公開初日を迎えた映画『ミックス。』の舞台あいさつが21日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、ダブル主演を務めた新垣結衣と瑛太をはじめ、広末涼子、永野芽郁、佐野勇斗、田中美佐子、遠藤憲一、石川淳一監督が出席した。公開初日を迎えたこの日は、ダブル主演の新垣結衣と瑛太を筆頭に、キャスト陣と石川監督が勢揃いして舞台あいさつ。公開まで幾度となく宣伝イベントに出席した新垣は「今回はものすごく宣伝に力を入れていて、イベントもたくさんやりました。実際に来ていただいた皆さんとお会いする機会がとても多くて私はうれしかったし楽しかったです」と感想を。一方の瑛太は「僕が何かを言うと悪く書かれるんですよ。今回の宣伝でガッキーのことが好きですと言ったら叩かれるし、もうマスコミ大嫌い! 俺は普通に仕事しているだけですよ。ガッキーと仕事をするとこれだけ叩かれるんだと皆さんよく書いて下さい!」と報道陣に注文をつけたが、隣にいた新垣が会場の空気を察して「マスコミの皆さん、宣伝ありがとうございます」とフォローした。後半にはQ&Aコーナーが実施され、「演じたキャラクターの性格が似ていた人は?」という質問に、元ヤンキーでセレブ妻の弥生を演じた広末と指名した新垣。「元ヤンキーが一緒ということじゃないですよ」と前置きしながら「美佐子さんと涼子さんがムードメーカー的な感じで、みんなを盛り上げてくださいました。弥生さんは映画の中で(新垣が演じた)多満子を守ってくれましたが、撮影中も広末さんに守られていた感じがします。すごく気にかけてくれて、似ているなと思いました」と広末の気遣いに感謝。新垣から感謝された広末は「うれしいです」と笑顔を見せつつ、「あんなにノリノリでイケイケじゃないですけどね」と否定しながら、「私は結衣ちゃんが多満子に似ていると思いました。多満子も結衣ちゃんもこんなにキュートなのに不器用で仏頂面するのがね」と回答していた。新垣結衣&瑛太のダブル主演でおくる本作は、気鋭の脚本家・古沢良太のオリジナル作品で、不器用で欠点だらけの登場人物たちが、卓球の男女混合ダブルス(ミックス)を通じて小さな奇跡を起こす、恋と人生の再生物語。
2017年10月22日新垣結衣主演の映画『ミックス。』が10月21日(土)に公開を迎え、新垣さんをはじめ、瑛太、広末涼子、永野芽郁、佐野勇斗、遠藤憲一、田中美佐子、石川淳一監督がそろって舞台挨拶に登壇。新垣さんが瑛太さんにケーキを食べさせる“ファーストバイト”セレモニーも行われた。ドラマ「リーガル・ハイ」「デート~恋とはどんなものかしら~」の制作チームが集結し、卓球の男女混合ダブルスを題材にした本作。恋に破れて田舎に戻ってきたかつての天才卓球少女だったヒロインが、元カレの卓球スター選手を倒すべく奮闘する。新垣さんは公開を迎えて「やっとだな…という気がします」と万感の思い。「みなさんに観ていただくのはドキドキしますが楽しみです」と笑顔で大事な主演映画を送り出す。公開までに瑛太さんと共に様々なプロモーション活動を行なってきた新垣さん。石川佳純選手ら世界的なトップ選手からも劇中のフォームにお墨付きをもらっており「映画ですからね(笑)」と照れつつも「嬉しいです」とニッコリ。一方、言葉少ななのはボクサー崩れで家族を取り戻すべく卓球に燃える萩原を演じた瑛太さん。その原因は、本作の過去の舞台挨拶で語った内容がマスコミに取り上げられ、なぜか非難を浴びたことにあるよう…。「何か言うと、全部悪く書かれるんですよ。ガッキーのこと『好き』って言ったら叩かれ、『大好き』と言っても叩かれ…」と仏頂面。しかし、観客に対しては優しい笑みを浮かべ「お客様は大好きです!映画はいい映画なので」と語り、会場は拍手に包まれていた。この日も“ガッキー愛”を引っ込めることはないようで、映画の感動ポイントについて「僕です!(見どころは)ガッキーのことを好きな気持ちです!」と力強く語っていた。広末さんは、映画の中の瑛太さん演じる萩原に心つかまれたよう。「不器用な2人が不器用なりに近づいていく部分、瑛太さんのさりげない優しさのシーンですね。“壁ドン”的な若い子の恋のアプローチじゃない、大人の男のさりげないアプローチが素敵です」と大絶賛した。最後の締めの挨拶でも、新垣さんに続いて、大トリを任されて瑛太さんは「余計なこと言っちゃいそう…」と苦笑しつつ「素晴らしい映画に携われて幸せです」と語ったが、さらに「ガッキーと仕事をすると、こんなに叩かれるのか…と実感しました」とボソリと語り、会場は笑いに包まれていた。『ミックス。』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミックス。 2017年秋 全国東宝系にて公開(C) 2017 フジテレビジョン
2017年10月21日10月21日公開の映画『ミックス。』の「恋のミックス(男女混合)。大集合!イベント」が18日、都内で行われ、新垣結衣、瑛太、ガールズスリーピースバンド・SHISHAMOの宮崎朝子、松岡彩、吉川美冴貴が出席した。新垣結衣&瑛太のダブル主演でおくる本作は、脚本家・古沢良太のオリジナル作品で、不器用で欠点だらけの登場人物たちが、卓球の男女混合ダブルス(ミックス)を通じて小さな奇跡を起こす、恋と人生の再生物語。そんな本作の公開を間近に控えたこの日は、"恋のミックス。大集合!イベント"と題して、男子校&女子校の現役高校生100人を招いてのイベントが行われた。イベント前に主題歌を歌うSHISHAMOの3人が、生演奏で劇中歌「サボテン」と主題歌「ほら、笑っている」を披露。その後に新垣が演じるヒロイン・多満子をめぐって元カレの江島(瀬戸康史)と萩原(瑛太)が一触即発となるシーンの話題となり、新垣が「今回はラブストーリーでもあり、男女としてもペアなんですけど、卓球のペアでもあります。多満子として萩原は男女としても頼れる存在で、スゴくいいバランスで好きな関係でした」と好印象の様子で、「萩原と江島どちらを選ぶ?」という問いに「萩原でしょ! 萩原は懐が大きいというか、受け止めてくれるような人なので、やっぱ萩原の方がいいかな」と回答。役柄とはいえ新垣から選ばれた瑛太は「嬉しい? そりゃ~そうですよ(笑)」と満面の笑みを浮かべた。イベントの後半にはキャスト陣が高校生たちの恋愛相談に答える企画も行われ、初めて好きな人が出来たという男子高生が「どうやったら好きな気持ちを伝えられますか?」という質問に、瑛太は「普通に『好きです。付き合ってください』というのが一番良いと思いますよ。勇気がなかったら全部噛んで言うとか。女の子に興味がなかったとしても、あなたに興味を抱くと思います」とアドバイス。それを受けた男子高校生が壇上に上がって新垣を相手に噛みながら自分の気持ちを伝えると、新垣は「すごく可愛らしい。意外と噛むのイケるかも! 頑張れって言いたくなる感じがわかるし、良いかもしれないですね」と同意し、「本当に好きな人が答えを出しますから、頑張ってください!」と男子高生の背中を押していた。映画『ミックス。』は、10月21日より全国公開。
2017年10月19日映画『ミックス。』の公開直前イベントが10月18日(水)、都内で行われ、主演の新垣結衣と瑛太が出席。イベントに駆け付けた恋に悩む男子高校生に、大人目線で恋愛アドバイスを送った。恋と仕事に破れた元天才卓球少女の多満子(新垣さん)と落ちぶれた元プロボクサーの萩原(瑛太さん)。人生の崖っぷちに立たされた2人が、卓球の男女混合(ミックス)ダブルスへの出場を通して、奇跡の一発逆転を狙う姿をコミカルに描いた。新垣さんが出演したドラマ「リーガルハイ」の人気脚本家・古沢良太がオリジナル脚本を手掛ける。客席の男子生徒が「男子校に通っているので、女子とうまくしゃべれない」と悩みを打ち明けると、瑛太さんは「僕も男子校だったから(気持ちは)わかります」と共感。そして、「女子高の前で倒れるとか?絶対に声をかけられるはず」と画期的なアドバイスを披露したが、これには新垣さんは「えっ、『何だこの人?』って思って、スルーしちゃう」とダメ出ししていた。そんな新垣さんは「シャイな男子、悪いようには思わない」とエール。急きょ、その男子生徒が新垣さん相手に“告白の練習”をすることになり、新垣さんは「私が告白相手でいいんですか?」と恐縮しきり。男子生徒が勇気を振り絞って、告白すると「すごくかわいらしい。いいと思います!」と太鼓判を押していた。映画の公開を目前に控え、瑛太さんは「絶好のデートムービー。好きな人と一緒に見に行って、見終わった後に告白するんですよ!」と力説。新垣さんは「好きな人もいいですけど、家族や友だちとも一緒に観てもられば」とアピールしていた。『ミックス。』は10月21日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミックス。 2017年秋 全国東宝系にて公開(C) 2017 フジテレビジョン
2017年10月18日公開初日を迎えた映画『リングサイド・ストーリー』の舞台あいさつが14日、東京・新宿武蔵野館で行われ、佐藤江梨子、瑛太、武尊、黒潮"イケメン"二郎、武正晴監督が出席した。日本アカデミー賞やブルーリボン賞など数々の映画賞を総なめにした映画『百円の恋』を手掛けた武正晴監督の最新作とあって、多くの報道陣が詰めかけて行われた舞台あいさつ。『百円の恋』以来、3年半ぶりとなる本作について武監督が「まさかこういう映画を撮るとは思ってもいませんでした。映画って不思議だと思いましたね。ある日突然降ってくるんですから。リング上でプロレスと俳優さんが融合するとは思いもつきませんでした。だから今日を迎えて面白いなって思います」としみじみ。そんな武監督の最新作に佐藤江梨子とダブル主演を務めた瑛太は「武監督の前作『百円の恋』はたくさんの賞賛を得ましたが、僕自身は『百円の恋』を超えたと思っています」と自信を見せた。さらに、「撮影はすごく過酷なところもありましたが、本当に楽しかったですし、皆さんと精一杯愛情を注いで作りました」とアピール。演じたヒデオというキャラクターは自身と重なる部分もあったようで「実際に僕も仕事が来ない時期があり、100円ショップでキャベツを買って食べていた時期がありました」と振り返り、「思いっきり崖から飛び降りる覚悟で生きていくというか、そういう勇気みたいなものを演じてみて、原点回帰できました。予定調和じゃつまらないし、ただのお仕事にしたくないというか、挑戦し続けたいなと改めてヒデオに感じさせてもらいましたね」と決意を新たにしていた。その瑛太の相手役を務めた佐藤は、本作が4年振りの映画主演作となる。オファーされた時の心境を「脚本が面白いですし、役者さんあるあるみたいなものが出てきて、すぐ演りたいと言いました」と明かしつつ、「ヒデオのように急に売れだした人が売れなくなったりとか、役者あるあるがすごく多くて、ヒデオのことを言われているのに、自分に言われている気持ちになったりしました」と回顧。また、瑛太扮したヒデオについて「若くて時間があったらいいとは思いますが、大人になったら明日や明後日、子どものことでやることが多いから(笑)」と否定的だった。映画『百円の恋』のスタッフが再結集し、盟友・足立紳の実話をヒントに生み出されたオリジナルストーリーを映画化した武正晴監督の最新作となる本作。夢だけがデカい典型的なダメ男・ヒデオ(瑛太)と、彼を支える健気なカナコ(佐藤江梨子)の姿をコミカルに描く。
2017年10月15日日本アカデミー賞、ブルーリボン賞など数々の映画賞を総なめにした安藤サクラ主演『百円の恋』の武正晴監督が、佐藤江梨子と瑛太をW主演に迎えて贈る最新作『リングサイド・ストーリー』。劇場公開を前に、瑛太さん演じる売れない俳優の“ダメ男”っぷりがどこか「ウザ可愛い」予告動画が、いち早くシネマカフェに到着した。4年ぶりに主演を務める佐藤さんと、『ミックス。』『光』などの公開も控える瑛太さんをW主演に迎えた本作。2人のほか、近藤芳正、余貴美子、田中要次など日本映画界の名優たちが脇を固め、さらに武藤敬司、武尊、黒潮“イケメン”二郎など、K-1×プロレス界のトップアスリートたちも出演。売れない俳優で、夢だけデカい村上ヒデオと、そんな彼と10年付き合い同棲中、ヒモ同然のダメ男を健気に支える江ノ島カナコとの“ファイト”・ラブコメディだ。なぜ、ダメ男にキュンとしてしまうのか?うんざりさせられながらも放っておけず、気づくと彼の行動に「ウザ可愛い」と感じた経験のある女性は多いはず。映画公開直前に、そんな瑛太さん扮する“ヒデオ、35歳、売れない俳優”の予告動画が到着。映像では、仕事に疲れたカナコにマッサージをして機嫌をとったかと思えば、ムラムラしてきて迫ったり、「ごめんね~」と言いながら財布からお金を失敬したりと、ヒモ同然のダメっぷりが全開。そして、とあることからK-1チャンピオン和希(武尊)と一騎討ちすることになるもの、格闘技の経験は全くなし、スポーツの経験は「中高6年間卓球部」(しかも補欠)のみ。揚げ句の果てには、あの名優ロバート・デ・ニーロが驚異の肉体改造で伝説のボクサーを熱演し、アカデミー賞を受賞した『レイジング・ブル』(マーティン・スコセッシ監督)を持ち出し、「俺もデ・ニーロ・アプローチで完璧な格闘家になりきってやる」と息巻くのだが…。2人の掛け合いを見ていると、パートナーと支え合うことで“夢”を追いかけられる素晴らしさも実感できるかも。なお、本作は、開催中の第22回釜山国際映画祭にて「A Window on Asian Cinema部門」招待作品としてワールド・プレミア上映される。ヒデオの夢はカナコを「カンヌ国際映画祭」に連れていくことだったが、昨日10月12日には、佐藤さんと瑛太さん、そして武監督が釜山のレッドカーペットを闊歩した。『リングサイド・ストーリー』は10月14日(土)より新宿武蔵野館、渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月13日“卓球”を舞台に新垣結衣と瑛太がW主演する映画『ミックス。』から、新垣さん演じる多満子が様々な姿を披露している場面写真が到着した。今回到着した場面写真では、学生時代の「セーラー服姿」、いまはもう古い!?「コギャル姿」「ガングロギャル姿」の多満子が!さらに社会人になり「OL姿」や「チアガール姿」、彼氏・江島(瀬戸康史)のために行った「自分がプレゼント姿」、そして「工場勤めの姿」がお披露目された。中でもインパクトが強いのは、ガングロギャル姿。今回あわせてこのガングロギャル姿のカットを使用しているTVCM映像も到着!劇中でそれぞれどんな場面で登場するのか、ぜひ注目したい。『ミックス。』は10月21日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ミックス。 2017年秋 全国東宝系にて公開(C) 2017 フジテレビジョン
2017年10月12日いつの日からか、日本を代表する俳優のひとりとして圧倒的な存在感を放ち、私たちの心を惹きつけてやまない瑛太さん。正統派の二枚目からクセのある役までをモノにしてしまう才能はもちろん確かですが、ここ最近は、男くささ、人間味、狂気、エロティシズム、闇、のような一歩踏み込んだキーワードが並ぶ作品への出演も目立ちます。――ご自身では、多忙な俳優生活をどのように見ていますか?瑛太:まずは、仕事があることがありがたいですね。デビューしてしばらくは、自分が売れるのか、仕事がちゃんとくる俳優になるのかわからなくて、虚勢をはったりしながらもがいていましたから。――ここまでやってこられた理由は、何だと思いますか。瑛太:自分がストイックに努力してきたからここまで俳優を続けられてきた、とは思っていません。昔から人との縁を大事にしようと思っていたのと、その結果、プロデューサー、監督、共演者、スタッフなどリスペクトできる人たちと出会えたからでもあります。運がいいなとも思っているし。あとは、若いころに持っていた野心みたいなものが、違う方向に向いたのもよかったのかもしれない。――野心とは、具体的には?瑛太:デビュー同期世代でいえば、(松田)龍平や、新井(浩文)、(森山)未來、小栗旬、ムロツヨシがいて、みんなライバルで。その中でも、俺が抜きんでてやる、ってずっと思っていました。彼らも同じように思ってたんじゃないかな。よく芝居について口論してましたから、現場でも、プライベートで会ってても。作品に向き合うってことは、死ぬ気でやらなければいけないと誰もが思っていたと思う。みんな、一俳優として冷めてはいませんでした。それが正解ではないとしても、少なくともこの5人は全員、成功者ですしね。――これまで、挫折を感じたり、辛かった時期はありましたか?瑛太:僕にしかできないことができているかどうかという葛藤は常にありました。そんな中、大河ドラマの『篤姫』をやっていた時期、『ラスト・フレンズ』、映画『ディア・ドクター』『余命1ヶ月の花嫁』『ガマの油』を掛け持って、スケジュールを縫って撮っていた時期があったんです。時間が足りないあまり、仕事に対してガサツになっているんじゃないか、という疑問を感じながらも、毎日撮影は続くし、でももっと遊びたいし…って全部やろうとしていたら、肉体と精神がどんどんすり減っていきました。終わってみると、その作品たちがすごく評価されて、賞をいただいたりした。そして、自分でも突っ走ったという実感があったので、一度、ペースダウンしながら考え直してみたら、自分がやりたい作品を自分で選択して、責任を持って演じていきたい、という結論にたどりついたんです。そうしたら色々見えてくるものがあって。別に人気者になりたいわけじゃない、自分なりのペースでやっていけばいいんだとわかった。そこが、いうなればターニングポイントかな。そこから少しずつうまくいって、今に至るんですけど。――この10月、11月で『リングサイド・ストーリー』『ミックス。』『光』と、主演2本を含めた3本の映画が公開されますが、それぞれ、全く違う雰囲気の作品ですね。瑛太:3本とも、僕にしかできなかった役だと思っています。最初に撮った『リングサイド・ストーリー』は、武(正晴)監督の『百円の恋』という映画を観て、こういうのやりたいなってずっと思っていたんです。スポ根で、ある意味シンプルなんだけど深いことを感じさせてもらえて、なおかつ観やすくて俳優が際立つような。だから武さんとはいつか一緒にお仕事したいなって思っていたら、割と早めに、しかも俳優の僕が、俳優である村上ヒデオを演じるというおいしい役で叶った(笑)。――ヒデオは売れない俳優なのに自信満々でバイトもせず、彼女のカナコ(佐藤江梨子)のヒモで…結構なクソですよね(笑)。瑛太:あははは、ひどいなぁ(笑)。でも、女性はそう思うかもしれないけど、男性はまた違う意見を持つと思います。というのもこの映画は、男目線と女目線で、見方が変わる作品だから。カンヌに行くことを目標としているヒデオは、常に突拍子もないことをしてやろうと思っている男。情けないのに自分ではそう思わず、いつも前を向いて振り返らないし、おいしい仕事も断っちゃう。そんな根性や勇気、野心を僕は見習いたいです。――なるほど。その次に撮影された『光』は、25年前の消滅したはずの罪が掘り起こされたことで、人間の闇の部分が狂気となって描き出されるという、三浦しをんさんの人気小説の映画化作品です。瑛太:大森(立嗣)監督とは『まほろ駅前多田便利軒』から付き合いが長く、信頼関係ができあがっていることもあって、台本に収まる芝居で済ませちゃいけないな、という覚悟がありました。でも共演の井浦新さんが、裏切り行為を色々してくれて(笑)。――どういうことですか?瑛太:僕がこうやろうと思っていたところに、全然違うことを仕掛けてくるんです。お互いに、そんなアドリブに近い衝動みたいなものを仕掛け合ったことで、台本通りに演じていては決して叶えられなかったものが生み出せたし、新さんとだから実現したんだと思う。撮影中は役作りに集中していて一言も喋らなかったけど、昔から新さんのことが大好きで尊敬する方だったので、夢のような時間でした。――人間の生々しい感情や弱さなどがものすごくリアルに描かれていて、役者さんたちの演技がすばらしく、心に残る作品でした。瑛太:こういう映画が日本でも撮れるんだよ、と伝えたいですね。ジェフ・ミルズの音楽の力も強くて素晴らしいんですが、映画の世界観として、ただ悲しみを悲しく、怒りを怒りとして描いているだけじゃない。観ている側の心に、お前はどう思う?これ観て何を感じる?っていう強い投げかけがある。既成概念をどれだけぶっ壊せるか、このかっこよさは日本の映画にはあまりないんじゃないかな。――そして今年1月に撮影されたのが『ミックス。』。田舎の卓球クラブが、男女混合のダブルス1本で大会に臨む、という話ですね。瑛太:これはシンプルに、ガッキー(新垣結衣)とミックスできるから「やりまーす!」って感じで引き受けましたけどね。――あははは。新垣さんとは初共演だそうですが、印象は?瑛太:ガッキーは、いつでも、スッとした佇まいで受け身でいながら、一見すると近寄りがたくもあって、でもたまに話しかけてくれたりして。こっちが入り込めば入り込んだ気にもなるけど…実は入り込めてはいないんじゃないかとか、そんな雰囲気もある。今、何を感じてどこを見ているんだろう、って、ガッキーをずっと観察していたんだけど、わからないんですよね。だから一緒にいて楽しかったし、無意識に追いかけちゃって。それで初日に、何か突拍子もない質問をしたら「打ち上げの二次会で聞くようなこと聞いてきますね」って言われちゃいました(笑)。すごいかわいいのに、自分のかわいさわかってんのかな、って心配になるぐらいかわい子ぶらない人です。そんなガッキーと挑んだこの作品は、期待以上に面白いと思う。そもそも、ミックスペアってお互い信用し合っていないとできないと思うんだけど、その感覚は、クライマックスの大会のシーンまでには作れたんじゃないかなと、僕は思っています。予告編はコメディタッチでしたが、完成作を観て、改めて、すごくしっかり作られていると思いました。登場人物一人ひとりの思いが素通りせずに、観ている人の心に付着しながら最終局面を迎えられる映画です。えいた1982年12月13日生まれ。映画『青い春』で俳優デビュー。2007年、映画『アヒルと鴨のコインロッカー』で高崎映画祭最優秀主演男優賞を受賞すると、その後もエランドール新人賞やブルーリボン賞助演男優賞など名だたる賞を受賞。2018年放送予定の大河ドラマ『西郷どん』では、大久保利通役で出演。シャツ¥20,000(オールド パーク/HEMT PR TEL:03・6721・0882)パンツ¥25,000(ブフト/HEMT PR)その他はスタイリスト私物主人公の村上ヒデオ役で主演の映画『リングサイド・ストーリー』(マンシーズエンターテインメント×彩プロ)は10月14日~、主人公の萩原久役で主演の『ミックス。』(東宝)は10月21日~、輔役の『光』(ファントム・フィルム)は11月25日~公開予定。※『anan』2017年10月11日号より。写真・森滝 進(まきうらオフィス)スタイリスト・壽村太一ヘア&メイク・KENICHI(エイトピース)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2017年10月07日脚本家・古沢良太が描く、“卓球”を舞台にした映画『ミックス。』にW主演する新垣結衣と瑛太が、大阪を訪れ“笑いの殿堂”と名高い吉本新喜劇を訪問、サプライズ出演をしたことが分かった。この日吉本新喜劇を訪れた2人は、まず酒井藍座長と池乃めだか師匠に挨拶。新垣さんに関しては演者として舞台に立つのも初、そして新喜劇の舞台にはもちろん初登壇となる2人は緊張した様子。今回舞台の役柄の設定上、酒井座長は新垣さん、瑛太さん友達ということで、「ゆいちゃん、えいちゃんって呼んでいい?」と前のめり気味に提案され、恐る恐る頷くも「引いてます?」と即座にツッコミ、控室は開演前から笑いに包まれていた。ついにきた本番では、お馴染みの新喜劇メンバーが壇上に現れ、700席満席の会場は早くも笑いの渦に。旅館を舞台に酒井座長演じる仲居のありえない接客態度が会場の笑いを誘い、その仲居が旅館の未来を案じる中で温泉卓球を提案。そこで、設備を充実させるために卓球に詳しい友達がいるということで紹介されて登場したのが、新垣さんと瑛太さん!2人が登場すると、すぐさま悲鳴に近い歓声に包まれ、新喜劇メンバーが「静かに!」と言わないと舞台が進行しないほど。そして、「卓球の実力を見せて」と酒井座長が2人に卓球ラケットを持ってくるも、瑛太さんが「ボールがないですやん!」本読みではなかったなぜかカタコトの関西弁を披露。すかさず新垣さんも「ボールここにありますやん!」とツッコむと、酒井座長も鉄板ネタ「そうそう私が卓球のボールだけど、ラケットがこんな大きくないとね…て、私人間ですねん」とノリツッコミし、またしても会場は笑いに。その後、結局酒井座長がボールになりラリーも展開。まためだか師匠が登場すると、舞台中心まで来るも見えているはずの師匠に登壇者全員誰も気づかずウロウロと探す、という鉄板ネタなども披露されていた。舞台終了後、新垣さんは「一瞬でしたがとても楽しかったです。お客さんが喜んでくれて本当によかったなと思います」とホッとした様子。また「酒井藍座長と、めだか師匠たちと本番前に本読みをしたのですが、優しく受け入れていただいてサポートしてくださいました」とコメント。瑛太さんは、舞台で出たアドリブについて「つい舞い上がってしまって。それで笑いがとれてよかったです。その喜びを噛みしめています」と結果に大満足の様子。また、本番中やらかしてしまったことがあるそうで、「めだか師匠の足を踏んでしまいました。ちょっと謝る機会がなかったのでこの場を借りてお詫び申し上げます」と謝罪のコメントを寄せた。一方、めだか師匠は「新垣さんと久しぶりに共演をして、懐かしさと改めて月日が経つのは早いなと感じました」と語り、酒井座長も「本当に瑛太さんが死ぬほど格好良くて、新垣さんが死ぬほど可愛かったです。お2人ともノリノリでやって下さって、会場のお客さんもバカバカウケていて毎日出て欲しいです」と喜びの感想を述べていた。『ミックス。』は10月21日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ミックス。 2017年秋 全国東宝系にて公開(C) 2017 フジテレビジョン
2017年10月04日三浦しをんの同名小説を原作に、井浦新主演で実写映画化した『光』。先日、ローマ国際映画祭のオフィシャル・セレクションに公式招待が決定したことでも話題となった本作だが、この度ついに予告編が公開された。今回公開されたのは、「ものすごい映画だ。」という原作者・三浦氏のコメントから始まる予告編。まず映像では、物語の“起点”となる25年前の少年たちの様子が描かれる。閉塞した環境である美浜島に暮らす主人公・信之の生活は、美しい同級生・美花を中心に回っていたが、その美花が森で男にレイプされているのを見た信之は、美花を守るため男を殺害。しかし、美浜島を巨大な津波が襲い、3人の秘密は闇に消えてしまう…。そして映像は25年後に切り替わり、過去を封印し妻(橋本マナミ)と娘と平穏に暮らす信之(井浦さん)の元に、秘密を握った輔(瑛太)が現れる。また、食卓を蹴り飛ばし鬼気迫る表情で首を絞める井浦さんや、叫ぶ瑛太さん、美しく妖しく信之を翻弄する長谷川京子、生々しいエロスにどこか空虚な表情を見せる橋本マナミと、それぞれの俳優たちがこれまでの作品で見せたことのなかった全く新しい演技と、衝撃的なシーンが垣間見える予告編となっている。さらに、『光』というタイトルとともにテクノ・ミュージックの巨匠、ジェフ・ミルズの音楽が、切り裂くように鳴り響く。「野生」に踏み出してしまった人間の狂気を描く、上質・かつ衝撃的サスペンスドラマを予感させる仕上がりとなっている。『光』は11月25日(土)より新宿武蔵野館、有楽町スバル座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月03日三浦しをんの小説を原作に、井浦新主演で描く大森立嗣監督最新作『光』が、イタリア・ローマで開催される「第12回ローマ国際映画祭」のオフィシャル・セレクションに公式招待されることが決定。今回の決定を受け、井浦さんと大森監督から喜びのコメントも到着した。本作は、映画化・アニメ化もされた「舟を編む」の原作者・三浦氏の作品群で、徹底的に人間の闇を描き、ファンの中で特別な評価を得ている同名小説が原作。これを今回『さよなら渓谷』『まほろ駅前』シリーズの大森監督がメガホンをとり、かねてからの競演を望んでいた井浦さんと瑛太、さらに長谷川京子、橋本マナミらを迎え映画化。25年前、消滅したはずの「罪」を携えて、やってきた男の目的とは…。心に潜む闇を徹底的に描いた、苛烈なる人間ドラマが誕生した。そんな本作が、この度10月25日~11月5日(現地時間)に開催される「第12回ローマ国際映画祭」への公式招待作品に決定。世界3大映画祭のひとつであるベネチア映画祭に対抗して、2006年より開催されたローマ国際映画祭は、世界的な映画スターが参加し、国際色豊かでありながら、一般市民が審査を行う市民参加型の映画祭であることでも有名。近年では、2014年に三池崇史監督作『神様の言うとおり』(福士蒼汰主演)がコンペティション部門に出品され、三池監督には日本人として初めて特別賞“マーベリック賞”が授与。また昨年は、西川美和監督の『永い言い訳』(本木雅弘主演)がオフィシャル・セレクションに招待されている。大森監督は「この度ローマ国際映画祭に映画『光』が選ばれたこと大変嬉しく思います。僕にとってこの『光』という映画は特別な想いがあります。理性の外側の生命の輝きを撮りたいと思っているのに、自分が自分に収まったり、映画の枠に収まっているわけにはいかなかったからです。ですから本当に国際映画祭に選んでいただいて嬉しいのです」と今回の決定に喜びのコメントを寄せる。また井浦さんも「この『光』という作品は、日本人にしか感じ取れない世界観ではなく、世界中の人間の本質だったり、生き物であれば必ず感じ得られるものが、封じ込められていると思います」と世界でも通用する作品だと語り、「ローマの皆さんがどんなことを感じるのか、とても興味があるし、楽しみにしています。この映画を観た人たちの中にあるそれぞれの光というものを感じて、探してもらえるきっかけになれば嬉しいです」と話している。『光』は11月25日(土)より新宿武蔵野館、有楽町スバル座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年09月27日女優の新垣結衣が20日、都内で行われた映画『ミックス。』(10月21日公開)の完成記念イベント&舞台あいさつに、共演の瑛太、広末涼子、瀬戸康史、永野芽郁、佐野勇斗、森崎博之、中村アン、斎藤司、鈴木福、谷花音、田中美佐子、遠藤憲一、メガホンをとった石川淳一監督とともに登壇した。同作は、不器用でどこか欠点だらけの登場人物たちが、卓球の男女混合(ミックス)ダブルスを通じて小さな"奇跡"を起こす、恋と人生の再生物語。W主演の新垣は恋と仕事に敗れた元天才卓球少女・富田多満子役を、瑛太は夢と家族に見放された元プロボクサー・萩原久役をそれぞれ務める。ステージの登壇し、大歓声を浴びた新垣は「とても個性的な、そして魅力的な素晴らしいキャストと、素晴らしいスタッフの皆さんと、またひとつ素敵な映画が作れて、すごく嬉しいです」とあいさつし、瑛太は「今まで"壁ドン"って流行っていたじゃないですか。今回の映画で僕がガッキーにやったのは"ドン"ですから! 日本中のガッキーファンに嫌われる覚悟で思いっきりやってやりました」と力を込めたが、会場の男性ファンからブーイングにも似た声が飛ぶと、瑛太は「ああっ! 怖い…」とおののいて笑いを誘った。さらに広末は「皆さんも知っての通り、結衣ちゃんが映画の中でただただひたすら可愛く、瑛太さんが何気に意外とだいぶカッコよく、それだけでも見る価値のある映画だと思います」とアピールした。また、映画が完成した今だから言えることとして、劇中でペアを組んだ相手のことをぶっちゃけどう思っていたか尋ねられると、瑛太とペアを組んだ新垣は「落ち着いた方なんですけど、作品やお芝居に対する想いはすごく熱い方で、それをまっすぐに伝えてきてくださったので、自分も同じような熱量で、一緒に同じ方向を向いてやっていきたいと思わせてくれました」と吐露し、「その空気感が映画にも出るんじゃないかということで、いろいろ発信してくれたり、私が発信したものをキャッチしてくれたり、いろんな面で助けてもらいましたし、たまに不思議な発言で笑わせてもらったりして楽しかったです」と感謝。一方、瑛太は「ガッキーとはいつか共演してみたいとずっと思っていたので、念願叶ってすごく幸せでした。初めてお会いしたときに『これは行けるぞ!』ってテンション上がっちゃって、そこからスイッチが入って初日からガッキーを質問攻めにしたり、自分がこの作品をどういう熱量でやりたいのか、今まで僕は俳優という仕事をどういう心持ちでやってきたのか、そんなところまで話しすぎてちょっと引かれてしまったんですけど、(新垣は)嘘がなくて自然体で、周りの空気を和ませて気持ちのいい空間にしてくれるんです。だから好きです」と突然の愛の告白。これに新垣は「今だけじゃなくて、けっこう前から言ってくれている」と余裕の表情で突っ込むと、瑛太は「あっ、そうか…。じゃあ大好き!」とニッコリ。新垣が「ありがとうございます。(熱い話には)引いていませんよ、全然」と優しい口調で返すと、瑛太は「よかった…。でもお客さんがちょっと引いている…」と辺りを見渡して笑いを誘い、新垣も「ざわついているね(笑)」と笑顔を見せていた。
2017年09月21日新垣結衣と瑛太がW主演を務める映画『ミックス。』の舞台挨拶が9月20日(水)、都内にて行われ、新垣さんと瑛太さんを含めた総勢12名のキャストに加え、石川淳一監督が登壇した。がっつり新垣さんと共演することになったことについて、瑛太さんは「ガッキーとはいつか共演してみたいと思っていたので、念願かなって幸せでした」と恍惚の表情を浮かべ、「好きです」と告白していた。『ミックス。』は、不器用で欠点だらけの登場人物たちが、卓球の男女混合(ミックス)ダブルスを通じて、小さな奇跡を起こすロマンティックコメディ。かつて天才卓球少女と呼ばれながら、大人になった今は平凡な日々を送っていた多満子(新垣結衣)は、会社の卓球部のイケメンエース・江島(瀬戸康史)と付き合うも浮気され別れることに。失意のあまり田舎へ戻った多満子は、亡き母が経営していた卓球クラブのメンバー・荻原(瑛太)と出会い、全日本卓球選手権の男女混合ダブルス部門の出場を決意する。瑛太さんは、新垣さんについてさらに語り、「初日から、とにかくガッキーを知りたくて質問攻めにした。話し過ぎて、ちょっと引かれる部分もあったんですけど…」と言うと、新垣さんは「引いていないですよ」とにっこり。さらに告白については「結構前から言ってくれてるじゃん」と、塩対応気味の新垣さん。瑛太さんは、「じゃあ、大好き!」とかぶせたが、「ありがとうございます」と新垣さんにはサラッと受け止められていた。広末涼子とペアを組んだ佐野勇斗は、「僕の父が広末さんの大ファンで、広末さんが(自分に)減量のお弁当を作ってきてくださったと父に報告したら、『愛知まで送ってこい!食べるな!』と言われるくらい…。父が大ファンで、うらやましがられた」と広末さんに首ったけというお父さんの想いを代弁。広末さんは「佐野さんの年齢を聞いたら驚きの若さで…ああ、お母さんに見えないように気をつけよう、って実は思いました」と恥ずかしそうに告白。佐野さんは「こんなお母さんいたら、すごくうれしい…」と言いかけるも、「お母さんって言わないで(笑)」と広末さんに制され、これにはキャスト陣も爆笑していた。そのほか、舞台挨拶には瀬戸さん、永野芽郁、森崎博之、中村アン、鈴木福、谷花音、田中美佐子、遠藤憲一が出席した。『ミックス。』は10月21日(土)より全国東宝系にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:ミックス。 2017年秋 全国東宝系にて公開(C) 2017 フジテレビジョン
2017年09月20日ドラマ「セシルのもくろみ」(フジテレビ系)で主演を務め、何かと話題を呼んできた真木よう子(34)。 ドラマのPRのために開設したはずのツイッターで表明したコミケ参加をめぐり、アカウントを削除する事態に発展。真木は所属事務所を通じて騒動を謝罪した。 「真木さんはツイッターでファンと交流するうちに、ネットにのめり込んでいきました。フォトマガジンの製作もコミケ参加も自腹ならば問題はなかったのですが、クラウドファンディングでの資金集めが原因で炎上。“商品価値”は大暴落してしまいました。ほとぼりが冷めるまで、新規オファーはなさそうだといわれています」(芸能プロダクション関係者) 一部メディアからは「新・プッツン女優」というありがたくない肩書も与えられてしまった真木。一連の騒動は、意外な余波を生んでいるという。 実は直近で”ある映画”の公開PRに稼働する予定だったというが、その扱いに映画会社が頭を抱えているのだ。 「10月公開の映画『ミックス。』です。新垣結衣(29)と瑛太(34)がW主演作で混合(ミックス)ペアを組み、卓球に情熱を注ぐというこの作品。真木さんは新垣演じるヒロインの母親役で出演しており、PRに奔走する予定でした。しかし製作は『セシルのもくろみ』を放送していたフジテレビ。そのため『このままではドラマの二の舞になる』として、稼働が白紙になったそうです。彼女の扱いは映画会社にとっても頭の痛い問題となっています」(映画業界関係者) そのほか決まっている出演作は、役所広司(61)主演の「孤狼の血」(来年5月12日公開)。こちらも主要キャストの1人を演じているだけに、当然、PR稼働するはずだが……。 お騒がせ女優のイメージを払拭して、再起を図ることができるのだろうか。
2017年09月11日日本アカデミー賞、ブルーリボン賞など数々の映画賞を総なめにした大ヒット映画『百円の恋』の武正晴監督の3年ぶりの最新作『リングサイド・ストーリー』の完成披露上映会が、9月6日(水)に都内にて行われ、監督とW主演を務めた佐藤江梨子、瑛太をはじめ、有薗芳記、格闘界から本作に参加しているK-1チャンピオンの武尊、黒潮“イケメン”二郎らが登壇した。格闘技界を舞台にしたストーリーとあって、この日はリング上で舞台挨拶が行われていた。司会の関根勤は、「随所に格闘家へのオマージュが入っていて凝っているし、それに応える瑛太さんの身体能力もすごい!知らない人が見たらプロの格闘家だと思うくらい素晴らしい!」と本作を大絶賛。また、4年ぶりの映画主演となった佐藤さんは、「すごく面白そうな企画で、脚本も素晴らしくて、すぐに決めました」と出演決定時の心境を明かす。今回、瑛太さんはパブリックイメージを大きく裏切るヒモで売れない俳優という“ダメ男”を演じているが、「演じているときは僕自身はダメ男とは思ってなかったです。大胆で、ピュアで、役作りを怠らない男だと思っていました」とコメントし、俳優の役という点では自身の若い頃を思い出して演じた部分もあったようで、「俳優仲間と居酒屋で、グダグダと俳優論を語ったり、そういう時期が僕にもあったので…」とふり返っていた。また関根さんも絶賛した格闘シーンに関して、ジムで一緒に練習をした、現役のK-1王者である武尊さんからは「蹴りがメチャメチャ重くて効きました!」と言わしめ、武尊さんからは「ぜひK-1に!」とのオファーも飛び出したが、「やめときます(笑)」と瑛太さんは照れ笑い。また本作が演技初挑戦となった武尊さんだが、「ほかの俳優がヤバいと思うくらい、嫉妬するほど自然な演技」(武監督)、「この中で一番、得してると思います」(佐藤さん)と言い、瑛太さんも、まさに武監督の言葉通り武尊さんの演技に「嫉妬しました」と告白し、登壇陣は一様に絶賛。さらに、この日はスペシャルゲストとして亀田兄弟が登場!佐藤さんと瑛太さんに花束を贈呈し、大毅さんは自身の出演シーンについて「見つけられたらすごい!瞬きで終わった(笑)」と明かし、興毅さんは「格闘技の裏側をこんなにリアルに描いた作品はほかに知らない。これを見たら格闘技の見方が変わると思います」とアピールした。そして、最後にリングに登場したのは、プロレス界のカリスマ・武藤敬司。本人役での出演となったが、武監督に「次はナヨナヨした役でお願いします!」とリクエストを出し、会場を沸かせる一幕も。最後に佐藤さんは、上映前の観客たちへ向けて「とっても楽しい作品なので、沢山の人に観て欲しいです!」と笑顔で語り、瑛太さんも「瞬きしないで見てほしいですが、特に見どころは僕!」と猛アピールをしていた。『リングサイド・ストーリー』は10月14日(土)より新宿武蔵野館、渋谷シネパレスほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年09月07日TBSにて毎週金曜日22時より好評放送中の金曜ドラマ「ハロー張りネズミ」。放送開始前からゲスト出演が決定しいてたムロツヨシが、ついに8月18日(金)放送の第6話に県議会議員候補役で登場。主演の瑛太とムロさんに迫力満点のやり取りが繰り広げられることが分かった。ある日、「あかつか探偵事務所」にゴロー(瑛太)宛の手紙が届く。その文面には、「この手紙が届いたらすぐに私を訪ねてほしい。でも私は死んでいるはずで、部屋の写真立ての裏に犯人の名前を書いておきます…」という内容が綴られていた。早速、ゴローが手紙の差出人・浅田玲奈(玄理)を訪ねると、自室のテーブルに突っ伏して死んでいる玲奈を発見。ゴローは警察へ通報する。現場に立ち会うゴローが刑事(岩谷健司)に尋ねると、誰かと争ったような形跡もなく、状況的に服毒自殺が考えられ、死後2~3週間は経っているという。そんな中、ゴローは写真立ての裏に貼ってある紙を見つける。警察に悟られないよう事務所へ持ち帰り確認すると、「私を殺した犯人は伊佐川良二(ムロツヨシ)という男です」とのメモが。その伊佐川という男を調べてみると、なんと群馬県の県議会へ立候補している人物だった…。ムロさんが演じるのは、群馬県の県議会議員候補の伊佐川良二。学生時代からボランティア活動に明け暮れ、世界中を回ったりもした。最近ではずっと無報酬で市民運動のリーダーをやっており、将来を嘱望されている人物である。一見、クリーンなイメージで非の打ち所のない男だが、伊佐川は誰にも打ち明けてないある秘密を抱えており…果たして伊佐川の正体とは!?独特な芝居で高い人気を誇るムロさんが、そのクセを活かし、美人ホステスの死の謎の鍵を握る怪しげな男を熱演することに期待だ。物語のクライマックスでは、映画『サマータイムマシン・ブルース』以来の共演となる瑛太さんと台本20ページにも及ぶ迫力満点のやり取りが展開されるという。後半も怒涛の盛り上がりを見せる変幻自在の探偵ドラマ「ハロー張りネズミ」から、目が離せない。「ハロー張りネズミ」は毎週金曜日22時~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年08月17日薬丸岳の小説「友罪」が、監督・瀬々敬久、主演・生田斗真×瑛太で映画化。映画『友罪』として2018年5月25日(金)より全国ロードショー。薬丸岳の渾身作「友罪」薬丸岳の作品は、実在の事件に着想を得て書いた作品も多く、犯罪被害者と加害者、また少年犯罪など、重厚なテーマを取扱いながらも、エンタメ性の高いミステリーで読者を魅了する。「友罪」で描かれるのは、かつて世間を震撼させた事件を起こした少年犯の“その後”だ。ジャーナリストの夢に破れて町工場で働き始める益田と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木。鈴木は周囲との交流を避け、過去を語りたがらない影のある人物だが、同い年の2人は次第に打ち解ける。だが、あるきっかけと行動で、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始める。ともに心に闇を抱え、大きな罪に囚われ続けながらも、心を通じ合わせていく2人の友情。疑心や後悔に囚われた人間模様を、圧倒的にリアルな描写でスクリーンに投影する。主演は生田斗真×瑛太、監督に瀬々敬久監督をつとめるのは、『64-ロクヨン―前編/後編』での大ヒットも記憶に新しい瀬々敬久。その卓越した圧倒的人間描写は、国内外で高い評価を受ける。そして、瀬々監督のもと、友を想い、互いに疑心や後悔と向き合い葛藤する難役に挑むのは、『彼らが本気で編むときは、』でも主演を務めた生田斗真と、『64-ロクヨン―前編/後編』『殿、利息でござる!』など話題作への出演が続く瑛太。実力派俳優としても名高い俳優2人のみせる“本気のぶつかり合い”は大きな見所となるだろう。豪華キャスト陣息子が過去に犯した事件がきっかけで一家離散し、日々贖罪に向き合うタクシー運転手・山内修司役は、『感染列島』『ヘヴンズ ストーリー』『64-ロクヨン―前編/後編』以来、4作品目の瀬々監督作品出演となる佐藤浩市が務める。あるきっかけで鈴木に助けられ、次第に好意を抱いていく藤沢美代子役は『海街diary』での活躍が記憶に新しい夏帆、益田の元恋人・杉本清美役は『ピーチガール』にも出演していた山本美月、鈴木の少年院時代に担当法務教官だった白石弥生役は富田靖子が演じる。その他、忍成修吾、西田尚美、村上淳、坂井真紀、光石研と豪華なキャストが勢揃いする。ストーリーある町工場で働き始めた、元週刊誌ジャーナリストの益田(生田斗真)と、他人との交流を頑なに避ける鈴木(瑛太)。共通点は何も無かった二人だが、同じ寮で暮らすうちに少しずつ友情を育ててゆく。そんな折、彼らが住む町の近くで児童殺人事件が起こり、世間では17年前に日本中を震撼させた凶悪事件との類似性が指摘される。当時14歳だった犯人の少年Aはすでに出所しており、その後の行方を知る者は少ない。果たして今回の事件も彼の犯行なのか…。驚きと疑問に突き動かされ、ネットに拡散していた少年Aの写真を見た益田は愕然とする。そこにはまだ幼さの残る鈴木が写っていた――。【詳細】『友罪』公開時期:2018年5月25日(金)全国ロードショー原作:「友罪」薬丸岳(集英社文庫刊)監督:瀬々敬久出演:生田斗真、瑛太、佐藤浩市、夏帆、山本美月、富田靖子、奥野瑛太、飯田芳、小市慢太郎、矢島健一、青木崇高、忍成修吾、西田尚美、村上淳、片岡礼子、石田法嗣、北浦愛、坂井真紀、古舘寛治、宇野祥平、大西信満、渡辺真起子、光石研配給・宣伝:ギャガ©薬丸岳/集英社 ©2017映画「友罪」製作委員会
2017年08月03日生田斗真と瑛太が『土竜の唄 香港狂騒曲』に続いて共演し、『64 -ロクヨンー』の瀬々敬久監督のもと、かつて世間を震撼させた事件を起こした少年犯の“その後”を描く薬丸岳のミステリー小説「友罪」の実写映画化に挑戦。撮影初日を終えた2人から、コメントが到着した。ジャーナリストの夢に破れて町工場で働き始める益田と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木。鈴木は周囲との交流を避け、過去を語りたがらない影のある人物だが、同い年の2人は次第に打ち解け、心を通わせていく。だが、あるきっかけと行動で、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始め…。本作は、デビュー作で江戸川乱歩賞を受賞しミステリー界の若手旗手として注目され、2016年には吉川英治文学新人賞も受賞した作家・薬丸岳が、2013年に発表した同名ミステリー小説(集英社文庫刊)を映画化。薬丸氏といえば、実在の事件に着想を得た作品も多く、犯罪被害者と加害者、また少年犯罪など、重厚なテーマを取り扱い、人間ドラマで読者の心を揺さぶりながらも、エンタメ性の高いミステリーで魅了する作家として知られる。監督を務めるのは、『64 -ロクヨンー前編/後編』で興行収入36億円突破の大ヒットも記憶に新しい瀬々監督。その卓越した圧倒的人間描写は、観る者の心を鷲掴みにし、国内外で高い評価を受けている。瀬々監督のもと、友を想い、互いに疑心や後悔と向き合い葛藤する難役に挑むのは、映画や舞台での活躍も目覚しく、今年の「ウディネ・ファーイースト映画祭」ではトランスジェンダーの女性役を熱演した主演作『彼らが本気で編むときは、』が最高賞となる観客賞を受賞、広瀬すずとの純愛ラブストーリー『先生! 、、、好きになってもいいですか?』も待機する生田さん。そして、『64 -ロクヨンー』『殿、利息でござる!』など話題作への出演が続き、主演ドラマ「ハロー張りネズミ」も話題を呼んでいる瑛太さん。本作では、ともに心に闇を抱え、大きな罪に囚われ続けながらも、同じ時間を過ごす中で心を通じ合わせていく2人の友情、また疑心や後悔に囚われた人間模様を、圧倒的にリアルな演技で挑む。初日の撮影を終えた生田さんは、「うだるような暑さの中のロケで、『何が起こるのか』というワクワクさせてくれる現場」と感想を語る。瀬々監督については、「人間関係の描き方、生々しさというか、腹の底に堪っているものを表現として見せてくれる監督」というイメージを持っていたそうで、「現場では、すごく演出してくださることも的確な印象で、役者に対して明確な指示を下さるので、とても助かります。難しい役どころですが、この益田という役の進むべき道を提示してくれる、そんな監督に感じます」と厚い信頼を寄せる。また、瑛太さんとは今回が3度目の共演。「瑛太とは20代のころから何度も一緒に仕事をしていて、しょっちゅう会っていたりするわけではないけれど、久々に今回一緒に芝居をしていると、やっぱりゾクゾクさせてくれる俳優だと思います。僕と瑛太にしかだせない空気感を、今回の現場で出せれば、と思います。昔から一緒に仕事をしているし、友人関係でもあるので、そこをうまく映画に反映させたいですね」と期待を込めている。「少年犯罪のことなど調べたりしましたが、なかなか実際自分の立場に置き換えるのは本当に難しい」という生田さん。「共演の瑛太という俳優を信頼して、自分の考え方だけではなく、彼からもらえるものを信じていこうと、あまりがちがちに決めずにフラットな状態で挑めればと思っています」と明かしてくれた。一方の瑛太さんは、瀬々監督とは『64』でもタッグを組んだばかり。「ある意味、“お任せ”という感じです。どこかで監督の『お前、何かやってみろよ』という暗黙のメッセージというか、演出があるんです。今回の鈴木という役については、自分で台本を読んで、1シーンごとにおけるひとつひとつの感情は決め込んでいません。客観的にどう見えるか?ということと自分が何を感じるか?ということは、割と現場の空気と監督に任せている感じです」と明かし、「初日ですけど、瀬々組はやっぱりいいなって」とコメント。生田さんとの共演には、「彼はストイックですし、今日も前回『土竜の唄 香港狂騒曲』で一緒にやったときと顔の表情も全然変わっているんです。そういった微妙な変化に気付けるぐらい僕も彼を見てきているし、これからの撮影が楽しみですね」と、生田さん同様、期待を寄せる。「監督からは『鈴木というキャラをあまり私生活に持ち込まないように』と言われました。でも、僕は俳優なんで、仕事として、その切り替えはしっかり全うしたいですし、上手くやりたいなと思いますね。でも、ちょっと夢にも出てきたりします(笑)」と明かし、その壮絶なキャラクターをにおわせた。あなたは、“その過去”を知っても友だちでいられますかーー?人気、実力とも世代を代表する生田さん&瑛太さんの入魂の競演は、いまからも楽しみだ。以下、監督や原作者・薬丸岳からコメントが到着した。■監督:瀬々敬久日々の生活の中で報道される事件は次々に更新され続けるのですが、忘れてはいけない事件というものがある気がします。今回はそこから派生する問題を様々な群像に託し、答えを探し続ける映画だと思っています。果たして、答えは出ないかも知れません。でも、そこに至ろうとする行為こそが大切な気がします。その中心に存在するのが生田斗真さんと瑛太さんです。2人のしなやかな心と肉体、そして果敢に挑戦する心が、この映画を生々しくも光り輝かせる原動力になってくれることと思っています。そして、私たちスタッフも、一緒に愛情と勇気をもって走っていく所存です。■生田斗真映画「友罪」で益田純一を演じさせていただくことになりました。薬丸岳さんの小説が好きで、この友罪も数年前に読んでいた作品です。一生をかけて背負うべき過去の傷を持ちながら、それでも必死に生きようとする益田という人物を通して、多くの方に様々な事を感じ、思案していただきたいと思っております。瀬々監督とは初めてご一緒させて頂きますが、監督の描く生々しい人間模様をしっかりと演じていければと思います。瑛太さんとは今回で3度目の共演になります。瑛太さんが放つ獣のような鋭さと、ふとはにかんだ時の柔らかさに愛を持って対峙し、切磋琢磨しながら素晴らしい作品作りに励みます。どうぞご期待下さい。映画館の椅子から立てなくなるような作品になる予定です。■瑛太この時代にこのような題材を映画化することにまだ惑う自分もいます。とても大変な役を引き受けてしまった。でも、瀬々監督、生田斗真、スタッフを信じて最後まで演じ切りたい。■原作者:薬丸岳この作品を世に発表するとき、喜びよりも先に恐れを抱きました。世間の関心を集める題材ですが、同時にとてもデリケートで難しい問題を含む内容だったからです。ただ、たとえどんなにリスクがあったとしてもどうしても伝えたかったことでした。いま、この作品にこめたメッセージを映画としてより多くのかたがたに訴えかけようとされる瀬々監督はじめスタッフの皆様とキャストの皆様の勇気と気概に、ただただ敬意の念を抱きます。スクリーンでこの作品と再会できる日をいまから心待ちにしております。『友罪』は2018年5月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月31日俳優の生田斗真と瑛太が、映画『友罪』(2018年5月公開)に出演することが31日、わかった。同作は薬丸岳による同名小説を実写映画化し、『64-ロクヨンー前編/後編』の瀬々敬久監督がメガホンを取る。ジャーナリストの夢に破れて町工場で働く益田(生田)と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木(瑛太)。2人は心を通わせていくが、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始める。少年犯罪の”その後”、そして極限の友情を描く物語となる。瀬々監督は「忘れてはいけない事件というものがある気がします。今回はそこから派生する問題を様々な群像に託し、答えを探し続ける映画だと思っています」と同作について語る。そして「2人のしなやかな心と肉体、そして果敢に挑戦する心が、この映画を生々しくも光り輝かせる原動力になってくれることと思っています」と生田&瑛太に期待を寄せた。すでに撮影はスタートしており、瑛太との共演も3度目となる生田は「20代のころから何度も一緒に仕事をしていて、しょっちゅう会っていたりするわけではないけれど、久々に今回一緒に芝居をしていると、やっぱりゾクゾクさせてくれる俳優」と語る。「僕と瑛太にしかだせない空気感」があると言い、「友人関係でもあるので、そこをうまく映画に反映させたいですね」と意気込んだ。原作については、発売時から周囲で話題で読破し「演じる側としてチャレンジしたいなと思ったりするほど」だったという生田。「自分の周りに過ちを犯した人間がいるということは、世界中どこでも起こりうる可能性がある事で、その立場に自分をおいたときに何を感じるかということを大事にしながら挑みたいと思っています」と語った。『64』に続いて瀬々監督とタッグを組む瑛太は「どこかで監督の『お前、何かやってみろよ』という暗黙のメッセージというか、演出がある」と語る。生田とは「今回の役は『はい、やります』と簡単には言えない役なので、『またやるかもしれないけど、俺断るかもしれないからね』という話はしたりしました」とオファー時に話をしていたことも明かした。○生田斗真コメント映画「友罪」で益田純一を演じさせて頂く事になりました。 薬丸岳さんの小説が好きで、この友罪も数年前に読んでいた作品です。 一生をかけて背負うべき過去の傷を持ちながら、それでも必死に生きようとする益田という人物を通して、多くの方に様々な事を感じ、思案していただきたいと思っております。 瀬々監督とは初めてご一緒させて頂きますが、監督の描く生々しい人間模様をしっかりと演じていければと思います。 瑛太さんとは今回で3度目の共演になります。瑛太さんが放つ獣のような鋭さと、ふとはにかんだ時の柔らかさに愛を持って対峙し、切磋琢磨しながら素晴らしい作品作りに励みます。 どうぞご期待下さい。 映画館の椅子から立てなくなるような作品になる予定です。○瑛太コメントこの時代にこのような題材を映画化する事にまだ惑う自分もいます。とても大変な役を引き受けてしまった。でも、瀬々監督、生田斗真、スタッフを信じて最後まで演じ切りたい。
2017年07月31日瑛太主演で弘兼憲史の同名人気コミックを映像化した連ドラ『ハロー張りネズミ』(TBS系/毎週金曜22時~)がスタート。第1話の15分拡大版の平均視聴率は10.3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)でした。舞台は東京都・板橋区下赤塚駅にある「あかつか探偵事務所」。スケベだけど、人情に厚いゴローこと七瀬五郎(瑛太)と、同じくスケベでガラが悪そうなのに涙もろくていい人のグレさんこと木暮久作(森田剛)。この凸凹探偵コンビが、誰も引き受けたがらないような面倒な案件を解決していきます。瑛太は、ハイテンションの野太い声でカラオケを熱唱したり、若い女子のおっぱいをもんだり、土下座でHをせがんだりと、ゴールデンのドラマとしてはギリギリのラインを攻める役どころをノリノリに演じています。■ちょんまげウェービーヘア瑛太と凸凹コンビ森田剛に胸キュン原作は1980年~1989年に同誌で連載されていた人気コミックで、何度か映像化もされています。コミックのゴローとグレさんは10歳以上の年の差があり、たとえば1991年の実写映画では唐沢寿明がゴロー役で、ジョニー大倉がグレさん役、1996年のスペシャルドラマでは緒形直人がゴロー役、内藤剛志がグレさん役を演じました。でも、今回のドラマ版の瑛太と森田剛は年の差はわずか4歳差。探偵といっても捜査内容はかなりむちゃぶりで何でもありなので、瑛太と松田龍平の便利屋バディもの『まほろ駅前多田便利軒』シリーズをほうふつさせるところもあります。じつは、『ハロー張りネズミ』の脚本と演出を手掛けた大根仁監督は、連ドラ『まほろ駅前番外地』も担当。2作の差別化を図ってなのか、瑛太はひとまわりガタイを良くして、ちょんまげウェービーヘアで、ゴロー役に挑んでいます。森田剛との身長差も、凸凹コンビ感をアップしていて胸キュンでした。■ドラマや映画に出てくる探偵事務所は存在しない?80年代に描かれた原作ですが、大根監督が手がけた脚本は、いまの時代を反映した内容にアレンジされています。ドラマ冒頭で深田恭子演じる本作のヒロイン、四俵蘭子(しだわららんこ)が訪ねたのは、システマチックに対応する、いまどきの大手調査会社「帝国リサーチ」。探偵ものといえば、数多くの名作を生み出した手あかのついたジャンルですし、フィクションならではの浮世離れした探偵が登場しがちです。実際、「帝国リサーチ」の所長・片桐(矢島健一)は、蘭子に対して「いまどき、映画やドラマに出てくるような探偵事務所みたいなところはありませんし、そんな探偵ももういません」とさめた口調で忠告します。視聴者が「うんうん。そうだよね」とうなずいた後、片桐は通常の調査会社が引き受けないような“ドブ板仕事”を受けてくれるところとして、あかつか探偵事務所を彼女に紹介します。嫌味ったらしく「ドブネズミのような連中がやっている」という補足付きで。その後カメラは、THE BLUE HEARTSの「リンダリンダ」をカラオケで熱唱するゴローをクローズアップ。ゴローが「ドブネズミみたいに美しくなりたい~~」と歌うくだりにシビレました!原作コミックでは、寝ずに相手の尾行をするという“張リ寝ズ視(ハリネズミ)”という説明が入っていましたが、この導入部の「リンダリンダ」の一節が、五郎やグレさんのガッツや心意気、本作の世界観を端的に語っています■いよいよ深キョンのミステリーが始動する!?第1回は、1ヵ前に交通事故で亡くなった娘にそっくりな女の子を探し出し、瀕死(ひんし)の妻に会わせたいという父親(伊藤淳史)からの依頼にきちんと応えた五郎とグレさん。第2回目では、いよいよ蘭子があかつか探偵事務所を訪ねてきます。蘭子が見せたのは「サンダー貿易副社長・自殺」を報じた25年前の新聞記事。彼女はその副社長の四俵乙吉(平田満)の娘で、父親の死因は飛び降り自殺ではなく、他殺だと主張します。ところが、危険な香りを察知したあかつか探偵事務所の所長・かほる(山口智子)は、依頼を断ってしまいます。美人にめっぽう弱く、情にほだされやすいゴローが蘭子をほおっておけるわけがありません。ゴローは蘭子から25年前に起こったサンダー貿易の贈収賄および詐欺事件に関する詳細を聞き、表は不良ジャーナリストだけど、実は大企業のトラブルを処理している「サンライズ出版」の社長・南(リリー・フランキー)に接触していきます。さて、ゴローたちは蘭子と共にどう事件に関わっていくのか? 第2回ではいよいよ主軸となる事件の捜査がスタートするのでワクワクしますね!
2017年07月20日舘ひろしが主演を務め、黒木瞳が妻役で出演し20年ぶりの共演を果たす映画『終わった人』。『リング』『仄暗い水の底から』などを手掛ける中田秀夫監督が初のコメディ映画に挑戦した本作に、この度、広末涼子がヒロイン役として出演することが決定した。大手銀行の出世コースから 子会社に出向、転籍させられ、そのまま定年を迎えた田代壮介。仕事一筋だった彼は途方に暮れた。美容師の妻・千草は、後ろ向きな発言しかできなくなった壮介に距離を取り始める。このまま老け込むのは不味いと感じた彼は、スポーツジムで体を鍛え直すことにした。しかし、満たされない。「俺はまだ終われない。どんな仕事でもいいから働きたい」と職探しをするが、いくら高学歴とはいえ特技もない定年後の男に職などそうない。だが、ある人物との出会いが、彼の運命の歯車を回す──。本作は、大河ドラマ「毛利元就」、連続テレビ小説「ひらり」など、数々の作品の脚本を手掛けた内館牧子原作による同名ベストセラー小説の映画化。主演の舘さんが、大手銀行のエリートコースを外れ、子会社で定年を迎え、世間から「終わった人」と思われてしまう主人公・田代壮介を演じ、かつての輝きを失った夫と向き合えない美容師の妻・千草役を黒木瞳が扮する。そんな本作に新たに出演することが決定したのは、月9ドラマ「貴族探偵」で事件のキーマンとして出演し、新垣結衣と瑛太のW主演映画『ミックス。』への出演も決定している広末さん。今回彼女が演じるのは、壮介が定年後に大学院受験をするために通う、カルチャースクールの受付嬢・浜田久里。男性なら誰しもがドキッと勘違いしてしまうちょっと天然の入った言動をする美女で、壮介と同郷の岩手県出身。上京して長いが、盛岡弁で童話を執筆しているため方言が出てしまうという人物。妻・千草に相手にされない壮介は、そんな久里の魅力に下心が揺らいでしまい恋を…!?今回主演の舘さんと初共演となる広末さんは、「あぶない刑事」が大好きで、小さいころ走り方を真似していたそうで、「今回お会いして、いい意味で印象が違っていて驚きました。もっと大御所でクールな感じかと思っていたら、すごく演技に対して熱意があって、1シーンを監督たちと作り上げていく、その謙虚さが素敵でした」と印象を語り、「舘さんのかっこよくて素敵な部分だけじゃない役作りと、男性の下心のキュートさが、これからどう作品に描かれるのか、とても楽しみです」と期待を寄せる。また自身の役については、「わたしにとってはとても難しい役。いわゆる愛人でもなく浮気相手でもなく、彼女としては、男性に作為的ではなく距離感を縮めていく。その女性像を、すごく細かく中田監督と合わせて作っていっています」と言い、年齢差のある恋愛についても「私にはすごく難しい。舘ひろしさん演ずる壮介に恋心をどう抱いてもらえるかは、男性目線がわからず不安があります」とコメント。一方舘さんは広末さんについて「とても素敵な方で、共演していてとても楽しいです」と話し、役柄としては「ちょっと押され気味です(笑)」と明かしている。さらに、壮介と千草の娘・山崎道子役に臼田あさ美、千草のいとこでありイラストレーターの青山俊彦役に田口トモロヲの出演も決定した。『終わった人』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年07月13日ドラマ「ハロー張りネズミ」第1話特別試写会&舞台挨拶が10日に都内で行われ、主演の瑛太のほか、共演の深田恭子、森田剛(V6)、山口智子、大根仁(脚本・演出)が登壇した。本作は、「島耕作」シリーズでお馴染みの弘兼憲史の同名マンガが原作。下町を舞台に、「あかつか探偵事務所」の面倒な案件ほどやりたがるという一風変わった探偵「ハリネズミ」こと七瀬五郎とその仲間たちが、人情味あふれた哀しい事件や想像を超えた難事件などに挑む姿を描く。主演を務める瑛太さんは「いままでにない新しいドラマが出来上がったと思います」と自信をのぞかせると、「1シーンで撮る量が尋常でない」とぼやいたり、深田さんと共にゲスト出演者のリリー・フランキーのアドリブに笑わされ、「何十テイクもやってスタッフさんが凍り付いた」と明かすなど、撮影エピソードを面白おかしく紹介。また、五郎の相棒“グレさん”こと木暮久作役の森田さんの「素性を知りたかった。森田さんの内面、生活感、全部を聞き出してやりたかった」という瑛太さんは、「最初はタジタジでしたが、いまは結構何でも話せる仲で、(これくらい仲が良いのは)芸能界の中で僕一人なんじゃないかな」と推測すると、「うれしくて、いま幸せです」と充実した表情を見せた。すると森田さんも「絶対誰にも言えないこととかも話せるんですよね。だから全部を知ってもらっている」と喜んでいた。そのほか、浜松ロケでは深田さんが突然餃子100個を焼いて差し入れをしたというエピソードを紹介したり、山口さんが「最年長ということもありレトロ担当なので、ドリフ的なギャグやコント、バブル後期のネタもやらせていただくので、楽しみにしてください」と呼び掛けた。その後、締めのあいさつを求められた瑛太さんは、「人のためにする土下座はありなんじゃないかな」と劇中で土下座をする五郎さながらの思いをぶつけると、アドリブでいきなり土下座を披露し、「是非、『ハロー張りネズミ』見て下さい!!」と懇願し、会場を沸かせた。ドラマ「ハロー張りネズミ」は7月14日より毎週金曜日22時~TBSにて放送。(初回15分拡大スペシャル)(text:cinemacafe.net)
2017年07月10日ここ数年、すっかり視聴率が低迷しまったく打開策が見当たらないフジテレビ。かつては金看板だった「月9枠」を始めとした各ドラマも振るわない。 「7月クールの月9は山下智久(32)主演の人気シリーズ『コード・ブルードクターヘリ緊急救命』。以前のシリーズは高視聴率を記録しており、全話平均視聴率13・0%以上は取れるものと見込まれています。ただここ最近の月9は、全話平均2ケタに届かない有様。それだけに、局内でも『なんとか挽回を……』と今作にすがる声が大きいです」(フジテレビ関係者) ドラマ班が振るわない中、いま、勢いがあるのが同局の映画班だというのだ。 「製作に携わった邦画が、3月の公開作から立て続けにヒットしているんです。3月に人気少女コミックを実写化した『ひるなかの流星』、4月に人気コミックを実写化した『帝一の國』、6月には社会現象にもなったドラマの劇場版『昼顔』を公開。いずれの作品も邦画のヒットの基準となる興行収入10億円を楽々突破しています。『帝一』と『昼顔』は20億に迫る勢い。10月には新垣結衣(29)と瑛太(34)がW主演の卓球映画『ミックス。』が公開されますが、こちらもヒットが見込める作品です」(映画業界関係者) 好調の理由は局内での“対抗心”もあるというのだ。 「以前も人気ドラマを映画化した『踊る大捜査線』や『HERO』が大ヒットしていましたが、局内ではどうしても花形であるドラマ班の下の扱いでした。しかし、ドラマ班はいつまでもバブル気分が抜けず浮世離れしていた。それに対して映画班は『ドラマ班に負けるな!』と、このご時世に流行るテーマや出演者をきちんと分析して準備してきたんです。局内からは『まさか映画班が稼いで、ドラマ班が食いつぶす日が来るなんて……』と驚きの声も出ています」(別のフジテレビ関係者) ドラマ班の巻き返しなるか。
2017年07月09日笑福亭鶴瓶と「ViVi」モデルのemmaが司会を務め、友人や関係者への徹底取材からゲストの素顔に迫るバラエティー「A-Studio」。その7月7日(金)今夜放送回のゲストに金曜ドラマ「ハロー張りネズミ」から俳優の瑛太がゲストで出演する。モデルとしてデビューすると2003年放送のドラマ「WATER BOYS」で注目を浴び、「アンフェア」「のだめカンタービレ」などの人気作に立て続けに出演。2008年には大河ドラマ「篤姫」で肝付尚五郎役を演じ若者だけでなく全世代にわたって高い支持を獲得。2009年には『ディア・ドクター』で日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞したほか、同年公開の『余命1ヶ月の花嫁』などの演技で、報知映画賞、ブルーリボン賞など数々の映画賞を受賞。2010年には歌手の木村カエラと結婚。昨年も『殿、利息でござる!』や『土竜の唄 香港狂騒曲』が公開、話題を呼んだ瑛太さん。俳優としてだけでなく月刊誌「GINZA」ではカメラマンとして菅田将暉、野村周平ら「年下の男」たちを撮影する連載を持つなど多彩な一面をみせる瑛太さんだが、番組では「笑ってと雑誌の撮影で言われても笑えなくて」笑顔が不自然になってしまうと告白。そんなときの驚くべき解決法とは!?また野田秀樹や宮藤官九郎の舞台で共演した「怒髪天」の増子直純らに取材、瑛太さんの素顔が明らかになっていくほか、主演ドラマ「ハロー張りネズミ」の裏話なども語られる。瑛太さんが一風変わった探偵「ハリネズミ」こと七瀬五郎を演じて主演を務めるTBS金曜ドラマ「ハロー張りネズミ」は7月14日(金)22時から放送開始。「島耕作シリーズ」でお馴染みの弘兼憲史の同名コミックを原作に、『モテキ』や『バクマン。』の大根仁が、初のゴールデン・プライム帯のドラマの脚本&演出を務める本作。東京都の板橋区・下赤塚にひっそりと佇む「あかつか探偵事務所」。お気楽所員の五郎(瑛太)とグレ(森田剛)は、事務所の下にあるスナック「輝」にて、今日ものん気にバイトの萌美にちょっかいを出す日々。そんなとき、天井からドンドンと音が響く。さらに3回ドンドンドンと響き、イコール依頼の合図だと 気付いた五郎とグレは、急ぎ事務所へ。昼間から酎ハイを片手に持った所長のかほる(山口智子)に悪態をつかれながら迎えられ、2人は事務所に尋ねてきた依頼主のもとへ。そこで依頼主である川田から、1か月前に亡くした娘を探してほしいと無理難題を言われ…。瑛太さんのほか、深田恭子、森田剛、山口智子、伊藤淳史、吹越満、ムロツヨシ、國村隼ら豪華俳優陣の共演も見ものだ。瑛太さんの素顔に迫る「A-Studio」は7月7日(金)23時~TBS系で放送。(笠緒)
2017年07月07日「深キョン、きれい……」と居合わせた主婦たちから次々とため息がーー。 6月中旬、都内で行われていた7月開始のドラマ『ハロー張りネズミ』(TBS系)のロケ。舞台となった商店街では、午前9時ごろから主演の深田恭子(34)や瑛太(34)らを見るために50人以上の住民が集まっていた。なかでもギャラリーの注目を集めていたのは深キョン。実は彼女、ここへきて男性だけでなく女性からの人気も高まってきているという。 「深田さんは昨年7月に2冊の写真集を出しましたが、女性をターゲットにした『This is me』は大ヒットを記録しています。またインスタグラムアカウントのフォロワー数は150万人を突破していますが、支持層の多くも若い女性層みたいです」(ファッション誌関係者) 人気急上昇には、深キョン自身の“変化”が大きく関係しているようだ。 「彼女は30代になって体作りを一から見直しました。単にダイエットで体重を絞るのではなく、筋力をつけて基礎代謝をアップ。『女のコの憧れ』といわれる理想的な体になりました。仕事の関係者からも『年齢を重ねるにつれてキュートさに磨きがかかっている』と褒められ、大人カワイイ女優のポジションを確立しています」(前出・ファッション誌関係者) さらに深田は、精神面でも大きく変わったという。 「最近の彼女は『みんなに好かれたい』と言うようになりました。昔はそんなこと言わなかったので『大人になったね』と噂しています。“天然系”と言われていた若いころと違って変に着飾らないし周囲にも気を配るようになっています」(前出・ファッション誌関係者) そうした内外の変化が同性に好かれる雰囲気を醸し出す力となっているのだろう。冒頭のロケ現場でも深田への歓声は瑛太以上!また近くの大衆料理店でも彼女を絶賛する声が。 「この前も撮影の合間に、瑛太さんらと深田さんが来ていました。彼女は食事中も役作りについて話し合っていて、さらには主演の彼を立てるような発言も連発。それを観ていて『真剣にドラマを作っているな』と感心しました」(居合わせた客) 撮影を終えて出てきた際、集まっていたギャラリーの若い女性が深田に声をかける。だが彼女は嫌な顔もせず「ありがとうございます」と会釈。そうした“神対応”に、まわりの主婦たちも「やっぱりいい子ね〜」と笑顔になっていた。34歳となり、気負いのようなものが取れた深田。20代のころとは違う自然体な感覚が今の彼女を輝かせているようだ。
2017年06月23日瑛太、深田恭子、森田剛、山口智子ら豪華俳優陣を迎え、7月よりスタートするTBS金曜ドラマ「ハロー張りネズミ」に、伊藤淳史、吹越満、ムロツヨシ、國村隼といった豪華俳優陣の出演が決定。それぞれの役どころとコメントが到着した。東京都の板橋区・下赤塚にひっそりと佇む「あかつか探偵事務所」。お気楽所員の五郎とグレは、事務所の下にあるスナック「輝」にて、今日ものん気にバイトの萌美(片山萌美)にちょっかいを出す日々。そんなとき、天井からドンドンと音が響く。さらに3回ドンドンドンと響き、イコール依頼の合図だと気付いた五郎とグレは、急ぎ事務所へ。昼間から酎ハイを片手に持った所長のかほるに悪態をつかれながら迎えられ、2人は事務所に尋ねてきた依頼主のもとへ。そこで依頼主である川田から、1か月前に亡くした娘を探してほしいと無理難題を言われ…。1980年から1989年に「週刊ヤングマガジン」(講談社)にて連載された弘兼憲史の同名マンガを原作に、『モテキ』『バクマン。』などのヒット作を手掛けた大根仁が、ゴールデン・プライム帯のドラマで初めて脚本・演出を務める本作。舞台は東京都板橋区の下赤塚にひっそりと事務所を構える「あかつか探偵事務所」。誰も引き受けたがらない面倒な案件ほどやりたがる、という一風変わった探偵「ハリネズミ」こと七瀬五郎を瑛太さんが演じ、そのほかミステリアスなヒロイン・四俵蘭子役を深田さん、五郎の良き相棒・“グレさん”こと木暮久作役を森田さん、「あかつか探偵事務所」の所長を山口さん、謎の美人霊媒師役を蒼井優、裏社会に通じる情報屋役をリリー・フランキーが担当。このたび、依頼人や疑惑の人物など物語の重要な鍵を握る人物を演じる4人の新キャストが発表。川田運送の初代社長で、身内に不幸があり、無茶な依頼をゴローたちに頼むことになる川田役を伊藤淳史が演じる。「主演の瑛太さんや大根監督とは初めてなのですが、一緒にいいものを作っていけるよう全力で頑張っていきたいと思います」と意気込みを寄せた。「サンダー貿易」元秘書課長の仲井役の吹越満は「静かで緻密、妥協を許さないしつこい大根演出(笑)。大変刺激になりました。リリーさんのウィーンガシャン『ロボ・コップ演芸』のアドリブ、あそこで来るとは!うれしかったです」とふり返った。あるヒミツを抱える群馬県の県議会議員候補・伊佐川良二役には、独特の芝居で高い人気を誇るムロツヨシ。大根監督からは初めてのオファーであり、しかも、瑛太さんとは初映画『サマータイムマシン・ブルース』以来の共演だそうで「瑛太とバチコンやり合いました」と喜びも一入の様子。探偵事務所のある下赤塚の中華屋で働く無口な調理人・栗田精二役に國村隼。「今回は初めての大根仁監督との現場です。とてもパワフルでハードな仕事になりそうで、いまからドキドキしています」と期待をつのらせた。金曜ドラマ「ハロー張りネズミ」は7月、毎週金曜日22時~TBSにて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2017年06月09日石川佳純・吉村真晴ペアが48年ぶりの世界卓球金メダルを獲得したことでも話題を集める“男女混合ダブルス”を題材に、新垣結衣と瑛太のW主演で描く新感覚ロマンティックコメディ『ミックス。』。本作に、モデルで女優の中村アンが“黒髪おかっぱ”のまるで別人のような姿で出演していることが判明、吉田鋼太郎とペアを組むことが分かった。母のスパルタ教育により、かつて“天才卓球少女”として将来を期待された28歳独身・多満子(新垣結衣)。母の死後、普通に青春を過ごし、普通に就職する平凡な日々を送っていたが、会社の卓球部のイケメンエース・江島(瀬戸康史)に告白され付き合うことに。ついにバラ色の人生が! と思った矢先、新入社員の美人卓球選手・愛莉(永野芽郁)に江島を寝取られてしまう。人生のどん底に落ち、逃げるように田舎に戻った多満子。亡き母が経営していた卓球クラブの再建と、打倒“江島・愛莉”ペアを目標に、ケガで引退した元日本ランカーのプロボクサーの新入部員・萩原(瑛太)と混合ペアを組むことに!日本卓球界に久々の金メダルをもたらしたことでも注目を集める男女混合ダブルス(=ミックス)。本作では、「ラブ」「スポーツ」「コメディ」という3つのジャンルを、脚本家・古沢良太と監督・石川淳一という「リーガル・ハイ」「デート~恋とはどんなものかしら~」を手掛けたコンビにより表現。不器用でどこか欠点だらけの登場人物たちが卓球を通じて小さな“奇跡”を起こし、恋と人生の再生に進む姿が描かれていく。そんな本作に参戦することになった中村さん。モデルとして、エムオン・エンタテインメント「and GIRL」と集英社「BAILA」でレギュラーモデル、集英社「MAQUIA」では連載を務め、年間20冊以上の雑誌で表紙に掲載される人気者。近年では「女性が憧れる芸能人の体型ランキング」で1位に選ばれるなど、その体型維持やライフワークが支持され多くの女性ターゲット商品のCMでも知られる。現在は、日曜劇場「小さな巨人」に横沢亜美役で出演中で、 2015年10月クールの「5→9~私に恋したお坊さん~」(CX)から始まりTBS「家族ノカタチ」、KTV「お義父さんと呼ばせて」、NTV「世界一難しい恋」、CX「営業部長 吉良奈津子」、NTV「レンタル救世主」、 CX「突然ですが、明日結婚します」そしてTBS「小さな巨人」と7期連続で各キー局の連続ドラマに出演しており、女優としても大活躍中。「私は警察官の役で、上司役の吉田鋼太郎さんとペアを組み、新垣結衣さん・瑛太さんのペアと戦います。黒髪のおかっぱ姿で出演していて、普段の私とは違う姿を見せることができたと思います」と中村さん。「笑いあり、涙あり、恋愛あり、気がついていないだけで大切な人は意外と近くにいる!? と思わせてくれる素敵なロマンティックコメディです。是非、劇場で観ていただきたいです」と、期待が高まるコメントを寄せている。『ミックス。』は10月21日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミックス。 2017年秋 全国東宝系にて公開(C) 2017 フジテレビジョン
2017年06月05日『まほろ』シリーズや『舟を編む』の原作者・三浦しをん最大の問題作を、大森立嗣監督が映画化する『光』。このほど、25年前におきた殺人事件の秘密をめぐるサスペンスから、井浦新、瑛太、長谷川京子、橋本マナミの鬼気迫る熱演が垣間見られる場面写真が一挙に解禁となった。東京の離島、美浜島で暮らす中学生の信之は、同級生の美花と付き合っている。ある日、島を大災害が襲い、信之と美花、幼なじみの輔、そして数人の大人だけが生き残る。島での最後の夜、信之は美花を守るため、ある罪を犯し、それは2人だけの秘密になった。それから20年。妻(橋本マナミ)とひとり娘と共に暮らしている信之(井浦新)の前に輔(瑛太)が現れ、過去の事件の真相をほのめかす。信之は美花(長谷川京子)を守ろうとするが…。東京の離島・美浜島で暮らす少年たちに突然襲いかかった天災。直後に発生した津波の猛威は、島での暮らしと共に、彼らだけが知る“ある秘密”をも飲み込んでしまった。そして25年の月日が経ち、舞台は東京へ。大人になった彼らのもとに、消え去ったはずのあの“秘密”が訪れる。過去の秘密が新たな秘密を生み出し、関わる人間たちを追い込み、本性をむき出しにさせる。大人になり東京で美しい妻と可愛い娘と、どこにでもある幸せな家庭を手にし、平穏に暮らす信之役には、井浦さん。その信之の元に25年ぶりに現れ、島で起きた秘密をほのめかす島の幼馴染の輔役には瑛太さん。かつて信之と交際し、そして大人になったいま、女優として大きな成功を収めている美花役には長谷川さん。そして、夫である信之にある秘密を抱えている美しい妻・南海子役を橋本さんが演じる。「最も化学反応を起こせたのが瑛太くんでした」と語る信之役の井浦さん。「彼と芝居がしたいと前々から大森監督に言っていた分、この座組でナニかが起きないわけがないとは思っていましたが、彼のポテンシャルは想像以上、互いに後ろを顧みない変化球なしの真っ向勝負の連続は、どのシーンも何が起きるか、どこに向かうのか、まったく予測なんてできません。芝居が終われば心には辛さが残りましたが、微かに全部出し切った心地良さもありました」と、その手応えを熱く語る。一方の瑛太さんも、「もともと大好きだった井浦新さんとの共演はとにかく刺激的で芝居の新たな面白さを教えていただいた。新さんが演じる信之の内側にある凄まじい熱量と冷酷さは、原作、台本を超越していた」と語っており、お互い望み続けた共演が本作にて実現し、計り知れない化学反応が巻き起こっている様子だ。届いた場面写真からも、井浦さんの冷たい熱情、瑛太さんが見せる優しい怪物性、長谷川さんが体現する狂気と美、橋本さんのどこか疲弊したような母性と色気が、ひしひしと伝わってくる。過去の秘密により、4人の本能が徐々に剥き出しにされていく本作。これらの写真から、その狂気を感じ取ってみて。『光』は11月下旬、新宿武蔵野館、有楽町スバル座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月02日女優の新垣結衣と、俳優の瑛太がW主演を務める映画『ミックス。』(10月21日公開)の特報映像、およびポスタービジュアルが25日、公開された。同作は、脚本家・古沢良太によるオリジナル作品で、古沢が脚本を手がけたドラマ『デート~恋とはどんなものかしら~』『リーガル・ハイ』シリーズの石川淳一監督がメガホンをとる。新垣は、恋と仕事に敗れた元天才卓球少女のアラサーOL・富田多満子を演じ、瑛太は夢に敗れて家族も失った元プロボクサー・萩原久を演じる。2人が男女混合ペアの卓球競技”ミックス”で全国大会に挑戦することとなる。ポスターは、卓球ラケットを挟んで微笑む元天才少女・多満子(新垣)と、元プロボクサー・萩原(瑛太)の複雑な表情が対照的に配置されており、物語を想像させるビジュアルになっている。特報映像は彼氏の浮気現場に遭遇してしまった新垣の叫びから始まり、卓球シーンもお披露目となった。男女混合ダブルスペア=ミックスを結成した2人が試合を通して人生と向き合う様が、豪華キャスト陣のコミカルな演技とともに描かれる映像に。また、特報のラストでは新垣のコメディエンヌとしての新境地とも言えるコミカルな演技を見せている。
2017年05月25日「オレンジデイズ」以来、13年ぶりにTBSドラマに主演する瑛太、さらに深田恭子、森田剛、山口智子らの共演で贈る7月期の金曜ドラマ「ハロー張りネズミ」。このたび、「ロッチ」中岡創一と、“神ボディ女優”として注目を集める片山萌美の出演が明らかになった。本ドラマは、1980~89年にわたり「週刊ヤングマガジン」(講談社)にて連載された弘兼憲史の同名マンガが原作。舞台となるのは、東京都の板橋区・下赤塚にひっそりと佇む「あかつか探偵事務所」。所長のかほる(山口さん)のもと、“ハリネズミ”こと七瀬五郎(瑛太さん)とグレこと木暮久作(森田さん)が、誰も引き受けたがらない面倒な案件に首を突っ込んでいく。映画『モテキ』『バクマン。』などのヒット作や、ドラマ「まほろ駅前番外地」を手がけた大根仁監督が、ゴールデン・プライム帯のドラマで初めて脚本・演出を務める本作。“探偵ドラマ”というジャンルに属していながら、人情モノもあれば、殺人ミステリー、超常現象、ホラー、国際犯罪、歴史ミステリーまで、まさに“ジャンルレス”な展開を豪華出演陣によって見せていく新感覚ドラマ。そんな本作で、TBSドラマ初主演となる中岡さんが演じるのは、瑛太さん演じる主人公・五郎(ゴロー)や、森田さん演じるゴローの相棒・グレが所属する「あかつか探偵事務所」の階下にあり、ゴローとグレが入り浸るスナック「輝(キララ)」のマスター役。基本的に無気力な年齢不詳の独身中年で、私生活などは謎に包まれているという。また、片山さんが演じるのは、「輝」のバイト従業員・萌美。普段から露出の多い格好をしており、ゴローとグレからはたびたび下心満載(セクハラ!?)にちょっかいを出されている。普段は温厚だが、ときどき激情家の一面を発揮し…。中岡さんは、瑛太さんをはじめとする豪華共演者のなかにあって、「まだセリフの数は少ないのですが、リラックスしてやらせてもらってます」とコメント。「同じシーンでご一緒した瑛太さんと森田さんは、オフから急にオンになるところにびっくりしました。さすが役者さんだなと。ギャップがすごいですね。瑛太さんたちが活躍される探偵ドラマという部分はもちろん、大根監督が萌美ちゃんの胸に尋常じゃないほど執着して撮影していたので、そういう部分も見どころだと思います(笑)」とアピール。一方の片山さんは、「クランクイン前はすごく緊張していたのですが、みなさんが作り出す穏やかな空気にリラックスして臨めました」と安堵のコメント。「1話の中に私たちがいるスナックの場面が2シーンほどあるのですが、そのシーンがある意味キーになると思うので、注目して見ていただけたらと思います」と、本来の見どころ(?)を語ってくれた。金曜ドラマ「ハロー張りネズミ」は 7月より毎週金曜日22時~TBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年05月02日