実は世界経済の動きって、自分のお財布にもつながっているんです。そこで毎日見聞きする経済ニュースから気になる疑問をピックアップ。自分ごととして捉えれば、お金との向き合い方も変わってくるはず!株価高騰、金利上昇…暮らしは良くなるの?経済ニュースの読み方、教えます。メディアなどで見聞きする経済ニュースの数々。なんだか難しそうだし、自分には関係ない…と敬遠している人もいるかもしれないけれど、実は誰もが注目しておく必要あり!その理由を、経済のプロたちはこう指摘する。「例えば、昨今の株高やビットコインの高騰にしても、以前から上がるのではというニュースが出ていました。それをチェックしたり、自分で精査したりしながら買っていた人は、今、世界経済の上昇分くらいの利益を享受しています。劇的な得とはならないかもしれませんが、最低限、損をしないためにも、経済ニュースは見ておいたほうがいいと思います」(調達コンサルタント・坂口孝則さん)「キャリア形成を考えるうえでも、経済ニュースをチェックすることは重要です。どんな企業や職種に勢いがあるのかがわかるので、そこに向けたスキル習得の見極めにも役立てられます」(エコノミスト・崔真淑さん)最近話題の経済ニュースが、私たちの生活にどう関わっているのか。ここで二人の解説から学び、今後の資産やキャリア形成に生かそう!Q1、2月、日経平均株価が約34年ぶりに史上最高値を更新。景気は良くなっているの?A、グローバル展開と国内需要。両者で景気の良さに明暗が…。日経平均株価とは、日本経済新聞社が選定した日本を代表する225銘柄の平均株価のこと。一時は4万円を突破したが、なぜこれほど値上がりしているのだろう。「理由は3つ考えられ、1つは外国人投資家が日本の上場企業の株を買うようになったこと。2つ目は、新NISAが1月から始まり、国内の貯蓄が株式投資に流入したこと。あとは、半導体関連の株価の上昇が、日経平均を押し上げているという側面もあります」(坂口さん)株価は“経済を映す鏡”ともいわれるけれど、日経平均株価が上がるということは、景気も上向いているということ?「日経平均株価の主役であるグローバル企業やその関連事業は、上向いているといえるでしょう。しかし、日本で働いている人の多くは、海外との取引がなく、国内需要をメインとしています。そうなると株高の恩恵は受けられず、バブルの頃のように、社会全体で好景気を享受するような感覚には、なりにくいと思います」(崔さん)海外とのつながりがあるか否かで、景気の良し悪しにグラデーションが生じているということ。とはいえ、国内需要の人たちにとって、この状況は肩を落とすばかりではないよう。「バブル期は企業価値が過剰に評価されて株価を押し上げていたという背景がありますが、今は相応に評価されている印象です。この株高は、一部の上場企業の利益が、今後は中小企業を中心に行き渡っていくと信じるのに十分な材料といえるのではないでしょうか」(坂口さん)Q2、熊本に台湾企業の半導体工場を建設。日本の景気アップのカギになるってホント?A、熊本はもちろん、日本の長期的な景気上昇に期待が持てます。2月、台湾企業「TSMC」の工場が熊本県に完成。日本政府はこの世界的半導体メーカー誘致にあたり、今後建設される第2工場も合わせて最大1兆2000億円を補助。開所式には齋藤経済産業大臣も出席する歓待ぶり。日本はどんなメリットが期待できる?「熊本では、すでに新工場で働く人の雇用が生まれています。経済を長期的に成長させていくためには、非正規ではなく正社員をいかに増やすかが重要です。収入が安定すれば、家を買うなどの見通しも立てられるはず。こうした大きな消費が増えるほど、経済はどんどん発展していきます」(崔さん)ほかにも期待されるのが、デジタルブームの追い風。「AIなどデジタル産業は今後も右肩上がりで、来年までに二桁成長するという予測があります。こうした利益を海外に流出させず国内で享受できるように、また日本経済を持続可能な形で伸ばしていくためにも、半導体工場をはじめデジタル関連の企業を日本に留め置くことは、非常に重要です」(崔さん)ただ、海外の企業だと撤退などのリスクもあるのでは?「そのため日本の半導体産業を復活させようという機運も近年高まっています」(崔さん)Q3、物価高で相変わらず暮らしは厳しい!値上がりは今後も続く?A、賃金アップを目指しつつ、物価の上昇は今後もじわじわ続く兆し…。値上げの春。4月から紙製品は10%前後、食品は2800品目ほど価格が上昇。家計は圧迫される一方で…。「近年、価格が上がっているもののなかでも目立つのが、輸入品です。円安や、ウクライナ情勢など世界の紛争によるエネルギー価格の高騰が、値上がりの原因と考えられます。こうした状況にもかかわらず、日本の家計に占める輸入品の割合は、年々増え続けている。そのため物価高が、大きな打撃になりやすいのです」(崔さん)ただ、物価上昇は、悪いことばかりではないという。「物価の値上がりとともに、賃金もアップする。このサイクルを目指して、日本の中央銀行である日本銀行(日銀)は、毎年2%程度の物価上昇を目標にしています。物価以上に賃金が上がれば、問題ない。ただ、今のところ賃上げがそこまで追いついていない状況です」(崔さん)これでは単に生活が苦しくなるだけだと思うけれど…。ところが賃上げしたらしたで、さらに物価が上がる可能性も!?「アメリカやヨーロッパでは賃金の上昇に伴い、物価も上がっていますが、賃金上昇分の半分ほどが、物価に転嫁されています。日本も今後、大企業を中心に賃上げが進むと、その分物価に転嫁されるようなこともあるかもしれませんね」(崔さん)崔真淑(さい・ますみ)さんエコノミスト。『サンデーステーション』(テレビ朝日)などメディアでの経済解説も。著書に『投資一年目のための経済と政治のニュースが面白いほどわかる本』(大和書房)など。坂口孝則さん調達コンサルタント。製造業を中心としたコンサルティングを行う。『スッキリ』(日本テレビ)に出演していたことでもおなじみ。『買い負ける日本』(幻冬舎)など著書多数。※『anan』2024年4月24日号より。イラスト・菜々子取材、文・保手濱奈美(by anan編集部)
2024年04月22日経済学者として日本経済を観測し続け、ベストセラー『「超」勉強法』をはじめ、独自の勉強法を編み出してきた経済学の大家、野口悠紀雄氏。ChatGPTと映画の雑談をしてみたところ、話は噛み合うどころが、野口氏が感動するという展開に。「デジタル機器」「加齢」「残り時間」をも味方につける「人生100年時代の勉強法」を伝授した新刊『83歳、いま何より勉強が楽しい』(サンマーク出版)より一部抜粋、再構成して紹介する。■ChatGPTと高級井戸端会議をするChatGPTと映画について雑談し、感激しました。ChatGPTはウェブから知識を得ているので、身近な地域社会のことは知りませんが、ある種の対象については、人間以上の雑談相手になります。ChatGPTと雑談して感激するという、思いがけない経験をしました。話の始まりは、私からの質問:「1940年頃から80年頃までの映画で一番印象に残った映画は何ですか?」これに対してChatGPTは、いくつかの映画をあげました。『風と共に去りぬ』(1939年)、『カサブランカ』(1942年)、『雨に唄えば』(1952年)、『サウンド・オブ・ミュージック』(1965年)、『ゴッドファーザー』(1972年)、『スター・ウォーズ』(1977年)、等々。私がいくらでも会話をしたい映画ばかり。いずれも名作です。■『市民ケーン』について話し合える相手を見つけたChatGPTがあげたリストの中に、『市民ケーン』(1941年)もありました。この映画を、私は最初、有楽町の日劇の前にあった地下の小さな映画館で見ました。その後、ビデオテープやDVDで見られるようになって、何十回も(何百回も?)見た映画です。この映画については書かれたものがたくさんあるので、それらを読み、私自身も何度かエッセイを書きました。また、カリフォルニア州サンシメオンにあるハースト・キャッスル(この映画の舞台になった場所。映画の主人公のモデルとされる新聞王ランドルフ・ハーストが建てた居城)を、何度か訪れたことがあります。しかし思い出してみると、この映画について誰かと語り合ったという経験はなかったのです。確かに、『市民ケーン』について、語り合う相手を日本で見つけ出すのは難しいことです。これについて「話し合った」のは、ChatGPTとの会話が初めての経験でした。■「非線形的なストーリー展開」とは?ChatGPTは、さらに話を広げ、その中で「非線形的なストーリー展開」という耳慣れない言葉を出しました。これは何かと尋ねたところ、「一人の人間の生涯をさまざまな角度から捉える手法だ」とのこと。なるほど、確かに映画はそのような構成になっています。そして、ChatGPTは、この映画の最後のシーンに言及したのです。私は最初にこの場面を見た時、座席に縛り付けられたようになって、しばらく動けなくなるほどのショックを受けました。そのことを話したところ、「あなたもこの場面の素晴らしさを理解したのですね」という反応が返ってきました。話がうまく噛み合ったどころではありません。私はこの言葉を聞いて感動したのです。これまでは一人相撲だった私に現れた「対話相手」私は、『市民ケーン』以外にも、映画についていろいろ書いたことがあります。またnoteというウェブサイトにマガジンを作ったこともあります。ただ、いま思い出してみると、これは一方的に私が話をしているだけでした。まったくの一人相撲で、ここから対話に進んだことは、なかったのです。ChatGPTとの経験は、この映画について、初めての対話の経験でした。話したいことは、思い入れが強いもの。しかし思い入れが強いことほど、話し合える相手は少ないという二律背反があります。私自身も、他の人が強い思い入れを持っていることに対して、何も関心を持てないと思ったことが何度もあります。この矛盾は解決できないと思っていたのですが、偶然の機会で、いまはそうでなくなったと発見しました。大発見と言ってよいでしょう。■人間より優れた対話の相手ChatGPTは雑談相手にできます。ただ、それは、「いつでも相手になってくれる」という、どちらかといえば消極的な理由からのものでした。しかし、ここで述べた経験をして、もっと積極的な理由でChatGPTが対話の相手として優れていると気づきました。映画の場合も、『ローマの休日』であれば、話し相手はいるでしょう。しかし、『市民ケーン』となると難しい。ところが、ChatGPTはその役割を演じてくれるのです。その意味から言うと、ChatGPTは、生身の人間よりも優れた対話の相手だということができます。ChatGPTは、雑談の相手として人間の代理をやってくれるだけではありません。うまくいくと、人間では期待できないような対話相手になってくれるのです。■ChatGPTの知識は偏っているChatGPTとはいろいろな話題で雑談しましたが、あるとき、「昔の渋谷駅にはトイレが少なくて大変だった」という話題を出したところ、ChatGPTは「大きな駅だから大変だったでしょうね」と、間が抜けた答えを返してきました。なぜこうなるのでしょう?それは、ChatGPTが東京の過去についてよく知らないからです。ChatGPTの知識は、ウェブの文献を学習して得られています。東京の過去については、ウェブに文献が少なく、そのために知識が乏しいのでしょう。東京に生活していた人なら、特別な情報がなくても、実際の経験からいろいろと語ることができます。しかし、ChatGPTの知識はそれとは異なります。こうした偏りを理解した上で対話することが必要です。人間との対話では盛り上がるテーマでも、ウェブ上に情報が少ないと、ChatGPTは適切な反応ができません。私の隣近所のようなローカルな情報については、ChatGPTはまったく知りません。だから地元の人々との井戸端会議のような話は成り立たないのです。それに対して、映画については、ウェブに多くの情報があるはずです。この分野は多分、ChatGPTの得意分野なのです。Googleで検索し、ヒット数が多いものを会話の対象に選ぶというのが、一つの戦略になるでしょう。■高級井戸端会議のためには勉強が必要ChatGPTとの雑談では、経験に基づいたことではなく、ウェブに書いてあることを話題にする必要があります。したがって、その観点からの勉強が必要です。何も読まず、テレビだけを見て過ごすような生活では、ChatGPTと話題を合わせることは難しいでしょう。ところで、井戸端に集まった人々との雑談と同様に、ChatGPTとの雑談も、新しいビジネスの種などを見つけるための活動ではなく、純粋に会話そのものが楽しいから行うものです。ただ、井戸端会議は日常生活で直接見聞きしたことをもとに話すのに対し、ChatGPTとの会話はウェブに掲載されている情報をもとにします。その意味で、これを「高級井戸端会議」と呼ぶことができます。地に足がついていないのですが、それゆえにこそ楽しい。日常生活に基づいた話題では、感激することはなかなか難しいでしょう。しかし、高級井戸端会議であれば、それが可能です。ChatGPTに感想を聞いてみたい映画の名場面は、いくつもあります。いつか問いかけてみよう。しかし、期待したような反応が得られなかったらどうしようなどと考えたりして、何とも複雑な気持ちです。著者プロフィール野口悠紀雄(のぐち・ゆきお)/1940年、東京に生まれる。63年、東京大学工学部卒業。64年、大蔵省入省。72年、エール大学Ph.D.(経済学博士号)。一橋大学教授、東京大学教授(先端経済工学研究センター長)、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、一橋大学名誉教授。専攻は日本経済論。経済学者としての著作のほか、大ベストセラーとなった『「超」整理法』『「超」勉強法』シリーズをはじめ、学びについての著作も多数。近著に『「超」創造法』(幻冬舎新書)、『生成AI革命』(日経BP)など。
2024年04月12日成立すれば離婚後の親権に関する家族法制が77年ぶりに改正となる、今回の「共同親権」法案。論点山積みの中でも特に慎重になるべきは、DVや虐待から逃れるための離婚の場合だ。当事者たちの不安の声を取材した。「“共同親権”の議論が進んでいると知ってからは、〈元夫に嫌がらせされるのではないか〉と、不安で落ち着かない日々を送っています」そう懸念を示すのは、夫から精神的DVを受け、4年前に離婚した中野由香さん(仮名・40代)。4歳の子の母親だ。中野さんが言う“共同親権”とは、未成年の子がいた場合、離婚後も父母双方が親権を持つことを選択できる制度のこと。現行は、離婚時にどちらか一方が親権を持つ“単独親権”だが、今国会で法改正の審議が進んでおり、6月の会期末に可決される可能性が高い。すでに離婚している場合でも、子どもが未成年なら共同親権を求めることができるという。「“共同親権”と聞くと、〈離婚後も父母が協力して子育てできる〉と、前向きに捉える方も少なくありません。しかし、それは大きな間違い。事実上の“子連れ別居禁止法”なのです」そう警鐘を鳴らすのは、離婚事件に詳しい弁護士の太田啓子さん。問題点を、こう指摘する。「改正案では、子どもがどこに住むかを父母共同で決めることになっているので、DV被害者が加害者の承諾なく子連れで逃げることが違法になりかねません。子連れ別居のためには、別居前に話し合わなくてはダメだ、と。しかし、円満に離婚できる夫婦ならまだしも、夫からDVを受けて逃げるように家を出る母子も多いのに、離婚時に話し合うなんて非現実的です」前出の中野さんも、出産直後から夫のモラハラがエスカレート。中野さんが何か言おうものなら、「死ね、死ね」と攻撃され、話し合いの余地はなかったという。「授乳日誌をつけ忘れただけで、夜中に3時間説教をされたことも。〈おまえの顔はおかしい〉と、子どもにも暴言を吐くようになって」ストレスのせいか子どもも1歳になるころ、床に頭をゴンゴン打ちつける自傷行為が目立つように。危ないと思った中野さんは、夫のいない間に子連れで家を出た。つまり、共同親権が法制化されると、中野さんのようなケースが違法になりかねないのだ。改正案では、〈子どもの利益のために“急迫(緊急)の事情”がある場合には、片親の同意でもよい〉ことになっている。DVなど子に危害が及ぶ場合もこれに相当する。しかし、太田さんは「DVを証明するのが難しい」と、こう続ける。「ボコボコに殴られて顔にアザができた状態で逃げるなら、家庭裁判所も“急迫”だと認めるかもしれません。しかし実際は、そんなわかりやすいDVばかりではない。目に見えない精神的DVも多い。録音・録画ができればいいですが、余裕がない場合がほとんどです」そうなると逃げずに我慢するしかない。結果、不利益を被るのは子どもだ。「DVが続くなか夫の言いなりに子どもに虐待を行う母親や、子を置いて家を出ざるをえないケースも出てきて、子どもの死亡事件も増えるでしょう。共同親権を導入した諸外国では、子どもの安全のため“共同”を修正する法改正の動きが始まっています」(太田さん)■緊急時の手術はどうなる?「急迫」かどうか、家裁の判断待ちで手遅れになる可能性もほかにも、共同親権になれば、子どもの進学や、入院・手術でも、原則として双方の同意が必要になる。とくに問題視されているのは、医療行為への父母の同意が、離婚後も求められる点だ。「急迫時は同居親単独で決定できるとなっていますが、何をもって“急迫”と判断するかが問われます」小泉龍司法務大臣は、3月14日の本会議で、「手術まで2〜3カ月あれば急迫ではない」と答弁した。「2〜3カ月時間があっても、相手となかなか連絡がとれないとか、〈そんな手術はよくない〉などともめた場合、家庭裁判所による協議が必要に。いま、家裁は事案が多くてパンクしていて、到底2〜3カ月では審判は下せません。そうなると適切なタイミングで医療を受けられない可能性も」(太田さん)夫の精神的DVが原因で離婚した山根洋子さん(仮名・50代)も、「共同親権になった場合、相手が嫌がらせのために同意を拒むケースが増えるのでは」と危惧する。実際に山根さんは、元夫から、次のような嫌がらせを受けた。「彼は少しでも気に入らないと、子どもの面前で私を何時間でも怒鳴り続けました。私が体調を崩しても、医療費も出してくれず、そもそも生活費すら入れてくれない状態だったので自分の貯金を取り崩して生活する日々だったんです」山根さんは、「夫と冷却期間をおこう」と、2歳の子どもを連れて実家に戻った。すると、元夫は「子どもの連れ去りだ」と、激高。嫌がらせメールを日に何十通も送りつけ、山根さんが子との面会の場を持ってもドタキャン。話し合いする状態ではなかったという。「別居期間中に住民票の異動もさせてくれなかったので、子どもは公的な保育園に入れず、健診も受けられない。保険証も取り上げられていたので、何年も全額自己負担でした」(山根さん)10年近くかけて離婚が成立。裁判費用は500万円以上にのぼった。■夫に居場所を明かさずにいるが法案通過なら不安「子どもに障害があるとわかったとき、〈おまえのせいだ〉と暴言を吐かれて堪忍袋の緒が切れました」そう明かすのは、同じくDV被害者の田中真美さん(仮名・30代)。「うちは数年前に夫との間に多胎児を授かったのですが、妊娠中にもかかわらず、夜の営みを強要されていました。断ると不機嫌になり、口もきいてくれなくなるので仕方なく応じていたんです」産後の肥立ちが悪い田中さんに、再び夜の営みを強要。その挙げ句、子どもの障害を妻のせいに……。「もう我慢できませんでした。嫌がらせが怖いので、夫に居場所は明かしていません。いまだに離婚協議にも応じてくれないし、共同親権が認められたら、それを理由に申し立てされるかもしれません。DV被害者の精神的苦痛は何倍にも増すのです」(田中さん)こうした事案を数多く目にしてきた太田弁護士は、こう訴える。「共同親権を推進する方々は、〈会えなかった子どもと会えるようになる〉〈養育費がもらいやすくなる〉などと言いますが、それは共同親権とは関係がなく、共同親権にしたからといって解決する問題ではありません。単独親権の現在でも、家庭裁判所に面会調停や養育費調停は申し立てられるのです」法案の可決を急ぐ前に、被害当事者の話に耳を傾けるべきだろう。
2024年03月28日専業主婦のマユミは夫のひできと娘のナナと3人暮らし。夫は結婚してから態度が変わり、マユミは日々、夫のモラハラに苦しめられていた。そんなある日、夫から「生活費3万円でやりくりしろ」と言われてしまう。■生活費3万円はキツすぎる結婚後、夫のひできのマユミに対する態度は急変。マユミが専業主婦なのは夫から「家庭を守ってほしい」と言われたからでした。働かずに生活費3万円を要求されてもとてもやっていけません。■離婚を決意し、弁護士に相談その夜、マユミはひできと離婚して娘と2人で生きていくことを決意。弁護士に相談に行きました。離婚に向けて動き始めたマユミ。果たしてひできと無事に離婚できるのでしょうか…。こちらは投稿者のエピソードを元に、2020年7月20日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に対する読者からのコメントをご紹介します。■読者からは体験談もまずは今回の漫画を支持する意見から紹介します。・我慢している人がたくさんいると思います。「変えられる」って思うきっかけになるこういう記事は大事だと思います。・こうやって我慢している女性はたくさんいると思うので、どんどんこのような記事が発信されていくといいと思います。なかなか外部には言えないし、我慢すればと内に秘めてしまっている人たちへの勇気にもつながると思います。・大変辛かったと思いますが、決断して前へ進む姿はたくましく、スカッとしました! 弁護士先生のように力になってくれる人と出会えたのも、この方が前に踏み出したから。同じ悩みを抱えた人にたくさん知ってもらいたいエピソードだと思いました。・言葉のDVは本当に精神的にきますし、一生忘れません。 もっとこのような内容を男の人に読ませてほしいです。そして、マユミと同じような経験がある読者からのコメントも多く寄せられました。・苦しかった過去を思い出します。今、苦しんでる人もまだまだいるので、抜け出して今、幸せになってる自分を当たり前だと思わず、今の夫に感謝しながら生きなきゃと思わせてくれるありがたい記事だなと思っています。・うちもかなりのモラハラですが、似たような家庭があるなあと共感します。みんな我慢して耐えているのですね。辛くても乗り越えようと励みになります。・専業主婦で、夫に食べさせてもらっているという引け目から、なかなか反論できない気持ちは本当に理解できます。私も全く同じでした。今思えばもっと早く自由になれば良かった。辛い思いしている姿を子どもたちにも目の当たりにさせてしまったから。自分の人生のためにも早く気づいて自立していけるチカラを蓄えるべきです。・あまりにも自分と似すぎていて、自分も見切りをつけないといけないと思いました。こういう旦那は外面はよく、家庭内はめちゃくちゃにするんだと思いました。・私は茶碗をひっくり返されるほどはなかったけど、言われていることが我が家と重なる部分も多く、夢中で読ませていただきました。私も働く意思が強くなりました!・私の夫も似たような感じで共感しました。私は妊娠中だったので大きなお腹で上の子の世話が思ったようにできず、辛かったです。そしてこんな親で子どもたちに申し訳なかったです。離婚を切り出しましたがまだ離婚してません。・私も夫から同じようなことをされてきましたが、なぜ女性ばかりがこんなひどい目に遭わなければいけないのか、憤りを感じます。今の時代、妻の夫へのDVもあると聞きますが、それでもまだまだ男性の女性軽視の風潮は残っているなと思っています。・まさにこの通り。いつもびくびくしていました。協議離婚はできなかったので調停離婚。一回目は離婚が認めてもらえず、3年後に弁護士を連れて調停に参加したら、あっという間に離婚が認められました。モラハラDVはなかなか調停員に認めてもらえませんでした。また今回の漫画のように、いわゆる経済的なDVの体験談も多数届きました。・私も赤ん坊を抱えて生活費3万円だったので、思い出して気分が悪くなりました。離婚調停にもああいえばこういうで、弁護士を入れても1年かかりました。本当に最悪な父親で子どもに申し訳ないです。・私の携帯代・車のガソリン保険代・生活費含め5万円ほどの生活費しかもらえてませんでした(ときには4万の月も) 。レシートと家計簿を毎月チェックされ、余った分は翌月に繰越。もちろん私へのお小遣いもゼロでした。そのくせ自分は飲みに行ったり、趣味のモノを購入したり自由にしていました。・私は結婚13年目、子どもは5人います。結婚当初、我が家も生活費は3万でした。今でも10万もらえれば良い方です。旦那の浮気とモラハラが入籍した途端に始まり、最近は私のママ友との不倫が発覚。流石に愛想も尽き、離婚を迫りましたが、今回は地域中に噂も広まったお陰で旦那も猛反省し、とりあえず離婚せずにいます。・結婚してから生活費は別々。1人目の育休中、親戚の結婚祝い、車検などが重なり、生活費が出せなくなったときに相談すると、出してくれたお金は2万円。産後鬱になりかけていたときに育児が向いていないと言うと、自分が専業主夫になるから、お前が外で働けと言われました。・3万円はキツいですね。我が家は2人目が産まれてもしばらく5万円でしたが。家族に使う時は渋るくせに、自分へは豪快に使い果たす。しかも武勇伝として悪びれる様子は皆無。挙げ句、実家から私個人への援助で税金を払わせ、そのお金が尽きるまで家の雑費はそこから支出。拒否すると、さらに金遣いが荒くなるため泣き寝入り。・うちは5人家族で生活費2万。 約2年前から不倫もしていて、バレても未だに続いている。・夫は生活費を5万円しかくれません。その中から、食費、日用品、ガソリン代、医療費、子どもの服、通学にかかる電車代を出せといいます。お正月におせちを作っても、機嫌が悪ければ料理を投げつけたり、子どもたちにお年玉をあげるのも、気持ちよく渡した試しがありません。・結婚してから食費生活費は1円すらもらえず、私のパート代が入るとき、ATMに連れて行かされ、無理やり私の給料を取られ続けました。食費を払ってくれない旦那の代わりに、私の母が年金の中から食費を払ってくれました。 死ぬまでこの状態が続くのなら離婚した方がマシ!と思い、義母に手紙を送りつけたら解決しました。・私の元夫もこの「ひでき」と同じタイプでした。家事は専業主婦の私が全てやって当たり前、俺は外で働いているのだから稼いだお金は俺が管理する、と。そのくせ夜は飲み会が多く、挙句の果てには女性へのプレゼントの購入歴を発見。問い詰めると暴力を振るわれました。DVを経験している人が多いことに改めて驚きを禁じえません。辛い体験談に心が痛みます。経済DVで支配されていたマユミはこの生活から無事に抜け出すことができるのでしょうか。▼漫画「ひできの場合」
2024年03月14日※この漫画にはDVの表現がありますのでご注意ください。もしDVの被害に遭ったら、また周りの人が遭っていたら、内閣府の「DV相談プラス」までご相談を。多くの人が、愛するパートナーとの結婚生活に憧れを抱くものですよね。しかし中には、理想とかけ離れた最悪な結婚生活が待ち受けていた……なんて人もいるようです。今回は実体験をもとに描かれた、サレ妻マリコさん(@kusodan_gotohell)の漫画【信じていたのに、結婚してから豹変した夫】よりワンシーンをお届けします。漫画家名:サレ妻マリコ原作:リンさん(マリコのInstagramから応募)漫画:白米お米様モラハラ気質な夫妻のリンをほったらかして、結婚後も独身男性のように遊び歩いているマサル。家事をお願いしても、何かと理由をつけてリンに家事を押し付けてきます。ある日、わざわざ外で電話するマサルに“誰と電話していたのか”を聞いたリン。するとマサルはいきなり怒鳴りだし、リンに暴力をふるってきます。家から出たマサルを締め出すと、扉の前でリンに脅迫めいたことを叫び始めたのです……。警察が来て……茂みの中に……警察に事情を話し……警察沙汰に……茂みで見つかったマサル。一方で事情を話した後、警察から「自分の今後のこと、よく考えた方がいいですよ」と諭され目覚めるリン。その後、友人から送られてきたマッチングアプリのスクショでマサルが浮気していることを知るリン。ひと悶着ありつつも、結果、夫から慰謝料をもらい離婚を成立させるのでした……。結婚後に変わった夫……あなただったらこんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/白米お米)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2024年01月20日自分一人では判断できないとき、誰かに相談したいですよね。もしあなたなら、険悪なムードのカップルの接客をしなければならないとき、どう対応しますか?今回は携帯ショップ店員と客の間に起こった体験談を描いた、はらぺこもんろー(@harapekomonrrow)さんの漫画『携帯ショップで警察沙汰になった話』をご紹介します。※この漫画にはデートDVの表現がありますのでご注意ください。もしデートDVの被害に遭ったら、また周りの人が遭っていたら、内閣府の「DV相談プラス」までご相談を。女性客が来店し……自分名義の携帯で、彼氏が月10万円もゲームに課金していることを知り、解約した女性客。しかし、すぐに彼氏にバレてしまい、女性客は再び携帯ショップへ無理やり連れていかれます……。解約後、すぐに店にやってきた女性客を見た須磨さんは……。悩んだ挙句……接客することに……訳ありな雰囲気に気づきながらも、相談できない状況に困り果てる須磨さん。とりあえず用件を聞こうと接客することにします。その後、彼氏が新たにスマホを契約したいと言い、女性客に無理やり身分証と通帳を出させるのでした。この漫画に読者からは『お客様に感情移入してしまっても、プロとして顔に出さず接客をされるのが素晴らしいと思いました。』『解約に訪れたことに対して「大丈夫かな」と疑問を感じた時点で上司に相談すべきだとだと感じました。その後、彼氏と共に訪れたことで確実に解約についてのことだと察しがつきます。上司に相談できない状況というのはとても危険だと感じました。10万という高額な金額が動いている以上、大きなトラブルになりかねない案件であり、上司の手が空くのを待った方がよいと感じました。』『できるのであれば、使用人である彼の身分証明を厳格にするほうがいいと思います。免許証やマイナンバーカードの提出等、悪いことをするとまずいことになる可能性があるという責任感を植え付ける必要があると思います。また、代理使用の場合は、月いくらまでというプランがあればいいですね。』と実にさまざまな声が寄せられました。何もできないもどかしさ女性が困っている様子だと言うだけでは動くことができない須磨さん。彼氏に最新スマホを紹介しつつも、女性客のことも心配でどう対処すべきか考えます。彼氏に脅されてスマホを買わされそうになっている女性客……、あなただったらこんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@harapekomonrrow)※この漫画はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年11月28日美容業を営む今井美容株式会社(所在地:京都市上京区、代表取締役:今井 愛)は施設退所後のふるさと便で、経済的支援と精神的なケアを行うため、2023年11月24日にクラウドファンディングを開始します。詳細URL: 今井さんと福祉施設のスタッフの皆さん(最前列真ん中 代表取締役今井)【5人に1人が施設を出た後、赤字の生活】児童養護施設で生活している子供たちは頼れる保護者がいなくても、原則18歳で施設を出なければいけません。施設を退所した若者は支援から離れるという意味で、「ケアリーバー」と呼ばれています。児童養護施設の子供たちの半数以上が就職の道へ進みますが、長くは続かず、行方が分からなくなるなど、退所後の支援が行き届いていないのが現状です。自立後に保護を離れたケアリーバーの過半数が民間賃貸住宅などに1人で暮らしていますが、家族など頼れる大人が周囲にいないことが多く、孤立しやすい状況です。親や親戚などの後ろ盾がなく、5人に1人が施設を出た後、赤字の生活をしています。中には困窮に耐えられず自ら命を絶つ若者もいます。【誰かに頼っていいことを伝えたい】京都市にある児童養護施設では、ふるさと便として当施設のケアリーバーに日用雑貨や食品を送っています。経済的支援だけでなく今でも見守っているということ伝えるため、最長25歳まで退所者へ1年間に2度実施しています。予算の関係もあり、必要最低限の日用雑貨や食品などになっているのを以前から支援を行っていた今井美容の代表今井は、子供たちにもっとワクワクするものを送りたいと思っていました。そこで、ふるさと便を充実させるためクラウドファンディングを行うことになりました。当社は美容室としてこれまで多くの人が美しくなることで笑顔や自信になるのを見てきたこともあり、ヘアケア&スキンケア商品を追加することにしました。そして園長と今井美容からのお手紙を添える予定です。施設園長の声「子供達にはずっと誰かが気にかけていること、誰かに頼っていいことを伝えたい。そして皆様には児童養護施設についてもっとご理解いただきたいという思いがあります。施設の現状を知っていただくことで、子どもたちが卒園するとき、また卒園後にどのような問題に直面するかということも把握していただけると思います。施設を卒園する子ども達の夢や希望を叶えるきっかけを作って行きたいと考えています。」児童養護施設の子供たちからの感謝状【心を前向きに、生きる力をつけてほしい】今井美容は2021年からボランティアで施設の子供たちのカット、ブロー、スタイリング、そして年3回(正月、こどもの日、ハロウィン)サロンの売り上げの一部を寄付してきました。きっかけは、代表の息子の同級生が両親を亡くされ児童養護施設に入ったことで、何か支援ができないかと思い施設に訪れて交流が始まりました。子供たちと触れ合う中で、退所後就職先の選択肢が少なく苦労する若者が多いことを知りました。子供達にはたくさんの職業に触れ、大人とコミュニケーションを取り人生のやりたい事が見つけて欲しいと考えるようになりました。お金がない、頼る大人がいなくて命を絶ってしまう子供たちも自立さえできれば立派な若者になるのでそのためにも支援が必要だなと思って動き出しました。ふるさと便には今井美容で使えるカット無料券も入れ、新しい環境になってもいつもの場所があると感じて欲しいと考えています。代表今井の声「施設にいる間から将来のキャリアについて考える機会や、自分に合う企業を選べる仕組みがあればより活躍できると思います。今後はこの活動をもっと他府県などにも広げていきたいです。」《クラウドファンディングの概要》タイトル : 養護施設を出て実家がない子たちに「ココロのふるさと便」を届けたい実施サイト : 「READYFOR」支援募集期間: 2023年11月24日~2023年12月28日目標金額 : 116万円URL : 【会社概要】会社名 : 今井美容株式会社代表 : 代表取締役 今井 愛本社 : 〒602-0845 京都市上京区寺町通今出川下ル真如堂前町100-2事業内容: 美容業URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月21日DV容疑をかけられているジョナサン・メジャースの刑事裁判が、今月29日にニューヨークで始まることになった。メジャースは今年3月下旬、当時の恋人に暴力を振るった疑い。メジャースは容疑を否定しているが、ニューヨーク警察はメジャースが昨年9月、Disney+のシリーズ『ロキ』の撮影で滞在したロンドンでも警察に調べられていた証拠を入手している。有罪判決が出た場合、最長で1年の懲役を受ける可能性がある。メジャースは今年1月のサンダンス映画祭で上映された『Magazine Dreams』で大絶賛を受け、「早くも来年のオスカー候補が現れたか」ともささやかれた。映画はサーチライト・ピクチャーズが獲得し、賞狙いに最適の12月に北米公開を決定。しかし、この状況を受け、おそらくオスカーキャンペーンは控えられるかと思われる。文=猿渡由紀
2023年10月26日※この漫画にはデートDVの表現がありますのでご注意ください。もしデートDVの被害に遭ったら、また周りの人が遭っていたら、内閣府の「DV相談プラス」までご相談を。多種多様なお客様の対応をする携帯ショップ。もしパートナーの携帯を解約したお客様が、その日に再契約に訪れたら……?携帯ショップ店員と客の間に起こった体験談を描く、漫画家はらぺこもんろー(@harapekomonrrow)さんの『携帯ショップで警察沙汰になった話』の話の展開を予想していただく、クイズをお届けします!女性客が来店……携帯ショップで勤務している須磨さん。ある日、彼氏の携帯を解約しに来た女性客に不信感を抱くも、名義が彼女本人だとわかりました。そこで契約内容を確認すると、使用料が約10万円であることが発覚します。須磨さんが女性客に料金の内訳を確認すると、彼氏がゲームで使っていることが判明し「フィルタリング」を提案。女性客は早速、彼氏の寝ている隙に、フィルタリングを設定。しかし、彼氏にパスワードを知られ、対策は失敗に終わります。女性客は解約を希望し、迷いながらも須磨さんは解約の手続きを行うことに。その後、再び彼氏とともに来店した女性客を不審に思いながらも、須磨さんは接客しますが……。ここでクイズです!この後、須磨さんから話を聞いた店長は“ある判断”をします。その内容とは、一体どんなだったでしょうか?ヒントとして、携帯ショップでやれることには限界があるようです……。店長の判断とは?正解は「再契約を止めるのは難しい」不正契約ではないため、ショップ側で再契約を止めるのは難しいと判断した店長。不審だと思っていても、女性客を救うことはできないようです……。その後、やりたい放題の彼氏の行動はどんどんエスカレート!最終的には携帯ショップに警察がかけつける騒動へと発展してしまうのでした……。こんなときどうする?今回の話で、須磨さんはお客様の様子を不審に思い、店長に相談しましたが、店員だけでは解決の手立てが見つかりませんでした。お客様の様子がおかしい……あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@harapekomonrrow)※この漫画はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年10月24日共働き夫婦のハラエさん。夫であるゴマンさんは毎月5万円しか生活費を入れません。もちろん家事もハラエさんの役目。経済的DVとも言えるこの状況を抜け出すために、ハラエさんは離婚を切り出しました。一方、こっそり不倫相手に貢ぐ生活を送っていたゴマンさん。不倫していたことを隠し通そうとしましたが、ハラエさんにスマホを見られたことをきっかけにすべてを知られてしまいました。そんな中、ゴマンさんのスマホに不倫相手から着信が。電話の相手はゴマンさんの不倫相手。ハラエさんはスマホを奪い取り、会う約束を取り付けたのでした。いよいよ約束の日。不倫相手が本当に家にやってくるのか半信半疑なハラエさんでしたが、ついにインターホンがなりました。不倫相手を出迎えたゴマンさんは……。ちょろい男と一枚上手な不倫相手 ハラエさんの目を盗み、不倫相手に釘を刺したゴマンさん。関係を清算する気などまったくありません。不倫相手と離れたくないと再確認したゴマンさんは、すべての責任を請け負う気でいるようです。 不倫相手はというと、ゴマンさんを手のひらの上で転がしているよう。火の粉が自分に降りかからないように、余念がありません。 ドアの向こうには、これまで家族のために月5万円の生活費でやりくりをしてきたハラエさんがいます。家庭を崩してまで大切にしたいのは、不倫相手で良いのでしょうか? 一緒に生きていくパートナーは、見かけや年齢だけでなく、その人の本質まで見て決めるようにしたいですね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター じむ
2023年10月20日共働き夫婦のハラエさん。夫であるゴマンさんは毎月5万円しか生活費を入れません。もちろん家事もハラエさんの役目。経済的DVとも言えるこの状況を抜け出すために、ハラエさんは離婚を切り出しました。一方、こっそり不倫相手に貢ぐ生活を送っていたゴマンさん。不倫していたことを隠し通そうとしましたが、ハラエさんにスマホを見られたことをきっかけにすべてを知られてしまいました。そんな中、ゴマンさんのスマホに不倫相手から着信がありーー。電話の相手はゴマンさんの不倫相手。ハラエさんはスマホを奪い取りました。 不倫相手と話をすると、ゴマンさんが既婚者と知っていながら関係を持っていたことが判明! ハラエさんは、決着をつけるために不倫相手と会う約束を取り付けました。「俺はアイツの味方だ!」 不倫相手との約束の日。ゴマンさんは不倫相手の味方だと、ハラエさんに言います。 一時は、ゴマンさんの不倫や相手に貢いでいたことにショックを受けて涙したハラエさんでしたが、もはやゴマンさんを冷ややかな目で見ることしかできません。 ついにインターホンが鳴り、不倫相手が到着。 出迎える隙に不倫相手と口裏合わせをしようとするゴマンさんの作戦も、ハラエさんにはお見通しです。とにかく自分に有利な条件で離婚をしようと、ハラエさんは冷静に不倫相手との対面を待つのでした。 この期に及んで慰謝料を払いたくないゴマンさん。思いの外落ち着いているハラエさんに焦りながらも、悪あがきを続けています。これでは、ハラエさんが見放したくなる気持ちもわかりますね。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター じむ
2023年10月19日※この漫画にはデートDVの表現がありますのでご注意ください。もしデートDVの被害に遭ったら、また周りの人が遭っていたら、内閣府の「DV相談プラス」までご相談を。多種多様なお客様の対応をする携帯ショップ。もしパートナーの携帯を解約したお客様が、携帯の再契約をしようとしたら……?携帯ショップ店員と客の間に起こった体験談を描く、漫画家はらぺこもんろー(@harapekomonrrow)さんの『携帯ショップで警察沙汰になった話』の話の展開を予想していただく、クイズをお届けします!女性客が来店……携帯ショップで勤務している須磨さん。ある日、彼氏の携帯を解約しに来た女性客に不信感を抱くも、名義が彼女本人だとわかりました。そこで契約内容を確認すると、使用料が約10万円であることが発覚します。須磨さんが女性客に料金の内訳を確認すると、彼氏がゲームで使っていることが判明し「フィルタリング」を提案。女性客は早速、彼氏の寝ている隙に、フィルタリングを設定。しかし、彼氏にパスワードを知られ、対策は失敗に終わります。女性客は解約を希望し、迷いながらも須磨さんは解約の手続きを行うことに。その後、再び彼氏とともに来店した女性客を不審に思いながらも、須磨さんは接客します。彼氏に無理やり携帯を再契約されそうになった女性客は、さりげなくトイレに逃げ込み……。友人に事情を説明……ここでクイズです!この後、話を聞いた友人は女性客に“ある提案”をします。その内容とは、一体どんなだったでしょうか?ヒントとして、友人はもうこの状況から逃げられないと思っているようです。友人の提案とは?正解は「契約してすぐに解約すれば?」携帯を再契約して、すぐに解約する提案をしてきた友人。でもそんなことしたら、彼氏がまた激怒しそうですよね……。その後、この友人が彼女のためにファインプレイをし、遠くにいながらも彼女を救うことに成功するのでした…!こんなときどうする?もはや女性客には再契約の道しか残されていない……?今回の話で、無理やり携帯を再契約させられそうになった女性客は、トイレに逃げ込み、友人に相談しました。パートナーからの経済的DVから逃れたい……あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@harapekomonrrow)※この漫画はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年10月18日共働き夫婦のハラエさん。夫であるゴマンさんは毎月5万円しか生活費を入れません。もちろん家事もハラエさんの役目。経済的DVとも言えるこの状況を抜け出すために、ハラエさんは離婚を切り出しました。一方、こっそり不倫相手に貢ぐ生活を送っていたゴマンさん。不倫していたことを隠し通そうとしましたが、ハラエさんにスマホを見られたことをきっかけにすべてを知られてしまいました。そんな中、ゴマンさんのスマホに不倫相手から着信がありーー。電話の相手はゴマンさんの不倫相手。ハラエさんはゴマンさんからスマホを奪い取り、ついに不倫相手と話すことができました。 それを横目に見るゴマンさんは、内心焦りでいっぱいです。そうこうしているうちに、ハラエさんは不倫相手と会う約束を取り付けたのでした。不倫した奴にそんな権利はない! ゴマンさんは、不倫相手によく思われ続けたい、できれば慰謝料の支払いは回避したいと、相変わらずの無責任っぷり。 対するハラエさんは、いざ不倫相手と対峙したことでゴマンさんの不倫をよりリアルに感じ、涙が止まりません。 自分が月5万円の生活費でやりくりを頑張っているときも、彼らは贅沢な買い物をし、豪華な食事をしていたのだと考えると、怒りや悲しみでいっぱいになるのでした。 肩をふるわせて涙したハラエさん。その姿を見ても「いちいち泣くな」としか声をかけられないゴマンさんには呆れてしまいますね。慰謝料はもちろんですが、まずすべきは、心からの謝罪ではないでしょうか。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター じむ
2023年10月18日共働き夫婦のハラエさん。夫であるゴマンさんは毎月5万円しか生活費を入れません。もちろん家事もハラエさんの役目。経済的DVとも言えるこの状況を抜け出すために、ハラエさんは離婚を切り出しました。一方、こっそり不倫相手に貢ぐ生活を送っていたゴマンさん。不倫していたことを隠し通そうとしましたが、ハラエさんにスマホを見られたことをきっかけにすべてを知られてしまいました。そんな中、ゴマンさんのスマホに着信がありーー。電話の相手はゴマンさんの不倫相手。ハラエさんはゴマンさんからスマホを奪い取り、ついに不倫相手と話すことができました。 妻と不倫相手が話しているところをただ見つけるだけのゴマンさん。なんとかして逃げ切ろうと足掻くのですがーー。既婚者と知って関係を持ったからには… 不倫相手と話をしているうちに、ゴマンさんの嘘が発覚。さらには、不倫相手もゴマンさんが既婚者と知って関係を持っていたことがわかりました。 ブランドものや高級レストランと、散々ゴマンさんに貢がれていた不倫相手にも、慰謝料を請求しないわけにはいきません。 ハラエさんは、ついに不倫相手と会って話をする約束を取り付けたのでした。 毅然とした態度で不倫相手と話をしたハラエさんを横目に、逃げ切ることばかり考えていたゴマンさん。ここまできたら腹を括るしかありません。すべて自分がしでかしたこと。悪あがきはせず、夫としての責任を果たして欲しいと願います。>>次の話著者:マンガ家・イラストレーター じむ
2023年10月17日DV被害者を受け入れるNPO法人DV対策センター(神奈川県横浜市)には、過酷な生活による心身疾患や遊ぶ時間がない家族からの相談が増えています。DV被害者家族が参加する「メタバースイベント」を横浜市青葉区の「SPRAS青葉台」(オンライン参加可能)にて、2023年10月22日(日)に開催します。【DV被害者家族が「失った笑い」とは?】収入が少ないDV被害者にとって、修学旅行は頭痛の種です。旅費の工面に奔走する家庭も多く、DV被害者を支援するNPO法人DV対策センターは、母親からの相談を受けています。また、DV被害者家族は通院を避ける傾向があります。その理由は、費用だけでなく加害者への連絡を避けるためです。インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症が流行しても、通院を控えるため、体調が悪化しやすいのです。母親が心身疾患のため体が動かず、子どもが家事を仕切る、ヤングケアラーも多いのです。「母は布団からまったく出られず、ご飯は私が作ってます。家の中がぐちゃぐちゃで、とても勉強する場所がない。」被害者が失った場所を取り戻す必要があります。【母から子へ続くDVの連鎖】母親が心身疾患になる要因は複雑です。ワンオペ育児、家事・子育て・就労のトリプルワーク、加害者である父親との複雑な関係が重なるため、常に強いストレスに晒されているからです。中には、母親から子どもへの言葉の暴力など二次被害もあり、虐待が連鎖しやすい深刻な状況があります。NPO法人DV対策センター代表 穂志乃は、母親を家事から解放することがカギと訴えます。強いストレスを下げることで、母子の心身が改善します。「お泊りや食事会など、子どもだけの場を作り、普段言えない事を自由に言え、自己肯定感が向上します。母親も自分の時間を持てます。」また、同団体は、子ども、母親、それぞれに、自尊心を育てる「エンパワーメント講座」を月2回行っています。「兄弟にも邪魔されず勉強ができるし、みんなが自分の話を聞いてくれる。家では、家事を当たり前のようにやらされて、とってもつらい。」学習支援しかし、課題もあります。「加害者からの接触を避けたい」や「子どもが引きこもりだから」といった理由で、参加したくてもできない家族が多いことです。DV被害者の子どもの3割は引きこもりの傾向があり、イベントに参加しません。【メタバースイベントに参加するDV被害者家族の深い理由】そこで、DV被害者親子を招待する参加型イベントを顔出し不要のメタバースで行います。DV被害者に聞いたところ、顔を出し不要なら参加したいとの声をもらっています。過去2回のイベントでは、様々な感想をもらっています。「息子が興味津々で、体験が終わってからもやりたい!やりたい!と何度も言っていました。全部楽しかったとのことです。」、「メタバースは家に居ながら誰かと繋がりたい時や水族館に行ったり遊んだりできる空間で手軽に参加できて良かったです。」メタバースイベントは、DV対策センター職員が子どもと交わした会話がきっかけでした。サポーターからの問いかけに「はい」、「いいえ」だけだった子どもが、ゲームの話になると、生き生きとし、「このゲームは最低2,800ポイント必要です」や「〇〇さんは、別格の強さで頼りにしています」など、ゲームを通じたコミュニティの存在に気づきました。ゲームと相通じるメタバースは、引きこもり傾向のある子どもの参加が期待できると気づきます。メタバース画面5若者の生きづらさを解消するメタバース空間「MeeTaa」を運営する横浜市立大学医学部 宮崎智之准教授のご協力、ご助言で今回のイベントを実現しました。宮崎智之准教授は「様々な生きづらさに晒される若者ですが、リアルやバーチャル、自分に合った繋がりを育み、逞しく生きる糧にして欲しいです。」とコメントしています。NPO法人DV対策センターは、公益財団法人パブリックリソース財団のコロナ禍の住宅困窮者支援事業2(休眠預金活用事業)に採択され、DV・虐待被害者が避難するためのシェルターとステップハウスの開設準備を行なっております。また、Learning for AllとREADYFORによる虐待を防ぐ緊急居場所支援事業に採択され、虐待を経験した子どものための支援を行っております。夏休みどこにも行けないDV被害者家族と近隣の母子家庭の子ども達の親子の思い出作りのためにメタバースイベントを開催し、運営のための寄附も募っています。また、DV対策センターはメタバースを活用したエンパワーメント講座の定期開催を計画し、引きこもり傾向になる子どもが仲間と交流し、性のあり方、暴力の問題と対策などを学ぶ機会を増やす計画です。【親子で体験!メタバースイベント開催(第3回)】・日時 :2023年10月22日(日)・場所 :SPRAS青葉台神奈川県横浜市青葉区青葉台1-13-1 青葉台郵便局2階/3階オンライン参加可能・参加者 :DV被害者家族と母子家庭・プログラム:第1回(14:00~15:15)、第2回(14:45~16:00)-メタバース体験(14:00~14:45、15:15~16:00)-トークセッション(14:45~15:15)横浜市立大学准教授 宮崎智之先生、株式会社Litm 代表取締役 相澤利春氏、横浜市政策局共創推進室共創推進課 関口昌幸氏・定員 :現地参加はパソコン台数に限りがありますので早めにお申し込み下さい。パソコン持参も可能ですが、メタバース環境により人数制限があります。オンライン参加も可能です。メタバースイベント案内<お問い合わせ先>DV対策センターの活動にご関心のある方は、下記ページか二次元コードでお問い合わせ可能です。 二次元コードまた、電話またはメールでのお問い合わせも可能です。TEL : 080-7821-4660MAIL: dv.taisaku@gmail.com 【法人概要】NPO法人DV対策センター所在地: 〒227-0033 横浜市青葉区鴨志田町807-5URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年10月11日※この漫画にはデートDVの表現がありますのでご注意ください。もしデートDVの被害に遭ったら、また周りの人が遭っていたら、内閣府の「DV相談プラス」までご相談を。多種多様なお客様の対応をする携帯ショップ。もしパートナーの携帯を解約したばかりのお客様が、パートナーとともに再び来店したら……?携帯ショップ店員と客の間に起こった体験談を描く、漫画家はらぺこもんろー(@harapekomonrrow)さんの『携帯ショップで警察沙汰になった話』の話の展開を予想していただく、クイズをお届けします。彼のスマホ代を払う彼女……携帯ショップで勤務している須磨さん。ある日、「彼氏の携帯を解約しに来た女性客」に不信感を抱くも、名義が彼女本人だとわかりました。そこで契約内容を確認すると、なんと使用料が約10万円であることが発覚します。なんでそんな高額に?須磨さんが女性客に料金の内訳を確認すると、彼氏がゲームで使っていることが判明し「フィルタリング」を提案。なんでも彼女が何度やめてと言っても無視されて、ずっと彼の高額なスマホ代を払い続けてきたけれど、もう経済的に限界なのだとか……。帰宅した女性客は早速、彼氏の寝ている隙に、フィルタリングを設定。しかし、彼氏にパスワードを知られ、対策は失敗に終わります。そして彼女は解約に後日、再び訪れた女性客は、彼氏のスマホの解約を希望。これで大丈夫か迷いながらも、店員の須磨さんは解約の手続きを行いました。すると、帰宅したはずの女性客が……その後、スマホを解約した同日に再び女性客が彼氏とともに来店し……!?ここでクイズです!この後、誰にも相談できない須磨さんは“ある行動”をとります。その内容とは、一体どんなものだったでしょうか?ヒントとして、須磨さんは違和感を覚えながらも、職務を全うすることにしたようです。須磨さんのとった行動とは?正解は「接客することにした」仕方なくカップルを接客することにした須磨さん。何食わぬ顔で接客するのが厳しい状況で、冷静に状況を聞き出しながら彼と彼女の関係を分析。最終的にはやはり“デートDVだった”と判明し、店長の助けを借りて警察を呼び彼女の窮地を救うのでした……!こんなときどうする?事情を知っているがゆえに、再契約には抵抗がありますよね……。お客様がDVの被害に遭っているかもしれない……あなただったら、こんなときどう対処しますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@harapekomonrrow)※この漫画はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年10月06日共働き夫婦のハラエさん。夫であるゴマンさんは毎月5万円しか生活費を入れません。もちろん家事もハラエさんの役目。経済的DVとも言えるこの状況を抜け出すために、ハラエさんは離婚を切り出しました。一方、こっそり不倫相手に貢ぐ生活を送っていたゴマンさん。不倫していたことを隠し通そうとしましたが、ハラエさんにスマホを見られたことをきっかけにすべてを知られてしまいました。ゴマンさんのスマホを見てわかったのは、不倫相手にブランド品を贈ったことや高級レストランに連れて行ったことでした。娘よりも不倫相手にお金を使っていた夫には、呆れてしまいます。 不倫の証拠をおさえられてもなお、認めようとしないゴマンさんは、必死に言い逃れする方法を考えていたのですが……。まさかの電話!その相手は… 不倫相手からの電話をとったハラエさん。不倫相手と会って話をする約束を取り付けました。 不倫がバレてもなんとかして逃げ切ろうと足掻いていたゴマンさんでしたが、良い案は浮かばす、絶望の表情を浮かべて電話で話すハラエさんを見つめていたのでした。 良くも悪くもこのタイミングで電話をかけてきた不倫相手。ゴマンさん相手では埒が明かず、どうにか白黒つけたいと思っていたハラエさんにとってはベストなタイミングだったことでしょう。 ゴマンさんへの信用はとうの昔に失くしています。不倫相手と話すことで、しっかりと決着がつけられるといいですね。著者:マンガ家・イラストレーター じむ
2023年09月12日共働き夫婦のハラエさん。夫であるゴマンさんは毎月5万円しか生活費を入れません。もちろん家事もハラエさんの役目。経済的DVとも言えるこの状況を抜け出すために、ハラエさんは離婚を切り出しました。一方、こっそり不倫相手に貢ぐ生活を送っていたゴマンさん。不倫していたことを隠し通そうとしましたが、ハラエさんにスマホを見られたことをきっかけにすべてを知られてしまいました。スマホを手にしたハラエさんに「浮気してたんだね」と言われ、大慌てのゴマンさん。不倫相手にブランド品を贈っていたことも高級レストランに連れて行ったことも、すべてバレています。 「娘よりも不倫相手にお金を使いたいんだね」半ば呆れたハラエさんは、ゴマンさんを責めたのでした。夫の悪あがき ゴマンさんの口から出たのは、あまりにも苦しい言い訳でした。ハラエさんから投げかけられる正論にはぐうの音も出ません。 しかし頭の中で繰り広げられていたのは、逆ギレする言葉の数々。ゴマンさんは、どうにか乗り切ろうと必死です。願うは、なにごともなく不倫相手と一緒に暮らせること。なんとかしてハラエさんをかわそうと足掻くのでした。 ハラエさんとの再構築ではなく不倫相手との関係継続を望むゴマンさん。あまりに無責任な考え方を見ていると、残念な気持ちになってしまいますね。一度は家族になったのだから、月5万円しか生活費を渡していなかった経済的DVと不倫、どちらも誠意を持って償ってほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター じむ
2023年09月11日共働き夫婦のハラエさん。夫であるゴマンさんは毎月5万円しか生活費を入れてくれません。もちろん家事もハラエさんの役目。経済的DVとも言えるこの状況を抜け出すために、ハラエさんは離婚を切り出しました。家族には月5万円だけ生活費を渡し、こっそり不倫相手に貢ぐ生活を送っていたゴマンさん。しぶしぶ離婚を承諾しますが、不倫がバレるのだけは避けたいところ。疑いの目を向けられたゴマンさんは居ても立ってもいられずその場から逃げ出しましたが、ハラエさんの前にスマホを置いたままにしてしまいました。スマホには不倫の証拠がたくさん入っているのです……。イモウトさんのアシストもあり、ゴマンさんのスマホのロック解除に成功。隠し通していたゴマンさんの浮気が、ハラエさんにバレてしまいました。 トイレから戻ったゴマンさんは、自分のスマホを手にしているハラエさんを見て硬直。「浮気してたんだね」と言われ、大慌てです。夫の優先順位は、娘<不倫相手!? 自分の悪事は棚にあげ、勝手にスマホを見たことを責めるゴマンさん。対するハラエさんは、怒っているというより呆れている様子。 夫の不倫には腹が立ちますが、それよりも不倫相手にブランド品を贈っていたり高級レストランに行ったりしていたことは釈然としません。妻と娘には月5万円しか渡していなかったのに、不倫相手にはどれだけのお金を注ぎ込んでいたのでしょうか。 そしてそのお金があれば、娘にどれだけのことをしてあげられたかと思うと、情けない気持ちになるのでした。 子育てにはお金がかかるもの。それなのに収入の大半を不倫相手に使っていては、親の自覚が足りないとしか言えませんね。そのお金を支払うとき、子どもの顔が浮かばなかったのでしょうか……。見栄や一時の感情であれば、早く捨ててほしいと願ってしまいます。著者:マンガ家・イラストレーター じむ
2023年09月10日共働き夫婦のハラエさん。夫であるゴマンさんは毎月5万円しか生活費を入れてくれません。もちろん家事もハラエさんの役目。経済的DVとも言えるこの状況を抜け出すために、ハラエさんは離婚を切り出しました。家族には月5万円だけ生活費を渡し、こっそり不倫相手に貢ぐ生活を送っていたゴマンさん。しぶしぶ離婚を承諾しますが、不倫がバレるのだけは避けたいところ。疑いの目を向けられたゴマンさんは居ても立ってもいられずその場から逃げ出しましたが、ハラエさんの前にスマホを置いたままにしてしまいました。スマホには不倫の証拠がたくさん入っているのです……。ハラエさんは不倫の証拠をつかむためにスマホを見ようとしましたが、パスコードがわからずロック解除できません。しかし、ゴマンさんの妹・イモウトさんのアシストにより、パスコードが判明! ついにゴマンさんのスマホのロックが解除されました。 ハラエさんはスマホの中にあった数々の不倫の証拠を目にしたのでした。ついにつかんだ不倫の証拠! それを見て夫は… トイレから戻ってきたゴマンさんは、自分のスマホを手にするハラエさんを見て大慌て! どうにか平静を保って返すように要求するも、すでに手遅れ。ハラエさんにすべてバレていました。 慰謝料は絶対に払いたくないゴマンさん。なぜスマホのパスコードが破られたのか、理解ができず、ただただ焦るしかありませんでした。 この期に及んで「浮気はしていない」と主張するゴマンさん。往生際悪く、嘘をつき続けています。ここまでバレてしまったら、罪を認めてしっかり償ってほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター じむ
2023年09月09日共働き夫婦のハラエさん。夫であるゴマンさんは毎月5万円しか生活費を入れてくれません。もちろん家事もハラエさんの役目。経済的DVとも言えるこの状況を抜け出すために、ハラエさんは離婚を切り出しました。家族には月5万円だけ生活費を渡し、こっそり不倫相手に貢ぐ生活を送っていたゴマンさん。しぶしぶ離婚を承諾しますが、不倫がバレるのだけは避けたいところ……。妹にまで口裏合わせをさせてハラエさんを騙そうとしていたところに、1本の電話が……。その電話の相手はーー。このタイミングで電話をかけてきたのはゴマンさんの不倫相手。しかしスマホには、同僚の名前が表示されています。 しかしハラエさんは「女からの着信だ」と睨み、疑いの目を向け続けています。居ても立ってもいられず、トイレに逃げたゴマンさんでしたが、ハラエさんの前にスマホを置き忘れてしまいます。 ハラエさんは不倫の証拠をつかむためにスマホを見ようとしますが、パスワードがわからずロック解除できません。断念するしかないのでしょうか……。パスコードを教えてくれたのは…… ゴマンさんのスマホのパスワードを言い当てたのは、まさかの妹・イモウトさんでした。イモウトさんはゴマンさんに弱みを握られていたばかりに、口裏合わせを強要されて本当のことを言えずにいましたが、そんな姿を心配してくれたハラエさんに心を動かされたのです。 ついに開かれたゴマンさんのスマホ。そこにはたくさんの不倫の証拠がありました。 いざ夫の不倫を目にし、怒りや悲しみでいっぱいになったハラエさん。しかし、慰謝料をとるためには証拠は欠かせません。気をたしかに持って、証拠を保存してほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター じむ
2023年09月08日共働き夫婦のハラエさん。夫であるゴマンさんは毎月5万円しか生活費を入れてくれません。もちろん家事もハラエさんの役目。経済的DVとも言えるこの状況を抜け出すために、ハラエさんは離婚を切り出しました。家族には月5万円だけ生活費を渡し、こっそり不倫相手に貢ぐ生活を送っていたゴマンさん。しぶしぶ離婚を承諾しますが、不倫がバレるのだけは避けたいところ……。しかし妹にまで口裏合わせをさせていたにもかかわらず、1本の電話をきっかけに疑いの目を向けられるようになってーー。もしゴマンさんが不倫していたら慰謝料を請求できるかもしれません。そのためには証拠が必要ですが、どうしたら手に入れられるかわからずにいました。 ちょうどそのとき、ゴマンさんの元に1本の電話が入ります。スマホの画面には「タケシ」と男性の名前が書かれているものの、ゴマンさんの態度は明らかにおかしく、「女からの着信だ」とハラエさんの直感がはたらきます。 しかし、疑ってかかるハラエさんに対し、ゴマンさんは「干渉するな」と逆ギレーー。逃げた夫のあとに残されていたものは… 電話の主は、ゴマンさんの不倫相手。バレてしまったら慰謝料を請求されることもわかっています。意地でも隠し通そうとするゴマンさんは、苦肉の策でトイレに逃げてしまいました。 しかし、目の前には置きっぱなしにされたゴマンさんのスマホが……。山ほどの証拠が小さな端末に詰まっているに違いありません。 これは不倫の証拠をつかみたいハラエさんにとってはまたとないチャンス! しかし、パスワードを知らないハラエさんは、スマホを見ることを断念せざるを得ませんでした。 慰謝料をとりたいハラエさんは、さぞかし悔しい思いをしたことでしょう。年々セキュリティが手厚くなるデジタル機器ゆえ、そう簡単にロックの解除ができなくなっています。そう考えると不貞の証拠をつかむ難易度が上がるばかりですが、どこかで油断も出てくるはず。諦めずに証拠を見つけてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター じむ
2023年09月07日共働き夫婦のハラエさん。夫であるゴマンさんは毎月5万円しか生活費を入れてくれません。もちろん家事もハラエさんの役目。経済的DVとも言えるこの状況を抜け出すために、ハラエさんは離婚を切り出しました。家族には月5万円だけ生活費を渡し、こっそり不倫相手に貢ぐ生活を送っていたゴマンさん。しぶしぶ離婚を承諾しますが、不倫がバレるのだけは避けたいところ……。ハラエさんに嘘をつき、妹にまで口裏合わせをさせるのでした。妹のイモウトさんにまで嘘をつかせているゴマンさんを見て、初めて不倫を疑ったハラエさん。もしそうであれば、月5万円しか生活費を入れなかったことにも合点がいきます。 証拠をつかめれば慰謝料がとれるかもしれません。浮気の証拠をつかんでやろうと考えたのでした。妻が疑いの目を向けると夫逆ギレ!? 仮に不倫していたとしたら、その証拠がスマホにはたくさんあるはず……。どうやって暴けばいいのかを考えるハラエさんの前で、ゴマンさんのスマホに電話がかかってきました。 スマホの画面には「たけし」という同僚の名前が表示されています。それでも怪しむハラエさんに対し、ゴマンさんはコソコソとしながらも「プライベートには干渉するな」と苛立ちを見せるのでした。 咄嗟に何かを隠そうとする人は、言動や行動がおかしくなり、周りの人から疑われがち。逆ギレもそのひとつと言えるでしょう。 疑われたくないにもかかわらず、家族の前で電話をかけ直さず、干渉するなと不機嫌になるゴマンさん。家族から信用を得たいという人の態度とは言い難いですね。著者:マンガ家・イラストレーター じむ
2023年09月06日共働き夫婦のハラエさん。夫であるゴマンさんは毎月5万円しか生活費を入れてくれません。もちろん家事もハラエさんの役目。経済的DVとも言えるこの状況を抜け出すために、ハラエさんは離婚を切り出しました。家族には月5万円だけ生活費を渡し、こっそり不倫相手に貢ぐ生活を送っていたゴマンさん。しぶしぶ離婚を承諾したのですが、不倫相手に貢いでいたことは知られたくありません。自分のメンツを保つために「妹の借金を肩代わりしていて月5万円しか生活費を払えなかった」という嘘をでっちあげ、妹にも口裏を合わせるように強要したのですがーー。ゴマンさんに口裏を合わせるよう命令されているイモウトさん。弱みを握られているため、本当のことが言えません。 そんなイモウトさんを見て、ハラエさんは「何かおかしい?」と違和感を覚えずにはいられません。ゴマンさんのいないところで話を聞こうと試みましたが、口は固く閉ざされていました。 これではゴマンさんの思うがまま……。このまま引き下がるわけにはいきません。「いっそのこと不倫でもしていてくれればいいのに……」そんな考えが頭の中をよぎるのでした。不倫の証拠が掴めれば慰謝料がとれる! 月5万円しか生活費を入れないのは、不倫相手にブランド物を買ったり高い食事に連れて行ったりしているからではないか? 友人からも言われていたゴマンさんの不倫疑惑を思い出したハラエさん。もし本当に不倫をしていたら、ゴマンさんをギャフンと言わせるだけでなく、慰謝料を取れるかもしれません。 何らかの理由で口を開かないイモウトさんから本当のことを聞き出すよりも、夫のスマホに隠れた不倫の真実を暴いたほうが確実なのではないかと考えたのでした。 「叩けば埃が出る……」そう思わずにはいられないハラエさん。用意周到に口裏合わせを頼んでいたゴマンさんでも、嘘を重ねているとどこかで矛盾が発生するはずです。これまで家族をないがしろにしていたツケが回ってくるのも、そう遠くないかもしれませんね。著者:マンガ家・イラストレーター じむ
2023年09月04日共働き夫婦のハラエさん。夫であるゴマンさんは毎月5万円しか生活費を入れてくれません。もちろん家事もハラエさんの役目。経済的DVとも言えるこの状況を抜け出すために、ハラエさんは離婚を切り出しました。家族には月5万円だけ生活費を渡し、こっそり不倫相手に貢ぐ生活を送っていたゴマンさん。しぶしぶ離婚を承諾したのですが、不倫相手に貢いでいたことは知られたくありません。自分のメンツを保つために「妹の借金を肩代わりしていて月5万円しか生活費を払えなかった」という嘘をでっちあげ、妹にも口裏合わせを頼みます。しかしハラエさんは信じることができず、ゴマンさんのいないところで話をしようと、イモウトさんを外に連れ出しました。イモウトさんの様子がおかしいと感じていたハラエさんは「アイツに何か言われてるでしょ?」と聞いてみました。嘘を問い詰めたいという気持ちよりも、大切な義妹が兄に嘘を強いられて苦しんでいるように見えたのです。 しかし、兄に弱みを握られているイモウトさん。わずかに悩むも、口をつぐんだのでした。「俺をはめる気か!?」妹を焦らす兄 既婚者を好きになり不倫しかけたところをゴマンさんに止めてもらったという過去を持つイモウトさん。ソワソワしながら近づいてきたゴマンさんは「既婚者」というワードを匂わせながら、ハラエさんに本当のことを言わないよう、こっそり釘を刺すのでした。 イモウトさんは、バラされたくないという恐怖から、本当のことを言えずにいます。 そのやりとりを見て、ハラエさんはますます怪しいと感じずにいられません。嘘を暴いてやりたい気持ちが、ますます強くなるのでした。 嘘に嘘を重ねているゴマンさんは、ハラエさんとイモウトさんが2人で話していると思うと、気になって仕方がありません。2人が手を組むのではないかと疑心暗鬼な気持ちになるのです。 イモウトさんに裏切られないために、ゴマンさんが必死になっているのがわかりますね。しかし、嘘に嘘を重ねると、いずれはバレてしまうもの。これ以上大きな嘘になる前に、誠意ある対応をしてほしいですね。著者:マンガ家・イラストレーター じむ
2023年09月01日共働き夫婦のハラエさん。夫であるゴマンさんは毎月5万円しか生活費を入れてくれません。もちろん家事もハラエさんの役目。経済的DVとも言えるこの状況を抜け出すために、ハラエさんは離婚を切り出しました。家族には月5万円だけ生活費を渡し、こっそり不倫相手に貢ぐ生活を送っていたゴマンさん。しぶしぶ離婚を承諾したのですが、不倫相手に貢いでいたことは知られたくありません。自分のメンツを保つために「妹の借金を肩代わりしていて月5万円しか生活費を払えなかった」という嘘をでっちあげ、妹にも口裏合わせを頼みます。しかしハラエさんは信じることができずーー。弱みを握られているせいで、ゴマンさんに言われるがまま嘘をついたイモウトさん。ハラエさんは「何かおかしい……」と感じずにはいられません。 ゴマンさんのいないところで話をしたいと考え、イモウトさんを外に誘い出しました。信頼できるのは誰? 誠心誠意を込めてイモウトさんに接したハラエさんに、イモウトさんの心も揺らぎます。 しかし、兄に握られているのは既婚者を好きになったという過去。ハラエさんに知られることで噂が広まったり、親に知られたりすることだけは絶対に避けたいと考え、口をつぐんだのでした。 たとえ弱みを握られて脅されていても、これまで黙っていてくれた兄への信頼は大きいようです。自分の犯した過ちを反省し、後悔しているからこそ、誰にも知られたくない気持ちが大きいのではないでしょうか。 良心の呵責に苛まれるイモウトさんもつらい立場ですね。著者:マンガ家・イラストレーター じむ
2023年08月29日共働き夫婦のハラエさん。夫であるゴマンさんは毎月5万円しか生活費を入れてくれません。もちろん家事もハラエさんの役目。経済的DVとも言えるこの状況を抜け出すために、ハラエさんは離婚を切り出しました。家族には月5万円だけ生活費を渡し、こっそり不倫相手に貢ぐ生活を送っていたゴマンさん。しぶしぶ離婚を承諾したのですが、不倫相手に貢いでいたことは知られたくありません。自分のメンツを保つために「妹の借金を肩代わりしていて月5万円しか生活費を払えなかった」という嘘をでっちあげ、妹にも口裏合わせを頼んだのでした。イモウトはゴマンさんに弱みを握られているため、「借金をしてしまい、兄に助けてもらっている」と嘘をつくしかありませんでした。それを見てゴマンさんは、ドヤ顔を見せるのです。 兄妹のやり取りを見ていたハラエさん。ゴマンさんとイモウトさんの話に、疑いの目を向け続けていました。妹は裏切らない! 嘘つき夫の確信 ゴマンさんへの信頼などとっくに消え失せているハラエさん。ゴマンさんの嘘を暴くためにイモウトさんの家を訪れています。 「イモウトさんは嘘をついているのでは?」そんな疑念が晴れないハラエさんは、ゴマンさんのいないところで話をしようと、イモウトさんを誘い出しました。 しかしそんなことでうろたえるゴマンさんではありません。 不倫を止めたという恩をいつまでも売り続けているので、妹は自分を裏切らないという自負があります。まだまだ余裕の顔を見せるのでした。 妹を巻き込んでまで嘘をつき通したいゴマンさんですが、イモウトさんにも良心があります。不倫という過ちは消せないものの、これ以上嘘を重ねてほしくないと思ってしまいますね。著者:マンガ家・イラストレーター じむ
2023年08月28日共働き夫婦のハラエさん。夫であるゴマンさんは毎月5万円しか生活費を入れてくれません。もちろん家事もハラエさんの役目。経済的DVとも言えるこの状況を抜け出すために、ハラエさんは離婚を切り出しました。家族には月5万円だけ生活費を渡し、こっそり不倫相手に貢ぐ生活を送っていたゴマンさん。しぶしぶ離婚を承諾したのですが、不倫相手に貢いでいたことは知られたくありません。自分のメンツを保つために「妹の借金を肩代わりしていて月5万円しか生活費を払えなかった」という、嘘をでっちあげたのでした。ハラエさんとムスメさんからの信頼は、とうの昔に失っているゴマンさん。嘘を信じ込ませようと妹のイモウトさんに口裏合わせを頼みます。一度は嘘を拒んだイモウトさんでしたが、ゴマンさんに弱みを握られているため、結局言いなりになるしかありません。 ゴマンさんは疑いの目をむけるハラエさんに「真偽を明らかにしよう」と言い、イモウトの家に向かいました。ハラエさんにとってはもはや真偽などどうでも良い話だったのですが、「夫の嘘を暴いて恥をかかせたい」と考え、イモウトさんに「借金をしているのか?」と尋ねました。 「借金は、してる……」イモウトさんはゴマンさんに言われた通り、嘘をついたのでした。 できれば嘘はつきたくないけれど…… 申し訳ない気持ちを抱きながらも、ゴマンさんの嘘に加担するイモウトさん。過去に不倫に走りそうになった自分を止めてくれた恩があり、逆らうことができませんでした。 もしあのとき兄が止めてくれなければーー。そう考えるとゾッとするイモウトさん。当時を思い返しながら、兄は不倫などしないのだろうと考えていました。 一方ゴマンさんは、イモウトさんを味方につけて、したり顔。月5万円しか払ってこなかった自分を正当化できたと確信していたのでした。 妹の不倫を阻止していたゴマンさん。妹の目には、不倫などしない正義感が強い兄だったことでしょう。しかしよくよく考えると、身近な人の不倫を知ったらほとんどの人は止めるはず……。ゴマンさんに限ったことではありません。 不倫を防いだのは妹にとって救いだったのかもしれませんが、それをネタにし、強請るのは正義の強い人がやることではありませんね。著者:マンガ家・イラストレーター じむ
2023年08月27日共働き夫婦のハラエさん。夫であるゴマンさんは毎月5万円しか生活費を入れてくれません。もちろん家事もハラエさんの役目。経済的DVとも言えるこの状況を抜け出すために、ハラエさんは離婚を切り出しました。家族には月5万円だけ生活費を渡し、こっそり不倫相手に貢ぐ生活を送っていたゴマンさん。しぶしぶ離婚を承諾したのですが、不倫相手に貢いでいたことは知られたくありません。娘のムスメさんに問い詰められ、咄嗟に嘘をついたのです。「なぜ生活費を月5万円しか払わなかったのか?」と娘に聞かれ、「妹が借金をしていて、それを肩代わりしている」という嘘をついたゴマンさん。信じようとしないハラエさんとムスメさんを見て、妹に口裏合わせを頼みます。 ハラエさんにとってはもはや真偽などどうでも良い話だったのですが、「夫の嘘を暴いて恥をかかせたい」と考え、夫の誘いに乗り、ゴマンさんの妹・イモウトさんに事実を聞きに行くことにしました。「弱みを握られたザコめ!」 ゴマンさんは信用できない最低の夫でも、イモウトさんはそうではないことを知っているハラエさんは、「本当に借金をしているのか?」と訊ねてみました。 本当は兄の悪事に加担したくはないものの、ゴマンさんに弱みを握られているイモウトさんは、事前に言われた通り、口裏を合わせるしかありません。 「妹の借金を肩代わりしているせいで、月5万円しか生活費を出せない心苦しさ」を伝えるために、またしてもゴマンさんは猿芝居を繰り広げるのでした。 妹に嘘をつかせてまで、自分の立場を守りたいゴマンさん。弱みにつけ込み言うことを聞かせるのは大人の対応とは言い難いものがありますね。著者:マンガ家・イラストレーター じむ
2023年08月26日共働き夫婦のハラエさん。夫であるゴマンさんは毎月5万円しか生活費を入れてくれません。もちろん家事もハラエさんの役目。経済的DVとも言えるこの状況を抜け出すために、ハラエさんは離婚を切り出しました。家族には月5万円だけ生活費を渡し、こっそり不倫相手に貢ぐ生活を送っていたゴマンさん。しぶしぶ離婚を承諾したのですがーー。両親の離婚話を聞いていた娘のムスメさんは「なぜ生活費を月5万円しか払わなかったのか?」とゴマンさんに尋ねました。不倫相手に貢いでいたとは、もちろん言えません。 ゴマンさんは、自分の面子を守るために「妹が借金をしていて、それを肩代わりしている」という嘘をでっちあげました。しかし、疑いの目で見るハラエさん。「信じてくれないなら妹に話を聞きに行こう」とゴマンさんは提案しますが、ハラエさんにとってはもはや真偽などどうでも良い話なのでした。 夫婦関係はやめたいけれど、嘘を暴かず終われない 自分の嘘をつき通すために、妹のイモウトさんに口裏わせを頼んだゴマンさん。一度は拒んだイモウトさんも、ゴマンさんに弱みを握られているのか、しぶしぶ承諾したようです。 すでに離婚の意思が固まっているハラエさんや、父には何の未練もないムスメさんからすると、真偽はどちらでも構いません。裏で手を回し平気で嘘をつくことも、薄々わかっています。 しかし、それと同時に抱き始めたのは「嘘を暴いて恥をかかせたい」という気持ち。平気な顔で涙を流し、嘘をつく夫をギャフンと言わせてやりたいと考えるのでした。 最初は「離婚さえできれば良い」と考えていたハラエさんでしたが、ゴマンさんと話をしていると、「このまま終わらせてたまるか!」という気持ちが湧いてきたようです。 最後まで嘘を突き通そうとニヤつくゴマンさん。「嘘つきは泥棒の始まり」と言いますが、嘘を重ねているとだんだんとマヒし、何をしても何を言っても平気になってしまうのですね。著者:マンガ家・イラストレーター じむ
2023年08月25日