お昼には、こんにゃくや湯葉のヘルシーランチ&温泉タイム午前中に集合したはとバスツアーは、お昼どきになると天然温泉『関所の湯』へ。温泉タイムが取られるとともに、名物のこんにゃくや湯葉をこれでもかというほど使った、「関所御膳」が提供されます。館内に入ってからは自由時間となるため、お座敷に座ってゆっくり食事をしてから、自分のペースで温泉へ。移動は終日バスなので、牛鍋や天ぷらに合わせてビールを頼んでもOK♪天然温泉やサウナのあとは、いちごスムージーで美肌に湯上りにはぜひ、こんなに!?と思うほどたくさんの苺を使って作られる、『いちごスムージー』を。いちごにはビタミンCとアントシアニンが多く含まれていて、美肌や眼精疲労にも効果があるそうです。ほっこり湯上りには、つるつるの美肌になれる関所の湯。内湯以外に露天風呂やサウナもあって、次はマイカーでも自宅から通いたくなってしまいました。取材・文/小松田久美店舗情報店名:関所の湯TEL・予約:0295-79-1126住所:茨城県久慈郡大子町袋田2698−8営業時間:平日9:30〜20:00 土・日・祝日 9:30〜21:00
2016年11月20日紅葉が見頃の袋田の滝へ袋田の滝周辺では、まさに今が紅葉の見頃!山々が真っ赤に染まっていく様を、目の当たりにすることができます。ゆるやかな坂道を登りながら滝に向かう道には、お土産屋さんや甘味どころがぎっしり。小腹が減っていたら、囲炉裏で焼かれているみたらし団子やみそ田楽、鮎の塩焼きをかじりながらマイペースに滝へ向かうのも良さそうです。恋愛成就を叶えてくれるパワースポット袋田の滝は日本三名瀑のひとつで、頂上から流水が豪快に四段に分かれて落下するのが見物。ケタ違いの迫力を味わえます。以前から知る人ぞ知る、パワースポットとして有名だった『袋田の滝』。最近では素敵な出会いや、片思いの相手との恋愛成就を叶えてくれるパワーがあると、改めて話題になっているそう。好きな相手を思い描きながら自然のなかを旅するなんて、大人だけに許される醍醐味ではないでしょうか。夜には、幸せいっぱいの気分で東京に戻れるはずです。取材・文/小松田久美店舗情報店名:袋田観瀑施設管理事務所TEL・予約:0295-72-4036住所:茨城県久慈郡大子町袋田3-19営業時間:8:00~18:00 (11~4月は9:00~17:00)
2016年11月19日茨城県北地域6市町を舞台に11月20日まで開催されている「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」にて、新たな2作品がついに完成した。「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」は、日立市、高萩市、北茨城市、常陸太田市、常陸大宮市、大子町の6市町を舞台に今年初開催されている芸術祭。これまでに公開した作品に加え、この度新たに完成した2作品のうち、建築家の妹島和世が現代の魔法使いと言われる落合陽一とのコラボレーションによって制作した足湯施設(茨城県久慈郡大子町浅川2336-1)は、茨城県・大子町にある旧浅川温泉に設置されたもの。円盤状の直径10メートルあるアルミのお皿のような形の足湯「Spring」は、白っぽく反射するアルミの面と緩やかに揺れるお湯の面にそれぞれ風景や空が映りこみ、自然に重なる。足湯の中央付近からは、同芸術祭の参加アーティストである落合陽一による久慈川のせせらぎを用いたサウンドアート「空気のせせらぎ」が流れてくる。開館時間は9時30分から16時30分まで、足湯の利用は16時まで。料金は一般300円、学生、65歳以上は200円となっている。会期中無休。一方、韓国を代表するアーティストのチェ・ジョンファは、茨城県・常陸太田市にある竜神大吊橋に“海と山の出会い”をテーマにした新作彫刻作品「山海魚 LOVE」(茨城県常陸太田市天下野町2133-6)を制作。海の魚と山の魚が竜神橋で出会うという物語をイメージした作品となっており、愛と豊穣を表す魚が見る者に家族や恋人、友人との出会いと愛情を思い起こさせてくれる。また、ふたつの魚の表面は不要になった買い物用のレジ袋などを使って作られおり、廃物利用という環境問題に対する想いも込められた。鑑賞時間は8時30分から17時までで、渡橋料は有料。
2016年10月30日女優の有村架純が20日、茨城県庁で、来年4月スタートのNHK連続テレビ小説『ひよっこ』の舞台となる同県の橋本昌知事を表敬訪問した。有村演じるヒロイン・谷田部みね子は、茨城県の村が出身という設定。有村は知事に、茨城弁の練習や、今月行われた先行ロケの際に地元の人に稲刈りを教わったことなどを報告した。訪問後に取材に応じた有村は「地元の方とお話させていただくと、もう80歳を超えたおばあちゃんおじいちゃんでもものすごく元気で、すごく優しくて、撮影の空き時間があると、『ここに座って』とか、本当にいろいろな声をかけてもらいました」と言い、「体と心にやさしい場所だなって思いました」と、茨城のロケ地を表現。実際に現地のものを食べたことで、「稲に対する思いとか作物に対する思いが自分の中でもすごく変わって、食事っていうものが何かっていうのを、あらためて向き合うことができました」と、自身の変化を語った。このことについて、茨城の人たちに「本当に感謝しています」と述べ、「必ずこのドラマで茨城県の景色だったり、人柄の良さも伝えてまいりますので、ぜひ応援のほど、よろしくお願いいたします」と呼びかけた。
2016年10月20日昨今、人気・注目度ともに急上昇中の全国各地のアンテナショップに“手みやげの達人”平原由紀子さんが出向き、その地方ならではの逸品をセレクトして、その活用シーンを提案する本コラム。今回訪れたのは、茨城県の名産品が揃う「茨城マルシェ」。はたして、達人が選んだのは…?土浦ツェッペリンカレー デラックス1個 ¥540(写真は2個入り)◆夏バテ気味な友人に、食欲そそるカレーを!9月に入ると、暑かった夏の疲れが一気にきてしまいそうですね。夏バテをしている方も多いのではないでしょうか? 友人に会うと「疲れて食欲がなくて、料理は何も作る気にならないわ」という会話になったりしますよね。そういう友人には「土浦ツェッペリンカレー デラックス」を差し上げてください。土浦の名産のレンコンと茨城のローズポークがふんだんに入ったカレーです。1929年ドイツの大型飛行船ツェッペリン伯号が、世界一周の途中、土浦に飛来した際に、飛行船の乗組員に土浦の食材を使ったカレーを振る舞って歓迎しました。このカレーを現代風にアレンジして再現したものが「土浦ツェッペリンカレー」なのです。カレーはたくさんのスパイス効果で、食欲が出て胃腸を元気にします。栄養分も効率よく摂ることができるので、夏バテ気味で栄養不足になりがちな時期に、特にうれしいですよね。2個入りはツェッペリン号の可愛いパッケージなので、ギフトにもぴったりです。館最中8個入り¥1,739◆秋のお彼岸、お供えの和菓子は、こだわりの最中でもうすぐ秋のお彼岸ですね。ご家族や親戚のお墓参りや、法事に行かれる機会もありますよね。そういうとき、お供えの和菓子は何を持って行こうかと悩みませんか? デパートに行っても、いろいろありすぎて何を選べばよいかわからなくなります。そんなときは湖月庵「館最中」がおすすめです。湖月庵は、小豆も砂糖も卵も、すべて新鮮で良質な素材を使うことにこだわっています。特に卵は、茨城県産のプレミアム卵「奥久慈卵」を産地直送で使っているのです。最中餡は、すべて自家製で、作業にとても時間をかけているこだわりの逸品で、菓子博覧会名誉大賞も受賞しています。甘さを抑えて小豆の味が十分に引き出されている、他にはなかなかない最中です。4個入りや8個入りもあるので買いやすく、お彼岸には気の利いたお供えになりますね。トマト塩糀 スパイシー(写真右)230g ¥640トマト塩糀(写真左)125g ¥480◆お料理好きな人たちへのギフトは手作りトマトソース休日は料理好きな友人たちと「お料理教室」に参加することがありますよね。みんなで張り切って料理を習って、楽しい時間を過ごします。教室が終わった後はお茶をしながらの近況報告。友人たちとの別れ際には「トマト塩糀」という手作りトマトソースを手渡してみませんか。お料理教室に参加すると、「家できちんと料理を作ろう!」という気持ちになるものです。もちろん、今日習ったものも作ってみたいし、ほかに何を作ろうかなというモードになりますよね。「トマト塩糀」はトマトと塩糀、それにスパイスを加えた手作りソースです。保存料・着色料などの添加物を一切使用しないオーガニックなもの。スパイシーで少しカレー風味です。前菜としてクラッカーの上に乗せたり、バーニャカウダのように生野菜のスティックに付けたり、パスタに混ぜたり、焼いたチキンに乗せたりとさまざまな使い方があります。料理好きの友人たちに手渡すと「早速、使ってみたい!」と、きっと感激されますよ。今回、平原さんと編集部が訪問したのは、東京メトロ「銀座一丁目」「銀座」駅、JR「有楽町」駅の3駅からほど近くにある、マルシェ(ショップ)とビストロが一体になった「茨城マルシェ」。茨城県は首都圏から近いこともあって、茨城県産のさまざまな食材が身近にあふれているものの、実は名産品などについてはあまり知られていない県なのだそう。たとえば、夏に人気のメロン。メロンの産地といえば、北海道を思い浮かべる人も多いですが、生産量日本一はなんと茨城県!ほかにも、秋が旬の梨やブルーベリーをはじめとした果物、ブランド豚肉「ローズポーク」。そして茨城といえば有名な「納豆」など、たくさんの“おいしい”を生み出している県なんです。そんな茨城のおいしい食材を取り揃え、取材時も盛況だったのがビストロ。特に女性人気が高いのは、日替わり納豆と小鉢がセットになったヘルシーランチ「茨城ごはん」。ほかにも「常陸秋そば」「ねばねば丼」などもおすすめ。夜には「ローズポーク」のしゃぶしゃぶや、東京ではなかなかお目にかかれない産地直送「奥久慈しゃも」のすきやきなど、豪華なメニューも楽しめます。また、10月1日(土)、2日(日)には、近隣にある7県のアンテナショップと共同で、第12回ぶらり銀座「秋の酒祭り」を開催予定。スタンプカードを購入すると、茨城県をはじめ、銀座わしたショップ、まるごと高知、食の國福井館 、広島ブランドショップTAU、いしかわ百万石物語・江戸本店、おいしい山形プラザの各ショップで各県自慢のお酒1杯とおつまみを楽しめるというおトクなイベント。詳細は店舗や公式サイトでチェックしてね!茨城マルシェ東京都中央区銀座1-2-1 紺屋ビル1F<営業時間>・マルシェ&イートイン 10:30~20:00・ビストロランチタイム11:00~17:00ディナータイム17:00~23:00(日・祭日は、17:00~21:00)TEL03-3546-8511◇平原 由紀子(ひらはら ゆきこ)神戸市生まれ。関西学院大学社会学部卒業。大阪でOLを経験後、東京で老舗広告代理店に16年間勤務。2003年、国内外有名ファッションブランドをクライアントとした広告代理店「株式会社ザ・ゴール」を電通と設立。今までにない新しいコンセプトのもと、業界を代表する会社へと導く。2013年、創立10周年を機に退職し、現在はさまざまな分野のコンシェルジュとして活動中。ファッション広告業界で女性の地位を築き上げたパイオニア的存在。著書『できる人の会食術仕事ごはん 部下ごはん』(CCC メディアハウス)も好評発売中。オンラインサロン「COMMY」では、『毎日の仕事が楽しくなるコミュニケーション術』をスタート(会員募集中)。<関連リンク>株式会社WITH YU
2016年09月10日夏のデートスポットの定番といえば海。近くの海で楽しむのもいいけど、夏休みにはちょっと遠出して色んな海水浴場に行ってみたいですよね。今回おすすめしたいのが、茨城にある阿字ヶ浦海水浴場!海以外にも周りに楽しめるスポットが盛り沢山で、丸一日あっても足りないほど楽しめちゃうんです。いま人気が高まっている阿字ヶ浦海水浴場のおすすめデートプランをご紹介します!■☆関東の穴場!茨城県ひたちなか市の海水浴場阿字ヶ浦海水浴場は茨城県ひたちなか市にある海水浴場です。東京から車で2時間程度なので、ちょっと足を伸ばしていくのにちょうどいい距離ですよね。茨城では毎年1位2位を争う人気の高い海水浴場で、その美しい景観は「東洋のナポリ」とも言われているんだとか。彼とデートで行くなら、せっかくならきれいな海がいいですよね!阿字ヶ浦海水浴場なら、綺麗な海をバックに二人の素敵な写真を残すことができますよ♪■☆朝は海をおもいっきり堪能!1日デートを満喫するなら、早めに家を出発して、午前中には到着しておきましょう。人気の海水浴場なので、シーズン中はお昼前には人でいっぱいに!ビーチにはお店もあるので、串焼きやかき氷などの食べ物を買って一緒にシェアしてもいいですね。海の家が充実しているかどうかも海デートでは重要なポイントです。阿字ヶ浦海水浴場では、浮き輪やボートが借りられ、シャワーや公衆トイレもあるので安心です。■☆日差しが強くなってきたら、近くのショッピングモールへ!午後になると日差しが強くなって、日焼けが気になって海を思いっきり楽しめない・・・なんて経験ありませんか?彼とのせっかくのデートでテンションが下がるなんてことは避けたいもの!それならいっそのこと、海は早めに切り上げて、近くのショッピングモールに移動しましょう!ちょっと車を走らせると、「コストコ」や「ユニクロ」、大型ショッピングモールの「ファッションクルーズ」など、ショッピング施設がたくさん集まるスポットがあります。彼と一緒にショッピングを楽しむもよし、ちょっとお茶休憩してもよしで、このエリアだけでも1日堪能できる程お店が充実していますよ。■☆ショッピングに飽きたら、国営ひたち海浜公園へGO!ショッピングエリアからも、阿字ヶ浦海水浴場からも、アクセス抜群な場所にある「国営ひたち海浜公園」は、いま注目のスポットです!広大な敷地に、季節の花が咲き誇ります。夏の「ネモフィラ」の、丘いっぱいに咲きほこる一面むらさきの景色に圧巻させられること間違いなしです。ご当地グルメの出店がたくさんあるので、小腹を満たすのにもうってつけ!サイクリングもできるので、彼と二人乗り自転車で園内を走るのも気持ちいいですよ!■夏デートは茨城で!いかがでしたか。阿字ヶ浦海水浴場なら、海以外にもショッピングや公園デートまで堪能できて、なんだかお得ですよね。夏休みのデートは1日で色々楽しめる阿字ヶ浦海水浴場デートプランを試してみてくださいね!(はじめ/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年08月18日株式会社鈴木ハーブ研究所茨城県の鈴木ハーブ研究所では、「納豆の日」(7月10日)を記念し、ご当地コスメ『水戸の納豆ローション』をモニター17名にプレゼントする。『水戸の納豆ローション』は、「納豆」の持つ保湿成分を利用したローションで、2004年、同社の創業当時から販売している商品だ。「納豆」の効用古くから日本の食卓で親しまれている「納豆」。健康食品・ダイエット食品の定番だが、美容食品としても魅力的だ。さらに、あまり知られていないのが、納豆が持つ保湿成分。ネバネバした糸のようなものの中には、「ポリグルタミン酸」という保湿成分が含まれている。「ポリグルタミン酸」は、「ヒアルロン酸」に比べ、2倍以上の保湿力があり、水を抱え込む性質もあるので、肌に塗るのに最適だ。『水戸の納豆ローション』『水戸の納豆ローション』は、この「ポリグルタミン酸」を活用した保湿化粧水。「納豆」と名がついているが、特有の匂いやネバネバ感はない。『水戸の納豆』シリーズには、他にも『水戸の納豆ローション≪特濃≫』や『水戸の納豆せっけん』などがある。(画像はプレスリリースより)【参考】※7月10日は「納豆の日」!この「納豆の日」を記念して、納豆からつくられた茨城県のご当地美肌コスメ『水戸の納豆ローション』をモニター17名様にプレゼント!
2016年07月11日チームラボ(teamLab)が、9月17日から11月20日まで開催される、茨城県北6市町を舞台にした国際的な芸術祭「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」にて、新作を含めた6作品を展示する「チームラボ 小さき無限に咲く花の、かそけき今を思うなりけり」を開催する。新作「小さきものの中にある無限の宇宙に咲く花々」は、茶を点てると、茶碗の中に花々が生まれ咲いていく作品。コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けるインタラクティブな作品となっており、花は、茶が点てられた茶碗が置かれていたり静止しているとより生まれ、茶碗を持ち上げたり動かしたりするといっせいに散っていく仕組みになっている。また、花は茶碗に茶がある限り誕生と死滅を永遠と繰り返し続け、茶を飲み干すと作品は茶と共に消えてなくなる。「境界のない群蝶」は、蝶たちが羽の模様を変容させながら空間の中を舞う作品。蝶たちは作品の画面を飛び越え、同じ空間に展示された他の作品の中もシームレスに飛び周り、作品間の境界をなくし、あいまいにしていく。群蝶は、他の作品の中の花が咲いている場所に集まるなど、他の作品の状態に影響を受け、また鑑賞者が触れると死んでいく。「Nirvana」は、画面全体を数万もの升の形に区切って升目ごとに彩色する「升目画」という特異な表現方法を用いて制作されたもの。仮想の三次元空間上で動植物を立体物として動かしており、三次元空間上の色を画面の升目ごとに分割して彩色している。画面の升目が固定されたまま空間は動いていくため、升目内の彩色は空間とは違う時間軸でうごめく。これに、木の枝枝や花びら、光がゆっくりと成長したり散ったり消えたりする様子をコンピュータプログラムによってリアルタイムで描き続ける「増殖する生命 II - A Whole Year per Hour, Dark」や、新しい都がつくられて様子を様々な人々の物語が同時に平行して進んでいく様子を描くことで描いた絵巻物語「まほろば」、鑑賞者の影が文字に触れるとその文字がもつ世界が表れ、世界を創り、その文字から生まれたものたちが世界の中で互いに影響し合っていく「世界はこんなにもやさしく、うつくしい」を加えた6作品が展示される予定だ。【イベント情報】「チームラボ 小さき無限に咲く花の、かそけき今を思うなりけり」会場:茨城県天心記念五浦美術館住所:茨城県北茨城市大津町2083会期:9月17日~11月20日時間:9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日休館)※茨城県北芸術祭の個別鑑賞券(料金未定)、または作品鑑賞パスポートの提示で入場可能
2016年06月29日「松本零士展 - 夢の彼方へ -」が茨城県のしもだて美術館で開催される。期間は2016年5月21日(土)から7月10日(日)まで。松本零士は、『銀河鉄道 999』や『宇宙戦艦ヤマト』『宇宙海賊キャプテンハーロック』等、SF漫画の不朽の名作を生んだ、「漫画界のレジェンド」とも称される巨匠。また、70年代以降には、アニメーション制作にも積極的に取り組み、子供たちだけでなく、大人も共感できる新しい表現手段のひとつとしてアニメーションを位置付け、現在の日本アニメの礎を築いた1人でもある。今回は、彼の直筆原稿を中心に資料も含めた約300点の作品を展覧する。また、SLの走る街として有名な筑西ならではの関連イベントや、作家本人によるトークショーとサイン会も予定。加えて会場内に大きな円形ドームを設置して、プラネタリウムを楽しめる企画も開催される。壮大な世界観、宇宙観、そしてどこかしら懐かしさを覚える日本人的抒情性。松本の漫画・アニメの世界観にどっぷりと浸かれる展覧会になりそうだ。【展覧会概要】「松本零士展 - 夢の彼方へ -」期間:2016年5月21日(土)〜7月10日(日)会場:しもだて美術館 展示室IV・III・II(映像上映)住所:茨城県筑西市丙372開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)料金:一般 700円、団体(10人以上) 600円、高校生以下無料※会期中は板谷波山記念館も観覧可能。※障害者手帳等所持者と付き添い1人は無料。【イベント情報】・松本零士による SL もおか号 C1266 出発式日時:2016年6月12日(日) 10:00〜会場:真岡線下館駅ホーム※入場券が必要。※安全のため係員の指示に従うこと。必要に応じて入場者数を制限する場合もあり。・松本零士トークショー&サイン会日時:2016年6月12日(日) 11:30〜※サイン会は予約制。※トークショーのみ参加の場合は、展覧会入館券を購入の上、先着50人まで入場可能。・プラネタリウム上映会日時:2016年6月19日(日) 11:00〜16:00 上映時間1回20分、計8回予定会場:アルテリオ 1階集会室対象:誰でも参加可能人数:1回につき30人程度(未就学児は必ず保護者同伴)料金:無料 ※10:00〜入場券配布その他:座布団を持参すること【問い合わせ先】しもだて美術館TEL:0296-23-1601©松本零士
2016年05月28日ブランド総合研究所が毎年発表している、47都道府県別魅力度ランキングで不動の1位を誇る北海道。それに対して毎年、ブービーを争っている茨城県と佐賀県。昨年2015年の結果は46位。そんな佐賀県だけど、魅力的な場所がたくさんある! と佐賀県愛にあふれているわたしが、とくにおすすめしたい3カ所をピックアップしてみました。■イカ好きにはたまらない 透明な『呼子のイカ』佐賀県の北西部に位置する街「呼子」をご存じでしょうか。2010年に公開された、妻夫木聡さん主演の映画『悪人』の舞台にもなりました。呼子はなんといってもイカが有名。ぜひ活き造りで堪能してください。きっとイカ本来の透明さにおどろくことでしょう。ただし荒れた天気のときにはイカが捕れず、お店に出ないこともあるので天気予報は要チェックです。そして、日本三大朝市にも数えられている呼子の朝市を散策して、漁師町の活気のある雰囲気を楽しんでください。 ■超穴場の水族館『波戸岬海中展望塔』規模はそれほど大きくはありませんが、『波戸岬海中展望塔』は超穴場の水族館です。展望塔という名前ですが、水族館は海中にあります。そして魚は、日本海を泳いでいる自然体の状態を見ることができるます。来場客も多くないためゆっくりでき、潮の流れに身を任せて泳ぐ魚の姿に、きっと見入ってしまいますよ。海中展望塔の周りには浜辺もあるので、ゆったり散歩を楽しむのもよいでしょう。恋人のためのモニュメントもあるので、デートにもおすすめです。■広大な敷地面積を誇る『吉野ヶ里歴史公園』歴史の勉強で必ずテストに出る「吉野ヶ里遺跡」ですが、佐賀県にあることをご存じでしょうか。教科書で習う「竪穴式住居」も、実際に見ると意外と大きくて奥行きがあります。とても敷地が広く、すべてを見るためには数時間はかかります。園内を見渡してみると、当時のようすがよくわかります。出土した土器の複製も見ることができ、教科書だけでは伝わりにくい臨場感を感じることができます。果たして卑弥呼は佐賀県にいたのでしょうか? なんて、謎を解き明かしたくなってくるはずですよ!新鮮な食べ物、壮大な自然、趣深い歴史を感じることのできる佐賀県への小旅行を、ぜひ計画してみてください。
2016年04月03日公益財団法人日本デザイン振興会 復興支援デザインセンターは、東北地方と茨城県のメーカーやデザイナーがものづくりを紹介・販売するイベント「復興デザインマルシェ 2016」を開催する。会期は3月22日~23日 11:00~19:00。会場は東京都・六本木の東京ミッドタウン アトリウム(ガレリアB1F)。「復興デザインマルシェ」は、東日本大震災で被害のあった地域の経済と産業の復興をデザインプロモーションにより支援する活動として、日本デザイン振興会 復興支援デザインセンターが2012年より毎年3月、東京ミッドタウンで開催しているイベントで、今回が5回目となる。東北地方・茨城県から30以上のメーカーやデザイナーなどが出店し、北国に伝わる手仕事や豊かな暮らしのためのデザイン、地域ならではの特産品などが展示・販売され、実際の作り手やデザイナーと会話をしながら買い物を楽しめるという。また、今回は同会が信用金庫と連携して昨年9月に開始した「地方創生 地域づくりデザインプロジェクト」の第1弾である西和賀町から生まれた食のブランド「ユキノチカラ」の発表も行われ、会場には同町からキッチンカーが出張し、納豆汁、ビスケットの天ぷら、湯田牛乳アイスクリームなどの郷土料理が販売されるということだ。出店予定者は、安斉研究所、赤石弘幸デザイン事務所(以上、青森)、アートフォルム、柴田慶信商店、進藤電気設計(以上、秋田)、A-Systems、コロン、玉谷製麺所、サンカ、山形県工業技術センター(以上、山形)、もくもく絵本研究所、ソウデザイン+佐賀工芸(他)(以上、岩手)、佐々木印刷所、Sunnyday、つつみのおひなっこや、東松島ステッチガールズ、東北ツリーハウス観光協会(以上、宮城)、アサヒ研創、マストロ・ジェッペット、明天(以上、福島)、ア・リュ、鈴木茂兵衛商店、東和電子、ひたちなか海浜鉄道、モーハウス、リトルピアニスト(以上、茨城)など。なお、関連イベントとして、東京ミッドタウン・デザインハブ第57回企画展「おいしい東北パッケージデザイン展2015 in Tokyo」が開催される。同展の会期は3月9日~4月17日。会場は東京ミッドタウン・デザインハブ(東京ミッドタウン・タワー5F)。
2016年03月01日日立オートモティブシステムズは2月9日、茨城県ひたちなか市の常陸那珂有料道路でクラリオンと共同開発した自動走行システムの走行実証試験を実施すると発表した。実施期間は2月22日~26日で、走行車両の周囲360度を検知する「センサーフュージョン」という技術と高精度地図から得られる地物情報を組み合わせ、実験車両が周辺車両や車線を認識しながら先導車や車線を追従する自動での単一車線走行と車線変更を行う。また、天候や時刻、日照状況などの複数の異なる条件下で実証試験データを収集する予定。日立オートモティブシステムズの自動走行システムは、センサーやアクチュエーター、電子コントロールユニットをはじめとする車内ネットワーク、ヒューマンマシンインターフェース、高精度地図情報など、基幹要素をグループの製品・技術のみで構成していることが特徴で、これにより最適な統合制御を可能とし、自動走行における安全性能の向上に加え、環境にやさしく、スムーズで快適な車両制御を実現するとしている。
2016年02月09日茨城県笠間市の「常陸国 出雲大社」は、境内にリニューアルオープンした「桜林館」内に、現代アートギャラリースペース「ギャラリー桜林(おうりん)」を2月20日にオープンし、記念企画展として会田誠氏、天野喜孝氏、山口晃氏などの現代アート作品を展示・販売する「Impacts! 勢み展」を開催する。会期は2月20日~3月21日 10:00~16:30(水曜休廊、最終日は14:00まで)。入場無料。「ギャラリー桜林」は、茨城県笠間市の「常陸国 出雲大社」(最寄り駅:JR水戸線 福原駅)の境内にリニューアルオープンした「桜林館」の1階に常設される、現代アートギャラリースペース。このたび開催される「Impacts! 勢み展」は、同ギャラリーのオープンを記念した企画展。会田誠氏、天野喜孝氏、宇佐美雅浩氏、O JUN氏、金子富之氏、熊澤未来子氏、棚田康司氏、天明屋尚氏、森淳一氏、山口藍氏、山口晃氏などの現代アート作品が展示・販売されるという。また、初日の2月20日(14:00~)には、レセプションが予定されている。なお、同展は、日本やアジアの作家の作品を国際的なアートシーンに紹介している「三潴アートギャラリー」の全面バックアップにより開催されるもの。同ギャラリーの代表・三潴末雄氏と常陸国 出雲大社の高橋正宣宮司は旧知の仲であり、「日本文化を世界に誇る文化として発信したい」という考えに共感しあい、日本古来の伝統文化である神社にアートスペースを設けたいという想いを「ギャラリー桜林」のオープンによって実現させたという。今後は、ジャパニーズスピリットに溢れた作品を紹介する現代アートの企画展を、年に4回程度計画していくということだ。
2016年02月04日茨城県警察はこのほど、所轄署の署長や本部の刑事部長ら78名の幹部職員全員が「イクボス宣言書」に署名したと発表した。同県警察は、いつ起こるかわからない事件・事故の対応に追われるなか、どのようにワークライフバランスを実現しようと考えているのか。担当者に聞いた。○幹部職員の意識改革が子育てしやすい職場作りにつながる「イクボス宣言書」は、ワークライフバランスが実現できる職場作りを目的として、同県警察が作成したもの。宣言書には、「職員が仕事と家庭を両立できる働きやすい職場環境を作り…(中略)…自らも仕事と私生活を充実させる『イクボス』となります」と書かれている。なぜこのような取り組みを実施したのか。この点について警務部の担当者は、「この年代の職員には、これまで仕事一筋に打ち込んできた人が多い」と指摘。ワークライフバランスを推進するためには、職員が休暇を取りやすいよう、幹部職員の意識改革を徹底する必要があると考えたという。宣言書の署名にあたっては、幹部職員全員が、イクボスのアドバイザーによる講義を受講。ただ署名するだけではなく、イクボスについての資料を自分の机に掲示して、意識づけるところまで徹底している。○出産前後の休暇、男性の取得率100%を目指すそれでは子育てしやすい職場作りに関して、具体的にはどのような目標を定めているのか。警務部担当者によれば、最も力を入れているのが男性職員による「配偶者出産休暇」と「育児参加休暇」の100%取得だ。「配偶者出産休暇」とは、配偶者の出産前後に3日間の範囲で休暇を取得できるというもので、現在でも、2015年1月1日~11月5日までに配偶者が出産した男性職員の97.8%が取得している。一方、配偶者の出産前後に育児を目的として5日間の範囲で取得できる「育児参加休暇」の取得率については、同期間で49.6%にとどまっている。担当者は、「まだまだ制度の周知が不十分。子どもがうまれる予定の職員を把握して、積極的に制度を紹介していきたい」と話した。同県警察ではこのほかにも、中学校就学前の子どもを持つ職員については、深夜・時間外勤務を免除できる制度を平成26年4月、独自に創設している(県職員に適用される条例の定めでは、子どもの年齢上限が、小学校就学前までとなっている)。出産時だけでなく、その後の子育てにおいても頼りになる制度が充実しつつあるようだ。○メリハリのある働き方だからこそ、仕事に全力投球できるしかし、事件・事故の対応に追われる警察という組織で、ワークライフバランスを実現していくことは難しいのではないだろうか。この問いに関して担当者は、「緊急事案にしっかり対応するために、逆に必要な働き方だ」と答えた。「何もないときには早く帰宅し、休暇も取得してもらう。ムダを省き、業務の効率化を進めることで、仕事に全力投球できる」という。さらに、育児だけでなく、病気やけが、家族の介護など、多くの職員がさまざまなライフイベントに直面することを想定しているという同県警察。職員が1人欠けても仕事が回るような業務力をつけるという目的からも、今回の取り組みは有効とのことだ。県民の安心・安全を守るという職務を全うしてもらうためにも、これらの取り組みが推進されていくことを望みたい。
2016年01月26日茨城県大洗町は東京から約100km、太平洋に面した海のリゾートだ。2014年の観光入込客数は430万人、夏には海水浴で39万人を集めている。また、年間16万人が利用する「大洗温泉」、そして、11月に映画化もされたTVアニメ「ガールズ&パンツァー」の舞台としても脚光を浴びている。だが、大洗にはこれ以外にも知る人ぞ知る絶景と冬の美食グルメがある。今回はまだまだ知られていない、そんな大洗の魅力を紹介しよう。○大洗海岸の夜明けは2つのシンボルとともに大洗海岸には、日本最大のマンボウ専用水槽や50種以上のサメの飼育などで年間100万人超の入館者を集める「アクアワールド大洗水族館」や、パワースポットとして知られる大洗磯前神社の「神磯(かみいそ)の鳥居」、地上60mの「マリンタワー」や太平洋を臨む「リゾートアウトレット」など人気観光施設が集積している。その「神磯の鳥居」から徒歩3分のところには、ここ大洗でしか見られないもうひとつの観るべき絶景がある。その絶景は、大洗海岸に立つ旧大洗岬灯台と灯台に打ち寄せる波が描き出すの景色。日の出の時刻、波はキラキラと金色に輝き、オレンジに染まった空に浮かぶ灯台のシルエットは絵葉書のように美しい。一方、夜になると灯台はライトアップされ、打ち寄せる波を纏って闇に一際白く浮かび上がり、この世のものとは思えない光景を見せる。神磯の鳥居のすぐそばにある旧大洗岬灯台は、長く地元漁業関係者の山じめ(操業時の目標物)となってきたが、その役割を終え、2005年国から大洗町へ払い下げられた。実は灯台は役目を終えた際、取り壊しの話があったが、大洗町や灯台の目の前に立つ「大洗ホテル」が保存を呼びかけ、観光灯台として残されることになった。○海岸の美景を部屋のお風呂から楽しむ役目を終えた灯台にもう灯は灯らないが、大洗ホテルでは灯台に毎夜屋上からスポットを当て照らし続けている。大洗ホテルの歴史は古く、創業は昭和15年(1940)。社訓に「おもてなしと地域貢献」を掲げて70年以上、大洗のリゾートの魅力づくりに取り組んできた。大洗ホテルは温泉ではないが、最上階の9階には太平洋を臨む展望大浴場を有し、2011年にはカフェラウンジやガーデンテラスを改装。一部客室にオーシャンビューバルコニーと半露天風呂を備え、より優雅に海のリゾートライフを楽しめるようになった。ホテル内に海を望むプールもあるため、夏場は海水浴目的のファミリー層の利用も多い。料理は地元茨城の食材にこだわったものが多い。夕食はハーフバイキング方式で、席に着くとすでにお造りなど、数種の料理が用意されており、落ち着いて食事ができる。バイキングコーナーにはバリエーション豊かな料理が並び、和洋菓子、フルーツ、アイスなどのスイーツも充実している。こうした施設やサービスの充実により首都圏はもちろん、高速道路の開通に伴い長野、山梨からの客も増えている。○今が旬のあんこうを茨城発祥のあんこう鍋で一方、長野に行くと冬はあんこうを食べに茨城に行くという声をよく聞くが、茨城であんこうが食べられることを知る人はまだ少ない。あんこうの見た目はグロテスクだが、味は「東のあんこう、西のふぐ」と称される美食グルメだ。その身は脂肪が少なく、コラーゲンたっぷりなのに低カロリーで、美容と健康にも良い。あんこうは11~3月がシーズンだが、肝が肥大する12~2月が一番おいしいとされる。あん肝は「海のフォアグラ」と呼ばれ珍重されるが、実はあんこうは骨以外の全ての部位が食べられ、それを通称「あんこうの七つ道具」という。「あんこう鍋」はこの七つ道具、身、肝、ひれ、えら、皮、ぬの(卵巣)、胃袋、それぞれの味わいや食感を楽しむことができる。料理法はそれぞれの店や宿で異なり、食べ比べも楽しんでほしいが、今回紹介した大洗ホテルでは、あんこうの季節、毎夕ロビーであんこうのつるし切りの実演も行っている。元旦には大洗磯前神社の神職が御祭神降臨の地である神磯(かみいそ)に降り立ち、太平洋に昇る初日の出を奉拝する姿が見られる。神磯の鳥居の先には大洗神社へと続く道が伸びており、正面大鳥居をくぐり石段を登りつめると神社が見えてくる。神磯の鳥居に昇る日の出を見た後は神社本殿へとお参りし、清々しい大洗の朝を満喫してほしい。絶景にパワースポットに加え、夏はマリンリゾート、冬はあんこう鍋と大洗の楽しみは尽きない。※記事中の情報は2015年12月のもの○筆者プロフィール: 水津陽子フォーティR&C代表、経営コンサルタント。地域資源を生かした観光や地域ブランドづくり、地域活性化・まちづくりに関する講演、企画コンサルティング、調査研究、執筆等を行っている。著書に『日本人がだけが知らないニッポンの観光地』(日経BP社)等がある。
2015年12月21日茨城県北芸術祭実行委員会は、2016年秋に茨城県北6市町で開催される国際芸術祭「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」への出展作品(7作品)を発表した。今回発表されたのは、同委員会が主催したアートハッカソン「KENPOKU Art Hack Day」で選出された3チームによる作品。それに加え、2015年に国内で開催された3つのハッカソン(「3331α Art Hack Day」、「CREATIVE HACK AWARD」、「Bio Art Hackathon」)と連携し、合計7作品を展示する。「KENPOKU Art Hack Day」から選出されたのは、茨城県の名産品である納豆からバイオ技術でバクテリア分解可能な樹脂を作り出し、それで造形物を作るプロジェクト「Vide Infra」、日鉱記念館の展示資料から着想を得、当時の炭鉱の互助制度「山中友子」の調査資料を日立多賀に展示し、同地域の人々と交流するコミュニティ型プロジェクト「A Wonder Lasts but Nine Days ~友子の噂~」、ガラスの椀の中にシャボン玉を吹くと内部空間の中空に浮遊し、制止した美しい姿を見せる「干渉する浮遊体」。作品の詳細な内容や参加作家、審査員のコメントは同芸術祭のWebサイトを参照してほしい。なお、茨城県北芸術祭は、岡倉天心・横山大観らが芸術創作活動の拠点とした五浦海岸や、クリストのアンブレラ・プロジェクトで世界の注目を集めた里山をはじめ、茨城県北地域がもつ地域資源の潜在的な魅力を、アートの力を介して引き出すことを目的として開催されるアートイベント。開催テーマは「海か、山か、芸術か?(Sea, Mountains, Art!)」。総合ディレクターを森美術館の南條史生館長が務める。○茨城県北芸術祭【会期】2016年9月17日~11月20日[65日間]【開催市町】茨城県北地域6市町(日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、常陸大宮市、大子町)【参加予定アーティスト】ソンミン・アン、ザドック・ベン=デイヴィッド、オロン・カッツ、ティファニー・チュン、ハンス・ペーター・クーン、テア・マキパー、森山茜、落合陽一、チームラボ、米谷健+ジュリア、BCLほか【テーマソング制作】やくしまるえつこ【キュレーター】四方幸子(東京造形大学・多摩美術大学客員教授)【アソシエイト・キュレーター】金澤韻(インディペンデント・キュレーター)【クリエイティブ・ディレクター】谷川じゅんじ(JTQ株式会社代表)【コミュニケーション・ディレクター】林千晶(株式会社ロフトワーク代表取締役)【作品数】約80点(プロジェクトを含む うち海外からのアーティスト約半数を予定)【主催】茨城県北芸術祭実行委員会会長:橋本昌茨城県知事【助成】国際交流基金、各国在日大使館等(予定)【協力】東京藝術大学、筑波大学、茨城大学、シラパコーン大学(タイ、国立芸術大学デンパサール校(インドネシア)、ラサール芸術大学(シンガポール)、デラサール大学(フィリピン)、アーカスプロジェクト実行委員会(予定)
2015年12月18日メガネスーパーはこのほど、ドライブスルー形式によるコンタクトレンズ販売店「メガネスーパーコンタクト ドライブスルー」を「日立田尻店」(茨城県日立市)にオープンさせた。同社では、6月に東京都八王子市にコンタクトレンズ専門店「メガネスーパーコンタクト京王八王子ショッピングセンター店」をオープン。省スペース出店によるきめ細かいサービスや、運営コスト抑制による高収益型店舗の展開を行っている。このほど展開を開始したドライブスルー店舗は、既存店に新たに追加展開を行うもの。ドライブスルー形式で、処方せん不要の商品販売を、スピーディーかつ簡便に行う。取扱品目は、使い捨てコンタクトレンズ(クリアレンズ、カラーコンタクト、サークルレンズ)、コンタクトレンズケア用品・付属品。同社コールセンターへの事前連絡により注文レンズを用意して来店を待つというシステムで、同社ECサイトで購入した商品の受取にも活用できる。同社はドライブスルー店舗のメリットについて、「利用者が車から降りることなく購入できるという点に加え、顧客番号確認での購入履歴判別によるスピーディーな商品提供ができる」という点も挙げている。また、店舗在庫の最適化も図ることもできるという。同社は、今回オープンした店舗の販売ノウハウを元に、今後ほかの広域商圏への迅速な展開も図っていく、としている。
2015年12月01日茨城県は11月16日~29日の期間限定で、東京都内を中心とした飲食店舗28店舗で「常陸秋そば」を使ったメニューを提供する「常陸秋そばフェア」を開催している。「常陸秋そば」は、茨城県が1985年に選抜育成したブランド品種のそばで、身の大きさと黒褐色の見た目、甘みのある味と豊かな香りが特徴。"玄そばの最高峰"とも言われ、県外から「常陸秋そば」を味わいに訪れるファンも多いとのこと。今回の「常陸秋そばフェア」では、東京都内を中心とした飲食店舗28店舗で「常陸秋そば」を使用したメニューを提供する。一例として、割烹料理店の「銀座 矢部」(東京都中央区)では、「常陸秋そば」を江戸風に細切りにした「せいろそば」(1,080円・税込)を販売。いずれの店舗でも、食数限定の用意となる。
2015年11月16日秋田県と茨城県は11月14日と15日に、代々木公園イベント広場(東京都渋谷区)にて茨城県との共催で「秋田・茨城 発酵食イベント"納豆フェスタ"」を開催する。○納豆をキーワードにお国自慢秋田県の食文化は、素朴さと多様性に富み、米や麹などを用いた「発酵食品」が多いことも特徴の一つとされている。県内では日本酒や味噌、醤油のほか、納豆、漬物、しょっつるなど、発酵技術を利用した食品が古くから作られてきた。同イベントは、同県の発酵食品を周知させたいという思いから開催される。1回目の今回は「納豆」がテーマ。全国的に納豆ブランドを誇示する茨城県との共催となる。会場には飲食ブースを設営。また、両県の観光・文化・音楽も体験することができるという。飲食ブースでは、両県の納豆を体感することができる。また。秋田名物の納豆汁の提供も予定。さらに、日本酒、漬物や味噌などの発酵食品を楽しむことができる。ステージプログラムでは、14日の12時から13時まで、秋田県出身のタレント・加藤夏希をゲストに迎えたトークライブ「納豆と美人のおいしい関係」を実施。また、期間中は同県の新PRキャラクターをお披露目するほか、"ご当地アイドル"によるライブ、和太鼓の演奏、なまはげの練り歩きなどが開催される。会場は、東京都渋谷区の代々木公園イベント広場。開催時間は、14日が10時から18時、15日は16時まで。入場は無料となる。
2015年11月02日16年9月17日から11月20日の65日間、茨城県北地域の海と山を舞台に、新たな芸術祭「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」が開催されることが決定した。開催地となるのは、日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、常陸大宮市、大子町の全6市町。総合ディレクターには、森美術館館長の南條史生が就任し、キュレーターは、「札幌国際芸術祭」でアソシエイト・キュレーターを務めた四方幸子、アソシエイトキュレーターはインディペンデント・キュレーターの金澤韻、クリエイティブディレクターは谷川じゅんじが務める。茨城県の北部は、海と山が織り成す豊かな自然に恵まれる一方で、江戸時代の末期に開かれた炭鉱、その後に発展した日立銅鉱山を始めとする工業・産業で日本経済の成長を支えてきた深い歴史も持つ。また、かつて五浦海岸は、文人・岡倉天心や、美術家・横山大観らが活動の拠点としていた地であり、91年にはアーティスト・クリストによる傘を1,340本並べた「アンブレラ・プロジェクト」が常陸太田を中心に行われ、世界の注目を集めた近代美術の発展地でもある。さらに、県内には様々な研究機関が所在し、85年には科学万博も開催されるなど、科学技術の礎を築いた地とも言える。そんな多様性を持つ茨城県北で行われる「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」は、“自然と対話するアート”、“科学技術を利用した先進的なアート”にフォーカスし、アートと科学技術の実験を通して、豊か自然に新たな創造の息吹を吹き込む革新的な芸術祭となる。開催地となる全6市町は、山間部のグリーン、海浜部のブルーの本芸術祭のキーカラーにより大きく2つに分けられる。総合ディレクターの南條氏によると、そこには、「『今日は山側に行って、明日は海側に行ってみよう』などという楽しみ方をしてもらいたい」という思いが込められているようだ。参加アーティストは、チームラボ、ザドック・ベン=ディヴィッド、ソンミン・アン、オロン・カッツ、ティファニー・チュン、テア・マキパー、ハンス・ペーター・クーン、森山茜、落合陽一、米谷健+ジュリアを始め、プロジェクトを含む約80作品が出展。その内半数が海外のアーティストを予定している。南條氏は「過去2年間、芸術祭に参加したことがないアーティストに出展してもらいたい」と話している。チームラボは、茨城県天心記念五浦美術館を会場に、“日本画”をテーマにした新たな作品を発表する。“現代の魔法使い”と呼ばれる落合陽一は、物理、計算機科学、アートを融合させた作品を、フィンランドのアーティスト、テア・マキパーは社会環境のリサーチに基づく屋外プロジェクトを予定。また、芸術祭のテーマソングは、やくしまるえつこが担当し、バイオテクノロジーを駆使した楽曲が制作される予定となっている。他にも、住民、来訪者、アーティストなど様々な人々を巻き込み新しい芸術表現を生み出すことを試みる参加型プログラム「アートハッカソン」や、筑波大学を始めとする県内諸大学や地域に根付く伝統工芸、産業との連携プロジェクト、外国人アーティストの滞在プログラム「アーカス」の協働など、地域に根差した創作活動を経て新しいアートの可能性を模索していく。南條氏は「自然、科学技術、人間性の統合を可能にするのはアートである。茨城県北が持つ美しい自然や、歴史遺産を継承し続けることももちろん重要だが、新しいものを作ることで初めて伝統が生きる。この芸術祭は、海と山の自然、生活に彩られた町の中に“驚きと感動”を誘う最先端の芸術作品を招聘し、地域に根差した“今ここ”でなければ生まれてこない独自の芸術祭としていきたい」と意気込みを語った。【イベント情報】「KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭」会場:茨城県地域6市町(日立市、常陸太田市、高萩市、北茨城市、常陸大宮市、大子町)会期:2016年9月17日~11月20日
2015年10月05日茨城県つくば市の研究学園駅前公園で10月10日~12日、「つくばラーメンフェスタ2015」が開催される。○茨城&全国のラーメンを一度に堪能同イベントでは県内外から集まった合計12店舗のラーメン店が、各店自慢の味を提供する。茨城県からは「活龍×龍介」、「喜元門×喜乃壺×華丸」、「ドラゴンラーメン×麺堂稲葉」、「マルキン本舗×たちばな」、「小五郎×ごう家」、「麺屋むじゃき×龍のひげ×味箪笥」の6店が出店する。また、県外からは「麺屋 宗」、「ど・みそ」(ともに東京都)、「新旬屋 麺」(山形県)、「福島ラーメン組獅子奮迅隊」(福島県)、「えびすこ」(富山県)、「無鉄砲×がむしゃら」(奈良県)の6店が参加し、塩、味噌、豚骨醤油、山形鶏中華、福島鶏白湯など、さまざまなラーメンを味わうことができる。期間中は、地元保育園・幼稚園の児童やプロがパフォーマンスを行うステージイベントも用意されている。開催時間は10時~19時、ラーメン食券の前売り券は1杯750円となる。
2015年10月02日茨城県大洗町の大洗魚町市場で9月27日、「大洗しらす祭」が開催される。○新鮮な海の幸を堪能同イベントでは新鮮な生しらす丼(500円)を味わえるほか、しらすのお吸い物やホッキ飯、しらす干し、干物などを特別価格で提供する。また、水産試験場によるミニ釣堀コーナーなど、子どもが楽しめる催しも用意されるほか、ホッキ貝や地元の農産物の販売も行う。開催時間は9時から14時までとなる。
2015年09月22日茨城県は9月11日、9月10日に発生した茨城県内大雨災害の影響により、9月13日に開催を予定していた「筑波山がまレース 2015」を中止にすることを発表した。つくば市内では避難勧告が発令され、災害対策本部が立ち上がり、現在も多くの人が避難している。また、隣市である常総市においては鬼怒川氾濫により未曾有の大災害となっており、多くの人が被災し、つくば市の避難所へも避難している状況となっている。そこで同イベントの実行委員会は、被災者の状況等を鑑みるとこのような中で開催すべきではないと判断した。合わせて、「楽しみにしておられた方も多いと存じますが、甚大な災害発生の状況下ですので、何卒、ご理解のほどお願い申しあげます。最後に、災害に被災された方々に心よりお見舞い申し上げます」とコメントしている。
2015年09月11日スカイマークは9月1日、茨城県水戸市を中心に路線バスを運行する茨城交通との共同企画として、茨城県における当社の利用促進のPRを目的にスカイマークのラッピングをした路線バス2台を運行することを発表した。同ラッピングは茨城交通による無償提供であり、このほど1台目が完成し、9月1日より運行を開始した。2台目は10月に完成予定で、これらのバスは水戸市内を中心に周辺自治体を走行する。今回のラッピングに対しスカイマークは、「茨城空港は北関東における重要なマーケットであり、これからもより多くのお客様にご利用いただけるよう、地元企業及び関係機関のご協力のもと、茨城空港の利用促進を図ってまいります」とコメントしている。
2015年09月02日茨城空港の“位置”について考えてみたい。位置というのは、「東京から中途半端に遠い」という地理的な問題もあれば、およそ100ある日本全国の空港における位置、「首都圏第三の空港」という目線でみる位置もある。さらには自衛隊と共用する「国が管理するローカル空港」という目線も、茨城空港問題に関しては重要になってくるだろう。いま、この文章を読んでくださっている方々の中で、茨城空港を利用したことがある人ははたしてどれくらいいるだろうか。国土交通省の資料によると、茨城空港の国内線・国際線合わせた乗降客数は開港1年目(2009年3月開港なので1年目を2009年度1カ月分+2010年度1年分と考えた)が21万人で、5年目の2014年度は54万人。数字上はおおむね右肩上がりでしっかりと伸びている。空港別乗降客数でも42位(2014年度)と、全国におよそ100ある空港の中では中位のやや上。けっして悪すぎる数字ではない。もちろん開港前に国土交通省が見積もった需要予測は開港初年度81万人、5年後100万人達成と描いていたので甘すぎたことは間違いないが、それは神戸空港などほかの空港でも普通にみられる日本の航空行政の実情でもある。茨城空港がつくられた理由は、航空自由化を背景とした「首都圏第三空港の必要性」と「空港空白地帯への対応」の2点が柱とされている。前者は海外から日本へやってくる、いわゆる“インバウンド”の増加に対する施策、後者は羽田へ行くにも成田へ行くにも遠い北関東(茨城・栃木・群馬)における初の空港整備が眼目だった。現在、インバウンドを官民合わせて推進していることは事実であるし、一方で茨城空港開港まで北関東が空港空白地帯であったことも間違いのない事実である。とはいえ、茨城空港がこの2つの大きな役割をきっちり果たせるほどの器になるには、そもそもの現実に大きな問題があった。それはやはり「そうはいっても茨城空港は相対的に不利な場所にある」という地理的な大問題である。羽田があり、成田がある。インバウンドの流れは東京へやってくることが主流である現状からみると、茨城空港も、東京とのアクセスの利便性はどうしたって考慮されなければならない。同時に、北関東の拠点として考えるならば、茨城県内はもちろん栃木・群馬からのアクセスもきちんと考えるべきなのは当然のことだ。残念ながら茨城空港は、そのどちらも満たしていない。もちろんアクセスは単に場所の問題ではなく、交通網の整備が大きいのだが、茨城空港は地理的位置も、交通網上の位置も、実に厳しいといわざるをえない。県庁所在地・水戸からのバスは40分。お世辞にも近いとはいいがたい。つくばから約1時間、県北からは1時間半~2時間という地域もザラだ。隣県も、宇都宮が自家用車で1時間、前橋・高崎は2時間前後かかる。一方、首都圏第三の空港として東京からのアクセスはどうかというと、こちらは東京駅からバスで定刻1時間40分。道が少々混んでいたら2時間はかかってしまう。航空券を持っていれば500円とワンコインになるのはうれしいが、時間的にはかなりの余裕が必要だ。それに加えて今年6月、圏央道の神崎IC~大栄JCTが開通した。これにより常磐自動車道と東関東自動車道が結び付けられ、茨城県内はもとより北関東各地から成田空港へのアクセスが容易になった。成田まで行けば、行く先も、価格的にも選択肢が広がる。つまり茨城空港は、地理、アクセス面、さらにLCC(格安航空会社)がほとんど就航していないため価格面でも強みのない状態となっている。その不利は、残念ながら開港当初よりさらに増してしまったのが現状なのである。○民間の知恵にかかる茨城空港の今後茨城空港は、航空自衛隊百里基地の一部を“間借り”する形で2010年3月11日(2009年度の年度末)に開港した。正式には百里飛行場といい、防衛省と航空自衛隊が管理者となっている。民間利用の目的でイチから新設された空港ではなく、当然、国の防衛の論理も大きく作用する。日本には自衛隊と民間が共用する空港が数多く存在している。北海道の新千歳空港や石川の小松空港なども自衛隊との共用空港である。こうした空港は通常、管制業務や空港整備といった航空系事業を国(防衛省・自衛隊)が行っている。民間が担うのは、旅客ターミナルの管理運営といった非航空系事業である。実は茨城空港、この非航空系事業の部分では開港以来基本的に黒字となっている。「茨城空港=赤字」というイメージが強いが、航空利用と直接関係のないイベントなどを催し、ターミナル運営は、一応、黒字なのである。ただし、空港全体からみれば非航空系事業が占める割合は小さく、航空系事業の赤字が大きい(茨城空港の2013年度の非航空系事業の経常損益は約1400万円の黒字だが、対して航空系事業は約2億5000万円の赤字)。加えてほかの国管理地方空港でも非航空系事業は黒字が出ているのが一般的だから、たいして威張れるものでもない。逆にみれば、国が受け持つ航空系事業は多くの空港が赤字を出しているので、茨城空港だけが突出して悪いわけでもないのである。だから国は、たぶん、何も気にしていないと思える。茨城空港がとくに悪くいわれるのは、首都圏第三空港・北関東拠点空港という大きな目標がありながら就航路線が増えず、マスコミなどは叩きやすかった側面が大きいはずだ。現在、定期便は国内線が新千歳・神戸・福岡・那覇の4路線で、国際線が中国の2路線のみ(アシアナ航空のソウル線は運休中)。しかも国内線は今年1月に経営破綻したスカイマークが運航するものだから、今後の再建計画いかんによっては減便・運休も十分考えられる。2014年度の国内線・国際線合わせた空港別着陸回数の順位(国土交通省発表)をみると、茨城空港は年間2948回で全国55位、日平均着陸回数は9回にとどまっている。1位の羽田や2位の成田と比べるのは酷だが、参考までに羽田は21万6625回(日平均594回)、2位成田は11万4821回(同315回)。やはり路線不足に悩む神戸空港(1万4020回・39回)にも大きく水をあけられている。叩くか叩かないかは別として、茨城空港の路線があまりに少ない現状では、大目標のどちらも達成できないということは指摘しておくべきだろう。では、茨城空港活性化の糸口はないのか?「茨城空港をLCCの拠点に」という声は以前から強いが、すぐ近くの成田空港は2015年4月にLCC向けの第3ターミナルをオープン。圏央道の開通もあってさまざまな地域からのアクセスが便利になった。成田がLCC対応を充実させている現状では、明るい見通しは持ちづらい。成田に対して圧倒的に有利なLCC誘致が成功すればいいのだが、日本には海外のように巨大ネットワークを持つLCCがまだ存在しておらず、いざ誕生したとしても茨城を拠点としてもらうには相当な営業努力が求められるだろう。となれば、茨城空港の周辺住民がいかに空港を活用するかしか解決の道はないのだが……それも県民の9割以上が「利用したことがない」という状況(2013年度県政世論調査)では、急激な旅客需要の創造は無理がある。滑走路強度の問題から貨物用空港となることはできず、プライベートジェット向け空港とするのも調布飛行場のあの事故のあとでは厳しいだろう。「中国人に頼れ」という声も聞こえてくるが、はたして中国人の爆買いツアーなるものがいつまで続くのか、中国経済の状況をみても、不透明といわざるをえない。このように、茨城空港の現状と将来を冷静に、客観的にみると、まさに八方ふさがりとしかいえない。起死回生の打開策など考えにくいだろう。残念ながら、これが茨城空港の問題である。しかも茨城空港“特有”の問題ではなく、日本の多くの地方空港が抱える大問題なのだということを、日本人は改めて胸に刻むべきだ。国はどうするか? 国としては、自衛隊共用空港は所詮、防衛のための基地である。防衛には金がかかるものだから、おそらく多少の赤字などなんとも思わないのだろう。繰り返すが、国はたぶん何も気にしてはいない。しかし空港がそこに存在する以上、なんとかうまく運営し、うまく活用するしかないではないか。欧米の大都市では、3つ以上の空港で機能分担し、中心部から50km以上離れた空港も珍しくはない。2020年の東京五輪を起爆剤に観光促進が功を奏し、今後も日本へのインバウンド増が続くのだとしたら、多くの旅行客の目的地となる東京首都圏に空港が3つあること自体はけっして悪いことではないだろう。むしろ、羽田と成田の発着枠に限界がある現在、うまく機能分担すれば、強みとしてアピールできる可能性も高い。茨城空港をより有効に、“おもしろく”できるかどうかは、結局のところ民間の知恵と努力にかかっている。民間でどうにかできるところはどうにかして、どうにかできないところは国や自治体、大企業を焚きつける。エアアジアやライアンエアーのような、茨城発の強力なLCCが誕生すれば、日本の首都圏第三空港としての強みはさらに大きくなるだろう。ほかの地方空港にも増して、茨城空港の位置はきわめて重要だ。茨城空港のこれから3年、5年が、将来の日本の空を占っているといっても過言ではないのである。
2015年08月31日茨城県東茨城郡にあるアクアワールド茨城県大洗水族館にこのほど、真っ白なナマコが仲間入りした。○「マナマコ」とは「マナマコ」は樺太、千島列島、北海道から九州、朝鮮半島、中国沿岸に幅広く生息するナマコ綱マナマコ科に属する海産動物。小石が混じった磯の石の下、岩や砂の上などによく見られる。体調は大きいもので30cm×8cmくらいに成長する。○大洗の海にいた、真っ白な「マナマコ」「マナマコ」は通常、生息地によって赤や茶色、黒などさまざまな体色を持つ。今回、同園に仲間入りした「マナマコ」は真っ白な色をしており、長さは20cmほど。大洗の海で漁師さんに発見されたもので、体が真っ白になった理由はまだ不明。同園お魚発見教室の「ズームアップ水槽」に展示されており、その白さと大きさは水槽の中でもとても目を惹くという。
2015年08月08日茨城県つくば市のつくばセンター広場で7月24日から26日、「つくばクラフトビアフェスト2015」が開催される。○ステージイベントでは音楽ライブも同イベントでは、反射炉ビヤ「太郎左衛門」「頼朝」、日本クラフトビール「Far Yeast 東京ブロンド」「Far Yeast東京ホワイト」、猪苗代地ビール「ピルスナー」「ヴァイツェン」、下妻ビール「ゴールデンピルスナー」「ホワイトヴァイツェン」、伊勢角屋麦酒「ペールエール」「ブラウンエール」など、多数のクラフトビールを味わえる。また、つくば産ヤーコンのスパイス炒めとつくばの野菜をそえた「つくばカレー」、筑波山で語り継がれている「福来みかん」を使用した「筑波福来みかん氷り」、ハワイの「ガーリックシュリンプ」、バニラなどをのせた「ビールフロート」などのフードも提供する。ステージイベントには、沖縄の伝統芸能であるエイサーをベースに空手の形を取り入れたパフォーマンスを披露する「琉球國祭り太鼓 茨城支部」(24日・18時から)をはじめ、女優・歌手・MCなど多方面で活躍している山田麻里子さん(25日・13時30分から)や、3年前に金管アンサンブル団体として発足した「T-BEC」(26日・13時30分)など、多数のミュージシャンが出演する。開催時間は、24日14時から21時、25日・26日11時から21時となる。
2015年07月16日リビタはこのほど、一棟丸ごとリノベーションマンションとして元企業社宅を再生させた「リアージュつくば春日」(茨城県つくば市)内に、MUJI HOUSEとともに考えたコンセプトルームの公開を開始した。○生活に合わせて変え続けられる家建築・不動産の分野から住まいを提案しているリビタと、衣食住の多岐に渡る分野で暮らしを提案している無印良品の住空間事業を担うMUJI HOUSE。両社が、"不動産"と"プロダクト"の垣根を越えた住まいのカタチを考えた。同ルームに込められたテーマは。無印良品が提案する新しい住空間の考え方である「MUJI INFILL 0(ムジインフィルゼロ)」。目に見えない構造やインフラなど必要なものは整え、内装はつくり込みすぎず、住まい手が編集する余白を残した住まいとなる。一見何もない空間だが、未来を自由に描けるキャンバスとしての素材に目を配った。一例として、家族構成が夫婦2人の場合にはリビング・ダイニングに贅沢な広さを確保したプランを用意。将来子供が生まれ家族が増えたときには、育児スペースを確保できるプランに。さらに、子供の成長に合わせ勉強に集中できる部屋を家具でつくることも可能なプランを提案する。同ルームの特徴として、専有面積約100平米を間仕切りのないワンルームで設計したことがあげられる。キッチンは、家の中央に配置。玄関には広い土間を設置。浴室まで太陽の光が届くサンルーム兼洗面室。空間はインテリアで仕切っている。同物件の概要は、既存建物完成年月が、平成3年2月築。総戸数は54戸。構造と規模は、鉄筋コンクリート造、地上14階、地下1階。面積帯は、82.21平米~120.87平米。同コンセプトルームの専有面積は、99.76平米となる。
2015年06月16日クリーク・アンド・リバーのアーキテクト・エージェンシーはこのほど、茨城県古河市にて、高齢者向け賃貸マンションを「ゴルファーズ・マンション(仮称)」にリノベーションする、と発表した。○マンション内でもゴルフを楽しめる同物件は、全国賃貸管理ビジネス協会と提携した、「建築士と創る賃貸物件:3+(ミタス)・プロジェクト」企画案件の受注第1号。プロジェクトでは、複数の建築士によるコンペを実施し、企画プランを決定。同様に施工会社もコンペ形式で選定することでコストの最適化を図れることが特徴となる。また、建築士が設計監理を行うことで、競争力・収益力に優れたより品質の高い賃貸物件を実現するという。今回同社がプロデュースする「ゴルファーズ・マンション」は、3つの設計プランの中から選ばれた、国内でも例の少ないゴルフ好きのためのマンション。茨城県古河市の高齢者向け賃貸マンションをリノベーションする。同エリアは、車で1時間圏内に25カ所以上のゴルフ場がひしめき合い、周辺にはゴルフショップや練習場なども多く点在するゴルファーにとってのメッカだ。同物件には、ゴルファーのための設備をふんだんに設置。マンション内でもゴルフを存分に楽しむことができる。約2,200平米の土地に建つ2階建ての建物には21戸の部屋があり、「パターラウンジ」「バンカー練習場」「ゴルフシミュレーター」などの共用練習設備を設置予定。1階南側の部屋の庭には、住人専用の「鳥かご練習場」、ラウンジには「大型スクリーン」のあるコミュニティスペースも設け、腕を磨きながら、新しいゴルフ仲間を作ることもできるマンションとして生まれ変わる。設計は、スタジオ・エイチ・プラスが行い、2015年9月の完成を予定している。
2015年06月08日関東地方の中でも北部に位置する栃木県・群馬県・茨城県。今回は茨城県出身のマイナビニュース会員90名に、栃木県か群馬県のどちらかに移住するとしたらどちらを選ぶか聞いてみた。Q.栃木県か群馬県のどちらかに移住するとしたらどちらを選びますか1位 栃木県 62.2%2位 群馬県 37.8%■栃木県派・「隣だから」(23歳男性 / 運輸・倉庫 / 専門職)・「餃子が好き」(30歳男性 / 電力・ガス・石油 / 技術職)・「イチゴが食べたいから」(29歳女性 / ホテル・旅行・アミューズメント / 販売職・サービス系)・「交通が便利なので」(27歳女性 / 小売店 / 営業職)・「新幹線あるので東北に行きやすい」(33歳女性 / 医療・福祉 / 専門職)・「群馬は山しかない」(28歳女性 / 食品・飲料 / 技術職)・「都市としても機能しているから」(30歳女性 / 食品・飲料 / 販売職・サービス系)■群馬県派・「県民性が穏やかそうだから」(22歳男性 / 情報・IT / 技術職)・「温泉が好き」(20歳女性 / 人材派遣・人材紹介 / 営業職)・「温泉が多く、泉質もいい」(32歳男性 / 金融・証券 / 事務系専門職)・「果物がおいしいから」(32歳女性 / 建設・土木 / 技術職)・「栃木よりはマシ」(27歳男性 / 建設・土木 / 事務系専門職)・「自然が多い」(25歳女性 / 小売店 / 営業職)■総評茨城県出身者に聞いてみたところ、約6割が栃木県、約4割が群馬県に移住すると回答。栃木県がやや優勢、という結果になった。「栃木県派」の中には、「隣だから」「隣県だから」という意見がいくつか見られた。茨城県からの移動のしやすさも評価されたようだ。「餃子が好き」「イチゴが食べたいから」など特産品や名物の存在を挙げる人も。「新幹線あるので東北に行きやすい」など、交通の便の良さについてコメントしている人もいた。「群馬県派」では、「県民性が穏やかそうだから」という声が聞かれたほか、「温泉が好き」「温泉が多く、泉質もいい」など豊かな温泉資源に触れるコメントも。そのほか、「自然が多い」「果物がおいしいから」など、自然の恵みの豊かさに触れる人もいた。同じ北関東に位置する茨城県だからこそ、見えてくる両県の特徴もあるようだ。調査時期: 2015年4月20日~2015年5月6日調査対象: マイナビニュース会員(茨城県出身者限定)調査数: 90名調査方法: インターネットログイン式アンケート※画像と本文は関係ありません。当記事で掲載している意見はあくまで個人的なものであり、県民性や地域性には個人差があります
2015年06月06日