俳優でありコメディアンであり、「日本スタンダップコメディ協会」の会長でもある清水宏。その活動が海外にも広がっていることを知っている人も少なくないだろう。イギリスを皮切りに、アメリカ、カナダ、台湾、韓国などでエネルギッシュなスタンダップコメディを披露してきた。そして今年、いよいよ乗り込んだのがロシアである。果たしてかの地は清水をどう受け止めたのか!?『清水宏の世界を笑わせろロシア編~ロシアからホワィをこめて!~』と題し、12月15日(金)・16日(土)に東京・CBGKシブゲキ!!にて、その報告会が開催される。【チケット情報はこちら】「自分は世界に通用するのか」。表現者であれば胸によぎらせずにはいられないそんな思いを抱えていた清水が、初めて海外に出たのが2011年。イギリス・エジンバラフェスティバルフリンジに5年連続で参加し、評価を得てきた。以来、世界に飛び出して孤軍奮闘するその姿を、「ドキュメンタリーコメディトークライブ」として、映像を取り入れながらハイテンショントークで綴ってきた清水。「自分では『ひとり情熱大陸』と呼んでますが(笑)、僕が全部語るんです。海外での情景、そのときの自分の心情、相手の気持ち。“急に来たってできるわけないんだよ。なんでわからねーんだ”みたいなことを、やっぱり向こうは思うわけですね。僕が強引に行ってるから。そういう窮地に陥ったときにどうするか。僕と一緒に傷つきながら(笑)、喜怒哀楽をリアルに感じてもらいながら観ていただける、“同時体感ドキュメントコメディ”です」。なかでも、9月中旬から8日間、サンクトペテルブルクとモスクワで13回のステージに立った今回のロシアの旅は、日々起こることにハンパない緊張感があったらしい。そもそもフェイスブックで「ロシアに知り合いのいる人いませんか」と呼びかけるところから始めたというのだから、現地での壁の大きさも推して知るべし。「小さくて寒くて暗くて客も無愛想な小屋で、僕のロシア語がまったく通じず白けてて、っていうところから始まりました。あの環境でよくあきらめなかったと自分を褒めたいです」。そう。結論を言ってしまえば、それでも光に辿り着くのだ。「だから、前半はもう手に汗握る苦難の連続をどんどん笑いにして、後半はロシアという底知れないエネルギーを持つ国を好きになる入口になるようなものをお届けできるんじゃないかと思ってるんです。ひいては、自分の日々の生活や人生にもつながるよねと、観てくださる方に思っていただけるようなものになれば」。胸を撃ち抜く清水の熱いコメディ、ぜひとも体験したい。チケットは発売中。取材・文:大内弓子
2017年12月06日大人のデートといえば、仕事終わりに食事というのが大抵のパターンであります。しかし先日、私はこれまでにないパターンのデートをしました。二人で行ったので、一応デートと書いてみましたが、甘い雰囲気などは一切なく、しいて言えば部活動に近かったように思います。なぜなら私たちが向かった先は住宅街にある古いバッティング・センターだったからです。当日、バイクで迎えに来てくれたY君は、家から出てきた私を見て「西山さん、ウケますね。何で家にバットあるんですか?」と爆笑。「いや、そこ笑うとこじゃないから」私の手には、小学4年生の時に母に買ってもらったミズノのバットが大切に握られていました。グリップには小学生の私の文字で『西山』と記されています。そんな子ども用のバットを手にしているのに、アラフォーおばさんはヤンキースの帽子をかぶってやる気まんまん。今でも草野球をやっているというY君ももちろんバット持参だったのですが、二人してバットを持ってバイクに乗ってるってもう完全に暴走族ですよね。この時点でデート指数がガタ落ちです。「先にメシ行きましょう」とまずY君が連れて行ってくれたのは古いちゃんぽん屋。バットを持った男女の入店に一瞬顔を曇らせた店主でしたが、私たちをカウンターの隅に案内してくれました。「ここ、うまいんですよ」と嬉しそうなY君の横でちゃんぽんをすする私。確かに美味しい!しかし量が多い!私が半分も食べ終わらぬうちにY君は完食。それを見た私は思わずうっとり。もちろんY君の食いっぷりにではなく、自分の女子っぽさに。どこまでも自分大好き、西山繭子であります。その旨をY君に話すと「いや、俺が食べるの早いだけなんで、うっとりしないでください」と全否定。なかなかやるわね。そして完食の結果パンパンに膨れた腹でバッティング・センターに到着。普通、男女で来た場合ってお互い順番に打ちつつ「や~ん、打てな~い」という甘い時間が流れるんだと思うのですが、私たちは同時に隣同士のブースへ。しかも私は右打ちでY君は左打ち。よってお互いに背を向けて黙々と打つという、まさに部活動の時間に突入したのでありました。「西山さん、ホームラン打ったら俺とつきあって下さい!」とか言われるのかなと少しドキドキしていたのですが、私の背後でY君は「ああ、呼び込みすぎた」とつぶやいたりして完全に練習モード。別れ際、家まで送ってくれたY君は「打席に入ってる西山さんのことをちらっと見た時、構えがどっしりしてて良かったです」と褒めてくれました。ああ、改めて書いてみても思うけど、これ、やっぱりデートじゃなかったんだろうなあ。Written by 西山繭子
2017年10月13日西山茉希の腸事情は?モデルの西山茉希は9月10日、Instagramを更新。愛飲しているという「ヤクルト」について、熱い想いを語った。産後に胃腸不良をおぼえたという西山は、ヤクルトを飲み始めたんだそう。その後胃腸の調子は改善し、今では「#快調#快便#快楽」(Instagramより引用)とのこと。さらに、家族の中で最も風邪をひきにくくなったといい、「#整腸がトータルな実体験」(Instagramより引用)と、健康な腸の大切さを実感したという。ヤクルトと独自の入浴法が健康の秘訣だという西山は同日のInstagramにて、今後もそれらを続けていくと宣言している。大人にもおいしいヤクルトなお西山がInstagramにアップしたヤクルトは、甘さ控えめの『ヤクルトAce』。スッキリとしていて大人でも飲みやすく、1本(80ml)に、生きたまま腸内に到達する乳酸菌 シロタ株が300億個も含まれている。腸内環境を改善するのにぴったりの品物だ。さらにビタミンC、ビタミンD、ガラクトオリゴ糖も摂取できるという『ヤクルトAce』は、西山の健康と抜群のスタイル、美しさにおおいに役立っているに違いない。人気モデルのヤクルト推しによって、この秋「ヤクルトブーム」が到来するかも?!(画像はInstagramより)【参考】※西山茉希Instagram※ヤクルトAce商品ページ
2017年09月27日仲良し芸能人たちのプライベートに密着して「笑いの神」が降りてきた瞬間を紹介する「笑神様は突然に…」の2時間スペシャルが、女優の綾瀬はるか、俳優の間宮祥太朗ほか豪華ゲストを迎えて、9月25日(月)今夜放送される。いまでは一般化した「笑いの神が降りてきた」というフレーズ。仲のよい芸能人や意外な組み合わせの芸能人数組のプライベートにカメラが密着、ゆるい雰囲気のなかで不意にやってくる“笑いの神が降りる瞬間”をピックアップすべく、「段取り」なし、「時系列」無視、「面白くないところ」は全カットで送るロケバラエティーである本番組。今回は「細川たかしもあるある言うよ!素敵な秋の小旅行2時間スペシャル」と題してお届けする。MCは内村光良、“笑いたいゲスト”として綾瀬さんが出演するほか番組おなじみ「鉄道BIG4」ロケには特別ゲストとして叶美香、「乃木坂46」から生駒里奈が参加。MC内村さんの故郷・熊本でSLの旅を楽しむ。また演歌界の重鎮・水谷千重子御一行による大阪ツアーでは演歌界の大御所・細川たかしが登場、「USJ」のミニオン・パークなど観光名所を巡る。さらに将棋棋士の加藤一二三とモデルの滝沢カレンがまさかの軽井沢デート。展開が予測不能な個性の強い2人による軽井沢の旅は必見。「千鳥」の島シリーズは福岡県の能古島へ。「尼神インター」に加え「千鳥」とロケをしたいと言っていた間宮さんが加わり、島の産直市「のこの市」に立ち寄ったりマリンスポーツを楽しむなど島を満喫する。今回の“笑いたいゲスト”綾瀬さんが主演を務める日本テレビ系新・水曜ドラマ「奥様は、取り扱い注意」は10月4日(水)22時~放送スタート。初回10分拡大。本作で綾瀬さんが演じるのは料理も掃除も家事一般はド下手だけど、正義感が超強く、怒らせたら超キケン!天涯孤独に生まれ育ち、愛情も知らずタフに生きてきた伊佐山菜美。夫にも秘密にしている過去を持つ彼女が、主婦たちとの友情や、そばに寄り添う旦那の存在によって、本当の優しさと温かさを知っていく物語になっており、広末涼子と本田翼が“主婦友”役を、西島秀俊が夫役を演じるほか、石黒賢、中尾明慶、銀粉蝶らも共演。1話には倉科カナもゲスト出演する。「千鳥」のロケ企画に出演する間宮さんは、映画初主演作となる問題作『全員死刑』が11月18日(土)から公開。2004年に福岡・大牟田で発生し、家族4人全員に死刑判決が下ったという「大牟田4人殺害事件」を自らの武勇伝として語り、現在も死刑囚として投獄中の次男が記した手記をモチーフに映画化するもので、困窮した生活を送っていた4人のヤクザ一家が、近所の資産家一家の1人を殺害したことをきっかけに、監禁、暴行、絞殺、毒殺、銃殺と連続殺人へとエスカレートしていった様を、実行犯の次男の目線で描き出す。豪華ゲストたちに“笑いの神”は降りるのか!?「笑神様は突然に…」2時間SPは9月25日(月)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年09月25日森山直太朗が主演を務め、森山の楽曲共作者である御徒町凧が脚本と演出、そしてそのふたりが音楽を手がける劇場公演『あの城』が、9月14日に初日を迎えた。【チケット情報はこちら】『森の人』(2005年)、『とある物語』(2012年)に続いて3度目の公演となる今回の会場は、演劇の聖地と言われる本多劇場だ。敵国に侵略されて城から逃げ出し、森の奥で野営を続ける幼い王子と取り巻きたちの、その先の物語が展開される『あの城』。食料も底をつき、日に日に追いつめられる一行は、このまま逃亡を続けるべきなのか、あるいは命を賭けて城を奪還しに行くべきなのか――。そんな状況下で入り混じった登場人物たちの価値観、人生観が、やはり入り混じった演劇とライヴで描かれていくのだが、これが笑いもあれば、泣きも、シュールもシリアスもあって、理屈抜きに面白い。そして驚かされるのが、森山直太朗の15周年記念ツアーにも同行していたバンド・メンバーも、役を演じているという事実。ステージでどれだけすごいことが行われているのかは、観ていただければまさに一目瞭然だろう。確かに、演劇とライヴがシンクロするステージには、少なからず違和感がある。しかしその違和感が、いつの間にか快感へと変わり、摩訶不思議な、それでいて心の琴線を揺さぶる魅惑の異次元空間に引き込まれてしまうのだ。これが演劇なのかライヴなのかという答えは、自身の目で確かめていただきたいところだが、答えなど出ないかもしれないし、出す必要もないのかもしれない。最後に、まどろっこしい言い方しかできなくて恐縮ながら、お伝えしておきたい。開演を告げるベルが鳴る瞬間、いやベルが鳴る直前から、もう『あの城』は始まっている。くれぐれも、ご油断なきよう。森山直太朗劇場公演『あの城』は東京・本多劇場にて10月1日(日)まで上演。取材・文:鈴木宏和
2017年09月15日モデルの西山茉希(31)が6日、自身のツイッターやオフィシャルブログなどを通じ、新たな事務所に所属したことを報告した。西山が、当時所属していた事務所から待遇面で不当な扱いを受けていると告白し、そのことが週刊誌『女性自身』で報じられたのは今年6月のこと。同事務所の社長は一部メディアの取材に応じ、西山の主張に反論していた。その後、西山はブログやツイッターを通じて騒動を謝罪。「現在は、報道でもある様に弁護士さんにお任せして進めておりますので、ご連絡等は弁護士さんの方を窓口とさせていただいております」として、SNSの更新を控えていた。そして本日、「皆様へ。」と題した投稿で、「今日まで更新を途絶えてしまい、ご心配おかけしましたことをお詫び申し上げます。今日からまた、自分の日常を自分らしく投稿し、皆様と繋がれる場として、SNSを楽しんでいければと思っています。改めてどうぞ宜しくお願い致します」とあいさつ。LINEブログからアメーバブログに移行したことも伝え、「今日までに届いた多くの温かいコメントに心から感謝し、再開の喜びを込めまして。。。『ただいまーーっ!』」と前向きな気持ちをつづり、「尚、今後はGrick株式会社に所属となります」と所属事務所名を明かして結んだ。Grickは、畑野ひろ子、平野綾、鈴木ちなみ、松井玲奈、島谷ひとみ、小柳ゆき、JOYらが所属。西山の宣材写真やプロフィールなどもすでに公式サイトで公開されており、同じ写真が新ブログのヘッダー画像にも使われている。
2017年09月06日ここ最近、ただでさえ少ない持ち物をさらに減らす作業をしています。これって断捨離ではなく、むしろ終活に近いよなあなどと思いながら、必要ないものを迷いなく処分していきます。アラフォーになって物に対する執着がますますなくなりました。私の家は、ちょっとした自由が許されている刑務所(南米とかにありそう)の独房よりも物が少ないんじゃないかと思います。そんな中、先日一人暮らしの独身男性の家に伺う機会がありました。ずかずか入ってぐるりと彼の部屋を見渡した私は「ああ、やっぱり」と思いました。以前、彼の友人が「こいつ、家で観葉植物とか育ててるんだよ。寂しいやつだろ~」と言っているのを耳にした時にすでに予想はしていたのですが、実際に彼の部屋に足を踏み入れて「やっぱり」なのでした。観葉植物が家にある男ってのは、絶対にモノをごちゃごちゃ置いてるんですよ。モノに囲まれているのが平気な男なんですよ。これまでの統計上100%の確率。といっても統計をとっているのが3人ぐらいなので論文に書いて『ネイチャー』に掲載するのは難しそうです。彼の部屋の片隅に積み上げられた靴の箱は優に50足を超えていて、一番下の靴なんてもう何年も取り出していないんだろうなと思いました。私は思わず「物多すぎじゃない?」と苦言を呈すと、彼は「そう?」と首を傾げました。この瞬間に、この人とは絶対に一緒になれないなあと思いました。まあ向こうも思ってないんだろうけど。これまで同棲経験もない私からすると、こういうことがすごく気になります。だって家のキャパが10として荷物の多さが彼と私で8:2ってフェアじゃないじゃないですか。理想の比率は1:2。私よりもさらに物が少なくて、家の7はがらんとしているのが理想です。つまり冒頭に書いた、ちょっとした自由が許されている刑務所から出所した人でも無理ということ。ということは、厳しめの刑務所から出所した人の中で……いやいや待て待て。そこから選ぼうとするな、私。8月も終わり、季節は秋へと移り変わろうとしているというのに、相変わらず立ち止まってばかりの西山繭子なのであります。
2017年09月01日先日、友人から「会社のみんなと暑気払いでビアガーデン行くからおいでよ」とのお誘いをうけ参加してきました。とあるデザイン会社の暑気払い。私はもちろんそこの社員ではありませんが、忘年会だの送別会だのことあるごとに声をかけていただき、それがまた楽しいもんだから、ついのこのこと顔を出してしまいます。ただ毎年のように紹介される新入社員がどんどんと若くなっていて…、いや、私が歳をとっているのか。そのため、今ではみんなが完全に恋愛圏外。何とも寂しい限りです。その日も私が到着した時にはすでに若者が10人ほど集まっておりました。空いている席にいそいそと座ると、隣に座っていた年下くん(何度か会ったことあるけど名前を憶えていない)が「あれ?怪我しちゃったんですか?」と訊いてきました。私が「は?」と言うと年下くんは、絆創膏を巻いた私の薬指を指差しました。やだ、おばさんったら怪我したことすら忘れていたわよ…。「ああ、これね。何かぱっくり切れてたんだけど、いつ切れたかもわかんないんだよね」と、もうおばさんを通り越してボケ老人のような答えをする私。しかし、年下くんは「そうなんですか」とにこにこ笑顔でありました。後日この一件を女友達に話し「男の人にあんなに優しくされたのって何年ぶりだろうって思った」と言うとドン引きされました。女友達いわく「それ、優しさじゃなくて、見たこと言っただけだから」とな。「え?そうなの?だって、見たままだったら『怪我したんですか?』だよね。彼、『怪我しちゃったんですか?』って言ったんだよ。超優しいじゃん!」と反論したのですが、女友達から「あんた、どんだけ男に優しくされたことないのよ」と呆れられてしまいました。そういえば以前も、私が千代田線内に忘れた傘の行方を親身になって探してくれた日比谷駅の駅員さんに対して「こんなに優しくしてくれる人と一緒になったら幸せになれるんじゃなかろうか」と思ったことがあります。しかし友人一同に「それ、仕事だから!」と総ツッコミを受けました。うーん、難しい。いったい、いつになったら男性の優しさがわかるようになるのだろうか。
2017年08月18日俳優の間宮祥太朗が主演を務める映画『全員死刑』(11月18日公開)の場面写真が7日、公開された。同作は2004年に福岡・大牟田で発生し、被告である家族4人全員に死刑判決が下った「大牟田4人殺害事件」の次男が記した手記をモチーフに、26歳の小林勇貴監督が映画化。家族想いのタカノリ(間宮)は、借金を抱えた組長の父・テツジ(六平直政)とヒステリックな母・ナオミ(入絵加奈子)、愛する彼女・カオリ(清水葉月)を守る為、姑息な兄サトシ(毎熊克哉)と共に、近所の資産家一家の現金強奪を計画したが、息子を殺してしまったことからエスカレートしていく。間宮は、背中から胸に掛けてパックリと割れたタトゥー姿に挑戦。色気と狂気をたたえた表情で、リアルなタトゥーを再現した。『孤高の遠吠』などで数多くのヤンキーに取材を重ねてきた小林監督のこだわりが詰まっているという。また、銃を手にする姿や、彼女を押し倒す姿など刺激的な場面も多く、爽やかなイメージとは違った姿を見せた。(C)2017「全員死刑」製作委員会
2017年08月07日映画『帝一の國』や『トリガール!』、窪田正孝主演ドラマ「僕たちがやりました」などで活躍する人気若手俳優・間宮祥太朗が映画初主演を務める『全員死刑』。その公開日が11月18日(土)に決定、間宮さんの衝撃タトゥー姿をとらえた場面写真が解禁された。家族想いの主人公タカノリ(間宮祥太朗)は、借金を抱えた組長の父・テツジ(六平直政)とヒステリックな母・ナオミ(入絵加奈子)、愛する彼女・カオリ(清水葉月)を守るため、姑息な兄サトシ(毎熊克哉)と共に近所の資産家一家の現金強奪を計画する。しかし、あまりにもお粗末な強盗の末、資産家の息子を殺害してしまい、事態はエスカレート。ひとり殺すなら全員殺すも同じ!?家族総出の資産家一家狩りがはじまった――。本作は、2004年に福岡・大牟田で発生し、家族4人全員に死刑判決が下ったという「大牟田4人殺害事件」を自らの武勇伝として語り、現在も死刑囚として投獄中の次男が記した手記をモチーフに映画化した問題作。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2016グランプリ『孤高の遠吠』(’15)で、本物のヤンキーを映画出演させ、映画界を揺るがせた26歳の新人監督・小林勇貴が、『冷たい熱帯魚』『凶悪』の製作陣とタッグ。借金を抱え、困窮した生活を送っていた4人のヤクザ一家が、近所の資産家一家の1人を殺害したことをきっかけに、監禁、暴行、絞殺、毒殺、銃殺と連続殺人へとエスカレートしていった様を、実行犯の次男の目線で描き出した。主演の次男・タカノリ役には、これが映画初主演作となる間宮さん。長男・サトシ役には、第28回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門作品賞『ケンとカズ』で2016年スポニチグランプリ新人賞を受賞した毎熊克哉、その父に六平直政、母に入絵加奈子、タカノリの彼女役に清水葉月と新旧の実力派俳優が小林監督の稀有な才能に惚れ込み結集。わずか3日間の、あまりにも無謀で狂気じみた衝撃の物語が繰り広げられていく。このたび、その本作の最新場面写真が解禁。これまで、イケメンを封印した猟奇殺人犯や凶暴すぎる男から、風変わりなコンビニ店員、漫画から抜け出たような金髪の御曹司など、幅広い役柄をこなしてきた間宮さん。本邦初公開となる場面写真は、彼の背中から胸に掛けて入った見事なタトゥー姿。憂いを帯びた表情には色気とヤバさが漂い、本作が表現する狂気性があらわになった1枚といえる。刺青の入れ方には、『孤高の遠吠』などでこれまで数多くのヤンキーに取材を重ねてきた小林監督のこだわりが詰まっており、リアルさを追求したメイキング写真も合わせて解禁となっている。ヤバ過ぎるヤクザ役でさらなる新境地を見せる間宮さんに、目が釘づけとなりそうだ。『全員死刑』は11月18日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、テアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月07日少し前にミランダ・カーが元カレにもらった9億円相当の宝石をアメリカ政府に没収されたというニュースを見ました。何でも、その宝石を元カレは不正資金で購入していたらしい。9億円相当という金額にも驚きましたが、その元カレの写真にもっと驚きました。ミランダといえば先日スナップチャットCEOのイケメン大富豪と結婚したばかり。元旦那のオーランドといい、イケメンが好きなのねと思っていたのですが、逮捕された元カレはイケメンとはほど遠い風貌。ミランダ、お前もか!やっぱり金か!同時期にパパラッチされていたリアーナの新恋人もサウジアラビア人大富豪で、リアーナ、お前もか!なのでありました。確かに男性の経済力は大切です。でもミランダもリアーナもそれぞれ数十億円という年収があるのです。私のように食費節約のために鶏ムネ肉ばかり食べている人間とは違うのです。そう、値段も見ずに霜降り肉を買い物カゴに入れられる人たちなのです。それでもお金が好きな人は、さらに男性に経済力を求めるものなのだなと改めて感心させられました。今、私はアラフォーで、来年には「アラ」がとれて「フォー」になります。フォーーーー!!!(古い)これまでお金持ちの男性とは縁がありませんでした。いや、あったのかもしれないけどそこにいかなかっただけか。20代の私を口説いてくる男性の中には、上場企業の若手社長もいれば、Forbesに載っている投資家もいたし、銀座にビルをもっている御曹司もいました。自分が彼らに見向きもしなかったことを誇らしいことだとは思いません。むしろ愚行。その頃の私にはまだ未来があって「お金?そんなもの自分で稼ぐわい!」と思っていたのですが、今現在フォーを目前にしても鶏ムネ肉生活を続けていると、もうげんなり。タイムマシンに乗ってあの頃の私に言ってやりたい。「フォーになって霜降り肉を食べたかったら、金持ちの男を捕まえるんだ!お前に未来はない!」って。でも実のところ、あたくし、霜降り肉は好きじゃありません。このコラムを読んで興味を持った独身男性の方がいらっしゃいましたら、そこは赤身肉でお願いいたします。
2017年08月04日とある夜、お風呂上がりにテレビをつけると、映画『トップガン』がやっていました。サントラはいまだにヘビロテだし、これまでに10回以上は観ているはず。でもやっぱりまた観ちゃう。これを初めて観た時は、こんなかっこいい世界があるのか!と子どもながらに衝撃を受けました。そして今観ても、当時のトム・クルーズのハンサムさには思わずニヤついてしまうのです。西友で買った綿100%のパジャマに身を包みながら胸をキュンキュンさせていると、携帯にチロリ~ンとメッセージ受信の音。きっと授業が終わったオスカルだなと思い液晶を見ると、案の定「ヘイ、僕のプリンセス!何してるの?」とスイートなメッセージ。マンチェスターから帰国して数ヵ月、もちろん一度も会っていないので、もはや出会い系で知り合ったネット上の恋人のような関係性。それでも現実ではときめきの欠片もない私に、この疑似恋愛のようなスイートなメッセージは心に潤いを与えてくれます。なので調子にのってこちらも「ヘイ、ダーリン!私はトップガンを観ているよ!」と返信。すると少し間を置いて「What is Top Gun?」というメッセージが送られてきました。私の世代では、トップガンって言ったらトップガンなのに…。「映画だよ。ググってみ」と送ると「あはは!また僕が生まれる前の映画だね!」と笑うオスカル。ああ、「また」だって!そうなのです。マンチェスターでもみんなで映画を観に行こうという話になりました。その時、オスカルは『ムーンライト』が観たいと言ったのですが、私の英語力では理解できないと思ったので、私は『美女と野獣(実写版)』を観ると言いました。「アニメで何度も観ているから、これなら私の英語力でもわかりそう」と言うと、一緒にいた18歳のフランス人女子が「アニメ?観たことないけど、どんなの?」とググったところ、フランスでの公開は1992年。その場にいた私以外は誰も生まれていないという厳しい現実に直面したのでありました。私だって映画の話をしながら「やっだ~、私、まだ生まれてな~い」と言ってみたいですが、私が生まれる前の映画というと、すでに名作古典というカテゴリーなので、例えば『ローマの休日』とか『羅生門』を「生まれてな~い」なんて言ったら、ただのバカ女になってしまいます。老いにあらがってはいけませんね。しかし先日、トム・クルーズの最新作『ザ・マミー』を観たら、55歳にしてばりばりアクションをこなし、いまだハンサム感が衰えないおトム様がそこにいました。あれ?そういえば、トム・クルーズって今は独身だな。やっだー、仲間じゃん!トム、一緒に頑張ろうぜ!
2017年07月21日歌舞伎俳優の尾上松也が連続ドラマ初主演を務めるグルメドラマ「さぼリーマン甘太朗」。このほど、本作のゲスト俳優として、尾上さん演じる主人公・甘太朗が働く出版社のエースであり、ライバル役に健太郎、販売営業部の新人役に八木将康の出演が決定した。吉朝出版で営業マンとして勤務する飴谷甘太朗(あめたにかんたろう)は、独身のメガネイケメン。仕事をテキパキこなし周囲の信頼も厚いが、ひた隠しにする秘密があった。それは仕事をサボってする、甘味巡り!甘味なるサボりの世界を堪能するべく、飴谷甘太朗は今日も仕事を手早く終わらせ、外回りに出向くのであった――。松也さんが独身のメガネイケメンながら、超絶“スイーツ男子”に扮することで話題を呼ぶ本作。このたび、さらに本作を盛り上げるゲストが発表。まず、第4話(8月3日(木)放送)から登場するのは、dTV・FOD共同製作ドラマ「パパ活」に現在出演中、WOWOW連続ドラマW「春が来た」、映画『先生!』や主演を務める『デメキン』が待機する注目俳優・健太郎さん。演じる吉朝出版・販売営業部で営業職として働く財部豊は、営業成績を甘太朗に抜かれたことにより、彼をライバル視している。「出演が決まり原作漫画を読んでみたらとても面白く、甘太朗独特の世界観を味わえると思うとワクワクしました」と語る健太郎さん。「財部はずっとニコニコしているのですが、内心では甘太朗へのライバル心が強く、秘めた思いと裏腹の笑顔は顔がつりそうになることも多々あり苦戦しました」とそのキャラクターに言及、見どころは「やはり毎回でてくるおいしそうなスイーツだと思います。甘いものが好きな方は深夜には観ない方がいいかもしれません(笑)」と明かす。さらに、「甘太朗のライバルとしては、特に妄想シーンで最高に楽しませていただきました。ライバル2人が魅せる妄想シーンをぜひ注目してご覧ください!」とアピールした。また、第5話(8月10日(木)放送)に登場するのは、「劇団EXILE」の一員として、舞台やドラマで幅広く活躍する八木さん。吉朝出版・販売営業部で営業職として働く、新人社員・五ヶ瀬宏樹役を務める。根性だけはある元高校球児で、甘太朗を慕っている役どころだ。「撮影期間が3日間という短い時間でしたが、松也さんをはじめキャスト皆様、スタッフの皆様の現場の雰囲気が本当に良くて、それに押される感じで自分も楽しく終えることができました。五ヶ瀬はプロ野球選手を目指していたということで、自分も高校までは同じく野球一筋でした。そういう面でも五ヶ瀬と自分がリンクするところが多くて最後にクランクアップしたときはもう終わってしまうのかと思い、とても寂しくなったのを覚えています」とふり返っている。彼らのほか、主人公・甘太朗を取り巻く同僚に石川恋、上司に皆川猿時らが出演している本作。個性豊かなキャストが、さらに盛り上げてくれそうだ。木ドラ25「さぼリーマン甘太朗」は毎週木曜日深夜1時~テレビ東京にて放送中。BSジャパン放送にて毎週火曜日23時~放送中。Netflixにて毎週金曜日先行配信中。(text:cinemacafe.net)
2017年07月20日先月、久しぶりにイタリアに行って来ました!イタリアといえば、パスタにペンネにサイゼリヤでありますが、ここはやはり恋愛のコラムということでイタリア男について語ろうではありませんか!日本におけるイタリア男の確固たるイメージを作ったのは、もちろんパンツエッタ・ジローラモさんであります。マンチェスター滞在時にフラットメイトのイタリア女子に「この人、日本で一番有名なイタリア人だよ」と写真を見せると「普通のおじさんじゃん」とばっさり。日本じゃ伊達男としてファッション雑誌の表紙を飾っているのですけどね。でも確かに、イタリアに行くと笑ってしまうぐらいの伊達男がゴロゴロいます。特にミラノ!この街は以前から大気汚染が問題となっていますが、これ、本当は排気ガスによる大気汚染じゃなくて彼らから放出される男性ホルモンで空気が濁っているんじゃないかしら。それぐらい出ちゃっているんですよ、彼らの身体から男性ホルモンがムンムンと。今回は仕事での滞在だったので、体調管理も兼ねて朝はウォーキングをしていたのですが、1時間ほど歩いている間に優に100万回はウィンクされました。タクシーの運転手さんも、植木屋さんも、カフェのおじさんも、はたまた警備中の警官でさえ、キラーンとウィンクをして「チャ~オ」なんですから、素晴らしいことこの上ない。もちろんしつこく付き纏われたらイヤですけど、こんな風に挨拶をされて不快になる女性なんていないと思うんです。例え相手がハゲたおじさんでも私は嬉しいです。同じマユコでも「この、ハゲ~っ!」なんて叫びません。一番驚いたのは、ホテルでエレベーターに乗る時のことでした。目の前でチンと開いたエレベーターにはイタリア人家族が乗っていました。お父さん、お母さん、よちよち歩きの妹ちゃん。「ボンジョルノ」と笑顔で挨拶を交わしつつ彼らが降りるのを待っていると、最後に出てきたお兄ちゃんが私のために扉を押さえてくれたのです。お兄ちゃんは歳の頃10歳。私が「グラッツェ」と言って乗り込むと、お兄ちゃんは「プレゴ!」とウィンクをして去っていきました。イタリアの教育、どうなんってんだよ!どうやったら、そんな男の子に育つんだよ!甥っ子3人を持つ私としては、彼らにはとにもかくにも女の子に優しい男性になって欲しいです。というわけでイタリア式教育方法を姉に推進したところ「じゃあ、とりあえずサイゼリヤに連れて行って」とのことでした。ミラノ風ドリアを食べて優しくなるなら安いものだ。サイゼリヤはイタリア男への近道です!
2017年07月07日病院の待合室で『その服で、元カレと会える?』という女性誌の見出しが目に入り、思わず手がのびました。アラフォー向けのオシャレな雑誌『STORY』はカジュアルからドレッシーなものまで、これだったら元カレに会っても大丈夫というファッションを何ページにもわたって掲載していました。モデルさんが綺麗だから全て様になっているのですが、多くのアラフォーは体系的におばちゃん化が激しいので、現実は厳しいだろうなと思います。しかし結婚式なり同窓会なり、元カレに会うことが事前にわかっていれば準備のしようがあるというものですが、街でばったりパターンは非常に困ります。私もその地獄を経験済み。場所は生田スタジオからほど近いデニーズでありました。ドラマ撮影の合間に事務所のスタッフと一緒に食事をしていると、そこにづらづらとガタイの良いジャージ集団が入ってきました。ぎゃ!1年前に別れた元カレ発見!その彼との別れは、あとにもさきにも人生において一番の大失恋でした。ごはんも喉を通らなくなり、41kgまで体重が落ちちゃったんですよね。その時はもう二度と恋なんてできないと思っていましたが、半年後には新しい彼氏ができて食欲ももりもり回復。この時もハンバーグ&エビフライ的なものを食べていました。服装はといえば、どうせ撮影の時は衣装に着替えるからという理由で、よれよれのTシャツにデニム。しかも残念なことに、その彼からもらったスニーカーを履いていたのです。私の存在に気づいた元カレは席までやって来ました。「元気?」という言葉に頷きながらも、まともに彼の顔を見られませんでした。こういう時って、外出時はいつ何時も綺麗にすべし!と胸に誓うのですが、言わずもがなあっという間に忘れてしまいます。この日だって、そんな特集を読んでいる私の服装はといえば『ゴーストバスターズ』のTシャツにデニムにクロックス。しかもすっぴん。その上、二日酔いに効く点滴を受けに来たという体たらく。もしここで元カレに会っていたら、他人になりすますしかなかったでしょう。いや、ダメだ。「西山繭子さーん」と呼ばれてしまう。やはり日々の心がけって大切なのですね。
2017年06月23日ここ最近、楽に甘んじてペタンコ靴で過ごしてばかりいましたが、久々にヒールのあるサンダルを購入しました。私にとってはエベレスト級に高い11cmヒール。これを履くと私は176cmになります。現在、日本人男性の平均身長は170cmだそうです。ヒールを履いた私の方がめっぽう高くなってしまいます。こんなことを考えるのは、つい先日『大人の恋の測り方』というフランス映画を観たからかもしれません。『アーティスト』でアカデミー最優秀主演男優賞にも輝いたジャン・デュジャルダン演じる主人公アレクサンドルは、人柄も良くて仕事もできてお金もあって、大人が恋をするには完璧な男。ただただ、背が低い!少しばかりではなく、ものすごく低いのです!映画の宣伝にも「オトコの価値は、何で決まる?」とありまして、それが身長じゃないことは確かだけど、ものすごく低かったら私も躊躇してしまいます。これまで私がお付き合いした男性の身長は168cmから188cmとまさにピンキリ。私は彼らの身長を気にすることなくヒールを履いていましたが、168cmの人はそのたびに何かひとこと自虐的なことを言って私を見上げていました。内心やっぱりイヤだったんだろうな。188cmの人は私がどんなに高いヒールを履いても問題なかったのですが、ある日、年上の既婚女性に「あなた、結婚してゆくゆく介護なんてなったら大変よ?」と言われ、さすが先輩は目のつけどころが違う!と感心しました。まあでも高身長の男性に憧れるのは女の性というもの。しかしイケメン同様、高身長というのも努力なしに手に入れた産物なので、そこに胡坐をかく男が多いのも事実。平均身長184cmのオランダ人男性には通用しない概念ですね。ちなみにオランダ人女性の平均身長は171cm。アムステルダム・スキポール空港でトイレに入った時に、便座が高くて驚きました。フランス映画を観たということで、オスカル(知らない人はバックナンバーを読んで下さい)にピピピとメール。「今日は『Un homme á la hauteur』(原題)という映画を観たよ」とメッセージと共に予告動画を送ったところ「ヴィルジニー・エフィラが出てるんだね!」と日本では無名の女優さんを知っていて、さすがフランス人だなと思いました。しかし「マユコは背の低い男はヤダ?」という質問に対し「私は気にしない。だって気にしてたらクリスチャン・ルブタンが履けないでしょ?(withテヘペロマークの絵文字)」と答えたところ「そっか!ところでクリスチャン・ルブタンって何?」とフランス人らしからぬ返信。サッカーとビールにしか興味のないオスカルだから仕方ないか。てか、そもそも私もクリスチャン・ルブタンなんて持ってないけどね。39歳、メールでちょっと背伸びしてしまいました。
2017年06月09日6月1日生放送のFMラジオ番組『キラメキ ミュージック スター「キラスタ」』(Nack5)に登場した三浦祐太朗(33)。ニューアルバムからの「推し曲」だと言ってこう切り出した。 「僕の推し曲を、まあアルバム全部が推し曲なんですが……聴いて下さい。『さよならの向こう側』」 この放送は父の三浦友和(65)も生で聴いていたようだ。女性パーソナリティが「友和パパが聴いていたみたい。番組にメールが届きました」と言うと、本人も「メールが来た、メールが来た」と喜んでいた。おそらく夫の横にいたであろう百恵さん(58)も、期待と不安が入り混じった心境で聴いていたのだろう――。 このアルバム『Im HOME』は山口百恵の大ヒット曲8曲を息子の祐太朗がカバーし、7月5日にリリースされる。今年4月、母の名曲を祐太朗がカバーすることに対する期待感が伝わってくる、こんな出来事があった。 「祐太朗君はバースデーライブのとき、ライブ中盤で百恵さんの『さよならの向こう側』を歌ったんです。そうしたら拍手が鳴りやまなくて、お客さんはみんな泣いているんですよ。彼を通して百恵さんのことを思い出している人も多かったんでしょう」(芸能関係者) ライブの客層は幅広く、祐太朗ファンに混じって年齢がかなり上の百恵ファンと思われる人も多かったという。祐太朗にとって今回のカバーアルバムは自信作に仕上がったようだ。 「レコーディングの際、祐太朗は何度もオリジナルを聴き返して万全の態勢で臨みました。歌入れは長丁場を覚悟していたのですが、本番は2、3回歌ってOKが出たようです。本人も『レコーディングに関してはすべて神がかっていた』と漏らしていました」(音楽関係者)これまで祐太朗が出した作品の売れ行きは決して満足がいくものではなかった。08年、バンド『Peaky SALT』のボーカルとしてデビューしたが、2年でバンドは活動停止。11年にソロで再出発するものの、シングルチャートの最高位は46位と目立ったヒットには恵まれなかった。そんな息子を、百恵さんは彼女なりのやり方で支えてきた。 「バンドとレコード会社の契約が切れたとき、彼から相談を受けても『どうして私に頼るの?もう私はあなたたちの世界にはいないのよ』と突き放しました。いっぽう彼が初めて俳優業に挑戦したときには、優しい言葉を連ねたメールを送っています。音楽活動にはついては直接口を出さないまでも、常に息子のためを考え見守って来たんです」(芸能関係者)母に心配をかけまいと、今回は「本気」をみせている祐太朗。カバー曲の楽曲を作った谷村新司、さだまさし、宇崎竜童、阿木燿子といった大物たちに自分で挨拶に行き、許可やアドバイスをもらった。4月には谷村新司のライブに参加し、『いい日旅立ち』をデュエットもしている。そんな息子の姿を見て、百恵さんも心を動かされたようだ。いままで、息子の音楽活動に対して距離を置いていた百恵さんが、初めて“歌唱指導”をしたという。 「百恵さんから祐太朗くんにLINEを通じて『鼻濁音を発音するとき、濁らないように力を入れすぎないように意識したほうがいい』とアドバイスがあったようです」(芸能関係者) LINEを通じての母子のやりとりはこれまでもあったという。 「去年テレビの音楽番組で『秋桜』を歌ったときも『祐太朗がカバーしてくれてうれしいよ』と、メッセージが送られてきたそうです。やはり百恵さんも祐太朗くんが自分の後を引き継いでくれるのを喜んでいるのだと思います」(芸能関係者) 別の音楽関係者はこう語る。 「もし今回のカバーアルバムがヒットして祐太朗さんが紅白歌合戦に出ることもあったら、彼が歌う『百恵ヒット曲メドレー』のバックに百恵さんの映像が流れるかもしれませんよ。そんな“母子共演”が実現したら、これは世代を問わず見たいと思う人は多いでしょう」 息子の歌声を通して百恵さんの名曲がどう生まれ変わるか、今から楽しみだ。
2017年06月09日歌舞伎俳優・尾上松也を主演に、原作・萩原天晴(漫画・アビディ井上)による人気コミックを実写ドラマ化する「さぼリーマン甘太朗」。この度、主人公・飴谷甘太朗を取り巻く同僚・上司に石川恋、皆川猿時が出演決定。また、甘太朗がスイーツを食べたときの脳内を表現した衝撃のポスタービジュアルが解禁された。甘味なるサボりの世界へようこそ。吉朝出版で営業マンとして勤務する飴谷甘太朗(尾上松也)は、独身のメガネイケメン。仕事をテキパキこなし周囲の信頼も厚いが、ひた隠しにする秘密があった。それは、スイーツ…!甘味なるサボりの世界を堪能するべく、飴谷甘太朗は今日も仕事を手早く終わらせ、外回りに出向くのであった…。原作は、「中間管理録トネガワ」で話題の原作・萩原氏(漫画・アビディ井上)による人気コミック「さぼリーマン 飴谷甘太朗」。主演を務めるのは、本作が連続ドラマ初主演となる尾上さん。演じる主人公・甘太朗は、営業マンとして勤務する独身のメガネイケメン。仕事を完璧にこなし周囲の信頼も厚いが、彼は、周りにヒミツで「仕事をサボってスイーツを食べること」。そんな“さぼリーマン”な甘太朗の勤務する吉朝出版の社員でミステリアスな同僚・土橋香奈子役に、石川恋がキャスティング。大ヒット書籍「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」の表紙モデルに抜擢され、話題となった彼女。本作への出演に「ヒロインという形で参加することができ本当に嬉しいです」と述べ、「一番の見どころは、原作をそのまま実写化したようなシュールな『さぼリーマン』独特の世界観、そして、きっと誰も見たことのないスイーツの素晴らしさを表す新しい描写…!個人的には甘太朗と土橋の謎めいた関係にも注目です!」と、期待をつのらせた。そして、スパルタ営業部長・三宅徹役に皆川猿時。「正直に申し上げます。しょっぱいのが好きなんです。ええ。辛いのも好きなんです。そんな普通のおじさん、皆川猿時、46歳です。なんかでも最近、甘いのも気になってきました。影響されやすいんです。そんな自分が嫌いじゃないです。あと、尾上松也くんってホントに綺麗な顔してるんですよ、奥さん。そんなわけで、キュンキュンしながら撮影しております。お楽しみに」と個性あふれるコメントを寄せた。木ドラ25「さぼリーマン甘太朗」は7月13日より毎週木曜日深夜1時~テレビ東京にて放送予定。BSジャパン放送にて7月18日より毎週火曜日23時~放送。Netflixにて7月7日(金)より配信開始予定。(text:cinemacafe.net)
2017年06月06日「じつは2月から、所属事務所のお給料を1円もいただいていないんです」と本誌取材に涙ながらに明かすのは、西山茉希(31)。 「西山さんに仕事のオファーを出したくても、事務所の電話に誰も出ないんです。所属事務所が、すでに機能していないようですね。池田啓太郎社長が投資した事業で多額の借金を抱えたと聞いています」(広告代理店関係者) 13年に早乙女太一(25)と結婚し、2児の母になった西山。カリスマモデルとして活躍し、テレビにも引っ張りだこだった彼女に何が起きたのか。6月上旬、本誌は彼女を直撃したところ、意を決して真相を語った。 「昨年、2人目の子供を産んだあと、テレビや雑誌の方から『事務所とまったく連絡が取れない』と言われ、自分に直接、仕事の連絡が来るようになりました。それでおかしいと気付いたんです」 最後に仕事をしたのは5月1日のこと。その日を最後に、11年間連れ添ったマネージャーも退社していったという。引退危機に追い込まれている西山。じつはその背後には、所属事務所への長年にわたる“不信”があった。 「事務所が私を拾ってくださったことは事実ですし、本当に恩を感じています。でも、普通だと思っていたことが普通ではなかったとようやくわかったんです。過去に3、4回、社長に『事務所を辞めさせてください』と言ったこともありました。ただ、最初に『辞めたい』と言ったときに、“西山がいっぱいお金を欲しがっている”という噂が流れたんです。さらに“私の親がお金を欲しがっている”という噂まで。ある人に『社長の周りの人から聞いたよ』と言われて、『ああ、あれは言ってはいけないセリフだったんだ』と思いました」 彼女は『CanCam』で一時代を築いたカリスマモデルだが、待遇は驚くべきものだった。 「19歳でデビューして13年間、いただいている月給額はまったく変わっていません。それでも生活できているし“これでやっていこう”という気持ちのほうが強かった。でも去年2人目の子を妊娠し、切迫流産で入院しているときに、突然、社長から『給料を半額にする』と言われました。社長に『今月から減給ということですか?』とメールしたら、『もっと冷静な文章をください』とはぐらかされて。“これ以上は聞くな”ということだと思いました」 西山は、2児の母となって“このままで本当にいいの?”と感じるようになったという。 「将来の結婚や出産で事務所に迷惑をかけるかもしれない。その穴埋めに、いまは我慢のときなんだと思って、ずっと仕事をしてきました。でも、子供ができたらきっちり減給されて。こういうときのために何も言わず一生懸命頑張って来たのにと目が覚めました。2児の母の私が、こんな弱くちゃダメだと。去年の11月に弁護士さんにお願いして、契約解除の書面を事務所に送りました」 池田社長の側も弁護士を立て、何度か相互にやりとりをしたものの、埒が明かなかったという。西山の言い分を、当の池田社長はどう聞くのだろうか。本誌が、彼の携帯に電話をかけると、池田社長本人が電話に出た。 「西山が取材に答えたんですか?どうにでも、好きなように書いてもらって構わないですよ。それがいきなり、週刊誌に出るって……。そういうことなら、僕も徹底的に抗戦すると彼女に伝えてくださいよ。じつは、マネージャーの1人が3,500万円も横領していたんです。警察にも相談しています。広域暴力団も絡む事件で、これがなければ彼女にももっと払えていたかもしれません。時間を取ってくれれば、きちんとすべて説明しますよ。来週号で?構いませんよ」 インタビューの最後で、西山は「とにかくお仕事をさせてほしい」と熱く訴えた。 「やりたいです!やります!(復帰に)どれだけ時間がかかるかわかりませんが……。私なんかに高額なギャラは必要ないですし、求めていただけるなら、素直な気持ちで応えていきたいです。今回のことは、絶対に乗り越えます。ゼロからの再スタートですが、新潟の女ですし、へこたれてられないです」 ためこんできた憤りや苦しみを一気に吐き出した西山は、スッキリとしたいい表情に変わっていた――。
2017年06月06日カリスマモデルの本領発揮!モデルの西山茉希が12日、Instagramにて、友人でモデルの山田優との「超美脚」ツーショットを披露した。ハイブランド「クリスチャンルブタン」の展示会でのショットだそうで、西山は白、山田は青のミニ丈チュチュスカートを着用。さらに網タイツと高いヒールのストラップサンダルによって、その細く長い美脚が一層際立っている。トップスには、西山がリメイクしたロックなデザインのTシャツをチョイス。ルブタンのイメージ同様、ゴージャスで遊び心のあるコーディネートを着こなした。親友とのおそろいコーデに感激この日のためにまつげエクステやネイルなど、念入りに準備を行ったという西山。おそろいコーデを仕上げてくれた山田に対して「ふたりで着たかったコーディネートが叶った夜。」「似合ってくれてサンキュ優。」(Instagramより引用)と、感謝と友愛の想いを綴った。しかしひとつ気になるのは、西山の膝に映り込む一枚の絆創膏。完璧ともいえる美脚には、やはり不似合いに見える。本人もこれには#膝の絆創膏が隠せない件(Instagramより引用)と自らツッコミを入れている。(画像はInstagramより)【参考】※西山茉希Instagram
2017年05月22日フランスに新しい大統領が誕生しました。その名もエマニュエル・マクロン。とうとうタメの大統領の出現で、唯一の心の支えは「プロ野球の監督は全員年上」を残すのみになりました。高橋由伸氏が監督だということがいまだに信じられないけれど。そんなマクロン(タメだから呼び捨て)の奥さんが24歳年上だと知った時は、心底驚きました。もちろんペタジーニを思い出しました。その驚愕の事実を知ったのは、マンチェスターでオスカル(また出てきた)とディナーをしている時のこと。その日は、私の最後のマンチェスターナイトということで、出発前からチェックしていた『カレー・マイル』という通りの両側にずらりとカレー屋が並ぶ、カレー好きの日本人にはたまらないスポットに行こうと決めていました。前日もクラブで乱痴気騒ぎをしていたので、最後の夜ぐらい一人で心穏やかに過ごそうかなと思っていたのですが「一緒にディナーをしよう」というオスカルからのメールが届きました。私が「カレーマイルに行くんだけど、あなた、たぶんカレー好きじゃないよね?」と返信すると「いいね!カレー大好き!」と絶対にウソだろという返事がきましたが、まあいいかと一緒に行くことに。マンチェスターで食べたものの中で一番美味しかったであろうカレーに舌鼓をうちつつ、話はフランス大統領選に。最初は、ポピュリズムという言葉を隠れ蓑に差別を正当化する危険性など、何だか真面目な話をしていたのですが、マクロンの奥さんが24歳年上だと知ってびっくり。もう政策とか信念とか、どうでもいいわ。私、フランス人じゃないし。「考えられない!私の国じゃ、もう私の年齢では女としての価値はないも同然だもの」と言うと「そっちのほうが考えられないよ。マユコは綺麗で優しくて頭が良くて、最高の女性じゃないか!」とオスカル。その言葉、アドバルーンにして飛ばしていいですか?てかアドバルーンって発想が年寄りだな。ああ、フランス人と恋をするのも悪くないかなと思ったのですが、手掴みでナンを食べる私の目の前でナイフとフォークでナンを食べるオスカルを見て、やっぱり厳しいなとも思いました。翌日、ロンドンへ向かう列車に乗る私を彼は駅まで見送りに来てくれました。改札の前で「僕の国のやり方で挨拶をしてもいい?」と言うオスカルに私は笑顔で頷きました。両頬にチュッチュとキスをしてから「私、クララともマルコとも普通にビズ(フランス式の挨拶)してたのに、どうしてあなたは今までしなかったの?」と言うと「マユコの国ではしないでしょ?お互いの文化は尊重しなきゃ」と優等生な答え。ああ、アンドレ!じゃなくて、オスカル!もう二度と会うことはないかもしれないけれど、しばらくときめきを忘れていた私に素敵な思い出をありがとう!そして何よりも、この連載のネタを作ってくれて、ありがとう!メルシー・ボークー!
2017年05月12日タレントの西山茉希、増田有華、ブラザートムが5月1日、東京・お台場ヴィーナスフォートで行われた「お台場ハワイ・フェスティバル15回記念イベント『VenusFort SPECIAL LEI DAY』」に出席した。お台場ヴィーナスフォートでは、今年で15回目を迎える大人気イベント「お台場ハワイ・フェスティバル2017」を4月29日から5月7日に開催。同イベントが行われた5月1日は、ハワイの伝統文化を讃える祭りの日「LEI DAY」で、イベントのアンバサダーを務める西山茉希ら3人が登場してトークショーを行った。夫・早乙女太一とハワイで結婚式を挙げたということで、アンバサダーに就任した西山は「私は絶対にハワイで挙式と言っていた訳ではなく、ひょんなことからハワイで式を挙げることになりました。式を挙げて、皆さんがハワイで結婚式をやりたがる理由がよくわかりました。天候を気にしなくていいし、参列者のテンションが最初からピークだったので、本当に素敵な時間でしたね」と笑顔。一方の増田はハワイに一回も行ったことがないそうで、「年末年始に芸能人がこぞっと行く場所をイメージしています。これをきっかけにハワイに行きたいですね」と興味津々だった。ハワイのオススメポイントについて、父親がハワイ先住民マウイ族アメリカ人でもあるブラザートムは「ぜひチャンスがあったらマウイ島に行っていただけたらと思います。何もしないことほど贅沢なことはありません」とマウイ族の血が流れているとあってルーツのマウイ島をアピール。対する西山は「バースストーンっていうパワースポットへ車で行った時、『こんな所にこんな空間があるの?』と思いました。本当に行ってみないと体感できない場所で、そこに行って帰国してから第2子が授かりました。女性で興味がある方は行ってみたらと思います」と勧めていた。
2017年05月02日「関口宏さんのご自宅が、取り壊されてしまったんです。長年この地の“顔”だった方なので、みなさん驚かれていますよ」(近所の住人) 『関口宏の東京フレンドパーク』(TBS系)などでおなじみ、関口宏(73)の東京・世田谷区内の自宅“関口御殿”が解体され、更地になっているという。 行ってみると敷地を囲むようにシートが張られ、工事業者がトラックで出入り中。すでに、新しい建物の基礎工事が始まっていた。“関口御殿”は、約545平米の広い土地に建てられた地下1階地上2階の豪邸。関口は85年から住み続けてきた。不動産業者は言う。 「地下もあるので、購入当時、土地建物を合わせれば5億円はしたはず。いまでも土地だけで3億円以上しますよ」 登記簿を確認すると、今年3月に関口はすでに土地を売却。都内のタワーマンションに転居していた。32年間馴れ親しんだ自宅を離れるにはわけがあったと語るのは、近所の別の住人。 「奥さまと2人そろって、引っ越しのご挨拶に見えましたよ。あのお宅の中にはすごく凝った階段があってご夫婦の寝室は2階だったんですが、歳をとると上り下りがつらいとおっしゃってました。関口さんご本人が『年を取ってくるとマンションがいいですね』と話されていて」 そして何よりも、転居は5歳上の愛妻・西田佐知子(78)のためだったようだ。 「奥様のお体もよくないところがあって、医療施設が隣接している都心のマンションを新しい自宅に選んだと聞きました」(関口の知人) 関口が昨年10月に購入したのは、東京都港区内にあるタワーマンションの最上階。たしかに近所には、専門医も所属する大病院が隣接していた。妻を最優先するための転居を遂げていた関口だった――。
2017年04月30日マンチェスターで私が通っている学校は私立の語学学校です。世界各国から英語を勉強するために老若男女…、いや「老」はほとんどいない。今のところ、私が上から3番目にご長寿です。しかしそんなこと気にもせず、毎日調子にのってデニムのミニスカートにリュックを背負ってハイスクールガールを気取って登校しております。生徒たちはそれぞれ入学時期も就学期間も違いますが、月曜入学の金曜卒業というのが通例です。そのため金曜日は常に誰かが学校を去って行くというわけで、毎週金曜日はフェアウェル・パーティー、つまりお別れ会が開催されます。まず21時ぐらいに寮のキッチンにちらほらと人が集まり始めます。普段は6人で使っているキッチンに20人ほどが集まり安いビールで乾杯。おばさんは、美味しいシャンパンにオードブルを楽しみたいところですが、ここは若者に合わせて安いビールでピザを流し込みます。そして0時近くになると「そろそろクラブに行こう!」となるのです。普通だったら完全に寝ている時間。しかしここは踏ん張って、プライマーク(イギリスの激安服屋)で購入したワンピースに着替え、おばさんもクラブへGO!このクラブがまたすごいのなんの!ぎゅうぎゅうのフロアでみんなが踊りまくっている中、そこかしこで若い男女がチュッチュしているのですが、もうそのチュッチュのレベルが、それは、ほぼセックスですよね?というディープキスなのです。欧米、南米の若者の奔放さに驚愕しながらも、おばさんは若者に負けじとレッツダンス!ズンドコ、ズンドコしばらく踊っていて、私はこれまでに考えたこともなかったクラブでのルールに気がつきました。それは知らない男の子と2秒以上目を合わせたらいけないということ。大袈裟ではなく、2秒以上目を合わせるとこちらが誘っていると思われるのです。そして、踊りながら寄ってきて、私の腰に手を回すと「ヘイ、ベイビー」的な言葉を耳元で囁くのです。彼らは、私が無視すると「お前から誘ってきたんだろ!?」と不満そうに両手を広げます。そんな中、無視しても拒否してもしつこく私の身体に手を回してくる男がいました。いい加減キレるぞ、ゴラッ!と思った次の瞬間、私の手首をつかみ、しつこい男から引き離すように自分のもとへと私を抱き寄せたのはアンドレ!ではなく、先週もコラムに登場したオスカル!ああ、胸キュンだよ!「ありがとう、オスカル」「いや、マユコと踊りたかったから」ああ、これはまさしく恋の予感!しかしこの時、すでに午前3時。普段ならむしろ起きる時間に近い。20代の彼らと違ってアラフォーの睡魔は嵐のようにすさまじく、おばさんは抗うことができませでした。「送っていくよ」というオスカルに「いい、いい!あとは若い人で楽しみなさい!」と逃げるようにクラブをあとにしたのでありました。ああ、睡魔が恋の妨げになるとは思いもよらなんだ。
2017年04月28日日本国内のみならず、アメリカをはじめとした海外でも注目を集める日本人作家・中村文則の傑作「悪と仮面のルール」が、俳優・玉木宏主演で初映画化されることが決定。監督には、CMや「関ジャニ∞」「UVERworld」のMVなどを手掛ける中村哲平が務める。財閥家・久喜に生まれた少年・文宏は、10歳になった年、自身の出生の秘密を知ることとなる。狂気にして巨悪、当主である実父に聞かされたのは、文宏が純粋悪となることだけを望まれて生まれた存在だということ。そして“悪”となるための教育として、14歳の誕生日に「お前に地獄を見せる」と告げられる…。その日までに1年を切ったとき、文宏は父の部屋を覗き見た光景から地獄とは何かを予期する。想いを寄せ合う相手、久喜家の養女・香織が父の手によって汚されようとしている。地獄とは、彼女のすべてが自分を悪にするために、父の手により損なわれてしまうことだと――。香織を守るために、文宏は父を殺すことに。奇しくもそれは、父が望んだ悪に近づくことでもあった。父を殺害した後、文宏は心身を喪失し、歪み、次第に望まない父に似ていく。彼を慮りつつも、父の面影におびえる香織に、文宏は彼女の前から去ることを決意。香織と別れた文宏は、顔を捨てて別人・新谷に成りすまし、彼女を影から見守り続ける。そんな中、彼女の身を狙う存在を排除した文宏は、その裏で糸を引く人物と出会う。その人物とは、父と同じ歪みを持つ、久喜家の者、文宏の兄だった。そしてまた彼女を守るために、文宏は再度罪を犯すことを決意する…。原作は、2002年のデビュー以来話題作を発表し続け、2005年の「土の中の子供」で芥川賞を受賞した中村氏の同名小説。中村氏の作品への評価は国内に止まらず、「The Wall Street Journal」では年間ベスト10ミステリーに2012年・2013年と連続で選出され、2014年にはノワール文学(=犯罪や暴力を主題に据えた小説)への貢献を讃えるアメリカの文学賞「デイヴィッド・グディス賞」を日本人として初めて受賞し、世界的にも注目されている。今回映画化される「悪と仮面のルール」は、これらの世界的な評価を決定的なものにした話題作だ。今回、久喜文宏/新谷弘一役を演じる玉木さんは、「非常にデリケートで難しい役柄」とコメントし、「文宏は整形をして他人の顔を手に入れ、覚悟を決めて進もうとするが、人の内面は整形出来ない。悪に対して理性があるが故の脆さを大切に演じたいと思いながら、この作品と文宏という役に向き合いました」と意識したポイントを明かした。また、「特異な作品だからこそ、『善悪』『真の愛』『家族』『友人』のことを、改めて見つめ直すきっかけになるのでは」と完成への期待を語っている。原作者の中村氏は、「素晴らしい役者の方々に演じていただけて光栄です。現場にお邪魔して、とても面白くなると肌で感じました。大変楽しみにしています」とコメントを寄せている。『悪と仮面のルール』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年04月22日西山繭子39歳、ただいまイギリスはマンチェスターで20年ぶりの学生生活を送っております。とはいえ仕事もありますので、短期の語学留学。しかしながら中高大と女子校で過ごしていた私にとって男子がいる学生生活、しかも世界各国からの可愛い男子たちとの学生生活、これはもう日々パラダイスであります。先ほども授業中に先生の目を盗んで、隣の席のノエミ(20歳のパリジェンヌ)が「マユコは男子の中で誰が好きなの?」とこそこそと訊いてきました。「誰が好き?みんな、いい子だと思うよ。それに私はおばさんだから」と答えると「NO!」と言い「カルロスもオスカルもギリェルミも、みんなマユコのこと狙ってるんだから!スイス人、フランス人、ブラジル人、選び放題よ!」とウィンク。そうなのです!何が一番パラスダイスかといえば、驚くほど私の年齢にみな無関心なのです。もちろん最初はみな驚いていました。欧米人からすると私は22、3歳に見えるそうで「何を食べたらそうなるんだ!」と目を丸くしていました。しかし結局は、マユコは見た目も考え方も若いから私たちと一緒、となりました。「はい、そこお喋りしな~い」と先生に注意されつつ、ノエミは「私のおすすめはオスカルだけど・・・、よし、今日の午後のサッカーで決めよう」と言いました。授業を終え、私は女子たちときゃっきゃ言いながらグラウンドへ。そこではイタリア、フランス、スイス、ドイツ、ロシア、ブラジル、韓国、様々な国の男子たちが一つのボールを追っていました。もう完全にワールドカップやんけと思いながらも、おばさんは「ああこの平和が永遠に続きますように。この若者たちが武器を手にいがみ合う世界など耐えられない」とひっそり涙ぐんでいました。そんな中、オスカルがゴールを決め、ノエミが「オスカル!今のゴールは誰のためー?」と叫ぶと、彼は恥ずかしそうにおばさんを指さしました。ああ、もうこの胸キュンだけでごはん一升食べられます。ここマンチェスターで、恋ってやっぱりいいなあと思うジャパニーズおばさんなのでありました。
2017年04月14日先日、通称『酔いどれ定期報告会』に参加しました。メンバーは、さわにゃんこと鈴木砂羽、みっちゃんこと吉瀬美智子、そしてさわにゃんいわく「無駄に美人」の西山繭子。一人だけあだ名じゃないし、無駄ってなんだよ。そんなさわにゃんとはドラマ、映画で共演して以来の仲良しで、この7年、クリスマスは毎年さわにゃん宅で催されるホームパーティーに参加させてもらっています。色んな人がやって来るホームパーティーですが、7年連続で参加しているのは私だけです。絶句。そしてみっちゃんは同じ事務所に所属しています。普通、同じ事務所だから仲良しということってあまりないのですが、嬉しいことにさわにゃんとみっちゃんが共演して仲良くなり『酔いどれ定期報告会』が開催されるようになりました。美味しい焼鳥に舌鼓をうちつつ、あーでもない、こーでもないとお喋り。話は私の恋愛事情になり、この7年間クリスマスにいつも一人で参加する私を見ているさわにゃんは「たぶん繭子は、本当はもう一人でもいいやって思ってるんだよ」とな。私が「ない!ない!彼氏欲しい!そして結婚したい!」と鼻息荒く答えると「じゃあ、どんな人がいいのさ?」とさわにゃん。「もう私のことを好きになってくれる人だったら誰でもいいよ」と答えた私に「いやいや繭子ちゃん、もう少し理想を高く持とうよ」とみっちゃん。でも実際問題、40歳手前でたいしたキャリアもなく、かといって家庭的でもなければ時間があれば一人で旅に出るという女を伴侶に選ぶのは、よっぽどの変わり者でありましょう。だから、そんな身の程を知った私としては、もう私のことを好きになってくれる人がいたら喜んで飛んでいきたいのです。しかしこの「好き」というのが厄介で、大人になると男も女も「好き」という言葉を口に出さなくなります。何となくごはんに誘って、何となくOKそうだったら、何となく前に進んで、何となく一緒にいる時間が増えて、何となく付き合ってるんだろうな、みたいな。もう、何となくのオンパレード!そういう何となくの「好き」ではなく、「好きだ!」の「好き」がいいのです。あ、でもフラッシュモブは禁止ね。あんなものやられたらドン引きですよ。『ラララララララランド』のライアン・ゴスリングみたいだったら許すけどさ。でもこの「好きだ!」の件、私は友だちに何年も前から言っているんです。「次に私のことを声に出して好きだって言ってくれた人と一緒になる」って。つまり、もう何年も私のことを「好きだ!」な人がいないというわけです。自分のモテなささに震え上がります。
2017年03月17日人形町にある焼肉屋で結婚3年目の知人男性が、奥さんからつきつけられた離婚届けの写メを見せてくれました。絶品の赤身肉を頬張りながら「うわー、本物だ」と笑った私の横で彼はため息をつきました。「いや、本当に自業自得なんだけどさ」結婚後も独身時代と変わらぬペースで遊び続ける彼に奥さんが愛想をつかせたらしい。「他に好きな人ができたとかならまだ諦めがつくんだけどな」箸が進まない彼の分まで肉を奪いつつ、私は頷きました。「確かにそうかもね。他に好きな人ができたなら・・・」そこまで言ってはたと気づきました。あれ?私、今まで何度もフラれているのに、この台詞を言われたことがありません。憶えているのは「もうついていけない」「もう無理」「もう勘弁して」というギブアップの言葉ばかり。改めて考えたらフラれた理由が全て「私」だ。これはひょっとして相当まずいのではないだろうか。ここをクリアにしておかなければ恋をしたところで再び同じ結果になりかねない。これまでギブアップしたアモーレたちに詳しく話を聞いたことがないので正解はわかりませんが、自己分析をしてみると、まず私といると心が休まらないだろうなとは思います。だってさ、好きな人と一緒にいると幸せでテンションあがっちゃうんだもん。好きな人に楽しんで欲しいから、変なことしたくなっちゃうんだもん。公園の鉄棒でポールダンスをするとか(彼、どん引き)、出張先のパリに突然現れるとか(彼、スーパー迷惑)。こういうことをしている時って、自分の中ではもうストーリーが出来上がっているので、彼が思い通りのリアクションを示さないと「なんで!?私がここまでしてるのに!?」ってむかつくわけですよ。やだ、本当に厄介な女だわ、私。でもね、それは若い頃の話なので今ではきっと大丈夫です。そう書いておかないとますます恋が遠のいちゃう。だって先日、このコラムの担当編集者さんに『それでも恋がしたいんだ!』が実は男性からも人気があると教えていただいたから。うん。キアヌ・リーブスが読んでいるかもしれないから、ちゃんとアピールしておく。西山繭子は、あなたのために心休まる場所を作ります。作ろうと思います。いや、作れるように努力します。できる範囲で。
2017年03月03日モノクロームのグリッドパターンを、色で満たしていくことで作品を作り上げる作家・安藤太朗。2月25日から3月12日まで、岡山県にあるCCCSCD galleryにて個展「CLUSTER」が開催される。営みと佇まいをテーマに、大きなキャンバスへ描かれた緻密なグリッドパターン。そこへ幾重にも色を重ね、濃淡やグリッドのわずかな依れなどを浮き立たして、システムを満たし続けていく行為そのものを作品とする。CCCSCD galleryの無機質な空間に浮かび上がる静かなリズムを感じてほしい。【展覧会情報】「安藤太朗 個展[CLUSTER]」会期:2月25日~3月12日会場:CCCSCD gallery住所:岡山県岡山市北区石関町6-3 2階時間:10:00~19:00(土日祝は9:00~、2月25日のみ13:00~)会期中不定休
2017年02月25日先日『おとなの事情』というイタリア映画を観ました。とある夜、ホームパーティーに集まった三組の夫婦たちと独身男。そのうちの一人が「ねえ、それぞれのスマホを見せ合わない?今からかかってくる電話やメールをみんなに見せるの」と提案します。そこで「イヤだ」と拒否すると「あら?何かやましいことでも?」となり、結局みんながそのゲームに参加することになったのですが、まあそこからは言わずもがなとんでもない展開に。わかりきっていることですが、恋人の携帯電話を覗き見して良いことなんて一つもありゃしません。一度見たことのある私が言うのだから間違いなし!(見たのかよ!)しかも見ている姿を彼氏に見られるという、最悪の経験をしています。彼の携帯には元カノとの逢瀬の痕跡がびっしりだったのですが、彼は携帯を見られたことに大激怒していたので私はただただ自分の愚行を反省し、平謝りするしかありませんでした。それ以降、恋人の携帯電話に触れたことはありません。以前友人が「女って絶対に男の携帯を見るよね」と言っていましたが、それは男女関係なく、見る人は見ます。実際に私も見られたことがあります。私の携帯を見なければ知り得ぬ情報を彼がポロリ。「携帯見たの?」と問い詰めると「ごめんなさい」と即答。たいしてまずいメールもなかったし、面倒だったので「今度から見たかったら言って」と男らしく彼に伝えましたが、そんな台詞を彼が言う間もなく別れました。自分を棚にあげまくって言いますが、そんな男イヤだもの!しかし今ではほとんどの人がスマホにロックをかけているので覗き見ができなくなりましたね。私はガラケーなので覗き見し放題ですが、今ざっと見てみたところ、この2週間でメールを送ってきたのは母、姉、マネージャーのみです。あまりの人気のなさに涙が出そう。しかし私は、姉の名前を大谷翔平で登録しているので、私の携帯を覗き見した人は『今日、オオゼキで鶏もも肉がグラム73円だよ!‐大谷翔平』というメッセージを見て困惑すること間違いなしでしょう。
2017年02月17日