まで神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 ホール、10月14日(金)から23日(日)まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:高橋晴代
2016年06月21日ノンストレスはこのほど、「男性ネイリストになってほしい人ランキング」の結果を発表した。同調査は4月28日~5月20日、20~60代の男女222名を対象にインターネットで実施したもの。男性ネイリストとしてネイルをやってもらいたい男性芸能人は誰か尋ねたところ、最も多い回答は「ディーン・フジオカ」さんだった。2位は「福士蒼汰」さん、3位は「松坂桃李」さんとなっている。その他、「速水もこみち」さん(4位)、「成宮寛貴」さん(5位)も上位にランクインした。メンズネイルが似合う男性芸能人について聞くと、1位は「Gackt」さん、2位は「成宮寛貴」さん、3位は「ディーン・フジオカ」さんという結果になった。4位は「りゅうちぇる」さん、5位は「木村拓哉」さんとなっている。
2016年06月20日6月25日(土)より全国公開される『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』の脚本・監督を務める宮藤官九郎と、来年公開の人気コミック実写映画化作品『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』に出演する本郷奏多が、6月20日(月)今夜放送の「有吉ゼミ」に出演する。同番組は有吉弘行を司会に迎え「アブない芸能人のリアルな実生活から現代社会を学ぶ」新・知的エンターテイメント。毎回出されるテーマについて実生活で体験がある芸能人たちを密着ロケ。リアルな実体験を基に日本社会を分かりやすく学んでいく。今回ゲスト出演する宮藤さんは劇団「大人計画」に所属しながらバラエティ番組で構成作家を務め、脚本家としてドラマ「池袋ウエストゲートパーク」で注目を集めると、その後『GO』、『木更津キャッツアイ』シリーズをはじめ数多くの人気作を手がけ、13年には連続テレビ小説「あまちゃん」を大ヒットに導いた。今期も岡田将生、松坂桃李、柳楽優弥の3人が“ゆとり世代”を演じたドラマ「ゆとりですがなにか」が好評を博した。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』は宮藤さん4作目の長編監督作。「TOKIO」長瀬智也と神木隆之介を主演に迎えている。神木さん演じる普通の高校生・大助(神木さん)が不慮の事故で“地獄”に堕ち、そこで待ち受けていたのがキラーK(長瀬さん)らの鬼たち。しかし、大好きな女の子のにまた会うために、えんま様の裁きで現世に転生するチャンスをはかる。また今夜の放送では俳優の本郷奏多もゲスト出演。本郷さんといえばキッズモデル時代から映画、ドラマに出演。昨年は『ストレイヤーズ・クロニクル』『進撃の巨人』2部作に『シネマの天使』と立て続けにメインキャストを張った作品が公開。17年公開予定の実写版『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』にも出演が決定している今夜の同番組は「梅雨をぶっ飛ばせ!潔癖イケメン祭!」ということで、“菌が怖い”というキレイ好きイケメンの本郷さんが“汚い”(?)宮藤さんと「対決」するという。対称的な2人にも注目だ。「有吉ゼミ」は6月20日(月)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ 2016年6月25日より全国にて公開(C) 2016 Asmik Ace, Inc. / TOHO CO., LTD. / J Storm Inc. / PARCO CO., LTD. / AMUSE INC. / Otonakeikaku Inc. /KDDI CORPORATION / GYAO Corporation
2016年06月20日いよいよ今週、春ドラマが軒並み最終回を迎えている。今クールはラブコメからドロドロな不倫まで恋愛ストーリーがそろい、「2人の結末がどうなるのか気になって見続けている」というドラマが多かったのではないか。そんなお気に入りのドラマは、公式SNSをフォローすることで、さらにハマるような仕掛け作りが、今クールでも行われていた。○「キスします宣言」「おっぱい祭り」で盛り上げるツイートわかりやすい王道のラブコメで平均視聴率12.48%(初回から9回まで)と高視聴率をキープする嵐・大野智主演の『世界一難しい恋』(日本テレビ系)は、ツイッター上でも盛り上がりを見せ、タイトル愛称の「セカムズ」をはじめ、大野演じる「鮫島零治」や波瑠演じるヒロイン「柴山美咲」が、放送のたびにトレンドワードを占領している。きょう15日の最終回に向けては「セカムズ」に加えて「キス」のツイートが相次ぐ。これは、大野と波瑠が並んだ予告動画での「キスします」宣言を受けてのものだ。公式ツイッターのフォロワー数は、今クールドラマの中では断トツのトップで21万超え(15日朝現在)。それに応えるかのように、フォロワー限定でドラマに関する問題を出題する「セカムズクイズ」と題したプレゼント企画なども、ツイッター上で独自に展開している。SNS上でつながることによって、お気に入りのドラマの楽しみ方はさらに増える。岡田将生・松坂桃李・柳楽優弥の『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)は「つながる」アイテムの充実に力を入れていたドラマのひとつ。動画も充実のインスタグラムや、LINEではオリジナルスタンプも発行し、ツイッター上では『世界一難しい恋』と同じくフォロワー限定のプレゼント企画もある。こちらはドラマの放送中「♪O・P・P・P・A・I(おっぱい)」の挿入歌が流れた時に「おっぱい」と「ゆとり」のツイートを呼びかけ、番組オリジナルグッズをプレゼントするものだ。「おっぱい祭り」と称し、ドラマを盛り上げた。SNSのオリジナルの展開といえば、今クールドラマ視聴率トップの『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)でも、フェイスブック上でネタバレありの裏話を披露中だ。佐野亜裕美プロデューサーが、主役の嵐・松本潤をはじめとするキャストやスタッフとの様子を紹介している。○劇中の危険な写真やメールがリアルタイムに多くのドラマが初回放送の視聴率を超えられずに伸び悩む中、23時台の栗山千明主演『不機嫌な果実』(テレビ朝日系、10日放送終了)は、第6話で初回を超える8.6%、瞬間最高でも10.0%を記録した。同じく深夜ドラマの前田敦子主演『毒島ゆり子のせきらら日記』(TBS系)も、初回の2.1%を上回る水準で健闘している。どちらも「不倫」を扱った作品である上、SNSによる細かなフォローがあるのも共通していた。『不機嫌な果実』はドラマの中で登場する危険な写真やメール、電話の着信などをリアルタイムで公式ツイッター上に投稿し、不倫ドラマ特有のハラハラ・ドキドキ感をさらに増幅させる演出を作り出していた。メイキング写真や撮影エピソード投稿も毎回充実の内容で、深夜帯ながら、視聴率もゴールデン・プライムのドラマと負けず劣らずの数字で結果を残した。『毒島ゆり子のせきらら日記』もインスタグラム、ツイッター、フェイスブック上で撮影の合間の写真や見どころを惜しげもなく展開している。特徴的なのは「クズ」をキーワードに盛り上がり、前田演じる「毒島ゆり子」の奔放な肉食女子の行動には「クズっぷりだけは安定」、新井浩文演じる不倫男の「小津翔太」に対しては「小津さんクズ過ぎ」などとツイート数を上げていた。このようにラブコメであれ、ドロドロな不倫であれ、いずれにしろお気に入りのドラマを楽しむツールとしてSNSは最適だ。リアルタイムでも、次の放送までの1週間も、SNSを通じてドラマの世界観に入り込める。次クールの月9新作『好きな人がいること』(フジテレビ系)は、制作発表をライブ配信し、さらにスピンオフ作品の動画を放送前に展開するなど、SNS上でのドラマファン作りの仕掛けをすでに始めている。公式ツイッターのフォロワー数は、放送前にもかかわらず、『世界一難しい恋』を超える22万超となっており、今後の展開にも期待だ。視聴率の数字はビデオリサーチ調べ・関東地区。
2016年06月15日直木賞作家・石田衣良原作の「娼年」と続編「逝年」を、朝井リョウの小説「何者」の映画化に挑む三浦大輔が脚本・演出を手掛ける舞台「娼年」。この度、松坂桃李、高岡早紀ほか全出演キャストが決定し、メインビジュアルとイメージ動画が解禁された。森中領(松坂さん)は、ごく普通のフリーター。毎日を無気力に送っていた。ある日、友人の進也(米村亮太朗)が40代半ば綺麗な女性を連れてきた。御堂静香(高岡さん)である。「女性なんてつまらない」という領に静香は“情熱の試験“を受けさせる。それは静香が経営するボーイズクラブ“クラブパッション”に入るための試験であった。最初こそ戸惑うが、領は娼夫の仕事にやりがいを見つけていく。それは、女性ひとりひとりのなかに隠されている原始的な欲望を見つけ、それを心の陰から実際の世界にひきだし実現していくこと。領と出会い、彼との時間を過ごすことによって、彼を買った女性たちは自分を解放していけるのだ。領と静香は次第に惹れあっていく。静香に褒められたくてずっとこの仕事を頑張ってきたという領。その思いを受け止めることを決めた静香であったが…。主演に長瀬智也、脚本に宮藤官九郎を迎え大ヒットを記録した人気ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」の原作小説でデビューし、ドラマ化&漫画化もされた「4TEEN」で第129回直木賞受賞した作家・石田氏。本舞台は、彼が2001年に発表し、第126回直木賞候補作となった「娼年」と、その7年後に出した続編「逝年」をもとに舞台化。脚本・演出を務めるのは、演劇「ユニットポツドール」主宰の三浦さんだ。三浦さんといえば、第50回岸田國士戯曲賞を受賞した舞台作品を自ら脚本・監督を手掛け、池松壮亮、門脇麦を迎え実写映画化した『愛の渦』で大きな話題に。さらに今秋には、佐藤健をはじめ有村架純、菅田将暉、岡田将生、山田孝之ら豪華俳優陣で朝井リョウ・原作小説を映画化する『何者』でも監督・脚本を務める。主人公の森中領(リョウ)を演じるのは、「侍戦隊シンケンジャー」主演で一躍人気を博し、『ツナグ』『日本のいちばん長い日』「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」「ゆとりですがなにか」…と話題作に立て続けて出演する人気俳優・松坂さん。ボーイズクラブのオーナー・御堂静香には、数々の映画・ドラマで活躍する高岡さん。2人は2012年の映画『今日、恋をはじめます』にて母子役で共演しており、今舞台上では濡れ場シーンもあるという。そして今回、メインビジュアルが公開。渋谷の街を背景に、上半身裸の松坂さんと艶やかな表情の高岡さんが抱き合っている構図が、人生を浮遊しているかのような男女2人をイメージして作り上げられている。併せて公開されたイメージ動画でも、松坂さんと高岡さんが色か漂う本舞台の雰囲気を醸し出している。そのほかキャストには、主人公・リョウの“情熱の試験”の相手をし、彼の才能を一番初めに見出す御堂咲良(サクラ)役に佐津川愛美。またリョウの客となる女性役の村岡希美(ヒロミ)、安藤聖(ミサキ)、良田麻美(チサト)、須藤理彩(イツキ)、リョウの先輩・アズマ役の猪塚健太、そして三浦作品常連の米村亮太朗(シンヤ)、古澤裕介(泉川氏)が出演。さらに追加で、リョウのお客様の1人、老女役に江波杏子。リョウの友だちのメグミ役に樋井明日香、またリョウのお客様の1人泉川紀子役に遠藤留奈の2人がオーディションにより決定した。石田氏の「娼年」「逝年」を、豪華キャスト陣で情熱的で官能的に舞台化した本作に期待だ。舞台「娼年」は、8月26日(金)より東京芸術劇場プレイハウスにて上演。ほか、9月7日(木)より梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて、9月14日(水)&15日(木)には久留米シティプラザ ザ・グランドホールにて上演。なお、本作はR-15指定。(text:cinemacafe.net)
2016年06月10日歌舞伎役者・中村勘九郎が主演を務める映画『真田十勇士』(9月22日公開)のメイキングを収めた特別映像が9日、公開された。原作は、2014年に日本テレビ開局60年特別公演として上演された同名舞台。同作の演出も手がけた堤幸彦監督がメガホンを取り、歴史を変える大うそで真田幸村(加藤雅也)を天下一に仕立て上げる猿飛佐助(勘九郎)の計画を描く。勘九郎のほか、佐助と共に十勇士を支える霧隠才蔵役の松坂桃李、2人の幼なじみのくノ一・火垂役の大島優子も出演する。特別映像内で、勘九郎は本作が「まさか映画になるとは思わなかったんですけど、素直にうれしかったですね」と歓喜。続けて、「結構ハードな舞台だったので、死ぬ思いでやっていたものが報われたのかなって」との感慨と共に撮影に挑んだことを明かしている。一方の松坂は「笑って感動して『オワッ!』ってなって、『ゾクッ!』となり、あっという間に時が過ぎる時代劇作品もなかなか無いんじゃないか」と自信。加えて、大島も「色んなものを含めてすごくパワーのある作品」とした上で、「これ全部つながったらどれだけヘビーなんだろう」と完成に心を躍らせている様子だ。そんな撮影は、大阪城など国内映画史上最大規模とも言われるスケールのセットを組んで敢行。これには、堤監督も「端から端まで全部見渡すことができないくらい」大きいと圧巻の光景に驚きまでも語っている。3カ月かけて制作された、真田軍の出城では、200人以上のエキストラを集め"大坂の冬の陣"が撮影されたという。さらに映像には、勘九郎、松坂、大島の3人がアクロバティックな殺陣を披露している様子も。ワイヤーアクションに挑む大島の姿と、勘九郎との怒涛のバトルシーンも垣間見ることができる。(C)2016『真田十勇士』製作委員会
2016年06月09日中村勘九郎、松坂桃李、大島優子ら豪華キャストが出演し、日本エンタメ史上、類を見ない大規模プロジェクトの最終形として、いよいよ“出陣”する映画『真田十勇士』。熱い注目を集める本作のメイキング特別映像が解禁、広大なロケセットや躍動感あふれるアクションシーンが披露された。時は戦国、関が原の戦いから14年の歳月が流れ、徳川家康は天下統一を目前にしていた。徳川と豊臣の対立が深まる中、次々と大坂城に入城する豊臣方の武将たち、その中に一際、異彩を放つ一団がいた。天下の名将として名高い真田幸村を筆頭とした真田十勇士の面々。ついに、大坂冬の陣、夏の陣の火ぶたが切って落とされる!大河ドラマをはじめ、“真田イヤー”として盛り上がる2016年。本作は、2014年に上演され、今年再演も決定しているスペクタクル超大作舞台「真田十勇士」を、同作品の出演者を中心に、同じく演出を手がけた奇才・堤幸彦監督が映画化するという一大プロジェクト。このほど解禁されたメイキング映像からは、堤監督ですら「端から端まで全部見渡すことができないくらい大きく」、「ロケも広大な敷地を借りて」撮影されたことが明かされる。3か月かけて制作された真田軍の出城・真田丸には、200人以上のエキストラが集められ、<大坂の冬の陣>の撮影が行われた。映像では、勘九郎さん、松坂さん、大島さんらが登場。勘九郎さんと松坂さんがキレッキレのアクションシーンを披露したかと思えば、大島さんがワイヤーアクションに挑むなど、躍動感あふれる怒涛のアクションの連続に圧倒される。実は“腰抜け”な主人・真田幸村(加藤雅也)を天下一の武将に仕立て上げる“真田十勇士”の中心的存在・猿飛佐助に扮する勘九郎さんは、舞台版に続く主演に「まさか映画になるとは思わなかったんですけど、素直に嬉しかったですね。結構ハードな舞台だったので、死ぬ思いでやっていたものが報われたのかなって」と感慨深げにコメント。容姿端麗&寡黙でクールな実力派忍者・霧隠才蔵を演じる松坂さんは、「笑って感動して、オワッ!てなって、ゾクッ!となり、あっという間に時が過ぎる時代劇作品もなかなかないんじゃないかな」と撮影当時の手ごたえを語る。また、堤監督作品3作目にして、本格時代劇初出演の大島さんは、2人の幼なじみである女忍び・ほたる役について「アクションとか演出がダイナックとか派手なだけじゃなくて、色んなものを含めて凄くパワーのある作品だと思ったから、これ全部つながったらどれだけヘビーなんだろうと思ったんですけど」と映画完成に心を躍らせている様子だ。「盆暮れ正月がいっぺんにきたようなそんな作品にしたいと思っています」と堤監督が語る、超ド級エンターテイメント・ムービー。まずはこちらのメイキング映像から、圧倒的なアクションシーンと熱いドラマを覗いてみて。『真田十勇士』は9月22日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月09日宮沢りえを主演にオダギリジョー、松坂桃李、さらに朝ドラ「とと姉ちゃん」に先週末から登場し、話題を集める杉咲花ら豪華キャストで贈る映画『湯を沸かすほどの熱い愛』。本作の主題歌を、中野量太監督からの熱烈なオファーを受け、2015年にメジャーデビューを果たしたロックバンド「きのこ帝国」が担当することが分かった。本作は、2012年の『チチを撮りに』が国内外で高い評価を受けた中野監督の待望の新作。オリジナル脚本での商業映画デビューとなる本作では、“死にゆく母と、遺された家族が紡ぎだす愛”という普遍的なテーマを、想像もつかないストーリー展開で描き、涙と生きる力がほとばしる、驚きと感動の詰まった物語に昇華させた。余命宣告を受けながらも明るく前向きに生き、周囲の人たちを大きな愛で包む、銭湯の“お母ちゃん”・双葉役を演じるのは、『紙の月』で日本アカデミー賞ほか各映画賞を総なめにした宮沢さん。気が優しすぎて学校生活に馴染めない娘・安澄役に杉咲さん。そして、頼りないが憎めない“お父ちゃん”役にオダギリさん、双葉の母性に触れ人生を見つめ直していく青年役に松坂さんほか、中野監督の脚本に惚れ込んだ豪華キャストが物語を彩る。今回、「きのこ帝国」が本作のために書き下ろした主題歌のタイトルは「愛のゆくえ」。「きのこ帝国」のファンを公言していた中野監督たっての希望で実現した。劇中の最も重要な場面で流れるとあって、中野監督と「きのこ帝国」のメンバーとで、何度も何度も密にミーティングが重ねられ、書き下ろされた新曲となる。この主題歌決定に当たり、中野監督と「きのこ帝国」佐藤千亜妃からコメントが寄せられている。<監督:中野量太コメント>「きのこ帝国」の曲を初めて聞いたとき、音楽を聞くと言うより、音楽が沁み込んできた感覚をいまでも覚えています。それは、僕が映画で目指している感覚と似ている気がして。今回、映画の主題歌を誰かに歌って欲しいと思ったとき、真っ先に頭に浮かんだのが、「きのこ帝国」でした。話し合いを重ね、秒単位までこだわって作り上げた「愛のゆくえ」が流れるラストシーンは、僕の想像を越えました。何度観ても毎回“ゾクッ”としてしまいます(笑)『湯を沸かすほどの熱い愛』の主題歌は、「愛のゆくえ」以外ありえません。きのこ帝国と出会えて良かった!<「きのこ帝国」佐藤千亜妃コメント>"愛"って一体全体なんなんだろう、と、何度も自問自答しながら、摩り切れそうな記憶のなかから拾いあげた自分にとっての"愛"を「愛のゆくえ」という曲に込めました。『湯を沸かすほどの熱い愛』。家族って、どうしてこんなにも不完全で愛しいんだろう。『湯を沸かすほどの熱い愛』は10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月06日俳優・松坂桃李と菅田将暉が、音楽グループ・GReeeeNの代表曲「キセキ」が生まれるまでの物語を描く映画『キセキ -あの日のソビト-』(2017年新春公開)で、W主演を務めることが3日、発表された。同曲は、2008年にリリースされ、ギネスに「日本で最も売れたダウンロード・シングル」として認定されるほどの大ヒットを記録した。本作は、家族や仲間との衝突しながら自分の進むべき道を切り開いた、グループの全楽曲のプロデュースを務めるJIN(ジン)と、リーダーのHIDE(ヒデ)たち兄弟の体験を基に、同曲の誕生秘話を描いた青春ストーリー。2人の青春期の実話を切り取って、物語として展開する。松坂はJIN役を、菅田は兄のHIDE役を、それぞれ務める。2人は4度目の顔合わせになるが、初の兄弟役で、W主演となるのも今回が初。『海街diary』(15年)などの是枝裕和監督作品の助監督を担当してきた兼重淳監督がメガホンを取り、斉藤ひろし氏が脚本を執筆する。なお、タイトルとなっている"ソビト"は、同グループの造語で、「素人あるいは空人、自由に新しいことに挑戦していく人」を意味している。最初は映画のイメージをうまくつかめなかったという松坂。しかし、実際に2人に会った際に、その人柄に引かれ、「お2人から出てくるエピソードのどれもが本当に興味深くて、感動もあり、なるほどこれはきっと面白い物語になるだろうと理解しました」と感慨を口にする。自身が演じるJINについては、「人を引きつけ、運気を上げてくれそうな"パワースポット"のよう」と表現。劇中で昔のバンド時代も描かれることから、「僕にも歌うシーンがあります」と打ち明け、「役としてしっかり歌うのは初めてで苦戦していますが、JINさんからも『楽しんでやってください』と言っていただいて、心強く思っています」と喜びを語っている。一方、菅田はGReeeeNを「素顔を公表していないので、その実態は知られていないけど、曲は誰しも知っている」と称賛。そんなグループのメンバーを演じるのは、「今生きている実在の人物を演じる上でも、僕にとって異色の経験」と身構える。それでも、彼らの学生時代や結成当時の姿を「世の中に伝える役目を担えるというワクワク感があります」とアピール。歯科医とアーティストを両立させることの難しさを想像しながら、「なぜ、どうやってその形になっていったのか、そこにはどんな家族や仲間がいて、どんな"キセキ"があって今こうなっているのかという経緯がすごく面白かったので、それを映画で表現するのが楽しみです」と意気込みを表した。
2016年06月03日GReeeeNの代表曲『キセキ』が誕生するまでの軌跡を描く映画『キセキ ーあの日のソビトー』が、松坂桃李と菅田将暉のW主演で製作されることが決定した。初の兄弟役を演じるふたりは「これはきっと面白い物語になる」(松坂)、「僕にとって異色の経験になる」(菅田)とコメントを寄せた。その他の情報GReeeeNは、メンバー全員が歯科医師免許を持ち、医療との両立を考え顔を伏せて活動している4人組みのボーカル・グループ。映画は実話を基に、楽曲のプロデュースを手がけるJIN(ジン)と、リーダーのHIDE(ヒデ)の兄弟が、家族、そして仲間との衝突を経て、自分の進むべき道を切り開いていく姿が描かれる。松坂は「最初この映画は名曲『キセキ』に関わる人たち、兄弟や家族・仲間の物語だと伺い、どう映画化するのか上手くイメージができませんでした。ですが、実際にJINさんHIDEさんにお会いしてみたらものすごく魅力的で、おふたりから出てくるエピソードのどれもが本当に興味深くて、感動もあり、なるほどこれはきっと面白い物語になるだろうと理解しました」と話し、自身が演じる兄・JINについて「人を惹きつけ、運気を上げてくれそうな“パワースポット”のよう」と明かす。菅田は「僕と(松坂)桃李君が演じることによって、GReeeeNさんの学生時代や結成当時の様子を世の中に伝える役目を担えるというワクワク感があります」と言い、「この時代に歯医者とミュージシャンを両立させるなんて、本当にあり得るのかなと思っていましたが、なぜ、どうやってその形になっていったのか、そこにはどんな家族や仲間がいて、どんな“キセキ”があって今こうなっているのかという経緯がすごく面白かったので、それを映画で表現するのが楽しみです」とコメント。劇中に登場する歌唱シーンについてふたりは「JINさんはGReeeeNのプロデューサーですが、彼の昔のバンド時代も描かれているので、僕にも歌うシーンがあります。役としてしっかり歌うのは初めてで苦戦していますが、JINさんからも『楽しんでやってください』と言っていただいて、心強く思っています」(松坂)、「GReeeeNさんの曲は決して単純ではないのに歌詞はストレートだったり、かなり入り組んだ構造になっているので歌うのはすごく難しいですが、理論的なところから音楽を勉強させていただき役作りをしています」(菅田)と明かしている。監督は、『海街diary』『そして父になる』など多くの是枝裕和監督作品の助監督を務めた兼重淳が担当する。『キセキ ーあの日のソビトー』2017年新春公開
2016年06月03日2008年に発売され、ギネスブックに記録を残す大ヒット曲となった「GReeeeN」の名曲「キセキ」。その誕生にまつわる、ある兄弟の物語を『キセキ ーあの日のソビトー』として映画化、いま最も旬な俳優として注目を集める松坂桃李、菅田将暉がW主演を務めることが明らかになった。「キセキ」といえば、歯科医師とアーティストを両立する顔出し一切なしの異色ボーカル・グループ 「GReeeeN」の代表曲。2008年5月の発売後は2009年7月に着うた・着うたフル総計で590万超として記録認定、第81回選抜高等学校野球大会の開会式 入場行進曲にも採用され、2016年5月31日時点では、着うた・着うたフル・PC総計で760万件超すという驚異的なヒットを記録しており、きっと誰もが口ずさむことができるであろう、J-POPの代表曲ともいえる、おなじみの名曲となっている。本作で描かれるのは名曲「キセキ」の誕生のバックボーンとなる、ある兄弟の物語。家族、そして仲間との衝突を経て、自分の進むべき道を切り開いていく姿を描き出していく。「キセキ」を含む「GReeeeN」の楽曲すべてのプロデュースを手がけるJIN(ジン)と「GReeeeN」のリーダーHIDE(ヒデ)、この2人の青春期を切り取った実話が基になるという。その兄・JINを演じるのは、『秘密 THE TOP SECRET』『真田十勇士』も控える松坂さん、JINの実の弟・HIDEを演じるのは『デスノート Light up the NEW world』など今年だけで9作に出演する菅田さんが初めてW主演を務めることが決定!いま最も注目を集める若手俳優の2人が、『王様とボク』『麒麟の翼~劇場版・新参者から』『ピース オブ ケイク』以来4度目の顔合わせで、初の兄弟役を演じることとなる。<以下、コメント>◆松坂桃李最初この映画は名曲「キセキ」に関わる人たち、兄弟や家族・仲間の物語だと伺い、どう映画化するのか上手くイメージができませんでした。ですが、実際にJINさんHIDEさんにお会いしてみたらものすごく魅力的で、お2人から出てくるエピソードのどれもが本当に興味深くて、感動もあり、なるほどこれはきっと面白い物語になるだろうと理解しました。人を惹きつけ、 運気を上げてくれそうな“パワースポット”のようなJINさん、そんな魅力的で、かつ実態が明かされていない実在の人物を演じることに責任を感じますが、兄弟お2人の分かりあっている雰囲気や空気感をしっかり表現して、兄弟の関係性や家族の形、「GReeeeN」がデビューするまでの仲間たちに対する2人の思いを、丁寧に作品に乗せていきたいと思います。JINさんは「GReeeeN」のプロデューサーですが、彼の昔のバンド時代も描かれているので、僕にも歌うシーンがあります。役としてしっかり歌うのは初めてで苦戦していますが、JINさんからも「楽しんでやってください」と言っていただいて、心強く思っています。◆菅田将暉「GReeeeN」さんは素顔を公表していないので、その実態は知られていないけど、曲は誰しも知っていると思います。そんなグループのメンバー役を演じさせていただくことは、いま生きている実在の人物を演じるうえでも、僕にとって異色の経験になるなと思いました。僕と(松坂)桃李君が演じることによって、「GReeeeN」さんの学生時代や結成当時の様子を世の中に伝える役目を担えるというワクワク感があります。この時代に歯医者とミュージシャンを両立させるなんて、本当にあり得るのかなと思っていましたが、なぜ、どうやってその形になっていったのか、そこにはどんな家族や仲間がいて、どんな“キセキ”があっていまこうなっているのかという経緯がすごく面白かったので、それを映画で表現するのが楽しみです。「GReeeeN」さんの曲は決して単純ではないのに歌詞はストレートだったり、かなり入り組んだ構造になっているので歌うのはすごく難しいです が、理論的なところから音楽を勉強させていただき役作りをしています。「顔も分からない彼らの音楽が、なぜ、こんなにみんなに届くのか?たくさんの人の心に届く音楽の素をこの映画で表現できたら」と意気込む小池賢太郎プロデュサーが、JINさんが語る自らの昔話に心動かされたことをきっかけに、今回の実写化にこぎつけたという本作。監督を務めるのは、『海街diary』『そして父になる』など多くの是枝裕和監督作品の助監督を務めた兼重淳。脚本を手掛けるのは、『秘密』でシッチェス・カタロニア国際映画祭にて最優秀脚本賞を受賞した斉藤ひろしという、強力なタッグが実現した。厳しい父親のもとで音楽への道を志す兄弟の姿に迫る、“軌跡”と“奇跡”を描く“輝石”の物語の、今後の続報を楽しみにしていて。『キセキ ーあの日のソビトー』は2017年新春公開予定。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日退屈な大学生活を送っていた青年が「娼夫」となり、さまざまな女性の欲望を受け止め、彼女たちの心を解放し、自身も成長していく──。そんな衝撃的な石田衣良の小説『娼年』と『逝年』が、舞台化される。脚本・演出を手がけるのは、三浦大輔。主人公を松坂桃李が、ボーイズクラブのオーナーを高岡早紀が演じる。この顔ぶれで、何を生み出そうとしているのだろう。舞台『娼年』チケット情報これまでも性的なテーマを追求し、人間の欲情をリアルに描いてきた三浦。『娼年』の舞台化は、「それを限界まで突き詰めるという挑戦になりそう」だと語る。「セックスで何が浮かび上がってくるかというところが原作のテーマで、本当にセックスだけに焦点を当てているので、それを生身で見せる舞台でどう表現するのか。この作品でやり切ることで、締めくくりにできるんじゃないかと思ってるんです。またそこまでたどり着かないとこの原作をやる意味はないと思うんですね」。三浦のそんな覚悟を知って、「今、思わずうれしくなっちゃいました(笑)」と喜びの声をあげる松坂。三浦の「セクシュアルなイメージがない松坂くんだからこそ、普通の青年が様々な欲望に触れ、変わっていく姿が表現できる」という期待に応えて、大胆なセックス描写にも果敢に挑もうとしている。「今まで触れたことのない色の作品ですから、このチャンスを逃したくないと思いましたし。R―15指定がついたと聞いたときも、それぐらいじゃないと表現として攻められないだろうなと覚悟しました」。そして、松坂演じる主人公を、娼夫の世界へ導く役どころを演じる高岡。三浦曰く「男性にとっての理想の女性像」でもあるが、「男性を売ることを仕事にするなんて、これほど理解不能な役をいただいたことはなかったかもしれません(笑)。でも、誰かを演じるというのは、共感できるから面白いということでもないですし、怖いけど、楽しみです。性の表現もそうですけど、それぞれの人間が隠し持っている何かが、きっと見えてくるんでしょうから」と穏やかに燃えている。おそらく、舞台で生々しい描写をする初めての作品になる。しかし、「触れ合うことによってにじみ出てくるやさしさみたいなものが見えれば」と松坂が言うように、そこに浮かぶのはやはり人間の思いになるだろう。「肌と肌の接触を目の当たりして、その温かさやあふれる欲望を、理屈じゃなく体感してほしい。それは演劇のひとつの可能性だと思っています」と三浦も力強く語る。まさに体と心に残る体験ができるかもしれない。東京公演は8月26日(金)から9月4日(日)まで東京芸術劇場 プレイハウスにて。チケットの一般発売は6月11日(土)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行抽選を実施中、5月29日(日)午後11時59分まで受付。」取材・文:大内弓子
2016年05月27日生田斗真が主演を務める大友啓史監督の新作『秘密 THE TOP SECRET』の劇中画像が到着した。被害者の脳に残った“記憶”に潜入し事件を捜査する、警察庁の特別機関・第九のメンバー(岡田将生、松坂桃李、栗山千明ら)にスポットを当てた場面写真だ。その他の写真本作は、死んだ人間の脳から“過去の記憶”を映像化できるMRIスキャナーを使って事件を解明する特殊脳内捜査チーム、通称=第九のメンバーが、迷宮入りした猟奇事件に隠された真実と真犯人に迫っていく様を描くミステリー。劇中の“脳内捜査”は、革新的な新しい捜査手法だが、捜査官が被害者や死んだ凶悪犯の脳にコンタクトするため、相手の“感情”が自分に移行してしまう危険があり、ダークサイドに引きずり込まれるという大きなリスクを伴うものとして描かれている。このほど公開になった場面写真は、岡田演じる第九の新人捜査官・青木一行が、ある事件の犯人で死刑が執行された露口浩一(椎名桔平)の脳の記憶を脳内捜査で映像化し覗き見るシーン。捜査の目的は、行方不明になっている露口の長女・絹子を探すことだが、青木は予期せぬものを見てしまう。そしてそこから、つながるはずのない事件が次々と連鎖し、捜査官たちの前に“最大の謎”が立ちはだかる。そのほか、薪(生田)と共に第九を立ち上げた、捜査官・鈴木克洋(松坂桃李)の姿や、脳内捜査に嫌悪感を抱きながらも、第九メンバーと共に捜査をする叩き上げの刑事・眞鍋駿介(大森南朋)、鈴木の生前の恋人で、薪とは古くからの友人でもある監察医三好雪子(栗山千明)らの場面写真が公開になった。他人に知られたくない“秘密”を暴く脳内捜査。映画は、他人の記憶に足を踏み入れていく中で、登場人物たちそれぞれの秘密も明かされていき、衝撃の展開が待ち受けるという。『秘密 THE TOP SECRET』8月6日(土) 全国ロードショー
2016年05月27日俳優・生田斗真が主演を務め、実写『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督がメガホンを取る映画『秘密 THE TOP SECRET』(8月6日公開)の場面写真が27日、公開された。原作は、清水玲子氏が漫画誌『MELODY』(白泉社)で連載していた同名コミック。被害者の脳の記憶を映像化する「MRIスキャナー」を駆使して"脳内捜査"を行う警察庁の特別機関「第九」が、迷宮入り事件を解決していくミステリーを描く。"脳内捜査"は有用な一方、捜査官の脳を媒介として、被害者や死んだ凶悪犯の脳とコンタクトするため、相手の感情が自分に移行してしまう危険があり、闇に引きずり込まれるというリスクも持っている。メインとして公開された場面写真は、岡田将生演じる「第九」新人捜査官・青木一行が、死刑囚・露口浩一(椎名桔平)の記憶を"脳内捜査"で映像化し、行方不明の長女・絹子(織田梨沙)を探し出すシーン。おびただしい数のチューブが伸びた装置を付け、記憶をのぞき見る青木は、恐怖とも苦痛ともつかぬ表情を見せている。また、生田演じる薪と共に「第九」を立ち上げ、最大の理解者でもあった捜査官・鈴木克洋(松坂桃李)の写真も。おびえながらも鬼気迫る表情で、こめかみに銃口を向ける緊迫の一瞬が映し出されている。さらに、"脳内捜査"に嫌悪感を抱きながらも「第九」と共に捜査をするたたき上げの刑事・眞鍋駿介(大森南朋)、鈴木の生前の恋人で薪とは古くからの友人でもある監察医・三好雪子(栗山千明)らの神妙な面持ちを捉えた写真もあわせて公開された。(C)2016「秘密 THE TOP SECRET」製作委員会
2016年05月27日生田斗真、岡田将生、松坂桃李ら豪華な俳優陣を迎えた、大河ドラマ「龍馬伝」や『ハゲタカ』、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督の最新作『秘密THE TOP SECRET』。このほど、“脳内の記憶を映像化する”という前代未聞のシーンをスクリーンに結実させた本作から、それぞれが鬼気迫る表情を見せる場面写真が一挙に解禁となった。本作の主人公は、生田斗真が演じる天才・薪剛。彼が室長を務める特殊脳内捜査チーム「第九」が行う“脳内捜査”とは、死んだ人間の脳に残された記憶を映像化し、それを元に事件を解明する新しい捜査手法。この“脳内捜査”は、迷宮入り事件の真相を暴き、犯罪捜査を革新的に進化させるものだったが、一方で捜査官の脳を媒介に、被害者や死んだ凶悪犯の脳にコンタクトするため、相手の感情が自分に移行してしまう危険があり、ダークサイドに引きずり込まれるという大きなリスクを持っていた――。今回解禁となった場面写真は、岡田さん演じる薪の部下で「第九」新人捜査官・青木一行が、死刑囚・露口浩一(椎名桔平)の脳の記憶を脳内捜査で映像化し、行方不明の長女・絹子(織田梨沙)を探し出す、というシーン。装置を装着し、露口の記憶を覗き見る彼の表情は、恐怖とも苦痛とも、驚きともつかぬもの。露口の記憶には、いったい何が映し出されているのか…。まさに記憶に隠された“秘密”が気になる一枚となっている。また、併せて届いた場面写真は、薪と共に「第九」を立ち上げ、最大の理解者でもあった松坂さん演じる捜査官・鈴木克洋の姿も。鬼気迫る表情で、こめかみに銃口を向ける緊迫の写真からは、対峙する薪との間に何があったのか、気にならずにはいられない異様な雰囲気が漂っている。さらに、脳内捜査に嫌悪感を抱きながらも「第九」と共に捜査をする、叩き上げの刑事・眞鍋駿介(大森南朋)の緊迫の表情、鈴木の生前の恋人で、薪とは古くからの友人でもある監察医・三好雪子(栗山千明)の意味深な表情などが一挙に公開されている。やがて、行方不明の絹子を捜索していくうちに、つながるはずのない事件が次々と連鎖し、「第九」捜査官たちの前に最大の謎が立ちはだかることに。その謎に足を踏み入れていくにつれ、明かされる登場人物たちそれぞれの“秘密”は、観る者を蒼然とさせるに違いない。『秘密 THE TOP SECRET』は8月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月27日ただいま放送中の連ドラ『ゆとりですがなにか』より岡田将生さん、松坂桃李さん、柳楽優弥さんの豪華キャストが登場!ゆとり男子を演じる3人に、恋愛にまつわる質問をぶつけました。Q1.格上女子も恋の対象になる?岡田:これは僕の役どころである正和と茜ちゃんのパターンですかね。自分の彼女が会社の上司だという。柳楽茜ちゃん大好き!っていうか、茜ちゃんを演じる安藤サクラさんの大ファンです。僕は。松坂僕も大好きですよ。サクラさんはロックだよね。柳楽:ロッケンロール!松坂:うん、それだとちょっと違うニュアンスに伝わるかもしれないけど(笑)。サクラさんはかっこいい女性です。生き方が。言葉では言い表しにくくて、感覚的なものになっちゃうけど、男女問わず“かっこいい”と憧れるような女性だと思う。岡田:正和の場合は、彼女のほうが収入が多いとか、出世してるとか、そういうことは気にせず付き合っていますよね。好きなものは好き。それもゆとりらしいのかな。ゆとりは競争意識がないと、よく言われていますもんね。自分も気にならないし。柳楽:全然、気にならないよね。むしろバリバリ働いている女性って、かっこよくない?松坂:かっこいいよね。岡田:男として内心ちょっと気になったとしても、みんなひたむきに仕事を頑張っているわけだし。彼女の姿を見て、自分も頑張ろうって思うんじゃないかなあ。Q2.恋愛と仕事、どっちが大事と聞かれたら?岡田:僕は仕事です。柳楽:僕も仕事。そこは、(柳楽さん演じる)まりぶとは違う。松坂:まりぶはねえ…。境界線を越えちゃったからなあ。柳楽:越えちゃう感じだよね。岡田:まりぶ、ダメでしょ。松坂:完全にアウトだよね。岡田:人の妹に…。松坂:でも、まりぶは“越えちゃう人”だけど、どこか憎めないから。柳楽:仕事はポン引きだし、いろいろ事情はあるけど、言ってることは、悪いことじゃないからね。松坂:的を射ちゃってる。でも実際、男として仕事がままならないと恋愛もね。相手の女性を支えられないと思うから、そうなってくると自然と仕事の優先順位が、ふわっとこう、上位にくるよね。岡田:自分を確立しないとね。Q3.好きな女の子が友達とかぶったら、どうする?柳楽:ドラマみたいに、将生くんと桃李くんが一人の女性を奪い合うことになったら、どうする?松坂:そうなったらあれじゃない?潔く堂々と。女性を前にして同時に。「よろしくお願いします!」って。岡田:え?え?どういうこと?何に対しての、誰に対しての「よろしくお願いします」なの?松坂:一人の女性を取り合うってことですよ。“ねるとん”みたいなことですよ。まーくんと僕で。岡田:あー、取り合う…。よろしくお願いします。いや俺は全然…。松坂:俺は全然、何よ。柳楽:女性を前に、どっちですか?って。それ、すごい潔いねー。松坂:シンプルでいいでしょ。岡田:あー、でもなー。もしその男性が自分の好きな人だったら、俺、譲っちゃう可能性もあるなー。松坂:それでうまくいっちゃったら、どうするの?柳楽:さみしくなっちゃうじゃん。岡田:俺は闘います!松坂:闘うんじゃん(笑)。岡田:譲って後悔するのはダメダメ。譲っちゃダメ。闘おう!松坂:そうだね(笑)。◇おかだ・まさき1989年8月15日生まれ。東京都出身。AB型。出演映画『秘密 THE TOPSECRET』が8月6日公開、7月に舞台『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』に出演。◇まつざか・とおり1988年10月17日生まれ。神奈川県出身。A型。主演舞台『娼年』が8~9月、東京、大阪、久留米にて上演予定。映画『秘密 THE TOP SECRET』が8月6日公開。◇やぎら・ゆうや1990年3月26日生まれ。東京都出身。A型。映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』公開中。主演映画『ディストラクション・ベイビーズ』5月21日公開。◇シャツ¥15,000パンツ¥40,000(共にコム デ ギャルソン・オム ドゥ/コム デ ギャルソンTEL:03・3486・7611)※『anan』2016年5月25日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・大石裕介(DerGLANZ)取材、文・千石よう子
2016年05月18日連続ドラマ『ゆとりですがなにか』に出演している、岡田将生さん、松坂桃李さん、柳楽優弥さんら豪華俳優陣が終結!お互いについて語り合ってもらいました。***岡田:このアンアンの発売は、5話の放送後だそうです。松坂:おやおや、それは。だいぶきちゃってる頃だね。いろんな関係がいろんなことに…。柳楽:今も毎日、すごいスピードでいろんなことが起きているし。松坂:アワアワしちゃうよ。柳楽:この先もまだ大きな展開がありそうじゃない?岡田:わからないよねー。最終的にどういう結末になるか、僕たちもまだ知らないし。宮藤(官九郎)さんが、エピソードがありすぎて入らないって言ってたらしい。松坂:視聴者の方と同じように、僕らも台本があがってくるのを楽しみに待っている状態だもんね。予想がつかない。えっと、ここで自己紹介しておきますけど、僕の役は山路といいまして、小学校の“ゆとり先生”です。いろんなことで板挟み状態になっている不器用な男です。岡田:山ちゃん(山路)は、協調性と思いやりがものすごくある素敵な人。キーワードは“童貞”です!松坂:そこがね。また一段と人柄が出るというか…。岡田:童貞感が(笑)。松坂:童貞感って、難しいよね。だからもうこればかりは。周りの環境に助けていただきながらやっていますよ。演出とか衣装とか。実際、童貞っぽいセリフもいっぱい出てくるし。でも僕、最近、芝居とはいえ、童貞童貞と笑われるのが結構…。柳楽:学校中に流れてる状態だもんね。くらうよね。松坂:くらうよ。結構、シャッターおろし始めてますよ。柳楽:でも山ちゃんは不器用だけど、桃李くん本人は、めちゃめちゃ器用だと思う。番組の宣伝とかでも、すごくいいこと言ってくれるし。その後に喋ろうとしても、“全部、桃李くんが言いましたー”ってなるけど、僕は喋るのがうまくないから、いつも助けられてるよ。岡田:優ちゃん(柳楽さん)の役はポン引きの、まりぶ。ゆとり3人の中では、言いたいことをいちばんストレートに言える役だよね。まりぶの言葉は心に響くし、見ていて気持ちいい。正和と山路の二人と会って、“友達じゃねーし”とか言いながらも、ちょっと喜んでいるまりぶの姿が可愛くて。優ちゃん本人は繊細で、もっと“うおおおー”みたいな感じを想像していたけど、まったくそんなことなかった。すごく優しくて、現場を盛り上げてくれる素敵な人だよね、って目の前で言うのも恥ずかしいけど。柳楽:えー、めっちゃ嬉しい。もっと褒め合おうぜ!松坂:まりぶは男気を通すしね。岡田:そう。僕ら二人の役は、男気がないからね。松坂:ないねー。岡田:なおさら、まりぶが男らしく思えるよね。柳楽:男が3人もいて、みんながナヨナヨしてたら、女の人、観てて、“男!”って思うだろうね。“男!しっかりしろ!”って。岡田:僕の役、たぶん、いちばんそう思われてる…。松坂:まーくん(岡田さん)演じる正和。僕、好き。友達になれそうな気がする。不器用なマジメさを持っているじゃない。岡田:そうなんですよ。うんうん。柳楽:一番王道のゆとり。みんなが共感しやすい人だよね。岡田:そうそう。松坂:自分の上司になった彼女からも周りからも、やんややんや言われてさ。それでもなんとか乗り越えようとしていくマジメさがあって。周りのことも考えているしね。岡田:そうそう、考えているんです。松坂:まーくん本人もマジメ。マジメだけど…たまにゆるむ。ゆるんじゃう。でもそのゆるむところも、素敵だなと思うよ。人間そんなに完璧じゃないはずだから、自分の弱い部分を見せてくれる人が僕は好きで。岡田:甘えているだけですけどね。基本的に僕は甘えん坊なので。松坂:でも最近、ちょっと僕のことを小ばかにしてきてるよね?心にもないことを平気で言ったりして。岡田:“さすがっすね!桃李さん”みたいな?(笑)だって、取材とかでも、すごく的確なことを言ってくれるし。松坂:心がこもってないんだよ!岡田:え?こもってますよ?松坂:やめな!どんどん薄くなっていくから。自分で削っていってるからね。岡田:(笑)◇おかだ・まさき1989年8月15日生まれ。東京都出身。AB型。出演映画『秘密 THE TOPSECRET』が8月6日公開、7月に舞台『ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン』に出演。◇まつざか・とおり1988年10月17日生まれ。神奈川県出身。A型。主演舞台『娼年』が8~9月、東京、大阪、久留米にて上演予定。映画『秘密 THE TOP SECRET』が8月6日公開。◇やぎら・ゆうや1990年3月26日生まれ。東京都出身。A型。映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』公開中。主演映画『ディストラクション・ベイビーズ』5月21日公開。◇岡田さん:シャツ¥15,000パンツ¥40,000(共にコム デ ギャルソン・オム ドゥ/コム デ ギャルソンTEL:03・3486・7611)松坂さん:衣装はすべてスタイリスト私物柳楽さん:シャツ¥16,000パンツ¥15,000(共にMHL./アングローバルTEL:03・5467・7874)※『anan』2016年5月25日号より。写真・笠井爾示(MILD)スタイリスト・大石裕介(DerGLANZ/岡田さん)KAWASAKI TAKAHUMI(MILD/松坂さん)川地大介(柳楽さん)取材、文・千石よう子
2016年05月18日世界40か国語以上で翻訳され、全世界3,500万部の売上を誇るベストセラーを映画化した『パディントン』が8月3日(水)、BD&DVDで発売が決定。パディントンと暮らすことになるブラウン家長女ジュディ役の日本語吹き替えを務めた三戸なつめのコメントが到着した。すでに続編制作も決定している『パディントン』は、愛すべき小さなクマの笑いと冒険の感動ストーリー。本国イギリスでは『アナと雪の女王』の驚異的なオープニング記録を抜いて、ヨーロッパ、アメリカへとヒットの波が拡大して全世界で興行収入が320億円を超す特大ヒット作に。松坂桃李をはじめ、日本語吹き替えの超豪華メンバーも話題を集めた。三戸さんは、「パディントンは勇気があってとても思いやりのあるくまです!小さいころに絵本で読んでいて可愛いパディントンにいつか出会いたいなって思っていました!私はジュディという女の子の役を演じさせていただいたんですが、なんとクマ語に挑戦しています!みなさんもDVDを見て是非『クマ語』を練習してくださいね!」とコメント。また、「最初反抗期でキモい!って言葉が口癖だったので、パディントンにキモいって言うのはすごく気が引けました。笑」と本音を明かした上で、「最初は皆さんもジュディの事をなんだこの子は!?って思うかもしれませんが、変わっていくジュディの心境も注目して観ていただけたら嬉しいです!」と鑑賞アドバイス。ジュディの成長にも注目して。『パディントン』のブルーレイ&DVDは8月3日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日世界40カ国語以上で翻訳されている児童書を実写化した映画『パディントン』のブルーレイ&DVDが8月3日(水)に発売されることが決定し、豪華特典の内容が発表された。その他の画像本作の主人公は、ペルーのジャングルからイギリスの首都ロンドンにやってきた“紳士”なクマのパディントン。親切なブラウン夫人に救われたパディントンが、ブラウン一家にお世話になりながら大冒険を繰り広げる様が描かれる。ベン・ウィショー、ニコール・キッドマンら豪華キャストが出演しており、日本語吹替版ではパディントン役の松坂桃李をはじめ、木村佳乃、古田新太、斉藤由貴、三戸なつめらが声優を務めている。ブルーレイ&DVDには、特報や予告映像のほか、日本語吹替キャスト(松坂、木村、古田)によるアフレコ風景&インタビュー、松坂、三戸らが登壇した舞台挨拶の様子などを収めた特典映像が収録される。さらにスペシャルBOXには、赤い帽子に青のコートが印象的なパディントンのオリジナルマスコットや、オリジナルポーチ、ブックレットといった愛らしいグッズが封入され、ファンにはたまらない特典内容となっている。“キモい”が口癖のブラウン家の長女ジュディを演じた三戸は、「パディントンにキモいって言うのはすごく気が引けました(笑)。でもパディントンと暮らす中でだんだん心を開いていって成長するジュディがとても頼もしくてとても愛しく感じました。最初は皆さんもジュディの事をなんだこの子は!?って思うかもしれませんが、変わっていくジュディの心境も注目して観ていただけたら嬉しいです!」。さらに「なんと“クマ語”に挑戦しています!みなさんもDVDを観てぜひ“クマ語”を練習してくださね!」とコメントを寄せている。『パディントン』8月3日(水)発売ブルーレイ(初回限定スペシャルBOX、マスコット&ポーチ付):6700円+税ブルーレイ(通常版):4700+税DVD(初回限定スペシャルBOX、マスコット&ポーチ付):5800円+税DVD(通常版):3800+税発売元:キノフィルムズ販売元:ポニーキャニオン(C)2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S Paddington Bear, Paddington AND PB are trademarks of Paddington and Company Limited www.paddington.com
2016年05月13日俳優の生田斗真が11日、都内で行われた主演映画『秘密 THE TOP SECRET』完成報告会見に、共演の岡田将生、松坂桃李、栗山千明、大森南朋、大友啓史監督とともに出席した。同作は清水玲子原作の少女漫画『秘密』を映画化した近未来サスペンス。死んだ人間の脳をスキャンして事件を解決する警視庁科学警察研究所法医第九研究室、通称「第九」の室長・薪剛を生田、薪の部下となる捜査官・青木一行を岡田、薪の理解者で故人となった捜査官・鈴木克洋を松坂が演じる。生田は、「岡田くんと松坂くんという、勢いのあるゆとり世代の俳優さんたちと共演させていただいてすごく嬉しかったですし、楽しかったです」と挨拶すると、日本テレビ系ドラマ『ゆとりですがなにか』(毎週日曜22:30~)に出演中の2人は顔を覆って苦笑。岡田が「ゆとりですがなにか? っていう感じで」と返すと、生田は「言っちゃったな」とうれしそうな様子を見せた。また、映画の設定に合わせ、「もし共演者の脳が覗けるなら誰の脳を見たいか」という質問に、生田は「男連中の脳内を見てもしょうがないので、栗山さんの脳」と選択。生田が「今、(栗山が)俺のことちょっと見たなとか、意識してるなみたいな、確認したい」と願望を話しながら、「けど、きっとそんなことはないだろうと思います」とトーンダウンすると、栗山は「私も男性の目線を見てみたいなと思うので、わかります」とフォローを入れた。『ハゲタカ』『るろうに剣心』など多くの作品を世に送り出している大友監督は、もともと漫画好きで原作にも注目しており、今回は「5年をかけた」プロジェクトだったと明かす。生田も「この作品がまた、日本映画を次のレベルに持っていく要因になれればと思っております」と、作品にかける思いを熱く語った。
2016年05月11日禁断の脳内捜査をテーマにしたサスペンス大作『秘密 THE TOP SECRET』の完成報告会見が5月11日に、都内で行われ、主演の生田斗真をはじめ、岡田将生、松坂桃李、栗山千明、大森南朋、大友啓史監督(『るろうに剣心』シリーズ)が出席。生田は「物づくりへの熱が、うずまいている。1秒も飽きることなかった」と初タッグを組んだ大友監督に敬意を示した。その他の写真原作は清水玲子の人気コミック。死んだ人間の脳からスキャンした“過去の記憶”を頼りに、事件を捜査する第九のメンバーが、迷宮入りした猟奇事件の真相に迫る。生田は第九の室長・薪剛を演じ、「衝撃作が出来あがりました。自信をもってお届けできる作品」と胸を張り、「勢いある“ゆとり世代”と共演できて、うれしかった」と、現在放送中のドラマ『ゆとりですがなにか』に出演する岡田と松坂の笑いを誘った。岡田は第九に配属されるエリート捜査官、松坂は脳内捜査が原因で精神崩壊し、非業の死を遂げる捜査官をそれぞれ演じ、「こういう役柄は初めてですし、自分にとって大きなチャレンジでした。この役とともに、自分も大きくなろうと思った」(岡田)、「現場は濃厚でしたね。クランクインの日に、死んでいる姿を撮影しました。心がけたのは…無になることですね」(松坂)と振り返った。原作にほれ込み、『るろ剣』以前から企画を温めていた大友監督は「人間の記憶が、必ずしも事実を映し出さず、脳内で美化されている点が物語のポイント。新しいストーリーテリングができると思った」とコメント。記憶をよりリアルに描くため、キャスト自身が装着するヘルメット型の“主観カメラ”が開発され、「キャストの皆さんの視野や鼓動を表現したかった」と語った。実際にカメラを装着した状態で撮影に臨んだキャスト陣は、エンドクレジットに“脳内映像撮影”として名前を記載され、生田は「こういう形で、カメラマンデビューするとは…」と大友組の革新性に感嘆していた。『秘密 THE TOP SECRET』8月6日(土) 全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年05月11日清水玲子によるミステリーコミックを実写化する『秘密 THE TOP SECRET』の完成報告会見が5月11日(水)、都内で行われ、主演の生田斗真をはじめ、岡田将生、松坂桃李、栗山千明、大森南朋、大友啓史監督が出席した。被害者の脳に残った記憶をスキャンする「脳内捜査」を専門とする警察庁の特別機関「第九」の捜査官たちが、精神崩壊の危険にさらされながら、迷宮入り事件の真相を暴き出す。第九室長を演じる生田さんは、「衝撃作であり、自信をもってお届けできる作品」と誇らしげ。現在放送中の「ゆとりですがなにか」に出演する岡田さん&松坂さんにはさまれ、「勢いある“ゆとり世代”と共演できてうれしかった」と語ると、「ゆとりですがなにか?」(岡田さん)、「それ、言っちゃうんだ?」(松坂さん)と息の合った掛け合いを見せた。新たに第九に配属されるエリート捜査官を演じる岡田さんは、「自分にとって大きなチャレンジ。この役とともに、自分も大きくなろうと思った」と強い手応え。一方、松坂さんは捜査中に精神崩壊し、非業の死を遂げる捜査官を演じ「クランクインの日に、死んでいる演技だったので(笑)。役作りですか?無になることでした」とふり返った。栗山さんと大森さんは、“大友組”経験者で「自分が出た作品で、(鑑賞し)ここまで感動したことは初めて」(栗山さん)、「若い皆さん相手ですから、自分なりの色で勝負しようと思った」(大森さん)。『るろうに剣心 京都大火編』 シリーズの大友監督は、「るろ剣以前から温めていた企画。人間の記憶が、必ずしも事実を映さず、脳内で美化されている点が物語のポイント」と語り、本作のために開発したヘルメット型の“主観カメラ”については、「キャストの皆さんの視野や鼓動を表現したかった」と語った。撮影中は実際に生田さんらが、カメラを装着した状態で演技に臨んだこともあり、エンディングクレジットには「脳内映像撮影」としてキャスト勢の名前を記載。生田さんは「こういう形で、カメラマンデビューするとは」と驚きの表情だった。『秘密THE TOP SECRET』は8月6日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月11日ドラマ「ゆとりですがなにか」に出演中の松坂桃李が、ロッテアイス「クーリッシュ」の新CMキャラクターに起用され、最新CMでは「ゴクゴク」「キンキン」「シャキーン」という擬音語を体で表現。コミカルかつクールな表情とポージング、そしてトランポリンを使った大ジャンプを見せている。5月11日(水)よりオンエアされる本CMは、コミカルなリズムとは対照的に、クールな表情と動きをみせる松坂さんのポージングが見どころ。真っ青の背景の前で、「クーリッシュ」を手に持って立つ松坂さん。そこに、アップテンポなリズムに合わせて「マ・ツ・ザ・カ」と松坂さんを呼ぶ声が。その声につられて正面を向く松坂さんは、続く「ゴクゴク」「キンキン」を体で表現。クールな表情で(ときにお茶目に)キレキレのポーズを決めていく。さらに、「シャキーン」という声の後には大ジャンプ、全身を使って冷涼感を感じさせる擬音語を表現している。また、このCMでもう1つの注目のポイントが、コミカルなのにどこか冷涼感を感じさせる音楽。サウンドヒーリングプロデューサーである喜田圭一郎氏が監修して共同で作曲。“体感温度が下がる”音楽を取り入れているという。撮影現場では、真っ白のスーツで、元気よく「よろしくお願いします!」と挨拶をしながらスタジオ入りした松坂さん。まず、「ゴクゴク」や「キンキン」という擬音語を表現する7種類のポーズを撮影。松坂さんは、1つ1つのポーズの撮影ごとに振付師からレクチャーを受けるとすぐにマスター。これには振付師も、「簡単に見えて実は難しいポーズなのに、少し見せただけですぐに覚えて、ポーズをビシッと決めてくるから、本当にすごい!」と太鼓判を押した。特に、“えび反り”になるポーズでは、「もうちょっと後ろまで倒してください」という監督からの要望に、「も、もうちょっとですか?(笑)」と少し苦しそうに笑いながらもすぐに応じて、披露。しかし片足立ちになるポーズではバランスを崩してしまう場面も!すぐにモニターを確認して「これキープするの難しいなぁ(笑)」と言いながらも、撮影の合間に自ら片足立ちの練習を行うなど、プロ意識の高さを垣間見せていたという。次第に、ポーズを決める動きがスムーズになっていく松坂さん。最後にはなんと「キレが良すぎて、カメラが追えていなかったのでもう一度お願いします!」と予想外のNGが出てしまうほどだった。その後は、大きなトランポリンを使って大の字でジャンプをしながら「シャキーン」を全身で表現する撮影に。大きなトランポリンを見た松坂さんは、「ここまで大きいトランポリンは初めてですね!」と驚いた様子。実際にトランポリンの上でジャンプをすると、「お~!!高い! すごいですね!(笑)」と楽しそうに何度も飛び跳ね、ジャンプの練習を行っていた。跳んだときの空中での演技にも、「もっと手を上げてジャンプしたほうがいいですよね?」など積極的に監督とコミュニケーションをとり、モニターで商品を持つ角度などを確認しながら、細かい要望にすぐに応じていた松坂さん。撮影の合間もずっとトランポリンの上でジャンプをしていたため、トランポリンを降りて固い地面を歩いたとき、「うわっ! すごい…! 揺れない…!(笑)」と、まるで宇宙飛行士のように地上の感触を忘れてしまっていたようだ。撮影を無事終え、「足がパンパンです。(笑)でも楽しかったですね」と充実感を見せる松坂さん。「これがどんな感じに仕上がるのか楽しみですね」と感想を明かしてくれた。お気に入りは「肩を“ヒュッ”と上げるポーズ」という松坂さんの、変幻自在のポージングを、ぜひチェックしてみて。ロッテ「クーリッシュ」新CM「クーリズム」篇は5月11日(水)より全国にてオンエア。(text:cinemacafe.net)
2016年05月10日4月から日本テレビでスタートした「ゆとりですがなにか」。毎回ゆとり世代の個性的なメンバーが、世間にゆとり世代の心の叫びを代弁してくれているようなドラマであり、ゆとり世代には嬉しい限りです。そんな「ゆとりですがなにか」の中でのセリフが「名言過ぎる」と話題となっているのだとか。今回は「ゆとりですがなにか」の心に刺さる名言3つをご紹介します。■「入れそうな大学入って、入れそうな会社入って辞めずに続けてんだよ。すごくね?」「入れそうな大学入って、入れそうな会社入って辞めずに続けてんだよ。すごくね?」「ゲームでいったらレベルアップしないで何回も何回も同じこと繰り返してるわけじゃん、余裕でクリア出来るステージを。無理だわー、ないわーその才能。だから(自分は)こんな暮らしなんだな!!」(第2話/道上まりぶ)柳楽優弥さん演じる道上まりぶが社会人7年目の板間正和(岡田将生さんと小学校教師の山路一豊(松坂桃李さん)に対して言ったセリフ。東大目指して11浪中の道上まりぶならではの言葉です。この言葉にハッとさせられたゆとり世代も多いのではないでしょうか。無難に毎日を過ごしている事に、違和感を感じているゆとり世代もいるかも知れません。できることなら、日々なにかに挑戦をして、レベルアップしていけたら良いものです。■「叱られた経験のない人間が、部下を叱れるわけがない」「叱られた経験のない人間が、部下を叱れるわけがない」(第1話/板間正和)板間正和が山路一豊に嘆いた一言。部下である太賀さんの態度に疑問を覚えながらも、自分が叱られた経験がないがために、叱り方が分からない板間の苦悩が伺えます。たしかに、ゆとり世代は「みんな違ってみんないい」と教わってきた世代。上司や先生も怒ることに躊躇し、叱られた経験が少ないと言えます。上司にこう叱られてきたから、自分もこうしよう!という感覚がないので、ゆとり世代は部下を育てるのに、どうしても苦労してしまうのではないでしょうか。■「みんなクズだけど、それぞれ違うクズなんです。だからゆとりなんて言葉でくくらないでください」「みんなクズだけど、それぞれ違うクズなんです。だからゆとりなんて言葉でくくらないでください」(第2話/岡田将生)最後も板間正和の言葉。甘やかされてきたという印象の強いゆとり世代は、時々「ゆとりだから」という言葉でひとくくりにされて「クズ」扱いされてしまうときも。しかし、それは果たしてゆとり世代が悪いからなのでしょうか。国が制定した教育制度を、たまたま受けてきた世代というだけで蔑視されてしまうのは納得がいかないゆとり世代も多いはず。個人個人、もがきながら生きているにも関わらず「ゆとりだから」とひとくくりにするのではなく、一個人として見てもらいたいものです。ゆとり世代だけでなく、それ以外の世代の心にも刺さるであろう「ゆとりですがなにか」の名言。宮藤官九郎監督の社会に対するメッセージが、これからも名言としてドラマ内にちりばめられていくのではないでしょうか。
2016年05月08日宮沢りえが主演を務め、オダギリジョー、杉咲花、松坂桃李ら豪華共演陣で描く、ある母と家族の物語『湯を沸かすほどの熱い愛』。このほど、5月8日(日)“母の日”に合わせ、本作から初映像となる特報が解禁となった。銭湯「幸の湯」を営む幸野家。しかし、父(オダギリジョー)が1年前にふらっと姿を消し、銭湯は休業状態。母・双葉(宮沢りえ)は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら、ひとり娘・安澄(杉咲花)を育てていた。そんなある日、双葉は「余命わずか」という宣告を受ける。その日から、彼女は「絶対にやっておくべきこと」を決行していく。家出した夫を連れ帰り、家業の銭湯を再開させる、気が優しすぎる娘を独り立ちさせる、娘をある人に会わせる…。母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うものだった。ぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく家族。そして母から受けた大きな愛で繋がった家族は、究極の愛を込めて母を葬(おく)ることを決意するーー。自主製作映画『チチを撮りに』が、ベルリン国際映画祭ほか、国内外10を超える映画祭で絶賛された中野量太監督の初商業作品となる本作。“死にゆく母と、遺される家族の愛と絆”という普遍的なテーマを、豪華なキャスト陣と想像もつかない怒涛の展開で紡ぎだし、驚きと涙とともに、生きる力を届けていく。脚本を読み、「心が沸かされた」と出演を決めたのは、『紙の月』で日本アカデミー賞ほか2014年の賞レースを総なめにし、名実ともに日本を代表する女優となった宮沢さん。会う人すべてを包みこむ優しさと強さを持つ“お母ちゃん”の双葉役は、彼女以外には考えられないと思わせる、作品タイトルさながらの“熱”演で魅せる。今回解禁となった特報映像では、そんな宮沢さん演じる双葉に、突然、余命2か月の宣告がつきつけられる。残されたわずかな時間、病室のベッドの上でただ静かに死を待つ…そんな生き方もあるかもしれない。しかし、この“母”は全く違った!命の終わりを意識した双葉が、“引きこもり寸前”の娘や家族のために「どうしてもやらなきゃいけないこと」をやり遂げるべく、何やら行動を起こしていくのだが…。大きく、深く、そして“謎”に満ちた、この母の“湯を沸かすほどの熱い愛”。ビンタ、号泣、そして抱擁と、その一端が散りばめられた映像を、まずはこちらから確かめてみて。『湯を沸かすほどの熱い愛』は10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月08日映画『湯を沸かすほどの熱い愛』が、2016年10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開される。主人公・双葉役は『紙の月』で日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞ほか、2014年の賞レースを総なめにし、日本を代表する女優・宮沢りえ。彼女は脚本を読み、「心が沸かされた」と出演の経緯を語り、会う人すべてを包みこむ優しさと強さを持つ“お母ちゃん”を熱演している。その娘、安澄役には、今もっとも注目の実力派若手女優のひとり・杉咲花が抜擢された。さらに、頼りないけどなぜか憎めないお父ちゃんを演じるのはオダギリジョー。旅先で双葉と出会い、彼女の母性に触れ人生を見つめ直していく青年・拓海役に松坂桃李らが脇を固める。監督は、ベルリン国際映画祭など各国の映画祭で絶賛された映画『チチを撮りに』の中野量太だ。家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる、気が優しすぎる娘を独り立ちさせる、娘をある人に会わせるところからストーリーは展開される。余命わずかという宣告を受けた双葉が、その日から実行していく「絶対にやっておくべきこと」。ぶつかり合いながらも、次第により強い絆で結びついていく家族たち。“死にゆく母と、残される家族の愛と絆”という普遍的なテーマを、想像できない展開とラストで紡ぎだす、驚きと感動の詰まった家族の物語。“新しい家族の物語”を彩っていく。『湯を沸かすほどの熱い愛』への出演の決め手を教えてください。宮沢:作品のラストシーンが大好きで。タイトルにも込められていますが、全てのシーンはラストのために重ねられていくと言っても過言ではないと思っているくらいです。また、双葉の持つ中々ないエネルギーや愛にすごく惹かれたというところでしょうか。杉咲:作品に「優しさ」が溢れている点に魅力を感じました。物語の中で、キーとなるシーン以外でも「優しさ」がとっても詰まっていて。例えば、安澄が絵の具を同級生にたくさんつけられてしまい、お母ちゃんが学校に来るシーンがあるんですが、そこで、そのことに関してお母ちゃんは何も触れず、ただ「何色が好き?」って聞くんです。その言葉のいらない、包んでくれるような「優しさ」のあるシーンがすごく好き。親子役を演じてみてお互い、いかがでしたか。宮沢:正直彼女が演じているところをたくさん見てきたわけじゃなかったので、その分余計な先入観もなく。逆に花はすごく緊張したと思いますが、彼女に会ったときに、嘘のない人=小手先で芝居をする人ではないな...と思ったんです。自分の心の奥底のものも一緒に放出しないと、太刀打ち出来ないぞと。こういう役をやるときに、遠慮ほど邪魔なものはないんですよね。それをなくしてもらいたかったので、作品に入る前にお互い連絡を取り、作品とは関係のない会話を重ねていって、遠慮をなくした上で撮影に入りました。スタートが高いところから入っていけたのが、映像に溢れているなと思います。杉咲:宮沢さんとご一緒させて頂けることを光栄だななと思いながらも、緊張感がありました。でも、それに負けちゃだめだなと、自分と戦わないとって思っていました。 撮影する前に、宮沢さんがどれだけ現場で時間かかっても、何も気にしなくていいよと声をかけてくださって。その言葉を頂いて、私が持っていた必要以上の緊張感が排除されて、すごくありがたかったです。それぞれの役を演じる上で一番大変だったことは何でしょうか。宮沢:余命というものを受けた人の気持ちをリアルに想像する日々は、やはりすごく精神的な強さが必要でしたね。また、そのテンションや集中力を保ち続けるということが大変でした。杉咲:役を掴めるまでの期間がとても難しかったです。私の演じる安澄はすごく弱い子なんですが、私自身がそのまま演じようとすると、もう少し強い人になってしまうので。”もっと弱い人だよ”と監督に教えてもらいながら進めたのですが、その過程は悩みました。でも、そこでやっと安澄が分かってきて、撮影する前に家族のような関係性を宮沢さんや蒼ちゃん(鮎子役)と作れていけた時に、改めてお母ちゃんの病気を受け止めるというのも苦しかったですね。お二人にとって、ずばり「家族」とは。宮沢:「損得なく愛し合える関係」でしょうか、家族って愛し合うことが当たり前ですよね。でもこの作品に関わって、本当の親子だけが家族じゃないなと感じました。血の繋がりだけが家族ではなく、そう想える人は家族なんだなって。私はこの作品を通して、花という家族ができたなと思います。杉咲:「何があってもその人のために、何でもできる」そんな関係性。わざわざ愛しているとか確かめ合わなくても、分かっているんですよね。だから、その人のために何かしたくなる。考える前に、体が動いてしまう、そんな関係だと思います。好きなブランドは何ですか。また本日のファッションチェックをさせてください。宮沢:ヴァレンティノ(VALENTINO)は、自分の体のラインと服のパターンがとても合うので、好きですね。着心地の良さが一番なので、そういう意味でもお気に入りです。 あとはアーツ&サイエンス(ARTS&SCIENCE)やマイラン(MYLAN)など、素材が良く、流行りに乗りすぎていない服が好きです。今日はヴァレンティノのベルベットワンピースを着ています。杉咲: 私はコム デ ギャルソン(COMME des GARÇONS)が好きで、いつも見に行って試着しています。今日はトップスが20,000,000 fragments(20,000,000 フラグメンツ)、スカートがミントデザインズ(mintdesigns)です。最後に、映画を見た人々に何を持ち帰ってほしいですか。宮沢:余命を宣告された双葉という人が、残りの命をどう生きるかということを通して、みなさんの日常の景色が、いつもよりも明るく美しく見えたらいいなと思います。そして、そんな事を感じさせてくれる映画になったと思うので、好きな人と、また1人でも劇場に来て頂けたらと思います。杉咲: 私は試写を見たときに、自分の大事な家族や友達に必ず見てもらいたいと思いました。見てくれた人にとっての大事な人を、もっと愛せるきっかけになるような映画になっていると思います。【作品情報】映画『湯を沸かすほどの熱い愛』公開日:2016年10月29日(土)より新宿バルト9ほか全国で公開出演:宮沢りえ、杉咲花、オダギリジョー、松坂桃李、篠原ゆき子、駿河太郎、伊東蒼脚本・監督:中野量太製作:「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会(クロックワークス、テレビ東京、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、パイプライン、NTTぷらら)2016年/カラー/シネマスコープ/DCP5.1ch/125分© 2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会【ストーリー】私には、死ぬまでにするべきことがある。銭湯「幸の湯」を営む幸野家。しかし、父が1年前にふらっと出奔し銭湯は休業状態。母・双葉は、持ち前の明るさと強さで、パートをしながら、娘を育てていた。そんなある日、突然、「余命わずか」という宣告を受ける。その日から、彼女は、「絶対にやっておくべきこと」を決め実行していく。家出した夫を連れ帰り家業の銭湯を再開させる、気が優しすぎる娘を独り立ちさせる、娘をある人に合わせる…母の行動は、家族からすべての秘密を取り払うものだった。ぶつかり合いながらもより強い絆で結びついていく家族。そして母から受けた大きな愛で繋がった家族は、究極の愛を込めて母をおくることを決意する。
2016年05月05日気づいたら周りの男性はほとんど結婚していて、残っているのはビミョーな男ばかり…なんて人、いませんか?そんな女性にとって狙い目なのは「年下男子」!そこで今回は、オトナの女性に向けた「年下男子の攻略法」をお届けします。年下男子と付き合うなら何歳下を狙えばいい?実際、交際したい場合はどうすればいいの?といった疑問に12星座別にお答えしちゃいましょう。◆『ゆとりですが…』で年下男子攻略?ところで、4月にスタートしたドラマ『ゆとりですがなにか』はご覧になっていますか?クドカンならではの演出、面白いですねー。坂間正和(岡田将生さん)、山路一豊(松坂桃李さん)、道上まりぶ(柳楽優弥さん)という1987年生まれの3人が、「ゆとり」と一括りにされて苦しみ、その言葉のイメージに振り回されてる感が満載の物語。年下クンの攻略法を見つけるのに、とても参考になりそうなドラマですね。◆「ゆとり」ってどんな世代?「ゆとり世代」とは…一般的には、ゆとり教育を受けた1987~2004年生まれを表す言葉ですが、その中でも特に1987~1995年生まれをこう呼ぶことが多いようです。筆者は以前、世代ごとの特徴にまつわるコラムで1987年生まれのことを「人生を旅するノマド世代」と書かせていただきました。ドラマには、「初期・ゆとり世代」とも言うべき1987年生まれの正和たちを振り回す、1993年生まれや1994年生まれの若者たちも登場。彼らは「優等生、でも実はしたたかな野心家世代」なんですよ。世代別の特徴については、こちらをご参照あれ。では、さっそく、12星座別の「年下男子・攻略法」をご堪能くださーい!◆牡羊座のあなた「あなたが好き…!」ストレートな告白が通用するのは2~4つ下の男子。話も合うし感覚も似ている年下クンなので、チャンスがあれば恋仲に。一方、7歳以上の年の差がつくと、いつもの恋愛パターンは通じません!積極的にアピールしても軽くスルーされ、励まそうと元気つけても、ウザがられてしまうのです。7歳以上の年下男子の攻略法は、初めから「結婚」の二文字をカレに意識させること。それで逃げるなら捨て置きましょう。◆牡牛座のあなた8つ下の男子は結婚相手に向いています。ただし、あなたが外見も中身も女子力を上げないと、恋愛どころか年下クンの視界にさえ入らない可能性も。攻略法は、相手の好みをリサーチして理想の女性になりきること。また5つ下の男子は、気合を入れて頑張りすぎるあなたを煙たがります。余計なお世話と受け止めそう。それでも…という場合は、カレを全面的に応援してキツイ一言にも耐えましょう。面倒くさい奴呼ばわり?=脈ナシ…。◆双子座のあなたあなたにオススメなのは4つ下の男子。同世代以上に盛り上がる楽しい相手になりそう。感覚が若いあなたは年下クンの刺激をもらい、魅力もますますアップ。延長線上には「結婚」というゴールも。あなたを支配したがるのは7つ下の男子なので気をつけて。付き合い始めこそ新鮮。でも、お金、エッチ、会話と、どれか1つでも噛み合わなくなると、切るに切れない腐れ縁になる可能性も。軽々しく関係を持つとヤバい年下クンです。◆蟹座のあなたあなたを振り回すのは3つ下と9つ下の男子。強引にあなたの懐に侵入してきて、やがて心まで奪われることにも…。あなたが夢中になると、年下クンは「重い」とトンズラ。これが年の差ギャップかぁ~と苦さを噛み締めつつ、カレとの復縁を待つ日々。攻略法は、恋の駆け引きだけ。嫉妬をおくびにも出さないことで追いかけてきます。なお、4つ下の男子はあなたの母性にほれまくるでしょう。甲斐性のないカレでも優しさで満たされそう。◆獅子座のあなた年下男子は面倒な存在かも…。女王様気質のあなたには、同年代か年上の男子がお似合いです。あなたの魅力を存分に引き出すのは年上。同年代はケンカしても仲直りが早いでしょう。年下クンになればなるほど、あなたにとってはかわいいだけのおもちゃ的存在に。生意気な面が鼻につき、物足りなさも募る一方。ただし12歳下の男子は別格。あなたの良き理解者になりますよ。付き合えば年下クンなりにエスコート。周りにいない?探してみて!◆乙女座のあなたあなたは年下クンの扱いが上手。なので年齢差をあまり気にする必要はないのかも。特に扱いやすいのは3つ下の男子。あなたが宴会部長にでもなって年下クンをフォローすればイチコロです。尽くしがいもある年下男子ですよ。上手くいかないのは9つ下の男子。お互いに好きでも、具体的に前に進まないことが多いでしょう。長い春を迎える頃、年下クンの浮気発覚などで、どうしても許せずに泣く泣く別れるパターンになりがちです。◆天秤座のあなたあなたに寄り添うのは3つ下の男子。たとえは悪いけれど金魚のフンみたい。あなたから離れようとしません。これからどこに行く?何しようか?と干渉してきそう。個人主義のあなたでも、年下クンがイケメンだったりすると喜んで一緒に過ごします。とかく、イケメン年下男子に対してのあなたは譲渡の姿勢。イケメンで趣味や志向が共通すれば、たとえ20歳以上の年の差であれ、あなたが仕掛けてステキな一時を過ごすことでしょう。◆蠍座のあなた手が届きにくいのは9つ下の男子。世代の違い、ズレを大きく感じる間柄です。攻略法はフレンドリーに徹すること。気長に関わり、恋に結びつくチャンスを待ちましょう。そして、あなたが運命と感じるのは4つ下の男子。とろけるような甘い恋の相手になる可能性も…。「この年下クンは特別…」と、ピンとくるはず。攻略法は、年下クンだけにあなたの悩みを打ち明けること。本当のあなたを見せるという手もありです。◆射手座のあなた狙うなら6つ下か8つ下の男子がオススメ。6つ下の男子の攻略法はあなたからデートに誘うだけです。流行スポットへ誘い出せば恋もみごとに同時進行。8つ下の男子の攻略法は先に告白すること。どちらも待つ必要のない恋の始まり。逆に長続きしないのは9つ下と11歳下との男子。一緒にいると理由もわからずにイライラしちゃうのです。それを恋と錯覚して、傍から見れば漫才コンビのような不思議な関係を築く可能性も。◆山羊座のあなたオススメは2つ下か同年代の男子。2つ下の男子はあなたに自信と勇気を与えてくれますよ。同年代はあなたをちゃんと評価します。無理があるのは7つ下の男子。あなたが真剣に受けとめた会話を、翌日にはコロッと忘れてしまい、何食わぬ顔で明るく接してきそうです。怒るに怒れず丸め込まれるのがオチ。それでも…という場合の攻略法は、イメチェンのみ。年下クンの関心は新鮮さをくれる人かどうか、なので。◆水瓶座のあなた4つ下、8つ下の男子はあなたと相性抜群です!お互いにビビッときて、恋仲になるのは自然の流れでしょう。1つ下の男子は警戒したほうが良さそう。ほんの些細なすれ違いや誤解でも、一つ一つ納得するまで説明しないとウンと頷いてはくれないのです。本来、平和主義のあなたにとっては、口論も反論も疲れること。ため息が出たらフェードアウトは時間の問題です。それでも…の場合の攻略法は、よいしょのみ。精一杯、ご機嫌を取るべし。◆魚座のあなた3つ下、9つ下、10歳下の男子は、あなたにとってはドSで微妙な相手です。基本的には年下クンがあなたに興味を持つことで恋に発展するパターン。ただし、相手のストレートなアプローチは、カッコイイ半面、あなたを不安に突き落とします。遊ばれてるのではないか、馬鹿にされているのではないかと…。攻略法はありません。不安で悶々とするのを止めましょう。それに気づくことが賢明。あなたの理想も含めて、カレに言葉や態度で示すこと。いかがでしたか?女性が年上でも、年の差が大きくても、自分や周囲が幸せなら問題ないはず。年下男子好きはもちろん、そろそろ年下クンも視野に入れてみようかな…というあなたも、ぜひ参考にしてみて。そして、相性の良い年下クンが「ゆとり世代」なら、ドラマも一緒にチェックしてくださいね。(文=はゆき咲くら)【プロフィール】土と陽の独自メソッドで占い。新宿、町田、東京タワーの占い処に不定期で出没中✴略歴:相性研究家・プロ占い師。メディア&雑誌多数連載。昭和レトロな商店街生まれ。お風呂から見上げる宙とタロットと猫と格安ランチが大好き♡
2016年05月05日生田斗真が主演を務める大友啓史監督の新作『秘密 THE TOP SECRET』の予告編映像と新たなビジュアルが公開になった。『秘密 THE TOP SECRET』予告編公開になった映像にまず登場するのは、人間の脳内にある“記憶”を取り出し、映像化できる設備で、本作の主人公・薪剛は、このマシンを駆使して犯罪に立ち向かおうとする警視庁の特別機関“第九”の室長だ。映画は、第九に新たな捜査官の青木が配属になり、行方不明になった女性の捜索を行うところからはじまる。しかし、彼らが脳内捜査を行う間に、ひとつの事件は、別の事件へと連鎖していき、ついには薪の親友だった亡き鈴木の存在までもが浮上してくる。そして、人の頭の中を覗きみる/誰にも言わなかった秘密まで見てしまう第九が、ずっと隠してきた“秘密”が明らかになっていく。このほど公開になった映像は、緊張感のあるシーンの断片で構成されており、細部まで作りこまれたマシーン描写や、苦悩する薪の横顔、アクションシーン、謎めいた登場人物などが次々に登場。謎が謎を呼ぶプロットと、“人間の記憶/心の中を覗く”というミステリアスな設定に魅了される。本作には生田をはじめ、岡田将生、吉川晃司、松坂桃李、織田梨沙、栗山千明、リリー・フランキー、椎名桔平、大森南朋らが出演しており、このほど公開になった新ビジュアルではそれぞれが演じるキャラクターが、何か秘密を抱えているような、苦悩しているような表情を浮かべている。『秘密 THE TOP SECRET』8月6日(土) 全国ロードショー
2016年04月30日