水谷豊が監督、世界的指揮者・西本智実が音楽監督を務める『太陽とボレロ』の製作が決定し、2022年に公開されることが分かった。初監督作『TAP‐THE LAST SHOW‐』(2017年)で夢みる若者の青春群像とショービジネスの光と影を、脚本も手掛けた監督第2作『轢き逃げ最高の最悪な日』(2019年)では不幸な事故が露わにする人間の心の奥底を描き切った水谷豊。監督3作目となる本作『太陽とボレロ』では、オーケストラを舞台にした人間ドラマを「洒脱なエンタテインメント作品」として紡ぎ出す。ある地方都市の市民交響楽団を中心に「音楽を愛する人々」と「音楽の素晴らしさ」を描いていく本作は、脚本制作の段階から本物のオーケストラの魅力を映画に取り込みたいと構想していたという。一方の西本はグローバルで多様な活動を行いながら、昨年は慶應義塾大学SFC研究所上席所員に就任。国内おいても書籍出版やメディア出演、行政と組んでのプロジェクト等を通して音楽の魅力を幅広い年代の人々に届ける文化活動にも精力的だ。互いに活動と作品をリスペクトしていた両者は、水谷監督が西本のコンサートに訪れたことから出会い、クラシックについて話を交わすうちに本作中で奏でられる『ボレロ』の指揮演奏をオファーしたという。作品のテーマと監督の思いに共鳴した西本智実は自身初となる映画音楽監督をも快諾し、自身が結成したイルミナートフィルハーモニーオーケストラの参加も決定。撮影は2021年5月から6月にかけて長野ロケ、都内ロケで行われるという。事前のPCR検査の徹底等、現場内での新型コロナウィルス感染症対策に万全を期した撮影になるもようだ。水谷豊・コメント西本さんと出会ったことにより、より深いクラシックの世界の人間ドラマを描くことができたと思います。そして、話をしていく中で、映画音楽の指揮演奏に加え、なんと音楽監督も引き受けて頂けることになりました。運命のように出会えて、お仕事をご一緒できることに、今、とても嬉しく興奮しています。ヨーロッパなど多くの国々ではクラシックを生活の一部のように楽しんでいます。この映画も西本さんとともに「クラシックを楽しめる映画」にしたいと思っています。西本智実・コメント『熱中時代』の北野広大先生は、実際私自身の人生に影響を与えて下さった先生でもありました。このようなリクエストをいただき、人生には思いがけない不思議なご縁というものがあるんだなとつくづく思います。劇中の楽曲は、映画のタイトルである『太陽とボレロ』から、同じリズムで貫く強い繋がりをラヴェル作曲『ボレロ』で、その他は背景のディテールと共通する楽曲を幾つか提案し、話し合いの中、クラシック作品を選曲しました。これから作曲していく音楽もありますので、水谷さんの世界に耳を澄ませていきたいと思います。『太陽とボレロ』2022年全国公開
2021年04月14日2021年6月明治座・博多座にて、上演される『水谷千重子 50周年記念公演』の演目・第2弾キャスト・水谷千重子新ビジュアルが発表された。2019年2月に明治座で念願の初座長公演『水谷千重子 50周年記念公演』を開催した千重子。第一部のお芝居『とんち尼将軍 一休ねえさん』では、言わずとしれた日本の偉人・一休さんを確かな演技力でダイナミックかつ繊細に演じ、第二部の『千重子オンステージ 歌えばコブシの花が咲く』では、歌謡界に燦然と輝くオリジナルヒット曲を圧巻の歌唱力で歌いあげ、大反響にて幕を閉じた。そして、2021年6月。今回も「芸能生活50周年記念公演」として、千重子が新たなステージを作り上げる。今回は明治座だけではなく、博多座にも初登場。待望の第2弾公演は、お芝居ステージ『ドタバタ笑歌劇 神社にラブソングを』と歌のステージ『千重子オンステージ』の豪華2本立てで披露する。『ドタバタ笑歌劇神社にラブソングを』は千重子の趣味である神社巡りの中で、歌と巫女とのコラボレーションを着想し企画した完全絶対オリジナル作品。今回千重子が挑むのは、芸能生活50周年で初挑戦となる巫女役。神社で巻き起こる騒動に立ち向かう、千重子の大奮闘劇は必見だ。クワトロキャストである、ずん・ハリセンボン・どぶろっく・阿佐ヶ谷姉妹(日替わり出演)に加え、前作に続き、高橋ひとみ、バッファロー吾郎A、水谷千重子座長公演初登場となる生駒里奈の出演が決定した。千重子とゆかりのゲストが織りなす、笑いと涙、愛と感動に溢れる千重子芝居の最新作に期待してほしい。『千重子オンステージ』は、あの「万博ササニシキ」で華々しいデビューを飾った千重子が自信を持ってお贈りする絢燗のビッグ歌謡ショー。往年のヒット曲からコブシ満開で脚光を浴びたポップスのカバーまで、千重子の魅力をたっぷり詰め込んだ特別なステージを届ける。前作に続き、二葉ファミリーである八公太郎、倉たけし、六条たかや、水谷千重子座長公演には初登場となる、浜ローズの出演が決定した。こちらも合わせてお楽しみに。【公演概要】『水谷千重子 50周年記念公演』■お芝居ステージ『ドタバタ笑歌劇 神社にラブソングを』出演:水谷千重子高橋ひとみ / 生駒里奈 / バッファロー吾郎Aずん / ハリセンボン / どぶろっく / 阿佐ヶ谷姉妹※クワトロキャスト※日替わり出演■歌のステージ『千重子オンステージ』出演:水谷千重子八公太郎 / 倉たけし / 六条たかや ※日替わり出演浜ローズ ※日替わり出演<東京公演>会場:明治座(東京都中央区日本橋浜町2-31-1)公演期間:2021年6月4日(金)~6月13日(日)料金(税込・予定):S席12,000円 / A席6,000円チケットのお問い合わせ:明治座チケットセンター 03-3666-6666(10:00~17:00)グループ観劇(10名様以上)のお問い合わせ:03-3660-3941(営業部団体課)明治座HP: チケット発売日:2021年5月5日(水)10:00~<福岡公演>会場:博多座(福岡県福岡市博多区下川端町2-1)公演期間:2021年6月25日(金)~7月4日(日)料金(全席指定・税込):A席13,000円 / 特B席10,000円 / B席8,000円 / C席6,000円チケットのお問い合わせ:博多座電話予約センター 092-263-5555グループ観劇のお問合せ:092-263-5880博多座HP: チケット発売日:2021年5月22日(土)10:00~
2021年04月09日ユニクロのグローバルサステナビリティアンバサダーに緑の『ドラえもん』が就任しました!今後は、“未来”からやってきた存在として、サステナビリティをもっと身近に感じてもらうための活動に取り組みます。『ドラえもん』がサステナビリティを楽しく発信日本だけでなく、世界中から人気を集めている『ドラえもん』。同じく日本で生まれて世界の人々に良い服を届けようとするユニクロは、同じルーツを辿る存在として『ドラえもん』をグローバルサステナビリティアンバサダーに起用しました。ユニクロが“サステナビリティ活動を積極的に進めたい!”という決意を緑色のロゴに込めたのに合わせて、青色でおなじみの『ドラえもん』も緑色に大変身。「服のチカラで、未来を変える。」というユニクロのメッセージを背負い、サステナビリティ活動を親しみやすいように楽しく発信してくれます。アンバサダーが見せるサステナブルな活動そんな緑の『ドラえもん』と一緒に、ユニクロのグローバルブランドアンバサダーである錦織圭選手や平野歩夢選手、ロジャー・フェデラー選手ら6人もサステナビリティ活動をサポート。環境に配慮した素材を採用したウェアを着るなどして持続可能な社会の実現を目指します。また、LifeWearスペシャルアンバサダーを務める女優・綾瀬はるかさんは『“届けよう、服のチカラ”プロジェクト』に参加し、小中高校生に対する次世代教育活動を通してサステナビリティ活動に取り組みます。プロジェクトの一員である綾瀬さんは「地球や社会に良い活動について、私自身も皆さんと一緒に学び、自分にできる小さなことから実践していきたいです」と意気込みを語りました。今後もユニクロアンバサダーらによるさまざまな取り組みに注目が集まります。緑の『ドラえもん』は、ユニクロの店頭やWEBサイトなどあらゆる場所に登場するそう。見かけたらぜひ立ち止まってメッセージを聞いてみてくださいね。©株式会社ファーストリテイリング文/Nana
2021年04月06日竹野内豊主演「イチケイのカラス」に中村梅雀、桜井ユキ、水谷果穂がレギュラー出演することが決定した。民放連続ドラマ初となる刑事裁判官が主人公の本作は、竹野内さん演じる東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の型破りな刑事裁判官・入間みちおと、みちおに振り回されながらも真実をつかもうと奔走する坂間千鶴(黒木華)らイチケイメンバーの活躍が描かれる。梅雀さんが演じるのは、イチケイメンバーから厚い信頼を寄せられている主任書記官・川添博司。マイペースに事件を深掘りしていくみちおにはいつも頭を抱えており、みちおが捜査権を発動する度に、現場検証のスケジュール調整や記録はもちろん、時には犯人の行動を再現するため全力疾走させられることもあり、苦労が絶えない。ぼやきながらも任務を全うする川添を、コミカルな演技でみせる梅雀さんは「川添はいつも振り回される立場であたふたしていますが、決してみちおのことを嫌いなわけではなく、むしろ好きであるからこそ文句を言いながらも仕事をしている、というところを大事にしています」と役柄について語り、「見れば必ず引き込まれる作品になっているので、法廷ものだと身構えずに、ぜひご覧ください」とコメント。「コンフィデンスマンJP」「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」などに出演した桜井さんが演じるのは、姉御肌の裁判所書記官・浜谷澪。芯が強く、裁判官のみちおや上司の川添に意見することもしばしば。三つ子の男の子を育てる母でもあり、働くママとして大忙しだが、文句を言いながらも書記官としての情熱は常に持ち合わせており、時に深夜に及ぶ検証作業にも真摯に取り組むキャラクターだ。「撮影では、皆さんのセリフの掛け合いがとにかく楽しくて。“これが繋がって一本のドラマになったらどうなるんだろう”と、今からすごく楽しみです」と放送に期待を寄せる桜井さんは、「何より、みちおと坂間の温度差のある掛け合いは本当に見応えがあるので、竹野内さんと黒木さんならではの絶妙なやり取りを是非見ていただきたいです」とアピール。そして水谷さんが演じるのは、新人裁判所事務官・一ノ瀬糸子。各種手続きや資料作成など裁判に関する事務仕事を担い、書記官の川添や浜谷をサポート。イチケイメンバーの最年少でありながら、部長の駒沢義男(小日向文世)や川添相手にも物おじしない度胸の持ち主だ。「凪のお暇」、連続テレビ小説「なつぞら」などに出演し、今回月9初出演となる水谷さんは「竹野内さんと黒木さんとは、別の作品でそれぞれご一緒させていただいたことがあるので、すごく安心感がありますし、いつも憧れの存在です。糸子は新人事務官ということもあって、裁判の専門用語を質問するシーンもあり、視聴者の皆さんに近い目線にいるキャラクターです。私も一緒に勉強するような気持ちで日々取り組んでいるので、そんな糸子にも注目してご覧いただきたいです」とメッセージを寄せた。「イチケイのカラス」は4月、毎週月曜日21時~フジテレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年03月02日朝方に氷点下を記録した東京。日は昇りきったとはいえ、寒風は厳しかったが、英国紳士然とたたずんでいたのは水谷豊(68)。本誌が新宿で『相棒 season19』(テレビ朝日系)のロケを目撃したのは1月中旬のことだった。「この日は屋外でのロケが続きましたが、水谷さんも反町さんも寒そうなそぶりすら見せませんでした。監督やスタッフとの打ち合わせは入念だったものの、撮影本番となると、ほとんどが一発OK。さすがの集中力です」(ドラマ制作関係者)すでに20周年を迎えている『相棒』の視聴率は好調を続けている。その人気を支えているのは水谷の作品作りに対するストイックな姿勢だという。「プライベートでも体幹を鍛えるためのトレーニングを続けているそうですし、主人公である杉下右京警部の若々しさを保つために、奥さんから“美顔器”を薦められれば、すぐに取り入れる柔軟性ももっています」(映像関係者)水谷の“美容アドバイザー”でもある妻・伊藤蘭(66)は、1月13日に66歳の誕生日を迎えた。水谷一家の知人は言う。「当日は水谷さん、蘭さん、そして一人娘で女優の趣里さん(30)のスケジュールもあったので、久しぶりに食事に出かけたと聞いています。蘭さんはイタリアンがお好きなのですが、その日は和食店で、鍋料理を一家水入らずで楽しんだそうです。水谷さんも上機嫌で、“今後やりたいこと”などについて語っていたとか」すでに“大御所俳優”である水谷が目指しているのは……。「水谷さんは、俳優としても監督としても実績を積み上げ続けているクリント・イーストウッド(90)に、強く影響を受けています。“お気に入り映画”として、イーストウッドが87歳のときに監督した作品『15時17分、パリ行き』を挙げていたこともありました。最近では『もっと演出の腕も磨きたい』と言っており、イーストウッドのように“俳優兼監督としてずっと活動を続けていくこと”が目指している理想なのだそうです。すでに2本、監督作品もありますが、今後も挑戦していくのだと思います」(前出・映像関係者)C・イーストウッドを目指すとなると90歳まで現役ということになる。「水谷さんは『オファーがある限り、俳優も続けていきたい』と言っていますからね。“90歳で杉下右京”ということもありえます。蘭さんの誕生会では、そんな話もしたことでしょう」(前出・知人)伊藤蘭、趣里という強力応援団がついている限り、“90歳まで右京”も夢ではないかも。「女性自身」2021年2月9日号 掲載
2021年01月29日緑と水の市民カレッジでは、11月からオンライン講座(オンデマンド配信)を開催しています。また、1月、2月にはZOOMでのリアルタイム講座も開催いたします。オンライン講座では、園芸の基本や庭園の歴史・楽しみ方、バードウォッチングなど自然や緑に関する様々な観点から学ぶことができ、自宅で気軽に学べる講座となっています。緑と水の市民カレッジ講座一覧|公園へ行こう!【日時】①『ガーデナー入門講座初級編』約60分講師:GreenCottageGarden主宰井上華子配信期間:2020年11月10日(火)~2021年2月9日(火)受講料:2,420円②『こんなに楽しいハーバルライフ』約50分講師:ハーブ&グリーンコーディネーター南雲今日子配信期間:2020年11月25日(水)~2021年2月24日(水)受講料:1,980円③『日比谷公園の魅力探索』約60分講師:(公財)東京都公園協会公園事業部長菊池正芳配信期間:2020年12月23日(水)~2021年3月22日(月)受講料:2,420円④『バードウォッチング入門』講師:ネイチャーガイド中村忠昌配信期間:2021年1月20日(水)~2021年4月19日(月)受講料:2,420円⑤『樹木医と学ぼう!樹木点検初級編』講師:(公財)東京都公園協会職員樹木医配信期間:2021年1月下旬から配信予定受講料:未定(決まり次第「緑と水の市民カレッジ」HPに掲載します。⑥『浜離宮恩賜庭園の歴史と概要』Zoomによるライブ配信講師:(公財)東京都公園協会公園事業部長菊池正芳日程:2021年1月30日(土)13:30~15:00受講料:3,630円⑦『日本庭園の歴史と様式』Zoomによるライブ配信講師:緑と水の市民カレッジ専任講師高橋康夫日程:2021年2月6日(土)13:30~15:00受講料:3,630円⑧『江戸大名庭園の見どころと庭園技法小石川後楽園』講師:(一社)日本庭園協会名誉会長龍居竹之介配信期間:2021年2月下旬から配信予定受講料:未定(決まり次第「緑と水の市民カレッジ」HPに掲載します。◆注意事項・受講には、パソコン・タブレット・スマートフォンが必要となります。・Zoom配信の講座でスマートフォン・タブレットを使用してのご視聴の際はあらかじめZoomアプリのインストールが必要です。・オンラインによる講座は、通信状況やその他の理由により、音声が途切れる、画像が固まる、つながらない、などのトラブルが起こる可能性があります。・端末の使い方、当日のURL先への接続の仕方などにより、不具合が発生する場合がありますので、通信が途切れる、つながらない、といった通信環境のトラブルに関しては自身で加入されているプロバイダー等へご確認をお願いいたします。・通信に関わる費用は、受講生のご負担となります。◆参加申込方法下記URLよりご希望の講座を選択し、申し込みを行ってください。緑と水の市民カレッジ講座一覧|公園へ行こう!※オンラインでの申し込み受付となっています。※配信期間と申し込み締め切りは異なります。(上記HPでご確認ください)◆お問い合わせその他ご質問等がございましたら下記にお問い合わせください。緑と水の市民カレッジ開館時間午前9時~午後17時休館日日曜・祝日・年末年始(12月29日―1月3日)〒100-0012東京都千代田区日比谷公園1-5電話番号03-5532-1306企業プレスリリース詳細へ TIMESトップへ
2021年01月13日「赤いきつねうどん」&「緑のたぬき天そば」をモチーフにした立体型オセロ「赤いきつねVS緑のたぬき オセロゲーム3」が、2021年1月上旬より発売される。マルちゃんの看板商品であり、永遠のライバルである人気カップ麺「赤いきつねうどん」と「緑のたぬき天そば」が、オセロゲームになって登場。両者のパッケージをリアルに再現したオセロ石を6×6の36マスで対極するというもので、ルールはオセロ同様、対局の終わり時点で石が多いほうが勝利となる。また「赤いきつねうどん」と「緑のたぬき天そば」両者の石を単体で使用することで、はさみ将棋や四目並を楽しむことも可能。真剣勝負のゲームによる代理対決で、白黒=赤緑の決着をつけてみてはいかがだろう。【詳細】赤いきつねVS緑のたぬき オセロゲーム3 1,980円+税発売時期:2021年1月上旬※一部の店舗では発売日が前後する可能性有り。セット内容:盤 1個、赤いきつね・オセロ石 37個、緑のたぬき・オセロ石 37個、シール 2シート、取扱説明書本体サイズ:W168xD168xH30(mm)
2021年01月09日「緑のたぬき天そば」が、人気の立体パズル“ルービックキューブ”に変身。「緑のたぬききゅーぶ」として、2020年12月25日(金)から全国の玩具取扱いショップにて順次発売される。「緑のたぬき天そば」×「ルービックキューブ」がコラボレーション「緑のたぬき天そば」と「ルービックキューブ」が、両者の40周年を迎えるアニバーサリーを祝してコラボレーションを実現。完成した「緑のたぬききゅーぶ」は、その名の通り、人気カップ麺「緑のたぬき天そば」をリアルに再現した、これまでにないルービックキューブとなっている。“そば×天ぷら”のユニークな見た目まずは「緑のたぬき天そば」そっくりのパッケージを開けると、本物さながらの“天ぷら×そば”をモチーフにしたルービックキューブが現れる。実物のビジュアル同様、天面に“天ぷら”を、側面と底面を“そば”のデザインに揃えたものが完成形で、バラバラにした状態から正しい配置へと導かなければならない。難易度UP&攻略書も同封“天ぷら”は全9つのパーツに分かれているだけでなく、揃えるべき位置も定められているため、通常一面のカラーを揃えるルーブックキューブより難易度も高いのだとか。そのため、「緑のたぬききゅーぶ」には、ビギナーに向けた攻略者も同封。デザインは、“粉末スープ”のパッケージをイメージしたこだわりの仕上がりとなっている。詳細「緑のたぬききゅーぶ」2,980円+税発売日:2020年12月25日(金)取扱店舗:全国の玩具取扱いショップ商品サイズ:約(W)58×(D)58×(H)62mm
2020年12月27日外を気にせず開放感のある家「東京にいる感じがしません」という上野さん。敷地を購入したときには周囲は植木畑だった。現在では畑の面積は減ったものの緑が多く、また静かな環境で「蓼科や軽井沢などの別荘地に住んでいるような感じがする」と話す。上野夫妻が設計を依頼した建築家の村田淳さんへのリクエストは大きなところでは2つあった。「ひとつは外の目を気にしないで暮らしたい。当初、コートハウスのイメージをもっていたので、外の目をあまり気にしないで生活ができて、かつ開放感のある家がいいなと」右の駐輪スペースの後ろに立つのがアズキナシ。図書室の外につくられたデッキスペースに植えられていて2階からもその緑を楽しむことができる。図書室をつくる「もうひとつは図書室がほしかったんですね。本が多いので、家族3人の本を1カ所に集めて、みんなで読める場所をつくってもらいたいとお願いしました」(上野さん)図書室をつくる思いは上野さんがいちばん強かったという。「引っ越しのたびに本を処分するのがとてもつらかったようで、この家ではちゃんとスペースをつくろうということになりました」(奥さん)上野さんも「自分の家ができたら本はすべて捨てずにとっておいていつでも読み返せるようにしたいという思いは強くありました」と話す。さらに「本はどこでも読むし寝る前に読んだりもするんですが、ゆったりと座って気持ちよく読めるスペースがほしかった」とも。半地下につくられた図書室を1階レベルから見る。庭側から図書室の外部につくられたデッキスペースを見る。アズキナシの木が見える。デッキスペース側から図書室と奥の庭を見る。半地下につくられた図書室の天井高は約3.8mある。夫妻ともに図書室のイメージとしてもっていたのはオードリー・ヘプバーンが主演した1963年の『マイ・フェア・レディ』のヒギンス教授の書斎だった。バーナード・ショーの戯曲『ピグマリオン』を原作とするこの映画では、2層分のスペースが本棚でぎっしりと埋まり、上の棚にある本を梯子を使って取るシーンがあるが、そこから梯子付きの背の高い本棚が生まれた。天井高約3.8m。設計側では住宅でこの大きさを確保するための苦労があった。「この土地は建ぺい率に余裕がないのでいろんなご要望を入れていくとどうしても入りきらない。図書室を魅力的な空間にしたいけれども、かといってほかの部屋がその犠牲になるのも良くない。それで寝室を地下にもっていくことにしました」(村田さん)本棚の上にも開口が設けられて明るい室内。対面して設けられたデッキスペース側と庭側の2つの開口の間を空気が流れ湿気の心配もない。階段下から庭の緑を見上げる。玄関から小窓を通して図書室を見ることができる。高2の息子さんはこの図書室について「作業が落ち着いてできてけっこう快適です。明るいのもいいですね」と話す。ソファの左に見えるのが寝室開口部。デッキスペースの脇に植えられたアズキナシ。半地下からの眺めしかし単に地下にもっていっただけでは湿気の問題が発生する。そこで天井高のある図書室を半地下につくりその両サイドに大きめの開口を設けて空気がこもらず流れるようにしたうえで、さらに低い位置にある寝室とつなげることにした。半地下にある図書室のソファに座ると開口からは緑と空しか見えない。このスペースの心地よさはこの緑が大きく作用していると夫妻で口をそろえていう。「窓が上にあるため、両サイドにある緑を下から見上げるかたちになります。そうすると緑の後ろに空だけ見える感じになるのでそれがものすごく気持ちがいいんです」(上野さん)濡れ縁から図書室を見る。奥のデッキスペース側の開口との間で風が抜ける。静かで落ち着いた空気感のある庭。この緑があるおかげでお隣の視線も気にならない。手前の木はオオサカズキ(モミジ)。床がルーバー状になっているのは地下との間で空気を循環させるため。その上は物干しスペースになっている。右奥に見えるのが玄関でその左に図書室がある。地下室からルーバー状の床を見上げる。左下の鉄棒は上野さんが懸垂をするために取り付けられたもの。階段室を1階から見る。2階の天井とキッチン道路側にアズキナシが立ち、奥の庭にはオオサカズキとシラカシなどが植えられているが、それらの緑は2階からも楽しむことができる。下階とはまた違う角度から緑に接することのできる2階は家型の天井がL字でつながっている。「勾配屋根の木造の2階は天井を自由につくりやすいので、空間に変化をつけるためにL字のプランのままに家型の天井をつなげてみました。家型にするとフラットな天井よりも陰影が出るし、陰の部分も時間によって表情が変わっていくので面白いのではないかと」(村田さん)リビングダイニングと一体的につくられたキッチンでは、食洗器をビルトインにするなど隠せるものはなるべく隠して表にモノが出ないようにするほか、広さについてのリクエストがあった。「2人立てるような広さにしてくださいとお願いしました。一緒に料理することも多いので、2人いてもつっかからないような広さがほしいとお伝えしました」(奥さん)リビングからダイニングとキッチンを見る。キッチンは夫婦2人で作業ができるよう広めにつくった。家型の天井を交差させた部分は少し不思議な印象を与える造形になっている。ダイニングとキッチンを見る。ダイニングからキッチン内のモノが見えないようキッチンを囲む壁の部分を高くしている。2階は引き戸で階段室が仕切られるようになっている。約24㎡あるリビングダイニング。表と庭側の2つの開口のほかにテレビの上にも開口が開けられていて室内が明るい上に天井も高めで快適に過ごせる空間になっている。キッチンからリビングを見る。右の開口からはアズキナシの木がよく見える。リビングから庭の方向を見る。オオサカズキが少し紅葉しているのが見える。アズキナシの前の室内にも緑が置かれている。“ここはどちらですか?”最後にこの家で5年ほど暮らされての感想をうかがった。「図書室がいちばん好きなスペースですね。両方に緑と空が見えてまた静かで明るい部屋なので、最高の空間かなと思っています」と奥さん。さらに2階のキッチンスペースも好きという。「キッチンに立つとちょうどアズキナシがダイレクトに見られてお気に入りの場所ですね」上野さんも自らの強い希望でつくった図書室がやはりとても気に入っているという。「しかし、僕がメインで使おうと思っていた当初の予定と違って家族に取られてしまうことが多い」と話す。3月からのコロナ禍のもとでは大学で英語の教師をされている奥さんがZoomでオンライン授業を行う際に図書室を使っているため「ほぼ使えない」状態になっているという。「Zoomでは皆さん背景を替えたりしますが、うちではそのまま室内を映しています。そうすると大きな本棚とその後ろの中庭の緑が大きな開口を通して見えるので、“ここはどちらですか?”とよく聞かれます。今は思っていたほど図書室で過ごすことができていないですが、やっぱりあそこに座るとすごく落ち着くし集中もできるのですごくいいですね」。こう話す上野さんには、世の中とはまた別にもうひとつ、「コロナ禍が早く過ぎ去ってほしい」と願う強力な理由があるように思えた。上野邸設計村田淳建築研究室所在地東京都三鷹市構造木造規模地上2階地下1階延床面積142.19㎡
2020年11月30日「『相棒』では、いまも杉下右京が捜査現場で走り回るシーンがあるのですが、水谷豊さん(68)は全然NGを出さないのです。水谷さんより何十歳も若いスタッフが同じように走って息切れしている姿と比べると、本当に驚かされますね」そう語るのは、ドラマ制作関係者。’00年に単発ドラマとしてスタートした『相棒』(テレビ朝日系)は今年20周年を迎えた。10月14日から放映されているseason19は、10%半ばから10%後半と、高視聴率を維持している。’02年のseason1では45歳という設定だった主人公・杉下右京警部も18年がたち、すでに63歳と、現実世界なら警察官として定年をむかえていることになる。前出のドラマ制作関係者が続ける。「さらに言えば演じている水谷さんは68歳。それだけに水谷さんも“右京の若々しさを保つこと”に腐心されているのです。劇中では右京がゴルフの奥深さについてしみじみ語るシーンがありましたが、プライベートでもゴルフのためのトレーニングを続けていることで、体幹も鍛えているそうです」水谷の努力は体幹強化ばかりではないという。テレビ朝日関係者は次のように語る。「新シーズンの撮影中、うちの社の人間が水谷さんに、『ずっと体形も変わらないですし、お肌もきれいですね』と、話しかけたのですが、そのときのお話がとても印象的でした。『いえいえ、自分でもやっぱり衰えは感じていますよ。最近はテレビの画面も大きいですし、肌のたるみなんかも映ってしまいますからね。でも蘭さんが、“美顔器を使ってみたら”と、勧めてくれたので、借りて使ったりもしています。気持ちいいし、手軽なところがよかったです』肌を褒められたことがうれしかったのか、ニコニコされていましたね。借りているという美顔器については詳しく聞けなかったのですが、最新型のようでした」結婚生活は30年以上となる水谷と伊藤蘭(65)。いまも水谷が妻のことを“さん付け”で呼んでいるのは有名な話だ。“右京は肌が命!”と、考えているという水谷。さらに夫妻の知人はこう語る。「美顔器を夫婦でシェアしている以外にも、蘭さんからは食事面のアドバイスも受けているのです。具体的にはコラーゲンたっぷりのお鍋を食べたり、ベリー系の果物を食べたりしているそうです」“細かいことが気になる”が口癖の右京。その若々しさの頼りは、蘭さんの“きめ細かい美肌指南”だった。「女性自身」2020年11月24日号 掲載
2020年11月12日「芦名さんの突然の訃報に、撮影現場ではスタッフはじめ、水谷さんも憔悴しきっています」沈鬱な表情でこう語るのは放送開始から今年で20周年を迎える人気シリーズ『相棒』(テレビ朝日系)の制作関係者。9月14日に自宅で亡くなっているのが発見された芦名星さん(享年36)。自殺とみられ、18日には親族やごく親しい関係者によるお別れのお花入れの会が開かれ、悲しみのなか見送られた。’17年から芦名さんが週刊誌の記者役・風間楓子として出演していた『相棒』チームも公式HPでこう哀悼の意を示した。《芦名さんにはseason15よりご出演いただき、その印象的な役柄で相棒の世界に多くの彩りを加えて頂きました。 キャスト・スタッフ一同心よりご冥福をお祈り申し上げます》なかでも主演の水谷豊(68)と芦名さんは強い絆で結ばれていた。「芦名さんは当初、単発での出演予定でしたが、本番後にモニターで見た水谷さんが芦名さんの存在感を絶賛。以来、毎シーズン必ず重要な局面で登場するレギュラーとなりました。クールなイメージですが、現場では常に周囲を気遣い、水谷さんをはじめキャストやスタッフからも愛されていました。また水谷さんから演技についてアドバイスを受けた際は、とても真摯に聞き入っている様子でしたし、反町隆史さん(46)と3人で雑談するなどおちゃめな一面も見せていました」(前出・制作関係者)それだけに、水谷の落ち込みようもかなりのものであるようだ。「水谷さんは芦名さんの異変を感じ取れなかったことが心残りだったようで、芦名さんの死後、娘であり女優の趣里さん(30)に『もし悩むことがあったら何でも相談して』と、連絡したそうです。親として気がかりだったのでしょうね」(テレビ朝日関係者)10月からは『Season19』がスタート。新シーズンにも芦名さんは登場するという。「芦名さんは第1~2話に出演し、すでに収録済みでしたが、中盤にもう一度出演する予定だったんです」(前出・テレビ朝日関係者)通例のドラマ現場なら“代役”の話が浮上するものだが、水谷を座長とする「チーム相棒」は芦名さんと寄り添っていく覚悟を決めたという。「芦名さん演じる風間には代役を立てず、後輩記者といった新たな役を登場させる方向で調整するそうです。’18年には初期からレギュラー出演していた志水正義さん(享年60)が亡くなりましたが、その際も代役は立てていません。水谷さんやスタッフは『芦名さんの代わりなんていない』という思いでいるそうです」(前出・制作関係者)芦名さんへの惜別を胸に、水谷は20周年のその先を目指していくことだろう――。「女性自身」2020年10月13日号 掲載
2020年09月29日鮮やかな緑に覆われた住まい多摩川からほど近く、自然の趣きが残る東京・世田谷区の住宅地。鮮やかな緑のツタに覆われた外観が印象的なこの家に暮らしているのは、デザイン会社「nakanaka graphic」を営むグラフィックデザイナーの中川寛博さんと同じくグラフィックデザイナーの岸恭子さん、そして小学6年生のご長男。この家が完成したのは2015年。設計は、中川さんが学生時代に知人の紹介により知り合ったというキューボデザイン建築計画設計事務所の猿田仁視さんに依頼した。「シンプルなデザインを求めていたので、当初は外壁も単純に真っ白のイメージをしていました。ですが、白い壁だと雨だれで汚れてしまう、と猿田さんからアドバイスをいただいたので、それならば、と以前から憧れを持っていたツタのある家にしたいと思いました」(中川さん)。中川さんの要望により、家とコンクリートの間にはツタを植えるための土のスペースをつくった。完成当初は真っ白だった壁も、4年後には屋根まで届くほど成長したツルが壁面を這い上がったという。5年がたった今では白い壁が見えなくなるほどに緑で覆われている。「ツタの種類はオオイタビという常緑の植物です。最初は、うまく成長するか不安だったのですが、思い描いていた形となって嬉しいです」(中川さん)。建築家・猿田さんより「GREEN WALL」と名付けられた中川邸の外観。もともとは真っ白い壁だったが、竣工から5年が経ち、緑に覆われた完成形となった。玄関を入って、左を向くとホールとなっている。突き当たりには水回り、左には寝室がある。北側にあたる右の階段の側壁には大小さまざまな窓が設けられ、外壁に挟まれた中庭からの光が取り込める。階段下にある作り付けの本棚と机。仕事や勉強、あるいは趣味の場として使用している。階段を上がった先にある個室は、現在在宅ワークをしている岸さんの仕事場となっている。将来的にはご長男の勉強部屋として活用する予定。柔らかな光で満ちた心地よい空間以前は、今の住まいの近くのマンションで暮らしていたという中川さんご一家。ご長男が小学校入学のタイミングで家を建てようと考えていたという。「まずは土地を探し始めたのですが、なかなか良い土地と出会えず、一度は探すのをやめていた時期もありました。そんなときに近所の土地を散歩がてら探していたら、ちょうど良いこの土地が見つかりました」と中川さん・岸さんご夫妻。家づくりにあたり、建売の物件やハウスメーカーも訪ねたというご夫妻だが、自分たちの理想の住まいを追求するべく、建築家の猿田さんに依頼することになったという。「風致地区ということもあり、さまざまな制約があるなかで猿田さんが最初に提案してくださったのが、北側に外壁と挟んだ中庭のあるプランでした。制約や狭小という性質の中で、最大限に光を取り込む配慮をしていただいたので、この最初のプランから、ほとんど変更せずに現在の形となりました。北側採光なので部屋に入ってくる光が柔らかくて、すごく心地が良いです」(中川さん)。内観については、白を基調としたシンプルな空間を希望していたご夫妻。色味のバランスや窓の位置など細部まで打ち合わせを重ねて、コンパクトながらも必要な要素をしっかりと詰め込んだ理想的な住まいを実現させた。「窓からはあんまり外の家が見えないので、目線が気にならないところがすごく落ち着きます。中庭があることによって、閉じつつも開放感があるのが、この家の特に気に入っているポイントです」(岸さん)。中2階ともいえるL字型のロフト。ご長男の寝室から、ご夫妻の趣味のスペースへとつながっていく。作り付けの棚には本がずらり。同じく作り付けの机は、主に岸さんの裁縫スペース。正面からは1階全体を望むことができる。反対側には、中川さんのレコードコレクションが並ぶ。2階のリビング。北側の窓から入る光と、奥に見える天窓からのたっぷりの光によって、居心地の良い自然な明るさで満たされている。右手前にある階段を降りるとロフトへ通じる。キッチンの配置やカラーリングは、岸さんと猿田さんが相談して決めた。手前の作業台は、窓を出窓にすることで生まれた。中庭へ出るベランダは、中川さんのお気に入りの場所。変化を楽しむ暮らし主に本や雑誌の装幀のデザインをしている中川さん・岸さんご夫妻。昨今の新型コロナウィルスの影響により、現在は在宅で仕事を行なっているという。「もともと外で仕事をしていたのですが、子どもを見ることもできるので結果的に良かったと思っています。在宅ワークでも、気持ちの良い光が入ってくるので、1日中ストレスなく過ごすことができています」と話す中川さん。岸さんも「最初はくつろぐためだけの家でしたが、今は仕事場という面も持つようになりました。この先も、家がどう変化していくか楽しみです」と笑顔で語る。はじめは真っ白だった外壁が、時間をかけて緑に覆われたように、経年変化を楽しんでいく住宅として設計された中川さんご一家の住まい。「これからはツタに花を加えて、表情を変えられればなと考えています」と中川さん。変化を楽しむご一家の豊かな日々がこれからもこの住まいで紡がれていくことだろう。手がけた仕事には、ワインカタログやワインラベルのデザインも。額縁に飾られているポスターは、ワインの産地が描かれており、デザインは中川さん、イラストは岸さんが担当した。一時期、石集めがマイブームだったというご長男の石コレクションが飾られている。ご長男がお小遣いで購入したという“ニュートンのゆりかご”。1階の水回り。浴室と洗面を仕切るガラス窓によって、視線が抜ける開放的な空間に。1階にあるご夫妻の寝室。壁には小物を置くのに適した作り付けの棚が設置されている。バスルームのモザイクタイルは、建築家の猿田さんより提案されたという。「最初は真っ白のタイルを考えていましたが、このモザイクタイルはデザインも良くて、何より汚れも目立たないので、今はこのタイルを選んで良かったと思っています」(中川さん)。浴槽からは中庭を望むことができる。「窓からの景色は緑のトンネルみたいでとても綺麗です。夜には月を眺めることもできるんです」(中川さん)。週に1回は、高枝切りばさみを使い、緑の手入れをしているそう。「油断すると、すぐボウボウになってしまうので手入れが大変です」と中川さん。
2020年07月13日食欲がなくなったり、紫外線をたくさん浴びたりしてしまうこの季節は、しっかり栄養をとっておかないとお肌も一気に疲れてしまいます。そんな時にオススメなのが「緑のガスパチョ」です。ガスパチョというとトマトベースの赤いものが一般的ですが、今回ご紹介するガスパチョは、キュウリとアボカドで作る爽やかな緑色がポイント!キュウリに含まれるカリウムは、デトックス効果があるのでむくみ改善に。森のバターと言われているアボカドも、ビタミンも豊富で栄養価が高い野菜の一つです。そして、トロトロ濃厚に仕上げる隠し技は、豆乳。豆乳を使うことでイソフラボンも摂取でき、おまけにヘルシーに仕上がります。暑い夏のはじまりは、体もお肌も一気に疲れがち。「緑のガスパチョ」で疲れも一緒にデトックスしちゃいましょう。■緑のガスパチョ調理時間 5分 1人分 181Kcalレシピ制作:伊藤 けいこ<材料 2人分>キュウリ 1本アボカド 1/2個玉ネギ(小) 1/4個ニンニク(すりおろし) 1/2片分豆乳(成分無調整) 200ml水 大さじ3~4白ワインビネガー 大さじ1オリーブ油 大さじ1塩麹 小さじ2塩 少々粗びき黒コショウ 少々 キュウリ 3cm ディル 適量 オリーブ油 適量<作り方>1、アボカドは皮と種を取り、ザク切りにする。<トッピング>のキュウリは粗みじん切りにしておく。2、ミキサーに全ての材料を入れ、滑らかになるまでかくはんする。3、ガラスの器などに注ぎ、みじん切りにしたキュウリ、ディルを飾り、オリーブ油少々を垂らし完成。コツ・ポイント ・ビネガーがなければお好みの酢でも可能です。 食欲がない時は、ビタミン不足になりがちです。今回ご紹介した「緑のガスパチョ」ならスルスル飲めちゃいますよ。疲れた夏の体に染み込む一杯。是非堪能してみてくださいね。E・レシピで作り方をもう一度チェック↓
2020年07月03日関西のコンサートプロモーターGREENSのライブ再開イベント第1弾『GREENS presents 緑音感』が、7月18日(土)大阪城音楽堂にて開催される。「GREENS presents 緑音感」チケット情報出演は、関西出身アーティスト、押尾コータローとDEPAPEPEの2組。距離を保つ席プランや分散入場、マスク着用など、ガイドラインに基づいて安全を確保しながらの開催となる。ガイドラインの詳細はイベント特設ページをご確認ください。緑に囲まれた開放感たっぷりの大阪城野音で、気持ちの良い夏の夕暮れ時に、ここでしか見られない瞬間を体感してください。チケットは、7月5日(日)10:00より一般発売開始。一般発売に先駆け、7月2日(木)23:59まで先行受付実施中!
2020年07月01日DIYの専門商社、新入社員の女子2人が物寂しいオフィスを緑で豊かにするために、見せる収納を作りました今回はラスティーを使って壁面収納を作り、緑で装飾しました。簡単なはずのラスティー設置に苦戦しましたが、居心地の良い空間ができました!オフィスに緑がほしい方は是非挑戦してみてくださいこんにちは!DIYの専門商社、和気産業株式会社の新入社員ツマミに可能性を見出した「にピ」と気合でなんとかしようとする「あらいもん」です!監修はDIYアドバイザー資格を持つ先輩社員の「カワダさん」です。2回目のDIYとなったラスティー設置、今回は設計図を作ったり、木材を切ったり、塗ったりしないため、簡単だと聞いていたのですがそんなこともありませんでした。私たちの頑張りをご覧ください使ったもの・Lacety(ラスティー)パネル(880㎜×860㎜)1枚固定金具パイプ(25㎜用)1袋(4個入り)S字フック小2個1×4材用フック2袋(2本入り)・伸縮ポール中2本・UROCO2枚・ミュージアムジェル・フェイクグリーン・麻紐・結束バンド作り方設置する場所を決める前回の棚が完成してほっとしたのも束の間カワダさんによる「次あの上にラスティつけよか」という声かけによりあれよあれよと2回目のDIYに取り組むこととなりました。前回の棚作成「DIY初心者が1×4材を使って収納を作ってみた!」はこちらデスクの近くの棚の上のスペースがあいていたのでそこにラスティを設置することになりました。元はホワイトボードのみの殺風景なスペースどう変わるのでしょうか…ポールの長さを調節する設置するスペースの長さを測って、ポールの長さを調節します。左右同じ長さにするのが地味に難しい…カワダさんのアドバイス☆ポールはバネでつっぱるから設置する場所の長さより少し長くしてから固定せなあかんで!パネルをポールに固定する今回の最難関はここ!ラスティーのパネルをポールに固定するのですが、金具の向きの正解が分からず、できた!と思いきやずれてきたり左右があべこべになったり4回ほど失敗しました。説明書きはよく読みましょうねカワダさんのアドバイス?今回はポールが想定より太かったんちゃうかなあ!まあ固定できたからええやろ!この向きは失敗です。このまま設置すると、パネルがずれて最寄りのデスクに座っているにピの後頭部めがけて倒れてくる可能性があります。真似しないようにしてくださいこれが正解です!頑丈に固定されましたにピの後頭部も守られましたね!つっぱる次はつっぱりです!早速失敗しました!何が失敗かわかりますか?答えはパネルをポールのつっぱり部分に固定してしまっているため、つっぱり部分が動かなくなってつっぱれなくなったことです。よくある失敗ですねパネルを正しい位置に固定しました!何回調節しても、曲がっている気がするポールを真っすぐ設置してつっぱり成功!よく頑張りました装飾まずは元々このスペースの主であったホワイトボードを設置します。S字フックが活躍しました!便利!やっとこさ目的の緑化会社の倉庫に眠っていたフェイクグリーンを掘り起こしラスティーの上のスペースを埋めてもらいます。両手いっぱいに葉っぱを抱えて社内を移動するのは中々勇気が要りましたが無事に葉っぱを持ってくることができましたさらにカワダさんがどこからともなく麻ひもを出現させたのでそれを使って、根っこを等間隔に固定します葉っぱたちをラスティーの上に固定しました。いい感じ!のはずが、にピ&あらいもん「なんか想像してた感じと違うな…」なんか違かったので、葉っぱの位置を変更しました。今度こそいい感じ!!カワダさんのアドバイス麻ひもとポールを結束バンドで固定すれば上から滑り落ちてこんで!葉っぱだけだとなんだか寂しいのでその他の装飾品を探しに行ったにピとあらいもん会社の端材置き場で各々良い木材を見つけましたにピが注目したのが穴あきボードの端材ここにツマミをつければ可愛いのでは…と考え、取り付けた所「「超可愛い」」ナイスだ、にピ!可愛いつまみが気になる方はこちらへ時を同じくして良い木材を発見したあらいもんはラスティーのフックパーツを発見し、これで棚を作ろうと決心しました。が、木材の幅がフックに収まらない!どうする、あらいもん…!?カワダさんのアドバイス?1×4材にぴったりのはずなんやけどなあその板ちょっと大きいんちゃう?無理やり収めることは諦めて、大人しく木を切ることにしました。これまた可愛い色合いの木で切ることに罪悪感を感じましたが、泣く泣く切りました切れ端もいつか使ってあげようと思います…フックに木材を固定して、棚完成木目とカラーが可愛い木材「UROCO」が気になった方はこちら棚はできたものの、棚の上に置くものがないので再び探しにきましたちょうどいいところにラスティー展示スペースが…!お花を二つほど拝借しましたいざ設置…!のはずが、カワダさんの「花瓶落ちるんちゃう」の一言でストップ!確かにこのままでは花瓶が倒れた時、にピの後頭部がやられてしまいます「労災おりるかなー」とか言ってる場合じゃないぞにピ!この窮地を脱するためにカワダさんが取り出したのが「ミュージアムジェル」透明なスライムのようなジェル震度6にも耐える実績だとか…ほんとにこれだけで大丈夫なのかと疑いながら設置しましたが、翌日確認したらしっかりくっついてました!これでにピの後頭部も安心疑ってごめん!ミュージアムジェル!棚の上に物を置きたいけど、落ちたら嫌だなにピッタリな「ミュージアムジェル」はこちら棚も設置して完成!オフィスに緑が増えました余った葉っぱは前回作った棚やパーテーションに飾り付けておきましょう前回の棚、パーテーションと合わせて緑豊かな一角ができあがりました。これで心穏やかに仕事ができますね次はあの空間かな…今回使ったラスティーってなに?Lacety(ラスティー)は見せる収納、おしゃれなディスプレイを作るのにピッタリのシリーズです光を遮らないので窓辺収納にもおすすめ!室内に緑を増やしたい方は是非活用してみてくださいねラスティーを使った窓辺収納はこちらで公開中今回の記事でご紹介した「Lacety(ラスティー)」はこちらでご購入いただけます
2020年06月05日精神科の新人看護師がさまざまな症状を抱える患者と向き合う過程を描き、話題を呼んだ水谷緑さんの『精神科ナースになったわけ』。同様に精神科の新人看護師が主人公である『こころのナース夜野さん』は、その発展型といえる。心というブラックボックスと向き合うことで見えてくること。「何かしら前作の続きのようなものを描きたいと思っていました。といっても準備はまたほぼ一からだったので、果てしなかったです」ここでいう準備とは参考文献などを読み込むのはもちろんのこと、実際に心の病を抱える人や医療従事者を探して、取材をすること。センシティブな問題だけに、取材に協力してもらえる人を見つけ出すだけでも、気の遠くなるような作業なのだ。「医療従事者にしても当事者にしても、その人ならではの実感を聞き出したいんです。私自身が“早くこれを伝えねば!”という気持ちになることが、この物語を描くうえでは大事だと思っているので」1巻で登場するのは、たとえばこんな症状を抱える人たち。虫が家に入ってくる幻覚に悩まされる人、毎日のようにリストカットをする人、「死ね」という声が聞こえる人…。「症状自体は突飛に思えても、話を聞いてみると悩んでいる感情などは自分と同じだったりして、共感できるところが必ずあるんです。心の病気は当事者の人生そのものともいえるので、まずは等身大のその人を感じて、どういう理由で症状が出てしまっているのか、背景もなるべくきちんと描いていきたいです」新人ナースの夜野さんは先輩看護師とともに、虫が見える人に対しては虫駆除業者を装って訪問介護をし、リストカットの常習者とは安全な切り方を一緒になって考える。体の病気やケガに比べて、心の病気はケアの方法も患者の状態や医療従事者の考え方などで柔軟に変わる。患者と努めて一定の距離を置こうとする看護師もいれば、一緒にとことん悩む人もいて、治療の正解を導き出すことの難しさを感じさせる。「話の終わり方はいつも悩みます。お医者さんに何をもって病気が治ったと思うのか聞いたところ、その人自身が楽になったと思えるかどうかだと言われました。ハッピーエンドばかりではないですが、少しでも変化が表れるところが物語としては一区切りなのかなと思っています」生きづらさを感じていても、いなくても。心について知ろうとすることで見える景色はきっとある。みずたに・みどり2014年『あたふた研修医やってます。』でデビュー。最新作は『大切な人が死ぬとき~私の後悔を緩和ケアナースに相談してみた~』。水谷 緑『こころのナース夜野さん』1心の病気について知りたいと思う新人看護師が、統合失調症やうつ病などの患者と向き合い、成長していく日々を描く。丹念な取材をもとにしたフィクション。小学館591円©水谷緑/『こころのナース夜野さん』/小学館※『anan』2020年4月15日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・兵藤育子(by anan編集部)
2020年04月13日横浜の春の恒例行事「よこはま花と緑のスプリングフェア」が今年も開催される。第42回目を迎える今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を大幅に縮小して開催されるが、屋外で花や緑を楽しむことができる。山下公園では造園業者が趣向を凝らした21区画の花壇展を鑑賞できる。また、日本大通りには400メートルの花回廊が登場。横浜公園では70品種約14万本のチューリップが咲き誇る。会期は5月6日(水)まで。会場によって花の見頃は異なる。第42回よこはま花と緑のスプリングフェア2020山下公園花壇展日本大通り日本花通り横浜公園チューリップ4月10日(金)から5月6日(水)まで
2020年04月10日「水谷千重子キーポンシャイニング歌謡祭2020」が4月26日(日)東京・国際フォーラムホールAを皮切りに、全国6会場で開催されることが決定した。【チケット情報はこちら】今年4回目を迎える「水谷千重子キーポンシャイニング歌謡祭」とは、芸能生活50周年を迎え、“演歌とJ-POPの架け橋”として今なお走り続ける水谷千重子が、その歴史の中でゆかりのあるアーティストとともに、ミュージックシーンを更に盛り上げる為に開催する、歌と笑いと涙が満載の一大スペクタクルリサイタルショー。昨年は明治座公演があり開催されなかったが、今年満を持して、過去最大規模で開催される。現在、チケットぴあでは、最速先行抽選を実施中。受付は2月2日(日)午後11時59分まで。■水谷千重子キーポンシャイニング歌謡祭20204月26日(日)東京国際フォーラムホールA(東京都) 開場17:30/開演18:305月10日(日)神戸国際会議場(兵庫県) 開場17:15/開演18:005月13日(水)福岡サンパレスホテル&ホール(福岡県)開場17:45/開演18:305月17日(日)広島文化学園HBGホール(広島県) 開場16:15/開演17:005月19日(火)松山市民会館(愛媛県)開場17:45/開演18:305月26日(火)名古屋国際会議場センチュリーホール(愛知県) 開場17:45/開演18:30出演:水谷千重子ゲストアーティスト※ゲストアーティストは後日発表致します!料金:全席指定 8,200円
2020年01月27日水谷豊主演による人気シリーズ「相棒」。現在「season18」が放送中だが、その第11話「ブラックアウト」がテレビ朝日開局60周年記念の特別番組として1月1日(水・祝)元旦に放送される。本作は優秀だが変人ゆえ警視庁内の窓際部署「特命係」の係長をしている杉下右京を水谷さんが演じ、右京と“相棒”がともに事件を解決していくという刑事ドラマ。単発ドラマとして放送が始まり2002年に連続ドラマ化され、現在放送中の「season18」まで長きにわたり放送が続いてきたほか、映画化もされいずれも大ヒットを記録している。これまで寺脇康文、及川光博、成宮寛貴が演じてきた“相棒”役を、「season14」より反町隆史が引き継ぎ、現在は反町さん演じる冠城亘が右京とともに活躍中だ。今回は昨秋からスタートした「season18」の第11話を、2時間15分にわたるスペシャル版としてお届け。右京と亘が山奥のゴルフコースで開かれる警視庁主催の親睦ゴルフコンペに“準備係”として駆り出される。コンペには副総監の衣笠(杉本哲太)をはじめとする警視庁上層部のほか、警察庁OBの蓮見恭一郎(長谷川初範)や、その息子で組織犯罪対策3課の係長・蓮見誠司(浅香航大)らが参加。コンペ終了後、参加者たちがそれぞれ帰路につこうとした矢先、ゴルフ場の地下駐車場で大爆発が発生。出入り口が完全に塞がり、居合わせた人間が地下空間に閉じ込められてしまう。さらに爆発に巻き込まれたと思われた“被害者”の一人が突如、持っていた拳銃を発砲。男は暴力団の構成員で、その場にいた人々を人質に「収監されている会長と7人の組員を釈放しろ!」という要求を突きつけてくる。人質になったのは右京と恭一郎のほか、恭一郎の秘書を務める雨宮紗耶香(瀧本美織)ら計8人。男はこの時点ですでに、指示に従わなかった人質の一人を射殺しており、状況は切迫。地上では亘をはじめ警視庁の面々が、人質救出に向けて動き始める。そんななか、地下に閉じ込められている人数と人質の人数が合わないという不可解な状況が判明。人質の中に犯人の仲間がいるのではないかという疑惑が浮上する。そして右京は今回の一件と、5年前に起きたある事故の符合に気づく…というストーリー。今回は「刑事ゼロ」「仮面同窓会」などの瀧本美織。「あなたの番です」『チア男子!!』などの浅香航大、「科捜研の女」「俺の話は長い」長谷川初範がゲストとして参加。スペシャルならではの豪華な布陣で物語を盛り上げる。「相棒 season18」第11話「ブラックアウト」は1月1日(水・祝)21時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)
2020年01月01日窓から開ける景観を活かして「子どもが生まれたこともあって実家に近い鎌倉で探していたのですが、この土地を見て即決しました」。都心のマンションに暮らしていたインテリアデザイナーの新谷憲司さんが、緑深い鎌倉の山の中腹に一軒家を構えたのは約1年半前。曲がりくねった坂道を登っていく途中に、焼スギの外壁に囲まれた瀟洒な家が現れる。「この場所を見て、ここに3階建ての家を建てたらおもしろいものができるな、と思いました。森に囲まれた平坦ではない土地なので、フロア毎に違う景色が開けてくるイメージが思い浮かんだんです」。“坂から登ってくる家”をスケッチで描いて建築家に相談。間取りなど自分で考えたものを基にプランニングを進めた。坂の途中に建つ焼スギの外壁の家。鎌倉の静かな森に、寄り添うように佇む。ガレージにはストレージも。庭の手入れも楽しみのひとつ。庭を眺める作業スペース1階から3階まで、それぞれの開口が違った景色を切り取る箱のような家は、フロア毎に違った雰囲気を持つ。「1階は何かができるスペースにしたい、と考えました」。外から土間のようにつながったモルタル敷きの空間に、仕事場、DIYスペース、水まわりを設置。2階につながる階段には、壁一面に書棚を造作した。「本棚は前に住んでいたところの1.5倍欲しいと思っていたんです。オフィスは都内にあるのですが、ここでも仕事ができますし、このスペースがあることで生活に余裕が生まれますね」。大きな開口の向こうには庭の緑が広がり、外からの光を室内に運び込む。「もともとここには昭和30年代の古屋が建っていて、庭には古い大木もありました。その木を残しながら、この場所で育ちやすそうな木を調べて、新たに植栽したんです。今は育っていくところを見守っています」。豊かな自然を切り取る1階の開口。まわりを散策してはどんな木が育っているのかを研究したそう。モルタルがクールな水まわり。洗面には実験用のシンクを使用。窓からの景色が心地いいバスルーム。緑を眺めながらの朝風呂も。土間のような1階のスペースでは、仕事をしたり、本を読んだり、庭を眺めたり。仕事机の向こうのDIYスペース。有孔ボードにツールを吊るす。古道具屋で見つけたという、時代を感じさせる背負子が風情たっぷり。薪ストーブありきで考えた広々とした2階のLDKは、大人数で集まることの多いライフスタイルに合わせて設計。3方向の開口から眺められる緑と、黒を主体としたインテリアがコントラストを生んでいる。「最初は箱のような家にしようというだけで、イメージは決まっていなかったんです。その後、長野の中川村に薪ストーブを見に行って、具体的になっていきました。薪ストーブからデザインしたと言ってもいいですね」。夫婦ともに外せなかったというイエルカワインの薪ストーブの黒に合わせて、キッチン台に黒皮鉄をあしらい、ダイニング側には大きな黒皮の壁を立てて空間のアクセントに。「天井も最初は木を現していて山小屋風だったのですが(笑)、黒く塗装しました。黒い家にするつもりは当初なかったのですが」。書棚のある階段側は、黒いアイアンの柵が仕切りになっている。工業的なマテリアルを使いながら、どこか和の意匠も感じさせるのが落ち着くところ。「考えたのは日本家屋の再構築です。和の曖昧なものを現代的に解釈して取り入れられたらと」。細かなところに和の素材を用い、“交換”により繕っていく、そんな日本の昔の暮らしも踏襲されている。書棚をバックにしたリビングは、バルコニーや開口からの光で陰影が美しい。夜はスポットライトとウォールランプでほのかに灯す。ソファーはデイベッドのようなサイズ感で造作したもの。黒皮鉄をあしらったキッチン&ダイニング。引っ越し前から持っていたザ・コンランショップのダイニングテーブルがきれいに収まるように設計した。現しにした天井を黒く塗装。キッチンは大勢でのパーティーにも対応できるよう2列に。2階キッチンの開口は、道行く人の目線と同じ高さになっている。長野県上伊那郡中川村にあるイエルカワインの薪ストーブが鎮座。これ1台で冬もエアコン要らず。料理好きな憲司さんがキッチンもデザインした。使い込んだ調理器具がずらりと並ぶ。黒皮鉄の壁の前でブルテリアの谷氏と。イスはアルミニウムを原材料としたネイビーチェア。アイアンのフェンスは藤沢のさいとう工房にオーダー。書棚との組み合わせが独特の世界観を構築。オリジナルで考案したワゴン式収納。奥の方の食器も楽に取り出せる。2階の凹凸のある床はフレンチパイン。階段〜3階は無垢のナラ材で。吹き抜けが温かな空気を運ぶ「吹き抜けは戸建てならではのものですから、絶対に設けたいと思っていました。光が下に落ちていく具合も計算しました」。3階の南側に設けたスリットから入る光が、2階のLDKに届く。吹き抜けを介して、それぞれのフロアの気配も感じることができる。「3階の居室にも仕切りをつくるつもりはなくて、真ん中を解体できるクローゼットで仕切っているだけなんです。建具などもほとんど使っていないので、実はローコストで建てられましたね」。薪ストーブを炊けば、真冬でも3階まで暖かい空気が流れる。居心地のよさからか、自宅で過ごす時間が長く、鎌倉に来てから外食することなどもほとんどなくなったそう。「最寄りのコンビニまで10分、レストランも早く閉まってしまったりと、決して便利ではないですが、ここに来て暮らしを楽しむようになりました。デザインを考えるのも楽しかったし、今は終わっておもちゃを取り上げられたみたいで(笑)。これからはDIYで少しずつ変えていくのが楽しみですね」。手すりには竹をDIYで取り付けた。スリットから光が差し込み、吹き抜けを介して家族の気配が伝わる。クローゼットも以前の1.5倍の容量に。現在は妻・朋子さんの仕事机などを置いている部屋。こちらの開口からは崖が望める。「入居当初は朝、鳥の鳴き声がうるさいくらいで…」というベッドルーム。鎌倉の空気にしっくりとなじむ家。バルコニーではハーブなどを育て料理にも活用。新谷邸設計・建築アーク・コンストラクトインテリアデザインa3所在地神奈川県鎌倉市構造木造SE工法規模地上3階延床面積120㎡
2019年12月02日街の一角に建つ癒しの空間「街の中の庭となる、そんな家にできたらなと思いました」。古谷デザイン建築設計事務所の古谷俊一さんのご自宅は、昭和の風情の残る街並みに、まるでオアシスのように緑を湛えて佇んでいる。「子供の頃から田舎というものをもっていなかったので、緑を渇望していたところがあるんです。20年くらい植物を育ててきた経験を活かして植栽のプランを立てました」。1階の外構から2階、3階のバルコニーまで、緑の溢れる外観は、古谷さんがリノベーションを担当した、向かい側の「大森ロッヂ」との連続性も考えられている。「8棟の木造住宅が並ぶエリアに、庭のようにつながる建物にしたいと考えました。ちょうど真向かいに建てた店舗付き住居と相対する形で、フロアのレベルや意匠も揃えています」。改修した長屋の立ち並ぶ路地の入り口にある、街に向けて開かれた建物は、住居でもありサテライトオフィスでもあり、グリーンのナーセリーでもある。敷地をぐるりと取り囲むようにグリーンが生い茂る。それぞれの方角に適したグリーンを植樹。住宅街の路地の一角に、向かい側の店舗付き住居と対峙するように建つ。3層の木造住居。3階までグリーンが連続し、街の中にひとつの景観を生み出すかのよう。日本の建築物を踏襲したいむき出しの軒柱に、建物の隅にそれぞれ設けられたバルコニー。空間に“欠け”のある独特の外観が開かれた印象を与える。「この辺りは準防火地域なので、柱を現しにはできないんです。そこを、通常より太い燃え代設計にすることでクリアしています」。現しにこだわったのは、親しみやすさ、分かりやすさ、だという。「今は何でも包み隠してしまうけれど、建物がどういう構造で建っているのか、現しにすれば分かりますよね。お寺や昔の日本家屋の良さを、できるだけ踏襲したいという思いがあります」。軒柱のあるバルコニーは、書院造りの濡れ縁のイメージ。ここを介して、中と外が曖昧に区切られる。そして家全体を、頂点から四隅へ同じ角度で傾斜する宝形屋根が包む。「向かい側の家のデザインに合わせているのですが、御神輿をかついでいるような雰囲気で、縁起がいいじゃないですか(笑)。雨よけにも合理的なんです」。軒柱を現した設計は、縁側のある昔の日本家屋を思い起こさせる佇まい。自邸の玄関側。自然な木目の外壁は“選びに選んだ”サイディング。「縦に張ったことでつなぎ目が目立ちにくくなっています」。玄関には京都の「BOLTS HARDWARE STORE」の照明を外灯に使い、カッティングボードで名前を貼ることで表札代わりに。内でも外でもない廊下1階のサテライトオフィスとグリーンのナーセリーから、外階段でつながる2階には、居室とバスルームが。ここは廊下を外部テラスに見立てた。「外構の延長として、外からつながっている感じにしたいと思いました。天井に照明をつけたり、ドアノブを取り付けたりすると一気に室内の感じが出てしまうので工夫しています」。照明の代わりに、床の上に小さなライトを行灯のように配置。夜にはほのかな明かりが、3階につながる階段まで誘導する。取っ手の形状にこだわったドアノブとモルタライクの床も、室内という雰囲気を和らげている。「室内でも外でもない、そういう曖昧な空間が好きなんです。できるだけそんな場所をつくりたいですね」。玄関脇にはマンガの書庫を設けることを決めていた。家族全員の愛読書は2000冊程。「ここにあるのは2軍なんです(笑)」。シューズインクローゼット。奥の鏡は扉のように手前に引くことができ、外出前に全身をチェックできる。「BOLTS HARDWARE STORE」の照明を行灯のように点在させて。廊下の床はモルタライク。半室内のような空間が3階LDKヘとつながる。天然の素材感が心地いい2階の主寝室。緻密に計算して棚を取り付けたクローゼットを、カーテンで仕切っている。バスルームはFRPで。床には冷たさを感じにくいLIXILのサーモタイルを使用。洗面、バルコニーに接続させて動線も確保。生活のしやすさをベースに「妻が“ルーフバルコニーは絶対に欲しい”と言ったことが、設計のスタートです。コンセプトは実は後付けで(笑)。住宅は生活しやすいことがいちばんなので、そこから入っていかないと」。空中庭園のようなバルコニーの先に街が広がる3階のLDKで、そう語る古谷さん。「とってつけたようにしたくない」と設計したバルコニーにより、結果、室内はジグザグの形状になり、リビングとダイニングキッチンが緩やかに分かれている。「これによって隣家との距離感が保たれる、という効果も生んでいます。ただ、すべて居心地のよさを考えた結果なんです」。上を見上げると屋根の稜線の先に青い空が広がる。外から見ても癒されるグリーンの建物は、中にいても心地よく、開放感を味わえる空間だった。宝形屋根の欠けの部分から光が差し込む3階のLDK。リビングにはセルジュ・ムーユのシーリングランプを。LDKからフラットにつながるバルコニーでは、南側北側の二隅に無機の土を盛って屋上緑化を図り、空中庭園を造園。保水力が高いためプランターよりよく育つそう。南側にはエゴノキやアメリカハナズオウ、北側にはハギやヤマボウシなどを植え、四季折々の表情を楽しんでいる。バルコニーの配置により、LDKはジグザグに分かれる。奥のダイニングキッチンは、カウンターが緩やかな仕切りに。システムキッチンのまわりにカウンターを造作したことでコストもカット。収納の扉はグレーとブルーのリバーシブルで、アレンジが可能。リビングには、あぐらをかいて座れるIDÉEのソファー・AGLASを。たくさんの本を整然と収納できるよう、予め本のサイズを計って棚を造作。飾り棚にはスリランカ、北欧、台湾など旅先で買ってきた雑貨をディスプレイ。ブラインドは斜めになった開口の形に合わせ、スイスの「CRÉATION BAUMANN」社にオーダーしたもの。古谷デザイン建築設計事務所代表の古谷俊一さん。1階のサテライトオフィスで。古谷邸設計古谷デザイン建築設計事務所所在地東京都大田区構造木造規模地上3階延床面積142.05㎡
2019年11月20日「今年の『相棒』は放送開始から20年目に突入します。テレビ朝日も開局60周年ということもあり、目玉となるスペシャルゲストの起用が検討されているのです。実は、水谷さんの奥さん、伊藤蘭さんの名前が挙がっています」(制作関係者)9日からシーズン18がスタートする、水谷豊(67)主演の人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)。現場もかつてないほど盛り上がっているという。「制作費も破格で、初回放送分は北海道で12日間もの大規模なロケが行われました。水谷さんと反町隆史さんのコンビも5年目に入り、あうんの呼吸に。北海道ロケでは休憩中、水谷さんの隣に反町さんが座り、水谷さんから聞かれたことを反町さんはすぐスマホで調べて教えてあげていました。食事や温泉にも2人で一緒に行っていましたね」と、前出・制作関係者。もはや円熟の『相棒』ぶりだ。「当初は温泉行きを渋っていた水谷さんが反町さんに強引に誘われて入ったところ、予想以上に楽しかったそうです。ロケ期間の終盤には『実は昨日もソリ(反町)に誘われて温泉行っちゃったよ』と、水谷さんは照れ笑い。最終日にはスタッフらも一緒に入って“裸の付き合い”でさらにチームワークを深めたそうです」(前出・制作関係者)注目の初回スペシャルには、“2時間ドラマの帝王”船越英一郎(59)がゲスト出演。「過去のスペシャルには、大地真央さんや斎藤工さん、吉田鋼太郎さんなど、他番組では主役を張る役者さんが特別に出ています」(テレ朝関係者)そんななか、今シーズンでは水谷の妻・伊藤蘭(64)のゲスト出演が検討されているという。伊藤は今年5月、41年ぶりに音楽活動を再開しているが、水谷との夫婦共演が実現すれば、13年の映画『少年H』以来のことだ。「制作サイドは伊藤さんに出演依頼をしたいと、水谷さんにも相談しているそうです。もし出演となれば、結婚後初のドラマでの夫婦共演になり、話題性も抜群です」(番組関係者)6年前に映画共演した際、水谷は自らの還暦のお祝いとして直接、伊藤に出演依頼を。「ドラマ『事件記者チャボ!』(日本テレビ系)以来、約30年ぶりの共演でした。水谷さんは収録では終始、上機嫌。伊藤さんも『声を掛けてくださった水谷さんに感謝してます』と感慨深げでした。それを聞いた水谷さんは『次の夫婦共演は古希のお祝いにしよう!』と笑顔で話していました」(当時を知る映画関係者)古希まで3年――。「来年3月、今シーズン最終回のゲスト出演を狙って、粘り強く交渉しているそうです」と、番組関係者。国民的ドラマに“私生活の相棒”が登場する日を待ちたい。
2019年10月09日写真家・水谷太郎の写真集『Lethe Taro Mizutani』が、9月6日に刊行。マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)が手掛けるブックストア、ブックマーク(BOOKMARC)では刊行を記念し、写真展「Lethe Taro Mizutani」を9月7日から16日まで開催する。この写真集は、写真家・水谷太郎が2019年、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)とハイク(HYKE)のカプセルコレクション「THE NORTH FACE × HYKE」のムービー撮影で、アメリカ・オレゴンを訪れた際に撮りおろした、パーソナルワークの最新作。普段は冬でも雪が降らず、一年中枯れた大地が延々と続くセントラル・オレゴンに訪れた大寒波。いつもはベージュ一色の場所が、一面にわたり純白の雪に覆われた大地とグレーの空の世界へと一変した。車が街から郊外、そして山を抜けて大地への情景が移り変わる中を走り続ける助手席の車窓から無意識に見た風景の記憶を、膨大に記録した作品だ。作家自身が意図した風景写真ではなく、無作為に写し出された風景が織り混ざっていく写真群。本作のタイトルである「レーテ(Lethe)」とは、ギリシア神話で「記憶をつかさどる川」、古代ギリシア語で「忘却」を意味する。写真作品をもとに序文を綴ったのは、アーティストのマヒトゥ・ザ・ピーポー。「残したい一瞬ではなく、残さなければいけない一瞬でもない。ただ、記録しなければなかったことにされる記憶」と、彼の言葉に示されるように、自然の刹那と事象を記録した本作には、誰もが記憶したことのある車窓からの何気ない風景だが、水谷自身が今思う写真に対する考察と視点が潜んでいる。取り扱いは、ブックマーク、伊勢丹新宿店、アートブック取り扱い書店他にて。刊行を記念して、9月7日から16日まで原宿のブックマークで開催される写真展では、額装プリントを約60点展示。作品の販売も行う。【書籍情報】『Lethe Taro Mizutani』刊行日:9月6日(ブックマーク先行発売予定)版元:keys無線綴じ128ページ / 215×304mm価格:4,500円 ※500部発行【展覧会情報】Lethe Taro Mizutani会期:9月7日〜9月16日会場:BOOKMARC住所:東京都渋谷区神宮前4-26-14時間:11:00〜19:00会期中無休
2019年08月31日京都に本店を置く、日本唯一の金平糖専門店。「緑寿庵清水(りょくじゅあんしみず)」が京都・祇園に、「祇園緑寿庵清水(ぎおんりょくじゅあんしみず)」として、2019年7月26日(金)にオープンします。「緑寿庵清水」とは日本唯一の金平糖専門店として、1847年の創業から、172年間、京都・百万遍の地で培ってきた伝統と一子相伝の技を守り続けています。今回、新しくオープンする、「祇園緑寿庵清水」は今までの「京都緑寿庵清水」の古き良き伝統と、「銀座緑寿庵清水」の革新さを融合した、今までにない店舗になっています。「緑寿庵清水」の金平糖「緑寿庵清水」の金平糖は、レシピがなく、その日の気温や天候によって変化する金平糖の状態を見極めながら作っていきます。その気が遠くなるほどの手間暇と、長年にわたって引き継がれてきた伝統の技術を使い、職人が丹精込めて作ることによって生み出されるのが、「緑寿庵清水」の金平糖です。この技術の体得には「蜜かけ10年、コテ入れ10年」といわれており、習得するには長い年月がかかります。「祇園緑寿庵清水」の外観と内装外観「祇園緑寿庵清水」は、京都・祇園の南側に位置し、京都の中でも古き良き、上品な趣がある地区に出店。その町並みと一体化した、伝統的な京町家の格子などを取り入れて、味のある古風な外観に仕上がっています。内装外観とは反対に、「銀座緑寿庵清水」にならった、モダンな雰囲気の内装は、今までの「緑寿庵清水」にはない新しいカタチの店舗に仕上がっています。また、今回の店舗は金平糖の形によく似た「星」と、星空を連想させる縁起のいい「麻の葉」をもととしています。金平糖がこれからも長く広く愛されるようにと祈願し、「星と麻の葉」をコンセプトに設計されました。「祇園緑寿庵清水」だけの限定商品をご紹介「祗園限定二種詰合せ」1,280円(税抜)世界的ファッションデザイナーの丸山敬太氏がデザインし、祇園をイメージして作られたパッケージを6種類に定番の金平糖(袋)を2種類、組み合わせで発売。古風で洗練された、祇園の雰囲気を金平糖と一緒にどうぞ。「祗園店限定信玄袋」2,550円(税抜)こちらも同様に、丸山敬太氏による「緑寿庵清水」の家紋がデザインされた「信玄袋」。袋の中にはそれぞれの色に合わせた味の金平糖が詰められています。ピンク色の袋には苺とりんご。青色の袋には天然サイダーとレモンの金平糖がそれぞれ入っています。自分にも、誰かにも贈り物として渡したくなる…ワクワクする限定商品です。「フルーツポシェット」 20個入価格13,100円(税抜)30個入価格18,850円(税抜)小袋に入った色々な味の金平糖が、フルーツポシェットにぎゅっと入った商品。京都本店では完全予約制だったこの商品は、祇園店では常時、店頭に用意されています。プレゼントやお祝いの席を彩る一品としてぜひ。「祇園緑寿庵清水」概要住所:〒605-0074京都府京都市東山区祇園町南側570-122営業時間:10:00-18:30定休日:水曜日(祝日の場合には営業)電話番号:075-532-0900FAX番号:075-532-0901オープン日:2019年7月26日(金)ホームページ:スポット情報スポット名:祇園緑寿庵清水住所:〒605-0074京都府京都市東山区祇園町南側570-122電話番号:075-532-0900
2019年07月26日女性に大人気! モテる女性が通うお店青山フラワーマーケット ティーハウスには、花や緑に囲まれた時間と空間を提供した"Living with Flowers Every Day" を体感してもらうというコンセプトがあります。季節の花や植物が生き生きと育っている空間は、生命力に溢れており、訪れる人を幸せで満たされた気持ちにしてくれます。お店は、青山、吉祥寺、赤坂に3店舗あり、どのお店もそのエリアの雰囲気を生かした空間になっているところが魅力。メニューもお店によってオリジナルの商品があるため、どのお店に行っても違った楽しみを味わうことができます。花や植物を楽しめるイベントも満載青山フラワーマーケット ティーハウスは、単なるカフェではありません。花屋さんが経営しているカフェというだけあり、花や植物と触れ合うイベントも開催されています。各店舗によって開催されるイベントが違っており、開催日はホームページ等で確認することが可能です。例えば、吉祥寺店で開催される旬の花々を束ねてフラワーアレンジメントをするイベントや、南青山店のワインと花を組み合わせて楽しむイベントなど、女子力を高めるためにはぜひ参加したいイベントが盛りだくさんです。店舗によって違った魅力を楽しめますそれぞれのお店には個性があり、違った空間やサービスを楽しむことができます。まず、南青山本店は、1店舗目としてオープンした空間コンセプトである「花農家の温室」を最も体感できる空間。吉祥寺店は、商業ビル「アトレ」の地下にあり、吉祥寺限定の、プレートランチやフルーツパンなどを楽しむことができるので、吉祥寺の街を散策したあとにゆっくり休憩する場所としてはもってこいです。また、赤坂店はオフィス街の中心にあるお店で、ディナーメニューが充実。ハーブのカクテルなど、女性が好きそうなお酒も豊富です。忙しい日常の中で心を癒してくれる存在が、植物や花。そんな植物や花に囲まれながらゆったりとカフェタイムを楽しむことができるのが青山フラワーマーケット ティーハウスの特徴です。この週末は、ぜひ近くの青山フラワーマーケット ティーハウスでのんびり過ごしてみてはいかがでしょうか?スポット情報スポット名:青山フラワーマーケット ティーハウス 赤坂Bizタワー店住所:東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー1F電話番号:03-3586-0687※本記事上の情報は公開時点のものになります。最新情報は公式ホームページにてご確認ください。
2019年06月14日時間とともに植物と建物が一体となる世田谷区内の緑道と車道が交わる角地に建つ、構造設計士の多田脩二さん、由喜さんの住まい。建物から溢れるような植栽が緑道の緑と一体になり、この一角が大きく豊かな緑の空間になっている。建物の各層から緑がこぼれる立体庭園というコンセプトの住まいは、外から中の様子は伺えないが、一歩建物の中に入ると、外とつながる広々とした空間が広がる。設計は建築家の新関謙一郎さん。実は多田邸は、脩二さんよりも由喜さんが積極的に住まい造りにかかわったのだそう。「夫の仕事が忙しく、週末の家族サービスといえば夫が構造設計に関わった物件のオープンハウスに行くことでした。中でも、新関さんの設計した建物は、中に入ると外観からは予想できない広がりがあって、その空気感やデザイン性が素晴らしく、いつかは新関さんの設計した建物に住みたいと思うようになりました」美しい緑は、作庭家の長濱香代子さんが手がけた。竣工から5年目の今年、土を替えるなどの植栽の手入れを行ったそう。「長濱さんは、埼玉の農家の方と一緒に土作りからしっかり行っているので、手をかけなくても植物が生き生きと育ちます」緑のプランターが建物の各所に設けられていて、上下の位置を少しづつズラすことで、それぞれの場所で雨と光が当たるようになっている。「植栽のプランターは鉄筋コンクリートの構成の一部になっていて、梁の役目も果たしています」竣工5年目の多田邸。年月とともに緑のボリュームが変化していく。緑道の樹々と一体となった建物。緑に歓迎されながら洗い出しの階段を昇り、2階の居住スペースのあるテラスへ。新関さんの設計らしい物語性のある階段。窓を開け放てば、内と外がゆるやかにつながる。開放感が感じられる住まい。最上階は、低い窓の外に屋上の緑が広がる。茶室にいるかのような落ち着く空間。最上階の屋上の緑。ベンチの後ろのコンクリートのスラブの中にも深型のプランターがセットされている。最上階のプランターにはアガパンサスが植えてある。水やりはタイマーがセットされた潅水ホースで行うので手間がかからない。こだわり抜いたキッチンの設計由喜さんはご自宅で料理教室「こゆきの食卓」を開催していることもあり、キッチンの設計には細かな部分までこだわった。「調理器具や食器の数が多いので、効率よく収納できるよう引き出しの大きさを考えました。調理器具には電気を使うものが意外と多いです。後で困らないようにあらかじめコンセントの位置や数にもこだわりました」キッチンのカウンターの高さは92cm。「背の高い方や男性でも使いやすい高さです。たくさんの方が楽しく集まれる空間を創っていきたいと思っています」奥のI型キッチンの天板とカウンターテーブルは共にコンクリート打ち放し。ガスコンロはカウンター側に作った。長女の大学2年生の美久璃さん。そして弟が2人の5人家族。収納力抜群のキッチン。引き出しの高さは、あらかじめ収納したいものの大きさを測って決めたのだそう。モルタルのカウンターテーブルの裏側にもコンセントを設置。テーブル越しにも緑が見える。スタッキングできるグリーンの椅子はアンティーク。「テーブルは友だちからのお下がりのロイズ・アンティークスです」コンクリートの打設に立ち会い、頑丈な家に3階のバスルームは、まるでリゾートホテルにいるかのような非日常空間。煤を混ぜた黒いモルタルで壁や浴槽が作られている。「新関さんと沖縄のリゾートの仕事をご一緒させていただいた時、バスルームが素晴らしかったので、我が家にも作っていただきました」半地下には脩二さんの事務所がある。「以前は住まいと事務所が別々だったので、経費の面では一体になって良かったかもしれません」そして2階から4階が住居スペースの、計4層の建物になっている。「当初は木造で作ることも考えたのですが、4層はやはり難しく、RCで造ることにしました。しっかりした躯体を作りたかったので、コンクリートを打設する際は現場に来て、自分も手伝いながらコンクリートが密になるようにしっかり打ちました。コンクリート内の気泡は少ないほうが頑丈な建物にになるんです」頑丈な躯体と、年月とともに変化を見せる植物。これから先、さらに素敵な家になっていくに違いない。2階の浴室。床は玄昌岩、壁や洗面カウンター、浴槽は、煤を混ぜたモルタルに防水加工を施してある。幅広の水が滝のように流れる水栓。緑道に面した事務所のエントランス。「この入口はほとんど使っていないので、どんどん葉が茂ります(笑)」脩二さんの事務所。天井高3mのたっぷりとした空間。天窓からコンクリートの壁に落ちる光が美しい。約1m下げて半地下の事務所空間を作った。
2019年05月29日水谷豊さん(66)が監督・脚本を務めた映画『轢き逃げ-最高の最悪な日-』(配給:東映)が5月10日からロードショー公開。監督作品は、’17年公開『TAP-THE LAST SHOW-』に続く2作目となる。前作はけがで引退を余儀なくされた元タップダンサーが、閉館する劇場のために、若手ダンサーを育成して最後の公演に挑むというエンタテインメント作。2作目にはサスペンスというまったく毛色の違う作品を選んだ。「次の作品をやることになったとき、プロデューサーが『水谷さんが思うサスペンス。それが見たい気がする』と、言ってくれた。そこで、自分のなかにどんなものがサスペンスの世界としてあるのか、ちょっと考えてみようというのが始まりでした」それから、2日ほどたって浮かんできたのが、主役の宗方秀一(中山麻聖・30)と森田輝(石田法嗣・29)の姿だった。「2人は学生時代からの付き合いで、同じ会社に就職します。でも、片方は憧れられる存在で、もう片方はおもしろく振る舞ってもり立てるという役柄。こういう関係はよくあることだけど、ちょっとした嫉妬心やいたずら心が、大きな事件を招いてしまう。そこが始まりでした」結婚式への打ち合わせに急ぐ秀一が運転する車が、人気のない路地裏で若い女性をはねてしまうところから物語は始まる。輝のささやきで、2人はその場から逃げ去ってしまうのだが――。水谷さんは’52年7月14日、北海道で生まれた。7歳のときに東京へ移り、12歳で児童劇団に入団。その後、’68年放送の手塚治虫原作の実写ドラマ『バンパイヤ』のオーディションで主役の座を射止めた。高校卒業後はアメリカに行くつもりだったが、父親が勤めていた会社が倒産し、渡米を断念。とりあえず大学進学を目指すことになった。「その時点で、役者は一度辞めていたんです。完全に辞めたのに、大学を落ちて、ちょうどバイトもしなきゃいけないというときに、たまたま、僕が役者を辞めたことを知らないプロデューサーから声がかかった。『どうだ、仕事は?監督と会わないか』って。知っている世界だし、バイトとしてならいいかって、19歳のときにまた始めたんですよねぇ。だから、よく言うんですけど、それからもう50年、バイトを続けているんですよ(笑)」役者復帰した直後の“バイト”が伝説刑事ドラマ『太陽にほえろ!』(’72年)。初回で犯人役を演じて、注目を集めた。’74年、故・萩原健一さん(享年68)と組んだ『傷だらけの天使』は、視聴者の心に強いインパクトを残した名作となった。しかし、役者としての成功を素直に喜ぶことができなかった。「『傷だらけの天使』を始める前に、『これが終わったら、役者は辞めます』と、言っていたんですよ。僕はこの世界に長くいない。長くいる世界じゃないと思っていましたから。大学を落ちて、4年です。もう、別の世界に出合わないといけないという思いでした。ただ、辞めようとすると、なんかヒットするもんですねぇ」’76年、映画『青春の殺人者』で、キネマ旬報賞主演男優賞を受賞。’78年には主演した学園ドラマ『熱中時代(教師編)』が大ブレーク。水谷さんの演じた北野広大は、理想の教師像として、日本中の親や子どもたちの憧憬を集めた。それでも「別の世界」を求める気持ちは微動だにしない。タップダンスに心がひかれたのも、20代のころだ。「『TAP』を市川崑監督(享年92)のところに持ち込んだのは、29歳のころ。脚本家の市川森一さん(享年70)に相談して、監督にお会いして、『TAP』の構想をお話しさせていただきました。一昨年、映画化した作品とは違います。そのときは、自分が踊るつもりでしたから」’82年のドラマ『あんちゃん』、’83年の『事件記者チャボ!』で共演した、元キャンディーズの伊藤蘭さん(64)と、36歳のときに結婚。そのころになっても「別の世界」への憧れは消えずにくすぶっていた。そんな水谷さんを変えたのが、娘・趣里さん(28)の誕生だった。’90年9月、38歳になっていた。「役者というのは、自分でこの仕事を一生やると決められない。基本的には、オファーがあっての仕事です。自分で一生、続けられないかもしれない仕事を本業といっていいんだろうか、とかね。そんな思いに駆られたりするんです。ただ、娘ができたときには、やっぱりね……。どこまでできるかわからないけれど、できる限りやってみようかな、と」映画『轢き逃げ』で、水谷さんは、監督・脚本だけでなく、轢き逃げされて亡くなった被害女性の父親・時山光央役を演じている。肩を落とし、少し丸めた時山の背中からは、ある日突然、娘を失った父親のぼうぜん自失と傷心の深さがにじみ出る。犯人たちが逮捕され、刑事が娘の遺品を渡しに来るが、その中に携帯電話がなかったことを時山は不審に思う。事件のあの日、娘に何があったのか。突き止めようとする時山の鬼気せまる行動は、観客の心をわしづかみするはずだ。《私は、もう(娘が)帰ってこないこともわかっています、でも、やっぱり親として……》劇中で、父親としての時山の思いを受け止めるのが、水谷さんの“盟友”岸部一徳さん(72)演じるベテラン刑事、柳公三郎だ。「柳も離れて暮らす娘がいます。警察として時山に過激なことはしてほしくない。でも、一方で、気持ちが痛いほどわかる。そんな役を完璧に表現してくださいました」時山の娘である望は劇中で28歳の誕生日を迎える。「僕にも娘がいますからね……。時山が娘を亡くして抱いた気持ちは、僕のなかにも自然に、よぎっていきます」取材直前の3月1日、趣里さんは日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。昨年公開された菅田将暉(26)とW主演の映画『生きてるだけで、愛。』で、自らの精神的な弱さに苦しむ難役を演じきったことが評価された。娘の映画を見た感想を水谷さんはこう語った。「僕も試写を見せていただいて……。『あぁ、いままで何も言ってこなくてよかったな』、と思うぐらいいい映画でした。感動しましたねぇ。そんなときにふと、娘がこの仕事を選んで『まぁ、よかったな』という気持ちになるんです」
2019年05月09日水谷豊(66)が監督・出演、初の脚本も手がけた映画「轢き逃げ-最高の最悪な日-」(10日公開)のドルビーシネマ先行上映会が5月6日、さいたま市内で行われたことを各スポーツ紙が報じた。同映画は地方都市で起きたひき逃げ事件を軸に、関わった人々の感情や心情の変化を描くサスペンス。各紙によると水谷監督の「よりリアルな臨場感で」とのこだわりから、最先端の映像・音響技術「ドルビービジョン」を日本映画で初採用。同システムに対応するため、仕上げは設備のある米・ハリウッドで行われたという。「歌手としても活動する水谷さんだけに、音に対しても並々ならぬこだわりだったようで最先端のシステムを導入。かなり臨場感のある作品に仕上がっています」(映画ライター)そのこだわりは、細部にまで及んでいた。主演には三田村邦彦(65)の三男で俳優の中山麻聖(30)を抜てき。オーディションで水谷が選び、演技も演出も独自の方法でたたき込んだという。「まず水谷さんが一度演じ、その場面に込めた自身の思いなどを伝えていったそうです。またひき逃げシーンの撮影に臨む際、水谷さんは事故を起こした車のイメージがなかなかわかなかったそうです。そんななか、なんと撮影監督の愛車を見て『これだ!』とひとこと。その車を劇中に登場させてしまったそうです。これにはスタッフも驚いていました。カメラを回していた撮影監督は複雑な胸中だったでしょうが、素晴らしい出来栄えになったといいます」(映画業界関係者)水谷にとって、妥協なき仕上がりとなった作品。ヒットが期待できそうだ。
2019年05月07日公園の木々を眺める 【木場】アートと公園を楽しむワンルーム(21.35㎡/9.7万円) 3月29日にリニューアルオープンしたばかりの東京都現代美術館がある木場公園真向かいのデザイナーズ賃貸です。この近さなら、絶対年間パスポート買ってしまいます。目線の高さからは、こんな風にモサモサと緑が見えています(画像は6階の眺望、今回の募集は5階です)。ブルーボトルコーヒーの出店でおしゃれタウンとして注目の高まる清澄白河も散歩圏内。豊かで文化的な生活が送れそうです。 この部屋の詳細を見る 【大森】スカッと抜けた1LDK(48.06㎡/20万円) 暮らしやすさに定評のある大森の、広め1LDKのお部屋です。2面採光の窓はどれもありがちな曇りガラスではなく、スカッと眺望が抜けていて開放感があります。それもそのはず。窓からの景色はこれですもの。隣の公園の大きな木が目の前に。これは贅沢ですね。眺望自慢だけじゃなく、内装もスキッとかっこいいのが嬉しいです。 この部屋の詳細を見る 中庭のある暮らし 【三鷹】コントラストの美しいデザイナーズワンルーム(35.66㎡/12.8万円) めっちゃかっこいい部屋だな!と思ったら、グッドデザイン賞受賞してました。どうりで。打ちっ放しの質感と、窓から見える中庭のグリーンのコントラストが美しいです。かくっと曲がった独特の間取りなのですが、こちらの窓からも緑が見えます。キッチンの部分は広い土間スタイルになっています。こういう部屋、ちょっと住んでみたいんですよね。 この部屋の詳細を見る 豊かな木々をシェアする暮らし 【聖蹟桜ヶ丘】木々に囲まれたラグジュアリーなシェアハウス(13.2㎡/6.4万円) 環境の良さにこだわりたいなら、豊かな共用施設のあるシェアハウスを選ぶのもひとつの答えだと思うんです。この木々に囲まれたテラス。素晴らしい。プライベート空間も十分な広さがありますし、木々も見えます。眺望とは関係ないんですが、共有リビングにもかっこいいインテリアグリーンが集結していてすごいです。 この部屋の詳細を見る 【三鷹】「農園」をシェアする2LDK(59㎡/16.2万円) ファミリー向けの住居とシェア型住居が敷地内に混在する形となる「リエットガーデン三鷹」。コミュニティのコアとなるのは「貸し農園」。地域の方にも解放され、広場では収穫祭などさまざまなイベントが行われる予定です。ファミリー向けの2LDK住居は入居募集がスタートしています。敷地内の大きな木々はそのまま活かされていて、リビングでソファに座りながら眺めることができるお部屋も。自分たちの住居は十分な空間を確保しながら、広い敷地内の木々や農園を地域でシェアして使う。そんな新しい家族の暮らしがここにあります。 この部屋の詳細を見る ※掲載家賃は管理費込みです。変更、満室になる可能性があります。 東京のお部屋まとめをもっと見る 出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。 おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年05月05日5月10日公開の映画『轢き逃げ-最高の最悪な日-』の完成披露試写会が16日、都内で行われ、中山麻聖、石田法嗣、小林涼子、毎熊克哉、檀ふみ、岸部一徳、水谷豊監督、手嶌葵が出席した。2017年に公開された映画『TAP-THE LAST SHOW-』で映画監督デビューを果たした水谷豊の監督作品第2弾となる本作。水谷監督が初めて脚本を手掛けた完全オリジナルストーリーの予測不能なサスペンスで、とある地方都市で起きた轢き逃げ事件をきっかけに人間の底知れぬ心情に光を当てる。本作の主演は中山麻聖と石田法嗣のダブル主演で、2人はオーディションで選ばれたという。中山が「台本を読んで、非常に難しい役柄だなと思いました」とファーストインプレッションは難しさを感じたようだが、「セリフだけではなく、ト書きからも心情が溢れ出ているので、これを映像に残したらどうなるんだろう? という楽しみも同時にありましたね」と振り返った。石田は「台本を読んだ時にとてつもない役が来たなと思いました。監督が水谷さんなので緊張しちゃって、ご迷惑を掛けたと思います」と話した。水谷監督の演出について中山が「他では見られなかったのが、監督が演じて見せてくれるんです。目の前で芝居を目の当たりにできたのはすごくうれしかったですね」と水谷監督に感謝し、水谷監督作品初出演の小林も「役者でもある水谷さんが監督なので緊張が止まらない状態でしたが、監督も檀さんも岸部さんも私の緊張を温かく見守ってくださり柔らかく受け止めてくださりました。本当にこの現場で良かったなと毎日感謝しています」と笑顔を見せた。檀も「監督として素晴らしいです! もう世の中の監督さんは見習ってください。決断力があるし絵がきっちりしていて無駄な絵がないんです。完璧だったのでずっとやってくださいね」と懇願した。本作は水谷自らが脚本を書き記した自身のオリジナルストーリー。水谷監督は物語が出来た経緯を「2本目どうしようかと話していた時に『水谷さんが考えているサスペンスを』という話になり、2日後にアイデアが浮かびました。文字にしたら分かりやすいと言われたので脚本を頼まれてもいないし僕から書くとも言ってないんです。気づいたら本になっていました」と明かした。監督を務めて分かった点について「カメラの外から見ていると、本当に役者さんって大変なんだな~と分かるんです。その集中力で1日続けるんですよ」と俳優の大変さを間近で目の当たりにしたそうで、「僕が言ったイメージと方向性を伝えると、みんなが映像にしてくれる。みんなの才能がよく分かりました。役者の時には気づかなかったので、やっていて良かったと思いましたね」と新たな発見に満足そうだった。映画『轢き逃げ-最高の最悪な日-』は、5月10日より全国公開。
2019年04月17日