俳優として活躍している福士蒼汰(ふくし・そうた)さん。その端正な顔立ちと高い演技力で、多くの人から支持されています。そんな福士蒼汰さんに彼女がいるかどうかについてや、明かした恋愛観、理想のプロポーズなど、さまざまな情報をご紹介します!福士蒼汰に彼女はいる?熱愛が報じられた相手はインスタで人気?福士蒼汰さんについて「彼女はいるの?」と、恋愛事情が気になっている人が多いようです。2018年に、福士蒼汰さんは一部週刊誌で、3歳年上の女性との熱愛が報じられました。報道によると、相手の女性はタレント活動をしており、インスタグラムを更新すると、フォロワーから着用している服装などに問い合わせが殺到するほどの人気ぶりだといいます。ちなみに、その女性は福士蒼汰さんとの熱愛が報じられた当時、インスタグラムのアカウントは削除したようです。2人は、同年に入ってから共通の友人との食事会で知り合い、交際をスタートさせたのだそう。2020年10月現在、2人の関係がどうなっているのかは分かりませんが、福士蒼汰さんが素敵な恋愛をしてくれていたら嬉しいですね。福士蒼汰が明かした恋愛観とは?福士蒼汰さんが、2015年7月15日放送のトークバラエティ番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出演。自身の恋愛観を明かしました。 この投稿をInstagramで見る 福士蒼汰(@fukushi_sota_official)がシェアした投稿 - 2018年11月月1日午前2時37分PDTこの日、番組では、福士蒼汰さんにどうしても聞きたいことを10~40代の女性にアンケート。その質問に、福士蒼汰さんが答えていきます。その中で、「理想の女性のタイプを3つ教えてください」と質問された福士蒼汰さんは、まずその1つ目を、次のように語りました。髪が長い人が好きです。で、きれいにしている人が好き。髪をきれいに保ってる人。ウェーブがあっても、とりあえず髪に気を遣ってて、女性らしさを忘れていないというか。(髪の毛の色は)できれば黒がいいです。TOKIOカケルーより引用続けて、2つ目は…。料理ができる人。パパッとありもので、「冷蔵庫これしかないけど…」っていっときながら、すげーいいのが出てくるみたいな。うちの母親が結構そういう感じなんですよね。「なんにもないんだけど」っていってパパパッと作って。TOKIOカケルーより引用これに対し、番組MCを務めるアイドルグループ『TOKIO』の国分太一さんから、「(女性に)何を最初に作ってもらいたいですか?」と聞かれ、「オムライス」と答えた福士蒼汰さん。福士蒼汰さんは、女性が料理しているのを後ろから見ていたいタイプなのだそう。※写真はイメージさらに、国分太一さんから「『あーん』ってやってくる女の子とかどう?」と聞かれると、福士蒼汰さんは恥ずかしそうな表情を浮かべながらも「全然やります」と答え、ほかにも膝枕や耳かきをしてもらうのも好きだといいます。反対に、「されて嫌なことは何?」と質問された福士蒼汰さんは、「束縛とかベタベタされるのはあんまり好きじゃない」と回答。この発言に対し、国分太一さんから「意外と『俺に付いてこい』っていうタイプなのかな?」と話を振られると、「どっちかといえば肉食です」と答え、「告白も絶対自分からしたい」と明かしました。そして、理想の女性のタイプの3つ目について、福士蒼汰さんは次のように語ります。しっかりしているんですけど、でもたまにおっちょこちょいな部分があるっていう(女性)。あれを目的で買いに行ったのに、それだけ買わずにほかの物買ってきたりとかは、「かわいいな」「何してんだよ」って。TOKIOカケルーより引用どうやら、福士蒼汰さんは少し天然なところがある女性が好きなようですね。福士蒼汰が理想のプロポーズを明かすさらに、福士蒼汰さんは同番組で、理想のプロポーズや結婚についても語りました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 福士蒼汰(@fukushi_sota_official)がシェアした投稿 - 2019年11月月15日午前1時55分PST福士蒼汰さんは、「こんなのいいな」と憧れている理想のプロポーズの言葉があるといい、次のように説明します。夜のレストランですね。別に特になんでもない日ですけど、「ちょっといいレストランへ行こう」っていって、普通にご飯食べて、食べ終わったくらいに急に僕が「パチン(と指を鳴らして)」、バンッて電気消えます。そしたらケーキが来るんですよ。(花火が)パチパチパチパチっていうのが来て、「今日はなんでもない日だけど、今日から特別な日になるから。結婚しよう」。(そして指輪を)パカッと。そういうちょっとしたサプライズとかいいなって。TOKIOカケルーより引用これに対し、山口達也さんから「それは記念日とかじゃなくていいの?普通の日でいいの?」と聞かれると、福士蒼汰さんは「あえて普通の日がいい」と回答。また、城島茂さんから「理想は何歳ぐらいでそういうサプライズをしたい?」と質問されると、「30いくつですね」と明かしました。いつか、福士蒼汰さんの幸せな報告が聞ける日が来るかもしれませんね!福士蒼汰さんのこれからの活躍も応援しています!福士蒼汰 プロフィール生年月日:1993年5月30日出身地:東京都血液型:O型身長:183cm所属事務所:研音雑誌に写真が掲載されたことがきっかけでスカウトされ、2010年に芸能事務所『研音』に所属。2011年放送のドラマ『美咲ナンバーワン!!』(日本テレビ系)で俳優デビューする。2013年放送の連続テレビ小説『あまちゃん』(NHK)で種市浩一役を演じて注目を集め、以降も数多くの映画やドラマに出演している。福士蒼汰って中川大志と似すぎじゃない?英語やイタリア語がうまいワケは…福士蒼汰がインスタグラムで披露した筋肉に「これはやばい」石原さとみや横浜流星との写真も![文・構成/grape編集部]
2020年10月21日蒼井優主演、黒沢清監督でヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(監督賞)を受賞した『スパイの妻<劇場版>』が全国93館にて公開され、各地で満席が出るヒットスタートを切ったことが分かった。公開2日目10月17日(土)に実施した新宿ピカデリーでの舞台挨拶は、発売と同時に2回とも即完売。翌18日(日)には映画の舞台となった神戸の神戸国際松竹にて監督舞台挨拶を2回実施、こちらも早いタイミングで完売となっていた。他の同日公開作品が200館以上の大規模でスタートする中、本作は100館未満ながら高稼働。3日間(10月16~18日)の累計で動員3万6,251名、興収4737万6,520円(全国93館)を達成した。客層は全国的に中高年男女(5:5)を中心に、夫婦連れや30~50代の映画ファン、キャストファンなど幅広い層が見受けられ、新型コロナウィルスの蔓延以降に外出を控えていたシニア層も久々に映画館を訪れている模様。平日も落ちの少ない客層のため、今後さらなる動員も見込まれている。SNS上には「とんでもない傑作!」「もの凄いものを観た」という声から「必ずもう一度観る」「二度観ても面白い」とリピーターも。映画レビューサイト「coco」にも早速コメントが寄られており、coco映画レビュアーの満足度は100%。「凛とした蒼井優さんの佇まいと台詞回しに、高橋一生さんのスーツの皺の入り方まで昭和の香りが素敵」「蒼井優と高橋一生の演技はかなりの貢献度。昭和の匂い」「俳優の力量に唸る。蒼井優の昭和女優の佇まいと一途な眼差しと決意」など、1940年代という時代に巻き込まれていく、神戸の裕福な知識人夫婦を演じた蒼井さん、高橋さんを絶賛する声が多数。「夫VS妻VS憲兵の三人のキャラで最後までもっていく」「蒼井優×高橋一生×東出昌大のバランスが良かった」と、聡子の幼なじみの憲兵を演じた東出さんのヒール演技も含めて注目を集めているよう。「後半に向けての蒼井優の表情や話し振りの変化にドキドキしてしまった」「敗戦国なりの、控えめだけど、納得できる結末がお見事!」「戦争史、映画史まで盛り込んだ見応えのある愛のドラマであり、今そこにある危機まで繋げた脚本力。見る力の大切さ、信じることと騙されることは紙一重」と、現在の日本とも結びつくストーリー展開について触れる声も上がっている。『スパイの妻<劇場版>』は新宿ピカデリーほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイの妻 2020年10月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 NHK, NEP, Incline, C&I
2020年10月19日『CURE』『トウキョウソナタ』の黒沢清監督が、世界三大映画祭のひとつであるヴェネチア国際映画祭において銀獅子賞(監督賞)を獲得した『スパイの妻(劇場版)』(16日より公開中)。太平洋戦争前夜を背景に、ひと組の夫婦を通して歴史の闇に切り込んだ本作で主演を務めるのが蒼井優だ。スパイの嫌疑をかけられる夫を高橋一生が演じ、『ロマンスドール』に続いての夫婦役となった。映画デビュー作『リリイ・シュシュのすべて』(01)から20年目を迎えている現在、邦画界を背負って立つ存在となった蒼井。本作へ取り組んだ感想や黒沢監督の印象にはじまり、女優として、また大人の女性として抱える、これから先への思いを訪ねると、「眉間にシワを寄せるのではなく、笑いジワでしわくちゃになりたい」と、自然体の笑顔で蒼井らしい答えを返した。○■今に繋がる作品だから出演を決めた――『スパイの妻(劇場版)』は、センシティブな題材も扱っている時代ものです。オファーを受けることに迷いはなかったのでしょうか?歴史としての何かを暴くとか、いいとか悪いとかを扱ったのではないというか、そこで止まっていない作品なんです。そういうことがゴールなら、やりたいと思えませんでした。台本を読んだときに、夫婦の話を通じて、自分たちの今と未来に繋がっていて、生きていくことへの「幸せとは何なのか」を考えさせてくれる作品だと感じたので、出られたのだと思います。――いろいろな方向に感情を揺さぶられました。最初は、どういう作品なのか全く想像がつきませんでした。セリフ回しにしても、私はとても好きなのですが、「今、この感じをやるんだ」と。企画が成立していること自体が奇跡だと思いました。きっと黒沢監督だからだろうなと。ものすごく有難い企画をいただいたと思いましたが、同時に、「(蒼井演じる)聡子はこういうキャラクターなんだ」という確証も、「この映画のここが面白いんだ」という確信もないまま、必死で撮影していました。「こんなに面白い作品だったんだ」と感じたのは、出来上がってからです。もちろん面白くないと思っていたわけじゃないです(笑)。○■印象に残る、現代劇とは違うセリフ回し――全く違う世界観ではありますが、セリフ回しという意味で、山田洋次作品が浮かびました。語尾まで大事に話すというところが、山田作品とリンクしているのかなと思いました。現代劇って語尾を捨てていくんです。言葉の立ち上がりも遅いし。ニュアンスで語ることが多くて「なんか」とか「あの」とかでだいたい表現できる。話している内容が本心ではなくて、本心が出るのはちゃんと台本にあるのかアドリブなのか分からないようなセリフだったりする。けれど、今回のセリフ回しのようなものは、言っていることが大事。――あの感じは黒沢監督と相談して?そうです。監督が少し違和感のある感じにしたいとおっしゃっていました。「とても難しいと思いますけど、頑張ってください」と最初に言われました(笑)。――蒼井さんだから成立しえたのだと、とても感嘆しました。でもやりすぎてしまうときもあって、そうしたときは監督に「違いますよ」と言われてました(笑)。――黒沢監督はどんな方ですか?特徴的だなと思うのは、カメラワークがなんとなく決まっていることです。監督のなかには、役者から生まれるものを撮っていく方が結構いらして、それも私は好きですが、黒沢監督の場合は映像表現がまず先にある。役者に「こう動いてほしい」「こう撮りたい」とリクエストして、その中身を埋めるのは役者の作業だと。そこが特徴的だし、私が黒沢さんの好きなところのひとつです。○■聡子として、浮遊していた――1940年の神戸が舞台でした。あの街並みや家の中に立たれた感覚は?ふわっふわしてました。なんだか実感がないというか。――これまでにも戦争ものには出られていますが、それらはもっとはっきりと戦時下を意識させるものでした。そうですね。モンペを履いてたり。聡子はとても恵まれた生活をしていました。国際情勢も知っているような知らないようなくらいの知識で生きてきて、傍には尊敬できて信頼している旦那さんがいる。後半、聡子が「やっと今生きてる感じがする」と言いますが、特に前半は浮遊しているような感覚で生きていたのだと思います。ふわふわと。――甥っ子の文雄(坂東龍汰)も、優作(高橋一生)が作り上げた「恵まれた環境にいることを叔母さんは知らない」といったことを口にしていました。聡子は後半になって初めて地に足がついた?はい。やっと地に足をつけて物事を考えざるをえなくなった。そして着けたと思ったらそこは沼で、ずぶずぶと落ちていくような、潜っていくような場所だった。撮影中は、街並みも、何かまともに見られませんでした。すごく俯瞰から見ているような感覚と、潜ってみているような感覚とで。――聡子への確証がなかったと最初にお話されましたが、聡子とリンクしてたんですね。そうですね。意外とちゃんとやってたんですね(笑)。○■「何が幸せなのか」、鑑賞後に話し合ってほしい――物語が進むにつれ、聡子は、内部がどんどん激しくなっていきます。共感しましたか?今回は聡子のなかに入って想像しようとすればするほど、しんどかったんです。頭で理解しようとすると、私はそれやらないなみたいなことを結構やる人ですし、何より、背負っているものとか、触れているものとか、突きつけられているものが、あまりにも想像を絶しているので。アイスを食べて幸せだなと思っているような自分には、到底抱えきれないような人生。だから理性で見るのはやめようと思いました。聡子は時に極端な行動に出たりすることもありますが、そこは理解できました。彼女なりの筋を通した結果だなと。――完成した作品をご覧になって感じたことを教えてください。受け取り手によって、捉え方がどうとでもなる作品だと思います。観終わってから、誰かとぜひ話し合ってほしいと思いました。「何が幸せなのか」とか。自分の生活にちょっと置き換えて考えてほしいです。ただ聡子に関しては、どうしても直視できないんですよね。今度映画に出ることがあったら、ああしようこうしようとか反省点が出てきて落ち込むので、半目で見るくらいです。――反省点が出てきてしまう? それはどの作品でもですか?毎回です。○■笑いジワで目じりがしわくちゃになっていきたい――映画デビューから20年目になりました。これから先へ抱えている思いを教えてください。20年目ですか。はあ~(苦笑)。昔より、すごくいろいろと考えるようになりましたね。もっともっと喜びだけに溢れた映画作りができないものかと自分を恥ずかしく思ったり、情けなく思ったりしています。たとえば塚本晋也監督(『斬、』)みたいに映画の現場にいられたらすごく幸せだなと思うんです。――それはどういうところが?すっごく楽しそうなんですよ。どれだけ大変な現場でも。早朝から「今日は内臓が出るシーンを撮りますよ。ここをバッて切ったら、ここにピピピって内臓が出ますから」みたいなことをとても楽しそうに話していて。なんてステキな人なんだと(笑)。どうしても責任や不安といったものにがんじがらめになりがちですが、そうならずに楽しく撮影していけたらと思っています。――大人の女性として目指したいところはありますか?友人たちと、笑い転げながら、そのまま歳を重ねていきたいなと思います。――では公私ともに「笑顔」がテーマでしょうか。そうですね。これまでどこか「一生懸命」を目指しているところがありましたが、でも人生は楽しいほうが絶対いいですよね。眉間にしわを寄せてまでやらなきゃいけないことって、何かあるのかなと思うようになってきて。もちろんちゃらんぽらんに生きるのはダメですけど、眉間にしわを寄せるくらいなら、笑いジワで目じりがしわくちゃになっていったほうがいいなと思っています。(C)2020NHK,NEP,Incline,C&I
2020年10月18日映画『スパイの妻』(10月16日公開)の公開記念舞台挨拶が17日に都内で行われ、蒼井優、高橋一生、東出昌大、坂東龍汰、黒沢清監督が登場した。第77回ヴェネチア国際映画祭 銀獅子賞(監督賞)を受賞した同作は黒沢清監督の最新映画で、蒼井優が主演を務める。1940年、神戸で貿易商を営む優作(高橋)は、赴いた満州で偶然恐ろしい国家機密を知り、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。聡子(蒼井)は反逆者と疑われる夫を信じ、スパイの妻と罵られようとも、その身が破滅することも厭わず、ただ愛する夫とともに生きることを心に誓う。太平洋戦争開戦間近の日本で、夫婦の運命は時代の荒波に飲まれていく。観客が入った状態の劇場での本作の舞台挨拶は今回が初めてということで、蒼井は観客が詰めかけた客席を見て「映画館に帰ってきてくださってありがとうございます」と笑顔で語り、高橋も「感慨深いです」としみじみ。蒼井は、黒沢監督作品の魅力について、限られた美術セットの中での撮影でありながらも、完成した作品が大きなスケール感を持っている点に触れ「画の中を撮りながら、画の外も撮られているところがすごい。銀獅子賞監督の前で何をえらそうにって感じですけど(笑)、すごく骨太な映画ができたと思います」と同作への思いを表した。黒沢監督は、これまでも何度も仕事を共にしてきた蒼井を「華がある」と絶賛。「画面に映ると隅にいても、後ろを向いていても絶対に輝くんですね。持って生まれた“何か”があると今回、とりわけ強く感じました」と魅力を明かす。本作で初めて黒沢作品に出演した高橋についても「舌を巻くほどうまい! 『うまい』に尽きます。長ゼリフでも短いものでも、見ている側にセリフが飛び込んできて、喚起させる。たぶん、世界で一番うまいんじゃないかなと思います」と大絶賛。高橋は黒沢監督の言葉に「もう思い残すことはないんじゃないですかね。今日、終わってもいいくらい嬉しい言葉をいただきました」と感激していた。また、近年の黒沢作品の常連となっている東出について、黒沢監督は「大好きです。ご本人はこう言うと嫌がるかもしれませんが、『あやしい』んですね。妖怪の“怪”のあやしさもあるし、“妖”のあやしさもある。出てきた瞬間、何かが起こりそうな感じがするところが大好きです」と褒め称える。さらに坂東は、本作への出演を「緊張が最初はすごくありました。でも、みなさんがいろいろ話をしてくださったり、リラックスして終えられました。試写を見て、作品の一部になれていたのが嬉しくて、鳥肌が立ちました」と述懐する。黒沢監督はそんな坂東について「全然、緊張してらっしゃらなくて、蒼井さんともかなりハードなやりとりがあったけど、楽々やっていて、この人はものすごい大物になるかも」とそのポテンシャルにお墨付きを与えた。イベントでは、ヴェネチア国際映画祭の銀獅子賞のトロフィーも生の観客の前で初めてお披露目され、黒沢監督は「(トロフィーを)目の当たりにすると、ささやかながら映画の歴史にこの『スパイの妻』が名を刻んだんだなと実感がわいてきます」と喜びを口にする。蒼井は「本当におめでとうございます。そして、こうして私たちにも見せてくださりありがとうございます。素晴らしいこと過ぎて、自分の言葉をどう添えたらいいのかわからないくらいですが……こうしてみなさんと共有できてうれしいです」と祝福の言葉と感謝の思いを贈った。最後に蒼井は「いま、劇場のみなさんも大変な状況ですが、映画館にくる喜びを少しでも多くの方が体験してくださったら幸せです」と呼びかける。高橋は本作で描かれる物語について「人間が志や信念を貫いていく中で、のっぴきならない秘密や抱えなくちゃいけないことはたくさんあるのかもしれませんが、そうすればそうするほど、個人というものと、その真逆の大勢というものの対比が見えてくるんじゃないかと思うし、それはいまの世界でも通じると思います。心の中に一人一人の答えが出てくる作品になっていると思います」と語り、温かい拍手の中で舞台挨拶は幕を閉じた。
2020年10月17日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の井頭愛海さんです。「帰省したときは小学生の弟と妹の勉強を見ます!」と語る井頭さんの素顔に迫りました。主演映画では“鬼役”に挑戦!大阪出身の国民的美少女。『鬼ガール!!』で映画初主演。鬼で女子高生の主人公を演じる井頭さん。「慣れ親しんだ地元での撮影で台詞も関西弁だったので、リラックスして演じられました!」。役に共感するところも。「褒められると調子に乗っちゃう単純な性格は似てるかな(笑)。あと、彼女の女優を目指して頑張る姿に初心を思い出しましたね」。性格は、好奇心旺盛。「幼い頃は7つ習い事をしていました。なんでもやりたい性格なんです。国外に出たことがないので海外に行きたくて。今は難しいけど、パスポートは持ってます!」常に持ち歩いている3つの愛用カメラ。ミラーレス、デジタル、フィルムカメラ。写真はインスタに投稿します。家で盛り上がるライブDVD!清水翔太さんの歌が大好き。ライブ映像と一緒に熱唱しちゃいます。最高のくつろぎ場は実家にあるハンモック。座って揺られているとリラックスできるんです。いつでもキャンプ気分!いがしら・まなみ2001年生まれ。第13回全日本国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞。映画初主演となる『鬼ガール!!』は、10/9に大阪先行公開、10/16より全国順次公開。※『anan』2020年10月14日号より。写真・土佐麻理子文・松下侑衣花(by anan編集部)
2020年10月13日第77回ヴェネチア国際映画祭にて銀獅子賞を受賞した蒼井優主演映画『スパイの妻<劇場版>』。この度、メイキング映像と現場スチールが到着した。黒沢清監督がメガホンをとり、蒼井さんと高橋一生が夫婦役を演じた本作。メイキング映像では、2人の迫真演技の裏側に迫る。本シーンは、蒼井さん演じる聡子と高橋さん演じる優作が夫婦の絆を確かめ合う、物語において重要な場面。映像冒頭では、合間に和気あいあいと笑みを浮かべて話す2人が映し出される。しかしカメラが回りだすと空気は一変、思わず引き込まれてしまう演技合戦が繰り広げられる。黒沢監督はそのシーンを真剣な眼差しで見守り、蒼井さんの目からは涙が溢れ、テストにも関わらずまるで本番のような緊張感が伝わってくる。さらに映像と同時に到着した現場スチールには、蒼井さんや高橋さんらキャストひとりひとりに黒沢監督が真摯に演出する姿が切り取られている。『スパイの妻<劇場版>』は10月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スパイの妻 2020年10月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 NHK, NEP, Incline, C&I
2020年10月13日蒼井優主演、黒沢清監督の映画『スパイの妻<劇場版>』が、10月16日(金)より全国公開される。この度、夫婦役を演じた蒼井と高橋一生の、迫真に迫る演技合戦の裏側をとらえたメイキング映像と、現場スチールが公開された。1940年、神戸で貿易会社を営む優作は、赴いた満州で、恐ろしい国家機密を偶然知り、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。満州から連れ帰った謎の女、油紙に包まれたノート、金庫に隠されたフィルム……聡子の知らぬところで、別の顔を持ち始めた夫、優作。それでも、優作への愛が、聡子を突き動かしていく……。この度公開されたメイキング映像のシーンは、蒼井演じる聡子と高橋演じる優作が、夫婦の絆を確かめ合う、物語において重要な一場面。撮影の合間、和気あいあいと笑みを浮かべて語らう蒼井と高橋だったが、カメラが回りだすと空気は一変。迫真迫る演技合戦が繰り広げられる。そして、それを真剣な眼差しで見守る黒沢監督。テストにもかかわらず、蒼井の目からは涙が溢れ、本番さながらの緊張感が伝わってくる。あわせて発表された現場スチールでも、黒沢監督が役者陣一人ひとりに対し真摯に演出する姿がとらえられている。『スパイの妻<劇場版>』10月16日(金)より全国公開
2020年10月13日おとな向け映画ガイド今週の公開作品から、出色の3本をご紹介します。ぴあ編集部 坂口英明20/10/11(日)イラストレーション:高松啓二今週のロードショー公開は17本(ライブビューイング、映画祭企画を除く)。全国100スクリーン規模以上で拡大公開される作品は『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』『みをつくし料理帖』『夜明けを信じて。』の3本。中規模公開とミニシアター系の作品が14本です。今週も、観逃せない作品が並びました。その中から3本をご紹介します。『博士と狂人』辞典の最高峰といわれる「オックスフォード英語大辞典(OED)」。1928年に第一版を完成するまで、70年以上を要したそうです。膨大な量の言葉をひたすら集め、編纂するという、地味めな仕事ですが、その裏側で、こんなにドラマチックな人間関係と誕生秘話があったとは!OED編纂の中心人物は、マレー博士。独学で語学を学んだ、スコットランドの仕立て屋の息子、たたき上げの人です。計画が始まったものの遅々として進まない辞書作りを、彼が斬新なアイデアを持ち込んで一挙に推進させます。最も重要で大変な「言葉の用例を探す」作業に、一般人の協力を募ったのです。それに応え、世界中から用例が郵便で集まります。なかでも、大量に、しかも的確なものを送ってきたのが、マイナーという医師でした。教養人で読書家、辞書編纂にこれほど力になる協力者はいないのですが、アメリカ人の彼は、実は、南北戦争の後遺症で精神を病み、イギリスで殺人事件を起こし、精神病院に措置入院させられていたのです。マレー博士を演じるのはメル・ギブソン。そして、マイナー役はショーン・ペンです。歴史の教科書にでてくるような、髭面の偉人そのままの顔。格調があり、パッションも充分です。このふたりが、最初は手紙のやりとりから、やがて交流が始まり、深い友情と信頼で結ばれていきます。超アナログ時代の辞書作り、ビクトリア朝のイギリスの再現に好奇心がそそられます。そして、なによりもハリウッドを代表する名優ふたりの奥深い演技がみもの。ご堪能ください。『スパイの妻』黒沢清監督がヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞した作品です。1940年、大戦前夜の神戸を舞台にした歴史ドラマであり、緻密に作られたスパイサスペンスです。商社を営む主人公福原優作が、満州で重大な国家機密を入手し、正義感からそれを世界にリークしようと決意します。ことが明るみにでたら「国を売った非国民」として、断罪されるのは必定です。その計画を知ってしまった妻・聡子は……。舞台となる神戸の商社と住まい、洋風なライフスタイルなど、少しでもうそっぽいところがあると、なかなか物語に入り込めないものですが、そのあたり、ぬかりはありません。優作が映画ファンで、9.5ミリ(8ミリより前の個人用小型映画)に凝っているという設定も上手に使われています。みどころは、高橋一生の優作、蒼井優の聡子、このふたりの存在感。ミステリアスで、巧みで。まるで、ヒッチコックの作品に出てくるような演技です。言葉遣いに不思議な気品があり、懐かしさ漂う切り返しのショットにも、独特の世界が感じられます。いくつかの謎を解く鍵は、ラストまで残されます。なるほど! と思うか、お見事! と感心するか。それとも、わからない! と頭をかかえるか……。『薬の神じゃない』この作品は反社会的というか、政府の方針にさからう犯罪者が主人公です。しかも刺激的なテーマ。検閲の厳しい現代の中国で、よく作れたなあと感心します。といって肩肘はったドラマではない。コメディ仕立てで、そんなに予算をかけてもいない映画。ところが中国国内では興行収入500億円を稼ぎ出した大ヒット作になりました。テーマは「白血病の特効薬の密売」。観れば納得、最近の中国映画では出色の出来栄えです。上海で、インドの強壮剤を販売しているチョン・ヨンの店に、思いつめた顔をし、マスクを3重にしたヘンな男がやってきます。きけば、慢性骨髄性白血病で、国内で販売されている治療薬が高価で困っている、インドから安価なジェネリック薬を密輸してほしい、といいます。最初は断るのですが、その差益は魅力的。金に困ったチョン・ヨンは渡航し、密輸を始めます。彼に協力するのは、自分が患者だったり、娘が患者だったりの、訳アリ白血病関係者たち。最初は大儲け、ヤバイ商売は順調に拡大するのですが……。実は元ネタというか、実際に起きた有名な事件をヒントにしています。ネタバレになるので書きませんが、中国では珍しい結末。それが映画が大ヒットした要因のひとつです。主演は、シュー・ジェン。コメディといってもややブラックがかったテイストの作品が多い国民的スターです。今回は、彼の出世作『クレイジー・ストーン〜翡翠狂想曲〜』を監督したニン・ハオと共同製作をつとめています。
2020年10月11日女優の蒼井優、俳優の高橋一生、黒沢清監督が7日、映画『スパイの妻<劇場版>』(16日公開)の配信トークライブに登場し、共演エピソードやヴェネチア国際映画祭 銀獅子賞受賞について語った。本作は、太平洋戦争前夜の物語。神戸で貿易会社を営む優作(高橋一生)は、赴いた満州で恐ろしい国家機密を偶然知り、事の顛末を世に知らしめようとする。妻・聡子(蒼井優)の知らぬところで別の顔を持ち始めた夫、優作。それでも優作への愛が、聡子を突き動かしていく――。トークライブではヴェネチアから届いたトロフィーのお披露目も行われた。日本人作品の銀獅子賞受賞は17年ぶりの快挙となる。黒沢監督は「トロフィーが届いて、なにやら映画の歴史に名前が刻まれたんだなという感慨が」としみじみ。蒼井が「(おそれ多くて)全然、触ろうと思わないというか、すごい“圧”があります」と語ると高橋も「同じくです。現実感がないです」と緊張の面持ちで賛同した。蒼井と高橋が夫婦役を演じるのは2度目。お互いの印象や魅力を尋ねられ「お芝居に関しては全幅の信頼を置いているので、楽しみで仕方なかった」と高橋は笑顔で振り返った。蒼井は「すごい先輩であることを知りつつ、一緒に歩んでくださることに感謝しています。できればまた共演したいです!」と再共演を熱くリクエスト。黒沢監督はそんな2人について「すさまじいお芝居を見せてくれる」と絶賛した。作品について高橋は「人間的に生きていくための根源的なテーマが随所にまぶされている」、蒼井は「人によってはホラーよりも怖い映画。ぜひ劇場で面白さと恐ろしさを楽しんでください」とアピール。黒沢監督は「時に剛速球を、時にはすごい変化球が見ている方に飛んでいくので覚悟してご覧ください。それはみなさんを傷つけるのではなく、必ず心の中に刺さっていくと思いますので、どうか真正面から受け止めてください」と呼びかけた。(c)2020 NHK, NEP, Incline, C&I
2020年10月09日蒼井優を主演に迎え、黒沢清監督がメガホンを取った映画『スパイの妻<劇場版>』の配信トークイベントが10月7日、渋谷ユーロライブにて開催された。本作は太平洋戦争開戦間近の日本を舞台に、時代に翻弄された夫婦の愛と正義をかけたミステリーエンタテインメント。高橋一生演じる、恐ろしい国家秘密を知った夫を支える妻・聡子を日本映画界を牽引する女優の蒼井が演じる。先日行われた第77回ヴェネチア映画祭では銀獅子賞(監督賞)を受賞し、日本人作品としては17年ぶりの快挙を達成。トークライブには、黒澤監督、蒼井、高橋の3名が参加し、現在の心境や撮影の裏側を語った。イベント当日、ヴェネチアから到着したトロフィーを掲げて登場した黒沢監督。「ヴェネチア映画祭のコンペティション部門に選ばれただけで、もう十分幸せだったんですが、おまけにこのような賞をいただけて…。そのニュースを聞いたときは『やった』と思いつつ、実感がなかったんですが、このトロフィーが届いて、なにやら映画の歴史に名前が刻まれたんだなという感慨がわいてきました」と受賞の喜びを語る。さらに、この日初めてトロフィーを目にしたという蒼井は「人生でこんな近くで(トロフィーを)見ることができるなんて……。触れる距離にあるんですけど、(おそれ多くて)全然、触ろうと思わないというか、すごい“圧”があります」とリアルな心境を明かした。今回のトークイベントは事前にファンから集められた質問や、同時進行でTwitterから寄せられた質問に3人が答える形式で開催。劇中では1940年代の衣装が登場することから、お気に入りの衣装を尋ねられた高橋は、蒼井がポスターで着用している黄色のワンピースを挙げ「かわいかった」と語った。イベントでの黒沢監督の語り口について、ライブ配信のTwitterでは「監督が優しい!」というコメントが多く寄せられたが、蒼井は「今回で(一緒に仕事をするのは)3本目なんですが、初めて監督が神戸の出身で、関西人なので笑いをなるべく大切にされていると伺って…。現場では寡黙なイメージがあったので意外でした」と黒沢監督の意外な一面を明かす。続けて、蒼井と高橋に互いの印象や魅力を尋ねると、高橋は「夫婦役は2度目だったんですが、お芝居に関しては全幅の信頼を置いているので、楽しみで仕方がなかったです」と笑顔で振り、蒼井は「尊敬してる先輩なんですが、一緒に何かを作るということをさせていただけるのがありがたいです。すごい先輩であることを知りつつ、一緒に歩んでくださることに感謝しています。できればまた共演したいです!」と再共演を熱望した。高橋は本作について「見方によっていろんな捉え方ができる映画。根幹にあるのは、人が人を思うということ、人間的に生きていくための根源的なテーマが随所にまぶされている作品だと思います」と語り、蒼井さんは「人によってはホラーよりも怖い映画だと思います。夫婦の映画でありながら、ミステリーであり、謎がたくさんあって、見る人の数だけ答えがあります。ぜひ劇場で面白さと恐ろしさを楽しんでください」とメッセージを送る。最後に黒沢監督が、改めて蒼井さん、高橋さんについて「すさまじいお芝居を見せてくれる」と絶賛。「時に剛速球を、時にはすごい変化球が見ている方に飛んでいくので覚悟してご覧ください。それはみなさんを傷つけるのではなく、必ず心の中に刺さっていくと思いますので、どうか真正面から受け止めてください」と語り、トークライブは幕を閉じた。『スパイの妻<劇場版>』10月16日(金)全国公開
2020年10月08日動画配信サービス「Paravi」では、蒼井翔太主演でTBS新日曜劇場「危険なビーナス」のオリジナルストーリー「安全なビーナス」を配信することが決定した。東野圭吾の小説を原作にした「危険なビーナス」は、正義感が強い主人公・手島伯朗(妻夫木聡)が、ヒロイン・矢神楓(吉高由里子)と共に失踪した異父弟・矢神明人の行方を追ううちに、矢神一族の30億円にもおよぶ遺産争いに巻き込まれていく物語。一方、今回配信が決定したオリジナルストーリーは、バー「Venus」を舞台に、名物マスター・シェリーが中心となって展開。本編に出演するキャストたちが登場し、本編とは違った魅力を放つ。本編には登場しない、バーのオーナー兼バーテンダーのシェリーを演じるのは、「うたの☆プリンスさまっ♪」「KING OF PRISM」シリーズや、ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」Season1などに出演し、声優・歌手・俳優として活躍する蒼井さん。悩みを抱えて訪れる客の心をほぐす美味しいカクテルを提供し、それを飲むとシェリーの不思議な魅力と相まって、客はみんな本音を語り始める――。登場するのは、結木滉星が演じるドラマのオリジナルキャラクター、執事・君津光や、伯朗の助手・蔭山元美(中村アン)、明人(染谷将太)の従妹・支倉百合華(堀田真由)、矢神家当主の専属看護師・永峰杏梨(福田麻貴)ら。本編では語られなかった、物語の裏側を暴露していく。今回主演を務める蒼井さんは「バーのオーナー兼バーテンダーであり、ご来店いただくお客様の心に寄り添う役柄になっているのでここにしか存在しない、心地よい空間を、表現出来ればと思います。是非、ご覧ください!」と意気込みを語っている。Paraviオリジナルストーリー「安全なビーナス」は10月25日(日)「危険なビーナス」第3話放送終了後に配信開始予定。「危険なビーナス」は10月11日より毎週日曜日21時~TBSにて放送(初回25分拡大)。(cinemacafe.net)
2020年10月08日俳優として活躍している福士蒼汰(ふくし・そうた)さん。その端正な顔立ちと高い演技力で、多くの人から支持されています。そんな福士蒼汰さんのインスタグラムについて、さまざまな情報をご紹介します!福士蒼汰がインスタグラムで披露した筋肉に「かっこよすぎる」福士蒼汰さんが、2020年9月21日にインスタグラムを更新。上半身裸の写真を公開し、話題になりました。同月放送開始のドラマ『DIVER-特殊潜入班-』(フジテレビ系)に主人公・黒沢兵悟役で出演している、福士蒼汰さん。この日更新したインスタグラムで、福士蒼汰さんは同作の宣伝をするとともに、上半身裸になった自身の写真を公開しました。 この投稿をInstagramで見る 福士蒼汰(@fukushi_sota_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月21日午前5時10分PDT福士蒼汰さんが披露した美しい筋肉に、ファンは大興奮。絶賛のコメントが多く寄せられています。・これはやばい!かっこよすぎる。・素敵すぎてずっと見ていたい!・その腕で包み込まれたい。また、俳優の山田裕貴(やまだ・ゆうき)さんもこの写真に反応し、「これはヤバい」とコメントしていました。福士蒼汰、脱いだら筋肉がすごい!山田裕貴も「これはヤバい」とコメント福士蒼汰のインスタグラムには魅力的な写真がいっぱい!福士蒼汰さんのインスタグラムには、ほかにも魅力的な写真が多数投稿されており、更新を楽しみにしているファンも多いようです。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 福士蒼汰(@fukushi_sota_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月22日午前6時09分PDT この投稿をInstagramで見る 福士蒼汰(@fukushi_sota_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月16日午前2時40分PDT この投稿をInstagramで見る 福士蒼汰(@fukushi_sota_official)がシェアした投稿 - 2020年 7月月2日午前6時02分PDT この投稿をInstagramで見る 福士蒼汰(@fukushi_sota_official)がシェアした投稿 - 2019年12月月18日午前8時16分PSTまた、共演者との写真もたびたび投稿しており、ファンの目を楽しませています。 この投稿をInstagramで見る 福士蒼汰(@fukushi_sota_official)がシェアした投稿 - 2019年 7月月9日午前3時07分PDT この投稿をInstagramで見る 福士蒼汰(@fukushi_sota_official)がシェアした投稿 - 2019年10月月17日午後10時21分PDT この投稿をInstagramで見る 福士蒼汰(@fukushi_sota_official)がシェアした投稿 - 2019年 8月月6日午前4時36分PDT福士蒼汰はドラマのインスタグラムでもかっこいい!福士蒼汰さんは、出演した作品の公式インスタグラムにもたびたび登場しています。こちらは、2019年10~12月にかけて放送されたドラマ『4分間のマリーゴールド』(TBS系)の公式アカウント。同作で、福士蒼汰さんは主人公・花巻みこと役を演じました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 4分間のマリーゴールド【公式】TBS金曜ドラマ(@4mari_tbs)がシェアした投稿 - 2019年12月月12日午後1時01分PST この投稿をInstagramで見る 4分間のマリーゴールド【公式】TBS金曜ドラマ(@4mari_tbs)がシェアした投稿 - 2019年10月月10日午前1時35分PDT この投稿をInstagramで見る 4分間のマリーゴールド【公式】TBS金曜ドラマ(@4mari_tbs)がシェアした投稿 - 2019年10月月1日午前1時30分PDT次は、2017年7~9月にかけて放送されたドラマ『愛してたって、秘密はある。』(日本テレビ系)に出演した時の福士蒼汰さんです。同作で、福士蒼汰さんは主人公・奥森黎(おくもり・れい)役を演じました。 この投稿をInstagramで見る 公式「愛してたって、秘密はある。」(@aiaru_ntv)がシェアした投稿 - 2017年 9月月16日午前4時58分PDT この投稿をInstagramで見る 公式「愛してたって、秘密はある。」(@aiaru_ntv)がシェアした投稿 - 2017年 7月月5日午前4時15分PDT この投稿をInstagramで見る 公式「愛してたって、秘密はある。」(@aiaru_ntv)がシェアした投稿 - 2017年 9月月15日午前5時58分PDTさまざまな作品で魅力的な演技を見せている、福士蒼汰さん。これからの活躍も応援しています!福士蒼汰って中川大志と似すぎじゃない?英語やイタリア語がうまいワケは…[文・構成/grape編集部]
2020年09月28日元セクシー女優でタレントの蒼井そら(あおい・そら)さんが、2020年8月11日にインスタグラムを更新。新ヘアスタイルを公開し、「美しい」と絶賛されました。 この投稿をInstagramで見る Changed hair color and style. How do I look?? 蒼井そら/AOI SOLA (@aoi_sola)がシェアした投稿 - 2020年 8月月10日午後5時29分PDT白に近いハイトーンの金髪ヘアにチェンジしている蒼井そらさん。これまでの大人っぽい茶髪ボブとは異なり、一気に明るい印象になっています。この投稿を見たファンは「似合っている!」「めっちゃかわいい」と絶賛。海外のファンからと思しき外国語でのコメントも数多く寄せられ、大きな盛り上がりを見せています。・めちゃくちゃキュート!いつにも増して輝いてる!!・20代っていわれてもおかしくないビジュアル…。・そらさんは何してもかわいいなぁ!ずっと憧れの人です。蒼井そらのインスタにはかわいい写真が満載!蒼井そらさんは2018年1月にDJ NONさんと結婚。2019年5月に双子を出産していますが、ママに見えないかわいさがたびたび話題になります。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る Yesterday was my twin's half birthday. And It will soon be my birthday.haha 蒼井そら/AOI SOLA (@aoi_sola)がシェアした投稿 - 2019年11月月2日午前2時18分PDT この投稿をInstagramで見る The World AIDS day. * #theworldaidsday #redribbon 蒼井そら/AOI SOLA (@aoi_sola)がシェアした投稿 - 2019年12月月1日午前2時13分PST この投稿をInstagramで見る Happy new year あけましておめでとうございます สวัสดีปีใหม่ 新年快乐 새해 복 많이 받으세요 Selamat tahun baru Maligayang bagong taon Feliz año nuevo Bonne année Frohes neues Jahr 蒼井そら/AOI SOLA (@aoi_sola)がシェアした投稿 - 2020年 1月月3日午後3時25分PST この投稿をInstagramで見る Hawaii wedding. 蒼井そら/AOI SOLA (@aoi_sola)がシェアした投稿 - 2020年 1月月20日午後8時07分PST この投稿をInstagramで見る * Good night PANDA!!!haha 蒼井そら/AOI SOLA (@aoi_sola)がシェアした投稿 - 2020年 6月月3日午前9時02分PDT蒼井そらってどんな人?1983年11月11日に東京都で生まれた蒼井そらさんは、2002年6月にグラビアデビュー。やがてセクシー女優のトップとなり、活動していました。同時にアダルト系アイドルグループ『恵比寿マスカッツ』のリーダーとして、『おねだり!!マスカット』(テレビ東京系)などのバラエティ番組にも出演。また、同局のドラマ『嬢王』や『極道めし』などにも出演し、女優としての才能も発揮しています。2020年現在は結婚し、双子の母親として育児に奮闘。以前とは違う蒼井そらさんの魅力を知りたい人は、ぜひインスタグラムをチェックしてみてくださいね。[文・構成/grape編集部]
2020年09月25日井ノ原快彦と道枝駿佑(なにわ男子/関西ジャニーズJr.)が親子役を演じる『461個のおべんとう』から、監督が大絶賛を贈る“俳優・井ノ原快彦”の真骨頂を写し出した新場面写真が解禁された。井ノ原さん演じる主人公・一樹は、多忙なミュージシャンであり、いつも前向きで自由奔放な性格。それと同時に、「3年間休まず高校に通う」「3年間毎日おべんとうを作る」という親子の約束を果たすべく、毎朝早く起きて息子に手作りのおべんとうを作る優しい父親でもある。今回徹底した役作りを通し、井ノ原さんは大人の自由を謳歌するタフな父親を自然体で表現している。兼重淳監督は「なんであんなに良い人なんだろう(笑)。井ノ原さんの人柄に引っ張られて、ポジティブな一樹になりました。俳優・井ノ原快彦の“真骨頂”をたくさんの方に見ていただきたいです」と大絶賛。ベテランの撮影スタッフも「芝居をしている感じが全くしない」と驚かせるほど、自身と役柄の親和性も高く、普段と変わらない井ノ原さんの演技に思わず原作者の渡辺俊美も微笑んでしまったと明かすしている。「井ノ原さんならさわやかに演じてくれるだろう」井ノ原さんの細やかな役作りのアプローチは、衣装にも反映されている。一般的な撮影では、どのシーンで何を着るのか予め決めておくが、一樹の服装は井ノ原さんと衣装や小道具スタッフとの綿密なディスカッションの上、撮影当日に決定することがあったという。スタッフとの積極的なコミュニケーションが、リラックスした一樹の雰囲気を作り上げたのだ。さらに平石プロデューサーは、「親の心情としては掴みにくい、一樹の“楽天家”的な要素も井ノ原さんならさわやかに演じてくれるだろうと。難しい役柄ですが、新しい父親像が見られるのではないかとも期待していた」と語る。息子を想う父親、ミュージシャン、そして恋する男であり、どこか肩の力が抜けた等身大の父親像は、井ノ原さんなくしては生まれなかったであろう。到着した場面写真は、自分に自信が持てず思い悩む虹輝(道枝駿佑)に「大丈夫。全部うまくいくよ」と、一樹が優しくおべんとうを手渡すシーン。すれ違う親子がおべんとうを通じて仲を深める貴重な場面となっており、息子の成長をそっと後押しする一樹の姿を写し出している。井ノ原さんと道枝さんは、クランクイン前から積極的に連絡を取り合い、撮影中も毎日2人でお昼ご飯を食べていたそうで、本物の親子さながらの息の合った演技を披露している。『461個のおべんとう』は11月6日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:461個のおべんとう 2020年11月6日より全国にて公開© 2020「461個のおべんとう」製作委員会
2020年09月18日「当たりすぎる」と話題の占い師・星ひとみさん。『突然ですが占ってもいいですか』(フジテレビ系)での、ゾクゾクするほどの的中っぷりに、目が釘づけ!という人も多いのでは?星ひとみさんが監修した占いサイト『星ひとみ☆幸せの天星術』で有名人の婚期などを調べても、やはり軒並み当たるので、これは信頼できそう!と思わずにはいられません。■丸山桂里奈は2020年、結婚運ピーク例えば、先日、結婚を発表し、世間をびっくりさせた元なでしこジャパンFWの丸山桂里奈さん。『星ひとみ☆幸せの天星術』で“結婚に最適な時期”を占ったところ、2020年は「結婚運ピーク」と表示されました。【2020年:金星】結婚運ピーク「丸山桂里奈さんを想い続けてきた異性から結婚を求められるでしょう。よいところも悪いところもしっかり見てきて、そのうえで人生を共にしたい相手だと思ってもらえますよ。ありのままを受け入れてくれるので、結婚後は家庭が何よりも寛ぐ場所に。伴侶となってよかったと心から感じられるはず」ご主人は元サッカー日本代表の本並健治さん。かつては監督と選手という立場だった2人の交際がスタートしたのは、今年に入ってからとのこと。結婚自体はサプライズ感がありましたが、出会いから何年も経っているし、まさに占いの結果どおりだと思いませんか?■澤穂希は2015年、結婚運ピークそんな丸山桂里奈さんの結婚報告を喜び、お祝いを贈ったという、女子サッカー界のレジェンド・澤穂希さんが結婚したのは2015年。え!あの澤さんが?と、当時も驚きましたよね。同じように『星ひとみ☆幸せの天星術』で結婚に最適な時期を見てみたら、2015年はなんと澤穂希さんにとって【金星】=「結婚運ピーク」の年でした。澤穂希さんとご主人の辻上裕章さんは、10年来の友人だったそう。それこそ本当に「よいところも悪いところもしっかり見てきて」結婚に至ったんでしょうね。そういう関係ってなんだか素敵です。■『星ひとみ☆幸せの天星術』とは?ここまで書いてきた『星ひとみ☆幸せの天星術』とは、星ひとみさんの完全オリジナル占術「天星術」を体験できる占いサイト。「天星術」は中国に古くから伝わる東洋占星術をもとに統計学や人間科学、心理学などの要素から作り上げた占いで、出会い、交際、結婚などが驚くほど詳細にわかります。「天星術」の特徴は、主に生年月日から導き出される“天星”を用いること。【満月】【大陸】【夕焼け】といった12種類の"天星"から、出会いの時期や結婚に適した時期、恋人との相性などを占うことができるのです。監修者の星ひとみさんは、巫女の家系に生まれた注目の占い師で、芸能人・著名人を中心とした顧客は常時1000人余り。鑑定人数は2万人以上という若き実力派です。『突然ですが占ってもいいですか?』での活躍はもちろんですが、『スッキリ』(日本テレビ系)の「誕生月占い スッキリす」も「当たる!」と評判に。芸能界に数多いるファンは「ひとみさん、なんでもわかっちゃうね」「私の中が透けてるんじゃないかってくらい、とにかくすごかった」と絶賛しています。■【金星】【決星】の年は結婚に最適今回は、『星ひとみ☆幸せの天星術』で元なでしこの人気者2人の婚期をチェックしましたが、こちらのサイトで見ると、“結婚に最適な時期”にゴールインしている人は本当に多いんですよね。【金星】と同じく、“結婚に適している時期”の一つが【決星】=「決断の年」です。『突然ですが占ってもいいですか』にレギュラー出演中の水野美紀さんは2016年に結婚していますが、この年は水野さんにとって【決星】でした。また、2019年に結婚した蒼井優さんや多部未華子さんは2019年が【決星】。今年結婚を発表した生田斗真さんは2020年が【決星】だったりします。結婚にふさわしい時期を自分で予感していたのか。それとも、たまたまタイミングがピタッとハマったのか……それはわからないのですが、みんなピンポイントで結婚しているのは確か。ということは、事前に「この年は運気が巡ってくるな」と把握し、そこに照準を合わせて行動するのが一番の近道なのかもしれません。そのためにも『星ひとみ☆幸せの天星術』で“結婚に最適な時期”や“結婚に向かない時期”を予習しておくとよさそうですね。(文=ココロニプロロ編集部)監修者:星ひとみ東洋占星術・統計学・心理学・人間科学など様々な要素で創り上げたオリジナル運勢鑑定法『天星術』を基に、これまでに20,000人以上の鑑定実績。高い的中率を誇り、熱い支持を受けている。現在『スッキリ』(日テレ系)の占いコーナー「誕生月占いスッキリす」を担当、『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)にも出演中。
2020年09月16日俳優の中村蒼(なかむら・あおい)さんが、2020年9月13日にブログを更新。前髪をあげたヘアスタイルを披露し、ファンをキュンとさせています。中村蒼の報告に「待ちきれない」2020年9月現在、朝の連続テレビ小説『エール』(NHK)に出演している中村蒼さん。同作は新型コロナウイルス感染症の影響で一時撮影が中断していたものの、同月14日から放送再開することが決定しています。中村蒼さんは、放送再開の告知とともに鏡越しの自撮りショットを披露しました。また、新しいキャストの発表もあり、中村蒼さんはさらに喜びを爆発させているようです。今日の直前スペシャルでは今後の新しいキャストさんが発表されましたね。素敵なキャストでより楽しみが増しますね^_^中村蒼オフィシャルブログーより引用最後は「あと2日!お見逃しなくっ!!」とファンに呼びかけると、たくさんの応援コメントが殺到。「大変だろうけど頑張って!」「楽しみにしている」といったあたたかいメッセージが寄せられています。・放送再開、待ち遠しいです!頑張ってください。・また毎朝、蒼くんの姿が見られることを楽しみにしてます。・相変わらず、かっこいい!また、イケメンショットお待ちしてます!同作で中村蒼さんは窪田正孝さん演じる主人公・古山裕一の幼なじみ、村野鉄男役を好演しています。村野鉄男の行く末がどうなるのか、視聴者は興味津々!中村蒼さんの活躍とともに、ドラマの展開にも注目です。中村蒼ってどんな人?結婚した相手や子供、現在の活動について調べてみると…[文・構成/grape編集部]
2020年09月14日蒼井優の主演最新作で高橋一生と共演した映画『スパイの妻』の黒沢清監督が、第77回ヴェネチア国際映画祭にて銀獅子賞(監督賞)を受賞。蒼井さんと高橋さん、そして黒沢監督から喜びのコメントが到着した。ヴェネチア国際映画祭はカンヌ・ベルリンと並ぶ世界三大映画祭のひとつであり、世界最古と呼ばれる歴史深い映画祭。今回、そのコンペティション部門に唯一の日本映画として選出された本作。9月9日(水)22:00(現地時間)のワールドプレミアは早々に完売となり、世界の黒沢清ファンが駆けつけ、新型コロナウィルス感染症の影響で監督・キャストは不在にもかかわらず、上映後はあたたかな拍手の音が響いたという。上映後の評価も上々、「近年の黒沢作品の最高傑作!」(Indiewire)、「純粋に楽しむことができ、国際的にも受け入れられるエンタテインメント」(Variety)、「黒沢監督はこの作品で、新たな野心的出発を遂げる」(Screendaily)と海外メディアからも高評価。審査員のひとりクリスティアン・ペッツォルト監督(『未来を乗り換えた男』)は「大好きな作品です。オペラ的なリズムと画作りで政治ドラマを描く。このような作品には久しく出会っていませんでした。30~40年代の伝統的な世界を現代のスタイルで表現しています」と本作を絶賛した。2018年の『ゴールデン・リバー』ジャック・オーディアール、2019年の『ホモ・サピエンスの涙』ロイ・アンダーソンに続く、監督賞にあたる銀獅子賞となった黒沢監督。日本映画としては2003年の『座頭市』北野武監督以来、17年ぶりの快挙。溝口健二監督が『雨月物語』(53)『山椒大夫』(54)で2度、黒澤明監督が『七人の侍』(54)、熊井啓監督が『千利休 本覺坊遺文』(89)で受賞しており、日本では5人目の受賞者となった。現地時間9月12日に発表された受賞結果に、黒沢監督は「スタッフと俳優の力が最高のかたちで組み合わさった結果だと思っています。映画の可能性は無限なのだと、この歳になって実感しました」とコメント。主演の蒼井さんは「(審査員長の)ケイト・ブランシェットさんから監督のお名前が呼ばれた瞬間、現場の片隅で、モニターを静かに並んで見つめられていた、監督と奥様の後ろ姿を思い出しました。たくさんの映画仲間から連絡が入り、みんなとても興奮し、感動し、喜んでいます。黒沢監督、本当におめでとうございます。これからも監督の映画を楽しみにしています」と語り、撮影現場に思いを馳せた様子。また、高橋さんも「この作品が世界で評価されることを嬉しく思います。黒沢監督のもと、あの空間、あのスタッフ、キャストと共に作品を作り上げていく時間は、最高の体験でした」と振り返っていた。第77回ヴェネチア国際映画祭主な受賞結果■金獅子賞(最優秀作品賞)『ノマドランド』クロエ・ジャオ監督■銀獅子賞(審査員大賞)『Nuevo orden』(原題)ミシェル・フランコ監督■銀獅子賞(監督賞)『スパイの妻』黒沢清監督■女優賞ヴァネッサ・カービー『Pieces of a Woman』(原題)■男優賞ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ『Padrenostro』(原題)■脚本賞チャイタニヤ・タームハネー『The Disciple』(原題)■審査員特別賞『Dorogie tovarishchi』(原題)アンドレイ・コンチャロフスキー■マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)ルーホッラー・ザマニ『Khorshid』(原題)『スパイの妻』は10月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スパイの妻 2020年10月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 NHK, NEP, Incline, C&I
2020年09月13日黒沢清監督の最新映画『スパイの妻』(10月16日公開)が2日(現地時間)よりイタリアで開催されている第77回ヴェネチア国際映画祭で、銀獅子賞(監督賞)を受賞し、黒沢監督、蒼井優、高橋一生が喜びのコメントを寄せた。同作は黒沢清監督の最新映画で、蒼井優が主演を務める。1940年、神戸で貿易商を営む優作(高橋)は、赴いた満州で偶然恐ろしい国家機密を知り、正義のため、事の顛末を世に知らしめようとする。聡子(蒼井)は反逆者と疑われる夫を信じ、スパイの妻と罵られようとも、その身が破滅することも厭わず、ただ愛する夫とともに生きることを心に誓う。太平洋戦争開戦間近の日本で、夫婦の運命は時代の荒波に飲まれていく。ヴェネチア国際映画祭は、カンヌ・ベルリンと並ぶ世界三大映画祭のひとつであり、世界最古と呼ばれる歴史深い映画祭。メインであるコンペティション部門に、唯一の日本映画として選出された同作だが、9日22:00(現地時間)のワールドプレミアは早々に完売となり、世界の黒沢ファンが駆けつけた。上映後の評価も上々で、「近年の黒沢作品の最高傑作!」(Indiewire)、「純粋に楽しむことができ、国際的にも受け入れられるエンタテインメント」(Variety)、「黒沢監督はこの作品で、新たな野心的出発を遂げる」(Screendaily)といったメディアの言葉が並んだ。ヴェネチア国際映画祭の最優秀監督賞にあたる銀獅子賞の受賞は、日本映画としては2003年の北野武監督『座頭市』以来、17年ぶりの快挙。溝口健二監督が『雨月物語』(53)『山椒大夫』(54)で2度、黒澤明監督が『七人の侍』(54)、熊井啓監督が『千利休 本覺坊遺文』で受賞、と日本では5人目の受賞者となった。審査員のひとりクリスティアン・ペッツォルト監督は「大好きな作品です。オペラ的なリズムと画作りで政治ドラマを描く。このような作品には久しく出会っていませんでした。30~40年代の伝統的な世界を現代のスタイルで表現しています」と同作を絶賛した。○黒沢清監督 コメントスタッフと俳優の力が最高のかたちで組み合わさった結果だと思っています。映画の可能性は無限なのだと、この歳になって実感しました。○蒼井優 コメント黒沢監督、銀獅子賞受賞おめでとうございます。ケイト・ブランシェットさんから監督のお名前が呼ばれた瞬間、現場の片隅で、モニターを静かに並んで見つめられていた、監督と奥様の後ろ姿を思い出しました。たくさんの映画仲間から連絡が入り、みんなとても興奮し、感動し、喜んでいます。黒沢監督、本当におめでとうございます。これからも監督の映画を楽しみにしています。○高橋一生 コメントヴェネツィア国際映画祭監督賞受賞、心からお祝い申し上げます。この作品が世界で評価されることを嬉しく思います。黒沢監督のもと、あの空間、あのスタッフ、キャストと共に作品を作り上げていく時間は、最高の体験でした。これからも素晴らしい作品を楽しみにしております。おめでとうございます。
2020年09月13日9月9日昨日、「第77回ヴェネチア国際映画祭」コンペティション部門の公式会見に、『スパイの妻』主演の蒼井優、共演の高橋一生、そして黒沢清監督がリモートで登壇した。昨今の状況により、現地入りは実現出来なかったが、3人はスペースFS汐留に集まり、映画祭の会場であるイタリア・ヴェネチアと中継を繋ぎ、世界に向けて本作への思いを語った。このテーマを選んだ理由についてまず黒沢監督は「社会と個人が引き裂かれ、対立するわかりやすい職業・存在としてスパイがいました。それ以上に、スパイと聞いた瞬間、ある種の映画的魅力が発揮できるんじゃないか?と思うような、映画に撮って魅惑的な言葉のひとつだと感じました」とコメント。今回夫婦役で共演となった高橋さんと蒼井さんは「聡子と優作の関係性は非常に繊細です。互いに思い合う形が違う。表層的なものと、(実際に)内側で思っているもの違いを、黒沢監督が切り取ってくださった。優作を演じる際は、個人の主観やバイアスもあるでしょうが、脚本に忠実に、目の前にいる蒼井さんとお芝居を通して会話することを心がけていました」(高橋さん)。「優作さんがいるから、自分がいるという感覚だったのが、途中から優作さんと共に生きる喜び、一緒に何かを成し遂げようとする喜び、一心同体になっていく喜びを持つようになり、物語を動かしていると思い、その気持ちを大切に演じました」(蒼井さん)と思いを語った。また、日本マスコミ向けの会見も行われ、今回の会見について問われると、蒼井さんは「そこに行けないことを実感するとともに、この状況でも映画は海を渡るという喜びを噛みしめています。こういう形で映画を喜ぶ瞬間があり、映画祭の灯が消えないようにつながっている。それが今年限りであることを祈っています」と収束を願い、高橋さんは「残念という気持ちもありますが、リモートであっても参加させて頂けることを光栄に思い、汐留からヴェネチアを楽しみました。非常にいい経験ができたと思っています」とリモートでの参加をふり返る。そんな2人について魅力を聞かれた黒沢監督は「どこも素晴らしいけど、声が特に素晴らしい!」と言い、「声のすばらしさに関しては、世界のどの人が見ても、『この人はどんな人なんだろう?』と興味がわく強烈な魅力を持っていると思います」と賛辞を贈った。『スパイの妻』は10月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スパイの妻 2020年10月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 NHK, NEP, Incline, C&I
2020年09月10日9月9日(水)、第77回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門の公式会見に映画『スパイの妻』の黒沢清監督、蒼井優、高橋一生がスペースFS汐留にてリモートで登壇。映画祭の会場であるイタリア・ヴェネチアと中継を繋ぎ、世界に向けて本作への想いを熱く語った。本作は日本映画界を牽引する黒沢清監督がメガホンを取った、ミステリーエンタテインメント。1940年の太平洋戦争開戦間近の日本を舞台に、時代に翻弄される夫婦の絆を描いている。主演を務めるのは、映画やドラマに数多く出演し、アーティストしても活躍する俳優・高橋一生。高橋演じる主人公・優作を愛する妻の聡子に蒼井優、そのほか東出昌大や坂東龍汰など、豪華俳優陣が集結している。公式会見に登壇した黒沢監督は今回のテーマを選んだ理由について、「社会と個人が引き裂かれ、対立するわかりやすい職業・存在としてスパイがいました。それ以上に、スパイと聞いた瞬間、ある種の映画的魅力が発揮できるんじゃないか?と思うような、映画に撮って魅惑的な言葉のひとつだと感じました。」と説明。高橋と蒼井は、それぞれ「脚本に忠実に、目の前にいる蒼井さんとお芝居を通して会話することを心がけていました」(高橋)、「途中から優作さんと共に生きる喜び、一緒に何かを成し遂げようとする喜び、一心同体になっていく喜びを持つようになり、物語を動かしていると思い、その気持ちを大切に演じました」(蒼井)と、本作で夫婦役を演じるにあたり、意識していたことを明かした。今回は映画祭の会場であるイタリア・ヴェネチアに足を運べず、リモートでの出演となったが、蒼井は「手塩をかけて作った作品がヴェネチアの観客に触れるという、とんでもない緊張感を含めての映画祭。そこに行けないことを実感するとともに、この状況でも映画は海を渡るという喜びを噛みしめています」と、緊張と喜びを同時に味わった様子。また、記者から「高橋さんと蒼井さんについて、国際映画祭の場で世界に向けて誇れる魅力は?」という質問が飛び出すと、黒沢監督は「どこも素晴らしいけど、声が特に素晴らしい! 声が素晴らしい人は、後ろを向いてても、遠くにいても、場合によっては画面にいなくても存在感が強烈にこちらに伝わってきます。声のすばらしさに関しては、世界のどの人が見ても、『この人はどんな人なんだろう?』と興味がわく強烈な魅力を持っていると思います」とふたりの魅力について、活き活きと語っていた。『スパイの妻』10月16日(金)新宿ピカデリーほか、全国ロードショー
2020年09月10日田中裕子が15年ぶりに映画主演を務め、『横道世之介』『モリのいる場所』などの沖田修一監督が描く『おらおらでひとりいぐも』から、製作現場レポートとメイキング画像が解禁となった。蒼井優、田中裕子の一挙手一投足に注目!クランクインから、ちょうど10日が経った2019年11月21日。沖田組は関東圏のお寺でロケを行っていた。雲ひとつない秋晴れのロケ日和、撮り進められていったのは、田中さん演じる主人公の「桃子さん」が亡き夫・周造のお墓参りに訪れる一連のシーン。汗ばむくらいの陽気の中、沖田監督をはじめスタッフ陣はキビキビと動き回り、準備を整えていく。冬至まで約1か月、17時ごろには陽が沈んでしまうことと撮るべきカット数を考えると、言うまでもなく悠長には構えていられない。しかし、スケジュール的にはタイトなはずなのに、不思議なくらい現場に流れる空気が穏やかに感じられる。これぞ、どんな時や状況でも声を荒げることがない監督の温和な人柄が反映された、沖田組ならではの雰囲気。それでいて、各セクションがしっかりとプロの仕事をする。かくして、ロケは小気味よく進行していった。田中さんが墓地へと1人歩いていくシーンから一転、桃子さんの頭の中で繰り広げられる大勢での行進の撮影ではキャストも増えて現場がにぎやかに。周造役の東出昌大をはじめ、桃子さんの分身的存在である「寂しさ」1・2・3を演じる濱田岳、青木崇高、宮藤官九郎、彼らとは異なる諦念的な感情が分身となった「どうせ」役の六角精児に「ばっちゃ(桃子の祖母)」役の大方斐紗子に子役たちが一堂に会するということで、衣装部とヘアメイクチームは大わらわだが、やはりどこか和やかなのは、さすが沖田組と言ったところ。また、出番は夕方からだったが、若き桃子役の蒼井優もすでに現場入りして、一部始終を見守っている。そんな中、沖田監督が「ここでは桃子さんを、みなさんが一緒になって『がんばれ~っ』と応援するような感じにしたいです」と演出意図を伝え、段取り~カメラテストへ。「寂しさ」トリオが桃子さんの背中を押したり掛け声をかけたり、「どうせ」と「ばっちゃ」も息を弾ませながら坂道を歩いては「ホレ、ホ~レ」と場を盛り上げるさまを、沖田監督が目を細めて楽しそうに見つめている。途中、楽器の音が出なくなるといった小さなトラブルもあったが、無事に撮り切って次なるシーンへ。続いては、周造の墓前に“3人の桃子”が並び、夕焼けを見つめる情緒的なシーン。陽は刻一刻と傾く日没間近、辺りが暗くなるにつれ小高い丘の墓地に吹く風の冷たさが身に染みてくる。それでも蒼井さんは自身の出番がない時間も現場に残り、田中さんの一挙手一投足を目で追う。あたかも、その動きや仕草を焼きつけようとしているかのように──。そして迎えたラストカット、3人の桃子が同じタイミングで夕陽の方へ振り向く芝居に、沖田監督の「OKです!」の声が響く。空を見ると、少しずつ星がまたたき始めていた。ハプニングもアドリブで対応!田中裕子の女優としての凄みお寺でのロケから2週間近くが経ち、撮影も終盤へ。この日は横浜元町の老舗ダンスホールを借り切って撮影が行われた。人生に大切なのは自由か、愛か?桃子さんの自問自答が妄想となってふくらみ、居間の襖を開けた先の“脳内コンサート会場”で丁々発止に発展していくシークエンスは、映画版「おらおらでひとりいぐも」ならではの見せ場のひとつ。バックバンドを従えて、50~60人ほどの観客を前に周造との永遠の別れに対して抱いた思い(※ちなみに、歌のタイトルは「くそ周造」である!)を歌いあげる桃子さんの姿は、さながらリサイタルのよう。その美声に聴き惚れていたのもつかの間、1人の客のヤジによって会場の雰囲気が一変。桃子さん擁護派対非難派が揉み合い、警備員に扮した「寂しさ」トリオが止めに入る…といった展開を見せていくのだが、若干いつもの沖田組よりもテイクを重ねたのが、客の投げたペットボトルが桃子さんの額に当たるカットだ。実はこの撮影でフレーム外からペットボトルを投げているのは、沖田監督。もちろん中身は空っぽで当たっても痛くはないのだが、芝居と言えども日本を代表する女優の顔に物を投げるとなると、気が引けてしまう。ということで“大役”を引き受けた監督だったが、これがなかなか狙い通りに当たらない。田中の頭上では「寂しさ」トリオが紙吹雪を散らしているので、撮り直すたびに一度それを回収しなければならず…沖田監督にも次第にプレッシャーが掛かり始める。その場で素振りを始めた監督に、田中さんが「思いきり当てちゃってください」と気づかいを見せると、その直後のテイクで会心のヒット(!?)。モニターチェックでもOKが出て、観客席のエキストラ陣からは拍手が起こった。なお、特に印象的だったのは、意見が二分して揉み合いになる観客たちに、桃子さんが切々と正直な思いを語るシーンでの出来事だ。長ゼリフを話している最中に、予定よりも早いタイミングでヤジが飛ぶも、田中さんは桃子さんとしてそれを受け止め、「まだ(話し)終わっでねえ!」と一喝。すぐさま、続きのセリフを話し始めるという──ともすればカットがかかりそうなハプニングを、見事なまでのリアクションで一連の芝居に取り込んでみせたのだ。本編では違うテイクが使われていたが、田中裕子という女優の凄みを改めて実感した現場での1コマであった。『おらおらでひとりいぐも』は11月6日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:おらおらでひとりいぐも 2020年11月6日より公開© 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会
2020年09月01日焼けつくような暑さに包まれた8月17日の夕暮れ。涼し気な表情で、高級愛車を走らせているのは蒼井優(35)だ。左手薬指の結婚指輪を光らせながら、蒼井が向かった先は東京・新宿にある有名百貨店。地下駐車場に車を停めると、足早に館内へと入っていく。記念すべき35歳の誕生日を迎えたこの日、蒼井が駆け足で向かったのは最愛の夫・南海キャンディーズ山里亮太(43)の晴れ舞台をお忍びで見届けるためだった――。「この日は、百貨店内にある劇場で山里さんが一週間ぶっ続けで行う単独ライブ『山里亮太の140』の初日。コロナ禍で何度も延期され、やっと実現できることに。ただでさえチケットの取れない人気公演ですが、客席数を間引いての実施ということもあって発売早々に即完売していました」(お笑い関係者)今年2月以来、約半年となる単独公演。初日開演前に山里は自身のインスタグラムでこう意気込んでいた。《来ました!山里亮太の140東京初日!たくさんのスタッフさんが細かく準備してくれている、本当にありがたい。お越しくださる皆様、色々といつもと違ってご協力をお願いすることもあると思いますが、どうぞよろしくお願いします。何より、本日舞台に立たせていただき、本当にありがとうございます》蒼井もようやく実現した夫の大一番を陰ながら支えてきたようだ。あるワイドショーの芸能デスクは言う。「舞台の準備に追われいつも以上に多忙な日々を過ごしていた山里さんを蒼井さんは徹底的にサポート。誕生日と舞台が重なったことで、ゆっくり祝うことはできなくなりましたが蒼井さんは『あたし絶対初日には、亮太さんのライブを見に行くことに決めたから。だってあたしの誕生日。一番したいことをしたいから』と、山里さんの背中を押したそうです。蒼井さんが初日に来てくるということもあって、山里さんもとても張り切っていたといいます」蒼井の“声援”もあってか、舞台は大盛り上がりだったようだ。終演したのは、予定時間を15分ほど過ぎた午後9時ごろ。参加した女性客は興奮気味にこう話す。「めちゃくちゃテンポのいいライブショーでした!山ちゃんもコロナ禍でずっと私たち観客の前で、喋りたかったって。山ちゃんから『これから連続今日を入れて7日間興行。ネタバレしちゃったら、次のお客様に可哀想でしょ。だから口チャックで、お願いします』って言われたから喋れません(笑)」再び蒼井が姿を見せたのは午後10時前。楽屋口から山里と現れた蒼井は、夫を労いながら帰路についた。
2020年08月18日田中裕子が15年ぶりに映画主演、『横道世之介』『モリのいる場所』などの沖田修一監督が描く『おらおらでひとりいぐも』から、主人公・桃子さんの「寂しくても賑やか」なシニアのひとり暮らしの日常が明らかになった。75歳でひとり暮らしをしている主人公“桃子さん”役には、映画『いつか読書する日』以来、15年ぶりに映画主演を務める田中裕子。古代生物に夢中な主人公・桃子さんを魅力的に演じ、蒼井優が桃子さんの「娘の時代」「妻の時代」を二人一役でつとめている。原作では桃子さんの頭の中だけに登場する“心の声”=寂しさたちは、映画では濱田岳・青木崇高・宮藤官九郎の3人が演じる擬人化されたキャラクターとなって登場する。家の中で、病院の待ち合いで、歩き慣れたいつもの道で…桃子さんの“心の声”=寂しさたちは、気づけば桃子さんのうしろをくっついて行動を共にする。そんな賑やかな日々のほか、桃子さんが思いを馳せる、若かりし頃の桃子さん(蒼井優)と夫・周造(東出昌大)が肩をならべるワンシーンが初公開。“心の声”について沖田監督は、「俳優でやっちゃえ!と思ったんです。それが僕としてはいちばん映画で表現をしやすかった」と振り返るが、彼らと共に過ごす桃子さんの日常は“老後のひとり暮らし”の孤独なイメージとはまるでかけ離れたもの。圧倒的な自由を謳歌する姿には、いままで懸命に生きてきた彼女の生き様がそっと映し出され、寂しさを知ることで改めて人生の喜びを知った桃子さんを体現する田中さんの目まぐるしく変わる表情は見逃せない。沖田監督の手によって、芥川賞&文藝賞をW受賞したベストセラーの原作が遊び心たっぷりに映像化されていることが伺え、ますます期待が高まる場面写真となっている。『おらおらでひとりいぐも』は11月6日(金)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:おらおらでひとりいぐも 2020年11月6日より公開© 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会
2020年08月17日先日、ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門へ選出されることも発表された蒼井優主演映画『スパイの妻』より、メインビジュアルと新たな予告編が公開された。到着した予告編では、国家機密を知った優作(高橋一生)と、夫を信じる妻・聡子だったが、やがて自らもその機密を追うことに。そして、泰治(東出昌大)が2人の動向に疑いの目を向けはじめる。そしてついにスパイ疑惑で連行されてしまう優作。通報者を聞く優作に、泰治の回答は「あなたもよくご存じの方だ」とだけ…。また役者陣の手に汗握る演技に加え、「満州から連れ帰った女」「油紙に包まれたノート」「金庫にフィルム」怪しげに画面に浮かび上がる文字も気になる。さらに、本作で初めて映画音楽を手掛ける長岡亮介の壮大な旋律が、物語をより一層盛り上げていく。またメインビジュアルは、意味深な表情でこちらを見つめる聡子と、彼女とは違う方向を見つめる優作の謎めいた横顔、そして、こちらを睨みつける泰治の3人が写し出されているミステリアスな1枚が完成した。『スパイの妻』は10月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スパイの妻 2020年10月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 NHK, NEP, Incline, C&I
2020年08月07日丸の内TOEIにて、8月7日~8月20日の期間で日本を代表する映画監督・白石和彌監督特集を開催。『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』『孤狼の血』『ひとよ』の4作品を上映する。白石和彌監督は、『ロストパラダイス・イン・トーキョー』(2010)で長編映画デビュー後、『凶悪』(2013)で第37回日本アカデミー賞優秀監督賞・優秀脚本賞、第38回報知映画賞監督賞などを多数受賞して注目を集め、『日本で一番悪い奴ら』(2016)では綾野剛の新境地を引き出し、蒼井優&阿部サダヲのW主演『彼女がその名を知らない鳥たち』(2017)ではブルーリボン賞監督賞を受賞。その翌年には作品賞を含む日本アカデミー賞12部門で優秀賞を受賞(うち最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞、最優秀美術賞、最優秀録音賞も合わせて受賞)した『孤狼の血』や、『止められるか、俺たちを』『サニー/32』といった評価の高い作品を次々と生み出し、これらの作品でも2年連続となるブルーリボン賞監督賞を獲得。昨今でも『麻雀放浪記2020』『凪待ち』や『ひとよ』(ともに2019)といった骨太で既成概念を打ち壊すような作品を次々と発表し、第93回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画監督賞や芸術選奨新人賞 映画部門を受賞するなど、まさに日本を代表する映画監督のひとりとして目覚ましい活躍をみせている。「伝統ある丸の内TOEIで特集上映を組んで頂けること、とても嬉しく興奮しています」と白石監督。「僕も先日、同劇場で『仁義なき戦い広島死闘編』を見たばかりです。熱い血が滾るような映画が似合う映画館です。たくさんの方に足を運んでくれることを願っています」と思い入れある劇場での特集上映を喜びを語る。「コロナ禍でどこも大変ですが、映画館も映画業界も大変なのは同じです。製作現場もまだまだ手探りですが、少しずつ撮影を再開し始めています。僕も秋には新作を撮影予定です。映画館に来てくれる映画ファンが一人でもいる限り映画は死にません。そう信じて、みんなで少しずつでも前に進んで行きたいです」と、決意を新たにしたコメントを寄せている。なお、丸の内TOEIでは今回の特集上映の鑑賞者の中から抽選30名に、監督のサイン入り上映作品ポスターやプレスが当たる半券キャンペーンを行う。(text:cinemacafe.net)■関連作品:凶悪 2013年9月21日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2013「凶悪」製作委員会孤狼の血 2018年5月12日より全国にて公開ⓒ 2018「孤狼の血」製作委員会ひとよ 2019年11月8日より全国にて公開(c)2019「ひとよ」製作委員会
2020年08月03日俳優の高岡蒼佑(38)が3日、インスタグラムを通じ、俳優業を引退すると発表した。高岡は2日から3日にかけて、「6」「5」「4」「3」「2」「1」の画像を順に投稿。「17歳から携わらせてもらって現在38歳。この21年間で、いい景色も、ドロドロとした景色も、恐らく皆さんの想像を遥かに超える景色をこの目で見させて頂き、感じ、日々感性を揺さぶられ、また、感情は破壊され、日常でどれが本当の自分かもわからなくなる感覚も味わいました」の書き出しから、役者人生を振り返った。その中には、深作欣二監督、井筒和幸監督、若松孝二監督、蜷川幸雄さんらに「数々の監督ともご一緒させて頂きました。一生の宝です」と感謝する内容も。「お芝居はとてもやり甲斐のある、他には変えがきかない特別なものだと今でも思っています。本当に演じてこれた事、誇りです。濃密な時間を過ごさせてもらいました」と俳優業の魅力をつづる一方、「徐々に見たくもない色んな景色が見えてきて、ドロドロとしたものに顔だけ出して溺れていく感覚なのかな。自分の心だけが日に日に壊れるのを感じながらも、何度も何度ももがき続けてきました」「世間の声は時に励まされ、時に残酷です。この感覚もこの仕事の良い所でもあり、悪い所でもあり、他では味わう事はなかったでしょう」と苦悩も打ち明けた。また、「ある時、それはだいぶん前ですかね、演じるという事への執着がなくなっている事に気づきました。心の底から物作りは好きです。必要としてもらえていない役者は自分の中ではお終いです。人生一度きりをもがき苦しんでも続けるのも正解です。自分は無理に顔を出してまで何でもかんでもしがみつきたくない」と葛藤があったことにも触れ、「自分は無理に顔を出してまで何でもかんでもしがみつきたくない。これまで代表作に恵まれただけで本望です。思い切り演じ切る役と出会えた事、それだけで大きな財産です。本当にこれまで支え続けてくれた人達には感謝しかありません」。そして、「もう思い残す事もございません。この決断を誰1人にも相談していません。何年も考え続けた気持ちです。一度きりの人生、後悔しない生き方をしたいです。自分で決めた生き方を誇れるように強く生きていきます」に続いて、最後の投稿で「誇らしくもあり、険しくもあった、役者という道から、本日を持って退かせて頂きます。体力はありますが、気力の限界。全て出し尽くし、演りきりました」と引退を発表。「自分をここまで育てて頂き、支えて下さった関係者の皆様、心より御礼申し上げます」と謝意を示し、「本日を境に、俳優業をやる事は永遠に御座いません。応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。皆様のご多幸を心よりお祈りしております。関わっていただいた皆様には、格別の感謝を送ります。21年間、本当にありがとうございました」と結んでいる。1999年、テレビ朝日系ドラマ『天国のKiss』で俳優デビュー。2005年公開の井筒和幸監督作『パッチギ!』で李安成役を好演し、第20回高崎映画祭最優秀新人俳優賞を受賞した。その他、映画『バトル・ロワイアル』『青い春』『クローズZERO』『ROOKIES -卒業-』『さんかく』『座頭市 THE LAST』『僕等がいた』『止められるか、俺たちを』、ドラマ『太陽の季節』『人間の証明』『ROOKIES』『リアル・クローズ』『猿ロック』『テミスの求刑』『義母と娘のブルース 2020年謹賀新年スペシャル』など数多くの作品に出演した。この投稿をInstagramで見る誇らしくもあり、険しくもあった、 役者という道から、本日を持って退かせて頂きます。 体力はありますが、気力の限界。 全て出し尽くし、演りきりました。 役者だからいいじゃん、俳優だからいいじゃん。 その言葉を真摯に受け取れず、期待の言葉として頂いていたにも関わらず、自分にとってはプレッシャーでしかありませんでした。 自分を立派だと思った事は、今までたった一度もありませんでした。 誇れる才能も御座いません。 期待に応える事が出来ず、本当に申し訳なく思っています。 今後はどうかそっとしておいてください。 自分をここまで育てて頂き、支えて下さった関係者の皆様、心より御礼申し上げます。 本日を境に、俳優業をやる事は永遠に御座いません。 応援して頂いた皆様、本当にありがとうございました。 皆様のご多幸を心よりお祈りしております。 関わっていただいた皆様には、格別の感謝を送ります。 21年間、本当にありがとうございました。 高岡蒼佑 @ sosuketakaokaがシェアした投稿 - 2020年 8月月2日午前9時55分PDT
2020年08月03日田中裕子と蒼井優が二人一役を演じる映画『おらおらでひとりいぐも』の公開日が11月6日(金)に決定。ユニークな世界観を映し出す予告編が到着した。予告編では、夫に先立たれてひとり退屈な毎日が続くと思っていた桃子さん(田中さん)の前に、突然、自分と同じ服装の3人組が現れる。「おらだばおめだ」――それは、桃子さんの心の声を具現化した“寂しさ”たちだった…。また、お茶をすすり、病院や図書館に行く、そんな日常に突如溢れ出すのは、若かりし日の思い出とユニークで軽やかな桃子さんの時間。寂しさたちがおにぎりを握ったり、演奏したり。最愛の夫・周造に対する思いを吐露する桃子さんの歌唱シーンも少し登場している。『おらおらでひとりいぐも』は11月6日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:おらおらでひとりいぐも 2020年秋、公開予定© 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会
2020年07月30日蒼井優主演映画『スパイの妻』が、第77回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されることが決定。蒼井さんと共演の高橋一生、そして黒沢清監督からコメントが到着した。9月2日(現地時間)よりイタリアで開催される、世界三大映画祭のひとつ「ヴェネチア国際映画祭」。今回、本作が出品される映画祭のメインであるコンペティション部門には、毎年各国の実績ある監督たちが名を連ねている。近年では、『ジョーカー』『ROMA/ローマ』『女王陛下のお気に入り』『シェイプ・オブ・ウォーター』などが主要賞を獲得している。また、これまでも数々の国際映画祭で受賞を重ねてきた黒沢監督は、役所広司ら出演『叫』や、蒼井さんも出演した「贖罪」に続き、3度目の出品。コンペティション部門に選ばれるのは、本作が初。黒沢監督は「嬉しい、と同時にたいへん緊張しています。1940年代の日本を生きた夫婦の姿が海外の人の目にどう映るのか、今は予想もつきません」と現在の心境を語っている。主演の蒼井さんは、塚本晋也監督作『斬、』以来、2年ぶりのコンペ出品。「今回は残念ながら現地に伺うことが叶いませんが、会場の皆様にお会いできなくても、想いは通じると信じています。誰かの明日へつながる1本になればと心から祈っております」とコメント。そして出演作が世界三大映画祭に出品されるのは今回が初となる、蒼井さんと夫婦役を演じた高橋さんは、「この時代にこの作品で、このキャストスタッフの下、黒沢組に参加出来た事が夢のようですが、その上にまた、ヴェネチア国際映画祭に参加するという嬉しい知らせを頂きました。より多くの方々に観ていただければと思います」と語った。なお、コンペティション部門の映画祭公式の対象賞は、最高賞の金獅子賞、監督賞にあたる銀獅子賞、審査員大賞、男優賞、女優賞、マルチェロ・マストロヤンニ賞、脚本賞など。現地時間9月2日から12日まで行われ、受賞結果は映画祭最終日に発表予定となっている。『スパイの妻』は10月16日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スパイの妻 2020年10月16日より新宿ピカデリーほか全国にて公開©2020 NHK, NEP, Incline, C&I
2020年07月28日戦争の記憶を語り継ぐために、山田洋次監督、吉永小百合、坂本龍一ら豪華な面々が参加するオムニバスでストーリーを紡ぎ出す、戦後75年特集「戦争童画集~75年目のショートストーリー~」の放送が決定した。本作では、山田監督が初めて朗読劇に挑戦。広島に原爆が投下された8月6日、そのときを生きたひとりの女性の物語を、長澤まさみの朗読で紡ぐ。また、被爆した少女を失った物語を加藤健一、蒼井優が演じ、黒島結菜と芋生悠が演じる沖縄戦の壮絶なドラマも描かれる。番組を案内するのは吉永さん。ニューヨークの坂本さんとリモートでコラボレーションし、平和の詩の朗読も披露。吉永さんは「戦後75年の今年、戦争を知らない子供たちにあの戦争のことを伝えるのは、とても大切な事だと思います」と語り、「そんな今、『平和をみんなで作っていく』という思いを子供たちに伝えたい、家族で戦争のこと、平和の大切さを語り合ってほしい、そして戦後という時代が続きます様にと、私は切に願っています」とコメントを寄せている。ほかにも、橋本環奈、松下由樹、田中要次が家族を演じるドラマなど、家族全員で見られる平和の物語を放送する。戦後75年特集「戦争童画集~75年目のショートストーリー~」は8月24日(月)22時~NHK総合にて放送予定。(cinemacafe.net)
2020年07月27日家の中で楽しめるエンタメや流行を本誌記者が体験する“おこもりエンタメ”のコーナー。今回は、蒼井優の結婚後の初主演映画としても話題になった『ロマンスドール』をご紹介。「妻がその命を終えた」。そんな衝撃的なモノローグで始まる『ロマンスドール』は、夫婦なら誰しも経験したであろう気持ちや体のすれ違いを描いた映画で、早くもDVDになりました。■『ロマンスドール』Blu-ray&DVD発売・レンタル中。セル価格/Blu-ray4,800円、DVD3,900円(ともに税別)。発売・販売元/ハピネット物語は10年前の2人の出会いへとさかのぼります。美大卒業後、大人の慰安人形「ラブドール」の制作会社に就職した哲雄(高橋一生)は、理想のラブドールを作るため、「乳がん患者用の人工乳房制作会社」と、うそをついてモデルを募集。応募してきた園子(蒼井優)にひと目ぼれし、帰り際に交際を申し込みます。すぐに付き合い始めた2人は、やがて結婚。しかし哲雄は仕事のことでうそをついたまま、やがて園子も、ある秘密を持つのでした。職人気質の哲雄はドールの素材開発に夢中で、毎晩夕食を作って待つ園子への愛情や感謝も忘れがち。忙しすぎて、大事なものを見失ってしまいます。どこの夫婦もこんなふうに、仕事が第一になりがちですよね。記者も20~40代、多忙だった夫とほとんど夕食を共にできない毎日でした。哲雄はある秘密を打ち明けられて初めて危機を自覚し、園子をモデルにした究極のドール作りを始めます。そんな決意とともに迎えるベッドシーンの、ぎこちなく初々しいこと。家にいる夫が高橋一生でないのはしょうがないとして(笑)、初々しいころを思い出すためにも、夫婦で見ることをおススメします。(文:西元まり)「女性自身」2020年7月28日・8月4日合併号 掲載
2020年07月27日