女優の長谷川京子が15日、都内で行われた「第36回ベストジーニスト2019」発表会に出席。出川哲朗、E-girlsとともに「協議会選出部門」を受賞し、美背中全開のデニムコーデで美ボディを披露した。長谷川は「名誉ある賞をいただいてうれしく思います。20代のときにモデルをやらせていただいて、結婚、出産を経てずっと女優をさせていただいているんですけど、今このときにこの賞をいただけることをうれしく思っています」と喜び、「これからも女性のみなさんが少しでもお手本にしてくださるように精進してジーンズをかっこよくはいていきたいと思います」と語った。また、デニムはどんな存在か聞かれると「すごく普遍的なものなんですけど、時代とともにちょっと変わると買わざるを得なくて困っています。そういう存在です」と笑顔で回答。「何を着ても形になるのがデニム」と加えた。この日は「デニムの良さが出たほうがいいかなと思ってシンプルに」と、デニムに黒のキャミソールを合わせたコーディネートで登場。美背中全開で、胸の谷間もチラリと見えるデザインで色気を放った。日本ジーンズ協議会が主催する「ベストジーニスト」は、最もジーンズが似合う有名人を選出する賞。1984年から36回目を数える今年は、一般投票で選ばれる「一般選出部門」の男性部門に3年連続受賞となるHey! Say! JUMPの中島裕翔、女性部門に初受賞の山本美月を選出。また、同協議会が選出した「協議会選出部門」は出川哲朗、長谷川京子、E-girls、今年新設された「次世代部門」は井手上漠と石橋静河が受賞した。
2019年10月15日「第36回ベストジーニスト2019」発表会が15日、都内で行われ、アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの中島裕翔が「一般選出部門」の男性部門を受賞。今年で3回連続受賞となり、“永久ベストジーニスト”として殿堂入りとなった。中島は「名誉ある賞。3年連続ストレートでとらせていただくことができて、心なしかこの賞も昨年よりずっしりと重みがあるような感じがします。本当に感慨無量です」と喜び、「投票してくださったファンの皆さんありがとうございます」と感謝した。コーディネートのポイントを聞かれると「大きめのパッチワークで、一度ジーンズを解体して作られているんですけど、ダメージジーンズとはまた違うきれいさが出ているかなと。あと、僕的には紐で縛って履くのがいいなと思っています」と説明。そして、ポーズを求められると「前回マイケル・ジャクソンさんのポーズをやったんですけど、もう1パターンをやります」と前置きしてから全身を使ってポーズ。「ってだけなんですけど」と照れ笑いし、司会者から「決まりましたね」と声をかけられると、「決まったと思います」と返した。日本ジーンズ協議会が主催する「ベストジーニスト」は、最もジーンズが似合う有名人を選出する賞。1984年から36回目を数える今年は、一般投票で選ばれる「一般選出部門」の男性部門に3年連続受賞となるHey! Say! JUMPの中島裕翔、女性部門に初受賞の山本美月を選出。また、同協議会が選出した「協議会選出部門」は出川哲朗、長谷川京子、E-girls、今年新設された「次世代部門」は井手上漠と石橋静河が受賞した。
2019年10月15日ファーファー(FURFUR)の2019年秋冬コレクションから、新作が登場。ファーファー 2019年秋冬コレクションのテーマは「ドキュメンタリー(Documentary)」。人の内面や感情を露にする「ドキュメンタリー」作品に着想を得て、洋服の内側に隠された縫い代やステッチなどのディテールをあえて表に出したり、前後左右の異素材使いや配色のコントラストによって二面性を表現したりすることで、コレクションを作り上げている。無地のツイルとチェック生地を貼り合わせたオリジナル素材で仕立てたのは「ボンディングコート」。着丈を長めに設定したオーバーサイジングなアウターながら、ハリ感のあるテキスタイルが、立体的で美しいシルエットを生み出している。2018年秋冬コレクションでも人気のあったノルディックドレスをアップデートしたのは「ノルディックリバーシブルニットドレス」。丸ヨークのセーターを逆さまにしたかのようなデザインが特徴だ。ニットとキャミソールドレスがセットになっており、ニット部分はリバーシブルで着用することもできる。「ローズタトゥー(RoseTatoo)スカート」は、アーティストのTAPPEIが描いたバラ柄を刺繍した、フレアシルエットのスカート。手書きの不揃いな線やわざと残した糸などのディテールが目を惹く。ウエストはブラックで切り替え、メリハリのあるデザインに仕上げた。「アシンメトリーヘムプリーツスカート」は、ウエスト周りのギャザーやアシンメトリーなヘムラインがドラマティックな印象。チェック柄のプリーツ部分に透け感のあるシフォン生地を採用することで、軽やかな雰囲気を演出した。なお前述のアイテムは、ファーファー 2019年秋冬コレクションの発売に合わせて公開されたビデオやビジュアルに登場。シーズンテーマである「ドキュメンタリー」をイメージした作品となっている。また公式サイトでは10月17日(木)より、『きみの鳥はうたえる』『楽園』などにも出演する女優・石橋静河を起用したビジュアルを公開。石橋は前述の「ボンディングコート」や「ノルディックリバーシブルニットドレス」など2019年秋コレクションのピースを纏っている【詳細】ファーファー 2019年秋冬コレクション 新作一部発売中 ※アイテムによって発売日が異なる。アイテム例:・ボンディングコート 49,000円+税 ※9月下旬頃発売・ノルディックリバーシブルニットドレス 27,000円+税・ローズタトゥースカート 24,000円+税・アシンメトリーヘムプリーツスカート 24,000円+税
2019年09月09日原作、大海赫による人気絵本の舞台化「ビビを見た!」が、7月4日に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場にて開幕した。【チケット情報はこちら】物語は、目の見えない主人公のホタルが「7時間だけ目が見えるようにしてやろう」という声とともに、目が見えるようになる。その一方でホタルの母親や周囲の人々は目が見えなくなる。人々がパニックになる中、ホタルはビビという女の子に出会う。舞台化が難しいと言われた名作絵本に挑戦する出演者・演出家から開幕コメントが到着。■岡山天音今日は、開演数分前に演出の松井周さんとすれ違ったときに「色々言ったけれど今日は楽しんでください!」と言われて、その言葉がすっと入ってきて思い切って舞台に立てました。この作品の世界はすごく奥行きがあって、特にビビとふたりきりのシーンは演じる度に言葉に対する解釈が変わるので、これから毎回その奥行きを見つけていくのが楽しみですし、お客様にも「この世界はどこまで続いていくんだろう」という感覚で観ていただけるような作品にしていきたいですね。皆さんにとってのビビを見つけてもらえたら嬉しいです。明日からも頑張ります!■石橋静河あっという間の稽古期間で、「もう初日!?」というのが正直な気持ちですが、キャスト・スタッフ共に素敵なメンバーに恵まれ、楽しい創作の時間でした。演出家の松井さんは、笑いながら難しいことを要求する方。でもそれが不可能な事とは決して思えずどうしたらうまくできるのかを考え、常に前進する気持ちを奮い立たせる方です。「ビビ」は特別で不思議な役で、私も体験したことがない舞台でした。お話も決して分かりやすいものではありませんがお客様ひとりひとりが感じていただけることが全てで、それを楽しんでいただければと思います。■樹里咲穂お稽古から色々な失敗を繰り返し、今の今まで模索し続けましたが、初日にようやく「これがやりたかった」というレベルまで持ってくることができ、ほっとしています。初めて松井さんとご一緒しましたが、つくってはすぐ壊し、ブロンズ像を作っているような感覚で舞台の演出をしているように感じました。松井さんがやりたいことが純粋に伝わり、その想いに応えたいと思わせる方です。原作者・キャスト・スタッフ全員のパッションが込められた舞台です。決して当たり前ではないが、誰もが起こりうる世界を体感してほしいと思います。■松井周自分にとって原点ともいえる絵本を舞台化することができて、今日は本当に感無量です。色々チャレンジングな方法を使って、俳優にもスタッフにも無理難題を強いたと思いますし、作品が生まれるまでは難産でしたが、良い生まれ方をしたなと思いました。そしてこれからもっと良くなっていくと思いますので、ぜひ、劇場でご覧ください。7月15日(月・祝)までKAAT神奈川芸術劇場大スタジオにて上演中。
2019年07月05日盲目だった少年・ホタルの目が7時間だけ見えるように。それと同時に、目が見えていた人々の視力が失われ、町には正体不明の敵が襲来。母親と乗り込んだ電車で、ホタルは緑色の少女・ビビと出会う。そんな奇想天外でポップでダークな絵本『ビビを見た!』が舞台になる。ダークな伝説的絵本が舞台に。「生々しく演じられたらと思います」「このお話をいただいてから本を読んだのですが、怖くてしばらく呆然としてしまいました。物語の中にいろんなメタファーが使われていて、時代を問わず、社会への警告を発している作品だなと思いました」石橋静河さんにとって、演出の松井周さんとはこれが初の顔合わせ。「何かを最初から決めつけられるのでなく、まずは感じて自由に考えていく余白をもらっている気がします。松井さんから言われているのは『生々しくいてほしい』ということ。この物語にはビビや、ワカオと呼ばれる巨人が登場します。そういう役って、現実からかけ離れた存在だからこそ“フリ”で演じてしまいがちですが、それはしないでくれという意味だと考えています。役の感覚を自分の深いところまでいったん落とし込んだところで、作品の持っているファンタジーの軽さも入れていこうとされているのかなと思うんです」松井さんは、世の中の歪みや人間の奇妙さを、様々な実験的手法を用いて舞台にする演出家だ。石橋さんはビビを演じることになるが、一筋縄ではいかない予感。それでも「演じられて、すっごく嬉しい」そう。「だって、人間じゃない緑色の、触角が生えた、羽の破れた5歳くらいの女の子、ですよ。こんな役ができるのは、なかなかない機会。ただ、ビビを生々しい気持ちでやろうとすればするほど、残酷な役だなって思うんです。彼女のその残酷さを、ちゃんと受け止めて演じられたら」飾ることも力むこともなく作品の中に佇む。そんな石橋さんの自然な演技に魅せられる人は多い。「私の場合、まだ自分の手札がそれしかないというだけです。もともと嘘が下手で、演じる時に何ができるかといったら、役の気持ちを理解して寄り添うことだけ。今回、共演にいろんなキャリアの方がいるので、稽古場で様々な演技のアプローチの仕方を盗めたらと思っています」いしばし・しずか1994年7月8日生まれ。東京都出身。ヒロインを務めた映画『いちごの唄』が7月5日公開。その後も、『楽園』『ばるぼら』『37Seconds』と出演映画の公開が相次ぐ。『ビビを見た!』 7時間だけ目が見えるようになった盲目の少年・ホタル(岡山)は、盲目になった母を連れ、正体不明の敵から逃れて乗り込んだ電車で、緑色の少女・ビビ(石橋)と出会う。7月4日(木)~15日(月)KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオ原作/大海赫上演台本、演出/松井周出演/岡山天音、石橋静河、樹里咲穂、久ヶ沢徹、瑛蓮、師岡広明ほか前売り5300円、当日5800円(7/4、5、8、10は前売り4800円、当日5300円)ほか*すべて税込みチケットかながわ TEL:0570・015・415(10:00~18:00)※『anan』2019年7月3日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2019年07月02日大海赫の同名絵本を原作にした舞台『ビビを見た!』が7月4日(木)に開幕する。上演台本・演出を手掛ける松井周に話を聞いた。【チケット情報はこちら】“伝説の絵本”とも言われる『ビビを見た!』は、生まれたときから目が見えない主人公ホタル(岡山天音)が突然7時間だけ目が見えるようになり、逆に目が見えていた人たちは見えなくなることから物語は動き出す。町には正体不明の敵があらわれ、人々がパニックに。逃げるために乗った電車の中、ホタルは美しい緑色の少女・ビビ(石橋静河)と出会う――。松井はこの物語について「ホタルは最悪の日に目が見えるようになったなという感じなのですが、だからこそなのか、自分にとって本当に大事なことを見つけようとする。そこで出会うビビは超越的な存在で、現実が狂気に満ちるなかの宗教的な希望の光にも見えるし、もしかしたら恐怖をもたらすものにも見える。“自然”にダイレクトに繋がっている、ものすごい話だと思っています」と明かす。そんな物語を体現する主演・岡山の印象を聞いてみると「ホタルは“初めて”世界を見るのですが、岡山くんはその目線を身体全体で表現できると思いました」。ビビ役の石橋は「ビビは希望や光みたいなものも纏う人。石橋さんはコンテンポラリーダンスを踊られるので、ビビの人間離れした存在感をは身体の動きでも表現してもらおうと思っています」なぜ今、この作品なのか。その理由のひとつは「ある種の全体主義というか、パニック状態になってみんなが同じ方向に流れていってしまっていたり、タガが外れて歯止めがきかなくなってしまっている状況を取り上げたかった」と松井。「僕は今、“一寸先は闇”という言葉にリアリティがあると思っているんです。これまで考えられなかったようなことが普通に起きる。僕らはその緊張感の中で生きている。これは、僕が演劇のいいところだと思うことですが、自分の中の妄想や恐怖がパンパンになったとき、それを舞台上の人がやっているのを観ることが、ひとつの治癒にもなるというか。膨れ上がったものの空気を抜くような作用があるし、自分ならどうするかを考えるきっかけにもなると思うので、そういう状況をつくってみたいと思いました」「この作品は“見える”“見えない”がすごく重要。お客さんにもその体験をしてもらいたいなと思っています」と、本作ならではの体験ができそうな作品。「トラウマ絵本と言われて怖い感じがするかもしれませんが、作品には恐怖だけではなくユーモアもたくさん入っているので、そこも舞台に乗せたいです」という舞台『ビビを見た!』は、7月4日(木)から15日(月・祝)まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>にて上演。チケット発売中。取材・文:中川實穗
2019年06月14日俳優の綾野剛が主演を務める映画『楽園』(10月18日公開)の超特報、およびティザービジュアルが29日、公開された。同作は『悪人』『怒り』など映像化が続くベストセラー作家・吉田修一の『犯罪小説集』を、瀬々敬久監督が映画化。ある地方都市で起きた少女失踪事件をきっかけに知り合った孤独な青年・豪士(綾野剛)と、失踪した少女の親友だった紡(杉咲花)だが、事件から12年後に再び同じY字の分かれ道で少女が姿を消して、事態は急変する。2つの事件、3つの運命を巻き込んだ真実とは。ティザービジュアルでは、綾野、杉咲、そして佐藤浩市がそれぞれの眼差しを見せる。更に、柄本明、村上虹郎、片岡礼子、黒沢あすか、石橋静河、根岸季衣といった顔ぶれがそろった超特報では、衝撃の展開を予感させるシーンも収められた。(C)2019「楽園」製作委員会
2019年04月29日映画『雪の華』、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」などを手掛けてきた脚本家・岡田惠和と、俳優としても活動する「銀杏BOYZ」峯田和伸による同名小説と同時に企画が進行した青春映画『いちごの唄』。この度、主人公を演じる古舘佑太郎、石橋静河ほか「ひよっこ」でもお馴染みの俳優たちが登場する予告編、ポスタービジュアルが解禁となった。主人公の2人を演じるのは、「ひよっこ」にも出演した古舘佑太郎と『きみの鳥はうたえる』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』などの石橋静河。共演には宮本信子、和久井映見、光石研と日本映画に欠かせない実力派俳優陣。さらに現在大ブレイク中の清原果耶、『愛がなんだ』「まんぷく」岸井ゆきのをはじめ、蒔田彩珠、泉澤祐希、恒松祐里といった人気若手俳優に、大西利空、小林喜日、しゅはまはるみ、山崎光といったフレッシュな俳優も集結。この度到着した予告編は、主人公・コウタ(古舘さん)が、たったひとりの親友・伸二の命日である7月7日に、同級生の天野千日(石橋さん)と高円寺で偶然再会するシーンから始まる。彼女は、コウタと伸二が“天の川の女神だから、あーちゃん”と呼んでいた憧れの女の子。コウタは千日に勇気を振り絞って提案する。「また会えないかな」「そうしよう。今日会ったところで、来年の今日…また」。そうして一年に一度、親友の命日である七夕に高円寺で再会し、環七通りを散歩する2人の楽しそうな姿。しかしある年、千日は伸二との過去の秘密を告白し…。「僕は幸せだと思うんだよね。片思いだけど恋をしているから」というコウタのセリフから、誰もがいつか経験したことのある、恋した時の喜びと切なさを思い起こさせる予告編が完成。本編には「銀杏BOYZ」の「漂流教室」「ぽあだむ」など恋と友情を歌う名曲たちのほか、峯田さんが本作のために書き下ろした主題歌「いちごの唄」が登場、同楽曲は予告編でも耳にすることができる。また、ポスタービジュアルには、赤い花が咲く野原に横たわるコウタと千日の2人と、「全力で、恋した時間は、永遠なんだ。」というキャッチコピーが。2人の間の絶妙な距離感は、年に一度、親友の命日でもある七夕にしか会えない彼らの関係を表現しているようで、親友といつでも一緒だった頃の無敵な気持ち、恋したときの喜びと切なさ、青春の全てが詰まったかのような甘酸っぱさを象徴するビジュアルとなっている。『いちごの唄』は7月5日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:いちごの唄 2019年夏、全国にて公開予定Ⓒ2019『いちごの唄』製作委員会
2019年04月12日3月30日に放送されたフジテレビ系の「ENGEIグランドスラム」(フジテレビ系)に、とんねるずの石橋貴明(57)が“乱入”。そこでの発言が、波紋を呼んでいる。石橋はかつて自身が「とんねるずのみなさんのおかげでした」でたびたび披露していた、フジテレビの名物プロデューサー・石田弘氏のコスプレキャラ・ダーイシで登場。登場するや、「松村がよぉ今いろいろ会見で大変でなぁ!」と発言。周囲が制止するひと幕があった。「石橋が名前を出した『松村』とはNGT48のメンバー・山口真帆(23)暴行事件について会見を行った、NGTの運営会社・AKSの松村匠取締役・運営責任者(56)のこと。松村氏は元フジテレビの社員で、とんねるずの番組にも携わっていました。そんな関係もあったのでネタにしたと思われますが……」(芸能記者)松村氏が出席した先日の会見中、リアルタイムで中継動画を見ていたと思われる山口が自身のツイッターで反論。報道陣の質問攻めにあった松村氏がしどろもどろになるなどしたため、会見は紛糾してしまった。そんな状況での石橋の発言。ネット上で《この危険ネタができるのは石橋さんしかいない》と称賛するコメンントは少数派。《被害者いるからネタにしたらダメ》《笑い事じゃねーんだけど》など批判の声が殺到している。
2019年04月01日ベッド&メイキングスの最新作『こそぎ落としの明け暮れ』が、現在、東京芸術劇場 シアターイーストで上演されている。作演出の福原充則は、前作『あたらしいエクスプロージョン』にて岸田國士戯曲賞を受賞。本作が受賞後初の書き下ろし作品となる。【チケット情報はこちら】入院中の姉・和子(町田マリー)の見舞いに訪れた真理子(安藤聖)。同部屋の時村(島田桃依)は少々問題のある患者で、その日も彼女が雑誌を盗んだと、売店の店員・勝呂(佐久間麻由)が病室にやって来る。一方、看護師の吉村芒恵(野口かおる)は、別れたばかりの昭一(富岡晃一郎)と言い争い中。というのもある理由から、芒恵は昭一に30万円を受け取ってもらおうと必死なのだ。するとそこに害虫駆除業者の片桐(吉本菜穂子)、常滑(石橋静河)、近藤(葉丸あすか)が現れて…。福原らしい、愛らしさと不器用さと面倒くささが詰まった会話劇である。登場人物たちは皆、自分にとって大事な誰かのことを思い、そして行動を起こす。それはもちろん優しさゆえの行動なのだが、その優しさが過度であるため、もしくは方向違いであるために、結果的に空回りしてしまう。だがそれこそ人間の愛しさであり、バカバカしさであり、たまらない面白さなのだ。そんな人間くささ全開の登場人物たちが発するセリフは、どれも驚くほど直球で、観客の心にズドン!と突き刺さるものばかり。その陰に福原の恥じらいを感じつつも、“愛”をテーマにしたこの作品には、これら直球のセリフがしっくりとなじむ。また本作は、野外劇や円形舞台など、過去公演のような演劇的な仕掛けは用意されていない。以前福原が「現代口語演劇の前夜にあったような、いわゆる演劇っぽい会話劇になりそう」と語っていたように、あくまで会話の積み重ねによって紡がれるドラマ。そういった点で、これまでのベッド&メイキングスとは少し異なった趣も感じられる。だが笑いどころも多く、しっかりエンタテインメントとして成立しているのは、メンバーの富岡を筆頭に、安藤や町田、吉本など、ベッド&メイキングス経験済みの巧者たちによる働きが大きい。旗揚げ公演『墓場、女子高生』(2012年)にも参加していた面々で、役者陣に対する福原の信頼の強さは、劇団の、そして作品自体の成熟へとしっかりと結びついているようだ。そんななかでも石橋、島田といった初参加組も確かな印象を残しており、この劇団のこれからがより一層楽しみになる一作だった。公演は3月27日(水)まで東京・東京芸術劇場シアターイーストにて。その後、長野、三重、福岡を周る。チケットは発売中。取材・文:野上瑠美子
2019年03月19日とんねるずの木梨憲武(56)が1月29日、自身のInstagramに相方・石橋貴明(57)との2ショット写真を公開し、反響を呼んでいる。木梨は自身のInstagramに、「偶然、西麻布」とコメントと共に、石橋と満面の笑みを浮かべている2ショットを投稿。続けて「とんねるず方面!ライブ方向?2019後半ぐらーい?」と、今年の後半にとんねるずでのライブの開催を示唆。また「カメラマン キナシナルーミ」と記し、木梨の妻・安田成美(52)が撮影したと明かした。最後に「お問い合わせは、井上信悟様・港浩一様どちらかーで」ととんねるずとゆかりの深い、テレビ関係者の名を綴りファンを喜ばせた。この投稿には3万6千を超えるいいね!と3,000件にも及ぶコメントが寄せられ反響を呼んでいる。ファンは「なんだろう、みんなこの写真みて安心するのは。成美さんありがとう!」「お二人の笑顔最高です木曜21時も戻ってきてほしいなー」と久しぶりの2ショットに喜ぶの声が殺到している。
2019年01月30日「お久しぶりです!」と、スタジオ入りと同時に爽やかな笑顔でスタッフに声を掛けてくれた俳優・町田啓太。端正でまじめそうなパブリックイメージを裏切らない、真摯な対応に現場の空気もほっこり。町田さんと言えばその演技のふり幅の広さから映画・ドラマを問わず、出演が相次いでいる。昨年はドラマ「中学聖日記」でヒロインの元婚約者で男前な姿を見せたかと思えば、「PRINCE OF LEGEND」では美意識高めなナルシストな先生をコミカルに表現し、映画『jam』では「変態感が溢れ出ている(笑)」と自ら称するほど恋に盲目的でとてつもなくいやらしい男を演じきった。見た目だけで言えば好青年という言葉がピッタリだが、町田さんは「まじめそうに見られるのが短所でもある。それで演じる役の幅を狭めたくない」と、ひとつのイメージに縛られないよう、積極的に様々な役柄に挑戦している。どんな作風でも対応できる柔軟性があるからこそ、加藤雅也、石橋静河、田中要次といった日本の実力派俳優が名を連ねた『二階堂家物語』の中でも自然に溶け込めていたのかもしれない。同作は跡継ぎ問題に揺れる日本の名家の物語を、イラン人女性のアイダ・パナハンデ監督が描いている。町田さん演じる多田洋輔は、主人公で地元の名士・二階堂辰也(加藤さん)の娘の由子(石橋さん)の幼なじみで、長い間彼女に想いを寄せている役どころ。洋輔は跡取り問題で揺れる二階堂家の長女の由子の立場を考え、「結婚できるなら、名字を変えてもいい」と告げるのだが…。イラン人女性監督の視点で描く世界観に「日本の伝統の素晴しさに気づいた」奈良県の天理市を舞台にした本作は、どこか懐かしい日本の風景が広がり、劇中では凧、雛人形、ちょうちんと伝統的な物が随所に配置されている。名前を聞かない限り、本作がイラン人女性監督によって撮られた作品だとまず分からないだろう。町田さんも本作を鑑賞して「イラン映画の要素が強く出ているのかなと思って観たら、日本の文化をすごく丁寧に描き、撮って下さっていました。だから、何も知らない方はまず『え、これ日本の監督が撮ったんじゃないの?』という驚きがありますよね。日本に住んでいるとそのよさに気づけなかったものも、外国の方から見れば新鮮に映る。いままで素通りしていた日本の伝統的な文化が、本作ではとても美しく、魅力的に表現されているんです。想像していた以上に面白く観させてもらいましたし、『日本っていいな』と心温まる想いがこみ上げてきました」と他国の監督の目線で切り取られた描写から、日本が誇る伝統の素晴しさを再確認したようだ。前途の通り、本作は地方の名家が舞台。町田さんは「僕も田舎で育った身だから、物語に出てくるちょっと歪な人間関係ってよくわかるんです」と明かす。自身も田舎出身であることから、映画の題材である婿養子の捉え方について町田さんは独自の見解を持つ。「婿養子になることに抵抗はないけれど、田舎ってコミュニティが狭いので、家柄の問題は都会で働く人以上に人生に大きく関わってくるんです。だから、物語で洋輔が由子に婿養子になる提案したのは、いくら昔から彼女のことが好きだったとはいえ、彼なりに大きな決断だったと思います」。町田さんの言葉通り、本作はただの“名家の跡取り問題”で終わらない、現代の日本に息づく伝統の中で起こる、親子や男女の愛の葛藤の様子を描いている。俳優として生きる糧となる言葉に出会った日本とイランの合作とも言える本作。しかし、気になるのが現場で日常的に交わされる言語だ。現場では通訳を介していたそうだが、監督からの演技指導の際、伝え方の細かなニュアンスによって相手が解釈する意味も大きく変わってくる。「会話のやりとりでは苦労しました」と話す町田さんだが、その中でアイダ監督からのある言葉が心に刺さったという。「撮影中、『私は目を見ればあなたが何を言っているのかわかるの』とおっしゃっていました。アイダ監督は日本の言葉はわからないけど、表情や雰囲気で僕らが何を言っているのかがわかる方なんです。ちょっとビックリしましたが、このときのアイダ監督の言葉のおかげで言語の壁は超えられると実感でき、演じる身としてうれしい気持ちになりました」。本作がプレミア上映された『なら国際映画祭2018』で会った世界的映画監督のクリストファー・ドイル氏にも、その後の俳優人生に影響をもたらす言葉をもらった。「『繋がりが大事なんだよ』と言われたのが印象に残っています。俳優が持つエナジーをカメラに繋げて、スタッフさんがスクリーンに繋げたものをお客さんが観る。こういうインタビューでも僕の想いをライターさんに伝えて、それが文章になって皆さんのもとに届くと思うのですが、発信する側の熱量が高ければその分、相手に伝わるものも多い。すごく単純なことなんだけど、ハッと気づかされました」。取材時はまっすぐ相手の目を見て、時折爽やかな笑顔を交えながらも言葉は丁寧に選ぶ。今回のインタビューでも作品にかける町田さんの熱量がヒシヒシと伝わってきた。きっと足の怪我がなくてもGENERATIONSではなく俳優の道を選んでいたいまやLDHの俳優部門・劇団EXILEきっての爽やかキャラだが、町田さんが本格的に演技の道で生きていくと決めたのは2011年。足の怪我によって当時、候補メンバーだったGENERATIONSの活動を休止していたときだった。しかし、もしその足の怪我がなかったとしたら?町田さんは俳優ではなくアーティストの道に進んでいたのだろうか。「その可能性もあったかもしれないけれど、結局は俳優の道を選んでいたと思います。足の怪我が俳優活動に専念するきっかけではありましたが、『あの映画、面白かったよ』と僕が出た作品を観てくれた方の声が届くのが、何にも代えがたいくらいうれしい瞬間なんです」と話す町田さんの目に迷いは一切ない。取材中も「映画が大好きなんです」と映画の話になるとまるで子どものように無邪気な顔を見せる。実に幸せそうな表情だ。8年前の町田さんの決断に間違いはなかったと確信できる取材であったことをここに伝えよう。(text: Kanako Kondo/photo:You Ishii)■関連作品:二階堂家物語 2019年1月25日より新宿ピカデリーほか全国にて順次公開Ⓒ 2018 “二階堂家物語” LDH JAPAN, Emperor Film Production Company Limited,Nara International Film Festival
2019年01月21日『舟を編む』『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』の石井裕也監督が、安藤ゆきによる第20回手塚治虫文化賞受賞作「町田くんの世界」の実写映画化に挑戦。6月7日(金)より全国公開されることが決定した。石井裕也監督は、2009年の商業デビュー作『川の底からこんにちは』で第53回ブルーリボン賞監督賞を史上最年少で受賞。その後も様々な作品を世に送り出し、2013年公開の三浦しをんによるベストセラーを映画化した『舟を編む』では、第37回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞をW受賞する快挙を達成。さらに第86回アカデミー賞外国語映画部門の日本代表作品にも選出されるなど各映画賞を総なめ。石橋静河と池松壮亮が共演した2017年公開『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』では、第12回アジア・フィルム・アワードで名だたる監督たちを抑え、監督賞を見事受賞。手掛けてきたほぼ全ての作品が、海外の国際映画祭への招待や数々の賞を受賞するなど、国内だけでなく海外にも多くのファンを持つ日本が誇る若き実力派監督だ。■新しい時代の幕開けに相応しい挑戦――石井監督がいままでの概念をぶっ壊す!派遣OLが病気の父に代わって田舎のしじみ工場の経営に奮闘する姿を描いた『川の底からこんにちは』。玄武書房の辞書編集部に配属された主人公が訳あり編集部員たちと協力しながら新辞書「大渡海」を編纂する姿をユーモラスに描く『舟を編む』。ベストセラー同名詩集をもとに、東京に生きる男女の切ないラブストーリーを描いた『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』など、これまで石井監督が手掛けてきたのは、ごく普通の生活を生きる人間たちや家族。そして石井監督が最新作の題材に選んだのは、別冊マーガレットで2015年から2018年まで連載されていた漫画「町田くんの世界」。監督自身初となる漫画原作で、しかも昨今続く少女漫画原作の映画化という、自身も“例外的”と語るほど、これまでの監督のイメージとは一線を画するジャンルへチャレンジする。これまで人間をおかしくも、その本質を描いてきた石井監督。平成の時代が終わり、新たな時代に公開となる本作では、今回様々な新たな試みに挑戦。このデジタル全盛の時代に逆行する35mmフィルムで全編を撮影するなど、常識にとらわれない手法を取り入れながらキャリア集大成を目指す。石井裕也(監督・脚本)コメント人を好きになる気持ち、愛とかそういうものは、普通であれば恥ずかしくて口に出すのもはばかられますが、やはりどう考えても人間にとって必要なこと。それが今、本当にやるべき題材だと感じ、それをまったくてらいもなく、恥ずかしげもなくやってる“少女漫画原作の力”に僕も乗っかりたいと思いました。この作品では、本当に例外的なことをやりまくっています。まさか自分が少女漫画原作をやるとは思っていなかったので、逆に振り切れたというか、冒険的になれたし、映画的な自由を得られたんだと思います。安藤ゆき(原作)コメント1人の人間から生まれた小さな作品がたくさんの人が構築する大きな企画になっていくということは、わくわくする一方で不思議な気持ちでいっぱいです。この映画の関係者の1人になれたことを幸福に思います。■ストーリー運動も勉強も苦手で、見た目も普通な町田くん。しかし、彼には困った人は絶対に見過ごさず、接した人みんなの世界を変えてしまう不思議な力が…!?そんな町田くんに訪れた突然の出来事。優しさに溢れていた“町田くんの世界”がひっくり返る!『町田くんの世界』は6月7日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年01月16日女優の石橋杏奈(26)が、プロ野球・楽天の松井裕樹投手(23)と13日に結婚したことを、自身のインスタグラムで同日、報告した。石橋は、2ショット写真を添えて、「私事ですが本日12月13日にかねてよりお付き合いしておりました東北楽天ゴールデンイーグルスの松井裕樹選手と入籍いたしましたことをここにご報告させていただきます」と報告。「彼の野球に対するまっすぐな姿勢や素直で無邪気な性格に惹かれ傍に居たいと思うようになりました」とつづった。続けて、「彼の活躍が2人の幸せでもあるので 日々刺激をもらいながら私も出来る限りのサポートをしていきたいと思っておりますこれからは夫婦としてどんなときも手を取りあい思いやりの気持ちをもって共に歩んでいきたいと思います」と決意を記し、「まだまだ未熟者ではありますが温かく見守っていただけたら嬉しいです」と呼びかけた。
2018年12月13日感性豊かな表現力で独自の存在感を放つ実力派女優、石橋静河。凛とした佇まいが印象的な彼女が、ノーブルなシャツスタイルを披露します。衿の重なりが絶妙!同系色のシャツをレイヤード。生地の風合いや表情にこだわり、身につけた時の心地よさにも定評のある『トゥジュー』のシャツ。グレイッシュブルーのシルク混シャツは柔らかなシワ加工が美しく、一枚で着てもレイヤードしてもきれいに着られる薄手の生地感が秀逸。ラフに袖をまくって抜け感を演出して。シャツ¥36,000中に着たシャツ¥39,000(共にトゥジュー/トゥジュー 代官山ストア TEL:03・5939・8090)バングル¥18,000(平松保城/ギャラリー ドゥ ポワソンTEL:03・5795・0451)取り入れやすいデザインながら、シルエットで差がつく一枚。シンプルな白シャツも、ドロップショルダー&ワイドスリーブで一気にオリジナリティが加速。股上の深いハイウエストパンツで、懐かしさを感じるスタイルに仕上げるのが気分。黒ベルトで全体を引き締めて。シャツ¥29,000(マービン ポンティアック/オーバーリバー TEL:03・6434・9494)パンツ¥19,000(ヤエカ/ヤエカ アパートメント ストア TEL:03・5708・5586)ベルト¥9,800(マスター&コー/マッハ55リミテッドTEL:03・5413・5530)ピアス¥16,000(kazuko mitsushima/ギャラリー ドゥ ポワソン)ボタンを大胆に開けて、羽織りとして活用。オーバーサイズのシャツをラフに羽織って、Tシャツを覗かせて。ショルダーベルト付きのワイドパンツやスニーカーなどカジュアルなアイテム同士でも、モノトーンでまとめればモードな雰囲気に。シャツ¥24,000パンツ¥43,000(共にGARMENT REPRODUCTION/OKURA TEL:03・3461・8511)Tシャツ¥12,000(エキップモン/サザビーリーグ TEL:03・5412・1937)ネックレス¥80,000(yoriko mitsuhashi/ギャラリー ドゥ ポワソン)スニーカー¥17,800(ワクワ/アナトミカ 東京 TEL:03・5823・6186)異なる素材も、ワントーンならシックな趣。ほどよくハリのあるコットンシャツに、光沢感のあるシルクスカートをセット。同系色なら素材のコントラストも派手になりすぎず、大人びた印象に。イエローを配したクリアピアスで、ポップなアクセントを加えて。シャツ¥16,000(BLUE BLUE JAPAN/OKURA)スカート¥60,000(ユーモレスク TEL:03・6427・2353)ピアス¥14,000(kazuko mitsushima/ギャラリー ドゥ ポワソン)いしばし・しずか1994年生まれ。東京都出身。女優。数々の映画や舞台、ドラマで活躍。NHK連続テレビ小説『半分、青い。』での演技も話題に。来年の公開待機作に映画『二階堂家物語』『いちごの唄』『21世紀の女の子』『楽園』ほか。※『anan』2018年12月12日号より。写真・松本直也スタイリスト・高品逸実ヘア&メイク・廣瀬瑠美(by anan編集部)
2018年12月09日瀬戸内海の島々を舞台に、現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭 2019」が、2019年4月26日から5月26日、7月19日から8月25日、9月28日から11月4日の総計107日間に渡り開催される。本年11月7日にはその企画概要が発表された。第1回の開催当初から掲げてきた目的である「海の復権」をテーマに、次回で4度目の開催を迎える瀬戸内国際芸術祭。有史以来、瀬戸内海の島々には、様々な人々が行き交い、常に新しい文化や様式を伝えてきた。しかしながら近年は、人口減少や高齢化など地域の活力低下により島の固有性は失われつつある。そんな状況にあるなかでも、瀬戸内の美しい景観と自然の恵みは在り続けてている。かつて、この美しい自然と人々が交錯してきたように、活力を取り戻したこの瀬戸内の島々と瀬戸内海が地球上のすべての地域の“希望”となることを目指している。Photo:Osamu Nakamura会期は、前回に引き続き春・夏・秋の3期で構成される。春期が2019年4月26日から5月26日まで、夏期が7月19日から8月25日まで、秋期が9月28日から11月4日までの総計107日間。直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島(春)、本島(秋)、高見島(秋)、粟島(秋)、伊吹島(秋)、高松港周辺、宇野港周辺を会場に行われる。草間彌生「赤かぼちゃ」2006年 直島・宮浦港緑地 / Photo:Daisuke Aochi注目されるのが、建築家の田根剛と、2010年から参加をする現代アーティストの塩田千春のコラボレーション。現在、豊島にある木製のトンネル状の塩田の作品「遠い記憶」が撤去され、そこへ新たに田根剛との作品が生み出される。女木島では、レアンドロ・エルリッヒ(Leandro Erlich)や宮永愛子、KOURYOUなどが参加する「小さなお店プロジェクト(仮称)」を計画。2010年にこの島で「不在の存在」を制作したエルリッヒは、コインランドリーの開店を予定するなど島民にとって便利で、他所からの来訪者にとってはユニークなスポットとなるような“小さなお店”の作品が集結する。宮永愛子は、瀬戸内国際芸術祭の会期中に高松市美術館で企画展の開催を予定している。そのほかにも重点プロジェクトとして、瀬戸内の特産品や農水産物等に焦点を当てた「瀬戸内の資源 × アーティスト」、アジアの国々のアーティストと瀬戸内の島々が連携するプロジェクト「アジアの各地域 × 瀬戸内の島々」、瀬戸内の島々に残る伝統的な食をアーティストが掘り起こしアップデートする「島の『食』 × アーティスト」を実施。また、芝居や舞踏といったイベント・パフォーマンスも多く企画されている。オランダのアーティスト、クリスティアン・バスティアンス(Christiaan Bastiaans)が、大島のハンセン病をテーマにした「貴重な荷物」をインスタレーション化するとともに、世界的大女優リブ・ウルマン(Liv Ullmann)や笈田ヨシ、大野慶人、石橋静河が出演する公演が大島、高松港周辺で行われる予定。淀川テクニック「宇野のチヌ」 / Photo:Osamu Nakamura【イベント情報】瀬戸内国際芸術祭 2019会期:春(ふれあう春)2019年4月26日〜5月26日、夏(あつまる夏)7月19日〜8月25日、秋(ひろがる秋)9月28日〜11月4日会場:直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、沙弥島(春)、本島(秋)、高見島(秋)、粟島(秋)、伊吹島(秋)、高松港周辺、宇野港周辺料金:3シーズンパスポート 4,800円(前売り特別価格 3,800円)※16歳〜18歳は身分証の提示により3,000円(当日現地販売のみ)、前売り期間は2018年11月8日~2019年4月25日会期限定パスポート(春用・夏用・秋用)各4,000円※各16歳〜18歳は身分証の提示により2,500円(当日現地販売のみ)。春用は2019年4月26日から、夏・秋用は直前の会期の終了後に販売を開始。
2018年11月30日作家・吉田修一の「犯罪小説集」を綾野剛、杉咲花、佐藤浩市出演で映画化する『楽園』。この度、新たに柄本明、村上虹郎、片岡礼子、黒沢あすか、根岸季衣、石橋静河が出演していることが明らかになった。本作は、吉田氏自身が「こんなにも物語をコントロールできず、彼らの感情に呑み込まれそうになったのは初めて」と語る新たな最高傑作を、5編からなる小説の「青田Y字路」「万屋善次郎」の2編を組み合せて脚色し映画化。すでに発表されている豪華俳優陣3名に加えて、今回新たに本作を彩るキャストが決定。柄本明/藤木五郎役『座頭市』『岸辺の旅』『万引き家族』など数々の作品に出演する、日本を代表するベテラン俳優・柄本明が演じるのは、幼女誘拐事件の被害少女の祖父・藤木五郎。『悪人』に続き、吉田修一作品2作目となる柄本さんは、「やはり今回も吉田さんの世界だなと感じました」と参加した印象を語り、また「綾野さん、杉咲さん、佐藤さんともこれまでにご一緒しており、現場も楽しかったです」とふり返った。村上虹郎/野上広呂役「仰げば尊し」「この世界の片隅に」、TVアニメ「いぬやしき」など話題作への出演が続き、急成長を遂げる若手俳優・村上虹郎が演じるのは、紡(杉咲さん)に想いを寄せる幼なじみ・野上広呂。演じた役柄について「天使なのか、悪魔なのか。大事な人物を演じさせて頂きました」と語る村上さん。今回初の瀬々組となったが、「監督の鋭い目つきにゾクワクする日々でした。監督の名台詞集をすぐにでも出版できそうですが此処ではひとつだけ、“さっきの方がグビッときた”スクリーンでお逢いできるのを心待ちにしています」とコメントしている。片岡礼子/久子役『ハッシュ!』や、瀬々敬久監督作『ヘヴンズ ストーリー』に出演した片岡礼子は、善次郎(佐藤さん)の身を案じる女性・久子を演じる。「現場では迷い…考え過ぎる自分をやめたい日々でした」とふり返る片岡さんは、「途中から久子の家族や善次郎との未来を信じることだけに集中することにしていました。物語が生きてるかのように変化し続けていたことにも現場で何度も鳥肌が立っていました。映画を見届けるまで現場が終わらないような気分です」と撮影の日々について明かした。黒沢あすか/中村洋子役豪士(綾野さん)の母・中村洋子には、『冷たい熱帯魚』『渇き。』などに出演した黒沢あすか。黒沢さんは、台本ト書には“アジア訛りの日本語を話す”と記されていたと明かし、「後日、デモCDを手にし洋子という名のクメール人になりきる役作り。発音取りに試行錯誤しながらカタイ頭が柔らかくなっていく手応えを感じていきました」と役作りについて語り、「クランクアップの日は満ち足りた気分でした。今は完成する日が待ち遠しくて仕方ありません」と心境を述べた。根岸季衣/藤木朝子役五郎の妻・藤木朝子を、「ふぞろいの林檎たち」シリーズや連続テレビ小説「梅ちゃん先生」ほか数々の作品に出演する根岸季衣。同じく、完成が楽しみだと語る根岸さんは「今迄にも老け役は何度か経験して来ましたが、遂に!初の認知症役でした。幸いあらぬ事を叫び続ける事もなく、余りに辛い現実から逃避するかのように、夫役の柄本明さんの手を拠り所にしっかり握って静かに惚けて行く朝子は、幸せにも思えました」と演じていて楽しかったとふり返っている。石橋静河/田中紀子役善次郎の亡き妻・田中紀子役は、連続テレビ小説「半分、青い。」で佐藤健(律)の妻(より子)を演じ話題となった石橋静河に決定。石橋さんは、本作について「人間の恐ろしさと同時に、誰しもが心の中に持っている、狂気や哀しみが描かれているのが、この作品だと思います」と自身の解釈を話し、「初めて今回の脚本を読んだ時、私が演じさせていただいた紀子という役はこの物語の中のひとつの希望なのだと感じ、その灯りを大切に演じたいと思いました。たくさんの方たちにこの映画が届くことを願っています」とコメントを寄せている。『楽園』は2019年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:楽園(2019) 2019年、全国にて公開© 2019「楽園」製作委員会
2018年11月23日「鈴木さんはドラマ『SUIT』に出演するかたわら、主婦業も手抜きなしです。そんな姿を見た石橋さんも奮起。地上波レギュラー番組は今や『石橋貴明のたいむとんねる』だけですが、電話営業に奔走しています」(テレビ局関係者)今年3月、30年の歴史に幕を下ろした「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)。その人気企画「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」が2時間特番として11月24日に放送される。だが出演者の欄には石橋貴明(57)の名前こそあるものの、相方・木梨憲武(56)の姿がなかったのだ!そのためTwitterでは、驚きの声が上がっている。《特番嬉しいけど、木梨さんは?》《木梨さん出ないの?マジか…》いったい何があったのか。鈴木保奈美(52)復活の陰で奮起した石橋だが、実はそれが引き金となって「とんねるず」の間で“事件”が起きていたという。「石橋さんはもちろん快諾しました。しかし木梨さんは『なんで終わったばかりの番組をすぐに復活させるの?』と言って、出演を拒否したのです。フジも説得を続けましたが、交渉は決裂。石橋さんも怒って『もういいよ、放っておけ!』とさじを投げたそうです」(前出・テレビ局関係者)別のテレビ局関係者も2人の仲についてこう指摘する。「もともと2人の関係性について、周囲からは不安の声が上がっていました。宿泊ホテルも移動も別々という状態でしたからね。10月にはファンクラブも解散しました。今回の件を受けて、とんねるず史上もっとも不穏な関係になっているといえるかもしれません……」とんねるずは石橋が代表、木梨が取締役の事務所に所属していた。だが今年6月に木梨が取締役を辞任。映画やラジオ番組への出演、ライブ活動など自由な生活を送っている。そうした違いが、特番へのスタンスにも現れたようだ。「今のところ、すぐ解散という話は出てきていません。ただ夫が心配なのでしょう。鈴木さんは『あの人(木梨)は何を考えているんだか』と苦言を呈しているそうです」(前出・別のテレビ局関係者)11月14日、昼過ぎに車で自宅から出てきた鈴木は都内の百貨店へ。食材探しだったようで、買い物を済ませると急ぐように帰っていく。だがその表情は、どこか浮かないようにも見えた――。
2018年11月21日「生きてるだけで、ほんと疲れる」そう感じたことはありませんか?もし「ある」なら、以下のテストを試してみましょう。□ 愛するのも 愛されるのも下手□ ダメな自分にイライラする□ 誰よりも寂しがり屋だ□ 優しくされると不機嫌になる□ 軽くいなされるとムカつく□ 本当は誰かとつながりたい□ 誰ともわかり合えない気がするご自身に当てはまるものはいくつあったでしょうか?■不器用な2人の姿から目が離せない上記のうち、1つでも当てはまったなら、きっとあなたはヒロイン・寧子のように繊細で人の気持ちに敏感なタイプです。そんなあなたは、今すぐこの作品を観たほうがいいでしょう。痛々しくも愛おしい寧子に自分を重ねれば、いろいろなことを考えさせられ、自身の“生きづらさ”と向き合う勇気をもらえるかもしれません。11月9日スタートの映画『生きてるだけで、愛。』は、〈愛することにも愛されることにも不器用で関係が成就する前に自ら壊してしまうような女〉=寧子と〈他人と距離を保つことで傷つきも傷つけもしないけれどすべてをあきらめているような男〉=津奈木の心情を綴るラブストーリー。今を懸命に生きる2人は、あなたとあなたが愛した彼のよう。わかり合いたいのにわかり合えず、満たされなくて、でもつながっていたい……切ないほどに不器用な彼らの姿から目が離せないこと請け合いです。■寧子と津奈木は「共依存」関係?寧子(趣里)と津奈木(菅田将暉)は同棲して3年のカップル。鬱が招く過眠症のせいで引きこもり状態の寧子は、日がな1日、布団の中で惰眠をむさぼっています。一方の津奈木は、文学を志して出版社に入ったものの、週刊誌の編集部でゴシップ記事の執筆に明け暮れる日々。やりがいを感じることもなく、淡々と仕事をこなす彼は死んだ魚の目をして家と会社を往復します。完全に破綻しているように見える2人が一緒にいるのは、“いびつ”な自分を受けとめてくれる相手を必要としているから。これって心理学でいう「共依存」状態なんでしょうね。寧子は、経済的にも精神的にも負担をかけるという意味で津奈木に依存していますが、津奈木は津奈木で、自分の存在価値を見出すために寧子に依存している様子。自己肯定感を高めるために行動を起こすのではなく、自分なしでは生きられない存在がいることを、とりあえず「価値」と捉え、自身を納得させている印象です。顔を合わせれば寧子は津奈木に理不尽に感情をぶつけ、同じ布団で眠ることもない2人。もはや男と女とも言えない危うさをはらんだ……でもエンドレスに続きそうな不思議な関係に、ある日変化が訪れます。■強烈キャラの痛いお姉さん登場それは寧子の前に、津奈木の元カノ・安堂(仲 里依紗)が現れたこと。津奈木に未練がある安堂は、寧子と別れさせて彼を取り戻すべく、寧子の社会復帰と自立を手助けしようとするのです。寧子は外の世界と関わらざるを得なくなり、安堂の紹介で半ば強制的にカフェバーでのバイトをスタートすることに。この安堂のキャラクターがまた強烈で。パッと見、仕事がデキるきれいなお姉さん風なのですが、ヨリを戻すためにとにかく必死。自分は正しいと思い込み、人の話を聞かずに突っ走る様はあまりにも痛々しく、これまた「身近にいそう」もしくは「いつぞやの私?」という気持ちにさせられます。彼女は他人の心の痛みに鈍感で、自分の痛みには敏感な人。だから上から目線で相手が傷つくようなことをまくしたてますが、自分が同じ目に遭うことは許せません。安堂=他人の心の痛みに鈍感で、自分の痛みには敏感。寧子=自分だけでなく、他人の気持ちにも敏感。津奈木=鈍感なふりをして心を閉ざし、人に対して肯定も否定もしない。その3者の違いも興味深く、こんな人は嫌とか、共感できるけどしたくない、なんて気分にさせられたりも。■一瞬でもわかり合えたと信じたい時に過呼吸気味に話す寧子のセリフには、いくつもの名言があるのですが、その1つが「私は、私と別れることができない」です。仕事、恋人、友達……たとえ全てを捨ててもつきまとう“自分”を持て余している人は少なくないでしょう。普段、そのことを忘れたふりをしながら過ごしている私たちだって苦しいのだから、自分でもコントロールできないほどのエネルギーを持つ“自分”と向き合い続ける寧子が「生きてるだけで、ほんと疲れる」のは当然かもしれません。そして、満身創痍になりながらも「自分という存在」をわかってほしい、一瞬でも誰かとわかり合えたと思える瞬間を信じたい、とばかりにもがく寧子を、力の限り抱きしめたくなるのは津奈木だけではないはず。――もう一生、誰にもわかってもらえなくてもいいから。(あなただけには)わかってほしい。私のことを。そんな彼女の心の叫びが伝わるラストシーンの美しさは格別です。そこにあるのは真実の愛なのか、それとも……。最後に、この映画に寄せられた漫画家・鳥飼茜さんの言葉をお届けします。「いつも言葉が通じていない『私』と誰かの合間に生きてる思いが行き交う、たった一息の間が描かれている。それはとても美しいから、最後の一瞬まで逃さず見届けて欲しい。」【STORY】生きてるだけで、ほんと疲れる。鬱が招く過眠症のせいで引きこもり状態の寧子と、出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れながら寧子との同棲を続けている津奈木。そこへ津奈木の元カノが現れたことから、寧子は外の世界と関わらざるを得なくなり、二人の関係にも変化が訪れるが……。11月9日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー!『生きてるだけで、愛。』出演:趣里、菅田将暉、田中哲司、西田尚美/松重豊/石橋静河、織田梨沙/仲 里依紗原作:本谷有希子『生きてるだけで、愛。』(新潮文庫刊)監督・脚本:関根光才配給:クロックワークス©2018『生きてるだけで、愛。』製作委員会
2018年11月09日映画『生きてるだけで、愛。』(11月9日公開)の完成披露上映会が20日に都内で行われ、趣里、菅田将暉、仲里依紗、西田尚美、石橋静河、織田梨沙、関根光才監督が登場した。同作は、本谷有希子による芥川賞・三島賞候補作となった同名小説を実写映画化。過眠症で引きこもり状態な上に、自分をコントロールできず理不尽な感情にさいなまれる寧子(趣里)と、出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れるも、やりがいを感じられずに日々をやり過ごす津奈木(菅田)は同棲を続けているが、津奈木の元カノが現れ、2人の関係にも変化が訪れていく。津奈木のエキセントリックな元カノ・安堂を演じた仲は、膝上のミニスカートで登場し、スラリとした美脚が輝く。最近はドラマ出演が多かったというが、久々にどっぷり映画の世界に浸かったという仲。フィルム撮影という手法に「NGが出せない。セリフ長いし、フィルム高いしなあというプレッシャーで、結構パニックになってました」と振り返った。また、作品にちなみ「誰かと分かり合えた瞬間」について聞かれると、夫である中尾明慶とのエピソードを披露。「旦那さんが仕事終わる頃かなと思って、『終わった?』と送るのと同時に、LINEで『終わった』って、シュッと」と、見事なシンクロっぷりに、共演者や観客からもどよめきが起こる。「そういうのが結構あって、わかり合えてる。あと、『今日は何食べたい?』と送って、返事が来なかったからハヤシライスを作ってたら、『ハヤシライス食べようと思ってた!』って。まあ、嘘かもしれないですけどね」と夫婦の絆を見せていた。
2018年10月20日映画『生きてるだけで、愛。』(11月9日公開)の完成披露上映会が20日に都内で行われ、趣里、菅田将暉、仲里依紗、西田尚美、石橋静河、織田梨沙、関根光才監督が登場した。同作は、本谷有希子による芥川賞・三島賞候補作となった同名小説を実写映画化。過眠症で引きこもり状態な上に、自分をコントロールできず理不尽な感情にさいなまれる寧子(趣里)と、出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れるも、やりがいを感じられずに日々をやり過ごす津奈木(菅田)は同棲を続けているが、津奈木の元カノが現れ、2人の関係にも変化が訪れていく。撮影前に監督といろいろ話したという趣里。プライベートなことも含め「結構何でも話しちゃって」と明かすと、菅田から「それはどんな?」と尋ねられる。趣里が「ご想像にお任せする」と返したものの、菅田は「事務所が一緒だから何となくわかるわ」と納得していた。また、作中での関係について、菅田が「僕は、お別れするつもりで演じてました」と明かすと、会場からは「え〜!」とブーイング。ファンの反応に「お前ら、現場来たことねえだろうがよ〜!」と不満を見せた菅田だが、「(別れる前提)じゃないとできない抱擁とか、じゃないと使えない言葉だな、と思いながら使ってました。もっと長い時間が経ったらわからないけど、今は一緒にいるべきじゃない、と思って演じてました」と告白した。一方、趣里も「私も、もう別々の第一歩なのかなと思った」と同意。さらに「元カノが、安堂さん(仲)。そして次に寧子さん。その次は誰か、見てみたい怖さもありますね。すごいチョイスなんです」と、作中の津奈木のエキセントリックな彼女たちについて触れる。趣里の言葉に、真剣に考えるそぶりを見せた菅田は「別に俺の遍歴じゃない」と自己ツッコミしつつ、「夢があって、生き生きとしてる時に安堂さんと一緒にいて、現実に迎合している感じの時に寧子と一緒にいるって感じ」と津奈木について説明。しかし「僕らの一つの答えなので、皆さんには関係ないと思います」と、観客に解釈を委ねた。
2018年10月20日中居正広がMCを務める「UTAGE!」秋のリクエスト祭りが、11月7日(水)に3時間にわたって放送。この度、本番組に石橋貴明がスペシャルゲストとして登場。中居さんとの「うたばん」コンビが約10年ぶり復活する。2014年4月から毎週月曜深夜に放送してきた「UTAGE!」。レギュラー放送終了後もスペシャル番組として音楽を 見て・聞いて・楽しむ企画で人気を博してきた。今回、スペシャル番組として節目となる10回目の放送では、スーパーサプライズを決行する。そんな本番組に、音楽番組「うたばん」で中居さんとMCを務めた石橋さんがゲスト出演!先日行われた収録では、人気を博した“モジモジくん”の姿で登場した石橋さん。ミリオンヒットした“あの曲”をステージで歌唱し、舞台から客席へ、そしてMC席へと縦横無尽に大暴れする場面も。さらに中居さんのもとに歩み寄り、超貴重な2ショットも実現した。なお本番組には、柏木由紀(AKB48/NGT48)、KABA.ちゃん、川畑要(CHEMISTRY)、島津亜矢、島袋寛子、ダイアモンド☆ユカイ、DAIGO、高橋愛、貴水博之、TEE、早見優、「舞祭組」、BENI、「MAX」、松本明子、松本伊代、三浦祐太朗、峯岸みなみ(AKB48)、山本彩(NMB48)ら様々なアーティストたちが出演する。※ダイアモンド☆ユカイの☆は六芒星「UTAGE!」秋のリクエスト祭りは11月7日(水)20時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2018年10月16日東京ミッドタウンでイベントを開催ロクシタンジャポン株式会社は、『L’OCCITANE BALLOON JOURNEY~ バルーンに乗って、ロクシタンの世界を旅しよう。~』を東京ミッドタウン芝生広場で10月11日(木)から14日(日)まで開催する。ロクシタンは、1976年に自然豊な南仏プロヴァンスで誕生した。厳選した植物素材を使用したスキンケア・ボディケア、フレグランス製品などを通じて、プロヴァンスの生活を提案するライフスタイルコスメティックブランドである。ロクシタンの世界を楽しんで同イベントは、東京ミッドタウン芝生広場に巨大なバルーン(気球)が登場し、ロクシタンのTRUE STORYやルーツであるプロヴァンスの豊かさを伝える企画が用意されている。フォトジェニックなジャイアントローズガーデン、イベント限定商品やイベント限定メニューの販売、エッセンシャルオイル作り体験などロクシタンの世界を旅することができる。ロクシタンの製品が、どのような大地で誕生し、人々に支えられているのか、製品の裏側のTRUE STORYを楽しみながら体験することができる。ロクシタンでは初となるブランドアンバサダーには、女優の石橋静河さんが就任する。石橋さんは、ロクシタン誕生の地・南仏プロヴァンスで撮影したブランドコンセプトムービーに出演している。ロクシタンのルーツや、大地に根ざした暮らしなどにふれるスペシャルムービーとなっている。コンセプトムービーは、奈良を拠点に映画を創り続ける河瀬直美さんが監督した。ロクシタンホームページでも10月11日(木)から順次公開する予定である。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリースロクシタンジャポン株式会社※ロクシタン バルーンジャーニー
2018年09月20日タレントの伊集院光が、3日深夜に放送されたTBSラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月曜 深夜1:00~)にて、作家の伊集院静氏に間違われたことを明かした。伊集院は番組冒頭、「自分のTwitterにちょこっとだけど、変なコメントが来てて」と明かした。そして「なんだろうなと思って色々見たら、伊集院静先生が書いた文章が軽く炎上したみたい。それを読んだ人がちょっと怒ってコメントしてる」と、勘違いした人が自身のTwitter宛てにリプライ(返信)を送っていると分析した。しかし伊集院は、「それで迷惑というよりも、初めて恩返しができた」と語る。伊集院は「俺、デビューしたときからずーっと迷惑をかけ続けてる」と切り出し、「だって、一番最初に冠番組ができたときもラテ欄に『伊集院静の~』って書かれて」と明かした。そのため今回の一件について、「ちょっと良かったな」と振り返っていた。
2018年09月04日連続テレビ小説『半分、青い。』(NHK総合・月〜土8時)で、登場するやいなや視聴者をざわつかせた律(佐藤健)の妻・より子。「反響がすごかったです(笑)」そう話すのは、より子を演じる石橋静河(24)。彼女は、石橋凌&原田美枝子夫妻の娘。15歳のときアメリカとカナダにバレエ留学し、帰国後はコンテンポラリーダンサーとして活動していた彼女が、両親と同じ役者の道を志したきっかけは何だったのか?「留学先で初めてちゃんと芝居を見たとき、そのおもしろさに気がつきました。日本では、映画や舞台からなるべく遠くにいたくて、全然見てこなかったので。帰国後、アルバイトをしながらダンスを続けていたんですが、もっとおもしろいことがしたいと悶々としている自分がいて。ちょうど邦画を見始めたこともあって、少しずつ役者をやってみたいと思うようになったんです」(石橋・以下同)両親も「やりたいなら頑張りなさい」と背中を押してくれたという。「芝居はダンスと通じるところもあるけど、まだまだ勉強が足りません」と言うものの、昨年、初主演作『映画夜空はいつでも最高密度の青色だ』で第60回ブルーリボン賞新人賞をはじめ数々の新人賞を受賞。最新作の映画『きみの鳥はうたえる』(9月1日公開)でもその才能を存分に発揮している。「踊ったり歌ったりして、1人ミュージカルです(笑)。映画の世界観にどっぷりつかって、のびのびと演技することができました」最後に、彼女は今後の目標をこう語る。「両親から得られるものがあれば参考にして。あとは、目の前の役と地道に向き合っていくだけです」
2018年08月15日山田孝之と菅田将暉のW主演で“デジタル遺品”を巡る様々なストーリーを描く「dele」。8月3日の第2話はコムアイ、石橋静河をゲストに迎えてのオンエア。まさかの“どんでん返し”に「この展開は読めなかった」「むちゃくちゃ感動」などの声が上がっている。山田さん演じる坂上圭司と菅田さん演じる真柴祐太郎は依頼人の死後に、不都合なデジタル記録をすべて“内密に”抹消する仕事をしているのだが、任務を遂行しようとするたび様々な問題に巻き込まれ、依頼人の死に隠された真相とその背景を解き明かさなければならない状況へと追い込まれていく…。「ストレイヤーズ・クロニクル」「真夜中の五分前」「at Home」などで知られる気鋭のベストセラー作家・本多孝好が山田さんと菅田さん2人にあてがきしたキャラクターが織りなす完全オリジナルストーリーになっている。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。コムアイさん演じる宮内詩織のスマホが48時間操作されなかった。死亡確認に向かった祐太郎は自宅で亡くなっている詩織を発見するのだが、彼女は死の間際、エンディングノートに「データを消さないで欲しい」とメッセージを書き残していた。祐太郎は詩織の死の謎を探ろうと実家を訪れると母親から「友達を葬式に連れて来て欲しい」と頼まれる。詩織が勤務していたガールズバーを突き止めそこの店員に詩織が死んだことを伝えると店中が不穏な空気に。石橋さん演じる沙也加に外に連れ出された祐太郎は「私たちも彼女を良く知らない、葬儀には行けない」と冷たく告げられる…というのが2話の展開。映画のような映像と俳優たちの抑制の効いた演技に「画面の色みが好きなんですけど。洗練されてる」「山田菅田の演技力、ストーリーの面白さとエモさ、音楽や照明の演出ひとつとっても非の打ち所がない」などの感想が寄せられるなか、物語はまさかの結末を迎える。詩織のスマホのなかに入っていたのは「生前葬」の映像で、そこにはガールズバーの仲間たちが笑顔で詩織を“送り出す”様が。この展開に「生前葬が終わっていた!!だからみんな来なかったのか」「もう葬儀してあるからお葬式はいらないってことだったのか」など、まさかの“どんでん返し”で謎が解けた視聴者から驚きの声が殺到する一方、親に反発して家を出、連絡を絶っていたため、友人らと面識がなかった詩織の両親に共感した「親目線で見るとせつない話」という反応もあった。金曜ナイトドラマ「dele」は毎週金曜日23:15~テレビ朝日系にて放送中(※一部地域を除く)。(笠緒)
2018年08月04日とんねるずの石橋貴明(56)が8月19日に配信されるインターネットTV局・AbemaTVの特番「石橋貴明プレミアム―芸能界カジノ王決定戦―」に出演すると、同局の公式サイトで発表された。石橋は同局の番組に初出演。サイトによると「石橋貴明プレミアムシリーズ」の第1弾として4時間の放送だ。石橋は「主宰」の肩書で、MCはお笑いコンビ・おぎやはぎとみ「みちょぱ」こと人気モデルの池田美優(19)。バカラで誰が芸能界でいちばん運を持っているのか頂点を決定。プレイヤーとしてオードリーの春日俊彰(39)、元ボクシング世界王者の亀田興毅氏(31)、人気ユニット・JYJのジェジュン(32)らが参戦するという。「石橋さんといえば、今年3月でフジテレビの長寿バラエティー番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』が終了。現在のレギュラーは同じくフジの『たいむとんねる』1本だけで、この番組も低視聴率のため打ち切り報道が出ています。そうした中でのAbema進出なので、ある意味で納得といえるでしょう」(芸能記者)しかしこの石橋のAbema出演により、民放キー局のバラエティー班に激震が走ったという。「石橋さんの出演ギャラは高額で知られており、Abemaは彼の納得できる金額を支払えたということ。その資金力は脅威です。また石橋さんの持ち味は“番組で無茶をやる”ところでもあるので、地上波ほどの規制がないネットTVは相性がいい。『とんねるずのみなさんのおかげでした』のような人気番組に化ける可能性もあるでしょう。さらにその結果次第では今後も他の大物芸人が石橋さんに追随する可能性もあり、各局とも戦々恐々としています」(地上波のバラエティー班スタッフ)視聴者数がリアルタイムで表示される同局だが、石橋の番組がどれほどの視聴者数をゲットするかが注目される。
2018年07月27日「ストレイヤーズ・クロニクル」「真夜中の五分前」などで知られる小説家・本多孝好が、主演の山田孝之、菅田将暉を想定して原作・脚本を執筆したテレビ朝日系金曜ナイトドラマ「dele」。この度、デジタル遺品に初めて光を当てる本作から、各話に登場する多彩なゲスト出演者が明らかとなった。■豪華ゲストキャスト16名が一挙大公開!本作の主人公、坂上圭司(山田さん)と真柴祐太郎(管田さん)が生業とするのは、依頼人の死後に、不都合なデジタル記録をすべて“内密に”抹消する仕事。しかし、2人は任務を遂行しようとするたび、様々な問題に巻き込まれ、依頼人の人生とそこに隠された真相をひも解かねばならぬ状況へと追い込まれていく…といった本作。今回、各話で登場するキャストが一挙解禁。ゲストキャストは朝比奈秀樹、石橋静河、江口のりこ、大塚明夫、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、高橋源一郎、塚本晋也、野田洋次郎、般若、松本若菜、Mummy-D(ライムスター)、麿赤兒、矢島健一、山田愛奈、余貴美子、渡辺大知(黒猫チェルシー)ら16名。その顔ぶれは役者だけに留まらず、監督や、ミュージシャンといった幅広いキャストが揃った。それぞれゲスト出演したキャストからのコメントも到着しており、彼らがどのストーリーで、どういった役を演じるかは不明だが、コメントから想像してみるのも面白いだろう。朝比奈秀樹今回、ドラマのオファーをいただいてから最後の撮影日を終えるまで緊張の毎日でしたが、充実感もありました。菅田さんや他のゲストの方と共演ができて光栄でした!撮影が終わってしまい少し寂しいですが、今から放送日を楽しみにしています!石橋静河deleの撮影では、魅力的なキャスト、スタッフの方々と充実した時間を過ごすことができました。一見無機質な「デジタル遺品」という言葉も、蓋を開けてみると、人間くさい、人と人との関わりの結果なのかなぁと思いました。コムアイさんは、会った瞬間にこころの扉を開けてしまうような不思議な魅力の方で、短い撮影期間でも親友の関係を自然に感じることができました。身近な人を思い浮かべながら観ていただけたらと思います。江口のりこ脚本を読んでみて、他ではあまりないようなドラマになるんじゃないかという期待感がありました。ゲスト出演させて頂いて嬉しく思っています。大塚明夫いつもとは一味違った、大塚明夫をお楽しみください。観ないとお仕置きだぞ!コムアイ(水曜日のカンパネラ)この撮影部隊は西日(にしび)をつくるのが得意で、どのシーンも過去のことを思い返す愛おしさを感じさせます。静河ちゃんは全てを本当にしてしまう役者で、彼女が話すのを見ているのが好きでした。いま劇中のバンドの歌をレコーディングしていますが、静河ちゃんという相方との架空の青春の日々がくっきり思い浮かびます。高橋源一郎こんな役を依頼されたら、断れないじゃないですか!塚本晋也暗い迷宮に入っていくテレビの枠では見たことのないドラマ。凝った作りの撮影で大きな手応えを感じました。出来上がりを期待しています。野田洋次郎ドキドキする監督、スタッフ、キャスト。これで面白くないわけがないと、期待しております。般若刺激 熱量 興奮が全て詰め込まれた作品だと思います。ドキドキが止まらないッッ!!松本若菜瀧本監督の繊細で丁寧な演出が、画面から溢れ出てくるような撮影でした。山田さん、菅田さんのお二人の空気感を、「dele」の現場で共有できて、とても幸せな時間でした。Mummy-D(ライムスター)撮影後、監督に「いい感じに怪しかった」と言われました。きっと相当いい感じ、かつ怪しかったんだと思います。お楽しみに!麿赤兒私もプライベートで、この二人に仕事をぜひ依頼したいくらいだ矢島健一雨ふらし、泥だらけ…。皆さん、お疲れ様でした。面白いですよ!是非観て下さい。山田愛奈胸が締め付けられるような役どころでしたが、私の中のあの子がこの作品に色を添えられますように。余貴美子瀧本監督と青島さんの脚本という最強の組み合わせで、孤独と哀愁を静かに堪能できる物語になると思います。私は髪結いの女の役!現場は築90年近くの時が止まったような理容店!もうそれだけでワクワクしてきました。渡辺大知(黒猫チェルシー)撮影に参加できて光栄です。スタッフさんに「菅田くんと並ぶとコンビみたい」と言われてから、山田さんに嫉妬しています。はたして、彼らは第何話に登場するのか?そして、山田さん、管田さんとどんな関わりを持ち、どんなドラマを織りなしていくのか注目が集まる。さらにドラマの撮影現場を追ったスペシャル動画「dele.DOCUMENT」の配信も決定。7月27日(金)の初回放送に先駆けて7月20日(金)から動画配信サービス「ビデオパス」にて独占配信が開始される。金曜ナイトドラマ「dele」は7月27日より毎週金曜日23:15~テレビ朝日系にて放送(※一部地域を除く)。(text:cinemacafe.net)
2018年07月09日本谷有希子の小説『生きてるだけで、愛。』が、主演に趣里、菅田将暉、田中哲司ら俳優陣を迎え映画化。2018年11月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショーとなる。芥川賞・三島賞候補作を映画化原作は、本谷有希子の同名小説だ。芥川賞・三島賞候補作となった『生きてるだけで、愛。』で描かれるのは、自分の思いを言葉にして伝える術を持っていない1組の男女の物語。不器用な男女の愛の物語主人公の寧子(やすこ)は、過眠症で引きこもり気味なヒロイン。恋人の津奈木(つなき)と同棲しているが、自分の感情をコントロールできず、日々彼に理不尽な感情をぶつけてしまう。愛されることも愛することにも不器用な寧子をそばで見守る、津奈木。しかし、彼もまた別の感情を抱えていた。出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れる日々だが、仕事へのやりがいは感じていない。人間関係に何も期待をしていない津奈木は、寧子に対して怒りもなければ喧嘩をすることもない。そんな津奈木の態度に苛立ったり、時には涙を流して寄りかかってくる寧子。津奈木は寧子をただ黙って見守り、背後から抱きしめる日々を過ごしていた。趣里・菅田将暉が恋人役にヒロインを演じるのは、ドラマ「ブラックペアン」で看護婦・猫田麻里役を演じた、若手女優・趣里だ。恋人役の津奈木には、映画『銀魂』シリーズ『となりの怪物くん』『あゝ、荒野』と出演作が続く、俳優の菅田将暉が選ばれた。関根光才、長編監督デビュー作不器用な男女の愛と、不安、期待を切り取り、他者とのつながりをもとめる現代の若者たちのリアルに迫る『生きてるだけで、愛。』。監督は本作が長編監督デビューとなる関根光才だ。有名企業のCMや安室奈美恵、Mr.Childrenなど人気アーティストのミュージックビデオを手掛けてきたクリエイターが、初監督ならではの初々しい感性と、映像ディレクターで培った確かな技術力で、儚くも美しい愛を映像化する。映画に深みを与えているのは、世武裕子が歌う楽曲『1/5000』。「あわい、あまい、めまい」と韻を踏みながら紡がれていく独特な歌詞は、作詞家の御徒町凧と世武の共作で生み出されたものだ。主人公の寧子、津奈木の心情ともリンクする映画の世界観を表した楽曲となる。なお、映画『生きてるだけで、愛。』は、イギリス・ロンドンで開催される第26回レインダンス映画祭のコンペティション部門への出品が決定。同映画祭にてワールドプレミア上映されることが決まった。あらすじ生きてるだけで、ほんと疲れる。鬱が招く過眠症のせいで引きこもり状態の寧子と、出版社でゴシップ記事の執筆に明け暮れながら寧子との同棲を続けている津奈木。そこへ津奈木の元カノが現れたことから、寧子は外の世界と関わらざるを得なくなり、二人の関係にも変化が訪れるが……。【作品情報】映画『生きてるだけで、愛。』公開日:2018年11月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー出演:趣里、菅田将暉、田中哲司、西田尚美、松重豊、石橋静河、織田梨沙、仲里依紗監督:関根光才
2018年07月08日成河のひとり芝居『フリー・コミティッド』が開幕し、7月22日(日)まで上演中。開幕に先駆け公開ゲネプロと囲み取材が行われた。【チケット情報はこちら】本作は、オフブロードウェイで1999年に初演されたベッキー・モードによるコメディ作品。超人気レストランで予約電話受付係をする俳優サムが、お客から父親まで次々とかかってくる電話の対応に追われるストーリーで、今作では千葉哲也が演出を手掛け、成河ひとりで全38役を演じる。ゲネプロ前の囲み取材で成河は「運動量と肺活量を駆使してやっていきたい」と体力的にも大変な芝居であることを明かしつつも、「でもね、僕は見どころは皆さんそれぞれであってほしいです。どんな観方をしてもいいと思う。“くだらないコメディだった”でもいいし、プライベートな記憶につながる人がいたらそれはそれで素敵ですし、38役というものに圧倒されるのもいいですし。いろんな角度から楽しんでいただけたら」と語る。「ひとり芝居ですけど、どこかからはひとり芝居であることを忘れて観てもらえたら1番嬉しい」と成河。「この変な作品と何度も取っ組み合って、ひっくり返してきて。またひっくり返すかもしれないけど、とても楽しくやらせていただいてます。ものすごく鍛えられますね」。初めて鍛えられた部分は「肺活量だったり、役の切り替えだったり。自分で喋りながら、自分の言葉を聞くというのはなかなかしない体験です。だけど自分がノッてくると、ひとり芝居をしている感覚がなくなっていく。自分で自分と会話できるようになってる瞬間がたまにあります」「あくまでも主人公のサムを演じる、38人を使ってサムを表現する」という本作。モノローグ(独白)がなく、会話だけで登場人物のキャラを浮き立たせる脚本を、ひとり芝居でやるのは「無茶ですよ」と笑いながらも「この歳(37歳)で自分ができる無茶を散々詰め込んでいただいたので。無茶苦茶やります!」2台の電話と3台の内線(+携帯電話)にひとりで応対するサムのドタバタ劇。電話の向こうとこちら、テンションが全く違う濃厚なキャラのやりとりを当然成河ひとりで演じる。ゲネプロ中もアドリブがあったが、ひとりの人間が即興でふたりの人間のやりとりを演じるのは驚き。しかし観ている間はその驚きに気付かないほど、芝居そのものの面白さが味わえる作品となっている。この劇場でしか味わえない熱量や勢いをぜひ体験してほしい。約1か月というひとり芝居には長い上演期間を「フラッと観に来てくれる人を増やしたい。そのためには長期間やる以外に選択肢はないと思う。ひとりでもふたりでもそういう人がいたらいいなと。燃えています!」と語る本作は、7月22日(日)まで東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERにて。取材・文:中川實穂
2018年06月28日