朝井リョウの小説を映画化する『何者』に佐藤健、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之が出演することが決定した。映画は10月15日(土)に公開になる。その他の画像本作は、就職活動を通じて、自分が“何者”なのか、“何者”になろうとするか模索する学生たちを描くもの。演劇ユニット“ポツドール”の主宰で、『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『愛の渦』など映画も多く手がける三浦大輔が脚本と監督を務める。「クランクイン前に何日間かキャスト全員が集まってリハーサルをやらせていただきました。にも関わらず撮影当日もまた鬼のようにリハを繰り返す、舞台稽古のような現場です」と語る佐藤は「この一筋縄ではいかない原作を、この一筋縄ではいかないキャスト、スタッフのみなさんと映画化できることを嬉しく思います。さて、どんな映画が出来上がるのでしょうか。ご期待ください」と語る。佐藤演じる拓人の先輩を演じる山田は「現場ではなかなかOKが出ず、何度も何度も最善を目指しテイクを重ねていますが、芝居を細部まで突き詰めさせてもらえるチャンスだと思い、必死について行っていますいます。と、言いたいところですが実際はスターキャストが集まっていてヒット作の匂いがしたので便乗したと言うのが事実です」と思わずニヤリとしてしまうコメントを寄せている。映画は現在、撮影中で、10月に公開になる。『何者』10月15日(土) 全国東宝系にてロードショー
2016年03月11日平成生まれの作家として初めて直木賞を受賞した、朝井リョウによるベストセラーを実写化する映画『何者』。この度、主演の佐藤健をはじめ、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生ら豪華俳優陣の出演が決定。演劇界の若き鬼才・三浦大輔が監督・脚本を務め、就職活動を通して自分が「何者」かを模索する5人の大学生の物語に挑戦する。就活の情報交換のため1つの部屋に集まった、5人の22歳。かつて演劇サークルで脚本を書いていた、人を分析するのが得意な拓人(佐藤健)。天真爛漫で何も考えていないようで、着実に内定に近づいていく光太郎(菅田将暉)。光太郎の元カノで、拓人が思いを寄せ続ける、実直な性格の瑞月(有村架純)。人一倍「意識高い系」でありながら、結果が出ず不安を募らせていく理香(二階堂ふみ)。社会の決めたルールには乗らないと宣言しながらも、焦りを隠せない隆良(岡田将生)。海外ボランティアの経験、サークル活動、手作り名刺、SNS、業界の人脈…。様々なツールを駆使して戦っていく就活生たち。企業に入れば「何者」かになれるのか、自分は「何者」になりたいのか――。そんな疑問を抱えて就活を進める中、5人はそれぞれの思いや悩みをツイートするが、一緒に過ごすうちに、就活のやり方やスタンスに嫌悪感を覚えることもあり、徐々に人間関係が変化していく。そして拓人はサークルOBのサワ先輩(山田孝之)に相談するも、思うようにいかない現実に苛立ちを隠せなくなる。やがて「内定者」が現れたとき、抑えられていた妬み、本音が露になっていく。そして、ようやく彼らは自分を見つめ直す。果たして自分は「何者」なのか。原作は、「桐島、部活やめるってよ」で等身大の高校生を描き切った朝井氏による、圧倒的なまでにリアルな就活生の物語を描写したベストセラー小説。実写化に挑むのは、演劇ユニット「ポツドール」主宰者として数々の話題作を上演しつつ、『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『愛の渦』といった映画でも高い評価を得ている三浦監督。本作では脚本も担当し、舞台仕込みの演出で作品にさらなる深みを与える。主演には、『バクマン。』『世界から猫が消えたなら』と主演作が立て続く、人気・実力共に兼ね備えた佐藤さん。共演者には、月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」主演の有村さんや、『蜜のあわれ』をはじめ映画界で実力派として活躍しながら、バラエティ番組にレギュラー出演する二階堂さん。そして『ピンクとグレー』『暗殺教室-卒業-』『デスノート 2016』と今年公開の出演作がすでに8本発表され、TVCMでもその顔を見ない日は無い菅田さん。松坂桃李、柳楽優弥が出演するドラマ「ゆとりですがなにか」では主演を務める岡田さん。さらに、数々の大ヒット作品に出演し、その存在感を増している山田孝之と、世代を代表する若手実力派俳優陣が集結する。各キャストからのコメントも到着した。■佐藤健(二宮拓人役)クランクイン前に何日間かキャスト全員が集まってリハーサルをやらせていただきました。にも関わらず撮影当日もまた鬼のようにリハを繰り返す、舞台稽古のような現場です。三浦監督のもと、キャスト一同三浦組の劇団員になったつもりで残りの撮影も全力を尽くしたいと思っております。この一筋縄ではいかない原作を、この一筋縄ではいかないキャスト、スタッフのみなさんと映画化できることを嬉しく思います。さて、どんな映画が出来上がるのでしょうか。ご期待ください。■有村架純(田名部瑞月役)この度、映画『何者』に出演させていただくことになり、役作りのための経験として就職活動の体験をさせていただきました。エントリーシートの記入や、面接官との質疑応答など、味わったことのない空気の中、周りの友だちはこのような経験を経て社会に出るのだと改めて感じると共に、自分自身がどうあるべきかを考えさせられました。就活生5人、同じ舞台でお芝居をすることが楽しみですし、たくさん刺激を受け、たくさん吸収したいと思います。とてもおもしろい作品になりそうだとワクワクしています。皆さんと精一杯頑張ります。■二階堂ふみ(小早川理香役)同じ世代間で感じる社会との距離や自分との向き合い、様々な感情が渦巻く『何者』。面白い作品にできたらと思います。三浦組、とても楽しみです!■菅田将暉(神谷光太郎役)想像を絶する群像劇。想像を絶するギターボーカル。想像を絶する就職活動。絶しまくりのスタートでしたが、神谷光太郎の『まっすぐさ』を武器に、いま、凄くワクワクしています。現場では毎日、佐藤健くんがニヤニヤしています。これは何かありますね(笑)何だか面白くなりそうな予感があります。予感で終わらせないように、ビシッとかましてやります!■岡田将生(宮本隆良役)宮本隆良。なかなかの曲者です。この曲者を三浦監督とどう創っていくか。撮影は始まっていますが、確実にいいキャラクターになる自信があります。この作品のいいスパイスになれるよう頑張っていきたいと思います。■山田孝之(サワ先輩役)以前から三浦監督とはお仕事をしたいと思っていたので、今回お声掛け頂いてとても嬉しく思っています。うわさには聞いていましたが、現場ではなかなかOKが出ず、何度も何度も最善を目指しテイクを重ねていますが、芝居を細部まで突き詰めさせてもらえるチャンスだと思い、必死について行っています。と、言いたいところですが実際はスターキャストが集まっていてヒット作の匂いがしたので便乗したと言うのが事実です。映画『何者』は10月15日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月11日直木賞作家・小池真理子の小説を原作に、数々のドラマを手掛ける映像作家・岸善幸が脚色して映画化する『二重生活』。この度、本作で初の単独主演を務めた門脇麦と、その恋人を演じる菅田将暉との寝顔を収めた場面写真が解禁された。大学院の哲学科に通う珠(門脇麦)は、修士論文の準備を進めていた。担当の篠原教授(リリー・フランキー)は、ひとりの対象を追いかけて生活や行動を記録する“哲学的尾行”の実践を持ちかける。同棲中の彼(菅田将暉)にも相談できず、尾行に対して迷いを感じる珠は、ある日、資料を探しに立ち寄った書店で、マンションの隣の一軒家に美しい妻と娘とともに住む石坂(長谷川博己)の姿を目にする。作家のサイン会に立ち会っている編集者の石坂がその場を去ると、後を追うように店を出る珠。こうして珠の「尾行する日々」が始まった――。「恋」で直木賞を受賞し、『欲望』や今月公開される『無伴奏』など様々な作品が映像化されている作家・小池氏の同名小説を原作にした本作。映画化にあたり、NHK特集ドラマ「ラジオ」が文化庁・芸術祭大賞受賞、国際エミー賞にノミネートされるなど多くの記憶に残るドラマを手掛けた映像作家・岸氏が大胆に脚色し、自ら監督も務めている。本作で、見ず知らずの他人を尾行しいつしか禁断の行為にはまっていくヒロイン・珠役を演じるのは、『愛の渦』、連続テレビ小説「まれ」など様々なタイプの役柄を演じ、また近日公開予定の『オオカミ少女と黒王子』『太陽』といった話題作にも出演し、強い印象を残す門脇さん。珠の恋人・卓也役には、『ディストラクション・ベイビーズ』『デスノート2016』『溺れるナイフ』など多くの公開作が控える菅田さん。そして、尾行を勧める謎多き教授役をリリーさんが務め、多彩な俳優陣が集結した。今回、本作から場面写真が2点到着。1つは珠の尾行対象となる長谷川博己演じる敏腕編集者・石坂が、駅で立ち尽くす写真。石坂が向けるその鋭い視線の先には何があるのか…と想像を掻き立てるビジュアルだ。またもう1点の写真は、珠と同棲中の恋人・卓也の寝顔を捉えたもの。まるで2人のプライベートを覗き込んでしまったかのようなドキっとさせるアングルに、映画の内容を期待させる写真となっている。『二重生活』は6月25日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月09日女優の戸田恵梨香(27)が、漫画『DEATH NOTE』実写映画化シリーズ最新作『デスノート2016』(10月29日公開)に出演し、8年ぶりに"ミサミサ"こと弥海砂(あまね・みさ)役を務めることが8日、明らかになった。かつての主人公とライバルである夜神月(やがみ・らいと)とLの死から10年後の世界が舞台の本作では、原作コミックに存在しながら使われていなかった"6冊ルール"を採用。東出昌大、池松壮亮、菅田将暉がメインキャストとして出演し、キラ復活を望む者とそれを阻止する者たちによる究極の頭脳戦が繰り広げられる。『DEATH NOTE』(06年)で銀幕デビューを果たし、その後編となった『DEATH NOTE the Last name』やスピンオフ作『L change the WorLd』(08年)へも出演してきた戸田。それら3作で演じてきた海砂は、天真らんまんな一面を魅力とするトップアイドルでありながら、死神に魅入られたノート保持者でもあり、過激な行動力を持ったキャラクターだ。その異様とも言えるほどに月にいちずに恋する少女としての側面と、ノートによる抹殺を遂行する殺人者としての側面を持つ二面性から、演じた戸田とあわせて、人気を獲得してきた。本作での海砂は、10年前にノートの所有権を放棄したことから、デスノートに関する記憶を失っており、月への思いを持ち続けたまま、女優として活動を続けている存在。6冊のデスノートが持ち込まれた世界では、月とLの戦いを知る海砂の"記憶"が鍵となる。戸田は、海砂役でのシリーズ再登場について「うそでしょ! と思いました。本当ですか? って(笑)」と自身でもかなり驚いている様子。「10年前の作品で月とLも亡くなっているし、当時も10年後の物語を作ることはないだろう」と思っていたからだ。さらに、自身の映画デビュー作となったシリーズだけあって、強い思い入れがあったこともあって、「今回の参加は恐怖の方が強かった」とも吐露。役者としての仕事を始めてから1年もたたずの起用で「芝居もままならない状態」だった当時を振り返り、「恥ずかしくて仕方がない」とも打ち明ける。その上で、「今回はその当時に戻れるのか、戻っていいのか? 戻るべきなのか、進むべきなのか?」と葛藤し、「今の自分だったら、海砂をどう演じられるのだろうか?」と思い悩んだこともあったという。それでも、メガホンを取る佐藤信介監督は、そんな戸田の出演を「物語の一つの柱となり、そしてこの続編に、デスノートの息吹をふき込みました」と感慨深げに語る。また、佐藤貴博プロデューサーは、戸田演じる海砂の登場を本作の企画段階から、「必ず実現させたい」と熱望したほど。戸田のプレッシャーを肌で感じながらも、「美しく魅力的な『10年後の弥海砂』を作り上げるために、衣装やメイク、脚本にもたくさんのアイデアを提供してくれました」と女優として頼もしく成長したその姿を伝えた。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年03月09日2006年公開の『DEATH NOTE』でスクリーンデビューを果たし、続く『DEATH NOTE the Last name』とスピンオフ『L change the WorLd』にも出演した戸田恵梨香が、最新作『デスノート 2016』で10年ぶりに再び“ミサミサ”こと弥海砂(あまね・みさ)を演じることが判明。また、本作の劇場公開日が、10月29日(土)に決定した。戸田さんが演じた弥海砂は、トップアイドルでありながら、死神に魅入られ、デスノート保持者となった人物。天真爛漫で無邪気な性格から想像できないほど、過激な行動力を合わせ持ち、愛する夜神月(藤原竜也)のために“第二のキラ”となるヒロインだ。月のために自ら残りの寿命の半分を差し出し、“死神の目”を契約した。月に対する一途な愛と、デスノートによる抹殺を遂行する過激さを見事に演じきった戸田さんは、本作への出演を機に原作ファン・映画ファンのみならず、同性からも高い支持を獲得。その後も、『ライアーゲームザ・ファイナルステージ』、「SPEC」シリーズなど、自身の代名詞的作品で主演を務め、さらにはドラマやCMなど、さまざまな分野で活躍してきている。本作の舞台となるのは、月と“L”の天才同士の対決から10年後。東出昌大、池松壮亮、菅田将暉という最旬俳優たちが、それぞれ“デスノートを追う男”捜査官の三島創、“デスノートを封じる男”世界的私立探偵で“Lの正統な後継者”・竜崎、“デスノートを制する男”サイバーテロリストの紫苑優輝というキャラクターに扮している。そして、戸田さん演じる海砂は、10年前にデスノートの所有権を放棄したことにより、デスノートに関する記憶を失っている。月への想いは持ち続けたまま、女優として活動を続けているが、6冊のデスノートが持ち込まれた世界では、月とLの戦いを知る彼女の“記憶”が鍵となっていく。海砂の“記憶”を狙う人物とは、いったい…?戸田さんは本作での“再降臨”に際し、「嘘でしょ!と思いました。本当ですか?って(笑)」と、当初は驚きを隠せなかった様子。「今回の参加は恐怖のほうが強かったです。スクリーンデビューさせていただいた作品なので、思い入れは強くて」とも明かしながら、「その当時に戻れるのか、戻っていいのか?戻るべきなのか、進むべきなのか?いまの自分だったら、海砂をどう演じられるのだろうか?というところで、とても悩みました」と役作りについて語る。また、メガホンを取る佐藤信介監督は「海砂。それは、デスノート事件で生き残った伝説の人物。海砂はいま、何を想い、新たな事件にどう関わるのか。戸田恵梨香さんの登場は、物語の一つの柱となり、そしてこの続編に、デスノートの息吹をふき込みました」と、意味深にコメント。果たして、かつてデスノートを保持しながら唯一生き残った海砂は、再びデスノートを手にしてしまうのか?三島や竜崎、紫苑とは、どう関わっていくのか?本作の重要なキーパーソンとなることだけは間違いない。『デスノート 2016』は10月29日(土)より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月09日ジョージ朝倉の人気作を実写化する『溺れるナイフ』に、小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅、上白石萌音が出演することが発表になった。その他の画像『溺れるナイフ』は、東京で雑誌モデルをしていたが、急に父の故郷の浮雲町(うきぐもちょう)に引っ越すことになった望月夏芽と、土地一帯を取り仕切る神主一族の末裔で跡取り、長谷川航一朗を主人公にしたラブストーリー。原作は別冊フレンドで2004年から2013年まで連載され、コミックの累計発行部数は150万部を記録している。望月夏芽を演じる小松は「最初、夏芽のことがよくわからなくて、日々の撮影もハードな中で、不安になったりしました。迷惑をかけたり、悔しい思いもたくさんありました」と語るも「菅田さんとは二度目の共演となりますが、コウちゃんが菅田さんで本当によかったなと思います。あるシーンでは笑いあって本当に幸せなコウと夏芽がそこにはいました。和歌山での撮影も含め、撮影期間の3週間はまるで三か月ぐらいにも思えましたが、自分と夏芽を重ね合わせられたことも良い思い出になったなって思えます」とコメント。長谷川航一朗を演じた菅田は「僕自身、初めての経験でしたが、非常にピリピリした現場でした。だからこそ生まれるものがあると信じて臨んでいました。コウは、骨太というか芯のあることをあえて避け、美しい印象を与えながらも野性味に溢れている、そんな矛盾を抱えた人物なんだな、とシーンを重ねるたびに感じていました。バイクで二人乗りをするシーンでは背中から感じる夏芽の幸福感とコウへの切ない思いを映した空気感とともに、大人の恋愛の領域を超えた、原作が持つ子供同士の純度の高い恋愛を表現できたかなと思います」と語っている。また、航一朗の幼なじみで夏芽に想いを寄せる大友勝利を演じた重岡は「緊張感もありつつも楽しかった現場でした。自分の持っているもの全部だせたかな、って思います。ここで学んだ経験をきっかけにもっともっと自分を出していけるんじゃないかなって思います」、夏芽の大ファンで航一朗の幼なじみの松永カナを演じた上白石「現場には1週間しかいなかったけどそうとは思えないほど濃密な時間でした。菜奈ちゃんとの出会いは大きくて、これからも影響を受けていく女優さんだと思いました」と撮影を振り返っている。撮影は昨年9月に終了しており、今秋に公開になる。『溺れるナイフ』2016年秋公開
2016年03月07日女優・小松菜奈と俳優・菅田将暉が、漫画家・ジョージ朝倉氏の代表作を実写化する映画『溺れるナイフ』(今秋公開)でW主演を務めることが7日、発表された。小松にとって、同作は映画初主演となる。原作は、漫画誌『別冊フレンド』(講談社)で2004年から連載され、全17巻のコミックス累計発行部数が150万部を突破した同名コミック。まだ何者でもなく何者にでもなれると感じる――全能感とも言うべき"10代の一瞬間"の謳歌(おうか)と挫折、そして再生を、少年少女たちを通して、激しくもはかなく描く。『あの娘が海辺で踊ってる』(12年)などデビューから少女の過剰な自意識を描いた作品群で、ミニシアターかいわいで話題を呼んだ山戸結希監督がメガホンを取る。小松が演じるのは、主人公の望月夏芽。ティーンモデルとしての絶頂期に田舎へ引っ越すことになり絶望していたが、神主一族の子孫で跡取りの長谷川航一朗(コウ)と出会い、生き方が変わっていく。そんな夏芽の美しさに自分と同じ特別な力を感じ取るコウ役を、髪を金色に染め上げた菅田が務める。「最初、夏芽のことがよく分からなくて、日々の撮影もハードな中で、不安になったりしました」と吐露する小松。「迷惑をかけたり、悔しい思いもたくさん」「撮影期間の3週間はまるで3カ月ぐらいにも思えました」と苦難もあったことを振り返るが、「共演者やスタッフの方々が明るく接してくださり、私もリラックスして、夏芽として最後までやり通すことができました」と達成感を語る。一方の菅田も小松同様に「僕自身、初めての経験でしたが、非常にピリピリした現場でした」と思い返しながら、「だからこそ生まれるものがあると信じて臨んでいました」と緊張感をもって取り組んだことを明かす。コウについては、「芯のあることをあえて避け、美しい印象を与えながらも野性味にあふれている、そんな矛盾を抱えた人物」と表現。また、夏芽とバイクで2人乗りをするシーンでは「大人の恋愛の領域を超えた、原作が持つ子供同士の純度の高い恋愛を表現できた」と胸を張る。さらに、ジャニーズWEST・重岡大毅と上白石萌音も出演。重岡はコウとの関係に傷ついた夏芽にそっと寄り添うクラスメイトの好青年・大友勝利を、上白石は夏芽とコウの2人に憧れのまなざしを向けるウブなクラスメイト・松永カナを、それぞれ演じる。重岡は、「自分の持っているもの全部だせたかなって思います。ここで学んだ経験をきっかけにもっともっと自分を出していけるんじゃないか」と現場で確かな感触を覚えたようで、上白石は「菜奈ちゃんとの出会いは大きくて、これからも影響を受けていく女優さんだと思いました」と共演の小松から女優として多く学ぶところがあったと明かした。(C)ジョージ朝倉/講談社(C)2016「溺れるナイフ」製作委員会
2016年03月07日小松菜奈と菅田将暉という、いま最も勢いのある2人がW主演で、むき出しのナイフのような10代特有の激しい心と心のぶつかり合いを描いた、ジョージ朝倉原作の伝説的コミック「溺れるナイフ」の実写映画化に挑むことが決定。さらに、重岡大毅(ジャニーズWEST)、上白石萌音が共演を務めることが分かった。東京で雑誌モデルをしていた美少女・望月夏芽(小松さん)は、ある日、突然父の故郷である浮雲町に引っ越すことになる。東京から遠く離れた田舎町には刺激がなく、自分が欲する“何か”から遠ざかってしまったと落ち込む夏芽だったが、その土地一帯を取り仕切る神主一族の跡取りである、コウこと長谷川航一朗(菅田さん)に出会い、強烈に惹かれていく。意地悪で気まぐれでエキセントリックな彼に反発しつつも、彼の発光するような神々しさに心を奪われ、いつか“コウちゃん”は「わたしの神さん」だと思うようになる。コウもまた、田舎では類を見ない夏芽の美しさに自分と同種の力を感じていく。徐々に気持ちを通わせていく2人。「一緒にいれば無敵!」とさえ思っていた矢先、運命を変える出来事が起こる…。原作は、「ピース オブ ケイク」も実写映画化されたジョージ朝倉による人気コミックス。まだ何者でもなく、何者にでもなれると感じる“10代の一瞬間(=全能感)”の謳歌と挫折、そして再生を、激しくも儚く、そして美しく描いた壮大なラブストーリーだ。講談社「別冊フレンド」にて2004年10月~2013年12月まで連載され、現在までに累計発行部150万部以上(全17巻)を誇り、また2010年度「このマンガがすごい!」オンナ篇 や第2回anan漫画大賞候補など注目を集めた。ティーンモデルとしての絶頂期に田舎へ引っ越すことになったが、人を寄せ付けない雰囲気を持つコウとの出会いで何かが変わっていく主人公・望月夏芽役を演じるのは、自身も同世代のカリスマともいえる小松さん。『渇き。』での衝撃デビュー以降も『バクマン。』『黒崎くんの言いなりになんてならない』『ディストラクション・ベイビーズ』などに話題作に次々出演し、その唯一無二の存在感で見る者を圧倒する若手演技派は、本作が映画“初”主演。また、夏芽の美しさに自分と同じ特別な力を感じて、ぶつかりあいながらも強烈に惹かれあう神主一族の跡取り息子・長谷川航一朗役には、『共喰い』の演技で数々の賞を受賞して以降、映画・TV・CMにと出演オファーが途切れない若手きっての実力派俳優、菅田さん。切れ長の目にまばゆい金髪、容姿端麗でカリスマ性にあふれる“コウちゃん”を、意外にも恋愛映画“初”主演で演じ切る。さらに、コウとの関係に傷ついた夏芽にそっと寄り添うクラスメイトの好青年、大友勝利役を『殿、利息でござる』への参戦でも話題の「ジャニーズWEST」の重岡さん、モデルだった夏芽の大ファンで、夏芽とコウの2人に羨望のまなざしを向けるウブなクラスメイトの松永カナ役を『ちはやふる-上の句-/-下の句-』も控える上白石さんが演じる。監督は、『あの娘が海辺で踊ってる』『おとぎ話みたい』など2012年のデビューから、少女の過剰な自意識を描いた作品群で定評のあるミニシアター界出身の新鋭、山戸結希。『渇き。』で小松さんの内面に深く迫るメイキング「わたしは私を探しています。」を担当し、2015年には「乃木坂46」11thシングルに収録される西野七瀬のソロ曲「ごめんね ずっと…」のMVを演出。これらの活躍により第24回日本映画プロフェッショナル大賞・新人監督賞を受賞した、「新世代ファンタジスタ」「日本映画界の大型ハリケーン」と称される注目の若手監督だ。最旬の20代の女性監督が、最旬の若手キャストによる青春の“化学反応”を鮮烈に描き出す本作に、引き続き注目していて。<以下、キャストコメント>■小松菜奈最初、夏芽のことがよく分からなくて、日々の撮影もハードな中で、不安になったりしました。迷惑をかけたり、悔しい思いもたくさんありました。でも、共演者やスタッフの方々が明るく接してくださり、私もリラックスして、夏芽として最後までやり通すことができました。菅田さんとは二度目の共演となりますが、コウちゃんが菅田さんで本当によかったなと思います。あるシーンでは笑いあって本当に幸せなコウと夏芽がそこにはいました。和歌山での撮影も含め、撮影期間の3週間はまるで3か月ぐらいにも思えましたが、自分と夏芽を重ね合わせられたことも良い思い出になったなって思えます。■菅田将暉僕自身、初めての経験でしたが、非常にピリピリした現場でした。だからこそ生まれるものがあると信じて臨んでいました。コウは、骨太というか芯のあることをあえて避け、美しい印象を与えながらも野性味に溢れている、そんな矛盾を抱えた人物なんだな、とシーンを重ねるたびに感じていました。バイクで二人乗りをするシーンでは背中から感じる夏芽の幸福感とコウへの切ない思いを映した空気感とともに、大人の恋愛の領域を超えた、原作が持つ子ども同士の純度の高い恋愛を表現できたかなと思います。■重岡大毅緊張感もありつつも楽しかった現場でした。自分の持っているもの全部だせたかな、って思います。ここで学んだ経験をきっかけにもっともっと自分を出していけるんじゃないかなって思います。大友を演じてみて、大友ってすごいなって。俺には絶対できないことをたくさんやっている。でも、自分の中の小さい部分を頑張って大きくだしていくところは、自分と共通しているところかな。そこがちゃんと見せれていたらいいなっと思います。同世代の共演者と一緒に制服を着てお芝居すると「あ~学生してるな」と楽しんでしまいました。■上白石萌音現場には1週間しかいなかったけどそうとは思えないほど濃密な時間でした。カナちゃんという役柄は、私にとって新境地でお芝居していた時も不安でしたけど、スタッフの皆さんに支えていただいたり、共演者の皆さんも大好きな人たちでしたので幸せな時間を過ごしました。特に菜奈ちゃんとの出会いは大きくて、これからも影響を受けていく女優さんだと思いました。この現場で学んだことを忘れずにこれからもがんばります。『溺れるナイフ』は2016年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月07日若手“塩顔”演技派として注目を集める中村倫也を主演に、佐々木希、木村佳乃、菅田将暉、杏、市原隼人、新井浩文、松重豊と、次世代も含め日本映画を代表する豪華キャストが集結した、切なくも心温まるミステリー『星ガ丘ワンダーランド』。このほど、菅田さん演じる主人公の異父弟・雄哉が、主人公の星ガ丘駅の駅員・温人を演じる中村さんに、一方的に感情をぶつけ、殴るというシーンのメイキング映像が解禁。撮影中の真剣な表情と、その後に和やかに笑い合う2人の姿が明らかになった。母(木村佳乃)が姿を消してから20年、突然、その母の訃報が届く。同じ母を亡くした異父兄弟である、温人(中村倫也)と雄哉(菅田将暉)。母の死を受け入れられない雄哉は、突発的に温人の働く星ガ丘駅を訪ね、挑発的な温人の態度に思わず殴り掛かってしまう…。昨年、話題を集めた資生堂のweb動画「メーク女子高生のヒミツ」や「乃木坂46」のPVなどを手掛けた人気CMクリエイター・柳沢翔の初監督作となる本作。突然の母の死をきっかけに、初めて顔を合わせる異父兄弟という難しい関係性を演じたのは、いまをときめく若手演技派の筆頭株、中村さんと菅田さん。謎の死を遂げた母の真実をめぐり、殴り合うこのシーンは本作の見どころの1つとなっている。先日行われたプレミア試写会では、「(喧嘩シーンでの)撮影のときは、ただただ倫也さんの流し目にイラッとした。だから(ボコボコになったのは)倫也さんのせいです!」と菅田さんが暴露、会場が笑いに包まれ、翌日のニュースでも話題となっていた。今回解禁となる映像には、迫真の喧嘩シーンと、その前後の中村さん、菅田さんの様子が収められている。まさに身体を張った演技に挑む直前、監督の演出に聞き入る中村さんと、集中して自分の演技をチェックする菅田さんの表情は真剣そのもの。その緊迫の撮影後、「めっちゃしんどかった…」ともらす菅田さんに、中村さんは「それを求めてたんだろ」と笑顔で応え、菅田さんも「それを求めてた」と自ら吐露。先ほどまで取っ組み合いのガチ喧嘩をしていたとは思えないほど、ほがらかな様子が印象的な映像となっている。『星ガ丘ワンダーランド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月06日松田翔太、濱田岳、桐谷健太という“中堅派”と呼べる人気俳優たちが、それぞれ桃太郎、金太郎、浦島太郎に扮し、さらに菅田将暉、有村架純、菜々緒といった最旬俳優も参加するau「三太郎」CMシリーズ。先日から、花咲爺さんとしてベテランの笹野高史も参戦し、さらなる笑いと話題を呼んでいる。また、2016年元旦からTVでオンエア、その後配信もスタートしたAIの歌うCMソング「みんながみんな英雄」はiTunes、レコチョクなど各配信サイトで軒並み1位を獲得。これまでのCM総集編のような形で「みんながみんな英雄」フルバージョンを収めた特別映像がYouTubeで公開されるや、10日間ですでに100万回以上の再生回数となっている。CM好感度ランキングでも歴代最高となる“好感度”を記録(CM総合研究所調べ)、2年目に突入しても人気は留まることを知らない「三太郎」を、その魅力とともにふり返ってみた。2015年元旦にスタートしたこのシリーズは、昔話の“英雄”たちがお互いを「桃ちゃん」「金ちゃん」「浦ちゃん」と呼び合う友達同士だったという設定や、「マジで」「ガチで」など現代的な言動の数々、昔話の「あれって実際どうなの?」という素朴な疑問への答え(!?)が次々と明かされていき、人間味あふれるそれぞれのキャラクターに俳優陣の好演も見事ハマって、日本全国があっという間に夢中になった。松田さん演じる桃太郎は、いつも優しくクールで冷静。鬼退治で一攫千金をなした、いわばボンボンタイプ?はしゃぎがちなほかの2人にツッコミを入れるのもたいてい彼だが、有村さん演じる“かぐちゃん”ことかぐや姫とおつき合いし、シリーズの最中に“家族”に。それぞれ桃と竹から、「パッカ~ン!」と生まれたことがなれそめだという。とはいえ、かぐや姫には“鬼嫁”疑惑(!?)も根強く、日ごろは尻に敷かれているのかもしれない…。また、濱田さん演じるのが金太郎。鬼を倒したり、竜宮城に行ったりするメジャーな2人と比べ、自分は熊と相撲をとるだけという、ちょっぴり地味な物語を卑下しているところもあったが、もしかしたら一番“純粋”で“自由”なのは彼かも。桃太郎のキジに対する優しさに「家族一人一人…」と涙したり、超軽い“鬼”ともすぐに打ち解けたり、どんなに寒い日もノースリーブで耐えてきた健気な一面も。いまでは学校へ通い、金太郎ならぬマジメな“金次郎”と化している。今年一番おはぎをもらっていたのは、彼だった(ただし、母から)。桐谷さん演じる浦島太郎は、いちばんの天然キャラといえそう。菜々緒さん演じる竜宮城の乙姫に、届かぬ想いを寄せている。竜宮城には“週3”で通っているが、どうもツンデレな悪女風の“乙ちゃん”にすっかり手玉に取られている様子。その乙姫の妹がかぐや姫で、「旦那さんと子どももいる」とのかぐや姫の辛辣なジョークには、Wショックを受けてしまったことも…。しかし、そんな切ない想いを歌に込めた浦島太郎(桐谷健太)名義の「海の声」は大きな話題となり、CMソングの枠を越えてロングランヒットとなっている。そして、3人の友情を改めて噛みしめながら鬼退治に向かった先に現れたのは、菅田さん演じる鬼。彼こそ、かつて桃太郎が退治した鬼だったが、「うぃっす~、久しぶりっす~」と超軽い!「喧嘩の後は友達っすよね」と仲よくなった桃太郎&鬼コンビは最強で、最初はやや混乱気味だった金太郎、浦島太郎とも、いまでは友達に。実は5人の子を持つイクメンパパであることが判明した鬼は、子どもに「キラキラネーム」をつけたり、雷様として副業をこなしたりと、三太郎を凌ぐほどの強烈キャラとして人気を集めている。そんなシリーズに、鬼ちゃんと同じくらいにお調子者の花咲爺さんとして、笹野さんが登場したばかり。「みんながみんな英雄」篇ではこの「花咲爺さん」など、数々の昔話やおとぎ話がフィーチャーされていたが、もしや今後も新キャラが登場していくのか、期待せずにはいられない。しかも、シリーズを通じて、あの一寸法師が“一瞬”だけ登場しているという点も見逃せない。“どこに一寸法師がいるのか”も含め、CMの世界観をギュッと凝縮した特別篇では、新発見もたくさんありそうだ。(text:cinemacafe.net)
2016年03月06日公開初日を迎えた映画『星ガ丘ワンダーランド』の舞台あいさつが5日、東京・新宿バルト9で行われ、中村倫也、佐々木希、市原隼人、木村佳乃、高橋曽良、佐藤優太郎、柳沢翔監督が出席した。公開初日迎えたこの日は、初日舞台あいさつということで主演の中村はじめキャスト陣と柳沢翔監督が勢揃い。主演の中村は「1カ月間の撮影で色んな人がいっぱい出てくる中、入れ替わり立ち替わり色んな人と撮っていきました。僕が演じた温人は受動態というか登場するキャラクターから影響を受ける感じでしたので、素敵な俳優さんが及ぼす影響を受けてジャズのセッションを毎日するような感じで、楽しくて贅沢でしたね」と共演陣に感謝の言葉を伝えた。中村が演じる温人の義理の妹・七海役の佐々木は「私が演じた七海ちゃんは自分の思っていることを言えずに我慢して健気に生きているキャラクター。あまり大きな動きをせず内に秘める思いを出せたらと思ってやっていました」と振り返り、共演した中村については「何度も共演させてもらっていますが、本当に頼れる先輩で安心して飛び込めると改めて思いました。現場での中村さんは集中力の仕方や気配りがすごくて、私も中村さんのようにならなければいけないと思いましたね」と所属事務所の先輩でもある中村を喜ばせた。本作のテーマでもある「大切な落し物」にちなみ「人生で最大の落し物や忘れ物は?」という質問に木村は「私はすごくお祖母ちゃんっ子で、お祖母ちゃんから『形あるものは絶対になくなる。物にこだわってはいけない』と言われて育ちましたが、お祖母ちゃんの形見でもあるネックレスを撮影の時に失くしてしまいました。本来はカラッとした性格なんですけど、しばらくは落ち込みました。それが1番悔しいですね」と告白。一方の佐々木は「私は北海道にいる親戚のおじさんの家に遊びに行った時、自分的に大きい額のお小遣いをもらったんです。それで買った財布をカラオケ屋のトイレに忘れてすぐ失くしてしまいました。悲しかったですね…」と残念がっていた。本作は、日本が世界に誇るCMクリエイターの柳沢翔が監督とオリジナル脚本を手掛けた記念すべき長編映画第1作目となる作品。主人公の温人(中村倫也)のもとに、20年前に姿を消した母の訃報が届き、温人は離れ離れになっていた兄(新井浩文)、そして義理の姉(佐々木希)と弟(菅田将暉)と再会して閉ざされた過去が明らかになっていく。
2016年03月06日松田翔太、桐谷健太、濱田岳、菅田将暉、有村架純らの出演でお馴染みのauのTVCM「三太郎シリーズ」。この度、新CM「ダブルス」篇が本日3月4日(金)より全国にて放映開始。三太郎と鬼ちゃんの4人が白熱の“羽子板対決”を繰り広げ、桃太郎&鬼の最強コンビが、浦島太郎&金太郎のコンビを完膚なきまでに叩きのめすというストーリーが描かれる。桃太郎(松田翔太)とかぐや姫(有村架純)の家の庭をコートにみたて、桃太郎&鬼チームと、浦島太郎&金太郎チームに分かれて羽子板対決がスタート!相手を威嚇するように睨む桃太郎と鬼(菅田将暉)は、いつもと違って真剣な表情。一方の浦島太郎(桐谷健太)は羽根にキスをしながら、金太郎(濱田岳)は相手を挑発するようなポーズでクールに入場。かぐや姫が見守る中、桃太郎と鬼は息のあったツインアタックや、力強いジャンプサーブ、時間差でくる強烈なスマッシュなどを繰り出し、スピーディーかつアクロバティックな動きで相手チームを翻弄。そして、桃太郎が放った羽根は猛スピードで浦島太郎の顔面に直撃!体ごと吹っ飛ばされた浦島太郎に金太郎が駆け寄り「はやっ!」と呆然とした様子…。ハイタッチで喜ぶ桃太郎と鬼を見て、かぐや姫が思わず「このダブルス、最強~」とうっとしりた表情で漏らす。最後には、負けた2人が罰ゲームで顔に墨を塗られ、勝った2人とかぐや姫から、「似合う」「カッコイイ」などと大笑いされてしまうのだった。今回は「三太郎シリーズ」初のスポーツアクションCMということで、撮影前には監督やアクションチームとで入念なリハーサルを実施。撮影では、羽子板でアクションという、かつて無いテーマに4人が挑戦し、持ち前の運動神経で走り、飛び回り、縦横無尽に駆ける姿を披露し、どのカットもすぐOKを獲得。そばで見ていたスタッフやかぐや姫を演じる有村さんも驚いたそう。ラストの浦島太郎と金太郎の顔に落書きするシーンにも細部でこだわりが見られ、2人のユニークな落書き顔に、現場は笑いをこらえるのが必死だっという。また、同日より新キャラクターとして「枯れ木に花を咲かせましょう」でお馴染みの花咲爺さんが登場する「花咲爺さん」篇も放映開始。花咲爺さんを演じるのは、『男はつらいよ』シリーズ、『釣りバカ日誌』シリーズなど名作への出演は数知れず、今年も『家族はつらいよ』『珍遊記』などに出演し、現役まっただ中の笹野高史。笹野さんは、以前から三太郎シリーズのファンで、自身のツイッターでも花咲爺さんとして出演することを待望していたほど。撮影時もノリノリで演技したそうで、アドリブも連発。シリーズ初参加とは思えない、三太郎たちとの息の合った掛け合いをみせ、現場でも笑いをかっさらっていたという。「ダブルス」篇と「花咲爺さん」篇は、3月4日(金)より全国にて放映。(text:cinemacafe.net)
2016年03月04日福山雅治が主演を務める4月期スタートの月曜9時枠連続ドラマ「ラヴソング」に、自身5年ぶりの“月9”出演となる菅田将暉が出演することが決定。演技初挑戦ながらもヒロインに抜擢され大きな話題を呼ぶミュージシャン・藤原さくら演じる佐野さくらへ、思いを寄せる幼なじみ役を演じるという。物語の主人公は“元プロミュージシャン”神代広平、44歳。唯一のヒット曲はあるものの、その後、ヒットに恵まれず、鳴かず飛ばずのままレコード会社から契約を打ち切られ、自らの才能に限界を感じ音楽業界を離れた。それから20年。いまだ音楽への情熱を完全には絶ち切ることができないまま、退屈な毎日を過ごしていた。一方、私生活では持ち前のルックスの良さで多くの女性と付き合うものの、真剣に向き合える女性に出会えないまま、独り身で40代に突入。音楽にも、女性にも真剣に向き合うことができず、何ひとつ成し遂げられないまま人生を過ごしてきた男のもとに1人の女性が現れる。彼女はあるコンプレックスを抱え、悩み苦しみ、ひとり孤独を背負って生きていた。神代同様、どこか人生に嫌気が差していた。しかしその女性には、音楽の神様が与えてくれた“歌声”という天賦の才能があった。神代は、彼女との出会いによって“もう一度自分を試したい、認められたい”と考えるようになる。彼女を通して再び音楽と向き合ったとき、モノトーンだった神代の人生が少しずつ色付き始め、2人の奏でるラブソングがはじまるのだった――。菅田さんは「仮面ライダーW」で“シリーズ最年少・初出演で初主演”という華々しいデビューを飾って以来、多くのテレビドラマ、映画、舞台なので活躍。その躍進は目覚ましく、今年は映画作品だけで、既に『ピンクとグレー』『暗殺教室-卒業-』『ディストラクション・ベイビーズ』『二重生活』『星ガ丘ワンダーランド』『セトウツミ』『デスノート 2016』と7作に出演が決定。最近ではauのTVCM「三太郎」シリーズの“鬼ちゃん”としてもお茶の間の人気を集めており、いま最も勢いのある若手俳優のひとりだ。そんな菅田さんが演じるのは、藤原さん演じるヒロイン・さくらの児童養護施設時代からの幼なじみ、天野空一役。空一は、両親から虐待を受け児童養護施設に保護。そのせいか人を信用できず、自己防衛本能から必要以上に粗暴に見せてはいるものの、根は優しく、純粋な男。さくらの姉代わりの真美(夏帆)とさくらには本来の自分を見せることができ、さくらとは喧嘩してばかりだが幼い頃からずっと思いを寄せている。上京後も、けんかが原因で職場を転々としていたが、バイトではじめた料理の面白さに目覚め、いつかは、さくらとともに、小さな洋食店を持ちたいという思いを胸に秘めて、学費を夜のアルバイトで稼ぎながら、昼間は調理学校に通っている。一方さくらは、神代と出会い、歌を通して自己表現することを知って、次第に神代に思いを寄せるようになるが、それを見ていた空一は、内心寂しく感じている…。菅田さんは、戸田恵梨香と三浦春馬のW主演ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」以来、約5年ぶりの月9ドラマ出演となるが、「5年前は片思いで終わったので、今回は両思いで終われるよう、念じながら演じていきたいと思います。福山雅治さんは、自分が小さい頃からずっと聴いていた方であり、見ていた方なので、いまはただただ一緒にお芝居できるのが楽しみです。空一として全力でぶつかっていきたいと思います」と本作への意気込みを寄せた。「ラヴソング」は4月から毎週月曜日21時よりフジテレビ系にて放送予定。(text:cinemacafe.net)
2016年02月29日「乃木坂46」のPVなど話題作を手掛ける人気CMクリエーター・柳沢翔が初監督を務め、母の謎の死をきっかけに7人を引き寄せる至極のミステリーを描いた『星ガ丘ワンダーランド』。主演の中村倫也をはじめ、新井浩文、佐々木希、菅田将暉ら出演陣が、本作のおすすめシーンを紹介する映像がこのほどシネマカフェに到着した。幼い頃、母が突然姿を消した。あれから20年。温人(中村倫也)は星ガ丘駅の「落し物預り所」に勤務していた。行き場を失ったモノたちは、どのようにしてここに来て、どんな人に愛されていたのか。温人は落し物の持ち主を想像しては名札の裏に似顔絵を描いていた。そんなある日、幼い頃に姿を消した母親の訃報が突然届いた。母の死をきっかけに義理の姉弟の存在を知る。温人と兄、そして義理の姉弟。2つの家族が過去と向き合い、それぞれの止まっていた運命が動き出す…。舞台やドラマ、映画で飛躍的な活躍をみせている中村さんを主演に、新井さん、佐々木さん、菅田さん、杏、市原隼人、木村佳乃、松重豊ら超豪華キャストが脇を固めている本作。「資生堂」「日本コカコーラ」などのCMや「乃木坂46」のPVなどを手掛ける、日本が世界に誇る若手CMクリエイター・柳沢さんが初めてメガホンを取った。そして今回、公開を間近に控えた本作から特別映像が到着。約5分にも及ぶ映像は、出演者たちが、本編映像と共におすすめシーンを紹介していくというもの。主人公・温人役の中村さんが「落し物の持ち主を想像して似顔絵を書くってことを楽しみにしている人物なんだ」と自身の役どころを明かし、仁吾役を演じる市原さんは「温人が落とし物を探しに来て、一緒に探すことから友達になるんです」と温人との出会いを話すなど、それぞれ本作の映像と共に内容を語っている。また最後には佐々木さんと中村さんが「心温まるミステリーなので、たくさんの方に見て欲しいです」、「家族を持つ、全ての人の心に響く力強い作品になっています」というメッセージが寄せられている。『星ガ丘ワンダーランド』は3月5日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月26日漫画『DEATH NOTE』実写映画化シリーズ最新作『デスノート2016』(今秋公開)の新たな写真がイギリスの映画誌『SCREEN Daily』の表紙を飾り、その画像が26日、日本で公開された。かつての主人公とライバルである夜神月(やがみ・らいと)とLの死から10年後の世界が舞台の本作では、原作コミックに存在しながら使われていなかった"6冊ルール"を採用。東出昌大、池松壮亮、菅田将暉がメインキャストとして出演し、キラ復活を望む者とそれを阻止する者たちによる究極の頭脳戦が繰り広げられる。新たに発表された画像は、竜崎(池松)が"ひょっとこ"のお面をかぶり、真っ白の空間でトイレの便座のようなもの座っているデザイン。ひょっとこは、前作でL(松山ケンイチ)が月(藤原竜也)に会うとき、顔を隠すために使っていた道具としても知られ、その後継者である竜崎がL同様にお面をかぶっていることも『SCREEN Daily』誌の読者らの議論と臆測を呼んだ。そんな禍々(まがまが)しいお面をかけた竜崎の足元には、「The new saga begins」(新たな伝説の始まり)という文字が。同誌は各国のバイヤーが集まった「第66回ベルリン国際映画祭」(今月11~21日の会期で開催)初日の会場にて、約1万部が並んだもののすぐに棚から消えてしまったという。同映画祭では、このためだけに制作されたスペシャルムービーを上映。それを見て、「すぐに本編が見たい!」と高揚した表情で、1日に何度もブースに足を運ぶバイヤーもいた。普段、日本のコンテンツはアニメしか扱わない欧米の会社や、ハリウッド大作を中心に買い付ける会社など多数の問い合わせもあった中、スペインのバイヤーは佐藤信介監督が本作を手がけることに強く期待を寄せている。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年02月26日夜神月とLの死から10年後の世界を舞台にした新作『デスノート 2016』に、川栄李奈が出演することが明らかになった。川栄は地上にばらまかれた6冊のデスノートのうちの1冊を所有する人物で、AKB48在籍時のキャッチフレーズ“弾ける笑顔でスマイルセンター”にある川栄スマイルを封印し、非道なデスノート所有者を演じる。その他の情報『デスノート 2016』は、原作に存在しながらも使われることのなかった“6冊ルール=人間界で同時に存在していいノートは6冊まで”を用いたストーリーで、東出昌大が主演を務め、池松壮亮、菅田将暉が出演し、『GANTZ』『図書館戦争』の佐藤信介がメガホンを執る。川栄が演じる青井さくらは、渋谷にいる一見普通の女の子だが、前作で藤原竜也が演じたキラ(夜神月)とは真逆の、思想を持たずに無差別殺人を行う残虐な人物で、佐藤監督は「サイコな若い女性で、デスノートを使い、人々を殺しまくるという役柄」と説明。2015年8月にAKB48を卒業した川栄は、その後、舞台『AZUMI 幕末編』で主演を努め、2016年1月クールの『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』や、『東京センチメンタル』にゲスト出演。4月からスタートするNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』への出演も決まっており、女優として活躍の場を広げている。川栄の起用理由についてプロデューサーの佐藤貴博は、「アイドルとしてステージでまぶしいほどの輝きを放ちながら、ドラマではアイドルの輝きを消して、その役柄の空気をキチンと纏うことができる俳優だと思っていましたので、今回の大きなギャップを持つキャラクターはまさにハマり役だと思い、オファーしました」と話す。川栄は「新しい挑戦をさせていただいて、とても嬉しい」と言い、「自分がデスノートを拾ったらどうなるんだろうとワクワクしながらも、周りで多くの人が死んでいくので不思議な感じですが、普通の女の子を意識して演じさせていただきました」とコメント。さらに佐藤プロデューサーは、「前作と違って今回は、6冊のデスノートが落ちてきて、6人以上(!)の個性豊かな所有者が登場します」と明かしており、川栄に続いて発表される追加キャストにも注目が集まる。『デスノート 2016』秋 全国超拡大ロードショー(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年02月24日東出昌大、池松壮亮、菅田将暉と人気・実力ともに最旬の若手俳優が競演し、原作に存在しながらもこれまで触れられてこなかった“6冊ルール”を適用して挑む「デスノート」シリーズ最新作『デスノート 2016』。このたび新たに「元AKB48」の川栄李奈がデスノート所持者の一人として参戦することが明らかになった。デスノートを使い、世の中に野放しになっていた凶悪犯を次々と死に追いやった“キラ”こと夜神月と、命をかけて彼を食い止めた“L”との天才同士の対決から10年。再び、死神が地上にデスノートをばらまき、世界は大混乱に陥っていた。だが、すでに亡くなった夜神総一郎が立ち上げた“デスノート対策本部”は警視庁内に存続。その中心となるのは、キラ事件に精通した捜査官・三島を筆頭に、唯一10年前のキラ事件を経験した松田ほか、5人の対策特別チーム。ロシア、ウォール街、そして渋谷でのデスノートによる大量殺人が行われる中、世界的私立探偵にして、“Lの正統な後継者”竜崎も事件解明に当たるようになり、地上には6冊のデスノートが存在することが判明する。その矢先、キラウィルスと呼ばれるコンピューターウィルスが世界中に拡散。そのメッセージは、「他の所有者に告ぐ。速やかに私に差し出せ」というデスノートの提出を呼びかけるものだった――。2003年、原作・大場つぐみ、作画・小畑健により読み切りから始まった伝説的コミック「デスノート」。名前を書いた人間を死なせることができるという死神のノート“デスノート”を使って犯罪者を抹殺し、理想の世界を作り上げようとする夜神月と世界的名探偵・Lたちによる頭脳戦を描き、10年以上を経た現在も圧倒的な支持を得、日本国内累計発行部数3,000万部を誇る。原作に留まらず、映画、ア二メ、小説に舞台と展開され、世界中から注目を集めている。映画『DEATH NOTE』の誕生から10年となる今年、正統な続編の完全新作映画として誕生した本作。既に発表されているキャストには、デスノートを追う男・三島創役の東出さんをはじめ、デスノートを封じる男・竜崎役の池松さん、デスノートを制する男・キラ復活を目論むサイバーテロリストの紫苑優輝役に菅田さん。そして今回本作で重要な鍵を握るのは、原作に存在しながらも未だ使われていなかった “人間界で同時に存在していいノートは6冊まで”という「6冊ルール」。その死神界から地上に落とされ世界中に散らばった“デスノート”6冊のうち、1冊を手にする青井さくら役に、この度川栄さんが抜擢された。連続テレビ小説「とと姉ちゃん」への出演も控え、今後の活躍に期待が寄せられる川栄さんが演じるのは、本作では一見普通の女の子だが、デスノートを用いて大群衆を恐怖に陥れるという重要なキャラクター。前作で藤原竜也さんが演じたキラ=夜神月とは真逆に思想を持たず無差別殺人を行う 史上最悪のデスノート所有者だ。近年では「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」や「東京センチメンタル」など本格的に女優として新たな一歩を踏み出した川栄さんは「こういう役はやったことがなかったので、すごくやってみたかったし、今回新しい挑戦をさせていただいて、とても嬉しいです」と意欲を見せると共に、「自分がデスノートを拾ったらどうなるんだろうとワクワクしながらも、周りで多くの人が死んでいくので不思議な感じですが、普通の女の子を意識して演じさせていただきました。私も好奇心旺盛なので、そこは(青井さくらと)似ていると思います」と語った。今回の川栄さんの起用にあたって佐藤貴博プロデューサーは「“普通に渋谷にいそうな女の子”のリアリティも表現しつつ、その裏側に潜む怖さをにじませる演技力を持っています。アイドルとしてステージでまぶしいほどの輝きを放ちながら、ドラマではアイドルの輝きを消して、その役柄の空気をキチンと纏うことができる俳優だと思っていましたので、今回の大きなギャップを持つキャラクターはまさにハマり役」と明かした。また佐藤信介監督は「デスノートで人を殺すと言っても、それは文字を書くという日常的な行為。しかし、その表情やムードでサイコな雰囲気を醸し、さらに川栄さんの真逆な見た目と性格が、一層それを際立たせました。本作の非常に大きな見所のシーンとなりました」と川栄さんの登場シーンについて証言している。人間界で同時に存在していいノートは6冊まで。その1冊目の所持者にして最悪の役どころとなった川栄さん。今後、どんなキャストが“所持者”として登場するのか、続報にも期待したい。『デスノート 2016』は2016年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年02月24日元AKB48で女優の川栄李奈(21)が、漫画『DEATH NOTE』実写映画化シリーズ最新作『デスノート2016』(今秋公開)に出演することが24日、発表された。かつての主人公とライバルである夜神月(やがみ・らいと)とLの死から10年。本作では、原作コミックに存在しながら使われていなかった"6冊ルール"を採用。東出昌大、池松壮亮、菅田将暉がメインキャストとして出演し、キラ復活を望む者とそれを阻止する者たちによる究極の頭脳戦が繰り広げられる。昨年8月にAKB48を卒業後、今年4月スタートのNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』への出演も決まるなど、女優としてのキャリアを着実に重ねている川栄。本作では、藤原竜也が演じた「キラ=夜神月」とは真逆で思想を持たず、無差別殺人を繰り返す"史上最悪のデスノート所有者"青井さくらを演じる。出演に際し、「こういう役はやったことがなかったので、すごくやってみたかったし、今回新しい挑戦をさせていただいて、とてもうれしいです」と演じる喜びを実感。「自分がデスノートを拾ったらどうなるんだろうとワクワクしながらも、周りで多くの人が死んでいくので不思議な感じ」と想像を膨らませながら、「普通の女の子を意識して演じさせていただきました」と演技のポイントを説明する。また、「私も好奇心旺盛なので、そこは(青井さくらと)似ていると思います」と役柄と自身を比較し、「過去の作品は、どのようなラストになるのかワクワクしながら見ていたので、そのワクワクがこの作品でも感じていただけると思います。とても楽しみです」と正直な思いも口にした。本作でメガホンを取る佐藤信介監督は、「サイコな若い女性で、デスノートを使い、人々を殺しまくるという役柄を、川栄さんには淡々と演じていただけました」と高評価。シリーズを手だけてきた佐藤貴博プロデューサーも「『普通に渋谷にいそうな女の子』のリアリティも表現しつつ、その裏側に潜む怖さをにじませる演技力」とその素質に目を付け、「劇中で、大群衆を恐怖に陥れる際に見せる笑顔は、『恐ろしくてかわいい』強烈なインパクトを残してくれています」と呼びかけている。(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2016「DEATH NOTE」FILM PARTNERS
2016年02月24日2015年上半期邦画実写観客動員ランキング第1位を獲得した映画『暗殺教室』の続編、『暗殺教室~卒業編~』の製作報告会見が2月22日(月)、東京国際フォーラムにて行われ、主演を務める山田涼介のほか、出演する二宮和也、菅田将暉、山本舞香ら総勢10名が華やかに登壇した。『暗殺教室~卒業編~』は、マッハ20の超速度で動き回るタコ型の謎多きキャラクター・殺せんせーを暗殺するミッションを請け負った、3年E組の生徒たちの心の葛藤や成長を描いた物語。迫りくるタイムリミットの中で、殺せんせーの衝撃の正体が明かされていく。第1作目から主人公・潮田渚役を続投した山田さんは、「前作はすごく目立たない子でわりと弱々しい部分を表に出していたんですが、今作では成長して男らしい渚が見れるんじゃないかなと思います」と、自信をのぞかせた。また、菅田さん演じる赤羽業(カルマ)との決闘シーンが大変だったと話すと菅田さんも大きく頷いた。菅田さんは「1日半~2日かかるところを1日で撮影したんです。それくらい集中して。監督のシチュエーション作りがすごいから、風とかもう…すごくて。土煙で目もあけられないくらい」と話すと、山田さんも「そうそう!」と同調し「TVでしか見ないようなやつだよね」などと振り返っていた。現在22歳の山田さんは学生役を演じることについて「まだまだ捨てたもんじゃないなと思った」と不敵な笑みを浮かべながら、先輩である二宮さんに何歳まで学生役を演じていたかを尋ねると、二宮さんは「俺、この間中学生の役やったよ」と余裕しゃくしゃくで山田さんに返した。一方で、昨日(2月21日)が誕生日で23歳を迎えた菅田さんは、当日の過ごし方について触れ、「仕事があったんですけど、僕、三兄弟の長男なので三男坊に『23歳やなあ。もうおっさんやな』と言われて、高校生からしたらおっさんなんだって思った」と肩を落としていた。会見では、山田さんが二宮さんのすごいところについて話す一面も。山田さんは、「これはいい意味で、ものすごく普通な方なんです。日本を代表するアイドルグループでやっているにも関わらず、壁がないと言いますか。人間味というか、その深さなのかなと思います」と手放しで褒め、さらには撮影中に焼肉を奢ってくれたエピソードも披露。すると二宮さんは「やめましょうよ」と言いながらも思い直したようで、「山田くん言いなさい、ちゃんと」と詳細に話すように促すと、山田さんが「嵐の櫻井くんに話したら、『嘘だろ』と言われました(笑)」と明かし、会場が笑いに包まれた。会見にはそのほか、桐谷美玲、知英、成宮寛貴、椎名桔平、原作者の松井優征、前作より引き続き監督を務めた羽住英一郎も出席した。『暗殺教室~卒業編~』は3月25日(金)より全国東宝系にて公開。(cinamacafe.net)
2016年02月22日コミックス累計発行部数が2000万部を突破した人気漫画『暗殺教室』の連載が3月に完結することがわかった。2月22日発売の週刊少年ジャンプ・12号にて、「ラストまであと5回」と発表。同日、都内で実写映画『暗殺教室~卒業編~』(羽住英一郎監督)の完成報告会見が行われ、原作者の松井優征氏が、「連載が始まった当初から『これでなければ』という結末を決めていた。前作以上に、映画にも関わらせていただき、満足いく脚本になった」と思いを語った。その他の写真翌年春の地球破壊を宣言する謎の生命体“殺せんせー”と、その暗殺を命じられた落ちこぼれ中学生“3年E組”の奮闘と成長を描く同シリーズ。2012年に連載がスタートし、2015年にはテレビアニメ第1期の放送及び、映画第1弾が公開され、興収27.7億円のヒットを記録。この度、連載完結が発表されたことで、放送中のテレビアニメ第2期&『暗殺教室~卒業編~』と連動した“衝撃ラスト”を迎える。「まったく同じ“卒業”のタイミングで、原作と映画が同じエンディングを迎えるため、半年くらい前から(連載の)ストーリーや台詞、ビジュアルや演出を決めて、映画と共有させてもらった。羽住監督が原作を大切にしてくれたおかげ」と松井氏。一方、羽住監督は「お互いに狙いを共通しながら、未知の試みに挑んだ。連載を読み終わった読者が、どんな気持ちで映画を見るか予想できない難しさがあった」と振り返った。会見には松井氏と羽住監督に加えて、主演の山田涼介、二宮和也、菅田将暉 山本舞香、桐谷美玲、知英、成宮寛貴、椎名桔平が出席。主人公・渚を演じる山田は「前作に比べて、男らしい役作りを心がけた」といい、「中学生役でしたが、正直まだまだ捨てたもんじゃないなと(笑)。今は『暗殺教室』に出会えて、感謝しかない」と語った。一方、前作では、殺せんせーの声のみの出演だった二宮は、「知られざる殺せんせーのエピソードの一端になれて光栄」と“生身の出演”に感激しきり。後輩・山田については「お芝居はもちろん、グループの活動もコンスタントにこなしていて、すごい」と太鼓判を押した。『暗殺教室~卒業編~』3月25日(金)全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2016年02月22日『デスノート』シリーズの完全新作となる映画『デスノート 2016』(今秋公開)のメインキャストが今月5日、発表された。舞台は「世界的なサイバーテロが頻発する超高度情報化社会」。その中で菅田将暉の役どころが、天才サイバーテロリスト・紫苑だ。最近度々耳にする「サイバーテロ」。現実世界ではどのような対策がとられ、将来的にはどれだけのリスクをはらんでいるのか。19日からドキュメンタリーチャンネル「ディスカバリーチャンネル」で放送される『超大国崩壊の危機』(2月19日23:00~24:00/2月20日7:00~8:00/3月20日21:00~22:00)は、それが決して大げさな話ではないことを人々に訴えかけている。同番組では、テクノロジー依存が加速する現代の抱える問題にスポットを当て、さまざまな角度からその危険性を検証する。アメリカ国立標準技術研究所のジューダ・レヴィーンは「インターネット・タイム・サービス」の発明者。電力網、金融取引、航空管制などの重要インフラは、彼が管理する正確な時刻と同期することで正常に機能していることから、テロリストがその時計を100万分の1ずらしただけで、世界的な大惨事になる可能性があると指摘する。スイスのIDIAP(イディアプ)研究所では、サイバーテロリストを排除する「防御壁」が日夜研究されている。セバスチャン・マルセルが専門とするのは、身体的特徴をもとに本人確認をする「生体認証」。ある機器の顔認証システムにはその持ち主の顔写真、まばたきなど細かい特徴をも見逃さない認証システムには、3D解析によって本人を再現した仮面で突破できてしまい、そのようなあらゆるケースを想定して準備を進めている。マーク・ガッソン博士が警告するのは、体内移植の医療機器をターゲットとしたサイバーテロの危険性。機器間のデータ送受信が無線で行われる欠点に着目し、「データの読み取り装置がハッキングされる可能性がある」と指摘する。その背景に浮かび上がるのは、医療機器のほとんどでセキュリティ対策が行われてないという現代社会の暗部だ。最後に登場する神経生物学者のクリストフ・コッホは、インターネットが将来的に自我が芽生える可能性を予測。「インターネットが自律性を示すサインを人間が見逃さないようにしなければならない」ことが重要であると呼びかけている。(C)Discovery Communications
2016年02月18日世界から注目を浴びる新鋭・真利子哲也監督が、柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎ら、才能をたぎらせる若き実力派俳優で贈る狂気と欲望の群像劇『ディストラクション・ ベイビーズ』。このほど、本作から待望の初映像となる衝撃的で挑発的な特報が到着、併せて公開日が5月21日(土)に決定した。すでにインディー映画界ではカルト的な人気を誇る鬼才・真利子監督が、いま最も注目される若手・新鋭俳優陣と共に商業映画デビューを果たす本作。タイトルは、「Distraction=気晴らし、動揺」と「Destruction=破壊」という、類似する発音の2つの言葉から取ったもので、本作で描かれる若者たちの狂気と欲望を表現する。このたび解禁された特報は、柳楽さん演じる主人公・泰良の野獣のような狂暴性を捉えた映像となっており、松山の街をふらつく泰良が突然見知らぬ人に襲い掛かり、ストリート・ファイトを仕掛けるシーンからスタート。最後は、“ガチ”であることを匂わせる生々しい音を立てて男をノックアウトし、雄叫びを挙げたところに、別の男たちが襲い掛かってくるシーンで締めくくられている。映像では、とにかくケンカばかりしている、ヤバい泰良の一面が垣間見えるほか、菅田さん演じる裕也や、小松さん演じるキャバ嬢の那奈、そして村上さんが演じる泰良の弟・将太が、それぞれの本作を象徴するセリフを発していることにも要注目。さらに、映像の狂気をより一層引き立たせている音楽を、「ZAZEN BOYS」を率いる向井秀徳が担当していることも明らかにされている。真利子監督が、狂暴な泰良を軸に若者たちのそれぞれが内に秘めていた狂気を爆発させていく様を容赦なく描き、「すべてやりきった」と語る本作。映像のラストに掲げられる“日本映画史上もっとも過激な108分”という言葉が意味するところを、ここから目撃してみて。『ディストラクション・ベイビーズ』は5月21日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月15日日本が世界に誇る若手CMクリエイター・柳沢翔の映画監督デビュー作『星ガ丘ワンダーランド』。中村倫也を主演に迎え、佐々木希、菅田将暉、木村佳乃ら豪華キャストで贈る本作だが、そんな中村さんと佐々木さんそれぞれが扮する役の子ども時代を演じた子役がすごいと絶賛し注目を集めているようだ。幼い頃、母が突然姿を消した。あれから20年。温人(中村倫也)は星ガ丘駅の「落し物預り所」に勤務していた。行き場を失ったモノたちは、どのようにしてここに来て、どんな人に愛されていたのか。温人は落し物の持ち主を想像しては名札の裏に似顔絵を描いていた。そんなある日、幼い頃に姿を消した母親の訃報が突然届いた。母の死をきっかけに義理の姉弟の存在を知る。温人と兄、そして義理の姉弟。2つの家族が過去と向き合い、それぞれの止まっていた運命が動き出す…。主演には舞台、テレビドラマ、映画で飛躍的な活躍を見せる若手演技派の中村さん。そして脇を固めるのは佐々木さん、木村さん、菅田さん、杏、市原隼人、新井浩文、松重豊といった主役級の超豪華キャストの競演が実現した。監督には、資生堂のweb動画や「乃木坂46」のPVなど話題作を次々手掛ける人気CMクリエイター柳沢氏。本作が映画監督デビュー作となる柳沢氏が「切なくも、心温まる至極のミステリー」を作り上げた。そんな豪華キャストが目を引く本作だが、一方で子役たちの演技にも注目!主演の中村さんが扮した瀬生温人の子ども時代を演じたのは、高橋曽良。オーディション当時7歳、最年長ながらかなり身体が小さく華奢な印象の曽良くんは、少し壊れそうな感じで、置き去りにされたときの寂しさや切なさが温人と重なり決定。かなり前のめりで走る癖のある曽良くん。雪道で木村さん演じる母を追いかけるときのそのユニークな走り方、母親へしがみつく感じが無理なく表現されていると制作プロデューサーが語っている。また、佐々木さんが扮する清川七海の子ども時代を演じた篠川桃音もオーディション当時7歳で、「ゲゲゲの女房」や「MOZU」をはじめ、ドラマ・映画・CMで活躍していた桃音ちゃん。実は、佐々木さんの幼少時代に似ているということで即決したという。ほとんどのシーンが遊園地イベントの仮装の妖精の衣装で、マイナス5度、おまけに風も強く凍えるようなかなり寒い時季、愚痴一つ言わず笑顔を見せながら演じる姿はまさに女優そのもの。さらに新井さん扮する瀬生哲人の子ども時代を演じた佐藤優太郎は、芝居もカメラの前に立つのも初めて。しかも最年少の4歳ながら、撮影に動じることなく、堂々とした演技を披露している。そんな物語のキーとなる20年前を演じる子どもたちのがどう演じているのかさらなる話題を集めそうだ。<出演者以下コメント>■中村倫也寒い場所での撮影が多かったのですが、小さい身体を震わせながらも不平不満をひとつも言わず、一生懸命取り組んでくれて感銘を受けました。空き時間は主に妖怪ウォッチについて厳しくご教授頂きました。 映画の中の曽良くんを見て、もうほんと、困りますよね、あんなに若いのにあんなに芝居上手くて。もちろん仲間としては非常に心強いのですが、どちらかと言えばズバリ嫉妬の対象として見ていました。この醜い大人の汚い心が、曽良くんにバレてないといいのですが(笑)。『星ガ丘ワンダーランド』は3月5日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月12日俳優の池松壮亮と菅田将暉がW主演を務め、男子高校生2人の会話劇を描く映画『セトウツミ』(7月2日公開)の初映像とポスタービジュアルが12日、公開された。原作は漫画誌『別冊少年チャンピオン』(秋田書店)で連載中のコミック。天然な元サッカー部少年・瀬戸(菅田)とクールな塾通いの内海(池松)という2人の関西の男子高校生が川沿いで淡々と放課後トークを繰り広げるという作風で、シンプルな内容ながらクールでシニカル、ウイットに富んだセリフなどで読者の心をつかんできた。この独特な世界観を、『まほろ駅前狂騒曲』(14年)や『さよなら渓谷』(13年)の大森立嗣監督がメガホンを取って、実写化する。また、2人のほかに女子高生ヒロイン・樫村役として中条あやみも出演する。今回の「けん玉」と題された特報は、原作・此元氏が描き下ろした短編を、本編同様に大森監督が演出した撮り下ろし映像。タイトルが示す通り、特に大きな理由や目的もなく、淡々とけん玉に励む瀬戸と、その模様をスマートフォンにおさめようとしている内海の姿を捉えている。冒頭から、玉を剣先に乗せるのに失敗する瀬戸。それを見た内海が「あと2回でできひんかったらデコピンやからな」、対して瀬戸が「成功したらお前の肋骨(ろっこつ)、ランダムで折るからな」、"いやいや"という表情を浮かべた内海が「リスクとリターンのバランスがおかしいやろ」と思わずツッコミを入れているように、関西弁でゆるい"ダベり"が繰り広げられる。以降も、何度か失敗を繰り返す瀬戸に、中途半端な指摘をする内海の描写が続く。中盤では、コツをつかんできた瀬戸が、「注意点あったら教えて」と指示を仰ぐも、内海が「あのー、もっと誠実に未来を見据えて」と"人としての注意"を出すなど、男子高生らしいサバサバしながらも、仲むつまじい2人の関係性を描写。最後には、ずさんなアドバイスの数々から、自分なりの結論を導いた瀬戸がついに、けん玉に成功してうれしさのあまり、詰め寄るも、スマホに集中しており、「見ていなかった」と一蹴する内海の姿も映される。なお、特報は他にも「タイミング」、「スタンディングオベーション」の2つが用意されているという。同時公開のポスタービジュアルは、内海と瀬戸が河原の階段に座った、本編での象徴的なシーンが切り取られている。毎日のように放課後を共に過ごす内海と瀬戸だが、互いにそっぽを向いている様子が特報と相まって、印象的なデザイン。2人の間に描かれているキャッチコピーも「『喋る』だけの青春」と作品の世界観を一言で端的に表している。(C)此元和津也(別冊少年チャンピオン)2013 (C)2016映画「セトウツミ」製作委員会
2016年02月12日松田翔太、濱田岳、桐谷健太に有村架純、菜々緒、菅田将暉と豪華な面々で贈るauのCM「三太郎シリーズ」に、新たに「ダブルショック」篇が登場。今回は、有村さん扮するかぐや姫が菜々緒さん演じる乙姫の意外な2つの秘密をダブルで告白!そのあまりの衝撃に、乙姫に思いを寄せる桐谷さん演じる浦島太郎が失神寸前となっていることが分かった。今回、久々に桃太郎とかぐや姫の自宅を訪れた、浦島太郎と金太郎。愛しの乙姫に彼氏がいるのかどうか気になる浦ちゃんをよそに、妹のかぐや姫の口からは、姉・乙姫にまつわる衝撃の告白が1つどころか2つも飛び出すというストーリー。さらに、2人が似た者姉妹であることを改めて納得する瞬間も…。もちろん、うわさの隠しキャラもお目見えしている。桃太郎とかぐや姫の自宅に遊びに来た浦島太郎と金太郎。カードゲームを楽しみながら、金太郎が「忘れがちだけど、かぐちゃんと乙ちゃんて姉妹でしょ?」と訊ねると、かぐや姫が「そうだよ」と答える。だが、どうやらかぐや姫に訊ねたいことがあるのは 浦島太郎の方らしく、桃太郎から「浦ちゃん、聞いちゃいなよ」とけしかけられるが、当の本人は「いいよぉ」と遠慮がち。そんな浦島太郎のいつもと違う様子に、かぐや姫が「え、なになに?」と興味津々で身を乗り出すと、それに応じたのは金太郎で「乙ちゃんは彼氏いるんですか?」。思わぬ質問に驚いたのか、しばし沈黙するかぐや姫。「え?」「もしかして…」と三太郎が不安そうにかぐや姫の方を見ながら次の言葉を待つと、「いないよ」とひと言。「なんだぁ」とひと安心する桃太郎に、“ヨッシャー”という感じの浦島太郎、その肩を金太郎が笑顔で「よかったね!」と叩いているが、そんな和やかな雰囲気の中、「旦那さんはいるけど」と切り出すかぐや姫。すると突然、浦島太郎に雷が直撃、「ショック!」と絶叫しながらフラフラに。「子どももいるよ」とかぐや姫が畳み掛けると、さらに激しい雷2本が浦島太郎を直撃。「ダブルショック!!」と絶叫し、ついにその場に倒れこんでしまう。「ダブルで来たね」と気の毒そうに呟く桃太郎。「あーははははは」と豪快に高笑いするかぐや姫の姿に、姉・乙姫が同じように高笑いしている回想が重なる。あまりの衝撃に失神寸前の浦島太郎を介抱しながら、金太郎が「姉妹だなー!おい」と叫ぶと、茶目っ気たっぷりに「うっそぴょーん !」とかぐや姫。すっかり騙された三太郎は「え?」と、一斉にかぐや姫の方を振り返るのだった――。本CMシリーズから生まれた人気の楽曲「海の声」でも、乙姫に対する想いを切々と歌い上げている浦島太郎こと桐谷さん。今回の新CMの目玉は、雷に2度打たれて失神寸前まで追い込まれる、その桐谷さんのリアクション。ショックを受けるたびに繰り出す桐谷さんの顔芸は、もはや名人芸レベル!?松田さん、濱田さん、有村さんの3人と現場のスタッフは笑いをこらえながらも、むしろ感動を覚えるほど。実は桐谷さんの表情は、何パターンも繰り返し撮影されており、 新しい顔芸を見るたびに爆笑が巻き起こっていたという。また、 菜々緒さんの高笑いを彷彿とさせる、有村さんの豪快な笑いっぷりにも要注目!au 三太郎シリーズ新CM「ダブルショック」篇は2月13日(土)より全国にてOA開始。(text:cinemacafe.net)
2016年02月12日池松壮亮と菅田将暉という、日本映画界屈指の若手実力派が学ラン姿の男子高校生となり、シニカルな“会話”の面白さだけで読者を魅了する傑作コミックを映画化する『セトウツミ』。本作から、2人のクスッと笑える会話が収められた、初映像となる撮り下ろしショートムービーと、絶妙な空気感が伝わるポスタービジュアルが解禁となった。本作のタイトルは、主人公の瀬戸(せと)と内海(うつみ)の名前を組み合わせたもの。塾通いのクールな内海役には池松さん、元サッカー部の天然な瀬戸役には菅田さん、さらにヒロインの女子高生、樫村役には『ライチ☆光クラブ』の中条あやみと、いま飛ぶ鳥を落とす勢いの人気・実力派若手キャストが集結!監督は『さよなら渓谷』『まほろ駅前』シリーズの大森立嗣が務め、シニカルで“ナナメ”な“放課後無駄話”を映し出す。今回初披露となる特報映像その名も「けん玉」は、特報としては異例の約2分間のショートムービー仕様。原作者の此元和津也が描き下した短編を本編同様に大森監督が演出した、特別撮り下ろし映像となっている。「いつもの放課後…関西の男子高校生、瀬戸と内海。」というシンプルなテロップから始まり、けん玉に挑む菅田さん演じる瀬戸と、その様子を激写する池松さん演じる内海が繰り広げる関西弁の掛け合いトーク。その絶妙な“間”と台詞まわしには、終始ニヤニヤさせられっぱなしに。また、ポスタービジュアルでは、内海と瀬戸が河原の階段に座っている、まさに映画を象徴するシーンが切り取られている。毎日のように放課後を一緒に過ごす2人。なのに、お互いがそっぽを向いている。そんな2人の間に挟まれたところに、“「喋る」だけの青春。”というキャッチコピー。傍らには1匹の三毛猫がおり、ほのぼのしているけど、クールでちょっとシュールな、“いつもの放課後”の空気感が伝わってくる仕上がりとなっている。なお、本編の空気感を凝縮した特報は3パターンを予定しており、特報1「けん玉」に続いて、特報2「タイミング」、特報3「スタンディングオベーション」も随時に解禁されていくというから、楽しみにしていて。『セトウツミ』は7月2日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月12日3月5日公開の映画『星ガ丘ワンダーランド』の完成披露試写会が10日、東京・新宿バルト9で行われ、中村倫也、新井浩文、佐々木希、管田将暉、市原隼人、木村佳乃、松重豊、柳沢翔監督が出席した。本作は、日本が世界に誇るCMクリエイターの柳沢翔が監督とオリジナル脚本を手掛けた記念すべき長編映画第1作目となる作品。主人公の温人(中村倫也)のもとに、20年前に姿を消した母の訃報が届き、温人は離れ離れになっていた兄(新井浩文)、そして義理の姉(佐々木希)と弟(菅田将暉)と再会して閉ざされた過去が明らかになっていく……というストーリーになっている。主演の中村は「この映画、実は今から4年ぐらい前にお話があったんですが、待てど暮らせど何もなく、やらないんだと思っていました」と明かしながら「急に監督を紹介され、それから脚本が来てちょっとしたら豪華な皆さんがいらっしゃってビックリしました」とトントン拍子に話が進み、戸惑いもあったと告白。兄役の新井とは昨年TBS系で放送された『下町ロケット』で帝国重工の同僚として出演したが、その新井について「贅沢でしたよ。新井さんって寡黙な人かと思ったら、めちゃくちゃ気さくに話しかけてくるし、役者として対峙してスリリングでした」と賞賛、新井も「ちょっとしたある色がテーマなんですが、だから帝国重工にいたんだと分かる色ですよ(笑)」と話して笑いを誘った。そんな2人の姉妹役を演じた佐々木希は、劇中ではほぼスッピンの状態で出演したという。「化粧水などスキンケアはしてもらったんですが、ほとんどメイクをしてない状態でした。なかなかスッピンに近い役はなかったので、すごく新鮮でしたし新しい佐々木希が見られるんじゃないかと思っています」とアピール。また、親自慢のコーナーとなり、佐々木は「手料理です。実家に帰りたい理由になります。炊き込みご飯が大好きです」と話していた。映画『星ガ丘ワンダーランド』は、3月5日より全国公開。
2016年02月11日俳優・中村倫也が主演を飾る話題作『星ガ丘ワンダーランド』のプレミア上映会が2月10日(水)、都内で行われ、中村さんをはじめ、共演する新井浩文、佐々木希、菅田将暉、市原隼人、木村佳乃、松重豊、柳沢翔監督が出席した。昨年は5本の出演作公開に加えて、高視聴率ドラマ「下町ロケット」での好演も記憶に新しい中村さん。豪華なキャスティングが実現した本作について、「皆さんの名前を見て、ビックリしました。贅沢でスリリングな体験だった」とふり返った。星ガ丘駅の「落し物預り所」に勤務する温人(中村さん)のもとに、20年前に突然姿を消した母親の訃報が届き、義理の姉弟の存在が明らかに…。母の死をめぐるミステリーを軸に、温人と兄、そして義理の姉弟という2つの家族が過去と向き合い、未来を見つめる人間ドラマに仕上がった。劇中には中村さんと義理の弟を演じる菅田さんが思いをぶつけ、殴り合うシーンがあり「ボッコボコにしました。もちろん、いろんな気持ちの流れがあってのことなんですけど、結果的には倫也くんの流し目にイラっとして(笑)。あれは倫也くんのせい!」と釈明する菅田さん。同じ所属事務所の先輩である中村さんは「撮影が終わったら、お互い後頭部にナゾの痛みが残って…」と渾身のワンシーンを語った。また、佐々木さんはほぼノーメイクで演技に臨み、「ここまでスッピンに近い役は初めてで、新鮮でした。新しい佐々木希を見てもらえるはず」と新境地に手応え。物語のカギを握る母親役の木村さんは「ここに並ぶ4人を見ると、“濃い”子どもたちだなと思う(笑)」と“わが子”中村さん、新井さん、佐々木さん、管田さんに目を細めていた。『星ガ丘ワンダーランド』は3月5日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月10日俳優の池松壮亮が、真利子哲也監督の商業映画デビュー作となる『ディストラクション・ベイビーズ』(5月公開)で演じるキャバクラ店長・三浦のビジュアルと同作の主要キャストの場面写真が10日、公開された。本作には池松のほか、柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎らが出演。『桐島、部活やめるってよ』(12年)で日本アカデミー賞優秀賞を受賞した脚本・喜安浩平氏が、真利子監督と2人で脚本を手掛ける。舞台は、愛媛・松山西部の港町、三津浜。喧嘩に明け暮れる主人公・泰良を中心に、タイトル通り破滅的な青春を送る若者の群像劇を映し出す。主要キャスト4人の場面写真では、それぞれ背景は異なれど、癖のありそうなキャラクターの表情を披露。柳楽演じる泰良は、見るからに地方都市の不良といったような危なげな雰囲気を醸し出している。そんな泰良に惹かれ行動を共にする裕也(菅田)もまた、泥が付着した服装とボサボサの髪型で怪しげであると同時に、憂いも感じさせる。小松が演じるのは、そんな泰良と裕也の凶行に巻き込まれてしまう少女・那奈。夜景をバックにした横顔からは、どこか思いつめているかのような感情を読み取ることができる。泰良の弟・将太(村上)は、打って変わって爽やかな学ラン姿。そして、ビジュアル初公開となった三浦は、背景の主婦らの目線も相まって、若いながらもキャバクラ店長として暗躍している模様もうかがえる。(C)2016「ディストラクション・ベイビーズ」製作委員会
2016年02月10日柳楽優弥を主演に菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎、さらに池松壮亮ら、日本映画界の次世代を担う若き実力派俳優たちが、新鋭監督・真利子哲也のもとに集った衝撃作『ディストラクション・ベイビーズ』。このほど、小松さん扮する那奈が務めるキャバクラの店長役・池松さんの初出し写真を含む、主要キャストの新たな劇中カットが一挙に解禁となった。舞台となるのは、愛媛県松山。ケンカに明け暮れる芦原泰良(柳楽さん)と偶然出会った北原裕也(菅田さん)、2人が強奪した車に乗り合わせていた少女・那奈(小松さん)、さらに兄・泰良を探す弟・将太(村上さん)ら若者たちが欲望と狂気に目覚めていくさまを描き出す。国内外から圧倒的注目を浴びる真利子監督の、待望の商業映画デビュー作となる本作。脚本は、真利子監督と共に、『桐島、部活やめるってよ』で日本アカデミー賞を受賞し、若い世代の感情の揺らぎを掬いとる名手・喜安浩平が担当する。このたび到着したのは、主要キャストがこれまでに解禁された写真とはそれぞれ違った表情を見せる劇中カット!柳楽さん演じる狂気に染まる主人公・泰良は、何者かに因縁をつけているかような危険な雰囲気が漂う表情が印象的だ。一方、そんな泰良に惹きつけられ、行動を共にする菅田さん演じる裕也の表情は、悲しげで疲れ果て、うつろな瞳をこちらに投げかける。また、小松さんが演じる那奈は、泰良と裕也の凶行に巻き込まれてしまうキャバクラ嬢だが、その顔はどこか思いつめているようにも見える。加えて、村上さんが演じる泰良の弟・将太の学ラン姿もお披露目となった。さらに、今回初解禁となったのは池松さんの劇中カット。『無伴奏』『セトウツミ』など、今年も話題作が控える池松さんは、那奈が務めるキャバクラの店長・三浦を演じており、その存在感は圧倒的。泰良が軸となり、それぞれが内に秘めていた狂気を爆発させていくことになる本作。あなたの中にもあるかもしれない狂気が、スクリーンで炸裂する瞬間を見逃さないで。『ディストラクション・ベイビーズ』は5月、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月10日