「瑛太」について知りたいことや今話題の「瑛太」についての記事をチェック! (10/11)
映画『殿、利息でござる!』初日舞台あいさつが5月14日(土)に都内で行われ、主演の阿部サダヲ、共演の瑛太、妻夫木聡、竹内結子、千葉雄大、松田龍平、中村義洋監督、磯田道史(原作)が出席した。実話を基にした“庶民VSお上”の銭戦がテーマの痛快歴史エンターテイメント。江戸時代、疲弊した宿場町・吉岡宿の将来を案じる十三郎(阿部)ら9人の男たちが、藩に大金を貸し付けて利息を巻き上げるという、バレたら打首確実の秘策を実行するため、千両(三億円)集めに奮闘する姿を描く。冷酷無比な藩の財政担当・萱場杢役を演じた松田さんに対して、瑛太さんは「いい意味で本当に気持ち悪かったということを伝えようと、何回も気持ち悪いと連呼したら龍平が怒っちゃって…」と明かすが、松田さんは「怒ってないですよ。勝手に作らないで貰えます?」と訴えると、「瑛太に宇宙人みたいと言われて、狙い通りだと思った」とにんまり。中村さんも「台本に書いたことをやってくれないですよ」と松田さんの奔放ぶりを嘆くが、「僕が狙ったのよりはるか上をいく気持ち悪さだった」と最終的には瑛太さん同様、不気味な魅力に陥落したようで賛辞の言葉を贈った。『アヒルと鴨のコインロッカー』(2007)以来、中村さんとのタッグを夢見ていた妻夫木さんは、念願叶って大喜び。しかし、中村さんは過去に4回もオファーを出していたそうで、妻夫木さんは「ホリプロ(所属事務所)め…」と恨み節。中村さんは「遠距離恋愛みたいな感じ。2年に1回くらい撮影所の食堂でとかで会ったときに、目だけで微笑み合うとか、ちょっとだけ頭を下げてすれ違うというのが何年も続いた」と2人の関係性を明かし、「監督と妻夫木くんのプラトニックラブに衝撃を受けました」と竹内さんらを驚かせていた。映画『殿、利息でござる!』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月14日公開初日を迎えた映画『64‐ロクヨン-前編』の初日舞台あいさつが7日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で行われ、主演の佐藤浩市をはじめ、綾野剛、榮倉奈々、夏川結衣、坂口健太郎、瑛太、永瀬正敏、三浦友和、瀬々敬久監督が出席した。ゴールデンウイーク真っ只中にもかかわらず、客席を埋め尽くしたこの日の舞台あいさつに、主演も佐藤浩市をはじめキャスト陣と瀬々監督が登壇。満員の客席に佐藤が「本当に初日のこの日を迎えて色んな意味でホッとしています。役者としてはたくさんのお客さんに見ていただきたくて作っていますが、これだけのお客さんが来ていただけると、やってきて良かったと心から思います」と感慨深げ。続けて「本当に若手やベテラン関わらず、キャストやスタッフの皆さんに支えてもらいました。いつも山場みたいな感じでしたので、ある意味緊張感を持って臨めました。本当にキャストとスタッフの方に感謝しております」と共演者や瀬々監督にも感謝の言葉を口にした。昨年行われたロケ中には、共演者たちを引き連れて居酒屋などにも行ったという佐藤。「やっぱり対立軸がはっきりしていますので、広報室は広報室で結束して飲みながら他愛もない話をして広報室を作っていきました。記者団の瑛太くんと坂口くんを呼ぶことはありませんでしたね」とエピソードを明かすも、瑛太から「長岡のお寿司屋さんに連れってってもらったのは覚えています。帰りのタクシーで『瑛太! やっと俳優になったな!』と言われました。酔っ払っていたのかと思いますよ(笑)」と指摘されて、佐藤は「失礼しました。墓穴をほってしまいましたね(笑)」と思わず苦笑い。また、妻役の夏川から「私は一度もご馳走していただけませんでした!」と言われると、誘わなかった理由として佐藤は「夏川さんは減量指令が出ていたので、ほとんどお酒も飲めず、僕は奢る気満々だったんですよ。本当に撮影というのは残酷です」と上手くかわして客席を湧かせていた。映画化にもなった『半落ち』や『クライマーズ・ハイ』などの傑作を世に送り出している横山秀夫の同名小説を瀬々敬久監督が映画化した本作。かつては刑事部の刑事、現在は警務部の広報官である三上(佐藤浩市)だったが、時効を直前に迎えようとしてた昭和64年発生の未解決少女誘惑殺人事件「64(ロクヨン)」と同じような事件が発生するのだった。映画『64‐ロクヨン-前編/後編』は、前編が5月7日より、後編が6月11日より、2部作連続で公開。
2016年05月07日実話を基にした痛快歴史エンターテインメント『殿、利息でござる!』公開直前トークイベントが4月28日(木)、都内で行われ、出演する阿部サダヲ、瑛太、原作者である磯田道史の3名が登場した。本作は、江戸時代の宿場町・吉岡宿を舞台に、藩の重い年貢により夜逃げが相次ぐ町に住む十三郎(阿部さん)が知恵者の篤平治(瑛太さん)から町を救う計画を聞き、そのために奔走する物語。藩に大金を貸付け、利息を巻き上げるという逆転の発想で、殿を相手に一世一代の大勝負に挑んでいく。撮影のため、俳優部は全員合宿のような形で同じホテルに泊まっていたという。座長となった阿部さんだが、自ら皆を誘ってごはんに行くようなタイプではなく、影ながら瑛太さんが活躍したという。瑛太さんは、「僕が率先して皆のスケジュールも確認して、明日の台詞とか大変じゃない人をキャスティングして、ごはんに行きました」と仕切り役だったと明かすと、阿部さんは「最っ高の相方。僕の健康管理をずっとしてくれた」と、すっかり心を許し甘えていた。また、本作で映画初出演となった伊達重村役・羽生結弦のメイキング映像が、この日初めて公開された。撮影当日まで羽生さんのキャスティングを知らされていなかった出演者たちは、伊達役が誰かを思い思いに予想してたという。阿部さんは「毎日のように想像しながら現場に入って、最終的に予想がサンドウイッチマンの伊達さんだと思っていたら、羽生さんだったので(笑)、本当にびっくりした」と話した。映像が流れると、羽生さんが現れたという予想外の事態に、阿部さんと瑛太さんは演技そっちのけでニヤニヤしてしまっており、場内の観客も大爆笑。阿部さんは「完全に見ちゃってますね(笑)。綺麗ですよね」と話し、瑛太さんも「全然演じられてないですね。驚きとうれしさで、キラキラ光っていました。美しくて本当にびっくりしました」と、羽生さんを大絶賛。撮影終了後は一緒に写真撮影もしたそうで、瑛太さんは「(羽生さんに)スケートを一緒にやりましょうと言われて、『はい、僕もオリンピックを目指します』とわけわからないことを返しました(笑)」とその動揺ぶりが伝わるエピソードも披露していた。『殿、利息でござる!』は5月14日(土)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2016年04月28日瑛太と水原希子がキレキレダンスや情熱タンゴを披露してきた、「エドウイン(EDWIN)」のTV-CMシリーズ。このほど、いままでとはガラリとテイストを変えた夏のデニムショップを舞台にした新CMに、山崎まさよしがクールな“店長”として参戦することになった。今回の舞台は、涼しげな海辺のデニムショップ。まず、山崎さんが登場するのは「COOL店長」篇。「EDWIN COOL」を試着した瑛太さんは、その履き心地に「これ、すごく涼しいですね!」と店員の水原さんに同意を求めると、まさかの真顔で「ダメ?」と切り返されることに。瑛太さんは予期せぬ反応に戸惑い、店の外でギターを弾いている山崎さんに何気なく「今年も暑くなりそうですね」と声をかけると、なぜか「暑くて、すいません…」と謝られてしまう。いっそう戸惑いを増す瑛太さんのもとへ水原さんがやってきて、山崎さんは、実はこのショップの店長だとネタばらし!?また、「COOLそれ以上の涼しさ」篇では、デニムの涼しさがどうしても気になる瑛太さんが「何でこんなに涼しいんですか?」と水原さんに尋ねる。すると「それ以上の涼しさを求めるなら…」と水原さんが切り出し、最後には山崎さんが「ふんどししか…ない!」とキメのひと言。さらにこの30秒バージョンでは、瑛太さんからの問いかけに、水原さんが「ビキニしかないわ…」と思わせぶりにつぶやく。山崎店長からは「ビキニは嫌いですか?」という唐突なフリに、「着たことないです…」と、さりげなく胸を手で隠しながらニヤけてしまうお茶目な瑛太さん。圧倒的にマイペースな水原さんと山崎さんの演技や、2人のペースに翻弄されてコロコロと変わる瑛太さんの自然な表情には要注目!3人の楽しげな様子が伝わってきそうな本CM。撮影初日は、瑛太さんと水原さんのシーンからスタート。この日は生憎の雨となったが、実際の海辺に組まれたデニムショップのセットは涼しさを表現するため、水色を基調に小物の細部にまでこだわりが。デニム型風鈴もセッティングされ、まさに夏さながらの雰囲気となった。いざ撮影が始まると、さすがシリーズ3回目の共演とあって、カットごとに声のトーンや表情を変えたりと、2人の息もピッタリ。特に瑛太さんは、“マイペース店員”の水原さんを目線で追うシーンでは、白目をむいて鼻をヒクヒクさせたり、驚きの表情をしたりと、監督やスタッフも笑いをこらえるのが必死なほどアドリブが炸裂。一方の水原さんは、カメラ目線をしてはいけないシーンでうっかりカメラを見てしまい「あ!! 見ちゃったー!」と顔を赤らめる場面も。そんな水原さんのキュートさにもスタッフからは思わず笑みがこぼれていた。また、この日は撮影中にセットに置かれた虫籠から、カブトムシが脱走しそうになる“プチハプニング”も発生。1番最初に気づいた水原さんが一生懸命対応するなど、終始なごやかに撮影は進んだ。そして、真っ青な快晴に恵まれた2日目は、山崎さんを交えた3人のシーンの撮影に。最初は緊張気味だった山崎さんも、撮影が終わるころにはアドリブが飛び出すほど、すっかり雰囲気に溶け込み、撮影を楽しんでいた様子。山崎さんは、「瑛太さんとは、以前CMでご一緒させていただいたとき以来で、今回の撮影中も色々とお話をさせえていただきました。水原さんとは初めてお会いしましたが、話し方や佇まいなど、独特の雰囲気を持っている方だなという印象を持ちました」と、共演の感想をコメント。独特の雰囲気を持つのは、山崎さんも、瑛太さんも同様。三者三様の魅力を放つ今回のCMもぜひ楽しんでみて。エドウイン「COOL店長」篇(15秒・30秒)/「COOLそれ以上の涼しさ」篇(15秒・30秒)は4月8日(金)~全国にてオンエア。(text:cinemacafe.net)
2016年04月08日俳優の阿部サダヲ(45)、瑛太(33)、妻夫木聡(35)らが6日、東京・有楽町で行われた時代劇映画『殿、利息でござる!』(5月14日公開)の"ゼニ"集めセレモニーに登場した。セレモニーでは、映画のストーリーにちなんで、キャスト10人と監督がゼニ集めを実施。大勢の観客が詰め掛ける中、主演の阿部が「5月14日の公開まで全国で銭集めをします。ゼニ集めプロジェクト、スタートです!」と力強く宣言し、キャストがそれぞれオリジナルの甕(かめ)を持って一般客から5円玉を集めていった。参加した一般客は、キャストたちとの触れ合いを楽しみながら甕に5円玉を入れていき、会場は和やかな雰囲気に。そして最後に、阿部が「ありがとうございました!」と感謝の言葉を述べ、「皆さまに会えたのも"5円=ご縁"。全国の皆さまとお会いできるよう頑張っていきたい」と語った。同イベントには、阿部、瑛太、妻夫木のほか、竹内結子、寺脇康文、きたろう、千葉雄大、橋本一郎、中本賢、西村雅彦、中村義洋監督が参加。なお、集めたお金は、原作の小説の元になった『国恩記』の保全に使用するという。磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫)の一編「穀田屋十三郎」を原作とする本作は、江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台とする物語。実在した穀田屋十三郎(阿部)ら庶民9人が、年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を救うため、藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」実現に向けて奮闘する姿を描く。
2016年04月06日『先生を流産させる会』『パズル』を手掛け、2月には『ライチ☆光クラブ』の公開を控えた内藤瑛亮監督が、若手注目株の小関裕太と森川葵を起用し、高校演劇部の合宿を舞台に新感覚で描く“青春ダブルアングル・ホラー”『ドロメ【男子篇】【女子篇】』。ついに、謎に包まれた本作の特報映像が解禁された。来年度から統合され共学になることが決定している山の上にある男子高・泥打高校と、山の麓の女子高・紫蘭高校。両校の演劇部は泥打高校で合同合宿を行うことになる。お互いに期待と不安を抱きながら合宿に臨む高校生たち。小春(森川葵)を含む女子高部員は、颯太(小関裕太)たち男子校部員の元に向かう途中に、泥まみれになった観音像を目にする。やがて合宿中に次々と起こる、恐ろしく、奇妙な出来事。それは昔から山に言い伝えられている“ドロメ”の仕業であると明らかになっていくが…。公開決定のニュースが世に出た後、作品の内容について様々な憶測が飛び交い、話題を集めた本作。気鋭の映画監督として鮮烈な輝きを放ち続ける内藤監督がメガホンを取り、同じ時間軸で進行する2つの視点を【男子篇】【女子篇】の2作品として同時公開する。【男子篇】は「ごめんね青春!」で一躍注目を浴び、主演舞台「DNA-SHARAKU」を控える小関裕太が、【女子篇】ではクドカン監督作『TOO YOUNG TOO DIE!若くして死ぬ』公開目前の森川葵が主役を務める。フレッシュな若手俳優が集った本作でも、もちろん内藤監督の独特の感性は健在!高校生たちの合同合宿では、“壁ドン”を始めとする恋愛感情や友情をはぐくむ様が垣間見える、甘酸っぱいシチュエーションをベースにしつつも、そこに登場するのは泥まみれのバケモノ!?映像にちりばめられたシーンから、“ドロメ”の正体が一体何なのか、単なるホラー作品には留まらない、新感覚の作品であることが伺える。今後、さらなる憶測を呼びそうな本作。女子の知らない男子の本音、男子の知らない女子の秘密を“ドロメ”がつなぎ、恐怖と笑いが入り混じる?“青春ダブルアングル・ホラー”の一端を、まずはこちらの映像から体験してみて。『ドロメ【男子篇】【女子篇】』は2016年3月26日(土)よりシネマート新宿ほか全国にて2作品同時“シンクロ”公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月25日俳優の瑛太が9月24日(木)、都内で行われた住友生命「1UP(ワンアップ)」新CM発表会に出席。働けなくなるリスクを計測する“リスクチェッカー”にて、「優しすぎる慌てん坊」と診断され、「思い当たる節はある」と納得の表情だった。この日、住友生命が発表した新商品「1UP(ワンアップ)」は、事故や病気で働けなくなるリスクに対して短期から長期まで幅広く保障するという、新しい形の生活保険。瑛太さんは「自分にとって保険はいままで、かけ離れたような印象だったので、これを機にいろいろ考えたい」と話していた。9月25日(金)から全国放送されるCM第一弾「仕事で1UP」編では、瑛太さん演じるサエないサラリーマン・上田一(うえだはじめ)が“1UP”したことをきっかけに、意を決して部長の“社会の窓”が開いていることを指摘するという内容。スペシャルサイトでは、瑛太さんもチャレンジしたウェブコンテンツ“リスクチェッカー”を体験することができる。トークの話題がリスク回避に及ぶと、「家でゴキブリが出たとき、冷静に対処しているつもりでも、内面では不安に駆られている」と明かし、「いまも面白いことを言わないといけないというプレッシャーを感じている」と少し緊張した様子だった。新CM発表会には共演する吉田羊、荒川良々が出席した。(text:cinemacafe.net)
2015年09月24日NHKドラマで15年後の2030年という近未来を舞台に家族の在り方を描いた異色の作品「2030 かなたの家族」の会見が9月9日(水)に行われ、主演の瑛太をはじめ、小林聡美、渡辺美佐子が出席した。日本の人口が現在より1,000万人減少し、65歳以上の高齢者が3割に達すると言われる2030年。ドラマではロボットの企画とメンテナンスを仕事とし、シェアハウスに暮らすカケルをはじめ、家族や街にそれぞれに想いや諦めを抱えた者たちの姿が描かれる。15年後と聞くと、ずいぶん先に思えるが、瑛太さんは逆に15年前をふり返りつつ「携帯電話などの進歩はあったけど…」決して大きな生活の変化があったわけではないとし「2030年と聞くと小さい頃に思い描いていた車が空を飛ぶようなSFの世界のようだけど、台本を読んで(変わらない生活の描写が)腑に落ちました。家族や人間の結びつきが変わらないというところに興味を持ちました」と語った。カケルの祖母を演じた渡辺さんは、ドラマの中で人間の腕や鏡の上に「寿命」が表示されるという近未来のテクノロジーが「すごくイヤだったし怖かった」と語る。カケルの母親役の小林さんは、15年後の自身について「微妙に生々しい年齢ですよね、65歳って。一番は健康で朗らかに暮らしていること。シェアハウスで気の合う仲間と暮すのもいいかも」とドラマにも出てくるシェアハウスへの興味を口にする。司会を務めた有働由美子アナから「『やっぱり猫が好き』のような?」とかつて出演した人気ドラマでの共同生活を例に出されると「疲れそう(笑)。もうちょっと静かな感じで…」と語り笑いを誘った。瑛太さんは自身にとっての家族とは?という質問に「いま、二児の父親ですが、自分が親になって改めて親の苦労が分かりました。仕事中に常に家族のことを考えているのか?と言われると、そうではないんですが、家族を忘れて仕事に没頭できるくらい、安心していると言えるのかなと思うし、無意識レベルで親や子と繋がっているのが家族なのかな?という気がしています」とうなずいていた。さらに瑛太さんは自身の15年後については「15年以内に朝ドラか大河ドラマの主役をやりたい!」とNHKを意識して宣言し、会場をわかせていた。「2030 かなたの家族」は9月26日(土)21時より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年09月09日瑛太、上野樹里が共演、プロデュース・監督を本広克行が務めた青春冒険活劇の傑作『サマータイムマシン・ブルース』が、公開10周年を記念してファン待望のブルーレイでのリリースが決定。これを祝して、同作の生みの親である本広監督の感激コメントも到着した。とある大学のSF研究会を舞台に、突如目の前に現れたタイムマシンをめぐって、SFをまったく理解しないSF研のメンバーが引き起こすタイムパラドックス騒動を描いた青春冒険活劇。軽快なテンポの展開ながら、タイムパラドックス理論を巧妙に活かした緻密な構成と全編に散りばめられた伏線、そして絶妙な切り口の演出が冴え、いまなお愛される名編だ。同作のメガホンを握った本広監督は、「あの夏から10年経っても廃れない、細く長く愛される幸せな作品を創れたこと映画監督として誇りに思います」と端的に初ブルーレイ化を受けてコメント。今日と昨日だけをひたすら往復する“1day”青春冒険活劇はいまだ絶大な人気を誇っていて、この本広監督の最新コメントもファンにとってはうれしいはずだ。瑛太さん、上野さんをはじめ、川岡大次郎、ムロツヨシ、永野宗典、本多力、真木よう子、佐々木蔵之介という、いまでは実現が難しそうな豪華オールキャストの共演&熱演も見逃せない『サマータイムマシン・ブルース』。あの夏の興奮物語をブルーレイで見届けてみて。<リリース情報>『サマータイムマシン・ブルース』ブルーレイ発売日:11月18日(水)※レンタル同時スタート価格:3,800円+税販売元:ショウゲート発売元:ポニーキャニオン(C) 2005 ROBOT/東芝エンタテインメント/博報堂DYメディアパートナーズ/IMAGICA(text:cinemacafe.net)
2015年09月01日俳優の阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡が、江戸時代の実話をもとにした映画『殿、利息でござる!』(2016年夏公開)で共演することが4日、明らかになった。阿部が時代劇で主演を務めるのはこれが初となる。2010年に映画化されたベストセラー『武士の家計簿』などの著作で知られる磯田道史氏の『無私の日本人』(文春文庫刊)の一編「穀田屋十三郎」を原作とする本作。江戸中期の仙台藩吉岡宿を舞台に、穀田屋十三郎ら9人が年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るために藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」のために奔走する姿が描かれる。映画化を手がけるのは、『ゴールデンスランバー』(2010年)、『白ゆき姫殺人事件』(2014年)、『予告犯』(2015年)など、今最も注目を集める中村義洋監督。原作を読んで涙したという中村監督は、今回の3人のキャスティングについて、「ここぞという時には必ず呼ぼうと決めていた」と明かす。撮影は7月6日から8月末まで、山形、宮城などで行われる予定。宿場町の行く末を心から憂う主人公・穀田屋十三郎を演じる阿部は、「時代劇だと聞いて、馬に乗ったり派手な立ち回りがあるのかと勝手に思っていたのですが、そういうのが全く無いのに、すごいかっこいい男達の話で、とても新鮮でした」と作品の魅力を語り、「自分も時代劇の主演は初めてですし、中村監督も時代劇初めてお撮りになるということで、新鮮な時代劇が生まれるといいなぁと思います」と、新たなチャレンジに前向きのようだ。また、町一番の知恵者である茶師・菅原屋篤平治役の瑛太は、「中村監督に9年ぶりに呼んでいただけて、しかも阿部サダヲさんをはじめ素晴らしい方々と映画作りをできる事はとても幸せです」と喜びのコメントを寄せる。一方、十三郎の弟・浅野屋甚内を演じる妻夫木は、「ずっと、ご一緒したいと願っていた中村監督にお声をかけていただけて幸せです。今はただただ撮影が楽しみでしょうがありません」と意気込みを述べた。(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
2015年07月04日『武士の家計簿』の原作者として知られる磯田道史の「無私の日本人」収録の一編「穀田屋十三郎」の映画化『殿、利息でござる!』の公開が決定。キャストに、阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡が出演することが明らかになった。“平成の司馬遼太郎”との呼び声も高い磯田道史による、実話に基づいた原作の映像化に挑む本作。監督は、現在公開中の生田斗真主演作『予告犯』の中村義洋が務め、自身初の時代劇の監督となる。物語の舞台は、今から240年ほど前の江戸中期、仙台藩吉岡宿。年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、知恵と工夫と決死の覚悟で立ち上がり、ついに地域を立て直した住人たちがいた。実在した穀田屋十三郎ら9人が、藩にまとまった金を貸し、毎年の利子を全住民に配る「宿場救済計画」を立て、奔走する姿を描く。造り酒屋を営むかたわら、宿場町の行く末を心から憂える主人公・穀田屋十三郎を、『寄生獣』『ジヌよさらば~かむろば村へ~』の阿部サダヲが演じ、町一番の知恵者である茶師・菅原屋篤平治に『まほろ駅前狂騒曲』の瑛太、そして十三郎の弟で、吉岡宿一の大店・造り酒屋の浅野屋の主・浅野屋甚内には、『バンクーバーの朝日』の妻夫木聡が演じる。そしてこのほど、主要キャスト3人よりコメントが届いている。■阿部サダヲ時代劇だと聞いて、馬に乗ったり派手な立ち回りがあるのかと勝手に思っていたのですが(笑)そういのが全く無いのに、スゴイかっこいい男達の話で、とても新鮮でした。自分も時代劇の主演は初めてですし、中村監督も時代劇初めてお撮りになるということで、新鮮な時代劇が産まれるといいなぁと思います!!■瑛太中村監督に9年ぶりに呼んでいただけて、しかも阿部サダヲさんをはじめ素晴らしい方々と映画作りを出来る事はとても幸せです。清々しい気持ちで役を演じ、良い作品になるよう日々精進して参ります。■妻夫木聡ずっと、ご一緒したいと願っていた中村監督にお声をかけて頂けて幸せです。今はただただ撮影が楽しみでしょうがありません。一日一日を楽しみたいと思います。本作の基になっている町人たちの実話は、誇ることをせず、何の栄誉も受けとらず、子孫には先祖が偉いことをしたと言ってはならないという戒めのため、これまでその町人たちの子孫によっては多く語られず、広く語り継がれることがなかったという。そんな“無私の精神”の精神を貫いた町人たちの姿に涙したという中村監督は、「こんな人がいた、ということを伝えねばならない、今の日本を辛うじて救っているのは、こうした精神なのではないか……自分でも恥ずかしいほど一途な思いで脚本を書き、その思いに応えるように、ここぞという時には必ず呼ぼうと決めていたサダヲさん、瑛太くん、妻夫木くんら、頼もしいキャストの方々が集まってくれました。」と、本作への意気込みとキャストへの期待を語っている。武士より武士らしかった百姓たちと、私欲や保身しか頭にない武士の対決が描かれているという本作。本作の中での町人たちの“無私の精神”は、現代の私たちの胸をきっと打つはず。来年の公開を心待ちにしたい。『殿、利息でござる!』は2016年夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月04日瑛太と松田龍平という10代の頃から公私にわたって付き合いのある2人が、高校の元同級生という役柄でタッグを組んで人気を集めてきた『まほろ』シリーズ。第1弾の映画『まほろ駅前多田便利軒』(’11)、連続ドラマ「まほろ駅前番外地」(’13)に続く第3弾で劇場版として昨年公開された『まほろ駅前狂騒曲』のブルーレイ&DVDが発売となる。ブルーレイ&DVD用のオーディオコメンタリーの収録で久々に顔を合わせた瑛太さんと大森立嗣監督が、改めて本作への思いを語ってくれた。原作はこちらも松田さん主演で映画化され、日本アカデミー賞の主要賞を総なめにした「舟を編む」などのベストセラーで知られる三浦しをんによる、直木賞受賞作「まほろ駅前多田便利軒」から続く人気シリーズ。なぜかいつも厄介ごとを背負ってしまう便利屋の多田(瑛太さん)と彼の元に転がり込んできた元同級生の変人・行天(松田さん)がワケありの依頼に奔走するさまを描き出す。久々に松田さんと再会し、3人でオーディオコメンタリー収録に臨み、映画公開から少し時間を置いて改めて作品を鑑賞した瑛太さんは、収録を無事に終えたが「前回の時は(作品に)見入っちゃって口数が少なかったので、その反省を生かして今回は話題を振ろうと心掛けてみたんですが、ホントに世間話みたいになっちゃって…(笑)」と述懐。大森監督も「映画観ながら友達のウチでしゃべってる感じでした(笑)」とふり返る。だが、この仲の良い関係が映画の中で、多田と行天のつかず離れずの微妙な距離感や空気に影響を及ぼしているであろうことは容易に想像がつく。特に今回の映画では、行天の過去が明かされる中で、2人の関係性にも変化が…。「多田が行天の心を少しずつ開かせていくところがあり、それは脚本上もそうなんですが、現場でもそれは感じていて、龍平がそこをどんな風にアプローチしてくるのか楽しみでしたし、僕も多田として、行天から引き出すつもりでやっていました。これまで、多田が行天に振り回される感じで、自由奔放な行天としっかり者の多田という構図でしたが、そのボケとツッコミが今回は逆転しているところもあって面白かったです」。ちなみにシリーズ第1弾の『まほろ駅前多田便利軒』では大森監督がメガホンを握ったが、続く連ドラは『モテキ』などで知られる大根仁監督が演出を務めた。ドラマは基本的に1話完結で描かれており、原作にはないエピソードや各話のゲストの存在なども話題を呼んだ。この連ドラを挟んだことは、今回のシリーズ第3弾の劇場版にどのような影響を与えたのか?大森監督は、多田と行天のキャラクターの“幅”の広がりに言及する。「やはり、原作者のしをんさんは、キャラクターをしっかりと描かれる方ですので、僕らも1作目でそこを強く意識して、探り探りで多田と行天を作っていったところがあったと思います。でも、ドラマを見てると大根さんはすごく自由で、そこは今回の映画にも大きく影響してますね。僕としてはドラマの時の2人のキャラクターを踏まえて、うまく利用して乗っかっていく感じでやりやすさはありました。何よりドラマを経て、瑛太も龍平も何をやっても多田と行天になってたから、そこは大いに助けられました」。瑛太さんも、映画、連続ドラマで積み上げてきたものの大きさについてこう語る。「最初に多田を演じた時、彼の中にある闇――子どもを亡くしたことなどがハッキリと描かれてはいるんだけど、でも便利屋を営んでいるからなのか、人に対して希望を与えたいという人間性、人生はやり直せるんだという思いを持っていて、そこはすごく好きな部分でした。そこをベースにドラマに入って、正直、大根さんが書かれたものに最初は『これ大丈夫なのかな?』と思うこともあったんです(笑)。でもそうやって、自分が考える多田のイメージから外れていくんだけど、そのはみ出し方が『人間だからいろんな側面があっていい』というところに落とし込めた。それからは自由にやれましたね。立さん(=大森監督)が先ほど言ったように、僕が何をしようと多田になるようになったのかな――。考える必要がないところまで行けた気がしました。今回の映画にもそうやってボキャブラリーが増えた状態で入ることができて、自由な発想で楽しめました」。第1作の公開は4年前。当時は瑛太さんもまだ20代で、原作の多田の設定よりも若いこともあって、映画化が発表されても多田のイメージと違うという声もあった。だが、シリーズを重ねる中で当然、瑛太さん自身も年齢と経験を重ねて、もはや誰にも文句を言わせない瑛太さんにしかできない多田像を作り上げた。「最近聞けた言葉で『いい意味で枯れてきたね』というのがあって、よかったなと思います(笑)。僕自身、年齢を重ねるのはすごく良いことだなと思ってるし、30代もいろいろ大変なこともあるでしょうが(笑)、頑張っていきたい、努力していきたいと思ってます」。大森監督にとっても、瑛太さん、松田さんをはじめ、シリーズを彩った俳優陣の活躍は嬉しく、そして大いに刺激となっているよう。「2人とも、最初の第1作を撮ってから数年空いて、その間にものすごくいっぱい仕事をしてますよね。ひとつひとつの作品に、すごくちゃんと向き合っているのを外から見ていたので、今回の映画ではむしろオレが、2人に問われているような気持ちでした。今後もまた一緒に仕事をする機会を持てるように頑張らなきゃと思うし、2人とも歳相応の良い顔をしているので、それを捉えられる監督でありたい。それから今日、オーディオコメンタリーの収録で思い出しましたが、はるちゃん(※行天の遺伝上の娘/岩崎未来)が朝ドラ(※一年前の『花子とアン』)で、吉高由里子さんの娘役をやってて、それはすごく嬉しいですね。何百人とオーディションをして、彼女を選んだんですが5歳ですからすごく大変だったとも思います。怖いシーンだってありましたからね。そういう子が、朝ドラとか大きな作品で頑張っているのを見ると、親心じゃないけど(笑)『あぁ、よかったなぁ』と思います」。さて、これは昨年の劇場公開時から幾度となく監督や瑛太さんに対しても質問がなされ、『まほろ』ファンの願い、総意とも言われているが、今後、シリーズがさらに続く可能性は?この日、久々に顔を合わせて“再始動”に向けて何か約束や言葉を交わすことはなかったのだろうか…?大森監督は「そんな気分になりそうだったけど、言うのはやめときました(笑)。まあ、オレは、やるなら次は多田と行天に絞った、2人の関係がよく見える話をやりたいな…と独り言のように瑛太と龍平の顔を見ないで言ってました(笑)」とあふれんばかりの意欲をのぞかせる。瑛太さんも「(話が)あればやります」と断言した上で、大森監督の「オレたちが自分で言うよりも周りが『やってくれ』と言わないと出来ない」という言葉に深くうなずく。ドラマ、映画とメディアを問わず、新章orスピンオフどのような形式であれ、ファンは常に、多田と行天が瑛太さんと松田さんのように、渋く、カッコよく画面の中で年齢を重ねていくさまを見続けたいと心から願っている。【瑛 太】ヘアメイク:勇見勝彦(THYMON Inc.)スタイリング:壽村太一(SIGNO Inc., Ltd. )(text:cinemacafe.net)■関連作品:まほろ駅前狂騒曲 2014年10月18日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014「まほろ駅前狂騒曲」製作委員会
2015年04月15日俳優の佐藤浩市が主演する、横山秀夫原作の映画『64-ロクヨン-』(2016年公開)の追加キャストが発表され、俳優の綾野剛、榮倉奈々、瑛太らが出演することが26日、明らかになった。原作は、2013年の「このミステリーがすごい!」1位に選ばれ、累計発行部数110万部を突破した小説『64(ロクヨン)』。昭和64年に起きた未解決の誘拐事件(通称"ロクヨン")に端を発する県警と記者クラブ、さらには警察内部の対立を、広報官である三上(佐藤)の視点で描く。映画の撮影は今年2月にクランクインしており、5月にクランクアップ予定。前編と後編の2部作で公開される。ミステリーとしてはもちろん、総勢150人にもおよぶ登場人物で壮大な人間ドラマが描かれることでも話題の原作。その映画化を実現すべく、佐藤の脇を綾野剛、榮倉奈々、瑛太、三浦友和、永瀬正敏、吉岡秀隆、仲村トオル、椎名桔平、滝藤賢一、奥田瑛二、夏川結衣、緒形直人、窪田正孝といった主役級の役者陣が名を連ねる。三上の部下を演じる綾野は「瀬々敬久監督、佐藤浩市さん、スタッフ、キャストと共に、正義と不義のはざまで、ただ一つの真実に向かって闘い抜く所存です」と気合十分。三上を支える広報室婦警・秋川役の榮倉は、「男性社会の中で、自分の役割を探し懸命に仕事と向き合う女性の役です」と説明し、「自分自身も、力強い役者の先輩方の中で美雲と向き合い、少しでも戦力になれますよう頑張りたいと思います」と力強く語った。広報室のメンバーと激しく対立していく瑛太は、「佐藤浩市さん演じる三上と対立する幹事社秋川を演じるのは容易ではないです。秋川のくせ者度合いを楽しみ、この映画の良いスパイスになれるよう全身全霊でぶつかりたいと思います」と語る。三上が信頼を寄せる上司を演じる三浦は、「とにかく主人公三上が前後編出ずっぱりで、間違いなく心身共にハードな仕事になっていると想像します。われわれは真の縁の下の力持ちになれるよう頑張るのみです」と役柄同様に佐藤を気遣う。メガホンを取る瀬々敬久監督は、「横山秀夫さんの思いが込められた『64(ロクヨン)』の映画化という重責の中の船出でしたが、佐藤浩市さんを中心とする世代を超えた出演者の競演に息を飲む瞬間の連続です。熱意が集積した映画を届けられるよう、今後も進んでいこうと思っています」と意気込みを語った。■映画『64-ロクヨン-』登場人物キャスト<県警>県警本部長/辻内欣司…椎名桔平:県警のトップ。同期の中で最も警察庁長官の椅子に近い男<警務部>秘書課広報室広報官/三上義信…佐藤浩市:かつては刑事部でロクヨン捜査にも関わる。異動により現在は20年ぶりに二度目の広報室勤務秘書課広報室係長/諏訪…綾野剛: 広報室勤務5年、機転の利く広報マン秘書課広報室婦警/美雲…榮倉奈々:元交通課で広報室の紅一点。職務熱心で真っすぐな性格警務課調査官/二渡真治…仲村トオル:事態の裏で暗躍する、三上の警察学校での同期。県警内の人事にも携わる警務部長/赤間…滝藤賢一:出世欲の強いキャリア組<刑事部>刑事部捜査一課長/松岡勝俊…三浦友和:三上の刑事部時代の上司。ロクヨン捜査では追尾班長を務めた刑事部長/荒木田…奥田瑛二:所轄刑事の頂点である刑事部長で、ポストをまもるため保身に走る<記者クラブ>東洋新聞キャップ/秋川…瑛太:幹事社として県警記者クラブを仕切るある交通事故の警察発表の方針を巡り広報室と対立<ロクヨン関係者/その他>雨宮漬物経営/雨宮芳男…永瀬正敏:ロクヨン事件の被害者家族。事件の捜査を通じ警察に不信感を抱く元ロクヨン自宅班/幸田一樹…吉岡秀隆:ロクヨン事件の半年後に辞職元ロクヨン自宅班/日吉浩一郎…窪田正孝:現場から臨場要請を受け科捜研から捜査に参加元婦警/三上美那子…夏川結衣:三上の妻。ロクヨン発生当時は捜査班にも加わるスポーツ用品店経営/目崎正人…緒形直人:新たに発生した誘拐事件の被害者家族(C)「64-ロクヨン-」製作委員会
2015年03月26日俳優の永山絢斗が、篠原涼子主演の映画『アンフェア the end』(9月5日公開)に出演することが、このほど発表された。永山は、実兄で俳優の瑛太がTVドラマシリーズで篠原演じる主人公の刑事・雪平夏見の相棒を演じていたこともあり、その役どころに注目が集まる。そのほか、EXILEのAKIRA、俳優の吉田鋼太郎らが追加キャストとして発表された。2006年1月期に連続ドラマとしてスタートした『アンフェア』。予測不可能なストーリー展開と、篠原をはじめとする個性的なキャストが作り出す世界観が視聴者に支持され、2本の劇場版も製作された。『アンフェア the end』は、興行収入23.4億円を記録した前作『アンフェア the answer』の4年後を描いたもので、10年に及ぶシリーズの完結編となる。永山が演じるのは、雪平の協力者となって国家の謀略者を暴こうとするシステムエンジニアの津島直紀。ドラマ放送時は高校生だったという永山は、「まさか自分が関わることになるとは思っていなかったのでびっくりしています」と出演を喜び、共演した篠原について、「現場で初めてロングコートを着て、話している姿が僕も知っているカッコいい雪平さんだったので、なんだかうれしかったです」と話す。「現場を離れて普段お話しするときにはすごく優しい方で、まるで子供のように扱われてます(笑)」とチームワークのよさを明かした。TVドラマシリーズで雪平の相棒・安藤一之を演じていた俳優・瑛太に続く兄弟でのキャスティングに、製作サイドは「10年前の瑛太さんとの因縁を感じるが、今の永山さんにしか表現できないナイーブな役を魅力的に演じてくれている」と、その演技を絶賛している。EXILEのダンサーとして活躍する一方、初の主演映画『ちゃんと伝える』で第19回日本映画批評家大賞新人賞を受賞するなど俳優としても評価を高めているAKIRAは、本作で重要な鍵を握る人物、最高検察庁監察指導部の武部将臣役。『アンフェア』のことは、「何よりも一人ひとりのキャラクターが濃くて素晴らしい」と評する。最高検のエリートという今までにない役柄について、「作品同様にとても振り幅のある役になっていると思いますので楽しみにしていただければ幸いです」と意気込んでいる。さらに、犯人探しに執念を燃やす検察庁の特捜部長役を、昨年は7本ものTVドラマに出演するなどブレークを果たした吉田鋼太郎が務める。NHK連続テレビ小説「花子とアン」では、粗暴で不器用だが実は情に深い実業家を演じ、視聴者に強いインパクトを残した。今回はその怪演で、雪平と津島を追い詰める。ネイルガン殺人事件(「the answer」)から4年が経過。国家を裏で操る権力組織の機密データを手に入れた雪平は、反撃の機会を探っていた。そんな中、ある転落死体が発見された。死体は、前作の黒幕・村上克明検事(山田孝之)だったことが判明する。雪平が現場で見つけた栞には「アンフェアなのは誰か?」の文字が。それは、10年前から始まる一連の事件で使用されたものと同じくメッセージだった。さらには、その犯人たちを結びつけていた闇サイトも復活。そのサイトの最後の一文には「雪平の復讐が始まる」と書かれていた。
2015年02月20日便利屋コンビの大珍道中にして最大の危機を描いたシリーズ第3弾『まほろ駅前狂騒曲』のBD&DVDの発売が決定したことを祝して、主演の瑛太、松田龍平のコメントが到着した。まほろで便利屋を営む多田啓介役の瑛太は、「映画館で観れなかった方、映画館で観てもう一度観たくなった方々、是非DVDで観て下さい。オーディオコメンタリーを行天とやったりするので、楽しんでいただけたら幸いです。勿論、本編もご堪能下さい」とコメント。居候の同級生、行天春彦役の松田龍平は、「“まほろ”がDVDになるので、観てください」とコメント。父と子がテーマの今作は笑って泣けるシリーズ最高傑作との呼び声もかかる一作で、唯一無二の人気俳優同士の絶妙な掛け合いは今作でも健在だ。またDVD、BDともに「豪華版」は特典が満載。初出しの映像やメイキング、本編コメンタリー、豪華ブックレットなども収録したファン必携の永久保存版となっている。<『まほろ駅前狂騒曲』DVD&ブルーレイ/リリース情報>【セル】DVD 豪華版【2枚組】¥5,200(本体)+税【セル】ブルーレイ 豪華版【2枚組】¥6,200(本体)+税【セル】DVD 通常版【1枚組】¥3,800(本体)+税≪本編ディスク特典映像≫●まほろシリーズガイドムービー(※本編ディスク収録)≪特典ディスク映像内容≫●メイキング●未公開映像集●舞台挨拶集●スポット・予告編集発売日:2015年4月15日(水) ※同時、DVDレンタル開始発売元・販売元:ポニーキャニオン(C) 2014「まほろ駅前狂騒曲」製作委員会(text:cinemacafe.net)■関連作品:まほろ駅前狂騒曲 2014年10月18日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014「まほろ駅前狂騒曲」製作委員会
2015年01月16日三浦しをんの人気小説を、瑛太と松田龍平を迎えて映像化した、映画第2作目『まほろ駅前狂騒曲』の初日舞台あいさつが18日、都内で行われ、瑛太、松田龍平、高良健吾、真木よう子、永瀬正敏、大森立嗣監督が登壇した。架空の街・まほろ駅前で、便利屋を営む多田啓介(瑛太)と行天春彦(松田龍平)の奮闘を描く本シリーズ。2011年の映画『まほろ駅前多田便利軒』、2013年の連続ドラマ「まほろ駅前番外地」に続いて、2作目の映画となる『まほろ駅前狂騒曲』では、行天の実娘・はるの子守り代行や、謎の元新興宗教団体の隠密調査など、やっかいな依頼に2人が大苦戦を強いられる。大森監督から、瑛太と真木がやったキスシーンの失敗談の話題が振られると、瑛太が心配そうに「みなさん、爆笑できました?」と会場に尋ねる。観客の拍手のリアクションを聞いて安心した瑛太は「台本ではキスすると書いてあったんですが、シートベルトで引っかかってしまって」と説明。松田が「いや、キスした方が良かった」と突っ込むと、真木も「私もキスされるものだと思っていた。でも、爆笑してもらったのならいいんじゃないかと」と笑顔を見せた。真木は、瑛太と松田の印象について「怖い。凶器みたいな2人だから、懐に入っていったらボコボコにされそう」と脅威を口にすると、松田は「ボコボコにしないですよ」と苦笑い。真木は笑いながら、『さよなら渓谷』(2013年)でも組んだ大森監督の現場ということで「安心して入れました」とも語った。大森監督は、瑛太たち豪華キャストについて「良いものを作ろうとしている人たちなので、撮影は楽しかったです」と感想を述べた後「来週(台湾・高雄映画祭で)台湾にも行ってきますので、本作を日本から世界に広げていきましょう」と、力強く宣言した。
2014年10月19日映画『まほろ駅前狂騒曲』が10月18日(土)に公開を迎え、主演の瑛太、松田龍平を始め、高良健吾、真木よう子、永瀬正敏、大森立嗣監督が初回上映後の舞台挨拶に登壇した。三浦しをんの直木賞受賞の小説を原作に映画化された『まほろ駅前多田便利軒』、その後、連続ドラマとして放送された「まほろ駅前番外地」に続く『まほろ』シリーズの第3弾。30代バツイチの元同級生コンビの多田と行天が本作でも気の進まない依頼に翻弄され、事件に巻き込まれていく。この日は観客がサプライズで一斉に「おかえりなさい!」と声をかけ、登壇陣を迎えたが、瑛太さんは「ただいま!」と力強く挨拶。松田さんは「ビックリしました(笑)。帰ってこられて嬉しいです」と笑顔を見せた。3作にわたって多田を演じてきて、瑛太さんは「龍平とはデビュー(『青い春』)から何度も共演してきてるし、『まほろ』という作品も僕の人生においても大事な作品になりました」と語り、「今後、続けられるかはお客さんにかかっていると思います」とさらなるシリーズの続行に意欲を見せる。松田さんも「この流れだと次はまたドラマかな?」とファンの期待を煽る。行天役に対して、松田さんは瑛太さんとは対照的に「仕事ですね」とそっけない口ぶりで語り、笑いを誘いつつも「客観的に見れないところもあるけど、それだけ思い入れのある役です」と飄々とした口調の中にも強い思いをうかがわせた。1作目の映画から出演している高良さんにとって、瑛太さんや松田さんは先輩であり兄貴分的な存在だが「僕は瑛太さんとは17歳、龍平さんとは20歳の時に出会っていて、おふたりとも先輩なんですけど“後輩感”を出すと『何、お前?』って感じになるんです(苦笑)。でも、今回はクランクイン前に瑛太さんが“喝”を入れてくださって嬉しかったです」と笑顔で語る。真木さんは連ドラからの参加となったが、以前からよく知る瑛太さん、そして松田さんとの共演について「凶器みたいな2人だから、懐に入ったらボコボコにされるので、距離を持ってやらないとと思った」と独特の表現で述懐。松田さんは「ボコボコにとかしないし…」と苦笑交じりに抗議するも、真木さんは「絶対する!」と譲らず、会場は笑いに包まれた。舞台挨拶の最後に瑛太さんは、改めて『まほろ』の持つ独特の空気感を強調。「こういう映画が日本でたくさん見られるようになってほしいです。分かりやすくないものが受け入れられないようになってますが、『まほろ』のこういう世界観、人それぞれ捉え方が違う世界を描く映画を作れる日本であってほしいと俳優部として思ってます」と力強く語り、会場は温かい拍手に包まれた。『まほろ駅前狂騒曲』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:まほろ駅前狂騒曲 2014年10月18日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014「まほろ駅前狂騒曲」製作委員会
2014年10月18日主演作『まほろ駅前狂騒曲』の公開を控える俳優の瑛太が10月11日(土)、東京・テアトル新宿で大森立嗣監督とともにトークショーを実施。観客からの質問に答える形で「いつかやってみたい」と実弟・永山絢斗との共演に前向きな姿勢を示した。この日は『まほろ駅前狂騒曲』の公開を記念し、同劇場にて『まほろ駅前多田便利軒』『アヒルと鴨のコインロッカー』『余命1ヶ月の花嫁』という瑛太さんの代表作3本がオールナイト上映され、立ち見も出る盛況ぶりだった。普段の記者会見や舞台挨拶では、決して口数が多いタイプではない瑛太さん。この日は進行を務める司会者も不在で、開始10分にして「何を話したらいいのか…」と戸惑いも見せたが、全国から熱心なファンが駆けつけたアットホームな雰囲気が後押しし、トークは徐々に滑らかに。いつしか観客が「最近の悩みは?」「Twitterのリプ(リプライ)見てる?」「バラエティ番組に出演して大変なことは?」などなど自由に質問を投げかける展開となり、瑛太さんもざっくばらんに対応。また、「『一命』が大好き。時代劇に出る瑛太さんをもっと見たい」という女性ファンのリクエストに対して、「時代劇…、期待していてください。まだ詳しいことは何も言えませんが」と近い将来、時代劇への出演が控えていることもほのめかした。本作は三浦しをんのベストセラーを原作に、2011年公開の映画『まほろ駅前多田便利軒』、2013年に放送されたドラマ「まほろ駅前多田番外地」に続くシリーズ第3弾。架空のまほろ市を舞台に、小さな便利屋を営む多田啓介(瑛太さん)と、そこに転がり込んだ変わり者の同級生・行天春彦の奇想天外な奮闘を描く。行天を演じるのはもちろん、松田龍平さん!「もし『まほろ』をこれからも続けられるなら、多田と行天がバンドを組むっていう話をやりたい。嫌がる行天に無理やり歌わせたり(笑)」と瑛太さんの口からは、さらなる続編の構想も飛び出した。『まほろ駅前多田便利軒』以来のタッグとなる大森監督について、「会う前のイメージとして、『お前を暴いてやる』という怖さがあった」と言う瑛太さん。それでも「立嗣さんが撮影中に言ってくれた言葉や演出のおかげで、演者としていろんなものを“捨てる”ことができた」と最敬礼すると、大森監督は「自分の作品が、俳優にとって大切なものであってほしいから、そう言ってもらうと嬉しい」と喜んでいた。『まほろ駅前狂騒曲』は10月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:まほろ駅前狂騒曲 2014年10月18日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 2014「まほろ駅前狂騒曲」製作委員会
2014年10月12日映画『まほろ駅前狂騒曲』で便利屋コンビを演じる瑛太と松田龍平が、9月29日(月)に行われた完成披露試写会で、劇中の便利屋のように観客から寄せられる悩み相談に次々とシュールかつ的確な(?)アドバイスを送り、客席を笑いに包んだ。三浦しをんの人気小説を実写化した『まほろ駅前』シリーズの劇場版、連ドラに続く第3弾。無農薬を謳う野菜を販売する怪しい団体の調査や行天の遺伝子上の娘の長期にわたる世話など苦労の絶えない依頼を押し付けられた多田と行天だったが、少しずつ自らの過去と向き合うことになる。この日は、どんな依頼も引き受ける「多田便利軒」よろしく、瑛太さんと松田さんが観客からの様々な悩みにアドバイスを送ったが…。最初の相談は女性で「ずっと好きな人がいて、告白したいんですが、絶対に成功しそうなシチュエーションは?」というもの。これに松田さんが即座に「この場でそういうことが言えるなら大丈夫だと思うけど…」とポツリと漏らし、会場は爆笑に包まれる。瑛太さんも「それ以上の答えが見つからない(笑)」と同意しつつ、映画と絡めて「僕は軽トラに乗る芝居が多いんですが、せまい密室の、相手が逃げられないシチュエーションで告白するのはどうでしょう?」と提案。さらに、大森立嗣監督は「酔っぱらってなだれかかったらいいんじゃない(笑)?」と“力技”のアドバイスを送る。続く相談は「ルームシェアしている友達との距離の取り方を悩んでいる」というもの。多田と行天として劇中、狭い部屋で共に暮らしている2人だが、この質問にしばしの沈黙…。瑛太さんは「あれは映画の世界なんですよね…(苦笑)。いやならシェアしない方が…」と身も蓋もない答え。松田さんは「多田と行天はどこかでいつでも逃げられる何かがあるから一緒にいられる」と互いを束縛してないからこそ一緒に暮らせると説明するが、なぜか“まとめ”として「お互いを尊重し合うのが大事だと…」と急に妙にまともなことを言い出し、再び会場は笑いに包まれた。それでも最後は「シェアくらいなら、無理だったら離れる。行天はそのスタンスですね」と行天として何とかアドバイスを送り、相談者を納得させていた。悩み相談以外のトークでも2人は劇中から多田と行天が抜け出てきたようなどこか噛み合わないシュールな掛け合いを展開。終始、笑いの絶えない舞台挨拶となった。『まほろ駅前狂騒曲』は10月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月30日10月18日公開の映画『まほろ駅前狂騒曲』の完成披露試写会が29日、東京・新宿の新宿ピカデリーで行われ、瑛太、松田龍平、大森立嗣監督が出席した。2011年公開の『まほろ駅前多田便利軒』、2013年のドラマ『まほろ駅前番外地』に続く三浦しをんのベストセラーシリーズの最新作となる本作。便利屋を営む多田(瑛太)と行天(松田龍平)の前に会ったこともない行天の娘が現れる。慣れない子育てに悪戦苦闘しながらも絆を深めていくものの、バスジャックなどに遭遇して多田便利軒に最大の危機が訪れる。瑛太は「今まで多田がツッコミで行天がボケという分かりやすい関係でしたが、今回は反転するような感じです。『まほろ』を見ていただいた方たちもそうでない方も新しい感じで見れると思うので、その辺を楽しんで欲しいですね」とアピールし、本作の見どころについて「龍平が行天を演じながら塾の先生を演じるんですが、あの感じがとてつもなくイイんです。僕はすごいツボで、世界で誰もできない芝居だと思いました」と松田を絶賛。褒められた松田は「いや~何を言えばいいのか分からないですね」と照れ笑いを浮かべながら、「今回はドラマで真木よう子さんが演じた亜沙子さんと多田の仲が急展開します。僕はそれが結構楽しみですね」と自らも公開が待ち遠しい様子だった。本作は、上映館が1作目に比べて倍近くになる予定だが、同シリーズの魅力について問われた瑛太は「自分で言うのも恥ずかしいですけど、僕と龍平が見どころというか、何回演じても予定調和にならないところですかね。実験的じゃないですけど、2人で呼吸をしながら実際の反応みたいなところが面白みに繋がっていければいいかなとは思っています」と回答し、大森立嗣監督も「頼もしい2人ですよ。キャラクターの中で自由になってましたね」と2人を褒め称えていた。映画『まほろ駅前狂騒曲』は、10月18日より新宿ピカデリーほか全国公開。
2014年09月30日映画、連続ドラマと人気を集めてきた『まほろ駅前』シリーズの最新劇場版となる『まほろ駅前狂騒曲』の完成披露試写会が9月29日(月)に都内で開催され、主演の瑛太、松田龍平、大森立嗣監督が舞台挨拶に登壇した。「舟を編む」「風が強く吹いている」などで知られるベストセラー作家・三浦しをんの人気小説シリーズの実写版で、2011年公開の映画『まほろ駅前多田便利軒』、その後の連続ドラマ「まほろ駅前番外地」に続く第3弾。30代バツイチの元同級生で、まほろ市の駅前で便利屋を営む多田と行天が無理難題ばかりの依頼に悪戦苦闘するさまを描き出す。東京でのお披露目を前に大阪、福岡とプロモーションで回ってきた瑛太さんは、これまでの観客の反応を踏まえて作品に「自信を持っています」と力強く語る。映画として始まった本シリーズが、連ドラを経て再び映画として製作されたことについて「嬉しいです。第1作の時はどう多田を演じるか?大森組にどう挑むか?と考えてましたが、ドラマを経て、普段の多田と行天の距離感を掴めたと思います」とふり返る。改めてこの3作目について「いままでは多田がツッコミで行天がボケということが多かったですが、今回はその役割が反転する部分もあり、行天が多田に振り回される展開もあって、新しい感じで観ていただけると思います」とアピールする。大森監督が「いろんな事件があるけど、多田と行天の2人の掛け合いを楽しんでほしい」と、あくまで便利屋2人が軸であると強調すると、瑛太さんも「自分で言うのは恥ずかしいけど、僕と龍平が見どころです!」と力強く語った。松田さんも「また映画に帰ってこられて嬉しいです」とうなずく。今回、行天の知られざる過去が明らかになり、そこにどう向き合うかが描かれるが「とうとう来たなという感じ」とどこか飄々とした口調ながらも熱い意気込みを口にする。「便利屋の話なので華がないんです。どう宣伝したらいいか…(苦笑)」とやや自虐気味に語りつつも、「親と子や人と人の距離などを微妙なニュアンスで伝えているので、感じて楽しんでもらえたら」と呼びかけた。瑛太さんも、松田さんも、こうした舞台挨拶などで決して多弁な印象はないが、瑛太さんは「こんな僕らですが、宣伝がんばってます(苦笑)!TVにもたくさん出てます」と本シリーズへの並々ならぬ強い思い入れをうかがわせる。既に発表されている三浦さんの原作は「まほろ駅前狂騒曲」(文芸春秋社刊)で最後となるが、大森監督は「続きを考えちゃう…」とこのままでは終わりたくないよう。瑛太さんも「みなさんの応援があればまた続きが出来るかも」とさらなる続編、長期シリーズ化への意欲を口にし、劇場は期待を込めた拍手に包まれた。『まほろ駅前狂騒曲』は10月18日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月29日累計120万部突破のシリーズ最新作を、瑛太&松田龍平のタッグで贈る珠玉のエンタテインメント映画『まほろ駅前狂騒曲』。このほど、初映像となる特報と第一弾ポスターが公開された。何かと柄の悪い街・まほろ市で便利屋を営む多田啓介(瑛太)の元へ、中学の同級生・行天春彦(松田龍平)が居候するようになってから3年目。ペンキ塗りから買い物代行、遺品整理にボディガードまで曲者たちの厄介な依頼にいつも巻き込まれる多田便利軒の2人に新たな依頼が…。公開された特報映像は、これまでの『まほろ』シリーズのイメージを打ち破るハリウッド超大作のようなイントロから一変、後半は“まほろ”らしい賑やかな作りとなっており、瑛太さんと松田さんによる脱力系のコンビネーションが垣間見える。さらに第一弾ポスターは、東京郊外の便利屋とはとても思えない、迷彩服の2人が立っている。「俺たちただの便利屋ですから!」というアンバランスなキャッチコピーを掲げ、何やらただならぬ雰囲気だ。直木賞を受賞した三浦しをんのベストセラー小説を『さよなら渓谷』の大森立嗣監督が手がける本作には主演の瑛太さんと松田さん、そして先日発表された永瀬正敏に加え、若き裏番長・星に『横道世之介』の高良健吾、多田の恋のお相手に『そして父になる』で賞レースを総なめにした真木よう子、行天の元妻に本上まなみが登板。また前作からのレギュラーメンバーである麿赤兒、松尾スズキ、大森南朋、岸部一徳ほか、『青い春』で瑛太さん&松田さんと共演し朋友でもある新井浩文、原作ではお馴染みだが映像には初めて登場する曽根田に劇団民藝のベテラン・奈良岡朋子、行天の娘・はるにはWOWOW連続ドラマ「かなたの子」の岩崎未来が抜擢され、新旧ともに充実の顔ぶれとなった。『まほろ駅前狂騒曲』は10月18日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年04月24日堤真一、瑛太、神木隆之介、二階堂ふみの豪華キャストによる、NTT東日本の光ブロードバンド回線サービス「フレッツ光」の新CM「モンスターズシェアハウス」の詳細が明らかとなった。新CMのキャラクターは人間ではなく、モンスターたち。フランケンに扮した堤さんを始め、瑛太さんはドラキュラ、神木さんはオオカミ男…と大変身している。そんな彼らモンスター男子たちが住むシェアハウスの管理人の孫娘を二階堂さんが演じている。CMの舞台は閑静な住宅街に佇む洋館風のシェアハウス。そこに繋がっている「フレッツ光」を使い、毎日を自分らしく過ごしているモンスターたちのちょっぴり変わった共同生活の中で「フレッツ光」にまつわる様々な出来事が起こるというストーリーだ。6月21日(金)から北海道、東北、関東、甲信越でオンエアが開始される「思いっきり割」篇では、モンスターたちが住む部屋の家賃が「思いっきり値上げ」されるというニュースから物語が始まり、家賃の値上げを告げられたそれぞれのモンスターが見せる個性豊かな対応を見せる。長い眠りから覚めたばかりのドラキュラは「アジャパー」と懐かしのリアクション。「何それ」と孫にあしらわれ、玄関上に掲げられた表札を見ながら「シェアハウス…。いまどきは下宿をこう呼ぶらしく…」と戸惑う。オオカミ男は「ボク、オオカミなんで、人間の言葉はちょっと…」ととぼけるが、関西出身の堤さん扮するフランケンから「いや、日本語で答えとるがな!」とツッコミが飛ぶなど、軽妙でコミカルな掛け合いが楽しめる内容に仕上がっている。6月初旬に行われた撮影では笑いが絶えなかったという4人の息ぴったりの演技もさることながら、人間ではないのにどこか親近感を感じてしまうモンスターたちの雰囲気、細部にまでこだわった特殊メイクや洋館風のシェアハウスのセットなど見どころが満載だ。(text:cinemacafe.net)
2013年06月20日資生堂 ウーノが「YouTube」画面を使った斬新な新TVCMを2013年3月29日(金)よりオンエア開始。妻夫木聡、小栗旬、瑛太、三浦春馬が ワイルドな洗顔で全身ずぶ濡れになる男らしさ全開なCMに!資生堂は、男性用化粧品ブランド「ウーノ」より2013年2月21日(木)発売の洗顔料「ウーノ ホイップウォッシュ」の新TVCMに俳優の妻夫木聡、小栗旬、瑛太、三浦春馬を起用した『洗顔、なめんじゃねーぞ。』篇を、2013年3月29日(金)から放映している。今回のTVCMは、資生堂では初の取り組みとなる、動画共有サービス「YouTube」の画面デザインを採用し、TVなのに「YouTube」の画面かと思ってしまうような、インパクトのある斬新な構成となっている。また、ウーノ公式「YouTube」ブランドチャンネルにて、TVCM未公開映像を使って自分好みのオリジナルCMが作れる「CMリミックスマシーン」を「YouTube」限定スペシャルコンテンツとして、TVCMと同時に公開。ここでしか見られない4人のTV未公開映像も閲覧可能。新TVCMでは、ワイルドな洗顔シーンで4人が全身ビショビショに濡れる、まさに“水も滴るいい男”が、大多数の「なんとなく洗顔料を選んでいる」男性に対して、「洗顔、なめんじゃねーぞ。」というメッセージを発信。さらに、CM曲は人気ロックバンドRISEのベーシストであるKenKenが作曲。スラップ奏法を駆使した迫力のあるベース音が容赦なく映像を盛り上げる。元の記事を読む
2013年03月30日昭和40年代から50年代にかけて「週刊少年キング」(少年画報社刊)で連載された望月三起也の伝説的漫画を、瑛太主演で映画化した『ワイルド7』のブルーレイ&DVDリリースを記念して、5月23日(水)、瑛太さんと共演の深田恭子、宇梶剛士が「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」にてトークイベントを行った。“悪(ワル)が悪(アク)を裁く”という考えのもと、警視庁によって犯罪者から結成された超法規的警察組織「ワイルド7」による活躍をダイナミックに描く本作。劇中、瑛太さんほか豪華キャストによるハリウッド顔負けのバイク&ガンアクションが話題となった。瑛太さんは「今日は起こしいただきまして…」と挨拶しつつ会場を見渡すと、本作の監督を務めた羽住英一郎監督が客席にいることを発見し「どこかで見た顔もありますが、よろしくお願いします」と取り立てず笑顔を見せた。劇中で見せるバイクアクションについてはさぞや苦労があっただろうが、「あんまり(バイクの)練習はしてませんでした」と飄々と語る瑛太さん。だがあるシーンでは「火薬なんかも使う緊張感がある撮影で何回かミスをしたんですが、監督がOKを出したのでホッとしていたら、本編でカットされてました…」と客席にいる羽住監督に直接抗議する一幕もあり、微笑ましい裏話に会場が沸いた。一方、屈強なイメージのある宇梶さんだが「大抵の荒事はやってきたつもりだったけど、この撮影は全てが大変でした」と少し傷心気味(?)にふり返る。宇梶さんはバイクアクションで常に「ワイルド7」メンバーの最後尾を走っていたそうで「あまりにも危険だと思って、監督にずっと目線で合図してたんですが、一切カットをかける素振りさえ見せなかったですね」とこちらもまた監督に対してささやかな抗議。また、劇中で最も印象深いシーンに話が及ぶと、海岸沿いをメンバー全員でバイクで疾走するというワイルドなシーンを思い出し、瑛太さんは遠くを見つめるような目で「あれは、良かったですねぇ」と述懐。どうやらその撮影の裏側では「誰が(バイクの)後ろに深田さんを乗せるかで、メンバー会議が開かれた」(瑛太さん)そうで、これについては宇梶さんも「醜い時間でした…(笑)」と照れ気味にふり返った。さらに、宇梶さんからは「ワイワイと男ばかりで合宿のように撮影してたんですが、恭子さんが来た日だけはみんなカッコつけてました。急に“ワイルド”になってました(笑)」と暴露。深田さんはこの“ワイルド”な男たちの微笑ましい姿に「男同士の結束みたいなものがあって羨ましかった」と微笑んでいた。『ワイルド7』は、5月23日(水)よりブルーレイ&DVD発売。『ワイルド7』ブルーレイ&DVD「ワイルド7 ブルーレイ&DVD セット プレミアム・エディション(3枚組)」価格:6,980円(税込)「ワイルド7」[DVD]価格:3,980円(税込)「ワイルド7」[Blu-ray]価格:4,980円(税込)販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ発売日:5月23日(水)※同日レンタル開始公式サイト:© 2011「ワイルド7」製作委員会■関連作品:ワイルド7 2011年12月21日より全国にて公開© 2011『ワイルド7』製作委員会■関連記事:超レア!瑛太&深田恭子サイン入り『ワイルド7』マスコミ用パンフレットを1名様にプレゼント瑛太「客席の熱気からいいものを感じる」『ワイルド7』豪華出演陣が勢ぞろい!椎名桔平インタビュー「ただワイルドに攻めるだけじゃない」“大人”の男のアプローチ鈴木奈々、おバカキャラ全開!英語のクイズに珍解答披露『ワイルド7』瑛太が語る“ワイルド”の定義「僕にできるかは…気分によります」
2012年05月23日俳優の瑛太が4月21日(土)、東京・渋谷のユーロスペースで行われた主演作『モンスターズクラブ』の初日舞台挨拶に、メガホンを取った豊田利晃監督、共演する草刈麻有、ピュ~ぴると共に舞台挨拶に立った。豊田監督が全米を震撼させた爆弾魔“ユナボマー”にインスパイアされ、オリジナルのシナリオを書き上げた本作。現代社会を捨て、雪山の小屋で自給自足の生活を送りながら、テレビ局や企業に爆弾を送り続けている良一(瑛太)はある日、森で出会った奇妙な“怪物”に導かれ、さらなる闇の世界へと誘われる。瑛太さんは豊田監督の『青い春』(’02)で映画デビューし、その後『ナイン・ソウルズ』(’03)、『空中庭園』(’05)と豊田作品に出演。今回、4度目のタッグにして満を持しての主演起用で、狂気と繊細さを持ち合わせる複雑な主人公を熱演した。「デビュー後、わりとドラマへの出演が増えたんですが、たまに豊田監督に会うと『お前、なんだよ』『そんなんでいいのか』って辛口の意見をいただいて…」と瑛太さん。自身にも「成長したい、変わりたいという気持ちがあった」と言い、「今回は自分の思いを全部さらけ出し、監督に見てもらいたいという気持ちだった」と作品に賭ける熱意は格別だ。「俳優としての原点を作ってくださった」と豊田監督への感謝も忘れなかった。豊田監督は「昨年2月に雪深い山形で撮影した。悲しいこと、楽しいこと、スリリングなことがたくさんあった撮影で、一言で言えば辛いものがあったが、こうして初日を迎えることができてありがたく思っている」。兄妹役で共演した草刈さんは「役作りのうちから、セットに泊まったり、すごく意識が高い方。私も見習いたい」と瑛太さんの役者魂に感服した様子。現代アートのパフォーマーとして活動し、今回、映画に初出演したピュ~ぴるさんは「普段はひとりで物作りしているので、大勢のスタッフや役者さんとの共同作業はすごく新鮮。自分自身が成長するための新たな要素をもらえた」と語った。『モンスターズクラブ』は公開中。■関連作品:モンスターズクラブ 2012年4月21日よりユーロスペースほか全国にて公開© GEEK PICTURES■関連記事:豊田利晃監督×瑛太×窪塚洋介インタビュー映画のほうからやって来る「風」水原希子「運命を感じました!」豊田利晃監督作で藤原竜也と競演!瑛太「辛いことあったけどずっと一緒にいてくれた」と窪塚洋介への感謝の思い明かす瑛太×窪塚洋介の競演!『モンスターズクラブ』完成披露試写会に10組20名様ご招待藤原竜也、念願の豊田利晃作品に主演で松田龍平と共演!
2012年04月23日松山ケンイチさんと瑛太さんが初共演した映画『僕達急行 A列車で行こう』(森田芳光監督)の公開を記念し、このほど発売された時刻表3誌において、2人が”表紙ジャック”をはたした。2人が表紙を飾るのは、「JTB時刻表」(JTBパブリッシング)と「文字の大きな時刻表」「コンパス時刻表」(ともに交通新聞社)の3誌。いずれも映画とのタイアップは初めてで、これらの3誌が同時にひとつの作品とコラボする”表紙ジャック”も史上初。発行元のJTBパブリッシングと交通新聞社は、「以前から森田監督の意向と聞いており、今回は会社の垣根を越えて、監督への追悼の意味を込めて表紙のタイアップに踏み切った」と連名でコメントしている。映画『僕達急行 A列車で行こう』は、鉄道オタクを演じる松山さんと瑛太さんが、鉄道への愛ゆえにさまざまな騒動を巻き起こしつつ、自分たちと周囲を幸せにしていくハートウォーミングな青春コメディ。昨年12月に急逝した森田芳光監督の遺作となった。”表紙ジャック”という史上初の快挙に、当人たちも、「これを機に電車で旅する人が増えてくれたらいいです。僕も落ち着いたら時刻表を手にしながら、旅に行きたいです」(松山)、「すごーい。こんなことできるんですか? 初めて見ました。光栄ですね」(瑛太)とコメントを寄せている。映画『僕達急行 A列車で行こう』は3月24日より全国ロードショー。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月21日映画『モンスターズクラブ』のプレミア試写会が2月23日(木)に都内で開催され、主演の瑛太を始め、窪塚洋介、草刈麻有、KenKen(RIZE)、ピュ~ぴる、豊田利晃監督が舞台挨拶に登壇した。瑛太さんと豊田監督にとって4度目のタッグとなる本作。アメリカの連続爆弾魔“ユナボマー”の事件に着想を得て製作され、雪深い山奥にこもり爆弾を作り続け、日本社会のシステムを破壊しようとする男のドラマを描き出す。豊田監督は瑛太さんの主演への起用について「俳優の新井浩文に電話したら横に瑛太がいて、こんな映画をやるという話をしたら『おれがやりたい』と言ってくれた」と経緯を説明。「瑛太はストイックなものを持ってるけど、それをいままで(映画で)出してないので、新たな魅力が作れると思った。瑛太で良かったです」と満足そうに語った。瑛太さんも「新井くんの横にいて良かった(笑)。やるべきものが目の前にやってくる…運命というか必然としてやって来たと思うので、それに応えたかった」と頷いた。ちょうど1年前の2月に撮影されたが、そのさなかに瑛太さんは実父を亡くすという不幸に見舞われた。瑛太さんは具体的な言及は避けつつも「撮影中、辛いこともあったけど窪塚さんがずっと一緒にいてくれた。待合室の狭い空間で、2人とも何時間も無言の時間があったり、この人に全部話を聞いてもらいたいと思って聞いてもらったり。それで僕は救われた」と静かに、しかし力強い言葉で窪塚さんへの感謝の思いを口にした。それに対し窪塚さんは「(瑛太さんは)すごく凛としてて、胸を張って現場に居続けた。おれだったらできない」と語り、2人の間の強い絆をうかがわせた。窪塚さんはさらに「ライヴでも感じるけど、3.11を境に僕自身の心構えが変わったとは思わないけど、世界が変わったと思う。すごい勢いで世界が変わり、古い時代がぶっ壊れていってる。この映画がそのきっかけ、爆弾になればと思っています」と力を込めた。草刈さんは『蘇りの血』に続いての豊田作品出演となったが、監督は「男ばかりの中で“イノセンス”を感じられる女優が欲しかった。前作よりもちょっと大人になってます」と太鼓判を押す。オファーした時点で草刈さんは短期留学中だったそうだが「(オファーの話を)聞いて、速攻で『帰ろう』と思いました」と強い思い入れを明かした。『モンスターズクラブ』は4月21日(土)よりユーロスペースほか全国にて公開。■関連作品:モンスターズクラブ 2012年4月21日よりユーロスペースほか全国にて公開© GEEK PICTURES■関連記事:瑛太×窪塚洋介の競演!『モンスターズクラブ』完成披露試写会に10組20名様ご招待藤原竜也、念願の豊田利晃作品に主演で松田龍平と共演!瑛太が「おれを出せ」と直談判!豊田利晃監督が最新作の秘話を明かす
2012年02月23日アクション・エンターテインメント映画『ワイルド7』が公開され、丸の内ルーブルにて行われた上映後の舞台挨拶に主演の瑛太を筆頭に、共演の椎名桔平、丸山隆平(関ジャニ∞)、阿部力、宇梶剛士、平山祐介、松本実、深田恭子、中井貴一、そして原作者の望月三起也氏と羽住英一監督が登壇し、それぞれが初日を迎えた喜びと感謝を観客に伝えた。本作は、「週刊少年キング」で連載され、1972年にはTVドラマ化もされた、望月三起也の人気漫画が原作。警視庁によって犯罪者から結成された超法規的警察組織「ワイルド7」による“ワルが悪を裁く”活躍をダイナミックに描き出す。劇中、豪華キャストが迫力のバイク&ガンアクションを展開している。出演者がそれぞれに初日を迎えた喜びを満員の客席に向かって伝えると、上映後の興奮がまだ冷めやらぬ会場からは大きな拍手と声援が飛んだ。主演の飛葉役を演じた瑛太さんは「客席の熱気からいいものを感じます」とコメント。続けて、「原作のファンの方から『お前らほんとにワイルド7なのか?』と言われたりしましたが、かっこよくなっています!ぜひ観てほしい!」と仕上がりに太鼓判を押した。劇中、瑛太さんはスタントなしで(バイクテクニックの)ホイールスピン、ブレーキターンなど華麗なバイクアクションを披露している。セカイを演じた椎名さんは赤いジャケットで颯爽と登場し、劇中同様のダンディさを見せつけた。そして、「アクション映画として素晴らしい仕上がり。楽しんでいただけましたか?」と客席に呼びかけると大きな拍手が起こった。劇中、父親役で登場している椎名さんは「家族としての絆をしっかりつなげて広げていきたいな」と役柄に合わせたコメント。スマートに爆薬作りからバイク走行までこなすパイロウ役の丸山さんは初日を迎え、自身のブログでもファンに「よろしく!」と伝えたことを明かし、「上司と部下である草波とワイルド7のメンバーたちの心でつながっている部分が出ているラストシーンが好き」とお気に入りの場面を挙げていた。草波を演じた中井さんは「人は人にしか救われない。人は一人では生きていないと感じるだけで絆は出来ると思う」と作品のテーマでもある“絆”について深いメッセージを伝えた。本日、紅一点の深田さんは「この映画を観て、すごく感動してワイルド7のメンバーのファンになりました」とこの映画が男性だけのものでないことをアピールした。さらに、原作者の望月氏は「(漫画という)平面が、素晴らしい立体になった!」と興奮しながら監督を称賛し、自身がカメオ出演していることも明かした。さらに、25年前に新人だった椎名さんが「映画化されたらぜひ出演させてほしい」と嘆願していたことも明かし、「その約束が守ることができて良かった」と貴重なエピソードも披露していた。羽住監督は、女性客が大半を占めた客席に向かって、「作っているときから女性に観ていただけるかなと心配していました」と安堵の表情を浮かべつつ、「男性にも観てほしい!」と熱いアピールで締めくくった。フォトセッションでは今年の漢字に選ばれた“絆”の横断幕が客席に掲げられ、文字通り出演者と客席が1つの“絆”で結ばれた。性格も生まれ育った環境もバラバラな7人の男たちが「悪を倒す」という目的のもと、見事なチームワークの良さを見せ、一致団結する姿が、男同士の熱い絆と爽快感を感じさせてくれる。『ワイルド7』は丸の内ルーブルほか全国にて公開中。■関連作品:ワイルド7 2011年12月21日より全国にて公開© 2011『ワイルド7』製作委員会■関連記事:椎名桔平インタビュー「ただワイルドに攻めるだけじゃない」“大人”の男のアプローチ鈴木奈々、おバカキャラ全開!英語のクイズに珍解答披露『ワイルド7』瑛太が語る“ワイルド”の定義「僕にできるかは…気分によります」ワイルドな男の条件は“守るものがある男”!『ワイルド7』カップル試写アンケート“アニキ”宇梶剛士、草食男子に「野菜炒めに徐々に肉を入れたら?」とアドバイス
2011年12月21日凶悪犯殲滅のため、選び抜かれた≪元犯罪者≫悪(アク)を撃つのは7人の悪(ワル)!2011年冬、邦画史上最高のスーパーアクション・エンターテイメントが誕生。『ワイルド7』の公開を記念して、主演・瑛太のインタビューをご紹介。●オファーが来た時にどう思いましたか?羽住監督がアクションものを撮るということでお話をいただきました。原作もあると聞いたのですが、先入観を持って欲しくないとのことで読んで欲しくないと言われたんです。監督は「瑛太自身が自分で飛葉という役と向き合って、とにかく楽しんで」って言ってくれて。監督とは『銀色のシーズン』でご一緒したので、現場は絶対楽しいものになるという信頼もありましたし、『ワイルド7』もきっと楽しめるという期待値は高かったです。●飛葉という人物をどんな人物と捕らえて役作りをしていきましたか?まず台本を読んだときに、人物像というよりは7人の中でどの立位置にいるんだろうというのがすごく気になりました。飛葉は何か核心をついたことを言っているけれどどこか偏っていて、周りの人間とは違うと思っているし、自分の思想みたいなものをはっきり持っている人間じゃないかと。あと愛する人間を失ったことによる自責の念がすごく強いということは監督も話していて。僕が特にポイントにしたのは、7人全員犯罪者ではあるけれど、犯罪を犯してしまったことに対してや、実際ワイルド7という組織に入っていることですら、本当にこれでいいのかと感じていて、喪失感を一番大きく抱えている人間じゃないかと思います。自分ひとりで作っていくよりも7人の中での立ち位置でいかに一人一人のキャラクターの違いを出せるかを意識しました。●飛葉の悲しい過去についてどう思いますか?人生に後悔しない人なんていないと思うし、常に楽観的な人でも少なからず何か持っていると思うんです。飛葉は、そういう自分の闇の部分を人に言われてしまう状況下ではありますよね。そこに表現的にしがみついているようには見せないんだけど、飛葉自身もどこかで「ワイルド7」として生きていかなければいけないというか。だからこそ言えることや悟りみたいなものを感じているんじゃないかなと思っていて。自責の念を持っているというのは作品では描かれていますが、普段はそこまで強く意識していないんじゃないかなとも感じました。なので、飛葉自身、悲しい過去を背負っているという部分を強く意識することはなかったです。たまたま人との出会いによって表面に表れてしまったというか。●監督からのアドバイスは?特になかったんです。楽しんで、ということと、キャラクター設定くらいですね。最初の本読みの段階で、大体の飛葉としての幅は決まっていて、その幅を超えるかその中で納めていくのかという選択権はある程度現場に入る前に決まっていたという感じです。●アクションもすごくバイクシーンも多かったですが、特別な練習はしましかたか?しました。最初にアクションの先生に、自分の運転と大型バイクに乗って実際どれくらいタイヤを滑らせられるかなどを見極めるテストみたいなのをやって。実際に事故をおこしてしまったら撮影がとまってしまうので、監督にも見てもらって、ターンはこのくらいとか撮影的にカメラ位置を考えての見極めをしました。でもやっていくうちに、だんだんターンにしても練習していくから自分でも欲がでてくるし、ここはスタントの方じゃなくて自分でやってみたいとか思ったりしました(笑)。●演じてて怖かったなというシーンはありましたか?実際の弾着のシーンで、相手が撃ってくるときにどこに弾着のセットがされているかは現場にいたら分かるんですが、だんだん監督の演出で細かく言わなくなってきたんですね(笑)。そこはしょって行くしかないというか、時間も限られているし。その上で多分演出だと思うんですが、たまに想像以上に近かったり、大きかったり破片が飛んでくるというか。それがだんだん回数が多くなってきて、耳栓はもちろんしている時もあるんですけど、本当にかけらが飛んできたり、うるさすぎて耳がキーンってなったりとか、あれはリアルな反応を見るために監督がいたずらで仕掛けたんじゃないかなと思って、それがだんだん僕は怖くなっていきました(笑)。どこかで監督がある日、撮影も終盤近くなったころに別に瑛太が怪我したっていいからねって。そうだったんだ~と思いましたけど。撮影止まってもよかったならスタント使わなきゃいいのにって(笑)。●ダークヒーローを演じることや、アクションシーンなど新たなチャレンジが多かったと思い舞うが、特に印象的なことは?すごい凶悪犯罪者がいて、警察もどうすることもできなくて、じゃあヒーローに頼むしかないって言ったときに、僕が出てくるということはすごいチャレンジなんじゃないかなと思いますけど(笑)。やっぱり海老蔵さんみたいな人が出てきたらやっつけるんじゃないかって期待値は上がりますよね。そこで中心になっているのが僕で、本当に倒せるのかというかと客観的に思っている自分もいて。ものすごいバイクアクションができるのかといったらそうでもないですし、フィクションの中で、僕が本当の飛葉になれたらいいな、見えたらいいなっていうのはすごく思ったんですよね。僕自身も飛葉という人物を演じることがまずチャレンジではありましたし、やるんだったらちゃんと皆さんが期待するような、あいつならやっつけてくれるんじゃないかっていうキャラクターに見えていたらいいなというのはすごくありました。●深田恭子さんとの共演で新たな発見は?僕がヘルメットもつけずに深田さんを初めてバイクに乗せて車の間を走り抜けていくるシーンで、最初に感じをつかむために練習したんです。その時、「怖いーっ!こんなに飛ばすの?」て言っていたんですけど、僕も「でもこれぐらい飛ばさないとダメみたいだし、本番はもう少し速くなるかもしれないけど、掴まっていれば絶対大丈夫だから」って言っていて。それでいざ本番になったら、僕を掴んでいるテンションが全然違うんですよ。普通に柔らかくて。後で監督に聞いたら本番のときだけ一切顔が変わってなくて、怖さとかが表情に一切出てなかったって言っていて、すごいなと思いました。普段わりとおっとりしている方だから、本番になって目を合わせて芝居しているとこの人ユキなんだなという感じはすごく伝わってくるんですよね。敵対する意識と芯を持ってる感じとか。やっていて切り替えの早さと賢さをすごく感じました。●特に好きなシーンやセリフは?好きなシーンはラストシーンです。ラストシーンは撮影の終盤でみんなで集まるのも最後で、すごく景色もキレイで封鎖されていて、そこを何十往復もして何回も練習したり。往復で1キロくらいある。そこまで撮影で自由にバイク乗れることもないし、みんなでワイルド7でツーリングしてる気分になって楽しかったです。仕事を忘れてみんなで遊んでいる感じでしたね。●アクションも激しかったので日常的に気をつけていたことはありますか?ロケ地では控え室の近くにジムがあってみんなで筋トレしたりしました。あとケータリングで並んでいるご飯の量が普段より明らかに多くて、一杯食べていいんだなと思って。動くし飛葉という役は一杯食べるだろうなと決めていたので、普段の1.5倍以上は常に食べてました。お米も肉も野菜も。だから撮影を進めていくうちに革ジャンがきつくなっていった感じがありましたけど(笑)。●実際にアクションをやってみて拳銃一発撃つだけのことでも、スタッフみんなが良い意味での楽しい緊張感に包まれるんです。一発撃って芝居がダメだったとしても、もう一度やり直すためには時間と手間がかかるので、こちらとしてはすごくプレッシャーだったりするんですけど、でも心地よい緊張感がありました。アクションを魅せることを意識すると力が入りすぎたり、ぬるすぎると緊張感が失われたりするので、普段のお芝居にはない楽しい緊張感がありました。現場を進めていくうちにもっと出来たのにとか、こうしたいなとか、すごい悔しい気持ちが出てくるんですよね。うまくいかなかったなとか、飛葉だったらもっと冷静にいれたのにとか、普段のお芝居とは違う見せたいみたいな欲が出てくるから、反省点も多いというか。もっと素早く動きたいとかもっと柔軟に動きたいのに革ジャン硬いなとか、革ジャンに慣れていない自分がいたり。もっともっとやりたい気持ちが出てくるのは楽しいですね。●現場で影響を受けたこと7人が仲よしグループではないということが面白いと思いました。同じ空間で生活して、仕事をしてるんだけど、俳優としてもキャラクターとしても本当にバラバラで…。でもそこは監督とかプロデューサーの狙いでもありますし、例えば7人全員が20代だとまた違ったものになると思いますが、そこに椎名さんや宇梶さんがいることで、重みみたいなものもあったと思います。主演とかも意識してなかったです。●7人の絆を感じた瞬間は?各々が役に向き合うというか。コミュニケーションをとるシーンもそんなに多くなかったので、一人ひとりが流れを把握しながらも、どのシーンでそのキャラを見せていくかというのを皆が考えてるなというのをすごく感じていました。色濃くバラバラになっているというか。本当に、言葉でこうしよう、というはなかったです。それぞれ色々あったんだろうけど、今こうして一緒にいるという、仲よしグループではない良い距離間でできたんじゃないかな。それが絆なのか任務としてやっているだけなのか、というのは分かりませんが。●この作品の見所は?エンターテインメントとして、劇場に見に来て欲しいです。純粋に、ただバイクですごいな!とかワイルド7って強いなとか、本当にアクション映画として楽しんでもらえたら嬉しいです。作品情報『ワイルド7』監督:羽住英一郎出演:瑛太、椎名桔平、丸山隆平、阿部力、宇梶剛士、平山祐介、松本実、要潤、本仮屋ユイカ、吉田鋼太郎、深田恭子、中井貴一配給:ワーナー・ブラザース映画ワーナー・ブラザース映画(c)2011『ワイルド7』製作委員会
2011年12月12日