映画『友罪』(5月25日公開)の公開記念舞台挨拶が26日、都内映画館で行われ、生田斗真、瑛太、夏帆、山本美月、富田靖子、佐藤浩市、瀬々敬久監督が登場した。同作は薬丸岳による同名小説を実写映画化し、『64-ロクヨンー前編/後編』の瀬々敬久監督がメガホンを取る。ジャーナリストの夢に破れて町工場で働く益田(生田)と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木(瑛太)。2人は心を通わせていくが、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始める。少年犯罪の"その後"、そして極限の友情を描く物語となる。生田は冒頭から「この作品には僕たちの願いというものがたくさん込められています。たくさんの方に届いて欲しいと思いますし、特にこれから日本の社会を支えていくような若い世代の方々にご覧になっていただいて、友情とは何か、そういったことを議論するきっかけになっていたければ」と熱い思いを語る。佐藤はW主演の2人について「この役を自分の中に一回入れて吐き出すという瞬間の吐き気、そんなものを2人とも重々わかって吐き出してるんじゃないのかなというのは、完成した時に思いました」と表現した。対して生田が「浩市さんは撮影が終わられても、撮影現場にずっと残って本当に楽しそうにしてらっしゃって……」と明かすと、佐藤は「アホみたいじゃない!」と苦笑。生田「映画の世界が大好きな方なんだなと思ってすごく嬉しかったんですよ。ずっとウロウロしてる」と振り返り、和やかな様子を見せた。一方、瑛太は「達成感のようなものはないですけど、吐き出すことはできました」と振り返る。「結構、暴力を受けるシーンが多かったんですけど、本当にパンチが当たったりとか……」と撮影中の苦労を語った。もしこの2人で次回作を撮るとしたら? という質問に、瀬々監督は「次は立場を逆転して、ショーン・ペンの『デッドマン・ウォーキング』という映画が好きなんですけど、生田斗真さんが死刑囚で、それを見る拘置所の刑務官を瑛太さんにやってほしい」と希望。また重厚なテーマに、生田が「2人でよく話すんですけど、次やるならもう少しポップなものがいいね、と。ちなみにですけど! ありがたいんですけど!」とささやかに希望を述べると、会場からも笑いが起こっていた。
2018年05月26日「嵐」がゲストとともにトークやゲームで盛り上がるバラエティー「嵐にしやがれ」の5月26日(土)放送回は、ゲストに『友罪』映画で共演した俳優の生田斗真と瑛太を迎えてお届け。2人が松本潤の「MJ倶楽部」で“究極のラーメン”作りに挑戦する。俳優メインの“異色ジャニーズ”として『人間失格』『源氏物語 千年の謎』『僕等がいた』シリーズに『脳男』と多彩な作品に出演。同じ刑事役でも『土竜の唄』シリーズの泥臭い潜入捜査官から『秘密 THE TOP SECRET』で演じた最先端の科学捜査に携わる警視正まで幅広く演じ、『予告犯』では一転してサイバー犯罪集団の主犯を演じるなど、確かな演技力で作品に深みをもたらす俳優・生田さん。『余命1ヶ月の花嫁』では乳がんに侵されたヒロインの恋人を演じ多くの観客を感涙させ、『ディア・ドクター』では日本アカデミー賞優秀助演男優賞に輝くなどその実力を内外に知らしめた。また「のだめカンタービレ」や「まほろ駅前」シリーズなどの人気シリーズの立役者として、また今年の大河ドラマ「西郷どん」では大久保利通を演じるなど活躍の場を広げ続ける瑛太さん。今回2人は松本さんの人気企画「MJ倶楽部」に出演。超一級の食材を集めた究極のラーメン作りに挑む。コスト度外視で最高の食材を集めれば本当においしいラーメンができるのか…というわけで男三人が築地出没、最高の食材を探すことに。果たして彼らが作り上げるラーメンの味は!?またデビュー25周年を迎えた「TRF」はメンバーも仰天する意外すぎる過去映像や、プロデューサー・小室哲哉氏の秘話などを明かしてくれる。さらに誰が一番盛り上げられるかDJバトルでは「嵐」が赤っ恥。こちらもお楽しみに。生田さん、瑛太さんが共演し、凶悪犯罪を犯した少年犯罪者のその後に深く切り込む映画『友罪』は全国公開中。ジャーナリストの夢に破れて町工場で働き始める益田(生田さん)と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木(瑛太さん)。鈴木は周囲との交流を避け、過去を語りたがらない影のある人物だが、同い年の2人は次第に打ち解け、心を通わせていく。だが、あるきっかけと行動で、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始め…という物語で、夏帆、山本美月、富田靖子、佐藤浩市らも脇をかため重厚感ある映像を生み出した。「嵐にしやがれ」は5月26日(土)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:友罪 2018年5月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2017映画「友罪」製作委員会 ⓒ 薬丸岳/集英社
2018年05月26日生田斗真、瑛太共演で贈る、壮絶なヒューマンサスペンス『友罪』が5月25日(金)より全国公開される。その衝撃的な内容だけに、すでに各方面から注目が集まっているが、そんな本作のみどころや、制作秘話をここでまとめてお届け!■あらすじジャーナリストの夢に破れて町工場で働き始める益田と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木。鈴木は周囲との交流を避け、過去を語りたがらない影のある人物だが、同い年の2人は次第に打ち解け、心を通わせていく。だが、あるきっかけから、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始め…。■薬丸岳のミステリー小説が原作かつて世間を震撼させた事件を起こした少年犯の“その後”を描いた、薬丸岳のミステリー小説「友罪」の実写映画化となる本作。デビュー作で江戸川乱歩賞を受賞し、ミステリー界の若手旗手として注目された薬丸氏は、2016年には吉川英治文学新人賞も受賞。本作の原作小説でも実在の事件に着想を得て、犯罪被害者と加害者、また少年犯罪など、重厚なテーマを人間ドラマで読者の心を揺さぶりながら、エンタメ性の高いミステリーで魅了している。■キャスト『64 -ロクヨン-』の瀬々監督のもと、友を想い、互いに疑心や後悔と向き合い葛藤する難役に挑むのは生田さんと瑛太さん、2人の主演を始め、実力派キャストが揃っている。夢破れた男・益田役/生田斗真映画や舞台での活躍も目覚しく、2017年の「ウディネ・ファーイースト映画祭」ではトランスジェンダーの女性役を熱演した主演作『彼らが本気で編むときは。』が最高賞となる観客賞を受賞した生田さんが、かつてジャーナリストを目指していた益田を演じる。最近では、広瀬すずとの純愛ラブストーリー『先生! 、、、好きになってもいいですか?』も公開され、2019年の大河ドラマ「いだてん ~東京オリムピック噺~」もクランクインしたなか、かなりテイストの異なる作品なだけに、どのような演技が見れるのか大きな注目が集まっている。かつての「少年A」…鈴木/瑛太『殿、利息でござる!』や、前回の瀬々監督とのタッグ作『64 -ロクヨン-』での演技も記憶に新しい瑛太さんが、本作では過去に重罪を犯し世間を騒然とさせた「少年A」ではないかと益田に思わせる、闇を抱えた青年を演じている。ともに心に闇を抱え、大きな罪に囚われ続けながらも、同じ時間を過ごす中で心を通じ合わせていく2人の友情、また疑心や後悔に囚われた人間模様を、圧倒的にリアルな演技で挑む。2人を支える強力なキャスト陣主演の2人を支えるキャストも強力な布陣が集結。息子が過去に犯した事件がきっかけで一家離散し、日々贖罪に向き合うタクシー運転手・山内修司役に、『感染列島』『ヘヴンズ ストーリー』『64 -ロクヨン-』以来、4作品目の瀬々監督作品出演となる佐藤浩市。さらに、あるきっかけで鈴木に助けられ、次第に好意を抱いていく藤沢美代子役には、『海街diary』では第39回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した夏帆が演じる。本作でも、かつてAV出演を強いられた過去を持つ女性という難役に体当たりで挑んでいる。益田の元恋人であり、彼のジャーナリストとしての再起を願う杉本清美役に、モデルとしてだけでなく『少女』『ピーチガール』など話題作で次々主演を務める山本美月も出演しており、世代を問わず日本映画を支え続ける実力派キャストが集結した。■生田斗真が号泣…そして瑛太に謝罪…?予告をチェック元週刊誌ジャーナリストの益田と、他人との交流を頑なに避ける鈴木。そんな2人が仲良くカラオケを楽しむ姿から予告はスタート。しかし、すぐさま空気は一変。益田は、鈴木がかつて世間を震撼させた少年Aだと疑いはじめる。それに留まらず、2人に加えて加害者の父親として日々贖罪に向き合うタクシー運転手・山内や、AV出演を強いられた壮絶な過去を持つOLの藤沢、益田の元恋人でジャーナリストの杉本、鈴木の少年院時代の担当法務教官・白石(富田靖子)らの姿も見ることができる。そしてラストでは「抱えるしかないだろ。あいつらは死んで…。だけど俺たちは生きてる」と益田がつぶやき、意味深に微笑む鈴木と、咽び泣き鈴木に謝罪する益田の姿が。一体、彼の涙の訳とは…。■監督から雨男扱いされてしまう生田さん本作の完成披露試写会にて、瀬々監督から“雨男”扱いされてしまった生田さん。瑛太さんも「撮影時も結構、雨が降ったりして…。」と語り、さらに試写会当日も小雨が振るという徹底っぷり。監督も「晴れのシーンを撮ろうとギリギリまで待ったが、最後の最後まで雨だった」と生田さんの“雨男ぶり”を激白。すると会場にいる記者が一斉にキーボードを叩き始め、生田さんは「記者の皆さんも(キーボードを)カチャカチャしないで。風評被害が広がるから」と苦笑していた。■「この映画、ハッキリ言って問題作です!」「賛否両論巻き起こると思いますが、現場にいる全員が、尋常ではない覚悟をもって挑んだ作品」と意気込む生田さん。「俳優としても、最大限の表現をしなければと思った」と強い思い入れを話すと、「この映画、ハッキリ言って問題作です」と作品が持つ熱量を存分に語ってくれた。“少年A”という難役に挑んだ瑛太さんも「覚悟が必要だった」と回想。「衣装合わせの日に、瀬々監督から『僕が俳優なら、この役は受けない』って言われて(笑)。もちろん、犯罪は全面的に否定したいですが、脚本を読み、“少年A”に対してどこか光を感じてしまう部分も。演じる上では、それが大切だった」とふり返っていた。■生田さん&瑛太さん、特別授業にサプライズ登場!「少年犯罪」がテーマのひとつになっている本作。明治大学では生田さんと瑛太さん、そして瀬々監督がサプライズで「少年犯罪」を学ぶ大学生約100名らにサプライズ登場し、特別講義を行った。質疑応答の場では、「友達が犯罪を犯していたと知ったら、友達を続けるか」という質問が上がった。これに対し、生田さんは「一度2人の間で友情が芽生えたのであれば、関係を続けていきたいというのが本音だと思うけど、少し綺麗ごとのような気もするし、すごく難しいですよね」と語り、瑛太さんも「向き合うことはするかもしれないけど、警戒心が生まれてしまうのも確か」と意見を述べた。「心を許した友が、かつての凶悪事件の犯人だったら」――そんな答えの出ない極限のテーマに挑んだ『友罪』。2人の深層に生まれた “友情”を是非スクリーンでチェックして。『友罪』は5月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:友罪 2018年5月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2017映画「友罪」製作委員会 ⓒ 薬丸岳/集英社
2018年05月26日●「目を背けられない」という覚悟薬丸岳の小説を、俳優・生田斗真と瑛太のW主演で映画化した『友罪』が、5月25日から公開される。過去を背負った主人公が新たな環境で得た友達は、もしかしたら世間を揺るがせた事件の殺人犯だったのかもしれない……2人の関係を軸に、犯罪に関わる様々な人たちの物語が描かれる。難役にも多く挑戦する生田だが、今作では「この映画を作っても良かったのかな」「しんどいシーンが多い」と葛藤したという。一方で、エンタテインメントに関わる人間としての「使命感」もあったという生田に、同作についてインタビューした。○賛否両論はあると思った――もともと原作も読まれていたそうですが、どういうところに刺激を受けて、映画に出ようと思われたんですか?原作が発表された時に読んでいて、どういった形であれ、映像作品として残すべきものだなと思っていたところに、今回お声がけいただいて、参加させてもらうことになりました。原作の方は、神戸の事件がさらに色濃く描かれていますが、僕らの世代にとっては当時すごく衝撃的だったし、学校に行くのが怖かったなとか、いろいろなことを思い出しました。日本という国において、目を背けられなかった事件だと思うんです。何かの形でリアルにいろんな感情を受け取ったからこそ、僕らがエンタテインメントの仕事に関わってる以上、映画として残すべき、という使命感はありました。賛否両論は、あると思います。加害者をかばってることになるんじゃないかとか、いろんな意見が起きると思う。でも事件が起きてしまったという事実はあり、被害を受けた人、加害した人の人生は続いているわけで。目を背けられないという覚悟は、現場に広がっていたと思います。――生田さんは、いろいろな難しい作品に出られていると思いますが、この作品の難しいところはどのような点でしたか?やっぱり、観てくださるお客様にも、どうしても実際の神戸の事件がよぎっていくということでしょうか。とはいえ僕らが作っているのはドキュメンタリーではないし、「人間には光の部分も闇の部分もいろいろな面があるけど、こうあってほしい」という願いのようなものが込められてる映画になったのかな。――役としても、受け身な演技をすることが多いのかなと思ったのですが、演じる上での難しさはありましたか?よく「受け身の役は難しい」という話になるんですけど、瑛太は自然にこちらの感情を呼び起こしてくれる相手だったので、難しさはそんなに感じなかったです。彼の言葉や一挙手一投足にきちんと目を向けていればいい。やっぱりすごいなと思いました。いつ会っても刺激を与えてくれる、同志だと思います。●瑛太に対して「なんだあいつは」と思っていた○常に瑛太のことを思う役作り――瑛太さんとは、いつ頃から「同志」という感覚になっていたんですか?初めて会ったのは20代前半で、瑛太が初めて月9『ヴォイス~命なき者の声~』の主役をやる時でした。もちろんその前から彼の存在は知っていて、ギラギラして現状に満足していないオーラが出ていて、「なんだあいつは」と思っていました(笑)。初めて『ヴォイス』で一緒になった時に、月9の主役でいなきゃいけないという責任感と、役者・瑛太として自由に振る舞いたいという面を行ったり来たりしているように見えて。ちょっとでも支えてあげたいなと思ったし、いろんな現場をくぐり抜けてきている同年代の役者として、すごく魅力的に感じました。大人になって立場が変わってくるとは思うけど、根本の部分は変わってなくて、そういうところが魅力です。――特にここの瑛太さんに刺激された、という場面を教えてください。たくさんあるんですけど、公園で鈴木が自分の過去を告白するシーンは、特に、かな。瑛太が見たことのないような表情をしていたので、あまりないシーンになったと思います。思いついたことを、頭で考えるより先にポンとやれちゃう人なんですよね。画面からはみ出ちゃう、というのか。役者としては、一つのアングルの中で何かを表現しようとしがちなんですけど、瑛太は自由に表現する。かといって、奇をてらったことをやりたいというわけじゃなくて、役にそった形で表現していく人だと思います。――生田さんご自身は、演じた益田という人間を理解するために、心がけたことはありますか?常に瑛太のことを思う。その1点に絞られました。益田というキャラクターの視点を通してお客さんも映画に入ってきてくれると思うんですけど、そういう意味で、自分が鈴木のことをどう見ているかがすごく重要でした。○現場でも葛藤はあった――演じていて、しんどかったシーンなどは。ずっとしんどかったですね。軽いシーンはカラオケのシーンで、あの時だけは気が晴れる感じがしました。それも後で「ああ~……」ってなっちゃうんですけど(笑)。――生田さんと瑛太さんが逆の役でも観てみたいなと思ったのですが、鈴木役はいかがですか?監督も「この2人なら逆でも行けたんじゃないか」とおっしゃっていました。それは役者冥利に尽きる、ありがたいことなんですけど、鈴木というキャラクターは瑛太がやった方が絶対いいと思います。こっちがベストです!――かなり難しい作品でしたが、現場はやりやすい空気だったのでしょうか?オンオフのスイッチがあるとするなら、半押し状態が続いているような現場でした。キャストにもスタッフにも色々な感情が渦巻いていて、中には「この映画を作ってもよかったのかな」というものもあったと思います。自問自答しながらの撮影だったという記憶があります。辛かったですね。終わってからも達成感や、やりがいみたいなものは感じられなくて「良かったのかなあ」と話しました。あまりにもリアルだと思うし、悩みながらの撮影でした、いろんな覚悟とかが詰まった作品で、いつもとはまた違う使命感でした。――作中にはいろいろな立場が出てきて、人を殺めた人やその家族、被害者、そういう方達を俯瞰で見て生田さんが感じたことを教えてください。フィクションだけど、世界のいろんなところで起きてることだと思うんです。ニュースで事件を知ることはできるけど、その後関わった人がどういう思いで暮らしているのかはわからない。たまたま僕の周りに殺人事件に関わった人間がいないというだけで、これからも起こり得ることだと、すごく思いました。映画の中の世界の話ではなくて、自分にもそういう局面が出てくる可能性があると思うので、観た人の対話のきっかけにもなってほしいと思います。きっと、目を背けたいことばかりだと思うんですよ。血が出るとかの視覚的なことじゃなくて、「じゃあお前はどうするんだ」と常に聞かれてる感覚、「これはフェイクだけど、リアルだからね」と言われてる感覚というか。でもそれが僕らの役割だと思うんですよね。もちろん楽しくて、ハッピーな作品は僕も好きだけど、こういう作品を作る事も映画の役割なんじゃないかな? と思っています。■生田斗真1984年10月7日生まれ・北海道出身。96年~98年『天才てれびくん』に出演。以降舞台、映画、ドラマと幅広く活躍。2007年ドラマ『花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~』に出演し、一躍注目される。10年公開の映画『人間失格』で映画初出演にして初主演を務め、高い評価を受ける。主な出演作に映画『シーサイドモーテル』『ハナミズキ』(共に10)、『源氏物語 千年の謎』(11)、『僕らがいた 前篇/後篇』(12)、『脳男』(13)、『土竜の唄 潜入捜査官 REIJI』『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』(共に14)、『予告犯』『グラスホッパー』(共に15)、『秘密 THE TOP SECRET』『土竜の唄 香港狂騒曲』(共に16)、『彼らが本気で編むときは。』『先生! 、、、好きになってもいいですか?』(共に17)などがある。
2018年05月25日「原作を読んでいて、映像で残るべき作品だと思ったし、自分も何らかの形で参加したい、と思っていたので、オファーをいただいたときには、運命めいたものを感じました。監督から『フィクションやドキュメンタリーでなく、映画でやる以上は、見る人に希望を与えられたり、誰かの役に立てるものを描くのが使命』、と言われて深く賛同しました。撮影現場の熱量は、生半可なものではなかったです」 瑛太(35)とのW主演映画『友罪』(5月25日公開)の撮影をそう振り返る生田斗真(33)。生田演じる主人公・益田純一は、同じ町工場で働く鈴木(瑛太)と心を通わせるようになるが、やがて鈴木が17年前の凶悪事件の犯人“元少年A”だったことを知る。それがきっかけで益田自身も、学生のころに犯してしまった罪と向き合うことになり、激しく葛藤していく。 重厚なテーマを前に、撮影中はオンとオフの境目がわからなくなるほど、常に張りつめたものがあったという。 「自分に問いかけることも多かったですね。人と人とは長い時間をかけなくても、つながる瞬間がある。益田と鈴木のように、お互い罪を背負っていて、許してほしいし、許してあげたい、という気持ちになるような出会いというものもありえるんだろうなと」 生田自身にとっての、友達の定義とは? 「友達って自分の合わせ鏡みたいなところがあって、似た者同士が集まる気がします。今回共演した瑛太に関しては、常に自分に満足していなくて、枯渇しているような男でずっとギラギラしてる。彼に会うと『いかんいかん、俺は落ち着こうとしていた!』って気づかせてくれる。ちゃんと心がつなげる関係になるのって、本当の刺激をもらえるくらいにならないとダメなのかな、と思いますね」
2018年05月24日「撮影するまで、#MeTooについての関心はありませんでした」 こう語るのは、映画「私は絶対許さない」で初主演を務める平塚千瑛(31)だ。12年に開催されたミス・ユニバースジャパンのセミファイナリストにも選出されている平塚は、グラビアやモデルとしての活動が注目されている。 だが、今作では一転。15歳でレイプに遭ったことで、家族にも見捨てられた全身整形のSM嬢を演じる。特筆すべきは、今作は雪村葉子さんという実在する女性の“ノンフィクション”を描いているという点だ。平塚は「雪村さんの半生を演じて、わかったことがあります」と言う。 「性被害に遭った女性が声を上げることは、とても勇気の要ることだと理解しました。女性の意見は、男性社会では埋もれてしまう。そんな中、『おかしいものはおかしい』と勇気を出して声を上げた女性は讃えられるべきです。声を上げた女性が、ときに非難に晒されてしまうということが納得できません。私は#MeToo運動を尊敬しています」 自身も飲食店のアルバイトをしていた際、写真撮影で突然肩を組まれたことがあったという平塚。当初は驚いたが、「これがセクハラなのか、そうでないのか」と苦悩した過去を回想。そして、ひとつの答えを見つける。 「女性の立場が弱いから『肩を組むのは違う』と声を上げることができなかったんだと気づきました。『言ってもムダだ』って、社会が女性に思い込ませているようにも思います。だけど私は、そう思ってほしくないんです。イヤだと思うことに対して、イヤだって言ってもいい。きちんと声を上げる。#MeToo運動などを通して、ひとりひとりが声をあげる。その勇気こそが、女性の地位を高めることに繋がっていくと思います」 衝撃的な内容のあまり“問題作”とも形容される同作だが、今年1月には性犯罪が社会問題であるインドの「ノイダ国際映画祭」で審査員特別賞を受賞。セクハラや女子高生への淫行がニュースを賑わすいま、まさに“真打ち”となる今作。#MeToo運動と共に、「女性の地位向上のために意味のある映画」と平塚は期待する。 「今回の撮影で私は、壮絶な雪村さんの人生に打ちのめされました。演じていて、感情のコントロールが出来なくもなりました。それでも役に没頭できたのは、雪村さんの半生を伝えたいという使命感があったからです。実際に性犯罪に遭った方から、『演じてくれてありがとう』と涙ながらに握手して頂いたこともあります。思わず目を背けてしまうシーンもありますが、最後まで見届けてほしい。一人でも多くの方に観ていただき、雪村さんの心の傷を伝え、いまの社会にヒントを与えることがこの映画の使命だと思います」 東京では口コミが話題を呼び、6週にもわたるロングランヒットとなった今作。平塚も「男性は、雪村さんの体験したようなことがご家族に降りかかったら…と想像して感想を打ち明けてくれます。また女性が半数近くを占める上映日もありました。伝わってるんだなと、嬉しくて思います」とその実感を明かしている。 同作の上映は、大阪の第七芸術劇場や宮城の仙台セントラルホールでは今月25日まで。茨城の土浦セントラルシネマズでは引き続き上映中。以後、大分の別府ブルーバード劇場を筆頭に、京都の出町座、山口の萩ツインシネマ、神奈川の横浜シネマ・ジャック&ベティなど全国を巡映する予定。
2018年05月21日近日公開となる『友罪』で主演を務めた生田斗真と瑛太、そして瀬々敬久監督が5月14日(月)、明治大学にて特別授業を行った。■生田斗真&瑛太、特別授業にサプライズ登場!かつて世間を震撼させた事件を起こした少年Aの“その後”と、周囲の人々の葛藤を描いた本作。今回3人は、文学部文学科文芸メディア専攻、伊藤氏貴准教授による特別授業に集まった「少年犯罪」を学ぶ大学生約100名らと共に、罪を犯した友や家族との向き合い方、友情についてなど、本作が投げかける問いに対して、ディスカッションを行った。実は今回、特別授業としか聞かされていなかった学生たち。3人は颯爽と登場すると、学生たちは一同唖然。生田さんは「不慣れなところがあると思いますが、少しでも皆さんと楽しい話ができたら」と挨拶し、続けて瑛太さんも「皆さんに映画を観てもらえたことは嬉しい。ちなみに、今日、斗真と衣装の色が被っちゃったのは、特に狙いはないですからね(笑)」と会場を和ませていた。■映画化&役への思い…つらい過去を抱えながら、鈴木との友情関係に葛藤する元週刊誌のジャーナリスト・益田という役を演じるにあたり、生田さんはかなりの覚悟を感じたそう。「僕自身も映画化決定前から原作は拝読していて、どういった形であれ映像作品として残すべき題材だと感じていました。お話をいただいたときは、『ついにやるのか!』という気持ちがあった」と話す。一方で“元少年A”として世間を震撼させた鈴木を演じた瑛太さんは、「映画を通して、観てくれた方に“何を与えたいのか”についてはすごく疑問があった」「実際の少年Aの手記も読んで、色々と感じる中でどこか事件の背景を全否定できない自分がいました、どんな人間でもそうした想像を超えた衝動があるのでは、と。演じる上では、どんな役でも愛して演じていきたいので、鈴木に自分の想いを重ねていきました」とコメント。■友達が重大な犯罪を犯していたと知ったら…学生と“友情”について討論また質疑応答の場では、「もしも友達が重大な犯罪を犯していたと知ったら、友達を続けるか」という質問に、半数以上の学生が「友達関係を続ける」と回答する中、一方で「正直どう接したらいいか分からない」「友達を辞める」という声も。これに対し、主演の2人は「一度2人の間で友情が芽生えたのであれば、関係を続けていきたいというのが本音だと思うけど、少し綺麗ごとのような気もするし、すごく難しいですよね」(生田さん)、「向き合うことはするかもしれないけど、警戒心が生まれてしまうのも確か」(瑛太さん)と意見を述べた。■明らかになるラストシーンの誕生秘話映画の後半シーンでの益田の咆哮シーンに胸打たれたという女子生徒から質問が及ぶと、生田さんは、「台本では、『泣き叫ぶ』というト書きは無かった。現場で監督が『獣のような、慟哭をするのはどうか』と仰って、あのシーンが生まれました。友達を助けられなかった益田の後悔と無念があの叫びになったと思います」と映画史に残るラストシーンの誕生秘話が明かされた。■“俳優”生田斗真&瑛太へ質問も…俳優で行こうと決めたきっかけについて質問が飛ぶと、「SMAPが好きな母親が履歴書を事務所に送ったのがきっかけ」と明かした生田さんは、高校生のときにこの仕事を続けていくかの岐路に立ったそうで、「本当に自分がやりたい仕事である確信が欲しかったときに、演劇に出会った。そこで楽しそうに作品を作り、人を感動させている先輩の方々を目にして、感銘を受けた」と告白。瑛太さんも、「俳優という仕事はすごく中毒性があり、休日もなぜか現場にいないと落ち着かない」「学生のとき、アルバイトしながら趣味で映画を観ていましたが、一番現実逃避ができたのが、スクリーンの中の世界だった」と語っている。さらに、キャスト陣から学生に向けた質問会も開催。瑛太さんが「斗真と瑛太、どっちが好きですか?」と質問すると会場は爆笑。学生からは「瑛太さんの方がエロいと思うので好き」「瑛太さんのメンヘラっぽいことが好き」と会場は若干“瑛太派”が多い状態。そんな状況に瑛太さんは「斗真、ごめんな(笑)」と笑顔を見せると、「生田派の意見も聞きたい!」と生田さん。すると、「『脳男』を見て、演技の振れ幅がすごいなと感じた。あと、やっぱり顔がカッコいいです!」と女子生徒が答えると、「これからもよろしくお願いします!」と照れ笑いを浮かべる場面もあった。『友罪』は5月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:友罪 2018年5月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2017映画「友罪」製作委員会 ⓒ 薬丸岳/集英社
2018年05月15日「anan」2102号5/16水曜日発売「手相」特集、表紙には生田斗真さん、瑛太さんが登場。今回の表紙撮影の様子を紹介します。anan編集部飾らずとも滲み出る二人。生田斗真さん&瑛太さんの“誌上劇場”。すこし生活感の漂うような、装飾を排したグレイッシュな壁と床。そして、やんわりと光を透過する、ニュアンスあるカーテン……。今回の表紙&グラビアに生田斗真さんと瑛太さんをお迎えするにあたって、撮影現場に用意した空間です。「小劇場の舞台のうえでパフォーマンスをするような感覚で、自由に動いてみてください」フォトグラファーのHAL KUZUYAさんの言葉を皮切りに、お二人がゆったりと動きだす…そんなふうにして、撮影は進んでいきました。5月25日に公開される映画『友罪』で、3度目の共演となる生田さんと瑛太さん。対談のなかで、「現場でもちょこっと話すぐらいで、それは昔から変わってないね。撮影中、椅子もお互い遠いところに置いて座ってたりするし」(瑛太さん)「でも時には、ちょこんと2人横並びでいるときもある」(生田さん)とお話しているとおり、お二人の距離感は、近いとも遠いとも言えない、絶妙なもの。ことさら近寄らず、お互いが好きに動いていたとしても、気づけば同じ方角を向いて、同じ一点を見つめている…そんな、ゆるやかな連帯感のようなものを感じました。本誌掲載のカットたちは、生田さん、瑛太さん、それぞれのユニークな世界観、空気感が凝縮されているものを厳選。詳細な設定も筋書きもないのに、お二人の表情や動きからは、どこか物語すら想像させられるのが不思議です。ちなみに、掲載には至らなかった膨大なカットのなかには、生田さんが特集テーマの「手相」にちなんで、いろんな手の見せ方を(ときどき、すこしおふざけ気味に)しているカットや、瑛太さんがバレエダンサーのような柔軟さで複雑なポーズを連発しているカットも。余すところなくお見せできずに心苦しいですが、ぜひとも本誌を手に取っていただいて、お二人の“表現者”としての魅力が溢れるグラビアをご堪能ください。(TK)
2018年05月15日映画『友罪』(5月25日公開)でW主演を務める俳優の生田斗真と瑛太が14日、明治大学文学部文学科文芸メディア専攻 伊藤氏貴准教授 特別授業に、瀬々敬久監督とともに登場した。同作は薬丸岳による同名小説を実写映画化し、『64-ロクヨンー前編/後編』の瀬々敬久監督がメガホンを取る。ジャーナリストの夢に破れて町工場で働く益田(生田)と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木(瑛太)。2人は心を通わせていくが、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始める。少年犯罪の"その後"、そして極限の友情を描く物語となる。授業で少年犯罪について学んでいる学生たちが対象となり、すでに映画も鑑賞済み。「もし友達が罪を犯していたら、関係を続けるか続けないか」などのテーマでディスカッションがなされた。また、就職活動が始まりかけている、という学生から「この職業で行こうと決めた時期」について質問されると、生田は「高校生の頃」と答える。SMAPファンの母親がジャニーズ事務所に履歴書を送り「なんとなく部活の延長のような感覚で、毎日楽しいなという思いで続けてきた」という生田。高校生の時に進路に迷い、「自分の中でやりたいことの確信が欲しくて模索し続けていた」ところ、演劇に出会ったという。「周りにいる演劇人の大人たちが本当に楽しそうに作品を作っていて、観たお客さんたちが本当に感動して劇場を後にする姿に感銘を受けて、自分はお芝居で生きていこうと思いました」と振り返った。一方瑛太は、サッカー推薦で入った高校で挫折、普通科に進むも「勉強が大嫌いなので、どうすることもできなくて」と語る。様々なアルバイトも「1カ月やって給料をもらうと、達成感があって、辞めてしまう」瑛太だったが、「現実から逃れられるのは映画のスクリーンの中の世界でしかないというところで、俳優なんじゃないかなと思った」と明かした。また、瑛太は学生に「生田斗真と瑛太、どっちか好きか」と質問。「結果がわかりきってるので、まずは瑛太」「次、生田斗真」と手を挙げさせると、若干瑛太の方が多い結果となり、予想外だったのか、瑛太は「ごめん……」と生田に謝る。瑛太派の学生からは「瑛太さんの方がエロい」「メンヘラっぽところが好きです」という意見が飛び出した。生田派の学生は「役が全然違って凄いし、顔がかっこいい」「『花ざかりの君たちへ』で好きになって、これからも応援させていただきます」とラブコールで、生田も頭を下げていた。最後に瀬々監督は「今でも思い悩んでる人を救えるのは、ちょっとしたかけがえのない時間。かけがえのない時間の大切さを知ったことで、加害者は自分が奪ってしまったと気付くんじゃないか」と作品のシーンについて触れながら語る。「かけがえのない時間を大切にして生きていこうという映画だと、撮った後に気づきました。よりよい人生をこれからも生きていってください」と学生たちにメッセージを送った。
2018年05月14日俳優の生田斗真が4月24日(火)、都内で行われた主演作『友罪』の完成披露試写会に出席。ダブル主演の瑛太や、メガホンをとる瀬々敬久監督から“雨男”扱いされ、「記者の皆さんも(キーボードを)カチャカチャしないで。風評被害が広がるから」と苦笑していた。■生田さん×瑛太さんが舌戦!「名前を噛んだ」「やっぱり雨男」大歓声を浴びながら、ステージに登場した生田さんは「小雨が降るなか、お越しくださってありがとうございます」と感謝の挨拶。すると、瑛太さんは「撮影時も結構、雨が降ったりして…。今日も雨ですもんね。生田斗真はやっぱり雨男だなと」とすかさずツッコミ。さらに、瀬々監督も「晴れのシーンを撮ろうとギリギリまで待ったが、最後の最後まで雨だった」と生田さんの“雨男ぶり”を明かしていた。負けじと生田さんは、取材時に瑛太さんが自分の名前を“噛んだ”ことを暴露したが、瑛太さんから「その話、あんまり面白くない」と返り討ち。生田さんも「生田斗真がスベったって書かれそう」と再び記者をけん制していた。■「ハッキリ言って問題作です!」(生田さん)ジャーナリストの夢を捨て、町工場で働き始めた益田(生田さん)は、同時期に入社した鈴木(瑛太さん)と次第に打ち解けるが、ある出来事をきっかけに、鈴木が17年前に起こった連続児童殺傷事件の犯人“少年A”ではないかと疑い始める…。ミステリー作家・薬丸岳の同名小説を実写映画化した。「この映画、ハッキリ言って問題作です」と生田さん。「賛否両論巻き起こると思いますが、現場にいる全員が、尋常ではない覚悟をもって挑んだ作品なので、しっかり受け取ってもらえれば。俳優としても、最大限の表現をしなければと思った」と強い思い入れを語っていた。かつての“少年A”という難役に挑んだ瑛太さんも「覚悟が必要だった」と回想。「衣装合わせの日に、瀬々監督から『僕が俳優なら、この役は受けない』って言われて(笑)。もちろん、犯罪は全面的に否定したいですが、脚本を読み、“少年A”に対してどこか光を感じてしまう部分も。演じる上では、それが大切だった」とふり返っていた。完成披露試写会には共演する夏帆、山本美月、富田靖子、佐藤浩市が同席した。『友罪』は5月25日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:友罪 2018年5月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2017映画「友罪」製作委員会 ⓒ 薬丸岳/集英社
2018年04月24日映画『友罪』(5月25日公開)の完成披露試写会が24日、都内映画館で行われ、生田斗真、瑛太、夏帆、山本美月、富田靖子、佐藤浩市、瀬々敬久監督が登場した。同作は薬丸岳による同名小説を実写映画化し、『64-ロクヨンー前編/後編』の瀬々敬久監督がメガホンを取る。ジャーナリストの夢に破れて町工場で働く益田(生田)と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木(瑛太)。2人は心を通わせていくが、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始める。少年犯罪の"その後"、そして極限の友情を描く物語となる。3度目の共演となる瑛太との関係について、生田は「やっぱり20代前半の頃から一緒に仕事してて、多くを語らなくてもどこか太い部分で繋がっているような関係値を築けている」と自信を見せる。「話す日もあれば全然話さない日もあって、それが心地よい現場でした」と振り返った。瑛太も「生田斗真という俳優が現場でどういう心持ちでくるかはわかっているので、集中してやっていれば、いろいろ反応が起きてくる。斗真に甘えて、委ねて演じることができました」と信頼を寄せている様子だった。生田はさらに「2人で取材を受けていて、『〇〇テレビをご覧の皆さん!』とか言うじゃないですか。この人自分の名前噛みましたからね。自分の名前を噛む人初めて見た!」と瑛太の失敗を暴露する。しかし瑛太から「それあんまり面白くないから」とつっこまれ、生田は「3文字しかないんだよ!? 暗い映画だからこういうのも言っとかないとね」と弁解。記者陣が反応していたために「(記事で)『生田滑った』ってね。やかましいわ!」とノリツッコミをしていた。一方で、作品については「この映画を本当に作って良かったんだろうか考えながら撮影していた」という生田。瑛太も「まず衣装合わせで監督にお会いしたら『僕が俳優だったらこの役は受けないけどね』と言われました」と告白する。佐藤も「この作品ですから、覚悟が役者には必要なものなんですよ」と説明。「この2人がどういう風に答えを出すのか非常に興味があった。ちゃんとこの2人が覚悟と答えをどう見出したのかが、わかっていただけると思います」と主演の2人を称賛した。
2018年04月24日モデルの瑛茉ジャスミンが23日、東京・Zepp DiverCityで開催された女性ファッション誌『ViVi』主催のガールズイベント「ViVi Night in TOKYO 2018 KIRA KIRA PARTY」に出演した。瑛茉ジャスミン瑛茉は、最初のステージ「オープニングViViオリジナルファッションショー」で、シルバーのビキニに、シルバーのチェーンをつなげたワンピースを重ねたコーデを披露。美ボディが透けて見える大胆なセクシー衣装で色気を放ちながらランウェイを歩き、観客の視線を釘付けにした。「ViVi Night in TOKYO」は、毎年恒例の『ViVi』主催のファッションイベント。今年は「キラキラルック」をドレスコードに、専属モデルによるファッションショーをはじめ、ゲストによるライブパフォーマンスなどを開催した。MCは同誌専属モデルでもあるカズニョロこと小籔千豊が務めた。撮影:宮川朋久
2018年04月24日ザ・ノース・フェイス スタンダード(THE NORTH FACE STANDARD)二子玉川では、写真家・鈴木親の撮影による、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)の新コンテンツ「somewhere」の写真展を4月20日から5月6日まで開催する。この春、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)は、アウトドアシーンで培った機能合理性と、都市生活における利便性を追求する「URBAN EXPLORATION」ラインを軸に、新たなコンテンツ「somewhere」を展開している。「somewhere」=”どこかへ”をタイトルに掲げ、女優として活躍する臼田あさ美は、古き良き日本を感じることの出来る古都へ、インディからメジャーまで数々の話題作に出演する俳優・奥野瑛太は、出身地である苫小牧とリンクする香港に。男女それぞれのパーソナルな動機を出発点とするショートトリップドキュメントを写真家・鈴木親が撮影した。本写真展では、鈴木が香港、京都、奈良の3都市にて撮影した、奥野と臼田それぞれの旅の過程を感じることが出来る写真を展示する。開催初日となる4月20日の19時からは、奥野と鈴木、そしてスタイリングを担当したスタイリスト・服部昌孝の3名によるトークショーも行われる。座席数は限られているため、来場はお早目に。なお、「somewhere」スペシャルサイト()も公開中。【イベント情報】「somewhere」Photo Exhibition by Chikashi Suzuki会期:4月20日〜5月6日会場:THE NORTH FACE STANDARD 二子玉川 3F住所:東京都世田谷区玉川1-17-9時間:11:00〜20:00
2018年04月16日かつて世間を震撼させた事件を起こした少年Aの“その後”と、周囲の人々の葛藤を描く、慟哭のヒューマンサスペンス『友罪』。この度、キャリア史上最難の役に挑んだ生田斗真、瑛太と主演の2人が自身が演じたキャラクターについて語る特別映像と、新たな場面写真が公開された。今回公開された映像は、メイキングやインタビューを収録した劇場ロビー用スペシャル映像。メイキングでは、瀬々敬久監督と共に真剣な表情で撮影に挑む生田さんと瑛太さんの姿が映し出されている。元週刊誌ジャーナリストの益田役を演じた生田さんは、緊張感漂うシーンの撮影中、益田が抱える様々な葛藤に共鳴し、自然と涙が止まらないこともあったそうで、「益田という人物も、友人の鈴木と同様に過去の罪を背負って生きている。一筋縄ではいかないキャラクターだったと思います」とふり返っている。また、疑惑の元少年A・鈴木役の瑛太さんは、「罪を背負いながらも、償うということが分からない人間でも映画の2時間位の中で変化していく。それは、自分の中で作っていきたいと思いながらやっていた」とコメント。さらに2人について監督は、「直観的な瑛太さんに対して、生田さんはテストから本番へ役を仕上げていく。そういう、ある意味存在として真逆な2人が化学反応を起こしている瞬間を、現場では何度も見ることができ、それは良い時間でした」と充実した撮影だったと語っている。あわせて公開された場面写真では、「心を許した友が、かつての凶悪事件の犯人だったら」――そんな答えのない極限の友情にもがき苦しむ益田に、優しく手をかけ静かに微笑む鈴木の姿が。単なる友人関係を超えた2人だけの深層に潜む、甚だしくも純粋な“友情”が垣間見える一枚だ。『友罪』は5月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:友罪 2018年5月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2017映画「友罪」製作委員会 ⓒ 薬丸岳/集英社
2018年04月12日生田斗真と瑛太が出演する映画『友罪』(2018年5月公開)の劇場ロビー用スペシャル映像、及び劇中カットが11日、公開された。同作は薬丸岳による同名小説を実写映画化し、『64-ロクヨンー前編/後編』の瀬々敬久監督がメガホンを取る。ジャーナリストの夢に破れて町工場で働く益田(生田)と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木(瑛太)。2人は心を通わせていくが、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始める。少年犯罪の"その後"、そして極限の友情を描く物語となる。この度公開された場面写真では、答えのない極限の友情にもがき苦しむ益田に、優しく手をかけ静かに微笑む鈴木の姿が映し出される。友達として鈴木の気持ちが知りたいと願っていたが、不本意ながら鈴木の存在を蔑ろにしてしまった益田が、涙を浮かべ「ごめん……」と謝ると、鈴木は何も語らずそっと肩に手をかける、というシーン。単なる友人関係を超えた空気感も醸し出す1枚となっている。また、劇場ロビー用特別映像に収録されたメイキング映像では、瀬々監督とともに真剣な表情で撮影に挑む生田斗真と瑛太の姿が捉えられた。緊張感漂うシーンの撮影中、益田が抱える様々な葛藤に共鳴し、自然と涙が止まらないこともあったという生田。「益田という人物も、友人の鈴木と同様に過去の罪を背負って生きている。一筋縄ではいかないキャラクターだったと思います」と語る。瑛太も「罪を背負いながらも、償うということが分からない人間でも映画の2時間位の中で変化していく。それは、自分の中で作っていきたいと思いながらやっていた」と振り返った。瀬々監督は「直観的な瑛太さんに対して、生田さんはテストから本番へ役を仕上げていく。そういう、ある意味存在として真逆な2人が化学反応を起こしている瞬間を、現場では何度も見ることができ、それは良い時間でした」と、2人の違いを語った。
2018年04月11日横山秀夫のベストセラー小説を佐藤浩市主演で映画化。2016年に劇場公開され大ヒットを記録した『64-ロクヨン-』2部作が、3月18日(日)、19日(月)の2夜連続でTBSにて地上波初放送されることになった。■物語たった1週間で終わった昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件は刑事部で「ロクヨン」と呼ばれ、少女の死亡、未解決のままという県警最大の汚点として14年が過ぎ、時効が近づいていた。そして平成14年、主人公の三上義信は「ロクヨン」の捜査にもあたった敏腕刑事だが警務部広報室に広報官として異動する。そして記者クラブとの確執、キャリア上司との闘い、刑事部と警務部の対立のさなか、ロクヨンをなぞるような新たな誘拐事件が発生する。前編では「ロクヨン」の発生から広報室と記者クラブの確執と、その狭間で三上が広報官として覚醒していく姿が描かれる。続く後編では「ロクヨン」を模倣した新たな誘拐事件の発生で県警全体に激震が走るなか、さらなるマスコミ対応に追われる三上が迫る「ロクヨン」の真相と、新たな誘拐事件の衝撃の顛末へと物語が突き進む。■キャスト&スタッフ『半落ち』『クライマーズ・ハイ』の原作を手がける横山秀夫のベストセラー小説を、『アントキノイノチ』『ストレイヤーズ・クロニクル』などの鬼才、瀬々敬久監督がメガホンを取り2部作で映画化した本作。主演に『人類資金』『起終点駅 ターミナル』『花戦さ』などで知られる佐藤さんを迎え、「コウノドリ」シリーズや『亜人』の綾野剛、『娚の一生』「東京タラレバ娘」の榮倉奈々、『ワイルド7』や大河ドラマ「西郷どん」の瑛太、『葛城事件』『DESTINY 鎌倉ものがたり』の三浦友和らが共演。日本アカデミー賞では佐藤さんが2度目となる最優秀主演男優賞を受賞したほか、優秀作品賞や優秀監督賞など10部門を受賞し話題となったのは記憶に新しい。■コメント到着今回の放送にあたり瀬々監督からは「僕らが子どもの頃、それこそ昭和の時代は地上波テレビ放送で映画を見て、興味を持つようになるのが少年たちの習いだった。たった7日間しかなかった昭和64年に思いを残し、いまもこだわり続ける人々を描いたこの映画には、地上波放送がいちばん似合うのではないだろうか。実際、僕自身が今からドキドキしながら、放送の日を待っている。まるで昭和の少年に戻ったように」というコメントも寄せられている。『64-ロクヨン-』前編は3月18日(日)25時55分~、後編は19日(月)26時6分~、TBSで地上波初放送。(※関東ローカル)(笠緒)
2018年03月16日生田斗真と瑛太が共演し、かつて世間を震撼させた事件を起こした少年Aの“その後”を描く瀬々敬久監督最新作『友罪』。この度、本作の予告編と本ポスタービジュアルが公開された。今回公開された映像では、元週刊誌ジャーナリストの益田(生田さん)と他人との交流を頑なに避ける鈴木(瑛太)が、仲良くカラオケを楽しむ姿からスタート。しかし、すぐさま空気は一変。益田は、鈴木がかつての少年Aだと疑いはじめる。さらに、2人に加え加害者の父親として日々贖罪に向き合うタクシー運転手・山内(佐藤浩市)、AV出演を強いられた過去を持つOL藤沢(夏帆)、益田の元恋人でジャーナリストの杉本(山本美月)、鈴木の少年院時代の担当法務教官・白石(富田靖子)らの姿も確認できる。そして、続く「抱えるしかないだろ。あいつらは死んで…。だけど俺たちは生きてる」という益田のセリフのあと、意味深に微笑む鈴木と、咽び泣き鈴木に謝罪する益田の姿が。一体、彼の涙の訳とは…。『友罪』は5月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:友罪 2018年5月25日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開ⓒ 2017映画「友罪」製作委員会 ⓒ 薬丸岳/集英社
2018年03月09日女優の新垣結衣が2日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開催された第41回日本アカデミー賞の授賞式に出席。惜しくも最優秀主演女優賞は逃したものの、視聴者からはツイッターを通じて「天使」「女神」といった称賛の声が上がった。新垣は瑛太とダブル主演を務めた『ミックス。』で優秀主演女優賞を受賞。同作では、元天才卓球少女を演じた。司会・西田敏行とのやりとりでは、撮影の2カ月ほど前から卓球の練習をしていたことを明かし、使っていたラケットを渡されると懐かしそうに手に取った。同作は新垣のギャルメイクもネット上で話題に。「メイクが変わっていく様子を段階で写真を撮って友達に送りつけて、『どれが私でしょうか?クイズ』をしていました」と明かし、「一生できなかったと思うので貴重な体験でした」と振り返った。同席した蒼井優は『彼女がその名を知らない鳥たち』での受賞だったが、『ミックス。』では中国人役で出演している。新垣は、「蒼井さんの本番の時の爆発力がすごい。それを目の前で見ることができて、本当にすごいなというか貴重だなと思いました」と演技力を褒め、「ご一緒できてうれしい」と共演の喜びを伝えた。そして、プレゼンターの佐藤浩市が最優秀主演女優賞として蒼井の名を読み上げると、新垣はうなずきながらニッコリ。当の蒼井は自分は選ばれないと思っていたようで、壇上のスピーチでは涙ながらに映画のすばらしさと受賞の喜びを表現した。新垣はその言葉に耳を傾け、終始微笑みを浮かべて拍手を送った。白のロングドレスの背中は大きく開き、その美貌に心をつかまれた視聴者からは「天使」と感嘆の声が上がる一方、「笑顔で拍手をしていたガッキーに感動」「なんて素敵な世界」「女神のような穏やかな顔」「ガッキーってほんと優しいね」「人柄やなあ」「ガッキーの微笑みが素晴らしすぎた」「自分の事のように喜べるなんて素敵」など蒼井を称える姿や優しい眼差しも多くの人の心をつかんでいる。
2018年03月03日モデルの瑛茉ジャスミンがDJデビューし、DJ/プロデューサー・MATZと共にCDをリリースすることがこのほど、明らかになった。3月31日に横浜アリーナで開催される日本最大級のファッションイベント「マイナビ presents 第26回 東京ガールズコレクション2018 SPRING/SUMMER」(TGC)の公式のコンピレーション・アルバムの発売が決定した。過去には、2週連続でiTunes総合チャート1位を獲得している大ヒットシリーズの新作は、世界最高峰のEDMフェスに10代で出演し、勢いのある20歳のDJ/プロデューサー・MATZ(マッツ)と、ファッショニスタに支持を得る『ViVi』専属モデルの瑛茉ジャスミンによるDJ MIX。大ヒット曲と定番ヒット曲を集めた内容になっている。MATZ vs Emma Jasmineによる『This Is IT Supported by TGC』は、3月28日にCD・デジタル同時発売。
2018年02月24日女性ファッション誌『Seventeen』専属モデルの久間田琳加(17)が、映画『~harajuku story~ヌヌ子の聖★戦』(18年冬公開)で初主演を務めることが24日、発表された。久間田琳加(C)LesPros entertainment.Co.,Ltd.本作は櫻井翔主演の『神様のカルテ』(11・14)や新垣結衣主演の『トワイライト ささらさや』(14)で監督を務めた深川栄洋氏の初プロデュース作品。メガホンを取る進藤丈広監督は、本作で長編映画デビューを飾る。街を歩けば誰もが振り返る美貌の読者モデル・三好里奈と、夢を追うオシャレ大好き女子大生・田原葵。2人は「双子」ではなく通称「ヌヌ子」として活動する中、双子に憧れて双子のようにお互いのことを理解しているつもりが、里奈個人のモデルとしての仕事が徐々に増え始めたことですれ違い状態に。ツインズ・双子コーデといったファッションカルチャーが生まれる原宿を舞台に、原宿を愛する2人の女の子、原宿ファッションのカルチャーにフォーカスした。里奈を演じる久間田はモデルとして活躍する一方、新垣結衣と瑛太のダブル主演作『ミックス。』(17)に出演するなど女優業にも進出。「昨年映画に出演させていただき、演技のお仕事って楽しい!と思っていたところにこのお話を頂いて最初はビックリしましたが、とても嬉しかったです」と出演の喜びを噛み締める。また、自身の役柄については、「私が演じる(三好)里奈は、私と同じように夢に向かって頑張っている女の子で、共感できる部分がたくさんありました」と語り、「この作品は“原宿”を舞台にしているのですが、私はプライベートでもよく行くので、撮影が非常に楽しみです。これから撮影が始まるということもありドキドキしていますが、里奈、そしてヌヌ子を楽しく演じられればと思います」と意気込んでいる。■深川栄洋(企画・プロデュース)「オシャレに興味がある女の子だったら一度は行ってみたい原宿で、ヌヌ子というコンビを結成している里奈の役を久間田琳加さんが挑戦します。久間田さんと話をしてみて直ぐ、監督に久間田琳加に決めようと話をしました。決め手は素直で無垢な存在感です。新人の進藤監督と新人の久間田琳加で、原宿を駆け巡る女の子2人の友情物語を映画にします」■進藤丈広監督「久間田さんが演じるのは、原宿を戦いの場に選び、夢と希望を持って理想に立ち向かう女の子です。彼女の屈折のない笑顔を見ていると、この役に命を吹き込み、魅力的に表現してくれると確信できました。僕も新人監督、彼女も新人女優。お互いに相乗効果を目指し、前進していきます。これからリハーサルが始まりますが、どんなお芝居が見られるか、今から楽しみです。皆さま、久間田琳加主演映画に是非期待して下さい!」
2018年02月24日公園の回転式ジャングルジムを優しく回してあげているのは俳優の瑛太(35)だった。 遊具のなかにいる4歳になる長女は、楽しそうな笑い声をあげていた。そんな父娘の微笑ましいひとときを本誌が目撃したのは、1月末のこと。現在、大河ドラマ「西郷どん」で大久保正助(のちの利通)を演じている瑛太だが、この日は久々の休日だったようだ。 妻で歌手の木村カエラ(33)とは、すでに結婚8年目。カエラは長男(7)を連れて外出していたため、長女を自宅近所の公園に遊びに連れてきたようだ。夫妻での育児分担ということらしい。その後も愛娘に求められるどおりブランコに散策と、パパは大忙しだった。 瑛太を知る芸能関係者は言う。 「瑛太さんは最近のインタビューでは、『いちばん幸せなのは、妻や子供といっしょにいるときです』と、よく答えています。長男の幼稚園時代に知り合ったお父さんたち、“パパ友”たちとも仲が良く、いっしょに遊びに行ったり、LINEで育児についての情報交換をしたりしていると聞いています」 瑛太が育児の情報交換をしているのは、LINE上ばかりではないという。 「大河ドラマ『西郷どん』の撮影現場で、ムードメーカーになっているのが瑛太さんなんです。7歳と4歳、2児のパパである瑛太さんは、よく自分の育児体験を披露しているのです。『この前、子供たちが、食器をひっくり返しちゃって大変でした』とか、そういったエピソードを語るので、現場もほのぼのした雰囲気になります」(テレビ局関係者) すぐに食いついてくるのが、大久保正助の幼馴染で、盟友となる西郷吉之助(のちの隆盛)役の鈴木亮平(34)だという。 「鈴木さんの娘さんは6歳で、小学校入学を控えています。瑛太さんの話もいろいろ参考になるのでしょうね。ほかには、大山格之助役の北村有起哉さん(43)も3歳になる男の子のパパです。いわゆる“郷中仲間”たちで、育児談議になることもあるのです」(前出・テレビ局関係者) 難解な薩摩言葉を使いこなすのに必死だという出演者たちだが、瑛太を中心としたイクメン談議は、癒しのひとときになっているようだ。
2018年02月08日興行収入14.6億円超の大ヒットを記録した、新垣結衣、瑛太ダブル主演のロマンティックコメディ『ミックス。』が、早くもファン待望のBlu-rayとDVDとなって5月2日(水)に発売になることがわかった。その豪華版には、豪華版でしか観られない撮影現場の裏側を収録したメイキング集や、豪華キャストの素顔が垣間見えるインタビュー集などを収録する。映画『ミックス。』はTVドラマ「リーガルハイ」シリーズ、「デート~恋とはどんなものかしら~」などのヒットメーカー、古沢良太の待望の作品で、いまや国民的女優との呼び声も高い新垣結衣と、話題作への出演が絶えない実力派俳優・瑛太のダブル主演のヒット作。主演の2人に加え、広末涼子、瀬戸康史、永野芽郁、斎藤司(トレンディエンジェル)、蒼井優、真木よう子、吉田鋼太郎、生瀬勝久、遠藤憲一、小日向文世という超豪華キャストが集い、笑いと感動、そして思わずキュンとなる切ない恋を“ミックス”した娯楽作だ。今回発売のBlu-ray&DVDの豪華版には、撮影現場の裏側を収録したメイキングや各種イベント集、豪華キャストの素顔が垣間見えるオフィシャルのインタビュー集などを収録する予定だ。劇場で観た人も観ていない人も楽しめる内容で、本編と併せて見届けてほしい。<『ミックス。』リリース情報>『ミックス。』豪華版Blu-ray価格:6,700円(本体)+税『ミックス。』豪華版DVD価格:5,800円(本体)+税『ミックス。』通常版Blu-ray価格:4,700円(本体)+税『ミックス。』通常版DVD価格:3,800円(本体)+税発売日:2018年5月2日(水) ※DVDレンタル同日開始発売元:フジテレビジョン販売元:ポニーキャニオン(C) 2017 フジテレビジョン 東宝(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミックス。 2017年秋 全国東宝系にて公開(C) 2017 フジテレビジョン
2018年01月17日今年の大河ドラマ「西郷どん」で大久保利通を演じる俳優の瑛太が1月5日(金)に放送されたNHK総合「あさイチ」に出演。歌手の長渕剛との意外な交友関係や、大河ドラマの制作発表でのコメントにまつわる衝撃の顛末などをトークした。本番組はNHKアナウンサーの有働由美子と「V6」の井ノ原快彦の2人が司会を務める朝の情報番組。トークでは弟で俳優の永山絢斗からのVTRコメントが放送され、永山さんが兄弟で同じ場所にほくろがあることを明かすと瑛太さんも、衣装のTシャツをめくり首もとのほくろを披露。このトークで2人が兄弟だということを初めて知った視聴者も多かったようで、「瑛太と永山絢斗って兄弟やったんか!!」「初耳でめっちゃくちゃビックリしたわ」といった投稿がSNS上に続出。逆に「兄弟って事知らない人がけっこう多いのに驚き」というコメントも見られ、タイムラインがにぎわった。続いて「西郷どん」で主人公・西郷隆盛を演じている俳優の鈴木亮平もVTRコメントを寄せ、鹿児島ロケで男性の俳優で腕相撲大会を行った際、当時役のために体重を落として細かった瑛太さんが若手に負けてしまったことを明かし「秋に再会したらムキムキになってて、“あ、負けずぎらいなんだな”って」と思ったことを告白。鈴木さんによれば「肩を持った感じが変わった。体が厚くなった」という。これに対し瑛太さんは、歌手の長渕剛のライブを鑑賞した際、楽屋に挨拶に行ったところ一緒に食事をすることになったエピソードを披露。長渕さんから「朝、家に来て欲しい」と言われ食事をすると思い伺うと、いきなり3時間程度猛トレーニングを課せられたという。瑛太さんによれば「トレーニングしないと一緒にごはん食べられない」と言い、長渕さんが毎回「ナイスファイト!」と励ましてくれるので頑張れたといい、何度かトレーニングを続けるうちに「お前背中作れ」と長渕さんに言われ、長淵さんのトレーニング器具をプレゼントされた結果。スタイリストから「衣装が入らない」と言われるぐらい肉体改造に成功したのだという。これには「腕相撲で負けたからじゃないんだよ、亮平くん!」「長渕と筋トレとかやばいな」などの声がSNS上を飛び交う。また注目の「西郷どん」については「1話、2話はいままで見た大河で一番面白い。タイトルバックで泣きました」と話し、作品での西郷隆盛と大久保利通の関係性を「ボーイズラブに近いと思う」と解説。するとこのワードに反応したのか「男同士の友情が恋愛に近いと聞いて」「ぼーいずらぶって言うた!瑛太が!」などの声が続々SNS上にアップされていた。そして「西郷どん」の制作発表で自らに「鹿児島の血が入っている」と発言、話題となった瑛太さん。幼少期から祖母に言い聞かされてきたそうだが、会見の翌日「伯父さんから『そんなことは一切ないよ』とメールが来た」と告白。しかし今回大河出演に当たり永山家の過去を調べたところ、先祖が西郷と共に西南戦争に参戦していたことが判明したという。これには「話盛っちゃったのねーおばあちゃんあるあるだけどね」「おばあちゃんに嘘つかれてた瑛太。www」などの反応が寄せられていた。2018(平成30)年大河ドラマ「西郷どん」は2018年1月7日(日)より放送開始。(笠緒)
2018年01月05日生田斗真と瑛太が出演する映画『友罪』(2018年5月公開)のティザービジュアル、特報映像、劇中カットが11日、公開された。同作は薬丸岳による同名小説を実写映画化し、『64-ロクヨンー前編/後編』の瀬々敬久監督がメガホンを取る。ジャーナリストの夢に破れて町工場で働く益田(生田)と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木(瑛太)。2人は心を通わせていくが、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始める。少年犯罪の”その後”、そして極限の友情を描く物語となる。ティザービジュアルでは親友2人の自撮り写真がモチーフに。緊迫感に満ちた特報では、疑心や後悔に囚われた者たちが人間ドラマを織り成す。劇中カットでは工場での勤務中、ふと冷たい視線で一点を見つめる鈴木(瑛太)、厳しい表情で電話を掛けているタクシー運転手・山内修司(佐藤浩市)などの姿が。さらに益田のジャーナリスト時代の同僚でかつて恋人だった杉本清美(山本美月)、鈴木に次第に好意を抱いていく藤沢美代子(夏帆)、鈴木の少年院時代に担当法務教官だった白石弥生(富田靖子)といった出演者陣の様子が明らかになった。
2017年12月11日「Mother」「Woman」に続く、日本テレビが坂元裕二オリジナル脚本で贈る3作目「anone(あのね)」。このほど、主演の広瀬すずが人生で一番のベリーショートにした役柄の姿が初公開。また、先に発表されているベテラン女優・田中裕子のほか、瑛太、小林聡美、阿部サダヲ、火野正平という豪華追加キャストも明らかになった。本作は、家族を失い、社会からもはぐれてしまい、生きる方法さえ見失ってしまった少女が、1人の老齢の女と出会うところから始まる物語。欺かれ、裏切られ、人を信じる心さえなくしてしまっていた2人…。やがて何かを感じあい、女は少女をかくまうように。ニセモノの家族、ニセモノの人生、ニセモノの記憶… そして、ある事件が発生する。生きることの意味とは?人が生きる上でほんとうに大切なものは何か?を問いかけ、人々の心を揺さぶる人間ドラマ。ニセモノから始まり、真実の人間愛を見つける人生という冒険を紡ぎ出していく。主演を務めるのは、現在19歳、最後のティーンパワー全開でネットカフェに住む少女・辻沢ハリカ役に挑戦する広瀬さん。彼女が演じるハリカは、自分の世界に閉じこもりがちで、どこか挙動不審。幼少期は真逆の性格で、天真爛漫で野放図だったが、両親とある事件をきっかけに隔絶。現在はネットカフェで暮らしているという孤独な少女だ。かつてない役柄に人生一番のベリーショートで挑む広瀬さんは、「ショートにしてもどんなショートにするのか、前髪は長めに欲しい」など、自らの意見も取り入れてもらったそうで、「世の中に対して1枚フィルターがかかっている感じがほしい、とお願いしました」と明かしている。そんな広瀬さんと共演するのは、「それでも、生きていく」「最高の離婚」に続いて5年ぶり3度目の坂元脚本作品となる瑛太さん。演じるのは、謎の男・中世古理市。物語の進展とともにその正体が明らかにされていくというが…。瑛太さんは、「坂元裕二さん作品3度目の挑戦で、自分が何処まで枠を超え飛んでいけるか想像するだけで心がぐらついています。水田(伸生)監督、素敵なキャストの皆さんと、全身全霊で良い作品作りをしていきたいと思います」と意気込んでいる。さらに、小林さんが演じるのは、謎の女性・青羽るい子。性格は明るく、頭の回転も速く、何でもそつなくこなす器用者だが、男運の悪さは自他ともに認める日本一。ふらっと訪れたカレーショップで舵と意気投合することになるという。そのフランチャイズのカレーショップ店の店長・持本舵を演じるのが、阿部さん。実直な性格で常に他人に気を使っており、私欲がなく、身の周りに起こる大概の出来事を運命として受け入れてきたという独身男に扮する。火野さんは、弁護士・花房万平役に。花房法律事務所の所長で、誠実で柔和な性格。事務員として働く亜乃音のことを強く信頼しており、どこか気があるようにも…。そして、「Mother」「Woman」にも出演し、坂元ドラマにはなくてはならない存在といえる田中さんは、広瀬さん演じるハリカと出会う、花房法律事務所の事務員・林田亜乃音役に扮する。広瀬さんは、この豪華な顔ぶれの共演陣に「本当にこの中にいて大丈夫か、というプレッシャーがあります。撮影が始まると、とても緊張すると思うのですが、先輩方の色々なものを観察したいですし、楽しみです!」と気合い十分。「この作品には、不意に涙が出るとか、唐突にズキューンと撃たれるもの、感じられるものがすごくたくさんあります。痛みとか、生きているからこそ見られるもの、感じられるものが、世代に関係なく生々しく描かれていますので、ぜひ皆さんに見てほしいです」とメッセージを贈っている。「anone」は2018年1月期、毎週水曜日22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年12月04日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回はタレント、モデルの瑛茉ジャスミンさんです。根性と料理の腕には自信アリ!外見とのギャップがウリなんです。子役としてデビューし、現在『ViVi』の専属モデルやタレントとして活躍中。露出度高めのファッションも注目の的。「やりすぎくらいがちょうどいいと思っていて、今日も寒くなかったらもっと露出したかった(笑)。エロといっても、男受けは狙わないのがマイルール。あと健康的なカラダは絶対。常に筋肉痛ってくらいトレーニングしてるの」。特技を聞くと、意外(?)にも、“家事”との答え。「料理は和洋OK、掃除洗濯も好き。いつでも嫁に行けます。見た目とギャップがあるのが、いいでしょ?」最近お気に入りのパロディTシャツ。『FR2』というブランドで見つけました。胸のロゴが私にぴったり(笑)。キッチンに立っている時間が一番楽しい!これはオリジナルだけど、レストランで食べたものを再現するのも超得意。Sonar Pocket『涙雪』のPVに出演しています。特徴的な声も、PVだと気にせず演技できます。撮影中のオフショット。えま・じゃすみん1995年生まれ。子役時代は『天才てれびくんMAX』(NHK教育)などに出演。現在、映画、CM、バラエティと幅広く活躍中。※『anan』2017年11月22日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2017年11月15日11月14日(火)今夜放送のテレビ東京系「チマタの噺」に俳優の瑛太がゲスト出演。先日公開された『ミックス。』も好調のなか最新作『光』の公開も控える瑛太さんが、芸能界の親友でもある番組MCの笑福亭鶴瓶と繰り広げる爆笑トークの内容とは!?モデルとして活動を開始し「WATER BOYS」『サマータイムマシン・ブルース』「のだめカンタービレ」などで注目を集めた瑛太さん。2009年に公開された『余命1ヶ月の花嫁』などの大ヒットで人気俳優としての地位を確立すると、『まほろ駅前』シリーズ、『ワイルド7』「最高の離婚」など数々の映画やドラマで主演を務めるように。最近では2016年公開の『64 -ロクヨン-』前後編やドラマ「ハロー張りネズミ」などで演技派としてその実力が高く評価される俳優へと成長を遂げた。今回のゲスト、瑛太さんだが番組MCの鶴瓶さんとは親友…ということで、今回は2人だからこそ話せる本音トークが展開。鶴瓶さんを翻弄したという瑛太さんのイタズラの話題をはじめ、妻である木村カエラとの私生活に関する話題ではその関係に鶴瓶さんが嫉妬。さらには2人で飲み歩いた際のエピソードや話題の映画の裏話まで瑛太さんの意外な素顔が明らかになる。チマタの皆さんの日常VTRでは「嫁の愚痴が止まらない酔っぱらい」「屁が止まらないガサツな彼女とコワモテ彼氏」「よく喋る山男」など、今回もちょっと気になる人たちが登場するのでお楽しみに。そんな瑛太さん出演の映画『光』は11月25日(土)より新宿武蔵野館、有楽町スバル座ほか全国にて公開。「舟を編む」で本屋大賞を受賞した三浦しをんの小説を『まほろ駅前』シリーズなどで知られる大森立嗣監督が映画化。東京の離島で暮らす中学生の信之と輔。信之は恋人の美花を救うため男を殺すが、その夜、津波が島に襲いかかり全てを消滅させる。生き残ったのは、信之のほかには美花と輔とろくでもない大人たちだけ。それから25年後、島を出て妻子と共に良き父として暮らしている信之と、一切の過去を捨ててきらびやかな芸能界で貪欲に生き続ける美花のもとに、誰からも愛されずに育った輔が過去の秘密を携え、2人の前にやってくる…という物語。信之役には井浦新、瑛太さんは輔を演じ、美花を長谷川京子が、その他、橋本マナミ、南果歩、平田満らも出演する。「チマタの噺」は11月14日(火)深夜0時12分~テレビ東京系で放送。(笠緒)
2017年11月14日三浦しをんの同名小説を映画化した『光』のプレミア上映会が11月9日(木)、都内で行われ、井浦新、瑛太、長谷川京子、橋本マナミ、大森立嗣監督が出席した。故郷での忌まわしい“秘密”を共有する男女が25年後に再会を果たし、内なる苦悩と暴力性をむき出しにぶつかり合う。主演を務める井浦さんは「見終わった瞬間は『何だ、これ?』って衝撃で、大森監督がすごいものを作っちゃったなと感じた。(俳優として)魂を削り合ったし、宝物のような作品になった」と強い手応え。瑛太さんは「元気ですかー?元気がないと、この映画、観終わることができません!」と声を張った。意外にも井浦さんと瑛太さんは、本作で初めて共演。「愛してやまない人。共演できると知ってワクワクしましたし、2人で何かできるってのがうれしくて」(井浦さん)、「尊敬し、大好きな先輩。喜びとともに緊張し、胸がザワついた。現場ではずっと観察していました。休憩中、イスに座るのかな?とか」(瑛太さん)と相思相愛ぶりを披露した。劇中には暴力の果て、井浦さんが瑛太さんにのしかかるシーンがあり、大森監督は「顔の距離感が近くて、『あれ、キスしちゃうの?』って思うほど。実際、何かの記事で『ボーイズラブの進化形』って書かれていて…」と回想。2人の感情がぶつかり合う様子を、瑛太さんの出演映画を引き合いに「ミックスよりもミックスしている」と話すと、瑛太さんは「ほら、(記者の)皆さん、これ書いちゃうから」と慌てていた。「エネルギーを絞り切りました」とふりかえるのは、大森監督の大ファンだという長谷川さん。一方、橋本さんは「女優を続ける上でのターニングポイントになる作品。体も心も裸になった」と誇らしげだった。ロングドレスで登場した長谷川京子&橋本マナミ『光』は11月25日(土)より新宿武蔵野館、有楽町スバル座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月09日三浦しをんの小説を、『さよなら渓谷』『まほろ駅前』シリーズの大森立嗣監督がメガホンをとり、井浦新を主演に迎え映画化した『光』。この度、井浦さん演じる主人公と瑛太演じる輔が、25年ぶりに再会を果たすシーンを収めた本編映像が到着した。到着した映像は、かつて殺人を犯した過去を、津波に襲われた島とともに捨て去り、市役所で働きながら妻子と平穏に暮らす信之と、父親に暴力をふるわれ愛情を知らずに育ち、信之と同様に島から生き残った輔、バラバラに暮らしていた2人が25年ぶりに再会するシーン。信之に固執し探し続けていた輔は、新聞を読み漁り偶然信之の名前を見つけた。職場である市役所で信之を待ち、後を付け、妻子がいることを知る。そして、信之に固執し気を引きたい一心で、信之の妻・南海子(橋本マナミ)に近づき、欲求不満の南海子と不倫。自分が住む粗末なアパートの一室で南海子と情事にふけっていた。そして電話を受け、輔の職場である工場を訪れる信之がついに25年ぶりに再会。だがそこには“感動”は微塵も存在しない。南海子との肉体関係をネタに、信之へ金銭を要求する一方で、慕っていた信之とようやく再会できた喜びも噛み締める輔。しかし過去を捨て去った信之は、輔との再会にも一切感情を乱すことなく、冷酷な立ちふる舞いで不気味に輔の脅しをかわす。25年ぶりの再会を果たした両者の複雑な心情と狂気が濃縮され、井浦さんと瑛太さんの演技力が光るシーンとなっている。『光』は11月25日(土)より新宿武蔵野館、有楽町スバル座ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年10月30日公開初日を迎えた映画『ミックス。』の舞台あいさつが21日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、ダブル主演を務めた新垣結衣と瑛太をはじめ、広末涼子、永野芽郁、佐野勇斗、田中美佐子、遠藤憲一、石川淳一監督が出席した。公開初日を迎えたこの日は、ダブル主演の新垣結衣と瑛太を筆頭に、キャスト陣と石川監督が勢揃いして舞台あいさつ。公開まで幾度となく宣伝イベントに出席した新垣は「今回はものすごく宣伝に力を入れていて、イベントもたくさんやりました。実際に来ていただいた皆さんとお会いする機会がとても多くて私はうれしかったし楽しかったです」と感想を。一方の瑛太は「僕が何かを言うと悪く書かれるんですよ。今回の宣伝でガッキーのことが好きですと言ったら叩かれるし、もうマスコミ大嫌い! 俺は普通に仕事しているだけですよ。ガッキーと仕事をするとこれだけ叩かれるんだと皆さんよく書いて下さい!」と報道陣に注文をつけたが、隣にいた新垣が会場の空気を察して「マスコミの皆さん、宣伝ありがとうございます」とフォローした。後半にはQ&Aコーナーが実施され、「演じたキャラクターの性格が似ていた人は?」という質問に、元ヤンキーでセレブ妻の弥生を演じた広末と指名した新垣。「元ヤンキーが一緒ということじゃないですよ」と前置きしながら「美佐子さんと涼子さんがムードメーカー的な感じで、みんなを盛り上げてくださいました。弥生さんは映画の中で(新垣が演じた)多満子を守ってくれましたが、撮影中も広末さんに守られていた感じがします。すごく気にかけてくれて、似ているなと思いました」と広末の気遣いに感謝。新垣から感謝された広末は「うれしいです」と笑顔を見せつつ、「あんなにノリノリでイケイケじゃないですけどね」と否定しながら、「私は結衣ちゃんが多満子に似ていると思いました。多満子も結衣ちゃんもこんなにキュートなのに不器用で仏頂面するのがね」と回答していた。新垣結衣&瑛太のダブル主演でおくる本作は、気鋭の脚本家・古沢良太のオリジナル作品で、不器用で欠点だらけの登場人物たちが、卓球の男女混合ダブルス(ミックス)を通じて小さな奇跡を起こす、恋と人生の再生物語。
2017年10月22日