スニーカーブティック「アンディフィーテッド(UNDEFEATED)」の新店舗が、2018年8月8日(水)より名古屋・栄にオープンする。2018年7月に原宿にオープンしたばかりの「アンディフィーテッド」が次なる新店舗の場所に選んだのは、ショップ初となる名古屋エリア。中部地方随一の繁華街である栄に位置するショップの内装は、周りの雰囲気とは一転、本国デザイナーが手掛けたウッド基調の落ち着いたデザインだ。店内は、スニーカーをはじめ、「アンディフィーテッド」のオリジナルアパレルがずらりと並ぶ。また、キャップやソックス、バッグなどの小物類も充実のラインナップとなっている。【詳細】アンディフィーテッド ナゴヤ サカエ(UNDEFEATED NAGOYA SAKAE)オープン日:2018年8月8日(水)住所:愛知県名古屋市中区栄3丁目8-8 名古屋平和ビル 1FTEL:052-684-7472営業時間:11:00~20:00定休日:無休
2018年08月05日7月16日、都内で開かれたお祭りは大勢の人で賑わっていた。そのなかでひと際目を引く一人の女性が。女優の榮倉奈々(30)だ。胸には、昨年6月に夫・賀来賢人(29)との間に誕生した第一子の姿が。その周りには、3組のママ友たちの姿もあった。「人目につかないようメガネと麦わら帽子をかぶっていましたが、スタイルがいいのですぐ榮倉さんだとわかりました。お友だちと談笑しながら、お祭りを楽しんでいましたよ。とても暑い日だったので、お子さんにハンディ扇風機で風を送ってあげていて。すっかりママさんが板についているようでした」(祭りで目撃した一般客)子育てに奮闘する榮倉だが、6月には主演映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています』が公開。祭りの前日である15日には『この世界の片隅に』(TBS系)がスタートし、約2年ぶりに同局での連ドラ出演を果たしていた。だが、好調に見える産後復帰の陰には重圧もあったという。「当初、現場ではかなり緊張している様子でした。広島県呉市でロケも行われたため、子供と過ごす時間が短くなることもあるのでしょう。育児と仕事の両立に不安を感じているようでした」(テレビ局関係者)そんな心身ともにハードな日々を送ってきた榮倉にとって、この日はいい息抜きになったようだ。お祭り会場を去った一行が向かったのは、近くのイタリアンレストラン。榮倉は帽子を脱いで終始リラックスした様子だったという。大変さを聞いていたのだろう。ママ友たちが彼女の子供を預かって、あやす一幕も。榮倉はお礼を言って、束の間のオフを楽しんでいた。レストランに入って2時間ほどたった午後8時、榮倉たちが店から出てくる。このときも彼女を気遣ったママ友の一人が、榮倉の代わりに抱っこ紐で子どもを抱っこしていた。ここで解散かと思いきや、よっぽど楽しかったのか談笑しながら近くにある公園へと歩いていく。到着すると、ママ友たちは子どもを遊ばせ始めた。それにならって榮倉も愛児の手を取り、歩く練習を始める。子どもは数歩だけ歩いたが、つまずいて転んでしまう。優しい顔でそっと我が子を抱き上げるその表情は、ママになった喜びで溢れていた――。
2018年07月26日女優の川栄李奈が、映画『恋のしずく』(10月20日公開)に主演することが26日、わかった。川栄は同作が初主演映画となる。同作は日本の伝統文化の象徴である日本酒を題材にしたオリジナル作。東広島市・西条を舞台に、リケジョの大学生・詩織(川栄)が、日本酒の酒蔵へ実習に行くことになり、酒造りを通じて目覚める人生の喜び・出会いと別れを経験しながら成長していく。詩織が実習にやってくる乃神酒造の蔵元の息子・莞爾役は、劇団EXILEのメンバーである小野塚勇人。さらに詩織をサポートする農家の娘美咲役として宮地真緒、酒造会の若手ホープ役として中村優一、蔵の杜氏役として小市慢太郎、そして乃神酒造の蔵元であり、莞爾の父親役として今作が遺作となった名優・大杉漣が出演している。今回公開されたポスターは、主人公・詩織役の川栄が、東広島市・西条の酒蔵をバッグに、お猪口を持って立っている後ろを、蔵元の息子役である小野塚が通りがかるというビジュアルに。瀬木直貴監督監督は、「本作には西日本豪雨で被災された酒蔵、鉄道、田園風景が登場しています。単に楽しい作品ではなく、この時代に必要な映画という使命を帯びている気がします」と明かし、映画の収益の一部が、西日本豪雨の復興支援活動に寄付されることも明らかになった。○川栄李奈コメントみんなの思いが詰まった作品です。見終わったあとすごく温かい気持ちになりました。日本酒や街の良さがでていて、広島の方や、作品に関わっていただいた方に早く見て欲しいなと思いました!主人公詩織の成長や、家族、そして仲間の絆を感じられる作品ですので、そこに注目していただきたいです。○小野塚勇人コメントこの作品はキャスト・スタッフだけではなく、ロケ地でもある東広島市の方々に支えられ、協力して頂き出来た作品です。この映画を見た時にその一つ一つのシーンや街並みから、優しさや愛情が感じられ、何より日本酒という伝統文化を好きになって頂けると思っています。心温まる作品になっていますので、是非、観て頂ければ嬉しいです。○瀬木直貴監督 コメント映画は人の手で“作るもの’と考えていましたが、本作で映画は“生まれる”ものであることを実感しました。スタッフやキャストの奮闘、旅情豊かな風景、関係者の期待、様々な要素を混ぜ合せても映画は出来ません。目には見えない、はっきりと認識できない何かが作用して映画になる。それを見守るのが監督の役割でした。生まれるものには意味があります。本作には西日本豪雨で被災された酒蔵、鉄道、田園風景が登場しています。単に楽しい作品ではなく、この時代に必要な映画という使命を帯びている気がします。(C)2018「恋のしずく」製作委員会
2018年07月26日女優の川栄李奈が12日、東京・表参道のMAISON ABLE Cafe Ron Ron (メゾンエイブル カフェ ロンロン)で行われた同店のオープニングイベントに登場した。不動産賃貸仲介サービスを展開するエイブルは、日本で初めてとなる回転スイーツカフェ「MAISON ABLE Cafe Ron Ron (メゾンエイブル カフェ ロンロン)」を7月16日よりオープン。それを記念したオープニングイベントに川栄李奈がスペシャルゲストとして登場し、同店舗の特徴でもある全長38mの回転レーン前でテープカットを報道陣の前で披露したほか、トークショーを行った。同店舗について川栄は「本当に新感覚ですよね。スイーツが流れてくるのは楽しみですよ。初めて見ましたが、回転寿司もお寿司を結構取っちゃうじゃないですか。私はスイーツが好きなので、来たらすごく取っちゃうだろうなと思いました」と好印象。テープカットが終わった後には、実際に店舗で自分が食べたいケーキを5つ手にし、イベント中にショートケーキを口にして「あまり甘すぎないので何皿でも食べちゃいそうですよ。美味しい!」と舌鼓を打ち、1,800円で40分間食べ放題という同店舗のスタイルに「私はよく食べるので、10皿ぐらいはいけそうですよ。何回でも来たいと思います」とすっかり気に入った様子だった。その川栄は、現在、CMやドラマ、映画に出演と大忙しの日々だが、気になる休日の過ごし方を問われて「何もしないですね。寝てます(笑)。(夏休みの予定も)ないです(笑)」と苦笑いを浮かべて、「(仕事としてやりたいことは)特にないです(笑)。皆さんからのお仕事を受けたらありがたくやるだけですね。いただいたお仕事を全力でやるだけです」と自然体を強調。また、元AKB48グループで一緒だった元NMB48の渡辺美優紀が芸能界復帰を果たしたが、それについては「今知りました。そうなんですね。自分がやりたいことだったら良いと思いますよ」と話していた。
2018年07月13日女優の高橋ひかるとタレントの石出奈々子が9日、都内で行われた2018年JTBグループ イメージキャラクター発表会に出席した。2014年8月に開催された「第14回全日本国民的美少女コンテスト」で8万1,031通の応募からグランプリを獲得し、現在はドラマやCMなどで活躍中の高橋ひかる。7月11日から日本テレビ系でスタートするドラマ『高嶺の花』では民放ドラマデビューも果たす。その彼女が、2018年JTBグループのイメージキャラクターに起用され、その発表会に登場したこの日はWEB PRプロモーション大使に就任した。JTBの高橋広行社長からタスキをかけられた高橋は「10代としてSNSは身近にありますので、旅行に行かない人もよく行く人にも旅の魅力を発信して精一杯PRしたいと思います」と意欲。旅行会社・JTBのイメージキャラクターということで、行きたい旅行先を問われると「海外に行ったことがないので、海外に行ってみたいと思います。日本だと食べることが大好きなので、北海道に行って海鮮料理を食べてたいですね」と食材が豊富な地域に興味を示していた。イベントの途中からは、スペシャルサポーターの石出奈々子も登壇。2人は7月26日にBSスカパー!(BS241/プレミアムサービス579)で放送する『JTB presents シンデレラの冒険』で共演し、番組で2人は女子旅を満喫した。年齢は、高橋が16歳、石出が33歳と離れているが、石出は「国民的美少女に1回(上戸彩が出場した1997年開催の第7回大会)だけ応募したことがありまして、夢の方(グランプリを獲得した高橋)が隣にいたので、一緒に出演できてうれしかったです。素直でいい子だし、本当に楽しかったですね」と高橋を大絶賛。また、この日の高橋は、石出から教えてもらったYOUのモノマネを披露したが、高橋のモノマネの才能を石出は「素質ありますよ。やっぱり女優さんだと思いましたね」と褒め称えるも、高橋の先輩でもある武井咲のモノマネを披露すると高橋から「似てないですよ!」とダメ出しされていた。
2018年07月10日「ストイックに夕食抜き」は誤解女優の榮倉奈々が2日、Instagramにて自身の食事スタイルについて言及。夕食を抜いて2度のおやつを食べる「1日4食」を続けていることを明かした。1児の母とは思えないような、引き締まった健康的なボディがまぶしい榮倉。先日取材にて「夕食を摂っていない」と答えたことで友人から「ストイックだね」と指摘されたそうで、「そこだけ真似をされたら危険」と詳細な食生活を綴ることにしたという。賢いおやつで栄養チャージ榮倉の基本的なスタイルは、朝食と夕食のほかにナッツ、プロテイン、おにぎり、パン、ビスケット、ケーキなどのおやつを1日に2度取り入れているという。このおやつは食事で不足してしまう栄養を補う役割のほか、食べたい気持ちを発散させる役割もあるのだとか。さらに早めに就寝することが多いという榮倉にとって、1日の最後の食事は軽食で済ませることがベストなのだという。時にはお酒を飲みつつ夕食もしかしこれを絶対的なルールとするのではなく、「特別な日には夜ご飯と共にお酒を楽しむことも、もちろんあります。辛く苦しい我慢をして夜ご飯を食べないわけではありません。」(Instagramより引用)と、時には自分を甘やかすこともあるそうだ。多くの女性が憧れる榮倉のスタイルは、緩急がありながらも考え抜かれた「1日4食」ライフによって築かれていた。(画像はInstagramより)【参考】※榮倉奈々Instagram
2018年07月05日累計130万部を突破したこうの史代の漫画を、連続テレビ小説「ちゅらさん」「ひよっこ」の岡田惠和が脚本を手掛けドラマ化する「この世界の片隅に」。松本穂香、松坂桃李らの出演が発表され話題となっている本作だが、この度、新たに榮倉奈々と古舘佑太郎の出演が明らかになった。太平洋戦争の最中、広島県の江波から呉に嫁いだヒロイン・北條すずが、嫁ぎ先の北條家で夫・周作らとともに暮らすかけがえのない日常を丹念に描いていく本作。また、戦後70年が過ぎ、現代の日本人にも“遠い昔のこと”になりつつある戦争。しかし、当時の人々が戦時下でも感じていた喜びや悩み、幸せはいまの時代にも通じるもの。このドラマを「時代劇」ではなく「現代劇」とするために、2018年の現代で悩み、喜び、生きる人々もドラマオリジナルで描いていく。すでに出演者には、すず役にオーディションで勝ち取った松本さん、その夫・周作役を松坂さん。ほかにも、村上虹郎、二階堂ふみ、尾野真千子、田口トモロヲ、仙道敦子、伊藤蘭、宮本信子ら豪華な顔ぶれが勢揃い。そんな中、今回新たに73年前の広島と視聴者を結び、このドラマと視聴者を繋ぐ重要な橋渡し役となる2人の出演者が決定。■榮倉奈々、ドラマオリジナルで描かれる現代の女性に主演映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』が公開中、TBSの連続ドラマにレギュラー出演するのは、約2年ぶりとなる榮倉奈々が演じるのは、2018年夏に東京から呉市の古民家を訪れる近江佳代。ある理由からここにやってきた佳代は、「北條」と表札のある古民家へ。彼女は73年前の広島とどんな関係があるのか…?脚本を読み、色々な感情が起こったという榮倉さんは、「中でも浄化されたような気分になったことがとても印象的でした。不便な時代ではあったと思うのですが、その中で生きている人たちがみんな伸び伸びしていて…環境も時代も違ったとしても、そういう心を忘れたくないなと思いました」とコメント。また演じる役柄については、「普遍的な役だと考えています。こういう時代設定のある作品は、遠い昔の話で自分には関係ないような気になってしまうことがあると思います。佳代さんが橋渡しの役割をして現代と“つながっている”ということを視聴者の方と一緒に感じながら作っていけたらいいなと思っています」と語っている。■恋人役には古舘佑太郎「普通代表の男の子で最後までいきたい」また、佳代の恋人で彼女と共に呉を訪れる江口浩輔を演じるのは、フリーアナウンサーの古舘伊知郎を父に持ち、音楽活動をしながら、連続テレビ小説「ひよっこ」に出演するなど、俳優としても活動する古舘佑太郎。呉には個人的に訪れていたという古舘さんは、「海と山に挟まれているこの街の環境がすごく心地がいいなと思っていました。変わらない部分と変わっていった部分が交差しているこの街の魅力にすでにもう影響を受けていて、撮影の前は緊張していたんですけど、始まった瞬間からリラックスしてやることができました」と撮影地の環境がいい影響をもたらしている様子。また役については「この作品の中で一番、広島や呉、戦争というものからかけ離れている存在です。佳代ちゃんがいなかったらこの呉には来てないだろうし、テレビの前で見てくれている方に一番近い存在なのかなと」と分析し、「ですから、普通代表の男の子で最後までいきたいなと思っています」と意気込みを語っている。日曜劇場「この世界の片隅に」は7月15日より毎週日曜日21時~TBSにて放送。※初回25分拡大スペシャル(cinemacafe.net)
2018年07月04日映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』に出演する女優の榮倉奈々さん。タイトルからして気になる同作や、共演の安田顕さんについて語りました。即“観たい映画リスト入り”するような、インパクトあるタイトル。ヤフー・知恵袋に投稿された実際の質問に基づいているといえば、知っている人も多いはず。夫が家に帰ると、妻が必ず死んだふりをしている、というあの書き込みが元ネタ。映画化にあたり、その妻役にキャスティングされたのは榮倉奈々さん。「最初にお話をいただいたとき、妻・ちえさんの発想は自分にはないですが、面白いと思いました。こういうユニークさはもともと彼女のなかにあったのではないかなと思います。そして、そんな奥さんを好きになった旦那さんがいて、夫婦の相性ってあるのかなぁとも思いました」みどころの一つは、死んだふりのバリエーションと、その完成度。銃で撃たれていたり、矢で頭を射抜かれたりと映画では15パターン登場するが、どれも手が込んでいてユーモラスだ。「死んだふりのシーンは何日かかけて、一気に撮りました。どれも“可愛い”狙いではなく、本気で扮装しているので応援したくなります。ルックスでいえば、ワニに食べられている死んだふりが好きです。美術さん、衣装さん、ヘアメイクさん、照明さん…すべてのスタッフさんが、本気を出して作り上げているのが伝わると思います。夫・じゅんさん役の安田(顕)さんはというと、毎回いろんな驚き方をしなければいけないので大変だったと思います…。メイク中の私を見ては『ああ…次はそんなのやっちゃうの』と、遠い目をしていたので、すいませんって気分になりました(笑)」そんな安田さんとの初共演は、榮倉さんが19歳のとき主演を務めた朝ドラ『瞳』だったそう。「安田さんは、以前からとても丁寧で、そのぶん距離があまり縮まらなかった印象です(笑)。今回もそれは変わりません。結局今回もつかみどころが見つけられず…。でもこの映画に対する思い入れはお互いにとても強かったので、そこで打ち解けられたような気はします」思い入れが強まったその理由は、脚本の魅力が大きいと言う。「脚本家さんのセンスがあふれているステキな脚本でした。私が演じたちえさんがじゅんさんに抱く思い、父子家庭の親子関係や、友人夫婦に対するちえさんのやさしさは普遍的で。でも、それをすべて言葉で伝えるのではなく、行間に潜ませたり、あるいは想像を掻き立てられるような人間関係を築きながら伝えていくという世界観です。夫婦関係がとても可愛らしくて、その点も愛おしい作品です」ところで、榮倉さんがヤフー・知恵袋に質問するとしたら?「今一番知りたいのは、マンションのベランダの掃除の仕方です。蛇口がなくて、ジョウロだと何往復もしないといけないですよね。って、一瞬で解決されそうです(笑)」『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』ある日を境に、じゅんが仕事を終えて帰宅すると、妻のちえが必ず死んだふりをしているように。何を聞いても「月が綺麗ですね」とはぐらかすちえ。何かSOSのサインなのか?その秘密とは一体…。6月8日ロードショー。えいくら・なな1988年2月12日生まれ、鹿児島県出身。2004年に女優デビュー。主な出演作は、ドラマ『Nのために』(TBS系)、映画『図書館戦争』シリーズなど。※『anan』2018年6月13日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・影山蓉子(eight peace)ヘア・KENICHI(eight peace)メイク・Sada Ito(DONNA)インタビュー、文・若山あや©2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
2018年06月10日「Yahoo!知恵袋」の投稿から始まった伝説のコミックエッセイを、榮倉奈々と安田顕のW主演で実写映画化した『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』。2人のユルくて独特の掛け合いもさることながら、そのインパクト大のタイトルなど、本作のもつ不思議な魅力を掘り下げてみたい。■あらすじサラリーマンのじゅんが仕事に疲れて帰宅すると、玄関に口から血を出して倒れている妻のちえが!慌てて介抱するじゅんだが、傍らにはケチャップ。そして、「ククク…」と倒れていたちえは笑うと、「驚きましたか?」と訊ねる。ちえは死んだふりをしていただけだったのだ…。ホッとして理由を問うも、からかうように笑うだけのちえ。それからというもの、家に帰るとちえは必ず死んだふりをするようになった。あるときはワニに喰われて。あるときは銃で撃たれて。またある時は頭に矢が刺さって…。次第にエスカレートしてゆく「死んだふり」。最初は呆れるだけだったじゅんだが、何を聞いても「月が綺麗ですね」と笑うだけのちえにだんだん不安を覚え始める。寂しいだけなのか、何かのSOSのサインなのか――。■「Yahoo!知恵袋」の投稿が、まさかの実写映画化!2010年に「Yahoo!知恵袋」に投稿されたミステリアスで奇想天外な投稿が、たちまち話題を呼び、投稿にインスパイアされたボカロPの「ほぼ日P」が、初音ミクで作った同名オリジナル楽曲を発表したことで、ネット上の一般クリエイターたちも数多の自作の派生動画を投稿し、一大ブームに。2011年にはコミックエッセイ化もされ、現在第3巻まで発売、発行部数は累計15万部を超える人気ぶりとなっている。現在も「Yahoo!知恵袋」では400万以上の閲覧、1,700以上の回答が寄せられているその伝説の投稿が、まさかの映画化となった。■ぶっ飛んだ夫婦を演じるのは、榮倉さんと安田さん!本作で死んだフリをはじめとする不思議な行動を繰り返す“ぶっとび妻”を、『娚の一生』『図書館戦争』などラブストーリーからアクション作品まで幅広くこなし、「東京タラレバ娘」への出演も記憶に新しい榮倉奈々が演じる。一方、妻とは対照的に超フツーの“冷静夫”を演じるのは、「SPEC」シリーズ、「アオイホノオ」、『銀魂』など硬派な役から個性的な役まで幅広く演じ、ドラマ「小さな巨人」にも出演中の安田顕。ともにコミカルな演技にも定評があるだけに、ミスマッチなのに共感を生む、新しい夫婦のカタチに注目が集まる。■共演陣にも期待のかかるキャスティングが夫婦のストーリーの脇を固めるのは、宝塚歌劇団所属時「演技が優れたトップ娘役」と評され舞台やドラマで活躍する野々すみ花と、韓国でキャリアをスタートさせ、昨年、「ラヴソング」で日本ドラマ初出演を果たしたのち、大ヒットTVドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」で石田ゆり子の相手役を演じた大谷亮平が登場。それぞれ安田さん扮するじゅんの後輩夫婦、佐野と由美子を演じており、こちらも要チェックだ。■チャットモンチーが手がけた主題歌も聴ける予告編!本作の予告編は、穏やかで平和な日々を過ごしている幸せな夫婦の姿から一転、結婚3年目のある日、じゅんが会社から家に帰ると、妻のちえが死んでいる(!?)まさかのシーンから始まる。救急車を呼ぼうと慌てふためく中、「わぁ!」と生き返るちえにじゅんは腰をぬかすほど。そんなじゅんに、ちえは「驚きました?」と嬉しそうな表情を見せる。以降数多くの死んだフリをするちえに、「身が持たない」とこぼすじゅんは、エスカレートしていく“死んだふり”に翻弄されながらも、妻を理解しようと真摯に向き合う…という内容になっている。予告内では「チャットモンチー」が歌う主題歌「I Laugh You」を聴くことができるが、この曲は「チャットモンチー」が本作のために書き下ろしたもの。“死んだふり”に隠された妻から夫への秘密のメッセージをポップでキュートに表現、ハートフルな楽曲に仕上がっている。■死んだフリのレパートリーは、なんと15種類にも!口にケチャップの血のりをつけて倒れていたり、ワニに食われていたり、さらに落ち武者やロミオとジュリエットまで…枚挙に暇のないちえの死んだフリ。本作では15パターンものレパートリーが存在しており、死んだふりのシーンについて榮倉さんは「早く終わらないかなと思うほど本当に大変でした(笑)ワニは特にシュールでした」とコメント。安田さんも、「この撮影で一番印象に残っているのは、やはり榮倉さんの死んだふりですね。メイクさんも衣装さんもご苦労されて、皆さんでつくりあげたものです。榮倉さん面白かったですね。榮倉さんの作品に対するプロ意識に改めて尊敬致しました」と、榮倉さんとスタッフが作り上げた渾身の死んだふりに賛辞を送った。■同じ立場に立ったら、安田さんは離婚…?榮倉さんは本作で演じた役のちえについて、「ちえさんの感情や愛情はとても普遍的で、みなさんに共感いただけるものがたくさんこめられています。素敵な方だなと思いました」としみじみ。だが、安田さんは夫・じゅんとは「共通点はないです。僕はもし死んだふりをされたら無視ですね」と断言。「僕があの夫だったら、たぶん離婚する結果になってる(笑)。なんか汗出てきちゃった…」と茶目っ気溢れるコメントをした。■2人が思い描く、理想の夫婦像は…?完成披露試写会で行われた舞台挨拶では、会場を盛り上げようと、安田さんが暴走気味に。「字面だけ読んでいたので、正直どうやったら面白くなるんだろうと思ったけど、(監督の)李さんのあがりを観たときに、やられたって思った。最後はうまく…」と、危うく安田さんがネタバレをしてしまいそうになると、榮倉さんが「待って!待って!言わなくてもいいいじゃないですか!」と必死に止めるという一幕も。また、理想の夫婦像について聞かれた榮倉さんは「いつまでも食卓を囲む夫婦がいいな」と夢ある理想を答える反面、安田さんは「長生きした上で、若干僕のほうが先に死にたい。看取られながら“いい人生だったよ、ありがとう”と。残されるのは絶対に嫌」と、非常に現実的な意見を掲げた。「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」という話題を呼んだ質問が、一体どのようにしてスクリーンで描かれるのか?ユルさが魅力の『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』で、まさかの笑いと涙に触れてみては。『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は、6月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 2018年6月8日より全国にて公開© 2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
2018年06月10日「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」。昨年、結婚情報誌のそんなキャッチコピーが多くの人々の共感を呼んだのは記憶に新しいところ。多様な価値観、生き方が広がる現代において、結婚“だけ”が人生において幸せをもたらしてくれるものではないというのはまさにおっしゃる通り!そしてもうひとつ、全ての結婚が幸せなものであるとも限らないのも、また真理…。結婚が“ゴールイン”と表現されることがたびたびあるけれど、結婚(式)や入籍はゴールどころかあくまでも夫婦生活のスタート。結婚とは“点”ではなく、“線”なのだ。映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は、入籍から3年を迎えようとしているある夫婦の物語。主人公の夫婦を演じた榮倉奈々&安田顕が、結婚とはなんぞや?夫婦とはどんな関係なのか?熱く語り合う!「3年経ったら、これからも結婚生活を続けるか、互いの意思を確認する」と約束して入籍したちえ(榮倉さん)とじゅん(安田さん)。まもなくその3年を迎えるが、そんな矢先、じゅんが仕事から帰宅すると、毎晩、ちえが様々な趣向を凝らした“死んだふり”をして彼を出迎えるようになる。驚き、戸惑い、ちえの真意を測りかねるじゅんだったが…。――タイトルそのまま、榮倉さん演じるちえが毎晩、死んだふりをして夫のじゅんを迎える様子が(実に15パターン!!)描かれる本作。タイトルの情報以外に、一体どんな映画なのかと説明するのが難しい作品ですが…。安田:「どんな映画?」と聞かれたら、夫婦の映画ですよね?榮倉:夫婦愛の物語でしょうか…。コメディと言われてもしっくりこないですし、「こんなジャンル」という枠にはめるのが難しい作品だと思います。タイトルからは想像できないような深いテーマが描かれています。安田:テーマは「夫婦」ですけど、その中でもいろんな夫婦の形があるということが、李闘士男監督の世界観で描かれます。――その中で、ちえとじゅんの夫婦に関して、おふたりはどのような印象を持たれましたか?榮倉:ちえさんは、私の中にはない発想が次々と出てくる女性だなぁ…と思っていたのですが、だんだん物語が進むにつれて、彼女の内面、彼女の中に流れている愛情や優しさが、実はとても普遍的なものなんだなと感じました。最初は、死んだふりをして夫を待つ妻って、遠い存在かなと思っていたのですが、2人で時間を積み重ねていくデコボコの夫婦の在り方がうらやましくも思えてきました。安田:僕は、一見、なさそうでない夫婦だなと思ってましたね。あぁ、こういう夫婦、なかなかいなさそうで、いないなぁと(笑)。いや、でも不思議なもので、映画を観ていくうちに「あ、いるかもね」って思えてきました。――じゅんは、決して鈍感でも無神経でもなく、優しく真面目にちえに向き合い、彼女がなぜ毎晩、死んだふりをするのか?その真意を理解しようとしますが、ご自身と近い部分は…?安田:一切ないですね(即答)。僕はじゅんさんみたいな思いやりの深い人間ではないですから、日々、反省に次ぐ反省ですよ。――もしも、仕事から帰ったら、奥様が死んだふりをしていたら…?安田:離婚ですね(笑)。榮倉:3年待たずにですか…(笑)?安田:即別れますね。いやいや、ウソです!――この映画に参加されて、作品を通して夫婦や結婚について何か思うことはありましたか?榮倉:やっぱり、積み重ねに勝るものはないのかなと思いました。夫婦って他人同士が一緒になって、時間を積み重ねていくものだと思うのですが、それは仕事仲間にも、友人関係にも言えることだと思います。時間を積み重ねて人と繋がるって素敵なことですよね。安田:僕ね、完成した映画を観たときも、夫婦について考えさせられましたけど、3日経てば忘れちゃうんですよね。まあでも、その方がいいんじゃないですかね?何度も映画を観てもらえるでしょ?――映画ではもう一組、じゅんの後輩の佐野壮馬(大谷亮平)とその妻・由美子(野々すみ花)の夫婦も登場します。まさに「いろんな形の夫婦がある」という言葉通り、ちえとじゅんとはまた異なる関係性で、彼らなりの選択をするさまが描かれます。安田:大谷さんは顔が濃いよね(笑)?いやぁ、濃いなぁと…。結構、ディープな問題を扱ってはいるけど、この映画ならではのライトな語り口だからこそ、ああいう夫婦の形が描けたのかなと思いますね。榮倉:そうですね。安田:バッティングセンターで、ちえさんと由美子さんが2人で話すシーンあるじゃない。完成した映画であれを観て、あぁ、女性ならではの会話だなぁって。逆に僕と大谷さんは、男2人で居酒屋で酒飲みながら、男の悩みを吐露して…あの対比がすごく好対照でいいなぁって思いましたね。――同じバッティングセンターで、自身の悩みをポロリと口にした由美子に対して、ちえが「何も言えなくて…」と返すやりとりも印象的です。安田:正直に言うのね!素敵なシーンです。ちえさんは照れ屋で人見知りなところはあるんだけど、他人を慮(おもんぱか)るってのはそれとは別のことなんですよね。他人を思いやるからこそ、ああいう言葉が出てくる。素敵ですよね。榮倉:言葉って、本当に拙いものなのだと思います。言葉で表現できることは、本当に少ないな、と感じました。佐野夫婦を通じて、ちえさんたちとはまた違う、現代の女性や夫婦の悩みや葛藤がしっかりと描かれていて、心に刺さるものが多いだろうと思いました。――ちなみにお2人は、相手に対して希望や不満をハッキリと言葉で伝えるタイプですか?それとも言葉ではなく察してほしいですか?安田:私はなるべくしゃべろうとしてるんですけど、奥さんはどうも聞き取れてないみたいね…(苦笑)。結婚して8年目くらいのときかな?「ずっと言おうと思ってたんだけど…」って切り出されて「ごめん、正直、何言ってるのかわかんないときがある」って。あぁ、夫婦って言葉じゃないんだなって思いましたよ。榮倉:でも奥さまは、8年間それを言わずにいたのですね。安田:思い返せば確かに、話しながらだんだん、会話が噛み合わなくなっているな…と感じることはあったんですけど、聞き取れていなかったのかと。榮倉:誰に対しても伝えて解決することは伝えたいとは思いますが…この2人(ちえ&じゅん)を見て思ったのは、伝えたいこと、つまりゴールが“ここ”にあったとしても、それぞれ使う言葉が違うので、ちえさんがこのゴールに行くために選んだ言葉でも、じゅんさんの気持ちがそこにはたどり着かなかったりするんですよね。だからこそ、ちえさんはじゅんさんが彼なりの感覚でこのゴールにたどり着けるようにと工夫してるんだろうな、と思います。そこまできちんと考えられたら、と思いますが、それってとても難しいことですよね。――確かに、言葉の選択ひとつで相手を喜ばせることも傷つけることもあるし、同じひとつの言葉から受け取る情報量やニュアンスは夫婦の間でもバラバラかもしれませんね。榮倉:私自身、言葉ではっきり伝えたいとは思っているのですが、簡単に自分が言いたいことを言えば解決できるわけでもないのかな、と思います。安田:大人になったねぇ…。素晴らしい!いや、(榮倉さんのことを)10年くらい前から知ってるんですよ。こんなに大人になって。僕なんて何ひとつ変わってないどころか、むしろひどくなってるからね。いやぁ、いまの言葉で決まりでしょ!バシッと来たね!――最後に改めて、お2人からこの作品を通して「結婚」「夫婦」とはどういうものなのか?それこそ親友の結婚式披露宴のスピーチをするくらいのつもりでガツンとお答えをお願いできますでしょうか?榮倉:難しいですね…(苦笑)。この映画を観てそれぞれ何かを感じてくれると嬉しいです。安田:僕ね、結婚に関しては「一人前になるまではできない」って思ってたんです。でもよく考えたら、一人前って誰が決めるんだ?って。それから、いや、半人前のままでもいいのかな?くっついて、妻と2人で一人前になれるかもしれないし、それでいいんじゃないかなって思って結婚んです。――いいお話ですね。安田:で、実際に結婚してみて思ったのは、喜怒哀楽どころじゃなく、本当にいいことも悪い部分も全部を分かち合うってことなのかもしれないなって。もちろん、夫婦の中には「性格の不一致」とか「価値観の違い」を理由に別れる人たちもいるし、それはそれで選択なんだけど、ただ不一致も夫婦の一部なんですよね。合わないところ、うまくいかない部分もたくさんあって、それがあるからこそ、逆に何かを共有できる喜びが、すごく大事なものになっていくんじゃないかなって思いますね。榮倉:とても素敵なお話ですね!安田さんも仰る通り、積み重ねなのかなと思います。全くの他人が一緒に生活すれば、やっぱりいいところも悪いところもあるでしょうし。いいところも悪いところも相手に受け入れてもらわないといけないですし、こちらもそれを受け入れないといけない。それって修行ですけど、でも、時間を積み重ねていかないと、出来上がらないものがあるということは救いでもありますし、とても素敵なことだな、とこの作品を通して感じました。(text:Naoki Kurozu/photo:You Ishii)■関連作品:家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 2018年6月8日より全国にて公開© 2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
2018年06月09日映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(6月8日公開)で夫婦役を演じた女優の榮倉奈々と俳優の安田顕が考える、夫婦にとって大切なこととは?「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」(4月19~22日)期間中に開催地の沖縄でインタビューし、作品の魅力や共演秘話、そして作品に登場する“夫婦”について語ってもらった。2010年に「Yahoo!知恵袋」で話題を呼んだ投稿を映画化した同作は、結婚3年目の夫婦の一風変わったコミュニケーションを描いたハートフル・コメディ。結婚3年目のある日、夫のじゅん(安田)が会社から家に帰ると、妻のちえ(榮倉)が死んでいる!?「妻が突然、死んだふりを始めました」。あるときは、名誉の戦死を遂げ、あるときはワニに喰われ・・・。じゅんは、なぜ妻がそんな行動を続けるのか答えを見つけ出そうとし、物語は感動のラストへとたどり着く。○行間に感じた作品の魅力――とてもユニークな作品ですが、出演が決まったときはどう感じましたか?榮倉:まずはタイトルに衝撃を受けました。「本当に映画のタイトル!?」と。安田:そうだね。長いしね。――演じる役やストーリーに関してはどう思いましたか?榮倉:脚本がほんわか素敵だなと思いました。行間から感じることも多くて、とても好きな脚本でした。安田:本当に、作品に行間があることに安心しました。榮倉:コミカルだけで通してしまうとちえさんは少し不思議に見えてしまうかもしれませんが、李(闘士男)監督が作品への思いをしっかり持った方だったので、とてもいい作品になったと思います。安田:全体を通して榮倉さんがチャーミング。痛々しく見えないんだよね。そして、見どころの一つとして“死んだふり”があるけれど、もっともっと大切な見どころがたくさんあって、素敵な作品になっています。○“死んだふり”は本気度が伝わるように――榮倉さんは15パターンもの死んだふりを披露されています。死んだふりをするというのはなかなかない経験だと思いますが、いかがでしたか?榮倉:“死んだふり”は初めてでした(笑)。撮影はハードだった記憶があります。安田:一気に死んだふりのシーンを撮影したんですけど、4日間くらいだったと思います。地獄だったよね(笑)榮倉:1日3~4パターンずつ、撮り続けました(笑)――一番大変だった死んだふりは?安田:全部大変でしたけど、ドラキュラとかすごい時間がかかりましたね。榮倉:あとは、宇宙人とか・・・。安田:榮倉さんが一番印象に残ったのは、ウルトラマンだったみたいです。「なぜ私はウルトラマンの格好をして『ぜあ!』って言ってるんだろう・・・」って(笑)榮倉:もはや死んでいないので!(笑)――死んだふりのシーンで意識したことを教えてください。榮倉:ちえさんは「驚かせたい」「心配させたい」という意図のある仮装なので、その本気度が伝わるように意識しました。――安田さんは、死んだふりをされる夫としてこだわったことはありますか?安田:何もない! 監督のおっしゃるようにやるしかないし、もう極端に言うと、やけ! それがうまく重なって、いい具合にやけっぱち感が出ていると思います(笑)○ちえさん&じゅんさんとの共通点――演じられた役とご自身の共通点はありますか?榮倉:自分の要素は入っていると思いますが、共通点はなかなかないと思います。自分の身近にもいない人です。安田:僕とじゅんさんは、じゅんさんの方がいいんじゃないですかね。じゅんさんの方が理解力があると思います。僕はダメです。どうしようもない(笑)榮倉:死んだふりに付き合ってはくれますか?安田:付き合えない! (笑)――お互いの印象はいかがでしたか?安田:そういえば、榮倉さんに「撮影中、心を開いてくれなかった」って言われてショックでした(笑)榮倉:心を開いてくれないといいますか、本当は言いたいことがあるのかな、と思っていました。安田:榮倉さんはスパッと言うタイプ。心が男で見ていて気持ちいい! 僕はじめじめって。榮倉:そんなことないですよ!(笑) 本当にそう思ってるかな? と思うことはありましたが・・・(笑)。後は気遣いをとてもされる方です。安田:無駄な気遣いと低姿勢(笑)。そこはじゅんさんと似ているかもしれないです。――リアルな世界で、ご自身の結婚相手がちえさん、じゅんさんだったらいかがですか?安田:僕は絶対嫌です! 死んだふりでメッセージとか面倒くさい。だから3年目で離婚していると思う。相手にするなんて僕にはできないですよ(笑)榮倉:自分の周りにもちえさんみたいな人はいないので、こういう人もいるんだなといろいろ想像して演じました。ただ、ちえさんのクリーニング屋さんへの思いなど、みんなが共感できる面もたくさん持っていたので理解することができたのだと思います。――じゅんさんについては、包容力が素敵だなと思いました。榮倉:いいですよね! たぶん、じゅんさんはちえさんと向き合える人なので、じわじわゆっくりというのに付き合えるタイプの人なんでしょうね。○夫婦にとって大切なこと――夫婦について考えさせられる作品ですが、作品を通してお二人は夫婦にとって大切なことは何だと思いますか?榮倉:なんでしょう・・・。夫婦っていいものだなと思います。安田:一人じゃないっていうのがまず良いですよね。でも、榮倉さんは環境も変わって今は自分のことは全然できてないんじゃない?榮倉:できている方だと思います。沖縄にも来させてもらっていますし(笑)安田:なるほど。僕はこの映画でいいなと思うのは、家族の在り方ではなく、夫婦の在り方を描いていること。「夫婦って何だろう」って漠然と思っていただけているのは、すごくいいなと思っています。――この作品と出会って、夫婦についての考え方で変わったことはありますか?安田:人はそう簡単には変われないですよ(笑)。ただ、なんとなく漠然と考えさせてもらったということだと思います。榮倉さんは、夫婦にとって体力、行動力、忍耐力、どれも必要だけど、一番はどれだと思う?榮倉:忍耐力は必要だなと思いますが、忍耐と思っているうちはまだダメだなとも思います。でも、感謝する気持ちがあれば大丈夫なのかなと思います。安田:自分のエゴを上回る思いがあるっていうことが大事だよね。榮倉:それが大事ですね!■プロフィール榮倉奈々1988年2月12日生まれ、鹿児島県出身。2004年にドラマ『ジイジ~孫といた夏~』(NHK)で女優デビュー。その後、『ダンドリ。~Dance☆Drill~』(06/フジテレビ)でドラマ初主演、『渋谷区円山町』(07)で映画初主演を務め、連続テレビ小説『瞳』(08/NHK)のヒロイン役で注目を集めた。その他の主な出演作に、映画『僕は妹に恋をする』(07)、『余命1ヶ月の花嫁』(09)、『アントキノイノチ』(11)、『のぼうの城』(12)、『図書館戦争』(13)、『わたしのハワイの歩きかた』(14)、『娚の一生』(15)、『図書館戦争 THE LAST MISSION』(15)、『64(ロクヨン)』(16)や、ドラマ『Nのために』(14/TBS)、『99.9 -刑事専門弁護士-』(16・18/TBS)、『東京タラレバ娘』(17/日本テレビ)などがある。安田顕1973年12月8日生まれ、北海道出身。森崎博之、戸次重幸、大泉洋、音尾琢真と共に演劇ユニット「TEAM NACS」を結成。以後、『俳優 亀岡拓次』(16)など、映画、ドラマ、舞台とさまざまなジャンルで活躍する。その他の主な出演作に、『映画 ビリギャル』(15)、『HK/変態仮面』(16)、『聖の青春』(16)、『追憶』(17)、『銀魂』(17)、『不能犯』(18)、『北の桜守』(18)や、ドラマ『下町ロケット』(15/TBS)、『重版出来』(16/TBS)、『嘘の戦争』(17/カンテレ)、『小さな巨人』(17/TBS)、舞台『日の本一の大悪党』(16)、『DISGRACED』(16)、『スマートモテリーマン講座』(17)ほか。現在、ドラマ『正義のセ』(日本テレビ)に出演中。さらに主演映画『愛しのアイリーン』が今秋公開ほか、2019年度前期NHK連続テレビ小説『なつぞら』に出演予定。(C)2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
2018年06月07日15パターンもの“死んだふり”シーンが話題となっている『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています』。今回はその撮影風景の中から、最初の“死んだふり”シーンとワニに食われる“”死んだふり“シーンのメイキング映像が公開された。結婚3年目のある日、夫・じゅん(安田顕)が会社から家に帰ると妻・ちえ(榮倉奈々)が口から血(ケチャップ)を垂れ流しながら死んだふりをしていたーー。毎回 “死んだふり”で夫の帰りを待つ「ぶっ飛び」妻・ちえ役には榮倉奈々、そんな妻の謎な行動に困惑する夫・じゅんを安田顕が演じる。”死んだふり”メイキング公開!今回公開されたメイキング映像では、最初の“死んだふり”シーンのリハーサルの風景が公開された。「このパターンが死体でよく見るパターン」などと倒れ方や顔の向きを李闘士男監督と話し合いながら試行錯誤する榮倉さんの横で、「(ケチャップで)家が汚れちゃうよ」と優しくアドバイスする安田さん。穏やかな空気の中で現場に笑いが起こった。その後、予告編でも印象的な、ワニに食われる“死んだふり”シーンへ。ワニの口に頭を突っ込む榮倉さんを、なんとも言えない表情で見守る安田さんが「こんな愛情、受けてみたいよね」とつぶやく場面も。こうして、“死んだふり”シーンは5日間に渡って一気に渡って撮影され、榮倉さん自身「なんの映画を撮っているのか(笑)」と言うほど躍動した撮影現場となった。安田顕、榮倉奈々なしでリアクション!?安田さん演じるじゅんが妻の“死んだふり”を見てリアクションする場面は、榮倉さんが準備している間に撮影されることもあったという。そんな苦労が続いた撮影現場を振り返って、安田さんは「本人が目の前にいないし大変でした」「“死んだふり”の後の2人のシーンの撮影が楽しかった」とコメントしていた。15パターンにも及ぶ妻の“死んだふり”と夫のリアクションに注目が集まる!『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています』は6月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 2018年6月8日より全国にて公開© 2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
2018年06月07日インパクト抜群のタイトルが、「一体なにごと!?」と興味をそそられる『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』。物語のもととなったのは、2010年の「Yahoo!知恵袋」へのある投稿。妻の謎の行動を嘆く夫からの質問は一躍注目を集め、同年にはボーカロイド曲に派生、翌年にはコミックエッセイ化、そして今回、榮倉奈々×安田顕のW主演で実写映画化が実現した。榮倉が演じるのは、夫が帰る時間に合わせて、死んだふりを繰り返す妻・加賀美ちえ。一方、安田が扮するのは、妻の本音がわからず右往左往する年上夫・じゅん。そんな凸凹夫婦が、ちょっぴり変わったコミュニケーションを通じて見いだした“夫婦のあり方”とは?■夫は妻の考えていることがわからなくて当たり前…?「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」という「Yahoo!知恵袋」への投稿から生まれたコミックエッセイを原作に、『デトロイト・メタル・シティ』の李闘士男監督が実写映画化した本作。脚本は、ドラマ『コウノドリ』シリーズ(TBS系)の坪田文が手掛けた。結婚3年目のある日、夫・じゅん(安田)が帰宅すると、妻・ちえ(榮倉)が口から血を流して倒れていた! 「救急車、救急車」と大慌てのじゅんを横目に、笑みを浮かべるちえ。それからというもの、あるときはワニに喰われていたり、またあるときは頭に矢が貫通していたり、はたまた戦場で名誉の死を遂げていたり…ちえの死んだふりはますますエスカレートするばかり。妻が何を考えているのかがわからず、「寂しいだけ?」「かまってほしいの?」と悩むじゅん。そんなじゅんの相談相手でもある後輩の佐野壮馬(大谷亮平)は、「嫁が考えていることを深く考えても仕方ない」とピシャリ。そして、壮馬の誘いによって夫婦同士で夕食をともにすることになり、ここから2組の異なる夫婦関係が描かれていく。■榮倉奈々&安田顕のヘンテコ(!?)凸凹夫婦超フツーの会社員で、いつでも冷静な夫・じゅんと、予測不能な行動で夫を振り回す妻・ちえの加賀美夫妻は、まもなく結婚3年を迎える。じゅんはバツイチで、前回の結婚生活が3年で終止符を打っていることから、このタイミングで毎日死んだふりをする妻の本心がわからず苦悩する。その苦悩はやがてあきれ、苛立ちに…そして、その先に待っていたのは大きな不安。何を聞いても「月がきれいですね」とほほえむちえに、じゅんはさまざまな方法でコミュニケーションをはかろうとする。けれども、そんなじゅんの葛藤を楽しむかのように、ちえは日々、充実感に満ちた笑顔を見せるのだった。■野々すみ花&大谷亮平の一見(!?)完璧夫婦それに対して、仕事ができるイケメン夫・壮馬と、キャリアウーマンの美人妻・由美子(野々すみ花)の佐野夫妻は、結婚5年目。一見、完璧に見える夫婦だが、結婚生活に対して2人は互いに思うところがあった。夫婦仲の悪化を懸念し、何か問題が起こりそうになれば常に先回りして夫婦の問題の爆弾処理を行ってきた壮馬。そんな彼の考えを聞くたびに「そうなのか!?」と新鮮な反応を見せるじゅんは、壮馬の思い描く“夫婦像”に対して、井の中の蛙状態。一方、妻である由美子もまた、常に強い自分を保ってきた女性で、いつでも「がんばらなくていい」というスタンスで夫婦生活を送るちえとは対照的だ。■夫婦の会話には裏と表がある「うまくかわしていきましょう。ドッカーンとなったときは、夫婦こっぱみじんですから」。壮馬は、死んだふりをする妻の気持ちがわからずにモヤモヤとしているじゅんにそう告げる。それはつまり、夫婦は本音でぶつかることはせずに表面的に取り繕うということ。壮馬は「夫婦なんて他人同士、すべてを知ることはできない」と楽観的だ。一方でじゅんは、不可解な行動をとるちえの気持ちを察しようと、不器用ながらも奮闘する。おもしろがる壮馬に「おもしろい嫁じゃなくて、普通の嫁が良いの。何が言いたいのかわからない…」とぼやきつつ。壮馬が言うように、夫婦の会話には表と裏がある。たとえば妻の夫に対する「後でやるからそのままにしておいて」という言葉は、往々にして「やっておいてくれたらありがたい」という気持ちが乗っかっているものだ。けれどもそれは、2人が一緒の時間を過ごす中で感じられるようになっていくこと。その積み重ねで、夫婦として唯一無二のコミュニケーションが培われていくものだろう。言葉どおりに気持ちは伝わらない、そして、本心は言葉どおりではないかもしれない。ちえは“死んだふり”というわかりやすい(わかりにくい!?)方法をとったが、どの夫婦でも“言動”の裏に本心が隠れていることがある。そこをいかに読み取っていくか、向き合っていくかが夫婦生活を円満に進める秘訣(ひけつ)なのかもしれない。婚姻届を提出しただけでは完成しない、本当の“夫婦になるため”に必要なことは一体何なのか。加賀美夫婦と佐野夫婦、相反する2組の夫婦は、その答えを導き出すヒントを与えてくれることだろう。■夫婦のカタチとは何なのか?映画鑑賞後、胸に残るのは温かいセリフの数々。登場人物たちの言葉に、各々の“人柄”がシンプルに反映されているのも本作の特長で、とりわけ予測不能な行動を繰り出すちえがサラッとつぶやく一言一言には、心にジ~ンと響くものがある。ほかにも、妻に先立たれた老夫や、家族に邪険にされながらも妻を愛する上司がふともらす言葉には、さまざまな夫婦のカタチが垣間見える。そして、カタチは違えどそれぞれにすてきな夫婦愛に触れることで、忙しい毎日の中で忘れかけていた「夫婦の時間を大切にしたい」という素直な気持ちが、じんわりとよみがえってくる。全身全霊で披露する“死んだふり”がひたすらかわいい榮倉と、戸惑いながらも、妻を突き放すことなく優しく包み込むじゅんを好演する安田とのコンビネーションはまさに絶妙!そんな愛おしき夫婦の会話と、一風変わったコミュニケーションを通して伝わる“ほっこり感”を、ぜひとも劇場で味わってみてほしい。映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』サラリーマンのじゅんが仕事を終えて帰宅すると、玄関で妻のちえが口から血を流して倒れていた! 動転するじゅんだが、「ククク……」と笑うちえの傍らにはケチャップ。ちえは死んだふりをしていたのだ。それから、ちえの死んだふりは徐々にエスカレート。寂しいだけなのか、何かのSOSのサインなのか――。予測不能なちえの行動には、“秘密”があった。公式サイト:
2018年06月06日映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』に出演している女優の榮倉奈々と俳優の安田顕が、6月5日(火)深夜オンエアされる日本テレビ系「ウチのガヤがすみません!」にゲスト出演。ガヤ芸人たちの“おもてなし”に2人の反応は!?本番組はヒロミと「フットボールアワー」後藤輝基の2人が司会を担当し、総勢50名を超えるガヤ芸人たちがゲストを個性あふれる“おもてなし”で迎える新スタイルトークバラエティ。連続テレビ小説「瞳」や「メイちゃんの執事」、『余命1ヶ月の花嫁』で注目され、『アントキノイノチ』『図書館戦争』シリーズなどで女優としての実力を磨き、「Nのために」「99.9 -刑事専門弁護士-」シリーズ、「東京タラレバ娘」などの作品で活躍する榮倉さん。大泉洋、戸次重幸、音尾琢真、森崎博之とともに演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーで、『HK 変態仮面』や「アオイホノオ」などでみせる個性的でインパクトのある役柄はもちろん、「下町ロケット」『聖の青春』『不能犯』など幅広い作品でその演技力を発揮、現在は「正義のセ」にも出演中の安田さん。今回はこの2人の豪華ゲストを迎え、ガヤ芸人の「ガチバトルSP」をお届け。料理、筋肉、衝撃写真による“おもてなし”に榮倉さん、安田さんの反応は!? 「ガヤ芸人ギャップランキング」ではギャップ芸人第1位の衝撃写真にスタジオ中が揺れ、「料理対決」では敗者の罰ゲームも。本格的トレーニングにハマる榮倉さんへの、ガヤ芸人からの“おもてなし”大爆笑トレーニング方法も必見。ガヤ芸人流“映画成功祈願”もお楽しみに。榮倉さんと安田さんがW主演を務める『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は6月8日(金)より全国にて公開。結婚3年目の夫婦が、“死んだふり”を通して互いを見つめ直し、たどり着いた“本当の夫婦”になるための答えとは――。泣いて笑って、観た後には最高に愛おしい気持ちになれるハートフル・コメディとなっており、大谷亮平、野々すみ花らも出演する。「ウチのガヤがすみません!」は6月5日(火)24時09分~日本テレビで放送。(笠緒)■関連作品:家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 2018年6月8日より全国にて公開© 2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
2018年06月05日女優の榮倉奈々が4日、都内で行われた主演映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(6月8日公開)の公開直前イベントに出席した。映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』の公開直前イベントに出席した榮倉奈々2010年にYahoo! 知恵袋で「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」と投稿された質問がたちまち話題を呼び、ボーカロイド曲に派生した後、翌年にはコミックエッセイ化。本作は、そんな一大ブームを巻き起こした伝説の投稿を豪華キャスト陣で実写映画化した。原作の妻の性格や言葉を大事にしつつ、榮倉奈々と安田顕が演じた結婚3年目の夫婦が互いの姿を見つめ直す、というストーリーとなっている。この日は男性限定の上映会が行われ、本作の上映後に榮倉奈々と李闘士男監督が登壇してトークショーを実施。夫役の安田顕とともにダブル主演を務めた榮倉は100人の男性ファンを前にして「男性限定のイベントは初めてなので、とても異様ですね(笑)」と話しつつ、「男性だけでこんなに集まっていただける映画のイベントでとても嬉しいです」と感謝の言葉。本作については「最初から衝撃があり、タイトルから想像もつかない人間模様の描き方に最後まで裏切られっぱなしでした。その裏切られ方がとても優しくて、とても心地よい映画だと思います」と榮倉にとっては印象深い作品になったようだ。そんな榮倉について李監督は「榮倉さんは前半の死にっぷりがすごく、後半はちゃんとした芝居をしていました。その芝居は本当に難しくて、彼女はいとも簡単に演じていました。これは並の人では出来ない芝居で、榮倉さんはもっと評価されるべき。本当に上手くて素晴らしい女優さんです」と賞賛した。イベント後半には、この日訪れた男性ファンの質問を榮倉が答えるというコーナーも実施。「妻の愚痴を適当に聞いているとバレて逆に怒られます。女性の愚痴を上手く聞く方法は?」という質問に榮倉は「その質問をする時点でまともに聞く気がないんですよ! ズルしているから知りたいってことですよね?」と鋭い指摘を入れつつも「ただ聞くだけで良いんです。でも奥様が何か答えを求めるタイプと、愚痴を言いたいだけのタイプもいますからね」と女性のタイプによって対応も異なることを示唆。一方の李監督は「女の人が言ったら絶対に否定してはいけないんですよ。『そうだね』と同意してあげることが大事だと思います。同意を求めていると思うので、早めに同意すればループが止まらないと思いますけどね」と男性の立場として回答すると、榮倉は「その意見は奥さんの気持ちを土に埋める気がして何か嫌です! 奥さんの立場としては辛い答えですね」と納得がいかない様子だった。映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は、6月8日より全国公開。
2018年06月05日2010年、「Yahoo!知恵袋」にて投稿された内容が話題を呼び、ついには映画化となった『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』から、榮倉奈々が演じる妻・ちえが“死んだふり”ではなく、安田顕演じる夫・じゅんに“いってらっしゃいのキス”をねだる場面写真が公開された。榮倉さん渾身の15パターンもの“死んだふり”が早くも話題をよんでいる中、今回公開されたのは“死んだふり”ではなく、突然、いってらっしゃいのキスをねだる妻・ちえの姿だ。「え、なに?」と驚く夫・じゅんの姿も見ることができ、「新婚じゃあるまいし」と拒否すると「これが今生の別れになるかもしれませんよー」と返すちえ。なにかかみ合わないコミュニケーションに釈然としないじゅん。前日の夜、初めてちえの“死んだふり”に遭遇したじゅんは、次はチューをせがまれ、戸惑うばかり。そしてこの後、毎晩“死んだふり”で帰りを迎えられることを、じゅんはまだ知らない…。本作では、「“死んだふり”をするぶっとび妻」と「超フツーの冷静夫」という、それぞれにヘンなところや、足りないところがある凸凹夫婦だが、ふたりでいるとしっくりくる…そんな夫婦像を榮倉さんと安田さんが絶妙のコンビネーションで作り上げている。李闘士男監督は「榮倉さんはごく自然に1本通してのトーンを持ちつつ、前半の“死んだふり”するコミカルなパートから、後半のドラマパートへと繋げていってくれた」とその力量をふり返る。また、安田さんについても「突然妻に死んだふりされるようになったバツイチ夫の苦悩をよく表現してくれました。あと焦っているとき、少し早口で台詞を言われるんですけど、そういうときの安田さんがすごく可愛らしいんです(笑)」と称賛した。結婚3年目の夫婦が、“死んだふり”を通して互いを見つめ直し、たどり着いた“本当の夫婦”になるための答えとは――。泣いて笑って、観た後には最高に愛おしい気持ちになれるハートフル・コメディを是非チェックして。『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は6月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 2018年6月8日より全国にて公開© 2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
2018年05月30日「au発表会2018 Summer」が5月29日(火)、都内にて行われ、「三太郎」シリーズCMでおなじみの有村架純、菜々緒、川栄李奈がそろって登場した。川栄李奈「こんなにキレイでかわいいお姉ちゃんがふたりもいる」好評を博しているauによる「三太郎」シリーズのCMには、かぐや姫役で有村さん、乙姫役で菜々緒さんが2015年から出演し、川栄さんは2017年より織姫役で加わり、通称「ドS姫姉妹」とも呼ばれている。三姉妹が揃うのは「初」とのことで、「すごくうれしいです。楽しみにしていました」(有村さん)、「(一緒の)CMの撮影があまりないので、今後、三太郎みたいな感じで三姉妹でストーリーがあったらいいな」(菜々緒さん)、「こんなにキレイでかわいいお姉ちゃんがふたりもいるので、すごくありがたいです」(川栄さん)と、口々に喜びを語り合っていた。この日は、三姉妹のCMではなく三太郎による新たなCMがお披露目された。浦ちゃん(桐谷健太)の家を、桃ちゃん(松田翔太)、金ちゃん(濱田岳)が作ろうと画策するという内容に仕上がっている。菜々緒、乙姫になりきり浦ちゃんにコメントCMを見ていた有村さんは、「浦ちゃんの家を初めて見たので、ここにあったんだ、みたいな(笑)。すごく3人で仲良さそう。見ていてほっこりしました」と笑顔を見せた。菜々緒さんは“乙姫”役になり切り、「大体、竜宮城に来てもらうことが多かった(笑)。初めて見たんですけど、作ってあげたくなりますね」と姉御肌の一面をのぞかせ、川栄さんは「3人ともはしゃいでらして、夏を感じますね」と三種三様のリアクション。ストーリー上では、浦ちゃんに乙ちゃんが片思いされている様子が展開され、今後どうなるのか、期待も募る。菜々緒さんは「楽しみですね。自分が出ていないときのCMもすごく楽しみにしているんです」と明かし、「セットもかなり忠実に作っていただけるので、どんな家ができるのか楽しみです」と浦ちゃんの新しい家に想いを馳せていた。au「三太郎」新CM「つくろう」篇は6月1日(金)よりオンエア開始。(cinamacafe.net)
2018年05月29日2010年、「Yahoo!知恵袋」に投稿内容が映画化となった『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』から、この度榮倉奈々が演じる妻・ちえが“死んだふり”でワニに喰われている本編映像が公開された。この度公開された本編映像には、会社から帰った夫のじゅん(安田顕)が玄関のドアを開けると、妻・ちえ(榮倉さん)が前日にケチャップの血を流して“死んだふり”をしていたのを思い出すところからスタート。意を決してドアを開けると、なんと今度はワニに喰われて横たわるちえの姿が!「喰われてる…」と繰り返しつぶやくじゅん。ちえをワニの口から引っ張り出すと、彼女は「ワッ!」と息を吹き返し、「危なかった…もう少しで消化されるところでした。あなたは命の恩人です!ありがとう!」とじゅんに抱きつくのであった。「奇跡の生還だね…」とやさしく返事をしながらも戸惑うじゅんをよそに、「さあ、ご飯にしましょう!」と楽しそうにキッチンへ向かう、ちえのお茶目な姿も見ることができる。15パターンもの“死んだふり”が早くも話題をよんでいるが、“死んだふり”の撮影は、李監督の「くだらないことこそ本気で」という号令のもと、各スタッフが力を発揮したシーンのひとつ。スタッフの熱量の高さもすごく、本物と瓜二つのワニまで用意された。そのワニにちえが喰われるくだりでは、本番前にメイク担当が「これ、ローションかなんかでワニのヨダレを足さなくていいですか?」と機転を利かせる場面もあったとか。監督も、そんなスタッフの熱用に答えるように、最もこだわったのは“死んだふりをしながらちえが喜んでいる姿”をちゃんと撮ることと語る。どの面を切り取っても見逃せない“死んだふり”を、是非本編映像からチェックしてみて。『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は6月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 2018年6月8日より全国にて公開© 2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
2018年05月23日榮倉奈々と安田顕がW主演を務める、実話を基にしたハートフル・コメディ『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』。この度、主題歌「I Laugh You」を歌うチャットモンチーが、本作とコラボしたミュージックビデオ(以下、MV)を公開した。2010年に「Yahoo!知恵袋」に投稿された「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」という質問が話題を呼び、楽曲化、コミックエッセイ化に続き、ついには実写映画化が実現。結婚3年目のある日を境に、ワニに喰われたり、名誉の戦死を遂げたり、矢に頭を貫かれて死んだ姿で夫を迎える妻のちえを榮倉さんが、そんな妻に翻弄されながらも理解しようと努める夫のじゅんを安田さんが演じている。そして、主題歌には、純粋で真っ直ぐな想いを清々しく聞かせる彼女たちの楽曲のもつ雰囲気が、夫婦の不器用だけれども互いを想い合う関係性と、映画の幸せの詰まった優しい世界観にぴったりハマっているとして、チャットモンチーが決定。この度公開されたチャットモンチーのMVでは、メンバーの橋本絵莉子がレコーディングスタジオのドアを開けると、そこにはワニに喰われて“死んだふり”をしている福岡晃子が…!その後、映画本編に登場する、穏やかで平和な日々を過ごしている幸せな夫婦の姿、そして、妻ちえの摩訶不思議な問題行動のシーンが映し出され、最後にはチャットモンチーの2人がワニに喰われて死んだふり。彼女たちなりの“死んだふり”が詰まったMVとなっている。なお、主題歌「I Laugh You」は、本日より配信スタート。ジャケットには、原作コミックエッセイ「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」の漫画を手掛けるichida(イチダ)氏描きおろしによる、チャットモンチーふたりの頭に矢が刺さっているなんともシュールでインパクトのあるイラストが使用されている。「I Laugh You」はiTunes Store、レコチョク、Apple Music、LINE MUSICほかにて、5月18日(金)より配信スタート。『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は6月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 2018年6月8日より全国にて公開© 2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
2018年05月18日6月8日公開の映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』の完成披露試写会が15日、都内で行われ、榮倉奈々、安田顕、大谷亮平、野々すみ花、李闘士男監督が出席した。映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』の完成披露試写会に出席した安田顕、榮倉奈々(左から)2010年にYahoo! 知恵袋で「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」と投稿された質問がたちまち話題を呼び、ボーカロイド曲に派生した後、翌年にはコミックエッセイ化。本作は、そんな一大ブームを巻き起こした伝説の投稿を豪華キャスト陣で実写映画化した。原作の妻の性格や言葉を大事にしつつ、榮倉奈々と安田顕が演じた結婚3年目の夫婦が互いの姿を見つめ直す、というストーリーとなっている。主演の榮倉は「最初はとにかく長いタイトルという感想を受けました。長いタイトルだし、Yahoo!の知恵袋で投稿された質問が映画化という流れで、とても現代的だと思いました」とオファー時の感想を明かしつつ、「脚本を読んだら予想外の産物が多すぎて、タイトルよりもビックリしましたね(笑)」と内容に驚嘆した様子。榮倉の相手役を務めた安田は「(劇中で榮倉が)とにかく死んだふりを15回するからウンザリでしたよ。それはもうウンザリ感がリアリティーに出ています(笑)」と振り返れば、榮倉は「ウンザリしているとは思っていましたよ。申し訳ないなと思いながら死んでいました(笑)」と苦笑いを浮かべていた。結婚3年目の夫婦が本当の夫婦の姿を探し求める本作。それにちなみ、「理想の夫婦像は?」という質問を投げ掛けられた榮倉は「いつまでも食卓を囲む夫婦がイイなって思います」と回答。対する安田は「やっぱり長生きした上で、若干僕の方が先に死にたいですね。幸せに囲まれて『良い人生だったよ。ありがとう!』と言って死にたいです。残されるのは絶対に嫌!」と妻や家族に看取られることを希望していた。映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は、6月8日より全国公開。
2018年05月16日「Yahoo!知恵袋」への投稿内容が実写映画化された『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』完成披露試写会が5月15日(火)、109シネマズ二子玉川にて行われ、W主演を務めた榮倉奈々、安田顕らが登壇した。安田顕、榮倉奈々との共演に「やったーっ!」だが…「お話をいただいて原作を拝見して、榮倉奈々さんの夫役なので、やったーっ!て」とオファー時の心境を話した安田さんだったが、仲が深まったのは撮影中ではなく、実は最近だという。「公開に近づくにつれ、二人で宣伝活動をして、ようやく距離が縮まったなって…」と安田さんが口を開くと、「私もそう思います」と榮倉さんも乗り、これには共に登壇した李闘士男監督が「安田さんも普段は無口だから(笑)」とフォローしていた。『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は、疑問に思っていることを投げかけユーザーが答えあうコミュニティ「Yahoo!知恵袋」に、2010年に投稿された「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。どういうことなのでしょうか?」という話題を呼んだ質問を実写映画化。死んだふりをやり続ける妻ちえ(榮倉さん)と、そんな妻に戸惑う夫じゅん(安田さん)という結婚3年目の夫婦の一風変わったコミュニケーションを描き出す。安田顕の暴走に、榮倉奈々「待って!」舞台挨拶を盛り上げようと、安田さんは終始暴走気味になり「字面だけ読んでいたので、正直どうやったら面白くなるんだろうと思ったけど、李さんのあがりを観たときに、やられたって思った。最後はうまく…」とネタバレを話し出す。すると、榮倉さんが「待って!待って!言わなくてもいいいじゃないですか!」と必死に止めるという一幕も。そして、理想の夫婦像について聞かれた榮倉さんは「いつまでも食卓を囲む夫婦がいいな」とかわいく答え、安田さんは「長生きした上で、若干僕のほうが先に死にたい。看取られながら“いい人生だったよ、ありがとう”と。残されるのは絶対に嫌」と、あくまでも理想を掲げた。そのほか、完成披露試写会には大谷亮平、野々すみ花も出席した。『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』6月8日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 2018年6月8日より全国にて公開© 2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
2018年05月15日榮倉奈々と安田顕のW主演で「Yahoo!知恵袋」投稿から始まった伝説のコミックエッセイを実写映画化する『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』から、映画のワンシーンを切り取った、6秒間のぶっとび予告6種が公開された。今回公開された6種類の映像では、「ロミジュリ編」「何で!?編」「笑って泣いて編」など、あらゆる手段を使って “死んだふり”をし続ける妻・ちえの姿と、それに振り回される夫・じゅんのぶっとびな日常を垣間見ることができる。■ロミジュリ編ちえの“死んだふり”はエスカレートし、やがてロミオとジュリエットまで登場。ジュリエットとなって悲恋の“死んだふり”をしているちえに、全力でつきあうじゅん。目覚めたジュリエットの「あなたはどうしてロミオなのー?」というセリフに、十字架を握りしめ「お父さんがそう付けたからー」と返すじゅんの姿に、切実さを感じずにはいられない。■何で!?編ジュリエットに続いて、口から血(ケチャップ)を流した“死んだふり”、名誉の戦死(もちろん“死んだふり”)から、矢に頭を貫かれ、はたまた落ち武者になったりと、5パターンの”死んだふり“が登場。でも、何で!?妻には何か秘密がある?■キャスト編ぶっとび妻を演じる榮倉さんと、振り回される夫を演じる安田さんにフィーチャー。“死んだふり”が夫婦を救う?■笑って泣いて編単にぶっ飛んでるだけではない!?笑って泣いて最高にいとおしい映画、それが『妻ふり』。■ワニ編ワニの完成度の高さと、喰われている妻・ちえを見たじゅんの表情に注目。まだまだ“死んだふり”は続く!■まさかの実話編口から血(ケチャップ)を流して死んでいる(!?)妻が、突然「わぁ!」と生き返り、夫は腰をぬかす…。これがまさかの実話。“死んだふり”という入口からは予測できない、味わい深いラストへとたどり着く本作。泣いて笑って、観た後には最高に愛おしい気持ちになれるハートフル・コメディは、大切な人を誘って劇場で確かめてみて。『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は6月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 2018年6月8日より全国にて公開© 2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
2018年05月11日榮倉奈々&安田顕が夫婦役を演じる、まさかの実話から生まれた映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』。4月21日(土)、「島ぜんぶでおーきな祭第10回沖縄国際映画祭」にてプレミア上映が行われ、舞台挨拶に榮倉さん、安田さん、李闘士男監督が登壇。また、翌22日(日)には小雨の中、榮倉さんと監督が劇中のキーアイテム、“ワニ”とともにレッドカーペットを闊歩した。本作は今回、第10回沖縄国際映画祭の特別招待作品として一般の観客に初お披露目。沖縄・MIHAMA7 PLEX+ONEで行われたプレミア上映後に、主演の榮倉さんと安田さん、李監督が登壇すると、親子連れ、カップル、友人同士などで満席となった会場から大きな拍手で迎えられた。■榮倉奈々「深いメッセージと素敵な行間が描かれた映画」榮倉さんがまず、「初お披露目でこんなにたくさんの方にご覧いただけてうれしいです。楽しかったですか?」と問いかけると、客席からは再び大きな拍手が!『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』というタイトルについては「長い(笑)」とツッコミつつも、脚本を読み「ユニークなタイトルからは想像できない深いメッセージと素敵な行間が描かれた映画だと思いました」と語った。■榮倉奈々の“死んだふり”に、安田顕「勘弁してほしかった」一方、安田さんは「脚本を読んだらイメージが原作と違って、いろいろと伝えたいことがあるのかな?と。でも撮影が始まったら、毎日毎日“死んだふり”のシーンで、勘弁してほしかった(笑)」と告白。「でも出来上がったら、夫婦愛がたくさん描かれていて、感じることがいっぱいあって。監督、素晴らしい素敵な映画をありがとうございます」と李監督に詫び(?)とお礼を兼ねてコメントした。■安田顕、もし“死んだふり”されたら…ガン無視!?榮倉さんは本作で演じた役のちえについて、「ちえさんの感情や愛情はとても普遍的で、みなさんに共感いただけるものがたくさんこめられています。素敵な方だなと思いました」としみじみ。だが、安田さんは夫・じゅんとは「共通点はないです。僕はもし死んだふりをされたら無視ですね」と断言。「僕があの夫だったら、たぶん離婚する結果になってる(笑)。なんか汗出てきちゃった…」と会場を笑わせた。李監督は、本作で描きたかった夫婦の愛の形について聞かれると、「夫婦にしろ友人にしろ兄弟にしろ、コミュニケーションは難しいもの。ほとんどの人が不器用ですよね。描きたかったのはそれぞれのコミュニケーションの形を模索していくことが大切なことなのではないかということです。不器用な夫婦って素敵だな、と」と作品に込めた真摯な思いを語ってくれた。■15パターンの“死んだふり”、各々のお気に入りは!?また、本作で15パターンもの“死んだふり”を熱演した榮倉さん。各人、どれがお気に入りかと問われると、まず、李監督が「ドラキュラですね。セットに入ってきた榮倉が男装の麗人という感じでめちゃくちゃカッコよかったんです。あと、落ち武者もお気に入りです」と回答。すると、「スタッフの皆さんの気合いが入りすぎて、最初はあまりにも完ぺきな落ち武者になってしまって(笑)」と榮倉さんが激白。「さすがに普通の主婦には無理だろうということで、パーティーグッズのかつらを用意してもらったんです」と裏話を明かした。そんな中、安田さんは「お気に入りは一切ありません。さっき言ったように撮影中はうんざりしていたので(笑)」と再度、“死んだふり”にボヤキが…。フォトセッション中、安田さんが客席に「映画をご覧になっていかがでしたか?星三つだと思う人?」と問いかけると、客席からは大きな拍手が起こるひと幕も。最後に、榮倉さんが「みなさん、本当にありがとうございました。不思議なテイストの映画になるのではないかと撮影中は安田さんと不安を抱えながら演じていましたが、完成した映画を観て、想像以上にいろんな夫婦の人生、いろんな人間の人生が浮き上がっていて、とても素敵な、言葉にならない映画になりました」と、本作に秘められた魅力についてもアピールし、舞台挨拶は幕を閉じた。■榮倉奈々、シャネルの斬新ドレスでワニとレッドカーペットを闊歩さらに翌22日には、那覇国際通りの沿道を埋め尽くしたファンからの大歓声を前に、榮倉さんは「シャネル(CHANEL)」の超個性的なドレスを着て登場、何度もにこやかに手を振り、約150mにわたるレッドカーペットを闊歩した。正午開始の予定だったレッドカーペットは、直前におりからの雨足が激しくなり、雷が鳴り響いたため一時中断に。天候が少し回復した14時15分に、小雨の中、再開された。榮倉さんはテレビ特別番組の生放送出演が終了した15時過ぎに、李監督、そして劇中で実際に榮倉さん演じるちえを“喰ってしまった(!?) ”ワニと登場。世界中から訪れたメディアの取材に対応したり、「奈々ちゃーん!!」という黄色い声援にこたえて振り返ったり、ファンとの自撮りに応じるなど、終始リラックスした様子だった榮倉さん。体長2m20cmというワニを抱えてレッドカーペットを歩ききった李監督とともに「『妻ふり』観てねー!」と軽やかにコメント、小雨の中のレッドカーペットも「サイコー!」と嬉しそうに語っていた。『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』は6月8日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 2018年6月8日より全国にて公開© 2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会
2018年04月23日女優の榮倉奈々が22日、沖縄県那覇市の国際通りで行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」(19日~22日)のレッドカーペットに登場した。同映画祭で、俳優の安田顕とW主演を務めた映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(6月8日公開)が上映された榮倉は、李闘士男監督と共に登場。雨が降る悪天候の中、シースルーのワンピース姿で美脚を披露しながら歩き、観客の声援にも手を振って応えた。本作で、必ず死んだふりをして出迎える妻・ちえを演じ、15パターンもの死んだふりを披露している榮倉。ワニに頭を食べられて死んだふりをするシーンもあるが、カーペットでは監督がワニを持って歩き、榮倉も笑顔で頭をなでていた。2009年にスタートした同映画際は、春の沖縄を代表する総合エンタテインメントの祭典。10回目となる今年は、4月19日~22日の4日間、那覇市、北中城村などで開催。レッドカーペットにはそのほか、NMB48、阿部寛、黒木メイサ、井浦新、成田凌、志尊淳、知英、NON STYLE、ひょっこりはん、おかずクラブなど、上映作品の監督・キャストやお笑い芸人らが参加した。
2018年04月22日女優の榮倉奈々と俳優の安田顕が21日、沖縄県内で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」(19日~22日)で上映されたW主演映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』(6月8日公開)の舞台挨拶に、李闘士男監督と共に出席した。2010年に「Yahoo!知恵袋」で話題を呼んだ投稿を映画化した同作は、結婚3年目の夫婦の一風変わったコミュニケーションを描いたハートフル・コメディ。夫のじゅん(安田顕)は、必ず死んだふりをして出迎える妻のちえ(榮倉奈々)に翻弄されながら、なぜ妻がそんな行動を続けるのか答えを見つけようとする。榮倉は、タイトルについて「長い。タイトルの長さではないと思いました」と最初の印象を語り、「とてもユニークな企画だなと興味を持ったんですが、脚本を読んだとき深いメッセージというか、素敵な行間が描かれた映画だなと思い、オファーいただいてすごくうれしかったです」とコメント。劇中で15パターンもの死んだふりを披露している榮倉。死んだふりをして夫を待つというのは「まったく共感できる部分はない」と言うも、「それ以外の部分で流れているちえさんの感情や愛情は普遍的なもので、共感してもらえる役だなと思ったので、素敵な方だなと思います」と話した。安田は、死んだふりのシーンを4日間くらいで撮影したことを明かし、「本当に勘弁してほしかった」と吐露。「毎日毎日朝から晩まで。この人(榮倉)が一番大変だったんだけど、見ている身にもなってみろって。李闘士男のことを殺したくなりましたからね」と打ち明けて笑いを誘った。だが、完成した作品を見て「それだけじゃない、夫婦愛がいっぱい描かれていて、感じるものがいっぱいあって、あのとき殺してやろうと思って失礼しました。すばらしい素敵な映画をありがとうございます」と監督に謝罪&感謝。それでも、じゅんとの共通点は「なかった」と言い、「僕は死んだふりされたら無理ですね。3年目で離婚していると思います」と断言した。2009年にスタートした同映画際は、春の沖縄を代表する総合エンタテインメントの祭典。10回目となる今年は、4月19日~22日の4日間、那覇市、北中城村などで開催する。期間中は映画の上映のほか、舞台挨拶、レッドカーペット、お笑いライブ、音楽ライブ、ファッションショーなど、バラエティに富んだイベントを開催する。
2018年04月21日日々アップデートを続ける、榮倉奈々さんが、眩しい。「29歳の一年というのは、環境の変化も大きかったので、あまり年齢を意識していなかったです。きっと年齢は関係ないと思えるところにいるんですね、今は(笑)」と話す彼女に、女性として輝き続ける秘訣をたっぷり伺いました。進化し続ける人、榮倉奈々さんの生きるヒント。男女問わず多くの人を魅了する愛くるしい笑顔と、その奥にある芯の強いまなざしが印象的な、榮倉奈々さん。デビューは中学3年生の時に、渋谷でスカウトされたのがきっかけ。女優として数々のドラマや映画に出演し、今や日本を代表する女優の一人となった。プライベートでは20代で結婚と出産を経験し、今年2月に30歳になったところだ。年齢とともに少しずつステージを変えながら、常に自分自身をアップデートする榮倉さんに、女性として輝き続ける秘訣を聞いた。「今は『何か新しいことを始めよう』という余裕がないほど、毎日が目まぐるしく過ぎていきます。環境の変化が大きすぎて、自分自身では『私、何も変わっていない』と思うほど。でも一つ挙げるとすれば、身近に素敵で自分が憧れる年上の先輩方がいてくれることがとても心強いですね。仲良くしていただいている20歳年上の先輩がいるのですが、その方が私と近いタイミングで誕生日を迎えた時に、『あなたが50歳になるのが楽しみになるような、50代を送れるように頑張るね』と言ってくれて。そんな言葉を聞くと、年齢を重ねるのも楽しみになりますね。ライフスタイルも環境も全然違う方なのですが、その方と話をしているととても楽しいですし、常に綺麗にしていて、何事にも冷静で、家族思いなところも尊敬できる、憧れの存在なんです」女優としては、約3年ぶりに主演を務める映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』が公開になる。安田顕さんと結婚3年目の夫婦を演じ、タイトル通り、“夫が帰宅すると必ず死んだふりをして迎える妻”という、少々破天荒な役回りに挑戦している。「まずタイトルを知った時に、インパクトがあるなと思って興味を持ちました。もちろん全部死んだ“ふり”なんですけど、ある時は頭を矢で射抜かれていたり、ある時は名誉の戦死を遂げていたり、ある時はワニに食べられていたり…(苦笑)。夫に伝えたいことがあるのに、それを言葉で表せない妻のちえさんを、私も最初は『不器用な人だな』と思いましたが、よく考えてみると、言葉にすることって案外難しくて…。同じ出来事でも人によって違う言葉を使ったり、別の意図で捉えられたりもする今の時代、メールや電話一本で済んでしまうことを、遠回りですが、自分なりの方法で表現するちえさんは、ある意味正しいのかな、と思います。『言葉なんて本当はつたないものなのかもしれない』と、私自身が演じているうちに思うようになりました」さまざまな人間模様が交錯するストーリーは、榮倉さんが夫婦や家族の在り方についても考えるきっかけになったという。「結婚するのは二人なのに、結婚は二人だけのものじゃない。ある時は相手のお父さんの立場になって考えてみたり、いろんな側面で物事を捉えることができたのは、私にとっても新鮮な体験でした。今まで他人同士だった二人がいきなり家族になるのはとても不思議なことですが、人と関わっていくことこそが人生。そう思うと、この作品に出てくるいろんな夫婦がせつなく思えたり、あたたかく思えたりもしました」映画の冒頭のシーンで、じゅんとちえの夫婦は「結婚生活が3年経ったら、継続するかをお互いが決める」とある。そこで、榮倉さん自身が普段の生活の中で“定期的に見直していること”を尋ねてみると…?「具体的な期間は決めていないですが、自分が『窮屈だな』と思った時に、胸に手を当てて考えてみることはあります。結局、自分で勝手に“自分ルール”を作ってそこに自分をはめようとしているから、苦しくなっているだけなんですよね。なので、そういう時は自分と全然違うことをしている人に会うことが多いかもしれません。実は、いちばん仲のいい友人が私と正反対の性格で。その人に会うと、『別にこうじゃなくてもいいのかな』とか『そういう考え方も正解かも』と思えることがよくあります。最近にいたっては、直接会わなくても、『たぶんあの人だったらこう言うだろうな…』という想像がついてしまうので、その通りにやってみたり。友人を通した、究極の俯瞰ですね(笑)」常に冷静な視点を持って、自分自身を軌道修正しながら高めている榮倉さん。日々の生活に話が及ぶと、「新しいことに挑戦するというよりも、生活環境をきちんと整えていきたい。それが何よりも優先です」と語っていたのも印象的だった。では女優としては、これからどんなバージョンアップをしたいですか?「バージョンアップという表現が正しいかわからないですが、仕事へのスタンスは家庭を持ったことで確実に変わりましたね。今までは自分の体調や都合や気分、それだけを基準に考えていればよかったんだな、と思います。『仕事が忙しい』とはいっても、結局100%自分の時間だったので、贅沢だったなと…。でも逆に、今は物理的にたくさんのお仕事をすることができないぶん、一つ一つが新鮮に感じられるようになりました」竹を割ったような性格の榮倉さんだけど、迷わずスパッと決められる時もあれば、もちろんそれができない時もあるという。「何事も体験してみないと、本当のことはわからないと思います。実際に挑戦してみて『必要だったな』とか『必要じゃなかったな』というふうにしか気づけなかったものを、先に自分で判断するのが私にはとても難しくて。選択権があるって自由で幸せなことですが、今までの経験をあまり過信せず、できるだけその精度を高めていければいいなと思っています。まだまだ、“アップデート最中”という感じです」えいくら・なな1988年2月12 日生まれ、鹿児島県出身。主演を務める映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』が6月8日(金)に公開。コート¥105,000Tシャツ¥13,500パンツ¥106,000(以上プールby クラス/ウィリーTEL:03・5458・7200)シューズ¥82,000(ニコラス カークウッド/シジェーム ギンザTEL:03・6263・9866)※『anan』2018年4月25日号より。写真・土屋文護(TRON)スタイリスト・上杉美雪(3rd)ヘア・KENICHI for sense of humour(eight peace)メイク・Sada Ito for NARS cosmetics(DONNA)取材、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2018年04月19日独特の透明感が魅力的な榮倉奈々さん。男女問わず支持される彼女の魅力は、“自然体でありながら、そっとバージョンアップしていそう”なところ。その秘訣、たっぷり伺いました。榮倉奈々さんの“これまで”と“今”がわかる、4つの質問。――20代の経験で、特に印象的な出来事は?榮倉:いろいろありますが、3年ほど前に一人旅でトンガに行ったことですね。クジラと一緒に泳ぐことが目的だったのですが、途中で飛行機が飛ばなくなったり、言葉もまったく通じずで、とてもデンジャラスな旅でした(笑)。2週間前に突然思い立って行動ができたのは、20代の勢いがあったからこそ。次は家族と行きたいです。――自由に時間が使えたら、何をして過ごしたい?榮倉:これは難しい質問…。今までは、時間があると「何をしようかな…」みたいな感じだったのですが、今は自分のために使える時間が限られているので、できるだけ有意義に過ごしたいと思っていて。でも、そう思うと、意外と自分がやりたいことってないんですよね(笑)。遊園地に行ったり、家族で楽しめることをしたいです。――自分をバージョンアップするなら、何をしたい?榮倉:非日常的なことに挑戦するというよりも、日常的な基盤を整えたいですね。たとえば、引っ越しとか、掃除とか!家の中がごちゃごちゃしているのが苦手で、環境を整えるのは昔から好きなんです。特に今は料理をすることが多いので、もしバージョンアップするとしたら、広い素敵なキッチンを希望。お料理の腕ももっと上げたいです。――決断に迷った時はどうやって解決する?榮倉:迷うくらいなら、違うのかなって諦めをつけると思います。気をつけているのは、今までの経験値であまり物事を測りすぎないようにすること。思い込むと変なループに入っていって、ふとした時に「あ、違った」というところに行ってしまう気がするからです。なので、自分をあまり過信してはいけないなといつも思っています。えいくら・なな1988年2月12 日生まれ、鹿児島県出身。主演を務める映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』が6月8日(金)に公開。シャツ¥62,000(コート/エストネーションTEL:03・5159・7800)スカート¥58,000(カリタ/エストネーション)シューズ¥79,000(フラテッリ ジャコメッティ/ドゥロワー 青山店TEL:03・5464・0226)イヤリング、右¥17,000左¥31,000(共にマリア ブラック/ショールーム セッションTEL:03・5464・9975)※『anan』2018年4月25日号より。写真・土屋文護(TRON)スタイリスト・上杉美雪(3rd)ヘア・KENICHI for sense of humour(eight peace)メイク・Sada Ito for NARS cosmetics(DONNA)取材、文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2018年04月19日お笑いタレントのビートたけし、俳優の神木隆之介、女優の川栄李奈が出演する「ワンダ TEA COFFEE」の新テレビCM「TEA COFFEE お茶・珈琲どっちやねん」編が、17日より放送開始された。アサヒ飲料は、コーヒーと茶葉を組み合わせた新商品「ワンダ TEA COFFEE」のCMキャラクターとして3人を起用。たけしが"北野部長"を演じ、神木と川栄が若手部下を演じた。新CMでは、オフィスで「ワンダ TEA COFFEE」を片手に談笑していた神木と川栄のもとに、部長のたけしが現れ、「若いのコーヒーなんて珍しい」とコメント。すると、川栄が「ざんねーん、ただのコーヒーじゃないんです!」と笑顔で返し、続いて神木が「これはお茶でもコーヒーでもないTEA COFFEEなんです!」と得意げに説明すると、川栄が「て、どっちやねん!」とツッコむ。そんな2人のやりとりに、たけしが怪訝そうな表情を浮かべるという内容だ。神木の発言に鋭くツッコミを入れる役どころを演じた川栄は、監督から「お笑い芸人みたく派手にお願いします」と指示を受けると、ノリノリで「どっちやねーん!!」「そのまんまかーい!!」と芸人顔負けのツッコミを披露。神木と周りのスタッフを爆笑の渦に巻き込んだという。この日、神木と川栄は、都内で「ワンダ TEA COFFEE 新発売記念 発表会」に出席。初共演を果たした新CMの撮影について、神木は「いきなり芝居だったんですが、さすが川栄さんです。合わせてくださって、さすがだなって。引っ張ってもらいました」と川栄の演技を称賛し、神木を共演したい俳優として挙げていた川栄は、念願の初共演に「人生って何が起こるかわからないなって思いました」と感激していた。
2018年04月17日俳優の神木隆之介と女優の川栄李奈が17日、都内で行われた「ワンダ TEA COFFEE 新発売記念 発表会」に出席し、初共演を果たした新CMの撮影エピソードを語った。発表会では、2人が初共演を果たした新CM「TEA COFFEE お茶・珈琲どっちやねん」編をお披露目。神木は、撮影時にリハーサルがほとんどなくすぐに本番に突入したことを明かし、「いきなり芝居だったんですが、さすが川栄さんです。合わせてくださって、さすがだなって。引っ張ってもらいました」と川栄の演技を称えた。川栄は「人見知りが激しすぎてあんまり人としゃべれないんですけど、すぐしゃべれました。『あれ? 友達だったっけ?』っていうくらい、初めてお会いしていない感じがして、話しやすい雰囲気を出されている方だった」と神木の印象を語り、そのおかげでCMも「すごくよくできたんじゃないか」と話した。また、自身のプロフィールで"同年代で共演したい俳優"として神木の名前を挙げていたという川栄は「小さいときから生意気ながら『神木君ちっちゃいな、すごいな』ってテレビで見ていた方と共演できるという、人生って何が起こるかわからないなって思いました」と初共演に感激。神木は、知らなかったようで「な、な、なんですかその情報」と驚いていた。アサヒ飲料は、コーヒーと茶葉を組み合わせた新商品「ワンダ TEA COFFEE」のCMキャラクターとして、ビートたけし、神木隆之介、川栄李奈が登場する新CM「TEA COFFEE お茶・珈琲どっちやねん」編を、17日より放送開始。たけしが"北野部長"を演じ、神木と川栄が若手部下を演じる。
2018年04月17日女優・川栄李奈が、笑福亭鶴瓶がMCを務めるプレミアムトーク番組「A-Studio」で、4月6日(金)の放送回から新サブMCに就任することが明らかに。川栄さんは、「いろんな人に出会えるのが楽しみですし、自身の成長にもなると思います。一生懸命頑張ります!」と期待と意気込みを語っている。2009年4月10日からスタートし、この4月で放送10年目に突入する本番組は、MCの鶴瓶さん自ら事前にゲストの家族、友人、知人など、ゲストをよく知る関係者のところへ足を運び取材。その模様を収めた写真と、そこで得たゲストの人物情報を元に、スタジオでゲストと台本なしのトークを展開していくという人気番組。■“サブMC”、emmaから川栄李奈へそして今回、3月30日放送のトーク名場面集(総集編)をもって、昨年3月31日放送から9代目サブMCを務めたモデルのemmaが番組を卒業。4月からは川栄さんが新たに就任する。川栄さんはアイドルグループ「AKB48」のメンバーとして活躍し、2015年に同グループを卒業。その後、女優として連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や「僕たちがやりました」「コウノドリ」『デスノート Light up the NEW world』『亜人』などに出演。また現在公開中の『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~』に出演しているほか、今後も大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」『センセイ君主』など出演作が放送&公開を控えており、今後さらなる活躍が期待されている若手女優の一人だ。■川栄李奈、初収録は「楽しく収録できました」オファー時をふり返り、川栄さんは「15歳でAKBに入ったときに、友だちにもし『A-Studio』に出演することになったら呼ぶからねって冗談で話していたんです。だからいまは、すごくうれしいのですが、嘘みたいな感じもしています」とコメント。初MCについては、「出過ぎず、出なさ過ぎず、上手い具合は心がけています。喋るときは前に出て、黙るときは黙る。その部分はAKB時代の団体(活動)の中で培ったものです」と話している。また、先週3月23日(金)放送の回には「A-Studio」にゲストとして登場した川栄さん。サブMCになっての収録を終えた彼女は、「『A-Studio』ならではのアットホームな感じとか、鶴瓶さんのいつもニコニコしている感じに心が温かくなります。ゲストで出演させていただいたときの方は緊張しましたね。サブMCでは変に緊張するという感じではなく、楽しく収録できました」と初収録の感想も語った。■笑福亭鶴瓶、「さらに10年続けたい」ゲストからサブMCに就任するのは初めてとなった今回。MCの鶴瓶さんは、「そういうことはスタッフに任せている。川栄は新人ではないと思っています。AKBでも活躍していたし、本当に一緒に番組をするようになって良かったと思っています。こちらも刺激になりますし、安心して話題を振れる感じはしています。話を振ると必ず返してくれるからその点はすごいですね」と川栄さんについてコメント。また10年目を迎え、「10年前、初代サブMCの小泉深雪さんと番組を始めて、どうなっていくかわからない状態でやってきた中で、自分の方式が認知されたというか、この番組に出たいと思われる方がたくさんおられることがうれしいですね」と思いを述べ、「さらに10年続けたいと思います」とも語っている。「A-Studio」は毎週金曜日23時~TBS系にて放送。(cinemacafe.net)
2018年03月27日