胸筋をしっかり鍛えて、胸が垂れ下がるのを防止しましょう。バストアップやデコルテを美しく魅せるには、胸筋トレーニングが欠かせません。今回はパーソナルトレーナーとして活躍する竹田大介先生に、自宅で簡単にできる胸筋の筋トレ方法について教えていただきました。女性が胸筋を鍛えるメリットまず、バストアップ効果が期待できます。女性のバストは大胸筋が土台となり、クーパー靭帯がバストを吊っているような状態です。大胸筋を鍛えることにより、クーパー靭帯を通してバストを引き上げる効果が期待できます。バストの垂れを防止する効果も期待できます。さらに上半身の大きな筋肉である胸部の筋肉を鍛えることで、筋肉量を増やし基礎代謝を上げ、太りにくく痩せやすい体を手に入れることに繋がります。またデコルテラインを美しく見せるメリットも。胸筋が衰えてしまった場合女性の場合、胸筋が衰えてしまうと、バストが垂れるといったような美容面でよろしくない影響を及ぼすことが考えられます。女性らしい体になるために"女性らしい体"も人によってイメージする体に違いがあることが考えられるため一概には言えませんが、女性には適度な体脂肪が必要かと思います。美容・健康両面から考えても、過度の食事制限などで体重・体脂肪を落とし過ぎないことに注意する必要があるでしょう。女性らしい体のための胸筋トレーニング自宅でできる効果的な胸筋トレーニング法として、「プッシュアップ(腕立て伏せ)」を紹介します。<やり方>STEP1:手幅は肩幅よりやや広め、体を床に下ろした際に掌が胸の横に来る位置に置きます。STEP2:息を吸いながら出来る限り深く体を下ろし、息を吐きながら体を持ち上げます。POINT:お尻が上がったり下がったり、腰が反ったりしないよう、脚から頭まで板のようにまっすぐな姿勢を維持して行いましょう。また肘が90度程度まで曲げられない方、回数が数回しかできない方は、膝を床につけるなどして強度を落として実施しましょう。"女性らしい体"はトレーニング方法で変わるものではなくホルモンバランスで自然に作られるものですが、筋肉を大きくしたくない方は1セットあたり15回程度できる軽めの強度で行うことをおすすめします。しっかり胸筋を鍛えたい場合男性であれば自体重で行うプッシュアップでは負荷が足りなくなりがちですが、アスリートではない一般の女性であれば自体重のプッシュアップでも負荷が足りないということは少ないと思います。強度を落とさずに上でご紹介したトレーニングを実践してみてください。胸筋トレーニングを行う頻度筋肉痛が治ったらまたトレーニングするという感じで、週に2~3回を目安に行なうとよいでしょう。効率よく鍛えるために摂るべき栄養素タンパク質胸筋の筋肉量をしっかり増やしたい場合は、1日に体重×2gのタンパク質を摂取しましょう。これを食事だけで摂取することが難しければ、プロテインの活用も有効です。糖質糖質(炭水化物)も必要量を摂取しましょう。筋肉を動かすエネルギーとして、また筋肉を合成するエネルギーとして必要です。筋トレ前・筋トレ後には適度に糖質を摂取しましょう。バストが垂れるのを筋トレで防ぐ年齢とともに下がってきてしまうバストを引き上げて、デコルテから胸にかけての綺麗なラインをキープするためにも、胸筋のトレーニングは大切です。プッシュアップは二の腕のための筋トレだと思われがちですが、実は胸筋にも効果的。ぜひ自宅で挑戦してみてください。竹田 大介パーソナルトレーナー
2019年10月19日お腹のたるみやぽっこりお腹が気になる方は、腹筋下部を鍛えてみましょう。トレーニングを続けることで、引き締まったお腹を手に入れられるでしょう!今回はパーソナルトレーナーとして活躍する竹田大介先生に、自宅でできる簡単トレーニングを教えていただきました。腹筋下部とは腹直筋は胸骨(剣状突起)と肋骨~骨盤前面(恥骨)についています。腹筋下部というのは腹直筋下部のことなので、鳩尾より下と言えばイメージしやすいと思います。体幹の屈曲、つまり猫背のように背筋を丸める際や、腰を丸めるようにする骨盤の後傾の際に働く部分です。腹筋下部を筋トレする効果ボディメイクの観点から言うと、下腹の引き締め効果が期待できます。さらにお腹の真ん中に縦線が入るような引き締まったお腹をつくる効果も。腹筋下部を鍛えるおすすめトレーニングレッグアップリフト自宅でもできるエクササイズとして、「レッグアップリフト」をご紹介します。<やり方>STEP1:床に仰向けに寝て、手はバランスをとるためお尻の横に手のひらを床に向けて置きます。STEP2:両脚を揃えた状態で天井に向かって上げて、さらに息を吐きながらお尻を持ち上げていきます。STEP3:戻すときはスピードをコントロールしながら丁寧に元の姿勢に戻ります。より強めに鍛えたい方は…より強度を上げたい場合は、角度をつけられるシットアップベンチで脚側を下げた状態で行なうとよいでしょう。関連記事引き締まったお腹へ!シェイプアップに効果のある腹筋運動!トレーニングを行う際のポイント腹直筋の機能は体幹の屈曲と骨盤の後傾ですので、レッグアップリフトを行なう際は腰・背中が腹直筋の作用で丸まった状態で行いましょう。腰が沿っていたり背中がまっすぐの姿勢では腹直筋を上手く使えず、腰を痛めるリスクが上がります。1セットあたり10回程度行なえる強度で3セット程度行えるとよいでしょう。頻度は筋肉痛が治ったらまたトレーニングする感じで、週に2~3回行えるとよいでしょう。腹筋下部を鍛えて引き締まったお腹に今回ご紹介した「レッグアップリフト」で、真ん中に縦線の入った引き締まったお腹を手に入れましょう。腹直筋の働きをきちんと理解して、腰と背中を丸めた状態で行えば、腰に負担をかける心配もなし。気を抜いたらたるんでしまいがちな下腹部も、筋トレですっきり!竹田 大介パーソナルトレーナー
2019年10月17日健康的なメリハリボディといえば、現代女性の美しさに欠かせない要素ともいえますよね。メリハリボディのためには、筋トレが大切。筋トレが女子力アップにつながる理由や具体的な方法について、スポーツトレーナーのKISAFU先生に教えていただきました。筋トレが女子力を上げるってどういうこと?メリハリのある体型が手に入る筋トレによって生まれる外見の変化は、女子力アップにつながります。一昔前、多くの女性の憧れといえばスレンダーなモデル体型だったように感じますが、グローバルな社会になり海外の女性モデルや美女アスリートが注目されるようになってくると、ボディラインにメリハリのある体型の女性が脚光を浴びるようになってきました。最近はただ単に痩せていることが美しいのではなく、鍛え上げて自力で引き締まった筋肉をつけることが美学になりつつあります。年齢問わず筋トレをする女性が増えているのは、筋肉でしか魅せられない美しさがあるからだと考えられます。達成感と自信が湧く筋トレは、内面にも変化を及ぼして女子力をアップさせます。トレーニングといえば、つらいもの、修業のようなもの、男性がやるもの、と思われがちでしたが、筋トレを継続している女性のほとんどが達成感や自信に満ちているように思います。筋トレによって体型に変化が現れると、自分の努力で手に入れたものだという満足感も得られます。自信に満ちている女性はとても魅力的ですよね。筋トレでは、外見とともに精神力も鍛えることができるといえるでしょう。筋トレで期待できる具体的な効果女子力アップにつながる筋トレの効果といえば、やはり女性らしいボディライン。個人差はありますが、男性にはない女性特有のボディラインといえば、バストライン、ウェストライン、ヒップライン、レッグラインが挙げられると思います。これらの部位の筋肉は、よほどの食事制限と負荷をかけない限り、マッチョのように肥大することはありません。女性が筋トレで鍛えれば、重力に負けないハリのあるボディラインを作ることができます。効果的な筋トレメニューバストラインに効果的なメニュー女子力アップのために効果的な、筋トレメニューをご紹介します。まずバストラインには、チェストプレス、腕立て伏せがオススメです。どちらも大胸筋を鍛えて、美しいデコルテを作ります。ウエストラインに効果的なメニューウェストラインには、プランクがオススメです。プランクは腹筋を鍛えるトレーニングですが、姿勢や体の向きのバリエーションによっては、くびれ作りにも効果的です。ヒップライン~レッグラインに効果的なメニューヒップライン~レッグラインには、ヒップリフト、スクワットなどがオススメです。お尻から脚にかけては大きな筋肉がたくさんついているので、一緒に鍛えることが可能です。いずれも引き締めるためには正しいフォームが大切なので、初めのうちは鏡を見ながら行うとよいでしょう。女子力アップを目指す筋トレの注意点筋トレ中級者や上級者はバーベルやダンベルで負荷を上げていくほど効果的ですが、初心者のうちは重りを持たず、自分の体重だけで行う自重トレーニングから積み重ねましょう。筋トレは重りを使うことだけが重要なのではありません。重りに頼らずとも、どこの部位を鍛えているのか意識して行うことで、女性らしいボディラインに効果が出てきます。怪我予防のためにもまずは姿勢を保つ筋肉から鍛えていき、徐々に重りを持てるようにするのがよいでしょう。筋トレで女子力を上げよう筋トレと女性らしいボディの間には、密接な関係があります。今回ご紹介したことを参考に、日々の筋トレを女子力アップの観点で見直してみてくださいね。意識しながら筋トレに取り組み、外見、内面ともに女子力をアップさせましょう。KISAFUスポーツトレーナー
2019年10月13日二の腕がたるんでいて、半袖やノンスリーブを着るのが憂鬱…。そんな悩みはありませんか?じつは二の腕は、加齢とともにたるみやすくなる部位。引き締めに効果的なトレーニングについて、パーソナルトレーナーとして活躍する竹田 大介先生に聞きました。二の腕の筋肉とは?「二の腕」は上腕(肩からひじの間)を指します。上腕は多くの女性がたるみを気にしていて、たるんだ状態は「振袖」と呼ばれることもあります。上腕の裏側についているのが上腕三頭筋という名前の筋肉。ひじを伸ばす大切な機能を担っています。女性が自宅でできる二の腕の筋トレ上腕三頭筋を鍛えるエクササイズの一つ、プッシュアップ(腕立て伏せ)をご紹介します。まずつま先から頭までをまっすぐにした状態で、床に手をつきます。ひじを曲げて体を下ろし、ひじを伸ばして体を持ち上げてみましょう。両手の幅は肩幅より広くすると胸に効き、肩幅程度、もしくは肩幅より狭くすると二の腕に効きます。手幅を狭めるほど強度が増すので、慣れてきたら調整するのもよいでしょう。プッシュアップを行う際は、腰が反ったり、腰が曲がったりしないように注意しましょう。できない場合は、床に膝をついて行うと強度が下がります。関連記事腕立て伏せは正しいフォームで!負荷の上げ方・下げ方を解説!効果的な筋トレの量と頻度常に上を目指す回数とセット数で初心者の場合、最初の数回でつらくなるかもしれません。ですが回数は「キツい!もう無理!」と思うくらいまで挑戦できると効果的。最初は1セットでも構いませんが、慣れてきたら3セット程度できるとよいでしょう。筋肉痛が治ったら再開二の腕の筋トレの頻度は、筋肉痛を目安にするとよいでしょう。筋肉痛の間は休み、筋肉痛が治ったらまた筋トレするという感じでやってみましょう。筋肉痛が治るのに3日かかるようであれば週に2回、2日で治るようであれば週に3回程度行いましょう。筋肉のトレーニングは、見て分かるほど効果がでるまでには時間がかかります。一概に何カ月で効果が出るとは言えませんが、まずは半年間地道に続けてみましょう。二の腕の筋肉を鍛えるメリットおしゃれを楽しめる二の腕は、肌の露出が多い夏に披露する機会が多い部位。筋トレで鍛えて引き締めれば、着られる服の幅も広がります。二の腕は加齢により衰えやすい筋肉の一つであるため、若いうちから鍛えておくのがオススメです。日常の動作がスムーズになる二の腕の上腕三頭筋はひじを伸ばすときに使う筋肉ですから、鍛えることで日常生活に役立ちます。うつ伏せから起き上がるときの動作が楽になるほか、物を押したり、頭上に持ち上げたり、投げたりするときにも役立ちます。筋トレで二の腕をスッキリ二の腕のたるみを解消するには、地道に筋トレを続けるのが近道。プッシュアップは自宅で好きな時間にできるトレーニングなので、続けやすいのがうれしいですね。二の腕の筋肉を鍛えてスッキリさせ、おしゃれも日常生活も自信をもって楽しんでくださいね。竹田 大介パーソナルトレーナー
2019年10月13日筋トレをしているから体や筋肉にいいものを食べたいけど、栄養素のことはよくわからない…。そんなあなたのために、基本の食事メニューから筋トレする日としない日の食事内容の違いなどについてまとめました。お話を伺ったのは睡眠栄養指導士・食育指導士の内藤絢先生です。筋トレ効果を高める基本の食事メニュー脂肪を落としたいからと極端に糖質や脂質を制限せず、過不足なくバランスの良い食事をするようにしましょう。各食物にはそれぞれの役割があります。下の1〜4を定食スタイルで満遍なく摂るようにしましょう。1. 主食:体を動かすエネルギー源となります。炭水化物、糖質(ここでは米を推奨)2. 主菜:筋肉、骨、血流を作る血液の材料となります。脂質、タンパク質(低脂質・高タンパクな肉、魚、大豆製品、卵)3. 副菜:骨や血流を作り、体調を整える役目や疲労回復に役立ちます。ビタミン(野菜、果物)4. 小鉢:生命活動の補助の役目を果たします。ミネラル(きのこ類、海藻類)ダイエットのために筋トレをする場合の食事のポイント毎食、大豆製品を摂り入れる大豆製品は植物性タンパク質が豊富な、低カロリー・高タンパク食のためダイエットに最も向いています。さらに大豆イソフラボンは女性ホルモンの分泌を促して代謝の促進と美容効果を高めてくれます。毎食、汁物を付ける汁物で体が温まると内臓の動きも活発になり、消化機能を高めてくれます。また具沢山にすることで野菜類を多く摂取出来るうえに、炭水化物の量を抑えても満腹になりやすく、食べれないと言うストレスも回避出来ます。しっかりと筋肉をつけたい場合の食事のポイント朝にしっかりタンパク質を摂る現代人の1日あたりのタンパク質の摂取法は、朝2:昼3:夜5という割合で、食事の時間をしっかり確保出来る夜が一番多いです。しかし、夜に多く摂取したタンパク質は筋肉を作る上では役立ちません。朝食は1日のエネルギー源となると言うように、朝に摂取されたタンパク質は最も筋肉作りに役立ちます。理想の割合は朝4:昼3:夜3です。米食は玄米を選ぶ玄米には筋肉を育て、修復する役目があるアミノ酸含有量が多いためです。また玄米は白米と比べてよく噛んで食べられるので、満腹中枢にも刺激が入りやすくなり、糖質の過剰摂取を防ぐことにも繋がります。筋トレ効果を高める食事のタイミングトレーニングの60分〜90分前筋トレ効果を上げるためには、空腹は避けましょう。トレーニング前は糖質と必須アミノ酸を摂取します。糖質は筋肉を育てる為に欠かせません。小さな玄米おにぎり+冷奴または鶏むね肉や白身魚を2〜3切れ等と、腹5分目程の量に抑えましょう。食事を摂るのが難しい時はアミノ酸と糖質を含んだプロテインを摂取すると効率が良いです。トレーニング終了から45分後運動後30分〜45分後は、タンパク質を摂取するのに最も適したゴールデンタイムと言われます。筋トレで酷使した筋肉の修復と筋肉を作る為にも低カロリー、高タンパクな肉・魚類+大豆製品をしっかり摂取しましょう。どうしてもお腹が空かない時は、この時間帯に無調整豆乳で割ったプロテインの摂取がおすすめです。関連記事【プロテインの飲み方】タイミング・種類・摂取量を専門家が解説筋トレをする日・しない日の食事メニュー朝食トレーニングをする日は動物性と植物性、2種類のタンパク質を摂りますが、オフ日は植物性タンパク質のみ摂取します。ランチ前に軽めの糖質補給トレーニングをする日は小さなおにぎりとゆで卵を、オフ日はなるべくカットします。ランチトレーニング日、オフ日共に米食にしましょう。丼物の場合は、雑穀米に変えるか白米の量を3分の2に減らすようにします。その分、副菜でもずく酢やサラダ等を選んでビタミンやミネラルを補いましょう。15時の間食トレーニング日はシリアルバーやフルーツ等を摂り、オフ日は糖質を控える為に少量のドライフルーツや手の平に小さく盛る程の無塩ナッツで良質な脂質を摂りましょう。夕食トレーニング日は開始前と終了後、2回に分けて摂るようにしましょう。上でお伝えした内容で分食にします。オフ日は就寝3時間前までに低脂質、高タンパク質の食物を蒸す又は茹でる等の油を控えた主菜に、きのこ類や海藻類を使った副菜、味噌汁、茶碗1杯分より少なめの玄米をおすすめします。ポイント主に糖質、脂質、動物性タンパク質の摂取量を調整するようにしましょう。三食でしっかりと量を摂るよりも、細かく分けて少しずつ食べる様に心がけてみてください。食事を見直して、筋トレの効率アップただやみくもにトレーニングを行うよりも、普段の食事を見直すことで、効率よく筋肉量を増やせます。ダイエットをしているからといって、極端な食事制限は体調を崩してしまう原因に。栄養バランスを考えて、こまめに食事を摂ることを心がけてみてください。内藤 絢睡眠専門家、ヨガインストラクター
2019年10月13日筋トレとストレッチ。2つを上手く組み合わせることで、より安全かつ効果的にトレーニングを行えます。しかしストレッチの種類やタイミングを間違えてしまうと逆効果になってしまうことも…。今回はパーソナルトレーナー・ストレッチインストラクターの町田晋一先生にお話を伺ってみました。筋トレの特徴と効果筋トレは筋肉に負荷や抵抗を加えることでその能力を高める方法で、強度や回数によって効果は変わってきます。軽い負荷で回数を多めに行えば「筋持久力アップ」という効果が得られます。また中程度の負荷でセットを多めにし、セット間の休憩を短めにして行うことで「筋肉量アップ」という効果が期待できます。さらに重い負荷で回数を少なめに行い、休憩を長めにして行うと「筋力アップ」効果が期待できます。ストレッチの特徴と効果ストレッチは、筋肉を伸ばすことで関節可動域を広げていく方法です。筋肉を伸ばす方法として、静止して伸ばす方法と動かしながら伸ばす方法があります。静止して筋肉を伸ばすストレッチを「静的ストレッチ」、動かしながら筋肉を伸ばすストレッチを「動的ストレッチ」と言います。またストレッチには柔軟性を高める他、スポーツパフォーマンスの向上、疲労回復促進などといった効果が期待できます。筋トレとストレッチを組み合わせるメリット筋トレ前に動的ストレッチを行うことで、筋温が上がり筋肉の伸張性を高めることができます。また、神経伝達速度がアップして筋出力が上がるので、ケガの予防だけでなく本来持っている力を発揮しやすくなります。また、筋トレ後に静的ストレッチを行うと、疲労回復を促進させる効果が得られます。一方で、筋トレ前に静的ストレッチを行ってしまうと、副交感神経が優位になるためスポーツパフォーマンスの低下に繋がるとも言われています。筋トレとストレッチを組み合わせる注意点ストレッチは、筋トレを安全かつ効果的なものにするために行います。そのため筋トレの前と後で、それぞれの場面に適したストレッチを行うことが大切です。それにはストレッチの効果はもちろんのこと、その効果を得るにはどういうタイプのストレッチが適しているのかを踏まえておくことが必要です。関連記事ダイナミックストレッチとは?その効果や行う際のコツを解説筋トレ効果を高めるストレッチメニュー一例として、スクワットをより効果的に行うためのストレッチをご紹介しましょう。<やり方>STEP1:四つん這いの体勢をとり肩甲骨を内側に引き寄せ、腰を軽く反らせて骨盤を前傾させます。STEP2:腰を軽く反らせて骨盤の前傾をキープしたまま、お尻をかかとの上までスライドさせます。動作中、目線は床に向けましょう。STEP3:これを10回繰り返します。スクワットは骨盤を軽く前傾させた状態をキープして股関節を曲げる動作を繰り返すことで、お尻の筋肉に効かせるエクササイズです。このストレッチを行うことで、骨盤を軽く前傾させたまま股関節を曲げる動作が行いやすくなるので、ターゲットであるお尻の筋肉に効きやすくなります。筋トレとストレッチで効果UP筋トレの前には動的ストレッチを、後には静的ストレッチを行うことで、パフォーマンスの向上や疲労回復効果に繋がります。さらに行うトレーニングのメニューに合わせてストレッチの内容を変えられると、より効果的に。スクワットを行う前には、今回ご紹介したストレッチを試してみてくださいね。町田 晋一パーソナルトレーナー、ストレッチインストラクター
2019年10月12日ひざ上に肉がついてしまうと、足全体が太く見えてしまい、スタイルもすっきりと見えません。そもそもどうしてひざ上に肉がついてしまうのでしょうか?今回はスポーツトレーナーのKISAFU先生に、ひざ上に肉がついてしまう原因をはじめ、落とすためのストレッチ・筋トレ・ツボなどを詳しく教えていただきました!ひざ上に肉がついてしまう原因ひざ上に肉がつく最大の原因は、太ももの筋肉が弱っている・筋力が低下していることです。太ももには、下半身で一番大きな筋肉である「大腿四頭筋」がついています。大腿四頭筋は、主に膝関節と股関節の曲げ伸ばしに関わり、姿勢やバランスを取るためにとても重要な役割を持っています。しかし、運動不足などが続くと徐々に筋力が低下していくことに。大腿四頭筋が弱ることでひざを引き上げる力が衰えてしまい、張りがなくひざ上に脂肪だけが目立つ太ももになってしまいます。ひざ上の肉を落とすためのストレッチ方法ひざ上に肉がつきやすい人は、太ももの筋力低下に加え、同じく太ももの柔軟性が低下していることが考えられます。そこで、太ももの前の大腿四頭筋と、太ももの裏の大腿二頭筋のストレッチが効果的です。もも前のストレッチのやり方1.立位または横に寝転んだ状態で、踵がお尻につくようにひざを折り曲げていきます。2.踵がお尻につかない場合は無理せず曲げられるところまでひざを曲げていきましょう。もも裏のストレッチのやり方1.立位の状態で片足を一歩前に出し、ひらがなの「く」の字のように上半身を前に傾けていきます。2.お尻を突き出すようにするほどよく伸びていきます。ストレッチなどで太ももの柔軟性がよくなると、股関節の可動域が大きくなりひざ上の肉が落ちやすくなります。ひざ上の肉を落とすための筋トレ方法ひざ上の肉を落とすためには、スクワットが効果的です。スクワットといっても、ただ単に膝の屈伸運動を繰り返すだけではあまり効果が実感できません。お相撲さんが四股を踏む時のように、お尻と太ももの力を使ってしっかり踏ん張ることが大切です。効果的なスクワットのやり方1.足を肩幅よりも大きく開き、5秒くらいかけてお尻を膝の位置まで下ろしていきます。2.足の付け根に力が入っていることが確認できたら、また5秒くらいかけて元に戻る、を10回繰り返しましょう。*きつい人は、テーブルや椅子の背もたれなどにつかまりながら行ってみても良いです。ひざ上の肉を落とすために効果的なツボと刺激方法ひざ上の肉を落とすために刺激すると効果的なツボは、太ももに存在する3つのツボです。まずひとつは、お尻と足の境目にある「承扶(しょうふ)」です。次に、太ももの内側の「無名穴(むめいけつ)」です。最後は、膝の裏のくぼみにある「委中(いちゅう)」です。これらのツボを、親指などを使って心地良く感じる程度の強さで刺激します。あまり強すぎると違和感が生じる可能性があるので、あくまでも痛気持ちいいと感じる程度の刺激にしておきましょう。ひざ上の肉を落とすために生活習慣で意識できることひざ上の肉を落とすためには、膝関節と股関節を曲げ伸ばしする動きを積極的に行うことが大切です。例えば、階段の上り下りや自転車こぎなどが挙げられます。日常でこれらの機会があまりないという人は、大股で歩いてみることもおすすめです。いつもより一歩前に足を出す意識をしてみましょう。そうすることで、太ももの筋肉が刺激され、ひざ上に肉がつきにくくなっていきます。日頃の生活からひざ上の肉を意識してみようひざ上の肉は、そう簡単に落とすことができない部分でもあります。日頃からもも前や裏のストレッチ・スクワットなどを実践してみましょう。また、ツボを押して刺激してみるのも効果的です。膝関節や股関節を曲げ伸ばしする運動を積極的に行い、ひざ上に肉がつきにくくなるよう日頃から心がけてみてください。KISAFUスポーツトレーナー
2019年10月10日筋トレを続けていくなかで、もしかして前よりも太ってしまったかもと不安になった経験はありませんか?そんな「筋トレで太った」「太った気がする」原因の解説や、痩せるためのトレーニング方法などについて、専門家の美宅玲子先生に教えていただきました!筋トレのせいで太ったと感じてしまう原因気になる部位の筋肉の肥大例えば脚を細くしたくてスクワットをしたら、ももの表の筋肉がついて脚が太くなったりすることはあります。筋肉が肥大することは、代謝を高めて燃焼しやすい体を作るのですが、筋肉がつくことで太ったと感じてしまうのです。脚が太いから細くしたいという原因のひとつには、例えばヒールの高い靴を履いていて、歩き方が膝が曲がったまま歩いてしまうような、もともと膝上やももの表の筋肉が張って太くなるような筋肉の使い方をしているから、ということがあります。そういう人がスクワットをすると、ももの表ばかりを使って、ももの裏やお尻の筋肉を使うフォームができないことが多いため、余計に気になる部分ばかり太くしてしまうという結果になります。むくみ脂肪は水分量が少ない組織ですが、筋肉は水分量の多い組織です。筋トレをすると乳酸がたまりますが、乳酸濃度を薄めようとして筋肉内に水分が集まり、一時的にむくんだようになることがあります。プロテインなど食事が過剰筋トレの効果を高めようとしてプロテインを取ったり、筋トレをしたからと食事量を過剰に増やしたりすると、余剰分が脂肪になるため太ってしまいます。効果的に痩せる筋トレメニューお尻やもも裏を使うスクワット<やり方>STEP1:脚を腰幅に、つま先と膝を前に向けて立ち、息を吸いながらお尻を後ろに引くように腰を落とします。STEP2:吐きながらお尻を寄せ、ももの裏側を収縮させるイメージをもって立ち上がります。POINT:膝同士がつかないように、また膝が前に出ないように気を付けましょう。立体的なお尻と引き締まったももを作るスクワットです。10回以上繰り返しましょう。インナーマッスルを鍛えるランジ<やり方>STEP1:上で紹介したスクワットで腰を落とす際に、片脚を後ろへ引いてつま先を床につきます。膝や股関節、足首が90度になるのをイメージしましょう。POINT:腰が丸まったり反ったりしないように、骨盤も垂直に起こし気味にします。STEP2:吸いながら腰を落とし、息を吐きながら元へ戻ります。STEP3:左右5回以上繰り返しましょう。お尻や内ももを引き締めるプリエ2番<やり方>STEP1:脚を肩幅より広く、つま先と膝を外へ向けて立ちます。STEP2:息を吸いながら骨盤を真下へ下ろし、膝をつま先と同じ方向へ曲げます。POINT:膝がつま先より遠くへ出るようなら、もう少し脚幅を広くして、つま先より遠くへ出ないように気を付けます。STEP3:腰が反ったり丸まったりしないように、骨盤を垂直に立てます。内ももとお尻を刺激し、引き締めるエクササイズです。筋トレで太らないために行った方が良いこと筋トレ後に有酸素運動を行う筋トレ後にウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動を行うと、筋肉が活性化しているので、有酸素運動による脂肪燃焼効果を上げます。筋トレ後にストレッチを行う筋トレをした後にすぐじーっとしていると、乳酸がたまりやすく、体が固くなったり痛くなったり、また張りを感じる原因となります。筋トレ直後は筋肉の力も抜けやすいので、ストレッチを念入りに行って柔軟性を維持し、疲労回復を促し、疲労物質を流して巡りのいい状態にするといいです。筋トレで太らないための注意点筋トレ後に過食しない特に夜筋トレをした場合、その後に食べ過ぎないように気を付けましょう。筋トレ直後は成長ホルモンが出て、筋肉をつけるためプロテインやタンパク質を摂るといいのですが、摂りすぎには注意しましょう。特に、夜は脂肪がたまりやすくなります。スポーツドリンクの成分をチェックするアミノ酸などのスポーツドリンクを飲む場合も、よく成分を確認しましょう。砂糖や果糖ブドウ糖液糖などがメインになっていないでしょうか。人工甘味料が多く含まれている場合は、むくみや代謝低下の原因になってしまいます。健康的な生活を心がける筋トレ以外の生活で、体を冷やしたりストレスを溜めたり、睡眠不足だったりと不規則な生活をしないように注意しましょう。せっかく筋トレをしても、それ以外の生活で脂肪をためやすい生活、筋肉がつきにくい生活をしていては、効果が上がりません。筋トレを続けるための秘訣無理のない計画を立てる朝早く起きる習慣のない人が、急に毎朝早朝に起きてトレーニングをするのは難しいでしょう。分刻みのスケジュールでトレーニング計画を立てるのも控えましょう。いきなりハードな計画を立てずに、例えばまずは週1回週末に始めるところから徐々に様子を見て回数を増やしていくなど、少しずつ慣らしていくことをお勧めします。生活の中に筋トレを取り入れる生活に取り入れやすい流れの中に、トレーニングを組み込んでみましょう。例えば歯磨きをしている間にプリエをする、家事をしながらスクワット、ものを拾うついでにランジなど、ゲーム感覚や遊び感覚からでもいいのです。日常生活の中に姿勢やフォームを気を付ける瞬間を増やしていくと、習慣になりやすいです。ハードルを上げすぎないあまりハードルを上げずに、リラックスして楽しむことを心がけましょう。毎日やらなければいけない、昨日やらなかったら今日はその分倍行う、エクササイズをするときにはテレビも消して、ウェアに着替えて集中するなどのように、エクササイズをするうえでハードルになることは、できるだけ避けること。気軽にちょこちょこリラックスしながら楽しむつもりで行うと、続きやすいです。筋トレを正しく理解してダイエット特にトレーニング初心者さんの場合、誤ったフォームで筋トレを続けてしまったり筋肉を大きくするために過剰に食事を取ってしまったりと、太ってしまう原因を作ってしまいがちに。今回ご紹介した3種類のトレーニングを参考に、無理のない程度で効果的に筋トレを続けてみてくださいね。美宅 玲子ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター
2019年10月10日筋トレとランニング。この2つを組み合わせて行なったときの相乗効果や、行う順番による効果の違いについて専門家の横内稚乃先生に教えていただきました。ほかにも、ランニングに役立つ筋肉とそのトレーニング方法、注意点なども要チェックです!ランニングと筋トレを組み合わせる効果ケガの予防まずランニングの全身運動で腕や脚、体幹などの筋肉を均等に動かすことで血流が促進しやすくなります。さらに筋トレで各々の部位を集中して鍛えることで、ケガの防止につながり、体の負担をかけずに運動量を増やせるのです。ダイエット効果最初に筋トレでお腹やヒップ、二の腕などの痩せたい部位の筋肉を刺激し、基礎代謝を上げます。その次にランニングをすることで、脂肪燃焼効果が高まるため、消費カロリーが増えやすくなるのです。ランニングに役立つ筋肉とトレーニング方法腹直筋腹直筋(ふくちょくきん)は、お腹を曲げる時に使う筋肉です。腹直筋を鍛えることで、体幹のバランスが安定し、ランニングした時の体の揺れや振動などの衝撃を抑える働きが期待できます。<腹直筋のトレーニング方法>STEP1:床の上であお向けになり、両膝を曲げましょう。STEP2:両手をおへその上で軽く重ねたら、少しだけ首や背中を丸めて、おへそを3秒間見てください。STEP3:ゆっくりと床に背中や頭を戻します。この流れを5回繰り返してください。大腿四頭筋大腿四頭筋(だいたいしとうきん)は、太ももの前側にある4つの筋肉の総称のことです。具体的には大腿直筋(だいたいちょっきん)、外側広筋(がいそくこうきん)、内側広筋(ないそくこうきん)、中間広筋(ちゅうかんこうきん)です。大腿四頭筋は人の体の中で最大の筋肉でもあります。筋トレをすることでランニング等のスピードアップや持久力の向上、下半身のバランスの安定に役立つと考えられています。<大腿四頭筋のトレーニング方法>STEP1:背すじを伸ばし、肩幅に両脚を広げましょう。STEP2:脚先を少し外側へ向け、息を吐きながらゆっくりと膝を曲げます。STEP3:太ももが床と平行になるまで膝を曲げ、3秒キープしてください。STEP4:ゆっくりと元の両脚をまっすぐに伸ばした状態に戻しましょう。これを10回繰り返します。筋トレの適切な頻度とおすすめの時間帯適切な筋トレの頻度トレーニングの適切な頻度は、初心者からスポーツ選手レベルまで、運動能力によって変わります。まず、筋トレ初心者はケガの予防のためにも、週に2~3回に留めておいた方が安全です。筋トレを1年以上継続している経験者は、筋肉痛にもなりにくいため、週に3~4回行っても問題ありません。スポーツ選手の場合は、週4~5回の筋トレが理想です。筋肉は、トレーニング後は休息が必要であり、休んでいる間に筋肉が修復されて、元の筋肉よりも少し太く増強される傾向があります。筋トレを行う時間帯トレーニングを行うのは、夕方がおすすめです。夕方は筋肉が作られやすく、肺活量や酸素消費量も高くなる時間帯なので、筋トレの効果が得られやすくなります。逆に早朝などは、1日の内でも体温が低く、筋肉が硬くなっている時間帯のため、心臓への負担が高くなりケガのリスクが高まるので避けた方が良いでしょう。ランニングの適切な頻度とおすすめの時間帯適切なランニングの頻度ランニングを行うベストな頻度は、初心者で週に3日~4日です。1日おきにランニングを行うことで、筋肉が休息し、精神的にも休まり、筋力アップにつながりやすくなります。ランニングを行う時間帯時間帯は、早朝から午前中がおすすめです。ただし、早朝にランニングを行う場合でも、必ず事前に食事を摂り、ストレッチをして体をほぐした後に走りましょう。早朝から午前中にランニングを行うことで、基礎代謝が上がりやすく、脂肪燃焼効果が高まりやすくなります。ランニングの継続時間初心者の場合、20分間のランニングが適切な時間と言えるでしょう。慣れてきた方は20分以上ランニングを続けることで、脂肪がより燃焼しやすくなります。ただし、不慣れなうちに長時間のランニングをすると、ハードすぎて運動を継続することが困難になると考えられるので、注意が必要です。ランニングが習慣になれば、1度に5分程度ぐらい時間を伸ばして様子を見ましょう。またやり過ぎは、ケガの元になります。ランニング×筋トレの注意点とポイント注意点回数をこなしても効果が得られにくい場合は注意が必要です。正しいフォームのランニングや正しい筋トレのやり方ができていない可能性があります。その場合、筋肉に負荷がかかり、傷めるだけで、筋肉の修復にも時間がかかってしまうことも。初心者の方は、パーソナルトレーナー等のプロに直接指導してもらうことで、効率よく筋肉が鍛えやすくなります。ポイントランニングと筋トレを組み合わせて行う際には、順番を守ることが大切です。特にダイエット中の方など、筋肉は現状維持で脂肪をのみを減らしたい場合は、筋トレを行った後にランニングをすることで、脂肪燃焼効果が高まります。筋トレを行うことで、成長ホルモンの分泌が促進し、骨や筋肉が作られやすくなります。その後に、ランニングなどの有酸素運動を行うことで、脂肪が分解されやすくなり、痩せやすくなるのです。逆に、ランニング後の筋トレでは、無酸素運動になり、脂肪が燃えにくくなってしまうので、必ず筋トレから始めましょう。ダイエット目的以外ならば、先にランニングを行うのもおすすめです。理由としては、特に冬場などの寒い時期にいきなり筋トレをすると、関節や筋肉を傷めやすくなってしまうからです。ランニングする際も、最初からスピードを上げるのではなく、ウォーキングから、徐々に速くランニングに切り替えることでケガの防止につながりますよ。ランニングと筋トレを上手に組み合わせて無酸素運動である筋トレと有酸素運動であるランニングを組み合わせる場合、目的に合わせて順番を変えることでより大きな効果を得られます。ダイエット中の方は筋トレを、ケガが気になる方はランニングを先に行うと良いでしょう。横内 稚乃鍼灸師、整体師、エステティシャン
2019年10月09日「Tシャツが似合う上半身」を手に入れる方法9月27日、Tシャツが似合うような健康的な引き締まった身体を手に入れるための簡単トレーニングが紹介されている新刊『世界一ラクに「Tシャツが似合う上半身」を手に入れる方法』が発売された。著者はパーソナルトレーナーでボディビルダー、パーソナルトレーナージャパン株式会社代表取締役の枝光聖人氏であり、同氏は日本初の中高年専門パーソナルトレーニングジム「心身健康倶楽部」も経営。新刊は四六判の336ページ、1,500円(税別)の価格で、秀和システムから発売中である。1965年生まれの枝光氏は、世界最高の信頼度の全米認定パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)を取得。アスリート、リハビリ、ダイエットの指導や、医師とメタボ改善プログラムを開発。また、ボディビルダーとしては、2010年の神奈川ボディビル選手権で優勝している。常識破りの「手抜きんトレ」やせたい、引き締めたいと考え筋トレを始める人は多いが、ひと月もしないうちに挫折してしまう人も多い。枝光氏は筋トレはキツいものだ思い込んでいる人が多いのではないかと懸念。続かない筋トレに意味はないとしており、新刊では手軽でシンプルな「手抜きんトレ」を紹介している。一般的には筋トレで使用するダンベルは限界と感じる重さの75%などといわれるが、同書では負荷を最小限の1kgに設定。プログラムも3回1セットのみ、週1回のペースとごく簡単なものとなっている。このような簡単な筋トレで効果が出るのは「筋肉の仕組みに沿ったトレーニング方法」だからだとしており、20年に及ぶ指導歴、ボディビルダーとしての経験から導き出した方法により、賢く手抜きしてTシャツが似合うような、健康的で引き締まった身体を手に入れる方法が紹介されている。(画像はAmazon.co.jpより)【参考】※世界一ラクに「Tシャツが似合う上半身」を手に入れる方法 - 秀和システム あなたの学びをサポート
2019年10月06日筋トレに集中したい、でもお酒も飲みたい…。そんなジレンマに陥ったことはありませんか?ストレスを溜めずに両立させるためには、コツを知っておくのが大切です。スポーツインストラクターのよっしー先生に、筋トレと飲酒の関係について聞きました。飲酒が筋トレに与える影響筋肉の合成が遅くなる筋トレ期間中に飲酒をするとアルコールの分解にたんぱく質が使用され、筋肉の合成が遅くなってしまいます。たんぱく質は本来、筋肉の修復に使われます。ですが飲酒をすると体内のアルコールの分解に使われてしまうので、筋トレをしているにもかかわらず、筋肉がつくのが遅くなる悪循環に陥るのです。負荷を上げづらくなる飲酒によって体内でアルコール分解が始まると、疲労回復が遅くなり、トレーニングの負荷を上げづらくなります。具体的には、例えば内臓が疲労しやすくなり、睡眠が浅くなることが考えられます。筋トレでしっかり負荷をかけたい時、頑張りきれないということが懸念されるのです。飲酒の量について飲酒による身体への影響は個人差がありますが、基本的には厚生労働省が生活習慣病のリスクが高まるとしている量を一つの目安とするとよいでしょう。1日でいえば男性40g、女性20gです。頻度としては少量のアルコールを毎日摂取するよりも、1週間の中で休肝日を設定して楽しむ方がよいとされています。アルコールの分解は、量にかかわらず肝臓に負担をかけてしまいます。毎日飲酒していると肝臓が疲労するので注意しましょう。参考:健康日本21におけるアルコール対策 | e-ヘルスネット 情報提供筋トレ効果を下げない飲酒方法お酒の種類を選ぶ飲むお酒の種類を限定すれば、筋トレ効果を下げずにキープすることが可能です。ビールや日本酒などは糖分が高く、気付かないうちに余分なカロリーを摂取してしまいがちです。蒸留酒であるウイスキーやジンを選ぶと、余分なカロリー摂取を防げます。一緒に食べるものを工夫筋トレの効果を維持するためには、たんぱく質量を確保する必要があります。そのため、お酒を飲む際の食べ物に気を配ることが大切です。高たんぱく、低糖質な鶏肉、大豆製品、脂の少ない魚などを一緒に食べれば、筋トレ効果を維持しやすいといわれています。ノンアルコールドリンクを利用筋トレ期間中だから我慢!と思っても、どうしても飲みたいときはどうしたらよいのでしょう。その場合、ノンアルコールドリンクを上手に活用しましょう。肝臓を休めることにもつながるので、我慢がなかなか難しい方にはオススメの方法です。筋トレ期間中も上手にお酒と付き合おういくら筋トレに集中している期間であっても、付き合いやその日の気分によっては飲酒が必要なときもありますよね。飲酒が体に及ぼす影響や筋トレ効果を下げない飲み方を知っておけば、過度な飲酒は防げるはず。お酒と上手に付き合って、ストレスを溜めない筋トレ生活を送りましょう。よっしースポーツインストラクター
2019年10月06日筋トレに痩せる効果があるとは聞きますが、実際はどうなのでしょうか?スポーツインストラクターのよっしーさんに、わかりやすく解説していただきます。筋トレがなぜ痩せることにつながるのか、仕組みと具体的なトレーニング方法をご紹介!筋トレで生まれる「痩せる」効果基礎代謝がアップ筋トレをすることで筋肉量が増え、基礎代謝が向上します。基礎代謝とは、人間が生きていく上で最低限必要な消費カロリーの数値のことで、筋肉の量が多いと数値が上がります。数値が上がると運動をしていない時の消費カロリーも向上するので、痩せやすい体になるのです。日常の動作でより痩せやすく筋トレをすることで日常生活の動作一つひとつの強度も上がり、痩せることにつながります。筋トレをして筋肉が付き、体力が向上すると、電車で席に座ったり、階段ではなくエスカレーターを使ったりすることが少なくなると思います。小さな積み重ねになりますが、着実に痩せるためには大切です。痩せるために筋トレをするメリット見た目のシェイプアップ効果が期待できる美しく痩せるためには、筋トレをするのがオススメです。なぜならば、数値上の体脂肪率のみでなく、見た目のシェイプアップ効果が狙えるから。筋肉がつくことで姿勢が良くなり、メリハリのあるビジュアルの体を作ることができます。筋トレは効率的に行えるじつは筋トレは、ほかの運動よりも効率的に行うことができます。食事管理によるダイエットは食べたいものを我慢することも多いので、食に対するストレスがたまりやすい傾向にあります。また、有酸素運動で効果を出そうと思うと、どうしても運動時間が長くなってしまいます。食事の制限を過剰にしたくない、運動の時間が長く確保できないという場合は、筋トレで効率的に痩せるのがオススメです。効果を上げるために食生活で気をつけること筋トレ後はたんぱく質と糖質を摂る筋トレで痩せる効果を上げるためには、運動後の食事内容に注意しましょう。運動後の体は、傷ついた筋肉を修復するために栄養素を普段よりも吸収しやすい状態にあります。そのタイミングでたんぱく質や糖質でなく、脂質やアルコールをとってしまうと、普段よりも吸収率が高まってしまうのです。よって筋トレ後の食事では、たんぱく質や糖質を摂ることをオススメします。過度な食事制限は避けるエネルギー切れを起こさずにしっかり運動を行うためには、食事制限をし過ぎないことが大切です。特に、痩せたいからといって糖質を制限したりすると、体を動かすエネルギーが不足している状態で筋トレをすることになってしまうので要注意。運動の効果が出づらくなったり、集中力の低下によって怪我を引き起こしたりする可能性があります。おなかが空いた状態で運動をすることのないように気をつけましょう。痩せる効果が期待できる筋トレメニュースクワット痩せる効果が期待できる筋トレメニューの一つに、スクワットがあります。体の中でも大きいももの前側の筋肉や、ももの裏側の筋肉を使うのはもちろん、足首、膝、股関節を曲げる動きもあるので、使用する筋肉は多くなります。基礎代謝を上げることや日常生活動作の質を向上させることにもつながる、オススメの種目です。やり方はシンプル。両手を前に出し、背中を丸めないように気をつけながら、膝がつま先よりも前に出ないようにしゃがむ動作を繰り返します。15~20回を2~3セット行うところから始めるとよいでしょう。プランクプランクは、おなかまわり~上半身も含めた胴体部分のインナーマッスルを鍛えるもので、姿勢を良くするために行われます。床にうつ伏せに寝た状態で、肩の下にひじをつき、おなかを床から浮かせた状態をキープします。その時に背中が丸くならないように、また頭が下や上にいかないように注意し、後頭部からかかとまでを一直線にします。15~20秒キープし、合計2~3セット行います。筋トレをする際の注意点痩せるための筋トレをする際には、強度を上げすぎないことが大切です。自重トレーニングだけでなく機械や器具を使ってトレーニングする場合、扱う重りや頻度を上げすぎて、気がつかないうちに筋肉の量を過剰に向上させるようなトレーニングになってしまっていることがあります。痩せる目的が体重を落とすことの場合、適正範囲を保っている筋肉量であれば問題ないのですが、本人が望まないような形で筋肉量が増え、体重が増加しているケースがあります。トレーニングは行うだけでなく、途中で経過観察を行うことが重要です。筋肉量が十分増えた場合は、有酸素運動や、低~中程度の負荷をかけるトレーニングに切り替えていきましょう。筋トレの仕組みを理解すれば痩せやすい!今回は、筋トレと「痩せること」の関係について解説しました。筋トレの仕組みを理解して自分のダイエットプログラムに組み込めば、より効果的に、かつ健康的に痩せられそうですね。コツとトレーニング方法をおさえて行い、理想のボディを目指しましょう。よっしースポーツインストラクター
2019年10月06日ダイエットを目的とした筋トレを続けているあなた!頑張っているのになかなか痩せない場合は、摂取カロリーと消費カロリーのバランスが崩れているのかも。今回はパーソナルトレーナーとして活躍する竹田大介先生に、筋トレとダイエットの関係性についてお伺いしてみました。筋トレをしても痩せない原因痩せる・太るはカロリー収支が大きく影響しています。カロリー収支とは、飲食により体内に取り入れる摂取カロリーと、生命維持や日常生活、運動により使う消費カロリーのバランスです。筋トレは筋肉量を増やすことで基礎代謝を上げ、日々の消費カロリーを増加させる効果が期待できますが、増えた分と同じカロリーを余計に摂取していては痩せませんし、それ以上に摂取すれば太ります。筋トレだけではなく、食事にも気を配らなければ、ダイエットを成功させることは難しいでしょう。筋トレで痩せやすい人・痩せにくい人正直、筋トレのみで痩せることは難しいです。筋トレで痩せやすい・痩せにくいということではなく、有酸素運動や食事など、筋トレ以外のこともダイエットの成功には重要な要素です。ダイエットを目的とした筋トレ痩せるにはカロリー収支が重要であるため、痩せるための筋トレ方法というのは存在しませんが、筋トレで基礎代謝を上げ痩せやすい体質をつくるという意味では、より大きな筋肉を中心に鍛えていくことが効果的でしょう。そういった意味では、ひとつのエクササイズで最も多くの筋肉を鍛えることができるスクワットがおすすめです。関連記事週2回でスクワットの効果を実感!トレーナーが正しいやり方を解説筋トレで痩せるのに必要な時間筋肉は短期間で急速に増えるものではありません。最低でも半年〜1年計画で、長い目でみて継続して行きましょう。筋トレを継続する秘訣スケジュールに組み込む自分一人で継続することが難しい方は、お友だちと一緒にジムに行く約束をする、パーソナルトレーナーの予約をとるなど、他人と約束をして予定に組み込むと継続しやすいでしょう。理想の体を常にイメージ理想の体を常にイメージしやすいよう、スマホやパソコンの待ち受け画面に設定したり、ポスターを部屋に貼ったりするとよいでしょう。習慣化して体が変わり始めたら、モチベーションが上がるのでさらに継続しやすくなるでしょう。筋トレの習慣化がダイエットの秘訣筋トレをして基礎代謝を上げることで、痩せやすい体を作ることができます。しかし、動いた分以上に食べてしまっては意味がありません。カロリーのバランスを考慮すること、時間をかけてゆっくりと体を変えていくという意識がポイントです。竹田 大介パーソナルトレーナー
2019年10月05日辛い肩こりにお悩みの方は必見!今回は肩こりの大きな原因となる猫背が体に与える負担や、姿勢の改善に役立つ筋肉トレーニングの方法、注意点についてまとめました。教えていただいたのは、パーソナルトレーナー兼ストレッチインストラクターの町田晋一先生です!肩こりになる原因肩こりの主な原因として猫背の姿勢が挙げられます。猫背の姿勢になると、上背部の後弯が強くなり頭部の位置は前方にずれた状態になります。人間の頭の重さは体重比で8%に相当すると言われています。例えば体重が50kgの人ならば、頭の重さは4kgということになります。その4kgの頭が、猫背の姿勢によりほんの数㎝前にずれるだけで8kg以上にまで膨れ上がってしまうのです!その8kg以上にまで膨れ上がった頭を、僧帽筋などの首周りの筋肉が支え続けることになります。すると首周りの筋肉は持続的緊張によって血行不良を起こし、酸素や栄養素が組織に行き届かず、逆に疲労物質が蓄積してしまいます。その結果引き起こされるのが肩こりです。筋トレで肩こりは解消できるか肩こりは筋トレで解消することができます!肩こりの原因となる猫背の背景として肩甲骨内転筋群の筋力弱化が考えられます。肩甲骨内転筋群とは、肩甲骨を内側に引き寄せる際に機能する筋肉のグループのことです。そのため、筋トレで肩甲骨内転筋群を強化することで猫背の姿勢が改善され、肩こり解消に繋げることができると言えます。肩こりに効く筋トレのやり方猫背の姿勢を改善し肩こり解消に効果的な肩甲骨内転筋群へのエクササイズをご紹介しましょう。<やり方>STEP1:うつ伏せになり両腕を肩のライン上に伸ばし、親指側を天井に向けます。STEP2:胸を床から浮かせた体勢をとり、息を吸いながら肩甲骨を内側に引き寄せる動きで両腕を上げて3秒間キープします。STEP3:息を吐きながら両腕を下ろします。この時、両腕は完全に下ろし切らないようにします。STEP4:15〜20回を1分程度の休憩を入れながら3セット行いましょう。このエクササイズで注意すべき点は、上体を起こし過ぎないようすることです。上体を起こし過ぎてしまうと、肩甲骨内転筋群ではなく腰周りの筋肉に効いてしまうからです。あくまでもみぞおちから上の部分を起こすようにしましょう。筋トレを行う際の注意点筋トレは安全かつ効果的に行う必要があります。そのためには、筋トレを行う前に必ずウォーミングアップを行うようにしましょう。具体的には、まずウォーキングなど有酸素運動をうっすら汗ばむ程度に行い、次に肩回し運動のような動的ストレッチを行うようにします。動的ストレッチはいきなり大きく動かすのではなく、少しずつ可動域を広げながら行うことが柔軟性を高めるコツです。どのくらいの頻度で行えばいいの?エクササイズを週3〜4日続けていけば、2〜3ヶ月で効果が現れると思われます。ただ漠然とエクササイズをこなすのではなく、このエクササイズを続けることで辛い肩こりから解放された姿をイメージしながら行うようにしましょう!筋トレで肩こり改善へ筋トレで肩こりの原因となっている猫背を改善しましょう。前方にずれてしまった頭の位置を元に戻してあげることで、首回りや肩の筋肉が楽になります。肩こりでお悩みの方は是非試してみてください!町田 晋一パーソナルトレーナー、ストレッチインストラクター
2019年10月03日仕事が忙しくてなかなか運動の時間が取れない。デスクワークで1日中座りっぱなし。そんな運動不足気味の方に向けて、今回はヨガインストラクターのHikaru先生に簡単な筋トレや運動不足解消のための対策方法について教えていただきました!運動不足の原因足を運ばずとも簡単に情報が手に入る便利な現代では、運動不足が進行するばかりの深刻な状況です。座りっぱなしのデスクワークや、忙しすぎる日本人の生活スタイルでは、運動をする時間だけでなく運動をしようという心の余裕すら無くなってしまっているのが主な原因と考えます。運動不足の対処法座りっぱなしの生活スタイルの方はまず、デスクワークや日時座りっぱなしの時間が多い方への対処法です。これは私も実践している方法なので、参考にしていただけたら幸いです。日常生活で座っていることが多い方は、まず通勤や移動を自転車などに変えてみましょう。こうすることで太ももの筋肉が鍛えられ、浮腫みや冷えを改善できるほか、体が軽快に動くようになります。このほか休憩時間やトイレに立った時などの隙間時間にスクワットを5回必ず行う、座っている椅子に背筋を伸ばし浅く腰掛けて30分に1度、両脚を揃えて上げ下げを10回行うということを常に行います。小さな負荷の運動ですが、積み重ねることにより確実に鍛えることができます。運動する時間が取れない方は本当に運動する時間を取るのは難しいですか?運動するくらいならゴロゴロしたいと思っていませんか?一度、自分の生活スタイルを見直して1日のタイムスケジュールを組み立ててみましょう。運動不足は年齢が上がるとともに体と心に様々な悪影響を及ぼします。激しい運動でなくても、できる時にできる運動をして数年後、数十年後に後悔しないために運動を習慣化させましょう。すぐにできる簡単な筋トレ方法STEP1:マットの上にまっすぐ立つお腹と内ももを締めて、マットの上に両脚を揃えてまっすぐに立ちます。STEP2:頭の上で両手を組む両手を頭の上で組み、胸を開きます。このとき、腰を反らせないように気をつけましょう。STEP3:右脚を前に出し直角に曲げる右脚を1歩大きく前に踏み出し、膝が90度になるところまでお尻を落とします。上体はまっすぐ起こしますが、腰を反らしてはいけません。このときに後ろに伸ばしている脚の膝上に、しっかり力を入れるようにしてください。STEP4:脚を入れ替える右脚を元の位置に戻したら、次は同様に左脚を1歩大きく前に踏み出します。STEP5:左脚を元の位置へ戻す左脚を元の位置に戻します。STEP2〜5の動作を10回×2セット行います。「ながら運動」もおすすめ運動不足解消のために室内でもできるおすすめの「ながら運動」をご紹介します。「テレビを観ながらお尻歩き」のやり方STEP1:脚を伸ばして長座の体勢で座ります。STEP2:片方の脚とお尻を前にスライドさせ、同様に反対の脚とお尻も前にスライドさせます。STEP3:腕はランニングの時のように軽く肘を曲げて、お尻歩きで前に5歩進み、後ろに戻ります。STEP4:この動作を前後に行ったり来たり、できる回数行います。腹筋を意識して行うことと、腕をしっかり振ってお尻歩きをすることで運動量が上がります。隙間時間で運動不足を解消!運動不足解消のコツは隙間時間を見つけて、少しずつ運動量を増やすこと!通勤・通学の際には自転車や階段を使ったり、席を立ったらついでにスクワットをしたりと、細かな意識の変化が体を大きく変えてくれるでしょう。今回ご紹介した筋トレや「ながら運動」はどちらも室内で簡単にできるものなので、ぜひ家やオフィスで試してみてください。Hikaruヨガインストラクター
2019年10月02日お尻にある大きな筋肉・大臀筋を動かすと嬉しい効果がたくさんあります。今回はヨガインストラクターのHikaru先生に、大臀筋のストレッチ方法とトレーニングのやり方をそれぞれ詳しく解説していただきました。大殿筋とは大臀筋(だいでんきん)はお尻にある、人間の単一の筋肉の中では最も大きな筋肉です。腸骨、尾骨、仙骨から脚の大腿骨にまたがる場所に位置します。大臀筋は特に股関節が伸びる動作や片足立ちになった時に働くため、人間の二足歩行では特に重要な役割を持っています。その他、立ち上がる動作やランニング、ジャンプなど股関節が伸びるあらゆる動作で働きます。大臀筋ストレッチ&筋トレのメリット大臀筋のストレッチを行うことで、それまで硬い大臀筋に引っ張られていた周辺の筋肉がしっかり働くようになるため、腰痛や猫背改善、後傾していた骨盤も立ちポッコリお腹の解消、太ももの前側の張りなどが解消されます。また大臀筋を鍛えることで得られる効果は、ヒップアップ、ヒップアップに伴い脚長・美脚効果、代謝が上がり痩せやすくなる他、安定した下半身ができ上がるため様々な動作や運動のパフォーマンスが向上します。大殿筋のストレッチ方法STEP1:腕立て伏せの姿勢にヨガマットなどの上で、腕立て伏せの体勢になります。STEP2:膝下を両手の間に手と手の間に片方の膝下を置きます。かかとを少し引いて、膝が前になるように置いても構いません。STEP3:お尻を床に下ろすお尻をマットに下ろします。お尻をマットに下ろす前の体勢でも十分ストレッチがかかります。STEP4:上半身を倒すお尻をマットに下ろしたら、できるところまで手を前に歩かせて上体を倒してみましょう。大臀筋のトレーニング方法STEP1:脚を開いて直立し両腕を前に伸ばす両手を前に伸ばし、足幅は肩幅より少しだけだけ広めに立ちます。つま先は正面もしくはやや外側に向けます。STEP2:お尻を後ろに引くかかとに重心を置きながら、できたら足指を持ち上げてお尻を後ろに引いていきます。STEP3:膝が前に出ないようにする膝がつま先よりも前に出ないように気をつけながら、そのままお尻を後ろに引き下げていきます。STEP4:限界までお尻を下げたら元に戻るかかとに重心を、足指は上げる、つま先より前に膝が出ないということをもう一度意識して、お尻を玄関まで後ろに引き下げます。それからゆっくり元の体勢に戻りましょう。ストレッチ&筋トレの際の注意点大臀筋ストレッチストレッチは自分のお尻の柔軟性に合わせて、最低でも1分間はそのポーズをキープできるところで止めます。始めから痛いと感じるまでストレッチを深めてしまうと、筋肉は危険を感じて逆に縮もうとしてしまいます。深く呼吸ができて無理なくポーズをキープできる位置を自分で見つけることが最大のポイントです。大臀筋トレーニングトレーニングでは、足指を持ち上げてかかと重心で行うことで効果的に大臀筋が鍛えられるようになります。今までスクワットをしても太ももばかり太くなってお尻に効かせられなかったという方は、かかと重心を意識してスクワットをしてみてください。太もも前側を張らせることなくお尻の筋肉に効果的に力を伝えることができますよ。どのくらいの頻度で行えばいいの?大臀筋のストレッチはできれば毎日行うことをおすすめします。お風呂上がりの体が温まって筋肉がほぐれている時に行うのが良いでしょう。片方のお尻のストレッチのポーズを痛気持ち良いと感じるところで1分〜3分キープしてください。また大臀筋のトレーニングに関しては2日〜3日に1度、10回×3セットのスクワットを行うと良いです。大臀筋のトレーニング前後には必ずストレッチを行うようにしましょう。大臀筋を緩めて鍛えてお悩み解消大臀筋をストレッチによって緩めたり、トレーニングによって鍛えたりすることで、嬉しい効果がたくさん。腰痛や猫背、前太ももの張りや垂れ下がったお尻など、あなたの体のお悩みも改善できちゃうかも。ぜひ今回ご紹介したストレッチとトレーニングを組み合わせて試してみてくださいね!Hikaruヨガインストラクター
2019年10月02日内転筋は太ももを内側に閉める際に働く大切な筋肉ですが、普段の生活の中であまり使われることのない部分でもあります。今回はそんな内転筋をストレッチする方法やメリット、注意点などをまとめました。教えてくれたのはヨガインストラクターのHikaru先生です!内転筋とは内転筋とは太ももの内側にある筋肉のことで内転筋群といい、恥骨から膝下までの間にある5つの筋肉の総称です。内転筋は太ももを内側に締める動作の時に大きく働く筋肉です。男性も女性も日常生活で内転筋群を使うことが少なく、弱くなってしまっている方が多い筋肉でもあります。座って開脚をして上体を前に倒した時に一番ストレッチがかかっているのを感じる場所がこの内転筋群です。内転筋をストレッチするメリット普段から意識して使わないと、内転筋は弱まり硬くなってしまいます。内転筋をストレッチすることで開脚などの脚を開く動作がしやすくなる他、内転筋の筋トレが効果的に伝わるようになり骨盤が安定し、下半身全体も安定します。また内転筋が働くようになると、太もも外側に逃げてしまっている力を内側に引き寄せることができるようになるため、太ももの外張り改善、小尻効果、美脚効果を得られるメリットがあります。自宅でできる内転筋のストレッチ方法STEP1:脚を横に広げて立つヨガマットの上などに足幅を広くとり立ちます。STEP2:お尻を下ろし、肘を内太ももにお尻を真下に下ろしていき、肘を太ももの内側に添えます。STEP3:お尻をさらに下げるお尻を膝よりも下に下げて、両腕で太ももを外側へ押し返します。STEP4:太ももを外側に押しながら上体をひねるSTEP3の体勢のまま片方の手を内くるぶしに添えます。太もも内側を更に強く押し返しながら、上体を反対に捻ります。STEP5:反対側も行う反対も同様に行います。内転筋をストレッチする際のポイント普段あまり使われていない内転筋は、特にストレッチを始めたばかりの頃は引きちぎれるような痛みを感じてやめてしまう方が多いです。ストレッチは継続して行うことで徐々に効果が現れますので、痛いと感じる1歩手前でキープしましょう。また深い呼吸をしながらストレッチを行うことで筋肉がほぐれやすくなりますので、内転筋に酸素を送り込むイメージで深い呼吸とともにストレッチを行いましょう。どのくらいの頻度で行えばいいの?内転筋のストレッチは、できれば毎日の習慣にできると良いです。まずは2週間、毎日朝起きた時とお風呂上がりに内転筋のストレッチを行ってみてください。すると内転筋が目覚め始め、ストレッチをしないと体が気持ち悪く感じるようになると思います。毎日ストレッチを行うのが難しい方は、2日に1度、1度のストレッチに5分程度かけてじっくりと内転筋をほぐせると良いです。意識的に内転筋をゆるめよう内転筋は普段なかなか使われることのない筋肉です。だからこそ意識的に毎日ストレッチを行い、弱ってしまわないようにしましょう。下半身の安定やお尻から脚にかけてのラインを綺麗にする効果のある内転筋ストレッチ。ぜひ自宅でトライしてみてください。Hikaruヨガインストラクター
2019年10月02日普段から足腰を鍛えていないと、さまざまな筋肉の衰えにつながります。健康的な毎日を送るためにも、足の筋トレはとても重要です。今回はスポーツインストラクターのよっしー先生に、足腰を鍛えることで得られるメリットをはじめ、足にある筋肉やトレーニング方法などについて詳しく教えていただきました!足腰を鍛えることで得られる主なメリット普段の生活で活動量を維持しやすい足腰を鍛えるメリットのひとつに、日常生活での活動量を維持しやすくなることが挙げられます。足腰の筋肉が衰えることにより、自然と歩く量や立っている量が低下していく傾向にあります。座っている時間や寝転んでいる時間が長いと、重力に逆らうための筋肉が衰えてしまい運動量が下がることに。結果として、高血圧や糖尿病などの生活習慣病のリスクが高くなってしまいます。基礎代謝が維持しやすい基礎代謝を維持しやすくなることも足腰を鍛えることで得られるメリットのひとつ。足の筋肉や腰の筋肉は体の中でもサイズの大きい筋肉が多くあります。そのため足腰を鍛えることにより、人間が生活する上で最低限の消費カロリー量が自然と多くなります。基礎代謝は筋肉量が多いと高くなり、足や腰の筋肉が多い人の方が基礎代謝が高い状態を維持しやすくなるため、代謝が低い人よりも脂肪のコントロールがしやすくなっていくのです。足にある筋肉の名称とそれぞれの働き大腿四頭筋大腿四頭筋(だいたいしとうきん)は、ももの前側の大きな筋肉を指します。膝の曲げ伸ばしや、ももを持ち上げる動きが主な働き。この筋肉が、基礎代謝を高く維持するための重要な筋肉になります。ハムストリング大腿四頭筋の裏側にあるのがハムストリングスという筋肉です。大腿四頭筋とともに、膝の曲げ伸ばしやももを後ろに持ち上げて地面を蹴る動作に関わります。大腿四頭筋とハムストリングがお互いに作用しながら、階段を登る動作や降りる動作をスムーズに行います。大殿筋大殿筋(だいでんきん)は骨盤の後ろ側についており、このお尻の筋肉が歩く動きをスムーズに行っています。片足でバランスを取る際にも働く筋肉で、この筋肉が上手く動かないと膝や腰に負担が大きくなってしまうため、もも前やもも裏同様とても重要な筋肉になります。下腿三頭筋下腿三頭筋(かたいさんとうきん)は、ふくらはぎの筋肉を指します。この筋肉が伸び縮みすることで、つま先が上下に動きます。前述の歩行や片足立ちの際によく働く筋肉で、下腿三頭筋が硬くなるとつま先の動きが狭くなり、転倒のリスクが高くなってしまいます。足の各筋肉が衰えることで起こる影響とは足の各筋肉が衰えると、歩行動作や片足立ち、日常生活動作が上手く行えなくなってしまいます。ももの前側の筋肉が衰えると、膝への負担が高まってしまい痛みが出てしまうことがあります。ももの裏側の筋肉が硬くなると、本来すべき働きを代わりに腰が担ってしまって腰痛を引き起こすことも。また、お尻の筋肉が衰えると、自分の脚を後ろに蹴り出す作用が減ってしまって歩幅が狭くなってしまいます。ふくらはぎの筋肉が衰えると、こちらも歩くときに蹴り出す動作が少なくなってしまい、お尻の筋肉と同様で歩幅が狭くなることにつながるのです。太ももの各筋肉を鍛えるためのトレーニング方法と心がけたいことクワッドセッティングももの前側の筋肉のトレーニング方法には、「クワッドセッティング」があります。1.床に片足の膝を伸ばし座った状態で、膝の下に枕やクッションなど柔らかいものを挟みます。2.ひざ下のものを地面に押しつぶすように膝を伸ばし、ももの前側に力を入れます。3.10〜15回程度を2〜3セット行うようにします。レッグカールももの裏側の筋肉のトレーニング方法には、「レッグカール」があります。1.床にうつ伏せに寝転がった状態で、片足ずつ膝を曲げて踵をお尻につけて戻します。※負荷が足りない場合は、ゴムバンドなどを利用して負荷を高めて行うと効果的です。2.10〜15回程度を2〜3セット行います。ひざ下の各筋肉を鍛えるためのトレーニング方法と心がけたいことひざ下のふくらはぎのトレーニングには、「カーフレイズ」というトレーニングを行います。1.足を腰幅に開いて立った状態から、踵を床から浮かせてふくらはぎを縮めてトレーニングをします。※バランスが崩れやすい方や壁や机などを支えにして行い、慣れてきたらどこにも手を触れない状態でバランスを取りながら行うと効果的です。2.10〜15回程度を2〜3セット行います。健康的にトレーニングを行うための頻度現状では運動の習慣がほとんどない方は、1日行ったら1日休むというような形で休憩を挟みながら行うといいでしょう。また、慣れてきて負荷を高めてトレーニングをした次の日も、なるべく休息を取るようにすると効果的です。筋肉はトレーニングによって分解され、再度修復していくことで徐々に大きくなっていきます。休みなく負荷をかけすぎると修復が追いつかなくなってしまうため、慣れるまでは毎日行うようなトレーニング方法はなるべく避けるようにしましょう。毎日トレーニングをしたい場合には、部位を変えながら行ってみてください。運動自体は毎日行っているけれど、各部位の筋肉は順番に休息を与えることができるのでオススメです。休む日も挟みながら足の筋トレを実践してみよう筋肉の衰えにより、足腰が弱くなってしまうと活動範囲が狭まってしまう可能性も。できるだけ健やかな毎日を過ごすためにも、休みの日を作りながら足の筋トレを実践してみてください。足の筋トレによって基礎代謝も維持しやすくなるため、脂肪にも気をつけながら健康維持に努められるでしょう。よっしースポーツインストラクター
2019年10月02日意外と手強いお腹まわりの贅肉。今回はそんなお腹の脂肪を落とすためのダイエットメニューや筋トレのやり方、さらにダイエット効果を高める方法まで詳しくご紹介します。教えていただいたのは、ボディセラピスト・整体師として活躍するhrhs629先生です!お腹まわりにつく脂肪の種類皮下脂肪その名の通り、皮膚の下に付着している脂肪です。筋肉の保護や体温の保持という役割を持っており、お腹だけでなく全身に付着している脂肪でもあります。また女性が蓄えやすい脂肪で、洋ナシ体型肥満と言われる体型はこの皮下脂肪が主な原因となっています。内臓脂肪腸を固定する腸間膜(ちょうかんまく)という部分に多く付着する脂肪です。役割としては、内臓の位置の安定という働きがあります。皮下脂肪よりも燃焼が早く、蓄積されにくい脂肪ではありますが、運動不足や過剰なカロリー摂取を繰り返していると、どんどん蓄積されてしまいます。また内臓脂肪が蓄積され過ぎた場合、健康に注意が必要です。内臓の位置を安定する役割を持っていますが、内臓脂肪が増えると内臓の圧迫や血液の悪化に繋がる為、生活習慣病を引き起こすと言われているのです。主に男性の体に増えやすい脂肪であり、リンゴ型肥満と言われる体型はこの内臓脂肪が主な原因です。お腹まわりの脂肪を落とすにはお腹まわりに効果のあるメニューお腹まわりのダイエットメニューとしては、有酸素運動と無酸素運動の組み合わせが有効です。運動を行うことで代謝率が上がり、脂肪は燃焼されていきます。また有酸素運動と無酸素運動では行う内容が異なるので、体にもたらす影響も変わってきます。この2つを組み合わせることで、相乗効果が期待できるでしょう。有酸素運動のトレーニング有酸素運動は、ウォーキングやジョギングなどがおすすめです。行う際は「少し息が上がる程度の負荷」で構いません。目的は多くの酸素を取り込むことによって、全身の血流を上げ血行の促進を促すことです。また持続して行うことも必要ですので、自分の体力と見合った負荷で行うようにしましょう。よく有酸素運動は脂肪の燃焼の為に20分以上が望ましいと言われますが、最近の研究では10分の運動を繰り返し行うことでも効果があるという報告が出ています。ですので、繰り返しにはなりますが自分のペースに見合った形で行ってみてください。無酸素運動のトレーニング無酸素運動は、筋トレを行いましょう。お腹の筋肉を鍛えることで脂肪の燃焼に繋がるほか、運動を行った際の活動量が上がるため有酸素運動での代謝率も上がっていきます。この無酸素運動の目的は、筋肉にしっかりと刺激を与えて活動力を上げるということです。ですので、この筋トレも無理な負荷で行う必要もありません。10回~15回を行える負荷で十分です。さらにトレーニング未経験者で5回行うのが限界という方は、ストレッチのみでも構いません。ストレッチにはただ筋肉を伸ばすだけではなく、脳と筋肉の神経伝達のスピードを上げる働きもあります。入念にストレッチを行った後に有酸素運動を行っても効果はしっかりと出ますので、まずはできるところから行ってみましょう。お腹まわりの筋肉腹直筋腹直筋は、下腹部からみぞおちまでに付着している筋肉です。いわゆるシックスパックというやつです。筋肉の働きとしては、仰向けの状態から体を起こす動き(一般的な腹筋)や、立った状態からのもも上げの動きなどで使います。要は体を曲げる時に使う筋肉なのですが、立った状態から上半身を曲げるという動きでは使いません。筋肉は基本的に重力に抵抗した動きで筋力を発揮します。つまり、立った状態から上半身を曲げることに関しては、腹直筋は力を出すことができないのです。腹斜筋腹斜筋は、お腹の横にある筋肉です。ちゃんとトレーニングやケアをされていない方は、たいていが柔らかく、痩せづらい場所にもなっています。働きとしては、体を捻る際に使う筋肉です。この筋肉がなかなか痩せづらいのは、上で説明したように筋肉は重力に抵抗して働くからです。思い返してみて頂くと分かると思いますが、重力に抵抗して体を捻るという動作はなかなかありません。ですので、脂肪が付着しやすく痩せづらい場所なのです。腸腰筋腸腰筋は、主に下腹部の筋肉にあたり、インナーマッスルと言われる筋肉のひとつです。股関節の筋肉でもあるため、筋肉の働きとしては立った状態からももを上げるときによく使います。また背骨のカーブも維持する筋肉ですので、体の中でも力の強い筋肉のひとつと言われています。腹直筋と腸腰筋に効くトレーニングSTEP1:四つん這いになりお腹を凹ませる四つん這いの姿勢になり、その体勢を維持したままお腹を凹ませます。POINT:背中を丸めない画像のように体が丸まってしまわないよう注意してください。背中が曲がってしまうと、違う筋肉の刺激に変わってしまいます。腹斜筋に効くトレーニングSTEP1:仰向けになり膝を立てるまずはよく行う腹筋のポーズから始めます。マットの上に仰向けになり、膝を立てて、両手は頭の後ろを支えるようにしてください。STEP2:斜めに起き上がるそこから斜めに向かって起き上がります。起き上がる高さは、肩甲骨が床から離れる程度です。それ以上は無理に起き上がらなくても、十分に筋肉に刺激が届きます。また腰などに負担がかかることもありません。お腹まわりのダイエット効果を高めるにはカロリー量を意識するダイエット効果を高める為には、やはり食事のコントロールが必要になります。いくらいいトレーニングやダイエット方法を行っても、摂取するものも含めて体の中から変えないと効果が出ません。ダイエットを行う際には、カロリーの摂取量と消費量を気にかける必要があります。現在の日本での基礎代謝量は女性が1200キロカロリー、男性が1500キロカロリーと言われています。これに日頃の運動などの消費が加わる形になります。まずは基礎代謝量を目安にカロリー量を気にかけると良いでしょう。GI値の低い食品を選ぶ世界ではGI値に注目が高まっています。これは糖質を摂取した後の血糖値の上昇具合を数値に直したもので、血糖値が上昇すると脂肪の吸収率は高くなります。このGI値は必ずしもカロリーと数値が比例するものでは無いので、この値を気にしながら食事を行うことも必要だと感じます。GI値の低い食品の目安としては、精製されている食品は比較的高く、無精製に近い食品は低い傾向にあります。例えば、白米よりも玄米が低い、うどんよりもそばが低いなどです。気になるお腹まわりをスッキリとなかなか落ちないお腹まわりの贅肉。そんな手強いお腹の脂肪には、有酸素運動と無酸素運動を組み合わせたトレーニングが効果的です。また食事内容にも気をつけて、高カロリーな食品やGI値の高い食品を避けるようにすると良いでしょう。また今回ご紹介したトレーニングはどちらも家で簡単にできるものなので、お腹まわりが気になる方はぜひ試してみてください!hrhs629ボディセラピスト、整体師
2019年09月28日筋トレを始めたばかりの初心者の方でも取り組みやすいトレーニングを3種類ご紹介します。弾みをつけずにゆっくりと行うことで怪我のリスクを下げ、また正しいフォームを理解するのにも役立ちます。継続を目指して頑張りましょう!筋トレ初心者が気をつけるべきこと見よう見まねでやらない最近は雑誌やテレビなどでもさまざまなトレーニングが紹介されています。しかし、脚を引き締めるにはスクワットがいい、お腹を凹ませるには腹筋運動がいい、と闇雲に真似をしても逆効果になることがあります。何故なら、正しいフォームで意識をすることができていないと偏った筋肉のつき方になる可能性があるからです。弾みや勢いでやらない筋トレ初心者はまだ筋力が弱いことも考えられますので、弾みをつけたり勢いで行なったりすると怪我をするリスクが高まります。関節や筋肉に負担をかけないためにも気をつける必要があります。初心者におすすめの「脚のトレーニング」STEP1:椅子に浅く腰掛けて上半身を前へ倒す椅子に浅く座り、足を肩幅ほどに開きます。手を頭の後ろで組み、背すじを伸ばしたまま、股関節から上体を前に傾けていきます。STEP2:ゆっくりと立ち上がる足裏で床を踏みしめ、息を吐きながらゆっくりと5秒かけて立ち上がります。そのままお尻を突き出し、息を吸いながら5秒かけてお尻を下げていきます。お尻が椅子に触れたら、同じように息を吐きながら立ち上がり、これを15回繰り返します。初心者におすすめの「背中&腕のトレーニング」STEP1:椅子に浅く腰掛けて肩を引き下げる椅子に浅く座り、股関節から上体を前に傾けます。手のひらを後ろに向けて腕を伸ばし、肩を引き下げていきます。STEP2:腕を後ろへ引く背すじを伸ばしたまま、息を吐きながら腕を後ろへ引きます。この時に、首をすくめず前を向いたまま保つようにしてください。息を吸いながら最初の位置に戻します。これを15回繰り返しましょう。初心者におすすめの「胸のトレーニング」右手をグー、左手はパーにして胸の前で合わせます。両方で押し合いながら動かさないように10秒キープしてください。その後、少し力を緩め同じことを5回繰り返します。グーとパーを入れ替えて、また同様に5回繰り返しましょう。初心者でも筋トレを長く続ける秘訣まず、筋トレを始めるにあたり目的を明確にすることをおすすめします。「体を引き締めたい」など、ただ漠然としていると続かない可能性が高くなります。例えば「お気に入りのパンツが履けなくなってしまったので、お尻をキュッと引き締めてカッコよく履きこなしたい」などといったように、できれば具体的にする方が効果的です。筋トレは始めてから2〜3ヶ月続けることでやっと効果を実感していきます。けして最初から無理をせず、段階を踏んでプログラムを組むようにすることも大切です。また、可能であればトレーニングの相談をできる人や、一緒に楽しめる仲間を作るようにしてみてはいかがでしょうか。筋トレ初心者が陥りやすいミス筋トレは筋力をつけるため、持久力をつけるためなどといったように、目的に応じて重りなどの負荷や回数が変わります。よくあるミスは、筋力をつけたいのに軽い負荷でトレーニングを行うケース。確かに初めは正しいトレーニングフォームを身につけることが大事ですので、それほど負荷を上げる必要はありません。しかし慣れてきたら、楽に20回以上できる負荷では持久力をつけるには良くても筋力をつけるには適切ではないのです。筋肉を大きくするなら8回、筋力をつけるには10〜15回、持久力をつけるのであれば20回がちょうどできるくらいの負荷を目安に行うようにしましょう。そして、必ず正しいフォームで行うように心がけてください。自己流で間違った癖をつけてしまう前に、最初のうちはきちんと指導を受けることをおすすめします。正しいフォームを理解して筋トレを継続!筋トレ初心者の場合、体がまだトレーニングに慣れていないこともあるので負荷は軽く、正しいフォームの理解に努めましょう。まずは継続することが大切。今回紹介した3つのトレーニングで、楽しみながら筋トレを続けていきましょう!金子 由美ボディワークトレーナー
2019年09月27日筋トレをした方がいい時間帯や、逆に避けた方がいい時間帯は?どんなタイミングで行うのがいいの?そんな筋トレの時間に関する素朴な疑問をスポーツトレーナーとして活動するKISAFU先生にぶつけてみました!筋トレに効果的な時間はあるの?筋トレに適した時間帯は特にありません。個人の生活リズム次第です。早朝、体の目覚まし目的でやるも良し、昼休みを利用してやるも良し、夕方の仕事終わりにやるも良し。筋トレを続けやすい生活リズムと環境整備が大切です。強いていうならば、食事と食事の間の時間帯がおすすめです。満腹でなく、空腹でもないタイミングで行うと、食べた栄養素が無駄なく働き、質の良いトレーニング効果を出せるでしょう。避けたほうがいい時間帯は?空腹時と就寝直前は避けた方が良いでしょう。これは単純に人間の体内の生理的なバランスを崩さないためと言われています。筋トレは何時にやっても良いとはいえ、体内環境が崩れるほど追い込んでしまっては本末転倒です。空腹は体が栄養を欲しているサインなので、空腹状態で筋トレをすると逆に筋肉が分解されやすくなってしまいます。就寝前は体が休息モードに切り替わっており、休んでほしいというサインなので、筋トレをすると活性してしまい逆に睡眠の質が低下してしまいます。筋トレの効果的な頻度筋トレにも様々な種類があるので、大きく高負荷と低負荷の場合で分けていきます。バーベルなどを使った高負荷の筋トレの場合、筋トレ後48〜72時間かけて新しい筋肉が合成されるため、2〜3日に1回の頻度をおすすめします。重りを使わない自重トレーニングなどの低負荷の筋トレの場合、刺激し続けることで筋肉の質をキープするため、毎日もしくは1日おきに行うことをおすすめします。筋トレと食事のタイミング食事内容は筋トレメニューにもよりますが、基本的には筋トレ前に糖質中心の食事をし、筋トレ後30〜45分以内にタンパク質中心の食事をすることが良いとされています。これは、トレーニング前にエネルギー源を補給しておくことと、トレーニング後に筋肉や細胞組織の回復を行うことが目的です。筋トレ直後にプロテインを飲んだ方が良いと言われるのはこのためです。筋トレ後すぐに食事ができない場合などは、筋肉の速やかな回復のためにプロテインを飲んでおきましょう。関連記事プロテインでダイエット!タイミングは就寝前&起床後がベスト生活習慣の中に筋トレを筋トレは各自の生活スタイルに合わせて、時間を見つけて行うのが良いでしょう。ただし空腹時と就寝前は避けること。食事と食事の間がベストです。また運動前は糖質を、運動後にはたんぱく質を摂るように心がけると、より効率的に筋肉に働きかけることが出来ますよ。KISAFUスポーツトレーナー
2019年09月27日筋トレをして筋肉が増えると、一体どのような良いことが体に起こるのでしょうか?また筋トレを続けているのに効果が出ない場合の原因や対処法、効果を下げてしまう注意点などについても専門家に伺ってみました!日常生活で現れる筋トレの効果筋肉が力を発揮しやすくなる特に筋トレを始めたばかりの頃に現れる効果のひとつとして、日常生活やスポーツ動作などに欠かせない筋力が高まることが挙げられます。階段を上る、物を持ち上げるなど、普段の生活で行う動作がより楽に感じられるようになります。筋肉が大きくなり基礎代謝が上がる筋肉が大きくなっていくと、それに伴って基礎代謝も上がっていきます。筋肉が体に多く存在すると熱を発生させやすくなり、体の機能を維持するために運動をしていなくても消費するカロリーが高まります。そのため、過剰な脂肪がつきにくくなります。姿勢がよくなりやすい地球で生活している以上、重力が常に体にかかっている状態になります。筋トレをして筋肉が動きやすい状態にしておくと、重力に抗うための筋肉が働いて猫背などの不良姿勢になるのを防止する効果があります。筋トレで効果が出ない原因負荷が足りていない筋トレの効果がでない原因のひとつに、筋トレの負荷が足りていないということが考えられます。例えば、普段の生活で床から荷物を持ち上げる作業を頻繁に行う方が下半身のトレーニングを行った場合、少ない回数だったり狭い可動域でトレーニングをしたとしても、日常ですでにトレーニング以上の負荷に慣れてしまっているため、強度が足りないということになります。正しいフォームで行えていない関節の角度や意識するべきポイントを理解していない状態で筋トレを行うと、効果がでないだけでなく、怪我の原因になる可能性もあります。目的の筋肉に負荷をかけるために、筋トレの正しいフォームを理解する必要があります。栄養摂取バランスが崩れている普段の食事の中でたんぱく質が足りていない場合には、筋肉の元となる栄養素が少ないために負荷ばかりかけても筋肉が大きくなっていきません。また、たんぱく質以外の他の栄養素でも、足りていないと体の機能が正しく働かなくなってしまい、結果として筋肉の増加にも影響が出ることがあります。効果が出ない時の対処法負荷の再設定筋トレで効果がでない時の対処法のひとつとして、負荷が自分にあっているかどうかを確認する必要があります。筋トレの負荷を設定する要素は、回数とセット数です。また道具を使う場合には、重さや強度も挙げられます。筋トレを始めたばかりの頃は、正しいフォームを身につけるために負荷を上げ過ぎる必要はありません。しかし運動に慣れてきたら回数を増やしていったり、扱う重さを上げて、筋トレをちょっとだけきつい強度に常に設定していくことが必要です。関連記事筋トレの効果的な回数・頻度の決め方を専門家が伝授!休養を取る一生懸命トレーニングに取り組むことも重要ではありますが、体が疲れすぎていると運動をしっかり行えません。筋肉も常に負荷が掛かり過ぎていると、再生していきませんので大きくなりません。毎日トレーニングを行うのであれば、種目を変える、同じトレーニングを連続で行わないなどの工夫をすると効果が高まりやすくなります。筋トレの効果を上げるポイントたまにメニューを変更する体はずっと同じ負荷がかかっていくと、その負荷に慣れるように適応していきます。それが筋肉を増やすことにもつながるのですが、あまりにも長く同じ種目を同じ負荷で行っていると、慣れ過ぎて向上しにくくなっていきます。効果が上がらなくなってきたなと感じた際には、同じ部位を鍛える種目でも違うメニューを実施することで、体に常に新鮮な負荷をかけ続けることができ、体の適応を維持しやすくなっていきます。運動後にたんぱく質を摂取する筋トレ直後は、体の中で筋肉の再生がすでに始まっている状態です。そのタイミングで体の中にたんぱく質を多く入れておくことで、筋肉の回復が早まり筋肉がつきやすくなります。目安の時間はトレーニング後30分以内とされていますので、そういった時間管理も効果をアップするポイントにつながります。筋トレの効果を下げてしまう注意点疲労度の高い状態疲れている体でトレーニングを行っても、正しいフォームが維持できなかったり、本来その人の体にあった負荷をかけることができなくなってしまいます。またモチベーションも低下しやすくなってしまい、筋トレを行う上で重要な継続性の維持ができなくなってしまうことも。毎日行うのではなく、しっかりと休息を挟みながら行うことも必要です。負荷を上げすぎている重さや回数を過剰に上げていってしまうというのも、よくある注意点のひとつです。負荷に慣れていない状況で無理に重たいものを扱ったり、無理に回数を増やすことは、怪我につながったり、目的の部位に負荷がかからない間違ったフォームになりやすくなってしまいます。見栄を張らず、焦らず、自分にあった負荷で継続的に徐々に負荷を挙げていく必要があります。筋トレでしっかりと効果を出すために筋トレを続けることで、脂肪を燃焼しやすくなったり、姿勢が良くなったりと、嬉しい効果がたくさん体に現れてきます。しかしそのためには、正しいフォームで体にあった負荷をかけること、そして栄養バランスの良い食事を取ることが大切です。筋トレで効果を出すには、続けていくことが1番肝心です。無理をせずに、自分のペースで頑張りましょう!よっしースポーツインストラクター
2019年09月26日「筋トレを頑張っているのに、なかなか効果が現れない。」「筋トレを始めてから、なんだか疲れが取れにくい。」思い当たる場合は、もしかしたら回数や負荷の設定があなたの体に合っていないのかも?今回はリカバリートレーナーとして活躍する伊藤晃一先生に、筋トレを行う上での適切な回数の決め方や注意点などを教えていただきました!筋トレの適切な回数の決め方筋肉を大きくしたい場合筋肉を大きくしたい方は、負荷の重量を8〜12回出来る程度に設定をし、2〜3セット行うのが良いでしょう。この回数やセット数では、筋トレを続けていくことにより、段々と余裕が出来るようになると予想されます。そうなってきたら、重さを上げて負荷を上げたり、回数を15回、セット数を5セットなどと増やしていくと良いでしょう。ずっと同じ重さで行なってしまうと、筋肉がその重さに慣れてしまい、成長が止まってしまいます。常に向上していくように、回数や負荷が増えていくことを楽しみながらトレーニングを続けてみてください。ダイエットの場合ダイエットを目的とした筋トレの場合は、筋肉を大きくする場合と異なり、回数を多く行うことで消費カロリーを上げるイメージで行います。回数を20〜30回程度に設定し、まだあと5回程余裕がある重さに調整して行なってみてください。また色々な種目を1セットずつ順番に行い、2〜3週まわしていくのも良いでしょう。最終的に、しっかりとカロリーを消費することを1番の目的としてトレーニングしてみてください。どのくらいの頻度で行えばいいの?全身を一気に行う場合トレーニングの頻度は、1回の筋トレで全身を行うのか、または部位毎に行うのかによって変わってきます。全身の筋肉を一気にトレーニングする場合、筋肉痛が残っている状態で次々とトレーニングを重ねてしまうと、オーバートレーニングとなってしまいます。その結果、疲労感が取れなかったり、怪我をしてしまうリスクも。オーバートレーニングを防ぐため、筋肉痛が治まってくるタイミングを見計らって行うのが良いでしょう。例えば2〜4日に1回。週に2〜3回を目安に筋トレを行なってみて下さい。部位別に行う場合例えば上半身や下半身だけ、またもっと細かく部位を分けて胸と腕、脚と腹筋、背中とお尻などというように、部位ごとにトレーニングを行う場合は、全身の場合よりも頻度を上げてみても良いでしょう。1〜2日に1回を目安に行ってみてください。またこのとき、各部位がオーバートレーニングにならないよう注意してください。休息日はどれくらい必要?筋トレは、オーバートレーニングにならないように行う事が大切です。しかし、逆に休息が長過ぎても効果が薄れてしまいます。トレーニングの頻度は、筋肉痛が治まってくるタイミングを見計らいましょう。2〜4日辺りを目安に休息を取り、次の筋トレを行うようにしてみてください。超回復という言葉があり、これは休息を挟むことにより、以前よりも強く筋肉が回復していくため、筋肉が大きく成長したり代謝が上がるなどの効果を得られる現象です。ただがむしゃらに毎日同じトレーニングを行っていても、怪我をしてしまえば運動が続けられず、結局自分の求める効果を得られなくなってしまいます。トレーニングと休息のリズムをしっかり作って、計画的に筋トレを行ってみてください。関連記事筋トレ後に起こる超回復とは?筋肉痛との違いなど専門家が徹底解説筋トレ初心者が注意したいこと負荷を重くしすぎない筋トレを始めたばかりの方にとって特に注意したいのは、重さです。重い物を扱えば早く効果が出るかというと、そんなことはありません。まずは筋トレに慣れること。そして、正しいフォームで行えているかなどをよく注意してみてください。まずは回数は少なめ、重さも軽めからスタートしてみるのが良いでしょう。「これくらいの重さで、これくらいの回数を行なったら、これくらいの筋肉痛になるんだ。」といった事を、最初は探りながらになると思います。それを楽しみながら観察をして、少しずつ自分の筋トレの形を探していって下さい。慣れるまでは無理をしない筋トレ初心者の方は、まだ体がトレーニングに慣れていないことがあるため、上で説明したような8〜12回を3セットや、20〜30回などの回数を正確に守らなくても良いです。トレーニングに慣れてきてから、上記の回数・セット数を目安にしてください。徐々に体が変わっていくことを感じながら、さらに上を目指してトレーニングを続けてみましょう。トレーニングは楽しく行うことが1番の近道です。楽しみながら変化を感じつつ、理想の体を目指して頑張ってみてください。筋トレの回数を決める上での注意点筋トレの回数を決める時の注意点として、目的と自分の体に合った回数・重さに設定出来ているかどうかが重要になってきます。前述した通り、目的により回数やセット数が変わってくるのはもちろん、トレーニング初期と慣れてきた時の重さの設定も変わって来ます。軽すぎたり回数が少なすぎると、筋肉への刺激が少なく、しっかり週3回ジムに通っているのに効果がないなどの事態に陥ってしまいます。また重すぎたり数が多すぎるとオーバートレーニングになり、疲れが取れない・逆に筋肉が付かない・怪我をしてしまうなどといったリスクになります。トレーニングを始めたばかりの頃は、無理にステップアップをせず、じっくりと目的と自分に合った回数・重さ・頻度を見つけていくようにしましょう。関連記事筋トレの効果とは?なかなか結果が出ない場合の原因や対処法も楽しみながら筋トレを続けよう筋トレは、自分の体や目的にあわせた回数設定が大切。そのためにもしっかりと自分の体の変化を観察してみましょう。また楽しく続けていけるように、1つの種目だけに絞らず、色々な事にチャレンジしてみるのもおすすめです。体が変わっていくのを実感することで、自信もみなぎっていくはず。素敵なボディメイクライフを楽しみながら行なってみてください!伊藤 晃一リカバリートレーナー
2019年09月26日おなかやお尻、太ももなど「痩せたい!」部分の皮下脂肪には筋トレが効果的とされています。皮下脂肪はなぜ特定の部位につくの?筋トレが効果的なわけは?といった気になる疑問や適切なエクササイズ方法を、ボディセラピストのhrhs629先生に教えていただきました。皮下脂肪がついてしまう2つの原因カロリーの過剰摂取皮下脂肪とは、消費できなかったカロリーの産物です。生きていくうえで必要なエネルギーを「基礎代謝」といい、エネルギー源は主に糖質と脂質です。つまり、基礎代謝を上回る量の糖質、脂質を摂取すると、これが皮下脂肪に変わります。糖質や脂質は肉や魚等のほか、デザート類や菓子類にも多く含まれています。これらを食べ過ぎると、カロリー過剰摂取となり、皮下脂肪がついてしまうのです。栄養の偏り食事はバランスよく食べることが基本。三大栄養素の糖質、脂質、タンパク質だけを食べていれば良いというわけではありません。これらの栄養素が活発に身体の中で働くにはビタミン・ミネラルが必要になります。「糖質・脂質は皮下脂肪のもとだから要らない」も間違い。「どれも必要だからたくさん食べる」ということも違います。基礎代謝量を目安に、栄養素をバランスよく摂ることがもっとも大切なのです。皮下脂肪がつきやすい部位筋肉の大きい部分皮下脂肪の役割は、筋肉の保護や体の保温。つまり、筋肉が大きい部位は、その分だけ多くの保護や保温が必要になります。体の中で筋肉の大きい部位といえば、おなかやお尻、太ももです。これらは皮下脂肪がつきやすく、同時に筋力を維持しなければならない部位とも言えます。皮下脂肪がつきやすい=冷えやすい部位でもある皮下脂肪に困っている方は、同時に冷えにも困っているのではないでしょうか。それは、皮下脂肪の保温性が逆効果として働いてしまうため。体が冷えていると、皮下脂肪はその冷えた状態を保温するため、悪循環に陥っているのです。皮下脂肪を落とすのに筋トレが効果的な理由筋トレを行うと、皮下脂肪が体を動かすエネルギーとして使われます。つまり、太ももの皮下脂肪が気になっている方は、日頃太ももの筋肉が上手く使えていないということ。筋トレは筋肉がしっかりと活動するためのトレーニングであり、筋肉を大きくすることではありません。筋肉の活動が活発になることで、より多くのエネルギーが必要となり、皮下脂肪が材料として消費されていきます。【部位別】皮下脂肪を落とす3つの筋トレメニューおなか1.四つん這いの姿勢になります。2.そのままおなかをへこませてください。このとき背骨は動かさず、おなかだけに集中しましょう。3.このトレーニングを10~20回くり返します。1日に2~3度行うのが理想です。よく仰向きになって上体を起こす腹筋がありますが、その方法は下腹部への影響が少なく、腰にも負担を与える可能性があります。四つん這いから始める方法なら腰への影響はないうえ、しっかりおなかを鍛えられるでしょう。お尻1.立った状態で、お尻に思いっきり力を入れます。両方のお尻に「えくぼ」ができるように行ってください。2.これを15秒ほど維持します。3.その後脱力してください。4.これを3回くり返しましょう。太もも1.膝を伸ばして長座で座ります。2.お尻の筋トレと同様に、太ももに思いっきり力を入れます。3.その状態を15秒維持します。力を入れづらい方は太ももを触りながら行うと意識しやすくなります。4.これも3回くり返しましょう。筋肉に力が入りやすい方は立ったまま行っても構いません。ポイントはしっかりと膝が伸びていることです。定期的な筋トレで気になる部位の皮下脂肪を落とす食事の摂り方によっては、摂取したものが皮下脂肪へと変わってしまいます。まずはバランスの良い食事を心掛けること。そして定期的な筋トレをしっかり行うことで筋肉に刺激を与え、余分な皮下脂肪のないすっきりとしたボディラインを目指しましょう。hrhs629ボディセラピスト、整体師
2019年09月20日せっかくトレーニングをするなら、効率よく体を鍛えたいですよね。筋肉の重要なエネルギー源である炭水化物を賢く摂取することで、実は筋トレの効果に大きな差が出ることをご存知ですか?今回はボディセラピストのhrhs629先生に筋トレと炭水化物の関係性について詳しくお伺いしました!筋トレに炭水化物が必要な理由炭水化物は、筋肉が働く際の重要なエネルギーに変わります。そもそも炭水化物とは糖質と食物繊維が合わさったものを指し、炭水化物が小腸で分解された後に、糖質と食物繊維がそれぞれの役割を果たしていきます。炭水化物から分解された糖質は、"筋グリコーゲン"と呼ばれる筋肉にとってのエネルギー物質に変わり、筋肉の収縮活動の際のエネルギーへと変わっていきます。また、筋トレで注目される栄養素にタンパク質もあります。タンパク質もエネルギー源に変わりますが、こちらは筋肉の為の栄養成分となるので、エネルギーとして使うのではなく、栄養素として保持しておきたいものです。つまり炭水化物を取るか否かが、これから行う筋トレの効果に大きく関わります。さらに、糖質に含まれるブドウ糖という栄養素は脳の唯一のエネルギーとなるので、炭水化物がないと集中力の低下にも繋がります。炭水化物はどのくらい食べるべきか炭水化物の量は、どのような筋トレを行うかで少し数値が変わってきます。無酸素運動を行うと体重×6gが必要と言われており、またジョギングのような有酸素運動のトレーニングの場合は体重×7~10gが必要とされています。有酸素運動の方がエネルギー消費が多く、また筋肉には速筋(そっきん)と遅筋(ちきん)という2種類のものがありますが、無酸素運動で働いている速筋の方が回復力が高いためでもあります。具体的な炭水化物の必要量ですが、例えば体重が60kgの方の場合、無酸素運動で360g、有酸素運動では420~600gということになります。茶碗1杯分の炭水化物量が約55gとなりますので、しっかりとしたエネルギー摂取が必要だと思われます。炭水化物を摂取するタイミング基本的に運動前後の両方をおすすめします。上述した通り、炭水化物は筋肉を動かすためのエネルギー源となるので運動前に必要で、運動後にもエネルギー源を消耗するので補給が必要です。運動前は3時間前の摂取が理想です。これは摂取した食事が消化、吸収するまでの時間に3時間かかるためです。食べ物が消化される前に運動を行うと、消化不良やパフォーマンスの低下に繋がりますので、十分に注意が必要になります。また、運動後の炭水化物摂取は30分以内が良いとされます。これも筋肉の消耗から摂取してから吸収されるまでの時間を考慮したものになります。特に吸収が早いものは炭水化物の中のグルコースであり、米、パン、麺類がそれに当たります。「炭水化物は太る」は間違い?炭水化物を摂って太るということはありません。炭水化物は三大栄養素のひとつなので、体になくてはならないものです。しかし摂りすぎてしまえば、もちろん太ります。糖質制限ダイエットというのは、元々は糖尿病の方のために作られたダイエット法です。このダイエット法だけが流行ってしまいそのようなイメージも付きますが、炭水化物で太ることはありません。また太る原因は主にカロリーを多く摂取しすぎることで生じるものです。糖質=カロリーということはありませんので、重複しますが炭水化物では太りません。ただし注意して欲しいのは、糖質制限を行うことで、脂肪を吸収するホルモンであるインスリンの分泌を制限出来ることは確かですので、少なからずダイエットを行う際の糖質制限は必要になります。炭水化物を賢く摂って効率よく筋トレを!炭水化物は太るからと制限している方も多いかもしれませんが、実は筋トレに炭水化物は欠かせないもの。運動の3時間前、そして運動後30分以内の炭水化物で、トレーニングの効果に大きな違いが出ます。必要なエネルギーをしっかりと摂取して、より効率的に筋トレを行いましょう!hrhs629ボディセラピスト、整体師
2019年09月19日筋トレを行う際、呼吸法を意識してみたことはありますか? 正しい呼吸法をマスターすれば、より効果的なトレーニングができるんです。ボディセラピストとして活動するhrhs629先生に、筋トレと呼吸法の関係、具体的な方法を詳しく聞きました。呼吸法が筋トレの効果を変える!酸素・二酸化炭素の活発化呼吸とは吸うことで酸素を取り込み、吐くことで体内の二酸化炭素を出す行為です。呼吸によって体の働きは活発化され基礎代謝も上がります。基礎代謝が上がると筋肉が働きやすい環境が作られるので、つまりは呼吸法によって筋トレの効果が上がると言えるのです。交感神経への切り替わり自律神経を作るのは、交感神経と副交感神経の二つ。呼吸法によって、その自律神経が交感神経に切り替わります。交感神経は身体をオンにする神経なので、呼吸法を用いることで身体全体が動きやすい環境になり、筋トレの効果が上がります。正しい呼吸法で得られる筋トレ効果筋肉量の増加呼吸を行うことにより、体の中で酸素と二酸化炭素の行き来が活発化します。酸素は末端まで栄養素を送り、末端部分にある老廃物も排出してくれます。活発化した状態で筋トレを行うと身体に新鮮な刺激を与えることになるので、筋肉量の増加が期待できるのです。血圧上昇の防止筋トレは無酸素運動のため、身体に力みが生じます。力みが生じると呼吸を止めがちになるため、体内で血管が圧迫され、血圧の上昇に繋がってしまうのです。ウェイトリフティングなどをされている方が意識を失う現象もこれが原因です。呼吸法によって血圧上昇の防止が可能です。筋トレを効果的にするための呼吸法大切なのは胸式呼吸筋トレに適した呼吸法は、胸式呼吸。胸式呼吸とは胸で呼吸をすることです。健康の観点では腹式呼吸が有名ですが、筋トレを行う際は胸式呼吸を用いる方がよいでしょう。胸式呼吸が効果的な理由筋トレとは体を活動させる行為で、交感神経を使います。胸式呼吸には、交感神経で活動する横隔膜(おうかくまく)と外肋間筋(がいろっかんきん)が大きく関わります。胸式呼吸を行うとこれらの働きが活発になるため、筋トレにも効果が出るのです。胸式呼吸の方法呼吸の方法は「鼻で吸って口で吐く」形です。リズムも通常の呼吸よりゆっくりと行います。胸式呼吸で大切なのは、おなかは動かさず、肋骨や肺が動くイメージで呼吸すること。そうすると交感神経が活発になり、筋トレ効果が出やすいのです。筋トレ終了後の呼吸法筋トレ終了後は腹式呼吸筋トレ後は、腹式呼吸を行いましょう。腹式呼吸は胸式呼吸と違い、副交感神経を活発にさせる呼吸法です。疲れて緊張したままの筋肉を、腹式呼吸によって元に戻すのです。腹式呼吸の仕組み腹式呼吸によって副交感神経が優位になると、体は緊張を解き、老廃物を流したり、休息のために睡眠の質を上げようとしたりします。呼吸法が違うだけで体に対しての効果は随分と変わるので、ぜひ二種類の呼吸法を使い分けてみてください。腹式呼吸の方法胸式呼吸と同様、「鼻で吸って、口で吐く」というやり方で行います。呼吸のリズムはゆっくり、吸う際は大きくおなかを膨らまし、吐く際はできるだけおなかを凹ますのがポイントです。おへそより少し下の部分に副交感神経に関わる筋肉があるので、そこが動くことをイメージします。呼吸法を意識して効果的な筋トレを!せっかく筋トレを行うなら、より効果が期待できる形を目指したいですよね。今回は呼吸法が体に及ぼす影響や、筋トレ中、筋トレ後の呼吸法について紹介しました。いつもの筋トレも、呼吸法を意識するだけで格段に効果がアップするかもしれません。hrhs629ボディセラピスト、整体師
2019年09月15日スクワットなどの筋トレをするとき、呼吸を意識していますか?正しい方法で呼吸をすることで、安全で効果的なトレーニングをすることができます。腹筋も同時に鍛えることも。今回はスクワットの正しい呼吸法とその効果や注意点などわかりやすく解説します。スクワットで呼吸法が大事な理由呼吸を整えて筋トレを行うことで、体幹の筋肉を安定させ体に負担をかけにくくなったり、きちんと筋肉を収縮させて筋トレ効果を高めたりと、安全でより効果の高い筋トレを行うのに役立ちます。また、どんなふうに呼吸をするかも重要です。浅く早く呼吸をするのではなく、ゆっくりと落ち着いて呼吸をしましょう。鼻からゆっくり息を吸い、口からゆっくりと吐く腹式呼吸がおすすめです。腹圧を安定させ、体幹の筋肉を使えるようになります。筋トレをする際の基本的な呼吸方法筋トレでは、筋肉が緩んでいるときに息を吸い、筋肉を収縮させる(力を入れる)ときに息を吐くのが鉄則です。腹筋で試してみるのがわかりやすく、息をゆっくり吸ったあとでゆっくりと吐くと、お腹周りの筋肉に力が入っているのを実感できるでしょう。スクワットでは、腰を下げるとき(脚を曲げるとき)に息を吸い、腰を上げるとき(脚を伸ばすとき)に息を吐きます。基本的なスクワットのやり方と呼吸方法1.姿勢を正し、足を肩幅程度に開いて立つ2.両足のつま先をやや外側に向ける3.両手を前にまっすぐ出し、床と平行にする4.鼻で息を吸いながらゆっくりと膝を曲げ、お尻を突き出すように落としていく※ゆっくり姿勢を落としましょう5.太ももが地面と平行になるくらいを目安にお尻を落としたら、2〜3秒置いて今度は口で息を吐きながらゆっくりと膝を伸ばしていく※息を吐きながら腹筋も収縮させると、ウエストの引き締め効果も期待できます。もちろん、太ももの筋肉が収縮していることを感じながら行ってください6.膝が伸び切る前にストップし、2〜3秒置いて鼻で息を吸いながらゆっくりと膝を曲げ、お尻を突き出すように落としていく7.5〜6を繰り返す関連記事週2回でスクワットの効果を実感!トレーナーが正しいやり方を解説正しい呼吸法でおこなったスクワットの効果正しい呼吸法でスクワットを行うと、トレーニング中に体内にしっかり酸素を届けることができ、筋力アップや体脂肪の燃焼を活発にする効果が期待できます。また、呼吸で腹筋を刺激することで、腹筋を鍛える効果も期待できます。筋トレで鍛えたい部位を刺激しながら、同時にウエスト周りを引き締めることが可能です。さらに、効率よく筋肉を鍛えることで基礎代謝が高まり、やせやすい体質に整えることができます。間違った呼吸法には注意よくある間違いは、呼吸を止めて筋トレを行うことです。酸欠になってしまうことはもちろんですが、筋肉がうまく収縮せずせっかくの運動効果が低下してしまいます。力を伝えやすく、筋肉を確実に動かすためにも正しい呼吸法で取り組みましょう。スクワット中に苦しくなってしまう場合は、呼吸がうまくできていないために酸欠になっておる場合があります。「吐く」ことさえ意識して行えば自然と吸うことができますから、数をカウントしたり「ふ〜」と声を出しながら筋トレを行うことをおすすめします。無言で真剣に行うと、つい息を止めてしまいがちですので注意しましょう。正しい呼吸法でスクワット効果アップスクワットなどの筋トレは呼吸を意識することで、効果を高めることが期待できます。間違った呼吸法ではせっかくのトレーニング効果も低下してしまうので注意が必要。スクワットはヒップアップやむくみ改善に効果的なので、ぜひ呼吸法をマスターして理想のボディを手に入れてください!Nao Kiyota美容・健康ライター
2019年09月13日筋トレを行うのであれば、より効果的に取り組みたいもの。そのためには、筋トレを行う順番が非常に大切なのです。今回はボディーワークトレーナーの金子由美先生に、効果的な筋トレの順番や重要ポイントについて教えていただきました。効果的な筋トレには筋肉を鍛える順番が重要!筋トレでは「どの部位から始めるか」が重要な2つの理由筋トレを行うには、どこから始めるのかが大事なポイントです。結論から言うと、大きな筋肉→小さな筋肉という順番がもっとも効果的です。その理由は2つ。まずは、太もも・ふくらはぎ・お尻といった下半身の筋肉は上半身に比べると大きく、鍛える時にはより大きなエネルギーが必要となるためです。もし仮に腕・お腹などの小さな筋肉を先に使えば、疲労によって大きな筋肉を効果的に鍛えにくくなる可能性が高まります。また筋肉を鍛える際、複数の筋肉が使われることも理由のひとつ。例えば胸を鍛えるトレーニングで腕立て伏せをした場合、腕の筋肉も一緒に働いて鍛えられています。大きな筋肉を動かすことで、周りにある筋肉も鍛えることにつながるわけです。大きい筋肉を順番に紹介!筋肉のどの部位が大きいのか、順位は以下の通りです。1.腿の前(大腿四頭筋)2.ふくらはぎ(下腿三頭筋)3.腿の裏(ハムストリング)4.お尻(大臀筋)5.肩(三角筋)6.胸(大胸筋)ご覧の通り、4番目までが下半身の筋肉なのです!つまり、『大きな筋肉→小さな筋肉』とは『下半身→上半身』だともいえます。筋トレ効果を上げる!筋トレ前後ストレッチについて紹介筋トレ前後ストレッチの効果とは?筋トレなどの運動を行う前後にストレッチすることで、怪我の予防や体のダメージを軽減することができます。以下で、『筋トレ前→ダイナミック(動的)ストレッチ』と『筋トレ後→スタティック(静的)ストレッチ』の2種類についてご紹介します。筋トレの前後それぞれで、目的や効果に違いがあるので見ていきましょう。筋トレ前にお勧めな『ダイナミック(動的)ストレッチ』とはダイナミック(動的)ストレッチは、関節や筋肉をダイナミックに動かしながら行うストレッチのこと。たとえば、ラジオ体操をイメージしてみてください。腕を上げ下げしたり回したり、前屈や後屈などを繰り返しています。このように筋肉を動かして筋肉の温度や心拍数を上げるため、筋トレ前に行うことによって怪我の予防にもなるのです。筋トレ後にお勧めな『スタティック(静的)ストレッチ』とはスタティック(静的)ストレッチは、筋肉を一方向にじんわりと伸ばすストレッチです。このストレッチは、弾みをつけず20秒以上維持しながら時間をかけて伸ばしていきます。それによって柔軟性やリラックス効果を高めてくれるため、筋トレ後にお勧めのストレッチなのです。筋トレ効果を上げるには有酸素運動より筋トレを先に!トレーニング効果を高めるには、まず筋トレをしてから有酸素運動をすることをおすすめします。これには、エネルギー代謝が深く関わっているのがポイント。糖や脂肪は、体を動かすことにより燃焼されます。有酸素運動は体に酸素を取り込みながら脂肪燃焼を促していきますが、まず糖を代謝してから脂肪がエネルギーとして使われます。一方、筋トレは無酸素運動なので糖を優先して代謝します。つまり、筋トレで糖を消費しておくことで、先に有酸素運動を行うより効果的な脂肪燃焼が期待できるのです。また先に筋トレを行い基礎代謝を上げておくと、より脂肪燃焼しやすい体へ近づけるでしょう。家でもできる!筋トレメニューの理想的な順番とは?家では道具を使わない自体重トレーニングがおすすめ自宅で筋トレを行うには、道具を使わずにできる自体重トレーニングが手軽で良いでしょう。大きな筋肉から始めると良いので、下半身→上半身→腹筋の順番で行なってみてください。以下でメニュー例①~④を順にご紹介していきます。おすすめ筋トレメニュー①スクワット 〜脚〜・足を肩幅くらいに開き、つま先はやや外向き・息を吸いながら股関節から曲げてお尻を下げる・最大で腿裏が床と平行まで下がったら、息を吐きながら立ち上がる②ヒップリフト 〜お尻〜・仰向けになり両膝を立てる・両腕は体の横で手のひらを下にしたまま伸ばす・息を吐きながらお尻を上げ、吸いながら戻す③プッシュアップ(腕立て伏せ)〜胸〜・手を肩幅より広めに開き、指先はやや内側に向ける・肩の下に手をつき頭から踵まで一直線に保つ(膝をつく場合は頭からお尻まで)・息を吸いながら肘を曲げ、胸を床に近づけ、吐きながら戻す・お腹が落ちて腰が反らないようにする④シットアップ(腹筋)〜お腹〜・仰向けになり両膝を立てる・手を後頭部にあて息を吐きながら上体を上げ、吸いながら戻す一連の筋トレメニューで押さえておきたい重要ポイントスクワットやプッシュアップは、いろいろな関節を同時に使うトレーニングです。脚や腕など、特に強化したい部位はその後に行うと良いでしょう。また腹筋を最後にする理由は、ほとんどのトレーニングで腹筋を使うため。もし先に腹筋をすると、姿勢を維持する力が弱くなる可能性があります。姿勢が維持できなくなるとフォームが乱れ、ターゲットとする筋肉に効果的な刺激が入らなくなることが考えられます。効果的な順番を理解して筋トレにチャレンジ!人間の体には数多くの筋肉があります。鍛えたい、細くしたい部位は人それぞれ異なるでしょうが、より効果を期待するなら順番を押さえておくことが欠かせません。まずは下半身の筋肉からトレーニングし、基礎代謝を上げながら効率よく筋トレを実施してみましょう。金子 由美ボディワークトレーナー
2019年09月12日すっきりとしたデザインの洋服を着る際、気になってしまうのが「二の腕」。きれいに見せたいと思うものの、なかなか思ったようなダイエットができないと悩んでいませんか?今回は美容・健康ライターNao Kiyota先生に、二の腕が太くなってしまう原因をはじめ、手軽に行える筋トレ法やマッサージ法を教えていただきました。二の腕が太くなる原因とは?脂肪の蓄積体内で体脂肪が増えるとき、基本的には一部分だけが太るのではありません。全身の脂肪細胞が同じように増えていきます。ただし、もともと脂肪量の多い太ももや二の腕などは、より短期間で太くなったように感じやすい部分なのです。皮膚や筋肉の老化・たるみ筋力が低下すると、体脂肪に変化します。キュッと引き締める力も弱まるため、太くなりやすくなることに。また、皮膚のたるみによって二の腕の表面積が増え、より大きく太く見えやすくなります。姿勢の悪さ姿勢が悪いと、血液やリンパ液などの体液循環が滞り、代謝が低下します。すると体脂肪が増えやすくなったり、老化やたるみが起こりやすくなったりすることに。二の腕ダイエットに効く!簡単筋トレ法いつでもどこでもできる手軽な筋トレは、胸の前で両手を合わせ、左右から押し合うようにして力を入れるトレーニングです。手の平ではなく腕全体で押し合うようにし、二の腕に力が入っていることを確認しながら取り組みましょう。息を吐きながらゆっくり10秒間押し合い、ふっと脱力して息を吸います。また息を吐きながら10秒間押し合う、を続けてみてください。胸の前で両腕を押し合う筋トレに慣れてきたら、少しずつ合わせた手を持ち上げます。胸の前で押し合ったら次は顎の前で、そして目の前、おでこの前、頭の上、と少しずつ上げていきましょう。上に行くほど二の腕に力を入れにくくなるため、意識的に二の腕の筋力を刺激することができます。二の腕ダイエットに効果的なマッサージ法マッサージの流れ二の腕の老廃物をしっかり排出するためのマッサージは、手先から脇に向かって押し出すように行います。滑りを良くするため、また肌を傷つけないようマッサージ用のオイルなどを両手になじませて行いましょう。具体的なマッサージ法1.右手で左手首を握るようにして圧をかける2.ギュッギュッと圧をかけながら少しずつ手を肘の方へ動かす3.手首から肘に向かってさするように軽く腕を握りながら2〜3回滑らせる4.肘から脇も同様に、肘を握ってギュッギュッと圧をかけながら少しずつ手を脇の方へ動かす5.肘から脇に向かってさするように軽く腕を握りながら2〜3回滑らせる※今度は左手で右腕を握るようにし、反対側も行います※圧力をかけすぎないように注意しましょう。気持ちいい程度の圧で行ってください二の腕ダイエットを実践する際のポイント・注意点二の腕の脂肪を潰すように力を入れてマッサージをしたり、無理に揉み込んで真っ赤になるまでマッサージをしたりすると、内出血を起こす可能性があります。マッサージは「気持ち良い」圧力で行うことを忘れないようにしましょう。また、マッサージだけで体脂肪がなくなることはありません。あくまでも老廃物を流し代謝を高めるのがマッサージの役割です。キュッと引き締めたい場合、併せて筋トレも行います。体脂肪を減らすには、全身の体脂肪を減らすのと同じ方法(有酸素運動)で体脂肪を燃焼させることが必要です。関連記事【筋トレの健康効果】メリットとおすすめの筋トレと注意点筋トレやマッサージ法を知って手軽に二の腕ダイエット!二の腕ダイエットには、手軽な筋トレ法やマッサージ法を活用しながら取り組んでみてください。どちらも併用して行うことで、キュッと引き締まった二の腕に近づけるでしょう。体脂肪を減らすには、有酸素運動で体脂肪を燃焼させることが必要。日頃から運動したり姿勢に気をつけてみることも大切ですね。Nao Kiyota美容・健康ライター
2019年09月05日筋トレ効果や脂肪燃焼効果、腰痛予防にも役立つバランスボールは、健康とダイエットの強い味方。そんなバランスボールの選び方・座り方を、美容・健康ライターのNao Kiyota先生に教えていただきました。椅子代わりに座るのもOKなので、自宅で簡単に始められます!バランスボールダイエットとは?バランスボールダイエットとは、バランスボールを使用して、自宅で簡単に体幹を鍛えながら有酸素運動ができるダイエットワークアウトです。動作としては、不安定なバランスボールに乗って姿勢を維持したり、ボールの上で運動をしたりします。運動不足の解消はもちろん、体幹の筋肉を鍛えて代謝を高め、痩せやすい体質に整えることができます。また、バランスボールを上手に使うことで、ウエストや脚、お尻など、引き締めたい部分の筋肉を狙ってトレーニングすることができます。バランスボールダイエットのメリット部屋で負荷の高い筋トレや有酸素運動ができる一つ目は、部屋の中でより負荷の高い筋トレや有酸素運動ができる点です。室内では、走ったり、体を大きく動かしたりするのが難しいもの。しかし、バランスボールダイエットは、バランスボールを使って上下運動ができる程度のスペースがあれば、十分にワークアウトを行うことができます。使い方がシンプルだから始めやすい二つ目は、スポーツと違って使い方をマスターすることが難しくない点です。ボールに座る、ボールの上で体を上下に動かす、ボールの上で体を左右に動かすなど、日常生活とあまり変わらない動作で運動することができます。バランスボールダイエットの効果筋トレ効果と体脂肪の燃焼効果ボールの上でバランスを取ることで、体幹の筋肉を鍛えることができ、ボディラインを引き締めるのに効果的です。また、上下運動などを組み合わせることで、有酸素運動による体脂肪の燃焼も期待できます。歪みの改善・腰痛の軽減効果腰回りの筋力を高めて姿勢を整えることで、おなかや腰回りの不調を改善しやすくなります。便秘の予防・改善効果おなか周りの筋肉が鍛えられることで便通が良くなり、便秘によるぽっこりおなかの解消にも役立ちます。バランスボールの選び方バランスボールの選び方は、椅子選びに似ています。バランスボールに実際に腰を掛けてみて、横幅が腰幅の1.5倍ほどあり、膝を90度に曲げて座れる高さのものがおすすめです。また、ボールの上でバウンドできるよう、硬めのものを選ぶと良いでしょう。座った際、小さすぎて膝を曲げることができなかったり、大きすぎて地に足がつかなかったりするものは危険なため、使用しないようにしましょう。バランスボールダイエットのやり方基本の座り方まずは、正しい座り方をマスターしましょう。1. バランスボールの真ん中に腰掛け、両手を腰か足のつけ根に添える2. 脚を腰幅よりもやや広めに開き、膝を90度に曲げて姿勢を安定させる3. 背中を伸ばし、胸を張った状態で下腹を凹ますように力を入れるこの姿勢を維持することで、筋力アップ&ウエストの引き締め効果が期待できます。椅子代わりに座って過ごすのもおすすめです。ウエストを引き締める有酸素運動正しい座り方ができると、簡単に有酸素運動に発展させることができます。1. 正しい座り方でバランスボールに座る2. そのまま体を大きく上下運動させ、バランスボールの上をバウンドするバウンドするときは、バランスボールの中心から外れないように体を下ろすのがポイントです。何度バウンドしても、横にずれたり後ろに下がったりしないようにしましょう。バランスボールダイエットの注意点バランスボールの上に座って読書やテレビなどを楽しんでもOKですが、バランスボールに触れている間は、バランスを取っていることから意識を外さないことが大切。油断すると重心が横や後ろにずれ、転倒して怪我をする恐れがあります。慣れると簡単にバランスを取ることができるため、ついつい忘れてしまいがちですが、あくまでも運動中だということを意識して行いましょう。バランスボールを日常に取り入れようバランスボールダイエットは、ボールの上でバランスを取るだけで体幹を鍛えられるワークアウトです。日常生活の延長線で始められるため、運動があまり得意ではない方、外に出てトレーニングをする時間がない方も始めやすいでしょう。ぜひ、楽しみながら美ボディを手に入れてくださいね。Nao Kiyota美容・健康ライター
2019年09月05日